与那原町議会 > 2020-06-11 >
06月11日-03号

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  1. 与那原町議会 2020-06-11
    06月11日-03号


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    最終取得日: 2021-05-08
    令和2年6月第2回定例会令和2年 第 2 回与那原町議会定例会会議録(第3号) 令和2年6月11日(木曜日)   午前10時03分開議          [議 事 日 程  第3号]           令和2年6月11日(木曜日)            午前10時開議日程第1.      一般質問   ─────────────────────────────────────────          [本日の会議に付した事件]日程第1.      一般質問   ─────────────────────────────────────────          [出 席 議 員(13名)]1番  識 名 盛 紀 議員   8番  山 口   修 議員2番  德 田 将 仁 議員   9番  上 原 昌 之 議員3番  舩 谷 政 喜 議員   10番  上江洲 安 昌 議員4番  新 垣 真 一 議員   11番  上 原   晃 議員5番  松 長 康 二 議員   12番  我 謝 孟 範 議員6番  宮 平 正 傳 議員   13番  喜屋武 一 彦 議員7番  当 真   聡 議員      ─────────────────────────────────────────          [職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名]事務局長  比 嘉 哲 也   主事  仲 村 健 二主任    登 川 真由美   ─────────────────────────────────────────          [説明のため出席した者の職、氏名]町長       照 屋   勉   教育長      當 山   健副町長      城 間 秀 盛   学校教育課長   新 里   健総務課長     上 原   謙   教育指導主事   仲 程 俊 浩財政課長     仲 里 武 徳   生涯学習振興   新 垣 政 孝                   課長まちづくり課長  饒平名 幹 貴   福祉課長     岡     剛公共施設課長   仲宗根 祥 徳   住民課長     宮 平 律 子会計課長     宮 城 きよみ   健康保険課長   上 原 丈 二観光商工課長   比 嘉 義 明   税務課長     上 原 宏 章企画政策課長   山 城   司   子育て支援課長  伊 集 京 美政策調整監    前 城   充   生活環境安全   大 城   哲                   課長上下水道課長   上 原 清 武補佐上下水道課長   長 松 真 也補佐   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀) これから本日の会議を開きます。                                   午前10時03分 開議   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  一般質問の前に、昨日の上江洲安昌議員の質問に対して、教育指導主事の答弁に誤りがありましたので、訂正をさせたいと思います。よろしくお願いします。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  議員の皆様おはようございます。少しだけお時間ください。昨日の上江洲安昌議員の9月入学に対する御質問の中で、一部答弁に不備がございましたので訂正させていただきます。昨日の答弁の中で、2020年9月の入学対象者は、2020年9月2日から2021年9月1日と申し上げましたが、正確には2013年9月2日から2014年9月1日生まれとなります。2020年9月2日はまだ生まれておりません。訂正しておわび申し上げます。大変失礼しました。 ○議長(識名盛紀) △日程第1.昨日に引き続き一般質問を行います。  まず初めに、我謝孟範議員一般質問を許します。                 〔我謝孟範 議員 質問席に着く〕 ◆我謝孟範 議員 今、世界的にコロナウイルスによって大きな痛手を被っているわけですが、我が国でもしかりであります。しかし、我が国の対応を見ますと、例えば防疫体制が当初の段階でどうだったのか。いわば30年前から今日まで、何と300の保健所が統廃合されてなくなっています。ということで、お金がかかるということで、本来当然あるべき保健所がなくなったからこそ、防疫体制水際体制が整っていない。それで右往左往する。そういうことが現実的に起こっているわけであります。それからまた、政府の今のコロナウイルス対策やり方を見ますと、例えば大きく国民から総スカン食っている、批判されているアベノマスク、いまだに届いていないと。466億円をかけているわけですが、大きな不評を買っていると。それからまた一律1世帯当たり30万円の支給が閣内で決定されていたにも関わらず、野党の皆さんから、あるいはまた国民の圧倒的多数の批判の下に、結果的には国民から要求された一律1人当たり10万円の支給を安倍内閣は飲まざるを得なくなって今日に至ったわけでございます。こういう観点から見ましても、安倍内閣の今やっている諸々の施策は後手後手に終わっているのではないかと。それからまた一次予算の委託や、あるいは入札に関しても、今国会で議論されておりますが、これに疑惑があるのではないかということまで報道されているわけでございますので、安倍内閣のこういう、今のやり方を見ますと、国民不在のそういう政治が現れているということで、遺憾に思うわけでございます。県の玉城デニー知事は、例えば今まで補正予算で629億円の予算を組んで国民1人当たりに換算しますと東京をしのぐ、そういうふうな断トツの施策を講じているといわれているわけでございますので、高く評価しなければならないと思います。それで与那原町ではどういう体制を取られてきたのか、具体的にこれを述べていただきたいと思います。 ◎生活環境安全課長大城哲)  議員の皆様おはようございます。ただいまの我謝議員の質問にお答えいたします。本町では、2月15日に新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、本会議を10回、調整会議を14回行っております。これまでに実施した主な対策は、まず各種イベント、事業の中止や小中学校臨時休校町職員振り替え交替勤務サテライト勤務庁舎入り口へのサーモグラフィーカメラを設置し、来庁者の体温計測、また各課における身の回りの消毒や飛沫防止などを行っております。それから町民向けの支援といたしましては、国、県の支援策に加え、独自にひとり親世帯臨時給付金事業者支援金認可外学童長時間開所助成金水道料金基本料金の減免など合計17項目の支援策を打ち出しております。なお、各課の細かい内容については、本日お配りした資料を御覧いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午前10時10分 休憩                                     午前10時10分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 ◆我謝孟範 議員 御苦労さまでございます。本員が気がかりなのは、やはり中小業者の営業がどうなっていくかが一番考慮しなければならないと思うんですが、町の業者に対しての取組方があると思いますが、まず業者に対しての実施はどのような形で周知されたのか。そしてまたどういう形で便宜を図って物事を進めてきたのか、それを具体的に分かりやすく説明していただきたいと思います。 ◎観光商工課長比嘉義明)  議員の皆様おはようございます。ただいまの我謝議員の御質問に答弁申し上げます。まず、事業者支援につきまして、本町では3つの事業者支援を行っております。1つ目事業者事業継続を後押しするための支援金として10万円の給付を行っております。それから2つ目コロナ対応の融資を受けた事業所に対しての支援を行っております。それから3つ目雇用調整助成金等の支援を行うための専門家への相談費用の一部の支援を行っております。この10万円の支援金につきましては、優先事項として5月20日から実施しており、6月9日時点で273事業者が支援のほうを受けております。