恩納村議会 2021-03-16
03月16日-04号
◆15番(
山城良一) その覚書を私持っているんですが、以前の説明によると、これは地料の更新や、そういった何十年周期で土地代が変わる場合は覚書を変えると。以前の村長が答弁の中で、
総務課長もそうだったんですが、答弁を抜粋するとですよ。この覚書は村長と議長でやっているんですね。私はそれ以後、改正するということで聞いたんですが、今の答弁を聞くと平成8年11月1日にやっているんです。議会の承認も、議員の承認も得ないでこの覚書は締結されたと皆さん感じますか。どう思いますか。現在まで、私が議長時代のときに、多分地料については更新したと思うんですよ。どうですか、
総務課長答えられますか。覚書があるようでしたら、提出をお願いしたいんですが。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 10時05分
△再開 10時05分
○議長(又吉薫) 再開いたします。
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。議会との関連でありますが、この平成8年11月1日に交わされたそのときの
恩納村議会議長の
比嘉豊林議長と
恩納村長比嘉茂政氏が交わした覚書以降のことはありません。その覚書に基づいてこれまで支払いされてきたと考えているところです。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 議員がそれで納得するのか。皆さんは、以前にこれですね、
総務課長もおっしゃっている、村長も。今後はできるのであれば、区長と相談し、その所在する区長と覚書をするんだと。この書類自体が私も腑に落ちなくて、議員の了解も得ないで覚書が発行されたんです。それに対して行政として認めますか。それ以降、土地代の更新があった場合は地域の区長と相談しながら、これは決めていくんだとおっしゃったんです。どうでしょうか。そういう話もありませんでしたか。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 10時07分
△再開 10時07分
○議長(又吉薫) 再開いたします。
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。覚書の議会議長と村長が交わされたことにつきましては、今のところ、これまで支払いした根拠として我々取り扱ってきたところであります。今後、今あります地域、いわゆる行政区なのか、これが財産区なのか、これからの相手先となるところでありますが、実は議員がおっしゃるお話は村としても平成25年3月26日に
軍用地所在区
区長各位宛てに分収金の措置に係るお願いの一文の中に、村長と
軍用地所在区の区長または代表との間で締結すべきと考えておりますので、併せて御協力願いますと。いわゆる村長が平成25年、これは
志喜屋文康前村長時代でありますが、その時代のときに
各区所在区長宛てに区長と覚書を交わすという文書があります。それ以降進んでいないのは事実であります。ですので、今回、行政区自治会とはとしっかり条例をつくっております。つくっていきます。その中で各区なのか、財産区なのか、と村長がその覚書を交わしていければと考えているところです。以上です。
◆15番(
山城良一) 議長。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) ここにありますから読み上げますね。確かに
総務課長、以前の
総務課長もこれに似たようなことを言っています。読み上げます。覚書ですよ。毎年やるのではなく、変更があった場合に覚書を締結しております。その当時から契約更新があるんですね。あるのになぜ覚書を変更しないか。もちろん、先ほど平成25年の話はその所在する区長と覚書をするんだと。そのときは値上げのときに、この値上げの分を恩納村に積立をして、恩納村の資金としていろんな面で使いやすいようにやると。ところが途中で放り投げされたといいますか、断念したのを覚えているんですが、じゃあ、皆さんは答弁するたびにいつも違うんですか。今、
総務課長がはっきり、じゃあそういうものであれば、後で2件目の件も含めてそうなんですが、私たちは
一般質問をしたらこれが正式だと思っているんですよ。本当にこの分収金について、いつまでにできるのか、確認します。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 10時11分
△再開 10時11分
○議長(又吉薫) 再開いたします。
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 議員がおっしゃるとおり、平成25年に我々は各
軍用地所在区の区長に覚書を交わすという旨の文書をお送りしたところでありますが、いまだに至っていないところであります。ですので、今回先ほども申し上げましたが、行政区
設置条例等を定めた上でこの覚書はしっかり、来年度中には実施していきたいと考えております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 前村長はこう答えているんですね。これからの行政運営をやるに当たって、予算的に厳しくなるというのは間違いないということで、20年度に軍用地の改定があると、こう答弁しているんですね。ですからこれはなぜかというと、「地料のアップにつきましては、これから配られていく分収金については、アップした分をどうするかということを考えていきたい」と。ところが地域に声をかけたら断られたということも私は覚えているんですが、皆さんはそうしている中で、財政の苦しいとか、いろいろの、先ほどいろんな規定も変えるといつもおっしゃっておりますが、まず職員の中でこういった例規集を目の前に持っている方が何名いるのか。ゼロですね。私は次の環境整備も質問するんですが、いつも質問、昨日も聞いていてそうなんですが、そうやる、来年やる、結局先ほど
総務課長は去年の3月にもこういうことを予算審議の中で言って、6月までには整備を整えるんだと、次に質問するんですが、そういったことを約束しながら、また来年になってしまうということなんですが、私はこういった指導を、村長ができるのかどうか。職員全体の声かけですよ。この問題も含めて先ほど
総務課長がおっしゃっていたんですが、村長の答弁をお聞きしたいです。
◎村長(
長浜善巳) 議長。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) この今、自治会とは何かとか、また分収金とか、いろんな問題が恩納村にはございます。その中で私たちは各字との合意形成などがございます。やはりそういったところで長引いたりする場合がございました。やはり今後は、また課長会、また職員一緒になって、この課題解決に向けてやってまいりたいというふうに思っております。
◆15番(
山城良一) 議長、15番。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) それ以上答えられないと思います。それでは次に分収金の支出の根拠。もちろん課長は覚書の中からとおっしゃると思うんですが、まずは説明をお願いします。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。先ほどの平成8年11月1日に
恩納村議会議長と
恩納村長が交わした覚書におきまして、分収金の
支払い割合を村65%、区35%と定めております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 覚書の中にうたわれていますね。私も承知で聞いているんですけれども、先ほど申し上げました補助金等の各字へのものから抜粋して聞いています。それでは次に行政区
運営補助金の支出の根拠をお願いします。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。行政区財政の支出の根拠といたしましては、各区長の給与・期末手当の格差の解消に資するため、谷茶区、冨着区、前兼久区、仲泊区に対し、
地方自治法第232条の2に基づき支出しており、
算出方法といたしましては、村会計
年度職員時給を参考にしております。以上です。
◆15番(
山城良一) 議長。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 分かりました。それでは行政区
財政交付金4字ありますね。それも伺います。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 行政区
運営補助金の
支出補助金は、地料1世帯平均3万円に足りない谷茶区、冨着区、前兼久区、仲泊区に対し、平成8年11月1日に議会議長と締結した覚書及び
地方自治法232条の2の規定に基づき支出しております。歳出方法といたしましては、総世帯に3万円を乗じて得た金額を均等割20%、世帯割80%に案分した合計から現に交付されている分収金を差し引いた額となっております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 行政区
財政交付金について聞いたんですが、これはこの覚書にある総世帯に3万円を乗じた金額、均等割20%、世帯割80%、それでいいんですか。私はこれは違うと思うんですが、これは次でしょう。以前は、これ
臨時財政交付金だったんです。いつの間にか行政、しょっちゅうやるたびに違うんですけれども、何が当たっているんですか。これから拾ったんですよ。今、行政区
財政交付金になっているんですけれども、今のことでいいんですか。違うでしょう。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 10時18分
△再開 10時21分
○議長(又吉薫) 再開いたします。
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) すみません、前年度ですね、3月に
臨時交付金から行政区補助金に名称を変更して予算を執行しておりますので、旧
臨時交付金につきましては、先ほど申し上げました行政区
財政補助金の支出根拠は、各区長の給与・期末手当の格差の解消に資するため、谷茶区、冨着区、前兼久区、仲泊区に対して
地方自治法第232条の2に基づき支出しておりまして、
算出方法といたしましては、村会計
年度職員時給を参考にしております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) それじゃあ、ちょっと飛びますが、この補助金。谷茶区、前兼久区、仲泊区、同じ金額ですよね、90万5千円。私は(カ)のほうで聞こうと思っていたんですが、下のほうに
地域コミュニティー活動推進事業補助金も同じように捉えていいんですか、同じ金額になっているけど。それも同じような捉え方でよろしいでしょうか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人)
地域コミュニティー活動推進事業補助金の
算出方法といたしましては、今申し上げた内容で算出しているところであります。以上です。
○議長(又吉薫) 答弁になっていますか。15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) なっているかどうか分かりませんが、後ろに区長もいらっしゃいます。この件は、補助金の下のほうに去年もその事業で90万5千円、今年も90万5千円計上されていますね。後でもよろしいんですが、どうも腑に落ちないのは、同じ金額が先ほど自治会と行政区の違いは何かと、もう少し後でも出てくるんですが、算定はこの3字と同じ条件ということで理解していいんですか、この
希望ヶ丘の件は。それで理解してよろしいですか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 内容といたしましては、先ほども申し上げましたが、村職員の時給を基本にしておりますので、同じということで私どもは考えております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 課長も、村長も分かると思います。この
臨時財政交付金は、この4字に対してはその当時ですよ、
大城英喜村長だったと思うんですけれども、財政的に弱くて、事務員も雇えない。特に冨着はクーラーでさえ設置できないという形で、こういう
財政交付金になったんですが、議会から指摘されて、今、4字については
行政財政交付金になって、下のほうでは、
希望ヶ丘については
地域コミュニティーだと。私は何か、ここら辺の理解で苦慮するんですけれども、新年度の予算も入ってきますから、そこの中でも議論されると思いますけれども、どうでしょうか。この質問、前後すると思うんですが、
皆さん令和2年にこの
希望ヶ丘、
区長事務委託料で出ているんです。ところが3年度は
行政事務委託料になっている。これも含めてそうですが、前後すると思うんですが、ここの中でもちょっと教えてもらえますか。オのほうに
区長事務委託料と
行政事務委託料の違いはどこですかとやっているが、これも説明できますか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。
区長事務委託料と
行政事務委託料の違いといたしましては、行政区であるか行政区でないかの違いになります。まず、
区長事務委託料についてですが、行政情報を等しく村民へ提供することにより、村づくりに参加できる機会をつくること及び地域福祉、防災活動を推進するため、区民への
行政情報伝達や村広報紙の配布、防犯灯の
維持管理等各種業務を担っていただくための委託料となっており、
算出方法といたしましては、均等割額1百50万円及び世帯割額として1世帯3千円に
各区世帯数を乗じて得た額となっております。一方、
行政事務委託料は、例を挙げると行政区ではない
伊武部希望ヶ丘になりますが、全村民に等しく
行政サービスを行うため、先ほどの
区長事務委託料にありました各種業務を担っていただくための委託料となっておりまして、
算出方法といたしましては、
区長事務委託料を準用しております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) ●(聞き取れず)したんですが、これ以上言っても押し問答になると思うので、それでは
軍用地所在区交付金の支出の根拠も、この覚書にあるんですけれども、まずは
総務課長のほうから説明受けたいと思います。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 10時28分
△再開 10時29分
○議長(又吉薫) 再開いたします。
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 先ほどお答えしました
軍用地分収金とはの答弁と同様な内容になりますが、平成8年11月1日に
恩納村議会議長と
恩納村長が交わした覚書におきまして、入会の慣習に基づき、村有地より生ずる
軍用地料及び一般地料の100分の35相当額を入会権のあると思われる区に支払う地料になっております。以上です。
◆15番(
山城良一) 議長。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) いろいろ以前も聞いて、答えは全く同じことなんですが、区長会も苦慮しているところがありまして、先ほど
希望ヶ丘の話もしたんですが、いまだかつて
希望ヶ丘は区長会に参加していますか。
総務課長も参加すると思いますけれども、どうですか。区長常会に
希望ヶ丘も参加していますか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 現在行われている区長常会におきましては、オブザーバーとして
希望ヶ丘の自治会長が参加しております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 先ほども申し上げたんですが、これは議会だより145号から抜粋して読み上げます。先ほども申し上げました。令和2年度の一般会計の予算審議で、こういった支出の根拠が曖昧であると。これは指摘ですよ、委員会からの。今後の村政運営にも影響を与えかねない。早急に根拠になる条例や規則等を制定すべきとのことに対し、先ほど申し上げました、
総務課長は定例会までに恩納村版の行政区自治会については、その区分が明確に判断できる条例や、規則等を制定したいとしておりました。先ほどの答弁、来年度に向けて、今委員会を立ち上げて実施しているというんですが、本当にこれが、この令和3年度で完成するのか、再度確認します。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。ただいまのことに関しましては、行政区
等設置審議会のことだということで、まず行政区
設置委員会につきましては、昨年12月11日に第1回目の審議会を開催いたしまして、内容といたしましては、村の現状等を示した上で委員から村内の課題を確認して、様々な意見を伺ったところであります。その後、年が明けまして、今年1月25日に三役と各区15区の区長の皆様とも今回の審議会についての内容を異論、御意見を伺いました。と申しますのは、審議会の中で各区長は入っていなくて、代表の4名だけの区長でしたので、15行政区の区長から様々な御意見を伺いました。その中で審議会のほうでは、やはりこれまでの15行政区という意識のほうが強い御意見が多かったというところは認識しておりまして、今後、そういった意見を踏まえまして、今月29日に第2回目の審議会を開催しますので、その審議会を終えた上で方向性をしっかり定めて、早めに条例を策定していければと考えております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 2件目の恩納村
