北谷町議会 > 2018-10-11 >
10月11日-04号

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  1. 北谷町議会 2018-10-11
    10月11日-04号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    平成30年  9月 定例会(第478回)    平成30年第478回北谷町議会定例会会議録(第14日目)       開議 平成30年10月11日(木)10時00分       散会 平成30年10月11日(木)15時21分出席議員  1番 大浜ヤス子議員  2番 新垣千秋議員  3番 玉城靖規議員  4番 喜友名盛充議員  5番 渡久地政志議員  6番 又吉朋和議員  7番 友利 勉議員  8番 照屋正治議員  9番 宮里 廣議員 10番 高安克成議員 11番 宮里 歩議員 12番 玉那覇淑子議員 14番 仲地泰夫議員 15番 喜友名朝哲議員 16番 阿波根 弘議員 17番 田場健儀議員 18番 仲栄真惠美子議員 19番 亀谷長久議員欠席議員 13番 與儀 誠議員説明のため出席した者の職氏名町長         野国昌春副町長        神山正勝教育長        川上啓一会計管理者兼会計課長 知念喜忠総務部長       玉那覇 修住民福祉部長     伊波興繁建設経済部長     松島 勲教育次長       佐久本盛正上下水道部長兼上下水道課長           安田茂正町長室長       宮里泰明総務課長       岸本 満企画財政課長     仲松 明情報政策課長     與那覇政彦税務課長       兼城泰志住民課長       仲地桃子福祉課長       西田由紀保健衛生課長     金城睦彦子ども家庭課長    与儀 司農林水産課長     根間朝弘商工観光課長     伊波孝規都市計画課長     田仲康児土木課長       仲宗根義覚教育総務課長     鉢嶺宗則学校教育課長     原田利明社会教育課長     池原 誠学校給食センター所長 太田守男職務のため出席した事務局職員の職氏名議会事務局長     比嘉良典議会事務局次長兼議事係長           稲嶺盛和議事法制担当主査   宇良留美子    平成30年第478回北谷町議会定例会議事日程(第4号)            平成30年10月11日(木) 10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問     1. 4番 喜友名盛充議員     2. 7番 友利 勉議員     3.12番 玉那覇淑子議員     4. 9番 宮里 廣議員平成30年10月11日(木) △開議(10時00分) (開議宣告) ○亀谷長久議長  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○亀谷長久議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、7番友利勉議員及び8番照屋正治議員を指名します。 △日程第2 一般質問 ○亀谷長久議長  日程第2 一般質問を行います。 順次発言を許します。 4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  グスーヨー チューウガナビラ。おはようございます。通告にしたがい一般質問を行いたいと思います。 その前に第11代北谷町議会議員の一般質問をトップバッターということで、一言御挨拶をしたいと思います。 去る9月2日に行われました北谷町議会議員選挙におきまして、町民の皆様からの御指示、御支援をいただき、今日再度この場に立つことができました。この場を借りて町民の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。1期目とは違う町民の皆様からの負託の重みというものを感じております。私はこれまでチムグクル政策をモットーにみんなで作る北谷のまちを目指し、議会活動そしてまた政治活動を行ってきました。2期目もその初心を忘れず、町民の思いを町政にしっかりと届け、より住みよい北谷町を目指しヌチカジリ努めてまいりたいと思いますので町長始め執行部の皆様、そしていつも住民の福祉向上のために一生懸命働いている北谷町役場の皆様には引き続き4年間どうぞよろしくお願いいたします。共に力を合わせて誇れるまちづくりを行っていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは一般質問を行います。 質問事項1.観光振興について。 (1) 沖縄県が2021年度の導入を目標に、観光振興を目的とした新税の創設について検討を再開した。本町においても、外国人客を始めとした近年の入域観光客の増加により、多言語対応や環境保全、観光振興のための財源を確保する必要性が大きくなっていると思いますが、その財源の確保について、今後どのように考えているか伺います。 (2) 本町への宿泊観光客数は、現在、年間約96万人となっておりますが、将来的には更に増えることが予想されます。観光振興の目的は、本町で宿泊、買い物等、滞在することにより、お金を本町へ落としてもらい、経済を活性化し、町民の暮らしを豊かにすることが目的だと思いますが、実際の経済効果は年間幾らになるか。また、観光客にお金を落としてもらうための施策は現在幾つあり、今後はどのように展開していくのか伺います。 (3) 現在、西海岸地域では、特に夕方の交通渋滞が日常的に発生しています。その要因としては、県全体としての課題や道路の構造的な問題等もあるが、本町に訪れる観光客や宿泊客の影響も考えられると思います。観光客や町民の交通の利便性の観点からも交通渋滞対策についての考えを伺います。 質問事項2.砂辺の浜への緊急車両経路について。 (1) 町道砂辺2号線から砂辺の浜に向かう道路に車両が停止していたため、緊急車両が通過できず、やむなく迂回し、馬場公園正面から人命救助へ向かった事例が多々あるとの事です。町道砂辺2号線は、過去に車の不法投棄等があり、現在の状況になっているとのことです。人命救助の観点から緊急車両が通れるよう、道路の拡張等、なんらかの対策ができないか伺います。 質問事項3.北谷町の公園整備について (1) 現在、北谷町には31の公園があり、面積でも、人口一人当たりの広さが、県内第5位であると聞いています。しかしながら、他市町村にあるような大型遊具を有した公園がありません。北谷町の公園に子どもたちが伸び伸びと遊べる大型遊具がない理由を伺います。 再質問は自席にて行います。どうぞよろしくお願いします。 ○亀谷長久議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ。 おはようございます。ただいま喜友名盛充議員から御質問をいただきました。私のほうからは質問事項1番目で御回答を申し上げますけれども、ちょっと長くなりますけれどもお許しをいただきたいと思っております。 まず、質問事項1番目「観光振興について」の質問要旨1点目「沖縄県が2021年度の導入を目標に、観光振興を目的とした新税の創設について検討を再開した。本町においても、外国人客を始めとした近年の入域観光客の急増により、多言語対応や環境保全、観光振興のための財源を確保する必要性が大きくなっていると思うが、その財源の確保について、今後どのように考えているか伺う。」についてお答えいたします。 県はリーディング産業である観光産業が持続的に発展していくために、観光地としての魅力向上に資する観光関連施策の実施と、その財源確保が必要であると考え、「観光目的税の導入施行に関する検討委員会」にて、宿泊税、レンタカー税、入域税等の観光目的税の導入について、議論がなされております。 県は、2021年度までに観光目的税の導入を目指しておりますが、税導入の目的、徴収方法、使途について十分な議論が必要であると考えられております。 本町においては、観光振興のための財源確保の手段として、内閣府が創設した「地域再生エリアマネジメント負担金制度」について、研究する必要があると考えております。 地域再生エリアマネジメント負担金制度は、地域内の合意を基礎に設置される地域団体から徴収される負担金を主財源として、地域内活動費に充てる制度となっております。 この制度の特徴は、徴収された負担金が、その目的の地域に活用されるので、その成果も見えやすく、地域課題の解決に向けて負担し合う意義が理解しやすいと考えられております。 本町においても、観光振興に対する財源確保は必要不可欠だと考えておりますので、今後の県の動きも注視しながら、また、内閣府が創設した地域再生エリアマネジメント負担金制度についても調査研究を進めていきたいと考えております。 次に、質問要旨2点目「本町への宿泊観光客数は、現在、年間約96万人となっており、将来的には更に増えることが予想される。観光振興の目的は、本町で宿泊、買い物等、滞在することにより、お金を本町へ落としてもらい、経済を活性化し、町民の暮らしを豊かにすることが目的だと思うが、実際の経済効果は年間幾らになるか。また、観光客にお金を落としてもらうための施策は現在幾つあり、今後はどの様に展開していくのか伺う。」についてお答えいたします。 商工観光課が調査している、町内宿泊施設のねん年かん間にん人ぱく泊すう数では、平成27年度が約66万2千人泊、平成28年度が約82万7千人泊、平成29年度は約96万2千人泊と推測しております。特に美浜アメリカンビレッジ地区と隣接するフィッシャリーナ地区においては、ホテル施設が複数建設され、稼働率も約80パーセントと高水準を保っている状態となっております。 本町を訪れる観光客は、美浜アメリカンビレッジ地区を中心に、本町の西海岸地区を周遊しているのが現状でございます。また、アメリカンビレッジ地区にはいくつもの商業施設を有しており、インバウンド客を始め、ホテル宿泊者等、連日多数の買い物客が利用している現状がございます。 本町における経済効果については、詳細を把握しておりませんが、沖縄県の調査によると、平成29年度の旅行・観光の経済波及効果は、1兆1千699億8千500万円で過去最高であると発表されております。そのうち県内観光産業への直接効果としては6千912億円ということでございます。 産業別の波及効果といたしましては、宿泊業と飲食業が高い数値を示しており、宿泊施設と飲食店を複数有する本町においても、波及効果が大きいと予想されます。 平成29年度沖縄県観光統計実態調査によると、国内客の消費単価は7万2千284円で、宿泊費、飲食費、土産・買物費、県内交通費の順に消費額が多くなっております。前年度比で3.3パーセントの減少がみられております。 その一方で、平成29年度外国人観光客実態調査によると、空路による外国客の消費単価は10万265円となっており、土産・買物費での消費が高い傾向がみられます。 本町における観光客にお金を落としてもらうための施策といたしましては、観光スポットイベント情報等の発信を継続的に展開し、体験型事業、エンターテインメントによる他地域と差別化した取組により、滞在している観光客に対し、おもてなしの事業を活性化していきたいと考えております。 次に、質問要旨3点目「西海岸地域では、特に夕方の交通渋滞が日常的に発生している。観光客や町民の交通の利便性の観点から交通渋滞対策」についてお答えいたします。 沖縄県では、平成29年度の入域観光客数が約958万人と過去最高を更新し、1千万人も目前となっております。 また、平成32年には那覇空港第二滑走路の供用開始や、東京オリンピックの開催に伴うスポーツコンベンション等の開催により、観光客の更なる増加が期待されております。 沖縄県において自動車保有台数の増加、自動車への依存の高まり、公共交通利用者の減少、入域観光客の増加に伴い、交通問題が深刻化しております。 交通問題解決に向け国や県は、連携し体系的な道路整備を進めていますが、中南部都市圏の交通需要に追い付いていない状況にあります。 慢性的な交通渋滞は顕著であり、平成26年度には那覇市の平日混雑時旅行速度が15.9キロ(km/h)となっており、全国ワーストを記録した平成24年度調査値の16.9キロ(km/h)より低下している状況にあります。 公共交通機関である路線バスの利用者は、30年前と比較し3分の1程度に減少しており、自家用車両やレンタカーの増加により引き起こされた交通渋滞に伴う定時性、速達性の確保が厳しい環境が、路線バスの利用を遠ざける要因となっており、それらが負のスパイラルとして渋滞を継続させております。 国や県では、西海岸道路等の幹線道路の整備に加え、基幹バス構想等公共交通システムの再編・活性化、ICカード等を活用した公共交通の使いやすさの向上、新たな交通システムとした沖縄県鉄軌道計画など公共交通への転換に向けた様々な取組を実施しております。 また、民間主導による那覇空港発着のシャトルバスの導入もあり、交通問題対策については官民一体となった取組が展開されております。 御質問のとおり、本町においても交通渋滞は慢性的に発生しており、まちづくりの重要な課題として捉えております。 本町においては現在、那覇空港と西海岸地域の宿泊施設とを結ぶシャトルバスとして空港リムジンバス、北谷ライナーの運行があります。また、海上交通として那覇港と本部港を結ぶルートで北谷町を経由する高速船の実証運行、本町西海岸での自動走行実証運行、観光協会によるレンタサイクル事業、これらの交通システムと連携ができる町コミュニティバス実証運行も本町では実施されております。 本町では、沖縄県が計画する基幹バス構想や沖縄鉄軌道といった新たな公共交通の骨格軸との連携を想定した様々な交通手段のネットワーク結節点として美浜駐車場を位置付け、その戦略的活用構想の策定に取り組んでいるところでございます。 今後、返還が予定されているキャンプ桑江南側は、国道58号と県道24号線バイパスが接続する幹線道路結節点となることから、公共交通機関との連携を見据えた公共駐車場の設置も検討しており、美浜駐車場との機能連携も図っていけるよう、現在関係機関と協議を進めているところでございます。 国や県は渋滞対策における県民意識の効果的な働きかけとして、「わったーバス大実験」の実施や「TDMアクションプログラム」の推進に取り組んでおります。 国の交通渋滞に関する分析資料によると、自動車交通量の約1割程度、例えば10人に1人が公共交通や自転車、徒歩へ転換するか、又は県民の協力により渋滞時間帯をシフトできれば、大幅に交通問題は改善できることを示しております。 「まずは、コミュニティバスも含めた公共交通を利用してみる。」そこでバスが不便との先入観が取り払われることもあります。 自動車利用者の交通行動の変更を促すことにより、地域レベルの交通渋滞の改善にもつながることから、バス等公共交通の利用促進について町民の皆様と考えていけたらと思います。 長くなりましたが、その他の質問につきましては、担当部長とさせていただきます。 ○亀谷長久議長  松島勲建設経済部長。 ◎松島勲建設経済部長  質問事項2番目「緊急車両経路について」の質問要旨「町道砂辺2号線は、人命救助の観点から緊急車両が通れるよう、道路の拡張等、何らかの対策ができないかについて」お答えいたします。 砂辺の浜に向かう町道砂辺2号線については、過去に車両の不法投棄等があったことから現状の柵を設置した経緯がございます。 今後は、緊急時等に車両通行に支障がある旨の注意喚起を促す看板の設置を検討してまいります。 続きまして、質問事項3番目「北谷町の公園整備について」の質問要旨「北谷町の公園に子どもたちが伸び伸びと遊べる大型遊具がない理由を伺う。」についてお答えいたします。 現在、北谷町には運動公園、近隣公園、街区公園など31か所の公園があり、住民一人当たりの都市公園の敷地面積は17.20平方メートルとなっております。これは、都市公園法施行令第1条の2における、住民一人当たりの都市公園の敷地面積の標準となる10平方メートルを超えるものとなっております。 都市公園におきましては、その種類によって標準となる面積がありますが、町においては、その基準に沿って整備を行ってきており、遊具につきましても、各公園の目的に沿ったものを設置しております。 町内の都市公園に設置されている主な遊具は、桃原公園や上勢桑江公園及び北玉公園のスライダー、謝苅公園、砂辺馬場公園、安良波公園、宇地原公園、上勢頭北公園の複合遊具がございます。 今年度は桑江公園においても複合遊具の設置を予定しております。 また、平成28年度に設置いたしました、北谷公園水泳プールの子供用遊具は、大変人気のアトラクションとなっております。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  それでは再質問をしたいと思いますが、財源確保の必要性が大きくなってきているということで、認識していると思いますが、地域再生エリアマネジメントを活用して調査研究をしていくBIDということでありました。