与那原町議会 > 2018-03-26 >
03月26日-03号

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  1. 与那原町議会 2018-03-26
    03月26日-03号


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    平成30年3月第1回定例会┌───────────────────────────────────────────────┐│                                               ││ 平成30年                                          ││                与那原町議会定例会会議録(第3号)              ││ 第 1 回                                          ││            平成30年3月26日(月曜日)   午前10時00分開議            ││                                               │└───────────────────────────────────────────────┘[議 事 日 程  第3号]  平成30年3月26日(月曜日)  午前10時00分開議日程第1.議案第10号 平成30年度与那原町国民健康保険特別会計予算日程第2.議案第11号 平成30年度与那原町後期高齢者医療特別会計予算日程第3.議案第12号 平成30年度与那原町公共下水道事業特別会計予算日程第4.議案第13号 平成30年度与那原町水道事業会計予算日程第5.      一般質問───────────────────────────────────────── [本日の会議に付した事件]日程第1.議案第10号 平成30年度与那原町国民健康保険特別会計予算日程第2.議案第11号 平成30年度与那原町後期高齢者医療特別会計予算日程第3.議案第12号 平成30年度与那原町公共下水道事業特別会計予算日程第4.議案第13号 平成30年度与那原町水道事業会計予算日程第5.      一般質問───────────────────────────────────────── [出 席 議 員(14名)] 1番  識 名 盛 紀 議員          8番  山 口   修 議員 2番  德 田 将 仁 議員          9番  上 原 昌 之 議員 3番  舩 谷 政 喜 議員          10番  上江洲 安 昌 議員 4番  新 垣 真 一 議員          11番  上 原   晃 議員 5番  松 長 康 二 議員          12番  我 謝 孟 範 議員 6番  宮 平 正 傳 議員          13番  喜屋武 一 彦 議員 7番  当 真   聡 議員          14番  仲 里   司 議員 ───────────────────────────────────────── [職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名] 事 務 局 長   照 屋   基          主     任   照 屋 朝 也 主     任   齋 藤 美 枝                            ───────────────────────────────────────── [説明のため出席した者の職、氏名] 町     長   古 堅 國 雄          教  育  長   當 山   健 政 策 調 整 監   城 間 秀 盛          学校教育課長    岡     剛
    総 務 課 長   上 原 丈 二          教育指導主事    田 山 宗 則財 政 課 長   上 原   謙          生涯学習振興    新 垣 政 孝                            課    長            出 納 室 長   辺土名   彬          福 祉 課 長   宮 城 きよみ 企画政策課長    石 川   毅          住 民 課 長   上 原 宏 章 観光商工課長    比 嘉 義 明          健康保険課長    伊 集 京 美 農林水産課長    新 里   健          税 務 課 長   仲 里 武 徳 まちづくり課長   饒平名 幹 貴          子育て支援課長   宮 平 律 子 上下水道課長    大 城   哲          生活環境安全    比 嘉 哲 也                            課    長            ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  これから本日の会議を開きます。午前10時00分 開議───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  日程第1.議案第10号・平成30年度与那原町国民健康保険特別会計予算及び日程第2.議案第11号・平成30年度与那原町後期高齢者医療特別会計予算を一括して議題とします。 △各案について委員長の報告を求めます。 ─────────────────────────────────────────与議総財委第10号 平成30年3月13日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿総務財政常任委員会   委員長 舩 谷 政 喜委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 議案第10号 │平成30年度与那原町国民健康保険特別会計予算     │  原案可決  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┃ 議案第11号 │平成30年度与那原町後期高齢者医療特別会計予算    │  原案可決  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────1、事件の名称 議案第10号 平成30年度与那原町国民健康保険特別会計予算2、審査の経過 本件については、3月6日に本委員会へ付託され、8日に健康保険課長及び課長補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容 審査の結果、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────1、事件の名称 議案第11号 平成30年度与那原町後期高齢者医療特別会計予算2、審査の経過 本件については、3月6日に本委員会へ付託され、8日に健康保険課長及び課長補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容 審査の結果、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。───────────────────────────────────────── ◎総務財政常任委員会委員長(舩谷政喜)  ただいま議題となりました議案第10号及び議案第11号については、3月6日に本委員会へ付託され、3月8日に健康保険課長及び課長補佐に出席を求め、慎重に審査を行いました。採決の結果、全会一致により可決すべきものと決定をいたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。まず、議案第10号・平成30年度与那原町国民健康保険特別会計予算を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔起立全員〕 ○議長(識名盛紀)  起立全員です。したがって本案は、委員長報告のとおり可決されました。 次に議案第11号・平成30年度与那原町後期高齢者医療特別会計予算を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔起立全員〕 ○議長(識名盛紀)  起立全員です。したがって本案は、委員長報告のとおり可決されました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  日程第3.議案第12号・平成30年度与那原町公共下水道事業特別会計予算及び日程第4.議案第13号・平成30年度与那原町水道事業会計予算を一括して議題とします。 △各案について委員長の報告を求めます。 ─────────────────────────────────────────与議建文委第7号 平成30年3月9日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿建設文教常任委員会   委員長 仲 里   司委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 議案第12号 │ 平成30年度与那原町公共下水道事業特別会計予算   │  原案可決  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┃ 議案第13号 │ 平成30年度与那原町水道事業会計予算        │  原案可決  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────1、事件の名称 議案第12号 平成30年度与那原町公共下水道事業特別会計予算2、審査の経過 本案については、3月6日に本委員会へ付託され、3月8日に上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容 全会一致により、可決すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────1、事件の名称 議案第13号 平成30年度与那原町水道事業会計予算2、審査の経過 本案については、3月6日に本委員会へ付託され、3月8日に上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容 全会一致により、可決すべきものと決定しました。───────────────────────────────────────── ◎建設文教常任委員会委員長(仲里司)  ただいま議題となりました議案第12号、議案第13号について報告を行います。本件については、3月6日に本委員会に付託され、3月8日に上下水道課長及び補佐の出席を求め、慎重に審査を行いました。採決の結果、お手元に配付いたしました報告書のとおり、各案ともに全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。まず、議案第12号・平成30年度与那原町公共下水道事業特別会計予算を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔起立全員〕 ○議長(識名盛紀)  起立全員です。したがって本案は、委員長報告のとおり可決されました。 次に議案第13号・平成30年度与那原町水道事業会計予算を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔起立全員〕 ○議長(識名盛紀)  起立全員です。したがって本案は、委員長報告のとおり可決されました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  日程第5.一般質問を行います。 △まず、上江洲安昌議員一般質問を許します。 