南城市議会 2019-03-15
03月15日-03号
平成31年 3月 定例会(第2回) 平成31年第2回南城市議会(定例会)会議録1.開議 3月15日 10時00分 宣告2.散会 3月15日 16時17分 宣告3.出席議員 1番 安谷屋 正議員 11番
上地寿賀子議員 2番 運天貴也議員 12番 吉田 潤議員 3番
宮城秋夫議員 13番
平田安則議員 4番 森山 悟議員 14番
中村直哉議員 5番 新里 嘉議員 15番
大城竜男議員 6番
宮城康博議員 16番
宮平憲二議員 7番
島袋裕介議員 17番 松田兼弘議員 8番
仲間光枝議員 18番
親川孝雄議員 9番 前里輝明議員 19番 玉城 健議員 10番
知念俊也議員 20番
国吉昌実議員4.欠席議員 なし5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名 事務局主査 仲村勝尚
事務局主査 島袋旭史6.地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため出席した者 市長 瑞慶覧長敏 教育長 上原廣子 副市長 新屋 勉 教育部長 上原 昇 総務部長 知念哲雄
上下水道部長 仲里康治 企画部長 當眞隆夫
農林水産部長 森山紹司 市民部長 城間みゆき
土木建築部長 玉城 勉 福祉部長 井上英之 福祉部参事 屋我弘明7.
議事日程----------------------------------- 平成31年第2回
南城市議会定例会 議事日程[第3号] 平成31年3月15日(金)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問(7人) (1)松田兼弘 (2)新里 嘉 (3)平田安則 (4)安谷屋正 (5)中村直哉 (6)運天貴也 (7)
宮城秋夫-----------------------------------8.会議に付した事件 議事日程の事件と同じ9.会議の経過 次のとおり
○議長(国吉昌実) これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、15番
大城竜男議員及び16番
宮平憲二議員を指名します。 日程第2.これより一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。 最初の質問者、松田兼弘議員。
◆17番(松田兼弘議員) おはようございます。 質問に入る前に、県民投票について一言申し上げます。 今回は新
基地埋め立ての是非を問うという単独の論点で県民が初めて問われ、辺野古新基地反対の結果が明確に示されました。米軍基地があるゆえに事件、事故によって幾多の辛酸をなめてきた県民の、これ以上の基地は要らないという明確な民意である。若者たちが大きな役割を果たし、分断を乗り越え、県民投票を成功させた市民、県民に敬意を表します。 玉城知事は、直接の民意、何よりも重い、日米両政府に投票結果を通知しました。一番つらい思いをしている宜野湾市民は6割以上の反対の民意を示しました。
普天間基地返還は辺野古移設という条件つきでは不可能であり、国は無条件撤去を求め、米国との交渉をすることが返還の早道です。 なお、県民投票の経費として本市900万円が使われました。これは民主主義、地方自治のコストとして、お金では問えない大切な価値があったと評価するものです。 質問に入ります。 公共交通について。 国は2013年に制定した
交通政策基本法で地方自治体の責務として、自然的経済的社会的諸条件に応じて施策を策定し実施することを明確にしました。 2014年には
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律で、民間任せではなく地方自治体が身を乗り出し計画を策定し実施することを求めております。 質問の柱は3点。 1点目に、国、自治体、本市の責務を明確にします。 2点目に、市民参加と行政、
公共交通運行事業者の協働の役割と方向性を問います。 3点目に、
交通弱者支援について問います。 大きい1、南城市の公共交通の状況について。 (1)本市の市外(都市部及び空港)、市内循環の
交通アクセスの特徴は。 2番目に、年齢構成による公共交通の利用状況。 3番目に、バス停(停車帯の設置状況)は。 大きい2番目、本市の
公共交通施策の成果と課題。 (1)路線バスの支援(補助金)。 (2)
デマンドバス(市負担額)。 (3)
庁舎間巡回バス(市負担額)。通学、高齢者、障害者への支援政策の評価を問います。 大きい3、
地域公共交通再編について。 (1)南城市
地域公共交通会議の設置について
。①会議設置の目的、②所掌事項、
③構成員比率。 (2)本市の公共交通の責務の位置づけを問う。市民の足の確保、
市民サービス、教育、福祉の中の交通行政を伺います。 3番目、市民の参加と行政、
公共交通運行事業者の3者の協働の推進の方向性を伺います。 大きい4番目に、
コミュニティーバスについて。 (1)
委託先入札方法。 2番目に、
運行ルートの考え。 3番目に、実証実験の
スケジュール。 4番目に、市民参加の進め方。 5番目に、料金設定は。 (6)高齢者、障害者、生徒の料金の免除等の施策は。 以上伺います。
◎企画部長(當眞隆夫) おはようございます。 それでは、松田兼弘議員の公共交通についての御質問にお答えいたします。 本市の市内循環の
交通アクセスの特徴は、市内の
バス路線網は市内全域に整備されておりますが、運行本数が少ない上に
那覇バスターミナルを起点に路線網が形成されていることから、市内各拠点を結ぶ路線が不十分であり、移動のほとんどを自家用車に頼っている状況です。 そういった状況の中、平成25年度から久高島を除く市内全域を対象とした
デマンドバスおでかけなんじぃを運行しております。 次に、路線バスの利用者の年齢構成は、沖縄県が平成25年度に実施した調査では、全体利用者の36.6%を10代が占めており、20代を合わせると約半数を占めております。
デマンドバスの平成30年度、これは31年1月までの利用者の年齢構成は、75歳から79歳が17%、80歳以上が20%と、75歳以上が全体の37%を占めております。 次に、市内全域の
バス停設置箇所は118カ所となっております。停車帯の設置状況については、国道、県道それぞれの管理者が設置と管理を行っていることから、件数は把握できておりません。 続きまして、2点目の
公共交通施策と課題についてお答えします。 市内を運行する赤字路線に対し、国、県、関係市町村で赤字補填をしており、本市は平成29年度実績で4路線に1,037万2,000円を補助しております。
デマンドバス運行に係る平成29年度決算ベースの市負担額は2,514万2,000円となっております。 合併後の分庁方式採用に伴い運行を開始した
庁舎間巡回バスは、新庁舎完成によりその役目を終え、昨年5月に運行を終了しております。 平成30年度の運行経費は、2カ月間の運行で95万5,477円となっております。 交通政策への取り組みにより、学生や
高齢者等交通弱者の移動手段の確保につながったと考えております。 続きまして、3点目の
公共交通再編についてお答えします。
地域公共交通会議は、道路運送法及び、
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の規定に基づき、住民の生活に必要な交通手段の確保、その他旅客の利便の増進を図り、地域の実情に即した
輸送サービスの実現に必要となる事項を協議することを目的として設置しております。
地域公共交通会議の所管事項は、平成25年に施行された南城市
地域公共交通会議設置要綱で、次の3つの協議事項が示されております。1つ目が、地域の実情に応じた適切な
乗合旅客運送の対応及び運賃・料金等に関する事項。2つ目が、南城市
運営有償運送の必要性及び旅客から収受する対価に関する事項。3つ目が、交通会議の運営方法その他交通会議が必要と認める事項となります。 南城市
地域公共交通会議の構成員は、
道路運送法施行規則第9条の3に基づき、国、県の関係者が6名、バス・タクシー等の
事業関係者が6名、市民代表者が5名、学識経験者1名、副市長の計19名で構成されております。 次に、本市の
公共交通責務の位置づけについてお答えします。 本市における公共交通の責務は、
ワークショップや
アンケート等で把握した移動ニーズをもとに5つの役割を整理しております。1つ目が、南城市と市外をつなぐ役割。2つ目が、市内の身近な移動を支える役割。3つ目が、交通弱者の活動を促す役割。4つ目が、スムーズに移動できる環境をつくる役割。5つ目が、南城市に人の流れを呼び込む役割となっています。 次に、市民の参加と行政、
公共交通運行事業者3者の協働の推進の方向性についてお答えします。 現在、アンケートや
ワークショップ等による市民の声に基づいて、10月の再編に向け各
バス事業者と調整を行っております。本市が目指す持続可能な
地域公共交通を構築するためには、市と事業者が協力し、バスを利用しやすい環境づくりを行い、市民はそれを利用し支え続けていくことが必要だと考えております。 次に、4点目の
コミュニティーバスについてお答えします。
コミュニティーバスの入札につきましては、平成30年7月25日に一般競争による入札を行っております。
運行ルートの考え方は、市民の移動を支えるため、学校施設、医療施設、商業施設を結ぶルートとしております。朝夕は、当下校時間を考慮した
通学ルート線として運行します。
通学ルート線は、その他のルートと同様に児童生徒のみだけではなく一般客も混乗できます。 次に、実証実験の
スケジュールについてお答えします。 平成31年8月31日までに、
小型路線バス車両が納入される予定です。その後、同年10月の再編までに試験運行や
ドライバー研修等を行う予定であります。実証実験については予定しておりません。 次に、市民参加の進め方についてお答えします。
地域公共交通網形成計画や
再編実施計画を策定するにあたり、これまでも
市民アンケート、
ワークショップ、
事業所ヒアリング、市民座談会などを実施してきました。今後は
地域公共交通の確保、維持のための
利用促進イベントや
アンケート調査等を実施し、市民が積極的に参加できる機会を創出していきます。 次に、料金設定と高齢者、障害者、生徒の料金免除等の施策についてお答えします。 市内を運行する支線バスの運賃は、平成31年2月18日に行われました南城市
地域公共交通会議において決定しました。決定した運賃は大人一律300円、子供一律150円、未就学児は無料となっております。なお、市民割引として回数券を発行し、大人160円、小中高生80円とします。
再編スタート時にはルートを初め、利用者の混乱が予測されることから、割引制度はシンプルに回数券割引のみとします。 また、
デマンドバスの運賃は75歳以上の高齢者割引として、これまでの一律300円から200円となります。
◆17番(松田兼弘議員) 再質問いたします。 ちょっと議長、休憩。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 10時14分) (再開 10時16分) 再開します。
◆17番(松田兼弘議員) 資料の中で、私は交通のこの間の南城市の交通網についての一定の確認をしてきました。この間の南城市の特徴、空港とか市外に出るルートとかですね、その辺を確認してきました。 あと、この間のバス事業に対する取り組みについても一定の努力をなされたというのは評価したいと思います。 今から市が中心になって交通行政を取り組んでいくという方向性ということになっていますので、その辺にあたって、今後どういうことで進めていくかということで、
地域交通施策の基本原則である
交通政策法というのがあります。国、地方自治体、
公共交通関連、国民の役割というのがうたわれています。 その認識を共有するために、法律の主旨について、内容についての説明をしていただければ全体の論議が進むと思いますので、お願いします。
◎企画部長(當眞隆夫) 松田兼弘議員の再質問にお答えします。 おっしゃっていることは多分、国の責務であったり、あるいは
地方公共団体の責務、あるいは市民といいますかね、国民の役割について聞いているかと思います。 これは
交通政策基本法の中でうたわれておりまして、その中の第8条国の責務ということでうたわれております。これについては、国は交通に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有するということがうたわれております。さらに、国は情報の提供その他の活動を通じて、基本理念に関する国民等の理解を深め、かつその協力を得るよう努めなければならないというのが国の責務として定められております。
地方公共団体の責務としては第9条のほうで、
地方公共団体は基本理念にのっとり、交通に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その
地方公共団体の区域の自然的経済的社会的諸条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するということがうたわれております。 あと、国民の役割ということで、これについては、国民等は基本理念についての理解を深め、その実現に向けて自ら取り組むことができる活動に主体的に取り組むよう努めるとともに、国又は
地方公共団体が実施する交通に関する施策に協力するよう努めることによって、基本理念の実現に積極的な役割を果たすものとするということが位置づけられております。
◆17番(松田兼弘議員) わかりました。 国の責任、地方自治体の責任、あと、
交通事業者の責任というのが入っていたはずです。それはもう、一緒にやるということで構いません。そういう内容になっています。 それに応じて交通会議を再編したということがあります。 それで、南城市の
地域交通会議の委員の委嘱という形で、これでは19名が選ばれています。その間には老人クラブとか教育関係ということで、あと現場の安全・安心の運転手が入っている、労組が入っている、組合の代表が出ているということで、本当に南城市の交通安全の政策をしっかりやるということで選ばれています。 それにあたっての市長の、やっぱりそういう観点から選ばれているという意気込みを感じます。その辺での選んだ経緯とかも含めて、その思いを市長から考え方を示してください。
◎市長(瑞慶覧長敏) 松田兼弘議員の質問にお答えします。
公共交通会議のメンバーに関しては、市民の皆さんの意見も、特に交通弱者の方の意見も取り入れたいということでそういう
メンバー設定になっております。 幅広い意見を集約しながら、乗りやすい、そして持続して交通体系ができるように、そういう観点から選んでまいりました。
◆17番(松田兼弘議員) 交通会議の中でルートの確認とか料金設定とかがあります。その辺について担当部署から伺います。 この中での料金設定があります。計画の実施とかあります。 これについては、今回のルートとか示されている中で、ルートも一定の確認はできていると、料金も設定しているという中があります。 その中で、交通会議は持続してやられるというもので私は理解しています。いろいろ意見を聞きながら方向性を決めていく。料金の改定もルートの変更もあるということで、そういうことで私は理解しているんですが、今後の交通会議の中で料金の変更とかその辺での考え方が変わっていくか。新しくまた会議をやるごとに一定の住民の合意形成の中で新しい料金設定するとか、ルートを設定するとか、その辺での考え方を教えてください。
◎企画部長(當眞隆夫)
地域公共交通会議については、再編をしたから終わりというものではございません。 今回、あくまでも各
運営事業者それから市民の声等を聞いて、安全に運行できるルートいうことでルート設定をしております。 料金についても、市民が利用しやすい料金ということでの、とりあえずは、設定という形になっています。 当初、やっぱり
運行事業者のほうからは300円程度だよというのは伺っております。しかし、300円という部分では、なかなか利用促進につながらないだろうという部分で今回、回数券を採用することによって160円ということにしております。 これについても、今後、利用状況等々を把握しながらやっていくことになります。 そういうことで、
公共交通会議についてはこれで終わりということではなくして、今後も継続して取り組まれていくということで御理解いただきたいと思います。
◆17番(松田兼弘議員) 交通会議の公開性とか傍聴ができるという規定があると思うんですが、その辺は傍聴したり、市民が参加しているとか、そういった傍聴のできる規定もあると思うんですが、その辺の考え方、示していただけますか。
◎企画部長(當眞隆夫) 特に規制するものではございませんので、傍聴はできます。 さらには、この交通会議の内容についても、交通会議が終わった後にホームページ上で公開をしておりますので、よろしくお願いいたします。
◆17番(松田兼弘議員) 交通会議については一定の公開が義務づけられているし、あと、任期が2カ年ということで、その辺はいろんな形で会議に参加できる、公募もできるということがありますので、その辺はしっかりと、老人クラブも入っているし、地域の商工会も入っているということで、まちづくりの観点からやれるということで理解しています。 それで、具体的に今回から、10月からスタートということがあります。第1回目の交通会議が一定の委員を決める作業をしたとかがあります。2回目については再編についての考え方ということをうたわれています。 その辺での再編の検討についての
基本的考え方も含めて、支線バス、幹線バス、交通弱者、観光とかも含めての考え方を示していただけますか。
◎企画部長(當眞隆夫) 交通再編の考え方ということで、3つの考え方ということで整理をしております。 まず、1点目が、
公共交通網のハブの整備ということで、南城市内には現在、馬天営業所、それから
親慶原出張所、百名
バスターミナルと3つの
ターミナル機能が分散して整備されております。 特に、異なる事業者間の乗り継ぎが非常に不便な状況であると。このため、現在3カ所に分散している
バスターミナルを現在、庁舎前に整備をしております中核地の結節点、そちらのほうに集約することによって公共交通のハブと乗り継ぎの利便性を高めるということが1点目の考え方でございます。 次に、定時・
速達性の高い路線バスの導入ということで、現在、市外に向かう路線バスは一般道を経由して
那覇バスターミナルに結ばれております。そういうことで渋滞による定時性、あるいは
速達性が損なわれているということがございます。 今、あくまでもこれは予定という形で若干遅れていますけれども、
地域高規格道路である南部東道路、これが供用開始されますと、この南部東道路を経由して中核地に整備する
バスターミナルと那覇市等の市外を結ぶバスを定時・
速達性の高い幹線バスとして整備をするということを掲げております。 最後3点目ですけれども、ハブとまちの拠点等を結ぶ支線バスの導入ということで、市外への幹線バスへのアクセスをスムーズにするため、まちの拠点等とハブを結ぶ支線バスを導入し、支線バスと一体となった
公共交通網を形成します。 なお、支線バスでの対応が厳しいエリアについては、これまで
通りデマンドバスで対応をしていくということで、この3点目が今回10月に行おうとしている再編の考え方ということでございます。
◆17番(松田兼弘議員) 一定の考え方、基本的な流れがあります。 私の理解している部分では、路線バス、従来のバスと、今度支援バスということで
コミュニティーバスということがあります。従来のおでかけなんじ
ぃという部分が実証実験とかやられてきました。 それを、3つをどういうふうに合体して、時間的にも合わせて一定の人の流れ、学校に行く時間、いろんな形で結びつける、うまく結びつけるのが大切なものだと理解しています。 それを一つの柱と考えています。 あと、地域の人たちが、
交通事業者も含め、あと、利用者も含めて、しっかりと皆さんの声を聞きながら一定のルートを決めていく。その辺は市の今は企画部でやっている、企画室でやっている部分があるんだけども、やっぱり陣容を大きくしてしっかりとやるという部分というのを思われていますので、その辺は今市民が一番関心があるのは、どういう形で私たちの足を確保していくかということがありますので、この、だよりの3号についての一定の、私のさっきの視点についての再編の考え方についても含めての、実際に10月からやってくるという部分は一定の説明をしていただきたい。一定の理解を得ていくということで、これに基づいて今からの交通再編、市民参加も含めて討議を進めていくというので、一定の説明をしていただけますか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 10時30分) (再開 10時30分)
◎企画部長(當眞隆夫) 公共交通だよりの第3号の説明ということで、中身としては、交通再編を今年の10月から目指していますよということが中身になります。 再編の主な内容としては、現在の路線バスを市外へアクセスする幹線バスと位置づけること。それから、中核地を中心に市内を巡回する支線バスを新たに運行すること。支線バスで対応できない地域や時間帯を
デマンドバスで補完することにより
交通ネットワークを構築するということでございます。 あと、幹線バスの等間隔運行による利便性の向上や、支線バスにスクールバスを統合することによる効率化に向けた取り組みについて御紹介しております。
◆17番(松田兼弘議員) これに基づいて一定の方向性ができるということで、各自治体での説明会が出てくると思う。その辺を一定の形で進めていくという考えがあります。 今、交通再編という部分では、全国的には出前の意見交換会とか、公共交通のシンポジウムとか、そういう形でやられています。 その辺での所管の企画部もあります、企画室であります。陣容が今、立案だけで大変な状況だというのは理解するんだけども、その辺での市民説明会も含めての考え方、どういう方向でやるか教えてください。
◎企画部長(當眞隆夫) 現在考えているのが、なかなか市民説明会やっても集まらないという現状もございます。 そういうことで、ちょうど4月、5月あたりは各いろんな団体の総会がございます。その場をお借りして説明会をできればなということで今、これから各団体と調整入っていこうということで考えております。
◆17番(松田兼弘議員) やっぱり、その辺については不安もあると。足を確保するとか、どういう形で確保されるのかという不安があります。その辺はしっかり応えていくというのはあります。 あと、高齢者になると免許の返上をするというのがあります。やっぱり足を確保するというのをしっかりやるのが大変重要なことだと思いますので、しっかり支えてほしいなと思います。 ちょっと時間が押し迫ってきたので、
コミュニティーバスについて問いたいと思います。 委託先、入札とかがあるんだけども、気になるのは、入札の部分が出ているんだけども、安全管理が確約されるか、運行での不安がないかということでの、その辺で、契約内容の中で、そういう取り組みとか覚書とか、その辺の部分が気になるところですが、入札の中での結果としてその状況を、どういう経過があったかというのを示してください。
