南城市議会 2018-06-08
06月08日-03号
平成30年 6月 定例会(第4回) 平成30年第4回
南城市議会(定例会)会議録1.開議 6月8日 10時00分 宣告2.散会 6月8日 15時22分 宣告3.出席議員 1番
大城竜男議員 11番 松田兼弘議員 2番
知念俊也議員 12番 玉城 健議員 3番
仲間光枝議員 13番 前
里輝明議員 4番
伊禮清則議員 14番
親川孝雄議員 5番 新里 嘉議員 15番
中村直哉議員 6番 安谷屋 正議員 16番
国吉昌実議員 7番
比嘉直明議員 17番 吉田 潤議員 8番
平田安則議員 18番
城間松安議員 9番 國吉 明議員 19番 照喜名 智議員 10番
上地寿賀子議員 20番 大城 悟議員4.欠席議員 なし5.本会議に職務のため出席した
事務局職員の職、氏名 事務局長 新垣 聡
事務局次長 仲村幸也
事務局主幹兼係長 玉城光也
事務局主査 仲村勝尚
事務局主査 島袋旭史6.
地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため出席した者 市長
瑞慶覧長敏 教育部長 上原 昇 総務部長 知念哲雄
上下水道部長 仲里康治 企画部長 當眞隆夫
農林水産部長 森山紹司 市民部長
城間みゆき 土木建築部長 玉城 勉
福祉部長 井上英之 福祉部参事 屋我弘明7.
議事日程----------------------------------- 平成30年第4回
南城市議会定例会 議事日程[第3号] 平成30年6月8日(金)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2
一般質問(6人) (1)玉城 健 (2)親川孝雄 (3)国吉昌実 (4)安谷屋正 (5)中村直哉 (6)國吉
明-----------------------------------8.会議に付した事件
議事日程の事件と同じ9.会議の経過 次のとおり
○議長(大城悟) 皆さんおはようございます。 これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 本日の
議事日程はお手元に配付してあるとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、8番
平田安則議員及び9番
國吉明議員を指名します。 昨日の
新里嘉議員の質問で、資料がなく答弁できなかった件に関して、
教育部長から答弁してもらいます。
◎
教育部長(上原昇) おはようございます。 昨日、
一般質問の中で、
新里嘉議員の学校給食について、本市の
学校給食センターの調理人は基準に基づいて適正に配置されているか、調理人の人数はという質問がございました。手元に資料がないということで、後日報告しますということでしたので、改めて答弁させていただきます。 当センターの運営については、
学校給食法に基づき、
学校給食実施基準第8条、
学校給食衛生管理基準第9条により運営されており、人員についても34人配置されている状況であり、何ら問題はないということであります。(73ページ37行目に関する報告。) 以上です。
○議長(大城悟) 日程第2.これより
一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります
議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。 最初の質問者、
玉城健議員。
◆12番(
玉城健議員) ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。 任期最後の
一般質問になりました。新しい議場で、設備がなかなか順調に回らない中、昨日は傍聴席に声がなかなか聞こえないよという話もございまして、少し大きめで質問いたしますので、よろしくお願いいたします。 それでは、1点目。 今回、3つ質問させていただきます。2つについては、自席において行いますのでよろしくお願いいたします。 まず1点目でございます。
玉城地域の
児童館建設についてでございます。 南城市内で、児童館がない
玉城地域の
船越小学校、
玉城小学校地域の
児童館建設について伺います。 ①市内の各児童館についての利用状況について(各5年間)の実績をお願いいたします。 ②地域においての児童館の役割及び学童との違いについてお聞かせください。
③船越小学校校区、
玉城小学校校区の
児童館建設についての今後の方針と進め方をお願いいたします。 あとの2つは自席で行います。よろしくお願いいたします。
◎
福祉部長(
井上英之) おはようございます。 玉城議員の1点目の①市内の各児童館についての利用状況について(各5年間)の実績について、お答えします。 市内には、7館の児童館がありますが、各児童館の
延べ来館者数は、
ひまわり児童館が5万9,427名、
仲村渠児童館が3万1,169名、
大里中央児童館が7万6,229名、
大里北児童館が6万5,837名、
大里南児童館が9万5,035名、
シュガー児童館が15万3,103名、
知念児童館が10万4,382名で、合計58万5,182名となっております。 次に、②地域においての児童館の役割及び学童との違いについてお答えします。 学童では、小学校に就学している児童の保護者が、就労等により日中家庭にいない児童を有償により預かり、遊び又は生活の場を与える
社会福祉事業です。 それに対し、児童館は、全ての
子供たちを対象に、遊びを通して児童の健全育成を図る施設であり、遊びの楽しさやおもしろさを知らせ、子供同士が交わる力を育て、
子供たち自身による遊びがより一層発展するように援助する
児童厚生施設です。 次に、
船越小学校校区、
玉城小学校校区の
児童館建設についての今後の方針と進め方についてお答えします。
船越小学校校区は、
船越公民館と児童館の併設で検討しており、
玉城小学校校区については、その後に検討していく予定です。
◆12番(
玉城健議員) ありがとうございます。 やはり、利用者については、少ないところで、仲村渠で3万人、多いところではもう15万3,000人ということで大変な児童の方々が児童館を利用しているということがわかりました。 もうおわかりのように、
玉城小学校、
船越小学校校区においては、それがございません。私もこれまで何度も
一般質問なり要請含めて行ってきましたが、なかなかいい回答が得られない状態でございました。 今回、また市長が変わりまして、
児童館建設をやるという公約のもとで就任しておられますので、新たな質問として期待をして質問を出させていただきます。 これまでの状況についてお話いたしますが、これまで私は何度か質問した中で、これは平成26年ですが、児童館の予算については、高率の補助のメニューがないということで、20%程度しか補助がないということで、予算が厳しい中難しいということで、当時、平成26年6月の定例会なんですが、前市長の答弁の中に、予算は、私が本当にもうできないのかということに関して、私はできないといったことは一度もございませんが、誤解をされていると思いますけど、地域が必要ということを議論してくださいということを、前々から言っておりますから、
予算メニューがありますから、できないということは一度も言っておりません。ぜひ、頑張っていただきたいということで、26年の6月に、前市長がお答えになっております。 その後、同じ6月ですが、これも前市長の答弁ですが、旧知念地域も児童館を造って、
子供たちが相当利用して活性化しておりますと。私は百名区、そして玉城、船越区、ぜひ相談をして、どの位置に造るかということも決めていただければ、すぐできるような話ですから、ぜひ御協議よろしくお願いいたしますという答弁をなさっております。これも26年の6月でございます。 その前の年、平成25年の10月1日に
知念児童館がオープンしております。ついに、これは27年度の12月になりますが、現県議の、当時、座波副市長ですね、その答弁の中にも、
玉城地域には児童館が少なくて、村時代に造っておけばよかったという話もありますが、しかしながら
知念児童館が造られた時期には、まだ今、国が推進している
公的施設移行学童クラブの制度がまだ推進されていなかったんですねということで、その後から、
公的施設移行の
学童クラブということになりましたので、とりあえず、それから方向性を定めるというふうになったわけですと。 その後に、この児童館の方向性は様々な状況、財政面も含めて、先ほどの20%の県の負担ということが改善されるようなことがあれば検討してもいいかなということをお答えなさっております。 それから、また28年の3月には、これも
一般質問で取り上げましたが、
児童館建設について、当時、学校内の敷地内に学童を造るという話が出てきまして、学童ができたから児童館は要らないのかということに関して、そういうわけではないということで、当時の
福祉部長の
津波古充仁部長より、児童館は造らないという答弁をした覚えはなく、計画にありませんということを言ったということで、なかなか児童館が前に進まない状況でございました。 そのときの、前市長の答弁の中に、私からも補足しておきますということで、児童館は皆様が御承知のように7カ所ありますと。地域別にするとちょっと隔たりがありますけれども、その中に
学童クラブというのが、放課後の
子供たちの
居場所づくりも含めて、いわゆるそこで
子供たちに学業も含めて、そういう
ボランティア活動をしながらいろいろなことができるということ、ということで言っております。 それで、学童は造りますが、どうしてもそれで足りないという状況であれば、また、その児童館も含めて検討すべきではないかということは内部で話をしておりますということで、答弁なさっております。 その後に、決して逃げているわけではございませんということもお話して、御理解をいただきたいということで、これまでの流れでは、やはり、かなり財政的に厳しくて、まず、補助が出る学童からやっていこうということで、ずっと後回しにされているという状況であります。 それをもちまして、私は地域でやったらすぐできますよという答弁を聞いて、地域に持ち帰りまして、要請書を出してもらいました。
船越小学校PTA会長、
船越小学校校長、船越の区長、愛地の区長、前川の
自治会長連名で要請を行っております。これが27年の8月12日、要請を行っております。それの回答も、市から届いております。 回答といたしまして、児童館の建設に関しましては、国、県が余り推奨していないことから、予算化が厳しい現状にありますと。実質的な補助は20%程度しかない中で、1施設の建設費が約1億5,000万程度であること、そして用地取得に関して
補助対象外であることから、
船越小学校区の
児童館建設については、非常に厳しい状況にありますと。皆様も御承知のように、現在
船越小学校敷地内に
学童クラブの建設を進めているところであることから、
児童館建設については、計画にありませんという回答がきているわけですね。 それから、
船越小学校に学童できました。そして、一つできたんですが、今年4月には満杯状態で、40名の定員に対して、倍の申請があると、申込みがあるということで、今、新たに、仮に船越で学童というのをやっているわけですが、やはり学童で満杯になった場合には、前市長も児童館を考えなければいけないということを答弁なさっているわけです。もうそういう状況にきておりますね、船越については。玉城もないということで、子供の貧困とも絡めて、大変、今もう本当に地域で求められている。 そしてまた、今、子供の貧困が叫ばれる中、児童館の役割、本当に有償、無償、学童については有償であると。
子供たち、本当に貧困で大変、明日食べるものもどうしようかという家庭については、学童にも行かせきれないと。ましてや、この母親については
ダブルワークもしているということも言われております。 その中で児童館の必要性については、大変今、求められているということでありますので、この今までの計画を見ますと、答弁書を見ますと、船越では
公民館併設ということで答えておりますが、地域ではやっぱり、
公民館機能と児童館の機能は全く別物であると。 併設した場合には、
大変トラブルよということで、現仲村渠の児童館、あれは
公民館機能と一緒にやっておりますが、そこからも、やっぱりやめたほうがいいよということを言われております。 そういうことも含めて、再度、
児童館建設について、具体的に進める、今、船越で公民館とということになっておりますが、地域に聞いたら、ちょっと今話がなくなっているよという話もありますが、本当にこれ今生きているのか、そして、こればかりで進んでいるのかということをもう一度、御答弁お願いいたします。
◎
福祉部長(
井上英之) 共用なのか、併設なのかという言葉の使い方があると思いますけれども、併設というのは、別々の目的をもって独立した機能。例えば、今、船越のほうで計画しているのは、公民館は公民館としての目的、あるいは機能をもった施設で、児童館は児童館の目的、機能を持った施設を併設、複合施設と言ったほうがわかりやすいです。そういったもののことを、うちでは併設という使い方をしております。
仲村渠児童館のお話が出ておりましたけれども、向こうは共用ということで、併設ではないというふうに理解しております。あれは
児童館建設事業で造ったものでありまして、児童館の建物で、自治会が使っている、児童館が使っているということでございますので、仲村渠で活用している、共用というイメージではないということを御理解していただきたいと思います。 船越区との併設につきましては、先ほどの質問の中にもありましたとおり、これまで
児童館建設につきましては、効率的な補助が2割程度という問題と、あの地域に市の保有する敷地がないということで、土地の確保につきましてもさらに経費がかかるということで、当時は計画が考えにくいということでございました。 去年あたりから、船越区の公民館の建設にあたりまして、なかなか、どの
事業メニューで推進していくかということで、
補助メニューを模索している状態。うちも、補助が低いということで、なかなか中に進めないという状況の中で、お互い、併設であればちょっとでも前に進むんじゃないかとか。 あるいは今
ムラヤー構想等が進められておりますけれども、児童館であれば子供からお年寄りが集えるという、
ムラヤー構想にまさに合致した施設ができるということで、事業採択もちょっとでも前に進めるんじゃないか。あるいは併設にすることで、建設にかかる資金のコスト減にもつながるんじゃないかということで、今現在、我々のほうでは併設ということで進めている状況でございまして、この件につきましては去年の12月に、船越区の区長、役員あるいは
船越小学校のPTA、保護者、
船越小学校区3区の区長さん等を集めて
意見交換会等を持って、この事業を進めるにあたってはこれらの方々と今後協議を進めながら、進めていくということで協議を持ちましたけれども、それ以降、協議がなくて今そのままの状態でございます。
◆12番(
玉城健議員) ただいまの答弁によりますと、まだ船越校区では
公民館併設ということでいきているということで。 これは本当に駆け込みで、去年の12月27日に集めているんですよね。本当、まさかという、もう明日から休みですよというところに、評議委員も知らない方もいらしたということを聞いております。 そういう中でやっておりますので、さらにしっかりとした計画が必要だということで市長にお伺いいたします。市長については公約でも
児童館建設というのをうたっておりますが、その
玉城地域、
船越小学校含めて考え方をお願いいたします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 非常に強い認識を持って注目をしております。 一番肝心なのは、やはり地域の方々の合意をとりながら一緒になってつくっていくということだと思っています。 補助率等に関しても今、
福祉部長からございましたが、土木関係の補助であれば何とかできるんじゃないかということで話を検討しているということですので、その件も含めて昨年の12月以降、協議がないということですので、まずは協議をすることからスタートしていって、できるだけ早く船越地区につくって、その後玉城区につくるというような
スピード感を持ってやっていきたいと思っております。
◆12番(
玉城健議員) 市長におかれましてはやはり市民の声を聞くということで、やはり計画進める中で、計画の当初からこの関係者を含めた
検討委員会等を立ち上げて、どういうのが求められているかということをぜひ頭に入れてやっていただきたいということで。 本当に今予算がどうのこうの、もう厳しいということでありますが、この西原町もこの7月に開園します。3階建ての、平成29年度事業で
西原南児童館ということで、これも本当に
補助メニューが少ない中でやっております。もう1カ所、
平良児童館。宮古も国の
次世代育成支援対策施設整備交付金、それと県の
