令和 2年 9月 定例会(第47回) 令和2年第47回
嘉手納町議会定例会 会議録第2号 令和2年9月9日(水) 午前10時00分 開議出席議員は次のとおりである。 2番
志喜屋孝也議員 3番 花城勝男議員 4番
宇榮原京一議員 5番 古謝友義議員 7番 奥間政秀議員 8番 新垣貴人議員(12:00退席) 9番
照屋唯和男議員 10番 仲村渠兼栄議員 11番 石嶺邦雄議員 12番 當山 均議員 13番
田崎博美議員(11:09退席)14番 田仲康榮議員(12:00退席) 15番 知念 隆議員 16番
徳里直樹議員欠席議員は次のとおりである。 6番 安
森盛雄議員職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。 前原信博 事務局長 稲嶺綾子 係長 金城洋平
主任主事地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。 當山 宏 町長 比嘉孝史 副町長 比嘉秀勝 教育長 上原 学 会計管理者 金城 悟 総務課長 當山哲也 基地渉外課長 我謝治彦 企画財政課長 新垣美佐 税務課長 野村順子 福祉課長 金城博吉
子ども家庭課長 町田 優 町民保険課長 天久 昇 都市建設課長 上地康夫 産業環境課長 金城睦和 教育総務課長 又吉政勝 上下水道課長 稲嶺盛幸 教育
指導課長 嵩本さゆり 社会教育課長 幸地淳次
中央公民館長本会議に付した事件は次のとおりである。 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 一般質問
○
徳里直樹議長 これから本日の会議を開きます。 日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、12番當山均議員、13番
田崎博美議員を指名します。 日程第2「一般質問」を行います。 質問時間は30分以内とします。通告順に従い、発言を許します。 10番仲村渠兼栄議員。
◆10番(仲村渠兼栄議員) この15名の議員のメンバー、一般質問ができるのが今回を含めて、あと2回となりました。どうぞ、執行部の皆さん、よろしくお願いします。まずは私も消防団員に入りまして、今回の台風9号、ウンケーのときでした。そして土曜日、役場職員の皆さんは防災計画にのっとりまして、宿直して、朝まで本当にお疲れさまであります。今日は救急の日でありますので、ぜひ皆さん、救急は備えあれば憂いなしであります。災害も今回2日間、消防に待機しましたが、5時から夜中の12時まで嘉手納からの発生件数はゼロでした。読谷村、北谷町にはありましたが。大きな台風を経験したということで、本当に素晴らしい対応に、まずは役場職員の皆さん、感謝します。 それでは一般質問に入ります。6点、通告しております。一問一答で行いたいと思います。まず、質問事項1.町内の医療機関、町出身者の医療従事者への支援をということで、町出身者という形でありますが、住所等の件がありますので、町在住でも構いません。
新型コロナウイルス感染初期の対応から、全ての医療従事者が見えない敵のコロナと闘っている心労を思うと感謝しかできません。国、県は対象者に対して「
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業」を行っております。そこで、嘉手納町内の医療機関及び嘉手納町出身者、嘉手納町在住者の医療従事者と、その施設に勤務する関係者(契約・パートを含む)に、町独自の予算で慰労金の支給予定について、お伺いします。(1)国、県の
慰労金交付事業の把握についてお伺いします。(2)町内の医療従事者の人数の把握についてお伺いします。(3)国、県と同額の交付金事業を行った場合の予算額は、どれぐらいになるでしょうか。(4)
嘉手納出身者の医療従事者とその施設に勤務する関係者へ慰労金を交付する予定はないか。(5)嘉手納町内の医療機関へ助成する予定はないかお伺いします。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎
町田優町民保険課長 質問事項1、質問要旨(1)についてお答えいたします。現在、医療機関、薬局における
感染拡大防止等支援事業、
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労交付金を行っていることは確認しています。 質問事項1、質問要旨(2)についてお答えいたします。調査したところ、8月末現在で町内出身者、ここで町内出身者ということで在住者の方をお答えしております。医療関連に従事している方は246名ほどいらっしゃいました。ただ、直接本人に確認したわけではないので、人数の増減があることを御了承ください。 質問事項1、質問要旨(3)についてお答えいたします。同額で交付金事業をした場合の予算額とのことですが、医療従事者の従事する内容によって、支給する金額が異なっておりますので、正確な金額を算定することはできません。単純に医療従事者へ実際に
新型コロナウイルス感染症患者に診療等を行った医療機関等である場合の1人当たり20万円で算定しますと、4,920万円になります。 質問事項1、質問要旨(4)についてお答えいたします。
医療従事者等に対する慰労金の交付は、現在国が事業を行っておりますが、全国知事会においては給付期限延長を要望しており、さらなる支援が行われるものと考えております。このため嘉手納町出身者、在住者に対する町独自の慰労金交付の検討は行っておりません。 質問事項1、質問要旨(5)についてお答えいたします。医療機関への財政支援については、医療従事者の慰労金と同じく国が行っておりますが、状況を見ますと今後においても、さらなる支援が行われるものと予想されます。よって、町独自の支援については、その検討をしておりません。なお、町の医療機関の支援といたしましては消毒液やマスクの提供をさせていただくことにしております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 今課長から答弁がありました。まず国の慰労金の交付事業の把握は行っているということですけれども、私のほうから説明すると時間がありませんので、課長のほうで分かる範囲内で、まず対象者の条件、対象期間、慰労金の金額についてお伺いします。
◎
町田優町民保険課長 新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の交付事業でございますが、事業目的は先ほど議員がおっしゃったように医療従事者の職員に対して慰労金を給付するということでございます。事業内容につきましては、
新型コロナウイルス感染症に対する医療提供に関し、都道府県から役割を設定された医療機関等に勤務し、患者と接する医療従事者や職員に対し、慰労金として最大20万円を給付します。その他病院、診療所等に勤務し、患者と接する医療従事者や職員に対し、慰労金として5万円を給付する。給付額につきましては都道府県から役割を設定された医療機関等に勤務し、患者と接する医療従事者に対しましては、実際に
新型コロナウイルス感染症患者に診療等を行った医療機関等である場合は20万円、上記以外の場合は10万円となっております。その他の病院、診療所、
訪問看護ステーション、助産所に勤務し、患者と接する医療従事者や、その職員につきましては5万円でございます。 期間は都道府県における
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の対象地域とされた場合は4月16日から6月30日までの間となっております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) その通りであります。コロナに接した方が20万円、あと、小さな
クリニック等になりましたら10万円、その他は5万円ということであります。病院に行くと、まずは受付をして、問診をして、診察をして会計という形になります。大きな病院に高校、大学を卒業して、2年、3年の看護の学校を出まして就職して、これからいざ社会に出て、地域のためにということでナイチンゲールのように、本当にすばらしいことを目指したら、いざコロナが来て、家に帰っても一緒に食事ができない。アパートを借りてくれという相談を受けております。このような中、6月30日までしか国は面倒を見ていないんです。今国勢調査で出た数字だと思いますが、246名の方が嘉手納町にもいるわけなんです。そうであるならば2万円の給付金を出した嘉手納町であります。県の担当者の役職がある方と5回ほど電話でいろいろ相談、いろんな対策等、状況等を話す機会がありました。政治しか解決できないでしょうということでありました。地元の中川県議がターニングポイントでしょうということもありました。そういう中で嘉手納町としてできる事業は何かないのか、そういう市町村が先頭になってくると県も国も動いてくるでしょうという話もありました。そうであるならば246名、1万円ずつでも出していただければ246万円なんです。それができないのか、そして地域には清掃業を営むビルメンテとか、いろんな会社があります。そういう人は出ないんです。そういう方々も総合病院の中で働いている方にも出していただきたい。多くは言いませんが、そういう中で嘉手納町の地域の方もいろんな病院、
クリニック等に通っている中から、ぜひ国の予算ではありますが、6月30日で切れているんです。それ以降をやるには嘉手納町がやった、そして沖縄県の市町村が私たちもどうにかやっていこうという、先頭になってやる必要があるかと思いますが、今出た国勢調査の246名を予算にして、1万円でもいいと思います。これは慰労金ですので、金額に問題なく、これは敬意を、そして感謝の気持ちを医療従事者に出すべきだと私は思っていますが、町長、副町長に聞きます。財政等もあると思いますが、ぜひ検討をしていただけないか、できる、できないはいいです。検討をしていただきたい。そのことについてお伺いします。
◎當山宏町長 今仲村渠議員がおっしゃるようにできるだけいろんな皆さんに、そういう影響を受けている皆さんに財政的な支援、その他の物資的な支援を含めてやるべき、本来であればやりたいというところではあるんですけれども、それをやることによって、ほかにも当然波及してくるわけです。どうして医療従事者だけなのかと、あるいは保育所の保育士についてはどうなのかと、それ以外の皆さんについてはどうなのかということも当然出てまいります。ただ、市町村が先頭に立ってということでしたけれども、国や県が先頭に立つべきだというふうに思っております。これは嘉手納町に住んでいる医療従事者だけの問題ではありませんので、同じような条件、状況にある方々は全国にいるわけですから、その皆さんが大変な思いもしながら、なおかつ経済的にもいろんな負担を強いられていると、精神的にも負担を強いられているという状況でありますので、当然これは国が先頭に立ってやるべきことだというふうに思っております。先ほど課長からもありましたけれども、国のほうでも給付金の延長の要望をしておりまして、マスコミ等を見ますと、国のほうも決して否定的な考えは持っていないというようなことですので、そういった対応が恐らくなされるだろうというふうに思っております。だから市町村でそういった対応ができるのかというところについては、当然財政的な問題もありますし、公平性の問題もありますし、いろんな観点から検討をしていかなければならないというふうに思っております。ただ、このコロナの関係は今後も長引くことが懸念されますので、医療従事者に対する手当も含めた、その他の件についても今後状況を注視しながら、町独自に何ができるかということも考えていく必要があるだろうというふうに思います。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 熱くなりましたが、4件ほど相談がありまして、ぜひ医療従事者に出すのは構わないということでありました。嘉手納町は常に先見の明を持って、コロナに対して本当にすばらしい手厚い、そういう事業を行っております。県のほうも嘉手納町がやってもらうと相当動いてくるでしょうという本音の部分をお伺いしておりますので、ぜひお願いしたいと思います。また、医療機関のほうに私のほうも電話等でしたが、事務長等とお話をさせていただきました。消毒液やマスク等が早急に対応をしていただいたというのが、感謝をしているという返事もいただいていますので、ぜひ医療従事者やその関係者についても手厚くしていただきたいと思います。 次の質問に入ります。質問事項2.
母子父子家庭の支援を。那覇市で社交業組合が中心となり、市、民間企業や社協、個人の呼びかけで、
母子父子家庭への支援策として物品の支援が行われました。これは
シングルマザーで社交業に働く方を中心に呼びかけたということでありました。マスコミ等、ニュースでも話題になっていました。最近は同様な形で宜野湾市においても、そういう支援が行われました。嘉手納町においても同様な
母子父子家庭の支援事業として、物品の支援を行う予定はないか。物品というのは食料品のことであります。よろしくお願いします。
◎
金城博吉子ども家庭課長 質問事項2についてお答えをいたします。那覇市内で8月15日、主に松山近郊の
ナイトビジネスで働き、収入減により困っているひとり親を支援するため、那覇市
中央社交飲食業協会などにより、食料品の無料提供が行われたことについては、報道等により承知をしております。
コロナウイルス感染症の影響により、子どもたちが休校や登園自粛となり、家庭への負担は大きくなりました。子育てと仕事を担う
ひとり親家庭においては、より大きな困難が生じていることが懸念されております。こうした家庭を支援するため、本町では
児童扶養手当の受給者を対象に給付金を支給することとしております。また、同様に国から給付金の支給も行っております。8月3日から始まった
児童扶養手当の現況届の受付の際に、
コロナウイルス感染症の影響による収入減の有無を聞き取っており、収入の減少があった方については、国が支援する
ひとり親世帯臨時特別給付金の追加給付があるため、申請を御案内しております。
ひとり親家庭の支援については、国と町より給付金支給による支援を行っているため、議員御提案の物品支給による支援は現時点では予定をしておりません。しかし、今後
ひとり親家庭の生活困窮などの相談や
社会福祉協議会のフードバンクの利用が増加するような状況になれば、改めて支援策の検討を行っていきたいと考えております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 町独自で
児童扶養手当について、国の
コロナ臨時交付金とは別に、嘉手納町でも収入が減になった方は、そういうのも考えているということであります。本当にいいことであります。ただ、今回の那覇市や宜野湾市のケースにおきましては、民間企業や社会とか個人に、そういう食料があれば持ち込んでいただいて、それをまとめるところがあって、そこで一人親家庭に対して、いろんな形でそれを配布すると。そういうのも中心になったのも嘉手納町出身の那覇市議でありました。そういう形で嘉手納町出身者がいろんな方面で活躍しております。ぜひ、そういう方も招いて情報等を取りながら、しっかり前に向けて一歩でも動けるような事業を展開してください。前向きな答弁ありがとうございます。 次の質問に入ります。質問事項3.