◎企画部長(當眞隆夫)
コミュニティーバスの運転事業者のことをお聞きになっていると思いますけれども、これについては入札はまだ行っておりません。 基本的には、バスの運行が実際に可能な事業者ということになります。ですから、これ免許が必要です。ですから、そういう免許事業者については、そういった安全確保とか対策についてはしっかり運送法上で規制されておりますので、そういった事業者に対して入札、もしくはプロポーザル方式によって公募をかけていきたいと考えております。
◆17番(松田兼弘議員) 部長が言っているのはわかるんですよ。 それは交通体系の中でやっていくということは法律的に決まっています。しかし今バスの運転手がいないとか、なかなか、非正規とかあるんで、やっぱりいろんな事故とかがあるんでね。その辺はしっかりとして押さえてるかということでしたので、それはそれとして、しっかりと入札の段階で見てください。 次に、政策的な部分も含めて、私は、次に市長に伺います。 一定の交通の、委嘱もして、交通会議も、一定のルートも決まってきました。10月から実証実験じゃなくてそのままもう走っていくということです。 その辺については一定の職員の陣容もしっかりと支えていく。やっぱり部署を大きくしながら市民に応えていくということが出てきます。 その辺をしっかりと福祉も含めて、まちづくりも含めて、教育も含めて、そういう観点でしっかりやってほしいと思います。 やっぱりこの交通については、国は一定の方針は出すんだけどもお金はおろさない。なかなか自治体が苦しい状況です。 その辺をどういう形で、料金も設定しながらという苦しい状況の中でこういう形を進めていくかということで、市長の一定のこの辺は全体を、交通会議をリードしている、オーケストラの、やっぱりしっかりとタクトを振っていくという形のその辺の思い、決意をお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) この交通再編に関しては、恐らく沖縄県内でも南城市が初めて、市としては取り組む初めてのことだと思っております。ですから、画期的なことでもありますし、成功させていかないといけない。 沖縄県全体で見ても、交通渋滞による経済的損失というのは1,600億円と算出もされています。これは沖縄総合事務局が出している数値ですので、ですから県全体のことにも関わってきますし、南城市がやったことが県のモデルにでもなっていければ沖縄の全体にも影響してくるんじゃないかなという期待感もございます。 それと、
バス事業者の関係者の方々も今のままでは非常に経営も厳しいという中で、3者が協力をしながら進めてきたということもあると思います。 それよりも何よりも、南城市の交通弱者も含めて、高校生、子供たちも含めて市内を動きやすいようになること、買い物もしやすくなるようになること、通勤通学もできるようになること、そしてまた、観光客も来やすくなるようになること、その全体を含めてのものですので、何としても成功させながら、そして持続させていかないといけないという強い決意で一丸となってやっていきたいと思っております。
◆17番(松田兼弘議員) やっぱりさっき質問の中で、料金改定も会議の中で住民市民の合意を得ながら変更もできる、ルートも変更できるということで、確かに市民が中心になってやるというのは今までよりは画期的に、使いようによっては市民の発展の方向性もつかめるということがあります。 私が今気になるところは、やっぱり高齢者の皆さんが年金生活しながら社会性の部分で、外出プログラムによって医療費、介護費も軽減できるということもあります。その辺を支援しながらやっていくというのがありますので、一定の減免策もあります。 その辺は公共の料金も考えながらやらないといかんのもあるし、やりくりが大変な事態になります。 その辺での低減、料金を低額にする方向性とかいろんな形で考えないといかんと。 バスについても一定の料金を出さないと、経営がならないから、なかなか、間引き運転するとか、それの悪循環によってバスのルートが少なくなると、空気を運ぶバスとかというようにならないようにね、これについてはやっぱり住民も協力をしながらということもありますので、その辺での軽減策。 今、沖縄市でバス停のオーナー制度とかいろんな形であります。そういうことで、地域の企業さんも含めてどういう形でやるかということで、この辺はちょっと副市長から。 流れの中で、軽減策も含めて、高齢者とか交通弱者、特に通学とか、障害を持っている方も含めて軽減策もやれるかと思います。今、県の事業として路線バスに、ひとり親とかそういう家庭の高校生は一定のバスの支援がなされてるというのがあります。 その辺の部分を含めて、副市長からその辺での考え方、方向性についてお願いします。
◎副市長(新屋勉) 松田兼弘議員の再質問にお答えします。 軽減策ということであるんですが、南城市の
地域公共交通会議の中には、市民を代表する者もおります。老人クラブ、民生委員、それから区長会、商工会、観光協会、そういうような意見も聞きながら、料金については
地域公共交通会議で決定をしております。 高齢者についてはデマンドのほうで300円が200円になると。それから、市内運行の路線バスについては、回数券を利用することによって160円で利用できます。生徒の小中高生も回数券利用で80円になるというようなことで、高齢者とか子供たちについての部分は、今のこの
公共交通会議の中でも相当配慮する中身になっていると思います。 それから先ほど企画部長からもありましたが、路線バスに対する補助が、赤字の部分が1,000万、デマンド交通については約2,500万円、合計で3,500万の財源的な課題もありますので、それをどういうふうに解決するかというのもまた大きな課題であります。 ですから、10月の交通再編に向けて、これをまず実施してみないと、いろんな、どんな問題があるかもわかりませんので、
公共交通会議の中でもこういう部分を検討して、なるべく交通弱者が利用しやすい環境について、またこの会議の場を通して検討していきたいと考えております。 以上です。
◆17番(松田兼弘議員) やっぱり住民との合意形成というのが一番大切なものです。 利用もしながらやるということもありますので、ぜひ私たちもしっかりと応援していきたいということがありますので、今から緒についたということですので、ともに公共交通、しっかりとまちの発展と合わせてやっていきたいと思います。 以上です。終わります。
○議長(国吉昌実) 次の質問者、新里嘉議員。
◆5番(新里嘉議員) おはようございます。 今回は通告が多いためテンポ良く質問のほうをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは1点目ですね、質問事項大きな1点目、大里北小学校移転関連について。 移転開校が差し迫っている大里北小学校について、以下の点を質問させていただきます。 ①未整備が多い通学路の道路の対策について、スクールゾーン等の設置など交通安全も含めた所見を伺います。 ②体育館、運動場は4月開校には間に合わず、時期をずらしての移転と認識しているが、当然それまでは既存の場所で授業等を行うと理解していいのか伺います。 ③既存小学校跡地利用について何度か質問させていただきましたが、改めて市の考えをお聞かせください。 ④大里南校区から何名の児童が選択制によって大里北小学校に編入し、4月からは全校児童が何名になる見込みか伺います。 大きい2点目、学校現場職員等、教育環境改善について。 ①学校図書司書は現在全ての小中校に配置されていると認識しているが、13校中2校、2名の方のみが正規雇用で、他は臨時雇用の形態となっています。今後ますますその重要性が高まってくる職種と考えるが、正規雇用者を増やしていく考えはあるのか伺います。 ②大里南小学校は900名余りの児童が通う市内一のマンモス校でありますが、養護教諭は規定上お一人しか配置されておりません。当然のことながらその業務は多忙であり、学校運営としても支障を来すおそれがあるのではないでしょうか。それを未然に防ぐ上でも、単費を投じても増員すべきだと考えますが、所見を伺います。 大きい3点目、大里幼稚園統合整備事業について。統合整備計画が保留となっている大里地区の幼稚園の状況について、以下の点を伺います。 ①今後の方向性について。 ②既存の2幼稚園の状況について、建物の状況等をお聞かせください。 ③保護者、地域への説明会開催について。 大きい4点目、佐敷東地域の防災対策について。嶺井団地建て替え後に予定されている県営新開第1団地・第2団地をその地域の避難場所として整備(屋上に備蓄庫等)、活用ができないか所見を伺います。 大きい5点目、給食費について。給食費を納めている全世帯を対象とした無償化・軽減は事実上厳しいと判断したと認識していいのか、もしくは担当課へ実現化へ向けての何らかの指示を出しているのか伺います。 以上5点、よろしくお願いいたします。
◎教育部長(上原昇) おはようございます。 ただいま新里議員の、移転開校が差し迫っている大里北小学校についての①未整備が多い通学路の今後の対策についてスクールゾーン等の設置など交通安全も含めた所見についてお答えいたします。 新校舎移転後の通学路については現在も道路改良工事が行われており、道路整備が完了するまでの期間の安全対策については、通学路の設定者である学校長、PTA、地域の方々の意見を聞きつつ、万全なる安全対策を講じていく予定であります。 法的道路規制については関係課と連携し、与那原警察署とも協議を進めてまいります。 次に、②体育館、運動場は4月に間に合わず、時期をずらしての移転と認識しているが、当然それまでは既存の場所で授業を行うと理解していいのかについてお答えいたします。 既存の体育館、運動場の使用については既に学校長からも要望があり、委員会として安全性も考慮しながら使用することとしております。 次に、③既存小学校の跡地利用についての市の考え方についての質問にお答えいたします。 北小学校跡地については、近隣の与那原町にも近いことから立地的には好条件な場所にあり、道路や下水道等のインフラ面での課題があるため、その課題を解決した上で有効な跡地利用に取り組んでいきたいと考えております。 次に、④大里南校区から何名の児童が選択制によって北小学校に編入し、4月から全校が何名になる見込みかについての質問にお答えします。 3月11日現在で5名の編入があります。編入等により4月時点の全児童数が約251名を見込んでいるところであります。 次に、学校現場等、教育環境についての①の学校図書司書の正規雇用者を増やしていく考えがあるのかについての質問にお答えします。 学校図書館司書の臨時雇用の採用については現在、司書資格や司書教諭資格相当の実務経験者等の要件を満たす条件で公募し、採用している状況です。本務での職員採用については、市の方針である包括委託も含めて慎重に検討していきたいと考えております。 次、②大里南小学校の養護教諭の増員についてお答えいたします。 大里南小学校ではこれまで養護教諭が1人の体制で運営してきており、その多忙感は大きいものがありました。しかし、島尻教育事務所から出された平成31年度の教職員人事異動内示では大里南小学校は養護教諭が1人増員されており、4月からは養護教諭2人体制となることが決まっております。これによりまして、大里南小学校における児童の心身の健康を保持する機能が高まるものと期待しております。 次に、大里幼稚園統合整備事業についてお答えします。 ①の今後の方向性についてですが、大里北・南幼稚園の統合については、平成27年度の統廃合検討委員会の答申により、既に確定しているところであり、現在の状況としては、認定こども園も想定しつつ、用地の事前交渉を進めているところであります。 次に、②既存の2幼稚園の建物状況については、大里北幼稚園は平成7年2月建築の新耐震建物でありますが、大里南幼稚園は昭和56年4月建築で旧耐震構造の建物で、既に老朽化をしております。改築の対象となっている状況であります。 次に、③平成32年度の開園を目途に進めてまいりましたが、用地の交渉の難航、園の規模確定等の諸課題等があり、現在事業が停滞している状況にあります。 新里議員の御指摘のとおり、予定していた次期の開園はできない状況であり、市民を始め保護者へ説明会の開催や広報等により周知する必要があることから、早急に対応していきたいと考えているところであります。 5番目も続けます。 次に、給食費についての質問にお答えします。 学校給食費につきましては、経済的に厳しい状況に置かれた家庭については、従来から行っている就学援助費の支給枠をさらに緩和し、負担軽減につなげるため、一定の所得水準以下の世帯に対する給食費を援助できるよう、要綱等について、今現在検討しているところであります。 以上です。
◎総務部長(知念哲雄) おはようございます。 それでは新里議員の御質問にお答えいたします。 当該団地は、新開団地が昭和56年、新開第2団地が昭和61年に建築された建物でございます。現時点では建て替えではなくて改修の計画になっているようでございます。 本市では、佐敷東地域において、まず、一時避難の場所確保が重要だと認識しており、地域市民の一時避難場所として活用できるよう県へ要請してまいりたいと思っております。 以上でございます。
◆5番(新里嘉議員) それでは、再質問をさせていただきますが、順番は少し、すみません、今回、教育委員会が、5つのうち4つは教育関連ですので、先に大きな4点目、今、部長の答弁ありましたけれども、佐敷東地域の防災対策についてから質問させていただきます。 これ、すみません、私のほうもしっかりと、勉強不足というか確認してなかったんですけども、以前、私のほうで嶺井団地の建て替えのほうの質問をさせていただいたときに、この事業としては嶺井団地建て替え後に新開第1団地と第2団地を全部建て替えるということで、ある意味、答弁をいただいたかなとちょっと認識していたもんですから、それで今回このような質問をさせていただいたんですけども、今の説明からも、県としてはこの県営団地は改修と、建て替えではなくて改修ということですので、ちょっと新開第1はもう56年ですので、耐震的にも大丈夫なのかなと少しちょっと、グレーゾーンのこの昭和56年というのは、ところなので、方針としては改修ということですので、ちょっと建て替えがないっていう県の方針ですので、ちょっと質問を少し変えさせていただくんですけども。 やはりこの新開第1団地・第2団地ですけれども、やはりかなり高齢化が進んでいる団地というふうに聞いております。特に第1団地のほうは、第2団地に比べても高齢化が進んでる。さらに、こちら4階建てですかね、建物も。階段のほうも、やはり昔の団地ですので、急であります。 そう考えると、やはり、1階に住んでる高齢者の方々が、上に避難する際も、やはり今の階段の現状ですと大変ですので、改修事業という、細かい中身はまだ示されてないんですけども、外階段なり、スロープなり、そういった形でしっかりとした改修事業を行っていただきたいなというふうに思っていますので、その点について、市のほうから県のほうへ改修事業の要請とかそういったことも今後していく予定があるのかどうか、あれば、よろしくお願いいたします。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの質問についてお答えします。 議員おっしゃるとおり、建築年次が古いものですから、今の建築基準法に一部合致していない部分ございます。 そこについては改修のときに、今の建築基準法に合致する、それから立地条件として、どうしても海抜が低いというところもございますので、そこを配慮した形での改修を要請していきたいというふうに考えてございます。
◆5番(新里嘉議員) ありがとうございます。 県のほうも、細かいところ、改修事業の中身についてはまだ市のほうにおりてないと思いますので、もし県のほうとしても、改修事業でいくよということは大きな方針は決めている。ただ、やはり今後もし見直す可能性もあるとするんであれば、やはり特に新開第1団地のほうは、大規模改修ではなく建て替えのほうが、今後のことも考えると可能性があるのかなと僕は思っていますので、ぜひ市のほうとしても、しっかりと県のほうと連携といいますか、密に、この事業に関しては今後、連携をとっていただきたいなと思います。 その中で、先ほど言いました、この地域の海抜も言っておりましたけども、防災対策についての件も、県としてしっかり連携をとって対策を練っていただければなというふうに思っています。 こちらのほうはもう、要望でとめておきたいと思います。 それでは、大きな1点目のほうですね、大里北小学校の移転関連について質問させていただきます。 ①点目のほうなんですけども、やはり先ほど部長からもありましたけど、学校のほうはもう4月から移転するんですけども、やはりその周辺の道路状況、特にインフラ関係ですね、その辺がまだまだ市道のほうも、まだ工事のほうも今続いていますので、答弁でもありましたけども、しっかり学校側、そしてPTA側と密に連携をとりながら、しっかり交通安全対策をやっていくということですので。 聞くところによりますと、今回、市道のほう、新しい学校のほうは正門のほうがちょうど新しい市道の整備と関わっていますので、4月開校時は、そこをちょっと、もう子供たちは通学させずに、反対側の裏門のほうを子供たちはもうしばらくの間は、当分の間はここから通学、登下校をさせるという意向ですので、その辺もしっかり学校側と連携をとっていただいて、安心安全に努めていただきたいなというふうに思っています。 そして、ちょっと今回の中で、私、スクールゾーンとか、その辺も含めて検討しているのかという質問をさせていただいたんですけども、部長、その辺については、執行部としてはどう思っているんでしょうか。見解をよろしくお願いします。
◎教育部長(上原昇) 新里議員の再質問にお答えいたします。 どうしても、さっき議員がおっしゃったとおり、正門は使えなくて裏門になるという段階で、ルートのほうが変わっております。 新学期に入りまして、やっぱり校長のほうから、通学路というのは校長が設定する義務があります。校長が新学校に移ったときにルートが変わったところを市の教育委員会のほうに示してもらって、それに基づいて、新たに学校のパトロールですかね、交通安全プログラムという組織の中で安全点検をして、どこが不足なのかということで確認をして、そこはまた今おっしゃるようにスクールゾーン等が必要なのかという、また検討も再度詰めていきたいと考えております。
◆5番(新里嘉議員) スクールゾーンという言葉でちょっと質問させていただきますけども、ゾーン30とか、いろんな交通安全対策というのはありますので、そちらのほうはまた、公安委員会とのまた協議になるのかなというところもあるんですけども、しっかり、市のほうとしても声を上げていただきたいなというふうに思っています。 通学路に関しては、学校側と今、調整も行っているということでしたので、ただ、今、先ほど言いましたけど、現在正門のほうがしばらくの間使えません。市道の工事の関係上ですね。その間、一部の子供とか半分以上の子供たちが、一旦、南風原田原線ですね、交通量が多いところから裏門のほうに行く今、通学路の設定となっています。 学校側のほうとも確認したんですけども、距離的にはそんなにないんですけども、ただ、ここはもう朝から、大型車も通りますし、通学・通勤の車もかなりあります。 そう考えると、スクールガードの皆さんもいますけども、そこはやはり学校、PTA、そしてしっかり教育委員会も連携をとっていただいて、工事のほうが早目に終わればそれに越したことはないんですけど、できるだけその間はしっかりとした安全対策のほうも、学校、PTAのほうに、地域のほうに任せるのではなくて、教育委員会もしっかり旗振り役を担っていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。 ③点目のほうなんですけども、こちらのほう、何度か私、質問させていただいてるんですけども、ちょっといまだに明確なこの跡地利用のお答えになってないのかなというところで、実は学校、この跡地がある嶺井区の区民の方から、こういった声がありました。 平成26年に、嶺井区のほうから、跡地利用計画についての要請が市のほうにありました。市のほうからは、当時、分譲、集合住宅、そして一部嶺井区が活用できるスペース等を確保して、総合的な計画を、区画整理等も含めて、こういったことも含めて、方針を示しております。 その区民の方がおっしゃっていたのは、これは前市長の方針だったかもしれないが、市長が変わっても方針は継続していると一部の区民も認識してるんだよと、そういったことがあって、なぜ市は、分譲含めてですけどそういった計画をいまだに示すことができないのかと。あれから区民の、嶺井区のほうにも何ら説明もないということですので、こういった声がやはりあるという現実なんですよね。 それに対してちょっと市長にお聞きしたいんですけども、この平成26年、今から5年前の市の方針ですけど、その方針は、たたき台としては、私はまだ継続していると、先ほど市民の声もありましたけど、そういった理解でよろしいんでしょうか。
◎市長(瑞慶覧長敏) なかなか、北小学校の跡地に関しては、まだ方針が固められていないと私も思っております。 去年も恐らく、議員のほうからは質問ございました。 今現在は、検討委員会の中で話し合ってもらおうということになっています。 その中で、私自身もこの1年間、なかなかそこまで嶺井の区民の皆さんの声を聞くとか、それもできてないんですね、実は。ですから今後、改めて区民の皆さんの意見も聞きながら、地域の住民の皆さんの声も聞きながら、そういった検討委員の中に反映をさせていきたいなと思っております。
◆5番(新里嘉議員) つけ加えるんですけども、市民の方、こうもおっしゃっていました。やはり、嶺井区は、次男、三男がお家つくるところが、なかなかないと。やはり農地とかそういった網をかぶっていますので、土地はあっても、お家が建てきれない状況である。その中で、この市民の方は、こういった分譲とか集合住宅が整備されることによって、ある意味、嶺井区の外に出ている子たちが帰ってこれる環境があるのならぜひ喜んでということだったんですよ。 そういうことがあって、一つつけ加えるんですけども、嶺井区の方の大半は、以前ちょっと学校移転に関しても、既存の学校そのままにしてほしいという、当時あったんですね。 しかし、そういった計画があるのなら、苦渋の選択があるんだけども、その場所に移転を容認ではないんですけども、今後いい方向にいくならばという声も実はこの方からいただいてるんですよ。 そういった観点からもすると、やはり、もし、市からそれ以上のいい提案があるのならば、嶺井区の方々も検討されると思うんですけども、いまだに全く嶺井区のほうには何も投げていないというか、声もかけていない状況でありますので、私はまだ、この1人の方の意見かもしれませんけども、もしかすると大半の方がその計画は継続している、生きているというふうに思っていると思いますので、先ほど計画の中で進めていきたいとありましたけども、これも以前から要望していますけども、ぜひ区の有識者の方々もその検討の会議の中に入れていただいて、早目に方針を示していただきたいなというふうに思っています。 次年度の予算に旧校舎の解体事業費のほうも計上されております。 市長は常々、スピード感をもって対応していきたいと言っておりますので、校舎が解体された後、早目にやはり跡地計画っていうのは推進していくのが、やはり市民、そして地域のためにも私はなるんではないかなというふうに思っていますので。更地にしてそのままずっと長年ほったらかすんではなくて、早目早目に対応していただきたいなというふうに思ってます。 その点について市長、答弁があればよろしくお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 区民の方の心配、区民の方に心配、あるいは不安を与えているということですので、そのこともしっかりと受けとめて、議員がおっしゃってるように、なるべく早く方向性を示せるように、協議を進めてまいります。
