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  1. 堺市議会 2018-03-09
    平成30年度予算審査特別委員会(産業環境分科会)−03月09日-01号


    取得元: 堺市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-27
    平成30年度予算審査特別委員会(産業環境分科会)−03月09日-01号平成30年度予算審査特別委員会(産業環境分科会) 〇出席委員( 8名)         札 場 泰 司           小 林 由 佳         信 貴 良 太           黒 田 征 樹         成 山 清 司           宮 本 恵 子         大 毛 十一郎           森   頼 信 〇欠席委員( 0名)       平成30年度予算審査特別委員会(産業環境分科会) 審査一覧表   ┌───────┬─────────────────────────────┐   │  議案番号  │           件     名           │   ├───────┼─────────────────────────────┤   │議案第 1号 │「平成30年度堺市一般会計予算」のうち本分科会所管分   │   └───────┴─────────────────────────────┘
    〇午後2時7分開会 ○宮本 会長  ただいまから平成30年度予算審査特別委員会産業環境分科会を開会いたします。  本日の会議録署名委員は、小林委員、信貴委員のお2人にお願いいたします。 ┌──────────────────────────────────────┐ △議案第 1号 「平成30年度堺市一般会計予算」のうち本分科会所管分 └──────────────────────────────────────┘ ○宮本 会長  それでは、案件の審査に入ります。  議案第1号から第50号までの平成30年度各会計予算及び関連議案計14件のうち、本分科会所管分を一括して議題といたします。  なお、本分科会で審査いただく案件は、お手元に配布のとおりでありますので、御参照願います。  それでは、本件について質疑はありませんか。 ◆信貴 委員  皆さん、引き続き分科会のほうでもよろしくお願いします。  私からは、神社仏閣を活用した観光資源についてということを項目に上げて質問をさせていただきたいというふうに思います。  今回の30年度予算案の市長説明、大綱質疑の中で行われましたけれども、重点的に取り組む施策の2つ目、個性が輝く堺のまちづくりということで、堺には豊かな歴史文化が数多く存在しており、この豊かな資源を誇りに感じ、その価値を守るとともに、より高めながら歴史と文化を生かしたまちづくりを進めるというふうにお示しになられました。  その後に、2019年世界文化遺産の登録をめざす百舌鳥・古市古墳群に関する内容、あるいは2019年のグランドオープンに向けた堺市民芸術文化ホール・フェニーチェ堺の整備に関する内容、この2つが続きました。しかしながら、この2つ以外にも、市長のお言葉をもう一度かりますと、堺にはそれ以外にも数多くの歴史文化資源が存在をしております。私は、今回題名にあるように神社仏閣を活用した観光施策ということで質問させていただきますけども、これらの資源につきまして、一例を挙げながら、今回は質問をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず初めに、この来年度予算、今申し上げました百舌鳥・古市古墳群あるいはフェニーチェ堺に関する予算というのが新規あるいは拡充事業で、さまざま計上されております。その中で、1つ観光ネットワーク推進事業というものがございますので、この内容について、まずはお示しください。 ◎上西 観光推進課長  観光ネットワーク推進事業は、旅行者を初め、国内外からの旅行者の周遊を促進するために整備する観光サインの設置や、また維持管理に係るものでございまして、観光の二大戦略拠点でございます旧市街地エリア、あるいは大仙公園周辺エリアを中心に整備を進めているところでございまして、来年度の予算要求としましては1,932万4,000円を計上してございます。  この観光サインには案内地図を含めます総合案内板、周辺案内サインや、主要施設の方向を示します誘導サインなどがございまして、観光サインの役割に応じた場所に設置してございます。  来年のサイン整備は主に仁徳天皇陵古墳を含めます百舌鳥古墳群の世界文化遺産登録に伴いまして来訪者が増加する大仙公園周辺エリアにおいて百舌鳥古墳群周遊路のサイン整備を予定してございまして、このことによりまして百舌鳥古墳群の周遊性の向上に取り組んでまいります。以上でございます。 ◆信貴 委員  ありがとうございました。旧市街地エリア、大仙公園周辺エリア、ここを中心に整備する内容であるとの答えでございました。これには、もちろん世界文化遺産登録というものは官民一体となり、そして我々議員も一体となって進めていることでございます。当然必要なことでございますので、ぜひ進めていただきたい。ついでに言いますと、このフェニーチェ堺のほうも大いに期待をしておりますので、ぜひ取り組みというものは推進をしていただきたいというふうに思います。  しかし、この観光ネットワーク推進事業で、今お答えいただきましたさまざまな観光サイン、とりわけ僕は誘導サインのほうも少し気になるんですけども、こういったものはこれ以外にも数多くある歴史文化資源の中、その中でもとりわけ、特に観光要素が強く含まれる、そういったものについては、どれも必要なものであるというふうに考えております。  1つ例を挙げますと、先日私のもとに、堺市在住ではない方からですが、本市のあるお寺の場所がわからないということで問い合わせがございました。そのお寺は、確かに、いわゆる道路沿いから1本入ったところにありまして、初めてお越しになる方はなかなかわかりにくい、そういった場所にあります。なぜ、そのお寺に市外から、市外の方がお訪ねになられたかというふうにお伺いしますと、和泉西国33カ所めぐりで訪ねたというふうにお答えになられました。私、正直、恥ずかしながら、それが何かわからなかったんで、いろいろ調べさせていただきますと、いわゆる四国のお遍路さんですね、四国88カ所霊場めぐりということで、お遍路さんが回っておられますが、このような霊場めぐりで訪ねた和泉西国33カ所めぐりというものが、この堺市にあるということ、これを私は恥ずかしながら、そのときに初めて知りました。この霊場めぐりの札所というのが33カ所あるわけですが、これのうち、幾つかが堺にある。いろいろと、すごくおもしろいなといいますか、こういう資源もあるんだなということで、いろいろ調べさせていただきました。昔からこの霊場めぐりというものは、好きな方というのがいらっしゃって、いろいろその方らは調べてそういうところを回っておられる。特に、最近は御朱印帳のブームというのがございますんで、特にふえてきたということも、ちょっとお寺に行っても、尋ねたら、そんなふうにもお答えをいただきました。  堺に、私が聞いたのは、この和泉西国33カ所というところですけども、ほかにどんなんあるんかなということでお調べいただきましたので、ちょっと御紹介いただけますか。 ◎上西 観光推進課長  和泉西国33カ所を初めまして、いわゆる◎◎・何々めぐりと言われてるものは、これは江戸時代に自然発生的に形成されまして、時代の流れとともに、今の形になっているというふうにお聞きしてございます。  そのため、こうした霊場めぐりについて明記された確かな文献がございませんので、私どもとしてもインターネットなど、本市の神社仏閣が関係する、こうした霊場めぐりを調べましたところ、議員おっしゃっておられる和泉西国33カ所のほかにも、和泉霊場めぐりでありますとか、河内西国霊場めぐりなど、ほかにも数多くありましたところです。  こうした霊場めぐりに市内の神社仏閣が参加している数として、延べ57カ所がこういうような霊場めぐりの札所になっているところです。以上でございます。 ◆信貴 委員  ありがとうございます。これがちょっと、いろいろ調べていただいた資料で、ちょっと中身全部は紹介しませんけども、こうやっていろいろと一覧になってるやつを調べていただきましてありがとうございました。この附箋がついてるのを見てもらったらわかると思うんですけども、これだけの数がざっと調べて、いろいろ堺のお寺を含んだ霊場めぐりというものがあるということでございました。なかなか、公式にいろいろ一覧で載ってるもんではないんで、これが全部ではないかもしれないということもお聞きしましたし、さらには、この中でも、実際に今は活動していないというものもあるようでございます。  ですから、ちょっと詳しく、いろいろ調べていかなければならないとは思いますけども、お答えいただいたとおり、こういった霊場めぐりというものは、自然発生的に形成をされたということで、その多くは泉州地域あるいは河内地域、さらには和歌山や奈良、そういった府域をまたがってるお寺同士で形成されているというものもたくさんございました。由来につきましては、まだまだ私も不勉強なんですけども、この和泉西国33カ所につきましては、本尊として観音菩薩を仰ぐ、そういうお寺同士で形成されているということも確認をさせていただきました。四国のお遍路さんが弘法大師空海の跡を修行僧らがたどったということが由来であることは大変有名な話ではございますけども、こういった形成された経緯についてもいろいろあるんだなというふうに感じた次第でございます。  そして、先ほど申し上げましたように、既に霊場めぐりとしては解散しているというところもある。