兼久海浜公園の
リニューアル計画についてお伺いします。過去に一般質問を四、五回行っております。委員会においても。まず、
兼久海浜公園リニューアル計画と周辺の整備について7点お伺いします。(1)人工ビーチについてであります。①現在の進捗状況についてお伺いします。②隣接町道、これは
ネーブルカデナと海側にある町道であります。その先には拝所(兼久のビジュル)があります。そのビジュルや町道の整備についての町の方向性についてお伺いします。(2)
ネーブルカデナにホテル誘致の状況についてお伺いします。(3)
テニスコート移転の
工事進捗状況についてお伺いします。(4)
テニスコート移転に伴う
駐車場建設工事の進捗状況についてお伺いします。(5)勤労者体育館の建替えについてお伺いします。これについても同様に数回一般質問を行っております。①町の方向性と進捗状況についてお伺いします。②要望した高床式ということなんですけれども、これはいろいろ調べていくと、正式には高床式ではなくて、ピロティ方式というふうな形になるということでありますので、ピロティ方式でよろしくお願いします。その体育館の予定か、お伺いします。③体育館の床面積と機能性についてお伺いします。これにつきましても一般質問を過去に行っているんです。現在はバレー、バスケットの1コートしかありませんが、2面使えればいろんな地域行事、いろんなものの大会等ができるということでありますので、その辺についてもお伺いします。(6)公園内の備蓄倉庫の設置箇所についてお伺いします。さきの台風等も用水路が危険水域まで来ておりました。そこから体育館のそばにある備蓄倉庫の移転の予定はないかお伺いします。(7)体育館・プール側からMr.KINJOに抜ける、ホテルナ・ビィに抜ける、その間の町道の整備についてお伺いします。①直近の街路等の剪定回数と管理方法についてお伺いします。②道の安全性のため、
自転車優先道路の設置をできないか、お伺いします。③この道路、車いすが出入り自由な道路整備についてお伺いします。④大変地域の皆さんが困っています。駐車禁止の徹底についてお伺いします。
◎
天久昇都市建設課長 質問要旨(1)、(2)についてお答えいたします。
兼久海浜公園リニューアル計画の全体の進捗状況について御報告いたします。本事業は経年による
公園施設機能の老朽化が見られることや、町民ニーズ並びに観光客などのニーズを踏まえた公園施設の機能向上、充実を併せて総合的な再整備が必要となり、平成26年度から
基本構想策定業務を実施し、平成27年度に基本計画、平成28年度に基本設計を実施してきております。昨年度、
兼久海浜公園リニューアル工事実施計画を策定しており、本計画において、各実施設計につなげるため規模決定及び維持管理、運用計画などの策定を行い、施設整備の優先順位などを定めているところでございます。また、並行してテニスコートの一部先行した形で、設置の基本プラン及び騒音などへの対策については技術的な整理を行っております。昨年度まとめました諸条件を基に、住民説明会や関係機関との意見交換を行い、最終的にどのような施設整備方針がよいのか調整を行い、事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。しかしながら、コロナ禍の影響を受け、住民説明会及び関係機関や関係者の皆様と意見交換ができていないのが現状でございます。
感染拡大防止対策に考慮しながら、時期はまだ定まっておりませんが、住民説明会などを開催し、方向性を定めていきたいと考えております。 議員御質問の人工ビーチにつきましては、現在の
ゲートボール場付近を海の広場としての
整備イメージを持っております。海の広場の
整備イメージといたしましては、入り江の護岸と一体となった空間とし、人工砂浜の整備や
バーベキュー施設などの再築が可能となるような、いこいの空間として整備するイメージを想定しております。しかしながら、現在全体事業費が大きく膨らんでおり、施設整備の優先順位を定め、優先されるべき箇所から整備していきたいと考えており、現時点では海の広場の整備時期につきましては、本事業の後半になるものと想定しております。また、議員御質問の町道埋立15号線につきましては、既存商業施設の搬入のための道路としての機能が必要と考えており、町道として管理してまいりたいと考えております。兼久ビジュルにつきましては、特に
兼久海浜公園リニューアルにおいて整備計画には入っておりませんが、整備計画の内容について説明をしていきたいと考えております。 続きまして、質問要旨(3)についてお答えいたします。先ほど
兼久海浜公園リニューアル整備事業全体の進捗状況について御説明いたしましたが、当初の予定といたしましては、今年度住民説明会を開催、関係機関と意見交換または関係者の皆様との意見交換を踏まえ、最終的にどのような
整備計画方針がいいのか調整を行い、事業の進捗を図ってまいりたいと考えておりましたが、コロナ禍の影響を受け、住民説明会及び関係機関や関係者の皆様と意見交換ができないのが現状であるため、最終的な方向性の確定ができていない状況でございます。したがいまして、議員御質問の
テニスコート移転の
工事進捗状況につきましては、最終確定ができていない状況となっております。
感染拡大防止対策に考慮しながら、時期はまだ定まっておりませんが、住民説明会などを開催し、方向性を定めていきたいと考えております。 質問要旨(4)についてお答えいたします。議員御質問の
テニスコート移転の
工事進捗状況と同様に最終確定ができていない状況となっております。
感染拡大防止対策に考慮しながら、時期はまだ定まっておりませんが、住民説明会などを開催し、方向性を定めていきたいと考えております。 質問要旨(5)①②③についてお答えいたします。兼久体育館の概要について御説明いたします。兼久体育館は
勤労者体育センターとして、昭和62年に建設されております。構造は
鉄骨鉄筋コンクリート造で、床面積が約770平方メートル、体育館の機能といたしましては、
バスケットコート1面、もしくは
バトミントンコート2面が可能で、更衣室、便所、機具庫等が整備されております。施設の老朽化及び施設機能が少ないことの解消のため、建替え事業を進めていきたいと考えております。現在想定しておりました新しい施設規模について御説明いたします。諸室につきましては、管理事務所、アリーナ、観客席、会議室、更衣室、便所、倉庫、
トレーニングルーム、多目的室、
ランニングコース、武道場、機械室など、設備室などを想定しております。また、防災機能として津波避難ビル、防災備蓄倉庫などの機能についても持たせていきたいと考えております。アリーナの規格といたしましては、公式規格の
バスケットコート2面の規模、天井高さ12.5メートル以上、
日本バレーボール協会などの規格を確保していきたいと考えております。詳細な規模などの決定は、今後予定しております基本設計、実施設計の中で詰めていきたいと考えております。議員御質問の①町の方向性と進捗状況につきましては、建替えを行うことで進めており、進捗につきましては全体事業計画との調整中の段階でございます。また、②の高床式の体育館の建設予定につきまして御説明いたします。現在1階部分を駐車場とする計画案と、1階部分にアリーナを配置する計画案の2パターンを検討しております。1階に駐車場を設置すると、
兼久海浜公園全体の駐車台数を確保することができる。また急な大雨などのときに公園利用者の一時的な避難、または待機場所として活用できることが想定でき、施設利用者の利便性の向上につながるものと考えております。しかしながらその分、体育館の階層が一層増えることにより、事業費の増大にもつながります。このようなことから
兼久海浜公園全体の配置計画上の問題がないのか検討、全体事業費の検討、財源確保等の視点から引き続き検討課題となっております。③の体育館の床面積と機能性について御説明いたします。床面積につきましては、先ほど述べました2パターンの計画があり、1階に駐車場を設ける場合が地上5階建ての約6,800平方メートル程度、1階にアリーナを設ける場合は地上3階建ての約4,500平方メートル程度と見込んでおります。機能性については、どちらの計画案においても公式規格の
バスケットコート2面、天井高さ
日本バレーボール協会の規格を確保し、
トレーニングルーム、武道場、関係諸室を配置してまいりたいと考えております。 質問要旨(7)①②③④についてお答えいたします。町道における街路樹の剪定回数と管理方法につきましては、23路線の除草作業を年1回から多い路線で年4回除草、高木剪定を年1回の剪定、4路線、寄せ植え剪定を年2回から多い路線で年4回の剪定を行っておりますが、当該区間の街路樹につきましては、定期的な剪定作業に入っておりませんでした。当該区間の街路樹につきましては、他の路線への移植を検討しております。自転車占用通行帯の整備及び車いすが出入り自由な道路整備、駐車禁止の徹底につきましては、議員御指摘にもありますように、車いすが出入りしにくい状況にございます。また、当該道路は
兼久海浜公園へつながる道路となっており、車止めにて行き止まりとなっていることから、常に路上駐車が見受けられ、自転車の通行にも支障を来していると思われます。そのようなことから現地を調査し、改善していきたいと考えております。
◎當山宏町長 質問事項3(2)
ネーブルカデナにホテル誘致の状況はということであります。
ネーブルカデナへのホテル建設の件については、これまでも何度か耳にしたことがありますし、関係者の皆様からも話を聞いたことがありますけれども、民間施設のために現在の状況については、その詳細については把握をしておりません。ただ、先日関係者の方からお話を聞いたところによりますと、新たな施設の整備を検討中ということではございました。まだコロナが感染拡大をする前の話でしたので、現在の状況についてどうなっているかというのは詳細の情報は持っていないという状況です。
◎金城悟総務課長 それでは質問事項3(6)についてお答えいたします。災害時に使用する備品等を保管する防災備蓄倉庫につきましては、前年度までに町内各避難所へ設置を完了しているところでございます。その設置に当たっては当該施設の施設管理者、また当該施設が指定管理施設である場合は指定管理者を含め協議を行った上で施設運営に支障がなく、かつ管理を行いやすい場所を指定していただき、その指定箇所へ設置を行っております。
兼久海浜公園内の兼久体育館につきましても、津波以外の災害に関する避難所となっているため、防災備蓄倉庫を設置しております。議員御質問の体育館の備蓄倉庫につきましては、体育館の建替えに際し、再度施設の形状や運用方法等も踏まえ、管理者と協議し、設置場所を検討することになると考えております。
◆10番(仲村渠兼栄議員)
兼久海浜公園のリニューアルについてお伺いしました。課長の答弁を全体的に聞きまして、コロナ禍により遅れている、理解しております。町民はかなり期待している大きな事業でありまして、野國總管まつりも延期になって、本当に期待しております。そうであるならば、こういう
リニューアル計画が現在コロナ禍により、住民説明会が開催できないというようなことを広報かでな等に載せて、告知する方法も一つの手ではないでしょうか。そういうことによって、テニスコートのような町民を混乱に招き入れないのではないかと思っております。テニスコートがいろんな形で説明がなかった。要するに住民に説明がないというようなことでのかみ合わない部分があって、そういうのが起きたということでありますので、それを学習しながら、ぜひ今回これを期待している人たちがたくさんいますので、遅れているのはコロナ、それを告知することによって、住民は理解できます。ぜひそういうことも検討できないか、課長にお伺いします。
◎
天久昇都市建設課長 課内のほうで検討をしていきたいと思います。
◆10番(仲村渠兼栄議員) あともう1点、町道整備等、兼久のビジュルの件についてですが、説明を受けました。工事例として、那覇の三重城、ロワジールホテル、あそこも史跡がありまして整備をして、そういう地域の方々と一緒になって、教育委員会等ともやった。きれいに整備されて、官民が一体となってできた事業であります。そういうのも検討しながら、ぜひ郷友会等が持っているのは日程的に旧暦とか、いろんな事業、理事会やいろんなものを開かないと簡単にできる事業ではありません。できる時期いろんなものがありますので、そういうのも踏まえながら時間をかけて、説明をするべきだと思いますが、それに対してもぜひ慎重に検討をする予定はないかお伺いします。
◎
天久昇都市建設課長 先ほども答弁いたしましたが、兼久ビジュル等につきましては、今回の
兼久海浜公園リニューアル事業において、整備の区域の中には入ってはおりませんが、整備計画の内容等について十分な説明は行っていきたいということで考えております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 副町長がその郷友会の出身であります。そのタイミングでぜひ進めていただきたいと思います。 それと町長からありましたホテル誘致の件でありますが、いろんな形で進んでいるかと思います。ただし、大きな事業でありますので、いろんな形で進めていると思いますので、情報を取りながら民間のスピードで対応できるような柔軟な対応も町としての方向性が必要かと思いますので、その辺も十分に情報を入れながらやっていただきたいなと思っております。 それと体育館の機能について、方向性等についてお伺いしました。ぜひ
兼久海浜公園グラウンドにおきましては、少年野球、中学校の中体連の競技、そして市町村による体協行事、各種いろんな大会が、インターハイも行われております。突然のスコールによって逃げ場がない、そこがとてもネックになって、どうにか造ってほしいという要望があり、このピロティ式、高床式の下駄ばきというような施設になったのが現状であり、一般質問をさせていただきました。そういう中で、急に雨が降ると、全て
ネーブルカデナの施設に来るんです。そして
ネーブルカデナを利用する人が入れないんです。そういうことも踏まえて、ぜひ高床式にして、3階から5階になったら約4,500平方メートルから約6,800平方メートル、5階にすると2,300平方メートル近く大きくなると言うんですけれども、予算に関してはこれから検討をしていって、まだ時間はありますので、ぜひ住民説明会、専門的な、そして防災を機能したような形で取り組んでほしいと思います。そして用水路の近くにある備蓄倉庫につきましては、体育館が新築されるならば備蓄倉庫の場所の選定についても協議をしていただいて、設置したところは管理職の皆さん、ぜひ見ていただきたい。用水路が危険水域に来たときに、これがどうなるのかというのをお金をかけた施設、ぜひ見ていただきたいと思います。 次の質問に入ります。質問事項4.小学校生徒の各種検定料の助成についてお伺いします。人材育成と学力向上を目的に小学校生徒の英語検定料の助成について、これまで2回一般質問を行いました。それなりに、そのときにありましたように、調査研究を幾度かやってきました。その中で今回分かったのが、地域学力向上支援事業とは何なのか。これは中学校の検定料にして、この予算財源がどこから出ているのか調べたところ、沖縄県地域振興協会から出ているということが分かりました。この事業がどのように行われ、どこでどんな形で使われているのか、各市町村がこの事業をどう使われているのか精査してまいりました。それも踏まえて答弁をお願いしたいと思います。そういう中で今回は私の提案として、学力向上対策協議会の予算を活用して、下記の2点の検定料の助成ができないかお伺いします。(1)小学校生徒の英語検定料の助成はできないか。(2)小学校生徒の漢字検定料の助成はできないか、お伺いします。
◎稲嶺盛幸教育
