嘉手納町議会 > 2020-12-10 >
12月10日-03号

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  1. 嘉手納町議会 2020-12-10
    12月10日-03号


    取得元: 嘉手納町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    令和 2年 12月 定例会(第50回)      令和2年第50回嘉手納町議会定例会 会議録第3号       令和2年12月10日(木) 午前10時00分 開議出席議員は次のとおりである。    2番 志喜屋孝也議員      3番 花城勝男議員    4番 宇榮原京一議員      5番 古謝友義議員    6番 安森盛雄議員       7番 奥間政秀議員    8番 新垣貴人議員       9番 照屋唯和男議員    10番 仲村渠兼栄議員      11番 石嶺邦雄議員    12番 當山 均議員       14番 田仲康榮議員    15番 知念 隆議員       16番 徳里直樹議員欠席議員は次のとおりである。    13番 田崎博美議員職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。    前原信博   事務局長     稲嶺綾子   係長    金城洋平   主任主事地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。    當山 宏   町長       比嘉孝史   副町長    比嘉秀勝   教育長      上原 学   会計管理者    金城 悟   総務課長     當山哲也   基地渉外課長    我謝治彦   企画財政課長   喜友名朝順  企画財政課主幹    新垣美佐   税務課長     野村順子   福祉課長    金城博吉   子ども家庭課長  町田 優   町民保険課長    天久 昇   都市建設課長   上地康夫   産業環境課長    金城睦和   教育総務課長   又吉政勝   上下水道課長    稲嶺盛幸   教育指導課長   嵩本さゆり  社会教育課長    幸地淳次   中央公民館長本会議に付した事件は次のとおりである。  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       一般質問徳里直樹議長  これから本日の会議を開きます。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、5番古謝友義議員、7番奥間政秀議員を指名します。 日程第2「一般質問」を行います。 質問時間は30分以内とします。通告順に従い、発言を許します。 10番仲村渠兼栄議員。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  18期最後の4年目、最後の議会となりました。今回まで102件の通告をさせていただきました。今回は7件と少し多いのですが、かなり無理がありますが、現在、町民からいろいろな相談を受けまして追加された事案であります。また、ここに来るように頑張ってまいりますので、前向きな答弁を期待していますので、どうぞよろしくお願いします。 それでは一般質問を7問通告しておりますので、一問一答方式で行いたいと思います。まず初めに、町長室で婚姻、出生届けについてであります。當山町長住宅環境整備事業の施策には、町民から感謝の言葉が私のもとに届いております。そこで、今年は令和2年ということで「令和婚」と「東京五輪」の前後の年に当たり、男女のカップルは人生一大イベントである結婚を誓い、婚姻届を町役場へ提出し、2人の記念日として大切に記憶されます。また、2人の間には待望の赤ちゃんを授かり、出生届の提出を町役場で同様に手続を行っております。町役場の窓口のお話を聞いたところ、問題もなくスムーズにいったということであります。今回の一般質問は、積極的な情報開示や町民目線の政治を目指す當山町政のガラス張りの嘉手納町役場として、町民に向けた記念日を祝福するサービス事業ではないかと思っております。また、業務多忙のため町長不在となれば副町長、教育長で対応する柔軟な対応も期待されます。そこで4点伺います。(1)届出提出時に町長室及び庁議室、応接室の使用についてお伺いします。(2)希望者に対して町長室、庁議室での記念写真を行う予定はないかお伺いします。(3)町長・副町長・教育長が対応した記念写真の予定はないかお伺いします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎町田優町民保険課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。婚姻届、出生届を含む届出書提出時には、記入された事項の確認を住民基本台帳及び戸籍で行った後、受理決定しております。この工程を戸籍窓口以外の場所で行うことは、事務が煩雑になることが予想されます。したがいまして戸籍届出から受理決定までを町長室等で行うことは難しいと考えております。 質問事項1(2)、(3)については関連しますので、まとめてお答えいたします。現在、婚姻届出時に窓口で写真撮影の要望があれば、戸籍係職員が届出人のスマートフォン等で御希望の場所で撮影をしております。出生届については、窓口での写真撮影の要望もない状況でございます。これまで質問のような町長や副町長との記念写真の要望を受けたことはございません。町長、副町長、教育長の記念撮影の対応については、やはり日程調整の件で困難な面があると考えられます。状況によっては相手方に御迷惑をおかけする場合もございますので、御質問の件につきましては難しいと考えております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  答弁を今確認しました。今、結婚披露宴コロナ禍により80%のキャンセルが出ている状況であります。御存じでしょうか。それともう1点、子どもを出産するときに帝王切開や何らかの危険があった場合には、中部病院や総合病院に行くと、コロナウイルスの影響で2週間会えなくて、出産してもさらに1か月近く会えない。そういう時期の中に行政、公務員として何ができるのかということで、全国でこれについては考えないといけないというのが、今いろいろな事例があると思いますが、課長はそれを御存じですか。 ◎町田優町民保険課長  確かに現在はコロナ禍で、結婚式とか披露宴が挙げられないということがあるということはテレビなどで見て、状況を把握しているというところでございます。出産につきましても、今はコロナ禍でございますので、そういう事例があることも承知しております。ただ、出産のときは大体の方が早めに出されるという話も聞いております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  (4)新規コーナーを広報かでなに掲載の予定はないかということをまずお伺いしてから再質問したいと思います。 ◎我謝治彦企画財政課長  質問事項1(4)についてお答えいたします。議員御提案の新規コーナーの掲載について、広報かでなは町民と行政をつなぐ身近な媒体として、町政全般に係る情報や周知とともに町の話題などを広く提供しております。このような中、町民への明るい話題の提供、それとともに若い世代に広報誌への興味を持っていただくために、平成13年より赤ちゃん誕生コーナーとして「ピヨピヨ写真館」をスタートしており、好評を得ているところでございます。今では町民に親しまれるコーナーとして定着しております。また、婚姻コーナーにつきましては、紙面のスペースや掲載の方法、クリアすべき点もございますので、その点について検討する必要がございます。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  課長、そのとおりです。平成13年からスタートした「ピヨピヨ写真館」という形で、新生児のコーナーがあります。ということは、これだけ出したいという方がいるわけです。出生届と一緒ではないかと私は思うのですが、一般論として。これだけ子どもが生まれて出したいという方がいるのであれば、出生したときも一緒ではないかと思うのですが。私の解釈が一般から外れているのか、これは皆様に任せますが、そういう形で、ぜひできるものからやっていただきたい。コロナ禍の状況で結婚式場、披露宴、ホテルが70%から80%キャンセルが出ている状況。そういう中で何ができるのかということであれば、先ほどの課長の事務手続については理解しております。であるならば、1階ロビーに写真撮影ができるような、応接室にある嘉手納町の広報看板。パネルがありますね。あれをここで出生しましたというのも一つの手ではないかと思いますので、ぜひ検討いただいてほしいと思いますので、費用対効果等でいろいろな事業を15人の議員がやっていて、いろいろな形で関わるのですが、この業務というのは目に見えない多額の、町長、副町長、教育長というのは相当な目に見えない、それだけの町の財政はもちろん、いろいろな行政運営の支障もありますので、日程調整が必要だというのも私たちも分かっています。そうであるならば、できるものからということでありますので、ぜひ柔軟に対応して今の時期、コロナ禍でいろいろな形で不況、そして不安の皆様に愛の手をぜひ差し伸べていただきたいと思います。町長、これはパネルを1階に置くということは考えていませんか。お金もかからないと思いますが、いかがでしょうか。 ◎當山宏町長  ただいまの仲村渠議員の質問は、私あるいは副町長、教育長との写真撮影。その部屋での写真撮影ができないかという質問でございましたので、パネルの件については今は判断がつきませんが、ただ今、課長が答弁したとおり例えば個別に、たまたま日程が空いているときに、そういった方がいらしているというようなケースについては、撮影に応じるとか、そういったことは可能かもしれませんが、これについて制度化してしまうということになってくると、3人の日程との絡みがどうしても出てまいります。ですから、この方はできました、この方は日程が合わなくて申し込んだけれども駄目だったと。不公平さが出てくるのです。ですから課長が今答弁したように、制度としてそれをつくるということはかなり、そういった面で逆に先方のほうに迷惑をかけてしまうのではないかという観点からの答弁であったということは御理解をいただきたいと思います。個別に日程が空いて、そういった申出があれば当然それに応えていくことは可能だと思いますので、そういうことで理解をしてほしいと思います。その前に、果たして私との記念撮影を望む方がいらっしゃるのかということが、まずは前提条件であるだろうと思いますので、そういったことも考慮しないといけないと思っています。今、パネルを置いて、そういった記念の写真を撮影する場所の提供ができないかということについては、内部で検討してみたいと思っております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  ぜひ検討していただきたいと思います。町長と写真を撮りたい人はたくさんいるかと思います。そして副町長とはたくさん居酒屋等で絆をつくっておりますので、たくさんいるかと思います。教育長におきましては、私の恩師でもありますので、教え子もたくさんいますので、人気は一番あるのかなという点がありますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。次の質問に入ります。 2.特定不妊治療助成について。本町は、特定不妊治療費の助成を町単費で行っている、県内では2番目に実施した自治体であります。1番目は宜野座村でありました。2番目は嘉手納町です。私はこの事業について平成17年の1期目から取り組み、県内外、特に県庁の関係部局の担当班長、係長と一緒になり調査研究を行いました。そして一般質問委員会審査等を行い実施できました。この事業は當山町政のときに実施できた目玉の事業であります。人口増のキーワードでもあります。内容については、嘉手納町特定不妊治療助成事業の内容のとおりで、条件を満たすと1回15万円の助成があります。新政権の菅内閣の目玉事業として、特定不妊治療費全額公費が議論されております。嘉手納町としての方向性について問います。(1)過去3年間の特定不妊治療の助成額は。(2)全額公費になった場合の嘉手納町の方向性についてお伺いします。 ◎金城博吉子ども家庭課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。