現在、この県の新税として宿泊税が有力ということでありましたが、宿泊税を県が導入した場合には、本町への税収というのはどれぐらいになるのか、もしこの分配の方法とか、割合がどうなっているのか、分かれば教えていただきたいと思います。 また、県ではなくてこの町単独でこういった宿泊税の徴収というのは可能になるのか。答弁をお願いいたします。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。先ほど町長答弁からもありましたように、県ではこの観光目的税を導入する議論が再開されておりまして、その観光目的税制度の導入施行に関する検討委員会というのが今年度開催されております。その中では宿泊税、またレンタカー税、入域税というような導入について再検討されておりますけれども、現在、有力であるのは宿泊税ではないかという議論に達しております。まだ、この導入については、再検討、議論が必要であるということで、引き続き検討になっていると。今、御質問の宿泊税導入の際に町に幾ら入ってくるのかという話でございますけれども、こちらについてはまだ議論の途中でございますまで、この分配のやりとかは、その使途目的については、今後の課題となってくると考えております。 また、自治体がこの宿泊税を導入している事例、これは国内4か所で宿泊税の導入の事例がございますけれども、京都市と金沢市が自治体単位で宿泊税の導入をしております。 現在、沖縄県の場合によりますとやはりこの自治体単位での宿泊税の導入というのと県が進めている導入がございますけれども、こちら2つ取るということは、やはり二重課税になりますので、これは難しいのかなあと考えております。ですので、今後、そのやはり目的税の使途目的が最終的な議論になるのかと考えております。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  市単独でもあるという情報を得て、いろいろ調べてみたんですけど、京都市と金沢市ですか、1万人以下200円の宿泊税を取っているということでありました。100万人ぐらいは確実に96万人ということで発生しますので、単純計算をすると100円を取っても1億円ぐらいの税収になるので、とても良い施策ではないかなあと思いますが、県との関連もあると思いますが、是非、北谷町はこんなにホテルも誘致して、せっかく税を使って造り上げたものなので、しっかりと要求して、できれば多くこの税が取れるような形で話を進めていって欲しいなあということを要望したいと思います。 少し話は変わるんですが、本町で現在、観光振興基金として500万円ほどあると思いますけれども、この基金の500万円はどこからのお金なのかということが分かれば、また、現在、基金というのはどのようなことに使われていて、また改めて目的と内容というのが分かれば説明をお願いしたいと思います。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。観光振興基金についてでございますけれども、積立として前年度、今年度500万円ずつですけれども積立金として歳出をしております。財源については、一般財源と一部入湯税が含まれているものと認識しております。この目的でございますけれども、これは観光拠点施設の建設に向けて作られた基金でございまして、現在、観光情報センターが設置されましたけれども、この建設資金に一部投入されております。また、今後は観光拠点のこの造成に係るものに使われていくものと考えております。
    亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  観光基金として積立てで施設の建て替えなどに修繕などを行っていくということでありました。また、現在、入湯税からも入っているとありましたけれども、今2千700万円ほど入湯税がありますよね。これもやはり観光目的税ということで用途も決まっていて、いろいろ観光面とか、いろんな面で使える財源ではないかなあと思いますが、このちゅらーゆの活用方法次第ではこの観光の振興を財源として今後どんどん伸ばせるのではないかと思うんですね。その辺も可能性は十分にあると思いますので、含めてこの財源というのを考えていただけたらと思っております。 先ほどあったこの、地域再生エリアマネジメントBIDとの連携によって、また、負担金制度を取り入れた仕組み作りというのも重要になってくると思いますけれども、安定的な財源が今後、北谷町を観光振興する上で必要となってきますので、あくまでも市街地活性化がBIDをやりながら町全体の観光というのは、町が主体となってこの財源を確保して、先頭で引っ張っていって欲しいと思っております。今後、観光振興やまた環境整備を整えていくため、一般財源などの支出を減らしながら、住民に還元できる仕組み作りを作っていくためにも、財源を確保する取組が重要になってくると思いますので、よろしくお願いします。これも宿泊税がありましたし、また観光振興基金、これも増額してもいいのかなあと思いますけれども、また、ちゅらーゆを最大限活用して、入湯税を確保するとしっかり観光振興費を確保し、観光振興につなげて欲しいと思っております。 次(2)にいきますが、観光客にお金を落としてもらうための施策で今後はどのように展開していくか伺いました。 施策としては、体験型のエンターテインメントとか、イベント情報を発信していくということがありました。データによりますと、県全体では1兆1千699億円、直接効果というのが6千912億円、県のデータではあるんですけれども、やはり県はいいんですけど、本町としては、どうなのかというのはやはりぼやけた感じになって、分かりづらい面があると考えております。 本町というのはインバウンドに大変に力を入れておりまして、本町に訪れる観光客数というのも推移なども今まで2千686万人、推移を見ていけば、事業効果というのは言うまでも無いんですけれども、県外、海外から観光客を本町に誘致した、お金を落としてもらうための施策が少し少ないのではないかと感じています。アメリカンビレッジとかデポアイランド等西海岸の飲食店のパンフレットの広報というのは、力を入れているんですけれども、次に北谷町に来た後どうするのか。更に北谷町に1泊してもらって、お金を落としてもらうための次のステップとしてもう1歩踏み込んだ施策が必要ではないかと思っております。 県が出した沖縄県を訪れている観光客の実態調査、これは平成24年度から平成25年度のデータだと思うんですけれども、本町では観光客は昼間から夕方に滞在が多くて、やはり夜は少なくなっている傾向があるということで書かれておりました。実際に美浜地区の飲食店の方から平日は特にこの観光客のお客さんが少ない傾向にあると、お話を伺ったことがあります。実際に私も北谷町の飲食店で三線を弾いて観光客のおもてなしをしていますが、北谷町でこの三線を弾いて聞くことができる飲食店というのが2、3店舗ぐらいですね、沖縄市とか恩納村、那覇市に観光客が流れているような形になっているのかなあと現場にいて感じます。恩納村では三線を弾く沖縄料理屋とか、飲食店がないと誘致できないような形のほとんどがそうなっている。那覇市もそうですし、沖縄市はディープな文化が体験できるということで、そういったのを売りにしながらやっているので流れてないかと思っているんですけれども、実際これはどうなのか。観光客の動向の調査、町独自で行っていく必要があると思いますけど、今までこういった調査というのは行ったことがあるか伺います。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。観光に対する経済波及効果、今、県のほうで出されている数値が最新のものということで、町長答弁のほうからもありましたけれども、この各市町村ごと、各エリアごとの経済効果はなかなか出しにくい現状があります。これまで、この経済効果の推移を計る調査としましては、商工会の買物動向調査を行った経緯があります。アメリカンビレッジ事業者がこの商店街で消費されたその経済効果を調査した経緯というのがございます。 まだ町全域でまた観光客に特化した経済効果の調査というのはまだやってないんですけれども、今後、いわゆるこの町にどれぐらい波及があるかというものは、今後の施策、また観光プロモーションへの方向性を定めるいくものと考えておりますので、この調査方法について、また調査をしていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  観光協会とかまた商工会でも調査をしたということでありますが、町全体としてやる必要があると思うんです。なぜかというと、町で予算を掛けた分だけやはり効果があるのか、やはり最小限の費用で最大限の効果というのが目的だと思いますけれども、実際、この効果が分からないと投入もしずらいんじゃないかというところがあるんですね、例えば1億円出して、5億円効果があれば出す意味も出てくるので、そういう意味でこうPDCAでこういったサイクルを作るためにも、データというのは大事だと思っております。実際に私が調べたのは夜の滞在が少ないのであれば、現在、力を入れているエンターテインメント、先ほどありましたように、その事業に更に予算を投じたりとか、また投じたことによって、イベントによる滞在時間を増やして消費を促すとか、また飲食店には三線のこのアーティストとか、三線以外のアーティストに助成金を投じるとか、いろいろ施策というのはたくさんあると思うんですね。夜の飲食店活性化させるためにも、ハワイのようなトロリーバスも大変有効かなあと思うんですね、西海岸で走らせるのもひとつの施策だと思っています。あくまでも案なんですけれども、少しお話ししたいと思いますが、西海岸にこの4つのゾーンを作って、4つをひたすらこのトロリーバスで循環するような形です。1つ目がこのハンビーのフリーマーケット、昔は栄えていたんですけど、そこに現在飲食店が入って、そこに6戸ぐらい店舗があるぐらいコの字であるんですけど、そこに飲食店を誘致して、例えば屋台村という形に町がこのゾーンとして決めて、まずこれが1つ目のゾーンとします。2つ目が今公共駐車場とか観光協会がある美浜において、3つ目がうみんちゅワーフ、4つ目が今からですが、馬場公園のあちらも駐車場にしながら今から構造的に思索していくということですけど、その4つを例えば駅みたいな形でポイントを置いて、そこでこう走らすんですよ。すると効果としては車を持たないでこのメリットというのは飲食をすることができるところになりますので、ここで1回飲食させてしまって2回、3回とはしごできるような環境作りをします。そうするとこのエリアに人が動く動線みたいなのができると思うんですよ。そうすると、夜の滞在が結果的に延びてコースの利便性や経済効果というのは上がるというふうに思っております。さらにこれと含めて居酒屋スタンプラリーみたいな形で居酒屋で1個スタンプをもらって、3つもらえれば景品がもらえますよという形で企画をして、必ず1個のスタンプは西海岸だけではなくて、町全域のどこかの居酒屋からもらってくるとか、そうすると地元の飲食店にすることによって西海岸だけではなくて、町全体の飲食店、地元の飲食店にも経済効果が観光客を引き連れてこの動線を作っていく。そうすることによってまた、大きな経済効果を出すことも可能になると思うんですね。これから次のステップとしてこのような夜の滞在期間を延ばすようなお金を落としてもらうための具体的な施策とか、仕掛け作りというのが本当に重要になってくると思いますが、今私が言ったとおりバスも含めてこういった施策いかがでしょうか。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。議員がおっしゃるように、夜のナイトスポットの醸成と、また、域内でこの観光客が滞在時間を延ばす施策というのがやはり必要だと考えております。 また、この域内でやはり周遊するこのインフラの整備、今はこの自動走行の実証実験、またコミュニティバスの導入等々が連動して町は施策として掲げておりますけれども、観光客が利用できるこの域内での移動方法についても、今後、研究する必要があると考えております。また、先ほど申し上げておりました居酒屋のスタンプラリーですね、いわゆるはしごをする仕組み作りというのはやはりプレイヤーとなる事業者と連携する必要があると思いますので、今後、事業者又は観光団体、観光協会、商工会と連携をしながら他地域には無い北谷の良さを十分にアピールできるアイディアを出していければというふうに考えております。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  大事なのは商工会とか飲食業組合、たくさんの店舗がありますので、連携をしながら町が主体となって、仕掛け作りも一緒にやっていくと、本当に喜ぶのではないかと。経済効果が上がれば、このそれぞれから税収が上がってきますので、そういった形で全体的に町として増やしていく仕組み作りも大事だと思っております。 少し話が変わりますけど、平成29年の主要施策成果説明でも、観光振興の改善点というのを見たんですけれども、やはり来訪者が町内を周遊するためのメニュー充実を図ることが今後の課題だとありました。このメニューの充実を図るためにも観光の観点からこれからできる博物館とか、北谷グスクも大変本当にお金を落としていく仕組みとか、体験のメニュー的には大変重要になってくると思いますので、未来を見据えながらこれからお金を落としてもらう仕組み作りを動線というのをしっかり行っていく必要があるのではないかなあと思っています。お金を落としてもらうためには、もちろん、先ほど言った企業、それぞれ企業が努力することは本当に重要なんですけれども、お金をどう落としてもらうのか、その私が気になる動線をしっかり作ることも行政の大事な役割ではないかと思っております。動線を示されることで、そこで企業が動線で努力することによって、実際にお金を落としてもらう。このように官民一体となったときに初めてお金が回って、経済効果が表れこれまで、一緒になって取り組んできた観光誘致推進事業もありますし、また観光振興事業、観光物産プロモーションにも力を入れておりますし、北谷ブランド力向上推進事業というのが最大限にどんどん今まで、やってきたものが生かされるのがこの動線作り、この動線の中でどうやって行くかというのがとても大事になってくると思っております。検討をよろしくお願いします。 次(3)ですけれども、交通渋滞対策についてなんですが、大変町としても重要な課題で、県としても重要な課題であって、現在、町ではシャトルバスとか高速船とかレンタルサイクルなどで、いろいろ行っている。交渉している段階だと思っております。今後もやはり観光客がどんどん増えて100万人、1千万人になった場合、また2千万人目指す中で問題になってくると思いますけれども、この問題も関連して観光客の動線というのが鍵を握っているのではないかなあというふうに思っております。観光客と住民の交通網を分けながらも、つないでいくという構想だと思いますが、このシンプルな方法としては、観光客が町内で車を走らさない取組というのも大事だと思っております。そのためにはまず、動線から構想していかないといけないのかなあと思っておりますが、長期的に見ると先ほど言った、博物館とか、北谷グスク、美浜駐車場がポイントとなっていると言っておりましたが、そこが観光と交通のポイントになるかなあと思っていますが、この三つの連携とか交通網については、現在、何か考えとか、取組、構想があるのかというのを聞かせてください。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  コミュニティバスのお話がありましたので、企画財政課のほうで答弁させていただきます。 先日の本会議でも御説明をさせてもらったんですけれども、コミュニティバスは4つの目的があるんですね。1つは交通弱者の生活の維持そして向上と、今、現に高齢者の方が利用されているという実績がございます。そして2つ目が公共交通の空白地を埋めていくと、特に東部地域のほうでは、公共交通が通ってない箇所あるので、そこに接続していくという目的で、こちらも高齢者からかなり外出する機会が増えていると、家族とか友人に頼んで連れていってもらうというストレスがなくなったよという好評をもらっております。 そして3つ目が観光客、今御質問がありました移動の利便性、ストレスなく移動するということですね、こちらにつきましては、認知度も低く、また利用も低いという結果が出ております。利用者は数パーセントになっております。私どものほうでは、宿泊施設とか、またリムジンバスとか、そういったところにパンフレットを置いて、これが接続できるように、利用したレンタカーとか、公共バスからコミュニティバスに接続できるような情報提供というものをこれまで行っておりましたけれども、なかなか延びないという実情がございます。最後に4つ目で公共交通の活性化と、コミュニティバスがそれを公共交通に接続することによって、広域まで人を運んでくれると。これもコミュニティバスの利用者から公共交通を利用する機会が多くなったよという声をいただいております。