宜野座村議会 > 2008-12-16 >
12月16日-01号

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  1. 宜野座村議会 2008-12-16
    12月16日-01号


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    平成20年第14回定例会┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃                                                ┃┃              平成20年第14回宜野座村議会定例会会議録               ┃┃                                                ┃┠──────────┬─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 年 月 日 │          平 成 20 年 12 月 16 日            ┃┠──────────┼─────────────────────────────────────┨┃  招 集 場 所  │         宜 野 座 村 議 会 議 事 堂           ┃┠──────────┼───┬──────────────────┬───┬──────────┨┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 議│  平成20年12月16日 午前10時04分  │議 長│  小 渡 久 和  ┃┃          ├───┼──────────────────┼───┼──────────┨┃  及 び 宣 言  │散 会│  平成20年12月16日 午後2時32分  │議 長│  小 渡 久 和  ┃┠──────────┼───┼──────────┬───┬───┼───┴──────┬───┨┃ 応(不応)招議員 │議 席│  氏    名  │出 席│議 席│  氏    名  │出 席┃┃          │番 号│          │の 別│番 号│          │の 別┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │  稲 嶺 盛 昭  │ ○ │ 9 │  新 里 文 康  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃          │ 2 │  當 眞 嗣 則  │ ○ │ 10 │  城 間 盛 春  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃出 席   14 名 │ 3 │  仲 本   彰  │ ○ │ 11 │  當 眞   進  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃欠 席   0 名 │ 5 │  當 眞   淳  │ ○ │ 12 │  仲 田 清 孝  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃  凡   例   │ 6 │  島 袋   弘  │ ○ │ 13 │  島 袋   榮  │ ○ ┃┃○    出  席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△    欠  席 │ 7 │  平 田   悟  │ ○ │ 14 │  多嘉山 朝 安  │ ○ ┃┃×    不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△(公) 公務欠席 │ 8 │  嘉手納 良 弘  │ ○ │ 15 │  小 渡 久 和  │ ○ ┃┠──────────┼───┼──────────┴───┼───┼──────────┴───┨┃          │ 7 │   平 田   悟     │   │              ┃┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────┨┃          │ 8 │   嘉手納 良 弘     │   │              ┃┠──────────┼───┴───┬──────────┴───┴──────────────┨┃ 職務のために出席 │事 務 局 長│  知 名 定 美                     ┃┃          ├───────┼─────────────────────────────┨┃ した者の職氏名  │主     幹│  島 田 忠 治                     ┃┠──────────┼───────┼──────────┬───────┬──────────┨┃          │村     長│  東     肇  │住民生活課長 │  新 里   孝  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │副  村  長│  志良堂   進  │農 業 委 員 会│  平 田 嗣 義  ┃┃          │       │          │事 務 局 長│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │副  村  長│  仲宗根   勲  │農林水産課長 │  津嘉山 博 文  ┃┃地方自治法第121条  ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │教  育  長│  當 眞 嗣 幸  │農村整備課長 │  仲 間 正 哲  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃により説明のため  │会 計 管 理 者│  安 富   繁  │建 設 課 長 兼│  山 城 次 雄  ┃┃          │       │          │水 道 課 長│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃出席した者の職氏名 │総 務 課 長│  島 田 忠 博  │学校教育課長 │  新 里 民 夫  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │企 画 課 長│  岸 本 宏 和  │社会教育課長 │  照 屋 忠 利  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │税 務 課 長│  山 川 清 八  │       │          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │健康福祉課長 │  末 石 森 春  │       │          ┃┠──────────┼───────┴──────────┴───────┴──────────┨┃会 議 の 経 過 │別紙のとおり                               ┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛        平成20年第14回宜野座村議会定例会議事日程(第1号)                                        平成20年12月16日                                        開 議 午前10時┏━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃日程番号│ 議 案 番 号 │          件           名          ┃┠────┼────────┼─────────────────────────────────┨┃  1  │        │会議録署名議員の指名(7番・8番)                ┃┃    │        │                                 ┃┃  2  │        │会期の決定                            ┃┃    │        │                                 ┃┃  3  │        │議長諸般の報告                          ┃┃    │        │                                 ┃┃  4  │        │村長行政報告                           ┃┃    │        │                                 ┃┃  5  │        │一般質問(仲本 彰・當眞嗣則・城間盛春)             ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┗━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議長(小渡久和) ただいまから平成20年第14回宜野座村議会定例会を開会します。                      (10時03分) 本日の会議を開きます。 △日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、7番平田 悟議員及び8番嘉手納良弘議員を指名します。 △日程第2.会期の決定の件を議題とします。  お諮りします。 本定例会の会期は、本日12月16日から12月19日までの4日間にしたいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ○議長(小渡久和) 「異議なし」と認めます。 したがって、会期は本日12月16日から12月19日までの4日間に決定しました。 なお会期中の会議予定につきましては、お手元に配付しました会期日程表のとおりで御了承をお願いします。 △日程第3.議長諸般の報告を行います。 平成20年9月17日 平成20年度宜野座村議会第9回定例会~25日9月20日 第11回宜野座村少年野球ドリーム大会(8:30)9月21日 第58回宜野座村陸上競技大会     (9:00)9月22日 阪神タイガース宜野座協力会運営委員会(17:30)9月26日 第19回宜野座村まつりテーマ決定会議(10:00)9月27日 恩納村村政施行100周年記念式典(恩納村・14:00)9月29日 第19回宜野座村まつり実行委員会     (14:00)10月2日 北部市町村議会議長会第2回総会(伊是名村)~3日10月5日 宜野座小学校運動会(9:30)10月7日 漢那多目的交流拠点施設建設工事安全祈願地鎮祭(16:00)10月10日 第10回臨時会(10:00)10月11日 第24回やんばる産業まつり(10:00)~12日10月14日 第2サーバーファーム建設工事に関する調査特別委員会(10:00)10月15日 福島県西郷村議員視察研修で来村     (9:30・副議長対応)10月16日 沖縄県町村議会議長会定例総会     (15:30)10月19日 第45回国頭郡陸上競技大会(国頭村・8:30)10月20日 北部広域市町村圏事務組合議会第32回定例会(11:00)10月25日 宜野座村まつり~26日10月28日 第2サーバーファーム建設工事に関する調査特別委員会(10:00)  〃  第11回臨時会(15:40)  〃  北部農林水産センターとの懇親会     (17:30)10月30日 沖縄県町村議会議員事務局職員研修会(読谷村・13:30)10月31日 第20回沖縄県町村議会議員親睦ゴルフ大会11月1日 第29回生涯学習フェスティバル     (17:00)11月2日 宜野座小学校120周年記念式典     (14:00)11月5日 第12回臨時会(10:00)  〃  第2サーバーファーム建設工事に関する調査特別委員会11月6日 JA沖縄宜野座支店長より要請書手交(10:00)11月11日 宮城県加美町議員視察研修で来村     (15:00・副議長対応)11月17日 米軍基地関係対策調査特別委員会     (10:00)11月18日 第13回臨時会(10:00)及び議員定数に関する調査特別委員会(14:00)11月19日 第52回町村議長全国大会及び研修会     (東京・大阪)~22日11月23日 中部村人会定期総会     (沖縄市・18:30)11月26日 村人材育成懇話会講演会(18:30)11月27日 宜野座村議員OB会総会11月28日 議会広報調査特別委員会11月30日 今帰仁村村政100周年記念式典(今帰仁村・14:00)12月3日 北部市町村議会議長会第3回総会(本部町・14:30)12月5日 南米研修生閉講式12月9日 JA沖縄宜野座支店長より意見書の手交(9:45)  〃  平成21年新年の集い打ち合わせ会議     (10:00)12月11日 議会運営委員会(10:00) なお、本定例会までに受け付けした陳情書並びに関係資料は、議会運営委員会に諮り、お手元にお配りしましたので御参照ください。 