北谷町議会 > 2021-03-08 >
03月08日-03号

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  1. 北谷町議会 2021-03-08
    03月08日-03号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    令和 3年  3月 定例会(第511回)    令和3年第511回北谷町議会定例会会議録(第7日目)       開議 令和3年3月8日(月)10時00分       散会 令和3年3月8日(月)14時50分出席議員  1番 大浜ヤス子議員  2番 新垣千秋議員  3番 玉城靖規議員  4番 喜友名盛充議員  5番 渡久地政志議員  6番 又吉朋和議員  7番 友利 勉議員  8番 照屋正治議員  9番 宮里 廣議員 10番 高安克成議員 11番 宮里 歩議員 12番 玉那覇淑子議員 13番 與儀 誠議員 14番 仲地泰夫議員 15番 喜友名朝哲議員 16番 阿波根 弘議員 17番 田場健儀議員 19番 亀谷長久議員欠席議員 18番 仲栄真惠美子議員説明のため出席した者の職氏名町長         野国昌春副町長        神山正勝教育長        津嘉山信行会計管理者兼会計課長 伊波興勇総務部長       岸本 満住民福祉部長     知念喜忠建設経済部長     根間朝弘教育部長       玉那覇 修上下水道部長     佐久本盛正町長室長       伊波孝規総務課長       兼城泰志企画財政課長     仲松 明基地・安全対策課長  金城睦彦税務課長       比嘉昌海住民課長       與那覇政彦福祉課長       花城可津人保健衛生課長     稲嶺盛和子ども家庭課長    与儀 司経済振興課長     久田友一観光課長       宮里泰明都市計画課長     田仲康児土木課長       松田健一教育総務課長     西田由紀学校教育課長     大舛勝彦社会教育課長     仲地桃子学校給食センター所長 池原 誠文化課長       古謝哲郎公文書館長      比嘉敬文上下水道課長     島袋辰也職務のため出席した事務局職員職氏名議会事務局長     比嘉良典議事課長       鉢嶺宗則議事係長       宇良留美子    令和3年第511回北谷町議会定例会議事日程(第3号)               令和3年3月8日(月) 10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算について(質疑)日程第3 議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算について(質疑)日程第4 議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算について(質疑)日程第5 議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算について(質疑)日程第6 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算について(質疑)令和3年3月8日(月) △開議(10時00分) (開議宣告) ○亀谷長久議長  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○亀谷長久議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって4番喜友名盛充議員及び5番渡久地政志議員を指名します。 △日程第2 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算について ○亀谷長久議長  日程第2 議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算についてを議題とします。 これから質疑を行います。 14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  おはようございます。議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算について質疑いたします。 それでは、予算書のページが歳入の15ページから16ページ、6款1項1目法人事業税交付金2,982万8,000円についてお伺いをいたします。 これは確か、今年度から新設された交付金と思いますけれども、ここに説明は書かれているんですが、ちょっと意味が分からないんです。それでもう少しわかりやすく説明をお願い致します。 この積算の考え方、北谷町は2,000万円程度の交付金が毎年あるというふうに考えていいんでしょうか。この積算のあり方はどうなっているんですか。 今年度は23款、次年度は6款になっていますが、予算書というのは、こういうやり方ですか。ちょっと18年の議員人生の中で款が変わったというのは初めて見るので、どうなんでしょうか。 次に、41ページから42ページ、20款1項1目基金繰入金24億6,468万7,000円について、ちょっとお伺いします。現在、北谷町の基金全体では102億円、そのうち財政調整基金が約40億円、今回の財政調整基金での繰入が1億4,835万5,000円、財政調整基金から繰入になっております。単純計算しますと財政調整基金が38億5,000万円ぐらいは残るのかと思います。 それでお聞きしたいのは、この財政調整基金の繰入の1,400万円余りについて主にどういうふうに、何に使われるんでしょうか。あとコロナ対策にも使われるんでしょうか。あとの説明の2番から11番までの10の基金も主に何に使われるんでしょうか。主なもので結構です。よろしくお願いいたします。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。予算書の15ページから16ページ、そして6款の法人事業税交付金についお答え致します。 こちらにつきましては、議員がおっしゃるように令和2年途中でこの税制改革改正に伴ってこの項目が出てきました。それで令和2年度におきましては、すでに款の方では、当初の方で決まっていたので、これはコロナ交付金の例も一緒なんですけども、一番後ろの款に付けておりました。 令和3年度から議員がおっしゃるように今後この法人事業税が常に入ってくる項目になりますので、それでこの6款の方に新設して、他7款以降ずらしているということです。 そして法人税に関しては国税、そして法人住民税、これは市町村であります法人住民税というのがあります。そして法人事業税というのは、県税でございます。この3つの国、県、市町村というものがありまして、この令和2年度に税制改正がありまして、北谷町の法人住民税法人税割というところの率が減額されております。その減額分の補填策として県税から一部予算が投入されてところが、この法人事業税交付金になります。 こちらは会社の資本とか、従業員の数とか、そういった固定的なもので算定される部門と、そして利益、これは変動するものですけども、利益を勘案して算出する方法の2つがとられております。 一定の大きな会社になっていくと、規模が大きくなってくると、その算定の方法が変わってくるという仕組みになっております。 予算書の42ページ、20款の繰入金、そして基金繰入金の部分で説明の1番から11番まで基金がございます。 財政調整基金につきましては緊急な時とか、あるいは当初の歳入歳出の予算のバランスをにとるため、この財政調整基金というものがございます。それで今回のコロナで補助金があって、その裏負担分とか、あるいは独自事業とか、災害とか、緊急的なものに使われるものが財政調整基金になっております。 この令和3年度の予算につきましても、まず歳入、使用料とか、町税とか、国庫県支出金を充てた歳出のバランスをとって、そこで歳入が届かないものについては起債をしたり、この財政調整基金バランスを歳入歳出で合わせるという役割があるので、どの事業に振り分けられているかというのは特定できないようになっております。 そして2番以降の基金につきましては、基本的にこの基金はそれぞれ基金条例というのがありまして、大きな構成がこの条例の構成が設置、要はこの条例基金を設ける目的が掲げられております。この条例の最初に。そしてこれを積み立てていく、そして確実に管理してくださいというふうな管理の条項もございます。そして運用収益の処理、いま一部定期預金をして一部収入がありますけれども、運用ということもこの中でやっております。そして処分、この処分は目的を達成するために取り崩す、いま御質疑がある繰り入という取崩しの作業をするときに、この処分という項目が、条項があります。この目的にかなった形で取崩していくと。 いま予算書の2番目に減債基金繰入金というものがありますけれども、こちらは今、約65億円ぐらいの借金の残があります。それを返していくときに、スピードアップして返すときに必要な基金がこの2番目にあたります。これをいま費目存知にしております。 そして3番目の普通財産処分基金運用基金繰入金、こちらが先行して工事を行うときに土地を買ったり、あるいは物件補償したりとかする基金でございます。 これはいま謝苅中央線の補償とか、土地の購入とかいうもので使われております。そして美浜地区開発基金繰入金、こちらにつきましては、原資は美浜の公共駐車場と、ベルシステムの貸付金でこの基金が成り立っております。そして美浜周辺の整備、あるいは駐車場整備に充てております。 5番目のキャンプ桑江北側返還跡地まちづくり基金繰入金、これは特別会計のような形に、いま区画整理事業が行われていますけれども、保留地処分とか、そういったものが原資になっていて区画整理事業を進めております。 そして6番が浜川漁港多目的利用施設整備地区開発基金繰入金、こちらはフィッシャリーナ整備事業、この原資は土地を販売して、約15ヘクタールの土地の商業地を販売して得た額が原資になっております。これは毎年行っている整備事業や、埋立ての際にお借りした借金を返済するものに充てております。 そして7番目の北谷町ふるさと応援基金繰入金、こちらは皆さん御存じのとおり全国から頂いた応援寄付金を原資として返礼品、そして委託をして全国に北谷町のアピールを発信していると返礼品とか、特産品を発信しているという業務に充てております。 8番目が北谷町観光振興基金繰入金、こちらの方の原資は入湯税とか、そういったものが原資になっておりまして、観光振興にかかる支出の方に充てられております。 9番目が特定駐留軍用地等内土地取得事業基金、こちらは御存じのように一括交付金を原資として先行取得、あるいは計画書を作ったりする、こちらは主に先行取得にかかる事業に充当しております。 10番目が博物館建設基金繰入金、こちらは北谷町の博物館建設のための基金でございます。原資はいま単費でございますけれども、新年度から9条で基金を更に増やしていくという考えでございます。 11番目に北谷町特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金繰入金、こちらの方は、先ほどの1つ前の博物館と重複するところもあるんですけれども、今年度から9条も博物館で基金を充てていくと、上の10番目のものは、これは単費の基金ですね、そして今、この9条の基金につきましては従来の給食センター、新年度に給食センターの工事が始まるので大きく12億9,000万円ほど繰り出して工事をするというものに充当されます。 ○亀谷長久議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  よく分かりました。それで基金繰入について、ちょっとお伺いしたいんですが、いま課長は財政調整基金についてはコロナに使いましたかと質疑しましたが、おそらく使ってないんでしょうね。答弁しなかったから。 それで、私達議員に最近、市町村課から基金の資料が全部配られまして、この資料によりますと、沖縄県で基金が100億円、財政調整基金が40億円を超えているのは5か所しかありません。那覇、沖縄、うるま、宮古島、嘉手納町、北谷町、5市町です。いわゆる中核と言われる浦添とか、宜野湾市より北谷町はたくさんあるわけですよ。 それで先ほど財政調整基金は、緊急時に使われる、いろんな補填とかすると言いましたけど、いままさに困難緊急時だと思いますけど、そういった財政調整基金というのは、コロナ対策に出すべきではないかと。 いま財政調整基金の残高規模のあり方について少し質疑しますけど、財政調整基金というのは一般的に標準財政規模の10パーセントから20パーセントが適切だと言われております。本町の考え方をお伺いしたいんですけど、いま現在40億円というのは妥当な数字なんですか、今後の財政運営を踏まえた場合に、最低限いくらの残高を確保しておく必要があるんでしょうか。 いまコロナ対策財政調整基金から最低限いくらぐらい財源を回せるというふうに考えていらっしゃいますでしょうか、お願いいたします。 次に、83ページから84ページの2款1項6目、説明5コミュニティバスの導入事業6,177万4,000円について質疑いたします。