岸和田市議会 2017-03-03
平成29年第1回定例会(本会議 第2日目) 本文 開催日:2017年03月03日
2017年03月03日:平成29年第1回定例会(本会議 第2日目) 本文 ▼最初の
ヒット発言へ(全 0 箇所) 午前10時開会
◯岸田 厚議長
ただいまから本日の会議を開きます。
まず、
議員出席状況を事務局長から報告させます。
◯坂井永二事務局長
本日の
議員出席状況をご報告申し上げます。
ただいまの
出席議員は25名です。
なお、欠席届のありました議員は1名です。
以上、報告を終わります。
◯岸田 厚議長
次に、本日の
会議録署名者を会議規則第81条の規定により、私から、21番
鳥居議員、22番
稲田議員を指名します。
◯岸田 厚議長
これより日程に入ります。
各
常任委員会に付託しておりました議案の審査がそれぞれ終了した旨の報告がありましたので、この際、各議案を議題に供し、関係各
常任委員長の報告を求め、本会議における審議を続行します。
日程第1議案第1号から日程第10議案第10号までの10件を一括議題とします。
議案の件名を朗読させます。
(
寺本隆二総務課長朗読)
日程第 1 議案第 1号
岸和田市
サービスセンター設置条例及び
岸和田市
市民センター条例の一部改正に
岸和田産農作物の情報を広く発信し、より多くの市民の理解や認識を高め、
農業振興と地産地消を推進します。また、府内有数の漁獲高を誇る水産業の振興を支援し、地域の活性化と地場産品の定着化を図ります。
消費者意識の啓発に努め、相談体制や
情報提供を充実させるとともに、
消費者団体との連携をより強めることにより、市民の
消費生活の安全と向上を図ります。
暴力団排除条例の推進を図るとともに、
青色防犯パトロール活動に加え、犯罪情報や
防犯対策についての迅速な
情報提供を行います。また、町会、自治会が設置する防犯灯や
防犯カメラへの補助を継続します。
基本目標I-4 人も街も災害に強くする
住宅・建築物耐震改修促進計画に基づき、耐震化の積極的な普及啓発に努め、耐震バンク登録者の拡大を進めるとともに、耐震診断や耐震
改修工事、耐震シェルター設置工事、除却工事への助成を継続し、主要建築物の耐震化を推進します。
牛滝川等の2級河川については、引き続き積極的に府へ整備要望を行うとともに、準用河川轟川の整備や水防団活動を継続するなど、治水対策を推進します。
防火意識や住宅用火災警報器の設置率の向上に努めるとともに、防火対象物等への立入検査の強化や、放置ボンベ撲滅の
取り組みを進めます。また、消防車両の整備、消防水利の適正な配置と防火水槽の補強など、消防機能が最大限発揮できる環境を整えるとともに、消防団を中核とした地域防災力の充実強化を図り、地域の災害対応力を高めていきます。
地域防災計画に基づき、地震津波被害の軽減に向けた対策を進めるとともに、業務継続計画に基づく、災害発生時の優先的に実施すべき業務について対応できる体制の整備を図ります。また、災害時に必要な非常食や日用品等の重要物資、避難所の円滑な運営に必要な物資を計画的に備えるとともに、要支援者への支援の要となる防災福祉コミュニティに対し、
地域住民や
関係機関と連携し、積極的な支援と育成に努めます。
地域の防災リーダーを養成する市民防災
まちづくり学校の継続のほか、地域で行われる訓練や防災力の向上の
取り組みを積極的に支援します。
府の国民保護計画の変更を受け、市民の生命・財産を守るための国民保護計画の改定を進めます。
基本目標I-5 健康を育み、地域医療を充実させる
感染症の発病や蔓延、重症化を防ぐための予防接種事業を実施するとともに、がん検診の受診率向上のため、個別受診勧奨の充実を図ります。
みずから健康づくりに取り組めるよう、健康ポイント事業を継続するとともに、特定健康診査や人間ドックなどの疾病の発症や重症化を予防する事業を積極的に実施するなど、健康寿命の延伸や健康の保持・増進に努めます。
救急隊員の資質と機器の性能の向上に努め、ハード・ソフト両面から、救急体制の充実強化を図ります。
市民病院での高度・専門医療や救急医療を充実させるとともに、地域医療ネットワークの構築を推進することにより、地域の医療機関との連携を強化します。また、病院経営の効率化を進めるとともに、医師や看護師など、医療スタッフの確保に努め、診療体制の充実による安全で安心した安定的な医療の提供を図ります。
基本目標I-6 海から山までをつなげ、新しい価値と活力を創出する
岸和田港福田線の整備を推進するほか、道路や橋梁等の維持管理を適切に行うとともに、老朽化した施設への対応を計画的に進めます。
春木駅周辺については、段階的な
まちづくりの
取り組みを推進していきます。
交通と
まちづくりとの一体的な
取り組みを進めるため、
交通まちづくりアクションプランに基づき、総合交通戦略の策定を進めます。
国際交流の推進に向けては、
関係団体等との連携、協働により、姉妹・友好都市間での青少年やスポーツの交流、団体による文化及び学校間交流を実施するとともに、国際交流団体へ支援を行います。
