• "公職辞任"(/)
ツイート シェア
  1. 堺市議会 2013-09-13
    平成25年第 3回定例会−09月13日-05号


    取得元: 堺市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    平成25年第 3回定例会−09月13日-05号平成25年第 3回定例会               〇 出 席 議 員(48名)         1番 黒 田 征 樹       3番 西 田 浩 延         4番 山 根   健       5番 野 村 友 昭         6番 高 木 佳保里       7番 田 中 丈 悦         8番 長谷川 俊 英       9番 木 畑   匡        10番 深 井 重 行      11番 石 谷 泰 子        12番 田 中 浩 美      13番 井 関 貴 史        14番 上 村 太 一      15番 三 宅 達 也        16番 池 田 克 史      17番 米 田 敏 文        18番 佐 治 功 隆      19番 池 側 昌 男        20番 大 林 健 二      21番 芝 田   一        22番 田 渕 和 夫      23番 裏 山 正 利        24番 成 山 清 司      25番 小 堀 清 次        26番 池 尻 秀 樹      27番 吉 川   守        28番 石 本 京 子      29番 源 中 未生子        30番 森   頼 信      31番  欠   番        32番 水ノ上 成 彰      33番  欠   番
           34番  欠   番       35番 北 野 礼 一        36番 野 里 文 盛      37番 西 村 昭 三        38番 榎 本 幸 子      39番 筒 居 修 三        40番 宮 本 恵 子      41番 小 西 一 美        42番 吉 川 敏 文      43番 松 本 光 治        44番 星 原 卓 次      45番 山 口 典 子        46番 大 毛 十一郎      47番 平 田 多加秋        48番 中 井 國 芳      49番 米 谷 文 克        50番 乾   恵美子      51番 城   勝 行        52番 栗 駒 栄 一               〇 欠 席 議 員( 1名)         2番 小 林 由 佳             〇 議 会 事 務 局 出 席 員   議会事務局長   笠 谷   実       議会事務局次長  武 田   守   議事課長     松 本 純 司       議事課長補佐   高 橋 康 浩   議事課主幹    矢 幡 いづみ       議事課主査    香 束 英 次   議事課主査    岡 本 浩 平       議会事務職員   堂 前 篤 志   議会事務職員   戸 井 雅 啓       議会事務職員   中 西 和 義   議会事務職員   堀 尾 篤 志       調査法制課長   仲 村   剛   調査法制課長補佐 植 松 あけみ       調査法制課主査  河 合 太 郎   議会事務職員   杉 本 和 夫       議会事務職員   西 井 園 絵   議会事務職員   田 中 美 江                 〇 議 事 説 明 員   市長       竹 山 修 身       副市長      田 村 恒 一   副市長      狭 間 惠三子       上下水道局長   木 田 義 和   技監       原 田 一 郎       市長公室長    中 條 良 一   総務局長     米 澤 博 隆       財政局長     上 坊 勝 則   市民人権局長   中 野 博 文       文化観光局長   志 摩 哲 也   環境局長     津 田 隆 年       健康福祉局長   早 川 泰 史   子ども青少年局長 吉 浦 松 和       産業振興局長   野 口   徹   建築都市局長   島 田 憲 明       建設局長     岡 本 広 美   消防局長     北 野 武 司   教育長      木 村 正 明       教育次長     原 田   勉   教育次長     木 谷   博   代表監査委員   藤 坂 正 則                 ┌─────────┐                 │ 議 事 日 程 │                 └─────────┘                                     議事第593号                                  平成25年9月11日 議 員         様                                  堺市議会議長                                    平 田 多加秋               議事日程第5号について(通知)  目下開会中の平成25年第3回市議会(定例会)の議事日程を次のとおり通知します。                      記 1.開議の日時   9月13日(金)午前10時 2.会議に付すべき事件  日程第一  大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者の推薦について  日程第二                    (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議案第114号 堺市教育委員会委員の任命について  日程第三               (決算委員会付託分〜委員長報告、討論、採決)        議案第 70号 平成24年度堺市一般会計歳入歳出決算の認定について        議案第 71号 平成24年度堺市都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 72号 平成24年度堺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 73号 平成24年度堺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 74号 平成24年度堺市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 75号 平成24年度堺市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 76号 平成24年度堺市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 77号 平成24年度堺市公債管理特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 78号 平成24年度堺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 79号 平成24年度堺市水道事業会計決算の認定について        議案第 80号 平成24年度堺市下水道事業会計決算の認定について                            (日程第四、第五、第六を一括)  日程第四               (常任委員会付託分〜委員長報告、討論、採決)        議案第 82号 堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例        議案第 83号 堺市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例        議案第 84号 堺市国民健康保険条例等の一部を改正する条例        議案第 85号 堺市南部大阪都市計画堺東駅南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例        議案第 86号 堺市南部大阪都市計画茶山台3丁東部地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例        議案第 87号 堺市南部大阪都市計画新金岡地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例        議案第 88号 堺市道路占用料条例の一部を改正する条例        議案第 89号 堺市火災予防条例の一部を改正する条例        議案第 92号 工事請負契約の締結について        議案第 93号 工事請負契約の締結について        議案第 94号 工事請負契約の締結について        議案第 95号 工事請負契約の締結について        議案第 96号 工事請負契約の締結について        議案第 97号 工事請負契約の締結について        議案第 98号 工事請負契約の締結について        議案第 99号 和解について        議案第100号 和解について
           議案第101号 指定管理者の指定について        議案第102号 指定管理者の指定について        議案第103号 指定管理者の指定について        議案第104号 本市において住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について        議案第105号 市道路線の認定及び廃止について        議案第106号 土地改良事業計画の策定について        議案第107号 大字西共有地処分について        議案第108号 大字野尻・大字金田共有地処分について        議案第109号 平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)        議案第110号 平成25年度堺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)        議案第111号 平成25年度堺市水道事業会計補正予算(第1号)        議案第112号 平成25年度堺市下水道事業会計補正予算(第1号)        議案第113号 物品の買入れについて  日程第五               (常任委員会付託分〜委員長報告、討論、採決)        議案第 81号 堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例        議案第 90号 工事請負契約の締結について        議案第 91号 工事請負契約の締結について  日程第六               (常任委員会付託分〜委員長報告、討論、採決)        閉会中の継続審査の申し出について       [議員提出議案第21号 堺市公務の政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例]       [議員提出議案第22号 堺市職員の政治的行為の制限に関する条例]  日程第七                    (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議員提出議案第34号 過労死防止基本法の制定を求める意見書  日程第八                    (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議員提出議案第35号 地方税財源の充実確保を求める意見書        議員提出議案第36号 大規模地震等災害対策の促進を求める意見書  日程第九                    (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議員提出議案第37号 若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書  日程第十                    (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議員提出議案第38号 日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議  日程第十一                   (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議員提出議案第39号 消費税増税中止を求める意見書  日程第十二                   (提案理由説明、質疑、討論、採決)        議員提出議案第40号 TPP交渉からの早期離脱を求める意見書              ┌─────────────┐              │ 本日の会議に付した事件 │              └─────────────┘  日程第一  大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者の推薦について  日程第二  議案第114号 堺市教育委員会委員の任命について  日程第三  議案第 70号 平成24年度堺市一般会計歳入歳出決算の認定について        議案第 71号 平成24年度堺市都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 72号 平成24年度堺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 73号 平成24年度堺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 74号 平成24年度堺市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 75号 平成24年度堺市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 76号 平成24年度堺市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 77号 平成24年度堺市公債管理特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 78号 平成24年度堺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第 79号 平成24年度堺市水道事業会計決算の認定について        議案第 80号 平成24年度堺市下水道事業会計決算の認定について  日程第四  議案第 82号 堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例        議案第 83号 堺市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例        議案第 84号 堺市国民健康保険条例等の一部を改正する条例        議案第 85号 堺市南部大阪都市計画堺東駅南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例        議案第 86号 堺市南部大阪都市計画茶山台3丁東部地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例        議案第 87号 堺市南部大阪都市計画新金岡地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例        議案第 88号 堺市道路占用料条例の一部を改正する条例        議案第 89号 堺市火災予防条例の一部を改正する条例        議案第 92号 工事請負契約の締結について        議案第 93号 工事請負契約の締結について        議案第 94号 工事請負契約の締結について        議案第 95号 工事請負契約の締結について        議案第 96号 工事請負契約の締結について        議案第 97号 工事請負契約の締結について        議案第 98号 工事請負契約の締結について        議案第 99号 和解について        議案第100号 和解について        議案第101号 指定管理者の指定について        議案第102号 指定管理者の指定について        議案第103号 指定管理者の指定について        議案第104号 本市において住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について        議案第105号 市道路線の認定及び廃止について        議案第106号 土地改良事業計画の策定について        議案第107号 大字西共有地処分について        議案第108号 大字野尻・大字金田共有地処分について        議案第109号 平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)        議案第110号 平成25年度堺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)        議案第111号 平成25年度堺市水道事業会計補正予算(第1号)        議案第112号 平成25年度堺市下水道事業会計補正予算(第1号)        議案第113号 物品の買入れについて  日程第五  議案第 81号 堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例        議案第 90号 工事請負契約の締結について        議案第 91号 工事請負契約の締結について  日程第六  閉会中の継続審査の申し出について       [議員提出議案第21号 堺市公務の政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例 ]       [議員提出議案第22号 堺市職員の政治的行為の制限に関する条例 ]  日程第七  議員提出議案第34号 過労死防止基本法の制定を求める意見書  日程第八  議員提出議案第35号 地方税財源の充実確保を求める意見書        議員提出議案第36号 大規模地震等災害対策の促進を求める意見書  日程第九  議員提出議案第37号 若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書  日程第十  議員提出議案第38号 日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議  日程第十一 議員提出議案第39号 消費税増税中止を求める意見書  日程第十二 議員提出議案第40号 TPP交渉からの早期離脱を求める意見書
