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平成29年事業常任委員会 本文 開催日:2017年03月01日
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  1. 岸和田市議会 2017-03-01
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    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2017年03月01日:平成29年事業常任委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所◯委員長  ただいまから事業常任委員会を開会します。  仲井上下水道局次長上水道工務課長病気療養のため欠席しておりますので、ご了承願います。  また、井出計画調整担当主幹説明補助員として出席しておりますので、ご了承願います。  本委員会に付託されました事件は、お手元までご配付しております付託事件のとおりであり、審査方法議案番号順審査することとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  では、そのように進めさせていただきます。  まず、議案第3号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯産業振興部長農業委員会事務局長  議案第3号平成28年度岸和田一般会計補正予算(第5号)のうち、産業振興部にかかわるものにつきましてご説明申し上げます。  議案書104ページ、105ページをお願いいたします。  6款農林水産業費1項農業費3目農地費に3,264万円の補正計上でございます。右ページ事業別区分欄一番下、丘陵地区農整備事業で、これはほ場整備区域内に埋設された支障物の調査及び対策を早急に実施する必要があったため、当初配当予算より執行いたしました。  一方、大阪府営ほ場整備事業負担金は、年度末に事業の進捗にあわせ確定いたします。今回精査したところ、負担金に不足を生じたため、補正お願いするものでございます。  次に、14ページにお戻り願います。  第2表、繰越明許費でございますが、このうち産業振興部にかかわるものにつきましてご説明いたします。  款の欄、上から四つ目、6款農林水産業費1項農業費丘陵地区農整備事業に3,568万5千円でございます。  これは、先ほど補正予算でご説明いたしました支障物の対応などに時間を要し、大阪府営ほ場整備事業年度内完了することが見込めなくなったため、負担金の一部を平成29年度繰り越しするものでございます。  続きまして、その下、2項林業費林道管理事業に1,892万7千円でございます。  これは、昨年9月、台風16号に伴う集中豪雨で被災した林道太鼓丸線復旧事業でございますが、国の補助金決定手続が12月になり、冬期の施工が困難な現場であるため、年度内事業完了することが見込めなくなったため、工事費事務費の一部を平成29年度繰り越しするものでございます。
     私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯上下水道局長  議案第3号平成28年度岸和田一般会計補正予算のうち、上下水道局にかかわるものにつきましてご説明を申し上げます。  同じく、議案書の14ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費でございます。  4款衛生費5項上水道費上水道事業会計繰出事業といたしまして、340万円の計上でございます。  これは、新設改良事業に係る排水管布設替工事費の一部につきまして、関係機関との協議調整に時間を要したため、本年度内執行が困難になったことによるものでございます。  上水道事業会計における事業につきまして、耐震化に係るものにつきましては、繰り出し基準に基づき一般会計からの出資を受けてございますので、その部分につきまして繰越明許お願いするものでございます。  私からは以上でございます。よろしくお願いをいたします。 ◯まちづくり推進部長  議案第3号平成28年度岸和田一般会計補正予算のうち、まちづくり推進部にかかわります繰越明許費についてご説明を申し上げます。  議案書の14ページをお願いいたします。  第2表中段、8款土木費2項交通安全対策費春木周辺整備事業といたしまして、2億5,900万円の計上でございます。  これは、春木周辺整備事業のうち、踏切拡幅工事負担金及び周辺道路整備工事費の一部におきまして、関係工事等との調整などに時間を要したため、本年度内執行が困難になったことによるものでございます。  次に、6項都市計画費丘陵地区整備事業として5億8,100万円の計上でございます。  