南城市議会 > 2018-03-22 >
03月22日-05号

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  1. 南城市議会 2018-03-22
    03月22日-05号


    取得元: 南城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    平成30年  3月 定例会(第2回)       平成30年第2回南城市議会(定例会)会議録1.開議     3月22日 13時00分 宣告2.散会     3月22日 17時52分 宣告3.出席議員   1番 大城竜男議員   11番 松田兼弘議員   2番 知念俊也議員   12番 玉城 健議員   3番 仲間光枝議員   13番 前里輝明議員   4番 伊禮清則議員   14番 親川孝雄議員   5番 新里 嘉議員   15番 中村直哉議員   6番 安谷屋 正議員  16番 国吉昌実議員   7番 比嘉直明議員   17番 吉田 潤議員   8番 平田安則議員   18番 城間松安議員   9番 國吉 明議員   19番 照喜名 智議員  10番 上地寿賀子議員  20番 大城 悟議員4.欠席議員   なし5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名  事務局長      新垣 聡   事務局次長     山城 匡  事務局主査     仲村勝尚6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者  市長        瑞慶覧長敏  教育長       山城 馨  総務部長      玉城 勉   教育部長      當眞隆夫  企画部長      知念哲雄   上下水道部長    照喜名 強  市民部長      城間みゆき  農林水産部長    屋我弘明  福祉部長      仲里康治   土木建築部長    森山紹司7.議事日程-----------------------------------     平成30年第2回南城市議会定例会 議事日程[第5号]                平成30年3月22日(木)午後1時開議日程第1       会議録署名議員の指名について日程第2       一般質問(5人)           (1)知念俊也           (2)城間松安           (3)国吉昌実           (4)吉田 潤           (5)照喜名 智-----------------------------------8.会議に付した事件  議事日程の事件と同じ9.会議の経過  次のとおり ○議長(大城悟)  これから本日の会議を開きます。 諸般の報告の前に訂正してもらいましょうね。よろしいでしょうか。     (「はい」と呼ぶ者あり) では、火曜日の一般質問に対しての訂正があるそうでございますので。 ◎企画部長(知念哲雄)  皆様こんにちは。 火曜日の上地寿賀子議員、それから中村直哉議員からの御質問があった内容の答弁に一部訂正がございますので、こちらのほうで訂正させていただきたいと思います。 まず、上地寿賀子議員からの追加の質問における自治会加入率ですけれども、こちらのほうで把握してございませんという答弁をしておりますが、まちづくりのほうで資料として28年6月現在の自治会の加入率が市全体として73.4%という加入率でございました。(3月20日 160ページ33行目の答弁の訂正) 続きまして、中村議員からの御質問で市長の運転に携わったことはないかということでございましたけれども、企画部、まず2月13日にJICAで行われました研修、それから2月16日久高島のシャクトゥイのほうに観光商工課のほうで、それぞれ公務で出向く際に市長をお連れして出向いているということでございます。(3月20日 186ページ7行目の答弁の訂正) 以上でございます。 ○議長(大城悟)  もう一件、火曜日の答弁に対して、また、月曜日の質問の答弁に対して、また訂正があるそうです。 ◎総務部長(玉城勉)  まず最初に、月曜日の前里輝明議員のものに対して、市史編さんの部分を市民課の窓口でやるという話を説明しましたけれども、これはまだ協議中でございまして、まだ本決定ではないと。それ以外の部分に固定資産税の証明書の交付とか児童手当等のそういったものを他の課でやっているやつを一括して市民課の中でワンストップでやっていくという中身になっております。(3月19日 126ページ13行目の答弁の訂正) もう一点が、火曜日の中村直哉議員の市長専用車の運転の再質問等々で、職員が市長の運転手をすることについて、南城市の職員の服務規程に抵触しないかということについて確認をすると御説明しました。 この部分について確認したところ、抵触することはございません。(3月20日 187ページ34行目に関する答弁)以上であります。 ○議長(大城悟)  これで訂正を終わります。 これから諸般の報告を行います。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、17番吉田潤議員及び18番城間松安議員を指名します。 日程第2.これより一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。最初の質問者、知念俊也議員。 ◆2番(知念俊也議員)  皆さんこんにちは。一般質問最終日スタートでございますが、午前中、市内小学校の卒業式ございました。児童の皆さん、御父兄の皆さん御卒業おめでとうございます。 また、3月南城市役所職員の中にも卒業、退職を迎えられる方もいらっしゃいますが、長年の御尽力、お勤め御苦労さまでございました。 市長、お元気ですか。冒頭より厳しい質問が飛んでおりますが、3日目頑張ってまいりましょう。 それでは、1点目、特区制度についてでございます。 規制緩和で自治体や事業者等の選択肢が広がり、地域活性化や効率的な社会の構築につながることが期待される中、南城市においても制度を活用したまちづくりがないか見解を伺います。 2点目、3点目については自席にて伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎企画部長(知念哲雄)  それでは、知念俊也議員の1点目の御質問に対してお答えいたします。 まず、規制緩和への取り組みといたしましては、知念議員も御承知のこととは存じますが、昨年、南城市の事業者が、農家レストランの設置について沖縄県国家戦略特別区域の区域計画に認定され、事業化に向けて取り組んでいただいているところであり、今後の観光、雇用など地域の活性化に波及する取り組みだと期待をしております。 市としましても、今回の例をもとに、規制を緩和することにより南城市の地域特性を生かした新たな事業展開の可能性について検討しているところでございます。 以上でございます。 ◆2番(知念俊也議員)  部長のほうからもございましたが、現在、国内で法定施策として実施されている主な特区制度に構造改革特区、総合特区、国家戦略特区とある中、国家戦略特区において、沖縄県国際観光イノベーション特区の特例事業として、南城市の農業生産法人が農業振興やヤギに関する食文化の普及につなげるとして、県内で初めて農業分野において認定を受けております。 申請においては企画部、農林水産部と御苦労、御尽力があったと思いますが、南城市が進める6次産業化支援、観光の分野にも関わってくるところだと思います。 また、先日お伺いしましたら、つきしろ区にあるイチゴ農園においても農家カフェとして特区申請すると聞いておりますが、市が進める施策に大いに合致するところがあると思います。 部長の答弁見ましたら、地域特性を生かした新たな事業展開の可能性を検討しているということでございます。 しかし、全国においては医療、農業、雇用、教育、都市開発など様々な分野で認定を受けています。しかし、県内なんですが、2014年に国際観光拠点として特区指定後、規制改革メニューを活用した事業者が南城市の12月の認定含めて5件にとどまっていると。県は、成果を出すようかなり国のほうから指摘を受けているということでございます。 県のほうから県内市町村にもニーズの掘り起こしを呼びかけていると聞いていますが、その辺、県との調整等どうなっているか、部長よろしくお願いします。 ◎企画部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 俊也議員から説明があったとおり、まさにこの間、この農家レストランの申請の際に、国の委員会の中でかなり沖縄としてはハッパをかけられているということが状況でございます。 県としても様々な取り組みを進めているところなんですけれども、それが直接、地域の経済効果に結びつくような事業者との連携がなかなかとれないということと、県全体として区域の認定は受けているものの、市町村との連携がまだ少し足りないというところがございまして、現在のところ、県と市町村としてどういうふうな取り組みができるのかというような話し合いを今、進めているところでございます。 以上でございます。 ◆2番(知念俊也議員)  南城市において、南部東道路のインター付近のまちづくり、企業誘致、公共交通再編等、いろいろ活用できる部分が多々あるのではないかというふうに思っております。 先だって、知念部長と県の企画部長に御挨拶に行った中で、ぜひ南城市頑張ってくれと、また、知念部長、県の企画部長とかなり懇意にしているらしいということで、義兄弟というお話もございましたが、かなり期待が大きいのではないかというふうに感じております。 その辺、福祉にしろ、離島にしろ、いろいろ南城市はそういった活用できるメニューというのはかなりあるんじゃないかなと思いますんで、ぜひまちづくり、地域活性化の部分が特区制度いろいろ出てくると思いますんで、その辺ちょっと、4月から異動ということで、私ちょっとびっくりしたんですけど、次の部長に引き継ぐためにも、大いなる決意の引継ぎをお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 ◎企画部長(知念哲雄)  ただいまの再質問にお答えします。 県の企画部長、川満部長は義兄弟ではないんですけれども、県に出向で行っている際の直属の上司でございます。ですので、いろんな情報もいただいているところでございます。 先ほど議員からもあったように、南城市の特色、それこそ海があり、緑があり、それから、離島も抱えているというようなところがありまして、その辺で展開をするときに障害になるような制度の部分を今、取り組む際にどういったものが障害になるのかということも含めて検討しておりますので、ぜひ、おっしゃるように、特区の計画を策定して地域の活性化に向けて頑張っていきたいと思います。 以上でございます。 ◆2番(知念俊也議員)  せっかく制度を見直してまで、規制を外してまでそういったあらゆる分野に活用できるということですので、ぜひ6次産業化、農業、また、教育、いろいろな分野あると思いますので、ぜひ庁内で検討していただいて、活用していければというふうに思っております。 それでは、2点目に行きたいと思います。 2点目でございますが、玉城小学校周辺交通安全対策についてでございます。 屋嘉部公民館前市道は、登下校時や諸行事における保護者駐停車場として利用している。しかし、朝の登校時、送迎車両が多く、学校フェンス側児童通行において危険な状況が見受けられることから対策を要請いたします。 ②玉城陸上競技場入口付近交差点、児童の通学路となっておりますが、朝の登校時、通行車両が多いため、安全に横断できるよう対策を要請いたします。 また、車道と歩行者の境の白線がわかりにくいため、改善を要請いたします。 ◎土木建築部長(森山紹司)  こんにちは。 それでは、知念俊也議員の2、玉城小学校周辺交通安全対策についてお答えします。 1点目の屋嘉部公民館前市道について、これまでも通り抜け車両の交通速度抑制等行ってきましたが、玉小裏給食車両出入口付近で幅員が狭く、児童通行のスペースがとれるか、遊歩道を活用しながら、関係機関と調整して対策を講じていきたいと考えております。 2点目の玉城陸上競技場入口付近の交差点については、横断歩道設置が可能なのか、白線表示で抑制できるのか関係機関と協議していきたいと考えております。 また、白線の消えかかったところについては、改善していきたいと考えております。 以上です。 ◆2番(知念俊也議員)  まず、①でございますが、関係機関と調整し対策を講じたいということでございます。 屋嘉部公民館前なんですが、学校側、PTA側としても、PTAの配置当番、また、あまり交差しないようにということで、車両通行のお願いということで、保護者は一方通行というふうに通知も出しているそうでございます。 その中にやっぱり、降りたときにちょっとすれ違いとかあってですね、フェンス側、先生とお話しした中でポールとかお話出ていたんですが、自治会のほうがポールはちょっとまずいということで、できればカラー舗装とかですね、緑、そういった部分でまた学校側、また自治会と調整していただきたいと思います。 その件については、玉城小学校のほうから平成29年12月5日に要請書も出ております。ぜひ早急に対応していただきたいと思いますが、もう一歩進んだ答弁、部長お願いします。 ◎土木建築部長(森山紹司)  ただいまの質問についてお答えします。 学校からも要請が出て、現場も確認しております。 今、陸上競技側、玉小裏側なんですけど。先ほど議員のほうからカラー舗装とかあったんですけど、一番狭い部分で幅員が4.3から5メーター、この付近であります。 それで、公民館側と調整して、向こうは幅員が広くなっていますので、字とも調整して、その辺の狭い部分をどうにかできないかとも考えています。今後、学校関係、字も含め調整していきたいと。 さらにはまた、遊歩道が屋嘉部公民館前にありますので、これの活用も通してできないのか、一応検討していきたいと思います。 いろいろ協議はありますので、できる方向で進めていきたいと思います。 以上です。 ◆2番(知念俊也議員)  早急にやるということで私は受けとめましたので、よろしくお願いいたします。 それでは②ですが、玉城陸上競技場入口交差点付近なんですが、ちょっと中村議員が質問したところと話、近いんですが。 体育館裏側のグリーンハウスの児童が一応玉城小学校にあるいて通行するんですけど。最初、以和貴保育園のところあったんですが、市民部長もあったんですが、ちょっと立ち会いの中で、やっぱりカーブで横断歩道は難しいと。