    ┌────────────┐ △開議 └────────────┘  平成25年9月13日午前10時開議 ○議長(平田多加秋君) これより本日の会議を開きます。  本日の会議録署名議員は、会議規則第123条の規定によりまして、議長において13番井関貴史議員、26番池尻秀樹議員の両議員を指名いたします。 ┌────────────┐ △諸般の報告 └────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 日程に入るに先立ち、事務局長から諸般の報告をいたします。 ◎事務局長(笠谷実君) 報告いたします。  現在議場に在席する議員は47名であります。  なお、欠席の2番小林由佳議員からは、その旨通告がありました。  次に、大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員について欠員が生じたため、後任の候補者の推薦依頼が提出されております。  次に、決算審査特別委員会委員長及び総務財政、市民人権、健康福祉、産業環境、建設、文教の各常任委員会委員長から、去る8月27日の本会議におきまして、各委員会に付託されました案件について、お手元に配布いたしておりますとおり、審査結果報告書がそれぞれ議長に提出されております。  また、総務財政委員長から、お手元に配布いたしておりますとおり、閉会中の継続審査の申し出書が議長に提出されております。以上であります。                                  平成25年9月10日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                          平成24年度決算審査特別委員会                          委員長  松 本 光 治         平成24年度決算審査特別委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 70号│平成24年度堺市一般会計歳入歳出決算の認定について   │ 認 定 │ │       │                            │    │ │       │                            │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 71号│平成24年度堺市都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定に│ 認 定 │ │       │ついて                         │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 72号│平成24年度堺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認│ 認 定 │ │       │定について                       │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 73号│平成24年度堺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算│ 認 定 │ │       │の認定について                     │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 74号│平成24年度堺市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出│ 認 定 │ │       │決算の認定について                   │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 75号│平成24年度堺市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算の認定│ 認 定 │ │       │について                        │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 76号│平成24年度堺市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定 │ 認 定 │ │       │について                        │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 77号│平成24年度堺市公債管理特別会計歳入歳出決算の認定につい│ 認 定 │ │       │て                           │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 78号│平成24年度堺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の│ 認 定 │ │       │認定について                      │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 79号│平成24年度堺市水道事業会計決算の認定について     │ 認 定 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 80号│平成24年度堺市下水道事業会計決算の認定について    │ 認 定 │ └───────┴────────────────────────────┴────┘                                 平成25年8月29日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                            市民人権委員会                             委員長  米 田 敏 文             市民人権委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 89号│堺市火災予防条例の一部を改正する条例          │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 99号│和解について                      │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第104号│本市において住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域に│ 可 決 │ │       │おける住居表示の方法について              │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第109号│平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会│ 可 決 │ │       │所管分                         │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第113号│物品の買入れについて                  │ 同 意 │ └───────┴────────────────────────────┴────┘                                  平成25年8月29日
    堺市議会議長  平 田 多加秋 様                            産業環境委員会                             委員長  芝 田   一             産業環境委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 81号│堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例            │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 82号│堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例  │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 90号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 91号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第101号│指定管理者の指定について                │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第102号│指定管理者の指定について                │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第103号│指定管理者の指定について                │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第106号│土地改良事業計画の策定について             │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第109号│平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会│ 可 決 │ │       │所管分                         │    │ └───────┴────────────────────────────┴────┘                                   平成25年9月2日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                            建設委員会                             委員長  源 中 未生子              建設委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 85号│堺市南部大阪都市計画堺東駅南地区地区計画の区域内における│ 可 決 │ │       │建築物の制限に関する条例                │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 86号│堺市南部大阪都市計画茶山台3丁東部地区地区計画の区域内に│ 可 決 │ │       │おける建築物の制限に関する条例             │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 87号│堺市南部大阪都市計画新金岡地区地区計画の区域内における建│ 可 決 │ │       │築物の制限に関する条例の一部を改正する条例       │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 88号│堺市道路占用料条例の一部を改正する条例         │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 93号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 94号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 95号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 96号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第105号│市道路線の認定及び廃止について             │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第109号│平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会│ 可 決 │ │       │所管分                         │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第111号│平成25年度堺市水道事業会計補正予算(第1号)     │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第112号│平成25年度堺市下水道事業会計補正予算(第1号)    │ 可 決 │ └───────┴────────────────────────────┴────┘                                  平成25年9月2日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                           文教委員会                            委員長  池 尻 秀 樹              文教委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 97号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │
    ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 98号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第100号│和解について                      │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第109号│平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会│ 可 決 │ │       │所管分                         │    │ └───────┴────────────────────────────┴────┘                                   平成25年9月4日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                            総務財政委員会                             委員長  星 原 卓 次             総務財政委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第107号│大字西共有地処分について                │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第108号│大字野尻・大字金田共有地処分について          │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第109号│平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会│ 可 決 │ │       │所管分                         │    │ └───────┴────────────────────────────┴────┘                                   平成25年9月4日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                            総務財政委員会                             委員長  星 原 卓 次              閉会中の継続審査の申し出について  本委員会で審査中の下記の事件については、なお慎重審議を要するものと決定したので、会議規則第71条の規定により継続審査事件とされるよう申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 番   号 │             件     名             │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │ 議員提出議案 │堺市公務の政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条│ │ 第 21号 │例                               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │ 議員提出議案 │堺市職員の政治的行為の制限に関する条例             │ │ 第 22号 │                                │ └───────┴────────────────────────────────┘                                   平成25年9月4日 堺市議会議長  平 田 多加秋 様                            健康福祉委員会                             委員長  小 西 一 美             健康福祉委員会の審査結果報告について  本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第73条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────────┬────┐ │ 番   号 │          件     名           │ 結 果 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 83号│堺市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例       │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 84号│堺市国民健康保険条例等の一部を改正する条例       │ 可 決 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第 92号│工事請負契約の締結について               │ 同 意 │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第109号│平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会│ 可 決 │ │       │所管分                         │    │ ├───────┼────────────────────────────┼────┤ │議案第110号│平成25年度堺市国民健康保険事業特別会計補正予算    │ 可 決 │ │       │(第1号)                       │    │ └───────┴────────────────────────────┴────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ △日程第一 大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者の推薦について └──────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) これより日程に入ります。  日程第一、大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者の推薦についてを議題といたします。
