令和 5年 3月 定例会(3回)
△令和5年第3回
東村議会定例会会期日程 自:令和5年3月9日 8日間 至:令和5年3年16日 ┌───┬────┬──┬────┬─────────────────────────┐│日 次│月
日 │曜 │会議区分│摘 要 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第1日|3月9日|木 |本会議 |1.開会宣告
││ │ │ │ │2.
会議録署名議員の指名
││ │ │ │ │3.会期の決定
││ │ │ │ │4.議長諸般の報告
││ │ │ │ │5.
村政運営報告 ││ │ │ │ │6.
行政一般報告 ││ │ │ │ │7.提案理由の一括説明
││ │ │ │ │8.議案の内容説明
││ │ │ │ │9.散会宣告 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第2日|3月10日|金 |委員会 |1.
予算審査特別委員会(令和4年度
補正予算) ││ │ │ │ │2.
条例審査特別委員会 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第3日|3月11日|土 |休 会 |議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第4日|3月12日|日 |休 会 |議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第5日|3月13日|月 |委員会 |1.
予算審査特別委員会(令和5年度当初
予算) │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第6日|3月14日|火 |休 会 |議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第7日|3月15日|水 |本会議 |1.一般質問 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第8日|3月16日|木 |本会議 |1.
委員長報告 ││ │ │ │ │2.質疑、討論、採決
││ │ │ │ │3.閉会宣告 │└───┴────┴──┴────┴─────────────────────────┘┌─────────────────────────────────────────────┐│令和5年第3回
東村議会定例会会議録 |├─────────┬───────────────────────────────────
┤│招集年月日 |令和5年3月9日 |├─────────┼───────────────────────────────────
┤│招集年月日 |
東村議会議事堂 |├─────────┼───┬─────────────────┬───┬─────────┤│開・散の日時 |開会 |令和5年3月9日 午前10時00分 |議長 |神 谷 牧 夫 ||及び宣言 ├───┼─────────────────┼───┼─────────
┤│ |散会 |令和5年3月9日 午後2時13分 |議長 |神 谷 牧 夫 |├─────────┼───┼─────────────┬───┼───┴─────────┤│出席(応招)
議員 │議 席│氏 名
│議 席│氏 名
││ │番 号│ │番 号│ ││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ |1 |福 永 政 也 |6 |伊 佐 真 次
││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ |2 |宮 城 毅 |7 |仲 嶺 眞 文
││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ |3 |東 江 光 枝 |8 |池 原 憲
勇 ││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ |5 |宮 城 準 |9 |神 谷 牧 夫 │├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────┤│欠席(不応招)
議員| | | | |│ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤| | | | | |├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│会議録署名議員 |3 |東 江 光 枝 | | |│ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤| |5 |宮 城 準 | | |├─────────┼───┴────┬────────┴───┴─────────────┤│職務のために出席 |事務局長 | 比 嘉 誠 ||した者の
職氏名 ├────────┼──────────────────────────
┤| |書記 | 神 谷 愛 子 |├─────────┼────────┼────────┬────────┬────────
┤│地方自治法第121|村長 |當 山 全 伸 |
農林水産課長 |宮 城 調 秀 ││条により説明のため|教育長 |比 嘉 鶴 見 |教育課長 |仲 嶺 真 文 ││出席した者の職氏名|
会計管理者 |宮 平 勇 二
| | |│ |総務財政課長 |宮 田 健 次
| | |│ |企画観光課長 |又 吉 一
樹 | | |│ |住民課長 |金 城 幸
人 | | |│ |福祉保健課長 |平 田 尚
樹 | | |│ |建設環境課長 |上 原 朝
文 | | |└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘
△令和5年第3回
東村議会定例会議事日程表(第1号) 令和5年3月9日開 会 午前10時┌────┬─────┬──────────────────────────────
┐│日程番号│議案番号 │件 名 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│1
│ |会議録署名議員の指名(3番 東江光枝君・5番 宮城 準君) │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│2 | |会期の決定 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│3 | |議長諸般の報告 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4 | |
村政運営報告 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│5 | |
行政一般報告 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│6 | |提案理由の一括説明 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│7 |報告第2号|令和5年度沖縄県
町村土地開発公社事業計画報告について
││ │ │ (内容説明・
質疑)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│8 |議案第4号|
東村個人情報の保護に関する
法律施行条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│9 |議案第5号|
東村情報公開及び
個人情報保護審査会条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│10 |議案第6号|
東村公認ガイド利用推進条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│11 |議案第7号|
指定管理者の指定について(東村村民の森「
つつじエコパーク」
)││ │ │ (内容説明)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│12 |議案第8号|
指定管理者の指定について(東村ふれあい
ヒルギ公園) ││ │ │ (内容説明)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│13 |議案第9号|
指定管理者の指定について(
東村自然観察船「ゴンミキ号」及び
││ │ │付帯施設)
││ │ │ (内容説明)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│14 |議案第10号|
東村簡易水道事業計画変更について
││ │ │ (内容説明)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│15 |議案第11号|令和4年度
東村一般会計補正予算(第10号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│16 |議案第12号|令和4年度
東村後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│17 |議案第13号|令和4年度
東村簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│18 |議案第14号|令和4年度
東村人材育成基金特別会計補正予算(第2号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│19 |議案第15号|令和5年度
東村一般会計予算 ││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│20 |議案第16号|令和5年度
東村国民健康保険特別会計予算 ││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│21 |議案第17号|令和5年度
東村後期高齢者医療保険特別会計予算 ││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│22 |議案第18号|令和5年度
東村簡易水道事業特別会計予算
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│23 |議案第19号|令和5年度
東村人材育成基金特別会計予算 ││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│└────┴─────┴──────────────────────────────┘
○議長(神谷牧夫君) おはようございます。ただいまから令和5年第3回
東村議会定例会を開催します。(10時00分) 本日の会議を開きます。
△日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、3番、東江光枝君、5番、宮城準君を指名します。
△日程第2.会期の決定の件を議題とします。 お諮りします。本定例会の会議は、本日3月9日から16日までの8日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、会議は本日3月9日から16日までの8日間に決定しました。
△日程第3.議長諸般の報告を行います。 まず初めに、公務の報告でございます。 1月4日は、東村二十歳の集いが行われ出席した成人の皆様を激励することができました。今後の活躍を願っています。 1月19日は、国・県出先機関の長及び
関係団体等と
北部市町村との新年会が名護市で開催され参加してまいりました。 1月20日は、北部三
村議会議員・
事務局職員研修会が大宜味村で行われ、議員5名と
事務局職員で参加してまいりました。 1月27日は、沖縄県
建設協会北部支部主催の新春の集いが名護市で開催され参加してまいりました。 2月13日は、沖縄県
町村議会議長会定期総会が自治会館で行われ参加してまいりました。 2月15日は、沖縄県
町村議会議員・
事務局職員研修会が那覇市で開催され議員7名と
事務局職員で参加してまいりました。研修では、
市町村行財税政等の状況と沖縄農業の課題と解決提案と題して講演が行われました。 2月17日から2月19日まで、東村議会の
県外視察研修を行いました。議員7名、
事務局職員2名の9名で福岡県三潴郡大木町のおおき循環センターくるるん、それから福岡県うきは市浮羽町のうきはの宝株式会社、福岡県朝倉郡東峰村の
アクアクレタ小石原を視察研修し、意見交換をしてまいりました。 3月1日には、第41回
東村つつじ祭りの山開きがあり全議員が参加しております。 以上、議長の公務の報告でございました。 次に、
地方自治法第235条の規定により、
例月現金出納検査の結果報告書をお配りしております。議員各位お目通しをお願いします。また請願・陳情・要請書について申し上げます。 12月から3月までに受理された陳情は、陳情第1号から陳情第5号までの5件となっております。
付託一覧表とその写しを配付しておりますので、各自お目通しをお願いします。
公共工事発注状況について報告書が提出されておりますので、御確認をお願いします。 これで議長諸般の報告を終わります。
△日程第4.