安心こども基金事業補助金メニューを利用して現にやっているわけです。 だから、財源がないからこれをやらないというのは、ちょっと当たらないと。あとはやる気の問題だと。今の現状を見た場合には、やはりこれはやらないといけないと。現にやっている自治体もあるんですから。 そういうことでよろしくお願いしたいということでありますが、市長はこの子どものまち宣言をうたっております。公約の中で上げておりましたが、本当に子育てを応援するために、就任後、子供の支援政策についてどのような取り組みをなされたか、お聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 私の掲げる政策については、予算の必要性や、その具体化に一定の期間を要するものは、じっくり腰を据えて実現していきたい。できることは時間をかけずに実現していくという決意で市政に臨んでおります。 まず、市長に就任して
大里中学校の体育館の天井の雨漏りの修繕の指示を出し、修理が終了しました。卒業式にも間に合ったということを聞いております。 それから、市内全中学校のクーラーの設置、これは議会の御理解も得まして、今計画が進んでおります。1年前倒しの件です。 また、つきしろ地域の通学バスのタイヤがかなりすり減って、危険な状況とも聞いたので、それを新しいタイヤに交換をして
子供たちの安全な通学を確保しているところでございます。 子供支援の制度面では、
就学支援金の審査となる基準額を収入から所得に変えました。そのことによって、小中学生合わせて100人以上が新たに就学支援の対象となっております。 さらに、
就学支援金のうちの
入学準備金の支給時期を6月から1月に変えております。そうすることによって、入学の前にその準備ができるようにいたしました。 かいつまんでこの5件を上げさせていただきます。
◆12番(
玉城健議員) 本当に今、沖縄県の困窮世帯、貧困について29.9%ということで、本当に3名に1人が貧困の中、この児童館、子供を支援するというのは大変大事なことでありますので、ぜひこの児童館について、やっぱり市内でないのは
玉城小学校校区、そしてまた
船越小学校区でありますので、ぜひ早い時期にそういう
検討委員会等を立ち上げて、実現できるようによろしくお願いいたしまして、1点目の質問終わります。 2点目、
大里湧稲国地域、県道17号線の
危険箇所改良工事について伺います。
大里湧稲国地域、
おおざと信和苑入り口近くの県道17号線の通学路の歩道の
改良工事と、
湧稲国入り口の橋の改修工事について伺います。 ①この2カ所の
改良工事に関しての現在の状況をお聞かせください。 ②これまで工事が進まなかった原因は何か、また県との調整はどのように行われたかをお願いいたします。 ③今後、解決に向けてどのように取り組むかをお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) おはようございます。
玉城健議員の
大里湧稲国地域、県道17号線の
危険箇所改修工事についての御質問にお答えします。 まず1点目の現在の状況ですが、県に確認したところ昨年9月の定例会において答弁した状況の後、
湧稲国入り口部の橋、これはボックスカルバートなんですが、それの再設計を完了しております。 これは隣の地権者の土地を触らないような方向で当初の設計を見直したという設計でございます。その上で、地権者へ再度説明を申し入れたんですけれども、応じられない、会わないと、来るなということです。 また、
歩道改良部の地権者とも用地交渉をしているんですけれども、これまでと変わらない回答ということです。 2点目の、工事が進まなかった原因及び県との調整についてでありますが、これまでも
玉城健議員への御説明をしておりますが、地権者の同意がもらえないことが原因であります。 県との調整については、
南部土木事務所維持管理班への要請や、前年度、座波県議とともに県職員と現場での調整を行っておるんですけれども、いかんせん地権者の同意がもらえないことには工事ができない状況であります。 3点目の、解決に向けての取り組みについてでありますが、県もこの
改良工事をやるために解決策の検討や用地交渉を行っております。なかなか前に進まないんですけれども、引き続き当該箇所の
改良工事の必要性を本市としても訴えて、
用地交渉等この取り組みが継続されるよう、連携していきたいというふうに考えております。
◆12番(
玉城健議員) この件も大変難しい中で、もう地権者を怒らせてしまったということで、行政不信ということで、誰にも会ってくれないと。もう誰も連れてくるなと、そこまで言われて追い返されます。 そういう状況の中で、私も前市長にも、トップが行かないとだめだよということで何度も要請しておりましたが、なかなか実現できませんでした。 それについて、ならば地元である市長の行動にかかるしかないのかなという感じを受けておりますので、ダイレクトに訪問をしてちょっと事情を聞いてみると。本当にこれまで協力したが、何か行政のやり方が悪くて、行政には絶対協力しないということで、父親の遺言にもあるんだということまで言われておりますので、そういう部分で、やっぱりかみ砕いてゆっくり説明したら、人間的には本当に悪くない人たちでありますので、その点について市長よろしくお願いします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 私のほうで市長で動いて、その事態を打開できるということであれば、汗をかきたいと思っております。
◆12番(
玉城健議員) よろしくお願いいたします。 もう一点、この
信和苑入り口付近のこの歩道、通学路でありますが、雨が降った場合には水もたまり、通学の生徒、また一般の市民の方々も歩いております。 その中で、この
学校教育現場として通学路、大変危険な状況でありますが、どういう認識で、どういう方向で考えておるのか、教育長いらっしゃらないので部長よろしくお願いいたします。
◎
教育部長(上原昇) ただいまの
土木建築部長の答弁も一応聞いたんですけども、当分整備は厳しいような感じを受けました。いずれにしても、
子供たちの通学路として現在も利用しているわけなんですけれども、一刻も早い安全安心の確保という意味からでも対策を講じなければならないと認識しているところであります。 本市においても、
交通安全プログラムということで平成28年度から作られてはいるんですけれども、その中に構成員として、役所内で
教育委員会と
生活環境課あるいは
都市建設課、あとは小学校の
校長会会長、それから
PTA連合会会長と、あとは
与那原警察署が入っています。その
構成メンバーで、学校近辺を全部、危険箇所の確認をしているところではあるんですけども、ただ、いかんせんこの学校という通学路が範囲が広いものですから、案外スクールゾーンを想定する半径500メーターとかいうところだとは思うんですよ。 今、玉城議員がおっしゃるところは、南小学校からするとおよそ1キロ以上あるということで、多分点検から漏れているのかなと思ったりします。 ただ構成員メンバーの中にも、委員会の中でも必要に応じて、国道事務所とか、県の南部土木事務所、維持管理課辺りも全部呼び込んで会議を運営することになっていますので、ぜひ
教育委員会としてもこの所管管轄である南部土木事務所あたりも連れて現場を見てもらおうと。 今、工事として、改良としては難しいかもしれませんけど、今実際、
大里中学校前ですか、向こうも改良はないということで、とりあえず応急措置ではないと思うんですけど、車両と人を分離して、分けて確実に
子供たちが安全に通れるような方法を検討ではなくて、させるような感じで要請をしたいというふうに考えております。 以上です。
◆12番(
玉城健議員) 教育現場としても、この場所については認識しているということで、ただこの場所については、この土手側、ワイヤーメッシュが建てられ、これにススキが覆いかぶさって、ススキが大きくなって、道路側に飛び出たら側溝の上歩けなくなって、車道に出るしかないということでありますので、その部分についてはこのワイヤーメッシュを土手側に押し込むとか、少し倒れてきていますのでこれを直して、常に除草作業をするということをすれば、何とか1人は側溝の蓋の上から歩けるような状況なんですね。 それが草が生えてきたらこれもできなくなるということになりますので、先日も大変危険なものを僕見て、どうしようもなかったよということの市民からの訴えもありました。 そういうことで、ぜひこの草の除草作業を、これしっかりやってもらいたいということで、よろしくお願いいたします。 3番目に移ります。 学校体育館使用についてでございます。 これまで学校体育館の借用の際、施設の鍵の借用、返却が新庁舎移転後、かなり遠くなる地域が出てきており、施設利用者にとって負担が増えております。利用者の市民より、改善できないかとの意見がありました。 以下の点についてということで、①これまでの鍵の借用、返却の状況と、どのような改善策が考えられるかをお願いいたします。
◎
教育部長(上原昇)
玉城健議員の3点目の学校体育館使用についてにお答えいたしたいと思います。 ①の質問ですね。これまでの鍵の借用、返却の状況、どのような改善策が考えられるかについてですが、これまで学校体育館施設の鍵の借用、返却については、各分庁舎、佐敷においてはシュガーホールの警備員を活用していたわけなんですが、分庁舎が廃止に伴い、これまでの方法がとれなくなっております。 対策として考えられるのが、4地区のある公共施設等の常駐している警備員とか、施設管理者あたりを活用できないかということで今検討をしているところであります。 以上です。
◆12番(
玉城健議員) 本当に昼間働いて、夜間この施設を利用するということで、8時頃から使い始めるんですが、もう10時くらいまで目いっぱい使うので、その後からまた鍵を閉めて返すとなると大変負担があると。ぎりぎりいっぱいまで本当に運動したいんだという人たちが、この新庁舎ができてから10時までには鍵を持ってきてくれと言われたということで、本当に1時間ちょっとしか実際、中で運動ができないということで、何とかできないかということなんですね。 それで、この南城市は常駐警備がいないということで、なかなか学校に警備員がいなくて返しもできないということで、今の現状になっていると思います。 これまでは、玉城庁舎、大里庁舎ということで2つに分かれて、そこまで持っていってやっていたということですが、いろいろな意見がありまして、返却ボックスをつくったらどうか。
○議長(大城悟) 1分前です。
◆12番(
玉城健議員) それから、いろんな方法を考えられないか、学校にこの鍵を任せたらどうかとか、利用者の中からいろんな意見があります。 その中で今、常駐警備が配備されている場所はどことどこでしょうか。
◎
教育部長(上原昇) 先ほども申し上げたんですけど、今考えて検討しているところは、大里においては保健センターの常駐警備員あたりを一応お願いしようかなということで考えております。佐敷については、従来どおりシュガーホールの常駐警備の活用と。 玉城が、総合体育館の管理人がいます。そして、中央公民館もいます。でも休みがあって、どうしても玉城総合体育館については火曜日が休み、定休日ということで開かない、閉館。中央公民館が月曜日ということで方法をですね、お願いしてどこかに、例えば月曜日だったら玉城体育館とかいうような感じで、一応これも調整をしたいと思っております。 知念体育館についても、問題は、知念体育館は月曜日が定休日なんですよね。その後、月曜日はじゃあどうするのかということの問題があります。 その辺あたりも今から所管課も交えて、どうしようかなということで部内でも調整していきたいということで考えております。 以上です。
◆12番(
玉城健議員) 時間も残り少なくなってまいりましたが、やはり市民が大変戸惑っております。これまで近かったのがこれだけ遠くなると、なかなか厳しいということでの訴えでございますので、ぜひ早急に今ガードマンが常駐しているところに配置をなされて、それがスムーズに貸し借り、返したり、返却ができたりするのを解決していただきたいということで、あと9秒、8秒ということでありますので、私の
一般質問を終わります。 ありがとうございました。
○議長(大城悟) 次の質問者、
親川孝雄議員。
◆14番(
親川孝雄議員) グスーヨー、チュウウガナビラ、シマクトゥバヌ、ハチキマサオヤイビーン。バッペーソーイビサー。14番議員ヌ親川孝雄ナトーイビン。ミーヤーヌ、ミー議場ウティ、ハジミチィ
一般質問ヌスンディヤンカイ、チムドンドン、ウフェーソーイビーシガ、ユタサヌヨーウニゲーサビラ。トーアンセー、
一般質問ウンヌキヤビラ。 まず、1点目でございます。下田原への農道整備について。 下田原は日本の名水百選に選定された垣花ヒージャーの豊富な水の恩恵を受け、水田作物の最適地であります。 以前は、南城市特産の農産物であるクレソンを栽培する農家が20世帯近くおりました。現在は3世帯程度に激減しております。 その要因として、栽培農家の高齢化もありますが、もっとも大きな要因は農道が整備されてないため、収穫した農産物を一輪車で運ぶという不便さにあります。 つきましては、農業振興の観点から下田原の農道整備について市長の見解をお伺いいたします。 あと1点につきましては自席で行いますので、よろしくお願いいたします。
◎
農林水産部長(森山紹司) おはようございます。
親川孝雄議員の下田原への農道整備についてお答えします。 農業は本市の基幹産業であり、地域からの強い要望等があれば、事業採択に向け、それに応えられるよう計画をしていく必要があると考えています。 そのためには、地元の合意形成の確認のもと、面整備を含めての農道整備計画が必要なのか、農道独自の整備の計画をするか、事業同意及び用地内諾の目途も含めて両面的に可能性を精査し、計画する必要があると考えます。 以上です。
◆14番(
親川孝雄議員) この件につきましては、私は視点を変えながら、過去の
一般質問でも2回取り上げてまいりました。 この一帯は、垣花ヒージャーの豊富な水量のおかげで、水田作物の栽培には最適地であります。4、50年前までは水稲、稲が栽培され、海岸線近くまで田んぼが広がっておりました。 答弁でも、地域からの要望があれば取り組むということでありますけれども、過去にも事業導入について部落説明会等も開催されたようですが、地権者の同意がなかなか得られなかったということです。 これまでに、説明会は何回ほど開催され、どのくらいの地権者が参加をしたのか。また、同意できない要因はどういうことだったのかについて伺いたいと思います。
◎
農林水産部長(森山紹司) ただいまの再質問についてお答えします。 これまで何回説明したかということなんですが、これは合併前、旧玉城村時代からの説明会は多々行っています。回数については直近で合併前1回、合併後、平成20年に1回という形で残っているんですが、前回の説明の中では。 旧玉城村時代に、私はそのとき土地改良事務所という、役場ではなかったんですけど、事業がなくなって、今後どうしようということで、実際に私が図面を概略的に引いたものがあります。 その中で、国道、今の棚田付近も含めて、土地改良区域として約36ヘクタールほどでしたかね、計画に入れたんですけど、やはりここは既設の農道、用地等がなくて、減歩率が高くつくと。通常の圃場整備であれば、20%弱で減歩はされるんですけど、ここを計画した段階で3割を超えるという減歩になりました。 玉城時代にはそういう説明で、このぐらい減歩されるならやらないほうがいいという方が大半でした。なおさら、この土地は小規模の土地が多くて、小さい面積の地権者が多くて、その辺減歩されると、ますます畑がなくなるということでありました。 そして前回、12月議会でも答弁したと思うんですけど、合併後集まって、アンケート調査の中でも31%の回答があったと。六十何パーセントは無回答であったと。この説明会の中でも、各区長さんを集めて説明したと思うんですけど、なかなかその辺が解決できないということは聞いています。 今後どうしようかということなんですが、あらゆる方面から検討して、圃場整備は無理にしても農道整備でできるかについても、また地域の皆さんと調整してからやっていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆14番(