〔上江洲安昌 議員 質問席に着く〕 ◆上江洲安昌 議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。チューン、また1番ナトーイビン。ウリシカトゥイルクマーネーンクトゥ、チャー、一般質問ノー1番デアーニセーヤーンチウムトーイビン。チューヤヨーサイ、一般質問にヒールメーニ、小那覇舞天ワカインビーミサイ。町長の世代だったらイッペー、ウチナーヌ有名な喜劇ンディシヤカー、風刺的な小那覇舞天さんの話サビーシガウヌチュヤ明治、大正、昭和と、イチチチャヌチュヤイビーシガ、デージナウンチュヌ研究をスンディヤーニアメリカーからヨーサイ、チョーヌ学者がウイビーシガ、ウンチュと話するうちに、ワンニン舞天さんカイイッペーナーヒカッティ、興味ムッチ、デージナイイッチュヤテーサーと思いました。世界漫遊記というのがアイビーシガ、イチマンヌマクーニュー、多分マクーニュー漁民だったと思うが、漂流サーニ世界中マーイルバーヨーサイ。ウマイティ、ドイツンカイ行って、ちょうど日本が三国同盟結んだときに、ヌーンチヒットラー、アマヌ指導者ヒットラーチキテーガンディ、イヌ話がインジヤビーシガウマイティ、アヌクニンヒットゥリ、クヌクニンヒットゥリンディヤーニ、ヒットラーナトーンディヌ、そういう漫談とかチュクヤビールバーテー。ウチナーイテー、例えばアメリカヌ占領下の中でバスに乗ったらHow Much(ハウマッチ)ンディセー英語ワカイタルフージ。How Muchンチ、TwentySeven(トゥエンティセブン)ということで、えー、トゥランティンシムン、Thank you very much(サンキューベリーマッチンディヤーニ、おりていった話とか、イッペー面白い話がいっぱいアイビーシガテー、ウンチュヌ過去見たら、歯医者で、東京に、明治から大正の初期に行って、ウチナーンチュンディヤーニイッペーウシェーラリヤーニ、歯医者で行くんだけど、4年間の中で22回引っ越ししたという歴史もあります。だから相当苦労したチュヤタンディーヌ話ヤイビーンあと諮詢会、占領軍の諮詢会で梅劇団、竹劇団、松竹梅の劇団をウチナーンチュが相当悲惨な目に陥って、意気消沈しているときにウチナーの芸能をよみがえらそうンディヤーニ、立ち上げる。伊良波尹吉さんは梅劇団ンディヌ団長なるけど、ウマイティ活躍したのがアナンディーヌ少佐に、全部ウチナーンヌ文化を訴えて、こういう劇団を立ち上げたのが小那覇舞天さんヤイビータンディ、ジチェー。ワンニン、ウヌ本ユマーニワカインビタシガテー、英語が堪能で大学時代は東京歯科大学ンディヤーニ、英語の弁論で優勝したぐらいだから、アメリカーとのやりとりもいっぱいあって、デージナ英語がうまかったということで、戦後の芸能は小那覇舞天なしにはできなかったなンチウムトーヤビン。また勉強シカラウハナシ、ウンヌキレーヤーンチウムトーヤイビークトゥ、ユタサヌグトゥウニゲーサビラ。チューはウマイティトミティ一般質問に入ります。 では、本日は4点にわたってお尋ねをいたします。まず1点目は、県営鉄道与那原駅舎跡の柱や線路などの保全管理について、進捗状況について伺いたいと思います。前から私は、この質問をしておりますが、いまだかつてそのまま放置をして、国の文化保存の指定にも受けている中でそのままということはちょっとまずいかなと思っていますので、ぜひ、前回の答弁も踏まえて済んだような、前向きの答弁をしてもらいたいと思います。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  議員の皆様おはようございます。それでは上江洲議員のただいまの質問についてお答えをさせていただきます。現在、文化庁の国庫補助事業町内遺跡分布調査を平成28年度より3カ年事業として実施をしております。最終年度となる、次年度、平成30年度には報告書の作成を行うこととなっており、その中で駅舎の柱を含めた遺跡、文化財等の保存活用方法を検討することとなっております。今後、与那原町文化財保護審議会へも諮り、与那原町としての方針を検討していく予定です。また必要があれば、文化財保護審議会とは別にそういった保存活用の専門者、有識者を含む検討委員会を立ち上げていくことも検討していきたいと考えております。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 課長、前回の答弁よりあんまり進んでいないように思います。というのは、前回、鉄とコンクリートという性質上、急いでこれはやらなければいけないと多分答弁したんですね。それと早目に一括交付金の適用をさせて取り組みたいと。私はこの質問をしてから3年か4年ぐらいになります。そのまま、最初は鉄筋が新品でぴかぴか光っていたのが、いまやコンクリートも朽ちて落ち始めている。それを考えると、今遺跡群のほうがこれは価値があると、だから文化財として保存の指定もされているのに、これをそのまま放置して、将来、やっぱり悔いを残すということを言いたいので、早目にこれはですね、駅舎というのは町長がつくって、いまやもう日本中に発信できるような施設になっているので、朽ちて柱がなくならないようにするために、私は責任があると思いますが、文化庁からもこれは指定されているわけだし、どうですか、町長、一言でも。 ◎町長(古堅國雄)  議会の皆様おはようございます。ただいまの上江洲議員駅舎復元についての、遺跡の保全について、私も非常に気になっておりまして、どうして前に進まないのだろうという気でずっとじりじりしているんですが、ただ先ほど担当課長から説明がありましたように、その保全についても一括交付金を活用した、あと3年しかありませんので、これはスピードアップして今答弁のあったように、しっかり保全していく方向で観光資源として生かすべく、全力を挙げて取り組みを、指示をしたいと思っておりますので御理解いただきたいと思います。 ◆上江洲安昌 議員 答弁ありがとうございました。課長しっかり、これはやっぱり重要な遺跡なので、ぜひ努力をして残してもらいたいと、再度要望しておきたいと思います。 次もそうですけれども、やはり与那原では親川の清水、霊水、ウビナディに使った水というのは、とっても重要な水だと思うんです。今までは飲めないということで飲料水としては向かないというのもあったんですが、ぜひですね、今は飲んでいる方もいるし、ウビナディしている人もいるし、大分持ち帰って、既に使っているんですよね。それは聞得大君の御新下りのときにスリミジとして使ったということでは、大変貴重な親川の泉だと思うんです。それを何とかくんでいく分について、今、蒸留技術は発達していますので、ぜひ飲料水として使えるようにということも、これも何回も何回もやっている質問なので、どうですか、これ。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  ただいまの上江洲議員の2点目についてお答えを申し上げます。親川については、一括交付金を活用して、整備復元の内容や方法について、現在検討を進めているところでございます。泉の飲料水化についてもろ過装置等を設置し、飲料に適した形で取水できるようにしていきたいと考えております。活用の仕方についてはさまざまあるかと思いますけれども、親川通り商店街の方々がしっかりそれを活用して、また商売にもつなげていけるというような方法で持っていきたいと考えております。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 一時は、ある酒造メーカーがこの親川の水を使って泡盛をつくりたいとか、そういう話もあったんですね。だからこの水が飲めるようになれば、いろんな活用ができるし、観光資源としての商品開発などもできるわけなので、やっぱりこの水を生かして与那原活性化につなげてもらいたいと。この間、先々週ですか、東御廻いをまた新島区でやったんですが、やはり斎場御嶽に行ったらすごいですよね、人出が。それがほとんどレンタカーで若い人たちが来て、パワースポットを求めてたくさんの人が来ると。舩谷議員とも話をしたんですが、やはり斎場御嶽に来るお客さんを親川で何とかやっぱりとめて、親川から入れるようないろんな工夫、アイデアをつくらないといけないなという思いもしましたので、ぜひこの親川の水を活用して、観光資源としても生かしてもらいたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。では、次へ行きます。 3点目について、放課後児童クラブ学童クラブ)についてお聞きをしたいと思います。県は沖縄21世紀ビジョン基本計画で2012年度から10年間に計100カ所の整備目標を掲げているが、完了は15カ所のみ。県はこの事業の予算を増額し、学童クラブの実施主体である市町村の利用を促している。町は学校併設学童クラブを整備する考えはないのか、最初に伺いたいと思います。 ◎子育て支援課長(宮平律子)  議員の皆様おはようございます。それでは上江洲議員の3点目の学童クラブについてのご質問に答弁申し上げます。与那原町子ども子育て支援計画の策定に際し、アンケートを当初実施いたしております。小学校就学後の放課後の過ごし方についての項目におきましては、低学年1年から3年生の保護者40%、高学年4年生から6年生の保護者が9%、学童クラブを利用したいと考えており、計画策定当初は5カ所の放課後クラブがございまして、定員210名に対してニーズ量が370名、過不足が160という結果になっておりました。現在におきましては、実数にいたしますと約350人の児童が放課後の居場所として学童クラブを希望していることとなり、それに対して町内の学童クラブ、現在は8カ所になっておりますが、8カ所の受入数は250から300人となっており、単純に数字から推察いたしますと、50人程度の待機が生じていることになりますが、平成30年度の学童クラブの待機児童は5名から7名程度と伺っております。現状の分析としては、自宅や祖父母宅で過ごしている、あるいは習い事や学習塾などへ通っていることなどが挙げられ、ニーズ量が下回っていると考えております。当初の学童クラブに対しましての計画の中で確保策としましては、学童クラブ数が5カ所に対して、平成31年度までの目標としては9施設、また一体型放課後クラブとしましては、各校区ごとに1カ所新設というふうに計画をうたっております。学校併設学童クラブは立地、児童の安全確保上、最適であると考えており、学童クラブの整備が進むことによって、子どもたちの利用数が増加し、放課後の安全や健全な過ごし方が確保されることは望ましいことであると考えます。ニーズのある限り、新設へ向けての検討をしていきたいと考えております。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 課長、学童クラブ制度というのは、本土と沖縄というのは違いがあるわけです。本土においては学校の併設が85%ぐらいあって、ほとんどの子どもたちが学校が終わったらすぐ隣の、校区ごとにクラブに行くという形で、安全面からも、いわば利用料からもかなり安いんです。というのはバスで送ったりしなくてもいいし、アパートを借りなくてもいいし、公設の施設を使って入れるわけですから、利用料も安いということで、これは沖縄の歴史的な変遷の違いがあってそうなっていると思いますが、でもやはり県としても力を入れているし、子どもの貧困対策から放課後学童クラブというのは、児童福祉法の中で明確に規定されているわけですから、ぜひ進めてもらいたいと。今、県から聞いた話では、公設学童の整備のおくれということで、さっき言ったように2021年度に100カ所目標、完了計画が42カ所ということで、まだまだ市町村の利用するのがおくれているということを言っております。学童クラブのうち市町村が整備した施設を利用する公設クラブは、全国では81.5%に対して、県内は28.5%、与那原町はないんですね、まだ。そして民家やアパートを利用する民設のクラブには家賃負担があり、県内は保護者の支払う利用料の割高が要因になっている。