これで諸般の報告を終わります。 △日程第4.村長行政報告を行います。  東村長から行政報告の申し出がありました。これを許します。 東村長。 ◎村長(東肇) おはようございます。行政報告をする前に、一言ごあいさつ申し上げます。 このたびの村長選挙におきまして、議会を初め村民の温かい御支援のもとに無投票当選をさせていただきまして、まことにありがとうございました。また私もこの村民の負託を受け、大変重責を感じているところでございます。さらに村政発展のために、誠心誠意頑張っていく所存でございますので、どうぞ今後とも議員の皆さんの御指導、御協力、よろしくお願いを申し上げます。 では、行政報告を行います。9月の定例議会後からの行政報告でございます。 9月26日、金曜日、農業委員会の最終の会議がございまして、一緒にまた分散会まで参加しております。 27日、土曜日、恩納村の村政施行100周年記念式典、並びに祝賀会がございました。その後、惣慶区の敬老会がございました。 28日、日曜日、松田小学校の運動会。副村長が参加しております。 29日、月曜日、第2回宜野座村まつり実行委員会を開催しております。 30日、火曜日、九州管区警察局長九州交通安全協会長連名表彰、並びに緑十字銅章の伝達式が石川署において行われました。 10月1日、水曜日、宜野座中学校英語弁論大会での優勝の報告、並びに女子幅跳びで全国大会派遣への報告がございました。宜野座村農業委員会の選任委員の辞令交付式を行っております。並びに第1回農業委員会総会が開催されまして、会長に新里朝夫氏、会長代理に嘉手納良一氏が選出されております。 2日、木曜日、JAの年金友の会ゲートボール大会が開催されております。 3日、金曜日、アスコット小林副社長とタラソ加藤社長がお見えになっております。 4日、土曜日、防衛省増田事務次官井上沖縄調整官真部沖縄防衛局長、赤瀬企画部長がお見えになっております。 5日、宜野座小学校、漢那小学校の運動会。その後に松田区のカジマヤー祝いがございました。 6日、月曜日、沖縄科学技術大学院大学の状況の説明、並びに現地視察がありました。 7日、火曜日、うるま市健康福祉センターの落成式典がございまして、その後に漢那多目的交流拠点施設の地鎮祭を行っております。 8日、水曜日、村文化センター職員との意見交換会を行っております。 9日、木曜日、北部広域市町村圏の事務組合の理事会、名護県立高校北部合同寄宿舎の運営協議会、並びに北部市町村会総会、その後に沖縄県農林水産部と北部市町村との行政懇談会を行っております。 10日、金曜日、村建設業者会がお見えになりまして、業者会との災害時の協定の締結の打ち合わせを行っております。臨時議会が10時からございました。 11日、土曜日、第24回やんばる産業まつりが12日まで開催されております。村におきましては、郷土芸能伊丹公演の壮行公演が行われております。 13日、月曜日、宜野座村老人クラブの運動会が開催されております。 14日、火曜日、議会特別委員会がございました。 15日、水曜日、第60回全国漁港漁場大会が東京で開催されまして、それに参加しております。 その中で16日、経済産業省への要請。その後に築地市場外市場理事長との懇談会を行っております。 19日、日曜日、第45回国頭郡の陸上競技大会がございました。 20日、月曜日、宜野座村第2サーバーファーム入居者選定委員会を開催しております。それからNPパトロール団体委嘱状交付式を行っております。これは村内の新聞配達員に石川署から、この朝晩の地域のパトロールについての委嘱でございます。村業者会との災害緊急対策協定を締結しております。これまで災害等ですね、特に台風等にこの道路の木の倒れとか、その片づけ等について業者も協力しておりますが、それを協定締結することによって、スムーズにまたその対策、あるいは予防ができるということで協定をしております。 21日、火曜日、金武地区消防衛生組合の定例議会が開催されております。 23日、木曜日、沖縄県土地改良事業団体連合会の理事会がございました。 24日、金曜日、福山区長・行政委員長が要請にお見えになっております。それから総務省沖縄総合通信事務所へ、また村からの要請を行っております。 25日、土曜日、第19回宜野座村まつりが26日まで開催されました。 28日、火曜日、議会特別委員会。村土地改良区と北部農林水産部の、水産振興センターとの懇談会、並びに県営土地改良事業の説明会を行っております。 31日、金曜日、北部地区造園業者会記念植樹を、村ドームの前にガジュマルの植樹を行っております。これは都市緑化月間の一環として、北部業者会が記念植樹を行いました。 11月に入りまして、1日、土曜日、第29回村生涯学習フェスティバルのオープニングが開催されました。 2日、日曜日、宜野座小学校創立120周年記念式典、並びに祝賀会が開催されております。 3日、月曜日、文化の日。宜野座村恒例の青年駅伝大会が開催されております。 5日、水曜日、臨時議会を開催しております。 6日、木曜日、肥料・飼料価格高騰に関する生産者支援の要請ということで、JA関係者がお見えになっております。それから県親子野球大会で、惣慶ヤンキーズがベスト4に入賞したという報告に参っております。 7日、金曜日、総合事務局森田次長がお見えになっております。これはダムのカヌー関係の件でお見えになっております。それから、沖縄県地域振興対策協議会の理事会が開催されました。 8日、土曜日、ツール・ド・おきなわオープニングパレードが行われております。 9日、日曜日、区民運動会がございましたが、ツール・ド・おきなわの表彰式に参加しております。 10日、月曜日、赤土等の流出汚染防止対策推進協議会の委嘱状に対する交付を行っております。 11日、火曜日、情報公開審査会への委嘱状の交付を行っております。その後に観光立国推進シンポジウムin沖縄ということで、那覇のほうで開催されまして、出席しております。 12日、水曜日、金武地区消防衛生組合の臨時議会が開催されました。その後、村商工会会長、シーズ社長がお見えになりまして、築地のほうで宜野座漁協の市場を開設しておりますので、それに対する協力要請でございました。 13日、木曜日、沖縄県町村会の総会、並びに沖縄県町村土地開発公社の理事会、並びに沖縄県地域振興対策協議会の総会が開催されております。 14日、金曜日は、沖縄県町村互助会の役員会が開催されております。 15日、土曜日、舛添厚生大臣と北部市町との懇談会を行っております。 16日、日曜日、沖縄県仲村教育長との交流会を行っております。 17日、月曜日、議会軍特委がございました。北部におきまして負担金補助審査委員会がございました。並びに北部市町村会の総会も行われております。 18日、火曜日、臨時議会がございました。 19日、水曜日、城原区長・行政委員長が要請にお見えになっております。第11回宜野座村がらまん大賞の表彰式が行われております。 20日、木曜日、「ジェンダーを考える教室」ということで、村において講演会を開催しております。並びに宜野座村情報通信産業系企業誘致活動の報告会と懇親会を行っております。 21日、金曜日、宜野座村まつり実行委員会を開催しております。 23日、日曜日、中部地区在住宜野座村郷友会の総会がございました。並びに第26回宜野座村健康ウォークが開催されております。 25日から全国町村長大会がございまして、それに東京のほうへ出張しております。 その中で28日、金曜日、築地市場への、開設している市場の継続使用についての要請を行っております。 29日、土曜日は、関東宜野座村郷友会の総会へ出席しております。 30日、日曜日、那覇近郊宜野座村人会の総会が10時半にございまして、出席しております。その後、今帰仁村村政100周年記念式典に出席しております。 12月に入りまして、1日、月曜日、アスコット小林副社長がお見えになりまして、きょうの新聞にも載りましたが、かんなタラソ周辺でのホテル建設を進めていましたが、今般の社会情勢の関係で辞退しますという報告を受けております。かんなタラソ周辺の活性化事業の漢那区地主会への、またその件の説明会を行っております。 3日、水曜日、那覇防衛局から地料の件でお見えになっております。平成20年度の軍用地料の件ですね。 4日、木曜日、沖縄防衛局のほうへ砲弾の件でその原因究明と、今後のその注意ということで要請を行っております。 5日、金曜日、第23次南米三ヶ国青年研修生受入事業の閉講式を行っております。当日、大宜味村村政100周年記念式典もございましたが、祝電を打ってあります。 6日、土曜日、第34回沖縄県高等学校PTA研究大会が本村で開催されまして、志良堂副村長が出席しております。 7日、日曜日は、村役場職員の採用試験が行われております。 8日、月曜日、第2サーバーファームの確認検査が行われております。 9日、火曜日、選挙の告示日でございまして、おかげさまで無投票当選をさせていただきました。 10日、水曜日、全国高校総体の宜野座村実行委員会の設立総会を行っております。並びに第1回の総会を開催されております。 11日、木曜日、シーズ前田社長もお見えになりましたが、築地の市場に関して、また村の協力要請ということがございました。宜野座村土地改良区の理事会がございまして、さらに宜野座村産業まつり実行委員会を開催しております。それから宜野座リゾートの志良堂常務ですか、それから山城顧問がお見えになっております。現在、松田のほうで宜野座リゾートが加入して、リゾート計画を進めていますが、これに県との事業採択に向けて、一部農地がございますので、その農地を外してこの開発申請をしていきたいということでお見えになっております。そして事業の進捗の中で、その地主との合意が得られれば、またそこを取り入れていきたいということで、当面早目に着工するために、県のほうへの申請を早目にするためということでお見えになっております。 12日、金曜日、道州制のシンポジウムが那覇でございました。 13日、土曜日、第10回宜野座村文化祭の舞台部門の発表が行われております。 15日、月曜日、カヌー協会、日韓のカヌー協会の交流の専門部の皆さん、団長、監督が表敬にお見えになっております。宜野座村交通安全推進協議会の役員会を開催されております。 本日、12月定例議会でございます。 なお、各課の行政報告につきましては添付してございますので、御参照願います。 ○議長(小渡久和) 以上で村長の行政報告は終わりました。 △日程第5.一般質問を行います。  一般質問は、会議規則及び申し合わせ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。 なお、1回目の質問及び答弁は登壇して行い、2回目以降は自席にて行うことにします。 順次発言を許します。 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) おはようございます。