宜野座村議会 > 2022-03-10 >
03月10日-03号

  • "ジェンダーギャップ"(/)
ツイート シェア
  1. 宜野座村議会 2022-03-10
    03月10日-03号


    取得元: 宜野座村議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和4年第3回定例会┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃                                                ┃┃               令和4年第3回宜野座村議会定例会会議録               ┃┃                                                ┃┠──────────┬─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 年 月 日 │           令 和 4 年 3 月 8 日           ┃┠──────────┼─────────────────────────────────────┨┃  招 集 場 所  │         宜 野 座 村 議 会 議 事 堂           ┃┠──────────┼───┬──────────────────┬───┬──────────┨┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 議│  令和4年3月10日 午前10時01分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┃          ├───┼──────────────────┼───┼──────────┨┃  及 び 宣 言  │散 会│  令和4年3月10日 午後4時12分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┠──────────┼───┼──────────┬───┬───┼───┴──────┬───┨┃ 応(不応)招議員 │議 席│  氏    名  │出 席│議 席│  氏    名  │出 席┃┃          │番 号│          │の 別│番 号│          │の 別┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │  仲 間 信 之  │ ○ │ 9 │  當 眞 嗣 則  │ △ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃          │ 2 │  津嘉山 朝 政  │ ○ │ 10 │  伊 芸 朝 健  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃出 席   11 名 │ 3 │  新 里 文 彦  │ ○ │ 11 │  小 渡 久 和  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃欠 席   1 名 │ 5 │  照 屋 忠 利  │ ○ │ 12 │  当 真 嗣 信  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃  凡   例   │ 6 │  眞栄田 絵 麻  │ ○ │ 13 │  石 川 幹 也  │ ○ ┃┃○    出  席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△    欠  席 │ 7 │  平 田 嗣 義  │ ○ │   │          │   ┃┃×    不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△(公) 公務欠席 │ 8 │  山 内 昌 慶  │ ○ │   │          │   ┃┠──────────┼───┼──────────┴───┼───┼──────────┴───┨┃          │ 12 │   当 真 嗣 信     │   │              ┃┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────┨┃          │ 1 │   仲 間 信 之     │   │              ┃┠──────────┼───┴───┬──────────┴───┴──────────────┨┃ 職務のために出席 │事 務 局 長│  北 城   暁                     ┃┃          ├───────┼─────────────────────────────┨┃ した者の職氏名  │主     任│  松 田 聖 希                     ┃┠──────────┼───────┼──────────┬───────┬──────────┨┃          │村     長│  當 眞   淳  │村民生活課長 │  石 山   学  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │副  村  長│  下 里 哲 之  │健康福祉課長 │  平 田 義 史  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃地方自治法第121条  │教  育  長│  新 里 隆 博  │健 康 福 祉 課│  野 辺 あやの  ┃┃          │       │          │参     事│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │会 計 管 理 者│  当 真 涼 子  │農 業 委 員 会│  山 内 慶 一  ┃┃により説明のため  │       │          │事 務 局 長│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │総 務 課 長│  城 間   真  │産業振興課長 │  浦 崎 正 人  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃出席した者の職氏名 │企 画 課 長│  比 嘉 昭 彦  │建 設 課 長│  島 袋 光 樹  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観光商工課長 │  金 武 哲 也  │上下水道課長 │  仲 間 盛 雄  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観 光 商 工 課│  仲 間   出  │教 育 課 長│  當 眞   修  ┃┃          │参     事│          │       │          ┃┠──────────┼───────┴──────────┴───────┴──────────┨┃会 議 の 経 過 │別 紙 の と お り                          ┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛            令和4年第3回宜野座村議会定例会議事日程(第3号)                                         令和4年3月10日                                         開 議 午前10時┏━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃日程番号│ 議 案 番 号 │          件           名          ┃┠────┼────────┼─────────────────────────────────┨┃  1  │        │一般質問(平田嗣義、伊芸朝健、眞栄田絵麻)            ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┗━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議長(石川幹也) おはようございます。これから本日の会議を開きます。(10時01分) △日程第1.一般質問を行います。  一般質問は会議規則及び申合せ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。なお、1回目の質問及び答弁は登壇して行い、2回目以降の質問は質問席で、答弁は自席で行うこととします。 通告順により順次発言を許します。 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) おはようございます。議長の許可を得ましたので、4件一般質問を行いたいと思います。 まず第1番目に、街灯設置についてということで、新国道から旧高速道路のインター入り口までの街灯設置はできないのか。この街灯については、防犯灯も道路を照らす街灯もあるみたいなんですがどっちも、とにかくこの道路を明るくしてほしいということです。 2つ目に児童福祉について、待機児童対策はどのように取り組んでいるのか。村長の施政方針にもありましたけれども、取組ますという、具体的にお願いしたいと思います。 3つ目に農業振興について。1つ、認定農業者の現状と今後の課題について。2つ目に、農業者年金の加入状況と加入推進について。3つ目に、有機の里の取組状況と課題について。4つ目に、有機の里の特産品加工直売センターとの取組はどうなっているのか。 それで4つ目に、一般廃棄物収集運搬業務について。1つ、12月定例会でもやりましたけれども、その後、道交法違反について現在はどのようになっているのか。2つ目に、本委託契約の金額は適正な金額であるのか。以上について質問いたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは平田嗣義議員の一般質問にお答えいたします。 まず1点目の街灯の設置についてでございます。新国道から旧高速道路のインター入り口までの街灯設置の考え方についてお答えいたします。本道路は、国道329号宜野座改良事業により、宜野座インターチェンジ線として平成27年度に村道認定した路線であります。区間延長につきましては、総延長279メートル、片側歩道、電柱がない箇所となっており、以前から照明灯が設置されていない区間となっております。街灯設置についてですが、道路照明灯と防犯灯の2種類ございまして、道路照明灯は夜間における道路状況を的確に把握することを目的としており、防犯灯は安全対策として主に住宅地及びその周辺の暗い場所に、防犯を目的に設置する照明灯となっております。本道路につきましては、住宅地から離れていることもあり現在防犯灯の設置に向けた計画はございません。設置については、利用状況なども踏まえながら、緊急性、必要性を確認していきたいと考えております。 続きまして、2点目の児童福祉についてでございます。待機児童対策はどのように取り組んでいるかとの御質問でございますが、新聞報道でもございましたが、本村の待機児童数は令和3年10月1日時点では14名、令和3年3月1日現在は27名で、全て0歳児となっております。また、令和4年4月1日時点では、入園児童について全員入園予定であり、待機児童は発生しない状況をとってございます。本村では、例年4月1日時点の待機児童数はゼロ名ですが、出生数の増加に伴い年度途中の7月頃から、保育所入所希望者及び待機児童数が増加する傾向にあります。待機児童対策としましては、松田保育園、かんな保育園の認可保育園と協議し、弾力的な運用をしながら定員数以上の児童を受け入れておりますが、両園においても保育士確保が厳しく、待機児童が発生する現状です。村立保育所においても、保育士確保ができず、年度途中の受け入れができない状況が発生します。令和4年度においては、保育士確保のための保育士就職準備金の貸付けの継続、新たに保育士の処遇改善を実施し、村立保育所の正職員の増員、法人認可保育園に対しては、県補助を活用した待機児童解消に向けての取組を行ってまいります。 農業振興についてでございますが、その1点目、認定農業者の現状と今後の取組についてでございます。村内認定農業者の現状についてでございますが、認定農業者数は38人と2組となっております。ちなみに2組とは、家族間協定を結んでいる農家が2組あるということでございます。内訳を申し上げますと、男性が36人、女性が2人、家族間協定者が2組となっております。年代別に申し上げますと、30代が4人、40代が11人と1組、50代が6人、60代が11人、70代が6人と1組となっております。村が実施している農業補助や支援が、農家の確実な所得向上につながるよう経営的な農業を推進するため、新規就農コーディネーターや営農指導員による経営改善計画の作成を支援し、認定農業者の育成に努めているところです。特に新規就農者については、認定新規就農の認定を受けることで、就農時に交付金を受けることができますので、認定時に必要な農業経営計画の作成を支援しております。当該認定期間は5年間となっており、その後は認定農業者に移行できるよう、それまでの期間についてもコーディネーターや指導員が就農状況を把握しながら、認定農業者資格取得につなげているところでございます。認定農業者の認定期間についても5か年と定められていることから、認定の更新についても支援を行っているところです。今後も、認定新規就農の認定から認定農業者の認定まで引き続き農家を支援してまいります。 2点目の農業者年金の加入状況と加入推進についてでございますが、農業委員会への質問でございますけれども、私の方で答弁させていただきます。農業者年金の加入状況と加入推進についてお答えいたします。最初に、加入状況についてでございますが、現在11人の方が農業者年金に加入しております。そのうち保険料の一部が国庫補助となる政策支援加入者は2名となっております。最近の加入状況としましては、今年度に通常加入者が1人、昨年度も通常加入者1人の方が加入している状況です。次に、加入推進についてでございますが、基本的には、加入対象者への制度の周知と普及などになります。主な活動としましては、加入推進部長と事務局で加入対象者の把握や絞り込みを行い、加入推進名簿を作成しております。その名簿掲載者から年齢の若い農業者、女性農業者、認定農業者を重点対象者として選定、個別訪問などの加入推進活動を集中的に実施しております。ほかにも認定農業者の会議、農業青年クラブの総会、行政懇談会、簿記講習会、農協の各種部会など農業者の参加する会議で制度の説明を行っております。また、広報活動については全世帯へのチラシ配布や、農業委員会だよりに年金の記事を掲載するなどの周知を行っております。 戻りまして、有機の里の取組状況と課題について。4点目の有機の里の特産品加工直売センターとの取組については関連しますので、まとめてお答えいたします。有機の里宜野座村確立事業につきましては、平成24年度より一括交付金を活用し事業を実施してまいりました。事業の目的及び内容を申し上げますと、安全安心な作物を推進することで、他の作物に比べて本村の作物が選ばれるものとなるようエコファーマーを育成し、エコ農産物の生産及び販売拡大を進めていくという内容でございます。具体的な取組としましては、営農指導員の配置と販売戦略推進の配置になっております。営農指導員は減農薬、低化学肥料による栽培指導並びにエコファーマーの認定取得支援を行っております。また販売戦略推進員は、大手スーパーや卸売業者などのバイヤーとの商談、特産品加工直売センターにおけるエコ農産物の販売と直売センターを拠点とした農産物の販売調整を行っております。これまでの取組の成果としましては、エコファーマーの育成については認定農業者数が平成24年度末時点で7人でしたが、令和4年2月末現在では40人となっております。この数字からも伺えるとおり、本村のエコファーマー数は飛躍的に増加しております。また、エコ農産物の売上高につきましては、お手元に資料をお配りしてございますので、簡潔に申し上げますと平成25年度の約800万円から、平成30年度の約3,500万円まで、ほぼ順調に増加してまいりました。平成31年度以降は、新型コロナの影響を受け売り上げは減少しておりますが、新型コロナウイルスの影響がなければ順調に推移していたものと考えております。このように同事業の実施による成果は着実に現れているものと考えております。 課題につきましては、同事業を開始した平成24年度時点の課題と現在の課題では大きな変化がございます。平成24年度時点の課題としましては、農産物はあるものの、その売り先がなく販路拡大が重要な課題でございました。現在の課題は、販路や需要はあるものの、安定した供給ができていないというのが課題でございます。販路拡大については比較的順調に進んでいることから、今後は村内農産物販売の拠点である特産品加工直売センターに事業を引き継ぎ、特産品加工直売センターと村の営農指導員が引き続き連携を図り、作物の安定生産を強化していく必要があると考えております。販路拡大について特産品加工直売センターが中心的役割を担うことで、市場が求めている作物や将来有望と思われる作物について、農家に生産を提案し、栽培指導を営農指導員が担っていくという体制を構築していきたいと考えております。また、これとは逆に農家が提案する作物について、特産品加工直売センターが中心となってバイヤーなどと交渉し、販路を形成していくという取組も併せて推進する必要があると考えております。 続きまして4点目の一般廃棄物収集運搬業務についてお答えいたします。①道交法違反について、現在はどのようになっているかについてでございますが、これまでの村からの指導、注意喚起等により以前よりさらに改善しているものと認識しております。作業員の安全確保を図り、収集業務の実施に支障がないよう引き続き注意を促してまいります。 2点目に、本委託契約の金額は適正な金額であるのかについてお答えいたします。まずは、本委託業務を公募した際、契約金額の上限額1,542万2,000円の設定について答弁させていただきます。本業務につきましては、各種建設工事や設計委託業務を設計する際に用いる積算基準というものがございませんので、適正な金額というものがございません。