これは自然発生的にできたものでございますから、何をもって解散するか、解散というのがすごく難しいのかなと思いましたけども、いわゆるこの霊場めぐりのお寺同士で本部というものが必ず設置されてるみたいでございますんで、解散したものについては、この本部というのがない。だから、その本部のある・なしというので、今既に活動しているとこ、してないとこというものもはっきりすると思いますから、こういったものをしっかりと精査する必要はもちろんありますけども、観光資源の1つとして十分活用というか、これを求めてお越しいただくということも今後考えていけるんじゃないかなというふうに私は考えた次第でございます。  ともかく、これを目当てに、今現在も定期的に市内外から人が訪れている神社仏閣というものがございますし、今の時点では、先ほど申し上げられましたような大仙エリアあるいは旧市街地エリアほど人がたくさん来ている、そういうものではないかもしれませんけれども、こういった周知というものがしっかりと進んでいくと、今後同じように誘導サイン、観光サイン、そういったものが必要になってくるかもしれません。それについて、少し御見解をお聞かせください。 ◎上西 観光推進課長  委員お示しのように、こういった、今御朱印めぐりもブームにもなってございますので、こうしたいろんな、さまざまな目的を持って本市に観光客の方は訪れられるというふうに考えているところでございます。今後、さらにこうした方がふえて、こういった方々には適切なそういう観光資源の案内が必要となった場合には、誘導サインの設置について検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ◆信貴 委員  ありがとうございます。そうやって、また人がふえてきたり、そういう状況によっては、ぜひ御検討もお願いしたいと思います。  もう一つ御紹介をさせていただきたいというふうに思います。これは、文化財課の方はよく知っていただいてるので、御存じやと思うんですけども、先日、堺市の指定文化財に新たに3件を指定いただいたということで、広報のほうに記載をされていたものでございます。この中にある、こちら圓忍上人の坐像ということで文化財に指定をしていただいたみたいでございますが、この圓忍上人、真言律宗の高僧、圓忍上人の坐像でございます。これは指定文化財なので、言うまでもございませんが、大変貴重なもので、過去に生駒市制の30周年の記念事業のときには貸し出しを依頼されたということもあったようでございます。先ほどから、黒田議員のほうからも高野町の連携ということで、いろいろ話もありました。これを見に来られる方というのは、真言律宗の高僧ですから、いろいろ高野山とかというのも、いろいろ連携をしながら、考えながら見にも来られてます。堺市には、言うまでもありませんけど、西高野街道が大小路のほうから続いて、黒田議員の地元北野田のほうも通って、高野山まで参詣通りとして続いておられた。それとゆかりの深い圓忍上人の坐像というものが、今度は、これは私の今地元ですけども、南区のあるお寺で置かれておる、こういういろんなストーリーというものを思いをはせながら、来られる方は見に来ているわけでございます。  じゃあ、どんだけの人が来てんねんと言われると、まだまだそんなに押しかけるほど、まだいらっしゃらないかもしれませんけど、それだけのものが堺市にはいっぱい存在してて、そういうストーリーというものをぜひいろいろつくっていただいて、見に来てもらうという努力もしていただきたいというふうに思いますし、少なくとも、私はお越しになられた方が、場所がわからん、こういうようなことだけは避けていただきたいというふうにも思っている次第でございます。  今後、いろんな観光政策取り組んでいく中で、ぜひこの百舌鳥・古市、そしてフェニーチェに加えて、ありとあらゆる、堺に存在する数多くの歴史文化についても、しっかりとお考えをいただきますように、ぜひよろしくお願いを申し上げ、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ◆黒田 委員  お疲れさまでございます。委員会に引き続いて分科会ということですけども、通告でありますように、中小零細企業に対する支援ということ、僕自身が中小零細企業の経営者として、日ごろからそういった方々と交流する機会もありまして、その中で話になるのが人材の確保というのは、今一番多いんじゃないかなと、僕の話す方々から受ける相談では一番多い内容だと思ってます。  それには、人材の確保という部分において、もう直接的に人を入れる、雇い入れるというそのものと、あと1つは、業務を効率化して、人が少なくても対応ができる、そのための仕組みというものが必要じゃないかなと、どっちもやっていかなあかんということだと思います。以前委員会でも、西川議員の大綱質疑、我が会派の西川議員の大綱質疑でも、ジョブステーションの取り組みとか、そういったところ、成果も出していただいてるということであります。それはそれでいいとして、このやはり業務の効率化についてどうしていくかというところも支援が必要じゃないかと。  先日、僕も御相談を受けて、この予算書が配られる前ですね、相談を受けたのが、IoTを導入して、業務の効率化を進めようということで、堺市が実施しているセミナーにも参加してると。来年度からそういった補助等、出るんであれば、そういったものも活用していきたいというようなお話がありまして、担当の方来ていただいて御説明を聞くと、この予算もIoT導入支援モデル業務ということで600万の予算ついていますけども、この中身について少し話を進めていきたいなと思っております。  現状、この堺市内の中小企業、このIoTの導入、これ余り進んでないというふうに伺っております。一般的にIoT導入が中小企業では進んでいないという、この現状について、堺市はどのように分析をしているのかお聞かせください。   (札場副会長、宮本会長にかわり会長席に着く) ◎村井 ものづくり支援課長  中小企業庁が実施いたしました調査結果によりますと、IoTなどの新技術の活用における課題につきましては、技術・ノウハウを持った人材が不足している。自社への活用イメージがわからない。また、コスト負担が大きいなどの要因が挙げられておりまして、本市におきましても大きく違いはなく、同様ではないかと考えてございます。以上でございます。 ◆黒田 委員  同様、本市でも同様ということですけども、現在のこの本市の中小企業における導入の状況や課題、これをどのように把握しているでしょうか。お聞かせください。 ◎村井 ものづくり支援課長  平成28年1月に市内事業所向けIoT・IT活用導入意向に関するアンケート調査を実施いたしましたところ、90%以上の中小事業者がIoTを導入していないという結果を得ました。また、導入に対する課題につきましては、専門人材の不足、どの工程で導入できるかわからないなどの声が多くございました。さらに、アンケートに御回答いただいた事業者の一部にヒアリング調査を行いましたところ、IoTに期待する効果といたしましては、約9割の事業者が生産の効率化を挙げました。そのうち、およそ半数の事業者が具体的に何を取り組んでいいのかわからないという状況を把握したところでございます。以上でございます。 ◆黒田 委員  アンケートで、一定、ニーズの調査というか、そういったことをやっていただいているということで、それらの現状を受けて、当局として取り組み、お聞かせいただければと思います。 ◎村井 ものづくり支援課長  さきのアンケート及びヒアリングの結果を踏まえまして、今年度はIoTに関する理解を深めることを目的に、より低額で導入可能な身の丈IoTをテーマとして2回のセミナーを実施し、いずれも25から30社の参加がございました。  第1回セミナーでは、そもそもIoTとはどのようなものかについての講演と、中小製造業への導入事例の紹介を行いまして、第2回セミナーでは、IoTサービスを提供する、いわゆるベンダー企業を招きまして、実際のサービス内容や中小製造業への導入実績の紹介など、具体的な導入イメージが持てるセミナーを行ったところでございます。以上でございます。 ◆黒田 委員  そのセミナーですね、恐らく僕のところに相談に来た、3者同時に来ていただいたんですけども、その方々は、恐らくこのセミナーに参加した方じゃないかなと推測されます。そんな中で、すごく期待をされてまして、先ほども言いましたけど。それで、今年度はそういう啓発をしてたということですけども、来年度、この予算ですね、どのようなことに取り組んでいくのかお聞かせください。 ◎村井 ものづくり支援課長  今年度の取り組みによりまして、IoTについての理解が少しずつ進みつつあるとは思いますけども、さきのアンケート結果を踏まえましても、まだ多くの中小企業においては十分に理解が進んでいるとは言いがたい状況と考えております。IoTにつきましては、十分な理解がないままに導入を進めましても、費用に見合った効果が得られない実態も危惧されるところでございます。このため、来年度におきましても、さまざまな導入事例やIoT技術の紹介など、普及啓発につながるセミナーに加えまして、実際に導入を希望される企業に対しましては、堺市産業振興センターの専門家派遣を活用するなど、IoT導入支援事業として予算を計上させていただいているところでございます。以上でございます。 ◆黒田 委員  おっしゃることは理解できるところはあるんですね。要は、十分な理解ないと、ほんまに費用に合うんかと、そのとおりでしょうね。ただ、全体的な枠で見るとそうかもしれないんですけども、やっぱり一部、そういったところも、導入に向けて進んでいるところもあるわけです。そういったところの、わからないほうに合わすというのも大事かもしれませんけど、進んでるところは早く支援をしてあげてほしいなというところも正直あります。