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03月15日-05号

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  1. 宜野座村議会 2021-03-15
    03月15日-05号


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和3年第4回定例会┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃                                                ┃┃              令和3年第4回宜野座村議会定例会会議録               ┃┃                                                ┃┠──────────┬─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 年 月 日 │           令 和 3 年 3 月 9 日           ┃┠──────────┼─────────────────────────────────────┨┃  招 集 場 所  │         宜 野 座 村 議 会 議 事 堂           ┃┠──────────┼───┬──────────────────┬───┬──────────┨┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 議│  令和3年3月15日 午前10時01分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┃          ├───┼──────────────────┼───┼──────────┨┃  及 び 宣 言  │散 会│  令和3年3月15日 午前11時49分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┠──────────┼───┼──────────┬───┬───┼───┴──────┬───┨┃ 応(不応)招議員 │議 席│  氏    名  │出 席│議 席│  氏    名  │出 席┃┃          │番 号│          │の 別│番 号│          │の 別┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │  仲 間 信 之  │ ○ │ 9 │  當 眞 嗣 則  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃          │ 2 │  津嘉山 朝 政  │ ○ │ 10 │  伊 芸 朝 健  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃出 席   12 名 │ 3 │  新 里 文 彦  │ ○ │ 11 │  小 渡 久 和  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃欠 席   0 名 │ 5 │  照 屋 忠 利  │ ○ │ 12 │  当 真 嗣 信  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃  凡   例   │ 6 │  眞栄田 絵 麻  │ ○ │ 13 │  石 川 幹 也  │ ○ ┃┃○    出  席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△    欠  席 │ 7 │  平 田 嗣 義  │ ○ │   │          │   ┃┃×    不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△(公) 公務欠席 │ 8 │  山 内 昌 慶  │ ○ │   │          │   ┃┠──────────┼───┼──────────┴───┼───┼──────────┴───┨┃          │  │   津嘉山 朝 政     │   │              ┃┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────┨┃          │  │   新 里 文 彦     │   │              ┃┠──────────┼───┴───┬──────────┴───┴──────────────┨┃ 職務のために出席 │事 務 局 長│  北 城   暁                     ┃┃          ├───────┼─────────────────────────────┨┃ した者の職氏名  │主     任│  松 田 聖 希                     ┃┠──────────┼───────┼──────────┬───────┬──────────┨┃          │村     長│  當 眞   淳  │村民生活課長 │  石 山   学  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │副  村  長│  山 城   智  │健康福祉課長 │  平 田 義 史  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃地方自治法第121条  │教  育  長│  新 里 隆 博  │健 康 福 祉 課│  野 辺 あやの  ┃┃          │       │          │参     事│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │会 計 管 理 者│  当 真 涼 子  │農 業 委 員 会│  山 内 慶 一  ┃┃により説明のため  │       │          │事 務 局 長│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │総 務 課 長│  下 里 哲 之  │産業振興課長 │  石 川 岩 夫  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃出席した者の職氏名 │企 画 課 長│  比 嘉 昭 彦  │建 設 課 長│  河 上 正 秀  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観光商工課長 │  金 武 哲 也  │上下水道課長 │  仲 間 盛 雄  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観 光 商 工 課│  島 袋 光 樹  │教 育 課 長│  當 眞   修  ┃┃          │参     事│          │       │          ┃┠──────────┼───────┴──────────┴───────┴──────────┨┃会 議 の 経 過 │別 紙 の と お り                          ┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛            令和3年第4回宜野座村議会定例会議事日程(第5号)                                         令和3年3月15日                                         開 議 午前10時┏━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃日程番号│ 議 案 番 号 │          件           名          ┃┠────┼────────┼─────────────────────────────────┨┃  1  │        │一般質問平田嗣義)                       ┃┃    │        │追加一般質問施政方針について)(當眞嗣則)           ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┗━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議長(石川幹也) これから本日の会議を開きます。(10時01分) △日程第1.一般質問を行います。  一般質問会議規則及び申し合わせ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。なお、1回目の質問は登壇して行い、2回目以降の質問は質問席で、答弁は1回目から自席で行うこととします。 通告順により順次発言を許します。 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) おはようございます。議長の許可を得ましたので、2点について質問いたします。 まず第1点目に福祉事業について。1つ、災害時等での高齢者や障がい者の対応はどのようになっているのか。2つ目に地域協議体はどのようになっているのか。 質問の2つ目、健康づくりについて。高齢者の健康事業介護予防一体化事業の実施について。2つ目に、小学校5年生と中学校2年生の健診の取組について。3つ目に、令和2年度の特定健診状況について。 以上、2点について村長の答弁を求めます。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは平田嗣義議員一般質問にお答えします。 まず1点目の福祉事業についての中の(1)災害時での高齢者や障がい者の対応についてでございます。平成25年の災害対策基本法の改正により、災害時に避難の支援を必要とされる方、避難行動要支援者と言いますけれども、そういった方々の把握に努めるとともに避難行動支援者名簿を作成しておかなければならないとされており、本村においては平成30年度に基本名簿などを作成し、変更修正を行いながら関係機関への提供を行っております。