指導課長 御質問の4(1)についてお答えいたします。新学習指導要領により、小学校5、6年生で英語が教科となりました。教科になった意義を踏まえ、教科目標を達成するため、小学校において英語の授業づくりや児童全員の英語によるコミュニケーションの基礎となる力がどの程度身についているかを評価しながら、その力を伸ばしていくこと。その評価を基に、日頃の授業や授業改善に生かしていくことが重要となっております。教育指導課では児童全員のコミュニケーションの基礎となる聞く・読む・話す・書くの4技能で学習したことを評価し、伸ばしていくことが学力向上につながっていくという視点から、小学校の状況を踏まえ、調査研究を進めていくことが大切であると考えております。したがって、議員御提案の小学校英語検定料の助成につきましては、一部児童の助成になることから、現在のところ検討をしておりません。 御質問4(2)についてお答えいたします。小学校における漢字や語句などの指導は、学校全体で同じ種類のドリルを購入し、指導法を揃え、週を単位とした漢字指導や語句などの指導を年間計画に基づいて進めており、定着状況確認のための漢字テスト、単元テストを計画的に実施し、漢字、語句などの定着に努めております。議員御提案の漢字検定料の助成についてですが、現在学校全体で進めている漢字指導や語句などの指導に加え、学校における児童の漢字、語句などの定着状況や漢字検定助成の要望を踏まえ、検討をしていきたいと考えております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 稲嶺課長の答弁で理解はしております。学習要領によってやっているということで、ただし、5年、6年生が英語が教科になったということで、読む・聞く・話すの学力向上の調査研究をしてやっていきたいと。今回私のほうで冒頭で述べたように、この予算が出ているところ、これについて調査をしてまいりました。その中でまず、令和元年の主要施策の成果の中の39ページに、沖縄県地域振興協会学力向上支援事業60万円、財源内訳26万4,000円、一般財源39万8,000円等々あります。205名に対して合格者141名、2級5人、準2級10人、3級49人、4級55人、5級22人です。この内容について、この事業がどのように各県内で行われているか調査をしてきました。英検の授業で小学校が受けている。そして漢字検定に助成を出している市町村がかなりあります。金武町、恩納村、伊江村におきましては各種数学検定全ての検定に半額助成や全ての助成をしています。中部地区におきましては、英検授業を小学校までやると検討をしているところもあります。なぜ嘉手納町はこの事業の中に大半で、これを調べていくと全ての事業が外語塾に使われて、英検に使われているのは39万8,000円、300万円近くの予算があるにも関わらず、全て外語塾に使われている。外語塾の事業は3,000万円余りある中で、小学生5年、6年生が教科になっているんです。子どもたちに耕す土地がなければ頭を耕せと、教育長は昨日ここにこれを置かれました。もう読んでまいりました。その中で平成27年4月の教育行政の組織運営に関する法律が改正されました。新しい教育委員会制度がスタートして、首長と教育委員会が教育施策について、協議調整を行うという目的に、これが24、25に書かれています。施策の方向性の中で1から3で主な取組の事業には、英語検定の助成の実施ということで書いております。なぜ、小学校5年生、6年生が私が調査したところによると、5級に受けるのが私の調査で10月5日と11日にあります。そして5級の前に英検ジュニアというのを御存じでしょうか、教育長。これについても後でお伺いしますので。ジュニアというのがありまして、5級を受ける。小学生が5級を受けたいということで目指しているんです。これはコロナ禍によって自宅に入っていろんな家庭学習をする中で、家族との話し合い、そしてその中でもっとびっくりする情報が私のところに相談がありました。生活が厳しい家庭から「一回で受からないから、落ちたからあなたはもう駄目だ。こんな1,500円も出せない」という相談も受けております。そして英語スピーチの中でいろんな形で、すばらしい小学生が出てまいります。小学校で5級を通っているならば、中学校では3級、準2級、2級等が取れるのではないでしょうか。なぜ、ほかの市町村が英検等、そして漢字検定、数学検定に出しているのに嘉手納町は、私は今回で3回目なんです。5年生、6年生の予算、金額は一緒ですよ。なぜ全てが外語塾なのか、外語塾にこれだけの多額の予算をして、小学校から育てていけば中学校、高校、そしていろんな形で私は投資的、常に執行部は費用対効果と言うんですけれども、これは投資的な人材育成ではないでしょうか。そういう意味も含めて、教育長、3回目になるんですけれども、なぜ小学校にこれが導入できないのか。教育は平等だと思います。今課長の言うとおりであります。なぜほかの市町村ができて、嘉手納町ができないのですか。それについて分かりやすく、この一般質問を3回やっていますので、私も住民に報告をしないといけない義務があります。町民の負託を受けて議員になっていますので、ぜひ人材育成、投資的な財源として、そして平成27年4月に改革された教育行政についても町長はじめ、それについては協議して、これだけの予算です。同じ同額です。5先生、6年生といったら、これより若干減額になるんです。なぜこれができないのか、お伺いしたいと思います。
◎我謝治彦企画財政課長 まず、私のほうから沖縄県地域振興協会について、制度について説明をさせていただいて、その後、教育委員会の見解という形でお願いしたいと思います。議員からお話がありました外語塾の件ですけれども、こちらは実はメニューが幾つかありまして、その中の一つのメニューとして地域国際交流推進事業というメニューがございます。このメニューは200万円が今回割当てをされていたんですけれども、実際として国外の短期留学の費用に充てておりまして、今年度につきましては御承知のとおり中止になっておりますので、別メニューということで実施させていただくことになるんですけれども、またもう一つありました英検や漢検の話なんですけれども、こちらのほうメニューが別にありまして、地域学力向上支援事業というのが、また別にございます。こちらはですね、人口によって金額の割合が変わってきます。3万人未満2,000人以上については90万円までということでありまして、助成率が80%ということでございます。その中でこれまでに英検に係る費用を充てたということでございますので、別メニューでございますので、改めて説明させていただきます。よろしくお願いします。
◎稲嶺盛幸教育
指導課長 先ほど議員がおっしゃいましたとおり、5年生、6年生で英語が教科になっております。その意味で子どもたちのコミュニケーションの基礎の力がどの程度身についたかを広く子どもたち全員に、その力がどの程度ついたかを評価し、活用をしていく必要があるかと思っております。ですので現在、英検に代わるものとして授業の中で活用できるものも含めて検討をしてまいりたいと思っております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) かみ合っていないようであります。まず、なぜできないのか。こういう話を役場とやって、財政が伴いますので、私たちが一般質問をしても財政が伴うという答弁ですので、議員というのは財源はどこから取ってくるのか、いろんな調査研究をしたわけでありまして、移民の父、當山久三、そして向こうは小学校からやっているんです。小学校から英語検定、漢字検定、数学検定にも出しております。本部町も出しております。いろんなところが出しているんです。出していないところはないわけです。教育というのは平等ですよね。各委員会。なぜ嘉手納町は英語の助成ができたというのは分かっております。これはすばらしい事業で、漢字検定もそのときにそういう話があればできたと思うんです。だけどこの事業は平成28年からできているんです。当初、平成28年にこれは隊長は副知事が入ってきます。浦崎唯昭副知事のほうからいろいろこの事業について、今の副知事は私は知りませんので、いろいろその情報について聞いていました。理事等がいまして、北中城村と西原町ですか、現在は。そういう中でその事業が行われている中で、財源確保等があるのであれば、これだけ多額の予算を外語塾にやるんだったら、小学校5年、6年生で20万円もかからないんですよ。それがなぜできないのかというのについて、委員会で徹底的にやっていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますので、これ以上すると時間がありませんので、委員会でやっていきますので、よろしくお願いします。12月にもやって、なぜできないのかというのを、町民が納得できるような答弁をお願いしたいと思います。 次の質問に入ります。質問事項5.第40回野國總管まつりを問う。多くの町民、近隣市町村の住民が毎年楽しみにしております。第40回野國總管まつりが新型コロナ感染防止により中止となりました。来年度の企画運営について伺います。(1)第40回記念まつりとしての位置づけができないか。(2)高知県のよさこい祭りの優勝団体を誘致する予定はないか。これにつきましては政務活動で5人の議員で調査研究をしてまいりました。観光協会が民間で行う等の先進地でありましたので、そういう形で話し合いをして、今でも情報交換をしておりまして、そういう中で交通費等、航空運賃ではなくて、それ以外であれば対応可能というふうな話もありましたのでお伺いします。(3)前夜祭の復活の予定はないか。(4)予算の増額の予定はないか。(5)広告代理店に委託する予定はないか。9月定例会が終わって、祭りに入るという形で、かなりスケジュール的にもあります。部分的に広告代理店に移管する予定はないかお伺いします。
◎上地康夫産業環境課長 質問事項5、質問要旨(1)についてお答えいたします。今年度の野國總管まつりにつきましては、議員のおっしゃるとおり、本来であれば40回の節目の回となっておりましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大の防止の観点から中止としております。これまで台風等で中止になった場合でも、回数をカウントしてきていることから、次年度の祭りにつきましては同様な考え方で、第41回野國總管まつりとして開催することを想定しております。次年度、
新型コロナウイルス感染症が収束し、制限なしに祭りを開催できる状況であえば、第40回の記念会を包括した形で、第41回野國總管まつりを盛大に開催できればと考えているところでございます。 質問事項5、質問要旨(2)についてお答えいたします。議員御提案のよさこい祭りの優勝団体の誘致に関しましては、野國總管まつり実行委員会と高知県のよさこい祭りとの関係が少ないこと。両祭り自体に関連性がないことや誘致等に係る経費が想定される等、野國總管まつりにおいてどのようなメリットがあるのか、現状では効果がはきりしない点が多いこと等を鑑みましても、今のところは誘致する考えはございません。また、新型コロナウイルスの状況も来年どうなるか分からない点におきましても、見通しは難しいと考えているところでございます。 質問事項5、質問要旨(3)についてお答えいたします。現在の野國總管まつりの実施体制といたしましては、準備から片づけまで一部を除く、全職員での対応になっているため、人員不足等の理由により事務局主催での実施は難しいものと考えております。平成26年度の第34回野國總管まつりの際に、実行委員会とは別の団体の主催で野國總管まつり前夜祭と銘打った音楽イベントの実施がございました。そのような形で実施されるよう要望等がございましたら、その開催支援等を検討してまいりたいと考えております。 質問事項5、質問要旨(4)についてお答えいたします。現在、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点からイベントの開催については、人数制限や感染防止対策の徹底など、多くの制限がかかる状況にございます。このような状況の中では規模を拡大していくことを検討することは難しいものと考えております。しかし、
新型コロナウイルス感染症が収束に向かえば事務局といたしましては、本年度祭りが開催できなかった分、規模を拡大することを検討し、併せて予算の増額の要求をしてまいりたいと考えております。 質問事項5、質問要旨(5)についてお答えいたします。野國總管まつりは町民、町内企業が一体となって、祭りを作り上げてきたイベントでございます。規模が大きくなるにつれて、スタッフの人員不足等の課題がございますが、町民、町内企業が総出で作り上げるイベントであるからこそ、町職員も一体となって運営を行っていくべきであると考えているため、現在のところ広告代理店等の業者に外部委託をする予定はございませんが、広告代理店等に委託した際、町においてどのような点においてメリットがあるのか、他市町村の情報も得ながら、今後において調査研究をする必要があると考えます。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 今課長の答弁で41回となると言うんですけれども、再度確認します。来年の祭りは40回、41回になるのか。それとも40回は中止となりましたので、なくて41回になるのか、お聞かせください。増額の要求はしていくということでしたが、ぜひよろしくお願いします。外部委託、広告代理店の委託に関しては、ぜひそういう形をつくって、逆に職員がもっともっと地域に下りていくような、地域の事業に役場職員が芸能とかに出ながら、何かの形で関われるように職員の負担を軽減できる対策を立てていただきたいと思います。
◎上地康夫産業環境課長 先ほども述べましたが、これまで台風等で中止になった場合でも回数をカウントしてきていることから、次年度の祭りにつきましては、同様な考え方で第41回として、野國總管まつりを開催することを想定しております。また、規模に関しましては先ほども述べましたけれども、まずは担当課といたしましては、節目の回になるということから、通常どおりの祭りではなくて、多少その内容等を変えて、当然予算も含んできますので、それに関しましては財政等とも相談をしながら考えていきたいと思っております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 続きまして、質問事項6.大型ビジョンの活用を問う。夏の風物詩である旧盆エイサーがコロナ感染防止のため、本町の青年会や県内各地の地域で中止となりました。青年会の組織の活性化を目的に、新町通りの活性化も含め、大型ビジョンで各青年会が出場した新町エイサーまつりの映像を放映する予定はないか、お伺いします。私も調査研究をしたら、少しの時間流れているのを確認しました。それを踏まえてお伺いします。
◎我謝治彦企画財政課長 質問事項6についてお答えいたします。議員御提案の大型ビジョンによる各区青年会が出場した新町エイサーまつりなどの映像を放映する件につきましては、昨年のエイサーまつりの際に動画の撮影を行っており、その動画の一部を旧盆前から9月11日までの予定で放映しております。現在、さまざまなイベントが中止されていることから、野國總管まつりなどのイベントに関し、アーカイブ動画等を確認しながら大型ビジョンでの放映を検討していきたいと考えております。
◆10番(仲村渠兼栄議員) 通告提出日のときには、それを事前に見たときには青年会のエイサーの映像が流れていませんでした。今流れているのを確認しました。音声ができないのか、そしてアーカイブをやっていくということですので、ぜひよろしくお願いします。
○
徳里直樹議長 しばらく休憩します。
△午前11時09分 休憩
△午前11時19分 再開
○
徳里直樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日、
会議録署名議員として、13番
田崎博美議員を指名しましたが、退席でありますので、本日の
会議録署名議員として、15番知念隆議員を追加指名いたします。 一般質問を続けます。 7番奥間政秀議員。