今回のこの予算では、専門家を派遣して、要はアドバイザーみたいな感じですわね。そのアドバイザーで底上げをしていくというのは大事ですけども、ほんまはやっぱり、もういよいよ導入を決めてるところもあると思いますんでね、そういったところに補助がないということ、今回の予算ではそういうふうになってませんよと報告したところ、結構な残念そうなお声をいただいてますんでね、この辺、役所、行政はやっぱり1年ごとの単位で物事進んでいくと思うんですけども、やっぱり、中小零細企業というのは、ほんまに日々どうしのいでいくかというところも、要は時間の感覚がきっと違うと思うんです。その辺、やっぱり中小零細企業の時間軸の考え方も踏まえていただいて、より迅速に現場の実情に合わせた支援、これを心がけていっていただきたいなということを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◆小林 委員  皆様、お疲れさまです。分科会でもよろしくお願いいたします。  私からは、インバウンドの推進と大仙公園エリアの受け入れ環境整備の推進についてお伺いさせていただきたいと思います。  まず、平成30年度予算案におきまして、拡充事業として、観光企画事業とインバウンド推進事業があるんですけれども、まずこれらはどういった内容なのでしょうか、お答えください。 ◎東野 観光企画課長  平成30年度予算におけます観光企画事業の内容は、設立をめざす(仮称)泉州観光DMOによる泉州地域への観光誘客やクルーズ客船の誘致の取り組みでございます。  また、インバウンド推進事業では、これまでの韓国、台湾などの東アジアに加え、新たに欧米豪をターゲットとしたプロモーションなど、インバウンド誘客に取り組む内容でございます。以上でございます。 ◆小林 委員  ありがとうございました。お答えに欧米豪をターゲットとしたプロモーションに取り組むとありましたが、2016年の1人当たりの日本に来ての消費額というのは、オーストラリアが中国を上回ったとも聞いております。そういったこともいろいろ含まれるかと思うんですけれども、なぜ、欧米豪をターゲットにする狙いなのでしょうか、お答えください。 ◎東野 観光企画課長  欧米豪の観光客の傾向といたしまして、日本の歴史、伝統文化の体験に高い関心をお持ちであることが観光庁の調査、統計調査からも見ることができます。堺は世界文化遺産登録をめざす百舌鳥・古市古墳群や茶の湯文化、あるいは堺打刃物などの伝統産業など、世界に誇る歴史文化のコンテンツを多数有しておりまして、欧米豪からの観光客には、他の国、地域の観光客にも増して堺に関心をお持ちいただけるものと考えております。  また、同じ沿線でもある世界文化遺産の高野山のほうには、欧米豪の観光客が多く訪れておられまして、地元自治体の高野町と連携・協力することで、高野山から堺への周遊、そして両市町へのさらなる誘客促進を図れるものと考えております。以上でございます。 ◆小林 委員  ありがとうございます。観光庁の結果とかであれば、欧米豪の集客はあれですよね、全国籍の平均の滞在日数が大体平均で4から6日、よりも欧米豪の人はやっぱり7日から13日という、滞在時間がやっぱり長いと。あと、手配するのは3カ月以上前に、もう旅行の手配をしていると。旅行の手配して、結構じっくりと、どこ行って、どこ行ってという、旅行の予定を考えるみたいですし、宿泊と娯楽にお金を使うと。買い物は平均以下なんですよね。やっぱり多分、中国の方とかのほうが多いと思うんですけれども、伝統工芸品の購入額はやっぱり高いんですよ。やはり、日本の文化、歴史、先ほどお答えにもありましたみたいに、伝統文化体験に対するニーズが高いと。だから、体験型観光や宿坊などは、とても人気があると。そこを考えると、やっぱり高野山とかは人気なのかなというふうには思うんですけれども、確かに、いろいろ欧米豪なんて考えてたら、欧米豪の方の、欧米の方のスタイルかな、ゆっくりとじっくり見てるというイメージが私はあるんです。私って、どこか行っても、せっかちなんで、写真を、そこの観光地でぱっぱっと写真撮って、お土産もん屋行って、買って帰るみたいな、次行こうかというような感じなんですけれども、欧米の方って、ゆっくりとそこをこれは、裏回ってでも見るような感じのイメージがあります。欧米豪をターゲットとして、具体的にどのような事業を実施していこうというふうにお考えなのでしょうか、お答えください。 ◎東野 観光企画課長  欧米豪の観光客の皆さんに百舌鳥・古市古墳群や堺の伝統産業、茶の湯文化など、堺が誇る歴史文化の魅力を深く知っていただけるように、各国の観光客がよく見られる観光雑誌などで、まずは情報発信に取り組んでまいりたいと考えてございます。  また、百舌鳥・古市古墳群の価値を体験いただけるように、昨年8月から導入している博物館のVRツアーにつきましても、英語等での多言語対応を行い、百舌鳥・古市古墳群に訪れた欧米豪の観光客に体験として楽しんでいただけるようにしてまいりたいと考えます。  さらに、高野町や南海電鉄などとも連携をいたしまして、難波駅や高野山駅など、欧米豪でにぎわう場所でのPRイベントなども進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆小林 委員  ありがとうございます。まず、観光客がよく見られる旅行雑誌などで情報発信と、SNSで発信とか、そういうのも全部していくのはいいと思うんですけれども、やはり3カ月以上前に旅行を予約していると。そこからじっくり調べてるということなので、いろんなイベントがこれから行われる中で、それをぎりぎりに発信しても、そのときにはもう決まっちゃってるという部分があると思うので、やはりちょっと、もうわかった段階でSNSにアップするとか、なかなか先のことまで難しいかもしれないんですけど、そのぐらい取り組んでいただいて、欧米豪の方々を取り逃さないようにお願いしたいと思います。  高野町や南海さんとの連携というのもすごく大事だと思いますし、高野山まで行ってPRされるということですので、言うてみたら、PRで、堺こんなとこです、来てくださいとかじゃなくて、あしたの予定何ですかみたいな、何も決まってない、あっ、ちょうどいいんですよ、堺どうですかっていうような感じで、和菓子体験とか、体験型が好きなんで、和菓子体験できますよとか、刃物体験できますよとか、そういったことを言っていただいて、客引きとは言いませんけど、そのぐらい高野町からとってくるような感じでもうPRしていただけるようにお願いいたします。  VR体験、先ほど委員会でも黒田委員も言っておられましたけれども、今は日本語だけと、つくったときにね、もう多言語化対応してたらよかったのになという部分もあるんですけれども、今後、英語など多言語に対応していくということなんですけれども、欧米の方は歴史が好きということがわかっておられるんでしたら、早急にその方々に楽しんでいただけるように、英語はもちろんのこと、もしかしたらね、フランス語とか、そういった分にも対応していただくように整備をお願いいたします。  姫路城に私行ったときに、姫路城さんのパンフレットには、パンフレット、多分置いてあったと思うんですけれども、物すごい多言語の数のチラシ、パンフレットというんですかね、置いてあったんですよ。今後やっぱり世界遺産登録をめざすんであれば、めざして、いろんな人来ました、そこからつくろうじゃなくて、もうありますよ、うちもうやっぱりめざしてるから、ちゃんと置いてますよというような感じで、岐阜県の高山市さんとかは、イラン人の方が来られることが多いらしくて、イラン人に対して、ヘブライ語マップというのも、もう作成されてるみたいなんです。やっぱり、登録される前から登録された後のことまで考えてつくっていただけるように要望いたします。  欧米豪をターゲットとしていく狙いというのは理解できるんですが、まだやっぱり関西国際空港を利用する外国人の半数は韓国、台湾、中国などの観光客の方でありますし、またこれまでもそういった地域を中心に現地のプロモーションとか、ファムトリップなどを実施されてきたと聞いております。ターゲットを見直すことというのも大事なんですけれども、プロモーションというのは、やっぱりある程度持続的に行わないと結果は伴わないと考えます。今後、それらの東アジアからの誘客の取り組みについては、どのようにしていかれるおつもりなのでしょうか、お答えお願いいたします。 ◎東野 観光企画課長  関西国際空港を利用される外国人の多くは、韓国、台湾、中国などの東アジアの観光客であるほか、実際に市内に宿泊されている外国人の大半もこれらの地域の方々でございます。外国人観光客のさらなる誘客を図る上では、非常に重要なターゲット先であると認識をしてございます。  この東アジアの地域に対しましては、関西国際空港のお膝元である泉州地域の市町や関西エアポート株式会社、そして4月に設立予定の泉州の観光DMOともしっかりと連携をいたしまして、引き続き現地へのプロモーションやブロガー等によるファムトリップ、あるいはSNSを活用した情報発信などに取り組んでまいりたいと考えます。以上でございます。 ◆小林 委員  関西国際空港にお越しの外国人、そして堺へ宿泊される外国人の大半の方は、韓国、台湾、中国などの東アジアからの観光客ということであります。引き続き、やっぱりそれらの地域の方々へのプロモーションということもしっかりやっていただきたいなと思っております。  一方で、堺の強みであるこの歴史文化を生かせる欧米豪という新たなターゲットのプロモーションを進めていくということでありますが、それを進める上で、世界遺産や歴史文化という、同じテーマを共有して、アクセスも便利な、南海とつながっている高野町と連携していくとのことでした。この欧米豪の方々は、先ほども言いましたように、宿泊というのも長期間でありますし、消費額も多いですし、関空への直行便数の事情もあると伺いました。