◆5番(新里嘉議員) 市長、もうぜひよろしくお願いします。 次にですね、2点目のほうなんですけども、大里南小学校の養護教諭のほうは、31年度からは島尻教育委員会のほうからも1人増の2人配置するということですので、これは大変喜ばしいことかなというふうに思っております。 その上のほう、①点目のほうですね、私この学校図書司書と養護教諭というのは、学校現場においては大変重要な位置づけにあるのかなというふうに思っています。 やはり今、子供の貧困とか、あとはまた、DV、虐待というのが叫ばれている時代ですけども、その中で、やはり一部マスコミにありました、この養護教諭が、そういった児童虐待のほうを発見して市につなげたとか、学校のほうにつなげたとか、そういったこと。あともう一つは、図書室のほうもやはり学校の居場所、子供たちの居場所の中では、以前から図書館、そして保健室といったところに子供たちが、駆け込み寺ではないんですけども、数多くの子供たちがそこを利用している。 そういった現状、そういったことを把握しているのが、また、僕は学校図書司書、そして養護教諭ではないのかなということで、以前からも何度か質問させていただいたんですけども。 今回、先ほど、養護教諭のほうは対応するということですので、置いておいて、図書司書のほうなんですけども、ちょっと答弁の中で、市の方針である包括委託も含めて慎重に検討してまいりますとありますが、この辺について、もし詳しい詳細のほうがあれば、よろしくお願いいたします。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの質問にお答えします。 地方公務員の働き方の部分ですけれども、これからの方向性としまして、この間の委員会でも御説明したところですけれども、非常勤、それから嘱託等の枠の部分がこれから任期付職員であったりとか、期間任用職員ですかね、というふうな形に移行しています。当然その処遇の部分も職員に近い形での対応になると。 それと、今、役所の中でやってる業務についての規制もある程度緩和されて、アウトソーシング、外に委託して出せる業務というのも出てきてございます。そういうものを検討した上で、そういうふうにアウトソーシングができるものについてはアウトソーシングをしていくと。ただ、どうしても人を配置して内部でやらなければいけない業務については、先ほど言ったような職員の採用の体系を駆使して行っていくというふうな取り組みをしていきたいと。 その中で、図書司書も含めて、どういった形での形態にすべきかというのを今後検討していきたいというふうに考えているところでございます。
◆5番(新里嘉議員) 部長の答弁では今後検討していきたいということでありますので、またその方向性で決まりというわけではないと思いますので。 それで、教育長にちょっとお伺いしたいんですけども、去年の12月に、南城市一般職任期付職員というのが、これは幼稚園の園長先生、担任をですね、新年度から拾うためにできた条例ですかね、だったと思うんですけども、今後ですね、その門をまた広げていきたい、学習支援員とかいろんなほうに広げていきたいっていうこともおっしゃってましたので。 その中で今回、この一般職任期付職員ということで、学校司書は今、臨時職員の形態ですので、もう今後は広げていくっていうこともありましたので、私はやはり、学校図書司書は先ほどからも言ってますけど、ある意味重要な、僕は学校においても、位置にいるんじゃないかなと思ってますので、それに関して、学校司書をそこに広げていくっていう可能性はあるのかどうか、そしてまた検討しているかどうか、教育長、所見をお伺いします。
◎教育長(上原廣子) 今、図書館司書の件からの御質問だと思いますが、図書館司書に関しましては、南城市自体の大きい都市計画の中で、中央図書館のような、中央に集中できる図書館が必要なのではないかと私は思っております。中心になる大きい図書館があって、それぞれの各地に分校、分館のような図書館があって、その地域に住んでる方はそれぞれの分館のほうで利用できる、あるいは中央の図書館を利用できるということで、利用者にとってはそのほうが、図書館利用にとってはいいかと思っています。 学校の図書館も同じで、やっぱり、中央図書館との連携を持って子供たちの資料や図書、あるいは読書に関することがより豊富になっていくのかと思っておりますので、将来的には中央図書館の建築も必要かと思っております。 それを見込んで、本務の司書になるのか、あるいは期間付の雇用になるのかというところの部分は、大きい図書館の建築計画のもとに人材の配置をしないといけないかとは思っておりますので、司書の採用に関しては、その計画をもってなされるものだと思っておりますが、今のところ、南城市の市民の動態というんですか、それがまだはっきりしてないところの部分において、中央図書館をどこに持っていくかというのがまだ決まっておりません。そういう意味では、大きい長期的な計画でもって雇用はなされるものじゃないかとは思っております。 それから学校の司書に関しましては、学校の中の職員に司書教諭という立場の者がおりますので、そこと連携、それからそれぞれ今本務に採用されてる司書との連絡会をもって今運営がなされてると思っておりますので、当面の間は、連絡会でもってどの子にも平等に図書館の活用ができるような指導体制がとられているものだと思っております。 以上です。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時16分) (再開 11時21分) 再開します。
◎教育長(上原廣子) 今、任期つきの職員より本務ではどうかという質問ですよね。それは今現在、雇用している図書館の司書の方たちはきちんと免許をお持ちです。それから、本務のお2人との連携もちゃんととっております。 定期的なそういう連絡会をもって、図書館の運営がなされているので、図書館を利用する子供たちにとっては、偏りがあるっていう状況ではないということを私は聞いておりますので、今の任期付の司書の皆さんが頑張って運営なされているということも聞いておりますので、当面の間は任期付の司書の対応でいくことになるかと思っております。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時22分) (再開 11時23分) 再開します。
◎教育長(上原廣子) 失礼いたしました。 今、任期付ではなく非常勤を充てているということに関しましては、次年度検討して、財務のほうも相談して進めてまいりたいと思います。
◆5番(新里嘉議員) もっとしっかり検討していただいて、次年度途中からでもそういった、もし採用されてる方とこういった契約が結べるんであればそれに越したことはないんですけども、できれば32年度からはしっかり、希望をする方はそういった雇用形態で、その働いてる方々も安定して仕事ができるような環境作りをお願いしたいなというふうに思っています。 次に、大きな4点目のほうなんですけども、ちょっと急ぎ足でいきましょうね。大里南幼稚園、答弁のほうで、昭和56年4月建築で、改築の対象となっているとあるんですけども、その中でやはり、今、統合が厳しい、認定こども園の方向性はあるんだけども、まだその辺も厳しいという中では、既存の幼稚園でやはり教育をやっていかなきゃいけない。 その中で、改築の対象となっているということで、具体的にそれを何か補強の改修とか、そういった工事っていうのが予定があるのかどうかお聞かせください。
◎教育部長(上原昇) 大里北については別に今のところ問題はないんですけども、南のほうですけど、昭和56年4月ということで、旧耐震構造、危険建物ということでたまたま屋根のほうが剥離があったりしております。その都度、屋根裏のほうですね、ベニヤ等で保護している状況で今進めてるところであります。 いかにしても、早目に統合施設の場所を確定をして用地交渉等しまして、早目に移転をしたいと考えているところであります。
◆5番(新里嘉議員) 部長、屋根のほうだけではなくて、中のほうもかなりもぼろぼろになってるよという声も聞こえます。床のほうとかですね、しっかりこれは現場の先生方と密に連携をとって、改修するとこは早目に改修すると、予算をつけて改修するということをしっかりやっていただきたいと思っています。 半年、1年後にはこの施設は使わないよっていうわけにはいかないと思いますので、今の現状だと。少なくともあと2、3年は使うんではないかなというふうに予測されますので、早目、早目に学校現場のほうと詰めていただきたいなというふうに思っていますのでよろしくお願いします。 あと、保護者への説明会のほうも早急に行う、対応していきたいということですので、市長、こちらのほうは、私は去年の6月に市長のほうに聞いて、市長は早目に説明会をしたいということでしたけど、12月に給食費と一緒に行うのかなと思ったら、全く触れてなかったので、その辺に関して、市長のまた決意をお聞かせください。
◎市長(瑞慶覧長敏) 大里南幼稚園の今、改修の、改築の対象にもなっているという状況ですので、これも時間もかけられないんですね。市の中でも、教育行政の中でも最重要課題の一つだと私も認識しておりますので、そこら辺も含めて、市民への説明も含めて早目に対応していきたいと思っております。
◆5番(新里嘉議員) 市長もしっかりですね、これはもう対応していただきたいと思っています。 もう本当に安全性の面では大変、南幼稚園は厳しい状況に置かれていると思いますので、しっかりと対応をよろしくお願いします。 最後になりますけど、5番目、給食費についてなんですけども、ちょっと答弁で返ってきたのがですね、私の質問の趣旨とはちょっと違うのかなと思っているので、教育長、市長あたりにちょっとお聞きしたいんですけども。 一定の所得水準以下の世帯を拾っていくというのは大変いいことだと思っているんですけども、私の質問の趣旨は、やはり全世帯を対象とした無償化、軽減策っていうのはやはり厳しいだろうという決断を下したと認識してよろしいのかどうか、その辺を明確にお答え願えないでしょうか。よろしくお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 前の議会でもお答えしているんですけれども、現時点で全世帯を対象にした無償化というのは非常に厳しい状況だということです。 ですが、その無償化に向けて、できるだけ多くの経済的に厳しい方々の枠を広げていくということを今進めているところでございます。
◆5番(新里嘉議員) わかりました。 全世帯を対象にするのはもう本当に厳しいということで認識をいたしました。 その中でも就学援助とか、そういった厳しい世帯はしっかり拾っていくということでしたけども、これに関しては、いろいろ市民の中でも意見があると思うんですけども、やはり早目早目に、やっぱり結論を出して伝えていくことが重要だと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時29分) (再開 11時40分) 再開します。 次の質問者に行く前に、新里嘉議員との一般質問のやりとりの中で、教育長の答弁の訂正がございますので、先に訂正をさせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎教育長(上原廣子) 先ほど新里嘉議員の質問に対して、私のほうが、図書館の配置についての個人的な意見を述べてしまいました。よって、先ほどの私の意見、図書館の配置に関しての意見は取り消しをしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(国吉昌実) 次の質問者、
平田安則議員。
◆13番(
平田安則議員) それでは、一般質問をさせていただきます。 その前に、前の一般質問でお願いをいたしました国道331号、佐敷ののびるっこ学童前新里交差点付近の防護柵、昨日までに設置していただきました。 また、佐敷小学校、歩道橋のリニューアルについても、補正予算でついたということで、年を明けますけれども、対応していただくということになりました。 児童生徒の地域の安全向上に早急に対応していただきましたこと、本当にありがとうございます。 昭和61年マリンタウンプロジェクトの調査が開始され、旧佐敷町のシーガーデン構想、その後、事業中止になり、佐敷地域活性化の足かせとなっていました中城湾港港湾計画、私は26年からこれまで5回の一般質問で佐敷地域の諸課題を取り上げてまいりました。その都度、港湾計画の変更が必要となるため事業が進めない問題が生じており、計画変更をやっていきたいとの答弁が繰り返されてきました。 また、29年9月の一般質問では南城市の案を取りまとめ、沖縄県に変更を求めていただきたいということを強く要望いたしました。 その結果ではないんですけども、今年度、市において、港湾計画変更の南城市案の取りまとめにかかることについて、これにも感謝いたします。 それでは、通告に従い、以下の質問をいたします。 大きい1番、中城湾港佐敷東地区港湾計画変更及び周辺整備についてお尋ねします。 (1)計画変更方針、作業
スケジュールを伺います。 (2)変更区域内に旧佐敷マリーナ港湾施設があります。マリーナ跡利用について仲伊保区と民間事業者による事業計画が進んでいるとの情報もあります。港湾計画変更作業による制約は受けないか、また、同所には市有地もあり、その取り組み方針を伺います。 大きい2番目、国内では26年ぶりに昨年9月に、また、今年1月、2月には中部、関西地方で豚コレラが発生しております。県内にも、豚コレラ侵入が予想されます。そこで、豚コレラ侵入防止対策についてお伺いいたします。 (1)市内養豚農家と、飼育頭数。 (2)市の豚コレラ侵入防止対策。 (3)農家への周知・協力体制及び市民への協力要請について。 大きい3番目、尚巴志ハーフマラソンについて。今年度、運営を民間へアウトソーシングを行うとしているが、具体的方針及びその方策をお伺いいたします。 大きい4番目、市道、農道の交通安全対策について、以下について伺います。 (1)市道57、72、73、78号線の街路樹が車道にはみ出しており、大型車がセンターラインを越えて対向車線にはみ出し通行しており危険であり、街路樹の剪定を求めます。 これについては、資料がございますので、資料1、2を出してください。 このような状況です。外測線よりかなり中にはみ出しております。 2のほうもお願いします。これも同じような方向、これが78号線でも73号線でも見受けられます。 今、一つの例を示してあります。 次、(2)市道78号線と津波古水兼農道4号交差点付近、急カーブで事故が多発しており、滑りどめ舗装を求める。 これについても資料ありますので、資料5をお願いします。 これがそうです。タイヤ痕がしっかり見て取れると思います。ガードレールもかなり損壊しています。前のほうのガードレールにも衝突したようなタイヤ痕が幾筋も残っております。こういうふうに事故が多発されている状況です。 次にまいります。 (3)農道で民地側の樹木の枝がせり出し、キビ積み込み作業、運搬車の通行、積み込みに支障が出ており、対策を求めます。 (4)佐敷中学校体育館裏側よりテニスコート付近までフェンスの倒壊があり、早急な改善を求めます。 これは、私が毎日散歩、ウォーキングしているところですので、交通安全対策ということで取り上げました。 資料3、4を出してください。 道路沿い、海岸沿いこのようにフェンスがかなり激しく損壊しております。 以上、よろしく御答弁お願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉)
平田安則議員の、中城湾港佐敷東地区港湾計画変更及び周辺整備計画についての、まず1点目、計画変更方針及び作業
スケジュールについてお答えします。 佐敷東地区の港湾計画は平成2年8月、当時県が進めておりました中城湾港マリンタウンプロジェクトの事業として港湾計画に位置づけられましたが、その後の埋め立て事業を取り巻く社会情勢や自然環境保全への配慮等から、平成10年3月に、面積縮小を伴う一部変更を行っております。 そして、町村合併を経て現在に至っておりますが、現行の港湾計画では、埋め立てを伴う土地利用の必要性、環境保全、事業主体などの状況はさらに大きく変化しており、抜本的な計画見直しになると考えております。 よって、本市では佐敷東地区周辺が抱える課題・問題点等を再検証しつつ、計画変更や関連事業導入を県と協力し見出していきたいというふうに考えております。 次、続きまして、作業
スケジュールについては、昨年10月末から港湾管理者である沖縄県において港湾計画改定に向けた基礎調査が始まり、現在、平成33年度を目標年次とし、30年ぶりの全面改定に向け、次年度より調査、検討、議論をしていく方針が示されております。 次に、2点目の、佐敷マリーナ跡地利用に対する制約の有無、同所の市有地取り組み方針についてお答えいたします。 まず、港湾計画変更作業による制約を受けるかについては、現計画においても旧佐敷マリーナは交流厚生用地として位置づけられており、当該事業計画においても建設可能と整理されているため問題はないものと判断しております。 この件につきまして、県にも確認をとったところ、問題はないということを確認しております。 市有地の取り組む方針については、諸手続等を踏み、事業者への売却も視野に入れながら検討していく方針でございます。 以上であります。
◎
農林水産部長(森山紹司) こんにちは。 平田議員の大きい2番、豚コレラ侵入対策についてお答えします。 (1)市内の養豚農家数は23戸、飼育頭数は9,726頭となっています。これは平成30年12月末時点です。 (2)市の豚コレラ侵入防止対策としましては、沖縄県畜産課や沖縄県中央家畜保健衛生所が開催している講習会や説明会への農家参加呼びかけや、養豚農家へのウイルス侵入防止に関するチラシ等の配布を行っております。 (3)農家への周知・協力体制及び市民への協力要請については、沖縄県中央家畜保健衛生所が各農家の畜舎へ出向き、防疫対策の確認や農家への説明等を行っております。 また、市民向けには沖縄県からの送付されたポスターの掲示やチラシ等を活用し、周知を行っております。 以上です。
◎企画部長(當眞隆夫)
平田安則議員の3点目の、尚巴志マラソンの運営を民間へアウトソーシングする際の具体的方策についてお答えいたします。 まず初めに、業者の選定方法については、大会の効果的な運営を図るため、マラソン大会に関する専門的な知識と経験を有する民間事業者の支援を受ける必要があるため、公募型プロポーザル方式により採用する予定でございます。 次に、委託する業務の内容ですが、全ての業務を委託するわけではなく、参加申し込みの受け付けや道路の使用許可申請、ボランティアへの説明会、広報及びPR業務など、大会事務局である市の職員が行っている定例的な業務の一部を委託する予定です。したがいまして、これまでどおり大会事務局は市内に設置され、予算の執行も大会事務局が担うことになります。
◎
土木建築部長(玉城勉)
平田安則議員の安全対策についてのうち、1点目と2点目についてお答えします。 まず、1点目の、車道にせり出した街路樹の剪定につきましては、市道佐敷大里連絡線、これナンバー78に関しましては、沖縄県トラック協会からも要請がございました。 その他、御指摘の市道の街路樹の状況も確認しております。早急に対応していきたいというふうに考えております。 2点目の、市道佐敷大里連絡線、同じくこれナンバー78と、津波古水兼農道4号の交差点付近の急カーブにつきましては、与那原署への事故状況の確認及び協議を行い、緊急性、有効性等を踏まえながら検討し、対応していきたいというふうに考えております。
◎
農林水産部長(森山紹司) 平田議員の4、安全対策についての(3)農道で民有地側の樹木の枝がせり出し、キビ積み込み作業、運搬車の通行、積み込みに支障が出ており対策を求めるについてお答えします。 基本的に、民地につきましては権利の関係もあり、市で対処することについては支障がありますが、広報誌や区長会等を通して、道路に面する土地を所有する方々に対し、適正な管理を行っていただくよう周知を行ってまいります。 以上です。
◎教育部長(上原昇)
平田安則議員の、佐敷中学校フェンス倒壊破損箇所の早急な改善についてお答えいたします。 御指摘の箇所の改善につきましては、昨年の9月末の台風24号により倒壊しております。 状況としましては、テニスコート側、これは防球ネットも含みますけども、それと体育館裏側のフェンスの一部が倒壊しており、業者より修繕に向け見積もり等を徴しておりましたが、かなりの高額な費用であることから、早急な整備が厳しくなったため、新年度の予算で対応するということで調整を行っているところでございます。
◆13番(
平田安則議員) まず、佐敷中学校裏のフェンスについてお尋ねします。 新年度予算で対応する調整を行いますっていうのは、新年度というのは31年度ですか。確認です。
◎教育部長(上原昇) 31年度予算になります。
◆13番(
平田安則議員) 農道の樹木については、広報誌、致し方ないのかなと考えております。 ただ、トラックの運搬車ですね、車両制限3.8メーターありますけれども、大体3.7メーターとかもうぎりぎりまで高くしてやってますんで、作業の安全性向上にもやっぱり支障を来しますので、なるべくは有効ある方法をお願いしたいと思います。 次、市道78号、急カーブのところですけども、現在、物損事故がかなり多い。この間も付近の住民の方からの情報なんですけども、オートバイがそのまま転倒して先のほうのガードレールに、オートバイはそこでとまっていた。運転手の方は途中で投げ出されて、そんなにけがはなかったんで救急車を呼ばなくて、御自分で帰って行かれた、そういう話もあったりします。 ですから、なるべく早く、重大事故の発生する前にこれは対応していただきたい。重大事故が発生してからですと、それこそ、市の瑕疵を問われるような状況にもなりますんで、そういうことの発生のないように、よろしくお願いします。 それと、街路樹、それについては、トラック協会からも要請あったということなんですけども、新開のほうでも、その部分について、かなり、特に給油所の前、それと老人福祉センターの前、大型車の通行が多いです。その大型車は完全にセンターラインをはみ出して通行している。前から来る対向車はそこを避けて、待っている状態、そういう異常な状態ですので、早目に剪定対応をよろしくお願いいたします。 次、尚巴志マラソンについてお尋ねします。 プロポでやられているということですけれども、現在の応募状況いかがでしょうか。もう既に応募はされていると確認しています。