◆7番(奥間政秀議員) ハイサイ、グスーヨー。クタンデーネーミソーラニ。センシュウヤシチガチ、ウヤファーウジガウリィティチ、イツモノシチガチヤアイビラン。チャーヤーニンジュ、ヤーニンジュ、クマグマートゥ、ウマンチュマモティトラチィ、ウチナーヌ、新型コロナウイルス感染ヌン、ヒナトーイビン。サチホド仲村渠議員カラン、アタングトゥ、執行部ヌ皆さんヤウンケー、ウークイカラ台風、コロナマディ、デージヤイビーシガ、町民、ウマンチュヌタミ、ウミハマラヤーサイ。御苦労さんでございます。7番奥間政秀でございます。一般質問を3点通告しております。一問一答方式で行いますので、よろしくお願いします。そして、今回質問が重複するところがございますが、執行部の皆さん、昨日も答弁なされている。また、後で答弁もありますけれども、それぞれの思いがありますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問事項1.新型コロナウイルスへの対応について。学校現場は新型コロナウイルスの影響で、例年と異なる変則的な夏休みとなりました。夏休みの短縮は4月から約1か月半、臨時休校で不足した授業日数を確保するためでしたが、本町の現状と対応を伺います。(1)臨時休校などによる心や体の変化(ストレス等)、学習面への不安等について相談はあるか。また、それに対しての対応をお伺いします。(2)小中学校の授業日数、行事等への影響は。(3)中学3年生への独自の学習対応授業の実施を。(4)小中学校へのサーモグラフィの設置を。御答弁お願いします。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎稲嶺盛幸教育
指導課長 御質問1の(1)についてお答えいたします。臨時休校後の相談について各学校に確認したところ、心や体の変化、学習面への不安について相談はございませんでした。しかし、コロナ休校中の生活リズムの乱れや新学期の緊張により、体調がすぐれない生徒については、学級担任との相談や青少年センター、県より定期的に派遣されておりますスクールカウンセラーとの相談へつないでおります。 御質問1の(2)についてお答えいたします。現在、小中学校の授業日数は、小学校で190日、中学校1、2年生で190日、中学3年生で182日を計画しております。行事への影響としましては、小学校で運動会、学習発表会、修学旅行の中止、宿泊学習、社会見学を検討しております。中学校では新入生歓迎会、職場体験、地区陸上大会の中止、そして現在修学旅行の検討を行っております。 御質問1の(3)についてお答えいたします。中学校においては1年生から3年生の生徒を対象に、放課後の数学、英語の補習を実施しております。議員から中学3年生学習応援事業実施の御提案がございますが、補うべき授業内容については補習で対応をしてまいりたいと考えております。今後も中学校の状況を常に確認し、協議を持ちながら対応してまいりたいと考えております。 御質問1の(4)についてお答えいたします。現在、小中学校では各家庭へ登校前の検温をして、登校をするように協力をお願いしているところでございます。未検温児童生徒については、非接触型体温計で、短時間で検温を行う対応をしていること。これからの学校行事の重点化、精選により3密を避ける行事や催しへの持ち方に変わっていくことから、学校におけるサーモグラフィの必要性の確認をすることが必要となります。学校生活や学校行事でのサーモグラフィ設置の要望があれば検討してまいりたいと考えております。
◆7番(奥間政秀議員) 昨日も6番安森議員のほうに補習で今十分足りていると、学校現場からないということでございましたが、もちろん課長も現場のほうに入って、先生方、あるいは学校長等を含めて相談をしていると思います。しかしながら、昨日熱くなった方の、今日は休んでいますけれども、ちょうど乗り移っておりますので、第2弾になるかと思いますし、また後ろに控えている方もおりますので、静かに行きます。先日、報道で8月17日、中部地区市町村教育長会の会議で授業が不足する現状を踏まえた会議がございました。これは報道のほうで皆さんも御存じかと思います。会議の中では、中学3年生が6月の時点で20から30時間不足しているということの報告があったとのことです。出席者の1人は会議後、これ以上、新型コロナウイルスで休校になれば厳しい。台風の休校も警戒していると、本音を漏らしているということです。授業の理解が遅れている3年生には時間外の補習でケアすることなど、各学校の判断で対応をしていると。県教育庁は現時点で市町村から授業不足に関しても具体的な要望はないと、会議の中です。言うなれば、遅れは市町村や学校の努力でカバーできるという見解ということであります。同時に相談がないから逼迫していないとは言えないでしょうか。学校が苦しんでいるのがよく分かる。そういうお話が出て、状況を注視しながら対応していくということでありました。今稲嶺課長が学校の努力で、補習で補っているということでしたが、昨日もありましたように中城村では村に住所を有する中学3年生へ、これはやはり受験、ほんとにコロナ禍で全ての人が日常生活を失っております。その中でもしっかりと決まりを守り、家庭においても、職場においても。それで今現状が来ていると思います。いろんな臨時給付金がございますが、各市町村それぞれ執行部のお考えになって予算を取って、それに一般財源を入れたりということでやっていると思いますが、一つ紹介します。昨日も紹介がありましたが、村に住所を有する中学3年生全員へ塾補助190人、上限1万円の8か月分、無料塾への委託30人、これは1万100円掛ける8か月、合計1,762万4,000円を事業化、この9月定例会の補正予算で予定しているということであります。財政が厳しいとはいえ、コロナ禍の中、受験を控えている生徒、そして保護者、また現場の先生方の支援として、今一番必要と思われます。大人が決断をすべきではないでしょうか。それでもやはり我が町の中学校はしっかりとやっているということで、現場は頑張っていると思います。しかしながら、本当に初めての受験を迎える中学3年生、中城村と同じという部分ではないと思いますけれども、もう今しかないんですよ、12月にやりますか。受験は3月と決まっているわけですから、その辺の部分については何が必要なのか。ただ財源が必要なのか。あるいは町内にそういった塾の経営者に相談して、そういったことができるのか。町内の塾の皆さんと連携してお話し合いをしたことはございますか、お伺いします。
◎嵩本さゆり社会教育課長 無料塾につきまして、町内の塾のほうと相談等を持った経緯はこれまでございません。
◆7番(奥間政秀議員) 先生方の補習、嘉手納町は教育サポーターを含めて、ほんとに学校現場に財源をかけていってくれています。しかしながら、お互いも中学3年生という経験があるわけですから、家族も不安で先生方もプレッシャーだと思います。補習を終えて、通常に学習塾に行っている子は学習塾でまた6時頃から、あるいは部活を終えて行くと思います。そういうものを想定して、今ほんとにいろんな事業が町全体として中止となり、今回の補正についても減額のものがあります。全てが使えるということは思っておりません。しかしながら、そういう町内にも意識のある塾の先生方、また生徒の部分は町内にしか通っていないと思います。そういう意味では放課後教室委託事業というのも、放課後受験に対する専門的な見地で学校に来てもらって教えていただくと、塾に通っていない生徒は。通っている生徒はそのまま継続、塾のほうでも3密、あるいは感染防止のための施策をして受け入れていると思います。そういったところをぜひ今回、学校現場は我慢をして声が出ていないのか。保護者の中からはそういう心配もされています。これは先ほど県教育庁も市町村のほうでということであります。ここは時間が1か月、2か月遅れれば、受験は待ってくれません。そういう意味でそういった学習支援が必要なのかと思います。改めて今相談がないということでしたが、そういう活用方法があるんですが、そういったことを教育委員会の中で話し合いを行ったことはあるのでしょうか、お伺いします。
◎嵩本さゆり社会教育課長 無料塾につきましては、教育委員会の課長会議で話し合いが持たれております。その際に今の学校の現状がどうかとか、現在の取組について、指導課のほうに聞き取りをいたしまして、現在は補習のほうで対応をして様子を見たいということで、しばらく様子を見ましょうということで会議のほうは終わっております。
◆7番(奥間政秀議員) 現状は今の補習をどういうふうに進めていくかということで、話し合いは行われたということですよね。先ほど町内の塾の先生方、経営者とのお話はしていないということですが、それも踏まえて、先ほど申し上げましたが財源がないのか、あるいは人がいないのかというような部分、これは話し合いをしなければ分からないと思うんです。現場の声が第一であり、塾へ通っている子、通っていない子、コロナの件があっても部活等もあるでしょう。それも踏まえてしっかり学校現場と話し合われて、意見を吸い上げて、ぜひ考慮して、財源については、先ほども申し上げました今回補正予算、減額予算も早々と出しております。使える予算、使えない予算、当然あると思いますが。ちょっと財政課長にお聞きしますが、今回ふるさと納税、嘉手納町は2億1,000万円ほどございますが、その中に多大な町内外からの寄附をいただいております。5項目の中に人材育成、文化振興、教育予算に関することで768万5,000円、そのほかに1億5,292万円とございますが、こういったものも財政課長、活用できるのでしょうか。
◎我謝治彦企画財政課長 ただいまの質問の件でございますけれども、財源についてでございますが、先般から話をしております
コロナウイルス感染症対策の臨時交付金がございまして、こちらのほうも活用可能だというふうに考えております。また今、併せて御質問のありましたふるさと納税の件でございますけれども、確かに教育に関係する寄附の希望もいただいておりますので、これに関しましては財源がどちらのほうがいいのかというのは、もちろん検討する余地はありますけれども、必要であれば措置をしていくということでございます。
◆7番(奥間政秀議員) 財源についてはどちらのほうが有利なのかという、有効な財源を活用してということでありますので、ぜひ教育長、今課長会では話し合われて、その様子を見るという期間ですけれども、現時点の教育長のお考えはいかがでしょうか。
◎比嘉秀勝教育長 昨日も6番議員のほうにお答えいたしましたけれども、今議員御指摘の無料塾に関しては、一つの手立てとしては非常に効果的だというふうに考えています。ただ今、本町でまだ実現を見ていないのは、そのニーズがあるのかどうか、教育現場が。そういうところがまだ、しっかりと把握されていない実態であり、それから綿密な計画がまだなされていない。そういうふうな段階にあるものだというふうに感じております。先ほど
指導課長の答弁がありましたように、毎日2時間の補習で今補っている状況がございます。これは先ほど議員のお話もありましたようにサポーターだとか、指導員を時間的に遅く出勤してもらって、それで4時半からの補習をしてもらうという形を取っています。それで今進めている段階でございまして、それで全てうまく補うことができるかどうかということを考えますと、まだ結果が出ておりませんので何とも言えませんけれども、それも進めながら今の御提案のような無料塾などを展開するということは、やっぱり効果的なことだと思います。今後は先ほど両課長からありましたように、指導課と社会教育課が連携をして、そのような支援ができないかどうか、綿密な調査と研究を進めながら早急な結論を出したいというふうに考えています。
◆7番(奥間政秀議員) 昨日、社会教育課長の6番議員への答弁に対して、非常に画期的な御答弁がありました。数学補習の4日間、寺小屋教室を自治会で開催予定をしたというところであります。そういう意味では、そういった社会教育課としても地域の人材、詳細は私はお伺いをしていないのですが、予定しておりましたが、コロナ関係の件で、県も緊急宣言を発令しましたので、それで中止となったということですので、やはり学校を終えて、塾へ通うのは社会教育だと思います。しかしながら嘉手納中学校の生徒ですので、嘉手納町の中学3年生ですので、そういった部分を行政側のほうがしっかりと学校現場の声も、学校現場は混乱して、そういう意見も出せないのかなと思うような感じがします、多忙過ぎて。そういう意味での先ほどの報道もございました。そして今、教育長からありました工夫をしながら、サポーターを時差出勤させて、放課後の授業をやっている。先生方は除菌だとか、あるいは日々の職務に加えて、そういったものもあるわけです。ですから私はサーモグラフィはぜひ必要だと思います。サーモグラフィも今いろんなパターンがあります。一人一人検温をしていくと大変な数でございますし、これからまた秋、冬を迎えて、毎年インフルエンザが、それに対しても私たち大人もそうですけれども、予防をしております。大きな学校という部分においては入り口において、それでしっかりと分かりますから、分かった生徒はちょっと相談をしていくと。これは家庭でも検温をお願いはしてあります。各家庭もやっていると思います。しかしながら、そういう学校現場では今後も踏まえて、サーモグラフィの設置が必要ではないかなと思います。町内の業者でも民間ですけれども、80名規模の企業は既にそれを設置しております。職員も去ることながら、来訪者もいらっしゃるわけですから、その部分で通常に消毒、検温をお願いしますという飲食業もあるでしょう。そういったところは公共施設、先ほどの課長がおっしゃいました地方創生臨時交付金のメニューにもあろうかと思いますので、その辺も含めて、ぜひ活用して、それだけでも学校現場の先生方の軽減、そして保護者の安心、一番は児童生徒、中学3年生、もう何か月しかない受験に対して。こういう対応をしていきますよ、安心して、集中して、受験に臨んで頑張れというぐらいのものを指導課、社会教育課と連携して、ぜひ対応をしていただきたいなと思います。これからの推移を見ながら話し合いということですので、ぜひ他市町村の参考事例も踏まえながら、そうすると我々、先だってサポーター等を導入しておりますので、別の部分でサポーターの皆さんは学校の中で先生方をフォローする、一番は子どもたちをフォローする。そして先生方をフォローする、保護者の安心感につなげるという対応ができるかと思いますので、よろしくお願いします。 次の質問に移ります。質問事項2.住民参加型道路等美化活動の促進を。ポイ捨て防止など、美化政策の推進は多くの自治体で住民ニーズも高い課題となっております。環境問題であると同時に、まちづくりの問題としても位置づけることができると言われております。したがって、地域住民の関心や参加が広がらないと目標達成ができません。しかし、自治体には地域住民が支える環境美化の仕組みづくりが求められていると思います。本町の取組についてお伺いします。(1)現在の道路及び環境美化の状況は。(2)公共施設美化ボランティア団体の数と対応は。(3)地域美化活動団体等の数と対応は。(4)本町が行う年間の樹木の剪定等及び道路・公園等の環境整備の回数と予算はお伺いします。
◎
天久昇都市建設課長 質問事項2(1)についてお答えいたします。都市建設課において、町道及び公園施設等の除草作業、高木の剪定、トイレ清掃などを委託しております。また、公共施設美化ボランティア団体の助成、日雇い職員を2名雇い、毎週月曜日及び金曜日、第一木曜日、第三木曜日及び日曜日にごみ拾い清掃などを行っております。嘉手納町内の環境美化に努めております。 質問事項2(2)についてお答えいたします。都市建設課において、公共施設美化ボランティア助成事業を実施しております。公共施設美化ボランティアの数でありますが、平成30年度10団体、令和元年度9団体、令和2年度10団体となっております。助成内容といたしましては、除草作業、清掃作業、消耗品購入費及び活動資金などを対象とし、1団体1年間で上限10万円を支給しております。 質問事項2(3)についてお答えいたします。地域美化活動団体などにつきましては、各自治会、各学校のPTAまたは個人的に美化活動を行っている方がいると思われております。町の対応といたしましては、産業環境課にて苗木の配布を行っており、また美化活動についての相談などにつきましては、公共施設美化ボランティア助成事業を実施しておりますので、御連絡いただきたいと考えております。 質問事項2(4)についてお答えいたします。町道におきましては、23路線の除草作業を年一回から多い路線で年4回の除草、高木剪定は年一回、4路線の剪定、寄せ植え剪定を年2回から多い路線で年4回の剪定を行っております。予算額といたしましては、468万6,090円になっております。公園につきましては12公園の除草作業を年一回から多い公園で年6回の除草、トイレ清掃を週2回から多い公園で年4回の清掃を行っております。予算額といたしましては、中央駐車場及び公園駐車場の除草も含みますが、2,685万円となっております。イユミーバンタ清掃等委託として除草作業を年3回、抜根除草を年1回実施しており、予算額が61万4,000円となっております。ロータリー広場緩衝緑地清掃等委託として除草作業を年9回、トイレ清掃を週6回、低木植栽帯の抜根処理、低木剪定を年6回実施しており、予算額が293万3,734円となっております。再開発駐車場植栽管理委託として、除草作業及び抜根処理を年4回実施しており、予算額が11万7,205円となっております。ロータリー1号館周辺植栽管理委託料として、除草作業及び抜根処理を年6回実施しており、予算額が24万7,258円となっております。合計いたしますと3,544万8,287円となっております。
