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03月22日-06号

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  1. 南城市議会 2021-03-22
    03月22日-06号


    取得元: 南城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    令和 3年  3月 定例会(第2回)       令和3年第2回南城市議会(定例会)会議録1.開議     3月22日 10時00分 宣告2.閉会     3月22日 12時32分 宣告3.出席議員   1番 安谷屋 正議員  11番 上地寿賀子議員   2番 運天貴也議員   12番 吉田 潤議員   3番 宮城秋夫議員   13番 平田安則議員   4番 森山 悟議員   14番 中村直哉議員   5番 新里 嘉議員   15番 大城竜男議員   6番 宮城康博議員   16番 宮平憲二議員   7番 島袋裕介議員   17番 松田兼弘議員   8番 仲間光枝議員   18番 親川孝雄議員   9番 前里輝明議員   19番 玉城 健議員  10番 知念俊也議員   20番 国吉昌実議員4.欠席議員   なし5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名  事務局長      山城 匡   事務局主幹兼係長  玉城光也  事務局係長     仲村勝尚6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者  市長        瑞慶覧長敏  教育長       上原廣子  副市長       新屋 勉   教育部長      上原 昇  総務部長      屋比久正明  企画部長      糸数義人  農林水産部長    嶺井 洋   市民部長      永吉盛哲  土木建築部長    玉城 勉   福祉部長      城間みゆき7.議事日程-----------------------------------     令和3年第2回南城市議会定例会 議事日程[第6号]                令和3年3月22日(月)午前10時開議日程第1       会議録署名議員の指名について日程第2 議案第1号 大里中学校校舎改修工事(建築)請負変更契約について日程第3 議案第8号 垣花地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例について日程第4 議案第13号 令和3年度南城市水道事業会計予算について日程第5 議案第14号 令和3年度南城市下水道事業会計予算について日程第6 議案第2号 南城市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第3号 南城市総合保健福祉センター条例を廃止する条例について日程第8 議案第4号 南城市立認定こども園設置条例について日程第9 議案第5号 南城市立幼稚園預かり保育料条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第11号 令和3年度南城市国民健康保険事業特別会計予算について日程第11 議案第12号 令和3年度南城市後期高齢者医療特別会計予算について日程第12 議案第9号 令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)について日程第13 議案第10号 令和3年度南城市一般会計予算について日程第14 発委第3号 令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議について日程第15 議案第7号 市有財産の無償譲渡について日程第16 議案第6号 南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例について日程第17 陳情第1号 南城市地区家畜排せつ物(堆肥)の処理および優良繁殖素牛導入助成を求める陳情書について日程第18 陳情第2号 知念地域の学校教育施設周辺における安全対策に関する要請について日程第19 陳情R2第18号 補助金増額要請について日程第20 陳情R2第20号 令和3年度建物管理業務委託の入札に関する件(要請)について日程第21 発議第1号 沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書について日程第22 発議第2号 米軍航空機の低空飛行に関する意見書について日程第23       閉会中の継続審査申し出について(総務福祉委員会産業教育委員会)日程第24       閉会中の継続調査申し出について(総務福祉委員会産業教育委員会)     日程第2から日程第5まで一括議題で質疑、討論、表決     日程第6から日程第11まで一括議題で質疑、討論、表決     日程第17から日程第18まで一括議題で質疑、討論、表決     日程第19から日程第20まで一括議題で質疑、討論、表決-----------------------------------8.会議に付した事件  議事日程の事件と同じ9.会議の経過  次のとおり ○議長(国吉昌実)  これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 上下水道部長より、本日は欠席する旨の届出がありました。 総務福祉委員会より、発委第3号・令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議についてが提出されております。 玉城健議員他4名より、発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書についてが提出されております。 宮城康博議員他4名より、発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書についてが提出されております。 総務福祉委員会及び産業教育委員会より、閉会中の継続審査申し出についてが提出されております。 総務福祉委員会及び産業教育委員会より、閉会中の継続調査申し出についてが提出されております。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は会議規則第88条の規定によって、4番森山悟議員及び5番新里嘉議員を指名します。 日程第2.議案第1号・大里中学校校舎改修工事(建築)請負変更契約についてから日程第5.議案第14号・令和3年度南城市下水道事業会計予算についての4件を一括議題とします。 産業教育委員長の報告を求めます。 ◆産業教育委員長(親川孝雄議員)  産業教育委員会委員長親川孝雄、委員長報告を行います。 3月5日に産業教育委員会に付託になりました議案第1号、8号、13号及び14号について、3月5日、8日、10日及び15日に産業教育委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、初日の5日に論点整理、8日、10日に質疑、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 それでは、順を追って委員長報告をいたします。 まず、議案第1号・大里中学校校舎改修工事(建築)請負変更契約について。 本議案は、設計の一部変更により、変更契約を締結して執行する必要が生じたため提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、補修箇所があまりにも多いと感じるが、施行した後に雨漏りがないか等の確認はどのように行うのかとの質疑があり、担当課より、施工中にひび割れ等は全て確認し、施工後も雨漏り等は確認しながら、最終的に防水で雨漏りを防いでいくとの答弁がありました。 次に、設計の段階で詳細な打合せはなかったのかとの質疑があり、担当課より、想定で設計することは厳しいが、予算も確保しながら変更が出ても対応できる準備をしながら発注をしているとの答弁がありました。 次に、はりなど肝心な部分のひび割れは表面にも出ていたと思うが、工事が始まるまで分からなかったのかとの質疑があり、担当課より、ペンキ等で内部の確認ができず、ペンキ等を剥がした後に全て確認し、変更をかけているとの答弁がありました。 議員間討議では、あまりにも修繕箇所が多かったので、修繕後の雨漏り等は大丈夫なのか確認したが、瑕疵期間を2年間取って確認を行うと報告を受けた。施工業者とのやり取りでしっかりやっていくと確認できたので、可決相当だと思うとの意見がありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で可決することに決定しました。 次に、議案第8号・垣花地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例について。 本議案は、南城都市計画地区計画の変更に伴う垣花地区計画区域内における建築物の制限に関する条例を制定する必要があるため提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、建物以外の構築物は別物と考えているのかとの質疑があり、担当課より、この条例では建物と建物に附属するブロック塀等が対象となるとの答弁がありました。 次に、商業地区Cブロックとあり、区域内の中では大きな面積で、建蔽率、容積率が著しく小さくなっているが、どのような商業施設が入る予定なのかとの質疑があり、担当課より、用途地域は近隣商業地域となっている。床面積1万平米以上の大規模な集客施設を建設することができるが、人や車が一気に集まってくるので、交通の状況が変わってくる。 沖縄県の都市計画指針の中で、1万平米以上の建物を建てる際には広域調整を行うこととなっている。周辺市町村と県と協議をした中で、現状の道路環境を使用した場合に、10分の3という建蔽率、容積率だと、大きな問題は起きないという調査結果となっており、親慶原交差点については一部改良が発生するということは出てきているとの答弁がありました。 次に、交通量の中には、南部東道路が開通することも想定されているのかとの質疑があり、担当課より、広域調整の中には開通は加味されていないとの答弁がありました。 次に、都市計画審議会の中で意見はついていなかったのかとの質疑があり、担当課より、意匠形態の部分で赤瓦等について意見があった。 企業誘致を目的としている中、企業カラーや形態もあるが、制限することはどうなのかとあったが、義務づけではなく色彩も含めて調整していくと回答している。6つの項目の中で、どれだけ対策を講じたかを審査することになるとの答弁がありました。 次に、雨水処理施設は構造物を造ることになるのかとの質疑があり、担当課より、開発の内容によると考えている。地下タンクが必要な場合や芝生などで浸透施設を兼ねる計画もあると思う。 