外の遊びや場所、男女別のトイレがないなど、保育環境の課題も大きい。また県内の待機児童数は右肩上がりでふえており、17年度は848人で5年前の4倍、目標どおり100カ所を整備できれば、4,000人分の定員増になると言われているわけですね。同事業は、市町村が学童クラブ施設をつくる場合に、事業費の10分の9を国、県が補助する、合築、校舎などとの一体整備は5,000万円、単独施設は3,000万円、これは4,000万円になりました、30年からは。1月現在、整備済み、または計画があるのは国の放課後児童健全育成事業を実施する27市町村のうち12市町村で、南城市などは30年度から5つの小学校のうち、久高島を除いて8カ所つくると言っております。西原町と与那原町はまだ1つもないという現状なんです。県子育て支援課の担当者は学童保育の必要性や市町村の責任に対する意識に差があるのではないかというふうにも言っているわけです。計画のない市町村は財源がないとか、維持費がかかる場所がないという理由を挙げていると。県は来年30年度、単独施設の補助上限を1,000万円ふやして4,000万円まで引き上げる方針であるというふうに言われていて、このニーズは、これから与那原町は子どもが多くなるのでふえていくと思うんです。費用が高い、1万円超すんですね、これは。私が調べた本土の学童クラブは4,000円から6,000円ぐらいが大体多かったです。名古屋とか三重県、奈良県とかを見たら。そうなると、貧困対策と言うわりには、保育園とか待機児童とかの整備は整ってきますが、この学童、放課後児童クラブ、それを支えてあげるということをしないと、これから大きな課題が残ると思います。それで総合計画の中に、ぜひこれを入れて、長期的な計画として学童保育の問題を考えてもらいたい。そういうふうに思いますが、答弁をお願いします。 ◎子育て支援課長(宮平律子)  ただいまの上江洲議員の総合計画の策定に向けての掲げるべきという御質問に答弁申し上げます。現在、新たに第5次総合計画の策定に向けて作業を行っております。第4次での施策体系の中では子どもの遊び、居場所づくりの中で放課後児童の健全育成に対しての計画を盛り込んでおりますので、5次もそのような、体系のタイトルになるかどうかまだ定かではございませんが、その中について児童の健全で安全な環境についても盛り込んでまいりたいと思います。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 与那原町の将来、未来を考えると、やっぱり子どもたちの教育とか子育て支援というのは本当に大事な、大きい要素になると思いますので、ぜひとも職員の皆様も、議会ももちろんこれは自覚しますが、お互い切磋琢磨をして、これを進めていければいいなと思っております。ぜひ頑張ってください。 次、4点目の質問をします。那覇空自ヘリ(大型輸送ヘリCH47J)のドア落下についてお尋ねをします。①航空自衛隊那覇基地所属の大型輸送ヘリCH47Jの機体後部から縦約1.6メートル、横約2.4メートル、重さ約31キログラムで強化プラスチック製のカーゴドアが去る3月6日午後6時50分ごろ、鹿児島県の沖永良部島分屯基地近くの上空で落下した。事故を受けて防衛大臣は原因究明と再発防止を表明し、航空自衛隊と陸上自衛隊に対し、全ての同型機のカーゴドアの点検を指示したとのことである。自衛隊機をめぐっては去る2月陸上自衛隊のヘリコプターが佐賀県の民家に墜落、炎上したほか、北海道や大阪の基地に所属するヘリコプターからの備品の落下や紛失など、事故やトラブルが相次いでいる。また米軍所属のヘリコプターやオスプレイなどによる不時着や部品落下事故が頻発している中で、この落下事故の発生は多くの県民や町民を不安にするものである。与那原町としては、機体一部落下事故の原因究明と調査結果の公表を強く要請するべきだと思います。私は、このヘリというのが新聞の写真とか、それを見ると、ネットで調べたりすると、何か日常的に大きい、大型輸送ヘリCH47Jというのはボーイング社のヘリらしいんですけれども、飛んでいるじゃないかと、ここを毎日。米軍のことについては我々は敏感で、いまや普天間第二小学校とか普天間小学校で米軍のヘリが飛んだら抗議をしたり、いろいろやっているけど、これは危ないんじゃないのと。特に与那原というのは小さい面積で、南風原や豊見城とは違って、経路については与那原町は学校も病院も全部飛んでいると思うんです。それがそれを落としたり、万が一、爆弾を積んでいたりしたときの想像、考えただけで本当に身の毛がよだつ、怖いです、本当に。たまには低空飛行で東浜などウオーキングしていると、サーチライトをつけてかなり低空で飛んだりする、あれも1つの訓練だと思うんですが、例えば東浜から私たちが歩いていくと、普天間基地はオスプレイが旋回して回る。ここからは那覇基地からウチバルに自衛隊のヘリがどんどん飛んでいくと。こんな県、私たちは麻痺しているんじゃないかと。日本中探してもこんな県はないんじゃないかと。きのうも普天間第二小学校で雪まつりをして、商工会あたりが雪を持ってきて、やったら、この中でももう避難したのが6回か7回あって、一月に66回も避難したりという話があるんです。果たしてこんな県ね、子どもたちの学習権も奪われる、大変ですよ、本当に。だから我々自治体も命と財産を守る義務があるわけですから、子どもたちは学習権という権利があるわけですし、それは保障するにも今大人たちが頑張らないとだめだと思うんです。ちゃんとその辺の原因究明までしないといけないし、私が通告した分については総務課長に調べてもらっていたら答弁してください。 ◎総務課長(上原丈二)  議員の皆さんおはようございます。それでは上江洲安昌議員の4点目、那覇航空自衛隊那覇基地からの大型輸送ヘリCH47Jのドア落下について御答弁申し上げます。那覇基地の渉外室のほうに那覇自衛隊大型輸送ヘリCH47Jは日常的に与那原町の上空を飛行するかについて確認をとりました。回答としましては、同型機が与那原町上空を飛行することはありますとの回答を得ております。また②のまちの上空は訓練経路になっているかについても確認をとっています。空輸や訓練のため那覇飛行場及び沖縄本島東海上の間を飛行する際は、与那原町上空を飛行するとの回答を得ておりますので、訓練経路になっていると考えます。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 いつからこれは訓練経路になっているのか、どういう手続で訓練経路になっているのか、自治体等に対する承認も必要ないのか、航空法上は別に、厚労省ですか、管轄は。自衛隊法で決めれば勝手に飛んでもいいのかということについては相当不満があります。本当に低周波音でガラスもガタガタして、子どもたちに不安を与える場合もある。早朝からバンバン飛ぶ場合もある。これは電話したら演習だということもしていたんですが、早朝や深夜もある。訓練の名において町民を不安におとしめるということはあってはならないと私は思います。ぜひその辺は自治体として抗議をして、議会もそういうふうにすると思いますが、その辺の対策について一緒になって考えてもらいたいと。住民は、多分苦情もあると思いますが、かなり不安を抱えていると思います。町長一緒に考えましょう、この辺は。ありがとうございます。 ○議長(識名盛紀)  以上で上江洲安昌議員一般質問を終わります。 次に上原晃議員の一般質問を許します。〔上原 晃 議員 質問席に着く〕 ◆上原晃 議員 おはようございます。今回の質問事項とも関連しますので、政務調査の一環としまして、4人の議員で視察研修を行ってまいりました。少しだけ報告をさせていただきます。先月の2月26日から2月28日までの3日間、主に大阪府池田市と大正区を視察してまいりました。初日の朝は6時に家を出まして、3日後に帰ってきたのが夜の11時半ごろ家につきました。3日間の研修日程も10回以上電車を乗り継ぎまして、大変ハードな日程ではありましたが、3日間とも沖縄にかかわりのある人にお会いできましたし、私も含め、4人の議員にとっては大変充実した有意義な研修日程だったと思います。研修内容につきましては、大阪府池田市では初めに、教育コミュニティーづくりの取り組みについてということでありまして、教育委員会の教育部教育課長と指導主事のお二人からいろいろと取り組み状況をスライドを見ながら説明を受けまして、その後、質疑応答という形になりました。各学校、地域のキッズランドの活動等は本町でも生かされないものか、取り組み等については今後また議会の場で提言もしてまいりたいと思っております。そしてこの場には本町の街角図書館にもかかわりのあります木村ジュンコさんという、上江洲議員はよく知っていましたけれども、私は初めてお会いしたんですが、この人も同席をされておりました。午後からは街角図書館について、池田市環境部環境政策課の課長と主幹、そして池田の街角図書館をつくる運動実行委員会の会長も出席をされておりまして、3人からいろいろと説明を受けております。大正元年市役所前のバス停に1号館が設置されて以来、市内には13カ所に設置され、街角図書館は利用者に貸し出しし、返却を任される。この本は寄附されたものという考えのもと、皆さんから善意で成り立っている図書館であるとのお話でございました。また、この1号館が建っている図書館の前では、与那原町から送られたシーサーが両サイドに飾られておりまして、見守っているというふうに私も感動したんですけれども、本町では今までもこの街角図書館については庁内に2カ所設置されておりますが、現在はあまり活用されていない状況でありますので、今後、またどのように、復活も含めまして取り組んでいくのかが重要課題ではないかというふうに思っております。 研修3日目は、本町と大正区との友好交流にかかる確認書締結後の大正区における取り組みについてでありまして、区役所に行く前に区役所近くのまちなみを散策しまして、実際に与那原大綱曳が再現されましたグラウンドを通りまして、近くに関西沖縄文庫、沖縄物産販売かじまやというところに行きまして、そこの代表者であります金城馨さんにお会いをしました。偶然かもしれませんが、私が2月28日に研修から帰りまして、翌日の新聞にはこの金城馨さんの記事が、特集をされていまして、朝新聞を見ましてびっくりしたんですけれども、3月1日の新聞記事を紹介させていただきます。1960年代兵庫県で小学生のときに沖縄人だからといじめられた、怖くなりヤマトンチュへの迎合に走る。関西沖縄文庫主宰の金城馨さんは沖縄の基地を引き取る会、東京の集会で体験を語ったと。関西に住む沖縄出身の先人の多くは、差別から逃れるため名前をヤマト風に変えるなど、ヤマトの社会への同化を実践した。しかし、金城さんはあるとき気づく。同化は差別する側に移るだけで、差別自体はなくならない。以来、米軍基地をめぐる差別にも向き合う、沖縄に基地を押しつけない市民の会で活動、全国初となる基地を大阪に引き取る行動に火をつけた。50年から60年代に海兵隊が本土から沖縄に移った経緯を上げ、沖縄の基地がふえる意味がわからないと、本土側の責任を問うたということで行動しております。この続きもまだあるんですけれども、この金城馨さんは大正区でもかなり有名人でありまして、午前中はこの金城馨さんから約2時間ぐらいいろんなお話を聞いて、大綱曳の話もとても感動いたしました。午後からは、この金城馨さんの車で送っていただきまして、午後1時半から区役所の大正区長、副区長、総務課長、課長代理の皆様と意見交換をしまして、初めて案内された部屋の入り口には与那原の大綱のミニチュアが飾られておりまして、丈二課長や古堅町長はよく御存じだと思います。そして大正区には父親が板良敷出身で、そこの子どもさんが勤務していて、この人も午後からは同席されていまして、とっても有意義な与那原と大正区のつながりといいますか、親しく区長の皆様ともお話できたことは、非常にいい研修をやってきたと思っております。