親川孝雄議員) 非常に前向きな答弁でございました。ありがとうございます。 質問の発言事項の要旨でも述べましたが、下田原一帯は15年ほど前までは、クレソン畑が大きく広がっておりました。私も何度か県外のクレソン産地を視察に行きましたが、あのようにまとまった産地は他県にも見当たりません。日本一の産地だと言っても過言ではないと思います。 生産農家も20世帯ほどあり、とてもその頃は活況を呈しておりました。クレソン畑は、棚田となって広がり、その田園風景は風情があり、眼下には太平洋が見渡せる場所にあって、環境もすぐれているため、沖縄県のふるさと百景にも選定されたところです。 クレソンは水が大好きな野菜です。収穫後にある程度時間を置き、しおれても、水の中でジャブジャブとすすぐと、またしゃきっとします。 水を好む野菜ですが、よどんだ水では成長が抑制されます。また、その水は常に流れていることがクレソンの生育する条件です。ですから、下田原は区分けされて棚田になっていることが、非常にこれクレソンにはいいわけなんです。下田原一帯は、棚田と豊富な水がありますので、クレソンの栽培には本当に最適な場所だと言えます。 また、クレソンはアルカリ性の土壌を好みます。沖縄本島では、北部のほうが水の豊富な地域でありますが、北部地域は酸性土壌のためクレソンの栽培には不向きです。逆に、南部では南部ジャーガルでは、パイン栽培は不向きなんです。沖縄県内でクレソン栽培が行われているのは、うるま市石川と南城市の知念、玉城だけです。 クレソンは8割程度が東京を中心に県外出荷されております。クレソンの需要は旺盛で、注文に応じきれないのが現状です。クレソンは販売価格も安定しており、栽培技術の向上と、圃場条件を整備することで、周年出荷も可能で、消費者からの人気の高い有望な野菜作物です。 下田原のクレソン畑が激減している要因は生産者の高齢化もありますが、最大の要因は道路がないことにあります。あぜ道しかないため、収穫したクレソンを運び出すには、一輪車しか活用できませんので、生産農家にとって最悪な条件です。したがって、高齢の生産者は離農者が相次ぎ、若者の新規参入も阻んでいるのです。 昨年12月の定例議会でもこの件を取り上げましたが、当時の部長の答弁では、合併前の知念村時代にも、農地改良整備をするため何度か地権者に呼びかけたわけですが、同意率が最高でも十数パーセントしかなかったので、事業実施は厳しいとのことでした。質問者としては、とても寂しい、残念な思いがしたものであります。 下田原一帯の貴重な棚田を維持し、農道を整備することで、確実に農業振興につながります。さらに、棚田のある風景と太平洋を眼下に見下ろす景観は、ふるさとの原風景を懐古するにふさわしい魅力のある観光地となる可能性を秘めております。 幸いにも
農林水産部長は、玉城は新原の出身です。下田原を有する百名や仲村渠、垣花にも広い人脈があるものと思います。 農業振興のため、地域発展のためにも、地権者と膝を交え、丁寧に説明し、熱く訴え、夢を語ることで、かたくなな地権者も胸を開き、必ずや同意するものと確信します。 部長の前向きな答弁を再度求めます。
◎
農林水産部長(森山紹司) 再度、質問にお答えします。 やはり、地域、今、棚田の件であるのですけど、前回27年でしたかね、アクションプランの中でも棚田の話が出ているんですけど、その辺で耕作者も含め、話し合いで、どういうものにできるか調整、これから、意見交換しながら進めていきたいというふうには考えているんですけど、今回、前回の親川議員の質問の中でも、垣花、仲村渠については、公務員が多くて、農業をしていない、農業をやらない方が多いと。ほとんどの方が、志喜屋の方が耕作しているということであったんですけど。 この地権者を確認しながら、意見交換しながら、垣花、仲村渠においては、南城市の先輩たちが今区長をやっていますので、区長さんも交えて、今後そういう取り組みが可能かどうか、足を運んで意見交換をしていきたいと思います。 棚田がある部分については、志喜屋の傾斜部分がほとんどなんですが、その辺もやはり農道を造るにも傾斜が多くて、土地を触らなくちゃいけないですから、やはり地権者を重視して、傾斜部分で農道を入れるというと、やはり、のり面も出てくるし、その辺も含めてどういう方法でできるのか検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
◆14番(
親川孝雄議員) ありがとうございます。 先ほどの答弁の中でも、全体、減歩で20%ぐらいあるので、なかなか土地が減るので同意しない地権者もおられるということであります。 私は道を造る場合、必ずしも真っ直ぐでなくてもいいと思うんですよ。里道がいっぱいありますから、それを集積して、土地を譲らない人には、そこら辺を交換するなりして、曲がった道でも、かえっていいんじゃないかなと、そういったクレソンを作るには、と考えます。 そして、先ほど答弁にもありました、関係する集落の区長が役所のOBであると。私もそれはわかっていましたので、その本人にも会って、ぜひ
一般質問にもまた出すんで、協力よろしくということも話をしてあります。ぜひですね、ともに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 水田作物は、連作を嫌いません。お米は、神代の昔から作られ続けています。下田原の棚田が復活することで、多くの相乗効果が発生します。 水田作物は、クレソンに限りません。タイモやエンサイ、オクラレルカに、スイレンなどの、美しい花も咲かせます。水辺にはリュウキュウシリケンイモリや、タップミノー、モクズガニ、亀やスッポンなど、多くの生き物が生息をしております。少ないものの、季節的には蛍も飛び交います。 特に、中華料理の食材でもあるエンサイ、ウンチェーバーなんですけども、成長が水田で作ると、成長が著しく早いんです。刈り取って、2週間もたてば、また刈り取りができる。そのぐらい回転が速いです。 県外出荷の主品目であります、インゲンやゴーヤーを、施設で栽培するとなれば、施設建設の初期投資で、10アールあたり300から500万もかかると言われております。 インゲンやゴーヤーは、作付けから収穫まで3カ月程度を要します。それに比べて、クレソンは初期投資がほとんどかかりません。荒れた田んぼの草をとるのは難儀ではありますけれども、植えつけをする際の苗も、既存の農家から分けてもらうことができます。植えつけをして、30日から40日程度で収穫することができます。年間8回から10回、回転しますので、100坪のクレソン畑だと、800坪や1,000坪にもなるわけであります。 そのことからすると、若者でも農業への新規参入が容易だと言えます。 近年、他県では農業が見直され、都市部から若者が移住し、農業回帰する事例も、農業新聞等にもたびたび紹介されております。 南城市においても、農業に夢と希望を持った若者が少なからずいると思います。市長は選挙公約に、若者の夢実現委員会を立ち上げると言うことも訴えました。その一助にもなるのではないでしょうか。リーダーのやる気で物事は成就します。 市長の所見を伺います。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 非常に夢のある話だと思っております。 特に若い方々が、下田原含め市内に戻ってきて農業をしたり、あるいはいろんなことをするというのは、市にとっても非常にいいことですし、また、農業振興、観光振興にも必ずつながっていくと思っておりますので、再度地権者の方々とも話を進めながら、
農林水産部長を中心にやっていきたいと思っております。
◆14番(
親川孝雄議員) 市長からも前向きな答弁が得られました。 昨日の質問で、平田議員からも役所が主張して頑張ってほしいというようなことがありました。 ぜひ部長もそこら辺ですね、地元のことでもありますので、ぜひ農業振興の面から頑張っていただきたいと思います。 それでは2点目に移ります。 グスクロード公園コア施設の照明設置についてであります。 グスクロード公園は昨年、老朽化で破損した遊具を撤去し、新しい遊具に取り替えられたことから、来園者が大幅に増加をしております。同公園のコア施設については、保育園の遠足等のイベント会場や、休憩場所等に活用されております。 また近年、増加が続く県外からの教育民泊で来訪する中高校生を受け入れる際の入市式、退市式の会場としても利用されております。 民泊の受け入れは、日程の都合で夕方以降の時間帯も多く、特に冬場は日が暮れるのが早いため、入・退式に支障を来しております。 つきましては、コア施設への照明設備の設置ができないかお伺いします。
◎
農林水産部長(森山紹司) 2点目の、グスクロード公園コア施設の照明設置についてお答えします。 本施設は、田園空間整備事業により整備され、昔の製糖施設の復元と、受水走水や垣花ヒージャーなどの各施設の総合案内所であります。主に昼間の利用形態になることから、照明設置がされておりません。 民泊の受け入れについては、観光振興に大きく寄与するものと認識しております。施設の管理体制や、防犯上懸念される課題を関係各課と調整し検討してまいります。 以上です。
◆14番(
親川孝雄議員) ぜひ、前向きに検討していただきたいと思います。 グスクロード公園のコア施設は駐車場も充実しており、環境も良いことから、南城市のみならず、市内外から保育園、幼稚園、小学生に至るまで、遠足等で頻繁に活用されております。
子供たちの遠足等については、全て昼間の時間帯での利活用でありますので、特に問題はないかと思います。 私が今回、コア施設への照明の必要性を取り上げましたのは、民泊の受け入れでは、毎回のようにコア施設が活用されておりますが、受け入れ時間の都合で支障が生じているからであります。 民泊の受け入れ時には、南城市に入るということで入市式があり、送り出す際には退市式というのがあります。入市式はほぼ、グスクロード、コア施設で実施されております。退市式が夕方に行われるということはまずありませんが、入市式は夕方になることも多々あります。29年度には、夕方5時以降に受け入れをした学校が21校ありました。21校のうち、冬場に受け入れたのが15校もありました。 沖縄は夏場であれば夕方の7時を過ぎてもなお明るい状況ですが、さすがに冬場になると夕方6時頃からは薄暗くなってまいります。グスクロード公園は南城市でも標高の高い位置にあり、冬場はとても寒い環境にあります。 そんな中、昨年の冬場に最悪な事態が発生しました。それは、11月17日のことでしたが、東京都立松原高校を受け入れしたときのことです。 その日は、関東地方にゲリラ豪雨が降ったため、羽田空港から飛行機が飛べない状態となり、沖縄行きの便が3時間も遅延となりました。高校生たちがグスクロードについたのが9時近くになっておりました。車のバッテリーから電源を求め、薄明かりがともる状況で、寒い中、暗い中での生徒たちの受け入れは本当に大変なことでした。 2017年4月から今年の3月までの1年間で、タマレンタ企画を介し南城市に受け入れた、
○議長(大城悟) 残り30秒です。
◆14番(
親川孝雄議員) 教育民泊の実績は、受け入れ校で97校、受け入れ人数で1万7,154名となっております。 この集計結果は、タマレンタ企画のみの実績でありますので、ウドゥイや、南部広域の実績を合算すれば、南城市で民泊した中高校生の人数は優に2万人を超えているものと推定されます。 南城市における受け入れ民泊数は84件、民家に入る受け入れ体験料を初め、おきなわワールドの入場料と、
○議長(大城悟) 時間です。
◆14番(
親川孝雄議員) このようなことを踏まえて、南城市での民泊の起点たるグスクロード公園コア施設への照明ができないか、再度お願いいたします。
○議長(大城悟) 答弁いいです。時間外です。 休憩します。 (休憩 11時08分) (再開 11時20分) 再開します。 次の質問者、
国吉昌実議員。
◆16番(
国吉昌実議員) 皆さん、こんにちは。 議長のお許しもいただいておりますので、早速
一般質問を始めさせていただきます。20分では終了したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 発言事項の1番でございます。 新庁舎へのアクセスについて。 (1)稲福・真境名側からのアクセス道路整備についてお伺いいたします。 この件につきましては、平成29年9月の
一般質問でも取り上げさせていただきました。その際の答弁は、道路網整備計画にはないけれど、新庁舎の完成に伴い交通量も増えることが予想されることから現状の道路を生かして交通安全確保の観点から検討していきたいとの答弁でございました。どのような検討がされたのか、お伺いをしたいと思います。 (2)新庁舎への交通手段、アクセスであります。どのようなものがありますか。お伺いをいたします。 ①地域別にお願いをいたします。 ②2019年10月の公共交通再編まで、何らかの市民の足の確保という観点から、何らかの措置を行うべきと思いますが、所見をお伺いいたします。 発言事項の2、大里南小学校への通学路についてであります。 大里南小学校への通学路がいまだ完成しておりません。 (1)東側ルート、西側ルートの進捗と今後の計画をお伺いいたします。 発言事項の3、若者応援相談窓口の設置について。 現在、南城市行政において、20代、30代にスポットが当たった政策や事業が残念ながら見当たりません。私も以前から考えていたことですが、今後のまちづくりを考えると、生産人口の増加、定住促進など、自立・持続可能な南城市実現のためには、若者応援相談窓口の設置は非常に大事な視点だと思います。 市長も公約に若者の夢実現委員会の設定を掲げております。御所見をお伺いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) それでは、
国吉昌実議員の新庁舎へのアクセスについての1点目、稲福・真境名側からの道路整備についての検討についてお答えいたします。 当該道路については、道路構造令に基づく抜本的な整備はまだまだ手がつけられない状況にあります。 そのことから、現道でのスピードの抑制と交通安全の観点から、すぐに対処できる対策として、道路側溝に蓋をかける案を検討してみました。検討したのですけれども、やはり蓋との段差ができるということで、逆に危険性が増すという判断から実施には至っておりません。 引き続き、現状の道路において安全が確保できるような対策はないか、市道の維持管理の中で対処できないか等について検討してまいりたいと考えております。
◎企画部長(當眞隆夫)
国吉昌実議員の新庁舎へのアクセスについての2点目、新庁舎への交通手段についてお答えします。 1の地域別につきましては、新庁舎への交通手段として、久高島を除く市内全域をデマンドバス、おでかけなんじぃや民間のタクシーが運行しております。路線バスでは、新庁舎付近を通行するバスは沖縄バスの39番と41番となっており、路線バスを利用した場合、ほとんどの地域から乗り継ぎが必要となります。 次に、2点目の2019年10月の公共交通再編までの措置についてお答えします。 現在、おでかけなんじぃが飽和状態にあることから、何らかの措置を講ずる必要があると考えております。平成30年度内に庁舎前にバス停を整備する予定であり、それに合わせて現在運行している路線バスを庁舎まで乗り入れできないか、バス会社と調整、検討をしていきたいと考えております。
◎
土木建築部長(玉城勉)
国吉昌実議員の大里南小学校への通学路についてお答えいたします。 まず、東側ルートは県道86号線南風原知念線との接続付近の本路線の一部、西側ルートは県道77号線糸満与那原線との接続付近の歩道部の一部が用地買収に至っておらず未完成であります。ただ、事業としては平成29年度で終了しております。 進捗状況につきましては、東側ルートについては現在も地権者と調整中であり、西側ルートについては相続等の問題で時間を要している状況であります。 今後は、相続や地権者との折り合いがつき次第、県への申請を経て、事業を再開し完了を目指して取り組む予定であります。
◎市長(
瑞慶覧長敏)
国吉昌実議員の若者応援窓口の設置についての御質問にお答えいたします。 南城市の持続的発展のためには、若い皆さんが暮らしやすく、誇りを持って住み続けたいまちづくりが不可欠でございます。 南城市ではこれまで若者に関連する事業として、上がり太陽プラン事業、なんじょう市民活動支援センター設置、南城市民大学などの事業を実施してまいりましたが、さらに若者の定着に直接つながるような結婚・子育て世代への支援策の充実、地域の歴史・文化への誇りの醸成などを含め、若者の夢実行委員会を立ち上げて、若者への総合的支援施策を策定したいと考えております。 議員のおっしゃるとおり、若者支援の一つとして、若者の抱える心・仕事・結婚など幅広い悩みについての相談窓口を設置することは、大変いい提案だと賛同をいたしております。 以上です。
◆16番(
国吉昌実議員) それぞれ御答弁いただきまして、ありがとうございます。 新庁舎へのまずアクセスについてでありますが、まず確認したいのは、市長は御出勤をされる場合にはどちらの道を通っていらっしゃるのでしょうか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 稲福・真境名というんですかね、南風原から上がっていって西原に行って、そこから長堂上原線を通って新庁舎についております。
◆16番(
