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03月22日-07号

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  1. 北谷町議会 2021-03-22
    03月22日-07号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    令和 3年  3月 定例会(第511回)    令和3年第511回北谷町議会定例会会議録(第21日目)       開議 令和3年3月22日(月)10時00分       閉会 令和3年3月22日(月)20時27分出席議員  1番 大浜ヤス子議員  2番 新垣千秋議員  3番 玉城靖規議員  4番 喜友名盛充議員  5番 渡久地政志議員  6番 又吉朋和議員  7番 友利 勉議員  8番 照屋正治議員  9番 宮里 廣議員 10番 高安克成議員 11番 宮里 歩議員 12番 玉那覇淑子議員 13番 與儀 誠議員 14番 仲地泰夫議員 15番 喜友名朝哲議員 16番 阿波根 弘議員 17番 田場健儀議員 18番 仲栄真惠美子議員欠席議員 19番 亀谷長久議員説明のため出席した者の職氏名町長         野国昌春副町長        神山正勝教育長        津嘉山信行会計管理者兼会計課長 伊波興勇総務部長       岸本 満住民福祉部長     知念喜忠建設経済部長     根間朝弘教育部長       玉那覇 修上下水道部長     佐久本盛正町長室長       伊波孝規総務課長       兼城泰志企画財政課長     仲松 明基地・安全対策課長  金城睦彦情報政策課長     太田守男税務課長       比嘉昌海住民課長       與那覇政彦福祉課長       花城可津人保健衛生課長     稲嶺盛和子ども家庭課長    与儀 司経済振興課長     久田友一観光課長       宮里泰明都市計画課長     田仲康児土木課長       松田健一教育総務課長     西田由紀学校教育課長     大舛勝彦社会教育課長     仲地桃子学校給食センター所長 池原 誠文化課長       古謝哲郎公文書館長      比嘉敬文上下水道課長     島袋辰也職務のため出席した事務局職員の職氏名議会事務局長     比嘉良典議事課長       鉢嶺宗則議事係長       宇良留美子    令和3年第511回北谷町議会定例会議事日程(第7号)              令和3年3月22日(月) 10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 発委第1号 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則について日程第3 発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議日程第4 発議第2号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書日程第5 発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書日程第6 発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議日程第7 発議第5号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書日程第8 議案第35号 令和2年度北谷町一般会計補正予算(第10号)について日程第9 議案第36号 令和元年度奈留川排水路POL部分改修工事請負契約の変更について日程第10 議案第37号 令和2年度美浜地区電線共同溝整備工事請負契約の変更について日程第11 議案第38号 美浜2号線電線共同溝整備工事請負契約について日程第12 議案第39号 宮城1号線1号BOX改修工事請負契約の変更について日程第13 議案第40号 財産の取得について日程第14 議案第41号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算について日程第16 議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算について日程第17 議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算について日程第18 議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算について日程第19 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算について日程第20 議案第6号 北谷町都市公園条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第10号 奈留川西公園の指定管理者の指定について日程第22 議案第12号 桃原地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第23 議案第13号 栄口地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第24 議案第14号 謝苅地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第25 議案第15号 北玉地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第26 議案第16号 宇地原地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第27 議案第17号 北前地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第28 議案第19号 砂辺地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第29 議案第20号 美浜地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第30 議案第21号 桑江地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第31 議案第18号 宮城地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第32 議案第11号 上勢地区学習等供用施設の指定管理者の指定について日程第33 議案第22号 上勢屋外運動場の指定管理者の指定について日程第34 議案第23号 栄口屋外運動場の指定管理者の指定について日程第35 議案第24号 北前屋外運動場の指定管理者の指定について日程第36 陳情第22号 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情日程第37 陳情第1号 後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書日程第38 陳情第2号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書日程第39 委員会の閉会中の継続審査について日程第40 議員派遣の件令和3年3月22日(月) △開議(10時00分) (開議宣告) ○仲栄真惠美子副議長  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○仲栄真惠美子副議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって12番玉那覇淑子議員及び13番與儀誠議員を指名します。 △日程第2 発委第1号 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則について ○仲栄真惠美子副議長  日程第2 発委第1号 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 田場健儀議会運営委員会委員長。 ◆田場健儀議会運営委員会委員長  発委第1号 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則について、その概要及び提案の理由をご説明申し上げます。 本発委につきましては、「標準」町村議会会議規則の一部改正に準じて、議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の議員が活動しやすい環境整備の一環として、出産、育児、介護など議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、議会への欠席事由を整備とともに、出産については母性保護の観点から産前・産後の欠席期間を規定するものです。 また、請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続きについて、請願者に一律に求めている押印の義務付けを見直し、署名又は記名押印に改正を行うものであります。 また、あわせて字句の修正及び表記を統一する改正を行うものであります。 それでは、発委文を読み上げて、提出いたします。 発委第1号 令和3年3月22日 北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会運営委員会委員長、田場健儀。 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則について。 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第3項の規定により提出します。 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則。 北谷町議会会議規則(昭和62年北谷町議会規則第1号)の一部を次のように改正する。 第2条第1項中「公務、疾病、配偶者の出産補助その他の事故」を「公務、傷病、出産、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由」に改め、同条第2項中「議員」を「前項の規定にかかわらず、議員」に、「日数を定めて」を「出産予定日の8週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の目から当該出産の日後8週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改める。 第10条第1項中「条例27号」を「条例第27号」に改める。 第39条第1項中「(請願の委員会付託)」を「((請願の委員会付託))」に、「聞き」を「聴き」に改める。 第46条第2項中「終る」を「終わる」に改め、同条第3項中「終らなかった」を「終わらなかった」に改める。 第89条第1項中「、請願者の住所及び氏名」を「及び請願者の住所」に、「名称及び代表者の氏名」を「所在地」に、「押印しなければ」を「請願者(法人の場合にはその名称を記載し、代表者)が署名又は記名押印しなければ」に改める。 第90条第1項中「だだし」を「ただし」に改める。 第111条中「委負会」を「委員会」に改める。 第123条第3項中「第122条」を「前条」に改める。 附則、この規則は、公布の日から施行する。 以上をもちまして、発委第1号 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則についての提案理由のご説明といたします。 議員諸兄の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 発委第1号については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託をしないものとします。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発委第1号 北谷町議会会議規則の一部を改正する規則についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発委第1号は原案のとおり可決されました。 △日程第3 発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議 △日程第4 発議第2号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第3 発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議及び日程第4 発議第2号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書の2件を一括議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  皆さんおはようございます。ただいま議題となりました発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議及び発議第2号の同意見書の提出の趣旨説明を行います。 本年、1月31日に本町北前の国道58号において、在沖米陸軍兵三等軍曹が、基準値の約2倍のアルコールが検出されたとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕される事件をはじめ、2月7日、8日、25日も同様な容疑で逮捕される事件が発生した。 本町議会では、同様な事件に対し関係機関に抗議要請をしてきたにも関わらず、繰り返される交通法違反に対し、強い憤りを禁じ得ない等の理由で去る3月16日に基地対策特別委員会を開催し、全会一致で抗議決議及び意見書を提出することに決定いたしました。 では提出いたします。 発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和3年3月22日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、宮里歩。 賛成者、北谷町議会議員、大浜ヤス子、新垣千秋、宮里廣、玉那覇淑子、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議。 本年、1月31日午前6時33分、本町北前の国道58号において、在沖米陸軍兵三等軍曹(24歳)が、基準値の約2倍のアルコールが検出されたとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕される事件が発生したのをはじめ、2月7日午後5時10分には、砂辺の町道において、在沖米海兵隊伍長(25歳)、2月8日午前0時27分、美浜の町道で在沖米海兵隊上等兵(22歳)、2月20日午前0時47分、北谷二丁目の町道でも、在沖海兵隊上等兵(21歳)が、同様な容疑で現行犯逮捕された。 本町のみならず、沖縄県内においても、米兵による飲酒絡みの事件が後を絶たない。 本町議会では、同様の事件に対する抗議決議及び意見書を決議し、関係機関に対し抗議要請したにも関わらず、再三再四、同様な事件が繰り返されることに対し強い憤りを禁じ得ない。 飲酒による事件や事故のそのほとんどは、米軍が定めた勤務時間外行動の指針(リバティー制度)に違反していると言っても過言ではなく、米軍内部の規制も組織統制も機能していない証拠であり、到底容認できるものではない。日米両政府が繰り返す「綱紀粛正」「再発防止」「教育の徹底」という言葉は、実効性の伴わない小手先の手法でのごまかしであり、根本的な解決に繋がらず、極めて遺憾である。 よって、本町議会は、町民の生命、財産、安全を守る立場から関係機関に対し、厳重に抗議するとともに、下記事項について強く要求する。          記1 被疑者を厳正に処罰し、米軍人・軍属の綱紀粛正を徹底すること。2 リバティー制度の規制を強化すること。3 米軍人・軍属等による事件・事故防止のための協力ワーキングチームを早急に開催し、事件の再発防止と具体的な解決策を日米両政府で早期作成、公表すること。4 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと。5 日本国の憲法・法令を尊重し米軍人・軍属に対する基地内外での基準や罰則を国内法に合致させるよう早急に改定すること。 以上、決議する。 令和3年3月22日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、駐日米国大使、米インド太平洋軍司令官、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、第10地域支援群司令官、第3海兵遠征軍司令官、在沖米国総領事。 続きまして、発議第2号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和3年3月22日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、宮里歩。 賛成者、北谷町議会議員、大浜ヤス子、新垣千秋、宮里廣、玉那覇淑子、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書。 文案については、ほぼ一緒で文末の「要求する」を「要請する」に置き換えております。下記事項の1番、2番、5番を「すること」を「させること」に置き換えております。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月22日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長でございます。 以上、議員諸兄の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第1号及び発議第2号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第1号及び発議第2号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第1号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)
    ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって発議第1号は原案のとおり可決されました。 これから発議第2号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第2号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって発議第2号は原案のとおり可決されました。 △日程第5 発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第5 発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書を議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書の提出の趣旨説明を行います。 本年3月10日、那覇基地の航空自衛隊は、地元三連協が基地機能強化並びに負担軽減と逆行するとの理由で訓練の中止を求めた中、航空自衛隊は、嘉手納基地を使用し、訓練を強行実施した。このことについて、去る3月16日に基地対策特別委員会を開催し、全会一致で意見書を提出することに決定いたしました。 では提出いたします。 発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和3年3月22日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、宮里歩。 賛成者、北谷町議会議員、大浜ヤス子、新垣千秋、宮里廣、玉那覇淑子、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書。 本年3月10日午前、那覇基地の航空自衛隊は、地元の市と町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」の訓練の中止を求める抗議・要請を無視し、米軍嘉手納基地内で初めて地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の機動展開訓練を強行した。 報道によると航空自衛隊は、自衛隊施設以外で行う同様の訓練を全国で展開する方針を示し、15日にも那覇基地の南西航空警戒管制団から移動式レーダー装置等10両、約20人が参加し、展開訓練をさらに強行実施した。 本町議会では、ことあるごとに基地機能強化に繋がる訓練等に対し抗議決議及び意見書を決議し、関係機関に対し抗議要請してきたにも関わらず、訓練が行われたことに対し強い憤りを禁じ得ない。 日常的に過重な基地負担を強いられている嘉手納基地周辺住民にとって、今回の共同使用は、さらなる基地負担を懸念されるものであり、米軍再編協議で合意された基地負担軽減に逆行しており、到底容認できるものではない。 よって、本町議会は、町民の生命、財産、安全を守る立場から関係機関に対し、厳重に抗議するとともに、下記事項について強く要請する。          記1 軍事目的の自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用を行わないこと。2 米軍嘉手納飛行場の負担軽減を速やかに行うこと。3 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月22日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長でございます。 以上、議員諸兄の御賛同をよろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  日程第5 発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書について質疑いたします。 意見書の下から4行目か5行目から、今回の共同使用は、さらなる基地負担を懸念されるものであり、米軍再編協議で合意された基地負担軽減に逆行しているというふうに書いているんですが、これの具体的な根拠ですね、これがなぜ基地負担を懸念するもので、基地負担軽減に逆行しているという具体的な根拠を質疑します。 また、抗議だけではなくて意見書のみの提出をする。さらには航空自衛隊にも意見していくというようなこの委員会での基準があるかどうかお伺いします。 ○仲栄真惠美子副議長  8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  ただいまのご質疑にお答えしたいと思います。 今、文案の下から4行目です。米軍再編協議で合意された基地の負担軽減に逆行しているという件について、この辺は今回は、日米両政府の訓練ではなくて、確か自衛隊だけの訓練になっておりますけれども、この辺は再編協議でも嘉手納飛行場の負担軽減は各関係機関も含めて、さらなる訓練は止めてほしいということで、新聞記事にもありましたように、3首長のほうもコメントのほうで、沖縄市、嘉手納町、北谷町の3首長も負担軽減に逆行しかねないということで、コメントも出しております。そういった面で我々基地対策特別委員会も新たな訓練が行われるのは負担増になっていくという考えで提出をしております。 そして自衛隊のほうにも意見書を出すべきではないかということで、この辺の指摘も今回の件は三連協とまた、嘉手納町も先だって意見書を提出しております。ちょっと参考にして宛先もやっておりますけれども、自衛隊のほうには直接、漏れがあったかも知れませんけれども、基地対策特別委員会で協議をしていきたいと思います。 基準についても、先ほど関連するかと思いますけれども、その辺は基地対策特別委員会で協議をしていきたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  今、委員長のほうから漏れがあったというふうにあったんですが、何か漏れがあった状態で意見書を提出しても大丈夫なのかというところです。やっぱり基準がないとそれぞれの委員会の思い、委員の思いがしっかり集約して抗議、意見書を出していくんだという必要があると思いますので、基準を早急にやはり設けていただかないと、この一致団結した委員会からの意見書にならないのかという恐れを感じておりますが、今の漏れとおっしゃっていた部分とこの基準を設けていくという具体的な流れを今一度お伺いしたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  質疑にお答えしたいと思います。先ほど漏れという表現をしましたけれども、宛先の中で航空自衛隊のほうにも意見書を出すべきではないかと理解の質疑かと思いますけれども、その辺を漏れという表現をしましたけれども、今後、基地対策特別委員会で検討していきたいと思います。 そして、基準については、文案にもあります米軍再編協議の事項にもありますように、負担軽減と逆行するということで、基準は再編協議の内容を加味してやっております。 ○仲栄真惠美子副議長  6番 又吉朋和議員。 ◆6番(又吉朋和議員)  おはようございます。発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書、実は私の息子も自衛官でございまして、こういう意見書が出たりしますと北谷町議会では、意見書、抗議決議、自衛隊に対してはどういうような考え方を持っているかと聞かれるわけですけれども、ここで三連協が訓練の中止を求めたことに対しては非常に評価をしますが、航空自衛隊若しくは陸上、海上自衛隊が沖縄県内でやっている行動に対しても理解してほしいという気持ちが一つと。 それと委員長のほうに今回、嘉手納飛行場で訓練をした機動展開訓練というのは、どういう訓練なのかというのをまず説明してほしいです。それからお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  ただいまの質疑にお答えしたいと思います。 訓練内容の詳細は分かる部分で説明したいと思いますけれども、実際、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)これをトラックで移動して組み立ててそこで発射まではしないんですけれども、移動しての訓練ということで、この件については、嘉手納基地にもPAC3が配備されております。部隊のほうが、そういう中でなぜ移動してまで嘉手納飛行場で訓練をするかということで、この辺が疑問な点があります。 ○仲栄真惠美子副議長  6番 又吉朋和議員。 ◆6番(又吉朋和議員)  今、照屋委員長から説明があったとおり、那覇空港若しくは八重瀬町にある与座分屯地から移動してその機動訓練です。移動してどういう形でやるかというのがこの機動展開訓練でございまして、それ自体が別に私と若しくは自衛隊関係者によりますと、そんなに基地負担にはなってないというふうな考え方なんですけれども、その辺が理解されてないだろうということで、致し方ないんですけれども、何も自衛隊は訓練だけでなくて、災害派遣やいろんな形での訓練もします。ですから今一度、町長含め執行部の皆さん、議員の皆さんも自衛隊の活動に対しては評価してほしいと思います。 私自身は個人的にはこういう意見書等に関しては賛成しかねませんけど、今後とも自衛隊の活動に対しては皆さん方の理解をよろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第3号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第3号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第3号 航空自衛隊による嘉手納飛行場の共同使用に対する意見書を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立13人、着席4人) ○仲栄真惠美子副議長  起立多数です。したがって発議第3号は原案のとおり可決されました。 △日程第6 発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議 △日程第7 発議第5号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第6 発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議及び日程第7 発議第5号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書の2件を一括議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  ただいま議題となりました発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議及び発議第5号の同意見書の提出の趣旨説明を行います。 在沖米海兵隊は、日本時間の2月5日午後6時から9日午前の間、アメリカンプロフットボール王者を決める期間、普天間飛行場の滑走路の運用を止めていたことが分かった。 日米が結んだ騒音規制措置では、慰霊の日や県立高校・県内大学の試験、卒業式、入学式等、特別に意義がある日については、訓練を最小限にするよう配慮を求めている中、嘉手納飛行場では訓練が行われた。この件については、県教育庁では、3月1日に県内で県立高校の卒業式が行われている中、嘉手納基地周辺では騒音もまき散らしていることも分かった。 その件については、去る3月18日基地対策特別委員会を開催し、全会一致で抗議決議及び意見書を提出することに決定いたしました。 では提出いたします。 発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和3年3月22日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、宮里歩。 賛成者、北谷町議会議員、大浜ヤス子、新垣千秋、玉那覇淑子、宮里廣、高安克成、喜友名盛充、喜友名朝哲。 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議。 報道によると、在沖米海兵隊は、日本時間の2月5日午後6時から9日午前までの間、アメリカンプロフットボール王者を決める行事「スーパーボウル」に合わせて、米軍普天間飛行場の滑走路の運用を止めていたことが分かった。 米連邦航空局が発行する短期的な航空情報「ノータム」の履歴を見ると、スーパーボウルを理由に5日午後6時から9日午前7時まで普天間飛行場を閉鎖する旨が記されている。実際、県などが実施する普天間飛行場周辺の騒音測定調査では、ほとんど騒音を拾っていない。日米が結んだ騒音規制措置(通称・騒音防止協定)は、「慰霊の日や県立高校・県内大学の試験、卒業式、入学式等、周辺地域社会にとって特別に意義がある日については、訓練飛行を最小限にするよう配慮する」と定めている。 そのような中、県立高校の卒業式が一斉に行われた3月1日、事前に県教育庁が沖縄防衛局を通じて卒業式が厳粛な環境で実施できるよう米軍機の飛行自粛を要請したにも関わらず、嘉手納基地では戦闘機が離発着訓練を強行したことは、極めて遺憾である。 また、本町議会の3月定例会開会中も騒音により、度々審議が中断されることがあった。沖縄県内のみならず全国各地で米軍機による訓練区域外での低空飛行訓練が相次いでいる。2020年度に全国の地方議会が訓練の中止を求めて衆議院に提出した意見書は、13件に上り、2019年度の1件から急増している。 米軍機による訓練区域外での低空飛行訓練を巡っては、一歩間違えれば大惨事になりかねない訓練であり、沖縄県議会においても、今年に入り2度、抗議決議及び意見書を全会一致で決議し、関係機関に対し抗議要請したにも関わらず、訓練が繰り返されることに対し強い憤りを禁じ得ない。 よって、本町議会は、町民の生命、財産、安全を守る立場から関係機関に対し、厳重に抗議するとともに、下記事項について強く要求する。          記1 騒音規制措置(騒音防止協定)を遵守すること。2 低空飛行訓練を即時中止すること。3 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと。 以上、決議する。 令和3年3月22日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、駐日米国大使、米インド太平洋軍司令官、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、嘉手納基地第18航空団司令官、在沖米国総領事。 続きまして、発議第5号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和3年3月22日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、宮里歩。 賛成者、北谷町議会議員、大浜ヤス子、新垣千秋、玉那覇淑子、宮里廣、高安克成、喜友名盛充、喜友名朝哲。 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書。 文案については、ほぼ一緒で文末の「要求する」を「要請する」に置き換えております。下記事項の1番、2番を「すること」を「させること」に置き換えております。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月22日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長でございます。 以上、議員諸兄の御賛同をよろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第4号及び発議第5号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第4号及び発議第5号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第4号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する抗議決議を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立15人、着席2人) ○仲栄真惠美子副議長  起立多数です。したがって発議第4号は原案のとおり可決されました。 これから発議第5号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第5号 騒音規制措置(騒音防止協定)の遵守及び相次ぐ米軍機による低空飛行に対する意見書を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立15人、着席2人) ○仲栄真惠美子副議長  起立多数です。したがって発議第5号は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました発議第1号から発議第5号までの5件については、関係要路に手交、又は郵送といたします。 手交につきましては、日程が決まり次第、要請行動に入ります。 お諮りします。要請団は、正副議長及び基地対策特別委員会委員をもって要請したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、要請団は、正副議長及び基地対策特別委員会委員をもって要請することに決定しました。 △日程第8 議案第35号 令和2年度北谷町一般会計補正予算(第10号)について ○仲栄真惠美子副議長  日程第8 議案第35号 令和2年度北谷町一般会計補正予算(第10号)についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ。 一般会計補正予算につきましては、今定例会にて第9号補正を議決いただき成立したところでございますが、今回、突発的な理由が発生したことから、第10号補正として提案するものでございます。 それでは、議案第35号についてご説明いたします。 今回の補正予算につきましては、歳入において、国庫支出金、繰入金及び町債の補正などを行っております。 歳出においては、主に令和元年度子どものための教育・保育給付に係る交付金確定に伴う国庫及び県支出金清算返納金の補正を計上しております。 その結果、一般会計補正予算(第10号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出およそ2,300万円を増額し、予算の総額をおよそ197億6,300万円としております。 以上、令和2年度北谷町一般会計補正予算(第10号)について、提案理由及び概要を申し上げましたが、具体的内容につきましては、総務部長から説明させますので、なにとぞ、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  岸本満総務部長。 ◎岸本満総務部長  それでは、まず歳入についてご説明いたします。 補正予算の内容につきましては、予算書の10ページから説明いたします。 別冊の補正予算説明資料もあわせてご覧ください。 15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金120万円の増額補正は、保育所等におけるICT化推進に係る保育対策総合支援事業補助金の増によるものです。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目基金繰入金2,017万3,000円の増額補正は、本補正の歳入歳出調整による財政調整基金繰入金の増によるものです。 22款町債、1項町債、1目土木債1,530万円の減額補正及び9目補正予算債1,700万円の追加計上は、充当先事業に係る起債について、国・県との最終協議により公共事業等債から補正予算債に組み替えたことによるものです。 次に歳出予算について説明いたします。 3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費2,082万3,000円の増額補正は、令和元年度子どものための教育・保育給付及び令和元年度子育てのための施設等利用給付に係る交付金額確定に伴う国庫支出金精算返納金1,477万円及び県支出金精算返納金605万3,000円の増によるものです。 4目保育所費225万円の増額補正は、保育所等におけるICT化推進に係る保育業務支援システム導入事業補助金の交付決定に伴う新規計上によるものです。 次に、予算書3ページの「第2表 繰越明許費補正」について説明いたします。 繰越明許費として、1件の追加を計上しております。 7款商工費、1項商工費「美浜メディア・ステーション設備費」は、新型コロナウイルス感染症拡大により、購入予定のノートパソコンのプロセッサ等一部部材の供給不足が生じ、年度内での納品が間に合わないことにより、事業完了が困難であることから、繰越計上しております。 続いて、予算書4ページの「第3表 地方債補正」について説明いたします。 地方債として、1件の追加及び1件の変更を計上しております。 「補正予算債」は、充当先事業に係る起債について、国県との最終協議により補正予算債として借入れが決定したため、1,700万円を追加計上しております。 「公共事業等債」は、同様の理由により1,530万円を減額し、本補正後の限度額を3,000万円としております。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  それでは、議案第35号 令和2年度一般会計補正予算について若干質疑いたします。 まず、今質疑するところは、12ページから13ページ、3款2項1目児童福祉総務費2,082万3,000円についてお伺いします。 今議会でこれは2回目の補正になるんですよ。2回目、こんな補正というものは乱発して良いものなのか。今議会で2回も補正をやる必要があったんでしょうか。これはあと何日しかないですよね。何日でやりとげるという必要があったのかどうか。 2点目、先ほど部長から説明があったんですが、1,477万円の国庫支出金の精算返納金の内容をもう少し詳しく説明いただけますでしょうか。 あと、もう1つ県の支出金精算返納金605万3,000円ですか、これをもう少し詳しく説明をお願いいたします。 あと、これはなぜ返すのか。なぜ一般財源から返すんですか。よくわからないんですが、教えてください。 ○仲栄真惠美子副議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。今回、本議会においては、9号補正、そして令和3年度の当初予算を一般会計のほうで審議していただいております。その9号補正にあたっては、各部からの提出予算案をいただいて、そして内部でそれを決定する予算編成、そして調整の作業がございます。最終的に決定したのが2月15日の庁議でこの議案を決定しております。それ以降に出て来た案件については、全て9号補正の次の10号補正という形で補正を行って執行していくということになります。 子ども家庭課から答弁があると思うんですけれども、既に概算でいただいている国庫補助については、保育所で運営を行っていく中で精算として発生しています。 もらいすぎた国庫補助を返せば良いんですけれども、歳入と歳出は別個で動いているので、いただいた国庫補助は残しつつ、一般財源の財政調整基金で返済するという仕組みになっております。 ○仲栄真惠美子副議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  予算書13ページ、3款2項1目の22節償還金利子及び割引料の質疑にお答えいたします。 まず、1,477万円の部分ですけれども、こちらは2つありまして、1つが子どものための教育保育給付に係る交付金の返納金です。こちらはいわゆる保育所費用です。 もう1点が令和元年度子育てのための施設等利用給付交付金、こちらが令和元年10月に始まりました幼児教育保育無償化に係る認可外保育の費用に係る交付金の返納となります。 次に同じく予算書13ページの605万3,000円の部分ですけれども、こちらも先ほどのものと内容は一緒で、それの県支出金分なります。 ○仲栄真惠美子副議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  今の説明だと何か2つの子どもの給付金というんですか、それを返したということなんですけど、これは何人分返したということで理解して良いのか。なぜ返さなければいけなかったのか。さっきからこれを聞いているんですけどね、なぜ返さなければいけなかったのか。皆さんは見積もり出したはずなんですよ。なぜ、給付されるべきものがされなくて返したのか。なぜ、給付されなかったのか。 もう1つは、この国庫補助金というのは、3月いっぱいで返さないといけないと、そういうものですかこれは。その辺ちょっとお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  返還の理由ですけれども、令和元年度におきましては、10月から幼児教育保育の無償化が始まりました。その際にこれまでの実績と違いまして、利用者が増えると見込んで予算計上はしております。しかしながら、実績確定後は、思ったよりも利用者が伸びなかったり、給付費が伸びないというのがありましたので、その返還となります。人数分については、ちょっと今資料がないんですが、この実績の金額の差額で計上しております。 3月末に返納予定としております。 ○仲栄真惠美子副議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  皆さんの見積より大分、少なくなったと、これは周知不足じゃないかと思うけど、これはもらわないという、どんなですか、ちょっと中身を見てみないと分からないです。 あと、同じページにあります4目の保育所費における業務効率化推進事業225万円について、これについては、なんでこんなに急ぐ必要があるんですか。年度末に補正まで出してあるんですか。これは、作業が伴うわけですよね。入札ですか。これは随意契約ですか。今から入札をやるということですか。これは今年度は間に合うんでしょうか。皆さんどんなでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  予算書13ページ、3款2項4目の18節負担金補助及び交付金に係るご質疑にお答えいたします。こちらは、3月10日に県のほうから通知がありまして、9号補正に間に合わない形となっております。 内容につきましては、保育所が業務効率化に導入したICT化に係る費用について、町が補助する事業となっております。 3月末に間に合うように執行していく予定としております。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第35号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第35号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第35号 令和2年度北谷町一般会計補正予算(第10号)についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第35号は原案のとおり可決されました。 しばらく休憩します。 △休憩(11時08分) △再開(11時18分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第9 議案第36号 令和元年度奈留川排水路POL部分改修工事請負契約の変更について ○仲栄真惠美子副議長  日程第9 議案第36号 令和元年度奈留川排水路POL部分改修工事請負契約の変更についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  議案第36号について、ご説明申し上げます。 令和元年度奈留川排水路POL部分改修工事請負契約の変更につきましては、北谷町字浜川48番地、旭建設株式会社、代表取締役社長 翁長淳を契約の相手方として、令和2年7月22日議案第42号で契約額の変更について議決をいただいたものであります。 今回、工事内容の変更に伴い、原契約金額1億2,238万6,000円に1,912万9,000円を増額し、変更後の請負金額を1億4,151万5,000円として工事を執行するため、議会の議決を求めるものであります。 以上、工事請負契約の変更について、ご説明を申し上げましたが、議案の具体的な内容につきましては、建設経済部長から説明させますので、ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  根間朝弘建設経済部長。 ◎根間朝弘建設経済部長  それでは、ご説明申し上げます。 本工事は、沖縄防衛局からの委託により、桑江伊平土地区画整理事業区域に隣接するキャンプレスター施設内道路を横断する雨水排水管の排水能力不足を解消する工事となっております。 工事位置は、資料1に示す範囲となっており、今回の工事対象範囲は、資料2に示す雨水排水管の流末施設であるNo.1及びNo.2特殊人孔と、区画整理地区内の道路ボックスカルバートが主な工種となっております。 主な変更理由は、台風や豪雨時における現場内の雨水災害に対する施工環境の復旧及び対策工の追加、並びに、これまでの実施作業や今後の作業数量の見直し、現場施工性を考慮した工法変更に伴う施工数量の増減となっております。 具体的な変更内容につきましては、資料3の工事請負契約変更協議書をご参照ください。 変更後の請負金額の財源につきましては、防衛局の委託金が1億2,914万円、区画整理事業費が1,237万5,000円となっております。 また、本工事は令和元年度からの繰越工事となっておりますが、既設雨水排水路の切り替え作業や既設護岸への擦り付け工事、先に申し上げました台風、豪雨によって水害を被った施工現場の手戻り工事や米軍施設内工事という特殊性などにより不測の日数を費やし、今年度内の完了が困難となったことから、事故繰越として令和3年6月15日まで工期を変更するものであります。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  この奈留川排水路POL部分改修工事は何度も出ている気がするんですが、実際、議事録を見てみると何度か補正という形になっているんですけれども、当初、いつ、幾らぐらいからスタートしてこういう状況になっているのか。目途としては、先ほどでは次年度の6月あたりということなんですけれども、これは本当に終われるのか気になるんですが、その辺お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  田中康児都市計画課長。 ◎田中康児都市計画課長  お答えします。まず、このPOLの工事については、当初契約が令和元年11月1日からスタートしておりまして、当初の予定としましては、令和2年7月31日までを工期として設定はしておりました。その間で、いろいろ米軍基地の中に入る工事ですので、その間で米軍との調整であったり、あとはパスの発行が遅れたりとか、そのようなことがありまして、何度か工期延長をしてきております。 当初の金額については、1億703万円の契約でございました。 今回の変更において、6月15日まで工期変更ということで、併せて行って予定をしておりますが、これについては、今、天候がどうしても排水路の工事ですので、天候にかなり左右される部分がございますが、今のところ施工業者と期間を詰めまして、今の見込みとしては、6月15日で完了するだろうということで設定はしております。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  米軍施設内ということで簡単に出入りができないとか、そういったのがあるということもあると思うんですが、設計についても、何度か変更になっている気もするんですけど、その辺なんといったらいいのか、その都度しっかりとやって、これでいこうという形に収まらない何か理由があるんですか。 要はこれ以上、例えば城だったらこれ以上は駄目よという形で止められたりする場合があるじゃないですか。これに関してもそういったのがあるんですか。 ○仲栄真惠美子副議長  田中康児都市計画課長。 ◎田中康児都市計画課長  お答えします。設計変更については、その都度現場が例えば工事費用がかさんでいるとか、手戻り工事が出るとか、雨水の災害の原因でその数量が変わってきます。今回の工事費の変更のように、当初契約していたものよりも、手戻りが出たり、造り直しが出たり、工法を若干変えたりというところがございますので、その度に設計は変更していく形となります。 ただ、基本的には、当初発注した計画の工事内容と大筋は基本的には変わらないということです。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  6月には完了予定ということであるんですけど、これが仮にまた伸びるということであれば、勿論先ほどのお話であると思うんですけど、それ以外の影響というのは何かしらあることが想像できるのであれば、お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  田中康児都市計画課長。 ◎田中康児都市計画課長  お答えします。6月15日までに終わらないかもしれないという、今、想定できる原因としては、やはり一番は天候かなというふうに考えています。天候で工事が手戻りが発生しなければいいと思っているんですが、こればかりは我々もなかなか想定しづらい部分がありますので、一番大きな原因はそこかというふうに思っています。 あとは、この米軍施設内にスムーズに立入ができるように、今現在は、基本的には支障が無いような形で出入りはできていますが、これから新たな舗装工事ですとか、この元請けの業者さんが下請けに出す工事が出て来るので、その辺で下請けの業者さんがスムーズにパスを取得して、中に立入ができるというのがもしかしたら遅れたりとかいうのがあるのかというふうに考えていますが、ただ、基本的には今、防衛局を通じて米軍とも調整は上手く進んでいますので、大丈夫かというふうには考えています。 ○仲栄真惠美子副議長  16番 阿波根弘議員。 ◆16番(阿波根弘議員)  若干、質疑いたします。この事業は、6月までの事業ということで、今、答弁がございました。 これは防衛省の100パーセント補助ということで、以前から進んでおりますけれども、今回の変更増額については、そういう解釈でいいのか。町からの持ち出しもあるのか。そしてこのPOLの部分改修はこの奈留川の下流部分の施工ですけどね、いわゆるゴルフレンジと北谷高校の間から流れている。昭和十何年でしたか、ボックスカルバートがこの奈留川沿いには既に何十年前に敷設されていますよ。今回の下流部分でこのPOL改修事業は終わりなのか。それともその途中の中間或いは上流にかけて、このPOL改修事業というのは予定をされているのか。その辺まで答弁いただければと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  田中康児都市計画課長。 ◎田中康児都市計画課長  お答えします。まず、この事業費については、基本的には防衛施設局からの100パーセントの委託ということで、費用はいただいていますが、今回は、この下流部分ということで、フェンスの米軍側に関しては勿論100パーセントの費用をいただいています。フェンスの外側というか区画整理区域内については、こちらは区画整理事業の整備の範疇にありますので、これは区画整理事業費の中から捻出して計上してあります。 あと、もう1点が今回の工事で終わるのかということなんですが、今回の下流部分を完了した後に引き続き今度は中流部ということで、今の工事箇所の上流部分がまだ残っていますので、そちらの施工にまた移っていきたいというふうに考えています。 ○仲栄真惠美子副議長  16番 阿波根弘議員。 ◆16番(阿波根弘議員)  この変更増額に関しては、全て防衛省からの委託の工事なのか。もう1回確認と。それから中流のほうは、どうでしょう防衛局の予定ではいつ頃から入るのか。その辺ちょっと答弁お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  田中康児都市計画課長。 ◎田中康児都市計画課長  お答えします。次期の中流部と言っているその施工箇所なんですが、中流部は今施工している下流部の直ぐ上に今米軍の取水場がありまして、そちらの部分が対象になります。ですから先ほど議員がおっしゃっていた北谷高校とゴルフレンジの間の過去にボックスを設置した部分がございますが、あちらは対象になっていませんので、そのもう少し下流側になります部分の工事のエリアになります。 今度中流部の工事の予定なんですが、こちらについては、今、現地調査或いは設計を今進めていますので、今我々が想定している工程上は12月ぐらいに工事の発注ができるんじゃないかというふうに予定はしています。 今回の費用の内訳につきましては、先ほど部長答弁がございましたが、区画整理事業費で1,237万5,000円が区画整理事業費の中から出す形になっています。 ○仲栄真惠美子副議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  資料2からお伺いしたいんですけど、丁度この工事しているところですけど、右側に大きなマンションになっておりまして、地域住民からすざましい冠水したということで、車半分が水につかってでられなかったと、そういう話もありまして、良く分からないのはこの上の山から流れて来る水は、皆さんはここに集めてそこから流していくとそういう工事ですか。この工事は6月で終わると言っていますが、これは終わったら冠水はなくなると大丈夫ということで理解していいですか。 ○仲栄真惠美子副議長  田中康児都市計画課長。 ◎田中康児都市計画課長  お答えします。この工事は、元々この奈留川排水路につきましては、流域と言いまして、降った雨が集まってくるエリアがあるんですが、このエリアがかなり広いエリアになっておりまして、それが元々地形上こちらに集まってくる。元々集まってきている排水路になっています。ですので、ここの排水路を断面が腐食していたので、それを広げる工事をやっているところです。 今回のこの工事が完了したら冠水がなくなるのかということですが、実はこの下流部分は、その排水の量をクリアするための工事として下流部分は完成します。 ですが、中流部、この軍の中入りますが、その中でのこの部分がまだ、排水の能力が不足しているものですから、まだこちらは改良するまでは冠水が出る可能性がございますので、それでまた次年度、次期の工事として中流部分という形でこれを発注しようということで防衛局と今調整しています。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第36号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第36号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第36号 令和元年度奈留川排水路POL部分改修工事請負契約の変更についてを採決します。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第36号は可決されました。 △日程第10 議案第37号 令和2年度美浜地区電線共同溝整備工事請負契約の変更について ○仲栄真惠美子副議長  日程第10 議案第37号 令和2年度美浜地区電線共同溝整備工事請負契約の変更についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。
    ◎野国昌春町長  議案第37号について、ご説明申し上げます。 令和2年度美浜地区電線共同溝整備工事請負契約につきましては、北谷町字玉上218番地、崎原土建株式会社、代表取締役社長 吉味正男を契約の相手方として、令和2年8月18日、議案第45号で議決をいただいたものであります。 今回、工事内容の変更に伴い、原契約金額8,555万8,000円に3,368万2,000円を増額し、変更後の請負金額を1億1,924万円として工事を執行するため、議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第45号 工事の変更について、ご説明申し上げましたが、議案の具体的内容につきましては、建設経済部長から説明させたいと存じますので、なにとぞ、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  根間朝弘建設経済部長。 ◎根間朝弘建設経済部長  それでは、ご説明申し上げます。 本工事は、防災、景観向上を目的に美浜1号線の無電柱化を行うものであります。 今回の変更につきましては、国庫補助金の追加交付決定により、次年度予定していた施工箇所の一部を前倒しで追加することによるものであります。 変更内容につきましては、町道美浜1号線と町道美浜線の交差点付近から北谷公園に向けて施工区間を延長するものであります。また工期についても令和3年3月31日から令和3年6月30日に延長するものであります。 具体的内容としましては、資料1及び資料2の平面図をご参照ください。青色で示している当初の施工区間175メートルに、赤色で示した箇所が今回の追加延長分の45メートルであります。 資料3につきましては、工事請負契約変更協議書(第2回)となっております。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第37号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第37号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第37号 令和2年度美浜地区電線共同溝整備工事請負契約の変更についてを採決します。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第37号は可決されました。 △日程第11 議案第38号 美浜2号線電線共同溝整備工事請負契約について ○仲栄真惠美子副議長  日程第11 議案第38号 美浜2号線電線共同溝整備工事請負契約についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  議案第38号について、ご説明申し上げます。 美浜2号線電線共同溝整備工事は、防災、景観向上を目的に美浜2号線の無電柱化を行うものであります。 当該工事につきましては、令和3年3月3日に指名兢争入札を実施しております。 指名業者につきましては、崎原土建株式会社ほか7社を指名しましたが、辞退届が1社提出されたため、7社による指名競争入札となっております。 請負金額5,244万8,000円で北谷町字桃原7番地7、有限会社栄野比土建、代表取締役、栄野比直輝を契約の相手方とするものであります。 当該工事につきましては、予定価格が5,000万円以上の請負工事の契約でありますので、北谷町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第38号 美浜2号線電線共同溝整備工事請負契約について、ご説明申し上げましたが、議案の具体的内容につきましては、建設経済部長から説明させますので、なにとぞご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  根間朝弘建設経済部長。 ◎根間朝弘建設経済部長  それでは、ご説明申し上げます。 資料1の工事請負契約議案の補足説明をご参照ください。 当該工事につきましては、令和3年3月3日に指名競争入札を実施しております。工期については、議会議決の日から令和3年10月29日までとなっており、請負金額5,244万8,000円の財源内訳は、国庫補助金が、4,195万8,000円、地方債が1,040万円、一般財源が9万円となっております。 次に、工事の具体的内容といたしましては、資料3-1および資料3-2の平面図をご参照ください。 今回は町道美浜2号線の電柱を地中化整備する共同溝整備工事となっており、資料4に図示した配置で、電線共同溝220メートル、電力特殊部3基、及び通信特殊部1基をそれぞれ設置するための埋設工事を行うものであります。 そのほか入札結果報告書として資料2を添付しております。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  ただいまの議案について若干質疑させてください。先ほどの議案第37号もそうなんですけど、そこの工事沿線には事業者が結構テナントを含めていらっしゃると思うんですけど、事業者への説明と理解のほうはどのような形でとられているのか、ご説明お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  松田健一土木課長。 ◎松田健一土木課長  お答えします。今、無電柱化を整備している路線の沿線の店舗等については、これから協議することになりますが、今現在、調整していることは管路の敷設の工事に伴って、入線する電力、そして通信関係の電線管理者の方と協議を進めているところでございます。 ○仲栄真惠美子副議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  ということは、これを請け負う事業者の部分と含めて、それに入線する電力、通信会社、そことの調整はしているんだけど、そこの沿線にいるテナントとか事業者、そことは話合い、説明会とかそういつた部分はされていないんですか。そこをお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  松田健一土木課長。 ◎松田健一土木課長  お答えします。事業説明会等については、これまでこの事業自体が平成25年度か26年度辺りから進めておりますが、その際に説明会があったかどうかというのはちょっと把握しておりませんが、今、管路を整備するにあたって、まず電線管理者と協議を経て、勿論、今後この沿線の店舗等には、引込みを行っていくことになりますので、その辺は追って協議をしていくということで考えております。 ○仲栄真惠美子副議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  その道路については、結構、お客さんと言いますか、歩行者も結構いらっしゃいますし、安全面に十分に配慮して、工事を進めるようにということで申し上げて私の質疑を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第38号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第38号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第38号 美浜2号線電線共同溝整備工事請負契約についてを採決します。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第38号は可決されました。 △日程第12 議案第39号 宮城1号線1号BOX改修工事請負契約の変更について ○仲栄真惠美子副議長  日程第12 議案第39号 宮城1号線1号BOX改修工事請負契約の変更についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  議案第39号について、ご説明申し上げます。 宮城1号線1号BOX改修工事は、橋梁の老朽化に伴い、改修を行うことにより安全を確保するものであります。 当該工事につきましては、令和2年11月19日に指名競争入札を実施しており、入札の結果、請負金額4,565万円で北谷町字浜川48番地、旭建設株式会社、代表取締役社長 翁長淳と令和2年11月26日に契約を締結し、その後一度の増額変更を行い、現在契約額4,884万円で工事を実施しております。 しかし、鋼矢板の施工において、予定していた工法では施工できない状況となり、工法を変更し工事を確実に進める必要があることから、現在の契約金額4,884万円に260万7,000円を追加し、変更後の請負金額5,144万7,000円として契約変更を行うものであります。 当該工事につきましては予定価格が5,000万円以上の請負工事の契約でありますので、北谷町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又を処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第39号 宮城1号線1号BOX改修工事請負契約の変更について、ご説明申し上げましたが、議案の具体的内容につきましては、建設経済部長から説明させますので、なにとぞご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  根間朝弘建設経済部長。 ◎根間朝弘建設経済部長  それでは、ご説明申し上げます。 資料1の工事請負契約議案の補足説明をご参照ください。 当該工事につきましては、令和2年11月19日に指名競争入札を実施し、令和2年11月26日に契約を行い、工事期間は令和2年11月26日から令和3年3月31日までとしております。入札結果報告書については、資料2となっております。 次に、工事の具体的内容をご説明いたします。資料3から資料6までをご参照ください。今回の工事箇所については、前年度まで整備を行っていた宮城1号線改良工事の残り区間にあります橋梁の老朽化に伴う改修工事となっております。今回の工事にて歩道の未整備区間もあわせて整備を行うものであり、橋梁については、現在のボックスカルバートから門型カルバートに変更し、改修を行うものであります。 工事の進捗に伴い、令和3年2月10日に鋼矢板施工前の磁気探査調査が必要となった事から319万円を追加増額し、4,884万円で変更契約を締結いたしております。 今回の変更については、資料7の工事請負契約変更協議書(第2回変更)をご参照ください。鋼矢板の打込みを予定していた油圧圧入工法で施工を行ったところ、設計時において地盤調査では把握できなかった転石や岩礁などの影響により、鋼矢板の打込みができなかったことから、オーガ併用圧入工法に変更し工事を確実に実施しようとするものであります。 この変更により現在の契約金額4,884万円に260万7,000円を追加し、変更後の請負金額5,144万7,000円として契約変更を行うものであります。また、これにあわせて工期についても末日を令和3年3月31日から、110日延長し令和3年7月19日に変更するものであります。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第39号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第39号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第39号 宮城1号線1号BOX改修工事請負契約の変更についてを採決します。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第39号は可決されました。 しばらく休憩します。 △休憩(12時01分) △再開(13時30分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第13 議案第40号 財産の取得について ○仲栄真惠美子副議長  日程第13 議案第40号 財産の取得についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  議案第40号について、説明いたします。 本議案の財産の取得は、本町職員が利用するPC環境および無線ネットワーク環境の整備を図るものであります。 当該財産の取得につきましては、令和3年2月17日に株式会社おきぎんエス・ピー・オーほか4社による指名競争入札を実施しております。 取得予定価格486万2,000円で、沖縄県浦添市伊祖4-8-2、株式会社コンピュータ沖縄、代表取締役 名護宏雄を契約の相手方とするものであります。 当該財産の取得につきましては、予定価格が700万円以上の財産の取得でありますので、北谷町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第40号 財産の取得について提案理由の説明を申し上げましたが、議案の具体的な内容につきましては、総務部長から説明させますので、ご審議の上議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  岸本満総務部長。 ◎岸本満総務部長  それでは、説明いたします。 本議案の財産の取得につきましては、本町職員が使用するPC環境及び無線ネットワーク環境の整備を図るものであります。 本町の職員が使用するPC機器の購入につきましては、現在本町にて使用する職員用PCが耐用年数を超過し老朽化を向かえており、故障が多く発生していることから買い替えを行うものであります。 