これは、丘陵地区整備事業において、さきの定例会でご承認いただきました国の経済対策による補正予算に基づく事業について、工期が不足するため平成29年度において引き続いて執行する必要があること、また、当初予定していた工事の一部において地権者交渉に時間を要したことにより、本年度内での完了が困難になったことから、土地区画整理組合に対する負担金の一部について、平成29年度への繰り越しお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯建設部長  議案第3号平成28年度岸和田一般会計補正予算のうち、建設部にかかわります繰越明許費について、私からご説明を申し上げます。  議案書14ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費でございます。8款土木費2項交通安全対策費東岸和田自転車等駐車場整備事業といたしまして1,332万3千円の計上でございます。  これは、JR阪和線東岸和田付近高架化事業に伴い、高架化用地を活用して自転車等駐車場整備に係る設計費用で、高架下利用計画との調整のために時間を要したため、本年度執行が困難になったことによるものでございます。  次に、その二つ下、同じく8款土木費7項住宅費市営住宅整備事業といたしまして3,050万6千円の計上でございます。  これは、(仮称)岸和田市営上松・山下住宅建替工事に係る実施設計費用で、国の平成28年度第2次補正予算として配分された平成28年度社会資本整備総合交付金を活用したもので、事業実施期間を要するため、平成29年度繰り越しお願いするものでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、議案第3号の質疑を終結します。  次に、議案第5号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯公営競技事業所長  議案書の21ページをお願いいたします。  議案第5号平成28年度岸和田自転車競技事業特別会計補正予算(第2号)、繰越明許費についてご説明申し上げます。  議案書の23ページをお願いいたします。  第1表、1款自転車競技費2項開催費周辺環境整備支援事業といたしまして6,000万円の計上でございます。  これは、春木周辺整備事業のうち、跨線歩道橋の撤去に係るその他委託料の一部におきまして、関係工事等調整などに時間を要したため、年度内執行が困難になったことにより、平成29年度繰り越しお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、議案第5号の質疑を終結します。  次に、議案第7号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯建設部長  議案第7号の訴えの提起につきましてご説明をいたします。  議案書29ページをお願いいたします。  平成16年度から実施いたしております市営住宅管理運営適正化の一環といたしまして、市営住宅使用料滞納者のうち、長期滞納者及び入居資格失効者に対しまして、法による手続により明け渡し請求を行ってまいりました。  今回、議案書29ページの議案第7号は、市営大宮住宅に関するものでございます。この長期滞納者に対しまして明け渡しを求めるもので、訴訟の提起に当たり議会議決を求めるものでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、議案第7号の質疑を終結します。  次に、議案第8号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯産業振興部長農業委員会事務局長  議案書31ページをお願いいたします。  議案第8号財産無償譲渡についてご説明いたします。  本案は、平成28年3月末日をもって閉館した旧岸和田市立労働会館敷地を、現所在地の町会に売却するため、当該敷地上の用途廃止された建物を無償で譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき議会議決を求めるものでございます。  譲渡する財産は、旧岸和田市立労働会館建物付帯設備一式でございます。所在は、岸和田市沼町337番地4でございます。構造は、鉄筋コンクリート造陸屋根3階建及びコンクリートブロック造亜鉛メッキ鋼板ぶき平屋建延べ床面積は966.64平方メートルでございます。  譲渡の相手方は、岸和田市沼町12番4号、沼町町会町会長朝倉康広でございます。また、譲渡の時期につきましては、売買代金支払い完了時でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、議案第8号の質疑を終結します。  次に、議案第10号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯建設部長  議案第10号市道路線認定及び廃止についてご説明をいたします。  議案書35ページをお願いいたします。  市道路線認定につきましては、道路法第8条により、また、市道路線廃止及び起点終点変更につきましては、道路法第10条により行うものでございます。  