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03月14日-03号

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  1. 恩納村議会 2018-03-14
    03月14日-03号


    取得元: 恩納村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    平成30年  3月 定例会(第2回)平成30年第2回恩納村議会定例会 会議録招集年月日平成30年3月14日招集の場所恩納村議会議場開会議・閉散会の宣告開議平成30年3月14日10時00分議長仲田 豊散会平成30年3月14日17時12分議長仲田 豊議員の出欠(出席 ◯印・欠席 ×印)番号氏名出席番号氏名出席1當山達彦◯10宮崎 豊◯2大城 保◯11糸数 昭◯3佐渡山 明◯12又吉 貢◯5山田政幸◯13  6平良幸夫◯15吉山盛次郎◯7外間勝嘉◯16山城良一◯8又吉 薫◯17喜納正誠◯9大城堅三◯18仲田 豊◯会議録署名議員2番大城 保3番佐渡山 明職務のために出席した者の職・氏名書記瀬良垣 肇◯事務局長仲村泰弘◯書記仲間美央◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職・氏名村長長浜善巳◯農林水産課長佐渡山安正◯副村長外間 毅◯福祉健康課長長浜保治◯教育長當山欽也◯税務課長長浜健一◯会計管理者山田俊幸◯村民課長金城尚子◯総務課長新里勝弘◯学校教育課長石川 司◯企画課長山城雅人◯社会教育課長大城保篤◯建設課長大城 学◯上下水道課長金城徳夫×商工観光課長宮平 覚◯         平成30年第2回恩納村議会定例会(3月定例会)             議事日程(第3号)                         平成30年3月14日日程議案番号件名備考第1 会議録署名議員の指名について指名第2 一般質問 ① 8番  又吉 薫 ②16番  山城良一 ③ 3番  佐渡山 明 ④10番  宮崎 豊 ⑤17番  喜納正誠 ⑥11番  糸数 昭 ⑦12番  又吉 貢 ⑧ 7番  外間勝嘉       平成30年第2回定例会一般質問(3月14日)議員名   タイトル又吉 薫 ①再編交付金について………………………………………………………………………● ②基地対策について…………………………………………………………………………● ③恩納番所跡地の整備活用について………………………………………………………● ④ナビー屋敷跡地整備について……………………………………………………………● ⑤PFI事業導入の実現、可能性について………………………………………………● ⑥生活バス路線確保対策補助金について…………………………………………………● ⑦施政方針について…………………………………………………………………………●山城良一 ①所信表明・施政方針について……………………………………………………………● ②高校への通学費の助成について…………………………………………………………● ③給食費の無料化について…………………………………………………………………● ④人事評価制度の導入について……………………………………………………………●佐渡山 明 ①緊急課題である定住促進に必要な住宅等の確保について……………………………●宮崎 豊 ①学童クラブの環境づくりについて………………………………………………………● ②統合中学校送迎バスの利用計画について………………………………………………● ③前兼久村道の街灯について………………………………………………………………● ④農業等の振興について……………………………………………………………………● ⑤商工観光振興について……………………………………………………………………●喜納正誠 ①観光振興について…………………………………………………………………………● ②平成29年11月22日谷茶区からの陳情書について………………………………● ③村制110周年の記念式典について……………………………………………………●糸数 昭 ①文化の振興について ①について………………………………………………………● ②農業の振興について………………………………………………………………………● ③村地球温暖化対策実行計画について……………………………………………………●又吉 貢 ①山田城について……………………………………………………………………………● ②村道寺原線について………………………………………………………………………● ③人事評価制度について……………………………………………………………………●議員名   タイトル外間勝嘉 ①農業振興のため外国人研修生の受け入れ体制について………………………………● ②村有地農地の利用について………………………………………………………………● ③沖縄畜産開発跡地鶏舎の権利関係について……………………………………………● ④県民の森日曜日軽トラ市の開催について………………………………………………● ⑤ハギ岳客土後の村道の整備について……………………………………………………● ⑥自転車ロードレースJプロツアー及び九州地域自転車競走大会について…………● ⑦恩納村内の土地改良区の精算、結了総会について……………………………………● ⑧村産業まつりについて……………………………………………………………………● △開議 10時00分 ○議長(仲田豊)  おはようございます。 これより、本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第120条の規定により、本日の会議録署名議員は、2番、大城保君、3番、佐渡山明君を指名いたします。 日程第2、一般質問を行います。一般質問の発言時間は、答弁を含めないで20分以内といたします。 順次発言を許します。 8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  おはようございます。 トップバッター、質問していきたいと思います。 質問に入る前に、3月の季節になると役場の裏のウガミヌムイにダンクバナが満開になっています。その季節は、卒業式のシーズンになります。今年も3名の課長の皆さんが卒業されるということを聞いております。長い間、大変ご苦労様でした。 昨今の村民ニーズというのは、非常に複雑多様化していて、村民の期待に応えるのも苦労した場面もあったかなと思います。また、私たち議会の一般質問やら、あるいは委員会での質疑にも真摯に答弁いただきまして有難うございました。心より感謝申し上げます。 人生100年の時代と言われております。皆さん、あと40年頑張らないといけないと思いますので、それぞれ皆さん、健康には御自愛されて、次のステージでも活躍できることを期待しております。長い間、ご苦労様でした。 それでは、通告書に沿って質問を進めていきたいと思います。今回の質問は、過去に質問したものに対する答弁、これがどうなっているかということで、質問していきたいと思います。全てがその質問です。最後の2つだけは違うんですが、他はみんな以前に質問したものです。質問しっぱなし、答弁しっぱなしでは、村民に申しわけないと思っての、検証の意味での質問でございますので、よろしくお願いします。 それでは早速1番目、再編交付金についてであります。恩納村は、再編交付金を活用し、健康づくり事業農道整備事業など、12事業の多くの事業を実施してまいりました。村長は再編交付金を恒久制度化し、村の計画実施に活用するとしてきましたが、その後どうなったか。 また、再編交付金についてはいろいろ議論もあるが、村長はどうお考えか。また、依然として村内に基地は存在しているが、再編交付金にかわる新たな交付金も要請されているのか。 これまでの行政報告では、そういった跡が見えないので、改めて一般質問で質問したいと思います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  おはようございます。 それでは、お答えします。 再編交付金の恒久制度化につきましては、平成27年4月、平成28年3月、平成28年8月の計3回、防衛省へ、キャンプ・ハンセン、3町村連絡協議会の3町村首長で要請を行いました。 また、本村独自の要請行動といたしまして、平成29年3月に防衛省へ再編交付金の継続要請を行ったところでございます。その場での防衛省担当課長の回答といたしましては、平成19年度からの交付金支払いは全て終了しており、新たな施設等の受け入れが発生した場合に、再度の交付開始が見込まれるとのことでした。 しかし、現在でもキャンプ・ハンセン内での自衛隊の共同使用について変わりはないので、従来からあります周辺環境整備法事業の中で、本村への支援を充実していければとのことでありました。 その後、平成29年5月にはキャンプ・ハンセンに関する3町村連絡協議会で、再編交付金にかわる補助金の新設についての要請行動を実施したところであります。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  今、村長からいろいろ答弁がありましたけど、具体的にどういった、環境何とかということを言っていましたけど、どういったことが事業として可能かということがあったのかどうか。依然として基地は存在していて、この前も爆破処理の音が聞こえましたし、今日も朝早く、午前5時前から演習の音がしておりました。 そういう意味では、依然としてその再編交付金をもらうについての根拠となった施設が存在しているわけですよね。 そういうことで、この基地を認める、認めないは別として、交付金を認めた、制度として認めた基地が存在しているわけですから、もうちょっと強く要請をしても良いのかなと思うんですが、如何でしょうか。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。
    ◎村長(長浜善巳)  私たちも防衛省に強く訴えているのは、自衛隊の共同使用は今後も変わらないということでありますので、それに代わるものはないかということを強く言ってきました。その中で、周辺環境整備法事業、これは民生安定事業の8条でございます。 今回の予算書にも載っていると思いますが、一般最終処分場の改修事業として、今回は造成工事、またその後に建物の建築に着手するということで、防衛局より確定をいただいているところでございます。 総事業費としては10億円を見込んでいるところであります。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  それでは、今後とも再編交付金という名称ではないけど、今後村から要請があれば、いろんな事業としてメニューは提供できるということで理解してよろしいんでしょうか。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  私どもも、今後も、先ほど言いました周辺環境整備法事業を積極的に活用してまいりたいと思っております。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  基地があるがゆえにもらえる交付金というのは、良いのか悪いのか、私も判断がつきかねます。レンジ7で演習場がある区民としては非常に複雑な思いもありますが、沖縄全県的にも交付金をもらうについては、いろんな議論があるところであります。これは避けては通れない話かなと思っての質問であります。 是非もらえるものはもらうという、昨今の新聞にもありましたけど、そういう意味ではないんですが、これまでも多くの事業を実施して、村民の福祉向上に努めて、役立ててきた交付金でありますので、今後とも村民の福祉向上に繋がるような事業ができる資金であればなと思っております。 それでは2番目、基地対策についてであります。 村長は、基地が恩納村の振興開発の大きな阻害要因であり、解決策を働きかけると答弁しておりましたが、誰とどのような交渉を行い、どのような解決策が得られたのか。また、恩納村の予算に占める基地関連収入は30%を占める。一方では、「基地は恩納村の振興策の阻害要因となっている」と、村長は答弁しています。 それでは米軍基地に代わる活用方法とか、或いは、それに代わるような財源の確保のあり方について、お考えがあればお聞かせください。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  キャンプ・ハンセン内におきましては、昨年の安富祖ダム建設工事現場における流弾事故や、これまで実施されてきました爆破訓練などに伴う爆発音や山火事による赤土流出など、地域住民生活への影響があります。そこで、事件・事故発生時の抗議の場やその他要請時に、沖縄防衛局等の関係者へあわせて働きかけております。 また、これまで事業を進める上で、県道104号線道路改修工事や億首川河川改修工事など、施設に係る部分などで立ち入り調査が進まないことなど、事務作業を進める上で、大きな障害となっています。 また、基地関連の収入が本村の財政に占める割合が高いことは、今後も続いていくものと考えておりますが、将来的には基地からの収入に頼らない村財政運営が望ましいことであります。 しかしながら、今のところそれにかわる案はございませんので、現状況を受け入れた財政運営を実施していかなければならない状況であります。以上であります。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  今の村長の答弁の全体の流れは、「基地は阻害要因でなく振興策の一つとしていろいろ働きかけている」と聞こえたんですが、そう捉えてよろしいですね。 「阻害要因ではなくて、振興策として考えている」ということで、捉えてよろしいですか。今、全体の流れはそう聞こえたんですが。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  その中には、先ほど言いましたとおり、県道104号線の件、また億首川の改修工事の件で阻害要因がある。こういったところがまた大きな障害になっている部分があるということは、承知していただきたいと思います。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  それでは今、村長の答弁は小さなこと、いろんなことがあると思います。これを、阻害と軽々に言えるかどうか。私も疑問があるところでありますけれども、やっぱり小さなことより村全体に占める割合としては、恩納村の福祉の振興策に繋がっている部分があるんだと思うんですが、課長の皆さん、ほか誰かその辺、実際に各課としてやっていて、そうだと感じているのか、感じていないのか、どなたか課長、答えられる人がいたら答えてもらいたいんですが。 総務課長でも良いし、企画課長でも良いんですが。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  おはようございます。 只今のご質問ですが、事務方の答えといたしましては、もちろん村長がお話しをなさいました。先ほど申し上げましたとおり、「実際、財政運営等をやっていく上で、基地に頼らない財政運営が望ましいことではある」ということであります。 企画課としても、基地に代わる事業計画というのは実際ございません。この基地の返還跡の利用というのは、現在もあります恩納通信所の跡地等も大きな課題でありまして、跡地等の課題というのは、沖縄県も含めて大きな課題でありますので、それにかわる案をこれから検討していければというところです。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  「基地が、阻害要因となっている」ということは、「そこで何かをしようとしたら基地があるからできないんだ」ということが阻害要因だというように、私は捉えたんです。 ですから例えば、恩納岳、その辺りは返還して、何をしようと考えているから阻害要因と感じたのかと。そう思って質問しているんです、私は。 例えば、新聞等で新都心、或いは。北谷、財政やら事業関連収入、トータルするとやっぱり軍用地料よりこれが多かったと。経済効果は大きいというのは良く出てきますよね。 さて、じゃあ恩納で基地があるから阻害要因になっていると。じゃあ恩納岳あたりに何かしようとしたから、新都心みたいに、或いは、北谷みたいに、「何かしようとしたから、阻害要因だと感じたのか」ということを聞きたいんです。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  只今のご質問でありますが、確かに北谷町とか、那覇市おもろまちという話の中で、基地が返還されたことによって経済効果が上がっているということは事実であります。しかしながら、我が村における基地の在り方として、殆どが山、山間地であります。 そういうところからしまして、返還されたから一気にあのような形になるかというところは考えられませんので、今のところ大きい、それにかわる案がないということでお答え申し上げたところです。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  何か答弁にもなっていないような、答弁に聞こえるんですが。 私個人的には、何かしようとしたらそこに物があってできないから阻害要因だと、私はそう考えるんですよ。今、それを聞きたいんですが、その答弁ではなかったような感じがするんです。それ以上言うともうよろしいです。「現時点で、それ以上の考えはない」ということは感じている部分があるので、それでよろしいです。 恩納岳で演習を、今日も朝5時前からパラパラやっていましたよ。そこを抱えている恩納に住んでいる自分としては、基地関連収入で恩納村が財政、他市町村から豊かだと言われているものに対して、うちの叔父さんなんかも戦争で死んでいますよ。だから、基地が直接戦争に直結するかどうかは分からないんですが、非常に複雑な思いをしているんです。 その中で、過去の歴代の村長もそこまでのことは言っていなくて、都市型ゲリラを恩納村挙げて、若いのも女性もみんな含めて反対やりましたよ。当番制を決めて夜中も守ったりして。あれは、直接危害が多いだろうということだったんです。 しかし、それを阻止して今の状態ではっきりと基地ンネーンナサヤーという話は聞こえないんです。だから、そこが基地に対してどう考えているか。暗黙の中で歴代の村長も村民も、やっぱり、まだまだ恩納村には基地がないと財政は成り立たないのかなということを感じている部分があるのかなと思うんです。私、この一般質問をしながら、今質問をしながら非常に複雑な思いでやっているんですよ。 そういうことで、村の居酒屋では「何時までもあると思うな軍用地料」と言ったりするんです。ですから長期的な財政の運営では、その辺も、役場、当事者としてその辺の議論もあってしかるべきじゃないかなと思って、その一つのきっかけとしての質問をしているつもりですので、よろしくお願いします。それ以上やると、あと1時間ぐらい必要なので、与えられたあと9分ですから。 次は、恩納番所跡地の整備活用についてです。村当局は、「平成30年を目途に関係機関と協議し、恩納区の構想も反映させる」ということをおっしゃっていましたが、いつ検討し、計画に着手するか。平成30年度予算には、どう反映されているか。 この番所跡地には、区民からいろんな要望があります。最近、ヌンドゥンチの拝所移転の要望もあったりしていると思います。これは、恩納村が基本的な方針を打ち出さないから、もったいないと思う人はあれにしたらどうか、こうしたらどうかということが出てくると思うんですよ。 そういう意味で、その番所跡地に係わる計画、その辺のところ、基本的に役場の考え方をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 番所跡地の活用につきましては、平成30年度予算には反映しておりません。平成28年6月定例会の答弁の中で、「平成30年度を目途に区などの構想検討に入っていければ」とお答えしたところですが、また、その時にも万座毛整備計画の進捗も見ながら進めていければと話をしたところで、現在、万座毛整備計画が若干遅れがちであることがありますので、その状況とあわせて恩納区の構想をお聞かせいただければと思います。 また、ヌンドゥンチの移設につきましても、現在要請文もいただいているというところで、担当課からお聞きしていますので、それもあわせて同時に調整していければと考えております。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  この番所跡地は、恩納区内にあると言っても村有地でありますので、区民は、勝手に区民として使おうということではないですよ。 ですから、私は何度も非公式的にも皆さんに言っているのは、皆さんの所有地なんだから方針をしっかり持たんと、いろんなことゴチャゴチャ言ってくるよということは、前から言っているつもりですので、早目に基本的な方針も出したほうが良いんじゃないかなと思ってのことであります。 それでは次に、ナビー屋敷跡地について、これは村当局の考え方としか通告書に書いてありません。考え方をお聞かせください。これも番所跡地につながるような話だと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 本質問につきましても、以前の中でお話ししたことになりますが、その時点での答弁といたしましては、「具体的な計画がなかった」ということをお話し申し上げました。 しかしながら、有意義な計画でありますので、地域の意見を踏まえて、村教育委員会とあわせて検討していければとお答えしたところです。 その答弁の中で、まだ現在も進んでいるかどうか確認したいところは、「用地の確保が、村としては字で先行していただければ」というところも申し上げましたので、その部分もまた確認しながら、地域と一緒に方向性を示していければと考えているところです。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  用地取得については、恩納区としても動いたんですが、まだ地主の了解は得られておりません。そういう意味では、役場当局が動けばまた変化もあるのではないかと思っております。 このナビー屋敷、或いは、番所跡地については、私はよくいわゆる歌碑巡りとか、そういうツアーが最近多くなっているんですよ。ナビー屋敷跡にもよく来るんです。その中で、写真を撮ろうとしたら「屋敷跡って、何かがあれば良いのにね」と、声が聞こえるんです。私、何回も後ろを追いかけて聞いているので、どんな感想を持っているのか。 だから、何らかの形でここはナビー屋敷跡地だと。或いは、そこを終わると必ず番所跡地に行きます。そこでも、そんな話が聞こえるんです。うそではないですよ、私。だから早目に、観光地として資源を掘り起こすというんだったら掘り起こしたらどうでしょうかと。掘り起こすんじゃなくて出ているけどやっていないという話だと思うんですよ、私は。そういうことで、この質問は終わります。 5番目のPFI事業の実現可能性について。これも、これまで業者向けの勉強会とか、或いは、村民への説明会とか、何度か持たれたと思うんですが、この中で村営団地が有効かなということもありました。 具体的な村営団地の計画はあるのか。或いは村内の業者に聞いてみると、何か否定的な意見を聞いているのですが、村内業者の理解は得られているか、業者は育成されているのか、その辺のところを確認したいと思います。