環境整備事業補助金交付規程について伺います。議員の皆さんは必携を持っていると思います。もし、参考になれば、42000ページに載っております。前にもお聞きしました。前
建設課長比嘉正彦さんのときでしたかな、それについて第1条に、この規定は安全で良好な地域環境を確保するために行う団体(ただし、法人または営利を目的とする団体等は除く)の事業、平成25年12月5日に改正されています。続きまして、平成30年4月1日に、これがまた改正されております。この規定は、安全で良好な地域環境を確保するため、ここまでは同じですね。自治会という字が入りました。自治会が行う
環境整備事業及びその他村長が認める団体(ただし、営利を目的とする団体は除く)とあるが、自治会は法人なのか、まず建設課長に伺います。
○議長(又吉薫) 建設課長、屋良朝也君。
◎建設課長(屋良朝也) お答えします。自治会は、税法上では法人格を持たない権利能力なき社団ということとなっております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 税務課長が答えると思ったんですが、建設課長は、その自治会というのは税法上では人格を持たない法人だとおっしゃったんですが、この
環境整備事業のこの補助金を交付するときに、これは該当すると思いますか、しないと思いますか。
○議長(又吉薫) 建設課長、屋良朝也君。
◎建設課長(屋良朝也) お答えします。今の御質問ですけれども、該当するかしないかということなんですけれども、今、誤解を招いているというものは、多分括弧書きになっている「ただし、営利を目的とする団体等を除く」だと思います。この括弧書きを外して、その他村長が認める営利を目的としない団体に改めることが考えられます。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 意味が分からないんですが、課長、条例改正できますか。今言った「ただし、村長が求める」何でしたか。営利を目的……。だって条例には括弧書きで営利を目的とする団体等を除くとあるんですよ。これにこの補助金が該当するのかと聞いている。補助金申請をするときに、各区長からある場合に、これは該当しますかと聞いている。今の条例ですよ。ただし、村長がその他認めるものじゃなくて、私が言っているのは、この第1条の括弧書きに該当するんですか、しないんですかと。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 10時38分
△再開 10時39分
○議長(又吉薫) 再開いたします。建設課長、屋良朝也君。
◎建設課長(屋良朝也) お答えします。恩納村行政区等設置条例が令和3年度に設置されますけれども、明文化することによってそれが決まり次第、規定のほうも改めていきたいと考えております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 税務課長に伺います。以前の税務課長はこれは法人だと言い切りまして、村民税やそういったもろもろに対して、これ法人だからどうしようもないと。今税務課長どうですか。これは法人だと認めますか、自治会は。どう思いますか。
○議長(又吉薫) 税務課長、親泊 誠君。
◎税務課長(親泊誠) お答えします。税務課の立場としての答弁でございますが、地方税の12条の中に、人格のない社団等に対する規定ということで、法人でない社団または財団で、代表者または管理人の定めがあるものについては、税法上としては、地方税としては法人とみなして、この地方税の規定を適用するとありますが、法人でない社団または財団で、代表者または管理人の定めがあるものについて、総則規定の適用上、法人とみなすものを規定するものであるというふうにうたわれております。なので、税法上、自治会等に関しましては、人格のない社団というふうに捉えております。以上です。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 同じことを聞いております。ですから、私は整合性がないんだと。先ほど
総務課長も含めて、建設課長もおっしゃって、来年度までには改正したいというんですが、この1条もそうなんですが、例えば、先ほど補助金の話もなぜしたかといえば、この特に環境整備になると、私が以前に聞いた話は、30%の補助金が地元であるんですね。これは所在する分収金があるところが講じて村から配っているから、地元に30%も負担させているという話を先輩たちの課長から聞いたことがあるんです。まず、事業をするにも事業費が、補助金の負担金がないという集落が3件ぐらい軽くありますね。あって、事業ができないんだと、そういう話も聞いております。特に今回の仲泊は公民館も建設されます。そうやって財政が流れていく中で、こういった環境整備ができないんですよ、はっきり申し上げて。こういった自治会もあります。皆さんがしっかり線引きして、この他の自治会を含めて私は見直しをする必要もあると思うんですが、以前こういった環境整備、区長もいらっしゃるんですが、ほとんど道路の整備や美化といいますか、整備ですが、今いろいろな倉庫やいろんなものに使っているんですね。負担金がないから事業も導入できないと自治会からも聞いておりますので、今後見直しが必要であると思いますが、村長そのあたりはどうでしょうか。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) 今、議員から御指摘あることなんですが、昨年度ですね、先ほどから言っておりますが、恩納村の行政区設置審議委員会を立ち上げております。これは本当に村内、村外の有識者のこういった知識をお借りして、今議員から御指摘を受けております数々の内容を審議していこうと。本当にこれまで既存
行政サービスの供給体制等による課題の整理、また課題解決に向けた議論もしているわけでございますけれども、より今後は、こういったところで審議をして、またさらには明文化した条例を制定して、明確にしてまいりたいなというふうに思っております。議員からあるこういった行政に対する補助なども、そういったところで議論できればというふうに考えております。
○議長(又吉薫) 15番、
山城良一君。
◆15番(
山城良一) 再度、村長に伺うんですが、先ほど申し上げました
環境整備事業について、今10分の7以内で補助金が出ているんですが、それを軽減、自治会が負担を少なくすることが、今後検討すると言っているんですが、これも含めて検討するのかどうか、村長の御意見を聞いて質問を終わります。
◎村長(
長浜善巳) 議長。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) これはちょっと急には変えることはできないと思いますので、各区長をはじめ、いろんな意見を聞いて今後検討していければというふうに思っております。
○議長(又吉薫) 暫時、休憩いたします。
△休憩 10時45分
△再開 11時00分
○議長(又吉薫) 休憩前に引き続き会議を開きます。順次発言を許します。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) コロナ禍ではありますけれども、マスクを外して質問に臨みたいと思います。それでは通告書に従いまして、質問します。まず1点目です。村職員についてですけれども、まず村職員の各地の分布状況を、その状態を教えていただきたいんですが、よろしくお願いします。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。令和2年度の職員134人中、村内15行政区の出身者で比較いたしますと、多い順ではありますが、恩納区が17人、山田区が16人、仲泊区15人、安富祖・前兼久が共に11人、南恩納区が9人、瀬良垣区が7人、喜瀬武原区が6人、谷茶・真栄田・塩屋区が5人、名嘉真・冨着区が4人、字加地区3人、太田区2人で、村外出身者は14人となっております。以上です。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 採用の際に、例えば同レベルの方が2人いると、その地域の分布状況もある程度勘案されて職員の採用を心がけているかどうかまで説明をお願いします。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 現在、その出身区の割合での採用というところは、特に採用時には考えていなかったところであります。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) なぜ質問しているかというと、現在、職員の約50%近くは村外に住んでいます。2人とか3人とかの地域もありますので、間違えば地域内に村民が、職員が1人もいない地域も恐らく出てきている頃かと思います。実は、四、五年前の朝の大雨のときに、役場に出勤できずに、私の地域はある程度、河川あたりを回ったんですけれども、やっぱり地元にいる方々は役場庁舎に電話しながら、地域の河川を回ったり、例えば水没した地域を回ったり、いろいろ調べてはいるんですよね。その緊急事態が発生したときにも職員が役にも立ちますし、あるいはですね、昨日の
一般質問でもありましたけれども、コロナ禍の中で地域の小さいところ、例えば空手をやっているとか、舞踊研究所をやっているとか、そういうところの細かい情報も地域に住んでいれば、調べなくてもおのずと耳に入ってくると思うんですよ。その辺も勘案して、ぜひ地域をある程度、選定しながら、あとは定住促進事業もありますので、その辺も話合いながら、恐らく何らかの理由があって村外に住んでいると思うんですけれども、その恩納村に住むデメリットをメリットに変えるような施策を、定住促進の中で話合いをしていけば、また戻ってくる方も出てくると思いますので、これは質問ではありません。これはお願いですので、その辺も勘案しながら職員の中で話し合っていただけたらなと思っております。1番目に関しては以上ですので、2番目に移りたいと思います。里海
づくり推進協議会についてですけれども、これは報告書が28年の3月に出ております。その中に現状と課題、あるいはその対策なども書かれてはいるんですけれども、これまで漁港利用のルールづくり、あるいはその他のルールづくり、どういった話合いをなされてきたのか。担当課長、お願いします。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。先ほどの報告書、冊子の中では、ルールづくり、そういったところまでは細かいところはやられていないところです。前回の答申の内容といたしましても、これは海洋レジャー客向けの駐車場、トイレなどの便益施設の整備、あと海産物レストラン等のサービス施設の整備を行うこと。観光客等から観光協力金の徴収を行うこと。海域利用に関する安全基準の整備を行うことということが、前回の話合いで行われてきたところであります。今回、今現在、今年度から里海づくり協議会の中で諮問に応じて協議している内容といたしまして、海面、漁港内における不法占拠について、あと漁港利用におけるルールの作成、前兼久漁港における施設整備計画ということで、県からの諮問に応じて協議会を開催しておりますけれども、漁港内におけるルールづくり、そういったことに関しては、今年度から令和3年度に向けて現在協議中ということになっております。以上です。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 課長、これ五、六年前に出ているんですよ、五、六年前に。五、六年前に出ているのに、その中で話し合われていないの、課で。ここにあるでしょう、現状と課題といろいろあるよ、漁港区内に占拠をしている工作物や放置船、車両等が見られる。例えば真栄田岬、お客さんが多過ぎて危険度が高まっているとか、あるいはレンタカーなどの違法駐車が目立っているとか。それを5年前に出ているものを今頃からやるの。何の話合いもなされていないの、これに関して。もう1回答弁お願いします。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。先ほどの報告書の中に、答申書として海洋レジャー客向けの駐車場、トイレなどの便益施設の整備というところで、これにつきましては、平成30年度に前兼久漁港内に仮設トイレのほうを整備しているところであります。あと海産物レストラン等のサービス施設の整備ということにつきましては、これは前兼久漁港におきまして、駐車場、あと公園、レジャー関係に関する案内所、レストラン等そういったものの、これ仮称になりますけれども、海の駅構想ということで報告書の中にも出ております。これについては、国の沖縄振興特定推進費事業の採択に向けて、今現在、事業化に向けて進めているところであります。あと駐車場整備につきまして、これにつきましても、先ほどの運営構想の中で、前兼久漁港内に駐車場のほうも整備していくというところで進めているところであります。あとルールづくり、漁港内におけるルールづくりは、今年度からの協議会の中で話合いを進めているところであります。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) これに沿って話合いはある程度やられているわけでしょう、今聞くと。放置船について、その進展はあるかどうか。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。放置船につきましては、まだ具体的な進展はございません。これにつきましても今年度から開催しております協議会の中で話合いを行っております。現状のほうの把握、その辺を行っております。これにつきましても、これは今後、令和3年に向けて、今現在、県内のほうでは沖縄県のほうで、放置船と除去処理要領、また5か年計画とかそういったものを策定して、県のほうで放置船に対する対策は実施しております。そういったものをならいながら、令和3年度に向けて放置船に対する対策というものは実施していく予定となっております。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) この放置船についてですけれども、SDGsのこの中にも入っていますけれども、例えば個人の所有物だから手がつけられないとかいろいろ書かれてはいるんですけれども、そこで諦めないで、課の中でどうやったらこれがなくなるのか、どういう施策を打てばこれが少なくなるのか、その辺を実際、話合いをしながら施策の中で反映させていっていただきたいと思います。それではSDGsプロジェクト推進業務報告書について伺いますが、これも去年の3月に作成が終わっていると思いますが、令和2年度、この作成が終わった後に、どういった活動をしたのかお聞かせください。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) お答えいたします。業務報告書については、令和元年度で2つの事業を行っておりまして、地方創生推進交付金を使った実績報告書のほうが171ページございます。それとは別でSDGsのプロジェクト推進業務ということで、こちらのほうが149ページございます。この報告書につきまして、普及啓発をするに当たって、あまりにもこれは量のほうが多いものですから、活用するに当たってはSDGs推進委員会で議論して策定したものも含めた、恩納村SDGs推進戦略というものを主に活用しております。それで各種団体への説明、一般向けの勉強会、フォーラム等での発表等で紹介しておりまして、村のホームページ、広報紙へ掲載して周知しております。ちなみに、このSDGs推進戦略のほうは16ページでまとめております。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) あっちこっち宣伝活動はしていると思いますけれども、SDGs推進に当たって、一番主体となるのは役場の職員だと思いますが、
総務課長に伺いますけれども、いいですか。このSDGsの実践報告書、各課で話合いを持たれたのか。これについて、これが提出された後にですよ、お聞きします。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 各課での話合い等は持ったことはございません。以上です。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 役場の職員に分からないものを誰が教えるの。いいですか、これにはいろいろなワーキングなどをして、各課の問題点あるいは進捗状況、載っているんですよね。載っていますね。それを各課に持ち帰って、対策を取るべきじゃないですか。この中には、この実践報告書の中に、研修をしたことによって各課の問題点が抽出されたと。それをSDGsと結びつけることができるようになったと書かれていますよ。その後には何をやるべきですか、担当課長。
