嘉手納町議会 > 2001-09-27 >
09月27日-06号
09月27日-06号

  • "国連安保理決議"(/)
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  1. 嘉手納町議会 2001-09-27
    09月27日-06号


    取得元: 嘉手納町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    平成13年  9月 定例会(第7回)      平成13年第7回嘉手納町議会定例会 会議録第6号       平成13年9月27日(木) 午前10時00分 開議出席議員は次のとおりである。    1番 石嶺邦雄君        2番 當山 均君    3番 島袋 斉君        4番 福地 勉君    5番 伊礼要誠君        6番 山入端立正君    7番 仲本博重君        8番 知念 隆君    9番 伊波義勝君        10番 山田政市君    11番 金城利幸君        12番 奧間常明君    13番 中川京貴君        14番 金城 明君    15番 伊礼政吉君        16番 比嘉健雄君    17番 田崎博美君        18番 田仲康栄君    19番 田場盛文君        20番 稲嶺盛貞君欠席議員は次のとおりである。    なし職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。    事務局長   平安名栄信君   議事係長   喜瀬眞一君    主事     石原幸江君地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。    町長     宮城篤実君    助役     山口榮三郎君    収入役    高嶺政助君    教育長    伊波勝雄君    総務部長   塩川勇吉君    福祉部長   奥間清次君    建設部長   饒波 健君    教育部長   兼村憲諦君    プロジェクト未来部長      調整監    下地朝一君           照屋高一君    企画財政課長 當山 宏君    総務課長   古謝義光君    税務課長   亀谷 準君    基地渉外課長 古謝政則君    町民福祉課長 比嘉政子君    保険年金課長 吉浜朝保君    予防環境課長 仲宗根敏明君   都市建設課長 金城良市君    産業振興課長 知念光弘君    水道課長   久高義栄君    再開発推進課長         マルチメディア推進課長           濱元朝彦君           神山吉朗君    消防長    徳里政輝君    学校教育課長 奥間秀和君    生涯学習課長 渡嘉敷通晃君本会議に付した事件は次のとおりである。日程第1       会議録署名議員の指名日程第2 議案第25号 嘉手納町マルチメディアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について日程第3 認定第1号 平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について日程第4 認定第2号 平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第5 認定第5号 平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第6 認定第3号 平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について日程第7 認定第6号 平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定について日程第8 認定第4号 平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について                  以上 委員長報告、質疑、討論、表決日程第9 議案第27号 財産の取得について日程第10 議案第28号 財産の取得について日程第11 議案第29号 財産の取得について日程第12 議案第30号 財産の取得について日程第13 同意第2号 嘉手納町固定資産評価員の選任について                              以上 即決日程第14 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第15 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第16 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について                              以上 答申日程第17 陳情第8号 県産品の優先使用について日程第18 陳情第9号 乳幼児医療費を無料とする全国的制度の創設を国に求める意見書の採択の要請日程第19 意見書案第4号 乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書日程第20 決議案第4号 米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議日程第21 意見書案第5号 テロ防止対策と町民の安全を求める意見書                              以上 採決 ○稲嶺盛貞議長  これから本日の会議を開きます。 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、13番 中川京貴君、14番 金城 明君を指名します。 日程第2 「議案第25号:嘉手納町マルチメディアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について」を議題とします。 本案について嘉手納タウンセンター調査特別委員長の報告を求めます。 嘉手納タウンセンター調査特別委員長 金城利幸君。 ◆嘉手納タウンセンター調査特別委員長(金城利幸君)  おはようございます。11番 金城利幸でございます。9月14日の本会議において、嘉手納タウンセンター調査特別委員会に付託されました議案第25号 嘉手納町マルチメディアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について当委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。 本委員会を9月25日に開催し、当局から担当部長、課長及び係長の出席を求め慎重に審査をいたしました。主な審査内容は、次のとおりであります。 本条例の制定の審査にあたり、一連の進捗状況と概要説明を求めたところ嘉手納町マルチメディアセンターは本年12月完成の予定で、来年1月のスタートに向けて順調に進んでいるとのことであります。また、同センターへの入居企業もすでに6社が決定をみており、雇用の予定も約100名程度が見込まれているとのことであります。今回は、これを受けまして本条例の制定についての審査を行ったものでありますが、休憩中を含め各委員、それぞれの視点からの質疑が行われました。その中から条例に関する主なものは、1番目に基本使用料と特別使用料の設定の根拠についてお尋ねしております。それぞれ、本町のコールセンターや児童館、また文化センターなどの使用料規定をベースとしているとのことであります。2点目は、使用時間が9時から22時となっているが、本施設機能の使用者にとってもっと柔軟な時間制限が必要じゃないかという質疑に対しましては、コンテンツ工房、ブースでありますが、この使用者であるハイアマチュアやプロフェッショナルのようなベンチャーなど、特殊な場合においては柔軟な時間対応を考慮する必要があるというスタンスであるようであります。ただし、3回にありますマルチメディア広場ブースの使用については、大筋アマチュアの方ということでありまして、これに関しては原則どおりの時間運営をしたいということであります。そのほか関連事項といたしまして、1つ目に入居企業6社の使用面積について訪ね、それぞれの面積の報告を受けております。2つ目に、企業の駐車台数についてでありますが、1階のフロアのほうに11台、なお一般車両については37台が準備されているということであります。そして3点目、運営主体についてでありますが、運営主体についてはマルチメディア推進課の管理となり、役場から1人、臨時職員1人、それから中央公民館からPC指導員が1人、以上3人の体制でスタートするとのことであります。なお4点目に、同センターの使用に際しては窓口はどこにあるかということでありますが、いま申し上げたメンバーで3階のほうで受け付けると。そして、最後に、5点目に町内の団体などの使用料の免除規定についてはどうなっているかということに関しましては、類似施設の規定を参考にして組み立てていきたいというふうな回答を得ております。