国吉昌実議員) ありがとうございます。 私が今申し上げているところのその通り、稲福・真境名側から庁舎へ上がってくる通りも、ぜひ通っていただきたいなというふうに思っております。 1番目のこの資料を、すみません、お願いをいたします。 これは上から下っていくところなんですが、このような状況になっております。 これについては右側が側溝になっております。何の蓋もされておりません。そして左側は、当然その横は崖になっておりますので、ガードレールが設置されているという状況であります。ところが、いずれにしても双方向のすれ違いというのがなかなか厳しい状況であります。ですから、もう少し整備をしていただくと、何とか双方向がもう少しスムーズにできるのではないかなというふうに考えているところであります。 なぜかといいますと、600名余にわたる職員の皆さんが、本当にこの庁舎へ集まってくる、出勤してくる、そしてお客さんも来る。このような状況の中で確かにこの道を通る車というのがかなり増えております。2倍どころではありませんね。4倍、5倍というふうに、かつては上まで上がってくるときに、1台もすれ違わないっていうのがあったんですが、今は3台、4台、5台すれ違うっていうのも通常であります。 そういう意味で、何らかの方策をしていかないといけないのではないかというふうに、私は思っているところでありますが、先ほどの答弁からいたしますと、市道の維持管理の中で対処できないか検討してまいりたいというふうなことでありますけれども、もう少し我が身になってというか、そういう中で検討をしていただけたらなというふうに思っております。 資料の2をお願いします。時間もストップしてください。 これは同じ場所付近ですけど、左側に鬱蒼と茂ったところがあります。その中を車で上がっていくと、雑草やススキが全部張り出しているために、なかなか左いっぱいまでちょっと寄せて通行するというのはなかなか難しい状況であります。ですから、早急にできることといえば、やはりこの雑草除去というのは一つの手かなと思ってもいます。 それと同時に、先ほどは蓋をかけるということについては、なかなか難しいというような話がありましたけど、もう少しお金をかけていただいて、できる手がないのかどうか。部分的にまたできる手がないのかどうか。あと、滑りどめの、何と言うんですかね、舗装をところどころすることが必要なのではないかと。 もう一点については、カーブミラーの設置も必要な箇所もあると思います。 私はこの検討をしていただきたいというのは、交通安全の確保からもう少しこういった形で具体的な形で、検討をしてほしかったというふうなことでありますので、再度部長のほうに答弁を求めたいと思います。
◎
土木建築部長(玉城勉) 再質問にお答えします。 市道の維持管理の中でというのは、今議員がおっしゃったものも含めて検討したいということです。 その前提といいますか、我々がポイントに置いているのが、当該道路のきついコーナーと勾配であります。この場所というのは、かなり傾斜がきついところにつくられているものですから、例えばすれ違うところを設けようということで切ると、動くおそれがあります。 それと、側溝に蓋をするという形になると、それはもともとはこれ農道でつくった側溝でありますので、それに加重がかかると逆に下がるという形になってきまして、どちらにしても抜本的な対策が必要になってくる。その場合、かえって危険性が増すのじゃないかと。要は、通りやすくなるとスピードが上がります。上がると、すれ違うときにスピードがついたままぶつかるという部分がありますので、前段でスピードの抑制も含めてというのはその辺の意味でございます。 ですから今、議員からも御指摘があったように、まずは見通しをよくする。繁茂している雑草を切ったりとか、要所、要所のコーナーとか、滑りどめとか舗装を改善することによって、今の現状の幅員の中でスピードを抑制しながら安全確認ができるような状況をつくっていきたい。そういった観点で維持管理の中でやっていきたいというふうに考えております。
◆16番(
国吉昌実議員) その辺については、ぜひ早急にやっていただきたいというふうに思っております。 一つの表玄関になりますので、やっぱりお客さんを迎えるというふうなことからすると、ここで事故が起きてしまってはもう何の意味もありませんので、ぜひ早目に、まず見通しをよくするとか、その辺のことをお願いしたいと思います。 もう一点は、側溝については何らかの工法で、他の工法というのが幾つも種類あると思いますので、安上がりでかつ丈夫にというふうな形でできないかどうか、さらなる検討をお願いしたいと思います。 予算措置といいますか、それが明確にされていなかったものですから、そういった維持管理の部分で実行できるとすれば、いつぐらいからできるのか、その辺を再度お願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 本市においては前年度等の予算を見ながら、平成30年度予算措置をしています。 現在、いろんな市道で維持管理をしないといけない場所等々が出てきております。不足があれば当然、安全に関わることですので、補正をして、それで年度内にできるだけ対応できるような方向で検討をしていきたいというふうに考えております。
◆16番(
国吉昌実議員) 当初予算では5,400万ぐらいしか組まれておりませんでしたので、補正増をしてまでも優先をさせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、まず公共交通も含めた形での交通手段に移りたいと思いますが、5月25日ですかね、庁舎間の巡回バスが運行も終わりました。 そういう中で様々、いろんな、何とかこの南城市役所に行くための、新庁舎へ行くための交通手段の確保をしてほしいという意見、要望等がございます。 実際問題、先ほどなんじぃバスのお話もありました。今なんじぃバスについては飽和状態ということですから、まずなんじぃバスのことを考えますと、もう一台増やしてやることはできないのかどうか。 そして、増やすと同時に最低限、来年の10月まで無料でするということはできないのかどうか、それについてのまず御見解をいただきたいと思います。
◎企画部長(當眞隆夫) 今、再質問にお答えしますけれども、なんじぃバスを増便できないかということも一つの手段だと思っております。ただ、これについては課題がございます。 来年10月の再編というところを今、見込んでおります。その中で、実はこのなんじぃバス自体も、ちょうどリース切れで、来年再リースすることになります。 そこで、これまでなんじぃバス自体が、やはり公共交通のアクセスが悪い、それを補完するという目的で導入された経緯がございます。今回、来年の10月の再編にあたっては、路線バス、市内のフィーダー交通の部分がコミュニティバスとして、かなり利便性が高い部分に変わっていきます。 そうしますと、基本的には交通網が利便性が増しますので、市民はそこを利用していただくと。それで賄いきれない部分を、今後なんじぃバスが担っていくという形になっていくということがございました。 そういうことで、次年度の再編も含めた形で、総合的にやはり検討した中で、どういった形で補完をしていくかというのを今後検討してまいりたいというふうに考えております。 あと、無償化についてですけれども、無償化については現在のところ考えておりません。 これは有償運行をすることによって今、国からの補助を受けております。これを無償化いたしますと、そういった補助が受けられないとか、そういった、ある意味マイナス面が出てまいります。それと併せて、無償化するということであれば、地域公共交通会議の中で議論することになりますので、我々だけでこの無償化ということを決めることはできないということで御理解いただきたいと思います。
◆16番(
国吉昌実議員) わかりました。 実際問題、確かにタクシーも走っておりますし、あと、なんじぃバスも走っていると。そして公共交通としてのバスの路線もあるというふうなことでありますけど、タクシーについてもかなりお金がかかることでございます。それから、なんじぃバスについても有料であります。今、飽和状態ということで、なかなかまた時間の約束ができないという状況等が発生をしております。 それから、公共交通バスに至っては、先ほど2系統39番と41番上げていただきましたけど、1日のうちで、かなりの本数が少ないですね、ものすごい少ない。39番に至ってはユインチホテルまで行きますけれども、6本しかないですね。 しかも、ほとんどこの新里から上がってくるので、この庁舎から見ると北側地域から上がってくるんです。ですから、東側から来る人たち、市民の皆さんはもうほとんどこういった公共交通がないということになります。それから南側もそうでございます。それから西側もそうです。 ですから、この西側、南側、この東側といったところについては、ほとんどもう交通網がないというか、そういう状況にあるわけですから、何らかの形でそれなりの足の確保を暫定期間でも結構でございますので、やる必要があるのではないかなというふうに思っております。 当然、本当に交通弱者、車を持たない、こういった公共交通でしか動けないという方々については、タクシーで行くとなると、かなり負担がかかってまいります。 そしてバスがないところとか、そもそもバスがなかなか利用できない。知念あたりから来ますと、新里のほうで降りて、そこから乗り換えとなりますと、1日に6本しかないバスにどうやってこの時間を合わせて来るかということが、非常に問題となります。 そういった状況から考えると、市民の立場で考えると、非常に今、厳しい状況に置かれているということを、ぜひ御認識をいただきたい。 そういった中で、庁舎間巡回バスがありましたので、庁舎間巡回バスというふうなことではうたえないと思いますけど、何らかネーミングを考えていただいて、この東側の部分から来るものと、南側、西側から来るものを2系統だけつくって、1時間に1本ずつぐらいでも結構でございます。その循環バスをさらに再度また動かすということについては、それについても御見解をいただきたいと思います。
◎企画部長(當眞隆夫) 今お話がありました、庁舎間巡回バスにつきましては、庁舎が統合されたことによって、5月25日をもって終了しております。 もともとが分庁方式でやっていたということで、庁舎間ということは走らせておりましたけれども、庁舎が一つになったことで、もう庁舎間ということではおかしいということで廃止しております。 これについては、以前から周知をしていた関係で、特に今のところ問題はないというふうに聞いております。 ただ、実際その庁舎間巡回バスについては、庁舎に来る利用者というのはほとんどおりませんでした。それ以外の施設に行っている方が多いと。商業施設なり、あるいは他の福祉施設なりというところが多くて、庁舎に来ているのはほんのわずかだと。ちょっと今、資料を持っていないのであれなんですけれども、1割弱だったと記憶しております。 そういったことで、庁舎間ということではなくして、別の部分で出せるかというのを今後検討したいと。 あとはもう一つ検討をしたいと考えているのが、例えば市内にもタクシー事業者が2社ございます。例えば、この市内に限ってのみ、こういった市内タクシー料金の助成ができないかというのも、合わせて検討していきたい。 だから、これについては当然、期限限定という形であくまでも交通が整備されるまでの間ということができないのかというのも、合わせて検討をしていきたいというふうに考えております。
◆16番(
国吉昌実議員) いい話が出てまいりましたので、その件について、やはり進めていただきたいなというふうに思います。 恐らく各部のほうにも、どうやって庁舎まで行ったらいいのという問合せ等が来ていると思います。ですから、その辺の市民の足の確保という観点で、来年の10月までの限定で何らかの形で措置ができればなと思っております。その点について、市長の御見解もいただきたいと思います。 よろしくお願いします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 新しい庁舎、複合施設がここにできたことによって、非常に便利になったこともありますが、その分、大里庁舎があったところ、あるいは玉城庁舎があったところの方々には、また不便を感じているという声は、恐らくもうちょっとすると、もっと上がってくるのかなとも思っております。 そういう意味では、今、国吉議員からあった御指摘に関しては、真摯に我々もなるべく期間限定でもできるような形の措置をとっていきたいと思っております。
◆16番(
国吉昌実議員) ありがとうございました。 発言事項の2、大里南小学校への通学路について、いきます。 資料3をお願いいたします。 私は東側ルート、それから西側ルートというふうに上げておりますけど、東側ルートの部分について、真境名方面から来るものについても、あと20メーターぐらいつなぐことができるのかなと思っているんですけど、そこもまだ完成しておりません。 それについては先ほどの答弁で、この用地買収に至っていない地権者との調整中であるというふうなお話をいただきました。 それから西側、今、写真で提供しているのは、西側ルートの部分です。これは南小学校側から県道に向かってを見たところであります。左側は歩道であります。白線のこの右側については車道であります。 左側のほうのこの歩道から、学校帰りに行くとすると、ちょうどこのように突き当たってしまうわけですね。そうすると、右側に寄らなきゃいけないというふうな状況になると、車道の真ん中まで寄っていくというような状況であります。本当に、このままでいいのかなというふうに思うんですね。 先ほどは相続の問題で、今、時間を要しているというような話がありましたけど、それはいつぐらいまでかかるということが予想されているのか。その間の交渉というのはできない状態なのか、その辺についてよろしくお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 相続の関係上、この交渉の対象者が定まらないという部分が今、大きな課題でございます。 その相続が誰で、どなたと交渉をした上かという部分を整理しないといけないということと、それに逆に時間を要するというのであれば、先に施行承諾とか、そういった別の手法でこの整備を先にできないものかどうか。とにかく1日も早くできるような方策等々について、考えて対応していきたいというふうに考えています。
◆16番(
国吉昌実議員) 今までは、この施行承諾というふうな部分については、アプローチしたことはなかったというふうな理解でよろしいですか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 今までは用地交渉の部分の議題等々でお話をして、その中でもやっぱり相続関係があって、なかなか受け付けてもらえないという話もございましたので、単に用地交渉ということじゃなくて、危険性の除去の観点からお願いしているということでの、解決が図られないかということでございます。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 11時49分) (再開 11時50分) 再開します。
◆16番(
国吉昌実議員) これはぜひ、安全確保という観点から、その都度、別の角度からのアプローチが必要だと思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。 それから東側ルートについても、地権者との調整がうまくいっていないというような状況であります。最近は大分、整備されてきたものですから、もうつなぐのかなと、そういうふうに思っていたんですけどこれは勘違いだったわけですね。 一番この調整がうまくいかないというネックになっている部分というのは何なのでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 一番ネックになっているのは、用地買収におけるこの用地単価等々の補償内容の部分について、御理解いただけないということです。 要は、地権者の皆さんはやっぱり自分の土地っていうのが、途中の半分から切れる。切れた場合の、切れたことによる損失の部分についても含めて補償すべきじゃないかというふうな話をしております。 ですけれども実際、途中から切っても残された残地の部分も含めて、この用地単価に加えるという鑑定、もしくは補助事業での用地買収にはなりません。その辺の部分について、なかなか御理解いただけない。 それと同時にもう一点が、残された残地、その部分がこの県道に面している方から土地を、用地買収のお金でその県道に接している方の土地を取得してならいいですよということなんですけども、これも等価交換、要は、この事業で切れたわけですから、等価で交換できるようなことにはならないのかという話なんですけれども、それはやっぱり県道に接している部分での鑑定はどうしても高くなってきます。1筆中に入っていますから。それと同時に、面積も違うんですよ。それを等価という形にはなりにくい。 それと、県道に面している人からすると、全て買っていただけないと、買うっていうんだったら、その交渉には応じるという、交換先の方の要望もありますので、単純にはいかない部分があります。 今までこれでずっととまっていたことがありますので、今度は逆に視点を変えて、後ろのほうに里道が走っています。その部分と後ろのところの部分での、この用地、補償価格に応じた土地を広げることによって、自分の