周知につきましては、まず新聞の折り込み等、それから各家庭、事業所に直接ポスティングを行っております。それから大型電光掲示板等による周知、掲示、それからホームページへの掲示等を行っております。以上でございます。失礼しました、答弁不足がありました。まず、ルールづくり制度づくりにつきましては、できるだけ複雑なルールづくりにならないように、制度にならないように心がけて制度をつくっております。その中でまず、国の制度につきましては50%以上売上げが減少した事業者を対象ということにしておりますので、そういった国の制度から漏れる事業者を想定し、その売上げの減少率を25%に落として制度を実施しております。この事業内容支援金の使途につきましては何に使ってもいいですよということで、自由に使えるように制度を設計しております。以上でございます。 ◆我謝孟範 議員 臨機応変に町は手抜かりなくやっていると思われるわけですが、この273業者の方々は支給を受けていますが、これは何%に当たりますか。また本来、申請すれば支給が受けられる業者もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、そこら辺残されたものがないかどうか、その辺は確かめているかどうか、それを述べてもらいたいと思います。 ◎観光商工課長比嘉義明)  我謝議員の再質問にお答えします。まず、事業者数につきましては、町内に経済センサスより780事業所があるというふうになっております。そのうちの、今回のコロナウイルス感染症の影響を大きく受けた事業者、業種を選定しまして、それがおよそ500あるだろうと想定しております。その中の500の中の80%が396になるんですが、396事業者の方々がこの支援を申し入れてくるだろうというふうに想定しまして、396事業者に対して、現在のところ273事業者ですので、およそ70%ぐらいの事業者の方が現在のところ申し出てきて支援を受けているところになっております。今後、漏れている事業者に対しましては、今検討段階でありますので、今後のアンケート等を取っていますので、それを分析して今後の支援策をつくり上げていきたいと考えております。 ◆我謝孟範 議員 70%以上の業者の方々が救済をされていると。残りは今後、全面的に支援していくということで、やはり町の、今まで隣町村の比較じゃないんですが、見た場合、やはり町長をはじめ、課長、それから職員が一体となって日曜日も返上して、このコロナの渦中で様々な施策をやっていることに対して、この場から敬意を表したいと思います。とりわけ教育の面においては、低所得者就学援助の問題、それから町長が提案した70歳以上にマスクを5枚ずつ配布するとか、そしてまた10万円支給に対してはいち早く、どこの町村よりも手早く臨機応変にこれが実施されているということで、また業者の皆さん方からは、与那原町は臨機応変によくやっていると。自分たちは助かっているというお褒めの言葉がありました。そういうことで、ぜひとも今後また頑張っていただきまして、町民の営業と暮らしを守っていただきたいと思います。以上で、この件は終わりたいと思います。 それでは引き続きまして、与原公園隣交差点の問題についてでございますが、昨日、宮平正傳議員が質問して大方の問題が答弁なされておりますが、私は2点ぐらいに捉えて質問したいと思います。この場所は、理屈的にはクランク状態の道路になっておりますが、現状はまた違います。いわば与原公園の一部を切り開いて、新たに道路にしているわけですが、しかし、交通標識は、従来の理屈のクランク状態のままであります。そういうことで、交通規制は現状に合致しているかどうか、これをお伺いしたいと思います。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  議員の皆様おはようございます。それでは我謝孟範議員与原公園前交差点について、構造的な観点からまずは申し上げたいと思います。こちらの交差点につきましては、今我謝孟範議員がおっしゃるとおり一部道路がずれていて、クランク状の状態になっております。構造的にはあまり望ましい形状ではないんですけれども、こういった道路は県内どこにでもあるということで、構造的には望ましくないんですが、特に問題はない交差点になっていると考えております。以上でございます。 ◎生活環境安全課長大城哲)  先日も宮平議員の中でお話させていただきましたが、停止線につきましては、やはり現場を確認したところ不備が確認されております。その辺につきましては、しっかりと与那原署にも伝えてまいりたいと思っております。
    我謝孟範 議員 課長は何ら問題ないとおっしゃっているんですが、本員としては問題あると思うんですけれども。やはり旧態依然の交通標識、現在の道路と合致するかどうかということを、私は、本員としては聞いたわけですが、合致はしていないと思うんです。要するに、山手側から来る道路は、以前のクランク状態だったら優先だったと思うんですが、今の現状を見ると果たして優先道路かどうか、現状を見たら本来は浜田方面に行く横線のほうが主線だと本員は考えているわけですが、そこに問題があると思うんです。ということは、この一時停止の看板は、本来、もうクランク型でない、要するに改善されて与原公園の一部が取り除かれて、今の現状になった時点で本来は取り除くべきだったと思いますが、そこが問題か問題じゃないかということで、本質はどうなるかということを捉えていただきたいと、もう一度お願いします。 ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午前10時24分 休憩                                     午前10時24分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 ◎生活環境安全課長大城哲)  ただいまの我謝議員の質問にお答えいたします。議員おっしゃるように、確かに昔の道路構造だとクランク状でしたけれども、今与原公園の一部を使用しておりまして、直線的に近い部分になっていると思われます。この構造から行きますと、確かに浜田与原線のほうが優先道路になり得るのかなという感じはいたします。その辺につきましても、与那原署に再度きちんと問い合わせてまいりたいと思います。以上でございます。 ◆我謝孟範 議員 やはり現状は誰が見てもちぐはぐな状況だということを、町もお認めになったわけでございますが、そういう中で、やはりここを抜本的に改善しないといけないと思うんですが、先ほどの生活環境安全課長の答弁によりますと、一時停止の看板は交通規制があるわけですが、しかし、実際上、止まれ、それから止まる場所、白線がないわけです。これはない以上はどこで止まればいいのかどうか。そこら辺が、そこを通る人たちが止まるわけでございますが、これを警察も、私は本員としては認めていると思います。というのは、近隣の人に聞いたら、警察官自体もそういう認識をしているということでありましたので、結果的に欠陥だと、片手落ちの場所だということになりますと、あえてそこに看板だけを見て、ほかの物事を見ないで取り締まっていいのか。この点が問われると思いますが、この点に対して停止線がない、止まれの文字がない中で取り締まるのに何らかの考慮が必要だと思います。町長にお伺いします。今の時点で警察は取り締まっているわけですが、しかし、構造的に違和感があり、停止線もない、止まれの文字も消えている、そういう中で取り締まっているわけですから、これに対してどう思うのか、町長の見解を述べてもらいたいと思います。 ◎町長(照屋勉)  我謝議員の御質問にお答えします。今課長からもありましたように、交通量からしても浜田区側から来る車の量が多いと思われますので、先ほどもあったように構造的な問題も、道路がずれている分、変則的な交差点になっておりますので、その問題はあろうかと思います。また、今の取締りの件ですね、やはり標識は止まれというふうにあるんですが、停止線がないというようなことでの取締りについては、警察にいま一度問合せ、あるいはそのような状況でいいのかどうか問うていきたいと思います。以上です。 ◆我謝孟範 議員 町長もそういう見解でありますので、ぜひ、警察は全面的に改善する、与那原町も全面的に改善する、そういう期間があるわけですから、約2か月。宮平議員に答弁なされているわけですが、この改善なされる間は、この取締りはぜひとも考慮してほしいと。その代わりそこを交通指導してほしいというふうに本員としては考えるわけですが、ぜひ町長として、この場所がちゃんと改善されるまではそういうことを警察署のほうに申し入れてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎町長(照屋勉)  我謝議員の御質問にお答えします。