また台風時などの災害時において、避難所として各区事務所を開放してもらい、併せて福祉避難所として地域福祉センターを開放しており、事前に健康福祉課と関係課、社会福祉協議会が連携し、高齢者や障がい者の方への避難誘導、声掛けなどを行っております。 2点目の地域協議体の件についてでございますが、平成29年10月地域包括支援センターに高齢者の生活支援など地域で支え合う仕組みづくりを推進することを目的として、地域づくりの中心となる生活支援コーディネーターを配置しました。地域協議体には、市町村圏域で設置する第一層協議体と、日常生活圏域に設置する第二層協議体がございますが、本村においては令和元年6月に第一層協議体を設置しました。第一層協議体では、課題として移動支援買い物支援など、外出支援について話し合われております。協議体は情報共有及び連帯強化の場である中核となっております。また第二層協議体の設置については、漢那区において第二層協議体の役割を担う地域支え合い隊の取組が既に実施されており、その活動状況を把握するため、2か月に1回生活支援コーディネーターが参加しております。漢那区以外の区においては、令和元年9月より惣慶区、漢那区、宜野座区の3区に関しましては、各班ごとの集まりがなされている班を生活支援コーディネーター地域包括支援センター職員で訪問し班の集まりに参加させていただき、これからの高齢化社会を迎えることなどについて、地域で支え合いの体制づくりの必要性について地域住民の皆さんと議論しています。また松田区では、ミニ・デイボランティアと話し合い、ミニ・デイ参加者の送迎が課題であることなど、細かい課題なども把握することができました。福山区や城原区は各班の集まりがないとのことで、各区長と話し合い、実情の把握に努めております。今後、漢那区以外の区でも第二層協議体の立ち上げに向けて、各区の困りごとや課題解決に取り組むため、支え合いの推進役である生活支援コーディネーターを中心に地域で支え合う体制づくりに取り組んでまいります。 次に、2点目の健康づくりについての中の(1)高齢者の保健事業介護予防一体化事業の実施についてお答えいたします。 令和2年4月1日に医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るため、健康保険法などの一部改正が施行され、後期高齢者医療広域連合が市町村へ保健事業の委託を行うことで、74歳以下及び75歳以上の保健事業介護予防を連携して行う一体的事業が開始されました。本村は職員体制もあり、令和2年の実施は難しい状況でございましたが、令和3年4月1日からの実施を予定しております。事業内容としましては、国保データベースシステムを活用した健康課題の分析や対象者の把握、高齢者に対する重症化予防の取組、通いの場でのフレイル予防、これは加齢とともに身体的な機能や認知機能の低下が見られる状態のことを言いますけれども、このような予防などの生活機能向上に向けた支援などを計画しております。65歳から74歳の前期高齢者などの国民健康保険世代から連続した保健指導などの健康支援を行い、住み慣れた地域での活動や医療、介護などのサービスに後期高齢者を適切につないでいくことで、医療費のみならず介護給付費適正化社会保障制度安定的運営に寄与するものと考えております。 次に2点目の小学校5年生と中学校2年生の健診、いわゆる子ども健診の取組についてでございますが、今年度は6月に2回予定しておりました。しかし新型コロナの影響により、2回の延期があり、8月と10月に分散しての実施となっております。小学生の対象が93名中70名受診し、受診率75%で昨年より12.8%の増、中学生が87名中64名の受診で受診率が74%、昨年度より16.2%の増となっております。 3点目の令和2年度の特定健診状況についてでございますが、今年度は新型コロナの影響により福山区公民館や中央公民館での実施予定が宜野座ドームへと場所を変更、8月16日の日曜健診が10月18日へと日程の変更などもありました。感染対策を取る中での実施となりましたが、令和3年2月末時点での特定健診受診率は48.3%で、昨年の同時期より1.6%上昇しております。県独自の緊急事態宣言などもあり、未受診者勧奨は難しい部分もありましたが、訪問や電話、通知はがきなどで対応しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ただいま答弁いただきました。より具体的にやっていきたいと思います。 まず災害時での名簿につきましては先ほど答弁の中にもありましたように、平成30年度に名簿を作成しましたということでございましたけれども、その中で当初、そのときは住所がある人、ない人ということでありましたけれども、その辺の状況は現段階ではどうなっているのか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 7番 平田嗣義議員にお答えします。 住所、戸主会の登録はありますけれども、基本住所地で押さえて避難所名簿を作成しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 住所地で押さえてということは、宜野座村に住所がなくてほかの市町村にある人は、その住所で押さえているということですか。私が言うのは、住民登録されていない人もいるということだったんですよ、平成30年度のときは。その辺の状況がどうなっているのかなと。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続き7番 平田議員にお答えします。 広域利用で施設入所とかの方は住民登録が基本ありませんので、その部分は名簿の中には入っておりません。基本、住民登録をしている皆さんの支援者名簿ということで作成しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そうすると、恐らく住所をない人も、村内にはアパートとかいろいろいらっしゃると思いますけれども、そういう人たちはいないというふうに理解してよろしいんですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続き7番 平田議員にお答えいたします。 どうしても名簿作成個人情報等も入ってきますので、基本住民票登録のある方を調査しております。ただ区民登録は、区の中においてそういった住所がなくてもいらっしゃるという方は、極力地域での生活の場があるということで、民生委員とか区の皆さんの協力を得て、そういった情報は適切に把握できるように努めているところです。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) これ非常に大事なことなんですよ。この法律で何でしたか、災害時の対応ということであるわけなんですけれども、努めるということと、確実に押さえていって、ここには住所はないけれども、このアパートの中に住んでいるねと、あるいはここに住んでいるという状態は把握しておかないといけないと思うんですけれども、その辺は努めてという格好ですか。個人のプライバシーは分かりますよ。だけどもそういう体制というのはあると思うんですけれども、その辺は了解を得られると思うですけれども。このプライバシーはほかの人にやるという話だったら別ですけれども、役場で災害時の対応をするためにということであれば把握は可能だと思うんですけれども、その辺の取組というのは、具体的にはされていないということでいいんですか。
    ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 確実な情報が住民登録に基づいてしかできませんので、どういった方がいらっしゃるという、そういった情報というかお話は、区の中の情報として連携してこちらが把握することは可能ですけれども、そういった個人情報も入ってくる場合、ここまでは把握できていないところがあります。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 現段階でそういうことであれば、今後、どういう体制をしていくのかということで、ちょっと対策としてお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり行政サービスを我々実施する上で、住所登録というのは大切なことだと思っております。例えば障がいを持っていて、自分でこうなかなか移動が難しいということ、また高齢で難しいとか、またこの方が独居だとか、そういうことであればやはり行政への登録を促すなり、そういうことが必要ではないかと。これはもし個人でできないという方がいれば、例えば身近な方だとか、そういう人を通して役場のほうに住民登録していただかないと、なかなか情報というのは把握はできません。もし議員がそういった方、お知り合いなどがいるのであれば、ぜひお伝えいただいて、お互いでそういった方々を見つけてやっていくというのは、民生委員の皆さんなどにもお願いしていることでございますので、そういうことがあればぜひお伝えいただいて、登録を促すなどの試みを一緒になってやっていければと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私が知っているからどうのこうのではなくて、私も知らないから皆さんに質問しているんですよ。こういう状態がいる人もいるんじゃないのと、いなければいないでいいですよ。ただ把握されていないというから、そういうことをやってちょうだいということをお願いというよりもやるべきじゃないのかということを申し上げているんですよ。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 我々もやはり住所が登録されていない中で、把握はできない状況がございます。ですからもし身近で、御近所など、例えば区の中でもそういう情報があれば、また役場のほうにお伝えいただくなど、連携を取りながらどうにかそういった方々をフォローしていこうということでお話ししているということでありまして、この防災、災害についてはお互い、役場だけでできる話というのも厳しいところもございますので、そこを連携させてくださいと答弁させていただいております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) その件については、平成30年の当時の課長もそういうことは危惧されていて、おっしゃっていました。