早速でありますけれども、先に通告してあります件について質問をする前にですね、一言、村長にお祝いを申し上げます。 このたび任期満了に伴いまして、村長選挙が告示されました。東 肇村長が立候補され、無投票当選、再び村民の負託にこたえることとなりました。心からお祝いを申し上げます。おめでとうございます。向こう4年間、村民福祉の向上と村民利益のため、粉骨砕身、頑張っていただきたいと思います。村長は本村の最高責任者であると同時に、最高の営業本部長でなければならないと、私は常々思っております。 そこで通告してあります件につきまして、質問をさせていただきます。 まず最初に、「かんなタラソ沖縄」周辺活性化事業についてお伺いをいたします。厳しい経営環境の中にあるかんなタラソ沖縄の周辺にホテルを誘致し、集客を図り、あわせて地域の活性化に寄与したい企業の思惑と村の利害が一致して、ホテルの誘致を進めてきました。ところが、米国のサブプライムローンに端を発した未曾有の金融危機は、米国大手証券会社の破綻、そして世界中の全産業を一気に不況のどん底に陥れました。この不況の波は、本村をも襲いました。ホテル建設とその周辺活性化を目指し、進出希望をしていた企業が、12月1日、事業遂行ができない旨表明、断念に至りました。その件について村長は、地元漢那区民はもとより、村に対しどのような説明責任を果たされるのか。また今後どのようにしてかんなタラソ沖縄周辺の活性化を図っていかれるのか、お考えをお伺いしたいと思います。 次に、旧漢那橋かけかえについてお伺いをいたします。旧漢那橋は昭和47年にかけかえられ、本年の7月中ごろまでよく利用されておりました。老朽化に伴い危険なため、現在通行どめの措置がとられております。安全確保上、やむを得ないと思いますけれども、区民の利便性、将来を見据えた場合、ぜひ必要な橋と考えます。村当局のお考えをお伺いしたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 仲本 彰議員にお答えいたします。 まずは、かんなタラソ沖縄周辺活性化事業についてでございます。タラソ及び周辺活性化を促進するため、平成19年5月7日にかんなタラソ沖縄周辺活性化委員会を立ち上げて、ホテル建設の誘致を村漢那区北部病院が一緒になり、取り組んでまいりました。その後、業者選定を経て、区民に対する事業説明会や地主会に対する話し合いが行われ、区民、地主の同意を得ていたところですが、建設を進めていた業者が今回の世界的株価の暴落や、不動産市況不調の影響を受け、事業を継続できないとの報告が正式に12月1日にありました。区民、地主を初めとして、村も事業が断念するという結果の報告を受け、非常に残念であります。しかし、かんなタラソ沖縄やビーチ、あるいは周辺を活性化するため、村としては継続して企業を誘致する努力を続け、本村の観光振興並びに経済発展に邁進していく考えでございます。 次に、旧漢那橋のかけかえについてでございます。漢那橋は昭和47年度に架設された建造物であると、橋りょう台帳には記載されていますが、実際には昭和47年以前に米軍によってつくられたもので、本土復帰、昭和47年ですね。により、米軍から国へ移管されたと聞いていますので、約36年以上をたっているものと思われます。また歩道につきましては、平成3年に架設されたものでありますので、今でも十分使用は可能であります。当該橋は東海岸の海岸線に建造され、飛来塩分及び波しぶきによる高濃度の塩分がコンクリート内にも受けている状況であります。前回の調査報告によると、早急な補修対策を講じる必要があると報告されていました。しかし、補修工事費が5,000万円以上と莫大な金額なため、補助メニューもなく、現在に至っているところでございます。調査から7年もたった現在、鉄筋等の腐食がひどく、交通の安全性を考え、車両の通行禁止を行っているところでございます。村としましては、現在の漢那橋を5,000万円以上もかけて補修管理することは考えておりません。今現在、新しい国道があるわけですから、国道の対応をしていきたいと考えております。将来的につきましては、城原と漢那を結ぶ、またもう一つの道路をですね、新設道路を計画して整備していく必要があると考えております。以上です。 ○議長(小渡久和) 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) 先ほどかんなタラソ沖縄に関して、村長のほうからもちょっと触れてもらいましたけれども、私のほうもちょっとこの件について、少し触れていきたいと思います。 まずこの話の発端は、4月18日に協議会が持たれてスタートをしました。先ほど話がありました5月7日に、タラソ及び周辺活性化を推進するための委員会が、学識経験者3名を含めて委員会が持たれました。皆さん、まだ記憶に新しいと思うんですけれども、平成19年5月25日に3者の企業によるプレゼンテーションが役場の会議室で、約60名の参加を得て説明会が持たれました。その後、何回か委員会が持たれて、7月9日ですね、第4回委員会で、このプレゼンテーションに参加した中の1者の株式会社アスコットに決定をするという経過があったわけです。そして、7月10日にはアスコットへ審査の結果を通知しました。そこが決定までの流れでありますけれども、その後に、8月16日にですね、村企業から地主に対して説明会が持たれたと。その後、8月30日に第1回の地主への説明会が開かれて、地主はそのときに地主会を設置しておりますね。その後、何回かずっとこの協議を重ねてきて、まず大きなものとしては同年の、ちょうど1年前ですね。12月27日に、区民を対象に事業の説明会、これは村長から趣旨説明を区民にしております。そのときの質疑としてはいろんな人と交通量の増加の懸念とか、タラソとの連携はどうなるのかとか。まだ説明が足りないんじゃないかなというふうなもろもろの意見が出されております。村長も十分まだ記憶にあると思いますので割愛しますけれども、そして地主としては今年の3月までですね。第10回の業者との協議を重ねてきております。それは企業側からの協力とか、あるいは要請、地主に対する要望とかいろいろあって、こう10回も重ねてきたと思うんですね。それで、3月には一応10回重ねてきて同意を得たと。要するに、建設に同意をしますよということで、地主会はこの時点で一応、平成19年度の地主会は終わったと。その後、今度は区民を対象に、また第2回の説明会が5月21日に開かれました。さらに5月30日には、権利者会の総会においても、ホテルの建設に同意をしますよと。また翌月の6月21日には、臨時の区民総会を開いて、今回のホテル建設に同意をした経緯があります。ですから、今回12月1日にこの会社、アスコットから断念しますよという話がありましたけれども、現在、この件に関してですね、地主を初め、まだ漢那区は腑に落ちないところがあると思います。その辺について、どういうふうに説明されるか、村長にお答えいただきたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 アスコットの断念につきましては、本当に残念でございます。これまで地主の皆さん、あるいは区民の皆さんにですね、いろいろと説明をして、同意も得た中でございましたので、本当に残念でございます。しかし、今の社会情勢の中でこの不動産がですね、金融引き締めで事業は執行できないという社会的今の情勢でございますので、その点につきましては私も、もう理解をしつつですね。ただ、後の処理についてはやはりしっかりしてくれよということで、これはまたお願いをしているところでございます。さらに村としましては、やはりその周辺の活性化を図るためには、どうしてもホテル建設が大事だということを踏まえて、これまで推進してきた経緯がございますので、また別の会社を今模索していますので、村としては進めて、継続して進めていきたいと考えております。しかし、今の情勢ですから、若干時間はかかるかなと予想をしておりますので、またできるだけ早期にできる体制を組んでいきたいと考えております。 ○議長(小渡久和) 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) アスコットが一応断念したということを受けて、次の策を考えていくという話でありますけれども、私も12月1日に漢那区長から要請があって、この説明会にちょっと出てくれんかということがありまして、私も参加したんですけれども、その中でですね、やっぱり社会情勢はわかりますけれども、この地主の中にはですね、もう基本的に同意をして、もうスタート、自分たちはもう長年住み慣れたこの場所を離れて、要するによそで土地を買ってやっていくんだということで、もう段取りを進めた方がほとんどなんですよね。一つ例を申し上げますと、移転予定地の測量を実施したとか、あるいは住宅の設計をもう既にお願いしたとか、移転を前提として住宅関連の機材をもう購入したということで話がありました。この辺のことについては、この辺のことをある方から聞きましたら、もうアスコットさんはただ「申しわけない」の一言だったんですよね。その辺はこの移転を前提として同意した地主からすると、今まで私たちがやってきのは何なのかと。もう全部、村から話が出た協力事業に対してですね、ただもうできませんよという、これで、一言で片づけられるのかということが、地主からすると言いたい気持ちだと思うんですよ。あまりそういう強い意見は出なかったんですけれども、この辺についてはどういうふうにお考えになっていますか。 ○議長(小渡久和) 東村長。
    ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 今御指摘のとおりですね、本当に地主の皆さんには大変な思いで同意もされたわけですから、それに何らかの見合う見舞金でもよろしいし、とにかくそういうものをできないかと。それも強くアスコットさんには言いましたが、何しろ向こうも今の状況ではそういうのは出せないということを申し上げていましたし、社長個人的にはですね、何とかしなきゃいかんという気持ちは持っていますが、今の状況ではできないと。しかし、その件につきましては、やはり地主のこれまでの同意するいきさつ、いろいろありますし、家族の中でのまた会議なり、あるいは移転する精神的なこともたくさんありますし、それも考慮して何とかしなきゃいかんよということで、また話をしていますので、また継続してですね、実施する場合にもその点は考慮していきたいと考えております。 ○議長(小渡久和) 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) 今村長からですね、何とかしないといけないよという話もしたということでありますけれども、これはやっぱり地主からですね。もうこの土地を買って、何とかタラソの活性化のために生かしてくれというふうに話を出したものではありませんので。やっぱり、そこはやっぱり村が中に入って、この補償についてもぜひ誠意を持って取り組んでいただきたいなというふうに思います。 話はちょっとそれますけれども、先日ですね、こういう話、ニュースがありました。皆さんも御存じだと思うんですけれども、来春、来年の春ですね。就職予定の大学4年生が、企業側の一方的な通知で就職内定の取り消しを受けたと。内定者は納得できず、集団で企業側に説明を求めた。企業側は、「現下の厳しい経営環境の中で入社されても、皆さんを幸せにすることができない」と内定取り消しの説明を行い、内定者に一律100万円を支給することで解決を図ったと。こういうニュースが流れました。皆さん、見た方もいると思うんですけれども、これは私はですね、企業としての最低限の誠意だと私は思います。金額が妥当かどうかはちょっと別にしてですね。ですから、やっぱり地主それぞれ、立場といいますか、使った金額も違うと思うんですけれども、その辺をやっぱりある程度ですね、アスコットができなければ、今業務委託を受けているところはどこですか。オクトがこの辺について約束するとかですね、そういう一言も必要じゃないかな。それにはやっぱり先ほど村長がおっしゃった、この地主と一緒になってそういうふうに事に当たるということは、ぜひ必要だと思います。