◆7番(奥間政秀議員) 今(1)から(4)まで御答弁をいただきました。ほんとにこの町はいろんな花のボランティア、町内各それぞれにおいて女性の方々とか、あるいは近隣の住民で苗木をもらって、また管理もしているというところで、行政のほうでもそれに対して必要な予算を講じて協力をいただいているというのがございます。しかしながら、年々暑くなってきております。除草作業も夏場と冬場では変わるわけです。そういう意味ではぜひ、課長少し課内で調整をして、一生懸命計画に沿って、月一回の公園パトロール、あるいは先ほど御答弁ありました2名体制の巡回等もやられていると思いますが、この町はコンパクトな街で、雑草が国道、県道みたいに生えてはいないんですけれども、それぞれ地域に行けば雑草があり、特に町木のクロキ、あるいは樹木が、大きい幹などはなかなか個人、ボランティアではできないんです。それはやはり計画的に委託をして、例えばクロキであれば、私は友人の家のクロキを見て来たんですが、きれいなクロキで、「毎日自分でやっているの」と、「自分ではできないよ」、年に2回専門の方に入ってもらって、その後を自分でちょこちょこと、毎日毎日雑草とは違って生えるわけではありませんので、そういう形を整えていければボランティアでも追って、今月はこうしようという形で町内に網羅している町木クロキに対しても、それぞれの地域の方々が、特に水釜埋立1号線等も町内のボランティアがやって、そして地域の住民が、また個人的にやられているところもございます。屋良小学校前のクロキ通りもボランティア団体がやられて、その後、目の前の住民の方々ができる範囲で、しかしながら、ちょっと1年、2年放っておくと形も変わってくるんですね。何が言いたいかというと、せっかくそういうふうに手がけた、きれいさを保つには行政だけではなく、住民参加型の環境に対する、ですからボランティアに強制はできません。無理がなく継続するには大きな整備は行政でリードをして、細かいところは地域の方々が広がっていってできるのではないかなと思います。演説会をしていたら時間が来ますので、何を再質問しようかと思っていたのですが。その辺の意味で、やはり今の回数、過去3年の実績等でやられていると思います。夏場1か月がほんとに2週間で雑草は生えます。それについて見直す計画はないでしょうか、お伺いします。
◎
天久昇都市建設課長 現在の除草作業の対応といたしましては、今かでな振興のほうに委託しながら除草作業を請け負ってもらっている状況でございまして、常日頃のパトロールをしながら、また地域住民の方々から寄せられる声を聞きながら、早急に除草作業が必要なところについては、かでな振興と協議を行いながら早目に入っていただけるかということですね。話し合いをしながら現在、取り組んでいる状況でございますので、今後ともそのような状況で取り組んでいきたいと思っております。
◆7番(奥間政秀議員) 委託すべきは委託で、先ほど申し上げましたように大きい大木、樹木は行政のほうで委託をして、そしてボランティアは追っかけていくというような共同体というのをつくっていただきたいと思います。 それでは(5)の質問に移ります。公共施設美化・環境美化ボランティアへの備品等の支援ができないか、お伺いします。
◎
天久昇都市建設課長 質問事項2(5)についてお答えいたします。美化ボランティアの備品等の支援につきましては、これまで公共施設美化ボランティア助成事業にて、除草作業、清掃作業、消耗品購入費及び活動資金などを対象とし、1団体1年間で上限10万円を支給しておりまして、また、今回9月補正にて計上させていただいておりますが、町備品として発電機、草刈り機、また剪定用電動トリマー、脚立等を購入し、各団体が活用できるように整備し、支援していきたいと考えている状況でございます。
◆7番(奥間政秀議員) 一般質問を提出した後、補正予算を見まして、ということは、今回の補正に挙げられているものは今の質問に答えるという形なんでしょうか。答える前にもう出しているね。いいと思うんですね。チャイムも鳴りましたので、これで一旦午前中の質問を終えます。
○
徳里直樹議長 しばらく休憩します。
△午後0時00分 休憩
△午後1時30分 再開
○
徳里直樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 7番奥間政秀議員。
◆7番(奥間政秀議員) それでは午前中に引き続きまして、再質問をあと1点だけお伺いします。(5)についてですが、今回の補正予算で購入予定ということで、非常に安心しております。また、そういったボランティア関係、団体、個人等々からの意見を吸い上げての美化活動に関する備品の準備かと思いますので、ぜひ安全第一で、多くの町民に広がるようにお願いします。それでその備品なんですが、管理はどのように予定しているのでしょうか。いつでも町民が、あるいは新しくまたボランティア団体が増えたり、個人でお借りするとか、そういうときはどういうふうにお考えでしょうか。
◎
天久昇都市建設課長 今回多額の備品を購入してまいるわけですが、その保管場所について、現在役場庁舎の地下の駐車場のほうに保管するような場所を整理して、そこのほうへ保管していきたいということで考えておりまして、また貸出については名簿等、要綱等も定めながら貸出については進めていきたいなということで考えております。
◆7番(奥間政秀議員) 地下倉庫ということで、主に土曜、日曜等、休みの日に借用するはずですし、また予定を設定して、第何土曜日、第何日曜日とかあると思いますので、役場が土日は休みの日ですので、その辺の対応方もお願いしたいと思います。実は最近、「草刈正雄に似てないね」とよく言われておりまして、草刈正雄になったつもりで個人的にいろいろ草刈りをしているんですけれども。去った8月23日午前中、東区自治会、会長を中心に高校通りのサンダンカをみんなで整備しようということで、各自治会同じだと思うのですが、評議員を中心にやられるんです。東区も3月に評議員を中心にやられて、今度は若いお父さん、お母さん方にも声をかけて、役場職員もいらっしゃいましたし、そういった方々で約400メートルぐらい、両側をきれいに整地しております。それを機に同じチームで無理なく、サンダンカは1か月に一回やらなくても、2か月に一回ぐらいで可能ではないかなという、お昼を食べながらのお話がありました。その際、非常に助かったのが草刈り後、雨も途中降り、台風も近いということでしたが、天久課長を通して、かでな振興がパッカー車で草木の処理、そしてごみもありますし、ごみ分別しながらということで、半分は作業のいろんな家庭だったり、職場だったり、また緑樹会の皆さんからお借りしているトリマーだったり、それを半分は自治会で片づけ準備、半分はまた最後のパッカー車のお手伝いということで、そこでも地域の方がかでな振興に関わる方がいらっしゃったので、あれは危ないですよね。それは慣れた人でやって、あと残りのメンバーは道の草を集めて処理をして、作業が無事終わりました。今行政が取り組んでいる美化活動の推進を広げていければなと思います。また東区だけではなくて、各6行政区それぞれでやられていると思います。よくお聞きしますが、天久課長、土日、都市建設課の方々、結構回っていて、ボランティアの皆さんにお声かけをしているというお声を聞いております。そのお声が励みになりますので、ぜひ、それを広げていければなと思います。 次の質問に移ります。質問事項3.防衛局による買上げ用地の今後の活用予定は。(1)買上げ用地の有効活用をどのように計画をしているか。(2)道の駅かでな、リニューアル後の駐車場増設に活用ができないか、お伺いします。
◎金城悟総務課長 それでは質問事項3(1)についてお答えいたします。嘉手納飛行場周辺に所在する国有地、いわゆる防衛局買上げ用地については、これまで複数の場所を広場や駐車場として活用しており、平成28年以降は現在までに町民農園や防災広場、道の駅の造成工事にかかる現場事務所用地としての活用を行っております。今後も公共工事に係る資材ヤードや町民農園駐車場、屋良小学校利用者用駐車場として数か所の活用計画があり、これについては各担当部署において、沖縄防衛局と調整を行っているところでございます。
◎上地康夫産業環境課長 質問事項3、質問要旨(2)についてお答えいたします。道の駅かでな周辺の駐車場といたしましては、道の駅かでなの駐車場と屋良東部駐車場の2つの駐車場があり、合計で124台が駐車可能となっております。特に屋良東部駐車場に関しましては、道の駅も含め、近隣施設等の利用者が駐車することを目的に設置した駐車場となっておりますので、コロナ禍前の平常時の状況において、駐留軍労務機構の利用者や近隣医療機関の利用者が多く駐車していることから、道の駅かでなの混雑状況によっては満車状態になることがしばしばございました。道の駅かでなのリニューアル後は、さらに利用者の増加が見込まれることから議員のおっしゃるとおり、防衛局による買上げ用地の活用は必要であると考えております。現在、嘉手納そば横の防衛買上げ用地を道の駅かでなリニューアル事業の現場事務所や資材置き場として活用しております。工事後、同用地を近隣施設の利用者駐車場や道の駅かでなへ来場する団体バスの一時待機所等の利用等を検討することで、道の駅かでなリニューアル後の駐車場の確保等、また他の活用方法も含め、優先度を鑑み、有効に活用をしていきたいと考えます。
◆7番(奥間政秀議員) ありがとうございます。今(2)の答弁のとおり、現在現場事務所としてやっている。その後はリニューアルも始まりました。恐らく2年後には新たに嘉手納町の観光地の顔として、学習施設の顔としてでき上がると思います。観光振興計画の中でも、さらに増えるということで。現在コロナ禍の中でありますが、日本全国同じ部分です。しかしながら、沖縄県の入域観光は一番早く回復するであろうというふうに旅行業界でも言われております。そのために今、上地課長がおっしゃったそれに備えて、防衛局と相談をしながら、完成後はより多くの方が沖縄観光に来られて、また嘉手納町に来られて、特にレンタカー等の部分が多いです。大型バスは1台で50名乗りますので、これは10台来ても可能なんですが、レンタカー等を含めてリニューアル後の店舗の拡大、そこに勤めている方々の駐車場の確保等もございますので、今の御答弁がありましたように、これからリニューアルと並行して、ぜひ調整をしていただきたいなと思います。以上で一般質問を終わります。
○
徳里直樹議長 一般質問を続けます。 4番
宇榮原京一議員。
◆4番(
宇榮原京一議員) 皆さん、こんにちは。4番宇榮原京一でございます。一般質問は本日が2日目になります。新型コロナウイルスと闘う中で、今回定例会を迎えておりますが、有効なワクチンや治療薬ができるまでは国の示す新しい生活様式などに基づき、引き続き感染防止に努めていきましょう。我々の任期も残すところわずかですが、本日一般質問で物足りないところはまた、最後12月で取り上げたいと思います。本日の一般質問は他の議員と質問が重複するところもありますが、どうか御理解ください。3問通告いたしております。 まず質問事項1.新型コロナウイルス関連についてでございます。これまでに経験したことのない
新型コロナウイルス感染症対策について、国、県、町独自の対策などが行われているが、まだまだ先が見えない現状の中、今後も短期及び長期にわたる対策が必要と考えることから、町の取組について伺いたい。質問要旨(1)から(6)までありますが、幾つか区切って行いたいと思いますので、議長、取り扱いをお願いいたします。(1)新型コロナウイルスの影響で、経済活動へも大きな打撃が出ている中、本町の主力財源の税収に波及すると予測されます。町財政運営にも影響が出てくると考えるが、町はどのように考えているのか。(2)現時点で不急と思われる事業を見直し、新型コロナウイルス対策へ万全を期する必要があるのでは。①これまでに見直した事業と予算は。②今後検討される事業と予算は。答弁をお願いします。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎我謝治彦企画財政課長 質問事項(1)についてお答えいたします。税収入については、次年度以降大きく影響を受けることを想定しております。収入だけではなく、支出においても継続して、
コロナウイルス感染症対策に係る負担経費が発生することも予想しており、例年にない厳しい財政状況となることを想定しております。このような状況を回避するため、財政調整基金がございます。今後の財政運営については発生する様々な要因を想定し、基金の繰入れによる予算編成も視野に入れながら必要な町民サービスの供給と、健全な財政運営に取り組んでまいります。 続きまして、質問事項1(2)①についてお答えいたします。これまでに見直した事業は、7款商工費における地域商業振興事業補助金であります。秋冬実施分を消費喚起プレミアム付商品券事業補助金ということで、切替え拡充して実施いたします。予算については、秋冬実施分704万9,000円を皆減し、2,312万8,000円、額にして1,607万9,000円の増額を改めて計上しております。 続きまして、質問事項1(2)②についてお答えいたします。現在必要な事業や予算措置については、今回の補正予算第4号で計上した分で措置した状況であります。今後、検討をしている事業はございませんが、今後の状況の変化等については適宜その対策等について検討し、緊急の予算編成を対応していきたいと考えております。また、次年度以降の予算については、新たな生活様式による予算組替えが大きく入ってきます。今年度は対策経費が国、県の交付金としてありましたので、柔軟に対応ができましたが、引き続き収束するまで臨機応変に予算をやり繰りする必要があると考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) コロナの影響で税収も、あるいは個人の所得も少なくなるということで、来年の財政運営に影響が及ぼすのかなというふうに感じております。その中で町の場合、歳入全般に関わる約27.2%が税収ということで、来年度の予算編成はいろんな形で計画を立ててやっていかざるを得ないのかなという中でも、コロナ対策は優先に考え、やっていかなければいけないのかなというふうに思っております。今回、先ほど課長答弁の中にありました中止をし、減額した予算、先ほど資料請求でいただいているんですけれども、イベント等がほとんどだと思うんですけれども、6,300万円余りの予算があるのですが、そういう予算も今回は減額しました。ただ、来年予算編成をするときに、まだまだ収束が見えない中で、どうやって立てていくのかなと。例年どおり予算を、このイベント等も含めた予算も立てていくのか。あるいはコロナ対策を優先にと考えると、先んじてそれを計画の中に盛り込んでやっていったほうがいいのかなという思いがありますので、この1点をちょっと答弁いただきたいのと。もう一つは、今回補正予算で減額も含めて、約3,000万円立てております。その中でコロナ対策として立てられているのが、主なものですけれども、1,000万円ですね。これは第2号補正、第3号補正も増額分、よく飲食店関係で空調機とか、設備に必要なものの延長だということで1,000万円立てられているのですが、何かやっぱり事業として少ないような感じがして、ほかに計画がないのか、あるいは次の政府の補助も見込んで、次の事業も計画しているのか。その辺も含めて、2点お伺いしたいと思います。
