与那原町議会 > 2020-06-10 >
06月10日-02号

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  1. 与那原町議会 2020-06-10
    06月10日-02号


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    最終取得日: 2021-05-08
    令和2年6月第2回定例会令和2年 第 2 回与那原町議会定例会会議録(第2号) 令和2年6月10日(水曜日)   午前10時05分開議          [議 事 日 程  第2号]           令和2年6月10日(水曜日)            午前10時開議日程第1.      一般質問   ─────────────────────────────────────────          [本日の会議に付した事件]日程第1.      一般質問   ─────────────────────────────────────────          [出 席 議 員(13名)]1番  識 名 盛 紀 議員   8番  山 口   修 議員2番  德 田 将 仁 議員   9番  上 原 昌 之 議員3番  舩 谷 政 喜 議員   10番  上江洲 安 昌 議員4番  新 垣 真 一 議員   11番  上 原   晃 議員5番  松 長 康 二 議員   12番  我 謝 孟 範 議員6番  宮 平 正 傳 議員   13番  喜屋武 一 彦 議員7番  当 真   聡 議員   ─────────────────────────────────────────          [職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名]事務局長  比 嘉 哲 也   主事  仲 村 健 二主任    登 川 真由美   ─────────────────────────────────────────          [説明のため出席した者の職、氏名]町長       照 屋   勉   教育長      當 山   健副町長      城 間 秀 盛   学校教育課長   新 里   健総務課長     上 原   謙   教育指導主事   仲 程 俊 浩財政課長     仲 里 武 徳   生涯学習振興   新 垣 政 孝                   課長まちづくり課長  饒平名 幹 貴   福祉課長     岡     剛公共施設課長   仲宗根 祥 徳   住民課長     宮 平 律 子会計課長     宮 城 きよみ   健康保険課長   上 原 丈 二観光商工課長   比 嘉 義 明   税務課長     上 原 宏 章企画政策課長   山 城   司   子育て支援課長  伊 集 京 美政策調整監    前 城   充   生活環境安全   大 城   哲                   課長上下水道課長   上 原 清 武補佐上下水道課長   長 松 真 也補佐   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀) これから本日の会議を開きます。                                   午前10時05分 開議   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀) △日程第1.一般質問を行います。  まず、上原晃議員一般質問を許します。                 〔上原 晃 議員 質問席に着く〕 ◆上原晃 議員 皆さんおはようございます。今年に入りまして、半年間は町民の皆様、コロナ禍の中の生活で自粛自粛の日々が続き大変だったことかと思います。人生いろいろと言われておりますが、人生には何が起こるか分からないともよく言われます。幸せな人生、病気で苦しむ人、あるいは家庭、職場、仕事、人間関係に悩み苦しみ、そういう時期が長い人生ではそれぞれにあるのではないかと思います。私の任期も残り少なくなりましたが、気持ちを切り替えて今後も頑張っていきたいと思います。私は議員1年目からこの一般質問は1番目か2番目にやってきたかと思いますが、今回も1番目ということで、私にとってはただ早く終わりたいだけなのかもしれませんが、そして冒頭で何かを話す、質問事項と関連する情報収集といいますか、3か月間の世界の動き、日本全国、そして沖縄県や本町での出来事からネタ探しといいますか、町民からの相談事、あるいは町内を駆け巡り情報収集すると、これが議員活動の一つではないかと思います。当然、毎日の新聞記事やテレビニュース番組、情報を大事によく参考にしております。私も、今の議会事務局長比嘉事務局長で多分6人目の事務局長と関わってきています。その中で以前、ある一人の事務局長一般質問の中で、自分の持ち時間で質問に入る前に自分の思いを伝えていいかということを聞きました。世界の動き、日本、沖縄に関する情勢について話すことは、議事録の中にも残るのでいいことではないですかと言われました。そして一般質問のたびに冒頭で何かを話すきっかけになったかと私は思っています。最近は、毎回のようにネタ不足といいますか、何か楽しい話はないのか、今日は何を話そうか、自分自身にプレッシャーがかかり悩む日々が続いておりますが、今後も続けられるか分からないのですが、なるべく冒頭の中で質問事項と関連する、何か楽しい話をできるように頑張っていきたいと思います。それでは一般質問を行います。 初めに、新型コロナウイルス感染症について伺います。①としまして、県や本町の現状について、今どのような状況になっているのか。沖縄県はここ1か月余り感染者がゼロということで報告もされておりますが、今年に入りましてのこの数か月間、町民の皆様にとっては見えない敵、コロナウイルスの恐怖に不安な生活を余儀なくされ、この半年間で生活環境がどのように変化したのか。町民からの相談、不安な問合せ等があったかと思いますが、どう対応されたのかお伺いいたします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  議員の皆様おはようございます。ただいまの御質問にお答えいたします。6月9日現在、沖縄県の感染者数は142人で、入院者が0人、お亡くなりになられた方が7人となっております。5月1日以降は新たな感染者の確認はされておりません。本町におきましても4月に入り2名の感染者が確認されましたが、現在は退院されており、また新たな感染者も確認されておりません。以上でございます。 ◆上原晃 議員 沖縄県民、町民の皆さんは3密を守りよく頑張っているかと思いますが、マスク、うがい、手洗いを心がけて、一人一人が協力してこの状況を乗り越えていくことが大事なことではないかと考えます。そこで何点か再度確認したいんですけれども、コロナに負けず支え合いということで、毎日のように新聞報道されています。沖縄県のちむぐくるとでもいいますか、うれしい記事が掲載されていますが、マスクや消毒液、弁当など、多くの企業や県民から福祉施設や学校、そして各市町村への寄贈、贈呈がされておりまして、本町にも何件か寄贈があったかと思いますが、この寄贈された物品といいますか、どのように活用されたのか。それと国、政府が国民のために最初に取り組んだのがあのアベノマスクはどうなったのか。この布マスクの全戸配布は当初466億円が投じられたとされたんですけれども、契約額は260億円になったという話もあります。それでも税金の無駄遣いという印象がありまして、不良品が多いと、テレビ、国会中継を見ても安倍総理だけが小さなマスクを使っていると。ほかの大臣たちはこれよりも大きな、立派なマスクを使用している状況に、国民には配りながら自分たちは使わないと。テレビ中継国会中継を見てもとても違和感があり、本町には届いているか届いていないか、私のところには届いていません。いまさら届いても、果たして町民の反応はよく分からないんですけれども。そして10万円の国民1人当たりに支給されます特別定額給付金について本町の支給状況はどのようになっているのか。それと学校が長期の休校となりまして、保護者の皆さん、児童生徒子どもたちにとっても大変な数か月だったと思いますが、何か問題はなかったのか。小中学校子どもたちの様子はどのような状況なのかも含めてお願いいたします。 ◎総務課長(上原謙)  議員の皆様おはようございます。今、上原晃議員から町内の企業からマスク2万2,000枚余りの寄附がございました。これにつきましては、5月中旬に町内の保育所であったり、学校、あと社会福祉施設、デイケアサービスですね、こういったところ100余りの事業所のほうにお配りをして、施設の方からお礼の言葉とかお礼状が届いたりということで、大変喜ばしいことだという状況でございます。以上です。 ◎福祉課長(岡剛)  議員の皆様おはようございます。上原晃議員特別定額給付金のことについてお答えをいたします。4月30日現在での対象世帯数は8,390世帯となっております。そして現在、申請済みの世帯数は6月9日現在、7,732世帯、申請率は92.16%となっております。現在までの給付状況としましては、今週の金曜日振込の、毎週金曜日に振り込んでおりますので、その見込みまで含めますと、給付見込み世帯数申請済み者数全体となっておりまして、7,732世帯、金額にして18億7,510万円、これは1万8,751名分となります。世帯給付率は92.16%、給付額率では93.76%となります。以上です。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  議員の皆様おはようございます。ただいまの上原議員の御質問に対し答弁いたします。まず本町内児童生徒におきましては、感染者及び濃厚接触者とされた子どもたちはおりません。その一方で、この新型コロナウイルスの影響で4月7日火曜日から5月20日木曜日まで臨時休校となりました。授業日数が28日欠如となっております。それに伴いまして、学校内では行事の見直しや精選、子どもたちの学力の遅れをどう取り戻すかということで校長教頭連絡会等で数回にわたって話合いの場を設けてきました。学校現場の先生方のお話を伺っても、子どもたちの学力低下はやはり見られるということでした。ですので、今後は子どもたちの学力の低下、学力格差をどう解消していくかということをしっかり取り組んでまいりたいと考えております。以上です。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  アベノマスクにつきましては、検品が終わり次第、県内でも配布が始まっているというお話を伺っております。本町でも一部の地域には届いているというお話を伺っております。以上でございます。 ◎健康保険課長上原丈二)  議員の皆様おはようございます。アベノマスク同様、妊婦マスク、妊婦さん用のマスクは先にありました。それも各市町村届いていたんですけれども、それは黄ばんでいたり、虫が入っていたりとかいろいろな問題がありまして、それについては返品をしております。