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 PFI事業につきましては、これまで職員や議会及び村内建設業者向けの勉強会を3回開催してきました。今後の計画といたしましては、村内の住宅需要等の把握によります具体施策の検討を踏まえまして、村営団地等の必要性を示していきたいと考えております。その中で、村有地等を活用して若年層の多子世帯向けの共同の住宅が整備できればと思っております。 しかしながら、議員がおっしゃるとおり、村内事業者の育成はまだまだだと感じておりますので、引き続き村内業者を含めた関係者への勉強会を開催して、PFI構築に向けて進んでいければと考えているところです。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  恩納村は定住人口の促進ということでやっています。これから一般質問で多くの人が質問していると思うのですが、是非その辺にかかわる事業だと思いますので、この事業はとても良いことじゃないかなとは思いますので、ひとつ民間の資金、民間の活力、民間の知恵をかりるということは、とても大事なことじゃないかなと思いますので、発想としては素晴らしいことだと思いますので、ぜひ実現していただきたいという思いです。 続きまして6番目、生活バス路線確保対策についてであります。時間もありませんので、6番までずらっと読みますので、一つ一つ答弁していただきたいと思います。 1、民間バス会社に、税金を財源とする交付金から補助金を拠出する根拠は何に基づくか。また、その趣旨は何か。 2番目、国、県、市町村(恩納村、読谷村、うるま市)の負担割合、負担額とその算出方法について。 3番目、石川読谷線、これは沖縄バスの村民の利用状況について、一般人、学生、その他、どのような方々が主に利用しているのか。年間の利用状況はどうなっているのか、お聞きします。 4番目、現在、恩納村が税金から拠出している補助金は妥当と考えるか。今年度、新しい予算に931万5千円、県からの補助金が308万5千円もらって、そうやるようになっているんですが、この負担割合というのは妥当と考えているのか。 5番目、中学校統合でスクールバス、或いは、コミュニティバスの検討も視野にあるのか。その場合、この路線バス、補助金と書いているのですが、その補助金を与えている路線バスとの兼ね合いはどう考えているのか。 6番目、県の補助金交付要綱に、生活バスを運行する市町村には、車両購入費を補助するとありました。それを検討したことがあるか。或いは、今後検討する考えはあるか。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 まず1番目、「バス会社に、税金を財源とした交付金を拠出する根拠は何か」ということでございますが、補助金拠出の根拠としましては、沖縄県を含む、各県内の市町村で構成する沖縄県生活交通安全保持協議会で定められた生活バス路線確保対策補助金交付金及び総務省の地域公共交通確保維持改善事業補助事業の要綱に基づいて拠出しております。 趣旨としましては、住民、特に学生、高齢者のいわゆる交通弱者にとっての日常生活の足として欠かせない移動手段であるにもかかわらず、利用者の減少の結果、運賃収入、運行の維持が困難となっている路線に対して、通勤、通学、通院、住民の生活に必要な交通手段を確保するものでございます。 続きまして2番目、「国、県、市町村(恩納村、読谷村、うるま市)の負担割合はどうなっているか」ということでございますが、歳出方法といたしましては、経常経費の20分の4.5、市町村が20分の4.5、先ほど県から300万円の補助があるというのは、この20分の4.5の部分でございます。に満たない部分は、その差額を補助することとなっておりまして、まず市町村の割合といたしましては、距離が18.1キロメートルございます。読谷線はですね。 そこで、恩納村9.1キロメートル、約50.1%。読谷村は1.8キロメートル、9.9%。うるま市が7.2キロメートル、約40%となっておりますので、その割合で赤字部分の補填を配分しております。 本村の負担額につきましては、これは平成28年度の説明でございますけれども、経常経費が2千732万1,024円、その中で収入のほうが約877万4,572円になっておりますので、その割合を市町村で差額の赤字部分を市町村と県で、先ほど申し上げた配分方法で負担しているところでございます。 続きまして3、「村民の利用状況については、どうなっているか」というところでございますが、これはバス会社のほうも、詳細にこれは調べておりまして、その中では、今は概略的に申しますが、やはり村民の利用についてでありますが、平日は石川高校への通学が主な利用者であります。年間の利用状況といたしましては、これも平成28年ですが、1年間で3万5,482人が利用しているという状況でございます。 次、4番目でございます。「税金が拠出している額は、妥当か」ということでございますが、先に申し上げたとおり、住民、特に学生、高齢者等のいわゆる交通弱者にとって、日常生活の足として欠かせない手段であります。利用者等の減少と運賃収入の維持が困難な路線でございます。それを村独自でコミュニティバスとして運行する場合には、それ以上の経費がかかるかということでございます。 その路線を廃止するにしても、読谷村、うるま市、恩納村で協議した上で、今後の継続方法を検討していかないといけないと考えております。以上です。 ◎学校教育課長(石川司)  はい、議長。 ○議長(仲田豊)  学校教育課長、石川司君。 ◎学校教育課長(石川司)  「スクールバスと、コミュニティバス」ということでありますが、現在、中学校統合においてはスクールバスの運用形態においては、さまざまな方法を検討しております。ただし、当初コミュニティバス方式についても返答しましたが、スクールバスの運行時間、いわゆる登下校時間のものや生徒の移送人数等を勘案すると、厳しい状況だろうということで判断して、現在は生徒専用のスクールバスの運行で検討しております。 これに後年度、スクールバスとして運行した場合には、普通交付税で維持経費が交付税で算定されます。これがコミュニティバスとなると、少し普通交付税にも影響があると、今検討している内容ではありますね。 これは、次年度から始まる中学校統合推進協議会の中の部会で、さらに協議してまいりたいと思います。以上です。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  5番目、「沖縄県の生活バス路線確保対策補助事業の要綱にありますバスの購入」ということでございますが、このバスの購入に関しては、先程ありましたとおり生活バス路線の確保に使用するバスの購入ということでございまして、その購入に関しては検討したことはございません。 また、お互い、学校のスクールバス等の兼ね合いについては、やはり村民の利用ニーズが違うということで、その学校のスクールバスに関して、それにかかわっていくということは検討しておりません。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  いろいろ答弁いただきました。 長い恩納村、高校生も含めて、ある意味、恩納村全体が交通弱者の環境にあるのではないかなと思うところであります。その辺は一つの村の大きな課題として検討いただけたらなと思っております。 それでは残り3分です。平成30年度施政方針よりということで質問しましたが、まず1点目に万座毛保存管理計画について、平成29年度予算で事業が持たれたと思います。 それについて、まず1番目に万座毛の保存管理活用の方法等について、どのような答えが出たのか。 2番目、万座毛の鳥居の復元というのは、よく恩納区民の中では出てくるのですが、この復元について何かクリアすべき規制や条例があるか。できない理由じゃなくて、できる方法があるかを聞いておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  おはようございます。 最初の万座毛の保存管理活用の方法等についてでございます。今現在、大変管理しにくい状況であります。「全てが、現状変更許可申請でもって対応する」という状況にあります。沖縄県文化財保護条例の現状変更等の許可の範囲を一定程度恩納村に譲っていただきといいますか、管理者が管理しやすい運用で実施できるように、今保存管理活用計画の中に織り込もうかと考えております。本年度に完成予定であります保存管理活用計画書を基として、今後は維持管理に努めてまいりたいと思います。 2点目の万座毛の鳥居の件でございます。これは平成6年12月と、それから平成29年9月にも担当者から県のほうに照会をかけております。いずれも許可を出すことは厳しいという回答を受けております。村教育委員会としても厳しいのかなという思いでおります。認識でおります。 平成29年9月の照会に対しては、名称万座毛及び万座毛石灰岩植物群落との関連性の有無、それから地域の民族的振興への関連性の有無ということも復元の根拠と言われまして、関連性がないものというみなされ方をしておりまして、該当しないと思われるという回答を得ています。現状では厳しいという判断をしております。 クリアすべき方法と申しますか、それは今のところ想定はできません。沖縄県文化財保護条例に基づく現状許可申請の提出も必要になります。それから恩納村文化財保護審議会の意見を聞いて、復元が妥当であるかどうか。それから沖縄県文化財保護審議会に諮る必要も生じてまいりますので、かなりハードルが高いのかなというのが実感であります。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  県の許可をおろす人は、人によっても変わるような話ですので、是非しっかりとこっちの意見を伝えれば通る可能性もあるんじゃないかなと、日ごろ思ったりしておりますので、よろしくお願いします。 続きまして野原地区水利施設の調査業務について、その調査業務の調査の結果の対応についてということなんですが、ダム施設の老朽化への対応策や水質改善策はあるのか。それから管路施設の老朽化、対応策についてお聞きしたいと思います。 恩納村はおかげさまで、ダムができて、水については不自由はしていないんですが、あとは農業者の自助努力の問題だと思うんですが、ただこのダムとか、或いは管路施設については、農業者一人一人の自助努力ではなかなかできない部分があるので、行政として何かできることがあるのかなと思っての質問であります。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  おはようございます。 まず1点目の「ダム施設の老朽化への対応策や水質の改善策はあるか」というご質問でございますけれども、恩納ダムの水質については、平成27年から平成28年にかけて調査を実施してきたところであります。 また、平成28年には、やはり恩納ダムの水質と当袋ダム、双方の水質を比較するために調査も実施いたしております。さらに恩納ダムにおいては、以前から鉄、マンガン、そういったのが高いということもございましたので、管路中のと申しますか、そういったのが影響しているのかなということもあって、管路途中の水質と、一番末端での管路の調査も行ってまいりました。 調査結果として申し上げますと、まず農業用水基準及び灌漑用水基準と比較いたしましたところ、CODという化学的酸素要求量というのがございますけれども、これは簡単に申し上げますと、水が汚れているという意味合いの数値でございます。 それと、全体19項目を調査しておりますけれども、先ほど申し上げましたCOD以外については、殆ど基準を満たしている結果となっておりますので、農業用水としての利用は比較的利用可能な水質であるという調査結果が出ております。ただし、先ほど申し上げましたとおり、鉄、マンガン、これが要するに勢理田地区を含めてなんですけれども、観葉植物の葉にかけると、その跡が残ってしまうということがありましたので、鉄、マンガンについては、表層、中層、低層という形で、表層が一番少ないんですけれども、そういう順になっています。 今、この恩納ダムの取水については中層の部分でとっていますので、できるだけ表層の部分でとることが、今後有効かなと思っております。 もう一つ「管路施設の老朽化対策について」で、ございますけれども、野原地区は昭和55年から昭和61年に整備されて32年経過しております。既存の農業用水施設の有効利用を図るためには、32年経過しておりますので、管路の老朽化診断をこれから行ってまいります。 その老朽化の度合いによって、これからどうして管路を保全していくかという計画書を策定いたします。その計画書に基づいて、今後どういった修繕、保存をしていくかということをつくり上げまして、今後の管路の適正な保全に努めてまいりたいということで、新年度にその調査を実施する予定でございます。以上です。 ◆8番(又吉薫)  議長。 ○議長(仲田豊)  8番、又吉薫君。 ◆8番(又吉薫)  よろしくお願いします。 恩納区は、農業用水の需要には非常に恵まれているほうなのかなと思っております。あとは農業者の自助努力も必要だなと思っております。自助努力が行き渡っているトマトは立派なトマトができているんですが、自助努力の足りない私のアテモヤは病害虫に冒されていますので、今後とも自助努力を頑張っていきたいと思います。以上、質問を終わります。 ○議長(仲田豊)  暫時、休憩いたします。 △休憩 10時45分 △再開 11時00分 ○議長(仲田豊)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◆16番(山城良一)  議長、16番。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  皆さん、おはようございます。 先ほど又吉 薫議員の弁士による時間ぎりぎりの質問でございました。私は簡潔にいきたいと思います。 それでは、所信表明・施政方針について伺います。村長に就任してからもう3年過ぎました。もう4年目に突入しているんですが、そこで、所信表明を含め、この4年間の施政方針、今年度も含めて、これを誰が作成し検証していくのか。してきたのか、いくのか。 なぜ、私がこれを聞くかというと、一般質問をどういうふうにするかということで、以前から議会だよりやいろんなものを含めて検証して、これから2件、所信表明について伺うんですが、その点、まず議会でこういう質問をする方はいないと思うんですが、村長に伺います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  所信表明、また、施政方針を作成いたしますのは、所管課は企画課となっております。所信表明作成事務の方法といたしましては、私より直接、企画課が選挙公約内の指示を受けまとめられたものになっております。 また、施政方針につきましては、毎年係長以上を対象とした新年度予算編成説明会の場で、私のほうから指示をし、それを受けまして各担当課において担当項目ごとに作成し、三役との調整を終えた後に企画課に提出し、取りまとめることになっております。以上です。 ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  施政方針は、分かっております。所信表明の件についてなんですが、所信表明、先ほど村長、選挙公約等のものは企画が担当しているんですが、それでは所信表明の中から村長に伺います。 教育の充実についてなんですが、これはチェックしたかの検証も含めて先ほど聞いたんですが、「大学や専門学校に進学奨励金を、奨学金を拡充する」と述べております。これまでどう取り組んできたのか、またなぜ実施したのか、企画課が担当であれば企画のほうに伺うんですが、村長ができるのであれば村長に伺います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  進学奨学金の拡充につきましては、貸し付け人数枠の拡大を実施しましたが、給付型奨学金の実施に向けての進捗状況は、平成28年5月の定例教育委員会及び総合教育会議で協議調整を行い、実施していく方向で承諾が得られた状況です。 平成29年度内に実施できなかった理由については、財源的な課題が大きな理由であります。当初、財源確保においては、奨学金基金を活用して実施していく予定でありましたが、募集人数枠の拡大や寄附金の減少に伴い、後年度継続して実施するには厳しい状況であるため、今後別の財源で検討し、早い段階での実施を目指していきたいと考えております。 ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  財源が厳しい中ということは、十分知っております。 それでは先程も村長、給付型のお話しもしたんですが、将来を担う子供たちのために、給付型の奨学金制度を創設してはどうかと。後で財源のお話はします。そういうことで、如何でしょう。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  給付型の奨学金なんですが、本当に私たちもこれは、今後は少子化対策のためにもとても重要な部分だと思っております。今後、総合教育会議においても、そういったことを積極的に議論していきたいと思っております。以上です。 ◆16番(山城良一)  議長、16番。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  先ほど村長が申し上げていました。平成28年5月25日に調査研究資料をいただきました。村の中でも財政が厳しい旨、いつになるか分かりませんが、是非とも給付型は実施してもらいたいなということを望んでおります。 それでは、文化の振興についてであります。豊年祭やウシデーク等を村の無形文化財指定について、村民の価値意識を高め子や子孫に継承されるよう取り組んでまいりますとおっしゃっておりますが、指定したところがあるのか伺います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  現在、指定したところはございません。 無形文化財指定に際しては、指定後の村の支援の在り方等について、しっかりと議論を経て実施するものと理解しています。現在、文化係を中心にどういう支援を想定していくか検討中でございます。博物館長が詳しいですので、中心となって事務を推進する旨を確認しております。 平成18年度ウシデークの調査及び企画展を実施しております。また、映像記録保存事業といたしまして、2カ所目を今年度終える予定でございます。平成27年度に名嘉真区、そして平成29年度は現在恩納区をやっているところでございます。 なお、有形文化財については、平成28年度において、25年ぶりに3件を指定しております。 因みに、指定したものといたしまして、印部石6点、国頭郡恩納間切各村全図及び各字図等66点、また南恩納の龕を1点、指定しているところでございます。以上です。 ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  何故、この2つの質問をしているかと言えば、所信表明でそれをうたっていましたので、確認ということです。 この文化の振興については、村だよりにも載っていたように、「仲泊の婦人会が、沖縄県の文化協会の団体賞を受賞しております」という記事も載っております。私は是非とも早目に、その会議といいますか、有形文化財については資料を持っているんですが、無形についてはまだ指定もされていないと。4年目を迎えている村長でありますから、地域の活性化にもなると思います。是非とも指定するようお願いしたいと思います。もちろん財政的に、指定すれば支援もあると思うんですが、そこをいろいろなものを工面して、捻出すればできると思います。 それでは高校への通学費の助成についてなんですが、保護者負担の軽減を図るために、通学費の一部を助成し、経済的支援を講じる必要があると思う。助成するとすれば幾らぐらいの予算が必要なのか、担当課長に伺います。 ○議長(仲田豊)  学校教育課長、石川司君。 ◎学校教育課長(石川司)  お答えします。 高校への通学費の助成についてということですが、現在村内在住の高校生の登校においては、他地区、別の市町村あたりに比べて、地域格差が大きく、保護者の経済的負担の軽減を図るため、通学費の一部助成を検討中であります。 まずは委員会、先ほど村長からもありました平成28年5月の定例教育委員会及び総合教育会議の議題としても協議しております。その時点で積算した必要額は、全高校生、恩納村には約300名の高校生がおります。この高校生に年額2万円を助成した場合には、600万円程度となるということです。 また、この質問については、平成29年6月議会の一般質問でも、又吉薫議員のほうからも質問がありました。その時にも、ぜひ早急に実施に向けて欲しいということで、意見を頂戴いたしております。 教育委員会においては財政担当課と調整し、早急に制度整備、奨学基金とか、子育て人材育成当たりの財源を探して、どうにか早急に実施してまいりたいと思います。以上です。
    ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  早急に実施してまいりたいと、財源が確保できればということでありますから、もう一つのものについて最後に述べるのですが、担当課長、異動がなければできると思います。頑張ってください。 次に、給食費の無料化について。 平成29年度より一部の無料化はもう実施されております。完全無料化、また、段階的に無料化した場合の財源は幾らぐらい必要なのか、担当課長に伺います。 ○議長(仲田豊)  学校教育課長、石川司君。 ◎学校教育課長(石川司)  お答えします。 給食費の無料化、山城議員のおっしゃったとおり、平成29年度より第3子の給食費の無料化を実施しております。これにかかる費用が300万円余り、現在、実績をまとめているところであります。この事業においては過年度分、いわゆる滞納繰越分です給食費の。これにも好影響があり、収入が入ってくるようになっています。 というのは、未納のある方々は対象にしていなかったものですから、この未納分を納めて該当するというのがあって、この過年度分の収入もとても好影響となっております。 給食費の完全無料化を実施した場合の必要額ということなんですが、段階的にということで、今現在、第3子からやっているんですが、例えば完全無料化した場合、今、一般財源で、私会計の時代から700万円の助成を受けております。更に今回の第3子で約300万円、準要保護のほうで700万円の給食費の助成も行っております。 この中に、学校給食の提供に当たり、先生方は給食費をそのまま支払いするので、先生方だけで700万円ということで、合せて2,400万円のうち700万円の先生方の給食費を除いた1,700万円は、今、村から助成を受けている形です。トータル賄材料費5,400万円ですので、それを合算すると約3,000万円の追加負担が必要となってきます。 また、段階的に無料化にした場合には、例えば、現在は第3子なんですが、1人上げて第2子から無料化にした場合には1,500万円の追加負担が必要となっております。第2子を半額にした場合には950万円という負担になるかと思います。以上です。 ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  今朝も総務委員長から、給食費、議員も試食したらという案内があったとういうことであります。そういう観点ではあるんですが、例えば、先程からずっと言っているように、財源確保についてなんですが、ちょっと私なりのことを言わせてもらえば、例えば事業の見直し。 皆さん、私は教育委員会に余り質問したことないんですが、今回に関しての、この2、3年、観光誘客おもてなし事業に、恩納村は5,952万2,000円のうち、美ら海花火大会に1,667万2,000円、サンセットビーチフェスタに1,293万4,000円を計上している。今回また、収入源としてOISTより村民税が3億8,331万4,000円の収入、固定資産税で2,668万6,000円も入ってきます。 そして、分収金の値上がり分も今回あるんですが、それをもらっている区長に、値上げ分を基金として創設し、将来を担う子のために、各区にじゃないですよ、是非とも私はこれをしてもらいたいなと。 何故かと言えば、OIST、科学技術大学院大学を誘致する時に、勿論こんなに収入があると予測もしなかったんですが、恩納村が無償で提供して、村の発展、沖縄県の発展のために、先ほど又吉薫議員もおっしゃっていたんですが、「いつまでも軍用地があると思うな」と。それから、いろんな派生する事業収入も増えると思います。 そういうのも考慮して、私は事業の見直しとは言わずに、いろんな面から基金を創設して、子供たちのために、先ほど申し上げました大学の給付型の助成も含めてできないかどうか、村長に伺います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  議員から今ご提言がありました軍用地料のアップ分、またOISTから派生する税収、これは本当に大きなものがあると思います。そういったことにもまたありますし、また私たちとしては、今やっておりますふるさと応援基金も、どうにか議員がおっしゃいました奨学金、また子供たちの給食の無料化、そういったところに使えないかということを、今後は議論していきたいなと考えているところでございます。 やはり今後とも、議員の皆様のいろんな貴重な意見を聞かせていただければと思っております。以上です。 ◎教育長(當山欽也)  議長。 ○議長(仲田豊)  教育長、當山欽也君。 ◎教育長(當山欽也)  おはようございます。 いろいろ、教育委員会の支援事業に対してのご質問、大変有難うございます。それから財源の捻出の案まで、大変有難うございます。 教育委員会としましても、幼稚園から大学までの切れ目ない経済的支援を実施するのが目的で、給付型の奨学金、それから高校生への通学費の支援、それから給食費の完全無料化、さらには幼稚園の完全無償化等について、さまざまな検討課題がありますけれども、それについて調査研究を進めていきたいと考えております。 それについては、先程から課長からも説明がありますけれども、支援には経済的な財源の捻出が必要となってまいります。先程も山城議員から話があったのですが、そういうことについて、引き続き教育総合会議等で村長と協議をしていければと思っております。以上です。 ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  まさか、教育長からお褒めの言葉を聞くとは思いませんでした。何時もゴーグチャーでありますから。 それでは最後なんですが、平成27年の施政方針で人事評価制度の導入について村長は表明されておりますが、私も二度目の質問であります。 また、昨年12月定例会で又吉議員が質問し、村長が答弁しております。そのとき答弁した内容は、平成28年4月1日から施行されており、既に実施運用を行っていると。実施規定等を整備済みですが、運用については非常に厳しい、難航していると答弁しております。 そこで平成30年度の予算で199万8,000円が計上されておりますが、村長、残すところ1年未満なんですが、任期中に円滑な実施、導入ができるのか、村長に伺います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  議員からご質問がありますとおり、昨年12月定例会で、又吉薫議員の質問に対し、副村長のほうから、「対応策として、現在他市町村が検討しておりますコンサル、第三者機関に委託して、活用して、人事評価制度の運用面をフォローしてもらうことを検討しております」という答弁をさせていただきました。 そこで、平成30年度において、199万8,000円の委託料を活用して、主な研修として目標設定の研修、また評価者の研修、そして評価適正化の研修を行い、評価方法の意識の統一を図ってまいりたいと。 それと、人事評価の取りまとめ等の運用面での支援を第三者機関にお願いすることで、適正な人事評価制度を進めてまいりたいと考えております。以上です。 ◆16番(山城良一)  議長。 ○議長(仲田豊)  16番、山城良一君。 ◆16番(山城良一)  もう二度目の質問でありますから、余りしつこくは聞かないんですが、是非とも、この人事評価制度を導入してもらいたいなと。もちろん人を評価するのは大変なんですが、私も農協にいた時に、労働組合をつくって、いろんな先輩たちから叱られたこともありました。 しかし、働いている人、やる気のある人たちがボンボン伸びていかないと、ワンネー、シムサ。ヌーンサンティン、シムサとなったら、閉塞感ができて住民サービスもできないと思います。みんな同じように勤勉手当も一律もらうというのが、ちょっと私が企業にいた時は不思議でならなかったんですが、そちら辺、しっかりやりながら、評価制度を導入してもらいたいなということを念にお願いしたいなと思います。 質問はこれで終わるんですが、今回退職なされる村民課長金城尚子さん、大変お疲れさまでした。最後に赤間周辺の墓地団地、大変な事業だったと思うんですが、ご苦労様でした。 隣に座っている大城保篤さんも議会事務局に2回いらして、私も議員になった当時、大分お世話になりまして、もう既に定年かという思いがあります。 最後に、建設課長大城学さん、私が議員になって初めてだと思うんですが、去年一般質問して、既にいろんな面で耐震の強度の支援や前兼久の福地川ですか、の整備に着手したと。まず1年でこういった実績を積むというのは、やっぱりやる気の問題だと思うんですよ。 こういった面を人事評価に入れて、皆さんが頑張ってくれれば、後輩の方たちも育つと思います。今度、総務委員会に男女共同参画推進条例というのができます。もちろん女性の方は今お一人なんですが、過去に佐渡山節さんもいらっしゃったんですが、これから女性の飛躍も期待したいことを願いまして、この3名方、長い間公務員、疲れたでしょう。4月からは一般の方になるのですが、議会を見守っていただくよう切にお願いしまして、一般質問を終わります。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  それでは質問を行う前に、私は所感から先に述べさせていただきます。 初めに、3月をもって定年を迎えます大城社会教育課長、課長が議会事務局長時代に、私はなりたての議員であり、多くのサポートをいただきました。この場をおかりいたしまして、感謝を申し上げます。ありがとうございました。 続きまして紅一点の金城村民課長、課長には多くの質問をさせていただき、村民課の施策に取り上げていただきました。大変お疲れさまでございました。定年後は趣味の旅行に行くのが楽しみだと以前おっしゃっておりましたので、機会がありましたら話クヮッチーでも構いませんのでお聞かせください。 それと最後に、大城建設課長、本村の建設行政は前任の比嘉課長から大城課長の任期中に、私は大きく前進していったと思っておりますが、受注や地元からの調達、村民への波及効果など、まだまだ成長する余地が多く残っていることについて、何度となく課長と意見交換をさせていただきました。建設業界には多くの波及効果があり、観光産業と並ぶ総合産業だと言われております。 そのことからも、地元の商工振興に大きく貢献する産業であります。ぜひ課長の築き上げてきている建設行政の流れ、しっかり引き継いでいただきたいと思います。 実は、この3月定例会の初日、恩納村歌を全員で斉唱いたしました。恩納村歌には、大変素晴らしい詩がございます。「昔ながらの恩納岳、明るい日差し照り映えて、みいつあまねく、いやたかし」という歌詞がありますが、この「みいつあまねく、いやたかし」というのは、恩納岳を中心とした山々が、村民を安心安全な方向へ導いている、そのような意味合いがございます。 是非、定年なされる3課長、今後も村民を遠くからでもサポートしていただければと思います。大変お疲れ様でございました。 それでは平成30年度施政方針の中から、本村の緊急課題である定住促進に必要な住宅等の確保について質問を進めてまいります。 私は住宅地の確保は、村の緊急課題だと思っております。このことは、恩納村第5次総合計画、前期基本計画の中でも達成できなく、後期基本計画においても若年層の定住促進、住宅地等の確保は緊急課題となり、執行部も認識されていることだと思います。また、これまでにもこの議場において、議員から住宅地の提供についての一般質問は数多くございました。 今年度は宇加地団地が着工される予定ですが、住宅行政は当然公営住宅だけではございません。2年前に作成された恩納村まち・ひと・しごと創生総合戦略の中でも、村出身者を初めとした若年層に対し、住まいの確保に向けた各種支援を行うと宣言されております。 長浜村長就任後間もなく行われた各字行政懇談会の中でも、住宅地の確保は村民から一番多い要請だったと思います。私は本村の住宅行政の振興、残念ながら少し遅いのではないかと正直感じております。 そして、この3月定例会の施政方針でも、若年層の定住促進について、住まいの確保の支援強化を図っていくと冒頭に話されていましたが、本村の住宅行政全般の基本方針や施策、村長はどのように取り組んでいかれるのか、お考えを伺います。あわせて、住まいの確保の支援強化とおっしゃっております。支援強化とは何か、具体的にどのような支援強化を行うのでしょうか。お聞きいたします。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  本村の住宅行政全般といたしましては、これまで殆どが村営住宅整備を中心とした住宅政策でありましたが、平成27年度に策定しました恩納村まち・ひと・しごと創生総合戦略の恩納村の人口動態、動向から、0歳から14歳の人口の減少が顕著であることや、以前より各字から若年層の住む場所がないなど、多くの意見がございました。 そこで今回、企画課において、定住促進係を立ち上げ、若年層の住まいの確保を重点にした施策を実施してまいりたいと思います。以上です。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 支援強化というところであります。今村長が申し上げました若者の住まいの確保という所の中で、もちろん後ほど質問もあると思いますが、空き家であり、また民有地の囲繞地を住宅地に変えていくなど、また先ほどから議論していますPFIによります公営住宅などというところで、いろいろ、さまざまな施策として考えているところではありますが、まずは、今話したことが実行できるかどうかというところから入っていきたいと思っております。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  ただいま村長にお聞きいたしました住宅行政全般の基本的なお考え、もう一度最後のほうでお聞きいたしますので、よろしくお願いいたします。 村内の住宅事情、例えば賃貸住宅です。アパートの家賃は、皆さんもご存じのように周辺自治体と比較しても高額であり、一部の地域では若者が地元に住みたくてもアパートを借りることができないと聞こえております。 また、村内の住宅地においては、ここ数年坪単価が急騰し、近隣市町村よりもはるかに高い状態で推移していて、殆どの地域で地元の方が土地を買うこともできない。購入されている方は殆どが村外の方である、地元以外の方であると聞こえてきております。当然のことながら、個々人の努力が大前提だと思っておりますが、村内の限られた住宅地、若年層には、近年ますます確保しづらい状況となり、逼迫しているのではないでしょうか。 住宅地の確保、やりようによってはいろいろな手だてが打てると思っております。そこで村は、平成28年度、平成29年度にPFI、ことし、平成30年度はPPPの事業を推進していきたいとおっしゃっておりますが、PPPとPFIの違いを説明してください。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 PFIとPPPの違いというところで、PPPの中にPFIというのがあると思いますが、まずPFIは公共が基本的な企画、計画をつくるところからだと考えておりまして、PPPは企画段階から、いわゆる民間が当初から入っていると。 いわゆるPFIは「我々公共が、考えたところに民間が参加する」というところで、簡単に申し上げますと、そのような説明になるかと思います。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  そのようなことから、去る平成28年度の施政方針では、住宅地の確保と題して若者の住宅確保は緊急の課題であり、PFI事業、プライベート・ファイナンス・イニシアチブ、民間の資金とノウハウを活用することでございますが、その事業を導入し、住宅整備を図りたいとおっしゃっております。 また、平成29年度の施政方針でも、住宅地等の確保と題して若者の定住化は緊急の課題であり、引き続きPFI事業に向けて取り組んでいくとおっしゃっておりました。過去2年間、PFI事業を取り組んだ中で、住宅地等の確保はできたのでしょうか。また、事業の進捗や成果、事業評価を伺います。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 過去2年間は、平成27年度が内閣の支援事業を受けて勉強会をやりまして、平成29年度には国交省の支援を受けて恩納村の関係者に情報を共有できます地域協議会の設立支援や、庁内体制の構築支援、勉強会の開催並びに次年度以降の活動計画の検討ということを実施してまいりましたが、今議員がおっしゃいます実績、実際できたかというところはございません。 先程もお話し申し上げましたが、勉強会の中での、特に村内の事業所の意見からしますと、PFIに対しましてはPFI事業のノウハウとか、実績がないことから大変不安という声が多くあります。 また、しかしながら、勉強会を終えた後、アンケートを求めております。アンケートの中で、7割の参加者の方からもPFIは村内で事業をしていくには有効であるということもありますので、引き続き勉強会を本年度、平成30年度も続けていきながら、早目の事業化ができればと考えているところです。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  それでは本年度の施政方針の10ページにありますが、住宅等の確保について質問いたします。初めに、ちょっと要望を確認いたします。少し整理をしてみたいと思います。 長浜村長の施政方針、平成28年度、平成29年度は「住宅地等の確保」でしたが、平成30年度は「住宅等の確保」となり「地」が抜けております。些細なことですが意味合いは大きく違います。住宅地はやめて、住宅だけに特化した施策に変えたのでしょうか。確認いたします。 私の手元に前年度の施政方針もありますが、全て「住宅地等の確保」になっているんですよ。今年は「住宅の確保」になっています。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  施政方針の部分なんですが、この「住宅地等」の中には住宅地、また住宅も広く捉える内容となっております。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  ちょっと待ってください。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  これまでは「住宅地だけの確保について」ということでやっておりましたが、今後は広げて住宅地、また住宅、そして民間アパートも含めた広いことで議論していこうということで、そのように書いております。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  今年度の施政方針、ちょっと読み上げます。「本村では若者の住宅確保が重要課題であり、新たに定住促進係を再編し、これまでも取り組んできたP3事業、PPPのことをP3と言います。パブリック・プライベート・パートナーシップでございます。民間資金で公共施設を整備させ、行政職務以外の営業活動の運営を行うことができる枠組みのことであります。そのことを引き続き推進し、官民連携によって若者の住宅等の確保に取り組む」とありますが、新たな人員配置、定住促進係に対しまして、何を求めているのでしょうか。 職務内容を、教えていただきたいと思います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  やはり、これまでも述べてきたとおり、定住促進係、若者の住宅確保が大変重要なことであります。 定住促進係は、定住に係る課題整理や住宅等の需要の把握並びに住宅促進に向けた具体的施策の検討を含めた事務を進めていこうと考えております。 具体的には、空き家の実態把握から活用までの検討、また民有地、袋地での区画の整理事業の制度の構築に向けた調査、またPFIによります具体的な整備計画まで進めていければと考えております。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  ただいま村長の答弁の中で空き家の活用もあったと思います。 それでは早速質問いたします。住宅行政の中で既存住宅、空き家の活用を考えていると、只今おっしゃっておりましたが、どのような取り組みをしていこうとお考えでしょうか、伺います。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 本村での空き家の活用についてということなんですが、空き家につきましては、全国的に問題として取り上げられておりますが、我が恩納村におきましては、その空き家の数の実態把握がなされておりません。 ですので、先ほど村長が申し上げましたが、今年度はまず村内の空き家がどの程度あるのかなど、実態調査をして、その空き家がどう活用できるかなどというところをまず確認してまいります。 また、空き家の活用の方針といたしましては、他市町村では空き家を観光宿泊施設とか、またIターンの住宅としての活用も見られますが、本村の中では、先程から言いますように、村内出身者の住宅事情が厳しいことから、他市町村へ行っています村内出身者を中心とした住宅確保の施策の展開にしていければと考えているところです。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  私も空き家を住宅行政の施策に取り入れることは、大変進めていただきたいと思っております。実は私も、この場で提案しようと思っておりました。 今までの本村の住宅行政、先ほども申し上げましたが、少し遅い、急ぎ、私は村民ニーズに応えていただきたいという意味から少し遅いのではないかと本当に思っております。近年、集落内には空き家が見受けられるようになり、年々増加している状況であります。 そこで私も提案でございますが、空き家等の活用、もうちょっと具体的に提案いたします。早急に条例等を制定し、集落内の空き家などを村が購入することを提案いたします。村が取得した不動産は購入時に、かかった費用の合計金額で優先的に地元の方に売却する。そのことで民間企業を介さなくて済むことから、市場よりも安く提供できると私は考えております。 また、このことで効果といたしまして、空き家問題が解消され、望ましい集落環境も築き上げていけるのではないかと私は考えております。その他にも、地元の若年層が土地や建物を取得できることから、地域コミュニティーの形成、行事や文化の継承など、多くの効果が期待できると考えております。 私はそのような思いから、ぜひ村長にはこのことを進めていただきたいと思っております。村長いかがお考えでしょうか。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  今、議員から要望のありました、提言のありましたことですが、本当に私たちもこれは大変有効な手段ではないかなと考えております。やはり今後、地方創生の中においても、やはり若者の定住化は特に力を入れていこうということでございます。 それと空き家、本当に私たちもできることであれば、地元の人たちにその土地、建物を使っていただきたいという気持ちが十分ありますので、今後、定住促進係の中でも議論しながら進めてまいりたいと思っております。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  実は村内の15字において、老人会がなくなった、婦人会がなくなった、青年会がなくなったというのも、全てこの住宅行政と私は関連していくことだと思っておりますので、この提案をいたしました。若年層の定住があってこそ、地域コミュニティーは形成されていくものだと考えております。 私が議員になりたての最初の一般質問は平成27年3月定例会で、若年層の定住化を促進するために住宅地の整備について伺ったのが一番最初の一般質問であります。村長からそのとき、ぜひ必要であり、整備事業を進めていきたいと答弁をいただきましたが、先ほどから繰り返しになるかもしれませんが、3年間経過した現在、まだまだ実現していない。そのためにも私は、空き家は早急に施策の打てる住宅行政だと思っての提案でございます。それでは次の質問に移らせていただきます。 以前、住宅地の質問の際に執行部からは本村は都市計画区域外であり、土地区画整理事業はできないと繰り返し答弁されていますので、その件について伺います。沖縄県の本島内に所在している自治体で、恩納村以南の全ての市町村、南側の市町村、それと名護市、本部町で都市計画を制定しております。 都市計画区域を制定するためには、例えばいろんな議論があるということは当然承知しておりますが、恩納村域内人口とか、その他にも幾つかの基準があることは、私承知しておりますが、恩納村は、その基準はもう満たしております。制定しようと思えばできるのであります。ただ、やるかやらないかという判断だけであります。 そこで村長に伺いますが、恩納村に都市計画区域を制定しようとお考えでしょうか。伺います。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 確かに都市計画指定区域としての要件は、以前、恩納村が県との都市計画指定としての勉強会を開いたときに、県のお話しとして要件は満たしているという話はございました。 その中でいろいろ検討した中で、メリット、デメリットというところで、特に旧集落地が多い恩納村では、都市計画区域を指定してしまうと、これからの建築等、デメリットが大きいというところの話があったのかなというところをお聞きしています。 現時点でも、都市計画に指定というところは考えていないところではありますが、いろいろ調査しながら、特に区画整理事業等もございますので、一緒に考えていければと思います。