まず次年度で実証実験を終わるので、それで1点目の質疑で、次年度で結論を出すということですか。 2点目、この検討調査業務とかありますが、当然これを基に検討していくと思いますけど、この調査項目の主なもので結構ですので、こういう項目を調査するとか。どういう数字が出れば本格運行に決定すると言うことに、皆さんは目標みたいに立てているんですか。収支率なのか、稼働率なのか、町民の利便性なのか、この目標値を立てているんでしょうか。 そしてもう1つは、事業費が6,000万円に約2倍になりますね。この収支率というのはどうなりますか。収支率というのはハードルが高くなるわけですか。その辺のハードルが高くなるのは、なかなか本格運行にならないということもあるのかどうか。 私が提案したかったのは、浦添方式の乗りたい場所から降りたい場所へ、乗降所方式ではなくて、バス停の方式ではなくて、浦添方式にではなかったんですか。そういった、どういった議論があってバス停方式になったんですか、いろんな視察とかもやったんでしょうかね、浦添に聞きますと、乗る人が相当増えていると、それを聞きまして、その辺どうでしょうか、どういう議論があったんでしょうか。それと、バス停が遠い人は不公平になりませんか、どうでしょうか。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えします。先ほど他の市町村の基金残高の話がありました。冒頭に先ほどの回答の中でそれぞれの目的を持った基金が我々102億円あるということです。それで緊急の時に使える基金というものが、この財政調整基金になっております。 沖縄県内で100億円を超えるのは1つだけです。宮古島です。那覇が約54億円、北谷町は今年おそらく積めば、最終的には40億円までいくと思っております。年度途中で私は37億円と答えましたけれども、年度末にはおそらく40億円まで積み上げると思っております。 そしてお隣の嘉手納町で61億円、これが30年度決算になっております。そしてコロナ対策というところで、これまで令和2年議員の皆さまと共に、町民と声を聞きながらコロナ対策を行ってきたわけですけれども、当初は臨時交付金も頂きながら、そして自主事業もしながら令和2年は対策をとってきました。 当然その中には財政調整基金も1億円あまり投入されております。そしてこの適正な規模というのは何パーセントという、ある程度の目処はございますけれども、皆さん御存じのとおり、北谷町はこのようなちっちゃな町でありながら160億円、あるいは180億円規模の事業を行っております。 そういった中で、今年度サンセットビーチ、パークゴルフ給食センターが始まります。そして今年度1億円あまりの設計を入れて北谷中学校の建替えも予定しております。それでいま普通建設事業費で24億円ぐらい上がっております。来年も同じような形で博物館とか、25億円ぐらいの想定がされております。 令和5年度は26億円と、この歳入と歳出のバランスは皆さんが見て、令和3年の予算を見て分かると思うんですけど、次世代の子ども達に引継ぐ起債というのが10億円も上がっております。なるべく起債をしない、子ども達にあまり残さないような形でというところもありますけれども、学校のような長く使うものは次世代にも負担してもらうということで起債を行っております。そういったもので、なるべく少なくしながら、毎年借金を返すのは毎年約7億円から8億円ですが、今回それを上回るような形で10億円をお借りするということもあります。そういった大型事業を控えていく中で、財政調整基金も非常に貴重な財源になっております。 いま歳入歳出バランスで予測した計画では、今年が約8億円、来年が10億円、8億円とか、バランスが取れないような年があと4年ぐらい続くんですね。 そういった中でコロナも、この4月ですぐ終わりと言うことはないし、ずっと続いてくるでしょう。そういった事も考えて効果的な我々独自の施策というものは、これまでどおりこの財政調整基金の貴重な財源を効果的な使っていきたいと考えております。 そして予算書84ページ、コミュニティバス、沖縄県の一括交付金を活用して県とも調整しながら3年間伸ばしてもらったんですね。この実証実験が令和3年で終えることになります。 議員が御質疑あるように、この令和3年でジャッジしなければなりません。1つの要因として、この判断する要素としましては、先ほどありました収支率、これが25パーセントを目標にしております。そしてこの利用者の利便性、その公共交通の空白地を埋めていくと、そして交通弱者に乗ってもらうということで、このコミュニティバスを走らせております。 いま予算が2倍以上も上がっているという話がありました。委託料が例年約3,000万円なんですけれども、今回は3,800万円に上げております。こちらは今回初めてデマンド型の事業を行うことで、これまでバス事業者を対象に公募をかけてきました。このコミュニティバスになると、貸切のバス事業者をはじめタクシー事業者も参入できます。 それで多くの事業者から見積もりを取った結果いま3,800万円、例年よりも800万円多く計上しております。こちらはまたプロポーザルで事業者を決定していく予定でございます。これはバス事業者タクシー事業者貸切事業者、全ての人たちを対象に免許をもった事業者を対象にプロポーザルで決定していきたいと思っております。 そして約1,100万円ぐらいプラスされております。こちらはオペレーション業務、電話を受付ける、デマンドになると、これまで町民がバス停で待っていたものが、今度は電話をかけるという手間が出てきます。電話を掛けて自分が乗りたい時間、場所を伝えると、それを受付するオペレーション業務が入ってきます。そして何人もの乗り合いで走らせますので、最適ルートというものをシステムで検索してルートを決めて走らすという業務があります。そちらを含めて1,100万円といううに計上しております。 初年度初めての試みなので、こういった見積もりをもらいながら、いま予算を組ましてもらっております。これは経験を積むことに非常にコンパクトに、また皆さんが描くようなものを付加価値を付けていくということも本格運行になればできると思っております。いまはなるべく変数を付けないような形で料金も一定、そしてバス停留所もそのまま使うということでスタートさせて頂きたいと思っております。 公共交通会議の中では、浦添方式のような形になってくると、よりタクシー事業者に近づいてくるんですね。そうなるとタクシー事業者からの反対も出てくる。浦添の場合は一番優先権があるバス、免許の難易度も高い乗合事業者というバス事業者が参入しなかったんです。あそこの浦添は。そして二番手のタクシー事業者がこの事業をやるということになったので、議員がおっしゃるようなドアツードアになるような形になっております。 私たちは、いまバス事業者も、タクシー事業者も、貸切事業者も全て併せて競争で北谷町のコミュニティバスを走らせようと計画しているので、いまこのような、なるべく従来のコミュニティバスの形を変えないような形でスタートをさせていただきたいと思っております。 ○亀谷長久議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  先ほどの財政調整基金の件ですけど、いまパークゴルフ場の話とか、学校建設の話とかしていましたけど、そもそも財政調整基金というのはここに充てる財源ではないと思います。緊急時に使うお金と私は思いますけど。違いますか。 あとコミュニティバスですが、この委託料ですけど、運行業務委託検討調査業務委託予約業務受付委託と、この3つに分かれていますが、全て3つ同じ会社に委託していくということになっているんでしょうか。 この予約業務受付に説明の方に専用の予約センターへ電話するというふうに説明されていますけど、この予約センターというのは、どこに出来るんでしょうか。どこの場所に出来るんでしょうか。 あとは電話で予約と書いてありますけど、浦添方式はネット予約をどんどんやっているんですよ。ネット予約は可能なんでしょうか。バスの待機場所は、従来の待機場所ではできないと思いますけど、どこに待機場所を設定しているんですか。 あと格安回数券は、浦添は発行しています。検討していますか。 もうひとつ3点目に町民への周知、これが一番大事かと思いますけど、このバスがなかなか分かりづらいので、町民に利用促進を図るために町内の各団体とか、あるいは自治会、そういった所で説明会をする予定はありますでしょうか。 もうひとつ要望事項として、スタートしたばっかりですので、いますぐやれという話ではないんですが、よくお年寄りから言われることは病院に行くとき、殆ど北谷町から通う総合病院と沖縄なんですよ、北谷町には大きな病院が無いんですよね。病院代は1,000円で、タクシー賃が5,000円かかりますよと、何とかならないの、あんた議員でしょうと言うんですけど、いや私では何とかなりませんというふうに答えるんですが、将来的には沖縄と一緒に、広域的にやる検討もしていいんじゃないかと思っております。 もう1点だけ、朝の8時から20時まで、確か私が聞いた範囲では浦添は7時から19時までだと、なぜ学生の通学用に使わせると、その辺は議論にならなかったんでしょうか。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。財政調整基金につきましては緊急時と、もう1つは歳入歳出のバランスを取るために、先ほどお話をしました歳出予算が、行政サービスの歳出予算が決まるとそこにひも付けされる国県の補助金、そして使用料とか、町税も含めて歳出のバランスを歳入で取るんですね。そこでバランスが取れなかったものを財政調整基金バランスをとるというような機能もございますので、補助金が100パーセントだったらいいんですけど、3分の1補助とか、3分の2補助とかあった場合には、その裏負担分として、この財政調整基金が使われます。ですから緊急時だけではないということです。 そしてコミュニティバスにつきましては、いろいろ提案も含めてありがとうございます。3つの業務がありますけれども、いまは別々で考えております。ただ見積もりをとった際には、私たちバス会社も、あるいはタクシー会社オペレーションの業務はできますよということでお話は聞いております。別々で発注は考えております。もしかしたら、同じ業者がこのオペレーション業務もやるかもしれません。そしてそこに含まれるシステムというのは、一括交付金でシステムを購入して対応するような形でこれを使ってもらうというような形であります。 予約センターというのは、そういうことで、この事業者の事務所になるかもしれないし、ほかの市町村ではシルバーにお願いしているとかいうのもあるようです。 そして今は皆さんが使っている電話を基礎にスタートさせてもらいたいと思っております。議員がおっしゃるように、やはり画面見ながら、ネット予約という方法もかなり分かりやすいと思います。そういったことも今後当然導入については検討させてもらいたいと思っております。 待機場所は基本的にはバスをスタートさせる時には、きちんと安全点検をしてバスを走らせますので、バスはそれぞれのバス会社、あるいはタクシー会社がもっている車庫がその拠点になります。そこからずっと走り続ける、予約を受けて走り続けるような形になります。 そしていま利用している回数券もなるべく継続して使いたいんですけども、一旦はいま発行しているコミュニティバスの回数券はストップして、落ち着いた頃にまた、これはデマンド型の回数券というものもまた検討していきたいと思っております。 周知のほうは非常に大事で、いま7月1日からスタートしようと思っております。これはバス停留所とか、あるいは自治会とか、広報紙はもちろんのこと、そういった媒体を使って、あるいはコミュニティバスにこれを乗っけて説明もしていきたいと思っております。 議員がおっしゃるように、病院というところで私たちのコミュニティバスの目的は公共路線につなげて広域まで足を伸ばすということも公共交通を活性化させるという目的もございますので、一昨年には老人会の方に赴いてマイ時刻表というのを使っております。どこの病院へ行くんであれば、北谷町のこのバス停で公共路線を何時に待って貰えれば病院に行けますよというマイ時刻表というものを策定しております。そういった取組も進めていきたいと思います。 できれば、いま去年から中部広域でこの公共交通にかかる研究会を行っております。そういった中でも、いま議員がおっしゃるように、コミュニティバス同士をつなげたらどうかというお話も出ておりますので、これは県も入って、この研究会の勉強会があるので、その中で広域的にコミュニティバスをつなげていくと言うことも前向きに考えていきたいと思っております。 そして高校生はこちらの町道桑江17号線が止まったときに、いま老人福祉センターの講座を中心に時間を合わせているんですけど、高校生を乗せるために、そこに時間を合わせたら老人福祉センターの方が時間が少し不便があったということもありました。結果として高校生は乗らない、乗ってないんですね、データでは。 そういったことと、今までのデータを見ていくと、議員がおっしゃるように、7時の便がございました。