また今年1年間どのぐらい必要かということで、数量の確認等もありまして、ですからアベノマスクの前に妊婦のマスクが支給されたんですけれども、そういった不具合が相当ありました。あとは寄贈マスクですけれども、6月号の広報にも写真があったように、70代のお年寄りと妊婦に、1世帯5枚のマスクを郵送しております。以上です。大変すみません、1人当たり5枚です。 ◆上原晃 議員 私、朝、事務局からマスクを1枚もらってしていたんですけれども、10分もしないうちにひもが切れて、これは2枚目ですけれども。与那原町には、つなひきかちゃんが刺繍されたマスクがありますね、これは宮平議員からプレゼントでもらったんですけれども、何か高価すぎて、もったいなくてまだ使っていないんですけれども、こういうのもありまして、先ほど課長からもあったんですが、与那原町では10万円の特別定額給付金申請送付へですね、独自支援事業に早めに取り組んだということでもありまして、私のところにも町民からの喜びの声がありました。その一つに、「町長からマスクがちょーたんどー、ありがとうんでぃ、いれいひー」という電話がありました。あとお二人の方から、この人は町内である教室と居酒屋を経営している人なんですが、その話の中でも「相談して申請手続しましたよ、与那原でよかった」、あと一人の方は「与那原は取組が早かった、助かりました、ありがとう」という声がありました。私も町民の一人としてとてもうれしかったんですけれども、進めます。 そこで②の質問としまして、本町として今後の対策、取組をどのようにお考えなのか。5月の臨時議会の中でも約9,800万円のコロナウイルス感染症対策交付対象事業として可決して計上されました。その事業の中には、町内事業者支援金事業独り親世帯臨時給付金事業、保育園や学童クラブ等のいろんな事業が組み込まれておりますが、約1か月が過ぎましたが、大きな事業の申請手続状況はどのようなっているのか。その事業に該当する町内事業者の皆さん、該当する御家庭の皆さんに早めに指導、対応するよう、1件でも多くの皆様が給付の支援を受けていただきたいと思っておりますが、どのような状況なのか。そして今、平常に戻りつつあるんですけれども、落ち着いてきているかとも思いますが、第2波、第3波が心配される中で、今後のコロナウイルス対策をどのようにお考えなのかお伺いいたします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの上原晃議員の御質問、生活環境安全課の立場からお答えいたします。今後は急激な感染者の増加や緊急事態宣言の再発令も考慮し、第1波の対応での経験を生かし、第2波に備える準備が必要です。新しい生活様式、具体的にはこまめにうがい、手洗い、消毒のほか、人との距離の確保、マスク着用の徹底などが挙げられます。また本町の各施設におきましては、換気を十分に行い、透明ビニールカーテンを使用し、飛沫感染予防、カウンターやテーブルは適宜消毒を行うなどの対策に取り組んでまいります。以上でございます。 ◎観光商工課長比嘉義明)  議員の皆様おはようございます。では、ただいまの御質問の中で、事業者への支援ということでお答えいたします。事業者の支援といたしましては、売上げが25%以上減少した事業者への支援、新型コロナウイルス感染症関連対応融資を受けた事業者への支援、雇用調整助成金などの申請費用の一部支援、それから相談窓口の設置などを行っております。現状、事業者支援の、昨日9日時点の件数につきましては273事業者の方が支援金を受け取っております。それと同時にアンケートも取らせていただいております。その中で支援制度については大変助かったという意見を多くいただいているところでございます。以上でございます。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  おはようございます。上原議員の御質問にお答えしたいと思います。おっしゃるとおり町独自の支援策として、独り親世帯への1人当たり1万円の支給を予定しています。現状としてですが、独り親世帯のほうには先日お知らせの通知を済ませています。これに関しては申請はなしで、児童扶養手当を支給されている資格のあるものに直接振り込むという形になっておりますので、これについては今月26日に振込予定であります。以上です。 ◆上原晃 議員 1件だけ再度確認させていただきたいんですが、このコロナウイルスの発生でスポーツ界や芸能界、あらゆる分野で影響が出ているかと思いますが、国内でも東京オリンピックが1年間延期されたと。そして日本の国技である大相撲が中止され、プロ野球は試合数が減らされて無観客試合にすると。そして一番残念に思ったのが高校野球球児が目指す甲子園大会も中止になり、高校総体、小中学校での体育や音楽、いろんな授業にも影響が出ていると思うんですけれども、沖縄県では1年間の行事の中でも沖縄県民がとっても大事である6月23日に行われます慰霊の日、沖縄全戦没者追悼式も縮小されるということでありまして、沖縄三大大綱引の一つでもある那覇大綱挽も中止、全島エイサー大会も中止、県内の大きなイベントのほとんどが中止と延期となっている状況でありまして、本町でもこれから夏にかけましての、毎年本町の一大イベントであります大綱曳まつりが最大行事でありまして、今の状況では11月に延期するとの話でありますが、本当に何千人、何万人規模が集まるこの大綱曳ができるのか、とても不安な点も多いのですが、今後のコロナウイルスがどのような状況になっていくのか、本当に第2波、第3波が来るのか想像つかないんですけれども、本町の大きな行事計画がどうなっていくのか、早めの判断も必要になってくるのかとも思います。今後の大きな町の行事について、綱曳以外にも大きな行事が計画されていると思いますけれども、このような状況の中で今後どうやっていくのかお考えをお伺いしたいと思います。
    生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの御質問、今後につきましてですが、ただいま本町では独自の基準というのは持っておりません。沖縄県内ガイドラインがありますので、町内の基準を置いていないのは、県のガイドラインの基準の以下も設定できなければ以上も設定できないということで、今現在、県のガイドラインに沿った形で基準を取っております。ですから、そのガイドラインに沿った形で今後のイベントとか事業、それにつきましてはガイドラインに沿った形で進めてまいりたいと思います。以上でございます。 ◎観光商工課長比嘉義明)  ただいまの質問で、大綱曳の件について御答弁申し上げます。まず、今年8月の予定でありました与那原大綱曳まつりの祭り部門につきましては、今年は行わないということが決定しております。それと大綱曳の部分につきましては、5月1日に行われました与那原大綱曳まつり運営委員会臨時総会で8月末時点において緊急事態宣言が解除され、国や県による終息宣言が出ている状態であれば、綱曳開催に向けて準備を行う。しかし、状況が変わらない場合は開催が難しいと判断し中止を宣言する。併せて8月に再度臨時総会を開催し、協議の下、最終決定をするということになっておりますので、大綱曳開催につきましては8月に行われます臨時総会で話し合われた後、最終決定をする予定となっております。以上でございます。 ◆上原晃 議員 コロナウイルス感染症については、私も3月の一般質問の中で申し上げまして、当時の聞き慣れない言葉と申しますか、クラスターとかパンデミックオーバーシュートロックダウンと横文字が多かったように思いますけれども、最近はコロナ禍という言葉、文字がよく使われているように思います。皆さんこのコロナ禍という意味、御存じかもしれませんが、このコロナ禍の「禍」を辞書で調べてみました。この「禍」の意味は、不幸、災い、不幸せ、神のとがめというふうにありました。人間たちが戦争をして、自然界を壊すから神が怒ったのだという、あの私がお話ししましたアウトブレイクの、本当に映画のワンシーンを思い出すんですけれども、今月の6月1日月曜日午後8時、全国各地で一斉に花火が打ち上げられました。これは全国の花火業者有志の皆さんが新型コロナウイルスの影響で大人数が集まるイベントが中止になる中、新型コロナウイルス終息を願って企画し、163業者が関わったとのことでありまして、沖縄からも3業者が参加し、宜野湾、浦添、糸満のほうで打ち上げられたということです。町民からの声にも、もし大綱曳が中止になっても、せめて花火だけは打ち上げてほしいという声もあります。これから先、11月までどのような状況になるか予想もつかないんですけれども、町民の皆様の生活環境が平和に戻るように、また町民の皆様の笑顔、子どもたちの笑顔が見られるような取組、考え方に頑張っていただきたいと思います。この点は終わりまして、2番目の質問に入ります。 先日の6月7日日曜日に沖縄県議会議員選挙が行われました。今回のこの選挙には定数48議席に対しまして、64人が立候補しております。当日は投開票が行われまして当選者が決まりましたが、この県議選としましても過去最低の投票率になっております。そのことも含めまして、選挙結果について、県全体、特に島尻区、南城市区の結果について町長はどのようにお考えでしょうかお伺いします。 ◎選挙管理委員会事務局長(上原謙)  上原晃議員の1点目、選挙結果の率について御答弁申し上げたいと思います。お手元のほうに、沖縄県議会議員一般選挙行政区別投票率と、あと行政区別の男女別の投票率、年代別の投票率をお配りしております。県全体では7%余りが減少しまして46.9%ということで、7%落ちております。本町におきましても、今回の投票率が46%ということで前回と、前回というのは4年前の県議会議員選挙と比較しまして7.17%落ちております。1枚目でいいますと、行政区別の投票率、高いところは50%台があるんですが、低いところは30%台があるということで、行政区別でもばらつきがあると。3枚目の年代別投票率、こちらのほうで全体で一番低いので20代が30.97%、一番高いのが70代の62.26%ということで、30%余りの差があるということです。分析したところ、今回70代の方が、前回が72%あったんですが、今回は62%ということで、70代の方が10%余り、一番大きく投票率が下がっているというところで選挙管理委員会として分析をしております。この詳細につきましては、今後与那原町の選挙管理委員会の中でも、詳細に分析をしていきたいと思っております。以上です。 ◎町長(照屋勉)  上原晃議員の御質問にお答えしたいと思います。今回の投票率46%という、この数字ですね。コロナ禍の影響が、先ほど総務課長からあったように、影響があったというのは間違いないとは思いますが、それにしても50%を切るというような状況、選挙というのは民主主義の根幹でもありますので非常に憂慮しています。ただ、なかなか行政だけで投票をどうやって促すかということ、あらゆる手段といいますか、どうすればいいかということは本当にしっかり考えなければいけないことではありますが、政治家、あるいは全ての人がどうやれば投票に行けるのか。あるいはもっと関心を持ってもらえるか。