過去3年間の特定不妊治療の助成額について、平成29年度は88万8,000円、延べ件数で13件。平成30年度は47万1,000円、件数で9件であります。令和元年度は106万2,000円、11件となっております。 質問事項2(2)についてお答えいたします。国は特定不妊治療について保険適用にすることを検討しており、その実現までの間の支援策を検討しているとの新聞等からの情報ではありますが、県にも確認をいたしましたが、現時点では国から通知等は届いておらず、今後国や県の動向を注視していきたいと考えております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  今、人口増の問題は當山町長の喫緊の課題でありまして、これを実施できたというのは町民、そしてその不妊治療を受けている本人、家族等から喜びの声があります。私もいろいろな協議会の中でいろいろやっておりますが、子どもができない。病気ではないのです。健常者でありまして、しかしなぜできないのか原因が分からない。15万円の助成費というのは、これは一番治療費の中では標準の下のほうであります。高額になれば300万円、200万円、100万円。そして県内でできなければ航空運賃をしたがい、そして夫婦とも行かないといけないという現実があります。そういう中で今、令和元年に106万円、11件がありますので、これが全額公費になったら、ぜひその分が使えるような仕組みも。これは条令で定められていますので、できるような仕組みについて話合いをしていただきたいという要望がありまして、この一般質問をしましたので、ぜひ課長、方向性についてはこれを通告したときに、どういう形で取り組むのか。自民党の第二選挙区から選出されている宮崎先生に確認したところ、今は委員会で審査中であり、正式には来年の通常国会に出てくるだろうというお話でありました。そうであれば、これだけの財源を予定しておりますので、ぜひ条令改正に戸惑いながら時間がかかって、タイムリーにすぐ嘉手納町は一番にできるような仕組みづくりについて検討していただきたいが、それについて課長どんなふうに考えているかお伺いします。 ◎金城博吉子ども家庭課長  先ほどもお答えしましたが、やはり国の動向を注視しながら、今、自民党の話も出てはいたのですが、最終的にきちんとした国からの文書が来て、それを基にどのような方法があるか分かりませんが、財政的な面も考えながら、先ほども言いましたが国・県の動向を見ながら、そして近隣市町村も県内でたしか15市町村がやっていると思いますので、その辺も確認しながら検討をさせていただきたいと思っております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  子ども家庭課長は財政から全般いろいろな部署を経験していますので、ぜひ検討していただきながら前向きにやっていただきたいと思います。 続きまして3.嘉手納基地からの騒音・悪臭について問う。新型コロナ感染予防として、自宅、職場、学校、病院等において、窓を開けて換気を常時行っております。先日11月17日から19日の間、あまりにも嘉手納基地を離陸したF15戦闘機等からの騒音がひどくて日中は窓を閉める事態になりました。3日間の平均飛行回数は160回余り。3日間の平均騒音は94デシベルになっております。また、町民から外出先の病院等において普段は窓を開けて換気を行っている病院が、騒音・悪臭がひどくて自宅同様に窓を閉めている事態になり、コロナ感染の不安もあると町民から相談を受けております。町議会としては基地対策特別委員会で調査等を行っております。スピーディーな対応をしております。そこで町の対応について2点お伺いします。(1)嘉手納基地への町の対応についてお伺いします。(2)沖縄防衛局外務省沖縄事務所、沖縄県への対応についてお伺いします。 ◎當山哲也基地渉外課長  質問事項3(1)についてお答えいたします。嘉手納基地から派生する騒音や悪臭などの基地被害につきましては、これまで日米の関係機関に対し現状の大幅改善を求めて取り組んできております。具体的には沖縄県と基地所在市町村で構成いたします軍転協を通して、また嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会や嘉手納町単独で、その時々の事案に応じた抗議、要請行動を実施しております。嘉手納基地への対応につきましては、E3空中早期警戒管制機からの悪臭問題やパパループからの騒音問題の解決に向けて、機会あるごとに申入れを行ってきております。また、軍人・軍属による道路交通法違反や強盗事件、及び建物の火災事故や航空機の部品落下など、今年度も数多くの抗議・要請を実施してきたほか、コロナ対策についての要望及び意見交換など、あらゆる機会を捉え住民に対する基地負担の軽減について働きかけており、今後も引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 質問事項3(2)についてお答えいたします。沖縄防衛局及び外務省沖縄事務所への対応につきましては、嘉手納基地への対応と同様に多くの抗議・要請や意見交換など、あらゆる機会を捉えて基地負担の軽減を働きかけております。本町では例年、外務、防衛両省に対し嘉手納基地に関する諸問題の解決に向けた要請を本町独自で行っており、本年9月に外務省沖縄事務所及び沖縄防衛局に対し要請を実施しております。また今年度は外務省市川恵一北米局長及び岸信夫防衛大臣に御来県いただき、嘉手納基地をめぐり本町が抱える課題に対し、その迅速な解決について意見交換をさせていただいております。沖縄県への対応につきましては、昨年度から今年度にかけてパパループの騒音測定のために、可搬型騒音測定器を貸し出していただいたほか、県が実施する悪臭調査について現地点の大気サンプリングを本町職員が実施し、分析施設へ搬送するといった協力及び連携を図っております。また今年度における軍転協の県外要請の際には、玉城知事以下要請団に町長も参加され、嘉手納基地からの悪臭被害やパパループからの騒音被害について、日米の関係機関へ直接要請を実施しております。要請に際しましては宇都隆史外務副大臣及び杉田和博内閣官房副長官の反応から、悪臭問題についてかなり関心を持っていただいたのではないかと考えております。本町ではこれまで基地から派生する事件・事故につきましては、事案発生に際し抗議・要請を迅速に行うとともに、その解決に係る抜本的な施策につきましては国、県、米側に対し様々な機会を捉え、根気強く意見交換及び申し入れを行ってきております。今後も引き続き基地被害大幅改善及び地域住民への基地負担の軽減について尽力してまいります。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  課長から答弁がありましたが、まず嘉手納基地への対応については、騒音問題、悪臭問題、ほかにも飲酒運転やコロナについても申入れをしているということを今確認しました。しかし、一般町民にこれをやっているというのはあまり周知されていないような感じであります。私たち議会は広報の議会だよりを通して、こういう抗議行動を行って通知しておりますが、町長がこういうことをやっているというのが、あまりにも通達が行っていないのではないかという思いがあるということであります。2問目にあります沖縄防衛局や外務省、こういうのも軍転協の県知事を先頭に町長も参加したということであります。そして主要幹部とも会っておりますので、そういうときの写真は逆に何らかの形で載せて、町民にアピールもしくはそういうことをやっていますよということをやって、一度安心感をもって抗議はしているというのをやる必要があるかと私は思っておりますが、町長、課長、どちらでもよろしいです。答弁をお願いします。 ◎當山宏町長  町民に対するそういった抗議・要請等の情報が不足しているのではなかということですが、緊急で行く場合については、そういうマスコミ等への連絡もできない場合がございます。その場合でも町の職員が要請している状況、あるいはその内容等については写真を撮ったり記事にしたりして、広報誌には少なくとも掲載をさせてもらっていると考えております。今回、軍転協で玉城知事を先頭に政府あるいは米国の大使館等に要請した際には、県内の琉球新報沖縄タイムスの両紙にもその辺の記事が掲載されておりました。ただ、琉球新報のほうが少し詳しかったです。沖縄タイムスのほうは私の写真は削られておりました。ですから町民の方で気づかなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の要請ではパパループの問題と悪臭の問題。この2点を主に強調して訴えてきたところです。時間が4分以内という制限がありまして、たくさん要請先はあるのですが、全てでその要請を行っている市町村から発言を求めることができないという状況がありましたので、私のほうは外務省と大使館のほうで、その2点について要請をさせていただきました。ただ、特に悪臭問題については、先日の質問にもお答えしたところですが、官邸のほうでの対応で、先方から取り上げるという状況がございました。そのときには私の発言の機会は本来なかったのですが、杉田官房副長官のほうから、これは琉球新報のほうにも一部記事として掲載されておりましたが、杉田官房副長官のほうから「悪臭問題がたしかあったのではないですか」という話になって、私はそばのほうで待機していたのですが、発言の立場にはなかったものですから。呼ばれて、急遽私のほうで説明をさせてもらったという状況がございます。そのときには、その問題については政府のトップのほうにも嘉手納町の悪臭問題については認識をされてきているのだなということを感じたわけですが、副官房長官は、要するに国の役人のほうには、「ぜひ現場へ行って実態を確認してきなさい」というような指示もしているというような話もありましたので、この件については再度、さらに我々当局そして執行部も、そして議会のほうもさらに押していきながら解決に向けてやっていくことによって、必ずこの問題については解決するのではないかというような認識を持ちましたので、そういう対応を今後も一緒にやっていければと思っています。できるだけそういった要請行動等については町民のほうにもお伝えしたいと思うのですが、ただ状況次第では向こう側の本音を聞いて対応をするというようなケースもたまにはありますので、そういった事例もあるということで、全てが全て対外的に出てくるというものではないということもあるということは御理解いただきたいと思います。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  ぜひ1万3,000人余の町民の代表として、しっかりと国の担当の中でもそれだけの方と話をして、一歩二歩前に進めていただいて、現状を把握していただいてやっているということであります。なぜこの質問をしたかというと、私の関係者に沖縄タイムスの方がおりまして、沖縄タイムスに写真が載っていないのです。琉球新報には町長の写真が載っていたのですが、その時点でなぜ町長は行っている、行っていないという形でそういう話もありましたので、県内には大きな2社がありまして、同じような写真が使われればいいのですが、それが違ったということもありましたので、ぜひこういうのは町長一緒に担当課も連れて行って、同じような写真を載せて町民にアピールする方法も一つだと思いますので、今後の対応もよろしくお願いしたいと思います。