37ページをお願いいたします。  市道路線認定調書の34路線で、延長にいたしまして3,253メートルを認定するもので、開発等により帰属を受けたものや、丘陵土地区画整理事業並びにJR阪和線東岸和田付近高架化事業に伴い整備される市道を先行して認定するものでございます。  次に、39ページをお願いいたします。  市道路線廃止調書の4路線で、延長にいたしまして1,502メートルを廃止するものでございます。4路線全て、起点終点変更により一旦廃止をし、再認定を行うものでございます。  次に、41ページ、42ページをお願いいたします。  市道路線認定区域調書でございます。その箇所図につきましては、43ページから68ページに添付をいたしております。  次に、69ページをお願いいたします。  市道路線廃止区域調書でございます。その箇所図につきましては、71ページから74ページに添付をいたしております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◯委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、議案第10号の質疑を終結します。  以上で、付託議案質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  討論なしと認めます。  直ちに付託議案を採決します。  議案第3号、議案第5号、議案第7号、議案第8号及び議案第10号の以上5件につきましては、原案を可とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  ご異議がないようですので、本各件は原案を可とすることに決しました。  次に、その他事項に入ります。
     あらかじめ通告のある委員は順次発言願います。 ◯米田委員  では、質問をさせていただきます。  これまでも観光のことで質問をさせてきていただいておりますけども、最近まちを歩いていて気がつくことが、観光案内板現状が最近どうなってるのかなということで、前へ進んでいるのかどうかということが気になっている状況でございます。  一時はいろいろとふえたというふうに思うんですけども、最近どうなっているのかなという思いから質問をさせていただきたいのですが、現状はどうなっているでしょうか。 ◯観光課長  観光課が所管する観光案内板についてご説明させていただきます。  まず、公共サイン板は地図のような形をしたものでございますが、自立型が19カ所、道路への埋め込み型が20カ所ございます。場所が近いものでは、自立型ですと、この市役所の新玄関の前に、あと岸和田駅などにもございます。埋め込み型ですと、本町のポケットパークなどに設置してございます。  また、観光情報案内板整備事業設置したものがございます。こちらは施設の由来などを説明したものですが、35カ所ございまして、場所自然資料館や近くですと自泉会館、五風荘などにございます。こちらのほうは石畳と淡い街灯まちづくり事業などの補助金を活用して設置したものでございます。  以上でございます。 ◯米田委員  それを設置した後というのは、状況的には、最近は進展していないんでしょうか。ここまで来て、もう今はとまっている状況なんでしょうか。その辺を教えていただけますか。 ◯観光課長  先ほど申しました石畳と淡い街灯まちづくり事業などで設置しましたのが平成23年、平成24年あたりになろうかと思うんですが、その後の設置はございません。  以上でございます。 ◯米田委員  当然いろいろと予算が伴うことですので、その辺拾っていくのが大変厳しいのかなというふうに思うんですけども、以前の観光振興計画もちょうど差しかえになって、この間新しい案を見せてもらいましたけど、前の観光振興計画の中でも、地域の魅力を発信していくサイン看板をつくり出していく活動ということがしっかりと記されておりまして、その辺の継続性がどうなのかなということで気になっているのも現状です。  以前一般質問でも聞きましたけども、最近は外国人来訪者数岸和田のデータでは年間3,000人という大変寂しい状況でしたけども、それでも、現実、この岸和田城の周りにはアジア系の方が実際にお見えになっていることも目についているのも事実でありますし、私もできる限り情報をお伝えしようと思いながら、写真を撮ってさし上げることもたまにはあるんですけども、そういった意味で、多言語化についても取り組むようなことが言われていたと思うんですけども、この多言語化についてはどういう状況でしょうか。 ◯観光課長  案内文説明文多言語化についてご答弁申し上げます。  先ほど申しました公共サイン板のほうでは、地名や施設名英語表記が附随してございます。また、観光情報案内板はインフォメーションを意味するアルファベットの「i」というマークがついた看板のほうになるんですが、こちらでは日本語説明文に対しまして、英語ハングル、それから中国語繁体による説明文をつけておるところでございます。  