進出する企業と調整になると考えているとの答弁がありました。 議員間討議では、今後予定されている区画整理事業の制限に係る事項であった。過度な制限とならないか質疑したが、妥当な範囲での制限だと確認できたので、可決相当だと思うとの意見がありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第13号・令和3年度南城市水道事業会計予算について。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、現状の管の状態等も含め、最大供給能力はどの程度になるかとの質疑があり、担当課より、機能の限度は機械等諸々あるが、計画の最大給水量は条例で認可をもらい給水量の設定をしている。今回の年間総給水量は計画給水量を超えている状況である。 垣花、つきしろ地区の区画整理の状況も踏まえて、需要と供給のバランスが取れるように、認可の変更も含め適切に対応していきたいとの答弁がありました。 次に、給水件数が増えているが、主要な建設改良事業が増えた要因はとの質疑があり、担当課より、1人当たりの給水使用量が増えている状況があり、給水量の増加を見込んで予算計上をしている。整備事業は今年度、つきしろ、垣花地区と船越地区の整備を行ったが、次年度は大里ポンプ場から嶺井の県企業局の調整池までの配管を予定しており、時間と費用を要する事業であるため増加しているとの答弁がありました。 次に、配水管の敷設工事費2億5,625万7,000円が計上されているが、大里の南風原から大里北小近くのタンクまでの工事となるのかとの質疑があり、担当課より、補助事業の2億3,525万7,000円が大里地区の部分となっている。単独で2,100万円を計上しているが、大里地区が特殊な工事となる想定があるため計画を上回る可能性と、期限に余裕があれば延長が伸ばせるのではないかということを含め、単独事業として組んでいる。大里地区で必要がなければ、他の老朽管の更新を行いたいと考えているとの答弁がありました。 本案に対する議員間討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第14号・令和3年度南城市下水道事業会計予算について。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、下水道への接続率はとの質疑があり、担当課より、全体で67%であるとの答弁がありました。 次に、接続率がなかなか上がらない要因をどのように考えているかとの質疑があり、担当課より、接続は51件で昨年より増えている。推進員の成果は上がっていると思う。広報でも補助事業や集配の無利子の貸付けの周知も行っているが、行き届いていない状況もあるので考えていかないといけないとの答弁がありました。 次に、知念西部や知念西部第2地区に関係する事業は、高率補助が適用される間に実施してもらいたいとの質疑があり、担当課より、県で新たな振興計画の取組を行っており、その中のサンライズベルト構想でインフラの根幹部分は織り込んでもらえないかと要望している。那覇空港から南部東道路が開通することで、経済的に立地のいい箇所になる。企業の誘致や人口の増加が見込まれる中で、インフラを整えていくべきだろうと考えている。県の経済効果に即座に反映されるには、那覇や南部に力を傾注することで、レスポンスのいい経済になるということで訴えているとの答弁がありました。 本案に対する議員間討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第1号、8号、13号及び14号についての委員長報告といたします。審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで産業教育委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから議案第1号・大里中学校校舎改修工事(建築)請負変更契約についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第1号・大里中学校校舎改修工事(建築)請負変更契約についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第1号・大里中学校校舎改修工事(建築)請負変更契約については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号・垣花地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第8号・垣花地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第8号・垣花地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号・令和3年度南城市水道事業会計予算についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第13号・令和3年度南城市水道事業会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第13号・令和3年度南城市水道事業会計予算については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号・令和3年度南城市下水道事業会計予算についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第14号・令和3年度南城市下水道事業会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第14号・令和3年度南城市下水道事業会計予算については委員長の報告のとおり可決されました。 日程第6.議案第2号・南城市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてから日程第11.議案第12号・令和3年度南城市後期高齢者医療特別会計予算についての6件を一括議題とします。 総務福祉委員長の報告を求めます。 ◆総務福祉委員長(松田兼弘議員)  おはようございます。 総務福祉委員会委員長松田兼弘、委員長報告を行います。 3月5日に総務福祉員会に付託になりました議案第2号、3号、4号、5号、11号及び12号について、3月5日、8日、9日、10日、11日及び15日に総務福祉委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、5日に論点整理、8日、9日、10日及び11日に質疑、15日に討議、討論、採決を行いました。 それでは、順を追って委員長報告をいたします。 まず、議案第2号・南城市国民健康保険条例の一部を改正する条例について。 本議案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴い南城市国民健康保険条例を改正する必要があるため提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 委員より、改正内容を伺うとの質疑があり、担当課より、新型コロナウイルス感染症の定義については、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律の附則において具体的に示されたことから、法律の改正と同様に市の条例を改正するものである。市民への具体的な影響はないとの答弁でありました。 議員間討議においては、法律の改正により市の条例を改正するものである。新型インフルエンザに関する文言は修正されるが、対策がなくなるわけではないこと。傷病手当金についても別途附則に定め、6月30日までの延長にも対応できるとの答弁でありました。 市民に影響がないことから、問題はないとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第3号・南城市総合保健福祉センター条例を廃止する条例について。 本議案は、南城市総合保健福祉センターを南城市認定こども園に活用するために転用をするので、条例を廃止する必要があり提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、条例廃止により今ある施設や事業がなくなると認識するが、影響はないかとの質疑があり、担当課より、デイサービスについては2月いっぱいで廃止された。また、介護訪問事業については自立支援生活センター敷地内に移転を予定している。保健センターについては機能が役所に移転しているため、支障はないと考えるとの答弁でありました。 次に、親子通園事業所については活動場所がシュガーホールになり遠くなるが、支障はないかとの質疑があり、担当課より、当初改善センターを予定していたが、子どもたちの環境に合った場所を検討した結果、シュガーホールとなった。距離的には遠くなるが、車で移動するため問題はないと判断したとの答弁でありました。 議員間討議においては、条例の廃止により、これまでの総合保健福祉センターで活動を行っていた団体、サークル、適応指導教室等が改善センターに移行する。 もともと改善センターで活動している団体もいることから、支障がないか。移行先の改善センター自体も老朽化しているが、不安はないのか。条例に記載されている地域福祉センター、保健センター、屋外施設も廃止されることから、現在行われている事業に影響がないか。事業継続のため、別の条例制定が必要ではないか等、課題も多く、今後も注視していかなければならない。 市の高齢化率も増加傾向にある中での条例廃止である。市民サービスの低下にならないよう、しっかりと討議してほしいとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第4号・南城市立認定こども園設置条例について。 本議案は、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、南城市立認定こども園の設置に関し必要な事項を定めるため、条例を制定する必要があり提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 委員より、施行期日が令和5年4月1日となっている。期日を2年後とした背景を伺うとの質疑があり、担当課より、今年度、条例を制定して、開園に向けた準備を進めていきたい。タイムスケジュールを考えた結果、令和5年4月1日が望ましいと判断したとの答弁でありました。 議員間討議においては、条例の施行期日が令和5年4月1日とあるが、整備が済み次第、南幼稚園の園児を受け入れることが可能と確認できた。 所管が教育委員会にまたがっているため、議論ができなかった部分も多々あった。 委員会での論議もしっかり受け止めていただきたい。支障がないように、しっかりと取り組んでほしいとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第5号・南城市立幼稚園預かり保育料条例の一部を改正する条例について。 