そこで、今回の契約金額の上限を設定するに当たりましては、参考資料とするために事前に村内と村外にある2社から見積書を徴集しております。その際の金額が、約1,300万円と1,970万円となっており、かなりの開きがございました。そのため担当課では、業者から提出いただいた見積書の積算方法も参考にしながら、上限額を積算しております。通常、村が各種事業を発注する際には、県の公共単価、あるいは見積額などを基に積算を行い予定価格を算出しているところでございます。また、廃棄物処理法施行令においても、委託料は業務を遂行するに足りる金額であることが求められていることから、本業務におきましても人件費については、県の労務単価を用いて積算しております。本来ならば、一般運転手2万1,900円と普通作業員1万9,300円、さらには収集日に土曜日が含まれますので、時間外割増1.25倍を加算する必要がございまして、これで積算しますと、全体で1,825万円ほどの高額な金額になります。そのため、村としましては極力予算を抑えるために、人件費については普通作業員と軽作業員の単価を採用し、時間外割増の加算も行っていないところでございます。燃料費、車両の維持管理費等については、過去の実績を基に積算しております。さらには、法人会社に発注するにあたっては一般管理費も計上する必要がございますので、個人へ発注する場合と比較すると、どうしても高額になるということにつきましては、これまでも繰り返し説明させていただいているところでございます。以上のことを踏まえまして、公募要領に契約金額の上限額を公表して公募いたしました。2社の応募があり、総合的な評価を経て現受託者と協議することが決定され、本委託契約の契約金額の上限額の範囲内となる1,452万円で随意契約しておりますので適正なものと考えております。なお、公募のあった他社の見積もり額より低い金額となってございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 答弁をしてもらいました。順を追って、細かくやっていきたいなというふうに思います。 まず最初に街灯の設置についてはできない、やらないというような格好で、非常に残念だなと思っております。このインターから旧国道までですね、前にもやったことがあるんですけれども、結局高速道路から出てきたときに、新国道の交差点、非常に明るいです。とても明るい。だけれども、ここから体育館の後ろを通ってインターの入り口まで来ると真っ暗です。村は観光を推進しているという割には、メイン通りとなる高速の入り口から、ここは暗い、安全面でもそうです。夕方ウオーキングしている人もいらっしゃいます。その人たちも暗いんですよ。住宅街でなければできないということで、防犯灯の設置も厳しいということも答弁されているんですけれども。観光の点、地域の安全の面、村長、こっち夜通ったことありますか、歩いて。そういうことから考えると、前回は、県として進めていきましょうという話だったでしょう。3年前でしたかな、これは。今回はもうできない、やらないという答弁なんですけれども。中心地なんですね、ここ。そこが真っ暗、非常に寂しいですよ、インターから来たら。その辺、再度お願いできませんか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やらないということを答弁したわけではなくて、現在、計画はございませんと答弁させていただきました。この場所につきましては、やはり今後、中心地計画などもございますし、そういったことを踏まえた中でどういうふうな対応をしていくかということを検討させていただければと思います。ただ、国道に、以前に総合事務局の事業を活用して防犯カメラ等緊急整備事業というのがございましたけれども、そこに、その事業を活用して子供たちの通学路の部分ということで、今の現国道の一部、松田の當眞商店あたりから宜野座大橋のところだとか、惣慶から漢那、漢那から城原というところをやりましたけれども。そこはやはり子供たちがどうしても通学で使うということでしたので、そういう整備をさせていただきました。ただ、他の自治体と比較しましても、本村においては防犯灯の数というのはかなり多いのが現状でございまして、やはりそれのコストについても各区を含めてかなり膨大なものになっているかと思います。それでLEDの事業なども今いろいろ計画はしておりますけれども、やはりそのウオーキングについても、我々としましてはぜひ安全な場所でやっていただきたいというところはございます。全ての道路に防犯灯をつけるわけにはいきませんので、そのあたりは基本的な今の流れの中で整備していって、対応していければと思います。ただ、先ほど申し上げましたけれども、現時点の計画はないんですけれども、今後中心地計画の中でいろいろ整備などもしていきたいというような考え方もありますので、そのあたりも含めて今後の検討課題としていきたいと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 前回も検討していきますということでしたよ。あれから3年間、この道路について検討したことありますか。私は以前に、ウオーキングコースの件を申し上げました。その時も中心地計画があって、ウオーキングコースについては再度検討しましょうということで、多分中心地計画があって、公共施設のいろいろなものがあるものだから、そういうのはすぐはできない、計画を立ててからという話があったんですよね。だけれども、この道路についてはあるわけですよ、ずっと。中心地計画したら、この道路はなくなる可能性がありますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この道路のですね、あくまでも内部の話ですけれども。この道路につきましては、考え方の案の1つですけれども。例えばその道路を廃止した場合に、今国道からいただいた残土の埋め土の部分と総合体育館との兼ね合いだとかですね。やはりそうすると、この体育施設が集中して、ここに整備できるようになります。面積もかなり広く使えるようになるわけです。ですから、そういう案もなくはないというのが現状です。ただやはり道路を、一旦こうあるものを廃止するとなると、やはり住民サービスなどもいろいろ、住民の意向もありますので、そのあたりは丁寧に進めていかなければならないという考え方は持っております。いずれにしましても、現時点ではまだ計画が煮詰まっていない、計画をいろいろ検討している途中でございますので、そういうことを含めてこの街灯のものについては、その中で併せて検討させていただければと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長は、幾らでも検討検討で行くでしょう。観光の観点からしても、高速の、この新国道の村の電光掲示板があるところまでは明るい。宜野座は非常にいいなという感覚で出てくるけれども、この道路に来たら真っ暗なんですよ。昼間はいいですよ、周囲が見られて。だけど夜は何も見えないんです。だからメイン通りですよということで私は申し上げているんです。早い時期に、中心計画もあるかもしれないけれども、まずはそこら辺を再度、これとは別に検討して、防犯灯か、あるいは道路を照らす街灯、二、三基あれば明るいですよね。今、国道でもそうだし。検討していただきたい。再度お願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 設置につきましては、先ほども答弁させていただきましたけれども、利用状況等も踏まえつつ緊急性、必要性を確認していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 緊急性ということであるんですけれども、私は観光の面からも、人を招くということで推進している観点からも検討していただきたいなと思います。 それでは2番目の児童福祉の件なんですけれども、村長に御苦労さまと言いたいですね。4月1日時点ではゼロということで、非常にいい方向に行くなということで、ほっとしております。新聞を見て14名もいるのかなということで、この子供たちはどうされるのかな、その保護者たちはどうするのかなということで非常に心配していたんですけれども。現段階、健康福祉課の資料も10月時点の資料しか私に提示していなくて、4月1日は完全に待機児童ゼロということでありますので、大変ほっとしております。 そこでなんですけれども、毎年10月の時点で待機児童が出る可能性があるということなんですけれども、その体制、今の村の3園で対応するのは恐らく厳しいということで、村長は申し上げて、市政方針の中で保育所の、認可保育園で頑張ってもらう、協議をするというような格好なんですけれども。他に任すんじゃなくして、緊急性があるわけですので、村で対応する、第一、村で対応して行くという体制というのは可能なんですか。その辺、ちょっとお願いできますか。
    ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 本村ですね、私のほうも政策的に子育て支援に力を入れてきているところでございますけれども、客観的なデータから待機児童がなぜ発生するのかというようなところを少し説明させていただければと思います。本村は御承知のとおり、今人口というのは着実に増えている状況がございます。今県内でも、令和2年度国勢調査のデータからいきますと、本村の人口の増加率というのは北部で今ナンバーワンでございまして、県内全て見ても10番ということで、かなり増えている状況がございます。それに加えて、本村は子供を産む女性の合計特殊出生率というのがございますけれども、一生に産む子供の数というのがございますけれども、これが全国で6位ということで、かなり高いということもございます。子供の数、出産する子供の数が多い。これは2.29人ということになっております。そのような中で、人口の割合、全人口の中の15歳以下、年少人口と言いますけれども、その割合については県内で2番目に高い地域になっています。そういうことから、やはり年度の最初については我々担当課も努力して、また認可保育園さんのほうも努力して人員の確保というものはできるんですけれども、年度途中になっていきますと、なかなか年度途中から人というのは、やはり保育士も含めて今勤めている保育所からこっちの宜野座に入れるかというと、なかなかお互いできない、そういう状況も発生します。ですからどうしても4月1日前提でということになっていくわけです。また本村のこれまでの流れからしますと、まず認可保育園の経営という部分がありますので、先生を多く採用して、余剰人員がいる中で経営が悪くならないようにということで、ある程度そこに振るわけですよ、最初に。もちろん保護者の希望もありますけれども、そういうことをやって、次に村が対応するというような流れがございますので、村が最初からというのもちょっと難しいところもありますし、村でもやはり保育士の確保というのは、これは宜野座に限らず、今待機児童がいる自治体については確保が難しいというのがございますので、県を挙げての取組が行われているという状況です。ですから我々もそのあたりを意識しながら、認可保育園の皆さんとも連携して今対応を行っているというような状況ございます。ただ保護者にとっては大変負担になる部分、また早く仕事に復帰したいというようなことがありますので、今後も引き続き待機児童が発生しないような取組はやっていきたいと考えて、最大限努力しているというところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長のつらい、苦しい立場も理解しますけれども。私が言うのは、認可保育園よりは村が先ですよという話ではなくて、当然村長がおっしゃったように、認可保育園を満タンにして残りが村だということは私も理解をしておりますので、その辺は理解をよろしくお願いします。この件で先ほど申し上げたのは、結局、認可保育園で、今回、多分0歳児なんですね、今回も0歳児。0歳児となると、恐らく健康福祉課のほうでは妊婦のあれが分かりますよね。何月にはどういうような状態になってくるということも理解されていると思うんですよ。そうしたら、その対策が今度は10月になったらどうなるのかなというのも理解していると思うんですね、把握はされると思うんですよ。その辺の観点からしても、今回、もう出る可能性は十分あるなと予測はつけられると思うんですよね、どっちかといったらね。そうしたら保育士が足りないというような格好で、非常に厳しい状態で国のほうも保育士については処遇改善をということで、いろいろと助成をされてきているとは思いますけれども。村として、出た場合の、すぐ認可に預けるんじゃなくて、村でまずは可能な体制というのはつくれないですか。恐らく2歳児以降は、十分対応されていると思うんすよ。0歳児なんですよ。今回もゼロ歳児14名ですから、毎年0歳児が出てくる可能性が十分あると思うんですよ。今の時点で、2歳児からは待機はいないですから、10月の時点でも恐らくいる可能性はないんじゃないのかなと私は理解しているんですけれども、その辺、どうですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 7番 平田議員にお答えします。 今、お話があったように0歳児の対応なんですけれども、こちら保育園の場合は配置基準がございまして、0歳児につきましては保育士1人で3名しか見ることができません。それで今回14名という数字が10月時点で出たんですけれども、それを解消するためには保育士さんが5名必要という数字になってきます。例えば4歳児、5歳児になりますと、1人の先生で30名まで見ることができます。10倍ぐらい開きがあります。それで保育士の確保というところで、どうしてもそこを解消しないと待機児童の解消にはつながりません。過去の推移を見てみますと、4月1日での待機児童数は、令和元年、令和2年、令和3年、今年ともゼロでした。また中間で10月に調査があるんですけれども、その際には、今年は、令和3年10月は14名と出たんですけれども、令和2年は4名、令和元年は5名という数字だったんですよ。それで令和3年において特に0歳児が多かったというのは、やはり転入のケースとか、若いお母さんたちの職場環境の問題とかもあると思うんですけれども。育休を取得できず、どうしても希望はするけれども0歳児なので自宅で見るというような形という問題もあります。そういったことをひっくるめて、年度途中にどうしても予想できないケースもあるので、対応としては保育士の確保は厳しいという状況が続いてあるということです。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) いろんな検討されても、やはりその解消というのは厳しいという状況なんですか。対策は練られない、どうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 対策は練っているんですけれども、それ以上に子供たちが転入してきたり、また増えていくというのが状況かなと思っております。過疎自治体などでは、待機児童というのは発生しないという状況もあって、余裕はあるかと思いますけれども。宜野座村においては、今やはりそういう、かなり人口が増えてきているという流れもあって、その反面こういった待機児童の問題が出ているということはあります。先ほど、村で人員を確保してとか、年度途中の話なども提案がございましたけれども、都市部の場合だと、ある程度の保育士の数などもいるのかなということは、それでも待機児童は出ていますけれども。本村の場合だと、やはり村のほうで、また保育士の囲い込みみたいなことになってはいけない。認可保育園とのバランスもお互い考えながら、村立もございますので、村が、例えば人を集めるために給料を上げて、どんどん村立にということになると認可園のほうも困りますので。また、これは他の自治体の取組ですけれども、浦添市などでは県外から保育士を呼ぶというような取組をされている自治体も中にはございます。ただ本村の実情からしますと、やはり近隣自治体の状況を見ても、やはり年度途中から人を引っ張ってくるというのは、かなりハードルの高いところもございますので、そのあたりも含めて、現在でもそういった対応はしようという取組はしているんですけれども、人の確保が難しい。これは村立だろうが、認可保育園だろうが、やはり両方同じような立場で苦労しているというのが現状でございますので、引き続きそのあたりについて、本当に何か方法はないのかということは検討していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 今年度は4月以降はゼロということでありますけれども、また10月から出てくるという可能性は十分ないとは言えないというような状況ですね。そして今、14名の待機児童の保護者については、非課税世帯ではなくてみんな課税世帯なんですね。課税世帯ということは働いているということだと思うんですよ。ただこの子供たちの保護者は仕事を休んで預かる以外にないのかというような格好なんですけれども、その実情はどうなっていますか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続き平田議員にお答えします。 0歳から2歳については、課税世帯ということになるんですけれども。その保護者の就労状況とか、細かいところはちょっと今把握していないんですけれども。やはり育休を取得できない保護者で希望が多いというところもありますので、個別のことについては把握できていないところです。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 保育所に預けるということは、親が共働きだということが前提だということでありますので、やはり希望を出している時点で皆さんそれぞれ仕事があるということだと理解しています。その中で、我々としましては、それぞれの就労状況まで把握は担当課のほうではしていないということでしたけれども、まずはその受入れる体制づくりというのが我々の仕事だと思いますので、そのあたり継続しながら、年度途中も極力そういった待機児童が発生しないような体制というのは、これからも取り組んでいきたいと思っています。ただ現状としては、これまでの経過でいきますとかなり厳しいところもあるというのは事実でございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) なかなか施設も限られているし、人員も限られているし、保育士も足りないということで非常に苦しい立場を理解します。 そこで保護者への支援というのもありますか。