     お諮りいたします。本件については、15番三宅達也議員を大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員として推薦することに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって、15番三宅達也議員を大阪府後期高齢者医療広域連合議会議員として推薦することに決定いたしました。 ┌──────────────────────────────────┐ △日程第二 議案第114号 堺市教育委員会委員の任命について └──────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第二、議案第114号堺市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ◎市長(竹山修身君) (登壇)議案第114号にございます堺市教育委員会委員の任命につきまして御説明申し上げます。  現在、同教育委員会委員として岩本直美氏に御活躍いただいておりますが、平成25年9月30日をもって任期満了となることから、後任として大島幸恵氏を任命いたしたいと存じます。同氏はおよそ18年間にわたり学習塾で子どもたちの学習指導や塾の運営に携わり、保護者からのさまざまな相談に対応するなど、人格が高潔であり、教育に関する識見をお持ちであることから、本市教育委員会委員として適任であると信ずるものでございます。  本件につきまして、何とぞ議員各位の御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑、委員会付託並びに討論を省略し、原案に対し同意することに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって本件は、質疑、委員会付託並びに討論を省略し、原案に対し同意することに決定いたしました。 ◆32番(水ノ上成彰君) 議長、緊急質問。 ○議長(平田多加秋君) ただいま、32番水ノ上成彰議員から緊急質問の申し出があります。緊急質問の内容をお聞かせください。 ◆32番(水ノ上成彰君) ありがとうございます。緊急質問の内容ですが、本日、朝日新聞の朝刊にですね、竹山市長に関する記事が出ておりまして、資金集め、動く自治会長、まちづくり支援事業の100万円の補助の見返りに竹山市長のパーティー券10枚が購入されたような記事が載っております。この件について市長に対して質問をしたいと思いますので、よろしく取り計らいをお願いしたいと思います。 ◆37番(西村昭三君) 議長。 ○議長(平田多加秋君) 37番西村昭三議員。 ◆37番(西村昭三君) 新聞のとやかく云々は、勝手にこんなもん書いとるもんで、議場をとめる必要はないと思いますよ。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田多加秋君) 本申し出の取り扱いについて協議するため、暫時休憩します。 〇午前10時6分休憩 〇午前10時31分再開 ○議長(平田多加秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  32番水ノ上成彰議員から緊急質問の申し出がなされております。  この際、お諮りいたします。32番水ノ上成彰議員からの申し出のありました緊急質問に同意の上、日程を追加し、日程の順序を変更して直ちに発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立少数であります。よって、緊急質問の申し出は否決されました。  議事を継続いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ┌─────────────────────────────────────────┐ △日程第三 議案第 70号 平成24年度堺市一般会計歳入歳出決算の認定について       議案第 71号 平成24年度堺市都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 72号 平成24年度堺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 73号 平成24年度堺市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 74号 平成24年度堺市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 75号 平成24年度堺市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 76号 平成24年度堺市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 77号 平成24年度堺市公債管理特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 78号 平成24年度堺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について       議案第 79号 平成24年度堺市水道事業会計決算の認定について       議案第 80号 平成24年度堺市下水道事業会計決算の認定について └─────────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第三、議案第70号平成24年度堺市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第80号平成24年度堺市下水道事業会計決算の認定についてまで、計11件を一括して議題といたします。  本件は、去る8月27日の本会議におきまして、平成24年度決算審査特別委員会に付託したもので、これより委員長の報告を求めます。松本決算委員長。 ◆43番(松本光治君) (登壇)平成24年度決算審査特別委員会における審査の結果について報告いたします。  本委員会は、去る8月27日の本会議において設置され、平成24年度各会計決算計11件が付託された後、8月29日から9月4日までの間、6分科会に分割して審査を行いました。  続いて、9月9日及び10日の2日間にわたり、分科会報告、総括質疑、討論の後、採決をいたしました結果、平成24年度各会計決算計11件は起立全員でそれぞれ原案のとおり認定することに決定いたしました。  なお、本委員会における各会派等の討論の内容については、お手元に配布のとおりであります。  以上で本委員会の報告を終わります。  〇平成24年度決算審査特別委員会における討論の内容 ┌─────┬────────────────────────────────────┐ │ 会派等名 │ 公明党堺市議会議員団、ソレイユ堺、自由民主党・市民クラブ       │ ├─────┴────────────────────────────────────┤ │ 私は、公明党堺市議会議員団、自由民主党・市民クラブ及びソレイユ堺を代表して、平成2│ │4年度各会計決算について意見を申し上げます。                    │ │ 国内外の経済情勢は、リーマンショック以降、欧州債務危機の深刻化、ユーロ崩壊の懸念な│ │ど、世界経済は慢性的な低迷状態が続いています。しかし、先進国を中心とした世界的な金融│ │緩和策などにより、アメリカを初め一部に回復基調も見られるようになりました。我が国にお│ │いても、東日本大震災や一時1ドル75円台となる歴史的な円高などが重なり、かつてない困│ │難な経済状況を強いられましたが、政府の経済・財政政策への期待や金融緩和などにより、よ│ │うやく景気回復に向けて明るさを取り戻しつつあります。                │ │ このような状況のもと、本市の平成24年度決算を見ますと、普通会計の実質収支は33年│ │連続、単年度収支も3年連続の黒字となり、また、全特別・企業会計においても、実質収支・│ │資金収支が前年度に引き続き黒字を確保されました。とりわけ国民健康保険事業特別会計の黒│ │字は、平成23年度決算と同様、市民生活にとっては好結果でありました。        │ │ 歳入については、個人市民税が増収となったものの、固定資産税が減収となったため、約1│ │6億円の減となっております。また、歳出については、生活保護費などの扶助費や臨時財政対│ │策債の発行などによる公債費が増加しましたが、一方で要員管理の徹底などによる人件費の削│ │減、市立堺病院事業会計への出資金が皆減となったことなどにより、歳出総額は約68億円の│ │減少となりました。また、経常収支比率は、1.2ポイント悪化し、96.7%となったもの│ │の、健全化判断比率の4つの指標については、引き続き政令指定都市でもトップクラスの水準│ │を確保しており、厳しい財政状況が続く中にありながら、おおむね健全な財政運営が図られて│ │いるものと考えられます。その中で、翌年度繰越額が前年比約34億円の減、不用額が前年比│ │約90億円の増といった状況は、厳密に分析すべきだと考えられます。          │ │ 今後、公共施設の老朽化に伴う更新・改修や急速な少子高齢化による社会保障関連経費の増│ │加など、より厳しい財政運営が予測されることから、人口誘導や産業振興、交流人口増加など│ │税源涵養に資する施策を積極的に推進するとともに、事務事業の見直し、行財政改革をより一│ │層推し進め、安定的かつ強固な財政基盤を構築し、将来にわたり市民に質の高い行政サービス│ │を提供していただくよう要望いたします。                       │ │ さて、先日、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定しました。│ │4年に一度のスポーツの祭典が東京で開催されることを考えますと、昨年のロンドンオリンピ│ │ック・パラリンピックでの感動がよみがえり、参加選手の活躍が再び私たちを感動の世界に導│ │いてくれると思うと胸躍る気持ちになります。また、経済面でも我が国への効果は大きく、本│ │市も敏感にその対応に反応すべきだと思います。スポーツは、人々に大きな感動や楽しみをも│ │たらすだけでなく、人格の形成、体力の向上、健康長寿の礎であるとともに、地域交流の促進│ │など明るく豊かで活力に満ちた社会を形成する上で欠かすことのできないものであります。本│ │市においても、昨年9月に堺市スポーツ推進計画が策定され、また、今年度よりセレッソ大阪│ │堺レディースが、J−GREEN堺を拠点として活動することとなりました。今後も、各スポ│ │ーツ施策を推進していく中で、スポーツを通じて活力のあるスポーツタウン堺の実現をめざし│ │ていただくよう求めておきます。                           │ │ 次に、防災対策についてですが、今後発生が予想される南海トラフ沿いの最大クラスの巨大│ │地震に対しては、あらゆる事態を考慮した地震・津波への対策を急がなければなりません。ハ│ │ード対策はもちろんでありますが、防災の基本は自分の命は自分で守ることであり、市民の防│ │災意識の高揚に取り組むとともに、学校における防災教育や住民参加によるワークショップな│ │ど、地域や市民一人一人が主体となって、防災について考え、行動するための仕組みを構築し│ │ていただくことを強く要望します。                          │
    │ 次に、エネルギー施策についてですが、東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所の事│ │故はいまだ収束する気配はなく、既存エネルギーに対し厳しい目が向けられています。クール│ │シティ・堺を標榜する都市として、再生可能エネルギーの普及促進、ひいては、市民が安心し│ │て暮らせる安全なエネルギーシステムの構築に、より一層努めていただき、全国の自治体をリ│ │ードする先進的な取り組みを期待いたします。                     │ │ 次に、長年の懸案であった旧堺病院跡地やいわゆる大浜三角地の活用が、ようやく具体的な│ │事業として一定の方向性が出されました。とりわけ文化観光拠点の整備については、市内に点│ │在する観光資源を結ぶ堺観光の基点となるとともに、堺の生んだ偉大な先人である千利休や与│ │謝野晶子、また茶の湯文化など堺の魅力を全国に発信できる施設であります。百舌鳥古墳群の│ │世界文化遺産登録に向けた取り組みとあわせ、堺の文化観光をアピールし、堺を訪れたいとい│ │うリピーターを確保していけるよう、今後の文化観光施策に力を注いでいただきたいと思いま│ │す。                                        │ │ 次に、産業施策についてですが、本市では産業振興アクションプランに基づき、地域経済の│ │活性化に向け、伝統産業の振興、企業の投資促進・雇用の創出などを総合的に支援してきまし│ │た。独自性・多様性を一つの特徴とする本市のものづくり産業の強みを生かし、本市産業の持│ │続的な成長のために尽力していただくよう求めておきます。また、アクションプランに示され│ │た4つの戦略に基づき、64のアクションプランを確実に実行することを要望しておきます。│ │ 加えて、政府の新たな成長戦略の一つに女性の活躍の推進が掲げられており、本市において│ │も、女性の仕事と子育ての両立を支援し、女性が持つ高いポテンシャルを十分発揮し、女性が│ │活躍できる環境の整備を推進していただくよう強く求めておきます。           │ │ 次に、子育て施策についてですが、保育所待機児童の解消について、重点的に取り組まれた│ │成果が出ていることは評価いたしますが、一方で保育の質についてはなかなか向上していない│ │のではないかと危惧しております。多様な保育ニーズを把握し、その反映に努めることで、保│ │育の質・量の両面から子育てのまち堺を実現していただくことを要望します。       │ │ 次に、学校教育についてですが、基礎的・基本的な学習内容の確実な習得と学習意欲の向上│ │をめざした取り組みを展開していただくとともに、社会的実践力の向上につながる施策の推進│ │にも積極的に力を入れていただきたいと考えます。また、児童・生徒がみずから命を絶つとい│ │う、あってはならない事件が全国で相次いでいます。いじめの未然防止・早期発見はもちろん│ │のこと、相手を思いやる、相手の痛みがわかる心の教育、豊かな心を育む情操教育になお一層│ │取り組まれることを求めておきます。                         │ │ さて、竹山市長は、市民目線・現場主義のもと、市長就任以来、市民サービスの向上、市政│ │の発展に力を注いでこられました。しかしながら、中心市街地の活性化や東西交通を中心とす│ │る総合的な公共交通体系の形成など重要な課題が残されており、さらに市民会館の建てかえ、│ │文化観光拠点の整備、大浜北町市有地の活用などハード・ソフト面において、一体的なまちづ│ │くりを推進する必要があります。単なる個々の事業・施設整備に終始するのではなく、堺のア│ │イデンティティーが感じられる将来ビジョンを練り上げた上で、有機的な施策連携を実行し、│ │整合性のあるまちづくりに留意していただきたいと考えます。市民の誰もが誇りと愛着、夢や│ │希望が持てるまちをめざし、持続的かつ安定的に成長・発展を続けるまちづくりのさらなる推│ │進を期待します。                                  │ │ 終わりに、これまでの決算審査特別委員会の審議を通じ、各委員から出された市政各般にわ│ │たる指摘や意見・要望を十分に尊重し、今年度後半の市政運営、さらに平成26年度の予算編│ │成並びに事業計画に生かされることを要望し、平成24年度各会計決算の認定に対する賛成の│ │意見といたします。                                 │ └──────────────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────────┐ │ 会派等名 │大阪維新の会堺市議会議員団                       │ ├─────┴────────────────────────────────────┤ │ 私は、大阪維新の会堺市議会議員団を代表して、平成24年度各会計決算について意見を申│ │し述べます。                                    │ │ 悪夢のような東日本大震災から2年半が経過しました。被災地では復興が進んでいるものの、│ │福島第一原子力発電所の収束状況は、このところ、引き続く漏水事故など、いまだ予断を許さ│ │ない状況にあると申さなければならず、一刻も早い復旧を願ってやみません。また、この夏は、│ │過去に例を見ない猛暑により、多くの方が熱中症で救急搬送されました。中には、命をなくさ│ │れる方もおられ、衷心からお悔やみとお見舞いを申し上げるものであります。加えまして、日本│ │各地を襲った集中豪雨や竜巻による自然災害が各地に大きな被害をもたらしており、近い将来│ │に発生が予想される東南海・南海地震に対する備えを初め、市民に一番近い基礎自治体として、│ │災害に強く、迅速な対応ができるシステム構築は、まさに、待ったなしの状況であります。 │ │ さて、世界に目を移しますと、欧州各国では財政危機が連鎖し、ユーロ圏の安定性に疑問符│ │がついたこともあり、世界経済は悪化方向にかじを向け、失業者の増大も加わり、世界経済は│ │冷え込むことになりました。我が国においても、新政権の経済政策に光明が見えつつあるよう│ │に感じられるものの、いまだ、実感として、経済や雇用に安心を感じられる域には至っており│ │ません。                                      │ │ 一方、外交におきましては、特に領土問題で周辺諸国と緊張した外交関係が続いており、特│ │に中国などとは、かの国の大きな経済力・軍事力を背景にした緊張関係が早々に緩むような気│ │配はありません。                                  │ │ このような情勢は、欧州の債務危機やリーマンショック、尖閣・竹島問題など具体的な事件、│ │事案を発端とするものと思われますが、その根源には、我が国が過去の高度経済成長時代の │ │政治、行政や外交の仕組みから決別し、進化できていないことがあります。すなわち、国の公│ │務員制度や地方自治制度の改革、財政改革を待つことなく、統治機構を変え、我々堺市におい│ │て、財政運営、予算編成、予算執行を自主的に改革していくべきだと考えます。      │ │ さて、平成24年度普通会計決算の収支は、昭和55年度から、33年連続黒字を維持し、│ │単年度収支についても3年連続の黒字を維持、特別会計や企業会計においても、実質収支及び│ │資金収支が前年度に引き続き黒字を確保していますが、市税収入は前年度に比べ減少しており、│ │堺市全体の経済活動が縮小傾向にあり、決して楽観できる状況ではないと考えます。    │ │ 一方、扶助費や臨時財政対策債の発行などによる公債費の増加に対しては、国の財政基盤も│ │中長期的に大きな回復を期待することは不可能と言える状況の中、この際、国の財政基盤を頼│ │ることなく、堺市独自の財政基盤を充実させる方向にかじを切らなければなりません。そのた│ │めには、これまでの行財政改革の努力を継続するとともに、大阪府・市、一体となった堺市の│ │成長戦略を早急に描く必要があります。                        │ │ 竹山市政の4年間を振り返ってみますに、市長は、平成21年秋の当選から市民目線を強調│ │され、また、現場主義を強調し、堺市内各区行事、集会、各種団体の会合に多数出席しておら│ │れます。市民の皆様の御意見を直接聞くという意味ではもちろん悪いことではありませんが、│ │市長として、堺の未来を見据えた、もっと大所高所からの視点も必要だったと考えます。  │ │ そこで、まず、まちづくり関連についてから意見を申し述べます。           │ │ 周知のごとく、中心市街地の活性化が堺市政の最重要課題であります。阪堺線支援、市民会│ │館の建てかえ、文化観光拠点施設、市民交流広場などの事業を計画され、すでに実施、もしく│ │はこれから実施していくということですが、必ずしも中心市街地をどのように活性するのかと│ │いう骨格となるべき基本方針が明確ではありません。                  │ │ そもそも中心市街地の活性化とは、単に堺東周辺の住民だけでにぎわうまちをつくることで│ │はなく、堺市全体から、また堺市以外の地域からも、そこへ足を運んでいただけるようなまち│ │づくりであると考えます。そのためには、個別事業の積み上げではなく、堺市全体が持続的に│ │発展するまちづくりの全体的な理念を包含したグランドデザインのもとで事業を推進する必要│ │があります。すなわち、1つは堺東駅前の市街地活性化であり、もう一つは東西交通とLRT│ │に関する基本計画の策定が急務であります。このためには、10年または20年、それ以上の│ │事業計画、計画全体に対する資金計画をあらかじめ準備して、全体の理念・方針を示すべきだ│ │と考えます。                                    │ │ まず、堺東の駅前の活性化では、竹山市長は就任後、中瓦町2丁を中心とする市街地再開発│ │事業の計画の中止を決定しました。以来、全く手つかずであり、同地域を活性化する責任の放│ │棄と言わざるを得ません。                              │