子供たちに家を建てられるぐらいの面積を確保するというふうな別のやり方も少し提案しないといけないのかなと。 こちらの地権者については、会ってはくれますので、ただ、この鑑定に係る考え方がどうしてもすり合わないと。我々としては、やっぱり全て同じような基準、今までやった中での基準でしか交渉をして解決できないものですから、特別扱いというんですか、別なことを加えた上での用地交渉というのはできないという部分も含めて、地権者と粘り強く交渉していきたいというふうに思っています。
◆16番(
国吉昌実議員) 本当に担当部、課におきましては大変頑張っているということをお伺いすることができました。 市長、この件について、やっぱり
子供たちの安全の確保を最優先するというようなことでありますので、ぜひ先頭に立ってといいますか、もしよろしければ直接担当部長、担当課長も含めて、一緒にまた交渉しに行くというふうな部分で、ひとつ汗をかいていただけないかどうか、その辺について御答弁をいただきたいと思います。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 私が動くことによってその解決につながるというのであれば、喜んで汗をかいていきたいと思っております。
◆16番(
国吉昌実議員) ぜひ、その点については、よろしくお願いをしたいと思います。 一番最後になりますけれども、若者の応援相談窓口ということであります。 答弁では賛同をいたしておりますということでおっしゃっていただきまして、大変ありがとうございます。市長の考えていらっしゃること、そして私が意図するところが一緒であるかどうかというのがよくわからなかったために、今回このことを取り上げさせていただきました。 ただ、実際こういうふうな若い人たちに対する光が当てられて、応援する体制というのが全くなかったわけでございますので、そういう中で、この市長の公約として上がってきたことについては、本当にオリジナリティの観点から見ても、非常にいい話ではないかなと、政策ではないかなというふうに思っております。 当然、この体制をつくりあげていくのは、非常に難しいと思います。学校を卒業して就職をしたり、就職をしなかったり、いろんなことが若者の中には出てまいります。 結婚を悩んでいる人、それから心の問題で悩んでいる人、人間関係で悩んでいる人、それから就職、転職の問題で悩んでいる人、それから会社を興すためにどうしたらいいかというような、起業という部分で悩んでいる人、それから学び直しということで、どういうふうにするかということで悩んでいる人。様々な問題があります。 ですから、いきなり委員会をつくって、そこでっていうふうな形では無理だと思いますので、もう少し具体的にやっていくとなると、まず相談できる窓口をつくることが一番大事かなと。 そこで、きちんとこの本人の了解も得て、整理整頓をしていく。本当に求めているものは何なのかと。それを受けた後で、それからホテルのコンシェルジュみたいに、もしくはコーディネーターみたいに、どういった方々に、どういった部署につないでこれをやっていくことがいいかということについても、それから始めて行くということになるんではないかなというふうに思っております。 ですから、いきなりということではなくて、この相談窓口をまずつくっていく。そういう中で、しっかりこれを聞いた上で、相談に来た人との了解の上で積み上げていくというふうなやり方が一番いいのではないかなというふうなことを思っておりますが、その点については市長の御見解としてはどうなのか、再度お聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) おっしゃるとおりだと思います。若い方々も含めて、市民も全体もそうですけれども、なかなかその市役所に行って相談をするというのが敷居が高いというか、そういうのも感じているみたいです。 私も市長に就任して、若い方々と、あるいは市民の方々と、なるべく接触するようにしています。声をかけるようにしています。そうすると、やっぱりいろんな質問をしてくるんですね。個人対個人ということであれば。 それを、市役所の中に窓口ということにして、誰でも来やすいようにするという雰囲気づくりも非常に大事だと思っておりますので、そこら辺も含めて、国吉議員のアイデアも検討をさせていただきたいと思っております。 ありがとうございます。
◆16番(
国吉昌実議員) 来やすくするということと同時に、何と言うんですかね、秘密がきちんと保持されるような場所で、そしてこういった形で相談できるという体制がいいかなと思っております。 それと同時に、多分親が悩んで電話してくる可能性もあります。その点についてもしっかりと受けとめて、一緒に寄り添って考えていくっていうことが大事なのかなと思っておりますので、これは生きがい推進課のほうにやったほうがいいのか、総務課にやったほうがいいのかということで、いろいろ考えたりもするんですが、その辺については市長の見解もあると思いますので、ぜひ御検討をいただいて、一刻も早く、相当予算がかかるというわけではありません。そういういろんな事例を聞くことによって、何ができるかということが、多分その中で見つかってくると思いますので、何とかこういう若者、いろんな形でやっていきたいというふうなことを、希望を持っておられる若者に本当に寄り添って応援ができる、そして筋道が指し示せるような体制をつくっていけたらなと思います。 今日はありがとうございました。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 12時01分) (再開 13時30分) 再開します。 傍聴している皆さん、お二人しかいないのですが、傍聴規則がございます。会議に差し支えあるような行為はやってほしくないです。よろしくお願いします。 これから
一般質問を始めます。 次の質問者、安谷屋正議員。
◆6番(安谷屋正議員) こんにちは。
一般質問2日目、午後の一番手ですね。本日は4点掲げてございますので、早速、質問に入っていきたいと思います。 まず1点目、市長公約の進捗状況について以下の2点をお伺いいたします。 ①給食費無料化の進捗状況についてお伺いいたします。 ②なんじぃバスの無料化の進捗状況についてお伺いいたします。 大きく2点目、道路整備について。 ①県道137号線(新里ビラ)、新庁舎入り口交差点への右折帯設置及び信号機設置について市の見解を伺います。 ②仮称佐敷玉城インターチェンジ及び新庁舎入り口交差点には信号機の設置が必要と思われるが、市の見解をお伺いいたします。 大きく3点目、防災について。 新庁舎が完成し、防災機能拠点施設としてのハード面が整った今、危機管理に特化した専門部署を立ち上げて、ソフト面の充実を図る必要性があると考えますが、市の見解をお伺いいたします。 大きく4点目、都市計画について。 新庁舎が完成移転し、いよいよ中核地を拠点としたまちづくりがスタートしましたが、現状、南城市内にはカラオケハウス等の娯楽施設が少なく、中核地周辺には皆無の状況であります。 今後のまちづくりを考えた場合、そういった施設への規制緩和も含めて都市計画を検討する必要があると思いますが、市の見解をお聞かせください。 以上、よろしくお願いいたします。
◎
教育部長(上原昇) 安谷屋正議員の1点目の市長公約の進捗状況、①給食費無料化の進捗状況についてお答えいたします。 就学援助制度で認定された世帯について、現在、給食費の助成があります。実費額の助成となっております。 前年度の認定児童数が538名、平成30年5月末現在の認定児童数が678名となっており、全児童生徒の15.3%が給食費の助成を受けていることになっております。 現在も就学援助申請の随時受け付けを行っているところであります。
◎企画部長(當眞隆夫) 安谷屋正議員の市長公約の進捗状況についての2点目、なんじぃバスの無償化の進捗状況についてお答えいたします。 デマンド交通おでかけなんじぃの運行にあたっては、国、県、関係団体などで構成される南城市地域公共交通会議において運行ルールや料金等を決定することになります。 なんじぃバスの無償化にあたっては、今年度策定する南城市地域公共交通再編実施計画において、バス路線再編に伴うおでかけなんじぃの位置づけと無料化について、南城市地域公共交通会議において議論していくことになります。
◎
土木建築部長(玉城勉) それでは、安谷屋正議員の県道137号線、新庁舎入り口付近の道路整備についての御質問の1点目と2点目については関連しますので一括してお答えいたします。 まず、新庁舎入り口交差点部の右折帯の設置については、現況においても道路勾配、道路線形等から見通しがききにくく、かつ新庁舎複合施設が完成したことによる右折車両の増加等も踏まえ、南部土木事務所長に右折帯の整備の要請を行っています。 次に、信号機設置の件ですが、当該地では新庁舎入り口部の交差点に加え、新たに南部東道路の佐敷玉城インターの交差点ができます。 現在、佐敷玉城インターの交差点については、南部東道路の整備計画に係る県公安委員会との交差点新設に伴う協議を経て、信号機設置が計画されている旨の報告を受けております。 しかし、新庁舎入り口の交差点については、昨日、市民部長が答弁しましたが、
与那原警察署への信号機設置の要請を行っているんですけれども、設置は厳しいとの回答を受けております。 よって、本市としてはまず、佐敷玉城インターから新庁舎入り口交差点部までの間の一体的な交差点改良を南部東道路のIC整備計画に盛り込み、早期整備が図られるよう、県に強く要請していきたいと考えております。
◎総務部長(知念哲雄) こんにちは。 安谷屋議員の3項目目の防災についてお答えいたします。 去る5月28日の新庁舎における業務開始に伴い、防災機能を有する拠点施設が完成いたしました。 しかしながら、本市におきましては、平成28年度から起債事業を活用し、沿岸部の次期防災システムの構築に取り組んでいるところであり、内陸部につきましても、第2期工事としまして本年度内の完成予定で、現在、工事の発注準備を進めているところであります。第2期工事までに完了して初めて、ハード面が整うものと考えております。 また、ソフト面におきましては、南城市地域防災計画に基づき、非常時に備え食糧、水、生活必需品などを年次的に確保しているところであります。 市としましては、危機管理に特化した専門部署の必要性について、機構改革、それから定員管理計画なども視野に入れ、今後、検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。
◎
土木建築部長(玉城勉) 安谷屋正議員の4点目の、カラオケボックス等の娯楽施設への規制緩和を含めた都市計画の検討についてお答えします。 現在、中核地を含む先導的都市拠点は、特定用途制限地域の居住環境保全地区に指定されており、カラオケボックス等の遊戯施設の立地は規制されております。 御指摘の規制緩和も含めた検討については、本市の都市計画マスタープランや先導的都市拠点創出ビジョンにおいて、本市のまちづくりの規制誘導等の方針等が定められております。 現在は、立地が規制されている佐敷玉城インター、つきしろインター予定地周辺及び県道86号線、137号線の沿道一帯、こちらは親慶原とか、つきしろの県道の部分なんですけれども、そちらの沿道一帯については、沿道サービス地として娯楽施設等を含む多様な生活利便施設、集客施設が立地する利便性の高いサービス地として、土地利用を誘導、形成していくということに位置づけられております。 本市では、その方針に基づき、今後のインフラ整備や民間開発等、土地利用の進捗状況を踏まえつつ、特定用途制限地域の見直しや、用途地域の指定等を行いながら、秩序あるまちづくりの形成に取り組んでまいりたいと考えております。
◆6番(安谷屋正議員) それではまず、1点目から行きたいんですけれども。 今回の質問は3月議会において、公約について、最後に市民にもちゃんとわかるようにしっかりとタイムスケジュール等を示していただけるように質疑を投げたところ、時間切れで答えがもらえなかったということを踏まえて質疑しておりますが、給食費の無料化について。 給食の無料化に向けての進捗状況を質問しているわけですが、今の答弁で、就学援助制度で認定された世帯について給食費の助成があるというような答弁になっておりますけれども、この答弁は一体この無料化に向けての進捗状況としての、どういった答弁、回答としての受けとめ方をすればいいのでしょうか。まずそこをお聞かせください。 できればこれ、市長の口からお願いしたいんですけど。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 給食費の無償化ですので、結果、無償を受けられる家庭の
子供たちが増えてきているということですので、引き続きそれは進めていくということでございます。
◆6番(安谷屋正議員) 市長、市長のこの選挙公約、給食費の無料化を進めていくという公約でございます。就学援助によって給食費が免除される、そういう制度は従来からある制度ですよね。 いかがですか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 従来からある制度も使いながら、私が公約で言ったのは、給食費の無償化に努めていくということですので、あらゆる方策を使いながら無償化を努めていくということでございます。
◆6番(安谷屋正議員) 3月にも申し上げたんですけれども、公約であれだけのビラが出回って、無料化をうたっている。受け取る市民の感覚としては、一律皆さん、給食費を納めている皆さんが、みんな無料化になるんだと、そういう認識のもとで、そういう投票行動に移ったことは認めますかということに対して、市長は確かにそういったことで投票した方もいらっしゃるだろうという話がございました。 実際、私が市民の皆さんの意見を拾った中では、当然みんな無料になると3月も申し上げました。そういう期待がございます。 これを3月もそうでしたけど、段階的にとか、今言うように、あらゆる制度を使ってという答弁でずっと走っていますけれども、実際それが無料化に、今、市民が期待しているところは本当に、一律みんなが平等に無料になるということの期待度が大多数だと思います。今、市長がおっしゃっているようなことを理解して受けとめている市民というのは、多分半数に届かないだろうと私は思っております。 それについて実際、無料化を本当に成し遂げていけるのか。あるいは、やっぱりこれは段階的にやるとか、そういう枠を拡大したからこれでいいんだとかいうような話で済ますつもりなのか。 市民が期待する一律の無償化にもって、やっていくつもりがあるのか、そこのところをもう一度お聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) どの程度の市民の方々がそういう理解をしているのか、あるいは誤解をしているのか、そこはまだわかりませんが、いずれにしても市長の答弁としては、給食費の無償化になるべく多くの
子供たちが恩恵を受けるような制度をつくっていくということです。 ですから、そういう理解で市民の皆様にも今後も説明はしていきたいと思っております。
◆6番(安谷屋正議員) 市民の皆様には、そういった形で説明していくと。これも3月からずっと変わらない答弁でございます。3月にもそういう、いろんな機会を使って説明していくというような話もございました。 実際に市長就任して、これだけの公約を掲げて就任なさって4カ月過ぎました。そういった活動、市民に対する説明会、そういったことを実際になさったことがあるのかどうかお聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 無償化に特定した市民の説明会というのは行っておりません。
◆6番(安谷屋正議員) 無償化に特化した説明会はやったことはないということなんですけども、じゃあ無償化に対して、どれだけ市民の皆さんに市長として、こういうことなんだよと、ここまでしかできないんだよというような現状を語ったことはありますか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) その都度、例えばいろんな集会等、あるいは小っちゃい集会でもいいんですけれども、個人的でもいいんですけれども、そういうふうに聞かれたときには、そういうふうに丁寧に答えていっているところでございます。
