与那原町議会 > 2017-09-27 >
09月27日-03号

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  1. 与那原町議会 2017-09-27
    09月27日-03号


    取得元: 与那原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-08
    平成29年9月第3回定例会┌───────────────────────────────────────────────┐│                                               ││ 平成29年                                          ││                与那原町議会定例会会議録(第3号)              ││ 第 3 回                                          ││            平成29年9月27日(水曜日)   午前10時02分開議            ││                                               │└───────────────────────────────────────────────┘[議 事 日 程  第3号]  平成29年9月27日(水曜日)  午前10時00分開議日程第1.認定第1号 平成28年度与那原町一般会計歳入歳出決算の認定について日程第2.認定第2号 平成28年度与那原町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3.認定第3号 平成28年度与那原町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4.認定第4号 平成28年度与那原町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5.認定第5号 平成28年度与那原町水道事業会計決算の認定について日程第6.議案第50号 平成28年度与那原町水道事業会計の決算に伴う剰余金の処分について日程第7.陳情第6号 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する陳情書日程第8.陳情第16号 こどもの医療費助成制度に係る意見書採択についての陳情書日程第9.陳情第10号 地元産品奨励及び地元企業優先使用について(陳情)日程第10.陳情第12号 県産品の優先使用について(要請)日程第11.陳情第14号 公共工事発注に際しての事業用自動車緑ナンバー)使用に関する陳情日程第12.委員会提出 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書     議案第6号日程第13.委員会提出 こどもの医療費助成制度改善を求める意見書     議案第7号日程第14.      一般質問───────────────────────────────────────── [本日の会議に付した事件]日程第1.認定第1号 平成28年度与那原町一般会計歳入歳出決算の認定について日程第2.認定第2号 平成28年度与那原町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3.認定第3号 平成28年度与那原町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4.認定第4号 平成28年度与那原町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5.認定第5号 平成28年度与那原町水道事業会計決算の認定について日程第6.議案第50号 平成28年度与那原町水道事業会計の決算に伴う剰余金の処分について日程第7.陳情第6号 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する陳情書日程第8.陳情第16号 こどもの医療費助成制度に係る意見書採択についての陳情書日程第9.陳情第10号 地元産品奨励及び地元企業優先使用について(陳情)日程第10.陳情第12号 県産品の優先使用について(要請)日程第11.陳情第14号 公共工事発注に際しての事業用自動車緑ナンバー)使用に関する陳情日程第12.委員会提出 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書     議案第6号日程第13.委員会提出 こどもの医療費助成制度改善を求める意見書     議案第7号日程第14.      一般質問─────────────────────────────────────────[出 席 議 員(14名)] 1番  識 名 盛 紀 議員          8番  山 口   修 議員 2番  德 田 将 仁 議員          9番  上 原 昌 之 議員 3番  舩 谷 政 喜 議員          10番  上江洲 安 昌 議員 4番  新 垣 真 一 議員          11番  上 原   晃 議員 5番  松 長 康 二 議員          12番  我 謝 孟 範 議員 6番  宮 平 正 傳 議員          13番  喜屋武 一 彦 議員 7番  当 真   聡 議員          14番  仲 里   司 議員 ───────────────────────────────────────── [職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名] 事 務 局 長   照 屋   基         主     任   照 屋 朝 也 主     任   齋 藤 美 枝                           ───────────────────────────────────────── [説明のため出席した者の職、氏名] 町     長   古 堅 國 雄         教  育  長   當 山   健 副  町  長   照 屋   勉         学校教育課長    岡     剛 政 策 調 整 監   城 間 秀 盛         教育指導主事    田 山 宗 則
    総 務 課 長   上 原 丈 二         生涯学習振興    新 垣 政 孝                           課    長            財 政 課 長   上 原   謙         福 祉 課 長   宮 城 きよみ 企画政策課長    石 川   毅         住 民 課 長   上 原 宏 章 観光商工課長    比 嘉 義 明         健康保険課長    伊 集 京 美 農林水産課長    新 里   健         税 務 課 長   仲 里 武 徳 まちづくり課長   饒平名 幹 貴         子育て支援課長   宮 平 律 子 上下水道課長    大 城   哲         生活環境安全    比 嘉 哲 也                           課    長            ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  これから本日の会議を開きます。午前10時02分 開議───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  9月12日本会議で、認定第2号・平成28年度与那原町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、仲里司議員の質疑にて、健康保険課長の答弁誤りがありましたので、答弁の修正を求められております。これを許したいと思います。 ◎健康保険課長(伊集京美)  議員の皆さんおはようございます。ただいま議長よりありました件に関して、答弁誤りが2点ありましたので訂正したいと思います。まず1点目、レセプト点検における効果額について、400万円ほどと答弁申し上げたところでありますが、正しくは、国の報告基準に基づく本町の財政効果額は、被保険者1人当たり3,365円であるに訂正いたします。 2点目、レセプト点検にて減額された場合、本人への返還は医療機関へ一任していると答弁申し上げたところですが、正しくは、減額された額については、2カ月に1回の医療費通知にて本人へお伝えしているに訂正いたします。以上、2点訂正し、おわび申し上げます。 ○議長(識名盛紀)  以上です。議事録のほうは後で修正したいと思います。 それでは日程第1.認定第1号・平成28年度与那原町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第3.認定第3号・平成28年度与那原町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3件を一括して議題とします。 △各決算について委員長の報告を求めます。 ─────────────────────────────────────────与議総財委第44号 平成29年9月22日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿総務財政常任委員会   委員長 舩 谷 政 喜委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 認定第1号 │平成28年度与那原町一般会計歳入歳出決算の認定について│  認  定  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────1、事件の名称  認定第1号 平成28年度与那原町一般会計歳入歳出決算の認定について2、審査の経過  本件については、9月12日に本委員会へ付託され、建設文教常任委員会の所管する歳出部分については、同日、同委員会へ審査依頼を行い、13日から22日までの7日間にわたり、関係課長及び課長補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。  主な質疑の内容は下記のとおりでありました。 2款2項1目税務総務費 7節賃金の短期臨時職員6名について、短期といえども役場職員である以上、業務で知りえた情報の守秘義務が生じるほか、パソコン等の技能も必要だと思うが、どのような採用基準を設けているのか。 との質疑に対して 短期臨時職員6名については、11月から確定申告・住民税申告の準備が始まり、課税が終わる5月までの繁忙期に合わせた短期的な採用となっている。募集については総務課で一括して行っている。ただし、募集要件を見て申込があった場合は税務課長、課長補佐で本人と面談をし、過去の職歴、資格等を見た上で採用の可否を判断している。守秘義務については短期、長期にかかわらず発生するので、しっかり本人へ説明をしたうえで、さらに税務課内でOJTといって、税務課でどういった業務を行っているかの説明と教育を行ったうえで、業務についてもらっている。OJTの中でも、守秘義務については、退職した後も発生する義務であることをしっかり教育している。 との答弁がありました。 町税徴収率が平成27年度、28年度と2年連続県内1位となったことについて、徴収率が平成20年度の14位から平成27年度で1位となったことと、引き続き平成28年度も1位ということで、税務課のこれまでの実績であり、すばらしいことだと思う。これからも頑張っていただきたいが、2年連続で1位となった理由は何だと考えているか。 との質疑に対して お褒めの言葉をいただきありがたい。結果として徴収率が県内で1位となっているが、理由としては、町民の税に対する理解と協力が得られたことと、職員が努力したことによるものだと考えている。今後について、もちろん徴収率を維持していくことと、向上していくことが一番とは考えているが、それを継続していくために、毎年行っている町内小学校での租税教室など啓蒙活動も続けて行きたい。 との答弁がありました。 建設文教常任委員会への審査依頼した同委員会の所管する歳出部分の審査結果については、以下のとおり意見を集約したとの報告がありました。1、7款1項1目 商工業振興費について 町商工業振興補助金として、商工会に対して600万円支出されている。この600万円の根拠が不明確である。商工会より事業計画書等が提出されているが、これらの事業にいくら必要で、いくら足りないから、これだけの補助金を申請しますというような内容になっていない。この600万円で足りているのか、余っているのかがわからない。補助金交付決定をするにあたりきちんと精査すべきである。2、7款1項2目 観光費について 与那原町魅力発信事業において多額の予算が使われているが、この事業をすることによりどのくらいの経済効果がでたのか、そして次にどうつなげていくか、効果検証まで行っていただきたい。3、10款6項3目 学校給食費について 給食センターが老朽化している中で、以前に町長から給食センター広域化の話があった。そして首長同士での前向きな話はあったと聞いているがあまり進展がないように感じる。再度、首長同士で話して頂いた上で、広域化にするのか、単独でいくかの方向性を決めるべきである。4、13款1項2目 教育使用料について 青少年広場や野球場でのネーミングライツ、企業広告を活用し新たな収入源を設けてはどうか。公共施設を最大限活用するためにも新たな収入源を考えるべきである。5、10款5項2目 公民館費について 視聴覚ライブラリー負担金は、負担金に見合った活用がなされているのか疑問に思う。活用方法の見直しや、負担金を出さずに済む方法を検討すべきである。6、10款5項4目 図書館費について 図書館システム賃借料について。広域で貸出しするというようなシステム賃借料としては多額すぎる。この経費については削除すべきである。7、10款6項1目 保健体育総務費について 島尻郡体育協会負担金は見直しが必要であると毎年意見しているが、負担金が減ることはなく、逆に増えている。市を含めての運営や南部広域に組み込むなど、一つにまとめて運営する方法を検討すべきである。予算の負担割合を人口割で計算することにも疑問を感じる。3、決定の内容  審査の結果、全会一致により、認定すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────与議総財委第45号 平成29年9月22日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿総務財政常任委員会   委員長 舩 谷 政 喜委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 認定第2号 │平成28年度与那原町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の│  認  定  ┃  ┃       │認定について                    │       ┃  ┃ 認定第3号 │平成28年度与那原町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算│  認  定  ┃  ┃       │の認定について                   │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────1、事件の名称  認定第2号 平成28年度与那原町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について2、審査の経過  本件については、9月12日に本委員会に付託され、19日に健康保険課長及び課長補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容  審査の結果、全会一致により、認定すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────1、事件の名称  認定第3号 平成28年度与那原町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について2、審査の経過  本件については、9月12日に本委員会に付託され、19日に健康保険課長及び課長補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容  審査の結果、全会一致により、認定すべきものと決定しました。───────────────────────────────────────── ◎総務財政常任委員会委員長(舩谷政喜)  ただいま議題となりました認定第1号、認定第2号、認定第3号について報告いたします。認定第1号については、9月12日に本委員会へ付託され、建設文教常任委員会の所管する歳出部分については、同日、同委員会への審査依頼を行い、13日から22日までの7日間にわたり、関係課長及び課長補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。審査の際の質疑等は、お手元の委員会審査報告書に記載しておりますので御一読をお願い申し上げます。また、建設文教常任委員会へ審査依頼を行った歳出部分についても同委員長より、委員会審査報告書に記載のとおりの御意見がございました。審査の結果、全会一致により認定すべきものと決定いたしました。 認定第2号、認定第3号については、9月12日に本委員会に付託され、9月19日に健康保健課長及び課長補佐に出席を求め慎重に審査を行いました。審査の結果、全会一致により認定すべきものと決定いたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。採決は区分して行います。まず、認定第1号・平成28年度与那原町一般会計歳入歳出決算の認定について採決します。本件に対する委員長の報告は認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって認定第1号は、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に認定第2号・平成28年度与那原町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について採決します。