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09月28日-04号

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  1. 西原町議会 2020-09-28
    09月28日-04号


    取得元: 西原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    令和 2年  9月 定例会(第6回)令和2年第6回西原町議会定例会議事日程(第4号) 9月28日(月) 午前10時 開議日程 番号事件番号事件名1 ◇会議録署名議員の指名2 ◇一般質問  3人   山城勝貴   真栄城 哲   屋比久 満令和2年第6回西原町議会定例会会議録招集年月日令和2年9月16日(水) =13日目=招集の場所西原町議会議事堂開会等日時及び宣告開議 9月28日 午前10時00分 散会 9月28日 午後2時46分議長  大城好弘出席議員議席番号氏名議席番号氏名1番宮里芳男2番真栄城 哲3番与儀 清4番大田 實5番山城勝貴6番儀間駿太郎7番伊集 悟8番長浜ひろみ9番伊計裕子10番大城誠一11番平良正行12番喜納昌盛13番新川喜男14番宮里洋史15番大城純孝16番屋比久 満17番儀間信子  19番大城好弘  欠席議員18番前里光信      会議録署名議員1番宮里芳男2番真栄城 哲職務のため出席した事務局職員の職、氏名事務局長城間英明書記漢那拓馬説明のため出席した者の職、氏名町長上間 明教育長新島 悟総務部長與那嶺 剛福祉部長小橋川健次建設部長玉那覇満彦教育部長新垣和則総務課長選挙管理委員会事務局長翁長正一郎企画財政課長島袋友一生活環境安全課長外間哲巳こども課長山城宏達健康支援課長富原素子土木課長小橋川生都市整備課長又吉宗孝都市整備課主幹呉屋政産業観光課長農業委員会事務局長呉屋邦広産業観光課主幹玉那覇敦也教育総務課長喜屋武 尚教育総務課主幹照屋心郎文化課長新城 武 ○議長(大城好弘)  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大城好弘)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、1番宮里芳男議員及び2番真栄城 哲議員を指名します。 △日程第2 一般質問 ○議長(大城好弘)  日程第2.これより一般質問を行います。 発言時間について申し上げます。 「西原町議会運営に関する申し合わせ」により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第56条第1項の規定に基づき、それぞれ30分以内とします。 順次、発言を許します。 5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  おはようございます。週初めの月曜日、1番目、5番議員、山城勝貴、議長より発言の許可をいただいたので、一般質問をさせていただきます。 その前に一言だけ。去る7月から議員をさせていただいております。今この場所に立ち、発言させていただけることを多くの方々に深く感謝申し上げます。今後も初心を忘れることなく、取り組んでいきたいと思っております。初めての一般質問でかなり緊張はしておりますが、どうかよろしくお願いいたします。では質問に移ります。 大項目1、延長保育保育士確保について。延長保育について町の計画では、延長保育を推進していくこととなっていますが、現在認可保育園では13事業所中、3事業所が保育士不足等々の理由により、延長保育を休止している状況があるとお聞きしております。それにより転園を余儀なくされる御家庭もあり、延長保育を利用していた保護者の方からも不安の声が上がっております。また、深刻な保育士不足の問題もあり、現在の3事業所のみならず今後延長保育が保てない園が増え、延長保育を実施している園への負担が大きくなることや、町外で就業している家庭、ひとり親家庭で家庭保育が十分に確保できない家庭の不安が大きくなりつつあるのではないかと感じております。原因の根幹として保育士不足の問題が挙げられますが、これまでに西原町は「保育士試験受験者支援事業」、今年度からは「保育補助者雇強化事業」に取り組んでおられると思います。そこで伺います。(1)延長保育を休止する園で、これまで延長保育を利用されていた御家庭への対応は、今後どのように行いますか。(2)「保育補助者雇強化事業」の現状はどのような状況であり、この事業による延長保育の問題や待機児童の問題に対しての効果、見通しを伺います。 大項目2、障がい者の社会参加、雇用促進について。私自身、福祉の専門職として当事者の方々の就労支援に携わってきた経緯があります。その中で障がいを持っていても、やはり社会の一員として経済的に自立し、納税を希望されている方がたくさんいらっしゃいました。また、障がいを持つ子供の親御さんは、先行きの見えない不安に常に追われています。当事者の方が働くことを通して生きがいを持ち、自立生活や社会参加を推進するために、障がいの特性やニーズに応じた多様な働き方が進むよう、事業所や関係機関と連携した支援が求められている状況があるかと思います。そこで伺います。(1)第5期障がい福祉計画、ほのぼのプランでは、「障がい者の就労機会の創出について、雇用サポートセンターやその他関係機関と連携し、町内の一般事業所に対する理解啓発を進めます。」とありますが、これまでの取組、現在町が主体となって進めている取組はありますか。現状と効果・成果を伺います。(2)取組を通しての課題は、どのようなことが挙げられ、その課題に対する対策を伺います。 大項目3、精神保健福祉の状況について。新型コロナウイルスの感染拡大により、飲食業、お土産品店などの多数の店舗が閉店に追いやられている状況下であることは御承知のとおりであります。沖縄県内の6月時点での完全失業率も3.6%で、過去最低の水準を記録しているとのことです。沖縄県ではリーマンショック後に、406人の方が自ら命を絶たれている状況があります。今回のコロナの影響により、沖縄県の経済に及ぼす影響はリーマンショックをはるかに超えると思われています。沖縄県の自殺統計では完全失業率と自殺には強い相関があると言われており、今回のコロナの影響で今後このような問題が増えていくのではないかとの懸念があります。本町においても、今年度「自殺対策計画」を作成しておられます。平常時には貧困問題、健康問題、介護の問題などの問題に対しての取組が予防につながっている状況ではあると思います。しかし、現在はコロナ禍の有事の状況にあります。そこで伺います。(1)西原町では、これまでは数としては多くはないかもしれません。年約6名前後で推移している現状があるかと思います。あくまでも平常時における統計であるため、町民の皆さんの生命、財産を守る観点から、このコロナ禍の有事の際にどのような対策を講じていますか。また、県と連動した取組はありますか。(2)精神保健福祉や自殺対策に特化した専任相談員は配置しないのですか。 大項目4、坂田小、坂田幼稚園の環境整備について。坂田小学校裏門側のフェンスに老朽化による破損が生じております。穴が開いてしまった箇所は鋭利になっており、大きなけがの要因になりかねます。また、台風や自然災害時などにはさらなる破損が起こり、近隣へ飛散することで二次的な被害を招きかねません。児童の安全を確保する上でも、早急な修繕が必要かと思われます。保護者の方々からも御指摘があり、現在教育委員会へ対応を依頼していると伺っています。また、坂田幼稚園では、一階部分の各教室に空調設備が設置されていません。令和元年度内には設置される予定であるとのお話もありましたが、いまだ設置されていない状況があります。そこで伺います。(1)フェンス補修の現在の進捗状況と補修終了時期を伺います。(2)坂田幼稚園空調設備設置の進捗状況と設置完了時期を伺います。 大項目5、町道の管理について。現在、西原町の道路工事の事業として、8か所の町の事業が展開されていると思います。予算の確保に苦慮されている中で工事を進めていくということは非常に厳しい状況であると思いますが、今後も早期竣工を目指し取り組んでいただきたいと思います。今回、私の質問としては、地域には既存の町道で劣化によるひび割れや道路端が一部決壊しかけている道路などがあります。私の地元、棚原では町道棚原1号線が約80から90メートルにわたり、一部決壊している状況があります。道路の下には住宅もあります。これまでに予算がない中で、できる限りの補修をしていただいたことに関してはお礼を申し上げます。しかしながら、さきの台風の際の沖縄各地で起こった土砂災害などの報道から、近隣住民の皆さんより町道が決壊し、物的、人的被害が出てからでは遅いのではないか、早期に何らかの対策は取ってほしいという声が多く聞かれます。こういった町道の不具合については、何も棚原だけではないと思います。そこで伺います。(1)住民の皆さんの生命、財産を守るという観点から、全面的な改修工事は難しい代わりに、決壊箇所の何らかの補強はできないのでしょうか。(2)実際に人的・物的被害が出た際の補償について、町の対応を教えてください。なお、再質問については一般質問席で行います。よろしくお願いいたします。 ○議長(大城好弘)  福祉部長。 ◎福祉部長(小橋川健次)  おはようございます。私のほうからは福祉部関係の御質問にお答えをさせていただきます。 まず質問項目1の(1)延長保育事業への対応についてお答えします。これまで全ての認可園で実施してきておりましたが、職員体制の厳しさから、次年度の事業実施を休止したいとの相談を3施設から受けており、西原町保育連絡協議会とも検討を重ねた結果、3施設については次年度のみ延長保育事業を休止することとしております。なお、当保育園において延長保育を利用していた児童については保護者の意向を踏まえ、継続的な保育利用が行えるよう努めていきたいと考えております。 次に1の(2)についてお答えいたします。保育補助者雇強化事業につきましては、現在認可園4事業所で子育て支援員を採用し、実施しております。同事業を実施することで保育士の負担軽減が図られ、離職防止を図り、継続的な雇用につながることで待機児童解消策の一つになるものと考えております。今後の見通しにつきましては、県の補助事業を活用して実施しておりますので、効果も検証しながらではありますが、当面の間、県の補助事業が続く限りは実施したいと考えております。 次に2の(1)についてお答えいたします。西原町では西原町地域自立支援推進協議会の下に就労部会を設置し、町内の就労系の障がい福祉サービス事業所が集まり、障がいを持つ方の就労について意見交換等を行っております。昨年度はスポーツ交流大会活動状況等展示会を合同で開催し、各事業所間の連携の強化と障がい者の就労への理解促進に努めました。また、町産業観光課が農家と就労系事業所をコーディネートして、農福連携の実現に取り組み、現在1件の事業所のマッチングが成立しています。そのほか、町雇用サポートセンターを経由して、障がい福祉サービス利用につながった事例もございます。 次に2の(2)についてお答えいたします。昨年度の一般就労移行者数は、町内就労系障がい福祉サービス9事業所で7名と報告を受けておりますが、その後の定着人数までは追えておらず、離職者の状況把握が課題となっております。また、一般事業所において障がい者雇用の理解が進んでいないと考えられ、就労部会としてどのような取組が有効か検討をする必要があるものと考えております。 次に3の(1)についてお答えいたします。自殺予防について、本町では新型コロナに対応した対策として特に実施していることはございませんが、ホームページ等において相談窓口の周知を図っております。また県と連携した取組については、現在のところ実施はしておりません。 3の(2)についてお答えします。本町では、保健師等が現在相談対応を行っております。自殺のリスクがある方に寄り添った支援を行うためには、議員御指摘のように専任の相談員の配置は必要と考えておりますが、財政的な課題等もあるため、現在配置できていない状況でございます。以上です。 ○議長(大城好弘)  教育部長。 ◎教育部長(新垣和則)  おはようございます。それでは大項目4の(1)についてお答えいたします。 坂田小学校のフェンスの破損につきましては、今回の台風9号の影響により破損し、坂田小学校のほうからも報告がございました。現在穴が空いた箇所につきましては、応急的な安全対策を施しております。フェンスの修繕につきましては、既に業者から見積りを徴取し、修繕の依頼までは終えておりますので、業者の段取りがつき次第、修繕に入る予定となっております。修繕時期につきましては、10月中での完了を目指しております。 続いて大項目4の(2)についてお答えいたします。坂田幼稚園の空調設備の設置につきましては、防衛省の防衛施設周辺騒音対策事業補助を活用して実施するものでございます。現在工事の発注に向け、沖縄防衛局との事業申請内容の協議を行い、並行して入札の準備を進めております。10月中での入札を予定しており、設置完了時期につきましては、令和3年3月末ということで計画をしております。以上でございます。 ○議長(大城好弘)  建設部長
    建設部長玉那覇満彦)  それでは質問大項目5の町道管理についてお答えいたします。 (1)についてでありますが、現在棚原1号線は道路端にひび割れが入っており、カラーコーンを道路端に設置して車両荷重がかからないような対策をしていますが、修繕を業者に依頼しましたが、道路端が私有地で急傾斜のため、修繕が難しいとのことで断られた経緯があります。現在ガードレールを埋め込んで、道路ひび割れが拡大しないようにしています。また、補修の方法を土木設計コンサルタントアドバイスも受けながら検討しているところであり、対処方法が決まり次第、早めに修繕作業を行っていきたいと考えています。さらに補助事業導入に向けても県と調整しながら進めていきたいと考えておりますが、棚原地区の道路は道路幅が狭く、高低差がある急傾斜地のため、施工機械の出入りが厳しい状況であり、そういった点も勘案して、コンサルタントアドバイスを受けながら検討していきたいと考えております。 (2)についてお答えいたします。道路崩壊により被害が出た場合の補償の考え方については、補償の可否も含めて町が加入している保険会社と相談して対応することになります。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございました。まず大項目1(1)、御説明ありがとうございました。御家庭の事情も踏まえて次年度も対応していただくと。配慮ある対応をしていただけると聞いて、特にひとり親家庭の保護者の方にとっては、先の生活を見通せるということになるので、とても助かるかと思います。ぜひそのような対応をお願いしたいと思います。この延長保育についてですけれども、3園が今休止せざるを得ない状況があるということで御説明もいただいたのですが、この延長保育の補助率に関してお伺いしたいと思います。なぜこのような質問をするかと言うと、法人運営をされている園では、やはり延長保育を行う際に、その時間帯に保育士の方1名、補助者の方1名を配置しておられると思います。配置している人員の人件費が、法人持ち出し分が多くなってしまえば、それだけ運営に負担をかけてしまうというような状況があり、やむを得ず休止を選択せざるを得ない園があるのではないかと思います。今後話し合いながら進めていくということではありましたけれども、多くの園が延長保育を維持できなくなった場合、公立の坂田保育園に一点集中という形にもなりかねないという懸念もありますので、そこら辺の見解、また補助率についてもいかがでしょうか。 ○議長(大城好弘)  こども課長。 ◎こども課長山城宏達)  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 延長保育事業に取り組んでいる認可保育園への補助金につきましては、定額ですね、年間平均6名満たない児童が利用している施設に関しましては年額30万円、6名を超えて見ていただいている施設については年間134万2,000円の範囲内において補助金を交付させていただいております。大体の施設に関しては、通常保育が11時間、朝の7時15分から夕方18時15分まで行っていただいて、それを超えた1時間分を延長保育事業として担っていただいており、議員おっしゃっていただいたとおりシフトを組んで1時間延長して、超勤をして対応しているのかということで想定をしております。