◎企画部長(當眞隆夫) 平田議員の再質問にお答えいたします。 13日まで参加申し込み受け付けをやっておりまして、締め切っておりまして、今1件、参加申し込みがある状況でございます。
◆13番(
平田安則議員) まだ1社しかないということで、これからいろいろ審査もあると思います。慎重に審査をお願いいたします。 それは置いておいて、公募要領、私見せていただきました。そして、私思ったのは、その発注業務、委託しようとしている業務、ハンドリング業務が主だと思いますけれども、その中に、計画であったり協議であったり、そういう事項も含まれております。 そういう意味で、私、これだけ全国的にも成功例として挙げられている尚巴志マラソンを、こういうふうにね、協議事項、計画までアウトソーシングするのかなと。 それも、予算がたった300万です。それでもってこれだけの大会のハンドリング業務、計画、協議事項までやるのかということで、市として積極的な運営に感じない、そういう認識もします。 これについて、どう考えますか。
◎企画部長(當眞隆夫) これについては、行革の中で我々いろいろ話をしていまして、進められていまして、これ行革の基本方針の中で、民間ができるものは民間に委託をするっていう方針が示されております。 これに基づいて、平成28年に尚巴志ハーフマラソン大会事務局移管方針っていうのが策定されております。これに基づいて、当初は体協ですね、体育協会のほうに委託をしたほうがいいんじゃないかということで進めておりましたけれども、なかなか実際、体協のほうでやるには厳しいというのがありました。 その中で、民間で実際、そういった大会に関わっている事業者の皆さんといろいろ意見交換をした上で、300万で請け負うことが可能だということがありまして、今回、公募をかけているという状況になっております。 これについては、全く丸投げするという意識は全くございません。先ほどの答弁でも申し上げたとおり、大会事務局自体は市も関わっております。実際、私、大会事務局長です。 ですから、事務の関係はそこに委託をしますけれども、実際、決裁とかそういった関係は、従来どおり大会事務局長で、私のほうまで回ってくることになりますので、その辺は市として絡んでいくことは十分できるというふうに認識しております。
◆13番(
平田安則議員) 次、市長にちょっと見解を伺います。 私たち佐敷健走会ということでその組織に入っていまして、毎年数回、海外だったり県外に、尚巴志マラソンアピールのために行っております。 また、大会前には新里坂の草刈りであったり、国道沿い花植えたり、また、当日は県外ランナーの接遇とか交流会とか、そういうこともやらせていただいております。 あさってには、そのアピールのために沖永良部の大会にも行く予定で、新聞報道にもされております。38名がそこに行く予定しております。 さらに、私ども有志で組織する尚巴志クラブ、平成16年から30年まで679万3,000円を大会事務局に寄附させております。これも大会運営の円滑化に協力したいという思いでやっております。 その他、大体、運営に4,500万程度かかるということも承知しております。それもほとんど内外からの多くの皆さんの寄附であったり、協賛金であったり、参加料で賄われております。 これだけ多くの皆さんが積極的に、自主的に協力している大会です。どうしても、全国に知れ渡っている大会ですので、大会の機運をしぼませないように、積極的な運営をお願いしたいということで、あえて今回取り上げております。 そういう考えについて、市長の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 本当に健走会初め、佐敷を中心にした走ることが好きな方々は、協力もしていただきながら、寄附もしていただきながら、ボランティアも含めて非常に盛り上げていただいております。非常に感謝を申し上げたいと思っております。 尚巴志ハーフマラソンに関しては、今後もずっと継続していくことになると思いますし、それから、せんだって行われた実行委員会の中でも、前向きないろんな意見を交わして、そしてこのアウトソーシングに関しても了承得ております。つまり、さらにいいものにしようという意気込みの中で、こういう結論に至っておりますので、一緒になって頑張っていきたいと思っております。
◆13番(
平田安則議員) よろしくお願いいたします。 次、豚コレラ侵入防止についてお伺いいたします。 豚コレラについては皆さんも既に御承知だと思います。致死率、感染率100%と極めて危険な病原菌であります。 市内ですね、リーサスで調べてみたんですけども、南城市の農業生産額の約7.2%を養豚が占めております。それだけ南城市の産業にとってものすごく養豚産業は重要な産業であります。 県が行った豚コレラ侵入防止についての農家説明会、県に行って聞いたところ、南城市からの参加者少なかったんですよね、2か3農家だったですかねっていう、そういう返事をいただきました。それについては承知していますか、部長。
◎
農林水産部長(森山紹司) ただいまの質問にお答えします。 農家の人数を、少なくて、会社と、ミート関係が3社いたということで、うちの担当もいっています。 以上です。
◆13番(
平田安則議員) 危機対応としてはちょっと弱いのかなという思いもしますんで、よろしくお願いします。 あとですね、南城市、ものすごく感染、侵入リスク高いところです。 なぜかといいますと、観光客の皆さんが多い。そして、屠畜場が市内にあるということは、豚コレラの病原菌の侵入ルートが、もうそこにでき上がってるんです。 なぜかといいますと、例えば韓国の例。観光客の皆さんが、加工食品を持ち込んでそれが侵入ルートとなって国内に蔓延していったということがあります。 もう一つ、その病原菌が例えば南城市に入ってきた病原菌、これを加工食品、南城市の周辺、沖縄の周辺は豚コレラの発生地域です。そこからの観光客がほとんどを占めておられます。そういう方々が、例えば食べ残しをそこに捨てられた、それをカラスが食べる、そして、ごめんなさい言葉選べなくて、そのうんこがですね、例えば豚舎の中に入っていって、そこから病原菌が蔓延していく、そういう状況も考えられます。 ですから、そういう状況をしっかり農家の皆さんに徹底していかなきゃいけないということなので、今、農家に出向いて説明とかどうこうもやっているっていうこともありましたけども、もう少しですね、例えば本当にこれだけ危ないんだっていうのを、例えば市に来ていただいて、本当に専門家の方から周知徹底を図ることも必要じゃないかと私は考えますけれども、いかがでしょうか。
◎
農林水産部長(森山紹司) ただいまの質問にお答えします。 やはり、中央家畜保健衛生研究所は、農家1軒1軒出向いてもいっています。 市は、県からのチラシに対して農家には配布はしているんですけど、やはり農家は今忙しい時期でしょうかね、この時期がはずせなくて参加しなかった方もいると思います。 これについて、先ほど平田議員から言われたように、海外からの持ち込み車両等からの運搬も出てくるとは思うんですけど、その辺も含めて、地域とはもっと意見を取り組みながら、対策に向けて協議はしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆13番(
平田安則議員) もう一つ確認しておきたいことあります。 委員会で回答いただけなかったので、あえて聞かせていただきます。 今年度予算、南部人工授精センター負担金115万5,000円が拠出されます。 南城市内に、その人工授精センターにおいてそういう作業が行われると思いますけども、そこの受精卵であったり精液であったり、そういうものの検査はどういうふうにされておりますでしょうか。 それは一番の侵入ルートの高い、リスクの高い、ある意味一番リスクの高い業務です。それについての確認をどうされているか。
◎
農林水産部長(森山紹司) ただいまの件につきましては、今回、115万の予算、取り組みというのあったんですけど、これほとんどが牛のほうでして、豚については、それについてはありません。 県の聞き込みの中で、中央家畜保健衛生所のオナガさんという方から、館長から聞いたんですけど、豚の受精卵はやっておらず、市内では人工授精のみということであります。 以上です。
◆13番(
平田安則議員) 時間もありませんけれども、これ以上議論を深められませんけれども、よろしくお願いします。侵入ルートにならないようにですね。 あと、今日付の農業新聞、皆さんご覧になったかわかりませんけども、日本で、清浄国、豚肉を輸出できる国ということで、どこにも輸出できる国になっておりましたけども、この間、昨年から豚コレラ発生しまして、今は輸出できない国になってしまっています。 そういう意味で、1991年でしたか、ワクチンを使用して防止したんですけども、輸出できるようになるまでに23年間かかっております。それだけ、その病原菌の侵入を許してしまうとかなり重大なことになりますので、よろしくお願いいたします。 次、佐敷東地区の港湾計画についてですけれども、変更作業行われますけども、これは全部変更、一部変更、どういう作業がこれから行われますか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 港湾計画の変更に際しては、軽微な変更、一部変更、重変って言われています改訂っていう、大きく3つに分類されたかと思います。 改訂というのは、中城湾港全体の施設を対象として改訂となります。そうなりますと、地方港湾審議会、旧名称で言いますと中央港湾審議会の審議を経て、港湾計画に位置づけられるという形になりますので、今回の計画変更というのは、中城湾港全体の大がかりな変更になると御理解いただければというように思います。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 12時15分) (休憩 12時15分) 再開します。
◎
土木建築部長(玉城勉) 変更について、佐敷東地区の部分に限定してお答えいたします。 佐敷東地区につきましては、先ほど説明したとおり、中城湾港マリンタウン建設事業の一環として進められてきました。その中で、西原与那原地区についてはもう、ほぼ完成に近づいておりまして、佐敷地区と知念地区が残されておりました。 知念地区につきましては、旧知念村時代に計画をもう行わないという指針が出されて、計画上はそのまま残っている。佐敷東地区につきましても、合併した、たしか平成18年だったかと思いますけども、そのときの前市長の答弁の中で、地先海域、特に漁業等々、環境保全の観点から大きな見直しが必要だろうというふうな基本的な考え方を示されております。 その後、こういった大きな見直しの部分については一部変更にはなかなかなじまないということで、港湾改訂のときにやりましょうということで、県のほうからは話伺っていましたので、その後改訂がずっと先延ばし、先延ばしになりました。 話を元に戻しますと、中城湾港佐敷東地区については、やっぱり大がかりな見直しになろうかというふうに考えております。
◆13番(
平田安則議員) 大幅な見直しということで、先ほど答弁の中にも、周辺が抱える課題・問題等を再検証ということがありました。 あえて私はここで、これまで5回もそういう話をしましたというのは、その話の中、内容は、例えば佐敷地域の道路、佐敷区あたりで2車線道路が完全に分断、東西に分断されてます。災害時にそこで何かがあると東側と西側そこで完全に通行が遮断され、例えば応援活動とか消防活動、救助活動が完全に分断されてしまいます。そういう問題もあります。 それと、築島の状態、その築島によって、そこが整備されないがために、例えば兼久地区においては大雨のときに河口が閉塞されて、水のはけ口が海にない、だから当然、集落内に水が増水していく、そして浸水被害が発生していると、それもあります。 それと、先ほど仲伊保区であったり冨祖崎区であったり、その他、佐敷地区においても背後地の利用が、ほとんど有効な利用が図られてない。 それと、新開の護岸が、新開地区、埋め立てられたままの状態で長く放置されている。冨祖崎区においては、そこも河口が閉塞されて水がはかない、上流部で浸水被害が発生している。 これらの諸問題、本当に市民生活に係る大きな問題として存在してますんで、今後、変更される場合、そこら辺もしっかり検討課題に入れてやっていただきたいと思いますけども、部長いかがでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 御指摘の諸課題等々については我々も把握しております。 今回の港湾改訂に向けての非常に大きなポイントとなるのは、当初、沖縄県が事業主体となって進められていたものを今回見直すにあたって、かなり土地利用計画が変わってきます。その場合、事業化できるのかどうか、事業主体はもう県ではなくなる可能性が非常に大きいです。 ただし、中城湾港マリンタウン一体としてこれまで取り組んだ中で、背後地の住環境の整備について置き去りにされてきましたので、その部分については港湾とは切り離して考えるという話になりそうな雰囲気がございます。その部分については、やっぱり港湾と陸域という部分については一体の住環境の保全という部分が出てきますので、その辺も十分に念頭に置きながら、非常に厳しい県との協議になっていこうかというふうに考えております。
◆13番(
平田安則議員) しっかり理論武装されて、いろんな課題、その計画変更で解消できるように努力をお願いします。 もう時間ありませんので、マリーナ跡地について伺います。 港湾施設、問題ないということでしたけども、その港湾施設の形状変更等についても問題がないんでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 既設のマリーナの船だまりがあるということで、こういった背後地も含めて、こういった土地利用を港湾計画になっております。 今のヨットハーバーがある限りは同じような土地利用が図られていく。ただし、これは民間でつくりましたので、この新しい事業者がどのように活用していくかということが今後その周辺の土地利用に関わってくるかと思います。
◆13番(
平田安則議員) あと、土地、市有地の問題。売却も視野に入れながら検討ということでありますけれども、市長、施政方針で積極的に企業誘致ということもあります。検討じゃなくても売却しますっていうことにしたらいかかでしょうか。市長、よろしくお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 今、民間の企業の方も、相談に来てるということですので、そこら辺も進んでいくと思っております。
◆13番(
平田安則議員) もう時間もありませんので、民間の業者の方も、区の説明会ではなるべく早くオープンしたい、そういう意向もお持ちなようです。 ですから、南城市としても、やっぱり企業誘致、その近くのモクマオウ地区の利用計画等も含めて、早目に対応しなきゃいけないと思います。積極的な対応をよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 12時22分) (再開 13時30分)
○議長(国吉昌実) 再開します。 次の質問者、安谷屋正議員。
◆1番(安谷屋正議員) 春、3月、別れの季節でございます。去年の3月もたしかこのフレーズでスタートとしたと思うんですが。 例年であれば3月で退職なさる皆さんに対するエールもある中からスタートしていたんですが、午前の3名が質問事項をいっぱい抱えていまして、各々20分目いっぱい使っている状況で、そういう挨拶もなかったのかなというふうに理解して、私のほうから、この議場から井上福祉部長、そして、仲里
上下水道部長が退職ということになります。含めて、3月で退職なさる全ての職員の皆さんに、今後とも南城市の発展と市民福祉のために頑張っていただけるようエールを送りまして質問に行きたいと思っています。 それでは1点目、市内道路整備について。 (1)南部東道路整備の進捗状況については多くの市民が関心を寄せているところであり、那覇空港自動車道への直接乗り入れ及び早期開通に向けた住民大会も行われ、市商工会による要請行動が頻繁に行われているところである。 しかしながら、現状の工事進捗状況を見る限り、当初言われていた平成30年代前半の供用開始は困難な状況であると言わざるを得ない。そのような現状を受けて、以下についてお伺いいたします。 ①現在の工事進捗状況及び供用開始時期。 ②工事が思うように進まない要因は何か。 ③早期開通に向けた、市長及び関係部署による要請活動の有無(活動があったのであれば具体例の提示をお願いいたします) (2)県道17号線は市内の観光名所である玉泉洞へのアクセス道として非常に重要な路線であると考える。 湧稲国地区の道路拡幅については、もうこの点については同僚の玉城議員からも再三、一般質問がなされているところであります。市の観光振興の観点からも喫緊の課題だと思いますが、当該地区の現状と今後の対応についてお聞かせください。 (3)市内の道路整備がなかなか計画どおりに進まない要因の一つとして、予算要求に対して毎年3割程度の予算しかつかないことが挙げられると思われます。予算獲得に向けた市長の考えをお聞かせください。 大きい2点目、土地利用について。 先導的都市拠点として位置づけられているつきしろインターチェンジ付近の土地利用について、市の方針をお聞かせください。 ①区画整理事業導入の話が地権者から聞こえてきますが、現状の取り組みと今後の方針をお聞かせください。 ②施政方針の中で、当該地区への企業誘致に積極的に取り組むとうたわれていますが、企業誘致の成否は、当該地区の活性化のみならず、税収増や雇用拡大の観点からも大きな影響を及ぼすと考えられます。ぜひ、優良企業の誘致を実現していただきたいと思いますが、現状の取り組みと今後の方針をお聞かせください。 以上、よろしくお願いします。
◎
土木建築部長(玉城勉) それでは、安谷屋正議員の1点目、市内道路整備についての御質問にお答えいたします。 まず、南部東道路の整備についての①点目の現在の工事進捗状況及び供用開始時期については、4工区はほぼ用地取得を終えまして、平成31年度末の供用開始を目指して、橋梁及び道路改良工事を実施しているところであり、他の工区につきましては、3工区、2工区、5工区の順で整備を考えており、平成38年度の全線(2車線暫定)の供用開始を目指して取り組んでいくということでございました。 ②点目の工事が思うように進まない要因は何かについては、用地取得が思うように進まなかったことが挙げられるということでございました。 ③点目の早期開通に向けた、市長及び関係部署による要請活動の有無については、喫緊では昨年の11月に市商工会とともに財務省及び国土交通省、内閣府に対し、予算確保及び整備促進について要請を行っております。 続いて、県道17号線の湧稲国地区の道路拡幅については、頻繁に沖縄県に対し要請をしているといころなんですけれども、なかなか進んでいないというのが現状でございます。 予算要求額に対して毎年3割程度の予算しかつかないことについては、一括交付金のハード交付金であり、例年県全体での均等配分による割合とのことであります。よって、本市の場合も他市町村と同じように3、4割程度にとどまっているというのが現状でございます。
◎企画部長(當眞隆夫) 安谷屋正議員の2点目の土地利用についての①区画整理事業導入の現状の取り組みと今後の方針についてお答えします。 現状の取り組みといたしましては、区画整理事業導入の可能性を調査するまちづくり基本調査が終了し、地権者や地域による事業への理解や関心も高いことから、次の段階であるまちづくり事業調査を実施している段階であります。 今後の方針といたしましては、地権者等で構成する区画整理組合設立支援等を行ってまいりたいと考えております。 次に、企業誘致に対する現状の取り組みと今後の方針についてお答えします。 将来のまちづくりに関する
市民アンケートの中で、今後の土地利用として、企業誘致が必要であるとの回答が最上位となっており、市内での雇用の場の確保については市民の大きな期待が寄せられております。 また、同時に本市の東側地区では生活必需品が購入できる店が少ないと同時に、日常の買い物に対する生活の不便さは住民の大きな不満との結果も出ております。 その両方の課題を解決するためにも南部東道路つきしろインターチェンジという優位性を存分に発揮できるよう、区画整理の導入による用地の確保と併せて、商業施設の誘致による地域の活性化が必要であると考えております。
◆1番(安谷屋正議員) ありがとうございます。 今日の質問は、1点目と2点目とかなり関連する部分もございますので、前後したり、また絡めながらの質問になることもあろうかと思いますので、その辺は執行部の皆さんの対応をお願いしたいと思います。 まず最初に南部東道路についてですけれども、やっぱりこれも市民生活においても市民が期待するという点からいっても大きな関心事であります。そういう中で、平成28年の住民大会等から受けて、市の商工会を中心に何度か国のほうにも要請行動が行われております。 まず、その商工会が先頭に立って国への要請行動を行っている。その事実について市長、副市長、どのように評価なさっているのか、各々答弁お願いできますでしょうか。
◎副市長(新屋勉) 商工会におきましては、前回、南城市内の団体も含めて総決起大会をしたことがあります。 そして、昨年は国のほうに要請ということで、市長が議会中だったものですから、担当課長を同行させて要請したんですが、そういう意味での市内の取りまとめ、そういうことがあって、市としても南部東道路の整備促進につながると思っております。
◎市長(瑞慶覧長敏) 住民大会もかつて行われたということですので、非常に重く受けとめております。 それから、やっぱり南部東道路というのは住民生活にも影響します。それから、観光産業にも影響します。それから、商業全般にも影響するところですので、早期に実現に向けていただくよう、県のほうにも積極的に働きかけていきたいと思っております。
◆1番(安谷屋正議員) ありがとうございます。 南部東道路の早期開通に対しては、やっぱり市長、副市長とも強いお気持ちをお持ちであるというふうに理解いたします。 先ほどの副市長の答弁でありますと、市長はそのとき臨時議会の最中で出席できなかったと思います。そのときに、副市長ではなく担当課長が同行したということのように認識しますけども。 その要請に対して、市長としては今までまだ一度も参加してないという認識でよろしいでしょうか。
◎市長(瑞慶覧長敏) 一度、別件ではあったんですけれども、経済産業省、それから、国土交通省の担当の方には東京のほうで南部東についても、別件ではあるんだけども今日はこれもお願いしますということは伝えております。