ただ第1便はやはり利用率が非常に低いんですね、そういうことで効率的に走らすということでいま8時から18時までコミュニティバスをいま走っております。この2年ぐらい。 それは継続して、実証実験最後の年も併せてこの時間帯で進めていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  84ページのコミュニティバスなんですけども、先ほど25パーセント目標ということだったんですけども、その25パーセント行くか行かないかということで、そこだけではないと思っているんですけども、判断基準としていまの状況から7パーセント、それぐらいから25パーセントまでということで改善はするとは思うんですけど、そこまで行くのかという気になるところでありますけど、ほかの判断材料というのはどういったことになるのかというところをお願いします。 あと123ページ2款4項8目の説明のところで、衆議院選挙というのがあるんですけども、この費用に関しては、おそらく従来の選挙の予算から引っ張ってきているのかと思うんですが、今回一般質問にもあるんですけども、裁判官の件もあると思うんですね。 そこで前回の説明の時にも伺ったんですけども、前選挙管理委員長が退任に至る、中身としてもそこが引っかかっていたような感じで聞こえたところがあったんですが、機械に関して、システムに関してはどういう想定をされているのか、いまここに書かれている予算でとどまると思ってないんですけど、その辺をもう少しお願いをします。 190ページ3款2項4目の説明の方で、子育て支援の増進ということであったんですが、予算書190ページ、放課後児童クラブなんですが、前回公設公営の可能性で、それで検討するということだったんですが、先ほどコミュニティバスの件でもタクシー業者にも対する影響があると、そこを鑑みてドアツードアではなくて、停留所にという話だったんですけども、これ放課後児童クラブ、これを公設公営でやるということは民に対する影響というのが確実にあると思うんですよ。浜川小学校の目前にあったりするわけですし、その辺の影響が前回の説明では限られると、影響が限定されるということだったんですが、その辺の影響が限定されるというところが、少し気になるんですけども、この施設を作るには、もちろん今回の予算に関しては問題ないですが、方向性、その辺の議論について少し教えていただきたいと思います。 あと下の方にある町立保育所ICT化促進事業というのがあるんですけど、これについても全体で結構な額がいくんですよ。システム化して作業負担を減らしていくというのは勿論、いまの世の中でもありますし大事だと思います。 この他の仕組みもたくさんある中で、このいまICT化というのは、メーカー等いろいろあるんですが、そういうシステムを運用しているところ、その辺何か目処があって、これぐらいの金額だとあると思うんですけども、そこを選定した何かしらの理由、根拠というかというのがあればお願いをします。 またその中で、例えば自分は実はこういうアプリを使っている会社にいて使っていたんですよ。まさに担当だったので、いまスマホがあるからあれなんですけど、アプリを導入してダウンロードして、そこでシステムと連携させて自分の我が子の情報をいろいろやりとり出来たりするようなアプリもあったりもするんですが、そういう機能とかも検討されて、中に含まれているのか、業務用の業務負担を減らすためだけのシステムになっているのか、その利用者の喜ぶような、そういう作りになっているのか、少しわかるようであればお願いをします。 次、294ページ、GIGAスクール構想事業で、10款1項3目の説明のほうですが、ここの色々項目があるんですけれど、ソフトウェア使用料とか、いろいろあるんですけど、もう少し細かく何か中身の方を少し説明をお願いしたいなあと思います。 234ページ6款3項2目で、水産振興費のほうで、約850万円増となっているんですが、おそらくこの産業団体育成補助金と言っているんですけど、これはどういったのを目的とした補助金なのかと、どういう形で考えているのか少し中身の方をお願いいたします。 236ページの漁港建設費港湾建設費4,700万円程度と形で書かれているんですけど、これはどういったことをやろうとしているのかというところで説明をお願いします。 314ページ、10款2項2目の説明で教育振興費の中で説明の中で1,700万円減となったということであったんですけども、その中身というのは、大きな減となっている、これは何なんだろうというところで説明の方をお願いをいたします。 374ページ、10款5項5目文化費の町指定文化財保護事業費の清掃委託料というのが、わずかではあるんですけども、どこにどういう形で何をするのか、清掃といっているんですけど、具体的にどういうことが想定されてやっているのかちょっとお願いします。 同じく、その下の方に外構設計業務委託とあるんですが、この前お話させて頂いたんですけども、中身がまだ決定出来てない部分の中で、外からやっていくという手法。 消防の方もそうなんですけど、建物をまず作った上に、のちに外構と入ると思うんですよ。お家を造る際も、建物を造った後に外構へいくはずなんですよね。すぐに外構という形になっているので、中身が決まってない中で、これ外構という方向にいくのは流れは良いのかとちょっと気になるんですが、その辺いかがでしょうか。 376ページに、北谷グスクの保存整備事業を受けて幾つかあるんですが、この中身をお願いします。 378ページの中段近くに、うちなぁ家管理事業といろいろあるんですけども、結構な額だなあと思って、業務委託料に結構とられているのかなあと思ってはいるんですが、前にちょっと提案も含めたんですけど、民間に例えばそば屋さんとか、そういう形で委託をして、実際に使いながら管理していくという方法もあるんじゃないかと思うんですけど、その辺の議論として「もっと有効活用しようよ」という議論はないのかと思っているんですが、その辺の議論の方も含めてお願いをいたします。 389ページの10款6項3目、この一般質問でやっているので、あれなんですけども、この給食センターの建設事業という形でなっているんですが、どんな感じで、大きな事業ではあるので、これまで同様通常の入札をやるんでしょうが、その物自体は決まっているので、プロポーザルも何もあったもんではないんですけども、少し消防もそうだったんですが、町内の事業者がどのような関わり方をしていくのかとちょっと気になったりするんですけども、これも入札の選定の中で議論されることではあると思うんですが、JVのあり方とか、その辺の議論というのは、もちろん企業側に何かしらの、こんな形とか、こういうアプローチとかもやったりするのか、それも自由にやって下さいみたいな感じの、分からない部分があるので、よかったらお願いをします。 説明の方で176ページ、歳出予算についてというところで、人件費が1億5,000万円、5.5パーセント、今年度、令和3年度の予算に対して大きな額が動こうとしているんですけど、具体的に何故こんな大きな額が動くのかというところで御説明お願いします。 あと投資的経費というところで、建設事業に対して57.4パーセント、16億円のお金が動くんですが、これまでの今回、先ほどの説明にもあったんですが、いろんな大型事業が控えているということも含めてあるんですが、近年ではどうだったのかと思うんですが、その辺の資料をお持ちでしたら、その辺の比較も含めてどんな状況だったのか、もうちょっと示して頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
    亀谷長久議長  しばらく休憩します。 △休憩(11時02分) △再開(11時12分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  予算書190ページ説明、放課後児童クラブ法的施設整備事業の質疑にお答え致します。 まず放課後児童健全育成事業につきましては、国は子育てプランの第一期計画策定の際に、放課後の居場所づくりを強力に進めてきました。第二期では新放課後総合プランを作成し、市町村においても、これに基づいた計画作りをするようにされております。 女性の就業率を80パーセントに上げるという国全体の目標がある中で、いま課題となっているのが小1の壁で待機児童の問題です。それを解消するために、全ての児童が放課後を安全安心に過ごし、多様な体験活動をおこなうことができるよう放課後児童クラブを全国的に整備することが目標とされております。 2023年度末までに全国で約30万人分の受け皿を整備することとされております。その中で事業をする場合には学校施設を徹底的に活用することとされておりまして、新たに開設する児童クラブの約80パーセントを小学校内で実施することを目指すとされています。 この理由は、現在民間が実施している学童が賃貸の場所とかを活用していて、必ずしも子どもにとって快適な環境ではないというのがあります。例えば空調であるとか、男女別のトレイが無いであるとか、着替えのスペースが無いであるとか、あとは遊び広場が無いという課題があるとことで、学校敷地内であれば校庭等の活用や、スペース等も十分とれるというメリットがあるということでこのように進めております。 今回、民に対する影響がないかという御質疑ですけれども、まず平成30年に実施しましたニーズ調査では、学童を利用していない方が今後、浜川小学校域で89名のニーズがありました。現在利用していない方のアンケートで自由記載のところがあるんですけれども、やはり放課後児童クラブは料金が掛かるというイメージがあって、利用していない人の3割が料金の理由で、いま申請さえしていないという情報がございます。 公的施設であれば減免等も活用でききますので、これまで料金が気になって利用できなかった方も申請が伸びるものとみております。ニーズが89名で、現在利用している人もいる中で、新たな受け皿を作ったとしても、どちらかと言えば低所得者とか、費用負担が厳しい方は公的学童を利用して、いろんな教室とか付加価値を求める、民間の学童の付加価値を求める人たちはそこに流れていくのではないかと見ています。 次に、同じく予算書190ページの町立保育所ICT化促進事業です。こちらはメーカの選定はまだ実施しておりません。予算議決後、新年度に入ってからその作業に入ります。 アプリにつきましては、詳細はいま資料を持って無いんですけれども、民間で活用されているものはアプリ等が活用されておりますので、その辺基本システムに入っているのか、オプションに入っているのか、その辺はまた調べていきたいと思います。 昨年、今年度にかけて保育所の主任から所長クラスが民間等を視察して利便性が良さそうな物をピックアップして予算の見積もりの根拠としております。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。コミュニティバスの判断基準につきましては、先ほど仲地議員の答弁でも行いましたけれども、25パーセントの収支率とあと利便性、これまでずっと利用者の方々からはアンケートをとっていまして、7割強の方が外出機会が増えたというアンケートも頂いているので、高齢者の方が元気になって、そして社会に出て活動しているというところは、この数値で分かると思います。そういった事を総合的に勘案して判断をしていきたいと考えております。 企画財政課の方で先ほど普通建設事業費の話がありましたけれども、過去の普通建設事業費、平成28年から申しますと、普通建設事業費全体で約42億円、そして平成29年が29億円、そして平成30年度が24億円、令和元年度が34億円となっております。 ○亀谷長久議長  久田友一経済振興課長。 ◎久田友一経済振興課長  お答えします。予算書233ページから234ページにかけて、6款3項2目水産振興費のうち説明欄の補助金で産業団体育成補助金がございます。これにつきましては計上させて頂いている852万8,000円につきましては北谷町漁業協同組合の青年部に対して漁船燃料の補助を目的としております。これは令和2年9月の補助で頂きました産業団体育成補助金467万4,000円に続くものであります。 今年度の内容は、同組合において継続者の確保と、若年操業者の技術習得等を目的として設立された青年部組合員が行う延縄漁とパヤオ漁業の漁船の燃料補助となっております。 あともう1点、予算書ページめくりまして、235ページから236ページ6款3項4目漁港建設費で、先ほど工事費が4,000万円ぐらいという話だったんですけど、これにつきまして、もう一度ページをめくって頂いて、237ページから238ページの右側の説明欄に工事請負費(単独)ということで4,500万円あまりあるんですけど、こちらの御説明をまとめて、回答をさせて頂きます。 工事につきましては2点ございまして、フィッシャリーナ通路植栽工事1,131万9,000円、これにつきましてはフィッシャリーナの第二駐車場というのがございますけど、その背後に今年度開業するホテルがございまして、工事が去年終わったんですけど、工事の完了に伴って隣接する部分の植栽の設置工事があるんですけど、これを新年度に行うと。 もう1点がフィッシャリーナのゲートサイン看板設置工事3,417万7,000円となります。