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  私、今都市計画区域を制定してはいかがかと質問しておりますが、私個人も課長と実は同じような考え方でございます。それにかわる制定の仕方が私はあると、個人的に思っております。 何故この質問をしたかと申し上げますと、恩納村住居用域、集落用域、都市計画ですと例えば第一種住居専用地域とか、第二種住居専用地域には、商業施設はつくれません。前回も申し上げましたが、民泊施設、集落のど真ん中につくれるのです。スナックだって恩納村は集落のど真ん中につくれます。恩納村でこれを規制する条例がないのです。この条例を改正しないのであれば、私は都市計画を制定していただきたいと思っての質問であります。 ちょっと話を変えていきます。長浜村長は、PFIやP3事業を活用して住宅地の確保を進めていくことだと思われますが、住宅地の確保は村民の緊急課題になっております。そこで提案でございますが、私はPFIよりはP3事業のほうが進めやすいと思っております。 1番目に、例えば住宅地に適した村有地を民間業者のノウハウと資金を活用して住宅造成を行っていただき村民に販売するとか、2番目に、こちらも、僕は一番P3ではやりやすい事業だと思っておりますが、恩納区の万座毛入り口にあった旧消防分遣所の背後地に点在する民有地、袋地を村が買い上げた上でP3事業を活用して宅地造成を行い村民に売却する。 このP3事業では道路に面したところは業者の事業計画、背後は村の分譲地という考え方、この費用は全て民間にやっていただく、そのような方法がこのP3事業で一番やりやすい場所だと私は思っております。同じような袋地は、村内至るところにあるのではないでしょうか。 行政にはそぐわない施策という方もいらっしゃるかもしれませんが、抜本的な手だてを打たなければこの問題は解決できない時期にきていると私は考えております。あえて行政の選択肢を広げていくために提案しておりますが、村長、いかがでしょうか。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  お答えします。 まさに議員が今おっしゃるとおり、私たちも村有地に団地をつくったり、また今、消防跡地、その後ろ、本当に袋地になっております。こういったところは、村内いろんなところに見られます。そういったところを、やはりどうにか整備して、そういったところをまた若者たちに宅地として提供できないか、これも本当に考えているところでございます。 PPP、PFI、そういったものを積極的に活用して、こういった事業を早目に推進できないかということを、今考えておりますので、是非ともまた、今後ともご指導、またご提言をお願いしたいと思います。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  冒頭に質問いたしました本村の住宅行政全般の基本施策、村長に伺いましたが、もう一度伺いますので、私の質問を聞いた上でまた答えていただきたいと思います。 何故そのことを伺ったのかと言いますと、そのことは現在の恩納村、バブル期において、恩納村環境保全条例を制定した平成3年当時と似通った状況になっていると考えられます。集落用域に限って言うならば、集落環境は当時よりも悪化していると私は考えております。 都市計画区域、用途地域が制定されていない本村においては、集落用域のど真ん中にスナックや居酒屋、民泊施設、ダイビングショップ、カラオケハウスなどの商業施設が、その他にも幾つもあります。商業施設がつくれるんですよ、恩納村の規制ではつくれるんです。どこにでもつくることができ、営業することができます。村の条例では、今申し上げた商業施設を規制することができません。 逆な言い方をしますと、村は集落用域に商業施設をつくっていいよと認めていることと同じことであります。集落内のど真ん中に商業施設をつくれることからも、地価の高騰を招き、若者定住促進阻害要因になっていると思います。 当然商業地のほうが地価は高いですよ、一般的に、住宅地より。でも恩納村の住宅地は商業地と一緒なんですよ、早い話。 それで、私は地価が高騰している要因にもなっていると思っております。もう一度村長に伺いますが、本村の住宅行政全般のあり方、方針、施策等を教えてください。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  お答えします。 やはり議員がおっしゃるとおり、地元の地域の、今まで私たちが守ってきた土地、場所は、本当に地域の人で、地元の人で守って欲しいなというふうに思っているのが一番の思いでございます。 やはり今、議員がおっしゃる条例とかございますが、この件に関しましては、担当のほうから説明させたいと思います。 ○議長(仲田豊)  企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 確かに、議員がおっしゃられたとおり、恩納村の環境保全条例では都市計画外のような規制ができません。いわゆる用域のみの規制ですので、おっしゃる用途というところが全くございませんので、この条例がつくられて、平成3年ですか、施行が。 26年経過している中で、現状に合った条例にしていかなければと考えるところですので、都市計画法の中身を取り入れた条例にできるかというのを検討していければと考えるところです。以上です。 ◆3番(佐渡山明)  議長、3番。 ○議長(仲田豊)  3番、佐渡山明君。 ◆3番(佐渡山明)  只今の課長の答弁をお聞きして、私はちょっと安心しております。 それでは、恩納村の環境保全条例、大変すばらしい条例でありますが、若干、現在においては不備になっていますけど、その総則、目的第1条を読み上げます。「この条例は恩納村の美しい自然環境の保持と良好な集落環境の形成、村土の有効利用、開発行為の許可基準、そのほか開発の適正化を図るため、土地利用の区分、利用の方針を定めて、村土の無秩序な開発を防止し、村民の福祉に寄与することを目的とする。」とあります。 平成3年当時、この条例がつくられた目的は、私は、リゾート施設が村内に多くできていきました。その時に集落用域ではなくリゾートホテル等、そのような建物はリゾート用域に導いてすみ分けをしよう、そういうことを具体的に提案した条例だと思っております。今も当然リゾート用域にリゾートホテル等はつくられておりますが、この時は集落用域内にこのような商業施設が入り込んでくることは想定していない上での、私は条例制定だったと思っておりますので、課長がおっしゃったこの辺のことは、再度この条例を見直していただきたいと思っております。 12月定例会でも、私実は述べておりますが、用途用域が設定されていない恩納村、集落地域のど真ん中まで、つくられていく民泊施設や商業施設、これが本当の良好な環境と言えるのでしょうか。去る12月定例会では、私は、集落環境を維持するためにも民泊を規制する条例制定を急ぐ必要があると質問いたしましたが、村長は、条例制定は考えていないと12月定例会ではおっしゃっておりました。私、その時は民泊の質問をしていましたので、民泊施設だけを取り上げましたが、民泊施設だけが商業施設ではございません。 恩納村、商業施設、集落につくれる、いわゆるこの間も申し上げましたが、ちょっと言葉は悪いんですが、無法地帯なんですよ。この辺はちょっと考えていただきたいと思います。良好な集落環境を形成していくためには、用途、用域、用途上適した場所に商業施設はあるべきであり、そのことで良好な環境形成ができていき、今まで以上に住んで良し、訪れて良しの集落環境ができ上がっていくと考えております。 最後の質問ですが、急ぎ環境条例を改正し、先ほど課長が申し上げた、答弁としていただいたあの言葉をいただきたかったのですが、もう答弁をいただいておりますので、私の思いだけで終えたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(仲田豊)  暫時、休憩いたします。 △休憩 11時57分 △再開 14時00分 ○議長(仲田豊)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◆10番(宮崎豊)  議長、10番。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  よろしくお願いします。 通告、5点出しております。まず初めに、学童クラブ環境づくりについてということで、先月、うるま市石川保健センターで、学童クラブのシンポジウムがありました。興味があって見てきましたが、そこで、さて恩納村はどうなっているのかなということで、今回確認の意味も含めて質問させてもらったわけです。通告させてもらいました。 順を追って伺っていきます。放課後児童クラブ、学童クラブ、現状と方向性について伺います。現在、恩納村には、あかんちゃクラブ、くじら隊ですか、2カ所が民営、民間で運営されていると思うんですが、この学童クラブ、利用している人の子供たちの人数並びに利用料をまず伺います。 ◎福祉健康課長(長浜保治)  議長。 ○議長(仲田豊)  福祉健康課長、長浜保治君。 ◎福祉健康課長(長浜保治)  お答えいたします。 ただいま議員のほうからご質問がありました2つの施設ですけれども、こちらのほうは保護者会のほうが設立しておりまして、小学校1年生から3年生まで8,000円、小学校4年生から6年生は5,000円でございます。その中で、夏休みの部分は2千円の増額となっております。対象で、兄弟の場合は割引で1,000円が割引となっております。 3月1日時点での利用人数は、こちらの2施設の合計で57名、そのうちの56名が小学校1年生から3年生となっております。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  10番。
    ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  先ほど言った、うるま市で行われた学童クラブのシンポジウム、この中で一番思ったのが、うるま市にある南原小学校ですか、において学校内に施設があると。小学校が終わって移動するのも校内なので、交通事故の心配とかそういうのも一切なくて、非常に条件の良い、恵まれた運営がされているなと思ったわけであります。 恩納村も是非そのようにできないかなということで質問しておりますが、全国的には、学童保育の実施場所に、小学校などの公的施設を利用しているというところは85%、県内では37%、これは沖縄タイムス紙に載っておりました。そういう数字が出ております。 民間アパートを借りたり、そういう状態だと、この家賃、こういうものが保育料に反映されて、どうしても割高になってしまうという現状があり、さっき8,000円と5,000円という数字がありましたけれども、県内では平均が9,000円余り、一番高い北中城村で1万2,000円、低い、隣の宜野座村では3,000円ほどであります。 本来、実施主体である恩納村のかかわりが弱く、民間任せになっていないか、その辺がちょっと心配されるわけですけれども、その辺はどうなっているか。放課後児童健全育成事業補助金、こういうものがあるらしいんですが、そういうものを恩納村も利用して、子供たちのために使われているかどうか、それも確認させてください。 ◎福祉健康課長(長浜保治)  議長。 ○議長(仲田豊)  福祉健康課長、長浜保治君。 ◎福祉健康課長(長浜保治)  お答えいたします。 こちらは平成29年度の放課後児童健全育成事業ということで、補助金の表になっておりますけれども、この中でやはり議員が先程おっしゃいましたように、恩納村もその補助金を活用しまして、各学童クラブのほうへ補助、支援を行っているところでございます。 因みに申し上げますと、218万4,000円、418万1,000円、413万1,000円という形で、かなり村が補助できるメニューについては、極力そういった学童クラブの支援の観点から、実施していきたいと考えております。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  議長。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  今言った事業の中に送迎支援のため、国は年46万円の燃料費補助を新設したと。村負担分もあるとのことで、自治体自体、沖縄県では9市町村のみが、これを実施しているということでありました。 先程の答弁なかったよね。恩納村でこれはどうなっているか、お聞きします。 ○議長(仲田豊)  福祉健康課長、長浜保治君。 ◎福祉健康課長(長浜保治)  お答えいたします。 国は、平成27年度の送迎支援としまして、年間46万円の燃料費補助を新設しております。しかしながら、恩納村としましてはその支援は行っておりません。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  議長。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  「いない」ということではありますが、2番目の質問になりますけど、平成30年度、新年度からどうしていくかということであります。 事前に課長に伺った中では、少々というか、動きがあるということなので、あかんちゃ、くじら隊、この2カ所、或いはその他もあるのかどうか。平成30年度以降の計画について伺いたいと思います。 先程の46万円、これはやっていないということでしたが、この辺も今後どうしていくかというのも含めて、答弁をお願いします。 ○議長(仲田豊)  福祉健康課長、長浜保治君。 ◎福祉健康課長(長浜保治)  お答えいたします。 平成30年度以降、学童クラブへの村としての部分ですけれども、平成30年度には、放課後児童クラブ支援事業、公的施設移行促進事業補助金を活用しまして、現在、恩納校の敷地内にあります旧音楽室、そちらのほうを改築しまして、平成31年度より学童クラブとして利用する予定となっております。計画となっております。 また、平成32年度、中学校統廃合後の小学校空き教室の活用につきましても、教育委員会や学校との関係機関と連携しながら、さらなる学童クラブの整備についても検討していきたいと考えております。 先ほど議員からありました新年度の部分ですけれども、実は今、仲泊校区の学童クラブが手狭になっておりまして、平成30年度、山田校区に移動を予定しております。その中の家賃補助として、299万6千円の平成30年度、新年度予算に計上しておりますので、引き続き放課後児童クラブに対して支援を継続していきたいと考えております。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  はい。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  1カ所は恩納校内にできるということで、これは理想的かなと思っています。 もう1点あった山田に移すということではありますが、この辺も何とか、将来的には仲泊校の一部を利用するとか、そういった形をとって、是非とも先ほど言った安全面を含めた、親御さんの負担軽減も含めた対策をとっていただければと思うのですが、教育委員会のほうから、実は最初に言った学童クラブのシンポジウムに参加して、南原小学校が良い例で出されていたのですが、その校長先生も参加しておりました。 福祉と教育ということで、課が違ってきて、連携が素晴らしく旨くいっているというのが、シンポジウムの中でも話されていました。そういったことを含めて、教育委員会としてはどのような方向性、考え方を持っているか、答弁お願いできますでしょうか。 ◎学校教育課長(石川司)  はい。 ○議長(仲田豊)  学校教育課長、石川司君。 ◎学校教育課長(石川司)  お答えします。 教育委員会としまして、今、福祉健康課長からもありましたように、今回恩納校のほうで、別棟にはなるんですが、本校舎から外れたところになりますが、そういう適した施設が校内、もちろん学校内が一番安心安全を確保できる場所なので、今後、この学童については、各学校の敷地、場合によっては別棟を設置して、今後もこの学童を推進していきたいと思います。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  はい。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  有難うございます。 是非お願いします。 県外では、生活保護世帯の利用料無料化、非課税世帯の減免を実施している自治体が多いようです。また、委託事業に位置付けて、公費を支出している自治体も少なくないということで、子供の健全育成と働く親の支援の面から、恩納村には利用料低減に向けて主体的に取り組んでいただければと思います。 次に行きます。2番目に、統合中学校関係ではありますけれども、中身については先ほど、午前中、薫議員のほうから一部ありましたが、ちょっとだぶるかもしれませんが、よろしくお願いします。 統合中学校送迎バスの利用計画についてであります。いよいよ、先程ありましたが、2年後には村内の中学校が1つになり、場所も校舎も環境に恵まれた新しい統合中学校がスタートいたします。学力は勿論、スポーツ面でも生徒同士、切磋琢磨して輝かしい活躍が期待できる、大変楽しみにしているところであります。 さて、質問ですけれども、村の中央部に位置するこの新中学校、送迎用の専用バスが運行されると、そういう計画だと聞いております。これは、どのくらいのサイズ、乗車定員というんですか、何台くらいを予定しているか。確定ではないということでありますが、現時点でどのような予定をされているか、伺います。 ◎学校教育課長(石川司)  議長。 ○議長(仲田豊)  学校教育課長、石川司君。 ◎学校教育課長(石川司)  お答えします。 先ほど宮崎議員からありましたように、午前中、少し触れさせていただきました。今回、どのような車両、また何台で運行するかということで、仮に全生徒、中学生300名いるのですが、全員がスクールバスを利用した場合の必要台数、北ルートで、名嘉真から新統合中学校まで135名、大型バス2台が必要となります。大型バス1台65名乗りを想定しております。 また南ルート、宇加地から新統合中学校までについては170名が対象となってバスが3台必要になると。また、喜瀬武原ルートが1台必要になると思うので、そこが15名程度の生徒が対象なので、マイクロが1台、合計で大型バス5台、マイクロ1台が、今必要になると考えておりますが、これはまたルートとか、それぞれまた今後、部会あたりで協議をして、正式に何台必要ということがまた示されるだろうと考えております。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  10番。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  今回の質問は、このバスの利用ということで、学校には直接関係ない質問なんですけれども、大型5台、マイクロ1台ということで、当然通学、登下校ですか、使われるのは朝夕ということになってくると思います。 「その空いた時間が、もったいないな」と、非常に感じるわけです。午前中の薫議員の中にもありましたが、例えば年寄りだとか不自由する人は、買い物に行ったり、病院に行ったりということで、旨くそういったものが利用されたらなと。補助金の問題はいろいろあると思うんですが、一応そこを確認させてください。 ○議長(仲田豊)  学校教育課長、石川司君。 ◎学校教育課長(石川司)  今、宮崎議員がおっしゃられたように、基本的に運行時間は登下校の時間を想定しています。 その間について、恐らく、ある時間にということでの質問だと思いますが、実は運行の体系の検討もこれからするんですが、例えばバスは当初、全部のバスを購入して運行するということではなくて、また、他に完全に委託をするとか、直営でバスを購入して運転手を委託する、さまざまな方法が考えられますので、そこら辺はまた今後検討していくんですが、少しコミュニティバスは、午前中も話したんですが、いろいろ維持費とかそういうもろもろのもので、国の補助やら何やらを受けるときに、コミュニティバスにすると少し受けられない部分が出てくるので、そこも含めて検討していければと思います。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  議長。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  私もちょっと勘違いしていたところがあって、大型5台を全部購入するというわけではなくて、委託して任せたりという方法もあるのかなと思って、ちょっとそれはあれだなと思ったんですけど、いずれにしても中身、私のお願いする中身に関しては、今言ったような交通弱者であったり、そういった方々が何とか利用しやすいような恩納村になってくれればなと思って質問させていただきました。是非前向きに考えていただければと思います。 次に入ります。3番目です。前兼久村道の街灯についてであります。村道26号線上原線というらしいです。前兼久御嶽よりバイパスに通ずる村道ですけれども、ここ最近、アパートやら住宅、レストラン、前は非常に寂しい通りだったんですけど、最近は賑やかになってきております。 それにつれて、最近レンタカーがナビでどんどん案内されるもんですから、ああいう場所も普通考えられないんですが、初めて来た人でもボンボン通っていくと。バイパスへの抜け道、近道なので、利用することも多いということで、カーブは多いし、道は細いしということで、危険な場所になっています。偶々この間、近くの方から「是非、ここは街灯が欲しいな」と、「夜は真っ暗になって危険だし」ということで話がありました。 そういうことで質問を出させてもらったんですけれども、これに関して建設課のほうではどのような意見を持っているか、ひとつ答弁をよろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  建設課長、大城学君。 ◎建設課長(大城学)  お答えいたします。 村道前兼久の上原線については、議員のおっしゃるとおり、近年住宅やアパート等が増えてきている状況にあり、また、前兼久団地も村道に隣接しています。 現在、村営住宅の隣接地も開発を行っている状況にあり、今後は現場を確認した上で、街灯が必要であるか検討していきたいと考えております。以上です。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  この質問を出すに当たって、久々に前兼久の区長さんと話をしました。それを出すんだったら、ぜひ側溝もお願いできないかということで、これも事前に課長に話をしたら、側溝はあるよと言われまして、ああそうなのかということだったんですけれども、実際問題、大雨が降ったりなんかすると、意外と国道際で、ゴミが詰まって溢れたり、通りの良い国道ですので、ちょっと危険かなというのも感じておりました、そういった状況にある場所なので、再度点検してもらって、村として対応できないか。 ずっと上まで側溝がいっているかどうか、私は把握していないんですけれども、その辺も含めて課長に対応できるかどうか、答弁をお願いします。 ○議長(仲田豊)  建設課長、大城学君。 ◎建設課長(大城学)  お答えします。 村道については、U字溝のタイプと蓋付きのタイプがありまして、U字溝、上が空いたやつに関しては改良していく必要があるかなと思います。 