    當山宏町長  担当職員も一緒にということなのですが、実はその場所場所によっては入室制限がありまして、ですから行く前に誰々が行くんだということで、結果的には随行で職員が行ったとしても中には入れないというようなケースもありますので、そういったことも御理解いただきたいと思います。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  了解しました。ぜひ基地問題、この問題でかなりの外来機がまた来ておりますので、ぜひ対応方よろしくお願いしたいと思います。 続きまして同じく基地からの関係者の問題でありますが、4.年末年始交通安全県民運動についてであります。毎年恒例の年末年始の交通安全運動県内各地で展開されております。県内各地の警察署を中心に。町内においても嘉手納警察署嘉手納地区交通安全協会・嘉手納町交通安全推進協議会等が中心となり期間中に運動を進めております。そこで、西浜区住民から兼久海浜公園周辺でウォーキング中の町道において、特に外国人車両やレンタカーが町道をかなりのスピードで目の前を走る車両に遭遇して目撃しております。沖縄県は年4回の交通安全運動を実施しております。免許更新の場合には、その協力金として協賛金を取って納金しております。嘉手納基地で勤務している外国人等の交通安全の対応はどうなっているのか調査してくれと、西浜区の住民から相談を受けております。そこで5点お伺いします。(1)嘉手納基地の外国人の交通安全対策の把握についてお伺いします。(2)町内の外人住宅管理業者の交通安全対策についてお伺いします。(3)町内に住んでいる外国人(児童生徒)への交通安全対策についてお伺いします。(4)県レンタカー協会が行う交通安全対策の把握についてお伺いします。(5)外国人専用のチラシ、嘉手納町独自のチラシを作成する予定はないかお伺いします。 ◎金城悟総務課長  質問事項4(1)と(3)については関連しますので、一括してお答えいたします。御質問につきましては嘉手納基地所属の児童・生徒を含む外国人の交通安全対策との趣旨の質問であると思いますが、本町においては基地内における交通安全対策の状況等について把握しておらず、沖縄防衛局に問合せを行ったところ、沖縄防衛局からも基地内における交通安全対策については把握していないとの回答を受けております。 質問事項4(2)についてお答えいたします。町内の外人住宅の管理業者へ問い合わせたところ、外国人に賃貸の仲介をする際、特に交通安全対策についての説明は実施していないとのことでござました。 質問事項4(4)についてお答えいたします。沖縄県レンタカー協会に確認したところ、同協会では2018年3月からホームページに安全運転マニュアルを掲載しており、英語、韓国語、中国語で対応しているとのことでございます。また、QRコードが付いており、スマートフォンで手軽に確認できるようになっており、加盟店のレンタカー業者はこのマニュアルを準用しているとのことでございます。 質問事項4(5)についてお答えいたします。現在、年4回実施されている交通安全運動においては、沖縄県交通安全協会等によりチラシやポスターが作成されておりますが、これは啓発活動の一環として作成され、重点事項や標語等が記載されるもので、公共の場所での掲示等を目的としているものでございます。議員御質問の外国人専用のチラシについては、交通ルールや交通マナーを記載したマニュアル的なものを意図しているかと思いますが、その場合交通安全運動のチラシとは別途作成する必要があり、また特定の対象者への配付を目的とするものになると考えます。その場合、対象者の把握や配付方法、経費負担等に課題があると思われ、現在のところ対応は難しいと考えております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  西浜区の住民から私のところに相談が来たのが、車両ナンバーと車両とどこら辺のマンションに住んでいるということで、明確にこの車両ですということでありました。それを見に行きまして、私のほうで日本語で「部落内はあまりスピードを出さないでください」とワイパーにやったところ、止まっております。そういう形で、絶対に理解のある方しか基地外の外人住宅に住めないのです。ですので理解のある方がいると私は信じておりますが、県のレンタカー協会が行っている韓国語、中国語、そして英語等のものについても、ある程度情報共有ができれば不動産の貸し住宅が町内にはいろいろな所にありますので。入居したときにはこれも配ってください。町内ではここには学校施設があります。ここにはどういうものがあるというのも教えるべきではないかと思うのです。そういう管理業者はごみの出し方とか、いろいろなものをやっているのです。一緒にそういうのも出す必要があるかと思いますが、課長はどう思いますか。 ◎金城悟総務課長  先ほど申し上げましたとおり、交通安全推進協議会で行うのは、地域における交通安全に対する啓発的な活動を目的としております。議員がおっしゃったような実際に取締りとか、あるいは教育とかということになると、交通安全教育とかということについては現在、警察署であるとか交通安全協会のほうが担当して行っております。議員がおっしゃるような賃貸住宅を管理している方面へのお知らせとか、啓発的な意味合いでの協力依頼等であれば我々のほうで可能かと思いますが、具体的は先ほどおっしゃったような特定の車両であるとか人であるとか、そういう方たちへの指導、取締り等については警察署の権限になるかと考えます。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  特定の方をやれとは私は……。すみません、私の質問の仕方が悪かったかなと思います。課長、交通安全推進協議会の年間予算は幾らありますか、お伺いします。 ◎金城悟総務課長  大変申し訳ありません。今手元に資料を持っておりませんので、予算的な事については確定的なことはお答えできないのですが、それほど多い予算ではないということで御理解いただきたいと思います。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  ぜひ啓発するようなチラシ、何曜日と何曜日にごみを出すときのどういう形というような啓発の、こういうところは学校。例えばAマンションに外国人が居住してくる。そうであれば、ここには公民館と公共施設がありますよぐらいの、分かりやすくマップみたいな形でもいいと思うのです。外国人というのは基地内で交通安全教育はされていますので理解できますので、その辺をぜひ検討していただいてほしいということでありますので、時間がありませんので次の質問に入りたいと思います。 5.スマホ用の夕陽マップアプリの作成についてであります。観光協会の実施事業として、これまで私は一般質問でWi-Fiを活用しての広告収入について。道の駅に大型ビジョン設置について。高知県のよさこい祭りの誘致。沖縄国際映画祭の誘致。野國總管まつりの観光協会の主催。こいのぼりフェスタの観光協会の主催。屋良城跡公園や観光協会事務所の設置。FMラジオ「サテライトスタジオ」の設置等を行ってまいりました。多言語通訳機能のタブレット導入については実施され導入されました。これまで11回の質問を行っています。今回は12回目の質問でありました。今回は「スマホ用の夕陽マップアプリ」の作成についてお伺いします。西浜区の海岸線の防波堤から慶良間諸島に沈む夕陽は絶景であり、県内でも有数のおすすめスポットであります。そこで、観光協会の目玉事業として「スマホ用の夕陽マップアプリ」を企画し配信する事業の予定はないかお伺いします。アプリはおすすめ夕陽スポットの写真・コメントが投稿でき、観光客が嘉手納町に来町し、宿泊する等町のPRにもなる事業でもあります。ここはまた、週末になるとダイビングのメッカでもあります。また、掲載された優秀な写真・コメントについては「広報かでな」の紙面の表紙へ掲載する企画など、全ての町民が参加できる楽しめる事業になる可能性がある。そこで2点お伺いします。(1)観光協会の事業の予定はないか。(2)アプリ作成の予定はないかお伺いします。 ◎上地康夫産業環境課長  質問事項5(1)、(2)は関連しますので、一括してお答えいたします。現在、観光推進団体の設立に向け準備を進めながら、短期、中期での事業計画を検討している段階でございます。まず、短期的な事業計画といたしまして、立ち上げ初年度は組織の体制づくりが主となるため、多くの事業を実施することは難しいものと考えております。また、中期的には観光推進団体の財政基盤の安定を図るため、収益事業の整備を進めることを想定しております。以上のことから議員御提案のスマホ用の夕陽マップアプリについては、中長期的な視点から、今後検討していく内容であると考えております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  ぜひ中長期的に観光協会のこれは確実に目玉となる事業だと思います。先進県がありまして、同じように夕陽が沈む日本海を、こういう企画をしたそうです。150万円から250万円の企画制作ができましてやったところ、観光客やいろいろな形で成功した。町おこしができたという形であります。瀬戸内海の内陸にもあります。いろいろな形でやったというのは、やはり専門の力を使わないといけない。今のSNSを活用しないといけないというのが、私の今回のスマホ用の夕陽マップアプリの提案であります。そしてそれをやることによって有名人やいろいろな観光大使も含め、さらに嘉手納町に関わる人たちが見ることによって、嘉手納町ってすばらしいという形であれば、ここにWi-Fiの中に広告収入が、町のWi-Fiで観光協会が独自にできれば、いろいろな形でできると思います。そして大型ビジョンの活用が図れるということでありますので、ぜひ中長期的に11の質問をしても1件しかできないのです。提案しかできないのです。私たちには提案しかできないのですが、ぜひ執行部の皆さんが精査して、費用対効果、そして企画、町民が納得できる事業として採用していただきたいということで、一緒になってまちづくりをしたいと思いますので、ぜひ調査研究してください。よろしくお願いします。 6.風しん抗体価検査についてお伺いします。私のもとに、このような通知が来ておりました。この風しんというのは、私の世代であります。私も高校野球をしておりまして、北城ろう学校の野球部の生徒、2つ下なのですが、そのときにかかって、そして沖縄県日本高野連が初めて高校野球で出場したメンバーであります。今でもある一人の方とは情報交換をしていろいろやっておりますが、この話をしたらとても喜んでおりました。そういう形で昭和37年から昭和54年4月1日生まれの男性は過去に公的にMR予防接種が行われていない世代であるということであります。近年の流行でも感染者の大半を占め、感染力が強くマスクで防ぎきれず特効薬はないということであります。抗体がない人は妊婦に感染させる危険性があり、赤ちゃんが先天性風疹症候群を持って生まれる可能性が高いということであります。私もこの年代で、この通知が来ましたので該当者だという認識で母親に確認したところ、私は済んでおりました。安心しました。そこで2点お伺いします。(1)嘉手納町で該当する人数についてお伺いします。(2)クーポン券利用による受診者の人数についてお伺いします。 ◎町田優町民保険課長  質問事項6(1)についてお答えいたします。嘉手納町では令和2年11月末現在におきまして、対象者の方は1,462人となっております。 質問事項6(2)についてお答えいたします。嘉手納町では当事業開始の平成31年4月から令和2年11月末現在におきまして、抗体価検査は181人、予防接種は34人の方が実施しております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  課長、これが突然私のところに送られてきたのです。今度が初めてだと思います。過去に送ったのか確認します。そして、この告知はほかにどのような方法で告知をしているのか。181人が受診できて、そして予防接種は34人がやったということでありますが、どういう形で受診したのか、内容についてお伺いします。 ◎町田優町民保険課長  今度のはがきは勧奨用のはがきを11月20日に送らせていただいております。このはがきを頂いた方につきましては、再度抗体価検査を受けていただきまして、もしなければ予防接種を受けていただきたいと考えております。このことにつきましては広報とかで周知をしているところでございます。あと、病院にこのクーポン券を持っていけば抗体価検査ができて、なおかつそのクーポン券で予防接種ができるという形になっております。 すみません、答弁漏れがありました。クーポン券は平成31年4月に643人の方に送付しております。それから令和2年3月にも。そのときは昭和37年4月生まれから昭和47年4月生まれの方につきまして、822人の方に送付しております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  今はSNSも活用しております、この年代というのは、時間的な余裕等もあるかないか、いろいろ多忙な人たちがおりますので、まちのLINEも活用しながら、ぜひ告知をしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。次の質問に入ります。 7.セカンドオピニオンの推奨についてお伺いしたいと思います。冒頭でもお話ししましたが、県立病院や総合病院等は今入院すると退院するまで面会等ができない状況の中で、いろいろな状況等もありまして、ある方から相談がありまして、このセカンドオピニオンの推奨についてお伺いしたいと思います。