あれから4年たっているわけなんですよ。だからそういう体制を進めていきますということで当時の課長はおっしゃっているものだから、今の段階ではどうですかということを聞いているのであって、村長がおっしゃるのも理解しないわけではないですよ、理解はしています。だけれども行政としても、やはり区が把握しているんだったら、その辺の体制というのは、行政というのは深入りというのか、中に入っていなければいないでいいんですよ。いるとしたらどういう対処をするのかということは、お互い行政として当然やるべきことだと私は理解しているものだから聞いているわけなんです。 そして毎年更新しているということでありましたけれども、当時は164名いらっしゃるということでありましたけれども、現段階地域ごとに何名把握されていて、老人の方、あるいは障がいの方というのを全部把握されていると思うんですけれども、その辺具体的にお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続き平田議員にお答えします。 要支援者名簿最新の数値ですけれども、村全体で65歳以上が113名要支援者として登録しています。その中で75歳以上の皆さんが96名いらっしゃいます。独居の高齢者が31名です。高齢者のみの世帯が77名です。 各区の状況ですけれども、113名の中で分けていきますと松田区が35名、宜野座区が25名、惣慶区が21名、福山区が3名、漢那区が26名、城原区が3名ということで113名の支援者名簿を作成しております。 障がい者の皆さんですけれども、こちらは手帳等のサービスを受けている障がいの皆さん、また知的の療育手帳を持っている登録の皆さん、精神の手帳の皆さんということで分けております。まず身体の障がいの皆さんで214名いらっしゃいます。知的の療育の部分で112名いらっしゃいます。精神のほうで39名いらっしゃって、合計365名の障がいの皆さんがいらっしゃいます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私はこの質問をしているのは、あくまでも災害時にどう対応されるかということでの関連としての中身なんですけれども。当時164名でしたけれども、今、障がい365名、老人113名というと、約500名は要支援しなければいけない人たちになるんですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えいたします。 先ほど避難行動の支援者ということで、高齢者の皆さん113名はしっかりこちらのほうで対応していかないといけないところであります。ただ障がいの皆さんにつきましては、全てが対象者というわけではなくて、一般の成人の皆さんもいらっしゃって、しっかりその辺は在宅で対応されているということで、この365名の皆さんが全て要支援の皆さんというわけではありません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) その中で、では障がいの皆さんについては、何名が支援しなければいけないという人数になるのか。ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 障がい者の皆さんを、高齢者の中でも障がい者がいらっしゃいますけれども、優先されるのが高齢者というところのくくりになってきますので、そこの部分は高齢者の中で対応させていただいています。ただ一般の障がいの皆さんについては、この方々が避難の必要な方なのかという名簿等は、現在作成されておりません。ただ健康福祉課の中で障がいの相談支援事業ということでサポートセンターからの職員の派遣も受けて、常時職員がいるんですけれども、うちの職員と合わせてですね。そういった支援が必要な方々を、特定の方々をピックアップしてしっかり対応するような体制で進めているところです。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 先ほど村長も平成22年に災害時の名簿をつくらなければいけないというような話でありましたけれども、結局は災害時というのは高齢者だけじゃなくて障がいを持っている人も含めて、恐らく県には毎年報告されなければいけない状況だと理解しているんですけれども。その辺については特に高齢者だけということでやられているんですか。今、毎年更新しているということも最初から申し上げているわけなんですが、その辺についてどうですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 障がい者の皆さんの支援が必要という、この名簿等の報告はありません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 報告はないというのは、義務ではないという格好だと思うんですけれども。どうしても高齢者あるいは障がいの方々が、本当に支援が必要なのかどうかというのは、名簿をつくって当たり前だと思っているんです。その件については、平成30年からずっと申し上げてきましたけれども、ぜひ毎年更新しているんでしたら、障がいのものも含めて名簿をつくっていただきたいと思います。 それとその名簿は、先ほど課長からありましたけれども、プライバシーの問題で非常に大変ですよとあったんですけれども、この名簿の情報共有される方々はどういう方々ですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続き平田議員にお答えします。 こういった情報を共有するネットワークなんですけれども、社協も大事な部分になってきます。その中でも、民生委員が特に各区での中心的な福祉の部分の役割を担ってもらっております。そちらで個人情報の件もございますので、村としてどこまで情報提供できるかというと、やはり個人の特定につながる部分はできませんので、やはり氏名等の部分ぐらいで、住所とか電話番号とかはできないんですけれども、氏名等ぐらいの部分で提供して、また守秘義務もあるということで、その辺は強くお願いして共有を図っているところがあります。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) どっちかと言ったら、地域の皆さんは共有されてないですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続き平田議員にお答えします。 やはり区の中では、区長はじめ班長、いろんな各役割の皆さんがいらっしゃると思います。各区の中の実情はちょっと把握していないんですけれども、村としては区も連携して、そういう皆さんがいるかということは常時情報交換は行っているところです。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 災害といったら、沖縄県は今のところ台風が大きな課題かなというふうには理解しているんですけれども。だけれどもそれだけではないと思います。火災も災害の一つになるわけですから、あるいは地震も最近は増えてきて、去る3月11日には10年経過して、まだ余震があるよということも言われていますし、そういうことからすると、結局各地域に113名の老人の支援しなければいけない人たちがいるということは、社協と民生委員と役場で対応できるかというと、恐らく対応できないと思いますよ。地域はそれなりに、自分たちが住んでいるから誰が一人暮らしかな、誰が障がいを持っているかなというのは把握されてはいると思うんですけれども、その辺、思うでは通らないと思うんですよね。だからそういう人たちもいますよ、皆さんあれですよということでは、やはり区の皆さんも理解しておかないといけないのではないのかなと。その辺、プライバシーはあくまでも、プライバシーを侵さない範囲というのはできると思うんですよ。その辺の連携というのは、これは地域協議体の中でも私はやりますけれども、どのような体制でやっていこうとしているのか、ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 7番 平田嗣義議員にお答えいたします。 村では、こういうことも想定しながら、平成27年度に各村民向けの自主防災組織の説明会を行っております。この中でいち早く手を挙げていただいたのが漢那区ということで、平成28年から自主防災組織の結成に向けて活動を進めてまいっております。平成29年12月には自主防災組織を結成して、各役割を区民の中で決めて、そういった情報も共有するような形が、今出来上がっているところでございます。ほかの区についても、行政連絡会議あたりでこういった自主防災の取組をお願いしているところなんですが、まだ漢那区以外、活動ができていないというのが実情ですので、今後ともやはり区民、村民の生命財産を守るためには、やはりそういった草の根的な運動が必要になってくると思いますので、ここら辺を含めてさらに防災組織を結成できるような形で進めていきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ防災組織も漢那区以外、まだ5地域はつくられていないということでありますけれども、早めにそういう組織も推進するような体制で、立ち上げてもらうような取組を強化していただきたいと思います。ただ私が聞いているのは、情報を共有するための一つのものではあるんですけれども、ぜひ地域の区長を主体にして、こういう人たちの情報の共有を徹底してやっていただきたいと思います。そしてこの人たちが、名前や住所などはないということではあったんですけれども、役場の中で地図に位置づけられていますか。この人は独居、支援必要だと、各113名の各地域ごとにされていますか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 災害時のこういったマップ等は、現在作成されておりません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ただ名簿だけではどうしようもない。誰が見ても、ここにいるねと。住所と言ってもなかなかお互いでも分からないですよね。それで誰が見ても、この家庭の人だなということが分かるように、同時に地図の、マップも各地域ごとにつくっていただきたいと思います。そういうことがあるんですけれども、この人たちの災害が起きたということで、訓練したことがありますか。