そのほか、無線ネットワーク環境の整備につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により、オンライン会議の必要性が高まる中、無線ネットワーク未整備のニライセンター、町立図書館、各保育所における無線ネットワーク環境を整備するための物品購入に係るものであります。 添付資料の資料1及び資料2を併せてご参照ください。 当該事業に係る入札については、令和3年2月17日に株式会社おきぎんエス・ピー・オーほか4社による指名競争入札を実施しております。 取得予定価格は486万2,000円で、沖縄県浦添市伊祖4-8-2、株式会社コンピュータ沖縄、代表取締役 名護宏雄を契約の相手方とするものであります。 財源内訳は、全額一般財源となっております。 納期限につきましては、令和3年3月31日までとなっております。 次に、資料3については、購入明細書となっております。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  それでは、議案第40号 財産の取得について若干質疑をさせていただきます。 まず、資料3を見てもこれはパソコン何台なのか意味がわかりませんけど、私は横文字に弱いものですから、これはそのパソコン何台分なんでしようか。 それと全額一般財源ということですけれども、これは補助メニューというのはないんでしょうか。どうなっていますでしょうか。 これをすることによりまして、何がどのように便利になってくるのか、町民にもこれは何か影響はありますか。お願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  太田守男情報政策課長。 ◎太田守男情報政策課長  ただいまの質疑にお答えいたします。まず、パソコン何台かということですけれども、資料3のほうで、明細書がございますが、台数といたしましては、40台となってございます。 こちらのほうは、一般財源以外の補助メニューはないかということでのご質疑でしたけれども、これにつきましては、一般財源を令和3年度に計上してございましたけれども、それを若干早めまして今回、購入したという経緯がございまして、補助メニューのほうは利用しておりません。 あと、機器導入によって、町民の皆さんに対するメリットはないかということについてのご質疑なんですけれども、直接、町民の皆さんが利益を被るということはないのですが、機器を老朽化しているパソコン等を更新することによって、実際、更新する対象課となっているのが総務課と企画財政課となっておりますので、直接住民の皆さんとサービスの提供がある部署ではないんですけれども、そこでの業務が滞りなくスムーズにできるようになると機器不良等によってその担当課の業務が支障が生じることを防ぐことができるということと、あと、昨年度からコロナ禍という形の中でこの会議等ございますが、それにおきましても、対面での会議等が避けられている状況がございます。それに応じて無線LAN環境を整備することによって、本庁舎内での整備が主となっておりましたけれども、それ以外のニライセンターであったり、図書館であったり、保健相談センターや保育所等で、そちらのほうでもやはり、会議等の需用がございます。その際に、対面を避けてウェブ会議という形の方法で会議が行われることができるというとで、このコロナ感染の被害を小さくすることができるというような形で直接的なメリットではないんですが、間接的な形で住民の皆さんに貢献できるものというふうに考えております。 ○仲栄真惠美子副議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  納期ですけどね、今月いっぱいですよね、これはちゃんといろんなものが入ったものを納品されるというふうに理解して良いんでしょうか。直ぐに使えるパソコンということで理解して良いのか。これは納期は大丈夫なんでしょうか。31日まで。 あとは、このパソコンをまず納品できる指名業者はこれは登録されているのが何社ぐらいあるんですか。今回は5社ですけどね。 前回も学校教育課に言ったんですけど、タブレット納品の時に遅れを生じました。同じ業者が出ています。興洋電子、今回は落札してなかったんですが、こういった納期はとても大事だと思うんですよ。先日NHKのテレビを見ておりましたら沖縄県でGIGAスクール構想、4月からスタートできない自治体は、北谷町とうるま市だけだそうです。NHKのニュースでやっておりました。ですので、こういった納期については、大変重要だと思いますけど、何で納期を違反とまでは言わないんですが、納期を遅れた事業者を入れるんですか。ちょっとこの辺をご答弁お願いします。 あと1社、辞退が出ていますよね。理由を教えてください。 あと、落札と超過で300万円余り差がありすぎるんじゃないかと。これはやがて2倍になるんじゃないですか。僅かな金額にこれだけ差が出るということはどんなかと思うですけどね。なんでこんな差が出るんですか。ちょっと教えてください。 ○仲栄真惠美子副議長  太田守男情報政策課長。 ◎太田守男情報政策課長  ただいまの質疑にお答えいたします。まず、納期につきましては、現在、世界的な半導体需要の逼迫という形の状況については、私たちのほうでも把握しておりました。 それで入札案内時に参加業者の方に納期と年度末でもあると3月末までには納期できないと困るという形での確認を取っておきます。 そしてその際落札してからは、販売元のメーカーとの協力で発注後に即出荷できる体制を確保しているため、本契約をこの議会の中で承認をいただいた後、直ぐに納入が可能であるとの連絡を受けているところでございます。 あと、入札辞退のあった業者の理由につきましては、5社を指名させていただいて4社が応札、1社が辞退となりました。辞退理由について確認しましたところ、こちらの明細の中にあります無線LANのアクセスポイント等を統合管理するソフトウェアというのがございまして、これが特殊な物ですので、調達に厳しいと調達できないということがございましたので、入札辞退ということになっております。 この入札の際に5社以上というのが規定されておりまして、その中での必要最小限の数という形の中で5社という形で選定させていただきました。 登録業者ではございません。登録しているのは業者選定委員会で登録されている業者がございますが、こちらの物品納入業者につきましては、その登録業者の対象外となっております。 入札書比較価格と落札決定額との差額についてなんですが、この入札の設定価格を設定する際にまず、概算見積を3社にこの概算見積を行いました。その内、期限までに2社から回答が得られましたので、この2社の概算見積をもとに設定価格を設定しておりまして、実際の入札の中では、落札決定価格という形の中で差額が生じましたが、これにつきましては、企業努力によるものだというふうに受けとめております。 ○仲栄真惠美子副議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  主に登録業者はないと以外からやっているという話でしたか。この選定委員会は、なぜこの5社をどういうふうに指名したんですか。これだけ教えてください。 ○仲栄真惠美子副議長  太田守男情報政策課長。 ◎太田守男情報政策課長  この物品購入以外にも様々な機器類の購入等を情報政策課のほうでは行っております。北谷町役場でのそういう購入の実績と、あとそれ以外の県内の他市町村でのそういう販売等の実績等を踏まえてこの業者を選定しております。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第40号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第40号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第40号 財産の取得についてを採決します。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第40号は可決されました。 △日程第14 議案第41号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例について ○仲栄真惠美子副議長  日程第14 議案第41号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  議案第41号について、ご説明申し上げます。 本条例につきましては、本町の職員の定数等を定めている条例となっており、第2条において本町各機関の定数を列挙し規定しております。 令和3年度以降に相次いで予定される選挙において、選挙管理委員会の組織体制の強化を図ることを目的として、人員を増員して配置するため、当該委員会の定数を改正するものでございます。 以上、改正する条例について、提案理由及び概要を申し上げましたが、具体的な内容につきましては、総務部長から説明させますので、何とぞご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  岸本満総務部長。 ◎岸本満総務部長  それでは、説明いたします。 新旧対照表を資料として添付しておりますので、併せてご参照ください。 地方自治法第172条第3項の地方公共団体の職員の定数の規定に基づき、本町の定数条例にてその定数を定めております。 第2条において、本町の各機関の職員の定数を定めており、現在、定数256人となっております。 令和3年以降に相次いで執行される衆議院議員選挙、町長選挙、参議院議員選挙、県知事選挙及び町議会議員選挙に対応するため、本町選挙管理委員会の組織体制の強化を図るため、職員1人を増員する改正を行うものでございます。 第2条第2号の町長の事務部局の職員を1人減とし、第3号の選挙管理委員会の職員を1人から2人に増員するものであります。 職員の全体定数に変更を生じることなく、あくまで定数内で組織体制の強化を図るための改正でございます。 令和3年4月1日付の人事異動にて対応するため、4月施行を規定しております。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  議案第41号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例について質疑いたします。 選挙管理委員会の委員長が今回辞職なされておりますが、その辺との関係性、経緯も何かあってこのような条例改正になったのか。また、これはこれまで、声は上がっていたりした実態はあるかどうか伺いたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  兼城泰志総務課長。 ◎兼城泰志総務課長  お答えします。まず、今回の選挙管理委員会事務局の増員につきましては、部長答弁にもあったとおり、来年度、再来年度、選挙が連続して行われることから組織体制の強化を図ることを目的としたものでございます。 また、この選挙管理委員会の増員につきましては、今年の1月の終わりに選挙管理委員会から人員体制の要望についての文書が提出されているところです。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第41号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第41号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第41号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第41号は原案のとおり可決されました。 △日程第15 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算について ○仲栄真惠美子副議長  日程第15 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算についてを議題とします。 本案は各所管ごとに3常任委員会に付託されたものであります。これから会議規則第41条第1項の規定により、3常任委員長から順次報告を求めます。 友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  総務財政常任委員会に分割付託されました議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算について、審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 審査に当たりましては、3月9日、10日、11日の3日間、当局の説明を聴取し、慎重に審査を行いました結果、賛成討論があり、全会一致で原案のとおり可決するものと決しました。 審査の過程において、各委員から出されました主な質疑、意見と答弁について御報告申し上げます。 まず歳入について、1款1項2目、町民税、法人の滞納繰越分424万1,000円の件数は増加傾向かとの質疑に、令和2年度の徴収猶予の申請をしている法人数は24件、金額は約1,200万円、滞納繰越分について例年、徴収強化の努力をしてきたので減少傾向にあったが、令和2年度は新型コロナの関係で資金繰りが厳しい法人は猶予制度が設けられたため、令和3年度は増加傾向となっているとの答弁。 1款2項1目固定資産税7,105万3,000円増の要因の質疑に、令和2年度、新築棟数、111件で前年度と比較して7棟増となり、新築家屋の評価額が高いため増になったとの答弁。 家屋の固定資産税は、新型コロナ関連で措置があるかの質疑に、家屋については、固定資産税は課税される。ただし、新型コロナウイルス特別措置法の関係で事業者が令和元年から継続して事業を営んでいる場合に、令和2年度の売上げが減少した場合は、令和3年度の事業用家屋について全額若しくは50パーセントの減免の特別措置があって受けられる事業者もいる。令和3年度のみの特別措置で令和4年度は通常課税に戻る。減免になった固定資産税について納税はないとの答弁。 1款3項2目軽自動車税の環境性能割、現年課税分276万2,000円について質疑に、環境性能割は、令和2年度から新設された制度、これまでは自動車取得税として課税。環境性能割は自動車を購入した初年度において1回課税されて沖縄県が徴収して市町村に交付する。 令和2年度途中から実施。令和3年度は令和2年度の毎月の実績を参考に大幅な増となっている。税率は自動車の取得価格の課税標準額に税率を掛けるとの答弁。 1款7項1目入湯税762万6,000円の減少ついての質疑に、令和3年度当初予算においては、13万7,000人を想定、令和2年度と比較して30パーセントの減を見込んでいる。令和2年度10月を参考にしたとの答弁。 15款2項1目総務費国庫補助金、沖縄観光防災力強化支援事業費補助金3,135万円の内容の質疑に、内閣府の補助金で主な積算は、備蓄食、簡易トイレ、生理用品、小児用オムツ、高齢者用オムツ、非常用発電機、備蓄毛布、避難用看板製作、設置工事などで9割補助となっているとの答弁。 18款1項1目財産貸付収入、土地貸付収入、軍用地の町内分、町外分、特定駐留軍用地内土地取得事業分の質疑に、管財係が所管する軍用地の町内分は、町が町内保有する米軍用地6,560万7,000円、町外分は主に嘉手納町にある久得山の軍用地料収入1億9,638万6,000円、特定駐留軍用地内土地取得事業分は、先行取得した軍用地料収入1億4,353万円でキャンプ桑江南側の先行取得で購入した年間の地料収入。先行取得は、将来の学校、緑地・公園、駐車場の用地確保を目的としており目標面積は8万3,000平方メートルに対してこれまで購入したのは、7万5,000平方メートルで進捗率90パーセントになっている。令和3年度は、8,000平方メートルを購入予定との答弁。 美浜貸付地(コールセンターベルシステム24)2,476万8,000円、(北谷タウンマネジメント&モビリティサービス合同会社)56万4,000円の契約内容の質疑に、現在の契約は、平成30年8月1日から令和3年7月31日までの契約期間。ベルシステム24については、移転先が見つかるまでの期間、契約を更新することについて、確認書を締結しております。貸付が2か所になった理由は、元々、ベルシステム24に貸付けていた土地の一部を北谷タウンマネジメント&モビリティサービス合同会社が車両置き場として利用したいとの申し出があり、ベルシステム24と協議を行い、2か所に貸付けることになったとの答弁。 20款1項1目基金繰入金、普通財産処分金運用基金繰入金6,000万円についての質疑に、公共用地の取得として土木課が執行する謝苅中央線の物件補償のため基金となっているとの答弁。 22款3項6目雑入、特定駐留軍用地跡地補償金504万円の質疑に、昨年3月にキャンプ瑞慶覧、施設技術部地区、北谷城も含めて11ヘクタールの土地が返還された。返還から引き渡されるまでの間は軍用地相当の地料が補償金としての収入。 次に歳出について、1款1項1目議会費、タブレット端末導入、266万6,000円の質疑に、令和3年度タブレット端末導入予定で台数は、議員19名と事務局4名で23台との答弁。 2款1項1目一般管理費、職員健康管理事業費398万9,000円は、職員の人間ドックを含めての健診かの質疑に、職員と会計年度任用職員を対象にしている。職員の場合は共済組合の助成を利用した人間ドックの受診。会計年度任用職員の場合、35歳以上は、協会けんぽの助成を活用した人間ドックの受診。35歳未満は法定健康診査となっているとの答弁。職員研修事業費442万9,000円の内容の質疑に、人材育成としての研修で、県内研修は、中部広域市町村圏事務組合主催の研修、県外研修は、市町村職員中央研修所、全国市町村国際文化研修所、自治大学校、など様々な研修がある。各課、所管する専門の研修等に派遣するための対応費として計上、足りない場合は補正で対応するとの答弁。 職員採用試験事業費29万4,000円、職員はミドル世代が多く若い世代が少ない気がする全体的なバランスを考えた方針的なものはあるかの質疑に、職員採用にあたっては、基本的に定年退職、勧奨退職等の補完となる。採用試験は実力主義での採用、合格者を選定する際には年齢による判断はない。職員の年齢構造の片寄りについては考えないといけない。人事管理計画については事務レベルで調査研究をしているとの答弁。 損害賠償経費257万8,000円の内容の質疑に、全国町村会が所管する自治体向けの保険で自治体ごとの人口に応じた保険料を計上との答弁。一般管理費、国、県等への要請事業費が81万2,000円あるが具体的に計画しているのがあるかの質疑に、国、県への要請事業の旅費、対応費となっており、過年度実績として軍転協での県外要請で旅費の差分について町が負担する。昨年はコロナの影響で出来なかったが例年、10月、11月頃、予算編成のタイミングで各省庁に要請に行っている。また、町村会、職員共済組合連合会など各関係団体の研修・大会等への出席旅費を計上しているとの答弁。 観光防災力強化事業費3,483万5,000円の事業内容についての質疑に、大規模災害が発生した場合、外国人観光客を含む観光客が沖縄県内に足止めされて観光難民になることが予想されることから観光客の安全確保のため防災力の強化を図ることにより安心、安全な観光地の形成を促進し、沖縄の観光振興に資することを目的とした事業。内容は令和元年から令和3年(3年間)にかけて、備蓄食、備蓄水、毛布、災害用簡易トイレ、生理用晶、小児用オムツ、高齢者用オムツ、非常用発電機を購入し、令和2年度、令和3年度で備蓄倉庫を1台ずつ購入する予定。また、西海岸地域における多言語の避難誘導看板に係る調査業務を令和元年度に実施しており、これを踏まえて令和2年度に看板の設計、デザイン業務と看板の一部設置を行い、次年度は残りの看板を設置する事業との答弁。 文書広報費、広報ちゃたん発行事業の内容説明の質疑に、月1回、年12回発行で契約は、昨年、債務負担行為で3年契約としている。発行数は毎月13,180部、令和2年5月号~令和5年4月号まで、全ページカラー、ページ数は1月、4月は24ページ、基本20ページとなっている。年額1,050万2,800円でスケールメリットが出ているとの答弁。 2款1項4目会計管理費、備品購入費714万円の新規計上についての質疑に、税公金収納機器設置事業で備品の購入を計上している。ATMのような機器で納付書を挿入すると金額が示され、納付すると機器の方で収納して領収印を押して半券は納付者の方へ渡す収納機でコロナ感染防止対策と業務の効率化が図られるとの答弁。 2款1項6目企画費、行政懇談会事業費26万7,000円計上されている、これまでの対応状況の質疑に、2年に1度の開催で令和3年度は開催年度なので予算計上している。住民からいただいた質問、意見の回答については町ホームページで掲載。年2回~3回、対応状況の確認をしているとの答弁。 2款1項9目公文書館費、令和3年度、企画展はないがパネル展はあるかの質疑に、企画展は2年から3年に一度開催している。令和3年度は、国際アーカイブズ啓発、平和祈念祭の時にパネル展を実施予定との答弁。公文書館システム事業45万円の委託先の質疑に候補は2か所あり、その中から選定する。予定時期については9月頃を予定しているとの答弁。 2款1項12目基地対策費、航空機騒音測定事業150万2,000円の事業内容の質疑に、北谷町で設置している騒音測定器は3か所で桑江局(町役場屋上)、北玉局(北玉小学校屋上)、砂辺局(個人の住宅)3基の保守管理委託料、借上げ料、データ通信料を計上、騒音測定器を設置することで騒音の実績をとらえて国や米軍に抗議を行っており騒音の軽減策を図るため取り組んでいる事業との答弁。 2款1項13目電子計算費、住民情報システム事業費、1,237万6,000円減額されている理由はの質疑に、これまでは北谷町役場内に機器設置して保守費用さらにSE経費も含めて多額の経費を要していたが、新たに嘉手納町、読谷村の3町村で自治体クラウドを利用するようになり、SE経費も利用料に含まれることになったため、SE経費を別途計上する必要もなくなり経費を減額することが出来たとの答弁。 GISソフトウエア保守費用102万3,000円の減額の理由はの質疑に、GISシステムは、導入から6年程経過しており入替えする必要がある。保守費用は入替えまでの半年分の保守費用で、入替えに当たって他自治体と共同利用することで安くなると業者の説明もあり入替え後はOA機器賃借料として79万2,000円を計上しているとの答弁。 住民情報システムを自治体クラウドにして金銭的なメリットは見えるがデメリットはないかの質疑に、災害対策の面から対策のとられた情報センターにシステムを設置するメリット、一方、専用線が切れた場合、住民情報システムが稼働できなくなるデメリットが懸念されるが、データセンターと役場内でバックアップを準備しておりネットワークが切断されても対応できるようにしているとの答弁。 電子計算費、パソコンの耐用年数と今年度の廃棄台数の質疑に、一般的には5年程度だが役場では、7年から8年、長いところで10年使用している。今回廃棄するのは7年以上経過したもので約70台程度との答弁。 2款4項8目衆議院議員選挙費、備品購入費272万円が計上されているが何の備品かの質疑に、現在使用している計数機のサポートが終了し修理ができなくなるので新しい計数機を購入する必要があるため投票用紙を数える計数機3台、ノートパソコン6台、購入予定で町長選挙、衆議員選挙にも活用できるとの答弁。 9款1項1目常備消防費、4,557万6,000円減額の質疑に、消防組織の組織強化のため、嘉手納、読谷、北谷で構成する一部事務組合に係る負担金であり、令和2年度は北谷消防庁舎建設工事に係る特別分担金があったが、今年度は起債償還金の分担金分の計上との答弁。 9款1項4目災害対策費、北谷町地域防災計画改定業務委託料821万2,000円の内容の質疑に、現在の計画は、平成27年に改正。その後の法令改正、国や県の計画の改定、町の機構改革や防災を取り巻く環境の変化を踏まえて令和3年度に改正予定。コンサルタントに委託して現計画の修正箇所を洗い出し、関係部署等との協議を経て、改正していく。具体的な修正箇所は次年度に精査するとの答弁。 以上のとおりでありますが、賛成討論があり公文書館においては、数メートル規模の津波も想定されるので公文書をどのようにするか対策を考える必要がある。また、監査委員については、他の市町村において議会事務局と併合されており、本町と他の市町村との違いについても調査、研究していくことが望ましい。選挙管理委員会については、4月から人員増、今年、行われる国民審査において新しいシステムを導入するとのこともあります。選挙管理委員会のあり方については人員、システム、機構改革も調査をしながら今後も安定して失敗のない選挙について調査していきたい。また、総務課においてミドル世代のだぶつきが本町における退職金等で財政負担が増すと思うので適正な人事管理計画を策定して適正な人事、人員配置等に配慮していただきたいとの賛成討論がありました。 当局におかれましては、このほか、審査の過程で各委員から出されました意見等を十分に検討され、創意工夫の上、今後の町政に反映されますよう申し添え、総務財政常任委員会の委員長報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  経済工務常任委員会に分割付託されました「議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算」について、審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。 審査にあたりましては、3月9日から3月11日まで、執行部の説明を聴取し、慎重に審査を行いました結果、「議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算」については、全会一致で、原案のとおり、可決すべきものと決定いたしました。 審査の過程において、委員から出されました主な質疑等について、ご報告申し上げます。 歳入について、14款1項1目1節美浜駐車場管理運営事業分担金3,033万9,000円の内容の分担金の見直しはあるかの質疑について、事業者数は24事業者で変わりはない、令和2年度はコロナの影響により事業者収益の落ち込みがあり減免措置をした経緯はあるが、分担金の見直しはないとの答弁。 15款1項2目2節美浜メディア・ステーション使用料2,013万8,000円、前年比較83万9,000円減の内容について、現在15室中11室が入居、1か所調整中の事業所があるため予算計上していないとの答弁。 15款1項3目1節漁港施設使用料、海業振興センター使用料1,972万6,000円について、前年度比較入居者面積は減少しているとの説明だが、使用料が372万円増額計上の理由についての質疑に対し、入居面積前年度86パーセントに比べ本年72パーセントに下がっているが、現在入居している事業者の一部について、当初入居の際に3年間については、使用料が5割の減免措置が講じられていたが、その期間が終了し、減免率が3割に縮小されたことにより使用料金が値上げとなったとの答弁。 16款2項3目8節社会資本整備総合交付金、住宅リフォーム助成事業補助金及び17款2項5目1節土木費補助金、住宅リフォーム助成事業補助金が皆減になった理由についての質疑に対し、事業期間は令和2年度までの事業計画であったことと、本来はバリアフリー化、耐震化に対しての補助事業であるが、近年、防水工事や塗装工事など補助対象外の申請が多い事や、利用している事業者が一部にとどまっている事もあり、いったん休止をして事業制度の見直しを図っていくとの答弁。 次に歳出について、7款1項1目北谷町心豊かなふるさとづくり推進協議会補助事業300万円の内容について、CGG花いっぱい運動等の取組のため各自治体の昨年8万円から10万円に上乗せ増額計上しているとの答弁。 7款1項2目商工振興費、観光振興事業費の観光協会運営補助金692万8,000円の内容について、人件費2名相当分として計上。観光産業の振興を図り、地域経済の活性化を図ることを目的に、観光情報の発信・提供、観光客の誘致及び案内、産業まつり、シーポートカーニバル等イベント計画など、観光協会の目的達成、事業達成のための補助金となっているとの答弁。 観光管理費の観光振興業務員516万8,000円の内容については、職員2名を配置、観光物産プログラム、スポーツコンベンション・ツーリズムの推進事業に当たる。 北谷町観光物産プロモーション事業904万円は、平成24年度から一括交付金を活用し国内・国外へ観光物産プロモーション活動を展開しておりこれまで誘客は順調に伸びていたが、令和2年コロナ禍の影響で誘客も落ち込んでいるため、令和3年度は現地沖縄からデジタルコンテンツを活用し、コロナ禍の中においても安全安心な対応をしている動画配信等で北谷町の魅力を発信し誘客に努めていくとの答弁。 また、同じく商工振興費、美浜メディア・ステーション利活用計画事業990万7,000円の計画、及び策定委員会についての質疑に対し、計画は単年度とし、民間活力の利用を含めた、利活用計画策定にかかるプロポーザル方式の公募を検討。その後全体的なリニューアルを進めていく。また委員は外部委託5名を予定しており、先進地への視察等が計上されているとの答弁。 美浜メディア・ステーション維持補修費3,678万7,000円の事業内容についての質疑に対し、美浜メディア・ステーションは建設から20年が経過し発電機の老朽化が進み修復不可能であることから、防災の観点からも非常用電源の確保が不可欠なため全体的なリニューアルをまたず、取り替える必要があるとの答弁。 8款2項3目道路新設改良費、砂辺浜川境界線改良事業の砂辺浜川境界線設計業務委託1,604万9,000円についての質疑に対し、令和2年基本設計を終え、令和3年度に実施設計を予定。令和4年度以降は、防衛局や国道管理者との協議の進捗を見ながら、用地購入や工事を行っていくとの答弁。 謝苅中央線改良事業7,639万6,000円については、5人の地権者の内4人が契約準備中、1名は交渉中であるが分筆には応じている状況。令和3年度には物件補償と用地購入を完了させ、令和4年度単年度で工事を予定しているとの答弁。 防災拠点整備事業(区域内道路等整備)4,845万4,000円について、道路の開通予定は何時か、車両規制はあるのかの質疑に対し、開通予定は、消防の完成と合わせ6月に開通を予定。車両規制については、消防から県道24号線側は仮設道路のため一部幅員も狭くなっており相互交通ができない箇所があるため、一部制限を考えているとの答弁。 8款4項1目都市計画総務費の都市計画マスタープラン作成事業費1,078万9,000円皆増になっている内容について、現在のマスタープランは令和3年までの15か年計画になっていることから今後の15か年間の方針や方向性を検討していく事業費との答弁。 空屋対策事業53万1,000円の事業内容、また、何件把握しているかの質疑に対し、4月からの条例施行に伴い予算措置をしており、台風などの場合、所有者が適正に管理することが前提だが所有者の対応がなく事故につながると予見された場合の緊急対策の最低限措置を町が講じるものとする。現在68件の空き家が確認されているとの答弁。 開発行為関連事業582万6,000円について事業内容の質疑に対し、昭和52年に開発行為によって開発された桑江地域の何本かある行き止まりの道路の整備だが、当初から避難通路として計画されていたものの開発者の倒産により取り残されていたが、様々な手続を経て避難通路として整備する運びとなったとの答弁。 8款4項2目土地区画整理費、桑江伊平土地区画整理費(公共投資交付金)7,620万7,000円の内容についての質疑に対し、保留地の処分はほぼ完了しているが、一筆のみ処分が残っている。これは造成の際に地中に空洞が確認され、地盤改良等の方針、金額算定等を行った上で、令和3年から4年に売却を予定しており売却の予定額約8,800万円が決定次第補正を組むことになる。歳入のキャンプ桑江北側返還跡地まちづくり基金繰入金も同様になるとの答弁。 奈留川排水路POL部分改修工事248万1,000円の内容について、会計年度任用職員の人件費を計上している。工事場所は排水路の下流部分となっており、令和元年度から工事を開始し、令和2年度に完了予定であったが、大雨による手戻り工事や基地内立ち入りのためのパス発行の遅れ等の理由で完成は令和3年6月にずれ込むことが予測されることから、事故繰越を予定している。 また、令和3年度からは米軍基地内の中流部分の工事も予定されており、令和4年度まで続く予定で、基地内に係る改修工事費は人件費も含めすべて国庫委託金となるとの答弁でありました。 以上のとおりでありますが、執行部におかれましては、審査の過程で各委員から出されました意見等を十分に検討され、創意工夫のうえ、今後の町政に反映されますよう申し添え、経済工務常任委員会の報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  文教厚生常任委員会に分割付託されました「議案第30号 令和3年度年度北谷町一般会計予算について」審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。 審査にあたりましては、3月9日から3月15日まで、当局の説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 審査の過程において、多くの質疑と答弁がありましたが、主な質疑、意見等についてご報告いたします。 歳入について、15款2項1目総務手数料、住民票等コンビニ交付手数料59万円について。 コンビニ交付の現状、手数料の近隣との比較、利用率、目標はとの質疑に対し、これまでの実績予測で計上。前年度の発行件数は、戸籍100件、住民票関係134件。今年度2月末現在で前年比1.7倍と順調に伸びてきている。手数料は北谷町と同じく200円が、北中城村、中城村、嘉手納町、沖縄市。300円が、宜野湾市、うるま市、浦添市、読谷村、西原町となっている。今現在のマイナンバー普及率は19.7パーセント。平日給付、休日交付を行っているがまだまだ伸びない状況。前年度150件ぐらい、一番多い月は400件余るが実数が伸びない、大きく伸ばす目標は厳しいとの答弁。 歳出について、3款2項1目児童福祉総務費、子育て短期支援事業447万円について。 事業内容、保護の場所、これまでとの違い、ファミリーサポートセンターとのすみ分けはとの質疑に対し、内容は保護者が疾病疲労、その他の身体上、もしくは精神上、または環境上の理由により家庭において子供を養育する事が一時的に困難となった場合や、経済的な理由により緊急一時的に母子を保護する事が必要になった場合等に、子供の保護を適切に行う事ができる施設等で一定期間、養育、保護を行うとしている。保護の場所は、一般的には児童福祉施設に委託する形となっているが町内には施設がないので、産婦人科等の医療機関も考えている。今回4月1日から法改正が入り里親等にも出来る事となったため、北谷町としては里親等の委託を第一優先で検討して行きたい。これまでとの違いは、虐待が実際に行われている様な人が対象だったが、ショートステイ、トワイライトステイ等も含まれるようになり、親が心身ともに疲れた時も使う事が出来るようになる。目指すのは通っている幼稚園、通っている小学校に通えるようにしたい、そのため、里親を利用して地域の中で預かれたらよい。ファミリーサポートセンターとの違いは、一番大きな違いは虐待リスクを軽減する事が出来る事。所得に応じて利用料金も変わり、また。町の事業になるので責任が違う。町村では初の取組で、急いだ理由として、核家族の方がコロナに感染した時に子供を見る人がいない事例があり、第一義的には県が対応する事となっているが、数が増えたときに対応が出来なくなる懸念があり、町としても子育て世代の安心のため、この事業を早めに実施して緊急事態にも対応出来るよう今回事業化したとの答弁。 4款1項3目母子保健費、産後ケア事業631万4,000円について。 委託業務の契約病院数、自己負担額などの質疑に対し、病院とは4月1日契約となっている。