また、大雨の時には国道まで水が流れていく状況があるんですけど、この分についてもちょっとまだ写真等があれば国道との調整も必要かと思うんですけど、その分についてはそういった大雨の時期なんか、写真などを撮って、国道との調整が必要になってくるかと思っております。以上です。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  是非、お願いします。 午前中もありましたが、今回で大城課長、大城保篤課長、金城尚子課長、3名の皆様が定年退職ということで、もう質問できないかなと思うと大変寂しく思います。体に十分気をつけられて、今後とも恩納村のために頑張っていただきたいと思います。大変お疲れ様でした。 それでは続けてまいります。農業等の振興についてであります。これに関しては、明日の大城保議員が同様の通告をしているので、余り突っ込んではやりませんけれども、今年の生産状況、シンカプロジェクトのレタス、これの2年目ですよね。大分、今年は良いような状況、話は聞けるんですが、実際にどうなのか。今年の状況をお願いいたします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 2月末現在で、レタスの生産量については、10.5トンということで、昨年度の生産量と同程度となっております。ただ、品質的には2年目ということもありまして、大分数名の農家さんにおいては安定した品質のレタスが栽培されている状況でございます。以上です。 ◆10番(宮崎豊)  議長。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  レタスは以上にします。 平成30年度のレタス以外、農業関係、パインアップルだとか聞こえてはくるのですが、具体的に重点、どのようなところに重点を置いて計画されているか、教えてください。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 レタス以外の今後の重点施策と言いますと、現在、村の苗畑におきまして、パインアップル及びアボカドの試験栽培を行っているところでございます。特にパインアップルについては、昨年11月末に恩納村パインアップル栽培研究会を立ち上げております。現在、会員の有する畑、そこにおいて土壌の分析を行っております。 やはりパインというのは、どこでもできるわけじゃなくて、pH約4からpH6.5の圃場でなければ栽培できませんので、現在そこの農家さんの土壌を分析しているところでございます。栽培が可能という圃場につきましては、4月中旬頃までに農家さんに苗を配布していく予定でございます。 また、アボカドについてなんですけれども、これは昨年度から導入をしているんですけれども、まだ県内で栽培の技術が確立されておりませんので、村の苗畑において引き続き試験栽培を行っていこうと考えております。 既に、アボカドについては18品種を導入しています。やはりアボカドについては苗木が必要になります。これについての苗木用の育苗にも取り組んでまいりたいということでありまして、ベーコン種というのを20本ほど、ことし導入する予定でございます。 やはり村の特産品であるアテモヤ、パッションフルーツに続くさらなる特産品の開発に向けて取り組んでいこうと思っております。以上です。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  質問事項のところに農業等ということで直接漁業とは書いていなかったんですが、農漁業ということで受け取っていただいて、質問させていただきます。 先月22日から、村民の貴重な税金を使わせていただいて、政務調査で広島、鳥取に行ってきました。恩納村の海人が丹精込めてつくり上げたモズク、この加工現場、井ゲタ竹内本社、それと広島、今、コープのサンゴの森で提携を結んでいます広島のコープ、この店舗を調査してまいりました。 この井ゲタ竹内では、モズクの選別に当たって、髪の毛1本でも見逃さないような本当に丁寧な選別作業をお母さんたちがやっておられる。驚きと感動でありました。 もう一つのコープ、広島のほうは、このコープの会員の方々が声をからして、井ゲタでできたモズクのパックを一生懸命売っている姿が、これまた感激して、やっぱりこの現場に来て良かったなと、改めて思った次第であります。 さて、恩納村、今年のモズクは大分調子が良いと聞こえてきてはいますが、現状、どんなものか、報告をお願いいたします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず平成25年から平成29年度までのモズクの生産状況についてご説明いたしますけれども、平成25年度が862トン、平成26年度が約1,300トン、近年では一番大きい生産量になっております。 平成27年度から500トン台に落ちまして、平成28年度も500トン台ということで、去年から600トン台に回復はしてきているんですけれども、今現在、糸モズクの収穫がピークでございまして、これについては昨年度225トンでしたけれども、267トンということで3月末現在の水揚げがそのようになっております。 調子が良いというお話でございましたけれども、やはり今年に入ってからの日照不足がかなり影響しているようでございまして、去年並みの生産量になるのではないかなということで話は伺っております。以上です。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  それでは、最後の観光振興ということで5番目に移ります。一番最初のお宝認定制度、今朝、担当課のほうから資料を提出していただいています。いっぱいあって、ちょっと目を通す時間がなかったんですが、これについては、同様に明日、平良議員と大城堅三議員、2人が控えております。 これは、私はお2人にお任せするということで、最後の、去年のサンシャインの物産展であったり、花火大会がありましたが、この反省点と次年度、平成30年度、これを踏まえてどのような計画をされているか、伺います。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 今、議員からありました3点につきまして、これは、平成29年度は沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金を活用いたしまして、東京池袋サンシャインシティにおける恩納村観光物産展事業、第3回美ら海花火大会事業、第1回サンセットビーチフェスタを開催してまいりました。 まず恩納村観光物産展事業につきましては、平成28年度の来場者6万5千人に対し、平成29年度、今年度は7万8千人ということで、年々増加しているところでございます。 また、沖縄への入域観光客の約半数は、関東方面からの入客となっておりますので、そういった意味も含めますと、ピーアール効果は大きいのではないかと考えているところでございます。 また、平成30年につきましては、第10回記念事業ということもありますので、サンシャインシティを含め、関係者と連携しながら、内容の充実を図りながら、恩納村のピーアールの強化をしていきたいと考えているところでございます。 また、美ら海花火大会につきましては、今年度は天候にも恵まれまして、会場内外で約1万5,000人の観覧者があり、満足度の高いイベントになったのではないかと思っているところでございます。 今回は、昨年度までの花火の見辛さ、そういったものを解消するということで、台船を活用し、海上から花火を打ち上げました。また、イベント会場を建物内から建物の下のほうからビーチ内に移したということで、リゾート感あふれる花火大会になったのではないかと考えているところでございます。 しかし、会場周辺の交通渋滞、シャトルバスを含めまして、観客の移送、そういったところにつきましては、まだまだ課題が残るところでございます。こういったところにつきましては、石川署を含めまして関係機関と連携しながら解消に努めてまいりたいということで考えているところでございます。 あと、サンセットビーチフェスタにつきましては、これは恩納村が有する海浜リゾート地としての特性を生かしたイベントを開催し、観光誘客を図ることを目的としております。今年度は、海浜公園において6月24日、25日の2日間開催し、約4,000人の来場者がありました。 これにつきましては、まだまだ周知不足なところもありますので、次回につきましては周辺事業所と連携し、マリンメニューの充実や各種媒体、SNS等、こういったものを活用して誘客の増加を図ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  大変詳しく有難うございます。 サンシャインなんですけれども、記念の年になるんですか、10回大会でしたか、そういったものを含めてぜひ力を入れて、我々としても協力できるところはしっかり協力して、大成功に導けたらなと思っていますが、サンシャインの中にある、もともと漁業組合とのつながりで始まったかと思うんですけれども、皆様がこの間やったサンゴの村宣言の事業、これに関連したものがあるのかどうか。 先程の説明の中にあったか、ちょっと聞き逃したかもしれませんが、こういうのに、サンゴに関連した事業は、このサンシャインは、計画は何か入っていたのですか。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 まず、サンゴの村宣言に関しまして、今年のうんなまつりのほうで宣言をいたしますけれども、事前のイベントとして、サンシャインにおきましても、サンゴの村宣言に関するピーアールコーナー、そういったものは設けてまいります。 また、サンシャインシティにおきましても、恩納村のサンゴの村宣言にかかるピーアールも実施していただけるということと、漁協のほうにおきましても、サンゴの水槽、そういったものを展示しておりますけれども、これを展示拡大して充実させていくとは聞いているところでございます。以上です。 ○議長(仲田豊)  10番、宮崎豊君。 ◆10番(宮崎豊)  予定にはなかったんですけど、最後に村長の声も聞かないとニーブイするかなと思いまして、サンゴの村宣言ということで、出発式、この間、博物館でありましたけれども、サンシャイン、今課長のほうからもありましたけれども、もっと大々的にパンフレットを配るだけじゃなくて、もっと大々的に計画できないか、村長、良い案はないかどうか確認して、私の質問を終わります。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  毎年行われておりますサンシャインでのフェスタ、本当に今年は、向こうのサンシャインシティの会社のほうからも職員が来まして、盛大に向こうの40周年事業、また10回目のサンシャインシティでの沖縄めんそーれフェスタでございますので、大きくやっていこうということで、今調整しているところでございます。 詳細につきましては、また4月に入って漁協、また商工会、また村も含めて、調整を図っていきたいと思っております。以上です。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは通告に従い、順を追って質問をしますので、よろしくお願いいたします。まず1点目、平成30年度の施政方針の中で、村長は選挙公約でもあった観光協会を立ち上げています。 その中で、今回の施政方針では、世界水準の観光地として相応しい舞台づくりを目指すとあるが、この世界水準の観光地として相応しい舞台づくりとは、具体的に何を指しているのか。まずメンターの部分でのご説明を願いたいと思います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  お答えします。 観光協会が発足して2年が経過しようとしております。その中で、私も今回施政方針の中で、世界水準の観光地を目指そうということでやっているわけですけど、これは恩納村、世界どこにも負けない海岸線がございます。また、私たちがお手本としておりますハワイ、ハワイをお手本として世界水準のリゾート地にしていこうということが大きなメーンでございます。そのためには、やはり議員がいつもおっしゃっておりますおもてなし、そして、その環境を綺麗にしていこうというのが狙いでございます。 今回、自然環境を保全していこうということで、サンゴの村宣言もやっていくわけですけれども、やっぱりそれも世界最高水準を目指した取り組みではないかと思っているところでございます。以上です。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは(1)から(2)、(3)まで質問をします。 財団法人観光協会ができて、平成29年度実施計画、もうやがて終わろうとしていますが、これについては、村長の目玉でもあった施策であり、注視してこの事業内容を見ていたかと思うんですが、この実績ほどは如何に、その評価はどう感じ取られているのか、お伺いします。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  観光協会が発足して約2年が経過しております。従前の東京池袋サンシャインシティにおける観光物産展の継続展開や、新規の誘客プロモーションとして著しい韓国の市場における国際旅行博覧会への出店など、これまで国内のみに留まらない誘客活動を海外まで拡大し、また国内外においては、恩納村の知名度向上に取り組んでいるところでございます。 また、長年の課題でありました国道沿線の除草作業を実施するなど、景観保持にも取り組んでいるところでございます。イベントの推進につきましても、既存のイベントの美ら海花火大会や新規のサンセットビーチフェスタの開催など、恩納村の有する特性を生かしたイベントを実施して、誘客や来訪者の満足度向上に寄与しているものだと思います。以上です。 ◆17番(喜納正誠)  議長。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは、協会の説明では宣伝とか事業のあらましをお聞きしましたけれども、実績をどう評価するかの面でまだ答えていないものがありますので、この協会をつくって、例えばどういうふうに村内の、例えば稼働率が上がりました。 また、道の駅にこういうふうに客が流れた、こういったものが評価として現れないと、この質問内容の答えにはなっていないもんですから、担当がもしそれを把握しているのであれば、その説明を願いたいと思います。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 観光協会の実績というところで、今手元には各ホテルの実績、稼働率等の数字は持ち得ておりませんけれども、平成28年度の恩納村17ホテルの延べ宿泊人数が約285万人ということで、ここは大分伸びてきておりますので、そういったものも、誘客、恩納村の知名度向上の効果として出ているのではないかとも思っております。 また、今、先ほど村長からもありました沿道等除草対策、これにつきましても、観光協会が中心となって実施しております。これは国道、県道も含めてなんですけど、通りながら、皆さんも感じるところはあるのではないかなと思いますけれども、やっぱり以前と比べますと景観的には除草というところは大分効果があるのではないかなということで、実績としてこれは評価したいと思っております。 ◆17番(喜納正誠)  議長。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは、できて足かけ2年目、実質1年目の実績ですので、反省すべき面は反省すべきも、また次年度に向け、精力的に観光協会を目いっぱい稼働させて、努めて、村の経済効果に役立つことを期待申し上げます。 そこで(2)に入ります。これはリンクしますが、除草の話も先程あったんですけれども、今確かに沿道が、この1年見ているとかなり綺麗になってきました。しかし、草は自然のものですから、目を離して2週間後に行くと、また草がボーボーしているんですね。そういったことを何とか、もっと能率的にできないものか否か。 そこで今、あるお年寄り、老人会でも話はしているんですけど、定年を終えて時間を持て余しているご老人がいらっしゃいます。私もその中の一人かもしれませんけれども、この各字に、そういうシルバーの方を利用して、身近なところを、こういう除草したりすれば、より村全体がテーマパークとしてのイメージづくり、恩納村に来たらどこに行っても綺麗だよと。 ただ国道58号だけが除草されているんじゃなくて、ちょっと畦道に入っても綺麗だよというものは、この近い将来、そういった計画を立てられないか否か。 またイメージとして、テーマパークの意識を持った誘導ができないものか否かについて、政策的な決定は村長ですけれども、お答えできるのであれば村長、もし無理なら担当課長でも良いんですけど、お答え願います。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 沿道等除草対策事業、今、メンバーは60歳以上の方々を活用しながらやっているところでございます。また、平成30年度より、これは沿道に加えまして、一部また海浜の清掃にも入っていきたいということで考えております。 これにつきましては、各字とも調整しながら、今議員がおっしゃったシルバーの方々、あと地域の老人会、そういった方々を活用できるところはお願いして、そうじゃないところはまた、沿道除草対策のメンバーで行っていこうということで今進めているところでございます。 おっしゃるように、沿道だけではなくて、集落も含めてやっぱり津々浦々に緑、または花が咲き誇るというのが、やっぱり観光地としても素晴らしい景観になると思いますので、そういった所に向けて、また私どもも頑張っていきたいと思っております。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  ぜひ努力して、村全体が綺麗になるようなイメージづくりに、担当課は頑張ってほしいと思います。 それでは(3)に行きます。去る2月10日から11日まで開催された産業まつりに関連して、村のおもてなし、村長が言う「ウトゥイムチ」の心というんですが、去る7日の行政報告の中で、村長は、産業まつりをどう評価されたかという行政報告が進む中で、大変良かったんじゃないかというお話しがありました。 これはどう良かったか、行政報告では具体的な話が聞けなかったんですが、その良かった面の具体的な報告を求めたいと思います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  今年度、産業まつり、2日間において5,100名の来場者がございました。その中で、今回初めての取り組みとして、琉歌大賞がその場所で行われました、これは、これまで月を変えて12月頃にやっておりましたが、やはり広く村民にも、また市外の皆さんにも琉歌をピーアールするべきじゃないかということで、今回はあの場所で公表したところでございます。 やはり、そういったことも第一歩でございますので、今後はまた、そういったところで、またいろんな意見、要望等がございましたので、そういったところを取り入れていきたいなと思っております。 それと今回、長野県川上村から川上犬、それの贈呈式もございました。やはりそういったところでまた、恩納村、長野県川上村との交流、レタスだけではなくて、人的交流、またいろんな友好交流を深めていますよということがピーアールできたのではないかと思っております。 それと、最近では、来場者、特にカレーフェスタ、この部分の来場者が多いものですから、すぐ売り切れになったりしているところがございます。やはり、それだけ認知度も上がってきたなと、やっぱり恩納村のリゾートホテルはとても優秀でもありますし、認知されてきているんだなということもあります。 一方では、また早目に売り切れになってしまってどうかということもありますので、そういったところは、また実行委員会のほうで協議しながら、もっともっと皆さんが喜ぶ産業まつりにしていきたいなと思っております。以上です。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  村長が一部触れていたのですが、私が今回この産業まつりに参加して感じたことは、2日間、土日だったんですが、カレーもさることながら、他の食品も大体2時ちょっと過ぎには売り切れてしまっているんです。 本来、村長が言う観光立村としてお客さんを招く「ウトゥイムチ」というのは、主催者がああ売れた、スタッフが喜ぶのが「ウトゥイムチ」じゃないと思うんです。 来場者、来る客にどれだけ満足度を与えて帰ってもらって、ああ良かったと、また次来ていただくんだというものが本来の「ウトゥイムチ」じゃないかと思うんですが、その辺の行き違いがあるのか、私が間違いかもしれませんよ。村長はどう考えているのか分からないけど、その辺のところで確認をしたいと思いますけれども、どうなんでしょう。 「ウトゥイムチ」は、私個人としては、どうしてもお互いの家でもそうです。人を招くとなると、まずチュン、ケーティ、ヤーヌソージンーサンケーナラン、ユグリトーセー、ソージンサンケーナラン、ちょっとした飲み物を準備しなきゃいけない、リスクを背負います。こういったのが基本にないと、本当の「ウトゥイムチ」にはならないんじゃないかと思うんですね。 ですから、去る産業まつりにおいては、スタッフの皆さんは喜んでいました。ヘーク売リティ、喜納さん良かったよ。3時過ぎに来たお客さんは、カムシン、ネーン、コウイシン、ネーン、ぶつぶつ言って帰る人がいる。そういった面を見ると、本当の「ウトゥイムチ」というのは、時間は5時までイベントをやっています。燦々としているんです。 これが本当に、評価できる産業まつりの「ウトゥイムチ」の村としてのイベントかというところを突いての話なんですが、村長、それについて、今私が言っていることが間違いであれば間違い、自分はこう考えてこうやっているんだと、指摘があっていればあっている、これは改善しますということがあれば、そうだということをひとつ、議論の中で示していただければと思いますが、ひとつよろしくお願いします。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。
