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05月28日-02号

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  1. 大阪市議会 1993-05-28
    05月28日-02号


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    平成5年第2回定例会(平成5年5・6月)◯大阪市会(定例会)会議録(平成5年5月28日)    ◯議事日程    平成5年5月28日午前0時開議第1 議案第90号  平成5年度大阪市国民健康保険事業会計補正予算(第1回)第2 議案第91号  区の事務所の名称、位置及び所管区域に関する条例の一部を改正する条例案第3 議案第92号  大阪市市税条例の一部を改正する条例案第4 報告第7号  大阪市市税条例の一部を改正する条例急施専決処分報告について第5 議案第93号  大阪市議会議員及び大阪市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例案第6 議会第94号  大阪市議会議員及び大阪市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例案第7 議案第95号  中央体育館建設工事請負契約締結について第8 議案第96号  美術品の取得について第9 議案第97号  市立大学学術情報総合センター建設工事請負契約締結について第10 議案第98号  大阪市立身体障害者福祉施設条例の一部を改正する条例案第11 議案第99号  大阪市保健所条例の一部を改正する条例案第12 議案第100号  阪神高速道路公団法第30条第1項の規定による基本計画の変更の協議について第13 議案第101号  救急自動車の取得について第14 議案案102号  天王寺動物園は虫類館建設工事請負契約締結について第15 議案第103号  府道路線の認定及び廃止について第16 議案第104号  大阪南港トンネル建設工事請負契約締結について第17 諮問第2号  大阪市高速電気軌道第7号線大阪市大正区三軒家東1丁目・同市中央区南船場4丁目(大正・心斎橋)間軌道分割工事施行認可について第18 報告第8号  損害賠償額の決定に関する急施専決処分報告について(交通局関係)----------(以下 追加議事日程)------------------第19 諮問第3号  人権擁護委員候補者の推薦について第20 人事委員会委員の選任について---------------------------------------◯出席議員81人(欠は欠席者)      1番    瀬戸一正君      2番    谷下浩一郎君      3番    小笹正博君      4番    河本正弘君      5番    高野伸生君      6番    藤川基之君      7番    木下吉信君      8番     欠員      9番    松岡 徹君      10番    松崎 孔君      11番    福田賢治君      12番    土居一雄君      13番    広岡一光君      14番    中村好男君      15番    新田 孝君      16番    井上淑子君      17番    船場太郎君      18番    新堂庄二君      19番    舟戸良裕君      20番    美延郷子君      21番    菅井敏男君      22番    小西 実君      23番    仲山忠男君      24番    長谷正子君      25番    杉谷恒治君      26番    小玉 滋君      27番    矢達 幸君      28番    石川莞爾君      29番    下田敏人君      30番    小笠原正一君      31番    松原恵子君      32番    一色孝之君      33番    山下典嘉君      34番    大島豊太郎君      35番    小西礼子君      36番    石井義憲君      37番    田中義一君      38番    公原賢司君      39番    天野 一君      40番    大丸昭典君      41番    柳本 豊君      42番    玉木信夫君      43番    和田充弘君      44番    川口 優君      45番    辻 洋二君      46番    奥野正美君      47番    勝田弘子君      48番    村尾しげ子君      49番     欠員      50番    鈴木清蔵君      51番    安楽雅男君      52番    壷井美次君     欠53番    岸本太造君      54番    山下博義君      55番    野村 清君     欠56番    高橋幸一君      57番    徳田育久子君      58番    改発康秀君      59番    太田勝義君     欠60番    北山 篤君      61番    床田健三君      62番    北野禎三君     欠63番    大西仙太郎君      64番    黒田輝夫君      65番    山口泰弘君      66番    浜口晴敏君      67番    岡崎 誠君      68番    上野節夫君      69番    松村将司君      70番    物部秀恒君      71番    岡  潔君      72番    梶本利一君      73番    辰巳正夫君      74番    姫野 浄君      75番    関根信次君      76番    井出和夫君      77番    青木仲三郎君      78番    中西建策君      79番    山川洋三君      80番    柳井伝八君      81番    坂井三郎君      82番    辻 昭二郎君      83番    山下喜一君     欠84番    藤岡信雄君      