取組したことがありますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり災害時のその対応については、やはり役場側だけでできるものではなくて、やはり共助の部分ですね、公助ではなくて共助の部分がどうしても必要ということで、やはり漢那区のほうでは地域協議体の話と自主防災組織の話というのは関連するところがありますけれども、自主防災組織については災害ということを前提で、今議員もおっしゃられていますけれども、あえて自主防災組織の話をしますけれども。やはり自主防災組織についても、どなたがそこの家にサポートに入るか、避難誘導するか、そういった役割分担をしていかなければできないと思います。これについては役場側が主導してやろうとしても、いざ災害が発生したときに役場だけではどうしてもできないような、村全域の話になりますので、ですからそのあたりを自主防災組織を立ち上げていただいて、これは役場側が強制的に立ち上げるものではないと思っています。我々は自主防災組織の立ち上げについて幾らでも支援はできるんですけれども、実際にそれを運用するのは地域ですので、ぜひ地域の中でもその立ち上げをしていただいて、どことどこに、もしそのときにマップが必要ということであれば、我々そのサポートも、情報も、実施もできますけれども、いざ運用するときにどうするかというところを考えたときに、やはり自主防災組織なり、そういった組織が必要ではないかと思っておりますので、区の中でもそういった議論をしていただいて、ぜひ自主防災組織の立ち上げについては御協力いただければと思います。そういった形で一緒にやっていければと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) あくまでも地域の皆さんが一つで支え合っていきたいというのが、安心して暮らせる地域をつくりたいというのは誰でも同じことだと思っております。村も各地域もそうだとは思っています。漢那区の状況も皆さんよく話はされるんですけれども、今のような状態については、自主防災組織がある漢那区でさえも、さえと言ったら怒られるかもしれないんですけれども、漢那区でも今の対応についてはやられていないと。避難訓練はやっていますけれども、こういう具体的な話まではされていないですよということはおっしゃっているんですよ。村長は、地域が、行政がつくるものではないということであるんですけれども、行政はつくるものではないけれど、推進するほうは当然やるべきだと思うんですよ。なければ1回言いました、話合いやりましたでは通らないんですよ。この後はどうなっていますか、やっぱり必要ですよねと、せめて一回は訓練してくれませんかというぐらいの話は常にやっていかないと。目に見えない状態、防災訓練も各地域、惣慶区も1回も避難的なものはやったことはないですよ。集まって防災の話を聞いたことはありますけれども、実際にそういう動きはされていないんですよね。だから地域でやるべきですよということは、よく話はするんですけれども、地域でやるべきですよという話で終わってしまっている。その後どうなっているのという話は、やはり広く行政からプッシュしないといけないだろうと思っているんです。村長が言うのも分かりますよ。当然、自主的につくって、自分たちのことは自分たちで守ろうという雰囲気は、地域で考えるべきだよというのも分かります。だけども今の状態では、本当にそれで出来上がるかといったら出来上がらないと思っているんです。その辺を行政としてバックアップというんですか、つくるような体制を、どんなしたらつくられるのか、どのようにしたら対応してくれるのかというのはやるべきだと思って私は話をしているわけなんです。だから村長が言うのは分からないわけではない、分かっています。だから高齢者、障がい者についても、そういうことではなくて地域の皆さんに共有できるような体制を、何でこれは本人たちと話をすればできないわけではないですよね。だからそういうことをぜひ取り組んでやっていただきたいと思います。訓練も何もないということではあったんですけれども、ぜひ机上の訓練のやり方、話合いでもやっていただきたいと思います。この件については終わります。 では地域協議体についてやっていきたいと。第一層の協議体が令和元年につくられました。一層をつくったときに、副村長は二層の設置について、令和元年6月の私への議会の答弁ですけれども、無理せず焦らずしっかりとやったほうがいいですよというアドバイスがあって、今後取り組んでいきますということがありました。それは分かります。早く早くしてつくらせて、ただ形だけつくって何もないということにならないかということを危惧しておっしゃっただろうなとは思っているんですけれども。どの程度が無理せず焦らずやったほうがいいという範囲なのか。ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 平田議員にお答えします。 平田議員につきましては、この協議体につきまして以前から激励をいただいて感謝を申し上げます。以前の議会の中で、確かにその支え合い隊、既に立ち上げている代表者のアドバイスで、これはボランティア組織であるのでじっくり状況を把握しながらいったほうがいいですよというアドバイスでした。そういったことを踏まえまして、担当そしてコーディネーターは各区に下りていって、各班の班の集まり、隣組ですね、夜遅くまでそういった情報を収集して、地域でどんな課題があるのかということをこれまで収集してきました。あくまでも以前にも申し上げたかと思うんですけれども、ボランティアというのは区の中からも意見があったんですが、会議の中で報告があったんですが、行政から強制的につくられる組織は長く続きませんのでという区からの、班からの話がありましたので、やはりできることから少しずつやろうということで、ある区においては一人暮らしの油ますの掃除とか庭の掃除とか、団体、成人会、青年会、壮年会の皆さんが、区長が音頭を取ってやっている区もございますので、そういったことでできるところからやっていこうかということで、今現在進めているところです。冒頭に申し上げましたけれども、担当はいろいろな情報を集めながら懸命にやっていると思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そうするといつまでもでき上らないと私は思っています。個人的な、副村長もおっしゃっているようにボランティアですよ、地域協議体。支えたい、地域をみんなで支えていきましょうということで、誰にも縛られない状態で、自分たちの地域は老人だろうが子供たちだろうが、どんな方たちでもみんなで支えていきましょうということは、そういう方向でつくりたいというのはみんな知識、思っています。今副村長がおっしゃったように、油ますやる人、個人的にやる人もいらっしゃるでしょう。欲を言えばこういう人たちを巻き込んで、じゃあボランティアの組織をつくってみようかと、逆を言えば簡単だと思うんですよ、私は。今やっていることをそのままやればいいんじゃないのと。地域では、独居老人の庭に行って草刈りやったり、あるいはいろんなことをやったりしていると思うんですよね。ただこういう人たちが、りかやりましょうというのはできると思うんですよね。なのでそういう組織というのは、必ずしもみんなが、雰囲気が盛り上がった段階でつくるという方向を考えているんですか。その辺、ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり先ほどもお話ししました自主防災組織もそうですし、例えば地域における花いっぱい運動もそうですし、今の地域協議体もそうなんですけれども、やはりみんなで協力しながらやっていかなければならないと思います。ボランティア組織である、例えば村全体でのボランティア組織ということで議員はおっしゃられているのかどうか、よく中身は分かりませんけれども、やはりそれぞれの地域の中でそういったボランティア組織をつくるのが容易であれば、やはりそういった、今ミニ・デイだとかものがそれぞれありますけれども、そういったものを地域の中で構築していく、それの積み重ねが地域協議体になると思っていますので、ぜひ地域の行政委員の中でも、各区の中でもそういった議論をしていただいて、お互いで支え合うという形で、村はそのバックアップをしっかりやるという役割分担の中でやっていかなければ、なかなか組織づくりって難しいと思うんです。やはり地域の部分でやることで、より細やかなサービスができると思いますので、ぜひその組織づくりに向けて村も取り組んでまいりますので、また各区の中でもしっかりと議論していただいて、その組織づくりに向けて一緒にやっていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長がおっしゃるとおり、やはりみんなでつくらないといけないだろうと思っています。というのも、第一層協議体は地域のいろんな取組の課題とか、いろんな課題を持ち寄って、協議体の中でその総合的なもので話し合いをして意見交換をしながら、また第二層のほうに下ろして、より強化していこうというのが第一層協議体の趣旨だと理解しているんですよね。それが結局区長の皆さんも入っている、民生委員の皆さんも入っているだろうなと。だけれども第二層についてはなかなか話もない状態なんですね、実際の話ね。だから今、村長がおっしゃったように民生委員もデイサービスもいろいろやられていますよ、地域では。だからそういうものを、まずは地域で第二層として動いてくれませんかと、逆に言えばね。その中で、つくりながらボランティアの募集をどんどん入れていく体制というのは可能だと思うんですよ。りかつくりましょうの話では、いつまでたってもつくるのは厳しいだろうなと。だからある組織、あるものでやっていきましょう。民生委員の皆さんは、台風時にも、その前後には老人の世帯を回って喚起されながらいろいろ動いていますよ。だからあれは民生委員としての仕事かもしれない。だけれども地域協議体の一員となれば、その組織のメンバーだけでもいいと思うんですよ。最初、必ず10名、20名の人がいての話じゃなくて、5名の人数でも組織はつくれると思うんですね。だからそういうものをつくって初めて浸透させるという体制もやり方としてはあると思うんですよ。昨日、漢那のある人にも話をしましたけれども、まずはつくることが大事でしょうねと。つくってどういう活動をするというのは、これは次の問題じゃないのと。ないのに、活動から先なって、話から先になったらつくれませんよと。皆さんは生活支援コーディネーターも支援体制整備事業要綱の中でも位置づけられていますよね。