本件に対する委員長の報告は認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって認定第2号は、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に認定第3号・平成28年度与那原町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について採決します。本件に対する委員長の報告は認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに決定しました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  日程第4.認定第4号・平成28年度与那原町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第6.議案第50号・平成28年度与那原町水道事業会計の決算に伴う剰余金の処分について、以上3件を一括して議題とします。 △各案件について委員長の報告を求めます。 ─────────────────────────────────────────与議建文委第34号 平成29年9月15日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿建設文教常任委員会   委員長 仲 里   司委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 認定第4号 │平成28年度与那原町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算│  認  定  ┃  ┃       │の認定について                   │       ┃  ┃ 認定第5号 │平成28年度与那原町水道事業会計決算の認定について  │  認  定  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┃ 議案第50号 │平成28年度与那原町水道事業会計の決算に伴う剰余金の処│  可  決  ┃  ┃       │分について                     │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────1、事件の名称  認定第4号 平成28年度与那原町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について2、審査の経過  本件については、9月12日に本委員会へ付託され、9月14日に上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容 全会一致により、認定すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────1、事件の名称  認定第5号 平成28年度与那原町水道事業会計決算の認定について2、審査の経過  本件については、9月12日に本委員会へ付託され、9月14日に上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容  全会一致により、認定すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────1、事件の名称  議案第50号 平成28年度与那原町水道事業会計の決算に伴う決算剰余金の処分について2、審査の経過  本案については、9月12日に本委員会へ付託され、9月14日に上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に審査を行いました。3、決定の内容  全会一致により、原案どおり可決すべきものと決定しました。───────────────────────────────────────── ◎建設文教常任委員会委員長(仲里司)  ただいま議題となりました認定第4号、第5号及び議案第50号について報告を行います。各案件については、9月12日に本委員会に付託され、9月14日に上下水道課長及び補佐の出席を求め、慎重に審査を行いました。審査の結果、お手元に配付いたしました報告書のとおり、認定第4号及び第5号は認定といたします。そして議案第50号については、原案のとおり可決すべきだと決定いたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。採決は区分して行います。まず、認定第4号・平成28年度与那原町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について採決します。本件に対する委員長の報告は認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって認定第4号は、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に認定第5号・平成28年度与那原町水道事業会計決算の認定について採決します。本件に対する委員長の報告は認定です。本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に議案第50号・平成28年度与那原町水道事業会計の決算に伴う剰余金の処分について採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって議案第50号は、委員長報告のとおり原案可決することに決定しました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  日程第7.陳情第6号及び日程第8.陳情第16号の2件を一括して議題とします。 △この陳情に関し委員長の報告を求めます。 ─────────────────────────────────────────与議総財委第46号 平成29年9月22日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿総務財政常任委員会   委員長 舩 谷 政 喜陳 情 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 陳情第6号 │「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関す│  採  択  ┃  ┃       │る陳情書                      │       ┃  ┃ 陳情第16号 │こどもの医療費助成制度に係る意見書採択についての陳情│  採  択  ┃  ┃       │書                         │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛───────────────────────────────────────── ◎総務財政常任委員会委員長(舩谷政喜)  ただいま議題となりました陳情第6号及び陳情第16号の陳情2件は、9月11日に本委員会に付託され、9月22日に慎重に審査をした結果、お手元に配付いたしました陳情審査報告書のとおり、全会一致により採択すべきものと決定いたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第6号及び陳情第16号を一括して採決します。 お諮りします。陳情2件に対する委員長の報告は採択です。各陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって各陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  日程第9.陳情第10号、日程第10.陳情第12号、日程第11.陳情第14号の陳情3件を一括して議題とします。 △各陳情に関し委員長の報告を求めます。 ─────────────────────────────────────────与議建文委第35号 平成29年9月19日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿建設文教常任委員会   委員長 仲 里   司陳 情 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので会議規則第77条の規定により報告します。記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃ 陳情第10号 │地元産品奨励及び地元企業優先使用について(陳情)  │  採  択  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┃ 陳情第12号 │県産品の優先使用について(要請)          │  採  択  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┃ 陳情第14号 │公共工事発注に際しての事業用自動車緑ナンバー)使用│  採  択  ┃  ┃       │に関する陳情                    │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛───────────────────────────────────────── ◎建設文教常任委員会委員長(仲里司)  ただいま議題となりました陳情第10号、第12号及び第14号までの陳情3件は、9月19日に建設文教常任委員会で慎重に審査した結果、お手元に配付いたしました陳情審査報告書のとおり、全会一致により採択すべきものと決定いたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第10号、陳情第12号、陳情第14号の陳情3件を一括して採決します。 お諮りします。陳情3件に対する委員長の報告は採択です。各陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって陳情3件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  日程第12.委員会提出議案第6号・「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書及び日程第13.委員会提出議案第7号・こどもの医療費助成制度改善を求める意見書を一括して議題とします。 各案について提案理由の説明を求めます。───────────────────────────────────────── △委員会提出議案第6号 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書 上記の議案を、別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第3項の規定により提出いたします。平成29年9月27日与那原町議会議長 識 名 盛 紀  殿提出者 総務財政常任委員会   委員長 舩 谷 政 喜提案理由 関係機関へ駐留軍雇用の特殊な環境を理解してもらい、駐留軍関係離職者等臨時措置法の再延長を要請するため。───────────────────────────────────────── 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」が、2018年5月16日で有効期限を迎えますが、駐留軍雇用は米国の軍事政策や国際情勢等に影響を受ける特殊な職場環境下にあり、不安定な状況下に置かれています。 本県においては「在沖海兵隊のグアム移転及び嘉手納以南の基地返還と北部基地への統合」などを含む在日米軍再編に関する合意をしており、「沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画」も発表されています。 海兵隊施設には4,854人(平成29年3月)、嘉手納以南の対象施設には3,734人(平成29年3月)の日本人従業員が勤務しており、状況如何によっては駐留軍等労働者としての雇用継続が困難となる事態も懸念され、これまで以上に「駐留軍関係離職者等臨時措置法」に基づく雇用対策が不可欠であります。 昨今の全国的な雇用情勢は、完全失業率3%台で推移しておりますが、県内の失業率は全国の約2倍で推移しています。また、駐留軍等労働者は中途採用者が多いことから平均年齢も46.3歳と高い状況にあります。こうした状況の中、万が一、大規模な人員整理等が発生すれば、駐留軍関係離職者の再就職・自活の道は容易ではなく、地域的な雇用情勢はパニック状態に陥る事は必定であります。 よって、貴殿におかれましては、駐留軍労働へのご理解と駐留軍関係離職者等臨時措置法の必要性をご賢察の上、同法の再延長実現にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成29年9月27日沖縄県与那原町議会<宛先>厚生労働大臣、防衛大臣───────────────────────────────────────── △委員会提出議案第7号 こどもの医療費助成制度改善を求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第3項の規定により提出いたします。平成29年9月27日与那原町議会議長 識 名 盛 紀  殿提出者 総務財政常任委員会   委員長 舩 谷 政 喜提案理由 こどもの医療を受ける権利を保障し、心身共に健康にこどもたちが成長できるよう支援する国の制度化を関係機関へ要請するため。───────────────────────────────────────── こどもの医療費助成制度改善を求める意見書 沖縄県におけるこどもの医療費無料化は、全国の水準の後追いを続けてきました。平成28年4月1日現在、全国の市町村では通院無料で中学校卒業以上1387自治体、約80%に達しています。(厚労省調査)これまで市町村がこどもの医療費無料化を現物給付(窓口負担なし)で拡大した場合、国保の補助金を減額するという罰則が存在しました。「これでは少子化対策に逆行するのではないか」と、県社保協も昨年12月議会において「子どもの医療費助成への「罰則」廃止と国の制度化を求める陳情書」を提出し、県下30の市町村議会で意見書が採択されました。 このような声にも押され、政府は「就学前に限り」現物給付に対する罰則を廃止しました。しかし、なぜ全廃しないのでしょうか。理解に苦しむところです。 いずれにせよ「現物給付」実現へ、全国的に歩みは確かです。沖縄県においても「通院も中学卒業まで無料とする県の助成に関する請願」が県議会で平成25年3月に全会一致で採択されています。県議会決議の精神は「全員無料化」であり、「一部負担」「所得制限」「償還払い」などは決議の精神に反するものと考えます。 子育てナンバーワンの沖縄県を実現するために、国に対しては、以下の点について、実現を要望します。記一、こども医療費無料制度を国の制度として創設すること二、少子化対策に逆行する「こども医療費助成」に対する国保の補助金減額という罰則」を全廃すること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成29年9月27日沖縄県与那原町議会あて先 内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長───────────────────────────────────────── こどもの医療費助成制度改善を求める意見書 沖縄県におけるこどもの医療費無料化は、全国の水準の後追いを続けてきました。平成28年4月1日現在、全国の市町村では通院無料で中学校卒業以上1387自治体、約80%に達しています。(厚労省調査)これまで市町村がこどもの医療費無料化を現物給付(窓口負担なし)で拡大した場合、国保の補助金を減額するという罰則が存在しました。「これでは少子化対策に逆行するのではないか」と、県社保協も昨年12月議会において「子どもの医療費助成への「罰則」廃止と国の制度化を求める陳情書」を提出し、県下30の市町村議会で意見書が採択されました。 このような声にも押され、政府は「就学前に限り」現物給付に対する罰則を廃止しました。しかし、なぜ全廃しないのでしょうか。理解に苦しむところです。いずれにせよ「現物給付」実現へ、全国的に歩みは確かです。沖縄県においても「通院も中学卒業まで無料とする県の助成に関する請願」が県議会で平成25年3月に全会一致で採択されています。県議会決議の精神は「全員無料化」であり、「一部負担」「所得制限」「償還払い」などは決議の精神に反するものと考えます。 ところが、県が今年4月に発表した「こども医療費助成」見直し構想は「外来窓口負担を中学卒業まで無料化」としたものの「現物給付は非課税世帯に限る」「中間層は、一部負担1日千円6歳まで償還払い」「高所得層は、助成の対象としない」と県民を3段階に差別するものでした。本町議会は県の構想に対して、次の点から懸念を示し、見直しを要請するものです。①応能負担の原則は、税や保険料の段階で課されるべきであり、どの子も公平に扱われるべきです。②所得の段階で差別することになれば、どのような区分けをしようと境界層が生じ、わずかな差で大きな差別となってしまいます。とりわけ非課税世帯の少し上の世帯は、生活が苦しい世帯であり、考慮すべきです。③実務は煩雑となり、行政や診療現場での混乱を生じさせるものです。④所得制限なしなどで先行実施している市町村の事業を後退させかねないものです。「こどもの医療を受ける権利を保障し、心身共に健康にこどもたちが成長できるよう支援する」国の制度化を求めつつ、全国に広がる動きに遅れるのではなく子育てナンバーワンの沖縄県実現へ英断を求めるものです。記一、国に対して、こども医療費無料制度の創設を求めること二、平成25年県議会決議の精神にしたがい、国の制度化ができるまで、沖縄県において、こども医療費助成制度の改善に取り組み、「中学校卒業まで」「所得制限なし」「現物給付」での完全無料化を通院でも実現すること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成29年9月27日沖縄県与那原町議会あて先 沖縄県知事 翁長 雄志 殿───────────────────────────────────────── ◎総務財政常任委員会委員長(舩谷政喜)  ただいま議題となりました委員会提出議案第6号及び第7号について提案理由の説明を申し上げます。各議案は、総務財政常任委員会において、陳情が採択されたことに伴い提案に至っております。