85番    勝田重春君      86番    加藤 進君     欠87番    森野光晴君      88番    足高克巳君      89番    永井 博君     欠90番    中田捨次郎---------------------------------------◯職務のため出席した事務局職員          市会事務局長          笹倉和忠          次長              小市敏文          議事課長            秋山正己          議事課長代理          津田 薫          議事係長            池田征夫---------------------------------------◯議場に出席した執行機関及び説明員          市長              西尾正也          助役              磯村隆文          助役              阪口英一          収入役             木地鐡平          市長室長兼理事         土崎敏夫          総務局長            森 三郎          市民局長            中村 保          財政局長            橋本 博          計画局長            仙石泰輔          民生局長            香山 博          経済局長            木村 收          中央卸売市場長         大西凱人          環境保健局長          關 淳一          環境事業局長          島田 勲          都市整備局長          野本政孝          建設局長            佐々木茂範          下水道局長           西村善雄          港湾局長            柳原隆雄          副収入役兼収入役室長      末田 直          市立大学事務局長        杉山龍平          消防局総務部長         古東克二          交通局長            坂井春海          水道局長            伊藤光行          教育長             森田雅美          選挙管理委員会事務局長     板垣義鳳          監査事務局長          竹内範夫          人事委員会事務局長       佐藤欣三        ---------------------- △開議    平成5年5月28日午前8時6分開議 ○副議長(青木仲三郎君) これより市会定例会会議を開きます。 本日の会議録署名者仲山忠男君、和田充弘君の御両君にお願いいたします。 ○副議長(青木仲三郎君) これより議事に入ります。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第1、議案第90号、平成5年度大阪市国民健康保険事業会計補正予算を議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第90号 △(イメージ)議案第90号 △(イメージ)議案第90号 --------------------------------------- ○副議長(青木仲三郎君) 理事者の説明を求めます。 香山民生局長。     (民生局長香山博君登壇) ◎民生局長(香山博君) ただいま御上程に相なりました議案第90号、平成5年度大阪市国民健康保険事業会計補正予算案につきまして御説明申し上げます。 今回の補正予算案は、平成4年度の決算収支の不足額を平成5年度の歳入をもって補てんいたしますため、地方自治法の定めるところによりまして、繰上充用金を追加するものでございます。平成4年度の決算収支につきましては、ただいま出納整理期間中でございまして、なお一部流動的な要素もございますが、当会計の収支見込みといたしましては、歳入が1,851億1,676万円に対しまして歳出は1,921億2,863万円となり、差し引き70億1,187万円の収支不足が見込まれるところでございます。これは、平成4年度におきましては国庫負担金受け入れ超過が見込まれますことによりまして、約76億円の前年度からの累積収支不足額が約70億円となるものでございます。したがいまして、平成4年度の収支不足に対する措置といたしまして、71億円の前年度繰上充用金を追加し、その財源といたしまして滞納保険料及び国庫支出金を充当するものでございます。 本市国民健康保険事業につきましては、多額の累積赤字を抱え、厳しい状況におかれておりますが、市民の約4割の方が加入しておられる重要な制度でございますので、今後とも保険料の収納努力及び医療費の適正化に、より一層努めてまいりますとともに、市会の皆様方のお力添えをいただきながら、引き続き国に対しまして制度の抜本的改善や必要な助成について強く要望を行い、当事業の財政の健全化並びに安定的な運営に努めてまいる所存でございます。 以上、補正予算案の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となっております議案第90号については、委員会付託を省略せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第90号は、委員会付託を省略することに決しました。 ○副議長(青木仲三郎君) ただいま議題となっております議案第90号に対し、姫野浄君外13名から修正の動議が提出されております。--------------------------------------- △(イメージ)議案第90号に対する修正について △(イメージ)議案第90号に対する修正について --------------------------------------- ○副議長(青木仲三郎君) この際提出者の説明を許します。 28番石川莞爾君。     (28番石川莞爾君登壇) ◆28番(石川莞爾君) 私は日本共産党大阪会議員団を代表して、議案第90号、平成5年度大阪市国民健康保険事業会計補正予算案に対する修正案の提案理由修正内容について御説明申し上げます。 まず修正内容についてでありますが、非常に高い国民健康保険料を平均で6%値下げし、不況にあえぐ市民の暮らしを援助するというものです。そのため、大阪市が繰上充用の財源として計上している保険料収入35億5,000万円を全額カットし、その分国庫補助金を増額する措置をとることを行っています。これにより3人世帯で年間約1万1,000円の保険料の引き下げが可能となります。これまでも本会議でたびたび議論されているように、国民健康保険料は非常に高いものであります。例えば年所得391万円の3人家族の場合の保険料は42万円に達し、所得の1割以上が保険料という高負担となっています。また、他の保険と比べてみても、保険料の負担は非常に高いものです。例えば年所得350万円の3人家族の保険料は、大阪市の国民健康保険の場合は約32万円ですが、政府管掌保険ではこの半分の15万2,000円、大阪市の職員健康保険では6万3,900円です。実に5倍もの開きがあるのであります。このように高い保険料は、いまや払いたくても払えないという事態を生み出し、折からの不況の影響もあって、徴収率は前年度と比べて大幅に落ち込む事態になっているのであります。こうした事態を考えたとき、私は、市としての努力を最大限行い、保険料の値下げを行うべきだと強く主張するものです。 ところで、今日のような高い保険料になった背景には、本来責任を負うべき政府が国民健康保険への補助をどんどん切り下げているということがあります。事実、大阪市国民健康保険事業会計の収入の経緯を調べてみますと、1982年に歳入の60%を占めていた国庫補助金は、1991年には44%へと落ち込んでいます。特に国庫補助率の45%から38.5%への切り下げが強行された影響は多大で、この間市費が339億円つぎ込まれ、そのほかに、いまなお補てんされていない影響額が62億円にも上っているのであります。 このような事情を考慮し、我が党議員団の修正案は、歳入として計上されている保険料35億5,000万円を減額し、その分国庫補助金を増額して確保する努力をするものとしています。我が党は、脆弱な国民健康保険財政の実情からいって、国がその責任を果たすこと、そのために切り下げられた国庫補助率を元に戻すように主張し、その実現のために奮闘していますが、理事者はそうした努力は全く行わず、値上げ値上げで市民に負担を押しつけているのであります。私は、大阪市がこうした市民犠牲の姿勢を改め、市民の負担を軽減するよう強く主張するものです。 こうした考えから、我が党議員団の修正案は、国が削った国庫補助金等を考慮し、原案の保険料収入35億5,000万円増をすべて削り、その分を国庫補助金であてるようにしています。これによって国が負うべき責任をきちんととらせるとともに、市民の負担を軽減させることができるのであります。議員各位の賛同を求めまして、提案理出と修正案の内容の説明とさせていただきます。 ○副議長(青木仲三郎君) これより採決に入ります。 まず姫野浄君外13名から提出されました修正案について、起立により採決いたします。修正案に賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 少数であります。よって修正案は、否決されました。
    ○副議長(青木仲三郎君) 次に、議案第90号について起立により採決いたします。原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 多数であります。よって議案第90号は、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第2、議案第91号、区の事務所の名称、位置及び所管区域に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第91号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第91号につきましては、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第91号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第3、議案第92号、大阪市市税条例の一部を改正する条例案及び日程第4、報告第7号、大阪市市税条例の一部を改正する条例急施専決処分報告についてを一括して議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 △(イメージ)議案第92号 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これらの市税条例の一部改正は、地方税法等の一部を改正する法律が去る3月31日に公布され、原則といたしまして4月1日から施行されましたことに伴うものでございます。 まず報告第7号の急施専決処分報告でございますが、地方税法改正事項のうち、電気自動車に係る軽自動車税特例税率適用期限の延長につきましては、急施を要しましたため、4月1日に市長の専決処分によって条例改正を行いましたので、御報告申し上げるものでございます。 次に、議案第92号でございますが、地方税法改正事項のうち、市長において専決処分を行いましたもの以外の事項及び本市独自の措置といたしまして、個人の市民税の減免措置につきまして改正を行うものでございます。その主な内容につきまして御説明申し上げます。 まず、個人の市民税につきましては、平成5年度から均等割及び所得割の非課税限度額引き上げ、本市独自の措置でございます失業者等に係る減免措置適用基準となる所得限度額引き上げ、平成6年度から寄附金控除の対象となる寄附金の範囲に都道府県、市町村又は特別区に対する寄附金の追加などを行うことといたしております。 