一部には、誰が受かってもこの世の中は変わらないという諦めのようなコメントがマスコミで載ったりしますが、そうならないように我々も魅力あるまちづくりをしていくとともに、投票率を上げるようにあらゆる手段を講じながら頑張っていきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 今、課長と町長からもあったんですけれども、資料をいただいて、今日、目を通したんですけれども、やはり投票率が一番高いところで江口区55.52%、2番目に上与那原52.14%、3番目に浜田50.49%と続いているんですけれども、一番最下位といいますか、少ないのが東浜の38.17%、そして年齢別に申し上げますと20代の30%というのが一番低いものですから、30代は35%、10代の18歳、19歳は39%、約40%となっているんですけれども、特に高いのが70代の62%、60代が59%と。年齢の高い有権者と低い20代、30代が低いという、こういう差があるんですけれども、今回の投票率についてはいろんなことが言われておりまして、やはりコロナウイルスの影響、あるいは当日、大雨で雨天だったという影響もあったのか。それにしてもこの数年で、地方選挙から国政選挙においても投票率が50%前後で低くなっている状況でありまして、選挙のたびに投票率向上、対策に向けて取り組むようにということで議会でも取り上げてまいりました。今回の選挙もこのような時期に、コロナで自粛自粛で県民は生活しているのに選挙するのかと厳しい声もありました。県民の皆様、町民の皆様も政治に関心がないのか、若い世代は興味がないのか。本町の今回の投票率結果を見ましても、有権者数1万5,248人に対しまして、投票したのが7,010人、棄権者がそれを当然上回っているんですが、8,000人余りが棄権していると、半数以上が投票していないという結果でありまして、本町の今後の課題と申しますか、投票率向上にどのような対策が必要かという、独自の取組も必要で、考えて取り組んで行かなければいけないと思うんですけれども、再度、この点についてお聞きします。 ◎選挙管理委員会事務局長(上原謙)  上原晃議員の質問にお答えいたします。選挙管理委員会として投票率向上のための、今後の取組として考えておりますことです。いろんなことがあるんですが、今回、明推協のほうが休眠状態ということで再度立ち上げて、若い方々を入れた中で立ち上げていこうということで、沖縄女子短のほうとも2月、3月打合せをしまして、4月以降に立ち上げていこうということを話しておりましたが、何せコロナウイルス感染症拡大の中で立ち上げができなかったということで、これについては今後、早急に立ち上げていきたいと思っております。その中で先ほどもありましたように、10代、20代の方ですね、そういった方々も取り込んだ中で選挙に行こうという雰囲気づくりをやっていこうと思っております。また期日前投票につきまして、年々増えておりまして、今回も当日と比較しまして全体の62%が期日前に行われていると。選挙当日が37%ということで、期日前に投票している方が多くなっているということで、その辺も対策をしていかないといけないのかなと考えております。いずれにせよ一人一人が政治ではなくて、生活、社会をよくするためにどのようにすればいいのかということで、自分たちの意見が反映されていくのが選挙でございますので、ぜひこの辺も啓蒙活動を今後も続けていきたいと思っております。以上です。 ◆上原晃 議員 今、課長からありましたとおり、若い世代が投票に行っていただきたいという私どもの希望であります。進めてまいります。 ②の質問としまして、沖縄県議会も新しい顔ぶれがそろいましたが、ベテラン、現職議員の落選、あるいは若い新人議員の誕生と、今後の玉城デニー知事の政権運営にどのように影響してくるのか注目していきたいと思っておりますが、玉城デニー政権にとっても与党25という過半数は維持したという形ではありますが、本町にとりましても、今後の大きな事業を取り組み、実現させるためにも照屋勉町長がしっかりと県議会とも連携をとって取り組まなければならないと考えております。新しく当選されました議員には、照屋町長は何を望み、どのような期待をしているのかお伺いをいたします。 ◎町長(照屋勉)  上原議員の②の質問に御答弁申し上げたいと思います。県議会の立場から、県民の幸せに向けてそれぞれの個々人の議員には頑張ってもらいたいと思いますし、本町といたしましては、やはり東海岸の活性化あるいは大型MICE施設の建設へ向けて取り組んでもらいたいと思いますし、子どもの貧困問題、あるいは生涯健康づくり等々含めて、県議会の立場でそれぞれの議員がしっかりやっていただくことを望みたいというふうに思います。以上です。 ◆上原晃 議員 今日の新聞に世界的な音楽家であります坂本龍一さんのインタービュー記事が掲載されております。辺野古、税金の無駄。民主主義が定着していないとの指摘でございまして、このような有名人がコメントをして、全国のほうに広がってほしいと、沖縄県民も日米両政府に対して決して屈しないと、そういうふうに頑張っていくしかないというふうに思っております。私たち沖縄県民は、長年の間、戦争、米軍基地問題、そして米軍基地があるがゆえの事件、事故に苦しめられております。辺野古新基地建設に関わる県民投票をはじめ、大きな選挙のたびに県民の民意が示され、今回の県議選当選者の中でも辺野古反対が29人となっております。多くの当選者が新基地建設阻止、基地負担軽減を公約に掲げ当選されたかと思います。そして多くの県民も今回のこの選挙の大きな争点は基地問題だというふうに思いますが、今回のこの選挙の争点、町長はどのようにお考えでしょうか。 ◎町長(照屋勉)  上原議員の再質問にお答えしたいと思います。争点といいますか、様々な沖縄県の問題は多々ありますし、それぞれの地域でも様々な行政課題、問題点はあろうかと思いますので、それはそれぞれの方がしっかり訴えて、当然、当選された方はそういうことが住民、県民に対してしっかりと訴えられた結果当選されたというふうに考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 町長ちょっとお疲れのようですね。最後に、町長に1点だけ確認をして終わりたいと思います。私たち議員は、大きな選挙になりますと分裂して戦うことが多いのですが、与那原町を思う心は一つであるというふうに考えております。町長も4年に1回の選挙があります。与那原町のトップ、代表として、町民からの信頼が重要でしっかりとした町政運営に頑張っていただきたいというふうに思っております。ひとつここで紹介させていただきたいのですが、私たち議員は当選しますと、まず初めに渡されるのがこの参考資料ですね、議員必携というのがございます。久しぶりに私めくったんですけれども、そこに勇気と奮起が政治家の要素であるということが書かれています。政治家に強く要求されるのが勇気と奮起であると。勇気なくしては思い切って発言し、住民に訴えて説得し、指導することができないということで、また自らが奮起して発言し、住民に訴えてこれを奮起させてこそ行政の進展も、地域の振興発展も実現し、真の指導者に指導性の発揮ができるということがこれに書かれています。そしてあと一つ、今回の県議選立候補者の中に、ある候補者の公約に政治や行政を司るものは、まず何よりも命を守り、安心して暮らせるようにさせること。政治家の条件とは情熱、政策立案能力、責任感であると。私が今回目についた一人の公約でありまして、照屋勉町長にも政治信条、政治理念があるかと思いますが、町民に対してどのように寄り添い、信頼を得ていくのか。どのようなお考えなのか伺いまして、私の一般質問を終わります。 ◎町長(照屋勉)  上原晃議員の御質問にお答えしたいと思います。このコロナ禍の影響で、まさに私も政治とは何なのか、あるいは行政の長としてどういうことを取り組めばいいのかというのをいろいろ考えさせられました。歴代の町長が言っていたことを思い出しながら考えたんですが、当真正尚町長から先憂後楽という言葉もお聞きし、まずは住民の幸せを願い、自分は後からでいいというような姿勢ですね。それから行政の長として、山内俊光町長がずっと言っていた徹頭徹尾、住民サービスであるというようなことも思い出しながら、この期間いろいろ考えました。職員にはかなり急がせたり、いろんなことを想像力を働かせて町民の苦しさを分かれというようにせかして、非常に職員にも苦労をかけたなというようなこともありますので、これからも実直に町民の幸せを願いながら、そして想像力を働かし、あるいは町民と膝を交えて接しながら、行政あるいは政治を進めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(識名盛紀)  以上で上原晃議員一般質問を終わります。 次に舩谷政喜議員の一般質問を許します。                 〔舩谷政喜 議員 質問席に着く〕 ◆舩谷政喜 議員 皆さんおはようございます。今回のコロナ騒動の中、対極的な2つの声が聞こえてきました。まず一つ目は、この国の救済措置の予算の執行について、これは将来の子どもたちに借金を残しているんじゃないかという声と、もう一つは、今やらなければ別の意味で死者が増えてくるだろうということで、今措置をしないといけないでしょうという声が聞こえてきます。そういう中で私が思ったのは、よくV字回復をという声が上がってくるんですけれども、ここから一旦下がって、また同じようにVの字で回復することが、同じような状態に持っていくことが今後望まれるのか。それとも同じような経済にまた戻ったとしても、また同じような状況でまた救済措置をして、何か対策を打たないとっていうふうになっていくので、必ずしもV字として戻らないとしても働き方の改革であったり、もう1回経済の見直し、そういうものがまた考えなければいけない時期に来ているのかなと思っています。その辺また、みんなで考えていけたらと思っております。それでは一般質問に移ります。 (1)Web会議の環境整備をということで、この質問をなぜしたかといいますと、6月19日に他県への行き来の自粛が解除されるので、それによって聞いた話では飛行機の予約状況がいっぱいしているという話を聞きました。なので、今後第2波が来るであろうと想定した質問になっています。①役場、民生委員、警察、保健所、学校で執り行われる5者会議をWeb会議できる環境は整っているかについてお願いします。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  ただいまの舩谷議員の御質問に答弁申し上げます。まず、Web会議にはマイクやビデオカメラなどのハード環境とWeb会議ツールやインターネット環境のソフト環境の両面が必要です。しかし、各自で所有しているパソコンやタブレットにはマイクやビデオカメラが標準搭載されていないものがあり、またインターネット環境が十分整っているとは言えない方もいることが予想されます。現時点で5者会議をWeb会議形式で行うことは困難な状況にあります。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 この5者会議についてですけれども、今回の一般質問には載っていないんですが、5者会議の年間の回数と、5者会議をやる意味というのを教えてください。