先ほども施政方針の中でもいろいろありましたけれども、コーディネーターの活用の仕方というのが、果たしてどのような活用をされているのかと。ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) コーディネーターの答弁については、また担当課長のほうからさせたいと思います。例えば役場のほうで第二層協議体をつくってくださいというふうなことを投げかけして、じゃあどこに相談するかとなると、やはり区に相談して区で人選してもらわないと、なかなかうまくいかないと思うんですね、現状として。民生委員とか、我々が関わっている人は分かりますけれども、地域の中でやっている人までは拾えていないわけですから、やはりまた区に投げる、その中で行政委員の中でじゃあ誰々がいいというような議論とかという、我々としてはどんどん前に進めたいところはあるんですけれども、やはりそこはなかなかやりきれていないのが現状だと思うんです。ですからそういう意味では、議員がこれだけ問題意識を持っているということであれば、また惣慶区の行政区の中でぜひこういうのを、また我々も改めて区長を含めて提案させていただきますので、ぜひ中で議論していただいて、どういった組織づくりができるかということでやっていければ、より推進力も上がると思いますので、ぜひそのあたりを御協力いただければと思います。 コーディネーターの件は担当課長から説明お願いします。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 コーディネーターの部分につきましては、介護保険法の中でしっかり位置づけられているんですけれども、今全国の市町村では高齢者の皆さんが暮らしやすいまちづくりを進めるために、自分たちで考えてつくっていこうという取組が始まっています。これを推進するために協議体を設置して、協議体は支え合いを話し合う場なんですけれども、そこをコーディネーターがしっかり、この支え合いの推進役としてお手伝い、調整するということで位置づけております。その中でしっかり、村とこの協議体の中と、第二層に位置づけされる各部落の中に入っていって、いろんなことを吸い上げていくという役割を担っておりますので、しっかりこのコーディネーターが業務をこなして、支え合いの体制をしっかりつくるということで今やってもらっています。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そうすると、コーディネーターはつくられた後の話になるんですか。つくるまでの対策というのは、コーディネーターはやらない、つくられてからやるという方向ですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 コーディネーターは、やはり地域課題を吸い上げるために、その情報も収集しないといけないです。体制づくりに向けて村の中にいますので、しっかり地域との連携、調整を進めるために設置されております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) これ生活コーディネーターですから、それ以外の仕事もやっているんですか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 今月なんですけれども、コロナの中でいろいろ活動が制限されてきたんですけれども。地域でひきこもりとか、高齢者がひきこもってしまうと認知症につながるという課題が出てきます。そういったことも防ぐために、そういった地域の皆さんを守る、高齢者の皆さんを守るということでカフェですね、今各区にお配りしていますけれども、ゆんたく家りかりかというところも今月から始めております。コーディネーターもそこに一緒に入ってもらって、高齢者の皆さんと、自宅へ閉じこもるという、コロナの中でそういったことが、悪影響が出ないように、そういったカフェの設置も、座談会なんですけれども、公民館を中心にやっていくということで、今月からまた始めさせていただいております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) それも大事だと思っています。私は第二層協議体を早くつくる体制をやることがコーディネーターの仕事だと私は理解しているんですよ、現段階は。生活支援、今言ったように高齢者を集めてカフェの話もありましたけれども、これも大事でしょう。だけど第二層の協議体ができればこれも可能なんですよね、実質的に。そこら辺に力を入れてくれないか、逆に。二層をつくる動きを、頻繁に動いてくれませんか。その辺、ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり二層協議体の立ち上げについては、やはり地域の理解がなければただの形だけの組織になってしまいます。ですからそういう意味では、いろんな意見を聞きながら、今協議体が立ち上がっていないところについては、意見を聞きながらということで、協議体の立ち上げを促すようなきっかけづくりを今やっていると思いますが、今後の立ち上げについて早期の立ち上げということになれば、やはり区、また地域の皆様の協力は、足並みをそろえて一緒にやっていかなければただ名前だけの組織になってしまいますので。先ほど申し上げましたけれども、また立ち上げに向けてどういう形がスムーズにいけるということの提案があれば、それをまた参考にしながら我々も協力してまいりますので、ぜひ議員のほうからも、行政委員の中でも含めて、ぜひ推進役として一緒にやっていければ、より早期に立ち上げできると思います。ぜひ今後とも御助言、よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私は早めに、令和3年度中に出来上がる体制をつくってくれないかと、逆に言えばですね。そうすることが地域の皆さんの支え合いもできる、早めに取組もできる、災害時にもいろんな面で対応もできる。そして買物難民もたくさんいる、そういう体制もできるだろうなと、逆に言えばね。だからそういう体制を早めに、行政は、あくまでもボランティアだから地域がやらないとどうしようもないですよ、雰囲気つくらないとどうしようもないですよということも分かりますけれども、この雰囲気をつくり上げる土台を仕掛けるというも行政の仕事だと僕は理解しているんですよ。だから今おっしゃったように民生委員もたくさんいます、健康推進委員もたくさんいますよ。みんな支えたい人たちですよ、この人たちは。だからそういう話をコーディネーターが率先して出て行って、そういう中で話をして、地域でつくれるような体制をつくってくれないかと、話合いも必要だと思うんですよね。ただ皆さんは、昨年でしたか、各区の班長会の中で話をして、いろんな話をしてきましたということはいいことですよ。行政がそこまで入っていくというのは、大事なことだと私は理解したんですよ。だからそういうものを頻繁にやる、頻繁にして住民の意識を高めていくような雰囲気をつくっていくというのが大事だと思うんですよね。こういうことが恐らく薄いんじゃないのかなと。だからコーディネーターをもっと活用して、婦人会の中で話をしてみようか、あるいは青年会の中で話をしてみようか、あるいは成人会の中で話をしてみようかと。村から団体の皆さんを集めてくれないかと、こういう話をやりましょうとやるのも大事だと思いますよ。区が、地域が集めたからその話をしてくれないかというのも大事、どっちもどっちなんですよ。両方で動く。皆さんはつくりたいんでしょう。つくりたくなかったら別にいいですよ。第一層ができた、第二層をつくりたいんでしょう。私もつくりたいですよ。そういう動きを行政として動いてほしい。もっとコーディネーターの活用をやっていただきたい。その辺についてどうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり民生委員の皆様、健康づくり推進委員の皆様、婦人会、それぞれ地域の中でそれぞれの分野の活動をなされていると理解しております。大変感謝しております。やはり組織づくりをしていくとなってきたときに、旗振り役がどうしても必要だと私は思うんです。我々第一層協議体の立ち上げというところの中で、村全体としての課題をどうカバーしていくかというところは、我々の対応というのはやりやすいんですけれども、やはり地域の課題を克服するには、やはり地域のしっかりとした上部組織、やはり区長を初め行政委員の中でそういう議論が立ち上がらないと、なかなか私はまとまっていかないものだと思います。ぜひ地域支援コーディネーターを行政の中で、その必要性についてまた我々のほうでぜひ説明させたいと思います。その説明後どういう取組が必要だということがあれば、ぜひその中でいろいろ提案していただければと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長も絶対に必要だということで理解していますので、ぜひ今村長がおっしゃったようにコーディネーターをもっと活用して、まずは第二層をつくることが先決だと、今年度に向けてつくろうという動きをやっていただきたいと思うんですが、課長、その辺の意気込みをお願いします。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 各会議、協議の場で参加してもらっているのは区長が中心です。区長が各区の中でまた行政委員等含めて、いろいろな情報提供がなされているかというのはこちらのほうは把握していないんですけれども、健康福祉課としては今議員がおっしゃられたようなお話の中で、しっかりこういった組織化ですね、無理せずですね、総務課からもありましたけれども、地域の皆さんに無理はかけずに行政としてどういった部分が、コーディネーターを中心としてちゃんと組織化というか、しっかりした体制ができるかというのを今後、各区の中に、健康福祉課としては令和3年度中にまた入って行って、しっかりそういった部分を今後頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 補足で答弁させてください。 やはり先ほどから繰り返していますけれども、この組織づくりについてはこれまでできなかったというのは、やはりまだまだ大きな課題があると思っていますので、ぜひコーディネーターを、先ほどの繰り返しになりますが、行政委員会の中でその必要性についてその説明、担当課長を含めて説明させたいと思いますので、その中でりか一緒につくっていこうという形をまた議員を含めて、地域の代表であります議員の皆様がこちらにおそろいですので、その中でお互いによりよい地域づくりに向けて議論して、我々もしっかりそういった体制づくりにサポートしていきますので、御協力よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひそういう取組をやっていただきたいと思います。