そこで、後で一般質問の中でも大正区のグッズ等を紹介させていただきますが、今回この視察研修で、私たち4名の議員だったんですが、団長を務めていただきました我謝孟範議員、3日間の日程を企画してくれました上江洲議員、そして宮平議員に改めて御苦労さまということを申し上げて、これより一般質問に入ります。 初めの質問としまして、私は昨年の9月にも同様の質問をしております。5月の水路上の鯉のぼり、8月の大綱曳に関するグッズ、本町のハンドブック等、そして12月のイルミネーションをお聞きしたいんですが、その後、どのように取り組んだのか、現状はどうなっているのか。今後どのようなまちづくりと観光についてのお考えなのかお伺いいたします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  議員の皆様おはようございます。上原議員の(1)まちづくりと観光について。①、②を一括してお答えしたいと思います。まず、水路上の鯉のぼりにつきましては、使われなくなった鯉のぼりの提供をSNSなどで呼びかけ寄贈を受けることや、町内保育園の子どもたちに手づくり鯉のぼりをつくっていただき、5月の鯉のぼりシーズンに合わせて水路沿いに設置していく予定となっております。さらに関係各課と連携をし、鯉のぼり掲揚式を水路沿いで行う予定となっております。続きまして、大綱曳グッズにつきましては、昨年9月定例会の一般質問において、島ぞうりアートの御提案をいただいた後、制作事業者と協議を行いました。結果、非常に魅力的な商品サンプルが仕上がっておりますが、製作コストが高く、商品化には至っておりません。しかしながら、大綱曳というコンテンツを町内外へとピーアールするため、引き続きさまざまな大綱曳関連グッズ製作を検討していきたいと考えております。ガイドブックにつきましては、2月に策定いたしました与那原町観光実施計画の中で情報発信による与那原の認知度アップ戦略として位置づけております。本町のガイドブックは製作から5年が経過し、内容の更新が必要となっていることからリニューアルし、平成30年度末には完成させ、与那原町の魅力発信ツールとして活用します。具体的な事業内容といたしましては、近年の外国人観光客の増加に対応するため多言語化をすることや、平成28年度構築いたしました与那原ナビと連携した構成とすること。また、より多くの人の手にとってもらい、本町に足を運んでもらいたいという観点から、町外、県外の設置も想定しています。続きまして、イルミネーションにつきましては、町青年会、町商工会青年部、沖縄女子短期大学、町ジュニアリーダークラブで構成されるクリスマスイルミネーション実行委員会にて、与那原まちづくり推進協議会の予算を活用し、毎年与那古浜公園で行っております。今年度はライトアップの規模を拡大し、町民の方々からも好評を博しており、次年度からは与那古浜公園だけではなく、東浜水路での実施も視野に入れ、少しずつでも規模を拡大していけるよう検討していきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 大正区に行ってびっくりしたことがたくさんあります。大正区民の約6万8,000人のうち4分の1が1万7,000余りが何らかの形で沖縄に関係のある方々が住んでいらっしゃると。与那原町民以上は沖縄県人会だということですね。そして駅におりますと、乗り降りするときにメロディーがかかるんです、てぃんさぐぬの花がかかるんです。この曲がかかって、ホームの壁にはシーサー、ハイビスカス、図柄もありまして、何か沖縄にいるような感じもしたんですけれども、大正区からいろんなグッズの資料をいただいてきたんです。ちょっと紹介しましょう。課長には参考になると思いますので、後でおあげします。まず、ステッカーですね、物づくりの、袋もそうですね。大正区は物づくりが盛んなところで、町工場で。これが袋で、これがステッカー、ティシュー、メモ帳、まちづくりなのか、手袋もあります。そういうのが私たちが行った研修先の机には準備されておりまして、資料もすごいんです。こういう形で。NHKで、これにも沖縄の特集がされていて、いろんなパンフレットがありまして、この辺も参考になるかと思うんですが、先ほど課長からも話がありました、5年前のこれも大正区は持っていました。新しくでき次第、私も送りますという返事をしたんですけれども、早目に取り組んで、半年前に質問して早目に取り組んだ課長は頑張っていると思います。その辺も含めまして、イルミネーションの件は次郎工業が中心になって、与那古浜と中心になっておりますけれども、周辺の企業にも再度いろんな要請というか、お願いもして、これが拡大し広がっていけば町内のイルミネーションも県外、町内外を含めて広まっていくんじゃないかというふうに、いろんな声もありますので頑張っていただきたいと思います。あと1点確認したいんですけれども、私も十数年前に運玉森の開発ということで、取り上げて、一般質問でも取り上げたんですが、今委員会の中でもいろんなお話が出てくるんです。何とかできないかと。頂上までの散策路も含めて、両端に桜でもよろしいんですが、与那古浜公園も桜の木、約50本ほど、私らも一緒になって植樹したんですけれども、何本が生きているかよくわからない。町内にはそういう花木が少ないんじゃないかという町民の声もあります。何とか運玉森の開発も含めて、この辺も可能性がないかどうか。観光にもつながってくると思いますので、どうでしょうか。 ◎農林水産課長(新里健)  議員の皆様おはようございます。それでは上原晃議員の再質問に答弁いたします。運玉森の頂上につきましては、頂上から360度見渡せるということで、与那原町の大きな観光の資源になり得るものだというふうには認識しております。その運玉森の頂上の散策道の具体的な整備につきましては、以前にも答弁したことがございますが、測量や地質調査、整備工事、維持管理に多額の費用がかかることや、筆界未定地が点在し、用地買収に時間を要すると想定されること、また隣町との調整が必要なこと等の多くの課題がございます。運玉森の散策道の整備につきましては、運玉森開発より先行、または並行して整備を検討していく場合には運玉森開発自体の影響も懸念されること、費用面でもかなりの整備費用がかかると想定されるため、運玉森開発後に整備を検討していくほうが費用的にも、計画の面においても効率的だと考えております。今後は運玉森開発の推移を見ながら、随時検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ◆上原晃 議員 昨日の新聞に、これは鉢植えの桜たくましくということで、板良敷の桜が町内で話題になっているということで新聞にありました。これを23年前、娘の名前をつけて現在まで大切に育ててきたと、娘を思いながら育ててきた桜、気持ちが木に伝わったようでうれしいというお父さんの話でして、この桜の木は1995年、町主催の成人式に出席した際に、式典の中でプレゼントされたというものだということで、50センチほどの苗木を2本、娘がもらってきて育てた桜だそうです。この子は今43歳です。だから職員にも43歳の職員がいたら、多分この記念樹をもらったのかどうかは私もわからないんですが、このようにいろんな取り組みがあると思うんです、アイデアを出せばですね。私たちが小さいころは多くの小動物といいますか、多くの昆虫がいて、今はなかなかこういう昆虫も見えないと、運玉森の散策路ができて、小さな子どもたちも頂上に登ることができれば、動植物の観察とか自然体験学習にも役立つのではないかと思いますので、一つ一つ、先ほど課長が申し上げたように取り組んでいただければと思っております。それでは2番目に進みます。 平和教育についてでありますが、この点についても昨年の12月の一般質問で同様に取り上げて質問をしておりますが、再確認をいたします。①としまして、9条の碑について、3カ月しかたっていませんがどのような話し合いがされたのか、今後どのように取り組むお考えなのかお伺いをいたします。 ◎総務課長(上原丈二)  上原晃議員の2点目、平和教育の①9条の碑について、取り組み状況について御答弁申し上げます。9条の碑につきまして、これまでの取り組み状況は、現在9条の碑を建立している近隣市町村の状況を調査しております。県内で市町村が建設にかかわったものは、那覇市、読谷村、西原町などがあり、また南風原町や宮古島市、石垣市のように、地元の9条の会メンバーや住民有志が寄附を募って建立した事例がございます。近隣の西原町におきましては、復帰30周年記念事業として平成10年10月10日に役場敷地内に建立し、役場が移転建てかえした際にも、そこに移設されております。南風原町につきましては、平成16年に有志の会が南風原9条の会を結成、平成17年8月、9条の碑建立期成会準備会を結成し、募金目標250万円に対して280万円を集め、平成19年6月23日に黄金森公園鎮魂広場に建立しております。その後、同年11月期成会から南風原町へ寄贈されております。今後、本町の取り組みとしましては、現在行われている平和行政の取り組みの中で、住民アンケートなどにより、住民の意見を広く聴取し、さまざまな課題について検討を重ねていきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 この写真のコピーが皆様にも配られているかと思うんですけれども、私は前回、この憲法9条、9条の碑は先ほど課長からもありましたように、県内には6カ所あり、大宜味村では県内7番目を目指し早期の建立に取り組んでいると。平良ケイコさんの話をしましたが、先月の2月20日、大宜味村まで行きました。そして憲法には関心があるということを聞いていましたので、宮平議員も誘って声をかけ、大宜味村の平良ケイコさんにお会いしてきました。いろんな建立までのお話も聞きまして、ようやく昨年の12月26日に完成し除幕式が行われたということでありまして、ぜひ与那原町も続いてほしいとのお話でありまして、この大宜味村の碑には、9条の文言と平和の象徴としまして、円を描くように9羽の鳩、その中心に「命どぅ宝」という文字が刻印をされています。皆様も手元を見ているかと思うんですけれども、これは約150万円、先ほども課長からありましたけれども、南風原ですか、これは150万円かかったそうです。100万円前後ではこのような立派な9条の碑ができるのに、私も先日行われました東宮殿下御上陸記念碑除幕式典ですか、これに参加してきたんですけれども、担当課のほうからも契約書等を確認して、その建設費というか、費用にびっくりしたんですが、総額で1,470万円ぐらいかかっています。私にはちょっと高すぎて理解できない額ではあるんですけれども、9条の精神、将来に向けての平和の尊さ、後世に引き継ぐためにもこの9条の碑の建立は本町にとっても非常に大事なことではないかと考えております。今、本町でも毎年のように、5月21日には町民平和の日記念事業としまして、軽便駅舎前広場で記念式典が行われておりますが、私はそこの広場の一角、あるいは与那古浜公園、いろんな場所はあると思うんですけれども、この辺も含めまして、再度課長お願いします。 ◎総務課長(上原丈二)  上原晃議員の再質問にお答えしたいと思います。太平洋戦争での唯一の地上戦の経験を持つ沖縄県民、また本町の町民の3人に1人が犠牲になった与那原町は戦争を二度と起こさないという誓いを折に触れて確認し、世界恒久平和を希求するために先ほど上原議員がおっしゃったように、5月21日を与那原町民平和の日にすることを条例で定めて、現在、平和行政を行っております。私たちは73年前の沖縄戦を振り返り、二度と戦争をしないという誓いとともに、今の時代が本当に平和なのか、どうしたら平和になるのかを考える日として、毎年5月21日に軽便与那原駅舎展示資料館での町民平和の日の記念事業を行っております。あわせてコミュティーセンターで行う慰霊の日の企画展の平和行政の取り組みを行っておりますので、設置を含めて、今後どのような形で持っていけばいいのかを含めて検討してまいりたいと考えています。