セカンドオピニオンとは患者が納得いく治療法を選択でき進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診察を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることであります。また、近年がん医療を行っている病院では、「セカンドオピニオン外来」を設置しているところが増えているというマスコミ報道がありました。これまでは、かかりつけ医を推奨してきた本町でありますが、セカンドオピニオンの推奨についてお伺いしたいと思います。(1)町のセカンドオピニオンの推奨の予定についてお伺いします。(2)これまでの「かかりつけ医」の推奨はどのようにするのかお伺いします。 ◎町田優町民保険課長  質問事項7(1)についてお答えいたします。セカンドオピニオンとは、議員御説明のとおり他の医師に意見を聞くことであり、担当医を変えたり転院したり、治療を受けたりすることではございません。セカンドオピニオンに対する担当医の意見を聞くことで、患者は治療への理解がより深まり、納得する治療を選択することができるようになります。患者がセカンドオピニオンを利用する場合、患者は担当医にセカンドオピニオンの希望を伝え、担当医に紹介状や検査結果等を準備していただく必要があります。また、患者はセカンドオピニオン先を探す必要があります。このような状況を踏まえ、現在多くの医療機関でセカンドオピニオンが推進されており、県内においても受け皿であるセカンドオピニオン外来が多数ございます。議員御質問のまちのセカンドオピニオンの推奨の予定でございますが、セカンドオピニオンの推奨についてですが、医療機関で行われておりますので、これまでどおり医療機関にお任せしたいと考えております。 質問事項7(2)についてお答えいたします。かかりつけ医とは、何でも相談できる上、最新の医療情報を熟知して必要なときには専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健福祉を担う総合的な能力を有する医師と日本医師会、4病院団体協議会により提示されております。日本医師会では国民にかかりつけ医を持つことを推奨しております。また、かかりつけ医の推進、向上を目指し医師向けに研修制度を開始しております。町民全体についてはこれまで、かかりつけ医の推奨は特に行っておりません。国民健康保険については国保の被保険者へお配りするパンフレットにより、かかりつけ医について御案内しているところでございます。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  かなりシビアな一般質問でありまして、セカンドオピニオンというのは、本当に患者と医師との信頼関係が微妙な部分になったり、いろいろな形で現れるというのを理解しております。ですので、町としては国保に関しては、かかりつけ医の方をしっかりとしながら、町としての医療費等もありますので、しっかりと対応しながら、そういう専門の窓口等、そういうものが来たときに、すぐに医師に行けない方もいるわけなのです。であるならば役場のほうに来て、こういうのを考えているのだけれども、どうしたらいいですかという相談が来た場合の担当窓口、担当者というのはいますか、課長。 ◎町田優町民保険課長  セカンドオピニオンにつきましては、非常にデリケートな問題でございまして、担当医と患者との信頼関係に、やり方を間違えてしまえばひびが入ることもございます。その件につきまして、もし相談がございましたら、予防係のほうで健康相談をやってございますので、その中で対応していきたいと考えております。 ◆10番(仲村渠兼栄議員)  課長、では嘉手納町に関してはそういうのもしっかりと、このかかりつけ医、嘉手納町は小児科や内科等を誘致した経緯もありますので、そういう中でもしっかりとできるような対策、連携等を取って国保の統一化に向けてしっかりと対応していただきたいと思いますので、どうぞこれからもこの問題は今後大きな課題となってくるかと思いますので、対応方よろしくお願いしたと思います。2分30秒余りました。時間が余ったのは何年ぶりでしょうか。私の一般質問をこれで終わります。4か年間、お付き合いありがとうございました。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午前11時01分 休憩 △午前11時09分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 2番志喜屋孝也議員。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  こんにちは。2番志喜屋孝也でございます。4問通告しております。一問一答方式でお願いいたします。 最初は3Dから始まって、3Dで終わろうと思ったのですが、ネタ切れしまして。来期はまた3Dで頑張りたいと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。 質問事項1に入ります。町道の管理を問う。横断歩道、停止線などの警察・公安委員会管理と道路管理者が管理する町道についてお伺いします。(1)道路管理者が横断歩道の白線が剥がれている場所をパトロールで点検をしていると聞いているが、どのような点検をしているのか内容をお伺いします。(2)点検の頻度をお伺いします。(3)町の横断歩道の数をお尋ねいたします。(4)危険性の高い場所からの塗装になるとのことでありますが、今現在剥がれて危険な横断歩道はあるのかどうか、その辺をお伺いします、(5)道路管理者が管理できる標示。交通標示ですね。それをお伺いいたします。(6)むつみ通り、通称パイプラインのコンクリートの花壇はどのような管理体制なのかお伺いします。(7)町道ほか、新町通りの車止めの周辺の雑草の管理はということでお伺いします。通行人から雑草の管理はどのようになっているかというお尋ねがありましたので、お伺いいたします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項1(1)及び(2)については共通していますので、併せてお答えいたします。パトロールでの点検頻度につきましては、週何回や月何回などの定期的に決めた巡回は行っておりませんが、ほぼ毎日現場に出ておりますので、その際にパトロールを行いながら道路反射鏡、道路側溝、ガードパイプ、白線など道路付帯設備の設置状況を目視により点検を行っております。設備の劣化や白線の剥がれがひどい箇所については、業者より見積書を徴取し、修繕補修を行うよう努めております。 質問事項1(3)についてお答えいたします。嘉手納町内の町道に設置されている横断歩道は159本となっております。沖縄県公安委員会による交通規制をしている横断歩道につきましては、嘉手納町域の国道、県道、町道の横断歩道の規制箇所は81か所と伺っております。 質問事項1(4)についてお答えいたします。区画線が薄くなり見えにくくなっている場所につきましては町道32号線、新町通りですが、区画線が見えにくくなっていることから、現在発注しており12月中の施工を予定しております。令和2年度におかれましては、町道32号線、町道65号線、屋良千貫田線、屋良虎地原線を実施しております。令和3年度につきましては、町道44号線、48号線、50号線、74号線、主にグリーンベルトが設置されている路線及び嘉手納小学校周辺を予定しております。 質問事項1(5)についてお答えいたします。道路管理者が管理できる標示につきましては、標識令や道路交通法などの法令に定められたもの以外の標示、看板など。例えば道路の中央線、白線や外側線等については道路管理者にて標示しております。またポール、看板等については嘉手納署と協議を行って設置が可能となっております。 質問事項1(6)についてお答えいたします。パイプライン、町道74号線のれんが造りの花壇につきましては、花壇の破損が見られることから、近隣住民等へ聞き取り調査を行っている状況であります。近隣住民より花などを植えたいと意見がある花壇については修繕を。撤去してほしいとの意見のある花壇については撤去を予定しております。同じように、むつみ通りに関しても近隣住民へ聞き取りを行っていきたいと思っております。 質問事項1(7)についてお答えいたします。都市建設課において町道の管理を行っております。町内における町道、歩道の草刈りにつきましては、植栽帯や植栽ますが設置されている場所に草刈りの業務委託を行っております。場所によっては草刈り回数が異なりますが、少ない場所で年1回、多い場所で年4回草刈りを行っております。新町通りの車止め周辺の除草作業につきましては、業務委託に入っておりませんでしたので確認し対応していきたいと考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  何点か再質問を行います。少し重複するかと思うのですが、花壇の設置理由と年数。何年になっているのか、耐久年数は大丈夫なのか。剥がれて落ちるとか、そういうことが大丈夫ないのか。花壇設置路線というのですか、それは何か所あるのか。この2点をお伺いします。 ◎天久昇都市建設課長  まず花壇の路線数でございますが、現在、役場また団体、個人にて設置されております路線数でございますが、7路線を現在確認しております。町道74号線のパイプライン。通称パイプラインですが、れんがの花壇でございますが、そこを整備する際、恐らく海邦国体あたりだと思うのですが、昭和60年かそこらだと思いますが、その際に緑化事業の一環として整備されたものということで伺っております。またロータリー線等の再開発が行われた箇所については、再開発で草花が植えられるような植樹ます等がないということがありまして、通り会等より話があり、コンクリート製のプランターを提供しているということで伺っております。他の路線についても緑化事業の一部として設置されているということで伺っております。耐用年数等についてはコンクリート製のブロックですので、大分年月がたってもコンクリート製で耐久性はあるのかなと思っております。ただ、れんが製については、もう既に状態が不安定な場所もありますので、その場所については撤去を行いながら、また補修を行いながら行っていくような状況でございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  コンクリート製は大丈夫だと思うのですが、れんがの花壇は子どもたちの通学路になっていますので、その辺の点検管理をお願いしたいと思っております。 パトロールに関してなのですが、回数などはなくて、現場に行くついでにという形での答弁ですが、現場がないときは、このパトロールはないという考え方でよろしいのでしょうか。 ◎天久昇都市建設課長  ほぼ毎日町内のほうに出て、いろいろな施設等の確認を行っておりますので、ほぼ毎日。土日・祝日以外は町内に出て目視による確認をしている状況でございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  分かりました。車止め並びに町道の管理の在り方なのですが、商店街の皆さん方にチラシをお配りして、雑草とかそういった手入れの協力願いなどをやったことがあるのか。話合いをやったことがあるのか、お尋ねします。 ◎天久昇都市建設課長  地域の車止め等の雑草の手入れ等についてですが、地域の方々や店舗の方々に目の前の道路をきれいに保っていただけるということは、とても助かるということで考えておりますが、現在募集等を行っている状況ではございませんで、また話合い等についてもまだ行っておりませんので、今後何かしらの聞き取り等を行っていけたらと思っております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  率先して自分の店舗の前をきれいにする方もいるのですが、そうでない方もやはりいらっしゃいますので、その辺のところはチラシを配ったり、「よろしくお願いします」という一言があれば、また感じも違ってくるのではないかという考え方で質問いたしました。新町通りの雑草も少し伸び切って、一回、私は朝の交通安全をやっているものですから、横断歩道の白線の薄くなっているところとか、雑草もよく目につくものですから、その質問をいたしました。今後の管理体制を十分によろしくお願いしたいと思います。 続きまして質問事項2に入ります。2.嘉手納町のコロナウイルス対策緊急支援補助金を問います。(1)受付期間は。(2)業者別の利用実績と業者の反応は。(3)周知方法は。(4)商工会会員の利用状況をお伺いします。(5)対象の主な業種は何なのか、お伺いします。(6)事業継続支援給付金の内容と実績をお伺いします。 ◎上地康夫産業環境課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。この事業は中小企業者等が新型コロナウイルス感染症への対応として行う設備投資、事業継続、売上向上につながる取組に対し経費の一部を補助する事業で、補助率10分の9、上限20万円を補助している事業でございます。事業を実施しております嘉手納町商工会に確認いたしましたところ、期限を11月20日までと設定しておりましたが、現在も延長して受付を行っており、予算の状況により受付期間を終了する予定でございます。 質問事項2(2)についてお答えいたします。嘉手納町コロナウイルス対策緊急支援補助金を活用している事業者の主な業種といたしましては、飲食業、小売業、理容・美容、学習塾等のサービス業となっており、11月25日時点での実績といたしまして、補助金決定は111件、金額といたしまして2,006万8,705円の補助金を決定していると伺っております。また、当該事業に対する事業者からはとても反応がよく、嘉手納町商工会に感謝の声が多く届いていると伺っております。 質問事項2(3)についてお答えいたします。まちとしての周知といたしましては、嘉手納町ホームページ、広報かでな4月号及び9月号、嘉手納町公式LINEにおいて周知を行っているところでございます。また、商工会からの周知といたしましては、商工会会員宛てに通知を2回、嘉手納町商工会ホームページ、嘉手納町商工会フェイスブックにて周知を行っていると伺っております。また、他の事業等による商工会への相談時や、経営指導員が個店を訪問した際にも本事業について直接の周知を行っていると伺っております。 質問事項2(4)についてお答えいたします。補助金決定の111件中101件は商工会員の利用となっており、非会員10件となっております。 質問事項2(5)についてお答えいたします。業種としての指定はなく、新型コロナウイルス感染症の影響で売上げが下がった事業所が対象となっております。 質問事項2(6)についてお答えいたします。事業継続支援給付金につきましては、新型コロナウイルスの影響により売り上げが前年比5%以上落ちた事業者に対し一律10万円を給付する事業となっており、去る令和2年5月の臨時議会におきまして予算の議決をいただいた事業となっております。事業の実績といたしましては、補助金の給付件数は428件となっております。町内の事業者数は平成28年に実施されました経済センサス-活動調査における統計結果の事業者数579件となっておりますので、全事業者に占める給付事業者率は約74%となっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  再質問ですが、これは延長をしているということをお聞きしましたが、これを延長しているということは周知なされているのか。期限が11月20日で終わっているという認識でいる方もいるのではなかと思いますが。それと、これは次年度も継続してやられるのか。この辺をお伺いします。 ◎上地康夫産業環境課長  期限延長に関しましては、商工会のほうでその周知を行っているところでございます。また、次年度もということでございますが、今回、コロナ禍によりまして補助率とその経費。補助金に係る経費を増額して国庫補助にて行っておりますが、通常もその事業者への設備投資、事業継続、売上向上につながるものは、当商工会事業の元気プロジェクト事業の中でも行っていますので、その事業に関しては来年以降も継続して。ただ、このコロナに特化したものに関しましては、また国からの補助金等のものがつくかどうかによって、また延長していくのかというのも判断していきたいと思っております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  このウイルス対策緊急支援補助金に関しては20万円ということなのですが、前にあるつい立てとか、いろいろな分野で利用できると思うのですが、主に今分かる範囲でクーラーとか、空調機とか掃除機とか、そういった何か具体的に何点か挙げてもらえますでしょうか。お伺いします。 ◎上地康夫産業環境課長  商工会への確認と店舗等のほうに確認したところ、今議員がおっしゃったように、つい立て等。あと換気に関する設備投資。また特に後半に関しましては、主に非接触型の体温計や空気清浄機のほうの導入に活用されていると伺っております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  この辺もいろいろな商品といいますか、そういう対策商品に利用できるということを周知徹底してもらえればと思っております。 続きまして質問事項3に移ります。3.嘉手納町生活再建支援給付金をお伺いします。住居確保給付金の内容と町民の申請件数をお伺いします。 ◎野村順子福祉課長  質問事項3(1)についてお答えします。住居確保給付金とは離職等により住居を失った、または失うおそれがある方を対象に、求職活動をすること、または自立相談支援機関の面接等の支援を受けることなどを条件に、一定期間家賃相当額を家主等への代理納付により支給し、住居及び就労機会の確保に向けた支援を行うものとなっております。住居確保給付金の申請件数は15件となっており、決定された方が14件となっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  コロナ対策の一つかと思うのですが、沖縄県の事業と嘉手納町の事業があると思うのですが、その違いと金額をお教えください。 ◎野村順子福祉課長  沖縄県の住居確保給付金は家賃相当額、単身世帯の場合は3万2,000円を支給します。原則3か月となっておりまして、一定の条件より延長するということになっております。嘉手納町の生活再建支援給付金は、沖縄県の中部福祉事務所が実施する住居確保給付金、県が実施している住居確保給付金の支給が決定されるものに対して支給するものになっております。町のものに関しましては1回10万円を支給するとなっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  嘉手納町は10万円という支援補助金ということで、給付金ということで大変助かるのではないかと思っております。その給付金の広報とか周知はどのようになされているのか。住宅確保給付金の決定通知は県が発行するのか町が発行するのか、この辺をお伺いします。 ◎野村順子福祉課長  町の生活再建支援給付金の場合は県のほうに確認をいたしまして、県の支給を受けた方に対して案内をして、町への申請のほうを促しているところです。 県の住宅確保給付金の決定及び通知については沖縄県のほうで実施しております。町の決定通知のほうは福祉課のほうで対応しているところでございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  分かりました。県のものに対しては県が決定通知を発行する。町のものについては町が発行するということでよろしいでしょうか。ありがとうございます。 続きまして質問事項4に移ります。4.高齢者等買い物代行事業をお伺いいたします。これは大変すばらしい提案だと、事業だと私は思っております。今コロナ禍の中、いろいろな方が外出を控えていると思うのですが、それに対して買い物を代行するということは大変すばらしいと思っております。その利用状況と問合せ件数と内容、対応状況をお伺いいたします。 ◎野村順子福祉課長  質問事項4(1)についてお答えします。高齢者等買い物代行事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により外出を自粛している高齢者及び心身に障害がある者に対して買い物代行を行い、日常生活における支援及び見守りを行うことを目的とする事業となっております。利用状況ですが11月末現在の利用者は7人となっております。問合せ件数は4件となっており、問合せの内容は開始時期や対象者、利用内容の確認等となっておりました。買い物代行の具体的な事業内容は、買い物代行事業者が利用者宅へ訪問し、注文票と代金を預かり商品を購入後、利用者宅へ商品とお釣りを届けるという流れとなっております。事業の対応状況ですが、広報かでなへのチラシ折り込み。自治会、社会福祉協議会、地域包括支援センター等への周知活動を行い、対象者を拾い上げ買い物代行事業の利用につなげております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  私なりに少し調べてみたのですが、買い物代行のメリットを御紹介します。メリットとしては時間を有効に活用できる。お客さんですね。無駄遣いをなくす。これは衝動買いがありますからね。私も以下同文です。買い物に行けない方でも利用できる。高齢者や妊婦でもという形でメリットを挙げております。デメリットは現物を見ることができない。自宅にいる必要がある。今すぐ必要でも時間がかかるなどのデメリットがあるということでございます。 再質問に入ります。この事業は次年度も継続しますか。予定は。令和2年11月2日から令和3年2月26日までという形になっておりますが、お伺いします。 ◎野村順子福祉課長  この事業に関しては2月26日までの実施となっておりますが、コロナの感染状況等により継続するのか、今後検討していきたいと考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  その内容をお聞かせください。告知、周知は大体分かったのですが、生鮮食品など、生ものですね。これとか品物の数とか、メーカーの指定。この辺はできるのかどうか、その辺をお伺いします。 ◎野村順子福祉課長  生鮮食品は購入対象となっております。商品の数の件ですが、商品の数に制限は設けておりませんが、ヘルパー等の買い物事業者が一回の買い物で購入できる範囲で利用していただきたいと考えております。メーカーの指定のほうですが、一般的に流通している商品の購入を想定しておりますので、購入先の商店で取り扱いのない商品については御希望に添えない場合がございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  そのチラシを私も確認はしたのですが、対象者は高齢者。妊婦の方も利用できるのか、もう赤ちゃんが生まれそうな方とか。やはりコロナで外に出るのが怖いという方もいらっしゃいますので、その辺は対応できるのかお伺いします。 ◎野村順子福祉課長  妊婦さんに関しましては、ネットスーパー等での利用により買い物ができる可能性が高いため、今回の事業の対象者としては考えておりません。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  高齢者は大丈夫ということでよろしいですか。 ◎野村順子福祉課長  利用対象者ですが、65歳以上の高齢者のみの世帯、身体障害者、精神障害者、知的障害者のみの世帯等になっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  手続には印鑑が必要ということですが、その手続のやり方をお教えください。それと、先にスタッフに金額を渡すということですが、現金のみの扱いか、クレジットカードとかスーパーのカードでも大丈夫か。この2点をお伺いします。 ◎野村順子福祉課長  申請の方法ですが、役場のほうで申請をしていただき、役場のほうで対象者の調査を行います。その後、決定通知のほうを対象者宅に送付いたしまして、その際利用できる事業所の一覧を提供いたします。利用者が買い物代行事業者へ電話で申込みをします。その後、買い物代行事業者職員が利用者宅へ出向き、注文票と代金を預かり買い物に行きます。商品購入後、商品をお届けいたします。その際、商品レシートとお釣りをお渡しするという流れになっております。今回の事業に関しては現金のみとなっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  現金のみのということで、カードが使えたらポイントがつくかなというところがありましたが。今は食料品や日常生活品ということでありますが、現在買い物の指定店のみなのか、ホームセンター等の対応もできるのか。 それと最後に、現在何店舗の契約なのか。その買い物代行ですね。大型スーパー等も対象なのか、この2点をお伺いします。 ◎野村順子福祉課長  現在契約している事業所は5つございまして、町内の小売り事業者3店舗、ヘルパー事業所2か所となっております。大型スーパー等は今回の委託契約の対象外となっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  買い物指定店は3店舗ということでよろしいでしょうか。