与那原署に伺って署長のほうに訴えたいと思います。 ◆我謝孟範 議員 それでは3点目に移っていきたいと思います。親川資料館建設についてでございますが、当初は1階でしたが、2階にする案が出てきております。その2階にする案が出た以上は、観光を誘致する、そういう体制を取っていると思いますが、そこでお尋ねいたします。なぜ、当初の計画案が今の2階にする計画案に変わったのか、その説明を述べてもらいたいと思います。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  議員の皆様おはようございます。それではただいまの我謝孟範議員の御質問にお答えいたします。親川拝所広場管理棟につきましては、親川広場整備検討委員会で検討を重ね、当初1階建ての管理棟兼地域の交流施設として整備する方向で検討をしておりました。しかし、今年の3月議会の当初予算審議の中で、議員の皆様より様々な意見が出され、町民が望むような綱曳に関する資料公開、保管する施設を整備することとの附帯決議が出されましたので、それを受け、町三役をはじめ、関係課長等との協議を重ねた結果、2階建てにして綱曳資料の展示ができる施設にすることも可能であるとの判断に至り、4月に開催されました臨時議会関連補正予算の議決をいただき、現在、管理棟を2階建てにして、1階を管理室綱曳展示室、2階を展示室と地域の交流施設会議室として基本計画基本設計の変更を進めているところでございます。以上でございます。 ◆我謝孟範 議員 それではお尋ねしますが、予算が当初の計画が幾らで、それから今後予定される計画では幾らなのか、それを述べてもらいたいと思います。 ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午前10時34分 休憩                                     午前10時34分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  失礼いたしました。当初で予定をしておりました管理棟につきましては、1億4,000万円を予定しておりましたけれども、今概算で出しているのは2億7,000万円ということで、約1億3,000万円の増額を予定しております。これにつきましては、今基本設計をやっている途中でございますので、今後そのしっかりした計算で数字は出されていくものと考えております。以上でございます。 ◆我謝孟範 議員 約2倍になると思うんですが、1億3,000万円は一般会計からの持ち出し。それから1億4,000万円は一括交付金で、その1割の1,400万円は町の持ち出しだと思いますが、この1億3,000万円を新たに一般会計から繰り入れるわけですが、そこら辺の観光地として、資料館としての大きな価値を見いだすわけですから、そこら辺の対応が問われてくるわけですが、実際、観光が柱になるような誘致対策等は、これが取られたのかどうか。その点が一番重要だと思います。そういうことで、ぜひこれを述べてもらいたいと思います。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  それではただいまの御質問にお答えいたします。まず、教育委員会としては第一に教育の観点から与那原町の最重要文化であり、かつ最大の伝統行事であります与那原大綱曳を子々孫々に受け継いでいくための施設として、町内の小中学校をはじめ、幼稚園、保育所などの文化継承の学習の場として活用していきたいと考えております。もちろん広く町外、県外への与那原大綱曳の魅力をお伝えできる、観光振興施設としての活用も検討しております。以前に我謝議員からも提案をいただきました旅行会社等とのタイアップにつきましても、まさしくそのような連携を今後はこれまで以上に取り組んでいく必要があると考え、現在、観光商工課とも協議をしているところであります。またこれから町商工会旅行会社等とも相談をしていきながら、観光振興に資する施設として活用を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ◎観光商工課長比嘉義明)  ただいまの我謝議員の質問にお答えいたします。観光商工課としましても親川や綱曳資料館は本町におきまして重要な文化資源であります。また貴重な観光資源でもあります。綱曳に特化した資料館は全国的にも珍しく、今回の一体整備によってさらに魅力的なスポットとして生まれ変わることから、これまで以上に広く、与那原町の文化、大綱曳の魅力を発信していきたいというふうに考えております。また、2年前に一括交付金事業を活用し、与那原綱曳観戦無料体験バスツアー旅行会社と実施した結果、昨年旅行会社独自事業といたしまして、与那原綱曳観戦バスツアーを企画していただいた実績もございます。このように、今回のリニューアルを機に、さらに旅行会社とのタイアップ等を行っていきたいと、検討していきたいと考えております。以上でございます。 ◆我謝孟範 議員 やはり高額な金額をかけるわけですから、当然収支がちゃんと伴わなければならないと思うんですが、やはり観光交流施設並び与那原駅舎跡、これも当初の、当局の捉え方と今日の今の状況を見ましたときに、やっぱり当初の計画よりずれて、維持管理費一般会計から持ち出しをせざるを得ない、そういう状況にあります。そういう中で、この親川の資料館の建設はちゃんと収支が取れていなければならないと思いますが、これはちゃんと計算されておられるかどうか、これを述べてもらいたいと思います。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  ただいまの我謝孟範議員の御質問にお答えいたします。現在、様々な角度から費用対効果について検討をしているところでございます。今回の整備は、親川拝所広場整備と併せて、管理棟綱曳資料展示場の整備となっております。また与那原軽便駅舎展示資料館、平成30年度末に整備を終えました御殿山、それから今後整備をする予定であります三津武嶽、また東宮殿下上陸記念碑など、様々な文化財や施設を平面的に整備を行い、連携することによって与那原町全体の魅力を高めていきたいと考えております。具体的な費用対効果や収支につきましては、特別委員会等でも御説明をいたしましたとおり、現在、管理棟基本計画基本設計修正作業を行っていますので、その中で教育面費用面など様々な角度から検討しているところでございます。以上でございます。 ◆我謝孟範 議員 本員は、大まかな数字は出てくるんじゃないかと思っておりましたが、数字が出てこないわけですから、やはり先が心配な状況であります。そういうことでこの資料館を立ち上げるわけですが、そういう中でどれだけこの問題に今後取り組まれる不退転の決意が必要だと思います。プロジェクトチーム専門部会議を立ち上げる必要が、この問題が出てくると思いますが、もしそうでなければこれは大きな、毎年一般会計からの繰り出しが生じるわけですから、生じないために町としてはあらゆる角度から捉えて運営していくという不退転の決意が必要だと思いますが、それを述べてもらいたいと思います。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  ただいまの御質問にお答えいたします。ただいま我謝孟範議員から指摘を受けましたことにつきましてはとても重要なことだと考えております。3月議会以降、町長からの指示を受け、今、名称は仮称ではありますけれども、チーム親川ということで、関係部署の管理職、それから担当でチームをつくっております。その中でしっかり建設はもちろんですけれども、その後の運営、管理、収支についてもしっかり議論をしていくということで確認をしているところでございます。以上です。 ◆我謝孟範 議員 そこまで来た以上は、提案した議会、それに提案を飲んで1階から2階に引き上げると。そしてまた、約2倍の予算が伴うということになるわけですから、やはり議会も当局もこれは責任を感じないわけにはいかないと思うんです。その点を一度、町長は不退転の決意を述べていただきたいと思います。 ◎町長(照屋勉)  我謝議員の再質問にお答えしたいと思います。今回のこの親川の整備は、この原点は、かつての親川を復活させ、そして歴史と文化を生かしたまちづくり、総合計画の中でもうたっておりますが、そういうことも絡めて御殿山の整備をしましたし、そして今回親川の整備と。そしてこれからまた三津武嶽も含めてやるということでございます。やはり親川の原点は、昔ゆかりの親川で産湯つかった君と僕というようにですね、そういうことが町民の心の中の問題として取り上げられるかと思います。そして一方で、上下水道庁舎を暫定的に資料館にするという案でありましたが、しかし検討委員会の中でもこの一等地である東浜の地に資料館というのはもったいないと。