この現場での課題等については、今後また先生方からの意見を踏まえて、役場として対応が可能な部分については協力をしていきたいと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。実際に利用の人数も少しずつ、やはり働き方改革とかそういうことが影響して減ってきている状況もあるのかと思っております。ただ、やはり町として延長保育を推進していくという計画があるので、しっかりと現場の意見を聞いた上で、今後も取組を続けていただきたいと思っております。次に移ります。 (2)保育補助者雇強化事業の現状と見通しについてということでありました。負担軽減のために4事業所実施している現状があるという御説明もありました。今ここで保育補助者雇強化事業についてお話をさせていただいているのですけれども、この事業、なかなかやはりこの内容が、まだまだ町民の皆さんは分からないこともあるかと思いますので、町民の皆さんに、こういうことに取り組んでいるということを少し分かりやすく御説明いただけたらと思っております。お願いします。 ○議長(大城好弘)  こども課長。 ◎こども課長山城宏達)  お答えさせていただきます。 こども課のほうでは令和2年度から新たな事業を2つ実施しております。そのうちの1つが、今議員おっしゃっていただいた保育補助者雇強化事業でございます。先ほども福祉部長のほうから答弁をさせていただきましたが、主な目的としましては、保育士の業務負担の軽減。離職防止を図り、保育人材の確保を目的として実施する事業となります。この事業に採用されていく職員としては保育補助者、保育士のその周辺業務を担っていただける方となります。そういった方を1名、雇い上げた施設に関しては、その一定額を補助金を交付するということになっております。 もう一つ、実はこども課のほうで保育士試験受験者支援事業という新たな事業、これは保育士の新しい試験対策として実施しておりますが、その試験対策の受講に関しても、今お話しさせていただいた保育補助者の方々が、できれば保育士資格を取得するために、その事業につなげていきながら、また新しい保育人材として育っていけるように取り組んでいるという取組を行っております。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございました。保育士資格取得を助ける事業、また現場の負担軽減のための事業というお話ではありましたけれども、やはりこの事業を活用して資格を取得された方が他市町村で働くことになっては、この事業の内容も本末転倒になってしまわないように、この人材流出を防ぐために、今後も取り組んでいただきたいと思っていますが、この2つの事業以外に、特段この人材流出や保育士の方を確保するため、現在また取り組んでいくこと、取り組みたいことはありますか。 ○議長(大城好弘)  こども課長。 ◎こども課長山城宏達)  お答えさせていただきます。 保育士不足の対策におきましては、昨年度から発達支援保育という事業を各園で担っていただいていますけれども、従来ですと保育士、有資格者の設置をお願いしておりました。昨年度各施設、園長先生方からも、何とか有資格者以外の方でも補助金の交付ができないかという御相談がありましたので、そこの部分については要件を緩和して、今年度から取り組んでいる状況です。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。やはり西原町で働きたい、働き続けたいという付加価値的な事業がなければ、なかなかこの人材流出、確保が難しい状況にあるのではないかと思います。現場の先生方ともしっかりと意見を交わしながら取り組んでいただきたいと思っています。 もう一点、県のホームページに掲載されているのですけれども、保育園等待機児童者数調べによりますと、これは認可保育園に限ってのことですけれども、令和元年度で1,254件の申込みに対し、待機児童者数68名。令和2年度では1,220件の申込みに対し、待機児童者数63名となっております。ここ2年間大きな変化が見られませんが、その要因はどのようなことが考えられますか。 ○議長(大城好弘)  こども課長。 ◎こども課長山城宏達)  西原町におきましては、昨年度こばとゆがふ保育園、新しい認可保育園の創設もございました。また量的な部分で、昨年度は認可保育園にも御尽力いただきながら、保育士確保に大分御尽力いただいた結果、ある程度通常保育の部分で受入れができたのかと考えておりますが、ただ今後、もしかしたらコロナ明けからまた就労とか、あとまた転入者への対応とか、そういった部分で増える見込みはございますので、そういった部分についても解消が図れるように努めていきたいと考えています。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。この実績にまた基づいて、来年度、次年度10月から申込みが始まると思いますが、この実績に基づいて来年度は保育士の方を何名確保して、何名の待機児童の方を減らしていくというような具体的な数値目標はありますか。 ○議長(大城好弘)  こども課長。 ◎こども課長山城宏達)  お答えさせていただきます。 町内の認可保育園のほうに、4月1日付で保育士の不足、どれぐらい足りていませんかということでアンケートを取っています。その回答で5つの施設から16名程度不足しているというふうに出ています。16名も不足したことによって、受入れができなかった人数が68名、児童数ですね。それだけの児童が受け入れられていないという状況がございますので、なるべく認可園と協力をしながら、今後も保育士の確保に努めていきたいと考えています。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。ぜひ今後もこの待機児童の問題に取り組んでいただきたいと思っております。次に移ります。 大項目の2(1)ですけれども、御説明ありがとうございました。昨年、この普及啓発の機会で中央公民館による展示会だったりとか、その就労部会意見交換会をしたりとか、農福連携も含めて事例が1件あるというお話もされていました。こういった当事者の方々が、やはり働く力というものを多くの方に知っていただく機会を増やしていってほしいと思っておりますが、今後もっとこの展示会だったりとか、普及啓発活動に関して、どのような取組を検討されていますか。 ○議長(大城好弘)  健康支援課長。 ◎健康支援課長(富原素子)  御質問にお答えします。 普及啓発に関しては、今現在行っている就労部会の構成の方々の意見を伺いながら、効果的な対策がどういったことができるかということを検討していきたいと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  ありがとうございます。こちら就労部会のほうとしても、やはりいろいろ町にお願いしたいことだったりとか、町とも互いに相談し合いながら進めていくことがあると思うのですけれども、この要望をするとき、お願いをするときに、私は他市町村の福祉関係者と話す機会があるのですけれども、役所の相談窓口とか、こういうふうにしたいんだよという要望を話しても、なかなか予算がない、人員がいない、時間が取れないという理由で断られてしまっていて、なかなか要望ができない状況があるというお話もよく耳にします。もちろん西原町ではそのようなことはないと思いますが、要望するとき、意見を交わすときにしっかりとそこら辺の配慮もお願いしたいと思っております。 これに付随してですけれども、当事者の方のニーズや地域のニーズ、そのニーズの掘り起こしについて、どのようなことに取り組んでおられますか。 ○議長(大城好弘)  健康支援課長。 ◎健康支援課長(富原素子)  お答えします。 本町では、障がい福祉計画を3年に一度、計画の更新をしておりますけれども、その際に障がい者を対象としてアンケート調査を実施しております。その中で就労関係の御質問もさせていただいておりますので、その中でニーズを把握しているという状況になっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  ありがとうございます。アンケートで、これもまた数がどのぐらいなのかということもあるのですけれども、関係機関と日頃からの連携、ネットワークを構築していくことで、そのニーズ把握にも取り組んでいただきたいと思っております。先ほど説明の中で、就労に就かれている方が7名いらっしゃるというお話もありました。岡山県総社市という場所のお話を皆さん御存じでしょうか。総社市は市長が障がいを持っている方を1,000人雇用しますということで、平成23年から取り組んで、平成23年時点では180名の方でした。でも平成29年には1,003人雇用を達成しております。これは福祉的就労も含めてですけれども、その取組の内容に関してはホームページを御参照していただければいいかなと思います。私がここで言いたいのは、やはり取り組む姿勢なのかと思っております。やはり自治体が具体的な数値目標を掲げて、課題にしっかりと向き合って、その姿勢、熱意を示し続けることで、町の福祉の現状は変わっているということをしっかりと参考にしていだきたいと思っています。また、私たち福祉側としても行政にお願いするだけではなくて、私たち自身もしっかりと意見を交わしながら、福祉の増進に共に取り組んでいけたらいいと思っております。御協力よろしくお願いいたします。次に移ります。 大項目3、コロナ禍の際における自殺対策を聞きました。その中で現在、特段ふだんと変わった対策は講じておらず、県との取組も今はないということでありました。ふだんの取組も介護の問題とか健康の問題から、実は自殺の問題が隠れていたということもお聞きしております。いろんな分野でこの影響が出始めています。対応される方も、その相談に来た方のその背景をしっかりと押さえて対応していただきたいと思っております。残念ながら年間約2万人余りの方が自ら命を絶たれている状況があって、その中の多くに精神疾患があるのではないかと言われておりますが、そこで今回心療内科の先生に現場の状況を少し伺ってきました。外出自粛等によって受診する患者の数、総数はちょっと減ってはきていると。減ってはきているのだけれども、その内容に変化が見られますと。どういう変化なのかと言いますと、やはりコロナの影響で失業、あと経済的困窮、先行きの見えない不安があって、鬱症状を訴えてくる方が増えてきている現状があると。それも御家族が先に相談に来られて、後から御本人の治療につながるというケースがどんどん増えてきているというお話をされていました。これからもどんどん増えていくだろうという見通しをされています。さきの26日の新聞にもありました。同じ時期に関して、DVも182件増えてきていると。こういった問題が、こういう自殺の問題にもつながりかねませんので、多方面から情報を集めて、しっかりとこの対策にも取り組んでいただきたいと思っております。専任の職員を配置しないのですかということもありました。財政的に厳しいというお話もありましたが、現在保健師の方が対応に当たっているということでありましたが、この保健師の方もこの相談の内容によってはとても負担が大きいかと思いますので、この担当者の方が孤立、抱え込みがないように、部署の中でもしっかりとフォロー体制を敷いていただきたいと思っております。とても苦しいと思います。よろしくお願いします。次に移ります。 大項目4(1)フェンス補修の状況について伺いました。現在段取りを進めており、10月中には設置完了すると、時期もお伺いしておりますが、こちらもやはり保護者の方々からも実際に声が上がっていることや、けがをされる児童が出てからではやはり遅いので、即時工事に取りかかっていただきますよう、お願いいたします。次に行きます。 (2)坂田幼稚園の空調設備について伺いました。防衛省の予算、メニューを活用するということで、今申請中であるということではあったのですけれども、防音の問題もそうですが、保護者の方から「なぜ防衛省なの」というような疑問がたくさん寄せられるのです。そこら辺もう少し詳しく、伝わりやすいように御説明をお願いしたいと思います。お願いします。 ○議長(大城好弘)  教育総務課長。 ◎教育総務課長(喜屋武尚)  質問にお答えします。 防衛省の防衛施設周辺騒音対策事業補助を活用させていただくのは、普天間飛行場の影響で航空機の飛行に伴う外部からの騒音障害の影響の緩和を図るために、こういう授業中のうるささに影響がありますので、その中で建具の気密性の高い防音サッシへの改修を行う工事になります。その工事に伴いまして、窓を閉め切ることによりまして、暑さ対策ということで各教室に空調設備も同時に整備するということで、この事業が対象になるということで、今、西原小学校、中学校等で対象になったところを整備しておりまして、主に大きいのが、この事業は補助率が10分の10という高率補助になりますので、その補助を活用して整備をさせていただいているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。ここら辺のこの意図がなかなかやはり住民の皆さんに届かないというところもありますので、御説明いただきありがとうございました。 あとこの件に関しては、やはり私が初めて耳にしてから2年ぐらい経過しているということもありますので、あと御兄弟がいらっしゃる御家庭については上の子が卒業した後、下の子が入ってきたのに、「まだ空調設備、整っていないのですか」というようなことにもならないようにしていただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 大項目5、決壊箇所の中の補強はできないかと質問をさせていただきました。棚原に関してですけれども、そのような対応をしていただき誠にありがとうございます。ただ、やはり私も日々歩いていて危険だなと感じるので、下の住民の皆さんもやはり不安に感じておられるということもありますので、早期に対応をお願いしたいと思います。町各地にこのような道路があるかと思うのですけれども、そこでどうしても優先順位をつけて対応していかないといけないのかなというところがあるのですが、その優先順位を示す根拠となる取組は何かされているのですか。なぜこのようなことを聞くかというと、補修したときに住民の方から、また地権者の方から、ここも危険なのになぜ向こうからやるのですかというふうに質問がきた場合、しっかりと納得のいく説明ができるかどうかだと思うのですけれども、そこら辺の取組は何かされていますか。 ○議長(大城好弘)  土木課長。 ◎土木課長(小橋川生三)  お答えしたいと思います。 土木がやっているいろんな事業があるのですが、道路事業、河川事業、いろんな事業の中で、防除対策事業として、今既に壊れそうな箇所、崩れてしまえば町道とかは災害で一応取ってはいくのですが、いろんな事業導入に向けて、今この棚原1号線の場合に例えますと、ここは最優先で維持修繕する必要があると。維持修繕を先にして、その後対策を講じていくということが町の今の考え方なのですが、ここを早めに進めていこうということで、当然これはひび割れしていますので、普通町内のどこでもひび割れしていたら、ここにモルタルを詰めたり、水が入らないようにすぐ対策を講じていきます。これは各自治会長からそういう相談が来たら、職員が現場を見て、すぐその対策をしていくのですが、この棚原の場合、うちも早急にしようということで業者、2社にお願いしたのですが、ここは下が住宅との高低差が大体4メートル弱ぐらいですか、3.54メートルで急斜面になっていて、ここにモルタルを注入してもみんな流れてしまって。効果がないということもあって、ここをやるとまた崩れる可能性もあるんじゃないかということで、今、町として今年度でどうにか対策を講じていこうと。次年度から、その棚原の今の件では道路幅が狭くて機械の導入、普通だったらここにパイルを打って強固にしていくのですが、これは方法は分かっているのですが、この機械がなかなか、入るか入らないか。以前、その先のほうで災害がありました。平成21年か22年に災害があったときは、下のほうから工事をしたと。下はもう既に住宅が立ち並ぶと、やはり道路を使って上からしかできないということで、どういう工法で、どういう施工法があるかということをコンサルと調整しながら進めていかないといけないと。町が本当に危険というときには、森川3号の場合はすぐ通行止めしました。