◆6番(安谷屋正議員) 3月からずっと、なかなかかみ合わないというか、進まない状況なんですけれども。 何度も申し上げますが、自分らが聞く範囲内では、3月の議会で何名かの議員も取り上げていましたけども、どうもやっぱり市民の意見としては、もう4月からでも無料になるんだという思いのほうが強いわけですよ。 それに対して、タイムスケジュールを示してくれと言っても、タイムスケジュールを示すわけにもいかないと、できないという3月の答弁でございました。 今言う話であれば、じゃあどの段階まで持っていくのか、それをいつの時期にそうやって、こういう、市民にお知らせするような形で公表していくのか、そこのところをお聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) タイムスケジュールに関しては、じっくりとじっくりとやっていきたいと思っております。 この4カ月たって、副市長、それから教育長の不在のままで来てはいるんですけれども、何とかそこら辺の人事も固めていって、そこから腰も据えてやっていけるかと思っております。 何とか早目にそこら辺はスケジュールが組めるように頑張っていきたいと思っております。
◆6番(安谷屋正議員) 今の答弁ですと、腰を据えてじっくりと。副市長、教育長が決まらない中でという話でございますけれども、これは副市長、教育長の人事が決まらなければ、そういうタイムスケジュールはお示しできないという考え方の認識でよろしいですか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) そういうことではなくて、言葉ではなかなか難しいですよね。なかなか、忙殺されていることもございます。市長としての時間とかですね、そういったことも含めて、非常に大事なことでもありますので、努力を重ねながら、そういった時間も割けるようなことをつくっていきたいと、そういうことでございますので、ぜひ御理解ください。
◆6番(安谷屋正議員) ちょっとやっぱりそういう答弁で理解しろと言われても、なかなか厳しいところがございます。 市長、中学校のクーラー設置に関しては、市長の強い思い入れで、1年前倒しの予算を当初の3月の当初予算で組んでいるわけですよ。何度も申し上げますけれども、我々の感覚からいうと中学校のクーラー設置以上に、給食費の無料化を望んでいる市民も相当いらっしゃると思います。 そこを、中学校のクーラー設置に関しては、当初1,500万の一般財源を持ち出してでもやろうとして踏み込んだわけです。それぐらいの意気込みで、一丁目一番地の公約だと私は理解しています。 給食費の無料化について、再度どういう形で示していくのか、どういう方向で取り組んでいくのか、再度お聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 各関係課と相談をしながら、なるべく早い時期にいい方法が示されるように頑張ってまいります。
◆6番(安谷屋正議員) この状態でずっと進めてもなかなかいい答えは出てこないだろうと思うんですけれども、本当に今の答弁書を見てもびっくりするんですけれども、そういう制度の枠を拡大したことによって恩恵を受ける市民が増えるからというような説明で納得できるようなものではないと思っております。 ぜひそういうこと、市民に対して、今の状況がこうなんだということは、絶えずもう、ホームページにも、市長の市長室なんかもあると思います。市長が発信する場も十分あると思います。その都度考え方を発信していくような形でやっていかないと、いつまでたってもタイムスケジュールも示せない。 腰を据えてと、3月にも申し上げました。4年間あっという間でございます。私たちも4年間の任期、この6月議会がもう最終の議会となっています。そういうところで、本当に
スピード感を持ってしっかりと示していかないと、とてもじゃないけど納得は得られないというふうに思います。 3月の議会の答弁でもあったのですが、100%無償化にすることは、今の財源を考えても無理だろうというような発言もございました。 そこでもう、いつまでもそれを引っ張っていくわけにもいきませんので、給食費を本当に市民が望む一律皆さんを無料にできるのか、それともそれは無理なのか、そこのところをはっきりとさせてほしいんですけど、どうお考えでしょうか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 私のその発言の中で、無理という言葉は一回も使っておりません。これは、ぜひ気をつけていただきたいんですけれども、言葉に関しては慎重にやっていただきたい。 ですから、非常に厳しい状況ではあるんですけれども、しかしそれ頑張って、頑張って4年間の間につくっていくと、そういう発言をしております。 加えて申し上げますと、議会だよりにも安谷屋議員は無理という言葉を私が言ったと書いていましたが、しかし議事録見ても、ぜひ見てください。私の口からは無理という言葉は一回も発しておりませんので、そこはぜひ注意をしていただきたいと思います。
◆6番(安谷屋正議員) 今、議会だよりの件も出ましたけども、一応、その答弁の中では、給食の無償化に関しても100%全員無償化にするということは潤沢な南城市の財政があればそれはわかるんですけども、そういう状況ではない中、先ほども申し上げましたが、無償化に向けて段階的にどういう努力ができるのか、行政がどこまでできるのかも含めて進めていくということでございますというような答弁でございます。 確かに無理という言葉は使っておりませんが、この文言からいったら100%はもうできないんだと言っているようにしか文脈としてはとれないんです。だからお聞きしています。 100%一律皆さんが、給食費を払っている皆さんが全部無料になるような制度をつくり上げられるのか、それともそれは無理だとお考えなのか、もう一度お聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 言葉って非常に大事なことですので、その無理という言葉、非常に、私は言っていませんので、発言していないので、だからそこは気をつけていただきたいと言っているわけです。 だから、そういう意味では100%、非常に厳しいです。しかし、可能性が残っているのであれば、それを努力をしていく。しかし、その段階を踏んで、そこに近づけるためにできることからやっていこうというのがスタンスでございますので、ぜひそこは御理解いただきたいと思います。
◆6番(安谷屋正議員) 今の答弁でいけば、100%を目指してやっていくという認識でよろしいわけですよね。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 目指してやっていくということでございます。
◆6番(安谷屋正議員) 今の答弁で100%一律、給食費を払っている皆さんが100%無料になっていくというところを目指して取り組んでいくという、今そういう答弁ですよね。私は先ほど、そう確認したつもりですけれども。何かあればどうぞ。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 私の中での100%というのは、例えば貧困家庭、経済的に苦しい家庭、それを想定をしての100%でございますので、例えば全世帯100%とか、そういうことを想定しているものではございませんので、ぜひそこは御理解の上、今後の各課とも相談をしながらやっていく事柄だと思っております。
◆6番(安谷屋正議員) ということは、市民の皆様全てがただになるというわけではないと。あくまでも生活困窮家庭に対しての100%を目指すという認識でいいわけですか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 当初から選挙の期間においても、私たちはそれを想定しながら選挙運動をやってまいりました。ですから、私たちが100%という言葉は使っていませんし、全世帯を対象にしてやるとか、そういう約束もした覚えはございません。そこはぜひ安谷屋議員、ぜひ御理解いただきたい。 チラシにも無料化を目指すということを書いている。私は3月議会でも5月議会でもお答えいたしました。当然、それを気をつけながらやっていくと。ただ、目指していくというふうに強調しながらやっていったということなんです。 だから、その過程において、今、市民の方々が全世帯になるよということを誤解している方もいますよと。それに対して市長は、そうじゃないということを示していくべきだという議論だと思っていますので、その議論に持っていったほうが私はいいと思っております。
◆6番(安谷屋正議員) 市長がおっしゃる分には、我々の受けとめ方に誤解があるという認識を持ちますけども、一般的に市民が受け取っていることは先ほどから何度も申し上げますが、あの選挙公約のチラシの中では、みんなが恩恵を受けられるんだというふうな認識で思っている市民の方、多数いらっしゃると思います。 どうかそこのところを早目に、いや、そういうことじゃないんだと。生活困窮者の、困窮家庭を救うためのそういう無償化という話なんだと、今言う市長の話を全ての市民に行き届くような、そういう説明を早目にやらないと、誤解が誤解を生んだまま、ずっとこの行政続いていきますよ。 そこのところに関して説明会を持つなり、何なり、どういった手段でやるのか、そこのお考えをお聞かせください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 昨日の議会でも申し上げましたが、市民との懇談会に関しては7月の終わりか、あるいは8月とかでやりたいと思っております。 ですから、ただ、それは周知する時間をしっかり取らないと、市民の方々にも御迷惑かかりますので、その中で説明をしていきたいと思っております。
◆6番(安谷屋正議員) 7月か8月には市民との懇談会を設けると。その中で、今あるだろう誤解を解けるような説明をしっかりしていただけるという認識でよろしいですね。 皆さんが全て給食費がただになるということはないんだよと。生活困窮家庭に限りますよと。そこの家庭を全て100%を目指して努力していくという考え方なんだっていうことをしっかりと市民に説明する場所を設けるという認識でよろしいですか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) そういった認識でよろしいです。 つまり、市民の方々が誤解をしているということであれば、そこはやっぱりわかっていただかないといけませんので、それでもって市の発展にもつながっていくと思っていますので、しっかりと丁寧に説明していきたいと思っております。
◆6番(安谷屋正議員) 大方の市民が誤解をしていると私は思います。 ですから、ぜひそういうのは早目に設けて、皆さんはもう無料になることはないですよとはっきりとおっしゃってください。そうしないと、今の話はずっと続きます。市民からも多分、声はいろいろ出てくると思います。皆さん、期待しています。間違いないことです。 だから、全ての市民が給食費がただになるわけではないんだよと。あくまでも一定条件の家庭のみなんだと、そこの100%を目指すという公約なんだということを早目にぜひ時間を設けてやっていただきたいと思います。 時間もないので、次のなんじぃバスにいきますけども、なんじぃバスの無料化についても、公共交通会議において議論していくというような答弁でございますけども、先ほどのどなたのときだったっけ、国吉昌実さんの質疑の中で、担当課長から、有償運送をすることによって補助を受け取っているので無料化するのはできないという答弁がございました。それはその認識で間違いないですか。 部長、よろしくお願いします。
◎企画部長(當眞隆夫) 先ほどの
国吉昌実議員の答弁で答えたのは、来年の再編までの間の無償化ということでございましたので、それについては現在、補助事業いただいていますので、それは無償化は考えていないということの御理解でお願いしたいと。 今回は来年10月の再編後どうするかというところについて、無償化が可能なのかというのを検討していきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。
◆6番(安谷屋正議員) その点についても、また市長のほうにお伺いします。 給食費の件と一緒でございます。いつ頃、先ほど給食費に関しては、市民皆さんが無料になることはないと、限られた一定条件の市民の皆さんだけになるという説明会を7月か8月にはやるという話がございました。 このなんじぃに関しても、多分見通しとしてはかなり厳しいと思っております。 3月からの委員会の中でも同じ答弁でございますので、それに向けてもどこまでやるつもりなのか、いつ頃そういうことを示していくのかについて、この場でひとつ答弁お願いいたします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) これも何度も答弁していることではあるんですけれども、南城市の地域公共交通会議、そこにおいてそれを検討していくということになっております。
◆6番(安谷屋正議員) その南城市の公共交通会議というのは、いつ開催される予定ですか。直近のやつをお聞かせください。
◎企画部長(當眞隆夫) この会議は、今年度を予定しておりますのは、地域公共交通の再編の実施計画、これの策定との関係がございます。 そういうことで、年末ですかね、11月、あるいは12月あたりに第1回の今年度の地域公共交通会議を行うことになるというふうに予想しています。
◆6番(安谷屋正議員) その点についてはまた時期を追って、市民のほうもこの辺に関してはもう無理だろうという話は市民からも、なんじぃバスが無料になるということはあり得ないよという声は聞いていますので、それに関しても給食費と一緒でございます。 どういう形でやっていくのか、本当に市民に誤解を与えないような説明をしっかりやっていただきたいと思います。 給食費に関しては今日、自分らも誤解していた部分が、市長の考え方でいえば選挙戦で戦ったときはそういう言い方ではないんだと。皆さんも誤解していますよという言い方ですので、今日この場で市民一律の負担がゼロになるということではなくて、あくまでも一定条件がある困窮家庭の皆さんだけの話ですよという返事をもらっていますので、市長公約についてはこの辺でいいのかなと思います。 ただしかし、本当に誤解している市民、大勢いらっしゃると思います。どうにか早目に、そういう説明の機会を設けてしっかり説明してあげてください。それが本当に今後の行政運営にも関わってくると思います。誤解を持ったまま市民が、ただ、こういう情報も届かない市民もまたいらっしゃるわけですよね。それを全部拾い上げられるような、そういう説明会をぜひやっていただきたいと思います。 今の新里坂の庁舎入り口の交差点に関しては、昨日の平田議員の答弁の中で事細かくやっている中でございますので、引き続き要請行動等、しっかりしていっていただきたいと思いますが、皆さんもこの庁舎から通われて向こうの交差点を使って通勤なさっている方、多々いらっしゃると思うんですが、本当に危険な状況がございます。どうにか、せめて信号設置に向けて、例えば何かの、こういったことだから信号が必要なんだよというような知恵をぜひ出していただいて、信号設置を早目にできるように取り組んでいただきたいなと思います。これもまた、行政の仕事だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、進めてまいります。 3点目の、防災についてなんですが、実は先月5月に熊本県宇土市のほうを表敬いたしまして、危機管理について、いろいろ聞かせていただきました。 そこは東日本大震災を契機に危機管理課というのを新たに立ち上げて、今度の熊本地震のときには、人災ゼロでございました。死亡ゼロ、関連死が10名ぐらいいらっしゃるということだったんですが、そういう危機管理課をつくることによって、迅速な対応で災害処理ができて、人的な死亡もないということでございました。 ぜひ再度、南城市としてもしっかりそういった専門部署をつくっていくというような方向性を今お聞きできれば助かるんですけれども、答弁お願いいたします。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの安谷屋議員の再質問についてお答えいたします。 市としましても、災害は非常に重要な項目として捉えています。現に、この皆さんがいらっしゃる庁舎についても、沖縄でもまれな免震構造を持った庁舎として、災害時の拠点として機能するようにということで考えております。 今後は、御指摘のとおり災害が起きてからではなくて、起きることを想定した組織として動く体制をどう構築していくのかというのを早目に議論して、組織体制を構築していきたいと思っております。 以上でございます。
◆6番(安谷屋正議員) 時間も大分なくなった中ではございますが、今いう話の中で現在南城市として、そういう有事の際に対しての体制、有事、事が起こる、災害とかを想定して、当然総務課なりを中心にチームがあると思うんですが、どういった体制なのかだけをお聞かせ願います。
