宜野座村議会 > 2020-06-11 >
06月11日-03号

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  1. 宜野座村議会 2020-06-11
    06月11日-03号


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和2年第5回定例会┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃                                                ┃┃              令和2年第5回宜野座村議会定例会会議録               ┃┃                                                ┃┠──────────┬─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 年 月 日 │           令 和 2 年 6 月 9 日           ┃┠──────────┼─────────────────────────────────────┨┃  招 集 場 所  │         宜 野 座 村 議 会 議 事 堂           ┃┠──────────┼───┬──────────────────┬───┬──────────┨┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 議│  令和2年6月11日 午前10時00分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┃          ├───┼──────────────────┼───┼──────────┨┃  及 び 宣 言  │散 会│  令和2年6月11日 午後3時51分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┠──────────┼───┼──────────┬───┬───┼───┴──────┬───┨┃ 応(不応)招議員 │議 席│  氏    名  │出 席│議 席│  氏    名  │出 席┃┃          │番 号│          │の 別│番 号│          │の 別┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │  仲 間 信 之  │ ○ │ 9 │  當 眞 嗣 則  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃          │ 2 │  津嘉山 朝 政  │ ○ │ 10 │  伊 芸 朝 健  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃出 席   12 名 │ 3 │  新 里 文 彦  │ ○ │ 11 │  小 渡 久 和  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃欠 席   0 名 │ 5 │  照 屋 忠 利  │ ○ │ 12 │  当 真 嗣 信  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃  凡   例   │ 6 │  眞栄田 絵 麻  │ ○ │ 13 │  石 川 幹 也  │ ○ ┃┃○    出  席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△    欠  席 │ 7 │  平 田 嗣 義  │ ○ │   │          │   ┃┃×    不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△(公) 公務欠席 │ 8 │  山 内 昌 慶  │ ○ │   │          │   ┃┠──────────┼───┼──────────┴───┼───┼──────────┴───┨┃          │ 12 │   当 真 嗣 信     │   │              ┃┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────┨┃          │ 1 │   仲 間 信 之     │   │              ┃┠──────────┼───┴───┬──────────┴───┴──────────────┨┃ 職務のために出席 │事 務 局 長│  北 城   暁                     ┃┃          ├───────┼─────────────────────────────┨┃ した者の職氏名  │主     任│  松 田 聖 希                     ┃┠──────────┼───────┼──────────┬───────┬──────────┨┃          │村     長│  當 眞   淳  │村民生活課長 │  仲 間   貢  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │副  村  長│  山 城   智  │健康福祉課長 │  平 田 義 史  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃地方自治法第121条  │教  育  長│  新 里 隆 博  │健 康 福 祉 課│  野 辺 あやの  ┃┃          │       │          │参     事│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │会 計 管 理 者│  当 真 涼 子  │農 業 委 員 会│  山 内 慶 一  ┃┃により説明のため  │       │          │事 務 局 長│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │総 務 課 長│  下 里 哲 之  │産業振興課長 │  石 川 岩 夫  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃出席した者の職氏名 │企 画 課 長│  比 嘉 昭 彦  │建 設 課 長│  河 上 正 秀  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観光商工課長 │  金 武 哲 也  │上下水道課長 │  仲 間 盛 雄  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観 光 商 工 課│  島 袋 光 樹  │教 育 課 長│  當 眞   修  ┃┃          │参     事│          │       │          ┃┠──────────┼───────┴──────────┴───────┴──────────┨┃会 議 の 経 過 │別 紙 の と お り                          ┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛            令和2年第5回宜野座村議会定例会議事日程(第3号)                                         令和2年6月11日                                         開 議 午前10時┏━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃日程番号│ 議 案 番 号 │          件           名          ┃┠────┼────────┼─────────────────────────────────┨┃  1  │        │一般質問(津嘉山朝政・平田嗣義)                 ┃┃    │        │                                 ┃┃  2  │承認第5号   │令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認につい┃┃    │        │て                                ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  3  │議案第51号   │令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第4号)           ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  4  │議案第52号   │令和2年度宜野座村国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)   ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  5  │議案第53号   │令和2年度宜野座村水道事業会計補正予算(第2号)         ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  6  │議案第54号   │令和2年度宜野座村下水道事業特別会計補正予算(第1号)      ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  7  │議案第55号   │宜野座村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について  ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  8  │議案第56号   │物品の取得について                        ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┃    │        │                                 ┃┃  9  │議案第57号   │物品の取得について                        ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │         (上程・説明・質疑・討論・採決)         ┃┗━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議長(石川幹也) これから本日の会議を開きます。(10時00分) △日程第1.一般質問を行います。  一般質問は会議規則及び申し合わせ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。なお、1回目の質問及び答弁は登壇して行い、2回目以降の質問は質問席で、答弁は自席にて行うこととします。 通告順により順次発言を許します。 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) おはようございます。お許しを得ましたので質問に入りますが、その前に少しだけお話ししたいと思います。新型コロナの被害は昨日の時点で世界の感染者が712万人、死者が40万人を超えたと言います。一部の国と地域で沈静化に向かったとはいえ、被害の大きな国の埋葬風景を目にすると、言葉にできない思いに駆られます。亡くなられた方々の御冥福と感染者の回復、ワクチンの早期開発、そして医療関係者を初め、コロナと戦う全ての人々の健康を皆さんと同じように祈らずにはいられません。同時に昨日のお話にもありましたが、先だってもありましたが村当局と職員皆様のこれまでの努力に対し、再度敬意を表します。 さて、まだ早いとは思いますが今回のコロナの試練は、私たちの心と社会を大きく変えることになるだろう。私はそう考えています。また、私たちは変わるべきであるとも感じています。これまで私たちは、お金があれば何でもできると思い込まされてきたのではないでしょうか。その結果、お金の価値を過大評価する習性が身についてしまったのではないでしょうか。世界に目を向けると、東の国も西の国も北の国も南の国も、武力をちらつかせながらお金儲けに必死です。正義や礼節や道徳をかなぐり捨て、むき出しの欲望を恥じることのないリーダーたちが多くなりました。これは私たちの沖縄も同じかもしれません。コロナは命とお金の問題を私たちに投げかけています。治療法が確立されワクチンが開発されるまで、安全・安心か、経済か、私たちは問われ続けることになります。 命とお金の問題という意味では、辺野古新基地問題も同じに見えます。宜野座村は年間数十億円の基地交付金と引き換えに、村民の命の危険と100年、または200年の基地被害を覚悟しなければなりません。復帰後58年間、沖縄に投下された資本の多くが本土に還流する歴史を見れば、私の子供や孫の人生をお金に換えようとする人たちがいるのかもしれません。正当な理由を示すこともできないまま、基地建設をごり押し日本政府と、その周りに対し、そんな疑念を私は抱いています。私たちは今、「クヮートー ワラーリーシガ、ジントー ワラーラン」(子となら心の底から笑えるが、お金とは笑えない)という先祖の言葉を思い出す必要があるのではないでしょうか。お金はもちろん必要なものですが、際限なく必要というわけではありません。足るを知り、地域ぐるみで子や孫の笑顔を未来永劫守り抜くことこそ、私たちの責任だと考えます。では質問に入ります。通告のとおりに行きたいと思います。 1.基地問題。(1)先日の県議選とその結果について。村長に、どの候補者をどのような理由で支持したのか。また、今回の結果をどう受け止めておられるのか、お伺いします。(2)基地外居住軍人・軍属、その家族について。基地外居住の問題と課題、その解決策はどのようなものがあるとお考えか。それから日米地位協定の撤廃、改定についての村長のお考え、立場はどうか。(3)第5次総合計画後期基本計画について。基地に関して前期の成果と課題、後期に向けた見直しの内容。(4)基地依存の経済について。交付金頼みの村経済の解決に向けた政策をお伺いしたいと思います。 それから教育長に対して、2.教育問題。(1)「コロナ後」について。コロナ禍からの宜野座村教育、学校教育、それから社会教育含めてですが、復興計画の説明。これは昨日もお聞きしましたが、もう一度お願いしたいと思います。学校再開後の児童生徒、各校の課題としてはどのようなものがあるのか。(2)「コロナとの共生」とありますが、やはり共存のほうがよろしいでしょうね。「コロナと共存」について。意識改革や環境改善の必要性と取り組み計画。「学校における」という形で捉えていただきたいと思います。また、困窮児童生徒への支援継続の計画はどのようなものがあるのか、お聞かせください。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは津嘉山朝政議員の一般質問にお答えいたします。 まずは1点目の基地問題について、その中の(1)です。県議選とその結果について、お答えします。第13回沖縄県議会議員選挙について、眞栄田議員からも御質問がございましたので、一部重複する点もございますが御了承くださいますよう、お願いいたします。まずは今回の県議選において私がどの候補者を、どのような理由で支持したかについてでございますが、このたびの県議選挙につきましては、特定の候補者を支持してはおりません。理由としましては、新型コロナウイルス感染拡大防止に注力したいということと、また北部基幹病院の早期整備の件がございます。北部基幹病院の件につきましては、私はこれまで北部市町村会長として先頭に立って、現職の県議の皆様、また県議会全会派に早期実現を要請するなど協力を求めてきました。または今回の改選後の改選前と同様に県議の皆さんの御理解を得ながら、早期実現に向けた取組を行っていく必要が発生することから、特定の候補者を支持することは控えさせていただきました。それから選挙結果につきましては、過去の定例会においても各種選挙についての御質問がございましたので、私の見解としましては選挙の際の投票行動に関しましては、有権者がそれぞれ自らの判断基準で投票を行っているとの趣旨で答弁をさせていただいております。今回の県議会議員選挙につきましては、結果としまして平良昭一氏と仲里全孝氏のお二人が多くの有権者の支持を得たということだと理解しております。当選されたお二人には、それぞれの掲げた政策を実現できるように県政の場で活躍してほしいと思いますし、また本村並びに北部地域の課題解決に向けて、私も連携していきたいと考えております。 次に(2)の基地外居住軍人・軍属、その家族について、問題と課題、その解決策はと。それから日米地位協定の撤廃、改正についての考えについて御質問が関連しますので、併せてお答えいたします。基地外居住の軍人・軍属、その家族については、日米地位協定第9条第2項により、合衆国軍隊の構成員は、旅券及び査証に関する日本の法令の適用から除外される。また、合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族は、外国人の登録及び管理に関する日本国の法令の適用から除外されると規定されております。そのことによりまして、本村のみならず米軍基地が所在する自治体においては住民登録がなされていない軍人・軍属の把握ができない状況にございます。 本村において基地外居住の軍人・軍属、その家族から起因する問題として挙げられますのは、先日もございましたが飼い犬の管理の問題がございます。ここ数年、軍人等の飼い犬について把握が困難で、放し飼いやふん尿の処理の問題が発生しております。御承知のとおり去る5月3日には、軍関係者のペット犬による咬傷事件が発生しております。その後、5月8日に城原区長とともに沖縄防衛局に飼い犬の登録や狂犬病予防注射済票の交付申請、飼い犬の管理等について周知、指導を要請し、併せてできる限り基地外居住者の情報提供を米軍に要請するように求めております。飼い犬の管理の問題については、平成29年5月にも米軍関係者が飼育する大型犬がリードなしで徘徊したことにより、小学校児童の下校に影響が出た事案がございまして、軍転協の県内・県外の要請の際にも私から取り上げさせてもらった経緯がございます。今後とも引き続き関係機関と連携を取り、同様の事案の発生、ペットの管理の改善に取り組んでいきたいと思います。 また、そのほか近年においては平成25年のHH60のヘリの墜落の事故がございました。その際には事故現場への立入り、またダムにおける水質の確認など制限がかかった経緯もございますし、日常的に夜間の航空機の訓練など、そういった問題も本村にはございます。 次に、日米地位協定についての私の考え方についてでございますが、我が国の平和と安定の維持には、近隣諸国の状況などを鑑みますと、日米安全保障の枠組みは必要だと考えております。その中で在日米軍の取扱いを定めたものが日米地位協定でございますので、両者の決め事については必要性はあるとの認識でございます。しかしながら、その内容につきましては刑事裁判権、基地使用の在り方、環境汚染など多くの問題が指摘されており、日米地位協定の抜本的な見直しが必要と考えております。私が村長に就任し、そして軍転協の会員、それから副会長になってからも継続して日米地位協定の抜本的な見直しについて、国に強く要請してきております。 次に(3)の第5次総合計画後期基本計画について、基地に関して前期の成果と課題、後期に向けた見直しの内容について御質問にお答えいたします。御承知のとおり本村にはキャンプ・ハンセンとキャンプ・シュワーブの2つの基地が存在することにより、日常的にオスプレイやヘリコプターの飛行訓練が行われております。また、宜野座村海岸の水域の一部は、キャンプ・シュワーブの水陸両用車の訓練水域となっていることから、自然環境の破壊や飛行騒音など、村民生活に様々な被害をもたらしております。第5次総合計画前期基本計画における施策展開に挙げられていますのが、米軍再編への対応と既存米軍基地の部分的返還促進でございますが、米軍再編の対応の分野につきましては村内に3か所の騒音測定器を設置したことで、本村上空のヘリの飛行による騒音については環境基準との適合状況などの把握に努め、騒音被害の軽減などを関係機関へ要請してまいりました。また既存米軍基地の部分的返還促進については、貴重な水源であるダムでの米軍訓練を行うことは県民に不安を与えるものであり、安心・安全な飲料水の安定供給を確保する観点、そしてスポーツ合宿などの湖面利用なども推進していきたということから、漢那ダムの湖面など米軍による共同使用の解除を求めてきました。また、キャンプ・シュワーブ提供水域の一部返還についても要請を行っております。これらの問題については、村独自の要請でもございますけれども、沖縄県軍用地転用促進基地問題協議会の要請文書にも反映させるなど、沖縄県全体の要請の一つとして取り上げ、国などの関係機関に要請を行ってきております。 しかしながら、そういう方を呼べるような騒音の軽減が図られたとは言えません。また、基地の部分的返還についても率直な感想としまして、大変ハードルが高いと感じております。後期基本計画策定に向けた見直しにつきましては、本年度予算において第5次総合計画後期基本計画の策定に当たり、前期基本計画の全てで点検評価を行い、その結果を踏まえ、村民意識調査、各課ヒアリング、各種会議等を重ね、後期基本計画に反映させていくこととなっております。基地問題に関しましても、これらの議論を行っていくことになりますが、前期同様に関係機関へ基地から派生する様々な問題を改善すべく、粘り強く要請していくなどの継続した取組を行ってまいります。 次に(4)の基地依存について、交付金頼みの村経済の解決に向けた政策についての御質問ですが、質問の前提にあります交付金頼みの村経済との議員の認識について、私の認識とずれがあるかと思いますので、そのことについて一言述べさせていただきたいと思います。本村における令和元年度の防衛省関係の交付金につきましては4種類ございまして、国有提供施設等所在市町村助成交付金については、固定資産税の代替的なもので約6,600万円、そして施設等所在市町村調整交付金については、軍人や軍属の住民税が非課税であることなどを考慮して創設されたものでございまして約4,500万円、この2件につきましては一般財源として活用されております。しかしながら、特定防衛施設周辺整備調整交付金約1億4,800万円、再編交付金約2億4,800万円については、名称は交付金とございますが、実質的には補助金と同様な取扱いとなっており、事業や基金に積み立てるなど活用しなければ、返還しなければならないものでございます。そのために毎年各区と実施しております行政懇談会などにおける地域の要望、また議員からの一般質問などの提案、住民福祉の向上、村営塾を含めた人材の育成、さらには既存施設の維持管理、村財政の健全化に向けた自主財源確保のための事業の実施など幅広い分野において交付金を有効に活用しているのであって、決して交付金に頼った行政運営を行っているわけではないと申し上げておきたいと思います。そこで私も村長に就任して以来、職員とともに軍用地料に代わる財源の確保や財政健全化のための取組も実施してまいりました。例を挙げますと、地域資源や阪神タイガースブランドを活用した観光振興による観光客誘客、またはホテルやチャペルなど民間投資の誘導、イチゴ産地化による体験型農業の推進、観光拠点施設整備による県内外からの誘客、農業振興及び未来ぎのざの活性化による農家の所得向上、農業大学校誘致によるさらなる農業振興と経済の活性化への期待、ネーミングライツ制度の導入、ふるさと納税の充実などございます。また、財政健全化に向けた取組としましては、3年連続で約6,000万円の赤字を計上していたタラソの指定管理者でありますてんぷす振興公社の会社の清算と民間企業への指定管理、松田浄水場の一時休止、国際交流センターの閉館など、様々な取組を行ってまいりました。今後も地域にある資源の魅力を活用しながら、そして再生させながら地場産業と観光業をリンクさせ、相乗効果を高め、地域の活性化に取り組んでいくことが重要であると考えています。そのために限られた財源を有効に活用しながら、最大の効果を生み出せるように自主財源だけで事業を進めるのではなく、国の交付金や補助事業など、あらゆる財源をしっかりと活用しながら、安心・安全な社会基盤の整備を進めつつ、住民福祉の充実、次代を担う子供たちの健全育成、そして地域雇用を生み出しながら、子供たちの瞳が輝き、村民の笑顔あふれる村づくりに邁進していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 2番 津嘉山朝政議員へ(1)のコロナ後について、お答えいたします。 まず学校教育といたしましては、眞栄田議員、山内議員、仲間議員にお答えしたとおりでございますが、夏休みの短縮、学校行事の精選、短縮化などの見直し、単元時間数の短縮、学習支援員・特別支援サポーターを活用し充実した補習指導の計画と実施、さらにICT技術を活用した指導を計画してまいります。 また社会教育全般といたしましては、施設を5月21日から村民に限り開放しました。さらに6月1日からは、施設の広さや業務内容を踏まえ、3密を避けるための工夫をしながら、感染症対策を徹底した上で開館しております。各種事業につきましては、一部で中止や延期が出てきていますが、6月を再スタートとして今年度できることを再精査し、取り組んでいるところでございます。 個別の取組状況といたしましては、公民館講座につきまして年間計画に上げた講座を順次行っていく予定であり、現在バッテング教室、パソコン教室、メイクアップ教室を6月末の開講に向けて取り組んでおります。しかしながら、コロナ禍の影響により学校の夏休みが短縮されるため、これまでその期間に実施していた夏休みの絵画教室や生き物教室、英会話教室については、年間計画どおりの実施が困難な状況となっております。そこで、夏休み前に各区公民館担当者と会議を持ち、情報の共有化を図ることで内容の類似しているものを一本化するなど、効率的な公民館講座の運営を目指しております。また、村民が主体となって企画運営する自主講座につきましては今月6月に募集、審査、7月の開講に向けて準備を進めているところでございます。 そのほか、社会教育関連の主な行事としましては、がらまん大賞、内子町親善交流事業、童話お話大会、中学生の主張大会、キッズ体験隊などが予定されており、実施に向けて進めておりますが、内子町親善交流事業などの一部の事業につきましては、コロナ禍の影響に伴い例年同様の実施が困難な状況もありますので、延期や中止も含めて検討しております。