◆1番(安谷屋正議員) そうであればいいのかな。ただ、もっと回数含めて、スピード感を持って要請することによって結果も出てくると思いますので、その辺のところはしっかりお願いしたいと思うのですが。 これ去年の3月議会のときに照喜名智議員の質問の中でも取り上げた中で、国政与党とのパイプも活用しながら要請行動したらどうかという意見に対して、市長も、あらゆるパイプをつなぎながら、そういったことも当然、協力してもらえるんであればそこも検討の中に入れて要請行動をやっていきたいと、それが私の思いですよというような答弁もございました。 その点について、再度お伺いしますが、今の国政与党と言われているところとのルート、その辺も含めて関係性の構築に対しての動きはございますでしょうか。
◎市長(瑞慶覧長敏) かつて私も国会で与党の側に立っていた時期もありましたので、その重要性というのはわかっておりますので、ですから、昨年はそういう答弁もしていますし、今後も積極的にそういうパイプというのは、市民生活に関しては、政党とかそういうのは余り関係なく、そのときの与党にしっかりと働きかけるというのはとても重要なことでございます。しっかりやってまいります。
◆1番(安谷屋正議員) 今の件はかなり答弁もしづらい部分もあるのかなとは思いますけれども。 実を言うと、去年の3月の議会では、照喜名議員からははっきりと西銘恒三郎代議士という名前を出した上での案内に対して、そういった形で協力を求められるのであれば協力を求めていくというような返答があったものですから、その後の進捗、どういう歩み寄りがあったのかというのが気になって今、聞いたんですけど、今の返答からいくと、なかなかその辺に対しての進捗はないのかなというふうに推察いたします。 今、市長のお言葉にもありましたが、こういう予算行動、市民生活、県民生活を考えたときには、そういう政党とかそういったものを超えて、その時点の国政与党に対してやっぱり要請をやっていくのがもっともだというような発言もございました。 実を言うとですね、私たちも1月末に内閣府のほう、国交省のほうに意見交換しに行かせていただきましたが、まさしく内閣府の担当の方からそのような言葉がございました。 どこの首長もそういう政治的なものは抜きにして、予算獲得に向けてみんな挨拶に来るんだと。お願いしにきたところが当然、話題に上ると。 しかしながら、沖縄については、沖縄の戦後の特殊事情を鑑みて、まず要求された予算については、なかなか減額とか、そういうことは内閣府のほうではないですよというような返事までもらっています。 ですので、市長が動くことによって、結果はおのずとついてくると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 そこでですね、南部東道路の予算が、先ほどから工事が進まない、なかなか用地買収が進まないというふうな話がございましたが、例年、この10年近く、17億ぐらいの予算で推移していたものが、今度、23億6,000万という予算がついたという情報が入っておりますが、その件に関して担当部長のほうで情報はお持ちでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 南部東道路の予算につきましては、これまで約5年ほどになろうかと思っているんですけど、議員御指摘のように17、15、16億というものが続いておりました。 これというのは、ずっと平均同じ額できていたものですから、当初は県のほうから、17億程度になるんじゃないかというふうな話を聞いておりました。 それで、その後に23億6,000万ほどに認められる可能性がありますよという情報は聞いているということでございます。
◆1番(安谷屋正議員) 情報によると23億6,000万、なおかつ今、県の回答のほうでは工事の進め方として、4工区がほぼ用地取得も終わって、31年度に一部供用開始すると。あとは3工区、2工区、それから5工区。 いわゆる今、5工区と言われているのが、玉城インターからつきしろインターですね。その区間ということであるんですが、今回の予算で5工区に対しての土地、用地買収の予算として3億ついているというような情報がございます。 これがですね市長、やっぱりそういうことが成果なんですよね。商工会が関係団体等含めて、事細かに、毎回、回数を重ねていくことによって、そういうことがやっぱり達成できたんだろうというふうに思います。 そういうことを鑑みて、やっぱり早期に、次年度の予算が今、こういう形で17億から23億にアップされるだろうと。多分、今後、衆議院も通過していますので、国の予算は今月で固まると思いますので動かないと思うんですが。 そういったことを顧みて市長、もう一度、国に対して南部東道路の予算獲得に向けて、これは県の事業ではあるんですけれども、つきしろの土地利用、区画整理、そういったまちづくりにも影響しますので、そこのところを、情報発信しながら要請に行く気持ちが、つもりがあるのか、行くとすればいつ頃行くのか、その辺をお聞かせ願えますか。
◎市長(瑞慶覧長敏) 県のほうとは、要請に関しては常に情報交換していますし、近々、知事の予定もとれるかなというところまできています。 ですから、県のほうには、南城市がこの南部東道路ができることによって、南城市が発展すると。南城市が発展することによって県全体ももっと発展するんだということも強調しながら、そういったことも情報交換しながら、県ともタイアップしながら、県はまた強く国にも言えるような、そういうことも含めてしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 13時50分) (再開 13時51分)
○議長(国吉昌実) 再開します。
◎市長(瑞慶覧長敏) 県事業ですので、県も一緒になって国にも要請をするという形でということを思っております。
◆1番(安谷屋正議員) ぜひ期待いたします。 これは予算編成に関しては32年度の事業になりますかね、その予算に関してはまた、もう多分5月、6月にはヒアリング等終わるはずですから、そのタイミングを失ってしまうとなかなかいつ予算がつくのかがわからないっていうところがありますので、ぜひできれば5月ぐらいまでには行けるような努力をしていただきたいと思うんですが、そこに対しての見解をお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 努力してまいります。
◆1番(安谷屋正議員) しっかりと予算のヒアリング等が、国の予算のヒアリングも終わる前に、県も一緒に要請行動をしていただけると、そのように理解してこの件は通っていきたいと思います。 ちょっと前後しますけども、南城市のまちづくり等を考えたときにやっぱり背骨となるだろうこの南部東道路の開通がより早くなることによって、企業誘致、その辺も進むでしょうし、区画整理も進むだろうと思っております。 それだけではもう、南部東道路を抜きになかなかまちづくりが、計画が思うようにできないというのかな、そのようなところもありますので、ぜひ頑張っていただきたいなと思っております。 一旦、湧稲国のほうに行きたいと思うんですが。 この県道17号線、そこの拡幅に関しては先ほど口頭でも申し上げましたが、玉城健議員から再三、取り上げられている中で、前回の6月のほうでも市長、そのときの答弁ずっと考えながら聞いていたんですけれども、市長の言葉として玉城議員からの、ぜひ動いてほしいという要請に対して、私のほうで、市長で動いてその事態を打開できるということであれば汗をかきたいというふうな答弁になっていますよね。 その湧稲国の件に関して、地権者もろもろ、あと、県のほうにどういった行動を市長がなさったのかお聞かせ願えますか。
◎市長(瑞慶覧長敏) まずは、その地権者の方々を含めて、どういう状況かというのをいろいろ私も調べさせてもらいました。 当然、県にも話はしているんですけれども、関係者の方々とまず直接お会いしたいなという思いは持っております。ただ、そこが一番肝心かなめですけど、なかなか難しくてお会いできてないんですよね。 ですから、今後はそこも含めて何とか早くお会いして、そこから1歩、2歩、進めると思っておりますので、そういうふうに持って行きたいと思っております。
◆1番(安谷屋正議員) 今の、なかなか会えてないというのは地権者と会えてないという理解でよろしいんですかね。県のほうには17号線の湧稲国の道路拡幅に関しての意見交換なり、要請なりというのはまだなさっていないという認識でよろしいですか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 13時55分) (再開 13時55分) 再開します。
◎市長(瑞慶覧長敏) 要請を文書でやったかどうかというのをまず確認させてください。今の時点では資料がありませんので。 ただ、土木部長には何度か話はさせていただいております。
◆1番(安谷屋正議員) 土木部長のほうには話をしているということで。 今の答弁からいきますと、市長が直接、県に対して動いたことではないというふうに理解いたしますが、市長の思いを受けて土建部長から要請するというのは、これも市のスタンスですのでそれは評価いたしますが。 今回、あえてこの17号線の件取り上げたのは、実を言いますと、これもまた県の土建部のほうと我々ゆまぢり会とニライ会、両会派で意見交換させていただいたときに、県の担当のほうからこの17号線に関しては僕らももうずっと問題になっていて、市の玉泉洞が控えているし、そこを通過してのまた摩文仁とか、そういった戦跡めぐり、南部の観光にも寄与するような道路だという意見交換の中から、担当者のほうからは、今、問題になっている地権者、仮設道路を造ってやる工法とかいろんな検討しているんだけども、地権者の同意が得られない。そういう中で、そこを触らなくてもできるような工法を検討するというような返事をいただいたんですよ。 それであえて今回、この質問を上げていますので、今後この17号線に関してはかなり可能性の高い状況まできているのかなと。皆さんも通ってて、あの不自由さ十分理解していると思いますので、ぜひ早急に市長のほうから、市のトップとして県のほうにぜひ要請活動をしていただきたいと思いますが、その件について、見解をよろしくお願いいたします。
◎市長(瑞慶覧長敏) そこはしっかりと県と詰めていきたいと思っております。 どういう方法ができるのかも含めて、今、安谷屋正議員の提供していただいた情報を含めて、本当に早く進めていきたいなと思っております。
◆1番(安谷屋正議員) 我々の感触からいえば、かなり期待の持てる状況まで来てると思いますので、後はもう一押しも二押しも、やっぱりそこは、トップが動くと動かないとでは全然違うと思うんですよ。その加速度も違ってくると思います。 そういう点では、先ほど後ろのほうから入れ知恵というか、南部東道路の予算が総額380億という中で、今、執行されているのが80億、残りの300。今の、到底17億ではどうしようもないところ、商工会の要請とか、そういったもので今、23億ぐらいまで上がっている。 そういう中で、県のほうとしては予算がつけば、今の現場事務所を格上げして人員を増やして工事を進めていくと。用地買収が済むところを先に手をつけてくれという、これは用地買収ができるところを先につけてくれというのは国交省のほうでした。 国交省のほうは、B/Cを考えて3、2、1にいきなさいというような指導があって、県はそこに進んでいるという話もあったんですが、国交省の担当の方は、そういったことは国交省から指示することはあり得ないと。内閣府のほうも、用買が済むところから先に進めるべきだというような話もございました。 そういう中では、予算をまだいまだに23億では到底、そういうのをスピード感を持って市民生活のためにぜひ実現させていただきたいと思いますので、返す返すもぜひ、要請のほうよろしくお願いしたいと思います。 あと、今、つきしろの企業誘致についてですけど、新聞報道であれだけ大々的に取り上げられたわけですよね。そういう中で、今なかなか、どの企業とやっているとかっていうのは言えないところがあるのかもしれないんですけれども、休憩中で構いませんので、今どういった。 すみません、休憩してもらっていいですか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時01分) (再開 14時01分) 再開します。
◆1番(安谷屋正議員) 企業誘致に関しては、今、休憩をとってもらった中で、調整してもなかなか返答ができないと。 これやっぱり公表できない部分だと思うんですよね。新聞報道の中にも、その取り上げられている会社のほうからは、まだ決定事項じゃないという中で、社名も伏せた上で地権者に対しては交渉に当たったというふうな経緯があります。 その中で、新聞に出てしまう。新聞に出たからには、関係者って書かれていましたけど、インタビューを受けてそこまで表だって事が公表されるような結果になっていると思うんですよね。 今、この場で犯人捜しとか、そういうわけにはいきませんので、言い方悪いんですけども、心当たりのある方がいらっしゃるんであれば、その辺を注意していただきたいなと。 実を言いますと、もう地権者の間では、到底、こんな金額では売れないよとか、幾らぐらいになるのかねというような期待の声が大変大きゅうございます。 そうなってくるとまた今、市がやろうとしている、協力してやっていこうとしているあの辺の開発、区画整理ですかね、そういったものにも大きな影響が出てくるかと思いますので、その辺のまず、新聞報道に至った点について、まず一言見解だけ市長のほうからお聞かせ願えればお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 報道に関しては、この場ではコメントは差し控えたいと思います。 固有名詞が出たものですから、今、安谷屋議員がおっしゃっていた影響等も出始めているということだと思います。 ただ、市の担当職員はそれでも一生懸命、この固有とかではなくて、全体の土地利用計画、今までやっている計画ですので、それを今、粛々と進めているということでございます。
◆1番(安谷屋正議員) そういう形でなかなか、いきなり新聞報道、マスコミ報道、そういったことになってしまうこと自体がちょっと本当にこの情報統制っていうのか、その辺に関してもちょっと気になるところありますので、そこはぜひ気をつけていただきたいなと思います。 最後に本当に返す返すになるようで悪いんですけども、つきしろ地区の企業誘致、そして、向こうのまちづくりは、答弁にもありましたけれども、懸念となっている南城市の東部地域の発展には欠かせないことだと思います。それに付随して南部東道路の早期開通もぜひともやり遂げないといけないし、大変必要なことになってくると思います。 最後にもう一度、要請行動とか、県、国に対しての要請、まちづくりに向けて、東道路に向けて、市長の思いを最後に聞かせていただいて終わりたいと思います。よろしくお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 今後の南城市のまちづくりにとって、道路行政も非常に重要になってまいります。観光客も多く参ってまいりますので、そういった意味では、早期にそういったまちづくりを整えるようなインフラ整備をやっていくというのは非常に重要でございますので、今後も引き続き県を初め、国を初め、しっかりと強く要請してまいります。
◆1番(安谷屋正議員) 最後に、先ほど、国のほうにも5月を目途に行くという言葉を信じておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
○議長(国吉昌実) 次の質問者、
中村直哉議員。
◆14番(
中村直哉議員) こんにちは。 通告に従いまして、発言事項を4点通告してございます。 通常ですと、4点一括で質問して再質問という形をとっていましたが、今回は1件、1件やってみたいなと思います。 まず、1点目、人材派遣について。 熊本県宇土市や南城市商工会に職員を派遣し、災害復旧や情報の共有に活用されていると理解をしております。しかしながら、計画の途中で派遣を中止するとの情報がございます。そこで以下について伺います。 ①情報は事実か伺います。 ②相手先との話し合いを経て決定したのか伺います。 ③感情のもつれ等あると思いますが、今後影響がないのかどうか伺いたいと思います。 先ほど申し上げましたように、以下3点につきましては自席で質問したいと思います。よろしくお願いします。
◎総務部長(知念哲雄) 中村議員の人材派遣についての御質問にお答えします。 まず1点目、派遣の中止ということは事実かということの御質問でございますけれども、これは中止ではなくて、派遣を終了するということでございます。 次に、2点目の相手方との話し合いを経て決定したのかということでございますけれども、派遣先との協議は十分に行っております。宇土市につきましては、熊本のほうまで出向きまして調整させていただいております。 3点目、今後の影響についてですけれども、まず、派遣していた職員は、それぞれ関係する部署に配置をしまして、今後もサポート体制等をとれるような体制をとっていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
◆14番(
中村直哉議員) 影響はないということで、私が通告した中止という形ではなくて、派遣が終了したということで理解をしたいと思います。 その点について、責任者は副市長になるんですかね。副市長に少し所見を伺いたいと思うのですが。 商工会については、いろいろな災害協定とかやりながら、いろんなまちづくりのともにやってきたという部分があって、確かに先ほど部長が言ったように、しっかり協議した上で派遣を中止したということでもありますけれども、副市長の認識としてそれはそれで、今後も良好な関係で保ちながら、そういう形がやっていけるのか。そして、我々も宇土市のほうにもお邪魔させていただきました。すごく喜ばれている中で、まだ復興も道半ばという中でそれを終了するということについて、副市長の所見。 そして、もう一点、通告は派遣のところですけど、他にも派遣しているのがあります。フィリピンのビクトリアス市とか、あれはJICAの事業でやっていますけれども、あるいは県庁、あるいは総合事務局、国のほうですね。そういった形の出向の部分は今後どのような形でやっていくのか、その辺の方向性を伺わせてください。お願いします。
◎副市長(新屋勉)
中村直哉議員の再質問にお答えします。 宇土市の件は先ほど総務部長からあったように、協議の上で派遣は終了ということであります。 商工会についても、商工会のほうと調整をした上で、市の少ない人材の中でどうすれば有効に活用できるかというのを含めて調整した上で決めたものであります。 以上です。
◆14番(
中村直哉議員) 人材交流、人材派遣につきましては、お互いにメリットがあるということで理解をしたいと思います。 この施政方針の中にもありましたけれども、今後の人口減少の中でAIの活用とか、そういった方向性を保ちながら、また、派遣している職員を派遣が終了して帰ってくるという、また継続という形ではなくて終了という形をとって職員が来て、継続的にそういう良好な関係を保っていくよというのは理解しますけども、少しまだ疑問が残ってくるのかなという気がしております。 そういう部分では、今、副市長からあったように、しっかりとサポートをやっていただいて、商工会においても市が、委員会でもありましたけれども、様々な事業をやっていただいている部分もあるので、そういった橋渡しですね、そういった部分での役割も担っていたのかなという気もしておりますので、その部分での欠落がないような形で進めていただきたいと思います。 発言事項の2点目に移りたいと思います。 国民健康保険税についてであります。 国保税につきましては、県が示す2024年度からの全市町村の保険税統一化に向けて、31年度以降は段階的に税率改正を検討すると過去の議会で答弁がありました。 今回、31年度は改正に至っていないようですが、今後の方向性について伺わせてください。お願いします。
◎市民部長(城間みゆき)
中村直哉議員の保険税統一化へ向けての今後の方向性についての御質問にお答えいたします。 過去にも答弁したところですが、沖縄県は国民健康保険運営方針において、保険税の統一化については平成36年度からの実施を目指すものとしています。本市においても沖縄県の方針に沿っていく考えであります。 被保険者にとって急激な負担増にならないよう配慮しつつ、31年度は適切な保険税率の設定に向けて検討を行う予定でございます。
◆14番(
中村直哉議員) 今回、質問取り上げたのは、昨年度も少し、5月の臨時会でしたかね、そのときに質疑という形で議論させていただきましたが、今、南城市の1人あたりの年間平均が約7万円という、約7万3,000円の保険税があって、これでも県が求める金額よりはかなり少なく、県は10万ぐらい徴収すべきだよということを言っているけど、市は7万3,000円に抑えていると。 今後、県の方針に従うと、これは仮算定の中なので、本算定額は変わってくるかと思いますけれども、先日、少し勉強させていただいた資料によりますと、県が統一した際に、県の平均をした場合は9万4,000円。そうすると2万1,000円の増になると。 あるいは、各市町村でそれぞれこの金額を徴収してくださいということに沿っていくと、10万7,000円という仮算定の結果が出ています。そうすると、1人あたり3万4,000円の負担が増になると。 その増になるのをどうやって減らしていくかという議論をさせていただきたいなと思っております。 これは委員会の中でもいろいろ各委員会でもありましたけれども、やはり国民健康保険、今実際に国保に加入している人だけの問題ではなくて、社保に加入されている方もいずれまた国保、あるいは後期高齢という形でお世話になる。 そういう中でみんなで保険税を負担していく中で、保険税を少しでも安くしていく所管の皆さんの頑張り、あるいは市民の意識を共有しながら、負担を少しでも減らしていく、その方策について何かあれば、今やっていることの繰り返しになるかもしれないんですけれども、部長からあればぜひお願いします。
◎市民部長(城間みゆき) 中村議員の再質問にお答えいたします。 御承知のとおり、南城市は合併依頼ずっと赤字続きで、平成29年度決算までに30億余り一般会計からの繰り入れがございます。30年度も赤字であろうと予想しているところでございます。 年々、医療の高度化、治療の高度化により、医療費が高くなっているのも事実でございまして、医療費を抑制していくのは非常に厳しいのかなと。 私たちで今目指しているのは、伸び率を抑えたいなということで、今やっているところでございます。 それはもう、それぞれ市民がそれぞれで健康づくりをしていただきたいというのと、私たちが声を大にして訴えているのは、特定健診を受けて自分の健康状態を認識していただきたい。早期発見、早期治療をして重症化予防に努めていただきたいというのが今、担当課で切に願っているところでございます。
◆14番(