これは橋梁の中で琉大の先生方をみんな入れて、すぐ対策として3年ぐらいずっと止めた。ほかのところは片側に大型土のうを置いたり、そういう対策を講じながらいきます。今棚原のほうは、一気に今崩れることはないだろうということで、その代わりここに車の荷重を乗せないということで、今カラーコーンでやっている対策ですが、でも町としては修繕をしながら、さらにやった後も水が入らないような対策をして、そこにカラーコーンとかそれを立てて、やはり大きい車両が乗らないように。町のほうはここの対策を補助事業を導入して、やはりやっていく必要があるということで、その対応を今県と調整しながら進めているところであります。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。棚原のお話をちょっとメインでしていただいて、あそこはやはり大型車両が通れなくなっていて、上のほうで火事とかそういうことが起こった場合に非常に困るなというところもありますので、しっかりと対策をお願いしたいと思っています。次に移ります。 (2)補償についてですけれども、やはりこれも起こってから補償するという形ではあると思うのですが、補償の内容、メニューだったりとかそういったところをしっかり精査していただいて、使える予算、そこら辺をしっかり提示していかないといけないかとは思っているのですけれども、例えば崩壊して町道が崩れてしまって、建物、今住んでいる住宅が被害を受けてしまった場合、一旦この住宅は補修が必要になってきたりとかする場合に、どこか借りて住まないといけないというような状況があった場合、家賃補助とか、そういった補助というのはしていただけるのですか。 ○議長(大城好弘)  土木課長。 ◎土木課長(小橋川生三)  道路の、これは今保険会社の専門の意見を聞かないといけないということで先ほど答弁を部長からやってもらったのですが、これについては道路だけの崩壊なのか。場合によっては地滑りとして下から、この地盤が地滑りという対応なのかとか、いろんな専門の意見を聞きながら対応しないといけないというのがあります。そこで専門の意見を聞きながら、ここはどういう、原因はこの道だけなのか。地滑りで下から、場合によっては私有地のほうから一気に崩れたのかとか、それによって専門家のほうがその対応を判断して、これはどういう補償内容に持っていくということになると考えております。今、各町の公共施設については保険として一応は入っておりますので、やはりその保険会社を通して、当然町のほうからここは対応はこういうふうにやってきました、こういういろんな調査をしたデータも上げながら、どういう結果が出るかどうかによるのですが、それに基づいての補償対応になっていくのかと考えております。 ○議長(大城好弘)  5番山城勝貴議員。 ◆5番(山城勝貴議員)  御説明ありがとうございます。いろんなデータを収集した上でというお話もありました。そのデータを収集するためには、やはり現場に行って調査をして、実際評価をしていかないといけないかとは思われます。その評価をした後で当初計画していた予算よりも、実際災害が行ってしまったときの予算が大きくなってしまえば、やはり何のための調査になってしまうのかというところもありますので、その補修する優先順位だったりとか、改善が必要なところはしっかりと取り組んでいただきたいと思っております。町として、やはり管理していらっしゃるということではあるので、そこら辺は責任を持ってやっていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 このように道路工事など、やはり予算額が大きくなってしまうものに関しては、財政が厳しい中で大変担当課としても苦慮しているとは思われますが、どうか町民の皆さんが不利益を被らないように、日々対策を講じていってほしいと思っております。よろしくお願いいたします。少しお時間が余っておりますけれども、以上で私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大城好弘)  順次発言を許します。 2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  おはようございます。本日2番目、2番議員、真栄城 哲が一般質問を行います。 大項目の1、新型コロナウイルスに関する対応についてです。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第二次分が交付され、本町はコロナ関連事業費として、3億5,418万円をその対策事業に配分しました。以下の件について伺います。(1)経営相談窓口設置事業は、6月に行った一般質問で、各種支援策の相談や手続等の窓口を早急に設置するべきであるとの回答だと捉えております。ア.専門家派遣費の業務内容を伺います。イ.事務局業務費の業務内容を伺います。ウ.管理費の内容を伺います。(2)オンライン授業環境整備は、オンライン授業などのライブ・動画コンテンツを作成し、自宅で遠隔授業を受けることができるようにするために必要な環境を整備するとあります。ア.ライブ・動画コンテンツ作成の詳細を伺います。イ.当然、ネット環境の整備が必要になってきますが、その工程を伺います。(3)西原町行政スマート化事業と児童相談システム化事業は、以前から提案してきた、RPAのスタートと認識しています。ア.システム導入に当たっては、プロポーザル方式を採用することが望ましいと考えます。当局の考えを伺います。イ.新型コロナウイルス感染症や業務改善の観点から、今後も必要部署への拡充が必要だと考えていますけれども、当局の考えを伺います。(4)「西原さわふじマルシェ」オープニングセレモニーの事業について、委託費の詳細内容について伺います。 大項目の2番、西原町観光まちづくり協会について。(1)現在、西原さわふじマルシェオープンに合わせ、西原町観光まちづくり協会設立に向け準備がされています。以下の件を伺います。ア.改めて、文教のまち西原町「高校生DMO」創設による観光振興事業と地域活性化対策事業の西原町観光まちづくり協会との関連性を伺います。イ.西原観光まちづくり協会は、どうあるべきか伺います。ウ.当該協会は、本年11月に設立しなければならないものなのか。そうであるなら、理由を伺います。 最後、大項目3番、令和3年度予算編成について。本町の財政状況は厳しい中、当局の努力もあり、財政赤字の解消計画、それから先日示された国保赤字解消計画を見ると光が差してきたと感じています。次年度の予算編成の進捗状況を伺います。答弁を受けまして、一般質問席から再質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  それでは私のほうからは建設部関連の質問にお答えいたします。 質問大項目1の(1)の経営相談窓口についてお答えいたします。経営相談窓口については、9月3日より相談業務を開始しており、毎週火曜、木曜の2回、10時から17時に窓口を開設しています。アの専門家派遣の業務内容としましては、行政書士が相談者それぞれの状況を伺って、活用できる給付金等の紹介、申請手続の支援、開業支援、資金繰り等の各種経営相談に対応しています。イの事務局業務については、委託業者が行う配置した相談員の出退勤の管理や相談内容の整理、周知・チラシの作成等の費用となっています。ウの管理費については、一般管理費となっています。 (4)のさわふじマルシェのオープニングセレモニーについてお答えいたします。西原さわふじマルシェオープニングセレモニー事業における委託費の詳細内容としては、会場環境整備、それから会場の設営ということになりますが約73万円、ステージイベントの運営約114万円、その他企画費として約128万円。その内容としては、非接触企画、消費拡大企画、オンライン配信企画、アンケートキャンペーン受付業務ということになっています。それから周知対策費として約92万円、安全対策費として約5万円、一般管理費として約41万円、消費税相当額で約45万円、以上の項目が主な内容となっており、合計約498万円となっております。 それから質問大項目2の観光まちづくり協会についてお答えいたします。(1)のアについてお答えいたします。平成29年度に実施されました文教のまち西原「高校生DMO」創設による観光振興事業では、翌年に策定された西原町観光振興計画の基礎調査とDMOという観光業者だけでなく、地域全体で観光に取り組む在り方の可能性調査として実施されました。その結果として、西原町観光振興計画の中で、推進体制には観光だけでなくまちづくりにも寄与できる観光まちづくり組織が必要であると計画されました。そのことから、現在設立予定の観光協会は西原町観光まちづくり協会につながっております。平成31年度から実施してきた地域活性化対策事業では、西原町観光まちづくり協議会を設立し、西原町の観光資源を生かした観光コンテンツの開発と、観光協会設立への研究を行ってまいりました。 イについてお答えいたします。西原町観光まちづくり協会については、西原町観光計画の基本理念である人と地域の営みを通じて磨かれる文教のまち西原の実現に向けて、観光振興を通じ、豊かで活気のある地域社会を創造、まちづくりに寄与する団体として考えております。 ウについてお答えいたします。本年12月にオープン予定の西原さわふじマルシェ内にある西原劇場は、観光案内所の機能も予定しています。運営業務についてはノウハウを持った観光まちづくり協会が受託する予定ですので、11月には一般社団法人として設立し、より充実した施設運営に努めていきたいと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  教育部長。 ◎教育部長(新垣和則)  それでは大項目1の(2)のアについてお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症防止に係る再度の臨時休業に備えるために、西原町としても新たな学習体制を早急に整える必要があると考えており、オンライン授業の導入に向けて各学校に機材の導入を進めております。なお、オンライン授業には2つの方法があります。1つは、事前に授業や授業概要などを撮影、編集し、YouTubeなどの動画サイトやホームページ上に投稿し、それを児童生徒が見る非同期型です。もう一つは、授業をカメラで撮影しながらウェブ会議システムを通し、ライブで配信する同期型があります。どちらにもメリット、デメリットがあることから、西原町としましては同期型、非同期型の両方に対応できるよう、ウェブカメラを各学校1台ずつ。また撮影用カメラや編集用パソコンなどを1セットずつ購入し、10月初旬には各学校に配付を予定しております。また、今年度中に教習用の校務用パソコンの入替えを予定しております。ウェブカメラつきの教習用端末が導入されることにより、全ての学級でのオンライン授業を行うことが可能になります。授業などの動画コンテンツの作成につきましては、通常登校となっている現在においては先生方の負担も大きいことから、文部科学省が各教科で使えるコンテンツ等をまとめている子供の学び応援サイトなど、既存のものを有効活用しながら、必要に応じて授業動画の作成を各学校で行っていく予定でございます。 続いて大項目1の(2)イについてお答えいたします。GIGAスクールによる各学校の無線環境の整備につきましては、入札着工が10月、工期は12月と想定しているところであります。家庭の通信環境につきましては、6月に町内の小中学校の保護者向けに行った調査に回答した1,491世帯の約93%の世帯が自宅にインターネット回線があるという結果が出ております。また、今後想定される通信費の課題等もあり、西原町としては通信環境がない世帯へのWi-Fiルーターの貸出しについては、今のところ予定をしておりません。今後第3波の襲来等で学校が休業、または分散登校になるような状況においては、オンライン学習による授業の構築を進めつつ、小学校においては現時点でも利用しているオンラインでのドリル学習、ソフトの活用も併せて進めてまいります。また中学校におきましては、8月よりドリル学習ソフトをモニターとして活用しており、そちらへの切替えを検討し、授業以外での個別学習及び学習内容の習熟を図ることができるようにする予定です。内容としましては、ドリルソフト、小学校。ラインズ、中学校のタブレット導入ということになっております。以上でございます。 ○議長(大城好弘)  総務部長。 ◎総務部長(與那嶺剛)  私のほうからは大項目1の新型コロナウイルスに関する対応についての(3)のア、RPAの契約方式についてお答えします。 RPAについては、本町で初めての導入に向けて調整を進めているところであります。システム導入に当たっては、スムーズに環境を構築していくことが重要と考えており、プロポーザル方式も含め検討しているところでございます。 次にイのRPAの拡充についてお答えいたします。RPAの導入については、一定程度の導入予定の業務を想定しておりますが、今後の展開も考え、汎用性のある活用ができるようなシステム運用と導入のサポートなどを検討しており、必要部署への展開を図っていきたいと考えております。 続きまして大項目3の令和3年度予算編成についてお答えいたします。次年度の予算編成方針は、新町長の下で作成を予定しておりますので、9月現在は前年度と同じ内容の概算要求を各課に依頼している最中でございます。先日、国保特会累積赤字解消計画を改定しております。気を緩めることはできませんが、危機的な状況を回避する兆しが見えてきていると感じております。しかし、今までの財政規律を緩めることなく進めることを前提とした計画ですので、計画どおり実施できるよう今後も事業の見直しや徹底したコストカットを行いつつ、予算編成に取り組んでいく必要があると考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  それでは再質問をさせていだきます。 まず一番頭から行きます。開始の時期は9月3日からされたということで、非常に安心をしております。これは行政書士の方を中心にということだったのですが、お聞きしたいのは以前宮里議員からも提案があった商工会や職員、あれは限定的なものではあるかもしれませんが、今回のこの支援策の中で、やはり委託する前に職員、商工会の方々が連携して対応できないのか。その辺の検討をなされたのか。実際やっているのか。そこを教えてください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 窓口設置をする前に、実際に私たちのほうでも具体的な相談を受けることがあったのですけれども、やはり私たちの持っている知識では対応ができず、商工会の指導員の皆さんにも応援をお願いしたこともあるのですが、やはり専門の行政書士ですとか、そういった経営をよく知っている方に相談窓口をやってもらったほうがいいだろうということで、この委託事業につながっておりますので、私たちのほうでもできるかどうかの検討はさせていただいています。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  今回のこの事業は相談だけではなくて、恐らく例えば申請作業が出てきた場合のサポートも必要になってくると思うのですけれども、例えば今の考え方であれば行政書士の方が、専門の知識がある方が相談を受けて、その場か別でなのか、申請作業まで行うという流れでよろしいですか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 インターネットにつながる環境は用意していますので、その場に来てスマートフォンとかパソコンを使って、画面を見ての支援もやっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  しっかりやっていただければ、それは構わないと思います。先ほどお話ししたのは、例えば簡易な手続等、例えば3密を避けるとか、申請が多い場合、例えば職員の皆さんとか、商工会の方々がある程度そういうサポートができるのであればスムーズに。やはりこの時期ですから、待っているという、この時間の間でも精神的な負担というのは感染リスクがあるということも考えると、そういう負担もあると思いますので、手続の状況にもよるのですが、そういうサポートは必要だと考えていますが、今のところどう動こうと当局はお考えですか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 この相談が殺到して密をつくることがないように、事前予約制を取らせていただいています。