4つの目的はそれぞれ達成度も違いますけれども、今年度、最終の評価になっております。この4つの目的をそれぞれ、これまでの実績を踏まえて、どこに軸足を置いて、今後、継続できるか、できないかというものを今年度判断していきたいと思っております。先ほどのコミュニティバスの運行につきましては、かなり経費が掛かっていると。先に仲栄真議員からもありましたけれども、この事業を運営するために事業者からの支援ということも当初走らせた時にございました。あるいは事業者と一緒になってまちづくりを進めて行くということも大事です。このコミュニティバスは、コミュニティですから、これを養うコミュニティを町民そして観光客という形で活用していけるような皆さんに親しまれるようなコミュニティバスの運行というところに、やはり観光とコミュニティバスというものをどうつないでいくか。やはりここに目的地、先ほど議員からありましたプログラムを作って、体験できるような各地でプログラムを落としていって、そこに観光客を連れていく手段としてコミュニティバスの利用というのも考えていかないといけないと考えております。また、コミュニティバスの利用者からの意見としまして、もっとバス停も増やしていって欲しいと話もあります。一方、もう少し時間、便数も増やしてもらえないかという意見もございます。矛盾するような課題もございますけれども、全てが公共路線、全てがコミュニティバスでは、賄えないと思っています。議員がおっしゃったエリア、エリアによって、北谷町全域でエリア、エリアによって移動の手段というのも今後、考えていかないといけないと考えております。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  分かりました。グスクとか美浜連携は今からだと思いますけれども、コミュニティバスもなんですが、やはり4つの観点があって、この4つの観点を含めて、利用率を上げていこうということだと思いますけど、観光客と住民の共有というのが気になっていて、分ける必要がないと、エリアを分けることによって、本来ここに行くべきではない人も来たりとか。エリアを分けることによって、こういった問題も解決していくのかなあというふうに思っております。平成29年のコミュニティバス導入実験成果説明の中でも、交通弱者の外出機会の増加につながった一方ですね、また観光客は現役世代の方々の利用者が少ない傾向があったと書かれていました。 また収支率も目標が40パーセントだが、現在は8パーセントと、その改善点として運行時間帯の検討とか、観光客への周知、リムジンバス事業者等との連携を図るとありますが、そもそもこのバス乗客数というのは少ないので、自分らは気になっているんですよ。改善したところでこの交通弱者と観光客の共有には限界があるんじゃないかなあと思っているんですね。なのでコミュニティバスと交通弱者用とか、観光用バス、先ほど言ったトロリーバスの形で下と上とか、そこでの中でのリンクというような形で、こういったことができないかと自分は思っているんですけど、それも今後、検討していただきたいなあと思っております。 先ほど話しましたように観光客はトロリーバスとか、このトロリーバスも事業者からお金を集めて、例えばここで財源を使ってやることも可能だと思うんですね。この財源を生かして、この交通弱者のバスの分も補えるような構想もできると思います。この一括交付金という財源に集中すると4つをしないといけないので、難しくなると思いますけど、その辺も柔軟に効果が出せるような形で進めていって欲しいと思っております。 時間がないので次に行きたいと思いますが、緊急車両の件ですが、看板を設置していくということでありましたが、できれば道路、地面へのカラー舗装などもできないかなあと思いますけど、その辺は検討できませんかね。 ○亀谷長久議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(10時50分) △再開(10時51分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  喜友名議員の看板設置に向けて検討するということで答弁させてもらいましたけど、多分路面表示のことだということで考えておりますが、最初はやっぱり段階的な考え方もありますので、最初は看板設置をして、それがパトロールでどういうような感じで渋滞を起こしているかということも把握しながらその路面表示については検討していきたいと思います。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  砂辺2号線はですね、自分は現場を2回見ているんです。昼間見て帰って、もし何かあったら大変だなあということで、今回、このような形で提案をしましたけど、是非、この辺も見ながら看板設置から、それでも多いようであれば、こういった緊急車両とか。カラー文字などもよろしくお願いします。 最後に3番の北谷町の公園整備ですけれども、確かに北谷町は公園には遊具はあるんですけれども、その中で現在、他市町村がかなり大きな大型遊具というんですかね、そういうのがどんどん増えてきて、町民の中から北谷町はそういう大型遊具はないのという要請がかなりあります。 馬場公園も最初は大型遊具だったと思いますが、どんどん少なくなってきているような形がありまして、こういった大型遊具の設置というのも住民から要望があるんですけれども、他が増える中で大型は何かハードルがあるんですかね、相当、財源の問題なのかそれを確認したいと思います。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  この大型遊具が各公園に近隣市町村みたいな大きな遊具が設置できないかという御質問でございますが、先ほどの部長答弁にもございましたが、各公園にあった遊具の設置ということで、規模等々も公園にはありまして、例えば街区公園とか、近隣公園とか、運動公園とか、そういう公園に関しましては、当然、面積等々の整備もございまして、その観点から大型遊具については、まだ、近隣市町村みたいな大きなものはないんではございますが、少しずつ今回も桑江公園には、複合遊具を設置することになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○亀谷長久議長  4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  できれば他市町村でできて初めて、住民の方にも町にも伊平地区とかそういったところに中心としてあったらコミュニティの場も広がるし、大きな遊具が欲しいという要望がありますので、その辺も財源も確保していただきながら設置していただけたらなあと思っています。子育て世代からの住民から要望がありますので、要請をしてこれで私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○亀谷長久議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(10時54分) △再開(11時04分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  おはようございます。先ほど喜友名議員からもありましたけど、改選後初の議会で、ちょっと私も緊張しておりますけど、改選後の初議会ということで一言御挨拶して始めていきたいなあと思っております。 9月2日に行われた町議選で多くの町民の御指示・御支援をいただいて、第11代の北谷町議として、2期目の当選をさせていただきました。美浜区選出の友利勉でございます。 第11代の町議として、地方自治の基本であります地域住民の福祉の増進を図るため、住民の声を拝聴しながら、地方自治に定められた二元代表制の役割であります議会の権限としての議決権等を行使して、町当局執行部が提案する事業計画や業務内容が住民福祉やサービスの向上につながるのかとチェック機能を高め、向こう4年間、住民福祉の増進、北谷町発展のため、誠心誠意、与えられた職務に邁進する覚悟でございます。よろしくお願いします。町民の皆様、そして執行部並びに町役場職員の皆様よろしくお願いいたします。 さて、質問の前に北谷町内路線バス停留所名称に関するアンケートに御協力していただいた町民の皆様にお礼を申し上げます。広報ちゃたん10月号に掲載されていたとおり、7月下旬から8月末日まで実施された町民アンケートの結果、町内国道58号「軍病院前バス停」の名称が「美浜アメリカンビレッジ入口」に決定したとのことです。これから路線バスを利用して美浜に訪れる観光客、来訪者が戸惑うことなく下車してアメリカンビレッジ等、目的の場所で心に残る思い出つくりを楽しんでいただけるものと思っております。アンケートに回答していただいた町民の皆様御協力大変ありがとうございました。 また、先の第473回6月定例会で取り上げ、質問した町立小中学校への110番非常通報システム設置については、学校における子ども達の安全・安心を確保するため、早速、今年度補正予算を組み、対応していることに感謝します。今後も、町民の安心・安全を確保し、快適で幸せな暮らしができるよう執行部、議会が行政の両輪として取り組んでまいりましょう。 それでは一般質問に移ります。 質問事項1.観光産業の振興について。 質問要旨(1) サンセットビューライン構想(仮称)については、北谷の西海岸地域の更なる魅力の増進及び発信力の向上を図るとのことですが具体的な取組事業内容をお伺いいたします。 (2) 北谷エンターテインメント事業により、プロデューサー、映像、音響など多くの人材が育っておりますが北谷町内のイベントでどのように活用しているかお伺いいたします。 (3) 前年度の泊港(那覇若狭)、中城湾港へのクルーズ船の寄港回数、乗船客数並びに立ち寄り観光地情報を伺う。また、過去2年の月別の北谷町への入域観光客数をお伺いいたします。 (4) 小型クルーズ船の寄港地として北谷町浜川漁港並びに周辺海岸を活用することはできないかお伺いいたします。 質問事項2.美浜駐車場の利用について。 美浜駐車場を拠点にする「公共交通ネットワークの形成」に向けた調査・研究をするとのことだが、具体的にどのような公共交通ネットワークをイメージしているのかお伺いいたします。 質問事項3.フィッシャリーナ地区交流広場の管理について。 質問要旨(1) フィッシャリーナ地区交流広場の管理並びに利用状況をお伺いいたします。 (2) フィッシャリーナ地区交流広場に公衆トイレと東屋を設置すべきだと思いますがいかがでしようか。 質問事項4.道路行政について。 質問要旨(1) 北前安良波線改良事業の進捗状況をお伺いいたします。 (2) 町道美浜7号、9号、12号線の道路改良事業の進捗状況をお伺いいたします。 (3) 町道港1号線の道路拡幅整備工事の進捗状況をお伺いいたします。 再質問は自席で行います。 ○亀谷長久議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま友利勉議員から御質問をいただきました。今度も少し長くなりますけれども御容赦願いたいと思います。私のほうからは質問事項1番目「観光産業の振興について」の質問要旨1点目「サンセットビューライン構想(仮称)については、北谷の西海岸地域の更なる魅力の増進及び発信力の向上を図るとのことですが具体的な取組事業内容」についてお答えいたします。 本町西海岸地域の整備につきましては、本町各事業所管課が相互に連携を図りつつ「アジアを代表する観光拠点の形成」を目指して取り組んでいるところであります。 サンセットビューライン構想(仮称)は、西海岸において各所管課が取り組んでおります個別事業及び将来構想等について、統一的なコンセプトの下その将来像を分かりやすく発信することにより、同地域のブランド力の向上及び整備の円滑な推進につなげようとするものであります。 これまで、砂辺・宮城地区では防衛国有地を有効活用した住民等の交流施設である町民農園等の整備が進められてきました。今後は、砂辺の浜、馬場公園と連携した無願埋立地の活用構想も現在検討が行われています。 また、美浜地区では、これまでの企業誘致の成果として商業施設や宿泊施設の開業が続くフィッシャリーナ整備事業や、レクレーション交流拠点を目指すサンセットビーチ改良事業、本町における交通ネットワークの結節点として美浜駐車場の戦略的活用構想の策定等を進められ、北前地区では安良波公園のインディアンオーク号の改修計画もございます。 さらに、砂辺地区から北前地区までの海岸線を回遊路とする西海岸歩行者ネットワークの整備も着実に進められております。 今回の構想につきましては、西海岸地域の統一ネーミング及び西海岸地域を構成する砂辺・宮城地区、美浜地区、北前地区のセールスコピーを策定するとともに、西海岸地域の現状とその魅力及び今後整備が予定されている事業と整備後の魅力について、写真、イラスト等を活用し、冊子に取りまとめるものとなっております。 当該冊子につきましては、国・県等の機関との協議を始め、本町構想を説明する様々な機会において活用するものとしております。 次に、質問要旨2点目「北谷エンターテインメント事業により、プロデューサー、映像、音響など多くの人材が育っているが北谷町内のイベントでどのように活用しているか伺う。」についてお答えいたします。 平成28年度から実施しております「北谷エンターテインメントパークシティ推進プロジェクト」は、「地域ビジネス育成強化支援事業補助金」を活用し、北谷町、商工会、観光協会、美浜アメリカンビレッジ内の事業者が連携体となって、エンターテインメント及び観光誘客事業を運営する人材の育成と、自立的かつ持続可能な運営体制の構築を目指し、様々な取組がなされております。 これまで、観光協会等と連携したオリジナルイベントの創出や、シーポートちゃたんカーニバルのステージプログラムの運営、町内の地域行事への技術支援等が行われております。 今後は、これまで育成されてきた人材と関係団体が連携して、満足度の高いエンターテインメント事業の創出を図ってまいります。 次に、質問要旨3点目「前年度の泊港(那覇若狭)、中城湾港へのクルーズ船の寄港回数、乗船客数並びに立ち寄り観光地情報を伺う。また、過去2年の月別の北谷町への入域観光客数を伺う。」についてお答えいたします。 那覇市若狭の那覇クルーズターミナル及び、那覇新港内への寄港については、管理を行っている那覇港管理組合のとりまとめによりますと、平成29年の寄港回数は、224回、乗船客数は48万4千610人と報告されております。 また、中城湾港のクルーズ船受入に関しては、中部広域市町村圏事務組合の取りまとめによりますと、平成29年の寄港回数は15回、乗船客数は1万192人と報告されております。 乗船客が立ち寄った観光地について、県が発表した平成29年度外国人観光客実態調査による、沖縄での主な訪問先の分析によりますと、那覇港においては、9割近くがショッピングで、多くがドラッグストアやスーパーマーケットとなっております。次いで、自然景勝地や海岸、ビーチ等を訪問し、都市観光、街歩きを目的とした活動があるということでございます。 中城湾港につきましては、中部広域市町村圏事務組合の報告書によると、北中城村のイオンモール沖縄ライカム、北谷町のアメリカンビレッジ、那覇市の国際通り、うるま市のイオン具志川店等が、観光立ち寄り場所として挙げられております。 次に、入域観光客数についてお答えいたします。 県がとりまとめた「平成29年度沖縄県入域観光客統計概況」によると、平成29年度の入域観光客数は、957万9千900人となっており、過去最高となっております。 北谷町における入域観光客数については、正式な数値は把握しておりませんが、本町に入域する観光客の推移については、観光情報センターの利用者数と町内宿泊施設の宿泊人数を計測し分析を行っております。 観光情報センターの利用者人数は、平成28年度は4万7千533人、平成29年度では6万3千737人の利用があり、前年対比で約34パーセントの増加となっております。 町内宿泊施設の宿泊人数は、平成28年度が約82万7千人泊、平成29年度は約96万2千人泊と推測しております。 次に、質問要旨4点目「小型クルーズ船の寄港地として北谷町浜川漁港並びに周辺海岸を活用することはできないか伺う。」についてお答えいたします。 今年9月1日から10日までの間、内閣府沖縄振興局による沖縄観光の交通モードの多様化に向けた高速船実証実験が行われました。 寄港するためには、事前に旅客船が安全に入港又は出港ができる航路であるか、又は接岸利用が可能な岸壁等であるか、さらに乗客の利便性を確保するための受付窓口の設置や、トイレ及び公共駐車場並びに交通機関との連携等が条件となっておりました。 今回御質問の小型クルーズ船の寄港については、それぞれ対象とする船舶や乗客等によって受け入れ条件が異なり、現時点では活用に関して回答はできませんが、本町としても観光関連産業の更なる活性化を目指しており、今後そのような機会があれば関係団体を含め関係者等とも連携し積極的に関わっていきたいと思います。 