やっぱりスピードが出るので難しいということで、今現在ですね、陸上競技場前の3差路を横切って中央公民館、向こうの方から登校するようにということで指導をしているということでございます。 ただ、向こうも朝やっぱり、私もちょっとびっくりするとこもあるんですけど、どこが優先なのかなと思うぐらい左折車が多いんですけど、陸上競技場に抜ける場合とかありますんで、ぜひこの辺の対策等お願いしたいと思います。 また、近くにどんぐり保育園がございます。園長先生に聞きましたら、中央公民館の側に駐車場をお借りしたと。なぜかというと、朝やっぱり向こう交通量、送迎のときに車とめたら、やっぱり邪魔というか支障を来すということで。中央公民館のそばに停車場を借りて、向こうから園児の送迎をするように保護者には話すそうです。今、整備中でございます。ただその中で、やっぱりどうしても路肩を歩きますんで、その辺もカラー舗装とか何か、注意喚起できればと思います。 これに関しても、小学校のほうから平成30年2月9日に要請書が出ております。その中で、土木建築部の担当と3月の8日でしたか、立ち会い済んでいるということでございますので、その辺の部分でどんぐり保育園のそういった安全も含めてお願いしたいと思いますので、その辺もう一度、答弁お願いしたいと思います。 ◎土木建築部長(森山紹司)  ただいまの知念議員の御質問にお答えします。 やはり外側線について余裕のある箇所は舗装で、区切りでできると思うんですけど。何しろ、側溝の蓋等々もあって、その辺も含めてカラー舗装でできるのか、それも含めてちょっと検討したいと思います。 ただ、ここ、いびつな交差点になっていまして、4差路というのかな、あのアパート側に行くものもありますので、横断歩道は多分厳しいんじゃないかというふうに今考えていますので、歩行者の誘導をするにはやはりまず側線に対してのカラー舗装できるのかちょっと検討させてください。 以上です。 ◆2番(知念俊也議員)  森山部長いつもありがとうございます。 もう、ありがとうございますということでわかっていらっしゃると思いますが。 学校側もあるんですけど、またどんぐり保育園の関係者とも協議のうえ、ぜひまた、安全対策のほう、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、3点目でございます。 市政方針について。 ①中学校空調設備整備事業本年度1億2,100万円計上。前倒しによる負担、工事概要を伺います。 ②新庁舎への巡回バスの運行について概要を伺います。 ③選挙の際に公約を掲げて当選し就任した市長は、自らの政策について、その目標を明確に設定するとともに、いつまでに達成する、また、財源確保とともに明らかにした施策・計画を策定しなければと思いますが、今後の市民への情報公開・説明について見解を伺います。 ◎教育部長(當眞隆夫)  知念俊也議員の3点目の施政方針についての中学校空調設備整備事業についてお答えいたします。 前倒しによる負担についてでございますが、当初31年度に文部科学省の補助事業を使って、その補助裏を、合併特例債を活用した場合の実質市の負担としては2,590万1,000円を予定しておりました。 今回、前倒しすることによって、全部単独事業ということで、これを全て合併特例債を活用した場合でございますが、市の負担として4,088万となります。 そういうことで、差額として1,497万9,000円が実質的に負担が増えるという形になります。 次に、工事概要についてお答えします。 佐敷中学校の普通教室が16教室、知念中学校の普通教室が8教室、同じく知念中学校のコンピューターの準備室、それからランチルーム、特別支援教室、理科室、それから、久高小中学校の給食調理室、玉城中学校の普通教室15室の整備を計画しております。
    ◎企画部長(知念哲雄)  知念俊也議員の新庁舎への巡回バスの運行についての概要についての質問にお答えいたします。 まず、庁舎間巡回バスについては、合併による分庁舎方式により役所庁舎が分散されたことに伴う保管措置のため、庁舎間を結ぶ巡回バスとして運行を開始しました。 よって、新庁舎が供用開始するまではこれまでどおり運行をしてまいりますけれども、新庁舎供用開始後につきましては、そのバスの利用状況や利用者の利用目的などを確認した上で検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  知念俊也議員の施政方針についての③の御質問にお答えいたします。 政策については本市の最上位計画、総合計画との整合を図りつつ、実現の可能性、実施時期等も含め慎重に検討してまいります。 具体的な事業などについては、毎年度策定している実施計画に上げてまいります。 主要な事業については、「知っ得みんなの予算」に掲載し、市民の皆様へ周知していきたいと考えております。また、市ホームページ、広報誌等への掲載も実施してまいりたいと思っております。 ◆2番(知念俊也議員)  まず、1点目でございますが、市内中学校空調設備整備事業、これ、先だっての12月の一般質問でも採用させていただきましたが、その中では平成31年に事業を実施したいということでございましたが、これ市長の意向なんでしょうね。いろいろ1日目、2日目の中でクーラー事業出ておりましたが、1年前倒し1,500万、負担増ではあるが生徒のためを考えれば一日でも早く導入したいという市長の答弁ございました。 私はこの辺はもうトップの判断でいいとは思うんですが、その辺また市民の評価するところだと思いますが。市長、それでよろしいでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  それで結構です。 ◆2番(知念俊也議員)  市長の早目に導入したいという気持ちでございます。それはそれでいいと思います。 私はちょっとまた違った視点からお話ししたいと思います。 部長、普通教室16室とかいろいろ出ておりますが、トータルで43教室という解釈でよろしいんでしょうかね。 全部で、工事概要として何教室になりますか。 ◎教育部長(當眞隆夫)  知念俊也議員の再質問にお答えします。 普通教室、それから、コンピューター教室、ランチルーム等合わせると全部で44教室になると思います。 ◆2番(知念俊也議員)  違った目線からということでございますが、44教室、本年度事業1億2,100万円、単純に割りますと一教室大体、二百、五六十万。普通で考えれば大変高いなという思いがいたします。 先だって八重山の3候補者出ておりましたが、一人の方がクーラー導入事業を見積もっておりましたが、大体100万ぐらいというお話が出ておりました。 いろいろ聞きましたら、クーラーにも内蔵式、壁かけ、また、つり下げある中で、一教室250万以上というのがどうかなと。 その中で、いろいろ内装工事とか含んでくるとは思うんですが、電器屋さんとちょっと話したら、あれぐらいのスペースであれば、壁かけ用の家庭用の一番大きいのでもできるんじゃないかというお話もありました。 その辺、部長いかがですか。普通の市民目線から見て、一教室に250万、内装工事もあるにしても相当高いんじゃないかなという思いがあるんですけど。部長いかがですか。 ◎教育部長(當眞隆夫)  再質問にお答えいたします。 今回のこの1億2,000万円の中には、設計費の2,400万が含まれております。それをさっ引きまして、実質的な工事費は9,738万円を予定しています。これで44教室で割ると、約220万になります。それでもやはり高いというふうになるかと思います。 これですね、当初やっぱり31年度に我々予定をしておりました。その関係で、今回、導入したのは市長の意向という部分で導入した関係があって綿密な計算をしておりません。今回、上げた部分は、近々で行った馬天小学校、そちらの部分を参考にして上げた次第になっております。 クーラーについてもいろんな仕様がございます。これまでの南城市は、小中学校については全学校、全教室やってきました。 小学校の分ではランニングコストを意識して、これまではガス式でやっております。ガス式でやりますと配管工事が出てくるのでイニシャルコストはかかります。ただし、年間のランニングコストがかなり抑えられて、10年間で計算した場合にはイニシャルコストはかかってもランニングコストトータルすると安く上がるということでこれまで取り組んできております。 今回、中学校につきましては特別教室は単年度、単年度、少しずつ入れてきてほぼ整備がされているという状況がございます。 その中で今回、電気式にするのかガス式にするのかということろが、正直なところ、まだ我々のほうでも決まっておりません。 30年度にその辺をしっかり検討した上で31年度で実施をするという運びで進めていた関係もありまして、今回上がった分が確定ではないということで、ぜひ御理解いただきたいと思います。 あと、課題になるのが、ガス式にした場合、先ほど申した配管が出てきます。じゃあ特別教室の部分も、正直いって古いところもあります。最初に入れたものは恐らくもうやがて10年近くなるところもあります。それが将来、替えるという時期になったときに、じゃあガスでいった場合にはさっき言った問題が出てきます。また配管し直しとか、そういった問題が出てきます。 ただ、電気式でいった場合にも課題がございまして、電気式でいった場合には電気の基本料金、そちらのほうがピーク時でおさえるもんですから、そうすると年間を通してのこの電気料金の基本料金がかなり高額になっていく。そうするとこれがランニングコストにはね上がっていくというところでですね。 我々も設計、今後入っていきますけれども、採択されればですね。そういった部分も含めて総合的に考えた上で、電気式でいくのか、あるいはガス式でいくのかというところを今後、詰めていきたいというふうに考えております。 ◆2番(知念俊也議員)  私的には南城市の電器屋に任せたら設計費も要らないし、すぐ安価につくんじゃないかなという考えでございましたが、ぜひまたその辺の検討も含めて市民に、これだけの高額、値段の根拠を示していただければと思います。 それともう一つ、部長、ちょっと気になるところで、クーラーはどこを使うんですか。どこのメーカーのクーラーを使うんですか。 ダイキン工業株式会社さん、世界的な日本を代表する空調メーカーでございます。琉球ゴルフ場ダイキンオーキッドレディース、南城市大変お世話になっていると思うんですが、その中でいろいろ御相談されたり、もしかしたら無償でくれるかもしれませんし、そういった御検討とかはないですか。 ◎教育部長(當眞隆夫)  どこのメーカーを想定しているかということでございますけれども、これについては指定はできません。指定してしまいますと、これ独禁法に抵触してしまいます。 そういうことで、これについてはこの規格とか、そういったものを設計上で出して、それを示して落札するところがメーカーについては当然持ってくるという形になってきます。 ◆2番(知念俊也議員)  はい、わかりました。 ぜひ生徒のために、学習環境改善のために早急に導入していただきたいと思います。 それでは、2点目、新庁舎の巡回バス運行について。 この件に関しても、先だって平成28年9月の一般質問でしていましたが、これ答弁書を見ますと、私施政方針の中で、巡回バスは導入するというのを見ましたけど、ないですか部長。施政方針の中に。 ◎企画部長(知念哲雄)  今ちょっと施政方針、手持ちではございませんけれども、私の記憶の中では、巡回バスの導入を検討してまいりますというふうな表現になっていたかと思っております。 以上でございます。 ◆2番(知念俊也議員)  先だって28年9月に質疑したときには、新庁舎ができればデマンド交通に移行していきたいという答弁ございました。 その中で、私のほうから、交通弱者を含めぜひ検討してくださいということでございましたが、私、施政方針の中で、新庁舎後は巡回バス検討ということでございますんで、その中でちょっと問題になったのが、利用者が少ないと、それとその中で、乗車場を検討してくれという要望を出していますんで、ぜひ検討にあたっては、各自治会の区長さんを含め、公民館前に来てほしいのか、どういった場所がいいのか、また、利用状況を含めて毎日運行するのか、月水金なのか、その辺運用しながらまた確認していって、ぜひ交通弱者が不利にならないような部分でぜひお願いしたいと思います。 その前にデマンド交通という、お話に出ていたもんですから。これ巡回バス導入ということで、私はよかったなという思いで質問したんでございますが、ぜひその辺も含めて検討のほうよろしくお願いしたいと思います。 それでは、3点目でございますが、市長の施政方針について。 実現の可能性、実施時期を含め慎重に検討するということでございますが、市長、厳しい質問が続く中、子どものまち宣言や市民が主役の南城市の5つの基本施策と、市民が大いに期待するところだと思うんですが、連合審査を含め一般質問の市長の答弁を伺いますと大変不安になってまいります。 連合審査から各部署からのヒアリングでも、公約、幾つかは大変厳しいと感じているとかですね、どなたかから、議員のビラの件に関しても、私は知りませんと。後援会のものではないというお話もございましたが。 各首長ですね、また公約の項目を作ってですね、いろいろ選挙、最初のほうですか、達成度とか、そういった検証などしておりますが、ちょっと市長にお伺いしますけど、現時点でいったい幾つの公約項目を今お持ちなんですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  実際にたくさんあり過ぎて、あのチラシを見ると、数を数えるということまでは至っておりませんが、今度しっかりと数えてみたいと思っております。 ◆2番(知念俊也議員)  普通、自分の公約大体わかると思うんですけど。数を覚えていないと。まあいいでしょう。 できるだけ早目に、公約が幾つあって、項目が幾つありますと、その辺の達成度とか検証のほうやっていただきたい。 ○議長(大城悟)  残り1分です。 ◆2番(知念俊也議員)  市長、思うんですけど、市長の公約、財源がなかなか出てこないんですよ。柱になる公約についてもですね。 先だって選挙の前に公開討論会にも拒否された中で、何かあまり自信がないのか、本当にできると思っているのか、その辺とても疑問に思うんですけど。市民もですね、市民討論会も拒否して、全然、市長の財源とかどうなっているのと、全然わからないよという方多いんですけど。 その辺市長本当にできると思って公約を立てています。できれば、もう本当に4年間の中で立派にやってほしいと、リーダー的にも、強いリーダーシップ、決断力だという思いがしますけど、その辺どうですか、市長。