令和元年、県でまとめられている産婦人科医療機関の37機関中、14機関が産後ケアを実施している。助産院は5か所受託している。県と調整をして行く。自己負担額は、参考値として、短期入所型(宿泊する短期入所)基準額として一日当たり3万円見込んでいる。自己負担として、課税世帯が1割の3,000円、非課税世帯がその半額の1,500円、生活保護世帯が0円。通所型(日帰り利用)6時間と3時間の2種類を予定しており、委託基準額が適所型6時間2万円、3時間1万円を見込んでいる。自己負担額が6時間は課税世帯が2,000円、非課税世帯が1,000円、生活保護世帯が0円。3時間の通所型は課税世帯が1,000円、非課税世帯が500円、生活保護世帯が0円。訪問型は、一回3時間以内を予定、委託基準額は1万2,000円を見込んでいる。自己負担額は課税世帯が1,200円、非課税世帯が600円、生活保護世帯は0円としている。との答弁。 10款1項2目事務局費、学校プール施設整備等調査検討事業1,100万円について。 業務委託の調査内容、財源、委託先、対象校、現在の管理運営、なぜ民間委託の検討を行う事になったのか、集約の内容はとの質疑に対し、町立の小中学校に設置されている学校プールに関してのいくつか老朽化が進んでおり改築に伴う施設があるが、そちらを再整備して行くのか集約化が図れるのか、また、民間活用が可能なのか、というような改築以外の手法の可能性を調査する。財源は単独費用。対象は町内の小中学校の6校。調査業務を行っているコンサルタントに入札を行い委託して行く。北谷第二小のプールが老朽化し改築を要望されている、その後に北谷小、北玉小とある。浜川小が工事費合わせて3億の経費が掛かった。半年間のプール運営費、人件費、施設運営費のランニングコストが掛かる。効率的な運営を模索。県内や本土で民間委託や集約化の事例がある。本町に馴染むか調査をし、ランニングコストの軽減や将来の方向性を持つため、他の自治体の事例で、通年で使用出来る温水プールを建設して年間回す事例や、例えば民間のスイミングスクールにお願いをし、年間を通して出来るようになる等、業務の中で利用検証して行くとの答弁。 10款1項3目教育振興費、GIGAスクール構想事業1,191万8,000円について。 データ通信料217万8,000円とソフトウェア使用料284万円は全生徒分この金額でまかなえるのか、先生への研修、生徒への指導はどうなっているのか、ネット環境の調査結果、家庭での管理や保証はとの質疑に対し、データ通信料は、状況によっては増額の可能性もある。ソフトウェアは問題ない。まずは子供たちの端末持ち帰り等のガイドライン、端末の取扱いを設定している段階。それと同時並行しながら、教職員への研修を3月からやって行く予定。春休みに入ってからの対応となる。研修費も委託の中に含まれている。調査結果は、経済的に環境が整ってない人が約6パーセント程度。令和2年度に繰越してWi-Fiを整備、管理はガイドラインを作成中、学校をとおして各家庭への周知を行う。破損への保証は現在検討中だが自己責任での対応を想定している。小学校低学年は落下防止のため、の手提げ用カバンで対応して行くとの答弁。 10款3項3目学校建設費、北谷中学校改築事業1億6,416万3,000円について。 委託先の財源と内容、総工費、工事期間、駐車場や運動場の確保、アスベスト、外構工事の発注、PTA等の聞き取り、各委託料の補助率、併行防音事業の内容はとの質疑に対し、改築実施設計、解体設計、仮設校舎設計、改築土壌調査業務委託は令和3年は単独だが後から工事申請で文部科学省の申請を行う。併行防音事業は防衛補助。土質調査は新しく校舎を建てる位置の土質調査。これを基に構想の検討、実施設計も合わせて行う。総工費は概ね22億~23億になる。工事期間は令和4年度、5年度に工事、仮設校舎を建て既設の校舎を解体し新築工事を行う。駐車場はスペース、職員の台数を確保、グラウンドに仮設を建てるため狭くなる、今後学校側と協議と調整をしていく。アスベストは解体設計で調査がある。外構工事は合わせて行う。グラウンド整備も、地域の皆さんの要望は改善したい、早期着手できるよう財源確保に努める。検討委員会にPTA会長もいる。地域向けの説明会も予定している。併行防音は100パーセント、文部科学省は一律ではなく75パーセントが目安。まずは普通の設計をして防音サッシを行った場合の差を出す、そのための併行防音をやるとの答弁。 10款5項1目社会教育総務費、放課後子ども教室推進事業250万6,000円について。 事業内容、教室数、補助金、場所、保険料の詳細、サポートボランティアの探し方、周知、報償金についての質疑に対し、学校を核とした地域を目指して地域と学校がパートナーとして行う事業で、その中に放課後子ども教室と地域未来塾がある。財源は、国3分の1、県3分の1、町3分の1で実施。各小学校、ニライセンターで実施。北谷小学校ではチャレンジ教室、北玉小は英会話教室、浜川小、第二小では、茶道と三線教室、北谷ニライセンターではしまくとぅば教室、土曜琉舞教室を開催。原則無料で希望する人は誰でも参加できる。保険料はボランティアに対しての保険料、子供たちの保険料は800円の自費、県の実施要領の中で定められている。教える人は地域の有償ボランティアの方で謝礼金は790円。ボランティアは文化協会、父兄、ハンズオンに協力をお願いしているとの答弁。 10款5項1目社会教育総務費、地域未来塾679万5,000円について。 未来塾の内容、場所、保険料の詳細、有償、無償のボランティアは足りているか、保護者への周知はとの質疑に対し、地域活動の補助として出している。令和3年度は4小学校と2中学校で実施予定。地域未来塾を実施しているのは近隣市町村で本町のみ。子供たちの生涯学習に対して力を入れている。原則無料の学習支援で、希望する人は誰でも参加できる。北谷中では宿題や学習支援、英検を指導。浜川小でもほぼ毎日学習支援している。北玉小では去年の途中から漢検を実施している。謝礼金は教員免許を持っている人は2,200円、持っていない人は1,100円出している。ボランティアは退職教員や大学生等に募集をかけているがなかなか集まらない状況。現状は足りているが、浜川小と北谷中の参加者が多く目的は個別授業のため、なるべく多くの学習支援員を探したい。周知は毎年報告書を作成し全小中学校に配布し、折り込みでボランティアも募集しているとの答弁。 10款5項5目文化費、文化財の保全と文化の振興1億6,120万円について。 町立博物館整備、伊礼原遺跡計画変更について住民及び議会へのコンセンサスは取れているか、説明は十分かとの質疑に対し、住民へのコンセンサスは、伊礼原遺跡が発見されてからの事業となる、平成20年3月桑江伊平土地区画整備事業の変更認可を受けた。その際に住民への説明や変更の縦覧等行っている。そこで博物館の場所の決定と博物館敷地に換地する決定がされている。その後、22年国指定に登録され、23年以降、伊礼原遺跡、博物館も含め用地取得、基本設計、実施設計を進めてきた。今現在では議会への説明や今後詳細なプラン決定したら、必要があれば議会への説明も可能と考えているとの答弁。 10款5項5目文化費、町立博物館整備事業2,238万6,000円について。 特別枠を外れて財源の変更を余儀なくされた、それによる現在までの町民の不利益、国、県の補助金や一般財源も含めて額にしていくらかとの質疑に対し、町民の不利益について、数字を固めるのも後になる、出たら報告したい。一つ言えるのは、これまで予算化し、一括交付金が不採択になって、その後令和2年度の修正設計、管理運営の修正等、予算を投入しているが、その予算以上に博物館建設のコストを抑える予定。最終的には町民の皆様に、不採択になったから負担を強いたではなく、投資した金額以上の経費を節減し、町民の不利益にならないように事業を進めて行く予定との答弁。 10款5項5目文化費、町立博物館外構設計業務委託料1,300万円について。 外構工事と設計と本体工事を同時に行うのは一般的なやり方か、実施設計を一からやり直している中で外構設計は可能か、なぜ今急いで外構設計をやらないといけないのかその理由、外構工事は設計が出来てからではないかとの質疑に対し、高さ等、全体的なプラン、博物館の駐車場の配置も含め、通常実施設計と同じタイミングで外構設計に入る。順序としては通常どおりと考えている。設計は外構全体の設計、伊礼原と博物館の間の設計をどうしても一緒にやらないといけないため、タイミング的にどうしても外構設計は次年度でやりたい、そうすることで事業全体がスムーズに進む考えとの答弁。 10款5項5目文化費、民間活力導入検討業務500万円について。 民間活力の導入は、どこでどういうふうに決まったのか、Park-PFI事業がなぜ頓挫したのか、委託内容とこれまでの経緯、平成29年に北谷町立博物館管理運営計画書を作成している。その中で民間活用は十分に検討され方向性は決まったと認識しているがそれと何が違うのか、改めてやる必要性は何か、管理運営計画書の基本的な考え方や入館数や収支、町の負担額等の方針の変更もあるのか、やり直すのかとの質疑に対し、内閣府の助言を受け、一括交付金が採択にならなかった分、町単独の持ち出しが増える。削減可能か試行錯誤し、民間の力を活用しようと内閣府の助言で、令和2年11月末に民間事業者からサウンディングを行い、議会に説明した。行政財産のままの定期借地が可能ではないかとの事で検討してきたが法的には厳しいと言う事で、現在は民間に作ってもらうのではなく、町が博物館として整備をし、便益施設として、民間活力について導入できるか、博物館内に出店できるか、伊礼原遺跡も含めて可能かどうかの検討業務。前回も結構な額で委託金を掛けた。縮減する事を考え、その中で民間活用を検討して行く。管理運営計画も見直しを行っており、今後まとめて行きたいとの答弁。 10款5項7目生涯学習支援センター建設費、ちゃたんニライセンター外壁補修事業1億307万円について。 投資的委託料173万8,000円、外壁補修工事1億133万2,000円、補助の内容、センターの築年数と計画、工事区域と期間、換気等のコロナ対策、予防接種に支障はないか、時期は適正だったかとの質疑に対し、補助メニューは防衛9条を活用予定、約8割補助。ホール棟と図書館棟に分かれていて、今回の対処はカナイホールがあるホール棟で築年数は約19年。雨漏りがひどく計画は何年か前から計画していた。工事期間は5、6か月で、8月から12月のホールの期間停止を予定している。ホール以外は使用可能。換気対策は工事の業者としっかりと行っていく。粉塵等が出てもコロナ予防接種が出来るのかは担当係と調整するようにとの連絡調整はしている。時期については予防接種の調整の話があったのが2月入ってからの話、工事は去年の予算算出段階から出来ている。8月から12月までの工事期間中は予防接種の予定は入れていない、それ以外の月で入れているとの答弁。 最後に審査における委員会の付帯意見として次のとおり述べます。 10款1項3目教育振興費、GIGAスクール構想事業1,191万8,000円について。 12節委託料690万円が令和3年度北谷町一般会計予算書へ表示されておらず、その理由は、予算書編成作業におけるシステム取扱いの誤りによるものであり、課で予算書の事前確認をする際に、事業ごとの総額については確認していたが、事項別の詳細まで確認が出来ていなかったことが原因とのこと。今回、一般会計予算への影響はなかったが、万が一予算に影響していた場合、町長の提案責任も問われてくる。今後はこのようなことが起きないよう、歳入・歳出予算における確認作業の徹底に努めること。 10款5項5目文化費、町立博物館整備事業について。 町立博物館整備事業は、規模の縮小のため、令和2年度に実施設計のやり直しを行い、現在その形状やレイアウトの配置も分からず、民間活用を予定していた約1,000平方メートルの利活用も検討中で実施設計も出来ていない。今、その中身が見えていない状況で、町の単独費用で町立博物館外構設計業務委託料1,300万円と再び民間活力導入検討業務500万円、一括交付金で町立博物館調査研究事業1,723万5,000円の予算が独り歩きしているように思える。なぜ今の時期なのか、議会が納得いくようなコンセンサスが不十分である。今後、町民や議会へ丁寧な説明をするよう努力すること。 以上のとおりでありますが、当局におかれましては、このほか、審査の過程で各委員から出されました意見や要望等に十分に留意され、事務事業の執行に当たられますよう申し添え、本委員会に分割付託された「議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算」については、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで文教厚生常任委員会の報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(14時50分) △再開(15時00分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから3常任委員長報告に対する質疑を行います。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  先ほど、文教厚生常任委員会で付帯意見というのがあったんですが、その付帯意見に関しては、委員会ではよく全会一致が望まれるということも聞くんですけれども、そういう状況だったのか、ほかに意見があったのかというところをお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの高安議員の質疑にお答えしたいと思います。先ほどの文教厚生常任委員会での付帯意見の件についてでありましたが、特段この意見は全会一致で付帯意見を出すということで決定しております。 ○仲栄真惠美子副議長  5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  確認だけお願いします。文化財のところ、いろいろありましたが、単費でやられている部分がいろいろ付帯意見があったんですが、これに関しては文教厚生常任委員会としては、なかなか認めがたいというか、なかなか説明が上手く委員としては納得できてない状況だったかというのをちょっと教えてください。 あと、一般質問等でも、よくあったんですが、この出産に対しての祝金なのか、若しくは定額給付金をやったほうが良いとか、いろいろ様々あったんですが、この辺に対して文教厚生常任委員会の中でもいろいろ意見があったのかというのも教えてください。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの渡久地議員の質疑にお答えしたいと思います。文化財の単費、今回、計上ということで1,800万円の中から1,300万円が外構設計業務委託料とそしてまた民間活力導入500万円の部分が多分主だったと思いますが、報告書でも行ったようにこの2点については質疑が結構多く行われておりました。 委員が納得していたかということでありますが、やはり質疑が多かったという部分でやはり納得という部分ではなかったのかと。それを踏まえて付帯意見ということになっているというように私は認識しております。 あと、定額給付金についての意見はあったかということでありましたが、文教厚生常任委員会の中ではありませんでした。 ○仲栄真惠美子副議長  5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  定額給付金のことはなかったと、一般質問等でも様々な角度からありましたので、子育て支援ということでありますので、あったのかと思ったが、一応なかったと新年度の予算にかけては、勿論、令和2年度の4月28日から3月31日までの振替をやったほうが良いんじゃないかということもあったのかと。この話については出産祝金並びに定額給付金について、子育て支援については全くなかったということで認識して良いのか。3年度も含めて、再度お願いします。 あと、文化財の単費でやったものですね、1,300万円、500万円でしたか、民間活力のものと、外構設計費に関しては、いろいろ様々な意見が出たということで、しかし、令和3年度に向けては、これで文教厚生常任委員会付託された部分に関しては、令和3年度OKという認識で良いのか。審議された部分は、令和3年度分、この2点については、委員長も含めて各委員全員これで通しましょうということになったかというのを1点確認させてください。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの渡久地議員の質疑にお答えしたいと思います。定額給付金についてですね、子育て支援は再度話はあったかということでありましたが、先ほど述べたとおり、ありませんでした。 文化財の件では、令和3年度は全体的に委員会としてはOKかということでありましたが、全体的には委員会としてはOKかということになっております。そのために付帯意見の部分については、付帯として上げるべきだということで、委員会では全会一致しております。 ○仲栄真惠美子副議長  5番 渡久地政志議員。
    ◆5番(渡久地政志議員)  付帯意見で上げはしたが、令和3年に関してはOKという判断が出たということでの認識で良いのか。再度、明確にお願いします。 ごめんなさい。私は総務財政委員会であるんですが、私自身、総務財政のほうにも確認、私の記憶がうろ覚えで41ページの繰越金1億円並びに財政調整基金の積立金の話題が出たか、意見があったかだけそれだけで構いませんので、私自身なかったという認識はしているんですが、その辺はあったかだけお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(15時07分) △再開(15時08分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの渡久地議員の質疑にお答えしたいと思います。先ほどの繰り返しになると思いますけれども、委員会としては文教厚生常任委員会全体的にはOKということで、そのかわり付帯意見ということで、今回は、この単費の部分でする、外構設計とか、また、民間活力導入の部分とか、工事全体の部分がやはり議会が納得いくようなコンセンサスが不十分であるということで付帯意見をしているということになっております。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  何点か質疑させてください。文教厚生常任委員会の中で付帯意見が付いているんですけれども、町立博物館外構設計業務委託1,300万円、それとあと博物館調査研究事業費1,723万円、この部分で付帯意見を付ける際に予算が独り歩きしているように思える。なぜこの時期なのかということなんですけど、これはどういう意味なのか。そのお話の内容を聞かせていただきたいと思うことと、それから町立博物館外構設計業務委託1,300万円についても書いてあります。それの当局としての答弁はどういう形でお話があったんでしょうかお伺いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの玉那覇議員の質疑にお答えしたいと思います。まず、1点目、予算が独り歩きしている付帯意見の件ですね、詳しい説明ということでありましたが、この前の段階でやはり今、全体の中身が見えていない状況でやはり、町の単独費用で町立博物館外構設計業務委託料として1,300万円。そして再び民間活力導入検討業務500万円、一括交付金で町立博物館調査研究事業ということで、1,723万5,000円の予算があるので、独り歩きしているという言葉になっております。中身が見えない中で予算を付けることだというふうに認識しております。この中からはですね。 あとは外構設計の答弁ということでありますが、先ほどの繰り返しになると思いますが、外構設計に関しても答弁しております。繰り返して読まさせていただきたいと思います。 北谷町立博物館外構設計業務委託、委託料1,300万円については、外構工事と設計と本体工事を同時に行うのは一般的なやり方か、実施設計を一からやり直している中で外構設計は可能か、なぜ今急いで外構設計をやらないといけないのかその理由、外構工事は設計が出来てからではないかとの質疑に対し、高さ等、全体的なプラン、博物館の駐車場の配置も含め、通常実施設計と同じタイミングで外構設計に入る。順序としては通常どおりと考えている。設計は外構全体の設計、伊礼原と博物館の間の設計をどうしても一緒にやらないといけないため、タイミング的にどうしても外構設計は次年度でやりたい、そうすることで事業全体がスムーズに進む考えとの答弁でありました。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  それでは続けますけれども、今、この博物館事業に関しましては、平成29年度から始まってこの一括交付金特別枠にエントリーをしたけれども、不採択になった。そしてまた平成30年度も同じようにエントリーして不採択、令和元年度も不採択、3回の不採択が行われてきました。その後で令和2年度に計画の見直しを開始しております。予算も計上されておりますけれども、それを進めるために多分にこの町立博物館外構設計業務委託というのは、この令和2年度に見直しをして、一括交付金から8条予算、9条予算に変えて計画の見直しをしています。その間に期限を令和3年度末に完成させるべきだったものが4か年延長して令和5年度3月末まで完成があれば交付金もそのまま、今使っている私たちが要するに設計業務があったり、いろんな予算も返納しなくて大丈夫というような形になってきました。その令和5年度の完成を目的に多分にこの町立博物館の外構設計業務も進められていくものと考えるんですけれども、そこら辺の整合性は当局から説明はありましたけれども、これでこの付帯を付けるということは納得がいかなかったということなんでしょうか。令和3年度に縄文の森の詳細な設計があって、また令和4年度に縄文の森地区の整備工事を予定しているということで、博物館とこの建物、縄文の森を繋ぐ博物館の外構施設を設計することによってその繋がりが見えて、工事がスムーズに行くというようなことを私たちも聞いておりますけれども、それでもこれが適当でないという理由はどういうことで、委員会の皆さんが受けた感触はどういうことだったんでしょうか。 それからもう一つ、民間活力導入検討業務この500万円に対しても付帯意見が付いているんですけれども、私たちは議会でも民間の活力を導入していき、スムーズな運営ができるようにということで、それは皆さん賛成をし、民間の活力導入も進めるべきだということの意見が多分にこれまでの議会でも取り上げられておりました。それをまた付帯を付けるという意味はどこにあるのか。委員の皆さんの考えはどこにあるのかということです。 そしてまた、もう1点、町立博物館調査研究費事業1,723万5,000円の予算も独り歩きしているということでありましたけれども、この博物館を建設するにあたって、町の答弁でもありましたけれども、伊礼原遺跡が発掘されました。そこに本当に全国でも類を見ない縄文時代から脈々と繋いだこの歴史がここには濃縮されているわけです。私たちはそれも併せて、そしてまた、当時から海との関係性、繋がりが非常に大きかったという説明もありました。そういうことを博物館建設の中に組み入れていく、その大事な調査を独り歩きしてどうも納得がいかないという理由が私にはちょっと見えてこないんですけれども、その辺りについてのお話はあったんでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  玉那覇議員の質疑にお答えしたいと思います。まず1点目は、計画ですねこれまで一緒に進めて来たという部分だと思うんですけれども、付帯意見について、どうなのかという部分でありましたが、先ほどから申したとおり、審査を行った後、委員の皆さんから付帯意見が全会一致で出ておりますので、そういう意味では全会一致ということになっております。 民間活力導入の部分でありますが、これも同じように先ほどから説明した内容になっておりますけれども、これをちょっと読んで見ると、一度計画しておりまして、それがまたPark-PFIになったりとか、これはもう一回出て来ていますので、一回ではなくてこれは何回もやっているという意味で付帯が出ていると思っております。解釈するとですね。内容は先ほど述べたとおりになっております。 3点目に調査研究事業費ですか、1,723万5,000円についてでありますが、特段これは意見としてはなく、そのまま付帯意見は全会一致で皆さんでやっていることになっております。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  いろいろと議論したことと思います。最後になりますけれども、民間活力導入検討業務500万円ですが、何回か繰り返されたということであります。しかし、そういう民間活力の導入に関しては、一回でも勿論、収まらないことだと思います。どういう手法が良いのか、そしてどこの業者がそういうことを受け入れるのか。それは一回で収まるものではなく、何度も繰り返してといったら語弊がありますが、内容を精査して、進めて行くものと思いますが、それはずっと繰り返されたので必要のない、導入を検討するという意見だったんでしょうか。 そして、3つ目の町立博物館調査研究事業については内容がないということ委員の皆さんからお話があったんですけれども、これは内容をしっかりとまとめて、今、北谷におかれている海、そして森であったりそこの関連性、そしてここで縄文人から始まって弥生、そして戦中、戦後と脈々とその時代を継続してここに人間が住みついていたという、そういうことの重大さを重要さを調査していくものと思っております。これは一概に直ぐに今日やったからはい明日結果が出ますというものではありません。ですので、時間を掛けて調査していく必要があると思います。それについて、その事業が独り歩きしているというその考えがどういう思いで言ったのかと、もう何度も繰り返しになってしまいますが委員長すみませんが、最後にその思いをお聞かせいただきたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  玉那覇議員の質疑にお答えしたいと思います。思いという部分は述べられないので、これまでの繰り返しになりますが、付帯意見として先ほど民間活力、そして調査委託料それも含めてやはり最後の付帯意見の中であります議会が納得いくようなコンセンサスが不十分であるという部分にあたると思っております。 ○仲栄真惠美子副議長  1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  ちょっと確認させてください。付帯意見の中でこの話題となっている調査研究事業、これが独り歩きしていると思えるというのは、なぜ今の時期なのかというのが説明が分からないと言っているんですけれども、今後、議会にも丁寧な説明をするように求めるということなんですけれども、これまで私たち議会には、丁寧な説明はあったと私は思っております。それでなぜこの時期かと言うとこれまで町立博物館整備事業が計画どおりにいかないと推進できない場合がこれまで受けた補助金を返還しなければならないということがこれまで説明されてきたと思っております。そうしないと町民に不利益が生じるとまで説明は答弁はやってきたと思っております。そこのところは委員会の中ではどのような認識でしたでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの大浜議員の質疑にお答えしたいと思います。質疑等は調査研究事業費等も独り歩きしてなぜ今の時期なのか分からないと丁寧な説明は町からあったとありましたというふうにありましたが、先ほどの繰り返しになるんですけれども、委員会においては、付帯意見としてやはり先ほどありましたこういった事業、当事業等が議会が納得いかないコンセンサスが不十分ということで、全会一致で付帯意見を付しています。 ○仲栄真惠美子副議長  1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  私が言っていることと委員長の答弁がかみ合わないような気がするんですね。これまで私たちが当局から受けてきた説明を委員会はどのような認識でやったかやらなかったかというのをお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  大浜議員の質疑にお答えしたいと思います。委員会でどのような認識でやったかということですが、繰り返しになるんですけど、また同じく付帯意見の部分を述べたいと思います。 町立博物館整備事業は、規模の縮小のため、令和2年度に実施設計のやり直しを行い、現在その形状やレイアウトの配置も分からず、民間活用を予定していた約1,000平方メートルの利活用も検討中で実施設計も出来ていない。今、その中身が見えていない状況で、町の単独費用で町立博物館外構設計業務委託料1,300万円と再び民間活力導入検討業務500万円、一括交付金で町立博物館調査研究事業1,723万5,000円の予算が独り歩きしているように思える。なぜ今の時期なのか、議会が納得いくようなコンセンサスが不十分である。今後、町民や議会へ丁寧な説明をするよう努力すること。ということで委員会では全会一致で付帯意見を付しております。 ○仲栄真惠美子副議長  1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  私が言っていることと、今委員長の答弁しているのは、私はこの答弁に対してじゃなくて、なぜ今の時期なのか、これまで計画してきていたのが、計画どおりにいかない場合は、補助金を受けたのは、返還しないといけないですよと当局から私等は説明を受けたと思うんですね。それが委員会の中ではあったかどうかというのを私は聞いているんです。それでなぜ議会にももっと説明を求めるのかというのを私は今、聞いているんですね。そこのところをお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  大浜議員の質疑にお答えしたいと思います。なぜ今の時期か補助金を返還しないといけない等の話があったというふうな話がありましたが、委員会ではそのような話はありませんでした。 ○仲栄真惠美子副議長  16番 阿波根弘議員。 ◆16番(阿波根弘議員)  博物館事業に関しては、町当局の事業の遅れ、予算措置の一転二転しているそういう計画性のなさで既に欠損金は出ているんでしょうか。本会議では、6,000万円から7,000万円の欠損金が出ていると念のためにその辺の答弁ができるのであれば求めたい。 これは時間が経ちすぎているんですね。一括交付金を利用する予定だったんだが、これは2回、3回とも外れたのかな、だから今回は防衛省の8条予算、9条予算を利用するということで、新たにこの事業計画を進めているようであります。まず、執行部と教育委員会、本議会でもありましたけれども、ペナルティの件で町長の答弁、或いは教育委員会の答弁が食い違っていますけれども、その辺の議論は委員会ではなかったのか。町長は十数億円、これができなかったらペナルティがありますよと。その後委員会のほうでは1億なんぼですと、それが更に一転して4億なんぼかと執行部と教育委員会が全然足並みが揃ってない。連携が取れてない。なおかつ、博物館の担当がころころ変わる。何で担当が変わったのか。そういうところも議論はあったんでしょうか。 それからあと1点、当初22億円の事業経費ですよ。総工費22億円。年間の維持費ライニングコスト1億円以上。じゃ今後、どの程度見込んでいるのか。総工費はどの程度見込んで、それから維持費はどの程度見込んでいるのか。その辺の議論はあったのかどうか。答弁できましたらお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの阿波根議員の質疑にお答えしたいと思います。まず、1点目は欠損は出ているのかという部分ですが、この部分に関しては私の文教厚生常任委員会の委員長報告にも載せてある部分からすると数字を固めるのは後になる。出たら報告したいということでなっております。 何で担当が変わるかという部分ですが、それは質疑にはありませんでした。 意見が食い違っているそのような意見はあったかというふうにありましたが、それもありませんでした。 年間の維持費ランニングコスト、今後の見込み、総工費、維持費等のことは先ほど報告申しました民間活力導入検討事業のほうで答弁としては、入館料や収支、町の負担額等の変更もあるのか、やり直すのかという部分にあたるのかと思うんですが、その部分では今後まとめていきたいという答弁がありました。 ○仲栄真惠美子副議長  16番 阿波根弘議員。 ◆16番(阿波根弘議員)  博物館事業に関しては、これは町民の教育的な施設、北谷町のこれまでの本当に歴史等々からして、これは全議員とも反対するものでは私はないと思っておりますけれども、町当局のまず足並みが揃ってない中でこれは委員会でもやっぱり付帯決議が付いたというのは、その予算措置がはっきりしてないところで、既に総事業費も分からない。幾らぐらいのその維持費が掛かるかも分からない。あと1つ、ここに資料がありますけれども、これは執行部から提出された博物館の民間活力の導入についての検討に向けての資料であります。民間活力を導入してこれからそういう町の事業を大変良いことでありますけれども、しかしこの民間活力の件に関しても、委員会のほうでこれは実はボツになっているんでしよう。その理由等について何か議論はあったんですか。何か民間活力で建物も定期借地云々でいろいろ良い提案はしているけれども、結局、これはボツになりましたと、どういう理由でボツになったのか。もし議論しているのであれば、お伺いをしたい。 それから、縷々委託料がありますが、北谷町のこれまでの歴史の中で、この海域を含めてその博物館建設に向けて大いにに取り入れたいということでありましたけれども、具体的にどのような海の、まだ総事業費も分からない、維持費も分からない、そういう中で1,700万円余りの予算を組んで、どのような具体的な調査をして、その博物館建設に活かそうとしたのか、その辺が良く分かりませんので、もし議論があったということであれば答弁を求めたい。具体的に民間活力というけれども、今現時点でどのような民間活力を検討しているのか。その辺の議論もあったんでしょうか。 これからの博物館建設というのは、ただ、二十数億円も使って造れば良いというものでもない。維持費が掛かる。人口減少で少子高齢化、その維持費は子や孫に受け継いでいくんですよ。ですから、こういう民間活力の素晴らしい提案をしたと思うんだけれども、その辺は委員会でも十分議論が必要だと思うんですけれども、どういう議論があったんでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの阿波根議員の質疑にお答えしたいと思いますが、まず1点目の民間活力導入事業ですね、これは良いことでありますが、このボツになった理由ということでありましたが、これも先ほど報告書に書いて説明したとおり、民間活力導入検討業務500万円の中のほうに民間の力を活用しようと内閣府の助言で、令和2年11月末に民間事業者からサウンディングを行い、議会に説明した。そして行政財産のままの定期借地が可能ではないかと言う事で検討してきたが公的には厳しいと言う事で、現在は民間に作ってもらうのではなく、町が博物館として整備をし、便益施設として、民間活力について導入できるか、博物館内に出店できるか、伊礼原遺跡も含めて可能かどうかの検討業務ということになっております。 あと1点は、博物館の調査研究事業1,700万円余りの一括交付金での部分だと思うんですけど、これは報告書のほうにないんですが、話の中にはありまして、当局の説明としては、町全体のやっぱり海の海洋物の北谷町の全域は魅力があるので、それを調べて博物館では水族館等ではなくて、テレビを活用してこういった北谷町のものを紹介していくというような部分であったと私の認識ではあります。 ○仲栄真惠美子副議長  16番 阿波根弘議員。 ◆16番(阿波根弘議員)  既に欠損金も出ております。本議会で数字は忘れましたけれども、6,000万円から7,000万円ぐらいの欠損金も出ていると。今回も持ち出しもあると。これは当初からの皆さんの執行部の予算に対する甘さが露出しているわけであります。当初から防衛省予算で執行しておれば、もう既に博物館はできていたと思いますよ。そういう話もあったのかな、当初本来は北谷グスクが返還になりましたら、それに伴って博物館事業は進めていくとそういうことで認識をしておりますけれども、もう既に去年の3月でグスクも返還になっております。スターケイの返還もあって、この前当局の答弁では、その地主の8割の方がその土地を貸しても良い、売っても良いみたいな、そういったことであります。 この伊礼原遺跡に必ずしも造るということではなくて、その移転も含めてそういう議論があったのか。私はこう思うんです。北谷町は非常にポテンシャルを持っておりますので、どうせ造るんだったら、良いものを造って欲しいという思いがあるんです。観光立町でありますから、観光客も大勢いらっしゃる。それからできれば北谷グスク辺りだったら、もう東部地域の開発も含めて非常にメリットもある白比川の解消にもなる。予算も取りやすい、防衛省予算、国土交通省、文部科学省、予算措置も非常にやりやすい、その面からできればこの際、きっちりと皆さん腰を据えてこの博物館事業に臨んでもらえればという気持ちで私はあります。そういう議論もあったのか。加えて、どうせ造るんだったらいつも素晴らしい意見を出しております。この博物館と一緒にこの道の駅とか、或いはいろんなほかの教育施設とかあればなおベター、そこに水族館とか複合的な施設はできないのかということも踏まえてそういう議論はなかったのか。よろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  阿波根議員から質疑ありましたが、お答えしたいと思います。伊礼原遺跡の移転も含めて伊礼原遺跡からグスクへの含めて、話はあったのか、どうせ造るなら複合施設もいかがかという話がありましたが、委員会においてはそのような話はありませんでした。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 本案に対しては、高安克成議員ほか5人からお手元にお配りしました修正の動議が提出されております。したがって、これを本案と併せて議題とし、提出者の説明を求めます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  修正動議を提出したいと思います。 令和3年3月22日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 発議者 北谷町議会議員、高安克成、喜友名盛充、喜友名朝哲、宮里廣、阿波根弘、仲地泰夫。 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算に対する修正動議。 上記の動議を、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条第2項の規定により別紙の修正案を添えて提出します。 次ページをご覧ください。 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算に対する修正案。 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算の一部を次のように修正する。 第1表歳入歳出予算の一部を次のように改める。 歳入については修正はありません。 歳出について、3款民生費、2項児童福祉費を3,466万2,000円増額し、3款民生費を56億8,612万円に、2項児童福祉費を31億1,865万2,000円に改め、10款教育費、5項社会教育費を1,800万円減額し、10款教育費を34億5,060万3,000円に、5項社会教育費を6億8,542万7,000円に改め、13款諸支出金、2項基金費を1,666万2,000円減額し、13款諸支出金を3億1,057万6,000円に、2項基金費を3億1,057万3,000円に改めます。 歳出合計について修正はありません。 修正の詳細につきましては、添付いたしております説明書でご確認ください。 下段の3歳出について、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉費に新規事業費を計上し、新型コロナウイルス感染症対策として、新生児特別定額給付金事業3,466万2,000円を増額します。 また、組替えの財源として10款5項5目文化費の町立博物館整備事業の町立博物館外構設計業務委託1,300万円、民間活力導入検討業務500万円を全て減額し、13款2項1目財政調整基金積立金から1,666万2,000円を減額します。 次に、提案理由です。令和2年5月12日より本町においても新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、特別給付金の受付が始まり、それを基準日である令和2年4月27日において、住民基本台帳に記録されている方々に対して、給付が実施されました。 一方で4月28日以降に誕生した新生児は給付対象外となっていましたが、その不公平感の解消のため、政府は令和2年度第2次補正予算で増額した地方創生臨時交付金において、自治体独自行う4月28日以降に誕生した新生児に対する給付金の支給に活用出来るとして、沖縄県の近隣市町村でも実施する自治体がありました。 本町では8月に私たち会派「ニライの風」においても、新型コロナウイルス感染症対策として、同内容について、町長に要請をし、12月には北谷町民で構成する生まれてくる赤ちゃんを支援する会が仲地議員、阿波根議員、與儀議員と共に3,565人分の署名を持って、町長に要請しております。その後、令和2年12月17日の定例会において、特別給付金の対象外となった新生児に対する給付を求める決議が賛成多数で可決されましたが、今定例会においても、予算措置がされておらず、住民の意思として、議会の総意として今回の修正動議、いわゆる組替え動議を持って新規計上を求めるに至っております。 その一方で博物館事業につきましては、歴史的価値のある伊礼原遺跡の発見に伴い、整備の必要について、理解をしてきましたが、これまでの一般質問、予算審議、博物館事業に対する議員への説明会において、時間の経過と環境の変化に伴う事業費や施設整備、運営方法等の変更についての職員の説明では、精査中、検討中、説明ができない状況との言葉が並び、担当所管である文教厚生常任委員会の委員長報告においても、付帯意見から議会としても納得し得る状況に至らず、現時点においては、承認しがたいとの判断となっております。 よって博物館に掛かる一部費用については、減額をした上で新型コロナウイルス感染症対策として、国の特別定額給付金の対象とならなかった令和2年4月28日以降に生まれたお子さんに対して、新生児特別定額給付金を新規計上し、不足額については、災害など必要やむを得ない理由で財源不足が生じた際に活用する財政調整基金積立金から計上することとし、議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算についてに対し、組替えを求める本修正案を提出いたします。 以上、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(15時52分) △再開(16時23分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから修正案に対する質疑を行います。 3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算についてに対する修正動議について手元に届いている資料の2ページの歳出ですね、3款民生費、2項児童福祉費56億8,612万円、そして10款の教育費、5項社会教育費6億8,542万7,000円、そして13款諸支出金、2項基金費を3億1,057万3,000円、こちらが減額修正となっております。 この一般会計予算について3月の頭から委員会審査等も開きながら、議会みんなで、チェックをしてきたところで、4月からの町行政運営においての1年間を拘束する単年度主義ですからね、その予算なんですが、この予算が大切なことはやはり住民の声が十分に反映されている予算。そして現実的かというところでございます。その観点から質疑したいと思います。 修正動議の具体的な、先ほども説明がありましたが、具体的な経緯ですね、住民の皆様からの要望であるという具体的な根拠、署名も先ほど3,556人分集まっているというお話でありましたが、その具体的な経緯をお伺いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えします。まず、特別給付金が政府の方針で1人当たり10万円というのが給付されましたが、しかし、4月27日が基準日ということになって、4月28日以降に誕生した新生児に対しては、それが給付されることがなかったと、その不均衡を是正するために、政府は第2次補正において、その4月28日以降に誕生した新生児に対しても給付の対象として活用しても良いということを実施して近隣市町村では、それが実施されていること。また、本土においてもそういった事例があったことを確認していましたので、そういったことができないかと。また、北谷町にもそういった4月28日以降に新生児が生まれた親御さんもいらっしゃいますので、その人達の声がまずこちらに届いて、やはりあの頃は誕生した時でもマスクをしなければならないとか、本当に緊迫した状況でお母さんのほうも家族も含めて、本当に大変な状況にあったと思います。 そういう中で本当に1日違いでそういう状況が起こっているということから、我々はニライの風として町長に対して要請をさせていただき、また、12月頃には仲地議員を初めとして、3人の議員が北谷町民で構成する生まれてくる赤ちゃんを支援する会の皆さんと一緒に3,556人分の署名を持って町長に要請をしたということがありました。 そこで、私たちが考えていたことと、実際に署名集めもしてこれが町民の声だということも付していただいたので、これはそれであるならば、我々は議会としてやはり、しっかりと動くべきではないかということで、12月定例会において、発議をさせていただき、多数決でもってではありますが、賛同いただきましたので、これが北谷町議会の総意であるということで、決議されたことを受けて、今回、やはり改めてこの新生児に対して給付金を給付するべきだということでこういう形で動議を上げさせていただきました。 ○仲栄真惠美子副議長  3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  12月議員発議で賛成13名、反対4名という形で議員発議も可決しているということで、更に住民の声も上がっているというところでコンセンサスが取れた上での今回の修正動議だというお話で理解しました。 もう1点ですね、一方で文化費を削減するというという組替え動議、町立博物館整備事業を組替え対象とした根拠ですね、博物館整備ができなくなるという事態に陥らないか、お伺いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えいたします。先ほど文教厚生常任委員会の委員長に対する質疑でもいろいろと状況が伺えたかと思いますが、やはりコンセンサスが今、得られてないのではないかということも含めてありますが、今の現状況では、博物館事業がどういったサイズなのか、どういった内容なのか、どれぐらいのお金が予算が掛かるのか、はっきりしない状況がありますので、今は立ち止まって、検討するべきだろう。また、12月に我々議員に対して、博物館を担当する文化課から、説明がありましたが、その詳細については、また、場を設けて説明するということもありましたので、それを持ってまた改めて、審議をすれば良いのではないかということで、ただしいま、説明がまだ足りてないコンセンサスが得られてないのではという、文教厚生常任委員会からの付帯意見もありましたので、そういう意見を元にして我々も現状では踏みとどまるべきだということで、判断をしております。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  今、説明をいただきました。令和2年度の国の定めた基準によって、令和2年に一律10万円の定額給付金が支給されております。 その後に、国の事業として第2次補正予算特別定額給付金が出ました。その時には、今、新生児にもしなさいというような答弁だったと思うんですけれども、その時は、より経済的に苦しく負担を強いられている家庭、その負担の軽減のために支給しなさいというものでありました。 勿論、新生児の皆さんもそのご家庭も大変な思いをしていたと思います。それは良く理解しています。しかし、本町としては、その時の支給は、最も生活に困っている、今すぐ給付が必要という一人親世帯、それから高校生世代、アルバイトしているけれどもコロナ禍の中で時短を強いられて、収入減になって、通学費、バス賃とかそれからお昼の弁当も大きな負担になっているというその高校生、そしてまた、感染の恐怖と闘いながら仕事をしている医療従事者、保育士、そのところにまずは支給をしていきましょうということで、町はいろいろな形の課内の事情も聴取しながら、その大変な今すぐ必要とされている家庭に給付をしていきましょうというのが、第2次補正予算であったと思います。その後、議員からの要請もありました。その時に、町でも勿論、要請を受けて陳情もありました。その時は、私も反対討論に立ちました。なぜかと言いますと、その時に基準日以降生まれた令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた新生児に対して給付しなさいという決議だったんですね。そうするとまだこのコロナ禍が終息もしない中でですよ、3月31日その以降4月1日生まれたお子さんはどうなるんですかということをお話しました。ですので、一時的なそういう定額給付金ではなく、私の反対討論の中でいつの日に産まれても全ての新生児が給付を受けられる出産祝金を制定してやることが大事だということで申し上げております。 そのことに対してはどうでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  今年度と区切りを付けて、期限を付けているのはどういうことかということ、あとは出産祝金ということですよね。これは説明のほうで述べさせていただきましたが繰り返しになるんですが、まず第1に可決されたという事実があってですね、それを受けてコロナ対策の実施を求めていることであります。 また、多数決で少数側の反対討論で今おっしゃっておりましたが、出産祝金というのがこれが採用されたということがありますが、可決された内容が、反故にされて、少数意見が今、しっかりと取り上げられているという状況にちょっと引っ掛かりはあるんですけれども、私としては、その出産祝金を拒む立場ではありません。ただ、今回は、可決された事実、その可決するに至る間に、私たちも多くの人達がコロナで苦しんでいるという状況を踏まえて、今、私たちができることは、寄り添うことだということで、町長に要請をし、またほかの議員もまた町民もその新しく生まれる4月28日以降に誕生した子ども達、またその家族に対して寄り添うべきだという声、それで署名という形でしっかりと町長に届けたという事実もありますし、先ほど申しましたように、それを受けて12月の定例会において、コロナ対策として新生児定額給付金を給付するべきだという議会の総意として結論が出されたと思っていますので、そういう意味で今回は、まずはそのことに向き合うべきでしょうと、4月1日以降に関しては、先ほど述べましたように、出産祝金というのは今制度設計をしているということでもありましたので、ただ、その額、時期、どういった形で行われるかというのは、今、制度設計を今からするということでありましたので、それはまたこの議会において、私たちの目の前に示された際に改めて考えれば良いことであって、私たちはあくまでもコロナ対策として可決された事実を持って、今回、求めているということであります。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  もう一度お伺いします。第2次補正予算は、先ほども申し上げましたが、より苦しんでいる家庭に補正をするということで補正をしてきました。例えばですよ、今、私の家族に一人親世帯の子どもがいます。出産間近の子どももいます。高校生を抱えた本当に生活苦になっている家族がいるとします。そういうことを考えた時にですよ、じゃいま私が本当に手立てをしっかりとやっていかなければいけない。この家族或いは子ども達が離れている子ども達がいたとした場合、やっぱり今すぐ生活に困っているそういうところに手立てをしていくと思います。それが町全体を見回した場合に、より苦しんでいる家庭、そういうところにいろいろな形で支援をしていったその要請の采配というのは非常に高く評価をしております。そして皆さんは、署名をもらった皆さんにもお話したいんですけれども、今、本当に自分の目の前に署名が来て、今、こういう人達が困っているんですよ、とにかく今の時期はこの人達に支援をしましょうね。その後、皆さんの出産したその子ども達にも手立てを考えていきましょうとしたならば、どうでしょうか。本当に一人で出産をしなければいけない。分娩をしなければいけないというその親御さんの気持ちを考えるとそれもとっても大事です。そういうことも考え合わせて、私は、一時的なものではなくて、しっかりと出産祝金をどの時期に生まれても、町民みんなが歓迎するそのような制度を作ってくださいということにした。それについて、町長もこれはしっかりとやっていく。そしてこの制度に漏れた皆さんにもこれは適用していきますと皆さんの一般質問の中でも何度も答弁しておりました。それについて必ず今じゃなくて、この提案されている博物館の予算を全て取ってこれに充てるということは、私は動議ではないと思っております。それに関してはいかがでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  繰り返しになりますが、先ほどの提案理由にも述べましたように、可決された事実とまたそれを可決するに至った経緯を含めて、説明させていただいたんですが、それをまず、やる必要があるだろうと、そのほか、コロナによって、たくさんの人達が今、大変な状況にあると思います。しかしこれに対して私たちが一つ一つ声を聞いて、要請等をしたりしてはいるんですが、現状としては、その可決された事実をしっかりと向き合わなければならない。これは議会として、また議員として我々は向き合わないといけないというところでやっておりますので、その他のコロナ対策等については、今後の国の状況でありましたり、方針でありましたり、コロナの状況、またそれに対する町の対策等を見据えながら、また、改めて向き合えればと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  この動議に関して、博物館の建設にあたっての博物館外構建設業務費であったり、民間活力導入検討業務費が削除になってしまいますけれども、今お話ししたように、新生児に対してはしっかりと手立てをしていくという、その町長の施政方針にもあり、また、答弁もいただいている中で、今進めなければいけない、令和5年までに完成をさせなければいけないこの博物館をその中間の業務委託であったり、そういうものを削減するということは、私はこれは行政を進める上では良くないものであると考えます。そういう意味でももう少し町との摺り合せも必要だったんじゃないかと思うわけですけれども、予算はしっかりと執行をしてもらいたい。その思いでありますが、どうでしようか。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  繰り返しになりますが、提案理由で述べておりますし、先ほどの文教厚生常任委員会の委員長からの報告もありましたので、それを受けて今回の判断となっておりますので、よろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  時間を延長します。 5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  若干質疑させてください。まず、動議を上げるにあたって、決議があったということで、実は去った決議は私は反対させていただきました。それも執行部としっかり協議をしてほしいというのと、議会としてのしっかり議論を重ねてほしいということの反対を前回は行いました。今回もまずこの修正動議を上げるにあたって、まず町当局の担当課と財政だったり、そこに繋がるのは総務課の議会に関することですので、町当局等とのやり取りはあったのかを1点お願いします。 そして今回、趣旨説明でもあったんですが、財政調整基金からも今回、関する条例の中の多分4条3項、災害に関してもということでありましたが、取崩しの件で多分、災害により生じた経費の財源又は災害により生じた現象を埋めるための財源に充てる時という根拠の中で多分、財政基金のほうからの説明だと思うんですが、今回、積立金からの減額ということで、ちょっとこれとは若干違うかということと私は認識していますが、この点について主旨説明とどのような関係があるのかというのも教えてください。 また、この町の財政調整基金に関する条例をちょっと読ませていただきました。私も詳しいわけではないんですが、この中で積立てというのもあるんですね、第2条に。その中に地方財政法の中でも謳われているんですが、決算における生じた剰余金の2分の1を充てていくということを勿論、毎年毎年積立てをやってはいるんですが,今回このまだ決算は出ておりませんよね。実際どうなっていくか分からないんですが、万が一この2分の1にあたらなくなってしまった場合、減をしますので、いったいどのような調整をしたのか、これは議会事務局とだけやったのか、若しくは町当局ともやったのか、勿論、担当課とも調整をしたのかというのも教えてください。 もう1点、もしこれが万が一2分の1に満たないとなると、先ほどの基金条例にも反してきますし、地方財政法の第7条第1項辺りにも少し触れてくるかと思いますので、この辺議会の勿論、大きな権能である議決ではあるんですが、これが議会で議決して、いざ当局に投げた場合に、しかし、決算上足りませんでしたとなった場合に、どのような責任が発生するのか、町当局に発生するのか、若しくは今議会に発生するのか。その辺の明確な方も教えてください。それも大きな判断材料の一つにもなりますので、よろしくお願いします。 先ほど答弁いただいて、額と時期が出産祝金ですよねいわゆるやるということでやっている額と、時期等が明確ではないのでコロナ対策として今回やったというようにあったんですが、定額給付金に関しては、町当局としては、企画財政課のほうでそれをやっていたということもあるので、多分おそらくノウハウ的には、企画財政課のほうが持っているのかと思いますが、今回、子ども家庭課の予算分、3款2項でやっているんですが、その辺に関しても、どのような調整が行われたのか、結構、システム費とかいろいろ出ていますが、この辺は、どういう状況の中で詳しくやっていったのか、町当局の実際執行いたしますのでこれがもし議決された場合、その場合に本当に妥当なのか、もし足りない場合どうやっていくのか。実際、ノウハウが多分、定額給付金に関しては企画財政課にあると思いますので、その辺の流れというんですか、どうなっていくかというのも少し教えてください。 また、一般質問、予算審議の後ではあるんですが、町長と当局の説明を受ければ、いくつか問題点があると、やっぱり区切った場合に少し不公平感も出るし、コロナの終息もなかなか見えない中でどこで区切って良いかも分からないとか等々ありました。確か3つあったと覚えているんですが、細かくは覚えてないんですが、それをじゃ出産祝金でやっていこう、4月28日まで遡って、3月31日まで対象とし、そしてこれから生まれる子どもに対しても人口減少もしているのでということで、施政方針でもありましたが、そこで出産祝金としてどうにか検討していきたいというのもありました。 これに関してですが、町当局はその方針を持っていると、しかし、コロナ対策であるということで今回はやっています。子ども家庭課に行っていますが、大分、町がこれからやっていこうという子ども達に対してやっていこうという趣旨と若干ずれがあるのかと私自身感じているんですが、この辺に関してはどのような認識でこの修正動議を出したかというのも一つよろしくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  何点かいただきましたが、まずこの財政調整基金を活用するということに関しては、組替え動議の件でほかに他自治体で同様な事例があったので、それを参考にさせていただきました。 また、積立金に関しては、当局のほうで確認をさせていただき、問題がないということで、今回そのような対応をさせていただいております。 また、今回は子ども家庭課ということでお話がありましたが、これについても、これに似たような事例として、子育て世帯臨時特別給付金給付事業、また、特別定額給付金事業がありましたので、それを参考にして毎年子どもが300名程度、戸数が1万2,000戸ということを参考にして推計を立てて、今回の予算額となっております。 また、先ほど言いましたように、祝金は議員も述べていましたように、今定例会において、人口減少の対策としてということも述べておりましたので、そういうことも踏まえて、私たちは先ほどから申しましたように、提案理由に述べましたように、12月定例会において、様々な経過を得て可決されたと。それを踏まえて、今回の提案となっております。 ○仲栄真惠美子副議長  5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  今の答弁によると、基金、この財政調整基金ではなくて、これは積立金から今回減額をしてやっているということを当局に確認したという言葉をいただきました。確認したからじゃいろいろ法的には問題が無いだろうということを答弁いただきました。 しっかり事務局とおして当局とおそらく確認したと思いますので、答弁以上のことは私は良く分かりませんので、当局と確認したということは承知いたしました。 2つ目の本来だったら定額給付金、私は今回ちょっとなかなか賛成にいたしかねるんですが、私だったら定額給付金のノウハウを持っている企画財政課辺りにやるのがスムーズかというのもあったんですが、今回、当局との細かい打合せがあったと思いますが、これも本当は必要だったかと思うんですが、再度この子ども家庭課と確かに議会の議決によってやることというのはやはり当局がしっかり重く受けとめてやるべきだと私も認識しています。私は反対はしましたが、しかし通りはしましたので、やっぱりそこは話しないといけないだろうということもありますが、やはりしっかり執行していただくのは担当課、そこの予算についての課ですので、その辺の当局との子ども家庭課とのやり取りはあったのかというのも1点確認します。 3点目に12月定例議会で決議をした。それをもとにやっていくと、それも十分理解出来ます。先ほども言いましたが、やはり若干当局との趣旨のずれが大分、出て来ているのかと思っております。確かに、議会の議決というのは大きいものです。しかし、やはり権限が若干違うところもありますので、そうなっていくとやはりしっかりと勿論議会に対しての今回、住民のほうも3,500名余りと多くの方々が署名もいただいた事実もしっかりありますし、皆さん5名のニライのメンバーで陳情したというのもただやったわけではなくて、いろんな方々の意見を聞いて、おそらくやったと思います。こういう住民の声というのも確かにあったのかと思いますが、しかしそれを総合していろいろと当局はどうやったら良いのか。そして3つ確か問題点があった中にもどう区切って良いのか。そしてコロナが収束するのかということを考えながら、じゃ当局としては、まずはいろいろ考えて令和3年度に出産祝金にしようかという形だったかと私は認識をしているんですが、その辺に対して、当局の趣旨に則った形でおそらく補正で上がってくるんですか流れ的には若しかしたら。その中で判断をしていって、審査をしていってやっていくのが議会の流れかと私は思ってはいるんですが、この辺に対して、当局の流れとやろうとしている意思というところとそしてまた議会が確かに決議はやりましたが、今回、修正動議と上げました。ずれが出て来ていると思いますが、この辺の認識はどのように認識しているかお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  答弁したいと思います。担当課とのやり取りということですが、個別でいろいろと説明をしますと、その担当であったり、個人であったり、少し迷惑を掛けることもあると思うので、そこら辺は控えさせていただきますが、実際、予算額を決定するにあたっては、それなりのヒヤリングをして対応させていただいたところであります。 また、趣旨がずれているのではないかということがありましたが、コロナ対策ということであれば、様々な手法があると思いますけれども、その中で、他自治体においても実施されたと。政府もそれを容認したということもありましたので、本議会においても、それが可決されたという、またこれまでの経過等も踏まえて、それに対してやはり向き合うべきだろうということで今回の提案となっています。 ○仲栄真惠美子副議長  5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  今回、趣旨説明では条例の中で取崩しの部分で、若干話の内容があったんですが、積立金に関して少しこの地方財政法の中の少し気になりましたので、この辺に対してやっぱり後々その制度に則ってない、違法とまでは言わないんですが、それに則っていなかった場合に一体どうなるかという心配がありましたが、それに対しても当局としっかり積立てに関して減額してもOKということの確認をしたということも確認が取れました。 そして特別定額給付金に関しても、個人個人でちょっと迷惑が掛かるのでということがありましたが、担当のほうとヒヤリングをして、しっかりこれだったら行けるよという形のものもやったということもありましたので、これが公表されるかされないかということは難しいところもあるんですが、少なくても担当のほうとは、個別で詰めて、ヒヤリングをして予算化にこぎつけたということの認識もしましたし、確認も取れましたので、おそらくこれもやったということを答弁以上の事は私も関知しておりませんので、一つ一つ企画財政課に本当にやりましたかとか、子ども家庭課にもそれに付随する住民福祉部にもやりましたかということは聞いておりませんので、私は分かりませんが答弁としてはやったということもありました。議会でも決まりましたので、それに則ってやっていくということになるとやはり町はこれから出産祝金でやっていこうという中で進めると。しかし、議会は議決をしたのでそれをやっぱりやっていくというやはりずれが生じております。 しかしそれに関しては私はあくまでも議会としては、その権限は私には無いと認識しております。しっかり町民の声を届ける、そしてそれをいろいろ議決したり審議したり、そして今回はやっぱり気になるのは、減額というのは実は良く聞くんですが、プラス、増額というのがどうしてもいままでの私の発想の中にはありませんでしたので、これが本当に正しいものかというのが正直、今、分からない状況です。しかしその権限に関しては確かに地方自治法の中に確か第96条か第97条ぐらいでしたか、増額に関しても修正はできるとありましたが、しかし私の今の議会に対する権能の範囲としては、やはり増額に関してはしっかり当局とも調整をしながら、そしてそれの趣旨に則りながらやっぱり提案されたものに対してどんどんやっていくと。私たち自らこの増額するに関してはとても慎重に行わなければいけない。この趣旨を反しない限りで行わなければいけないという私個人の認識だったんですが、ちょっとそれが違うということですので、これは見解の違いですので、仕方が無いと思いますが、この辺に関して再度1点だけ前回の議会の決議に対して、これが決まったからやってくれという方向で進めて良いと本当に思っているのか。町としては出産祝金としてしっかりと令和2年度並びに令和3年度の子ども達に対してもやっていくと、町長が明言したことは大きいと思いますので必ずやってくれると思いますが、この辺に関して、若干の趣旨のずれが出てきていますが、それに対して問題がないかというのを再度お答えいただきたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  議員も認識はされていると思うんですけれども、議会には意志決定機能、行政監視機能、政策立案機能というのがありまして、その中で我々も住民の意思を踏まえて、今回の議決等、そういった経緯があって繋がっているものがありますので、我々の議会としての総意を持って意志決定をし、行政にそれを示していったということだと思いますので、我々は良く言われる議会は行政の追認機構であると揶揄されることもありますが、そういうことではなくて、私たちもしっかりと今回、コロナ禍の中において、しっかりと住民の状況も確認しながらそういう提案をしていくという意思を示す必要があるのかと思って今回の提案になっております。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  修正予算について質疑をいたします。私たちも今日配られたばかりなので、内容がまだ詳しく1回の説明では分かりにくい部分があるので、お聞かせください。教育文化費が今回削減されているんですが、なぜでしょうか。文化費のこの説明の部分を見ますと、町がこれまでいろいろ計画をした中の予算を投資的委託料単独に関しても0円、町立博物館外構設計業務委託に関しても0円、民間活力導入検討業務に関しても0円、これだけ予算が減額されるというのは、よっぽどのことがないと出来ないんじゃないかというふうに思うんですけど、なぜ減額されているのかの説明。 それからこれまで町が平成18年から博物館整備を検討してから今日まで15年ぐらいですか、大分、経っております。今後、この修正案で以て、通した場合、今後に与える影響、この博物館事業建設に関する事業というのは、どういう影響が出てくるのかをお聞かせください。 それから、当局は令和3年に外構設計業務委託と民間活力導入検討業務を行うことで令和6年度開館を目指す計画としているとの説明がありました。令和3年度の当初予算でこれらの事業を0円とした場合、町民の待ち望むこの開館はいつ頃になるというふうに考えているんでしょうか。お聞かせください。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えしたいと思います。議員は先ほど委員長報告があった。また、所管である担当の委員でありますので、その辺はお伺いしているところはたくさんあると思うんですが、その中で影響等については、文化課に確認したところ、もうそろそろそういった説明が出来るような状況になりつつあるということを含めて、確認をした上で説明があった上で我々は、また改めて判断をすれば良いかと。また、そのコンセンサスも取られてない中で、また、説明不足という中で我々が今現時点において判断するのは難しいがしかし、今後、文化課からすれば説明をする用意があるということで私としては理解しております。 開館については、これまでも文化課から、いつまでにというお話は伺っていますがいつ開館するとかというのは、まだ検討中、準備中ということでありますので、まだ伺ってないということで、私のほうでは分かりかねます。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  これだけ予算修正で案を出してくるということであれば、やっぱり先の事も考えて、やっぱり提案して出してもらいたいというのがあるんですけど、委員会の中で私は文教厚生常任委員会の委員であります。 