◎企画課長(喜久山隆) 議長。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) お答えいたします。先ほどありました勉強会、職員への周知については、令和2年のほうで行っておりますが、やはり村職員全体にはまだ行き渡っていないというふうに感じています。先月ございました類似監査のほうでも、村担当職員だけでとどまることなく、村民一人一人に浸透させるようにという指摘もございました。それで我々、令和2年度の取組といたしましては、各関係係長が集まって推進しているところでございます。2年度の取組といたしましては、まずグリーン・フィンズの導入に着手して、漁業者やダイビングショップ向けの勉強会等を開催しております。またこれは国連が推進する事業であるため、英語版を日本語版に訳して、本のホームページへ掲載もしております。そのほかにポスターの作成や動画の翻訳等を進行中でございます。普及啓発につきましては、SDGsのカードゲーム、体験会等は開催し、一般の方が参加しやすく、理解しやすいツールにより周知しております。コロナ禍で大勢の方を集めたセミナー等は難しいため、少人数やオンラインでの周知方法を採用しておりまして、一般村民だけでなく、事業者向けにも個別に開催しております。令和2年度は13回のこういった活動を行っております。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 私が言っているのは、外には発信しているのかもしれないけど、一番分からないといけないのは職員じゃないですかということを聞いているんだよ。再度答弁お願いします。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) お答えいたします。先ほども申し上げましたけれども、係長クラスですね、いろいろと勉強会を開催しているところであります。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 係長クラスは分かりますけれども、職員は分からない、課長は分からないということになってしまうけど、それでいいの。これだから問題点もあるし、SDGsともつなぎも終わったから、あとはやるべきことをやるしかないでしょう。それについて各課で話し合って、どうやって進んでいくかを決めないといけないということじゃないの。それから村民に周知するわけでしょう。この中に書いてありますよ、SDGs。最終的には職員が今までやってきたことがSDGsだと。それを検証していないところがSDGsに反していると書いてある。7千万円もかけてつくったんでしょう、これ7千万円。それを職員が使わないで誰が使うの。1年もたっているんだったら、全職員が、全課長が読んで終わっているべきでしょう。その辺がおかしいんじゃないかと言っているわけ。まあ、いいでしょう。それではこれからのタイムスケジュールについて答えてもらえますか。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) 今後は、課長会、また職員にもSDGsの勉強会のほうを開催して、まずは職員でSDGsについて理解を図りたいと考えております。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 勉強会は勉強会、もう何年も前からやっているわけだから、課題も結びつきも終わっているんですよ、この中で。それを終わって、さらに何を勉強会するの。この中では、今までやっていることがSDGsだと書かれているのに、あとは前に進んでそれを検証していくのがSDGsでしょう。じゃあ2030年までの目標をお願いします。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) 2030年までの目標ということでございますけれども、先ほど申し上げました恩納村SDGs推進戦略をもとに環境経済、社会の各施策を各課や関係団体と連携して取り組むことで相乗効果を図り、本村の2030年の目標値の達成やあるべき姿のイメージ図のような村づくりを目指します。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 私、恐らく去年も大体同じ質問をしたんですけれども、イメージをつくるのが最初で、それに向かっていくのがその次、これもそこまで終わっていないといけないんじゃないの。だって具体的な内容も書かれているし、進捗状況も書かれているし、現在の状況なども書かれているし。1回ぐらい、各課で、その課に関してできることは課の中で話合いをして、どういう目標値をつくるか。2030年まえでできるには来年は何をすればいいのか、再来年は何をすればいいのか、どこまで進めればいいのか、これは今年中にそこまでやらないと、2030年まで勉強会だけになりますよ。各課長、これ読んだ人いますか。全課長、読んだことがある人、誰か手を挙げてもらえますか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) 総務課でありますが、担当課の企画課の報告書につきましては、私も以前、そのSDGsに関わっておりましたので、内容を把握しているところであります。私が前年度お答えした部分の中では、今言った調整いろいろ計画づくりでありましたが、現在は農林水産課であったり、商工観光課であったり、各課いわゆるSDGsを基本としたサンゴを中心とした部分を今、各課で取り組んでいるのかなというところはお聞きしております。以上です。
◆17番(又吉貢) 議長。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) やっているという話がありますけれども、この中に、農林水産課長にお聞きしますが、先ほども言いましたよね、放置船もあり、真栄田ダイビングの入客数が多過ぎて人数の制限をする必要があるとか、SDGsの中にもありますけれども、大体イメージとしてで結構ですので、年間何名ぐらいが恩納村の海に入客すれば、漁民も助かり、自然も守られるのか、その辺、分からなかったら分からないでいいです。話し合ったことがあるかどうかだけでもお願いします。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。まず、どれぐらいの人数かということで、その辺の人数の算定、そういったことは私のほうで算定はしたことはございません。ただし、今おっしゃるとおりグリーン・フィンズ、そういったところで真栄田岬の入域観光客の制限といいますか、そういった話も進めているようでございますので、それも含めて、これもいろんな漁協を含めて、組合員の方々、ダイビングショップ等、そういったところの話を取りまとめていかないのかなというふうに思っているところであります。
◆17番(又吉貢) 議長、17番。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) そういうものに関しても全て、いろんな人を集めて話合いをするのもいいですけれども、まずは庁舎内で、年間何名ぐらいのダイビング客がいて、今、船代が幾らで、高いところが幾らで安いところが幾らで、全て調べないとその情報も全く出てきませんよ。丸投げするのではなくて、各担当課で話合いをして、その結果、こうなりますと。皆さんいかがですか、これでいいですかというような、もっていき方をしないと。ダイビング業者だけを集めてもダイビング業者に不利なことは話ししませんよ。だからさっきから言っているでしょう、ある程度イメージを持ってこれをやらないと前に進まないと。そのイメージを持つのが一番ですよ。村長、最後にお伺いしたいんですけれども、この7千万円をかけた2つの報告書、これからどのように使っていくのか、お願いします。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) 今、議員のほうから報告書の中身のほうを主に報告されているようですが、やはりそこに見えない、実際の活動、行動というのもございます。今あまり説明できていない部分もありますが、例えば農林水産課、商工観光課、教育課、また村民課を含めて、いろんな海岸の清掃、また赤土防止、今ありましたグリーン・フィンズですね、これは本当にこれまで恩納村が取り組んできたことのない事業も、いろんな方、関わる方もたくさん集めて、今年度も進めてきたところでございます。本当に一番の課題といたしましては、普及啓発、村民の皆さんもそうですが、やはり職員ももっとSDGsに関してはしっかりと認識して、深く学んでいくことが重要だと思っております。それと同時に、新年度から始まります次期振興計画、恩納村のなんですが、各課長もはじめ、係長も一緒になってこのSDGsのゴール、理念と合致させながら、恩納村にある課題解決、これを目指していこうと。みんなでSDGsの理念に合致するように目標に向かってやっていこうというふうに次年度からは進めてまいりたいと思っております。やはり一番の課題であります普及啓発、これはもっと力を入れて進めてまいりたいと思っております。以上です。
○議長(又吉薫) 17番、又吉 貢君。
◆17番(又吉貢) 新しいことをやることはいいことではありますけれども、このSDGsプロジェクトの中には今までやっていることがSDGsだということをうたわれていますので、今までやっていることを検証して、改善していく、そのプロセスをぜひこれからもやっていって、職員全員がこれをもって、中身をほぼ把握できるような形をつくっていただけたら、この7千万円も1億円になるかもしれませんよ。その辺まで考えて、ぜひ頑張っていただきたいと思います。以上です。
○議長(又吉薫) 順次発言を許します。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) グスーヨー、チュウウガナビラ。チューヌイーワーティシナティ、イイヤンベーデービル。サティ、クリカラムンドゥーセーヤーウムトービーグトゥ、ユタシクウニゲーサビラ。これからですね、私に係るような質問が、幾つかありました。それでこの
一般質問通告書に従って質問していきたいと思います。まず、村長の施政方針についてです。まず、1番目です。第5次総合計画後期基本計画の成果と課題について伺います。先ほど村長がそれに、第6次に関してもこれはお考えを述べられました。それはやっぱりその前段階である第5次計画を基に、これから計画を練っていくものだと思います。去年も、これ同じような文言が施政方針の中にうたわれています。であれば、その課題とか、それから方針は決定されていると思いますので、その辺を聞かせてください。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) お答えいたします。第5次総合計画の検証評価についてでございますけれども、今、タイムスケジュールといたしまして、4月いっぱいで策定委員会を開いて、6月頃、審議会のほうで検証したいと考えております。まず令和2年度は6次計画に向けてアンケート調査を実施しております。そちらのアンケート調査が今の時点で580世帯からの返答がございました。この意見を十分に踏まえた上で検証、また6次計画の策定に向けてまいりたいと思います。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 村長の施政方針というのは、この年度の審議をまだしていないんですが、それに基づいた施政方針だと理解しています。
総務課長、それでよろしいですか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) おっしゃるとおりだと思います。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) そういう共通理解の下において、これから質問していきたいと思います。それでは教育行政ですね。私もそういう関わりを数十年持ったことによって大変関心があることで、今話題になっているSDGsもそうですけれども、それからサンゴの村宣言もそうです。ジェンダー、男女の格差、そういうことに関しても、これは教育がしっかりとなされていれば、そういう問題というのは割とすんなり入っていけると思うんですね。ですから我々が長年教育を受けた中で、こういう問題もずれが生じてしまっているのかなと。そういうことが思われます。それでは1番目です。うんな中学において商品開発は何ですかと。これちょっと、商品開発というのは商品ですから、売るためのものですよね。それと私もいろいろ調べまして、SDGsのパートナーシッププロジェクトというのがあります。これはまずどういうことなのか。いわゆるSDGsがあちこち、新聞、テレビ、ニュースあたりで盛んに報道されています。これ、学校に係るパートナーシップというのが、ここに言われているのが教育格差とか子供の貧困、生活保護とか不登校、いじめ、発達障害とかコミュニティーですね、そういうものがあるんですけれども、どうもこの商品開発と結びつく文言がないんですね。皆さん方からもらった冊子の中にもそういうことがありません。先ほどいろいろSDGsについて答弁がありましたけれども、どうもその辺が見え隠れして非常に不透明な部分が結構あるんですね、それをちょっと答えてください。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) お答えします。SDGsパートナーシッププロジュクトということで、今回うんな中学校中学校で計画をしております。このSDGsパートナーシッププロジェクトは学校教育の中でキャリア教育の位置づけとして、村の自然環境と産業、そして村のSDGsの取組を題材にして、うんな中学校の3年生を対象に2030年まで継続して取り組む予定です。例えば具体的に言えば、村内のホテル、シェフとともに中学校の豊かな感性や想像力を最大限に引き出し、学びを通して新たな価値を創造し、地域活性化の原動力となることを期待しています。このいろいろ吉山議員がおっしゃった貧困であるとかジェンダーであるとか、いろいろこれも学校の中で取組を、以前からひもづけて取組をやっているんですが、この中学生を巻き込む理由として、今実際、高校生や大学生が地域の課題を実際にビジネスに手法を用いて解決する取組が行われております。我々が目的とするのは、起業する、中学生の生徒に事を起こすことを体験させて、将来につなげられたらと考えております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) これはかなり高度な、最後の文面ですね、文言に関しては。かなり企業とかですね、これは最近はやっていて、大企業、官僚を退職した人たちが起業していくという。なかなかこれはそれなりの教養、知識、学歴を持たないと、そういう展開というのは厳しいのかなと。そういう中で前半のほうですね、課長のおっしゃった、これはいわゆる職業体験という位置づけでいいわけですよね。ですから段階的にそういうものをやっていくということで、どうもこのSDGsに関して横文字が多いんですね。だからこのことに関して、私も辞書を片手にどういうことなのかを調べるんですけれども、それが合致しない部分もあったりするんですね。ですから、このことに関して、先ほどの答弁にもあったように非常に分かりにくいですね。分かりにくい中で課長の皆さんがしっかり把握をして、さらにそれを住民に知らしめるという、そういう問題もありますので、ぜひ具体化されたものを展開して我々に教えてほしいと思います。それでは、これもですね、今のSDGsの中に入っているんですね。一応、いじめとか不登校ですね、実数はどうですか。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) お答えします。令和2年度の村立学校におけるいじめの認知件数、小学校が10件、中学校が6件となっております。また、不登校に関しては様々な理由で不登校の状態にある児童生徒は、1月末現在で小学生が5名、中学生が12名となっております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) これはいじめというのが当初はなかなか見えないということでしたけれども、法令改正によって本人がいじめだというふうに感じれば、被害者がそれはいじめだと認定するということなんですね。ですから、ちょっと課長確認するんですけれども、これは減少傾向ですか、それとも増えているんですか、教えてください。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) 過去から今の現状がどうかということですが、小学区、中学校においてはいじめの件数は減少の傾向にあります。ただ、10年前のいじめの解釈と今のいじめの解釈というのは全く違っていて、相手方が心に感じるいじめもありますし、身体的ないじめも以前からありましたが、最近、いじめだと捉えられて認知されているのは、やっぱり心の、言葉のというところが増えているところです。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) いじめというのは、その人を見ただけでいじめと感じる人もいるんですね、その姿を見ているだけで。あるいは言葉を聞いただけでいじめと感じる場合もあるみたいです。ですから、ぜひその辺は、その小学校、中学校においては、人格形成に大きな影響を与えます。私も長年子供たちを見ていて、その家庭で、その子の人生あるいは行動パターンにおいてかなりの影響を与えているということが私の経験から思いますので、ぜひその辺のいじめに関しては、しっかりとした対応を各学校にしていただくように、もう初期でそういう対応をして、これはコミュニケーションが大事ですので、学校の先生がしっかりとその子供たちとコミュニケーションが取れるような、そういう仕組み、あるいは学校環境をつくっていただきたいと思います。