本議案は、預かり保育料を利用日数に応じた金額とし、無償化対象児童が預かり保育を利用する日数にかかわらず無償とするため、南城市立幼稚園預かり保育料条例を改正する必要があり提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 委員より、幼児教育・保育無償化は一昨年に開始されている。なぜ今のタイミングで改正なのかとの質疑があり、担当課より、幼稚園業務は教育委員会から引き継がれるため、調整に時間を要した。全ての調整が完了したことから今回の上程となっているとの答弁でありました。 議員間討議においては、月額となっている預かり保育料を日額に統一し、利用者の自己負担がなくなるようにするものである。様々なシミュレーションを行い、上限額を設定するなど、利用者の負担が増えることがないように対応していた。 また、幼児教育・保育無償化に伴う改正であるが、なぜ今回の上程になったかという質疑にも、所管替えで調整に時間を要したとの答弁があり、納得できるものであった。特に意義はないとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第11号・令和3年度南城市国民健康保険事業特別会計予算について。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、特別調整交付金が増になった要因を伺うとの質疑があり、担当課より、前年度は過小に計上しているようだったので、今回は県の試算値に合わせて計上したとの答弁でありました。 次に、国保税の歳入減について要因を伺うとの質疑があり、担当課より、コロナの影響により減収が見込まれる。リーマンショック時の減収幅とこの3年の一番低い徴収率を参考にして計上したとの答弁でありました。 議員間討議においては、歳入欠陥補填収入の減額について確認したところ、前期高齢者の増によって国からの補助金が増え、市の納付金が減っているとの答弁であった。 予算計上については、特に異議はないとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第12号・令和3年度南城市後期高齢者医療特別会計予算について。 主な質疑内容を申し上げます。 委員より、実生活では収入減となっていると思われるが、徴収は可能なのかとの質疑があり、担当課より、県広域組合の試算値に合わせたためこのような計上となっている。ただし、大きな乖離が生じた場合は補正等で対応するよう指示があるはずであるとの答弁でありました。 議員間討議においては、加入者は減少しているが、所得が増えるとの試算で増額で計上されている。コロナの影響で、見込額と実績に大きな乖離が出てくるのではないかと懸念されることから、今後の動向を注視していきたい。 予算計上については、特に異議はないとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第2号、3号、4号、5号、11号及び12号についての委員長報告といたします。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで総務福祉委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから議案第2号・南城市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第2号・南城市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第2号・南城市国民健康保険条例の一部を改正する条例については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第3号・南城市総合保健福祉センター条例を廃止する条例についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第3号・南城市総合保健福祉センター条例を廃止する条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第3号・南城市総合保健福祉センター条例を廃止する条例については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号・南城市立認定こども園設置条例についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第4号・南城市立認定こども園設置条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第4号・南城市立認定こども園設置条例については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号・南城市立幼稚園預かり保育料条例の一部を改正する条例についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第5号・南城市立幼稚園預かり保育料条例の一部を改正する条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第5号・南城市立幼稚園預かり保育料条例の一部を改正する条例については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号・令和3年度南城市国民健康保険事業特別会計予算についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第11号・令和3年度南城市国民健康保険事業特別会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第11号・令和3年度南城市国民健康保険事業特別会計予算については委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号・令和3年度南城市後期高齢者医療特別会計予算についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第12号・令和3年度南城市後期高齢者医療特別会計予算についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第12号・令和3年度南城市後期高齢者医療特別会計予算については委員長の報告のとおり可決されました。 日程第12.議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)についてを議題とします。 初めに、産業教育委員長の報告を求めます。 ◆産業教育委員長(親川孝雄議員)  産業教育委員会委員長親川孝雄、委員長報告を行います。 3月5日に産業教育委員会に付託になりました議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)(産業教育委員会関連)について、3月5日、8日、9日、10日及び15日に産業教育委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、初日の5日に論点整理、8日、9日、10日に質疑、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 まず、土木建築部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、公園費の財源組替えをする理由はとの質疑があり、担当課より、9月補正で単独費用を可決していただいたが、12月に工事費は起債事業として認められている。近々、委託も含めて起債で認められる予定であるために計上していると答弁がありました。 次に、繰越明許費にある各事業の進捗率は分かるかという質疑があり、担当課より、喜良原新里長作原線は令和2年度末で73.4%、事業工期は令和4年度までの予定であるが、事業費が満額認められた場合である。 船越大城線は令和2年度末事業費ベースで69.4%、事業年度は令和5年度を予定しているが、予算の手当次第で変わってくると想定している。 前川當山線は令和2年度末で52.8%、事業年度は令和5年度までとなっているが、予算の状況で進捗が遅れると考えているとの答弁がありました。 次に、農林水産部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策事業について、減額補正となっているが、当初の見積りが過大だったのかとの質疑があり、担当課より、数値はJAや各部会等の資料から総数を確定して概数としていたが、申請数が少なかったのは想定外と考えているとの答弁がありました。 次に、令和3年度以降の予定はどうなっているかとの質疑があり、担当課より、令和3年度までは一括交付金で予算計上している。令和4年度以降は、効果を検証しながら新たな事業を模索していきたいとの答弁がありました。 次に、水産環境整備事業、中層パヤオ更新について、減額となった詳細な要因はとの質疑があり、担当課より、回収する船は那覇港から馬天港まで曳航する予定だったが、うるま市が既に馬天港に曳航していたための減額。設置船も同様に、那覇港から馬天港まで計上していたが、糸満港から馬天港までを計上した。それに伴い設計を見直し、減額となっている。 当初、10月29日までの工事を設定していたが、季節風の影響で設置船が待機することになると予測し、工期を1月29日まで延ばし、拘束料等を想定していたが、天候が回復し、工期内に設置されている。そのため拘束料等が不要となり、曳航費等を精算した結果、減額しているとの答弁がありました。 次に、教育委員会関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、市立図書館におけるコロナ感染拡大防止対策事業について、使用料が増額されているが、電子書籍の購入費用に当たるのかとの質疑があり、担当課より、当初、電子書籍を700冊購入していた。今回の補正で1,000冊の追加購入を予定して増額しているとの答弁がありました。 次に、生涯学習施設新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業について、収束のめども立っていない中、マスク等を備蓄するために購入できなかったのかとの質疑があり、担当課より、原則、消耗品は今年度に使用する分に限るとなっており、必要分を購入し、残額を補正減しているとの答弁がありました。 次に、中学3年生学習支援事業について、貧困対策や人材育成の目線で対策を行っていく予定はあるかとの質疑があり、担当課より、貧困対策も重要な課題と考えている。福祉部とも検討しながら、どういった内容にするか詰めていきたいとの答弁がありました。 次に、GIGAスクール端末整備事業について、ネット環境の整備後の通信料が負担できない家庭もいると思うが、通信料も補助すべきではないかとの質疑があり、担当課より、文部科学省から、通信費は世帯負担と方針が出ている。