以上が質疑の主な要点でありましたが、本委員会の今回の審査の基本は、この事業自体初めての事業であり、参考とする県内の類似施設の実績もまだ浅く、これからの本町の実績を踏まえて今後柔軟に対応していくことが重要であるという考えにたっております。したがって、本条例の制定にあたってそのベースを本町コールセンターや文化センターに求めたことへの合理性を評価することといたしまして、以上、議案第25号 嘉手納町マルチメディアセンターの設置及び管理に関する条例の制定については、各委員の討論、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。それでは、委員会審査報告書を添えまして委員長報告といたします。以上です。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。まず、原案に反対者の発言を許します。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「議案第25号:嘉手納町マルチメディアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について」を採決します。 お諮りします。 本案は、委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「議案第25号:嘉手納町マルチメディアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 △午前10時07分 休憩 △午前10時11分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3 「認定第1号:平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 本案について総務財政常任委員長の報告を求めます。 総務財政常任委員長 田崎博美君。 ◆総務財政常任委員長(田崎博美君)  おはようございます。先の本会議におきまして、総務財政常任委員会に付託されました認定第1号 平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定についての審査の経過と結果を、会議規則第41条の規定により御報告いたします。 歳入全般及び歳出、1款議会費、2款総務費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費については総務財政常任委員会において、また歳出3款民生費、4款衛生費、10款教育費については文教厚生常任委員会において、歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費については建設経済常任委員会の分割付託し、所管事務として審査が行われました。3常任委員会における審査の経過につきましては、9月26日の連合審査会において各常任委員長から詳しく報告されました。さらにそれに対する各委員からの質疑が行われました。そのような一連の慎重な審査を踏まえましたうえで、その後に総務財政常任委員会を開き、各委員の討論、採決の結果、認定第1号 平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定については、認定すべきものと決定いたしました。委員会審査報告書を添えまして、委員長報告といたします。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。まず、原案に反対者の発言を許します。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 次に、賛成の討論を許します。 1番 石嶺邦雄君。 ◆1番(石嶺邦雄君)  1番 石嶺邦雄でございます。認定第1号 平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。わが国経済は長期の不況に見舞われ、地方公共団体においても厳しい財政運営を余儀なくされています。このような状況下で本町の平成12年度決算は、歳入については予算総額101億4,411万6,000円、調定総額86億3,564万2,000円に対し、歳入決算は84億9,091万円であり、対予算総額84.0パーセント、対調定総額98.4パーセントとなっている。歳入の内訳をみると、自主財源の根幹をなす町税は、企業倒産、失業率の増大というなかで、1,999万7,000円の増収となっている。基地交付金も381万円、地方交付税2,970万円の増であり、また国庫支出金も1億1,307万7,000円の増となっており、歳入総額は前年度と比較すると1億3,257万円の増となっている。他市町村において、基地交付金、地方交付税、国庫支出金等が伸び悩んでいる中、これほどの収入増が得られたことは町当局の普段からの努力の賜物であり、敬意を表するとともに高く評価するものであります。一方、こうした大幅な歳入増は歳出面において主要施策の成果説明書で報告されているとおり、さまざまな事業に十分生かされているものと判断するものであります。まず福祉面においては、国、県事業はもとより町単独事業として身体障害者見舞金、療育費給付事業、100歳以上記念品贈呈事業、老人福祉医療助成事業生活困窮者見舞金、小地域福祉ネットワーク事業等が実施されております。また、地域活性化事業については野國總管まつり助成事業、You・遊・比謝川実行委員会に対する地域活性化イベント補助、エイサー広場まつり前夜祭等商業活性化推進協議会補助、甘藷伝来400年祭実行委員会補助等がなされている。教育面においては、児童生徒の英語教育の充実、町学力向上対策の充実強化、学校パソコンネットワーク及び学校図書館の電算システムのオンライン化、ふれあい市場ワークデーズ事業、町立嘉手納外語塾の運営、自主講演事業、中央公民館においては英会話教室をはじめとする各種教室、町史編さん事業、文化財保護事業等があり、また青少年指導員、教育相談員、臨床心理士、心の相談員の配置活用により青少年の健全育成事業が執行されている。普通建設事業については、嘉手納中学校建設工事、屋良千貫田線改良舗装事業屋良東部地区道路新設工事中央駐車場新設整備工事嘉手納運動公園整備事業、兼久海浜公園3オン3広場整備事業、兼久運動場証明設備工事マルチメディアセンター造成工事嘉手納タウンセンター開発事業、水釜団地外構工事及び解体工事、屋良小学校運動場等整備工事屋良小学校照明等整備工事等、主要事業が実施されている。以上のとおり、本年度において計画された諸事業が円滑に執行され、町民納得のいく行政が展開されていると評価するものであります。なお、財政構造の弾力性をみる経常収支比率は、前年度76.4パーセントから75.6パーセントに、公債費率についても10.6パーセントから10パーセントへと減少しており、厳しい財政運営を余儀なくされている地方公共団体にあって、その結果は特筆されるものであります。しかしながら、実質収支比率は標準財政規模の3から5パーセントが標準とされているなかで10.3パーセントとなり、前年度と比較して4.8ポイントも上昇しております。予算の適正執行によって改善を望むものであります。町当局においては、なお一層義務的経費の節減、事務の合理化等を図り、町税の徴収率の向上、使用料及び手数料等の見直しによる自主財源の確保に努めていただき、嘉手納21世紀躍進プランの実現に向けて御尽力されることを期待し、賛成討論といたします。 ○稲嶺盛貞議長  ほかに討論はありませんか。 10番 山田政市君。 ◆10番(山田政市君)  10番 山田政市でございます。ただいま石嶺議員がすばらしい賛成討論をしたあとにやりづらいんですが、しかしせっかくまとめてありますので、似た部分がだいぶ多いんですが、町長の実績をたたえるためにもひとつ行いたいと思います。 認定第1号 平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論を行います。 さて、わが国は長年にわたり蓄積された多額の債務を軽減するため、国をあげて聖域なき構造改革等の断行を実施していく構えであります。官僚の天下り廃止、民活導入、機能しない組織の統廃合等、時代に応じた行政を推進し国民の借金を減らし負担の軽減を図ることは大いに賛同できるものであります。しかしながら、地方分権にもとづく国、地方の財源の配分が定まらない現下において、地方財政の根源をなす地方交付税の見直し論は拙速すぎる思いがし、さらなる津梁、議論の展開があってほしいものであります。ただし、聖域なき構造改革はわが国の至上命題であるだけに財源の多くを地方交付税、国庫支出金に頼っている本町財政にとってこの問題は緊急の課題であり、将来の財政運営に行政、議会、町民各位が一体となって真剣に取り組んでいかなければならないものと考えております。こうした最中、本町の平成12年度一般会計歳入歳出決算の報告がなされました。歳入をみますと、調定額86億3,564万円に対し、収入済額は84億9,091万円で98.3パーセントの比率となっており、厳しい財政状況下のおり前年度比1億3,257万円の増となっております。自主財源の主たる町税においては、企業倒産、リストラが相次ぐ中、意に反し約2,000万円の増となっています。その内容として、法人税が著しく伸張したことは本町の目指すマルチメディアを中核とする頭脳集積型関連企業の町内進出を物語るものであり、失業率の高い本町にとって雇用拡大につながることが期待されるところであります。