やっている市町村もありますか。待機児童の保護者。保育所に預けたいけれども預けられない、だから待機になるんですよね。結局、みんな平等性という格好からすると、その辺の支援というのはありますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 後ほどですね、ほかの自治体の待機児童の家庭に対する支援というのがあるかというところは、私は把握していないんですけれども。今の御質問を踏まえて、もしそういうふうな、今は例えば共働きが前提です。今から勤めようとしていますよというところまである程度広げて対応していますけれども。家庭に例えば支援しますよということになりますと、逆の方向にその制度が悪用される可能性は十分あるんじゃないかなと、私はちょっと懸念します。そこの補助というのはちょっと、なかなか自治体で取り組まれているというのは、本村としてはまた難しいのかなと思うところでございますが、他の自治体の状況につきましては、担当課のほうから答弁させたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続きお答えします。 待機する保護者のところなんですけれども、一時預かりとかの事業を使って支援するという、そういった対応というのはやっているところです。 経済的な支援というところはちょっと把握していないところがございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 分かりました。その辺は、村長がおっしゃることも理解しますけれども。結局仕事をやっている人が、子供を預けられないということで、仕事に行けない、もう自分で預からなければいけないというような状態に追い込まれていくわけなんですよね、実質的な話はね。本村は、子供に対しては非常に手厚い支援をされてきていると、それは理解して、ほかの市町村からも大分評価を受けているとは思います。だから、そういうふうに外れた場合、どうしても支援しないといけないんじゃないのかなと思うんですけれども。やり方はいろいろあると思うんですよね。今、保育所は保育料は無料じゃないですか、そうですよね。違う。給食費だけ。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続きお答えします。 保育料につきましては、0歳から2歳の課税世帯のみ徴収されておりまして、主食費、副食費を含んでおります。ただ3歳から5歳につきましては免除されております。また、副食費の4,600円は徴収という形でされております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 分かりました。そういうこと、ゼロ歳から2歳児まではあるというような格好ではあるんですけれども。いろんな面で負担を強いられているという状況は村長も理解をしているわけですから、ぜひ10月1日以降、今年度4月はゼロ、10月以降もゼロになるような体制、今から把握をして、取組を強化してやっていただきたい。再度、村長お願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 村のほうでも、やはりそのあたり年間通して待機児童が発生しないような形に持っていきたいということは、常日頃から考えているところでございまして、その対応をしているところですけれども。ただやはり急に転入が増えたり、様々な状況がございますので、出産を機に戻ってくるというようなことなどもあったり、想定しきれない部分があるのも事実でございますので、そのあたり含めて今後も待機児童の解消については、継続して取り組んでいきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 本村が、常に待機児童ゼロという体制をつくって、子育てに安心できるような体制を、行政としてより一層強化して取り組んでいただきたいなと思います。 次、農業振興なんですけれども、先ほどいろいろありましたけれども。農業青年クラブの皆さんは認定農家になっていますか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 7番 平田嗣義議員にお答えします。 確認はとってはおりませんので、農業青年クラブの皆さんが全員認定農業者になっているかということは、すみません、確認できておりません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そこら辺ですよね。認定農業者、村では36名、40名というふうな、村長は自信を持って、大分他市町村よりもいいですよという話を投げかけられまして、エコファーマーですね。その中でも認定農業者は40名という格好ではありましたけれども。年齢別に見ても30代、40代は7名しかいないんです。認定農業者。女性は1人。農業青年クラブは20名余りいると思うんですよね。それからすると、農業青年クラブをつくって、若い青年たちが束になっているのに認定を受けられていないという状況。そうしたら増える可能性はないんじゃないですか。その辺の取組はどうですか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 引き続き7番平田嗣義議員にお答えします。 認定農業者につきましては、村のほうとしましては特に後継者育成センターの卒業生とか、そういった方々については、新規就農をする時点から将来的にですね、認定新規就農の5か年を終えた後には認定農業者になれるようにということで、その都度申し上げています。また、新規就農コーディネーターとか、そういう方々が支援しながら、およそ5年後には認定農業者の認定を受けるという流れをつくっております。最近の就農されている方というのは、およそその流れができてきて、就農から5年後に認定を受けるというのが、大体形としてできてきております。今後は、やはりセンターの卒業生とか、新しく就農する方については、そういった認定の支援とかを引き続き行っていって認定農業者の増加につなげていきたいと思っています。また、センターを卒業しなくてもほかにも若い方で就農される方がおりますので、その辺も青年クラブの中でやはりそういった認定農業者の情報をですね、メリットとかを共有しながら認定を受けたほうがいいよとか、そういう雰囲気づくりをやっていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 課長はおっしゃっているんですけれども、認定農業者のメリットというのは何ですか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 引き続き平田議員にお答えします。 認定農業者のメリットとしまして、やはり担い手という位置づけになっておりますので、農地の利用ですね、農地の利用権設定を優先的に受けられるということと、農業制度資金の活用ですね、スーパーL資金とか、スーパーS資金とか、そういった融資のところで大分有利です。認定農業者というのは、据え置き期間が長かったり、借入れできる金額が大きかったり、そういったところも大分恵まれております。また、認定農業者で青色申告とかしている方は税の面でも優遇されております。いろいろなメリットがございますので、認定農業者になるようにということで、村のほうも進めているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そうですよね。農地の有効活用、そして補助金の申請、施設を造る場合の補助金の申請なども認定農業者でないといけないという。それからすると、本村の若い農業者、若いというのも、農業者の皆さんはそこまで苦しくないという状況を皆さん捉えているんですか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 引き続き7番 平田議員にお答えします。 この認定農業者のメリットというものは、やはりいろいろな会議というか、その認定農業者の方も、若手の青年にも向けてですね、認定農業者になることで事業が受けられるやすくなるということを伝えております。随時、認定農業者になりたいという方の相談を受けた場合にも、この計画の作成の支援とか行っております。認定農業者になると、先ほど申し上げたメリットが受けられますよということを説明して、その計画支援の作成も行っているところです。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私が言うのは、取組が弱いんじゃないのかなということを申し上げたいということなんですよ。農地の貸し借りのものも、できるだけ認定農業者に誘導していくというのが基本でしょう。そして今、苦しい人たちがたくさんいらっしゃる、若い人たちも、農業をやっている人たちも、土地が欲しい人たちもたくさんいると思うんですよ。そこら辺をもっと強化して、認定を受けてくれないかと。もっともっと力を入れて、変えていく体制って、農業青年、クラブでも13名ですよ。30代、40代でも13名ですよ。これみんなが農業青年クラブに入っているかといったら、そうでもないと見ているんですね。せめて農業青年クラブの皆さん、リッカ、宜野座の将来の農業のために認定を受けて、もっと活気づけてくれないかという取組の強化はできないんですか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 引き続き7番 平田嗣義議員にお答えします。 認定農業者の増加に向けては、産業振興課としても常日頃からそういった投げかけは行っております。今後も、引き続き認定農家の認定の取得に向けて、呼びかけを続けてまいりたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ取組を強化して、村の支援もできるような体制、必ずしも補助事業を受けられるから、あるいは農地を誘導するからじゃなくて。村長、ここで認定農業者の皆さんに特化して、補助の体制、現在ある補助金の体制を特化してやるような体制もつくれないですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 以前から認定農業者の皆さんとの意見交換の中で、そういう認定農業者になってもあまりこう行政、村との関わりの中でメリットがあまりないんじゃないかという話もあったりして、差別化を図ってほしいというような意見もあったかと思います。そういうことも踏まえまして、村としては今、資材補助の部分については、ハウスの修繕等のものについては50%と40%に分けたというようなこともございます。ただやはり村としては、農業全体の振興という意味では、その認定農業者でない方も含めての支援というのは必要だと思いますので、そのあたりのバランスの中で、対応していきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長がおっしゃるのも分かります。結局、増やしたい。これをすることによって認定農業者が年間350万円でしたか、目標は動いて行きますよね。経営も考えて動くわけですから、普通一般の農家も村長がおっしゃったように村民ですから大事です。だけれども、その中でも認定を受けられた人たちはその分、取組をぜひできないのかということなんですよ。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 認定農業者になる、ならないというのは基本的には農家自身の考え方ではないかなと私は思います。いろいろ村としては、様々な農業支援をやっている中で、やはり農家の皆さんが認定農業者になったらこういうメリットがあるからぜひなろうという意欲の部分ではないかなと感じているところでございます。ですから、農業補助で差別化を図って、これがプラスになるからやるという考え方もあるかとは思いますけれども、様々な制度資金も含めてプラスになるという状況がありながら、あえてそこまでは踏み込まないというところは農家の意見だと思いますので、我々としましては、ただの認定農業者を増やしたいというところは担当課からありましたとおりでございますので、そのあたりを周知しながら、本村の農業の振興というのをバランスを見ながら対応していければと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長の答弁を聞くと、特別に認定の差別化を図ってやらないということなんですか。村長がそう考えればそれで、幾らやってもそうしか答弁来ないだろうなと。 そこで次、農業者年金の件も含めてやりますけれども。国民年金との連携はどのような取組をされていますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続き、すみません、先ほどの答弁ところで誤解があるようなので答弁させてください。 過去には、この認定農業者と一般の農家の皆さんとの村からの補助というので全て一律だったかと思います。私が就任して、資材のものというのは上乗せの部分を初めて制度として組み込みました。ですから、何も認定農業者を支援しないということではなくて、その内容を把握して今後も対応していきたいという考え方を持っておりますので、そこは誤解のないように認識していただければと思います。 ○議長(石川幹也) 山内農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山内慶一) 7番平田議員へお答えいたします。 国民年金との連携ということですが、農業者年金加入者推進名簿というものがございまして、その名簿を国民年金係と共有しております。その推進者の中に保険料納付免除者がいないかなど、確認をしております。その免除者が将来的に承認、免除が終了した方がいた場合には連絡をいただいて、加入につなげるというような連携をしております。 あとほかには、国民年金の窓口に農業者年金のパンフレットを置いていただくなど、周知の活動を行っておりまして、農業者年金に興味がある方については農業委員会につなげていただけるように協力している状況でございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 局長の取組は大分頑張っているなというのは、毎月広報紙に載ってきている、そういった状況は非常に頑張っているなというのは見えてはくるんですけれども、なかなか増えない。昨年度1人、今年度1人というような格好で、なかなか増えないというような状況であるんですけれども。 今年度から農業者年金の幅が広がりましたよね、70歳まで。65歳までだったやつが70歳まで加入できますよという、新しく年金制度が変わってきて、2万円だったやつが1万円から可能ですよということに、大分入りやすい状態になってきておりますよね。その辺の推進からしても、国民年金では、老後は非常に厳しい状態だというのは皆さんも理解していると思います。それからすると、認定農業者40名のうち13名でしたか、3名でしたか。3名しか加入されていないんですよね。認定農業者は特別に手厚い国の支援があるにもかかわらず、3名しか入っていない。その辺の取り組み、皆さん広報もいろいろ流しているとは思うんですけれども、それで十分だと理解していますか。 ○議長(石川幹也) 山内農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山内慶一) 7番 平田議員へ続けてお答えいたします。 先ほど、制度の改正のお話がございましたので、今年の1月から35歳未満の方については、保険料1万円から、これまで2万円だったものが1万円で加入できるなど加入がしやすくなるようになっております。その辺、先ほど加入の年齢の引き上げのお話もございましたので、そのあたりを今回周知しております。あと農業青年クラブなどまた認定農家などに関しては、その会合にその制度の内容を説明しております。なるべくその制度の内容を知らなかったということがないように、私たちは周知に努めるように活動しているのが状況です。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 非常に年金加入者については、40代、30代、20代はいないという格好で、36歳まででしたか、2万円に対して国が1万円を補助するというような格好、認定農業者についてはですね。村長、認定農業者、農業をやっている若い人たち、国民年金の猶予も何名かいらっしゃいます。無年金者をなくすということで施政方針でうたっておりましたけれども、農業をしている人たちに国も、限度がありますよね、1万円という格好であるんですけれども。村もその支援をして、農業者年金に加入するような推進を図ってもらえないですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今の御質問は、農業者年金の掛け金の一部を行政で負担したらどうですかというような提案ということで理解してよろしいんでしょうか。このあたりはやはり人生設計の1つの部分だと思います。正直申し上げてですね。農家の皆さんだけ、その掛け金を負担するのかということも、またいろいろな話になります。村民からすると平等性に欠けるんじゃないかというようなこともあろうかと思いますので、そこの個人の部門の掛け金というのは、ちょっと行政で支援するというのはそぐわないんじゃないかなと感じているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私も、個人というような格好で捉えると、非常にこれは大変だなと理解はします。だけれども、認定農業者イコールエコファーマーにもつながる、村が推進している、国も2万円に対して1万円は助成しているんですよ、これも限度があるんですよ、どんな人という格好で、厳格に。それをむやみにやりましょうじゃなくて、そういう体制をつくって、農業者年金に加入するような促進を村としても検討してもらえないですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 掛け金の部分を支援するというのは、正直行政の立場で難しいかという感じは、制度をつくっている国が支援するのは、それはそれでいいのかなと思いますけれども。またその中でも認定農業者に限定してということになりますと、またそこでいろいろな平等性も含めてどうなのかなというところがございます。今回、こういう提案もございますので、そういう取組がほかの自治体で行われているのかどうかということも含めて勉強させていただければと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 大分時間も過ぎてきていますので、ぜひ検討してですね、認定農業者が増える、宜野座の農業発展につなげていく体制を、若い人たちがもっと農業に取り組んでいけるような体制をぜひつくっていただきたいと思います。 