    ◎村長(長浜善巳)  議員が今おっしゃったとおり、本当に3時頃から、とても食べ物とか食品、また売る物も少なくなって、本当に人も閑散する状態、本当に私も承知しております。やはりそういったところをまた、せっかく来ていただいている方には、本当に失礼だなというのも実感しているところであります。 やはり今後は、アンケートの中でもそういったことも出ておりますので、冬場は日が短いですので、3時、4時頃から日が暮れて、暗くなったりしておりますので、やっぱり時間の短縮とか、こういったものも考えていかなければいけないんじゃないかなと、改善策、それもやっていかなければいけないんじゃないかなと思っております。 やはりウトゥイムチの心は忘れてはいけませんので、今後ともいろんな、今回もアンケートの中で出てくると思いますので、そういったものを次の産業まつりに生かしてまいりたいと思っております。以上です。 ◆17番(喜納正誠)  議長。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  議論の中で、一つ答えて欲しいんですけど、「ウトゥイムチ」という心は良いです、立派です。 「リスクを背負うか、背負わないか」というところも聞いているんですが、背負うものなんですか、背負わないものなんですか。どうぞお答えください。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  やっぱり祭りを開催するわけですから、リスクは背負っていくものだと思っております。 ◆17番(喜納正誠)  議長。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  そのリスクも真心込めて、ふだん恩納村はこれだけ世話になっているんだと、この祭りを喜んでいただくんだということで、しっかり精神も、また予算もしっかりつけながら、お客さんを迎えて、やっぱりまたある程度満たして帰すように心がけていただければと思います。 それでは2番目に移ります。平成29年1月22日、これは谷茶区の区長、石川さんから役場にも陳情があったと思いますが、これについてまず村当局では、この陳情を見てどう感じられて、どうその陳情の要望に応えていくかというところを聞きたいと思います。 平成15年からこれまで、幾度となく、当時の区長さんは今現職の議員である當山達彦さん、右の角に座っていますが、あの人から4回、5回出ています。それと平成14年度、これは大城英喜村長と、当時ですよ、當山達彦区長が谷茶区のグランドパーク跡地、無償で貸して良いという覚書を締結しています。 その間、当時の村長大城英喜は、「谷茶区はこの大学院を有することによって、今後、谷茶区が発展しますよという説明もし、また門前町構想もあって、それも谷茶区が中心になりますよ」という話も説明の中でして、理解を得て「谷茶区から無償で、土地を村が大学院に貸すことを了承した」ということを聞きます。 その中で、この一般質問に当たって、私は大城英喜前村長にもお会いしてきました。これは当時の要望書、「まだ、これに対して村から回答は出ていないの」という話があって、当時誘致に積極的に谷茶区を口説いて、説明したというのは語弊があるかもしれませんけれども、いた長からは大変心残りがあるよと。 できれば早目に、大学院もできてこれだけ立派になっているのであればやるべきじゃないかなというお話も受けての質問ですので、ひとつご理解をいただきたいと思います。 まず(1)です。「今後、その陳情についてどう取り組んでいくか」というところから始めていきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  谷茶区からの陳情の内容については、大学院大学設置に伴い関連する税収も増加傾向にあり、入会権の観点から軍用地分収金と同様の取り扱いを要請するものであります。陳情書に対し議会も一定の理解を示していることは、私どもも理解しております。 今後とも、大学院大学周辺の計画を推進し、また地元谷茶区の理解を求めるとともに、今回の陳情については地元との協議の場を設けていきたいと考えております。以上です。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは、今村長から政策的な方向性が出たんでありますが、では、この議会の陳情に対する採択の意味も理解しました。 また、この軍用地料に代わる配分のところも理解しました。これを具体的に何時の時期からテーブルに着いて谷茶区に明るい日差しの協議ができるか否か。 何時の時期を指して、村長は今その答弁をされていますか。それについてお答え願います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  お答えします。 谷茶区との協議は1月末に第1回目の意見交換を行いました。そこには、地元の議員、区長、そして評議員の皆さんが出席しておりました。 そこの中では、最初の意見交換という形でスタートしたところでございます。今後もその協議は進めていこうということで話をしているところでございます。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは、谷茶区から今までいろんな資料もいただいているんですが割愛します。 村長が、それだけ前向きに取り組んでいくというのであれば、この議場でのお話しは担保になりますので、しっかり区と協議を重ねて、これまでの要望書から何が先にできて、何が長期でできるかも含めて協議を重ねて、ある程度谷茶区が潤う形の政策をやっていただければということを申し添えます。 それでは3点目に行きます。今年4月で村制110周年の節目を迎えます。その行事の中で、「村のこれまでの行政に対する功績があったもの、名誉村民賞、功労賞などを取り入れてはどうか」ということでの質問なんですが、過去の記念日に、100周年、恩納村民で恩納村民賞をとった方がいるのかいないのか。出身者がいらっしゃるのは分かります。 あと功労賞が何名いたのかということについて、賞をあげた方々の、固有名詞はいいですので、人数とか分かるんであれば教えていただきたい。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 村内の功労表彰につきましては、規定の中にもございますとおり、節目節目で表彰していこうという規定になっております。 自治功労、産業、教育、諸々の項目がありまして、その節目で功績を讃えて表彰しているところでありますが、済みません、今現在資料を持っておりません。何名の方が表彰されたというのは、後程また報告できればと思っています。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  それでは趣旨の通告のとおり、今回の式典でこの功労賞を、名誉賞とか取り入れてはどうかという質問に対して、村当局はどうお考えですか。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 今、議員のご提案のとおり、今回110周年記念におきましては、自治功労、産業、教育、観光、厚生、文化、体育功労という分野で表彰を行う予定でございます。 ◆17番(喜納正誠)  議長、17番。 ○議長(仲田豊)  17番、喜納正誠君。 ◆17番(喜納正誠)  これまで私も、足かけ議員歴36年目に入っています。それでその間、行政の長としていろんな英断をされた長がおりまして、大変失礼かと存じますけど、功労をした方の名前を挙げて失礼かと存じますが、表彰していただければと思います。 まず1番目に、昭和45年に復帰して50年、海洋博記念事業がありました。そのころちなんで、ムーンビーチがホテルの開業に入ります。当時、當山幸徳村長が辞められて、大城保晴村長だったんですが、「ムーンビーチがさてできて、国際観光ホテルに認証しようとしたら、上水道を引いていないホテルは国際ホテルとしての認証がとれない」ということから、国場系ですので、独自で石川から水道を引いてホテルを開業した。それを大城保晴村長は見て、「恩納村も将来観光振興をしていくに当たって、これは上水道を引かないと将来の恩納村はないな」ということから、水道事業の導入に入る。 ところが、当時の時代は「ヒィートゥ、ミジェー、イチャンダムン」と。この水道、上水道にお金をかけるのは何事だということで、殆どの議員が反対の中です。それをやり遂げた、井戸を掘った長として、そういうことを讃えたらどうかということが1点。 その後、水が供給されて、今日ホテルも、また水道管も潤っていますが、この水道がなければ恩納村はなかったと思います。この功績は大きいと。 次にこの水道会計を、また輪にかけて環境整備条例とか、その他いろんな事業で比嘉茂政、最後は副知事として県のほうに出向くのですが、あの人の功績も大変大きいです。3期に亘り4期目に県のほうに出向いて行ったんですけれども、あの人がかなり、県また国とのパイプで、恩納村の赤間とか、今の福祉センター、そういった施設等々をつくり上げて、基盤づくりをした実績、その後に大城英喜村長が任期中、大学院の誘致に励んだと。 また、瀬良垣漁港をかなり頑張ってやったということも忘れていませんので、そういったこともあっていいのかなと。 あと、喜瀬武原の喜久山盛忠さん、当時、農林水産部長。あの人がいて、普通1町1村に漁港は1つ、多くて2つというところを恩納村は4つあります。その実績は喜久山さんに大きく、喜久山さんが地域をひいきして持ってきたということの功績は大きいと思います。 この4名の方々、私の個人で、挙がるか挙がらないか分かりませんよ。そう見ますので、参考にこの人たちが挙がればなということを申し上げたいと思います。 ということで、最後になりますが、今年は9月に選挙があって、もし9月の選挙で落選したらそういうことも言えないなということがあって、今日、勇気を持って固有名詞で4名の方を挙げさせていただきました。以上です。 ○議長(仲田豊)  暫時、休憩いたします。 △休憩 15時09分 △再開 15時20分 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  文化振興について質問したいと思います。 山田城の文化財についてですけど、これについては去年、山田城跡保存管理計画策定事業について、去年6月に課長に質問しましたけど、その殆どの進捗を伺いましたけど、進捗していないということでありましたので、その中でまず新年度の計画に対しての進捗ということでありますけど、去年の6月に課長のほうから、1番です。 平成29年6月に山田城跡保存管理計画策定事業についての質問をした中で、進捗はしていないけど、公有地に向けて準備をしている状態であり、余り進んでいないと答弁がありましたが、その後の進捗、それと4つありますので、読み上げて4点答弁お願いします。 2番目に、地区内の公有地化を進める上で遺構調査が必要であると言われて、その遺構調査をやられているということでしたけど、その進捗をお伺いします。 3番、整備計画を策定するには、7割以上、前後の地区内の土地の執行権調査のデータの蓄積が必要だということで課長は言いましたけれども、そのデータの蓄積状況もお願いします。 4番ですけど、指定区域について、平成29年度予算で山田城跡土地評価鑑定委託料、予算に計上されて、土地評価鑑定の計画がされていますけど、それはどうなったか。それともう一つ課長のほうからありましたけど、地区内の3筆の69万9,000円、公有化に向けての事務を進めていますとあります。それについての説明もお願いしたいと思います。課長、よろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  4点ございます。 最初の部分、進捗状況ということであります。平成24年3月に発行した山田城跡保存管理計画書の中で、全体的な整備のイメージの流れというのは作成しております。ただ、年度の計画というのは特にございません。 年度計画については国庫補助金の導入めどがついた段階で、工程表なるものを準備することになると思います。進捗については、平成29年度に鑑定評価を得たので、平成30年度からは用地買収の事務に取りかかるという段階と認識しております。 2番目の保存範囲に関しての地権者への説明会ということですが、地権者については指定の際に、公有地化のほうの進捗割合については、交換で3筆が入っただけでそれ以降は進んでおりません。パーセンテージも、済みません、出しておりません。 鑑定評価費用の部分になりますが、地区内の3筆を鑑定評価に出して、その費用が66万9,000円なんですが、それを基にして用地買収に臨むということでの予算であります。以上です。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  用地買収をやりますと去年の6月に言われております。公有地化に向けてのあれをやっているということで、まだやっていないということであります。 そしてあと公有地を進めていくためには、遺構調査が必要ですと課長は言われています。6月に、その遺構調査というのは、目視検査をやっていますということは、言いましたよね、6月に。 その調査はどうなったんですかというのと、7割以上のデータが必要ですという、このデータは、今蓄積できているんですかということです。 ○議長(仲田豊)  暫時、休憩いたします。 △休憩 15時27分 △再開 15時32分 ○議長(仲田豊)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 社会教育課長から答弁を求めます。 社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  失礼いたしました。 遺構調査の件であります。遺構調査が必要であるという部分の説明を、確かに平成29年第2回定例会で申し上げております。ただ、遺構調査が必要でありますが、遺構調査自体は、それからは進んでおりません。 因みに土地の所有権、公有化しないと進まないということで、それから7割前後の部分の公有地化という部分でありますが、これも整備計画の補助要件で7割が必要ということでありまして、その部分の準備のための鑑定評価とか用地買収ということで申し上げたところであります。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  それじゃあ課長、遺構調査もまだ進んでいないということでありますので、これからも早目に目視検査をやってほしいと思います。 それじゃあ2番目に行きます。指定区内の公有化を進める上で、地権者との話し合いはどうしても必要だと思うんですけど、それについて何時から説明会を予定しているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  ご説明申し上げます。 地権者については、指定の際に、指定に対する同意ということで取得はしております。またその際には、最終的には土地を売ってください、公有地化にしますということで伝えております。用地取得に係る説明会は今のところ実施はしておりません。 ただ、遅れている部分からいろいろ要望がございまして、山田区の評議員の皆様に対しましては、平成28年11月21日に、その時点での経過を報告しています。鑑定評価の結果を提示しながら、地権者から売買価格の承諾を得るべく、事務を進めていく予定にしています。 何時からかというと平成30年度がスタート地点になるのかなという感じでおります。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  課長、この説明会というのは余りお金はかかりませんので、今年、平成30年から説明会をやるということでありますので、是非これは早目に取り組んで欲しいなと思います。 それでは3番目の質問をします。用地買収や賃貸借についても、何時からやっていくのか、その辺も再度答弁をお願いします。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  7割も民有地でありますので、公有地化を推進していく観点から、賃貸借というのは想定しておりません。あくまで用地買収で公有地化を進めていく予定であります。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  それじゃあ、そのほうも今年から、できるかどうかわかりませんけど、その辺も話し合いをしてもらいたいなと思っています。 4番です。平成30年度の予算の教育費の文化財保護費には、これらの予算とかそういうのは取り組んでいない状況であります。それで皆さんは、これから、山田城に向けての取り組みというのが殆ど見えない、見当たらないという状況で非常に僕は残念に思います。今後、どのように取り組んでいくのか。課長に伺います。 そして村長に対しては、どのように政策を考えているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。課長からよろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  先程も申し上げましたが、平成29年度に3筆について鑑定評価を終えました。それを基にして用地買収に入るわけですが、まず国庫補助要件の充足に向けての条件が7割前後の公有地と、それから遺構データの蓄積というのがありますので、それに向けて進めてまいります。 平成30年度の体制については、上のほうに強化を要望して事務を進めてまいりたいと思います。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  山田城跡の保存事業は、本当に遅れている状態でございます。平成29年度、鑑定評価も終えますので、国庫補助の要件、充足に向けて7割前後の公有地化に向けて進めてまいりたいと思っております。 ◎教育長(當山欽也)  議長。 ○議長(仲田豊)  教育長、當山欽也君。 ◎教育長(當山欽也)  私からもお答えいたします。 山田城は世界遺産である座喜味城跡、あるいは中城城跡、そこをつくった護佐丸の最初の居城として知られております。 それとまた山田城からの出土品、それにつきましては貿易によって栄えたグスクの歴史を示しているところでもあります。歴史的に意義のある史跡だと考えておりますので、これからその史跡については、先ほど課長からありましたけれども、平成29年度に評価鑑定が済んでおりますので、平成30年度から公有地化に向けて用地交渉事務を進めていきたいと思います。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  課長におきましては3月に定年退職ということで、ご苦労さまであります。だけど山田城の保存の作業は、これからも進みますので、是非この仕事に対する引き継ぎは十分にやってもらって、止まることのないようにやってもらいたいなと思っています。 それから村長に関しては、山田城を復元して商品化しようという計画もあると思いますので、ぜひ村長の頑張りがなければこの復元もできないと思いますので、村長におきましては、ヌチカガリ頑張って欲しいなと思っております。 次に、農業振興についてお伺いします。畜産業は、畜産を主体とする産業を振興し、生産者所得を向上させるためにも重要な経費であると思います。そこで村の畜産産業についてお伺いします。 その前に、通告はしておりませんけど、管理基準適用農家とは、恩納村は牛、馬が10頭、豚が100頭、鶏が2,000羽以上、そういう農家のことを管理基準適用農家というらしいですけど、それは、恩納村には何棟ぐらいあるかどうか、ちょっとお尋ねします。課長、よろしくお願いします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず今、管理基準適用農家ということで、今議員のほうからご説明があったとおり、牛、馬が10頭以上ということでございましたけど、まず恩納村の畜産業について申しますと、牛については繁殖農家が9農家、肥育農家、要するに肉用牛として出荷する肥育農家が1名ございます。この10名についてはほとんど10頭以上の牛を飼養していますので、管理基準適用農家になるかと思っています。 あと豚についても喜瀬武原地区では約300頭ぐらいでしたか、多分いると思いますので、そこら辺も管理基準適用農家に該当しているのではないかと思っています。あとブロイラーについては、県内でも有数な数を飼養していますので、これについては南恩納、恩納、安富祖地区ということで、3地区の生産農家がございますけれども、全て管理基準適用農家に該当しているのではないかなと思っております。 急に振られて、私も正確な数字ではないんですけれども、今はそのような状況かと思っています。以上です。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  有難うございました、課長。 県の畜産事業計画には、補助制度や支援事業がいろいろとあると思うんですけど、どのような事業があるかどうかお伺いします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 ちょっと確認したいんですけど、県の直接事業で畜産農家に対する補助事業ということでよろしいでしょうか。それとも恩納村にはどのような事業があるかということ、それでよろしいでしょうか。 じゃあまず肉用牛についてご説明いたしますけれども、肉用牛については村単独事業として繁殖用肉用牛生産農家が子牛を生産した場合に、補助金を支給します優良肉用牛生産補助金、また肥育用肉用牛生産農家については、牛を屠畜場へ出荷した場合に補助金を支給する優良肥育牛出荷奨励補助金というのがございまして、あとこれについては近年の子牛の繁殖、雌牛の優良母牛、それの導入を平成27年度から平成28年度、2年度に限って補助を出しました優良繁殖牛導入事業がございます。 ヤギにつきましては、村単独事業としてヤギ生産農家が子ヤギを生産した場合に、補助金を支給する優良ヤギ生産奨励補助金、それと優良品種のヤギを導入した場合に優良ヤギ導入支援補助金等の支援制度をいまつくっているところでございます。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  それを今さっき、この事業、恩納村の畜産農家は全部受け取るということでよろしいですよね。 そういうことですけど、それでは、村はその事業を受けているということですけど、農家は本当にこの助成を喜んでいるかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず先ほど申し上げました優良母牛導入事業、これにつきましては恩納村和牛生産組合からの要望等もございまして、2年間各農家に1頭ずつ、1農家が2頭優良母牛として導入しています。大体これに要した経費が、約100万円近くです、2年間で、1農家に対して。 あと、先ほど申し上げました子牛を出荷した場合に1頭につき1万円の奨励補助金を出しています。そういったことからしても、農家からは大分喜ばれているものだと思っております。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  一応、もらえるのは大変有難いということでありますけど、近隣市町村の支援に対しての差が余りにも大きくて、それじゃあ課長なんかは近隣市町村の補助制度や支援事業の活用状況を確認したことはありますか。 それと比較して、それは十分だと思いますか。再度お願いします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 本村の家畜生産状況については、近隣の町村と比較して、農家数はほとんど変わらない状況でございます。しかしながら平成28年度末時点で肉用牛の生産頭数については近隣市町村の2分の1程度、豚については約4分の1程度となっております。 やはり各市町村における経営規模とか、そういった状況が異なるものですから、一概に比較することは難しいかなと考えておりますけれども、実際的にうるま市、宜野座村、そこら辺についてはどういった補助金を出しているかという調査はいたしております。 先ほど申し上げましたとおり、村としても肉用牛やヤギ生産に係る支援を実施しておりまして、今後も国や沖縄県などと連携した補助事業が活用できるのであれば、それなりに対応してまいりたいと思っております。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  そういうことで、今課長のほうはやっているということでありますけど、まず、うるま市の例を言いますと、うるま市の畜産関係の補助事業が400万円です、2年で。