不登校に関しては、今はホームスクールとかあるいはフリースクールとかありますので、その辺のところはもっと弾力的にもって、それが家庭的なDVとか、そういうことがあるのであれば、それはぜひ全国的に問題になって、教育委員会が矢面に立つ場合があります。ですから、敏感にそれを感じ取って対応していただきたいと。これを我が身だと思って、全国放送をしっかりと認識してほしいと思います。それでは次です。小学校の学校給食免除維持は、これはコロナ禍による補助金に係るものだと思うんですが、持続可能な財源措置は見込まれるんですか。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) 小学校の学校給食費の免除事業ということで、令和2年度に引き続きコロナ対策事業として保護者への経済的支援を引き続き実施する予定であります。また、学校給食費の完全無償化、幼稚園、中学校においては令和2年から先行して無償化の制度に入りましたが、この完全学校給食無償化については、令和元年度の第2回の総合会議の教育会議の中で方向性は実施するということで協議・調整されております。財源確保及び後年度負担等も精査しながら、学校給食費の無償化制度の開始年度の調整を行っております。持続可能な財源措置は、また財政担当課と調整し早急に進めていきたいと思います。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 私は、令和2年度の施政方針と今年の施政方針を持っているんですが、2年度においては、村長は学校給食費の段階的な無償化を実施するとあるんですね。今年度に関しては、コロナウイルス感染症対策として、小学生の学校給食費免除を実施した。これはかなり選択する場合において判断を必要とする事例だと思うんです。いわゆる全国的に給食費の無償化というのはなかなか実施されている自治体は多くない。その間にそういう給食費を支払えない、それを負担できない家庭に関してはそれなりの減免措置費があるわけです、あるいは免除とか。そういう中において議論が各市町村であると思うんですけれども、自分が頼る、自分の、個人に係るようなものに関しては負担してもらうという。これは後で出てきますけれども、やっぱりそれなりの村民も、あるいは子供たちも自覚を持って自分が、これから成長段階においてそういう教育でもあるんですね、給食費を負担するというのは。その辺も含めた、ただ給食費を免除すればそれでいいという問題ではない。一つの側面で考えるべきものではなくて、多方面から考えて、その中で決定しなければいけない、そういうものだと思うんですよ。ですから、私も給食費が免除ということに関しては、村民は喜びます。私ももし子供がいれば、大変喜んで、それをほかのものに充てるという、そういうことで大事な、いい施策だなと思ったりもするんですが、その辺もうちょっと考えて。村長、このことに関しては、歴代な村長は全くなかったんですけれども、村長の方針として出していると思うんですね。その辺、答弁お願いできませんか。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) 令和2年度もこの給食費の免除の件ですが、3月から去年始まっておりますので、私たちはこのコロナウイルス対策事業として子供たちに免除していこうということで昨年度やりました。そして今年度も同じ状況で免除をしているわけですけれども、やはり今年度も、新年度も先行きの見えない不安な状態が続くだろうと私たちは予想しております。やはり子供たちを守るためにも、保護者の皆様にも安心していただくためにも、この給食費の免除は必要だと感じているところでございます。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) セーフティーネットというのが生活保護という部分もありますので、そういうものでフォローしていくという。そういう施策もしっかりとした形でやっていただいて、私はその上での給食費免除だと思っていますので、次に移ります。次、3番目ですね。生涯学習について、地域連携型ネットワーク構築の道筋と担い手を伺います。また施設の開放とあるのは無償化を意味するのですか。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) お答えします。地域連携ネットワークの構築については、平成26年より実施している学校家庭地域連携協力推進事業を今後も推進し、学校へ、家庭や村内の各種団体及び企業等のボランティアをつなげることで学校における児童生徒の学びやボランティアの生き甲斐づくりへつなげ、学習の成果を地域に還元できる仕組みを構築していきたいと考えています。その中心的な担い手は、地域コーディネーター、社会教育指導員になるかと考えております。また、施設の開放についてなんですが、社会教育課としては、今、施設の開放については恩納村立学校施設の使用料を免除しております。他の施設については、引き続き使用料をそのまま徴収ということになると思います。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 今、課長がおっしゃったことは、大変いいことは言えるんですけれども、具体化するということは、これはいわゆる地域でそういう方が活躍しているというのはないですよね、実際。皆さん方がやっている、この間、私は
一般質問の中で、学校に照明をつけるとか、学校の中核的な位置を占めているという、どうも私はそれはおざなりにしていると。だから言っていることとやっていることは、私には格差があるというふうに感じざるを得ません。さらに施設の開放とあるんですけれども、確認、ただ無料化する。その無料化する意味は何ですか。
◎社会教育課長(長浜健一) 議長。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) 以前にもお答えしましたが、現在、村外のほうは使用料は徴収しております。村内、多くのスポーツ団体、各種団体ですね、老人会も婦人会、PTA、子ども会といろんな団体があります。多くの方々に、より多く使っていただきたいということで今無料化にしております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 要するに今まででも、そんなに使用料を多く取っていないですよ。私が前も話をしましたよ。使用料を取るというのは、いわゆるそこに対する意識を高めることだと。それが、前に話しましたよ。その差額というのは大したことないですよ。50万円と、今回十何万円ですか、施設使用料は。前年度と。そんなに多くの予算というのはかからない。そこで無料で使うということに関しては意識がどんどん無料化することは、私は何度か経験していますけれども、だんだん、それは意味がないでしょう。皆さん方は知っていると、長年そういう業務に携わっているあなた方のほうがよりそれは分かると思いますよ。無料化するとうまくいかない、無料化するとだんだんそれは衰退していく。お金を、例えば私の知り合いで、宜野座の漢那なんですけれども、そこで無料の学習塾や無料のパソコン教室とかをやったんですよ。最初は来ますよ。ところが無料だから責任がないからみんなやめていく、責任というか、自分が負担しているという意識がないからどんどんやめていきます。結局はこれ消えちゃいましたけれどもね。赤間でも一緒ですよ。赤間でも、あるいは学校でもですね、物を大事にしなくなります。ですから、今言うように無料にするからどうのこうのと、これは皆さん方の頭の中での机上の論理ですよ。実際、これを施行した場合にどういう傾向にあるか、しっかり検証してください。それでは次に行きたいと思います。時間がもうないんですけれども、これは先ほど貢議員が聞かれていましたので、恩納村里海
づくり推進協議会の役割と設置目的に沿った運営について検証はなされているかとある。私もこれは環境省から出されている里海づくりと恩納村の条例にあるものでは多少違うんですね。里海づくりで言われていることは物質の循環、生態系、触れ合いとか、その3つの要素を盛り込んで実践を支えるというふうなことになっています。これは里山づくりとか、そういう流れだと思うんですね。ですから、いわゆる地域が一緒になって海を生かし、そして海を利用して海の環境を守っていこうという、そういう趣旨だと思うんです。恩納村との違いということに関してどういうふうに検証し、そしてその協議会はその役割を担っているのか伺います。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。まず恩納村の里海
づくり推進協議会、これは村長の諮問に応じて開催するというふうになっています。目的としては、漁港区域に関する事項、または漁港及び機能施設及びその他施設の整備計画に関すること。漁港の基本施設、機能施設及びその他施設の利用及び管理に関すること。漁港区域内の工事に関すること。その他村長が必要と認める事項ということで、先ほど議員がおっしゃった里海の定義というところでは、若干違うのかなというふうに考えているところであります。まず、恩納村では里海ということでモズクを中心に、人の手を加えることによって環境がよくなるというところも含めて、里海漁業ということでモズク養殖とかそういったところを展開しておりますけれども、里海
づくり推進協議会としては、どちらかというと漁港内の施設整備とかそういったところが話合いとしては中心になっているところであります。先ほどもありましたけれども、平成26年、27年に協議会は形成されまして、その協議会の中身の答申も得ているところで、その中ではトイレ等、便益施設の整備とかレストランの整備とか、そういったところがうたわれているところであります。その中で、トイレに関しましては前兼久漁港におきまして仮設トイレでありますけれども、今現在整備をされております。あと、レストラン等のサービス施設というところにつきましては、前兼久区において、これは仮称でありますけれども、海の駅構想ということで、駐車場、トイレ、便益施設等の整備について、これは国のほうと事業採択に向けて協議中であります。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) ここに条例、例規集があるんですけれども、今課長が言われるように、どちらかといえば漁港に関する文言が多いですね。ただ、そうだとしてもやっぱり海というのは、村長が提唱されているサンゴの村宣言、その入り口になるわけです。漁港も含めて。漁民が担っているわけですね、漁港を利用するのは漁民ですから。そういうことだけではなくて、いわゆるここに書いてある健全な里海の保全、創出には森、川、里、海の様々な場所において人々が積極的に連携、協働して、継続的な里海づくりに取り組むとあるんです。ですからその漁港や漁民だけではなくて、村民やいろんな人々が、農家も含めて、それを里海をつくっていくという。里海の定義が、恩納村の場合はちょっと固定化されている。もっと広い意味で捉えて、そうしないといわゆるサンゴの村というのは達成できないと思いますよ。アドバルーンを上げているんだけれども、下のほうではちょっともやっとしているという、私はいつもそれを感じているんですけれども。ですからぜひですね、沿岸地域の人々が集まって、そして活発に関わり合う、具体的な行動が必要であると。そういうふうに定義しています。環境省はですね。ですから、何事もみんなで話し合うという、地域が一緒になってやるという。役場がそれを提案する、そして地域にさせる。そうしたら役場は楽じゃないですか、何もしなくていいですよ。これは学校でもいいし、いろんな地域でそういうものに投げかけるという、そういう役目が皆さん方課長であり、役場だと思いますよ。あなた方がちょっとだけ汗をかけばいいです。あとは地域に任せるという、そういう体制をつくっていただきたいと思います。それでは次です。公共施設の有効活用に係る公共施設等総合管理計画の見直しの視点を伺います。これは私が集約化を施政方針に盛り込んでくださいということを村長に申したんですが、あまりはっきりした文言がありません。そのことを言っているのか、その辺をちょっと答えてもらえませんか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。平成27度に作成いたしました公共施設等総合管理計画は、恩納村第5次総合計画の更新と併せて5年ごとに検証・見直しを行うこととしております。内容といたしましては、本年度取りまとめました公共施設個別施設計画を基本に、各施設の合理化や長寿命化等を図っていくために令和3年度に更新を行います。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 違うようですね。ということは、村長が去年ですか、
一般質問をしたときに、そういう集約化に関してしっかりと施政方針の中に述べないといけないんじゃないですかと。要するにそういう集約化をすることによって利害のある人たちが出てくると。そういうことをしっかりと説明責任が生じますよと。だから施政方針の中に示してくださいと。私はそういう質問をしたら、村長は施政方針に盛り込みますということをおっしゃいましたが、これは施政方針のどこに盛り込まれているんですか。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 11時57分
△再開 11時58分
○議長(又吉薫) 再開いたします。村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) 施政方針の中に入れると言ったかどうかはちょっと覚えていませんが、今後ですね、議員、私たちは長寿命化計画を考えていこうということで、教育委員会のほう、また管財のほうですね、進めております。ということになります。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 私はこのことに関して、毎回質問するというふうなことを言った手前、忘れることはできないわけですよね。議事録を見ればしっかり分かるんですけれども、どうもそういうのをおざなりにする部分が、これは優先順位がかなり落ちているのかと思ったりします。でも、しっかりその辺のことを、利害関係、これから体協も始まります。そういう中で、その人たちの身になって考えていくという、そういう姿勢ですね、ぜひ皆さん方持っていただきたいと思います。ただ、何度も言うようですけれども、机上でこう動かしていくという、そういう方向性というのは後で絶対破綻が生じますから、だからぜひそこに下りていって、その人たちの身になって物事の基準も含めてやっていただきたいと思います。それでは次に移ります。選挙公営についてであります。これは我々講習会があるんですけれども、二度にわたって、今回はコロナ禍で開催されませんでしたけれども、前回の議員の講習会でそれが提案されました。恩納村においてはどういうふうに考えていらっしゃるのか伺います。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。公職選挙法の一部を改正する法律が令和2年6月12日に公布され、同年12月12日から施行となっております。本村におきましては、選挙公営の対象となる令和4年度執行予定の村議会議員選挙、村長選挙にて適用できるよう準備を進めながら、令和4年3月定例議会での条例制定を予定しております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 制定してください。それでは赤間公園施設の充実及び多様な事業展開について。私もよくスポーツの情報番組をテレビで拝見するにおいて、赤間がたびたび出るんですね。この間、何とかグランパスですか、私サッカーはあまり精通していなくて分からないんですけれども、名古屋グランパスでしたか、これは赤間だとキャンプしているのを見たり、あるいは陸上のトップ選手を見て、これは赤間だということを何度か経験しました。そういう中において、毎年スポーツ団体に係るキャンプや公式大会及び練習の場所を提供している。それに相応した施設の整備と時代のニーズに即した設備投資が必要だと思うんですが、村としてはどういうふうに考えていますか。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 12時01分
△再開 12時02分
○議長(又吉薫) 再開いたします。議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) すみません、ちょっと順番を間違えました。それでは幼稚園の、あるいは小学校の適正規模を検討する真意を伺います。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) 施政方針にも示してある適正規模なんですが、幼稚園・小学校の適正規模を検討する真意というのは、現在、喜瀬武原小学校において複式学級が解消される児童数の在籍が見込めておらず、令和3年度においての複式については1・2年生の1学級8名、4・6年生の1学級8名、計16名の児童で実施を予定しております。今後、児童数が増加する要因もなく、令和元年度から実施している保護者との意見交換会やアンケートにおいても安富祖小学校への入学を希望する保護者やどちらでもいいですよという保護者の声が多く、今後、保護者、地域及び学校と意見交換を重ね、児童における適正規模学級の推進を図り、子供たちへのよりよい教育環境を最優先に考え、関係者の理解を図りながら進めていきたいと考えております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 次ですね、村立保育所民営化についてロードマップを伺います。