また、実施方法の変更は決まったものといたしましては中学生の主張大会がございますが、例年ですと中学校において代表選考をし、地区大会、県大会、全国大会となっておりますが、今回に限り中学校における選考は行わず、応募のあった児童の主張の原稿を中学校で取りまとめ、沖縄県青少年育成県民会議に提出し、地区代表を選考していただくものとなっております。 文化センター、図書館につきましては、施設の広さや業務内容を踏まえ、3密を避けるため、館内の滞在時間や滞在者数を制限し、感染症対策を徹底した上で開館しております。また、ステキな、ステキなお話会や図書館講座につきましては、十分な対策を講じた上で7月から実施していく予定としております。さらに延期となっています子供読書フェスティバルにつきましては多くの集客が予想されることから、県内の感染状況を確認しながら開催日を検討してまいります。今後も国や県、専門機関からの情報やガイドラインを参考に、宜野座村に合った感染症対策を行いながら、利用者に寄り添ったサービスが提供できるよう努めてまいります。 さらに社会体育関係につきましては、3密を避けるためトレーニング施設は当面の間、休館としているものの、そのほかの施設は開放しております。また、村体協行事の開始や各種大会の実施に向けても取り組んでおります。現在の状況といたしましては、5月に予定されておりました村球技格技大会の総合開会式を去る6月7日のフットサル部に合わせて行いました。また、同日予定をしておりましたゴルフの部は雨天のため、6月28日へ延期としております。さらに5月に予定しておりましたソフトボール、軟式野球の部は既に延期が決定しておりますが、ソフトボールについては6月8日に開催予定としております。さらに対外的な大会といたしましては、毎年5月に予定されておりますやんばる駅伝大会が来年度へ延期となっております。6月以降に予定されております直近の主な行事といたしましては、村児童オリンピック大会、村球技格技大会がございますが、県のガイドラインを参考に村体協でもガイドラインを作成し、感染拡大予防対策を行いながら、日程どおり実施してく予定となっており、今後の感染者状況等を注視しながら適切な施設の運営を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 村長、教育長、ありがとうございました。質問を重ねていく前に、昨日仲間議員のほうからもありましたが、やはり答弁の内容を掴むのが厳しいところがあります。それで答弁書なのですけれども、答弁書を出していただくためには、私も質問の内容、これの届け方も書き方もあろうかと思います。答弁書をいただくために、こういったふうな形の一般質問の形式を整えてほしいと、もしそういったいうふうなお話がありましたら、ぜひ教えていただきたい。そういった形式に合わせて次回から一般質問を工夫していきたいと思います。答弁書があったほうが私たちとしても、質が高まっていくのではないかと思います。では、今のは要望でした。質問に入っていきたいと思います。 まず第1の質問ですけれども村長に対して、今回県議選についての村長の立場をお伺いしました。これがある議員の候補者のビラを見ると、宜野座村から7人の議員が支持を表明しておりました。今回村長は様々な理由がありました。まずコロナ、それから基幹病院と忙しいということでした。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (10時28分) 再開します。               (10時29分) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) すみません、答弁漏れがございましたので。2点目のコロナの共生についてでございます。教育分野についてのみお話ししたいと思いますが、教育分野としましても新たな新生活様式を基に各施設においては3つの密を避けるため、定期的な換気や消毒、適切な座席間隔を取るなどの対策を行っております。また、学校現場においても校長会や教育委員会で取り決めしました学校再開における方針を基に心のケア、心的ストレスの把握に努めながら、差別などに対する人権教育に取り組んでおります。また、消毒方法や机の間隔、換気方法などの感染防止対策を取りながら、マスク着用やフェイスシールドを活用し、コロナとの共生をしながらではございますが、学び直しを目標として取り組んでいるところでございます。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) ありがとうございました。では戻りましょうね。村長への質問に戻ります。 今回、当地区からお二人の県議が生まれたわけですけれども、コロナ対策、それから基幹病院の件、そして今後県議との連携を重視することから、今回の選挙については表立った活動はしなかった、そういうふうなお答えだったと思います。なぜこういった個人の選挙に関する立場を問うのかというと、3度目を目指す村長の動向、3選を目指す村長の動向というのは村民の注目するところではあるわけです。だから村長が辺野古新基地に対して、どのような立場にあるのかということは一部の村民にとっては大きな関心事となっております。そういったふうな意味合いでお尋ねをしました。今回、保守系から立候補した議員の皆さんは、辺野古新基地推進を鮮明に表明しております。眞栄田絵麻議員の質問に、個人的には県外・国外が望ましいと考えていると村長はこれまでの議会答弁と同じようなことを繰り返されました。しかし、村長はもう個人、私人ではなくて公人であるわけです。いつまでも心の中では、私はこうなんだと。しかし行動は違う。こういった立場では、選挙民の理解は得られないのではないか、そう考えています。これまでの大きな選挙を通して、私は村長は辺野古新基地推進、あるいは容認の立場であると考えております。リーダーに求められる資質にはいろいろあると思うのですが、言行一致、言葉と行動との一致というのは、その中でも大きな資質ではないかと思います。村長に確認をいたします。村長は新基地推進、または容認の立場でいらっしゃいますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続き津嘉山朝政議員の一般質問にお答えします。 昨日も答弁書の事前の配付の件もございましたが、答弁がどうしても長くなっているものについては、やはり議会の議員のほうの御質問もまた絞りこんだ形で、端的にこういうことが聞きたいというようなことであれば、我々も答弁が絞りやすいのですけれども、何々の計画についてどうかということになると、その計画自体全般になっていきますので、どうしても答弁としては幅広くお答えしないといけないということなども現状としてございます。ただ、我々答弁書についてはお互いの内容を共有するために管理職みんな持っていますけれども、それについては最初の答弁だけではなくて、資料など、村の対応などを含めたバックデータなども一緒に準備している関係上、現時点で事前にお渡しするというのは、今のところは考えていません。このことについては質問の答弁の前にお答えしておきたいと思います。 それから県議選の件ですけれども、今、辺野古の問題について御質問がございました。私が就任して以来、辺野古移設について推進、容認、そういった言葉を発したことはございません。これまでも個人的にもそうですし、議会でもしっかりと答弁しておりますので、公人としての立場としても県外移設に、そして国外移設が望ましいということは常々述べさせていただいておりますので、個人的という表現を使ったかもしれませんが、そういうことは情報としては提供していると思いますし、また議会のほうでもこの問題については再三取り上げられておりますので、そういう意味では私の姿勢というのは多くの村民も理解しているのではないかと思います。ただ、繰り返しになりますけれども辺野古移設につきましては、本村に多大な影響も出るというのは認識しております。そういう中で、国や県が今係争中でございますし、宜野座村として法的な権限を有していないことなど、またこれまでの本村の歴代村長の対応などを踏まえて、同じような姿勢で対応しておりまして、今後も国や県の動向を注視しながら対応していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 確認ですが、宜野座村長當眞としては、新基地建設については県外・国外移設が望ましいと。そういったふうな捉え方でよろしいですね。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) はい、おっしゃるとおりでございます。
    ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 辺野古基地についてはここで終わりますが最後に、これまで日本政府も、推進派、容認派の人たちも、世界一危険な普天間、辺野古基地の一日も早い危険除去のためには、辺野古移設以外ない。唯一の道であるということをずっと言い続けてきました。ところが安倍政権は、12年かかると認めてしまったのです。一日も早く普天間の人たちのために、普天間の子供たちのために、一日も早くと言い続けてきた人たちが、もうその声を発しなくなった。12年間、普天間はそのまま。12年間、宜野座村の私たちはやきもき。こういう状況について、村長はどのような考えを持っていらっしゃるのか。あるいは意見、考えを持っていらっしゃるのか、お尋ねします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 普天間飛行場の移設の問題については、国レベルのいろんな国際情勢なども踏まえた国防の在り方などを踏まえた上で、検討されていると思います。そういう中で、仲井眞知事のときには5年以内の普天間の閉鎖などの話もございましたけれども、これについても結局実現せず、また新基地についてもかなりの時間を要するというようなことなどからすると、やはりそのあたりの問題については、本来早期の閉鎖ということとは大きく矛盾するのではないかという私も考えております。ただ、やはりこの問題については、これほどいろいろ問題も複雑化しておりますので、それだけ難しい問題と認識しておりますし、12年と言っても着工して12年という話ですので、沖縄県知事がその承認をするのかどうか、申請を受け付けるのかどうかなども含めて、まだまだ予断を許さない状況だと思っています。ただ、行政を預かるものとしては、やはりその現実を踏まえながら対応していかなければならないという事実もまたありまして、それを踏まえながら、職員も基地問題に不満もいろいろございますけれども、その現実に合わせて対処していくということも行政に求められていることでございますので、国や県の動向も見ながら、しっかりと対応していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 何度もお話ししますけれども、村長が今この地域のリーダーとして悩まれているということは分かる。でも村長の悩みを理解することは、私の仕事ではないわけです。そうですよね。ここでまたあと一歩踏み込んだ質問をしますが、動向を踏まえ、状況を考えて、丁寧に、冷静に、沈着にと。そうはおっしゃらなかったのですが、それは何もしないということではないのではないですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 選挙のたびにこういう質問が出てきますけれども、また私の立場から申し上げれば、私は沖縄県軍用地転用促進基地問題協議会の副会長になって、平成26年に就任しましたので、もう7年目になるわけです。県内、県外要請、ほぼ100%参加しているのですが、平成27年の県外要請だけ、恐らく議会だったと思うのですけれども出席しておりませんが、ほぼ参加しております。選挙の際に、例えば保守・革新という言い方をしますけれども、革新系の方を応援したらそれでいいのかというふうに私は思うところもあるのです。実際私は、この基地問題については軍転協、県内要請については団長として率先して参加をずっとしてきました。県外要請につきましても実際行動しながら、仲井眞知事から始まって翁長知事、そしてまたデニー知事ということで対応をして、行動をしております。令和元年度の就任の際にも会議の中で申し上げたのですけれども、年々県外要請の参加者が減っております。私はその会議の場でも申し上げましたが、この基地問題というのは辺野古の問題もあるけれども、ほかの基地から発生する全ての問題を網羅しているのが、この基地問題の軍転協の要請なのです。ですから、そういった問題について政治的な姿勢はいろいろあるかもしれませんと。ただ、みんなで参加しましょうと、私のほうから呼びかけさせていただきました。ですから、そういう行動を私は自分なりに行っております。ただ、選挙の際に革新系と呼ばれる皆さんはいますけれども、全然参加しない人もいます。そういう人たちを選挙のときだけ評価するのか。私としては、そうではない行動を評価ほしいということはありますけれども、ただなかなか改善できませんので、それだけ難しい問題だということでございまして、辺野古の問題についても何もしないということではなくて、知事と同行しながら、その立場をお伝えしているということでございます。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 今村長がおっしゃったような行動、これは一般の宜野座村民には見えないわけです。私が問うているのは革新系を支持するか、保守系を支持するかではないのです。宜野座村の将来、宜野座村に住んでいる村民、将来生まれてくる子供たち、彼らのことを考えた上でどのような判断をされて行動されているのかということをお聞きしたかったわけです。ちょっと時間がありませんので、次に進ませてください。申し訳ないです。 次の質問ですけれども、これも基地と関わっていきます。その前に、もう恥ずかしいことなのですが、私は民族主義者でも差別主義者でもありません。こんなこと初めにお断りをしてお話をしなくてはならないというのは本当に恥ずかしいのですけれども、私が願うのは村民の安全・安心と。村内に居住する米人との信頼関係を築いて、望ましい関係を結ぶためにはどうしたらいいのかということの質問なのです。ここをひとつ御理解ください。私は漢那区の行政委員でもあります。漢那区でもこの基地外居住の米軍人・米軍属、家族、そのことについてはもう何回かお話をしてきました。村としても少し考えていただきたいということで、前回からお話をしています。まず村として先ほどありました、なかなか把握ができないと。しかし、押さえられている範囲でよろしくお願いします。私は漢那の外人住宅については、軍人たちの居住先については押さえています。個人としては。各字ごとの軍人・軍属、その家族が居住する家屋の数、賃貸契約の内容、家主、総人数、ペット飼育状況、それから地域住民との交流の状況、それから彼らの生活パターン、そういったことを村はどれほど把握されていますか。把握されている範囲で結構です。お答えください。 ○議長(石川幹也) 仲間村民生活課長。 ◎村民生活課長(仲間貢) それでは2番 津嘉山朝政議員にお答えいたします。 先ほど村長からあったとおり、現在、一切住民票登録をされておりませんので人数等については把握できておりません。しかし、外人住宅と言われるような建物については、実態は分かりませんが、パトロールをしながら確認した資料がございますので正確ではないのですが、お答えしたいと思っております。私たち村民生活課のほうで確認できたのが、一戸建てのものが、松田区が3軒、それから宜野座区が12軒、漢那区においては26軒、城原区においては、建築中のものもあるのですが13軒ほど、トータルで54軒確認しております。それから集合住宅につきましては、外国人が住んでいるのかどうか分からないのですが、漢那のほうに3棟建っておりますので、そこの合計の部屋数が34軒ほどあったということで確認はしております。それから、今外国人についても在留カードをお持ちの方は登録できますので、その方については外国人世帯が40世帯、人数については59名登録はされております。それから犬の登録については、それぞれ確認はできていないのですが、登録されている犬の頭数は、今27頭登録されております。狂犬病の予防注射につきましては、通常なら5月に注射を行うのですが、今回コロナ禍の中で延期になっておりますので、実際外国人が狂犬病予防注射を受けられたのが1件ということで把握しております。あと生活スタイルについては、詳細は把握しておりませんので、今手持ちの情報はそれだけとなっております。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 地域の皆さんとの交流の状況も御質問がございましたので、詳しく調べているわけではないのですけれども、分かっている範囲でお答えさせていただきたいと思います。城原区での先日の咬傷事案がありましたが、その飼主などの方は城原区の盆踊りなどそういったものにも参加して、若者などとはいろいろ交流をしているという話は区長のほうからお伺いしました。また松田のほうにおいても、最近は米軍人と結婚する方々も多くいらっしゃいますので、そういう家庭など、外人住宅に住まわれておりましたけれども、そこで地域の皆さんとパーティーをしたりというようなことは一部行われているようでございます。ただ、全体的な交流がどのような状況か。また生活習慣の違いから、騒がしくしているのではないかというようなことなどについては、今調査中でございます。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 続けて津嘉山議員にお答えします。 今の地域の状況と言いますか、企画課のほうで各区の区長のほうに確認しました。そうすると、騒音とかそういうものは、極端に騒がしいという報告はないということで確認しております。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 今、周知的なこと、これをお伺いして改めてびっくりしております。今回のコロナは、彼らと私たちとの関係をもう少しシビアな目で捉えるべきだということを訴えていると思います。皆さんも御存じのとおり、彼らはマスクという生活習慣がありません。でも、マスクを外していいという方向に国のほうは動いていますけれども、ただ私たちが非常に緊張していた、緊張のピークにあったときには、日本国民全員マスクをしていたわけです。その中で2頭、3頭の大型犬を引き連れて、ノーマスク、ノースリーブの形で村道、県道を闊歩する、国道を闊歩する。あるいは公園で自由に遊ぶ、そういった風景を私たちは見てきているわけです。そうですよね。そんなときに彼らとどういった形で信頼関係を結ぶのか。人間として彼らと今後よりよい人間関係をどう築いていくのか、ちょっと考えさせられてしまったわけです。 そこで重ねてお聞きしますけれども、こういった基地外の居住者、軍人・軍属、その家族、彼らに村として、地域として、どのような指示、指導、共生ができるのか。例えば津波など、地震など災害があるわけです。私たちは彼らと一緒になってレスキュー活動もするわけです。あるいは私たちが助けてもらえる、あるいは私たちが助けなくてはいけない、そういったような関係になったときに、綿密な関係、その前にしっかりした情報、これを私たちはつかんでいなくてはいけないわけです。そこで再度お伺いします。 区民や住民登録は必要ないのか。これは後で出てきますが、地位協定の問題ですけれども。集落の内規や規則、生活習慣、これを彼らにレクチャーする、そういった必要性はないのか。それから今後新しい生活様式、これが僕らは問われてくるわけです。あるいはまたその様式の中で生きていかなくてはならないのですが、それをどう彼らに要求していくのか。また、様々な感染症が今後考えられます。村民の健康、子供たちの安全、命、それを守るために地位協定に縛られているから仕方がない、そういった態度で私たち大人は、あるいは宜野座村の行政を預かる者たちは、そういった態度でいいのかどうか。そこをひとつお伺いしたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、基地外居住の米軍の関係者の把握についてでございますけれども、この件については軍転協の要請などにおいても、家族の総数とか軍種別、そして市町村別の内訳など詳細な情報を地方自治体、公共団体のほうに提供することということで、長年にわたって要請が行われております。ただ、9.11のテロがあったことから総数すら分からないような状況になっておりまして、宜野座村の行政の対応ということではどうなのかということでありましたけれども、やはり我々も情報を得るためには、きちんとした情報を持っているところから情報を得なければならないわけでありまして、それについては、先日の沖縄防衛局のほうにもこの件については申し上げしましたけれども、今なかなか米軍からそういった情報が得られないというのが現実でございます。ですから、その現実の中で我々も苦慮しながら対応をしているということでございます。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 地位協定、これがあるから情報が得られないと。しかし私たちは地域の人たちの生活、安心・安全、命を守るわけです。子供たちの将来、未来を私たちは保障するわけです。どこまでできるか分かりませんよ。そのためにやはり今のまま、このまま手をこまねいていていいのか、そういった疑問があります。 では次ですけれども、例えば私の祖父母はフィリピン移民です。父はフィリピンで生まれて、11歳まで向こうで過ごしています。彼らのフィリピンの思い出の中にいつも登場してくるのは、狂犬病なのです。檻の中に閉じ込められて、泡を吹いて死んでいく人たちの姿を見たと。この狂犬病、1920年代までは、日本でも年3,000件起こっていました。ところが予防接種の効果で、ずっとゼロの状態が続いてきたわけです。でも全くなくなったわけではない。この間の新聞を御覧になりましたか。フィリピンで犬に噛まれた人が発症してしまった。去年の9月に噛まれて、5月22日に発症しているわけです。一旦発症したら、今の医療では100%死亡します。そして狂犬病もウイルスです。感染病です。しかも哺乳類同士であれば、全て狂犬病にかかります。だから港で荷物と一緒に入ってくるネズミ、あるいは野良猫、そういったものから一気に広がることも考えられるわけです。お隣の台湾は2013年、ついこの間。今まで70年間発症がなかったのに、発症がありました。全世界的に見ると、狂犬病のウイルスがないところは北欧、それからオーストラリア、ニュージーランド、日本です。残りの地域は全て真っ赤なのです。その真っ赤な地域を移動しているのは誰ですか。米軍です。だから、私たちは今非常に厳しい状況の中にある。これを押さえていただきたいと思います。 5月3日、咬傷事案があって、城原区長とともに村長は抗議行動へ出ました。本当にすばらしいと思います。そのときに、ちょっと私のほうが聞き漏らしたのですが、動物愛護センター職員による犬の飼育についての講義をそこで行ったということを聞いたのですが、この動物愛護センター職員による講義というのは、これはどなたが計画して実施されたことなのですか。 ○議長(石川幹也) 仲間村民生活課長。 ◎村民生活課長(仲間貢) 引き続きお答えいたします。 沖縄県動物愛護センターの職員お二人で指導に当たったのですが、こちらは新聞等を御覧になって、直接向こうのほうから連絡がございました。そこで犬に噛まれたということで、先ほどあった狂犬病のチェックを入れる必要があるということで、一度こちらに見えて、本人を確認しながら状況を確認しております。それで本人は病院に行かれていて、破傷風の接種を受けたということを聞いて、また愛護センターはその経過を見るということで2回訪れて確認をしていて、それと同時に外人ではございますが、最初に来たときにはうちの職員を通して通訳をしてもらって、いろいろやり取りをしてもらって、また2回目は通訳をする翻訳機みたいなものがありますが、それを使いながら指導に当たったということで、2度訪れて本人と、また加害者、被害者を含めて、そして犬の指導も行うということで、向こうのほうから積極的に訪れて指導をしたところでございます。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) これは本来ならば防衛省、あるいはまた米軍そのものが、基地外居住者に対して指導すべき内容なのです。そうですよね。向こうがやらないならば、ではほっとくのか。防衛庁、日本政府が動かなければ、いつ何時狂犬病が入ってきてもいいような状況を野放しにするのか。やはり自分らとして何ができるかを、私たちはもう少し真剣に考えるべきだと思うのです。だから基地外に居住する皆さんへのレクチャー、いろんな意味合いでのレクチャー、それをぜひ計画して、通すべきところに通して、納得させて行っていくと。彼らは我々沖縄の人間の、あるいは地元のそういった生活様式などを受け入れていくならば、僕らの要求に耳を傾けてくれるならば、私たちはもっと信頼関係を築けるはずなのです。そこを私たちはちょっとおろそかにしているのではないか、そういった気がして今日お話をしています。 それから、村長は軍用地転用促進基地問題協議会のほうで副会長として一生懸命頑張って、もう7年にもなるとおっしゃった。当然日米地位協定については熟知されていると思います。先ほどもお話がありましたけれども、どこを見ても基地外居住に関する条項がないのです。ありましたか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 先ほども答弁させていただきましたけれども、基地外居住者をどうしなさいというような取決めはございませんが、米軍、合衆国軍隊、構成員、軍属、その家族というのは、日本の法令には適用されないというふうなうたわれ方をされております。このことが、基地外居住の皆さんがそれにのっとって今生活をしているということになろうかと思います。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 今のその状況というのは、やはり目に見えない壁が常にそこにある。どのような家族で、どのような生活をしているのかも見えない。交流が全くない。そしてコロナであるとか、狂犬病であるとか、そういった感染病の恐怖は消えない。この状況をどうにかしていただきたいと思います。日米地位協定の中に、唯一第14条の4項にそれらしい記述があります。「前記の人及びその被用者は、これは軍属のことだと思います。その人というのも。その身分の者であることが旅券に記載されていなければならず、その到着、出発及び日本国にある間の居所は、合衆国軍隊が日本国の当局に随時に通告しなければならない」という1項があります。ここから手繰り寄せて、やはり私たちは突破口として、今の基地外居住の問題を解決していかなくてはならないのではないかと思います。いかがですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 基地外居住の問題については、沖縄県のみならず全国米軍基地が所在する自治体は同様な事例があると認識しています。