また、財政運営の基盤となる地方交付税は、対予算額に比較して9,850万円の増となっております。地方交付税は、総枠として全国的に見直しが進められ減額傾向にある中でこれほど増えたことは、常に町民の先頭にたち国策による本町の窮状を国に対し率直かつきびしく注文をつきつける町長の行政行動の賜物であり、その努力に敬意を表するものであります。国庫支出金においても、1億2,000万円の伸びのほか他の歳入項目でも総じて増加しております。一方、歳出においては支出済額81億5,310万円で執行率80.6パーセントとなっており、執行率の低下を心配しておりましたが、国庫補助金の年度末交付によって繰り越しを余儀なくされたことで安心をいたしております。 ところで、歳出における事業は、市街地再開発事業、マルチメディアタウン構想、総合再生事業、人材育成事業、町民福祉の充実の5つで構成されております。嘉手納21世紀躍進プランを基本に各種事業が展開され、活力あるまちづくりに確かな歩みをみせております。皆さまも御承知のとおり、去る9月14日、県都市計画審議会において嘉手納タウン構想の中核をなす市街地再開発事業が都市計画決定をみたとのマスコミ報道は、いよいよ山が動き始めたことを示すことであり、全町民の喜びとするところであります。平成14年度には、事業認可を得て平成19年度の完成を目指しているとのことであります。マルチメディアタウン構想においては、平成13年度完成。総合再生事業は平成15年度オープンを目指し、作業が鋭意進められております。この3本の事業は、町の活性化、雇用の場の創設、市街地の整備、いずれもが本町の抱える課題解決に向けた主要な事業であり、平成12年度はその前段作業が順調に前進していることを決算書の中から窺い知ることができます。人材育成事業においては、児童生徒の教育環境の整備として屋良小学校運動場及び照明工事、嘉手納中学校全面改築工事のほか、英会話の実践教育、パソコンで遊ぼうの各校における情報化に対応した教育の推進、また中学2年生全員による職場体験学習、ふれあいちばりワークデイズ事業は、子どもたちに勤労意欲と社会規律、そして将来の指針を体得させたことはきわめてユニークであり、今日、わが国が抱える青少年問題の解決に向け、一石を投じたような気がいたします。町民福祉の充実では、各種制度のもとづく事業実施のほか、社会的に弱い立場の人々に救いの手をさしのべる本町独自の心身障害者見舞金、養育見舞金、老人福祉事業助成事業生活困窮者見舞金、小地域ネットワーク事業配食サービス事業等は、地域からも高い評価をいただいております。以上、歳出における主要な事業を取り上げてまいりましたが、そのほかにも町民のニーズに応えためりはりの利いた多くの事業が実施されており、職員各位の御努力に感謝申し上げる次第であります。 ところで、こうした事業が今後とも円滑に推進できる条件としては、なにはさておいても歳入の確保が基本であります。しかしながら、今日、社会経済構造の変貌、高度情報化、少子高齢化の進行等、地方自治体を取り巻く情勢は大きく変化し、それに伴い住民の行政需要も多様化し増大しております。他方、地方財政状況は長引く不況により地方税、地方交付税等が低迷し大幅な財源不足が生じており、加えて交付税の見直し論も出てきております。したがって、今後、多様化する町民ニーズに応えていくためには町税等の自主財源の確保と、国、県支出金等の積極的活用に努めるほか、町長におかれましては対政府要請行動をなお一層展開していただくことをお願いする次第であります。また、歳出面においては節減、合理化はもとより事業実施の必要性、公債費の後年度負担など総合的な検討を行い、財源の効率的な運用を図りながら財源の健全確立に努めていただくことを願っております。 最後にしまして、本町は地方自治体の財政の善し悪しを判断する経常収支比率、公債比率も職員各位の努力によって基準範囲内に位置しております。これから先、厳しい財政運営が待ち受けていると思いますが、私たち子弟に過重な負担を負わすことがないようにさらなる御尽力を期待いたしますとともに私ども議会議員も、あれもやれ、これもやれと無理な注文は避けるべきであることを申し上げ、認定第1号 平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について賛成するものであります。 ○稲嶺盛貞議長  ほかに討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  これで討論を終わります。 これから「認定第1号:平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について」を採決します。 お諮りします。 「認定第1号:平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について」は、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「認定第1号:平成12年度嘉手納町一般会計歳入歳出決算認定について」は、認定することに決定しました。 日程第4 「認定第2号:平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 本案について文教厚生常任委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長 知念 隆君。
    文教厚生常任委員長(知念隆君)  8番 知念 隆でございます。9月18日の本会議において文教厚生常任委員会に付託されました認定第2号 平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての審査の経過と結果を御報告いたします。 本委員会を9月20日午前10時から開会し、当局から保険年金課長、国民健康保険係長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。主な審査内容は次のとおりです。 まず国保の状況ですが、平成12年度の国保加入世帯数は年度末で3,089世帯、被保険者が7,519人、保険税は平均一人当たり5万6,093円、一世帯当たり14万5,198円で、収納率は92.05パーセントとなっています。また保険税の軽減状況ですが、6割軽減が909世帯、4割軽減が286世帯、合計1,195世帯で、軽減世帯が42.2パーセントを占めております。なお保険証の未交付は、平成13年2月末で141件であります。次に、保険給付の状況ですが、医療給付者数が5,696人、入院件数が1,210件、費用額が4億4,180万7,320円、入院外が2万2,524件、費用額は2億9,572万6,550円、診療費が2万8,349件、費用額8億1,534万5,800円となっております。以上、認定第2号 平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、全会一致で原案のとおり認定することに決しました。それでは委員会審査報告書を読み上げて報告といたします。 平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。文教厚生常任委員会委員長 知念 隆。 委員会審査報告書、認定第2号 平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、本委員会に付託された平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、審査の結果、認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「認定第2号:平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定」についてを採決します。 お諮りします。 「認定第2号:平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定」については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「認定第2号:平成12年度嘉手納町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定」については、認定することに決定しました。 日程第5 「認定第5号:平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 本案について建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長 山入端立正君。 ◆建設経済常任委員長(山入端立正君)  6番 山入端立正であります。 去る9月18日の本会議において、建設経済常任委員会に付託されました認定第5号 平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計決算認定について、9月19日に本委員会を開催し、当局から担当職員の出席を求め慎重に審査を行ないました。それでは、審査の経過と結果を御報告いたします。 