第2次観光振興計画を速やかに策定するとともに、観光振興計画推進委員会における定期的な見直し等も図りながら、観光振興協会や商工会議所等の関係団体と連携し、観光振興を推進します。
本市が誇るだんじり祭については、円滑な運営を側面から支援するとともに、その魅力を国内外に発信し、本市への観光客の誘致につなげます。
華やいで大阪・南泉州観光キャンペーン推進協議会や泉州観光プロモーション推進協議会への参画を継続し、関係自治体や団体が一体となり、
地域資源や特性を生かした観光振興を推進することにより、泉州地域の知名度の向上を図るとともに、インバウンド観光の受入環境を醸成し、地域のにぎわいの創出と活性化に努めます。また、地域活性化の拠点となるホテル・旅館誘致を積極的に進めます。
市内のすぐれた産品を岸和田ブランドとして追加認定するとともに、その情報発信や販売促進の強化に努めます。また、市内で創業する人に対して、初期投資の支援を行うほか、商工会議所や地域金融機関と連携した継続的な経営支援に加え、市内企業に対しては、販路開拓、人材獲得・育成及び技術力向上のための支援を行い、経営力向上を図ります。
阪南2区第1期保管施設用地の企業誘致を府と連携して行うとともに、臨海地区の既存企業への助成を継続するほか、阪南2区全体の早期完成を府へ強く要望していきます。また、臨海部の活性化に向け、現在実施している木材コンビナート及び貯木場の利活用調査結果に基づき、府と協力し、臨海部における活性化事業へつなげるとともに、旧港地区周辺の魅力づくり構想を実現するため、府や地元事業者と協力し、未利用地への各種施設や企業誘致など、重点プロジェクトの推進を図ります。
基本目標I-7 豊かな自然を未来につなぐ
都市住民と地域の人たちが、楽しみながら交流し合える農業体験などの
取り組みや農空間を守り育てる活動を進めます。また、国や府の支援のもと、放置森林等の未整備森林の解消に努めるとともに、所有者、府、森林組合と連携し、積極的な間伐の推進と間伐材利用を促進します。
管理計画基本構想及びストックマネジメント計画に基づき、老朽化した下水道施設の計画的な維持管理に取り組むとともに、未整備区域の解消を進め、快適な生活環境の向上に努めます。
貴重な自然との共生を目指し、里山ボランティア育成入門講座を継続するとともに、生物多様性の保全に配慮しながら、自然再生活動に参加する市民ボランティアや事業者のCSR活動を支援します。
また、生物多様性の保全と理解につながる
取り組みを、自然資料館と学校園が連携して進め、本市の豊かな自然を
子供たちの情操教育・自然体験の場として活用します。
みどりの基本計画の見直しを進めるとともに、市民が安全で快適に公園を利用できるよう、施設の維持修繕に努め、各種のスポーツやイベントなど、多彩な利活用を推進します。
環境への配慮を最優先した循環型社会の形成に向け、市民や事業者と協働し、ごみの減量化・資源化を図るとともに、ごみの分別と収集のあり方について、事業効率と高齢者などへの配慮も含めた検証を行いながら、適正な処理と処分に努めます。
基本目標I-8 みんながみんなを大事にし、見守る
市民とともに、平和を愛し、核兵器のない世界の実現に向け、非核平和資料展を初め、被爆地・ヒロシマへの平和バスや巡回平和パネル展などを実施します。
人権尊重の
まちづくり条例に基づいた意識啓発を推進し、人権の擁護に努めます。
市民、事業者、教育関係者と連携して、男女共同参画推進計画を進めるとともに、DV対策基本計画に基づき、被害者への支援とDV防止の啓発に努めます。
新たにスタートする第4次地域福祉計画に基づき、高齢者の見守り活動等の住民主体の地域福祉活動を継続的に支えることができるよう、担い手づくりや
仲間づくりを重点項目として推進します。また、時代に即した地域福祉施策の再構築も念頭に、継続的に開催する計画推進検討委員会において進捗状況や課題等について審議します。
高齢者、児童、障害者等への福祉サービス提供事業者等に対し、関係法令の遵守、制度の趣旨や目的の周知及び理解の促進など、事業の適正な運営と事業者等が提供するサービスの質の向上を図ることを主眼とした指定・指導等に努めます。
家族がお互いに協力して支え合って暮らせる住
環境づくりを進めるため、転入促進施策としての三世代同居近居住宅支援事業を継続します。
老朽化した斎場の施設機能の保持に努めるとともに、将来の建てかえに備え、これまでの検討を踏まえた調査を進めます。また、墓苑基本計画に基づき、都市計画墓園である流木墓苑の魅力を高める景観形成整備や市営墓地のあり方について検討を進めます。
平成30年度からの国民健康保険制度改革に向けた準備を着実に進めるとともに、
国民健康保険事業の健全な運営に努めます。
鉄道事業者の内方線点状ブロック設置工事の支援による、視覚障害者の駅ホームからの転落防止対策の推進を図ります。
いきいき百歳体操の普及拡大などに努め、介護予防を一層充実させるとともに、介護予防・日常生活支援総合事業を実施し、地域包括ケアシステムを推進します。
新たにスタートする第4次障害者計画に基づき、虐待の防止、差別解消などの権利擁護や相談支援体制の充実、また高齢者だけではなく障害者も含めた総合的な地域包括ケアシステムの構築、施設入所から地域生活への移行、