以上でございます。 ◯米田委員  英語表記をしているのは公共サイン板ということで、これはもう私もよく存じ上げてるんですけども、今おっしゃった観光情報案内板看板の一番上に赤丸に「i」と書いたやつですね。これには、日本語英語ハングル中国語繁体が書いてあるというんですけども、それ以外は多言語化された案内板はないということでよろしいんでしょうか。 ◯観光課長  現在のところございません。  以上でございます。 ◯米田委員  先ほどの説明では35カ所ということでございました。ということは、寂しいですよね。なかなか観光に取り組んでいく、ましてやインバウンドに力を入れていこうと、また、新しい観光振興計画の中でも、そういった表記がされているのかなというふうに思っておりますので、この辺のところもやっぱり進めなければいけないのではないかというふうに思っているのですが、新たにこの辺も含めての設置を考えているということはどうなんでしょうか。 ◯観光課長  これまでも、先ほど申しました石畳と淡い街灯まちづくり事業などの補助金の際に、一定数をまとめて設置させていただいております。できれば個々ではなく、点ではなく、線や面での整備をできるようにしたいと考えてございますので、そういった補助金の類いが活用できる機会を捉えてふやしていきたいと考えております。  また、そういったときに、設置場所設定案内板表記内容などについては、例えば郷土文化室などを初め、関係各課のご協力も必要となりますので、庁内で連携をとりながら研究してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯米田委員  確かに予算がかかることですので、一足飛びにとはいかないかもわかりませんけど、ぜひそういうタイミング、大阪府と連携する中で、大阪府からの補助金も活用するようなことができるのであれば、観光に特化したものもあると思いますので、そういったところにもアプローチをかけていただきたいと思います。  それから、先ほど線や面で整備できるようにしたいというようなことをおっしゃっておられましたけども、具体的に言いますと、これはどういうようなことをイメージしておられるんでしょうか。 ◯観光課長  例えば、1カ所ぽつんと設置させていただいても、そこへ行くまでの市民の方の周遊性というのがないと思われます。一定ある程度近い距離で何カ所か観光資源がまとまったところに設置させていただくことで、観光に来られた方が歩いて回れるというようなことにもなろうかと思いますので、そういった形でご提案していきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯米田委員  ということは、これまでもまち歩き等々でいろんなコース設定されているというふうに思いますので、そういったコース設定をして、今までの分ではコース設定をされた中にも、その辺を拡幅していきたいというお話かと思いますし、また、今後、そういった観光コース設定する上で、この公共サイン板の、特に多言語化については考える必要があるのではないかと思うんですが、この点についての見解をお示しいただけますか。 ◯観光課長  まさに本市が提唱するまち歩き観光というものをお楽しみいただく上では、案内板というのは大変有用なアイテムであるというふうに考えておりますので、今後、機会を逃さず、新たな設置可能性を研究し、その際には多言語化を念頭において対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯米田委員  予算が伴うことですけども、一生懸命知恵を絞り出していただいて、ある意味、これはもうあわよくばの話ですけども、観光コース設定した中で、例えば、そこにいろんな物販店とか、食べるところがあったりとか、民間の方々がいらっしゃったら、そういう方々との協力ということも一つの方法になってくるでしょうし、そういったものも含めながら、知恵を絞り出してやっていただきたいというふうに思います。やはり、このサインというのは、本当に訪れた方にとって一番大事なポイントになります。  私、以前提案したことがあったのが、アイフォーンを使った「セカイカメラ」というのを1回言うたことがあるんですけども、これが残念ながら2013年度に終わってしまったということがあって、すごいショックを受けてるんですけども、ただ、今後新しい観光振興計画の案の中には、Wi-Fiが思いっきり書いてあったというふうに思います。  やはり、観光で、団体ではなく個人で来られた方、FITの方が多いわけですから、こういう方々がアイフォーンをかざせば情報が得られるというような、案内板設置することも大事ですけども、アイフォーンを活用したサインを受けとれるようなまちづくりということも大事かなというふうに思いますので、その辺も含めて考えていただきたいと思うのですけども、見解をお示しください。 ◯観光課長  これまでも、例えば案内冊子にQRコードを埋め込みさせていただくとかいう事例もございました。