まず一般管理費、281ページの21節貸付金が全額不用額になっている理由についてという質問をいたしましたところ、下水道接続の貸付金につきましては新築の場合には該当しないと。それで、接続外のため平成12年度は借入れの申込みが1件もなかったということでございます。それから、現在、未接続世帯はどれぐらい残っているのかという御質問に対しまして、現在、その調査を進めている段階でありますけれども、およそ300世帯ぐらいは残っていると思われるということであります。これは、主に旧外人向けの貸住宅がほとんどではないかというようなことであります。以上が審査の経過であります。 それでは委員会審査報告書を読み上げまして報告といたします。 平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。建設経済常任委員会委員長 山入端立正。 委員会審査報告書、認定第5号 平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、本委員会に付託された平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、審査の結果、認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告いたします。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「認定第5号:平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定」についてを採決します。 お諮りします。 「認定第5号:平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定」については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「認定第5号:平成12年度嘉手納町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定」については、認定することに決定いたしました。 日程第6 「認定第3号:平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 本案について文教厚生常任委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長 知念 隆君。 ◆文教厚生常任委員長(知念隆君)  8番 知念 隆でございます。 9月18日の本会議において、文教厚生常任委員会に付託されました認定第3号 平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についての審査の経過と結果を御報告いたします。 本委員会を9月20日午前10時から開会し、当局から保険年金課長の出席を求め慎重に審査をいたしました。 主な審査内容は、次のとおりです。老人医療費の状況でありますが、平成12年度の受給者数が1,450人、前年度に比べて6.8パーセントの増となっております。一人当たり医療費は69万9,568円、6.5パーセントの減となっています。医療費の合計件数は、2万5,7257件で10億1,437万3,858円であります。 以上、認定第3号 嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定については、全会一致で原案のとおり認定することに決しました。 それでは委員会審査報告書を読み上げて報告といたします。 平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。文教厚生常任委員会委員長 知念 隆。 委員会審査報告書、認定第3号 平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、本委員会に付託された平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定については、審査の結果、認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「認定第3号:平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定」についてを採決します。 お諮りします。 「認定第3号:平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定」については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「認定第3号:平成12年度嘉手納町老人保健特別会計歳入歳出決算認定」については、認定することに決定いたしました。 日程第7 「認定第6号:平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定について」を議題とします。 本案について建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長 山入端立正君。 ◆建設経済常任委員長(山入端立正君)  6番 山入端立正であります。 去る9月18日の本会議において、建設経済常任委員会に付託されました認定第6号 平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定について、9月19日に本委員会を開催し、当局から担当職員の出席を求め慎重に審査を行ないました。それでは、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず対前年度比で有収率が2.25ポイント減になっているが、その理由についてという御質問に対しまして、平成12年度は大きな漏水箇所があったわけではないということであります。ただ考えられるのは、企業局のメーター検針日が年度によって2、3日伸びたり縮んだりと、要するに基準は365日でありますけれども、最終のメーター検針が3日オーバーして368日目に検針があったとか、あるいは前年はまた3日前の362日ぐらいで検針があったとか、そういったズレがあるものと考えられると。それで、有収率については対前年度は若干のズレは出てくるということであります。さらに、これはアパート等若干ではありますけれども各世帯に小メーターがついていて、その小メーターと親メーターの水量のズレがちょっとずつあるということも指摘されているようであります。それから、給水管、本管等につきましては、毎年毎年整備して布設替えを行っておりますのでそういった漏水はないんですが、各家庭の給水管の工事等がある場合に若干の流失、流水があると。それが有収率にあがってこないというふうなことで、対前年度では若干の有収率の差が出てくるものということであります。それから、以前は深夜において漏水調査とかを職員が実施していたんだが、現在それはどのようになっているかという御質問に対しましては、毎年毎年本管の取り替え工事を実施して整備されてきているので、現在では深夜における漏水の調査は実施しておりませんということでございます。それから、水道料金についてなんですけれども、企業局からいくらぐらいで購入して町民にはいくらぐらいで売っているのかという御質問に対しましては、約107円で企業局からは購入していると。それを一般家庭には約101円、6円の赤字で嘉手納町は売っているというかたちであります。ちなみに隣接する読谷村では、183円、北谷町では152円で一般家庭には売られているというようなことのようであります。以上が、審査の経過であります。 それでは委員会審査報告を読み上げまして、委員長報告といたします。 平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。建設経済常任委員会委員長 山入端立正。 委員会審査報告書、認定第6号 平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定について、本委員会に付託された平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定については、審査の結果、認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告いたします。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「認定第6号:平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定」についてを採決します。 お諮りします。 「認定第6号:平成12年度嘉手納町水道事業会計決算認定」については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「認定第6号:平成12年度嘉手納水道事業会計決算認定」については、認定することに決定しました。 日程第8 「認定第4号:平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。 本案について文教厚生常任委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長 知念 隆君。 ◆文教厚生常任委員長(知念隆君)  それでは、御報告申し上げます。 9月18日の本会議において、文教厚生常任委員会に付託されました認定第4号 平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての審査の経過と結果を御報告いたします。 本委員会を9月20日に開会し、当局から担当課長、主幹兼係長の出席を求め慎重に審査をいたしました。 主な審査内容は、次のとおりです。まず介護保険の1号被保険者数は、平成13年3月末で3,844人であります。次に、月額保険料は3,569円、一人当たり調定額は1万476円となっています。次に、介護認定者数でありますが、要支援25人。要介護1、108人。要介護2、71人。要介護3、57人。要介護4、39人。要介護5が57人。合計、357人となっております。介護サービスの利用状況でございますが、在宅介護が166人、施設で介護を受けている方が113人であります。 以上、認定第4号 平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定することに決定いたしました。 それでは委員会審査報告書を読み上げて報告といたします。 平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。文教厚生常任委員会委員長 知念 隆。 委員会審査報告書、認定第4号 平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、本委員会に付託された平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、審査の結果、認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「認定第4号:平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定」についてを採決します。 お諮りします。 「認定第4号:平成12年度嘉手納町介護保険特別会計歳入歳出決算認定」については、委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「認定第4号:平成12年度嘉手納介護保険特別会計歳入歳出決算認定」については、認定することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 △午前10時57分 休憩 △午前11時09分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 「議案第27号:財産の取得について」を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ◎兼村憲諦教育部長  議案第27号 財産の取得について御説明申し上げます。 嘉手納中学校校舎の建設工事に伴いまして、施設備品の整備を図っていきたいということでの御提案でございます。まず、施設管理備品Aの主な内容でございますけれども、事務室等の机、イスとか保管庫。それから、校長室の机、イスとかソファー、職員室の机と会議用のテーブル、資料室の中央ラック、更衣室のロッカー、保健室の机、イスやベッド等、視聴覚室の会議用テーブルと演台。それから、新しくできます地域連携施設多目的ホール等に使われます会議用テーブル等の備品。それから、2階、3階、4階に学年職員室が設置されますけれども、その中で使います先生方の机、イス、ミーティングテーブル等。それから、各階にあります教室、多目的教室が今度設置されますけれども、その中で使われますベンチとかカウンター。あと放送室、スタジオ、音楽教室等の机、イス等の備品でございます。 取得予定価格が1,942万5,000円でございます。契約の相手方が、浦添市勢理客1丁目1番6号の株式会社 善林堂でございます。添付した資料は、入札結果報告書でございますので、御参照していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○稲嶺盛貞議長  暫時休憩いたします。 △午前11時12分 休憩 △午前11時13分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 ただいま議題となっています議案第27号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって議案第27号については、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「議案第27号:財産の取得について」を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「議案第27号:財産の取得について」は、原案のとおり可決されました。 日程第10 「議案第28号:財産の取得について」を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ◎兼村憲諦教育部長  議案第28号 財産の取得について御説明申し上げます。 嘉手納中学校施設管理備品Bといたしまして、図書室、美術教室、家庭科教室、理科教室、特殊教室等における設置工事を伴う施設備品でございます。内容といたしましては、図書室のほうで書架、テーブル等、あとパソコン用デスク、イス。それから、技術教室のほうでは生徒用、教室用の工作台、それから行盤とか旋盤とかいった機械類、それと集塵機です。それから、家庭科教室のほうでは教師用、生徒用の調理台、教師用の被服台。それと、一部教師用の事務机、イスでございます。それから、もう1つ生徒の被服台もございます。それから、理科教室におきましては、それぞれ生徒用、教師用の実験台、薬品の収納棚、教師用の事務机とイスです。それから、特殊教室におきましては生徒用の調理台、生徒用の工作台、それと黒板、イス等でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○稲嶺盛貞議長  これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 ただいま議題となっています議案第28号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって議案第28号については、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「議案第28号:財産の取得について」を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「議案第28号:財産の取得について」は、原案のとおり可決されました。 日程第11 「議案第29号:財産の取得について」を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ◎神山吉朗マルチメディア推進課長  それでは、議案第29号 財産の取得について御説明申し上げます。 本案件は、マルチメディアセンターの3階にマルチメディア工房がありまして、そこに設置するパソコン等機器であります。マルチメディア工房につきましては、ハイアマチュアからプロフェッショナルの人々を対象としました施設でして、そこに7台のパソコンを設置いたします。パソコンにつきましては、ビデオ編集機能、コンピュータグラフィック作成機能、CAD機能、それとアニメーション作成機能等をもった機材であります。 それでは、議案第29号の必要なところを読み上げて御提案したいと思っております。 2.取得予定価格、2,509万5,000円。3.契約の相手方、浦添市勢理客1丁目2の29。株式会社沖縄科学AVセンター。代表取締役 島袋栄一。後ろのほうに入札結果報告書がついておりますので、御参考にして下さい。以上です。 ○稲嶺盛貞議長  これから質疑を行います。 18番 田仲康栄君。 ◆18番(田仲康栄君)  付表の2番目の入札結果報告書ですけれども、落札したところの値段と、以下4社の差額がかなり広がりがあるんですけれども、このPC機器の場合に機能面では、ほかの今回入札したところの機材との比較で劣らないかどうか。こういった機材というのは、長いこと耐用年数に耐えうるのがお互い税金を支払う側からすればいいだろうという感覚があるので、その辺をお聞きしたいと思います。 ○稲嶺盛貞議長  答弁を求めます。 ◎神山吉朗マルチメディア推進課長  お答えいたします。 入札に際しては、資料を完備して入札を行っております。ただ機材につきましては、機種等はある程度、相当品等というかたちで、極端に、例えば沖縄日立ネットワークシステムが扱う機材と沖縄AVセンターが扱う機材が違うと、メーカーが違うというようなこともありまして、その差額が出ているというようなことであります。機能につきましては、そういったことできちっと入札に際して資料等で規定しておりますので、決して劣るものではないと考えております。以上です。 ○稲嶺盛貞議長  ほかに質疑ありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  質疑を終わります。 