なお、意見書の内容については、お手元に配付しました文案のとおりであります。 慎重なる御審議の上、御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(識名盛紀)  これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから委員会提出議案第6号及び委員会提出議案第7号を一括して採決します。 お諮りします。各案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって各案は、原案のとおり可決されました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。午前10時16分 休憩 午前10時17分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 日程第14.一般質問を行います。 △まず、上江洲安昌議員の一般質問を許します。 〔上江洲安昌 議員 質問席に着く〕 ◆上江洲安昌 議員 一般質問ンカイ、イーヌメーニヨーサイ、ターチビカーチ、与那原ンニかかわる話グヮーシカラ、イラヤーンチウムヤイビン。というのは、チューヌ朝刊、琉球新報、遺骨の返還するべきンディヤーニヌトーイビーシガ、クゥヌメーカラヨーサイ、琉球人骨、京都大に保管、人類学研究者が持っていったという話ヤイビーシガテ、クレヨーサイ、チューワンネーウマカイチシーニ、アガリナーウフスーヌ拝所ンカイティーウサーチヤシガ、ジチェー与那原と関係アイビーン。アガリナーウフスーヌ、ひ孫、ひ孫がウムジャナニチョービルバーヨ。尚巴志の三山統一のときに、北山に派遣されて、監守として、向こうでももを切られて死んだということが与那原町史にも書かれております。これは上与那原の歴史の中にあるので、ワッターンスー、運天港イティティーウサーシーガイジャシガ、大体照屋ゲンショウさんというのがアガリナーウフスーノグヮンスムッチョーイビーシガ、クマン今帰仁カイイチャビルバーヨ。もしかしたらカナサキタケオという人類学者は、ムムジャナ墓から遺骨を持っていって京都大学で保管しているという話にナトーイビーシガ、与那原ヌ、先祖のお骨まであるんじゃないかなンチ、DNA鑑定したら、これ確認ないさーということで、今イッペーワンネー個人的に関心ムッチョーイビーンディシ、話ティーチクヨーサイ。ウレー皆さんにも関心持ってもらいたい。あとティーチェー、きょう辺土名彬さんいないですね。最近、鹿児島ンカイ、ワンネーヨー興味持ってイチャビーシガ、1609年の薩摩侵攻のときに徳之島ヌ、いわば守りとして行ったのが与那原親雲上ディーシナトーイビン。与那原親雲上シェー与那原と関係アイビーン。この与那原親雲上ヌヨーサイ、薩摩ンカイ捕らわれて行ったんだけど、ウヌー坊さんと友達になって、この人は生きて帰されたと。謝名親方トゥカーは、全部カチミラッティ、アマイティ、処刑をされたというあれがあって、この与那原親雲上の子孫が玉城朝薫、ムシウンチュガウランネー琉球に組踊ヤ、ネーランタッサーという話ヤイビーン。与那原の辺土名家は玉城朝薫の子孫なんです。それ考えると、辺土名彬さんも、ムシアマイティ、裁かれていたらいなかったなという話が与那原にまつわる話ナトーイビーン。アンシェー、後、次に続けサビーシガ、琉球館へよく行くんだけど、琉球館跡にヤー、アマーヨーサイ、ユーリーガンジンタンリ話イッペーサビンヨー、あの地区。アンサー、ウマ掘ってみたら27ヌカーミが出てきて、全部このかめから首のない遺骨が出てきたと。最初、宝物とウムタルハジヤビーシガ、ムルお骨ヤタンディヤーニ、ウタナーカンカイ謝名親方、いないカネーンディ、ワンネー興味ムッチーシッチ、鹿児島ンカイ3回ンビカージンジョーイビーシガテー、長田中学校ンディヌ裏門ナーカンカイ、琉球館跡がアイビーン。本当はもっときれいに供養してやってもらいたいナーンチウムトーイビーン。以上、与那原にかかわる話グヮーしてから一般質問に移りたいと思います。ユタサヌグトゥウニゲーサビラ。 本日はですね、4点にわたってお聞きをしたいと思います。まず1点目は、「しまくとぅばの日」についてであります。県文化振興課は2016年度の県民意識調査の結果を発表しました。しまくとぅばの使用頻度について、「主に使う」「共通語と同じぐらい使う」「使う」「挨拶程度」その合計が、前回の58%より3.9%減の54.1%でありました。県は2022年度にこの合計を88%にすることを目指しておりますが、2016年度の目標値は61%でありました。だから達成できておりません。まちとしては、普及推進のためにどのような取り組みをしたのか、また今年度の計画についてお尋ねをいたします。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ハイサイ…、これだけです。ただいまの上江洲議員の1点目のしまくとぅばの日についての答弁をしたいと思います。しまくとぅばを町民の皆さんに意識してもらえるように、しまくとぅばののぼりをコミュニティーセンター前に常に掲げております。また、例年2月ごろ、しまくとぅば大会を開催しています。昨年度は阿知利保育所の園児によるしまくとぅば劇と沖縄吉本の芸人によるステージを開催しております。先日、新聞でも紹介されました、きらきらり放課後子ども教室のウチナーグチ劇クラスでは、今年度はオニムーチーの劇の練習に今励んでいるところであります。来年の2月には、きらきらり放課後子ども教室の発表会にあわせて、しまくとぅば大会も開催したいと考えております。また、学校支援地域本部事業によるボランティア講師派遣事業では、今年度、与那原東小学校で結成されたウチナーグチ方言クラブの活動に、後ろにいらっしゃいます識名議長を講師として派遣をさせていただきました。後で、また議長のほうからは控え室ででも感想を聞いていただければと思います。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 与那原町としても、一所懸命取り組んでいると。ただ、やはりほかの地域を見たら講座とか、話者をつくるためにいろいろ講座をしているんです。それがちょっと足りないかなという思いはします。沖縄大会、23回でしたか、今回コンベンションであったんですけれども、与那原の代表がいなかったんじゃないかなと思います。そういうものにも出てもらいたいと思いますが、副町長、参加なさっていますよね。その感想を、どうですか与那原の参加は。 ◎副町長(照屋勉)  上江洲議員の再質問にお答えしたいと思います。ことし9月16日に、第5回しまくとぅば県民大会がございまして、私も参加をさせていただきました。昨年も参加をいたしましたが、昨年に比べても県議会議員であるとか、県の関係者の数が少なかったように感じましたので、先ほど上江洲議員からもありました数字が、やはりそれにも如実にあらわれているのではないかという気がいたしました。ただ、県の取り組みですね、小中学生、高校生に向けての読みの、本ですね、本を配布しているようでございまして、さらに本だけじゃなくて、その中にCDもありまして、非常に子供向けには、県も普及については頑張っているかなという感じをいたしました。私、その中でのアンケートに答えましたが、大事なのは、小中学生が学校で仮に習ってきたとしても、家庭や地域で使わない。なので、私としては、小中学生の親世代にむしろウチナーグチを習う機会といいますか、そういうものを設けるべきではないか、もしくはそういう施策ですね、親世代が使うような施策を考えるべきではないかということでアンケートにも書いたところでございます。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 ぜひ、与那原も取り組んでもらいたいと。クトゥバウシナイネー、国ウシナインドーという教訓もあります。文化協会が大体各市町村中心になっていますが、与那原町は、まだ文化協会にしまくとぅば部会がありません。ぜひ町からもお願いをして、しまくとぅば部会をつくらせてもらいたいということを要望しておきます。 学校教育での普及推進でありますが、前、課題について話者とか読本の使い方というんですか、その辺ありましたので、今現在どういう状況なのか聞かせてください。 ◎教育指導主事(田山宗則)  おはようございます。上江洲議員の御質問にお答えします。平成27年3月に沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課よりしまくとぅば読本が小学校の5年生と中学校2年生に配付されております。小学校におきましては、この5年生の国語、方言と共通語という単元がありまして、そこで二、三時間程度、このしまくとぅば読本を活用して授業をしております。そのほかに与那原小学校では本年度、運動会でウチナーグチによるラジオ体操を行っております。東小学校では、先ほど生涯学習振興課長からお話があったように、ウチナーグチクラブで識名議長のほうが指導をされているという状況があります。またこのほかに、童話お話大会の題材で積極的にウチナーグチのものを取り込んだり、あるいは学習発表会の劇、あるいは初めの言葉ですね、1年生がウチナーグチでオジー、オバーに呼びかけるというような場面も積極的に取り入れている状況です。また、中学校においてもしまくとぅば読本を使って3時間程度の授業は行っているという状況です。課題としましては、授業時数のかかわりで、なかなか授業で取り込むというのは難しい状況だということですが、学校生活の中で、先ほどお話がありましたように、挨拶とか日常的にそういったことをどうにか取り入れられないかということを検討していきたいと思っております。また、学校教育の中ではウチナーグチを指導できる人材がほとんどおりませんので、学校支援地域本部事業と連携しながら、指導者の確保に努めたいと考えております。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 ぜひ行政も、教育委員会も一体になってやれることがありますので、例えば前から言っている、ハイタイ、ハイサイ運動とか、保育所とか、幼稚園などではクヮッチーサビタン、いただきますとか、ニヘーデービル、そういうウチナーのすばらしい言葉を常日ごろから使えるように。行政ができることは全てやってもらいたいと思います。次へ行きます。 県内のしまくとぅば継承活動を、情報を集約し、各地の取り組みを支援するしまくとぅば普及センターが9月12日にオープンをしました。すばらしいことです。連携して大いに活用すべきだと思いますが、その件に関してまちの考えを聞きたいと思います。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの再質問にお答えいたします。平成18年、県議会が議員立法で条例を制定した9月18日のしまくとぅばの日の前の9月12日にしまくとぅば普及で中核的機能を担うしまくとぅば普及センターを沖縄県が開所しております。その趣旨として、人材の育成や各講座への派遣、会話集などの普及ツールの作成にも取り組みとしておりますので、本町でもしまくとぅばの普及、継承に向けてしっかり県のほうとも連携をしていきたいと考えております。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 与那原町でも、今話せる人たちがたくさんいますので、リストアップをしてデータベースをつくってもらって、活躍できるお年寄りをまた出して取り組んでもらいたいと思います。次、お願いします。 2点目は、空手道場の運営についてであります。町内には、幾つの空手道場があるか、もしわかっていましたらお聞きをしたいと思います。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  上江洲議員の2点目の御質問にお答えいたします。生涯学習振興課としては、正式な道場数は把握をしておりませんけれども、今回確認したところ、10カ所の道場があるということを確認ができております。ただ、休止中の道場とか、また把握できていない道場もあると思われますので、今後、何かの機会にしっかり調査をしていきたいと思います。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 前回も空手会館の話と空手のキャンプ場の話もしましたが、オリンピック種目にも正式になっております。ぜひ応援できる部分は行政にもしてもらいたいと思って、今回この一般質問を出しました。 ②の空手道場の運営というのは、ほとんど利益が見込めず、個々のボランティア精神に頼る部分が大きいといわれております。また門下生の獲得も厳しいと聞いております。そこで若い指導者の育成、空手の保存継承や青少年育成の観点からも、道場運営への補助など、サポートができないかお尋ねをしたいと思います。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの2点目の質問にお答えいたします。空手が2020年、東京オリンピックでの正式種目として決定し、さらにことし3月に沖縄空手会館がオープンしたことにより、空手が世界中から脚光を浴びています。本町においても、平成27年2月15日に与那原町空手道協会が設立されています。会則第2条に会の目的として次のようにあります。本会は、与那原町内にある空手道場並びに各流派を保存、継承することにより、沖縄伝統空手を健全に発展及び普及させ、さらに住民相互の交流と文化力を高めるとともに、地域の活性化を図ることを目的とする。議員の御質問と大体同じような目的かと思われますけれども、今後、協会役員の皆様とも協議しながら、個々の空手道場や協会がどのような補助やサポートを必要としているのか、また行政としてどのような補助、サポートができるのかを検討していきたいと思います。以上でございます。 ◆上江洲安昌 議員 生涯学習振興課長も空手の有段者であると聞いておりますので、ぜひこの件に関しては頑張ってもらいたいと思っております。次へ行きます。 3点目について伺います。男女混合名簿についてお聞きをしたいと思います。前にも田中前議員からも話があったと思いますが、那覇市教育委員会では2018年度から市内の全53小中学校、数で言えば約2万9,000人で男女混合名簿を導入すると言われています。これは決まっているらしいです。県内では西原町と北谷町、北中城村、浦添市が全小中学校で導入をしております。宜野湾市も2018年度から幼稚園、小学校、中学校で導入を予定されているそうです。県教育庁によると、2016年度の県内の小学校の実施率が28.6%、中学校が21.6%だそうです。ほとんど中部のほうが多いですね、何で南部ができていないかというのはちょっと疑問は感じますが、学校で導入をする考えはないかお聞きをします。 ◎教育指導主事(田山宗則)  御質問にお答えします。男女共同参画社会を意識しまして、本町では、小学校については本年度4月から男女混合名簿を採用し、特に混乱なくスムーズに導入されている状況です。中学校におきましても、次年度、平成30年度より実施するために準備中となっております。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 本町の導入について、本当に御苦労さまだと思います。ぜひ広げてもらいたいと思います。男女共同参画社会、そして性の多様性を尊重する今、都市宣言というのをあちこちでやっております。私は憲法24条の精神からも、それは広げる必要があると思います。私も何回か入学式を見に行ったことがあります。とってもよかったです。東海地区がかなり入っているんです。ずっと前から入っていて、本当に仲良しで、身長とか男女別だったらずらっとしていますけれども、でこぼこ感もあって、ふんわりとして、とても楽しい入学式とかを見させてもらいました。ぜひ私は、議論はあると思いますがやるべきだと思います。メリットのほうが大きいと思います。では、次へ行きます。 4点目のMICEについてお聞きをしたいと思います。MICE施設の建設で、県は一括交付金を充てる方針だが、国との協議が整わずめどが立っていない。そのため、本年度予定の設計が進められないのに加え、2018年度概算要求額の一括交付金が2017年度より減額され、建設費の確保も厳しくなっていると言われている。町長は、国と県の見解の違いを、私は町民に説明すべきと思うが、今後協議が整う可能性があるのか、町長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(識名盛紀)  上江洲議員、その前に3点目の②の通告が出ておりますが、児童の…。これは後で、町長後でお願いします。 ◆上江洲安昌 議員 この次でお願いします。 3点目の②通告をしておりますので、男女別の呼称…、「さん」の呼称についてどう思いますか。お聞きしたいと思います。 ◎教育指導主事(田山宗則)  御質問にお答えいたします。児童につきまして、小学校につきましては、児童も教師も「さん」づけで、男女問わず呼ぶように推進しております。以上です。 ○議長(識名盛紀)  よろしいですか、今のは。では4点目、MICEについての答弁をお願いします。 ◎企画政策課長(石川毅)  では、上江洲議員の4点目の御質問にお答えいたします。沖縄県観光整備課へ確認したところ、沖縄県は大型MICE施設の関連費用のうち、実施設計費約10億5,000万円、誘客プロモーション費約2,000万円、工事の債務負担行為の平成30年度から32年度の上限値499億5,000万円を削除する議案を上程したそうです。これにつきましては10月の中旬ぐらいに可決されそうだということでありました。上江洲議員の指摘のとおり、一括交付金の概算要望額が前年度に比べ、約52億円減額され、大型MICE施設の事業費に充てる財源も見送られております。そのことにより、沖縄県は平成32年9月までの開業は厳しい状況であるとの考えのもと、引き続き、年末に閣議決定される平成30年度予算に大型MICE施設の事業費の予算が反映されるよう、内閣府へ粘り強く働きかけていくとのことでございました。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 何か簡単すぎてよくわかりませんが、政府がその事業の採算性などを疑問視している、難色を示しているということがよくメディアとかを通して語られていますね。同時並行で、現行計画の修正も視野に入れるということも言われていますが、その場合でもMICEの建設の見直し、規模の縮小とか、統合型リゾート、カジノを含むものが入るべきじゃないかということもあるらしいです。これは新聞でも書かれているわけです。そういうことがあれば、また沖縄は分断されて私は難しいととても思います。