    │ 次に、堺東の一等地に建つジョルノビルについては、この場所に高層マンションが建てば、│ │今後の堺東駅前全体の開発計画や発展に大きな影響があると考えます。当局が推進するペデス│ │トリアンデッキは、このままでは主にマンションの住人または市役所のためにしか利用されな│ │いことになりかねません。堺東駅西地域の開発については、堺市の方針を見ながら地元地権者│ │が20年間努力されましたが結実しなかったという経緯からも、再度地権者から発意すること│ │は考えられず、ジョルノビルが高層マンションに建てかえざるを得なかったこととあわせて、│ │竹山市長において大きな失政であったと考えます。                   │ │ 次に、東西交通であります。市長はLRT計画を、当選後、直ちに中止・凍結しましたが、│ │現在に至るまで、東西交通に関する明確な将来ビジョンは見受けられません。我々大阪維新の│ │会堺市議会議員団は、既存鉄道やバスと結節するLRT交通網は非常に有効だと考えます。特│ │に、阪堺線との相互乗り入れを行うことにより、阪堺線の自立再生を可能にできるという点か│ │らも、堺の中にLRT交通網をつくっていくべきだと考えます。             │ │ 市民会館の建てかえにつきましては、駅直結の施設が断然いいということは誰もが認めると│ │ころです。市民会館の建てかえ計画自体が悪いと言っているのでなく、建てかえ場所や規模な│ │どについて、20年、30年先を見据えた慎重な検討がなされた上で、事業計画が立てられる│ │べきだということです。145億円もの建設事業費がかかる事業であるのに、これがなされて│ │ないということであり、詳細な検討がないまま現地建てかえを決定すべきではなく、現地建て│ │かえの計画を白紙に戻すべきだと申し上げます。堺東駅周辺活性化の具体的な構想がない中、│ │現地建てかえを先行させるべきではありません。                    │ │ 次に、文化観光拠点に設置する堺市立歴史文化にぎわいプラザの整備事業については、約3│ │6億円を投じ、公共事業的な施設のハードの整備だけが先行され、肝心かなめである中身のソ│ │フト面のプロモーションは今後検討されるものがほとんどであり、全体の議論が尽くされない│ │まま、ハード面だけがどんどん進められているのが現状であります。このようなハード面先行│ │の発想自体、大変危険であることは、大綱質疑や委員会を通じて、我が会派がたびたび指摘し│ │てきたところであります。経済効果、集客予測、事業採算性についてもっと精査すべきではな│ │いのか、地元ホテルや商業施設との連関性を急がなくてもよいのか、その他経営主体やランニ│ │ングコストの計算を先に確定すべきではないのかなど、非常に詰めが甘く、本当にこれでやっ│ │ていけるのか疑問を払拭できないどころか大変大きな危惧を抱かざるを得ません。ハード事業│ │とソフト事業は車の両輪であり、これらがそろってこそ施策として成り立つものであります。│ │とりわけソフト事業こそ市民の心をつかむ要素であり、このための基本計画がないとどのよう│ │な施策も長続きしないということを申し述べておきます。                │ │ 我々大阪維新の会は観光戦略は大阪府、大阪市、ともに広域でオール大阪で行うことが効果│ │的だと考えます。堺市1市のみでの観光施策では堺のよさを発揮できず、観光客の集客に失敗│ │すると考えます。今後の観光政策は広域で考えていくべきであることを申し述べておきます。│ │ 以上申し述べましたが、総括いたしますと、竹山市長の市政運営においては、都市経営とい│ │う観点では及第点にほど遠いものの、要員管理の徹底、事務事業の見直し、職員給与の削減等│ │により、引き続き行財政改革を推進されていることは事実であります。各会計の歳入歳出決算│ │及びその附属明細書はいずれも関係法令に準拠して作成され、かつ、その計数は正確と認めら│ │れ、予算の執行及びこれに係る財務会計事務の処理も特に問題がないと認めます。     │ │ 以上の点を総合的に検証した結果、平成24年度一般会計決算及び同各特別会計の認定につ│ │いては賛成すべきものと評価し、各会計決算の認定に対する意見といたします。      │ └──────────────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────────┐ │ 会派等名 │長谷川 俊 英 委員                          │ ├─────┴────────────────────────────────────┤ │ それでは、私から当委員会に付託されております平成24年度の各決算に関しての意見を申│ │し上げたいと思います。当委員会に付託されて以来、私は市民人権分科会と健康福祉分科会、│ │そして本日の総括質疑で発言をいたしました。                     │ │ 市民人権分科会で申し上げたことは、消防費に関する質問でございまして、北区北花田町4│ │丁における吸い殻投げ捨て事件に関する消防当局の対応を検証いたしました。火がついたまま│ │のたばこの吸い殻が投げ捨てられている現場、その現場になっております隣接のマンションが│ │松原市内にあることから、本市消防局は松原消防署に対応を委ねたまま、3カ月半にわたって│ │状況の改善が見られないというゆゆしき事態が発生しておりました。被害者であります本市住│ │民は、その間、火がついたまま捨てられる吸い殻による出火の不安におびえ、思い余って私に│ │相談がございました。私から連絡を受けた後、消防当局は敏速に対応し、その後数日において、│ │事件はほぼ解決に至りました。住民の不安も取り除かれたわけであります。しからばなぜ、 │ │住民の相談を受け、迅速かつ適切な対処をなし得なかったのか。火災予防に努め、また人命の│ │安全確保を使命とする消防組織において、業務遂行の基本的な姿勢を徹底的に反省すべき事件│ │であったと改めて思います。消防当局が今回の事件をきちんと総括をして、今後の消防行政に│ │おける教訓とされることを求めておきたいと思います。                 │ │ 次に、健康福祉分科会では、衛生費のうち公衆衛生費について、また民生費のうち社会福祉│ │費について質問をいたしました。公衆衛生費に関してただしたのは、第1回がん対策推進委員│ │会における市当局の説明に係ることでございました。当日の答弁は不十分であったので、その│ │後調査の上、報告をしてほしいと申し上げておりましたが、今日に至るまで、まだ詳細な報告│ │は受けておりません。まあ、私が急がなくてもいいというふうに言った経過もございますので、│ │市当局に責任を負わせるつもりはありませんけれども、このような事態は甚だ遺憾であると申│ │し上げておきたいと思います。                            │ │ また、社会福祉費に関しましては、民生委員の推薦手順について質問いたしました。予備推│ │薦会の構成員としての市議会議員の位置づけが、議会が公式に関知しないまま変遷していたと│ │いう事実が明らかになりました。議会人としてはいささか違和感を覚えます。       │ │ さらに、民生委員の政治活動について、地域でのそれが制限される旨の基本方針を持ちなが│ │ら、その徹底を欠いているという事実も指摘をいたしました。これらの指摘について、市当局│ │が適切な対応を行われることを求めておきます。                    │ │ なお、本日の総括質疑においては、東日本大震災から堺市に避難して来られた方々への支援│ │について議論をいたしました。議論の根拠は、大規模災害被災地等支援基金についての陳情を│ │審査した市民人権委員会の委員外議員質問であります。もとより、同基金は本年度に創設され│ │たものであり、本件決算審査にはなじみません。しかしながら、避難者支援行政は、基金創設│ │以前から必要性を生じていたものであり、同種の基金を持たない他の自治体においても取り組│ │みが見られることは、きょう総括質疑で指摘をしたとおりであります。          │ │ また、総括質疑において明らかになったことは、例えば岡山市に見られるように、本市施策│ │よりは、避難者にとってより有利な、また、より親切な施策を他市が行っていることでありま│ │す。関連する議論を行った健康福祉委員会において、市長は、先ほども披瀝をいたしましたが│ │全ての避難者の方々が望んでいるかゆいところに手の届くような基礎自治体としての支援を考│ │えたいとおっしゃいました。また、どうしたら堺のおもてなしの心を感じていただけるか検討│ │するとの答弁をされました。                             │ │ しかし、この市長の基本的な姿勢が担当各部課に行き渡らず、陳情回答における不十分さが│ │見られることは、総括質疑において市教委が認めました。支援策を統括する危機管理室が、政│ │令市等の主要自治体の支援施策を調べ、本市の支援策がそれよりも劣るものでないように留意│ │することを求めましたが、早急に作業にかかってもらいたいと思います。         │ │ また、健康福祉委員会においては、福島県が実施する県外避難者の甲状腺検査について、市│ │立堺病院等堺市内の医療機関においても受診できるよう、福島県に働きかけることを要請し、│ │市当局も応諾をしております。この件に関しても、可及的速やかな対応を求めたいと思います。│ │なお、私は、福島県以外の避難者、とりわけ子どもに対する早期の甲状腺検診が必要である │ │ことも主張しました。本件については、竹山市長再選後の課題として、関係当局の検討を求め│ │ておきたいと思います。                               │ │ ところで、その健康福祉委員会では、私に届いたメールの一文を紹介いたしました。これは、│ │瓦れきの件了解しましたという言葉に始まりまして、堺の市長選挙で長谷川さんの意見をお聞│ │きしたい。自分で考えるんですが、竹山さんをもう一つ信頼できない。維新側の発信内容はそ│ │れ以上に薄い。そして、長谷川さんはどうお考えでしょうかと、こういうメールでした。私は│
    │当日の市長の答弁を聞いた上で、このメールに返信すると申し上げておりました。返信をいた│ │しました。返信内容は、いろいろ書きましたが詳しくは御紹介しませんが、結論は、私は竹山│ │候補に一票を投じるという結論でした。そしたら返信が参りました。御丁寧にお返事ありがと│ │うございます。おかんにも伝えます。この言葉からすればかなり若い方が発信者のようであり│ │ます。私はかなりツィッター等であちこちチェックしているのですが、オリンピック関連は │ │余りプラス的な発言、イコール浮かれ気分な発言は慎むように機会がありましたら竹山さんに│ │お伝えください。この機会にお伝えしておきます。続けてメールを読みます。福島の方たちに│ │痛みを伴う7年間に恐らくなります。また福島の方たちを踏まえた発言に徹してくださいとも│ │おっしゃっています。最後のほうに、しかし竹山さん外見ももう一つですね、まあこれはいい│ │でしょう、やむを得ないことでありますから。そして最後にこう結んでおります。他県からは│ │維新に勝たせないよう私はフォローを受けています。こんなメールでした。        │ │ 2020年東京オリンピックの開催が決まったことについては、その後この委員会でもいろ│ │んな方が歓迎や期待の発言をされ、きょうもございました。私はその発言をなじる気持ちは毛│ │頭ありません。ただ、私たちには決して忘れてはいけないことがあるんではないでしょうか。│ │ 去る7日の深夜、私は岡山から用事があって福岡に行き、宿泊をしておりました福岡市のホ│ │テルで、ブエノスアイレスにおける日本のプレゼンテーション中継を見ておりました。今回の│ │招致決定の決め手になったとも言われる安倍首相のスピーチを聞いて驚きました。福島につい│ │ては、私が保証する。状況はコントロールされている。東京には、いかなる悪影響をこれまで│ │及ぼしたことはなく、今後も及ぼすことがない、こんな趣旨の発言が最初のプレゼンテーショ│ │ン及びその後の質問に対する回答として続いておりました。本当に状況がコントロールされて│ │いるんでしょうか。汚染水は今も海に流れ出て、現地の漁業関係者にも大きな不安を与えてい│ │るんではないでしょうか。そう思ってきょうの討論に備えておりますと、けさの朝日新聞、汚│ │染水強気の内実は、という見出しの記事を掲載しております。              │ │ そして、中ほどには、東電は遮断完全でないという見出しがついています。福島第一原発の│ │港湾の外では最近、多くの場所で海水から放射性セシウムは検出されていない。しかし、事故│ │直後の2011年四、五月に超高濃度の汚染水が外洋に流れ出た。海流に乗って広がり、薄め│ │られたと考えられる。流れ出た後、東電は1から4号機の取水口と港湾内の海中にシルトフェ│ │ンスと呼ばれる幕を垂らして放射性物質が外に漏れるのを防いでいる。しかし、東電は完全に│ │遮断できているわけではないという記事があります。さらに、政府によると、福島第一原発の│ │港湾内には今も1日300トンの汚染水が流れ込んでいる。8月19日の港湾の入り口で採取│ │した海水から1リットルあたり68ベクレルのトリチウムを検出した。港湾内の放射性物質が│ │港湾の外に広がっている可能性がある。また、高濃度の汚染水をためていたタンクから300│ │トンが漏れた事故では、近くの排水溝を通ってそのまま外洋に流れ出した可能性もある。  │ │ 原発20キロ圏内の魚類の調査では放射性セシウムの値は下がっている。しかし、7月に採│ │取したババガレイなどからは摂取基準値を超える値が検出されている。事故直後に漏れた放射│ │性物質が海底にたまっているためと見られる。                     │ │ 全てを御紹介する時間はありませんが、右側の縦の見出しをごらんください。福島の漁船主│ │の憤り、現場知らないから言える。私はこの安倍さんの発言が原発の事故の被災地と東京を切│ │り離したかのような言い方をしていることも気になりました。              │ │ 東京都内にもホットスポットがあると聞いておりますし、また、何よりも被災地には、まだ│ │自宅に戻れない15万人近くの人たちがいるんです。                  │ │ もしかしたら、東京五輪に国民の関心を引きつけ、いつの間にか、被災地や被災地の人々へ│ │の関心がそらされてしまうのではないかということを私は危惧をしております。      │ │ 東京五輪を歓迎するその気持ちを私はとがめないと申しました。しかし、このような3.1│ │1の大きな被害がまだ被災地には残っていること、救われない被災者の皆さんがたくさんいる│ │ことを私たちは忘れてはいけないと思っております。またきょう、自民党の野村委員から、維│ │新の堺八策という西林克敏堺ビジョンなる、これマニフェストというのかどうか知りませんが、│ │この内容に関する極めて鋭い指摘がありました。率直に言って、大変感心して聞いておりまし│ │た。この議会では、私も当初から、例えば二重行政の排除によって、大阪府や大阪市の統合に│ │よって、その効果とされる税源、橋下さんや松井さんは、当初4,000億円と言われたけれ│ │ども、あれだけの数字にならなかった、こんな指摘をしました。             │ │ ところが、維新の会の堺市議団の公式ホームページには8,000億円と書いているじゃな│ │いか、きちっと説明をしてほしいと私は申し上げました。きょうの野村委員から、あれほど的│ │確でわかりやすい指摘があったんだから、今最初に私が指摘したことも含めて、維新の会の皆│ │さんはこの討論の場で、きちんと説明をしてくださると、まあ期待はしてなかったけど思って│ │おりました。残念ながら、何も聞けません。先ほどのメールの方が他県からは維新に勝たせな│ │いよう私はフォローを受けてますと最後に結ばれました。実は私も先ほど、御披露した福岡の│ │会合で、参加者の皆さんから今回の堺市長は私たちも注目をしている。長谷川さん、帰ったら│ │頑張ってくれと、まあ私に頑張れることってほとんどないんですけども、そういう声をいただ│ │きました。つまり、堺の政権をとるには余りにもお粗末、かつ無責任な人たちがこの堺市政を│ │狙っています。                                   │ │ 野村委員に対する市長の最後の発言では、市長は自信ありげに強くおっしゃいました。期待│ │はしておりますが、そう甘くはないと私は思います。これは前にも申し上げました。相手は現│ │に市長候補となられる方ではないんです。はっきり申し上げて、橋下徹さんという人物が御自│ │分の野心のもとに、御自分の政治的な立ち位置を拡大していくために仕掛けてこられた選挙だ│ │と思っています。不思議なことに先ほど、維新の会の議員の皆さんがこの討論の場でおっしゃ│ │ってたことは、4年前の選挙のときに木原市長を守る立場でおっしゃったことではないかとい│ │う気もしてきました。一体何なんでしょう。まあきょうの御発言者、4年前の選挙にいらっし│ │ゃらなかったんで強く責める気持ちはありませんけれども、維新の会全体まで批判する気はあ│ │りませんが、維新の会の堺市議団、本当に堺市政に責任を持っていらっしゃるんですか。責任│ │を持っていらっしゃるならなぜ、この議会で私たちが提起したことにきちんと答えて、そして│ │この議論を通じて、市民の皆さんに御自身の政策をきちんと理解してもらおうと努められなか│ │ったんでしょうか。橋下さんという方の人気、まあ橋下さんは時々ふわっとした何たらとおっ│ │しゃっています。中身は何にも説明しない、そしてまた具体的に検証されたら、何の裏づけも│ │根拠もない無責任なそんな政策を抱えて、この堺市政を乗っ取られることは、私はたまりませ│ │ん。これもこの前申し上げました。                          │ │ 選挙は堺市民にとって大切な選挙です。そして、今私が憂いているようなことが起これば、│ │堺市民は大変不幸になります。竹山市長、竹山候補としてのあなたの責任は極めて重いという│ │ことを自覚していただきたい。必ず、選挙に勝利をしていただきたい。そのことを申し上げま│ │して、私の討論を終わらせていただきます。という観点から、今委員会に付託されております│ │各決算、全てについて私は同意することに、立場にあることを申し上げておきたいと思います│ │。ありがとうございました。                             │ └──────────────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────────┐ │ 会派等名 │日本共産党堺市議会議員団                        │ ├─────┴────────────────────────────────────┤ │ 日本共産党を代表いたしまして、2012年度決算について意見を申し上げます。    │ │ 昨年の総選挙によって、3年半ぶりに自公政権が復活し、この7月の参議院選挙では自民党│ │・公明党が参議院でも過半数の議席を獲得いたしました。ねじれの解消とマスコミはしきりに│ │持ち上げています。                                 │ │ しかし、今、国民には、消費税増税、社会保障制度の改悪、原発再稼働、TPP問題など、│ │命と暮らしにかかわる大問題が押し寄せています。これらは全て、国民からの反対の声が強く│ │上げられているものばかりです。国政と国民世論のねじれは、解消されるどころか激しさを増│ │すに違いありません。日本共産党は堺市民の暮らしを守る立場から、正面からこうした問題に│ │立ち向かっています。                                │ │ 堺市が、地方自治体として住民福祉の向上を図るには、国による自立・自助や適正化の名に│ │よる社会保障切り捨てに抗して、市民の暮らしを守る確固とした姿勢が求められます。その上│ │で、暮らしと福祉を優先し、市民生活向上に向けて市政の持てる力を注ぐこと、また災害に強│ │いまちづくりを進めることであります。市内商工業者の支援を強めることにより活気を取り戻│