今回、提案者の中に発議者の中に委員長それ以外の委員のメンバーの方も併せてお二方が入っているんですが、委員会での立場、委員会の中で予算審議をした時には、全会一致で可決して、予算に関しては問題ないということでの立場で話された経緯というのがあるはずです。それで委員会では可決しているというのがあります。 一方で委員会内では賛成しているのに、今議会においては、この発議の提案者としてこれの内容はおかしいんじゃないかということでの名を連ねているというのはちょっと理解しがたい部分があるので、もし可能であれば、この発議されている方のどちらでも構わないんですが、その理由をお聞かせください。 それから、新生児に関してなんですけど、もしこれの内容に関して、この新生児1人当たりの給付は幾らというふうに考えているんでしょうか。 未だコロナが終息しない中で、このコロナウイルス感染症対策の新生児給付金事業を事業化した時に、これは事業の継続性については、続けていくものなのか、どういうふうに考えているのか。説明ください。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えします。まず、委員が入っていることに関しては、委員会においての立場としては、予算に関して問題はないという判断がありますが、これは本議会では、分割付託するという一つ違法というのが我々議会のほうでは、決算委員会、予算委員会とも設置されておりませんので、そういう問題が今あります。その中で分割付託された各委員会は、予算に関しては、反対できない状況にあります。それを踏まえて予算に関しては問題ないということになっておりますが、今、こちらは委員会ではなく、議会ですので、その当該文教厚生常任委員としての立場で発言しているのではなくて、一議員としてこの場においては、発言、意見を述べていますので、そこにおいては、何の問題もないということであります。 また、今後の4月1日以降の継続についてでありますが、先ほどから繰り返して述べておりますが、12月定例会において、様々な経過を得て議会の総意として可決されたことを前提に、今年度でしっかりそれを履行していただけるようにということで、今回の提案になっております。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  ちょっとおかしいですね、やっぱり委員会での立場と議場での立場が整合性がとれないということに関しては、本当に役割を果たしているのかというふうに思うんですけど、この新生児のコロナ対策としての特別定額給付について、今回、陳情もあったということで、内容に対しては、理解示す部分はあります。勿論、大変な中で出産している方々もいますので、理解を示す部分もありますけど、子ども家庭課でそういった町民の声をもとに事業化するべきかどうかと精査した結果、3つの条件があって、事業化にいたらなかったという経緯があるということが、当局からの説明で聞いております。 町長は今定例会で新生児に対する出産祝金を任期中にやるということをきちんと明言しています。事業は違っても、給付することに変わりはないと思うんですね。それなのに、なぜ新たな項目を作って、そこまでやる必要があるのかという部分が理解出来にくい部分があるのでそこら辺説明いただけますでしょうか。 それから、このコロナの事業、新生児に対しての事業は主に国が進めてやっていたということがあるかと思います。 皆さんこの発議の提案者の中には、政権与党の方もいらっしゃいますね、国に対して声を上げていく、もっと財源があれば町もやっていたことだと思うんですよ。もっと国に対して、要望、声を上げていくということが必要じゃないかと思うんですけど、そこら辺はやったかどうかお聞かせください。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(17時13分) △再開(17時19分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えします。国には要請等は行っておりません。町長のほうに要請をし、町の財政を持って出来る範囲でありますので、基金としても40億円、災害が起こった等で活用出来る基金もありますので、その辺を含めて今回の議案にも提案にも提出させていただいておりますが、そのような運用が出来るということを含めて、国に対する要請は必要ないということで、出来ることを行政と一緒になってやる必要がある。住民の声を聞いてやる必要があるということで取り組んでいるつもりであります。 ○仲栄真惠美子副議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  今回の予算組替えの動議について、若干質疑させてください。まず、歳出の部分で、児童福祉総務費の部分で多分、先ほどから質問が出ていて、担当の部分との話もされているというお話の中身も聞いていると思うので、ちょっと説明をお願いしたいんですけど、新生児その他の委託料新生児特別定額給付金事務等業務委託333万6,000円、そして使用料及び賃借料、ソフトウェアライセンス使用料103万2,000円、この中身が何なのか、多分、担当する職員とのやり取りもあったということなので、中身も詳しいのかと思いますので、その中身を教えてください。 あと一つ先ほどから出ていますいわば博物館の建設についてですけど、博物館建設が遅れた場合、何千万円の費用を国に返さなければいけないと。そして令和5年3月31日まででしたか、それまでに完成しないと何億円の補助金もらった部分を返さないといけないというお話が前の一般質問も含めて、当局からの説明がありました。これについての遅れること、そして完成がどうなるかという部分を含めて、どういう認識なのか説明をお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えします。先ほど述べましたように、担当課等にもヒヤリングをして、対応しましたが、これは先ほども申しましたように、別の事業がありまして、それを参考にあとは人数割であったり、戸数割であったりとか、対応しているところですけど、この委託とライセンスに関しては、ほぼほぼ変わらないだろうということで、人数がどうのこうの、戸数がどうのこうのではなくて、必要な作業であるということで、これは認識をし、そのまま参考にした額を提示しております。 また、博物館に対するものですが、先ほど委員長報告での質疑でもありましたが、その損金の額等は二転三転というのがありましたので、はっきりと認識出来てない状況であります。そのことに関しても、担当課としては、今後、精査をして我々議員に対して、しっかりと説明するということをおっしゃっておりましたので、それを踏まえて今後、判断の材料としていただければと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  7番 友利勉議員。
    ◆7番(友利勉議員)  今度、減額されている博物館の関係なんですけど、博物館建設については、これまでいろんな形で議会でも論議されてやってきているという部分があります。確かに交付金の関係で特別枠が取れなかったと言う部分はあったんですけど、それに変わる防衛省の予算を使うような方向で当局はやっているという形で、いままで町民も議会も議員私たちもその博物館建設の目的については認識して、これまで議論して来たのかと思っているんですけど、その意義、先日玉那覇教育部長が話されていましたけど、その部分についての認識はどのような認識をお持ちなのかよろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  これまで議員は質疑等を聞いてご存知だと思うんですけれども、博物館を否定するものではありません。今回は委員長報告また私の提案理由でも説明させていただきましたが、重要性は理解しているものの、現状において、我々が納得、理解出来るような数字であったり、そういったサイズであったりと運営方法等そういったのに、ちょっと理解出来ない部分と説明に少し難しさがあったようでありますので、それについても今後、担当課において整理をして、我々に提示していただけるものだと理解しております。 ○仲栄真惠美子副議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  最後ですけど、先ほどちらっと話しました博物館建設については、当局は担当課のほうでは、伊礼原遺跡の重要性それと併せてその整備と併せて外構は一緒にしたほうがスムーズな形で事業が進められるということで今回、令和3年度の予算を計上しているわけです。それが0になるといった時に、その事業そのものが遅れる、若しくは先ほど言った令和5年の3月までに出来ない可能性が出て来る可能性があるわけです。それについては、町民に不利益を与えることになるんじゃないのかと私は思うんです。それについてどういう認識なのかお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  まず最初にこれまで説明してきた勘違いさせたら申し訳ないのでこれは伝えておりますが、担当課は一生懸命やっております。特別枠がということで3年間においてこうそれが宝くじのように、ある意味博打のように、それを財源と期待して、外れたという状況から環境が変わって、今、担当も変わったばかりで難儀をしております。本当に熱い気持ちがあって、この博物館事業を何とかしようというのは、これまでの説明であったり、ヒヤリングをする中で確認はしております。 ただし、現状において、これも繰り返しになりますが、コンセンサスが得られてない。また、説明等についてもやはりまだ、整理が付いてない部分等がありますので、今後それについても我々にしっかりと案内をしていただけるということなので、これは町民の大事な遺産でありますので、しっかりと博物館事業をどうしたほうが良いのかというのは、今後、担当課等からの説明を受けて我々は判断していけば良いものかと思っています。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 しばらく休憩します。 △休憩(17時28分) △再開(17時40分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから討論を行います。 まず、原案に賛成者の発言を許します。 5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  原案に賛成の立場で討論を行います。委員長報告もいただきました。しっかり令和3年度に向けてはコロナのまだまだ終息がつかないんですが、これを賛成していただきたいというのと、修正動議に関してもやっぱりあったんですが、まず、なぜ議案に賛成するかというと修正動議もかけられたんですが、3点私は確認させていただきました。まず、当局に財政調整基金積立金の確認をしたと並びに個別ではあるが令和3年度に関しての3款民生費、2項児童福祉費の中の増額に関して、当局と個別にヒヤリングも行ってしっかりとやったと言うことに関して、やはり当局と調整はしたと言っているものの、やはり先ほどの積立金の使い方に関してはやはり私としましては、この積立の予算の計上のあり方というのは、私は適当でないと考えておりますので、この辺に対して、答弁者の意見しか聞けないもので、勿論、担当課の子ども家庭課並びに財政をしっかり見ていただいている財政調整基金の積立金を管轄する企画財政課に対してはしっかり後ほど本当にこれが相応しい予算計上のあり方なのかというのもやはり私は疑義が残りますので、この辺に関しては、答弁者のことをやはりしっかりと把握するすべがありませんので、この辺に関してはしっかりまた一般質問で皆さんの予算計上のあり方というのをしっかり解いていきたいと思いますので、この辺に関しては私は納得は出来ません。 並びにやはり議会の意見が尊重されるというのも重々承知しています。あれだけ3,500名余りの署名があったと。またニライのメンバーもやはりいろんな方々から聞いて、その背景にはいろんな方々がいるという思いも分かりはしますが、やはり私としてはこれまで、議会人としてやって来たからには、やはり立場の違う者だと認識しております。なので今回趣旨を違った形で町当局の趣旨が違った形でこうやって増額をしていくというのは、地方自治法の中では認められているかも知れませんが、しかしこれに関してはやはり若干の議会としてのしっかりした権限と、そしてまた町当局の権限、しっかりと把握した後に増額というのはやるべきだと思っておりますので、私は今回、議決がされたから、この定額給付金を否定するものではありませんが、議決をされたからこの案を通す、そして増額をするということは私はこの趣旨に反していると思いますので到底納得することは出来ません。よって原案に賛成の立場とします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。     (「反対討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  原案に賛成の立場で討論いたします。町立博物館整備事業は、北谷町の歴史、文化、自然を未来の子ども達に繋ぎ、未来に活かす北谷文化発信拠点をコンセプトに国指定史跡である伊礼原遺跡と連携した施設整備を行うものだと認識しております。博物館整備事業の経費として平成3年度から平成6年度北谷グスク跡地整備基本計画において、北谷グスク周辺を歴史文化ゾーンとして整備し、生涯学習センターと共に歴史資料館を配置する構想が検討されました。 しかし、平成15年北谷グスクの返還見通しが立たないこともあり、ちゃたんニライセンターが現在の位置に整備され、現在に至っております。 令和3年度に予算計上している事業について、伊礼原遺跡整備計画との連携をよりスムーズにするため、町立博物館外構設計業務委託の発注が予定されております。 町長は子育て支援については、継続して支援していくと施政方針でも述べておられます。新生児への定額給付金についての陳情は、令和2年4月28日から令和3年3月31日までに出生した新生児に10万円の給付を求めております。 コロナ禍が終わってない中、4月1日以降に産まれてくる子に不公平感が生じます。北谷町としては、令和3年度においては、新生児に対し出産祝金を支給すること。産婦検診及び産後ケアー事業の支援が予算計上されていること、また、子育て支援として、学校給食の保護者負担軽減も検討されております。 町立博物館整備事業と組み替えることは計画が違うのではないでしょうか。もし、博物館整備事業が計画通りに推進できない場合、これまで受けた補助金を返金しなければならず、町民に不利益が生じるとこれまでも当局から説明を受けてきました。 また、10万円の定額給付金を受けた新生児が大人になった時に博物館事業との組替えで得たことを知ったら、どのような気持ちになるでしょうか。それは今ここに居る私たち議員の責任ではないでしょうか。新生児給付金の支援について、出産における不安の原因である精神的不安、感染への不安は、現金給付で解決は出来ません。 対象者を令和2年4月28日から令和3年3月31日までを限定すると令和3年4月1日以降に産まれた子との公平性に課題があると担当課はこれまで説明をしております。そのようなことから私は原案に賛成討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、修正案に賛成者の発言を許します。 14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  それでは議案第30号 北谷町一般会計に反対し、修正案に賛成の立場で討論を行います。 本日は署名運動を行った町民団体が多数お見えになっております。長い間大変ご苦労様でございます。皆様の思いは本日必ず伝えてまいります。今回、私たちが求めているのは、新型コロナ禍で大きな影響を受けて困っている家族へ出産育児をする子育て世帯を応援するため、新生児に10万円の特別給付金を早急に給付を求める対策であり、先日阿波根議員の質問に町長は答弁で混同しておりましたが、来年から予定して出産祝金の人口減少対策とは全く別の話であります。人口減少対策は、出産祝金の継続支援は大いに私たちも賛成するものであります。 コロナ対策と人口減少対策は別の議論です。今回はあくまでも、コロナで大きく影響を受けた新生児へのコロナ対策の定額給付金の話です。 新型コロナ禍の困難な時期に宿った命、自信を持って生んでくださいと新生児への家計を応援する観点から国が支援する特別給付金の支給対象外となった令和2年4月28日から令和3年3月31日生まれの新生児に対し、嘉手納町では12万円を支給。沖縄市においても子育て世帯へ経済的支援を図るために新生児へ10万円の支給。宜野湾市も新生児へ10万円の支給。中城村でも10万円。うるま市においても10万円が支給されおります。 妊婦はコロナ禍で入院中面会も出来ない。出産時の配偶者やパートナーの立会も出来ない。精神的孤独感や精神的な不安は、計り知れないものがあると考えます。 コロナ禍で厳しい時に生まれた新生児へ北谷町も何もしないというのはいかがなものでしょうか。周辺の自治体が独自給付する中で、新生児を持つ親から子どもを育てる労苦は同じなのに、北谷町は給付されないのはなぜでしょうかと、何とかならないでしょうか、そういう要望もいただきました。 本来、新生児、妊産婦の応援団とあるべき子ども家庭課は聞き取り調査をすることなく、新生児はコロナの影響を受けていないのでやらない。 新生児への経済的支援は必要ないと認識不足の発言を繰り返し、町民の意見を無視、議会の総意も無視、聞き取り調査さえ行わない。庁内議論も行わない。聴く耳さえ持たない体質。今後、北谷町の子育て支援政策を担えるのか大変疑問であります。 新生児は尊い命なんですよ。新生児はコロナの影響を受けているんですよ。新生児は1人では生きていけません。家族のお母さんの愛情、そして家族の協力、周りの思いやりや協力がなければ生きていけません。経済的支援が必要なんです。 町民はもらって、新生児はあげないというのは、不平等です。コロナ禍で妊婦に寄り添い、新生児に寄り添う支援が必要だと思います。 また、北谷町立博物館事業は、令和2年度に実施設計のやり直しを行い。博物館の縮小規模、その形状やレイアウトの配置も分からず、民間活用を予定した1,000平方メートルの利活用も検討中で実施設計も出来ておりません。現在中身が全く見えない状況の中で、単費で町立博物館外構工事設計業務委託1,300万円と再び民間活力導入業務500万円、一括交付金で町立博物館調査事業1,723万5,000円の予算が正に独り歩きしているように思います。なぜこの時期になぜなのか、説明が良く分かりません。コンセンサスが良く分かりません。したがって、北谷町立博物館事業は行き詰まっているのであれば、今一度立ち止まって、再検討する必要があると考えます。博物館単費の予算と財政調整基金を活用して令和2年4月28日から令和3年3月31日生まれの新生児に対し、定額給付金を給付することは困難な時に生まれた新生児や母親に素晴らしいメッセージを残すことになるでしょう。 したがって、今回の修正案には賛成といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症対策事業として国が実施した特別定額給金の給付対象から漏れた令和2年4月28日から令和3年3月31日生まれの新生児にも給付すべきとする町民の声を重く受けとめ、町当局は新型コロナウイルの終息が見えない中、署名要請があった国の特別定額給付金の給付対象から漏れた令和2年4月28日以降に出生した新生児も含めて少子化対策も考えながら、期限を設けた給付金よりも永続的な事業として仮称ではありますが出産祝金事業を新設して、令和3年度の補正予算を提案し、令和3年度中に実施するとしております。 その事業が町民にとっても大変喜ばれることだと思います。なぜいま予算を組替えする必要があるのか疑問であります。 ましてや国指定史跡である伊礼原遺跡と連携して建設しようとしている町立博物館整備事業の予算を削って令和3年度の当初予算の組替えをする必要があるのですか。これまで、議会でも承認されてきた町立博物館建設の意義は北谷町における縄文時代から現代までの歴史、自然環境を発信する場、学ぶ場として伊礼原遺跡と連携した施設整備の推進が重要なことは、多くの町民が認識しているところだと思っております。 先の一般質問でも当局は少子化対策を含め幅を広げ出産祝金制度を創設し、町民が要請している令和2年4月28日以降の新生児にも対象に令和3年度で検討して実施すると明言しております。期限を設けた給付金よりも永続的な事業となる出産一時金の制度を創設して実施するほうが、町民にとって大変喜ばれると考えております。 したがって私は原案に賛成といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。     (「反対討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  令和3年度一般会計予算の原案に賛成の立場から討論を行います。 国の定めた基準よって、令和2年一律10万円の特別定額給付金が支給されました。その後国の第2次補正予算の特別定額給付金は、コロナ禍の中、全ての人が苦しみの中にいますが、より経済的に苦しく負担を強いられた家庭にその負担の軽減のために支給しなさいというものでありました。本町はその予算の配分を今、最も生活に困っている一人親世帯、アルバイトの収入減で通学のためのバス賃や弁当代等も負担になっている高校生。感染症の恐怖と闘いながら仕事をして医療従事者、保育士に支給をしてまいりました。 新生児を軽んじたことではありません。基準日以降令和2年4月28日から令和3年31日までに生まれた新生児にも定額給付金を求めた12月の陳情者の思いも署名活動をした皆さんの思いも十分に理解をいたします。 しかし、定めた4月28日から3月31日までに生まれた新生児とでは次の日の4月1日に生まれた新生児との1日のこの差でまた給付金が受けられないという不公平感が出てまいります。 このコロナ禍の中でたった1人で分娩をしなければならなかった新生児を持つ母親の不安や心細さは容易に共感いたしております。だからこそ、出産に関する心細さや困り感は金銭的な支援だけでは無く、それもさることながら加えて精神的ケアーが最も必要と上げられた子ども家庭課のアンケートの調査に基づいて、産後ケアー、妊娠中からの産前・産後、そして子育てまでの切れ目のない支援体制を母子健康包括支援センター事業等でケアーしていくその準備がされており、進んでおります。その意味でも新生児に対する給付金が一時的なものではなく、いつの日に生まれても町民として歓迎される命の誕生をお祝い出来る、出産お祝い金制度をしっかりと制度化し支援していくことが町民の希望でもあり、私たちの希望でもあります。妊婦さんや多くの町民の納得し、求めていた事業であります。 新年度町長の施政方針の中にも新生児の支援が示され、多くの一般質問の中でも町長の答弁でも継続的に支援していく出産祝金の制度を令和3年度に行うと。そしてその先、定額給付金基準日以降に生まれた新生児も遡ってその狭間に居た新生児も支援をしていくと明言をいたしました。 このコロナ禍にあって誰もが生活のありようが変化し、困難な暮らしを強いられているこの時代、平和、経済、住民福祉の向上に様々に尽力し、提案されたこの4月1日スタートの新年度予算が遅れること無く執行されることを強く望みます。 また、組替えの部分となる町立博物館建設についても、一括交付金特別枠にエントリーしたが不採用になったということもあり、新たな計画の見直しを開始し、8条予算、9条予算を活用した事業に変更。工期も令和5年3月末に4年間の延長が認められて事業が進んでまいります。 北谷町にとって、縄文時代から脈々と繋がれてきた歴史を次の世代に繋いでいく上においても、他に類を見ない北谷町の歴史の継承、財産を大事に納め、世に公開していくのもまた私たちこの北谷町の役割かと思います。 そのような意味合いも含め、建設事業は着々と進められており、今立ち止まることはそれは出来ないことだと思います。 令和3年度初めには、町立博物館建設事業についても、提案がなされるということを担当課からも答弁がありました。 予算の執行を遮ってまで、この定額給付金に今思いを寄せるのは、それは先ほども申した通り、継続的に支援をされていく、その思いを強く語った町長の思いを皆さんは感じ取っていただきたいと思います。 その思いで原案に賛成といたします。よろしくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、修正案に賛成者の発言を許します。 4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  それでは修正案に賛成の立場から討論させていただきます。 所管する課の委員長として、委員会では発言が制限されていますので、今回、委員長としての責任も含め、また一議員としても町立博物館整備事業について意見を述べたいと思います。 まず、経緯として町立博物館整備事業は一括交付金の特別枠を目指し、工事は特別枠の6億円の交付金事業の8割補助の3か年を目指してきましたが、その後公募で2年外れたため、令和3年にエントリーしても採択はされないと判断し、財源の変更を余儀なくされました。総工費が22億円を予定していましたが財源を変更すると一般財源が膨らむため、総工費の圧縮を行うこととし、令和2年度3月定例会委員会審査において実施設計委託料として約7,000万円の町の単独費用で一から設計のやり直しを行うために予算を計上しました。 審査において、一時中断も含め、判断する時期を問われた際、実施設計を実際にやってみなければ分からないため、総工費を圧縮させるため、実施設計の条件を示し、その議論を令和2年度中で決め、それを持って3年度、4年度から工事を着手していきたい。判断の時期は今の段階では時期は言えないと答弁しており、その詳細は未だに報告すらありません。 勿論やり直した実施設計は未だに出来ていません。そんな中、今回、令和3年度北谷町一般会計予算において審査を行いましたが、委員長報告にもあったとおり、町立博物館整備事業については、今、実施設計も出来ておらず、その中身が見えてない状況で新たに町の単独費用で町立博物館外構設計業務委託料1,300万円と再び民間活力導入業務500万円、一括交付金で町立博物館調査研究事業1,723万5,000円の予算が計上され、なぜ今の時期なのか、議会が納得いくようなコンセンサスが不十分であり、今後町民や議会へ丁寧な説明をするよう、文教厚生常任委員会の付帯意見も出されました。 また、特別枠を外れて、財源の変更を余儀なくされ、それによる現在までの町民の不利益は、額にして幾らかとの質疑に対し、町民の不利益について、数字を固めるのも後になる。出たら報告したい。一括交付金が不採択になって、その後令和2年度の修正設計、管理運営の修正等、予算を投入しているがその予算以上に博物館建設のコストを押さえ、最終的には町民の皆様に投資した金額以上の経費を節減し、町民の不利益にならないよう事業を進めていく予定との答弁をしているが、その言葉の根拠を示すものが一切ありません。決して博物館建設自体を否定するわけではありません。本当に素晴らしい博物館建設、伊礼原と素晴らしい建設だと思っております。 このように補助金や総工費、規模や管理運営計画等、町民に対する費用対効果や不利益が分からない中で町立博物館整備事業を進めることに対し、議会として町民への説明責任は果たせないことが問題であり、まずは一度立ち止まり、博物館整備事業を明確にした上で議会へ報告、その後事業を進めていくべきであります。 次に、新生児特別定額給付金事業についてですが、令和2年12月定例会において決議されました特別定額給付金の対象外となった新生児への給付金を求める決議でも賛成の立場から討論させていただきました。 実際に令和2年4月28日以降に出産を終えた方からコロナ禍での出産は家族の立会いや面会も禁止されており、その苦悩や切実な思いを受けました。特に第1子の立会いというのは、親の愛着形成において、子どもへの価値観や愛おしさ、責任等親の愛着形成において最も重要な場面であり、コロナの影響で立ち会えなかった家族や親族の影響は計り知れません。 また、ほかの同僚議員や町内でも新生児への給付金を求める署名活動も行われ、たくさんの町民から直接的な要求もあったことを含め、本町に必要な支援だということで可決した経緯があります。にもかかわらず、可決後全く動きがみれず、10万円の特別定額給付金の代わりに別の子育て支援として祝い金の給付を行う等の行為は議会軽視と言っても過言ではありません。 議会、議員は住民の直接選挙で選ばれ、住民全体の代表として議会を構成し、議会活動をとおして住民の個別意見を総合して、町としての意思を形成する任務を有しており、議会で議決されたものは尊重されるべきであります。 よって、特別定額給付金と子育て支援は明確に別けるべきです。以上の理由により、議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算に対する修正動議案について賛成の立場からの討論とさせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  これより円滑な討論を行っていくために、原案に賛成者の討論。そして修正案に賛成者の討論の交互に行ってまいりたいと思いますけど、いかがでしょうか。 それでは今、修正案に賛成者の討論が終わりましたので、次に原案に賛成者の発言を許します。 11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  私は令和3年度一般会計予算の原案に対して賛成の立場から討論いたします。 まず、最初に博物館建設に対しての予算発案の施工を止めるなということを先に申しておきたいと思います。 博物館事業については、平成18年からずっと議論されてきていて、既に15年が経過しています。この間、伊礼原遺跡は国指定史跡に指定され、町はきちんと計画を練って進めてきているところであります。 町民の史跡に対しての意識は高く、桑江区では自治会で歴史を学ぶ町内ツアーをしたり、継続的に歴史講座を行い、博物館と伊礼原遺跡の公園が早く出来ないかと待ち望む声があります。 当初、平成31年に開館を予定していますが補助金との兼ね合いでなかなか町事業が進まなかったということが背景にあります。 今回の修正提案でその博物館事業に関し、事業を止めるほどの明確な理由というのは示されていません。町はこれまでこの事業を進めるために、一括交付金に3度申請してきました。しかしその結果は不採択でありました。そもそもなぜ不採択になったのか。背景には県に対し、一括交付金の予算を削減してきた国の姿勢があります。 国は伊礼原遺跡を国指定に認定したのなら、文化遺産に対して、もっと地方自治体に手厚い補助を行うべきであります。 博物館の事業を止めるのではなく、政権与党である公明党の方も与党であるなら、文化事業にもっと補助を出すべきだということを国に対して主張していくべきではないでしょうか。そういった状況下の中で、町は国のあらゆる補助メニューを何とか取得して事業を進められないかと試行錯誤されている訳です。その間私たち町議会に対してもきちんと状況の経過説明はなされてきています。それから今回の新年度予算は、委員会付託になされていますが、文教厚生常任委員会では、予算を全会一致で可決してあります。しかし、その委員のメンバーである2人の方々が今回の修正案に名を連ねています。委員会で賛成の立場を取っておきながら、本会場では別の立場を取る。立場があまりにも矛盾していることは指摘しておきたいと思います。 それから提案してきた皆さんは、昨年の9月の定例会で自分達の政務活動費は受け取ると主張してきていますが、町民が多く利用されるとする博物館の経費に対しては、減額するべきだとの主張は本当に残念なものがあるということも指摘しておきたいと思います。 新生児の給付に関しては、昨年議員提案で可決した内容を否定するものではないと考えます。 実際にコロナ禍で出産するのは、家族の立会も出来ないとのことで、平時と比べて産婦のメンタル的にもきついものがあるのは承知しています。 しかし、今定例会で町長は、新生児出産祝金を任期中にやるということを議会で明言しています。短期的なスパンで物事を考えるのでは無く、長期的に見て、町の将来にメリットがあるかと考え、内容についてはこれから議論しながら計画を立てていくことを示していました。 議論、計画もされていない状況下の中で、予算だけが先走るのは筋では無いと考えます。 議論し計画を立てて、町民に理解を得ながら予算付けをして執行していくのが、税金の使い方ではないでしょうか。 したがって今回の修正提案は町長が最初に提案したほうが町民に説得のある、相互理解が取れてきていると考え、原案に賛成の立場の討論とさせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(18時15分) △再開(18時19分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの宮里歩議員の討論については、後日会議録を精査し、調整したいと思います。 議長に委任いただきたいと思いますがよろしいでしょうか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしとありましたので、そのようにいたします。 討論を続けます。 次に、修正案に賛成者の発言を許します。 15番 喜友名朝哲議員。 ◆15番(喜友名朝哲議員)  それでは私は簡潔に修正案に対して賛成の立場から討論をいたします。 まず、3,565名の町民が署名をし、新生児の特別給付金支給の要請をし、議会で賛成13名、反対4名で12月定例会で議決したのに、妊産婦の気持ちに寄り添わない結果の予算組みとなっております。将来の出産祝金は人口減少の対策であり、コロナ感染症による一時給付金と切り離して考えるべきだと思っております。 さらに予算組みされている博物館の外構整備の設計は本体である博物館の設計業務が終わり、住民への変更説明を丁寧に行った後でも遅くないと私は思いますので、今回は博物館事業に関しては減額する必要があると思います。 以上で修正案に賛成討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  原案に賛成の立場から討論させていただきます。 まず、博物館整備事業今回0予算で修正動議が挙がっておりますが、博物館事業というのは、当初、コンセプトどおりに進めるということで、基本コンセプトはそのままで縮小していくということで当局からも説明をいただいております。 博物館は当初テーマは4つございました。基本テーマ、体験出来る博物館、学べる博物館、探求する博物館、観光資源としての博物館、町民にとってもとても素晴らしいものになる、そのテーマが盛り込まれている博物館かと思います。 また、令和元年、令和2年、このコロナ禍の中で生まれてきた子ども達、この博物館というのは当局の説明では、遅くても令和5年度末、つまり令和6年3月31日までには開館しなければいけないとありました。開館しなければ違約金が3,550万円払わなければならないと説明がございました。丁度令和6年といいますと元年、2年、このコロナ禍で生まれた子ども達が3歳、4歳でしょうか。遺跡公園で遊び、博物館で文化に触れ、正にこの体験できる博物館。小さい時から探求する心を養う、子ども達の育成を育む、素晴らしいものになるのではないかと思います。 今回、当初予算には博物館調査事業等は含まれておりました。来年早々には、年度明け早々4月、5月でしょうか。実際のこの規模を縮小されたこの予算がしっかりと上がってくると聞いております。その予算が上がってからじゃ進めましょうではなく、来年、外構工事なども進めていく。