あくまでも暫定的に資料館であったにしても、今後の活用は民間も含めた別の形での活用という提言もなされておりました。そしてこのたび、議会からも指摘を受けて2階建てにして、そこを資料館にして、上下水道庁舎はもっと有効活用ができるのではないかというような御指摘、御提案があって、我々も検討した結果、2階建てにしてその資料館もできると。しかし、これも将来的に見ますとあくまでも暫定的で、我々の大きな構想としては御殿山の北側に物産館を兼ねた資料館ということもございますので、当然、今後の資料館の在り方についても議論をしてまいりますし、そして我謝議員から御指摘があったその使用あるいは活用を費用対効果も含めてしっかり検討を進めるべきだというようなお話もしっかりと受け止めて、今後のいい資料館の在り方、親川の整備を進めてまいりたいという思いでございます。以上です。 ○議長(識名盛紀)  以上で我謝孟範議員一般質問を終わります。 次に上原昌之議員の一般質問を許します。                 〔上原昌之 議員 質問席に着く〕 ◆上原昌之 議員 おはようございます。始める前に訂正のほどをお願いいたします。2番の国保税についての②、①②は内容が同じですので、②は取り下げしますのでよろしくお願いいたします。それでは要項に従って進めたいと思います。 昨今、テレビ、新聞、ラジオ等で国が非常事態を宣言し、特定警戒地域に指定されて4月頃の生活保護申請件数が前年度から5割ほど増えているが、休業要請などに伴い雇用情勢が悪化しているため、福祉関係の間ではリーマンショックを超える申請数増加の可能性もあり、既に影響が出始めていることが判明するなど、生活保護の申請は今後全国的に増加するとの見方が強いです。政府は緊急小口資金の融資で下支えを図るが、さらに踏み込んだ支援策が求められます。収入が減った人が多いほか、緊急事態宣言の解除後も雇用情勢の悪化は長期化する可能性があり、今後は求職支援の重要性も増してくるのではないかと本員は思っております。それでは質問に入っていきます。 定額給付金について。①対象世帯は何世帯か。答弁を聞いて、再質問はしませんので、簡潔にお願いいたします。 ◎福祉課長(岡剛)  議員の皆様おはようございます。ただいまの上原議員の御質問にお答えいたします。4月30日時点での対象世帯は8,390世帯になります。以上です。 ◆上原昌之 議員 ②の現在の申請済み世帯数は幾らかお願いいたします。 ◎福祉課長(岡剛)  6月9日現在、申請世帯数は7,732世帯、申請率は92.16%となっております。以上です。 ◆上原昌之 議員 続きまして、現在の給付状況は幾らですか。 ◎福祉課長(岡剛)  明日が給付日となっておりまして、予定といたしましては6月12日までの給付見込み世帯数は6月9日現在の申請世帯数全てに対応することと予定しておりますので、7,732世帯、18億7,510万円で1万8,751名分となります。これは世帯給付率が92.16%、給付額率では93.76%となります。5月の給付状況といたしましては、5月29日までに6,407世帯、15億8,580万円の給付を行いました。これは世帯給付率は76.36%、給付額率では79.29%となります。以上です。 ◆上原昌之 議員 少しあると、まだあると見ていますけれども、続きまして④のDV被害者への対応は。 ◎福祉課長(岡剛)  DV被害の申し出があった方については、関係市町村と連携し適切に対応しております。現在のところ、2名が町外で受給、1件が町内で受給という状況になっております。以上です。 ◆上原昌之 議員 続きまして、⑤の手続漏れの給付はないか。 ◎福祉課長(岡剛)  本日で特別定額給付金の申請受付開始日から1か月になります。5月11日から開始をいたしました。そのタイミングを見て、現在、最終値の準備を進めているところです。また手続に、今回郵送を推奨しておりますが、そういった郵送申請が難しいという方には、役場に必要書類を持ってお越しいただけるように、そういった案内も今回は同封させていただく予定となっております。以上です。 ◆上原昌之 議員 町長、生活困窮者対策経済支援策等を県、国に要請しておいてくださいね。これは保護のためにぜひ必要です、与那原んちゅのためにも。よろしくお願いします。この件は終わります。 続きまして、新型コロナウイルス感染症対策の支援についてお伺いします。国民健康保険税について、徴収猶予や保険税の減税があるが、その内容は。よろしくお願いいたします。 ◎健康保険課長(上原丈二)  議員の皆様おはようございます。それでは上原昌之議員の2点目、国保税について。①徴収猶予や保険税の減免の内容について御答弁申し上げます。まず初めに、国保税の徴収について御説明いたします。徴収猶予の対象となる方は、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度2月以降の任意の期間、1か月以上において、事業等に係る収入が前年同時期に比べ、おおむね20%以上減少しておりまして、国保税の納入を行うことが困難である方です。対象となる地方税は令和2年2月1日から、令和3年1月31日までに納期限が到達する町税が対象となります。この猶予の特例は無担保かつ延滞金なしで原則として1年間徴収を猶予することができます。 次に国保税の減免について御説明いたします。保険税の減免の対象となる世帯は次の2つがあります。1つ目は、新型コロナウイルス感染症により、主たる生計維持者(世帯主)が死亡または長期の入院を余儀なくされるほどの重篤な疾病を負った場合です。この場合は対象期間中の保険税が全額免除となります。2つ目は、新型コロナウイルス感染症の影響により、主たる生計維持者(世帯主)の収入が10分の3以上減少することが見込まれる場合で、前年の所得金額の合計が1,000万円以下であり、かつ収入減少が見込まれる種類の所得以外の前年の所得の合計額が400万円以下であることです。この場合は、対象期間中の保険税の一部が前年の合計所得金額に応じて減免となります。減免の対象となる保険税は、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限が設定されているものとなっております。ただし、加入手続の遅れにより、令和2年1月分以前の保険税の納期限が令和2年2月1日以降に設定されている分につきましては対象となりません。以上です。 ◆上原昌之 議員 予算面は町長、政治が国を動かしているんです、予算を動かすんです。絶対に町民のためにも予算だけは確保をお願いいたします。 続きまして、3番目の人事異動について。人事異動することについて質問をいたしたいと思います。毎年4月に、年によっては別の月にも人事異動が発令されていますけれども、議会事務局長のようにある程度、長期間の在職を求められる職種もありますが、逆に長期に在職させるべきではない職種もあり、その係に経験年数の長い職員がいることによって能率が上がったり、経験年数の浅い職員ばかりで構成されていることによって職務、能率も低下することも考えられるのであります。そこで町長はどのような基準を持って人事異動に当たっておられるのかお伺いいたします。 ◎総務課長(上原謙)  それでは上原議員の3点目、人事異動につきまして御答弁申し上げます。まず、人事異動をする目的といたしまして、職員の成長を促すことや組織の硬直化による業務の怠慢や不正の防止となることが目的となっております。特に職員の成長を促す点でいいますと、いろいろな分野の業務に関わることで、仕事の幅が広がるとともに、新しい視点でものを見られるようになり、職員の成長につながることが得られるというふうに思っております。続きまして、人事異動の基準についてでございますが、一般職員の人事異動実施基準というのがございます。この中では、5年以上同一職種に在籍する職員は全員異動の対象とするということで、5年以上については異動の対象という形にしてやっております。以上でございます。 ◆上原昌之 議員 仕事に支障が生じて円滑に動かなくなり、事態の進行を妨げないようにしてください。以上で終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で上原昌之議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。                                     午前11時08分 休憩                                     午後1時32分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に新垣真一議員の一般質問を許します。                 