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市長に就任してまだ日がないということではあるんですけれども、自信のなさがあるということですので、今後、しっかりと勉強もしながら、市民の方々にもこの市長だったらやっていけるんだと思えるような姿勢を示していきたいと思っております。 ついこの間まで、市長選に出るということも想定していなかったので、英語教室を細々とやっていた身の中で、たくさん壁がありますし、知念議員がおっしゃるように、もっと自信を持ったらどうかということですので、その言葉も励みにしながら、皆さんが安心していけるような、そして4年間終わったときには、しっかりやってくれたと思えるような、そういう市長を目指してまいります。 アドバイスありがとうございます。 ◆2番(知念俊也議員)  市長、4年間ですね、また市民が大いに期待するところでもございます。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 また、後ろに大先輩方4名が手ぐすね引いて待っておるようでございますので終わります。 ○議長(大城悟)  時間です。 次の質問者、城間松安議員。 ◆18番(城間松安議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。 今日は午前中、小学校の卒業式がございました。大里南小学校、125名の児童生徒が旅立っております。本当に一番感心したのが、全生徒125名、将来の目標、自分のビジョンというのはちゃんと掲げて、それに向かって一生懸命取り組んでいるなと、そういう思いがしました。頑張ってほしいと思います。 それでは、一般質問最終日、2番手でございます。 新市長が誕生し、初めての野党議員としての一般質問であります。よろしくお願いいたします。 質問に入る前に、文言の削除をお願いします。 大きい2点目の3行目の「また議員報酬については新聞記事にも安過ぎるという市長のコメントがありました」これを削除お願いいたします。 自分の記憶では、市長のコメントは見た記憶があるんですが、新聞記事だったのかチラシだったのかっていうのは不確定でありますので、この際もう削除したいと思います。 それでは、一般質問を行います。 2点通告をしておりますのでお願いいたします。 多くの同僚議員から選挙公約についての質問がありました。 これまでの市長の答弁を聞いて私の感想でありますが、まず、瑞慶覧市長は様々な公約を掲げて当選されました。公約は市民との約束であり、公約を見て多くの市民の皆様方が投票するわけであります。 これまでの市長の答弁では、明らかに公約違反であると認識をするわけであります。公約を掲げて当選したわけでありますから、できないものについては素直に市民の皆様方におわびをする、説明をする義務があると思います。 私も真意を確かめたくて、以下について伺います。 ①公用車の廃止について。 ②なんじぃバス、スクールバス、給食費の無料化について。 ③小中学校へのクーラー設置について伺います。 続いて大きい2点目の、市長の給料と議員報酬について伺います。 南城市は市長など執行機関の特別職の給料は高く、議員など議決機関の特別職の報酬は低く抑えられているということがチラシに載っておりました。市長の見解を伺います。よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  城間松安議員の公約についての質問にお答えいたします。 先日の一般質問でも答弁いたしましたが、これまで使用されていたクラウンは廃止をしてプリウスで公務を行う予定であります。 以下に関しては所管の部長に答えさせていただきます。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 13時49分)     (再開 13時50分) 再開します。 ◎企画部長(知念哲雄)  それでは、城間議員の御質問のなんじぃバスの無料化についての質問にお答えいたします。 さきにありました安谷屋議員、それから上地議員の質問でも答弁いたしましたが、デマンド交通おでかけなんじぃにつきましては、交通弱者や観光客の移動手段確保を目的に開始された公共交通の取り組みでございます。 運行にあたっては、国、県、沖縄バス協会、ハイヤー・タクシー協会、琉球大学准教授、また、市民を代表して老人クラブ連合会、区長会などの代表で構成される南城市地域公共交通会議において運行ルールや便数、それから、料金等を決定することとなっているため、無料化については、南城市地域公共交通会議において、今後議論していくこととなります。 以上でございます。 ◎教育部長(當眞隆夫)  城間松安議員の1点目の公約についての②のスクールバス、給食費の無料化についてお答えいたします。 通園通学バスの使用料を無料化しますと、平成30年度当初予算ベースで年間216万9,000円の歳入が減となり、その分をどのような財源で補うのかという課題がございます。 また、無料化に伴い、現在、通園通学バスを運行していない地域からも運行を求める声が出ることも予測されます。さらに、路線バス利用者の減少につながることも懸念され、現在企画部で検討しているバス路線の再編にも影響を及ぼすおそれがあります。 今後、課題解決に向け検討してまいります。 次に学校給食費を無料化しますと、平成30年当初予算ベースで年間2億3,382万4,000円の給食費歳入が減となり、その分をどのような財源で補うのかという大きな課題がございます。 しかし、給食費の支払いが厳しい家庭の児童がおられるのも現実ですので、それらの家庭を支援する何らかの手立てが必要であると考えております。 次に3点目の小中学校へのクーラー設置についてお答えします。 市内小学校については、平成27年度でクーラー設置が完了しております。 中学校については、平成30年度当初予算に計上し、合併特例債を充て、大里中学校を除く佐敷中学校、知念中学校、玉城中学校、久高小中学校の空調整備を計画しており、平成31年5月より稼働を予定しております。 大里中学校については、校舎改築及び改修に伴い仮設校舎へ空調整備が設置されることから、平成31年7月より仮設校舎での稼働を予定しております。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  城間松安議員の2点目、市長の給料についての御質問にお答えいたします。 現在、南城市長の給料は86万円で、県内11市中7番目であります。 上地寿賀子議員の一般質問でも答弁しましたが、議会6月定例会において市長給与を削減する議案を提出する予定であります。 以上です。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 13時55分)     (再開 13時57分) 再開します。 ◆18番(城間松安議員)  市長に質問は投げかけております。 執行機関の給料は高く、議決機関の給料は低いというのがあります。御自身の考え方というのはありますか、それについて、議員報酬について。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  繰り返し申しますが、私の選挙のときのチラシには載せていませんし、私自身もそういう発言は、議員報酬に関してはしておりません。 議会議員の労働の度合い等の対価に応じているとは思うんですけど、検討はつきませんので、コメントは控えさせていただきます。 ◆18番(城間松安議員)  それでは、市長公用車の廃止についてでありますが、現在、既に副市長の公用車、プリウスを使用して運転手も雇用しているということであります。 先日も中村議員からも指摘がありました。市民目線で見ると誰もが、市長専用公用車の廃止は公用車を使用しないで自分の車、あるいはタクシー、そういったものを利用するというふうになると思うんですよ。 公用車の廃止に何ら至っていないという思いであります。それについていかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  お答えいたします。 私のチラシに書いてある文章を再度読み上げます。 多額の予算のかかっている市長公用車のあり方を見直し、公用車の効率的、経済的運用に努めますというのが正確な表現でございます。 結果、私は今、クラウンは乗っておりません。そして、プリウスを乗っているところでございます。 ◆18番(城間松安議員)  これまで一貫して同じような答弁でありますけれども、高級なクラウンを廃止すると、そういうスタンスだと思うんですが、そうであれば市長専用公用車を取り替えますとか、廃止しますというのと取り替えいうのは違うと思うんですよ。 取り替える分については、何ら公約に掲げるまでもないのかなと、自分ではそういう思いがいたします。 これは、副市長の専用車があいているので、それを使用しているということでありますけれども。 副市長が今後、就任した場合、副市長の公用車はどうなるんですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  今後、総務課も含めて、担当部署と相談しながら支障のないような形で公用車を回してまいりたいと思っております。 ◆18番(城間松安議員)  支障のないようにやるっていう答弁でありますけれども、副市長の公用車を使っているんであれば、副市長の就任した場合の公用車がないですよね。これ、購入するしかないんじゃないですか。それこそ、購入になった場合は、余計公金の無駄遣いだと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 14時00分)     (再開 14時00分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  お答えいたします。 公用車というのは、全体のものということでございますので、新しい副市長のためのものも購入しなくてもいい方法もあるかもしれませんので、それを検討してまいります。 いずれにしても、一番ベストな方法をとってまいりたいと思っております。 ◆18番(城間松安議員)  今ある公用車、全部の部署に配置すると、そういうふうになっていると思うんですが、もうきっちりその台数分だけ購入していると思うんですよ。 確実に今、市長がおっしゃるクラウンを廃止すると、そういうふうになれば自然と1台あきがくると思います。私はそれについても本当に余計公金の無駄遣いだなと。私はそういう感じがいたします。 次に、運転手についてであります。 市外から雇用しているというこれまでの答弁がありますが、市長は公約に産業プロジェクトチームを設置し、地元が発展する雇用の増える産業振興を図るとしております。また、若者の実行委員会を立ち上げて雇用を生み出すとしております。 そういった観点からすると、運転手についても市内から雇用すべきではないかと思うんですが、いかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  そういう観点からすると、ベストは市内からだと思っております。 しかし、市長に就任して当時、ドライバーがいない状況でございました。そして、そのドライバーというのは市長と非常に信頼関係の置ける人間ということを選ぶということにおいて、私のほうから、市外の人間ではあるんですけれども、最も信頼ができる方ということで彼にドライバーを頼むことになりました。 ◆18番(城間松安議員)  じゃあ今の運転手というのは年齢は幾つぐらいですか。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 14時05分)     (再開 14時05分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  40前後、30代後半から40の前半だと思います。 ◆18番(城間松安議員)  40前後という答弁がありましたけれども、南城市にもプロのドライバー上がりっていうのが、シルバー人材センターたくさんいらっしゃいます。スクールバスとか、そういうのも運転する、もうピカ一の運転能力を持った方たちがいっぱいいます。なんじぃバスの運転手もいっぱいいます。そういうふうに、人材はいないんじゃなくて、いっぱいるんです、南城市にも。それを、そういう方たちをぜひ活用していただきたいなと、そういう思いがあったんですが、雇用されているということで。 次回から、そういうふうにチャンスがあれば、そういう雇用をお願いしたいと思います。 次に②のなんじぃバスの無料化でありますが。 なんじぃバスは平成25年から平成27年まで実証運行し、平成28年度から本格運行を実施しております。交通弱者のための交通機関として定着しており、デマンド交通の進め方については、地域公共交通会議で議論し協議を行っております。 運賃300円は利用する方たちも気兼ねなく利用できる金額だと思います。無料化すると公共交通会議での議論、決定されたものが反故になるということになりますのでいかがなものかと思います。 無料化するとバス、タクシー会社の民業を圧迫しかねない懸念があります。それについてはどういう見解を持っていらっしゃるか、お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  確かにそういう見解、無料にするといろんなところに影響を及ぼすということも承知をしております。 だからこそ、今後議論していくということの答弁をさせていただいております。 ◆18番(城間松安議員)  今後、議論していくという答弁がありましたけども、本当にタクシー会社ですね、なんじぃバスが運行した当時から懸念を示しております。売上げが減ったとか、そういう話が聞こえてきます。これを無料化すると余計猛反発がくるんじゃないかなと、私はそういう思いがあります。 そこら辺を勘案して、ちゃんと会議のほうでも進めていただきたいと思います。 次に給食費の無料化でありますが。 児童生徒の給食費は賄材料費だけでありますので、本年度は約2億3,000万の歳入減になるという答弁がありました。 それを無料化するとなると、財源の確保はどうするのか。長期に考えると財政を圧迫する要因になるのではないかと思います。 今後の財政事情は大変厳しくなるといわれて言われております。 合併算定替から一本算定に移行して、年々普通交付税が減らされ、高齢化社会が進行し民生費の増等で市政運営が厳しくなると予想されております。