事前に50分間隔で、午前10時から4時までの間で予約を取っていただいて、待つことがないように、密をつくることがないようにスムーズに対応をさせていただいています。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  ということは今職員、それから商工会の方々のサポートは考えていないという解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  当然電話等で私たちが答えられる範囲については、電話とか窓口での相談業務はさせていただいていますので。私たちの専門を超えてくることがあるものですから、そういったものはぜひ行政書士がいらっしゃるのでということの案内をして、そういった形で正確な情報提供につなげております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  了解をいたしました。次の質問に移ります。 このオンライン授業、これから第3波が予想されて、第3波、それ以上なのかとても危惧するところではあるのですけれども、先ほど部長の答弁の中ではライブ、それから録画等で対応していくということなのですけれども、ここで少し疑問なのが、例えばこれから第3波が起こる、起こらないにしても、この全授業を、例えば通年を通しての授業を録画コンテンツとしてやるにも、これは相当な録画の時間がそれぞれの先生方は必要。授業の単元どおりなので、それが必要じゃないかなと。その時間等の問題と、例えばこのライブをする際も、即対応ができるような今の環境ではないと思うのですけれども、2番目と含めて環境の開始が10月から、このネット環境の整備も同時に行っていくということですが、その辺まず最初に言った年間の授業を録画していくというものに対しては、これは相当な時間を要すると思うのですけれども、その辺はどういう対応をするのでしょうか。 ○議長(大城好弘)  教育総務課主幹。 ◎教育総務課主幹(照屋心一郎)  お答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、このオンライン授業にしろ、動画コンテンツの提供にしろ、物すごく労力を要するものだと考えております。まずこの動画コンテンツ等の作成なのですが、議員おっしゃるように現在通常登校になっている中で、これを作成することはとても負担があります。また、いつこのコロナによって休校するのかも見えない状況の中で、では全て今のうちに準備するのかというのは、さらに無理な状況になっています。そこで現在は動画を今作成するのではなく、まずは子供の学び応援サイトなど既存のサイト、これの有効活用。必要に応じて授業動画の作成を各学校で行っていきます。イメージとしては、休みになって作るのは大変じゃないですかというイメージなのですが、例えば45分の授業で動画を45分作るのかというと、そういうような構想ではありません。作るほうも大変ですし、見ている子供たちも45分ずっと見ているというのはとても耐え難いと思います。そこで、ポイントを絞って動画を作るというようなことにすれば、万が一学校が休業になったとき、それでも対応できるのではないかと考えております。またそれに合わせて、現在その機材等の導入を進めているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  今のお話で、既存の例えばそういう配信されているものを活用する。それは十分に理解はできます。急に起こるものですから、特に県が緊急事態宣言を出して、もう数日間の間で休業という形になってきますので、その対応というのはやはり、特にライブ配信はちょっときついのかと考えています。ただその際、先ほどお話があった、やはり一番重要になってくるのはネット環境の整備。今回の事業の中には、私はネット環境の整備は入っていなかったと認識はしていたのですが、この10月からのネット環境の整備については別枠で予算を取られたのでしょうか。 ○議長(大城好弘)  教育総務課長。 ◎教育総務課長(喜屋武尚)  お答えします。 先ほど回答しましたネット環境の件については、学校の中のネットワーク環境の整備を整えるという説明になります。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  当然家庭のものに関しては、ルーター等も今予定はしていない。入っていない環境もそうですけれども教えてほしいのは、以前どなたか聞かれたか、その調査をしたら何%ぐらいが外れるのか。いわゆるネット環境を、すぐ家庭でできないのか。そこをちょっとお聞きするのと、やはり学校の環境は当然整えていかないといけません。でも、これからそういうコンテンツもチョイスできるようになっているのですが、実際だから子供たちが学びを家でやらないといけなくなったときに、その辺の差別化が出てきてしまうのがとても心配で、やはり子供たち、授業はこうやって受けられますよ。しかし、うちらにはそういう環境を整える予定もないのか、それとも厳しいのか、そういう関係もございますので、家庭が。その際、これは早急な対応が必要だと考えているのですが、どれぐらいの率が必要で、どれぐらいの予算が今後発生していくのかというのは、その調査の中で捉えていますか。 ○議長(大城好弘)  教育総務課長。 ◎教育総務課長(喜屋武尚)  お答えします。 先ほどの家庭へのアンケートについては、1,491世帯の回答があって、回答率が60%ということで、その中で自宅にインターネット回線があるのが93%、Wi-Fiと有線のものを合わせて93%。この回答された中ではあるということになって、全てという把握にはなっておりません。費用のほうなのですが、ルーターをもし家庭で整備して、その通信費のものについてなのですが、これは全てというよりは経済的にWi-Fiルーターが整えられないという世帯を考えたときに、要保護、準要保護世帯を見たほうがいいのではないかということで、それで想定でさらに学習の遅れの確保のため、中学校3年生の人数を把握すると72名になりまして、生活保護世帯については1万円の補助があって、これが2分の1の補助率になっておりますので、あと1万円負担して2万円の負担をするという想定にした場合、約140万円ぐらいの町の通信量の負担が発生してくると今想定しています。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  この60%ぐらいが今回のアンケートですね。これはやはり全容をちゃんと確認するために、再度細かく全世帯、とりあえずこれは確実に情報を把握しないといけないので、その方法は早めにしていただきたい。課長がおっしゃったように全てのというよりも、やはりこの貧困家庭とか、そういうちょっとどうしてもそれが捻出できないところに対しては、おっしゃるようにそこを中心にやっていくべきだと私も考えております。いずれにせよ、今年度3月までには、この環境整備が整って、これがうまく予算化されて140万円、もしくは200万円のぐらいの間でネット環境も整えられるというのであれば、4月以降スタートの可能性は十分できると考えてよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  教育総務課長。 ◎教育総務課長(喜屋武尚)  Wi-Fiルーターの整備については、今想定はしておりません。先ほど説明しました通信料の負担の課題がありまして、この辺について検討していかないと、これを実施するということは今はできないと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  予算の絡みがあるのは理解しています。ただ、その分その方が受けられない。もう本番で始まった、実施できますよという状況の中で、仮にこの60%のアンケートのうちの93%、それは8割から9割ぐらいの方々がネット環境は整っていると思います。ではその整っていないところは、学校側としては、教育委員会としてはどうサポートしていくのか。そこを聞かせてください。 ○議長(大城好弘)  教育総務課主幹。 ◎教育総務課主幹(照屋心一郎)  お答えいたします。 通信環境が整っていない家庭においては、学校から今現在もやっている個別にプリントやドリル教材、この準備になると考えます。また、感染拡大防止に努めながら、そういう児童生徒については少人数での分散登校、議員の危惧されている学びの格差が出てはいけないということです。そういうところから少人数での分散登校を実施し、必要に応じて今度は各学校のパソコン室を有効に活用しながら、学びの保障を行い、学力差が生じないように対応していく予定です。また来年1月以降、学習用端末が整備されることにより、今度はオフライン、つまりネット環境でなくても使えるドリル学習。端末の中に入れて、それもできるソフトの導入も進めていますので、端末を持ち帰っての個別学習への対応ができるものと考えています。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  初めての環境の中でやっていきますので、探せばいろいろ課題は出てくると思います。その課題をミーミークージしてどうのこうのではないのですけれども、その中でも先ほどやった急な対応になってくると思うので、学校の先生方とのコンセンサスをしっかり取っていただきたいのと、例えば緊急事態宣言が出ている中で分散登校という形は恐らく不可能ではないかと思います。そういうところを含めて課題はあると思います。今言った2つと、先ほどネット環境をこれから整えていかないといけない。予算の面もありますけれども、早めにその全世帯への確認を取って、その状況がどうなのか。それに応じて、今課題が上げられている、どこまでが予算措置が必要なのかというものをしっかりと積み上げて、積算をして早く財政当局に調整をしていただきたい。これはこのままずっとずるずる行くと、その積算がうまくいかないとかそういう中でという話では、やはり先ほど言いましたように学習の学び、それから情操教育の遅れ。西原町の将来を担う子供たちにとってはマイナスですので、ぜひこの辺は早急にやっていただきたいと思います。教育長、その件についてはどう思いますか。 ○議長(大城好弘)  教育長。 ◎教育長(新島悟)  教育に格差が生じないためにも部内で協議を重ね、さらに財政当局とも理解を得ながら進めてまいりたいと思っております。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  次に行きます。(3)の西原町行政スマート化事業と児童相談システムの事業化、これは私個人の提案でもありましたし、昨年総務財政常任委員会で先進地を視察して委員長報告もしました。その中でIT化に向け、今急速な時代の流れがあると。本町においても早急に調査を行い、導入に向けて取り組まなければ、他の自治体から遅れることは必至という内容を報告させていただきました。今回補正の中でうまく取り組めたことに対しては、非常に前向きな状況。西原町も行財政改革も含め、これからの環境を考えると非常にいいスタートが切れたのかと思っています。部長の話で、今回このプロポーザル方式を採用するということでお話がありました。このプロポーザル方式については、県内だけでしょうか。それとも全国的、いわゆる県外も含めての対応をしようと考えているのか、お答えください。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長(島袋友一)  お答えしたいと思います。 県内での導入業者のほうを今調べているところですけれども、ちょっと少ないような感じがしていますので、一般公募の形でやって、県外業者も参加できる形になるのかというふうに今考えているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  非常に少ないです。それで、このRPAに関しては企業から始まり、当然今CMでも恐らく皆さん、もうお耳に入っていると思います。CMでも、もうこのRPAという言葉は普通にコマーシャルとして流れております。そういう中で、効率化を目指すための企業が最初に入って、自治体がそこをいいところだということで取り入れてきているという、もう世の中の流れですね。国も相当な予算を投じて支援をしております。そういう中で必ず必要になってきます。西原町は実施します。プロポーザル形式にしても、県内ではやはりなかなか難しいのかなと。全国に広げて、予算組みもある程度の大枠で組まれていると思いますので、やはり勝負をさせていいもの、そして中身が西原町にそぐうものをしっかり入れていただいて、浮いた予算はまた別のところに、しっかり拡充するため、手厚くするためのものに使っていただきたい。そういう考えで全国にも広げてほしい。知識は向こうのほうがやはりたくさんノウハウを持っていると思いますので、必ずそこを採用しなさいということではないですよ。やはりそういうところをちゃんと踏まえた中でやっていくべきだと思いますが、再度答弁をお願いします。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長(島袋友一)  お答えします。 このような契約関係については、まず町内優先、県内優先という形もございまして、その辺も配慮しないといけないところではあるのですけれども、内容としましては、いかにスムーズにそれができるかという知識があるところをというのを、やはり中心に考えて選定していくのではないかと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。
    ◆2番(真栄城哲議員)  この辺に関しては以前調査をした、例えば熊本県荒尾市ではありましたが、九州管区は皆さん御存じのとおり行財政改革については全国でも先端を行っているかと思っています。いろんなアイデアがある、いろんなアイデアを取り入れている地区であります。そういったところを含めて導入しているところと調整もしながら進めていっていただきたいと思います。それで今回2課の実施だったのですけれども、どのような形でこの2課が選定されたのか。例えば各課に必要なところがないかというようなものを投げて、吸い上げてきたのか。財政当局でチョイスをしたのか、そこの流れを教えてください。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長(島袋友一)  お答えしたいと思います。 本来コロナの関係がなければ、今年度は1年かけてじっくりヒアリングをして、宜野湾市が昨年やっていた実証実験のような形ができないかということを検討しようと思っていたところでした。しかしコロナ交付金が使えるということがありまして、申請期間が短いということもあったものですから、こちらのほうから定型業務で一定期間かなり残業があるというような、あとルーチンワークでというところを指定して、その中でチョイスしていって、やり取りをしながら、この2課に決定したということになっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  少し残念なのは、ここに税務課がないということなんですね。荒尾市の例も税務課の件、これはなぜかと言うと、特にこれからまた3月は確定申告の時期でもあります。やはり結局接触する可能性が多くなるし、向こうの業務はオンラインでやっていけばスムーズに行うというのも何度も言われて、e-Taxができるとか、そういうところもあるので、税務課のほうからはずっとやりたいということはなかったのでしょうか。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長(島袋友一)  もちろん今議員から御指摘のある部分も一定時間、大量の事務作業が出ますので、もちろん対象となるかというふうに協議をしたのですけれども、今確定申告の受付の課税システムの入力作業のほうが、このPRAに向いているのではないかと考えていたところなのですけれども、今パンチ業務でそれを委託しているというところがございまして、またそういった御意見もあったり、その検証する時間というのがあまりにも短くて、今のところはもう現行のままでという形で判断をさせていただいております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  総務財政常任委員会のこの前の予算の審査の中でも、余談の中で税務課長は今日いらっしゃらないのですけれども、非常に前向きな話だったので、そういうところはぜひ進めていただきたいと思います。