その他の質問につきましては、担当部長とさせていただきます。 ○亀谷長久議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項2番目「美浜駐車場の利用について」の質問要旨「美浜駐車場を拠点にする「公共交通ネットワークの形成」に向けた調査・研究をするとのことだが、具体的にどのような公共交通ネットワークをイメージしているのか」についてお答えします。 美浜駐車場は、本町西海岸地域の美浜地区の中心に位置し、約1千500台分収容可能な広大な駐車スペースを確保することにより、交通拠点として、今日まで地域の活性化に大きく寄与してきたところでございます。 しかしながら、近年では西海岸地域における観光施設の整備及び宿泊施設の新設等により国内外からの観光客が増加傾向にあり、美浜駐車場の収容力やその機能について一体的な検討が必要となっております。 一方、国や県では、交通問題の改善に向け西海岸道路等の幹線道路の整備や那覇市・名護市間を1時間で結び本町を経由する推奨ルート案が選定された「沖縄鉄軌道計画」や、中部圏内の主要な公共交通手段である路線バス網再構築計画として導入が推進されている那覇市・沖縄市間の「基幹バス構想」が計画されております。 また、本町では現在、那覇空港と西海岸地域の宿泊施設とを結ぶリムジンバス等の運行や、町コミュニティバス実証運行、海上交通として那覇港と本部港を結ぶルートで北谷町を経由する高速船の実証運行、本町西海岸での自動走行実証運行、観光協会によるレンタサイクル事業などが実施されております。 本町では、沖縄県が計画する基幹バス構想や沖縄鉄軌道といった新たな公共交通の骨格軸との連携を想定した様々な交通手段ネットワークの結節点として美浜駐車場を位置付け、その戦略的活用構想の策定に取り組んでいるところです。また今後返還が予定されているキャンプ桑江南側地区の跡地利用において、その機能連携も検討しているところです。 公共交通ネットワークについて、前で述べましたが沖縄県が計画する公共交通等の骨格軸と連携できる様々な交通手段として、現在、官民連携により陸上や海上で実証運行のある交通手段を視野に広く調査・研究を行い、有識者との意見交換やフォーラムの開催により広く町民からの意見を取りまとめ構想を策定する計画となっております。 ○亀谷長久議長  松島勲建設経済部長。 ◎松島勲建設経済部長  質問事項3番目「フィッシャリーナ地区交流広場の管理について」の質問要旨1点目「フィッシャリーナ地区交流広場の管理並びに利用状況を伺う。」についてお答えします。 交流広場の利用状況につきましては、主に近隣住民や観光客に利用されており、地域住民によるボランティア活動も行われるなど交流広場に対する愛護意識が高まりつつあります。 管理につきましては、毎年維持管理業務として草刈り作業を実施しており、今年度は美浜区民を中心に設立された「NPO法人 北谷美浜まちづくり研究会」に対し委託している状況であります。当該NPO法人では、北谷フィッシャリーナの開発に対して、地域住民と開発事業者とが連携して開発地区の環境保全対策事業及び利活用事業を行い、地域住民と開発事業者の双方が魅力と誇りを持てるまちづくりを目指すことを目的としていることから、今回草刈り作業とは別に、地域住民における交流広場の将来的な管理手法や活用方法に関しての提案等を期待しているところであります。 次に、質問要旨2点目「フィッシャリーナ地区交流広場に公衆トイレと東屋を設置すべきだと思うが如何か伺う。」についてお答えします。 フィッシャリーナ地区は、水産業と観光・レクリエーション等のマリン産業を融合した交流拠点としてリゾート開発を継続しているエリアでございます。このエリアの魅力を最大限に引き出せるよう地域住民や地区内開発事業者らの意見も踏まえながら、維持管理の手法も念頭に置き、緑地及び遊歩道等の一体的な観光インフラ整備を引き続き推進したいと考えております。 質問事項4番目「道路行政について」の質問要旨1点目「北前安良波線改良事業」の進捗状況についてお答えいたします。 現在、今年度予定の漁業補償費算定業務の発注準備をしており、次年度は、埋立、岩礁破砕の同意及び補償費等の作業、平成32年度から護岸・道路工事を予定しております。 次に、質問要旨2点目「町道美浜7号、9号、12号線の道路改良事業の進捗状況について」お答えいたします。 町道美浜7号、9号、12号線の道路改良事業につきましては、3路線とも実施設計は完了しておりまして、補助金等の財源確保に向けて現在、取り組んでいるところでございます。 質問要旨3点目「町道港1号線の道路拡幅整備工事の進捗状況を伺う。」についてお答えいたします。 町道港1号線につきましては、西海岸ネットワーク整備事業の一環で、歩道拡幅整備を行っていく予定でございます。 今回、9月定例議会の一般会計補正予算第2号で計上いたしましたが、歩道拡幅に影響する既存生簀の移設工事を、今後発注していく予定でございます。 次年度、町道港1号線の道路拡幅整備工事を発注して、平成32年3月末の完了を予定しております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  一通りの答弁ありがとうございます。野国町長からサンセットビューライン構想の中味についてどういった内容でと西海岸地域いわば北前、美浜、宮城、砂辺、この地域を核とした構想を造っていくと。その部分を使用して観光振興も含めてやるような形かと私は考えております。 先ほどお話しがありました美浜駐車場との交通網とも絡むかと思うんですけど、今、このサンセットビューライン構想によって、何が変わるのか、どういった形で変わっていくのか、言わばその部分が町におけるインバウンドの観光客も含めてどういう影響、どういった形で影響されるのか、そこを具体的に説明をいただけますか。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。今年度の施政方針でも示されておりますサンセットビューライン仮称ではありますけれども、こちらは、北谷町の魅力を外に発信しようと同時にこの西海岸は公園もあって、そして海岸もあって、漁港施設もございます。そして更には今砂辺のほうにも護岸埋立を含めた大きな2ヘクタール余りの空地もございます。そういったものが、私達のこれまでの開発した商業施設、そして宿泊施設と一緒になって、観光客、町民の方々がこの北谷町にコンパクトに西海岸に点在するものをつなげていこうということで、去年からこの構想を考えてきました。そして、今年度予算を計上して、今、進められているんですけど、まず、先ほどこのエリアで漁港施設、公園で北谷町の行政の組織としましても、それぞれ管轄が違うんですね。それぞれの省庁によって仕上がる施設のグレードというのもそれぞれ違うと、それをまずは町内で、意見を合わせていこうということで、去年からこの西海岸の開発に当たって、関係する課を集めて、町内で協議をしながら1つのコンセプトで温度差の無いような空間を演出していこうということで、始めております。そして、何が変わってくるか。この省庁で制限されたこの整備のやり方というのがありますけれども、この世界水準のウォーターフロントを目指す北谷町、普通の公園の整備では、今、普通の通常の市町村では、その管理する省庁の範囲内で整備が行われるんですけれども、世界水準を目指すこの整備に当たっては、町民以外にも多くの観光客が訪れるとまた世界からも訪れるというところで、海岸も含めてこれを北谷町の海を活用した施設を堪能してもらうということで、関係する課と調整をしまして、この整備が今後進められてくるということになります。先ほど答弁にもございました、サンセットビーチの改良もここで海水浴ができるというところに加えて、背面のほうもかなり広く砂地を設けて、ここでいろんなイベントができるような開発、そして整備も予定されております。そういったこともそれぞれの課が意見を出して、この整備の方針というものをそれぞれが共有しながら整備を進めていくと。その共有してそれをまとめ上げて、また、各省庁にもこの北谷町の魅力というものを発信して、更なる開発というものにつなげていくということで、成果品としては冊子にこの西海岸の完成イメージをまとめていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  夢のあるような話で、大変良いことかと私は思っております。先ほど企画財政課長からありました言わば各課またがっての事業の中で1つのコンセプトに向かって作り上げていくと、それにはやはり補助といいますか、国の各省庁の権限と言いますか、そことの関係もあるという話がありました。そういった中で、今、冊子を作って、その冊子に基づいて、県、国、そういった関係する団体といいますか、そこに説明をしながらその開発、その構想を現実のものにするというような取組を今されているのかと思っております。その中で、今、各省庁の補助メニューといいますか、いろんな形の部分があるかと思うんですけど、それについてのめどと言いますか、今は構想段階だと思いますけど、この構想をすることによって、この省庁に補助メニューがあるんだと、この補助メニューを使ってできるのだというようなものがあれば説明をお願いしたいと思います。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  こちらの北谷町の西海岸の開発のストーリーをまとめてこれまでの開発も併せて、各省庁にこれまでも私ども、町長も含めて上京して各省庁に説明してきました。その時には、手作りのそれぞれのスライドを持って説明して、これまでの北谷町のまちづくりというものを見てもらって、実際、現場も見てもらって、かなり内閣府、防衛省、高く北谷町の評価をいただいております。今回、この冊子ができることによって、コンパクトにそしてまた将来の北谷町の目指す方向性というものを示しながら、各省庁にもアピールしていきたいと考えております。今、新たなメニューということでは、予定はないんですけれども、防衛省の補助とか、かなり大きな開発で使うメニューがございます。そういったものは、それぞれの西海岸、我々の西海岸のストーリーをつなげることによって広く使える可能性があるので、そういったものに財源として活用できないかというのもこの冊子を作ったもくろみもあるんですね。 また一括交付金とか、今後の観光客の先ほど以来御質問がありますけれども、入域客数を増やす、県が取り組む21世紀ビジョンの我々が一翼になればということで一括交付金の活用もできないかということも考えてはおります。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  是非、これまで北谷町の第五次総合計画も含めて、ずっと将来に向けて進めていることを実現するというような構想かという気もしていますし、その部分では、北谷の発展に欠かせないそういう構想と考えておりますので、是非、実現するために、官民と言いますか、商工会とか、各種団体、職員を含めて、地域住民等の意見も取り入れながら、是非その事業の実現に向けて、努力していただきたいと思っています。 次に関連する部分ですけど、北谷エンターテイメント事業で、先ほど町長からもありました。取り組んできて、言わば北谷町の地域の行事とか、そういった行事でその技術力、プロデューサー、映像、音響の担当が支援しているというようなお話がありました。現在もそこで募集している実情があるんですけど、現在、何人の方がそこに参加して、技術を習得して、そこで支援業務をしているか、含めて、現在、その募集に何人の方が応募しているか、分かればお願いします。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  御質問にお答えいたします。北谷エンターテインメントパークシティ推進連携体で行っております御質問の人材育成事業につきましては、今年度30年度も行っております。 昨年度は、音響、照明技術、あと舞台演出等々で各20人定員の3教室を募集して行っているというふうに聞いております。 今年度も事業を行っておりますけれども、今年度はこの司会、MCができる人材の育成ということで、新たに追加をされていると聞いております。 現在、受講されている人数、現在の進捗状況は定期的に事業報告を受けながら検討するところでございますけれども、正式な数値と資料は持ち合わせてないので、公表できませんけれども、昨年度実績では、全体で約30人の受講生が7か月間約30回の授業を受講していると聞いております。また、この受講された人材ですけれども、この人材育成のメニューの中に、このイベントと実践をしながらイベントを運営する事業というのもありまして、それを通じて地域の伝統芸能、また地域の行事に触れていただいて、今後のエンターテインメント支える人材の育成につなげていきたいという趣旨もございます。 また、ここで受講されたメンバーが次の年度のいわゆる補助スタッフになっているという現状もございます。今年度もシーポートちゃたんカーニバルの舞台の運営につきましては、彼らも含めたスタッフで運営しております。 今後もこのエンターテインメント事業、この趣旨としては自立して持続化を図るという仕組みを作るというのが目的で、今年度がこのエンターテイメントパークシティ事業の最終年度となりますので、今後の展開については、観光協会又は地域のDMO方式といった事業を継承しながら人材の活用の部分を検討していきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  言わばエンターテインメントパークシティ事業、この部分で人材育成という部分がかなりメインになっているのかなあという気がしているんですね。実は先ほどお話しがありましたシーポートちゃたんカーニバルの部分もそうですし、北前での安良波公園といいますか、北前地域のイベントそれにも協力していただいたと、いろんな形でそのエンターテインメント事業で培った技術力を発揮されて、ボランティアといいますか、そういう形でされているというようなお話も聞いております。その中でやはり、先ほど課長からありました今年度で終わって、自立していただくというような形がございますけれども、やはりそのためには、北谷町でイベントとか、そういった町のイベントを含めて、それは民間のイベントもございますけど、その部分を含めて、活用する機会、その機会が多くないとなかなか自立できない。そういったことになるのかなあという気がするんですね。だからそのことによって、北谷町で実践して、それを他の地域、自治体、他の地域にアピールするピーアールしていくそういったことができないと自立はかなり厳しいのかなあという気がしていますけど、今後、北谷町のイベントでどういった活用が見込まれるのか。そこをちょっとお願いします。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。議員がおっしゃるように、これは3年事業で今年度最後の年であると、今後、この自主財源でもって、この事業を持続化するためには、この財源の確保がやはり課題となってくると認識しております。この人材育成メニューのほかにイベントを試験的に行う事業の中で収益をモデルとした事業の実施というのがございまして、去年もそうですけれども、美浜メディアステーションのスタジオを活用しながら収益を得られるようなエンタメ事業を実践しております。 これは今後、この域内で宿泊施設が多く点在する域内の中で、お客様を対象にしたエンタメ事業を行うために、地域の人材も活用しながらこの事業が推進できないかという課題もございます。 また、地域でやられている行事、こちらにも積極的に参加をしまして、この域内でこの地域活性化につなげられるようなエンターテインメントの取組、また、地域の行事を観光にもつなげていくような取組という流れも作っていきたいと考えております。 今後、来年度からのイベントの開催、また、この実施の財源、これは町が抱えている問題でもございますけれども、これは観光地として、この域内の事業者の皆さんと協議を図りながら、この観光地のポテンシャルを高める事業を展開してまいりたいと考えております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  先ほど町長からありましたアジアを代表する観光地ということを目指しているので、世界水準だというような観光地を目指すということでありますので、是非、そこはエンターテインメント性を持ったポテンシャルの高い、そういったエンターテインメント、これをすることが大事かなあという気がしているんですね。先ほど同僚議員からも観光客をおもてなしといいますか、歓迎するといいますか、観光客に満足をしていただけるようなそういったイベント、郷土芸能もそうですし、いろんな形でやる方法があるかと思うんです。よく今までされてきたのが、観覧車前の広場を活用したイベント、結構そこでエンターテイメント事業を培っている技術者達はそこで技術を磨く、実践するという形でやって来たのかなあと思っているんですよ。