補助した場合、通信費だけで年間1,000万円程度出てくる。 申込みをしていない世帯と不公平感もあると思うので、通信費は補助していないとの答弁がありました。 次に、今回の補正予算全体的に、予算計上時にしっかり積算していれば、他のコロナ対策に使えたのではないかとの質疑があり、担当課より、予算計上時には全て執行する予定であった。学習支援員については、委託などを使い全て賄っていきたいと考えているとの答弁がありました。 議員間討議について、まず、土木建築部関連では公園費の財源の組替え等があったが、質疑した結果妥当であると思われる。繰越明許費では、道路に関し予算のつきが悪いのでかなり遅れていると説明があった。 補正予算そのものは、可決相当だと思うとの意見がありました。 次に、教育委員会関連では、コロナ対策事業の残額に対する補正で、補正するのではなく、ほかに使い道があったのではないかと指摘があった。 説明の中で、残額となった理由や流用して有効活用する努力をしているということを確認できたので、可決相当だと思うとの意見がありました。 農林水産部関連では、特に意見はありませんでした。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)(産業教育委員会関連)についての委員長報告といたします。審議方よろしくお願いします。 ○議長(国吉昌実)  次に、総務福祉委員長の報告を求めます。 ◆総務福祉委員長(松田兼弘議員)  総務福祉委員会委員長松田兼弘、委員長報告を行います。 3月5日に総務福祉委員会に付託になりました議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)(総務福祉委員会関連)について、3月5日、8日、9日、10日、11日及び15日に総務福祉委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、5日に論点整理、8日、9日、10日及び11日に質疑、15日に討議、討論、採決を行いました。 まず、市民部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 委員より、南城市子育て世帯臨時特別給付金について、補正の理由に対象児童が予定した数字より少なかったためとある。見込み人数より何名少なかったかとの質疑があり、担当課より、240名ほどの差であるとの答弁でありました。 市民部におきましては、議員間討議はありませんでした。 次に、福祉部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、令和2年度で執行できなかった残が繰越しとなったのかとの質疑があり、担当課より、工事は着々と進んでいて、年度内に完成するかしないかという状況である。万が一完成できなかった場合を想定しての対応であるとの答弁でありました。 次に、認可外保育園等保育料補助事業について、減額の詳細を伺うとの質疑があり、担当課より、認可法人はコロナの影響で登園自粛をした場合、国の補助で日割りで保育料を減免するという措置がある。認可外はこれが適用されないことから、公平性を保つ上で、市で補助しようという事業である。 想定した額を下回ったため、減額を補正減とした状況であるとの答弁でありました。 議員間討議においては、繰越明許費の保育所等整備交付金については、おひさま保育園の繰越しがあった。待機児童がまだいる中での繰越しである。早期に対応できるように取り組んでほしいとの意見でありました。 次に、企画部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、繰越明許費について、企画2事業、情報推進課1事業が提案されているが、進捗状況を伺うとの質疑があり、担当課より、南城市産業立地エリア適正化検討業務については、産業用地の確保に関する業務であり、これから各課との協議が予定されている。また、令和3年度は国土利用計画を策定する予定で、その業務と合わせた形で進めていることになっている。履行期間は、12月28日を予定している。 公共交通キャッシュレス決済導入事業についてはまだ未契約の状況である。キャッシュレスの決済の種類の選定、調整するのに時間を要した。4月に契約し、12月までの予定である。 公金収納システム関連情報処理サービスに関する科目コード改善業務委託については、財務会計システムの急遽システム改修が必要となったためである。4月には改修が済むという報告を受けているとの答弁でありました。 次に、農振の大規模な見直し、産業集積エリア、産業を呼び込んだ市内の雇用と将来のまちづくりにおいて、全庁横断的な組織づくりが必要と考えるが、現時点ではこの視点が欠けていると感じる。企画部が中心となった計画を進めていただきたいが、所見を伺うとの質疑があり、担当課より、農振や都市マス、公共インフラ等、計画には多くの課題が関連するが、現状は縦割り的になっていることは否めない。横断的な組織づくりができるよう対応していきたいとの答弁でありました。 次に、観光使用料について、減額補正の理由とそれに伴う影響について伺うとの質疑があり、担当課より、アブチラガマの入壕料の減については、修学旅行や団体旅行の減少が影響している。令和2年4月から12月までの実績と令和3年1月から3月までの収入予定額を勘案して減額している。 セーファ、イノー館については閉館時に職員の3分の2を休業させて対応し、国の雇用調整助成金の支給申請を行っている。 人件費等も入壕料、入館料で賄われていることから、収入が見込めない場合は、職員の勤務態勢や施設運営費の精査も必要と考えるとの答弁でありました。 議員間討議においては、繰越明許費、公共交通キャッシュレス決済導入事業について、新型コロナウイルス地方創生臨時交付金を活用し導入する予定が、繰越しによって一般財源からの支出となっている。ただ、未契約との答弁もあったことから、事業自体の見直しも必要かと感じた。 コロナ対策事業に関しては、今回の事業効果を検証し、まだまだ必要なコロナ対策に生かしてほしいと感じた。 観光関連の収入減については、現状の在り方を見直して、新たな収入確保に向け全庁的に連携に取り組んでほしいとの意見がありました。 次に、総務関連について、主な質疑内容を申し上げます。 委員より、環境性能割について、減額されている要因を伺うとの質疑があり、担当課より、実績見込みがかなり落ち込んだことが要因である。また、コロナの影響で軽自動車の販売が落ち込んでいることもあるようで、そこも要因の一つになっていると考えるとの答弁でありました。 議員間討議においては、市税の部分で実績による減額であった。コロナの影響を受けたものと思われるが、この実績を令和3年度に生かしてほしいとの意見でありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)(総務福祉委員会関連)についての委員長報告いたします。御審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで、委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)についてを採決します。 本案に対する両委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第9号・令和2年度南城市一般会計補正予算(第11号)については委員長の報告のとおり可決されました。 休憩します。     (休憩 10時59分)     (再開 11時10分) 再開します。 日程第13.議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算についてを議題とします。 初めに、産業教育委員長の報告を求めます。 ◆産業教育委員長(親川孝雄議員)  産業教育委員会委員長親川孝雄、委員長報告を行います。 3月5日に産業教育委員会に付託になりました議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算(産業教育委員会関連)について、3月5日、8日、9日、10日及び15日に産業教育委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、初日の5日に論点整理、8日、9日、10日に質疑、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 また、15日には市長をはじめとする執行部の出席の下、連合審査をいたしました。 なお、連合審査につきましては総務福祉委員会産業教育委員会の両委員会で総括質疑を行っております。これは全委員が参加をしておりますので、内容については省略をいたします。 まず、上下水道関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、8款6項1目公共下水道費の下水道事業会計補助金のみとなるかとの質疑があり、担当課より、そのとおりとの答弁がありました。 次に、土木建築部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、南風原田原線について、予定されている245メートルの箇所はどこかとの質疑があり、担当課より、西原南風原線との交差点を予定しているとの答弁がありました。 次に、西江戸東江戸線について、予算化している部分は法線を変えた部分の予算なのかとの質疑があり、担当課より、直線部分であり、法線を変えた部分は予算に計上していないとの答弁がありました。 次に、堀川長毛線、堀川橋について、仮設道路工事の着工の時期と、どういった仮設を予定しているのかとの質疑があり、担当課より、仮設道路は用地買収と関係するところであり、上流側と下流側の両方を想定している。上流側に設置した場合、物件補償はあるが厳しい状況が見えているので、下流側を検討している。 実施設計が終了した段階なので、年度内に着工できるかなと考えていると答弁がありました。 次に、中城湾におけるマイクロプラスチックが多い状況であるが、中城湾港の長期構想の協議の中で提起してもらいたいとの質疑があり、担当課より、マイクロプラスチックの問題は以前から把握している。港湾計画の長期構想は大詰めになっていて、検討作業部会は終了している。パブリックコメントで指摘されれば取り上げられるのではないかと考える。参加できる部分では提起していきたい。港湾計画の中では環境と共存の視点が多くあるが、マイクロプラスチックの部分がないので、取り上げて議論すべきかと思うとの答弁がありました。 次に、農林水産部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、農林水産業費が前年度と比べて40.7%の減額と説明があったが、その要因はとの質疑があり、担当課より、田園整備課では対前年度比マイナスの5億9,135万2,000円の減額となっている。