村政運営報告を行います。 村長から
村政運営報告の申出がありました。これを許します。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) おはようございます。それでは村政報告を申し上げます。 はじめに。 令和5年第3回
東村議会定例会の開催にあたり議員各位の御健勝を心よりお喜び申し上げますともに、日々の御精励に対し深く敬意を表します。 このたびの議会は、私の任期最後の定例会となり、令和5年度は骨格予算を編成いたしましたので、施政方針に変わりまして、これまでの1期4年間の村政運営の報告を申し上げ、議員各位はじめ村民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。 私は平成31年4月に第27代村長に就任し、早いもので1期4年間の任期を終えようとしております。この4年の間に
新型コロナウイルス感染症の発生、ロシアの
ウクライナ侵攻といった出来事が起こり、世界は大きな転換を余儀なくされました。 また日本では
東京オリンピック・パラリンピックが1年延期され、無観客で開催となりました。さらに原油高騰や円安により物価高となり、現在も続いている状況であります。 毎年のように日本各地で豪雨等による自然災害も発生いたしました。 また安倍元首相が銃撃に倒れるという痛ましい事件も起きました。この場を借りて御冥福をお祈りしたいと思います。 沖縄では令和元年10月31日に首里城の正殿を含む9施設が火災により焼失いたしました。県内で令和2年に豚熱、従来のトンコレラ、令和4年には
鳥インフルエンザが発生し、関係者は対応に追われました。 また沖縄県は令和4年5月15日に復帰50周年を迎え、記念式典などが開催され、
関連イベントも多数行われております。この50年の間に道路などを含む社会基盤は整備されましたが、1人当たりの県民所得は依然として全国最下位の水準であり、子供の貧困問題など多くの課題が顕在化しております。 うれしいニュースといたしましては、令和3年7月に我々のやんばるの森が奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島として
世界自然遺産に登録がされました。 また
東京オリンピックで空手男子形、
喜友名諒選手が金メダルを獲得するなど県勢の活躍がありました。
新型コロナウイルス感染症への対応。 振り返りますと、何といっても
新型コロナウイルス感染症への対応なしでは語ることができません。
新型コロナウイルス感染症は令和元年12月に中国で発生、令和2年以降世界的に蔓延し、甚大な被害を与えました。日本では令和2年4月15日に初確認されてからまたたく間に日本全国に広がり、沖縄県でも令和2年2月14日に1例目が確認され、令和5年2月末で
累計感染者が57万5,179人に達し、県民の2.5人に1人が感染し、920名の方が亡くなりました。沖縄県内では感染者数の増加により医療現場において外来や手術の制限による医療が逼迫するなどの危機的状況に陥ったこともありました。先頭に立って対応に当たった
医療従事者の皆さま方には改めて感謝を申し上げます。ありがとうございます。 また、これまでの
緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置などの発令により人の移動が制限され、経済は大きなダメージを受けました。 東村においても、夏祭り、産業祭り、福祉祭り、
つつじ祭りなどの各種祭りや児童生徒の交流事業、
海外短期留学なども中止となりました。さらに消費低迷による農産物の価格低下、修学旅行や観光客のキャンセルにより村経済も大きな打撃を受けました。 このような状況の中、国においては1人当たり10万円を給付した
特別定額給付金や
非課税世帯臨時給付金、また事業者を直接支援するための
持続化給付金や
雇用調整助成金など各種支援を実施し、沖縄県においても
雇用継続助成金、県独自の
旅行支援策などが実施されました。 本村においては、
感染拡大初期は消毒薬等の品薄状況が続いたため、アルコールの代替として
次亜塩素酸水を各字公民館を通じ村民への配布を実施しております。令和2年度から
新型コロナウイルス感染症の
感染予防対策として
地方創生交付金を活用し、村民へマスク、
消毒用アルコールの配布、公共施設における空気清浄機、サーモグラフィーの配置、また子育て世帯へ
臨時給付金1人1万円などを実施してまいりました。
新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、第1回目を令和3年5月27日に実施し、これまで計21回の集団接種を行っており、3回以上の接種が約72.6%と県平均51.5%を上回る結果となっております。
新型コロナウイルス感染拡大防止及び
重症化予防に関しましては、村民の皆様の御理解と御協力に感謝を申し上げます。今後も村民の皆様には
感染症対策に万全を期していただきたいと思っております。 村内の経済対策として、全村民を対象に家計及び事業者の支援として、
東村消費喚起応援事業を行い、全村民に村内で利用可能な1人1万円分の商品券を令和2年度、令和4年度に配布をいたしました。 また
事業者向けに、ちばりよー
東村中小企業チャレンジ補助金として、
コロナ対策やコロナ後を見据えた取組に対し最大30万円の補助を行いました。 第1次
産業従事者向けには、
東村新型コロナウイルス感染症農業者等支援補助や
水産業継続支援金として農漁業者への直接補助や化学肥料に対する
補助率アップ、コロナの影響による消費低迷により
生食用パインアップルの販売不振や価格低下があったことから、沖縄県や小売店等への要請とともにラジオ等を活用した
パインアップルの販促活動を取り組みました。 また、観光において
観光誘客事業や
観光振興事業として
観光事業者の感染対策のため消毒液やマスク等の配布、
東村遊びパスポートの発行及びプロモーションなどを実施してまいりました。 村内において
新型コロナウイルス感染症の影響により倒産・廃業した企業はないと伺っておりますが、この間の経営に与えた影響は大きく、依然厳しい状況であると認識をしております。 令和2年12月に
児童生徒用端末131台、
教員用端末22台、令和3年3月に
校内ネットワーク環境が整備され、東村におけるGIGAスクール構想を核にした学びのスタートにし、コロナ禍における学級閉鎖時にはオンラインによる遠隔授業を実施いたしました。またインターネットを活用した他校とのオンライン集合学習で協働的な学びが展開されました。さらに、保護者の子育て負担の軽減を目的に令和2年度において給食費の全額助成を実施いたしました。 総合計画重点プロジェクトについて。 さて、第5次東村総合計画基本構想では「ひと・むら・自然が共生する 未来に輝く東村をめざして」をキャッチフレーズに6つの基本目標と9つの重点プロジェクトが設定されております。また、私は令和元年6月14日の定例会において、生き生き村政プランとして5つの重点施策を所信表明いたしました。 このようなコロナ禍で暗い御時世ではありましたが、重点プロジェクトの推進をはじめ重点政策の実現に向け全力で取り組んでまいりました。ここに、これまでの4年間の村政運営の取組について重点プロジェクトの進捗から申し上げさせていただきます。 村民の森の継続整備につきましては、平成25年度に策定した東村村民の森基本計画をもとに、村民の森つつじ園への屋外ステージ整備、つつじ園の利用者及び管理者のハブ咬傷被害防止のため周辺を防蛇フェンスで囲み安全を確保いたしました。併せて園路の再舗装などの整備も行いました。 国立公園指定奄美・琉球
世界自然遺産登録の取組を推進につきましては、住民の御理解と関係者の御努力により生物多様性が認められ、令和3年7月にやんばるの森が西表島とともに奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島として
世界自然遺産に登録されました。世界の宝となったやんばるの森を保全しつつ、活用した地域振興を図るため東村観光推進協会において福地ダム湖をカヌーで対岸へ渡り
世界自然遺産の森を散策する秘境ツアーを実施するため、環境省及び林野庁との調整を行っているところでございます。 慶佐次通信所(ロランC局)跡地利用につきましては、慶佐次区において平成28年に作成した慶佐次ロラン局跡地利用基本計画方針を令和2年度に沖縄総合事務局の跡地利用推進事業を活用し時点修繕を行い、事業化に向けた課題の抽出や対応策等について整理をいたしました。また令和4年度においては慶佐次区長及び慶佐次ロラン局跡地利用推進委員会委員長と話し合いをし、民間企業から事業提案を行ってもらうため、説明会や民間企業との個別対話といったサウンディング調査を実施いたしました。 五味観光跡地利用の促進については、株式会社コーラルオーシャンリゾートと令和元年11月15日に定期借地権(地上権)の設定契約を締結いたしました。しかし、その直後に発生しました
新型コロナウイルス感染症の影響により当初計画よりも遅れておりますが、近々計画概要を発表すると聞いております。 一方、リゾートホテル開発において水の確保が問題となっておりましたが、原水については沖縄県企業局より必要量を分けることが決定し、また水道施設の拡張についても整備内容等のめどがついたところであります。宮城地区、平良地区、川田地区において漏水が確認されていることから、令和4年度から水道管の調査を実施し有収率の改善に取り組んでおります。 村づくりを形成する定住促進の取組について申し上げます。 定住住宅の整備として老朽化した村営住宅について、順次建替えを行っており、そのうち高江団地と慶佐次団地については整備を完了いたしました。従前の戸数をそれぞれ2戸増やし、建替えにより高江、慶佐次団地とも8戸となりました。また平良地内に18戸の定住促進住宅集合型アザレア平良を建設いたしました。さらに宮城地内に第1次
産業従事者向けの産業支援住宅を4戸建設し、計26戸の整備を行いました。 雇用の創出として、有銘地内へのスモール農園ひがし生産企業組合の特用林産物生産施設への支援や平良地内のジェイドルフ製薬株式会社の工場建設に当たり相談に応じるなど、村内雇用の場作りに努めてまいりました。 移住者相談等コンシェルジュの設置については、これまで地域おこし協力隊を配置してまいりましたが、任期を全うすることなく次のステージへ進んだため、定住住宅促進担当職員にて対応することといたしました。 東村多目的運動場の整備、機能強化につきましては、よりよい活用を目指すため村営屋外運動場及び周辺の公有地を民間企業との個別対応を通したサウンディング調査を実施いたしました。 やんばるの森構想、高江地域の森林資源等の利活用、中学校及び小学校・幼稚園統合による跡地利用計画の策定につきましては進捗がありません。 所信表明 いきいき村政プランについて。 重点プロジェクト以外にも所信表明で述べた諸施策の取組について、報告させていただきます。 はじめに、農林水産業に関する取組について申し上げます。 農業関係につきましては、後継者育成センターを設置し、後継者育成・新規就農育成制度を4月から2名の研修生を受け入れてスタートいたします。また、新規就農者一貫支援事業を活用した野菜ハウスの整備、