今後、そういう部分を増やすことによって、技術力をますますアップするでしょうし、是非、そこの事業者を含めてアメリカンビレッジの事業者、そして観光協会、そこを含めて行政とタイアップしたことを次々とイベントすること、それは財源が伴うことですからそれを見ながら是非、観光客をもてなすという、北谷に来たらアメリカンビレッジ、美浜に来たら楽しいんだと、想い出が創れるんだというようなイベントができればいいのかなあと思っているんですよ。是非そこは、今後、大いに技術者を活用してやっていただければと思っております。 次に、クルーズ船の関係で、これも観光になる部分で沖縄県内の入域者は1千万人というような観光インバウンドというのが出ています。975万人ですか。その部分で、沖縄県はそういうふうに増えている。北谷町も先ほどの話では、96万人増えているというようなお話がありました。ただ、増えても、先ほど話しがあったように、お金を落とさなければ、意味がないというようなことがあると思います。来たらもちろんお金を落とすんですけど、1人当たりの単価、消費単価が増えれば、それだけ経済効果が生まれるわけですから、その部分を取り組むという意味で、先ほど北谷町独自の詳しいデーターが無いとお話だったんですけど、この取組の姿勢、今、Wi-Fiの部分も含めて、ホテル含めて事業者が自前でWi-Fiをやっている状況で、北谷町行政のWi-Fiというのは、何か所しかないのかなあと、今そういうデーターを取れる状況があるのかどうか。教えていただけますか。 ○亀谷長久議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。議員がおっしゃるよう、県の入域観光客数は毎月ベースでホームページにも公表されておりますけれども、町の入域、先ほど喜友名議員の答弁の中にもありましたけれども、この地点別の入域観光客数というのがなかなか把握できない状況がございます。これには滞在の定義、何時間滞在が居たことになるかというルールを説明しないといけないと。現在、北谷町では、町長答弁にもありましたように、観光情報センターの利用者人数、こちらの推移をあくまでもこれは推移でございます。サンプリングデーターとして取っておりまして、県の推移と比べながら北谷町にはどこの国からの外国人観客が多く来ているというような分析を図っているところでございます。 また、町内の主要ホテルに、宿泊者の人数を情報提供をいただきながら、域内の宿泊施設の人泊数、1日当たり何人北谷に宿泊されているか。年間どれぐらいされているかという数を算出しております。こちらの数値が先ほど町長答弁にもありました96万2千人という数値になるんですけれども、こちらも現在、この宿泊施設は簡易宿舎も含めて、民泊事業も含めますともしかするとこの100万人に近づく勢いになるのかなあというふうに、これも情報収集をしながら把握に努めております。今後、この入域の数と先ほど申し上げました経済効果、幾らお金を落としているのかという数値は、今後、我々が行っている観光振興事業プロポーションの成果につながるものだと考えております。この数値の取り方、今後、研究の余地がございますので、今後ここの分析に力を入れながら検討を図ってまいります。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  やはりデーターを見せてやることによって、事業者を含めて、どういった取組をすれば良いのかというのが出てくるかと思いますので、そこは是非お願いしたいと思っております。 あとクルーズ船の浜川漁港の周辺海岸で寄港するような取組はできないのかというお話で、それについては、先ほど高速船ですか、この部分の実証実験をやっているというお話がありまして、いずれにしても、やはり高速船もそうですけれども、その結果、高速船は那覇から北谷、そして本部と、そこにいった実証実験の結果が出ているのがありましたら教えていただけますか。 ○亀谷長久議長  根間朝弘農林水産課長。 ◎根間朝弘農林水産課長  お答えします。結果として特に今、報告書をまだいただいておりませんが、ただ、今回の実証実験で、かなり北谷という位置が有望であるということで、この高速船自体が北谷のマリーナを拠点港として契約の手続をしています。それで事業者からは、次年度4月から本格的に運用していきたいということで、これからまたこの本町のホテル事業者始め、各事業者との協議を進めながら、稼働させていきたいということであります。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  実証実験で、かなりの成果が出ていると。その事業者も浜川漁港、北谷を拠点にというお話があるということで、大変嬉しいことではありますけど、その部分を含めてどれぐらいの利用者がいたか。数字は把握していますか。 ○亀谷長久議長  根間朝弘農林水産課長。 ◎根間朝弘農林水産課長  実証実験での利用者については、まだ、報告書を確認してないものですから、お答えできませんが、基本的に今回、北谷町のほうに活用される高速船については、定員が75人の定員です。実証実験では、1日3便ございました。ただ、これはあくまでも、実証実験での話でございまして、来年本格的に運用するのであれば、その辺はこれから何便にするのかというのもありますし、あと、季節の波の状況で、この運航ができるできないというのもありますので、その辺はこれから研究しながら進めて行くと思います。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  次に、美浜駐車場拠点の公共交通ネットワーク形成の部分ですけど、その部分は県の進める鉄軌道を含めて、そういったものをリンクした形、先ほどのトランジット部分、いろんな形の話をされていました。その部分で、駐車場の形態、先ほどは返還跡地の連携といいますか、そこも活用というお話がありましたけど、現在の美浜駐車場、何段階かに分けてやるような構想もございますか。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えします。構想は、将来に向けてのビジョンなので、短期間で書き換えということはないんですね。去年から着手いたしまして、今年で2年目の戦略構想策定になっておりますので、今年度で将来ビジョンという形で描いていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  是非、沖縄県が進める鉄軌道の部分も含めて、北谷町経由が一番有望だというような答申が出ているわけですから、その部分でそこを経由して北谷駅ができることによって、そしてその周辺で企業が立地する。そして雇用が生まれる。ここに経済効果が出てくるというような形の部分がかなり大きなインパクトがあるのかなあと思っていますので、その部分は是非取り組んで実現するようにお願いしたいなあと思っています。 次に、フィッシャリーナ地区交流広場の管理利用状況でありますけど、管理については、NPO法人にそこの草刈りを依頼して委託しているというようなお話で、この部分は年に何回程度、その作業があるのか。お願いします。 ○亀谷長久議長  根間朝弘農林水産課長。 ◎根間朝弘農林水産課長  今、NPO法人に発注している業務の内容としましては、まず、草刈り作業が芝の部分が6回以上、未整備部分については、年4回以上ということ、それと沿路、緑地エリアの清掃、低木の添え木の補修とか維持管理ということです。 今回、大きく変わっているのが、それぞれ年6回以上と4回以上となっておりますが、やはりこれはNPO法人の方々の愛護意識で回数で終わらすということではなくて、普段からこの芝をきれいにしていきたいということで、毎朝午前中に時間のある方々でそこを整備していきたいという今回申し入れがあって、委託したところでございます。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  日頃から私も近くに居るものですから見る限りでは、日頃からそういった草刈り作業、清掃をされていてきれいにできているのかなあと。今回の台風時の部分もきれいな形でされているので、良かったなあと思っております。 交流広場の公衆トイレと東屋の関係ですけど、4年前にもこの話をしたんです。その際に、なかなか厳しいというお話があったんですけど、そこで交流広場を利用する方達、例えば観光客もそうですし、地元の方もそうなんですけど、トイレが無いと、なかなかそこに行かない。広場を利用しづらい。そういう声が聞こえるんですよ。そこはどうでしょうか。そこの観光地にエリアにマッチしたきれいなトイレといいますか建物を造っていただければと東屋も含めていかがでしょうか。 ○亀谷長久議長  根間朝弘農林水産課長。 ◎根間朝弘農林水産課長  お答えします。基本的この広場については、友利議員もよく御存じだと思いますが、開発当初からその広場の整備計画については、住民の方々とも意見交換をしながら、あるいはまた要請等も受けてまいりました。その中で東屋、トイレ等も含まれておりましたので、当然、その辺も必要性があれば、そこに設置をしていくということになりますが、ただ、その前にやはり公共トイレというのは、危険性の問題とか、そういった維持管理の管理上の問題もございます。そういうものも踏まえながら、今後、進めていきたいと。今、この交流広場については、多目的広場のような形で芝広場になっていますけど、これも実は、フィッシャリーナ地区全体の公共施設の整備については、事業者あるいは地域の方々の意見を聴いて進めていこということで、今はああいう状態になっています。ですので、この交流広場についても、いろんな人の意見を聴きながら、今後、検討していきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  是非、先ほどNPO法人の話もありました。やはり観光客、当然、利用者とふれあう広場を活用したイベントをしていきたいというようなお話がありましたので、是非、そこはお願いしたいと思っています。以上で私の一般質問を終わります。 ○亀谷長久議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(12時05分) △再開(13時30分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  皆さんこんにちは。11代初めての一般質問であります玉那覇淑子です。これまで同様、向こう4年間も住民福祉の向上、そして北谷町経済発展のために行政共々に切磋琢磨し頑張っていきたいと思いますので、4年間よろしくお願いいたします。 それでは通告にしたがいまして、一般質問を行ってまいります。 まず1点目、北谷町の緑地帯の保全と景観条例について。 (1) 現在返還が予定されているキャンプ桑江南側の緑地帯はどのように活用されるのか、緑地の保全をどのように計画していくのかお伺いいたします。 (2) 花や緑は人々の心を和ますだけでなく、心理学的、生理学的に森林浴が癒やしと健康をもたらす効果を持つ可能性が示唆されております。また、「花と緑を慈しみ育むまち北谷」の基本理念として、「ニライのまち」が目指す「自然と人間が調和した、創造性豊かな活力ある民主的な地域社会」を、町内に点在する樹林地や古木・名木・大木を本町の原風景として保全し、人々の目を楽しませる心に癒やしと安らぎを与えるとうたわれております。どのように進められているかお伺いいたします。 (3) 住宅街区の建築物の高さ制限や敷地境界線、植栽の配置、外灯の明るさ等々、景観条例に折り込まれているのか。また、建築をするに当たり、景観条例の効力は発揮されるのかお伺いいたします。 2番目に、北谷町重度心身障害者(児)医療費窓口無料化についてお伺いいたします。 本町では県内先駆けて、こども医療費は0歳から中学卒業までの窓口払い無料化が平成30年度から実施されております。家庭の経済的負担を軽減することにより病気の早期受診、早期発見で重篤化を防ぐことにつながり高く評価しているところでございます。 (1) 本町では重度心身障害者(児)に対し、福祉の増進を図るとともに、保健の向上に寄与することを目的に、北谷町重度心身障害者(児)医療費の一部を助成する条例が策定されております。重度心身障害者(児)の医療費の支払い方法はどのようになっているかお伺いいたします。 (2) 療育手帳の保持者や、所得に応じて対象となる医療費の償還払い対象者数をお伺いいたします。 (3) 町民の健康管理、病気の早期発見、早期治療で重篤化を防ぐためにも安心して医療が受けられる体制づくりは早急な取組が必要と考えます。こども医療費窓口無料化同様、重度心身障害者(児)の医療費の窓口無料化を早急に取り組んでいただきたいと思いますが、御所見をお伺いいたします。 3番目に、小中学校防犯システム設置について。 (1) 近年、登下校時に児童生徒が誘拐される等の事件事故が相次ぎ大きく社会問題となったことを踏まえ、本町でも児童生徒の安全な登下校を見守るための防犯システム設置について提案をしてきたところでございますが、進捗状況をお伺いいたします。 (2) 設置するに当たり、工事に掛かる期間や費用等はどのようになるかお伺いいたします。 (3) 2001年の大阪府池田市の大阪大学附属池田小学校での殺傷事件は、社会を震撼させた事件として記憶は消えることはなくのその危険性を考え合わせると一日も早い全校設置が望ましいと考えますが、設置に関する要綱等ができているのかお伺いいたします。 再質問は自席で行います。よろしくお願いいたします。 ○亀谷長久議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま玉那覇淑子議員から御質問をいただきました。私のほうからは質問事項2番目「北谷町重度心身障害者(児)医療費窓口無料化について」の質問要旨1点目「重度心身障害者(児)の医療費の支払い方法はどのようになっているか。」についてお答えいたします。 重度心身障害者(児)医療費助成事業は、平成3年度から、重度心身障害者(児)に対し、医療費の一部を助成することにより、保健の向上に寄与し、福祉の増進を図ることを目的として、県の2分の1補助を受け実施しております。 現在、本町における重度心身障害者(児)医療費助成金の支給方法は償還払い方式となっており、受給資格者として認定を受けた方が、医療機関等で医療を受けた際に支払った自己負担分について、領収書を添付して町へ助成申請を行い、町による審査を経て決定した助成金額を対象者の口座へ振込を行っております。 次に、質問要旨2点目「療育手帳の保持者や、所得に応じて対象となる医療費の償還払い対象者数」についてお答えいたします。 平成30年9月末時点での重度心身障害者(児)医療費助成の対象者数は全部で474人となっており、うち身体障害者手帳所持者が418人、療育手帳所持者が56人となっております。 次に、質問要旨3点目「こども医療費窓口無料化同様、重度心身障害者(児)の医療費の窓口無料化を早急に取り組んでいただきたい。御所見を伺う。」についてお答えいたします。 現在、沖縄県において、重度心身障害者(児)医療費助成事業に係る自動償還払い方式の導入が進められており、県、医療機関及び県内自治体における連絡調整が行われているところであり、一部の自治体では今年度8月から自動償還方式を開始しております。 本町では次年度4月の開始を予定しており、自動償還方式導入に向けて、システム整備を始めとした導入の準備を進めているところでございます。 自動償還方式では、対象者が医療機関において一旦自己負担分を支払うことはこれまでと変わりありませんが、領収書及び申請書を役場へ提出する手続が省略されることで、手続が簡素化され、また申請忘れ等による払い戻しの漏れを防げるなど、対象者の福祉の向上が図られるもめと考えております。 御質問にございますように、医療費の現物給付は、対象者が経済的負担を気にすることなく医療を受けられることから、障害を持つ方の病気の予防や疾病の重篤化の防止に寄与するものと考えます。 まずは、自動償還払い制度の導入、実施により、県内医療機関との連携体制を構築し、現物給付の実施については沖縄県及び県内自治体の動向も注視しつつ調査検討したいと考えております。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。 ○亀谷長久議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項1番目「北谷町の緑地帯の保全と景観条例について」の質問要旨1点目「現在返還が予定されているキャンプ桑江南側の緑地帯はどのように活用されるのか、緑地の保全」についてお答えいたします。 キャンプ桑江南側には、保健相談センター付近から北谷高校付近まで連続的に広大な緑地が存在しています。急速な都市化が進む本町において、このエリアは、在来の自然の姿が残る緑地帯として非常に貴重な財産であることから、平成23年度に策定された緑の基本計画では、同緑地帯の保全に努めると位置付けております。 