そういったことも含めて、地域協定の見直しについては全国知事会などからも国のほうに要請が出ておりますので、そういった全国規模でこの要請というのを重ねながら、今は運用の見直しということでありますけれども、そうではなくて抜本的な改定を引き続き求めていきたいと思いますし、村でどうこうするというよりも村のほうは県に上げて、県はまた知事会で出してというような流れでこれまで動きがあろうかと思いますので、そういった形で連携を取りながら、議員がおっしゃるような基地外居住の皆さんの情報把握などもできるように引き続き要請していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) 今お話に出ました全国知事会が平成18年に採択をしております。米軍基地負担に関する提言。それに対して北海道を含む都道府県の議会が9件、それから地方議会が158件、計162議会が日米地位協定の改定を国に求めています。残念ながら宜野座村はそれがありません。すぐ近くに新基地が造られるかもしれない私たちにとって、今の状態でいいのですか。日米地位協定を読んだことのある方は分かると思いますが、75年間あの協定の下で私たちの自由は、あるいは私たちの人間らしい生活は踏みつけられてきている。日米地位協定に目を通すこともなく、私たちは基地問題を語ることはできないだろう。そう思います。 もう一つ、もう時間がないのですが、今後私が注意していきたいのは、日米地位協定とともに日米地位協定合意議事録というのがあります。事細かな在日米軍の権利がここで語られています。それを事細かに研究することで、もしかしたらよりよい基地外居住者との関係を私たちは築けるかもしれません。次回、9月にはこの日米地位協定合意事項、ここについても少し触れさせていただきたいと思います。 すみません、もうあと3分しかないのですが、総合計画については、村長一つだけお伺いします。先ほどお話があって分かりましたが、後期計画ももう一度アンケートから叩き直していくわけですね。当然評価、それから課題、これも受け持っていくわけですが、前回お話をしました。11.3%、これはアンケートの質によって、アンケートの求める制度や目的によって通るだろう。ただ11.3%というのは、地域アンケートとしてはあまりにも少ない。それを高めるような工夫をされているのか。どういった手順で後期計画が仕上がっていくのか、そこだけ。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 御質問にはなかったのですけれども、本村において日米地位協定の抜本的な見直しについては、我々行政の立場では軍転協などいろんな場面でそういうことを要請はしておりますけれども、本村議会においても、私が議員の時代からそうですが、何度も事件事故があるたびに地位協定の抜本的な見直しというのは決議されております。傍聴の皆さん、またインターネットで見られている皆さんもおりますので、そういうのは議会としても対応しているということは申し上げておきたいと思います。 それを踏まえて総合計画の件につきましては、前回の回答回収率が芳しくなかったということは御指摘のとおりでございまして、その改善を図る必要はあると思っています。どういう方法で進めるのかということは、まだ議論はしていないのですが、今の時代、いろいろとインターネットとかそういったものの活用などもございますので、そういった手法を取り入れることもできるのかということは、今個人的には思っております。なるべくそういった多くの村民の声を踏まえた上で、住民の目線で総合計画をできるように対応していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 津嘉山朝政議員。 ◆2番(津嘉山朝政) ありがとうございます。先ほど言葉が足りませんでした。平成18年度以降のという意味で、私たちは決議をしていないということを申し上げました。今のお話ですけれども、前回の回収率が11.3%、その中で公務員、つまり役場職員とか学校の職員とか、公務員の回答率が42.2%、年齢的には30代から40代が37%と、偏りがあると正直に書かれております。今回はバランスのよい、しかも誰が見てもここらあたりの数値ならばと納得がいくようなアンケート、それを望みたいと思います。 では次に進みたいと思いますが、もうあと2分しかありません。 ○議長(石川幹也) 津嘉山議員、4番は。 ◆2番(津嘉山朝政) すみません、先ほど村長のほうから御指摘がありました。勉強不足だったと思います。私は了解ということで、もう一度勉強し直してから来たいと思います。 では教育問題ですけれども、教育長に一言だけお願いしたいと思います。先ほど説明を受けて、なるほど、やはり考えていらっしゃるなと納得はしていますが、あえて言葉を重ねさせていただきたいと思います。これから本当に大変だと思います。設備にしても、セントラル方式の冷房をどうしていくのかとか、あるいは清掃活動における消毒をどうしていくのかとか、いろんな大きな問題が今後出てくると思いますが、これだけ申し上げておきたいと思います。要するに学校教育、それはいわゆるディキヤーを育てることではないということです。ですから、日本の私たちの教育基本法、やはりそこに変わるべきだと思います。ここで読むのは2回目ですけれども、「教育は人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者としての資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない」、ここが基本なのです。ついつい私たち大人は保護者の目線に立ってしまって、いわゆるペーパーテストで高い点数を取れるようなというところに目が行きがちですが、先ほど教育長の話を聞いて、そうではないと。やはりいろんな子供たちの教育活動、教育の現場を確保していきたいということを聞きましたので、安心しています。何か自分らのほうでも学校教育について協力できることがあればやっていきたいと思いますので、一つ一緒に私たちも参加するという形で、あと1カ月ですか、頑張っていただけたらと思います。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 津嘉山議員へお答えいたします。 いろいろ御提言ありがとうございます。今回コロナウイルスで本当に授業日数も不足している中で、学校の教員の皆さんも教育課程の見直し、確かに課題を休業期間中に与えたのですけれども、それぞれの学習の能力も違いますので、その辺も昨日の答弁でもお話したのですが、夏季休業中にその辺の遅れも取り戻すとか、みんなが平等になれるような教育を心がけていきたいと思いますし、また御指導、御提言を仰ぐこともあるかと思いますので、またその際はよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石川幹也) これで津嘉山朝政議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (11時12分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (11時26分) 順次発言を許します。 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) こんにちは。議長の許可を得ましたので、3件について質問いたします。 最初に道路整備について。漢那小学校前の村道から山内アパート間の道路整備はどのようになっているのか。 2つ目、宜野座村加工直売センターの整備計画について。農産物の置場が狭く農家が納品する場所がないのと、納品するときの作業場が狭く不便さがあり改善する必要がありますが、どのように取り組んでいるのか。 3つ目、学習時間の確保と学習環境の対策について。(1)新型コロナウイルス感染防止対策として学習環境の対策はどのように取り組んでいるのか。(2)休校によっての学習の遅れをどのようにして対応していくのか。(3)子ども達の心のケアはどのように取り組んでいるのか。以上の件について答弁を求めます。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 平田嗣義議員の一般質問にお答えします。 まずは道路整備についてでございますけれども、この質問につきましては平成30年3月定例会にも同様な質問がございまして、議員のほうから役場のほうでも区に働きかけてくれというようなことがございました。それを踏まえまして、定例会以後、漢那区のほうに今後事業を進めるためにも地主の同意が必要なことや、漢那区のほうから要望書を村へ提出していただくよう調整をしたところでございます。その後、区長が替わりまして、改めてこれまでの経緯の報告を行い、再度依頼をしております。平成30年12月に漢那区より地主の合意をもらったとの報告をいただきましたが、その際に区からの要請書もお願いいたしたところでございますが、まだ提出はございません。村といたしましては農道として整備していくとの方針で、令和元年7月に農業農村整備管理計画の中に団体営農地耕作条件改善事業として事業計画を追加したところでございます。前回答弁でもお答えしましたように、本村においては多くの事業計画を進めているところでございますので、事業採択年度につきましては予算の状況から時間がかかる可能性もあり、他事業も視野に入れながら進めているところでございます。また、事業採択並びに実施に時間がかかるようでありましたら県と調整を行い、農地転用をし、村名義へ名義変更の後、村の修繕費を活用して乳剤散布、または簡易舗装を行いたいと考えております。 次に、2点目の宜野座村加工直売センターの整備計画についてでございますが、現在特産品加工直売センター未来ぎのざ内の納品場所、バックヤード部分につきましては不必要な機材を撤去し、作業スペースを確保するように取り組んでおります。引き続きダンボール類の整理、片づけを行っていく予定にしています。また野菜の置場についてでございますけれども、5月27日から毎週水曜日の業務終了後に産業振興課の販売戦略マネジャー、未来ぎのざ販売部のメンバーと売り場の改善等について意見交換を行い、店内にある商品の状況を含め、7月以降の仕入れの見直しや商品の配置などについて社員と状況を確認しながら、整理していく予定となっております。私からは以上です。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 3点目の(1)新型コロナウイルス感染防止対策について学習環境の対策はどのように取り組んでいるかについて、お答えいたします。学習環境感染防止対策としましては、国の新しい生活様式を基本とし、文部科学省から示されました衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式を基に基本的な対策としまして、感染経路を絶つ、抵抗力を高めることを実施していき、3密を避けた集団感染のリスクへ対応してまいります。 (2)の休校によって学習の遅れをどのようにして対応していくかについてお答えいたします。これはさきに山内議員、仲間議員へもお答えしたとおりでございますが、村内各小学校の臨時休業日数は、今年度4月に16日間、5月には11日間の計27日間が臨時休業となっております。それらを埋めるために1学期の終業式を7月20日から7月31日に変更し、7日間の授業日数の確保をいたします。また2学期の始業式を8月26日から8月13日までと前倒しし、9日間の授業日数を確保することで、計16日間の授業日数の確保ができると考えております。これによって約60%の授業日数の確保ができます。残りの40%の授業日数につきましては、今年度の教育計画の中で教育課程の予備日数をもともと持っておりますので、その予備日数を含めると学年によって差はございますが、約98%から108%の授業日数を確保することができると考えております。また、コロナの影響による臨時休業に伴い、1学期の学習進捗状況を考えると、児童生徒間には学力定着度の格差が生じていると考えられます。その対策としまして、夏季休業中に4日間ほどの夏休みの補習として各学校で計画してもらい、学習支援員、特別支援サポーターを活用することで、個人の学び直しを行うことができ、個人の格差が縮まることが期待できます。 3点目の子供たちの心のケアにつきましては、眞栄田議員にもお答えしたとおりでございますが各学校で担任と養護教諭による保健指導の下、学校全体の状況を教育委員会とともに連携し、不安や悩み等を抱く児童生徒に対し、教育委員会から派遣されているソーシャルワーカーの活用を積極的に行い、児童生徒に応じた必要な支援をしていきたいと考えております。また、状況に応じては健康福祉課、児童相談所、医療機関との連携を密にし、その児童に応じた必要な支援を行ってまいります。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ただいま村長、教育長から答弁をいただきましたけれども、逐一一つずつ、もう少し掘り下げてやっていきたいと思います。 まず最初の道路整備についてなのですけれども、先ほど村長からもあったように平成30年の3月の議会の中で、村長が答弁したような答弁でありましたけれども、もう2カ年経過しているのですが、その後漢那区と具体的にどのような話し合いをされているのか。そして何回、村がやる意志があって、推進するという方向での話し合いをされているのかどうか。その辺を答弁願えますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 これは村が対応しなければならないということもあろうかと思いますけれども、まずは地域に関わる問題でもございますので、そういったものも含めてやはり一緒になってやっていく必要があるかと思っております。また場所につきましては、1級農地というようなこともありまして用地の問題などもございますので、村が積極的にというよりも、地域の皆さんとも一緒になって対応するということが基本かと思います。具体的な区との調整につきましては担当課長のほうから説明させたいと思います。 ○議長(石川幹也) 石川産業振興課長。 ◎産業振興課長(石川岩夫) 7番 平田議員にお答えいたします。 先ほど村長からお話がありましたように、平成30年の3月の定例議会で議員からの内容で同意はもらえているという方向を確認して、それを踏まえて、またその後漢那区の前区長といろいろ調整しました。ただ、その後区長が替わりまして、引き継ぎがうまくいっていなかったようでありますので、自分のほうで再度新しい区長のほうに、前区長とちゃんと引き継ぎをするようお願いしますということと、これまでの経緯を踏まえて、やはり事業を推進するためには土地の問題が一番大きいので、まずは同意から先に取るような指導をしているところであります。それを踏まえて、またやはり地域からの要望ということで村のほうに上げていただきたいということでお話ししました。その後、先ほど言ったように村で何ができるかということで、農業事業関係ができるようにということですぐに計画書に盛り込んだところであります。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長、課長の答弁なのですけれども、行政としてはそういう方法が、まずは先決に取り扱っていくのかというふうには理解しますけれども、私はこの件について平成28年から3カ年間ずっと現状を見ながら、子供たちの通っている状況、あるいは雨降りの状況、その現場を見ていろいろやってきたのですけれども、なかなか前に進まないという状態で、あの段階でも地主は無償で提供しますと何回も申し上げているのです。そして今回も2カ年経過していて、方向性がもうできるのかと見てきたのですけれども、なかなかそれが前に進んでいないような状態。そして漢那区にも行ってきました。区長にも話したら、区が要請書を出していないのですということで、本当にすまないような状態で区長は申し上げていたのですけれども、村長にお伺いしますが、地域の要請というのは大事だと思います。理解します。だけども議員の皆さんは村の代表なのです。地域を見ている人なのです。その人たちがいろんな面で、いろんな課題を投げてやった場合に、「いや、地域からないから」という体制で進めていくのか。今後大きな問題だと思いますよ、これ。そしたら議員の皆さんが言うというのは何なのかと。その辺の重みを、ちょっと答弁願えますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 議会議員のほうからの提案については重く受け止めております。それを踏まえて、やはりこういった道路整備などについては議員個人の意見ではなくて、またその地域選出の議員もいらっしゃいますし、地域からの要望というのをしっかりと我々は確認した上でやらないと、その用地を無償で提供するのか。区で購入するのか。そういったものも地域への理解も必要でございますので、その手順を踏んで今対応しているというところでございまして、議員の意見をないがしろにしているということではなくて、その意見を踏まえて地域に投げて、地域の対応を確認しながら対応しているということでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 3年前からずっとやってきていて、なかなか前に進まないという状態なのですが、3年前、当初の状態で生活道路として、村道としてどうなのかと言ったら、村道としては厳しいですということで私も理解しました。向こうは土地改良をされている中で、中から分筆されている土地は道路が通っていると。その北側、後ろ側については農道が半分まで造られていて、ちょうどその中でアパートが造られていて、現在住宅が大分増えてきているのです。そしたら向こうに、恐らく30世帯ぐらいの世帯が住んでいらっしゃると思うのです。その部分の150メートルはないですね、100メートル程度の道路なのですけれども、そこをもう地主は前から提供しますという方向でずっと言ってきているのです。一般農道としては可能ですという方向なのです。逆に農道として認定してという話になると、案外厳しいという状態と皆さんも答弁をされていましたので、だけれども農道の中でも一般農道というのができるという話がありましたので、せめてまずは認定するまで3年かかると。事業を入れて3年かかるという話がありましたので、まずは今通っている子供たちが実際いるわけだから、早めにそれを対応してくれないかという話をやりましたら、漢那区は平成30年の3月の段階で一旦砂利を敷いて、転圧をして、ある程度のものはやったと思うのです。それ以後は誰も何も触られていないのです。村は子供たちが通っている状態を分かっているわけです。だからその辺がどうかと思うのですけれども。でも漢那区が要請しないと村はやらないという方向ですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 やはり地域の問題でありますので、地域の理解を踏まえた上で整備は進めるべきだと考えております。土地の問題なども、議員のほうからは本人は無償で提供するという話で、以前からということでありましたけれども、また途中で話が一旦変わったようなことも耳にしましたし、やはりそのあたりは地域の住民のことでございますので、ちゃんと要望を受けた上で我々は整備していきたいと思っています。土地の件については、これまで過去にも村道は整備したのですけれども、用地の名義変更をされていない部分もありまして、村としては払ったのではないかとかいろんな話はあるのですけれども、やはりそういったことにはならないようにしっかりと手続は進めたいと思いますし、今漢那地域の選出の議員の皆様もいらっしゃいますので、そういった皆さんのまた行政委員会なりの中で、これを進めようというようなことの取り決めをしていただいたほうが、やはり我々行政としては進めやすいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 行政として、基本的にはその方向がベターかとは理解してはいるのです。だけれども感じているのではないですか。子供たちがこっちを通っている、大変だと、やらなければいけないと。本当はこれが先じゃないのと思うのですけれども。皆さんは言っていましたが、もう二人の地主が無償提供をするということを聞きましたよと。皆さん、提供するというのはもう分かっているわけよ。だからその辺をもう少し漢那区と、だったら早く出してくれないかと。事業を進める方向で、子供たちに迷惑はかけたくないという体制での動きはなぜできないのですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。行動をしていないわけではなくて、そういうことも区長などには声かけしておりますし、またこの件については先ほども申し上げましたけれども、漢那選出の議員も多くいらっしゃいますので、その中で踏まえて、やはり必要性がある、緊急性がある、これはどうしても先に進めないといけないというようなことであれば、また区の中で共通認識をまとめていただいて提案していただければ、すぐに事業実施というのが今は難しそうですので、簡易的な舗装なども検討していこうという準備は我々もしております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) この事業をのせるとしたら3年ぐらいかかるということで村長は前にもおっしゃっていましたので、今村長が答弁したように簡易的な舗装でもいいのです。まずは手がけて、砂利を敷いて、乳剤をやって、子供たちが安全で通れるような体制だけでも、まずはこれを先にやっていくという体制。先ほど農地転用の話もありましたけれども、これも村がやろうとしたら、恐らくスムーズにいくかとは理解しているのですが、事務局長どうですか。 ○議長(石川幹也) 山内農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山内慶一) 続けて平田議員へお答えします。 やはりそのように農地転用のほうで話がまた出てきた場合は、その資料を確認しながら総会で村の意向を話しながら諮っていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 諮るのは当然だけれども、道路としてやる場合の体制としての展開としてはどうですかという話です。 ○議長(石川幹也) 石川産業振興課長。 ◎産業振興課長(石川岩夫) 7番 平田議員にお答えします。 今まで村が触れなかった理由が、やはり農地転用の問題、あと村に名義を変えて、後にやっていかないといけないという問題がありましたので、やはり村が事業をするために先ほど言ったように農地転用をやって名義変更をした中で、先ほど村長から御説明ありましたように簡易的に整備できるのではないかということで考えておりますので、そのあたりは産業振興課と農業委員会で連携を取りながら進めていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長に最後お伺いしますけれども、地主も理解しているという格好でありますので、ぜひ漢那区と区長にも再度、私もこれは質問をしていいかということで区長とも具体的に進めておきました。区長は要望書を出してちょうだいと言われていて、まだ出していないということで、非常に申し訳ないような状態でありましたので、その辺は平成28年の区長と現区長は変わっていろいろ、先ほどあったように手続の問題、引き継ぎの問題はあったかとは理解しますけれども、その辺は役場からもう一度アプローチしてやっていただくような体制を早めに、簡易なやり方でも、まずは手っ取り早く子供たちにそういう状態を、安全で通れるような体制を、できるような体制を取っていただきたいと思いますが、村長その辺を。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 我々としましても、また今回質問も出ておりますので、また漢那区のほうに投げかけて、簡易舗装なりできるように準備しておりますので、そういう手続をきちんと声かけをしていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ早めにやっていただきたい。私は各学校回って朝の挨拶運動をしている中で、3年前からずっと、漢那の状態を見てみたら、やはり子供たちが大変だということで、これを当初から申し上げてきたわけですので、ぜひ早めに対策を取ってやっていただきたいと思います。 次、2番目の加工直売センターなのですけれども、先ほど村長からもありましたが対策を取っていただくということで理解はしますけれども、実際今現在、この二、三日でもいいです。現場を見ていらっしゃいますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 はい、現場のほうの確認もさせていただきました。未来ぎのざにつきましては、観光拠点施設ができたことで多くの来場者が訪れるようになって、以前よりも品ぞろえはかなり増えてきた、多種多様になってきておりますが、やはり商品の生鮮というか、売上げがいいものだとか、そうではないもの、そういったものの整理だとか、そういった部分ができていないというふうに感じております。このように今観光商工課のほうで参事が担当になっておりますので、そういった中で職員とも意見交換をしながら、課長を中心にいろいろと確認をしているところでございます。まだまだ課題は多くあるのですけれども、一つずつ整理しながら対応していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 未来ぎのざの販売する中については、農家が展示する場所が非常に少ないということで、実質的には向こうの支配人にも具体的に話はやりましたけれども、なぜそうなるかということを言ったら、結局農産物の販売だけでは経営は成り立ちませんと。それがないと困りますということで、だんだんだんだん加工品が押しかけてきて、農産物の置場が少なくなってきているのです。この本来の目的は何なのかと。やはりそこを確保して、プラスアルファ加工品を持ってくるというのは大事かと理解はするのですけれども、その辺の取扱いとして、村長どうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 未来ぎのざにつきましては野菜などの直売というのもございますけれども、やはり加工品を開発していきながら付加価値をつけて販売していくという目的もあったかと思います。また、そういう意味ではいろいろと新しい商品が作られたり、また村民が開発したものが売られたりということで品ぞろえも増えてまいりました。ただ一方で、今議員がおっしゃるとおり野菜を置く台が少ないというようなことなどもあります。また、夏場になれば逆に野菜が足りなくて、市場から持ってきたものが場所を占めるような状況もございますので、やはりそういった時期的なものも見極めながら、先ほども話をさせていただきましたけれども商品も精選した上で、また多くのお客さんのニーズに応えられるように対応していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 観光拠点施設ができて観光客が増えてきました。