漢那区の皆さんとよく話をしていますけれども、漢那区の場合には2か月に1回集まって話合いをする。特に取組としてはそんなにはやっていないですよと。まずはこの協議体をつくりことが大事ですよということをおっしゃっていました。当然だと思っています。ぜひ今年度でつくるような体制をやっていただきたいと思います。終わります。健康づくりに行きます。 高齢者の保健事業介護予防一体化事業についてなんですけれども、この件については、令和6年度までに全市町村実施される予定ということで、県の後期高齢者医療連合会のほうは話しております。それで令和2年度については5市町村でしたけれども、非常に厳しいということで本村も当時私、質問しましたけれども、その中で12月定例会の中で、参事は令和3年以降に実施していきたい、令和3年ではなくて令和3年以降に実施していきたい。村長は、令和3年度に実施できるか、内部で検討したいという答弁でありました。それが令和3年度実施していくとなっておりますけれども、その実施するということを決定した特に理由というのがあると思うんですけれども、その辺、ちょっとお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 7番 平田議員にお答えいたします。 令和3年4月から実施するかどうかというのを、まず課内で話合いをしました。令和2年4月の段階では、正規の保健師が二人、産休、育休でしたので、ちょっと令和2年度は厳しいということでしたが、その二人が9月と10月に戻って来ました。体制も整ったということで、やはり高齢者の医療費とか、介護給付費の適正化だったり健康寿命の延伸だったりというところは、やはり早くスタートしたほうがよりいいのではないのかということで、令和3年4月1日からみんなで協力してやっていこうということで実施を予定しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 令和元年の答弁も、一年検討して、当然今年から実施していきたいということは、職員的な対応については十分可能なのか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) この一体化事業に関しましては、改めて新しくいろんなことをやるのではなくて、これまでやってきている国保の介護予防事業ですね、後期高齢者医療広域連合がやっていた保健事業を一体化して連携してやっていくというものです。なので現在いる職員のほうで、また対応していきながら、あとフレイル予防に関しての個別の支援のほうは、また外部から専門職を雇い上げてやるという形を予定しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私は非常に安心しています。この一体化事業を早めにやっていただきたいというのは私の願望でした。令和3年度からやるということは、非常に今後の高齢化に向けて、そして医療保険についても強化されていくと理解していますので、ぜひ実施していただきたい。 この事業の具体的な内容をお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 まずこの事業は、国保のデータベースシステムを活用して医療と健診、また介護のデータを分析していきます。その分析から健康課題を出したり対象者の把握をしたりというところで、事業をまた調整していきます。そこに1人担当を置きます。そして長寿健診からの保健指導、栄養指導に関しましては、現在の健康推進班の保健師、栄養士、また地域包括の保健師、看護師とまた連携しながらやっていく予定にしております。 あとフレイル予防に関しては、外部から理学療法士を雇い上げて、また個別でのプログラムをつくっていただき、また指導していく予定です。あと介護予防教室などの通いの場と言いますけれども、そちらにまた出向いて、健康相談だったり健康教育だったりということをしていく予定となっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひこの事業を強化してやっていただきたいと思います。それの委託料は、全額広域連合が負担されるわけですか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 広域連合からの委託料の上限額の中で実施していく予定です。全額となっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 分かりました。3分しか時間がありませんので、この件についてはその程度で終わっておきたいなと。6月で中身をまたやっていきたいと思います。 次に小学校5年生と中学校2年生の健診の取組についてなんですけれども、現在まで実施してどのような成果が出ているのかお願いします。
    ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 子ども健診に関しましては、これまで実施してきた中で、年度によっても所見の割合は変わってきますが、結果を説明したときに、やはり子どもさんが、自分はこうやっていたけれど、ちょっと気をつけないといけないなとか、ちょっと気づきがあったりとか。あと保護者の方が、自分に言われているみたいということで、やはり家族で気をつけないといけないんですねとか、そういうところにまず気づいてもらって、改善に向かっていただくというところで、そういうところは効果が出ていると思います。ただまたこれは経年を見ていかないとまだはっきりした、こういう効果がありましたというところにはまだ行っていないと思いますので、またデータを分析していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ今申し上げているようにデータをしっかり分析して、この事業は本当に必要なのか、どうなのかということも検討されていただきたいと思います。それによって大人になっていく、成人になっていく段階で、健康に対してのリスクなどはどうなのかというのもありますし、この実施していること自体、私は賛成なんです。けれども皆さんが、成果がどうなのかなみたいに、今みたいに非常に苦しい状態で健診させるのが大変だというんだったら、どんななのかなというのもありますし、その辺もっと具体的にやっていただきたいなと思います。 そして皆さんから資料をいただきましたけれども、この中に非常に気になることがあるんですね。小学生でしたら肝機能が、これはパーセントですか、人数なのかということで分からないんですけれども、7.1、肝機能でですね、AST、GOTのところですね。そして痛風が2.9、そして糖尿病でインスリンやっているのが21.4と、小学校でですね。そして中学校の中で、同じようなあれでいくと肝機能が6.3、そして痛風が9.4、そして糖尿病インスリンで21.9、この数字というのはどういうものなのかお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 この数字というのはパーセントになっていまして、例えば肝機能でしたら肝機能の基準値より高い方の割合を示しております。先ほど糖尿病のところでインスリンとありましたが、これはインスリンを注射しているのではなくて、空腹時のインスリンを測っております、検診の中で。その空腹時インスリンが少し基準より高く出たという割合がこの割合になっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 安心しました。これであんなにたくさん出ているのかと非常に気になってですね、どうなのかということで気にしていました。その件について、先ほど参事がおっしゃったようにデータを分析して取組を強化していただきたいと思います。 それで中学生、全学年にすることは可能なんですか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 理想的には多分全学年やれたほうがいいとは思うんですが、まずは中学2年生にしたのが、中学3年生になりますと受験の関係も出てくるとか、また2年生でやって少し経過が見れるということで、真ん中という形で実施しております。今後、毎年できるかどうかというところは、また課題になってくるのかと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) その辺は検討していただきたいと思います。 そこで昨年3月にも申し上げましたけれども、教育委員会、学校、保護者、役場、連携して話合いを持つということでありましたが、その辺はどうなりましたか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 今年度は先ほど村長からもありましたように、コロナの影響で健診が移動になったりということで、なかなか計画どおりに進まなかった部分はあります。実際、学校と教育課と健康福祉課でということの話合いは今年度はできておりません。次年度、また調整しながらやっていきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひこれは私は先ほど言いましたように、中学生全学年をやってほしいというのは、なかなかできないというのがあったものですから、保護者を集めて意思統一をして全学年できるような体制を組んでいただきたいということで話合いをしてくださいということです。 そしてもう最後のものにつきましては、6月定例会でまたやっていきたいと思います。ぜひ今年度もコロナ禍ではあるんですけれども、健康づくり地域づくりに向けて役場、行政一丸となって取組を強化してやっていただきたいということを申し上げて終わります。 ○議長(石川幹也) これで平田嗣義議員一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (11時09分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (11時21分) 順次発言を許します。 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 皆さん、議長の承認が得られましたので、ただいまから私の一般質問をさせていただきたいと思います。 