以上です。 ◆上原晃 議員 関連しまして、学校教育についてお伺いをいたします。前回の教育長の答弁では教育委員会のほうでも話し合ってみるとのことでしたが、先日の東小学校の卒業式要覧を見ますと、6年生の1年間の取り組み事項、その中には6月の平和集会、12月の学習発表会でのわした島沖縄平和、命どぅ宝という演技、そして平成30年1月の平和学習、平和祈念資料館、対馬丸記念館へ視察に行ったと思います。そして2月にはPTA親子学習アブチラガマですか、そこも視察したと思うんですけれども、このような年間4回の平和学習に取り組んでいることは、すごく評価をしたいと思います。私はこの憲法9条は日本が世界に誇る、二度と戦争はしないという、本町の子どもたちにも平和の願いを継承するためにも平和学習の中で9条の碑は大事であると、そのように思います。学校教育としましての平和の尊さ、命の尊さをどのようにお考えなのか、お願いいたします。 ◎教育指導主事(田山宗則)  議員の皆様おはようございます。それでは上原晃議員の平和教育に関する御質問にお答えいたします。平和は、沖縄戦を経験し、多大な被害と心の痛みを味わった沖縄県民においては大変重要であり、平和について学ぶ平和教育は学校教育の中でも重要なテーマであると考えております。感性が豊かな子どもの時期に命の尊さと平和の大切さを感じ取らせる取り組みは、平和な世界を目指す社会人に育つためにもとても大切な教育だと考えています。そこで平和教育は、学校教育においても児童生徒の発達段階に応じて行ってきています。小学校では6月に平和月間を設定し、全児童を対象に戦争体験者を招いての平和集会や図書館での平和資料展等を開催しています。特に6年生については、先ほど上原議員からもお話があったように、年間を通して沖縄戦についての調べ学習に取り組み、平和祈念資料館の見学やガマ体験等を行い、学習発表会での平和劇につなげています。これは与那原小学校も同じです。中学校では、慰霊の日にあわせて2週間ほどの平和週間を設定し、生徒会長会で図書委員の生徒が平和に関するデジタル紙芝居を行ったり、放送委員の生徒が校内放送で沖縄戦に関する資料を放送読書で発表したりするなど、平和に関する学習を取り入れています。また、生涯学習振興課がコミュニティーセンターで開催する与那原町民平和の日、慰霊の日合同企画展の見学を授業として行ったり、平和アニメ上映会への参加を積極的に呼びかけたりしております。以上です。 ◆上原晃 議員 教育委員会の中ではどのように取り組んでいるのか、今まで3カ月しかならないんですけれども、どのようにお進めになったのかお聞きしたいと思います。 ◎教育長(當山健)  上原議員の御質問にお答えします。今、指導主事からありましたけれども、やはり子どもの時期に平和に関する尊さと、そして命の尊さを学校教育現場の中で、しっかりと子どもたちの心に訴えると、そして社会人になっても平和を希求する子どもたちを、人権的なものを含めて育っていくというのは大事なことでありますので、今後とも、いろんな学校現場でもそういうことが必要だということがあれば、ぜひ御提言をいただいて、またその件についてもしっかりと取り組んでいきたいと思います。それから今ありました、9条の碑の件でございますが、担当課がどこになるか今はっきりはしませんけれども、教育委員会としても総務課長が主管課で答弁していますけれども、総務課のほうとも鋭意努力して、取り組みを積極的に行っていきたいと思います。以上です。 ◆上原晃 議員 ぜひ、本町も大宜味村に次いで、8番目を目指して早急な建立に取り組んでいただきたいということで申し上げたいと思います。 それでは3番目に入りますが、古堅町長にお伺いします。この議場で、古堅町長に一般質問をするのも最後かと思うと、とても寂しい気になるんですけれども、本町のトップとして、3期12年の町政運営について、楽しかったこと、苦しかったこともたくさんあったかと思いますが、その町長の思いと、そして来月22日には本町の町長選挙がございます。新しく誕生します新町長には何を引き継ぎ、どのようなことを期待しているのかお願いいたします。 ◎町長(古堅國雄)  上原晃議員から最後の任期を控えて、議会になるということで改めて御質問がありましたが、本当に感無量ですね。ちょっとだけお時間を拝借しまして、この12年、1期目から3期もそうですが、私は31歳で与那原町の町議会議員として初当選させていただいて、それからマリンタウン埋立事業、プロジェクト特命参事として、役場職員として情熱を燃やして夢を追い求めてきた経験もありますし、また収入役としての立場で町政にかかわったこともありますし、今回、町長として12カ年、3期目の任期が4月いっぱいで終わるわけですが、私は町議会議員に初当選したころは昭和48年だったと思いますが、そのときの一般会計の決算額が6億8,000万円でした、先日確認しましたらね。7億円足らずの一般会計の決算額のときに640億円のマリンタウンプロジェクトを発案し、そして周辺自治体、県、あるいは国を巻き込んでこの埋立事業を特別な反対運動もなくして、ここまで成功裏におさめてきたということは、これはもう本当に大きな与那原町の基礎を築いたというふうに思います。そういう意味では町民の皆様を初め、行政や、あるいは議会の皆さん、あらゆる立場の方々の御協力のもとでそういう大事業が成功裏に終わらすことができたと考えておりまして、心から感謝を申し上げたいと思います。そして今、大型MICEがこのマリンタウン地域に誘致決定しました。これも大きな節目だと思っておりまして、東海岸がそのまんま東になっているんじゃないかと私は気づきまして、県知事選挙のときにもそのまんま東にしないでくださいということを、ワンフレーズを大きく発信しまして、そしてサンライズ推進協議会、あるいは中城湾港振興協議会も立ち上げて、そしてみんなで力を合わせまして誘致を勝ち取ったわけです。そういう意味では、百年に一度の大きな節目を迎えている与那原町だと思います。国際観光都市としての可能性、あるいは今、これからMICE施設がどう展開していくかということでは、どの大臣も、どの国会議員も党派を超えて沖縄の将来にはどうしても必要な施設であるということを、異口同音、全く反対はありませんと、賛成ですと。ただ、詰めの段階で甘い指摘があるわけですが、その辺を詰めて機が熟すればこのMICE施設についてはいずれ一括交付金のある間に、あるいはまたそのほかの方法もあると思いますので、ぜひこれは議会の皆さんにも、町民の皆様にも結束して成功裏に結びつけるように心から願っております。 それで次の時代、本当に真心から町民のために、町民の豊かな暮らしを真心で願いながら取り組んでいく。次の新しい町長、これはぜひ町民が主人公であるという主体性を堅持しながらぜひ頑張っていただきたいと思います。ただ、どこかで議長も言っておられましたが、町民の町益あるいは町の将来というものは政争の具にしてはいけないと。全く議長のおっしゃるとおりだと思います。ですから4月22日の選挙は非常に重要な選挙になりますし、与那原町の将来がどう展開していくかということでは、全県はもちろんのこと、国会あるいは内閣あたりの関係者の中にも非常に重要視をしておられるというふうに感じておりますので、ぜひみんなで町民は一つという心で選挙が終わりましたら、心を一つにして与那原町の将来のために頑張っていただきたいと思います。これまで長い間、大変いろいろお世話になりまして、御協力もいただきましたことに対し、心から感謝を申し上げて答弁にしたいと思います。 ◆上原晃 議員 古堅町長とは、私が議員時代、今もそうなんですが、含めまして長年のおつき合いをさせていただいておりました。一般質問の中でも特に米軍基地問題、辺野古新基地建設等ではお互いの考え方といいますか、違う部分が多くて、余りかみ合わない部分もあったかと思うんですけれども、そしてまた国政選挙、県知事選挙でもお互いが対峙と申しますか、町長と一緒になって戦うことはありませんでしたが、それでも長い議員活動の中で本町の発展、町民を思う心、まちづくりについてを、古堅町長とともに歩み、取り組んでいたことは私にとっても大変誇りに思っております。先ほどお話がございましたように、MICE施設誘致を初め、本町にとっての多くの事業の実績に貢献、そして御尽力されたことに対しまして心から敬意を表します。来月の町長選挙においても、お二人の予定候補者が表明しておりまして、どなたが新町長になっても、先ほど町長からもありましたように、本町発展と古堅町長の思いを引き継いでくれると私も信じております。これからの人生、またお孫さんと遊ぶ時間もふえてくるかと思います。ゆっくりとお休みになって、また側面から町政運営を見守っていただければと願いまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で上原晃議員の一般質問を終わります。 次に新垣真一議員の一般質問を許します。〔新垣真一 議員 質問席に着く〕 ◆新垣真一 議員 執行部の皆さんおはようございます。早速ですが、一般質問に入らせていただきます。去る3月10日ですか、沖縄タイムスに西原町が財政難を理由に就学援助の認定基準を狭め500人に影響との記事がありました。記事の内容としましては、西原町では本年度の就学援助のほうが、小学生、中学生、合わせて1,012人が就学援助を受給していると。しかし、町は財政難を理由に2018年度の対象者は小中学生合わせて約500人とみられ、本年度実績と比べると約半数に影響が出る可能性があるというような記事が出ておりました。単純に約500人の就学困難な児童生徒が就学援助を受給できないということになります。今、国や県のほうも就学援助の拡充を支援する、こういう中で、いかに財政難だからといって生活困窮世帯にまでしわ寄せが来るのは大きな問題ではないかと思いまして、果たして我が与那原町の就学援助のほうはどういうふうになっているのかと気になりましたので、今回、実態を確認する上で就学援助についてですが、①本町の就学援助の現状をお伺いしたい。 ◎学校教育課長(岡剛)  議員の皆さんおはようございます。ただいまの新垣真一議員の御質問にお答えをいたします。本町の就学援助につきましては、非課税世帯及び生活保護基準表を用いまして、その基準額に対して1.1倍の家庭までは支援を行うという認定基準で行っております。そしてその結果、平成29年度、今年度におきましては512名に対し支援を行いました。これは児童生徒全体の24%に該当いたします。また平成30年度におきましては、現在認定作業を進めているところでありますが、4月認定段階で352名となっており、全体の18%となっております。平成29年度も4月当初の認定につきましては18%であり、例年年度を通して追加認定という形で25%で推移しているところであります。以上です。 ◆新垣真一 議員 私も勉強不足のところがあるので、ちょっとお伺いをしたいんですが、就学援助の、先ほどの対象規準ですか、基本的に要保護者と準要保護者という形になるということですか。準要保護者の認定基準が先ほどおっしゃった規準ということですよね。仮にですが、今西原町がこういうふうな状況に陥っているんですけれども、与那原町も仮に、西原町と同じような非課税世帯と失業世帯に狭めると、どのぐらいの人数が本町では減るのかとか、大まかでいいんですが、大体わかりましたらお願いします。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣真一議員の御質問にお答えをいたします。西原町と同様の規準を用いた場合、現在の512名からはおおむね150名程度は影響が出てくるかなというふうに考えております。以上です。 ◆新垣真一 議員 150名というと結構な人数になって、大変な影響が出ると思います。先ほどの答弁で512名の本町では就学援助を受けているということでありますけれども、この要保護者と準要保護者、それぞれの人数がわかればお伺いしたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣真一議員の再質問にお答えいたします。