パインアップル農家のニーズに合わせたパインハウスの整備を実施いたしました。既存のパインハウスに自動巻き上げ機を設置する際の補助率をアップさせ、導入を促進いたしました。村独自の耕作放棄地解消への補助金を創設し、耕作放棄地の解消と農家の初期投資軽減を図ってまいりました。村でトラクターを整備し、農作物の適期植え付けを推進してまいりました。 農作物被害防止については、東村鳥獣被害防止計画を策定し、狩猟隊によるカラス及びイノシシの駆除やワイヤーメッシュによるイノ垣や防鳥ネットの購入に対する補助をするなどして被害防止に努めてまいりました。 世界的な物価高騰により、化学肥料の価格が大きく値上がりしていることを受け、村では肥料価格高騰対策事業と原油・物価高騰農業経営支援補助を行い、農家への支援をしてまいりました。 漁業においては、平成25年度から始まった東漁港及び慶佐次漁港の機能強化整備は令和2年度で完了いたしました。東漁港では、浮桟橋の整備、船揚げ場のかさ上げ。巻き上げ機の設置、船揚げ場先端改良、防暑施設の整備を行い、慶佐次漁港では船揚げ場かさ上げ、防風柵、巻き上げ機械の設置を行い、漁労環境の改善を図ってまいりました。 また、東村で水揚げされた水産物を直売できるように、水産物販売所設置に向けた計画を進めておるところであります。 農地等から流れ出る赤土流水を防ぐため、県の支援を受けながら農業環境コーディネーターを配置し、グリーンベルトの設置やマルチングなど継続して取組をしてまいりました。また新たな取組として、噴霧による防止剤であるBSC工法やファームコート等の効果検証を踏まえた実証実験を実施いたしました。赤土流出被害の大きい古島川において、砂防ダム改良を実施するための調査及び設計に着手いたしました。さらに、椎川においても赤土等流出の原因究明のため現地調査を実施中であります。 林業においては、有銘地内にスモール農園ひがし生産企業組合が事業主体となりましたシイタケ工場を整備するにあたり、林業構造改善事業で採択を受けるため事業計画の作成から建設工事まで支援を行うとともに国・県に加え村も補助を実施いたしました。 次に、商工及び観光振興に関する取組について申し上げます。 特産品の販路拡大と商品開発の取組として、東村商工会へ補助金を拠出し実施してまいりました。また、防衛省の補助事業を活用し、高江売店を高江特産品直売所としてリニューアルをいたしました。 観光に関しては、北部連携促進特別振興事業の採択を受け、東村ふれあいヒルギ公園内の遊歩道機能強化を令和4年度より実施しております。地域活性化起業人制度を活用し、株式会社JTBより2名の派遣をしていただき、NPO法人東村観光推進協議会及び東村ふるさと振興株式会社において本村の観光振興、地域活性化に取り組んでおります。また、福地川海浜公園のWiFi化を北部広域市町村圏事務組合への事業として行っております。 次に、子ども・子育てと若者の移住・定住の促進について申し上げます。 子ども・子育てについては、令和3年度に東村出産祝い金に関する条例の一部を改正し、第1子3万円の支給から5万円に、第2子5万円支給から20万円に、第3子10万円から30万円へとそれぞれ増額を行っております。 また、各学校へ電子黒板の新たな機器を導入したことにより、児童生徒端末との互換性の向上、学習成果の発表や共有の機会が増えたことにより、児童生徒の授業への興味関心及び学力の向上が期待されるところであります。 児童生徒一人一人の教育を保障し個性や創造性を育むことなどを目的に特別支援員の配置や教育的支援が必要な児童生徒に学習支援員を配置するなど、学校の教育環境の充実に努めてまいりました。 児童生徒の基礎学力を保障するとともに学習に対する意欲の向上を目指すための東てぃーだ学習塾を継続実施するなど、保護者の経済的負担軽減しつつ児童生徒の学習環境の確立を図ってまいりました。 令和2年度から小学校外国語指導助手を配置し、外国語によるコミュニケーションによる見方・考え方を働かせ、外国語による言語活動を通じてコミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を育成することを目指してまいりました。 若者の移住・定住促進については、重点プロジェクトで報告した住宅の整備に加え、県事業において超高速ブロードバンドの整備を進めインターネット環境の改善が図られました。 次に、村民協働による村政運営について申し上げます。 各地域へ活性化委員会を設置し活性化計画を作成することについては、
新型コロナウイルス感染症の影響で取組が遅れましたが、令和5年度2地区においてスタートいたしました。 防災関係については、川田区に避難路を新たに整備し、災害時における住民の避難・誘導を円滑に行えるようになりました。また各地区において令和3年度に7日分の食料品などの備蓄をいたしました。 コミュニティバスについてはアンケートを実施して、バス対策協議会において利用しやすい運行時間の見直しを行ってまいりました。 マイナンバーカードの普及促進を図るとともに、
新型コロナウイルス感染症対策による影響や自粛等により長期間休業を余儀なくされた村内事業所への支援と村民生活のサポートとして、1人当たり5,000円の東村マイナンバーカード普及促進地域商品券を給付いたしました、村民の御理解と国のマイナンバーポイント制度及び本事業により令和4年4月末には25.8%の交付率でありましたが、令和5年1月末には69.5%となりました。 職員の研修については、人事評価制度の実施に向けた研修や県などが実施する自治研修などに職員が参加をしております。 最後に米軍北部訓練場関係について申し上げます。 ヘリコプターやオスプレイの騒音対策や住宅地域に近いN4ヘリパッドの使用中止、住宅地上空の飛行を回避するよう沖縄県と関係市町村で構成する沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会において要請するとともに、沖縄防衛局から毎月の騒音測定結果において住民からの騒音等の苦情を伝え対処してまいりました。 また、米軍基地由来による問題が発生するたびに、沖縄防衛局や外務省沖縄事務所への要請を行ってまいりました。特に高江の集落内を米軍車両が通行する問題については、米海兵隊、沖縄防衛局、高江区及び村の4者で意見交換し、軍用車両の通行を禁止する看板を立てて対応してまいりました。 終わりに。
新型コロナウイルス感染症は、かつての未知のウイルスではなく、ワクチンや治療薬の普及などもあり、収まりつつあります。しかし原油高や円安などによる物価高騰は予断を許さない状況であります。 そのような中、令和5年4月1日に東村は村制100周年を迎えます。これまでの先人たちの取組に感謝するとともに、次の100年をどうつくり上げていくかを考えるきっかけの年になればと思っております。 コロナ禍の中で進捗が鈍い事業もありましたが、重点プロジェクトや公約に掲げた多くの事業を推進し、また芽出しすることができたものと認識しております。これもひとえに議員各位をはじめ村民の皆様の村政に対する協力のおかげであり、この場を借りてお礼を申し上げ、私の1期4年間の
村政運営報告といたします。 御清聴ありがとうございました。 令和5年3月9日木曜日、東村長、當山全伸。
○議長(神谷牧夫君)
村政運営報告が終わりました。 暫時休憩いたします。 (10時32分) それでは再開いたします。 (10時34分)
△日程第5.
行政一般報告を行います。 村長から
行政一般報告の申出がありました。これを許します。総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) おはようございます。それでは令和5年第3回東村定例会の開会にあたり行政一般行政報告を行います。 初めに、総務財政課について申し上げます。 交通安全関係について、例年4月に実施されております春の全国交通安全運動は、5月11日から20日までの間、実施されます。今年は4月の全国統一地方選挙の影響を受け、5月の実施となることとなっております。 本村の飲酒運転の状況については、令和4年1月から12月まで3名が検挙され、交通事故状況については人身事故2件、物損事故39件となっております。今後も関係機関と連携し、交通事故・飲酒運転のない住みよい村づくりを目指し活動してまいります。 コミュニティバスの運行状況は、昨年4月から2月末における全体実績で4,889人、平日の利用者が4,176人、休日の利用者が713人となっております。引き続き利用状況を確認しつつ地域公共交通の利便性の向上を目指し取り組んでまいります。 ふるさとづくり応援寄附については、2月末現在の寄附合計が9,350万円との実績となっております。近年、特産品の
パインアップル、マンゴーの生産量が減少傾向で思い切ったアピールができない状況と、県内でのアグー豚の市町村間の競争が影響し、寄附額の減少となりました。今後、農林水産課、JA、商工会などと連携しながら増産や特産品開発、東ブランドとしてのアピールを強化し収益につなげてまいります。 次に、企画観光課について申し上げます。 3月1日から21日の間、第41回
東村つつじ祭りを開催しております。今年は4年ぶりに飲食店の出店や4日の西原高校マーチング部による演奏・演舞、5日にマラソン大会、11日には全国のつつじにゆかりのある地域が参加するつつじサミットなど、休日には各種イベントを用意し、皆様の御来園をお待ちしております。 慶佐次湾のヒルギ林遊歩道整備事業につきましては、資材の納品の遅れにより2月末の進捗が82.3%となっております。3月末までの工事完了が困難な状況にあることから年度繰越しの手続を進めており、4月末の完成を目指しています。 東村消費喚起商品券発行事業は、1月末までの利用期間内に98.2%の利用がありました。村民の皆様の御利用ありがとうございました。 昨年4月より緑のふるさと協力隊として活動していました藤下征伸さんが約1年間の本村での活動を終了します。藤下さんは農作業や観光関係などのお手伝いをはじめ地域の行事に参加するなど、積極的に活動を行いました。これまで藤下さんを受け入れていただきました村民の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。藤下さんの今後の御活躍を期待します。 次に、住民課について申し上げます。 東村マイナンバーカード普及促進及び地域商品券給付事業の実施について申し上げます。1月末現在のマイナンバーカードの交付率は69.5%、地域商品券の発行については584万円となっております。 令和5年1月末現在の主な税徴収率の状況について申し上げます。村民税の現年度分が82%、滞納繰越分が38.2%、合計では80.7%。固定資産税については現年度分が90.7%、滞納繰越分が18.3%、合計で88.5%。軽自動車税については現年度分が98.6%、滞納繰越分が60.4%、合計では97.2%となっております。 村営住宅使用料1月末の徴収率は、現年度分が74.1%、過年度分が16.2%となっており、総収入済額は1,660万6,000円となっております。 村民税及び住宅使用料の現時点の徴収率については、若干増加(対前年度比)しております。今後も引き続き自主財源である村税及び使用料の確保の重要性を認識し、徴収率の向上に努力してまいります。 また、令和5年度の住民税賦課の基礎となる住民税申告相談・受付を2月8日から2月21日の間、各字公民館で実施いたしました。村民並びに各字の御協力に感謝申し上げます。なお期間中、各字公民館で申告相談ができなかった方については3月15日まで役場窓口で実施しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 福祉保健課について申し上げます。 高齢者世帯への食の自立支援配食サービスの実施状況について申し上げます。サービスは週6回実施し20名が利用しております。令和4年12月には609食、令和5年1月には580食の実績となっております。移動支援事業については1月末現在33名の方が利用しており、令和4年12月には村内27件、村外26件、令和5年1月におきましては村内25件、村外24件の利用実績となっております。 次に、乳幼児健診について申し上げます。今年度最後となります4回目の乳幼児健診を1月26日に実施しました。対象児19名に対し15名が受診しております。感染症予防対策として、会場入り口に検温、手の消毒、保護者のマスク着用など感染対策を行い、健診を終えることができました。 国の2次補正予算にて出産・子育て応援交付金が創設され、去る12月定例会に補正予算を議決していただきました。現在、出産育児関連用品の経済的支援に係る申請手続を行っており、妊婦9名、産婦11名に対し5万円から10万円分の商品券の支給に向けて取り組んでおります。また、併せて妊産婦に対する伴走型相談支援についてもアンケートの実施などで様々なニーズを把握し、支援を実施してまいります。 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。 国民健康保険事業につきまして、国保税の徴収業務において住民課と共同で訪問徴収を行うなど、徴収業務を強化してまいりました。現在7期分まで通知しており、1月末現在で現年度分の納付額が2,697万3,800円で収納率が80.93%、過年度分においては納付額が67万9,550円で収納率は17.6%となっております。今後とも厳しい財政状況の中、医療費抑制に取り組むとともに、税の公平負担の原則に配慮しつつ、徴収業務等の強化を図り収納率の向上に努めてまいります。 次に、農林水産課について申し上げます。 2月16日に全国農業協同組合中央会主催の第24回全国果樹技術・経営コンクールの表彰式が東京都千代田区の放送会館で行われ、本村から
パインアップル農家の新城一成さん、幸枝さん夫妻が農林水産省農産局長賞を受賞されました。新城さん御夫婦は
パインアップルの栽培において自ら創意工夫や技術を生かし、生食用と加工用のバランスの取れた栽培を計画的・効果的に実施し、地域の平均より高い水準での収益を達成していることが評価され、今回の受賞となりました。 今期の総合農産加工施設への加工用
パインアップルの搬入は1月12日をもって終了し、計画数量2,266.6トンに対し1,876トンの実績でありましたが、昨年度より167トンの増となりました。本村の搬入状況については1,640トンの計画に対し1,338トンで、昨年度と
比較して97トンの増となりました。なお今期の本村における50トン以上の多量生産出荷は3農家でした。 3月1日には日本