これにつきましては、フィッシャリーナの入口、ちょうどファミリーマートがございますけど、そこの入口、国道側からフィッシャリーナに向かってその入口、その両側に緑地がございまして、そこにフィッシャリーナの入口を示す看板、ゲートサインの看板を設置するものであります。 ○亀谷長久議長  兼城泰志総務課長。 ◎兼城泰志総務課長  ではお答えをします。まず予算書123ページの衆議院議員選挙についてですけれども、議員がおっしゃるのは、国民審査の計数のことだと思うんですけども、国民審査の計数機と表現しますけれども、計数機につきましては当初予算には組み込まれておりません。しかしながら衆議院議員選挙の解散のタイミングがまだ不透明であるところから、急ぎで調達しないといけないだろうというふうなこともございまして、現在、購入に向けた事務調整を行っているところでございます。 人件費の増につきましてですけれども、人件費の増につきましては、職員給で職員の1名の増員であるとか、外部の事務組合からの引上げ等、あとは再任用職員5名、今回から採用しておりますけれども、その辺で増が出てきたというところでございまして、また今年度から始まりました会計年度任用職員の期末手当等、報酬等とも増がございまして、人件費が増になっていると、令和3年度の予算では増になっているというところでございます。 ○亀谷長久議長  西田由紀教育総務課長。 ◎西田由紀教育総務課長  予算書389ページから390ページの学校給食費の学校給食センター建設事業についての御質疑にお答えいたします。現在進めております実施設計業務が完了しましたら、今後は工事の執行に向けて取組を行っていくこととなります。 契約事務を執行するにあたりましては業者選定委員会に諮って進めていくこととなりますが、公正公平な契約となるよう努めてまいりたいと考えております。 ○亀谷長久議長  大舛勝彦学校教育課長。 ◎大舛勝彦学校教育課長  御質疑にお答えいたします。予算書294ページのGIGAスクール構想事業につきましてですが、御承知のようにGIGAスクール構想におけるハード、ソフト、それから人材を一体とした形で進めておりますが、こちらに関しましてはデータ通信料がインターネットのプロバイダ通信料、それからソフトフェア使用料に関しましては、有害サイト等へのアクセスを制限するフィルタリング使用料、それから記載がございませんが、その他委託料ということで、こちらの方にはあります。 それから予算書313ページ教育振興費の主な減につきましてですが、こちらに関しましては、昨年度学習指導要領の改定に伴いまして小学校の全教科書が改定になっておりますので、それに伴う教師用の指導書、その他が大きな減の要因となっております。それと併せてデジタル教科書の減というのが大きなものになっております。 ○亀谷長久議長  古謝哲郎文化課長。 ◎古謝哲郎文化課長  10款教育費、5項社会教育費、5目文化費について答弁をさせて頂きます。 まず始めに町指定文化財保護事業費、こちらの清掃委託料の内容でございますが、こちらにつきましては北谷グスクの年3回の清掃になります。草刈り中心の清掃になります。 続きまして町立博物館整備事業、こちらの外構設計につきましてでございますが、こちらの外構の設計につきましては博物館のレイアウト、博物館がどの場所に建つかというところのレイアウトが決まれば発注可能であると考えております。 そのレイアウトが決まれば、駐車場から入口のエントリー等で、こちらにつきましても一体となった設計をする必要がございますので、一緒に進めていきたいと考えております。 続きまして北谷グスク保存整備事業、こちらの内容ですが、基本的には次年度国指定に伴ってシンポジウム予定しております。そちらの講師の旅費であったり、シンポジウムのポスターであったりする消耗品、及び調査委託料としまして現在、北谷グスク北側の斜面が相当急傾斜となっております。そちらの急傾斜、北側平坦地につきましても過去の転石であったり、落石であったりという後から見れますので、こちらについてどれぐらい北谷グスクとして斜面が安定しているのか、というのは事前に調査する、対策する前に必要がございますので、安定度の調査を考えております。 続きましてうちなぁ家につきまして飲食、そば屋とかを有効利用しながら営業したらどうかというところですが、現在うちなぁ家の設置条例施行規則におきまして指定された場所での飲食はできない状況でございます。 ただし庭では豆腐づくりや草木染めなどの講座を開催した過去がございますので、今後、指定された場所、当然飲食ということは室内を想定していると思いますが、こちらについても少し課内、及び教育委員会等々で議論して有効に活用する必要があるのかどうかも含めて検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○亀谷長久議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  ありがとうございます。まず衆議院議員選挙の件ですけども、これのだいたい額とかも見えてきているところなんですか。その辺、今回の直接的なのはないんですけど、見通しとして、もし聞けるのであればお願いします。 水産振興費振興対策事業費で850万円程度という話があったんですけど、昨年度もあったということも含めて、コロナ禍ではあるんですけども、その辺の影響というのは無いのかと、もちろん後押しするために必要なものであるならば、全然どうぞどうぞという話ではあるんですが、実際いまどんな状況なのか、現状を把握されているようであればお願いをします。 町立博物館の外構設計に関してですけど、これは何が何でもみたいな感じと思うんですけど、手順として、だから先ほど言いましたように、本来の手順としては建物を造った後に外構を考えたりすると思うんですけども、そこが外構からスタートするという所に少し引っかかりがあるんですよ。 その辺は通常どおりやっているんだよというところなのか、それとも今回は外構からやろうやという流れになっているのか、少しはっきりしないので、その辺少しお願いをします。 うちなぁ家なんですけども、あれに関して条例でしたか、それということだったんですけど、南部の方でそういった施設を民間に活用してということはあったりするので、そういう方向で、やはりせっかくの建物ですので、タクシー運転手がここに来てという、お客さんを連れてきてとかということをよく聞いたりはするんですけども、もっと町民自体も、あそこで活用できるような意識するような、認識するような方向でもっと議論ができないかと思っているので、その辺の前向きな議論をちょっと期待したいんですが、その辺どうなんでしょうか。そういった議論が今まであったのか、無かったのか、これまでどおりで構わないよというふうになっているのか、その辺を少し話があったのならお願いをしたいと思います。 町立保育所のICT化ということでシステムの件があったんですが、これは目処としては、どれぐらいにシステムを決めて我々がこんなもの、こういうシステムを活用しようとしているんだよというのが見えてくるのかと、そういう目処がありましたら、お願いをしたいと思います。 放課後児童クラブに関してなんですけども、民間の児童クラブもそうなんですけども、近くにはまた児童クラブの方が近隣にありますが、あの辺の影響というのはどんなですか、別物という考えはそれはそうなんですけれども、せっかく目の前に児童クラブもあるのに、その辺の影響、今後の見通しというか、人が学童の方に流れるというふうことは、あの児童クラブの意味合いというのが少し変わってくるのかと思ったりするんですが、その辺も議論があるのか、無いのか、お願いをします。 ○亀谷長久議長  兼城泰志総務課長。 ◎兼城泰志総務課長  ではお答えをします。額についてどの程度かというところでございましたけれども、選挙管理委員会と企画財政課と調整しているところではございますけれども、概ね250万円程度というふうな話を聞いております。 ○亀谷長久議長  久田友一経済振興課長。 ◎久田友一経済振興課長  お答えします。産業団体育成補助金を受けている北谷町漁協の青年部のいまの活動状況という御質疑だったかと思うんですが、昨年、10月頃から事業が始まっているんですけど、青年部の皆さんは大変頑張って、割と頻繁に競りの状況とか、デジカメとかでデータで送って来られて見るんですけど、この競りに魚がこれだけ並ぶという状況はしばらく見なかったというぐらいの漁獲量があったんです。 補助しているのは青年部に対してなんですが、先輩の漁業従事者もこれに少し刺激を受けて自分たちも頑張らないと行けないというふうな、良い刺激があって大変好ましい状況であったんですけど、年が明けて緊急事態宣言が出て、飲食店が軒並み休業というか、そういった状況になって、なかなか魚の買い手が付かないとか、そういったのもあったりして、競りもお休みになったりとかもしてもいたんですけど、厳しい状況が続いていたと、ただ緊急事態も明けましたので、今後漁協の青年部の活動については注視していきたいなあと思っています。 あとこの支援なんですけど、実はコロナ禍が始まる前からお話がありまして、たまたま開始がコロナ禍と重なったと言うことでありまして、結果的にではありますが、支援にはなっているのかなあと思います。 ○亀谷長久議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  予算書190ページの保育所ICT化促進事業の質疑にお答えいたします。まだ具体的な時期の目処は立っておりません。 次に、同じく190ページ放課後児童クラブ公的施設整備事業にかかる質疑にお答えいたします。 議員が児童クラブと御質疑ありましたのは、児童館の事として回答いたします。児童館は、本町におきましては小学生がよく利用している館ですけれども、この施設の役割としては、18歳までが対象となる児童館です。これからに向けては保護者が就労等で不在で、放課後の生活の場所が必要な子は放課後健全育成事業を活用する。それ以外の自由来館で対象者をしぼらない0歳から18歳までの子どもは児童館を活用していく、これまで弱かった中学生や、高校生への対象についても国の新ガイドラインで示されておりますので、児童館職員にもそこは意識するように伝えております。 また児童虐待等の地域での見守りの件がありますが、それについても児童館として出来ることがもっとあるのではないか、普段子どもと接する機会の多い施設ですので、そちらの役割も今後担っていくように話をしております。 また児童館で大切なのが地域の方と一緒に、地域の子どもを見守り、育てていくという役割がありますので、今年度から既にスタートしておりますが、地区公民館と意見交換等を実施して地域全体で、その地域の子どもを見守り育てていくという仕組みを作っていく役割もあると思うんですね。そこの方に力を入れていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  古謝哲郎文化課長。 ◎古謝哲郎文化課長  374ページ町立博物館整備事業、町立博物館外構設計業務委託についてお答えいたします。先ほど外構設計について通常どおりの手順かどうかという確認でございましたが、通常の建築設計の場合でも基本設計、実施設計、その後外構設計となってくるかと思います。今回のこちらにつきましても、現在実施設計と同じような修正設計の業務をいま進めているところですので、外構設計につきましても繰越しの事業、こちらの目処が立ったら発注をするという形ですので、通常の進め方になるかと考えております。 うちなぁ家につきましては国登録有形文化財というところですので、こういった部分も兼ね合いも含めまして保存状態、また飲食をした場合、どういう影響が出るのか、また町内の他の施設との連携、そういう形を総合的に判断して今後議論していければと考えております。 ○亀谷長久議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  選挙の件で450万円程度と聞いたんですが、前回やった選挙の際には、使ったシステムがあると思うんですね。それを改修したら安く、また利活用できるということも聞いていたんですけども、この450万円もかける必要がどこにあるのかなあと思っているんですけども、その辺、一般質問にもやるのでいいんですけども、目的、少し引っかかるところがあるんですけど、現在あるものを改修すれば簡単に次期選挙に挑めて、450万円もかける必要が無いという、わたしもシステム屋だったので、今あるシステムを少し改修すれば使えるだろうという見通しが立てれるんですけども、そうでなくて450万円をかけて一掃するんだという感じで見えるんですけども、その辺の考え方としてどうなのかなあと、活用できるものは改修して活用すればいいし、もう現状に適用できないというんだったらシステムは完全に入れ替えるということは分かるんですけども、結局この今回のあれに関しては、同じ作業の流れの中で若干の改修をすれば適応できるとわたしも判断できるんですけども、そこら辺の議論がなんだったのかなあと、どうしてその方向に進もうとしているのかと気になるんですが、あとは体制ですね。現状の体制で失敗せずにいけるという判断が出来ているのかというところをお願いをします。 