    │すこと、あわせて、子どもたちの健やかな成長・発達を保障する教育を推進することが必要で│ │あります。さらには、自治都市・堺をよみがえらせることが最も重要と考えています。そこで│ │幾つかの点について意見を申し上げます。                       │ │ まず、国民健康保険についてです。その1つは高過ぎて住民生活を大きく圧迫している保険│ │料のことです。今年度は、1人平均わずか336円を引き下げ、4年連続となり、合わせて約│ │8,000円余り引き下げたことになります。しかし、なお高過ぎる状況は変わりません。他│ │政令市や府下自治体と比較しても高く、9つのモデルケースでは4つが政令市で一番高い状況│ │です。会計状況は平成22年度が31億円、23年度が35億円、24年度が25億円のそれ│ │ぞれ大幅な黒字であり、過去の赤字分を一気に解消し、国・府への返還金を考慮しても実質1│ │5億円の黒字となっています。収支状況から見て引き下げの条件が十分あるのです。それにも│ │かかわらず、厳しい会計状況ということを枕言葉のように繰り返すべきではありません。各種│ │医療費助成に対する国のペナルティー分の繰り入れを含め、ぜひ引き下げるよう求めておきま│ │す。                                        │ │ 国保の2つ目に保険料滞納対策について、滞納は根本に保険料が高過ぎることにあります。│ │債権管理の名のもとに無理な取り立てをすべきではありません。滞納者の暮らしの実情を十分│ │考慮して、丁寧な親切な対応をするよう求めておきます。                │ │ 次に下水道使用料についてです。この料金も政令市と府内自治体の中での位置については、│ │高い方から3番目と2番目で非常に高く市民生活を圧迫しています。6年間の利益額合計は4│ │9億5,000万円になります。不良債務も解消し、過去からの累積赤字も大幅に減っています。│ │安定的に利益が出る経営状況となっています。この料金の引き下げも強く求めておきます。 │ │ 学校教育についてですが、いじめや不登校、学力など学校教育に関する問題は、一刻の猶予│ │もなく改善されなければなりません。児童・生徒の管理を強化し、授業日数をふやすだけでは│ │決して解決するものではなく、少人数学級の実施など教育条件を改善することが必要です。こ│ │とし、政府は全面35人化は見送るとの方針を明らかにしました。しかし、一人一人に目が行│ │き届く少人数学級は世界の常識です。国や府に対し少人数学級実施を要望するとともに、堺市│ │独自の施策としての実施を強く求めます。また、猛暑の夏、既に熱中症で救急搬送された児童│ │・生徒は8人もいます。建物の耐震化と同様に、小学校・中学校の普通教室へのエアコン設置│ │も子どもたちの命を守る喫緊の課題です。実現を強く求めます。             │ │ 次に放課後児童対策ですが、児童を狙った犯罪が後を絶たない中で、子どもたちの放課後の│ │安全を守る施策は重要になってきています。しかし、本市の放課後児童対策の大きな課題であ│ │るのびのびルームは、大規模化が問題となり、児童の安全・安心を脅かす状況も生まれていま│ │す。この間、のびのびルームから堺っ子くらぶへの移行が進められていますが、定員のない堺│ │っ子くらぶでは200名を超えるルームもあります。国の放課後児童クラブガイドラインに沿│ │って、70人を超えるルームの分割、十分な施設の確保、専任複数体制で子どもたちの安全を│ │守るべく事業の充実を求めます。                           │ │ 保育料滞納による入所不承認については、平成24年度、滞納により入所できなかった児童│ │が84人にも上り対応を求めましたが、今後の対応については、滞納による不承認を回避する│ │ために、きめ細かな対応、分割納付については検討するとのことです。改めてきめ細かい対応│ │を求めておきます。また、滞納の場合の規定については承認しないものとするという部分を、│ │承認しないものとすることができるに変更するよう求めておきます。           │ │ 次に、堺市では保育所の待機児ゼロをめざす取り組みがさまざま行われてきました。ことし│ │4月には待機児62名と発表され、待機児を減少させたことは評価できるものです。しかしこ│ │の間、待機児ゼロでマスコミでも注目されている横浜市では、保育事業への企業参入が進めら│ │れ、園庭のない保育所や面積が緩和されている保育所等、劣悪な保育環境、人件費が低く抑え│ │られるなど保育の質の担保が懸念される事態となっています。              │ │ 堺市では企業参入の保育所がことし4月から開設され、実績などは今後注視したいと思いま│ │すが、横浜方式で待機児ゼロにしても保育の質は悪化し、子どもたちの健全な発達保障をゆが│ │めるものです。堺市が担保してきた保育の質を低下させず、よくする中で待機児解消に向けて│ │さらに努力されることを求めます。                          │ │ 次に、平成18年4月の政令市移行に伴い、区民まちづくり基金事業が創設され、区役所を│ │市民自治の拠点とし、各区の創意工夫で区域の特性を生かしたふれあいまつりや文化祭、ミニ│ │コンサートなど多彩な取り組みがされています。平成24年度の実績では、7区で139事業│ │総額1億7,500万円となっています。                        │ │ この事業は、区民参加・区民協働で区民の自治意識や連帯感が図られ、区民がともに支え合│ │う地域福祉のまちづくりなどで区域の特性を生かした住みよいまちづくりの実現が目的です。│ │この事業では堺区の高齢者見守りネットワークプロジェクト事業が参考にできます。堺区は全│ │世帯の約28%が高齢の方のみで3人に1人がひとり暮らしであることから、孤独死や虐待防│ │止などをめざして地域で高齢者の支え合いの仕組みとして取り組み、地域の方々の協力を得て、│ │気になるサインに気づいたときには地域包括支援センターや区役所の地域福祉課に連絡するこ│ │とで、高齢者を地域で相互に支える意識の広がりが生まれています。平成24年度では、高齢│ │者総合相談約2,000件のうち約320件が見守りネットワークを通じて成果が出ています。│ │ あわせて地域まちづくり支援事業については、94校区中88校区で取り組みが広まってい│ │ます。地域の主体性を生かす努力と、使途の透明性については、チェック体制を一層努められ│ │るよう求めておきます。                               │ │ 最後に、竹山市政4年間において、臨海部までのLRT計画420億円、堺東再開発350│ │億円など、大規模な公共事業を中止する一方、いち早く中学校卒業までの医療費助成を実現し、│ │国保料の連続引き下げ4年間で約8,000円、各種ワクチン接種への助成、おでかけ応援バ │ │スの平日の毎日運行などが取り組まれてきました。これらは長年、市民の切実な願いとして市│ │民運動が進められ、我が党も市民との共同した運動を進め、議会でその実現を追求してきたも│ │のです。                                      │ │ また、市長は市民の目線で市政を進めることをモットーに、庁議や予算編成過程を公開し、│ │市政の透明化を図り、タウンミーティングの開催など、市民の声に耳を傾ける努力を進めてき│ │ました。同時に、橋下・大阪維新の会の大阪府市統合本部や大阪都構想にくみせず、市政運営│ │でも一線を画してきました。政令市堺潰し・分割を許さず、政令市としてさらに発展させるこ│ │とを表明しています。                                │ │ こうした市長の姿勢を日本共産党は支持し、幅広い市民との共同で歴史ある堺市の自治と伝│ │統を守り、政令市としての権限・財源を生かして、施策を市民本位に前進させることを表明い│ │たします。                                     │ │ 市長は市長選挙に向けて公約を発表され、その中で住民に近い優しい基礎自治体をさらに発│ │展させるとされています。住民の自治の高揚を図り、都市内分権をさらに進められるよう求め│ │ておきます。                                    │ │ 指摘した施策についてはさらなる拡充の努力を求めまして、2012年度各会計決算につい│ │て了承することを表明し、意見といたします。                     │ └──────────────────────────────────────────┘ ┌─────┬───────────────────────────────────┐ │ 会派等名 │田 中 丈 悦 委員                         │ ├─────┴───────────────────────────────────┤ │ 24年度各会計決算につきまして私の意見を申し上げます。今議会におきまして、総務財│ │政分科会で、24年度決算の全般、そして特に堺市の財政状況について、また本日の総括質│ │疑でも議論いたしましたけども、文教分科会で奨学金問題と、就学援助費、これらを取り上│ │げて議論をしてまいりました。今回の決算委員会は竹山市政にとりまして、大きな締めくく│ │りの決算委員会となります。本市の状況は24年度決算から見ますと、既に分科会の議論で│ │も指摘をしましたとおり、堺市財政の基本的な状況といたしまして、財政健全化法に基づく、│ │指標の良好性、これを確認することはできます。しかしながら財政の硬直性を示す、経常 │ │収支比率、これが3年連続でポイントが悪化となっています。扶助費とあわせまして、公債│ │費増加もこれらの要因の1つであり、近年当分の間、本市は余裕のない財政運営を続けざる│ │を得ないというふうに考えています。消費税の引き上げ問題につきまして、国会での議論が│ │あるところですけど、国の1,000兆円の借金のツケを払うのは結局は国民以外の何者で│ │もございません。維新の会の皆さんは、この1,000兆円の借金が堺市財政を破綻に追い│
    │込むのではないかといった問題提起を立てて議論の展開をされています。しかしながら、堺│ │市財政が政府財政の債務によって破綻に追い込まれるのであれば、不交付団体以外の全国の│ │自治体が財政調整基金を確保している自治体を除いてすべからく破綻の危機に追い込まれる│ │ということになるわけでございます。この問題の立て方は国対地方ではなくて国対国民、国│ │家財政対国民生活というふうに捉えなければ、この問題を解くことはできません。日本のあ│ │るいは地方財政の税制度から見て、問題の基本を失うことになるというふうに指摘をしてお│ │きたいと思います。さて今回多くの都構想をめぐる問題につきまして、議論が交わされてお│ │ります。堺市の財政、これの今の状況の中で、大阪都構想の中に入り、そしてそれぞれの維│ │新の会の皆さんが言う施策を展開すれば、この財政はどうなるのかというのが極めて大きな│ │問題となります。振り返りまして大阪維新の会の今回の都構想、8月の9日に発表されまし│ │た制度案は、当初予定をしていました、4,000億円の、大阪を日本の成長エンジンにす│ │るといったその財源がございませんでした。コスト等を差し引きますと、わずか300億円│ │程度というふうに試算をしています。なぜこの4,000億なり、あるいは言われる8,0│ │00億円がそもそも最初に提示されたのかということでございます。2011年の12月の│ │27日だったと思いますけれども、第1回の府市統合本部が開催をされました。その中で言│ │われたのが、松井知事から言われたのが、大阪府の財政、そして大阪市の財政、これを全て│ │統合すれば8兆円の規模になる。それの10%が8,000億円だと、ここは難しいだろう│ │と。したがって、それの5%の4,000億円、これを目標にしようじゃないかということ│ │が、この4,000億円のそもそもの出発点でございます。さらにその会議で何を言われた│ │か。橋下さんはこれらの議論を通じまして、よしわかった、大阪都の目標を4,000億円│ │にしようと。今この4,000億円を、かつて大阪府は不交付団体だったことがあると。そ│ │のときと今の財政を比べれば8,000億円が必要だと。この4,000億円を捻出して投│ │資をして4,000億円の利益を上げると。これで8,000億円をつくり出すと。4年間│ │で大阪を不交付団体にするというふうに言ったのでございます。その結果、8月の9日の制│ │度案でございました。まさに成長財源はございませんでした。にもかかわらず、なぜか大阪│ │府と大阪市、堺市が統合すれば世界の都市に勝負ができるようなそんな成長戦略が描けると│ │いうこと自体を府民の皆さんの前で言うことは、まさに大阪府民・市民の皆さんを欺いてい│ │るということだと私は思います。大阪府の起債許可団体18.4%、この中でどうして堺市│ │が突っ込んでいって成長が果たせるのかと。あるいはそれぞれの財政の悪化の中に積み込ん│ │でいって府民の幸せや市民の幸せがかち取れるのかと、大きく間違っています。成長戦略路│ │線を追求すればするほど大阪都の財政は赤字になっていくと。こういうことは目に見えてい│ │ることじゃありませんか。もう1点は、今回の堺の維新の会の皆さんが示されたマニフェス│ │トでございます。先ほどもございましたけども、これほどの財政状況の中でLRTの戦略を│ │つくると、その建設財源が堺の3つの区から出てくるわけがございません。とんでもない勘│ │違いをしております。もしそうであれば、どのようにして堺の3つの区からその財源を捻出│ │するのかと、この根拠を明らかにして堺の3つの区における、あるいは堺市の堺区の中心市│ │街地における、それのまちづくりを改めて示すべきだというふうに思っております。大きな│ │問題がある状況でございます。今後のまちづくりにつきましては、私も議論させていただき│ │ましたけども、区への権限と財源の移譲、市民参加、市民協働システムと、これが欠かせな│ │い課題となってくると思われます。何人かの議員の方も指摘されています。自治基本条例や│ │こういった区内の都市分権、この仕組みをつくるのは1年から2年かかっていくということ│ │になるだろうと思います。竹山市長が戻ってまいりましたら、直ちに都市内分権あるいは市│ │民参加、この2つを推進していく部署を設置していただきたい。このことが今の区の分割と│ │いう、分割の区ということに応えられる、市民の皆さんに応えられる大きなツールとして活│ │用いただきたいというふうに思うところでもございます。               │ │ 最後になりました。先ほども議論いたしました奨学金問題でございます。わずか3,00│ │0円の堺市の高校生奨学金は、今のこういった子どもたちの負の連鎖、これをストップさせ│ │るということまでには到底及びません。そのわずか3,000円の奨学金すら今の生活保護│ │基準以下の子どもたち、1,646名の高校生が受けることができていないということであ│ │ります。この問題は基金の問題は別にして、まず所得のところ、ここからこれの以下のとこ│ │ろで予算の措置で1,200名程度だということではなくて、この所得の基準以下の高校生│ │を対象にするというふうに切りかえるべきでございます。竹山市長から基金の取り崩し、あ│ │るいはその他基金の統合が言われました。ぜひこれらを点検をしていただきまして、捻出で│ │きる財源が教育委員会の中にあるのかどうかということを教育委員会の中で詰めていただき│ │ますとともに、もし財源ありということでありましたら、一般財源からの支援ということも│ │含めて竹山市長当選後の市政、議論させていただきたいとよろしくお願い申し上げたいと思│ │います。                                     │ │ 最後になりましたけども、今回の議論の中で広域避難者の方の議論を私のほうはすること│ │はできませんでした。先ほどの長谷川委員が申し上げました意見、これにつきまして私は支│ │持をさせていただくと言うことをこの場をおかりして申し上げ、最後となりますけども、平│ │成24年度の各会計決算につきまして賛成の立場であることを申し上げまして、私の討論を│ │終わります。                                   │ └─────────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 以上で委員長報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。御意見はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  御意見なしと認めます。  これより本件を採決いたします。本件は、それぞれ原案のとおり認定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって、本件は、それぞれ原案のとおり認定されました。 ┌────────────────────────────────────────┐ △日程第四 議案第 82号 堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例       議案第 83号 堺市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例       議案第 84号 堺市国民健康保険条例等の一部を改正する条例       議案第 85号 堺市南部大阪都市計画堺東駅南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例       議案第 86号 堺市南部大阪都市計画茶山台3丁東部地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例       議案第 87号 堺市南部大阪都市計画新金岡地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例       議案第 88号 堺市道路占用料条例の一部を改正する条例       議案第 89号 堺市火災予防条例の一部を改正する条例       議案第 92号 工事請負契約の締結について       議案第 93号 工事請負契約の締結について       議案第 94号 工事請負契約の締結について       議案第 95号 工事請負契約の締結について       議案第 96号 工事請負契約の締結について       議案第 97号 工事請負契約の締結について       議案第 98号 工事請負契約の締結について       議案第 99号 和解について       議案第100号 和解について       議案第101号 指定管理者の指定について       議案第102号 指定管理者の指定について       議案第103号 指定管理者の指定について       議案第104号 本市において住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について       議案第105号 市道路線の認定及び廃止について       議案第106号 土地改良事業計画の策定について       議案第107号 大字西共有地処分について       議案第108号 大字野尻・大字金田共有地処分について