○議長(又吉薫) 福祉課長、長浜保治君。
◎福祉課長(長浜保治) お答えいたします。恩納村立保育所民営化につきましては、平成21年度から検討委員会が開催されており、平成24年度には、平成27年4月1日民営化開始に向けたスケジュール案が示されておりました。しかしながら具体的な取組までは至っておりませんでした。その間、国の待機児童対策が加速し、沖縄県でも認可外保育園の認可化移行が急速に推進され、本村でも、待機児童対策を優先とし、平成28年度、エンジェル保育園、現在のオリーブ保育園ですけれども、平成29年度、風の森保育園と認可保育園が開園されました。また、令和3年4月には、旧ゆうな保育園を改修し、民間によるゼロ歳児から2歳児の19名定員の小規模保育事業所が開所する予定で、待機児童ゼロを達成する見込みでございます。ここ10年余りで恩納村の保育環境及び保育行政は、子育てに関する各種制度等の改正も含め、大幅に変化しており、保護者の多様なニーズに対応するためにも、村立保育所民営化について早急に取り組むべき必要がございます。令和2年10月に、恩納村立保育所民営化検討委員会を開催しておりますが、現時点での国・県・村の保育行政の現状や、他市町村の民営化に関する情報を委員で情報共有した段階でございます。令和3年度には、ロードマップ作成に着手し、具体的に取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 慎重な対応をお願いしたいと思います。それでは最後のほう、読み上げましたけれども、もう一度読み上げます。毎年スポーツ団体に係るキャンプや公式大会及び練習の場所を提供している。それに相応した施設の整備と時代のニーズに即した設備投資を考慮すべきではないか伺います。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) 赤間総合運動公園の施設整備については、赤間総合運動公園周辺整備基本構想(平成23年3月策定)に基づいて計画的に整備してまいりました。また、プロサッカーやプロ野球
春季キャンプの受け入れ態勢の強化として、平成29年度より冬芝、いわゆるオーバーシートを導入しております。今後につきましても、赤間総合運動公園施設の維持管理を財政担当課と協議しながら計画的に進めていくとともに、キャンプについても球団や関係者、指定管理者と連携し受け入れ態勢の強化に努めてまいりたいと思います。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 私もよく利用するんですけれども、例えば施設に関しても老朽化もあります。それから整備に関しても世界水準の設備を持ってこなければいけないと思うんですよ。オリンピックに出場するような選手が来るわけですから、それからサッカー場にしても海側のところが陥没しています。見るからにテレビのニュースで見たときに、大変、ああこれはやばいなと。あんなサッカーの、日本のトップの選手がキャンプしているのに、実際のグラウンドではないんだけれども、その周辺が落ちくぼんでいる。あれを見ると、ちょっと村民としていかがなものかなと思ったりします。その辺の整備に関してはどう思っていますか。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) お答えします。サッカー場については私も確認済みでございます。またその他の施設についても令和3年度より予算等を新年度で計上しております。それに向けてまず野球場、スタンドの屋根とか、そういう大きなものからまず施設整備、修繕をしていきたいと考えております。以上です。
◆13番(
吉山盛次郎) 議長、13番。
○議長(又吉薫) 13番、
吉山盛次郎君。
◆13番(
吉山盛次郎) 陸上のブロックとかハードルとか、そういうことに関しても整備をしっかりとすべきじゃないかと思うんですが、どう考えていますか。これで終わります。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) お答えします。関係団体と調整しながら、予算面も計上できたら、また購入に向けて考えていきたいと思います。以上です。
○議長(又吉薫) 暫時、休憩いたします。
△休憩 12時09分
△再開 14時00分
○議長(又吉薫) 休憩前に引き続き会議を開きます。順次発言を許します。
◆16番(喜納正誠) 議長、16番。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠)
一般質問をする前に、この議場での質問が不安になって、先ほど前任者の質問に対し、答弁で村長、言ったか言わなかったか定かじゃないという話で終わっています。少なくとも、先ほどの前任者の吉山委員は去る12月
一般質問の中で、公共事業に対する施設の、整備に関する計画等々、集約の話等々あって、村長の答弁が記録されております。令和2年度の施政方針では学校施設の整備に関する計画に具体的な明記がないので、来年度、つまり去年の12月ですよ、来年度は施政方針で具合的にそれは表したいという意思表示をしています。ところが、それについてそのまま走ってしまって、私も議員これまで長い間やっていますが、人間ですから、忘れることもあるでしょう。しかし、少なくともそういうときには休憩をとって確認をしてですね、謝罪を入れたり、漏らしたことについてはこういうことで見落としましたけれども、補正もありますし、そのときに手当てしますとかというのが通常だと思うんですが、まずそのものに触れて、村長の答弁を受けてから
一般質問に入らせていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
◎村長(
長浜善巳) 議長。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) 喜納議員からの御質問でございます。午前の中の、吉山議員の質問の中で、議員のほうから、私のほうで今回施政方針に掲げるということでございましたが、これ今回は掲げてございません。これもですね、私、掲げてはいないんですが、これまでどおり私たちはこの施設の集約化、また長寿命化をやっていった中でございますので、今回あえて掲げることはしませんでした。しかし、今年度もこの部分に関しては吉山議員からいろいろ提案されていますとおり長寿命化と集約化に向けてやっていきたいと思っております。今回の入れなかった部分に対しては御迷惑をおかけしたと思っております。以上です。
◆16番(喜納正誠) 議長、16番。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) 少なくとも村長、やっぱり人間ですから誤りがあれば改めるということでですね、お互い信頼関係を構築して、村政発展のために議論する、これが長に課せられた使命じゃないかなということを一言申し上げ、
一般質問に入りたいと思います。それでは通告したとおり、昨年の3月、ちょうど1年前です。
一般質問の中で条例で定める内容と異なっていないか。具体的な説明を受けていません。答弁を求めるという内容ですけれども、皆さんも通告書を既にやっていますから、去年の3月の通告書を見られているかと思います。的になる骨子の質問は時間切れで終わってしまったんですが、私が指摘する条例違反じゃないかというところをついていますけれども、最後のほうで副村長はこう述べられているんです。いろいろ誤解も抱いているということです。また、この誤解というのは、何を意味して言っているのかよくわからないんです。この議事録の193ページ、理解をいただきたいということもあります。私は92ページでちょっと核心部分に触れますけれども、副村長の答弁です。これ、真栄田売店を入れた議案を議会に提案をして、可決した経緯がございますと、そういうことで条例には抵触しないという話ですけれども、これでいいんですか、この答弁で。それを確認するための質問ですけれども。いつ、議会に新しい売店を入れた事業。私からすると、恩納村条例、これは条例の51100ページのほうに、目的、施設の構成という中では真栄田売店とかは条例に入っていないんですよ。ですから、私は今回の株式会社まえだがやっている行為は条例違反じゃないかということで質問をしておりますけれども、その件について再度御説明願えませんか。
◎副村長(外間毅) 議長。
○議長(又吉薫) 副村長、外間 毅君。
◎副村長(外間毅) 喜納議員の質問にお答えいたします。前回、真栄田区の施設についての指定管理の時点で、昭和28年11月28日に、提案する前ではありますけれども、お互い役場の中で指定管理者としての指定に向けての各区の、真栄田区からそういう事業計画書の提案を出させていただいて、その中で審査員ということで、6名の皆さんで、これは役場内ではありますけれども、当時の
総務課長、企画課長、建設課長、農林水産課長、商工観光課長ということで、私も含めてではありますけれども、6名の皆さんで審議をいたしました。そのときにも地元から提案された、そういう周辺活性化施設の事業計画書の中に、新たに真栄田の売店ということがその事業計画書の中に入っておりました。その当時ですね。それに基づいて前回の指定管理のときに、皆さんのところに提案をしていただいたということであります。
◆16番(喜納正誠) 議長、16番。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) なぜ私がこれをしつこくやるかというのは、この株式会社まえだは平時の通常の会社の運営をしているわけじゃないんですよ。100条委員会を議会で立ち上げて、その当時の社長はその100条委員会の参考人としての説明責任を放棄したということから、調査もなかなかうまくいかなくて、指摘と改善を入れた委員長報告になっております。その最中に、本来は株式会社まえだには区長じゃなくて、株主の中から社長を選ぶということを注文つけて、また今年の12月にこれが出てくるかと思うんですが、この議案がですよ。それまでに、その役員構成をするべきなのに、真栄田の売店が苦しいから、例えば一つになって維持をしたい旨の要請があったことも、この議事録には載っています。それを受けて何名かでつくって認めたという話ですけれども、この議会の議決事項、これは最高の意思決定機関です、村民の。それを無視して、今、執行猶予、まあ執行猶予という話は、表現は定かではないかもしれません。注文つけて改善しなさいというところの、株式会社まえだにですよ、新しい売店を認めたということは、村は議会の言うことを無視してそこを容認しなさいという意味での提案なんですかというところ。私はこの株式会社まえだの件は、2番目にもありますけれども、かなり当初からすったもんだで10年近くですかね。当初の出発は、副村長あなたも絡んでこの件をやっているんですよ、61か所の真栄田区のコシを中心に活性化事業に取り組むと。この目的にも書いていますけれども、そのとおり行っていなくて、今一部の人たち、ごく一部の人たちがその果実がある、利益を好きなようにやっている。これでいいのか否かというところ。これは副村長、少なくともそういった実態をいつまでも放棄して見ていくのか。それとも将来において、改善策はあるのか否かお聞きしたいんですよ。
◎副村長(外間毅) 議長。
○議長(又吉薫) 副村長、外間 毅君。
◎副村長(外間毅) 喜納議員の質問にお答えいたします。真栄田岬の周辺活性化施設については、これまでも株式会社を立ち上げるときには、今議員がおっしゃるような形で61名、頭数にしては61名ですが、株は66名ということで、当初お互いがやるときにはそういう形で株式会社の立上げをして順調に、これまでの経緯としてやっておりましたけれども、中途で株式会社の代表者が1人になったということの件につきましては、いろいろとそういう地元のほうからもいろんな意見、提言などがございますので、そこら辺についてはこれから後、株式会社まえだのほうといろんな形で協議をしながら、新たなそういう施策の下に、ぜひ改善をしていきたいということで、村長を含めて調整をしていきたいと思っております。当然のごとく、これは真栄田区の株式会社でありますので、代表者を呼んで、また関係者の皆さんを含めてお互い一緒に取り組んでまいりたいと思っております。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) その件については、あと村長に行政の長として、強い行政指導のリーダーシップを発揮していただきたい旨のお願いがあります。この株式会社まえだの施設は、これはどこの財産なんですか。まず担当者答えていただけますか。
○議長(又吉薫) 商工観光課長、山田俊幸君。
◎商工観光課長(山田俊幸) お答えします。今、議員がおっしゃった質問に対してお答えします。この施設については村の財産というふうに認識しています。以上です。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) それでは、この株式会社まえだと平成29年4月に交わした協定書、当時は
志喜屋文康です。その前のまえだは今の区長、安富祖正也と。その前は安富祖晃さん、晃さんがなぜ社長をやめなければいけなかったのは、前段で申し上げた百条委員会にも参考人として出席しない。ところが往生際悪くて、新聞に恩納村議会の百条委員会に異議と、名誉毀損で訴えるという旨を平成28年4月頃、タイムスの新聞ですかね、記載しているんです。あの真相解明ができない議会の調査委員会を無視しながら、後ろで鉄砲を撃つ。この人も今、真栄田にいるかいないかよく分かりませんけれども、本当にぐちゃぐちゃになっているんです、中身を聞くと。一部の人間が字の評議員にもなって、また株式会社まえだの役員にもなって、売店組合の役員にもなって。これを見かねる、また村民の一部がそれではいかんと、当初の趣旨に基づいてやってもらいたい旨を、これ株式会社まえだ有志会というのがありまして、この方々がその賛助会に賛同した背景と、今とは全然異なるということから、株を取り戻すために61名中36名の方々が株を取り戻すための交渉に、ある弁護士を立てて交渉した。この勝ち負けの結果は別として、先ほど副村長は今後は行政指導も兼ねてやっていく話ですけれども、これにはどんな方法で、係争中の中ですけれども、村がメスを入れて入っていくのかという考え方をまずお聞きしたいと。これは村長か副村長か誰か裁量持った方に答弁をお願いしたいんですが。
◎村長(
長浜善巳) 議長。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) この問題は前回から続いていることですが、本当に私たちも御指摘いただいた内容を指定管理者と協議し、善処してまいりたいと思っております。本当にこの施設は、真栄田区と大城英喜元村長の、また区民の皆さんの構想でございました。その中で地域の経済、観光、また地域づくりをやっていこうと、本当に大きな期待を寄せた施設であったと私は思っております。そのようなことを踏まえて、これからも地域の希望と地元の誇れる観光施設として、本当に設立当初の目的の考え方に立ち返り、また改善すべきところは直して、そういった部分を副村長を充てて対応してまいりたいというふうに思っております。
◆16番(喜納正誠) 今、村長のほうからは、副村長を指名して、改善に当たるということですが、この改善に当たるこの行動、いつの日からその行動に入って、強い行政指導で今言う村長の当初の事業計画、目的達したものに近づけていく行動を起こす時期です。いつ頃を指して行動を取るんですか。
◎副村長(外間毅) 議長。
○議長(又吉薫) 副村長、外間 毅君。
◎副村長(外間毅) お答えいたします。この件について、スケジュール的なものについては、今議員も中身的には熟知されていると思いますけれども、第一審の中でも、ある程度結審が出ているということですけれども、真栄田区としては第二審のほうにまた控訴されているということでありますので、時期的には5月頃には二審の判決が出るんじゃないかなということでお聞きをしているところであります。その後、いろいろとそういうのを含めて、判決も踏まえて地元のほうと協議をしながら、随時その件については早めに改善ができるような形で対応していきたいと思います。
◆16番(喜納正誠) 議長。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) これは当然行政を預かる副村長としては、今係争中でありますから、その結果が出てからやっても遅くはないということは当然の答弁です。しかし、私個人として、客観的に見た場合、裁判というのは勝ったほうはとてもいいんですよ。負けたほうは尻込みをして進めますね。中でまた争いが出ます。ですから私は、この係争中であっても双方が争わないリーダーシップ、もう裁判をするなと、けんかさせるためにこの株式会社まえだの施設をつくったんじゃないよということの調定、これは一歩前に出ることなんですが、そういう汗をかくと思いますけれども、そういった努力はできませんか。再度。
○議長(又吉薫) 副村長、外間 毅君。