パインアップル缶詰協会主催の令和4年度缶詰原料
パインアップル多量生産農家の表彰式が行われ、本村から3農家が同協会より表彰を受けております。 カボチャの出荷状況については生産農家40戸が1月から出荷し、137トンの出荷を予定しております。今期は寒さの影響で発芽不良が散見されましたが、着果後の生育は順調で今年は全体的に品質が安定している状況であります。 次に、農業次世代人材投資事業及び新規就農者育成対策事業については年度内に5経営体を追加し、今年度は11経営体に給付を行います。人・農地プランについては、5経営体を新たに地域の中心となる経営体として位置づけしております。 沖縄型森林環境保全事業を活用した松くい虫被害木の伐倒駆除については1月に沖縄北部森林組合と契約し、年度内に約380本の被害木の処理を予定しております。引き続き松くい虫被害の減少に努めてまいります。 令和4年12月から令和5年2月までの農業委員会総会案件は、農地法第3条の規定による許可申請が4件、同第3条の許可を要する農地等の買受適格証明願出書が4件、同第5条の規定による許可申請が1件、農用地利用集積計画書(案)に係る意見決定が6件、農用地利用配分計画に係る意見聴取が2件、利用状況調査に伴う農地・非農地判定が6件、非農地証明願いが1件などとなっております。 次に、建設環境課について申し上げます。 赤土等流出防止営農対策促進事業について報告します。1月26日に赤土流出防止監視パトロールを実施いたしました。漁業者及び関係機関と連携し、海域における赤土堆積の実態把握と情報共有を図ることができました。また庁舎内において赤土流出防止の普及啓発として大地再生をテーマにした映画の上映会を開催し、12名の参加がありました。 特定外来種であるツルヒヨドリの駆除については、観光推進協議会へ業務を委託し、高江車地区、有銘土地改良区内において防除作業を実施しました。引き続き関係機関等と連携し、根絶に向けた防除に取り組んでまいります。 村道、農道の道路維持管理について報告します。村道古島魚原線については2か所の路肩修繕、村道福地線の雨水による洗掘箇所の修繕については2月までに完了しております。また宮城土地改良区内にある農道の舗装修繕、慶佐次6班の道路側溝破損の修繕についても2月末に完了しております。 6月の大雨により被災した村道大保ダム線の災害復旧の進捗状況について報告します。1月18日に災害査定を終え、現在、工事に向け保安林内作業許可手続等を進めており、今月中の工事発注を予定しております。 簡易水道事業について報告します。漏水調査を宮城区・川田区・平良区にて実施し漏水箇所の修繕工事を進めております。時間あたり3.2トンの漏水を確認しており、残り6.8トンについても調査し、有収率の向上に継続的に取り組んでまいります。 変更認可・事前評価業務について報告します。リゾート開発計画等新規水需要に対応した
東村簡易水道事業計画変更は、関係各所と調整が整い、今定例会にて議案を提出しておりますので御審議をお願いいたします。 最後に教育委員会について申し上げます。 児童生徒の基礎学力を保障するとともに学習に対する意欲の向上を目指すための村営東てぃーだ塾では、高校入試に向けて全力で受験対策に取り組んできました。3月7日、8日に行われた県立高校入試では全員合格を祈念したいと思います。 第60回沖縄教育版画コンクールにおいて高江小の6年の森岡丸さん、4年の庄司七羽さん、庄司蓮さんが最も評価の高い特選に選ばれました。特選された3名の作品は、うるま市民芸術劇場において作品の展示が行われました。 一括交付金を活用した電子黒板設置事業が1月末で完了しました。電子黒板を機能強化したことにより児童生徒端末との互換性も向上し、学習成果の発表や共有の機会が増え、児童生徒の授業への興味関心及び学力の向上が期待されます。 1月4日には令和5年東村二十歳の集いを挙行いたしました。祝歳者は男性7名、女性5名、計12名の参加となりました。 東村青少年健全育成協議会主催の第50回東村新春駅伝大会を3年ぶりに開催し、川田区が優勝しました。久々の大会ではありましたが事故等もなく、無事終了することができ、運営に携わった各字の役員に対しこの場を借りてお礼を申し上げます。 博物館活動につきましては11月に沖縄芸術文化祭写真選抜展、1月にはプラモデル展やワークショップを開催し、多くの来場者に企画展を楽しんでもらいました。今月に入り、沖縄と東村の歴史の写真展と記念館と共同開催するなど、
つつじ祭りの期間中において観光客に東村の歴史などをPRしてまいります。 記念館においても12月に東村手しごと展、2月には初のイベント開催となる東村モータースポピク2023を開催し、日本一のプロドライバーによるドリフトエキシビジョンや県内で活躍するドライバーによるデモ走行など、来場した1,000人余りの観客を魅了していました。 以上、12月から2月における行政の取組について御報告させていただきました。新年度も地域の福祉増進に尽力してまいる所在でありますので、議会議員の皆様におかれましては御理解をお願いし、本定例会において提案しております議案等について十分御審議をいただき、原案どおりの採択をいただけるようお願い申し上げ、
行政一般報告といたします。 令和5年3月9日、東村長、當山全伸。
○議長(神谷牧夫君)
行政一般報告が終わりました。
△日程第6.提案理由の説明を一括して求めます。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) 令和5年第3回
東村議会定例会において提案いたします議案について、一括して提案理由を申し上げます。 報告第2号令和5年度沖縄県
町村土地開発公社事業計画報告については、
地方自治法243条の3第2項の規定により報告いたします。 議案第4号
東村個人情報の保護に関する
法律施行条例については、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い新たな条例を制定する必要が生じたので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決を求めます。 議案第5号
東村情報公開及び
個人情報保護審査会条例については、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い新たな条例を制定する必要が生じたので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決を求めます。 議案第6号
東村公認ガイド利用推進条例については、村内における観光資源エコツアーガイドの質の向上を図ることにより安全安心な体験学習観光の機会を提供し、持続可能な観光と地域振興を図るため条例を制定したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決を求めます。 議案第7号
指定管理者の指定については、東村村民の森「
つつじエコパーク」の指定管理の満期に伴い新たな
指定管理者を指定する必要が生じたので、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 議案第8号
指定管理者の指定については、東村ふれあいヒルギ公園の指定管理の満期に伴い新たに
指定管理者を指定する必要が生じたので、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 議案第9号
指定管理者の指定については、
東村自然観察船「ゴンミキ号」及び付帯施設の指定管理の満期に伴い新たに
指定管理者を指定する必要が生じたので、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 議案第10号
東村簡易水道事業計画変更については、村内における観光宿泊施設計画等による給水量の増加に対応するために事業認可を変更することが生じたので、議会の議決を求めるものであります。 議案第11号令和4年度
東村一般会計予算(第10号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により提案いたします。 議案第12号令和4年度
東村後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により提案いたします。 議案第13号令和4年度
東村簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により提案いたします。 議案第14号令和4年度東村人材育成特別会計補正予算(第2号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により提案いたします。 議案第15号令和5年度
東村一般会計予算を作成したので、
地方自治法第211条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第16号令和5年度
東村国民健康保険特別会計予算を作成したので、
地方自治法第211条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第17号令和5年度
東村後期高齢者医療保険特別会計予算を作成したので、
地方自治法第211条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第18号令和5年度
東村簡易水道事業特別会計予算を作成したので、
地方自治法第211条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第19号令和5年度
東村人材育成基金特別会計予算を作成したので、
地方自治法第211条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上で、議案の一括説明といたしますが、御審議の上、原案どおりの議決を賜りますようお願いいたします。 これで、提案による説明を終わります。
○議長(神谷牧夫君) 暫時休憩いたします。 (10時59分) いいですか。それでは再開します。 (11時11分) 村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) 先ほどの提案理由の説明の中で、2ページ、議案第11号令和4年度
東村一般会計予算(第10号)ということになっておりましたが、予算の前に補正と字句が漏れておりましたので、訂正してお詫びを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(神谷牧夫君) 日程第7.報告第2号令和5年度沖縄県
町村土地開発公社事業計画報告についてを議題とします。 内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) それでは、別冊でお配りしてます沖縄県町村土地開発公社令和5年度事業計画を見ながらお願いいたします。 報告第2号令和5年度沖縄県町村土地開発公社事業計画については、
地方自治法第243条の3第2項の規定による報告であります。令和5年度においても本村に関する事業計画はありませんので報告しておきます。 開きまして、1ページに事業計画、9ページに公社の予算、21ページに資金計画が掲載されております。 詳細については各自でお目通しをお願いします。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑ありませんか。(「なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 この際お諮りします。日程第8.議案第4号から日程第10.議案第6号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、日程第8、議案第4号から日程第10、議案第6号までを一括して議題とすることに決定しました。 それでは、議案第4号から順に内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) それでは、議案第4号
東村個人情報の保護に関する
法律施行条例について説明いたします。 2ページをお開きください。
東村個人情報の保護に関する
法律施行条例を制定したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めます。 提案理由。個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、同法の施行について必要な事項を定めるため本案を提出します。改正個人情報の保護に関する法律は個人情報保護制度の見直しが行われ、これまで地方自治体は同法の適用外であり、別途