ただいま議題となっています議案第29号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって議案第29号については、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「議案第29号:財産の取得について」を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「議案第29号:財産の取得について」は、原案のとおり可決されました。 日程第12 「議案第30号:財産の取得について」を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ◎神山吉朗マルチメディア推進課長  議案第30号 財産の取得について御説明申し上げます。 本議案は、マルチメディアセンターの3階にありますマルチメディア工房のデジタル変換機器の購入であります。本機能につきましては、デジタルに変換する機材を整備しようということで考えていまして、音響関係、絵関係のいろんなソースをデジタル化していくというような機能をもっています。 まず音関係でいいますと、MD、ダット、カセット、DVD、レコードプレーヤー等々のいろんな音のソースがありまして、それをデジタル化していくという機能をもっております。 それから絵としましては、SVHSとかハイエイト、ベータ、ベータカムとか、こういったいろんな音の素材がありまして、それをデジタル化していくというような機材を購入していくということです。 そのほか、映像の編集システムをもっておりまして、これについてはノンディニア編集機を今回予定しております。こういったデジタルの変換機器の購入一式となっております。 入札にあたりましては、4社を指名いたしましたけれども、3回入札いたしました。しかしながら、その3回でも入札をみなかったものですから、地方自治法施行例に基づきまして最低の業者と随意契約ということにしたいと思っております。 それでは、議案第30号の必要なところを読み上げて御提案したいと思っております。 2の取得予定価格ですけれども、2,604万円となっております。契約の相手方、那覇市安謝638番地。株式会社 興洋電子。代表取締役 渡名喜康順。以上です、よろしくお願いします。 ○稲嶺盛貞議長  これから質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 ただいま議題となっています議案第30号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって議案第30号については、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「議案第30号:財産の取得について」を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「議案第30号:財産の取得について」は、原案のとおり可決されました。 日程第13 「同意第2号:嘉手納町固定資産評価員の選任について」を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ◎宮城篤実町長  7月23日の人事異動に伴う役割の変更であります。 下記の者を嘉手納町固定資産評価員に選任したいので、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めます。住所、嘉手納町字嘉手納91番地。氏名、亀谷準。生年月日、昭和22年9月5日。履歴事項は、記載のとおりであります。 ○稲嶺盛貞議長  これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「同意第2号:嘉手納町固定資産評価員の選任について同意を求める件」を採決します。 起立によって行います。 本件は、これに同意することに賛成の方は御起立願います。     (賛成者起立) ○稲嶺盛貞議長  「起立全員」でございます。 したがって「同意第2号:固定資産評価員の選任について同意を求める件」は、同意することに決定しました。 日程第14 「諮問第1号:人権擁護委員候補者の推薦について」意見を求める件を議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。 ◎宮城篤実町長  人権擁護委員候補者の推薦であります。 下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。 任期満了に伴う再任ということであります。住所、嘉手納町字嘉手納121番地の2。松堂忠仁、昭和7年12月26日生。履歴事項は、記載のとおりであります。 ○稲嶺盛貞議長  暫時休憩いたします。 △午前11時31分 休憩 △午前11時32分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 本件について、お手元に配布しています諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件の議事を続けます。 お諮りします。 本件は、お手元に配りました意見のとおり答申したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって、「諮問第1号:人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件」は、お手元に配りました意見のとおり答申することに決定しました。 日程第15 「諮問第2号:人権擁護委員候補者の推薦について」意見を求める件を議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。 ◎宮城篤実町長  人権擁護委員候補者の推薦をいたしたいと思います。 下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。 任期満了に伴う再任のお願いであります。住所、嘉手納町字嘉手納406番地の3。氏名、上運天次郎。生年月日、昭和2年10月3日。履歴事項は、記載のとおりであります。 ○稲嶺盛貞議長  暫時休憩いたします。 △午前11時34分 休憩 △午前11時34分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件の議事を続けます。 お諮りします。 本件は、お手元に配りました意見のとおり答申したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって、「諮問第2号:人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件」は、お手元に配りました意見のとおり答申することに決定しました。 日程第16 「諮問第3号:人権擁護委員候補者の推薦について」意見を求める件を議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。 ◎宮城篤実町長  人権擁護委員候補者の推薦をいたしたいと思います。 下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。 任期満了に伴う再任であります。住所、嘉手納町字屋良129番地の1。氏名、玉城美佐子。生年月日、昭和10年5月1日。履歴事項は、記載のとおりであります。 ○稲嶺盛貞議長  暫時休憩いたします。 △午前11時36分 休憩 △午前11時36分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件の議事を続けます。 お諮りします。 本件は、お手元に配りました意見のとおり答申したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  異議なしと認めます。 したがって、「諮問第3号:人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件」は、お手元に配りました意見のとおり答申することに決定しました。 日程第17 「陳情第8号:県産品の優先使用について」を議題とします。 本件について沖縄県工業連合会ほか4連合会から提出された要請であります。要請内容につきましては、お手元にお配りしている要請文のとおりであります。 お諮りします。 ただいま議題となっております「陳情第8号:県産品の優先使用について」は、会議規則第92条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「陳情第8号:県産品の優先使用について」は、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「陳情第8号:県産品の優先使用について」を採決します。 本件は、採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって本件は、採択することに決定しました。 日程第18 「陳情第9号:乳幼児医療費を無料とする全国的制度の創設を国に求める意見書の採択の要請」を議題とします。 本案は、所管の文教厚生常任委員会に付託したものであります。 