今、まさに委員がおっしゃるとおり、例えばそういった部分との連動というのも必要になってこようかと思いますので、引き続き研究してまいりたいと考えております。 ◯米田委員  その辺、よろしくお願いいたします。  それで、先ほど答弁いただいた中で、関係部署ということで郷土文化室も挙がっておりました。確かに、郷土文化室と連携をとるということは、観光資源発掘、そしてアピールには欠かせない部署ではないかなというふうに私は思っておりますので、しっかりと連携をとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  この点については、以上でおきたいと思います。  それから、岸和田城内の景観についてということで質問をさせていただきたいというふうに思います。  岸和田城はもう間違いなく、私は、またほかの方もそうかもわかりませんけども、岸和田市のランドマークであるというふうに位置づけをしておるところでございまして、やはり幾ら鉄筋だといえども、お城は大阪とこの岸和田にしかないわけでございますので、しっかりとこれも魅力として、さらにアピールをしていきたいわけですけども、最近、先ほども観光課からあった城周辺整備事業が進む中で、ある意味、いろんな整備ができてきたかなというふうには思っております。  まだまだ求めたいことがたくさんあるんですけども、とりあえず着々と来ているというふうに理解をしておりますが、この間というか、大分前からなんですけども気になっていたのが、門をくぐって石の階段をのぼろうとしたら、石垣の前にフェンスが置いてあるんですね。前は黄色と黒の虎のカラーのフェンスだったと思うんです。最近はグリーンに変わっておりますが。まず、これを置いた意味を教えていただけませんでしょうか。 ◯水とみどり課長  城内におきましては、私どものほうが管理しておりますので、ご答弁させていただきます。  委員ご指摘の場所は、平成24年ごろ、城内の石垣の一部が崩落し、仮設で設置したものでございます。  委員ご指摘のように、景観に配慮しつつ、当時は黄色と黒の柄でしたけども、注意喚起のためわかりやすいように緑色にしたわけでございます。  以上でございます。 ◯米田委員  そういうことで、要は危険なので近寄らないでくださいということだと思うんですけども、ただ、どうなんでしょうか。イメージ的に、何か興ざめをするというか、そういうようなイメージを受けるんです。  石の階段をのぼっていく桜の木のところは、大きくなって、支えるために木で支えておられると思うんですね。やはり、あのグリーンの工事みたいなフェンスも、何か一工夫しながら、岸和田城のイメージにあったもので、そういうカバーというのはできないものでしょうか。 ◯水とみどり課長  委員ご指摘の件につきましては、ご理解できますので、材質を検討し、再設置したいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯米田委員  ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、もう一つなんですけども、これは逆に設置をしていただいてありがたかったなというふうに思うのは、階段と反対のスロープで天守閣に向かってのぼっていく左側に、いわれ書きのパネルが設置されております。  私は、これはすごくいいなと思っております。ただ、その設置されている、組まれているものが、工事現場で足場を組んだような形で、なるべくその周りに溶け込むように茶色で塗ってあるというような感じなんですけども、これについてはどうでしょうか。さわることというか、それも同じような感じにはできないものでしょうか。 ◯水とみどり課長  委員ご指摘の説明書きの表示板につきましては、平成23年、城周辺の工事の際、イメージアップにより作成されたものでございます。本来工事が終われば、どこかに保管していくというものでございますけども、委員ご指摘のように、非常にわかりやすく解説してありますので、当時、職員により単管を利用して仮設で設置したものでございます。そして、少しでも景観に配慮するため、金属製の単管を茶色に着色したというのが現状でございます。  委員ご要望の、もう少しいいものにならないかということでございますので、掲示するための板を検討するなり、また、他法令の関係もございますので、関係課及び関係機関と一度協議したいと思っております。  以上でございます。 ◯米田委員  注文ばっかりで申しわけないんですけども、ぜひできることであれば、その辺、関係機関と協議をしっかりしていただければありがたいです。  やはり、私だけがそう思っているのかもわかりませんけども、岸和田城のあの門をくぐると、ある意味、お城の空気に触れていただくということで、タイムスリップじゃないんですけども、そういう文化の中に入っていただくような思いがあります。  ですから、東京ディズニーランドが、あそこの門を入ると、ディズニーシーは別ですけども、ディズニーランドに入ると、一切周りのものが見えなくなって、まさにディズニーワールドの中に入っていくというイメージを受けているというのは、もう皆様ご存じのとおりだと思うんです。  