その前にこれまで9名の議員の方から26件質問がありました。村長を筆頭に課長職員が丁寧に答弁される資料をつくられて、答弁している姿に私は感謝申し上げたいと思います。私たち議員は、当局の職務執行についての質問に関すること、それから住民の意見を聴取して行政に反映させるために一般質問を行っています。そういう基本的な考え方に基づいて、今回の質問をさせていただきます。 通告してあります施政方針について、村民が心身ともに健康で元気な村づくりという項目の中で、かんなタラソラグーナの村民利用状況について質問します。当施設を管理しているおきなわスポーツイノベーション協会株式会社の集計によりますと、本村の月会員は100名で、本村全体の2.7%、世帯数にして2,600ということを想定してやっております。当施設の目的の一つとなっている健康増進面から見ると、実にもったいないと考えています。現在の状況が続けば、委託契約がまた破棄される可能性があるのではないでしょうか。宜野座村とスポーツイノベーション協会が月会員を増やす対策はできないか。村当局の考え方をお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 當眞嗣則議員の私の施政方針に対する一般質問についてお答えします。 かんなタラソラグーナの村民利用についての御質問でございますが、昨年から現在まで新型コロナウイルス感染症の拡大の影響による休館や、利用人数制限により施設利用者の大幅な減少で厳しい運営状況であることは報告を受けております。村民の利用促進については、健康づくり事業などを実施している健康福祉課と連携しつつ、新規会員については指定管理者のおきなわスポーツイノベーション株式会社側から、利用施設及び設備をリーズナブルな価格で商品化することで、新規利用者層を獲得し、リピーターとして会員の増を目指す事業の提案がございます。現在、調整中であることから、村としても可能な限り支援できるよう調整していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 早速掘り下げて質問させていただきます。 この施設は、流れは言わなくてもみんな御存知だと思いますけれども、特に今回村長から答弁もありましたとおり、コロナの影響で閉館になったり、利用制限をされたということで、大変利用率が低下していると。そういう中にありながら、利用の状況は一体どうなっているんだと見てみたら、さっき言ったように半分以上は村民の会員でございます。だけど実に少ない数、さっき言った状況でございます。この施設で一番思うことは、今回福祉課が出しております、2クールにしていろんな健康スクールを3か月間2回やりますよという話になっていますけれども、これは医療費の面から見たらほとんど効果がないんじゃないかとそう思っています。私はずっと行っていますので、その中で感じることは、この健康教室のほとんどが若手の女性が中心、男の人はほとんどいません。そういう状況なんですけれども、施政方針で書かれたことと、実際にやっていることは違うんじゃないかと、そう思っています。健康福祉課の認識をお伺いしたいと思います。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 9番 當眞議員にお答えいたします。 現在、健康福祉課で実施しているものとして水中健康運動教室を実施しておりますが、これは2クラスになっていまして、18歳から60歳未満のアクティブコースと60歳から75歳の方のシニアコースという2つの教室を現在実施しているところです。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 分かりました。ではこの利用者というのはどうなっているのか、数を教えてください。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 アクティブクラスに関しては19名、シニアクラスに関しては10名の参加となっております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 実際、私もこれ両方受けてみました。一般の人ではほとんどやりきれませんね。特に水中ウォーク、全科目を最初からついていこうとしたら、恐らくついていける人というのは、せいぜいこんなものだろうなとそう思っております。私は、暇があるものですから、朝、健康教室のテレビを見ていますけれども、自分の体力に応じた運動というんですか、座っていてできるもの、寝ててできるもの、ちょっとしたストレッチとかというのが盛んに放送されています。そういう面から見たら、なるほどね、高齢者が参加できないというのはこういうことなのかと、そう思っています。そういうこともあって、今の現状というのは、担当課としてはどう考えておられるのか。ぜひお願いします。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えいたします。 このクラスに参加していただいて、その中で体組成測定だったり、体力チェックだったり、バイタルとかもチェックしておりますので、またそれの変化も見ながら、教室の効果を実感していただいて、その後、教室を卒業してからも自主的にタラソのほうを活用していただくというところでつなげていけたらいいのかと考えております。教室でやったことを全てやるのでなくて、自分に合った運動をまた確認していきながら、継続につなげていけたらいいかと考えております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 答弁は、今が限界だろうなと私は思っています。ほとんど中の状況というのを見てないんじゃないかなと、私はそう思っています。実は、このかんなタラソですね、おきなわイノベーションスポーツ協会株式会社に変わってから、支配人が相当いろんな企画をしています。先日、この企画をどこでやっているのと聞いたら、最終的にはイノベーションが直接自分たちでやっているということを聞いたんですけれども。この中身について、どういうことをやっているのか、御存知でしたら答弁願います。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 9番 當眞嗣則議員にお答えします。 今回の指定管理者がやっている事業の中身までは、私たちは把握しておりません。健康づくりとか、そういう行政が関わっているものは把握していますけれども、昨日真水フェアということでイベントをやっております。こういう任意の団体と言われた支配人と、またスポーツイノベーションが、いろんな任意の団体とのつながりがございます。そこら辺をそういう企画でいろんなイベントをしたいということがあれば、タラソを利用して、そういうイベントを打ってアピールをしていると。これが直接利用料金にはね返らないんですが、これを機にいろんなアピールをして、お客さんの確保に努めると。そこの中で、今日朝の情報なんですけれども、先ほど村長が答弁しました、リーズナブルな価格の設定の相談がございます。それの営業と言いますか、そういう形のチケットですね、こういうことをしたいですよというもののアピールをしながら、今後の利用につなげるということは伺っております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) まさに視点は間違っていないと思いますよ。過去の流れを見たら、最初のときには年間何万人というぐらい、1万2,000人ぐらいでしたか、入っていました。途中、日本航空のフランス支社の支店長だった加藤さんが来てから、この施設はこの値段ではもったいないと言ったんですよ。だから値段を上げるべきだということで上げた途端に数が激減しました。この1年間ずっと追って行って、あなたが言っている話は何%の人を軸にしてこんな話をしてるのと。観光客はあの当時4%も入っていなかったですよ。4%の利用者の視点で全体の値段を変えるというのは、大変おかしな話じゃないのという話を論議したことがありますけれども、これが第一弾目ですね。それから高市さんが入って、今度は3階のアフュージョン施設というすごい施設があります。寝ていて、わずか15分ですけれども、もう熟睡するぐらい眠るんですよね。一つの流れが12秒、あちこちから全部入れてやるんですけれども、汗かいて最高の気持ちになって目が覚めるんですよ。そうしたら観光客も含めて、私はこれを宣伝したことがあるんです。これはすごい施設だよと、15分で1,500円で入れるんだったら、旅の思い出にどうですかという話でやったら殺到したんですね。そうしたら支配人の高市さんが、これは私たちの管理権だからって全部排除してしまったんですよ。これで観光客も含めてその利用がゼロになったんですよ。過去の流れというのは、この経営者のものの考え方一つでぼんぼん変わっていくんですね。今回、幸いにもおきなわスポーツイノベーションが管理をするようになって、そこにすごい支配人がいますよ。名前まで言いませんけれども。彼女のネットワークというのは、やはり健康に関するものはあちこち全部集めているんじゃないかと。昔は健康の三要素と言ったら食事、運動、休養と言いましたけれども、あと1つ、ストレスの解消のために会話であったり、あるいはリラックスするためのいろんなことができたら、もっと健康になれて睡眠もたくさん取れますよという話があるんです。そういう視点から見たら、今回のリーズナブルな値段に設定して、村民全体が利用するようになったら、経営はもちろんのこと国保にもすごく、また後期高齢者にもすごく関係してくるんじゃないかと。特に後期高齢者の病院行きの一番は、肩が痛い、腰が痛い、膝が痛いというのが中心ですけれども、整形外科に行ったり、医療施設に行ったりした人たちがほとんど帰ってきている。何で帰ってきているかと言ったら、どこよりも考えてみたらこっちがいいね。通っていたら、いつのまにか治っているさという話をするんですよね。昨日もある女性が、もう時間外で来れないのかなと思ったら、まだ残っていたと喜んでいましたけれどもね。ニコニコしているんですね。あんた、お父さんも連れてきなさい。こんなニコニコした顔というのは、あんたがデートしている気持ちと全く一緒になるはずよと笑ったんですけれどもね。そういう効果があると思うんですよね。そういうことも含めて、もう1回考え直しができないかと。