ホームセンターの対応は、今は考えていないということでよろしいでしょうか。それと大型スーパーも対象外ということで。再度お尋ねします。 ◎野村順子福祉課長  町内で利用できる商店は3店舗ございます。ほかにヘルパー事業所とも委託契約を結んでおりますので、そこの事業所への買い物代行も依頼できます。大型スーパーの利用は今回はできません。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  その3店舗の店舗名は公表できるのでしょうか。お伺いします。 ◎野村順子福祉課長  町内の小売り事業所ですが中央マート、幸地スーパー、照屋スーパーとなっております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  すみません。難しい質問になってしまいました。細かく聞いて利用者が多くなるようにという願いでお伺いしました。私も買い物カートもまたやっていますので、シルバーカート、買い物カート等、そういった代行も併せて、今後とも町の活性化に生かせたらと考えております。これにて私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午前11時51分 休憩 △午後1時30分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中、志喜屋孝也議員一般質問のやり取りについて、執行部のほうより答弁に対する訂正の申出がありますので、それを許可したいと思います。 ◎野村順子福祉課長  午前中の答弁について、追加説明をさせていただきます。大型店舗での買い物は可能かとの御質問でしたが、商品をどこで調達するのかは基本的に委託事業所に一任しております。小売販売店に関しましては卸業者より仕入れを行いますので、そのルートで確保できる商品につきましてはそのルートで確保していただくことを想定しております。取扱いがない場合は大型店舗で調達するのかどうかは小売販売店に一任しておりますので、大型店舗での購入に関しては可能だと考えております。ヘルパー事業所を利用する場合にも商品の調達は事業所に一任しておりますが、大型店舗で商品を調達、購入する可能性が高いと考えております。 ○徳里直樹議長  一般質問を続けます。 11番石嶺邦雄議員。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  11番石嶺邦雄でございます。一般質問を2点通告しておりますので、順を追って質疑していきたいと思います。 1.今後のコロナへの対応は。新型コロナウイルス感染症については全国的に感染者が増加する中、沖縄県では7月から8月の第2波の大きな山は乗り越えたものの、9月下旬からじわじわと感染拡大し、長期にわたり多くの感染者の発生が続き、11月に入ってからは一日の感染者が70人を超える日もあり、増加の傾向であります。10月末より沖縄コロナ警報が発令中で、県内全域において感染が拡大しており、本町でも引き続き感染防止対策の徹底が必要だが、そこでお伺いいたします。(1)沖縄コロナ警報を発令したことにより、本町としてどのような対応を取っているか。(商店街や町内各施設、町民に対して)でございます。(2)全国の状況を見ると12月以降もひどくなりそうだが、本町での対策会議ではどのような話がなされているか。または想定しているか。(3)事業者への沖縄県雇用継続助成金事業に関してはホームページ以外、ほかはどのように周知しているか。また、失業者などの雇用を町で臨時的に採用することはできないか。(4)現在、町内感染者発生状況はホームページなどでもしっかりと月別、累計で載っているが、町民の目につく場所へパネルなどで表示、もしくは町の電光掲示板に流すなど対応は取れないか。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎上地康夫産業環境課長  質問事項1(1)の商店街の対応については産業環境課にてお答えいたします。県内の新型コロナウイルス感染症の感染者数は10月以降増加している状況から、県は沖縄コロナ警報を発出し、県民、事業者にさらなる感染拡大防止対策の徹底の要請を行いました。その沖縄コロナ警報においては会食、会合による感染が拡大していることから、飲食の際には少人数、4人未満かつ短時間、2時間以内で。また深酒、はしご酒などは控え、適度な酒量で御利用店舗の3密対策は要チェック。シーサーステッカーの確認等といった内容が掲げられており、感染症対策の徹底が飲食店等に求められているものと考えております。商店街等への対応といたしましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、店舗等の感染症対策経費等の9割、上限20万円まで補助する中小企業等コロナウイルス感染症対策支援事業や、店舗等の感染症対策の専門家による講習会。個店巡回等を実施し、対策ができている事業者に対しステッカーを配付する中小企業者感染症予防対策支援事業が現在、嘉手納町商工会において実施されており、多くの事業者に活用されております。沖縄コロナ警報が発令されている中ではありますが、商工振興の担当課であります産業環境課といたしましては、感染症対策と社会経済活動が両立できるよう引き続き支援してまいりたいと考えております。 質問事項1(3)の沖縄県雇用継続助成金についてお答えいたします。沖縄県雇用継続助成金は、新型コロナウイルス感染症に対する緊急対策として、国の雇用調整助成金の支給に対し一定の割合の上乗せ助成を行う事業となっております。沖縄県雇用継続助成金対象者といたしましては、国の雇用調整助成金の支給を受けた事業主となっております。ただし、中小企業者においては雇用者を解雇せず休業させていれば国からの補助率が100%となり、その場合は県の雇用継続助成金の対象外となります。町内の事業者はほぼ全て中小企業者となるため、県の雇用継続助成金の対象となる事業者はほとんどいないものと想定しているため、本事業の周知につきましては町ホームページのみといたしているところでございます。 ◎町田優町民保険課長  質問事項1(1)について、町民の対応については町民保険課よりお答えいたします。10月26日付で沖縄県より沖縄コロナ警報が発令されました。その際には嘉手納町ホームページ、LINEに掲載し周知をしております。また、継続して広報無線、大型ビジョンでの掲載も行っております。 質問事項1(2)についてお答えいたします。対策会議の中では県内、町内の感染状況、学校、公共施設等の感染予防対策について話し合われています。基本的には県の方針、また各施設のガイドラインに沿って感染症予防対策を行う共通認識を持って話合いが持たれております。 質問事項1(4)についてお答えいたします。町としては町民一人一人に感染症対策をきちんと行っていただくためにも、これまでと同様に町民の方々に広報誌、広報無線、町のホームページ、掲示板、チラシ、広報車、大型ビジョンを利用して新型コロナウイルスに関する情報を継続して周知していくことが大切だと考えております。議員御提案の感染発生状況のパネルや電光掲示板を利用しての周知は大変意義があるとは思いますが、限られた資材で町民へ周知する優先順位を考えますと、パネルなどで表示、もしくは町の電光掲示板に流す等は難しいと考えております。 ◎金城悟総務課長  質問事項1(3)町での臨時的採用についてのご質問にお答えいたします。本町における会計年度任用職員の採用については、採用を希望する方に専用の履歴書を提出していただく登録制を取っており、各部署において事業実施等に伴い会計年度任用職員の採用が必要となった場合、履歴書を提出した方の中から事業担当課において選考・選任するということになっております。議員御質問の失業者を臨時的に町で雇用できないかとのことにつきましては、さきに述べたとおり採用希望者の中には年度当初に申請を行い、採用待ちを続けている場合もあるため、直近に失業した方を無条件に優先し採用することは公平性の観点から問題があるかと考えます。したがって本町における雇用については、通常と同様の申請手続を取っていただき、通常と同様の選考を受けていただくことになると考えます。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  再質問です。まず1番のほうです。現在商店街等は対応しているとは思うのですが、お隣の読谷村においてはFMよみたんを利用して中部医師会の先生のほうから詳しく注意喚起をユーチューブでも流しているそうです。現在、町内の対応としては、ほぼ県や国から下りてきた感染症マニュアルをそのまま添付してるような状況だと思いますが、ぜひ嘉手納町オリジナルの、特に当初、新町通りの年末年始にかけて飲食、飲み会等は控えていただきたいところではあるのですが、やはり経済も大事ということで、そのお店の対応策、オリジナルのマニュアルが担当課でできないのか、1点お伺いします。 それから(2)のほうで対策会議を町内で行っている頻度。毎月1回なのか、週一で行っているのか。対策会議の内容を教えてください。 それと(3)のほうで失業、臨時職員の採用の件で公平性ということで理解しますが、現在、このコロナで失業して臨時で申し込んでいる方が実際にいるのかどうかも確認したいので教えてください。 ◎上地康夫産業環境課長  商店街等におきまして、現在、商工会を中心に中小企業等感染予防対策支援事業ということで、対策を行いました店舗のほうにステッカーを配付するということを行っておりまして、それに関しましては専門家による講習会、個店巡回等を行いながら、この店にはどういった対策が必要かということを各店舗を回りながら行い、現在、対策店舗のほうが約100店舗でそういうステッカーが貼られ対策を行っている状況でございます。そういったことも含めて、また商工会も含め年末年始のほうでコロナ対策のほうを県からもマニュアル等は出ていますので、その辺に関しましても注意深く呼びかけも行いながら、我々としましても感染対策と社会経済活動が両立できるよう、引き続き支援してまいりたいと考えております。 ◎町田優町民保険課長  嘉手納町の対策会議につきましては、今まで6回の会議を行っております。対策会議におきましては緊急事態宣言が発令されたときに立ち上げております。それで今回、緊急事態宣言が解除された後は対策会議としては休止しておりますが、コロナにつきましては管理職会議を通して情報共有、それからその中で議論することにつきましては議論しているというところでございます。 ◎金城悟総務課長  会計年度任用職員の申請についてですが、先ほど申し上げましたように、申請については履歴書の提出をお願いしているところでございます。履歴書には志望動機等を記載していただいておりますが、私が記憶している中で、最近まで提出はありますが、私の記憶の中ではコロナに起因する失業等を理由として挙げている方はいらっしゃらなかったと認識しております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  現在、コロナの状況は全国的にも、県内にしてもどんどん第3波といいますかひどくなっている状況であります。現在確認したところ、読谷村が11月末現在で40人近くがコロナ感染。それからお隣の北谷町のほうが11月末現在で62人。その中で嘉手納町は今現在ホームページ等を確認したところ11月末時点で8人で、嘉手納町に関しては町民全体でコロナに関しては頑張って努力しているところでありますが、この年末に向けて様々なイベント、会合等、この間もロータリーの中で感染対策をしっかりしたイベントも行われて、そういう機会が増えてまいります。年末に向けてですね。またその中で季節性のインフルエンザの同時流行も懸念されますので、ぜひ私たち議員のほうも、また執行部も、町民に関しても感染防止対策を徹底して、しっかりと困難に立ち向かって、ワクチンができるまで取り組んでお互いに頑張っていきたいと思います。 それでは2つ目の質問に移ります。2.教育行政の充実を。私も屋良小学校のPTAに関わって10年以上近くになりますが、今年度はコロナの影響によって1学期のスタートも遅れ、児童及び教師にとってもかなり大変な状況にあると感じております。3小中学校、たくさんの課題を抱えていると思いますが、そこでお伺いします。(1)校長会の中からは課題、要望は上がっているか。また、運動会の中止や夏休みの短縮などにより授業は予定通り消化できているか。(2)屋良小の5年生は1年生からずっと1クラスで、学力の問題や友人関係などで大変な状況にあったと聞いております。