◎副村長(外間毅) お答えいたします。これは係争中でありますけれども、そこら辺についてなかなか厳しい面もありますけれども、やはり係争中であっても、その件についてはいろいろと村としても方針として出さなければなりません。そういうことでぜひ、そこら辺については係争前であっても事前に、株式会社まえだとその地域の関連する方々、関係する方々の意見を聞いて、前向きな対応でいきたいと思います。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) そこまで村長をはじめ、副村長、裁量を持ったお二方がお話しするんですから信頼をします。ぜひですね、区民をけんかさせない調停、裁判をやると勝ったほうはチャーヤッタガと、負けたほうはもう元気がありませんよ。しかし、事業に対しては陰で反対します。そうしたらまた、元の木阿弥に入って争いさせないように、今からですね、この3月が終わった後に、4月からすぐ裁判結果がどうであれ、村はこうしたいからみんな協力してやってくれというメッセージを発してほしいと思うんですが、決意のほどを村長からもう一度お願いできませんか。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) 本当に私たちもこの地域、大変すばらしいところでございます。その中で、やはり正直な話円満解決してほしいというのが本音でございます。私たちが民事不介入という部分もありますが、できる限り、きれいに、何も跡も残らないような形でできることを望んでまいりたいと思っております。
◆16番(喜納正誠) 議長、16番。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) ひとつ、全力をつくして、汗をかいて、本当にSDGsの理念にかけるすばらしい村、それを目指して頑張っていただきたいとお願い申し上げ、次に入ります。これは施政方針でも、村長はコロナ対策について申し上げた。これまで数々の議員がコロナに対していろんな角度から質問されて、村は村で手当しているなということは実感をしております。私が、今回角度を変えて質問したいのは、限られた財源、今期限りなのか、コロナの収束の見通しというのは誰がも分かりませんよね。ただ、こういった中で恩納村の、例えば財産、貨幣として評価されるもので幾ら借入れできる額とかがあれば、手当のしようも中長期ということであると思うんですけれども、その辺の基礎となる財源ですね、例えば最悪の場合、今は有事ですから、救済するためにそういう長打だけ打てば何年は生き残れるとか、極端な話ですよ。だからそういうことまで含めて、資産、また財産、その継続できるキャッシュフローのシフトはされているのか否かというところ、説明願えませんか。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。議員がおっしゃるとおり、新型コロナウイルスの感染症の終わりについては、確かに誰がも予想できないところでありますが、今、国が進める
ワクチン接種等をしっかり進めていければ、しばらくで収まるのかなと考えているところであります。また、財政的な部分というお話がありましたが、財政は中長期財政的な計画の中で、我々恩納村としては特定目的基金も含めまして約50億円近くの財源がございますので、今議員がおっしゃった財産を売り払って、このコロナ対策の財源にするというところは考えておりませんので、基本的には朝もございました財政調整基金ですか、それを活用しながら実施していきたいと思います。なお、令和2年度の村の総額、いわゆる先ほどコロナウイルスの全ての国、県補助金を含めた金額が17億円という話でありましたが、村の純然たる持ち分といたしましては約2億5千万円ぐらいだったと記憶しております。以上です。
◆16番(喜納正誠) 議長、16番。
○議長(又吉薫) 16番、喜納正誠君。
◆16番(喜納正誠) 財務を預かる
総務課長としては適正な答弁だと思います。ところが、今このコロナというもので恩納村のホテルのみならず、商工会、観光協会、一般まで含めて大変経済が疲弊している中、この救済措置として、独自の支援策であるならば、例えば国から来るものと幾らかの負担金を混ぜて幾らというわけではなくて、独自カラーの予算を執行して、救済して助けるということも必要じゃないかなとこう思うんですね。ですから、今、財政調整基金トータルで約50億円ぐらいあるような話をされておりましたけれども、それをこの中長期で、例えば今年収束するか、来年収束するか分かりませんけれども、やっぱり救急車も1分1秒を争うときに人命が助かる、助からないです。経済もそうなんです。干上がって、もうだめになってから幾らやっても手遅れです。あと仮に、廃墟化したホテルが一つでも出たらそのイメージが一変にして周りに悪影響を及ぼす。それはそのまま観光で上げる経済、そこで恩恵を受けた恩納村全体の税収も、前の観光課長からすれば、観光産業からの税収はかなりのウエートを占めていると。このかなりというのは10%なのか、20%なのか分かりませんけれども、まあ20%以上あるでしょう。そうすると、大変な額ですよね。だからそういうところを村長は外交をしながら、そういう痛みにどういうカンフル剤を打てば、そういったところが持ちこたえられるかというところを十分議論しながら、政策で反映させてやってほしいと思いますけれども、最後の質問で、村長の答弁を受けて、私の質問を終わりたいと思いますので、その姿勢、考え方、答弁願います。
○議長(又吉薫) 村長、
長浜善巳君。
◎村長(
長浜善巳) このコロナが感染した最初の頃、2月頃でございました。そのとき私たちは、まずいち早くやったのが各団体、例えば区長会をはじめ、また商工会、観光協会、GM会、そして漁業組合、そういった地域の皆さんの声を聞きました。どういうことが想定されるか、どういうことが心配かということで進めてきたわけですけれども、まず私たちはこの感染予防を先にやってまいりました。その中で今年度、令和2年度ですけれども、先ほど課長からもありますとおり、例えば持続化給付金、雇用調整助成金、また定額給付金など取り組んでまいりました。それとまた商工会の力も借りて、商工業の皆さんの経営、また給付金の手続の方法など、いろいろやってきたところであります。私たちは村民向けに対する手だて、予防から、それとまた福祉、教育、観光、幅広くこの施策を展開してきたところであります。これもやはり私たちは村民の声を一番大切にして、展開してまいりました。今回、令和2年度は15の事業、4億5千万円を投入してまいりました。これも議員の皆様の御理解の下、できたのだと本当に感謝申し上げます。それと同時に今回、まずは先に村民向けの景気回復支援商品券事業、観光客向けの商品券事業、中小事業者への相談に関する事業、これをまた先行してやっていくわけですけれども、私たちはこれから、今回3月定例議会におきまして、議員の皆様から多くの御提言をいただきました。いろんなコロナウイルスに対する村民向けの支援、これからも必要ですよということ、大変貴重な意見をいただきました。その中で、私たち今回新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら、今回、国の令和2年度第3次補正予算にて配分が決定した、新型コロナ感染症対策地方創生
臨時交付金などを活用し、村民の安心、安全な生活を確保しつつ、さらにはまた村経済の回復に努め、取り組みを進めてまいりたいと思っております。これからはまた、さらに財政調整交付金も使ったりしながら、本当に村民の声を大事にしながら、きめ細やかな対応をしてまいりたいと思っております。以上です。
○議長(又吉薫) 順次発言を許します。
◆3番(島袋裕介) 議長、3番。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) 皆さんこんにちは。
一般質問2日目の最後から2番目ですね。
一般質問もあと2人で終わりますので、皆さん答弁のほうをよろしくお願いします。去年1年間、コロナのニュースとかで夏の甲子園の中止やオリンピックの延期とかで、なかなか明るいニュースがない中、今年1月29日に具志川商業高校の甲子園出場が決定しました。21世紀枠ということで沖縄から宜野座高校ぶり、20年ぶりの決定です。またベンチメンバーには村出身選手の伊波君も入っていますので、21日の日曜日には1回戦が始まりますので、どうか皆さん、具志川商業高校の応援をよろしくお願いします。それでは通告に従って質問をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。コロナ発生から1年数か月が過ぎワクチンの供給が始まり、沖縄でも医療従事者への
ワクチン接種がスタートしています。コロナの収束に向かっていくことを期待して、新型コロナウイルス
ワクチン接種についての質問にいきたいと思います。昨日の仲田議員の質問と重複しますが、違う視点で質問したいと思いますので、よろしくお願いします。まず1の接種場所については、昨日の答弁で、赤間ドームや公民館などを考えていて、また交通支援としてバスなどを考えていると答弁をもらっていますので、1番は飛ばして2番に行きたいと思います。4月以降に接種券と接種方法を郵送、案内するとありますが、今回この令和3年度当初予算に1万1,000人分の予算が組まれているんですけれども、厚生労働省の発表では16歳以上からの接種となっておりますが、16歳以上の村民は何名いらっしゃいますか。お願いします。
◎健康保険課長(新里勝弘) 議長。
○議長(又吉薫) 健康保険課長、新里勝弘君。
◎健康保険課長(新里勝弘) お答えいたします。当初、国からその年齢の範囲というのが示されておらず、新年度予算には村民全員1万800人分の規模で予算を計上しております。最近国のほうから16歳以上ということの基準が示されておりまして、接種対象としましては、約9,200名になるかと思います。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) ありがとうございます。約9,200名、順番はどのようにやるかというか、医療従事者からやって高齢者、基礎疾患のある方という順番になると思いますが、16歳から65歳までの、一般の方の順番というのはどのように考えているのかお聞かせください。
◎健康保険課長(新里勝弘) 議長。
○議長(又吉薫) 健康保険課長、新里勝弘君。
◎健康保険課長(新里勝弘) お答えいたします。議員がおっしゃるとおり、今、医療関係者への接種は始まっているところでございます。今、恩納村におきましては、ワクチンの供給量が4月の末に約1,000人分、5月の前半2,000人分ということで、ある程度めどがついてきておりますので、これを計画に沿って、あとは北部医師会等の日程を調整していきたいと思います。高齢者が終わってから64歳以下になるのは、やはりこの供給量によって違ってくると思いますが、約2か月ほどで65歳以上は終わらそうというふうな調整で北部医師会とは進めております。その中で供給量に応じてですが、64歳以下も一気にできるのか。64歳から60歳というふうに枠を決めてやるのか。これはまた供給量に応じてやっていきたいというふうに思っております。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) 供給がされてからじゃないとできないので、またパニックにならにようにしっかり順番を分かりやすく村民に説明しながら、不安を取り除きながらやっていただきたいと思います。村内に住んでいて、住所を変更されていない県外の人もたくさんいると思いますが、その方たちも恩納村で接種することは可能なのか、またそのときにはどういう手続をすればいいのかというのもお願いします。
◎健康保険課長(新里勝弘) 議長。
○議長(又吉薫) 健康保険課長、新里勝弘君。
◎健康保険課長(新里勝弘) 住所を、ホテルの従業員とか住所を移さないで、こちらで就労している方とか、そういう方の場合は恩納村のほうに申請をして、こちらから許可書みたいなものを発行して、村内で受けられるようになります。これは国の事務の手引き等の中でできると明記はされているんですけれども、様式等のほうがまだ私たちのほうに提示されておりません。またその手引きの中では、ウェブ上での申込みも可能になるということになっているそうです。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) ありがとうございます。次、3番に行きます。
ワクチン接種による副反応への対応についてですが、新聞、メディア、テレビなどで副反応が出ている人がいると報道されています。それで不安になっている人も多数います。この副反応への対応は、昨日の仲田議員の答弁のほうでも、集団接種の場合は消防等と連携して行っていくという。個別接種の場合はクリニックや診療所で見てもらうという答弁を聞いておりますが、接種を受けた後日に反応が出た場合の対応はどうしたらいいかというのをお願いします。
◎健康保険課長(新里勝弘) 議長。
○議長(又吉薫) 健康保険課長、新里勝弘君。
◎健康保険課長(新里勝弘) データを見ますと、2日目等に発熱するというふうなデータもございますので、それに関しては、やはりかかりつけ医のほうに早めに連絡して、相談していただくということになるかと思います。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) ありがとうございます。これはまた最後の周知方法についてのほうで、もう少し聞きたいと思いますのでよろしくお願いします。次、2番目の質問に行きたいと思います。中学校の修学旅行について。去年コロナでいけなかった2年生の修学旅行ですが、今年の計画を伺います。
◎学校教育課長(石川司) 議長。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) お答えします。コロナで修学旅行ができなかった中学2年生の令和3年度の計画に入る前に、事前に生徒と保護者にアンケートを取っています。そこをちょっと紹介してまいりたいと思います。予定どおりに令和2年度で実施してほしいということで、生徒においては63.6%が「そのまま実施してほしい」というアンケートの調査結果が出ました。ただし、保護者については「次年度に実施してほしい」というのが53.2%と学校の調査で分かっております。これを踏まえて、令和3年度、3年生、現2年生なんですが、3年生が10月30日から3日間、2泊3日で近畿地方を予定しております。併せて時期をちょっとずらして、2年生、今の1年生なんですが、12月9日から3日間、これも2泊3日で近畿地方を予定しております。以上です。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) 今年実施されるということで、子供たちはとても喜ぶと思いますのでよろしくお願いします。コロナで大変な時期ですので、2年生の子供もいて、3年生の子供もいる親としたら2人分の出費が重なると思います。そういうところの支援策とかも考えていますか。
◎学校教育課長(石川司) 議長。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) 修学旅行費については、村は以前から準要保護世帯については今の段階でも、限度額を取っ払って全額支援をしております。これは準要保護、いわゆる非課税とか多子世帯のところはそれに該当して補助をしております。それ以外に、所得がある世帯というか、そういうもろもろの環境に置かれている子供については、恐らく実費でということになると思います。以上です。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) ぜひ、手厚い支援が行き届くように、手配のほうをよろしくお願いします。修学旅行は中学生の一番の思い出になりますので、コロナ対策は支援をして、子供たちが笑顔で帰ってこられるように、修学旅行は帰ってくるまでが旅行ですので、それに行けるように頑張っていただきたいと思います。じゃあ、次に赤間総合運動公園の
春季キャンプについて。2020年の沖縄県内におけるプロ野球
春季キャンプの経済効果は1百21億6千8百万円でしたが、コロナの影響で無観客となり、2021年は大幅に減少しております。まず村ではプロサッカーチームが4チーム赤間で今年はキャンプを行っていましたが、野球場にはコロナの影響で今年は残念ですが、サムソンライオンズが来ることができませんでした。そこでほかの球団から今年、球場の利用をさせてほしいという打診はありましたか。お願いします。
◎商工観光課長(山田俊幸) 議長。
○議長(又吉薫) 商工観光課長、山田俊幸君。
◎商工観光課長(山田俊幸) お答えいたします。まずですね、このコロナの影響により、恩納村へのキャンプについては、まず日本のロッテマリーンズ、1軍のほう。並びに楽天イーグルス2軍よりお話がありました。しかしながら、キャンプの受入については村内の宿泊が前提となっているので、今回両球団とも村外宿泊だったのでお断りに至った経緯となっております。以上です。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) 打診はあったけど、宿泊予定がなかったということで断ったということですので、