          議案第109号 平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)       議案第110号 平成25年度堺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第111号 平成25年度堺市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第112号 平成25年度堺市下水道事業会計補正予算(第1号)       議案第113号 物品の買入れについて △日程第五 議案第 81号 堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例       議案第 90号 工事請負契約の締結について       議案第 91号 工事請負契約の締結について △日程第六 閉会中の継続審査の申し出について      [議員提出議案第21号 堺市公務の政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例]      [議員提出議案第22号 堺市職員の政治的行為の制限に関する条例] └────────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第四から第六、すなわち議案第82号堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例から議案第91号工事請負契約の締結についてまで、計33件及び閉会中の継続審査の申し出についてを一括して議題といたします。  本件は、去る8月27日の本会議におきまして、市民人権、産業環境、建設、文教、総務財政、健康福祉の各常任委員会にそれぞれ付託したもので、これより順次、委員長の報告を求めます。  まず、米田市民人権委員長。 ◆17番(米田敏文君) (登壇)去る8月29日に開催されました本委員会の審査結果について報告いたします。  本委員会に付託されました案件は、議案第89号堺市火災予防条例の一部を改正する条例から議案第113号物品の買入れについてまで、計5件でありまして、いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意されました。  これで本委員会の報告を終わります。 ○議長(平田多加秋君) 次に、芝田産業環境委員長。 ◆21番(芝田一君) (登壇)去る8月29日に開催されました本委員会の審査結果について報告いたします。  本委員会に付託された案件は9件であり、分割して採決を行った結果、まず、議案第81号堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例、議案第90号工事請負契約の締結について及び議案第91号工事請負契約の締結について、計3件については、起立多数により、いずれも原案のとおり可決並びに同意されました。  次に、議案第82号堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例等残余の案件、計6件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決されました。  なお、大阪維新の会堺市議会議員団委員から、議案第81号堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例、関連する議案第90号工事請負契約の締結について及び議案第91号工事請負契約の締結について、これまでの本会議、委員会において建物の概要、特別展示室や茶室などハード面の整備並びに隣接する物販、会食、休憩ができる梅の花やスターバックスコーヒー、団体客のための大型バス駐車場等、その計画内容について議論してきた。その中でも、誘客施設として年間来場者見込みの分析、隣接施設における観光案内的サービス、催し物の想定、無料利用のエリアなど、ソフトの面での充実が大切で、現在の案をさらに煮詰めるように議論を行ってきた。  年間の来場者数については、条例案の有料ゾーンにおける来場予測から回収できる金額を年間約3,000万円と試算されているが、その想定は、非常に甘いと言わざるを得ず、ランニングコスト約1億円から2億円ということを考慮すれば、今後来場者が仮に伸びていったとしても、建物の建設に投入した税金を回収することが困難であるだけでなく、維持管理が財政を圧迫することは明白である。また、その必要性においても、堺市民が文化や歴史に触れたり、市外・海外より堺を訪れる方々のため、当該施設を整備するという点については理解できるものの、既に大仙公園内に立派な茶室が整備されているにもかかわらず、これとは別の場所に多額の税金をかけてまで新たに施設を建設するべきではなく、仮に当該施設を整備するのであれば、百舌鳥・古市古墳群が今回選考から漏れたとはいえ、今後も世界文化遺産登録を進めていくということであれば、なおのこと、博物館や茶室と連携させて大仙公園内に一体的に整備を行うほうが効率的であると考える。  そもそも、行政がこのような施設を整備するに当たっては、従来のように市民が文化歴史に触れるためという目的だけをもってその必要性を論じるのではなく、整備後の来場者や年間の維持管理費について十分な需要予測を行い、せめて入場料及びその他収入において、維持管理費の半分ぐらいは最低賄えるような予測が成り立たなければならず、建物本体についても、できる限りコンパクトにするなど、さまざまな工夫が必要であると考える。文化振興の分野といえども、経営感覚を持った計画でなければ、大切な税金の無駄遣いになってしまうおそれがあるのではないか。  近隣市においても、甘い来場者予測などにより廃止を余儀なくされた類似施設が多くある中で、計画の再考について再三お願いしてきたが、今般提案の施設が将来にわたって安定的に運営していけるという根拠の説明が不十分であるため、今定例会に提案されている議案第81号、議案第90号及び議案第91号について反対を表明するが、関連する議案第90号及び議案第91号に係る工事請負契約が公正に審査され落札されたこと自身を否定するものではないことを念のために申し添えるとの意見表明がありました。  以上で本委員会の報告を終わります。 ○議長(平田多加秋君) 次に、源中建設委員長。 ◆29番(源中未生子君) (登壇)去る2日に開催されました本委員会の審査結果について報告いたします。  本委員会に付託されました案件は、議案第85号堺市南部大阪都市計画堺東駅南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例から議案第112号平成25年度堺市下水道事業会計補正予算(第1号)まで、計12件でありまして、いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意されました。  以上で本委員会の報告を終わります。 ○議長(平田多加秋君) 次に、池尻文教委員長。 ◆26番(池尻秀樹君) (登壇)去る2日に開催されました本委員会の審査結果について報告いたします。  本委員会に付託されました案件は、議案第97号工事請負契約の締結についてから議案第109号平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分まで、計4件でありまして、いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意されました。  以上で本委員会の報告を終わります。 ○議長(平田多加秋君) 次に、星原総務財政委員長。 ◆44番(星原卓次君) (登壇)去る4日に開催されました本委員会の審査結果について報告いたします。  本委員会に付託されました案件は5件でありまして、まず、議案第107号大字西共有地処分についてから議案第109号平成25年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分まで、市長提出案件計3件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第21号堺市公務の政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例及び議員提出議案第22号堺市職員の政治的行為の制限に関する条例、以上、議員提出議案2件については、ソレイユ堺委員から、閉会中の継続審査とされたい旨の動議が提出され、採決の結果、起立多数で可決され、議長に申し出ることに決定いたしました。  以上で本委員会の報告を終わります。 ○議長(平田多加秋君) 次に、小西健康福祉委員長。 ◆41番(小西一美君) (登壇)去る4日に開催されました本委員会の審査結果について報告いたします。  本委員会に付託されました案件は、議案第83号堺市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例から議案第110号平成25年度堺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)まで、計5件でありまして、いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意されました。  以上で本委員会の報告を終わります。 ○議長(平田多加秋君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。通告がありますので、順次発言を許します。15番三宅達也議員。 ◆15番(三宅達也君) (登壇)大阪維新の会堺市議会議員団を代表して、議案第81号堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例、関連する第90号工事請負契約の締結について及び第91号工事請負契約の締結についてに対する意見を申し述べます。  先ほどの産業環境委員長報告において、私どもの会派の意見を申し上げていただきました。1つ目に、入場者の予測が甘く、約36億円の巨費を投じ整備を行っても、建設費用についての回収だけでなく、維持管理費が財政を大きく圧迫すること。2つ目に、歴史文化に市民が触れることや誘客のための施設整備は一定の理解ができるが、将来的な百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を見据えた一体整備の考えが反映されていないこと。また3つ目に、公共事業的なハード整備が先行され、肝心かなめの中身のソフト、そしてプロモーションが、今後検討するものがほとんどであって、議論を尽くされることなく、先にハード面が進められていることを申し上げました。  本来は、堺市歴史文化にぎわいプラザのこの条例の提案をまず行い、ソフトの中身を十分に議論し、その成立後、この事業に合うようなハード整備をコンパクトに行うべきであると申し上げます。特に堺においては、文学の分野でゆかりのある山崎豊子氏、東野圭吾氏、藤本義一氏など、まだまだ注目・紹介すべき魅力的な人物がたくさんおられますし、千利休の多くの資料は大阪市が保存している状態です。  柔軟な歴史・文化の紹介を広げることができるような無料特別展示施設なども議論いたしましたが、明確にその答えがなかったと感じております。入れ物よりも肝心の中身の議論が不十分であり、誘客の意味から、観光戦略、大阪府、大阪市、ともにオール大阪の観点で行うことが効果的であることをあわせて申し上げます。堺市1市だけでの観光施策では長続きせず、失敗するでしょう。慌てることなく、観光分野でも大阪府・市と連携していこうという市長が誕生する可能性がある以上、それを待ち、さきの委員会での討論に加えて、以上の意見をつけ加えて、今定例会に提案されている議案第81号、90号、91号については、私どもの会派では反対を表明いたします。 ○議長(平田多加秋君) 7番田中丈悦議員。 ◆7番(田中丈悦君) (登壇)私のほうから、議案第81号堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例案、議案第90・91号、この条例に関連する工事請負契約の締結につきまして意見を申し述べます。  歴史文化観光プラザにつきましては、その収入に当たる観覧料が1,500万から2,000万、駐車場収入が300万、土地の貸付料収入が1,200万円で、年間が3,000万から3,500万円の収入となっております。一方で、本事業に係る建設事業費は約36億円であります。本来、収益性を伴わない施設であり、これとは別に地域への経済効果が示されるというふうにされてるわけでございますけども、申し上げましたとおり、建設事業費の36億円に対しましての年間収入が3,500万円ということは、非常にそのレベルが低いというふうに考えます。  今までも産業環境委員会に所属をしていましたときに、一例といたしまして、与謝野晶子の駿河屋の調査・復元や堺市の埋蔵遺跡の活用あるいはならまちに倣ったまちづくり、環濠を生かした周辺のまちづくりなどを議論をしてまいりました。今言われてます維新の会の皆さんの大仙古墳への集約の方針とは意見を異にするものでございますけども、本来、従来の文化観光施設につきましては、従来から周辺のまちづくりとセットであるべきだということの議論をしてまいったところでございます。  以上の観点から、今回の計画の中身を見るときに、少なくとも周辺のまちづくりを含めました計画になお弱さがあるのではないかというふうに考えるところでございます。結果として、この施設を建物単体の整備で終わらせてしまうことがあってはなりません。そのような懸念を持つものでございます。  今回の堺市立歴史文化にぎわいプラザの設立につきましては、さらに目に見える形での周辺のまちづくり計画との連携あるいは周辺まちづくり計画との工程表、そういったことを具体的に示す必要があるのではないかというふうに考えるところでございます。  こうした観点から、予算を伴います議案の90号、91号につきましては、これを承認することとしましても、81号につきましては、以上の観点から直ちに同意をすることはできません。再度丁寧な周辺まちづくり計画、これの連携を要請させていただきまして、現時点での私の態度を留保させていただく扱いとしたいと思います。  なお、その他の議案につきましては、特に異論がないことを申し上げ、私の討論といたします。 ○議長(平田多加秋君) 8番長谷川俊英議員。 ◆8番(長谷川俊英君) (登壇)私からは、ただいま提案されております各議案のうち、第81号堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例と、これに関連をいたします議案第90号及び91号の工事請負契約の締結について意見を申し述べます。  申し上げるまでもなく、本件は1996年、平成8年に閉鎖された市立堺病院の跡地に建設される施設に関するものであり、その実現は本市における長年の懸案でございました。本件に対する市の取り組みは、幡谷市長の時代、病院閉鎖前の1993年、平成5年に策定をされたフェニックス文化軸構想に始まるのではないかと思っております。同構想に基づき、翌94年には、旧堺病院跡地を予定地として(仮称)堺市芸術文化センターの建設方針が決定をした。95年に美術館、与謝野晶子記念文化館、お茶の文化館を内容とする堺芸術文化センター構想が公表されました。しかし、この構想は経済事情によって頓挫し、1997年に病院施設が除却された後も事態の進展はございませんでした。  木原市長就任の2年目、2003年に至って堺市文化振興懇話会が堺市の文化振興施策についての意見書を提出し、病院跡地に文化観光拠点を建設する提言を行いました。2005年、平成17年に堺市文化観光拠点建設検討懇話会が設置をされております。  なお、この懇話会には現副市長の狭間惠三子さんも委員として参加をされ、第5回懇話会、2007年でございますが、そのときの発言について、副市長就任後に市民から公開質問状が提出されるという事態になりました。ともあれ、2008年に同懇話会の意見書が提出をされ、これに基づいて作成された堺市文化観光拠点整備方針(案)が公表され、パブリックコメントが実施をされました。  しかし、同年9月に発生をしたリーマンショックによって、宿泊施設などを伴う整備方針案は実現困難な状況に陥りました。2009年10月に就任をされた竹山市長が事務当局からの経過報告を受ける中で、事業推進の検討を指示され、11年1月に文化観光拠点施設整備事業整備方針(基本構想)、また5月に基本計画(案)が発表された後、パブリックコメントを経て、8月に基本計画が策定をされました。この基本計画に基づいて事業実施が進められてきたわけでございますが、これらの動きの中で、市議会ではさてどのような議論が行われたのか、それを知るために改めて議事録をひもときました。  平成22年、2010年第3回定例会6月3日でありますが、当時の馬場議員が大阪維新の会堺市議会議員団として初めての大綱質疑を行いますと切り出した質疑の中で、堺病院跡地の現状についてお聞かせくださいと質問してらっしゃいます。さらに、これに対する産業振興局長の答弁に対する2回目の発言では、このようにおっしゃっています。堺病院の跡地の問題でございます。リーマンショックがあってどうこうというようなお話がございましたが、企業はリーマンショックがあっても別にどんどん潰れたわけではございません。もうかる事業があれば進出してくるというのが企業の使命でございますので、私はその経済状況が云々ということよりも、もっとほかに実は問題があるのではないかというふうに感じています。私もいろんなプロの方にこの堺病院の跡地、どう活用していくかという考え方をお聞きをいたしました。プロがずっと見ていただくと、整備方針のソフトの部分はこういうことでいいんじゃないでしょうかという御判断なんですね。ハード部分ですね、ハード部分、上に何を建てるか、またその配置をどこに置くか、またその駐車場を、観光バスの駐車場も確保するということだそうでございますが、その駐車場の場所、こういったものが指定をされておるそうでございます。前回の方針でそのプロの目から見ると、本当にいい土地ですね、広大な土地のいい部分にそういったものが配置をされていると。したがって、どうぞ御自由にホテルなり物販なり飲食店なり、どうぞ御自由にというエリアは非常に使い勝手が悪い、またお客さんを集めることのパワーが弱い、そういう配置になっていることを数名の方がおっしゃっておりました。  そういう行政のほうの中途半端な計画を立てて、民間業者の手足を縛っているのが私は今の姿じゃないかなというふうに思っておりまして、整備方針、もう一度、検討されるということでございますので、新しい整備方針はできるだけたがを緩めた形で、民間の本当にもうかるのか、もうからないのか、どうすればもうかるのかということを自由に発想できるような案にしていただきたいというふうに思います。  きょうはソフトの部分に不足があるようなことをおっしゃいましたが、このときの馬場議員の発言では、ソフトはこれでいい、こういう発言がございました。また、後の発言でおわかりのように、この計画について積極的な推進を促しております。  そして最後におっしゃってるのは、いずれにしても、この堺、政令市になって5年目で、大きなターニングポイントを迎えております。