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  まず、この5者会議の年間の回数ですが、8月を除きます、ほかの月全てで行われていますので、年11回行われております。この5者会議の意味といいますのは、本町小中学校内不登校児童生徒は一定数おります。この不登校児童生徒たちに様々な面から関係者、関係機関が情報を共有することで、何らかの効果的な支援を施しまして、学校復帰させることを目標に話合いが行われております。実際、この5者会議でいろんな情報交換が行われることで、いろんな角度から不登校の子どもたちに関わることができ、不登校児童生徒数を減らすという、そういう役割を担っております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 今、指導主事の、先ほどの答弁でもWeb会議ができる環境はまだ整っていませんということですが、今の答弁でも、やっぱり年に11回行われると。その中でいろんな情報を共有して不登校に対しての支援を行っていると。その効果も出ているという。これほど重要な5者会議でありますから、先ほどの答弁で環境整備が整っていないということだったんですが、整う予定はあるのか、そう考えているのかというところもお聞かせください。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  今後、この新型コロナウイルスの第2波、第3波があることを想定しますと、現状の一堂に関係者が集まっての会議には限界があると感じています。ですので、今後は第2波、第3者に備えてそういう環境整備を整えていかなければいけないというふうに考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 ②の質問に移ります。5者会議の参加者がWeb会議ができるよう勉強会を行っているかについてお願いします。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  まず、現在のところ、Web会議に係る勉強会は行っておりません。しかし、今後新型コロナウイルスの第2波、第3波の懸念がある中で関係者が一堂に会して行う現在の5者会議の持ち方には限界があると考えております。このようなウイルスとの上手な付き合い方を見いだしていくためにも、Web会議システムの導入を目指し、時間はかかるかもしれませんが、ソフト、ハード両面の環境整備に努めていく必要があると考えております。その上で、勉強会となるような場を設けていけたらと考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 このコロナウイルスの拡大によって、本当にこれまでにない作業が増えて、とても大変だったと思います。ただ、先ほど町長もおっしゃっていましたとおり、そうですね、そういう大変な状況の中、困っている人たちがいるということも踏まえて、第2波が来るまでにはその辺の整備と勉強会というのをぜひ整えていただきたいなと思います。 (2)ふるさと納税関連、町内業者の育成をし、活性化をというところで、まず①ふるさと納税関連業の業者数をお願いします。 ◎総務課長(上原謙)  舩谷議員の(2)ふるさと納税の関連業者数について御答弁申し上げます。町内関連業者、10業者が出品をしております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 もう一つ教えていただきたいんですが、この10業者の件数というのは、前々年度と比べて増えているのか、減っているのかを教えてください。 ◎総務課長(上原謙)  再答弁いたします。今回が10業者で、前年も10業者ということで掘り起こしがなかなか進んでいないというのが現状でございます。昨年はお酒が当初返礼品として認められないというところで一旦は減ったんですけれども、これについても県を通しまして総務省とも兼ね合いがつきまして、10業者に戻ったというのが現状でございます。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 それでは②の質問に移ります。前年度のふるさと納税額をお願いします。 ◎総務課長(上原謙)  ②の前年度のふるさと納税額について御答弁申し上げます。前年度のふるさと納税額は1,319万2,000円となっております。以上でございます。 ◆舩谷政喜 議員 この前年度のふるさと納税額1,319万2,000円に対して、また今年度目標額などはあるかお願いします。 ◎総務課長(上原謙)  再質問にお答えいたします。前年度のふるさと納税額に対して目標額というんですか、一応倍増ということで考えております。今出品する品数というんですか、それを増やせないかというところで、昨年もふるさと納税の質問が出たときにお話ししたんですが、町内の業者のほうで出品できるものがあれば、そういったものを掘り起こしていく中で品物を増やして、ふるさと納税額を増やしていきたいと考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 課長の今の答弁での出品数を増やしたりというところに関連して③に移ります。町内業者がもっと参加し、活性化につながるようにするにはというところで、課長、また似たような答弁になるかと思いますが、お願いします。 ◎観光商工課長比嘉義明)  舩谷議員の(2)③町内業者がもっと参加し、活性化につながるようにするにはについてお答え申し上げます。現在、商工会と与那原町が連携し、特産品認定制度の開始に向け準備を進めております。これは町内の魅力的な商品を本町特産品として認定し、広くアピールすることで知名度アップや販売促進につなげていく狙いがあります。与那原町特産品の認定を受けた商品をふるさと納税返礼品として活用していくことで、ふるさと納税制度への町内事業所の参加を促し、活性化へつなげていきたいと考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 今、課長が言っていた答弁のとおりだと思うんですけれども、商工会と関連してという。やっぱり先ほども答弁にありましたように、出品数を増やしたりそういうことをするというのは、地元業者と関連の深い商工会であったり、地元業者が軸となってそういう事業をしていくというのが一番重要だと思っているんですよ。本当におっしゃるとおりではあるんですが、実際、今、そういうふうになっているのか。地元の出品業者からもう少しこうしてほしいとか、そういう声はないのか。ちょっとお願いします。 ◎総務課長(上原謙)  舩谷議員の再質問に御答弁申し上げます。出品のほう1件実は、装飾品というんですか、サンゴを使った装飾品のほうを出品できないかということで調整を進めさせていただいているんですが、パッケージであったり、その辺がなかなかうまくいかないというところで、少し停滞しているところはあるんですけれども、個人がやっているものですね、物を磨きながら出品として、ぜひ出せるようにやっていきたいと考えております。これが1例でございまして、またほかに町内で、個人で行っている方で出品ができるものがあれば、こういったものも含めて商品を磨いていって、魅力を付けた中で、付加価値を付けた中でふるさと納税の出品のほう、品数を増やしていきたいと考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 今、課長の答弁は、うちはこういう商品を出品できますという声が上がっているということですが、私が聞きたかったのは、今携わっている出品業者が、もう少しこういうふうに改善したら私たちもう少し出しやすいんですけれどもとか、そういう声が、今携わっている業者からの声がないかというのも教えていただきたいと思います。 ◎総務課長(上原謙)  失礼いたしました。再度答弁申し上げます。今ふるさと納税を行っている10業者のほうから声が上がっているのは、昨年沖縄に関係するもの、与那原町に関連するものしかふるさと納税の返礼品として認められないということがありまして、今まで少し幅広くやっていたものが実は狭められたという事例がありまして、まさひろしかり、お酒ですね、そういったものが当初できないということだったんですが、その辺ができるようになったということで、縛りが強いというお話が企業の中から上がっているのが実情でございます。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 お酒が認められたというのはすごく大きな成果だと思っています。今私が聞きたかったような答弁がないということは、行政までは地元企業の声が恐らく上がっていないんだろうなと思うんですね。そこでちょっと確認をしていきたいんですけれども、まだ行政と仲介業者の役割と契約内容、この仲介の役割業者と出品する企業の契約内容を教えてください。 ◎総務課長(上原謙)  舩谷議員の再質問にお答えいたします。今、中間に入っている業者は2業者ございます。そこが町内の関係する10業者と商品のやり取りであったり、発送についてやり取りをしているという現状がございます。与那原町はその2業者と契約を結びまして、出品から収拾金というんですか、出品の調整であったり出荷の調整を依頼しているという形の契約内容となっております。金額的には振込手数料等含めまして40%程度となっております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 この契約の中での振込手数料等を含めての40%というのは、中間業者と町の契約の内容ですよね。中間業者と出品業者の、その契約というのはどのようになっていますか。 ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午前11時07分 休憩                                     午前11時07分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 ◎総務課長(上原謙)  再質問にお答えいたします。中間業者と業者とのものも含めて国のほうで40%までというふうになっております。ちょっと詳細についてですね、すみません、今資料を持ち合わせていないというのが現状でございますが、全体で40%で抑えなさいということで、その範囲の中での契約となっております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 仲介業者と地元の出品業者、手数料というんですか、そういうものも40%までということで、恐らくこの範囲内で収まっているはずではあるんですよ。ただ、その範囲内であればどんどん出していいのかということでもなくて、例えば出品業者というのは一生懸命自分たちで生産して、出して、例えば価格だったり、消費者にニーズのあるような価格を設定したり、そういうことを考えながら、自分たちの利益のことだけではなくて、消費者のことも考えながらふだん事業を行っているわけなんです。だけれども、仲介業者が我々に何%くれと、でもそれに対して出品業者は、いや、これでは消費者からするとあまりにも値段が高過ぎて、その値段はできないよと。