◎我謝治彦企画財政課長 まず、次年度に向けての予算についてでございますけれども、私ども毎年総合計画に基づく実施計画を策定しておりまして、今年度についても各課にお願いして、その実施計画を策定していただいております。例年ですと、向こう3年を見通して策定していくところでございますけれども、今期に関しては
コロナウイルス感染症の影響が大きいということでございましたので、新しい生活様式を鑑みながら実施計画について策定をお願いしているところでございます。 また、今後の予定でございますけれども、先ほど答弁したとおりでございますけれども、今後の予定についてはすぐ出せるものはございませんが、さらなる
コロナウイルス感染症対応、あるいは新生活に向けた対応について、各課のほうにお願いしていますので、これをまた事業施策として、今後提案していくということで考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) コロナ対策については、次の確たる手段は今検討はしていないということだと思うんですけれども、このような状況の中で逼迫しているのは経済的ダメージはかなり大きいと思うんです。通り会にして、あるいは飲食関係も含めてですね。次の手立てがどういったものが出てくるかというのは、個々の経営者の方々は恐らく期待をしていると思います。そういったことも含めて、また後ほどちょっとお話をさせていただきたいんですけれども、次に移って、ちょっと重複する点もありますので、後でまた質問をしたいと思います。(3)
新型コロナウイルス感染症に対応した学校の取組をお伺いしたいと思います。①休校による「学習の遅れと学力の格差の拡大」に、どのように対応をするのか。また、特に受験期にある中学3年生を対象に学習塾へ通う生徒へ受講料の補助と学習塾に通えない生徒でも勉強ができる無料塾を開講することができないか。昨日と先ほど奥間議員からも同様な御質問がありましたが、後ほどまた再質問をさせていただきたいと思います。②新型コロナウイルス感染防止対策で多忙化する教職員への支援は。③児童生徒及び教職員へ感染者が発生した場合の対策はどうなっているのか。
◎稲嶺盛幸教育
指導課長 御質問1(3)①についてお答えいたします。学習の遅れ学力格差につきましては、夏休み、秋休み、冬休みを短縮して授業日数の確保、学校行事の重点化精選による授業時間の確保、小学校においては5校時開始前や放課後の補習を行い、内容面での定着、学力差が拡大しない取組を進めております。中学校においては毎週水曜日、担任による学習のフォローアップタイムの実施、放課後には1年生から3年生を対象とした放課後の補習を実施しております。受験期にある中学3年生については、沖縄県緊急事態宣言中において、感染予防対策を講じながら6校時授業を実施しております。議員御質問にある受験期にある中学3年生の無料塾については、安森議員、奥間議員への答弁と重なりますが、補うべき授業内容については補習で対応していきたいと考えております。今後も中学校の状況を常に確認し、協議をしながら対応してまいります。また、学校で行う補習等のほか、地域の皆様のお力をお借りする際は、社会教育課と連携してまいりたいと考えております。 御質問1(3)②についてお答えいたします。現在学校においては教職員が通常の業務に加え、感染予防対策、日に一回以上の消毒作業を行っております。消毒作業への物的購入への支援は進めておりますが、消毒作業等を行う人的支援はまだ進んでおりません。今後教職員への物的、人的な両面から支援をしてまいりたいと考えております。 御質問1(3)③についてお答えいたします。学校において感染者が発生した場合につきましては、5日程度の臨時休校、その間保健所による濃厚接触者特定の協力、校舎内の消毒作業、学校再開後の児童生徒へのケアの対応を行うこととしております。
◆4番(
宇榮原京一議員) 再質問をさせていただきたいと思います。まず、無料塾と塾へ通う生徒に対して補助ができないかというお話です。去った台風も含めて、コロナ禍にプラス台風の襲来で学校も休まざるを得ないという状況が続く中で、本当に補習のみで子どもたちの学業を補うことができるのか。それを危惧しております。そんな状況の中で近隣村の中城村が無料塾を開講し、塾へ通う子どもたちに補助金を出すと、すばらしいことだなというふうに感じました。マスコミ等の周知で知ったんですけれども、やはりいいものは私は学ぶべきだというふうに思います。ましてや国からの地方臨時交付金も使われるということで、先ほど企画課長のほうから答弁をいただいておりますので、今回のコロナ機を糧に、これが来年、あるいはその以降もそういう事業を継続的にやる方向で考えたほうがいいのではないかなという思いがあります。今回間に合えば無料塾を検討しながら、あるいは中学3年生となると夏の部活が終わると、今度は受験に向けての体制に向かっていくと思います。我々の時代もそうでした。ですから中学3年生、約150名います。予算を立てて、やろうと思ったら私はできると思います。昨日の話の中でも教育委員会は塾へ通っている子どもたちの調査までやったことがあるのか。何名通っているのか。どれぐらいの塾費を払っているのか。そういったもろもろも今回議会の中でも取り上げられておりますので、ぜひ実態を調査していただいて、必要性があるのであれば人材育成の観点からもやるべきだというふうに思っていますので、課長、その件について答弁をいただきたいと思います。
◎嵩本さゆり社会教育課長 中城村と同様な施策ができないかということでございますが、塾代の半額助成と無料塾というのは公平性の点からも並行で進める必要がございます。学校現場の状況の把握、また学校側との十分な調整、また公平な制度設計が可能かどうかというところも教育委員会全体で協議してまいりたいと考えています。
◆4番(
宇榮原京一議員) こういうコロナ禍の状況の中で、各家庭も目の前の生活に追われているのが実態だと思います。その中で行政のほうから少しでも支援があれば安心して子どもたちを塾に通わすことができる。あるいは安心して学業に取り組むことができる。そんな思いから調査研究を入れて、私は子どもたちのために行政が本腰を入れて頑張っていただきたいというふうに思います。 次、もう1点、先ほど放課後2時間程度、補習を補っていくということでしたが、時間がない中で子どもたちに詰め込み過ぎると、逆にストレスになり、逆効果が出てくるのかなというふうに思いますので、例えば今土曜日はやっておりませんよね。午前中、子どもたちに登校していただいて、そういう施策も考えているのか。もし別の方法を検討中であるのであれば答弁をいただきたいのですが。
◎稲嶺盛幸教育
指導課長 日頃から行っている補習授業につきましては、子どもたちがストレスや、または学習への詰め込み感が感じないように、子どもたちの状況を見ながら対応をしてまいりたいと思っております。土曜日の授業についてですが、今のところ土曜日の授業の実施については検討しておりません。
◆4番(
宇榮原京一議員) ③ですが、生徒及び教職員が感染者が発生した場合なんですけれども、一番気になるのが生徒に感染者が出た場合には、感染症ということで、例えばちょっとした熱がある、気分が悪い、そういったことだけで感染しているというような形で差別や偏見、いじめなど、そういったものが今後出てこないか、心配されるところなんですけれども。そういったもろもろも含めて、豊見城市では例えば感染者が出た場合、先ほど5日程度休んでとか何とかとあるんですけれども、そういったガイドラインを教育委員会、あるいは学校あたりで作って、例えば子どもたちに出た場合はこういったことをやったら駄目だよとかいう、そういう方針などは持ってはいないのか。そういった文書を保護者に通知するということはやっていないのか。その辺をお聞きしたいと思います。
◎稲嶺盛幸教育
指導課長 現在、各学校においてはガイドライン、また町教委においては発生時の対応等についての文書を作成して共有しております。その中で発生有無に関わらず差別や偏見等について、やはり子どもたちに発生した場合のことも含めて、子どもたちがそういった感情や気持ちが傷つくことのないような取組を進めているところでございます。保護者への周知でございますが、この文書については保護者への周知はまだ行っておりません。
◆4番(
宇榮原京一議員) コロナに対する取り決めを教育委員会で、あるいは学校で作られたものは保護者に対しても同じように共有すべきだと思いますので、ぜひ周知を徹底していただいて、万が一、事が起こった場合に、即対応できるような体制だけは取っていただきたいということを要望しておきます。 次、(4)町内における新型コロナウイルス感染者発生状況の公表は。(5)感染者のその家族支援対策は。①感染者等のその子どもの一時預かりの相談があった場合などは。②感染者等のその家族(要介護者・障がい者)の場合の対策はどうなっているのか、お聞きいたします。
◎
町田優町民保険課長 質問事項1.質問要旨(4)についてお答えいたします。情報の公表につきましては、新型コロナウイルス新規感染者が発生し始めた4月頃では新規感染者数は多いときで10数名、少ないときは1名のときもあり、個人が特定されるリスクが高く、風評被害や誹謗中傷につながる危険性があるということで、人数の公表はせず、嘉手納町でも感染者が発生している旨を伝えてまいりました。7月以降では感染者が増え始め、一日の新規感染者が多いときで159名発生しております。新規感染者が大勢になり、人数を公表してもすぐには個人の特定につながりにくく、誹謗中傷の可能性が低いこと及び町内での感染者の情報を公表することにより、町民の不安の払拭や嘉手納町の実態を把握してもらい、感染予防に役立ててもらいたいことから、感染者感染状況を8月26日付、町長より町民の皆様へと題し、旧盆に向けた感染予防対策のメッセージの中で、8月末時点での町内における感染者数が6名発生している旨を、9月4日のホームページ等にて公表しております。今後は月一度、感染者発生状況の公表を考えております。
◎
金城博吉子ども家庭課長 質問事項1(5)①についてお答えをいたします。保護者が新型コロナウイルスに感染したことにより入院した場合などの子どもの養育、保護についてということで、令和2年8月4日及び25日付で、沖縄県青少年・子ども家庭課より通知があります。内容については、まず保護者が感染により入院措置となった場合、子どもの預かり先について保健所が聞き取りを行い、預かり先がない場合、市町村と児童相談所へ連絡をすることになっております。また預かり先のない子どもは、子ども自身のPCR検査の結果が出るまでは南部医療センターへの入院となります。その後、陰性が確認された場合は南部医療センター、または退院しての健康観察となります。南部医療センターへの入院ができない場合は、県の準備する仮設の一時保護所またはウィクリーマンションにて保護し、健康観察を行うことになっております。また嘉手納町で現在のところ預かりの相談はありません。
◎野村順子福祉課長 質問事項1(5)②についてお答えします。感染者等のその家族の場合の対策は、沖縄県の新型コロナウイルス対策本部の指示を仰ぎながら、感染者の家族の支援を実施していただける施設の調整を含め、対応を検討していきたいと考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) 感染者の状況の公表なんですけれども、誤った情報や認識、不確かな情報に惑わされることが自粛期間によく聞かれました。どこどこで引っかかったとか、実際どうなのかも分からなかったんですけれども、正確な情報を公表したほうがいいのではないかということから、隣の読谷村を確認しました。こちらは
新型コロナウイルス感染症対策推進室というところを設置しております。ここの中にホームページの中で確かな情報を流しております。性別、年齢、発生確定日ですね。そういったもろもろを参考に、先ほど課長の答弁があったように6名、残念ながら感染者がいるということですので、今後誰もが感染することにつながってくると思います。その中で気を付けていただくにも嘉手納町でもそういう実態に来ているというようなことも含めて、正確な情報を月一度とかではなくて、情報が中部保健所あたりから確認できるのであれば、役場のほうでしっかりとした情報を公表すべきだというふうに思っていますので、ぜひこの辺も少し調査していただきたいと思っております。 あと、保護者が万が一感染した場合、子どもの預かりをどうするかという、ちょっと危惧するところなんですけれども、身内に預かりどころがあればいいんですけれども、どうしても身内も町から離れていて、親戚関係に預けることができない場合、ほんとにどのようにしたらいいのかなというのを気にしていました。幸いにして、県のほうでそういう対策があるということなんですけれども、なかなか親としては町から離れる、あるいは自分の近くから離れるという心配さから、その辺のことも含めて、また町のほうで少しそういう相談者に寄り添ったような状況が作れないのか。以前にちょっと聞いた話によりますと、近くの預かられる方々にお願いして、そういったこともどこかでやっているというのを聞いていますので、ぜひその辺も含めて御検討をいただければなというふうに思っております。やはり今回のコロナに関しては、日に日にこういう状況に出くわす場合が出てきますので、ぜひとも町としての対応を素早くできるようにお願いしたいなというふうに思っております。 (6)
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてお伺いしたいと思います。①外食産業等応援前払い促進事業(46)の検討及び飲食店向けのプレミアム商品券の販売ができないか。この地方創生臨時交付金ですね。大いに私は活用してやっていくべきだというふうに思っております。先ほどもお話をさせていただきましたが、次の手をどうやって町のほうに出していくか。方法も次から次へいろいろ考えるべきだと思います。その辺も含めてひとつ答弁をいただきたい。
◎上地康夫産業環境課長 質問事項1.質問要旨(6)①についてお答えいたします。内閣府地方創生推進室が作成しました
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例集につきましては、事業者支援の所管課である産業環境課におきましても、その内容を確認しながら制度の検討を図っているところでございます。議員提案の外食産業等応援前払い促進事業につきましては、現在町内飲食店においてはインターネットの活用やキャッシュレスを導入している店舗が少ない現状があることから、スピーディーに飲食業全体に効果を生むには難しいと考えており、また同事業に提示しているバルイベントのwebチケット化等への支援に関しましては、イベントの開催自体が難しい状況にあることから、外食産業等応援前払い促進事業についての実施を行わず、他の飲食業支援事業を検討したという経緯がございます。また、飲食店向けのプレミアム商品券30%につきましては、現在町内飲食店で使える商品券3,000円分を町内全世帯に対し配布する小規模企業者支援商品券交付事業を実施しております。本事業を検討する際、プレミアム率を高くして販売するという案も考えておりましたが、商品券が完売しなければ経済効果が低くなってしまうことや、購入する方は比較的普段から町内飲食店を利用されていることが想定されることから、町民に町内飲食店を知ってもらい、新規に飲食店を利用することで、今後の顧客の獲得にもつなげていきたいとの考えの下、全世帯に対し配布するという内容で実施しております。現在、本事業を実施期間中であることから、終了後、効果検証を行い、今後の商品券事業の実施方向について検証してまいりたいと考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) すみません、ちょっと連続して質問するのを忘れていました。②美化環境整備等の活動を行うボランティア団体から活動費(備品購入)の要望が出ているかと思うが、地域環境整備事業(108)の活用はできないか。③町内には、数店舗の理美容業が所在するが、理容業・美容業応援事業(81)の清掃、消毒等の費用に活用できないか。これも含めて、もう一度答弁をいただきたいと思います。