イノベーションが管理しているから、私たちは関係ないじゃなくて、健康づくりの面からも財政の面からもいろいろ考えてみた場合に、もう少し真剣になって考えていいんじゃないかと思います。 そこで、今役場の職員がこのタラソを利用しているのが実際に何名ぐらいいるのか。その数を教えてください。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 続けてお答えします。 今、質問にあった最後のものだけ答えて、また補足で話をしたいと思います。 職員の利用については、私たちのほうでは現在のところ把握はしておりません。先ほどからありますこのタラソの利用について、この指定管理者制度がやはり住民のニーズの多様化に、効果的、効率的に対応するために民間のノウハウをうまく活用して指定管理者としておりますので、これまでの當眞議員のおっしゃった健康づくりですね、このスポーツイノベーション協会は専門でございます。そこはまた新たにいろんな相談がございました。実際、去年の令和2年4月1日から指定管理者して、これからどういうふうなものをやりたいんだというのもあったんですけれども、やはり昨年からコロナがあって、いきなり休業という形、制限ということがありましたので、いろんな相談事があったんですけれども、まずは利用者をどうするかというのから先に問題があって、極端に落ち込んだんですけれども。それでもどうにか、こういう対応については行政、私たちのほうに相談がございました、時間をどうするかとか、対応しながら経営していくかとか。やはり前向きに考えているのが今回の指定管理者でございました。前のが悪かったというわけではなくて、この施設自体が健康増進センターというか、療養施設ということになりましたので、私たちもいろんな形で指定管理者と連携しながらやっていきたいと。ノウハウを生かしながら、条例にもあるんですけれども、今回この範囲の中でどうにか指定管理者のノウハウを活用しながらいろんなプラン、いろんな施設の活用を決めて、できたらと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 今の課長の答弁を聞いて、大変うれしい反面、ちょっと物足りないなという感じ、両方併せ持っております。理由はですね、何事をするにも私は現場を分からずして、幾らいい理論を重ねても、いい施策を展開してもこれが動かなければ何の意味もないと、常々そう思っています。そういう中で、宜野座村のことを誰よりも知って、誰よりも宜野座村のことに関わっているのは村の役場の職員なんですよ。職員がこのタラソについて言い点、悪い点を聞かれたときに、どこに行ってもしゃべれるような状態がつくれないと、こういう施設の利用は伸びないだろうと思っています。そういうこともありまして、ぜひそこらを改良していただきたいと。 それとさっきも話したように、利用者の数の浮き沈みがうんとあるんですよ。その浮き沈みの原点になっているものがどういうものなのか、どんなことが原因で少なくなっているかということについて、皆さんの中で気づいている点がありましたら御答弁願います。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 続けてお答えします。 先ほども申しましたけれども、昨年はやはりコロナがですね、この状況を把握できるような資料というのが、比較というかできませんでしたので、ここの中身を掘り下げて議論するのはこれからだと思います。ですから来月から2年目に入るんですけれども、そこについてはどういう形で、この施設の有効利用、有効に活用していくと、どういうふうな形で村民の健康、この施設がどういう在り方とか、そういう部分含めて、これから相談しながら指定管理者とですね、その範囲の中で、村が協力できることは目一杯協力して、このタラソの運営と言いますか、お互いがこの指定管理者も含めて、村民も含めて、やはりこの施設があるべきだというものをつくっていきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) この施設は利用すればすごい宝物、しなければこんな厄介者はないし、金食い虫はないだろうと思っています。そういう視点で見た場合に、このタラソをどうして利用しなくなったかという理由が、お互い個人個人の考え方だけで、実際のことは分かっていないんじゃないかと。そういうことでタラソに関する利用のアンケートというのを、村民に対してちゃんと出せるかどうか。まずこのアンケートの件からお伺いします。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 続けてお答えします。 このアンケートについても、やはりメリットデメリットがあると思うんですね。ですので指定管理者と十分相談をして、どういうポイントを置くのか、全体的に把握したいためにやるのかというのを相談しながらやっていきたいと思います。行政側でやれではなくて、やはり今管理しているのはスポーツイノベーション協会でございますので、そこと連携して、やはりポイントを絞るのか、今先ほど問題、當眞議員からあったように、この利用者の減の何らかの原因があると思いますので、そこを相談しながら実施する方法についても考えていきたいと思っています。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 先ほどから課長は、コロナの件でという話をしている。これはもう十分、百も二百も承知しています。ただ今後のことを考えたら、もうこんなこと言っておれない、今から後、どうするかというのがポイントで、委託管理は向こうに任せてあるから、私たちは一歩も二歩も下がってという感じの答弁に聞こえるものですから。ぜひタイアップしてですね、宜野座にはこんなすごい施設があるんだよと、また私たちの村にはこんなすばらしい施設があるんだよということをPRできる体制というのが絶対に必要じゃないかと思いますけれども。そこについては健康福祉課のほうに、国保との関連、それから高齢者の、百歳まで元気で健康寿命百歳を目指してということであちこちで言っていますけれども、そのための利用の仕方について、皆さんのほうで考えていることがありましたら、ぜひ答弁願います。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長平田義史) 引き続きお答えします。 健康福祉課の中において、新年度なんですけれども、令和3年度におきましてタラソで健康づくり教室ということで、今回新たに65歳以上の皆さん、男女問わず村内在住の皆さんに、ぜひタラソを活用して元気になってもらいたいということで計画しております。タラソに業務委託しまして、今回令和3年度一般介護予防事業の中で、65歳以上の皆さんを対象に、新しい事業として、事業の内容なんですけれども、1クール週1回ということで全12回予定して、1クール当たり2時間ということで、2クラスということで、今回8月から実施していきたいということで、新規事業ですね、そういうことも計画しております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) そこまで言うんだったら、できたら最初の施政方針の中で、きちんと今みたいな答弁をするような格好で文書を書いてもらえば、この質問はしなかったかもしれない。それを念頭に置いて考えてほしいと。この件については、もう宜野座の財政を大きく左右するものであり、健康づくりの面からも大変重要な施設であると同時に、ある意味では何も使わなければすごい厄介者になる施設ですから、そこを念頭に置いて、今後全村挙げて、役場全体挙げてやっていただきたいと思います。村長から最後にお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします 今年度から指定管理している企業につきましては、リハビリとか、そういったものの専門でございますので、タラソの部分についても、やはり企業が持っている情報やノウハウを生かしながら、より効果的な健康づくりにつなげていければと思っておりますし、タラソのみならずそれ以外の分野についても連携することで、様々な広がりが出てくるかと思っております。そういう意味では、村民の健康づくりに大きく、このタラソも活用できるように今後取り組んでいきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 最後に報告と今後の希望だけ申し上げて私の質問を終わろうと思います。 昨日のイベントですね、久々に1,650名入っています。だからこれは先ほど企画課長が話しましたように、企画課とスポーツイノベーションがお互いに携えてつくったプランのおかげだということで理解しております。 それと今後の話として、いろいろな悪い情報とかが出たときに、即打ち消せるような体制というんですか、それは絶対につくるべきだと思います。以前も、大変汚い話で申し訳ございませんけれども、タラソは汚くて行けないという話がお年寄りの中で出てきたんですよね。何でかといったら、うんちがぷかぷか浮いていたという話があったんですよ。まさかと思ったんですけれども、これが四、五年してやっと犯人を捕まえて、この人が使用停止になった途端、この話はみんななくなりました。そうしたら、お年寄りを全部タラソに連れて行きたいねと話ししたら、おしっこ漏らしたらどうするのという話が、この利用者の中からまた出てきたんですよね。そういうこともいろいろあって、そこらの対策も含めて考えないと、ある意味で足引っ張る部分の力というのは、進める側に比べて何倍も強いような気がするものですから、そこら付近も含めて対応できないかと思います。私がこの質問をしたのは、宜野座村というのは考えようによっては沖縄最先端ですよ。この施設を全部活用してきちんとやれば、きっといい宜野座村になると同時に、憧れの的になるんじゃないかなと。たまたま半身浴でよそから来た自治体の人とゆんたくする機会がいっぱいあります。そうしたら、宜野座はうらやましいねって、こんなすばらしい施設があって、何で宜野座ンチュは来ないかねという話が、いつも話の結びになっておりますので、そこらを念頭に置いて、村民共々に取り組んで、いい施設にして、すばらしい健康村をつくろうじゃありませんか。そのことを期待して私の一般質問を終わります。 ○議長(石川幹也) これで當眞嗣則議員の一般質問は終わりました。 これで、本日の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は終了しました。 本日は、これで散会とします。(11時49分)...