だから、まだまだ大阪周辺へお越しになってる人というのは少ないかもしれないんですけれども、やっぱり歴史文化とか、そういったものが好きなんで、先ほど信貴委員もストーリーをって言うてはったけど、あんなん、多分めっちゃ好きなん違うんかなと思うんです。だから、そういった感じで、欧米豪の人もターゲットに入れていくという、インバウンドの効果として期待できると思いますので、そちらのほうもしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。  前回の委員会でも議論をさせていただいたんですけれども、東アジア地域の方々はインスタ映えと、写真映えするスポットを好む一方で、今回の欧米豪の人らは歴史的な背景とか、知識とか、情報に関心が高いわけですよね。だから、ターゲットを広げて、プロモーションを進める上では、そういった国の地域の趣向とか特性というのを十分に把握して、分析して進める必要があると思います。これは限られた予算の中ではあると思うんですけれども、より効果的にプロモーションをしていただけるようお願いいたしまして、この項の質問は終わらせていただきます。  次に、大仙公園エリアの受け入れ環境整備の推進についてお伺いいたします。  来訪者の受け入れ対策について、前回の委員会におきましても、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に向けて、外国人観光客の受け入れ整備をしっかりと進めてほしいと要望させていただいたんですけれども、来年度以降、外国人観光客を含め、いかに来訪者に快適なサービスが提供できるかというのが特に重要になってくると思われますが、次年度の予算要求についての当局のお考えというのはいかがなんでしょうか、お答えください。 ◎上西 観光推進課長  来年度は世界遺産登録をめざす前年の年でございます。その前年の予算であり、しっかりと来訪者対策ができるように受け入れ環境と市内周遊の促進の充実を図っていきたいというふうに考えております。  その中で、観光ネットワーク推進事業及び観光受け入れ環境整備事業におきまして、予算拡充をいたしまして対応してまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ◆小林 委員  では、この予算で、特に力を入れている点というのはどこなんでしょうか、お答えください。 ◎上西 観光推進課長  今後、特に来訪者の増加が予想されます大仙公園エリアでの受け入れ環境の整備があるというふうに認識しておりまして、情報収集やサービスが活用できるインターネット環境の整備及び百舌鳥古墳群の周遊を促進するためのサインの整備、これらについて取り組んでまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ◆小林 委員  もう少し具体的な内容というのを教えていただけますでしょうか。 ◎上西 観光推進課長  その具体的な内容の1つといたしまして、まず百舌鳥古墳群の周遊サインの整備につきましては、大仙公園エリアの来訪者に対しまして、仁徳天皇陵古墳だけでなく、周遊の古墳をめぐってもらいつつ、それぞれの古墳の魅力を知ってもらいたいと考えておりまして、そのため、来年度は重立った古墳をネットワークで結ぶ周遊サインの整備に取り組んでまいりたいと考えてございます。  また、一方のインターネットの関係の向上につきましては、昨今、来訪者のスマートフォンやタブレットによる観光情報の収集がますます進んでいることに加えまして、古墳群の情報発信のより一層の充実を図るため、CG画像を駆使して古墳の解説や周辺情報を提供するARアプリサービスが今後予定されていることから、それに合わせまして公衆無線LAN、いわゆるWi−Fiエリアの拡充をしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ◆小林 委員  周遊サインやARアプリサービスを予定されているという御答弁でしたが、提供する際には、ぜひとも、先ほどの私、質問でも言いましたように多言語に対応できるようにお願いいたします。周遊サインとかに、例えばQRコードとかつけて、何かめぐっててもおもしろくなるような、楽しく回れるような仕掛けづくりというのもあってもいいんじゃないかなというふうに考えます。  この前、関西国際センター研修生が議会に来られまして、学生さんが。意見交換をさせていただいたんです。その交換のテーマの1つが、堺に来て感じたことというお題だったんですけれども、最後にちょっと、その学生とか、堺に来て、率直な多分意見やと思うんです、これが。それをちょっと御紹介させていただきたいなというふうに思うんですけれど、いろいろある中で、ちょっと抜粋させていただきます。  堺のまちのアピールが不足しているのではないか。あと、仁徳天皇陵古墳は、中に入れず、感動したんやけれども、中に入れなかったのが残念だったとか、全景を見れるようにする必要があるんじゃないのとか、私、普通に委員会でも言いましたけど、与謝野晶子に興味がある、文ストは韓国でも読まれてますよとか、堺の博物館はおもしろく、埴輪に感動した。堺には有名なお寺がたくさんあるが、情報が少ないと考える。堺の情報として、古墳はよく出てくるけれども、食べ物とかの情報が少ないと思うし、何か堺というと、工業地帯で工場のイメージが強いみたいで、観光のイメージが湧かないというようなお声もいただきました。だから、こういった本当に生の、これが生の声やと思うんです。何か、関空からバスで来たと言うたかな、何か、湾岸線を通ったときに、多分左を見てたら工場地帯やったからとか、そういうことを何かおっしゃられておられました。やっぱり、こういった生の声など収集しながら、やはりそれに対応して、世界遺産登録をめざして、国内外から来客者をふやしていっていただけるように次年度も取り組んでいただきたいなと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○札場 副会長  この際、午後3時20分まで休憩いたします。 〇午後2時49分休憩 〇午後3時20分再開 ○宮本 会長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を継続いたします。 ◆成山 委員  公明党の成山でございます。引き続きよろしくお願いをいたします。  今回の予算案を見ていまして、この予算はいいなと、これはうれしいなと思った予算をちょっと質問をしてみたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  それは、次世代のための文化芸術振興事業と、いろいろ並んでるんですけども、そのことについて質問いたします。  この次世代のための文化芸術振興事業なんですけれども、これはなぜ大事かということで、前回もいろんなところで、私も質問をしてきましたが、条例の自由都市堺文化芸術まちづくり条例と、これがこの4月で3年を迎えるんですけれども、この条例を皆さん読まれたことはあんまりないかもわかりませんねんけども、前文にこうあるんですよね。これらの古くから堺市民に受け継がれてきた精神を次代の文化芸術の担い手である子どもたちに引き継ぐとともにという形でずっとあるんですけど、この堺の文化芸術は、次の世代を担う子どものためにという思いがこの前文に込められているんですよね。  もっと具体的には、この条例の第12条は、わざわざ将来の文化芸術を担う子どもたちの育成というために、この第12条を割いて条例をつくっておられます。その12条というのは、「市は、子どもたちの文化芸術に対する理解を深めるとともに、感性に磨きをかけ、及び情操の涵養に資するため、子どもを対象とする文化芸術の振興に関する施策の実施その他必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」と、子どもたちを対象とする文化芸術の振興に講ずるようにすることということで条例がつくられております。  これはやっぱり、堺の文化芸術の振興の方向性として、忘れてはならないのは、この次の時代を担う子どもたちのためという、この1点を見失うことなく進んでいくことが、この堺の文化芸術振興のコアというか、核となるということですので、そのためにも、今から質問するとこら辺は非常に大事な点だと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それで、質問なんですけれども、この中で新規事業が含まれておりまして、この新規事業がアートスタートプログラムとあります。その目的と内容について、またその予算規模についてお答えをお願いいたします。 ◎永野 文化課長  アートスタートプログラム事業ですけども、未就学児を対象として、実際に子どもが見て、経験し、自分でやってみることで、子どもの感性や好奇心を育むことを目的とした事業でございます。  平成30年度は、まずモデル事業として、保育園や幼稚園に通う未就学児に対して音楽や造形体験などの比較的展開が柔軟な文化芸術プログラムを提供し、これらの実績やニーズを踏まえて、本格実施をめざしていきたいと考えております。  アートスタートプログラムの事業費でございますけども、予算額で113万8,000円でございます。以上でございます。