水産振興費なんですけども、コロナでなかなか買い手があるという話があったので、ここも直接的ではないんですけども、やっぱり漁に行って物があるんだったらそれの販売ルートというか、その辺をサポートできるような費用補助なのか、仕組みづくりなのか、分からないんですけども、そういうところの補助というのは、ここの予算とかで反映できている部分ってあるのかと、もしあるようであればお願いします。 ○亀谷長久議長  兼城泰志総務課長。 ◎兼城泰志総務課長  ではお答えをします。まず450万円の話が出たんですが、250万円なので250万円ということでお願いします。 選挙管理委員会においては、現在使用しているこれまでと同様の人数、国民審査の対象の人数、その人数の範囲であれば現行現有しているシステムで対応できるんですけれども、今回ちょっと予想されているのが11名、人数が増えるというところで現行のシステムではちょっと対応できないと、いま現在の選挙管理委員会の職員の中でそれに対応できるのがちょっといないというところで、先ほどお話しをしました読取機を購入していきたいというふうな考えが選挙管理委員会にはあるようでございます。 また選挙の体制についても、選挙管理委員会においては、この読取機を活用することによって、これからも汎用性のあるシステム等を利用して選挙には対応していきたいというふうな考えがあるというふうに伺っております。 ○亀谷長久議長  久田友一経済振興課長。 ◎久田友一経済振興課長  お答えします。漁獲物を販売できるルートの確保だとか、そういった点もこの補助金に含まれているのかというお話だったんですが、今回の補助金はあくまでも燃料の事だけです。 ただ漁協からも上がっている計画書の中には、自分たちで漁獲物を原材料にした加工品を作って、いろいろ飲食店におろしたりだとか、そういったことも考えているようです。 既にサンプルは、町の給食センターの栄養士に送って、色んな意見とかも伺っておりますが、まだ販売面については、これから色々検討していかないといけないという状況です。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  それでは令和3年度の北谷町一般会計予算について質疑をしたいと思います。 80ページ2款1項5目財産管理費、説明の下の庁舎空調改修事業3億304万5,000円、この内容、そしてまた目的と効果を伺います。 7款1項2目商工振興費の中の242ページで、説明の方で観光業の振興ということで3,620万8,000円がございますが、それについて事業内容と、また目的と効果について伺います。 コロナ禍の中でどのような戦略を今年度も行っていくのか伺いたいと思います。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。予算書の80ページ、下から5行目、庁舎空調改修事業の3億304万5,000円、こちらにつきましては、庁舎設置からもう22年経っている空調も一度も替えていないことで、去年はこの議場も故障して修繕しております。 ほか耐用年数がかなり過ぎている、ほか個別室についても故障が頻発していることから、こちらの方は防衛の8条予算を活用して新年度は空調改修したいと考えております。 ○亀谷長久議長  宮里泰明観光課長。 ◎宮里泰明観光課長  お答えいたします。予算書の242ページになりますけれども、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、議員からの御質疑は説明欄にある観光業の振興ということで3,600万円余りのものがございましたが、この中に1.観光業の振興ということで244ページのスポーツコンベンション・ツーリズム推進事業まで続きますので、一通り説明をいたしますと、242ページ観光振興事業費につきましては、主に補助金でございまして、観光協会への補助金、人件費2名相当分を692万8,000円計上しております。 それから観光振興事業補助金と致しまして200万円、これは町内観光事業者がイベントを打つ際に観光協会を経由して間接補助の形で観光協会の補助金を交付しております。 それから次の北谷町観光物産プロモーション事業904万円につきましては、今回コロナ禍の中で、観光需要回復を狙って、まずはリアルなプロモーション、いわゆる現地訪問して行うものとして修学旅行をターゲットとしたプロモーションを予定しております。 修学旅行を企画する学校関係者、旅行事業者に対する本町の魅力発信を訴求していきたいというふうに考えております。その委託費にかかるものとして内訳860万円計上してございます。 それから次に観光誘客推進事業1,264万4,000円につきましては3件ございまして、観光誘客推進事業委託金と致しまして、観光案内所の運営にかかる人件費4名相当分計上しております。 それから観光誘客宣伝業務委託料として100万円、これはコミュニティーFMラジオ、FMニライとの連携を行って、観光情報の発信をしていきたいというふうに計上しております。 続いて観光ポータルサイト管理委託業務委託料として観光ポータルサイトの「北谷日常」の管理運営にかかる経費を計上してございます。 続いて沖縄国際映画祭事業でございますが、こちらにつきましては県と一緒になって実行委員会を組んでおります事務局吉本がございますが、沖縄県の、この4月の時期の観光需要、そういった魅力発信のために映画祭を開催しておりますが、その中のウエルカムパーティー歓迎式典委託料ということで30万円計上しております。 次のプロ野球球団歓迎事業費につきましては、現在中日ドラゴンズ、北谷町スポーツ受入れ、キャンプの受入れをしておりますけれども、その中日ドラゴンズが開幕する際に本町のほうから表敬という形で名古屋の方に激励に行きますので、その予算を計上しております。中日ドラゴンズ北谷協力会会費1万円につきましては会費の負担になります。 最後にスポーツコンベンション・ツーリズム推進事業につきましては、こちらにつきましては1年延期となっておりました聖火リレー、本町の方で5月2日開催されますので、その5月2日の開催に併せたミニセレブレーションと企画しておりますので、それにかかる経費等で食糧費としては延べ動員数が300人予定しておりますので、その食糧費の計上であるとか、ミニセレブレーションにかかる警備委託料25万1,000円を計上しております。 先ほど議員からあった、いまコロナ禍の中にありますけれども、非常に観光業においては宿泊業、飲食業、小売業について長期化しているコロナ禍で大変苦境に立たされております。 まず令和3年度はこういった事業も行いながら、今後は新年度に入りまして、適宜観光協会等と意見交換しながら、本当にその時期における効果的な事業を展開していきたいというふうに考えております。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  分かりました。241ページ観光振興なんですけど、これまで同様やっていって、特に変わったのがプロモーション事業として修学旅行をターゲットとして行っていくというふうにありました。 施政方針の中のほうで、やはり北谷町としては県内の他地域との違いを明確にすることで、本町の観光力の向上を図っていくという文言があるんですけども、この県内の他地域との違いを明確にするというのはどのようなことなのか、具体的にあれば説明を伺いたいと思います。 ○亀谷長久議長  宮里泰明観光課長。 ◎宮里泰明観光課長  お答えいたします。施政方針にある県内の他地域との違いを明確にすることで本町の観光力の向上を図っていくというのは、これまでは本町を観光地として県内有数の観光客内外から認知されまして、多くの方々が足を運ばれております。現在コロナ禍ではございますけれども、いま一度北谷町の観光力とは何かと言った場合には、やはり海の自然を生かして西海岸全体を今後更にブラッシュアップをかけていく中で、県内の中でも違いが出てくるものだと思っております。 サンセットビーチの改良工事も控えておりますし、そういった中で県においても選ばれる観光地、そういったものが差別化になっていくものだと思います。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  海を特化して観光を振興していくことであります。現在コロナ禍において、沖縄県も量から質ということで、いまなかなか外国もそうだし、県内、国内においてもインバウンドがとても難しい状況で、また先が読めないという状況にあります。 その中で県もやはり量から質へという転換を行っておりまして本町においても、やはりインバウンドもまだまだ少し見込めないのかと、不安定な今年は一年に、一年なのか二年なのか分からない状態があります。その中でやはりいま注目されているのがローカルズツーリズムとか、またマイクロツーリズムへの転換というのも本町も行っていかなければいけないのかと思っておりまして、今回やはりデジタルコンテンツを活用したのはプロモーションを取り組んでいくというふうにありました、先ほど修学旅行をターゲットということでありましたが、いまは町民とか、また県民も対象に入れていく必要があるのかなあと思います。このプロモーションにおいても、ローカルツーリズムからマイクロツーリズム、この予算の中に含まれているのか、少し確認をさせて下さい。 ○亀谷長久議長  宮里泰明観光課長。 ◎宮里泰明観光課長  議員ありがとうございます。今回我々が展開していく観光振興を総じて事業全体ですけれども、議員がおっしゃったような、まずは地元客からしっかり戻していく中で町外、それから県内、県外、そして最終的にはインバウンドの取り込みということで、以前のような活気に戻していくことができるものだと思っております。 議員が先ほど指摘された町民向けの広報というものもしっかりやっていくんですけれども、やはり地元客の観光に結びつけていくためには、いま西海岸辺りを例にとってみますと、やはりロケーション、夕方からサンセットにかけて非常に人が集まる中で憩いが提供されております。 そういった中で、町民が是非足を運ぶような広報について、北谷日常もそうですけれども、関係事業者、観光協会とも一緒になって取り組んで是非町民を御案内していきたいというふうに思っております。 ○亀谷長久議長  しばらく休憩します。 △休憩(11時58分) △再開(13時30分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ありませんか。 7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  令和3年度の一般会計予算について若干質疑させていただきます。 まず歳入の部分もそうなんですけど、歳出と歳入と一緒ということで、203ページから204ページで4款1項2目予防費、説明欄の下段のほうで新型コロナウィルスワクチン接種事業の予防接種委託料1億3,470万円が計上されております。それについて最近新聞で副反応といいますか、そういった部分が内地の方で3例出ていたというお話があるんですけど、北谷町でいま具体的に予防接種のスケジュール、前の事前説明会の中では予防接種については、合同ではなくて、できれば個別でというようなお話もありました。合同でやるんだったら、ニライセンターぐらいかというお話もありました。 その中で、中部圏域の市町村でどういう形でやろうかと、いま詰めている状況というお話がありましたけど、北谷町はその後どういう状況なのか、スケジュール的にどういう形で進めようとしているのか説明をお願いしたいと思っています。 それと併せて、ページ207ページ4款1項3目母子保健費、説明欄の上から8行目、特定不妊治療費助成事業369万円、それと併せて同ページの妊婦健康支援事業の健康診査委託料3,121万7,000円が計上されておりますが、それについて計上しているわけですから、だいたい予想している何人程度が受診するのかと、利用するのかなということで計上しているのかと思いますが、その分も説明をお願いします。 午前中の質疑でも出ておりましたが、ページ233ページから234ページ、6款3項2目水産振興費の部分で、補助金は別にして優良漁具購入補助金100万円というのが計上されております。それについて優良漁具購入といいますか、それについてどういった漁具を購入する予定なのか説明をお願いします。 併せてページ235ページから236ページ、6款3項4目漁港建設費の部分で、先ほど午前中に話がありましたフィッシャリーナ・ゲートサイン設置工事3,417万7,000円が計上されております。それについてはゲートサインがどういうものなのか、例えばサイネージの部分を付けるということなのか、どういった中身、その利用といいますか。例えばここはフィッシャリーナですよというようなことだけをやるのか、広告みたいな形でイベント情報とか、そういった部分も想定しているのか、よろしくお願いします。 あと、248ページの商工振興費の説明欄の部分で、248ページの下から5行目、美浜駐車場補修工事1,309万円の工事が予定されているようですけど、その工事がどのような工事をするのかを説明願いたいと思っています。 とりあえずは、これで宜しくお願いします。 ○亀谷長久議長  稲嶺盛和保健衛生課長。 ◎稲嶺盛和保健衛生課長  お答えします。ワクチン接種にかかるスケジュールでございますが、本町におきましては個別接種を基本として必要に応じて集団接種を行なう予定でございます。 国のワクチン確保がまだ不確定な要素がございますが、このワクチンが確保でき次第、スケジュールを立てていきたいと思っています。おそらく5月以降になってくるかと、いま現段階では想定をしております。 次に、妊婦検診の委託料についてでございますが、予定人数といたしましては350人を予定しております。 特定不妊治療につきましては、令和3年度41件を想定しております。 ○亀谷長久議長  久田友一経済振興課長。 ◎久田友一経済振興課長  友利議員の御質疑にお答えします。予算書233ページから234ページにわたりまして、6款3項2目水産振興費の説明欄補助金のうち、優良漁具購入補助金100万円がございますが、これにつきましては、まだ具体的にこういったものを買うというのは決まっておりませんで、漁業協同組合員に順番で購入する割当が決まっておりまして、その中で誰が今回は誰の番だよということで充てて購入しているようであります。 購入が想定される漁具いたしましては漁網だとか、ラインホーラーだとか、魚群探知機、GPSとか、そういったものになっています。補助率は50万円でございます。 次に予算書237ページから238ページにわたりまして農林水産費、6款3項4目の漁港建設費、それで説明欄の工事請負費でフィッシャリーナ・ゲートサイン設置工事なんですけど、この内容につきましては、午前中の説明の方でも申し上げましたが、町道桑江浜川線、そこからフィッシャリーナ側に向かいまして、両側に緑地がございます。そこに高さ5メートル程度の通常のゲートサイン、いま想定しているのは金属製なんですけど、これが2本立ちます。それに北谷フィッシャリーナというふうに書かれておりまして、その通常の看板には、ヨットを模したような形で装飾が施されています。 それで、この付近でイベントとかもやるのかということなんですけど、まず具体的なイベントとか、そういったものはちょっと計画しておりません。 ○亀谷長久議長  宮里泰明観光課長。 ◎宮里泰明観光課長  それでは予算書の248ページをお願いいたします。7款商工費、1項商工費、説明欄の議員から御説明のございました美浜駐車場補修工事につきましてですけれども、現在美浜駐車場の安全管理のため照明灯を設置しておりますけれども、この照明灯、電球につきましては高圧水銀ランプを使用しておりますけれども、法律の改正がございまして、昨年の12月31日をもって製造中止ということがございまして、今後のメンテナンスに関してLED化を図るために、今回予算計上させて頂きました。予定と致しまして、対象となる照明器につきましては47基を予定しております。工期について概ね6か月、駐車場利用の支障のないように長いスパンをおいて順次交換をしてい予定でございます。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  ありがとうございます。コロナウイルスワクチンの接種については、やはり慎重を期してやらないといけないのかと、ほかの自治体、沖縄県にも保管用の冷蔵庫が届いたとか、そういうような情報があるんですけど、北谷町には全くそういう情報といいますか、届いたとか、どういう形になっているかという情報は来てないのかどうか、それを併せてお願いしたいと思っています。 あとゲートサインの関係なんですけど、ゲートサインは通常の鉄骨で作るゲートサイン、例えばそのまま文字だけを入れるような、写真といいますか、それを入れるようなゲートサインだというお話を今したのかと思っているんですけど、それをサイネージに変えるという方法は考えられないんですか、5メートルを2本立てるという話ですけど、例えばフィッシャリーナ入口の両側、広場とちょっとした空き地と言いますか、ありますよね。そこを利用したサイネージを設置して、そこに北谷町のイベント情報になり、そういった民間の広告もとるという方法もできるかどうか分かりませんけど、そういったことを町からのお知らせみたいな、そういった部分も広報できるような形の部分がいいのかと僕は思うんですけど、そこはもう予算措置されるということですから、そのゲートサインをサイネージに変えるということができるのかどうか、それをお願いしたいと思っています。 あと美浜駐車場の補修については、照明の取替えというお話なので、そこは駐車場に支障がないように、安全にやるようにお願いしたいと思っています。 あと、281ページから282ページにかかわる9款1項4目の災害対策費の説明欄、防災管理費北谷町地域防災計画改定業務委託料821万2,000円ということで計上されておりますが、防災計画そのものを見直しといいますか、改定するということで聞いてはおりますけども、その中に例えば地区防災計画で作るようなそういったものが盛込むことができるのかどうか、そこをお願いしたいと思っています。 ○亀谷長久議長  稲嶺盛和保健衛生課長。 ◎稲嶺盛和保健衛生課長  ディープフリーザーの設置につきましては、今月中旬には設置予定でございます。 ○亀谷長久議長  久田友一経済振興課長。 ◎久田友一経済振興課長  友利議員の御質疑にお答えします。このゲートサインですが、これをデジタルサイネージに変えるというのはもう予算措置もしておりまして厳しいかと思います。 実を申し上げますと、このサインのデザインもフィッシャリーナ地区に立地している事業者らで構成される協議会で図りまして、デザインも決定しております。 実はその前に我々もデジタルサイネージではどうかということで事業者の皆さまに御提案したんですけど、ちょっとこのデジタルサイネージだと、この場所にそぐわないじゃないかということで、これはその時点で取りやめをしております。 ○亀谷長久議長  金城睦彦基地・安全対策課長。 ◎金城睦彦基地・安全対策課長  ただ今の御質問にお答えいたします。281ページから282ページ、9款1項4目の災害対策費、北谷町地域防災計画改定業務委託料につきまして、これは令和3年度の地域防災計画の改定業務を行うこととしておりますが、現在地区の防災会において、地区防災計画の策定を進めているという状況は伺っておりまして、当然本町の地域防災計画の策定を行うまでに、その地区防災計画が策定されるのであれば、当然この計画の中に盛り込んでいくものと考えております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  ありがとうございます。いま基地安全対策課長の方から話がありました地域防災計画については、やはりその地区ごとの特徴といいますか、そういうのが出るのかなあと言う気がしているんですね。そうすると、やはり地域防災計画においてもこの部分を町全体として入れるような形で、例えば先ほど話がありました、出来て、その時点で計画の段階で地区防災計画が出来上がっているのであれば、それを盛り込んでもいいというお話があったんですけど、途中の部分でも入れられるような部分があれば是非入れていただきたいと思っております。 あと先ほど、久田課長のほうからゲートサイン設置工事については、デジタルサイネージについても検討して事業者協議会の皆さんに投げかけたんですけど、それはその場所にはそぐわないといいますか、ふさわしくないというようなお話があったということですけど、協議会はもう設立されているんですよね、設立されていて、よく言われるのは、デジタルサイネージというと、前から北谷町はそれが必要じゃないのと言う話を何回か、私だけじゃなくて、ほかの議員も取り上げてきているんですけど、例えば嘉手納町とか、読谷村とか、各行政がそういったPRといいますか、行政をアピールする。そして広報として利用するような形でやっている部分があるので、ぜひそこはもう一度どうにかできないものかと思っております。 あと1点だけ、お願いします。 332ページ、10款3項2目の教育振興費の部分なんですけど、説明欄の下から10行目、中学校英語指導助手派遣事業費761万6,000円が計上されておりますが、その英語指導助手というのは桑江中、北谷中に派遣されるということで理解してよろしいのかどうか。 前に戻りますけど、294ページの10款1項教育総務費の説明欄で、学力向上学習支援配置事業の学力向上学習支援業務員の業務内容と、人数、どういった形で配置されるのか、そこを教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○亀谷長久議長  久田友一経済振興課長。 ◎久田友一経済振興課長  友利議員の御指摘にお答えします。いま一度、この場所についてデジタルサイネージの設置が行えないかというお話だと思うんですけど、これについて大変申し上げにくいんですが、いまのデザインに落ち着いたのも色々やっぱり議論を重ねてここに至っておりますので、この場所につきましては、これでやらせて頂きたいと思っています。 ○亀谷長久議長  大舛勝彦学校教育課長。 ◎大舛勝彦学校教育課長  議員の御質疑にお答えいたします。予算書294ページ、学力向上学習支援員の配置事業につきまして、学習支援員は各校1名で計6人の内容と、それから主に小中学校におきましても算数や数学等の学習支援にあたる業務内容となっております。 それから引き続き予算書332ページの国際理解の外国語教育の充実、中学校英語指導助手の派遣事業につきまして、議員が御指摘の通り中学校ですので桑江中、それから北谷中、両中学校の配置となっております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  それでは3点ほど質疑させていただきます。まず204ページ、4款衛生費のところで、先ほどから質疑は出ていますけども、聞きたいと思います。 新型コロナウイルスワクチン接種事業が1億7,025万3,000円ですが、それから保健事業業務員報酬として1,092万円が計上されております。 着々と準備をしているところだと思いますが、前回の補正でもちろん繰越明許費になった部分だと思うんですけれども、医療機関との契約をしていくというお話があったと思うんですが、これは進んでいるのでしょうかお伺いします。 それから5月頃からという、先ほどの答弁で、5月頃から始めていくということでありましたけれども、開始するに当たって、たぶん順序があったんですよね。医療従事者であったり、高齢者という形でやっているんですけれども、その順番はどういうことで設定をされているのか、お伺いいたします。 それから次の206ページ、子ども医療費助成事業費県補助金が6,215万5,000円、そしてもう1つ、子ども医療費助成事業費として町単独分6,088万8,000円という金額が計上されております。この子ども医療費の助成は何歳から何歳までの金額でしょうか。 それから町単独分ということであります、県との子ども医療費の負担分が変わってきているところが町単独分になっているとは思うんですけれども、何歳から何歳で、何名ほどの想定をしているのかお伺いをいたします。 ○亀谷長久議長  稲嶺盛和保健衛生課長。 ◎稲嶺盛和保健衛生課長  お答えします。ワクチン接種事業につきましては、医療機関との調整がいま現在進行中でございます。接種にワクチンの確保ができる段階までには町内の医療機関、個別接種に関しては個別に訪問して協力依頼等も行っている段階です。 あと集団接種、必要に応じて集団接種を行う場合には中部、ある程度統一した部分での基準も必要であることから、その辺も含めて現在調整している段階でございます。 次に接種順位につきましては、まず最優先とされる医療従事者、次に65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する者、それから福祉施設等の従事者、その次に一般の方々ということになっております。 次に子ども医療費助成につきまして助成対象年齢でございますが、0才から中学卒業までとなっております。県につきましては0才から未就学が通院、入院につきましては0才から中学校卒業まで、町単独分については小学校就学後から中学校卒業までとなっております。対象人数につきましては5,600人を想定しております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  ありがとうございます。医療機関はいま準備中だということでしたけども、大体どれぐらいの医療機関が契約できるかという、その想定がありましたらお答え頂きたいと思います。 それから会計年度任用職員も1,000万円ということで出ているんですけれども、かなりの人数が必要になってくると思いますが、職員体制は何名を想定して、この金額になっているんでしょうか、これで十分支障なく、このウイルスのワクチン接種事業を進行していけるのか、そこら辺をお答え頂きたいと思います。 それから子ども医療費ですが、いま県の助成は0才から未就学児まで、町単独はそのいま中学校の卒業まで北谷町は負担をしているわけなんですけども、その差額分がこれだけ出ているということで理解してよろしいでしょうか。 