その交渉はできないよと、パーセンテージはできないよと。そうであれば値段を上げればいいじゃないかということで仲介業者は簡単に言ってしまうんですね。そこで地元企業と仲介業者の消費者に対する温度差が出てしまっているんです、今の現状。だから先ほど観光商工課長も言っていました。やっぱり地元の企業のことをよく分かる商工会や地元企業を軸とした計画というのが本当に重要だなと思うんです。だから私が心配していたのも、出品することすらもやらなくなっている業者もいるんですよ。その仲介業者に対して、こんなに冷たい考えをするのであれば、もううちに来なくていいからと言われていたりもするんですね。だから恐らくこういう声が上がってきていないだろうなと思うんです。ふるさと納税の本来の役割というのは、もちろん納税額を増やすということもあるはずなんですけれども、地元の産業育成ということもあるはずなんですね。地元の、産業の気持ちを分かったようなやり方じゃないと、これはうまくいかないと思うんです。ただ、納税額を上げればということではないので、ぜひその辺をちょっと今後、直接仲介業者にさせるのではなくて、このふるさと納税業者に対して担当課のほうで足を運んで、どのような状況になっていますかと。その調査を行ってほしいなと。何かあれば言ってくださいと。そういうようなものも行ってほしいと思うんですけれども、お願いします。 ◎総務課長(上原謙)  再質問にお答えいたします。舩谷議員がおっしゃるとおりなのかなと、ちょっとすみません、思うところもありました。中間業者が地元の企業のことをしっかり考えてやっていない部分があるんじゃないかということに対しまして、私たちとしても、中間業者のほうともしっかりと話をする中で、消費者のことを考えて地元の企業はやっているんだよというところも、再度確認をさせていただきたいと思っております。また私たちちょっと抜けていたのかなというのが、生産する地元の企業との話とか、そういったものが取り組めていないのかなとも感じましたので、これについては重々担当と地元の企業の方と話をする中で、どういった形でやれば皆さんが出品をしてくれるのかというところも話をしていきたいと思っております。改善していきたいと思います。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 課長、ぜひよろしくお願いします。 それでは(3)LRT事業、実現に向けて。①、今回就任しました新しい課長の公共交通(LRT)に関する考えをお聞かせください。 ◎企画政策課長(山城司)  議員の皆様おはようございます。ただいまの舩谷議員からの御質問に御答弁申し上げます。与那原町総合交通基本計画におきましても、広域的な公共交通体系の確立に向けて、新たな公共交通システムを検討することとしております。その中でも定時性、建設コスト、輸送力の観点からもLRTは有効な移動手段であると考えております。 ◆舩谷政喜 議員 それでは②に移ります。これはちょっと文章がおかしいので、今後、LRT実現担当課長が替わり、ちょっとここを省きますね。ちょっとおかしいですね。これまでの広域公共交通(LRT)に関する引継ぎはできているかお願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの御質問に御答弁申し上げます。これまでの広域公共交通に関する引継ぎは前課長から受けております。今後もこれまでどおりLRTを含む新たな公共交通の導入については検討していきたいと考えております。今年度につきましては、沖縄県より補助を受け、那覇市から南風原町、与那原町での広域移動に係る新たな公共交通導入について検討するための調査を実施することとしております。また、平成30年度より島尻地域振興開発推進協議会で取り組んでおります、南部地域の新たな公共交通導入についても、南部広域市町村圏事務組合にて本年度調査事業がありますので、各市町村と連携して取り組んでいきたいと考えております。 ◆舩谷政喜 議員 では、③の質問に移ります。実現に向けて、どのような活動が求められるか。町民、行政の役割をお願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの御質問に御答弁申し上げます。町民の皆様の役割としましては、移動方法を自動車から公共交通などへの利用を少しでも変えていただく意識の転換が必要であると考えております。併せてLRT導入に対する町民皆さんの機運を高めていくことが重要であると考えております。行政の役割についてですが、LRTは町を超えての広域移動になりますので、近隣の自治体と連携した取組が重要になると考えております。今年度実施予定の南部広域市町村圏事務組合の調査事業については、各市町村と連携して取り組んでいきたいと考えております。 ◆舩谷政喜 議員 今の答弁で、町民の皆さんに関しては公共交通機関に対する意識の転換が必要ということで、私も本当にそのように思っております。ぜひですね、そのためには町民向けのLRTの勉強会というか、そういうものを今後実施してほしいと思っております。これまでもフォーラムだったりというのは、本当にここ、言えば何十年と、そのLRT誘致活動は行ってきたはずではありますが、やはりここに来てちょっと町民の気運も下がっているような気もするので、またこの勉強会などを行ってほしいと思いますが、それに対して。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの御質問に御答弁申し上げます。勉強会等につきましては非常に重要なことだと考えておりますので、それについては検討していきたいと考えております。今年度につきましては、当初予算のほうでつけさせていただいております公共交通シンポジウムを今年度中に開催する予定となっておりますので、その中でも町民の皆様へLRTの機運を高めるような内容をお届けできればというふうに考えております。 ◆舩谷政喜 議員 ぜひ、公共交通機関LRTについてのフォーラムだったり勉強会をお願いしたいと思いまして、一般質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で舩谷政喜議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。                                     午前11時20分 休憩                                     午後1時32分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に上江洲安昌議員の一般質問を許します。                 〔上江洲安昌 議員 質問席に着く〕 ◆上江洲安昌 議員 はいさい、くたんねーねーびらんでぃさい。コロナウイルスんでぃーぬー、くぬーふーちがへーてぃー、なーいっぺー不便な生活そーんでぃうむやびーしが、うれーなーうびぐゎーまっちょーきよとか、なーうひぐゎー我慢しぇーから、なー、んなじゆうないんどーというふうな話あいびらんくとぅやー、うれコロナウイルスんでぃしとぅ、ちゃーしー戦いんとぅか、そーあらんうれあらん、withコロナとかあいびーしが、んかしからこのーふーち、ウイルスんとぅんでぃしぇー、人類の知見でまじょーん共生するような時代をひちくてぃちょーんでぃーしが、文明の歴史やんちうむやびん。この本質、大きないっぺー視座からうぬウイルス見た場合に、地球ぬ歴史んでぃしよーさい、うれー地球になてぃから46億年ぐれーないんでぃさい。で、くぬウイルス、微生物、この細菌でぃしぇーよーさい、いちぐれーから地球上んかい現れたがやーんでぃしぇー、30億年の歴史があいびーんでぃさい。とーあんしぇー、地球ぬ主人公や人間のーあらに、人類あらにでぃいーしが、人類やーホモサピエンス、いわばネアンデルタール人とか、わったーぬー学校いてぃ習たるはじやいびーしが。うぬホモサピエンスになてぃから地球上に登場したのが20万年、あんしーねーうれー地球ぬぬしぇーウイルスやっさーと、そういううむいんさびーしぇーやー。そうなるとわったーやー、地球ぬ新参者であって、人類とやっぱり地球上の人類とウイルスんでぃしぇー、共に共存さねーならんことをわったーちゅくてぃいかねーならんさーやということもかんげーらりーるばーよーさい。あんしあぬー、わったー体内、人間の人体んかいやー、何か60兆ぐらいの細胞があんでぃやっとーい。あんしがくぬわたぬなーかー、いわば腸内菌とかやーさい、このウイルス、微生物がいわばうれー、常在菌でぃいやびーしが、うれー100兆ぐらいあんでぃよーさい。わったー、体内そのものでもこのウイルス、いわば微生物が存在しているということはまじょーんいちちょーるばー、だから人類の知見を早く研究しみやーに、ワクチンとか共生できるうりーへーくなー開発さーえーならんさやーんてぃうむてぃ、うりからーちばてぃいちゅしぇーましあいびらんがーんち、こういうひざからかんげーれーから、うへー、やっさーやーんち思いながら納得さびん。あとぅー、一般質問んかいいってーいびーしが、こういう中であったに入学式が何か9月んかい、ないしぇーましあらんでぃち、遅れを取り戻そうとかいろいろあたぬはじやいびーしが、わったーが入学するとぅきねー4月、うれー4月なてぃから、学校令が敷かれてから100年余りないしが、うりからずっと4月、最初明治時代には9月とかいろいろあったるふじやいびーしが、学校令、徴兵検査とかも含めて、徴兵令とかあって、4月んかい統一さったんちうむやびーしが、この教科書、わったー時代まで4月入学、桜がさちゃーに、校門かいランドセルし、いっぺーうぬ教科書がよーさい、咲いた咲いた、桜が咲いたんでぃやーにかかっとーるばーよ、咲いた咲いた、桜が咲いたんでぃと。あんしが、うちなーや12月にる、桜さちゃくとぅ、全国一律しーねー、うれー、皆さんわかいびーがやー、咲いたんでぃしぇー変だな、うちなーぐちさーね。さいたーやっさー、さいたーやっさーんでぃしぇー、変だな、変だな、桜が咲いたんでぃぬくとぅ、わったー先輩たーや、うむとーいびーたんでぃ。本当に桜にしぇー12月、変だな、変だなんち、わんにーやぐぅとぅうぬ気持ち、9月に入学式すんでいちゃくとぅ、あったんに。咲いたー咲いたーやっさーと思いました。そういう話もうちなーいてーあいびーん。6兆円余り、6兆円、7兆円とかかかいんでぃいやびーくとぅ、やはりなまコロナ対策んかい専念すしがる必要やる、入学を4月んかいすんでぃしぇー、なまー納得やないびらんてぃうむやびーん。では、一般質問を3点にわたってお尋ねをしたいと思います。 今、私たちの命と暮らしは2つの面から危機にさらされていると思います。一つは新型コロナウイルスそのものから、そしてもう一つはあの1929年の大恐慌以来と目される、いわば大不況を経済混乱による生活破壊が来る可能性もあるという危機、グローバルな人の移動と物の流通の発展は21世紀の人類社会に未曽有の経済成長と格差社会をもたらせてきた。その経済と社会の仕組みを新型コロナウイルスは今直撃しています。あちゃーあさてぃ、1か月後、1年後、この経済が、社会がどうなっているのか。感染拡大の状況はどうなっているのか。かつての日常に私たちは戻ることができるのか。