中村直哉議員) 医療費が高騰すれば、その分保険税にはね返ってくるので医療費をなるべく下げていきたいと。そのためには特定健診を市民がしっかり受けて、自分の健康状態を把握しながら重症化につながらないような、早期発見、早期治療をしっかりやっていただきたいということなので、なかなか若い人は特定健診の受診率が低いというのがありますので、今後、我々も議会も、そういう機会があればそれ大にして言って、委員会の中でもありましたけれども、治療費に年間70万から80万ぐらいかかっているけれども、実際これがほっといて重症化して人工透析を受けた場合には500万から800万ぐらいの年間の費用がかかると。 要は、重症化すると500万から800万かかるけれども、それを抑えるためにしっかり治療を受ければ10分の1の医療費で済むと。それが結果的に国保税にはね返ってくるということで理解したいと思います。 その辺を我々議会としても、また、執行部の皆さんにもさらに頑張っていただきたいなと思いますので、ぜひこの5年間、最終的には方向性があと何カ月かして、何年かしたら決定してくると思いますので、そのときに負担が少しでも減るような取り組みをさらに頑張っていただけることを期待しております。 最後に市長、この件で国保の税金について、今、赤字補填の部分も出ておりましたけれども、やはり保険税は少しは上がっていくだろうなという中で、一般会計からの赤字補填も必要だと思います。 そういった部分での市長の所見を最後、この部分についてお聞きしたいと思います。お願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 本当に市民が今の健康をずっと維持していくというのが最も肝心なところだと思います。その上で早期健診してくださいと、特定健診も早くやってくださいということですので。 それ以外にも担当課のほうで民間とのタイアップもしながら健診を受けるような方策も去年からスタートしていっておりますので、今年度もプラスアルファで何かもっといいアイデアが出ることも期待をしながら担当課と一緒になって市民の健康づくりに励んでいきたいと思っています。
◆14番(
中村直哉議員) 国保については国からの支援金が増になれば、かなり楽になるんじゃないかなという気もするんですけれども、実は自分も特定健診を受けて保健指導を受けているので余り大きな声では言えないんですけど、しっかり頑張っていきたいなと思っております。 次に行きたいと思います。 3点目です。施政方針についてであります。 今回は2点取り上げております。 施政方針については、この当初予算を組む3月の議会に市長から向こう1年間の施政の方針として伺わせていただいております。この施政方針を聞いて市民は、どういったまちづくりが実現するんだろうということで大きく期待をしていくところでありますけれども。 去年、市長が初めての施政方針を述べられて、この1年間比較したときに少し気になる点があったので、2点お願いします。 まず1点目、児童館については未整備地区への設置を引き続き検討しますとあります。昨年も玉城小学校区と船越小学校区が未整備なので、整備を検討するというふうな施政方針がありました。 これまでのこの1年間の検討状況、そして今後の方向性を、玉城小学校区、船越小学校区それぞれ伺いたいと思います。 ②公園については、市民ニーズ及び地域特性に応じた公園のあり方、再整備方針などの検討を行い公園・緑地再整備計画の策定に取り組むとありました。昨年の施政方針にありましたトイレ、器具、遊具の補修について具体的な成果を伺います。よろしくお願いします。
◎福祉部長(井上英之) こんにちは。
中村直哉議員の3点目の1、児童館の未整備地区への整備について、玉小校区、船小校区のこれまでの検討状況と今後の方向性についてお答えします。 まず、船小校区は、船越公民館との併設案や単独建設案がありますが、両案ともに地域住民との合意形成、建設補助メニューが乏しいなど課題があります。用地の確保、財源の確保等について今後、引き続き検討してまいりたいと思っております。 玉小校区につきましても、船小校区と同様の課題があり、今後の検討となります。
◎
土木建築部長(玉城勉)
中村直哉議員の3、施政方針についての②点目の御質問についてお答えいたします。 トイレを有する公園につきましては、10カ所、遊具を備えている公園は5カ所ございます。スポーツ施設を有する内原公園と冨祖崎公園については生涯学習課、それ以外の公園につきましては都市建設課が維持管理を所管しております。 昨年の全体での公園内のトイレの修繕につきましては10件、便器の取り替え工事が1件となっており、遊具については4、5件ほどがございました。
◆14番(
中村直哉議員) 児童館から行きたいと思います。 まず、船越小学校区ですけれども、併設と単独でいろいろ検討しているということですけれども、船越区民への説明会が一昨年の暮れにあったかと思います。その中では併設を説明されて、船越区としては、それを総会に報告上げてあるわけです。 その後、いろいろな議論があって、そのような状況になっていると思いますけど、船越区のなかでは併設を説明受けて、それを総会に報告事項として説明している。そこでとまっているんですよ。ですから、船越区はほとんどの方々が総会事項での併設というのにまだ期待を持っている。 ただ、現状としていろいろな、分離がいいんじゃないかという議論があるのでそういう形になっていると思うんですけど、それをしっかり船越区のほうにまず説明しないと、向こうは総会の中でも議論していますので、区の最高機関である総会で報告されたものを今、市がいろんな検討でとまっているので、それはしっかり、新年度にかかるこのタイミングで、また4月には総会もあるでしょうから、今こういう事情でとまっているよという説明をしていただきたいなと思います。ぜひよろしくお願いします。 玉城小学校区についてですけど、船越と同じような形で検討はこれからだよっていうことです。それについてはわかります。予算も残念ながらついていない。これは委員会の中でも話がありましたので、予算もないのでなかなか調査もできないのかなと思いますけれども。 やはり、施政方針にうたわれている以上は、市民としては、何らかの動きがあるのかなという期待も寄せていきます。その中で少しでも、いついつまでに建設する、あるいは建設は間違いなくやろうねと、その辺を聞けることが市民にとっては、期待をしているわけなので、その辺を、これは施政方針なので、市長の考え方も聞かせていただきたいんですけど、自分なりにちょっと調べてみました。 この児童館については補助金が低い、県の補助金、国の補助金が低いので単費でやるには、なかなか厳しいものがあるというのも状況は理解します。 ただ、今回、議案にもあった石油貯蔵施設の対策交付金、これを利活用して児童館を建設した他の自治体ですけど、そういう事例もあります。 単純に交付金が一緒じゃないので、南城市においてもそれをやってくださいとかいうことも、なかなかできないと思うんですけど、そういう例もある。 それと、県の教育大綱の中にも、各小学校区には1校ずつ児童館は建設することが望ましいと。そういう、教育大綱の中でもうたわれている。でも、県は動かない。 じゃあそこから県のほうにしっかり要請をして、補助金をつけてくれと、それはトップである、首長である市長の仕事でもあるのかなというふうに思いますので、その辺を含めた市長の所見をお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 施政方針の中でうたっております。私も当然、児童館の建設に関しては、ずっと気にしているところでございます。ただ、まだ結果を出していないことに関しては、区の皆さんに本当に申しわけないなと思っております。 来年度に向けても、最重要課題の一つでございます。今、中村議員がおっしゃっていた、別の補助事業とかそういうのもあるんじゃないかということですので、そこら辺も探りながら県とも意見交換をしながら前に進めてまいりたいと思っております。
◆14番(
中村直哉議員) 児童館については、ぜひよろしくお願いします。 建設費用がネックであれば、玉城小学校区の場合は屋嘉部公民館の利活用とか中央公民館とか、そういうのも検討の余地はあるかと思います。 僕、委員会の中でも言いましたけど、今、各区では公民館を活用した収益を上げる方策というのもいろいろ検討しないといけない時期になっていますので、當山の公民館には子供の居場所づくりということでやっている。そういう意味では、例えば屋嘉部区と相談して、屋嘉部区の公民館の前を活動できるようなことも検討できるのかなと。 あるいは、近くには中央公民館もあります。中央公民館も大ホール、サークルで使っている日もあるし、ない日もある。その辺は調整は必要かもしれませんけど、利活用も可能じゃないかなということがありますので、その辺はぜひ、検討の余地はあるだろうと思いますので、建設予算は低く抑えて、あとは運営の部分ですので、十分検討はできると思いますので、ぜひそれはお願いしたいと思います。 それについて何かあれば。なければ、ないでいいですけど。
◎福祉部長(井上英之) いずれにしても、両小学校区には児童館は必要だということで、これまでもお伝えしているところでございますけれども、最大のネック、両地区に市有地がない。それの用地選定もありますし、効果的な補助メニューがないということで、かなりの予算をかけなければいけない。 補助メニューが、石油備蓄とかいうのがありましたけれど、活用した事例としては西原町なんですけれども、向こうは年間6,500万円あったんですよ。これを2カ年間積み立てて、ほぼこれで賄うことができたと。向こうなりにできた理由があって、本市でも活用できる自己財源等があれば、いずれにしても単独案、併設案、早目に方向性を決めて、船越区の方々、あるいは玉小地区の方々と協議を重ねながら方向性を決めていきたいと思います。
◆14番(
中村直哉議員) 公園について、再確認します。 先ほど、いろいろやりましたということでしたけれども、内原公園については管理人が2月からいなくなって、照明が自動でできなくて手動でやっている。その手動でやっていた管理人がいないために、健康器具の電気も使えないと、あるいはグラウンドの近くのフェンスも去年の台風24号ですか、そのときに倒れたままになっていると。そういう情報もあります。 ですので、その辺をしっかり把握していただいて修理した上で、次の再整備計画を作っていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 内原公園の周囲フェンスについては、昨年の9月の台風で壊れたものであります。 新年度予算で計上していますので、本年度で整備したいと考えております。
◎
土木建築部長(玉城勉) 公園緑地の再整備計画の御質問がございましたので、私のほうからお答えしたいと思います。 先ほど答弁で言ったように、南城市の公園、いろんな公園がございまして、維持管理の所管課が分散している。歴史関係の部分については文化課が所管したりとか、いろんな部分があります。 それはなぜかというと、合併に伴って、南城市の公園緑地等につきましては、いろんな種別が混在する、なおかつ各地域にいろんなものが、小規模から大規模まで分散してしまっている。そうすると、管理の所管課がばらばらになっていまして、その維持管理は非常に効率性に欠けると。なおかつ老朽化しているということがございまして、今回御指摘の公園緑地再整備計画においては、大きく2つの視点でやっております。 今、混在していろんな種別のものの公園の位置づけを明確化していく。それに伴って、統廃合を含めてリニューアルも含めて、どんな公園配置が将来的には望ましいかという整理をするのがまず一点。 あと、もう一点が公園を改修する場合は単独ではできません。補助事業を入れていくためには、社会資本整備総合交付金事業というものを活用して、補助事業を導入しながら改修、もしくは維持管理にあたっていくという形になります。 そういったことから、こういった補助事業を導入するためにこれを進めていきながら、維持管理についても対応していきたいというふうに考えております。
◆14番(
中村直哉議員) 去年の施政方針で修繕とかやりますよということがあって、今年はまた再整備計画を策定しますよという流れがあるので、しっかり修理とかはやった上でそれに臨んでほしいという、私の発言だというふうに理解してください。 最後に移ります。 政策調整室についてでありますが、4月から機構改革により新設される政策調整室についてどのような事務を所管するのか伺います。よろしくお願いします。
◎企画部長(當眞隆夫)
中村直哉議員の政策調整室の所管事務についてお答えいたします。 政策調整室では、新しい政策の立案、役所内で横断的に進める必要のある政策の調整、PPPなどの公民連携に関する調査研究、企業誘致プロジェクト、再生可能エネルギーに関すること、また、市長がまちづくりに必要と判断した施策で、横断的に進める必要がある場合の事務調整などが主な所管事務となります。
◆14番(
中村直哉議員) さった2月12日に全員協議会がありまして、その中で副市長から、市長公約の実現に向けた具体策を練るプロジェクト推進係を創設するという説明がありました。 これまでたびたび公約に対する議論は本会議でもありましたけど、なかなか市長の公約というものを再確認する機会もありませんでしたので、せっかくの機会ですので、市長が市長選のときに市民と約束した公約、政策というものが詳細が何なのか、ぜひ伺わせていただきたいと思います。 その中で、政策調整室が所管するものは何なのか、ぜひ市長から聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) それ以外にも、市長になって後もいろんなところからもアプローチも来ていますので、その中でやはりそういうものをやっていくには横断的な部署も必要だろうということもございました。 それから、市の中でも機構改革というのはずっと掲げている課題だということもあったので、昨年1年をかけて機構改革を行ってまいりました。 具体的に市長がまちづくりに必要としている政策に関しては、当然、子どものまち宣言がございます。それから、若者の夢実現委員会、産業振興プロジェクト、あるいは農業、循環型農業ですね。 そういったもろもろは、実は全て横断的なことになってまいります。 子どものまち宣言に関しては、政策調整室は直接担当するわけではなくて、総合的な取りまとめということになります。 少しイメージが湧きづらいかとは思うんですけれども、今後、4月以降そういうことも含めて具体的なことは見えてくるかと思いますので、ぜひそこら辺は、4月以降御期待いただきたいと思います。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時38分) (再開 14時42分) 再開します。
◎市長(瑞慶覧長敏) 市民のための優しい政策ということで8つの主な項目を挙げました。 まず、南城市の子どものまち宣言、それから、小中学校のクーラー設置、それから、貧困家庭児童の支援を拡充する、それから、若者の抱える問題ですね、若者の夢実現委員会、雇用も含めて作っていくと。それから、交通弱者のためのなんじぃバスはできるだけ無料化に努めていくと。それから、6番目が市道とか壊れたガードレール等、危険な公共施設は直していく。それから7番目、産業振興プロジェクトを立ち上げて、雇用の増える産業振興を作っていくと。それから、最後が建白書の実現に向けて取り組んでいくと。大きくこの8点でございます。
◆14番(
中村直哉議員) 大きく分けて8点の公約があって、それの実現に向けて新たに政策調整室でいろいろ政策を練っていくということで理解をしたいと思います。 その中で、市道の部分については、例えばこれは土木建築部、貧困については福祉部とか、いろいろあると思うんですけど、それは全て横断的な部分に係るので政策調整室。ただ、子どものまち宣言については、これまでの経緯もあるので福祉部のほうで所管してもらうと、そういう理解でよろしいですか。
◎市長(瑞慶覧長敏) 細かい仕事の分担に関しては、これからまた詰めてまいります。 子どものまち宣言に関しては、福祉部の中に子育て支援課というのを新しく設ける予定です。御存じだと思うんですけども、そこを中心にしながらやっていくと。 ただ、子供の子育てのことに関しては、極端に言うと全ての部に関わっていきますので、そこの総合調整は政策調整室でやっていくという、そういうイメージで考えてください。
◆14番(
中村直哉議員) 理解しました。 子どものまち宣言については、去年からの動きの中で、福祉部が担当しているという流れで理解するんですけど、市長がおっしゃったように横断的な部分もたくさんある、子どものまち宣言はですね。だからこそ、政策調整室を作ったのかなと理解をしているわけですよ。 その中で、いや、それだけは子育て支援課でやるよと。それは委員会の中でもそういうふうに答弁もらったんですけど、その後、新聞報道で見ると、福祉部長も退職される、参事は人事異動で移る、児童家庭課長は退職する、副参事は異動する。この1年間関係していた皆さん、課長以上はもうみんないなくなっちゃうわけですよね。 そうすると、改めて政策調整室なのかなという気もしたところであるので、それで確認をさせていただきましたけど、しっかりその辺については、横断的な部分については政策調整室、それと、これまでの議論については福祉部との連携を取りながら教育委員会とやっていくという形で理解したいと思います。 他のものについても横断的な部分については、政策調整室が取りまとめると。それ以外の専門的な部分については多分、所管がやっていくんだろうというふうに思いますので、これをやって次からは目に見える形で効果が生まれるということで理解をしたいと思います。 これについて、ぜひもう一度、市長の言葉から、発言から、次年度以降にかける思いをちょっと聞かせていただきたいと思います。お願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 確かに職員のほうが退職されたりとか、異動とかっていうのもありますけれども、重なっております。 ただ、機構改革の中で、今回の人事の中でも含めて、子どものまち宣言に関してはしっかりできるような体制を構築してまいります。 それからもう一点は、外部委員も含めて専門家の方も含めて、そこに諮問をしてもらうという方法も考えておりますので、ですからそういう意味では横断的になってまいります。 いずれにしても、南城市の出す子どものまち宣言が非常にいいもので、全県の、沖縄県の市町村も注目できるような、されるような、そういったものまで作り上げていきたいなと思っております。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時48分) (再開 15時00分) 再開します。 次の質問者、運天貴也議員。
◆2番(運天貴也議員) こんにちは。平成31年度第2回定例議会一般質問6番バッター運天貴也でございます。 本日も議長の許可を得て、モニターを大きく活用し、一般質問に入りたいと思います。 前回、12月議会にまちを花いっぱいにしたいとこの場でお伝えしました。その後、昨年、年末に畑の一角にヒマワリの種を子供たちとまきました。あれから3カ月、今では腰の高さまで成長し、花がいつ咲くか日々楽しみであります。 画像1番お願いします。 来月6日土曜日から、第19回憩いのオープンガーデンが開催予定されております。 12月でもお伝えしましたけれども、この場にいる皆様、庭主様も私たちと同様、市を良くしたい、市を盛り上げたいと一生懸命頑張っておりますので、ぜひ今回のオープンガーデンには皆で参加し、庭主さんとの心一つ、イベントを盛り上げていきましょう。 さて、11日月曜日は東日本大震災から8年が過ぎました。黒い海がまちを飲み込む映像は今でも記憶しております。自然の恐ろしさを改めて学びました。2万2,000名の方が関連して亡くなられております。お悔やみ申し上げます。 昨年9月は北海道胆振東部地震、ブロック塀倒壊で痛ましい事故が起きた6月の大阪府の東部地震などがありました。インターネットで過去の地震を検索しますと、ほぼ毎日、日本のどこかで揺れている状況であります。 少し前まで、沖縄では大きな地震は起きないと言われてきましたが、昨年8月、1791年のマグニチュード8クラスの巨大地震を引き起こす原因となった領域が重なっていると新聞に掲載されておりました。 私自身も1995年に阪神淡路大震災を経験しました。そんなことから、地域の皆様と津波について意見交換をしたことがあります。ワッターが生きている間は起きない、ここは大丈夫と防災に対して意識の低いことが現実と感じることもありました。 しかし、青年会で青年会の有志を集め、津波の際に避難に使うと思われる水兼農道、伸びきった木々を伐採し、避難しても不安にならない環境づくりを、行動を始めたところでございます。そういったこともあり、去った9月の選挙におきましては、防災に強いまちづくりを掲げ、現在、この場で活動させていただいております。 この機会において、防災について一般質問させていただきます。 ①市民が防災について意識を高めるための市の取り組みについて伺います。 ②平成31年度内閣府より予算化される沖縄観光防災力強化支援事業について市の考えを伺います。 ③防災備蓄品の状況について伺います。備蓄場所及び品、数量などお願いします。 ④市消防団の構成、市内において防災士や救命講習受講者の数及び推進について伺います。 ⑤防災に備え、自衛隊との協力体制について伺います。 発言事項2、生活環境整備について、また、3、12月14日に行われました市民説明会については自席にて行います。
◎総務部長(知念哲雄) 運天貴也議員の御質問にお答えいたします。 まず、1点目の市民が防災について意識を高めるための市の取り組みについてお答えいたします。 本市では、広報誌や市のホームページを活用して自主防災組織の立ち上げや防災情報の発信等、市民意識の啓発に取り組んでいるところでございます。また、昨年9月には沖縄県と共催で、市内自主防災組織3団体と連携し、庁舎及び公共駐車場を活用した大規模な防災訓練を実施しております。 2点目、沖縄県観光防災力強化支援事業についてお答えいたします。 3月5日に総合事務局で本事業の説明会が開催され、担当部署から職員が参加しました。正式な実施要領の公表を待って、効率的な事業実施に取り組んでまいる予定でございます。 続きまして、防災備蓄品の状況についてお答えします。 備蓄場所は本庁舎でございます。備蓄内容としまして、備蓄食糧1万6,000食。その中にはアレルゲンフリー4,340食を含んでございます。備蓄水が5,800本、それから、簡易トイレ、毛布、マットレスを備蓄してございます。 また、今年度においては防災用の発電機5台、それから、ドーム型テント60張、拡声機1台を発注してございます。 続きまして、市消防団の構成、市内において防災士や救命講習受講者の数及び推進についてお答えします。 平成30年度現在、南城市消防団の構成は47人、その中で市の職員が38人、それから、民間の方が9人となってございます。防災士につきまして、2019年2月現在で県内に597人の登録があり、うち13人が本市の登録でございます。 救命講習受講者の数についてですが、平成30年度現在、島尻消防管内で84回開催し、1,904人が受講しております。なお、人数につきましては、南城市及び八重瀬町の合算となっており、申しわけございませんが、本市のみの受講者の数は把握できていない状況でございます。また、推進に関してですが、島尻消防組合と連携を図り、積極的な情報発信に努めてまいります。 災害に備え、自衛隊との協力体制についてでございますけれども、災害に備えた自衛隊との協力体制につきましては、不発弾安全化処理作業や県総合防災訓練等を通して体制構築に努めてまいりました。大規模災害発生時等には県知事を経由して災害派遣要請を行って対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