〔新垣真一 議員 質問席に着く〕 ◆新垣真一 議員 執行部の皆さんこんにちは。2日目、3番目の一般質問となります。議員の前も、声が聞こえるようにちょっと下げましたけれども、大丈夫ですよね。コロナ対策で皆さんと私たちの目の前のほうにビニールが張られているんですけれども、お昼を食べて、この時間、さらに眠りやすい環境が整ってしまいまして、あと一息ですので、しゃかしゃかと一般質問を進めてまいりますのでよろしくお願いします。それでは通告に従い、一般質問に入ります。 新型コロナウイルス感染症対策ですが、①の本町の進捗状況と問題点、改善点については、何名かの議員からも一般質問があり、午前中も我謝議員から質問がありましたので、執行部のほうからも細かい対策が各課ごとに全部まとめて出されておりましたので、私のほうからは、2点ほど確認をさせていただきます。まず1点目です。支援策のほうですけれども、与那原町の独自の支援策で、これも皆さんに喜ばれていますが、ひとり親世帯臨時給付金、対象児1人につき1万円と。国の支援策で子育て世帯への臨時福祉給付金、児童1人につき1万円の給付というのがありますが、振込予定を見ますと6月26日と。これ支援策が決定した時点で給付される方は把握しているわけでありますよね、恐らく。定額給付金の第1回目の給付が5月22日でしたか、多分1回目はそうだったと思いますけれども。それからこの子育て世帯と、あとひとり親世帯のほうの振込が6月26日というと、約1か月間ぐらいの日にちのずれがありますが、こんなに時間がかかるのかなと。いろいろな理由があると思うんですけれども、こういった支援策というのはスピーディーに困った方に届けば、早めに届けば届くほどこの効果は発揮すると私は思っております。今回の6月26日に決定した理由があれば、お伺いします。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  新垣議員の御質問にお答えしたいと思います。確かに臨時福祉給付金に関しては、多くの町民の皆さん、早くの給付を受けて喜ばれたと。その一人である私もかなり助かりました。ただし、子育て世帯の臨時福祉給付金に関して遅れた理由としては、基幹システムの改修のほうに遅れがありまして、そこの調整で遅れたというところがあります。私どもとしては急ぎそのシステムの調整をしたところではありますが、ぎりぎりのところで6月26日の振込ということになっております。もう1点、町独自のひとり親世帯としましては、そこはシステム等々は関係なく行えるところでしたので、ただし、その児童扶養手当の世帯の振込口座そのものが県のほうの把握となっていまして、県との口座振込情報がいただけるかどうかということの調整を行ってやっていたところでしたので、多分、ちょっと遅れるだろうということで6月26日を予定していました。しかし、これに関しては担当のほうにもちょっと頑張っていただき、システムのほうも頑張っていただいて、これは1週間前倒しで、19日に交付ができるという運びとなっておりまして、今回、ひとり親の世帯に関しては19日に振り込む予定となっております。昨日、上原晃議員の再質問で私のほう26日の振込予定ですというお話をしましたが、その後、可能かどうかというところを担当と調整したところ19日に振込可能ということで、1週間前倒しで振込をさせていただくということになっております。以上です。 ◆新垣真一 議員 6月19日にひとり親世帯のほうは振込ができるということをお聞きしましたので、少しでも早くやればその分喜ばれると思います。先ほど言った国の子育て世帯の臨時福祉給付金というのはシステムの絡みがあって、どうしても26日と。仕組み上しょうがないところがあるかもしれませんけれども、少しでも早めに届けられるように、振込ができるように、また再度頑張っていただいて、なるべくは、ひとり親世帯と同じにはいかないにしても、一日、二日でも早くできるような対策ができるのであればよろしくお願いいたします。 あと支援策のほうで、これは与那原町の独自の支援策ですけれども、認可外学童長時間開所助成金認可外学童利用料の減免事業、保育園等副食費助成金、認可外保育園利用料減免事業というのがありますけれども、町として本当にいい支援策だと、これも喜ばれておりますけれども、このほうも交付が7月の中ぐらいとなっておりますけれども、これもシステム関係とかいろいろあるのかどうか、理由をお伺いしたいと思います。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  新垣議員の再質問にお答えしたいと思います。ただいま新垣議員がおっしゃった町独自の支援策として、子どもたちが利用している施設等々への助成も検討していまして、これについて当初7月中旬に交付予定としていましたのは、コロナの状況が場合によっては6月まで影響があるかもしれないということで、6月の利用料等も勘案して早くても7月中旬かというふうな設定で交付要綱のほうを準備させていただいたところですが、保育園の副食費の助成や幼稚園の副食費助成等に関しては既に各施設に案内して、9施設中6か所のほうは申請も済まれて、交付も済んでいるところです。なので、6か所の施設については既に交付が済んでいるというような状況になっています。ただし、認可外のほうが少し遅れていまして、申請書のほうがまだ届かないというところで交付が遅れているというような状況です。申請書が来次第、速やかに交付ができるかと思っています。以上です。 ◆新垣真一 議員 実施計画の中に、先ほども課長からありましたように4月から6月というのがほとんどでしたので、6月のほうは多分今除いて、4月、5月の対象になるんですよね、課長ね。分かりました。あと1点確認をしたいんですけれども、学生支援緊急給付金というのがあります。執行部の方は皆さん御存じだと思いますけれども、今回、この支援策のほうには、このほうの周知のほうは入っていないんですけれども、恐らくホームページも私見ましたけれども、この学生支援緊急給付金というのはちょっとホームページでも見当たらないと。第一次補正の中には、項目の中には学生支援緊急給付金というのは今回盛り込まれておりませんでした。今回のコロナ感染の拡大の影響で学生がアルバイトもできないと、経済的に困窮する学生を支援するために、一次補正予算の後に緊急に、一次補正の予備費で5月の19日に制度ができております。この件について周知をされているのか、ちょっと確認をさせてください。 ◎教育長(當山健)  新垣議員のただいまの学生支援給付金の件、国のほうから、今おっしゃるように、予備費を活用して約500億円ですか、それを活用しての支援金ということで、この支援金につきましては、大学のほうで取りまとめて学生にやるということで、地方公共団体等ではなくて、学生が通っている大学のほうで取りまとめてやるということになっておりますので、今、大学のほうで取りまとめをして、まとめて支払いをするという情報をお聞きしております。以上です。 ◆新垣真一 議員 学校のほうから生徒への案内をするところもあれば、案内しないところも実際にあります。与那原町にもそういったバイトをして、それで学費を稼いでいる、そういった方も何名かいます。その人たちが分からない状況もあります。何と言ったらいいのか、そこら辺までこの支援のほうに入れていいのかどうかは微妙なところはあるんですけれども、町民にこういったものがあるということを周知させることも行政の一つの仕事の中に入るのではないかと私は思います。今、教育長がおっしゃったように、学校のほうに任せられているという言い方もあるんですけれども、事細かに町民の方々に知らせるためにも周知の方法として、この支援策に入れなくても、我が町のホームページ、これには載せるべきではないかと私は思います。実際に、学校によっては6月でこの申請が切れるところもあるんです。ほとんどまだできますけれども、だから急いで周知のほうをやらないと、学生が分からなかったと。極端な意味でいえば、そういうこともあって学校に行けないということにならないように、ぜひ行政のほうでこういった周知をするような方法をちょっと取っていただきたいので、それに関してはどうですか。 ◎教育長(當山健)  大変申し訳ございませんでした。国のほうから、県のほうからは大学のほうで取りまとめてやりますという通知がありましたけれども、今新垣議員がおっしゃるように、学生にも分からない方がいらっしゃると思いますので、早速ですね、今日、明日には町のホームページに載せていきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆新垣真一 議員 ぜひよろしくお願いします。 それでは(2)の子育て支援について。児童館利用について、規定やルールをお伺いします。