東村個人情報保護条例で制度を運用してきておりました。 今回の法律見直しにより、法の下統一した全国共通のルールで個人情報保護制度を運用することになります。法の運用を円滑補足し実施する上で、必要な事項を本条例で定めるものであります。 3ページをお開きください。第1条において条例の趣旨、第2条において用語の定義、第3条において開示請求に係る手数料、第4条で
東村情報公開及び個人情報保護審査会への諮問について定めております。なお、
東村情報公開及び個人情報保護審査会については、議案第5号において設置手続などについての条例を上程しておりますので、併せて審議をお願いいたします。 附則第2条で関連する東村電子組織に係る個人情報の保護に関する条例及び東村個人保護条例を廃止し、第3条において経過措置、第4条において東村公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正して、第5条で経過措置を記載しております。 施行日については4月1日であります。 ここまでを内容説明といたしますが、詳細については各自でお目通しお願いいたします。 それでは、引き続き議案第5号です。6ページをお開きください。
東村情報公開及び
個人情報保護審査会条例について説明いたします。
東村情報公開及び
個人情報保護審査会条例を制定したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めます。 提案理由につきましては、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、同法の施行について必要な事項を定めるため本案を提出いたします。 次ページ、7ページをお開きください。
東村情報公開条例第12条による諮問、個人情報の保護に関する法律第105条第3項による諮問及び議案第4条の
東村個人情報の保護に関する
法律施行条例第4条に規定する諮問について、諮問に基づいて審査会の設置及び手続について定めるものであります。 第1条で条例趣旨、第2条で設置、第3条から第5条までが組織、委員の委嘱、第6条で定義、第7条で審査会の権限、第8条で行政不服法の準用規定、第10条で審議会手続の非公開、附則で
東村情報公開条例の一部の改正であります。 なお
東村情報公開条例第13条の削除につきましては、審査会のことが記載されていますが、審査会を本条例化することによる削除であります。 施行日につきましては4月1日であります。 これまでを内容説明といたしますが、詳細につきましては各自でお目通しをお願いいたします。
○議長(神谷牧夫君) 企画観光課長、又吉一樹君。
◎企画観光課長(又吉一樹君) 議案第6号について内容説明を行います。議案書11ページをお願いいたします。
東村公認ガイド利用推進条例について、
東村公認ガイド利用推進条例を別紙のとおり制定したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 本条例は、一定の要件を満たしたエコツアー事業者及びガイドを登録エコツアー事業者公認ガイドとして認証し、登録エコツアー事業者及び公認ガイドによる観光を推進することにより安全安心で質の高い体験型観光と学習型観光の機会を提供し、もって再訪や長期滞在を含む持続可能な観光を推進するとともに、保全と利用の調和した地域振興と優れた地域資源を後世へ継承することを目的に制定するものであります。 12ページをお願いいたします。条例の主な内容につきましては、第1章第1条から第7条において、条例の目的、基本理念関係者の責務などを定め、第2章第8条から第15条においては、登録エコツアー事業者の資格や登録手続など、第3章第16条から第25条では、公認ガイドの資格や認証手続などについて定めております。 施行日を令和6年4月1日からとしておりまして、1年間は周知期間という形で設けております。 以上で内容説明といたしますが、詳細につきましては各自お目通しをお願いいたします。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑ありませんか。(「なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第4号から議案第6号は、会議規則第39条の規定により議長を除く議員全員で構成する
条例審査特別委員会を設置し、これに付託審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、
条例審査特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。 これより
条例審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。 (11時22分) 再開します。 (11時24分) これから議長諸般の報告を行います。 休憩中に
条例審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に7番、仲嶺眞文君、副委員長に1番、福永政也君が選出されております。 以上で、議長諸般の報告を終わります。
△日程第11.議案第7号
指定管理者の指定について(東村村民の森「
つつじエコパーク」)を議題とします。 内容説明を求めます。企画観光課長、又吉一樹君。
◎企画観光課長(又吉一樹君) 議案第7号の内容説明を行います。議案書21ページをお願いします。 議案第7号
指定管理者の指定について、
指定管理者を次のとおり指定したいので、
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めます。 施設の名称、東村村民の森「
つつじエコパーク」、指定する団体、東村字平良766番地1、東村ふるさと振興株式会社代表取締役社長島袋徳和、指定の期間、令和5年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。 提案理由は省略いたします。 東村ふるさと振興株式会社を指定した理由について申し上げます。村民の森「
つつじエコパーク」は、バンガロー、オートキャンプ場などの宿泊施設と、PAプログラムやパークゴルフ場などの体験施設を備えた体験滞在型の観光施設として整備され、村内外から観光客等を誘客することにより村内の経済効果や雇用効果を生む施設でございます。 東村ふるさと振興株式会社は東村村民の森「
つつじエコパーク」の管理運営を目的に設立された会社で、開園以来約21か年の経験と実績が備わっており、団体旅行の受入れをはじめ体験プログラム、宿泊関係を中心に、年間約2万6,000人から5万人余の利用実績がございます。また、
つつじエコパークの雇用として、職員6名、臨時嘱託7名、パート7名などによる地域への経済効果についても貢献しているところでございます。 以上のことから、東村ふるさと振興株式会社を東村公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により選定いたしましたので、議員各位のご理解を賜りますようお願いいたします。 以上で説明といたします。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。
△日程第12.議案第8号
指定管理者の指定について(東村ふれあいヒルギ公園)を議題とします。 内容説明を求めます。企画観光課長、又吉一樹君。
◎企画観光課長(又吉一樹君) 議案書22ページをお願いいたします。議案第8号の内容説明を行います。 議案第8号
指定管理者の指定について、
指定管理者を次のとおり指定したいので、
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めます。施設の名称、東村ふれあいヒルギ公園、指定する団体東村字平良809番地1、特定非営利活動法人東村観光推進協議会理事長渡久山真一、指定の期間、令和5年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。 提案理由は省略いたします。 今回、東村観光推進協議会を指定した理由について申し上げます。東村ふれあいヒルギ公園は、国指定天然記念物慶佐次湾のヒルギ林を活用し、地域活性を図る目的で整備されております。ヒルギ公園においては、年間約8万人の観光客が訪れてカヌー体験や遊歩道散策など、マングローブ林を活用したエコツーリズムが盛んに行われております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時期は観光客の落ち込みはありましたが現在は回復しつつあります。東村観光推進協議会は、エコツーリズム、ブルーツーリズム、グリーンツーリズムの会員が個人会員で52名、法人会員で6法人あり、本村に訪れる観光客に対し、村内の観光施設をはじめ本村の豊かな自然生活文化地域の情報を紹介するなど、本村の観光振興に大きく寄与しております。 以上のことから、東村公の施設にかかる
指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により選定いたしましたので、議会議員の各位のご理解を賜りますようお願いいたします。 以上で説明といたします。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。 次に、日程第13.議案第9号
指定管理者の指定について(
東村自然観察船「ゴンミキ号」及び附帯施設)を議題とします。 内容説明を求めます。企画観光課長、又吉一樹君。
◎企画観光課長(又吉一樹君) 議案第9号の内容説明を行います。議案書23ページお願いいたします。 議案第9号
指定管理者の指定について、
指定管理者を次のとおり指定したいので
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めます。 施設の名称、
東村自然観察船「ゴンミキ号」及び附帯施設、指定する団体、東村字平良766番地1、東村ふるさと振興株式会社代表取締役社長島袋徳和、指定の期間、令和5年4月1日から令和8年3月31日までとなっております。 提案理由は省略いたします。 東村ふるさと振興株式会社を指定した理由について申し上げます。自然観察船は福地ダム湖面を活用し、地域の活性化を図ることを目的に造られております。ヤンバル国立公園や
世界自然遺産に登録された森を間近で見ることができるのも魅力の一つでございます。 東村ふるさと振興株式会社においては、平成18年度から自然観察船の指定管理を受けており、団体旅行や村民の森「
つつじエコパーク」と連携した体験プログラムの実施など、自然観察線への誘客が積極的にできるものと考えております。 以上のことから、東村ふるさと振興株式会社を東村公の施設に係る
指定管理者の手続等に関する条例第5条の規定により選定いたしましたので、議員各位のご理解を賜りますようお願いいたします。 以上で説明といたします。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。
△日程第14.議案第10号
東村簡易水道事業計画変更についてを議題とします。 内容説明を求めます。建設環境課長、上原朝文君。
◎建設環境課長(上原朝文君) それでは議案第10号について内容説明を行います。議案書の24ページをお開きください。 議案第10号