そのために、財政改革を進めてこれまで基金を積み上げてきたわけであります。 未来の子供たちに負担をかけないようにするための基金であります。むやみに取り崩すことはいかがかと思います。再度、伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  お答えします。 財政状況、今後のことも含めまして、基金等の取り崩し等は慎重にやっていかなければならないと考えております。 ◆18番(城間松安議員)  慎重に取り組んでいくと。段階的に取り組んでいくと、そういう答弁も以前にもありました。困窮世帯をどうするかという答弁もあったかと思いますけども。 困窮世帯については各自治体、いろいろ手当てもやっているところもありますけれども、市長が考える困窮世帯とはどういうふうな定義ですかね。お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  例えばの話ですけれども、困窮世帯というのは経済的に困窮しているわけですから、入学金等、あるいは給食費等、あるいは学習費等もろもろ含めて支払い等も難しいところというふうに考えております。 ◆18番(城間松安議員)  こういった困窮世帯を救ってもいいのかなという思いもいたします。 給食費についてはこれだけの、2億3,000万かかるわけでありますので、慎重にお願いしたいと思います。 次に③小中学校へのクーラー設置。 先ほど知念俊也議員からも質問がありました。 これらについても合併特例債を活用して設置するということで、本年度予算に上程されております。予算を見ると約1億2,000万、合併特例債を活用するということで。 クーラー設置については、昨年の12月議会に各地区のPTA会長、学校長の連名で陳情が出されておりました。議会でも全会一致で採択をし、執行部の皆さんも設置に向けて取り組んできました。 残念ながら、30年度、補助メニューが、申請をしましたけれども採択されなかったということで、来年度、再度申請する予定であったと聞いております。 これまで執行機関というのは、単費でやるんじゃなくて全部補助メニューを探してきて、その負担分に特例債なり、それを充てると、そういうスタンスだったと思います。 市長のこの公約に掲げておりますんで、それを前倒しでやるということでありますが、差額ですね、合併特例債を活用するのと、補助メニューを活用して負担分に特例債を充てるとなると差額が1,500万円という、先ほどからの議論の中でもいろいろ話がございます。1,500万の差額では7,500万の事業ができるということであります。 特に就学援助とか、そういうのを子供たちのために、施策のために使えるんじゃないかと、そういう思いもありますけれども、それについてはいかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  これまでも、この3日間を通して何度も答弁をさせていただいておりますが、待ったのきかない子供たちの思いを最優先させていただいたところでございます。どうか御審議をお願い申し上げます。 ◆18番(城間松安議員)  待ったのきかないことがあると。子供たちのことを思えば前倒しでもやったほうがいいという市長の見解でございます。 合併特例債については、執行部からの答弁ありましたけれども、15億ぐらい残っているとあります。大事に使ってほしいと思いますけれども、今後の事業予定もあります。大里北、南幼稚園の統合等もあり、特例債は慎重に使うべきだと思いますが、再度これについて伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  予算等に関して、あるいは基金等に関しては慎重に、取り崩しに関しては行っていきたいと、そういうふうに思っております。 ◆18番(城間松安議員)  慎重に使うということでありますけれども、15億しかないと。そういうことでありますんで、これから大きい事業が出てきた場合は単費でやるしかないと。そういう羽目になりますんで、一つには大事に使っていただきたいなと、そういう思いであります。 次に、大きい2点目の、先ほどの市長の給料と議員報酬でありますが。 市長の給料が宮古島市、糸満市、豊見城市より高く、市長、副市長の給与を減額してでも就学援助、子育て支援の施策拡充に充てるべきということがチラシに載っておりました。 また、市民所得が43市町村中38番目と低いのに、給料は3番目に高いということが載っておりました。 同僚議員からの質問でも、先日もありました3%カットするという答弁がありました。 3月10日の新聞に西原町議会は3月2日の定例会で町長20%、副町長10%、教育長10%の給与の削減をする条例案を全会一致で可決をしております。財政規模の圧縮の一環として町が提案したものであります。財政効果は322万9,000円ということであります。 市長、再度伺います。3%では何ら私は変わらないと思います。年間30万ちょっとということでありますけれども、市長、20%カットするという、そういう意気込みはありませんか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先日御提案させていただいたとおりでございます。 判断に関しては市民の皆さん、あるいは皆さんの判断に任せていきたいと思っております。 ◆18番(城間松安議員)  判断を市民の皆さんに任せますという答弁でありますけれども、これは市長自身のリーダーシップを発揮して、こうやりますと、市長、副市長、教育長、カットしますと、そういうスタンスはないんですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先日もお答えいたしました。副市長、あるいは教育長等に関しては考えておりません。 ◆18番(城間松安議員)  なかなか前に進みませんので、議員報酬までやりたかったんですが、市長はコメントがないと。そういうことでありますんで、これで一般質問終わります。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 14時18分)     (再開 14時30分) 再開します。 次の質問者、国吉昌実議員。 ◆16番(国吉昌実議員)  皆さんこんにちは。 議長のお許しもいただいておりますので、早速一般質問を始めたいと思います。 発言事項の1、児童館の設置についてであります。 平成22年9月、平成23年12月の定例会で質問をさせていただきました。市全体のバランスからしても玉城小学校、それから、船越小学校区に児童館の設置が必要だと思います。 当局における議論の経過と今後の方針を伺います。 発言事項の2、親子通園事業の拡充について。 (1)事業の効果やニーズについて。 (2)実施状況と課題について。 (3)今後の方針についてお伺いします。 発言事項3、介護支援ボランティアポイント制度について。 (1)制度の内容と目的について。 (2)実施状況と課題について。 (3)制度の必要性をどう感じているか。 (4)今後の計画についてお伺いします。 発言事項4、大里湧稲国の集落道(市道)の整備について。 (1)平成29年12月定例会に答弁をいただいた内容と取り組み方針が変わったように聞いておりますが、どう変更になったのかお伺いします。 (2)今後の進め方についてお伺いします。 発言事項5、稲嶺交差点県道77号線側の信号について。 以前にも定例会で取り上げました。多くの市民からも時差式にしてほしいとの声をいただいております。 再度検討をお願いしたいが、所見をお伺いします。 発言事項の6、市政運営について。 一つの組織が目的成就に向かっていこうとするとき、人事と財政は大変重要です。市政運営もしかりです。 職員は公僕という言葉があるとおり、市民のための職員ということになります。効率よく適材適所に配置をしていかなければなりません。また、行政執行にあたっては予算が大事です。その予算が市長の意思ということになります。 (1)このたびの人事の方針をお聞かせください。 (2)当初予算であらかじめ基金が計上されております。市長の所見をお伺いいたします。 以上よろしくお願いします。 ◎福祉部長(仲里康治)  国吉昌実議員の児童館の設置についての1点目についてお答えします。 現在、本市には7館の児童館がありますが、船越小学校区と玉城小学校区が未整備であり、以前より地域住民から施設整備の要望があります。 児童の放課後の居場所の確保については、児童館の果たす役割は重要であると認識しておりますので、この2地区については整備をする方向で検討をしたいと考えております。 平成29年12月27日に船越小学校の保護者、PTA役員、地元住民及び行政にて船越公民館改築による児童館の整備についての意見交換会を実施しました。船越地区におきましては、公民館の改築を予定しており、それに併せて児童館を併設できないか意見交換をしました。 今後も、児童館の整備にあたっては地域住民と連携し、協議しながら進めていきたいと考えております。 また、玉城地区におきましても、児童館を整備する際は地域住民との意見交換を実施し、連携しながら検討してまいります。 国吉昌実議員の2点目の親子通園事業の拡充についてお答えいたします。 親子通園事業の効果として、配慮が必要な児童を幼児期に療育や遊びなどを通して心身ともに成長し、自立につながっております。また、初期対応することにより就学以降に係る時間と効果が少なくなると言われております。保護者も指導員や臨床心理士に育児の相談等ができる場としての機能も果たしております。ニーズにつきましては、登録者数も増加しております。 (2)についてお答えします。 現在、大里地区にあります総合保健福祉センターにて毎週月曜日、水曜日、金曜日の週3回実施しております。 課題としましては、施設が大里にあるため、知念地区から少し遠いという地理的な課題があります。また、将来登録児童数が増加することが予想されることから、現在の場所での運営が難しくなることが懸念されます。 (3)についてお答えします。 今後の方針については現段階で検討していることはありませんが、今後、ニーズの増加や諸問題が発生した場合は実施場所や実施回数及び職員の増員等の検討が必要になると考えております。 国吉昌実議員の3点目、介護支援ボランティアポイント制度についてお答えいたします。 市内に住所を有する65歳以上の者で介護保険の認定を受けていない高齢者の社会参加の促進や生きがいづくりを目的に実施しております。 内容については、南城市地域ふれあいミニデイサービスにおける会場設営、レクリエーションの補助、湯茶の準備などのボランティア活動に参加することで1時間につき1ポイント、年間100ポイントを上限に付与し、ボランティアの実績に応じた額の商品券を交付しております。 次に、2の質問についてお答えします。 平成29年度のボランティアポイント制度は、64自治会が実施しています。 ボランティア活動へ参加した実績は、平成27年度337人、平成28年度は354人となっております。 課題としては、新たにボランティアへ参加する方が少ないことと、ポイント制度の対象事業が地域ふれあいミニデイサービスに限定されていることであります。 3の質問についてお答えします。 少子高齢化が急速に進行している中、高齢者が住みなれた地域で自分らしい生活を送ることのできる仕組みづくりが求められており、その担い手として高齢者のマンパワーの活用が重要となってきております。 高齢者がボランティア活動に参加することで、健康づくりや生きがいづくりを行うことはもちろんのこと、地域とのつながりや支え合いの仕組みが構築されることからも本事業の重要性を感じております。 次に4の質問についてお答えします。 ボランティア参加者の拡充を図るため、市広報誌やホームページを活用し、ボランティアへ参加した方の声などの魅力を発信するとともに新規のボランティアの募集を行っていきます。 また、ボランティアポイントの対象事業を地域ふれあいミニデイサービス事業以外に、地域でのごみ出しや簡単な掃除など、活動内容を拡充したボランティアにポイントを付与できるかどうかも含めて検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ◎土木建築部長(森山紹司)  こんにちは。 国吉昌実議員の4番、湧稲国の集落道の整備についてお答えします。 1点目の取り組み方針について、昨年12月27日に12月定例会に答弁した報告も兼ね、湧稲国住民説明会を行いました。土建部より現況道路の現状を説明し、補助事業は厳しいため維持管理費から年次計画により部分補修で対応する報告を行いました。 農林水産部からは、合併前に旧大里村で団体営圃場整備事業が計画されておりましたが、同意取り付けが厳しく現状のままである報告を行っております。 また、農道整備の補助メニューがあるということで、概要説明を行っております。農道整備の補助メニューがあれば、湧稲国区としても協力するということで、事業導入を検討することとなりました。 2点目の今後の進め方については、農振農用地内の市道を廃止し農道への変更手続を行い、田園整備課のほうで補助事業の導入を検討いたします。 以上です。 ◎市民部長(城間みゆき)  国吉昌実議員の5点目、稲嶺交差点県道77号線側の信号についてお答えいたします。 稲嶺交差点の県道77号線走行の車両の時差式信号機についてですが、先日、与那原警察署へ出向き再度、状況を話してまいりました。残念ながら、前回答弁したときと変わらない回答でした。 時差式信号機設置は交差点通過車両台数に著しく差がある場合において検討できるとのことでした。 現時点では県道77号線の八重瀬側から来る車両と、仲間交差点側から来る車両台数に著しい差がないことから、時差式信号機の設置は非常に厳しいとのことでした。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  国吉昌実議員の6点目の市政運営についての御質問にお答えいたします。 初めに人事の基本方針についてですが、一般職員については人事異動基本方針に沿って異動内示をしております。管理職職員については適材適所に配置をしたということであります。 次に、当初予算での基金計上についての御質問にお答えいたします。 平成30年度一般会計予算において、各基金条例に基づき8億1,785万8,000円を繰入金として予算へ計上しております。 なお、主な基金繰入金としましては、財政調整基金5億3,957万1,000円、減債基金2億円、歴史文化観光資源整備基金4,154万9,000円、退職手当特別負担金引当基金3,353万2,000円、糸数アブチラガマ管理基金319万8,000円であります。 