人も大分増えてきました。これはいい傾向だとは理解はしているのです。だけれども、この未来ぎのざ加工直売センターの目的は、農家の活性化を図るという趣旨で恐らく造られてきていると思うのです。それが、村民の加工品だったら理解するのです。村民の加工品で大分増えてきましたというのだったら、なるほどなということで理解はするのですけれども、そうではなくて、加工品が増えてきて農産物が狭くなっていくという状態なのです。だから、向こうの支配人にも聞きましたけれども、農産物だけでは経営は成り立ちませんという話がありました。だからそこをどうにか改善するという体制。今恐らく宜野座村の農家がほかのところに納めていて、ここには来ないというパターンも出てきているのかというふうに思っているのです。それはなぜなのかというのを考えたことはありますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 農家の皆さんにおいては、いろんな意見があるかと思います。恩納村に物を持っていっていますというお話をされていた農家もいますし、また石川市の量販店のほうに出しているというような話も聞いたりしておりますけれども、ここに置いていても売れないというような話もあったりしますので、やはりその要因についてはいろいろと農家によっても違うのだろうと感じております。ただ、未来ぎのざも株式会社でございますし、その経営の安定というのも並行しながらやらないといけないというのもまた事実でございますので、そういう中でやはり利益が上がるのは加工品というようなこともある中で、バランスを取っていく必要があると思っています。ですから、本来であれば地元のものが多くここに集約されていくということが理想かもしれませんが、現時点でまだいろいろ課題もありますので、その辺はまた生産者の意見も踏まえながら対応はしていきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 農産物をいつでも持ってきても、あそこに置けるというような体制ができるような店の展示をぜひ、7月以降という話をやっていますので、やっていただきたいと思います。今農家が持ってきたら置場がないから人のものの上に、どんどん上に置いておく。あるいは陳列の仕方が、本当にこれでいいのかという体制も出てくるわけなのです。結局は置場が狭いとどうしようもないということでありますで、農家が搬入したら置ける状態をぜひ7月以降、皆さんはそうおっしゃっていますのでやっていただきたいと思います。 そして売り場の中はそれでいいのですけれども、今度は農家が搬入するときの最初の作業場なのです。作業場が非常に狭い。皆さんはもう行って分かると思うのです。2人入ったら、もう作業ができないですよ。その辺の改善は、7月と言ったらもう遅い。パインもどんどん入ってきている。マンゴーも入ってくる。余計できない。この辺をどういう体制で早急に改善していくのか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 島袋観光商工課参事。 ◎観光商工課参事(島袋光樹) 7番 平田議員にお答えします。 今おっしゃるとおりバックヤードのほうなのですけども、広さ的には7.5坪ほどの限られたスペースに、先日まで現場でも御指摘いただきましたけれども、不用な機器があったということで、それはまず撤去させております。それ以降なのですが、必要な棚の造りとか、不必要に棚がない部分を何かテーブルで補ったりとかということで、スペースを失っているというのは確認しました。今後そのスペースをどういうふうに使っていくのかというところは社員とも今話をしながら、売り場の広さの問題も以前からございますので、そういったところを全体的に考えながら対処はしたいと思います。ただ、実際に今朝、もうパインが積まれている状況もありますので、できる限り不要なものは出して、広さを取れるようには指示をしていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 狭いから、倉庫もないから、非常に大変だというふうには思っております。だけど表を見たら観光施設は非常にからからして、非常にいい状態だけれども、本当に農家が来た場合には、こっちは「えー」というような格好。あんなに両極端なのかというのがあって、皆さんはどこに力を入れているのかというのが非常に疑問でならない。この件は今に始まったばかりではないですよね。未来ぎのざが、所長が変わって5年、4年ですか。それになって本土のほうにパインを送る。あるいはマンゴーをゆうパックする。その段階からずっとなのです。ずっと。一向に改善されないという状態なのです。だから、もう今月からパインも出てくる。マンゴーも出てくる。そしたら作業場がなくなっていく。そこをどういうふうに対処するのかというと、この場ではできない。だから、その辺を早めに対応できるような対策というのですか。以前の外にあったトイレは倉庫になっています。結局冷房を入れた保管庫。野菜を入れる倉庫。それも非常にいいということではあるのですけれども、結局毎日毎日出荷していく人たちが作業できないような状態では、生産者が後は怒ってくるという格好になってきたら大変だと。だからいろんな、JAにしても、ほかのそういうところにしても、作業場は作業場で案外広くスペースが取られていて、案外作業はやりやすいような状態になっているのです。だけども、ここは非常に厳しいというような状態。だから、早めにやっていただく体制というのをつくっていただきたいのですけれども、その辺。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 未来ぎのざ農産物加工直売センターにつきましては、やはりその造りの問題もありまして、今御指摘のとおりバックヤードについてはかなり手狭な状況です。その中にパソコンなど所狭しと段ボールが置かれたりというような状況の中で、やはり建物自体の造りの問題も正直あると思っております。今の状況から言いますと、事務室を売り場に変えたりとか、そういったことも必要になってくるだろうと思うのですけれども、そのあたりもまた職員ともいろいろと意見交換をしながら、あと屋外部分のスペースの有効活用とか、そういうことは今内部というか、我々のほうで協議をしているので、その辺のことも含めて今後の対応はしていきたいと思います。経営の問題などいろいろ多くの課題を抱えておりますので、そのあたりも並行しながら対応をしていきたいと考えております。 今年度になって観光商工課に所管が移動しまして、あえてまた担当に管理職を配置しているのも、そういった問題点をやはりしっかりと捉えながら改善していこうということでの人事でもございますので、そのあたりは議員の御意見も踏まえながら、早く対応できるように鋭意調整していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ改善していただきたいと思います。職員も非常に苦労しています。今病休で休んでいる方もいらっしゃいます。だからその辺も考えると、要するに悩みがたくさんあるというふうに思いますので、その辺の改善も含めて、ぜひ早急に対策をしていただきたい。そして今村長がおっしゃったように、事務室についてもどうするかということは早めに検討して、いろんな面で農家も、そしてお客さんも喜んでできるような店の在り方をつくり上げていただきたいと思います。この件については終わります。
    ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (12時04分) 再開します。               (12時05分) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) すみません、あと11分。次は教育長のほうにちょっとお願いしたいと思います。 今回コロナウイルスの対策の中で、いろんな議員の皆さんからも質問があって、学校の対策も大変だと思っておりますけれども、まずもう少し掘り下げて聞きたいと思います。学習環境の対策はどのように取り組んでいるのかということで、子供たちはマスクをやっているのですけれども、どのような体制で取り組まれているのか、教えてもらえますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 7番 平田議員へお答えいたします。 基本的には通常の授業の際にはマスクを着用するように指導しております。ただ、体育の時間は外して体育の授業を行うようにとやっております。ただ、特別支援の子の授業のときに、ちょっと口元が見えないと言葉が理解できないとかという授業がありますので、その辺、特別支援の先生はフェイスシールドを着用して授業をしている先生もいらっしゃいます。委員会のほうとしては、フェイスシールドのほうも全児童数分と先生の分、配付するように今計画しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 今日、宜野座小学校を朝、授業の風景を見てきましたけれども、全児童、先生方がマスクをして授業を受けていました。結局30分、40分受けているのかという格好だと思うのですけれども、その辺はお互いでもマスクをするのは非常に苦しいと思うのですが、休み時間もやっているのか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 現在は体育の時間以外はマスクをするように指導をしていまして、3密を避けるようにという指導なのですけれども、やはり低学年の子なんかは休み時間にじゃれるわけです。どうしてもじゃれて密になったりするので、その辺を見かけたときにはちょっと離れるようにとかの指導は先生がしていると思いますし、そういうこともあるので今も休み時間は着用にするようにという指導はしております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 状況としては3密という格好で、国の指導もそうなのかということで思いますけれども、実際教室の広さです。広さ。30人学級というパターンでつくられているのですが、今宜野座小学校は非常に多いクラスで29名でしたか、6年生が。それはまず大丈夫とは思うのですけれども、教室の広さ、3密の話、距離の話からすると、宜野座小学校、松田小学校、漢那小学校、宜野座中学校の体制としては、十分であるのかどうか。その辺ちょっとお願いします。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 教室の広さは、大体標準が30名学級で70平米弱の広さは持っていまして、机の間隔を取って対策をするように指導をしているのですけれども、現在は最低1メートル、できれば2メートルとなっていますので、今の人数で2メートルを取るのは、もうどうしても厳しいです。なので、最低1メートルは離せるような形で広げて、後ろの荷物とかは外に出したりとかして対策を取ってもらっていますし、ちょっとそれでも人数が多い学級があって、漢那小学校あたりは千鳥にしたりとかというふうな工夫もされています。一番、宜野座小学校の6年生が29名いるのですけれども、宜野座小学校は1クラスしかないのですが、人数が多いので広い教室を使って、なるべくその間隔を保つようにということで今学校のほうで対策を取ってもらっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 教育長が今おっしゃるのは、恐らく文科省、県教育長からの指導で、こういう体制という格好だと思うのですけれども、ただ宜野座小学校の4年生のクラスは、前に改築した部分でしたか、2階の。向こうを見ると、案外きつい状態で子供たちが授業をしているような体制なのです。そういう体制があるところについては、文科省、あるいは県の教育委員会はどのような指導をされていますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 県のほうから具体的な教室の配置の仕方の指導はございません。間隔を取るようにという指導はあるのですけれども、そこはもう学校の裁量に任されているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) だからその辺も、できるところはそれでいい。だけどできないところは従来どおりでという格好になってしまうと、子供たちの教育環境の場があまり、片手落ちになるような状態が生じてくるのかというのが非常に疑問なのです。結局宜野座小学校の場合、一番多いのが29名で6年生が非常に広いスペースのところにいるわけだから、向こうを今日は見せてもらったのですけれども、案外間隔も広げられていいなという格好で理解しましたが、ただ4年生のクラスの2年前に増築した部分のところについては、案外厳しい状態でつくられていて、3密とかどうのこうのもあまり該当しないと。結局教室が中なのです。中、外ではなくて。だから窓の換気もやはり厳しいという状態があったのですけれども、これは宜野座村だけではないと思うのです。だからその辺のものは、今後教育長として、あるいは国頭教育全体、あるいは県の教育委員会全体、こういう体制はどうするのという体制というのか、要請というのか、その辺の方向性を見出すことは可能ですか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 平田議員へ引き続きお答えいたします。 教室の広さの問題なのですけれども、教室の中では広さの関係もありますが、換気をよくするとか、その教室の中でできるだけの間隔を取るということでは、ある程度1メートルの間隔は4年生の部屋でも取られてはいるのです。宜野座小学校でも。その辺は確かにほかの学校でもそういう問題は生じているかと思いますので、国頭地区の教育委員会の中でもそういう話は教育長あたりに聞いてみたいと思いますけれども、まずは取れる対策をしっかり取っていきたいとは考えております。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 教育分野ではありますけれども北部全体の話も出ましたので、先日もどなたかに答弁をさせていただきましたが、沖縄県立中部病院の高山義浩先生のお話、県のコロナ対策の感染症の第一人者でございますけれども、その先生を北部市町村会のほうでお招きしまして、意見交換というか講演会的なものを実施する予定にしています。これを計画したのも、今議員がおっしゃられているとおり子供たちの学習環境がどうなるのか、また感染リスクの高い高齢者の集まりなどをどうするのか。やはりやんばる全体でそういった勉強もしながら対応しないといけないということもあるものですから、専門の先生の意見を聞いた上で、今後の北部全体の方向性としてやっていけたらというふうに考えておりまして、そういう場を設けることにしています。今月中にどうにか開催できるように今段取りを進めているところなのですけれども、そのあたりの中でまた事前に意見聴取というか、どういった質問が各地域からありますかということも募集して、効率よくそういう疑問が解決できるようにしていきたいと思っていますので、今言うことについても当然出てくるかと思っています。ですから、そういった意見を踏まえた上で、では北部としてどういう方向にしていくかというような考え方の一助になればと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) これは宜野座村だけの問題ではなくて、子供たち全体的な、県も国頭地区も、あるいは全国的にも多分出てくる可能性はあると思うのです。ぜひこういう新生活様式に変わるという体制であれば、学校現場はどうなのかと。施設が足りなければ造る以外ないという格好も出てくると思うのです。だから今30人学級を限定にして、ある程度教室も配置されてきてはいるとは思うのです。だけれども、実際この新生活様式に変わっていく体制をみんなで理解していくとしたら、そういう対策はぜひ必要かと思いますので、先ほど村長がおっしゃいましたけれども教育委員会、教育長の立場で国頭地区、あるいは県の体制で、そういう場を投げかけて改善してもらうような体制をぜひつくっていただきたいと思います。 この件については、学校現場は非常に大変だと理解しましたけれども、クーラーは入っているが、換気で窓を開けていて、クーラーが効いているような状態ではないのです。だから、やはりそうでもしないといけないのかと思いましたけれども、またもっと暑くなってくると、蒸し暑くなって余計大変だと。だから次は扇風機が、ぜひ必要だと。今日行って校長先生とも話をしましたけれども、その辺の扇風機の各教室の対策としては、教育委員会としては考えられているのか。教育長、どうですか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 7番 平田議員へお答えいたします。 現在議員がおっしゃるクーラーをつける際にも、窓を半分開けるように指導をしています。今後さらに、また夏場に向けて暑くなるようなことがあれば、その辺の対策は必要かと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひそういう対策もやっていただきたいと思います。この件は終わりますけれども、休校による学習の遅れの対応についてなのですが、4月から5月までの2カ月間の家庭学習については、どのように取り組んでいたのか。そして3小学校、統一した学習の取扱いをされているのかどうか。その辺をお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 この休業期間中につきましては、課題をしっかり生徒のほうに与えるようにということで学校に指導しました。3回ほどの課題が配付と回収されておりまして、その課題の補習に関しては、この振り返りの補習と、新しい教科書に関しての新しいほうのプリントも配付しております。そこで、各学校で統一したものの課題であったのかということなのですけれども、それは各学校の裁量に任せております。各学校の状況がそれぞれ違いますので、そこまで統一したものとしては、教育委員会のほうとしては指導しておりません。ただ、その課題の与え方についても、先にも述べましたけれどもオンデマンド授業とふうにQRコードを作ったプリントを作る指導とか、指導主事のほうが回ってそういう工夫はするような指導はしてまいりました。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 課題の与え方も各学校で統一されていないというような格好ではあるのですけれども、実際新学年になった課題を与えているのか。あるいは前学年の課題で理解されているのかを確認するための課題を与えているのか。その辺についてはどんなですか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 課題は先ほども3回ほど課題を出したということを話しましたけれども、その中の一つは新しい教科書についての課題を取上げております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そしたら、その課題に対しての回答、取扱いとしては先生がちゃんとチェックして、子供たちにこうだよという補習をしてあげるという体制まで取り組んでいらっしゃいますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続きお答えいたします。 その課題について各学校で取り組んでおりますけれども、松田小学校のほうでは実施しておりまして、宜野座小学校に関しても時間割りのほうでこの補習が組まれていますので、その辺のチェックをしております。今、漢那小学校に関しては、これから取り組むということでございます。宜野座中学校のほうも、まだ未提出者の子もやはりいるので、その辺も含めて対策をしているということでございまして、これもさきの答弁で述べたのですけれども、夏季休業中にやはり補習をしても、課題を与えても、それぞれ個人差があるので、定着度というか、子供たちの理解度のほうにちょっと不安があります。夏季休業中に4日ほど補習の時間を設けて、その辺の対策をしていきたいと考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ子供たちが遅れを取らないような状態、学校が嫌にならない体制を。分からなければ、学習がもう嫌になってくる。そうならないような体制をぜひつくっていただきたいと思います。 そして、その中で学習の在り方として、今、県教育長が進められているグループの学習の在り方という格好で、向き合いしての学習という格好を取り上げて学習をさせているのですけれども、今後この3密の関係で、どのような対策で学習を進めていくのか。その辺は具体的にありますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 続けて平田議員へお答えいたします。 確かに今の新学習指導要領の中では、主体的・多様的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うことと明記されておりまして、その中の方法としましては、他者との関わりを持ちながら問いが生まれる授業を推進しましょうということであります。その中で、今3密を避ける中で、新生活様式の中では、先ほど席の配置もありましたけれども、その辺の工夫をしながらやっていきたいと考えております。例えば理科の授業などは4人がけのテーブルがありますけれども、そこを3名がけにするとかという取組をしていますし、その辺の指導要領に関して、今のところコロナでの変更点はございませんので、工夫しながらその授業は引き続き取り組んでいきたいと。新学習指導要領に基づいて授業を取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひその件は、グループ学習というのが大分、教えたり習ったりというパターンで、教育のやり方は県の方針が少し変わってきましたので、新生活様式の中とちょっと反するような体制もあるのかというふうには思うのですけれども、ぜひそれを対策すれば案外できるのかと思いますので、先ほど教育長がおっしゃっていた、フェイスシールドを予定しているということでありましたので早めに、今日授業を見ていたら、もう実際やっているのです。子供たちはこれじゃなくて、グループで。そういう遅れのないような体制を、早めに取得して、各学校の子供たちに差し上げるような体制をやっていただきたいのですが、その辺の方向は。今回の予算で上がっているのですか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 引き続き平田議員へお答えいたします。 これは6月の中旬には入る予定となっております。これは現在の持っている予算のほうで対応したいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひそういう対策を取って、子供たちが楽しくできるような。そしてコロナと共存しなければいけないという状態だと思いますので、ぜひ徹底しながらやっていただきたいと思います。 このコロナの予防は、いろいろな点で先生方に負担が来るという状態というのはありますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 続けて平田議員へお答えいたします。 今回のコロナの影響で、やはり先生方への負担も出てきてはいます。それは、実は教育課程の見直しです。学校計画の中の、その遅れた分の見直しに今もう一生懸命取り組んでおります。それから教育課程の見直し編成に伴って、また教材も変えてこないといけないので、その辺にも時間が取られます。それから日数は確保できるのですけれども、中には授業単元が、12時間で単元が組まれているものを10時間で終わらすような工夫をするものもありますので、それに向けた教材の作り直し、そういうところでの負担と、消毒関係のチェックと、やはり朝の検温です。子供たちはしてくるように指導はしてくるのですけれども、してない子も多くて、その辺の検温にも時間が取られる実態はございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 分かりました。先生方も大変だというふうには思いますけれども、結局学習以外の余分なもので時間が取られるというのは大変だと理解するのですが、その辺は人件費的に人間を1人増やす体制でできるものですか。それとも、「いや、これは厳しいよ。人の問題ではない」という方向性はありますか。 ○議長(石川幹也) 新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 今回教育課程に関しましては、やはり先生なんかに頑張ってもらうしかないと思っております。消毒関係につきましては、昨日から次亜塩素酸の噴霧器の話がありますけれども、それをうまく活用して、夕方生徒が帰った後に次亜塩素酸は殺菌の効果がありますので、それをタイマーでセットして3時間ぐらい教室内に噴霧すると。朝換気をして、授業を始めるまで、その朝の消毒の時間が省かれるというような工夫とかもしていきたいと考えておりまして、今のところマンパワーを入れての対策というのは考えておりません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 次亜塩素酸の件もありましたけれども、昨日も質問の中でありましたが、なかなか証明される体制では、まだ分からない。どっちどっちという格好で、回答は得ていないという格好でありますけれども、これを学校現場で使われているというの自体どうかというのも理解しますけれども、今は使われているというような状態であれば、結局掃除をどうするかということになると思うのです。それも朝早く来て先生方がというのは大変かというのも理解します。その辺、今後どういう対策がベターなのか。朝早く来て掃除をさせる体制というのは、誰がやるのかというのも含めて、ぜひ今後検討していただきたい。 そしてトイレについては非常に大変だと思いますけれども、結局もう夕方掃除するという格好だとは思うのです。どっちかと言ったら。だけども今全部、洋式トイレですよね。だからその辺からすると、休み時間ごとにやるのが基本なのかというのも理解するし、その辺もいろいろ含めて今後検討して、考えられるあらゆることをやっていただく体制をぜひ検討していただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(石川幹也) これで平田嗣義議員の一般質問は終わりました。 これで本日の一般質問は終わります。 暫時休憩します。             (12時29分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (14時04分) △日程第2.