ですから、ある意味岸和田城も、あの門をくぐればそういう文化に触れていただいて、タイムスリップじゃないんですけども、そういうようなイメージが描けるように、しっかりつくっていただけたらというふうに思っています。  八陣の庭も国の名勝に指定されておりますので、その辺も含めて、イメージをしっかりと磨き上げていっていただきたいということを要望しておきたいと思います。  もう一つ、岸和田城内の景観ではないんですけども、先ほども外国の方と触れ合ったというお話をさせていただいたんですけども、あるときに、こういうことを聞かれました。写真を撮った後に、その方、日本語が堪能だったんですけども、トイレはどこですかというふうに聞かれました。私はもう後ろの二の丸公園の多聞櫓のトイレがありますので、ここですよというふうに申し上げたら、余りにもすばらしい建物がトイレになってましたので大変驚かれておりました。  ただ、トイレという表記があそこにあるのが、2階のところに何か男性女性と小さく張ってあるのと、1階に障害者のマークが張ってあるということで、あの辺を訪れた方から見たときには、なかなかあそこがトイレというふうには、特に外国からお見えになった方にはわかりづらいような気がいたしました。  ですから、景観を崩さないようにするのは難しいんですけども、何かしらあそこがトイレでありますよというような、そういう表記というものはできないのかどうか、この点についてはどうでしょうか。 ◯水とみどり課長  千亀利公園の管理者でありますので、私のほうからご答弁させていただきます。  当施設につきましては、平成3年に施工いたしまして、平成年度より供用を開始しております。  委員ご指摘のように、入り口部分に男女及び障害者の区分を示したピクトグラムがございます。当時、歴史的な場所でもあり、推測で本当に申しわけございませんが、景観に配慮しての表示だと思われます。  施設に直接新たな表示というのは非常に難しいかなと思うんですけども、施設周辺におきまして、他法令の関係もありますので、関係課と調整し、わかりやすい表示の設置を検討したいと思います。  以上でございます。 ◯米田委員  その辺も関係法令等々、いろいろあるかと思うんですけども調整をしながら、やはり、こういう観光インフラというものに、私は一般の公衆トイレも入ってくると思いますので、この辺もしっかりと見ていただきたいと思いますし、二の丸公園の中に観光マップが張ってあるんですけども、あれはもうほとんど訪れる観光地だけしか書いてなくて、トイレの表記はなかったと思います。  お城周辺に来たときに、あの辺に来たときにトイレというのは、本当に二の丸公園の多聞櫓か岸和田城、そして、あとはもう観光交流センター、この辺になってくるわけですけども、なかなかぱっと来たときに、どこにあるのかわかりづらいところがあります。  お城の中に入れば、さっき言うたグリーンのフェンスに、思いっきり隅櫓トイレと大きく書いてあるんですけども、あの辺もまたちょっと精査していただきたいですけど、なるべくそういうことがわかりやすいように、訪れた方に対して優しく利用できるようにしていただきたいことを要望して、私の質問は終わります。 ◯烏野委員  私から建築住宅課にお伺いいたします。  本市では、三世代の割合が平成27年度の国勢調査では府内トップであるという以前の一般質問のご答弁をしていただいたと思いますが、現在、3月の本市の人口は19万8千人を割っております。市長が掲げる転入促進施策として、三世代同居近居が、現在の時代にあっているのかをお伺いします。  三世代同居近居住宅支援事業は、何年の取り組みなのかお聞かせください。また、三世代同居近居住宅支援事業の財源はどのように確保しているのかお聞かせください。 ◯建築住宅課長
     三世代同居近居住宅支援事業のご質問でございますが、この事業は、平成27年度から平成29年度の3カ年の施策でございます。  また、その財源についてのご質問でございますが、これについて、平成27年度は国の平成26年度補正予算、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用しております。また、平成28年度は一般財源でございます。  以上でございます。 ◯烏野委員  ご答弁ありがとうございます。  3年間の施策で、財源は、平成27年度は国の平成26年度補正予算、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の活用とのお答えですが、平成28年度は一般財源とのことです。  この三世代同居近居住宅支援事業での平成27年度平成28年度の交付状況をお聞かせください。 ◯建築住宅課長  三世代同居近居住宅支援事業の交付状況のご質問でございますが、平成27年度は12世帯で、その内訳でございますが、住宅取得が10世帯、リフォームが2世帯でございました。  