そこで、キャンプ桑江南側地区の跡地利用では、同基本計画を踏まえ平成28年度から、将来の「緑地・公園」用地確保を目的に、平坦地を除く斜面緑地を所有する皆様から、御協力いただき先行取得を進めているところでございます。 取得した土地は、将来の区画整理事業の導入を想定して換地や集約することで従来の連続的な斜面緑地の保全・再生を行ったり、斜面緑地と一体感のある街並みが形成され住環境の向上に役立てたいと考えております。 しかしながら、区画整理事業については、個々の地権者の減歩率に大きく影響することから、緑地の保全、活用方法の決定については、計画区域はもちちん、緑地も含めた土地利用計画等について地権者と勉強会等を重ね、合意形成を図ることが前提となりますので留意しなければなりません。 ○亀谷長久議長  松島勲建設経済部長。 ◎松島勲建設経済部長  質問事項1番目「北谷町の緑地帯の保全と景観条例について」の質問要旨2点目「花や緑は人々の心を和ますだけでなく、心理学的、生理学的に森林浴が癒やしと健康をもたらす効果を持つ可能性が示唆されている。また、北谷町「ニライのまち」がめざす「自然と人間が調和した、創造性豊かな活力ある民主的な地域社会」を、町内に点在する樹林地や古木・名木・大木を本町の原風景として保全するとうたわれている。どのように進められているか伺う。」についてお答えします。 本町の緑地の適正な保全及び緑化の推進に関する基本計画として、平成23年度に北谷町緑の基本計画を策定しております。基本計画の中で、「原風景の緑」、「くらしの緑」、「観光地の緑」、「緑を育てる」の4つの基本方針を定めております。 「原風景の緑」に関する方針としましては、斜面地に残るまとまった緑、地域のシンボルとなっている古木・名木・大木、屋敷林、史跡周囲に残る緑等の保全に努めることとしています。 「くらしの緑」に関する方針としましては、暮らしに潤いと安らぎをもたらす環境づくりのため、民有地の緑化や道路、公園、学校等の公共空間の緑化を推進することとしています。 「観光地の緑」に関する方針としましては、観光地の魅力を高めるため、「北谷」を印象付ける花や緑を活用した、華やかに彩られたまちづくりを進めることとしています。 「緑を育てる」に関する方針としましては、町民や事業者、行政の協働による緑のまちづくりを推進するため、意識啓発に努め、町民や事業者の主体的、持続的な活動を促進することとしております。 以上の4つの基本方針に基づき、地区計画や景観計画による緑化率制限、公園事業による緑の保全や緑化、返還予定地の土地先行取得、松やデイゴの害虫対策など、各所管課において緑地の適正な保全及び緑化の推進に関する施策に取り組んでいるところでございます。 次に、質問要旨3点目「住宅街区の建築物の高さ制限や敷地境界線、植栽の配置、外灯の明るさ等々、景観条例に折り込まれているのか。また、建築をするに当たり、景観条例の効力は発揮されるのか伺う。」についてお答えします。 本町では、本町の特性を活かした良好な景観の形成に関する計画として、平成24年度に北谷町景観計画を策定し、景観形成方針及び景観形成の基準を定めております。平成26年3月には北谷町景観条例を制定、同年6月に施行され、建築物や工作物の新築等の行為をしようとする場合は、届出をしていただき、景観形成基準に適合しているかどうかの審査を行っております。 景観形成基準として、区域別に建築物等の高さ・配置、形態・意匠、色彩、緑化等について基準を定めております。事前相談や協議に対応することで、北谷町景観計画に理解、協力いただいているところでございます。 なお、景観計画の適合通知は、建築基準法上、建築確認申請の提出時に必須な条件ではありませんが、建築確認申請の前に景観計画の届出をしていただき、適合通知を受けるよう指導、周知をしておりますので、その効力は十分発揮されているものと理解しております。 ○亀谷長久議長  川上啓一教育長。 ◎川上啓一教育長  質問事項3番目「小中学校防犯システム設置について」の質問要旨1点目「児童生徒の安全な登下校を見守るための防犯システム設置について、進ちょく状況」についてお答えいたします。 防犯システムの導入状況については、本町では初めて浜川小学校で学校防犯システム「ツイタもん」が一学期後半の8月から運用開始されました。 防犯システム「ツイタもん」とは、1.児童が通学時に使用しているランドセル(カバンなど)にICタグを入れておく。2.登下校時のときに校門を通過すると、校門に設置したアンテナがICタグの番号を感知して、職員室に設置したパソコンへ送信されるとともに、校門付近に設置した防犯カメラで確認できる。3.希望する保護者には、メール発信として、-人当たり月額420円プラス消費税で自動的に携帯電話へ登下校のメールが発信される。 以上3点が内容となっており、防犯カメラの機能と児童生徒の登下校が瞬時に把握できる登下校時の安全対策の一環として有効であると認識をしております。 次に、質問要旨2点目「設置するに当たり、工事に掛かる期間や費用等はどのようになるか」についてお答えいたします。 浜川小学校に導入された防犯システム「ツイタもん」は、「非営利活動法人ツイタもん」が設置しており、工事期間は約2か月となっており設置費用は無料となっております。 次に、質問要旨3点目「一日も早い全校設置が望ましいと考えるが、設置に関する要綱等ができているのか。」についてお答えいたします。 防犯カメラの設置、管理及び運用に関する要綱として、「北谷町教育委員会の所管する施設における防犯カメラの管理及び運用に関する要綱」があります。 「ツイタもん」の設置については、行政財産使用許可において、当該要綱の規定を準用して設置、管理及び運用をしております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  一通りの答弁ありがとうございました。1番の緑地帯保全の件ですが、現在、その土地を買い取りをして、この間の答弁の中で一括交付金を活用して土地を買い取りし、その保全に当たるという本会議での答弁がありましたけれども、今、緑地帯はどのくらい買い取りをされているのか。100パーセントその買い取りをする計画になっているのか。お伺いいたします。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。先行取得に関しましては、先日の本会議でも御説明いたしましたけれども、特定するエリアを県に届け出をして、それで目的に合った形で購入を進めていくと。購入に当たっては、地権者の御協力でこの買い取りが行われていくという先行取得の流れになっております。 私達が平成26年から買い取りをしていく中で、この4年後、そして7年後にキャンプ桑江とタンクファームが返還される予定になっております。全体で約84ヘクタールもの返還地があります。そのうちの約20パーセント弱に緑地がございます。先ほど答弁にもありました北谷町の緑の基本計画、基本計画ですからここはまだ、実施というところはうたわれてないんですけど、基本計画に基づいて、私共先行取得においては、2年前から緑地をそのうちの2.5ヘクタール、キャンプ桑江南側の広大な緑地のうちの一部2.5ヘクタールを対象に購入を始めております。現在のでき高執行率としては、約3割が購入できていると、協力をいただいているという状況にございます。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  今、緑地帯の購入が3割ということですが、これは平成34年まで続くということでよろしいですか。一括交付金を活用した買い取りは、いつまで続くのか。お答えいただきたいと思います。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  先行取得のできる期間というのは、2つの条件がございます。1つはこの財源となる一括交付金、予定では、今議員がおっしゃった平成34年、これが1つの条件。これは基金に貯めて貯金をして、そして地権者の協力に応じて、この基金を取り崩して買い取りしていくというシステムになっております。これは買い取り希望者に対して柔軟に予算が対応できるように、この基金を一旦通して購入するということで、1つの条件はこの一括交付金があるまで、もう一つは基金で貯金をしているので、一括交付金がなくなっても、財源を持っているわけですね町は。その2つ目の条件というのが、返還があって、地権者に引き渡しする時まで、ここまでは購入ができるというふうになっております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員
    ◆12番(玉那覇淑子議員)  基金をそこに入れ込んでいくということですけど、これは返還の予定というのは、今、お答えできるんでしょうか。返還の予定はいつなのかということです。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  先ほど、冒頭でお話ししました4年後と7年後とお話しましたけど、平成34年が国体道路側のタンクファーム、そして今御質問にあるキャンプ桑江南側、これが平成37年度、又はその後ということで、日米が合同で宣言した統合計画で今そのように計画はされております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  それまでには、返還がされても、平成34年度の一括交付金を活用するけど買い取りが終わった後も基金に積み立てるので、その後も買い取りは続く可能性があるということでよろしいですか。 北谷町は、本町の緑のまちづくりの将来像としては、やっぱり花と緑を慈しみながらということが基本方針の中にうたわれているんですけれども、現在、北谷町は公園用地というか公園はかなり進んでいて、都市公園面積は県の全体水準を上回っております。平成23年度のデーターではありましたけれども、県の公園の面積が1人当たり7.18平方メートルですが、その数値を大きく上回って本町は1人当たり14.4平方メートルあるといわれております。データーに示されておりましたけれども、ところが、今、このキャブ桑江当たりの緑は、まだ豊に残っているんですけれども、市街地に対する緑地の面積は、かなり少ないです。心地よいと感じる環境というのは、研究者によりますと、緑が3割以上あるということにあると言われております。それが示唆されておりますけれども、その点に関して言いますと北谷町はこの基地が返還されようとするその跡地には緑が十分に残っているんですけれども、市街地に対してのこの緑地の面積がかなり少ないということを常々皆さんも感じていると思いますけど、それをどういうふうにしてこれから進めて行くのかということの計画が示されているかをお伺いいたします。 ○亀谷長久議長  田仲康児都市計画課長。 ◎田仲康児都市計画課長  お答えします。町全体の緑の確保といいますか、緑の推進に関してということで答弁させていただきます。具体的な質問としまして、市街地の緑が少ないということで今後、これも増やすなりの事業があるかということだったんですが、基本的にはその北谷町の市街地が形成されてきた経緯というのは御存じかと思いますが、やはり米軍にかなりの面積を取られて、その中で自由宅地が自然発生的に形成されてきた部分もありまして、基本的にはそういうこともあって、緑のスペースが少ないかと認識をしております。その中で、これまでは、都市公園の整備ですとか、桃原地域の返還に伴っての公園整備、桑江公園の整備ですね、その公園につきましては、現存する緑を保存していくという形で公園整備を行ってきております。 今後、そういった緑を残すための事業があるかというと今のところは、まだ考えていませんが、その中でも用地を買ったり、ハード事業としての整備はかなり難しいだろうと考えています。そういった中でも例えば桑江・伊平地区の区画整理のエリアですと、当然こちらも市街化していく可能性は当然、見えてくるんですが、その中でも、各家庭で緑化率を定めて、その緑化率の中で建築計画を立てていただくというようなソフト的な政策としてやっていくということで、今考えております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  今、ソフト面でのこの緑化運動ということでしたけれども、正に今、本町は本当に緑が少ない、花が少ないということが地域の人からも他市町村からも言われていることではあるんですけれども、花や緑がそれを育むことによって、これが観光につながっている市町村はかなりありますね。ですからやはり私達は基地に取られた土地の中で開発して町並みを形成していっているわけですけれども、その中でも景観条例というのを北谷町も策定していますよね。景観行政団体として手続をしておりますし、景観計画も策定しています。その中でもやはり緑をこの住宅の中でも緑を取り入れる計画とかそういうことがしっかり組み込まれているんですけれども、その動き以前は花を育てるということで、町全体でコンテストもあったり、植物を苗を団体に与えて、それをしっかりとまちづくりのこのイメージを上げるために、使われていたと思うんですけれども、そういう取組も無くなって本当に花が少ないこの北谷町ですけれども、そういうような取組がこの中に組み込まれていくのかどうか。それを計画を是非していただきたいですけれども、その辺りの考えがあるかどうかお伺いします。 ○亀谷長久議長  田仲康児都市計画課長。 ◎田仲康児都市計画課長  お答えします。景観計画の中でその緑化の制限基準が設けられているかということだと思いますが、景観計画の中では、緑化に関しても、建築物等を建築する場合は、基本的には緑化するということで定められております。ただ、これに関しては、罰則規定等は無いので、あくまで、御理解いただきながら協力していただくというスタンスになっています。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  花と緑のことはこのぐらいにしておきたいと思いますけれども、これからいろんな計画を是非していただきたいと思います。 景観条例が平成26年には策定されているんですけれども、以前に謝苅地域に高層マンションが建築されるという計画があったときに、その頃も何人かの議員、私も含めてですが、これはこの景観条例に適合しているのかどうかという一般質問もさせていただいたところであるんですけれども、住宅街区のこの建物の高さとか、これは景観形成の基準はどのように定められているのか。この地域で、例えば桑江地域、伊平地域だとか、そういう地域によって建物の高さであったり、その平方メートルがあったりというのは、定められているのかどうか、お伺いいたします。 ○亀谷長久議長  田仲康児都市計画課長。 ◎田仲康児都市計画課長  お答えします。景観計画の中で建物を建てる時の高さの制限があるかどうかということにお答えします。基本的には、町域全体に高さの制限は設けてあります。具体的に申し上げますとこれが町内の大きく3つの地域に分けてあります。まず1つ目が住宅地東部地域緑地を1つのカテゴリーにしております。そこでは、基本的には16メートル以下に抑えるということになっています。いろいろ細かく条件がありますが、基本的なところだけ答弁させていただきたいと思います。 続きまして、2つ目が商業業務地というカテゴリーで、こちらに関しましては、高さの制限は用途地域の規定によっています。 3番目工業地漁港というカテゴリーですが、こちらに関しても高さに関しては、用途地域に基づくという形になっております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  高さ制限も設けられているということですけれども、なぜその事を聞くかというと、今、住宅街区と思われるところに栄口区ですけれども、12階建ての高層ビルが建設が予定されて、建設が進んでいるわけですけれども、16メートルというと何階建てぐらいになりますかね。これは、許可がどういうような形で下りていっているのか、そしてまたこの景観条例に関して、その話し合いというか。申請の段階でそのチェックする機能がどこにあったのか。お伺いしたいと思います。 ○亀谷長久議長  田仲康児都市計画課長。 ◎田仲康児都市計画課長  お答えします。栄口区の高層の建物に限定して答弁したいと思います。 まず、その申請の流れなんですが、景観計画に関しての手続は本町が窓口になって、項目をチェックしていくという形になります。それとはまた別で、実際にその建物を建てるために建築確認申請というものがございますすが、その手続に関しては、中部土木事務所が所管しておりまして、向こうで建築物の高さあるいは細々とした建築物の規定にのっとって審査されている状況になります。 北谷町のその景観計画と建築確認申請の流れとしては、必ずしも法的に必須条件という形はないんですが、ただこれについては、県のほうとも連携して景観計画に係るでしようというふうに当然、設計事務所のほうにも、もし漏れがあればそういったことも連絡がされていますし、今のところは、我々の景観計画を無視して、手続を得ないで建築確認申請が下りているという事例は今のところないと考えています。 