先日の安谷屋正議員の御質問にお答えしたように、次年度以降の基金のあり方については、まず、南城市のあるべき基金の適正額を、現在の財政状況、歳入歳出の将来予測、今後の財政需要等を考慮し、慎重に検討し対応していきたいと考えております。 以上です。 ◆16番(国吉昌実議員)  まず、1番目の児童館の設置についてであります。 両小学校区とも整備をしていくということで、検討しているということで伺いました。 船越小学校区については、これは整備の方針が決定したのはいつですか。 あと1点は、具体的なタイムスケジュール、その辺含めてお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(仲里康治)  質問にお答えします。 船越小学校の児童館につきましては、去った29年の12月27日に区民を、PTA役員を集めて、公民館建設を計画しているということで、そこに併せて併設で児童館も建設ができないかというふうな、区の考え方というか、意見交換というふうな状況でございまして。 その中で、具体的に、どの事業をもって、どこにどういう形でというふうな具体的な進捗状況ではないということを申し上げておきます。 以上でございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  方針というのは、ほぼ12月で決定をしたと。前市政の中で決定をしているけれども、具体的な計画と、それから、具体的な財源等についてはまだ決まってないということで理解をいたしました。 その次に、この親子通園事業についてなんですが、若干、大事な取り組みということで担当部長のほうからも、福祉部長のほうからも話がありました。 増加もしていると。ニーズもあるのではないかというような状況であるんですが、これは後々、この子供たちが小学校に上がっていったときとかですね、それは大変また、取り組みとしてしっかりやっていれば、小学校での影響が少なくなると、そういったふうな状況がありますので、ちょっと光が当てられていないんじゃないかというような感じがいたしますので、しっかりと取り組みをやっていただきたいと思いますが、再度、決意をお願いします。 ◎福祉部長(仲里康治)  質問にお答えをします。 親子通園事業につきましては、平成24年11月からの開設ではございます。 当初、6、7名の会員でございましたが、平成30年度の3月1日時点で、今96名の方が登録をしているというような状況でございまして。 親子通園事業というのは、親子で通園をして、親も含めていろんな、そういった発達障害とかのあるお子さんの対応方につきまして、指導員や臨床心理士等の相談等も踏まえて、できるだけ就学後はある程度自立ができて、就学支援等の部分が少しでも減ればいいということで、我々は今、試行錯誤ではあるんですが、いいことは何でもやろうということで今、進めているところでございますので、効果としてはあとしばらくして効果は出てくるんだろうと考えておりますが、ひとつ温かい目で見守っていただきたいと思います。 以上でございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  親子通園事業につきましては、先ほど御自分の答弁の中でちゃんとした結果も出ているというような話でしたので、これをしっかり取り組みをもう少し光を当てて充実をさせていただきたいと思いますので、そういう決意も伺いましたので、ぜひよろしくお願いします。 それから、介護支援ボランティアポイント制度につきましては、やはり社協のほうに丸投げというか、そういうふうな状況になっているがために、少してこ入れされていないんではないかなと。 自分たちの事業としてもう少してこ入れをしながら、その辺の部分を増やしていくことが高齢者の皆さんの社会参加と、それから生きがいをつくっていくという面では非常に大事な事業だと思いますので、再度、その辺の取り組みを、決意を伺いたいと思います。 それからもう1点あります。 第7期の介護保険事業の計画がもうされていますけれども、その中にインセンティブの話があります。その中で評価指標の中にこのボランティアポイント制度が入ってくる可能性があるんじゃないかと私は思っているんですが、その辺のところを部長はどういうふうに判断をされているか、よろしくお願いいたします。 ◎福祉部長(仲里康治)  質問にお答えいたします。 常任委員会のほうでも周知徹底が若干弱いんじゃないかというふうな指摘を、議員の方からお受けしまして、現時点、正直なところ社協に委託という形で、言い方悪いですが丸投げというふうな形をしております。 しかしながら、なかなかこのボランティア会員が増えないということもございまして、今後、福祉部のほうで、今後は行政としましても、社会福祉協議会と一体となって、また、社会福祉士が自宅へ訪問したときに、いろんなチラシ等を配布して、できるだけこのボランティア会員を増やす努力を努めていきたいと。 そうすることによって、介護保険の部分にも大きく影響が出てくるものだろうというふうに考えておりますので、今後、これについてはこれまで以上に部を挙げて徹底をしてやってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  新たな取り組みとして、市広報誌とかホームページを活用してというふうな取り組みが述べられていますので、まだ期待をしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 次、4点目の大里湧稲国の集落道の整備についてであります。 この件については、維持管理ということでありましたけれども、それは補助メニューがあるということで、若干変わったと。その代わり、市道から農道のほうに格下げというか、変な言い方ですけど、農道にして、それから補助メニューを取り組んでいきたいということであります。 それは、いろいろとキャッチボールをしていると思うんですが、今ボールはどこにありますか。どこからアクションを起こして、やっていったほうがいいのかですね。その辺ちょっとアドバイスがありましたらお願いしたいと思います。 ◎農林水産部長(屋我弘明)  国吉議員の再質問にお答えします。 当地区は基本的、周りが全部農振区域で、ちょっと市道というのはなじまないかなと思って。市道という観点からの補助メニューはなかなか見つけきれない。 そういうことで今、市としては、事業名が農地耕作条件改善事業という事業があります。それについては、ちょっと細かく言うと、受益者の100%の同意が得られればできますということで、事業の説明も湧稲国地区へ出向いて説明終わっています。ですから、今ボールは市と湧稲国にあるのかなというふうになるんですかね。そういう感じで。 事業を進めようということのやりとりは、今からまた地域と一緒にやっていきたいと思います。 以上です。 ◆16番(国吉昌実議員)  ちょっと聞いた話によりますと、区のほうでもこの推進団体を作ってやっていこうというふうな動きもあります。 ですから部署が変わったということも早目に、自己紹介兼ねてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 市道ではなくなるわけですから、ちょっと私の質問も変わってしまうんですが。 ちょうど市長の公約の中にもありました。ガタガタ穴だらけの市道はすぐにやりますというふうなことであったもんですから、できればすぐにやってもらいたいと。 補助メニューをずっとやっているとですね、100%の同意を得てということになりますので、なかなか時間がかかるかなというふうに思ったんですけど、市長としてこの辺はどんなふうにお考えですかね。 市道としてそのまますぐ単費で投入してやるか、ちゃんと補助メニューを使ってやるというようなことについては、どういうふうに。この辺は打ち合わせされているのか、お答えいただきたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  地元の皆さんとの合意も含めて、それから、市の予算も含めて、あるいは変更することによってそれがもっとやりやすくなるということであれば、そっちのほうがいいかなと思っています。 ただ、いずれにしても今現在、支障を来しているということでありますので、なるべく早く改善できるような一番いい方法を考えていきたいと思っております。 ◆16番(国吉昌実議員)  ただいまの市長の答弁からいたしますと、必ずしも補助メニューではなくて、早期に改善することが一番いいというふうな話でありましたので、ぜひ期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 そういう理解でよろしいですよね。今の答弁からしますと。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  もし仮に市道としてやるとしたら予算がかなりかかるというふうにも聞いていますので、それであればまた制約がかかってくる、時間もかかってしまう。ですから、時間を最優先するのか、あるいは時間がかかっても予算がついたときにやるのかも含めてしっかりと検討していくということでございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  ここでずっとやり合うわけにいきませんけど、単費を投入してやったほうが早くできると思いますので、一応、この一言は言わせていただきたいと思います。 次に行きます。 稲嶺交差点県道77号線、前回の答弁と全く変わっておりません。 これやはり現場での感覚は全く違うんですよ、朝夕。部長も多分経験もあると思うんですが、多分見ていると思います。 この辺の伝え方が少し弱いのではないかなと。与那原署に対してもね。これぜひ、あとはいいんですよ、時差式でなくても。その時間帯だけでも時差式にしてもらいたいと。そのぐらいの勢いでやっていかないと、なかなかこれはらちが明かない。 かなり混雑しております。もう本当に地域の皆さんからは何とかしてほしいというようなことがありますので、そこはグリーンタウンでもないし、いろんな区にまたがっているものですから、エアポケットになっているんですね。 ですから、この辺をしっかりちょっとわかっていただいて、ぜひ取り組みを再度お願いしたいと思いますが、どうぞ部長お願いします。 ◎市民部長(城間みゆき)  国吉議員の熱い思いに応えてあげたい私もおりますが、警察にもそれぞれの基準というのがございまして、うまくいってないのが実情でございます。 ぜひ、与那原警察署としましては、現場で国吉議員立ち会いのもと説明をしたいと申しておりますので、お忙しいとは思いますが、ぜひ立ち会って一緒に現場を見ながら説明を聞いていただきたいなと思っております。 この場所につきましては、私も何度か右折をしようとして、試みたんですけれども右折できなかったという現実もございますので、ぜひそのときは一緒によろしくお願いいたします。 ◆16番(国吉昌実議員)  そのときはぜひよろしくお願いします。 グリーンタウンに住んでいらっしゃる警察OBの方も、これはおかしいというふうなことで言っていますから、その方もまた一緒に行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、市長の市政運営についてであります。 市長、先ほど、今回の人事の方針については適材適所であるというふうなことでありました。 適材適所ということを辞書で引いてみました。人の才能は様々であり向き不向きの仕事がある。その才能を生かすために最も発揮できる仕事や地位につけることというふうに書いてあるんですね。それが市民のための人事だと思っております。 これまでの同僚の議員の一般質問の中でもありました。今回の人事、偏りがあったと言っていたけども過去は、本当はどうなんですか、どう思っているんですかという問いに対して、今までの地域の偏りはなかったという明確な答弁を市長からいただいております。 今回、新聞に載っておりました、部長級、それから課長級ですね。その皆さんの人事を終えて、全体を見たときに部長級のほうで地域間のバランスはどうなっているのか、課長級のバランスはどうなっているのか、総務部長ちょっと、お答えできるんでしたらよろしくお願いします。 ◎総務部長(玉城勉)  国吉昌実議員の再質問についてお答えします。 何も今資料を持っていなくて、課長級の方々がかなり多いんで、部長級を中心としてお答えいたします。 次年度以降につきましては、参事職が1つありまして、部長級が2人増えるということになります。となりますと、大方の数字でよろしいですか。今まで、今年度までは大里の部長級職がおりませんでしたが、今回1人、大里の部長級が増えた。玉城の部長級の職員が増えたということで、今年度と大きく変わる部分については、大里の部長級の職員がいなかったものが1人増えたということであります。 それ以外の3地域については、3名から4名ということで部長級が配置されているという状況でございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  地域間のバランスです。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 15時04分)     (再開 15時05分) 再開します。 ◎総務部長(玉城勉)  先ほどの答弁の中で2名増という話をしたんですけれども、1人退職者がおりますので、プラスマイナスをすると1人、部長級職が1人増という形になっております。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 15時06分)     (再開 15時06分) 再開します。 ◎総務部長(玉城勉)  平成30年度の部長職の地域別の人数についてお答えします。 佐敷から3名、知念出身が2名、玉城が4名、大里が1名ということで、部長職は合計10名という体制になります。 ◆16番(国吉昌実議員)  先ほどは部長級と課長級というふうに聞いたんですけど、課長級については今、持っていないということで理解をいたしますけど。 地域間のバランスということで批判をして当選されて、それだけではないけれども、そういうことが一つの、地域間の格差があるというふうなことでやりました。ですから、この辺についてはしっかりやっていくべきじゃないかなと。今、手元にもこの資料がないというのはどういうことなのかなと。課長級についてもですね。その辺はぜひ緊張感を持ってやっていただきたいなと。 少なくともこの部長級を見ても、本当に地域間のバランスがとれている感じではないですね。