◎総務部長(知念哲雄) ただいまの現体制としましては、まず災害等が発生したときに、緊急に避難する経路だったり、そういうものの確保、それから災害時の道路の確保等については、商工会の建設部会のほうと連携協定を結んでおりまして、すぐ機材、重機等を配置していただくようにしております。 それから、それと併せて、先ほどお話しした次期防災システムでの市内全体の通報、それと今年、県全域での防災の訓練を行う予定にしております。その場所として、私どもの庁舎の隣にある公共駐車場、そこを南部の拠点として今回初めて訓練を行うこととしております。 その訓練を踏まえた上で課題等を抽出して、もっと明確な組織体制をつくっていきたいというふうに考えております。
◆6番(安谷屋正議員) 大変いい答弁だと思います。 そういう形で、ソフト面、指示系統をしっかり出せる体制をぜひつくり上げていっていただきたいと思います。 4点目なんですが、もう時間もないのですが、これは実を言うと地元の飲食店が長年お世話になった地域の皆さんに、ぜひカラオケハウスをつくって恩返しがしたいということで、何年か前に計画したのですが、できなかったいきさつがございます。 親慶原では今、老人クラブを中心に4つか5つぐらいのカラオケサークルがあって、南風原のとまとまで行って、月一とかいう形でカラオケをやっている状況がございます。 どうにか、本当にその辺の将来の都市計画の中で、しっかり見直していくということを再度お聞かせください。よろしくお願いします。
◎
土木建築部長(玉城勉) ただいまの現状について、先ほどお話したんですけれども、ちょっと御理解いただきたいのが、南城市は非常にこれまで合併以降大きな大改革をしてきました。ある意味、そのひずみ、この改革に追いつかないひずみが出てきています。その部分については、昨日申し上げた道路整備、道路維持管理の部分でも当然です。 それと同時に、御指摘の土地利用の面、その部分でもやっぱり一気に変わったところがあって、追いつかないところが出てきています。そういった部分があって、今の基本計画、都市計画マスタープランとか、先導的都市拠点のビジョンをつくってまいりました。 ですから方向性は、今、議員が御指摘しているような方向性に進んでおります。だから、それを一日でも早く、その方針に沿えるような形で、いろんな制度の活用をしながら、緩和をしながらということになるんでしょうか、その辺の部分を含めて規制、誘導、集積を図っていきたいというふうに考えております。
◆6番(安谷屋正議員) 期待いたします。 今カラオケはもう日本文化で、世界に発信する文化でございます。お年寄りの方も楽しみにしている部分でございますので、ぜひ実現に向けて一日も早い実現を望んでおります。 よろしくお願いいたします。
○議長(大城悟) 次の質問者、
中村直哉議員。
◆15番(
中村直哉議員) こんにちは。
一般質問に入る前に、旧暦の5月4日が来週6月17日の日曜日に差し迫っています。市内では3カ所でハーリー競漕のお祭りが予定されておりますが、自分の出身地の奥武島でもハーリーがあります。議員の皆さん、職員の皆さん、市民の皆さん、今回日曜日にあたっていますので、ぜひお越しください。アピールしたいと思います。よろしくお願いします。 それでは通告に従いまして、4点、お願いいたします。 まず1点目、道路整備について。 市道伊茶垂~奥武線は、奥武区民、志堅原区民のみならず、多くの観光客が利用する道路であります。特に夏の間は、市内外の中学生や高校生が徒歩や自転車で奥武島に訪れ、海水浴などを楽しむため利用する道路であります。しかし、利用者の安全が保たれているのか危惧される箇所が幾つかあります。 以下について伺います。 ①道路に亀裂が入りでこぼこが激しい箇所がある。整備の必要性を感じるが、所見を伺います。 ②ガードパイプが変形し、意味をなしていない箇所があります。整備の必要性を感じるが、所見を伺います。 ③歩道いっぱいに雑草が繁茂し、歩行者が車道を歩かざるを得ない現状がありますが、対策はしないのか伺います。 発言事項の大きい2点目、信号機設置について。 県道86号線と市道新里長作原線、そのように通告しておりますが、正式には恐らく新里喜良原長作原線だと思います。訂正をお願いします。 市道新里喜良原長作原線が交差する喜良原側の交差点は、新庁舎へのアクセス道路として、交通量が増加することは確実であります。 以前質問したときには、市道が開通した後に、利用状況を見ながら信号機の設置を検討するとの答弁がありました。しかし、この市道の開通と同時に信号機の稼働がされることが必要と考えております。所見を伺います。 3点目、待機児童について。 待機児童の解消は喫緊の課題であります。認可外保育所の認可化や、施策等で成果は出ているものの、依然として待機児童は多いままであります。 以下について伺います。 ①年齢別に直近の待機児童数を伺います。 ②同僚議員の
一般質問への答弁で、平成29年度末までに待機児童ゼロに向けて事業を推進するという答弁がありましたが、現状について伺います。 発言事項4点目、市長専用車について。 3月の定例会で、市長専用車は公用車の一台として使用するとの答弁がありましたが、使用状況について伺います。 以上4点、よろしくお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉)
中村直哉議員の、伊茶垂奥武線の道路整備についての御質問にお答えします。 担当課において当該市道の現場調査を行い、状況を把握しました。 1点目の道路の亀裂やでこぼこについては、広範囲にあることを確認し、当該道路の利用状況も踏まえ、早期に対処が必要であると判断しております。 2点目のガードパイプについても、早急に補修しなければならないところがございました。 1点目と2点とも修繕しなければならないと考えており、優先箇所の絞り込みと補修方法、手順を定めて対応していきたいというふうに考えております。 3点目の雑草の繁茂につきましては、市道の幹線道路の草刈り業務は発注しております。これから観光シーズンを迎えることも踏まえ、早急に対応するよう業者に指示したところであります。その上で、昨日と今日からもう既に入っているということで、もうとにかく早速かかれということで、着手していると思いますので御理解お願いしたいと思います。 続きまして2点目の、信号機設置についてお答えします。 市道喜良原新里長作原線と、県道86号線の交差点に関する公安委員会との協議は、信号機制御ではなく、一時停止制御ということで平成23年9月に結論が出され、協議は終了しております。 信号機設置については、交差点の形状や計画交通量等を踏まえ協議、決定するようであり、農村地域の当該地においては、交通安全の危険性だけで信号機の設置という部分については、どうしても認められなかったという経緯がございます。 御指摘の開通時の信号機稼働については、市道の整備が遅れている状況にあること、南部東道路の供用開始や中核地の集積状況等を踏まえた現時点での交通量増加の予測もしがたい状況にあることから、信号機設置の協議に入ることが厳しい状況であります。
◎
福祉部長(
井上英之)
中村直哉議員の3点目、待機児童についてお答えします。 まず①、年齢別に直近の待機児童数を伺うについてですが、平成30年4月1日時点の待機児童数は、0歳20名、1歳児50名、2歳児70名、3歳児0名、4歳児3名、5歳児0名、合計143名となっています。 次に、②の同僚議員の
一般質問への答弁で、平成29年度末までの待機児童ゼロに向けて事業を推進するとあったが、現状について伺うについてですが、待機児童解消を目標に、南城市子ども・子育て支援事業計画を平成27年3月に制定し、平成30年4月までの3カ年で認可外保育施設の認可化促進、既存園の増改築、新規園の開園等により、496名の定員増を行いましたが、当初計画を上回る保育園利用申請者があり、待機児童ゼロに至っておりません。 今後も継続して待機児童解消に取り組んでまいります。
◎総務部長(知念哲雄) それでは、
中村直哉議員の4項目目、市長専用車についての御質問にお答えいたします。 これまで市長専用車として活用しておりましたクラウンについての御質問と理解しております。 本車両につきましては、さきの3月定例会において市長より、公用車の一台として使用する方向で使っていきたいというふうに答弁してございます。ただ、車自体が通常の公用車より若干大きいこともございまして、職員としては軽自動車等、運転になれているものですから、大きめでなかなか使い勝手が厳しいというのも現状です。 ただ、とはいえ、燃費もハイブリットで、燃費効率はよろしいんですけれども、なかなか使い勝手としては厳しい状況があるということも踏まえまして、市の財政運営の関係からも、もし可能であれば売却をして、財源に充てたいというふうなことも踏まえて検討していきたいということでございますので、御理解のほどよろしくお願いします。 以上でございます。
◆15番(
中村直哉議員) ありがとうございます。 昨日から道路の質問に関しては、なかなかいいような答弁がない中で、自分にもそうなんだろうなということで、写真もとってきました。写真を見てもらって前向きな答弁をというふうに考えていたんでけど、せっかく準備しているので見てもらいましょうね。 こういう形であります。陥没した車道、ガードパイプがもう横に倒れて、そういう状況ですね。左の下は、志堅原のバス停の付近なんですけど、黄色いのがバス停です。その周辺はもう全部雑草が繁茂して、もうバスを待つ人も待てなくて、そういう状況なので、ぜひという話をしたかったんですけど、やるということで回答いただいて。 写真ありがとうございます。 やるということで答弁いただいておりますので、これはこれから維持費を使ってという形だと思うんですけど、基本的にはこの30年度内でできると、そういう理解をしてよろしいでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 中村議員の写真の状況も我々は確認した上で、非常にこれはまずいと、交通安全対策上も非常に、早期に取り組まないといけないということで、早速、業者のほうに、どういう手順で、どの箇所から緊急的にやる必要があるのかということの見積等々をお願いしております。 ですから全線をいきなり修繕という部分にはならないとは思いますけれども、とにかくできるところから直ちに今年度で対応していきたいというふうに考えております。
◆15番(
中村直哉議員) ぜひ、お願いします。 総延長が900メーターぐらいあって、ひどいところで、やはり自家用車で4名乗り、5名乗りした場合にもう、車体がこすれる、そういう激しいところがありますので、そういった部分を調整していただいて、ぜひよろしくお願いします。 そして、ガードパイプですけれども、ガードレールの役目を果たしているのか、あるいは転落防止柵という位置づけなのかちょっとよくわからないんですけど、普通、ガードレールというのは、車道と歩道を分岐してやるのがガードパイプの普通の考え方なのかなと思うんですけど、この写真の道路については、歩道と車道の間ではなくて崖側になっているので、転落防止の意味も持っているのかなという気もしますけれども、その柵自体がもう歩道側に入ってきている。 写真を撮ったときというのは、地域の方が草刈りをした状況なので、十分歩道を活用できるんですけど、通常、他の写真と同じように、車道から
子供たちが歩いている状況なので、できれば車道と歩道を、カーブのところだけでも構いません。直線のところは見通しがきくのでいいんですけど、カーブのところ、見通しが悪いところだけでも車道と歩道を分けるような、もし対策がとれるのであれば、それも含めてぜひ検討していただきたいと思います。 雑草の繁茂については、もう昨日から部長がおっしゃるように、シルバーさんが既に入っています。昨日、入っているのを見てびっくりしてですね、対応が早いのか、タイミングが悪いのか、ちょっと悩んだんですけども、御礼を言っておきたいと思います。ありがとうございます。 これでまた、先ほど話しした海神祭にも、皆さん気持ちよく奥武島にお越しいただけると思いますので、ぜひ歩いて奥武島に来てください。これぐらいかな。 信号機設置については、当面の間は、なかなか信号機の設置の協議が持てないという理解をします。ただ、糸数側から来ると、親慶原、喜良原方面から来る、ちょっとカーブが鋭角になって見通しが悪い。そして、大城のほうから上ってくる坂は、下りから上り坂になるので、車がなかなか、見通しが悪いという現状はありますので、ぜひ信号機の設置についても今後、必要性というものは認識していただいているものだと思っておりますので。 ただ、昨日の
一般質問もこれまでもそうですけれども、あちこちの交差点での信号機の設置についての要望はかなりあります。その優先順位等々もありますけれども、やはり今までも向こうの見通しの悪いというのは、糸数、あの道路を使用する皆さんからは、やはり意見としては出ていたのも事実です。 今後、交差点になって直進、右折、左折がなる地点で、やはり危険性は増すものだろうと。確かに、
子供たちの歩いての通学路にはなかなかないですけども、車の通行は、これまで以上に危険性は増すだろうと。 それが単純に運転手の安全意識、安全運転の意識だけですれば、それは、それに越したことはないですけれども、以前からちょっと議論したラウンドアバウト方式でしたっけ、そういった方式とか、あるいは信号機の設置とか、その辺もぜひ検討のテーブルの余地は残しておいていただきたいと。 それについて部長、何かあればお願いします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 先ほど説明したとおり、現時点で信号機の設置というのは非常に難しいところがございます。 そういうことで、あの地域がよく事故が起こっているという御指摘も我々も把握しておりますので、市道側から見通し等々も含めての改善、今、改善できるところ、それと県側で大城ダムのほうから上ってくる、もしくは親慶原から下っていく部分での、県の道路の中でもやるべきこと、そういった部分があると思いますので、ちょっと現場を調査して、これまで県に対しても、他の県道も含めて改善点の部分を要請しております。 ですから、こちらの部分も御指摘のように、将来的にはもっと交通量が増えるという観点も含めて、現時点でやっていただくものをまとめて、他の県道の改善点と一緒になって要望をして、テーブルにのせていきたいというふうに考えております。
◆15番(
中村直哉議員) 庁舎の移転に伴って、南城市全域から人の集まる中核地として、今後栄えていきます。これからまたいろんな事業も入ってくると思います。ぜひ、その対策を頭の片隅に置いていただいて、議論をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 3点目に行きたいと思います。 待機児童についてですけれども、まず、合計で143名ということで、先ほど部長の答弁にありました。新聞のほうにも同じ数字が出ておりました。これが待機児童の人数だろうということで理解するんですけれども。 待機児童の保護者ですね、保護者が、自分が第1希望、第2希望、第3希望ということで提出しますよね。その中で、どの保育園が今どういう状況になっているよということで、毎月1日現在のデータを出すじゃないですか。その中で、入所待ち人数というのが、4月1日時点では257名。最新で、5月1日時点で242名という数字が出ているんですね。 その資料の中には、入所待ち人数というのは、第1希望に入れなかった皆さんの数ですよというふうに注意書きが出ています。出ているので、4月1日時点で257名の入所待ちの人数ということでうたわれていますけれども、実際にこの中には第2希望とか第3希望に入ることができたと、できている人も含まれていて257名だけれども、実際に保育所に入れてない、純然たる待機児童の数字というのは、先ほど部長がおっしゃっていた143名と、そういう理解でいいのかどうか、その辺のまず確認だけお願いしていいですか。
◎
福祉部長(
井上英之) 各月の1日現在の入所待ち児童というのは、1日現在、まさに入所できていない児童の数でありまして、この中には、例えば4月1日現在の入所待ちの児童の中には、申請時において7月以降に入りたい、8月以降に入りたいという
子供たちの数も、各月の1日現在の入所待ち児童も入っております。この数が各月について、50名、60名ぐらい存在しております。 あとは、この入所待ち児童の中には、市外の申請者、入ったら住所を移しますよとか、移す予定がありますよという市外の申請者も数十名ぐらいいます。 あと、各保育所、0歳児の受け入れも行っておりますけれども、ほぼ大体6カ月ぐらいの月齢を満たした後で受け入れていますので、その中には月齢を満たしていない児童の方たちもいらっしゃいます。 そして、申請時には、第1希望に入れなければ、第2希望、第3希望まで書いていただくようにしていますけれども、保護者のこだわりで、どうしても第1希望の保育園に入りたいという方も中にはいらっしゃいますので、保護者の理由による、第1希望以外記載のないものについては、うちのほうでは待機児童の数には入れておりません。 その辺が、各月の入所待ち児童と、待機児童の差異が生じている理由でございます。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 14時33分) (再開 14時34分) 再開します。