画面のほうで見てみましたら、ぜひ課長、ちゃんとしっかりやってくださいと言っておきたいと思います。次に行きます。 西原さわふじマルシェのオープニングセレモニー事業ですけれども、内容については具体的に説明がありましたので理解はできました。ただ、セレモニーは2日間開催なのか。この予算というのは2日間にまたがるものなのか、1日だけのものなのか。委託業者等はもう決まったのか。もうあと残りないですから、相当準備にはやはりこういう企画に関しては必要な時間、調整等が出てくると思いますが、そこの2点伺います。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 業者のほうは9月15日にプロポーザル審査を行いまして、有限会社キャプテンリゾートに決まっております。祭りの期間としましては、12月12日土曜日と13日日曜日の2日間を予定しております。以上です。 ○議長(大城好弘)  休憩します。 △休憩 午前11時30分 △再開 午前11時30分 ○議長(大城好弘)  再開します。 2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  キャプテンリゾート、西原町の業者ですね。残りの時間少ないので、オープニングも間に合うという、施工もしっかり間に合うということなので、これはしっかりやっていただきたいと思います。 次に大項目の2番に移ります。ア、高校生DMOと、それから地域活性化対策事業等で、やはりどうしても今設立に向けて準備委員会等を進めている。これは私もメンバーに入っているのですが、その中でやはりとても重要なポイントが必要だと思います。6月に少しその内容について、ちょっと報告書を提出してほしいということで、その中身も一応精査をしました。やはり部長からもありましたけれども、とてもこれは関連性が深いものかと考えております。この高校生DMO、日本版DMOをやっていこうという中で、西原町はこの高校生DMOによる観光振興ができないかということが始まって、簡潔に言うとこの一番最後、121ページに西原町の観光振興、提言という形でこの報告書は書かれています。観光振興には、組織としては従来型の観光協会ではなくて、NS2BPを母体とし、ここに町内の留学生を加えて高校生DMOを形成する。この3番目、6つあるのですけれども抜粋します。3番目は、西原町役場と高校生DMOはパートナーとして協同で町内の様々な課題を解決するまちづくりの活動を行う。そして4番目、上記の活動を通じて西原町の発展を担う若者の人材育成を行うとあります。この事業は以前にもお話ししましたが、総予算は4,400万円。当然10割補助だったということでやってはいるのですが、少し質問させてほしいのは、気になるところが幾つかありまして、ワークショップ等も開かれておりますが、このワークショップをやる際の中でたたき台が挙げられております。一つの例として出世の道のり、20ページの中で、内間御殿から出発して首里城へと向かうという歴史をたどるあれなのですが、その中でこの出世お守りの中で内間御殿のフクギの実入りの願掛けをしたものを記念にもらえるとあるのですが、こういうワークショップを開く際、これは国指定なので、そういうものがしっかり文化課と調整できていて、勝手に取っていいものなのか、よくないものなのかとあります。なぜかというと、これだけの予算をかけてこういうワークショップを開いたときに、コーディネーターとしてこういうのが上がってくると、これはちょっと問題があるよとか、そういうのがなかったのか。それが報告書で出されると、それも知らずにざっとただ、10割補助、100%お金がもらえる予算だからそのままの流れで行ってしまうと、これは結局この部分に関しては役に立たないものになってしまうので、言葉を少し悪く言えばですね。その辺のところはどう考えていたのか、ちょっと質問します。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 議員御指摘の部分なのですけれども、平成29年に西原町で観光組織を考えたときに、どういったことが考えられますかということを広く、高校生から一般の方を交えてグループワークをした際に、その中で参加された方々が「こういうこともできるんじゃないの」という案として示していただいたものを、この報告書に載せているだけですので、もちろんこれが出世の道として本格的に料金を取って、観光ガイドとしてやっていくことになれば、しかるべきいろんなところと調整をしていく必要があると思いますけれども、この報告書に載っている部分に関しては、あくまでもこのワークショップの中で出た一つの例示ということで捉えていただければと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  これは理解しているのですが、先ほど申し上げたように、コーディネート的にその辺の知識をしっかり持ってさえいれば、別の発想に切り替えて、これが報告書として上がってきたのではないかと。結局そういうことが例えば難しいという文化課長がいますけれども、その中で調整ができていてやっているのであれば、ここはやはり国指定もらっているし、簡単に取ることはできない。持っていくこともできないんだということで、別の発想に切り替えてこの報告書が上がっているのではないかということなのですが、どうでしょう。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、この事業の実施報告になりますので、こういうことをやりましたという報告があって、その内容について関係課まで情報共有ができなかったことは大変反省するべきだと考えております。もちろんそれも踏まえて、今後観光まちづくり協会の中で、西原町の観光ガイドを作る際には、そういったところもしっかり関係課と調整しながらやっていきたいと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  この報告書は、いろいろ町内外のアンケートを取っていただいてまとめられているものなのですが、その78ページ。これは西原町の観光振興の必要性ということでまとめられたところがあります。78ページの下に、「西原町の現状としては那覇市のベッドタウンとして人口が増えており、東海岸の工業地帯に工場が集積して、県内有数の企業の本社も多く存在する。結果として西原町の財政も豊かである。そのような環境下にあり、これまであえて観光業に踏み出さずとも、地域の経済は十分潤っていたと考えられる」と評されているのですけれども、これは何を持って、平成28年度ですからね、これ。もう既に西原町はその前から財政的には厳しくて、議員からもいろいろありますが、人口を増やさなければいけないと。南風原町とよく比較されますけれども、その人口に対しても4万人どころか、ある意味止まっているような状況。それは区画整理で流出している方もいますけれども、せいぜい増えてあと2,000人ぐらいだろうと言われているような状況の中で、このような分析がされています。これは主観なのですが、部長はこの報告書をしっかりお読みになって、これをオーケーとされたのか。こういう評価です。お二人に伺います。中身見ましたかということです。私は121ページまで一応全部見たんですけどね。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  報告書自体は確認はしていません。資料として、ある程度まとめられたものを確認しているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  部長、部長ですよ。今の答弁は。4,400万円、10割ですよ。いい、100%の補助はいいけど、4,400万円かけて、部長も答弁をずっとしているように、これからのまちづくりのためには観光まちづくり協会が必要だ。重要なことを担うとやっている。その基礎づくり。当然この西原町観光まちづくりの振興計画に使うための材料としてやっているんだという中で、それに目を通していない。しかもこれを読むと私は違和感を感じるんだけど、今の西原町の現状と乖離して。そこを聞いているのですが、読んでなかったら読んでなかったでいいのですけれども、この今の私が読み上げたところを聞いて、違和感は何も覚えないですか。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  平成28年当時、町の税収については県内でも工業専用地域からの税収が大きいということはあるのですが、ただこの歳出等いろいろ勘案して、財政的にはやはり厳しい状況にあると思います。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  人口の件も書いていますが。人口がどんどん増え続けているようなニュアンスですけれども、その辺についても違和感は感じないですか。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  人口についても、当初の人口、これはちょっと何年前かはっきり覚えていないのですが、右肩上がりということだったのですが、ここ近年は鈍化しているという状況になっていると理解しています。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  今からでもしっかり読んでください。 それともう一点、ここのアンケート調査の中で町外の方が特に西原町に対してどう思うかと。情報発信がないから、なかなか西原町のイメージができませんということが大きく取られて、ここでもやはり情報発信が必要だと考えている。充実させないといけないと書かれています。しかし残念ながら観光ポータル、そして観光ARアプリシステムの保守委託料が3月末時点、新年度から皆減になっています。なぜやめたのですか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 観光ポータルサイトについては、年間100万円を超える委託料が発生しておりました。今回の西原町の財政健全化の計画の中で、100万円を単費で出し続けるというのはちょっと費用対効果が厳しいだろうと。それからは無料で配信できるSNSとか、そういったものを検討していくべきだということで100万円分の予算を削るために、このポータルサイトは昨年度で終了しております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  これは恐らく以前に議員から指摘をされて、このアプリの活用が要は年間2回とかしか立ち上げられていない。しかし月8,000件もサイトにはアクセスがありますよ。それはいいという形で、ここまではあるというような話だったのですけれども、この活用がしっかりできていない。指摘をされたから、うまく合わせて切ったのではないですか。これ、本当の意味を教えてください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 この観光ポータルサイトをやめた理由というのは、どうしても経済的な理由、この100万円を超える委託料が払えないという理由をもって事業廃止となっておりますので、もちろん私たちの努力不足でアプリの活用ができなかったこと。あと、この観光ポータルサイトを使っての情報発信がうまくいかなったことはもちろん反省するべきですけれども、この事業が終わった理由としましては、この年間100万円を超える委託料の削減ということが主な理由でございます。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  この大きな観光も目指しながら、観光協会を立てようとするために10割補助であれ、8割補助であれ、それに向けていろいろな活動をしてきて、約1億円ぐらいのお金が出ていっている。そういう中で百何十万円云々というのは分かりますけれども、私が言いたいのは、この報告書に基づいて次の展開をする際に、この報告書をしっかり次の活動に反映させているかということです。反比例が多くないのと。82ページでは、本町は情報発信メディアの整備は十分できている。だけど、あとこのコンテンツを磨き上げて、速やかな情報発信をするものを構築しなければならないと、これは前向きな話もしっかりちゃんと出ているし、この反省を踏まえて、ちゃんと情報発信をしていかないと。では仮にその予算が駄目で、今回新年度で皆減になったとしても、以前に議員から指摘があったものは平成28年度ですよ、これ。報告書。そうすると平成29年、平成30年、平成31年が令和元年。この3年間の間で数件しか情報がのっかっていないということは、部長分かりますか。先ほど言ったように、この報告書がしっかり反映されていないということに当たらないでしょうかということです。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  情報発信コンテンツに費用をかけて作成はしていましたが、ランニングコストの中で財政が厳しいという状況の中でカットされている状況ですが、ただいろいろな無料のSNSとか、ホームページ等を利用して情報発信に努めていきたいと考えています。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  部長、しっかり中身を読んで、このものがどうやって今のものに生かされているかというのをしっかり把握した上で、部下にも指示をしていただきたいと思います。 その中で、NS2BPのこの活動は重要なものだと、一生懸命頑張っていただいていると思います。しかしちょっと心配なのは、この104ページから、もうここでは時間がないので詳しくは述べませんが、104ページからそのお隣の105ページに3つ、人材育成、それから地域資源のプロデュース、地域の情報発信とあります。人材育成は大型MICE施設が開業した際、これらのメンバーが、いわゆるNS2BPのメンバーがコンベンションや展示会の企画を行うと。そういうこととかが書かれています。高校生で言えば1年生から3年生、受験もあるのでその満年できるか分かりません。大学生も4年間ぐらい。その中での活動でこれだけ、これは一般企業、大人がやっても、これは本当にできるのかと思うぐらいのボリュームにはなっているのですけれども、それを中心に今回の準備委員会の中でもNS2BPの活動が業務として入っています。それが本当に、これだけの重要なことが彼らにとって負担ではないのか。学生の本業は学業です。そういう中で、本当にこれに時間を割いて、もしかすると大人のエゴではないですが、そういうものに対して引っ張られていって、本来の必要とする学業の時間が取れるのか。これも私は甚だ心配なのですが、そこの部分をお聞かせください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 もちろん議員おっしゃるとおり高校生たちの本分は学習になりますので、学習をしっかりやった上で、このNS2BPの活動というのは参加していただいております。もちろんこの学生も部活やら、生徒会やら、バイトやら忙しい中を割いて役場に来て、いろんな活動をしております。昨日も朝7時から高校生たちが集まって、役場の周辺を2時間ぐらい清掃活動をしてくれました。演劇活動もやっていますし、その演劇活動のメンバーを中心にまたガイドの実証実験なんかをやっています。もちろんこの計画書に沿って、これはもう目指していくということになりますので、将来的にこういうことができたらいいねという形になって、これを目指していますけれども、現時点ではできていませんが、高校生たちに負担がない感じで、これからも高校生が協力してくれる限りは続けていきたいと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  お母さん方も今日いらっしゃいますけれども、朝2時間清掃してくれて非常にありがたいです。でも2時間勉強するというのは、本当に家でやったことがあるのか。逆に勉強してほしいと思うのが、これが本音ではないのかなと。だから要はそういう活動、子供たちは多感な頃なので取り組みますよ。でも本来ここに割くべきよりも、もっと本当は大切なものをしっかり終えて、彼らの学業の状況とか確認しましたか。