そして優良子牛を生産した場合、1頭当たり2,200円、頭数で1,820頭分です。 そして金武町におかれましては、肉用牛の場合は3万円、乳用牛の場合は2万円、繁殖牛の場合は50万円です。これは金武町です。 宜野座村が1頭8,000円、そして頭数的に210頭、育成牛は5万円、そういう感じになっています。そして肉用生産拡大に関しては2,700万円計上されております。これはうるま市です。 そして、うるま市の場合は2,700万円あります。1頭当たりが30万円、これは90頭分です。豚に関しては1頭当たり50%の補助ということで、金武町は1頭当たり7万5,000円、宜野座村が1頭当たり2万5,000円です。 ヤギに関しては、うるま市が14頭購入し、生産農家に3年間貸しつけると。受けた農家は子ヤギ生産1頭は、その農家が飼育すると。年間195万円になっております。そういういろいろな助成とかそういうのは、補助金が充てられています。 そして、悪臭に緩和剤、これも環境に関していろいろやられています。うるま市の場合には、緩和剤購入の場合には、農家に緩和剤の場合は50%の補助です。年200万円、そういうのもやられています。そして宜野座村に関しては、タイヒシャといって、それも1件につき、買った場合には50万円、そして金武町の豚の餌にもEMの配布とか、そして、し尿処理に関しては、金武町はトラック6台を購入し、タンクに2、3年ねかし、その保存したものを無料で農家に配布している。 そのようなことを、このし尿に関しては、恩納村もサンゴの村を宣言していますので、その尿を海に流すのではなくて、そういうサイクルが出来るようなシステムづくりも必要ではないかなと思います。 そして。もしできなければ、恩納村、金武町、宜野座村あわせて、そういうシステムづくりが必要ではないかなと思っていますけど、課長どうですか、この質問に対して。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず今、最後に出てきた養豚のし尿の有効活用についてのお話しかなと受け取ったんですけど、これについては、これまで喜瀬武原に養豚農家さんいらっしゃいます。我々としても畜産農家、特に喜瀬武原地域においては、悪臭問題が非常に大きな問題となっておりまして、村としてもEM菌を助成しているんですけれども、今年からはまたさらに、EMの株式会社と連携しながら、そういう対策に取り組んでいこうと思っております。 あとこれまで喜瀬武原においてはそのし尿を地区のほうで有効活用していた経緯もございますけれども、これについては今、バキュームカーがどういう状況になっているか再度確認しないとわからないんですけれども、そういった形での、今後有効活用も含めて進めていければと思っているところです。以上でよろしいでしょうか。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  そのし尿に関しては、課長の言うとおりそのようにやって欲しいなと思っております。それと今後の畜産業関係の補助制度や支援事業について、どのように取り組んでいくのか、課長と村長にお伺いします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず、これからの畜産農家における補助制度のあり方をどう進めていくかということのご質問でございますけれども、まず補助制度というのは基本的に生産農家の経営基盤の評価の促進が大きな目的でございます。何時までもこの補助金を出すというのは、やはり今後恒久的な補助金になっていくと大きな財源が必要となってきますので、村としては効率的、効果的な補助金をこれから運営していくつもりでございます。 肉用牛については、現在全国的に元牛の価格が高騰しておりまして、子牛の購入に係る経費が、村内の肥育用肉用牛生産農家の経営を圧迫している状況でございます。今年度においては優良肥育牛導入支援事業を実施して、肥育農家の特段の事情に配慮した補助金をしてまいりました。 また繁殖用肉用牛については、これまで使用してきた母牛の高齢化が進んでおります。そういったことで村では平成30年度から繁殖用肉用牛生産農家については、高齢化の更新を目的とした優良母牛を導入した場合には、その登録費用の全額補助を実施していこうと考えているところです。 また豚については、先ほども申し上げましたとおり、畜舎からの悪臭の低減及び成長促進等を目的といたしまして、今年度から株式会社EM研究機構と業務提携を行い、村内の肉用豚生産農家にEM技術の指導と資材の提供を行っていく予定にしております。 あとヤギについては肉つきが良く、ヤギの香りのある良い優良品種のヤギの導入を支援する優良ヤギ導入支援補助金及び優良ヤギ生産奨励補助金によって、引き続き次年度もヤギ生産については支援していこうというところでございます。以上です。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  課長から答弁がありましたとおり、今後肉用牛、また繁殖用肉用牛、また豚、ヤギについて補助金制度で支援してまいりたいと思っております。またその中で、村内の繁殖母牛の高齢化が進んでいることから、母牛の更新に係る登録費用を平成30年度より助成することといたしております。 また村内の母牛が、沖縄県や全国と比較して、高齢化が進んでいるようであれば、何らかの対策を検討してまいりたいと思います。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長。
    ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  畜産農家のほうは本当に弱い立場にありますので、畜産農家を振興し、所得向上をさせるためにも重要な補助とか助成をやるべきだと思いますので、他産業に対する助成施策と均衡をとって助成や補助ができるようにお願いしたいと思います。 それでは地球温暖化対策実行計画について質問します。村は平成24年度から平成28年度まで実行され、その後、平成29年度予算に環境温暖化対策、実行計画の調査業務が計画され、実行されていますが、その地球温暖化対策事業計画の経過や実行された結果についてお伺いします。 温室効果ガス排出量の低減はできたかどうか、そしてどのぐらいだったか報告をお願いします。 ○議長(仲田豊)  村民課長、金城尚子さん。 ◎村民課長(金城尚子)  お答えします。 平成24年度から平成28年度まで、温室効果ガス排出量について、平成23年度に対して6%削減を目標にして行ってまいりました。平成24年度から平成26年度にかけては、基準年度の平成23年度に比べておおむね削減傾向にあるんですが、平成27年度から平成28年度にかけては増加となっております。 平成28年度を本庁舎で見えると、基準年に比べ18.6%削減、前年度比12.9%削減され、取り組みの成果は見られていると思うのですが、施設別排出量の比率で81.3%を占めている本庁出先機関が、基準年に比べ2.95%増加、前年度比5.2%増となっていることから、全体として温室効果ガス排出量は0.7%増加となっております。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  課長、これは7%の目標は達成されたということですよね。0.7%、ごめんなさい。 それでは0.7%は、それまでやってきた中で、やはりあとはPDCAを回して、どこが悪かったかどうか、それをやってもらいたいと思います。 2番目に、その結果、どのぐらいの省エネができたか。また、省エネ実績の還元化はどのぐらいだったかお尋ねします。 ○議長(仲田豊)  村民課長、金城尚子さん。 ◎村民課長(金城尚子)  お答えします。 先ほどちょっと言い間違えたかもしれませんが、温室効果ガス排出量は0.7%増加になっております。結果として、省エネがどれぐらいかということですが、燃料使用量の削減については10.49%削減できているのですが、電気使用量については1.15%アップしております。 金額にすると、基準年と比べ平成26年度には317万5,907円の減になったものの、平成28年度においては基準年に対し85万1,529円の増となっております。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  増ということは、まだまだ足りないということでありますので、ぜひ頑張って欲しいなと思っています。 それでは、平成30年度の予算に、環境温暖化対策実行計画実施状況調査業務が計上されていますが、これは平成29年度、平成30年度とも同じような項目が載っているのですが、これはどういう業務なのかをお聞きします。 ○議長(仲田豊)  村民課長、金城尚子さん。 ◎村民課長(金城尚子)  お答えします。 平成24年度に地球温暖化対策実行計画書を策定しておりますので、それに沿って単年度事業として調査を行って、平成29年度、平成30年度と、単年度調査を行っていきたいと思っておりますので、その予算の計上になっております。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  県でも、この地球温暖化対策実行計画というのは非常に必要ということで、地域、区域、地区、施策編の改定版が平成32年まで延長されております。 それについて、村でも今後この計画をまた立てて延長していくのかどうか、課長にお伺いしたいと思います。 ○議長(仲田豊)  村民課長、金城尚子さん。 ◎村民課長(金城尚子)  お答えします。 この地球温暖化の影響と言いますと、サンゴ礁への影響や海面水位の上昇により、海岸域が水没する可能性があることや、人への健康への影響として、熱中症の増加、マラリア、デング熱など、媒介動物感染症が増加すると予想されていることなどから、これからも各課連携を図りながら、地球温暖化の防止に努めていきたいと考えております。以上です。 ◆11番(糸数昭)  議長、11番。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  それじゃあ村長にもちょっとお伺いします。 村長、今世界では農作物や家畜の高温の障害や、またアクセル粒子のあれとか、海面上昇、干ばつ、台風の大型化などの被害が多くなっているということで、世界では心配されております。 それをなくすためには、地球温暖化実行計画はこれからも継続してほしいと思いますが、村長におかれましては、どのように考えているかどうか、お尋ねします。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  村内におきましても、海水温の上昇に伴い、サンゴの白化現象が去年、その前に起こりました、それを踏まえて、やはり村内におきましても、地球温暖化対策実行計画に基づいて、職員個人間でできること、また各担当課で取り組めることなど、身近なことから全庁挙げて地球温暖化対策を進めてまいりたいと思っております。以上です。 ○議長(仲田豊)  11番、糸数昭君。 ◆11番(糸数昭)  これで、私の質問を終わります。 ◆12番(又吉貢)  議長、12番。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  皆様、お疲れさまです。 きょう朝から、もう4時になりますか。 私の質問、3点出ていますけれども、2つは明さんと良一さんのほうで終わっておりますので、少しだけ1点ぐらい聞いていきたいと思います。 まず山田城についてですけれども、これまでの流れとか書いてありますけれども、これを話すとまた時間が伸びてしまいますので、簡潔に1点だけ聞きたいと思います。 先ほど糸数議員の質問の中で土地購入の件がありました。7割の土地が公有地でないと国には進めないと、そういう話だったと思いますけど、それでよろしいですか、課長。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  整備計画の中の推進のため、国庫補助の要件として地区内の7割の公有地化と、遺構データの蓄積というのが条件となっておりますので、そのとおりでございます。 ◆12番(又吉貢)  議長。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  これですね、地権者に対しての説明会は恐らく2、3回、全員を集めてやれば済むと思います。 しかしながら、土地購入になると各家庭一軒一軒回って、恐らく時間も昼間ではなく時間外になってくると思うんですよね。課長、これは誰が担当するんですか。答弁お願いします。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  平成29年度までは、文化係長のほうが若干対応可能かと判断しておりました。今回異動で少し弱くなりますので、その辺は今の文化係長、上がった後の文化係長が持つのは変わりないと思います。 若干、業務が負担過剰かなという思いはしています。 ◆12番(又吉貢)  議長、12番。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  そうですね、恐らく土地の購入となると、地権者のほうも簡単にはオーケーしないと思います。恐らく一軒に当たり少なくとも3、4回は顔を出して説明、或いは交渉をしないといけないと思いますので、これは村全体的なことになると思いますが、先ほど、朝の佐渡山さんの質問の中にあれがありましたね。 定住化推進事業の中に、佐渡山さんも言っておりましたけれども、空き地あるいは住んでいないお家の購入など、そういう話も出ております。これから勢高1号線、2号線、あのあたりの土地の購入も、恐らく係の方がやるようになると思いますけれども、村全体的に土地購入に関しては一つの部署をつくるとか、或いはその期間だけ2、3名置いて、そこでその土地購入だけに関してをやるとかしないと、山田城の件も恐らく前に進んではいかないと思いますが、課長、どう思いますか。 ○議長(仲田豊)  社会教育課長、大城保篤君。 ◎社会教育課長(大城保篤)  勢高排水のものは委託でもってやられているようであります。ただ、その部分まで担当でやる、若しくは委託でやるという部分の議論はこれからでありますが、上司にはどういう方法をとるにしろ、強化をお願いしていきたいと思います。 ◆12番(又吉貢)  議長、12番。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  土地の購入に関してはぜひ強化していただいて、早目に国のほうに申請できるようにお願いしたいと思います。これが山田区の、昔からの願いですのでよろしくお願いします。 2点目です。村道寺原線についてですけれども、これまで再三、恐らく字あるいは議員の中でも話がありました。是非ここを何とかしようと思うんですけれども、なかなか一向に前に進まない状況です。課長、これまでの流れを教えてください。 ◎建設課長(大城学)  はい、議長。 ○議長(仲田豊)  建設課長、大城学君。 ◎建設課長(大城学)  お答えします。 地元から苦情があり、平成5年に事業所、恩納村、それと山田区の間で維持管理に関する覚書を締結しております。また、平成13年には比嘉砕石の社長、恩納村の保健福祉、企画、建設課との間で、土砂、村道の利用のあり方、粉じん、騒音について協議会を行っております。 それと地域からの苦情があり、平成26年6月と12月に、村道の舗装、草刈り作業等について、指導及び作業報告書の報告書の提出をするよう指導しているところであります。以上です。 ◆12番(又吉貢)  議長、12番。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  再三にわたって字のほうからも、役場のほう、或いは国道のほうからも言っております。しかしながら、一向に変わりません。現在、晴れた日には粉じんが飛んで、少し雨が降るとヘドロになって、大雨が降ると今度は道路から車が歩かないぐらいの水が流れております。今、ここ5年ぐらい前から、運搬用のトラックも20トンですか、大型化に伴い大変危ない状況になっております。 農家のほうは、高齢化が進んで最近はシニアカーで畑まで行く方々も何名か出てきております。恐らくシニアカーになると、あの大型ダンプカーの視界からは殆ど見えなくなると思います。 その辺もありますので、ぜひ何とかしていただきなと思いますけれども、これからの計画を教えてもらえますか。 ○議長(仲田豊)  建設課長、大城学君。 ◎建設課長(大城学)  お答えいたします。 現在の取り組み状況としては、去る2月に中部保健所担当職員3名と、建設課の道路維持管理職員と私とで、比嘉砕石に対策状況の確認を行いました。 中部保健所からは、砕石を排出する際に、本来ならタイヤ洗い場がないといけないんですけど、中部保健所のほうで半年ぐらい前にこれを設置しなさいということを要望しているのですが、今回行った時にも、それが整備されていないということで、再度整備するように伝えております。 また村からは、村道を大型車両が通る場合においては、道路管理者の許可が必要となるのですが、現在通行許可を得ている車両がないため、通行許可の申請と道路に堆積した土砂の除去等の改善計画書の提出をするよう、今指導しているところです。以上です。 ◆12番(又吉貢)  議長。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  これまで再三にわたって指導、或いは勧告も行っていると思いますが、今まではそこでとまって終わっているんですよね。 ですから今回は課のほうも大変だと思いますが、1カ月に1回、あるいは2週間に1回でも良いですから、そこの業者のほうに寄って、改善命令あるいはどこを改善したか、そういう相談をしながら継続的に続けていってほしいと思います。是非よろしくお願いします。 それでは最後の質問に入ります。人事評価制度になりますが、朝、山城良一さんが質問しておりましたが、課長に1点だけ伺いたいと思います。人事評価制度、平成30年度、これは完璧にはできないと思いますが、点数をつけないと、それを伸ばしてしまうとどんどん伸びていきます。 練習だと思ってぜひ点数をつけていただきたいと思いますが、如何でしょうか。 ◎総務課長(新里勝弘)  議長。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 人事評価制度についてでございますが、規定等は制定済みでございます。確かに議員が指摘しているとおり、運用について難航している状況ではございますが、今年度に関しては委託事務費を計上しています。 その中で、実情に、実務的な部分を加味しながら、点数というか評価、評価があらわれるように、目にあらわれるような評価が出せるように、今後は実施してまいりたいと考えております。 ○議長(仲田豊)  12番、又吉貢君。 ◆12番(又吉貢)  総務課長、有難うございます。 ぜひ頑張って評価してください。一生懸命頑張っていない方がいないとは言いません。皆さん一生懸命頑張っているとは思いますが、それぞれ評価していただいて、それからよりよい恩納村をつくるために、役場一丸となって頑張っていただきたいと思います。以上です。 ○議長(仲田豊)  暫時、休憩いたします。 △休憩 16時21分 △再開 16時35分 ○議長(仲田豊)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◆7番(外間勝嘉)  議長、7番 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  昨日の高校入試のお祝いで遅くまで、ちょっと体力も限界に来ておりますけど、ウチナーンチュの世界に通用するナンクルナイサの精神で真剣に頑張っていきたいと思います。 まず最初に外国人農業研修生ということでありますけど、正式な名前は「技能実習生の受け入れ体制について」ということで質問させていただきます。 喜瀬武原を中心に話をしているわけですけど、農家として技能実習生を受け入れたいが、技能実習生の住む場所がないと。農業振興のために将来合同で進めるプレハブ宿舎が必要だが、事業でできないかということでの質問であります。お願いします。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず技能実習生の受け入れについては、これから農業振興だけではなくて、やはりこれから製造業であったり、サービス業であったり、そこら辺はもう将来的には欠かせない課題だとは考えております。 そして我々がレタス栽培で連携しています川上村については、既に10年ぐらい前から技能実習生を受け入れているという状況も聞いているところでございます。そういったことから、やはりこれから日本全体の問題として、国内の労働力人口の不足はこれからもっともっと大きくなっていくんじゃないかなと思っております。 そういったことから、やはり国としても、今後そういった施策は出てくるのではないかなと思っておりまして、そこら辺も注視しながら、これから技能実習生の受け入れの体制の構築については、村としても進めていきたいとは思っております。 しかしながら、既に喜瀬武原地区においては実習生を受け入れているという状況もございますので、村としては、今、喜瀬武原に、青年会館でしたか、まだ使用されていない施設があると思うんですけれども、そこら辺を旨く活用できないかなとは思っております。 しかしながら、これは青年会館という目的でつくられておりますので、そこを、多分あれは防衛省の予算でつくられていると思うので、そこら辺の目的外の使用、そこら辺も調整しながら、それで可能であれば、やはりまずそこら辺を活用して、そういった合同宿舎としての今後の課題等、いろんな問題が多分出てくると思うんですね。 だからそういったことも踏まえて、当面はそういった遊休施設を活用していったほうが良いんじゃないかなとは思っておりまして、その辺については、今後また区や農業者の皆さんといろいろ話し合いを進めていきたいと思っているところです。以上です。 ◆7番(外間勝嘉)  議長、7番。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  喜瀬武原は農業青年も24名ほど育てまして、恐らく4億円から5億円、6億円近くはこの花で売り上げをしているのかなと思っております。農業だけではなくて、他の企業においても労働力が足りないということで、2、3カ月前の新聞にも、人数もちゃんと載っておりましたけど、経営をしていく上で、まずは人が大事であると。 また、お金がないとできない、施設がないとできない。どれ一つ欠けても、企業は伸びていけないという、Mの3要素、マン、マネー、マテリアルと、昔聞いた覚えがありますけど、常にこの3つは一緒に伸ばしていかないと経営は成り立たないと言われておりますので、ここ5年先を喜瀬武原考えますと、どうしてもこのマン、人が足りなくなると。経営者は育っております。 売る場所もあると、指定席も持っていると。ただ5年後は人が足りなくなるということが、予想されますので、是非とも最低でも5年以内にはそういう構築をして、この花産業を伸ばしていただきたいなと。 また、農家の自主努力でできるところは自主努力でやりますけど、やっぱりそういうものについては行政が先になって考えていかれることがいいのかなということで、今後の取り組みに期待をしたいと思います。 