◆15番(
中村直哉議員) 休憩中に少し確認をしたんですけれども、次の、先ほど質問した待機児童ゼロに向けて政策を打ってきた、これは児童数の入所の定員も増やしたというのは我々もよく理解していますし、よく頑張っているという評価もしたいと思います。 これはやっぱり子育てしやすくなったらなっただけ、やはり転入してくる方々も入ってくるということで、なかなか園だけを認可化する、あるいは定員数を増やす、これだけではなかなか待機児童が減るのは厳しいのかなと。 だからといって無限大に園を造るというのは、これはもう予算的に厳しいのがあるだろうと。 違う意味で政策的に、違う方法も考えていかないといけないんじゃないかなという、そういう分岐点に来ているのかなという気がするんですけど。 昨日、新里議員の質疑の中で、大里の幼稚園が認定こども園の検討もしているよと。そうした場合は、福祉部のほうでは3年保育の部分も希望していると。 それが、例えば全市の公立幼稚園が、公立の認定こども園として、3歳児も受け入れられるようなことが可能になれば、3歳児から幼稚園と保育園の選択が可能になると。 そうすることによって、ある意味、3歳児から5歳児までの
子供たちは幼稚園、認定こども園ですよね、幼稚園型のこども園。0歳児から2歳児までは保育園。しっかり保育を見れると。その部分での待機児童解消に向けた政策も打てるのではないかなというのが一つあるんです。 それについては、
福祉部長としてはどういう所見があるのかちょっとお聞かせいただけませんか。
◎
福祉部長(
井上英之) 今、中村議員から認定こども園についての御提言もございましたけれども、今、まさに待機児童が生じている中で、福祉部としては、待機児童の解消に緊急に取り組まなければならないと思っております。 これは日本全体の課題だと思っておりますけれども、先ほどの最初の答弁でも申し上げましたとおり、0、1、2歳が全体の待機児童で占める割合が高くなっていることから、0、1、2歳を対象として、小規模保育園、そういったものを本年度2園、整備できないかというふうに考えております。 あと、去年、民営化した保育園が施設整備によりまして、30名の増を予定しております。 子ども・子育て事業計画どおり進めていくためには、あと、保育園、60名規模とか90名規模の保育園を1園ずつ新設しないといけないだろうなというふうに考えておりまして、この計画が予定どおり進捗すれば、2カ年後には待機児童解消が図られるのではないかというふうに考えております。
◆15番(
中村直哉議員) 認定こども園、幼稚園の認定こども園にして、3年の保育にした場合にという話をどう思いますかと聞いたつもりだったんですけど、それ以外に、今部長がおっしゃるような、60人定員を1つ、90人定員を1つ、小規模保育を、事業者を2園、そういった形でやれば、2年後には今の計画では待機児童がゼロになるだろうということで、はっきりとしたタイムスケジュールとか、そういう方向性が見えているので、29年末、30年末というのは若干できなかったけれども、2年後には、今の計画でしっかり進めていくと。そういった形で福祉部ということでは計画しているという理解でよろしいですか。
◎
福祉部長(
井上英之) 認定こども園というのは、福祉部だけで進められる課題ではなく、教育部と協議しながら進めていかなければならないものでありまして、福祉部として確実に設定することができないものということで、福祉部の独自で進めていける待機児童解消策ということで、先ほどのものを進めてまいりました。 先ほど述べました施設整備計画等を予定どおり進めることができれば、待機児童解消につながるものだと思っております。
◆15番(
中村直哉議員) その計画で、ぜひ、できるようにお願いしたいなと思います。 子ども3法ができて、子ども・子育て会議というのが今開催されていると思うんですけど、その会議の中で、今部長がおっしゃったような方向性とか、そういうものの報告なり、あるいは意見を聞くなり、そういったことはもう既に終わっていると。その子ども・子育て会議の中で、今福祉部の方向性としてはこういう方向で、待機児童ゼロに向けて、そういう報告はされているものとして理解していいのか。あるいは、そういう報告する場ではないのかどうか、その辺はいかがですか。
◎
福祉部長(
井上英之) 子ども・子育て会議、平成27年に策定されておりますけれども、平成29年度、中間年ですね、見直し、現状と乖離があれば見直しすることになっておりますけれども、平成29年3月において、実績と計画に乖離がありましたので、その計画を見直しまして、3月、子ども・子育て会議を開きまして、3月に今後の方向性について、子ども・子育て会議を開きまして、市の方向性について報告させていただきまして、議論をした経緯がございます。
◆15番(
中村直哉議員) ありがとうございます。 子ども・子育て会議については先日、ゴールデンウィークの最中に、同僚の
上地寿賀子議員の計らいで、県の保育士・保育所総合支援センターで少し勉強させていただきました。 認定こども園、県内では公立の幼稚園が認定こども園に移行する。南城市は、保育園が認定こども園に今やっているところは3カ所ありますけれども、他の自治体では、公立の幼稚園を認定こども園に移行して、それで待機児童の解消に向けていると。それの方向性で、もうかなり前から動いていて、豊見城、糸満、那覇、名護、石垣ですね、その方向でもう進んでいるよと。それは、子ども・子育て会議の中で議論しながら進めていっていますよと、南城市まだなんですかということでちょっと聞かれて、返答に困った部分があったので今聞いたわけですけれども。 その乖離した部分があったので、3月にはしっかり説明をして、その方向性を定めて、その会議の中でも説明をしてあるということで理解いたします。 今後、部長もおっしゃっていましたけれども、これは組織の部分になるので市長に聞きたいんですけれども、認定こども園にするのか、昨日の幼稚園の問題もそうですけれども、福祉部に所管する部分と、
教育委員会が所管する場合が、連携会議もやっているよという答弁もありました。ただ、昨日の話では、貧困の部分で、漏れる
子供たちも出てくるよという話もありましたよね。 そういった意味では、組織として一つの課、あるいは一つの係、要は、横断的な連絡会議ではなくて、それを専門にやっていくのを検討する必要性があるのではないかという気がしますけれども、それは全体的な部分なので、市長のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。
◎市長(
瑞慶覧長敏) その必要性というんですかね、横断でするんじゃなくて、一つのほうにまとめていくということは非常に必要だと思っております。庁舎の中でも検討していきたいと思っております。
◆15番(
中村直哉議員) ぜひ、昨日の貧困部分、困窮世帯の部分での情報の漏れ等を防ぐ意味でも、組織、一つの係、あるいは課で、それを専門的にやるというのが今後、大事になってくるような気がします。 先ほど安谷屋議員からも、今後起こりうるであろう防災の部分でも必要であると。 そういう意味では、組織が大きくなるので、また人員の問題とかも出てくると思いますけれども、やはり市民の生活に関わるものに対しては、今市長が答弁していただいたように、前向きにやっていただければ、市民も納得するだろうと思いますので、ぜひその方向で進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 最後に、公用車の部分ですけども、部長が今、答弁していただいたように、自分もクラウンが公用車として使用されているのは、この間、一度も見たことないものですから、もし市長が使わないという、公用車をなかなか市の職員が使うのも気が引けるだろうなという中では、せっかくの公用車ではありますけれども、財政的な部分からすると、売却して財政を潤す、そういう方向転換も必要なのだろうというふうに思います。 先ほど部長がその方向も考えながら進めていくという話もありましたので、これは所管の委員会とか、いろいろまた議論もあると思いますので、ぜひその部分で進めていっていただければと思います。 まだ少し時間残っていますけれども、これで
一般質問を終わりたいと思います。 12秒。お疲れさまです。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 14時47分) (再開 15時00分) 再開します。 次の質問者、
國吉明議員。
◆9番(
國吉明議員) 皆さん、こんにちは。 先ほど、任期はこれが最後の議会と言われまして、計算しました。あと3カ月半あります。日にちにしますと111日、市長はあと3年8カ月ありますね。1,500日ぐらいだと思います。 それでは、最後となりますけども
一般質問を始めていきたいと思います。 大きい1、船越~大城線について。 船越大城線の進捗状況について3月定例会でも質問をしましたが、その後の進捗状況について伺います。 大きい2、児童館について。 3月定例会で質問をした児童館について、その後の進捗を伺います。 1、朝8時、9時から開館することについて、その後の進捗はどうなりましたか。 2、
玉城地域に設置する児童館の用地取得の方向性は決まりましたか。 3、公民館と隣接することについて、区民と相談し、保護者とも意見を交えながら探っていきたいと答弁がありましたが、その後の進捗を伺います。
◎
土木建築部長(玉城勉)
國吉明議員の1点目、船越~大城線についてお答えします。 3月以降の進捗といたしましては、今年度の工事の発注として、大城運動広場前の大城橋かけ替え工事を予定しております。次の工事につきましては、大城橋両サイドの整備を行い、南部東道路の大里東インターの開通と併せて実施していく予定であります。 進捗状況につきましては、平成30年度末時点で用地・補償が約61%、工事が48%になる見込みで、事業全体の進捗状況は56%となる予定であります。 以上であります。
◎
福祉部長(
井上英之)
國吉明議員の2点目、1の質問についてお答えします。 長期休暇中に開館を早めることについては、現在配置している児童厚生員の人数では勤務シフトを組むことが困難でございます。また、児童厚生員の確保も困難なことから、開館時間を早めるのは厳しい状況であります。 次に、2の質問についてお答えします。
船越小学校区については、
船越公民館建て替えに伴い、児童館を併設する方向で船越区と協議していますので、用地取得は必要ないと考えております。
玉城小学校につきましては、船越校区の事業が完了後に検討をしてまいります。 次に、3の質問についてお答えします。 去った3月議会で答弁した以降、区民や保護者などとは、特に協議や意見交換はしておりませんけれども、引き続き関係者等と意見交換や協議を重ねていきたいと考えております。
◆9番(
國吉明議員) 大城の両サイドの整備を行うということについてなんですけど、これはいつ頃から始まるかわかりますか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 現在、発注準備の作業をしておりまして、8月には工事発注をして、工事に着手していくということになっております。
◆9番(
國吉明議員) わかりました。 工事のほうも余り前には進まないのかなと思いますけれども、船越大城線についてはバス停留所の引き込み線も予定はされていましたでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 現時点ではバス路線を引き込むということにはなっておりません。
◆9番(
國吉明議員) なってないということなんですけど、もう一つ、
船越小学校の前の48号線の前の、前から質問している畑の地主さんが2人いるところなんですけど、ここのほうも話は前に進んでいますでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 船越大城線とはちょっと違う、県道の話ですよね。今どちらの話かなと思ったんですけども。 あちらの部分については、地権者と用地交渉をしているんですけども、その辺については難航しているというふうな話を聞いております。 詳しいことについては後ほど確認させていただきたいと思います。
◆9番(
國吉明議員) 船越大城線についても、このバス路線というのは計画はあるんでしょうか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 船越大城線という部分につきましては、大里東インターにつながる市道でもございます。このインターを介して、中核地とどういうふうに結んでいくかという部分については今、地域公共交通の再編の中で、市内の公共交通のあり方等々を検討している段階でございまして、今現在、具体的にこっちを通るのかという部分についてはないものですから、それを踏まえて、その部分が路線になるかという部分については今お答えできないという状況でございます。
◆9番(
國吉明議員) わかりました。 また工事のほうも早く進められますようによろしくお願いします。 議長、休憩をお願いします。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 15時10分) (再開 15時12分) 再開します。
◆9番(
國吉明議員) 問題を変えていきたいと思います。 公民館と児童館についてなんですけど、公民館の問題は多々ありますけども、市長、自治会に入るためというか、加入金というか、どのような声かけをしていけば加入者が増えるかということを、市長、どうか部落のほうも加入者が少なくて基金がありませんので、どうにか増やすためにはどういうふうにやっていけばいいのかということをよろしくお願いします。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 15時13分) (再開 15時14分) 再開します。
◆9番(
國吉明議員) 児童館と公民館の併設についてなんですけど、これに関連しているかと思いまして、今質問をしたんですけど、こういうことは大丈夫でしょうか。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 15時15分) (再開 15時18分) 再開します。
◆9番(
國吉明議員) 併設についての区民との理解をとれていますでしょうか。
◎
福祉部長(
井上英之) 公民館との併設につきましては、公民館建て替えを検討している船越区のほうから、こちらのほうに話がありまして、公民館建設をするに際しての効果的なメニュー、あるいは事業の採択に際して、なかなか難しい状況であるということでありまして、児童福祉施設と併設ということであれば、事業の採択も単独で進めるよりは前に進みやすいんじゃないかということで、船越区からの要望と、こちらの当市としましても、船越地区に児童館を建設したいという意向が一致してという関係で、去年の12月に船越区の区長及び役員等と交えて意見交換を行った結果、併設で進めていこうということで協議を開いた経緯がございます。 区民の合意が得られたかどうかにつきましては、区長を初め、役員、区民総会の場等で決めるものだと思っておりますが、区民総会等を開いて区民がどういった結論を出したかについては今のところ把握しておりません。
◆9番(
國吉明議員) 船越の負担というのはありますでしょうか。
◎
福祉部長(
井上英之) 当然、児童館部分につきましては市が予算を計上しますけれども、船越区の部分については地元の区民が負担する部分が出てくるものだと考えております。
◆9番(
國吉明議員) 船越の負担金が多いということは、やっぱり自治会費が足りないというか、こういった面が出てくることとは思いますけども、この加入率というか、自治会費をどういうふうにたくさんの方が払ってもらえるかという、さっきから質問をしたくて言いましたけど。 そういった面で、どういったアピールをして部落がやっていけば、字費を払ってもらえるかという提案はないでしょうか。
○議長(大城悟) 休憩します。 (休憩 15時21分) (再開 15時22分) 再開します。
◆9番(
國吉明議員) 今日は要望しますので、以上で終わります。
○議長(大城悟) これで本日の
一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 次回は6月11日月曜日、午前10時から本会議を開き、
一般質問を行います。 本日はこれで散会します。 (散会 15時22分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長 大城 悟署名議員 平田安則署名議員 國吉 明...