就労支援、医療ケアの充実、社会参加促進などを重点課題として推進します。
第4期障害福祉計画については、障害者施策推進協議会等で進捗状況を確認するとともに、第5期障害福祉計画の策定に
取り組みます。
一般就労が難しい生活困窮者には、
コミュニケーション能力の形成、社会自立に関する相談、技能の取得、就労体験等の就労準備支援を促進するとともに、庁内のハローワークの常設窓口を活用し、就労による自立の促進を図っていきます。また、貧困の連鎖を防止するため、生活保護世帯と生活困窮世帯の中学生及び高校生への学習支援を継続します。
改正された国民年金制度、生活困窮者や失業者等に対する年金保険料免除制度など、広く市民に普及、周知を図ることにより、加入の促進、年金受給権の確立、年金制度の維持に向けた
取り組みを進めます。
基本目標II-1 市民と議会、行政がそれぞれの役割を果たす
自治基本条例の趣旨普及をより一層推進するため、自治基本条例推進委員会を開催します。
本市
まちづくり活動の中心となる地区市民協議会や地域コミュニティの基礎である町会、自治会の活動を支援するとともに、町会等が設置する施設整備への助成を継続します。また、ボランティアやNPOの活動がより活性化するよう、(仮称)市民活動サポートセンターを開設し、運営を開始します。
シティセールスプランについては、ホームページやフェイスブックの活用等を通して、本市の魅力を戦略的に市内外へ積極的に発信し、イメージアップにつなげます。また、広報きしわだの充実を図り、わかりやすく利用しやすい市政情報の提供に努めます。
情報セキュリティーポリシーに基づいた対策を実施し、個人情報を含む行政情報の安全を確保するとともに、マイナンバー制度の運用に則した、より高いセキュリティー対策の実施に努めます。
基本目標II-2 適正で、わかりやすい
行財政運営をする
厳しい
財政状況の中、
まちづくりに必要な財源を確保し、岸和田の未来を切り開いていくには、財政構造の改善を図るとともに、国や府の動向、社会経済情勢の変化に機敏に対応した
行財政運営が求められています。
いま一度、選択と集中の観点から事務事業を厳しい目で検証するとともに、計画的な事業実施を図るなど、経費の平準化と低減化を進めます。
平成31年度を始期とする
まちづくりビジョン第3期戦略計画策定に向け、審議会の開催など、計画策定に着手するとともに、目標達成のため、制度再構築に向けた事務事業評価の試行実施に
取り組みます。
税外収入の確保に向け、第68回高松宮記念杯競輪を開催するなど、売り上げ及び入場者数の向上に努めるとともに、ふるさと寄附のお礼産品の充実やPRをより一層強化し、本市の魅力発信による寄附額の増加を図ります。
マイナンバーカードを利用した住民票、印鑑証明及び所得証明のコンビニ交付を実施することにより、
市民サービスの向上を図ります。また、社会保障・税番号制度について、平成29年7月から開始される情報連携の利用を進め、個人番号を活用した
市民サービスの向上に努めるとともに、マイナンバーカードの交付等の事務を適正に実施します。
公共施設最適化計画に基づき、女性センターと大宮
青少年会館について、複合化施設としての整備を進めるとともに、個別施設ごとの実施計画を策定し、施設の維持並びに配置の適正化に
取り組みます。また、安全で快適な暮らしを支えるインフラの適正な維持管理と着実な整備を図るため、公共施設等総合管理計画に基づく、持続可能なマネジメントサイクルシステムを推進します。
老朽化するとともに耐震性にも問題がある市庁舎については、建設に向けての条件整理を行うなどの検討を進めます。
以上の内容を盛り込んだ平成29年度の当初予算案は、一般会計で754億8,592万1千円、特別会計(5会計)で690億4,079万1千円、企業会計(3会計)で367億3,860万3千円、財産区特別会計で12億4,043万6千円で、これらを合わせますと1,825億575万1千円となり、前年度と比べ、一般会計で3.8%の減少、特別会計で6.7%の増加、企業会計で2.7%の増加となっています。
以上、平成29年度の主な事業の概要についてご説明申し上げました。
職員とも意識を共有し、明確な目標に向かい業務を遂行できる体制を整えるとともに、市民の皆様の声を大切にしながら、また、
議員各位のご協力をいただきながら、活力ある持続可能な岸和田の
まちづくりのため、全身全霊をかけ、
市政運営に努めてまいる所存です。
何とぞ、
議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
◯岸田 厚議長
この際、お諮りします。
明日から3月7日までの4日間を、議事の都合により、休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
◯岸田 厚議長
ご異議なしと認めます。よって、明日から3月7日までの4日間を休会とすることに決しました。
本日は、これをもちまして散会します。
午前10時52分散会
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