2番目に、村有地農地の利用についてということで、高齢化に伴い多様化する村民ニーズに応えるため、村有地、農地としてシルバー農園として、また郷友会との交流の場として有効活用ができるかということで、区長から1、2週、もっと前ですか、ちょっとわかりませんけど申請があったと思いますけど、それについてお答えを願いたいと思います。 ◎総務課長(新里勝弘)  議長。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 区長のほうから要請書ということで文書が届いております。その内容を精査して、今後、喜瀬武原区が有効に活用したいという意向でございますので、地元とさらに事業内容を精査した上で前向きに考えていきたいと考えております。 ◆7番(外間勝嘉)  議長、7番。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  ちょっと話題は変わりますけど、60を過ぎると帰還本能ということで、団塊の世代がみんな田舎から出ていった。そういう人たちがまた田舎に帰りたいという思いが帰還本能ということであるそうです。ふるさとに帰りたいという思いで、世界で高齢化という言葉の中で、65歳以上が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると超高齢化社会というそうです。日本は2007年に21%を超えて超高齢化社会であると。 沖縄県は今19.6%、それでも超高齢化社会です。我が喜瀬武原は23%、あと3年ぐらいするともっと増えるんじゃないかなと予想しております。この先輩方と、郷友会と結びつけるシルバー農園といいますか、そういうのがまた必要になってくるのかなという思いで、今、質問をしておりますが、15字の郷友会の名簿、それも今後こういう人たちをいかに資源として扱うという言葉は失礼ですけど、そういう人たちを資源として持っていくための一歩となるのが、やっぱり郷友会名簿の作成じゃないかなと思っております。 恩納村として15字を中心に郷友会名簿を作成して、今後の恩納村の振興を図るためには、ソフトな面ではありますけど、必要じゃないのかなと思って私が勝手に、笑われますけど名前をつけてあります。恩納村ふるさと住民票・人・資源化事業ということで、こういう人たちを住民票に登録するわけではないですけど、登録をすることによって、彼らの知恵、知識、そういうものを活用するシステムをつくることによって、農業で言えば遊休地とか村有地とか、農地の活用もしながら、地域の発展につながっていくのかなという思いもしておりますが、何か先ほど佐渡山議員のほうから、老人会、婦人会がなくなっていくという話も聞いておりますので、その辺もいろいろ加味しながら、これについてもぜひとも認めていただきたいなと思っております。 続いて3番目です。沖縄畜産開発跡地鶏舎の権利関係についてということで、これは長年の問題を抱えていると思っております。 1番目、廃墟となった鶏舎の権利は、現在どこにあるのかということで質問をします。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 現在の権利ということでございますが、現在は株式会社屋嘉産業の所有になっているということで認識しているところでございます。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  この屋嘉実業ですか、そこと契約は結ばれていますか。 ◎総務課長(新里勝弘)  議長。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  お答えいたします。 沖縄畜産が閉鎖後、畜産が占用して平成9年に解除命令と、回復ということで、畜産のほうに通知を送っております。 その後、競売のほうで屋嘉実業が取得しているということですが、それ以降、賃貸借の契約等はしておりません。 ◆7番(外間勝嘉)  議長、7番。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  廃墟となった鶏舎の撤去は、法的に可能なのかどうかお伺いします。 ◎総務課長(新里勝弘)  議長。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  今の撤去云々でございますが、権利関係も含めて、弁護士と相談して撤去要請の文書の準備をしているところでございます。現在、まだ送付はしておりません。 以前には、平成15年に一度送っているのですが、それ以後、文書等は送っておりませんので、今後弁護士と調整して撤去命令ということで文書を送っていきたいと考えております。 ◆7番(外間勝嘉)  議長、7番。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  この場所は今、客土をして、将来的に喜瀬武原の発展につながる場所でありますので、ぜひとも撤去させていけるように、頑張っていただければ有難いかなと思っております。 4番目、県民の森日曜軽トラ市の開始についてということで、村の係わりはということでちょっと読み上げます。 2月21日に安富祖公民館で、主催者、指定管理者の沖縄北部森林組合、後援ということで安富祖、名嘉真、喜瀬武原、この3区の区長、議員、農業委員で会議をしました。4月から毎月第3日曜日、県民の森林間駐車場にて、軽トラック市を開催することが決定しました。 出展対象は、安富祖校区を優先に恩納村内の生産者、安全安心な野菜、果物、加工、手づくりであるものを大切につくられている方、軽トラ市全体の調和を大切にできる自治体の各団体、主催者が認めた者となっています。 出店料は一日500円、出店面積は軽トラ2台分のスペースで、30台分の計画を進めています。恩納村役場は15字にチラシを配り、広報活動のお願いをしているかと思いますが、私の一般質問も広報活動の一つと思っております。 また、将来的に軽トラ市の開催にあわせて、3地区の老人会のグラウンドゴルフ大会や親睦交流の話も出てきております。第1日目の開催に当たって商品が集まるか、お客さんが来るか、観光客が来た時の商品があるか、大変心配をしております。 主催者は指定管理者、北部森林組合ですが、安富祖校区が力を合わせて取り組む初めての県民の森の利活用です。小さな一歩だと思いますが、今後の安富祖校区の産業の振興発展の起爆剤の場として、また、いろんなアイデアやストーリーを描ける場所として、10年後は素晴らしい発展のヒストリーを語れる場所として開催を予定しています。 村がどこまでかかわれるか、3月という新年度予算の審議中の時期ではありますが、恩納村として積極的に安富祖校区への投資をしていくチャンスだと思いますが、恩納村がお手伝いできるとすれば、村のかかわりは何ができますか。お伺いいたします。 ○議長(仲田豊)  総務課長、新里勝弘君。 ◎総務課長(新里勝弘)  県民の森の日曜軽トラ市ということにつきましては、私たちも1月に県民の森運営協議会というものに、農林水産課、総務課、商工観光課ということでメンバーの中に入っております。 しかし、その協議をした際、村のほうのメンバーが参加できなくて、内容的な詳細の協議の場に入れなかった状態であります。 今回から指定管理者である北部森林組合さんは、また平成30年度から5年間ということの指定管理者の指定管理を受けております。自主事業にも力を入れていくということがありまして、そういう企画をしたと聞いております。 今後、日曜軽トラ市、その他自主事業、いろいろ検討している中で、この協議会の場で、村がどれだけ、どういうふうにかかわり協力ができるかというのは協議していきたいと考えております。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  県民の森については2回質問しておりますが、前回の質問のときに、恐らく村長が地域の方の意見を聞いて、県に訴えながら振興を進めていきたいという話をしておりました。 村長、今回3地区でこのような形で、小さな始まりではありますが、進もうとしておりますが、それについて村長からご意見がありましたらお願いいたします。
    ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  お答えします。 地域のことは地域でやることが、やはり今後は基本になるだろうと思っております。地域を活性するのは、そこに住む住民であろうと思っておりますので、今後ともやはり私たちも、村としましてもそういった頑張る地域に対しては、いろんな応援をしていきたいと思っておりますので、今後ともお願いしたいと思っております。以上です。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  是非とも成功させて、寂しい県民の森が明るくなるように、私たちも頑張っていきたいなと思っております。 続きまして5番です。ハギ岳客土、今客土をしている場所、国道から約何万台でしたか、埋めておりますが、この農道、村道が大分傷んでおります。 仮設工事ということで、2回ほどアスファルトを敷きかえて、あれは国道だと思いますが、やっておりますが、二、三年後は、おそらく来年再来年度まで、この土はあると思いますが、2、3年後は恐らく全面張り替えしないとできないような状況まで来るのかなということで、今見ておりますが、補償整備に、この2、3年後の責任といいますか、そこはどこにあるのかということで、お伺いいたします。 ○議長(仲田豊)  議事の都合により、予め会議時間を延長いたします。 企画課長、山城雅人君。 ◎企画課長(山城雅人)  お答えします。 現在、恩納バイパス残土処理場として、喜瀬武原区恩納畜産開発跡地の村有地へ残土を搬入しておりますが、県道104号線より、村道喜瀬武原11号線を使用している状況であります。 議員が今お話しされた舗装部の補修につきましては、北部国道事務所へ確認しました。国土事務所としては使用者の責任として、もちろん使用中も仮の修繕は実施しているということでありまして、また残土搬入終了後、全て事業が終了したときには、北部国道事務所の責任でもって、舗装の修繕等を実施していくとのことでした。以上です。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  大変有難うございます。 村長にお願いをして、向こうを客土してもらって、今一つの沢が生まれかけていますけど、大変良いところになっていくのかなというお願いもしながら、またこういうことが起こりますので、ちょっと言い難いことではありますけど、是非とも責任ということでありますので、2年後、3年後、国道のほうにお願いをして直していただければ有難いと思っております。 続きまして6番目、自転車ロードレースJプロツアー及び九州地域自転車競技大会についてということで、金武町、金武ダムと県道104号線を周回する特設1周4.2キロメートルの周回コースと聞いていますが、喜瀬武原としては2日間、午前1時から5時まで通行止めで迷惑がかかりますが、全日本実業団自転車競技連盟、また金武町、恩納村の職員、課長が来て、説明を受けて、将来の観光スポーツの発展に協力できればということで、評議員会で通行どめを決定いたしました。 資料を見てみると、大会長に金武町長、恩納村長が副会長で開催をしております。質問します。競技の内容と大会規模の内容をお聞かせください。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 まずこの大会は、沖縄金武ダムサイクルロードレースとして、2つの自転車ロードレースが開催されております。その中でまず九州地区、九州地域自転車競走大会というものがありまして、これは九州各県持ち回りで、高校生以上のアマチュア選手が出場する大会となっております。今回は、沖縄が担当ということで、九州各県から19名の選手が出場しているところでございます。 また、Jプロツアーは21チームによって争われる日本最高峰のロードレースで、ことしの国内開幕戦であります。大会は2月24日、25日の2日間、1周4.2キロメートルの金武ダム周回特設コースで開催され、オープン参加を含めますと393名の選手が出場しているところでございます。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  村長が副会長ということになっておりますが、恩納村の係わりはどういう状況になっているか、お伺いします。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 大会主会場は先程のとおり、金武町となっております。恩納村は後援としてかかわっておりまして、先ほど議員からありましたとおり、村長が副会長として就任しているところでございます。 また、大会期間中、これは観光協会のほうからも、ミス恩納ナビーが表彰等におきまして、村のピーアールも行っております。また選手、役員の宿泊が恩納村内のホテルということで、約400名の宿泊があったということで聞いているところでございます。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  恩納村で400名も宿泊するということで良いのかなとは思いますけど、今後の大会の方向性はどうなるのかというのも気になりますけど、それについてお聞かせください。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 大会運営側といたしましては、資金面等まだ課題はあるものの、次年度以降も開催していきたいということで聞いております。 また、効果といたしましては、冬場のこの時期の大会がテレビ等で放映されますので、その宣伝効果とレースに向けて選手の方々は事前合宿等も行いますので、そういったところでは経済効果はあるものということで考えているところでございます。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  ゴルフも観光であれば自転車もそうですし、マリンスポーツ、カヌー、あとトレッキングということで、いろんな今後の沖縄のちょっと変わってきたスポーツ観光だと思いますけど、このスポーツ観光の可能性といいますか、そういうのはどういう状況にあるかお聞かせ願えれば。 ○議長(仲田豊)  商工観光課長、宮平覚君。 ◎商工観光課長(宮平覚)  お答えいたします。 スポーツ観光は宿泊施設や周辺への飲食店、そういったところの経済効果が期待できるところでございます。プロ野球キャンプを初め、今度は韓国のほうからプロサッカーチームのキャンプも開催されました。 観光客が落ち込む冬場の時期に、こういったキャンプが実施されるということは、観光及び商工業への効果は大きいものがあるということで考えているところでございます。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  この大会の本を見ていましたら、大会長挨拶で、本大会の開催は今後のまちづくりに新たな展開をもたらす意義深い大会であると期待をしていますということで、金武町長が話をされている。 恐らく金武町については、カヌーもありますけど、この大会を中心に今後大きく大会を広げていこうかなというような考えもあるのかなと、僕はそばからしか見ていないですけど、そういう思いがしております。ただ回数が増えてくると、どうしても私たちは通行止めをして、封鎖をして迷惑がかかります。 ただ、この観光スポーツというものはやっぱり、さっき課長がおっしゃったように、これから沖縄がなくてはならない観光に育ってくるという考えもありますので協力はしますけど、年がら年中こういう封鎖をされると大変困るわけです。 村長も金武町長といつもお話しをされていると思いますけど、4.2キロメートルの中でこの104号線の長さが約800メートルなんですよ。あとはもうダム周辺です。ただこの800メートルの県道の側に、自転車道をつくれば、そんなに沢があるというわけでもない、ただ橋が一つあるのが気になりますけど、そこさえ自転車の道をつくれば、年がら年中練習もできる、大会もいつでも開催できる、そういう意味からも、是非とも104号線のそばにそういう自転車道を設置することによって、また新たな観光スポーツの拠点としてできるという思いがしていますけど、村長、突飛な質問ではありますけど、どう思われますか。 ◎村長(長浜善巳)  議長。 ○議長(仲田豊)  村長、長浜善巳君。 ◎村長(長浜善巳)  お答えします。 現在、北部連携事業の中でサイクリングロードの整備基本計画を実施しているところであります。この計画は、北部やんばる地域はもとより、この恩納村、喜瀬武原も入っていたと思います。そういったところを、今後サイクリングのメッカにしていこうということで考えているところでございます。 それと、私ども恩納村、宜野座村、金武町におきましては、スポーツコンベンションということで、プロ野球のキャンプを初め、プロサッカーのキャンプ、またそういった試合、3町村を使って試合をやろうとか、そういったことも考えているところでございます。 今後もやはり、私たちもJプロツアーは日本最高峰のロードレースでございますので、また開幕戦でもございますので、もっともっと盛り上げる形で、議員がおっしゃいました800メートルの地域も含めて、北部のほうに提案してまいりたいと思っております。以上です。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  大変有難うございます。 次に行かないと時間がありませんので、7番目です。 恩納村内の土地改良区の解散についてということで、3年、2年前でしたが、一般質問ということでやっておりますけど、6月にはまた今までやってみたものを整理整頓の意味でも、検証の意味でも、一つ一つ6月はやっていこうかなと思いますけど、この案件については、今回質問しております。 2年前に精算、結了総会まで終わっていない土地改良区が6地区あったが、その後の進捗状況はということで、野原地区、前兼久地区、赤瀬、仲泊、伊場、安富祖ということでありますが、一つ一つ、どこまで終わっているか、ご説明願います。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず2年前までに結了まで完了していない土地改良区が6地区ございました。平成30年2月23日現在で、2地区が解散手続を終えて完了しているところでございます。残り4地区においては、清算総会以降の手続が残っておりまして、まだ完了していない状況でございます。 それと他2地区については結了届までは終わっておりますが、解散まで至っていない状況がございます。解散まで至っていない6地区については、村としては平成30年度内に解散までの手続を終えたいと今考えておりまして、その分の人的支援の部分を新年度予算で計上しているところでございます。 地区別にも報告いたします。まず完了していない地区が野原地区、前兼久、仲泊、安富祖、伊場、安幸地となっております。そのうち安富祖地区は、琉球政府時代のものでございまして、そこら辺が今後どうなるかというのはこれからの調査になろうかと思っています。以上です。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  「まだ終わっていない」というお話しでありますが、土地改良解散等事務委託費ということで予算も組まれておりますが、組合にお金がないと、前回の質問でも課長の答弁で結了総会は、基本は組合だと。組合で最後までやるのが基本であるという話もしておりましたが、この事務委託費だけで解散ができるのか。 それともやっぱりここに喜瀬武原区の場合には、喜瀬武原土地改良区のお金がなくて、区から約200万円余り融資をしてもらって、解散までした経緯がございますので、こういうところがまだあるのかどうか。 事務委託費だけでできれば良いんですけど、この土地改良区の組合にそういう資金がなければできないわけですから、何を言いたいかというと、ここまできたときには、役場がその資金まである程度やってあげるかどうにかしないと解散ができませんけどどうですかという話です。 ○議長(仲田豊)  農林水産課長、佐渡山安正君。 ◎農林水産課長(佐渡山安正)  お答えいたします。 まず基本的にはさきにも答弁いたしましたとおり、当然これは土地改良区のほうで解散手続を進めていくのが筋だろうと思っております。 ただ、現状まだどういった状況かと、残っている6地区がどういう状況か、それとも字のほうで支援ができる体制があるのかどうか、そこら辺も踏まえて今後調査をした後、村として本当に支援ができるのかどうか、そこら辺については今後の検討課題かと思っております。以上です。 ◆7番(外間勝嘉)  議長。 ○議長(仲田豊)  7番、外間勝嘉君。 ◆7番(外間勝嘉)  毎年県の監査のほうから、解散しなさい、しなさい、ということで来ますので、是非とも早目に指導していただいて、結了総会までやっていただければ良いなと思っております。 8番目に村産業まつりについてということで、これについては喜納議員が一般質問をして、僕の思いを全て述べていただきました。僕は今回ヒージャー組合ということで参加をして、実際当事者として見て、2時か3時まではヤギがなくて、もうないのと言われて、やっぱりこれでは如何なという思いから始まって、この質問を書きました。 第1回、2回であればそういう質問はしないわけですけど、今回もう20回目であると。今までそれだけの反省もしながら、またあれだけのホテルという、企業の企業責任といいますか、あれだけの広報を出して、もう売り上げ終わりましたということで手を叩いて喜んでいるあの姿を、本来の「ウトゥイムチ」という、先ほど喜納議員が話をしました、まさにその印象だと思うんですね。やっぱり迎える側は最後までおもてなしをするという精神を持っておかないといけないなということも、僕も感じました。 また、喜納議員の質問の中で、村長はリスクを背負うという話もしておりましたけど、時間を短くするとかいろんな話をしておりましたけど、やはり2日間やって、ある程度、最低でも4時頃までは、部会に任せてあるとは言っても、最低でも4時、5時ぐらいまでは持たせるようなシステムを、今後予算化なり、何なりの形で構築していく必要があるのかなと思いました。また来年も機会があれば、私たちヒージャー組合も参加したいなと思っております。 これをもちまして、3名の退職の皆さん、大変お疲れ様でありました。40年ですか、叱られながら、褒められながら、大変疲れたと思いますけど、この高島易という友達が良く本を読んで僕に言うんですよ。「チュヌ、一生リーセーヤー、生マリティカラ、61歳マリ、毎日、思いが違う」って。61回で1回終わって、またそれから120まで続くという話ですので、皆さんも今日から、退職したら0歳から。 ○議長(仲田豊)  発言時間を過ぎております、簡潔にお願いします。 ◆7番(外間勝嘉)  これからも頑張っていただきたいと思います。以上です。 ○議長(仲田豊)  以上をもって、本日の議事日程はこれで全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。 ご苦労様です。 △散会 17時12分 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     議長       仲田 豊     会議録署名議員  大城 保     会議録署名議員  佐渡山 明...