その辺できるかどうか、事に当たることができるのか、村長、もう1回その件について考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 先ほどお答えしましたように、実質ですね、幾らの額ということは私は申しませんが、幾らでできるかどうかわかりませんが、やはりこれまで迷惑かけたということは事実でありますので、それに対する、少しでも癒しできる方向で対処していくように、また企業とも調整していきます。 ○議長(小渡久和) 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) これはぜひお願いしたいと思います。これは私、あんまり詳しくはわかりませんけれども、民法の第415条のですね。私は債務不履行責任というものに少し、80%ぐらいは当たるんじゃないかなと思っております。民法の第415条、債務不履行責任というのは、契約の当事者である債務者が、自分の責任で契約上の義務を果たせなかった場合にですね、債務者はその損害の賠償をする責任を負いますよということなんですよ。ここでいう債務者というのは、やっぱり私はアスコットだというふうに思っていますので、やっぱりそれに近い道義的な責任といいますか、があると思いますので、繰り返しますけれども、その辺は村長は地主と一緒になってですね、ぜひ話し合いを持つような場を、また地主の立場を最大限尊重してですね、事に当たっていただきたいことを要望します。 それでは次にですね、そうしますと、今回断念に至ったわけでありますけれども、関連してですね。関連といいますか、この現在のタラソの運営といいますか、それはどうなるのか。まずお聞きしたいと思います。7月30日には、この件に関してタラソ沖縄及び周辺活性化事業に関する確認書が結ばれました。その第2条ですね。本事業の基本計画という中で、本事業の基本計画として乙は甲及び関係機関と調整を図り、かんなタラソ沖縄に対して新規の設備投資を行い、施設の改善及び内装の改装を実施すると、こういうふうにあります。ホテルは平成21年度末までに完成させるというふうな目標が書いてありますけれども、今アスコットがこういう事態になっております。このタラソの運営ですね。今についてはどういうふうになりますか。手を引かれるんでしょうか。その辺はどういうふうになりますか。村民が知りたいところだと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えをいたします。 先ほど民法で債務関係の法的責任もあるよということでしたが、実際にですね、会社側とのこの地主との何ですか、覚書とかいうのは、民法とか裁判のね。その法的に該当するものはないということをちゃんと確認しての話を今していますので、また会社側もそれは紳士の協定だったということで、債務の法的責任はないと。これは言っていますので、その辺は誤解のないようにしていただきたいと思います。 それから、しかし法的の債務はないにしても、やはりこれまでやった以上はですね、地主に対するこの十分なる説明、あるいはまたそれなりの謝礼はすべきだよということは、紳士協定の中でやるべきだということをしておりますので、継続していきたいと考えております。 さらに、タラソの運営につきましてでありますが、やはり当初はですね、ホテルをつくって、タラソの経営をうまくして相乗効果を高めていこうということでやっていました。それで今年の6月までですか、このタラソ支援ということで、社長も派遣してやってきまして、いろいろとタラソの運営に協力をしてきたところでございます。しかし、今の情勢の中では、もうこれもできませんということになりまして、結局はタラソからも手を引くという形になって、現在はまた今の社長の地位、身分につきましては、今2階のほうで温熱療法をやっていますので、その会社が、要するに何といいますか、そういう支援会社というか、それをこう入居させて、一緒に協力していこうということで、今社長の給与なり、あるいはまたそことの事業タイアップという形で、今温熱療法ですね、その会社が負担をしている状況でございます。 ○議長(小渡久和) 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) この1週間、かんなタラソ整備でずっと休館しておりましたけれども、今お話があって、社長はそのままなんですね。非常に厳しい経営状況も御案内のとおりでありますけれども、やっぱりこの施設は私個人的にもですね、何といいますかね、負の遺産にしてはいけないんじゃないかなと思っておりますので、何とかこのタラソをですね、利用率を高めて続けていく努力というのはぜひ必要だと思います。いつでしたかね、議会の中でもタラソのこの営業面について、公用車をもっと利用してPRもしたらどうかという意見もありましたので、その辺の意見も真摯に組み込んで、組み入れて、また村民の利用も十分図れるように、その辺の企業努力もさることながら、村の努力もぜひお願いをして、次の点に行きたいと思います。この件についてはよろしくお願いします。 漢那橋のかけかえについてでありますけれども、この件はまず必要性が、この橋が何で必要かなということをまず話をしたいと思います。この9月の定例会で、松田の前原橋の話もありました。老朽化で向こうも通行どめの措置がとられておりますけれども、同じように漢那橋も現在通行どめの措置がとられております。この漢那橋の必要性はまずですね、今国道に1本橋がかかっておりますけれども、この橋が想定外の自然災害の発生。例えばですね、地震とか津波、台風などでこの国道329号にかかっている現在の橋が崩落、崩壊が起きた場合ですね、金武方面のアクセスができないと。また逆も同じであります。予備的な意味合いからも、ぜひ1本必要でありますということですね。最悪の場合、沖縄自動車道を利用しなければ金武方面に行けませんよということですよ。そうなりますと、やっぱり時間的なロス、緊急時の初期的行動がおくれる。もちろん、経済的損失も大きいわけです。ですから、この橋が必要で、ぜひ何とかこれを村長にですね、向こう4年間の中で国に対して要請とか要望をしていただけないかということなんですよ。今周りにはリバーパーク構想や分譲住宅、そして将来展望がありますこの広場、後背地に大きな広場があるんですよね。御存じのとおり。それから、村営住宅や漢那小学校付近のアクセス道路にもなっていたということで、ぜひその辺を要請できないかということなんですよ。その辺の考え方、考えはどうですか。バイパス的な意味で1本必要であるということについての村長の考えはどうですか。思い、思いといいますか、緊急時とかそういう場合は大変なロスも出てきます。村民の生命、財産を守る上からも、バイパス的な意味でも1本つけておけば、非常に助かりますよね。村民、利用者は。その辺について、村長の考えをいただきたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 先ほどもお答えいたしましたが、やはり国道と今その近くで併行して、また新たな橋をつくるということは、恐らく補助事業でこの対応はできないと。これはもう当然でございます。それで先ほどありましたように、やはりこの低地といいますか、低い、要するに海抜が低いところでありまして、おっしゃるように災害時はどうするかということも非常に懸念するところでございまして、それで村としましては、やはりこの城原と漢那を通ずる道路として、特にまた漢那小学校もありますし、そこに通学路を兼ねた道路としての整備が必要ということで、村としてはそのルートを計画していきたいと考えております。何しろ橋の場合にですね、相当の費用がかかるわけですから、費用対効果で非常に厳しくなって、その採択に向けて今いろいろと厳しい状況がございます。村としては、やはりおっしゃるとおりですね、災害等もいろいろ勘案して、ぜひ必要な道路だということを再度強く国、県に要請して整備していきたいと考えております。 ○議長(小渡久和) 仲本 彰議員。 ◆3番(仲本彰) 今の橋のかけかえじゃなくてですね、もう1本、城原と漢那を結ぶ道路を考えていかれるということでありますので、これはもう早目に関係機関に要請をされて、ぜひこれが実現できるようにお願いをしたいと思います。やっぱり村長は一番最初に申し上げておりますように、本村の最高責任者であると同時に、また最高の営業本部長でなければならないと私は申し上げましたので、ぜひその辺も行く先々で要請して、要望して、ぜひ村長の2期目の中であれは芽出し、実現できるように、よろしくお願いをしたいと思います。 以上を申し上げて、要望等を申し上げて、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(小渡久和) これで仲本 彰議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (11時02分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (11時12分) 順次発言を許します。 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 皆さん、こんにちは。本日は傍聴席の皆さんも、大変ありがとうございます。 実は通告した3件に質問をする前に、この村長の4カ年間の活躍に、大変敬意を表します。4カ年間の歩みというんですか。議会とのやりとりの中で、村長がこの答弁をされた状況を見てですね。このとおりだったら、もう100点じゃないかなと。そう思いますね。だけど実際、今半ばのものが相当あるんじゃないかということで私は考えております。でも、一生懸命職員と一緒になってですね、頑張っている姿はやっぱりわかるわけですけれども、だけどもう少し視点を変えて見たら、もっとすごいことが起きるんじゃないかと。そういうことがありまして、今回はやっぱり建設的な提案も含めて、村長の基本的な考え方をお聞きしたいと思います。 まず最初に、本土復帰40周年記念事業について。実は沖縄の歴史の中でも、これぐらい地域を変えた時期はないだろうと。特に本村においては復帰後行われた公共事業、農林水産業はもとより学校施設、それからその他の道路から、それから公共施設等の整備は、目を見張るものがあると思います。それと最近になりまして、より広域的な事業も含めて、宜野座村で持つにはちょっと大きすぎるような事業というのが、宜野座にはかんなタラソ沖縄、宜野座ドーム宜野座野球場と、そういうものができたんじゃないかなと。それから雇用の面ではサーバーファーム、一次の構想から始まって三次まで、常に論議されたのは若い娘たちの働く場所がにないんじゃないかという話等がありまして、考えたこのサーバーファームですね、前政権、それから東村長が実施されましたサーバーファームというのは、特筆に値するものじゃないかなと、そう思います。 本論に入ります。2012年には、本県が本土に復帰して40年目の節目に当たります。東村長の2期目の最後の年になります。復帰後、これまで公共施設、農業基盤、漁港等、ハード事業が積極的に行われ、他の市町村に比較しても、決して見劣りをしないと思います。公共事業により土木建設業者が潤い、人口増の一因になりました。しかし最近、国の財政事情が著しく悪化し、これまでのような公共事業に頼った地域振興は困難になることが予想されます。村長は「アズマ肇後援会ニュース」に、2期目に向けて観光と農水産業を連携した地域活性化を図り、村民が生き生きと暮らせる「水と緑と太陽の里」スポーツ健康村を創造しますと決意を表明されております。私が思うに、観光は地域の文化、産業を広く世間にアピールして、より多くの人々に来てもらって成り立つものと思います。そこで4年間をかけて、村民総参加による全国に誇れる記念事業をお考えでないか、お伺いします。 2点目として、職員採用について。事務処理のOA化により、事務処理が単素化され、非常勤職員の活躍が目立っておりますが、一方、業務システムの委託がびっくりするほど多くなっております。一般の村民はOA化が進めば業務がスピード化し、職員が減少するものだと考えております。私もそのように考え、過去に何度か質問をしてきましたが、納得のいく答弁はいただいておりません。そこで15年前の状況を思い浮かべてみたら、本村にはプログラマーがいないのではないかと思います。