県との協議で内閣府はMICEに理解を示しながらも、東海岸での採算性や交通網の確保などを課題に挙げているわけです。これはまいったなと思います。MICEはいいが場所が悪いと、そこまで言っているわけです。それは与那原、西原に決めた翁長知事の責任なのかどうかまでこれから問われてくると思うわけです。今まで町長がやったことも無になるし、我々議会がやったことも、そういう意味では政局化した場合にはおかしいと。これが最悪の場合になると、やっぱりあらがう基地にはこういう振興策はつけないと、それが露骨になってきたと、3年で。ずっと一括交付金や概算要求で予算を減らしていくと。国策にあらがう知事というイメージをつくってやっているんじゃないかと、そういうことを最近思い始めております。それがもし、辺野古を質草にして、翁長知事が辺野古を認めればMICEもいいですよということになった場合に、これはとてもじゃないけれども、政争になって、全てこういうことになる、大変な時代になると思うわけです。これからもう衆議院選挙に入ってきているし、まさにそういう議論が県議会でもいろいろ出てくると思うんです。この一括交付金の、21世紀ビジョンの中をきのう慌てて見たんですけれども、内閣総理大臣と県知事の通知文書を探してみたらあるんですね、ここにちゃんと翁長知事と仲井眞知事が総理大臣と交わしたものが、全く変更ありませんと。変更すべきことを求める必要がないと認めますという文書も、ちゃんと総理大臣の印鑑が押されているのに、何で今、場所の変更もあると。町長どうですか。例えば、じゃあもし、那覇の港湾施設とか交通網がしっかりした豊見城とか浦添だったら、まさに沖縄経済としての起爆剤にMICEはなると思うんです、100万人の人たちが外国からも入ってくるし、もっとすごい沖縄経済が発展をしていくのに、そこにまた政府から物を言ってきているという状態ですね。町長どう思われますか、ここは。とっても今こういう事態にさしかかっている、悲しくもなっていますよ。 ◎町長(古堅國雄)  皆さんおはようございます。非常に今、与那原町にとりましても、沖縄県にとりましても、このMICEの一括交付金活用が現状のような状態になっているということは非常に残念でたまらないわけですが、私は先ほど上江洲議員から御指摘がありました、場所が悪いとかというような、極限に近いような発言というのは、これはもう言語道断だと。私はそういう人がいるんだったら真っ正面から抗議したいと思っていますが、翁長知事が沖縄県の将来、未来を見つめて、地域の活用、あるいは地域バランスを考えて、今度は東海岸の活性化と、社会資本投資をということでマリンタウン地域に決定したことは、これは大変ありがたいことでありますし、また感謝もしたいと思っておりますし、また今後、中城湾を中心としたいろいろな可能性を秘めた、無限の可能性を秘めた中城湾構想というものも逐一、私たちサンライズや、あるいは中城振興協議会、これは御存じのとおり、7つの自治体の首長が7月31日に立ち上げて、これから一緒に活性化をしていこうと決意をした現在での状況でありますが、このように今、国が指摘している採算性、需要の推計が甘いという指摘、それと周辺環境の整備が整っていないんじゃないかと、宿泊施設もないんじゃないか、遊興施設、全ての面で周辺環境が整っていないんじゃないかという御指摘があるわけですけれども、これはこれからMICE施設が予定どおり進めば、並行して宿泊施設、ホテルの関係業者も国内外から、18カ企業が手を挙げて、私のところにも国内の大手の方々がぜひ進出したいということで、積極的な意思表示がありますし、これはそんなに問題になることではないと、理由になることではないと私は思っております。そしてもう1つ大きな交通アクセスの問題ですが、これも国道329号バイパスは次年度には一部供用開始されますし、そして県道糸満与那原線も平成28年度から29年度、ルート選定、環境アセスメント含めて、継続した調査を行われておりまして、これも実現、整備すると、南部東道路に結ぶという構想まで持って進められておりますし、またゆめなり橋から大名給油所、南風原のそこにつなぐ県道等、あるいは運玉開発、大手の地主が今積極的に調査等々含めて進めておりますし、海上交通の活用も含めれば、私は交通アクセスの問題は全て解消すると考えておりまして、大声を上げてあらゆる場で、あらゆる機会を捉えて、そういう指摘は当たらないということを強く申し上げているところでありますが、まだいまだかつてゴーサインが出ないということで、非常に残念で腹の底から怒りを感じているわけですが、たまらずサンライズ推進協議会、与那原、西原、中城、北中城の4名の首長がそろって、8月23日から24日にかけて直接菅官房長官にお会いすることができました。上京しまして、今の状況をしっかりと直訴しましたし、また非常にいい感じで対応していただいて、私はこれは多少おくれるかもしれませんけれども、この施設は沖縄の将来にとっても本当に大事な起爆剤になる平和産業ですので、これを何としてでも推し進めていきたいと強い決意をしておりまして、ですからまずは県議会が今開会中ですので、事業主体である県の説明を聞いて、これも実は10月31日に富川副知事や企画部長を含めて、サンライズと県側の考え方の説明をしたいということで、既に日程に入っております。ですからそういう説明を聞いた上で、私は地元としてどうあるべきか、それをしっかり決意をしてアクションを起こしていきたいと。場合によっては住民大会も考えております。実は、おとといの新垣タケヒサさんの新報ショーの会場でも、あらゆる経済界の立場の方々から、町長立ち上がりますよと、非常に激励を受けておりまして、私は地元の町長として、これはもう命にかえてもという思いで進めていきたいというふうに強い決意を持っておりますので、ひとつ議会の皆さんの御理解、御協力をお願いしたいと思います。以上です。 ◆上江洲安昌 議員 町長が今までMICE誘致について、与那原町にということを取り組んできたことには敬意を表しますが、しかし事態はですね、今、国と県の協議が整うかどうかということになっているんですね。だから与那原町というものがどれぐらい反映されるかということもこれからあるんだけれども、私はこのMICEというのは国策、町長の前の話は国策だと言っていましたが、言っているんですよ、議事録を見たら。国策じゃないんですよ、これは。国策だったら政局になるし、国の政策だから。これは県益だと思うんです。沖縄がアジアのフロントランナーとして開かれて、これがひいては国益、国策じゃなくて国益につながる。大きな経済効果が起爆剤になるということだと思うんですよね。そうであれば、もしかしたら今交通網が整っている市町村があるわけですから、場所が悪いとか言われて腹は立つけど、これは例えば撤退を決断する時期も、私は最悪あったらどうしようかなと思ったりもしているわけです。これはわからないですよ、ここまでやっぱり国と県があらがう、対立している中ではやりかねないですよ。大変危機感を持っております。多分、次の県知事選まで引っ張る可能性もあるんじゃないかと私は危機感を持っておりますので、もし町長、これに何かありましたら答弁願って、私の一般質問を終わりたいと思います。 ◎町長(古堅國雄)  私は、国策としてのMICE施設、国際会議施設だと。これは日本国はMICE施設については後進国だと言われているぐらいおくれている国であるだけに、骨太構想の中でMICE施設を積極的に推進して整備していくと、きちんとうたわれておりますし、また沖縄21世紀ビジョン計画の中で明記されております。そういうきちんとした基礎的な位置づけをされておりますし、また今、沖縄の観光立県として、観光立国の立場から沖縄の優位性というのは、これは誰も否定できないと思うんですね。ですから国策だとか、県の事業だということで、もし沖縄の今の観光客が急増した状態、もう1,000万人にも手が届くところまで来て、空港整備からさまざまなクルーザー船のバースの建設とか、いろいろ進められている中で、このMICE施設がだめだということは、理屈としても通るわけではないわけでありまして、絶対必要な施設だという確信を持っております。ですからそういう意味では、基地と振興策はリンクをしないとはっきり明言しているわけですから、しかしそうは言いながらも何かしら見え隠れしているような感じもなきにしもあらずですが、しかしそれはそれで沖縄の将来の、やはり未来の発展には、これは絶対必要な施設だということで、あらゆる行動、地元として、あるいは県議会、国会議員の皆さんのお力をかりながら、これは全力で推し進めていく。ただ、撤退ということは、これは県が事業主体ですので、これは大きな責任です。これだけの期待をさせて、これができませんでしたというようなことがあっては、これは許されることじゃないですからね、これはまた黙っておくわけにはいきませんので。これは全町民あるいは東海岸、あるいは沖縄県民、あちらこちらから、首長も交えて、議会の皆さんも交えて、私のところに最近は何とかしてお互い協力してという話がたくさんまいっておりますし、世論としては、私は沖縄全県民が押しているというような受けとめ方をしておりますので、全力を挙げていきたいと。ただ、今、いきなりアクションを起こすということは、県議会中でありますので、それをしっかり踏まえて、県の説明を聞いた後にアクションを起こしていきたいと考えております。 ◆上江洲安昌 議員 今、町長の答弁を聞いて感じたことですが、沖縄県民を絶対MICEで分断させてはいけないと、そう思うわけです。今、町長は県の責任というところまで言おうとはしていましたが、私は町長の言い方に対しては、むしろ私は国の責任だと。だって21世紀ビジョンはちゃんとやるというところの署名までやっておいて、今そういう対応をしているということは、県の責任より国の責任が大きいですよということを言って、私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(識名盛紀)  以上で上江洲安昌議員の一般質問を終わります。 次に上原晃議員の一般質問を許します。〔上原 晃 議員 質問席に着く〕 ◆上原晃 議員 先ほど上江洲議員のほうから歴史的なひ孫の話がございましたが、何でこんなにかわいいのかよ、孫という名の宝物という歌がございます。本題に入る前に、私ごとで大変申しわけないんですけれども、孫の話を少しさせてください。私は以前にも孫はとてもかわいいですよという話をしたんですけれども、7月7日、七夕の日に6人目の孫が生まれまして、私も6人のおじいちゃんになりました。とてもかわいい女の子で2カ月余りが過ぎまして、今名前を呼んで声をかけると笑うようになりまして、とても癒やされまして、今、上の子、男の子、女の子がいますけれども、この子たち2人を保育園に送り迎えをしているときが一番幸せを感じております。そして上の男の子5歳でして、この子が二十歳、20歳、成人式を向かえるときに、私はちょうど80歳になるんです。2人でお祝いのビールで乾杯できたらいいなと、今からそれを思っています。今は少子化時代とも言われておりまして、ある企業が子供を持った夫婦を対象にした意識調査というものがございまして、「3人目の子供が欲しい」と回答したのがわずか8.6%にとどまり、後ろ向きの姿勢が浮き彫りになったと。生活費など経済的な負担が主な理由だそうでして、少子化の改善には環境整備が必要だと分析をしていると。人口減少を食いとめるには、夫婦2人に対し3人以上の出産が求められると。「2人目が欲しい」と回答したのが46.0%と高く、3人目の壁が際立ったということでありまして、「3人目は欲しいが難しい」と答えたのが24.3%、「3人目を欲しいと思わない」と答えたのが67.1%で高く、その理由としては「生活費がかかる」「教育費がかかる」「身体的な、年齢的に難しい」が主な理由だったそうです。一人一人の所得の伸びには限界があるため、保育所の充実や税制改正を通じ、共働きしやすい環境整備が求められると指摘をしております。本町にとりましても人口増加に伴い若い夫婦が多くなっているかと思いますが、子供たちは地域の宝とも言われておりますので、多くの若い夫婦がこの与那原町に住んでよかったと言われるような環境整備、まちづくりができればいいと思っております。議員の中でも一番若い德田議員にも聞いたんですけれども、本人は四、五名欲しいと言っているんですが、やはり奥さんと相談して頑張りますということを言っていましたので、3人以上を期待しておりますので頑張っていただきたいと思います。それでは通告しました一般質問に入ります。 初めに、大綱曳まつりについてお伺いをいたします。ことしの大綱曳まつりは2日間で延べ3万人が来場したとのことでありますが、本町の最大イベントであります大綱曳が無事に終わり、町長もほっとしているところではあると思います。今後の取り決め等についてはいろんな課題があると思いますが、綱曳会場等も含めましてどのようにお考えかお伺いをいたします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  上原晃議員の(1)①大綱曳まつりの今後の取り組みについてお答えいたします。今年度もテレビCM、ラジオCM、与那原ナビやテレビ番組放送などで情報発信を積極的に進めた結果、昨年度より多くの来場数となっており、認知度向上の面において非常に効果的だったと考えております。今後は、沖縄へ多くの外国人観光客が訪れることが予想されていることから、情報発信ツールなどの多言語化を視野に入れ、引き続き取り組んでいきたいと考えております。また、今回大綱曳まつり会場にて2日間にわたりアンケート調査を実施しております。アンケート調査では565人のサンプルが回収できており、その結果によりますと、与那原大綱曳まつりを知人の情報で知ったという方が約半数を占めていることから、友達同士の会話の中で大綱曳まつりの話題が話されているものと感じており、多方面に情報を発信した結果が、効果があらわれたものだと考えております。また、そのほかのアンケート結果としまして、まつり1日目来場者の32%が出店を目的に来場しており、2日目以降の来場者の32%が大綱曳、25%が花火、22%が出店を目的に来場しております。今回のアンケート結果を踏まえて、大綱曳まつりにおける体験メニューの構築や出店事業者を管理しております商工会と連携して、祭り終了後も継続的な取り組みができる仕組みづくりを検討していきたいと考えております。以上です。
    ◆上原晃 議員 今課長からありましたとおり、いろいろと調査したり、テレビ放映も2週連続にわたって特集がありました。とてもよかったという感じをしております。そして広報紙も数ページにわたって連載されております。新聞にも大きく取り上げられて、与那原大綱曳も世界的、国内的にも有名になったと思ってはいるんですが、私ある与那原の1期先輩、綱づくりについては本当に第一人者じゃないかという方が家まで来まして、この与那原大綱曳400年余の伝統を誇る、これであなたも綱武士という、これは白黒なんですが、カラーだったらもっとすばらしいと思うんです。このようなこともありまして、これまでのガイドブックと申しますか、これは四、五年前ですね、これも中身が全然違うんです、軽便駅も入っていませんし。ですからこういうことでいろんな市町村へ行っても、ガイドブックはどこでもすぐあるんです。だからそういうことで、この辺の、今後のガイドブック等も含めまして、どういう資料をつくったらいいのかという、こういうものが必要ではないかと思います。そしてこれは次の宮平議員からもあると思うんですけれども、8月28日の新聞には花火ショー、せっかくのきれいな花火が会場からは全然見えなかったと。会場近くのバス停もなくて係員も見当たらないと。歴史ある与那原大綱曳まつりは今後にも期待したいから、実行委員会のほうは問題点を反省し取り組んでほしいという投稿記事もございました。そしてあと1点、私、毎年親川広場に行って、40年余りも反省会、慰労会をしているんですけれども、ある友人からこれをもらいまして、これは副町長持っていると聞いています、町長は持っていますか、もらいましたか。これをもらって感動しまして、友人あと1人は赤でした、あれは西だと思います。私は東の綱武士、これ町章が彫られて東ですね、綱武士。綱のカナチ棒が彫られておりまして、すばらしいなと思ってですね、この辺にもいろんなこういう綱武士でもいれば、こんな綱武士がいるんです。だからそういうことで与那原町をもっと発信するためには、この島ぞうりを観光資源化として生かされないかということも含めまして、どのようにお考えか再度お願いします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  上原晃議員の再質問にお答えいたします。まず、本町のガイドブックにつきましては、平成26年3月に策定されており、今年度更新作業を予定しておりましたが、より具体的かつ効果的な活用方法など、方向性が整理されておらず更新に至っておりません。しかし、今年度策定予定であります観光実施計画に効果的な活用方法などを位置づけ、次年度以降の更新作業に向けて検討をしていきたいと考えております。また、東海岸地域サンライズ推進協議会におきまして、4町村一体となった観光マップを今年度策定予定となっておりますので、双方で連携をとりながら進めていきたいと考えております。続きまして、花火についてお答え申し上げます。花火を打ち上げる際には、半径70メートルの安全エリアを確保しなければならないという、沖縄県煙火消費の許可基準があります。それを満たせる場所を優先事項として探していたところ、東浜野球場、大型MICE建設予定地、Bブロック、パークゴルフ場の4カ所が候補地として挙がりました。その中で、昨年度打ち上げ会場となった東浜野球場におきましては、与那原警察署より与那古橋の封鎖指導や近隣住宅への花火かす落下の影響もあり除外することとなりました。そのため、より安全性が高く、花火かすの影響が小さいと考えられますパークゴルフ場から打ち上げることとなり、その結果、まつり会場の一部において花火が見えないものとなってしまいました。今回の結果を反省し、教訓として次年度におきましては、安全性を確保しつつ、会場からよく見える場所を選定していきたいと考えております。次に島ぞうりにつきまして御回答申し上げます。島ぞうりのアートにつきましては、若者を中心に県内の大手スーパーなどでよく目にするところであり、観光客の方々にお土産として、人気商品であると認識しております。その中で本町の観光資源である大綱曳とコラボレーションした形で商品の開発ができないか。ピーアール活動に使用できないかなど、今後検討していきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 先ほど申し上げました東村観光ガイドブックですね、本部町観光ガイドブック、今帰仁めぐりマップという、多分許田の道の駅からもらってきたものだと思うんですけれども、各地域こんなものがありますので。