この見通しは極めて不鮮明であると思います。はっきりしていることは、ウイルス感染と生活破壊によって命を脅かされる人々を一人でも救う、減らさなければならないということ。そして2つの側面は経済とこの命というのは切り離せないということだと思います。まず苦境に直面している世界各地の状況と取組を私たちは共有しなければならないと思います。その上で緊急に求められる対策、政策を考えなければならないと思います。この世界のパンデミックを宣言した3.11、117カ国の12万人を超す感染者、死者が4,486人だったんです。日本は、今日が1万7,929人、死者が936人、昨日段階の世界の感染者がパンデミックから数えてもう700万人、そして死者が40万人という状況になっております。そういう中でのいわば私たちの町、どのように対策をするのかということをお聞きしたいと思います。①新型コロナウイルス感染症流行の第2、第3に備えての対策は。予防の件、県や町の対策方針があれば聞きたいと思います。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの上江洲議員の御質問にお答えいたします。これからは第1波の対応での経験を生かしながら、新型コロナウイルスが存在するwithコロナの環境の下、新しい生活様式への取組をより一層強く意識していくことが大切であり、町民の皆様にも的確な情報の提供、共有に努めてまいります。そのほかに県の対策としましては、医療機関の連携による適切な入院医療の提供体制の確立、PCR検査体制の強化、空港ターミナルなどでの水際対策の徹底、独自の抗体検査の実施などが掲げられております。また本町の対策といたしまして、各施設におきましては、換気を十分に行い、透明ビニールカーテンを使用し、飛沫感染予防、カウンターやテーブルは適宜消毒を行うなどの対策に取り組んでまいります。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 昨日ですか、国会に18ぐらいの県知事が第2波に備えての緊急要請として検査体制、PCR検査を無症状の人もみんなやるべきだということで今お願いしている状況なんですね。私もそう思うんですよ。やはりこれだけの環境、出入り、アジアからも世界からも出入りするそういう県として、この抗体検査、PCR検査をずっとやって、空港でもやって、陽性の人を入れていくというふうな、そういうシステムをつくらないと、クラスター対策だけの検査だけでは、私は経済も成り立たないという思いがします。そういう意味で自治体からもこのいわばインフルエンザのワクチンみたいな、そういうのができたら全部打つような、どういう形で、陽性であろうと陰性であろうと、これは病気なんだから、このウイルスはしょうがないわけだから、今差別が起こったりいろいろあるので、これを日常的に検査ができるような体制まで人類は持っていかないと、もう毎日マスクをして、かかってもない人同士で、ウイルスを持っていない、陽性じゃない人同士でこういう対策ばかりしていたのではしょうがないので、やっぱり科学的な知見をもっと学んで、私たちは対策をして、学校も一斉休校とかさせないで、ちゃんと感染した人たちはちゃんとそういう機関で守ってあげるというふうなそういうことも含めて私たちができるようなことを自治体も含めて、県知事もやってもらいたいなという思いがします。 じゃあ、答弁とは合っているかは分かりませんが、②の休業解除は感染前の状態に戻るのではなくて、新たな、さっき言ったようなことも含めて対策として私はスタートすべきだと思いますが、町としての所見をちょっと聞いてみたいと思います。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  それでは上江洲議員の再質問にお答えいたします。②の御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症、第1波に関する国の緊急事態宣言の解除や沖縄県の休業要請期間が終了し、本町でもこれまでの対応業務から通常業務に移行しております。休業要請解除後におきましても決して元の状態に戻ることなく、町民が相互に連携しながら3つの密の回避やこまめな手洗い、マスクの着用、人との距離の確保をはじめとした基本的な感染対策の継続など、感染拡大を予防する新しい生活様式を町民社会に定着させていく必要があります。今後も感染拡大のリスクが存在するため、的確な情報の提供、共有により感染状況の把握に努め、速やかに対応できる体制を継続してまいります。 ◆上江洲安昌 議員 新たな対策をスタートすべきと思うということで私は質問しておりますが、解除をされて、今までは、例えば解除されたら居酒屋へ行ったり、コンサートとか見に行ったり、芝居を見たい、演劇を見たいと思っても、やはり行けないですよね、今はね。解除されたからといっても。それを新たな生活様式が入ってきたから私はそうしているんだろうと、それはしょうがないですね、致し方ないし、二次感染をやっぱり防ぎたいという思いで皆さんやっぱり気をつけながらやっていると思うんです。でもそれはずっとそのまま続けていくのか、もっともっと人間が、町も努力しながら新たな自治を、生活をつくり上げていかなければいけないんじゃないかと思いますが、町として、三役の誰でもいいですが、どう思いますか、新たな対策。ちょっと意見があれば答えてもらいたいと思います。 ◎町長(照屋勉)  上江洲議員の御質問にお答えしたいと思います。まさにそうだと思います。特に文化面のことだったり、公演も含めてでありますが、新しい生活様式をしつつ、そういった活動もできるだけコロナが流行する前の状態に少しでも戻しながら、仮にそういう人が出てきたときにまた戻るというんですか、これは先ほど上江洲議員が言ったように、かつての人類が、このウイルスがさきの居住者であると、地球規模で言えばですね、というようなことも踏まえて考え方を少し、ただ単に、すぐ中止にする、また感染者がゼロの状態になるまで自粛をするというようなことではなくて、一進一退といいますか、そういうことも繰り返しながら徐々に前に進めていくことが大事ではないかというふうに思っております。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 新しい生活様式という中で聞きたいのは、教育委員会にちょっと聞きたいんですが、例えば学校ですね、学校が始まって、子どもたちの声が聞こえて、笑い声もあって、とってもうれしいんです、町を歩いていても、子どもたちと会う。やーぐまいじゃなくて、道から歩く子どもを見たらですね、やはり元気が出るんですね。この学校に新しいスタイルということになると、給食の仕方とか全部変わってきていると思いますが、例えば距離の保ち方ですね。40人学級でこれはあり得ないですよ、絶対に。今は午前と午後に分けて20名でやっている学校もあるし、このスタンスを保ちながらやっていくと。この際、私は、文明的なそういう機器の中から得たものとして、こういう学級制度の在り方とか、こういう教育をただ家で、テレビでやるというだけじゃなくて、やはり子どもたちが学校に来て喜べるような教育ですね。ただ、学力を取り戻すということだけではなくて、やはり今の文明史的な、私たちは子どもも、大人も初めての、我々の体験が生かされるものでもなくて、子どもたちはもっとつらい思いをしながら学校に行きたくても行けない、高校になると、例えば部活、インターハイ、甲子園を目指して一生懸命頑張ってきたのに、こんなものが全部ぱーになったときに、夢も、これからの人生もかなり壊されていく。そういう中で新しい時代を、生活を、未来をつくり上げていくにはどうしたらいいかなという、この文明史的な中で子どもたちも大人たちも教員も一緒になって勉強すべきだと私は思うんです。それが学問であるし、教育であるし、この時代はもう体験できないんですよ、絶対に、こんな時代というのは。それをやはり人間が成長していくためにも、私たちは歩まなければならないわけですから、もっとですね、教職員も教育委員会も頑張って、このウイルスを押さえ込みながら、ウイルスとの共生も含めて考えながら、この文明史の中に、文明的な経験を教材に、教科書として生かしながらやるべきだと思いますが、その辺、教育委員会からも聞いてみたいと思っています。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  ただいまの上江洲議員の御質問に答弁いたします。まず、今後、学校の教育活動を展開していくに当たり、新型コロナウイルス感染症とともに生きていく学校をつくるため、感染リスクはゼロにならないということを受け入れつつ、児童生徒の感染リスクを可能な限り低減させながら、学校教育活動を展開していくことが大切だと考えております。そこで町教育委員会としましては、この5月に与那原町立小中学校版感染症ガイドラインというものを、文部科学省の新しい生活様式をもとに作成しております。この中には、コロナに感染しないための学校生活の送り方、授業の実施の仕方、距離の取り方、登下校から休日の過ごし方まで様々なものを策定しております。これを各学校のほうには周知しておりまして、当面はこのガイドラインに基づいた教育活動の展開を維持していくことになります。ですが、前例のないことですので、今後は適宜その状況に応じてこのガイドラインの見直しを図りながら、子どもたちの教育活動の展開に努めていきたいと考えております。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 去年ですね、福島県の野口英世の博物館へ行って、このウイルスについて、去年のことだからこんな時代になるとは思わなかったんですよ。考えてみたら勉強になりました、そういうウイルス、野口英世の資料館があって。やはりウイルスについて学ぶとか、今できることも教育、特に全部体に入ってくるし、子どもたちにウイルスのことも教えるということも含めて、医者を学校に呼んで教育するということも、私は教育の一環だと思いますので、ぜひその辺も取り入れてもらいたいなと思います。時間がないのでそれぐらいにします。 9月入学の件で、もし課題とかが皆さんの中で掌握されているのであれば教えてもらいたいと思いますが、よろしいですか。 ◎教育指導主事(仲程俊浩)  9月入学についてですけれども、まず、この9月入学につきましては大きなハードルが幾つかあると考えております。まず一つは、教育に切れ目が生じる可能性があると考えます。現行の教育制度は幼稚園から大学までギャップが生じないよう切れ目のない仕組みとなっております。仮に入学時期を9月にしますと、全ての学校、教育段階を変更せざるを得なくなり、特に最初の1年目は学校現場は行事の時期や事業計画など、大幅な変更、見直しを余儀なくされ、大きな混乱が生じる可能性があります。また7月や8月など夏の時期に、高校入試や大学入試を行うことになりますので、既に3月の通常どおりの入試スケジュールで受験の準備を進めている生徒や学校は混乱が予測されます。また風邪などの心配はなくても夏バテの心配は浮上します。果たして試験勉強に集中できるのか、熱中症など、身体へのリスクも懸念されます。また、コロナが9月でも蔓延しているようであれば、9月入学に変更するにはオンラインの授業環境が最低条件となります。