業者への委託を減らし、本村職員として採用すれば、行財政改革の一翼を担えるものと思うが、村長はどのように考えておられるかお伺いします。 次に財政の関連ですけれども、軍用地料の見直しについて。去る12月2日の沖縄タイムス朝刊に、国の有識者会議「行政支出総点検会議」の提言によると、米軍施設に提供されている土地の借料については、地価評価の動向が適切に反映されるよう検討することが要望されているが、本村の軍用地料がどのようになっていくのか、村長の所見をお伺いしたいと思います。 ひとつよろしくお願いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 當眞嗣則議員にお答えいたします。 まずは、本土復帰40周年記念事業についてでございます。これまで村においては歴代村長を初め、多くの先輩方のもと、公共施設の整備、農業基盤の整備、サーバーファーム建設など、地域活性化に向け積極的に進められてきました。これまで整備された施設等をフルに活用し、宜野座村の活性化に向け取り組んでまいりたいと思っております。平成22年には沖縄県において、全国高等学校総合体育大会が開催されます。我が宜野座村の漢那ダムを利用し、カヌー競技の開催が決定しており、高校総体が成功裏に開催されるよう、全力で取り組んでまいります。また全国高等学校総合体育大会を契機に、漢那ダムをカヌーのメッカとして合宿所、艇庫、漢那ダム堰など、競技施設の整備を図り、全国カヌー大会を初め、アジア大会とナショナルレベル大会の誘致に向け取り組み、さらには復帰40周年事業として、地域活性化並びに観光振興に向けたさまざまなイベントが計画できるものだと考えております。 次に、職員の採用についてでございます。現在、本村の電算処理委託業務は6業者ありまして、その中で18業務に委託しております。業務的に多種多様にわたっており、1人のプログラマーで対応するのは不可能であると思われております。またソフトに関しては、企業が多大な費用を投入して開発しており、現在はパッケージ版ソフトの購入使用が主流であり、安価であります。今後は各課間における電算処理業務の連携について調査検討し、また軽減に向けて整備をしていきたいと考えております。 次に、軍用地料の見直しについてでございます。本件につきましては、現在防衛局と単価の交渉を行っているところであります。これまでの状況を申し上げますと、平成19年度において、すべての地目では0.84%のアップ率でありましたが、平成20年度においては平均1%アップを提示されております。村としましては、引き続き増額に向けて、粘り強く要請していく予定でございます。なお、平成24年には契約の更新も予定されておりますので、賃貸料の算定に当たっては大幅な増額、そして見直しを講じるよう要望していく所存でございます。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 村長のまず最初の40周年事業についてのことから、逐次詰めて質問をしていきます。 村長の答弁では、高校総体に向けてのこのカヌー競技を中心にして、総体並びにナショナルクラスのプランをつくると。要するに大会を誘致するという話ですけれども、私がこの質問を出した一つの根拠として、この40年間、どれぐらいのお金が投入されて、どんなことがされてきたのかなという、まず総括をすべきじゃないかなと、ひとつ思ったわけですね。それとあと一つは、この今までできた施設、それから村長がいつも言っているこの交通アクセスのすごいところを利用して、村のこの小さな大会じゃなくてですね、やっぱり県、あちらこちらからぱっと集まれる。狭い場所にあるものだから、たくさんのこのイベントを計画的に持たないと。その場合に、すべて一部の人でやるとしたら、恐らくこれは無理じゃないかなと思うんですよね。実は後の質問とも関連がありますけれども、OA化を徹底して進めて、特に40代以上の職員というんですかね。そういう人たちに責任を持たせて、徹底してこのひとつのイベント、イベントのこの何というんですかね、責任を持たせて、いろんな検討をさせたら、ひょっとしたらおもしろいこの大会が幾つも持てるんじゃないかと。実は、ハードの時期が終わったけれども、実はこれを土台にして、いろいろソフトの事業を考えたらですね、この管理の時代は大変楽しみじゃないかなと、私はそう思っているんですけれども、村長の今の考え方では、このカヌーひとつがちょっと私は目についたものですから、できたら村ぐるみでアイデアを集めて、それから村の職員が一致して、やっぱり班ごとに結集していろんなイベントを持つような考え方はないのかどうか。それからお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 まずは、やはり私はいつも思っていますのは、やはり宜野座村はいろんな面の資源が豊富だと。それを今後生かす時期だよということを、常に言っているところでございます。それを生かしてですね、やはりこれまで整備された基盤を大事にしながら、まずは生産拡大を図りながら、そしてこれから観光等の有機的結びをつくって、地産地消を図りながら、また観光農園、体験農業という形で、まずはお客さんを集める方向を考えていきたいと。それとリゾートの建設の誘致にしましても誘致をして、その連携をとっていくと。そして村民がですね、特にこのリゾート関係、村に来る企業等の歓迎を村民がやる体制をみんなでつくって、そしてお互いに連携を図りながら経済の相乗効果を図っていくものだと考えております。イベントにつきましては、先ほどカヌーの件は1点申し上げましたが、やはりいろいろ考えるイベントが宜野座ではできると思っております。これにつきましては、また企業とも連携をしながら、このイベントをできるものだと思っておりますので、今後いろいろな可能性を持って対応していきたいと考えております。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 昨今の経済情勢を見た場合にですね、企業に頼るような事業の進め方というのは、私はある意味ではすごい何というんですか、他人任せのような気がするわけですね。そこで、やっぱり地域にいる人たちが、やっぱり自分たちの創意工夫のもとにですね、今はいろんな情報もいっぱいありますので、若者から先輩方まで、お年寄りまで取り組んだひとつの体制がつくれないものかなと、私はそう思っているわけですよ。企業に頼ることによって、スピードがどんどん後におくれていって、先送りされると。それだけじゃなくて、あと一面としてですね、もっと大きな話は、せっかくできた施設、せっかくいる人材というんですかね。特に役所の人材を私はもういかにして活性化することが、この地域振興の一番の基礎じゃないかなと、そう思っているわけですね。要するに、徹底してOA化を進めて、事務処理は今非常勤でもどんどんできるような体制に今なってきているわけですね。だから、むしろそこら付近をですね、もっと考えられないのかどうかですね。ぜひ村長ですね、再度この企業の話はそれで置いておいて、村民主体、また職員を中心にして取り組むような考え方もないのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 私が先ほど企業と申しましたのは、やはりこの何といいますか、企業の協力もできないとできないよということだと私は考えております。当然に職員は職員なりに、アイデアを出しながらやっていくのは当然でありまして、やはりそことの連携というのがまた企業だと思っておりますので、その辺は今後ますます今できると思っていますし、さらに観光推進協議会も設立されましたので、それも生かしながらできると考えております。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) それからあと一つですけれども、冒頭でもちょっと話をしましたけれども、宜野座には大きな施設が、かんなタラソから始まって野球場、サーバーファーム、ドーム等があるわけです。これについては、考え方によってはすごい集金所になると。要するにもうけのチャンスになると。何年か前に白浜町という、大変この和歌山でも有名な観光地に行ったことがあるんですけれども、ここで一番のポイントになっているのは、私たちと全然違うのは、公園一つ持ったら2億円もうかるという考え方だったわけですね。事業をするにはやっぱり地域の、行政で手伝えるものとあわせて応分の負担をさせるということによって、すごい地域が活性化したということがあるんですけれども、さっきのカヌーにつきましては、全国的にはすごいかもしれないけれども、日ごろの客を集めようと思ったらですね、何といってもまず野球場、タラソ、ドーム等じゃないかなと思うんですよね。そこを中心にした何といいますか、イベントみたいなものは、村長としては全然考えていないのかどうか、再度お伺いしたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 野球場を生かした、タラソを生かした、あるいはまたドームを生かした、施設を生かしたイベントということであります。実際にですね、本村での土曜、日曜の集客、大会を見ますと、本当にすごいものであります。体育館の活用ですね、高校生のこの試合とか、いろいろして、あるいはまた野球場、少年野球なり、本当にすごいイベントで活用されています。ただ、その入場料といいますか、その辺があまり収益に上がっていないという現状がございます。これは何といいますか、公共施設の利用という面から、学生等が相当免除をされている活用でございまして、非常ににぎわっているわけですから、せめてこの周辺の商店街なりは、それを生かす方向をぜひ考えていただきたいなということも考えております。 さらにタラソにつきましても、いろいろと今非常に、先ほども答弁しましたが、経営に非常に苦労していますので、まずは地域の企業との連携も図ろうということで、いろいろと努力しているところでございまして、このいろいろな施設を活用しながら、さらには今アムスホテルズカンナリゾートヴィラというホテルもあるわけですから、それとも連携を図りながら、さらには地域の施設、公共施設、例えば文化センターなりもいろいろなイベントを持っているわけですから、そこの活用もやっていきますよということでやっているところでございまして、何とかそれがですね、この施設管理費にでも何とか足しになるような、この入金があればいいなということを考えております。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 村長からいろいろと答弁をいただいていますけれども、逆にですね、私のほうからいろんな提案をしてみたいと思います。 まずこの野球場ですけれども、実年で一緒に野球した仲間でもあるんですけれども、一番ここで試合をしてみたいという話がいつもあるわけですね。何かといったら、グラウンドがどこよりもすばらしいと。入場料は取れなくても、ここに来た人たちは食事もするし飲食もする。場合によってはお土産も買うかもしれない。そういう状態のものがいっぱいあると思うんですね。それとあと一つは、子供たちの大会というんですかね。特に少年野球なんかというのは、お父さんだけじゃなくて、お父さん、お母さんだけじゃなくて、おじいちゃん、おばあちゃんまで来る。その効果というのはすごいと思うんですよね。だから、そういう大会みたいなものを誘致するようなことをまず考えられないかどうかですね。今何をするにしても、1人の人で、例えば役場の一分野で全部賄おうとしたら大変かもしれませんけれども、宜野座村には幸い、こういうスポーツの好きな人たちがいっぱいいて、そこで一生懸命頑張っていますから、そういう人たちが中心になって、その実行委員になってもらうとかということができたら、役場の職員だけじゃなくて、全体でいろんなことができるんじゃないかなと。まず一つ思うわけですね。それからあと一つ、ドームでございますけれども、このドーム、ただ雨天のときの利用だけじゃなくて、やりようによってはお年寄りのイベントによっては、こんなにおもしろい場所はないんじゃないかなと。ちょっと風通しを少しよくするような工夫さえすればですね、もう本当に全琉の大会を宜野座でやろうじゃないかという話がいっぱい出るんじゃないかと。