令和2年度で完了した地区が3地区ある部分と、中山2期地区の事業で2億以上の減となっているため、前年度比約50%の減となっている。 産業振興課では、災害に強いハウス事業の増額と特定地域経営支援対策事業の増、漁村地域再生整備交付金では、志喜屋漁港の船揚場と突堤の実施設計があり、漁港関連施設が増となっている。新規就農一貫支援事業は4,500万円の減額となっている。漁港建設費では中層魚礁9,500万円の減となっている。トータルで3,928万4,000円の増となっているとの答弁がありました。 次に、減額によってこれから進める事業に影響が出ることはないと理解していいかとの質疑があり、担当課より、次年度の予算で影響はないとの答弁がありました。 次に、海岸漂着物の回収、処理に関する事業について、回数や場所、委託の方法はとの質疑があり、担当課より、対象は農地海岸で、知念、下田、百名、志堅原の4か所。1か所当たり3日間の4回行う。 今年度はシルバー人材センターに委託していたが、公募して随意契約を予定しているとの答弁がありました。 次に、教育委員会関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、馬天小学校校舎改築事業について、委託の内容と、令和3年度の進捗予定はとの質疑があり、担当課より、基本設計を行った後に実施設計を行う。基本設計と実施設計は4月に一括発注し、3月に完成予定で進める。設計内容は、校舎の改築であるとの答弁がありました。 次に、体育施設、公園施設指定管理事業について、指定管理の議案に付帯決議を付けて可決したが、付帯決議の内容を遵守するように確認されているかとの質疑があり、担当課より、付帯決議は全て指定管理者のほうと確認をしており、遵守していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、東御廻り関連文化財整備事業について、斎場御嶽関連について、ウローカーに下る道の修繕はこの事業で行うのかとの質疑があり、担当課より、斎場御嶽の内部、ウローカーも含めての整備であるが、次年度、斎場御嶽の整備計画を策定する予定である。整備委員会を開催して検討するが、ウローカーへの下り口を含めて御門口、御門口から三庫理、寄満への上り下り、参道の傾斜が急な部分と摩耗が激しい部分を整備計画の中で検討していきたいとの答弁がありました。 次に、南城市総合福祉センターについて、かなりのサークル等が移動してくるが、大里農村改善センターで対応できると理解していいかとの質疑があり、担当課より、現在十分に利活用されていない部屋もあるので、受け入れる方向で調整しながら受付をしている状況であるとの答弁がありました。 次に、学習支援員配置事業について、大里南小学校に2名、他の小学校は1名の配置になるのかとの質疑があり、担当課より、そのとおりとの答弁がありました。 議員間討議について、まず土木建築部関連では、市民部生活環境課の所管であった生活安全対策事業を土木建築部で計上し、カーブミラーだけではなくガードレール等の安全対策にも使いたいとあった。今後の市民の交通安全に寄与するよう頑張ってもらいたいとの意見がありました。 次に、農林水産部関連では、多岐にわたっているが、細かく質疑応答している。適切な予算編成であり、可決相当だと思うとの意見がありました。 次に、教育委員会関連では、学習支援員の配置人数が各学校1人というのは公平、公正に欠けると指摘していたことが、令和3年度の予算では大里南小学校に1名増員される予算となっている。 今後も、子どもたちの立場に立って頑張っていただきたい。 全体的には、幼稚園統合や馬天小学校の実施設計など普通建設事業が多々あるので、しっかり進めてもらいたい。 令和3年度予算は適切であると判断し、賛成してしかるべきだと思うとの意見がありました。 上下水道部関連では、特に意見はありませんでした。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算(産業教育委員会関連)についての委員長報告といたします。審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  次に、総務福祉委員長の報告を求めます。 ◆総務福祉委員長(松田兼弘議員)  総務福祉委員会委員長松田兼弘、委員長報告を行います。 3月5日に総務福祉委員会に付託になりました議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算(総務福祉委員会関連)については、3月5日、8日、9日、10日、11日及び15日に総務福祉員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、5日に論点整理、8日、9日、10日及び11日に質疑、15日に討議、討論、採決を行いました。 まず、市民部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、窓口業務委託料について、令和4年、5年度と比較し、令和6年度は1,200万円低い額となっているが、詳細を伺うとの質疑があり、担当課より、契約期間が3か月短いためであるとの答弁でありました。 次に、ごみ処理事業について、委託料と負担金の内容、支出先を伺うとの質疑があり、担当課より、委託料は指定ごみ袋製造委託料、粗大ごみ処理券の販売委託料等がある。負担金については、島尻環境衛生への負担金、東部環境衛生への負担金等があるとの答弁でありました。 次に、ごみの搬入量は把握しているのかとの質疑があり、担当課より、令和元年度は1万1,838トン、平成30年度は1万1,730トン、平成29年度は1万1,202トン、平成28年度は1万884トン、平成27年度は1万634トンであるとの答弁でありました。 次に、焼却施設の一元化に向けた情報はあるのかとの質疑があり、担当課より、今、南部広域行政組合の新炉建設室で環境アセスメントを行っており、八重瀬、南城、近隣自治会で説明会を行ったところである。次年度に説明会があるのかは未定であるが、何かあれば連携して対応していきたいとの答弁でありました。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種事業について、把握している情報を公開できる範囲でお聞かせ願いたいとの質疑があり、担当課より、国からのワクチン配布は明確になっていない。4月5日の週にはワクチンを配送する。沖縄県に4月5日の週に2箱配送される予定。4月12日の週に10箱、19日の週に10箱、26日の週には、全市町村に1箱ずつ配送する。 1箱は、ファイザー社のワクチンで195瓶入っている。1箱に975回分接種できる。2回接種なので、1箱は500人程度の接種量である。 対象者への通知は3月下旬に行うようスケジュールであるが、国からはっきりと示されていない。接種の優先順位が国から示されているが、500人の配達しかないことから、市として順位を決めかねている。 職員を4人配置し、接種の対応に当たる。事務所は旧売店に設置する予定。ワクチン接種専用のコールセンターを設置する予定である。会計任用職員として看護師や事務職を配置する予定である。 集団接種を8割、個別接種は2割と見込んでいる。集団接種の場合は保健センターと大会議室を予定している。接種日は医療機関が休みとなる日を想定しており、医師や看護師の派遣については南部地区医師会と調整中である。 予診は医師が担当し、接種は看護師が行う予定。医師は1名、薬液補充看護師1名、接種看護師1名の3名1チームを想定している。 個別接種については各医療機関に依頼中であるとの答弁でありました。 次に、市内クリニックに依頼しているようだが、感触はどうかとの質疑があり、担当課より、クリニックでは5人から10人程度は対応可能と聞いている。メディカル病院は、通院患者については20名程度は可能との返事をもらっているとの答弁でありました。 議員間討議において、新型コロナウイルスワクチン接種事業については、国の動向を踏まえながら、国や県としっかり連携して対応していただきたい。迅速に多くの市民が接種できるよう、頑張ってほしいとの意見でありました。 次に、福祉部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、コロナの影響による保育料の措置があるかとの質疑があり、担当課より、コロナの影響で自粛した場合は還付している。 その分歳入は減となるが、国や県からの補助により、その日数分が歳入として入ってくることになっていると答弁でありました。 次に、放課後子どもプラン事業について、事業内容を伺うとの質疑があり、担当課より、事業内容は、放課後児童健全育成事業運営費、障害児受入推進事業に係る経費、家賃補助、処遇改善に関わる事業、障害児受入強化推進事業、小規模放課後児童クラブ支援事業、放課後児童支援員のキャリアアップ処遇改善事業、コロナ関連対策事業、ICT化推進事業であるとの答弁がありました。 次に、法人保育園等運営費負担事業について、保育士の人件費に関する通知が内閣府より発送されているようだが、届いているのかとの質疑があり、担当課より、通達があったことは確認しているが、通知が届いているかは確認中であるとの答弁でありました。 次に、法人保育園の補助金の中の人件費部分が示されることは、保育士の賃金が確保されることにもつながる。このことによって、担当課の所見を伺うとの質疑があり、担当課より、法人の予算に関しては踏み込めない部分もあった。この機会が保育士のやりがい、保育の質の向上につながるよう、アプローチをしていきたいとの答弁でありました。 次に、児童館用地選定委員会について、委員の人数、報酬を伺うとの質疑があり、担当課より、人数は5名、5回分の報酬10万3,000円を計上しているとの答弁がありました。 議員間討議においては、これからの待機児童対策に対する考えが関わってくるように感じられた。園整備は行わず、既存園の増員、定員増で対応する方針があるので、しっかり支援していただきたい。予算については問題ないとの意見がありました。 次に、企画部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、公共駐車場料金について、積算根拠を伺うとの質疑があり、担当課より、1日の利用車350台を想定して、月換算70万の12か月で積算しているとの答弁でありました。 次に、アブチラガマ入壕料、体験施設使用料については、積算の根拠を伺うとの質疑があり、担当課より、コロナ禍の影響を鑑み、前年度の額の50%減としたとの答弁でありました。 次に、施設管理委託費6,500万円、内容を伺うとの質疑があり、担当課より、シュガーホールの指定管理料であるとの答弁でありました。 次に、6,500万円の内訳を伺うとの質疑があり、担当課より、収入1,680万2,452円、支出7,698万6,796円、人件費2,650万3,000円、管理運営費・指定事業3,129万9,670円、修繕費・備品購入費540万円、自主事業400万円であるとの答弁でありました。 