それから県も中学までの助成が決まるのは、今年度からでしたか、来年だったでしょうか、それがお分かりでしたならば教えて頂きたいと思います。 ○亀谷長久議長  稲嶺盛和保健衛生課長。 ◎稲嶺盛和保健衛生課長  ワクチン接種にかかる医療機関との契約の状況でございますが、いま現在、調整をしている段階で説明等、あと懸念する部分について、どのような方法でクリアできるのかという部分もいま現在話し合っている途中でございます。 できるだけ早めに町内の医療機関と合意が得られるよう、合意というか、接種を受けて頂ける体制が整えるのかというのは調整している段階でございますので、現段階ではまだ契約に至っているところはございません。 このワクチン接種にかかる職員体制でございますが、先月の中旬から職員2人派遣していただいております。 あと会計年度任用職員につきましても、現在お2人を配置してワクチン接種に向けて取り組んでいるところでございます。令和3年度におきましては、職員2人はこのままの継続、更に会計年度任用職員につきましては、あと2人程度増員をして対応していきたいと思っています。 十分に対応可能かということで質疑もございましたが、現段階においては鋭意取り組んでいる状況でございます。そのワクチン接種にかかる状況につきましては、不確定要素もありますので、今後なお必要ということであれば、関係部署とも調整をしていきながら事業を推進していきたいと思っております。 あとの子ども医療費助成への件につきましては、現在資料を持ち合わせておりません。 ○亀谷長久議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  令和3年度一般会計予算について質疑させていただきます。予算書の61ページから62ページ、2款1項1目一般管理費の説明欄にあります上から3つ目、AED管理費について詳細を御説明お願いします。 続きまして、予算書の189ページから190ページ、3款2項4目説明欄の中段になります3つ目新型コロナウイルス感染症対策、新型コロナウイルスのPCR検査強化事業について、対象者であったり、目的であったり、検査数、事業の詳細を御説明お願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○亀谷長久議長  金城睦彦基地・安全対策課長。 ◎金城睦彦基地・安全対策課長  お答えいたします。予算書61ページから62ページの2款1項1目一般管理費の中でAED管理費について御説明申し上げます。事業につきましては、現在本町が公共施設に設置しているAED、これが47台ございまして、令和3年12月にその設置しているAED全てのパットの使用期限が来るということで、全て交換になります。そのパットの交換費用となっております。 ○亀谷長久議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  予算書190ページ、3款2項4目の説明3の新型コロナウイルス感染症対策の新型コロナウイルスPCR検査強化事業にかかる質疑にお答えいたします。 この事業は主に2つの事業となっております。町単独で行うPCR検査委託料と、県の補助事業であるPCR検査委託料となっております。 町の単独検査につきましては、保育所においてPCR検査の補助制度が国のほうで構築されていません。保育所等で陽性者が発生した場合に、濃厚接触者に該当しない限り、保育従事者のPCR検査は自費での対応となります。 保育従事者は乳幼児や保護者との接触が多く、密が避けられない状況であるため、感染リスクが高く、また感染者が発生した場合、休園等により社会的インフラの継続性の影響が大きいと考えまして、町の単独でのPCR検査を今年度はまず予備費で既に対応しておりまして、次年度はまた予算計上して継続的に実施する事としております。 対象施設は町内の認可保育施設、認可外保育施設、放課後児童クラブの施設の従事者を対象としております。 数につきましては、今回当初予算では1か所あたり10名を想定して5施設分で100万円を計上しております。 次に、県の補助事業ですけれども、まだ案の段階なんですが、県のほうが保育所が自ら行ったPCR検査事業に対して市町村が補助を行う事業となっております。負担割合が県2分の1、町2分の1となっております。見積もりとしましては、町内保育従事者555名に対して3回実施する見積もりで予算計上しております。 ○亀谷長久議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  ありがとうございます。AED管理費についてですが、町内公的施設47、それぞれ設置しているということですが、設置場所であったり、施設内のお知らせというか、施設管理者が分かるということでいいんでしょうか。 AEDがどこにあるのかというのは、どういう形でお知らせしているのかと思って、それも含めて案内板だったり、そういうのも設置する予定とかございますが、ただ単純に今回は機器の交換ということで予算計上ということで理解してよろしいでしょうか。 PCR検査についてなんですが、いま町の単費に関してなんですが、陽性者が出て県のガイドラインでは検査の対象でないと保育従事者に対して検査ができるように補助として出しているということですが、これが陽性者が出た場合の措置ということでしょうか、それとも定期的に、例えば月に1回であったり、2か月に1回だったりという定期検査もここに含まれるのでしょうか。 あともう1点、PCR検査について県の補助に関してはまだ案の段階ということですが、県の補助が決定した場合、更に回数が増える、検査数が増えるという理解でよろしいでしょうか、お願いします。 ○亀谷長久議長  金城睦彦基地・安全対策課長。 ◎金城睦彦基地・安全対策課長  ただ今の御質疑にお答えいたします。AED管理費につきましては純粋にパットの交換費用のみを計上しております。 議員おっしゃるAEDの周知につきましては、何らかの看板等で、そういったものも今後必要かというのは課内でも議論を行っているところでございまして、当面はホームページ等で、こういったものを活用して周知を図っていきたいと思います。 ○亀谷長久議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  予算書190ページ新型コロナウイルス感染症対策の新型コロナウイルスPCR検査強化事業の質疑にお答えいたします。 まず1点目ですけれども、町単独のPCR検査は保育所で陽性者が出た場合に、まず濃厚接触者は保健所の行政検査の対象となります。ただ県外の事例を見てみますと、濃厚接触者以外の不顕性感染者によるクラスターが発生している事例が第三波の場合においては増えていましたので、町としては早急に不顕性感染者がいるかどうかの検査をする必要があると考えまして、予備費で今年度対応してきているところです。 定期的にやるのではなく、濃厚接触者が出た場合に不顕性感染者が居るかどうかを早めに察知して、危険性があるか方は休んでもらう、保護者の方にも従業員にも安心して保育の継続をしてもらうという目的としております。 あと県の補助事業につきましては、県の補助開始を見込んでの予算を今回見積もっております。 ○亀谷長久議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  予算書189ページから190ページのPCR検査についてなんですが、つまり濃厚接触者は県国の予算で検査ができる、それ以外の濃厚接触者の濃厚接触者、一般的に言われるものに対して町でガイドラインを引いて、その対象になれば町の費用で検査をしていくという認識でよろしいでしょうか。 あともう1点が県の補助の部分なんですが、案として出ている、これが決定しなかった場合というのは、いま答弁にありました550人×3回分という認識でいいんでしょうか。 それともこれはまた単費で付けていくという形になりますか、いま決まっているのであれば伺います。お願いします ○亀谷長久議長  与儀司子ども家庭課長。 ◎与儀司子ども家庭課長  お答えいたします。県補助分につきましては、ほぼ事業化されると見ておりますので、この予算分を県の補助を受けながらやっていく見込みとしております。 県が事業化しない場合において、この予算を取り下げるのか、単費でやるのかは今後検討課題とさせていただきます。 ○亀谷長久議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  予算書84ページ、2款1項総務管理費の中のコミュニティバス導入事業の件について何点か伺いたいと思います。 課長から説明ありましたように、令和3年7月1日からデマンド型ということで実証実験の最後の年ということでスタートするということなんですが、いま現在、町には3台バスがあるかと思うんですけど、3台フル活用をするんでしょうか。 この令和3年のデマンド型の実証実験をした後の検証結果によっては、現在の状況にまた戻すということもあり得るのか、どうか。 いまバスに乗ったときの割引の対象の方々、小学生だったり、あと学生、高齢者の方だったり、障がい者の方だったり、いま現在の割引の対象になる方々の利用状況というのは、どのようになっているんでしょうか。 それから102ページ2款1項15目平和推進費の中、説明のところで非核宣言事業費とあります。見る限り非核宣言の周辺の清掃とか、そういったものだけの計上になっているので、本町は平和祈念祭とか、ものすごく力を入れてきているところだとは思いますけど、この事業費について私の考えとしては、もっと増やすべきではないかというふうに思うところがあります。そこら辺をどのように考えているのか。 下のところに、北谷町民平和の日、啓発看板の設置工事、どこにどういった内容で設置するのか御説明をお願いいたします。 ○亀谷長久議長  伊波孝規町長室長。 ◎伊波孝規町長室長  議員の質疑にお答えいたします。102ページ平和の推進非核宣言事業費についてでございます。この事業につきましては、議員がおっしゃるように非核宣言の塔の周辺清掃及び植栽管理の委託、また負担金と致しまして日本非核宣言自治体協議会の分担金の費用が計上されております。議員がおっしゃるように、非核宣言の思いについては、やはり町からも十分、形で発信しないといけないというふうに認識しております。こちらにつきましては、本町の平和推進事業といたしまして、平和祈念祭の中でもこれは沖縄戦からまた広島・長崎の現状につきましても、その平和祈念祭の中でも多く発信をしているところでございます。 今後もこれは平和祈念祭、平和推進旬間に限らず、年間を通して平和の発信ができるような事業に取り組んでいきたいと考えております。 続きまして平和祈念祭事業費の中にございます。北谷町民平和の日、啓発看板設置工事でございます。こちらにつきましては、本町が北谷村の時代ですけれども、ゼロから戦後復興をしたということを記した啓発看板を町内に、これはまだ場所については選定中、検討中でございます。これが北谷町民平和の日が北谷町の平和の発信の日ということで条例でも定めておりますので、こちらの内容を記した啓発看板を、この平和祈念祭の中でも設置をし、お披露目をしていきたいという事業で予算計上しているところです。
    亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  予算書84ページのコミュニティバスについてお答えいたします。コミュニティバスは最後の実証実験ということで、令和3年を試みるんですけれども、先ほどの答弁でもお話ししましたけれども、なるべくいまコミュニティバスの条件を変えないような形で移行したいということなので、いま2台走っているものは2台で走らせると、もう1台はスタンバイで置いておくということですね。 そして割引対象についても同様にそのまま続けていく予定です。そしてこれは利用した方がお年寄り、あるいは障がい者ということで見分けてはいないんですけれども、半額になった、100円で乗れた大人、そして子どもということで料金から推測すると、これまで利用した中で、約60数パーセントが割引を活用している方になっております。 そして今回実証でうまくいかなかった場合、また従来のコミュニティバスに戻すのかと、そちらは色々と分析をしないといけないと思うんですけど、厳しいと思います。いま7パーセントで推移していて、コロナが起きる前は10パーセントまで上がってきたんですね。そういった変数もあるので、地域公共交通会議の中では今回が最後ということをお伝えしているんですけれども、変数が多いので、もしかしたら実証をもう一年ということも考えさせて下さいとは、その会議の中ではお話はしています。 ただ財源が一括交付金ということで県と調整している中で、いま最終の年度ですよという事は県と調整しているところの条件になっているというところです。 ○亀谷長久議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  コミュニティバスについてなんですけど、このバスを導入した目的が生活の中で車を持って無いだとか、お年寄りだとか、交通の面で不便を感じる人たちに、そういった町民に対して、うまくこれでもってお買い物に行って下さいとか、動きやすくするために利便性を高めていくために導入したものであるということであれば、その割引の対象になっている方々の色々と詳細がありますよね。