これから、市長の政治的な判断、高度な政治的判断が要る案件というものが数多くやってまいります。ぜひ竹山市長にも頑張っていただきたいというふうに思います。こうおっしゃっておられます。  また、平成23年第2回の定例会6月9日に行われました大綱質疑で、きょう緊急質問の問題提起をされた水ノ上議員が、千利休と与謝野晶子は何度も観光資源として活用した。新しい切り口で進めていくべきで、その一つが三好一族だと、NHK大河ドラマを念頭に3者で三好一族を中心にまちおこしをすればどうか。あるいは震災被害を受けた東北大学に保存されている河口慧海の収集物を借り、文化観光拠点に展示室をつくってチベット展を常設すれば、チベットに心を寄せる人たちの観光も見込めるなどの具体的提案をなさっていらっしゃる。  さらに、同じ23年の第3回定例会9月1日の大綱質疑で米田敏文議員、こうおっしゃってます。  ハード面、ソフト面を含めてもう一度行ってみたいと思うようなリピーターが来ていただけるような施設をつくる必要がある。公共が整備する施設だけでなく、集客力のある民間施設なども誘致していただきたい。堺市には大型バスをとめる駐車場が本当に少ないと感じております。観光拠点とする以上、観光客を迎えるため、大型バスを含め駐車場の整備が急務であると発言をして、これに対して文化観光局長が、これら施設の規模は延べ床面積で2,950平米、整備費は約25億円程度を見込んでおりますと答弁をしたところ、米田議員はこのようにおっしゃいました。  昨年、我が会派の視察で鹿児島県の西郷隆盛さんや西郷南洲顕彰館というところへ行ってまいりました。小ぢんまりとした静かな丘の上にある、なかなかよい施設やと思って視察に行ってまいりました。お伺いしておりますと、2,950平米で、施設整備費が25億円程度と。25億円程度やったら、本当に建物しか建たないんじゃないかなと思います。そしてその後に、予算のことは今後また議論していただいて、増額でもしていただいて、本当にその25億円を捨てないような感覚で進めていただきたい。こうおっしゃったんですね。そのころに、きょうの三宅議員の御発言にあったようなことはちっともおっしゃっておられない。  ところが、平成25年の予算審査特別委員会、この3月12日で水ノ上議員が総括質疑に立ち、予算総額36億円、けちを自称する竹山市長としては大盤振る舞い、入館見込み数が年間15万ら20万人、これがずっと続くか疑問であると、あるいは管理経費が年間1億数千万では赤字で採算がとれないと、大仙公園の中につくる博物館、茶室、仁徳陵のガイダンス施設などと連関させるべきであると突然主張が変わってまいりました。  そして、その予算委員会の討論で西林委員が、旧堺病院跡の文化観光拠点の整備事業についてと題して発言をされ、採算性度外視で36億円の投資、入場者数を15万から20万人をめざすと言うが、過大に期待してるんではないか。文化施設は1つに集約すべきで、大仙公園にある堺博物館や今後整備されるであろう世界遺産のガイダンス施設と一体で、与謝野晶子文学館や茶の湯施設をつくるべきである。文化施設と観光施設をはっきりと分けるべきである。文化観光拠点整備は一旦白紙に戻し、計画を練り直すべきであるとして、25年度予算案に反対をされました。ことしの3月です。  実は、今のこの西林委員、当時の、あるいは水ノ上委員の発言、前の発言はすっかり忘れ去られたようでありますが、これらの発言には、さきに狭間副市長に公開質問状が出されたことを触れましたが、この質問状を提出された市民グループの方々の主張を勝手にかりたのではないかと思える節もございます。  過日の産業環境委員会での上村委員の討論は、さきの委員長報告にあったので省略いたしますが、以上のように、維新の会の本件への対応は、平成22年当時には期待施設として馬場議員が事業の促進を促す発言をされました。また、23年には水ノ上議員が展示内容について提案をし、米田議員に至っては、わざわざ会派全員で鹿児島まで行って同種施設の視察を行った体験を踏まえて建設費の増額さえ促しておられるわけです。対応が大きく変化したのは、竹山市長が再選出馬の表明をされた本年の2月議会からです。  つまり維新の会の皆さんは、市長が敵か味方かというその一点だけで政策評価をされていらっしゃる。政権奪取のために政策評価を180度変える、果たしてこれが市民に責任を持たれる対応でしょうか。ただ、もともと木原市政が進めようとされていた箱物行政をとめさせることを公約して市長選挙に挑まれた竹山市長が、ここに来て幾つかの箱物実現に取り組んでいくことを心配する市民がいないでもありません。任期中に懸案解決を図りたいとの思いであることは理解できますが、当該施設の効果的設置あるいはまた先ほど田中議員も触れておりましたけれども、設置後の効率的な運用に関する注意は怠らないでいただきたいと思います。  もっとも市長選で対することとなった維新の会の批判は、私はまさに噴飯物であると思っています。候補者となる西林氏や選対本部長だと聞く馬場氏は、前回選挙で木原市長を死に物狂いで応援をし、不利を悟った選挙終盤には、強引に進めようとしていたLRT計画の凍結という戦術転換さえも行われました。にもかかわらず、最大の箱物であるその計画復活を公約に掲げられました。その上、LRTを東区や美原区まで敷設するという全く財政的裏づけのない荒唐無稽な公約さえうたってることを決算委員会で自民党の野村議員が指摘をし、批判をされました。その際、野村議員がおっしゃった無責任な政策では有権者が健全な判断はできない。これは私、名言だと思います。無責任な政党に堺市や市民の身なりを委ねることはできない。とはいえ、維新の会だけではなく、市民グループの皆さんの主張には、私は市当局が耳を傾けてくださることを望んでおります。この方々は、長期間にわたって懇話会等の傍聴を続け、さまざまな場面で提言もしてこられたと聞いています。  このような状況に鑑み、例えば懇話会や審議会の場でそんなに熱心に関心を寄せる市民にその場で発言を求めるような会議運営があってもいいのではないかと、また、懇話会や審議会の委員の人選に当たって、形式的な住民団体の代表ではなく、とりわけ関心の高い市民を加えるなどの考慮も必要だと思います。都市内分権の一つのありようや、あるいは市民参加のさらに拡充という観点から、竹山市長再選後にぜひとも検討されることをこの際求めておきたいと思います。  なお、冒頭に申し上げた各議案については、予算も承認をしており、現時点では私は反対する意思のないことを表明いたします。  さらに、議員提出議案の第21号、同22号については、前議会でも申し上げましたが、私は審議の状況からいって、直ちに否決することが好ましいと思っております。したがって、継続審査には反対である旨を申し上げて私の討論を終えさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(平田多加秋君) 以上で討論は終わりました。  これより本件を採決いたします。採決は分割して行います。  まず、日程第四、議案第82号堺市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例から議案第113号物品の買入れについてまで、計30件を一括して採決いたします。  本件は、それぞれ原案のとおり可決並びに同意することに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ原案のとおり可決並びに同意されました。  次に、日程第五、議案第81号堺市立歴史文化にぎわいプラザ条例から議案第91号工事請負契約の締結についてまで、計3件を一括して採決いたします。  本件は、それぞれ原案のとおり可決並びに同意することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件はそれぞれ原案のとおり可決並びに同意されました。  次に、日程第六、閉会中の継続審査の申し出についてを採決いたします。  本件については、総務財政委員会からの申し出どおり閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は総務財政委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 ┌───────────────────────────────────────┐ △日程第七 議員提出議案第34号 過労死防止基本法の制定を求める意見書
    └───────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第七、議員提出議案第34号過労死防止基本法の制定を求める意見書を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。20番大林健二議員。 ◆20番(大林健二君) (登壇)ただいま議題となりました議員提出議案第34号過労死防止基本法の制定を求める意見書について、全議員を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  我が国は戦後の高度経済成長を経て、先進主要国としての地位を築き上げてきた。一方その過程において、過度の長時間労働や劣悪な職場環境を強いた一部の職場における「過労死」「過労自死」の発生は、大きな悲劇を生み深刻な社会問題として認識されるようになった。  労働基準法は、労働者に週40時間、一日8時間を超えて労働させてはならないと定め、労働者が過重な長時間労働を強いられるのを禁止し、労働者の生命と健康を保護することをめざしている。しかし、過労死を防止するに十分とはいえない状況が生み出されている。また、個人や家族、個別の企業の努力だけでは限界があり、総合的な対策を積極的に行っていく必要がある。  近年の精神疾患やパワハラへの対策を含め、今こそ企業、家族、社会に豊かさと幸福をもたらす立場であるはずの働く人の生命と尊厳を守らなければならない。  そこで過重労働による労働者の健康被害の実態等を踏まえた過労死、過労自殺防止対策を進めるための過労死防止基本法の制定を早急に行うよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑、委員会付託並びに討論を省略し、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって本件は、質疑、委員会付託並びに討論を省略し、原案のとおり可決されました。 ┌───────────────────────────────────────┐ △日程第八 議員提出議案第35号 地方税財源の充実確保を求める意見書        議員提出議案第36号 大規模地震等災害対策の促進を求める意見書 └───────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第八、議員提出議案第35号地方税財源の充実確保を求める意見書及び議員提出議案第36号大規模地震等災害対策の促進を求める意見書、以上2件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。9番木畑匡議員。 ◆9番(木畑匡君) (登壇)ただいま議題となりました議員提出議案第35号地方税財源の充実確保を求める意見書について、提案会派であります公明党堺市議会議員団、大阪維新の会堺市議会議員団、自由民主党・市民クラブ及びソレイユ堺を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  地方財政は、社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により、厳しい状況が続いている。  こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地方税財源の充実確保が不可欠である。  よって、国においては、下記事項を実現されるよう強く求める。                      記  1.地方交付税の増額による一般財源総額の確保について  (1)地方単独事業を含めた社会保障関係費の増など地方の財政需要を、地方財政計画に的確に反映することにより、一般財源総額を確保すること。  (2)特に地方の固有財源である地方交付税については、本来の役割である財源保障機能・財源調整機能が適切に発揮されるよう増額すること。  (3)財源不足額については、臨時財政対策債の発行等によることなく、地方交付税の法定率の引上げにより対応すること。  (4)依然として厳しい地域経済を活性化させる必要があることから、地方財政計画における歳出特別枠を維持すること。  (5)地方公務員給与の引下げを前提として、平成25年度の地方交付税が削減されたが、地方の固有財源である地方交付税を国の政策誘導手段として用いることは、避けること。  2.地方税源の充実確保等について  (1)地方が担う事務と責任に見合う税財源配分を基本とし、当面、国と地方の税源配分を「5:5」とすること。     その際、地方消費税の充実など、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系を構築すること。  (2)個人住民税は、その充実確保を図るとともに、「地域社会の会費」という基本的な性格を踏まえ、政策的な税額控除を導入しないこと。  (3)固定資産税は、市町村の基幹税目であることから、その安定的確保を図ること。     特に、償却資産の根幹をなしている「機械及び装置」に対する課税等については、現行制度を堅持すること。  (4)法人住民税は、一定規模以上の法人における均等割の税率を引き上げること。  (5)自動車重量税及び自動車取得税は、代替財源を示さない限り、市町村への財源配分の仕組みを含め現行制度を堅持すること。  (6)ゴルフ場利用税は、ゴルフ場所在の市町村にとって貴重な税源となっていることから、現行制度を堅持すること。  (7)地球温暖化対策において地方自治体が果たしている役割を踏まえ、地球温暖化対策譲与税を新たに創設するなど、地方税財源を確保する仕組みを構築すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平田多加秋君) 22番田渕和夫議員。 ◆22番(田渕和夫君) (登壇)引き続きまして、議員提出議案第36号大規模地震等災害対策の促進を求める意見書について、提案会派であります大阪維新の会堺市議会議員団、ソレイユ堺、自由民主党・市民クラブ及び公明党堺市議会議員団を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  一昨年の東日本大震災以降、全国における地震は、それ以前とは比較にならないほど頻発し、大きな地震もしばしば発生している。そうしたなか、今後の発生確率が極めて高く、甚大な被害が懸念される「首都直下地震」および「南海トラフ地震」に対しては、国を挙げて万全の対策が急務となっている。  また、日本列島は太平洋、フィリピン海、北アメリカ、ユーラシアの4つの大きなプレートが交わる場所に位置しているため、我が国は地殻変動による地震、津波、火山噴火等の頻発する国といえる。さらに近年増えている局地的豪雨は地形の急峻さと相まって土砂災害を発生させ、台風等による風水害は大規模な被害をもたらしている。  そこで、国民の生命・財産を守るため、高度経済成長期に整備された道路、橋梁、上下水道・電気等のライフライン、港湾、河川堤防やダム等の水防・砂防設備といった社会資本の老朽化に対して、計画的な長寿命化を早期に行うとともに、総合的な防災・減災、国土の強靭化を定める基本的理念が必要と考える。  よって、政府におかれては、以下の事項について早急な対策を講じるよう強く要望する。                      記  1.東日本大震災の教訓を踏まえ、防災・減災および発災後の迅速な復旧・復興に資する事前措置を実施するための計画及び総点検等を定める「防災・減災等に資する国土強靭化基本法」(衆議院で継続審議)の趣旨に沿い、防災・減災対策を強化すること  2.発生確率が極めて高いといわれる首都直下地震に対して、行政の中枢機能を維持するための基盤整備のほか、木造密集地域対策や帰宅困難者対策、住民防災組織への支援強化を盛り込んだ「首都直下地震対策特別措置法」(衆議院で継続審議)の趣旨を踏まえ、首都直下地震対策を推進すること  3.甚大な被害をもたらすおそれのある南海トラフ地震について、津波避難対策の強化を要する地域を指定し、それら地域の対策強化事業の加速化に要する規制緩和および財政上・税制上の特例を定めるよう「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」(衆議院で継続審議)の趣旨を踏まえ、南海トラフ地震対策に取り組むこと  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑並びに委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって本件は、質疑並びに委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。12番田中浩美議員。 ◆12番(田中浩美君) (登壇)議員提出議案第35号地方税財源の充実確保を求める意見書案及び議員提出議案第36号大規模地震等災害対策の促進を求める意見書案について、日本共産党堺市議会議員団を代表して意見を申し上げます。  議員提出議案第35号地方税財源の充実確保を求める意見書案についてでありますが、本意見書案の社会保障関係費の増などの地方の財政需要を地方財政計画に的確に反映することなど、地方交付税の増額による一般財源総額の確保については賛同するものです。しかしながら、意見書案では、地方財源の充実確保を図るため、地方消費税の充実を求めるとしています。  御承知のように、消費税法では、地方消費税の税率は国の消費税率の25%とされています。国の消費税率は4%ですから、地方消費税は消費税率に換算すると1%に相当し、国の消費税と地方消費税を合わせて5%となっております。地方消費税を充実させるとの主張は、地方が国に対して消費税の増税を迫るものであります。  消費税は、所得の少ない人に重くのしかかる最悪の不公平税制であり、国民の購買力を奪い、現在の深刻な地方経済の回復を阻害するものであります。我が党は来年4月からの増税の中止を求めるものです。地方経済の落ち込みは、地方財源の充実確保にも大きく影響を及ぼします。  以上の理由により、本意見書案に反対するものです。  議員提出議案第36号大規模地震等災害対策の促進を求める意見書案についてですが、本意見書案は、現在衆議院で継続審議となっている防災・減災等に資する国土強靱化基本法、首都直下地震対策特別措置法、東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の趣旨を踏まえて政府に地震対策を進めることを求めるものとなっています。  防災・減災等に資する国土強靱化基本法は、国土強靱化の目的として、大規模災害に備えた事前防災や減災、迅速な復旧・復興のための強靱な国土づくりとともに、国際競争力の向上に資する強靱な国土づくりを挙げています。  この国際競争力の向上に資する事業とは、高速道路や新幹線、港湾、空港など巨大開発事業にほかなりません。さらに社会インフラ老朽化の危険から国民の命、安全を守ることは国土強靱化の目的にはなっていません。ほかの国土計画関係法と同様に、環境保全や自然再生の視点や住民参加の仕組みもありません。結局、防災老朽化対策の重視とは名ばかりで、大規模災害を口実に新規の大型開発事業見直しどころか、継続・拡大させる根拠となるものです。こうした内容を持つ本意見書案には賛同できません。  以上の理由により本議案に反対するものです。 ○議長(平田多加秋君) 以上で討論は終わりました。  これより本件を採決いたします。本件は、それぞれ原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件はそれぞれ原案のとおり可決されました。 ┌──────────────────────────────────────┐ △日程第九 議員提出議案第37号 若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書 └──────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第九、議員提出議案第37号若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。38番榎本幸子議員。 ◆38番(榎本幸子君) (登壇)ただいま議題となりました議員提出議案第37号若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書について、提案会派であります大阪維新の会堺市議会議員団、ソレイユ堺、自由民主党・市民クラブ及び公明党堺市議会議員団を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  ライフスタイルの多様化や少子高齢化により、若い世代の働き方や暮らし方が変化している。非正規労働者や共働き世帯が増えた今、若い世代が本来望んでいる仕事と生活の調和が崩れ、理想と現実のギャップに悩む人が少なくない。  中でも、働く貧困層といわれるワーキングプアから抜け出せずに結婚を諦めざるを得ない若者の増加や、仕事と子育ての両立に悩む女性の増加、正規雇用でありながら過酷な労働環境で働き続けることができない若年労働市場の実態など、今の若い世代を取り巻く問題は多岐にわたり、年々深刻さを増している。今こそ国を挙げて、若い世代が安心して就労できる環境等の整備が求められている。  よって政府においては、若い世代が仕事と生活の調和を保ち、安心して働き続けることができる社会の実現をめざし、一層の取り組みを進めるべく、以下の事項について適切に対策を講じるよう強く求める。                      記  一、世帯収入の増加に向けて、政労使による「賃金の配分に関するルール」作りを進めること。また、正規・非正規間の格差是正、子育て支援など、総合的な支援を行うとともに、最低賃金引き上げに向けた環境整備を進めること  一、労働環境が悪いために早期に離職する若者も依然として多いことから、若年労働者に劣悪な労務環境下で仕事を強いる企業に対して、違法の疑いがある場合等の立入調査の実施や悪質な場合の企業名の公表などを検討し、対策を強化すること  一、個人のライフスタイルに応じた多様な働き方を可能とするために、地域限定や労働時間限定の正社員など多元的な働き方を普及・拡大する環境整備をすすめるとともに、短時間正社員制度、テレワーク、在宅勤務などの導入を促進すること  一、仕事や子育て等に関する行政サービスについて、若者支援策がより有効に実施・活用されるよう、利用度や認知度の実態を踏まえ、必要な運用の改善や相談窓口等の周知、浸透等に努めること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