東村簡易水道事業計画変更について、東村簡易水道事業計画の変更については、東村議会の議決すべき事件を定める条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次のページです。25ページをお開きください。変更の理由としましては、給水人口の見直しが上げられております。住民基本台帳人口を基に、将来人口推計を行った推計値1,770人を計画給水人口としております。 計画給水量の見直しですね、2つ目です。五味観光跡地リゾート開発計画等により、既認可の1日最大給水量1,370トンを超過するため給水計画の見直しを行い、1日最大給水量2,550トンとしております。給水区域の変更はございません。 あと浄水方法の変更ですね、粒状活性炭と緩速ろ過方式が現在まで行われておりますけれども、この方式に急速ろ過方式を追加するということで計画をしているところであります。 次のページが、この決議をいただいた後に県の申請する申請書になっております。その下のほうなんですけれども、認可地の変更ということで、既認可地が人口が1,660人から1,770人、最大給水量が1,370トンから2,550トンに変更しますというところであります。それとあと、浄水方法の変更急速ろ過の追加ということの内容になっております。 皆様のお手元にですね、概要版というのがお配りされているかなと思いますので御覧いただきたいなと思います。 そこの3の18というところに、A3ですね、A3の各町の配置図が書かれております。示されておりますけれども、赤く示されたところが今回変更になるというところであります。1基2基の系列でありますけれども、今回は1基の変更ということであります。 まず、凝集沈殿地を1基拡張します。水量が増えますので凝集沈殿地を1基増やしますということと、あと緩速ろ過池を2基、2つですね増やして、今回の350トン増加分を賄っていきたいということであります。(「急速ろ過」と言う者あり) ごめんなさい、説明ちょっとあれなんですけども、計画認可の内容としましては、将来に見越してこれ以上増える場合に急速ろ過も必要になってくるということで、将来見越した計画になっております。 今回の工事、ホテル、令和8年をめどに完成を目指しておりますけれども、その間においては急速ろ過は導入はしないんですけども、それよりも多くなったときに増やせるように今回は計画の中にはうたってるということであります。今回の変更については緩速ろ過だけでいきますけれども、その際水量が多くなるので凝集沈殿地とろ過池ですね、それの増強ということの内容になっております。 ということで、取りあえず一つの目標としましては、令和8年度に350トン増やした処理をできるようにということで目指しておりますということで御理解いただきたいなと思います。 以上で内容説明を終わります。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。 この際お諮りします。日程第15.議案第11号から日程第18.議案第14号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、日程第15、議案第11号から日程第18、議案第14号までを一括して議題とすることに決定しました。 それでは議案第11号から順に内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) では御説明いたします。32ページをお開きください。議案第11号令和4年度
東村一般会計補正予算(第10号)について説明いたします。 歳入歳出補正、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,324万2,000円を減額して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億1,035万5,000円といたします。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び該当区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 第2条、
地方自治法第213条第1項の既定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。 第3条、既定の村債の変更は、「第3表村債の補正」によるということとなります。 次ページお願いします。主な歳入補正は7款地方消費税交付金452万9,000円、9款国有提供施設等所在市町村助成交付金2,182万1,000円、11款地方交付税2,676万円。 次ページお願いします。主な歳入補正、14款国庫支出金マイナス4,983万6,000円、15款県支出金マイナス6,307万6,000円、17款寄附金マイナス2,000万円、18款基金繰入1億6,108万円、21款村債マイナス1,120万円。 次ページお願いします。35ページです。主な支出については、2款総務費マイナス1億13万6,000円、3款民生費マイナス855万1,000円、4款衛生費マイナス1,071万7,000円、6款農林水産業費マイナス5,429万6,000円、7款商工費マイナス539万1,000円。 次のページお願いします。8款土木費マイナス659万6,000円、10款教育費マイナス4,612万1,000円、13款諸支出金マイナス2,000万円となっております。 次ページ、37ページお開きください。第2表繰越明許費でございます。9事業で合計2億8,141万9,000円でございます。 次ページお開きください。第3表村債の補正でございます。過疎対策事業債マイナス1,010万円、土木災害復旧費マイナス110万円をそれぞれ減額して、1億6,409万4,000円としております。 次ページでございます。失礼しました、歳入の主な内容を説明いたします。43ページをお開きください。7款地方消費税交付金につきましては452万9,000円、9款国有提供施設等所在市町村助成交付金につきましては1,630万8,000円下回りまして、その調整交付金が551万3,000円、11款地方交付税につきましては2,676万円。 次ページですね。14款国庫支出金のうち北部振興事業補助金につきましてはマイナス2,838万7,000円、新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金につきましてはマイナス1,925万5,000円、15款県支出金です。沖縄振興特別推進交付金マイナス2,646万8,000円になります。 次ページお願いします。新規就農者育成総合対策事業がマイナス2,587万5,000円、農林水産物条件不利性解消事業がマイナス1,000万円。 次ページです。47ページ、17款東村ふるさと納税ふるさとづくり寄附金がマイナス2,000万円、18款財政調整基金繰入金が1億5,158万円、ふるさと応援づくり寄附金繰入金がマイナス950万円。 次ページお願いします。村債としましてヒルギ遊歩道整備事業がマイナス760万円となっております。 続きまして、主な歳出について御説明します。 51ページをお開きください。総務費17節備品購入費マイナス606万9,000円。 52ページをお開きください。21目ですね、下のほうです。北部振興事業の工事費がマイナス3,500万円です。下へまいりまして沖縄振興特別交付金の委託料がマイナス1,075万3,000円であります。その下、工事費がマイナス541万7,000円、負担金及び交付金がマイナス1,210万4,000円であります。 56ページをお開きください。社会福祉の委託料12節マイナス541万円です。 次ページ、保健衛生費委託料がマイナス397万8,000円であります。 59ページをお開きください。農林水産業費農業総務費の負担金がマイナス1,042万7,000円、農業振興費の負担金がマイナス3,222万2,000円であります。 飛びまして64ページをお願します。住宅建設費の委託料がマイナス308万円。 65ページです。学習対策支援委託料がマイナス894万8,000円であります。 次ページお願いします。小学校費管理費の工事請負費がマイナス609万9,000円、下の備品購入費がマイナス512万6,000円であります。 次ページ、67ページの工事請負費、中学校費がマイナス683万円。 69ページ、社会教育費の負担金18節です。マイナス632万円です。 72ページですね、ふるさとづくり応援寄附金がマイナス2,000万円であります。 ここまで内容説明といたしますが、詳細については各自でお目通しお願いします。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) 議案書の74ページをお開きください。議案第12号令和4年度
東村後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)について内容説明を行います。 歳入歳出予算補正、第1条、既定の歳入歳出予算の歳入歳出それぞれ25万円を減額して歳入歳出予算の総額を1,997万4,000円とする。 続いて、79ページをお願いいたします。歳入の1款後期高齢者医療保険につきましては、1目特別徴収保険料180万1,000円の減額、2目普通徴収保険料155万1,000円の増額補正となります。 次ページをお開きください。歳出におきましては、2款後期高齢者医療広域連合納付金25万円の減額補正となっております。 簡単ではございますが、以上で議案第12号の内容説明といたします。
○議長(神谷牧夫君) 建設環境課長、上原朝文君。
◎建設環境課長(上原朝文君) 議案第13号について内容説明を行います。議案書の82ページをお開きください。議案第13号令和4年度
東村簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)になります。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ150万9,000円を減額して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,902万5,000円とする。 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越しして使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」によるということになっております。 まず第1表ですね、83ページを御覧ください。歳入の補正になります。一般会計からの繰入金になりますけれども、150万9,000円を減額ということになります。 次のページ、84ページを御覧ください。歳出の補正になります。1款簡易水道事業費1項総務管理費、それは33万1,000円を減額しております。内容としましては、普通旅費の22万2,000円が一番大きなものですけれども、研修旅費として計上しておりましたが研修不参加による不用額ということになっております。 2項簡易水道事業費107万8,000円を減額します。内容としましては、公営企業会計導入事業の入札残が125万円、それと施設の清掃員、水道施設の周辺の草刈り作業等年間で予定していた回数が減りましたので、その分25万円を減額しております。 それと施設の光熱費については50万円不足しておりますので、その分増額の補正ということでトータル107万8,000円の減額ということであります。 続きまして、3款が予備費ですね。予備費を10万円削除しているということになります。 次が85ページの第2表です。明許繰越費を計上しております。1款2項簡易水道事業費の修繕費に4件計上しております。まず有銘調整池、慶佐次調整池のシステム更新に660万円、川田浄水場高度処理棟ナンバー2活性炭吸着棟の排水弁の取り替え319万円、宮城浄水ポンプ場の増圧ポンプの取り替えですね638万円、魚送水ポンプ場の送水ポンプの取り替え627万円、合計2,244万円となっております。 4件ともこの機器の搬入が遅れておりまして年度をまたいでしまうということが予想されましたので、繰越ということの手続を取りたいと思っております。 以上で内容説明を終わります。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) それでは93ページをお開きください。議案第14号
東村人材育成基金特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ54万円を減額して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ82万7,000円とします。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 98ページをお開きください。歳入でございます。歳入の主な内容は、一般会計繰入金マイナス54万円の減額であります。 99ページです。芸能文化助成費でマイナス18万円、国際交流事業費につきましては5万円の増額、スポーツ振興助成費でマイナス56万円の減額、予備費で15万円の増額となっております。 以上で内容説明といたしますが、詳細につきましては各自でお目通しをお願いいたします。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑ありませんか。5番、宮城準君。
◆5番(宮城準君) 一般会計、簡水は先ほど少し説明がありましたので簡水はいいんですけど、一般会計で明許繰越が割とありますけど明許繰越はそれなりの理由がないといけないと思うんですけど、明許繰越になった理由これを読みますと、当初に計上されていたのも明許繰越になってるんですけど事業着手ができなかったのか、それともいろんな理由があると思うんですけど、その辺を事業ごとに説明していただけますか。