運転免許証返納した人だったりとか、小学生だったりとか、障がい者であったりとか、その内訳ですね、どういった人たちに、どういうニーズがあるのかとか、詳細の分析という部分までも必要になってくるんじゃないかというふうに思うんですが、その利用する人たちがどこでルート的にも不便を感じるのかとか、そこまで研究する必要があるんじゃないかというのが一点あります。 先ほどの答弁の中に学生の利用は少なかったというような事があったかと言うんですが、何故少ないのか、そこまで分析されているのか、そこをお伺いしたいと思います。 いま現状は北玉小学校に通う子ども達、スクールバスを利用しています。ただこのスクールバスも全員が乗れるわけではなく、エリアをしぼって行きは乗れないけど、帰りは乗れるよとか、そういった現状があるんですね。 そういったところを鑑みると、そういった子ども達もこのコミュニティバス、デマンド方式になった時にも利用が可能になるんじゃないかなあというふうに思うんですね。 そういった視点も含めて教育委員会との協議であったりとか、その部分も考えていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですけど、そこら辺の考えをお聞かせ頂けたらなあというふうに思います。 102ページの非核宣言に関する事業で、本当に町は頑張っていまして、中学生の学生達が長崎や広島に行って、そういったこういうふうに感じたということを発表する場があったり、とても素晴らしい事ではあると思うんですけど、それプラスの北谷が核廃絶に向けてどういう取り組みをしてきたかということも深めて、例えばパネル展であったり、この平和祈念祭事業の中に含めて発信していく必要があると思うんですね。 なぜなら北谷町も被爆者国際署名にきちんと一自治体として核廃絶を求める被爆者署名に署名をして核兵器禁止条約を今年1月に発効されているんですけど、これにやっぱり日本も参加すべきだという立場でやってきていますよとか、そういったことは町民はなかなか知るきっかけにならないと、一方で嘉手納基地には復帰前に1,300基の核爆弾があったような話もありますし、最近の新聞の中では金武町の方に原発が作られる計画もあったと。 沖縄は全く核とは無関係ではないと思います。そういった沖縄のそういうものを含めて、発信していく必要があると思うんですけど、そこら辺の考え、今後のものに含めていってほしいんですけど、そこら辺をお願いします。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  分析の件ですけれども、議員がおっしゃるように、こちらのコミュニティバス導入にあたっては交通弱者、そして公共交通の空白地を埋めていくと、そしてもう1つは、地域の公共交通を活性化させていくと、これは沖縄バスとか、琉球バスとかの広域に走るバスの活性化というところで、そういった目的。 それを継続するにあたっては、一定の基準を設けて本格運行を判断していくという目的で行っております。 いま御質疑のある分析につきましては、先ほど高安議員、仲地議員からもありましたように、単なる数字、25パーセントだけでは判断しにくいところもありますので、そういった分析をもって、総合的に判断していくということで、この運行以来ずっとアンケート調査を行っております。実際使っている方々にも毎年分析アンケートに協力頂いております。 そして導入前にも、これまでも答弁しているんですけれども、特に高齢者の方はショッピング、そして病院、そして公共施設、そして走らせてアンケートでは、「もう少し短い時間でバスが来るようにお願いできないかなあ、私の家の近くまで来てくれないかねって」ということもたくさん意見をもらっております。 そういったことも含めて、1つは委託料が少しでも安くするような工夫、そして今まで利用した事のない人たちをもっとひろって、利用料金を増やしていく、利用者を増やしていく、特定の町民ではなくて、もっと乗りづらかったという条件をクリアーにして、我々が新しい手法でクリアーにして乗る人を更に増やしていくという工夫がデマンド型だと思っております。こちらで新たにまたアンケートをとって皆さんからのニーズも把握していきたいと考えております。 またこの導入当時は教育委員会とも調整しまして、教育委員会は小学生は歩いてもらうという条件で、このコミュニティバスをスタートするときから子ども達の平時の利用というのは想定されておりません。ただ土日は高齢者の利用は落ちて、子ども達が利用しているというような状況にあります。通学については教育委員会と事前にお話をして、このような形でいま走らせていると。 そして北谷高校につきましては、町外からの利用、あるいはタクシーを乗り合いで皆さんは利用しているということが我々の分析から想定されております。 ○亀谷長久議長  伊波孝規町長室長。 ◎伊波孝規町長室長  議員の質疑にお答えいたします。議員がおっしゃるように、町の非核宣言事業費につきましても、やはりまだ足りないところはあると思いますけれども、この平和祈念祭事業、また各種平和推進事業の中で、平和を揮発する事業の中で非核の思いも伝えていければと考えております。 本町につきましては繰返しになりますけれども、日本非核宣言自治体協議会に加盟しておりまして、日本全国の中でも非核宣言を掲げている自治体と情報協議を行っているところでございます。 また議員がおっしゃるように、いろいろなパネル等の貸出しなども事務局の方はやられておりますので、今後その我々の事業の中でもそういうパネル展などの企画も検討していければと考えております。 本年は新型コロナ影響で、毎年行っております広島・長崎平和学習派遣事業も中止となりましたけれども、この中高生の皆さんが広島の大学生、また各県の学生とネットを介してのピースフォーラムにも参加をして様々な平和の意見交換を行っております。 このようにイベント的な事業が出来なくても、さまざまな形でこの平和推進事業を行えるような形で、本町につきましても整備を整えております。今年の平和祈念祭もウェブ開催という形を初めてとりましたけれども、その成果致しましてウェブ開催の中で掲載した様々な掲示物パネルを貸出用のパネルとしてまた作り上げて、地域でも活用できるようにということで確保もしております。 今後また色んな形での平和推進事業、平和の啓発事業に取り組んでいきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  このコミュニティバスについて25パーセント台の収支率目標にするということで、やっぱりお金が伴うと言うことで、全体的な所を鑑みてこのデマンド型に今回もっていくようなお話であることはよく分かりました。 先ほどの答弁の中で教育委員会の方とは当初この事業をスタートする時に子どもは歩いてもらうということでの方向性での話の中で、Cバスに関しては始めたというのがあると思うんですけど、デマンドバスになってからの教育委員会の見解というのは同様という理解でよかったのか、最後に御答弁お願いします。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。ここは最後の1年の実証実験なので、繰り返しになりますけれども、なるべく変数を増やさない、これまでどおりのコミュニティバスの方針をそのまま最後の1年やって、今後またどういう展開で本格運行の中で議員もいろいろ意見を頂いております。 そういった出来るものを皆さんに意見を聞きながら、アンケートももらいながら増やしていくという形でいまこのデマンドという大きく舵を切り直す最後の1年ということで、なるべく変数を増やさないという形で進めていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  1点だけ確認させて下さい。321ページから322ページの10款教育費の中の3目学校建設費で義務教育の充実として義務教育環境の整備、小学校トイレ施設整備事業が3,300万円余り計上されておりますけれども、これはどこの学校のどこの小学校の予定でしょうか。これはこの予算で全体的な整備となるということ理解してよろしいでしょうか、よろしくお願いします。 ○亀谷長久議長  西田由紀教育総務課長。 ◎西田由紀教育総務課長  小学校トイレ施設整備事業につきましては、北谷小学校と北玉小学校に対するトイレの洋式化の工事となっております。 北谷小学校で37基、北玉小学校で20基を整備することによって両校は100パーセント洋式化となる予定です。 ○亀谷長久議長  1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  今度、北谷小と北玉小ということで頂きましたけれども、他の学校はもう整備されているということで認識してよろしいでしょうか。 ○亀谷長久議長  西田由紀教育総務課長。 ◎西田由紀教育総務課長  浜川小と北谷第二小学校につきましては、既に100パーセント洋式化となっております。 北谷中は今回は建替え整備もあって、こちらについては既にもともと88.4パーセントが洋式化となっておりますが、建替え時に100パーセントになる予定です。 桑江中については和式が3基残る予定なんですが、これについてはごく一部ということで、この部分については通常学校からの要請等に応じてやるか、やらないかというのは検討していきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○亀谷長久議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第30号 令和3年度北谷町一般会計予算については、会議規則第39条第1項の規定に基づき3常任委員会に付託いたします。 しばらく休憩します。 △休憩(14時38分) △再開(14時48分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第3 議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算について ○亀谷長久議長  日程第3 議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○亀谷長久議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第31号 令和3年度北谷町国民健康保険特別会計予算については、会議規則第39条第1項の規定に基づき文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算について ○亀谷長久議長  日程第4 議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とします。 これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○亀谷長久議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第32号 令和3年度北谷町後期高齢者医療特別会計予算については、会議規則第39条第1項の規定に基づき文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算について ○亀谷長久議長  日程第5 議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算についてを議題とします。 これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○亀谷長久議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第33号 令和3年度北谷町水道事業会計予算については、会議規則第39条第1項の規定に基づき経済工務常任委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算について ○亀谷長久議長  日程第6 議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算についてを議題とします。 これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○亀谷長久議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第34号 令和3年度北谷町下水道事業会計予算については、会議規則第39条第1項の規定に基づき経済工務常任委員会に付託いたします。(散会宣告) ○亀谷長久議長  以上で本日の日程は全部終了しました。明日は、午前10時から各常任委員会を開きます。 これで散会します。 △散会(14時50分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   北谷町議会議長  亀谷長久   北谷町議会議員  喜友名盛充   北谷町議会議員  渡久地政志...