本町でチェックということですが、チェックに関しては、先ほど申しましたように、景観計画の中で本町でチェックする項目に関しては、出されているものについて全てチェックして問題がないということになっております。 16メートルの階数につきましては、おおよそ5階建てぐらいだと思います。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  そうすると、今住宅街区ということですると16メートル以下がその景観条例には値するということなんですけど、5階だとその倍以上になりますけど、これはどういう形で許可が下りているのか。お伺いいたします。 ○亀谷長久議長  田仲康児都市計画課長。 ◎田仲康児都市計画課長  お答えします。御質問のある栄口のマンションなんですが、あちらに関しては、用途地域が第1種中高層住居占用地域というエリアになっていまして、これは景観形成基準の中では用途地域の規定によるということで、高さの制限がされていますので、用途地域の範囲内で建物の高さが建てられているというふうに認識しています。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  そうなんですか。以前にこの高さは9階建てまでということを何年か前の一般質問の中で聞いたような気がしますけれども、それでは現在、建築されようとしているところは、確認申請もOKということで、別に問題はないということでよろしいんでしようかね。 しっかりとやはりそこら当たりももう少し、地域の状況を見ながら、もう少し私達はこの景観条例をしっかりと示して、この町並みを造っていただきたいなあという思いがあります。これは少し調べてから次回にでも質問をさせていただきます。 2番目の北谷町重度心身障害者(児)医療費窓口無料化についてですが、本町では現在では償還払いということで、8月以降に自動償還払いに計画をしているということでありますけれども、地域の方、障害を持っていらっしゃる方が、私個人で既に子ども医療の窓口無料化になった時点で、それも一斉にできているものだという認識だったんですが、地域の方からそれはまだ私達は窓口で支払いをして更に申請をして、その口座に医療費の金額が払われるんですよということを聞いてとてもショックだったんですが、やっぱり障害を持っていらっしゃる方というのは、初めにこういう窓口無料化をやってあげる必要があるんじゃないかと思うんですね。他自治体では既に自動償還払い、8市町村が行っているわけなんですけれども、県外を見てみますと、全国で見ると、平成29年度に福島県の会津若松市では、償還払いだった制度を一気に自動償還払いではなく一気に窓口無料化に踏み切って、既に実施されているわけです。段階的にという町長の答弁がありましたけれども、自動償還払いを行ってその後というような発言だったと思うんですが、でも子ども医療の無料化も北谷町は県に先駆けてできました。これこそがやっぱりしっかりとやっていく制度ではないかなあと思いますけれども、もう一度その辺りをお話を聞かせていただけませんでしようか。 ○亀谷長久議長  西田由紀福祉課長。 ◎西田由紀福祉課長  先ほどの町長の答弁で今年度8月から実施しているのは、本町ではなくて、県内の自治体で8月から実施しているところが8市町村となっております。これは自動償還方式ということで、まだ償還払いにはなっております。 現在、県のほうでこの重度心身障害者(児)医療費助成について初めて自動償還払い方式を県のほうが音頭取って進めていくという形になっております。県内では3医療費助成ある中で、子ども医療費助成・母子父子医療費助成、重度心身障害者助成の3つがあるんですが、今、現物給付が認められているのは子ども医療費助成のみということで、母子父子が今年の8月から自動償還払い方式が導入された。8月から県のほうでも障害者のほうの医療費助成も自動償還払い方式が導入されたということで、順次進めていくというような方向性で進んでおります。現物給付につきましては、この事業が県の2分の1補助を受けている事業なんですが、県の補助金の交付要綱が償還払い方式が原則となっておりますので、もし、北谷町が現物給付をする際は、今の状態では県の補助金が受けられなくなりますので、そういったものもやはり県と調整をしながら進めていかないといけないということで、まずは自動償還払い方式の導入という形で進めていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  県の補助を受けているということで、それももっともなことだと思うんですけれども、一旦支払いして、その後、また県からの補助というのは出てくることはあるんですよね。一旦北谷町がまずは支払いをするけれども、その2分の1に対しては県から新たに入ってくるということは、ないですか。 ○亀谷長久議長  西田由紀福祉課長。 ◎西田由紀福祉課長  直接受給者にお支払いする償還払い方式であれば、今の要綱に該当するんですが、現物給付となると、受給者にお支払いするのではなくて、医療機関に支払うということになりますので、今の県の要綱には該当しないという形で全額市町村の自主財源で賄うことになります。現在、昨年度で1千900万円程度県の補助金をいただいておりますので、その部分が現物給付になると補助金がもらえないという状況になります。 ○亀谷長久議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(14時20分) △再開(14時21分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  県がその制度を行わない限りは、全て北谷町の負担になるということなんですね。そうするとこれは、県に要請をしっかりと行っていって初めてしか、現物給付はできないということになりますかね。ちょっと苦しいですが、少し勉強を重ねていって、県にも要請等を行っていきたいと思います。今、8月からは自動償還払いに移行していくという計画になっていると思いますが、その際に町内にどれだけの実施するに当たって、病院がどれだけあるか。そしてこの病院を定めるのはどういった形で定めていくのか。お伺いいたします。 ○亀谷長久議長  西田由紀福祉課長。 ◎西田由紀福祉課長  自動償還払いの医療機関との契約については、県のほうで医師会をとおしてとりまとめて行っております。子ども医療費同様、ほとんどの医療機関が該当になってくると考えております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  自動償還払い方式にした場合の実施施設というこの一覧表が見つかったんですけれども、北谷町はかなり少ないんですね。5か所ぐらいありますけれども、これは本町が要するにまたそのような手続をお願いしますということをやっていくのではなく、全て県に一任ということでしょうか。 ○亀谷長久議長  西田由紀福祉課長。 ◎西田由紀福祉課長  実際に導入する際には、町内の医療機関等に説明会等を実施して、依頼を呼び掛ける形で実施していきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  窓口無料化がすぐにできないというのは本当に厳しい状況でありますけれども、1日も早く8月ということでありましたけれども、その制度を1歩進んで自動償還払いができたわけですので、その手続が可能になったわけですので、一日でも早く皆さんに本当に負担がないようにできるだけスピーディーに制度も導入していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 最後になりますけれども、「ツイタもん」これはしっかりと要綱もできて、浜川小学校がスタートしてということで本当に喜んでいるんですけれども、あと小学校4校、それから中学校2校あるわけですけれども、小学校は全て、中学校も全て導入を予定しているのかどうかをお伺いいたします。 ○亀谷長久議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  お答えいたします。浜川小学校においては、今年度一学期後半の8月から導入しておりますので、残り小学校3校、中学校2校ということでございます。一般的には、公共施設の所有者がカメラを設置して管理するわけですけれども、学校防犯システム「ツイタもん」につきましては、学校を所有している教育委員会の施設に「非営利活動法人ツイタもん」が設置、管理、運用しております。そういったことから我々も「ツイタもん」の効果については非常に有効であると思っておりますので、学校にも十分説明をしながら、導入に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  その設置費用も掛からず、これは、おそらく企業の協力事業ということで無料化でできる作業となっていますよね。前回でもお話しましたけど、池田小学校にも出向いてしっかりと研修を行ってきたところでありますので、何としても全校に早急に配備ができるように、教育委員会としても頑張っていただきたいと思います。それがやはり子ども達の安心・安全の登下校につながっていきますので、是非、早急な取組をお願いして、一般質問を終わりたいと思います。 ○亀谷長久議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(14時26分) △再開(14時36分) ○亀谷長久議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  こんにちは。去る9月2日の北谷町議会議員選挙で第11代議員ということで、町民の皆さんから負託を受けまして、2期目の当選ということで、この場に立っております。こうしてこれから4年間、地域の声、町民の声を上げながら、また本町執行部の皆さんと連携を図りながら北谷町のますますの発展に寄与していきたいということであります。 では本日最後の一般質問になります。それでは通告にしたがいまして、一般質問を行います。 質問事項1.道路行政について。 (1) ふれあい通り(一方通行の道路)は、子どもたちが行き交う通学路で、スピードを出す車があり危険な状態です。注意喚起する方法として、ハンプを設置できないか伺います。 (2) 美浜交差点信号機に、右折矢印信号の設置ができないかについて伺います。 (3) 栄口区在、町田プロパン横の十字路における、交通事故の安全対策について伺います。 質問事項2.スポーツ振興について。 パークゴルフ場整備計画の進捗状況について伺います。 質問事項3.安良波公園の御影石製水球について。 (1) 現在稼働していない現状について伺います。 (2) 今後の活用について伺います。 質問事項4.北谷公園野球場ネーミングライツについて。 (1) ネーミングライツの採用がもたらす効果について伺います。 (2) 今後のネーミングライツの計画について伺います。 質問事項5.保安灯設置についてであります。 桑江区4班に保安灯を設置し、明るく住みよい町民生活環境を確保することができないかお伺いします。 質問事項6.コミュニティバスについて。 (1) 実証実験から見えた課題をお伺いいたします。 (2) 商業施設は集客のためコミュニティバスを運行するところもある。本町においても以前は、ハンビータウンまで運行していたが、最近は、直行便がないという町民の声が出ている。今後も、町民の要望を多く取り入れたコミュニティバスの運行が必要と考えるが本町の見解をお伺いします。 再質問は自席にて行いますので、よろしくお願いします。 ○亀谷長久議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま宮里廣議員から6点にわたり御質問いただきましたけれども、答弁につきましては担当部長とさせていただきます。 ○亀谷長久議長  松島勲建設経済部長。 ◎松島勲建設経済部長  質問事項1番目「道路行政について」の質問要旨1点目、「ふれあい通りは、子どもたちが行き交う通学路で、スピードを出す車があり危険な状態です。注意喚起する方法として、ハンプを設置できないか伺う。」についてお答えします。 ハンプ設置につきましては、現場を踏査し所轄の警察署との調整を行った上で、その後、財源確保に向けて取り組むことになりますが、まず始めに、注意喚起の看板等の設置を図って上で、ハンプ設置については判断していきたいと考えております。 質問事項2番目「スポーツ振興について」の質問要旨「パークゴルフ場整備計画の進捗状況について伺う」についてお答えいたします。 パークゴルフ場につきましては、平成29年度に基本計画策定業務を委託発注いたしました。 当該業務の成果内容といたしましては、整備候補地となっております桃原公園及び砂辺の国有地について、パークゴルフ場の整備可能な規模や概算工事費などが取りまとめられております。 その整備可能な規模等についてでございますが、桃原公園が字桃原の「ちゃたんむら」向かいの入口付近から、バスケットコートの辺りまでのエリアに9ホール、また、砂辺国有地については、町民農園の北側にあります防衛局管理の面積約7千200平方メートルの敷地に、9ホールとなっております。 今後の予定といたしましては、当該業務の成果を基に、関係機関及び自治会等との調整を行いながら、整備スケジュールの検討を進めていきたいと考えております。 質問事項3番目「安良波公園の御影石製水球について」の質問要旨1点目、「現在稼働していない現状について伺う。」、質問要旨2点目、「今後の活用について伺う。」については、関連いたしますので一括してお答えいたします。 御影石製石球モニュメントにつきましては、北谷町制20周年記念として、平成12年にウエストコーストクラブから寄贈されたものであり、約3トンの石の球体が台座の下部から、計算された圧力及び水量を加えることにより、回転するものでありますが、現在は、故障により稼働しておりません。 課内部において、維持管理、安全面などを検討した結果、モニュメントとして活用していく方針でございます。 質問事項4番目「北谷公園野球場ネーミングライツについて」の質問要旨1点目「ネーミングライツの採用がもたらす効果について伺う。」、質問要旨2点目「今後のネーミングライツの計画について伺う。」については、関連しますので一括してお答えいたします。 近年、県内外において、公共施設への命名権の導入が多く見られるようになってきております。この制度を導入した際の効果といたしましては、自治体における維持管理費の負担軽減のほか、その地域の活性化につながる可能性も挙げられると考えております。 北谷公園の各施設におきましても、建設から約20年から30年が経過しており、維持管理に関する費用負担が大きくなってきておりますので、ネーミングライツの導入につきましては、野球場のみならず北谷運動公園の全体を含めた手法も考慮しながら取り組んでまいります。 ○亀谷長久議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項1番目「道路行政について」の質問要旨2点目「美浜交差点信号機に、右折矢印信号の設置ができないか。」についてお答えいたします。 美浜交差点については、本年7月6日(金)の午後1時30分から午後2時までと午後4時30分から午後6時の時間帯で交通量調査を行っております。 交差点での車両の交通量は多いですが、対向車線にて直進及び左折車両がない場合は、1回の青色信号点灯時間でほぼ全ての車両が右折をすることができていることを確認しております。 また、右折ができない車両が原因で渋滞しているわけではなく、次の信号機の切り替わりの時には、スムーズに右折できている状況がございました。 なお、週末においては夕方の時間帯などは非常に交通量が多い状況ですが、同様に他の主要交差点も非常に交通量が多くなることから、美浜地域一体が渋滞傾向にあります。 仮に、右折矢印信号を点灯させるために信号のサイクルを変更した場合は、そのことが要因で他の交差点においても渋滞を引き起こす可能性もあり、国道58号を含めた大掛かりな信号機の点灯時間の調整が必要になってまいりますので、沖縄警察署の意見等も伺いながら対応していきたいと考えております。 次に、質問要旨3点目「栄口区在、町田プロパン横の十字路における、交通事故の安全対策」についてお答えいたします。 町田プロパン横の十字路における交通事故防止の対策といたしましては、同十字路付近に注意を促すグリーンベルトや速度抑制表示で対応しているところでございます。また、沖縄警察署においても、同交差点の交通安全対策は対応できているものとの見解でございますので、引き続き、交通安全施策については、沖縄警察署及び関係機関等と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。 次に、質問事項5番目「保安灯設置について」の質問要旨「桑江区4班に保安灯を設置し、明るく住みよい町民生活環境を確保することができないか。」についてお答えいたします。 