たまたまですが、9月15日の新聞にもありましたとおり、島ぞうりアートの世界ということでありまして、沖縄の企業がさまざまな模様を描き出す島ぞうりアートを沖縄特有のビーチサンダル文化として世界に発信していると、沖縄県民に昔から愛用されている島ぞうりを、沖縄を代表する文化の発信とともに、沖縄の観光にも寄与するとの記事がありまして、やはり本町でもMICE事業の成功とともに、本町最大であるイベント大綱曳を世界に発信するためにはこのような発想、アイデアが今後必要ではないかと考えておりますので、いろんな知恵を出し合って、将来に向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。 それでは②の与那古浜公園周辺で毎年行われております、クリスマスシーズンイベントとして行われているイルミネーションについてお伺いをしたいと思います。今後を含めて、取り組みについてどうお考えでしょうか。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  上原晃議員の(1)②イルミネーションの今後の取り組みについてお答えいたします。与那古浜公園のイルミネーションは、与那原まちづくり推進協議会の事業となっており、その予算につきましてはカレンダー広告でいただいた財源を活用しております。また与那原まちづくり推進協議会の加盟団体である与那原町青年会、与那原町商工会青年部、与那原町ジュニアリーダークラブ、沖縄女子短期大学で構成されるクリスマスイルミネーション実行委員会の若い力でまちを活性化する目的で行っております。現在、他の自治体の取り組みも学びながら、今後は今の規模を少しずつ拡大し、水路沿いまで広げることを目標に、クリスマスイルミネーション実行委員会にて方法を検討しているところです。また点灯式の際にイベントを行っておりますが、その他の機関につきましては特に催し物がないため、観光商工課としましても、与那古浜公園でのイルミネーションとの連動した施策を今後検討していきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 私、たまたま商工会会長とお会いする機会がありまして、いろんなこのイルミネーションについて話し合いをしました。そうしたら会長が、うちの会社の社長に会っていろいろ聞いたほうがいいですよと言われまして、私この会社に訪問しまして社長とも会ってきました。この会社の方針としまして、お客様、町民に対してどのように還元できるか、喜んでもらえるかということを社内で話し合ったそうです。そうしたらイルミネーションがいいということで、約七、八年前に取り組みまして、総額幾らと申し上げられないんですけれども、大分費用もかかったということで、会長も、町民の皆様が、お客様に喜んでもらえたら続けて行くよという話もしておりました。そして私以前から考えていたんですけれども、隣には、今話したのは皆さん御存じの次郎工業ですね、町民にもすごく喜ばれて評判はいいという話は出ています、いろんな声があります。私もダイハツとかスズキ、隣の企業にも声かけてというか、それはどんどん広げてもらいたいと何カ年か前から考えを持っていまして、農協の与那原支店の支店長にもお会いしてきました。そうしたら支店長の話でも、次郎工業のようにすごく大きくはできないけれども、小さなものから一年一年取り組んだら可能ではないかと。ファーマーズと農協本部のほうにも一応話を聞いてみますということで、私もお願いしてきたんです。そういうことでいろんなアプローチといいますか、企業にも声をかけてもらえたら、今後も大きくなっていく可能性はあるのではないかと思いますので、この辺も含めまして、かねひでもありますね、今後広げられる可能性と申しますか、各企業にもお声をかけていただきたい、アプローチもしてもらいたいということで今後の取り組みについて、再度どうでしょうか。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  上原晃議員の再質問にお答えいたします。与那原まちづくり推進協議会では、以前から与那古浜公園周辺の企業につきましても、点灯式に合わせた一斉点灯を依頼しております。イルミネーションを所有している企業に関しましては、イルミネーションライトの一斉点灯、イルミネーションを所有していない企業に関しましては、店舗の外部照明等での一斉点灯での御協力をいただいております。今年度からはイルミネーションを所有していない企業に関しても、積極的なイルミネーション設置の協力依頼を行い、与那古浜公園から周辺地域へイルミネーションの拡大、波及ができるような取り組みを行っていきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 ③に進めていきます。東浜を囲む水路の活用方法についてお伺いをいたします。先日、現場視察で親水公園の現状を見てきたのですが、カヌー置き場等もまだまだ生かされていないと思いますし、私は以前にも水路の安全が確保できれば、子供たちによる手づくりのいかだ競争とかも提言を申し上げてきたんですけれども、このようなイベントがまだ取り組めていないのかなということで、今後の水路の活用をどのようにお考えなのかお聞きします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  上原晃議員の(1)③東浜を囲む水路の活用方法についてお答えいたします。東浜水路の現状としましては、水が濁り、水質がよくない状況にあることとあわせて、水路沿いの景観を魅力的なものにする必要があります。そのため水路の水質改善や水路沿いの景観形成を担当する関係各課と協議をし、連携を図りながら環境整備を優先的に行っていくことが重要であると考えております。その上で水路活用につきましては、現在策定中であります観光実施計画に、今後の活用方法や実施後の効果などを位置づけた後、計画性を持って水辺空間を生かしたイベントを行い、にぎわいの創出に努めていきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 この水路の活用については、町民からもいろんな声がございます。例えばこの水路上に鯉のぼりを掲げて泳がせたらどうかという声もございますので、私もちょっと調べてみたんですけれども、鯉のぼり220匹比謝川ゆうゆうと泳ぐ、これは嘉手納町ですね。地域のつながり、鯉のぼり手づくり4,800匹大空へ、これは浦添ですね。平和を願い2万3,000匹、県内最大、これは糸満の平和祈念公園でありまして、その他、各地域でもいろんな鯉のぼりについての祭りは開催されているかと思いますが、各家庭でも子供の健やかな成長を願い掲げているところが多いかと思うんですけれども、5月になりますと見えます。子供たちが成長すると、この鯉のぼりは、多分倉庫にしまっているのか、タンスにしまっているのか、この辺も町内、まず呼びかけたら出てくるんじゃないかということも期待をしておりまして、娘に聞いたら、ネットで呼びかければ何匹かすぐ集まるんじゃないのという話もありました。その辺も含めまして、初めは50匹、100匹、1本のロープでもいいと思うんですけれども、どんどんこれが広がっていけば鯉のぼり、水路上を生かせるのではないかと思いますので、町内の各家庭に眠っている、この辺も鯉のぼりがないかどうかも含めまして、再度このあたりについて課長お願いします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  上原晃議員の再質問にお答えいたします。鯉のぼりにつきましては、今アドバイスがあったとおり、ネットでの呼びかけなどを行いながら鯉のぼりを集め、また幼稚園や保育園と連携し、子供たちによる創作の鯉のぼりを掲揚できないかなど、関係各課と連携を図りながら取り組んでいきたいと考えております。以上です。 ◆上原晃 議員 今までの3点については、本町の観光、まちづくりにもつながってくると思いますので、大綱曳はもちろんですが、5月の鯉のぼり、8月の大綱曳、12月のイルミネーションと続いて大きく広がっていけば、町民への還元、子供たちも喜ぶのではと私はそう思うんですが、町内外へ発信することも含めまして、副町長、町長のお考えをお伺いしたいと思います。 ◎町長(古堅國雄)  観光立県としての位置づけ、そしてMICE施設が少しはおくれるかもしれませんけれども、完成した暁におきましては、たくさんの観光客がこのまちを訪れるという形になります。そこでやはりまちの魅力というのは歴史を感じさせるようなまちづくりが非常に大事ではないかと思うわけですが、その意味では与那原町は琉球王朝のころからのさまざまな資源、観光資源はこれからも一つ一つ、親川を初め、御殿山とか三津武嶽とか、そういうところも非常に大事だと思いますので鋭意努力していきたいと。 それから水路の活用につきましては、鯉のぼりの御提案ありがとうございます。あれは鯉のぼりのイメージと、もう1つはカヌーとか屋形船とか、もう1つは、最近長崎の夜の夜景、提灯が非常に独特な雰囲気を醸し出すということで、そういうものも含めて、やはり私たちの感じているところ、またよそからの御提言、御提案、この辺はさまざまなアイデアがあると思いますので、これを観光資源にすべく、いろんな場所でいろんな取り組みを鋭意努力していきたいと思っております。 ◆上原晃 議員 時間も残り少ないものですから、サッサと進めたいと思いますけれども、2番目の東部清掃施設組合について。①、②一緒にやっていきます。①の組織統合、一元化の進捗状況と。②事務体制、議会運営をどのようにお考えかお願いいたします。 ◎生活環境安全課長(比嘉哲也)  皆さんこんにちは。ただいまの上原晃議員の(2)東部清掃施設組合について。①組織統合、一元化の進捗状況は。②事務体制、議会運営をどのようにお考えかを一括して答弁申し上げます。まず、組織統合につきましては、ことし12月の定例議会に南部広域行政組合規約の変更議案と東部清掃施設組合の解散及び財産処分の議案を上程する予定であります。全ての構成市町村において議案が可決された後、来年の1月には沖縄県に規約変更の許可申請や解散届け出を提出する予定であります。また、一元化施設、新炉につきましては、平成31年度には建設地を決定し、各種法的手続を得て、平成36年度から建設着手し、平成39年4月の供用開始を目指しております。事務体制、議会運営についてですが、組織統合後も従前どおり焼却施設や汚泥再生処理センターは稼働いたします。なお、職員については、総務的な事務は南部広域行政組合総務課で行う予定であります。南部広域行政組合の議会は、構成市町村の議長で構成されておりますが、解散する清掃組合議会議員の意見も拝聴しながら検討を行っているところであります。以上です。 ◆上原晃 議員 今の東部清掃施設組合の現状を見ますと、ごみ処理稼働率90%超、施設の老朽化、そしてMICE建設後のごみ問題等を考えますと、1年でも早く新路建設計画が進み、移設、移管したほうがいいとは考えておりますが、昨日の説明会の資料では、今課長からも御説明があったんですけれども、東部清掃施設組合議会は1市2町2村で構成されておりまして、各地域の議員が選出されております。議員が13人で予算、決算審議を行っておりまして、この改正案では、先ほどもありましたように組合議会の議員の定数は15人とし、組合市町村の議長でもって充てるとのことですが、議場の構成については見直しもあるということで、10月までには決定し、12月議会に各地域に提案するということでした。今後も各市町村から多額の負担金が発生すると、そういうことで、果たして地域の議長だけで審議するのは大きな負担ではないかと思っておりまして、今でも東部清掃施設組合議会運営は、今までの議会運営、13人でやった議会は何だったのかということも疑問に思いますし、今までの東部清掃施設組合も本町から3人の議員が行っていますし、東部消防組合議会にも3人の議員が選出されております。この点も含めまして、管理者であります町長の考えは、今後どのようにするというお考えでしょうか。 ◎副町長(照屋勉)  上原議員の再質問にお答えをしたいと思います。昨日、南部広域行政組合から来て、12月の議会についての御説明があったところでございますが、今回、東部清掃、糸・豊、それから島尻消防の中の清掃施設が統合するということからしますと、南部広域行政組合の規約上は議長の15人ということになっておりますが、ただ、これまでも多くの皆さんから御指摘があったように、平成38年までは東部清掃は少なくとも稼働するわけですので、そういう中において、地域の代表である議員が、議長が出るわけでございますが、なかなか議長1人で全てのものを精査あるいは予算も含め、チェックできるかというような御指摘はごもっともなことだと思っております。そういうことの指摘を受けて、第5条の議会の組織あるいは議員の選挙方法について、いま一度、いろんな角度から検討しているところでございまして、今後、理事会の前に構成する副市町村長でも議論をしていくことになろうかと思いますので、それについては進めたいと思っております。ただ、今上原議員から多額の負担額ということがございましたが、負担額は今回の一元化に伴い減りますので、減ることになりますので、それに伴っての負担がふえるということではございませんので、その辺は御理解をいただきたいと思います。以上です。 ◆上原晃 議員 私もこの新しい組織の議会運営については、東部清掃施設組合の局長とも長い間いろんな話をしてきまして、議会体制も各地域から1人になるのか、2人になるのかというお話はずっとしていました。そういうことで進められると思っていましたので、各地域の議会にも納得いく説明ができるように、今後取り組んでいただきたいということを申し上げます。次にまいります。 3番目の沖縄の平和と米軍基地についてお伺いをいたします。先月8月12日土曜日に行われました、翁長知事を支え、辺野古に新基地をつくらせない県民大会についてお聞きしたいのですが、その日は多くの県民が新基地建設の断念を訴えて、約4万5,000人が参加をしております。大きく新聞報道もされていますので、町長もいろんな思い、考えがあるかと思いますので、町長の感想を伺いたいと思います。 ◎町長(古堅國雄)  県民大会、私は沖縄県民誰一人として二度と戦争はあってはならないし、あるいは基地の過重負担があってはいけないし、あるいはまた地位協定の見直し等々、ほとんどの県民が同じ思いだと思います。ですから私たち県民の意思を明確に発信するという意味で県民大会が持たれたことはそれだけの県民の意思表示ということで発信することは非常に大事なことだというふうに受けとめておりまして、その意義は大きいものがあると思います。ただ、今の国際情勢を見ますと、非常に不安な材料がたくさん出てきている中で、沖縄の未来をどう私たちの次世代の子や孫が安心して、平和な暮らしができる世の中をつくっていくかということについては、たくさんの課題が根深く残っているということも、最近ある論文を読みまして感じ入りました。といいますのも、全国的な懇話会の大阪大学のロバート教授の論文を見まして、やはり沖縄の基地問題、これは大変な歴史も経緯もある中で、ただ要求だけでもいけませんし、あるいは沖縄県民のしっかりした問題提起、意思表示というのも大事だということを明確に論文の中で読み取ることができましたけれども、非常に大きな課題であるだけに、沖縄県民一人一人がそういう意識を持って、日本国政府の防衛意識、ここにも大きな問題があるという指摘をされていますけれども、米国と日本との日米同盟のあり方についても触れておりますが、非常にいい勉強をさせてもらったと思っております。ですから沖縄県民の戦争体験の犠牲者を許す、数万人も出した地上戦のあった沖縄県民の立場として、平和を叫び続けていくということは非常に大事だと思っております。 ◆上原晃 議員 私も4月の町議選が終わりまして、今までに3回辺野古に行きました。賛同する同僚議員、そして島ぐるみ会議与那原支部の同志の皆さんとともに参加をしまして、この3回とも与那原支部島ぐるみ会議が大型バスを出しております。毎回のように満席でありまして、本町からも多くの先輩方が参加をしております。私は、町長にも高江や辺野古の現状を見てほしいと、一緒に行きましょうと前回お話したことがあるんですけれども、町長にも、先ほどお話しがあったようにいろんな立場、考えがあるかと思うんですが、このように多くの町民、与那原島ぐるみ会議の新基地建設反対行動について、どのようにお考えか、再度どうですか。 ◎町長(古堅國雄)  辺野古基地の件について、私も私なりに与那原町長として、あるいは政治に携わるものとして真剣に考えないことはないわけでありまして、どうあるべきかということは常日ごろから真摯に受けとめて考えて、熟慮の結論として、政治家として行動しているつもりですが、ただ先ほどのロバート、論文の中でも指摘がありますように、やはり辺野古新基地が沖縄の基地問題を解決することにはならないとはっきり明言しているんですね。と申し上げますのは、日米間のこれまでのSACO合意とか、あるいはさまざまな経緯の中で七十数年も日本国が平和で、国民が安心して暮らしてくれたその経緯の中で何が重要かということを、アメリカと日本国の捉え方が、防衛政策の中で大変な違いがあるという指摘もあるんですね。ですから、やはりアメリカから言わせれば、傘の下で経済振興、経済大国に成長した日本国、防衛意識に対する不満が充満しているという指摘もありますし。ただ、この前トランプ大統領は、日米はもう100%一体化したという宣言もありましたけれども、北朝鮮の問題が出たから100%と言っているだけで、これまでの日米間の認識の違い、あるいは防衛に対する思いの違いというのが非常に大きな認識の違いがあるんだなということを学ばせていただきました。ですからそういう複雑な奥深いさまざまな国家間の防衛政策とか、あるいは経済摩擦とか、今は経済摩擦じゃなくて防衛摩擦だと言っている学者もいるぐらいで、ですからその中で辺野古だけが沖縄の基地問題の解決策にはならないとはっきり明言しているとおり、沖縄全体の未来を考えた、将来を考えた沖縄県民が安心して暮らせる、あるいは国民が安心して暮らせる平和な日本国を維持していくというのはどうあるべきかというあたりから真剣に議論を掘り下げていくべきだという感じを持っております。 ◆上原晃 議員 関連しますので、②の慰霊の日、6月23日、平和祈念式典に町長も毎年出席されておりますが、御感想をお伺いいたします。 ◎町長(古堅國雄)  慰霊の日、6月23日は最優先に私は日程を、何カ月も前からそういうふうに秘書にも注意をしておりますが、参加するたびに、第二次世界大戦の犠牲になられた方々の思い、遺族の思いというのは本当に心に染み込んでくる思いで、また挨拶される方々、さまざまな立場でいろんな挨拶があるわけですが、やはり県民の立場としては二度と戦争を起こしてはいけないと。