◎
天久昇都市建設課長 質問事項1(6)②についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の地域環境整備事業(108)の活用を検討いたしましたが、採択要件に該当するか否か、時間を要することが考えられることから、地域環境整備事業の申請を行いませんでした。しかしながら、ボランティア団体の要望に応えるべく美化活動に必要な備品として草刈り機等を購入し、環境美化ボランティアに活動をされている各団体等へ貸出を行い、美化活動に活用していただきたいと考えております。
◎上地康夫産業環境課長 質問事項1.質問要旨(6)③についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例集における理容業・美容業対応事業につきましては、現在商工会へ補助金を交付し、実施されております嘉手納町コロナウイルス対策緊急支援補助金事業が事例集の事業を包括する内容と考えております。嘉手納町商工会が実施しておりますコロナウイルス対策緊急支援補助事業は、
新型コロナウイルス感染症への対応として行う設備導入や事業を継続、売上向上につながる取組等の経費の10分の9、上限20万円、特例の場合、上限40万円を補助するものでございます。本事業により、非接触型の体温計や空気清浄機の導入などに活用されており、理容・美容の事業所からの申請も受け付けていると商工会から伺っているところでございます。また、別の事業でこちらも商工会に補助金を交付し、これから実施が予定されている中小企業感染症予防対策支援事業により、店舗における感染症対策の講習会や専門家の個店への派遣指導等が予定されておりますので、こちらの活用により理容・美容事業者を含めた町内事業者の感染症対策の向上について支援してまいりたいと考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) すみません、行ったり来たりして。まず、地方創生臨時交付金の使い勝手と言うんですか、外食産業応援前払い促進事業、例えばこの店舗がプレミアム付のチケットを前もって販売するということからいうと、チケットを前もって販売すれば現金が入ってくるわけです。それを資金繰りとして活用することができる。ちょっと落ち着いた頃に購入した方々はお店を利用して、そのチケットでもって利用していくということなんです。これは予算というか、そういう経費も使えるはずですから、ぜひ商工会とタイアップをして、各店舗に課長、少し下りていって、使える費用は周知していく、教えていく、こういったのは使えるよと。来なさいと言ったらまず無理です、今の状況の中で。ですから行政と商工会がタイアップして、ちょっと知恵を出して、そういったもろもろの経費に充てられる。私が30%と言ったのは、お店は1万円分の商品を出すけれども、1万円の商品を買ってもらいます、お客さんに。これに対する30%のメリットがあるからお客さんは前もって買う。ですから1万3,000円の商品が入ってくると。その3,000円の支援ができないか、行政のほうで。プラスこれに関わる経費、チケット代だとか、印刷代ですよね、のぼり、宣伝費、そういったものを行政のほうで支援ができないかということです。ですから今後逼迫してくる、さらに逼迫してくる可能性があります。ひょっとするとせっかく元気プロジェクトや空き店舗対策で作り上げた通り会、今は何とか頑張っています。持続化給付金、あるいは先にいただいた12万円のお金で。ですが少しずつ少しずつ店が閉まってこないかというような心配があります。現にまだまだ短縮して営業をしています。ですから商工会とタイアップして、逆に現場に降りて、何が必要なのかというのを確認していただきたい。それをやるのも行政ですので、その辺どうですか、課長。
◎上地康夫産業環境課長 新型コロナウイルスが蔓延し始める4月以降から状況というのが常に変わってきているところでございます。最初の頃は産業環境課といたしましては、主に昨年と比べて月に5%以上売上が落ちている事業所に関しましては、10万円の支給のほうを行ってきたという経緯がございます。まずは何が一番必要なのかというのを段階的に考えながら、今実証しているところでございますので、現状といたしましては、特に飲食店におきましては、コロナ対策のほうをしなければ、当然お客さんも安心、安全で飲食をしていただけないという現状がございますので、その辺にまず重点を置きながら、この状況、状況を鑑みながら、常に私たちも商工会と連携を図りながら、その事業所にとって何が一番必要なのかというのも当然考えております。その辺に関しましては、その中で常に次の段階、何をしていくというものを確認し合いながらやっていっている状況でございますので、今その次の段階は何をしていくのか、できるのかというのも常に商工会と協議をしていきながら、連携を図りながらやってきておりますので、今後もその中で考えていきたいと思っています。
◆4番(
宇榮原京一議員) 緊急事態宣言も5日に解かれていますので、ぜひ今後のためにも現場に下りていって、何が必要なのか、何を要望としているのか、何で困っているかというのをヒアリングをして、聞いていかないと駄目だと思うんです。ですから次の事業は何を考えているのと言ったら、ないんでしょう。住民、あるいは商売をやっている人たち困っていますよ。ですから何とかやっていただきたい。通常の業務も必要です。今コロナでほんとに泣き叫んでいる人たちはたくさんいると思います。どうか行政の皆さんで今まで作り上げたものが崩れることがないように何とか難儀をしていただきたいと思います。 2問目に移ります。質問事項2.住宅防音空調施設維持管理費の補助金を全世帯へ支給できないか。これまでいろいろ他の議員からもお話がありました。町長はこれまでにも基地周辺整備事業で行われた一般住宅を含めた防音工事箇所の空調機器等の電気料金を国のほうに強く負担を求めていると思いますが、現状としての感触はどうなのか。この問題については、基地があるゆえに騒音がある。騒音があるから防音工事をという観点から、まさに沖縄の場合は基地という強制的に接収されて現在に至るという歴史的な背景があります。こうしたことから空調機器等の維持管理費について、国のほうで負担をするのが当然であると考えております。以下を問いたいと思います。(1)国への要請の現状と町の考え方は。(2)住宅防音空調施設維持管理費の助成と目的と件数。(3)沖縄県への要請と沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会での協議等は。
◎當山哲也基地渉外課長 質問事項2.質問要旨(1)についてお答えいたします。全防音住宅に対する空調施設維持管理費の助成については、例年行っております防衛省及び沖縄防衛局への定期要請において要請しております。今年度は新型コロナの影響から県外渡航を見合わせ、先日実施しました沖縄防衛局での要請の際に、法務省宛て要請書をお届けいただけるよう、併せて御依頼申し上げております。本件については、原因者たる国の責任において負担すべきものと考えており、粘り強く要請していきたいと考えております。 質問事項2.質問要旨(2)についてお答えいたします。嘉手納町住宅防音家屋空調施設維持管理費補助金については、国の助成の対象となった住宅防音工事を実施した住宅に居住する者のうち、生活保護法に規定する被保護者並びに生活困窮者と認定した者に対し、世帯を単位として当該住宅防音工事により設置された住宅防音家屋空調施設の維持管理費の一部を予算の範囲内において補助することを目的としております。今年度の支給実績については、生活保護世帯で210件、生活困窮世帯で50件となっております。 質問事項2.質問要旨(3)についてお答えいたします。国への要請同様、沖縄県についても例年の定期要請において、全防音住宅に対する空調施設維持管理費の助成を要請しております。沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会については、会長が沖縄県知事であり、定期要請の要請先に防衛大臣が含まれているところ、利用者については本町の定期要請にて個別に要請をさせていただいていることから、特段の協議等は行っておりません。
◆4番(
宇榮原京一議員) すみません、時間がなくなってですね、二、三質問をさせていただきたいんですけれども、まず、県への要請はやっているということなんですが、どうしても基地を抱える三連協、沖縄市、北谷町がございます。その中でも協議をなさったことがあるか。同じ悩みを持つようなことだと思いますので、その中でもそういう話がなされていないのか、協議をされていないのか。三連協でそういう要請をするという計画はないのか、聞きたいと思います。
◎當山宏町長 この件については、三連協でやったほうがいいのか。個別でやったほうがいいのか。これは十分検討をする必要があるだろうというふうに思っています。これまで毎年度本省要請等も行っておりますけれども、生活保護世帯については支給がされておりますけれども、その枠を拡大してほしいということについては、前向きな答弁がなかなかなされないという状況がございます。ですから何らかの方法で、それができるのではないかということも含めて考えてほしいということを強く要請して来ておりまして、それを例えば軍転協、県レベル、あるいは三連協という形でやるのがより解決に向かって進む方法なのか、あるいは個別の特殊事業という形で打ち出していったほうがいいのかということは検討しながら進める必要があると思いますので、今のところ三連協で、それを一つのテーマとして検討し、そして要請をしていくという話は構成市町からもございませんし、今のところ考えておりません。これは慎重にやる必要があるというふうに思っています。
◆4番(
宇榮原京一議員) 長年の懸案事項ですので、基地があるゆえに防音工事が施されていると。防音工事をうまくその中で生活するに当たり、夏場はぜひクーラーが必要なんです。町民はそれに対して困っていると。ですからクーラー代の電気料を何とかしてほしいというのが思いです。少し調べてみますと、町長、議長には資料を提出させていただきました。昭和60年にある国会議員が、その件について提案をされています。これはその以前から電気料を基地があるゆえに、そういう負担をされているという記述がありました。県議会のほうでも平成12年に、ある県議の方がそれを取り上げ答弁をいただいております。というのは何かというと法律が、壁が待っているんです。2つあって、1つは航空法、要は成田空港みたいに抱えるところ。向こうは財団が中に入っていますので、財団を通して成田空港周辺の市町村には交付金を出しています。これは財団が中に入ってですね。ですけれども防衛に対する補助金というのはないんです。町長も調べていると思うんですけれども。こういうこと等も打破して、何とかやっていくためには、昨日照屋議員も話をしたとおり、財政調整基金を崩してやっていくのか。あるいは基地があるゆえにいろんな負担をされています、嘉手納は。外来機の飛来、昨日もありましたパパループ、これだけ基地負担があるのに、こういう電気料の補助もできない。私は全額と言っているわけではないです。やはり何らかの形で町民にそういうような負担をかけているからということで、何かやっていただかないと、というのがあります。ですからもう昭和の時代からずっと来ています。解決の糸口さえも見いだせない中どうするかと言ったら、もうこういう基金を取り崩してやるか、あるいは再編交付金です。町のほうからそういう指定をいただく、外来機が入ってくる。パパループがここで使用されている。こういうような負担があるから、そういったものも考えて、新田原基地、新富町ではそれをやっているんです。向こうは全面に日米訓練を引き受ける、その代わり再編交付金をくださいと。沖縄県の中でも今8市町村がやっていますよ。ですからそれも視野に入れて、ぜひ空調機の維持管理費が少しでも町民に行き届くように、町長、政治力を発揮して、ぜひ町出身の県議もおりますので、ぜひ何とか前向きな動きをやっていただきたいというふうに思います。 最後に、質問事項3.嘉手納公園のリニューアルの現状について、お聞きしたいと思います。北区にある嘉手納公園は、奥まった場所にあり、見通しが悪い上、施設等の老朽化に伴い、公園のリニューアル化に向けて取り組んでいるが、現在の取組と進捗状況をお伺いしたいと思います。(1)埋蔵文化財発掘調査後は。(2)課題として何があるか。(3)リニューアルまでの間、取得した土地の町民への活用ができないか。以上、3点をお伺いしたいと思います。
◎
天久昇都市建設課長 質問事項3(1)についてお答えいたします。嘉手納公園リニューアル事業について、概要説明と進捗状況について御説明いたします。平成28年度に同公園の位置する地域関係団体や公園利用者などからリニューアルに向けた意見や要望などを集約し、公園に必要な遊具や休憩施設、トイレなどの基本設計を行い、平成29年度の実施設計、物件補償調査及び埋蔵文化財の範囲確認調査を実施しております。平成30年度において一部用地、建物等の補償を実施しております。令和元年度は平成29年度に実施した範囲確認調査を基に、発掘調査を実施いたしました。今年度は昨年度実施した発掘調査の遺物等の資料整理作業を行っているところでございます。施設整備につきましては本9月定例議会の補正にて、工事費の一部を計上させていただきました。公園の奥のほうから擁壁工事を実施してまいりたいと思っております。本来であれば用地物件補償から先行すべきと考えておりますが、関係権利者への交渉を重ね、用地物件補償を進めてまいりましたが、代替先のめどがなかなか立たず、今年度での用地物件補償ができないことから事業進捗を図るため、一部先行して擁壁工事を進めさせていただきたいと思っております。引き続き、用地交渉を重ね、用地物件補償を実施し、早期事業の完了を目指してまいりたいと思っております。嘉手納貝塚東遺跡につきましては、平成29年度範囲確認調査、令和元年度発掘調査、令和2年度資料整理作業、令和3年度には報告書作成作業を予定しており、次年度にて文化財調査としては完了する予定でございます。 質問事項3(2)についてお答えいたします。課題といたしましては、建物移転補償が2件ございますので、そちらの用地物件補償というところになろうかと思いますが、各権利者の方々からは基本的に事業への賛同をいただいておりますが、代替先、移転先の確保がなかなかできていない状況にございます。この点の解決を目指し、引き続き交渉を進めてまいりたいと考えております。 質問事項3(3)についてお答えいたします。取得した土地につきましては、今年度の補正にて予算計上をさせていただいております擁壁工事の出入り口になることを予定しております。したがいまして、町民の皆様の利用については難しいと考えております。ただ工事発注、11月頃までにはまだ時間が多少ございますので、北区自治会等のイベントなどのときには駐車場などについての利用については可能ではないかと考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) 埋蔵文化財発掘調査後は、次何をするのかというお話もそうなんですけれども、今回1,518万円の報告書、委託ですかね。予算計上をされているんですけれども、結構大きな額ですから、その報告書というのはどのようなものか、今計画の中だと思うんです。分かるのなら答弁をいただいて。あと、権利者が2件あるということで、移転先が見つからないから、うまく話が前に進まないということなんです。これは移転先はどこが探しているんですか、自分たちで探しているのか。役場のほうがそれもいろいろ調査してやっているのか。その点をお聞かせください。
◎幸地淳次中央公民館長 今年度実施しています予算についてですけれども、令和元年度に行われた発掘調査の出土遺物等、そういったものの記録の報告書になります。