特に高速道路のすぐそばでございますし、今回集まって、高速道路のすぐそばでございますし、よりやっぱり何というんですか、交通アクセスもよくなるんじゃないかと。それも考えてほしいなと。 それからあと一つ、農業面の話ですけれども、本村は行政観光という面で見たら農業で、私は全国でも秀でる地域じゃないかなと、そう思っています。この理由はですね、全国の有機の里をリードしている綾町へ行ってみて、基本の施設は、インフラの整備はこっちは絶対劣っていないと。劣っているのは何かといったら、やっぱり何というんですかね、この体制というんですかね。こっちは運営する体制で負けているんじゃないかと。特にこの宜野座という地域は、光が十分に当たって、土が赤土で、この肥料もですね、よそに頼ることなく、地域でいろんな有機のこの肥料がつくれる。それと施策がどこよりもしっかりしているというんですかね。道路の整備から始まって圃場の整備、それから水の整備、防風林の整備。そこまで一体的にですね、この短期間のうちに取り組んだ自治体は、恐らく全国でもあんまりないんじゃないかと。そこを利用して、例えばの話、熱帯果樹の産地として伸びていけたらなと。まずとりあえずマンゴーを日本一の産地にできないかな。このおいしさの面で見たらですね、いろんな面でそろっているわけですね。このマンゴーまつりみたいなものがこの地域の中でできないのかどうかですね、そういうことも考えていただきたいなと。 それから海の件でございますけれども、このリーフが本当に干潮時に行って見たらですね、宜野座にあと一つ藩があると。行政府があるというぐらいすばらしい広さがあるし、中を見てさらにびっくりすることがあるわけですね。陸に近いところには藻がいっぱいで、要するに波の打つところでは貝類がいっぱいいると。これについては、考えようによっては養殖事業もできるし、この養殖が徹底してできたらブルーツーリズムですね、年から年中人を案内しても、全然今度はないよという話がないぐらいにできるんじゃないかと、そう思うんですね。そこら付近のことを、まず海んちゅは海んちゅなりに、そういう企画ができないものかどうかですね。 それからタラソにつきましては、この健康のシンポジウム、観光のシンポジウムで先日、加藤社長がこのシンポジウムのコーディネーターとして参加しておりますよね。自分もこれに参加して、このタラソを利用して思うんですけれども、本当にリハビリして、あるいはまた体力の増強からしてみて、こんなすばらしい施設はないんじゃないかなと。このタラソまつりというんですかね、それをする前までにですね、やっぱり実績づくりというんですかね。私はこうだったけれども、3年かけて、4年かけてこうしたら、こうなりましたよという体験発表ができるようなことがもしできたとしたら、このタラソの利用というのは全琉一円でできるんじゃないかなと。あとはこの値段の設定等も含めて、宜野座独自のものだけじゃなくて、やっぱり全琉的なこの利用を図って、沖縄県全体のものだというぐらいの考え方で考えれば、これは決して赤字にならないんじゃないなと。そう思うんです。そこら付近も含めてですね、村長にぜひ考えていただきたいなと。 それからあと一つは、この「水と緑と太陽の里」、この宜野座村を創造するにはですね、緑も太陽も十分ですけれども、次はこの川ですよね。実は今まで宜野座大川について何度か質問をしてまいりましたけれども、今の時点で考えたら、決していい状態ではありません。だけど、基本的なこの何というんですか、価値というんですか。ポテンシャルというのは、すごいのがあると思うんですね。今まで養豚場からのし尿は流れる、養殖場からの廃液が流れる、集落排水がどうのこうの、赤土がどうのこうのといろいろ言ってきましたけれども、これについては行政も一生懸命になって取り組んでいますので、ここにやっぱりみんながこの河川を浄化するというんですかね。やっぱり21世紀は何といっても、私は環境の時代だと思うんですけれども、来るたびによくなった、私たちもここに参加して、この環境の再生に一翼を担ったという自負があったらですね、これを口伝えに全国に広がるんじゃないかなと、そう思うんですよね。あるこの宜野座の飲食業者が、飲食業者のイベントを持てたらなという話があって、実はこの宜野座大川について、涼納祭りをしてくれないかねという話があったわけですね。涼納祭り。要するに、これには一番はサガリバナ、このサガリバナは干潮河川でも十分咲くと言われているものですから、そこら付近も含めてですね、ちゃんと整備したら、「ああ、こんな汚れた川が毎年毎年こうなった」と。それからあわせて、ここの泥をとって焼き物に変えるということがもしできたとしたらですね。あるいはまた、上の浮遊物が畑に再度戻されるということがもしできたとしたら、この宜野座の農地というのは相当よくなるし、またいろんな雇用機会というんですかね、就業機会がふえるんじゃないかと、そう期待しておりますので、そこら付近もぜひ検討してほしいなと。 それと、職員のこの考え方の中にですね、私はすごいなと思うのは、今いろんなイベントをさせたら、私たちの世代とは話しにならないぐらい若い世代のほうがうまいんですよね。松田で、区長をしているときにですね、PMエージェンシーを呼んで、いろいろこの南こうせつさんから始まって、武田鉄也さんなんかいろいろ呼んでのイベントがありましたけれども、私なんか、ただ名前を貸すだけであって、実際これを動かしたのはみんな若者なんですね。若者がやっぱり自主的にこの計画できるようなプランというのを徹底して持たせば、この一角でどうにかできないかなと。 たくさんのことを申し上げましたけれども、この件につきましては組織体制、実行体制をちゃんと重複しないようにやっていけば、一年中宜野座ではこの事業ができる。しかも、これもあまり金をかけなくてもできるんじゃないかと。そのためには、今からゆっくりゆっくり暖めていってやる必要がないかと思いますので、そこら付近をですね、一応提案して、この件については終わりたいと思います。 それから2番目の件でございますけれども、さっきの件とも大変関連しますけれども、名護市あたりに行きますとですね、一番びっくりするのは、今まで海洋センターで働いていた職員が、非常勤で働いていた職員がですね、名護市に本採用されて、システムをつくり直したという話があるわけですね。外注するんじゃなくて、逆にできるだけのこと、中枢になるものを地域のこの、要するに村の職員ができたとしたら、より俊敏にぼんぼんいろんなプランがつくれるんじゃないかなと、そう思うんですよ。だから、そこら付近があって、採用については今までの一般事務職、または土木関係の技術職だけじゃなくてですね、OAにもそういうことができないものかということで質問をしておりますので、再度村長のお考えを聞きたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 OA関係の採用につきましては、村としましては今いろいろとこの実態を調査していますので、それが無駄はないかどうかとか、あるいはまたそこでの問題点とかがあった場合に、即対応できる体制ということで、そういう技術屋を委託しようということで考えているところでございます。そして新しくまた入れる場合にも、それのつなぎをどういうふうにしていくのかということを、いろいろと指導も兼ねてやる体制をする、技術者を委託していこうと考えております。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 委託というのはですね、大変便利ではあるけれども、将来にはあんまりつながらないんじゃないかと、私はいつも思うわけですね。単発的にやるには問題ないけれども、長期的にですね、宜野座の底力をつくっていくためには、体制としてはどうなのかなと。実は、先ほど1人や2人の力ではですね、この今の業務はやりこなせないとありますけれども、これと並行して、今いる職員の中で、そこに才がたけている職員がいると思うんですよね。そういうものを企業との交換というんですかね。あるいはまた企業への研修等も含めて考える気はないのか、本題からちょっと離れていますけれども、今の答弁でですね、ぜひそこら付近もちょっと聞いてみたいなと思ったものですから、ぜひ村長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えをいたします。 まずはこういうですね、専門のプログラマーができる職員がですね、果たして村が採用できる、対応できるのかと。そういうことも考えていまして、まずは村に応募してくる応募者が、そういう技術者であればなお結構でありまして、特別に村がこういう高度の技術を持っている職員を採用して、本当に村で対応できていくのかなということも実際にあるわけですから、やはり今のところはですね、まずは現状を維持しながら、それの対応を、要するにロスがないような方向を指導する、委託業務という形が一番ベターじゃないかと考えております。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 私が申し上げる一番の理由はですね、何のことないです。世の中には、今若い人たちがそういう専門の学校を歩いて、就職できない人がいっぱいいると私は見ているわけですね。そこをですね、再度考えていただきたいなと。そう思います。 次に、3番目は軍用地料の件ですけれども、それについてお伺いしたいと思います。これにつきましては、ここまで国はもう金が詰まっているのかというぐらいの状態で、私はこの新聞を読みました。理由はですね、ここというのはある面ではもう地域にすごい何というんですか、負担を強いるわけだから、国の重要なこの業務なんですね。その中に、一般の地価と同じような感じのやり取りで地価を決めるなんて、そんなばかな話があるのかなと、私はそう思っているんですけれども、そこら付近、今まで4カ年間村長をされてですね、国との接触の状況をちょっと、再度この感触をお聞かせください。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 今當眞議員がおっしゃるとおりですね、やはり我々のこの軍用地というのは、双方で納得して契約したものじゃありませんよと。これは米軍のですね、接収時代からの強制の施行であって、それが双方協議でできるものじゃないよと。これは特別の土地の賃貸だよということを強くこう申し上げをしながら、国との用地交渉をしている状況でございます。しかし国としましては、今現在この二、三年ですね、1%の平均アップでやってきております。しかし国としましては、今地価は下がるのに、何でこの沖縄軍用地料は上がっていくのかというのが国政の大方の見方なんですよね。それで非常に今は難しくなっているところでありまして、今は県軍用地地主連合会の中でも、その対応をどうしようかということで、いろいろと四苦八苦しながら国とのこの交渉に入っている状況でございまして、また我々にしましても、村におきましても、本当に単価が安いんじゃないかということを我々も強く言いながら、それでいつまでも今の単価ではできないということを強く訴えながらですね、また平成24年の改正に向けてもそれを強く訴えていきたいと。さらにはですね、また村民的ですね、村の活性化につながる土地につきましては、一部開放もまた要請しながら、地域の活性化に土地利用を活用していきたいとも考えています。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 私の手元にある一番最新のですね、市町村の財政状況の中で見たんですけれども、宜野座村は今一般財源比率というのは、沖縄一なんですよ。これの一番の理由は、やっぱり軍用地料なんですね。それと普通の各自治体が持っています地方税率から見たら、何と35位なんですね。いかにこの宜野座がこの軍用地料におんぶされているのかというのが、もう一目でわかると思うんですね。そういう中で、ぜひ財源の一番のポイントはですね、やっぱりここだということをまず考えていただきたいなと。その中で、あすに自立できるような施策を展開してですね、いつ開放されてもできるような体制づくりをしてほしいと私は思って、その質問をしているわけですけれども、実はこの、私も軍用地主会にちょっと顔を出したことがずっと昔にあります。