前市政からのそういう継続が多いわけですから、もう少し、本当に選挙の勢いであったならば、ほとんど2名、2名、2名というか、そういうふうな状況になるのかなとも思ったりもしたんですけれど。 そうではないということで、あくまでもこれは適材適所ということを考えてやったということで、理解をしますけれども、なぜこの人事に偏りがあるということを選挙のときに、そういうふうに批判をしたのか、もしくは人事の偏りをなくすということで公約を掲げたのかその辺をお聞きしたいとと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  お答えいたします。 選挙の前も通して、これは国吉昌実議員には耳が痛いかもしれませんが、多くの市民の方々から人事の偏りがあるんじゃないか、あるいは事業配分に関しても偏りがあるんじゃないか、あるいはもっと言いますと市民の声きちんと聞いてないんじゃないかという声があったわけです。その声に応えるために私も立候補したわけでございます。そして、その結果、選挙の結果というのは新市長が誕生したということでございます。 しかしその後、人事というのは、国吉昌実議員がおっしゃっているように適材適所でございます。その適材適所の中には地域もあるでしょうし、能力もあるでしょうし、あるいはお人柄もあるでしょうし、あるいは将来のその人材に貢献する可能性も秘めているでしょうし、そういったのを総合的に判断して人事というのは行ってまいりました。今後もそういうふうにしてまいります。 ◆16番(国吉昌実議員)  いいお答えはいただいているんですが、多くの市民の声、確かにそうです。得票結果を見ても、もう半々です、ですから多くの市民といっても、まだ多くの市民そういうふうには見ていないというところも、そういう意見ではなかったというところもあるわけですから、どちらの市民の声を聞いてというふうなことに最終的にはなるんですけど。 その辺も65票で勝っている。これが2,000、3,000とか差をつけて勝っているのであれば、それはそうだなという感じがするんですけど、その辺はぜひ市長も自覚をしていただきたいということであると思います。 やはり自分としては、政治家とは、やはり言われたことをしっかり自分の目で確かめる、そのことが大事じゃないかなと。それが本当なのかどうかということ。そうしないと、誤った情報のもとにかじを取っていくというようなことになりますので。その辺についてはどういうふうにお考えですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙の前の当初の予想は、圧倒的に前市長が勝つだろうと。なぜなら12年間これだけ実績を上げてきたんです。私もそれは評価していますし。 しかし、なぜこれだけ実績を上げてきた前市長がほとんど実績のなかった私に負けたかというと、やはり市民の声、この市民の声をもっと聞いてほしいという方々が65票の差ではあるんですけども上回ったと。本来であれば、その65票じゃなくてもっと、4,000、あるいは5,000、このぐらいの差がついてもいい実績を持っていた方のはずなんです。しかし、結果はそうではなかった。 私が市長になったときに、皆さんにも申し上げました、委員会の中でも。まちを壊すために私は市長になったわけではありません。まちをつくるために市長になりました。 まちをつくるということは、前市長の方に入れた方であろうが、私に入れた方であろうが、みんな市民一緒なんです。市民が主役なんです。ですから、主役である市民を向いて、私たちは市のまちづくりをやっていくと。その決意を私は述べているわけでございます。 今後もそういう形にしていきたいと強く願っております。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 15時12分)     (再開 15時13分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市長になって1カ月ちょっとになります。なるべく、市役所の職員とも会話を交わしながら、ヒアリングを行いながら自分の目で確かめる努力をやっている最中でございます。そして、今後もそれは国吉昌実議員のおっしゃっているとおりに、アドバイスどおりにしっかりとやっていく所存でございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  市長は今回、キャッチフレーズとして、チェンジ、チャンス、市民の声でまちづくりというふうなことを掲げてやってまいりました。 今要するに、人事の件については偏りがなかったということで明確な答弁をいただいています。しかし、市長になる前はそうではなかったと。偏りがあったということですね。市民の声を聞いてそうだったということできているわけですから。 ときにはこのキャッチフレーズどおりではなくて、間違う場合もあると、それを認めたということでよろしいですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  自分が聞いていたことと、あるいは予想していたことと、実際に蓋を開けてみるとそうではなかったということはわかってくるわけですから、そこはしっかりと見定めて、自分の判断がこれはおかしかったなと思った部分に関しては認めて、そこからしか前に、未来はつなげていけないと思っておりますので、そこは謙虚に、謙虚にやっていたいと思っております。 ◆16番(国吉昌実議員)  そうなんですよね。市民の声を聞く、確かにこれは大事なことだと思います。 だけど、最終的には、その市民の声を聞いて市民のためになる、そのことをやらなきゃいけないと思うんですね。そういうことをしっかりと、共通認識としてこれからもやっていきたいと思うんですけれども。 ただ、こういう部分については、やっぱり市民の声としてもたくさん聞いてきたけれども、少し考え直さなきゃいけない点もあるなと、そういうふうに市長も少し感じ始めているということで理解をします。 今回、ずばり人事、聞きますけど、今回の選挙の報復人事、もしくは論功行賞という人事ではないかと思われる節もあるんですけど。その辺についてはどういうふうにお考えですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙が終わったら、みんな力を合わせてやっていこうと姿勢のもとでやっていかなければ、まちづくりというのはできないと、私はそう固く信じております。 ですから、選挙終わった後、報復合戦、それは市民は望んでいないと思っておりますし、私もそういうことをやるつもりは全くありません。 ◆16番(国吉昌実議員)  選挙、戦いが終わればノーサイドということで、しっかりまちづくりのために頑張っていこうという素晴らしい呼びかけも聞かせていただきました。 ただ、今回、福祉部に今まで参事はなかったんですね。参事のポジション。今回、この参事のポジションを作ったということはどういう背景があるんでしょうか。その辺お答えお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  人事のことに関しては総合的な判断、あるいは様々な条件等、そういうのが出てまいります。ですから、そういう観点の中からそういうふうになっていったということでございます。どうか御理解ください。 ◆16番(国吉昌実議員)  ちょっと理解ができないから聞いているわけでありまして。 総合的な観点から、様々な事情があると思います。だけど、今までは部長職は8名でやってまいりました。今回は9名になるわけですよね。1人増えるというふうな感じになると思うんですけど、参事を入れてね。 そういうふうなことであると、少し増えることになります。なぜわざわざ福祉部に参事をつくったのかというふうに、私どうも納得ができなくて聞いているんですけど。 そういう人事を行ったときに、本人も中にいらっしゃいますけど、きちんとやっぱりその辺の部署に行くからには、こういうふうにお願いというふうに伝わっているのかどうか、その辺をお答えいただきたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  総合的な観点で人事というのはやったというふうにしか答えることができません。細部にわたっていくと、個人的なこととか、そういうものまで及んでくるわけで、それはこの場でやることではございません。よろしくお願いいたします。 ◆16番(国吉昌実議員)  そうなんですよね。それほど人事っていうのは大切なものなんです。これからのまちづくりを考えていったときに、そういうふうにしっかりとやっていかないといけないと。 これはやはり人事権というのは市長にあります。ですから、市長がその人事に何かあった場合には責任をとる、大きなこの責任を抱えているから、そういうふうな状況だと思います。ですから、その分だけこの人事権というのは大変な重みがあるわけですね。 それで私、非常に耳を疑いました。連合審査のときに、市長は何とおっしゃいましたか。今回の人事やるときに、自分の後援会に相談をしたと。そして、その後援会の中には議員もいると。そういうふうに明確に答弁いたしました。その件について、再度答弁を求めたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  人事に関して市役所の職員の把握をするのには相当な時間がかかります。しかし、市長に就任して間もなく、その時間もないまま人事もやっていかないといけない状況がございました。 そのときに、いろんな方に相談すると。そして、大事な人事ですから、その方々の将来もかかってくるわけです。後援会の中にその議員のメンバーもいました。OBの方々もいたでしょう。情報を一番持っている方々もいたでしょう。そういう方々から情報をもらったということでございます。 ◆16番(国吉昌実議員)  市長、これは大変な問題ですよ。約250億の事業をやっていくわけですよ。そういう中で、市長以外が人事に関して介入をしていく。それと、人事っていうのは先ほども市長おっしゃっていました、大変大事なものでしょう。その大事なものを自分の後援会とか、そういったとこに相談をして決めるということは本当に何事かなと。自分の耳を疑いましたよ。 それは、この後援会の人たち、それからその中にいる議員の行政への介入になりませんか。脅しになりませんか職員の。その辺についてはどう思っていますか。
    ◎市長(瑞慶覧長敏)  そういう考えのもと、脅しとかそういう考えのもとでは毛頭行ってはおりません。 適材適所を考える上で、いろんな情報を私は得ないといけないわけです。ですから、その中での適材適所を決めていく上での情報をとっていったということで御理解ください。 ◆16番(国吉昌実議員)  総務部長、通常の人事のプロセスをお答えください。 ◎総務部長(玉城勉)  通常の人事配置につきましては、管理職については市長のほうで人選をされております。管理職以下の係長の部分については配置基準がございます。この課に何年在職していたか。それから、経歴等々も踏まえて、それは総務部総務課のほうで原案を作って最終的に市長、副市長の了解をもらって固めるという形になります。 毎年、退職者が出てきます。特に管理職の方々が退職しますんで、その人たちがどれだけ係長から、課長、課長から部長に上がるかっていうものが決まらないと末端の者が決まらないので、上の方針を先に市長、副市長に考えていただいて、下のほうを事務方のほうで、さっき言った基準等に照らして編成していくという形になります。 ◆16番(国吉昌実議員)  ちゃんとした情報はあるわけです。ですから、この課長級の件についても全く情報がないというわけではない。ちゃんと人事評価はされているわけですから。それはやっぱりそういう庁内の手続においてやっていくべきだろうというふうに思います。 これは本当にこの議会の中で、連合審査の中で、そういうふうに人事は相談をしたということが本当にこれ、どれほど恐怖を与えることなのか、その辺をぜひ考えていただきたい。 その辺を納得いく答弁がなければ、これなかなか進めないですよ、これは。市長、再度、納得できるようにお願いしたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  恐怖を与えたということでありましたら、本当に私のほうからはおわびを申し上げまして、今後このようなことが起こらないように、しっかりと身を引き締めてやっていきたいと思っております。 ◆16番(国吉昌実議員)  本当にこれは、市長に市政を任せていいのかなと思うぐらいの、私はそういう気持ちだったんです。二度とないようにするというふうなことではありますので、一応おさめますけど。 本当に市長が、この議会の中でこういうふうな答弁をされたということが、もう信じられないんです。ですから、それ本当に気をつけていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、大分時間もなくなって。 ○議長(大城悟)  残り1分です。 ◆16番(国吉昌実議員)  市長、もういろいろと公約について言っております。 基金の件で話をしますけれども、財調とか、そういったのを取り崩して繰り入れをしていけばできる事業もいっぱいあったと思います。 先ほどは項目幾らあるのか、この公約の項目がわからないということでありましたけど、私が調べた感じでは最低でも25から30ぐらいあります。その中の一つしか今入っていないんですよ。予算の中に。市長は何でこの自分の事業のことを一覧表に作ってないんですか。 市民は一日一日、本当に生きて税金も納めて暮らしているわけですよ。そういった方々に対して、本当に勉強してからとか、なれてからとか、そういったことを本当に言えるのですか。 ○議長(大城悟)  時間です。 ◆16番(国吉昌実議員)  そのことをぜひ考えていただきたい。答弁お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  お答えいたします。 精いっぱいやってまいります。私の能力も限られています。スーパーマンではございません。私も一市民でございます。ついこの間まで英語教室をやっておりました。しかし、市長になったからにはそういったことは通用しないと思います。わからないことは一生懸命勉強していく。それこそ、市民の皆様と一緒になって汗をかきながら一日一日過ごしていく、市民のために頑張っていく。その決意を述べさせていただきます。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 15時27分)     (再開 15時40分) 再開します。 