その予定で進められていくので、予算の考え方、当初予算に令和3年に掛かるものに関しては、当初に含めていく。これが基本かと思います。その基本に則ってしっかりと博物館事業を進める上で令和6年3月31日の開館を目指す上で、しっかりと当局は精査、調査し、この予算を上げてきたかと思います。それを0にするのはとても残念であります。 また、今回この修正動議がとおることにより、実際に開館が遅れてしまった。そうすると違約金が3,550万円。これは町税で払うことになります。 また、博物館を造らなかった場合は、その違約金1億650万円という説明がありました。 さらに今現在執行済み分の補助金約4億7,000万円についても、返還の可能性が出てきてしまうという説明もございました。 提出された修正動議は、この博物館整備事業の遅れに繋がる可能性がある。その要素が含まれていると思います。 遅れたことにより、町民への経済的な不利益は大きなものになると考えます。 博物館事業を進めることで、教育、子ども達の育成に繋がり、また払わなくても良い、戻さなくても良いその調整部分はしっかりとほかの事業に充てられるということで、是非とも博物館事業を予定どおりに進めていただきたい。 またその上でしっかりと町民にあったもの、今の北谷町にあった事業として、精査し進めていただきたいと思っております。 そして博物館事業に変わり新生児の給付金、昨年4月28日から今月3月31日までに生まれた新生児への給付金、1人10万円、300人を対象とした予算が上げられておりました。 それについてほかの議員からもございましたが、来月の4月1日に生まれたこの1日違いの不公平感は、どのように解決していくのか示されておりません。町長が施政方針でおっしゃっていた出生祝金で充てれば良いじゃないか。そういう考えの基でやったのであれば、やはりこれはもう少し精査、調査が必要ではないかと思います。 また、実際に修正動議にとおり、この新生児に対する給付金事業として進める上で、いつ給付されるのか、人員体制はどのようになっていくのか、説明の中でのこの予算書の説明、修正動議の予算書の中でもその人員体制についても、含まれておりません。時間外労働しか含まれてなかったかと思います。 そしてもう一つソフトウェアライセンス使用料事務事業等の委託費、これは前回そうだったからおおよそこのくらいだろうと入れてきた。その新生児に関するこの事業費に関しても、ほかの自治体を見て予算化していった。つまり精査、それから調査が実行出来るかどうか。その辺りの制度がまだ整っていないのではないかと考えます。事業を進める上では、今現状に合ったもの、そして10年後、20年後、30年後の北谷町を見据えて行っていくものだと思っています。 そのためにもしっかりと町に合ったものであるか、実行出来るものであるのか、財源はどうなるのか、そこもしっかり見据えて進めて行くのが本町の事業かと思います。その上で進めることこそ町民の利益を最大限に変えてくるのではないかと考え、原案に賛成の立場での討論を終わらせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、修正案に賛成者の発言を許します。 9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  私は議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算に対する修正動議に対して賛成の立場から意見を述べます。 博物館は町民の目的であり、北谷町のまちづくりの拠点となるほか、町民などの利用する施設でもあるとともに多くの観光客からも利用される施設になります。 人の流れを作り賑わいをもたらす博物館は、建設する地域の活性化とともに結び付きますが、今回は文化課は博物館事業を進める中できちんと説明してほしかった。説明不足であります。修正案に対して私は賛成意見といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。     (「賛成討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  次に、修正案に賛成者の発言を許します。 16番 阿波根弘議員。 ◆16番(阿波根弘議員)  議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算に対する修正動議に賛成の立場で討論を行います。 特別定額給付金事業、これは新型コロナウイルス感染症緊急経済対策であります。 令和2年昨年4月20日に閣議決定されました。新型インフルエンザ等対策特別処置法の緊急事態宣言のもと、町民、県民、国民が連帯をして一致団結をして見えざるコロナウイルスとの闘いという国難を克服しなければならないというそういう使命があります。 その中で縷々議員から討論がありました。昨年のやはり4月28日以降の新生児に対する措置が、北谷町はなされてない。嘉手納町は12万円。沖縄市、宜野湾市10万円。まずそこで何で北谷町で本当に高い確率でですよ、生を受けて北谷町で誕生する新生児に対して、そういう予算措置が出来ないのか。その決断が出来なかったのか。それは町長に最大の責任があると私はそう思っております。北谷町は、沖縄県内で財政ランキングは、那覇市に次いで2番目ですよ。北谷町はお金がないんですか。嘉手納町や宜野湾市や沖縄市が対応出来て、同じように対応して、うるま市は道路事業を次年度に繰り越して、それを充てるという。町長はいろんな方法でそれは対応出来たと思うんですよ。そのことがこうして議会を混乱に追いやっている。去年の今頃ですよ。皆さんは裕福な1人の方のために貯金を崩しましたよ。5千数百万円、1人のために、困ってない。全然困ってない人。今回、300名余りの新生児のために対応が出来ないか皆さんは。恥ずかしくないですか。まずそれを言いたい。 それから、先ほどから賛成の中で縷々あります出産祝金とありますよ。百歩譲って昨年の6月定例会前後ですよその話が当局から町長から提案がありましたか。無いでしょう。後出しジャンケンでしょう、この件は。今頃になって、来年対応しますと出産祝金、幾ら1,000円、5,000円、1万円、いつから、長期で5年、10年、その予算措置は。そのこと自体が大変、その新生児の家族には大変失礼だと思いますよ。何の根拠も無いじゃないですか。私は5期議員勤めて始めて町長に要請に行きました。それぐらい多くの町民からそのことに関して要請があってね、今日いらっしゃっている方々の署名ともども、一緒に始めて町長にお願いしましたよ。 町長は、読谷はやっていないじゃないかと。何でやってないところを基準にするんですか。北谷はお金が無いですか。無ければね、百歩譲って分かりますよ。有るんだから。そうでしょう。そういうことからしてもですね、これは今回のそういう動議の中で是非町長、来年度12月まで任期がありますよ。是非、町民の声を汲み取って対応してください。出産祝金は併行して来年もやれば良いじゃないですか。来年以降同じように北谷だけは同じように給付金を出したら良いですよ。その財源根拠は、町内にはあっちこっちに道路残地がありますでしょう。あれ一か所売りなさいよ。すぐに3,000万円捻出出来ますよ。軍用地もあるでしょう。直ぐに売れますよ。そういう予算を組めるわけですから、今回、組めない理由はありません。是非、組んでください。 今、様々なメディアが報じているコロナ禍において女性の自殺が急増しているという。警察庁の発表ですよ。昨年7月から10月まで女性の自殺数2,831名、これは警察庁の発表です。 今、新型コロナの感染において、経済的な影響、それから生活環境の変化、育児負担、DV、家庭内の多くの問題。それが原因でですよ、多くの女性が命を落としている。 私はこれからのまちづくりにおいて、やはり北谷町で結婚をして住居を構える。そして子どもを産み育てる。そして女性が町内に生活をしながら仕事も一生懸命出来る。そういうまちづくりが最優先でありますよ。それが分かるんだったらね、私は今回のそういう提案は、私だったら直ぐOKしますよ、町長。来年もOKですよ。北谷だったら出来るんですよ。言いたいことは山ほどあるんだが、もう傍聴者の方々も大変疲れているでしょうから、今日はその辺にして、賛成の立場の討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに討論はありませんか。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで討論を終わります。 これから議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算についてを採決します。 まず、本案に対する高安克成議員ほか5人から提出された修正案について起立によって採決します。本修正案に賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立9人、着席8人) ○仲栄真惠美子副議長  起立多数です。したがって修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案ついて起立によって裁決します。修正議決した部分を除く部分については原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって修正議決した部分を除く部分については原案のとおり可決されました。 しばらく休憩します。 △休憩(18時40分) △再開(18時50分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第16 議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算について ○仲栄真惠美子副議長  日程第16 議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  文教厚生常任委員会に付託されました「議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算について」、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月11日、当局の説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 審査の過程における主な質疑、意見等についてご報告いたします。 歳入といたしまして、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税、前年度比較501万5,000円の減額について。 減の理由はとの質疑に対し、被保険者が290名減った。なぜ減少になったかは分析できていない。昨今の町の人口減少によるものと推測はしているとの答弁。 2款1項6目療養費支給申請書内容点検事業、59万4,000円について。 新規事業だが内容と目的はとの質疑に対し、柔道整復師の施術に関わる療養費の支給申請書について、保証の範囲や施術内容等の点検業務、それに合わせて、施術を受けた被保険者への啓発文書等の発送を委託するもの。令和元年度の実績は2,132件の支給申請、その内の月に約18件の委託を考えている。目的は柔道整復師が行う業務の中で保険の適用外等があり、国保から支給できるのは保険の適用範囲内となるが、それ以外の部分まで施術を行い、そこまで合わせて請求する例が他の市町村等で挙げられており、改めてそのようなものが無いか、適正化を図るための今回の事業との答弁。 2款2項1目一般被保険者高額療養費、前年度比較5,176万2,000円の増額について。 保険者の増の詳細、対象者、額はとの質疑に対し、一人当たりの診療費が高額になって来るのが70歳から75歳。その保険者が令和元年度と令和2年度を比較したときに約118人の増加となっている。令和元年度の決算では、約3億6,400万円、対象者というカウントはされていないとの答弁。 2款7項1目傷病手当金10万円について。 コロナの変異株も対象か、何件分か、フリーランスや自営業は対象か、別の救済措置はあるかとの質疑に対し、今年度実績で2件の申請あり、1件当たり平均5、6万円。変異株は該当しないというアナウンスは来ていない。フリーランス、自営業は対象外。福祉課で相談窓口あるので、そちらに案内しているとの答弁。 以上のとおりでありますが、当局におかれましたは、このほか、審査の過程で各委員から出されました意見や要望等を十分に検討され、創意工夫のうえ、今後の町政に反映されますよう申し添え、「議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。この採決は起立によって行います。本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第17 議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算について ○仲栄真惠美子副議長  日程第17 議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  文教厚生常任委員会に付託されました「議案第32号 令和3度北谷町後期高齢者医療特別会計予算について」、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月11日、当局の説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 審査の過程における主な質疑、意見等についてご報告いたします。 歳入といたしまして、1款後期高齢者医療保険料3億3,781万円について。 中身はとの質疑に対し、所得割2億5,100万円。均等割8,700万円との答弁。 1款後期高齢者医療保険料、前年度比較2,100万7,000円の増額について。 被保険者の所得額の増、保険料の軽減見直しが理由とあるが詳細、軽減見直しによる町民への影響はとの質疑に対し、被保険者の所得の増は、不動産を所有している後期高齢者の方がいる。軍用地の所得の年1パーセントの上昇分が要因と推測している。軽減見直しは均等割で令和2年までは7.75割だったのが、令和3年から7割に見直しが行われたことにより増額となった。保険料が増額になる見込み数は500人、金額にして430万円余り、全体のおよそ19パーセントへの影響があるとの答弁。 以上のとおりでありますが、当局におかれましては、このほか、審査の過程で各委員から出されました意見や要望等を十分に検討され、創意工夫のうえ、今後の町政に反映されますよう申し添え、「議案第32号 令和3度北谷町後期高齢者医療特別会計予算について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。この採決は起立によって行います。本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって議案第32号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第18 議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算について ○仲栄真惠美子副議長  日程第18 議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月11日、全委員が出席し、執行部の説明を聴取し審査を行いました。 令和3年度予算にかかる業務予定量は、給水戸数1万2,433戸、年間総水量が434万2,897主な建設改良事業とし立方メートルで、水道事業収益予定額は8億8,548万円、水道事業費用予定額は8億7,660万円。て、町道玉上線、ナポリ線、上勢頭5号線、36号線、40号線、謝苅中央線に係る配水管布設工事、それに伴う消火栓設置工事、町内水道老朽管更新工事等2億5,603万8,000円が予定されています。 主な質疑は次の通りです。 第3条、水道事業収益はコロナ禍の中、各用途に応じた有収水量に変化はあるかについての質疑に対し、料金の内訳としては家事用、連合用(アパート、マンション等)、団体用(学校、官公署、公民館等)、営業用(ホテル、店舗等)、臨時給水(工事等で使用)、また直接給水分の基地用に区分されている。コロナの影響で営業用が落ち込んでいるため給水収益が減少しているが、ワクチン接種、その他要因に伴う回復を見込み、家事用等は例年通りの計上となっている。営業用は引き続きコロナ禍の影響を勘案し、減収を見込んでおり、令和2年度の約74パーセントの計上となっているとの答弁。 給水減の理由については、コロナウイルス感染拡大による観光客の落ち込みのため、ホテル等営業用給水の落ち込みと、嘉手納基地内のロックダウン等の影響で給水が減少したものと考えるとの答弁。 第4条、建設改良工事等に係る支出額に対して収入額の不足額はどのように対応するのか、一般会計からの繰入れ等もあるのか、また、消火栓設置工事費の予算の支出はどうなるかについての質疑に対し、不足額は消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度損益勘定留保資金で補填するものとし、この不足分については一般会計からの繰入れはない。消火栓設置工事費・維持管理費については、一般会計からの繰入れが法律上認められていることから、一般会計と調整の上、繰入れ予定であるとの答弁。 1款1項2目水道事業費用、配水及び給水費、委託料2,543万4,000円の内容については、主に水質検査委託料、漏水調査委託料等がある。事業内容としては、水質の定期検査、配水管からの漏水の有無や箇所の特定等、給配水機能の管理に係る業務委託全般となるとの答弁。 修繕費2,778万6,000円は漏水や配水管等の修理、また国道、県道における切り回し工事等がある。 1款1項3目水道事業用、総係費、委託料2,751万3,000円については、検針・警備・電算機器保守委託料等となっており、委託先は予算案議決後の業務発注後の契約によって決まるとの答弁。 おおむね以上で質疑は終結し、討論はなく採決の結果、「議案第33号 令和3年度水道事業会計予算」については、全会一致で原案のとおり、可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。この採決は起立によって行います。本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって議案第33号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第19 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算について ○仲栄真惠美子副議長  日程第19 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月11日、全委員出席のもと執行部の説明を聴取し審査を行いました。 下水道事業の業務予定量として排水戸数1万1,982戸、年間総排水量は577万1,630立方メートルで前年度予定量に対して21万4,705立方メートルの減を見込み、一日平均排水量は1万5,813立方メートルを予定。建設改良事業の主な事業は、①汚水事業として謝苅第2中継ポンプ場改築工事、上勢頭中継ポンプ場改築実施設計業務。②雨水事業では砂辺地区排水路整備工事、宮城2号線排水路改修工事等3億2,743万2,000円を予定しているとの説明。 主な質疑として、建設改良事業について、汚水事業として謝苅第2、上勢頭中継ポンプ場改築事業の内容についての質疑に対し、謝苅第2ポンプ場は1期工事として令和元年度にポンプ設備の更新を完了しており、令和3年度は自家発電機収納庫建屋の建替え工事を行い、令和4年から5年度にかけて自家発電機設備の更新工事の実施を予定している。上勢頭中継ポンプ場はストックマネジメント計画に基づく改築事業として、令和3年度に実施設計業務250万円を予定しており、工事実施は謝苅第2ポンプ場の改築工事完了に続いて令和6年度から7年度を予定しているとの答弁。 雨水事業では砂辺地区排水路整備工事は令和2年度から手掛けており予算1億1,000万円をかけて上流・下流2件が進められていく、完成は令和7年を予定。宮城2号線排水路改修工事は過去の台風の被災や塩害がひどい北谷浄水場付近での対策工事となっており、工事費として1,700万円が予定されているとの答弁。 当年度純損益が、およそ1,200万円の赤字の見込みとなっていることについて、令和元年度料金改定の際は、黒字が続く計画であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により大型宿泊施設や嘉手納基地からの排水量の大幅な落ち込みにより、収入が減少している一方、流域下水道維持管理負担金の単価が令和2年10月から値上げしたことや減価償却費が増大している影響により支出は大きくなる見込みであることが主な要因との答弁。 1款1項2目下水道事業費用、総係費について、公共下水道事業供用開始50周年を記念した事業の取組の内容についての質疑に対し、50周年を記念した広報誌の作成や、オリジナルデザインマンホールグッズの作成等150万円を計上し、下水道事業50周年のPRをしていきたいとの答弁。 おおむね以上で質疑は終結し、討論はなく採決の結果、「議案第34号 令和3年度下水道事業会計予算」については全会一致で、原案のとおり、可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。この採決は起立によって行います。本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって議案第34号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第20 議案第6号 北谷町都市公園条例の一部を改正する条例について ○仲栄真惠美子副議長  日程第20 議案第6号 北谷町都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました 議案第6号 北谷町都市公園条例の一部を改正する条例について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月10日、全委員出席のもと執行部の説明を聴取し審査を行いました。 提案理由につきましては、平成29年度の都市緑地法の一部を改正する法律の施行に伴う都市公園法の一部改正により、現行の公園施設の設置管理許可制度に加え、「公募設置管理制度」いわゆる「Park-PFI制度」が新設された。当該制度は飲食店、売店等の公園利用者の利便に資する施設設置と当該施設から生じる利益を活用してその周辺の園路、広場等の一般公園利用者が利用できる「特定公園施設」の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する制度となっており、都市公園に民間の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減するとともに都市公園の質の向上や公園利用者の利便を図る新たな整備・管理手法となっている。 これに伴い、必要な条文を北谷町都市公園条例に規定するため、北谷町都市公園条例の一部を改正する必要がある。との説明でありました。 概要については、1.公募対象公園施設を建築する際の建ぺい率の上乗せ。2.北谷町公募対象公園施設設置等予定者選定委員会の設置。3.公募対象公園施設を設置する際には公募設置等計画に記載した使用料を納付する旨を追加。 主な質疑は、次のとおりです。 ①として、公募の対象について、都市公園全部が対象で全国公募とする。今回の対象は、ちゅらーゆを想定しているとの答弁でありました。 ②、建ぺい率について、建造物は12パーセント以内が可能との答弁。 ③、駐車場も可能かとの質疑に対し、町が指定すれば可能との答弁。 ④、運営期間は定められているかについて、基本的に20年で、終了の際は更地にして返還するものと答弁。 ⑤、移動式パーラー等も可能かについて、可能との答弁であります。 ⑥、指定管理者が応募することも可能かについて、可能との答弁です。 おおむね以上で質疑は終結し、討論はなく採決の結果、「議案第6号 北谷町都市公園条例の一部を改正する条例について」は全会一致で原案のとおり、可決するものと決定しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  事例として木を勝手に伐採したりとかという事例を聞いたりするんですが、そういった良いほうの話、悪いほうの話とかという質疑とか、説明があったりしたかどうかお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいまの高安議員の質疑に関しては委員会の中で質疑はありませんでした。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第6号 北谷町都市公園条例の一部を改正する条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第21 議案第10号 奈留川西公園の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第21 議案第10号 奈留川西公園の指定管理者の指定についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました 議案第10号 奈留川西公園の指定管理者の指定について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月10日、全委員出席のもと執行部の説明を聴取し審査を行いました。 1.管理を行わせる公の施設、名称 奈留川西公園、所在地 北谷町字伊平329番地1。 2.指定者となる団体、名称 一般財団法人、北谷地域振興センター、代表者 理事長平田實、所在地 北谷町美浜1丁目6番地3。 3.指定期間、令和3年4月1日から令和7年3月31日。 4.施設の概要、面積0.39ヘクタール、主要施設:健康遊具、園路、東屋、トイレ、駐車場。 5.指定管理者が行う業務。 (1) 北谷町都市公園施設の利用許可等に関する業務。 (2) 北谷町都市公園施設の維持管理に関する業務。 (3) 前2号に掲げるものの外、北谷都市公園施設の管理に関して町長が必要と認める業務。 主な質疑は次のとおりです。 公募によらない理由、地域振興センターの職員体制についての質疑に対し、奈留川西公園は有料公園施設を備えない、街区公園であり、自主事業等の収益事業が実施しづらく、単独の管理運営では費用縮減が困難で在ることから、複数の公園をまとめて1つの募集単位とすることで経費縮減、サービス向上の提案を求めることが想定できる。 職員体制については、日々雇用を含めず現状80名。人員増員のため募集を行っているとの答弁でありました。 おおむね以上で質疑は終結し、討論はなく採決の結果、「議案第10号 奈留川西公園の指定管理者の指定について」は、全会一致で、可決するものと決定しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第10号 奈留川西公園の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第22 議案第12号 桃原地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第23 議案第13号 栄口地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第24 議案第14号 謝苅地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第25 議案第15号 北玉地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第26 議案第16号 宇地原地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第27 議案第17号 北前地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第28 議案第19号 砂辺地区学習等供用施設の指定管理者の指定について
    △日程第29 議案第20号 美浜地区学習等供用施設の指定管理者の指定について △日程第30 議案第21号 桑江地区学習等供用施設の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第22 議案第12号 桃原地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてから日程第30 議案第21号 桑江地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてまでの9件を一括議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  文教厚生常任委員会に付託されました、議案第12号から議案第17号まで及び議案第19号から議案第21号までの9件について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月12日、第3委員会室において、社会教育課の説明を聴取し、調査のため、栄口区及び北前区の学習等供用施設の現地視察を行いました。 審査の過程において、委員から出されました主な質疑について、ご報告申し上げます。 提案理由といたしましては、学習等供用施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を経て指定する必要がある。 これがこの議案を提出する理由となっております。 趣旨説明といたしまして、本町が各行政区に設置している、学習等供用施設の指定管理者については、施設が地域のコミュニティー活動や自治会活動の拠点として利用されている事から、公募を行わず各自治会を指定管理者として指定する事で行政サービスの向上が図られると考えている。各学習等供用施設については平成18年度から現在に至るまで各自治会を指定管理者としており、これまで適切に管理運営を行ってきた実績から引き続き令和3年度から令和7年度までの5年間、各自治会を指定管理者とすることについて提案している。 主な質疑答弁は、資料の利用状況から、美浜が利用率ダントツ多い、他公民館との増減の比較はとの質疑に対し、美浜区はサークルが28ある。少ない地域1つしかないところもある。美浜区の利用率が40パーセントある、場所も良い。他と比べても美浜区は普通の公民館並みに利用されている。 北玉区、美浜区公民館の保守点検料の違いは何か、との質疑に対し、消防保守点検料は桑江区だけは体育館があり、宮城区と美浜区は、集会場2施設あるため、基本料金が別途かかるため。空調整備保守点検料は、これまで見積もり業者が違っていたため、今回金額を範囲内でやるよう統一した、一般電気保守点検料は、美浜区は離れた所にあるため、倍の値段との答弁。 指定管理者が行う業務について、減免対象者は誰が決めるのかとの質疑に対し、管理規則第5条、利用料金の減免について規定ある。 改修工事(空調設備・耐震補強工事)実施状況一覧から、単独での事業と補助での事業の違いにって理由はとの質疑に対し、本町の考え方としては、西海岸の地域については建設年度も古い、補助事業を行うと15年建替えが出来ないと言う縛りがあるのと、一年間に1施設しか耐震工事が出来ないとの取り決めがある。西海岸については、あと10年後ぐらいに建替えが出来るのではないかと言うこと、西海岸以外の栄口、宇地原、北玉、謝苅は補助事業を使っても15年以上持つだろうと言う考えがあって、西海岸については単独事業とする事に決めたとの答弁。 債務負担行為7,005万円について、取り巻く全国的な流れや他市町村との比較、課題、今後の官民連携の在り方はとの質疑に対し、指定管理委託料を支払っているのは北谷町と嘉手納町だけ、だいぶ予算を支出している。1自治会に1公民館予算を付けているのも北谷町と嘉手納だけ、地域づくりを担っている。他では自治会の行事でないと学習供用施設は使わない、行政が使いたいと言うと使わせないと言う状況が起こる、それでは行政と地域との連携がとりにくくなってくる様な状況がある。ただ、北谷町としては指定管理料も払っているので町が使いたいときは施設を使わせていただく。地域密着なのは学習等供用施設で、自治会の皆様方が地域と連携しているのでまちづくりになっている。課題は築年数が経っている事、建替えの調査検討を計画性を持って行っていく。今一番危惧しているのは自治会の加入率、50パーセントを切っている。施設を拠点とした地域づくりが課題で、今後も取り組んで行きたいとの答弁。 選定委員会のメンバー、選定基準はどの様になっているか、チェックリスト等はあるのかとの質疑に対し、委員長が副町長、副委員長が教育部長、委員は建設経済部長、住民福祉部長、企画財政課長、都市計画課長、土木課長、経済振興課長、観光課長、福祉課長、社会教育課長等の計12名。審査基準は条例の中に規定されている、それに沿って選定委員会の中で審議をして今回提出している。公募はチェックリストはあるが公募をしないときはチェックリストは作ってないとの答弁。 栄口区現地視察での主な質疑答弁といたしまして、美浜区はサークルが多い、栄口区がサークルが1つと少ない理由はとの質疑に対し、高齢者の割合が少ないが、公民館自体が自治会の取組は多い、老人クラブ、大正琴のサークル、レクサークル、青年会等の普段の活用として利用されているとの答弁。 指定管理を受けた責任、ケガや何かあった場合の責任はどうなっているかとの質疑に対し、子供達が来た時に声掛けを行っている。父母も対応している、全く見ないわけではないとの答弁。 続きまして、北前区現地視察での主な質疑答弁といたしまして、公民館講座やサークルへの男性の参加が多い、呼び寄せる工夫はとの質疑に対し、主事の努力。男性は一人で来るよりも奥さんや一緒に行ける人と来る、なので講座の作り方が大切。若い男性が増えてきている、今までは若い人たちにとって敷居が高い感じだった。ふれあいマーケットやキッチンカー等、非日常を発信する事で、来やすい環境を整えているとの答弁。 今後管理を進めて行くにあたって、進めて行きたい住民サービス、方針と課題はとの質疑に対し、サークルが限定されている。もっと幅広く色んな層に利用していただきたい。北前エイサーの復活プロジェクトとして、令和2年10月からOBの方に指導をしてもらい、エイサー教室をしている。今来ているのは小学生だが、中学、高校生まで広く呼びかけ、地域への愛着、地域の誇りを取り戻していきたいとの答弁。 以上、慎重に審査を行った結果、議案第12号から議案第17号まで及び議案第19号から議案第21号までの9件について討論は無く、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で文教厚生常任委員会の報告とします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  1点だけお願いします。今回、3月に指定管理の指定ということで聞いているんですけれども、議事録を確認すると平成22年12月のタイミングで同様の議案が上がっております。 また、平成27年は3月という形で、12月、3月という形になっているんですけれども、仮に3月に認められなければ、指定管理が外れてしまうという問題になりかねないというのがあるんですけど、これは時期的に3月、12月とか適切な時期というか、そういった議論というか質疑等はなかったかいうことでお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  ただいまの高安議員の質疑にお答えしたいと思います。今回は3月で12月だったりというふうにありましたが、令和2年12月に上がってくる予定でしたが、いろいろ事情があり、今回は3月になったというふうに話は聞いております。 