そういうところもしっかりサポートしてあげないと、これは先ほども言ったように、大人であっても大変な事業です。大人がするにも、これは企業でやるにもですよ。だからそういうところも部長、しっかり読んで今後に生かしていただきたい。次に行きます。 最後ですけれども、財政運営が非常に厳しい中、特に部長以下、当時の副町長以下、財政当局は御苦労なされて、非常に道筋はしっかり立てられてきたと思います。特に国保の赤字解消の計画については、総務財政常任委員会のメンバーとしてもずっと財政の問題に対しては非常に特化して、追っかけてきました。その中で現実味のある、非常に光が持てる国保の赤字解消計画だと思っています。これさえしっかりやっておけば、西原町は非常に前向きな町になれると思うのですけれども、町長、その財政計画それから国保の赤字解消計画について町長として、後任に譲りますが、その辺どう伝えて、どうやっていってほしいのか。答弁を最後にお願いします。 ○議長(大城好弘)  町長。 ◎町長(上間明)  今の質問につきましては、先週の一般質問でもお答えを少しさせていただきました。西原町の国保の累積赤字の問題につきましては、これまでも議員の皆さんからも御質問等をいただきました。これまでの赤字解消計画の計画スパン、3年を繰り延べすることで、かなり西原町の一般会計が少しは楽になった。そのことによって、西原町の新たな政策の推進が見えてきた。そういう思いがあります。着実に確かな赤字解消計画を今後進めていくことが極めて肝要かと思っております。こうした状況ができましたのも、前副町長以下、財政企画の担当をはじめ、そして各部課長、職員が一体となった予算編成、このことによって見通しが立てられたのかなという思いであります。改めて感謝を申し上げたいと思います。 今後でありますが、御案内のとおり西原町は極めて発展可能性の高い町であります。時間の関係で多くは申し上げませんが、それをしっかり進めていくことで、西原町の未来を担う子供たちのこれからのまちづくり、文教のまちの展望に大きく前進するものだと考えております。しかし、先ほど財政は少し好転したかに見えてはおりますが、大事なことはこれまでもやはり優先順位を決めて、その上でしっかりと財政計画、そして予算編成、こういったものを進めていくことが大事だということだと思います。これからも財政運営につきましては、やはり緊張感を持ってしっかり取り組んでいく。このことが大事だと思います。併せて御案内のとおり国保の今の厳しい状況、このことによって今いろいろ税の減免でありますとか、あるいは凍結でありますとか、いろんな問題等が出てきておりますが、そのことによりまして来年以降、地方交付税が果たしてどうなるのか。西原町の税収の面で果たしてどうなっていくのか。極めて不安材料があります。こういったことも見据えながら、しっかりとした財政運営をしていく、このことが大事だと思っております。 ○議長(大城好弘)  2番真栄城 哲議員。 ◆2番(真栄城哲議員)  ありがとうございました。交付税に関しては、今回意見書も議会で準備をしておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(大城好弘)  しばらく休憩します。     (昼食) △休憩 午前11時56分 △再開 午後1時30分 ○議長(大城好弘)  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュー ウガナビラ。16番議員ヌ屋比久 満ヤイビーン。座席ガ変ワヤーニ、ウビーカンティーグヮー ソーイビーシガ、マタ、ユタシクニゲーサビラ。チュー、テレビ、インチョータレーヨーサイ、チューヌ運勢ンディヤーニ、双子座ガ一番ヤイビータン。チュー、イイクトゥガ、アガヤーンディ ウムトーイービクトゥ、チチキミソーリ。それでは、一般質問に入りたいと思います。 大項目1の上間町長へ町政運営についてということで、お聞きしたいと思います。上間町長におかれましては、3期12年間、西原町民のために常に先頭に立って走り続けてくださり、大変ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。そこで以下について質問いたします。(1)在任中に、公約は全て実現できたか、やり残したことは、ないのかをお聞きいたします。(2)今後の本町の課題等について、お聞きいたします。 大項目2、新町長の誕生について。去る9月13日の町長選挙で、崎原盛秀氏が小橋川氏に2,522票差の大差をつけて、当選いたしました。そこで以下についてお聞きいたします。(1)上間町長の後継者であった小橋川 明氏の敗因についてお聞きします。(2)投票率が、4年前に比べて2.43ポイント下回っておりますが、それについての所感をお聞きいたします。(3)新町長、崎原盛秀氏に託すべきものは何かをお聞きいたします。 大項目3、西原さわふじマルシェについて。西原さわふじマルシェのオープンは、さきの議会で一般質問をした際、完成は今年の12月と答弁しておりましたが、町道計画も大幅に遅れています。以下について質問します。(1)オープン時期が迫ってきておりますが、チャレンジショップ4店の募集は始まっていますか。そして、何件の応募があったかをお聞きいたします。(2)これまで町民、ワークショップは何回実施したか、また、町民の意見は、どのような形で反映させるのか、お聞きします。(3)西原さわふじマルシェ内に「西原劇場」を設置すると9月12日に説明がありましたが、以下についてお聞きします。ア.設置時期と人員をお聞きします。イ.業務内容をお聞きします。ウ.運営費等についてお聞きします。 大項目4、町道路行政について。前回も質問いたしましたが、再度、安室・呉屋線の工事について以下を質問します。(1)工事の進捗率と完成時期を質問いたします。(2)呉屋・安室線の区間について、西原さわふじマルシェが12月に完成いたしますが、この区間だけ前倒しで工事に着手できないかをお聞きします。 大項目5、国道329号西原バイパスについて。国道329号西原バイパス(仮称)事業計画について、以下について質問いたします。(1)事業計画説明会は、いつ開催されるのか。また、資料閲覧の場所と閲覧期間をお聞きします。(2)様々な手続等があると思いますが、新規事業化の時期をお聞きします。(3)西原バイパスの延長3.6キロメートルの概算工事費をお聞きいたします。 大項目6、新型コロナウイルス関連について。特別定額給付金の申請は、8月19日まででしたが、以下について御質問いたします。(1)全町民へ何%発送できたか。また、振込み総額をお聞きいたします。(2)さわりん地元応援商品券3,000円について、発送時期と、使用期間についてお聞きいたします。再質問については一般質問席からやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大城好弘)  町長。 ◎町長(上間明)  それでは屋比久 満議員の一般質問にお答えをさせていただきます。 私のほうからは大項目の1点と、それから2点、この件についてお答えをさせていただきます。まず1点目の上間町長への町政運営についての(1)でございます。在任中に公約は全て達成できたか。やり残したことはないかということであります。この件につきましては、先週の一般質問にもお答えをしたとおり、私の公約はおおむね達成したものと考えております。特にその中で印象にすごく残っていますのが、長年の町政の課題であった施策、これが非常に印象に残っています。まず1つ目には、やはり新庁舎でございます。この新庁舎問題、30年以上前からの課題でございましたが、これも複合施設として新庁舎をはじめ町民ホールや保健センター、それから防災センター、そういったものを含めた複合施設として建設をされました。それから2つ目には、やはり防災行政無線のシステムの整備、これが挙げられるのかと思っています。それから3点目には、産業通りの道路排水、それから用地の問題、これが解決できたというようなこと。それから4点目には、我謝白河原線の整備ができたということ。それから5点目には、平園線の道路整備ができたというようなこと。それからやはり最後は、内間御殿の国指定の文化財として、それが実現できたということが非常に印象に残っております。1期から2期にかけては、20以上の公約を掲げてまいりましたが、先ほど申し上げた整備のほかに、やはり何と言っても待機児童の解消、これが喫緊の課題でありました。そのため、保育園の整備ということでさうんど保育園の新設でありますとか、さくらんぼ保育園の増改築でありますとか、それとあと西原保育所の民営化、それからさわふじ保育所の新設、愛和保育園の増改築等は特に精力的に取り組んできたところであります。加えまして、他市町村に先駆けて導入しました電子黒板、これは小中学校に導入したわけでございますが、この効果が極めて絶大でございまして、全国学力テスト結果でも顕著に表れておりますように、沖縄県はもとより、全国的にもかなり高い結果が出たということ。これはやはり子供たちに相当自信を与えたと思っております。それから先ほど申し上げました産業通り、いわゆる町では兼久仲伊保線と言っているのですが、この産業通りは特に思いがありまして、これも復帰以前の工業専用地域の指定によって、道路整備が国交省の補助メニューがないということもありまして、なかなか進まなかったのですが、このような状況の中で御案内のとおり工業専用地域、県内でも工業集積率、工業出荷額、いずれもトップクラスにあるわけでございますが、肝心の工業専用地域の基盤、そのものが大きな課題というようなこともありまして、これを国交省に直訴しまして、早速これが平成22年から着工しまして、道路の舗装や排水の整備、さらに用地の未買収の課題をいずれも5億円以上かけて解決したということ、これは大きいものがあろうかと思っています。そして3期前におきましても、認可保育園、こばとゆがふ保育園を新たに1園整備したところであります。子ども貧困対策事業においても支援員を配置し、自治会等と連携し、子供の居場所づくりを行っております。また非課税世帯に対し、放課後児童クラブ利用料の助成を行い、負担軽減を図っております。また西原南児童館建設でございますが、これも長年の課題でありました。この西原南児童館につきましても、平成30年の7月に開館したところであります。それから農水産物流通・加工・観光拠点施設につきましては、12月のオープンを待つ状況になっております。それから観光振興事業につきましては、平成29年度に観光振興計画を策定しまして、観光振興体制の構築に向けて進めているところであります。都市基盤整備事業につきましては、西原西地区の区画整理事業やシンボルロード、国道329号の西原道路などが進捗をしております。 それから道半ばの事業としましては、先ほど内間御殿の国指定の文化財化というお話を申し上げましたが、これも用地取得は完了して、そして測量をしまして、今、発掘作業も終えてはおりますが、その発掘作業の中でいろんな文化審の意見等もありまして、慎重に発掘作業をしているということで、ちょっと時間がかかっていると、こういう状況にあります。あと土地利用の問題であります。この問題につきましても、なかなか西原町は、市街化区域の拡大が大きな課題でありますが、これにつきましてもこれまでの議会でも御案内のとおり、かなり市街化区域の拡大。そして道路沿線の利用拡大。これにつきましても、県と調整をしていく中でかなり前進して、柔軟な形での対応ができるような状況になってきております。その土地利用に関して、特に大型MICE施設の後背地、商業施設用地、ホテル用地、こういったものにつきましても、今、県のほうで進めています基本計画の策定に併せながら、今後跡地利用の整備を考えていく必要があろうかと思います。それとあと、モノレール駅のてだこ駅周辺の徳佐田地区、幸地地区の区画整理事業。幸地地区は御案内のとおり、高速道路のインターチェンジ周辺の整備でございますが、これにつきましてはやはり財政事情もありまして、事業化の決定ができませんでした。これにつきましては、やはり次の課題かというふうに考えております。また、公共施設への対応についてでございます。中央公民館の改築に係るPPPあるいはPFI等に向けた取組、それから西原東幼稚園改築に向けては石油備蓄交付金を活用した申請を行うことを、今担当部署に指示を行っておりまして、その準備に取りかかっております。 このように全体的に掲げました公約はおおむね達成し、または芽出しができたと考えております。同時に国保の赤字の解消の問題、今月9月に国保の累積解消計画の改定を行いました。これまでの計画を3年間延長するということで一般会計からの繰出しにつきまして、負担軽減がされていく。そのことによって一般会計がかなり、いろんな事業が今後展開できる可能性が出てきてまいりました。そうは言っても財政問題、気を許すと、また歳出が増大することもあると思いますので、やはり歳入を見据えた歳出の件と、優先順位を決めて事業を進めていくことが肝要かと考えております。それから2点目の中で、新町長誕生についてということであります。まず1点目の小橋川 明氏の敗因についてということでありますが、この件につきましてはそれぞれの立場でいろんな見解があろうかと思います。敗軍の将は兵を語らずという言葉がありますように、私のほうからは控えさせていただきたいと思います。 それから2点目の(2)ですが、投票率が4年前に比べて2.3%下がったということですが、それに対する所感をということでございます。一般的に皆さんも御案内のとおりかと思いますが、最近の新型コロナの影響でお互いの日常生活や経済活動がかなり制約されてきている。そういうようなこともありまして、それもやはり投票行動に影響を及ぼしたのかという思いがあります。そして2つ目には、この両候補者、大きく言えば政策的な違いがあまりない。対立軸がなかったということも影響したのかというふうに私は思っています。それから3つ目には、御案内のとおり6月の県議選挙から、それから町議会の補欠選挙、そして9月の町長選挙ということで、ほぼ毎月のように選挙が続きました。そのことによって、有権者の皆様にはかなり選挙疲れも生じたのかという思いがあります。それから3点目の新町長に託すべきものは何かということであります。これは先ほどの私の課題につながってまいります。やはりどんな為政者であろうとも、住民自治という視点を第一に考えるということ。こういう人材が当然求められてくると思います。私も御案内のとおり就任当初から町民目線に立ち、町民本位のまちづくりを目指してきました。そういうこともありまして、次期町長もこのような方、そういう視点は大切だと考えております。それからもう一つは、やはり何と言っても現下の厳しい財政状況、これは本町のみならず他市町村でも同じようなことが言えると思いますが、厳しい財政状況があります。そうした中で常に財政の運営については収支のバランスを取りながら、しっかりそれを実践していく。そのことが大事である。同時に、やはりその財政問題を常に念頭に置きながら、将来の西原町の発展ということを常に頭に描いて、西原町の今後の発展を考えていただく。そういう人材が大切だと私は思っております。そういう面で期待したいと思います。私からは以上でございます。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  それでは私のほうで建設部関連の質問にお答えいたします。 質問大項目3のさわふじマルシェについてお答えいたします。まず(1)についてでありますが、チャレンジショップについては募集の結果、4店の出店者が決定しております。指定管理者による西原町商工会及び与那原・西原町漁業協同組合と関係団体への働きかけや新聞折込、チラシ等により募集を募り、応募者9名より選定しています。チャレンジショップは独立開業を目指す施設として、役割を担う機能となるため、今後も新たな応募を募り、入替えが行われていくことになります。 (2)についてお答えいたします。事業の計画策定における町民事業説明会は、平成25年度から計6回行っています。また、令和元年5月に指定管理者と基本協定の締結後は翌月6月29日に指定管理者決定によるキックオフ祭を開催し、その中に施設説明ブースを設置し、来場者と意見交換を行っています。また、令和元年9月4日からはオープンに向けた住民説明会を4回開催し、施設の概要や運営方針、今後のスケジュール等について御説明をさせていただきました。今年に入ってからは、第2回のキックオフ祭や生産者会設立に伴い説明会及び講習会等の準備をしておりましたが、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされています。今後コロナに十分に配慮した対応に基づき、どのような意見交換の場を構築できるか、指定管理者と協議を行っているところです。施設オープン後は来場者の方へのアンケート調査等を実施し、施設満足度を向上していく施策を具体化してまいります。 (3)のアについてお答えいたします。西原さわふじマルシェ内の複合施設は12月に一斉オープンとなりますので、西原劇場も同時に開設となります。西原劇場内の事務室の人員配置は、西原町観光まちづくり協会設立の事業計画の中で検討中でありますが、3名の人員配置を予定しており、内訳は指定管理者総括責任者と会計年度任用職員2名を観光まちづくり協会スタッフとして配置いたします。 イについてお答えいたします。西原さわふじマルシェの業務内容は、その施設を一括指定管理する指定管理者に定めている西原町農水産物流通・加工・観光拠点施設指定管理者業務仕様書により行われることとなります。西原劇場の業務内容もその仕様書に基づくこととなっており、その施設の概要は西原町の農業を主とした地域産業の歴史や伝統芸能及び文化を紹介し、その継承を図る機能、観光施設やイベントグルメ等の情報を案内する地域情報発信機能、企画イベントや展示会、上映会等を行うことが可能なシアターを配置して、地域の振興を図る内容となっています。 ウについてお答えいたします。施設運営につきましては、西原町観光まちづくり協会と指定管理者により運営されていくことになり、その費用については双方の協議により負担されていくこととなります。 大項目4の道路行政についてお答えいたします。まず(1)についてでありますが、呉屋・安室線の令和2年3月末時点の進捗状況については、事業費ベースで13.1%、工事費でゼロ%、用地費で11.9%となっております。事業完了については令和5年度となっていますが、これは現時点で国に承認を得ている事業完了年度であり、現在の進捗状況及び高圧鉄塔の移設に時間を要すること等から、今後事業期間を4年から5年延ばす方向で調整を進めていきたいと考えております。 (2)についてお答えいたします。現在呉屋・安室線の小波津川に係る橋梁の設計をまだ行っていないため、橋梁周辺の呉屋・安室線の道路計画高が決まっておりません。小波津川に係る橋梁の設計を今年度、または来年度に発注する予定となっており、その設計の完了後に西原さわふじマルシェ前の呉屋・安室線の整備を検討したいと考えております。 大項目5の国道329号西原バイパスについてお答えいたします。(1)についてでありますが、事業説明会を当初8月27日に予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、急遽取りやめることとなりました。そこで集合方式の説明会ではなく、ホームページ上での動画配信及び資料閲覧を行う方法に切り替えております。閲覧方法につきましては、国道事務所のホームページの動画配信による説明を行っております。また説明場所につきましては、国道事務所、西原町役場、中城村役場において計画書等の閲覧を行っており、閲覧期間は9月17日から30日まで行っております。 次に(2)の新規事業化の時期についてでありますが、現在都市計画決定へ向け手続中でございます。都市計画決定後、新規事業化へ向け、さらなる手続を進めていくと南部国道事務所より伺っております。 (3)の概算工事についてですが、第3回の計画段階評価資料において総事業費120億円と記載されており、南部国道事務所からは今後精査される可能性があると伺っております。 質問大項目6の新型コロナウイルス関連について、(2)についてお答えいたします。さわりん地元応援商品券の発送時期は10月中旬を予定しております。使用期間は令和3年2月26日までとなっております。 ○議長(大城好弘)  総務部長。 ◎総務部長(與那嶺剛)  私のほうからは総務部関連で、大項目6の新型コロナウイルス関連についてお答えいたします。 その(1)の特例給付金について、お答えいたします。これにつきましては給付状況と給付の実績として受け止めまして、給付実績を答弁いたします。本町における特別定額給付金事業は5月14日からオンライン申請を開始、5月20日から郵送申請の受付を開始し、8月19日に申請の締切りとなりました。給付の状況ですが、対象世帯が1万4,907世帯のうち給付件数は1万4,824世帯で、給付率は99.44%となります。人数で申し上げますと、対象人数は3万5,434人のうち給付人数は3万5,350人で、給付率は99.76%となります。その支給総額は35億4,340万円となります。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  答弁ありがとうございました。それでは順を追って再質問をしたいと思っております。 大項目1の上間町長への町政運営についてということで、上間町長におかれましては1期目から20以上の大きな事業を成し遂げたということで、大変すばらしいことだと思っております。また3期目に、今手がけています農水産物流通・加工・観光拠点施設、それについても12月12日、13日でオープニングセレモニーを迎えるということで、町長の在任中で見ることができなかったのがちょっと残念かと思っております。こういった上間町長におかれましては、本当に3期12年間、いろんな事業をやったということで私のほうも大変よかったのではないかと思っております。 あと2番目の新町長誕生についてということで、(1)については敗軍の将は兵を語らずということでありましたけれども、いろんな情報等を見ると小橋川陣営については、県議選並みにいろんな政党がついておりまして、我々もまさかそういう大差がつくとは思ってなく、びっくりしたというところですが、そこは上間町長に、大変言いづらいとは思いますけれども、この2,522票差の結果というのは選対本部の共同代表でもあったと思うのですけれども、どういうふうに受け止めたのか、ちょっと所感をお聞かせください。 ○議長(大城好弘)  町長。 ◎町長(上間明)  それではお答えします。 新町長への誕生の項目なのですが、先ほども申し上げましたが基本的には今回の町長選挙は、やはり何と言ってもかつてない投票率であったというようなこと。50%を割ったというのは、私の記憶には恐らくないのではないかというふうに思ってはいるのですが、そうした中で今回のこの投票率の低下等を含めて、いま一つやはり選挙民の関心、先ほど申し上げましたようにそういったもろもろの要因等があって、最終的には低投票率につながったと考えております。それと大きく言えば、割と高齢者の皆さんの今回の投票がちょっと少なかったのかという思いがあります。やはりそれは何と言っても、高齢者の皆さんには新型コロナに対する警戒心がかなりあったのかと思います。それともう一つは、やはり若い世代の皆さんの政治に対する関心がちょっと薄くなってきているという部分も多少あるだろうと思います。いずれにしても、これと言った理由で投票率が低くなったというわけではなくて、もろもろの要因が重複して、結果として投票率も低くなってきたという状況があると思います。それはやはり私たち政治に携わるものの、ある意味責任でもあると思いますので、やはり今後は町民に対して政治への関心を高める方策というものを行政も、そして議会も共に考えていく必要があろうかと思います。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  ありがとうございました。今回コロナ禍が大きな要因で、また高齢者とか若者が少なかったという所感でありますが、そこで今、選挙管理委員会事務局長はいませんけど、これは総務部長、2年後町議選とかも控えていますけれども、去年ですか、18歳から投票ができたにもかかわらず、投票率が50%以下とかそういうふうになっているのを、もうちょっと住民への宣伝とか、そういったのが必要ではないかと思うのですけれども、今後の課題としてどういうふうなのをやりたいとか、そういうのがありましたらお聞かせください。 ○議長(大城好弘)  総務部長。 ◎総務部長(與那嶺剛)  この投票率も従来に比べると、比較的右肩下がりの投票率になっていくという状況が続いております。ただ、先ほど町長からもあったように、今回、西原町については少し特殊な事情もあったのかと思いますが、ただ全体として低投票率の傾向があるということであれば、この件についてはまた投票の、今回も選管を中心にしながら横断幕であるとか、広報でもやってきた状況はございますが、再度この辺は検証しながら、やはり若者が投票率を上げる。特に主権者教育というのをどうするかというのも含めて、この状況についてはまた選挙管理委員会に伝えて、そこのほうでもしっかり議論をしていただいていくということで考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  今総務部長が述べたように、せっかく18歳に選挙権があるわけですから、どういうふうに選挙に生かすのかとか、政治に関心を持ってもらって、西原町の若者を、そして先輩方が投票率を上げて、もっとよくしていってもらいたいと思います。そうすることによって、また我々議員もいろいろ見られているんだという意識が、テンションが上がって、いいパフォーマンスができると思っていますので、その点ぜひ今後検証して投票率を上げるにはどうしたらいいかということをやってもらいたいと思っております。よろしくお願いします。 続きまして、大項目3の西原さわふじマルシェについて。(1)のチャレンジショップ4店については9名の応募があって、4店が決まったということを部長はおっしゃっておりましたけど、この4人のチャレンジショップのオーナーは全て西原町の業者なのか、お聞かせください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 町内が2名、町外2名となっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  これはそういった指定管理とか、また町も含めていろいろアピールポイントとかを聞いたと思うのですけれども、この4店についていろんな事業内容とか、例えばカレーショップとか、どういうのが入っているのか、分かる範囲で教えてもらいたいと思います。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 まずその出店業者につきましては、レストランと異ならないかとかも加味しながら選定しているというふうに聞いております。その中で出店物ということで、1社はチキンナゲットで、もう1社がそばとぜんざい、あと1社がフルーツサンドと、あとスムージー、あと1社が海苔おにぎりの専門と聞いております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  4店舗ともそういうふうに違いが出て、オープンが楽しみではあります。それで指定管理は1期10年になっておりますけれども、こういったチャレンジショップの見直しについて、10年間そのままでやるのか。それとも何年かごとに見直しをやるのか。店舗の入替えですね。そういったのを通常、私が知っている八重瀬町の南の駅でしたら1期3年間、今2期に入っています。2期の3年間に入っていて、この期が終わったときにこういった店舗が5店舗あるのですけれども、入替えになるのですが、3年契約みたいな感じになるのですけれども、本町のチャレンジショップは1期10年間させるのか。それとも何年間という契約期間を設けているのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 チャレンジショップについては、契約期間は約1年というふうに考えております。1年でできるだけ独立の方向性でもっていきたいと考えております。これはまた再度9社が応募していたのですけれども、この応募者も随時受け付けながら、応募者が多数いれば1年をめどに切り替えていくのですけれども、応募者がいなければ売れている店舗だったらそのまま続けさせたり、これはその状況に応じて対応していくと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  このチャレンジショップ4店については、指定管理のJAが全てそういった選任とかも行うと考えてよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  はい、そのとおりです。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  続きまして(2)のワークショップは何回実施したかということで、今部長のお話では、昨年ですか、4回実施したと。今年はキックオフとかも予定していたということですが、コロナ禍でできなかったということですが、これは12月のオープンに向けて、そういった住民への周知とか説明は今後どのようにやるのか、お聞かせください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 住民への周知については、12月12日オープンで今進めていますので、ラジオ、新聞等での広報等を通じて周知していきたいと考えております。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  オープンに向けて先ほど真栄城議員の質問のときに、オープンセレモニーに約500万円を考えているということでありましたけれども、そして地元のキャプテンリゾートが、オープンセレモニーをやるということですが、この中でもうちょっとフライヤーとかを出して、地域住民に説明して、もっと盛り上げてもらいたいと思うのですけれども、これも指定管理者がやるのか。それとも役場が周知とかをやるのか、そこも教えていただきたいと思います。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  オープニングイベントの件ですので、私のほうでお答えいたします。 この提出されている提案書の中では、チラシ及び町内のポスティングはまず予定されております。あとFMおきなわのニュース番組ですとか、あとYouTubeでの5秒の広告、後はYahoo広告とか、Google広告を使ったSNS広告等も計画されているようでございます。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。