今年度やっと2クラスになり、様々な良い変化が見られている中、父母も喜んでいるのですが、児童の転出により最終の6年生になる次年度に1クラスに戻ると今話が上がってきているのですが、どのように対応を考えているのか。(3)さらに屋良小学校の1年生は35名近くで大変苦労していると聞いております。先ほどの5年生、またこの1年生は次年度は2年生、6年生になるのですが、単費を投入してでもクラス増設ができないか、お伺いします。 ◎稲嶺盛幸教育指導課長  御質問2(1)についてお答えいたします。校長会において新型コロナウイルス感染防止に関する課題要望としては、学校の感染予防対策の具体的取組について。感染予防に係る予算確保について。学習に関すること等の課題要望が上がっておりました。また、授業消化についてですが、夏休み、秋休みを短縮することで学習進度や内容を取り戻しつつあり、各教科等の授業時間数につきましては標準の授業時間を確保できる見通しとなっております。 御質問2(2)と(3)については関連しますので、併せてお答えいたします。学級編成に係る法律では1学年で35人、2学年以上は40人学級が標準となっております。沖縄県では少人数編成に係る研究をすることで小学校低学年で30人、小学校3年生から中学校1年生までは35人を基準に学級編成が可能となっております。御質問の屋良小学校5年生は年度初め35人を超え、今年度初めて2学級となりましたが、現在は基準の35人となり1学級となる見通しであります。屋良小学校の1年生につきましては、沖縄県の少人数学級編成をした場合、1学級の人数下限25人という条件に合わないため、現在の35人近くの学級編成となっております。御質問の5年生、1年生についてでございますが、次年度の対応について町当局と検討中であり、調査研究を進めていくところでございます。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  再質問に行きたいと思います。申したとおり人数的な問題があり、現在当局との調整中ということでありますが、これまでに県内中部地区において中城村のほうで、そういう教職員を単費で手当てしてクラスをつくっているという話を伺ったことがあります。それに関して、基本的に補充で対応するかと思うのですが、そういう場合にどの程度1人の方を入れる場合、単費で必要になってくるのか。この辺の金額などの算出もされているのか、1点です。それから私の同級生でキャンプ・キンザー基地内で小学校の教員をしている同級生がいるのですが、本人ともそういう小学生の話をする中で、世界的に欧米では小学生の1クラスは20人から30人が主流だと。沖縄県の米軍基地内の小学校においては、思いやり予算等の関係で20人前後のクラス編成だと。上限マックスでも25人ということで、敷地内ではそういうクラス編成だと伺いました。これは嘉手納、屋良小学校だけそういう手当をするのかというところもあるのですが、今回嘉手納町においては小学校の運動会中止。その中で屋良小学校のほうは子ども会とPTAが動いて、独自でスポーツ大会ということで陸上競技場を借りてさせていただきました。その後に、各学年の父母等からいろいろな問題等がるということで伺って、校長にお願いして、初めは議会の委員会等で回りたいという話もしたのですが、やはりコロナの関係で学校訪問を控えてくれということで控えてはいたのですが、PTAとしてPTA会長の安谷屋さんと2人でクラスを回らせてくれと。全学年の全クラスを回った中で、やはり気になるクラスが何か所かありまして、先生へ聞いたら、気になるクラスのうちの2クラスは夏休み前後で先生が休職して、ほかで対応しているとか、いろいろな困ったことがあるという話を伺いました。5年生に関しては本当に4年生まで1クラスで、去年の学力向上の数字を見る限りでも大変な学年だなと思っていた中、今年度2クラスにやっとなって、本当にいい状況という父母からも聞いている中で、次年度、本当にまた1クラスに戻すのかという相当な声があって、今回私は1年生と5年生をお願いしているのですが本当に1クラス。今の5年生。6年生に上がる次年度、1人をどうにか配置できないのか。これを含めて再度お伺いします。 ◎稲嶺盛幸教育指導課長  1人当たり教員を採用している先進事例のところに確認しましたところ、1人当たり450万円から500万円程度必要ではないかと考えております。 2点目の5学年の学級増についてですが、先ほど答弁で述べましたように、現在町当局と検討中であり、調査研究を進めさせていただきたいと思っております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  今回、2学年に1人ずつという質問になってはいるのですが、ぜひ次年度6年生になる現在の5年生の学年だけでも、1人の教員を努力して執行部は財政のことでいろいろな調整があると思うのですが、5年生に2クラスになって、また6年生で1クラスになって、となると中学校に上がるときにいろいろな影響が出るかと思います。今回、屋良小学校のPTAから、クラスを2クラスで保ってくれということで署名活動も最近やられています。それも上がってくるかと思うので、ぜひ財政とのやり取りで時間がかかる前に補充の先生を押さえるのも早いうちに動かないと、1月、2月になったら教員も探せなくて対応できないとか、そういう予算は組んだけれども教員がいないという状況もあるかと思いますので、早急に動いていただきたいというのが今回の質問の趣旨であります。実際、先ほど言ったとおり1人に対して450万円近く単費で出るというのも大変かと思います。その中でこの子どもたちの今後のために、現在はコロナでいろいろな予算が出ている中、1人の教員を配置することによって子どもたちの未来が変わるということを考えて、どうにか教育委員会として努力していただきたいところですが、教育長のほうからも何かございませんか。 ◎比嘉秀勝教育長  今の単費で教員を採用することについて、先ほど課長が答弁したとおりでございます。基本的には今、町当局と今調整をしている最中でございまして、私ども委員会もこの少人数学級については、今具体的に出ております5年生については、4か年間ずっと1クラスでやってきているということで、教育指導の過程において、非常にこの子どもたちが特殊なケースに置かれたのだろうということで、授業参観とかそういうときに見て感じてはおります。ですから私どもも全力でその御要望に応えていけるように努力をしていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  あと1点。過去に前年度の3月定例会にも、そのときは5年生のクラスの問題ではなく1年生は当初3クラスではないかということだったのですが2クラスだったことによって質問したときの対応が、今回はアドバイザーやほかの担任ではない先生のほうでフォローするということだったのですが、現在屋良小学校のアドバイザーは県費でやられているのか。現在屋良小学校は2人なのか。人数確認と、その2人が次年度に関してもそのまま2人配置されるのか、1人減るのか。この辺の確認をもう1点、お願いします。 ◎稲嶺盛幸教育指導課長  現在屋良小学校に配置されている授業アドバイザー、主幹教諭等については管轄が中頭教育事務所となっておりますので、町教育委員会から次年度の配置については、どうなってくということのお話は私たちのほうではできないということで御理解ください。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  すみません。前にアドバイザーの先生たちも学年を回って教科をフォローするかと思うのですが、時と場合によってはそのまま授業を持ってもらったりとかもあると、過去に聞いたことがあります。だけど、私のおじで校長出身の先生ともそういう話をしたときに、アドバイザーのほうは授業は持てないですよね。クラスを回って指導する分にはいいのですが、だけど時と場合によっては今の屋良小学校の状況だったら、そういうふうにフォローで入らざるを得ないような状況と聞いたことがあるものですから、その辺の内容にしっかりと補充で配置ができるような方向で、先ほども課長からも教育長からも執行部と財政と話し合って1人配置できるか、返事はまだできないと思うのですが、ぜひ次年度に向けて、先ほども言ったとおり、もし予算を押さえたのだけれども教員が探せないとか、そういうことがないように先手先手に動いて、しっかりとこの学年、今の5年生、次年度の6年生に関して、もしそれが実現するのであれば、次年度の次の令和4年度に関して、逆に今の1年生問題のほうに。6年生が卒業した後はその分を下の学年に回すとか、いろいろなやり方はあるかと思うので、今回の質問はこの2学年にやってくれという質問であるのですが、2つはできると私も思っていません。1人でもどうにか配置して、しっかり子どもたちのためにやっていただきたいと思いますので、教育委員会の努力のほうをよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午後2時06分 休憩 △午後2時15分 再開 ○徳里直樹議長   休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 15番知念隆議員。 ◆15番(知念隆議員)  15番知念隆でございます。いよいよ私も議員として最後の一般質問となりました。本来であれば、これまで足りなかった分、たくさん質問しようと思っておりましたが、10番議員と張り合うことなく、立つ鳥跡を濁さずということわざもありますので、最後は静かに質問を終えたいと思います。それでは一般質問を3点通告してありますので、通告に従って質問をいたします。 1.タクシー利用助成事業についてお伺いをいたします。9月議会でも同事業に対する質問を行いましたが、対象者の拡大については「地域福祉交通検討会議」で精査するとの答弁でありました。そこで次の点についてお伺いします。(1)地域福祉交通検討会議の開催月日と主な検討内容、委員の構成についてお伺いします。(2)来年度の同事業の本格実施に当たり、対象者数と予算額の見積もりは。最終決定はいつごろになる予定かということで通告をしましたが、その後で議案を見ると来年1月から3月まで本格実施ということになりましたので、少しどうかと思いましたが、来年の令和3年も実施しますよね。その辺も含めてお伺いをしたいと思います。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎野村順子福祉課長  質問事項1(1)についてお答えします。地域福祉交通会議は11月4日に行いました。地域福祉交通会議においては対象者要件、助成券の金額、交付枚数、周知方法について検討しております。地域福祉交通検討会構成員は副町長、琉球大学准教授、社会福祉協議会副会長、介護福祉施設理事長、民生委員・児童員協議会会長、自治会長会会長、老人クラブ連合会会長、総務課長企画財政課長となっております。 質問事項1(2)についてお答えします。タクシー利用助成事業は年明けの令和3年1月から事業を開始いたします。令和3年度の対象者は150人を見込んでおり、予算額としては最大150人分を見込み540万円の予算を考えております。 ◆15番(知念隆議員)  今の課長の答弁、この数字ですが150人と540万円というのは1月から3月までの分でしょうか。それもと来年度、令和3年度の分でしょうか、お伺いします。 ◎野村順子福祉課長  先ほど答弁いたしました540万円につきましては、令和3年度の予算額となっております。 ◆15番(知念隆議員)  分かりました。本当は1月から3月分もお聞きしたかったのですが、後で教えてください。今回、1月から3月までの分に関しても1枚当たり500円と。それと月6枚ということで拡大をしていただきまして、大変ありがとうございます。この政策はすばらしい政策だと高く評価しておりますが、それだけにより多くの町民に喜んでいただきたいという思いで、何回もこの質問をしているわけです。私が9月定例会でやりました、高齢者のみの世帯で区切るのではなくて、高齢者の皆さんの中には、例えば同居している家族、30代、40代がいらっしゃる方もいて、この方々が車を運転したりできればいいのですが、障害を持っていたりして車の運転ができない。そういった方々が実際切られているわけです。そういった方々も拡大してはどうかというのが9月の質問なのです。それに対しての答えはどうなっておりますでしょうか。 ◎野村順子福祉課長  高齢者世帯と障害者世帯の方は対象となるかという御質問でしたが、対象者要件にその他町長が認める者との要件がございますので、その要件に高齢社と障害者の世帯は当てはめて対象とすることができると考えております。 