承認第5号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 承認第5号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について御説明申し上げます。 本案件は、新型コロナウイルス感染症の影響により村内各方面で多大な影響が出ており、その対策について緊急に補正する必要があり、議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分し、議会の承認を求める案件でございます。 補正予算の内容等、詳細につきましては、担当課長から説明いたしますので、御審議の上、承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) それでは承認第5号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について、御説明申し上げます。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 承認第5号                                         ┃┃                                               ┃┃      令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について       ┃┃                                               ┃┃  地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定に基づき、別紙のとおり専決処分したの  ┃┃ で、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。                   ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃                   専 決 処 分 書                   ┃┃                                               ┃┃  地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、令和2年度宜野座村一般会計補  ┃┃ 正予算(第3号)を別紙のとおり専決処分する。                        ┃┃                                               ┃┃  理 由                                          ┃┃                                               ┃┃  新型コロナウイルス感染症の影響により、村内各方面で多大な影響がでており、その対策について ┃┃ 緊急に補正する必要があり、議会を招集する時間的余裕がない為、地方自治法第179条第1項の規定  ┃┃ により専決処分する。                                    ┃┃                                               ┃┃                                 平成2年5月18日      ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃            令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)             ┃┃                                               ┃┃  令和2年度宜野座村の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。        ┃┃                                               ┃┃  (歳入歳出予算の補正)                                  ┃┃ 第1条 歳入歳出予算の総額8,136,890千円に歳入歳出それぞれ21,318千円を追加し、歳入歳出予算  ┃┃  の総額を歳入歳出それぞれ8,158,208千円とする。                       ┃┃ 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額  ┃┃  は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         ┃┃                                               ┃┃  令和2年5月18日                                     ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛              第1表  歳 入 歳 出 予 算 補 正 歳 入                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃20 繰入金        │             │   724,696│  21,318│   746,014┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 基金繰入金      │   724,694│  21,318│   746,012┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳入合計            │  8,136,890│  21,318│  8,158,208┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 歳 出                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃3 民生費        │             │  1,415,600│  12,092│  1,427,692┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 社会福祉費      │   749,910│  12,092│   762,002┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃4 衛生費        │             │   469,102│    521│   469,623┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 保健衛生費      │   171,415│    521│   171,936┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃6 農林水産業費     │             │   587,679│   2,200│   589,879┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 農業費        │   549,203│   2,200│   551,403┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃7 商工費        │             │   229,565│   2,641│   232,206┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 商工費        │   229,565│   2,641│   232,206┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃10 教育費        │             │   860,392│   3,864│   864,256┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 教育総務費      │   185,861│   3,864│   189,725┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳出合計            │  8,136,890│  21,318│  8,158,208┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 次のページは専決処分書でございます。御参照ください。 6ページ、7ページをお願いいたします。歳入の御説明でございますが、20款、2項、1目 基金繰入金2,131万8,000円の追加でございますが、財政調整基金繰入金として各事業の村負担分へ充当するものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳出について御説明申し上げます。3款、1項、1目 社会福祉総務費1,209万2,000円の追加でございますが、扶助費といたしまして、感染症防止対策生活再建支援金1,200万円を計上してございます。こちらにつきましては、新型コロナの影響を受け休業や失業等により収入が減少し、生活が困窮した世帯に対し10万円を給付する事業でございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。4款、1項、2目 予防費52万1,000円の追加でございますが、こちらは委託料といたしまして感染症拡大対策マスク配布委託料ということで、全世帯へ配布する際の各区へ委託した委託料でございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。6款、1項、3目 農業振興費220万円の追加でございますが、農業振興事業の農産物県外輸送費補助金といたしまして、220万円計上してございます。こちらにつきましては、現在の補助率10%から20%へ引き上げるものでございます。 14ページ、15ページをお願いいたします。7款、1項、2目 商工業振興費264万1,000円の追加でございますが、こちらは感染拡大対策緊急支援事業といたしまして、商工会補助金114万1,000円、こちらは国や県の支援制度の申請書類の作成等を支援するため、社会保険労務士、中小企業診断士を配置するものでございます。また、その下の感染症対策推進支援金といたしまして150万円を計上してございますが、こちらは村内事業所が営業再開に向けて必要な感染防止対策費用を給付するものでございます。 16ページ、17ページをお願いいたします。10款、1項、2目 事務局費386万4,000円の追加でございますが、こちらは村立学校新型コロナウイルス感染防止対策事業といたしまして備品購入費、次亜塩素酸水生成器4台、噴霧器60台の購入費用でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 専決処分ですけれども、教えてください。 15ページの負担金、補助及び交付金ですけれども、商工会の補助金に対して、この件については常時この指導者がいて対応をされているのか。現段階でどの程度進行しているのか、お願いします。 それと下の3万円の件なのですけれども、これは飲食店のみだけにという話なのか。いろんなサービス業があるのですけれども、こういうところにはどのように対応されているのか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) では、7番 平田議員にお答えいたします。 まず15ページです。商工会補助金ですが、先ほど総務課長からありましたように、こちらは社会保険労務士と中小企業診断士を配置して事業活動を支援するものでございますが、6月から9月までの4か月間、専門家2名を配置して、相談及び制度の申請のサポートを支援するというものでございます。今現在6月については、雇用調整助成金個別相談会においては、6月10日水曜日に3名、それから6月24日は4名の事前予約がございまして、それから1回につき4名までの制限がございまして、これは小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金と経営相談会という部分については、6月11日木曜日に開催を予定していますが、こちらも4名の予約が入っているという状況でございます。それから下の感染症対策推進支援金については、こちらの対象事業者は村商工会、それから観光協会の会員である者、それ以外で村内に事業所を持ち、代表者が村在住者である者。ただし、村内での営業期間が1年以上の者という限定にされております。それから業種については飲食業に限ってございます。飲食業においてはコロナ感染防止対策において、普段からの衛生面のものに加えて、3密を避けるという部分がかなり大きな影響を与えているという状況を鑑みた対策支援というものでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 分かりました。 商工会のあれなのですけれども、毎日はいないわけですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 毎日在駐するものではございません。日を決めて、その時間帯において相談を受けるものでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そうすると、9月までという期間となると、大分この申請が遅れるという体制も出てくる可能性はあるわけですね。逆を言えばね。そうしたら零細企業が非常に気になるのです。零細企業の人たちがどうなのかというのが非常に気になるのですけれども、その対応は十分、商工会自体は会員に対しては徹底して指導されているということで理解していいのですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 今回、このコロナ対策の対応をするために2名の専門家を配置いたしましたが、常日頃から相談業務には携わっておりまして、継続的に相談には応じております。その際に所管であります県であったり、その支援事業の窓口に繋いでいるという状況がございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 質疑でお願いします。商工会は会員に対して、こういうことがある、いついつです、早く予約を取ってくださいということは徹底されているかという話です。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 商工会のほうで会員に通知を出して、予約を受け付けているという状況でございます。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 1点確認させてください。 11ページの感染予防対策マスクの配布ということで、1世帯200円。そういった面からマスクにおいては委託料というものが出ているのですけれども、緊急事態宣言が入ってからの村からの資料等の行政班長等、区に委託する場合、数が増えたと思うのです。そういった面の補正はないのか。この辺を確認させていただけませんか。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 3番、新里議員にお答えいたします。 今回チラシ等も配布してございますが、そのチラシにつきましては、村の区長との事務委託契約の範囲の中でということで調整しております。今回このマスクについて委託費を計上したものにつきましては、当初郵送での配布も考えていましたが、箱が大きい箱になるものですから、ポストとかに投函できなかった場合は、また戻ってくる可能性もあるということで、今回特別に小包みたいな形で班長にお願いするということで、今回の予算は計上しているところでございます。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) こういった緊急事態宣言に対して、やはりお宅訪問というような形になっているのです。そういった面で月に大体2回資料配布、またチラシ配布というようなことがあって、連続的に緊急ということで四、五回あったというような形なのです。そういった面で、やはりこの各区への依頼対応、この辺はどのように検討されたか、伺いたいと思います。もう一度お願いします。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 引き続き新里議員にお答えいたします。 このチラシの配布とか緊急配布につきましては、事務契約を委託する際にそういうことも想定しておりますので、緊急の場合は2週間に1回という枠はなくなって、毎週の配布になる可能性もありますということであらかじめ説明した上で契約しておりますので、今回もその範囲の中で対応したということで考えております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 理解しました。がしかし、やはり配布するこの方々は、自前の感染予防対策が手に入らない状態でお宅を一件一件回っているのです。そういった面の防護対策に対して、マスク、また手袋の配慮ができなかったのか。この辺、緊急体制が入った場合には何回も何回も回って行かないといけない。そういった方々への対策費はできなかったのか。この辺を伺いたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 もともと役場からいろいろと情報提供のための家庭へのチラシ配布などについては、毎週1回配布していただいておりました。その件につきまして、区長会などから「もう少しまとめてできないか」というような相談を受けて、予算は減額せずに数を減らしている状況がございます。総務課長からありましたとおり、そういう中でも、緊急時もございますのでということで契約しているところであります。 今回のマスクの配布のものについても、当初郵便局で郵送ということを考えたのですけれども、逆に先ほどありましたとおり、きちんと家庭に届かないような状況も考えられたものですから、1件あたり200円という形で行政班長なり、お配りしていただける皆さんに配ることで、その辺の対策なども我々のほうで準備はしていませんけれども、そういう形で協力をお願いするような形を考えたということでございますので、そのあたりについてはぜひ御理解いただければと思います。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 理解してはいます。 ただ、緊急対策の中でそういった方を依頼してやっていくという、またきれいに届けるためにも毎週毎週というような流れが出ています。そういった方々は各区にいます。そういう人にもやはりその対応の在り方、マスクを支給してまたお願いしますというような形でも今後の課題として対応していただきたいと要望して、以上で質疑を終わります。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 山内昌慶議員。 ◆8番(山内昌慶) 15ページに戻りますけれども、これはみんな会員だけへの補助ということですか。会員外は。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 山内議員にお答えいたします。 まず相談業務については会員のみではなくて、会員以外の相談も受けてございます。ただし、感染症対策推進支援金、これについては村商工会、観光協会の会員である者。それ以外は村内に事業所を持っていて、代表者が村在住者である者。ただし、1年間営業していますというのが条件にございます。ですから会員のみではなくて、村在住者が代表者であるということと、1年以上営業しているという者に関しては対象になりますということでございます。 ○議長(石川幹也) 山内昌慶議員。 ◆8番(山内昌慶) その会員外への連絡はどういうふうにやっているわけですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 これまでの支援事業の周知と同じように、会員外のほうも連絡先が分かる場合には連絡しておりますし、住所等も分からない場合には出向いて、直接お話をしたりとか、ただ把握できていない事業所もありますので、随時そういった事業所等を洗い出ししながら周知をかけている状況でございます。それから村のホームページとSNSを活用した、そういった周知活動も徹底してやってございます。 ○議長(石川幹也) 山内昌慶議員。
    ◆8番(山内昌慶) この会員外の人はちょっと調査しにくいと思うのですけれども、何らかの方法で調べて漏れのないようによろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 仲間信之議員。 ◆1番(仲間信之) 17ページをお願いします。 村立学校新型コロナウイルス感染症防止対策事業の次亜塩素酸生成器と噴霧器とあります。多分中学校、3小学校だと思うのですけれども、各小学校、中学校の設置台数と設置する方法、先ほども答弁ありましたけれども夜間やるのか、あるいはそれがどういったタイプのものか。よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 1番 仲間議員にお答えいたします。 17ページの村立学校新型コロナウイルス感染防止対策事業の備品購入の件なのですが、次亜塩素酸生成器4台は、各学校の給湯室のほうに1台ずつ設置しております。さらには噴霧器60台ということなのですが、生成器と併せて6月1日の学校の完全再開に向けて発注をかけてきて、既に生成器4台と噴霧器30台は先に設置できました。残り30台につきましては、業者のほうに今在庫がなかったので取り寄せてもらっている状況でして、6月中には全60台設置完了ということになります。 その内訳としましては、各教室に1台ずつ、さらに保健室1台、図書室1台、玄関先等に使えるようにということで1台、松田小学校と漢那小学校では9台です。中学校と宜野座小学校に関しましては教室数が倍になりますので、その倍数ということで合計60台を設置予定と、既に設置済みということになっております。 使い方としましては、午前中でも答弁をさせていただきましたとおり、直接の噴霧は今控えたほうがいいだろうということでタイマーを使って、子供たちが帰った後に空間の除菌に使うということで、それをすることで先生方の除菌作業の軽減等になればということで使っている状況でございます。 ○議長(石川幹也) 仲間信之議員。 ◆1番(仲間信之) 説明ありがとうございます。 昨日の答弁でも言いましたけれども、3密3密では経済も、教育も成り立ちません。そういった意味でも予防の観点でこういったのを導入してくれて、私としても大変よろしいと思いますので。また、噴霧器というのは加湿器ですので、時期的には工場もメーカーも実際造っていないのです。そういう中でも、まず30台を入れたというのはよかったと思います。残り30台も今月いっぱいで入るということなので、早い対応をしていると思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。進行してよろしいでしょうか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 承認第5号は、会議規則第39条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって承認第5号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから承認第5号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって承認第5号は、原案のとおり承認されました。 △日程第3.議案第51号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第51号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 本案件は、歳入歳出予算の総額81億5,820万8,000円に歳入歳出それぞれ2億2,126万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ83億7,947万7,000円とする案件でございます。 歳入については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金5,967万7,000円、道路メンテナンス事業補助3,920万円、公立学校情報機器整備費補助金2,276万6,000円の増額が主なものでございます。一方、歳出については、村立学校ICT整備事業1億68万3,000円、橋りょう補修工事(道路メンテナンス事業)5,040万4,000円、小学校建設事業2,150万5,000円の増額が主なものでございます。 補正予算の内容と詳細につきましては担当課長から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 議案第51号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第51号                                         ┃┃                                               ┃┃             令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第4号)            ┃┃                                               ┃┃  令和2年度宜野座村の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。        ┃┃                                               ┃┃  (歳入歳出予算の補正)                                  ┃┃ 第1条 歳入歳出予算の総額8,158,208千円に歳入歳出それぞれ221,269千円を追加し、歳入歳出予算 ┃┃  の総額を歳入歳出それぞれ8,379,477千円とする。                       ┃┃ 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額  ┃┃  は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         ┃┃                                               ┃┃  (地方債の補正)                                     ┃┃ 第2条 地方債の追加は、「第2表 地方債補正」による。                   ┃┃                                               ┃┃  令和2月6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛              第1表  歳 入 歳 出 予 算 補 正 歳 入                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃16 国庫支出金      │             │  1,835,566│  153,328│  1,988,894┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 国庫補助金      │  1,358,948│  153,328│  1,512,276┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃17 県支出金       │             │   715,603│   4,308│   719,911┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 県補助金       │   545,457│   4,308│   549,765┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃20 繰入金        │             │   746,014│  38,127│   784,141┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 基金繰入金      │   746,012│  38,127│   784,139┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃22 諸収入        │             │   96,815│   9,406│   106,221┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │4 雑入         │   96,500│   9,406│   105,906┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃23 村債         │             │   132,800│  16,100│   148,900┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 村債         │   132,800│  16,100│   148,900┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳入合計            │  8,158,208│  221,269│  8,379,477┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 歳 出                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃1 議会費        │             │   85,239│  △1,350│   83,889┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 議会費        │   85,239│  △1,350│   83,889┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃2 総務費        │             │  2,776,040│   △967│  2,775,073┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 総務管理費      │  2,639,821│    199│  2,640,020┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 徴税費        │   68,848│  △1,528│   67,320┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │3 戸籍住民基本台帳費  │   50,441│    362│   50,803┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃3 民生費        │             │  1,427,692│   5,339│  1,433,031┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 社会福祉費      │   762,002│  11,528│   773,530┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 児童福祉費      │   665,690│  △6,189│   659,501┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃4 衛生費        │             │   469,623│  △3,944│   465,679┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 保健衛生費      │   171,936│  △8,533│   163,403┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │3 水道事業費      │   106,354│   4,589│   110,943┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃5 労務費        │             │   12,903│    11│   12,914┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 労働諸費       │   12,903│    11│   12,914┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃6 農林水産業費     │             │   589,879│   9,589│   599,468┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 農業費        │   551,403│   9,589│   560,992┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃7 商工費        │             │   232,206│   4,497│   236,703┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 商工費        │   232,206│   4,497│   236,703┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃8 土木費        │             │   817,717│  55,640│   873,357┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 土木管理費      │   49,603│    236│   49,839┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 道路橋りょう費    │   580,758│  50,404│   631,162┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │4 公園費        │   166,022│   5,000│   171,022┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃10 教育費        │             │   864,256│  152,454│  1,016,710┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 教育総務費      │   189,725│  103,210│   292,935┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 小学校費       │   143,570│  21,570│   165,140┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │3 中学校費       │   52,811│    63│   52,874┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │4 幼稚園費       │   58,036│    136│   58,172┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │5 社会教育費      │   225,394│  27,037│   252,431┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │6 保健体育費      │   194,720│    438│   195,158┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳出合計            │  8,158,208│  221,269│  8,379,477┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛               第2表  地  方  債  補  正1 追加                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━┓┃   起債の目的   │  限度額  │ 起債の方法 │  利  率  │     償還の方法     ┃┠──────────┼──────┼──────┼───────┼──────────────┨┃情報通信ネットワーク│   16,100│証書借入又は│5%以内(ただ│政府資金については、その融資┃┃環境施設整備事業債 │      │証券発行  │し、利率見直し│条件により、銀行その他の場合┃┃          │      │      │方式で借り入れ│にはその債権者と協定するとこ┃┃          │      │      │る政府資金及び│ろによる。ただし、村財政の都┃┃          │      │      │公営企業金融公│合により据置期間及び償還期限┃┃          │      │      │庫資金につい │を短縮し、又は繰上償還もしく┃┃          │      │      │て、利率見直し│は低利債に借換することができ┃┃          │      │      │を行った後にお│る。            ┃┃          │      │      │いては当該見直│              ┃┃          │      │      │し後の利率) │              ┃┠──────────┼──────┼──────┼───────┼──────────────┨┃    合 計    │   16,100│      │       │              ┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━┛ 3ページをお願いいたします。歳入歳出とも主なものについて、御説明申し上げます。第2表 地方債補正、こちらは追加でございますが、起債の目的が情報通信ネットワーク環境施設整備事業債、限度額が1,610万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、御確認お願いいたします。この起債につきましては、村立小中学校児童生徒の全児童生徒のタブレット端末を購入し、利用するための校内LAN整備へ充当するものでございます。 歳入について御説明申し上げます。8ページ、9ページをお願いいたします。16款、2項、1目 総務費国庫補助金6,067万7,000円の追加でございますが、まず地方創生交付金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金5,967万7,000円でございますが、村独自の新型コロナウイルス対策事業として行った事業やこれから行う下記14事業へ充当するものでございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。16款、2項、5目 土木費国庫補助金3,920万円の追加でございますが、こちらは道路メンテナンス事業費補助金の内示によるものでございます。前原大橋設計、それから中山第一橋補修工事へ充当するものでございます。16款、2項、6目 特定防衛施設周辺整備調整交付金1,209万6,000円の追加でございますが、こちらは特定防衛施設周辺整備調整交付金、公民館事業といたしまして、中央公民館、それから惣慶区公民館の非常用発電設備改修工事へ充当するものでございます。16款、2項、8目 教育費国庫補助金4,094万円の追加でございますが、小中学校補助金、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金1,817万4,000円、こちらは校内LAN整備委託料へ充当するものでございます。それから2番の公立学校情報機器整備費補助金2,276万6,000円でございますが、こちらにつきましては全児童生徒用のタブレット端末購入費用へ充当するものでございます。 17款、2項、4目 農林水産業費県補助金430万円の追加でございますが、こちらにつきましては農業費補助金、赤土等流出防止営農対策促進事業補助金の内示による80万円、それから農業水路等長寿命化・防災減災事業交付金の内示による350万円の補正でございます。 20款、2項、1目 基金繰入金3,812万7,000円の追加でございますが、財政調整基金繰入金2,812万7,000円、それから公共施設整備基金繰入金1,000万円、こちらは校内LAN整備委託料へ充当するものでございます。 それから22款、4項、5目 雑入940万6,000円の追加でございますが、こちらは雑入といたしまして預かり保育のおやつ代26万3,000円の減。 それから次の13ページの新型コロナウイルス感染拡大防止に係る措置による減免処分分でございます。また公民館非常用発電設備改修工事負担金、これは惣慶区の負担金でございますが950万円を計上してございます。 それから23款、1項、4目 教育債1,610万円の追加でございますが、学校施設整備事業債といたしまして情報通信ネットワーク環境整備事業債、こちらは村立小中学校LAN整備委託料へ充当するものでございます。 続きまして14ページ、15ページをお願いいたします。こちらから歳出について御説明申し上げますが、今回の補正予算につきましては4月の人事異動に伴う人件費の組替えを行っております。組替えにつきましては説明を省略させていただきます。 16ページ、17ページをお願いいたします。2款、1項、1目の一般管理費107万8,000円の追加でございますが、特別定額給付金給付事業の時間外勤務手当の100万円の追加補正が主な内容となっております。 24ページ、25ページをお願いいたします。3款、1項、1目 社会福祉総務費1,046万1,000円の追加でございますが、社会福祉総務事業といたしまして、扶助費に感染症防止対策生活再建支援金800万円を追加してございます。また、就学援助認定世帯等食糧支援事業につきましては予算額に変更はございませんが、財源から国庫への財源内訳変更を行っております。 28ページ、29ページをお願いいたします。3款、2項、1目 児童福祉総務費でございますが、こちらも予算額に変更はございませんが、村立保育所事業の賄材料費28万円、それから児童福祉総務事業の3歳児以上副食費補助(コロナ対策関連)の56万8,000円を、国庫支出金へ財源内訳変更を行っております。 30ページ、31ページをお願いいたします。4款、1項、2目 予防費でございますが、こちらも予算額に変更はございませんが、予防事業の医薬材料費、こちらはマスク、消毒用エタノール等の購入費でございますが、こちらも国庫支出金へ896万7,000円の財源内訳変更を行っております。 32ページ、33ページをお願いいたします。4款、3項、1目 上水道費でございますが、こちらも予算額に変更はございませんが、新型コロナウイルス感染症対策関連に係る減免補助金907万2,000円を国庫支出金へ財源内訳変更をしております。 36ページ、37ページをお願いいたします。6款、1項、3目 農業振興費400万円の追加でございますが、農業振興事業の堆肥購入補助金、村堆肥売上げ見込み増に伴うものでございます。また予算額に変更はございませんが、農産物県外輸送費補助金198万円を国庫支出金へ財源内訳変更をしております。それから6款、1項、4目 畜産業費40万円の追加でございますが、こちらは畜産事業の豚熱予防ワクチン接種補助40万円でございます。それから6款、1項、5目 農地費435万円の追加でございますが、こちらは赤土等流出防止営農対策促進事業の赤土流出防止営農促進対策事業委託料80万円、それから農業水路等長寿命化・防災減災事業、潟原の355万円の委託料、それから次の39ページのハザードマップ作成業務委託料でございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。7款、1項、2目 商工業振興費490万円の追加でございますが、商工業振興事業の地産地消村内購買促進事業補助金240万円を減額いたしまして、感染症拡大対策緊急支援事業の補助金といたしまして、「新型コロナに負けるな!」プレミアム商品券発行事業補助金として730万円を計上してございます。また、予算額に変更はございませんが、感染症拡大対策緊急支援事業の1,131万3,000円、それから商工会補助金(経営支援事業)の102万6,000円、それから感染症対策推進支援金の135万円をそれぞれ国庫支出金へ財源内訳変更をしてございます。 44ページ、45ページをお願いいたします。8款、2項、4目 橋梁維持費5,040万4,000円の追加でございますが、橋梁補修事業(道路メンテナンス事業)の県外旅費、工事検査で40万4,000円。それから委託料といたしまして設計業務委託料、これは前原大橋でございますが700万円。それから工事請負費といたしまして橋梁補修工事、中山第一橋、それから附帯工事一式で4,300万円計上してございます。 46ページ、47ページをお願いいたします。8款、4項、1目 公園費500万円の追加でございますが、こちらは福山区公園整備事業の追加分の工事請負費でございます。 それから48ページ、49ページをお願いいたします。9款、1項、2目 災害対策費でございますが、こちらも予算額に変更はございませんが災害関連消耗品と、それから備品購入費の200万円を国庫支出金へ財源内訳変更をしてございます。 50ページ、51ページをお願いいたします。10款、1項、2目 事務局費1億321万円の追加でございますが、こちらは村立学校ICT整備事業といたしまして、校内LAN整備委託料の3小学校、宜野座中学校校内LAN整備一式で4,455万円。それから備品購入費といたしましてタブレット端末購入費、3小学校、宜野座中学校744台の5,613万3,000円。それから教育委員会事務局事業といたしまして、IT指導業務委託料377万6,000円が主な内容でございます。また予算額に変更はございませんが、村立学校新型コロナウイルス感染症防止対策事業の273万9,000円を国庫支出金へ財源内訳変更をしてございます。 52ページ、53ページをお願いいたします。10款、2項、3目 学校建設費2,150万5,000円の追加でございますが、こちらは小学校建設事業といたしまして校舎増築工事監理委託料、宜野座小学校の147万4,000円。それから工事請負費といたしまして、宜野座小学校校舎増築工事の1,959万円が主な内容でございます。 58ページ、59ページをお願いいたします。10款、5項、2目 公民館費2,821万4,000円の追加でございますが、こちらは公民館事業の委託料、公共施設防災設備改修工事監理委託料150万5,000円。それから公共施設防災設備改修工事、こちらは調整交付金事業でございますが、中央公民館、惣慶公民館の非常用発電設備改修工事の2,620万9,000円が主な内容でございます。以上、説明を終わります。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑ないですか。 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 2点ほどお願いしたいと思います。 41ページの商工業振興事業の補助金なのですけれども、多分これは地産地消村内購買促進事業補助金の240万円を減額して、恐らくそうなのかと。2番目の感染拡大緊急支援事業補助金に切り替えたのかと理解はしているのですけれども、これがそうなのかどうか。 それともう一つ、51ページのIT指導業務委託料の377万6,000円の内容を説明していただきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) では7番 平田議員にお答えいたします。 41ページの補助金、地産地消村内購買促進事業補助金の240万円の減額ですが、議員がおっしゃるとおり今回新たに新型コロナの影響に伴って、経済に打撃が生じております。村内の商工業がその影響によって売上げが落ち込み、固定費の負担、それから雇用の維持が厳しい状況ということで、経営環境は悪化しているという状況がございまして、それを受けて今回、国が打ち出した臨時交付金に組替えて、また商品券の発行枚数を拡充して、それから割引率も拡充した形で経済回復を目指そうということで、組替えした予算となってございます。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 引き続き7番 平田議員へお答えいたします。 今回41ページのIT指導業務委託料なのですが、こちらのほうは通常年間のIT指導員として組む事業で、今回特にこのGIGAスクールの授業が入ってくるということで、内容をちょっと濃くして学校側の指導をしていこうということで、この事業を同時に入れております。学校側の指導ということです。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 内容は理解しています。41ページの件なのですけれども、今、観光商工課長の説明はすごく理解しております。そういうことにすることによって、村内の事業者に対する経営が少しでもよくなればということは分かっておりますけれども、そういう趣旨であるならば、私は5月の臨時会で申し上げたのですが、当初予算で決定した予算を早めにその対策で使う体制をつくってくれないかという話をやりまして、村長もこれだけではなくて商工会に委託するのでということで、逆に飲食業に対するプレミアム商品券については、また別枠でもどうなのかということを検討しているということがあって、できるだけ早く事業を始めてほしいということで申し上げたのですけど、せっかく専決処分の中でやられて、5月18日に専決処分の予算をやっているわけですので、そういう趣旨であれば、そのときに事業の変更をやって、当初予算で決められた分だけでも早めに施行することが、もっと早く活性に繋がる体制はつくれたのではないのかと思うのですけれども、その辺についてはどうですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 本事業は経済活動再開後の経済復興策として実施するもので、緊急事態宣言が解除され、沖縄県のガイドラインなどにより、村内の事業者が経済活動を再始動した時期に合わせて実施することが望まれると考えております。それで今回、村内の事業者については6月中に事業を再始動することで準備を進めている事業者が多く、また村商工会の会員への支援策の要素も含まれていることから、会員である事業者への商品券の印刷を発注しているところでございます。その発注元の事業者のほうと、この事業について調整は行っておりますけれども、なかなか印刷作業、そのチェック作業がかなり時間を要するということの回答がございまして、どうしても手作業での確認作業に時間が要するということがあって、納期を早めることができないという回答も得られているのです。ただ、これまで7月の中旬が「水と緑と太陽の里プレミアム商品券」の事業実施時期ではあったのですけれども、できるだけ早くということで1週間は早めてスタートできるということで、今事業調整をしているところでございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 課長の説明はいろいろやられているのですけれども、やはり急いでいるということを皆さんも理解しているわけですから、金武町は6月1日から施行しているでしょう、これ。金武町は例年のやつが、全く同じだと思います。追加予算はどうなのか、別としてですよ。そういう体制は、できるところはできるわけなのです。だから私が言うのは6月1日から事業を再開という格好であっても、5月18日に予算は専決処分をされているわけです。そのときで専決処分をして、6月1日から施行できるような体制というのはできたと思うのです。