平成30年度につきましては、まだ南部福祉事務所のほうから報告がございませんので、4月1日時点の認定をもって再度南部福祉事務所から届きますので、平成29年度の報告をいたしたいと思います。平成29年度におきましては、493名が準要保護者、要保護者が19名の512名でございます。以上です。 ◆新垣真一 議員 就学援助については、国の補助限度額が各区分で決まっていると思うんですけれども、この国からの補助金額をもとにしていると思うんですけれども、本町の支援額ですね、この支援額の設定というのは基準があって設定しているのか、根拠があればお教え願いたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣真一議員の御質問にお答えいたします。本町で就学援助を行う際の支援項目及び支援金額につきましては、教育委員会におきまして規則を制定し、その中で金額を設定しているというところでございます。以上です。 ◆新垣真一 議員 国の補助限度額というのは各区分でこれ以上はできないというのがあると思うんですけれども、私のまだ浅はかな認識ではあるんですが、大体国の補助限度額というのは、支援額の2分の1なのかなと思っておりますが、本町の支援額はこの国の限度額の2倍というわけではないですよね。若干少ないのかな。そこら辺は要するにもうちょっと支援額というのをふやす努力の価値はあるのか、そこら辺をお尋ねしたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣議員の再質問にお答えをいたします。国から支払われます国庫補助金というものは、要保護の児童生徒に対して2分の1入ってきます。その金額につきましては、こちらが実際に支払った金額の半額が入ってくるということになります。国は生活保護の中において、支給項目及び支給金額の算定基礎というものを出しております。本町におきましては要保護については、その金額となっているのですが、準要保護につきましては、今年度から金額を新入学学用品費と学用品費については引き上げをさせていただきました。ただ、この金額においても、まだなお、国の標準額というものと差額があるものはございます。以上となっております。 ◆新垣真一 議員 わかりました。就学援助については、先ほどもありましたように各区分があると、幾つかあると思うんですけれども、学用品費、あと通学用品費、いろいろとあると思うんですけれども、前にも、私が議員になる前ですけれども、指摘があったと思うんですが、その項目の中に体育実技用具費、またはクラブ活動費、こういうのが今回の就学援助については含まれているのかお伺いしたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣議員の再質問にお答えをいたします。今ございました項目の中におきましての体育実技用具費、クラブ活動費については、現在、本町は支給を行っておりません。通学学用品費、学用品費、校外活動費、新入学児童生徒学用品費、修学旅行費、給食費のほうを支給しているというところでございます。以上です。 ◆新垣真一 議員 わかりました。本町の就学援助、いろいろ拡充できる、まだ余裕があるのかなと、余裕と言ったらおかしいんですけれども、より一層、先ほど言ったクラブ活動費とか、そこら辺のほうまでも学習援助が拡充できるように、ぜひとも財政当局とも相談をしていただいて、前向きに取り組んでいただきたいと思います。 それでは②の入学前支給についてですが、町長の所信表明にもありましたね。経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者に対しては、就学援助制度により保護者の負担軽減を図り、新入学学用品費については、入学前支給に取り組んでまいりますというふうにあります。この就学援助の入学前支給につきましては、昨年の3月末に就学援助に関する国の補助金、交付要綱が改正されております。ですので、入学前支給の国の補助金の単価は、恐らく昨年の4月からは小中学生ともに、約2倍に増額されていると思います。あとこの入学前支給ですけれども、これまでは小学入学前の支給は国の補助を受けられず自治体負担で実施しなければならなかったのですが、国の補助金交付要綱が改正され、今年度から補助の対象に加わっております。それで②の本町での入学前支給の現状をお伺いしたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣委員の2点目について御答弁申し上げます。入学前支給の実施状況につきましては、今年度より中学校入学前に事前支給を行っております。先日、与那原小学校、与那原東小学校卒業しました6年生に対して、事前に支給し、中学校準備を整えていただくということで行っております。また現在、幼稚園生あるいは5歳児の保育園に入っておられる年代につきましては、次年度以降、実施に向けて検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ◆新垣真一 議員 今の答弁で、新中学入学のほうは支給ができたと、2月にですか。従来なら来年7月ぐらいとかそういう時期になされていますよね。そういう支給が迅速に対応していただいているのは、本当にすばらしいことだと思います。ですが、昨年の3月に改正されていますので、約1年ぐらいの猶予があると。できれば、本年度でこの1年の猶予があった中で、新小学生も補助の対象になっていますので、今回できなかった要因といいますか、そこら辺をどういったものがあって、今回は新小学生は支給ができなかったという要因をぜひ伺いたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  新垣議員の再質問にお答えいたします。本町としても、当初、やはり中学生と同様に小学生も入学前に支給できないかということで検討を重ねてまいりました。同様に、入学前支給を行う市町村とも意見交換を重ねてまいりました。やはり一番の懸念事項でありましたのは、中学校の入学者につきましては、現在6年生の段階において就学援助を受けている方が対象ということで、対象者の把握がしやすいということが1点ございました。あとはなかなか県内でも全体的な対応はとれていないんですが、もし入学前支給を行った自治体から支給を行っていない自治体に転出していった場合の取り扱いはどうするかについて、県ともいろいろ協議を重ねていたのですが、なかなかそこでまだ折り合いがつかないところがございました。小学生につきましては、じゃあ幼稚園生の年代である御家庭全部に申請書を、もう1月の段階で出していただくのかというところで、非常に事務的なところでもまだ検討が必要なところがあったということが原因であります。今年度、小学校入学者に対してもその支給を行っている自治体がございますので、そこのやり方を少し参考にさせていただきたいと考えております。以上です。 ◆新垣真一 議員 新中学生の場合は把握がしやすいということで、新小学生の場合はまず把握が難しいと。支給した後に他市町村へ行った場合の対応とか、いろいろと検討はなされているとは思うんですけれども、もうちょっと事前に、こういったいろんな問題が出ると想定はされたと思うので、事前に把握できるような工夫を早目にもうちょっとやったほうがよかったのかなと。ほかの市町村に合わせるのも必要ではあるんですが、そこら辺はまた町は町で、独自で事前に把握するようないろんな工夫をやっていただきたかったと。来年度の新小学生のほうにもこれを支給するためにはいろんな調査等もあるとは思います。課長もまた今後かわると思いますけれども、ぜひ来年度の3月末までには新小学生の子どもたちが入学の準備がしっかりできるように、本当に早目早目で、ほかの市町村に合わせるというやり方でやっていくと、またそのまま流れていく可能性があるので、いろんな工夫をしていただいて、早急に、早急にといっても来年度の3月末までにはぜひ実施できるように頑張っていただきたいと思います。 続きまして、(2)ヘルプマークの導入についてですけれども、皆さん、ヘルプマークは御存じでしょうか。私は議員になってわかったので、簡単に説明をしますけれども、人工関節や内部障がい、妊婦初期など、外見では判断が難しいハンディのある人が周囲に支援や配慮が必要であることを知らせるためのマークであります。現在、16の都道府県でマークの無料配布を実施しております。今後も導入予定の県があると。あと市町村事業としても配布する自治体もふえております。沖縄県ではまだどこの市町村も実施はしておりませんが、このヘルプマークですけれども、駐車場とか温泉とかのマークがありますが、こういうマークと一緒で案内図記号、それを規定する国内規格JISとあるんですけれども、そのほうに昨年7月に追加されております。要するに公的な意味合いを持ってもいます。このヘルプマークと、あとヘルプカードというのがあるんですけれども、このヘルプカードにはその持ち主が周囲に求める支援の内容や病名、常用する薬などを記載できます。緊急時に周囲へ支援を求めやすくなります。まだ認知度が低いというのは、ちょっと課題はいろいろありますけれども、このヘルプマーク、(2)①本町でヘルプマークと同じような施策があるか伺いたい。 ◎福祉課長(宮城きよみ)  議員の皆様お疲れさまでございます。ただいまの新垣真一議員のヘルプマークの導入についての御質問にお答えさせていただきます。ヘルプマークは議員のおっしゃるように、東京都が平成24年10月に作成したもので、外見からはわからない内部障がいや義足、人工関節を使用している方、難病の方、または妊娠初期の方、発達障がい、知的障がいをお持ちの方などが電車等で援助や配慮が受けられやすいように考えられたマークです。緊急時にカードの持ち主が周囲に援助を求めやすくなるという目的がございます。裏面には緊急連絡先や必要な支援内容を記載して、鞄などの人目につきやすいところにこういったような、ストラップのような形でつけるのが一般的な仕様になっているということです。現在おっしゃるように都道府県単位で普及が進んでおりまして、昨日沖縄県のほうに確認いたしましたところ、沖縄県では次年度に向けて検討中という回答をいただいております。本町で同じような施策があるかということでございますが、現在、与那原町では少し似たような施策で命のペンダントというものが配布されております。ごらんになった方もいらっしゃるかと思いますが、こういうものですが、これにこういった形で、今の規定の中では65歳以上で認知症での徘回が心配であったり、緊急性のある持病を抱えている方がこういったカプセルの中に緊急情報を入れて持ち歩くペンダントという形で与那原町の施策として用意はしております。以上でございます。 ◆新垣真一 議員 沖縄県のほうも来年度から導入を考えているということですか。そういうことでしたら県の動向にも注視しながら進めていったほうがいいのかなと思いますけれども、今本町で利用されている命のペンダント、この命のペンダントの活用状況がわかればお伺いしたいんですが。 ◎福祉課長(宮城きよみ)  ただいまの再質問に御答弁させていただきます。現在、命のペンダントを御利用されている方が大体30名ぐらいいらっしゃいます。これに関しては消防や警察のほうにも文書でもって、こういう方がいらっしゃいましたら、開けて与那原町のほうに御確認くださいということでお話を申し上げておりますが、まだ私どものところに連絡が来て、緊急を要する方がいらっしゃるということでは、まだ来たことがございませんが、一応配布はしております。以上でございます。 ◆新垣真一 議員 すみません、先ほど一緒に質問をすればよかったのですが、御利用されている方というのはどういう方たちになるんですか。 ◎福祉課長(宮城きよみ)  失礼いたしました。