    ◆成山 委員  ありがとうございました。この事業のすごいところは、未就学児を対象にしてるということなんですよね。いろんなプログラムをつくってやるんですけれども、予算はまあ、初めの新規事業ですから、113万ということですけどね、この予算がどれだけの効果を生んで、どれだけのすごい結果になっていくかなんですけれども、そして今年度の、この事業が充実していけば、来年はもっともっとまた広がっていくやろうなと思います。  未就学児にこういう事業をするということは、三つ子の魂百までですから、子どもたちの感性を磨いてですよ、感性を磨かれるということは、想像力も高まってです、相手を思う心とか、ああいうのも養われていくものだと思いますので、子育てするなら堺ということも含めて、このアートスタートプログラム事業は本当に大事やと思います。金額の大小じゃないと思います。その心というか、そういうのが非常に大事で、この事業を見守っていきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  それと、ほかにも予算がついている事業で、さかいミーツアート事業及び子どものための文化芸術プロジェクト事業の目的と内容、そしてまた予算規模についてお答えをお願いいたします。 ◎永野 文化課長  さかいミーツアート事業は、小・中学生を対象に、豊かな心と感性を育むことを目的に実施してきましたさかいアートスクールの内容を拡充しまして、名称も新たにさかいミーツアート事業としてリニューアルいたしました。  これまでの小・中学校でのニーズを踏まえまして、新たに支援学級向けの体験事業を加えております。  さかいミーツアート事業の予算額につきましては、700万円となっております。  次に、子どものための文化芸術プロジェクト事業でございますが、次代を担う子どもたちに文化芸術に親しむ機会を提供することにより、文化芸術への関心を高め、豊かな創造力思考力コミュニケーション能力などを育むとともに、将来の文化芸術の担い手や観客層を育成し、本市のすぐれた文化芸術の創造に寄与することを目的に行う事業でございます。  事業内容でございますが、小学生を対象に、実際に堺アルフォンス・ミュシャ館に来ていただき、子どもたちとの対話形式の中で、より深い鑑賞を促す美術鑑賞プログラムがございます。また、小学生までを対象に、映像やサウンドなどのデジタル技術を活用した子どもの文化芸術に対する関心を高めるアートの体験型導入プログラムを実施しております。  子どものための文化芸術プロジェクトの予算につきましては、1,245万8,000円となっております。以上でございます。 ◆成山 委員  ありがとうございました。このさかいミーツアート事業は、従来あった、さかいアートスクールを一部追加して、支援学級向けの体験事業を加えて、このさかいミーツアート事業になりましたと、これは非常にすごいことで、ありがたいなと思います。もっともっと、またいろんな声を聞きながら、子どもたちの声も聞きながら充実をさせていただきたいと思います。予算額は700万ということですけど、もう来年、再来年はもっともっと拡充して、内容の濃いものにしていただけたらなと思います。  そして、子どものための文化芸術プロジェクトですけれども、これは将来、文化芸術の受け手側じゃなしに、今度は担う側に回って、そういう子も育てていくんだという形の事業ですので、これもなかなかおもしろいなと思います。アルフォンス・ミュシャ館に来ていただいて、美術鑑賞プログラムという形で、僕はこういうのは子どもさんに、ああいう絵を見ていただいて、感性を磨いていただくということが非常に大事やなと、こういう子どもらが、小さいときに感動したら、大人になっても、またいろんな絵画を見に行こうという形になりますんで、またよろしくお願いします。  このアルフォンス・ミュシャですけど、もう年がら年中これを言うてますけども、今、広島の美術館アルフォンス・ミュシャ展やってます。皆さん、広島美術館はすごく有名な美術館ですけども、印象派のすごい有名な絵がたくさんあるところで、あれはたしか広島銀行の財団というか、ああいうのを集めて、いろいろされたということで、常任委員会か何かで見に行った記憶がありますけど、非常に感動しました。その広島美術館が今、アルフォンス・ミュシャ展をやってますから、だから、堺に住んではる人がアルフォンス・ミュシャ言うても、はあ、とかなるかもわかりませんねんけど、ほかのところでは、東京でもアルフォンス・ミュシャ展やりました、今度広島でやってるということですんで、どんどんこのミュシャという堺の財産を、また子どもたちにも知っていただいて、こういう事業を広げていただけたらなと思います。  この予算が、子どものための文化芸術プロジェクトの予算が1,245万8,000円ということですけど、もうどんどんどんどん拡充されるように、またよろしくお願いします。私は、こういう事業が、プロジェクトが、いろんなとこら辺で拡充していけば、その子どもらが感動する心を育まれて、人間性も豊かになって、いい子に育って、それがそのまま、いいまちづくりにつながっていくと思います。だから、偏差値を高めることも大事ですけど、やっぱり感動する心を育てるいうことが、これからその子にとってどれだけ大事かということですので、この事業を大事にしていただけたらなと思います。  次に、今後の子どものための文化振興事業の展望についてはどういうお考えか、お答えをお願いいたします。 ◎永野 文化課長  本市では、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画に基づきまして、子どもたちが文化芸術に触れ、文化芸術活動を行う機会の充実をめざし、文化芸術の施策を実施してまいりました。  平成30年度からは、アートスタートプログラム事業を新規事業として実施することで、未就学児から中学生までの子どもたちを対象に、成長に合わせた継続性のある文化芸術プログラムを提供していく予定でございます。  今後も、次代を担う子どもたちを対象とした文化芸術事業の充実は、本市の進める文化施策の重点的方向性であることから、社会動向や教育現場でのニーズも踏まえ、さらなる事業の拡充・充実に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆成山 委員  ありがとうございました。答弁の中でもございました、成長に合わせた継続性のある文化芸術プログラムを提供していく予定ですと、いいなと思いました。ぜひともよろしくお願いを、未就学児から中学生までの子どもさんに合わせて、多彩な、多様なそういうプログラムを提供していただけますように、よろしくお願いをいたします。  それで、今度はフェニーチェ堺ができ上がってからですけれども、フェニーチェ堺の開館後の子どもたちの舞台芸術鑑賞事業も今後施策展開されると思いますけれども、今、現時点ではどういう感じでお考えなのか、お答えをお願いいたします。 ◎永野 文化課長  平成31年秋のグランドオープンに向けて整備を進めているフェニーチェ堺では、鑑賞事業や創造発表事業のほか、普及育成事業を事業の3本柱と位置づけております。次代を担う子どもたちが幼少期からオーケストラやバレエ、ミュージカル、伝統芸能など、すぐれた舞台芸術公演に触れることができる機会を充実していきたいと考えております。  また、ファミリーコンサートや、小さな子どもでも参加できる公演を初め、公開リハーサルやバックステージツアーなど、参加型事業、ホール以外の地域の身近な場所や学校などへ出向いて演奏や演技を行うアウトリーチ事業、実際に演奏や演技などを体験・体感できるワークショップ型事業などを幅広く企画してまいります。以上でございます。 ◆成山 委員  ありがとうございます。ファミリーコンサートとか、そして小さな子どもでも参加できるような公演とか、公開リハーサルとかあるんですね、公開リハーサルやバックステージツアーとか、そういう参加型の事業も考えていきますいうことで、なかなかおもしろいなと、興味深いなと思います。何も劇場へ来られるだけじゃなしに、アウトリーチですから、その学校へ行って、いろんな体験型の事業も行っていくいうことで、これもこれから非常に大事な事業やと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  それでやっぱり、子どものときの感動は、やっぱりその子どもの人生を決定づける場合があると思います。きょうの朝の市長の映画の話、何かしてはりましたけど、東京オリンピックの話とか、あの映画も僕も見たんですけど、何か中学生で、僕は小学生やから、やっぱり年齢違うなと思うたんですけどね、東京オリンピックの映画見ました。それでね、やっぱり感動しましたよね。そやから、やっぱりあのときに見た市民会館、新しい市民会館見たときはね、何かやっぱりびっくりしましたですね。あの六角形の亀の甲羅みたいな、反響板ってありますやん、あれは何を意味してるのか、ようわからへんですけど、すごいもんができたと思うてね、ほんで学校へ行ったら、何か下敷きくれたん覚えてるんですよ、完成記念、落成何とかいうの、だから何か、これできたときは物をあげるんじゃなしに、何か記念になるもの、子どもたちに残るものをあげればね、一生忘れへんと思いますよ。緑色の下敷きでした。非常にうれしかったです。だから、市民会館ができた感動が今でもあるんですよね。だから、子どものときの感動は、何に感動してるやわかりませんで、下敷きに感動してるのか、何に感動してるのかわかりませんねんけど、でも感動というのは非常にその人の命に刻印されるもんやなと思いますので、まして文化の感動はすごいもんやと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  これからは、子どもたちの声も聞きながら、現場の声を聞きながら、より広く、より深く、こういう文化事業の施策展開をされまして、最終的には子どもたちの笑顔がはじけるような、すばらしい未来が開けるような事業展開をお願いをして、質問を終わります。ありがとうございます。 ◆森 委員  先ほど委員会のほうで、産業振興アクションプランの方向性についてお聞きしたんですけども、その中で小規模事業者の位置づけについてお聞きしたところですが、この分科会のほうでは、具体的にどう反映されたのかなという観点から少しお聞きしたいと思いますが、いただいた報道資料の中で、第二創業支援事業というのが新規事業で出されていますが、この第二創業とは、どういうものなのか、そしてこの事業を堺市で実施する背景、必要性ですね、これについてお伺いします。 ◎村井 ものづくり支援課長  まず、第二創業につきましては、既存事業の経営資源を生かしながら、業態転換や新規事業に進出することと考えてございます。  背景といたしましては、本市にはものづくりのまち堺にふさわしいたくみの製品技術を持つ中小製造業者が数多く立地しております。その中には、これまで培ったノウハウを生かした新たな事業を起こし、第二創業を果たすことで成長を遂げた企業もございます。  また、堺市産業振興アクションプランでもお示ししているとおり、製造業は本市の基幹産業であり、製造業の発展が本市経済の活性化に直結するものと考えております。  これらのことから、市内中小製造業者の新事業創出を支援し、第二創業を促すことが必要と考えたところでございます。以上でございます。 ◆森 委員  では、この事業の概要についてお聞かせください。 ◎村井 ものづくり支援課長  本事業では、本市内での第二創業の成功事例や中小製造業者の持続的発展という観点を踏まえ、若手経営者や、その候補者を支援対象として考えてございます。  まず、第二創業の成功事例をもとに、新事業創出の必要性について理解するとともに、新事業のヒントとなる新たな発想を生むため、急成長を遂げたベンチャー企業経営者との交流を行うなど、企業マインドを醸成するセミナーを実施いたします。  次に、希望する企業に対しましては、具体的なビジネスモデルの策定支援を実施するもので、来年度当初予算においては、400万円を計上しているところでございます。以上でございます。 ◆森 委員  今お答えいただいたように、若手の経営者に対して、具体的なビジネスモデルの策定支援ということで400万円計上されているんですけど、具体的に何件ぐらいを予定されてるかというのはお答えいただけますか。 ◎村井 ものづくり支援課長  数については、想定ではありますけれども、5社から10社というふうに考えてございます。 ◆森 委員  まあ、10社ということで、新規予算ということですので、今後つなげていけるようにしていただきたいという要望を申し上げておきます。  それからもう一つ、事業承継支援事業というのが新規事業でここに書かれておりまして、これについても背景や必要性についてお聞かせください。 ◎村井 ものづくり支援課長  昨今、中小企業におきましては、経営者の高齢化が急速に進んでおり、中小企業庁の調査によりますと、現在66歳の経営者が最も多いとされておりまして、経営引退の時期も迫っている状況がございます。  また、廃業理由といたしましては、後継者難を挙げる企業が約28.6%に上りまして、後継者不足が顕著になってございます。しかしながら、中小企業におきましては、事業承継に向けた準備が十分に進んでいるとは言えない状況がございます。このような中、国におきましても、事業承継税制の大幅な要件緩和が実施されるなど、喫緊の課題として捉えられておりまして、本市といたしましても、将来のスムーズな事業承継を実現するための支援が必要と考えたところでございます。以上でございます。 ◆森 委員  では、新規事業の概要についてもお聞かせください。 ◎村井 ものづくり支援課長  概要でございますが、本事業はおよそ5年から10年先の事業承継を見据えて、適切な準備を行うことを目的に実施するものでございます。  具体的には、改めて現状における各企業の強みと弱みの把握分析を行いまして、課題を抽出した上で、今、その企業にとって何に取り組むべきなのかを洗い出すセミナーと、その個別相談会を実施するもので、来年度当初予算におきましては86万4,000円を計上しているところでございます。以上でございます。 ◆森 委員  セミナーと個別相談ということで86万4,000円、多いか少ないかというのは、もう置いときますね。ただ、先ほど言いましたように、事業承継の事業なので、これからもずっと続いていく事業なので、ぜひ実績が上がるように取り組んでいただきたいというふうに思います。  白書が出てるんですね、小規模企業支援法ができてから、2015年度から小規模企業白書というのがつくられてまして、毎年度これ出てましてね、これここにも本当に具体的に今の小規模企業の実態、今、先ほどの事業承継のことも書かれてました。  これはちょっと見にくいかな、事業承継に伴う新たな取り組みということで書かれているのは、要するにどの年代で事業承継したら一番効果的かということがあらわれたということなんですね。といいますと、40歳未満、一番上がですね、40歳未満と書いてますけど54.5%、事業承継によって業績がよくなったという答えをしていただいた方ですね。40から49歳になると40.9、50代になると33、60歳以上になりますと、31.と、やっぱり下がってきてますから、これ、統計で見ますと、やっぱり若い段階から事業承継に取り組んでいくということが効果的だというのが出ております。  それからもう一つ、業績がどのように変化したかということでいくと、この事業承継に取り組んだ後、取り組んだ企業が改善されたと答えたのが43.8ですね、下のは取り組まなかった企業はやっぱりだんだん衰退していくという結果が出てるということで、やはりこの事業というのが非常に有効といいますか、これからもずっと続けていかなきゃいけない位置づけでね、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。とりあえず新規事業で手をつけられたので、これから毎年毎年、後追いをしていかないかんかなと、ちょっと思ってまして、その効果は上がるような形で取り組んでいただきたいなということで、これもちょっと要望しておきます。  それからもう一つ、この報道資料のところ、先ほど黒田委員さんのほうから言われたこの3番のところ、IoTのところがこれに当たりますかね。それから、もう一つの報道資料で、経営サポート事業についてありますけども、事業概要についてお聞かせください。 ◎村井 ものづくり支援課長  本市の総合的な中小企業支援拠点でございます堺市産業振興センターにおきまして、民間出身の専門人材が企業を訪問し、経営相談を行うなど、人材育成や技術課題解決に資する各種セミナーの開催など、経営サポート事業として実施してございます。  これまでも年間800件を超える訪問型経営相談を行い、販路開拓やビジネスマッチングなど、企業の個別課題の解決に向けた支援を行ってきたところでございます。  また、年間40回を超えるセミナーを実施し、企業の人材育成等を促すとともに、成長産業分野への進出を支援する移行連携事業にも取り組んできたところでございます。  来年度におきましても、本市の中小企業支援の根幹である企業訪問を中心に、展示会出展や特許を初めとする知的財産活用支援など、事業者のニーズに応じたきめ細やかな支援を実施するものでございまして、経営サポート事業全体といたしましては、来年度予算におきまして約3億6,600万円を計上しているところでございます。以上でございます。 ◆森 委員  今、3億6,600万円の予算ということで納得できるわけですけども、いただいた資料で、今読むとそうかなと思うんですけども、経営サポート事業における伝統産業振興施策ということで、非常に紛らわしくて、どこでどうつながってたのかなと思って、ちょっと質問をさせていただきましたが、今のお答えで、産業振興センターで、これもよく議論されてますように、900件訪問したとか、その中の一環だろうというふうに思いますし、いただいた資料でどれぐらいの企業を訪問されてるのかなと言いましたら、300件から400件ですね。新しい企業にも30件ぐらい、多いときは40件ぐらい訪問されてるということで、これはこれで、まあ続けていって、評価したいなと思うんですけど、私が言いたいのは小規模企業の方にも、ぜひ光が当たるような形で組み立てていただけたらなと思いますので、これはちょっと要望として置いときます。  それから最後ですね、企業投資のほうにちょっと移ります。  企業投資促進施策です。平成27年4月に堺市はものづくり投資促進条例、これを全部改定しましたけども、改めてその狙いとこれまでの実績についてお聞かせください。 ◎田中 産業政策課参事  平成27年4月の堺市ものづくり投資促進条例の改正におきましては、市税の軽減制度につきまして、これまでの投資規模に応じた制度を変更して、本社を堺市内に移転したり、新たに土地を取得する投資に対して、よりインセンティブを持たせるなど、地域に根差した投資の誘導に重点を置いた制度といたしました。  これまでの実績といたしまして、認定件数は15件、認定投資額の累計は約841億円で、1,250人の雇用増が見込まれております。また、税収効果は平成28年度から10年間の累計で約39億円を見込んでいるところでございます。以上でございます。 ◆森 委員  今の実績の数字ですけども、認定件数が15件、累計で841億ということですね、雇用についても1,250人がふえたということです。税収効果についても、これから10年間で39億ですか、見込まれてるということで、これも来年度の税収効果の中にも、企業の法人市民税ですね、ふえてますし、今年度についてもふえるということで、このところ、法人市民税、それから働く人たちの納税者人口がふえたということもありますし、こういう点では非常に効果が出てきているなと私はちょっと感じておりまして、それで平成30年度は企業投資に係る既存補助金の統合・見直しということで言われてるんですけども、この新しい名称で堺市企業成長促進補助金を創設するということなんですが、これまでとどのように変わるのかお聞かせください。 ◎田中 産業政策課参事  新制度の主な変更点といたしまして、本社誘致につきましては、全国屈指の産業集積を誇る本市の強みを生かすべく、本市に生産拠点を持つ企業や、その関連会社の本社移転を支援するため、投資要件を緩和したインセンティブを新設いたします。さらに、本市の基幹産業であるものづくりを支える中小製造業に対し、成長産業分野への投資を支援するインセンティブを新設したいと考えております。また、研究開発投資に対する既存の雇用要件を緩和するなど、補助制度を拡充いたします。  このような取り組みを実施することにより、本市経済の牽引役となる本社機能や研究開発拠点の投資を誘導するとともに、中小製造業が成長産業分野に挑戦する投資を支援することにより、雇用機会及び事業機会の拡大並びに産業集積の高度化、ひいては税源涵養や市内在住雇用者の増加を図るものでございます。以上でございます。 ◆森 委員  これまでもいろいろ取り組まれて、その投資要件を緩和したということで、今お答えいただいたんですけども、その理由と内容についてお聞かせください。 ◎田中 産業政策課参事  本市では、最近シャープ株式会社や、新日本工機株式会社などの本社移転が建物や設備の投資を伴わず、既存の生産拠点に集約する形で実現いたしました。このような本社移転であっても、雇用増や税収増の効果、市内企業の事業機会の拡大といった効果は期待できると考えております。  既存の生産拠点に集約する形で本社の移転が行われる場合も、従来の投資を伴う本社移転と同様にインセンティブを適用できるようにし、現行制度でフォローできなかった事例にも対応することで、堺市への本社移転をさらに促進したいと考えているところでございます。  具体的には、市内在住雇用者が5人以上、中小企業では2人以上増加する本社移転に対し、1人当たり20万円を3年間補助いたします。以上でございます。 ◆森 委員  中小企業の本社移転の場合でも緩和をして、これが適用できるということで、具体的には1人当たり20万円を3年間補助するということです。先ほど言いましたように、税収効果は非常に顕著にあらわれておりますし、この企業誘致を市内全域に広げたことによって、その効果は非常に上がってるということで、先ほど午前中に言った産業振興アクションプラン案の中でも、これまでの企業誘致の効果というのが書かれてます。効果額、第5章のところですね、成長目標とする指標ということで、下から3つ目ですね、企業立地促進条例認定の投資額ということで、これは2009年、策定時が目標9,000億円だったのが、既に2018年1月には1兆、目標値を超えてますよね。超えてるというぐらいに効果があらわれたということですので、これをさらに広げていくということについては異論はないです。本市の場合、やはり臨海部に対して相当力を入れてきたという過去のいきさつがありますし、先日の、きのうもしましたけども、堺市の製造出荷額は政令市で6位ということで、大阪市を抜いたということもこの場で、やっぱり過去に比べてみますと、大阪市はもう、堺市の2倍以上あったんですけども、いつの間にか堺市のほうが抜いてしまったと、一体どういうことだろうということで、過去にさかのぼって調べてみましたけども、堺市の場合はやはり臨海が1つは大きな存在感があるということと、この間、誘致に今力を入れてきたこと、これが大きな要因かなというふうにちょっと思いましてね、これはこれで大手、それから中堅の中小、いわゆる中小企業の誘致の効果が出てますし、ただ私はぜひ、先ほども言いましたように小規模企業法、振興法、支援法、この中からいきますと、もう少しここにもシフトしていただけたらという思いがありまして、先ほど産業振興プランのことにもちょっと触れました。国におかれましては、この支援法を商工会議所を通じていろいろと支援なさってます。私の友人も、直接支援を受けた、通ったということで喜んでました。50万円を受けれるということで、これ平成25年から予算化された小規模事業者持続化補助金というのがあるんですけど、50万円なんですけどね、本当に1人でやってる方にも使い勝手がいいということで受けられたんですけど、ただ、やはり補助金ですので、それなりのしっかりしたプランがないと、なかなかいかなかったという苦労話もお聞きしましたけど、しかし商工会議所において小規模の企業者に対して支援がなされているということですので、両方、私はぜひこれからも支援を続けていただけたらなという思いを持っております。小規模企業者が62%、小規模事業者71%と、本市の下支えをされてる方々ですので、ぜひこれはこれからも位置づけていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。 ◆札場 委員  皆さんお疲れさまでございます。とうとう私、ラストバッターということでございますので、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。  私のほうからは、企業の働き方改革支援事業についてお聞きさせていただきたいと思います。  昨年3月に働き方改革実現会議で決定されました働き方改革実行計画案には13項目、雇用労働環境や人材育成の改善、賃金や労働時間などの処遇の改善、生産性の向上などが定義づけられております。そして、ちょっと今、時期のほうはずれておりますけど、国会のほうでもこの働き方改革を推進するための関連法律の整備に関する法律案、これでは働き方改革の総合的かつ継続的な推進、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現等、また雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保、これが議論されておるわけでございますが、ただ、この中の1つでございます裁量労働制につきましては、その議論のもととなるデータについて一部誤りがあったということで、国会では本質から離れた批判に時間が費やされていたのはいささか残念でなりませんでした。  こういった働き方改革というものは、労働環境の改善を含めまして、今後はどんどんと進めていかなければならないものだと私は考えております。特に、人工知能、いわゆるAIがこれからはさまざまな産業の中にはどんどんと入ってくると言われております。私が調べた中でも、例えばオックスフォード大学であったり、野村総合研究所が発表されてる中には、10年、20年後には、現在ある職業がなくなる、それが47から49%、またアメリカが発表されてる中では、2011年に小学校に入学した子どもたちが大学を卒業するときには65%の子どもたちが、今存在しない職業につくであろうと、そういうふうな研究もなされているそうでございます。こういったところを踏まえて、もちろん今ある職業での労働環境であったり、さまざまな改善というものが行われなければならないのと同時に、今後長期的かつ継続的に、この働き方改革というものは取り組んでいかなければならないものであると考えております。  この働き方改革実行計画案の一つ一つの項目、これにつきましては、これまでにも議論されてきたものではございますが、実行性のある計画実行案として、国から示されたのはここ最近でございますので、本市の労働を取り巻く現在の状況、それと働き方改革について堺市の現状での認識についてお示しいただきたいと思います。 ◎齋藤 雇用推進課長  現在、少子高齢化の進展に伴います生産年齢人口の減少が進む中、市内中小企業を中心としまして、人手不足が深刻化しつつあります。  一方、働く方につきましては、仕事と育児や介護との両立を初めとしました求職ニーズの多様化などが見られます。堺市では、働く方一人一人の意思、能力、事情に応じました多様で柔軟な働き方の選択が可能となり、仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バランスをとることができることと、企業がワーク・ライフ・バランスを推進し、多様な人材が働きやすい環境づくりに取り組み、生産性の向上を実現することが、すなわち働き方改革であると、このように考えております。以上でございます。 ◆札場 委員  お答えありがとうございます。こういった働き方改革というのがもう少し以前から議論されておればよかったのかなと思っております。  実は私、大学出てすぐに実家が経営しておりました子ども服の会社に勤めまして、そのときには百貨店を担当しておりました。関西の百貨店、大体3店舗から4店舗担当しておったんですけれど、今でもそうなんですけど、百貨店の休みの日が曜日で変わるんですよね。ある1つの百貨店が、きょうがもう最終日であったら、次の日、その日がオープンというか、週初めの百貨店もあるということで、働き出して1年目、2年目に関しましては、年間300日ぐらい働いておりまして、もうこれを家族でやってるから、そのときの会社の責任者がうちの兄でしたので、兄に言いましたら、そんなもん、働いて当たり前やと、もっともっと働けと言われておりましてね、今から思えば、本当にブラック企業に勤めておったんだなと思っております。そういうふうな時代があって、今の日本が、私だけじゃなしに、いろんな方々が本当に過酷な労働環境の中で働いて、頑張ってこられて、今の日本を築いているというところもあるので、そういった過去の黒い歴史かもしれませんが、今の日本をつくった礎であったというところも見逃してはいけないんじゃないかなと私は思います。  もちろん、そういったブラック企業とか、そういうものを是認するというふうな思いは全くございません。そういったことを踏まえつつ、やはりこれからはそういった働き方改革というものを進めていかなければならないということを訴えていきたいと思いまして、きょうはこういった質問をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  ちょっと、無駄話が過ぎましたけれど、それでは現在、堺市が進めています働き方改革の取り組み内容についてお示しをいただきたいと思います。