その中で一番ポイントになったのは、中南部と北部の地価に対する考え方の差なんですよね。実は北部につきましては、所得還元方式ということで、要するに農作物をつくったら、あるいはまた牛をつくったらという発想からきて、どれぐらい払えばいいかという話があったんですね。だけど、中南部はほとんどが地価還元方式。要するに、地価が幾ら幾らだから何パーセントの値段でと考えたら、北部は断然いいんだよという話があったわけですね。そこで、こんなばかなことはないよと。要するに那覇市というのは、考え方によっては、福地ダム水一つとめるだけでパニックになるんだよと。本村にも漢那ダムという水資源があるわけですけれども、この水資源があるおかげで中南部はこれぐらい伸びたのであって、要するに中南部に降る雨の6分の1ぐらいの水をですね、うまくためきれたら、中南部は何も水不足しないわけですね。全部乱開発して、水を北部からとっているからこういう状態になっているわけですから、そこら付近も含めてぜひ考えていただきたいなと、そう思いますけれども、村長としてはですね、同じこの立場にある北部の自治体のですね、どのようなこの話し合いを持たれているのか。ちょっと村民にもわかるように説明をお願いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 今の軍用地料につきましてはおっしゃるとおり、本当に中南部は高い、北部は安い。特に金武、宜野座区はキャンプ・ハンセン、名護市を含めてですね、非常に安い単価であります。今、嘉手納以南は返還ということもありまして、そういうことから、またキャンプ・ハンセンなりに自衛隊の共同使用も来ましたし、とにかく国としては安上がりを考えているんじゃないかということで、我々としても納得いかないということで、今その地価の見直しについては徹底してやると。さらにはこの地目もですね、山林原野が大方でございますので、やはりこの平たん地は宅地見込みもできますし、あるいは農地見込みもできますし、そういう単価のとり方もあるんじゃないかということで、今いろいろと県土地連を通しながらですね、要望しているところでございます。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 実はこの軍用地料について、沖縄は本土とは一括枠にはなっていないらしいですね。沖縄枠があって、その中でいろいろおろしているから今みたいな話になっているわけですけれども、この国全体から見た場合にですね、実は今回グアムに移転の話が出たときに、本来、沖縄にある米軍の外人住宅というのは2,000万円程度だけどなと。実際、向こうで計画しているのは8,000万円にもなるよという話があるわけですね。そのために、国防費の中から向こうに捻出するということになっているものですから、このしわ寄せはまともに基地所在市町村全体にかかってくるということになるわけですね。今回、もっと頭にきたのはですね、この米軍提供施設というのが、一つのやり玉に上がったというのが、私としてはやっぱり弱いところ。ぼんぼん突けばどうにかなるんじゃないかなという、国の甘い考え方があるんじゃないかなと。あるいはまた高圧的なところがあるんじゃないかと、そう思っておりますので、村長としてはですね、この沖縄県だけじゃなくて、国全体の基地所在市町村との連携の中で、この今の軍用地料というんですかね、これについての考え方というんですか。それから、あわせて基地周辺整備事業のこの確保という面から働く気があるのかどうかですね、ひとつ見解をお伺いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) やはり軍用地料につきましてはですね、私は非常に安いと思っております。もうずっと昔からこういう単価できておりますので、やはり我々としても必要な箇所は地域活性のために使うと、返せというくらいの気持ちを持ってやっていかなければできないんじゃないかなと思っております。さらに基地周辺の整備事業につきましては、これはもう法律で決められたものでございますし、我々としても地域の活性化のためには、必要な整備につきましてはどんどん要求しながらやっていきたいと考えております。しかし昨今ですね、非常に国の補助事業というのが厳しい状況があります。しかし、厳しい厳しいで引き下がってはどうしようもできませんので、必要なものは必要ということを積極的に申し入れしながらですね、対応していきたいと考えております。 ○議長(小渡久和) 當眞嗣則議員。 ◆2番(當眞嗣則) 提案になりますけれども、できましたら私たちが一昨年でしたかね、一昨年、北海道に行ったときに、北海道でもこっちから移転した費用というのが、ぼんぼん事業というのは削られて、なかなか要請できなくなってきていますよという話があったんです。その中で私は、もしできたらこういう自治体も含めて、一緒になってですね、一つの政治の圧力団体がつくれないものかなと、そう思ったわけですね。理由は、国はやっぱり法律でしか動きませんから、法律の改正をするのも国会議員であるし、また国ですから、そこら付近をただ黙っていては何も起きないんじゃないかなと。実は昔、御殿場の話がありまして、まだ農地がいっぱいあった時分の話ですよね。馬がスキ引いてたら、高射砲がドンとなったら首を振ったと。首振り料幾らと判定して取ったという話があるんですけどね。内地についてはそれぐらいしたたかさがあるし、そのしたたかさに比べて沖縄というのはまだまだだと思いますし、国全体としてのこの提携とあわせて、ひいては北部の市町村の連携、沖縄県の基地所在市町村の連携等も含めて、村長に活躍を期待してですね、私の質問を閉じます。どうもありがとうございました。 ○議長(小渡久和) これで當眞嗣則議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩いたします。           (11時56分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (14時03分) 順次発言を許します。 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) それでは一般質問の前に、一言お祝いを申し上げたいと思います。 東村長、2期目の当選、おめでとうございます。これからも頑張って、村民のために尽くしていただきたいと思います。 それでは、先に通告しました件について、2件伺いたいと思います。 最初に、宜野座村漁業協同組合事務所建設の進捗状況について、次のとおり村長に伺います。①事業名。それから②事業費。③財源内訳。④工事概要。⑤着工予定日。⑥設置場所。以上、よろしくお願いします。 次に、教育長に伺いたいと思います。読書週間について、次のとおり伺います。①読書週間期間中に特別事業があるのか、伺います。②読書月間の設定はあるのか。以上、伺います。 よろしくお願いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 城間盛春議員にお答えいたします。 宜野座村漁業協同組合の事務所建設の進捗状況についてでございます。事業名はですね、仮称ですが、宜野座村漁村漁民活性化施設新築工事。 事業費は概算で1億1,000万円。財源内訳は、防衛省補助100%。米軍再編交付金事業を活用します。 工事概要、鉄筋コンクリートづくりの平屋建て、床面積480平米。概算でございます。その中で水産物直売所兼レストラン、休憩待合室、会議室、ハーリー船の倉庫、管理室、漁具展示スペース、シャワー室、トイレ等を予定しております。 着工予定日は、平成21年度事業で予定をして、国との調整がつき次第、速やかに着工する予定でございます。 設置場所、漢那漁港内のほぼ中央、海ブドウ養殖施設と漁船保管施設との間を予定しております。 経過及び進捗状況でございますが、米軍再編交付金事業の新設によって、組合事務所としての建設が可能であるとの認識で、6月議会において実施設計費を計上したわけですが、その後、沖縄防衛局との調整において、組合事務所としてはこの事業に該当をしないことが初めて指摘されました。そのため、早期の事業採択に向けて、以前から検討してまいりました漁民研修施設として計画をし直しましたが、組合からの強い要望があった鮮魚等の直売機能を備えた施設では研修施設の名称では思わしくないと、ふさわしくない。また事業メニューにもなじまないという指摘がございました。村としましては、鮮魚等の直売所及びレストランは地産地消、並びに漁民の収入安定等を図る上でも必要な施設であると考えているため、漁村の活性化を図る施設として考え方を広げて計画し直すことにし、名称も漁村漁民活性化施設に変更し、沖縄防衛局と調整を重ねているところでございます。村としましては、施設の内容について漁業組合とも十分調整を行いながら作業を進めているところであり、早期の事業採択に向け、引き続き努力してまいる所存でございます。 ○議長(小渡久和) 當眞教育長。 ◎教育長(當眞嗣幸) 続けて、読書週間期間中に特別事業がありますかということの御質問にお答えいたします。 読書週間の期間中についてでありますが、関連事業としまして、子ども読書フェスティバル、それと夜のすてきなお話し会ということを行っております。子ども読書フェスティバルについては、読み聞かせや映写会、読書にかかる小物づくり、読書クイズなどを取り組んでいます。そして夜のすてきなお話し会の中でも、同じように読み聞かせをしたり、読書クイズ、人形劇などを行っております。 今まず先にですね、文化センターの件、村全体的な件についてお話したいと思います。読書月間の設定でありますが、本村では平成16年、平成17年に生きる力をはぐくむ読書活動推進事業ということで、読書活動推進地域の指定を受けて、10月から11月にかけて読書月間を設定するというふうなことで、ノーテレビデーや親子読書等の呼びかけを進めてまいりましたけれども、定着しておりません。一方、学校では4月23日、「子ども読書の日」への呼びかけ、そして5月には1学期の読書旬間、10日程度ですけれども、2週間から10日間、各学校によって期間は違いますが、その読書旬間。そして2学期の10月から11月にかけては、10月の中旬から11月中旬ぐらいまでの一月間を月間として、各学校とも設定をしております。3学期については、2月から3月にかけての期間を月間を組んでですね、いろいろ読書についての取り組みをしています。その内容は読書のクイズとか、読書はがきを児童間で送り合うとか、読書標語をつくって、よい作品は校内で取り上げて掲示してあげるというふうな、あるいはまた感想画・感想文の取り組み。いい作品につきましてはコンクールへの出展等というふうなことで、全体的に4校とも同じような感じで取り組みがされています。以上です。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) 3月7日の一般質問で、このとき予算編成の方針でしたかね、それに対する一般質問だったと思うんですが、その中で漁業振興の件で質問をしたと思うんですが、そのときに質問の中で村長は、今年いっぱいでめどをつけていきたいということをおっしゃっておりました。そして、6月の漁業組合の定期総会の中では、決定したということを聞いております。ところが、どうも係、担当課の職員と話しますと、最初計画した事業がおじゃんになったということをうかがっております。先ほど村長が答弁したこの規模の、私が伺った事業名やこの6つの事項の答弁でですね。これについては昨日も説明を受けたわけですが、何となく漁業組合が要求するものとちょっとかけ離れているんじゃないかなという点をちょっと感じております。その辺をですね、どのように調整するかということなんですが、できると言ってできなくなって、本当にこの事業がまたできるのかどうかですね。