すみません。追加で答弁いたします。令和2年度の1月から3月までの予算は約35万円となっております。 ◆15番(知念隆議員)  もう少し分かりやすく答弁願えますか。今は確かに町長の判断で高齢者だけではなくて障害者の方も町長の判断でできるということですが、そうではなくて、まずは70歳以上の高齢世帯に、高齢者の皆さんに対してお知らせをする。こういう助成金が使えますよと。要件はこういうものですよというのを書いて、該当する方は申請をしてください。申請をしないとこれはできませんよね。申請をしてくださいと。その中で高齢者のみの世帯ではないのだけれども、息子、娘もいるけど車の運転ができないと。そういう方々は対象にすればいいと思うのです。いちいち町長にお伺いを立てるのは大変ではないですか。だから対象要件はこうこうですよと。当てはまった場合はできますよと。しかし不法にこの券をいただいた方は返してもらいますよと。そういうものに署名してもらえば、うそをついてまでこれをもらう人はいないと思います。こういう助成金を。嘉手納町民はうそをついてまでもらう人はいないと思います。ですから要件を記入して、それを高齢者の皆さんにお知らせをして、申請してくださいと。そのとおり申請した方にはあげればいいのではないですか。そういうことを言っているのです。実際、私は去年、ある方に、前にも話しましたが、80歳の方で娘さんがいて、障害を持っていて病院に行かないといけない。バス停まで行くのも大変だと。お金もないし大変だということで相談を受けたのです。団地に住んでいらっしゃるものですから、周りでもらった方がいて「私、タクシー券もらったよ」と。でも自分はなかったですと言って、こういう悲痛な相談を受けたことがあるのです。それをぜひ、もう2回も実証実験をして、こういう委員会でお話もして、なぜそういうことの改善ができないのかと不思議でならないです。委員会の中でそういう話は出なかったのでしょうか。 ◎野村順子福祉課長  検討会議においては、高齢者と障害者の世帯の方に関しても認めていこうという話合いがなされました。その中でどういう書きぶりが妥当かということも検討されまして、その他町長が認める者ということで、高齢者と障害者の方も認めていこうということになっております。今後、またチラシのほうを配布する予定としています。あと、その他町長が認める者ということに関しましては、まず申請書を役場のほうに持ってきていただく際に聞き取りをしますので、その中でまた世帯に70歳以下の方が同居されている方は、この方が障害を持っているということが分かれば対象者とするということになっていきます。 補足させていただきます。今回の事業の対象者は高齢者のみの世帯となっておりますので、障害者と高齢者の世帯の場合は高齢者のほうは対象になるというふうになっております。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。
    △午後2時32分 休憩 △午後2時40分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎野村順子福祉課長  対象要件に当てはまらない場合にも相談していただいて対応していきたいと考えておりますので、その旨をチラシ等にも折り込んで周知していきたいと考えております。 ◆15番(知念隆議員)  分かりました。いろいろなケースがありますので、柔軟に対応していただいて、本当に困っている方にぜひ券をあげていただきたいと。本当に困っている方を助けるのが福祉ですので、福祉課長、その辺のところはしっかりまた取り組んでいただきたいと思います。町長はお願いしたらやっていただけると思いますので、よろしくお願いします。 それでは2番目の質問に移ります。2.ロタウイルスワクチン接種助成についてお伺いします。今、新型コロナウイルスが毎日世間を騒がせているところでありますが、一方でロタウイルスというのもあります。子どもが年間80万人ぐらいかかると言われておりまして、大体ほとんどの子どもが0歳から5歳までにはかかり、年間2人から18人が亡くなっている例があるということでありますので、決してこのロタウイルスも侮れないウイルスであります。また子どもがどんな病気であれ苦しんでいるのを見るのは、親としては大変につらいものでありますので、そういった子どもが苦しまないためにも、しっかりと取組をしていただきたいと思います。令和2年10月よりロタウイルスワクチン接種が国の方針で原則無料となり定期接種となりました。過去にロタウイルスワクチン接種の費用助成が出ていないかの質問がありましたが、担当課長は国や近隣市町村の状況を見ながら検討していきたいと答弁がありました。今回、国がワクチン接種に対し原則無料化を実施しておりますが、町としてどのように対応していくのか伺います。(1)過去1年間に生まれた新生児数は。(2)8月以降に生まれた新生児に対するワクチン接種の案内と手続の流れについて。(3)につきましては、ワクチン接種は生後早い段階でということでありましたので、この議会においての質問には少しなじまないので、取下げをしたいと思います。議長よろしくお願いします。 ◎町田優町民保険課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。令和2年11月末現在におきまして、過去1年間に生まれた新生児数は133人となっております。 質問事項2(2)についてお答えいたします。本町では令和2年8月以降に生まれた新生児の保護者に対し、出生届提出時には窓口において予防接種スケジュールの案内とリーフレットをお渡ししております。また、医療機関にて予防接種を受ける際に必要な予診票の個別通知におきましては、出生届提出月の翌月末に1歳までに接種する必要な枚数分を送付しております。それ以降は標準的な接種期間に合わせその都度個別通知を実施しております。 ◆15番(知念隆議員)  分かりました。10月から国は定期接種をしているわけですが、これまで本町においてワクチンの接種をした乳児がいるのかお伺いします。 ◎町田優町民保険課長  10月時点で4件ということで伺っております。 ◆15番(知念隆議員)  11月以降はまだ掌握していないということでしょうか。 ◎町田優町民保険課長  はい。11月以降はまだ把握しておりません。 ◆15番(知念隆議員)  私も広報かでな等にもあるかと思って見ておりますが、なかなか探すことができなくて、あるいは町のホームページを見ているのですが、それにもお知らせが見当たりませんでした。もちろん当事者に直接行くのはいいことだと思うのですが、親とか、そういう家族においても、こういうのがあると分かれば漏れがなくなるのではないかと思うのです。確かに本人にいろいろとお知らせをしても、何等かの理由で受けられない方もいると思いますので、しっかり国が無料でやっているわけですから、町民へ漏れがないように、より多くのお知らせを使って、町のホームページやら広報かでなにも載せていただきたいと思いますが、その辺の取り組みをどのようにするかお聞きします。 ◎町田優町民保険課長  議員のおっしゃるとおり、いろいろな媒体、広報などにも周知ができるように研究していきたいと考えております。 ◆15番(知念隆議員)  よろしくお願いいたします。それでは3番目の質問を行います。3.町営水釜高層住宅の環境整備についてお伺いします。 これまでできるだけ当事者ということで質問は控えてきたつもりでありますが、今回最後ですので、これをやらないと私も帰って怒られますので、よろしくお願いします。町営水釜高層住宅は平成12年の供用開始以来、20年が経過し沿岸部に位置する関係もあり塩害による鉄パイプ等の腐食がひどくなっております。また、家庭内の排水管は鉄製の鋼管が使用されており、鋼管内部のさびが増え頻繁に排水管の詰まりが発生しています。住民生活にも支障が起きており、早急な改善が必要でありますので、次の点についてお伺いします。(1)各家庭の排水管を鋼管から塩ビの排水管へ取り換えができないか。(2)廊下側に設置されている送水管等もさびによる腐食が激しく、このままでは穴が開き漏水を引き起こすおそれがあります。早急に点検を行い必要な措置を講ずるべきではないかと思います。(3)構内の外灯は自動点灯であるが、最近はセンサーの感度が悪く明るくなっても点灯したままであり無駄な電力を使用している。この際、LEDの外灯に取り換えてはどうか、お伺いします。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項3(1)についてお答えいたします。町営水釜高層住宅は平成12年度の供用開始から20年が経過し劣化状況が見受けられ、随時修繕にて対応してきており、昨年度においては玄関扉の取り換え工事を行っております。水釜高層住宅の台所、脱衣所、浴室及びトイレの排水管に鋼管が使用されていることから、今年度、水釜高層住宅の空き部屋において配管の取り換え修繕を行ってみましたが、修繕期間が10日ほどの作業日程等が必要と分かりました。担当課といたしましては鋼管から塩ビ管に取り換えする必要性は感じておりますが、作業日数を10日ほど要した場合に住民の生活をどうするか頭を悩ませており、また排水管の取り換え工程が10日ほどかかることについて、住民より理解を得る必要があるということで考えております。 質問事項3(2)及び(3)については関連がございますので、併せてお答えいたします。今年度において公営住宅等の長寿命化計画に係る調査を委託しております。その調査の中で各公営住宅の躯体及び設備においても現状の状態を確認し、修繕時期や取り換え時期などの調査結果が報告される予定となっております。水釜高層住宅の排水管及び外灯についても調査を実施しております。その調査結果に基づき今後の各公営住宅等の設備取り換え時期などの維持管理計画を策定する予定となっており、その計画に基づき必要に応じて修繕や改修を実施していきたいと考えております。 ◆15番(知念隆議員)  本当にすばらしい高層住宅ではありますが、いろいろな面において不具合が出ておりまして、去年はドアの取り換えで相当な予算がかかっておりますが、そういう修繕をしていただいたことは大変ありがたいと思っております。我々は共益費の中から共益費の基金を取り崩しまして、過去2回排水管の清掃を業者にお願いしてやってもらっております。一回に何十万円とかかりますが、どうしても詰まりが多いものですからやってもらっております。今回、2回目をやったときにカメラを入れてもらって、排水管の中の撮影もしてもらったら、物すごいさびで、少し見えにくのですがさびだらけで、これでは詰まるのは当たり前だなという感じのものです。ですから今後もこのままだと我々はそういう共益費の中から予算を出さないといけなくなるわけです。法律の話をしますが、町営住宅等の整備基準に関する条例がありますが、この4条の中に、これは課長も御存じだと思いますが、町営住宅は安全、衛生、美観等を考慮し、かつ入居者等にとって快適なものとなるよう整備しなければならないと明記されております。現在はとても快適とは言いがたい状況になっております。ということで、この条例に従ってしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 今、課長のお話では工事に10日もかかるし、これは大変なことになりますので、一度に全部は無理です。それで順番を決めて、一世帯ずつできるところからやってもいいのではないかと思いますが、その辺の考えをお聞きしたいと思います。 ◎天久昇都市建設課長  先ほども答弁いたしましたとおり修繕関係、ユニットバスから床を全て剥がしていかなければならないということもございまして、10日ほど工程にかかるということが今回の工事で日程が分かりまして、大変頭を悩ませている状況でございまして、また順番よくやっていくということもいろいろ考えながら、今後どのような対応ができるのか現在担当課といたしましては検討している最中でござまして、どういう方法がよいというのが定まりましたら、また財政課と相談しながら行っていきたいなということで考えております。 ◆15番(知念隆議員)  分かりました。いろいろと整理していただいたことに関しては感謝申し上げます。以上で私の一般質問を終わります。 ○徳里直樹議長  以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 △午後2時55分 散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 嘉手納町議会議長  徳里直樹 嘉手納町議会議員  古謝友義 嘉手納町議会議員  奥間政秀...