春季キャンプがなくなって指定管理の収入減になりますが、そういった支援などは考えていますか。お願いします。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) お答えします。先ほど商工観光課長が申し上げたとおり、今回は韓国のサムソンが令和2年については秋と春のキャンプに来てございません。それにおける施設使用料については指定管理者の大きな収入となっており、キャンプ中止により収入減が予想されると思います。令和2年度の指定管理者収支決算報告を受けた上で、必要であれば村財政やその他の指定管理を管轄している、担当課と協議し整合性を図りながら対応していきたいと考えております。以上です。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) 今回は、コロナの影響でキャンプが全部無観客ということになっているんですが、うんな中学校も赤間の近くにできて、プロの選手が赤間の前を通って、もしかしたら子供たちの練習している姿を見てくれるかもしれないという思いもありまして、子供たちもすぐそばでプロの選手が練習をしているということで刺激にもなります。そこで頑張ろうとなり、昨日の堅三議員の質問の中にもありましたけれども、将来恩納村からもプロ野球選手が生まれることと思います。来年はサムソンが来られたらいいのですが、コロナの状況で分かりませんので、もし今年と同じ状況のときに、プロのチームを読んでいただけるような、村内宿泊じゃなかった場合、沖縄にも琉球ブルーオーシャンズという野球チームがございますが、そういった球団を呼ぶということは考えていますか。もしコロナで来られない状況の場合ですね、お願いします。
◎商工観光課長(山田俊幸) 議長。
○議長(又吉薫) 商工観光課長、山田俊幸君。
◎商工観光課長(山田俊幸) 議員が今おっしゃった、このコロナが長期化になった場合、村内のキャンプについてはかなり打撃も受けるのかなというふうに認識しております。今あるように、県内のチームにブルーオーシャンズというチームがあるということも聞いております。またそういったこともしっかり今後、関係課と連携しながら考えていければなというふうに思っております。以上です。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) 県民球団になって、広島パークみたいな感じでなっていけることを願って私も応援していきたいと思いますので、もし、何か機会がありましたらよろしくお願いします。次に行きます。村民への周知方法について。コロナだけではないんですが、村政の行政の情報の周知方法はどのようになっていますか。昨日の佐渡山議員の答弁でもありましたが、もう一度お願いします。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。現在の村民への広報等の周知方法といたしましては、村広報紙、村ホームページ、広報無線、LINE発進、登録制メール配信の5つの媒体となっております。以上です。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) ありがとうございます。ホームページやLINEを見られない方がいます。防災無線は時間帯に恩納村にいない場合とか、聴けない場所にいるかもしれません。広報おんなは全世帯配付ではありません。そこでですね、今年の3月から隣の金武町ではQABのデータ放送を活用して町民へ情報を伝えています。普及率は把握できていないそうですが、町民からの評判は好評だと聞いています。恩納村でも予算を組んで活用できないか伺います。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。議員がおっしゃるQABの市町村専用ホームページが設けられているということで、現在、南城市、金武町、久米島町が専用ホームページを設けております。また試験運用で登録している県内の市町村も約22市町村あると聞いております。携帯等のモバイル端末に不慣れな高齢者やインターネット環境を持たない世帯向けに有効なコミュニケーションツールということですが、近隣の金武町に確認したところ、市町村専用ホームページで3ページ設けているということで、構築費に約1百万円、月々1ページで5万円で、金武町は3ページを持っておりまして、15万円の経費が月にかかるということであります。本村におきましても、費用対効果等を勘案しながらこれから検討していきたいと考えております。以上です。
◆3番(島袋裕介) 議長。
○議長(又吉薫) 3番、島袋裕介君。
◆3番(島袋裕介) テレビは各家庭に1台はあると思います。何気なくQABを見ていて、先ほども言われましたが、南城市のデータ放送で配信していますというCMが流れるんですよ。それだけでも、もし恩納村のデータが見られますとなったら調べますよね。それは情報伝達の方法としてはとてもいいのかなと私は思っています。ぜひですね、隣の金武町あたりからいろんな情報を聞いて取り組んでいただきたいと思います。少し早いですが、私の質問を終わりたいと思います。
○議長(又吉薫) 暫時、休憩いたします。
△休憩 14時52分
△再開 15時10分
○議長(又吉薫) 休憩前に引き続き会議を開きます。順次発言を許します。
◆8番(
外間勝嘉) 議長、8番。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 今回の、最後の
一般質問ということで進めていきたいと思います。今、議員の皆さんから通告書の日付が10日になっていると、あなたは無効だということでありますけれども、9日に訂正をお願いいたします。よろしくお願いいたします。質問に入る前に、喜瀬武原の104号線、あと浸水の問題ですね、直接金武の町長、村長が出向いて防衛副大臣、そして日米合同委員会のトップであります北米局長に直接要請をいたしまして、今回、来年度から実施という話を聞いております。ただ、まだスコップ一つも入っておりませんので、最後まで気を引き締めて、工事の着工まですることを村長にお願いいたします。よろしくお願いします。では、通告書に従い、質問をしていきたいと思います。施政方針からということで、教育、文化について。県指定名勝・万座毛及び植物群落の保存管理活用計画書を基に整備委員会を立ち上げ、整備計画書策定に向けて取り組むとあるが、具体的にアダン、その他植物の景観整備は何年から始まり、昔の万座毛の姿に戻るには何年ぐらい要するのかということでありますが、安里議員の質問でも答えていただきました。令和3年から始まって、3年に計画、4年、5年で実施をするという答弁でありました。その中で、向こうに行きますと写真があるんですよ、二、三十年前の。あれを見ますと、相当のアダンが侵食をしてきております。その辺もですね14年、4年、5年ぐらいで整備ができるのかお伺いいたします。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) お答えします。昨日ですね、安里議員にも内容等は説明したんですが、今外間議員が言っていると思われることは、万座毛の崖地帯まで繁茂しているアダン葉のことだと理解しております。それも含めて、令和3年度から整備計画委員が動いて、早ければ4年度に県のほうに進達し、補助金がつきましたら5年度からという事業設定ということになっております。今おっしゃるとおり、確かに繁茂しているアダン葉については、後ろのほうにセットバック、要は陸地側にセットバックするような整備になる可能性があるということです。以上です。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) あと2か年かけて始まるということですので、あと2か年では相当侵食してきますので、早めの対応をお願いしたいと思います。あと安里議員の関連質問で、芝生が14か18種類あると。外来種が4種類あるという話をされていますけれども、計画の中でそれも除去をしていくような予定なのかお伺いします。
○議長(又吉薫) 社会教育課長、長浜健一君。
◎社会教育課長(長浜健一) お答えします。昨日も答えましたが、今現在、万座毛で確認されているのが14種類、外来種が4種類ということになっております。その中で、セットバックすると裸地化する可能性がありますので、そのものに向けて芝を養生して、現在ある芝を別のところに養生して、それをそのまま植えるような方向で、計画でも今整備検討委員会の中でも確認しながら実施に移していけたらと考えております。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 昔の万座毛に戻るのは、あとじゃあ、結構な時間がかかるような感じがしますから、早めにお願いいたします。次に進んでいきたいと思います。保険・医療・福祉についてということで、高齢者福祉について、特別養護老人ホームを希望する待機老人が恩納村において何名いますか、1件ですね、お聞かせください。もう1件、また、今後特別養護老人ホームの村内への増設(誘致)の考えはありますかということでお聞かせください。お願いいたします。
◎福祉課長(長浜保治) 議長。
○議長(又吉薫) 福祉課長、長浜保治君。
◎福祉課長(長浜保治) お答えいたします。まず1点目ですけれども、恩納村において希望する方が何名おりますかということですね。村内の特別養護老人ホーム入所申込み状況を確認しましたところ、2月末現在、56名の入所申込みがあるとのことでございます。そのうちの、先ほど議員がおっしゃいました村内ですけれども、17名、約30%が村内の方の希望になっております。2点目のほうですけれども、今後、特別養護老人ホームの増設(誘致)の件ですけれども、こちらについては、本村は沖縄県介護保険広域連合、これは29市町村が加盟しておりますけれども、そちらのほうに加盟しておりまして、施設の増設等については、広域連合の介護保険事業計画の中で計画されてございます。その中で第8期、これは令和3年度から令和5年度の期間なんですけれども、第8期の介護保険計画における特別養護老人ホームの造設については、他市町村の方も入所できることから、サービス見込み量の計画が難しいこと、市町村が見込んでいた数字が保険料に反映されることから、計画と実績に乖離があると被保険者の過大な保険料を負担するおそれもあるということでございまして、広域連合の市町村内では新規整備は行わないということに決定しております。以上です。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 2月現在で56名ですか、こういう希望者がいるというような話でありますけれども、新規には誘致、増設は財政上の問題なんですか、村の、それとも関係ありますか。
◎福祉課長(長浜保治) 議長。
○議長(又吉薫) 福祉課長、長浜保治君。
◎福祉課長(長浜保治) お答えいたします。先ほど申し上げましたが、沖縄県の介護保険広域連合、この中に恩納村は加盟しておりまして、その連合の中で第8期の介護保険事業に係る整備に関する基準というのがございまして、その中で恩納村のみならず、特別養護老人ホームの増設は今のところ計画はないということでございます。恩納村については、平成28年度に看護小規模多機能型居宅介護事業所、第8期には介護保険事業では、認知症対応型共同生活介護施設、通称認知症グループホーム等の整備ですけれども、そういった部分、あとは多機能型有料老人ホームですね、それを含めて計画をしているところでございます。以上です。
○議長(又吉薫) 休憩いたします。
△休憩 15時19分
△再開 15時19分
○議長(又吉薫) 再開いたします。8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 生活困窮者とか生活保護を受けている方々も結構、誰かの質問で93名の生活困窮者もいると。また国民年金の支払いが遅れて、受給が少ない方もこれから多く出てきます。団塊の世代がどんどん出てきますので、その辺の政策もこの介護保険の中で検討していただければいいかなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。次に行きます。新型コロナウイルス感染防止について、多くの媒体を駆使し村民に情報を提供、共有することで、村民と一体となり感染対策に努めてまいりますとあるが、今までと違う方法で村民に情報捷供するのか、具体的にお聞かせくださいとありますけれども、佐渡山議員の提案、あと島袋議員の提案、そして今5種類の方法で情報提供をしているという話でありますので、それについてはいろんな方法を使って村民に情報を提供していただきたいと思いますので、これについては質問はいたしません。次に行きたいと思います。産業・経済についてということで、新たな品目の産地化に向けパインアップルのブランド化に取り組んでまいりますとありますが、消費者ニーズ、栽培農家が求めている品種ゴールドバレルの苗供給が喫緊の課題と思いますが、今後の方針をお聞かせくださいということでよろしくお願いします。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。現在、ゴールドバレルにおきましては、東村を中心に栽培がされておりまして、市場においても大変人気の品種であります。議員の質問にもありましたように、農林水産課においても村内農家のほうから苗の供給について問合せ等はあります。しかしながら、ゴールドバレルにつきましては、苗の増殖が難しく、一大産地であります東村でも現在不足しているというのが現状でありまして、他の北部市町村でも同様であると伺っております。村といたしましては、県を含め、これはいろんな意見交換もしながら情報収集に努めているところでありますけれども、現状ではなかなか厳しいというのが状況であります。今後につきましては、比較的苗の増殖が容易である県の優良品種でもありますジュリオスター、あと沖農
P17号ですね、これはサンドルチェでありますけれども、その辺を中心に推進していきたいと考えております。またゴールドバレルにつきましても、村の苗畑も含めて苗の増殖というのは今後も進めていきたいというふうに考えています。
◆8番(
外間勝嘉) 議長、8番。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) ジュリオスターとサンドルチェを中心に進めていくと、ゴールドバレルについても少しはやっていくという話でありますけれども、農家からはやっぱりゴールドバレルはもうメジャーになっておりますので、お客さんがお店に来てゴールドバレルはあるのかなというような状況が、あとおそらく5年、10年続くと思うんですよ。このジュリオスターとサンドルチェがメジャーになるまでにはまだまだ時間がかかると。そういう中で、台湾からも新聞に載っておりますように、5,000トンでしたか500トンでしたかな。5,000トンだね、輸入が日本国内で計画されていると。沖縄も約5,000トンぐらい、果実用で、生食用で生産をされているとありますので、恩納村は観光地でもありますので、そういうのも加味しながら、前からも話をしていますように恩納村にも苗を持っている方がおりますので、そのバルブをカットしてですね、増やして農家が求めるものを供給していくというのも、行政の使命でありますので、このジュリオスター、サンドルチェにこだわり続けるのではなくて、もう少しゴールドバレルについても増やしていくというようなことを考えていただければありがたいと思います。前に進みます。地産地消の推進について観光地としての強みを生かし、関係団体及びコーディネーターとなる地域おこし協力隊による地場産品のマーケティングを始め、積極的に活用してもらえるホテル・飲食店などの協力者を増やしていくことに力を入れていきたいとあるが、具体的な取組と目標となる品目や数量をお聞かせください。あとこのコーディネーターというものをもう少し詳しくお願いします。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。まず、地域おこし協力隊、これにつきましては総務省が進めております施策の一つでありまして、これは3大都市圏、恩納村以外、沖縄以外、そういった都市圏のほうから恩納村に住所を移して、恩納村に居住を構えて恩納村の活性化のために寄与していただく人材ということで、これはそういった方の経費につきましても国のほうから特別交付税として措置されるような制度となっております。恩納村においても地域おこし協力隊、現在2人目の隊員ということで、農林水産の地産地消の推進ということで赴任しているところであります。この地域おこし協力隊につきましては、先月2月15日より恩納村のほうに赴任いたしまして、まだ活動を始めたばかりであります。現在、主におんなの駅なかゆくい市場を中心に業務を行っておりまして、恩納村の特産物等について知識の習得に励んでいるところでございます。また、日頃の活動ですね、これはおんなの駅も含めてですけれども、農家回りもやっております。そういった活動内容もSNS、これはインスタグラムですね、そういったものを活用して情報発信、また活動の発信ですね、そういったものを積極的に行っているところであります。また現在、コロナ渦の中、具体的な品目及び数量について、まだ決定はしていないところであります。ただし、関係機関、これは商工会、観光協会、(株)ONNA、漁協、JA含めて、そういったところと連携しながら、またホテル、飲食店の意見も伺いながら地産地消の推進を今後積極的に進めていきたいと考えているところであります。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) シンカレタスもうまくいっているのかどうか、まだはっきり分からないような、四、五年たっていますけれども、まだはっきり分からないような状況だと思いますけれども、このシンカレタスに追いつくように、ほかの商品もいっぱいあると思うんですよ。その辺をそういう地域おこし協力隊ですか、そういう人たちから知恵を借りて、ぜひとも恩納村の農業を活性化していただきたいと。後で質問しますけれども、世界に誇れる観光地というような、こういう言葉もありますので、何が世界に誇れるものなのかと、後で説明しますけれども、そういうのもひっくるめてコーディネーターを利用して、早めに地域の農家が地域一体となった観光ですね、その辺もできるようにひとつよろしくお願いいたします。次に進みます。喜瀬武原区において通作条件整備事業を活用し調査業務を実施してまいりますとありますが、2号橋から7号橋まで実施するのかお聞かせください。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。通作条件整備事業を活用しまして、農道に架かる橋梁のほうの耐力度調査というのを実施してまいります。その中で、今質問にございました長浜橋2号橋から7号橋までは調査の中にもちろん含んでおります。それ以外にも喜瀬武原区のオククビ第1号橋から9号橋、またイヌイ1号橋まで合計15の橋梁を調査するということで計画しております。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 大変いい答弁をいただきまして、私もこれについて3回か4回ぐらい