町内小中学校や家庭におきましては、そうした環境は十分整っているとは言えません。この数か月の間にどこまで準備ができるのか、その準備ができないまま9月入学というのは非常に危ういと言えます。また、普通に考えますと、2020年9月の入学対象者は2020年9月2日から2021年9月1日生まれとなります。しかし、今年は自粛要請で2020年4月入学を待機していた子どもたちも一緒の学年に入らなければなりません。となりますと、2020年9月入学対象者は、2020年4月2日生まれから2021年9月1日生まれとなり、1年半の子どもたちが同じ学年になってしまいます。この学年だけマンモス学年が出来上がってしまい、学校運営に支障が生じるおそれがあります。最後にもう一つ、保育園の場合、今よりも小学校入学までの半年分、子どもを預かる体制などが疑問視されます。9月入学を実現するには相応の準備が必要であり、それに追われる教育現場としましては、まだ議論が不十分であると感じております。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 全くそのとおりだと思います。でも、日本の場合には財界や、いわば経団連などは9月入学ということで、前からずっと主張しているんですね、その課題はこれからも現場に出てくると思いますので、私たちも学習しながら対応していきたいと思っております。 では、最後の質問です。辺野古新基地工事についてであります。世界が新型コロナウイルス感染拡大に苦しんでいる中、安倍政権は事もあろうに県に対して辺野古新基地建設に係る設計変更申請書類を提出しました。県に対して何の事前連絡もなく、県職員が半数出勤となった4月21日朝8時半と同時に、防衛局職員が北部土木事務所に書類を出していった。安倍首相の今やるべきことは、辺野古ではなくコロナ対策だと思いますが町長の所見を聞きたいと思います。その前に、今工事はコロナのあれが出て止まっているんです。12日ぐらいから工事を再開すると言っていますが、私は絶対できないと思います。この台船がないんですよね、日本の国は。90メートルの水深、もう相当深いですよ。この台船をする機械がまずない。あと活断層が出ていて、この調査もしない。たとえどんどん土砂で埋めたにしても、護岸は崩れるというし、使いものにならない基地を私たちは、県の試算2兆5,500億円の予算を投入してつくるなんて、今の時期おかしいと私は思います。絶対今、世界でこんなやり方はあり得ない、生態系を無視し、いわばアメリカのNGOが認めたスポットということで、世界的にもすばらしい海だということを認めているんですね。それをこれから生かして沖縄のためになるということが、沖縄の未来をつくることであって、私はミサイルを持っても、基地を持っても、軍艦を持ってもウイルスには、戦争するわけにもいかないので、常に安全保障を考えるんだったらこの辺も考えてもらいたいという思いでこの質問を出しましたので、意見か何か所見があればお願いします。 ◎町長(照屋勉)  上江洲議員の3点目の御質問にお答えしたいと思います。全国津々浦々、全ての自治体がこの新型コロナウイルス感染に対しまして、戦々恐々をして、日一日その対策に追われていたというような状況に鑑みますと、やはりコロナ対策にしっかりと集中をしてもらいたかったなという思いがございます。以上です。 ○議長(識名盛紀)  以上で上江洲安昌議員の一般質問を終わります。 次に宮平正傳議員の一般質問を許します。                 〔宮平正傳 議員 質問席に着く〕 ◆宮平正傳 議員 はいさい。ハローエブリワン。新しい生活様式ということで、手洗い、マスクにも慣れてきました。それで新型コロナ収束に向かって第2波が起こるような可能性が今出てきているわけですけれども、このコロナ禍の中で、一つの面白い、面白いといいますか、新聞記事がありましたので、読んだ方は聞かないでください。五木寛之さんという方の、足を洗うことというのが新聞に載っていました。ちょっと読んでいきます。新型コロナウイルスの騒ぎで一つ学んだことは手洗いの重要さである。私は、これまで毎日まめに足を洗う習慣があって、自分でも感心していた。外から帰ってくるとまず靴下を脱いで足を洗う。それも適当にざっと洗い流すのではなく、足指の一本一本を丁寧に洗うのだ。足を洗うという語感や何か悪い仕事を辞めて、正業につくみたいな気配があるわけですね。こんなヤクザな商売から足を洗って、などと用いられる場合が多いわけです。しかしながら、フィジカルにちゃんと足を洗うということは大事なことではないかと私は思うと書いてあるんですね。もちろん、心臓とか脳とかですね、いろんな重要な部分はあるに違いないが、中心部が大事だが、末端こそ重要だというのが私のかねてからの持論でありますと書いてあります。東京や大阪だけでこの国が成り立っているわけではないということを言っているんですね。最後に、この国の足の指に当たる場所が活気を取り戻さないと大都市も斜陽化するのではないかという、手を洗うというのと足を洗うというのを対比させながら、現代の皮肉っているかと思うんですけれどもね。これは安倍さんにちょっと聞かせたいと思っております。それでは質問に入りたいと思います。 1番目の交通安全の問題ですが、実は今日の新聞にこういうことが載っていました。交通安全教育DVDで嘉手納署、児童向け製作ということが載っておりました。嘉手納署と嘉手納地区交通安全協会は、このほど交通安全を守るために大切なルールや地域を児童向けに分かりやすくまとめたDVDを作成した。管内の保育所や幼稚園、小学校に配布する。署は、例年新学期を迎えるこの時期に学校を回り、交通安全教室を実施してきたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から訪問を控え、DVDを通してメッセージを届ける。約10分の動画ですが、警察官と腹話術の人形が対話しながら交通ルールを学ぶ構成になっているということですね。これは嘉手納署の署員の方がみんな手作りで作ったということで、石嶺村長もすごく喜んで、新しい生活様式を求める中、DVDの交通安全教育は画期的だと、すごく喜んでおりまして、このコロナのときにこういうことに対応したということはすごくすばらしいかと思うんですね。片や、我が与那原町の与那原警察署ですが、コロナ禍のときに交通ルールの違反を随分取り締まっておりました。いろいろ住民からも苦情がございまして、やはり一番違反しやすい道を狙ってやっているのかなという感じがします。違反というのは警察が見ていないと違反ではないわけですね。先週、選挙戦でずっと与那原交差点に立っていたんですけれども、警察署から来るパトカーが佐敷方面に行く場合は対向車線に入って走行しているんです。この警察は誰が検挙するんですかという疑問を持ちましたですね。それから与那原交差点ですが、西原から来るときに停止線がありますけれども、これみんな違反しています。そういうのは取り締まっていないわけです。それで質問に移りますが、浜田区から与原区向けの町道において、与原公園沿いの交差点では、与那原警察署による交通取り締まりがあり、交通違反と思われる多数の町民が検挙されています。検挙について、町民から疑問の声が挙がっているので、与那原地区交通安全協会の会員である町に伺います。①交差点の交通安全標識に不備はなかったのでしょうか。それから取り締まりの日付と検挙した日付、人数を伺いたいと思います。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの宮平議員の質問にお答えいたします。与那原警察署に確認を取りましたところ、交差点の交通安全標識につきましては、基本的に不備のないことを前提としておりますとの回答をいただいております。なお、交差点付近にまちづくり課により、5月22日に注意看板を設置しております。また取締り日と検挙日、人数につきましては個別の案件ということもありまして、お出しすることはできないとのことでありました。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 不備はなかったと言っているわけですか。私が見る限り、停止線が消えています。その停止線が消えている中を検挙しているという状況なんです。この辺は不備がないとおっしゃっているのがおかしいかと思います。現に区長から警察署に言ったら、町のほうを通して言ったんですかね、2か月はかかると、この停止線を直すにはですね。という言い方をしているわけです。このはっきりとした標示が消えているのに検挙できるんですかという矛盾があるわけですけれども、その辺はどうでしょうか。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  大変失礼いたしました。ただいまのお話にありましたのは、交通安全標識ということでありましたので、与那原署と協議を交わしていただいたのは、この標識についてのお話のみでありました。すみません。それから今おっしゃるとおり停止線については、確かに一部が剥がれて見えない状況になっております。そちらのほうは5月13日において、与那原警察署と立ち会いを済ませております。停止線と止まれの標示ですね、そちらについては与那原警察署で行うことになっております。それが2か月かかるということになっております。それからその付近にカラー舗装、赤い色で舗装する予定でありますけれども、これはうちの与那原町まちづくり課のほうで停止線標示工事と同時期に行っていきたいと考えております。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 2か月もかかるということで、これ不備は不備で認めていただかないと困ると思いますので、その旨、再度警察のほうに行ってみていただけるわけにはいかないでしょうか。不備であると。ちょっとお願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの路面標示の不備の件については、再度出向き、しっかりと相手方にお伝えしていきたいと思います。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 それでは②のほうに入っていきます。交差点に構造的な欠陥はないでしょうか。一部公園用地が入っておりまして、かなりクランクになっていて、ほかの部落内の道は山側に行くのが専用線になっていて、ここだけが逆になっているんですね。交差点の構造にも一部公園用地が含まれているとか、その辺がありまして、その辺のお答えをお願いします。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  ②の交差点構造について御答弁申し上げます。交差点の構造としましては、一部道路がずれている変則交差点となっており、交差点形状としてはあまり望ましい形状ではありません。現状は住宅が建ち並んでいることもあり解消はできておりませんが、与原公園区域拡大事業と併せて、こちらの交差点についても形状を解消していきたいと考えております。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 それでは③に移っていきます。