これから陳情第9号について、会議規則第41条第1項の規定により、文教厚生常任委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長 知念 隆君。 ◆文教厚生常任委員長(知念隆君)  9月12日の本会議において、文教厚生常任委員会に付託されました陳情第9号 乳幼児医療費を無料とする全国的制度の創設を国に求める意見書の採択の要請については、9月20日の本委員会で慎重に審査をした結果、意見書を提出することに決定いたしました。 それでは、委員会報告書を読み上げて報告といたします。 平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。文教厚生常任委員会委員長 知念 隆。委員会審査報告書 本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。記、陳情第9号 乳幼児医療費を無料とする全国的制度の創設を国に求める意見書の採択の要請。1.審査の結果、陳情第9号については、採択すべきものと決定しました。 ○稲嶺盛貞議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論ありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「陳情第9号:乳幼児医療費を無料とする全国的制度の創設を国に求める意見書の採択の要請」を採決します。 本案に対する委員長の報告は、採択でございます。 お諮りします。 陳情第9号は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「陳情第9号:乳幼児医療費を無料とする全国的制度の創設を国に求める意見書の採択の要請」は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 日程第19 「意見書案第4号:乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書」についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 8番 知念 隆君。 ◆8番(知念隆君)  意見書案第4号 乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書について、意見書を読み上げまして御提案をいたします。 意見書案第4号 乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書。上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。提出者、嘉手納町議会議員 知念 隆、嘉手納町議会議員 島袋 斉。賛成者、嘉手納町議会議員 田仲康栄、同 福地 勉、同 山田政市、同 伊波義勝、同 比嘉健雄。 乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書。 1973年以降わが国の合計特殊出生率は年々低下し、1999年の値は人口を維持するのに必要な2.08を大きく下回る1.34にまで低下し、まさに危機的な水準に至っている。 少子化の進行は、人口構造の高齢化や将来の生産年齢人口の減少にもつながり、子どもの健全な成長への影響のみならず、社会経済や社会保障のあり方にも重大な影響を及ぼすことが懸念される。若年世帯の結婚・出産などに関する意識の変化とともに、子どもを産み育てるうえで不十分な環境がこのような事態を招いていると考える。 沖縄県では1993年より零歳児医療費助成制度が実施され、さらに1999年10月から2歳児まで対象年齢が拡大され今日に至っている。 就学前児童は病気にかかりやすいことが受診率の高さなどにもあらわれており、この年代には早期発見・早期治療がことのほか求められる。また、アトピー性皮膚炎、小児喘息、心臓病、小児糖尿など長期の治療を要する病気も増加している。 こうした早期発見・早期治療及び長期的な治療継続を図るために乳幼児医療費助成制度は極めて重要な役割を担っている。 本議会は、相次ぐ医療費の患者負担増と厳しい不況下で、安心して子どもを生み育てる環境づくりのために勤労若年世帯へ少しでも医療費の経済的援助を行う必要があるとの認識から、国の制度として乳幼児医療費助成制度が創設されることを求める。すなわち、国は少子化対策推進基本方針において、子育ての負担感を緩和・除去し、安心して子育てができる様々な環境整備を行うこととしており、こうした視点からも全国統一的な乳幼児医療費を無料とする制度の創設が求められている。 よって、国においては、子ども達の健やかな成長を社会的に保証し、若い世帯が安心して子育てに取り組むことができるよう、全国統一的な小学校就学前までの乳幼児医療費を無料とする制度を創設するとともに、この制度が実現するまでの間は、国民健康保険国庫負担金減額調整措置を廃止するよう強く要請する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成13年9月27日、沖縄県嘉手納町議会。あて先でございますが、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣。あて先への取扱いについては、議長に一任いたします。 ○稲嶺盛貞議長  これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 討論ありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「意見書案第4号:乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書」についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「意見書案第4号:乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書」については、原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の取扱いについては、議長一任ということでありますので郵送でこれを行いたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって以上のとおり決定しました。 日程第20 「決議案第4号:米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議」についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 13番 中川京貴君。 ◆13番(中川京貴君)  13番 中川京貴でございます。 決議案第4号 米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議について提案いたします。決議案を読み上げまして提案理由といたします。 決議案第4号 米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議。上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。提出者、嘉手納町議会議員 中川京貴。賛成者、山田政市、同 金城利幸、同 當山 均、同 石嶺邦雄、同 伊礼要誠、同 仲本博重。 米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議。 去る、9月11日米国において、これまでに類を見ない同時多発テロが発生し、数千人の死傷者を出し、世界各国に大きな衝撃を与えた。 無差別に人命を奪うテロは、いかなる理由や背景があろうとも絶対に許されない野蛮で卑劣な犯罪行為である。 テロによる犠牲者、被害者となった多数の人々とその家族、関係者の皆様に心から哀悼とお見舞いの意を表するとともに、野蛮極まりないテロ行為を深い憤りで糾弾する。 よって、本町議会は、国連憲章と法に基づき、一刻も早くテロ犯罪組織を壊滅し、容疑者、支援者を逮捕し、法に照らして厳正に処罰することを望み、テロ行為の根絶をめざすことを強く決議する。 平成13年9月27日、沖縄県嘉手納町議会。 ○稲嶺盛貞議長  暫時休憩いたします。 △午前11時52分 休憩 △午前11時54分 再開
    ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 暫時休憩いたします。 △午前11時55分 休憩 △午前11時56分 再開 ○稲嶺盛貞議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「討論なし」と認めます。 これから「決議案第4号:米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議」についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「決議案第4号:米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを糾弾する決議」については、原案のとおり可決されました。 日程第21 「意見書案第5号:テロ防止対策と町民の安全を求める意見書」についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 13番 中川京貴君。 ◆13番(中川京貴君)  13番 中川京貴でございます。 意見書案第5号 テロ防止対策と町民の安全を求める意見書について提案いたします。意見書を読み上げまして提案理由といたします。 意見書案第5号 テロ防止対策と町民の安全を求める意見書。上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成13年9月27日、嘉手納町議会議長 稲嶺盛貞殿。提出者、嘉手納町議会議員 中川京貴。賛成者、嘉手納町議会議員 山田政市、同 金城利幸、同 當山 均、同 石嶺邦雄、同 伊礼要誠、同 仲本博重。 テロ防止対策と町民の安全を求める意見書。 去る、9月11日米国において、これまでに類を見ない同時多発テロが発生し、多くの犠牲者を出し、世界各国に大きな衝撃を与えた。 本県には在沖米軍施設が存在することから、多くの県民が緊張と不安を抱いている。 また、現在も嘉手納空軍基地など在沖米軍施設では、厳戒体制に入っており、緊張状態が続いている。 日本政府は、今回のテロ行為に対して米国を支持していくことを表明しているが、嘉手納空軍基地を抱える本町においては、今後想定されている米国の報復次第では、町民に与える影響を懸念せざるをえない。 したがって、政府においては、一刻も早くテロ防止対策を万全にし、今後、米軍基地に関する危機管理情報等については、すみやかに本町と連携し、町民の生命と安全の確保を優先的に図るよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成13年9月27日、沖縄県嘉手納町議会。あて先につきましては、内閣総理大臣、外務大臣、防衛庁長官、国家公安委員会委員長。なお取扱いにつきましては、議長に一任したいと思います。 ○稲嶺盛貞議長  これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「質疑なし」と認めます。 これから討論を行います。 18番 田仲康栄君。 ◆18番(田仲康栄君)  18番 田仲康栄でございます。 意見書案第5号 テロ防止対策と町民の安全を求める意見書に、賛成の立場から討論を行います。 9月11日に米国で起こった同時多発テロは、多数の市民の生命を無差別に奪う憎むべき蛮行であり、絶対に許されない卑劣な犯罪行為であります。このようなテロ行為は、いかなる宗教的心情や政治的見解によっても正当化できるものではありません。これは、米国への攻撃にとどまらず国際社会全体に対する攻撃であり、世界の法と秩序に対する許しがたい攻撃であります。この野蛮なテロを根絶することは、21世紀に人類がこの地球上で平和に生きていく根本条件の一つになるものと考えるものであります。この場を借りて、テロの犠牲者、負傷者と御家族、関係者の皆様に心からの哀悼とお見舞いの意を表するとともに、野蛮きわまるテロ行為を深い憤りをもって糾弾するものであります。このようなテロの根絶のためには、軍事力による抱腹ではなく、法と理性に基づいた解決が必要であります。 この点で懸念されるのは、軍事力による大規模な報復の準備が米国を中心に進められているということであります。テロ犯罪に対して軍事力で報復することは、テロ根絶に有効でないばかりか、地球上に新たな戦争とそれによる巨大な残骸をもたらす結果になり、さらに一層のテロ行為と武力報復の悪循環をもたらし、無数の新たな犠牲者を生み、事態を泥沼化に導く危険をつくるだけであります。いま必要なことは、性急に軍事報復を強行することではなく、法に基く裁きを実行することであります。すなわち、国連が中心となり国連憲章と国際法に基いてテロ犯罪の容疑者、犯罪行為を組織支援した者を逮捕し、裁判にかけ、法に照らして厳正に処罰することであります。この点で、9月12日に全会一致で採択された国連安保理決議が、すべての国に対しこれらのテロの攻撃の実行犯と組織者、後援者に法の裁きを受けさせるために、緊急に協力することを求めていることは、道理にたったきわめて重要な決定であります。裁判を通じてこそ、事実に即して事件の真相を徹底的に究明することが可能となるからであります。テロ組織の全貌を明らかにし、それを根絶することも、法に基く裁判を通じてこそ可能となるのであります。 いま、米国による軍事報復の準備が進む中で、米軍基地が集中する沖縄県内では、米軍の臨戦厳戒体制化で、県民や町民に、戦争に巻き込まれるのではないかという恐怖感や不安感がでる一方で、嘉手納町内の黙認耕作地の農耕者が、耕作時間を制限されるなど影響もでております。基地ゲートを抱える県道や国道は、早朝出勤時に大変な交通渋滞をきたし、県民や労働者の間から怒りの声がでております。嘉手納基地では、連日のF15戦闘機など各種軍用機の訓練が激化し、ひどい爆音であります。また、HH3救難ヘリなどは超低空、超低速で住民地域上空の飛行を繰り返し、警戒態勢をとっており、いつ墜落するかもわからない不安に町民はかられているのであります。テロ報復後の軍事作戦で、町民生活が破壊されるのは容認できません。これらの事態は、米軍基地を抱えている危険な実態を示すもので、いまこそ軍事基地撤去の声を大にすべきじゃないでしょうか。テロリストに対する大規模な軍事力行使による抱腹の準備をやめ、国連憲章と国際法の根拠に基づいたほうと理性的行動により、テロ犯罪の容疑者の特定、その逮捕と処罰、テロ根絶のための一層効果的な国際的措置をとることを主張するものであります。最近のギャロップの世論調査でも、国際社会というのは圧倒的多数がその法による処罰を要求しているのが世論となっているのであります。あわせて日本政府による米国の軍事報復への支援、憲法違反の自衛隊の艦隊の派遣を中止するよう強く求めるものであります。 以上の見解を述べて、意見書案第5号に賛成するものであります。 ○稲嶺盛貞議長  ほかに討論はありませんか。 10番 山田政市君。 ◆10番(山田政市君)  10番 山田政市です。 意見書案第5号に賛成する立場から討論を行います。 去る9月11日、米国経済のシンボルともいわれる社会貿易センタービルが、米中枢同時テロによって破壊され、一瞬のうちにして6,000人余の人々の生命が奪われました。罪のない人々を無差別に死に追いやった同時テロは、厳しく糾弾され、犯人とその支援国は国際社会から鉄槌の制裁を受けることはあきらかであります。この同時テロは、尊い命を奪ったのみならず世界経済にも大きな影をおとしています。米国内では、すでに航空産業界で8万人余の失業者を生み出し、わが国では株価が下落するなど経済悪化にますます拍車がかかり、国民生活に不安を与え世界的にも景気後退に追い討ちをかけております。 ここ沖縄でも、来月の27、28、29日の3日間、トヨタ自動車が同社の海外代理店の代表ら約700人による視察が予定されていましたが、同テロの影響を受け中止になったことを今朝の新聞は報じております。宿泊が予定されていたホテルでは、世界約30カ国から来る宿泊客の食事の準備などを進めている最中であり、キャンセルによる損失はかなりなものになるそうです。県自体も、サミット後の国際会議誘致に力を入れていた矢先であり残念であります。 死傷者の皆様に追悼の意とお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く世界の平和と安定、経済の回復が実現することを願ってやみません。 以上の観点から、意見書案に賛成するものであります。以上です。 ○稲嶺盛貞議長  ほかに討論はありませんか。     (「進行」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  これで討論を終わります。 これから「意見書案第5号:テロ防止対策と町民の安全を求める意見書」についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって「意見書案第5号:テロ防止対策と町民の安全を求める意見書」については、原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の取扱いについては、議長一任ということでありますので郵送でこれを行いたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって以上のとおり決定しました。 お諮りします。 会議規則第45条の規定によって、第7回本町議会定例会において、議決の結果生じた条項、字句、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○稲嶺盛貞議長  「異議なし」と認めます。 したがって条項、字句、その他の整理を要するものについては、議長に委任することに決定しました。 これで本日の日程は、全部終了しました。 会議を閉じます。 平成13年第7回嘉手納町議会定例会を閉会します。 △午後0時11分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 嘉手納町議会議長  稲嶺盛貞 嘉手納町議会議員  中川京貴 嘉手納町議会議員  金城 明...