うるま市議会 2017-12-18 12月18日-08号
初めに、効果や周知などについてでございますが、市では予防接種法に基づく定期予防接種を実施しており、これは集団予防に重点を置いたA類疾病と、個人予防接種に重点を置いたB類疾病の2つに分類されます。今回質問の高齢者インフルエンザ、高齢者肺炎球菌はB類疾病に位置づけられ、これらはみずからの意思で接種を行うものでございます。
初めに、効果や周知などについてでございますが、市では予防接種法に基づく定期予防接種を実施しており、これは集団予防に重点を置いたA類疾病と、個人予防接種に重点を置いたB類疾病の2つに分類されます。今回質問の高齢者インフルエンザ、高齢者肺炎球菌はB類疾病に位置づけられ、これらはみずからの意思で接種を行うものでございます。
予防接種法におきます定期の予防接種の対象者については、集団予防に重点を置いた結核や麻疹、風疹等のA類疾病とは異なり、個人予防に重点を置いたB類疾病として扱われており、対象は重症化する死亡率が高い高齢者に限られております。子供の予防接種につきましては定期予防接種の対象ではなく、保護者が希望する任意接種となってございます。
また、個人予防に重点を置いたB類疾病は、接種に対しての努力義務はなく、かつ、みずからの意思で接種を希望する者のみに行うものとされており、高齢者インフルエンザと高齢者肺炎球菌の2種類があります。
それから無料化の実現性につきましては、予防接種法でインフルエンザは集団予防に重点を置いた結核や麻しん、風疹等の一類疾病とは異なりまして、個人予防に重点を置いた二類疾病として扱われ、重症化すると死亡率が高まる65歳以上の方及び60歳から65歳未満の慢性疾患患者などに実施されており、子供に対するインフルエンザ予防接種は定期の予防接種としては実施されていない状況であります。
それからこのインフルエンザにつきましては、個人予防目的のために行うものでありまして、対象者には予防接種を受けるよう努める義務は課せられてはなく、接種を希望する場合にのみ自己負担で接種を行うことになっているということでございますので、そのようにご理解をお願いしたいと思います。
それから高齢者につきましては、インフルエンザに感染・発症した場合、重症化する可能性が高いのですが、国の調査研究によりワクチンを接種することで個人予防の観点から発病や重症化を阻止する効果が判明しているところであります。