     以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑並びに委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって本件は、質疑並びに委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。29番源中未生子議員。 ◆29番(源中未生子君) (登壇)議員提出議案第37号若い世代が安心して就労できる環境等の整備を求める意見書案について、日本共産党堺市議会議員団を代表して意見を申し上げます。  若い世代の雇用と労働条件は深刻さを増しています。失業率が他の世代の2倍にもなっているだけでなく、多くの若者が法律も社会常識も無視した雇用形態と労働条件で働いています。特に深刻になっているのが派遣、パート、契約など非正社員の急増です。大企業でも派遣や業務請負で働く若者がふえ続けています。一方で正社員に対しては異常な長時間労働がはびこっています。政府は安定した雇用と人間らしく働ける労働条件の確保という政治の当然の責任を果たすべきです。労働厚生の規制緩和を進め、非正社員への置きかえをやりやすくする政策をとり、違法・脱法行為さえ見逃しています。その一方で、政府の若年雇用対策は専ら若者の職業観や人間力を問題にするだけで、不安定雇用拡大の是正にも労働条件と権利の擁護にまともに取り組もうとしていません。  本意見書案では、政府のこうした施策の転換を求めるのではなく、ライフスタイルの多様化や少子高齢化により若い世代の働き方が変化している、それに応じた働き方の環境整備を求めるだけのものとなっており、賛同できません。特に多様な働き方を可能にするために、地域限定社員、労働時間限定社員を導入することは、雇用期間が無期限なので正社員として扱われます。パートや契約社員などのように契約期間が有期でなくなるため、安定して働けるように見えます。しかし、企業の都合で勤務先の工場や店舗の閉鎖、業務が廃止されれば簡単に首切りされてしまいます。  厚生労働省の通達では、限定正社員の解雇は一般の正社員と同列に扱われることにならないとしています。正社員にある解雇制限ルールが限定正社員にはそのまま適用されないというのです。深刻な正社員の実態を放置・悪化させ、それが無理なら限定正社員にというのでは、全ての労働者の賃金・労働条件は悪化するばかりです。今必要なことは、長時間労働の是正やサービス残業の根絶、均等待遇の実現、最低賃金の引き上げなど、誰もが安心して働き続けられるようにルールを確立することです。  以上の理由により本意見書案に反対するものです。 ○議長(平田多加秋君) 以上で討論は終わりました。  これより本件を採決いたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ┌──────────────────────────────────────┐ △日程第十 議員提出議案第38号 日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議 └──────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第十、議員提出議案第38号日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。32番水ノ上成彰議員。 ◆32番(水ノ上成彰君) (登壇)ただいま議題となりました議員提出議案第38号日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議について、提案会派であります大阪維新の会堺市議会議員団を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  米カリフォルニア州グレンデール市に2013年7月30日、慰安婦を象徴する少女像と碑が設置された。  その碑文には、「I was a sex slave of Japanese military」「(日本語訳)私は日本軍の性奴隷でした」、「In memory of more than 200,000 Asian and Dutch women who were removed from their homes in Korea, China, Taiwan, Japan, the Philippines, Thailand, Vietnam, Malaysia, East Timor and Indonesia, to be coerced into sexual slavery by the Imperial Armed Forces of Japan between 1932 and 1945」「(日本語訳)1932年から1945年にかけて、20万人以上のアジア人とオランダ女性たちが、韓国、中国、台湾、日本、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、東ティモール、インドネシアの彼女たちの家から拉致され、大日本帝国軍によって強制的に性奴隷にされました」などと刻まれている。  この慰安婦の像や碑は主に韓国系団体の働き掛けで設置されたものであり、このような慰安婦に関する碑の設置や地方議会での慰安婦決議が米国各地に広がっている。  今や従軍慰安婦という言葉にかえて、さらに我が国の名誉を貶める表現である「性奴隷」という言葉を定着させようとしている事態は看過できない。慰安婦は決して「性奴隷」ではなく、また米国で展開されている歴史認識は事実を大きく歪曲している。  第一次安倍内閣は平成19年、「政府が発見した資料には、軍や官憲による強制連行を直接示す記述はない」との答弁書を閣議決定しており、これに照らせば政府見解とは全く相いれないものであり、明らかな歴史のねつ造である。  報道によれば韓国系団体は全米で20か所にこのような慰安婦像や碑の設置をめざしているとのことであり、直ちに日本政府は正式な歴史認識をもって米国に抗議し反日運動を阻止しなければ、慰安婦像や碑の設置を通して事実に反する歴史認識が世界中で定着し、日本の将来に大きな禍根を残すことになる。  よって日本政府は直ちに慰安婦に関して正式な歴史認識をもって米国政府に抗議し、このような慰安婦像や碑を撤去することを毅然とした態度で求めることを強く要望する。  以上、決議する。  以上、心ある議員の皆様方、日本の名誉を守るため、何とぞ賛成いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑並びに委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって、本件は、質疑並びに委員会付託を省略することに決定をいたしました。  これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。50番乾恵美子議員。 ◆50番(乾恵美子君) (登壇)議員提出議案第38号日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議案について、日本共産党堺市議会議員団を代表して意見を申し上げます。  本市市議会は、2010年3月29日に慰安婦問題について政府に誠実な対応を求める意見書を採択しました。政府に対して慰安婦問題の真相究明、被害者の尊厳回復に誠実な対応を求めているところです。  慰安婦問題に対する現在の政府の姿勢は甚だ不十分なものですが、1993年に発表した慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話を継承すると繰り返し国会で安倍首相も答弁し、意見書の中で触れている第一次安倍内閣の2007年の質問主意書に対する答弁書の中でもこのことを認めています。  河野談話によれば、長期にかつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置・管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も甘言・強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、さらに官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は強制的な状況のもとでの痛ましいものであった。なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は、我が国の統治下にあり、その募集・移送・管理等も甘言・強圧による等総じて本人たちの意思に反して行われた。そして、我々はこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。我々は歴史研究、歴史教育を通じてこのような問題を長く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないというかたい決意を改めて表明すると、このように述べています。  本決議案は、こうした政府の立場を完全に逸脱するものです。意見書の中にある、政府が発見した資料の中には、軍や官憲による、いわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったとの答弁書について、安倍内閣はことし6月18日に日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員が提出した質問主意書に対する答弁書で、日本軍による強制連行を示す資料であるバタビア臨時軍法会議での記録があることを認め、慰安婦問題に関する日本軍による強制連行を示す証拠が政府の発見した資料の中にあることを初めて認めました。同記録は、日本軍がジャワ島、スマランほかの抑留所に収容中のオランダ人女性らを慰安所に連行し、宿泊させ、おどすなどして売春を強要するなどしたと明記されており、答弁書は、御指摘のような記述がされていると認めており、安倍内閣は2007年の答弁書の誤りを認めて撤回すべきです。  本市議会は、6月24日に日本維新の会共同代表らによる、いわゆる従軍慰安婦問題等に関する日本維新の会共同代表らによる発言の撤回・謝罪、さらに公職辞任に求める決議を採択したところである。こうした状況にあるにもかかわらず、大阪維新の会堺市議会議員団がこの決議案を本市議会に提出し、橋下氏自身も慰安婦問題というものが必要だ、必要なのは誰だってわかるとの発言を撤回するどころか、メディアに対して誤報と責任転嫁していることは、日本の国際的信用を大きく傷つけ、国益を損なう行為であり、強く改めて抗議し、本決議案に反対するものです。 ○議長(平田多加秋君) 以上で討論は終わりました。  これより本件を採決いたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立少数であります。よって、本件は否決されました。 ┌───────────────────────────────────┐ △日程第十一  議員提出議案第39号 消費税増税中止を求める意見書 └───────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第十一、議員提出議案第39号消費税増税中止を求める意見書を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。28番石本京子議員。 ◆28番(石本京子君) (登壇)ただいま議題となりました議員提出議案第39号消費税増税中止を求める意見書について、提案会派であります日本共産党堺市議会議員団を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  安倍政権は、来年4月からの消費税増税の判断材料にするとしている、4〜6月期の国内総生産(GDP)の速報値を8月12日に発表した。  安倍首相は、消費税増税のためには、3%以上の実質経済成長と2%の消費者物価上昇を目安にすると繰り返し述べてきた。それに照らすと、4〜6月期の実質経済成長率は2.6%(年率換算)と、目標に達していない。また、雇用の改善などに結びつく設備投資はマイナスとなり、6期連続で後退、住宅投資もマイナスとなっている。  昨年8月、現在5%の消費税の税率を来年4月から8%、再来年10月からは10%に引き上げるという法案が成立したが、増税の実施には「経済状況等を勘案して」と条件がついている。  最終的に10%に引き上げられる消費税増税による負担増は、総額13.5兆円にのぼる。国民の購買力が奪われ、景気への打撃は深刻である。実際、1997年に消費税が3%から5%に引き上げられたときには、回復し始めた景気が一気に落ち込み、国民の負担増が長期にわたる「デフレ不況」の引き金となった。景気が回復していないなかでの来年4月の消費税の増税が、そのとき以上の打撃を暮らしと経済、財政に与えることは明らかである。  よって本市議会は、消費税の来年4月の引き上げの中止を求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑、委員会付託並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって本件は、質疑、委員会付託並びに討論を省略することに決定いたしました。  これより本件を採決いたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立少数であります。よって、本件は否決されました。 ┌─────────────────────────────────────┐ △日程第十二  議員提出議案第40号  TPP交渉からの早期離脱を求める意見書 └─────────────────────────────────────┘ ○議長(平田多加秋君) 次に、日程第十二、議員提出議案第40号TPP交渉からの早期離脱を求める意見書を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。11番石谷泰子議員。 ◆11番(石谷泰子君) (登壇)ただいま議題となりました議員提出議案第40号TPP交渉からの早期離脱を求める意見書について、提案会派であります日本共産党堺市議会議員団を代表して提案理由の説明を行います。  なお、文案の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  政府は、7月23日から25日まで、マレーシアで開かれた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉会合に正式参加した。政府は、今回は「情報収集が最大の成果」とし、これまで間接にしか情報が得られなかった交渉内容について、1,000ページに及ぶテキストの分析を進めている。  しかし、政府は、交渉参加の冒頭で「守秘義務契約」に署名をし、現地に同行した国会議員や団体関係者にも、交渉内容の説明を拒否した。  交渉は、すべての関税の撤廃とともに、国民の食や健康、安全に関わる規制も、貿易の障害と認定すれば撤廃・緩和の対象にするなど、参加国の主権を侵すものであり、衆参両議院の農林水産委員会も決議した重要品目の例外扱いの保証がまったくない。  しかも、2月の日米首脳会談でアメリカに約束した2国間交渉が同時並行で行われ、アメリカが、多くの項目で非関税障壁の撤廃を求めている。  農林漁業、医療、建設、公共事業などの業界団体や消費者など幅広い関係団体から、交渉参加への強い懸念の声が大きく広がっている。  よって本市議会は、政府に対して、TPP交渉からの早期離脱を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平田多加秋君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。本件については、質疑、委員会付託並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって本件は、質疑、委員会付託並びに討論を省略することに決定いたしました。  これより本件を採決いたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立少数であります。よって、本件は否決されました。 ○議長(平田多加秋君) 以上で今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 ┌────────────┐ △閉会 └────────────┘ ○議長(平田多加秋君) これをもって平成25年第3回市議会を閉会いたします。
    〇午後0時2分閉会  ┌──────────────────┬───────────────────┐  │ 堺市議会議長  平 田 多加秋  │                   │  ├──────────────────┼───────────────────┤  │ 堺市議会議員  井 関 貴 史  │                   │  ├──────────────────┼───────────────────┤  │ 堺市議会議員  池 尻 秀 樹  │                   │  └──────────────────┴───────────────────┘...