そのような意見については委員会では話はありませんでした。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 これから議案第12号 桃原地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第12号 桃原地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第13号 栄口地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第13号 栄口地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第14号 謝苅地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第14号 謝苅地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第15号 北玉地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第15号 北玉地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第16号 宇地原地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第16号 宇地原地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第17号 北前地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第17号 北前地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第19号 砂辺地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第19号 砂辺地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第20号 美浜地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第20号 美浜地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第21号 桑江地区学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第21号 桑江地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。     (喜友名朝哲議員退席) △日程第31 議案第18号 宮城地区学習等供用施設の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第31 議案第18号 宮城地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを議題とします。 本件について地方自治法第117条の規定によって、喜友名朝哲議員は退席しております。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、議案第18号「宮城地区学習等供用施設の指定管理者の指定について」審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月12日、第3委員会室において、社会教育課の説明を聴取し、調査のため、栄口区及び北前区の学習等供用施設の現地視察を行いました。 審査の過程において、委員から出されました主な質疑について、ご報告申し上げます。 提案理由、趣旨説明及び主な質疑答弁は、先に報告しました、議案第12号から議案第17号まで及び議案第19号から議案第21号までの9件についての内容と同じでございます。 慎重な審査の結果、議案第18号「宮城地区学習等供用施設の指定管理者の指定について」は、討論は無く、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で文教厚生常任委員会の報告とします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第18号 宮城地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。 この後、日程第32 議案第11号及び日程第33 議案第22号は地方自治法第117条の規定によって、私が除斥の対象となり、議事に参与することができませんので、議長の職務を仮議長と交替します。 しばらく休憩します。 △休憩(19時44分) △再開(19時45分)      (喜友名朝哲議員着席)     (仲栄真惠美子議員退席) ○田場健儀仮議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 副議長が除斥のため副議長に代わり議長の職務を行います。 △日程第32 議案第11号 上勢地区学習等供用施設の指定管理者の指定について ○田場健儀仮議長  日程第32 議案第11号 上勢地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを議題とします。 本件について地方自治法第117条の規定によって、仲栄真惠美子議員は退席しております。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、議案第11号「上勢地区学習等供用施設の指定管理者の指定について」審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月12日、第3委員会室において、仲栄真委員除斥のもと、社会教育課の説明を聴取し、調査のため、栄口区及び北前区の学習等共用施設の現地視察を行いました。 審査の過程において、委員から出されました主な質疑について、ご報告申し上げます。 提案理由、趣旨説明及び質疑は、先に報告しました、議案第12号から議案第17号まで及び議案第19号から議案第21号までの9件についての内容と同じで質疑はありませんでした 以上、慎重に審査を行った結果、議案第11号「学習等供用施設の指定管理者の指定について」は、討論は無く、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで文教厚生常任委員会の報告とします。 ○田場健儀仮議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○田場健儀仮議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○田場健儀仮議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第11号 上勢地区学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○田場健儀仮議長  異議なしと認めます。したがって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第33 議案第22号 上勢屋外運動場の指定管理者の指定について ○田場健儀仮議長  日程第33 議案第22号 上勢屋外運動場の指定管理者の指定についてを議題とします。 本件について地方自治法第117条の規定によって、仲栄真惠美子議員は退席しております。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、議案第22号「上勢屋外運動場の指定管理者の指定について」審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月12日、第3委員会室において、仲栄真委員除斥のもと、社会教育課の説明を聴取し、調査のため栄口区及び北前区の屋外運運動場の現地視察を行いました。 審査の過程において、委員から出されました主な質疑について、ご報告申し上げます。 提案理由といたしまして、屋外運動場の指定管理者の指定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を経て指定する必要がある。 これがこの議案を提出する理由となっています。 趣旨説明といたしまして、屋外運動場の指定管理者の指定については、施設が地域のコミュニティー活動、向上心やレクリエーション活動、自治会活動にも利用されている事から、公募を行わず施設の隣接する学習等共用施設の指定管理者である各自治会を指定管理者として指定する事で、適切な管理運営や活用が図られると考えている。屋外運動場については、平成18年度から現在に至るまで、各自治体を指定管理者としており、これまで適切に管理運営を行ってきた実績から引き続き令和3年度から令和7年度までの5年間、各地区自治会を指定管理者とすることについて提案している。 質疑答弁について、他の屋外運動場審査において、屋外運動場の総括的な質疑答弁を行いましたので、本施設に対する個別の質疑は特にありませんでした。 以上、慎重に審査を行った結果、議案第22号「上勢屋外運動場の指定管理者の指定について」は、討論は無く、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で文教厚生常任委員会の報告とします。 ○田場健儀仮議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○田場健儀仮議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○田場健儀仮議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第22号 上勢屋外運動場の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○田場健儀仮議長  異議なしと認めます。したがって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。 副議長が除斥となる議案が終了しましたので議長の職務を副議長と交替します。 しばらく休憩します。 △休憩(19時51分) △再開(19時52分)      (仲栄真惠美子議員着席) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第34 議案第23号 栄口屋外運動場の指定管理者の指定について △日程第35 議案第24号 北前屋外運動場の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第34 議案第23号 栄口屋外運動場の指定管理者の指定について、及び日程第35 議案第24号 北前屋外運動場の指定管理者の指定についての2件を一括議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、議案第23号及び24号「屋外運動場の指定管理者の指定について」審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は3月12日、第3委員会室において、社会教育課の説明を聴取し、調査のため、栄口区・北前区の屋外運運動場の現地視察を行いました。 審査の過程において、委員から出されました主な質疑について、ご報告申し上げます。 提案理由及び趣旨説明といたしまして、先に報告をしました議案第22号「上勢屋外運動場の指定管理者の指定について」の内容と同じでございます。 主な質疑答弁は、指定管理者が行う業務の利用料金の徴収について、ナイター照明設備、運動場の使用料はいくらか、利用率はとの質疑に対し、利用料金は条例で規定している。栄口の屋外運動場は徴収するほどの照明ではなく照明料の規定はない。他の運動場の照明料は規定されている。栄口屋外運動場は全面100円、町外200円、ゲートボール一面は50円、町外100円、北前は町内100円、町外は200円、照明は1時間当たり600円、町外は1,200円。利用率の詳細な報告までは指定管理者にお願いしてない、大まかな利用状況は把握しているとの答弁。 修繕費の内容は、5万円を超える分の件数は、要望に応えているかとの質疑に対し、具体的な物は把握していないが、水道施設の簡易なもの、手すり、自治会の予算と合わせて修繕がある。前回の5万円以上の修繕、栄口は平成29年度に東屋の改修、平成30年度フェンスの改修工事、北前はフェンスの工事、街灯の分電盤の改修工事、平成30年照明の工事等、台風対策でワイヤー購入、毎年度ではないが要望があって緊急性等も考慮した上で優先順位を付けて対応しているとの答弁。 栄口区は実績で施設使用料が0円だが理由は、北前の利用料が多いが詳細はとの質疑に対し、栄口区は自治会内での利用が多いため、料金をいただいていないとの答弁。 選定委員会の基準について、桑江運動場の指定管理の時、委員会で公正公平な審査のために、チェック項目等を設けてやるべきだと指摘をしたが、チェック項目等の変更はあったかとの質疑に対し、同じ指定管理を行っている施設だが、桑江と宮城の屋外運動場は公募での指定管理で、今回は公募によらない指定管理のため、条例にある審査基準を基に行っている。明確に変えた認識はないとの答弁。 続きまして、栄口区現地視察での主な質疑といたしまして、屋外運動場の修繕費が0円だが、修繕個所がなかったのかとの質疑に対し、ちょっと気になったところを老人クラブの皆様が直してくれる。どうにも出来ないところを社会教育課にお願いしているとの答弁。 管理を進めて行く中での課題や今後予算があればしてみたい事はとの質疑に対し、位置づけが運動場で倉庫がない、水銀灯が暗いとの答弁。 心配しているのはトイレの花ブロック、子供が足を掛けてのぼるとの答弁。 続きまして、北前区現地視察での主な質疑、屋外運動場の修繕費が平成28年から3年間0円だが、修繕個所がなかったのか、地域での修繕かとの質疑に対し、自治会で修繕していると思う、自治会負担の修繕で計上されていない部分もあると思うとの答弁。 運動場の管理、草刈り等はどの様にやっているのかとの質疑に対し、草刈りは芝刈り機で主に自治会長がやっている。6月から9月は3週間に一回、その他の月はあまり刈らない。年に一回は自治会で行っているとの答弁。 以上、慎重に審査を行った結果、議案第23号及び第24号「屋外運動場の指定管理者の指定について」は、討論は無く、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で文教厚生常任委員会の報告とします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから議案第23号 栄口屋外運動場の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第23号 栄口屋外運動場の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。 これから議案第24号 北前屋外運動場の指定管理者の指定について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第24号 北前屋外運動場の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第36 陳情第22号 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情 ○仲栄真惠美子副議長  日程第36 陳情第22号 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情を議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、陳情第22号 「国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情」の審査を、令和2年12月9日及び令和3年3月15日に行いました。 本陳情は、新日本婦人の会・沖縄県本部より提出され、参考人として陳情者と、本町の現状や考えを確認するため、学校教育課の出席を求めました。 審査の経過と結果についてご報告いたします。 陳情の趣旨いたしまして、これまで少人数学級で30人を望んでいたが、コロナ禍の中では20人でなければ安心と安全が図れない。コロナは1波で終わることなく、第2波、第3波までも収束していない。これを大きなチャンスととらえて、子供達が安心安全で学校生活を送れるような環境をつくり出すのが私達、保護者、自治体、国の大きな役割ではないかと思い、国への意見書の提出を願う陳情となっている。 陳情者への主な質疑は、教員を10万人増やすとあるが数の根拠はとの質疑に対し、小学校が3人、中学校が2人、高校2人増やすと、20人学級がある程度出来ると言う基盤で、2倍ではなくプラス10万人と言う事との答弁。 教室を増やすとなると莫大な予算が必要になってくる。自治体で準備する事は厳しい。30人が20人になった理由、コロナと切り離して考えるべきではとの質疑に対し、世界の状況はコロナじゃなくても20人が理想、コロナをチャンスとして理想に近づける、ゆくゆくは20人を目指して欲しい。どこの学校でも少子化の影響で少しずつ空き教室が出てきている、当分プレハブ等を活用し出来るとこからやればいいとの答弁。 本陳情について、他市町村や県に提出されているか、その動向はとの質疑に対し、20人超える学級の、17市町村に出した。県に9月16日に出したが返答無しとの答弁。 教員のなり手不足が懸念される、現在の教職員の現状はとの質疑に対し、学校現場の厳しさが教職員の希望を失わさせている。沖縄県の教職員の精神疾患全国一、なり手不足の問題あり。超過勤務を解消する意味でも少人数学級が大きな役割を持つ、すぐに出来なくても、定年して行く方達を保証すれば良い。20人学級が実現できれば教職員は一気に増えるとの答弁。 続きまして、学校教育課への主な質疑は、教室を増やすことについて、生徒数も含め20人学級にした場合の財政はどう考えているのかとの質疑に対し、町の財政も含め受け皿としての教室の確保はかなり困難をきたすと考える。同時に、臨時的任用教員の数も不足している状況。町としては中学校の過密が解消する事で教育環境は解消すると思うとの答弁。 先生のなり手がいない、20名学級にすると大丈夫か、解決するのかとの質疑に対し、減っているのは事実、他府県に比べ志望者は沖縄県はまだ多い方。20人学級制にして教職員を確保するとなると質の低下に繋がって、子供達にマイナスの影響が出る可能性も秘めていると思う、慎重に対応して行かないといけないとの答弁。 20人学級の実現の可能性は、県と連携して出来そうかとの質疑に対し、沖縄県は国よりかなり少人数学級が進んでいる、いきなり20人はかなりハードルが高すぎる。教室の整備の充実、教員の確保の観点からは、20人学級ではかなり大変な状況、段階的に目指す事が望ましいと考えるとの答弁。 おおむね以上で審査は終了し討論はなく、陳情第22号 「国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情」は趣旨採択すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第22号 国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める陳情を採決します。 本件に対する委員長の報告は趣旨採択です。 お諮りします。本件は委員長報告のとおり趣旨採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、陳情第22号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。 △日程第37 陳情第1号 後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第37 陳情第1号 後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書を議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、陳情第1号 「後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書」の審査を、3月15日に行いました。 本陳情は、沖縄県社会保障推進協議会より提出され、参考人として、陳情者及び本町の現状や考えを確認するため、保健衛生課の出席を求めました。 審査の経過と結果についてご報告いたします。 陳情の趣旨といたしまして、長引くコロナ禍の元で、受診抑制で健康への不安が高まっている。この影響は終息後も続くと言われおり、その時期に後期高齢者の医療費負担増が計画されている事に対して、まず一旦立ち止まる様、国に中止を求める意見書の提出を願う陳情となっている。 陳情者への主な質疑いたしまして、若い人への負担減のためには検討して行かないといけないのではとの質疑に対し、後期高齢者医療制度の根本的な欠陥は、年齢で区切ったこと。リスクが高い分当然医療費は増える。もう一つは所得で区切ったこと。所得が200万円ある人が本当にお金持ちとは限らない。現役世代、一人当たり原則700円の負担減にしかならない。国民全体で検討して乗り越えて行くことが出来るとの答弁。 今回、国庫負担を増やす議論はコロナ禍で出来ないのではとの質疑に対し、コロナで分かったことは、医療や介護こそ、そちらを優先した社会が求められている。そのために財源を確保する議論を起こしてよい、財源を削るために医療や介護の負担増をすることは、今のコロナの医療崩壊や、介護崩壊を恒常化させることになるとの答弁。 陳情書の文言から質疑、経過措置について、2年の限定措置は、3年ではないかとの質疑に対し、3か年に訂正との答弁。 陳情事項1について、意見書の提出を、町村から県ではなく、市町村から国へ、町議会から町長へ、ではなく国へとあるが陳情内容の説明はとの質疑に対し、国の制度のため、県や市町村では難しい、国が中止や延期をしていただかないといけない。2022年までの制度施行までの間にもう一度国民的議論にしたい。成立したとしても撤回は可能だが国会でしかできない。4月以降に国会審議、国の審議で決めていただかないといけないので国へのお願いとなっているとの答弁。 陳情書から、外来窓口での負担は限度額に達しなければ2倍になる、窓口一部負担額3万4,000円増える、現役世代への負担抑制効果は年間で1,100円とは、との質疑に対し、限度額は、高額療養費に達するまでは2倍となる。達したら限度額があるため2倍にならない。外来は達しないのが現状。もう一つは限定措置。 3万4,000円は最初の金額でその後限定措置が出てきているので3年間は安くなるが結局元に戻る。最初の段階で行くと1人1,100円、限定措置の3年間を含めると700円ぐらいの計算になるとの答弁。 保健衛生課への主な質疑といたしまして、陳情書には、一部負担金3万4,000円増える、現役世帯への負担抑制効果は年間1,100円とあるがあっているかとの質疑に対し、一人当たりの年間医療費は令和元年度約100万円、緩和措置の3,000円超えるため、年間3万6,000円は超えてくるとの答弁。 配慮措置期間が3年間あるが、配慮措置が効かない場合とは、一度立替払をしなければならないとあるがどういう意味かとの質疑に対し、自己負担が3,000円超える方が対象、それ以外で元々1割負担の時の金額が低くて、それが2割負担になっても、前後で3,000円以上増えない場合は配慮措置が効かない、立替払は高額医療に該当する場合、一度病院の窓口で支払いをしてもらって、高額医療に該当する場合は広域連合から後ほど支払う形になるとの答弁。 北谷町として年収380万円以上の人、1割、2割、3割負担の人数、2割負担の人の負担額はとの質疑に対し、高額所得者は、3割負担が528人、1割負担が2,145人、2割負担に該当する人は406人。一人当たり3万6,000円増えるとして、平均値で1,440万円の増になる見込みとの答弁。 おおむね以上で審査は終了し討論を行った結果、賛成多数により、陳情第1号「後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書」は採択すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  委員長報告に対して1点だけ質疑をお願いいたします。陳情の記1ですね国に対して意見書提出を求めるとあります。今回、採択されているんですが、国に対しての意見書、日程を見ると挙がっておりません。挙がらなかった理由を伺わせていただいてもよろしいでしょうか。 委員長報告では、陳情者からの国に対して国の制度であるから地方自治体では変えようがない。国に対して求めて欲しいということがあったということでしたので、意見書がない理由をお伺いしたいと思います。お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  新垣議員の質疑にお答えしたいと思います。陳情者から国に対して陳情を求めるとあるが、上がらなかった理由はとの質疑だったと思いますが、理由といたしまして、委員会として全会一致でなければ、意見書を発委で提出するということは、前回の総務委員会の決議文と同様提出できない。又は若しくは好ましくないということで、今回は採択のみというふうになっております。 ○仲栄真惠美子副議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  全会一致でなかったということだったんですね、申し訳ないです。採択だったので意見書もついてくるのかと思ってしまいました。 全会一致でなかったということですので、反対意見があったかと思います。その内容、理由を教えていただければと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  新垣議員の質疑にお答えしたいと思います。反対意見の内容、理由ということでありますが、やっぱり反対意見は多くありました。少し簡潔に述べたいというふうに思っております。 主な反対意見としては、やはり一番は町村や議会の権限に属することであるかという面で懸念があると。願意は妥当であるため、趣旨採択で意見書提出には反対という理由であります。 もう1件がこれから若い人達に全部負担をさせていくことは大変厳しい。ユイマールの精神で少しだけある方からも出していただけませんかという今回の改正となっていると、そもそも医療費は安いほうが良いが、後期高齢者の医療制度が維持できる医療を受けられる体制をしっかりと整えたほうが良いということで、反対の立場での討論がございました。 ○仲栄真惠美子副議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  今、2点理由を述べていただいたんですが、町村の裁量ではできない。それは分かるんですね、それは委員長報告でもありましたので、だからこそ国に対して意見書を出していく、国に対して制度を見直すようにということでお願いをするという趣旨かと思います。その点は反対理由としては理由となってないのかと思われるところなんですが、あともう1点、若い方に負担が多く出てくるということでしたが、国保か後期高齢、今回は令和3年度の予算の審議の中で委員長報告でもあったんですが、70歳から75歳以上の医療費は増えてくるということは、高齢者の医療費負担が1人当たり増えてくることが想定されいるかと思います。その負担をやはり減らしていく、負担を軽減していくということも大切なことではないかと思います。その点含めて、意見書は必要だったのではないかと。特に国に求めて、国の制度の部分になりますので、その点は委員会ではどのように話されたのか。もう一度お願いしてよろしいでしようか。 ○仲栄真惠美子副議長  喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  新垣議員の質疑にお答えしたいと思いますが、繰り返しになると思いますが、この討論に対しての疑問という部分でありましたが、私はお答えすることが討論があったということであります。 あとは高齢者の負担を減らしていくことも大切だということがありましたが、反対討論の中にもやはり2割負担は全員では無くて、一部の所得のある世帯だということも含めてのこの反対討論でありました。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第1号 後期高齢者医療制度窓口負担2割化の中止を求める意見書提出に関する陳情書を採決します。 本件に対する委員長の報告は採択です。 お諮りします。本件は委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、陳情第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 △日程第38 陳情第2号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第38 陳情第2号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書を議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  それでは、本委員会に付託されました、陳情第2号「安心・安全の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書」の審査を、3月15日に行いました。 本陳情は、沖縄県医療福祉労働組合より提出され、参考人として陳情者の出席を求めました。 審査の経過と結果についてご報告致します。 陳情の趣旨といたしまして、医療従事者はコロナが始まる前から少ない人数でずっと医療を支えてきた。調べでは、先進国に比べて3分の1から4分の1の医師と看護師の数でいる認識。本当にしたい看護、医療が出来ない状況があった。夜勤時間や労働時間も遅れており、コロナの影響でようやく実態が国民の皆様に分かり始めてきた。感染症に関する管理は、コロナでようやく行われてきた。必要なのは検査体制の拡充。全国で新規感染者は減っているが、病院に入院している人が多く圧迫している。病院の経営も大変。国から支援金がありどうにか出来ているが、根本的な物を変えないといけないため、国に意見書を求める陳情となっている。 陳情者への主な質疑といたしまして、陳情の趣旨の文から、陳情外としての要請もしているがなぜ項目に入れなかったのかとの質疑に対し、国への意見書になるのでそこまで入れるのはどうかというところでいれてない、気持ちとしてはお願いしたいと言う趣旨との答弁。 陳情項目の3について、医師、看護師、医療技術者、介護職員を増員することとは沖縄県全体か、公立病院も含むのかとの質疑に対し、もちろん国立病院も含め地域全体へ必要となる。全体をとにかく増員していただきたいとの答弁。 陳情項目の4について、保健師の増員とは病院全体への要望か、どこに増員するのかとの質疑に対し、もちろん保健所に保健師は必要だが一般の病院に保健師はなかなかいない。保健師は職員や患者さんのメンタルケアーも出来るため病院にも必要。きめ細やかなケアーが出来るため保健師を増やしたいとの答弁。 陳情項目1から5について、国への要請のみの陳情か、他市町村への状況はとの質疑に対し、基本的には国への意見書、自治体として出来ることは積極的にやっていただきたい。全ての自治体に陳情書を出した。との答弁。 沖縄県議会への要請はとの質疑に対し、県にも陳情している。要請があれば趣旨説明に行くがまだ要請は来ていないとの答弁。 陳情項目2、地域医療構想の見直しについて、沖縄県の現状はとの質疑に対し、県は統合再編は病院名にあがってないが、国立の病院は点数で決めているため満たない場合は再編の対象になる。幸いにも沖縄県はクリアしていた。沖縄県は直接的には影響がないが今後のことを考えて議論して欲しいとの答弁。 陳情項目の5について、社会保障に関わる国民負担の軽減を図ることとあるが、具体的にどのようなことなのか、陳情項目1~5への財政的にはどの程度見込んでいるのか具体的金額はとの質疑に対し、一つには高齢者医療、年金だけで生きて行かざるを得ない状況、当然高齢になればなるほど病気になるリスクは高い、健康の保証、憲法で保障する最低限度の生活を保証するためには、医療は国が責任を持って取り組んでいくことが重要。弱者がしっかりと病院に掛かれる、病気になる前に予防すること等との答弁。 金額の試算はしていない。今はコロナの影響で何が必要かが見えてきた、国民的な議論の中でどこをどうすれば良いかが出てくる、それに対して今は財源がいくらか必要かはわからないとの答弁。 おおむね以上で審査は終了し、討論を行った結果、賛成多数で 陳情第2号「安心・安全の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書」は、採択すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第2号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情書を採決します。 本件に対する委員長の報告は採択です。 お諮りします。本件は委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、陳情第2号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 △日程第39 委員会の閉会中の継続審査について ○仲栄真惠美子副議長  日程第39 委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 経済工務常任委員長及び文教厚生常任委員長から審査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。 お諮りします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり)
    ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 △日程第40 議員派遣の件 ○仲栄真惠美子副議長  日程第40 議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件については、お手元に配りしましたとおり、地方自治法第100条第13項及び北谷町議会会議規則第129条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配りしましたとおり決定しました。 次に、お諮りします。ただいま可決された議員派遣の内容に今後、変更を要するときは、その取扱いを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認め、議長に一任することに決定しました。 お諮りします。これまで本定例会において議決されました事件の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。(閉議宣言) ○仲栄真惠美子副議長  以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。(閉会宣言) ○仲栄真惠美子副議長  令和3年第511回北谷町議会定例会を閉会します。 △閉会(20時27分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   北谷町議会議長  亀谷長久   北谷町議会副議長 仲栄真惠美子   北谷町議会仮議長 田場健儀   北谷町議会議員  玉那覇淑子   北谷町議会議員  與儀 誠...