また、これまで実施してまいりました事業などがあれば、その事業の内容、実施回数、そしてその事業に参加した参加者数、また予算額や事業による効果などをお答えいただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◎齋藤 雇用推進課長  本市が進めております働き方改革の取り組みとしましては、まず堺市域の行政機関労働者団体、経営者団体等が連携協力しまして、働き方改革セミナーを開催し、働き方改革の必要性、取り組みのメリットや課題などを紹介する講演と、先進的な取り組みを行っております企業の事例発表を行いました。  市内企業の事業主や人事・労務担当者など、69名の方の参加を頂戴しまして、セミナー終了後のアンケートによりますと、約97%の方から有意義であったとの回答を得ております。  また、ワーク・ライフ・バランスの一層の推進を図り、企業の活力や競争力の源泉であります人材の確保、育成、定着につなげるために、ワーク・ライフ・バランスを考えるセミナーを実施いたしまして、企業主導型保育事業の事例発表などを行いました。市内企業の事業主や人事・労務担当者など31名の御参加を頂戴しまして、アンケートによりますと、約95%の方から講演内容は有意義であったとの回答を得ております。  現在、若者を初め、女性、障害者、高齢者、外国人など、あらゆる人が活躍できますよう就労支援を行っており、とりわけ障害者、中高年齢者、ひとり親家庭の保護者等、働く意欲・希望がありながら、さまざまな要因のため就労に結びつかない就職困難者を対象としまして、地域就労支援事業を行っております。  さらに、今年度女性用施設整備費用等の一部を補助します制度を設立しまして、女性の職域拡大と働きやすい職場環境づくりを推進する企業5社に対しまして補助を行ったところでございます。以上でございます。 ◆札場 委員  ありがとうございます。それでは続けて質問させていただきます。  平成30年度予算における働き方改革の新たな取り組みについてお示しをいただきたいと思います。  また、これらの取り組みについても、対象とする企業や、これらの対象としての想定している企業についてもお示しいただきたいと思います。 ◎齋藤 雇用推進課長  取り組み対象、いわゆるターゲットになりますけれども、働き方改革の取り組みを進めるに際しまして、取り組みを進める意欲はありますけれども、何から始めればよいかわからないなどと悩んでおられる市内中小企業を中心に支援をしてまいりたいと考えております。  これを踏まえまして平成30年度、新たな取り組みとしましては、企業の働き方改革支援事業としまして、働き方改革に取り組むための実践的なノウハウを提供する講演や、社会保険労務士中小企業診断士による個別相談会、大阪労働局と連携しました国の助成金活用に関する相談会を実施してまいります。  育児休業後の職場復帰に際しての不安感を払拭していただくため、育児休業中の方を対象としまして、育休後職場復帰セミナーを開催し、子育てしながら仕事に取り組む先輩たちとの交流会、そしてパートナーとの役割分担など、仕事と子育ての両立のポイントを知ることができる、そういった講演を行ってまいります。  また、平成30年4月から精神障害者が法定雇用率の算定基礎に追加され、民間企業におけます法定雇用率は引き上げられることを踏まえまして、現在実施しております堺市障害者雇用貢献企業認定事業におきまして、精神障害者雇用に係る認定要件を広げ、奨励金の対象を拡充してまいります。  さらに、外国人材の雇用・活躍についてのセミナーにおきましては、大阪労働局と連携いたしまして、事業活動の海外展開等を検討しております企業を対象としまして、外国人雇用に関する正しい知識習得のための講演、それから採用から育成に至るまでの事例発表、雇用手続などの説明も行ってまいります。以上でございます。 ◆札場 委員  御説明ありがとうございます。今回、この働き方改革というものを取り上げさせていただいた1つの要因といたしまして、昨年ですか、竹山市長が堺市に本社移転数が63社の転入超過となりましたという昨年の5月18日提供の資料ということでいただいておりました。確かに、堺市のほうに本社を移してこられた企業がたくさんおられるという中で、ただただ、この本社の数だけがふえた、これについて喜んでいるのではなく、じゃあ、その企業がどういった規模なのかということもヒアリングで質問させていただきましたところ、これでちょっと見ていただきたいと思うんですけれど、転出のところですね、これがもう、この今映ってるところから下のところは1,000人規模以上ということですので、転出のところはございません。上のところの転入のところですね、5人以下の、いわば零細企業これが70%以上が転入ということで、転出のところは60%、6人から30人以上の転入のところが14.71、6人以上30人以下のところが22.86%ということで、こういったところを見ますと、やはり中小・零細と言われる企業の移動というものが多いというふうに感じられます。特に、5人以下の企業がどんどん入ってきてる、これは産業政策の上の中でも、将来的にはこういった企業が芽を吹いて、どんどん大きな企業になるという1つの期待感もあるかと思うんですけれど、しかし、竹山市長がおっしゃる本社がどんどん堺市内に入ってきている、ここだけに説明を終えていては、ちょっと語弊というか、誤った情報発信なのじゃないかというところで取り上げさせていただきました。  また、先ほど森委員のほうからは、中小企業の支援、こういったところが今後も必要だということをおっしゃっておられました。これについては私も同意見でございます。同時に、このシャープや新日本工機といった大企業がどんどん堺市のほうに入ってきた、そういったことだけじゃなしに、こういった中小企業、零細企業のほうも堺市のほうでどんどん頑張っているというところで、その頑張りに対しての支援の1つとして、働き方改革というものが必要であると私は考えております。  平成30年度の予算という中で、この働き方改革の関連の予算というものは、まあ、ほかのところに比べると余り多くないかなと私は考えてしまいました。そして、こういった取り組みの中での事業としましては、先ほど御説明いただきましたように、主にセミナー、またセミナーの開催というものがメインになっておりまして、もちろん奨励金の活用というものもお答えをいただいておりました。働き方改革については、国においても議論されている状況にありますので、堺市においてもまだこのことについて、今、現時点で大きな予算を組むということは難しいことかと思いますけれど、先ほどもお示しいただいたように、対象とする企業、これが漠然としているかと思いますので、やはり、例えば業種別、職種別、地域別、例えば、1つとして、今回泉北の南区ですね、ここについては医療に関して力を入れていくという市長のほうの方向性もございますので、こういった職種でのゾーニングというんですかね、そういったことも必要になるのではないかと思います。  また、奨励金、この使い方についても、先ほど、例えば発表会を行われているということもあるんですけど、これをコンペ形式にされて、例えば優秀なものについては、何がしかの補助金メニューをつけてインセンティブにするというような工夫も取り入れていただければどうかなと私は考えております。  いずれにしても、このような取り組みについては、今後も継続的、長い目でしていっていただかなければならないということをお願いしたいと思います。また、その限られた予算は、水面に1滴の水を垂らすように、幾重にも波及効果が行き渡るようにしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  私の質問というのはこれで終了させていただきたいと思います。この1年、この産業環境委員会の皆様におかれましては、大変お世話になりました。時には見当違いな質問を投げたこともあったかもしれませんが、御容赦いただきたいと思います。  また、冒頭ありましたように、笠谷局長は今期御退職されるということで、この所管の各部局の中にも退職される方も数多くおられるかと思います。堺市が一般市から中核市、そして念願の政令市に移行するという、本当に本市にとっては激動の、そして変化に富んだ時代を担っていただいたということで、本当に敬意を表させていただきたいと思います。そしてまた、今後もさまざまな面で御活躍をされることを祈念いたしまして、私からの質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○宮本 会長  ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認めます。  以上で本分科会における案件の審査は終わりました。  これをもって産業環境分科会を閉会いたします。
     お疲れさまでございました。 〇午後4時19分閉会  ┌──────────────────┬───────────────────┐  │ 会長       宮 本 恵 子 │                   │  ├──────────────────┼───────────────────┤  │ 副会長      札 場 泰 司 │                   │  ├──────────────────┼───────────────────┤  │ 委員       小 林 由 佳 │                   │  ├──────────────────┼───────────────────┤  │ 委員       信 貴 良 太 │                   │  └──────────────────┴───────────────────┘...