次に、先導的都市拠点地域整備事業について、詳細を伺うとの質疑があり、担当課より、つきしろインターチェンジ南側の区画整理を予定している。周辺の土地利用の検証を行いながら、つきしろ交差点の改良工事を行っていくための調査設計業務であるとの答弁でありました。 次に、南城市まつり実行委員会支援事業について、イベントの規模、実施時期についてを伺うとの質疑があり、担当課より、昨年同様の実施期間である。コロナ収束のめどが立たなければ、ウェブまつりも検討しているとの答弁でありました。 次に、市民を対象としたまつりということはどのようなところでわかるのかという質疑があり、担当課より、今回のまつりのコンセプトは、観光産業に資するまつりであるが、これまで行われたまつりのコンセプトも踏襲していることから、市民も対象であるといえるとの答弁でありました。 次に、市民のつながり、絆を大切にするまつりにしてもらいたい、所見を伺うとの質疑があり、担当課より、今回のコンセプトは、コロナ禍の前に掲げたものである。現状にそぐわない部分があれば、コンセプトの変更もあり得る。現状にマッチした形で取り組んでいきたいとの答弁でありました。 次に、シュガーホール指定管理について、赤字分の補填について協議は続いているのかとの質疑があり、担当課より、この件については昨年から協議を続けている。現在、返納の手続を取っている。 金額は人件費、事業未実施分の687万1,834円であるとの答弁でありました。 議員間討議においては、シュガーホールの施設管理委託料については、次年度も6,500万が計上されている。債務負担行為が5年間ということは理解できるが、年度で契約しているという部分もある。現在、令和元年度の精算を行っているということだが、予算計上は実績等も勘案すべきと考える。 委員長報告の中でしっかり報告していただきたい。 市産品販売力強化事業については、一括交付金を活用し継続してきた事業である。次年度は最終年度であることから、勝負の年として、しっかりと対応してほしいとの意見でありました。 次に、総務部関連について、主な質疑内容を申し上げます。 初めに、債務負担行為、南城市役所庁舎等包括管理委託業務について、先ほどの陳情の意見聴取で、地元業者を優先して使用できるよう仕様書に記載できるか検討したいとあったが、再度見解を伺うとの質疑があり、担当課より、地元の方が参入しやすいような方向で仕様書に加えることができるか検討したいとの答弁でありました。 次に、債務負担行為の南城市役所庁舎等包括管理委託業務については、公共施設の巡回警備業務とあるが、市役所以外も点検を行うのかという質疑があり、担当課より、庁舎以外の29施設の巡回警備を行っているとの答弁でありました。 議員間討議においては、交付税については合併算定から一本算定に変更される年である。国の地方財政計画の中で地方交付税が増額されている状況であるが、コロナ禍による国の税収減等、先が見通せない部分もあることから、危機感を持っていかなければならない。 債務負担行為、南城市役所庁舎等包括管理委託業務については、一括管理のほうが支出が減るという認識であったが、歳出額がさほど変わらないということである。一括管理にするメリットを検証し、市民に説明ができるよう対応してほしい。 島尻消防組合負担金の減額について、組合からも人員増の要望が上がっているが、執行部からは、八重瀬町と調整、検討が必要であるとの答弁であった。 両市町の人口増の状況、八重瀬出張所の規模の拡大などを勘案し、市民、町民の生命、財産を守るという視点から、増員も検討するよう要望するとの意見がありました。 また、本案に対する討論はありました。 反対討論ではなく、賛成討論といたしまして、債務負担行為、南城市役所庁舎等包括管理委託業務について、予算支出額がさほど変わらないということで、検討の余地があると感じる。 浦添市は3年ほど前からファシリティーマネジメントを活用しているが、一括管理については見直す方向である。 また、那覇市では民間の零細企業を守るため、役務の一括受注は考えていないとの発言もあった。 このような事例も参考にしながら、検討していただけるよう付帯決議に付していただきたい。 島尻消防負担金の減額について、組合からも人員増の要望が上がっているが、執行部からは、八重瀬町と調整、検討が必要であるとの答弁であった。 両市町の人口増の状況、八重瀬出張所の規模の拡大など勘案し、市民、町民の生命、財産を守るという視点から、増員も検討するよう要望し、付帯決議に付していただきたい。 シュガーホール施設管理委託料については、債務負担行為が5年間ということは理解できるが、年度で契約しているという部分もある。 現在、令和元年度の精算を行っているというが、年度契約等を踏まえ検討することを付帯決議に付していただきたい。 南城市まつりについては、外国人受入環境整備事業という、コロナ前のコンセプトで資料が提出されていた。コロナ禍での予算編成としては理解できない部分があった。 市民のつながり、絆をつくっていけるようなまつりにしてほしいということから、付帯決議にしていただきたいとの賛成討論がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算(総務福祉委員会関連)について委員長報告といたします。御審議よろしくお願いします。 ○議長(国吉昌実)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算についてを採決します。 本案に対する両委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第10号・令和3年度南城市一般会計予算については委員長の報告のとおり可決されました。 日程第14.発委第3号・令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議についてを議題とします。 提出者の説明を求めます。 ◆総務福祉委員長(松田兼弘議員)  発委第3号・令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議について。 上記議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定によって提出します。 令和3年3月22日、提出者、総務福祉委員会委員長松田兼弘。 それでは、文章を読み上げます。よろしいでしょうか。 令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議。 令和3年度南城市一般会計予算について、総務福祉委員会において、総務部、企画部、市民部、福祉部の担当部課長からの説明を受け、質疑応答を重ねてまいりました。 新型コロナ感染の影響による市税の減収も考慮しながら、市民の生活を守る予算計上、事業計画がなされたことはおおむね理解するところであります。 しかし、議員間討議では、地元業者の育成の不安、指定管理料に対する疑問、市民の安全、安心を担う消防行政の課題、南城市まつりの在り方等で意見が出ました。 協議の結果、課題に対する懸念を払拭するため、下記の項目について付帯決議を付します。 1番目に、南城市市役所庁舎等包括管理委託業務について。 他の自治体では、地元業者の育成とその従業員の生活を守る観点から一括発注を考えていないことや、一括発注を見直す自治体もあることから、本市も地元業者の育成、従業員の生活を守る観点を併せ持ち、地元企業を優先採用、納税者である地元業者が受注しやすくなる配慮が必要である。一括発注、分割発注の検証、検討を求める。 2つ目、文化センター指定管理料について。 令和元年度からスタートしたこの事業であるが、過年度の実績等の精査が指定管理者との協議で予算に反映されていないことに懸念がある。 前年度事業実績を検証の上、翌年度の協定書へ反映させること。 3つ、消防費について。 島尻消防組合負担金の減額については、島尻消防より提出されている人員適正化計画(人員増)に支障がないか懸念の意見があり、財政が厳しい中であるが、構成市町の人口増、八重瀬出張所の規模拡大等を考慮し、早めに人員増の方向性を見定めていただきたい。 4つ目に、南城市まつり実行委員会支援事業について。 令和2年度開催予定であった南城市まつりが、コロナの影響により、令和3年度には延期された。 当初予算で、南城市まつり実行委員会支援事業が、コロナの終えんが見通せない中、コロナの影響により延期されたにかかわらず、コロナ前のコンセプトのまま、事業予算の内訳として外国人観光客受入環境整備事業が組まれており、到底コロナ禍の予算編成と考えられず、理解できない。 新型コロナウイルス感染症の影響により単に延期された計画だが、コロナ禍での世の中が大きく変わっている。市民にとって有益になるよう、コンセプトの見直しを含め、計画を再考することを求める。 以上を決議する。 令和3年3月22日、南城市議会。 以上でございます。御審議よろしくお願いします。 ○議長(国吉昌実)  これで提出者の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから発委第3号・令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議についてを採決します。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、発委第3号・令和3年度南城市一般会計予算に対する付帯決議については原案のとおり可決されました。 日程第15.議案第7号・市有財産の無償譲渡についてを議題とします。 産業教育委員長の報告を求めます。 ◆産業教育委員長(親川孝雄議員)  産業教育委員会委員長親川孝雄、委員長報告を行います。 3月5日に産業教育委員会に付託になりました議案第7号・市有財産の無償譲渡について、3月5日、9日及び15日に産業教育委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、初日の5日に論点整理、9日に質疑、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 本議案は、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を経る必要があるため提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、財産区分は普通財産であるかとの質疑があり、担当課より、普通財産であると答弁がありました。 次に、私有地の土地代は市が支払っていたのかとの質疑があり、担当課より、区が支払っているとの答弁がありました。 次に、今後は固定資産税が発生することは玉城区も承知しているかとの質疑があり、担当課より、区も理解していると答弁がありました。 次に、アスベスト等の説明もしているかとの質疑があり、担当課より、平成22年度に公共施設のアスベスト調査を行っている。その中で、玉城農民研修所はアスベストがないと報告されているとの答弁がありました。 