    ◆16番(屋比久満議員)  町内への周知を、こういったSNSを中心にやるということですけれども、また玉那覇主幹が専門であるFacebook等で、こういった西原さわふじマルシェを立ち上げて、今から周知をやるというのは考えていないでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  この事業所の広告に併せて町のホームページとか、SNSを活用して、しっかり連動してPRしていきたいと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  うるま市のうるマルシェは、Facebookは無料ですので、そういったので結構いいね、うるま市というのをたくさんの市民とかが後押しをやっているものですから、ぜひ本町としてもFacebookとかで12月12日、13日にオープンしますということで前もって呼びかけて、そういった閲覧者を多くして、にぎわいのある施設になってもらいたいと思っていますので、その点ぜひまた玉那覇主幹のほうで、よろしくお願いしたいと思っております。 続きまして(3)の西原さわふじマルシェに西原劇場をオープンするというのを、我々議員団は9月11日金曜日に初めて知ったのですけれども、今まで歴史資料館という感じで地図のほうにも載っていましたが、これの経緯を少し説明していただきたいと思います。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 当初歴史資料館、観光拠点施設ということで、そういう展示とか観光の案内所というふうに計画していまして、愛称ということで西原劇場というふうに、各ブースブースに農産物直売所が「うんたま市場」、加工所が「くゎっちーキッチン」、歴史資料館及び観光拠点施設が「西原劇場」というふうに名称はつけております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  先ほどの答弁で指定管理者から1名とか、会計年度任用職員を2名、合計3名配置するということですけれども、この点については、もちろん会計年度任用職員ですから、役場のほうから給与は支払うと考えてよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 そのとおりでございます。観光協会のスタッフとして、3月まで役場の会計年度任用職員を充てる予定にしております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  9月11日の資料によりますと、西原さわふじマルシェ、西原劇場は年中無休で朝9時から19時までの営業となっていますけれども、これは先ほど言いましたJAおきなわの野菜売り場とかも19時までの営業でしょうか。教えてください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 うんたま市場と、この西原劇場は連動して営業時間を設定しておりますが、年中無休ではありません。お正月三が日は休みとうたっておりますので、その他また指定管理者が町長と協議の上、休むことはできますので、年中無休ではないということです。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  今課長がおっしゃったのは、直売所が年中無休ではないと。三が日とかは休みで、この西原劇場は年中無休ではないというふうに考えてよろしいでしょうか。直売所は三が日は休むというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 9月11日の資料の表記がちょっと間違っているようで、この西原さわふじマルシェの施設に連動して西原劇場も営業しますので、うんたま市場が休みの正月は、西原劇場もお休みになります。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  それは理解できますので、この資料では無休と書かれていましたので、分かりました。 次に、大項目4の道路行政についてですが、(1)進捗率が事業費ベースで13.8%、工事がゼロ%、用地補償が2.4%ということですが、あと完成時期が令和5年から四、五年延びてということで、令和10年ぐらいにということでよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  土木課長。 ◎土木課長(小橋川生三)  お答えしたいと思います。 当初の計画が令和5年なのですが、これは平成30年から予算が、町が要望した額の35%、令和元年が43%、令和2年が28%ということで、県に対して、国を通しての予算の補助率が、これだけ町の要望どおりあまりつかないということもありまして、それでどうしても事業期間が、そうしますともうどんどん後ろに延びていくという格好になってきます。今大きな鉄塔というのがございまして、この鉄塔をやるときには億のお金が動くものですから、だからそういったところを、今町が持っている5路線の道路事業の中で優先順位を決めながら、これを進めていくという格好に今後やっていきたいと考えております。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  今課長が答弁したとおり、鉄塔とかいろいろ課題があるということですけれども、これは大まかに、完成時期は令和9年、10年のどちらになるのですか。 ○議長(大城好弘)  土木課長。 ◎土木課長(小橋川生三)  お答えします。 今の調子で行きますと、令和10年ぐらいになると考えております。延長が440メートルございます。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  (2)に行きますけれども、延長が440メートルですが、このさわふじマルシェ内でしたら、100メートルから150メートルぐらいですか。そこだけでも何とか道路拡幅をして、早めにできないかと。なぜかと言いますと、工事をやっている状況でお客さんが入るかどうかというのが心配なものですから、これはぜひこの部分だけでも、100メートルなのか、全長は440メートルですけれども、このさわふじマルシェ内だけでも先行してやることはできないでしょうか。お聞きします。 ○議長(大城好弘)  土木課長。 ◎土木課長(小橋川生三)  お答えしたいと思います。 直売所の話が当初から出たときから、この前について早めに道路整備ができないかどうかということで、用地については既に平成30年度までには直売所の前の土地は購入を済ませております。今遅れているのが、この給油所の向かいの橋です。この橋を河川の負担金、うちは当時道路の負担金でできないかどうかということで、河川の負担金については、そばのほうにもう一つ橋梁を造れないかどうか。これは、この給油所から上流側ですね。155号線の八百屋までの、この間に橋梁がどうしても必要ということがありまして、その件をずっと県道のほうと、河川のほうと調整をしながら進めてまいりました。どうしても町はここに、一本は真ん中に橋が必要ですよということで、今この調整をやっている最中で、これがなかなか決まらなくて、今回やっと今月の上旬に県とも調整しながら、これは今、上流のほうも橋梁について、これを再度、道路河川のほうと詰めながらいくと。そうしますと、うちのほうはこの給油所の前の橋梁の設計が出せると。これを設計した場合、仮設としてこれを造るものですから、この仮設が直売所の前まで来るだろうと。高さはどうしても、今の高さより60センチ上げて、やはり橋梁の高さも、仮設なのですが。そうしますと、造ったとしても出戻りが出てくるのではないかということで、そういったことも懸念されますので、それで今年度か、予算は今持っていないのですけども、県のほうに予算を要求して可能だったら県のほうから、これは10分の10県から出ますので、それで対応できるか。もしそうでなければ来年でも設計をして、この高さを確認してから、この呉屋・安室線の検討に入りたいと考えております。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  橋梁との高低差があって、そこを先行で造っても道路段差が出るということは、よく理解できました。その点で、このさわふじマルシェの進入口は入り口、出口、両方造るのですか。それとも1か所だけですか。教えてください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  お答えいたします。 役場向かいからの出入口でいいかと思うのですけれども、双方出入口がありますので、あと何線と言うんですかね。川沿いからの小波津に抜ける道からも進入路はありますし、また呉屋ストアに行くところからもさわふじマルシェに入ってこられる進入路はございます。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  今課長の答弁の中で、では進入路は3か所ぐらいあると考えてよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課長。 ◎産業観光課長(呉屋邦広)  はい、おっしゃるとおりです。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  もう12月12日にはオープンしますので、こういった広告とかを打つと、すごく今でも幹線で混みますので、ぜひそういったのも安全面に配慮してオープニングセレモニーを迎えていただきたいと思っております。 続きまして5番目の国道329号西原バイパスについて質問いたします。(1)の説明会は8月29日で予定したけれども中止になったということでありますが、今資料の閲覧が9月17日から今週の木曜までですか、30日までを予定しているということでありますが、これはこの道路に係る地権者とかには、そういった通知とかは出しているのかどうか、お聞きします。 ○議長(大城好弘)  都市整備課長。 ◎都市整備課長(又吉宗孝)  お答えいたします。 今回の案内につきましては、町内各戸の配布と地権者ですね。今回事業箇所に当たる箇所の地権者についても案内を出しております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  この3.6キロを、ぜひスムーズにできるようにやってもらいたいと思います。これは4車線で歩道とかもやると27.5メートルということで、すごく大きな道路になるのですけれども、又吉課長の分かる範囲でどういうふうな、今の道路から真ん中を拠点に左右に何メートルというふうに、県からの説明とか、どういうふうな感じで収用をやるのかどうか教えてください。 ○議長(大城好弘)  都市整備課長。 ◎都市整備課長(又吉宗孝)  お答えします。 今回の3.6キロの区間でありますが、起点を浦添西原線の交点から、終点は中城村の津覇までの3.6キロになっています。国のほうに事業の進め方等をお伺いしましたが、まだ決まっていないということで話はありました。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  これはバイパス手続の流れということであるのですけれども、今どのような決定をやっているのかというと、第3回の地方小委員会ということで、令和元年6月に意見聴取、令和元年12月に結果確認、対応方針案ができていますけれども、今年の3月には対応方針を受けて概略ルート、構造の決定ということをやっておりますが、次に今やっている9月30日までの閲覧。あと都市計画手続依頼を国、県がやると。あと公聴会を県、公告及び案の縦覧を県がやるということですけれども、これは西原町の都市計画は全く関わっていないというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(大城好弘)  都市整備課長。 ◎都市整備課長(又吉宗孝)  お答えいたします。 今回の国道329号西原バイパスにつきましては、沖縄県の決定になります。その中で県のほうから意見照会という形で、町の都計審議会のほうに意見照会が来ます。その回答を持って県の都市計画審議会に諮る予定となっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  こういったのを経て、あと新規事業採択時評価とか、あと新規事業化というふうになるという予定なのですけれども、この新規事業化というのは又吉課長の思案でいいですけれども、いつぐらいになると思いますか。 ○議長(大城好弘)  都市整備課長。 ◎都市整備課長(又吉宗孝)  お答えいたします。 事業化の時期については、まだ確定ではありません。流れといたしましては、これから新規事業採択時評価、沖縄地方小委員会と、また本省の委員会等を踏まえながら、総合事務局による、また大臣同意とか、そういった手続を踏みながら事業化になります。時期的にはそういった過程を踏まえて事業化ということになるかと思います。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  今、又吉課長が答えた新規事業採択時評価というのを、そこにも西原町とか中城村役場の担当課長とかも同席して、そういった評価をするのでしょうか。 ○議長(大城好弘)  都市整備課長。 ◎都市整備課長(又吉宗孝)  その委員のほうには町からの参加はありません。オブザーバーという形で案内を受けたことがあります。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  西原バイパス、3.6キロのおおむねの予算が120億円ということで、これは国と県の指導で行うのですけれども、ぜひまた又吉課長も、そういったオブザーバーで参加するときには西原町の思いも伝えて、早期にできるように意見を言ってもらいたいと思っております。 続きまして大項目6の新型コロナウイルス関連についてお聞きします。総務部長のほうで(1)、発送は99.4%で、99.76%の町民に総額約35億円が振り込まれたということですけれども、例えば3万4,304人に対して、ちょっと何人未給付だったのか。受け取らなかった額は何人だったのか、教えてください。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長(島袋友一)  お答えします。 未申請の方にはもう一度申請書のほうを封筒に入れて、外国人の方には外国語の表記も入れて2回送ったような形になるのですけれども、その結果、最終的には73世帯、79人の方は未申請と言いますか、受理されておりません。という結果となっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  79人分は国に返還したというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長(島袋友一)  はい。そのとおりで、国にこれから返金の処理ということになります。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  (2)のさわりん地元応援商品券、3,000円について、10月中旬からの予定ということですけれども、これはどういうふうな、世帯ではなくて1人3,000円と捉えてよろしいでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 このさわりん地元応援商品券は、町民1人当たり3,000円ということで、世帯にまとめてお送りすることになります。今、佐川急便のほうに商品券を印刷してもらっていまして、佐川急便のほうで順次、今の予定ですと10月の中旬から配送を始めるのですけれども、これが1日300件が限界であるということですので、西原町はざっと1万5,000世帯ありますので、各世帯に配り終わるには少し、50日ぐらいかかる予定になっていますので、その間にもし早めにほしいという人がいたら、役場のほうに申し出ていただければ対応する形になると思います。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  使用期間が令和3年2月23日までとお聞きしたのですけれども、これは使えるお店というのは、この商品券の中にどこどこと印字されているのかどうか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  このお送りする封書の中に、その時点で最新の使えるお店の一覧をつけてお送りしますが、その使えるお店をどんどん、我々としてもいろんなお店を使っていただきたいので、役場のホームページにはどんどん増えていきますという通知はしていきたいと考えています。 使えるのは令和3年2月26日、2月末までとなります。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  ぜひ使えるお店を、地域にはお年寄りもいますので、こういった小さいお店、マチヤグヮーとかも使えるようにやってもらえたら、またお年寄りも遠くまで行かずに地域で使えると思いますので、ぜひそういうふうに考えてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 議員おっしゃるとおり幅広く使えるように、使い勝手がいい商品券にしたいと思っておりますので、いろんな店舗に声をかけて利用登録をしてもらっていますので、引き続き続けていきたいと思います。以上です。 ○議長(大城好弘)  16番屋比久 満議員。 ◆16番(屋比久満議員)  ぜひそういうふうに地域のお店を使うことによって、また消費も拡大しますし、活性化も生まれると思いますので、ぜひそういうふうにやってもらいたいと思います。コロナ禍で大変な時期ではありますけれども、我々も共に頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大城好弘)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。 △散会(午後2時46分)                           令和2年9月28日 地方自治法第123条第2項の規定により、署名する。    西原町議会議長 大城好弘       署名議員 宮里芳男       署名議員 真栄城 哲...