大体、御利用される方は認知症を患っている方、あとは心臓病を患っている方が道で倒れたり、そういう御心配がある方が御利用されています。以上でございます。 ◆新垣真一 議員 今の命のペンダントを非常にいい内容ではあると思うんですけれども、限られた範囲といいますか、例えば県の動向を見てからでいいんですけれども、このヘルプマークというのはハンディを持っている方、枠が結構大きいので、利用頻度は全然大きくなると思います。いろんな意味で活用ができますので、県の動向を見ながら、向こうが、県のほうが実施をしていただければ、命のペンダントとどちらのほうをやるのかも考えて、ぜひ私としては、国内規定にも追加されておりますので、ヘルプマークの導入をもう一度、命のペンダントからもし切りかえができるのであれば導入を検討していただきたいと思います。以上で一般質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で新垣真一議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。午前11時41分 休憩 午後1時29分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に宮平正傳議員の一般質問を許します。〔宮平正傳 議員 質問席に着く〕 ◆宮平正傳 議員 お昼食べてきたんですがね、ニーブイしないでやろうかなと思います。いつもながら、この前も挨拶しましたけれども、Hello. Everybody. How are you doing?(ハロー、エブリバディ、ハウ・アー・ユー・ドゥーイング)、ここしか知らないんですけれども…。ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ、私は宮平と言います。質問の前に若干ユンタクグヮーをしたいと思います。私はガイドをしておりまして、ガイドの小話をさせていただきます。この前、首里を回ったときに、玉陵と金城町の石畳というところを回ってきたんですけれども、お客さんは1人でした。1対1で回ったときの話なんですけれども、お客さんが神戸から来た初老の、私より若い初老のおじさんだったんですけれども、神戸から1人でいらっしゃって、一緒に回ったんですね。こちらも1人で来たのが気になって、どうして1人だろうと思いながら、奥さんを亡くしたのかなという思いと、奥さんと仲が悪いのかなと思ったりして、これはプライベートのことだからちょっと聞けないなと思いながら案内していったんですね。そうしたら、向こうのほうから1人で来た理由を言ってくれました、その話の中で。そうしたら何と猫を23匹飼っているということで、奥さんと2人きりなので、この猫を見ないといけないということで一緒には旅行できないんだよということを言っておられました。23匹飼っているらしいです。家の中で飼っているんですかといったら、家で飼っていますという話をされていまして、大変ですねという話をしていまして、交代で見て旅行するらしいんですけれども、何とすごいことに、猫は好きなんだけど、この猫を飼う動機が殺処分される猫を救うということで、自分の生活の中で飼っていたんです。いろいろすごいですねという話をしながら聞いていました。何と神戸市の条例までつくって猫を殺処分しないという条例までできたんですよということで、ああ、すごいですねということで、帰って後でネットを見てみたら、やっぱりありました。人と猫との共生推進協議会というのをつくっているんですね。それから捨てられた猫とかふん尿や悪臭のトラブルが発生しているので、これをなくそうということですね。殺処分の費用まで市が補助するような形の条例をつくったそうです。そこまでいって、それでも引き取る人がいなくて23匹も飼っていると。帰ったらもっとふえているかもしれないという話をしていたんですけれどもね。こういうことってすごいねということを感じました。やっぱり地方自治の神髄というのはこういう小さいことでも条例化するというのが基本じゃないかということをこの人から教えていただきました。ユンタクはさておき、それでは今日の質問に入っていきたいと思います。 わった~バス大実験ということで出しておりますけれども、2017年9月16日から22日、1週間の間、160社1,913人わった~バス大実験がされたんです。事前の検討で国道58号、それから国道330号で交通量がピークになるのが午前7時台、渋滞緩和に向かう午後8時台との差が約1割程度らしいです、台数が。マイカー通勤の10分の1が公共交通を利用するなど、1割の人の協力で渋滞の緩和、効果が見られるんじゃないかということで総合事務局が仮説を立てまして、2,000名を目標に去年実施したんです。そうしたらどういう結果が出たかというと、細かい結果はまだ出ていないようですが、58号の浦添牧港は13%減になったそうです。それから330号、沢岻のほう24%減になったらしいです。329号、ここ与那原が関連するところですが、ここは壺川のほうしかとっていない、壺川が41%の減になったらしいです。与那原だと330号が対象になると思いますけれども、330号でも24%減になったということで、かなりの効果を見たということで、じゃあ一般質問の中に入っていきたいと思います。ちょっと読ませていただきます。わった~バス大実験の与那原町バージョンの実施について。①から④まで一括でお願いします。①通勤、通学時間帯の与那原町からの近隣市町村へのバス利用者の状況(逆のパターンも)。②沖縄女子短期大学生などの通学手段の状況。③東浜へのバス実証試験運行の成果はどうだったのか。④ ①に関して、与那原町、近隣市町村での「わった~バス党」への法人党員の状況はということで質問いたします。よろしくお願いいたします。 ◎企画政策課長(石川毅)  では、宮平議員の1点目の御質問、①から④まで一括して御答弁申し上げます。①につきまして、若干古い資料ではあるんですけれども、沖縄県が平成19年度に公表した第3回沖縄本島中南部パーソントリップ、これは人の移動調査ではあるんですけれども、議員おっしゃるとおり、個別時間帯での状況についてはこの中では調査を実施しておりませんが、1日当たりについての数値が出ております。1日当たりの与那原町からバスを利用して、他市町村でおりる人員は合計で368名、そのうち最も多いのが那覇市で129名、次に南風原町の54名となっております。またその逆のパターンで他市町村からバスに乗車し、与那原でおりる人数につきましては、合計で437名、そのうち最も多いのが西原町、次いで南城市となっております。 ②について御答弁申し上げます。沖縄女子短期大学によりますと、学生らの通学手段の状況は、概算ではございますが、自家用車やバイク通学が約7割、バスを利用しての通学者が約2割、徒歩やその他で約1割程度となっているようでございます。また、大学におきましては、自家用車での通学者が多く、駐車場が不足していることから、学生への自家用車での通学を極力控えるよう促しているそうでございます。 ③について御答弁申し上げます。以前、東浜におけるバスの運行は実証実験ではなく、東陽バスの本格的な運用でございました。東浜を通過する路線バスについては、2系統の路線が運行しておりましたが、乗車率が低く、採算性が低いことから平成26年8月をもって廃止となっております。事業者に運行再開について確認を行った際には、現時点での再運行の予定はないとの回答でございました。東浜地区は公共交通の空白地域に指定されていることや、沖縄女子短期大学の開学に伴いバス利用者が見込まれること、将来の大型MICE施設の供用開始も控えていますので、バス事業者などを含む、関係部局との協議や検討を進めていかなければならないと考えております。 ④について御答弁申し上げます。わった~バス党のホームページを確認いたしますと、平成29年6月現在で40社が参加しております。主な企業といたしましては、金融、新聞、商事会社、生命保険などの企業であります。この40社のうち与那原町や近隣市町村でのわった~バス党への法人党員の状況については確認できませんでした。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 両方合わせて1,000名ぐらいということになりますかね、368名と437名ですから、与那原から向こうに行くのが368名、おりるのが437名ですから、約1,000名ぐらいということになりますかね。結構な数でバスを利用されていることですけれども、これは1日通してなので、1つのデータにはなっていないと思います。ですから、混むという状況を、与那原交差点かなりの混雑をしております。この解消というのは道を広くすればいいということで、そういう方向で進んでいますけれども、やはりソフトの話ですね、それをうまく絡めながらやっていかないと、この解消というのはずっと続くと思うんですね。ですからわった~バス大実験を、ぜひ役所で計画していただいて、1週間はできなくても1日でもよろしいです。そういうことをやっていただきたいと思うんです。もし、そういうのも不可能であれば、実際に月1回ほどバス利用デーみたいなものをつくって、そういうものをやってみるとか、そうしていくとバス、公共交通に対する認識を町民に植えつけるという1つの効果が出ると思うんです。ぜひこれをやっていただきたい。それから沖縄県の交通の状況を見ると、2018年には新バスターミナルが完成するんです。それから2019年には基幹バス構想といって、那覇市と沖縄市の間、これを5分、10分間隔でつくるということで、まさに町長がさっき言われたように、そのまんま東ということを交通の体系でもあらわれています。ですからこれはぜひ、県にアピールしながらやってほしいです。それからゆいレールができます、浦添まで延伸されますね。そのときにパークアンドライドというのができるんです。そこは1,000台クラスの駐車場ができまして、中南部からそこまで車で来て、そこから市内に行くということも2019年に始まっていくんです。そうしますと、与那原は置いていかれているんです。ここからも置いていかれていますので、ぜひ329号が本当に混まないように、30分か45分ぐらいで那覇市に行けるようにしていただきたいと思います。 それと東陽バスと沖縄バスが走っていて、東陽バスは補助金なしでやっているということ、それから東浜にあります女子短期大学ですね、それも交通手段がないから、幾ら勧めても車で来るんです。ですからバスを通すということをやっぱり考えないと、与那原自体がもう沈んでいくと私は思っております。それから低床バスというのはほとんどないです。西へ行くと、ノンステップバスというのが走っているんですね。すばらしいと思いますけれども、その辺を置いていかれるということもありますので、ぜひこの辺、町長のほうで何かお願いいたします。 ◎町長(古堅國雄)  宮平議員は、やっぱり国道関係の仕事で長年お勤めいただいて、大変詳しくていらっしゃいますけれども、ただいま御指摘いただいた、御提案いただいたパークアンドライドなどは、非常に専門的な分野に入ると思うんですが、そのほかにやはり交通渋滞をいかにして運用面で防ぐかというようなことでは、ワンクッションを置いた形で何か大きなイベントがあった場合とか、タイミングを少しずらすような、帰る時間を一気に皆さんが会場から出て交通渋滞を起こすというような、あるいはまた会場に入る場合もそのタイミングをずらして交通渋滞がないように、スムーズにできるように、これは県のMICEビジョン策定委員会の中で5回にわたって専門の方々、学者の方々が徹底的に議論を掘り下げました。ですから今御提案いただいているパークアンドライドとかという方式、あるいはタイミングをずらして交通渋滞をなくすということは、今後、与那原町にとっては非常に大事な要素になると思います。ですから、この辺は交通渋滞という与那原のポテンシャル、あるいは地域性からしてどうしても大きな課題に上げられてくると思いますので、それとあわせて海上交通の活用も含め、まさにこれから来るであろう与那原の将来を想定して、ぜひ専門的な分野も御提言、御提案いただいて、御指導いただきたいと思います。