ですからお互い県民の願いをその日に強く、特に若い人たちに対して戦争というものはこういうものだということをしっかり認識させる、あるいはまたアピールする意味でも非常に大事な一日ではないかと受けとめておりまして、その日は何があっても最優先に参加させていただいて、お互い再確認、認識を改めるということで参加させていただいているつもりです。 ◆上原晃 議員 最後になりますけれども、私も議員になってからは毎年のように参加をし、平和行進もしております。沖縄全戦没者追悼式の場では小中学、高校生を代表しての子供たちの平和の詩、詩の朗読には自然と涙が出てくるんですが、いつも私の隣には丈二課長が座っているんですけれども、私が泣いている姿を見ているかどうかわからないんですが。今、県内小中高校ではいろんな形での平和学習が取り入れられているかと思います。1つの例としまして、全国に伝えたいと宮森小ジェット機墜落を題材にしての劇、これはうるま市の伊波中学校、対馬丸の悲哀を劇に那覇の児童生徒が熱演、地域の高齢者から戦時中の体験を聞き、その内容をまとめて発表する、これは北谷高校、これはほんの一部でありまして、また新聞にも未来に伝える沖縄戦、失われた青春時代、未来に伝える沖縄戦、私が幼かったころという題材で戦争体験者からの聞き取り調査として、中高校生が取材した記事が連載をされております。本町でも町民平和の日の6月21日には、恒久平和を願い式典が行われております。また与小、東小でも学習発表会では平和劇が発表されておりまして、私は本町の子供たちにも命の尊さ、平和の尊さ、沖縄戦の真実を伝えていくべきだと考えておりますが、本町としての今後の取り組み、学校教育の一環としてどのようにお考えなのか最後にお聞きしまして、私の一般質問を終わります。 ◎総務課長(上原丈二)  議員の皆様こんにちは。それでは上原晃議員の③本町の平和教育をどのように考えるかについて御答弁申し上げます。与那原町では、平成23年度に与那原町民平和の日を定める条例を制定し、与那原町民平和の日を5月21日と定めております。その条例の第1条、目的として、この条例は、第二次世界大戦において国内で唯一地上戦が行われた沖縄戦の悲惨さや、戦後の米軍占領下の時代から現在までの時代背景、変遷を忘れず教訓とするとともに、後世に語り伝えもって戦争を二度と起こさず、世界の恒久平和を念願するため与那原町民平和の日を定めるとしております。与那原町としても、戦争の悲惨さを後世にしっかりと語り伝えることは非常に大事なことであると考え、ことし5月21日には運玉森へ実際に登頂し、沖縄戦時下の与那原町の実情を勉強する登頂学習会を行っております。また5月15日から役場の1階ロビーにて、戦中から現在へ移り変わりを当時と現在の写真を比較展示して示した展示会を行うとともに、5月21日には町民平和の日記念式典を軽便与那原駅舎展示場館前にて開催し、戦争体験者の講話学習を行う等の平和授業を行っております。また、総務課のみならず、生涯学習振興課においても6月16日からコミュニティーセンターにて、学校教育から平和を考える企画展の開催や6月17日には子供たちへ向けたアニメ上映会を開催するなど、町全体で平和教育を取り組んでおり、今後も平和教育について推進してまいりたいと考えております。以上です。 ◎教育指導主事(田山宗則)  上原議員の御質問にお答えします。学校教育としても、学校劇等で取り組んでいるところですが、それ以外にも学校独自で平和教育旬間としまして、図書館を中心に資料の展示、読み聞かせ等も実施しております。また先ほどお話がありました生涯学習振興課が行っておりますコミュニティーセンターでの企画展のほうにも各学年、各学級等で積極的に見学に行っている状況です。以上です。 ○議長(識名盛紀)  以上で上原晃議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。午前11時46分 休憩 午後1時32分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に宮平正傳議員の一般質問を許します。〔宮平正傳 議員 質問席に着く〕 ◆宮平正傳 議員 皆さんこんにちは。お昼終わって眠たいかもしれませんが、ひとつおつき合いをよろしくお願いいたします。皆さんユンタクを入れておりますので、私もユンタクを入れたいと思います。英語ではイントロダクションと言うらしいですね。沖縄の行事の話をしますと、今月お盆がありましたね、新の9月3日から5日ですね。旧では7月13日から15日が旧盆でしたね。その前には七夕というのがあります、7月7日、墓を掃除しに行くんですね。お盆がありますからおいでくださいという案内をかけることらしいです。3日がウンケーですね、皆さん仏壇、位牌を掃除して清めて御案内、迎えるわけですね、〈…聞取不能…〉するわけです。そのときにグーサンウージという、昔はよくやりましたけれども、最近は見えないですね、キビをつえがわりに置くとかですね。それから私の親父が生きているころはほうきを、ノボウトというんですか、材料を取りに行きました。メドハギというらしいです、ウチナーグチではちょっとわからないんですけれども、メドハギというのを取りに行きまして、それでほうきをつくった思い出があります、親父との思い出ですね。そういうものもあったりして、最近はそれもなくなったですね。それから4日がナカヌヒーといって三度の食事をあげるんですね。それからそうめんを用いたのが多いらしいです、料理ではですね。それから5日はウークイですね、今まで飾っていたのを玄関とか門に持っていって、そこでウチカビを燃やして、また来年来てくださいということで送るわけです。こういうことで、盆が引き継いでいるというんですか、若いのに子供にも全部引き継がれていくといういい習慣だと思います。目に見えないものというんですか、目に見えないものを畏敬の念を抱くというんですか、そういうものがだんだん失われてきているんじゃないかと思いまして、そういうものを大事にしなければいけないと思います。それからきょうは旧暦では8月8日なんです、皆さんよくわかると思います。数字でいくんですね、米寿なんですね、きょう8月8日は。旧暦で読んでいくんですね、ちなみに9月8日がカジマヤーですね、全部旧暦でいきます。これは数えの年齢です。トーカチはなんでトーカチというかわかりますか、私もちょっと調べてきてわかるんですけれども、米のますきりに使う竹筒のことらしいです、これをトカキというらしいです。これをかごにこれを持って、そこにトカキを置いていたそうです。祝賀に訪れるお客さんに1本ずつあげたということで、トカキから来ているようです。余り聞きたくなかったかもしれませんが、トーカチはトカキから来ているということで。では、早速質問のほうに入っていきたいと思います。6問ございまして、ひとつよろしくお願いいたします。 与那原大綱曳まつりがこの前盛大に行われました。テレビでも取り上げられました。OKINAWA MONDE W・ALKER(おきなわ モンド ウォーカー)というOTVのテレビ番組で取り上げられまして、そこに出る、名前をちょっと忘れたんですけれども、その方が支度に乗りまして、外国人で初めてということですごく話題になりました。そのモンド ウォーカーに今でもずっと与那原は提供して、町の駅舎を今でも宣伝しているんですね、相当効果のあるものだと思っております。与那原に大綱曳まつりがあるということで、沖縄の中でですね、今までも知られていたんですけれども、余計に知られたと思います。(1)の①ですが、これは新聞の投書に載っていたものなんです。たまたま投書した人が私の知人なんです。南風原の与那覇に住んでいまして、-----というんですが、この人はクレーマーなんです。ただのクレーマーじゃなくて、ポジティブなクレーマーなんです。ですから決して悪いことは書いていないんです、すごく楽しかったと言っていました、私電話しました。電話をしてどうだったのという話をして、そうしたらきいやま商店ですか、あの人たちが好きで来たと言っていました、すごく楽しかったと言っていました。しかしながら最後のところで花火が会場から見えなかったということでその辺のことを言っておりましたので、①のこと、原因とか、先ほど上原晃議員にも答えたと思いますけれども、上げる段階でどこかを選定していくわけですよね。ですから見えるところとかそういうものを検証しながら、私は何カ所か決めると思うんです。例えば風が北風だったら向こうがいいなとか、そう綿密に決めていたのかなという感じがします。その辺の原因とか今後の対策、二重になるかもしれませんが、済みませんがよろしくお願いします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  宮平議員の(1)①まつり会場から花火が見えなかった原因と今後の対策についてお答えいたします。花火を打ち上げる際には、半径70メートルの安全エリアを確保しなければならないという沖縄県煙火消費の許可基準があります。それを満たせる場所を優先事項として探していたところ、東浜野球場、大型MICE施設建設予定地、Bブロック、パークゴルフ場の4カ所が候補地として挙がりました。その中で、昨年度打ち上げ会場となった東浜野球場におきましては、与那原警察署より与那古橋の封鎖指導や近隣住宅への花火かす落下の影響もあり除外することとなりました。そのため、より安全性が高く、花火かすの影響が小さいと考えられるパークゴルフ場から打ち上げることとなり、その結果、まつり会場の一部におきまして花火が見えないものとなってしまいました。今回の結果を反省し、教訓として次年度については安全性を確保しつつ、会場からよく見える場所を選定していきたいと考えております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 よろしくお願いしたいと思います。 それでは②に行きます。この方は車で来られて駐車場に車をとめられたんですね。帰るときに駐車場に帰るかわからない、バス停がないということがあったらしいです。誰かが並んでいたのでそこで並んで待っていたら40分ぐらいで来たらしいんですけれども、その辺の考慮が必要じゃないかということで②で上げておりますので、そのお答えをお願いします。 ○議長(識名盛紀)  宮平議員、ここ通告を読んでいただけませんか、議事録に載りませんから。 ◆宮平正傳 議員 ②臨時駐車場からシャトルバスの運行があったが、まつり会場からバス停案内表示がなく、係員も見当たらない。原因、今後の対策は。琉球新報への投書の扱いはということで、ひとつよろしくお願いします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  宮平議員の(1)②についてお答えいたします。与那原小学校の運動場を大綱曳まつりの駐車場として開放しておりますが、駐車エリアの不足のため、大型MICE建設予定地を臨時駐車場として設定させていただいております。その際、シャトルバスの時刻表を示した立て看板を駐車場内に2カ所設置しておりましたが、大きな文字でシャトルバスの停留所と記載した看板は設置していませんでした。さらに人員不足により係員は常駐させず、巡回体制で行っておりました。今後は目立つ停留所の設置と係員を配置し、利用者の立場に立った、親切でわかりやすいサービスを行ってまいりたいと考えております。また、琉球新報の投書につきましては、大綱曳まつりに対する改善点と今後の期待感がにじみ出る貴重な御意見をいただいたと考えております。今後はこの御意見を反映させ、大綱曳まつりに来られた来場の皆様が気持ちよく楽しめるように、運営改善に取り組んでいきたいと考えております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 ちょっと時間が押しましてですね、読みながら言っていきたいと思います。(2)①に行きます。観光協会設立について。設立の進捗状況について伺いたい。よろしくお願いします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  宮平議員の(2)①観光協会設立の進捗状況についてお答えいたします。観光協会の設立につきましては、平成29年2月に観光協会設立準備委員会を立ち上げ、ことし8月の設立を予定しておりました。しかし、設立後のスムーズな運営を考慮すると、現在策定中の観光実施計画において、観光協会の位置づけを明確化し、人材確保と予算確保なども考慮した上で立ち上げたほうがよいということもあり、今年度の委員会にて観光協会のあり方をしっかりと検討し、答申を行う予定となっております。また、他の観光協会の状況を拝聴すると、ほとんどの観光協会において自主事業で生み出される財源のみでの運営が厳しく、自治体からの補助が不可欠な状態となっております。補助金分の効果等も踏まえた上で、再度観光協会の役割や適正人材の確保、資金面、持続性を検討し、他の市町村との連携も視野に入れながら設立に向けて準備を進めていきたいと考えております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 よくわかりました。他の市町村のほうも、宜野座とかかなり小さいんですよね。しかしながら、随分活発にやっておられます。それから北谷とかもあります。南城市などは大きいからあれなんですけれども、ひとつよろしくお願いいたします。それでは次のほうに行きます。 (3)御殿山の親水公園の活用について。①活用の計画、運営等の進捗状況について伺いたい。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  宮平正傳議員の(3)御殿山の親水公園の活用について。①活用の計画、運営等の進捗状況についてお答えいたします。御殿山親水公園は、新たな観光資源として東浜水路を利活用し、シーカヤックやボートなどの水上スポーツイベントの開催によるにぎわいの創出を行う拠点として、平成25年度から平成28年度の4年間で一括交付金事業を利用して整備を行っております。また、同公園は平成29年3月31日より供用開始しており、夕涼みやウオーキングなどで利用されるほかに、ことしの与那原大綱曳まつりでは、夜マルシェとして利用し大変なにぎわいを創出しております。他方では、シーカヤックなどを使った水上スポーツイベントは開催されていないのが現状でありますので、今年度に水路の調査、分析を行い、水質改善に向け取り組んでいる生活環境安全課及び観光を担当している観光商工課と連携を図りながら、御殿山親水公園の活用、運営に取り組んでいきたいと考えております。以上です。 ◆宮平正傳 議員 名前のとおり、水に親しむという名前がついていますので、このままの状況で置いておくのはもったいないと思うんです。それから町民が見た場合に、何であそこを使っていないのかという話になると思います。カヌー小屋があったりシャワーができるとかがありますので、そういう点でやはり水質調査が先だったんじゃないかなと思うんです。前後逆になっているのではないかと思います。ですから水質検査を先にやって、本来はつくるべきだったのかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  宮平議員の再質問にお答えいたします。確かに宮平議員がおっしゃるとおり、先に水路の水質を確認してやるべきだったかなと思います。ただ、下水道のほうでも毎年水路、あとカーラのほうも一緒に水質調査もしておりますので、なかなか水質もよくない状況ではありますが、水質も今後改善していきながら、あとは指定管理者とか親水公園の利活用に向けても水上イベントの業者なりも含めて、あとは与那原町のほかの施設、親水公園だけではちょっと厳しいですので、ほかの例えば駅舎とかも含めながら、ほかの課も含めながら検討していきたいと思います。以上です。 ◆宮平正傳 議員 すばらしい水路なんですね、1周したら何キロぐらいあるんですかね、外洋に出て1周したらすごくいいと思います。私もやりたいぐらいです、よろしくお願いいたします。それでは、次にまいります。 (4)文化財の管理、保全について。①中島のシーサーというのがありました。これが移動した経緯、それから今後もとに戻す見通しがあるのかお伺いしたいと思います。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  議員の皆様こんにちは。それではただいまの宮平議員の4点目の御質問にお答えいたします。平成25年12月下旬ごろに石獅子が設置されていた土地の所有者より場所を移動してほしいとの申し出があり、中島区と協議の結果、平成26年4月ごろ、一時的に現在の与那原町コミュニティーセンター前に移設をしております。今後については、中島区と協議をして設置場所を決めることになっていますので、もとの場所に戻せるかはわかりませんけれども、その周辺や水路沿い等も含め、早期に移設できないか協議していきたいと思っています。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 私は与那原町のガイドをしていて、中島のシーサーは左と右にあって、ちょうど雌雄対象だったんですね。今言っているのは、雄が向こうに行っちゃったんですかね。やはり古い文化財ですので、2つないと役に立たないと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。それでは、次に行きます。 ②沖縄県営鉄道与那原駅舎跡が国の登録記念物に登録されたが、線路9本の柱の管理、保全の方針を伺いたい。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの②の御質問にお答えいたします。線路や柱につきましては、鉄とコンクリートという性質上、急ぎ措置をする必要があると思いますが、保存方法については、慎重に検討する必要がございます。今後、与那原町文化財保護審議会へも諮り、与那原町としての方針を検討していく予定となっております。また、必要であれば、有識者の意見等もお聞きしていきたいと考えております。保存につきましては、設計のみであれば文化庁の補助メニューがございますけれども、施行については与那原町の単独の予算となりますので、この予算につきましては一括交付金が使えないかどうかについても今後検討を重ねていきたいと思います。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 この登録記念物というのは沖縄で2番目なんですね。1番目は平敷屋製糖工場跡地ということで、すごく貴重なものなので、町の財産として保全をひとつよろしくお願いいたします。 それから③板良敷にあるトーチカ跡の管理、保全の方針を伺いたい。