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  新垣議員の2点目、子育て支援についてということで、児童館利用についての規定やルールについてお答えしたいと思います。御存じのように、児童館は児童福祉法第40条に規定する児童厚生施設の一つで、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、また情操を豊かにすることを目的とする児童福祉施設です。本町には与那原小学校区のほうにあかぎ児童館、東小学校区のほうに海風児童館がございます。御質問の児童館のルールについてですが、児童館は、子どもたちが自由に来館し、自由に帰宅するということから、放課後の保護者の元に帰るまでを見守る学童クラブとは利用の趣旨に違いがあります。そのため、子どもたちが安全に過ごせるよう様々なルールを設けているところでして、具体的には皆さんにお配りしている資料のとおりで、まず0歳から18歳が利用できますよと。おもちゃやお金は持ってこないこと。就学前児童に関しては保護者が同伴すること。家の人と帰宅時間を約束してから来ること。学校の帰りに直接来ない。一旦家に帰ってから利用することというふうなルールを設けています。以上です。 ◆新垣真一 議員 分かりました。 では、②の各児童館の昨年の利用人数をお伺いします。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  それでは②各児童館の昨年の利用状況についてでありますが、それについても皆さんのお手元に資料をお配りしております。まず、あかぎ児童館のほうですが、1日の最高入館者数が105人、最低入館者数8人、利用の延べ人数としては9,565人が利用しています。1日平均にすると利用日数は35人となっています。海風児童館のほうですが、1日の最高入館者数が昨年は347人と、ちょっと高校のほうが多くなっているのは、海風児童館で去年は祭りを行いました。児童館まつりということで、そのときの人数が多くなっているのかなと思っています。最低入館者数が13人、利用延べ人数として1万3,737人が利用されていまして、海風のほうは平均利用日数としては約50人となっています。以上です。 ◆新垣真一 議員 今回、この児童館の質問を上げた第一の理由ですけれども、保護者の方から児童館のランドセル来館について、ぜひランドセル来館ができるように、行政いろいろそういうことも児童館事業の中でできないのかというふうな話がありましたので、今回この一般質問を取り上げております。ぶっちゃけ言いまして、ランドセル来館というのは、今、課長のほうではどういった形で見ているのか、ちょっと意見をお伺いしたいと思います。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  新垣議員の再質問にお答えしたいと思います。ランドセル来館に関しては、数名の保護者、何名かの保護者、あるいは行政懇談会の中でも保護者の要望としては上がってきます。確かに、特に海風児童館のほうは学校の近くにあるということで、そのまま利用できればすごく助かるというようなお声が多く上がっているのは確かです。ただ、海風児童館を開所した当初、平成25年、26年の頃だったかと思うんですけれども、そのときは少なくともこういうランドセル来館を認めてはなかったんですけれども、特に強い取り決めをしていない時期がありまして、その頃の状況を申し上げますと、今の平均以上に、本当に帰っていく、そのまま利用するお子さんが多くいて、200名、300名というような状況が日々続いて、本来、厚生員の仕事としましては、利用者の、子どもたちの指導に当たるというところがあったんですけれども、保護者のほうからの問合せが多くありました。児童館、要するにうちの子が児童館に来ていませんか等々の問合せで、厚生員の仕事がままならないという状況があったというのを、状況としてはありました。あともう1点、最初に申し上げたように、児童館の趣旨が学童との趣旨とは違いますよということが、まず大きいかなと思っています。私のほうとしては、学童に、もしお子様が見守りの必要なお子様であれば、児童館ではなくて保護者の元までお返しする学童利用を優先的に考えていただきたいというのが、担当課としての認識でありますので、まずそこを相談させていただいています。どうしてもやっぱり学童ではなくて、時間的にちょっとした時間であるので利用させてほしいという保護者であったりとか、日々、毎日ではない保護者ということで相談が来る場合があります。そういったときの対応にはこちらのほうもいろいろと、児童館の利用の趣旨を説明しながら、確認しながら認めていったりとかということはありますが、基本的にはランドセルで来るということは、私としては寄り道、担当課としては学校の寄り道に値するので、実際、ルールとしては一旦家に帰って、お母さんとの約束の下で今日はどこどこに遊びに行きます、児童館に遊びに行きますというようなお話をして利用していただきたいということで、先ほどのルールとなっています。以上です。 ◆新垣真一 議員 先々、例えばこうやって保護者からのどうしてもランドセル来館、全部が全部ではないにしても、例えばですよ、これは第2期与那原町子ども・子育て支援事業計画のときにパブリックコメントをされていますよね。多分いろんな意見があって、課長も全部読まれているとは思いますけれども、私はたくさんの方から聞いているわけではないんですが、保護者からの要望というのが結構、児童館のランドセル来館については強い要望があります。読まれているとは思うんですけれども、まずは先ほど課長がおっしゃったように、海風児童館のほうですよね、大体保護者から出ているのは。海風児童館は東浜のほうからも通っておりますので、15時に学校が終わり、往復1時間をかけてランドセルを家に置いて、16時から17時の1時間しか利用ができないこと。近所の子とのこの差を埋めることも子育て支援の一つだと思いますとか、様々あるんですね、学校から往復1時間以上かかって児童館を利用できないと。勝手に外出されるより、児童館にいてくれるほうが安心と。要するにもう一度、保護者からのランドセル来館についての意見を、もし話し合う場があるのであれば、1回持ってもらって、児童館で例えばランドセル来館をもし、何名かにしてもいろいろな規制をつくっても全然いいと思うんですよ。保護者の要望も聞きながら、ここまではできるけれども、ここまではできないと。臨機応変な対応もできないのかなと。ただ、もうできないですというふうな形で、自分のほうでもやっぱり保護者のほうに、さっき課長が言ったような話もありますけれども、それでは納得できないところも様々あると思うんです。どうですか、一度こういったランドセル来館について保護者と話し合う場を持つというのは、そこら辺はどうでしょうか。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  再度の質問にお答えしたいと思います。ランドセルで来られる保護者、利用したいという保護者の要望については、個別に相談も受けながら、その都度、対応しています。基本的には、その基本ルールはやっぱり守ってほしいということで、個別の対応で、実際10名から十何名ということでお子様たちがランドセルごとで入ってきます。ただしやっぱり、毎日、日々のことになるということとは、ずっとそういう状態が続くということであれば、やっぱり子どもの安全面、帰りはこちらのほうで把握ができないものですから、その辺で了解してもらいながらの利用をしていただいているものもあります。なので、個別の相談には現状も応じているというようなところであります。ただ、先ほど東浜地区のほうが東小学校のほうに区域分けされているということでありますが、子どもが自由に遊べる場として児童館を提供しているところでありますので、その遊び場というのは、もしあかぎのほうが近ければあかぎのほうを利用する、あるいはコミュニティーのほうが近ければコミュニティーを利用する等々、というのを利用していただければいいのかなと思っています。ただ、その点、保護者とも話合いをしたことがあるんですけれども、やっぱり学校のお友達と遊びたいんですということが大きくありましたので、その辺の配慮もしながら必要な子にはランドセルで来ることも認めつつも、基本的には自立をさせながら行きましょうというお話をさせていただいています。あと、学校帰りにというか、一旦家に帰って云々というものであれば、家にいることが心配ということであれば、学校教育課のほうの、生涯学習振興課のほうで学校帰りに利用できる、子ども教室というものがあって、そのほうも提案しながら保護者とどっちがこの子にとって利用価値があるのかということを相談させてもらいながら、子どもの放課後の安全な場所を一緒に考えているというのが、今現状としてあります。