○議長(神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) 37ページ繰越明許費の福祉保健課に係るものについて御説明申し上げます。 福祉保健課に係る事業につきましては、東村健康づくり事業3,770万8,000円これと3款の民生費、高江区ゲートボール場整備事業120万円、2つになります。今回明許繰越に至った理由ということでございますけれども、東村健康づくり事業、今回高江地区と有銘地区2地区整備することになります。2地区とも一括交付金を活用して整備いたします。 一括交付金で事業の採択をいただけたのが10月末頃だったというふうに思います。そこから発注等の準備をいたしましておりますけれども、その間設計書の修正とか単価の入れ替えそういうものにかかりまして、発注をかけてはおりますけれどもその健康器具のもの自体が特注品ということになっておりまして、それの納期がかなりかかるということで今回明許繰越ということで上げさせていただいております。ちなみに工期が、事業が完了するのが令和5年の6月末を見込んでおります。 それと、あと高江区のゲートボール場整備事業についてなんですけれども、こちらは単独費になります。こちらのほうは高江区の方に健康づくり事業で健康器具を設置するんですけれども、その器具それと併せてその中にゲートボール場を整備するような予定になっておりまして、どうしても事業との絡みから、設置位置とかその辺の絡みから一緒に繰り越して整備するような形を取らせていただいております。こちらも6月末には一応完了を見込んでおります。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 企画観光課長、又吉一樹君。
◎企画観光課長(又吉一樹君) ただいまの宮城議員の質疑にお答えいたします。 企画の案件としましては、2款1項の地域活性化事業と空き家利活用事業、慶佐次湾のヒルギ林遊歩道整備事業、観光遊客促進事業の4件でございます。 まず地域活性化事業につきましては、こちらは各字に地域活性化委員会を設置、あるいはその委員会ができているところはその委員会を通して地域の活性化計画を作成するというものでございます。 現在、宮城地区と有銘地区においては交付を既に済ませており進めているところではございますけども、ほかの地区についての部分の補助金と、あと計画を各地区で練り上げた場合にそれを取りまとめる委託費についての金額の合計340万円を繰越金額としております。 空き家利活用事業につきましては、こちら有銘地域にあります空き家のほうを村のほうで借りまして、改修して定住促進住宅という形で貸し出すという形の計画であります。現在契約手続にちょっと時間を要しておりまして、そのため設計業務の106万7,000円について繰り越すものでございます。 慶佐次湾のヒルギ遊歩道整備事業につきましては、
行政一般報告で申し上げました資材の納品の遅れにより工期が7月末までを予定しておりまして、その工事費及び委託費を繰り越すものでございます。 観光遊客促進事業につきましては、こちらはプロモーション事業とか一部できなかったものがございまして、その事業を翌年度に繰り越すため1,366万円、トータル全額を繰り越すことになっております。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 建設環境課長、上原朝文君。
◎建設環境課長(上原朝文君) 建設環境課のほうで見ているものについて御説明します。 4款2項の清掃費、名護市下水道広域化推進総合事業につきましては、1市3村で進めています処理施設の新設工事になっています。事業の遅れがあるということで繰り越しということで聞いております。 それと11款2項公共土木施設災害復旧費ですね、村道大保ダム線復旧、災害復旧事業ですけれども、今年に入って災害の認定を受けました。ちょっと認定の手続というか日にちが遅れたということと、着手してもこの水の排出について40日かかるということが言われておりましたので、年度内に着手というか完了することができないということが濃厚でありましたので、明許繰越ということで手続をしているところです。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 9款災害対策費の東村防災マップ作成事業342万円について御説明いたします。 現在、村のほうでは防災計画を改定中であります。今月中に防災会議を開催する予定でありまして、それに終わり次第防災マップですね、約2,000部を予算化してるわけなんですけどもその印刷が間に合わないということで、防災マップに関しましては繰り越すということとなっております。
○議長(神谷牧夫君) ほかに質疑はございますか。(「なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第11号から議案第14号は、会議規則第39条の規定により議長を除く議員全員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) したがって、
予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することを決定しました。 これにより
予算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。 (12時06分) 再開いたします。 (12時08分) これから議長諸般の報告を行います。 休憩中に
予算審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に1番、福永政也君、副委員長に7番、仲嶺眞文君が選出されております。 以上で、議長諸般の報告を終わります。 暫時休憩いたします。 (12時09分) 再開いたします。 (13時30分) 村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) 先ほど、私の村政報告の中で一部訂正がございますので、訂正ひとつよろしくお願いいたします。 13ページの東村出産祝金に関する部分で、第1子3万円の支給から5万円の支給へという部分におきましては、5万円ではなく10万円へ訂正をしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○議長(神谷牧夫君) お諮りします。日程第19.議案第15号から日程第23.議案第19号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、日程第19、議案第15号から日程第23、議案第19号までを一括して議題とすることに決定しました。 それでは、議案第15号から順に内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) よろしくお願いします。議案第15号、101ページでございます。よろしくお願いします。令和5年度
東村一般会計予算について御説明いたします。 初めに、令和5年度の予算編成に当たり年度明けの来月23日には村長選挙を控えていることから、本予算は骨格予算としているところであります。新規の事業、継続での
比較的事業費の多い事業につきましては、当初の予算計上を控えているところであります。 しかしながら、村民の社会福祉老人福祉に係る費用や農業漁業など直接影響のある農林水産振興補助等の事業につきましては予算計上をさせていただいておりますので、御理解をいただきたいと思います。 それでは101ページです。第1条、歳入歳出予算は歳入歳出それぞれ27億3,330万3,000円と定める。 第2条、村債、第3条は一時借入、第4条で歳出予算の流用について定めているところであります。 続きまして、108ページをお開きください。第2表において村債の内訳を記載しております。 次に、主な歳入の内容を昨年と主な歳入の内容を説明いたします。109ページをお開きください。歳入歳出予算事項別明細書でございます。 主な歳入につきましては、1款村税2億1,714万9,000円、9款国有提供施設等所在市町村助成交付金1億1,917万1,000円、地方交付税13億3,865万円、14款国庫支出金1億8075万5,000円、県支出金1億5,600万9,000円、17款寄附金1億20万2,000円、繰入金が3億4,549万3,000円となっております。 次ページお願いします。111ページですね。 主な歳出について説明いたします。2款総務費5億2,983万4,000円、3款民生費5億9,841万3,000円、4款衛生費2億1,572万2,000円、6款農林水産業費2億838万4,000円、7款商工費1億2,345万5,000円、8款土木費5,588万8,000円、9款消防費7,968万円、10款教育費3億3,504万2,000円、12款公債費3億6,663万9,000円、13款諸支出金1億5,359万6,000円となっております。 次ページ、112ページお願いいたします。歳入の詳細になります。 1款村税につきましては、村民税、固定資産税、軽自動車税など各種税、交付金関係を計上しているところであります。 116ページをお願いいたします。中ほどであります。地方消費税交付金3,861万9,000円、9款国有提供施設等所在市町村助成金、調整交付金合わせて1億1,917万1,000円であります。 118ページお願いします。地方交付税13億3,865万円。 次ページです。使用料、定住促進住宅等で2,965万円となっております。 次ページは120ページですね。公営住宅使用料が2,121万6,000円となっているところであります。 123ページをお開きください。国庫支出金のうちの15節障害者自立支援給付金が8,131万円であります。 次ページ、国庫補助金のうち17節特定防衛施設周辺調整交付金が4,024万2,000円であります。 次ページ、民生費国庫補助金18節です。貧困緊急対策事業費が1,301万9,000円です。 次ページ、126ページであります。県支出金のうちの14節障害者自立支援給付金が4,065万4,000円であります。 次ページ、127ページです。4目の農林水産業事業費6,945万円となっております。 131ページお願いします。寄附金であります。ふるさとづくり寄附金が1億2,000万円。 下まいりまして18款繰入金は財政調整金で1億8,569万3,000円、特定防衛周辺施設交付金事業基金が3,810万円、ふるさと応援寄附金基金繰入が1億2,000万円となっております。 135ページお願いします。村債につきましては、主に過疎債ソフト事業や環境衛生関連につきまして、合わせて5,790万円を計上しております。 続きまして、主な支出について説明いたします。135ページをお開きください。第1款は議会費でございます。本年度予算5,842万5,000円となっております。 137ページをお願いします。2款総務費一般管理費、本年度予算3億218万4,000円であります。 139ページお願いします。そのうち委託料でありますけども、委託料のうち区長事務委託料1,727万円は昨年令和4年12月の世帯数を参考に分配しているところであります。下へまいりまして、27節ふるさと納税委託料の5,257万7,000円につきましては、主に返礼品等の委託であります。 144ページをお開きください。144ページにつきまして、企画費となっております。そのうち147ページの委託料の細節40です。地域活性化起業人派遣負担金につきましては、主に現在派遣をいただいているふるさと振興株式会社観光推進協議会の2名分の負担金となっております。下へまいりまして、山の日全国大会2023につきましては、この夏沖縄開催するに当たりの市町村負担金でございます。 飛びまして159ページをお願いいたします。民生費です。社会福祉費の18節負担金補助金及び交付金が3,288万6,000円でありますけども、これは主に次ページであります。社会福祉社会福祉協議会へ3,186万1,000円の負担となっております。 165ページお願いいたします。老人福祉費の18節負担金補助金及び交付金のうち7,595万6,000円は、主に介護保険広域連合会の負担金が4,910万1,000円、後期高齢者医療給付費負担金が2,142万3,000円となっております。 169ページをお開きください。支援費19節扶助費1億6,261万8,000円は、障害福祉サービス費としまして1億4,788万8,000円、障害児給付費、次ページです。1,446万円となっております。 次ページ171ページのうちの児童福祉費で委託料1,886万6,000円は、主に貧困緊急対策事業といたしまして1,628万円となっております。 次ページお願いします。児童措置費で扶助費、19節扶助費は2,226万円が児童手当となっております。 179ページお願いいたします。飛びます。環境衛生費の27節の繰出資金6,616万1,000円につきましては、簡易水道特会への繰出金となっております。 182ページをお願いいたします。清掃費負担金18節です。5,847万9,000円は国頭地区行政事務組合への負担金であります。 続きまして、188ページをお願いいたします。負担金補助金及び交付金です。7,515万9,000円は、加工用パイン代助成1,400万、化学肥料など各種購入補助新規育成者総合対策事業1,600万円などとなっております。 191ページをお願いいたします。赤土等流出防止対策費の12節委託料1,281万円につきましては、農業環境業務コーディネーターの委託費となっております。 192ページをお願いいたします。林業振興費の委託料1,318万1,000円は、松くい虫の伐倒処理の委託費などとなっております。 195ページお願いいたします。商工費の委託料につきましては、1,478万7,000円は村内観光施設の指定管理料などとなっております。 197ページお願いいたします。商工振興費の委託料であります。1,392万7,000円のうち、東村消費喚起プレミアム商品券といたしまして1,115万円を計上しております。 飛びまして207ページお願いいたします。消防費の負担金であります。国頭地区消防組合、行政組合消防本部への負担金としまして7,967万4,000円となっております。 飛びまして243ページお願いします。下の方ですね、公債費、元金利子がそれぞれ3億5,515万9,000円、1,148万円となっております。 次ページ、13款諸支出金ですね。ふるさとづくり応援寄附金が1億2,000万円となっております。特定防衛周辺整備調整交付金が3,359万6,000円となっております。 245ページ以降につきましては職員の給与明細等が記載されておりますので、確認いただきたいと思います。 以上で内容説明といたしますが、詳細につきましては各自でお目通しをお願いしたいと思います。