本町では、各自治会を対象に、自治会が維持管理している保安灯の支援策として、自治会運営補助金及び保安灯設置補助金を交付しております。 補助内容は、保安灯の新設、建て替え、修繕及び電気料金を対象としており、予算の範囲内において交付しているところでございます。 議員御質問の件については、自治会が保安灯の設置及び管理を行っておりますので情報提供していきたいと考えております。 次に、質問事項6番目「コミュニティバスについて」の質問要旨1点目「実証実験から見えた課題」についてお答えいたします。 アンケート調査や利用状況調査・分析で分かった課題として、交通弱者と呼ばれる方については一定の利用がありますが、若年層や観光客の利用が少ないということがあります。 本件につきましては、北谷町コミュニティバスだけではなく沖縄県の公共交通全体が抱える課題と共通していることもあり、継続して県や周辺市町村とも情報共有を図りながら利用促進に向けた取組について検討してまいりたいと考えております。 次に、質問要旨2点目「町民の要望を多く取り入れたコミュニティバスの運行」についてお答えいたします。 北谷町コミュニティバスは今年度末までを実証運行期間としております。その間に、各種アンケートや利用状況の調査や分析を実施しておりますので、本年度においては、これらを基にコミュニティバスの導入効果を検証し、次年度以降の運行について総合的に判断することとしております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  一通り御答弁をいただきました。では、順を追って再質問をしていきます。 まず最初に道路行政の1番目ですけど、旧琉銀北谷支店の上から一方通行でコーナーが曲がってきます。近くの人からスピードをあげて、どうしても危険性があるということですから、事故が起きる前に何か対策をすることができないものかということであります。その件についてハンプは所轄の沖縄警察署に相談しながらやるということであるんですけど、その前に路面に「止まれ」とか、そういうものも考えることができないものかどうか。担当課としてどのような考えを持っているか。お願いします。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  お答えいたします。まず、議員がおっしゃるとおり、私達が考えているのはまず、段階的な考えがございまして、まず、注意喚起、スピードを落とせという看板等を含めてその現場も確認しながら段階的にその次に注意喚起をしてもスピードが出るようであればまた路面標示の「止まれ」とか、そういう表示の喚起をしていきたいと。最後にハンプにつきましては、地域住民の意見も聞きながら音等の感じも出るものもありますので、その辺の意見も交換しながら、最後に検討していきたいと思っております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  事故というのは、いつ起きるか分かりませんので、それだけ、やっぱり子ども達の登下校の道でもあるものですから、そういうことを常に配慮を持ってもらえればなあと思います。 次のほうに進んでいきます。2番目の美浜交差点の信号機の矢印信号は、これは町民の皆さんからよく運転をしていて、サンセットビート側から直接、突っ込んでくるようです。信号が青になった場合に右に行きたいけれども、突っ込んでくるものですから、ずっと止まっておかないと行けないということで、そういうことが多々あるものですから、空いた場合とか、週末とかそういう話が原因ではないと思うんですよ。常日頃からそれだけ本町は、交通安全対策を是非ともやってもらえば、そこの交差点を利用する皆さんも安心して、この場所を走らせるのではないかなあと思っていますけど、もう一度お願いいたします。 ○亀谷長久議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  お答えいたします。美浜の交差点につきましては、矢印の信号が設置をされてないところでございます。信号機につきましては、公安委員会の管理になります。その交差点の前には、メディアステーションのほうに交番も設置をされておりまして、警察も承知をしているものと思っております。ただ、議員が御指摘のとおりやっぱり混雑をしている場合には、こういうのも見受けられますので、全体的に信号のサイクル等も考えながら警察のほうとは調整をしていきたいということで考えております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  皆さんが安心・安全でこういう場所を通ることによって事故がないことが一番の願いでありますので、是非、本町から所轄の沖縄警察署にお願いしてその時には公安委員会にいくと思いますけど、やっぱりこの場所は、観光客もたくさん運転をしながら通っておりますので、そういうことで町民だけではなく、県外、海外から来る皆さんも事故がないように対策を取ってもらえればと思っております。 次は、スポーツ振興、パークゴルフ場の整備の進捗状況について、お聞きしますけど、先ほどの建設経済部長のほうから答弁がありましたとおり、平成29年には委託発注をして、場所が桃原公園、砂辺の国有地ですか。そこのほうに一応考えているということでありますけど、そのコースは9ホールと言われていますけど、やっぱり造るからには、18ホールはできないものかどうか。再度お願い申し上げます。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  お答えいたします。18ホールにできないかという御提案でございますが、まず、桃原公園に関しましては、敷地の問題等もございまして、設置するところの場所は傾斜になっておりまして、そこに擁壁を設けて、要するにボールがどんどん下っていきますから、下らないように擁壁を造って平面の面を造らないといけないということから、桃原公園に関しましては、9ホールでも精一杯だろうとそれ以上は伸ばせなくなっておりますが、もう一つの砂辺の国有地についてはまだ、9ホールとは言っておりますが、具体的にはきれいに配置してまだ計画はしてございません。砂辺の国有地については、断言はできませんが、18ホールとは言わず、少しでも増やすことは可能だと思います。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  場所によっては、9ホールから18ホールはできないという話もありますけど、それはいいとして、これまで多くの議員がパークゴルフ場の件で一般質問をされております。それだけ町民の皆さんが健康増進、そして子どもからお年寄りまでスポーツ振興を図るために、このパークゴルフ場を早めに造って欲しいという声もあるものですから、いつ頃パークゴルフ場を着工をするのかどうか。再度、お聞きします。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  お答えいたします。まず、今後、予定するのが基本計画策定業務を終わりまして、基本計画、そして実施設計、そして工事費の算出をして、工事に向かうんですが、その段階を踏むと予定どおりにいけば3年後に工事に入れると思っております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  設計段階とか着工まで約3年後をめどにしてしていくということでありますので、それは理解をしております。是非、前に進んでいくようにお願い申し上げます。 前後しますけど、道路の写真がありますけど、これが最近、栄口区の町田プロパンの十字路のところで、車が個人住宅のブロック塀にぶつかり、それでブロックが倒れそうということで、この写真は、修復をした場所になっています。ここは非常に事故が多いものですから、特に、朝と午後、また登下校の道でもありまして、先ほどグリーンベルトとか、速度表示の対応もしていると言っていますけど、近くの皆さんは非常に危険だからどうにかできないかということで、今回、このように質問しています。やっぱり二度あることは三度あると思うんですよ。次はどういう対策を取っていくのかということで、皆さん担当課にお話はするんですけど、できれば優先がないものですから、車が突っ込んできて、それで双方いがみ合いするようであります。そういうことにならないように、当局として、路面標示するなどカーブミラーを新たに設置できないかどうか。その件は担当課としてどのような対策を持っていくのか。再度お聞きします。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  町田プロパンの十字路の件でございますが、この件に関しまして、担当課としまして現場の状況も把握しておりますので、できる限り早めにカーブミラーを相互に見えるように対策を講じていきたいと思っております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  今、対策を取っていくということでありますので、是非ともこの場所は特に栄口は碁盤状になっております。各道がそれでどこが優先か分からないところがいっぱいあります。そういうことを常に皆さんで把握していると思いますので、できるだけ早めにこういった事故が起きないような対策を取ってもらいたいと思います。 次にいきます。安良波公園の御影石製水球についてね先ほど部長のほうからお話がありました。僕も調べてきました。その御影石は北谷町制20周年記念事業ということで、この御影石が4月1日に設置をされて、それで個人の皆さん始め企業を含めて32の業者を持ってこの水球が設置されております。日にちも経って水球の中のほうが草が生えております。安良波公園の水球ということで、他所から来た皆さんや北谷町民も癒やされるスポットになると思うんです。そういうことを早めにこれを設置した以上は住民の喜びにつなげるように回せるようなことができないかどうか。それとまた中央の両端の階段の真ん中のほうに、以前は水が流れておりました。今は止まっております。そこも止めた理由もあるのかどうか。再度、意見を聞かせてください。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  お答えいたします。議員がおっしゃるとおり、今、御影石の水球につきましては、機械設備等等も大分古くなって腐食をしておりまして、その機械を直すと多大な費用が掛かるという判断から担当課としましては、これをどう生かすか。どうモニュメントにもっていくかということ課内でも検討した結果、モニュメントとして利活用したほうが良いんじゃないかということで、まず、この利活用の方法ですが、中にある設備関係を全て取っ払いまして、この御影石の塗装等も剥がれておりますので、そういうのも全て剥ぎ取って、どういう色にするか、今後検討してまいりますが、ここに配管等を外した後に、できたらそこに簡易的な花木等々が植えられれば良いのかなあということで担当課は検討しております。そして上から水が流れるところは、機械設備の不良が出て、止まっていることを確認しております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  この御影石、水球ですか、他の市町村に無いものを我が北谷町に設置をされているものですから、公園を利用する皆さんは、この水球も見ております。是非、これから水球が回って喜びができるように管理体制を整えてもらえればと思っております。 次に、北谷公園の野球場のネーミングライツについて質問をしていきたいと思います。 このネーミングライツは、沖縄県内には大きい奥武山の野球場がありました。県から那覇市に移管されてセルラースタジアム那覇ということで、こういう命名権の名前で看板を掲げております。そして宜野湾野球場は、そこはアトム球場ということで、また沖縄市においては、コザ信金スタジアム、そして宜野座村も、キャンプの時に那覇にあります大手のかりゆしグループのこの名前が入っております。それでまた一番北の国頭村には金融業界の沖縄海邦銀行の海銀という名前が入っております。こうして県内5か所の球場にはこういったネーミングライツが導入をされておりますけど、我が北谷町は、毎年2月中日ドラゴンズが来ております。そのために、県内、県外多くの方が来場されたということで話もでておりました。その件でこういうネーミングライツも本町としては取組をやっていくのかどうか。お聞きします。 ○亀谷長久議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  お答えいたします。先ほど部長の答弁にもございましたが、野球場と北谷運動公園全体を含めたネーミングライツのやり方もあるかと思っておりますが、所々経年劣化をして、修繕等が見受けられる場所もありますので、その辺も含めて早い時期に導入して取り組めていけたらと思っております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  ネーミングライツのメリットは宣伝効果とか、企業のイメージ効果にもつながるものですから、今までこういった球場の整備費用とか、そういうことが出ているものですから、こういったネーミングライツを企業に入ってもらえば、その分また沖縄市の事例で申し上げますと、沖縄市は2014年にコザ信金スタジアムということで、5か年契約をもって年間650万円が入ってきます。そういうこともありますので、これから是非とも北谷町も検討されて企業に打診しながら、北谷町は建設業とか、数々の企業もあります。そういう企業に呼び込みしてもらいたいなあと思っております。 時間も近づいてきました。保安灯の設置について、再度桑江区4班のほうに保安灯を設置して欲しいということがありますけど、これは自治会に委託しているということで、ありますので、それはまた自治会に話し合いをしながら進めてまいりたいと思います。 再度、コミュニティバスの件についてお話を申し上げます。 実証実験から見えた課題ということで、先ほど担当課の企画財政課長から話しもありました。北谷町は平成29年6月19日に実証実験をして、今日まで利用者が1万人余りいるということであります。その中で特に今の役場に行く桑江17号線が工事に入ってから、コースが変わっているということで、乗り換えしないとまたハンビーとかに行けないということがありますけど、そういうコース変更について再度お聞きします。 ○亀谷長久議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えいたします。平成30年度を持って、平成29年、昨年からスタートした実証実験と本格運行に移行するかというものを今年度、評価をして決めていきたいと考えております。これまで平成29年度に行ったアンケート、そして実績を踏まえて、今回、コース変更も行っております。北と南の接続をどうにか乗り継ぎができるようにということで、今、美浜公共駐車場を基点に確実に乗り継ぎができるように行ったんです。そして、最終便と初発のほうで乗る人数は少ないということで、少しスタートをずらして便数の遅い一番最後の便を遅くに時間をずらしたりとか、実績そしてアンケートに基づいて、ルートあるいは乗り継ぎ、便数というものを工夫しております。 先ほども少しお話しましたけど、100パーセント町民の意見を聞いて運航というのは厳しいところがございます。一長一短ございますので、そういったことも含めて、これまでアンケートも実績の値も出ておりますので、また、よく利用している方、ターゲットをどの層に絞っていくのか。そして時間帯とか、ルートとか、いう要望も実績もありますので、それらを総合的に判断して今年度はこの実証実験が続けられるか。また続けられるのであれば、どういうふうな形で本格運航ができるのかというものを今年度中にまとめていきたいと考えております。 ○亀谷長久議長  9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  できれば、北コース、南コース、観光客が一旦下車して降りないといけないということもあるものだから、その辺も乗り継ぎ無しで南コースはハンビー商業地域まで運航できるようにお願いを申し上げたい。そして、停留所の数を増やすことによって、町民のニーズに応えていけると思います。そういうことも利便性があります。特に白比川のところは停留所もないということで、そこから上の方にいくと。これで一般質問を終わります。(散会宣告) ○亀谷長久議長  以上で本日の日程は全部終了しました。明日、10月12日金曜日は、沖縄県町村議会議長会主催の町村議会議員・事務局職員研修会への全議員出席に伴い、休会とします。また、13日土曜日から14日日曜日まで休会とします。10月15日月曜日は午前10時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。 △散会(15時21分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  北谷町議会議長  亀谷長久  北谷町議会議員  友利 勉  北谷町議会議員  照屋正治...