ただし、さっきも言ったみたいに、ルールとしてはやっぱり学校帰りに直接来るというのが寄り道、一旦家に帰って保護者と約束の下で利用するというルールは、その前提として置いておきたいとは思っております。というのはあの状態、子どもたちが本当に一番近くにある場所ですので、ばーっと来て利用して、保護者がどこに行ったのか分からないという状況を再度起こすということは避けたいなと思っていますので、その辺を理解していただきながら、必要な子はランドセル来館を許していきたいなと思っております。以上です。 ◆新垣真一 議員 個人的に、例えばどうしても、しつこいようではありますが、ランドセル来館についていろんなお話をしたいというのであれば、それは対応するということですよね。課長が今言われたことも重々分かりますけれども、保護者からの話が出るということは、ほかのといいますか、他市町村でランドセル来館の児童館事業として扱っているのも幾つかあると思います。もし、今いろんなものがあって厳しいような話をなされていますけれども、このランドセル来館を児童館事業の中で、もし組み入れてできるような状態を、ひとつ頭には置いていただいて、前向きにちょっと考えていただけるようにお願いをして、私の一般質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で新垣真一議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。                                     午後2時04分 休憩                                     午後2時05分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に德田将仁議員の一般質問を許します。                 〔德田将仁 議員 質問席に着く〕 ◆德田将仁 議員 こんにちは。それでは通告に従い、一般質問を始めさせていただきます。(1)の石油貯蔵施設立地対策補助金について。①案分方法はについて答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  ただいまの德田議員の御質問にお答えいたします。案分方法につきましては、施設所在地の西原町が7割、残り3割を周辺市町村と沖縄県で均等配分となっております。周辺市町村は中城村、宜野湾市、浦添市、那覇市、南風原町、与那原町、南城市となっております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 すみません、アンブンという漢字間違っていますね、訂正をお願いします。このような按分になった理由を説明お願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  ただいまの御質問にお答えいたします。案分方法につきましては、経済産業省より石油貯蔵施設立地対策交付金の配布要項にて配分が決定されております。 ◆德田将仁 議員 この施設があるために、本町は消防を含めてどういった資機材、資材とか機材とかの整備を行っているのか答弁をお願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  ただいまの御質問にお答えいたします。東部消防によりますと、はしご車及び化学車、化学消防ポンプ車という形で整備の車両を置いているということであります。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 今、課長に言っていただいた3つの車両、この3点セットを持っているのがうるま市とうちの東部消防しかないんです。それ以外の消防ではどれも持っていないんですね。はしご車は皆さん共通で持っていると思いますが、この西原町以外の中城村、与那原町、浦添市、南城市、宜野湾市、那覇市、南風原町は同額の配分であるんですけれども、先ほど答弁いただいた西原町、与那原町、南風原町の3町からなる東部消防以外の浦添市、那覇市、宜野湾市はどういった資機材の整備を行っているのか答弁をお願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  ただいまの御質問ですけれども、石油貯蔵施設立地対策交付金での、このお金を使って他の消防がどうやっているかにつきましては、申し訳ありません。今手元に資料がなくて把握しておりません。 ◆德田将仁 議員 しっかりそこは、詳しく調べてほしいんですけれども、私が調べた上では他市、先ほど言った市が、何か特別にこの南西石油があるがために資機材を整備しているという事実は、私が調べる限りではないんですよ。それをやっているのがうちの東部消防、そしてうるま市。うるま市は大きな石油基地がありますので、うるま市と東部消防は約4億円の車両を備えているんです。そして西原町はやはり7対3という割合の7は、西原町がいただいていますので、この施設があるため多額の交付金があるからいいんですけれども、東部消防の運営では各町の基準財政需要額でまかなう中で、例えばはしご車の場合だとしたら、年間で約、車検などで100万円、オーバーフォール代で7年間で1,000万円、化学車の車検で約100万円のランニングコストが東部消防ではまかなわれているんですよね。その点を踏まえて、うちはそれぐらいの機材に投入し、危機感を持っている町が、他市、先ほどの機材も投入していない他市と同額の交付金で、私はまだ納得できないなと思いますけれども、その点をお願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  ただいま德田議員の御指摘でございますけれども、確かにおっしゃるように、消防の4億円の負担分を考慮すると、やっぱり公平性の面にも欠けており、議員の御意見は十分納得できるものであると考えております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 その点を踏まえまして、②の過去にどういった事故があったのか、答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  平成22年10月24日に、タンカー重油流出事故で本町の海岸線のヒジキ藻場付近にも重油が漂着し、海藻などが汚染され、石油の臭いが充満するなど、漁業関係者においても多大な被害を受けた事例がありました。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 大きな事故でいったらそういった事故もございますけれども、小さい事故とか、いろんなことは現実には起きていますので、そこでやっぱり被害を受けるのは、この東海岸に面している私たち、与那原町も多大な被害を受けていますので、それを踏まえての③本町は当該施設と同じ中城湾港に面している。大きな被害を受けた過去を踏まえて、按分方法を再度協議できないか、答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  過去に、本町でも平成26年3月に石油貯蔵施設立地対策等交付金の配分額の見直しについて沖縄県へ要請をしておりますけれども、関係市町村へ同意が得られていないため現在に至っております。議員おっしゃるように、火災や重油流出が起きたときに一番被害を被るのが本町でありますし、また特産品であるヒジキの収穫にも多大な影響を受けることから、交付金配分額の見直しについては、他の市町村の同意を得られるよう、各方面でこれからも積極的に訴えてまいります。以上です。 ◆德田将仁 議員 本当はもっとどういうふうに協議をしていくのか詳しくいろいろ聞きたいところですけれども、きっと今聞いてもまだやっぱり、今からクリアしていく段階は多いと思いますので、この交付金自体はうちが370万円ぐらいですか、350万円ぐらいの交付金で、毎年毎年、平成20年から始まって、最初は東浜の掲示板とかからのスタートで、今では板良敷の沿岸ガードパイプをつくっていったり、毎年毎年しっかりこなしていっているんですけれども、少しでも多く取れればもっともっと枠は広がりますので、できれば本当の意味で検討をお願いしたいと思います。 それでは(2)雨水管、下水管について。①大雨で冠水する場所は何か所あるか。把握しているか答弁お願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは(2)①について御答弁申し上げます。大雨で町道が冠水する主な場所は江口のファミリーマート裏の道路、与那原中学校の一方通行の道路と上与那原公民館前の道路、あと大見武出荷場前の道路の4か所になります。