その点を努力することはするはずですが、その点をもう1回伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 当初ですね、漁業組合のほうが組合事務所という要求をされまして、まずはそれをつくっていこうということで計画を進めてきたわけですが、いろいろと防衛局との調整の中で、組合事務所だけではできないということになっておりまして、組合事務所という名称では当然にできないわけですから、管理事務所という形をとって事務所を設置していくという、いろいろとこの調整がございまして、それで特に私はその後の活用については漁業組合の皆さんがやるわけですから、漁業組合の皆さんが望むものを、活用するものをいろいろと役場と調整して、国と調整して実施しなさいということで進めているところでございまして、それがいろいろと前後、また後戻りしたり、いろいろとやっている状況でございまして、それを早目にですね、組合、組合の中でもやはり理事会もございますので、理事の皆さんとも内容を調整して、早く進めてもらいたいということで今やっているところでございます。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) 私は3月にもやっぱり言ったんですよ。今年でめどをつけても、恐らく計画だけじゃないかと。本当にこの事業はできますかということを聞いたんですが、そのときの村長の答弁はですね、「私は今、米軍再編の中でやはりやりたいことは、漁民のためにやらなければいかんということを最大限に思っております」ということでした。ですから、そのように思っていらっしゃる村長がですね、この事業を最初に計画された事業がありますね。6月に決定しなかったよといったときに、その後、一応この事業ではだめですよと言われた後、村長はそれからまた折衝に行かれたかどうか。それを伺います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 私がですね、直接この組合事務所の件で折衝には行っていません。しかし、副村長を通しながら、何でどこに問題があるのか、早く煮詰めよということでやっていまして、それで私は当事者である組合長も連れて行ってしなさいということで、今いろいろと事業採択に向けてはやっている状況でございまして、一番大事なことは私は、やはりそれを使用する組合側がどんな施設をつくって、そして国はどんなものをつくれると言っているのか、その要件をどう言っているのか、その辺も確認しながら、ヒアリングも一緒にしなさいということを鋭意するようにということで、今させているところでございまして、今後ともやはり事業の採択に向けては、そういう後の管理する皆さんと一緒になってヒアリングは行くべきだということで進めています。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) とにかく漁業組合の要求は簡単ですよ。事務所をつくってくださいですから、詳しい内容の設計等につきましてはそんなにプロじゃありませんので、とにかく事務所、それから売店とか、そういうのがありますが、購買事業をしておりますので、そういったものはぜひ必要ですよということなんですよ。ですから、それはどういう名目であろうが、つくっていただけることは非常にありがたい。ところでですね、要求はもう簡単ですから、それはお願いしたいということですが、今村長の答弁で、自分は行っていないということで、ちょっと係任せばっかしでは、この事業は前に進まないんじゃないかなと思っております。特に米軍のこれは何ですか、再編の中で行われるという事業ですから、これは強く村長が当たっても大丈夫じゃないかなと思うんですよ。できれば組合長も伴って、担当の係も伴って、村長じきじきに折衝に行ってもらえないかなと思うんですが、村長は折衝に行かれる気持ちはありませんか。伺います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 私はそういう折衝に行っていないということではありません。やはり全体的なものをまとめてですね、交渉システムは私が窓口でございまして、一番早くやっているところでございます。しかし、その中身についてですね、いろいろとこの詳細について交渉、ヒアリングするのは担当と使用する方ですよということをおっしゃっているところでございまして、決して私は交渉に行っていないというわけではございません。また必要なら、もうこういう状況で、もしおくれているということなら、私もそこへ行ってですね、せっかく今実施設計費を予算に計上しているわけですから、それを流すことのないようにしなさいということで、私は担当のほうにもハッパをかけている状況ですから、組合との調整を早く済ませて、その実施設計が発注できるようにしていきたいと考えております。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) とにかく担当も大変ですからね、国のほうと折衝するというのは大変ですから、ぜひ村長もですね、一度は行っていただきたいと思いますが、行ってくれるのかどうか、それだけちょっと。日程の調整をしてやって行けるかどうか、それを伺いたいと思います。 ○議長(小渡久和) 東村長。 ◎村長(東肇) 一度と言わず、何度でも行きます。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) うれしい答弁をいただきまして、ありがとうございます。ぜひ成功させるように、お願いしたいと思います。そして、担当課長もよろしくお願いしたいと思います。そういうことでありますから、やるということでございますので、次に進みたいと思います。 次に読書週間についてですが、学校のほうはようやられていると思うんですよ。今教育長から答弁がありましたとおり、こっち阪神タイガースの看板がありますよね。中央公民館の駐車場の。向こうのほうに読書標語といって、大きな看板があるのを見ました。「たくさんの人生学べる本の中」、石川真衣さん、中学生でしょうね。その方が読書標語で大きく看板が出ている。中学校の門のほうにも1件あるのを目にしたんですが、「本を読んだ君の顔には笑顔あり」、翁長正人君。一応2人の看板は見たことがあるんですが、このようにですね、学校側はよう読書週間やっていると思うんですよ。昭和22年10月27日に、国民的行事としてこの週間を設けてから、既にもう62年ですか、なりますよね。その間に私たち、どうも宜野座村では読書週間ですよという宣伝が、どうも聞いたような気はしないんですが、その辺はアピールしているんですか。教育長、もう一度伺います。 ○議長(小渡久和) 當眞教育長。 ◎教育長(當眞嗣幸) 城間盛春議員にお答えいたします。 先ほどもお答えしましたけれども、その月間としての取り組みを何とかせんといかんというふうなことは、また大きな抱えている課題です。この週間についてですね、それぞれイベントを打ちながら、そしてチラシを配布しながらですね、その周知を図っていくというようなことは取り組んでおります。各世帯にチラシは入っております。ただ、先ほどのノーテレビデーとか親子読書の推進を呼びかけてもですね、なかなか定着していないというこの実態をですね、どんなふうにしたら定着させきれるのかな、本がもっと身近に読まれるためにはどうすればいいのかなということについて、まだまだ大きな課題です。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) 図書館だよりというのを読んだんですが、読書週間という字が1点もないんですよ。本当にチラシを配っているんですか。読書週間のチラシを。もう一度お願いします。 ○議長(小渡久和) 當眞教育長。 ◎教育長(當眞嗣幸) 再度お答えいたします。 先ほどもお答えしましたけれども、この週間の中で子ども読書フェスティバルとか、それから夜のすてきな読書会とかですね、そういうふうな感じで、その週間にいろいろ周知を図っているというふうなことです。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) これは日ごろからやっているんじゃないですか。別に読書週間だから、特別にそれをやっているわけじゃないでしょう。まあいいですが、ただ読書週間をやってもらいたいために私は質問をしているわけですよ。先ほどこの読書月間、もう一応は何年か前に設けたことがあるということで、10月から11月にかけてやっているということでしたよね。今年の10月の開館日数、これをお願いします。 ○議長(小渡久和) 當眞教育長。 ◎教育長(當眞嗣幸) すみません。今、何日というふうにして覚えておりません。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) ざっと調べて私も、ざっと調べてね、整理期間としてね、本の整理期間として、そのとき閉館しますよね。9月22日から10月10日まで閉館なんですよ。そのほかに火曜日の休みとかいろいろ入れますと、10月中に15日間閉館しております。金武町も10月は読書月間ですよ。読書週間はもう全国一律ですから。ですから週間中はですね、いいですか、10月27日から11月9日までの約2週間ですよね。その間にまた閉館が4日間あるんですよ。ですから、私は読書週間、そんなに重視していないんじゃないかなと。教育委員会は。もちろん読書で、図書館の司書もいない宜野座村の図書館ですから、それは無理もないかなと思ったりするんですが、次年度に向けてこれから予算編成ですよね。12月から、もう入っていると思うんですが、ぜひこの国民的行事である読書につきまして、何とか頑張っていただけないかなと思っているんですよ。こんなに休まれて読書週間ですよ、読書月間ですよと言われたら、非常に恥ずかしい。次年度に向けて、これからしか恐らく対策は出ないと思うんですが、一応心構えは聞いておきたいなと思うんですよ。教育長、お願いします。 ○議長(小渡久和) 當眞教育長。 ◎教育長(當眞嗣幸) 再度お答えいたします。 本当に、その10月中旬以降、11月中旬にかけてですね、集中して読書を推進するというふうな時期をアピールしながらですね、その期間の中で休みが考慮されていないというふうなことについては、担当課内でもいろいろ検討していきたいなと思います。ただ、この開館のすべての部分のですね、前にもお答えしたことがあるんですけれども、できるだけ年間を通して、年中無休でやりたいなという思いで一応は検討してみたんですけれども、職員数の問題もありまして、なかなか現実的には厳しいというふうなことで、宜野座だけが飛び出るような感じになることについては、どうも厳しいなというふうな実感で、今検討がとまってしまいました。いずれにしましても、現場のこの図書館の事情というようなものも確認しながらですね、いろいろ検討させていただきたいなと思います。 ○議長(小渡久和) 城間盛春議員。 ◆10番(城間盛春) もうとにかく頑張っていただきたいと思います。整理期間もですね、これは必ず10月中にやりなさいということはないでしょう。金武町は11月ですよ。ずっと下旬でやっていますし、できれば読書月間に、月間はやっていないのと同じだと言っているんですが、その10月以前に整理をするか、あるいはまた終わってから整理をしていただけるように。これは何か、館長が決めるんじゃないですか。その辺、どんなですか。 今、急な質問だから、恐らく準備していない。何か条例を見ますと、そういうふうに書かれているようでしたから、ひとつ考慮して、そして図書館運営委員ですか。その方々にもちょっと聞いてみたんですが、全員じゃないですが、集まりもね、会議もほとんどやっていないということですので、ひとつ次年度に向けてはちゃんとして、その委員の方々とも話をしていただいて、やっていただきたいと思うんですが、再度これを聞いて終わりたいと思います。 ○議長(小渡久和) 當眞教育長。 ◎教育長(當眞嗣幸) どうも失礼しました。 いろいろ御指摘、御指導いただきまして、ありがたいなと思います。本当にその期間を設定しながらですね、そこに気づかなかったということについては反省いたします。何とか本をたくさん読んでもらえるような感じというふうなものを、現場と調整しながら進めてまいりたいなと思います。それから運営委員会の開催ですけれども、計画的にやられているものというふうに思っていまして、このことについても注意を喚起していきたいなと思っています。以上です。 ○議長(小渡久和) これで城間盛春議員の一般質問は終わりました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会といたします。(14時32分)...