次の質問者、吉田潤議員。 ◆17番(吉田潤議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。今日は南城市立小学校におきまして卒業式がありました。大勢の子供たちが学びやを後にしております。 今回、南城市においても教育長が任期満了ということで去ります。そして、上下水道部長の照喜名部長も今期限りで退職でございます。さらには課長職員の皆さんも退職なされる方々が多数いると聞いております。皆様におかれましては、南城市の発展のために頑張ってきたことに対し、敬意を表したいと思います。これからは地域に戻られまして、また南城市発展のために御尽力を賜りますようお願いいたします。 それでは、一般質問をさせていただきます。 初めに発言事項の1番目の施政方針について伺います。 市長は去った市長選において、幾つかの公約を掲げて当選されました。1丁目1番地と思われる学校給食費無料の文言が施政方針に一言も示されておりません。その根拠を伺います。 次に、発言事項の2番目の市長の政策について、1点目について伺います。 平成30年度一般会計予算において、南城市内の中学校空調整備事業約1億2,000万が計上されていますが、以下のとおり伺います。 ①事業説明の中で、市内全域中学校の整備と記載されていますが、その詳細を伺います。 ②単独事業との説明がありますが、予算の詳細を伺います。 ③市内中学校空調整備事業は、県の補助事業(沖縄県公立学校施設整備費国庫補助)大規模改造事業で、前市長は平成31年度の事業におきましてヒアリングを行っております。その補助事業を活用しないで単独事業、しかも前倒しで予算計上した根拠を伺います。 次に2点目について伺います。 市長は選挙期間中に市長公用車を廃止して市民に必要な予算に回すと公約を掲げ当選されましたが、以下のとおり伺います。 ①市長の現在の公務において交通手段を伺います。 ②市長公用車の今後の活用について伺います。 次に発言事項の3番目の通学路の環境整備について伺います。 知念小学校正門前からワンヂン原市営住宅間の通学路において雑草の繁茂が数カ所あり、子供たちの送迎や一般車両の通行の妨げになっているのが現状です。さらには夜間は歩道が薄暗く危険な状況であります。 子供たちや市民の安全安心な環境整備が早急に必要だと思いますが、見解を伺います。 再質問については、自席において行います。 以上よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  吉田議員の1点目の施政方針についてお答えいたします。 私はさきの市長選において、南城市子どものまち宣言や認可保育園の拡大などを公約に掲げ当選させていただきました。市民の御期待に沿うべく、公約の実現に向けて一つ一つ丁寧に全力で取り組んでまいります。 学校給食費無料については財源等が伴うので、30年度において検討し、その実現化に努めてまいりたいと思っております。 吉田議員の発言事項2の2について。 まず、市長公務における現在の交通手段についてですが、公用車を使用して公務を行っております。 次に市長公用車の今後の活用についてですが、これまで申し上げたとおり、これまでの副市長専用車のプリウスを使用する予定であります。 私からは以上です。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 15時45分)     (再開 15時47分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  お答えいたします。 前市長が専用車として使っていたクラウンのことに関しても、公用車の中の一つとして捉えて使い回しをしていくということも検討できますので、そういうふうな形で市民に影響がないような、私の公務にも影響がないような形で続けてまいります。 ◎教育部長(當眞隆夫)  吉田潤議員の市内中学校空調整備事業についての御質問にお答えします。 まず、1点目の整備の詳細について御説明いたします。 佐敷中学校の普通教室の16室、知念中学校の普通教室8室、コンピューター準備室、ランチルーム、特別支援教室、理科室、久高小中学校の給食調理室、玉城中学校の普通教室15室について整備を計画しております。 次に、2点目の予算の詳細について御説明いたします。 今回、前倒しすることで、実質、全額合併特例債の活用になります。文部科学省の補助事業を活用した場合と、市の実質的な負担の差額が約1,500万円となっております。 最後に3点目の補助事業を活用しないで、単独で今年度予算計上した根拠でございますが、これについては近年の猛暑による高温多湿の影響で学力低下が懸念されるため、早急に空調設備を設置することで、快適な環境が期待できるということでございます。 ◎土木建築部長(森山紹司)  吉田議員の3、通学路の環境整備についてお答えします。 知念小学校から市営住宅間の通学路で雑草の繁茂箇所が3カ所あります。いずれも歩道の反対側の民地部であり、夏場は雑草の繁殖が早く道路まで覆いかぶさる状況が見られ、それを避けるため反対車線よりに通行し、車両のすれ違いのとき危険な状況があります。 しかし、知念小学校から中学校の区間は道路幅員が狭く、2車線の幅員を確保するには単独での事業が厳しいため、事業化の検討が必要であります。 現在、学校関係者や地域の定期清掃などで草刈りを行っており、通行に支障はないとは思いますが、状況によっては、維持管理等で草刈りを行い、道路幅員を確保したいと考えております。 以上です。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 15時51分)     (再開 15時52分) 再開します。 ◎市民部長(城間みゆき)  吉田議員の質問にお答えいたします。 一昨日、現場を回りました。議会終了後、7時ごろ。 その区間2カ所、市の管理している街灯が切れていることを確認しました。早速修繕するように伝えてございます。 その区間、等間隔で街灯、もちろん市の管理している街灯、字の設置している街灯が点灯しておりましたので、特に暗いという感じは受けてございません。 以上です。 ◎教育部長(當眞隆夫)  教育委員会のほうでは、内閣府の補助事業を使いまして防犯灯、防犯カメラの設置を行っております。 その中で、知念小学校のグラウンド側に1基防犯灯を設置する計画で今、進めております。 ◆17番(吉田潤議員)  それでは、再質問をさせていただきます。 順序はちょっと変更いたしますが、発言事項の通学路の環境整備についてから、再度、質問をさせていただきます。 先ほど、土木建築部長、市民部長、教育部長から答弁がありましたが、市民部長の答弁では現場に出向いて調査したところ、そんなに暗いという感じはしなかったという答弁でございますが、私も現場に行きました。やっぱりこれは見て感じる感覚があるのかなという感じはいたします。 その中で、何名かの市民のほうからそういうことを聞かれて、私は今回、一般質問をさせていただいております。 そういう中では、やっぱり子供たちの登下校中のこの道路の環境というのは、やっぱり安全で安心であるべきだと、私は常日頃からそう思っております。 その中で、雑草の繁茂も、歩道も設けてあるんですが、必ずしも子供たちは、歩道から外れて車道を通る、そういった子供たちも多々おります。そういう中では、自治会とも相談をした上、恐らく久手堅区においても年3回ほどは全体清掃等をやっていると思いますので、そういったところも連携をしながら、できるだけ子供たちが安全で安心で登下校できる環境整備をやってもらいたいと思います。 先ほど教育部長からは、街灯の1基の新設があるということでありましたが、できる限りですね、1基ということではなくて、2灯も3灯も予算の範囲内でできるのであれば検討していただきたいと思いますが、再度、土木建築部長よろしくお願いします。 ◎土木建築部長(森山紹司)  ただいまの吉田議員の御質問にお答えします。 やはり地域、久手堅区ですね、その通学校になる学校含め、やはり歩道を歩かんということは学校からの指導も必要かと思いますので、学校も交えてそのような調整で行っていきたいと思います。 ただ、今ある部分については、民家からの木が道路へ張り出したものもありますので、それも含めて地域とも調整して改善を図ってまいりたいと思います。 以上です。 ◆17番(吉田潤議員)  ぜひ早急に環境整備よろしくお願いいたします。 教育部長、街灯の件については、確かに厳しい予算の中ではありますが、増設できる可能性としてはいかがですか。 ◎教育部長(當眞隆夫)  今、増設の可能性についてということでございますけれども、これについては地域の学校、それから地域の区長さん方からいろいろ意見聴取をしております。その中で、防犯灯の必要な箇所ということで、今回1基設置しております。 増設については、ちょっと時間的な部分で、もう年度末もうあと残り1週間ちょっとということで、増設については、この事業では厳しいと思っておりますので、今後、生活環境課の事業を使っていただいて、もし必要であれば増設をしていただきたいと考えております。 ◎市民部長(城間みゆき)  生活環境課のほうでは、毎年、予算の範囲内で防犯灯の設置補助金、各自治会からの要望に応じてやっておりますので、もしこの区間で自治会が必要であるようでしたら、ぜひ生活環境課に申請を上げていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(大城悟)  時間が4時になっております。 本日の会議は議事の都合により延長いたします。よろしくお願いいたします。 ◆17番(吉田潤議員)  ぜひ課を連携し合って、環境整備には努めてもらいたいと思っております。よろしくお願いします。 次に、施政方針について再質問をさせていただきます。 私は市民に公約したことは自ら約束を守り責任を果たすのが首長、政治家の務めだと思っております。 市民と約束した公約の1丁目1番地の給食費無料の文言が、市長の施政方針の中で一言も触れてないのは市民との約束を反故にしたと受け取られてもいたし方ないと思いますが、市長の見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  公約に関してはすぐできるもの、あるいは中期的にできるもの、あるいは4年間かけてできるもの、様々ございます。 教育、特に給食費無料化に関しては、これはすぐにできるものではございません。ですから、4年間をかけて段階的にやっていくということでございます。 施政方針にはできるだけ、できるようなことも含めて、実現可能なものも含めてやっていきたいということで施政方針を述べさせていただきました。 ◆17番(吉田潤議員)  やっぱり市長の公約というのは、最初のこういった市政方針の中に入っていないということは、やる気があるのか、それとも時間的に余裕がなかったのか、そういったところ再度、考えを伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  やる気は満々でございます。 ◆17番(吉田潤議員)  そのやる気満々で、今後ともよろしくお願いします。 市長は給食費を無料化にすると公約に掲げていますが、無料化にすると約2億5,000万円の予算が必要になります。その財源はどこから充てるつもりなのか、再度、見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  給食費は無料化に向けて見直しをしていくということでございますので、その財源に関しても歳入、あるいは歳出、市の予算等も含めて総合的に、各部署とも検討を重ねながら財源を捻出していきたいと考えております。 ◆17番(吉田潤議員)  市長はそういうふうにおっしゃっておりますが、なかなか今回の予算に関しても、確かに市長は目を通したと思います。そういう中で、どこからこういった形で引き出そうか、そういったこともお考えになったと思いますが、現実、僕は厳しいと思っています。 そういう中で、この財源のどこから持ってこようというふうに考えておりますか。再度伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  現実的なことを考えますと、今の段階で同じような答弁になっていくと思います。 総合的に考えながら、どの財源を使っていくか、歳入、歳出、今後の4年間を含めて検討してまいります。 ◆17番(吉田潤議員)  市長、市民から見ればやっぱり、市長は、私はこういったところから財源を引きだそうと考えているということ明確に示さないと、やっぱり市民からは、この公約は反故されたのかなという思いがすると思います。 そういう中で再度、市長の決意をお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  今の段階では総合的に各部署とも相談をしながら、予算に関しては慎重に、慎重に歳入、あるいは歳出も含めて検討を重ねてまいります。 ◆17番(吉田潤議員)  これ以上議論をしても前に進まないと思います。 南城市には給食費に充てる財源など、ほとんど僕はないと見ております。 前市長は今後、地方において今まで以上に財政が厳しい時代が必ずくると状況判断して、今まで苦労しながら基金を積み立ててまいっております。将来の南城市のためにと、目的があり備えたわけで、基金が給食費無料化の目的であれば、前市長も私は無料化を既にやっていたと思います。 今後、南城市はこれ以外、いやこれ以上に取り組んでいく様々な事業があります。学校給食費は市民の公平公正な面からも様々なことが予想されます。 無料化は厳しいと思いますが、再度、市長の見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  厳しいことというのは当然認識をしながら私も選挙も戦っておりますし、市長となってさらにそれは現実の問題として目に見えてきております。 ですから、申し上げますように4年間、その公約を実現目指して向かって、給食費の無料化にも見直しをしていくと。 ただ、今後、短い期間でできることも含めて、無料化を100%無料化にして、みんな無料にするという、それはそれでベストかもしれませんが、そう現実はいかないというのは吉田議員も御存じのとおりですので、その援助の枠をどういった形で広げていくかも含めて、就学援助も含めて、その結果、今まで無料にならなかった枠の方々にも給食費も無料になるかもしれない。