エコファーマー、有機の里の件についてですが、いろいろありましたけれども。北部市町村では非常にずば抜けて、宜野座にエコファーマーが増えているというような状況でありましたけれども。未来ぎのざに新年度から職員を異動させるということであったんですけれども、行政と未来ぎのざとの取組というのは、連携というのはどのような取組をするつもりですか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 引き続き7番 平田議員にお答えします。 未来ぎのざのほうで販路拡大の取組というのを進めてもらうんですけれども、そこの職員と、うちの産業振興課内に配置する営農指導員がお互いに情報交換をしながら、先ほど答弁の中でも申し上げましたけれども、やはり未来のほうでは市場が求めている作物はどういうのがありますよというのを、この営農指導員に情報提供、逆に営農指導員のほうからは、農家がどういった作物をつくっているよという情報があれば、それをまた未来ぎのざのほうにつないで、この作物について販路を探せないかということ、そういったものを常に情報を共有しながら取り組んでいくということでございます。 昨日答弁で抜けているのがございましたが、直売センターでのエコ農産品の取組、販売の部分の話をしていなかったので申し上げますが、直売センターの中にもエコファーマーのコーナーをつくったのを、ちゃんと評価していって、外販の部分ではなくて直売所での売り上げ拡大にもつながるように取組を強化してまいりたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 課長の答弁ですけれども、私が認定農家、認定農家というのをずっと口酸っぱく言っているんですけれども、認定農家の中でもエコファーマーは11名なんですよ。有機の里を宣言していろいろ進めていく、エコファーマーと認定農家は別の種類だということは理解しておりますけれども。そういう面からしても、ぜひエコファーマー40名という格好で、特産品、安全安心の作物を販売という格好で職員を配置していろいろやってはいるんですけれども。農家にもっと安定供給できる人という方ということで農家に呼びかけているんですけれども、前にジャガイモで大分失敗して指定を取り消された例がありますね。あれは特化した人たちがやったから。農家全体に、村民全体にやれば可能性としてはもっとできたんじゃないのかと思うんです。少数の農家にでも声をかけて、ぜひつくってやるような体制というのは今後はつくるんですか。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 引き続き7番 平田議員にお答えします。 少数の農家ということがございましたが、例えばつくっている作物の種類が、これは集めることで量が大きくなって、それが安定生産できてちゃんと安定供給できるという体制であれば、販路を確保していくというのは可能だと思っております。ただ販路をつくれなくても、やはり直売センターでそれを有利に販売できるように、今後エコファーマーコーナーとかですね、そこを充実させて、そこで直売所の中での販売を強化していくということは可能だと思います。それの量が増えていけば、外販につなげるという形で進めて行けたらと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 課長の今の答弁、他力本願なんですよね。できればではなくて、役場として取組を強化する、未来ぎのざも強化して農家に入っていくという体制だったら理解するんですけれども、できればといったら、農家がつくってこういうものを集めればという話だったら、いつまでもできないでしょう。その辺の取組を強化して、可能ですかという、やりますかという話。 ○議長(石川幹也) 浦崎産業振興課長。 ◎産業振興課長(浦崎正人) 7番 平田嗣義議員に引き続きお答えします。 強化はしてまいります。ただ、実際にそれをやるかというのは最終的に農家の決定でありますので、その辺は、ここは強化しても必ずやるという方が出てくるかということは約束できません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私の質問はそういう意味じゃないですよ。取組を強化するというのは、相談員が入っていくということですよ、農家に。できないものはできないですよ。こんな答弁がありますか。農家に入っていきますよという話、強化するということが強化じゃないですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 本村においては、営農指導員も含めていろいろと農家の近いところで直接的に関わってきていると認識しております。今、小規模の農家にも対してということもございました。ただ外販のものにつきましては、やはりバイヤーだとか、品質の問題とか、恐らくそれがまた別のところで販売されるということになりますと、そういった規格だとか、いろいろなものがあろうかと思います。ですからそういったものが対応できそうな農家に声かけたりと。先ほど課長が言っているのは、やはり規模の問題もそうなんですけれども、例えば少量でもいい作物をしっかりつくって出せるよということであればそういうところとか、また声かけしながらできるかと思います。ただやはり、それはある程度、何て言うんですか、今度はやったけれども来年はしないよとか、そういうようなことではなくて、やはり安定的に継続的にという部分はどうしても対相手があることですので、信頼関係を踏まえて考えたときに、そこはやはり慎重に対応するところも必要だと思います。議員からありましたとおり、農家の皆さんとの距離を縮めて、そのあたりをフォローするためにも、未来ぎのざに行政側支援して、未来ぎのざで販売という形でしたけれども。直接そこに販路拡大の職員が配置されることで、未来ぎのざがそのあたりの役割を担っていけるような体制づくりということでの今回の方向性になりましたので、そのあたりはまた未来ぎのざと連携しながら農家の皆さんの販路確保も含めて取り組んでいければと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ評価をしていただきたいと思います。4月以降、未来ぎのざの特産品加工直売センターも、特化してやれるということでありますので期待しておきます。 そして人が派遣されるというんですけれども、その人については村が人件費を持つんですか。 ○議長(石川幹也) 仲間観光商工課参事。 ◎観光商工課参事(仲間出) 7番 平田議員にお答えします。 次年度、1,000万円を出す支援を次年度予算に上げています。その中にその人員を配置して、今後また未来ぎのざが自力でやっていけるように、今、産業振興課長からも、年間約3,000万円以上の販促事業で売り上げがありますので、そういった中で取り組んでいけるようにということで、事業の引き継ぎを行っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ強化をして、未来ぎのざも活気が出るような体制をつくっていただきたいと思います。 次に進みます。一般廃棄物収集運搬業務委託について、先ほど大分よくなっていますよという格好でありましたけれども。そのままの状態、指導していくという状態を村長、続けていくということですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 7番 平田議員へお答えいたします。 これまでも答弁していますとおり、再三口頭で注意を呼びかけ、促しているところでございます。先ほどの村長の答弁にもございましたとおり、かなりの部分で改善が見られております。この状態をさらに改善できるように、引き続き注意喚起していきたいと思っております。
    ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 突っ込んではもう時間のあれですけれども。違反ということも認めているんですよね、皆さんね。指導しているということで、交通安全、地方自治法で言う行政が担う交通安全、村の施政方針にもありましたけれども、それとの合致ということはあるんですか、合しているんですか、矛盾していないですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 交通安全を踏まえて、引き続き指導してまいります。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 指導という話で。北部の市町村、県や警察の指導で、改善されている市町村もあるんですね。なぜそれは村ができないんですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き7番 平田議員へお答えいたします。 担当課のほうで、近隣調査の状況も確認はしているところでございます。その中では、やはり沖縄の独特の収集体制、そういうこともございまして以前の事故の後も、どうしても守っていない部分があるというふうに、担当課のほうでは状況は調査しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 担当課も状況を把握して、分かっているんですよね。分かっているのにもかかわらず、村はそのままという格好で、指導していくという体制ですよね。 次に、契約の金額が適正な金額であるのかということなんですけれども。他市町村も県の労務単価に従って、準じてやっていますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き7番 平田議員へお答えいたします。 他市町村の積算方法につきましては、把握しておりません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そして、北部で法人会社に委託されている市町村も大分あります。当局もこれは調査されていると思いますけれども、それを参考にされていますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き7番 平田議員へお答えいたします。 北部では、法人に委託されているところもございますが、その法人の形態というのが完全な民間会社ではないという部分もございます。その積算については、様々その自治体で行っていることかと思います。こちらの積算につきましては、先ほど村長から答弁がありましたように、事前に参考資料にするために、村外で収集、運搬の許可を受けている業者、また村外で収集の許可を受けている業者2者から見積もりを取って、それも参考にして積算している状況でございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 他市町村の法人会社は、民間会社ではない、どういう意味か。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き平田議員へお答えいたします。 完全な民間会社ではないということではございませんで、例えば名護市の場合は、もともと直営で行っていたものを、そのままその職員の方々が会社を立ち上げて引き継いでいると、そのような状況もございまして、先ほどの私の答弁は完全な、もともとからの独立した民間会社ではないということの説明でございました。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 皆さんは、法人会社にするということで当初から動いてきているわけだが、当初は個人だろうが、法人会社がつくられたんだったら法人会社なんですよ。なぜそんな言葉が、出るんですか、これも珍しいなと思います。 それと令和3年2月18日でしたか、第3回の臨時会の時に債務負担行為を起こしたときの話なんですけれども、そのときは私はあまり違和感もなくて質疑もできなかったんですけれども。金額の公表をしてくれということでやりましたけれども、皆さんはちょっと控えておきたいということで、そうかなということで私は違和感なく了解したような感じだったんです。いろいろ考えてみて、翌日上限額を皆さん示しているんですよね、翌日。そこら辺、非常に気になっているんですよ。なぜその時に公表できなかったのかなというのが。ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き平田議員へお答えいたします。 その債務負担行為を提案させていただいたその臨時議会の中においても、この公表が翌日でございますので、公平性を期すために、その前日に当たる日には公表を控えさせていただきたいというふうに、その時も説明しているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) だからそこなんですよ。公平性っていうのは何かなと、非常にあれからずっと心の中に残っているんですよね、頭の中に。あれで議会で言ったから、公平性というのはどこに飛び火するんですか。ずっと頭に残っていて気になっているものですから。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり役場職員も含めてですけれども、議員各位もそうだと思いますが、情報の把握しやすいポジションにいるというのは事実かと思います。私どもを含めてですね。やはりそのあたりも含めて、いつから公募しますよということが、翌日であっても担当課としてはその時にきちんと情報をみんなに得られるようなタイミングでやりたいと。限られた場所で事前に情報を発表するのではなくて、公に情報発信をしたいということの平等という言葉だったと私は理解しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) この金額900万円から1,500万円の間、600万円の差があります。その辺、非常に気になっていてどうかなと。そして契約したときの受託者の住所は正しいですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き平田議員へお答えいたします。 公募した際に提出のあった書類、その当時は前住所でございました。その後、登記簿の変更がなされておりまして、こちらが3月22日付で変更されております。実際契約書には、こちらの事務のミスでございまして、公募された際の住所を記載しているところでございます。こちらにつきましては、最近発覚といいますか、確認しておりますので、契約書のほうを修正してまいりたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 今、私は詳しくは、時間がなくてやらなかったんですけれども。まだ疑義がたくさんあるんですね、逆を言えば。今契約書の所在地もおかしい。そして検査調書の中の住所もおかしい。その辺も把握されない。で出納のほうもお金を出すというところが非常に疑問なんですよ。以上で終わります。 ○議長(石川幹也) これで平田嗣義議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (11時25分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (11時40分) 通告順により、順次発言を許します。 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 議長の許可を得ましたので、通告しました2点について質問をいたします。 まず初めに用地購入費について。令和3年12月定例会の議案第54号 一般会計補正予算第6号の道路橋りょう総務事業について。1、用地購入費の鑑定評価について当時と現在。2、なぜこうなったのか。3、講和発効前とは問題ないか。4、現状と課題について。5、土地台帳の整備状況は。 2番目に、一般廃棄物収集運搬業務について。本件については、現受託者と契約されてはや一年になりますが、これまで様々な問題点や事実関係が明らかにされず今日に至っている。ほかの議員からも疑義があり、政策論争をされている状況でございます。これまでの質問に対して、答弁や仕様書の業務の目的等について、理解、納得できないことから質問を求めます。①仕様書の1、業務の目的から19、その他までを検証し、その結果を伺います。6、収集運搬車両整備点検は誰がしているのか。7、人員、必要な職員は何名か。8、収集作業及び施設、車両の保管場所は村の指定した場所なのか。13、経費等の負担、契約書で委託料はどうなっているか。17、契約締結後の届出、契約締結後の書類の不備はないか。18、収集計画(委託業務内容)の変更、村と受託者が協議の上、委託額を変更するものとはどういうことなのか。次に、②受託者の惣慶1696番地の1の公図、地目、建物、土地の所有者等の資料提出を求めたところであります。以上、質問をいたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは伊芸朝健議員の一般質問にお答えします。 1点目の用地購入費についてでございます。1点目の用地購入費の鑑定評価について、当時と現在の状況、そして2つ目のなぜこうなったかについては関連しますので、併せてお答えさせていただきます。村では、各区から道路整備要望箇所の依頼を受けて、道路整備年次計画を作成し道路整備を実施しております。用地購入費については、当該区の売買事例により決定し、取得していると以前にも答弁させていただいておりますが、土地価格の変動等もございますので、村の鑑定評価事例などを各区に提供しながら地権者との調整を円滑に進められるよう連携して取り組んでいるところです。以前より、道路整備に伴う潰れ地の取得については、各区からの整備要請を基に調整交付金事業など用地補償が含まれない補助事業においては当該区にて行うこととし、現在も進めているところでございます。 3つ目の講和発効前補償に対する問題についてですが、過去の資料等を確認したところ戦中からサンフランシスコ講和条約までの損失補償に起因する問題と捉えております。宜野座村では復帰後、日本政府により市町村未買収道路用地取得事業が進められる中で、昭和54年から村道の潰れ地調査が行われ沖縄県に対して報告し、対象となる路線、潰れ地の確認を行いながら平成9年度までの期間にて未買収道路用地の取得が進められてまいりました。さきの12月定例会にて補正予算を組みました惣慶大石線については、未買収道路用地事業の対象として含まれておりましたが、その補償範囲は一部区間となっており、今回用地購入した箇所については同事業の対象範囲とはなっていないことを確認しておりますので、問題はないと認識しております。 