議員間討議では、玉城自治会が希望を持って利活用したいことは理解するが、委員会として容認できない部分は執行部に問いただしたところ、陳謝もあり、経緯も説明してもらった。 委員長報告の中で注意をした上で、可決相当ではないかと思うとの意見がありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で可決することに決定しました。 議案第7号・市有財産の無償譲渡については、議案第6号・南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例と共に、南城市玉城農民研修所を玉城区自治会へ無償譲渡するために上程された議案であります。 委員会審議では、補助金適正化法との関わりや譲渡後の利活用、土地の契約、固定資産税の負担など詳細に質疑を行い、自治会としては同施設を地域の小さな美術館的機能を持たせるなど、地域活性化に資する施設として有効活用する意気込みが感じられ、全会一致で可決したところであります。 しかしながら、無償譲渡の議決を経る前に既に同施設の改修が行われている事実が発覚し、担当部へ事実確認を行いました。 担当課からは、市有財産の取扱いとして不適切であったと謝罪がありましたが、委員会審議が一時空転する事態となりました。 今回の議案に対し、市有財産の適切な管理や委員会への説明が不十分であったことなどを反省の上、議会へ上程することの意味を再認識し、二度とこのようなことが起こることがないよう、対応策を講じることを求めます。 以上で議案第7号・市有財産の無償譲渡についての委員長報告といたします。審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  ちょっとお待ちください。 休憩します。     (休憩 11時57分)     (再開 12時00分) 再開します。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第7号・市有財産の無償譲渡についてを採決します。 本案に対する委委員長の報告は可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第7号・市有財産の無償譲渡については委員長の報告のとおり可決されました。 ただいま可決されました議案第7号・市有財産の無償譲渡については、市長からの発言の申出がありますので、これを許したいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  おはようございます。 議長より発言のお許しがありましたので、議案第7号について発言させていただきます。 先ほどの議案第7号・市有財産の無償譲渡について、可決いただきありがとうございます。 この議案については、令和元年7月1日付で、玉城区自治会より施設を利活用して地域活性化につなげていきたいとの理由で財産の譲渡を受けたい旨の陳情書(要望書)が市に提出されております。 市は防衛省予算の財産処分の承認を得て3月定例会に上程を行っております。 本来であれば、議会の議決後に施設の利活用にすることで調整を進めておりましたが、壁やひさし等の剥離が進んでいたことから、議会の議決前に玉城区自治会の判断においてリフォーム工事を実施し、現在リフォーム工事はほぼ完了している状況であります。 この事案については議会の権能に関わる事案であり、市の事務手続、管理、監督が適正さを欠いたことにより、議案審査の際に御迷惑をおかけいたしました。 今回の事案については深く反省し、議会並びに市民に対し心からおわびを申し上げます。 今後二度とこのようなことが起きないよう、法令遵守を徹底してまいりたいと考えております。 ○議長(国吉昌実)  これで市長からの発言は終わりました。 日程第16.議案第6号・南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 産業教育委員長の報告を求めます。
    産業教育委員長(親川孝雄議員)  産業教育委員会委員長親川孝雄、委員長報告を行います。 3月5日に産業教育委員会に付託になりました議案第6号・南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例について、3月5日、9日及び15日に産業教育委員会を開き、執行部より担当課出席の下、審査をいたしました。 なお、初日の5日に論点整理、9日に質疑、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 本議案は、南城市玉城農民研修所の施設機能を廃止し、玉城区自治会へ無償譲渡するため、南城市農漁民研修センター等条例から当該施設を削る必要があり提出されたものであります。 主な質疑内容を申し上げます。 初めに、南城市から玉城区に譲与するのかとの質疑があり、担当課より、そのとおりとの答弁がありました。 次に、譲渡後の使い方に市は関与しないかとの質疑があり、担当課より、旧玉城村が負担した事業費は玉城区から納付されている経緯があり、玉城区としては、国の財産が処分された後は区で活用したい意向があった。区としては、地元の方に貸し付けて、ギャラリーとしての使用や地域の野菜を使った料理を提供するなどで活用したいと聞いているとの答弁がありました。 次に、譲渡した後に新たな農民研修施設を造るのかとの質疑があり、担当課より、新たに公民館ができたため、代替施設ができたということで財産処分を行っているとの答弁がありました。 議員間討議では、防衛局への確認や土地の問題など、委員会の中で問題ないと確認できたので、しっかりと有効活用してもらいたいとの意見がありました。 本案に対する討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。 以上で議案第6号・南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例について、委員長報告といたします。審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで産業教育委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから議案第6号・南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第6号・南城市農漁民研修センター等条例の一部を改正する条例については委員長の報告のとおり可決されました。 休憩します。     (休憩 12時08分)     (再開 12時08分) 再開します。 日程第17.陳情第1号・南城市地区家畜排せつ物(堆肥)の処理および優良繁殖素牛導入助成を求める陳情書についてから日程第18.陳情第2号・知念地域の学校教育施設周辺における安全対策に関する要請についての2件を一括議題とします。 産業教育委員長の報告を求めます。 ◆産業教育委員長(親川孝雄議員)  産業教育委員会委員長親川孝雄、委員長報告を行います。 3月5日に産業教育委員会に付託になりました陳情第1号及び陳情第2号について、3月5日、9日、10日及び15日に産業教育委員会を開き、審査をいたしました。 なお、5日に論点整理、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 初めに、陳情第1号・南城市地区家畜排せつ物(堆肥)の処理および優良繁殖素牛導入助成を求める陳情書について、審査の内容を申し上げます。 委員からの意見といたしまして、3つの団体から提出された現場における家畜排せつ物の処理の問題、優良繁殖素牛導入助成の継続に関する陳情であった。陳情者の代理の方から意見陳述があり、現場の状況を把握することができた。もっともな陳情であり、酪農農家の助成となるようしっかり採択すべきだと理解した。陳情の趣旨を受け止めて、全会一致で採択してもらいたいとの意見があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定しました。 次に、陳情第2号・知念地域の学校教育施設周辺における安全対策に関する要請について、審査の内容を申し上げます。 委員からの意見といたしまして、現状等の説明を聞いて、要請そのものは子どもたちの安全を考えて切実な陳情であるので、願意妥当で採択してしかるべきだと思うとの意見があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定しました。 以上で陳情第1号及び第2号についての委員長報告といたします。御審議方よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから陳情第1号・南城市地区家畜排せつ物(堆肥)の処理および優良繁殖素牛導入助成を求める陳情書についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから陳情第1号・南城市地区家畜排せつ物(堆肥)の処理および優良繁殖素牛導入助成を求める陳情書についてを採決します。 本陳情に対する委員長の報告は採択です。 本陳情は委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、陳情第1号・南城市地区家畜排せつ物(堆肥)の処理および優良繁殖素牛導入助成を求める陳情書については委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 これから陳情第2号・知念地域の学校教育施設周辺における安全対策に関する要請についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから陳情第2号・知念地域の学校教育施設周辺における安全対策に関する要請についてを採決します。 本陳情に対する委員長の報告は採択です。 本陳情は委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、陳情第2号・知念地域の学校教育施設周辺における安全対策に関する要請については委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 日程第19.陳情R2第18号・補助金増額要請についてから日程第20.陳情R2第20号・令和3年度建物管理業務委託の入札に関する件についての2件を一括議題とします。 総務福祉委員長の報告を求めます。 ◆総務福祉委員長(松田兼弘議員)  総務福祉委員会委員長松田兼弘、委員長報告を行います。 3月5日に総務福祉委員会に付託になりました陳情R2第18号及び20号について、3月5日、8日、9日、10日、11日及び15日に総務福祉委員会を開き、審査をいたしました。 なお、5日に論点整理、15日に議員間討議、討論、採決を行いました。 それでは、順を追って報告します。 まず、陳情R2第18号・補助金増額要請について。 主な審査の内容を申し上げます。 委員からの意見としまして、12月定例会で審査した陳情、人生百年時代におけるシルバー人材センターの決意と支援の要望は採択したところである。