次に、平成6年度の固定資産税評価替えにおける土地の評価適正化等に件う固定資産税及び都市計画税の負担について調整措置を講じるため、平成6年度からの措置として、住宅用地に係る固定資産税課税標準特例措置の拡充、住宅用地に係る都市計画税課税標準特例措置の創設、評価の上昇割合の高い宅地に係る固定資産税及び都市計画税の暫定的な課税標準特例措置の導入、固定資産税及び都市計画税についてよりなだらかな負担調整措置の導入などを行うことといたしております。また、固定資産税都市計画税事業所税などにつきましては、課税標準特例措置などの整理合理化適用期限の延長などを行うことといたしております。 以上が、大阪市市税条例の一部を改正する条例案及び大阪市市税条例の一部を改正する条例急施専決処分の報告についての概要でございます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となっております議案第92号及び報告第7号については、委員会付託を省略せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第92号及び報告第7号は、委員会付託を省略することに決しました。 ○副議長(青木仲三郎君) これより討論に入ります。 反対者の発言を許します。 29番下田敏人君。     (29番下田敏人君登壇) ◆29番(下田敏人君) 私は日本共産党大阪会議員団を代表して、ただいま上程されました議案第92号、大阪市市税条例の一部を改正する条例案について反対の討論を行いたいと思います。 この条例改正案の主要なものは、94年度の固定資産税評価替えに伴う所要の整備を行おうとするものであります。周知のように、自治省は、公的土地評価について相互の均衡と適正化を図るといううたい文句で、94年度固定資産税評価替えについて、いままで公示価格のせいぜい2割程度であった評価額を7割にするとの決定をいたしました。数倍にも上る大幅引き上げであります。その上で政府は、固定資産税の大増税を若干緩和するとして、地方税法を前倒しで改正したのであります。今回のこの大阪市市税条例改正案は国の地方税法改正をそのまま引き写しただけにすぎません。つまり、国の大幅な評価替えを追認するとともに、市民には大増税を押しつけるものであって、断じて認めることはできないのであります。政府は当初、92年度の公示価格をベースにして、それを7月1日に時点修正したものにしていたものの、その後も地価の下落が続いていることから、93年度の公示価格を7割とするよう修正したのであります。ところが、この下落した93年度公示価格をもとにしても、本市の場合、住宅地の平均で3.5倍、最も高い北区の茶屋町のポイントでは評価額は実に10.4倍にもなるのであります。もし、このまま評価替えが強行されるならば、市民生活に重大な影響を与えることは必至と言わなくてはなりません。不動産取得税や登録免許税に直接はね返ることはもちろんのこと、地代、家賃の大幅値上げにつながることは火を見るより明らかであります。ただでさえ家賃の高騰が市内定住を妨げております。これに一層拍車がかかって、人口回復どころか、さらに流出が進むと言わざるを得ません。もともと公示価格と固定資産評価という目的も性格も違うものを、無理やり均衡を図るというのであります。政府が道理ある説明も根拠も示せずにいるのも当然と言わなければなりません。つまるところ、それを口実にして固定資産税の増税を図ろうとするものにほかならないからであります。いま本市がなすべきことは、国に対してこの7割方式の徹回を強く求めることでありますし、みずからこの作業を直ちに中止することであります。ましてや、これを前提にした条例改正などすべきではないのであります。しかも、この条例改正案でいくつかの負担調整を行ったとしても、大幅な増税になるではありませんか。評価額上昇割合が、最低ランクでも、93年度と比べ、94年度は5%、95年度は10.25%、96年度15.76%というふうに、実に12年間にわたって累乗して値上りすることになります。仮に将来地価の変動がなく、評価が変わらないとしても、ずっと上がり続けることになるのであります。また、最も高いところでは20%も上がることになり、2年目で44%、3年目では実に72%もの値上げになるわけであります。とんでもないと言わなくてはなりません。いま言うまでもなく地価は下落いたしております。前回91年度評価時点と比べても、公示価格で見るならば、明らかに下落しているのであります。政府は前回の評価額についても適正な価格だと言ってまいりました。だとするならば、今回の評価額は下がって当然でありますし、増税どころか減税すべきなのであります。にもかかわらず逆に大増税しようというのでありますから、到底認めることはできません。 申し上げるまでもなく、憲法によって地方自治体の権能がうたわれております。法律の範囲内において条例を制定できるとされているのであります。固定資産税は、言うまでもなく課税権は市町村にあるのであって、地方税法の大枠の中とはいえ、まさにこの地方の条例によって課税されるのであります。もとより評価基準の大臣告示は絶対なものではありません。本来それに上限をおいて、各市町村の実情に応じて決するものであると考えるのであります。私は、大阪市がこういう観点からまさに地方自治の本旨に基づいて、公示価格との均衡などではなくて、固定資産税としての適正な評価を行うべきであることを強く指摘しておくものであります。 なお、一括上程された急施専決処分報告については賛成であることを申し添えて討論といたします。ありがとうございました。 ○副議長(青木仲三郎君) これをもって討論を終結いたします。 ○副議長(青木仲三郎君) これより採決に入ります。 まず、議案第92号について、起立により採決いたします。原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 多数であります。よって議案第92号は、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 次に、報告第7号について採決いたします。報告第7号を承認することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって報告第7号は、承認されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第5、議案第93号、大阪市議会議員及び大阪市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例案を議題といたします。---------------------------------------