だから、その辺の危機感というのを持ってやってほしいということで、5月の臨時会の中で申し上げたのですけれども、その辺はどうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 我々は観光商工課を中心に、飲食店との意見交換などを行いながら、いろいろ支援策も含めて周知、そしてまた再開に当たってガイドラインだとか、そういったものも決めていこうということで取り組んできたところです。ですから受託というか、事業を受けてもらう商工会の対応の問題もありますけれども、まずは飲食店のほうもしっかり営業再開に向けて多くの人を招き入れる前の準備をしっかりやってもらった上で、また支援をしていくことも必要だろうと思っております。そういうことも含めて村独自の、また営業が厳しい期間の少しでも足しになればということで、給付事業なども複数の事業で取れるような形もいろいろ検討して対応しておりますので、そのあたりについてはしっかりと事業者のほうが対応できた段階というのも見据えた事業ということで、ぜひ御理解いただければと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 私はやってないと言いたいのではなくて、もっともっと早く早くという話をやっているのであって、5月の臨時会の中でもそういうことを申し上げましたので、私は「早くやってくれるんだろうな」ということで待っていたのですけれども、今回の補正予算を見たときに、「今からか」ということで非常にショックを受けたのですけれども、この事業は実際従来でしたら7月という格好であるのですけれども、もし今議会で議決されたら、いつからやる予定ですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 これまでは7月の中旬スタートの事業でございましたが、今回7月9日スタートを予定してございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 9日とは言わず、書類が出来上がって、商工会が受託、理解できれば、一日でも早くその体制をつくって、少しでも早く、一日でも早く村の商工業の皆さんの活気が出るような体制をやっていただきたいと思います。 ITの件なのですけれども、当初予算でも多分委託という格好はつくられていると思うのですけれども、これは委託になっていて業者が委託ですか。それとも専門の人を配置してやるつもりなのか。人数的なものはどうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 続けてお答えいたします。 こちらの委託のほうですが、村内業者で今通常委託をやっている者に続けて2名を配置してもらって、各学校へ回りながら指導を行ってもらうということで、特に初期の部分はかなり時間を要すると思いますので、先生方の指導に当たってもらおうと考えております。2名の配置です。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 仲間信之議員。 ◆1番(仲間信之) お願いします。 51ページ、10款、1項、2目 事務局費の中の村内LAN整備委託料、3小学校、宜野座中学校のLAN整備一式がありますが、これはどこの業者を使う予定でしょうか。キャリアというのですか、この場合。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 1番 仲間議員にお答えいたします。 こちらのLAN整備委託料なのですが、今現在も学校内にLANが通っています。これが10年以上経っている古いLANケーブルでありまして、1ギガを使った、比較的先生が使えるようなLAN整備が以前ICT事業で行われているのですが、今回これは国の、回線系に対しては10ギガを使って生徒が全部使っても容量的に足りるような回線を引きなさいという事業が今回のGIGAスクールでありますので、LAN整備に関しましては、そちらの設計と施工を含めた費用となっております。なので、設計施工できる専門業者、これまでのICT関係ですと事務機屋とか回線会社、両方に入札をかける形を取ってきているところがあるのですが、そちらは設計もできるところを業者選定して、入札をかけていくという形になります。 ○議長(石川幹也) 仲間信之議員。 ◆1番(仲間信之) では課長、従来あるLAN設備、いわゆるパソコンでいうとCPUというのを、ギガを倍増する。1から10ギガにする。その工事というのは大体分かったのですけれども、これは例えばドコモ回線、au、あるいはソフトバンクとあるじゃないですか。お願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 引き続きお答えいたします。 こちらは学校の中のネットワーク回線ということで、大本の村内の回線は北部のネットワークから引っ張ってきておりますので、そこを使って、学校内のネットワークを形成する技術的なものでありますので、どこの回線を使うというわけではないです。つながるのは大本の北部広域ネットワークの回線につながっていきます。 ○議長(石川幹也) 仲間信之議員。 ◆1番(仲間信之) ではすみません、答弁だけでいいのですけれども、LANに関してはそういったキャリアがつかないということで理解しましたけれども、タブレットはどこのメーカーですか。お願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 引き続きお答えいたします。 タブレットに関しましては、Windows(ウインドウズ)、Chrome(クローム)、iPadのOS、この3種類が有力とされております。前駆的にこの3つの中からOSを選ぶ形になると思うのですが、それに使える端末を各社見積もりを取って、入札に参加できる業者に対して入札をやっていくと。多分学校等の調整によって、先にOSが決まって、それに対して端末がどこのメーカーか決まっていくこととなります。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 53ページの用地測量費、この場所はどこなのか。これは工事との関連で出ているのかどうか、答弁願います。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 9番 當眞嗣則議員にお答えいたします。 こちらの松田小学校の用地測量業務委託料の44万円につきましてですが、幼稚園の裏側です。ちょうど村営住宅との境界付近に民間の事業所がありまして、そちらとの間に学校側からの雨水が流れ出るということで、3月までにその辺を含めた擁壁工事を行っております。工事を行って完了しておりますので、そこの用地が確定して、そちらで潰れてしまった部分を今後購入していくという形になっております。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 59ページをお願いしたいのですけれども、59ページの10款、5項、2目の14節の工事なのですけれども、こちらで惣慶区公民館、中央公民館と計上されていますけれども、惣慶区の発電機だと思うのですけれども、こちらは現地調査をされているのか。そことの協議はもう終わっているのかどうか。それと、現在学習館の上にこの施設があるのですけれども、これは移動も可能なのか。ちょっと今の場所はいろいろ話があって、場所の変更。うちの公民館の2階のベランダがありまして、そこにも移動できるのかという話があったのですが、その辺はどんなですか。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 10番 伊芸朝健議員にお答えいたします。 59ページの工事請負費です。公共施設防災設備改修工事、こちらは調整交付金になっておりまして、当初予算で中央公民館の概算の予算を入れさせていただいておりました。それに対しまして3月までに中央公民館と惣慶の公民館、松田の公民館の様子を調査いたしまして、設計が完了しております。そこに対して惣慶区のほうにも説明に行かせていただきまして、58ページの雑入の950万円です。こちらのほうが惣慶区は2分の1を負担するということで、区のほうでも予算計上をしていただいているものであります。なので、場所については今現状ある場所ということで伺っておりまして、設計のほうは進んできた経緯があるのですが、その旨はその場所で現状のまま造り変えるということで区のほうには説明済みでございます。今現状としましては、今日の午前中、防衛のほうに今行っておりまして、設計審査を受けている状況があります。 ○議長(石川幹也) 伊芸朝健議員。 ◆10番(伊芸朝健) 設置場所の変更は可能ということで理解していいのですか。 ○議長(石川幹也) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) この発電機なのですが場所の移動も、今後一旦設置してからでも可能になる可能性が高いと思いますので、そこは検討をして相談させていただきたいと思います。この物自体の設置は、きれいに建物にくっつける形になりますので、簡単に動かせない物にはなります。なので、後で変更等につきましては可能かと思われますので、相談をさせていただきたいと思います。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (15時04分) 再開します。               (15時05分) 當眞教育課長。 ◎教育課長(當眞修) 引き続き10番 伊芸朝健議員にお答えいたします。 この発電機の場所を移動できるのかということでありましたので、引き続き検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 予算に関係してきますので、私のほうからもちょっと補足で。この事業につきましては防衛の調整交付金を使っておりまして、予算の枠は限られている中で、この事業以外にもいろいろと事業を組んでおります。また発電機の場所を移動するとなると、恐らく配線までの移動など、また事業費というのはかさんでくることが予想されますので、そういう意味ではまた区への負担金などについても増額をお願いすることも可能性としては出てくるかと感じているところでございます。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 1つ確認させてください。 48ページ、49ページの9款、1項、2目の災害対策費で備品購入財源内訳変更とありますが、今回、各区の備蓄庫にマスクがあったと思うのです。今後来るであろう第2波、第3波のためにこの対策、消毒液等、最初で対応できるような状況で、備蓄庫は現在どの地域でも人口の3分の1が備蓄されていると思うのです。その中で対応できるものを、やはり必要とする物ではないかというようなことで、この内訳変更は妥当なのか。この辺をちょっと伺いたいと思います。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 3番 新里議員にお答えいたします。 こちらに書かれているものにつきましては既に予算化されているものでございまして、今までは単費で計上してございました。今回の臨時交付金の内示を受けて、このうちの村の単費分の200万円を国庫から支出するということで予算に変更はございませんので、使い道につきましては当初計上したもので行きますが、この防災関連の消耗品につきましても今200万円当初で計上してございますので、その中でマスク等については消耗品関連で検討していこうということで今考えていますので、今後また第2波、第3波に備えてマスク等についてもこの中に十分検討していくということで考えています。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 当初予算では災害備蓄の10万円というような予算が組まれていて、こういった状況では、4月時点ではもう足りないだろうということで、また区民の安心・安全を守るためにも各区、多分備蓄庫から出してきただろうと思います。そういった面から今後の対応が早急にできるような形で、また3分の1ならず、足りない分はまた区で調整してから管理するような形を煽っていただければ、区民に全体的に、緊急時にも対応できると思いますので、その辺を今課長が言うように、今後対応のほうをよろしくお願いいたします。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。進行してよろしいでしょうか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第51号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第51号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第51号 令和2年度宜野座村一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第51号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩します。             (15時10分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (15時22分) 教育委員会から答弁漏れがあったそうですので、新里教育長。 ◎教育長(新里隆博) 先ほどの補正予算について、10番 伊芸朝健議員への答弁にちょっと訂正がございます。 先ほど非常用発電機について、移動は可能かということでございましたが、現在は学習館の屋上のほうに非常用発電機が乗っているのですけれども、検討可能と答えたのは、下に下ろすことは可能ですというつもりで答えたのですけれども、伊芸朝健議員の質疑の趣旨は、公民館の本館の上のほうに移動できるかということを聞いていましたので、そこへの移動は施工上できませんということに訂正させていただきます。 ○議長(石川幹也) よろしいですか。 △日程第4.議案第52号 令和2年度宜野座村国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第52号 令和2年度宜野座村国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 本案件は、歳入歳出予算の総額9億4,382万3,000円に、歳入歳出それぞれ660万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億5,042万4,000円とする案件でございます。 補正予算の内容等、詳細につきましては、担当参事から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) それでは議案第52号について御説明申し上げます。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第52号                                         ┃┃                                               ┃┃         令和2年度宜野座村国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)        ┃┃                                               ┃┃  令和2年度宜野座村の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによ  ┃┃ る。                                            ┃┃                                               ┃┃  (歳入歳出予算の補正)                                  ┃┃ 第1条 歳入歳出予算の総額943,823千円に、歳入歳出それぞれ6,601千円を追加し、歳入歳出予算の ┃┃  総額を歳入歳出それぞれ950,424千円とする。                         ┃┃ 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額  ┃┃  は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛              第1表  歳 入 歳 出 予 算 補 正 歳 入                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃5 県支出金       │             │   642,725│   3,181│   645,906┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 県補助金       │   642,724│   3,181│   645,905┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃8 繰入金        │             │   174,088│   3,420│   177,508┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 他会計繰入金     │   174,087│   3,420│   177,507┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳入合計            │   943,823│   6,601│   950,424┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 歳 出                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃1 総務費        │             │   30,568│   3,419│   33,987┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 総務管理費      │   25,063│   3,419│   28,482┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃6 保健事業費      │             │   21,916│   3,182│   25,098┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │2 特定健康診査等事業費 │   21,579│   3,182│   24,761┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳出合計            │   943,823│   6,601│   950,424┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 6ページ、7ページをお開きください。歳入、5款 県支出金、1項 県補助金、1目 保険給付費等交付金、補正額318万1,000円の増額で特別交付金の県繰入金2号で、特定健診未受診者対策の新規事業の申請額となっております。詳細は歳出のほうで御説明いたします。 8款 繰入金、1項 他会計繰入金、1目 他会計繰入金は、人事異動に伴う増額となっております。 8ページ、9ページをお開きください。歳出、1款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費は人事異動等に伴うものとなっております。 10ページ、11ページをお開きください。6款 保健事業費、2項 特定健康診査等事業費、1目 特定健康診査等事業費318万2,000円の増額となっております。これは県の補助事業で人工知能、いわゆるAIを活用した未受診者対策の新規事業となっております。事業内容といたしましては、業者が保有している健診結果等の解析、受診確率と効果的な対象者の抽出等の特許技術を使って対象者の受診歴等をビッグデータで分析し、タイプ別に分類し、対象者の特性に合わせた受診勧奨通知を行います。平成30年度の特定健診受診率は、県の39.3%に対して村は54.6%と県内でも高いほうです。しかし、ここ数年横ばい状況が続いていることから、国の目標とする60%を超えることをまずは目指し、より受診率を上げるためにこの事業を実施したいと考えております。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑のある方いますか。進めてよろしいでしょうか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第52号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第52号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第52号 令和2年度宜野座村国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第52号は、原案のとおり可決されました。 △日程第5.議案第53号 令和2年度宜野座村水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第53号 令和2年度宜野座村水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 本案件は、収益的収入額2億5,383万4,000円に458万9,000円増額し、収益的収入額を2億5,842万3,000円とし、収益的支出額2億1,950万4,000円に458万9,000円増額し、収益的支出額を2億2,409万3,000円とするものであります。 補正予算の内容等詳細につきましては、担当課長から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 仲間上下水道課長。 ◎上下水道課長(仲間盛雄) 議案第53号 令和2年度宜野座村水道事業会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第53号                                         ┃┃                                               ┃┃            令和2年度宜野座村水道事業会計補正予算(第2号)           ┃┃                                               ┃┃  (総則)                                         ┃┃ 第1条 令和2年度宜野座村水道事業会計の補正予算(第2号)は、次の定めるところによる。   ┃┃                                               ┃┃  (収益的収入及び支出の補正)                               ┃┃ 第2条 令和2年度宜野座村水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のと ┃┃    おり補正する。                                    ┃┃   (科 目)     (既決予定額)     (補正予定額)     ( 計 )     ┃┃                    収   入                      ┃┃  第1款 水道事業収益  253,834千円       4,589千円       258,423千円    ┃┃   第2項 営業外収益  123,431千円       4,589千円       128,020千円    ┃┃                                               ┃┃                    支   出                      ┃┃  第1款 水道事業費用  219,504千円       4,589千円       224,093千円    ┃┃   第1項  営業費用  197,439千円       4,589千円       202,028千円    ┃┃                                               ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛           令和2年度 宜野座村水道事業会計補正予算実施計画                  収益的収入及び支出                     収  入                                           (単位:千円)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┓┃    款    │    項    │    目    │ 既決予定額 │ 補正予定額 │   計   ┃┠────────┼────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┨┃1 水道事業収益│        │         │   253,834│    4,589│   258,423┃┃        ├────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┨┃        │2 営業外収益 │         │   123,431│    4,589│   128,020┃┃        │        ├─────────┼──────┼──────┼──────┨┃        │        │2 他会計補助金 │   83,743│    4,589│   88,332┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┛                     支  出                                           (単位:千円)┏━━━━━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┓┃    款    │    項    │    目    │ 既決予定額 │ 補正予定額 │   計   ┃┠────────┼────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┨┃1 水道事業費用│        │         │   219,504│    4,589│   224,093┃┃        ├────────┼─────────┼──────┼──────┼──────┨┃        │1 営業費用  │         │   197,439│    4,589│   202,028┃┃        │        ├─────────┼──────┼──────┼──────┨┃        │        │1 原水及び浄水費│   65,400│     605│   66,005┃┃        │        ├─────────┼──────┼──────┼──────┨┃        │        │4 総係費    │   25,560│    3,984│   29,544┃┗━━━━━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┛ 2ページをお願いします。