本当に大事な御指摘だと思います。 ◆宮平正傳 議員 この点に関しまして、企画政策課長何かございますか、わった~バス大実験を実際やれるのかやれないのか、やる意思があるのか。 ◎企画政策課長(石川毅)  宮平議員の再質問にお答えします。総合事務局がやっているのは58号、これは那覇から浦添、宜野湾あたりまで。どうしても広域エリアになりますので、例えば与那原から那覇までと、329号を通って那覇までとなると、与那原、那覇、南風原等の自治体の協力も必要だろうということで、与那原町単独では厳しい状況かと思っております。それゆえまだ、総合事務局なり県に58号沿いの公用のシステム導入を、329号沿い、与那原までの導入の可能性はないかという打診のほうがまだ手っ取り早いかと思います。あと一つ、道路は長く時間がかかります。宮平議員がおっしゃるとおりハード面だけではなくてソフト面ですね、どうやって運用していけば三差路が解消できるかということで、今、うちのほうで交通戦略がこの3月には完成いたします。そこで具体的に約50本ぐらい列挙していますのでハード部門、ソフト部門含めて平成30年度から、できるところから対応していこうかと思っておりますので、ぜひ期待していただきたいと思います。以上です。 ◆宮平正傳 議員 それではちょっと時間がないのでひとつよろしくお願いいたします。次の質問に行きたいと思います。 先ほど上江洲議員からも出ましたが、同じような質問ですけれども、那覇空自ヘリ31キロドア落下について。6日午後6時50分ごろ、鹿児島県の航空自衛隊沖永良部島分屯基地近くの上空で、空自那覇基地所属の大型ヘリコプターCH47Jが機体部分のカーゴドアが落下したことについて、与那原町はどう捉えているのか伺います。 ◎総務課長(上原丈二)  それでは宮平議員の2点目、那覇空自ヘリ31キロドア落下について御答弁申し上げます。午前中、上江洲議員へ御答弁申し上げたとおり、同型機が本町上空を飛行していることから、再度同じような事故が起きないか非常に危惧しております。今回の事故について、航空自衛隊那覇基地へ今後の対策についてどのような対応をとったか確認をとりました。回答といたしまして、航空自衛隊及び陸上自衛隊が保有する全ての同型機に対して点検を実施し、全機体の健全性を確認したそうです。また現在、ドア落下の原因について調査中であり、カーゴドアの不具合の可能性が高いと見て、現在、調査を依頼しているそうです。今後は原因を究明した上で再発防止策を講じ、必要に応じては原因について公表するとの回答を得ております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 これは対岸の火事では済まされないんですね。というのは、先ほども言っていたとおり、こちらが那覇空港からの東側の航路になっているんです。といいますのは、きょうの新聞にも載っておりましたけれども、米軍空域拡大というのが載っておりまして、これは見られた方はわかりますけれども、横ばいになっているというんです。いつも臨時で出すものだから、この地図には出ていないという部分で、これも明らかにされてまして、6割増になっているらしいです。というのは、この訓練区域を張って民間機は来ないといけないという、これは民間機の安全の問題がありますけれども、そういう広くなっているということは、ここに訓練機が行くんですね。ですから多くなっているという話がございます。航空法でいきますと、与那原の上空、いわゆる半径600メートルの範囲で高い建物があると、300メートルまで離しなさいというのがあるんですね。そういう条件を、例えば与那原小学校の上空とかそこもかなり低く飛んでいるような状況があります。これは何かといいますと、那覇空港が管制しているのはちょうど与那原交差点までなんです。それ以降は、管制していないです。特に有視界飛行とそれから計器飛行というのがありますけれども、有視界飛行になるんですね。そうしますと、有視界飛行だと自分たちで飛んでいるという形、自分たちで安全を守って飛んでいくみたいですね。かなりパイロット任せになるというところがあります。時間ないですのでこの辺できょうはとめておきます。かなり低いところで飛んで自衛隊のほうは100メートルもないんじゃないかなと、住宅密集地で飛んでいます。これはやっぱりゆゆしき問題、ひょっとしたら宜野湾みたいに落ちるかもしれないというのが本音です。ですからこれは町としてやっぱり抗議すべきだと思います、私は。訓練しているんじゃないかとあからさまに低空飛行してきますので、有視界飛行で多分訓練しているんじゃないのかと思います。ちょっと時間がございませんので、次のほうに行きたいと思います。 続きまして、3番目、自転車道路の整備についてということで、①沖縄県南部土木事務所による玉泉洞を出発点として糸数ごう、グスクロード公園、玉城少年自然の家、ユインチホテル南城、大里グスク、南風原交差点の各所の休憩所及び首里金城石畳入口を終点とする自転車道線の整備が進められているが、その進捗状況を伺う。それから②東御廻いという伝統的な聖地巡礼の歴史的文化遺産や景勝地を自転車道で結ぶ事業となっている。しかし、残念なことに親川、御殿山への自転車道線が計画されていないことについて町の見解をお伺いしたいんです。今、町が整備しているのがございますよね、県道与那原糸満線、それから上与那原23号線ですね、それとの関連で、私はぜひ自転車道の整備をして御殿山まで持ってきてほしいと思います。以上、質問、お答えお願いいたします。 ◎企画政策課長(石川毅)  では3点目の自転車道線の整備について、①、②一括して御答弁申し上げます。沖縄県南部土木事務所によると、一般県道玉城那覇自転車道線事業につきましては、本島南部の世界遺産の斎場御嶽を起点とし、主要観光地、これは主に玉泉洞でございますが、そこを経由し、首里城公園を終点とした路線でございます。総延長約29.4キロメートル、整備区間は約16.6キロメートル、供用開始区間は9.4キロメートルとなっておりまして、進捗状況でいうと、整備済み率は約56.5%、供用開始率は約32%となっております。最近の整備状況につきましては、平成28年度に南城市大里嶺井地区で約220メートル、平成29年度につきましては同じく嶺井地区で約110メートルの整備を実施したとのことであります。 ②について御答弁申し上げます。①で御答弁したとおり、一般県道玉城那覇自転車道線の事業につきましては、斎場御嶽から玉泉洞、首里城公園のルート設定となっておりまして、残念ながら親川や御殿山につきましてはルートの計画がありません。沖縄県南部土木事務所の考えといたしましては、南城市大里島袋地域から首里城公園までのルートにつきましては、縦断勾配がきついため、現段階でこの部分については未計画区域となっているようでございます。仮に首里城公園から親川、御殿山までのルートを想定すると、先ほどのルートよりもさらに縦断勾配がきつくなるため、首里城公園から親川、御殿山ルートの自転車道の計画は厳しい状況であるということの回答でございました。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 私もちょっと南部土木事務所に聞いたんですけれども、私が聞いたのは首里の石畳の入り口から大里の高速の交差点というんですか、そこまでできるという話をしていたんです。ですから私が言っているのは、それは県のほうでやっていただくということなんです。その南風原の近くから例の町道ができるということもありますので、それを活用して、例えば歩道につくるのか車道につくるのかわかりませんけれども、それを活用してつくって、交流センターに自転車を置けば御殿山には歩いていけるという形になります。ですからそういう工夫をしてもらったらいいんじゃないかということを思っていますので、ぜひその辺を発想転換して向こうまでと限らず、どこかに置いて歩いていくということで、その辺を考えていただきたいと思います。答弁お願いします。
    ◎町長(古堅國雄)  この自転車道につきましては、私も非常に何で東御廻いの親川拝所は入れていないのか、当初から疑問に思っていたんですが、調べてみて、やっぱり勾配のきつさがあの段階では大変厳しいという考え方に立っていたみたいですが、ただ、これだけ東海岸が観光スポットとして、それから観光からツーリズムの時代に入っていると専門家はよく言われます。医療ツーリズムから自転車ツーリズムですね。そして歴史の道をたどるという意味では与那原のポテンシャルというのは、これは大きな観光資源ですので、ですから議員の御指摘のように、今後いろいろ研究されて、親川拝所、御殿山、三津武嶽含めて、東御廻いのルートとしてのこれから積極的に、県の言い分だけ聞いて、はい、そうですかということではなしに、やっぱり地元からそういう発信をするという積極的な姿勢は大事だと思いますので、これは次の町長はどなたがなるかわかりませんけれども、引き継ぎの段階でこのルートはぜひ今後つけ加えてもらうように強く申し伝えたいと思っていますし、また何かの形で私がまたお役に立つ機会があれば、あらゆる場を通じまして、これは観光資源としての活用、これはルートだけではなくて与那原全体の、水路も含めて、観光資源を生かす、観光都市としての大きな動脈になると思いますので、積極的に取り組むように伝えていきたいと思っております。 ◆宮平正傳 議員 ぜひよろしくお願いいたします。それでは次の質問に入りたいと思います。 兄弟小節大会ということで、①町内のある団体がことしの11月10日をめどに兄弟小節大会を開催するため実行委員会を立ち上げております。大会に向け準備を進めているところでございます。この大会の開催について町の意見をお伺いします。②成功をおさめるためには町の協力が必要と思うが、補助金など助成ができないか伺います。この兄弟小節大会というのは、前川朝昭さんというのが作詞をしておりまして、これは与那原町の出身らしいんです。東浜のほうに歌碑が平成17年にできているんです。今、そこで前川朝昭一門が三線の日にはここで歌を歌っているという状況なんです。この兄弟小節大会をやることによって町の地域の活性化、それからピーアールにもなります。残念ながら、まちは綱曳を潜在的に知られております。せっかくの歌碑があるということで、兄弟小節大会をぜひやりたいということで進めているんです。各市町村を見ますと、汗水節大会を八重瀬町がやったり、これは八重瀬町の文化協会がやっています。それから二見情話大会というのを名護市商工会がやっているんです。梅の香りうた遊び大会、これは西原の小那覇の小さな自治会でやっています。その辺も含めて、もう1つ大きい何かやるということで、ひとつ意見を聞かせてください。 ◎生涯学習振興課長新垣政孝)  それではただいまの宮平議員の御質問にお答えいたします。県民のほとんどが知っていると思われる兄弟小節の一文「イチャリバチョーデー」はウチナーンチュの心をあらわした代表的な言葉として語り継がれてきております。その歌の作詞者である前川朝昭氏が与那原町出身であるということは、私たち町民の誇りであり、後世に語り継いでいかなければならない大切なことだと考えております。また今回兄弟小節大会の開催に向け実行委員会を立ち上げ、準備を進めているということは教育委員会としても本町文化の継承、発展のみならず、観光振興にも大きく寄与するというものだと感謝をいたしております。それから本町としての協力や補助金につきましては、これから実行委員会の皆さんとしっかり話し合いを持ち、可能な限りの協力をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(識名盛紀)  以上で宮平正傳議員の一般質問を終わります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。 なお、次会の会議は28日午前10時から行います。御苦労さまでした。午後2時06分 散会...