警察車両は道路に駐車し取り締まっており、他の車両の交通の妨げにならなかったのか。この場所は度々与那原警察署が路上駐車を拡声器で呼びかけ排除している。検問の在り方に問題はなかったでしょうか。よろしくお願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの件ですけれども、こちらも与那原署のほうへ確認を取りました。与那原署によりますと、駐車違反のお話なのか、警察車両であっても、当然駐車規制区域に車を止めることは違反であると。署ではそういったことのないように取り締まりを行っているという回答を受けております。 ◆宮平正傳 議員 多くの皆さんが駐車をして取り締まっているのを見ているんですね。それをしていないと言っているのは、何かうそをついていると思います。交差点に駐車してやっておりますので、皆さん、捕まった人に聞けばすぐ分かることですので、その辺も先ほどと合わせて聞いていただけないでしょうか、お願いいたします。もっと言わせれば、与原の公民館のところまで違反者を連れてきて、与原の中に、駐車場に入れてそこで検挙の、いろいろ聞いたりしていたこともありました。私、それも現認していますので、それは与原事務所に、与原の公民館に言わずにやっているということがございました。その辺も含めてよろしくお願いします。また明日我謝議員から少し追加であると思いますがよろしくお願いします。それでは2番のほうに移ります。 沖縄のみち自転車道線についてということで。これは1989年からスタートしているんです。2006年に完了する予定だったわけですが、まだまだ完成していない。これは出発点がおきなわワールド、その中でアブチラガマですね、それからグスクロード、ウェルサンピア、大里グスク、それから首里城までというルートになっていて、皆さんも分かるとおり、東御廻いができるということですごい皆さん関心を持ってやっておりましたが、なかなか進展が見られないということもありまして、私もコロナがまだ始まっていないときに、ちょっと試運転してみました。やはり10年、20年ぐらいなっておりますので、一部老朽化しておりまして、これは何だったのかなという気持ちでおります。今、コロナの関係で3密を避けるとかありますので、自転車が大いに役に立てようという雰囲気が出てきていますので、その辺を含めて①に行きたいと思います。工事の進捗状況、完成時期及び供用された自転車道の劣化の補修が可能か伺う。また県、町は自転車の活用方針、展望・計画があるか問う。これはできた時点でどういうふうに活用するんだ。供用するときに例えばイベントを打って活用をする。それから1年に1回とか大きいイベントを打ってこれを活用していく。これは町にとってもすごく観光に影響すると思いますので、その辺をひとつよろしくお願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの宮平議員の御質問に御答弁申し上げます。沖縄県が実施しております沖縄のみち自転車道線について、沖縄県南部土木事務所へ確認したところ、本事業については平成2年度より実施しており、今年度も南城市にて事業実施しているとのことであります。完成時期は未定とのことで、補修等については維持管理班にて適宜補修を行っているとの回答でした。いただいた資料によると、本事業の趣旨は歴史的な文化遺産や各種施設を自転車道で結び、県民の健康増進や観光振興に寄与する事業であることを確認しております。本事業の町としての活用、展望等についてですが、現場を確認したところ、南城市大里まで自転車ルートの整備計画があることから、沖縄県と意見交換をしながら連携については今後検討してまいりたいと考えております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 完成時期がいつかというのがございますけれども、本気で造ろうと思っているのか。途中、首里までのコースは一般国道と併設してやるという話なんですね。例えば供用開始になった場合に何かイベントを打つとか、その活用方法はいかがなものですか。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの宮平議員の御質問に御答弁申し上げます。供用開始の時期については、そのとき確認した担当者によりますと、今のところ答えられないというか、完成時期については未定という回答でした。供用開始の時期については、一部、できている道についてはもう供用開始をしているということで、実際、宮平議員も活用されたということで、一部については供用開始されているという回答でした。今後の活用、催し、そういったイベント等についてはそこまでは確認をしておりませんので、再度確認をして、全部が開通したときにどういった活用、イベント等が行われるかというのは再度確認していきたいと思います。以上です。 ◆宮平正傳 議員 課長も自転車が好きで、お子さんを連れて辺戸まで行ったという話もございます。自転車の有効というんですか、健康的なもの。それからCO2を排出しないということの観点からいけば、そういうのにもすごく影響するということになります。それから高校生、バス賃が結構高いんですね、那覇に行くと500円とか、10月からは県のほうで補助もあるような話も聞いておりますけれども、今自転車で行く子もいます。ですからその子たちはやっぱり道路、現行道路を使いながらマーキングして、自転車道を造るというのも一つの手かもしれませんですね。いっぱい需要はあると思うんだけど、インフラが追いつかないという状況だと思います。与那原町としても、やはりこれは重点に考えていただいて、ぜひつないでいただきたいと思います。というのは東御廻い、それからアブチラガマとかそういうところもございますので、ぜひお願いしたいと思います。それでは次の質問に移ります。 ②上与那原23号線の整備に自転車道を計画し、県の自転車道につながる整備ができないか伺います。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  それでは2点目の②について御答弁申し上げます。まず上与那原23号線、路線名が上与那原前の井線ということで名称を変更しておりますので、前の井線で御答弁させていただきたいと思います。上与那原前の井線は車道が7メートル、両側歩道が各2.5メートルの総幅員12メートルとなっており、自転車が通行する場合は車道と歩道の間の路肩部分を通行する車道混在型となり、この構造であれば自転車通行は可能であります。また上与那原前の井線の近くまで県の自転車道が来ていることから、自転車ルートとして位置づけをすることは可能であると考えており、担当課と調整しながら検討していきたいと考えております。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 道路に舗装して、現行道路を利用するやり方ということで、これはマーキングしながらやるということでよろしいですか。これは実際にやるということでいいんですね。実際にやるということでよろしいですか。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  それでは再質問にお答えいたします。先ほども御答弁したとおり、自転車ルートとして検討していきたいと考えておりますので、自転車ルートということになれば、当然、車道混在型ですので、矢羽根型、矢印みたいな矢羽根型のピクトグラムを施していくということになると思います。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 検討というのが曖昧なので、ぜひそういう形で取り組んでいただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。 それでは③のほう、町独自で自転車道ネットワーク計画策定の予定はあるのか。よろしくお願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの宮平議員の御質問に答弁申し上げます。与那原町地域総合交通戦略においても自転車の利用促進が位置づけられており、自転車の利用を促進していくこととしております。今後は自転車利用に係る町内の利用状況等の調査を実施しまして、その内容を踏まえて計画の策定も含め検討していきたいと考えております。また、前年度につきましては、東海岸地域サンライズ推進協議会にて広域の自転車ルートを調査、検討し、報告書として取りまとめたところでございます。以上です。 ◆宮平正傳 議員 県のほうでも推進して、国のほうでも自転車道を推進しているんですね。ネットワーク計画の策定は今後やっていくということで、これは補助もあるということと、ネットワーク計画策定がなくても事業は可能だという答えをいただいているんですけれども、このネットワーク計画と、策定、これはどういう違いがあるか説明できますか。自転車ネットワーク計画策定、それからネットワーク計画がなくても事業は可能という書き方をしているんですよ。その辺の区別を説明していただけますか。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの宮平議員の再質問にお答えしたいと思います。自転車ネットワーク計画につきましては、まず策定のプロセスがございまして、そのときには協議会を立ち上げまして、その中で国、県、町と入ってもらって、ネットワークをつくるときには県道もあれば、国道もある、町道もあるという形になりますので、その中で、じゃあここを自転車道として設定しようということになれば、それがネットワーク計画になります。そうなると、国は国道を整備しないといけない。県は県道を整備しないといけない、町は町道を整備しないといけないということになります。ですので、ネットワーク計画をきちんとつくれば、それぞれの道路管理者が整備できるようになると。プラス町としては、国から補助を受けて実施することができるようになると、そういうふうに理解しております。ネットワーク計画がなくても、町道であれば、独自のネットワーク計画をつくって、町道は町の管理ですので、町の予算で矢羽根式を引いたりというのは可能ではないかと、そういうふうに考えております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 ぜひ、ネットワーク計画を策定して、ほかの町にはない、東御廻い、三津武嶽、親川、それから駅舎もあります。そういうところをぐるぐると行けるような形ですね。せっかく県のほうで自転車道を造っておりますので、それから近いところでそこにつながれるということがありますので、ぜひそれは与那原町のほうでも重点的に捉えて、ぜひ整備をしていただきたいと訴えまして、私の質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で宮平正傳議員の一般質問を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。 なお、明日の会議は、午前10時から行います。御苦労さまでした。                                     午後2時35分 散会...