4つ目の現状と課題についてですが、現在も一部の村道において所有権の移転登記がなされていない土地は存在しております。この件について、当時の関連書類や各区で保存している書類の確認などを調査しながら、今後も4区と連携して解決していく必要があると考えております。 5つ目の土地台帳の整備状況についてですが、平成9年度以降、当該区から用地の負担を受けて村にて用地購入を行った用地購入案件については、個別に登記完了証として保管しておりますが、平成8年度以前に各区にて用地購入した書類等については、村のほうでは保管していないのが現状でございます。 次に2点目の一般廃棄物収集運搬業務についてでございますが、仕様書第6項収集運搬車両についての整備点検は誰がしているのかの御質問でございますけれども、同仕様書に記載してありますとおり受託者において日常点検等を行い、収集業務に支障のないよう管理されております。第7項、人員、必要な職員は何名かでございますが、直接業務に従事する人数は2名以上としております。第8項、収集作業及び施設、車両の保管場所は村の指定した場所かでございますが、以前にも答弁させていただきましたとおり、車両の保管場所につきましては契約前の協議の際に、業者側から提案がございました。担当職員が現地を確認し、保管スペースの広さや周囲に迷惑を及ぼさないなど、業務仕様書の条件を十分に満たしていることから、保管場所として適しているものと判断し指定しております。13項、経費等の負担、契約書で委託料はどうなっているのかでございますが、仕様書に記載してありますとおり車検、修繕、燃料、保険など必要な経費については委託料に含まれており、受託者の負担となっております。第17項、契約後の届出、契約締結後の書類不備はないかでございますが、仕様書記載のとおり提出されております。18項、収集計画(委託業務内容)の変更。村と受託者が協議の上、委託額を変更するものとはでございますが、収集地区や収集方法、その他業務内容等に変更があった場合、その変更に伴い、委託料の額を変更する必要があるときは、村と受託者が協議の上、委託額を変更するものでございます。 次に、②事務所の所在地に関する件でございますが、事前に資料を提出させていただいておりますので御参照くださいますようお願いいたします。先ほど平田議員の質問でもお答えしましたけれども、昨年の3月22日に登記内容が変更された際に、事務所の所在地も併せて変更されております。契約書にございます1696番地の1につきましては以前の住所でございまして、契約時に事務上のミスがございました。今後、このようなことがないよう気をつけ、おわび申し上げます。なお現在は、惣慶1752番地となってございます。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (11時50分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (14時00分) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 1番目の用地購入について質問いたします。 道路事業は、村民の日常生活において生活道路、あるいは通学路などに交通安全面、維持管理等にも配慮されて、年次計画で道路行政に取り組んでいることを感謝申し上げたいと思っております。では、さきに通告しました質問をいたします。用地購入の鑑定評価についてでございますけれども、これについては資料要求いたしましたが、資料が届いていませんので、質問したいと思います。議案第54号 一般会計補正予算第6号の道路橋りょう総務事業の用地購入、村道大久保線35号線20筆、村道大佐久3号線1筆、村道43号惣慶大石線1件、3筆の用地購入でございますけれども、この用地購入費が968万8,000円と土地の補償額がなっておりますけれども、この算定額の内容を説明していただきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 10番 伊芸朝健議員にお答えいたします。 当時の資料を今、持ち合わせていませんので、後程回答させていただきたいと思います。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (14時03分) 再開します。               (14時07分) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 続けて10番 伊芸朝健議員にお答えいたします。 補正第6号の22款4項5目雑入、村道用地購入費968万7,000円ですが、宜野座区の用地購入負担金、村道大久保3号線20筆と、村道大佐久3号線でがございます。村道大久保3号線につきましては20筆879万3,999円という数字でございます。村道大佐久3号線につきましては26万9,500円、村道惣慶大石線につきましては62万3,550円という数字となっております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 今、課長のほうから説明がありましたけれども、この算定についてはいつの算定なのか。説明してもらえますか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 続けて伊芸朝健議員にお答えいたします。 今年度に入りまして、地元の惣慶区と調整を進めながら、この用地購入については進めてきております。今年度、惣慶区と宜野座区で話がまとまった事案について、用地費の負担をいただいたという流れでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 質問の中において、用地購入費の鑑定評価について今から、惣慶の場合は昭和51年、平成10年までとなっていますけれども。当時の補償額というのは、御存じですか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 続けてお答えいたします。 当時というのは、平成8年以前ということで、よろしいでしょうか。この当時の資料のほうは私もまだ確認できておりませんが、各区でこの売買事例等で、この単価があったという話は聞いております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 課長、いろいろ物価指数なんかで、実際に把握できる金額は分かりますか。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (14時10分) 再開します。               (14時11分) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) この用地価格ですね、道路工事については村が、用地買収については区と、これは慣例でなっていますけれども。私はこれまで長い間捉えていたものが、このように補償額が出てきた。仮に、平成8年以前のものについては、大体の金額を後で教えてもらいたいんですけれども。これから上がった分は区だけの責任じゃないと思うんですよ。これはお互い、村もお互い責任があると思うんですね。そういうことからして、こういう場合に応分の負担で、軍用地料を大体基本において、5対5でいろいろなものを補償してきたんですけれども。この辺は村で考えたことはないですか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 続けてお答えいたします。 この件につきましては、平成8年度以前の道路整備の流れで、各区の責任で用地を確保して、その後、譲渡、寄附といった形で進められてきている事業と聞いております。その用地の購入に関しましては、これまでも村のほうで立て替えるなどは行っていない状況もございますので、現状では今の各区に用地負担をお願いしながら、協力をしながら進めているというような状況でございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) これ、今、課長がおっしゃるのも、慣例で答弁されていると思うんですけれども。これは特例事項として、いわば補償の問題なんですから、何で区だけに責任を押し付けるかというのも、私、疑問なんです。今後はこの未買収は大分出てくると思うんです。惣慶でも、ある地主から話がありましたので、いろいろ出てくると思うんです。その辺をしっかり区と村と協議をして、補償についてやはり口頭だけではなくて、ある程度協定書の中でやってもらえないと、区長が変わりますから、過去のことは知らないんですよ。そういうことで、事務的なものはちゃんとやっていただきたいんですが、その辺はどうですか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 伊芸議員にお答えいたします。 今のお話も、以前からいろいろお話をいただいておりますので、私どもとしても各区長の皆さんとお話を進めながら、前向きに検討したいと思います。ありがとうございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 次に、2番についてはこれでいいと思いますので、3番の講和発効前と問題はないかということなんですけれども。いろいろ調べてみますと、講和発効前とは問題ないのかということで、講和発効前は昭和16年から昭和25年の間に米軍が勝手に地権者の土地を潰したものに対し補償するものであると認識しております。この未買収事業は、昭和60年に今はなき仲程実湧村長が幾多の困難を克服して、補償支払いを国が拒否しているところを幾多の困難を克服して補償支払いをやったと、根強い折衝によってこの事業が成功したものだと聞いております。当時の未買収事業で補償した道路の用地取得した路線などの線引きは、ちゃんとされているのか。またこれは村において把握をされているのか。それと所有権移転登記や、登記終了後、道路台帳関係の事務的なもの、この辺はどうなっているのか説明してください。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 引き続き伊芸議員にお答えいたします。 現在、御質問いただきました未買収道路用地の件ですけれども、議員がおっしゃられたように復帰後、日本政府による未買収道路用地取得事業という形で村内で調査を行いまして、その報告を県にしまして、その後平成9年までの間にこの補償を行っているような事業となっております。その際に、私どもも今回いろいろ確認しましたところ、全部で33路線がこの調査の結果としては挙げられております。その中で、区間などはまた別途協議しながら進めてきたということで把握しております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 33路線ということでありますけれども。やはりこれ二重払いしたところもあると私は見ているんです。これは先ほど課長から説明があった36路線、関係区とまたがるものは、やはり図面で関係区にちゃんと相談していただけないでしょうか。これからいろいろ道路事業も入っていきますので、その辺、図面と、関係書類がありましたら区と相談してもらえませんか。この辺についてどうですか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 伊芸議員にお答えいたします。 今、お話ししました未買収道路用地取得事業での路線と、今回12月補正で予算確保しました用地買収の件は別々の事業となっております。平成9年度以降、各字から要請がありました道路整備について調整交付金等を活用しながら、各区の用地を取得した分に関しましては、この登記後の完了証などは村のほうで保管をさせていただいております。未買収同事業に関しましては、また未買収道路事業の範囲でそういう補償等は行っておりますので、そちらで二重払いがあるというような認識は村としては持っておりません。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 予算書の先ほど説明ありました、宜野座区と惣慶区の金額につきまして、968万1,000円、これは道路の面積が大きくなるので、この辺の交付金とか適用しますか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 伊芸朝健議員にお答えいたします。 この用地購入に関しましては、そういった交付金等の措置は適用されてございません。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) では4番の現状と課題なんですけれども、これまで道路工事、整備された村道の未買収事業、それから用地補償など、これまでいろいろ話をされてきましたけれども、今後いろいろなこういう未買収補償、課題がたくさんあると思うんです。この辺、どのように今後進めていくのか、もう一度説明してもらえますか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 伊芸議員にお答えいたします。 私ども現在この未買収用地、また平成8年以前の道路整備に伴う用地補償等につきましては、職員が鋭意対応してございます。内容を確認しますと当時、ちょうど調整されていた所有者の方がお亡くなりになられて話が止まったとか、そういうものがやはり影響しているというのは確認してございます。現在、我々も職員が通常業務と並行してこの業務に対応しているところでございますので、なかなか迅速にというところができない状況ではございますけれども、この問題につきましては問題意識を持って業務に当たっていく中で、各字、各区長さんの協力も得ながら進めていくような状況でございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) しっかり頑張っていただきたいと思っております。 次に、5の土地台帳の整理状況ということでありますけれども、実際、今この道路台帳の整備、何年度まできれいにされているのか、この辺、説明してくれませんか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 引き続きお答えいたします。 道路台帳については、毎年更新を行っています。システムの登録を行っておりますので。先ほど答弁で述べました土地関係の用地購入に関するものについては、その用地購入をした後、その書類関係は保存しておりますので、平成9年以降のものについては村のほうでしっかり管理しているというような状況でございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 建設課のほうから資料をいただいておりますけれども、これは昭和50年となっております。これも未買収の赤線でやったところは、これ昭和50年のものなんですか。 ○議長(石川幹也) 島袋建設課長。 ◎建設課長(島袋光樹) 引き続き伊芸議員にお答えいたします。 今回、この未買収道路事業で惣慶大石線が含まれていることを確認しております。その区間なんですけれども、西側、平田商店前の石敢當がある場所から惣慶中央線、新里食品の建物があるところの道路の突き当りの区間につきましては、未買収道路事業での購入がなされているのを確認しました。当時の担当の方にもお話を聞かせていただいたんですが、この区間、最後の首里田線との結合まで粘り強く交渉はしたということだったんですけれども、認定された区間につきましては今申し上げました区間での買収を補償されたということで聞いております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 次の一般廃棄物の収集運搬業務について質問いたします。 通告しました仕様書の1から19までの質問をいたします。6の収集運搬車両整備点検は誰がしているかということでありますけれども、現受託者の業務申込書の関係書類の会社概要には、業務実績それから業務責任者、従業員のものが条例個人情報第7条によって黒塗りされており、書類からすると、この3点について白紙と思われます。現在、どのような状況にあるのか、ちゃんとした業務実績、それから業務責任者、従業員がどうなっているのか、説明してください。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 10番 伊芸議員へお答えいたします。 車両の整備点検を誰が行っているのかということではなくて、誰が従事しているのかということでしょうか。日常の車両点検につきましては、受託者の従業員、実際作業に従事しているお二方で日常の点検はしているところでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 質問は、整備点検は誰がしているのかということでありますけれども、このことについては2月26日時点の審査の処理の中で業務実績、業務責任者、従業員が白紙だったんですね、書類はありますので、白紙なんですね。これは白紙というのは、黒塗りされているわけですよ。しかし従業員、役員は4名いますけれども、この業務責任者、従業員は白紙なんです。ですから今、そういう状況なんですかということなんです。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き10番 伊芸議員へお答えいたします。 後ほどの質問にも出てこようかとは思いますが、仕様書の中に契約締結後の届出、そちらに受託者は責任者、運転手、作業員の名簿及び配置計画書を提出することになっております。その時点でしっかりした届出はなされておりますので、そちらに記載のある従業員が業務に当たっております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 基準は満たされているということで理解しているんですね。 その車両のこれまで使用していたパッカー車で運用しているわけですよね。それで車両が古いので、毎日ちゃんとした点検されているのかということで私は聞いているわけです。これは誰が整備点検しているか、運転手なのか、ほかに責任者がいるのか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 通常の安全確認、車両の点検につきましては、現在業務に従事している職員がお二方いらっしゃいますので、2人で点検しているところです。もちろん法定点検、修繕等が発生した場合には、しっかりとした整備工場なりメーカーなりにお願いをされているところでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 次に、必要な職員は何名かということでありますけれども、令和3年2月26日委託業務選定審査会時の受託申込書類に役員4名、先ほどとちょっと関係するんですけれども、現在、このパッカー車の従業員は何名ですか。
    ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 現に従事している職員につきましては、2名となっております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 次に、このGの7番で、以前受託者、個人にやっていたんですけれども、条件等に大変問題があったということで、今回法人会社と受託契約をしております。その中で、このGの(2)で必要な職員を配置しなければならないとうたわれているわけです。必要な人員というのは何名の、2人でいいんですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 常時2名以上の職員で作業は行ってくださいというふうに、仕様書ではうたっております。万が一職員に欠員または病気等でできない場合は、それを確保するために作業は2人以上で常にできる状態の人数を確保してくださいということでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 今、課長がおっしゃるように2名以上は必要だと思います。1人が何か病気をした場合などに、急遽対応できる状態なのか。この辺、どうですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 配備計画書が提出されてございます。その中で、責任者も含めて4名の氏名が上がっておりますので、万が一従業員が欠けた場合にすぐ対応できる状況だと認識しております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 今課長がおっしゃった4名ですか、これちゃんと村のほうに届出されていますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 先ほども説明しましたとおり、必要な届けということで、従業員の配置計画書はしっかりと提出されているところでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 管理体制はしっかりやっていただきたいなと思っております。 次に8なんですけれども、収集作業及び施設、車両の保管場所は村の指定した場所かと、これを確認しています。これは前回、課長の答弁の中でありましたけれども、前回の定例会に、私の質問に対して当局の答弁なんですが、保管場所は村の担当者が現地を確認して条件が十分に満たされているということで、この北洋生コン敷地内に許可されておりますという答弁でしたけれども。その後、許可ということは口頭での許可なのか、あるいは文書的なものもあるのかどうか。その辺ちょっと確認したいと思います。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へ答えいたします。 こちらにつきましては口頭でございまして、特に文書でもって指定したということではございません。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) これは資料の中で、収集運搬車両の保管場所は村の指定する場所とあるんです。これちゃんと指定するなら口頭ではなくて、議事録とかには残っていますか。こういう受託者との記録とかはありますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えします。 特に議事録等は作成しておりません。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) ちょっと収集運搬車両等ですね、先ほども申し述べたんですけれども、ちょっと関連して確認したいと思います。収集運搬車両と関連して、塵芥処理収集車両購入について、令和3年6月定例会の議案第36号 物品の取得で納入期限が令和4年2月26日と石山課長が答弁されております。現在、この契約した運搬車両はどうなっていますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 契約の納期内に既に納入されております。現在使用しているところでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 課長、この売買契約保証第9条に、2月26日までに納入できない場合、延滞賠償金があると、この売買契約書にあるんです。これは請求するんですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 先ほども答弁させていただきましたが、納期内に既に納品されており現在使用しております。納期を超え、まだ納品されていないということではございません。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 車両はいつ納品されていますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 契約の納期が2月26日となっておりました。確かな日付は今ちょっと忘れておりますが、26日ないし25日、いずれかでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 担当課長ですから、納入月日ぐらいは覚えてくださいよ。本当に25日か26日なんですか。ぎりぎりの納入期限じゃないですか。おかしいんじゃないですか、これ。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (14時40分) 再開します。               (14時42分) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 先ほどの伊芸議員の質問に対しまして、私2月26日が契約期限と御説明させていただきましたが、正確には2月25日が契約期限となっております。納品につきましては2月の24日に収められているところでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) この引き渡しをする場合、課長が立会いするんですか。やはり引き渡しの場合の年月日、ちゃんと記録されたものがありますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 検査員にお願いをして、検査員が納入の確認をして検査調書を作成しております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 課長、何であんなぎりぎりの線で納品されたのか、疑問なんですよね。6月に定例議会で承認されて何か月なりますか。最初からそういう、何か察していたのかどうか。あまりにも納入期限が長かったもので、どうしてかと今日質問しているわけだが。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 納期の設定につきましては、受託業者側、今回の場合はいすゞでございますが、そちらとも調整しまして、いつまでの納められるかということを調整して、確認の上でその契約期限としているところでございます。ちなみに最近の半導体の不足であるとか、そういった事情もございまして、ほとんどの車両についてはかなり納期が伸びている状況だと認識しております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) はい分かりました。 次、13の経費の負担、契約書で委託料はどうなっているかということでありますけれども。仕様書の13で、本業務を行うために必要な経費、車検、修繕、燃料、保険と全て受託者の負担とするとあります。これまでもいろいろ村長や担当課から説明がありましたけれども、どうもこの説明に理解できないんですね。それで第7条の業務委託料とそれから13の経費の負担分は、どうも矛盾しているんじゃないかと思います。この第13条に、こういうことを最初から、この仕様書に入れなければ問題ないんですけれども、仕様書に入れたことによって、大変理解が難しくなっているということであります。もうちょっと詳しく説明してもらえませんか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 今回の公募にあたりまして、通常そうではあるんですが、業者としては見積書を参考に積算をし、見積額を算定するわけでございます。その場合、仕様書にしっかりとどういう経費は見積額に含めてくださいというふうにするためにも明記しているということでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 先ほども物品売買契約書でいろいろ質問しましたけれども、この車検、修繕、燃料、保険、この4点が見積書の中にありますけれども、特に修繕について、この売買契約書から、文章から判断しますと、乙は納入物品の引き渡し後、1年間はその瑕疵について無償でこれを保証しまたは取り換える責任を負わなければならないと売買契約書にあるんですよ。この売買契約書からすると、1年分の修繕は、新車ですから、見積書から減額すべきじゃないかと、最小限ですね、これは減額すべきだと私は思いますが、どうですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 物品契約書でうたわれている保証期限、これにつきましてはあくまでも業者側、売る車両のメーカー側に瑕疵がある場合は1年間の保証をしていただきますと。今回収集業務の発注の仕様書でうたっている修繕とは通常の修繕費でございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) これは通常の修繕というとどういうのがありますか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 具体的には、どういった修繕ということは、今ちょっと思い浮かばないんですが、あくまでも車両のメーカー側に保証を求めているのは、車両自体に瑕疵があった場合ですね、その場合はメーカーに1年間保証していただくと。それ以外の例えば物損事故であったり、そのような収集車両を利用している中でそういった損害が起こった場合の修理等は、この契約に含まれていますということでございます。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、課長から話があった部分は、保険適用などいろいろあるかと思いますけれども、通常の維持管理で申し上げれば、一番多いのはタイヤの部分かなと思います。やはりこれだけ毎日ごみ収集して、かなり走行していますので、パンクしたり、いろいろなものがございますので、そういったものの取り替えなどもあろうかと思いますから、そういった部分を修繕費で対応してもらうということはあるかと思います。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) いろいろ私の考え方と、当局の考えとはちょっと違うんですけれども。消耗品というような説明ですので、後でまた勉強したいと思っております。 次に17の契約締結後の届出、契約締結後の書類の不備はなかったかということでありますけれども。選定審査委員会の時点で、この現受託者の会社登記はちゃんと審査されたのかどうか。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (14時51分) 再開します。               (14時52分) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き10番 伊芸議員へお答えいたします。 会社の所在地ということで理解して答弁させていただきますが、審査委員会に公募の際に提出されました各種書類、登記簿謄本等で会社の所在地は確認しているところでございます。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 2月26日時点では、今、課長がおっしゃるこの住所でありますけれども、その後の契約が4月1日ですよね。そのときに、この契約書が惣慶の1696-1なんですね。皆さん先ほども答弁したんじゃないですか、令和3年3月22日にということで。これは大きな契約のミスだと思うんですが。結局、この1696-1番地には、この受託者の会社は不在なんです。この辺、どうですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 確かに契約時点においては、新しい住所に事務所を移されていたということでございます。こちらはあくまでも登記簿上ですね、登記簿ではそういうふうになっていると。ただしその以前の番地ですね、応募した際の番地については、そこは事務所がなかったということではなくて、前の事務所がその場所にあったと理解しております。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) では4点について質問します。今回の書類審査だけで終わっておりますけれども、この書類審査にちょっと不備がある点について質問いたします。 今回の契約の地番、これは大きなミスだと思うんですが、課長としてどのように考えているのか。それからこれについては、事務的な手続のミスではこれは通りません。大きなミスです。この1696-1番地にはないんじゃないですか。こういうところと契約した自体、村の責任と受託者の責任、これでは我々は理解できないですよ。どうですか。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へ答え出します。 確かに登記簿上は、3月22日でしたか、21日、正確な日付は今持ち合わせておりませんが、登記簿上は変更されています。その際、登記簿は契約時点においては、こちらはまだその時に確認していなかったという状態でございまして、当初出された書類を元に契約書を作成しております。本来ならば村並びに受託者、その間違いに、いずれかが気づいてその場で訂正をすればよかったということでございますが、その際に確認を見落としてしまったということでございます。非常に申し訳ございません。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) これ課長はこれでいいかもしれませんけれども、今回のずさんな事務的ミス、本当に審査委員会は慎重に審査されたかどうか、本当に疑問が生じるんです。それと課長からもらいました資料で、これありますよね。この資料で、前住所は惣慶1696番地の1、これは所有者、それから備考欄に玉城電気とあります。現住所で、所在、惣慶1752、これは所有者、仲程土建株式会社となっていますけれども。この航空写真から見ますと、住所が合致しないんですけれども、間違いじゃないですかこれ。 ○議長(石川幹也) 石山村民生活課長。 ◎村民生活課長(石山学) 引き続き伊芸議員へお答えいたします。 現在の住所は、仲程土建会社内の一角に事務所がございます。ただあくまでも登記簿上の住所が1752となっている状況でございます。 ○議長(石川幹也) 下里副村長。 ◎副村長(下里哲之) 引き続き伊芸朝健議員へお答えいたします。 審査会の審査の話も出ておりましたので、プロポーザルの中で副村長が委員長を務めるということでございますので、この審査の時点は2月26日ということでございまして、その時点では登記簿の変更もされていないということでありますので、1696-1について私たちも確認しております。審査がずさんだったというわけではなくて、登記の変更がまだされていない住所ということでございますので、その中では正しい情報でございましたので、ここははっきり申し上げておきます。 あと契約の一般的な話をさせていただきますが、契約の中で双方の合意の下に契約を交わしていくものでございますので、契約というのはですね、契約の本質的なものにつきましては、間違いなく契約を交わされている、意思を確認しながら交わされているということでございます。ただ3月22日に登記の内容が変更されていて、住所が変更されていたということが、こちら事務方の落ち度もございますが、契約の効力については私たちは間違いなく発生しているものと考えておりますので、先ほど課長からも答弁がありましたが、所要の訂正を取りながら正式なものに変えていくということで考えておりますので、この場を借りて、再度事務のミスがございましたことについては、おわびを申し上げます。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (15時00分) 再開します。               (15時02分) これで伊芸朝健議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (15時02分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (15時12分) 順次発言をします。眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) ハイタイ、グスーヨーチューウガナビラ。笑って元気だけの眞栄田絵麻ナトーイビーン。チューンユタサヌグトゥウニゲーサビラ。質問の前に所見を述べたいと思います。 さて、沖縄県は1972年5月15日に復帰してから、今年で50周年を迎えます。この意義深い歴史的節目の年を県民とともに記念し、これまでの沖縄の発展のあゆみや将来の可能性を発信していくため、様々なイベントも計画されているようですが、復帰とは半世紀たった今、沖縄と本土との関係はどうなのか、沖縄が抱えているあらゆる問題を国民一人一人が自分事として考える機会にしてほしいと思っております。また、沖縄県は戦後77年を経た現在においても、悲惨な戦争を体験した県民の心は癒えず、起因する問題をたくさん抱え今日に至っておりますが、今回のロシア連邦によるウクライナ侵攻は許しがたく、強い憤りを感じてなりません。多くの市民や子供たちが犠牲になっていく姿がテレビに映し出され、本当に心が痛みます。どうか一刻も早く停戦し、平和な生活に戻れるよう心から願っております。