平成28年度でございますが、1月末現在でございますが、48世帯ございまして、その内訳は、住宅取得が45世帯、リフォームが3世帯でございます。  平成27年度平成28年度を合わせた補助金の交付状況でございますが、住宅取得が55世帯、リフォームが5世帯、合計60世帯でございます。  以上でございます。 ◯烏野委員  ご答弁ありがとうございます。  約2年間で、転入促進施策として、本市に三世代同居近居として60世帯の方が転入されたとのことですが、この補助金金額は他市と比べてどのようなものかお聞かせください。 ◯建築住宅課長  三世代同居近居住宅支援事業補助金のことでございますが、本市では住宅取得やリフォーム費用の10分の1以内で、上限は50万円の補助金を交付しております。  近隣では、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、熊取町が、転入や定住促進施策として住宅取得やリフォームに対して補助金を交付しておりますが、その上限額は10万円から65万円でございます。  以上でございます。 ◯烏野委員  ありがとうございます。  この補助金制度は、本市へ転入する要因になっているのか、また、補助金交付を受けた世帯にアンケートなどの調査を行っているのかお聞かせください。 ◯建築住宅課長  補助金交付世帯に対してアンケート調査を実施しております。それによりますと、平成27年度は12世帯のうち、補助制度が本市へ転入する要因となったと回答されたのが4世帯、少しなったと回答したのは2世帯ございます。  平成28年度では48世帯のうち、47世帯より回答がございましたが、補助制度が本市へ転入する要因となったと回答されたのは11世帯、少しなったと回答したのが5世帯でございました。  合計では、59世帯のうち22世帯が、この制度が要因で本市に転入したと回答されております。  以上でございます。 ◯烏野委員  ありがとうございます。  私は、やはりPRをもっとするべきやと思っております。そのPRをしてもらえるような取り組みをお願い申し上げます。  この制度を利用した世帯のうち、同居と近居の割合はどのようになっておりますか。 ◯建築住宅課長  制度を利用した世帯の同居と近居の数でございますが、平成27年度は12世帯のうち、同居は1世帯、近居は11世帯でございます。  平成28年度は48世帯のうち、同居は9世帯、近居は39世帯でございます。  平成27年度平成28年度を合わせた60世帯のうち、同居は10世帯、近居は50世帯でございます。  以上でございます。 ◯烏野委員  ありがとうございます。  最後に、昔ほど三世代同居近居というのは、世帯では少なくなっていると感じます。この制度が転入促進施策として、今の時代に適合しているのかをお聞かせください。 ◯建築住宅課長  平成27年度から転入促進施策として、市外で暮らす子育て世代を市内へ呼び戻し、三世代が岸和田市内で同居または近居することにより、お互いが協力して支え合う暮らしを応援することで、子育てや介護などの各世帯が抱える不安を軽減できるよう、住宅施策の一環として三世代同居近居住宅支援事業を行っております。  現在の生活スタイルでございますが、核家族化が進んでおりまして、親世帯と子世帯が同居している世帯は昔ほど多くございません。この制度では、三世代同居のほか、同じ町内、同じ校区内に限らず、親世帯と子世帯がともに市内で居住するスタイルを補助の対象としております。  以上でございます。 ◯烏野委員  最後に、市長にお伺いしたいんですけども、この転入促進施策として、市長の思いをお聞かせ願えますか。 ◯市長  転入促進施策に対する私の思いというご質問でございます。とりあえず、三世代同居ということで、同居じゃなくて近居ということで、市内にお住まいの方というくくりで捉えていただけたらと思います。  また、三世代が支え合って暮らすまちづくりという定義で行きますと、やはり、働き終わった方、そして働き盛りの方、そしてその子供たちの世代、三世代が支え合う社会構造をつくりたい。これは就任当初から言うてることでございます。  生産年齢人口をふやしていく、そのためには、やはり比較的、同じ敷地であれば少しゆとりを持った宅地で、そこで建ててもらったら一番いいんですけれども、なかなかそういう即効性はないので、やはり近くで住んでいただいて、とにかく岸和田にお住まいいただく。そういうことで生産年齢人口をふやしたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長  他に質問はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  以上でその他質問を終わります。  最後に、委員会の報告はいかがいたしましょうか。    〔「正副委員長に一任」の声あり〕  それでは、そのようにさせていただきます。  以上で事業常任委員会を閉会します。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....