◎
天久昇都市建設課長 移転先地の確保等について、個人でも探していただいている状況でございまして、また役場のほうからもいろんな情報等を収集しながら、用地交渉の際には、そういうところがありますよという話はさせていただいている状況でございます。
◆4番(
宇榮原京一議員) 発掘調査1,500万円といったら結構な金額です。記録、あるいはそのほかに、例えばそれを展示するものも今後やるのか。あるいはそういう報告会みたいなのも区民、住民にやるのか、これが1点と。それと課長、2件の権利者の移転先が見つからなければどうなるのか。この2点、再度また答弁をもらえますか。
◎幸地淳次中央公民館長 調査で出土しました資料につきましては、現在計画しております資料室で公開する予定をしております。また、歴史講座などの学習会でも町民の皆様に活用できるのではないかと考えております。
◎
天久昇都市建設課長 引き続き、権利者2世帯の方については、粘り強く今後とも交渉のほうを続けていきたいということで考えております。
◆4番(
宇榮原京一議員) 権利者の方々には公園拡張の計画の段階で了解をもらう中で進めてきたと思うんですけれども、ここへ来て少し交渉事で足踏み状態なのかなというのは理解できましたが、やはり何らかの形で権利者とお互いが条件が合うように交渉をしていかないと、これはなかなか次に進むのが難しいのかなと危惧しているところがありますので、何でかというと、課長も御存じのとおり、あっち最近防音工事をされているんですよね。ですからその辺のことから考えると非常に時間がかかるのかなというところもちょっと心配されますので、次につながるような交渉を親切丁寧に粘り強くやっていただきたいなということを要望申し上げまして、一般質問を閉じたいと思います。
○
徳里直樹議長 しばらく休憩します。
△午後2時45分 休憩
△午後2時55分 再開
○
徳里直樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 2番
志喜屋孝也議員。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 2番志喜屋孝也でございます。一般質問を4問通告しておりますので、一問一答式でお願いします。早速質問に入りたいと思います。 質問事項1.シルバーカートの補助金導入を問う。昨年6月の一般質問でも取り上げたシルバーカートの補助金についてお伺いします。(1)他市町村の動向は。(2)要介護認定を受けないと貸与できないとのことだが、要介護者がシルバーカートの町内の利用件数をお伺いします。(3)現物の確認と利用者の意見、感想等の調査を行ったかどうかお伺いします。(4)タクシー利用助成事業以外の高齢者の行動範囲を広げる対策はありますか、お伺いします。(5)高齢者の買い物帰りや憩いの場のシルバースポットの設置の予定はあるか、お伺いします。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎野村順子福祉課長 質問事項1(1)についてお答えします。シルバーカート助成事業を実施している自治体は、インターネットでの検索情報によると、全て県外の市区町村で10か所以上ございました。沖縄県ではシルバーカートの助成事業を実施している市町村はございませんでした。 質問事項1(2)についてお答えします。歩行器の分類に位置づけられたタイプのシルバーカートは、要介護認定を受け、ケアプランに基づき貸与されます。令和2年6月の要支援1から要介護2の方の歩行器の分類に位置づけられたタイプのシルバーカート利用だと推測されるものを確認したところ、要支援1、4名。要支援2、4名。要介護度1、4名。要介護度2、5名の利用がございました。 質問事項1.質問要旨(3)についてお答えいたします。介護保険の中で利用できる歩行器の分類に位置づけられるシルバーカートを確認させていただきました。荷物を入れることができるもの、腰かけることができるもの、ストッパーがついているもの等、種類等が豊富にありました。シルバーカート利用者の意見、感想等の調査は行っておりません。 質問事項1.質問要旨(4)についてお答えいたします。高齢者の行動範囲を広げる対策ですが、現在タクシー利用助成事業の本格稼働に向けて検討中ですので、まずはタクシー利用助成事業の本格稼働を目指し、取組んでいきたいと考えております。 質問事項1.質問要旨(5)についてお答えします。高齢者が気軽に集える憩いの場の設置については、重要な課題だと考えております。現在、中央区でなかゆくい広場を開催しておりますが、集いの場、憩いの場としての目的も兼ね、開催しております。なかゆくい広場は中央区の住民のワークショップで話し合われ始まった事業ですが、移動販売開催時に椅子とテーブル、飲み物を準備し、買い物客の方が交流できる憩いの場を提供しております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 何点か再質問をさせていただきます。介護認定の歩行器ですね。それとシルバーカートの違いをお尋ねしたいと思います。それとシルバーカートの種類、それも分かるのかどうか。この2点をお伺いいたします。
◎野村順子福祉課長 介護保険からのシルバーカートと歩行器の違いですが、シルバーカートは自立歩行が可能な方の散歩や買い物をサポートするものとなっております。介護保険の歩行器は自立歩行が難しい方のための歩行補助を目的で利用されているものとなっております。シルバーカートの種類ですが、シルバーカートは荷物が運べる収納スペースや休憩するための座面がついているのが特徴です。軽量コンパクトで持ち運びに便利なコンパクトタイプ、軽量で安定感あり、適度な大きさと収納力が特徴のミドルタイプ、安定感に優れ、たくさん荷物が入るボックスタイプ、収納力が抜群でショッピングカー感覚で使えるデザイン性の高いアルミワゴンタイプ等の種類がございました。
◆2番(
志喜屋孝也議員) シルバーカートと介護保険の歩行器との違いは分かりました。先ほどの答弁で県内はないのですが、県外は助成金を出しているというところがあるということなんですが、県外の市町村の動向を教えていただけますか。
◎野村順子福祉課長 シルバーカート助成事業を実施している市町村の助成内容を確認しますと、対象要件として多かったものを紹介します。対象は65歳以上で歩行の際に補助を必要とする者、助成対象機種は四輪以上であること。荷物が入れられること。腰かけられること等の要件を満たし、介護保険法に定める対象用品であること。助成額は購入額の2分の1に相当する額というふうになっておりました。また、介護保険の福祉用具貸与事業とシルバーカート助成事業との大きな違いですが、シルバーカート助成事業は要介護認定を受けずに助成対象者となることでした。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 介護保険の歩行器とシルバーカートは、また全然違うものであって、シルバーカートは割かし自立で自分で買い物ができる人の対象の商品だと思っております。県外は10か所以上の市町村がシルバーカートの助成金を取り組んでおりますが、例えば愛知県豊田市は上限1万円の助成金で、四輪を有して車輪により移動できるもの。椅子としての機能または荷物入れを有するもの。SG規格適合品であることなどを規格して助成金をやっております。 この中でちょっとした文献を御紹介いたします。シルバーカートの件ですが、シルバーカートの使用の最大の目的は病院への通院と買い物である。しかし、杖替わりとしてどこに行くにもシルバーカートを使用するという人もいる。シルバーカートを持つようになってから、行動範囲が広がったという人がいた。さらにシルバーカートを利用することは便利であるという考えや、友人が持ち始めたからという要素もありました。ショッピングカートの使用者平均年齢は70歳であるが、ショッピングカートでは体が支えきれない。休憩できないなどの理由から80代に入ったのを機に、買い替えるものが多い。特に家族から「そろそろシルバーカートを持ってはどうか」と提案されることが多く、また実際に80歳ではショッピングカートからシルバーカートへの買い替えが多数見られる等々、シルバーカートに関していろんな文献がありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。シルバーカートは以上で終わりまして、次の質問事項2に移ります。 第5次嘉手納町総合計画の安全な消費生活の推進を問うから質問をいたします。(1)本町の消費者相談件数、平成28年は51件とのことでしたが、以降近年までの消費者相談件数と主な内容と対応策をお伺いします。(2)特別定額給付金及び嘉手納町生活支援特別給付金の町民の詐欺等の被害と件数はありましたでしょうか、お伺いします。(3)消費者教育講座のこれからの実施予定はあるのかどうか、この3点をお伺いします。
◎上地康夫産業環境課長 質問事項2.質問要旨(1)についてお答えいたします。沖縄県消費生活センターへの町民の相談件数といたしましては、平成29年度が49件、平成30年度が54件、令和元年度が59件となっております。主な相談内容といたしましては、テレビ放送の内容に対する苦情やアパート等の賃貸契約に関する相談、商品の品質に関する相談、サラ金等の金融サービスに関する相談、健康食品の販売方法に関する相談等であると伺っております。また、沖縄県消費生活センターでは相談に対する対応として、相談者の意見や希望を十分聞き取り、具体的事実と根拠法令等を基に、トラブル解決に向けて相談者自身が事業者に対して自主交渉をできるよう具体的な解決策の助言を行ったり、相談者の自主的交渉によるトラブル解決が困難な場合には、センターが相談者と事業者の間に入って解決を図ったり、専門的な他の機関等の協力を得て、処理することが必要と認められる相談の場合は、それぞれの専門機関を相談者に紹介するなどを行い、トラブルの解決を行っております。 質問事項2.質問要旨(3)についてお答えいたします。消費者教育講座は、沖縄県が消費者被害の未然防止を図り、県民一人一人が自立した賢い消費者になることを目指して、講師派遣による消費者教育講座を無料で実施しております。町内での消費者教育講座の実施の実績につきましては、平成28年度に南区のほうで自主的に実施されたもの1件が産業環境課では把握しております。直近の実績となっております。担当課といたしましては同事業の周知を図り、年一回以上講座が行えることを目標としておりますが、今年度につきましては新型コロナウイルス等の影響があり、講座の実施は難しいと考え、周知等は行っておりません。
新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら、各区自治会へ周知等を図ってまいりたいと考えております。
◎金城悟総務課長 それでは質問事項2(2)についてお答えいたします。特別定額給付金は
新型コロナウイルス感染症対策の一環として、家計支援を行うことを目的に給付対象者1人につき10万円を給付するもので、国の10割補助により市区町村が実施主体となり実施されております。また嘉手納町生活支援特別給付金は、特別定額給付金と同様の趣旨で町独自に給付対象者1人につき2万円を給付するもので、いずれも本年5月25日に申請受付を開始し、去る8月24日をもって、申請期間は終了いたしました。特別定額給付金は対象者1万3,513人のうち、1万3,473人、率にして99.7%の方が受給しておりますが、その給付に当たり詐欺等の犯罪被害については報告を受けておらず、本町におけるそれらの被害はなかったものと認識しております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 99.7%という率で受け取ったということなんですが、まだの人はいるかと思うんですが、この対策は打ち切りが8月24日で打ち切っているんですけれども、何か対策があればお伺いいたします。
◎金城悟総務課長 先ほど答弁いたしましたとおり、去る8月24日をもって申請期間を終了しておりますので、その期限までに申請のなかった方については、今後も支給はできないということになります。期限が近づいた段階で、督促というか、お知らせのはがきを送付したり、あるいは簡易書留で再度申請書を送付したりという措置も取りましたが、それでもやはり申請をなさらない方、明らかに私は受け取らないからということで、返事をする方もいらっしゃいましたし、そういった本人の意思を持って断るという方もいらっしゃいましたので、期限までに申請をされなかった方は、それなりの意思のある方という認識を持っているところです。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 拒否する方もいたということで、100%は無理かもしれませんけれども、それに近づけるような努力はなされたということで評価はしたいと思っております。 続きまして、質問事項3に移ります。新型コロナウイルス後の町の活性化をお伺いいたします。新型コロナウイルスによるイベントの開催が中止になり、これからのイベントのあり方が問われてくる。町としての対策をお伺いいたします。(1)町としてのこれからの考え方は。(2)イベントのライブカメラ映像の予定はありませんか、お伺いします。
◎上地康夫産業環境課長 質問事項3.質問要旨(1)につきましては、町最大のイベントであります野國總管まつりを所管しております産業環境課のほうにてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、町内をはじめ、全国的にほとんどのイベントが軒並み中止という状況になっております。本町の現在のイベントの方針といたしましては、当面の間、沖縄県が出しております
新型コロナウイルス感染症に係る沖縄県主催イベント等実施ガイドラインに基づき、密閉・密集・密接の3密の回避を徹底するなど、感染症予防を持続的に行うための新しい生活様式を取り入れながら実施することとしており、実施ガイドラインに基づく感染症対策を十分に講じることができない場合は、イベント等の緊急性、必要性等を踏まえ、中止、延期、規模縮小等についても検討をすることとしております。沖縄県のイベント等実施ガイドラインでは、屋内イベントに関しては収容定員の半分程度以内の参加人数にすること。屋外イベントに関しましては人と人との距離を十分に確保できること。できるだけ2メートルが求められております。また、実際にイベントを実施する際には、参加者で感染者が出た場合の対応に備え、事前申込み時及び来場時に氏名、連絡先を把握する。発熱等の体調不良者の入場を制限するための体制を整える。人を密集させない環境、1メートル、できれば2メートルの間隔を確保するよう会場のレイアウト、定員数の設定などを行うほか、入退場に時間差を設けるなど、人が密集しないよう工夫するなどが求められており、その対策が行えるかどうかはイベントの規模、会場によって異なるため、このようなさまざまな制限等を行いながらイベントを実施するかどうかはイベントの必要性等を鑑み、それぞれの主催者によって判断されるべきであると考えております。 質問事項3.質問要旨(2)についてお答えいたします。議員提案のイベントのライブカメラ映像につきましては、野國總管まつりに関してお答えいたしますと、イベントが通常通り開催されるのであれば、会場に来場していただきたいとの考えから実施する予定はございません。無観客によるイベント映像の配信につきましては、無観客にしてまでイベントを実施する必要性は野國總管まつりに関しては低いのではないかと考えておりますが、他のイベントによってはその必要性を検討する必要があると考えております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 今回各イベントが中止になりましたけれども、それの予算はどうするのか。また何か新しいイベント、コロナ対策を施したイベントに持っていけないか。それからイベント業者が大変苦しい思いをしていると思うのです。そういった形で何かの施策はないか。この辺をちょっとお伺いします。