    △(イメージ)議案第93号 △(イメージ)議案第93号 △(イメージ)議案第93号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第93号につきましては、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第93号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第6、議案第94号、大阪市議会議員及び大阪市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例案を議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第94号 △(イメージ)議案第94号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第94号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第94号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。この際日程の順序を変更し、日程第8、第10ないし第15、第17、第19及び第20を先議せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって日程の順序は変更されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第8、議案第96号、美術品の取得についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第96号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第96号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第96号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第10、議案第98号、大阪市立身体障害者福祉施設条例の一部を改正する条例案を議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第98号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第98号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 異議がありますから、起立により採決いたします。32番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 多数であります。よって議案第98号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第11、議案第99号、大阪市保健所条例の一部を改正する条例案を議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第99号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第99号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第99号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第12、議案第100号、阪神高速道路公団法第30条第1項の規定による基本計画の変更の協議についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第100号 △(イメージ)議案第100号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第100号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 異議がありますから、起立により採決いたします。 32番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 多数であります。よって議案第100号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第13、議案第101号、救急自動車の取得についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第101号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第101号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第101号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第14、議案第102号、天王寺動物園は虫類館建設工事請負契約締結についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第102号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第102号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第102号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第15、議案第103号、府道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)議案第103号 △(イメージ)議案第103号 △(イメージ)議案第103号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第103号については、委員会付託を省略、原案どおり可決せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第103号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程17、諮問第2号、大阪市高速電気軌道第7号線大阪市大正区三軒家東1丁目・同市中央区南船場4丁目間軌道分割工事施行認可についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)諮問第2号 △(イメージ)諮問第2号 △(イメージ)諮問第2号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました諮問第2号については、委員会付託を省略、異議のない旨答申せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって諮問第2号は、委員会付託を省略、異議のない旨答申することに決しました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第19、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ)諮問第3号 --------------------------------------- ◆32番(一色孝之君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました諮問第3号については、委員会付託を省略、異議のない旨答申せられんことを望みます。 ○副議長(青木仲三郎君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 御異議なしと認めます。よって諮問第3号は、委員会付託を省略、異議のない旨答申することに決しました。 ○副議長(青木仲三郎君) 日程第20、人事委員会委員の選任についてを議題といたします。--------------------------------------- △(イメージ人事委員会委員の選任について --------------------------------------- ○副議長(青木仲三郎君) 理事者の説明を求めます。 西尾市長。     (市長西尾正也君登壇) ◎市長(西尾正也君) ただいま御上程に相なりました人事委員会委員の選任について御説明申し上げます。 人事委員会委員原井龍一郎君の任期が来る6月18日をもって満了いたしますので、その後任につきまして慎重に選考を進めました結果、同君を再び任命いたしたいと存ずる次第でございます。同君の経歴につきましては、お手元配付の履歴書のとおりでございまして、人格、識見ともにすぐれ、本市人事委員会委員として適任と存じますので、何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(青木仲三郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております人事委員会委員の選任については、委員会付託を省略、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 異議がありますから、起立により採決いたします。議長発議に賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 多数であります。よって人事委員会委員の選任については、委員会付託を省略、これに同意することに決しました。 ◆75番(関根信次君) 動議を提出いたします。議案第95号、中央体育館建設工事請負契約締結について及び第97号、市立大学学術情報総合センター建設工事請負契約締結について並びに第104号、大阪南港トンネル建設工事請負契約締結についてを議事日程から削除し、理事者において適正な手続を経た後提出されるよう望みます。 その理由は、本年2月19日に指名留保の対象となるべき死亡事故を起こした竹中工務店、大林組、鹿島建設が何らの処分もされず、しかも、指名留保期間にはいる可能性があるにもかかわらず、巨額の工事をこれらの企業に発注する契約案件として本会議に提出されており、これは本市の指名留保基準及び契約規則に違反する疑いがあるからです。さらに、大林組は昨年度民間発注工事で4件の死亡事故を起こしながら、全く指名留保されていませんが、厳正な処分をすれば指名留保となる期間に22件、236億円もの受注をしており、重大な問題をはらんでいるからであります。以上の理由により、本動議を提出する次第であります。 ○副議長(青木仲三郎君) 75番議員の動議の御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 異議がありますから、起立により採決いたします。75番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 少数であります。よって本動議は、否決されました。 ○副議長(青木仲三郎君) この際お諮りいたします。残余の日程ついては本日は付議しないことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○副議長(青木仲三郎君) 異議がありますから、起立により採決いたします。議長発議に賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) ○副議長(青木仲三郎君) 多数であります。よって議長発議のとおり決しました。 △閉議 ○副議長(青木仲三郎君) 本日の日程は以上で終了いたします。 △散会 ○副議長(青木仲三郎君) 本日はこれをもって散会いたします。   午前8時39分散会---------------------------------------大阪市会議長   北山 篤(印)大阪市会副議長  青木仲三郎(印)大阪市会議員   仲山忠男(印)大阪市会議員   和田充弘(印)◯大阪市会(定例会)会議録(平成5年5月28日)(終)...