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  それでは宮平議員のただいまの御質問にお答えいたします。トーチカについては、以前より保存の要望が上がっておりますが、教育委員会としては、平成28年度より平成30年度までの3年計画で町内遺跡分布調査を実施しております。町内にある文化財の現状調査等を行っている段階であります。全体の調査終了後、保護方針についても検討する予定となっております。またトーチカの所在する土地が個人所有であることから、土地所有者とも協議していく必要があります。またトーチカにつきましては、これが間違いなくトーチカであるという確信がまだないということで、その辺につきましても再度調査を行っていきたいと考えております。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 所有者がいるということで、ぜひその辺は急いで壊されないようにしていただきたいと思います。平和学習などで使えると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。それでは、次にまいります。 (5)早急な大規模渋滞対策について。①今ある公共交通の利便性向上、誘客促進の方策、計画があるかお伺いいたします。 ◎企画政策課長(石川毅)  では、宮平議員の御質問にお答えいたします。大型MICE開業に伴い、慢性的な交通渋滞を招いている与那原三差路や周辺道路の渋滞にさらなる拍車がかかり、その対策は町にとっても喫緊の課題でございます。企画政策課におきましては、平成28年度に与那原町総合交通基本計画を策定しております。平成29年度には基本計画の中で示された新たな公共交通システムの検討や路線バスの再編と機能の拡充、道路交通体系の構築と渋滞の解消などの具体的な施策を検討するため、与那原町地域総合交通戦略を策定しているところでございます。総合交通基本計画や地域総合交通計画においては、いわゆる公共交通機関と言っておりますので、バス事業についての検討も始めているところでございます。具体的には、バスレーンの延伸、バスと主要なモノレールとの結節点、公共交通ターミナルの誘致などの具体的な策を提言している予定でございます。交通戦略検討協議会には、バス事業者も委員として参画しておりますので、具体的に検討した施策が実現できれば、公共交通機関の利便性の向上や、さらなる誘客の促進に貢献できると考えております。以上でございます。 ◆宮平正傳 議員 私が高校のとき、もう半世紀前なんですけれども、バスしかなかったんですね。ですから私、知念高校に西原から通っておりましたけれども、結構混んでいました、バスが。あの状態というのはすごくにぎわいを逆に感じるんです。ですから今も公共交通機関、バスがあります。それの利用ができれば、渋滞というのは解消するんです。というのは1人で1台の車を持って道路を占有していくわけなんです。ですからバス会社としてもそういう公共交通、バスなどを利用すると経営も潤ってくるし、その辺からもいいと思います。それからノーマイカー通勤を例えば月1回指定して町がやるとか、それから沖縄はおじいちゃんが優しいんですか、暇があるんですか、孫を学校まで送ったりするんですね、車で。それでかなり混んでいるところもあります。私、朝立っていまして、子供たちの通学の援助をしておりますけれども、結構いますね、その辺も含めて、やはり沖縄の人は歩かないので歩けるような形と。この前、総合事務局がわったーバス党大実験というのをやったんです。これは9月16日から9月22日までやったんです。いわゆるバスを使うということなんです。それで企業に参加を呼びかけまして、先着200者限りということで実施しています。これは沖縄総合事務局、県も含めてやっているんです。東海岸がどれぐらいやったかわからないんですけれども、西のほうはかなりやっている感じがします、58号はですね。どうも主力が向こうに行っているような感じがしますし、新聞によると運転手が不足なので、自動交通というんですか、運転手がいないような形でやるようなシステムも近いうちに実験するとか。そういうものもありまして、これはオキカがもらえるんです。これを与那原バージョンでやってみたらどうかと思うんです。本当に今あるものを使ったらかなりの渋滞が避けられるんです。私、与那原のバス停の時間を見てみたんです。7時台、何と一番長く待つのが12分です。一番早いのは1分しか待たないという時刻表になっているんです、7時台は。ですからバスは来ているんだけれども、渋滞しておくれて乗られないという状況なんです。いかに車を少なくするかだと思います。それから8時台も3分とか1分の間隔で来るんです。これは与那原バス停だけに限りますけれども、そういう形で、さらにバスは来ております。ただ、行政として何か委員会とか、部会とかを立ち上げて、こういうものを真剣に取り組んで、こういうわったーバス党みたいな感じで1週間とか設けてそこでやるとか、そういうことをやって、町民を公共交通に向けるという活動、それがかなり必要だと思います。そうすると、人が道を歩きます。そうするとにぎわうんですね。私、国際通りへ行ったらうきうきするんです、今外国人がいっぱいいます。そういう形で潤い、にぎわいが戻ってくると思います。よろしくお願いしたいと思います。では、次に移りたいと思います。 最後になります。6番ですね、辺野古新基地についてということで。町長にまた思いを語っていただきたいと思いますけれども、その前に私の思いを聞いていただいていいですか、その後、答えていただければと思います。そこで終わりたいと思いますのでよろしくお願いします。ちょっとウムイをこれから語ります。2013年12月27日に仲井眞前知事は、政府の辺野古埋め立て申請を承認すると発表したんです。前回の知事選では、2010年ですけれども、普天間飛行場の県外移設の公約をしていたにもかかわらずなんです。政府から約3,500億円という額の振興予算を示されたんです。それで何と言ったことが、いい正月が迎えられる…、サーとは言わなかったんですが、いい正月が迎えられると言ったんですね。その発言に多数のウチナーンチュは本当に情けないなと感じたように、ため息を漏らしたに違いありません。この承認が沖縄で初めて基地をみずから差し出したものになっています。沖縄の基地はこれまで米軍が銃剣とブルドーザーで建設したんです。沖縄側から建設を容認したことは一度もなかったんです。2014年10月には稲嶺名護市長が再任を果たしました。同年12月には翁長県知事が当選しました。同年の衆議院選挙では基地反対を唱えた候補者が選ばれました。ウチナーンチュの辺野古に新基地は要らないという意思は選挙によって明確に示されたと思っております。しかしながら現状はどうでしょうか。政府は強硬に新基地を進めております。辺野古新基地建設に県は国が岩礁、許可を得ずに工事を進めるのは違法だとして、ことし7月24日、国を相手にした岩礁破砕の差し止め訴訟を那覇地裁に提起しました。差止訴訟とあわせて判決が出るまで工事をとめるよう求める仮処分も申し立てました。辺野古新基地の護岸着工から3カ月、県が新基地阻止へ向けて再び判決というカードを切ったんですね。国はそれに対してどうかというと、以前に漁業権は名護漁協が放棄したということで、認められないということでそのまま続けております。与那原まちぐるみも、先ほど上原議員が言ったとおり、毎週木曜日、与那原交差点で反基地抗議行動を行っております。それから辺野古にバスチャーターをして3回ほど行っております。日本全土の0.6%の土地に74%の米軍基地を抱える沖縄に新しい基地はつくってはなりません。私は次の話が一番胸を打ちましたので読ませていただきます。基地の被害を直接受けるのは辺野古なんです、辺野古の人なんです。そのことで利益を得るのは名護の中心部という構図は、射程を広げたら沖縄と日本の構図にもつながる。より小さく、抵抗が少ないところに移る基地が潜在的に持つ行動的差別の源流はどこにあるのか、本土の方に沖縄の思いを伝えてください。以上です。 ○議長(識名盛紀)  宮平議員、先ほど3,500万円と言っていましたが、よろしいですか。〔宮平正傳 議員「3,500億円です、ごめんなさい」の声あり〕 ○議長(識名盛紀)  後で議事録を修正します。 ◎町長(古堅國雄)  宮平議員の6番目の辺野古基地についての思いの御質問の前に、その前の5番目の交通渋滞に関する御質問がありました。まちの考え方としてちょっとそこを触れさせてもらいたいんですが、やはり沖縄の車社会、どっぷり車社会につかっているわけですけれども、やはり将来の沖縄を考えてみた場合、どうしても鉄軌道の導入は必要だと。ですから二、三日前にも新聞に出ておりましたが、どうしても南北の構想が優先だというような記事が出ていましたけれども、私は、それは賛成できないと。これはMICEができれば、まずはこれだけの国際的な会議全ての面において、やはり空港、与那原のMICE施設が最優先であるべきだということを強く県にも申し入れをしているわけですけれども、これがどういう方向に進むかはわかりませんが、いずれにしましても、与那原町としまして鉄軌道導入は、これは絶対譲れないということで、しっかり取り組んでいきたいと。地元から発信できる部分については、いろいろな学習をさせてもらって、先進地も視察しながら、何かの形で行動に移していきたいと思っております。 それでは6番目の辺野古基地についての思いということでありますが、先ほど宮平議員が御指摘のように、やはり基地の問題、沖縄にとりましては大きな課題の1つでありますし、また振興策も大事だということで、2本の柱、課題として政治的にもいろいろ上げられているわけですが、仲井眞前知事が現職のころに辺野古にいい正月というお話がありましたが、最近の、先ほど午前中に申し上げた専門家の指摘をしっかり私なりに分析してみますと、やはり沖縄の将来像というのが、日本国、政府として、果たしてどの程度真剣に議論し、あるいは日米同盟の中で位置づけられているかというところに大きな問題があるとロバート教授は指摘しているんです。ですから、今北朝鮮の問題が非常に騒がれておりますけれども、北朝鮮からミサイルが発射されたら東京まで7分しかかからないと、現実が突きつけられているわけですけれども、本当に日本政府が国民の命を守るという、真剣な意識、これが今問われているんじゃないかなと。これまでの70年余の日本国の政策が甘かったと、あるいは甘いんじゃないかというような米国側からの指摘があるということをロバート教授は指摘しているわけですけれども、お互い沖縄にとりましても、県民にとりましても、誰も好き好んで基地を受け入れる人というのは、県民というのはいないと思うんですね。ですけれども、普天間飛行場の、世界一危ない飛行場と言われて、県民の9万人余の、宜野湾市民を初め、周辺の皆さんの命にかかわるということになれば、これはどれをどうするかということについて大変悩ましいところだと思うんですが、しかし現在、辺野古基地が政治の大きな争点となっているわけですけれども、この辺野古基地も1,800メートルの滑走路、普天間が2,800メートルですよね、非常に中途半端な、どういう活用ができるのかという、米国から見た指摘が、非常に厳しい指摘がされているわけですけれども、そういう中で辺野古基地が沖縄の基地問題の解決にはならないと明言をしているところ、あたりを見ますと、この基地の問題はこれから先もずっと引き続き、お互いの次世代まで悩まされていく大きな課題として、お互い次世代に引き継いではいけないと私は思うんです。ですから私たちの時代で、お互いの責任のもとで、将来沖縄がどうあるべきかということについてもっと表面的な賛成とか反対とかということではなしに、もっと掘り下げた沖縄の将来は観光立県として、あるいはまた東南アジアの環太平洋の中心に位置する優位性を生かすために、どうあるべきかということをいい機会ですから、このきっかけになればというロバート教授が沖縄在沖米軍の問題についての論文がありますので、これは機会があればぜひ皆さんもごらんいただければと思うんですが、私は幸いにして機会がありましたので、本当にお互い次世代に引き継ぐということではなくして、しっかりお互いが今やるべき使命というのは何なのか、この辺をしっかり考えるきっかけになればと思います。 ○議長(識名盛紀)  以上で宮平正傳議員の一般質問を終わります。 次に当真聡議員の一般質問を許します。〔当真 聡 議員 質問席に着く〕 ◆当真聡 議員 こんにちは。きょう最後の一般質問です。5点上げておりますが、きょうはユンタクなしで入っていきたいと思います。 まず1点目、MICEについて。先ほど上江洲議員も問われておりましたけれども、私ももう少し聞いてみたいと思いますのでよろしくお願いします。まず、①進捗状況はということで書いていますが、進捗状況はニュースとかいろんな情報で、半年ぐらいおくれていくんだろうということの情報は入っていますが、それについて、当初は我が与那原側も、町長もそうおっしゃっていたんですけれども、できればオリンピックに合わせてというようなことで、ずっと話されていたんですけれども、そのオリンピックに足並みをそろえてMICEが始動するということと、今回半年ぐらいおくれてということになるんですかね、最終的にはどれぐらいおくれるかは知りませんが、そのおくれることについて、我が町民にとってのデメリットという部分がどういうところで考えられるのかという点を聞かせてください。 ◎企画政策課長(石川毅)  では、当真聡議員の①の進捗状況につきましては先ほど午前中に上江洲議員に答弁したとおりでございます。 ②につきまして、半年おくれという情報があると。町民にとってのメリット、デメリットということですけれども、県のほうといたしましては、平成32年、2020年9月の開業については、先ほど申しましたとおり厳しい状況であるということを確認済みでございます。しかしながら、半年おくれとか、いつまでに開業できるかということについては、今後の一括交付金事業の事業採択がどのようになるか一旦不透明ということでありまして、スケジュールの策定については現在のところ着手していないというところでございます。また、9月に入って県内2紙の新聞報道でいろいろ情報が錯綜しておりますけれども、内容によっては新聞報道が適正な内容ではないということの回答は得ております。開業がおくれた場合のメリット…、メリットにつきましては今のところ考えは持ち合わせておりません。おくれることについてのデメリット、これは調査後ですけれども、沖縄県全体、東海岸市町村にとって当然ながら経済的成長、観光振興の発展に支障が生じることが考えられます。与那原町にとっては活気、雇用の場、消費の拡大等の増加がおくれる状況になろうかと考えております。また、大型MICE施設が決定したときの気勢、意気込みがちょっと削がれるのかなということも考えられます。さらにこれまでMICEの決定後2カ年間、大型MICEに関するさまざまな事業に対する熱意、活動に対するモチベーションも少し下がることも懸念されます。ただ、いずれにしろ主管課、担当課としましては、内閣府と沖縄県との協議の動向に注視しながら、与えられた業務についてはこなしていきたいと考えております。以上でございます。 ◆当真聡 議員 町民を初め、町長を先頭に、MICE誘致に我々も汗を流してきたわけでございますけれども、このMICEがある程度決定という話があって、役場の体制も調整監を置いて、しっかりMICEに向けて取り組んでいくんだという姿勢まではしっかり見せてもらっているんですけれども、結局、県側の交渉不足なのか、政治力なのか、その辺は皆さんの判断おのおの違うんでしょうけれども、予定どおりには進んでいないという現状があると思います。メリット、デメリットでいいますと、確かに予定していたとおり、我々が希望していた年数でMICEの開業という形に持ち込めればよかったかもしれませんけれども、逆に言ったら、おくれたことによって、我々から県側に対する提案、インフラの件とか、要するにナマナマという形ではなくて、いろんな意味で提案していく時間がまた与えられたのかなというところは、逆に考えてもいいと思います。だからその辺をうまく利用して、要するに国側が県に対していろんなことを注文しているじゃないですか。それに対して、まだ答えが出ていないというところも情報として聞いていますので、その辺は与那原町も一緒になって、県に対してもインフラの問題、いろんな問題に対して町側からも提案をしていくというような時間が与えられたということを考えれば、そこもうまく利用していく必要があるだろうと思うので、ぜひその辺はメリットとして受け取ってもらって、ちょっと考えてみるのもいいんじゃないのかなと思うので、そこら辺は提案しておきます。あとMICEの今後なんですけれども、その坪数の減少とか、その辺も提案されてくる可能性があるのかどうかを含めて、そこまでちょっと確認しておきたいので答弁お願いします。 ◎企画政策課長(石川毅)  当真議員がおっしゃるとおり、やはりMICEが決定して2カ年ちょっと、体制はどうなっている、業務内容はどうなっている、分担はどうなっているということで、非常に駆け足でやってきた経緯は御存じのとおりだと思います。デメリットではなくて、一旦立ちどまって考える時間、おっしゃるとおり県に提案する時間、庁舎内でも考える時間が少し与えられたのかなと思っているのも事実でございます。これは今後の、松長議員の質問にも出ているんですけれども、先ほど言ったように半年おくれとか、いつごろにはできるかということとあわせて、面積についても4万平方メートルと言われているところでございますけれども、これにつきましても、県についてはスケジュール、面積の縮小等々は今のところ検討の余地に入っていないということですので、今後の展開によって動く可能性があると、もしくはそのままでいきたいという計画を持っているようですので、もうしばらく県と国との調整内容を、協議内容を注視していきたいと考えております。以上でございます。 ◎町長(古堅國雄)  ただいまの当真議員の御指摘がありました2020年には間に合わないということが報道されておりますが、今度の議会、県議会でいろいろ議論されると思います。そこで捉え方によっては当真議員から御指摘があった、この際、じっくり腰を据えてという考え方も非常に重要なポイントじゃないかなと、私も全く同感です。それでせんだって猪口邦子元大臣ですけれども、今、全国のMICE協会の会長で、世界のMICE、ICCAの理事でもあると聞いておりますが、3回ぐらいお食事を一緒にさせてもらったときに出た話が、古堅町長、このMICEはじっくり腰を据えて、どうせつくるんだったら、いろんなところのMICEのタイプがあると。大都市をバックにしたMICEとか、あるいはまた台湾みたいにみずからの国で生産された商品を全世界に展示、アピールする、そういうふうに活用するタイプとかさまざまあると。