◆2番(運天貴也議員) 御説明ありがとうございました。 南城市は本年度、防災マップ作成委託料ということで929万計上しております。また、ホームページリニューアルとして1,376万を計上しております。 データ2をお願いします。 ちょっと見えづらいんですけども、これは、近隣6町村のホームページ、トップ画面です。中央に南城市を配置しておりますが、オレンジの線で囲んだ部分が救急や防災など、緊急情報を発信しているバナーです。何が違うかお気づきでしょうか。 6町村では、赤い文字や文字の大きさを変えて強調しているのですが、我が市はどうでしょう。目につきやすい左上に配置はしておりますが、白抜きで強調性が弱く感じます。これでは市民の意識向上に則しているとは言えないと思います。 ぜひ、先ほどもお伝えしましたホームページのリニューアルについて参考にしていただきたいと思っております。 内閣府の予算についてですけれども、1月の防災講演会も私、参加させてもらいました。講師の武蔵野様、経験を伺いました。特に印象的だったのはトイレの情報でありました。避難所、たまたま工事のためパワーショベルが校内にあり、校庭に穴を掘ってトイレの代用を図ったと実例を語られていたこと強く記憶に残っております。 そこで質問します。避難所に指定された場所に簡易トイレが設置されている状況を伺います。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 15時10分) (再開 15時10分) 再開します。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの御質問にお答えします。 今、避難所として指定しているところは、一時的な避難所でございます。 そちらのほうでは、基本、その施設に付随する施設を使っていただくということになってございまして、災害の際に活用できる緊急用の簡易トイレ等の設置は今のところございません。 ただ、持ち運びでできる段ボールのトイレ等がございます。その辺は今後、検討する余地はあるのかなというふうに考えているところでございます。
◆2番(運天貴也議員) 今後の設置を検討するということありましたけれども。 今回予算がつきました。沖縄県全体ですけれども9億5,000万の予算の中で、循環型トイレを検討をお願いしたいと思っております。 これは断水時ももちろん、水道がなくても稼動し、省エネ設計で停電時にも小型発電機で稼動できる商品であるようです。ぜひ、調べていただいて検討をお願いしたいと思っております。 備蓄品の状況について先ほど御説明がありました。 画像3をお願いします。 これは、私が住む海野区に配置された備蓄の様子です。豚丼、カレーライス、ハヤシライス、すき焼き丼、これ20食です。海野は173世帯、394名の世帯であります。 一時的な避難ということもありますけれども、394名がとっさに避難し公民館へ駆け込み、援助が来る分についていかがなものかと思います。 その次お願いします。 これが備蓄水です。24本でございます。 次お願いします。 浦添市に防災備蓄品について伺いました。ホームページでも紹介されています。この画像につきましては、本庁舎、市内小中学校16校及び大平特別支援学校、児童センター、11カ所に設置されているそうです。 次お願いします。 マジックライス5万800食。 次お願いします。 トイレの袋がされています。また、児童センターには、市民の中には人工呼吸器など電気を必要とする方々がいるため、長時間運転可能なLPGガス発電機も配備されていると聞いております。 次お願いします。 浦添市は5万人弱です。南城市は今回、御案内がありましたとおり4万4,000名です。ぜひとも備蓄品の強化もやっていただきたいですが、浦添市の状況を見て御意見お願いします。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの御質問にお答えします。 浦添市、非常に素晴らしい取り組みでございます。 比較する条件も違うといえば、密集しているところと、分散しているところというのは状況も違いますけれども、とはいえ、これまでの被災の状況からも、備蓄の場所を一極に集中するのはいかがなものかということがございます。 そこについても今、議論させていただいているんですが、とはいえ全集落、自治会の公民館に備蓄の機能を全て分散して持たせるべきなのかどうなのかというのも議論の余地があるのかなと。 ある程度基本、防災、被災は市民の方々も意識をしなければいけない。であれば、せめて2、3日分は自分で確保するというのが基本だと思います。ただ、それができない方々の分を受け入れるためのものを地域のコミュニティのほうで準備をすると。それから、一時的な避難をそこで受けていただくと。 トータルとして、最終的には庁舎なり、それから、隣の公共駐車場なりが最終的な避難の場所ということで位置づけての、市の防災のシステムの構築がされていることになっていますので、その辺も含めて、当然、浦添の取り組みは参考にさせていただきながら、今回、発電機も5台買ってございます。これもある意味、できれば、被災して復旧がままならないところにそのまま持っていって使っていただけるような体制をとりたいということで準備もしていますので、そういう体制をもう少し充実させていきたいというふうに考えてございます。
◆2番(運天貴也議員) ぜひとも検討をお願いします。 ただですね、やはり子供たちが日中どこにいるか、我々が、どこにいるかという判断をしますと、小学校、中学校にこういった備蓄品を置くべきだと僕は考えております。 この場所、南城市役所までたどり着く部分に行けない子供たちがいるかと思います。ぜひとも日中、今、起きたら、起きた状態を考えますと、私も駆けつけられません。やはり学校にこういった備蓄品を置いていく検討をお願いしたいと思います。 画像9番お願いします。 11日に幼児用の液体ミルクが発売されました。マスコミで話題になっておりますが、災害時には粉ミルクを調乳するための必要な水、お湯が準備できない可能性や母親の健康状態により授乳ができないことが予測されます。 成長の早い幼児です。大きさは私たちの10分の1ほどですが、必要とするカロリーは3分の1必要だと聞いております。日々、栄養が必要とされております。ぜひとも備蓄品に加えていただけるよう検討する必要があると思いますが、いかがでしょうか。 次の画面お願いします。 「らくらくミルク」というのは缶で発売されるようです。
◎総務部長(知念哲雄) この情報につきましては、最近商品化されたというふうに理解してございます。 ちょっと課題になるのが、たしか私の記憶では半年ぐらいしかもたないという部分で、備蓄品として半年でサイクルをかえていかなきゃいけないというところもあるので、そこを踏まえた形で導入は検討させていただきたいというふうに考えてございます。
◆2番(運天貴也議員) まさしくそのとおりでございます。後に示した缶の分については賞味期限が1年ということで表示されております。 ですので今後、メーカーさんのほうも企業努力で賞味期限が延びていくということを期待しておりますので、ぜひとも幼児の、母親の皆さんのケアというのも含めて考えていただきたいと思っております。 次に行きたいと思います。 4番の市消防団の構成等についてですけれども、1月に島尻消防出初め式に出席した際、全国的に消防団員が減少傾向にあると伺いました。 島尻消防においては、定数が現在70名の団員が活躍しておると資料で確認しております。今後も市民、町民のために頑張っていただきたいと思っております。 しかしながら、職業構成別団員数で一つ気になります。定数に対し90%近くの団員が公務員である、いわゆる役所、役場の職員で構成されていることです。万が一、災害が起きた際、市の職員としての業務が第一優先されると思われます。本来期待されている初期活動に影響が出ると思われます。 そこで提案します。地域における消防団員的な知識を得た人材育成が必要と考えています。それが消防士や救命講習受講者の拡充です。 データ11をお願いします。 昨年10月に全国で15万人、防災士の資格が取得されておると書かれております。また、岩手県議会では46名のうち35名が防災士の講習を受けたと記事にあります。ここにいる19名の有志の皆さん、私と一緒に防災に対して学び、市民の防災意識の啓発につながる活動を行っていきませんか。市民の自主防災組織の活性化につながると考えています。 さて、昨年7月、那覇市において防災士養成講習が実施され、31年度は豊見城市、糸満市合同開催が予定されているようです。豊見城市では平成30年度より、この防災士資格取得にかかる費用、条件はありますが一部助成する制度が始まっております。 南城市において検討する必要があると考えますが、意見を伺います。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの御質問にお答えします。 先ほど運天議員からもありましたように、構成の比率が職員のほうが多いと。まさにそのとおりでございまして、災害が起きたときに市の職員としてもやらなければいけない対策がございます。とはいえ、消防団としての指示も受けるということにもなりかねない。そうすると、おっしゃるとおり、初期の対応が遅れるという部分がございまして、それがまさに今、市としても課題として考えているところでございます。 ですので、今の直近の取り組みとしては、市内の事業者の方々に呼びかけをして、防災士の取得、それから、消防団員の加入としての協力を呼びかけていって、団員の拡大につなげていきたいというふうに考えているところでございます。
◆2番(運天貴也議員) ぜひとも強化体制図っていただいて、私も商工会の青年部のOBでもございます。そういった若い世代のメンバー、あと、青年連合会の皆さんも各地域にいらっしゃいます。そういった形から、防災の意識を高めてみんなで力強い、安心して住み良いまちを作っていければなと考えております。 これまで伺いました自助、共助も大切ですが、市民にとって一番頼りになるのは公助でございます。日頃より訓練されて、知識も高く、設備等も整っております自衛隊との関係をこれまで以上に保ち、私たちの命を守っていただきたいと考えております。 最後に市長、予測できない災害に対して、防災に関して、市長の御自身のお考えを聞かせてください。お願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 今日は3月15日、4日前が3月11日でした。私は当時、東京にいたんですけど、大きな揺れを感じました。その後、画面を通して見た東北の悲惨な状況というのは、最初は理解ができないぐらいでした。当然、また阪神大震災、貴也議員もそこにおられたということで人一倍防災に関しては勉強されていますし、いろいろ細かいところまで気を配りながら御提言をいただいているものと感じております。 いつ何時、災害が起こるかというのはわかりませんので、常日頃から市民の皆様にもそういった告知をしながら、啓蒙をしながらやっていくのが肝心かと思っております。 防災士、市に関してもまだまだ全然足りない、沖縄県に関してはですね。それから、消防団もまだ非常に足りないですね。そういった意味も含めて、今、島尻消防の管理任務もございますので、しっかりと防災に備えたまちづくりを目指してまいりたいと思っております。
◆2番(運天貴也議員) 公助についての自衛隊との関係もちょっとお願いします。
◎市長(瑞慶覧長敏) 自衛隊の皆さんが、そういった災害に関しては、一心不乱に働いている姿っていうのは我々も見ておりますので、非常にありがたいことだと思っております。感謝しながら、また、自衛隊の皆さんにもお願いするときにはお願いするという形をとっていきたいと思っております。
◆2番(運天貴也議員) 私たちの大切な命、市民の大切な命、私たち一人一人が気持ちを高くすれば守れる命もあるかと思います。ぜひとも防災についても予算をつけていただいて、安心して暮らせるまち、ましてや観光でも来ても安心というまちを作っていただきたいと思って質問させてもらいました。 次に進みたいと思います。 発言事項2番目、生活環境整備について伺います。 秋より
公共交通再編に伴い、支線バスが運行されますが、利用する市民や観光客のサービス向上につなげるため、バス停の整備が急速に必要と考えます。 データ12番お願いします。 要望書が提出された海野バス停を初めとする、板馬、知名、安座真の各バス停において、上屋とベンチの設置が必要と考えるが設備の方向性について伺います。 この件につきましては、昨年には親川議員から、平成28年には吉田議員からも、場所は異なりますが同様な質問がなされております。 次の13番お願いします。 上記のバス停には、バスベイが設置されていない箇所もあります。整備計画がないか伺います。 よろしくお願いします。
◎市民部長(城間みゆき) 運天貴也議員の2点目、生活環境整備についてお答えいたします。 ①のバス停上屋とベンチの整備については、区からの設置要請を受けた後、道路管理者である南部国道事務所及び一般社団法人沖縄県バス協会へ設置要請を行っていきたいと考えております。 また、以前、区からの要請があり南部国道事務所へ要請を行った海野バス停上屋につきましては、現在、検討中であるとの回答であります。 ②のバスベイ、バス車両停車帯の整備計画についてですが、市の整備計画はございません。また、南部国道事務所へバスベイ整備計画があるか照会したところ、現在、南部国道事務所での整備計画はないとの回答であります。 ただし、利用状況やバスベイが設置できる用地等が確保できるなど、条件が合致する場合には要請により検討する旨の回答はいただいております。 以上です。
◆2番(運天貴也議員) 沖縄県の公共交通活性化に関する調査業務報告書の中に、人にやさしいバス停の整備とあり、バス停について、バス利用者がバスを待つ空間を提供するとともに、利用者視点に立った快適性及び機能を備えることが重要であると記されています。また、バス停上屋設置の必要については、沖縄の強い日差しや雨風を防ぐ快適性の向上、ベンチ設置により高齢者が楽にバスを待つことができるとも記されています。 期待される交通再編でございます。運行経路のみならず、利用者の目線に立ち、市民、観光客の利用増を期待する意味でも、バスを待つ空間提供を全力で取り組んでいただきたいと思いますが、企画部長、バス停設置について、バス編成の目線から一言お願いします。
◎企画部長(當眞隆夫) バスの再編において、やっぱり利用していただかないと仕方がないという部分があります。そのためにはやっぱりバス停の整備というのは必要であると思います。 ただ、これについては我々が整備するものではございませんので、関係機関を含めて関係課と協力しながら要請ができればなと思っております。
◆2番(運天貴也議員) 実は私も朝、子供たちをよくバス停の前を通過するときがあります。椅子がない中で、子供たちが歩道にお尻を置いて、車道に足をつけてバスを待っているという状況が多々あります。非常に危険な状態だと思います。 要請があったから要請するではなくて、今現在、椅子のないバス停がある状況をぜひとも確認していただいて、南部国道事務所に早急にお願いを申し上げていただいて、ともに市内のバス環境も良くなるような形で取り組んでいただきたいと思います。わったーバス党も私は応援したいと思います。 発言事項3番に行きたいと思います。 12月14日金曜日に行われました市民説明会について伺いたいと思います。 ①日時の設定について、また、成果について伺います。 データ15番お願いします。 これが配布されたプリントでございますが、非常に厚手のプリントでございます。これが私が使っているコピー用紙ですけれども、非常に厚手のプリントがされております。 全戸配布されたプリントについて伺います。 発行枚数及び印刷代、そしてまた、その理由を伺います。お願いします。
◎企画部長(當眞隆夫) 運天貴也議員の市民説明会についての御質問にお答えいたします。 まず、1点目の日時の設定及び成果につきましては、日程の調整に時間を要したことから年末の開催となっております。 成果として給食費、旧玉城庁舎跡地利用について市民の皆様へ丁寧に説明できたと考えております。 2点目の全戸配布されたプリントの発行枚数は1万5,200枚、印刷代金は消費税込みで16万704円でございます。 1月号の広報誌の印刷へ間に合わないということで差し込み資料としております。
◆2番(運天貴也議員) 日程調整が厳しかったということがありますけれども、忘年会など計画されている週末でございました。新聞記事では70名の参加とありました。 私も会場にいましたけれども、一般市民の皆様の参加は恐らく半分も満たなかったと感じます。私自身もさまざまな会を企画してきましたが、多くの方が参加しやすい日時の設定が一番気を使います。しかし、市民への説明をするのであれば、年末の開催は無理があったかと思いますが再度伺います。 給食費の納付者である保護者へ直接通知できるような学校を通じプリントでお知らせしてほしいとお願いしましたが対応されましたでしょうか。また、なぜ保護者が児童生徒の送迎や夕食準備など忙しい時間帯に会が行われたか説明お願いします。
◎企画部長(當眞隆夫) 保護者の皆様には教育委員会のほうにお願いをしまして、メールのほうで配信をしたというふうに確認しております。 時間帯についてもありますけど、ただ、保護者だけじゃなくして、一般の市民の参加もやっぱり促さないといけないということで、時間的にちょっとまずかった点もあるかと思いますけれども、この時間帯でとり行ったということでございます。
◆2番(運天貴也議員) ありがとうございます。 プリントは1月、広報なんじょうを初めとする配布物と一緒に配られたということがありましたけれども、説明会に参加した私は理解できましたけれども、説明会の開催もわからなかった市民からすると、タイトルはあるものの発行者が誰なのかわからない資料のため、不審に感じた市民から問い合わせがあったことをお伝えしておきます。 市のホームページ内の「なんじょう日記」12月20日掲載の内容をそのまま印刷されたものだと思われますが、市民へ丁寧な説明を目指す市長、お金をかけてせっかくの報告会でございます、もうすこし市民への配慮が必要だったと私は感じております。 給食費の無償化を期待した保護者が私の周りにもたくさんおります。財政的に厳しいことがわかった今ではございますが、私より提案があります。 経済的に厳しい家庭への援助も非常に大切でございますが、給食費を遅れることなくしっかり支払いをしている家庭にも手厚く手を伸ばしていただきたい。 こちらをご覧ください。データ16をお願いします。 読谷村で13年前から行われている卒業記念の給食の新聞記事です。9年間の義務教育を終える機会にホテルのバイキングのようなメニューが振る舞われているようです。南城市でも2月に卒業前の特別メニューで給食が提供されておりますが、読谷村のようなインパクトのある給食の企画を期待したいです。 毎年、約400名の子供たちがふるさとの学舎を旅立ちます。最後に市長、教育長に伺います。我が南城市でも心、胃袋に大満足、こんな給食を期待します。御意見を伺います。
◎教育長(上原廣子) 義務教育を終える子供たちが、本当に学校の給食というのは思い出の多いものだと思っております。 運天貴也議員の御意見を真摯に受けとめまして、給食センターのほうとも相談いたしまして、次年度に心配りを、十分に満足できるような給食、最後の給食ができるように私のほうからもお願いしたいと思っております。
◎市長(瑞慶覧長敏) 最後にすごくすてきな質問というか、御提案だったと思います。 子供たちが喜ぶような何か楽しいような、そういうのができたらいいなと思います。給食の量とかそれではなくて、雰囲気も含めて幸せを感じるような、そういった給食が作れたらいいなと思っております。ありがとうございます。
◆2番(運天貴也議員) とてもいい回答がいただけましたので期待します。 できましたら、南城市にはいろんな豊富な財源があります、そういった農作物、海産物、そういったものも活用していただいて、ぜひとも子供たちに南城市の良さを給食を通じても伝えていただきたいと思います。 これで私の一般質問を終わりたいと思います。 以上です。
○議長(国吉昌実) 次の質問者、
宮城秋夫議員。
◆3番(
宮城秋夫議員) ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。チュウヌ一般質問、一番、後ナトーイビン。会派ニライ・カナイの宮城秋夫ヤイビーン。ユタサルグトゥウニゲーサビラ。 先日、琉球ゴルフ倶楽部で開催されました第31回ダイキンオーキッドは、少し天候は悪かったのですが、宮里藍選手以来15年ぶりに沖縄県勢として比嘉真美子選手が涙の優勝を果たしました。 沖縄中が大いに盛り上がり、全国に南城市の名前が発信されました。 私の友人の娘がプロとして出場していたため、私も土曜日、日曜日、2日間応援観戦をしました。新しく整備された市役所の駐車場を利用し、会場まで送迎バスで行きましたが、その中で、乗っているお客さんの方が、以前は与那原のマリンタウンの駐車場を使っていたけど、今回は非常に会場まで近くなって非常に便利になったねということで大好評でした。大会のボランティアなど、関わった市民の皆さんも多いと思いますが、本当にお疲れさまでした。 それでは、通告に従いまして4点質問させてください。 まず、発言事項の1点目、大里南小学校周辺通学路の整備についてでございます。 大里南小学校は校舎移転して8年になりますが、いまだに児童の通学路が整備されていません。 そこで下記について伺います。 (1)通学路の歩道の整備について。 (2)スクールゾーン等の設置について。 次に、発言事項の2、「若者の夢実現委員会」の設置についてでございます。 平成30年度の南城市施政方針に掲げてありました「若者の夢実現委員会」の設置について伺います。 (1)同委員会の設置状況について。 (2)今後の取り組みについて。 次に、発言事項3、待機児童についてでございます。 南城市の待機児童の解消についての取り組みについて伺います。 (1)過去5年間の待機児童数の推移について。 (2)これまでの成果及び平成31年度の取り組みについて。 最後に、発言事項4、南城市うふざとぬムーチー祭についてでございます。 南城市うふざとぬムーチー祭への支援について伺います。 (1)市からの今後の支援について。 以上4点よろしくお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉)