○議長(神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) それではですね、議案書の255ページを御覧ください。議案第16号令和5年度
東村国民健康保険特別会計予算について内容説明を行います。 まず歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ3億6,935万3,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 歳出予算の流用、第2条、
地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりと定める。(1)保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用ということになっております。 次ページお願いいたします。まず歳入について御説明いたします。1款国民健康保険税3,238万2,000円、2款一部負担金で2,000円、4款使用料及び手数料で6万8,000円、5款国庫支出金で19万円、6款県支出金で2億6,934万3,000円、8款財産収入で2,000円、10款繰入金で6,729万1,000円、11款繰越金で1,000円、12款諸収入7万3,000円、13款村債、こちらのほうも1,000円ですね。収入合計が3億6,935万3,000円となっております。 次に、歳出について説明いたします。258ページをお開きください。1款総務費で1,473万8,000円、2款保険給付費で2億5,132万4,000円、3款国民健康保険事業費納付金で9,301万3,000円、4款共同事業拠出金で1,000円、5款財政安定基金拠出金で1,000円、6款保険事業費で1,015万2,000円、7款基金積立金で1,000円、8款公債費で2,000円、9款諸支出金で12万円、10款予備費で1,000円となっており、歳出の合計も3億6,935万3,000円となっております。 なお、歳入の詳細につきましては262ページから268ページ、歳出につきましては269ページから279ページとなっておりますので、各自お目通しをお願いしたいと思います。 以上で議案第16号の内容説明といたします。 後期高齢者のほうの議案説明に移りたいと思います。議案書281ページを御覧ください。議案第17号令和5年度
東村後期高齢者医療保険特別会計予算について内容説明を行います。 歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2,015万6,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。 第2条、
地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりと定める。(1)各項に計上した予算額に過不足を生じた場合は、同一款内でこれらの経費の項間の流用。 続いて282ページをお願いします。まず歳入について御説明いたします。1款後期高齢者医療保険料が1,114万8,000円、2款使用料及び手数料で1,000円、4款一般会計からの繰入金で642万5,000円、5款繰越金で250万、6款諸収入で8万2,000円、収入合計で2,015万6,000円となります。 次ページお願いいたします。歳出について御説明いたします。1款総務費で25万8,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金としまして1,774万2,000円、3款諸収出金で8万1,000円、4款予備費で207万5,000円となっております。これで歳出合計も2,015万6,000円となります。 なお、歳入の詳細については286ページから288ページ、歳出については289ページから291ページとなっておりますので、各自お目通しをお願いしたいと思います。 以上で議案第17号の内容説明といたします。
○議長(神谷牧夫君) 建設環境課長、上原朝文君。
◎建設環境課長(上原朝文君) 議案第18号について内容説明を行います。ページが293ページになります。令和5年度
東村簡易水道事業特別会計予算。 歳入歳出予算は歳入歳出それぞれ1億1,306万円と定める。歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。 村債ですね。
地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は「第2表村債による」ということになっております。 次のページですね、294ページから第1表になっています。 まず歳入のほうです。1款1項簡易水道事業収入としまして2,479万6,000円を計上しております。この金額は令和3年度の調定額の98%を基礎に算出しております。続きまして、3款の繰入金、一般会計からの繰入金として6,616万1,000円、6款の村債2,210万円、合わせまして1億1,306万円となっております。 続きまして、歳出のほうです。295ページになります。1款1項総務管理費において1,271万4,000円、これは固定費となっておりまして人件費が主なんですけれども、職員1名それと会計年度任用職員が1名という体制で行っております。 続きまして、1款2項簡易水道事業費6,133万7,000円これは事業施設費に2,210万円、これは委託費で地方公営企業法適用支援業務ということで、令和6年から企業会計を導入するということになっておりますので、それの支援業務としまして2,210万円を計上しております。 続きまして、管理費に3,913万8,000円、これは修繕費でありまして漏水の修繕に150万円、水道メーターの修繕47万円、調整池のUPSの修繕、バッテリーなんですけれども35万円、あと有銘調整池緊急遮断弁の修繕で176万円、あと委託費としまして水道料金の徴収業務に179万円、水質検査業務に383万円、施設保守等々で1,085万円、施設保守ということで水道施設の機器の保守、あと電気設備の保守、あと24時間監視業務等々が含まれております。あと2款1項公債費です。3,890万9,000円、これにつきましては元金で3,561万1,000円、償還利子で329万5,000円、あと3款予備費に10万円を計上しておりまして、合計トータル1億1,306万円となっております。 次のページ、296ページ、第2表村債であります。起債の目的が水道事業債、限度額が2,210万円、この2,210万円というのが公益企業法適用業務の支援業務に充てる事業の予算というふうになっております。 以上をもちまして、簡易水道事業の予算について説明を申し上げました。以上で終わります。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 続きまして、310ページをお開きください。議案第19号令和5年度
東村人材育成基金特別会計予算。 令和5年度
東村人材育成基金特別会計予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算、第1条歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ90万7,000円と定めるでございます。主な歳入につきましては、一般会計からの繰入で62万9,000円、繰越金で26万7,000円となっております。 次に、歳出の主な内容を説明いたします。318ページをお開きください。事業費です。芸能文化助成費で14万円、下へまいりまして国際交流事業助成費で10万円、スポーツ振興助成費で55万4,000円を計上してるところであります。 以上で内容説明といたしますが。詳細につきましては各自でお目通しをお願いいたします。
○議長(神谷牧夫君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。5番、宮城準君。
◆5番(宮城準君) 4月に村長選挙があるということで骨格予算ということなんですが、まず全ての会計が骨格予算なのかどうかお願いをします。 それと骨格予算とはどういうものの定義というか、それが分かれば教えてください。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。今回骨格予算ということでありますので、一般会計予算と水道会計を主に骨格予算としているところでありまして、先ほど述べましたが、社会福祉関係につきましては通常とおり予算計上しているところであります。 続きまして、骨格予算につきまして御説明いたします。初めに骨格予算につきましては、首長、議会の選挙を控えているときなど、政策的な判断を先送りする場合に編成する予算と言われてまして、いわゆる選挙の直前が、選挙が控えている場合のときを骨格予算と言っているようであります。 対しまして暫定予算というのがありますけれども、暫定予算につきましては本予算が成立前に組む予算として言われているところであります。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 5番、宮城準君。
◆5番(宮城準君) いわゆる経常的な予算を組んで骨格にするということだと思うんですけど、じゃあこの予算の中には政策的な経費は全く入っていないということでよろしいですか。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 基本的には継続事業も実際はあることはあるんですけども、今回に関しましてはそういった継続事業ちょっと需用費が大きいもんですから控えているところであります。
○議長(神谷牧夫君) 5番、宮城準君。
◆5番(宮城準君) 今私が聞いたのは、政策的な予算は反映されていないということで理解していいですかということを聞いていますから、それに明確に答えてください。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 政策的なものは入っていないということであります。
○議長(神谷牧夫君) ほかに質疑はありませんか。質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第15号から議案第19号は、会議規則第39条の規定により
予算審査特別委員会に付託審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、
予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。これより
予算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。 (14時05分) 再開いたします。 (14時12分) 午前中に
予算審査特別委員会を設置し、委員長副委員長が決定しましたのでそのまま続けてお願いします。 以上で、議長諸般の報告を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 なお、
予算審査特別委員会は3月10日及び13日に、
条例審査特別委員会を3月10日に開催しますので御参集ください。 次の会議は、3月15日水曜日午前10時に会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 (14時13分)...