皆さん、午後も、また明日からもコロナに負けず、明るく元気よく、前向きに頑張りましょう。それでは、通告に従い一般質問をいたします。 1、辺野古新基地建設についてです。2月15日記者会見で松野官房長官が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について、辺野古工事は新基地建設との認識を示し発言、従来の政府見解では、同工事について同飛行場の移設のための工事と位置づけておりましたが、16日の会見では新しい基地を造るということではないと発言の撤回しております。そのような発言について、村長の見解をお伺いいたします。 2点目、男女共同参画社会づくりのための村民意識の調査についてです。1、女性の社会進出は進みつつありますが、自治体の首長や議員、企業の管理職など、まだ女性が少ないのが現状です。このような女性参画が少ないのは何だと思うか。見解をお伺いします。2、性別に関係なく家庭、職場、地域社会、政治の場など、あらゆる分野に共同で参画する社会を実現するために、宜野座村としてどのように取り組んでいくのか伺います。 3点目、施政方針について。1、自立を目指す村づくり男女共同参画行政についてです。第2次宜野座村男女共同参画推進計画を策定するために、村民の意識調査を実施し、これまでの取組の見直しを図るとありますが、平成22年から10年間取り組んだ内容をお伺いいたします。以上3点について、誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは眞栄田絵麻議員の一般質問にお答えいたします。 まず1点目の辺野古新基地建設についての御質問にお答えします。普天間飛行場代替施設の名護市辺野古移設工事については、船を係留する岸壁も計画されているなど、現在運用されている普天間飛行場にはない機能が追加されるということで、新基地建設と表現されたり、また一方で既存基地であるキャンプ・シュワブに建設されることから、新たな基地建設ではなく拡張工事であるといった意見があることは理解しております。松野官房長官の発言に対して私が批評する立場にありませんが、今回の対応については移設工事を進める政府の立場を踏まえたものだと理解しております。 次に、男女共同参画社会づくりのための村民意識調査についてでございますが、その1点目、女性の参加が少ない理由は何だと思うかについてお答えいたします。主な理由といたしましては、我が国の時代背景を踏まえ、日常生活の中で無意識の固定的な性別役割分担意識が存在していることが影響していると思われます。本村役場を例として挙げれば、現時点では管理職を担う世代において女性の採用自体が少なかったことや、これまでは御本人の家庭の事情、推薦を上げようとしても固辞されているということがあるかと思います。なお宜野座村役場においては、令和3年度の女性管理職として、課長が14名のうち2名で14.3%、課長補佐が15名のうち7名で46.7%、係長が15名のうち6名で40%として、多くの女性が男性とともに切磋琢磨しながら村のために頑張っております。 2点目に、性別に関係なく家庭、職場、地域社会、政治の場などあらゆる分野に共同で参画する社会を実現するために、本村としてどのように取り組んでいくのかについてお答えします。現在、第2次宜野座村男女共同参画推進計画を策定する段階で、村男女共同参画推進委員会で今後の取組についても提案予定となっておりますが、村といたしましては男女の固定的な性別役割分担の意識を改革する必要があると考えておりますので、家庭教育、学校教育、生涯学習の推進など様々な場を通じて参画の意識を推進し、女性の政策決定や社会活動の参加への促進を図っていきたいと考えております。また。参画することにより男女共同参画の視点に立った地域、家庭づくりなど社会環境の整備の実現に向けた意見を反映できるよう推進していきたいと考えております。なお女性が社会に参加できるようにしていこうという考えではありますが、一方で家事に専念したいという意見を持っている女性の方もいると思いますので、男性は外で働く、女性は家庭を守るという考え方が間違っているということではなく、一方的な考え方を他人に強要することが問題だと考えております。いずれにしましても、性別により個人の言動が制約されることがないような社会づくりに引き続き取り組んでいきたいと思っております。 次に、施政方針に対する質問の中で先ほどの質問同様、男女共同参画参画行政についての御質問がございました。平成22年から10年間取り組んだ内容についての御質問でございます。答弁させていただきます。前期宜野座村男女共同参画推進計画、ぎのざ・りっかプランでは、計画の基本目標を4つ定めております。1点目に、固定的な性別役割分担意識の改革。2点目に、男女がともに参加できる社会づくりの促進。3点目に男女共同参画の視点に立った環境整備。4点目に、性別の違いを尊重し、健やかに暮らせる社会づくりの4つを基本目標としております。1つ目の固定的な性別役割分担意識の改革の取組といたしましては、幼少中学校で男女混合名簿にするとともに、ジェンダーフリーに関する講演会の実施、人権や命の尊重、性教育などの学習を取り入れております。 2つ目に、男女がともに参加できる社会づくりの促進の取組といたしましては、本村において管理、監督職の女性の登用を順次進めており、ジュニアリーダーの育成など社会活動への参加の促進に取り組んでおります。 3つ目の男女共同参画の視点に立った環境整備の取組といたしましては、働く場として、村商工会の女性個人事業主も増え女性活動も行われております。また、本村においては雇用条件等に性別による制限を設けておりません。子供を育てる環境において、妊婦訪問など不安や悩みを気軽に相談できる環境づくりに取り組み、高齢者においては自立した生活が送れるよう介護予防事業を開催し、介護の負担がないよう充実した在宅サービスなどを実施しております。 4つ目の性別の違いを尊重し、健やかに暮らせる社会づくりの取組といたしましては、中学生を対象とした思春期教室で、妊娠、出産に対する講話などの実施、喫煙や飲酒が妊娠中の胎児への影響などについて説明するなど、女性の健康の確保に取り組んでおります。また村が発行する広報紙等においては、個人名をさんづけで統一し、男女平等の視点に立った記事を刊行しております。現在、第2次宜野座村男女共同参画推進計画を策定するために、担当課に対するヒアリングをこれから進めていくこととなっております。これまでの10年間取り組んだ内容について精査し、第2次推進計画に反映させていきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 御答弁ありがとうございました。 それでは、1点目の辺野古新基地建設についてお尋ねしたいと思います。その前に、オール沖縄はなぜ辺野古を新基地と呼ぶのか。それは、現在の普天間飛行場とは機能が違うからです。普天間飛行場は、主にヘリコプター部隊が常駐している飛行場であり滑走路があります。辺野古新基地は、普天間飛行場に加えて、次のような施設が建設されます。弾薬庫、つまりミサイルなどを納める倉庫です。現在の普天間飛行場にはなく近くにある米軍の弾薬といえば嘉手納弾薬庫になります。弾薬庫は基地内にあれば大変便利なことだと思いますが、次に船がつけられる護岸です。大浦湾側の護岸は軍港の可能性があります。とても深い海なので、大きな船をそのまま接岸できます。普天間飛行場にいるヘリコプター部隊は、強襲揚陸艦という船に乗って1つのグループになって出発いたします。この船は、日本だと佐世保にあります。現在は、佐世保から船が沖縄のホワイトビーチに持ってきます。そしてホワイトビーチで船に乗せて出発しております。しかし辺野古新基地は、基地内に船を直接つけられるので、そのまま船に乗せられるので便利だということです。船でミサイルや、それこそ核兵器を持ってきて弾薬庫も可能になるというわけです。基地の機能が強化されるということは、それこそ米軍と敵対する国の視点で見るとよく分かりますが、今の普天間飛行場より辺野古新基地はよほど厄介な基地になるし、戦争になったときは脅威になりターゲットになります。ですから、米軍にとっては便利な基地になると思いますが、代替移設などではなく、これは米軍による基地機能強化です。便利な基地は、頻繁に利用され、できることが増えるということは用途も増えます。訓練の種類も増えます。沖縄の負担も増えます。本村も、被害にさらされます。沖縄の負担軽減として、この話は始まったはずです。今の政府は負担軽減と言っているが、実際にできる基地は機能強化されたものになります。まさに、焼け太りそのものではないでしょうか。そこで、辺野古新基地建設と私も呼ぶようにしています。政府はずっと負担軽減と言い続けていて、それが移転理由だから、新基地と呼ぶのは困るのでしょう。従来、見解との矛盾を指摘された松野官房長官は、全く新しい基地を造るということではなく、キャンプ・シュワブを拡張するという意味へと内容を修正いたしましたが、そこで感じたことが、1つあります。複雑な人間の深層心理を研究した有名な精神分析学者のフロイトという方がいます。亡くなっているんですけれどもね。その方の言い間違いのことを錯誤行為と言っております。つまり、思わず口に出す、出る一言というのは、本音が表れると指摘をしております。つまり、人間誰しも間違いはあります。もちろん私も、正直、つい本音をぽろっと出すときもあります。しかし実質的には、この新基地建設というのが松野官房長官自身の率直な実感ではなかったかと、私自身分析しております。代替施設同様、辺野古についてはこれまで唯一の解決策、沖縄の基地負担軽減という一辺倒の説明ばかり繰り返されてきましたが、その裏に一体どんな本音があるのか、そのことについて村長の見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今の御質問が少し抽象的でしたので、答弁が的を得ているかちょっと分かりませんけれども。普天間飛行場が辺野古に移設されるということで、先ほど新たな機能の件がございました。私も、そういった部分はあろうかと思います。ただ滑走路については、それが短くなるということ、二本になりますけれども。それに伴って大型航空機がそこには離発着できないというようなことなども一方ではあるかと思っていまして、国の立場を代弁するわけではありませんけれども、KC-130などの大型の航空機については別の場所に移転し、沖縄でも訓練が行われているから一緒ではないかというような御意見も当然理解はしておりますけれども、そういう部分というのも一部あろうかと思います。様々、こう立場によってこの問題については意見が異なりますので、私としましては普天間飛行場代替施設の辺野古移設という言葉を、表現を使わせていただいております。官房長官の心情の部分については、私が推察することはできませんけれども、いろいろ新基地という表現をされる方々も多くいらっしゃいますので、そういう言葉での言い間違いなのか、今、眞栄田議員がおっしゃられていた、本音ではそう思っているんじゃないかというのは、私がそのことについてこうだというような推察をする立場ではないと思っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 村長の考えも、今答弁されておりましたけれども。しかし米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う埋立ての賛否を問う沖縄の県民投票から、今年2月24日で3年目を迎えました。有効投票の72%が反対に投じた投票結果を無視する形で、国は現在も辺野古新基地建設を強行しておりますけれども、一方で、昨年11月、沖縄防衛局が軟弱地盤に対応するため県に提出していた設計変更申請を、玉城デニー知事が不承認とする判断を示し、新基地問題は新たな局面を迎えているのは現実です。ですが、埋立てに反対する県民の民意に加え、大浦湾に存在する軟弱地盤のために工事の設計を変更しなければ新基地は完成しないことを政府自身が認めており、実現性が揺らいでおります。その点について、村長の見解をお伺いいたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 軟弱地盤が発覚したということでの設計変更ということで、防衛局のほうが県に変更の申請の書類を提出したということで、県が不承認にしたということなどいろいろございますけれども。いずれにしましても、今、宜野座村長という立場の中で、これは国と県が裁判で争っている事案でございますので、係争中でございますので、沖縄県知事の立場でも、その係争の判断の下で対応されていくかと思います。これは名護市も同様だと思いますし、隣にあります我が村も同じように裁判の結果を踏まえた対応しかできないというのが、私、以前から申し上げているところでございまして、国と県の係争を含めて、その動向を注視して、今後また引き続き対応していきたいと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) いろいろ思うところもあるとは思うんですけれども、しかし県民と国民の思い、決して沖縄だけの問題ではないと思います。今年1月23日に名護市長選挙で現職が勝利いたしましたけれども、平和か経済か、こんな選挙ばかり強いられ続けているのは沖縄だけです。名護市民の中に苦渋の選択をした有権者もいたでしょう。しかし、選挙結果で辺野古新基地建設反対の意思は変わるわけではありません。基地問題を本土の人々が、本土の社会が受け取り、本土で展開されない限り日本の安全保障問題であるこの基地問題、これからも沖縄に押し付けて背負わせるつもりでいるならば、沖縄はもう未来はおかしくなっていくでしょう。私はそう思います。 そこで、改めてもう一度村長に確認いたします。政府の言う代替移設なのか、それとも新基地建設なのか。村長の認識を確認させてください。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 今の御質問につきましては、先ほども答弁させていただきましたけれども、いろいろな考え方がございます。行政組織でございますので、その正式な文書などで使われております普天間飛行場代替施設の辺野古移設工事ということで、私は発言するように心がけております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 辺野古新基地建設ではなく、移設工事で理解してよろしいですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 新基地という表現をすればいいということではなくて、知事なども裁判の際には普天間飛行場代替施設、知事というよりも沖縄県としては、普天間飛行場代替施設の辺野古移設工事という表現をされているかと思います。政治的な場面では、新基地建設というような表現が出てくるかと思いますけれども、いろんな考え方がございますので、私としては、ある意味行政的な中立の立場で、普天間飛行場代替施設の建設工事ということで表現させていただいておりますし、機能が強化される部分もあると認識していますが、負担が一部軽減されている部分もあるというふうな、両方の考え方を持っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 中立の立場で答弁されておりますけれども、そのように私も理解したいと思います。 沖縄が二度と、再び軍事的手段に利用されるようにあってはならないと思います。私は、本村のためにも、子や孫のためにも、そして沖縄県のためにも命のある限り諦めず、辺野古新基地建設の反対の抗議を続けていきたいと思っています。またいつか、村長自身の本音が、行動に伴うことを切に願ってこの質問は終わりたいと思います。 次に、2点目の質問にまいります。男女共同参画社会づくりのための村民意識調査について質問をしたいと思います。3月8日は、皆さんも御存じのとおり国際女性デー、社会の前進に尽くした先人に感謝しつつ、誰もが住みよい社会の実現に向け、身の回りの性差別をなくす決意を新たにする日であり、女性の生き方を考える日、国連によって1975年に制定されました。沖縄の戦後の復興期や復帰前後の激動の時代、必死に支えてきた女性たちは連携して声を上げ、少しずつ行動して、少しずつ社会を変えてきました。1975年頃から男女平等や、女性の社会参加への推進活動の幅が広がり、沖婦連は独自の行動計画を策定、女性の地位向上に力を入れ、県内で女性初農業委員が誕生するなど成果を上げてきました。バスガイドの35歳定年を不服とする裁判では、女性を中心に支援団体がつくられ、応援の輪が広がったこともついこの間のように思い出します。性別による役割固定や、女性へ一方的に不利益を強いる状況が徐々に個人的問題ではなく、社会問題として受け止められるようになりました。素晴らしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断をたたえる日でもあります。またSDGsの推進する目標5は、ジェンダー平等を実現しようと、社会実現において重要なファクターとなっております。村長、そのことについてお伺いしたいと思います。見解をお伺いいたします。
    ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 先ほども答弁させていただきましたけれども、やはり我が国の歴史的な背景など、またあとは我が国だけではないんですけれども、男性女性の身体的な違いなどなどいろいろありまして、そのものがあって過去にはという表現はちょっと語弊もあるかもしれませんけれども、女性がなかなか生きていく上で限られた制約があるような状況もあったかと思います。そういう中で今、議員からおっしゃられていた皆さんも含めて、そういう時代の中で女性の権利も含めて主張しながら、その意識改革に取り組んできたということは素晴らしいことだと思っております。また、今はこういった取組の積み重ねで、我が国でもそういう男女共同参画というようなものが取り組まれてきているかと思います。ただ世代的に、一部まだ若干管理職が少ないとか議員が少ないとかというところは、依然としてあろうかと思いますけれども、先ほど役場の件で申し上げましたが、どんどん女性の管理者が増えていくような環境にもなっておりますし、地域の企業においても、そういった女性の活躍というのは見られるようになってきておりますので、自然とそういう流れは来ているのではないか。SDGsについても、その流れに乗って実現していく方向になるのかなと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 先ほど役場の女性の皆さんの活躍ぶりをですね、また村長も努力をして、押し上げていただいていることには私、大変うれしく思います。やはり女性の地位向上は、そのようにして押し上げていかなければ、また共に協力をしていかなければ、なかなか前に進まない状況というのもあると思います。もっともっとこの宜野座村役場の中で、そして議会の中でも女性が大活躍するような雰囲気、場を盛り上げていただけたら、また協力していただけたらいいのではないかと思いますので、村長、その点も考慮に入れていただいて頑張っていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、村民意識調査に対して何点か質問いたしますので、そんなに難しいことではないんですが、ゆっくり聞きたいと思います。まずは第1点目、アンケートの意識調査の対象は。それから2点目は、抽出の方法。3点目は、調査内容。4点目は、調査期間。5点目は、調査方法。6点目は、回収状況と有効回収数、それから有効回収率。 まずは、アンケートの意識調査対象は。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 6番 眞栄田絵麻議員にお答えいたします。 今回の男女共同参画社会づくりのための村民意識調査でございますが、対象者といたしましては18歳以上の方1,500名を無作為に抽出して、その方々に送付してございます。その回答のやり方といたしましては、返信用封筒で役場総務課に返信するものと、その中にはQRコードということで、携帯電話のカメラを活用して読み込んで、そちらからアンケートに入ってお答えしていただくという方法がございました。ただし、それ以外に中学生、高校生の方々にもアンケートを別でさせていただいたところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) ありがとうございます。 それから調査内容は。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 6番 眞栄田絵麻議員に続けてお答えいたします。 基本的には、男女共同参画に関する意識について、それぞれ質問事項をお願いしているところです。その中で、例えば男女の地位は平等になっているかという意見の確認だったり、あとは家庭生活について男性は外で働き女性は家庭を守るべきであるとか、そういった配偶者に関しての感じ方、その他の仕事についての考え方とかそれぞれいろいろありまして、問25までお願いしたところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) それでは、4点目の調査期間はいつまでですか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えいたします。 調査期間に関しては、令和4年2月25日までとしております。 いつからということでございますが、こちらは正式なものは準備しておりませんが、2月上旬頃だったと思っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 分かりました。 それでは5点目の調査方法は、どのように。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けて6番 眞栄田絵麻議員にお答えいたします。 調査方法については、先ほどお伝えしたところでございますが、それぞれ村民意識調査に記入していただいて、18歳以上の方1,500名と中学生、高校生にアンケートをお願いしたところです。 回答方法につきましては、返信用封筒で役場のほうに返信いただく方法と、QRコードという形でお願いして回答の御協力をお願いしたところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) それでは、その調査の回収状況、それから有効回収数、それから有効回収率は、お尋ねしたいと思います。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 6番 眞栄田絵麻議員に続けてお答えいたします。 回収状況また回収率に関しては現在把握しておりませんので、後程また報告していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) これはいつ頃を予定しているんですか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えします。 担当職員のほうでは、回収状況は把握していると思います。アンケート調査自体は、全て業者へ委託しているものでございますので、そのアンケートの資料、またQRコードの情報も全て業者のほうで抽出して、今現在分析しているところでございます。アンケートの結果を今、分析中というところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 委託業者ということですか。委託業者というのは、名前を挙げられますか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えします。 委託業者の会社名といたしましては、株式会社エヌ・スピリッツという会社でございます。こちらの会社に関しては、男女共同参画等の計画策定に、他の市町村でもいろいろ計画の補助をしている業者でございます。こちらの履行期間といたしましては、アンケートの分析等を行う業務でございますけれども、令和4年6月末までの期間でこの業者と委託契約をしておりまして、先ほどからお伝えしているこのアンケートの結果を分析、また今後の第2次男女共同参画計画に生かすような業務もお願いしているところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) この会社は、第1次のときもお願いしたのでしょうか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えします。 第1次の男女共同参画計画に当たっては、役場の担当で作成したということでございまして、こちらの会社に関しては新規で、この第2次のときに、宜野座村としては契約している会社でございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) よく分かりました。 それから課長の答弁の中で、中学生、高校生へもアンケートを送ったという話なんですが、中学生、高校生はどういった内容で送ったんでしょうか。調査しているんでしょうか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えしたいと思います。 基本的には村民意識調査、同じ内容でアンケートをお願いしたところですが、中学生、高校生向けに改めて少し一部直したところがございますが、詳細に関しては今現在資料を持ち合わせておりませんが、基本的には同じ内容でということで、各学校にはお願いしたところでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 後ほどこの資料をお願いしたいと思います。とてもいいことだと思います。やはり世の中には男性と女性しかおりませんので、子供たちの意識も大変大切な、重要な参考になるんじゃないかと思います。 それで、今中学生、高校生、それから一般の人たちにも、無作為で調査をしているということなんですけれども。1つだけ、宜野座村の事業所に対してもアンケートの実施はしないんですか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えいたします。 事業者に向けてのアンケートは、現在予定をしておりません。個人の意見の確認を踏まえてということでございますが、この男女共同参画の計画の推進に当たっては男女共同推進委員会というものがございます。8名の委員の皆様に委嘱して、お願いしているところでございますので、その中で商工会の会員だったり、その他見識者だったりということでいろいろな方々がいらっしゃいますので、その方々の意見も確認しながら進めていきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 私としては、やはり事業者のほうにもアンケートを取っていただきたい。なぜかというと、やはり事業所の意識、それから実態的に把握することも必要ではないかと思うんです。もちろん女性が出産後も継続して働ける環境づくり、やはり企業でも一緒だと思うんです。ですから、やはり一度でいいですから、そういったことも考慮に入れて検討したらいかがでしょうか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えいたします。 またこちらも委員会の中、また役場組織内でいろいろ調整しながら、できる範囲であればまた進められるか、ちょっと調整していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 先ほどの答弁では、8名の委員の人たちがいらっしゃるということなんですけれども。この8名と決まっているんですか。それともまたほかに、例えば専門的な方は入れないんですか。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 続けてお答えいたします。 今回お願いした方々は8名となっておりまして、その方々が全てというか、男女共同にふさわしい方々だと、委員にふさわしい方々だと思っております。例えば今回、沖縄キリスト教学院大学教授の新垣先生がいらっしゃいますが、この新垣先生に関しては県内の各市町村のいろいろな男女共同に参画の委員を多くしている先生でありまして、新聞にも、このテーマで何度も掲載されていらっしゃる方でございますので、この方を中心に、この計画に策定もいろいろできるのではないかなと考えております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 第1次策定をして、そして10年間、私から言わせてみれば、もちろん私はこの10年間というのは、やはり女性の問題でいろいろなところで活動しているんですけれども、やはりどうしても女性の皆さんの地位を上げるためにも、やっぱり声を上げないといけません。そして男性の皆さんの協力も大変必要になります。理解も必要です。ですから、あらゆる問題を、課題を抱えている中でも、これからの時代というのは共に力を合わせて社会づくりをしたり、また家庭にしても職場にしても、やはり女性も一生懸命働く、本当に真面目に働く、もちろん私、こう言ったら失礼ですけれども、女性じゃないかなと思っているんですね。これはまた差別と言われたらあれなんですけれども。ただ、やはり私の目の前にいる女性の皆さんが、大活躍しているのを見ていたら、そうちょっと言ってしまいましたけれども失礼しました。でも、男性の皆さんもやはりそれだけの力がありますし、女性の皆さんもそういう力を持っているということは、お互いに褒め合って、そして出し合って協力をしていく。そういうふうにして、また上司の皆さんは押し上げていくように、人材を育てていくように、それが一番大事じゃないかなと思います。やはり、ガラス張りというか、透明化、女性が活躍している、その輝いている姿をもうちょっと透明化してもいいんじゃないかなと私は思うんですね。ですから、本村では、村長が若いのもありまして、とても若い人たち輝いて一生懸命働いている姿、そして今回は女性の登用率も、昇進も率先して押し上げていらっしゃるということも、何か未来が見えてくるような感じがして、大変期待をしております。 そこで、先ほど村長は、男が仕事、女が家の中にいる。それもやはり選択の1つですよね。ですから強制はできません。しかし、今はほとんどの女性が夫は外で働き妻は家庭を守るべきという考え方には、70%以上が反対しているんですね。ですからずっと共稼ぎで頑張らないと、生活ができないとか、子育てができないとかという大変厳しい、そこのところに虐げられている若い人たちが結構いらっしゃる。しかし、余裕があれば奥さんは一生懸命お家で働くということ。家事でも働いているんですよね。だからそういうことも認めつつ、やはり共稼ぎというのがほとんどですけれども、そういったところで、やはり今までの夫は外で働き妻は家庭を守るべきというのは、まだまだ理解されていない部分もあるのかと思うんです。しかし、時代は変わってくると思いますし、女性の皆さんの考え方も、これからどんどん広がっていくだろうと思っております。また、男女の地位の平等感、社会全体で家庭や職場、そして政治などで男性が優遇されているという女性からの不満もたくさん聞きます。そしていろいろな統計も取られています。ですから、いろいろ職場での賃金、それから昇進、人事配置でも男性優遇、まだまだ改善されていないのが現状です。労働時間や夫婦の役割分担など実態を把握して、そして意識との差や問題の所在を明らかにすることで、男女共同参画計画推進も具体的方向性が見えてくると私は考えておりますが、その件について村長はどのような認識を持っていらっしゃるのか、一言お聞きしたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり我が国の経済発展だとか、そういった時代の流れなどもいろいろあろうかと思います。以前はやっぱりどうしても筋肉量が女性と男性は違いますので、力仕事という部分は男性だというふうな、こういった肉体労働中心の社会という部分からどんどんそれが変化して、多様化している中で、やはり女性の視点というのも評価されてきたという流れがあろうかと思います。実際、女性が給料の面で、労働の対価としての部分の評価があまりされていなかったという部分はあったかと思います。先ほどもありましたけれども、例えば保育士だとか、そういった人の賃金は低いとか、男性保育士が少ないのも、なかなかそれでは生活ができないとか、いろいろ時代の流れの中にあるかとは思うんですけれども。その辺も今、随時見直されながら、それぞれの仕事の評価というのが変わってきているかと思いますので、やはりそういう中でしっかりと役場のほうも対応していきたいと思っております。今は、議員のほうも役場のOBも増えてまいりました。管理職の女性もいますので、退職後もしかすると議員をされるかもしれませんし、いろいろ時代の流れは変わってくると思いますので、我々としましては特に役場は、こういった男女平等という部分についてはしっかりと推進していく、特に先頭に立ってやっていかななければならないと思っていますので、そういう気持ちで今後も取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) とても嬉しい答弁をいただきました。そうですね、一番身近で、そして男女共同参画をやはり推進強化していかないといけないのは、やはり役場だと私は思います。役場の皆さんは定年退職後でも、やはりいろいろな仕事ができるわけですから、退職されてもまたボランティアとかいろいろなものに関わって、その人材を年関係なくできるのであれば協力をしていただきたいし、またその人たちをもっともっと押し上げていく、そして若い人たちとコミュニケーションをとりながら育てていくという、このいい連鎖をつくっていく役場の役目もあるんじゃないかなと思いますので、村長、その点はぜひそのように、議員も出せるぐらいの女性の皆さんを激励をしていただきながら人材育成に力を入れていただきたいなと思います。 今御存じように、日本のジェンダーギャップ指数が156か国中、日本は120位なんです。平等における、私は先進国じゃなくて後進国と言いたくなります。ですから、自分が自分らしく尊重されて、そして性別や群生などに関係なく、一人一人が自分らしく尊重されて、そして生きられるように、ジェンダー平等はそのための一歩ではないかと私は思っております。そこで、私たちもその活動をする中で、パリテカフェおきなわを設立いたしました。これはフランス語で、女性男性半々という意味です。パリテカフェおきなわです。覚えていてください。それを設立いたしました。ジェンダー平等を、男性の目線からももっと柔軟に考えてくれることを期待して、私はそれにもっと力を入れたいと思っております。 最後に、私の要望として一言申し上げてこの質問は終わりたいと思います。男女共同参画社会を実現するために先ほどもいろいろありましたけれども、行政、村民、各団体、そして事業所などの全ての人々が共通認識の下に、一丸となって取り組んでいくことが重要ではないかと思います。ですから、幹部候補に必要な能力を習得できる研修などへの計画的な派遣や、仕事の悩みやキャリア形成に助言や指導ができる職員をメンターとして配置してはどうでしょうか。そしてまた、職業と家庭生活を両立する環境の整備も必要、女性職員が活躍できる職場環境の充実にも力を入れていただきたいと私は思います。そしてもう1つは、調査結果の下で、DV基本計画、これは配偶者の暴力。そういった基本計画の策定も、いずれ必要になってくるんじゃないかと思いますが、一言その点だけ答弁をいただいて終わりたいと思います。 ○議長(石川幹也) 城間総務課長。 ◎総務課長(城間真) 6番眞栄田絵麻議員にお答えします。 管理幹部候補の研修等でございますが、こちらに関してはいろいろな研修がございまして、管理者向けの、幹部候補者向けの研修も県のほうで随時行っているところです。また役場でも研修を充実しようという形で進めているところでございますので、その中で取組を入れながら、いろいろな人材を育てていきたいと思っております。また、男女共同の中でもいろいろな働き方の問題もあるかと思いますので、働き方の改革というか、そういった形も職場内で共通認識しながら、業務の軽減、また効率化とかいろいろなことに向けて、取組できていればと思っております。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 職員の研修もしっかりやってまいります。また、今御指摘がありましたDV関係のものについても、また委員会がございますので、その中でどういう意見があったということを踏まえながら、今後その中でまたやっていくのか、計画というところまで行くのか、それはまた宜野座村に合った形というのがいいかと思っておりますので、先生方に相談しながら対応していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) これで眞栄田絵麻議員の一般質問は終わりました。 これで、本日の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は終了しました。 本日は、これで散会します。(16時12分)...