宮城秋夫議員の大里南小学校周辺通学路の整備についての1点目、通学路の歩道整備についてお答えします。 本路線は平成22年度から整備を行ってまいりましたが、一部の土地が相続により用地の取得ができない状況にあり、一部狭小の箇所がございます。現在、その箇所においては、ガードレールの設置と危険表示の注意喚起をし、児童の安全対策を行っております。 今後におきましては、相続人の調査を引き続き行いながら、法的処置において用地取得が可能か検討しながら用地取得に努めていきたいと考えております。しかし、手続上すぐにはできないことから、歩道の整備には時間を要する状況であります。 なお、現在、関係人のほうから御厚意により、車道部でない土地の使用について同意をいただいており、新年度早々に約1.5メーターから2メーターの幅員の範囲で、仮歩道を設置する予定であります。
◎教育部長(上原昇)
宮城秋夫議員の2点目、スクールゾーン等の設置についてお答えします。 大里南小学校周辺通学路の安全対策についての要請が、南城市議会を初め、市長、教育委員会へ陳情として提出されているところであります。 陳情書によりスクールゾーンの設置を含めた安全対策について、各関係機関で現在、対応策等について協議・対策を行っているところであります。
◎企画部長(當眞隆夫)
宮城秋夫議員の2点目の「若者の夢実現委員会」の設置についてお答えいたします。 委員会の設置状況ですが、現時点で設置はできておりません。 今後の取り組みについてですが、平成31年度は本市に住む若者の現状に対する意識、将来に対する展望、行政に期待することなど基礎的なことを整理するとともに、どのような仕組みで進めていくのか検討してまいります。
◎福祉部長(井上英之)
宮城秋夫議員の3点目の南城市の待機児童の解消についての取り組みについての(1)過去5年間の待機児童の推移についてお答えいたします。 各年度の4月1日時点で、平成26年度112名、平成27年度96名、平成28年度77名、平成29年度94名、平成30年度143名となっております。 次に(2)のこれまでの成果及び平成31年度の取り組みについてお答えします。 認可外施設の認可化や施設整備により、平成26年度から平成30年度までの5年間で544名の保育定員増を行っております。平成31年度の取り組みについては、90名定員の新規園1園を創設、既存園の増改築1園、小規模保育所2園の創設を予定しております。 また、新卒者や潜在保育士を対象とした合同就職説明会を開催し、保育士確保に努めるとともに、保育士の業務負担軽減を目的としたICT化推進事業や事故防止推進事業を実施します。
◎企画部長(當眞隆夫)
宮城秋夫議員のうふざとぬムーチー祭の今後の支援についての御質問にお答えいたします。 うふざとぬムーチー祭はイベントの自走化ができるまでの間について、市から支援してきております。平成28年度から平成30年度まで毎年8万円の補助を行ってまいりました。 実行委員会による新たな体制での実施から3年が経過し、平成30年度の実績報告によりますと、協賛金及びムーチー売上げ等により、10万円以上の収益が出ており、自走可能な地域住民主体のイベントとして定着しつつあると考えております。 平成31年度については、市からの補助を上回る収益があること、それから、実行委員会より市への補助金要請がなかったということで予算の計上は行っておりません。 今後の支援については、引き続き、広報・周知面等において積極的に支援していきたいと考えております。
◆3番(
宮城秋夫議員) 4つの件、御回答いただきましてありがとうございます。一つずつ整理をしながら再質問させていただきたいと思いますが。 まず、大里南小学校通学路の整備についてということでございます。 これについては、何度も各議員から一般質問も上がっていますし、昨年の5月、市民への議会報告会等でもぜひ早急に整備をしてほしいという強い要望もございます。そして、同校の学校長、PTA会長の連名で多くの方々の同意書を得て、今議会へも2月4日に陳情が上がっております。同意書の中にはPTA会員だけでなく、地域の方々からも言われております。 2月4日時点では356名の同意書が添付されておりましたけれど、今集約中ということで、今日が最終の集約ですが、昨日時点での集約では1,512名の方の同意書をいただいていると伺っています。これ以上我慢できないよという強い意思の、地域からのあらわれだと思っております。 私も同校の第13代PTA会長として後輩たちが立ち上がっていることに対して共感をし、ぜひ子供たちを守ってあげたいという気持ちでいっぱいです。 議長の許可を得まして、大里南小学校周辺の地図を準備しています。PDFお願いしたいと思います。 これは大里南小学校が真ん中下のほうにありまして、近くの分でございます。①、②、③というのが今現在、通学路として使っている部分でございます。②、③については幅員が狭くて歩道がない状態です。それから、①については歩道が途中で、イオンのとこで中断して、ちょっと道のほうに子供たちが出ないといけないというような部分でございます。 番号は振ってございませんが、3の右側のほうに途中で切れている、青い部分で川があるんですが、信号機があってそこでとまっているという部分がございます。そういった部分の中が、現状の通学路の現状だということであります。 御回答を頂きましたけれども、ここの中で今のなかなか、信号機があるところでは手続が必要だという御回答をいただいておりますが、ぜひここら辺のいろんなことを考えて鋭意努力されていることも認識をしておりますが、ぜひこの部分についてもいつ頃までにできるのか、ぜひ御回答をいただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 15時51分) (再開 15時51分) 再開します。
◎
土木建築部長(玉城勉)
宮城秋夫議員の再質問についてお答えいたします。 大里ニュータウン側の、大里南小学校連絡線、最後のところで今、工事がストップしている状況にございます。こちらについては、1名の地権者の方の用地交渉がまだ済んでいないということで、今、休止という形をとっております。 さきの議会等々でも御説明したとおり、この地権者の理解がとれ次第、県に報告をして予算化をすれば単年度、半年ぐらいにはできるという形にはなろうかと思うんですけれども、何分まだこの地権者と用地交渉が成立しておりません。現在は、市長にもお願いして、地権者と接触をしていただいて御理解をいただく努力をしている最中でございます。 したがいまして、この用地交渉が解決しないと、いつ頃なんだということはなかなか言いづらいと。ただし、想定の話しをしますと、地権者が御同意いただければ県にその旨を報告して用地交渉して、取り組んでいくと。そうしますと、その工事については次の予算要求になりますので、少なくとも1年半、最短でも1年半はかかると思います。これは時期によりますけども、交渉が成立した時期によりますけれども、そのときからすぐ工事ができるかという部分についてはそうではありませんので、妥結したとしても1年から2年はかかるということから、やはり早急に用地交渉の部分について何とか解決していきたいというふうに考えております。
◆3番(
宮城秋夫議員) やっぱり地権者がおられてということで、なかなかこれは交渉も難しい、少し時間がかかるというのもちょっと我々も承知しております。 今回の陳情の部分の中では、その通学路、今、つながっていない部分については触れていません。先ほどお見せしました①、②、③、現在使っている通学路を何とかしてくれということでありました。 回答でもありますけど、イオン側への部分であります①のところは歩道が何とかつけれそうということで、ここら辺については本当に市のほうで努力をされたことに対して敬意を表したいと思うし、また、地権者のほうの同意を得られたということで、非常にこれは一歩前進したことかなというふうに思っています。 あと、2つの分ですね、今、陳情で上がっている部分はスクールゾーンとか、それから、非常に狭い道路で農道としてもやっていますが、ここの部分を拡幅してくれ、正式な歩道をつけてくれという要望ではなくて、何とか子供たちが安全に通学できるようにスクールゾーンとか、ゾーン30とか、それから、グリーン帯とかですね。 そういった要望ということでありますので、ぜひここら辺、早急にやっぱり学校側、PTAのほうとしてはこれはもう2年、3年待てない、ここまで待ってできない。非常に強い思いだと思います。 ちなみに、1,512名と言いましたけど、PTA会員の方は450名がPTA会員です。ということは、もうほぼ倍以上の方がですね、450名が全員というわけではないと思いますので、当然、地域の方々が、倍以上の方々が同意をして、地域でしっかりワラビンチャー守っていこうと立ち上がっているというふうに私も認識していますので、そういった部分の中でぜひ具体的に、このスクールゾーンの設置等について協議をしますという御回答なんですが、あと、歩道とかそういったものもぜひ具体的な答弁をもう一回お願いしたいと思います。
○議長(国吉昌実) 答弁の前に、時間延長の宣告をさせていただきます。 本日の会議は議事の都合によって延長します。
◎教育部長(上原昇)
宮城秋夫議員の再質問にお答えいたします。 とりあえず、PTAから出ている要請書の中にもグリーンベルトというんですかね、歩道と車道を分けるようなライン引きとか、あるいはスクールゾーンという話しがありました。もう一つ、ハンプという要請もあったと思います。それについて、ハンプ等、実際現場の農家の方々にも相談に行ったときに、これは厳しいだろうと。農作物への被害等がある。運搬に際しての傷がつくということで、それは無理だろうということで言われております。 白線等を引く場合には路線、路線については先ほど秋夫議員が示されたナンバー2とナンバー3ですか、2本あるものですから、市としては安全管理上、1本に絞ってほしいと。どうしても、1本に絞った場合は、スクールガード等もいますので、その方々の人数も減らせると。安全の管理もできるということで再度、学校長へも相談をして、ナンバー2かナンバー3、1本に絞ってもらえれば、こちらとしては歩車道を分けるような、今現在、大里中学校に引かれていますよね、グリーンベルト。ああいった感じで対応できるのかなと思っております。 それと、スクールゾーンなんですけども、その件について与那原署のほうに確認したらですね、実際、スクールゾーンにした場合、法規制となると完全にシャットアウトになるわけですけども、例えば通行できる時間帯において通行できるのが地権者、農家の方々、あるいは周囲に住んでいるアパートの方々が専用に通れてしまうと。それ以外はシャットアウトということになると、実際保護者の方々が子供の送迎のとき、この道は通れなくなるというデメリットというんですかね、そういうのもあるものですから、慎重に考えないと、そういったのができないのかなということで、今、協議を進める予定ということで、今協議中ということで御理解お願いしたいと思います。 以上です。
◆3番(
宮城秋夫議員) この部分の中で2つの通学路、道幅が狭いところの2つ要求をしていますけど、ここら辺については、どちらか1本に絞った方がいいでしょうというふうな提案とかですね、学校側、PTAのほうでも、信号機とかもありますけど、全部、できればお願いしたいんですが、ここら辺は交渉ごとですので、お互いの状況を説明しながら、市の説明、もちろん予算等もございますので、そういった説明をしていただいて、しっかりまた対応していただきたいなというふうに思っています。 私も今、できることからやろうということで、毎朝、学校の近くで子供たちからパンをもらいながら、立哨しています。非常に子供たちのそういう笑顔でパワーをもらっていますが。 これについては、議会だけじゃなくて、市長、教育長にも、先ほどの答弁にもありましたように、この要望が届いているかと思いますので、そこで市長、教育長に伺います。 子供たちの安全・安心をどのように守っていくか、そして、この通学路の整備ですね。難しいことではあると思いますけど、しっかり予算等も今、審議をしておりますが、補正を組んででもやるんだというような強い気持ち、決意表明みたいなのを聞きたいなと思いますが、いかがでしょうか。
◎教育長(上原廣子) ただいまの
宮城秋夫議員の質問に対してですが、子供たちの安全・安心というのは最優先にされるものだということは私も重々承知しております。できる限りのことを今、教育委員会としても手を打っているような状況であります。1日も早く周囲の皆さんの御理解を得てスクールゾーンの設置、あるいは安全な通学路が開設できるように祈っているところでございます。 ただ、できるだけのことを今はやりましょうということで進めておりますので、PTAの方にも御理解いただきたいと思います。
◎市長(瑞慶覧長敏) せんだって大里南小学校関係者、それから、PTA関係者の皆様が市のほうにもお越しいただいて、陳情も受けて、私も含めて意見交換をさせていただきました。非常にお互い譲り合うべきところは譲り合いましょうと、理解しながらやってまいりましょうという、屈託のない意見交換でした。その中で、市からも具体的な提案をさせていただいております。 いずれにしても、そういった形で早く子供の通学路の安全というのは確立していきたいなと私も思っております。 地権者の皆さんとも含めて、例えばそれが本当に明日、明後日にでも解決すれば、すぐにでも補正を出したりとか、そういったことは当然やっていかなければいけないなと思っております。
◆3番(
宮城秋夫議員) ありがとうございます。 教育長、市長からもぜひしっかり取り組んでいくという御回答をいただきましたので、私もまた学校、PTAのほうにもそういうことで期待しておいてよということで報告したいと思います。 次に、南城市うふざとぬムーチー祭についてでありますが、これについて私も昨年12月1日準備から、日曜日行われましたけど、土曜日からこっちにおられます何名かの議員も一緒にお手伝いをしました。多くのボランティアが参加されて、特に大里地区の区長さんの皆さんはほぼ全員参加していたのではないかなと思います。 昨年は台風の襲来があって、ムーチーガーサが少ないんじゃないかなという部分が懸念されたのですが、それぞれがみんなムーチーガーサ近くから持ち寄って、すぐいっぱいになったというようなことで、一人一人の力ってすごいなというのを改めて感じた次第です。 土曜日の準備途中でしたけど、ちょっと弁当食べようということで、舞台のほうでとか周辺で区長さんなんかと一緒に弁当を食べましたけど、そこでも地域の課題とかいろいろ話をしながら、非常にコミュニケーションができて、これまた違う意味で有意義だったなということで感じております。 当日はムーチーを買うために行列ができるほどでございました。蒸し上がるのを待っているという状況でありまして、本当に大盛況でした。 新里嘉議員が司会をしてる舞台のほうで、子供たちの合唱とか新体操、女性部の踊り、青年の民踊、地域の方々のマジックショーとか、多彩な舞台発表があり、非常に盛り上がったなというふうに思っています。 このムーチー祭復活の立て役者のヒガ シンコウさんの話しによると、平成27年度から復活して4年になるが、毎年お客さんは着実に増えていますよというお話をいただきました。 この収益金の中から、市長、教育長の立ち合いされた、3月6日に大里北小学校へテントが寄贈されております。まさに子供たちへ還元されているという部分の、これは非常に素晴らしい取り組みだと私も評価をしていますし、12月の定例議会で
島袋裕介議員の一般質問に対しまして、うふざとぬムーチー祭は行政に頼らず市民が主体となって取り組んでいる事業で、復活と発展を遂げている成功事例として捉えていると。市としても側面的に支援に徹すべきと考えているという御回答をいただいています。 そういった部分の中、本当に市民が手作りで作っている市民が主役の南城市の祭りだというふうに私も思っております。 復活して4年になりますが、実行委員会が本当に御苦労なされて、各企業にお願いをしてのぼり旗とかを幾らでということで企業の名前を入れてという分で、そういう協賛金が約40万円ということですね。 あとはほとんどの業務はボランティアに頼っているのが現状です。まだまだ自走したとは言えません。ぜひ80万円とは言いませんので、これまでどおりの8万円の同額ということでお願いしたいと思います。 回答書の中で、答弁の中では、自走したという評価をされておりますが、それと今回、特に要望がなかったというふうなこともありましたけど、ぜひ復活をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎企画部長(當眞隆夫)
宮城秋夫議員の再質問にお答えいたします。 市内では大里のムーチー祭以外にもいろんな各自治会、あるいはそういった団体等でいろんなイベントがやられております。それらの事業というのは全て自走しております。そういったところに対しての補助というのは、市からは一切行っていないという状況がございます。 ただ、ムーチー祭については一度やめられてからまた復活したということで、その間は支援しましょうということで一時的な措置として補助を出したという経緯があるというふうに、私も前任から聞いております。そういったこともあって、今回、収益があったということと、あとはやっぱり我々は予算計上するためには申請がないとなかなか上げられないということもございましたので、今回は予算の計上はやってないということでございます。 あとは、できましたら例えばつきしろ自治会ですと、文化祭を毎年やっているかと思います。今年は、私の聞いたところでは対米請求権事業を使って実施したというふうに聞いています。それから、奥武のうみんちゅ祭り、これは毎年ではないんですけども、今回、上がり太陽プランのほうに応募して、そこで採択されて、そういったこともやっております。そういったことで、そういったものもうまく活用していただきたいとというふうに思います。 それと、私の地元ではあるんですけれども、山の会というところが毛遊びというのをやっています。こちらはチケット販売と、ゴルフコンペによる収益等々を財源にして盛大にやっている事業もございますので、ぜひそういったことも参考にしていただいて、ぜひ自走化していただきたいと思っております。
◆3番(
宮城秋夫議員) ちょっと今回は難しいだろうという部分がありますが、今お話もございました、そういったいろんな補助のメニューもしっかり確認していってきたいと思います。ぜひここら辺については、いろんな部分で要請等がありましたら、御配慮のほうお願いしたいと思います。 市長もムーチー祭のほうに御参加されて、御挨拶もいただいておりますので、市長からもちょっと御所見いただきたいと思います。
◎市長(瑞慶覧長敏) せんだって大里北小へのテントの寄贈ということで報告も実行委員の方が来られてしておりまして、本当にありがたいことです。その際も、いよいよ自走できるんだろうなと私も喜んでおりました。 その中で、市としての広報等もそうですけど、支援していくんですけど、例えば市のやるイベントとタイアップしてやることはどうかとか、そこら辺の意見の交換も交わしていただいて、その席でもそれいいねということもございました。 ですから、いろんな意味でこのムーチー祭というのは大きく化けるという言い方はあれですけども、可能性はとても秘めているものだと思っておりますので、そういう意味では、市としてもバックアップ体制も整えながら協力して、まちの活性化につなげていきたいと思っております。
◆3番(
宮城秋夫議員) 市長、ぜひまた御支援のほうもよろしくお願いしたいと思います。 ちょっと今、メモ書きが私のほうに届いているんですが、要請はなかったということですが、要請はしている。しかし、その時点でだめと言われたという、回答があると書かれています。それは事実でしょうか。
◎企画部長(當眞隆夫) 私のほうに答弁書を作るときには当然、担当確認をしておりますが、要請がないというふうに私も報告受けているものですから、この辺はちょっと確認をしていきたいと思います。
◆3番(
宮城秋夫議員) ぜひまた、ちょっとこちらのほうもメモ書きで届いたものですから、私も確認をしていきたいと思います。 次に、「若者の夢実現委員会」の設置ということでありました。これについてはなかなか進んでないよという御答弁だったかと思いますが。 これについては昨年度の部分でも若者の夢実現の設置に向け、検討会議を作るという部分がありましたし、平成31年度の施政方針でも若者がどのように考えているか、どのように望んでいるかというのを調査して、若者が持っている能力を生かしていくというようなことがありますが。 これについては、昨年は夢実現委員会を設置するということでありましたけど、今年の部分としては若干、トーンダウンしているのか、具体性に欠けて、何をするんだという部分がわからないような感じがいたします。 先ほどの中村議員からの質問で、市長の公約について8項目ありました。これはその一つだと思いますけど、この部分について市長に伺いたいと思いますけど、若者の夢実現委員会というのはどのような構成で、どのようなことを話し合って、どういう支援をしていくということを、平成31年度は取り組まれていくのかという部分で見解をお聞かせください。
◎市長(瑞慶覧長敏) この件に関しましては、この1年間通して、やろうやろうと思いながらも実はできていないというのが正直なところです。ちょっともたついております。 何でもたついてしまったかというと、若者の夢実現委員会は若者を中心にしながら、10代も含めながら若者たちの声を聞きながら、若者が何を求めているのか、どんなことを市に求めるのか、あるいはどんな仕事を市の中で作りたいのか、そういうのをまとめていこうということからスタートしたんですね。 それをやる上では、現在、市が行っている若者の雇用とか、若者対策というのがどういうものかというのを私のほうが理解しなければいけないんですけど、なかなかその時間はとれなくて、今日まできたというのが実情なんです。 本当に市民の皆さんに対しては申しわけないと思っています。弁解の余地はございません。 ただ、その反省も踏まえまして、次年度1年、そういった調査も含めながら、若者の夢実現委員会の設置に向けて歩いて行くということでございます。
◆3番(
宮城秋夫議員) これは非常に若者の伸びしろとか、いろんな部分をどう考えているかというようなこととか、そういった部分はしっかりやっていく、子どものまち宣言と一緒ですね、将来を担う、南城市を担う若者のために、若者がどう考えているかという部分がしっかりやるべきかなと思っています。 ただ、30年度の部分の方針の中では若者の夢実現委員会の設置に向け、設置検討会議を作り、市内の若者が自ら事業を立ち上げる支援を図るという部分がございました。そこら辺からすると、事業を立ち上げるための支援という分で明確にうたっていましたけど、今回の部分は若干違うのかなと。ここら辺は少し修正をされたのかわかりませんけど、ぜひそういった部分の中で取り上げていただきたいというふうに思っています。
○議長(国吉昌実) これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 次回は3月18日月曜日、午前10時から本会議を開き一般質問を行います。 本日はこれで散会します。 (散会 16時17分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長 国吉昌実署名議員 大城竜男署名議員 宮平憲二...