一般質問をして、1号橋については金武町、去年で設計というか計画をして、今年から実施ということを聞いております、1号橋についてはですね。同じような年代につくったものですので、ソフト事業から早めにハード事業に行けるような国からの予算を獲得していただいて、10年ごと、あと6つありますので、10年たつとなるとちょっと厳しい面もあると思いますので、全体が早めに終わるようによろしくお願いをしたいと思います。次、4番目に進みます。恩納村里海
づくり推進協議会において放置船等課題解決に向けた協議を継続し、とありますが、昨年の廃船実績とありますけれども、廃船処理実績と今年度の廃船処理目標数量をお聞かせください。お願いします。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。恩納村里海
づくり推進協議会におきまして、これは廃船等課題解決に向けた協議は、これは令和2年度、今年度から開始いたしております。それで令和2年度の廃船の実績はございません。ただし、放置船につきましては、これは基本的には個人の所有物であることから、個人のほうで責任を持って処分していただくというのが実情であります。そのため、これは令和3年度においてですけれども、これは里海
づくり推進協議会の中で、その廃船処理までの流れ、仕組みづくりですね、これを今、県内のほうでは沖縄県のほうが実施しておりますので、県の事例を参考に制度整備に向けた取組を令和3年度に行う予定となっております。以上です。
◆8番(
外間勝嘉) 議長、8番。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 又吉議員のお答えにも、新年度から沖縄県と一緒になって計画書をつくり、処理していきたいというような、今の答弁と同じでありますけれども、実際にどれぐらいの廃船があるか調べてはいますか。
○議長(又吉薫) 農林水産課長、宮平 覚君。
◎農林水産課長(宮平覚) お答えいたします。これは毎年、調査のほうは実施しております。その中で、これは所有者が分からない、廃船ということで、県のほうにも報告してありますけれども、これが真栄田漁港で5隻、前兼久漁港で15隻、恩納、瀬良垣が1隻ずつということになっております。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 21隻ということですね。何か前兼久はもっとあるという話がありますけれども、そういうものなんですかね。早めにですね、金城議員も以前に議会の場で求めておりますし、また又吉議員も話をされておりますので、早めに進んでいきますことをお願いしておきたいと思います。続きまして、商工・観光業の振興についてということで、これも施政方針からですけれども、観光業の振興について、昨年と一昨年の施政方針の中で、持続的な村づくり推進税、観光目的税(仮称)を導入し、世界トップクラスのリゾート地の形成、また2番目に、この中にも世界水準の観光地にふさわしい環境作りの形成とあったが、今年度はSDGs理念を取り入れ、オーバーツーリズム問題解決に向け新たなルールづくりを推進し、世界に誇れるブランドづくりに努めてまいりますとある。恩納村が目指す観光振興の理念をお聞かせください。
○議長(又吉薫) 商工観光課長、山田俊幸君。
◎商工観光課長(山田俊幸) お答えいたします。これにつきましては、恩納村第3次観光振興計画書の中で、恩納村観光振興の基本的な考えといたしまして3つの柱があります。まず、自然との共生、2つ目に、持続可能な地域経済の確保による豊かな村民生活の実現、3つ目に、観光客の満足度の向上を軸としまして、考える本村の観光振興策に取り組むという考えの理念でもってやっているという考えであります。以上です。
◆8番(
外間勝嘉) 議長。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 平成31年度には、世界トップクラスのリゾート地の形成、令和2年には世界水準の観光地にふさわしい環境づくり、今回は世界に誇れるブランドづくりということで、商工会とかいろんな組織と協力をして事業を展開していくというようなことがありますけれども、この中に地域の産業と一体型の観光とか、地域という言葉がないものですから、この世界トップクラスとか世界水準とか世界に誇れるとか、先ほど課長が話されていましたので理解はしますけど、村長の施政方針の中で村民が見た場合に、やっぱりこの地域産業という一体型とか、そういう言葉もひとつ入れて、観光協会も入っていますけれども、そういうことも取り入れていかないと、何か毎年読みながら、何か意味が分からなくなってくるというような思いがあってですね、私が思うということは恐らく村民もそう思ってくると思いますので、その辺を少しお願いしたいと思います。あと下に行きます。うんなまつり及び美ら海花火大会について、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しつつ、
ワクチン接種の普及を鑑み、秋頃の同時開催で予定してまいりますとある。村民や観光客にとって待ち望む政策であり、施政方針に書くという重みは予算化すべきと思いますがされてない、なぜかお聞かせください。
○議長(又吉薫) 商工観光課長、山田俊幸君。
◎商工観光課長(山田俊幸) お答えいたします。まず、新年度の予算編成をするに当たりまして、令和3年度の予算方針が総務課のほうから示されます。その中で、令和3年度の予算編成につきましては、新型コロナウイルス感染症の対策といたしまして、まず第1に、村民の命・生活・雇用などを守るための効果的な取組を優先することとあります。まずは、村民の生活基盤、雇用関係の支援策が優先だということで、祭りの予算については、今回当初予算では反映されておりません。しかしながら、財政ヒアリングの中で、コロナの感染拡大の状況を見極めた上で、補正対応することでの調整はされているので、担当課としては、県内並びに村内の社会情勢を見極めながら予算の上程を図っていきたいというふうに考えているところであります。以上です。
◆8番(
外間勝嘉) 議長、8番。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 補正予算でできると思いますけれども、ここにも書いてあるとおり、施政方針に書くという重みと、村長の施政方針でありますので、やはりその辺を予算化していただきたかったかなというふうに思っております。次に進みます。沖縄科学技術大学院大学の推進についてということで、大学院大学は国によって8年間で1千4百億の資金を投資し世界有数の大学になっている。恩納村にとって教育的資源、この表現、私、資源という言葉を使っていますけれども、これが正しいかどうかは分かりませんけれども、教育的資源、観光的資源、経済的資源を有する。沖縄県や恩納村が世界に誇れる資源である。今まで教育関係にどのようなメリット(貢献度)がありましたか。2番目です。観光的資源として生かされていますか。3番目、経済的資源として税制を始め、土木関係業者にどのようなメリット(貢献度)がありましたか、お聞かせくださいということで、糸数 昭議員の質問でも答えていますけれども、再度お答えをお願いいたします。
◎学校教育課長(石川司) 議長。
○議長(又吉薫) 学校教育課長、石川 司君。
◎学校教育課長(石川司) お答えします。まず初めに、教育的資源を有するということで、教育委員会関係のメリット、貢献度を説明したいと思います。OISTと村立小中学校と、学校教育や地域体験学習等で連携を図り取り組んでまいりました。これは昨年12月の安里議員の
一般質問の中でもOISTと連携した取組ということで、御説明、答弁した次第であります。具体的には、中学校、実はうんな中学校を開校する計画の中で当初想定、目的であった理科や英語ですね、OISTと特化した内容で連携を図ろうということでありましたので、OISTの学生や教授等がうんな中学校の先生方と連携して授業を実施したり、小学校の総合的な学習の時間で同様に教師と一緒に講師としてサンゴ礁についての体験学習を行ったりしています。また、地域等での開催としては、例年8月に、こども科学教室を実施しております。このような、OISTの職員による最新情報を扱った授業や体験学習は、恩納村内の子供たちのキャリアの一環を担っており大きなメリットとなっていると考えております。以上です。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) お答えいたします。2番目のOISTの観光資源として生かされているかということでございますが、今、OIST主催の各種イベントがいろいろ実施されております。2020年度はコロナ禍により実施できなかった部分が多いんですけれども、こちら2019年の実績を申し上げますと、国際ワークショップやシンポジウムで1,595人、そのうち835人が参加しております。また一般の見学者については年間2万人以上が訪れておりまして、小中高校生の訪問者も3,000人以上ございます。サイエンスフェスタにつきましては5,000人以上の参加があり、そのような方々が村内事業所等を利用することによる経済効果も期待できることから、観光資源として生かされているというふうに感じております。3番目の経済的メリットということでございますけれども、昨日の糸数議員の答弁でも申し上げたとおり、建設工事による村内業者及び村内に営業所を有する事業者等の請負額が平成29年から令和2年までの4年間で12億5千7百万円ございます。以上です。
○議長(又吉薫) 税務課長、親泊 誠君。
◎税務課長(親泊誠) 税制についてということも質問がございましたので、お答えします。令和2年度当初における大学院大学に関連する村税については、個人村民税及び固定資産税の両方で税額の収入があります。これにつきましては、村全体の個人村民税、固定資産税の約6.9%の税収となっております。以上です。
◆8番(
外間勝嘉) 議長、8番。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 今、教育的メリット、貢献度、観光的貢献度、経済的貢献度ということで述べていただきました。教育的にも、私たちもいつも話を聞いておりますので、相当この大学院大学があるおかげで恩納村は助かっているし、また今後5年後、10年後、20年後のことを考えると、本当に子供の育成に必要な場所になるのかなということで、私たちもほかの地域の議員からも恩納村すごいねとよく言われることがありますので、引き続き頑張っていただきたいということ。あと観光的資源も先ほど述べていただきましたけれども、村内業者のほうが、12億5千万円という数字が今ありますけれども、何か土木業者からはあまり話は聞かないんですけれども、具体的にどういう工事のものなのか、教えてもらえますか。
○議長(又吉薫) 企画課長、喜久山 隆君。
◎企画課長(喜久山隆) お答えいたします。具体的には、小さい工事もありますけれども、主には村内事業所等ではなくて、村内に営業所等を有する事業者に対する請負額でございます。純粋に村内事業者に対する請負額というのは約1千万円ほどでございます。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 糸数議員の答弁でも12億円という話をするものだから、どこの業者がこんなにいっぱい、土木からも何も聞かないものだから、今聞いたらこれ、村内は1千万円だというような話で、やっぱりそういうところももっと村内にも貢献できるようなシステムづくりをしないといけないし、また土木事業者もそういうものを取れるような、土木業者が強くなるといいますか、会社自体がちゃんとして、こういうふうに入札できるようなこともやっていかないといけないというふうに思っているんですよ。その辺も行政が業者とも一緒になって、これだけの仕事が今から、スーパーシティー構想とか、いろいろ毎年いっぱいの仕事があると思いますので、その辺も12億円のうちのわずか1千万円しかしないと。ただ、事業所を置いているあと12億4千万円はよそが持っていっているという現実ですので、その辺は業者の皆さんとも、村も一緒になって会社の体質といいますか、こういうところに入札ができるような体質に向けて取り組んでいかないと、せっかくのこんなスーパーシティー構想とか、これからやるかやらないか分かりませんけれども、その辺もありますので、ぜひとも一緒になってこれだけの恩恵が受けられるようなシステムづくりを行政のほうが進めていっていただきたいと思いますし、今現在ある中で、造園業という恩納村にはそういう業者もおりますので、やっぱり管理とかその辺は今日、明日にもでも村長が交渉すれば、私はそんなに、大きな業者が入っているかその辺は分かりませんけれども、その辺についても、管理の面でも長らく続いていく学校ですので、その辺の管理は全て恩納村が受けるというようなことを考えてやってもらいたいと思います。このスーパーシティー構想も喜納議員が質問して、私もちょっと読んでみましたけれども、すごい広大な、本当にここにつくったら私たちどうなるのかなと。あれ読んだらちょっと怖いようなあれもありますけれども、何年先にはこういう世界が来るんだろうなというのを予想すると、個人的には大丈夫なのかなというような思いもありますけれども、これから勉強しながら、恩納村の産業を育てていけるような学校にしていただきたいと思います。前に進めていきたいと思います。上水道について。恩納村に何キロぐらいの上水道があるかお聞かせください。
◎上下水道課長(崎山敦) 議長。
○議長(又吉薫) 上下水道課長、崎山 敦君。
◎上下水道課長(崎山敦) お答えいたします。恩納村に埋設された送水管は何キロありますかという質問ですけれども、恩納村を縦断する送水管の延長は76キロございます。以上です。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 老朽管の布設替え工事の予算はどれぐらいかかりますか。大まかでお願いします。この76キロの。
◎上下水道課長(崎山敦) 議長。
○議長(又吉薫) 上下水道課長、崎山 敦君。
◎上下水道課長(崎山敦) 予算はどれぐらいかかりますかという話でございますけれども、拡張事業、それと耐震化事業を合わせて、総事業費80億円でございます。現在、80億円のうち19億円は執行していまして、執行率は24%であります。以上です。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 土木業者もいっぱいいますので……、時間がないですね。行財政改革の充実の中で、昨年恩納村男女共同参画行動計画ナビープランの下準備、今年は改正に取り組むとあると。毎日新聞で女性の地位向上の報道がなされている。ジェンダーギャップ指数、男女格差を図る指数、世界152か国中、日本は121位であると。改定されると女性の管理職登用の組織改革が進むのかお聞かせください。
○議長(又吉薫)
総務課長、
山城雅人君。
◎
総務課長(
山城雅人) お答えします。恩納村男女共同参画行動計画ナビープランは、第2次恩納村男女総合計画ナビープランの作成に向けて、今月末に1回目の会議を設ける予定としております。現在は、恩納村男女共同参画行動計画審議会規定によりまして、村内各団体等により委員等の推薦を依頼しております。審議会発足に向けて準備しているところであります。改定されますと、女性の管理職登用への組織改革が進むということですが、本計画には、女性の地位向上を明記することでさらなる組織改革が図られることはもとより、目標内容等を庁内におきましても議論を重ねながら女性の地位向上が図れるよう努めてまいります。以上です。
○議長(又吉薫) 8番、
外間勝嘉君。
◆8番(
外間勝嘉) 新聞に恩納村はゼロということが出ていました。50歳以上が當山教育長が
総務課長のときに、50歳以上が男性23名、女性11名、今年度が男性19名、女性13名ということで、決して女性が少ないわけではないんですよ。だからそういう環境整備といいますか、育てていくということをやりながら、女性の地位向上を図っていただきたいというふうに思います。以上でございます。
○議長(又吉薫) 以上をもって、本定例会に通告されました
一般質問は全て終了いたしました。本日の日程はこれで終了いたします。本日の会議は、これで散会いたします。御苦労さまでした。
△散会 15時53分
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 議長 又吉 薫
会議録署名議員2番 安里周作
会議録署名議員3番 島袋裕介...