まず収益等収入でございますが、1款、2項 営業外収益458万9,000円を追加する補正でございます。これは人事異動及び給与改定に伴う人件費増によります一般会計からの補助金でございます。 次に収益的支出でございますが、1款、1項 営業費用458万9,000円を追加する補正でございます。こちらにつきましても、人事異動及び給与改定によります人件費の増でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。進めてよろしいですか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第53号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第53号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第53号 令和2年度宜野座村水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第53号は、原案のとおり可決されました。 △日程第6.議案第54号 令和2年度宜野座村下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第54号 令和2年度宜野座村下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本案件は、歳入歳出予算の総額1億2,205万4,000円に、歳入歳出それぞれ27万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,232万9,000円とする案件でございます。 補正予算の内容等、詳細につきましては、担当課長から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 仲間上下水道課長。 ◎上下水道課長(仲間盛雄) 議案第54号 令和2年度宜野座村下水道事業特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第54号                                         ┃┃                                               ┃┃           令和2年度宜野座村下水道事業特別会計補正予算(第1号)         ┃┃                                               ┃┃  令和2年度宜野座村の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。   ┃┃                                               ┃┃  (歳入歳出予算の補正)                                  ┃┃ 第1条 歳入歳出予算の総額122,054千円に、歳入歳出それぞれ275千円を追加し、歳入歳出予算の総 ┃┃  額を歳入歳出それぞれ122,329千円とする。                          ┃┃ 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額  ┃┃  は、「第1表歳入歳出予算補正」による。                          ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛              第1表  歳 入 歳 出 予 算 補 正 歳 入                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃4 繰入金        │             │   64,233│    275│   64,508┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 一般会計繰入金    │   47,783│    275│   48,058┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳入合計            │   122,054│    275│   122,329┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 歳 出                                      (単位:千円)┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┓┃      款      │      項      │ 補正前の額 │補 正 額│   計   ┃┠─────────────┼─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃1 総務管理費      │             │   115,347│    275│   115,622┃┃             ├─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃             │1 総務管理費      │   115,347│    275│   115,622┃┠─────────────┴─────────────┼──────┼─────┼──────┨┃            歳出合計            │   122,054│    275│   122,329┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━┛ 6ページ、7ページをお願いします。歳入でございますが、4款、1項、1目 一般会計繰入金27万5,000円を追加する補正でございます。これは、給料改定に伴います人件費の増によります一般会計からの繰入金でございます。 8ページ、9ページをお願いします。歳出でございますが、1款、1項、1目 総務費27万5,000円を追加する補正でございます。こちらにつきましても給与改定に伴います人件費関係の増でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。よろしいですか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第54号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第54号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第54号 令和2年度宜野座村下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第54号は、原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第55号 宜野座村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第55号 宜野座村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案件は、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被保険者に対し、傷病手当金の支給をするため、支給申請に係る事務を本村において行う事務に加えるため、本条例の一部を改正する案件でございます。 条例の改正内容等、詳細につきましては、担当参事から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) それでは議案第55号について御説明申し上げます。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第55号                                         ┃┃                                               ┃┃         宜野座村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について       ┃┃                                               ┃┃  宜野座村後期高齢者医療に関する条例(平成20年宜野座村条例第5号)の一部を次のように改正し ┃┃ たいので議会の議決を求める。                                ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┃                                               ┃┃                                               ┃┃          宜野座村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例          ┃┃                                               ┃┃  宜野座村後期高齢者医療に関する条例(平成20年宜野座村条例第5号)の一部を次のように改正す ┃┃ る。                                            ┃┃                                               ┃┃  第2条中第8号を第9号とし、第7号の次に次の1号を加える。                ┃┃  (8)広域連合条例附則第5条の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付          ┃┃                                               ┃┃    附 則                                        ┃┃  この条例は、公布の日から施行する。                            ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 沖縄県後期高齢者医療広域連合では、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に関わる傷病手当金を支給することに関して条例の一部改正が令和2年5月15日に専決処分で行われております。傷病手当の支給に向けては、各市町村での申請書の受付が必要となることから、宜野座村において行う事務に追加するものとなります。 次のページに新旧対照表も添付しておりますので、御参照ください。以上で説明を終わります。
    ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。よろしいですか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第55号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第55号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第55号 宜野座村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第55号は、原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第56号 物品の取得についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第56号 物品の取得について御説明申し上げます。 本案件は、マイクロバス物品売買契約について議会の議決を求める案件でございます。 契約の内容等、詳細につきましては担当課長から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第56号                                         ┃┃                                               ┃┃                  物品の取得について                    ┃┃                                               ┃┃  地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び宜野座村議会の議決に付すべき契約及 ┃┃ び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年宜野座村条例第15号)第3条の規定により議会の議決 ┃┃ を求める。                                         ┃┃                                               ┃┃                       記                       ┃┃                                               ┃┃  1.契約の目的 : マイクロバスの購入                          ┃┃  2.数   量 : 1台                                 ┃┃  3.契約の方法 : 指名競争入札                             ┃┃  4.契約金額  : 一金7,942,000円                            ┃┃            うち取引に係る消費税                         ┃┃            及び地方消費税の額  一金722,000円                  ┃┃  5.契約の相手方                                     ┃┃     住 所 : 沖縄県名護市伊差川913番地                        ┃┃     名 称 : 沖縄日野自動車株式会社 北部営業所                   ┃┃     氏 名 : 所長 照屋正広                             ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 1ページに物品の契約書を添付してございます。納入期限につきましては、令和3年3月20日を予定しております。これは注文生産になります。 それから契約特約といたしまして、この契約は宜野座村議会の議決、または地方自治法第179条第1項の規定による専決処分があった旨を通知したときから効力が生ずるものとするということで特約事項を設けてございます。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 暫時休憩します。             (15時40分) 再開します。               (15時41分) 質疑ありませんか。進行してよろしいですか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第56号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第56号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第56号 物品の取得についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第56号は、原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第57号 物品の取得についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 議案第57号 物品の取得について御説明申し上げます。 本案件は、沖縄振興特別推進市町村交付金事業により進めております宜野座村文化センターがらまんホールの物品売買契約について議会の議決を求める案件でございます。 契約の内容等、詳細につきましては担当課長から説明いたしますので、御審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) では、議案第57号について御説明いたします。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議案第57号                                         ┃┃                                               ┃┃                  物品の取得について                    ┃┃                                               ┃┃  地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び宜野座村議会の議決に付すべき契約及 ┃┃ び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年宜野座村条例第15号)第3条の規定により議会の議決 ┃┃ を求める。                                         ┃┃                                               ┃┃                       記                       ┃┃                                               ┃┃  1.契約の目的 : デジタル音響システムの購入                      ┃┃  2.数   量 : 一式                                 ┃┃  3.契約の方法 : 指名競争入札                             ┃┃  4.契約金額  : 一金31,350,000円                           ┃┃            うち取引に係る消費税                         ┃┃            及び地方消費税の額  一金2,850,000円                 ┃┃  5.契約の相手方                                     ┃┃     住 所 : 沖縄県うるま市赤道336番地1                       ┃┃     名 称 : 株式会社うるまAVセンター                       ┃┃     氏 名 : 代表取締役 前川和夫                          ┃┃                                               ┃┃  令和2年6月9日提出                                   ┃┃                                 宜野座村長 當 眞   淳 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ めくりまして1ページ、物品売買契約書を添付してございます。第1条の(1)納入期限については、令和2年9月23日を予定してございます。それから(4)契約保証金額は免除となります。宜野座村契約規則第7条第1項第1号により、履行保証保険証書、証券をお預かりしてございます。(5)特約事項、この契約は、宜野座村議会の議決又は地方自治法第179条第1項の規定による専決処分があった旨を通知したときに効力を生ずるものとする。第2条以下は御参照ください。 3ページをお願いいたします。物品総括表、今回の宜野座村文化センターがらまんホール物品購入として音響機材、スピーカー、アンプ、ミキサー、マイクなどの一式を予定してございます。 それから、別紙で資料提供いたしましたデジタル音響機材システム購入設置内訳明細書のほうを御参照いただきたいと思います。この表は、入札の際にお示しした仕様書ということでございますので、このほうがそのとおり納品されるというわけではなくて、契約業者とこの仕様書を元に協議調整して納品物品を決定していくということでございますので、よろしくお願いします。 4ページをお願いいたします。入札執行調書をおつけしてございます。落札率は94.7%でございます。以上、説明を終わります。 ○議長(石川幹也) これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 確認させてください。 物品購入一式ということで、既存ついている一式のものがそのまま下取りの値段になっているのか。差し引いた値段になっているのか。また、そうでなければどのようになるのか。今接続されている配線類に不備があるかないかどうかというものの、新しくされるのか。その辺までみんな含めて説明いただきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) では3番 新里文彦議員にお答えいたします。 今回のデジタル音響システムの購入設置でございますが、これまでのアナログ式からデジタル式に変更していくというものでございますので、配線等につきましても全て更新という形になります。 それから、これまでの機材については産廃処分するということで含まれてございます。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 了解しました。 この配線に係る工事も一式というような形で、多分全部変わってくると思うのですけれども、物品購入の中にはそれに合わせた配線が入っていなかったものですから、アナログとデジタルは多分合わないだろうというようなことで質疑させてもらいました。御説明で理解しましたので、よろしいです。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 今回の買換えで従来と機能がどんなに変わるのか。ただアナログからデジタルに変わったというだけではなくて、何か特別宣伝したいことがあるのではないかと思うのですけれども、ぜひ説明をお願いします。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) では9番 當眞嗣則議員にお答えいたします。 がらまんホールが供用開始されて、もう今年で17年目に入るということで、これまでのアナログ方式からほとんどの劇場がデジタル方式に変えられているという状況がございます。アナログとデジタルの違いというと、やはり音のクリアさ、それからあと信号の伝送の速度、そういったものが物すごい違いまして、音の切替えとか、それがプログラム制御でいろんな展開が可能になるというところがありまして、舞台の演出効果であるとか、芸術作品での脚本家の意向とか、そういったものが物すごく幅が広がるというところがありまして、貸しホールの需要もこれで高まるというところも期待が持たれます。ですからアナログからデジタル方式に変えるというところは、そういった効果を狙ったものでもございます。ただ、アナログのほうを必要とする演出家もおりますので、今回の装置はアナログ方式にも転換が可能な装置を取り付けますので、アナログ方式も含めながら複合しながら使用ができるというものに切替えます。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 話をお聞きしますと、大変いいことずくめみたいですけれども、変えたことによって何か心配になるようなことは全然ないのですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 先ほど申し上げましたように、これまでのアナログ方式も併用して使えるということでございますので、より高度な演出効果が可能だというところでアナログからデジタルに、今回の機能更新に関しましてはマイナス面は考えておりません。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 耐用年数は大体幾らぐらいを見込んでいるのでしょうか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 音響システムのほうの耐用年数に関しましては大体10年から15年、この機材によって違うと認識してございます。10年から15年の供用範囲で耐用年数が取られていると今認識してございます。 ○議長(石川幹也) ほかに質疑ありませんか。進行していいですか。 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 議案第57号は、会議規則第39条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第57号について、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第57号 物品の取得についてを採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって議案第57号は、原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会とします。(15時51分)...