しかし沖縄の場合は観光立県として、全世界に発信するということが非常にタイプとしてはいいだろうというお話がありました。その中で21世紀型の、普通のものではいかんでしょうと、ハイレベルのMICE施設を考えてしっかり進めたほうがいいですよという話は猪口邦子代議士からもありましたけれども、ほかの方々からもそういう似たような形のお話がございましたので、もしこれがおくれるようなことになると、やはりそういう形に、お互い目標を、照準を合わせて、腰を据えて取り組むべきだろうと。ただしかし、まだ県がどういう形で事業主体として、どういう決意をしているかというのは、今度の議会でしか、報道は先になっていますけれども、この議会を、県議会が終わった後、富川副知事のほうから私のほうに日程が入っています。県の企画部と富川副知事とサンライズと、県の考え方の説明をしっかりしたいということで入っていますので、その報告を受ける、説明を受けるまでは静かに見守っていきたいと思っています。 ◆当真聡 議員 このMICEに関しては、希望を捨てるわけにはいきませんので、しっかり県との調和の中で進めていってほしいと思っています。ただ、その中で県側と国側との問題もありますから、最終的には、こういう言い方をしていいのかわかりませんけれども、条件が悪ければというところもあるので、そのときはそのときで腹を括る必要もあるんだろうかなというところもありますので、そういうふうなところも頭に入れて、しっかりMICEについては進めていってほしいと思いますのでよろしくお願いします。 (2)東浜テニスコートの利用について。利用方法はということですけれども、これは去年だったか、去年も生涯学習振興課の担当をこの場所に呼んで、あれは3面あるじゃないですか、3面のうちの2面は利用されているのかなと思うんだけれども、一番端っこ、左側のほう草が生えている状態で、あれはあのままでは利用はできないですよね、どう考えておりますか。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの当真聡議員の御質問にお答えいたします。昨年10月から委託をいたしまして、町内の野球場、テニスコート、板良敷沿岸線の多目的広場について、トイレと草刈り作業をやっていただいております。10月以降はテニスコートのほうも草刈りをされておりますので、3面使えるようになっております。以上でございます。 ◆当真聡 議員 済みません、何月以降ですか。去年のですか。私、この間、平成28年度の工事箇所のときに橋も見に行ったんですが、東浜の。あのときに見たら草が生えていましたよ、あれ使えないですよ。この間ですよ、この間。今回、この定例会の現場視察へ行くじゃないですか。そのときにきれいにしているのかなと思って見に行ったら、していないのでこの質問をしているんですよ。本当に使えるんですか、見ましたか。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  大変申しわけありません。この質問が出た後にテニスコートをじっくり観察ということは、見には行っておりませんけれども、去年の10月以降については草刈りの委託をして、定期的に回ってやっているということで報告を受けておりました。もし、やられていないのであれば、早速きょうにもでも連絡をとって、しっかり草刈りをしていただきますように連絡をしたいと思います。 ◆当真聡 議員 2つは結局使われているわけでしょう。何であそこだけ使わない、使う人にあそこも一緒に使えと言えばいいだけの話じゃないですか。それとしっかり管理してくれということでいいと思うんですけれども、この考えはだめですか。私の今の考えはだめですか。 ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。午後2時29分 休憩 午後2時30分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 ◆当真聡 議員 課長、見てきてください。せっかくの土地、ネットも張られているわけですから利用しない手はないわけですよね。今言ったみたいに、利用しているところに話しかけて、そこまで使ってくれとか、そういう手入れまで一緒にしてくれとかというのももし話ができれば、それを前に進めてください。去年見たときも草が生えていて、担当者、桑江君だったか呼んで、こんな状態だよということは話していますので、あれから変わっていないと私は思っています。だからぜひですね、せっかくの土地なので、無駄にする必要はないので、しっかり使えるように、利用ができるように手入れする必要があると思いますので、それはやってください。答弁だけもらいます。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  大変申しわけありませんでした。今当真議員からありましたように、委託で一応草刈りは入ることになっておりますけれども、利用者についても必要なときには草刈りだとか、手入れのほうはお願いをしておりますので、草が伸びていて使えないところについても、しっかりその管理もしていただきますようにお願いをしていきたいと思います。ありがとうございます。 ◆当真聡 議員 それでは(3)青少年広場の看板利用について。言っている場所わかると思いますよね、川沿いのほうに大きい看板、綱曳の看板が掲げられていますけれども、あれは見栄えがあって本当にいい看板だなと思うんですけれども、右側、空白になっている部分がありますよね、ネーミングライツでも何でも使えると思うんだけど、これも以前から指摘しているんですけれども、使われていないですよね。管轄は観光商工課、観光商工課にも多分言ったと思います、これ利用しなさいと。丈二課長がいらっしゃったときかもしれませんが、何で利用しないんですか。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  当真議員の(3)①青少年広場大型看板利用についてお答えいたします。本ピーアール看板は、平成24年9月に沖縄県から与那原町へ無償譲渡され、平成25年度に与那原大綱曳まつりピーアール用として全面張りかえ後、平成26年4月から供用開始をしております。本ピーアール看板は8つの広告スペースがありますが、現在、活用されていない状況になっております。この広告スペースを活用したスポンサー広告料の徴収方法につきまして、青少年広場の管理者であります生涯学習振興課とも協議を行い、今年度中に方針を決定していきたいと考えております。以上です。 ◆当真聡 議員 まだ協議を行っていない。今年度中に決定する。大丈夫そうですか、できそうですか。いいです、期待して待っておきます。今年度中ね、早目にやってください。もう格好悪いですよ、ああしてあいているのを見たら、誰が見ても思うよ。何であれを利用できないのかなと、自分で見て思いませんか、思うでしょう。思っていることはやればいいわけです。ぜひお願いします。以上です。次へ行きます。 今定例会中に、平成28年度の工事箇所を視察させていただきました。それで感じたことを3点上げさせてもらっています。まず①、これは以前もそう思っていたんですけれども、くじら橋からBブロックに向けてのくじら橋を渡ってのラウンドアバウトは意味がないんじゃないかという点をまず聞きたい。もう1つ、②大綱曳倉庫のチェーンジャッキというのか、本当は正式な言葉があると思うんですけれども、わかりますよね、チェーンで荷物を上げる。中途半端な高さ、中途半端な長さ、何であんなものをつくったのかわからない。もう1つ、③親水公園のヤンバル船のそばのヤンバル船を見る台、あれも、あの上に登ってみたんですけれども、別に何も見えません、ヤンバル船の中も見えません、場所も悪い。だから見たときに、これ中学校に寄附して校長先生の台にすればと思ったんだけれども、それについて、本当にあれでいいのか。この3点、各担当者違うと思うんですけれども、答えてください。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  それでは当真聡議員の(4)平成28年度工事について。①、③についてお答えしたいと思います。まず①くじら橋ラウンドアバウトについてということですが、このミニラウンドアバウトの整備につきましては、当時のBブロックの計画におきまして、戸建てや共同住宅などの住居系で計画されていることから、県港湾課と調整を行い、くじら橋からの通過交通抑制対策として設置しております。また大型MICE施設建設の決定に伴い、平成29年2月にマリンタウンMICEエリアまちづくりビジョンが策定されており、ビジョンによりますと、知念高校側からくじら橋を渡った右側については、ファミリーゾーンと位置づけ、リゾートスタイルのファミリー向けのホテルに決定しております。ホテルが建設されるとなると、通過交通量の増加だけではなく、観光バスなどの大型車両の通行が想定されることから、大型MICE施設整備の進捗状況や港湾計画変更などの諸手続を鑑みながら、ミニラウンドアバウトから通常の交差点形状への変更が必要になると考えております。 続きまして、③親水公園ヤンバル船の見学台についてですが、親水公園ヤンバル船の見学台は主役でありますヤンバル船より目立たないように、また憩いの広場全体の景観にも配慮しながら地上から85センチの高さで現在設置しております。現状は見学台に立ってヤンバル船を眺めても船の中全体が見えない状態になっておりますので、見学台をヤンバル船に近づけて見えるように再配置するか、見学台自体を高くして見えるようにするなどの検討を行ってまいりたいと思います。以上です。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  当真議員の(4)②大綱曳倉庫のチェーンジャッキについてお答えいたします。大綱曳倉庫に設置しておりますチェーンジャッキにつきましては、綱を編むヤーマなどの重量のある道具をダンプトラックなどの車両に搭載するときに活用するために設置しております。大綱曳倉庫の設計につきましては、類似倉庫の視察を行い、設計段階から大綱曳実行委員や綱の各係の方々の御意見の、要望を取り入れながら実施しており、チェーンジャッキにつきましてもこの要望を踏まえてのこのような形で設置しております。しかしながら、改めて大綱曳実行委員会とも協議を行いまして、改良の必要性があるかどうかについても話し合っていきたいと思います。以上です。 ◆当真聡 議員 何が言いたいかというと、一つ一つ説明するのも何ですけれども、何かチュクレーシムルーになっているような気がするんですよね。これみんな税金ですよね。だからやっぱり立ちどまって見る必要があるんじゃないかなと。だからチェーンジャッキにしても、例えば簡単な話ですよね。入っていって右側には中段のあれがあるじゃない、荷物置くところがあるじゃないですか。重たい荷物をあそこまで上げられるように普通は考えますよね。その下にしか柱はないから、その上までいかないじゃないですか、絶対に上につけるべきですよね。そんなものとか、今言ったみたいに、課長、ヤンバル船のそば。本当にここに置いて見えるのかなとチェックしましたか、していないはずですよ。ですよね。ただ、絵に描いたから絵のとおり配置しました。配置したら実際は何も見えなかったという、何かその辺がテーゲーナーなんですよ。せっかくみんなでいい公園をつくろう、いい倉庫をつくろうとしているのに、結局あちこち手落ちみたいなところがあって、私が一目見ても感じるのに、皆さん感じないんですか、現場へ行くじゃないですか、建設中なんかに。本当にこれでいいのかなと感じないんですか。それが不思議なんです。多分、自分の庭とか、自分が直接かかわっていることだったら、多分とめるはずですよ、これではだめですよと。そういうところがないのが不思議でたまりません。だからこの3つに関してもラウンドアバウトもそうなんですけれども、県側からどうにか、これは課長と話をしたことだから出来レースみたいになるけれども、県側からどうにか抑制する考えはないのかないのかといって、絞り出したアイデアでしたという話は聞いているんだけれども、そのときも、いやいや、与那原としては要りませんと言えばいいだけの話です。結局壊してまたつくるということになったら二重の予算じゃないですか。今言う、あのこれも、ヤンバル船の見る台も。高くしたり、移したり、もうなくしてしまったらほうがいいですよ、正直な話。だからその辺を、3つの現場を見て感じたことは、やっぱりしっかり担当課の課長はそこを見て、本当にこれでいいのかなというのは常に疑問を持ってもらいたい。できて、今簡単に言いますけれども、もう一度、綱曳の担当と相談して必要であればまた直すと、冗談じゃないですよ、シッチーシッチー、ナオサーナオサーしなくていいですよ、もう。だからその辺はしっかり頭に入れて作業も、工事もやってくれということを確認したかっただけなので、それできそうですか、最後に聞きます。 ◎まちづくり課長(饒平名幹貴)  それでは当真聡議員の再質問にお答えします。確かに当真議員がおっしゃるとおり、現場している最中に当然確認して、見学台であれば、見えないのであれば当然そのときに直すべきだったと思っております。その現場を確認していなかったことをおわび申し上げます。今後は、私みずから現場も確認しながら、本当にこれでいいのか、これでちゃんと用は足しているのかを含めて、確認させていただきたいと思います。以上です。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  当真議員の再質問にお答えいたします。確かに御指摘のとおり、綱曳実行委員会との協議のもとでああいう形になったかと思いますが、もう少し深く考えて、それよりもプラスアルファの部分をですね、どうやったら活用できるのか、せっかく税金を投入して設置するものですから、その辺まで考えて今後設置していきたいと考えております。以上です。 ◆当真聡 議員 よろしくお願いします。 最後ですね、これは以前から喜屋武議員もそうですが、私も提案してきたのですが、給食センターの広域、うちの給食センターも老朽化ということで、委員会の中で岡課長にもこの件をちょっと確認したんですけれども、前回質問したときに町長の答弁でも、町長から先頭を切って、西原及び南風原等に声をかけて率先して進めていきたいというような話があったので、どの辺まで進んでいるのかということで岡課長に確認したら、大変申しわけないんですけれども、トップだけの話になっているんじゃないかという答弁があって、それが本当に下まで浸透して、各担当同士も集まってやるべきなのかやらざるべきなのか、その辺も話されているのかどうかというところを確認したいのと、今後、本当にそれに向けて、どういうふうに進めていくのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ◎学校教育課長(岡剛)  議員の皆様こんにちは。ただいまの当真聡議員の御質問にお答えをいたします。町長より御指示を受けまして、西原町、南風原町との意見交換を行っているところではありますが、両町において具体的な広域化議論としてはまだまだ深まっていないように感じております。しかし与那原町、本町といたしましては給食センターの著しい老朽化への対応は急務であるため、広域化か単独かを選択した上で、施設の更新に向けて具体的な検討を始めなければならない時期に差しかかっているというふうに考えております。そこで再度、南風原町及び西原町ときちんと議論をした上で、両町のお考えも確認をし、本町としても方向性を定めていきたいとこのように考えております。以上です。 ◎副町長(照屋勉)  当真聡議員の御質問にお答えしたいと思います。その前に、先ほど幾つかの点で当真議員から御指摘を受けましたので、私どもとしてもしっかりチェックをして、常に当時者意識を持って事に当たるようにしていきたいと考えております。 そして給食センターの広域化についてでございますが、西原町長、南風原町長、与那原町長でぜひ広域化に向けて一緒にやりましょうというお話は実際にされているところであります。一般論として、広域化をすれば経費も安く済むしというような中でされていて、南風原においても西原においても、ある程度、施設も老朽化しているというようなお話で、首長としてはそのような方向性は確認したかと思うんですが、しかし実際のところ、現場サイドから言うと、職員の問題であったり、あるいは西原、南風原…、特に南風原ですかね、まだ完全な老朽化までいかないと。今の中で幼稚園の給食もまだ可能であったり、そのようなもろもろ事情が違うところでございます。しかし、本町にとりましてはそこまで、あと2年も、3年も待って、それからじゃあ広域化に向けての話ができるということでは遅いですので、我々としてはもうここ1年程度でしっかりと単独でいくのか、広域化が可能なのかどうかの結論をしっかりと出して、前に進めていきたいと考えております。以上です。 ◎町長(古堅國雄)  この給食センターについては、私のほうで、南風原町長と西原町長に働きかけをして、お互い協力し合ってやりませんかとやったら、ああ、これもいい考え方だということで快諾していただいたんですが、その後、南風原町長のほうから、実は給食センターの職員をどういう形で対応していくか、大きな課題にぶつかっているということまでは聞いております。しかしながら、これが余り長引いてもいけませんので、近々お会いするときにそれをしっかり確認をして、もしどうしても時間がかかるとか、無理だということであれば、先ほど副町長からあったように、町単独で給食センターの整備を、場所等を含めてしっかり詰めていきたいと思っております。 ◆当真聡 議員 給食センターの広域化については、以前も述べさせていただいているんですけれども、やっぱり子供の給食にとっては絶対いいことだろうと思いますね、同じ値段で大量仕入れできるということは、子供たちにも食材の提供、地産地消の提供も西原、南風原等が一緒になっていただければ、その辺の有利性も出てくると思うので、子供を第一として考えた場合ですね、もう一度、西原、南風原にも提案してやっていただきたいと思います。南風原側がいろんな難問題があれば、当分は西原とという形でもいいですし、ちょっと大きめに考えていて、後でということも考えられると思いますので、その辺も含めてしっかり検討してやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。これで一般質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で当真聡議員の一般質問を終わります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。午後2時50分 散会...