そのほかには大見武の土地改良近隣の農道、あと板良敷ローソン裏の農道などがあります。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 今おっしゃった場所を含めて、同じ場所で2回以上の被害がある場所があれば答弁お願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  再質問にお答えしたいと思います。被害というか、2回以上冠水している箇所、今言った箇所、全て2回以上冠水しております。以上です。 ◆德田将仁 議員 今おっしゃったのが、全て2回以上冠水しているということで、その原因を少し詳しくお願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  再質問にお答えします。まず1点目、江口のファミリーマート裏の道路ですが、あそこにつきましては、既存の排水が、断面の大きさが小さくて、流域に対する大きさが容量に達していないということになっております。与那原中学校の一方通行道路、そちらについては道路のグレーチングのところの排水が、断面が小さいということではき切れておりません。また上与那原公民館前の道路、こちらについても道路の後ろのほうに水路があるんですが、そちらの断面が小さくて、はき切れていない状況です。また大見武出荷場前の道路につきましても、道路については両側側溝、さらに真ん中に排水と対策をしているんですが、やはり大雨になると冠水してしまうということなので、やはり排水の断面が足りないということになっております。その他、先ほど言った大見武土地改良付近の農道、そちらについては現場を何度も掃除をしているんですけれども、何が詰まっているかということになると、近隣の農家の肥料のビニールだったり、農業資材、ビニールハウスの破れたものとかがどうしてもそこに詰まるものですから、それでオーバフローしている状況です。板良敷ローソン裏の農道につきましては、こちらは両サイド山のほうから水が流れてきまして、一番低い箇所になっております。そこにグレーチングを設置しているんですけれども、落ち葉などが埋まってオーバフローしている状況ということで、これは前年度においてグレーチングを三重にして対策をしているんですが、なかなか大雨が降ると、どうしてもあふれてしまうような状況になっております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 冠水が発生する原因は、やっぱり地形だったり排水処理が追いつかない、ごみとか山からの土砂とか、様々な原因が考えられるんですけれども、次に私が聞こうとしたのは対応はどうしているのかと聞こうとしたんですけれども、今は順次対応していくというような感じの答弁でしたので。ただ、次の③にそれは移るんですけれども、その前にちょっと聞きたいことがありますが、この与那原町町勢要覧2019というものに、度々浸水が起こる地区を中心に新たな雨水管を埋設するなどの工事を行っているとあるんですけれども、例えば今で言ったら江口とかの、やっているものの話ですかね。これが終わったら次はどこへ行こうとかというのがあれば、答弁をお願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは対応について答弁申し上げます。今、先ほど德田議員からありました江口の雨水事業、これは今上下水道課のほうで実施しております。もう一つ雨水事業としては上与那原公民館前の道路の冠水についてもあちらも雨水事業で取り組んでいくというところです。あと、与那原中学校一方通行道路、それと大見武出荷場前の道路、この2か所につきましては道路の補助事業で採択ができそうということなので、令和3年度に向けて、今年度申請をする予定になっております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 今また、次はこうしていこうとかというのをちょっと聞いたんですけれども、今さっきおっしゃっていた4か所、毎回毎回やるような箇所、やっぱり簡易的なことをやっていくのではなくて、③の質問に移りたいんですけれども、雨水管、下水道、側溝にも基金を創設して柔軟な対応はできないかという、答弁をお願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは③について御答弁申し上げます。基金を創設して対策工事に対応するとなると、町も財政的に厳しいことから、対策工事を積み立てることにかなりの期間を要することが想定されますので、先ほど話をしました道路の補助事業、あるいは雨水事業の補助事業を活用しまして、冠水対策を実施したいと考えております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 今のは、基金はできないという答弁であったと私は受けているんですけれども、ただ、毎回毎回そういう場所が分かっているんだったら、簡易的にじゃなくて、しっかり、根本的に見直す工事の考えをしっかり持ってほしいというのは、私たちもみんな大雨のときには議員も現場に行きますので、呼ばれて。そのたびに毎回言っているという町民の訴えはありますので、もう少ししっかりとした整備の仕方を見直してほしいなという要望をしておきます。 それでは(3)に移ります。台風対策について。①前回までに停電被害の場所、内容等データを出してもらったんですが、それを踏まえて今年の電線対策はどうなっているか。電力に要請等を行ったか。答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長大城哲)  德田議員の御質問にお答えいたします。まず今年、私は今年度ですね、今年度においては電話での問合せのみでコロナ禍の中でありましたので、正式な要請等には出向いておりません。電話での問合せによって沖縄電力によりますと、平成30年の台風24号で発生した停電の主な原因はバインド線の経年劣化による破損であると伺っております。前年度には、本町全域のバインド線の取替えを行っており、今後は、配電等やバインド線などの電力設備の台風対策に加え、台風シーズン前には巡回を実施していくとのことであります。以上です。 ◆德田将仁 議員 前課長の比嘉課長とはこの答弁はものすごくいっぱいやりましたので、やった中で、やはり今、沖縄電力が言っているのはバインド線の問題というのを一番よく言うんですよ。久米島が一番当たりますので、そこで新しいバインド線の実証実験中ですよという答えも、課長も多分知っていると思うんですけれども、バインド線だけじゃなくて、碍子の部分もよく切れるという。そういう塩害地域ならではの、沿岸地域にありますので、私たち。そういう被害もありますので、しっかり課長がこの知識を身につけて、電力からのただ言われたことを聞くだけじゃなくて、これはしっかりこうしてくださいと。去年直したのはおととしの24号、25号があったから直しただけであって、必ず切れてから直すしかできないんですよね、電力も。ただ、防災担当であると思いますので、今の大城課長が。しっかりと防災に、切れる前にしっかりと防災を強く要請していただきたいと思います。町長の答弁も最後にお願いします。 ◎町長(照屋勉)  午前中、議長から元気がないと言われましたので、元気よくお答えしたいと思います。まず、石油貯蔵施設立地対策補助金ですね、これについて私も今回德田議員から御質問があって思い出したんですが、かなりの被害を本町が受けました。そのことを県にも構造上といいますか、湾になっておりますので、実際のこの被害は何かタンカーの火事とかそういうのがあった場合に、もろに影響を受けるのは我が与那原町であって、西原町ではありませんよということも強く訴えましたし、この配分額のありかたも我々としてはまだまだ納得できないところもありますので、これは継続してこの割合を変える。あるいはもっと金額を増やして我々が得るものが大きいようにするか。あるいは制度そのものが、この実態と合っているのかも含めて、これは継続して県のほうにも要請なりをしていきたいと思います。 今回の台風の件ですが、議員がおっしゃるように先手先手でやるというようなこと、課長にもしっかり勉強してもらって、私自身もやって、逆に電力のほうにこういうやり方があるのではないか等々、しっかりと要請もしていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(識名盛紀)  以上で德田将仁議員の一般質問を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。 なお、明日の会議は、午前10時から行います。御苦労さまでした。                                     午後2時29分 散会...