前回の議論を踏まえれば、この陳情も採択してもよいのではないか。 補助金の増額については、補助金適正化の検討会議や担当部署の判断に委ねられるところであるが、議会としては陳情者の思いを酌み取って採択してもよいのではないかとの考えであるとの意見でありました。 討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定しました。 次に、陳情R2第20号・令和3年度建物管理業務委託の入札に関する件(要請)について。 主な審査の内容を申し上げます。 委員からの意見としまして、市民の生活、零細企業を守るという側面から、採択してもよいと考える。 この陳情を採択することが、執行部にも市民目線に立って考えてほしいというメッセージになるはずであるとの意見でありました。 討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定しました。 以上で陳情R2第18号及び20号についての委員長報告といたします。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで委員長の報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから陳情R2第18号・補助金増額要請についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから陳情R2第18号・補助金増額要請についてを採決します。 本陳情に対する委員長の報告は採択です。 本陳情は委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、陳情R2第18号・補助金増額要請については委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 これから陳情R2第20号・令和3年度建物管理業務委託の入札に関する件についての討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから陳情R2第20号・令和3年度建物管理業務委託の入札に関する件についてを採決します。 本陳情に対する委員長の報告は採択です。 本陳情は委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、陳情R2第20号・令和3年度建物管理業務委託の入札に関する件については委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 日程第21.発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書についてを議題とします。 提出者の説明を求めます。 ◆19番(玉城健議員)  こんにちは。 ただいま議案となっております発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書について、提案理由を申し上げます。 皆さんも御存じのとおり、沖縄島南部のこの地は去った大戦で軍民共に多くの犠牲者が出た場所であり、体験者の話でも、死んだ人の上を避けながら逃げたということも聞いております。今なお残る戦没者の遺骨が現在でも発見されている状態でございます。 沖縄県内のみならず、国内、国外にも残る遺族の気持ち、そして県民の感情からしても、この地の土砂を埋立てへ使ってほしくないという声が上がっていることからの提出でございます。 それでは、意見書を読み上げます。 沖縄島南部の土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書案。 沖縄防衛局は令和2年4月、普天間飛行場代替施設建設事業公有水面埋立変更承認申請書を沖縄県に提出した。 同申請書によると、埋立て土砂等の県内調達を増量変更し、そのうち7割で(3,159万6,000立方メートル)を沖縄島南部地区(糸満市、八重瀬町)から調達予定をしている。 我が南城市も含まれる沖縄島南部の地は、沖縄戦で逃げ場を失った住民が追い詰められ、また南下作戦をとった日本軍兵士の多くが命を落とした場所である。幾多の遺骨はいまだ見つかっておらず、採掘場のある糸満市米須の鉱山付近では、現在もなお遺骨収集が続いている。 3月2日の閣議後、会見で岸信夫防衛相は、採石業者によるしっかりした対応を求めていくと強調しているが、沖縄戦の激戦地であった南部地区から採取した遺骨混入土砂が普天間代替施設建設事業の埋立てに使われることは、人道上許されることではなく、本市議会は日本国政府に対し下記事項を速やかに実現されるよう強く要請する。 記。 1、土砂採取場所については、県民感情に最大限配慮すること。 2、土砂採取場所の戦没者の遺骨収集を国の責任で実施すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月22日、沖縄県南城市議会。 宛先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣。 以上でございます。 議員各位の御賛同を賜り、可決いただけますようお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで提出者の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書については委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書についてを採決します。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、発議第1号・沖縄島南部の土砂を埋立に使用しないよう求める意見書については原案のとおり可決されました。 日程第22.発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書についてを議題とします。 提出者の説明を求めます。 ◆6番(宮城康博議員)  ただいま議案となりました発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書について、意見書案を読み上げ、提案理由の代わりとさせていただきます。 それでは、意見書案を読み上げます。 米軍航空機の低空飛行に関する意見書(案)。 今年1月末に、沖縄県議会米軍基地等関係特別委員会が住宅地域上空での飛行訓練の中止及び日米地位協定の抜本的な改定を求める委員長声明を発し、沖縄防衛局はじめ関係機関に強く要請を行った。 その際、関係機関は米軍に対して、航空機の運用に当たっては最低安全高度に関する日米合同委員会合意を遵守するとともに、より沖合で訓練を実施するなど、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申入れを行っている。引き続き米側と連携を図りながら、今後とも安全面に最大限の配慮を求めて、地元の皆様に与える影響が極力小さくなるよう求めてまいりたいとの説明をしたということである。 しかしながら、マスコミ報道にあるように、その後も米軍の訓練空域ではない国頭村辺戸岬周辺、慶良間諸島等で低空飛行が確認されるなど、平穏な生活を乱す米軍航空機の低空飛行に対し、県民の不安と懸念は一層強まっている。 係る現実が速やかに改善されない要因は日米地位協定の問題であり、特例法で、米軍は日本の航空法が適用されていない状況がある。 本市議会は、県民の生命、財産を守る立場から、度重なる米軍航空機の低空飛行に対し厳重に抗議するとともに、下記の事項が速やかに実現されるよう強く要請する。 記。 1、米軍航空機による低空飛行を即時中止すること。 2、航空機の飛行の安全等を定めた航空法を適用できるよう、日米地位協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律を廃止し、日米地位協定を抜本的に改定すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月22日、沖縄県南城市議会。 宛先でありますが、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣ということにしております。 どうぞよろしく、議員各位の御賛同を賜り、可決いただきますようお願いいたします。 ○議長(国吉昌実)  これで提出者の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書については委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、これで討論を終わります。 これから発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書についてを採決します。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、発議第2号・米軍航空機の低空飛行に関する意見書については原案のとおり可決されました。 日程第23.閉会中の継続審査申し出についてを議題とします。 総務福祉委員会及び産業教育委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付してあるとおり閉会中の継続審査申出があります。 お諮りします。 総務福祉委員会及び産業教育委員会からの申出のとおり、閉会中の継続審査することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、総務福祉委員会及び産業教育委員会からの申出のとおり、閉会中の継続審査することに決定しました。 日程第24.閉会中の継続調査申し出についてを議題とします。 総務福祉委員会及び産業教育委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付してあるとおり閉会中の継続調査申出があります。 お諮りします。 総務福祉委員会及び産業教育委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、総務福祉委員会及び産業教育委員会からの申出のとおり、閉会中の継続調査することに決定しました。 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りします。 本定例会において議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。 これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和3年第2回南城市議会定例会を閉会します。     (閉会 12時32分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長    国吉昌実署名議員  森山 悟署名議員  新里 嘉...