そういうのを総合的に含めて、検討しながら4年間努めていきたいと思っております。 ◆17番(吉田潤議員)  市長、前市長はですね、先ほど僕が申し上げたとおり、基金が、どういう目的で基金を積み立ててきたか。そのことに関しては、見解はございませんか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  南城市が、4町村合併をして南城市になりました。それからもう12年、今年で13年目に入ります。その12年間の前市長の御苦労というのは本当に大変なことだったと思います。 しかし、それを12年間、市役所の職員も一緒になって知恵を絞りながら、そして議会の皆さんも知恵を絞りながら、力を合わせながらこの12年間をやってきたと私も認識をしております。 だからこそ、その基金に関しても、大事な基金に関してもしっかりと見きわめながら使っていかないといけない。私は今、そういう認識でございます。 ◆17番(吉田潤議員)  たしか市長は選挙期間中に、南城市の基金はため過ぎだと、そういったお言葉も発したと思います。 現状を見て、本当に今南城市が基金をため過ぎなのか、その見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙にあたって、かなり市民の中でいろんなヒートアップが確かにございました。その基金に関してもその一つでございます。私の出した、みんなが主役・南城市民の会の出したチラシにも、ため過ぎた基金は適正に使っていきましょうという言葉もございました。非常に過激だったと思います。 吉田議員の質問に対しては、私も基金のあり方とか様々、市長になっていろいろな勉強をさせていただきました。 その中でわかってきたのは、合併したこの南城市、今後も合併特例債が、3年後にはなくなっていくと。そうなると歳入の部分はまだまだ厳しい。4町村が合併した中で、各地域インフラの整備もまだまだ遅れている部分もある。そうすると、そこにも基金も投入していかないといけない。そういう現実を見たときに、やはりこれは大事に、大事に使っていかないといけないと、そういう認識でございます。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 16時10分)     (再開 16時11分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  ため過ぎだったという言葉に関しては、非常に過激だったと思っております。 今現在、ため過ぎる基金という認識では、今後の将来、非常に危うくなっていくということも認識しておりますので、ため過ぎだったという言葉は当てはまらないと思っております。 ◆17番(吉田潤議員)  次に進めます。 先ほど部長の答弁から、このクーラーに関しての事業は合併特例債を活用して空調整備事業を行いたいとの説明がありましたが、私が申し上げたいのは、既に平成31年度にヒアリングを予定している大規模改造補助事業があるのに1年前倒しをしてやることは、今後、残された合併特例債の約10億円がありますが、どの事業に充てて活用していくかということが今後大事なことだと思いますが、私にはいろいろな角度から検討はなく、公約のために急遽計上したとしか思えませんが、市長の見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先ほどの答弁で申し上げましたように、クーラーに関しては、待ったのきかない子供たちの教育環境、それを最優先にしたということでございます。 ◆17番(吉田潤議員)  待ったがきかないということでありますが、前市長は、国、県の補助事業があれば、事業に対し考慮し何が市民のためになるのかと最良の予算の活用を行ってきております。 今回の空調整備事業は既にヒアリングを予定している大規模改造事業の県の2分の1補助事業で、市負担分の2分の1は合併特例債が裏負担分に充当ができ、残り約6,069万円の合併特例債が他の事業に生かされることが最良な予算の活用だと思いますが、市長の考えを伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  吉田議員の御指摘も非常によくわかります。 しかし、今回に関しては、何度も申し上げますが、これまで待たされてきた中学生のクーラーの設置によって生活環境、教育環境、その中学生たちの環境を変えること、それを最優先にしたということでございますので、どうか、そういう意味での提案でございます。御審議ください。 ◆17番(吉田潤議員)  市長は子供たちのために今回の事業はどうしてもやらなければならないということで、ある程度は市民の負担もしかたないということで、そういった考えでよろしいですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  いろんな意味で、市民には御負担をいただいております。税金を納入するわけですから。その納入された税金、いわゆる予算というのをどう使っていくか。あるいは、市長としてどう使いたいかというのを提案するのが、この場だと思っております。 様々なことを考慮しながら、私は、今回は一刻も早く中学生の教育環境を改善したいという、そういう思いでございますので、市民の皆様方からもこれは理解をいただけるんじゃないかなとは思っております。 ◆17番(吉田潤議員)  私は先ほどから、南城市民全体のことを考えて予算というのは利活用するのであって、確かに一部からそういった、早急にこういったことをやってくれということでありますが、この補助事業等々も活用しながらやれば、もっと市民のためにたくさんの事業ができるわけですよね。そういったこともですね、私はそういったこともあって、あえて今こういった形で質問させていただきます。 今後じゃあ、市長におきましては、優先だからこういうことを考えないで、そういった予算の活用をやっていくという考えでやっていくのか。それとも、今回はもういたし方なく、子供たちのためにということで今回はそういう計上でなされたのか、この件について市長の考えを伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市民からこれやってくれということで100%予算が計上できるわけではありません。当然、吉田議員も御存じだと思います。 今後もそれは吟味をしながら、その都度、その都度、何を優先すべきか、あるいは時期とタイミングというのがございます。予算というのも、使い方もそのタイミングがございます。ですから、そういうことも総合的に判断をしながら、この時期に何を一番やったほうが効果的なのか、将来にもそれは生きていくのか、今現在はこの時点では予算ちょっと使い過ぎじゃないかと思ったものでも、場合によってはそれが10倍にも100倍にもなっていくかもしれません。そこはその時期によって判断をしていきながらやっていきたいと思っております。 ◆17番(吉田潤議員)  あのですね市長、やっぱり財政が厳しい中で、いかに国、県のこういった補助事業も活用しながらですね、南城市民のためにどのぐらいの事業をやるかということが、僕はリーダーの考える一番もとではないかと思うんですが。 やっぱり今、市長が話しするのはやっぱり僕らも理解はできますよ。南城市民の全体のことを考えるとやっぱり、こういった国、県の事業も活用しながら、今ある合併特例債、これは裏負担分にも充当できますよね、そういったことも考えながら今後はやっていっていただきたいと私はそう願っているわけです。再度、お願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先輩議員として、新米市長に対する貴重なアドバイスでございますので、そのアドバイスを聞きながら、今後も市長職を務めてまいりたいと思っております。ありがとうございます。 ◆17番(吉田潤議員)  私の個人的な思いです。市長は前市長、古謝景春が南城市立中学校の教室に空調整備事業という土俵が設置されました。公約のために1年前倒しをして、土俵に上げて勝ち名乗りをもらいたいために、最良な予算の活用ではないと感じながら、予算を計上し勝ち名乗りを上げたい。そのようにしか思えませんが。 理解できますか。要するに、前市長がこの空調整備の事業を土俵に上げましたよね。やろうとしていました、前市長は。そういう中で、市長はこの今回の空調整備事業を優先的に公約のために上げて、勝ち名乗りを上げたいというふうに、僕の見解です。その見解に対してどうお考えですか。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 16時21分)     (再開 16時21分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  今の質問非常に理解ができなくてびっくりしたんですけども。 市長職において、そういった私利私欲というんですか、そういうリーダーのもとではいいまちづくりはできないんじゃないかと思っております。 ですから、今の質問に関しては、前の方が土俵を作って、それを利用したということですかというふうに聞こえてきたんですけれども。 もしそういう質問であれば、そんなことは全く考えてもいませんし、今後ともそんなことはやるつもりはございません。 ◆17番(吉田潤議員)  次に進みます。 市長は選挙公約に市長公用車を廃止し市民に必要な予算に回すと言っていたのに、公用車を公務に活用しているとの答弁でありますが、市民の関心事として、市長は公務においてどういった形で交通手段を使うのかといろいろな話題が出たことだと想像ができます。 結局は市民の期待を裏切るところに落ちついたと言われてもいたし方ないのかなと思いますが、市長の見解を伺います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市長公用車に関しては、何度もこの場でもお答えしておりますが、もともとなぜ市長専用車のことがチラシに載ったかといいますと、多くの市民の方々から、あんな高額なものは要らないだろうという声が挙がったんです。ですから、それに対して、残念ながらそういうイメージもあったんでしょう、前市長に対しては。 だから選挙の中でも、私が言ったのは、高額な市長専用車は市民感情にそぐわないので、これは見直しをしながらもっといい方法で使い道をしましょうというのが選挙で言ってきたことなんですね。 ですから、非常に象徴的なものでもあります、このクラウンという市長専用車に関しては。 それに関しては、新しく市長になった私が乗った場合は、多くの市民の方の感情もまた傷つけるだろうし、御理解できますか。ですから、クラウンには私は今、乗らないと。その代わりプリウスを使って市長職をこなしている。 それに関しては、市長職をこなすことに関しては今、支障も出ておりませんし、スムーズに動いていっておりますし、市民の方々もそこは理解していけるのではないかと思っております。 ◆17番(吉田潤議員)  市長はそのクラウンを廃止して市民のために予算を回すと公約でおっしゃっているんですよ。そういうことであれば、やっぱりじゃあ今、前市長が使用していたそのクラウンをそのまま置いて、新たに副市長が就任されれば、また副市長の専用の公用車も購入しないといけない。 予算を回すというこういった公約をしておりますが、逆に予算増にはならないですか。それについて、市長の見解をお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先ほどから何度も申し上げていますように、予算増にならないように配置、配分を変えたりとか、そういうふうにしていこうという提案をさせていただいております。どうか御理解ください。 ◆17番(吉田潤議員)  先ほど市長は、先ほどの城間松安さんの答弁の中で、前市長の乗っていた公用車は今後、検討していくと申し上げておりましたが、たしか委員会の中では公用車を前市長の公用車は廃車にするということで検討していくというふうに答弁されていますが、一貫性がないんですが、どちらが正しいんですか。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 16時27分)     (再開 16時28分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  連合審査会の中で、私は廃止と言ったつもりが、廃車ともしかしたら言っているかもしれません。もしそうであれば失礼しました。 これまで一貫して廃止ということも含めて見直しということを言っていましたので、市長専用車というのは廃止をして、廃車ではなくて廃止ということで進めていきたいと思っております。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 16時29分)     (再開 16時45分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  連合審査会の議事録を読ませていただきました。私の発言はクラウンに関しては廃車を検討しますと議事録がございます。検討しますという議事録がございます。 その後、廃車するよりは使っていったほうがいいんじゃないかという照喜名議員の提案とかありまして、やりとりをしまして、私のほうの発言としては、総合的に市長として判断しておりますので、クラウンは使わないということになっています。 こういう議論で終わっているということでございます。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 16時46分)     (再開 16時48分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  専用車に関して、今あるクラウンは乗らないと、そして、廃止をするということでございます。 ◆17番(吉田潤議員)  再度、市長に伺います。 市長は前市長が使用していた公用車は高価なイメージがあり、市民との公約であるので廃止し、別の公用車で公務を行っているが、クラウンとプリウスとでは移動中の車内での市長の体を休める環境、あるいはセキュリティー面でも全然クラウン車のほうがすぐれています。 万が一、事故を考えた場合、市長不在になりますと、 ○議長(大城悟)  残り1分です。 ◆17番(吉田潤議員)  南城市に相当な影響が出てきます。そういうことを最小限度に抑えようということで、各市の市長公用車は100%こういう高級車を活用しております。 公約だから、南城市だけプリウスを活用することは市民のため、市長個人のためにもいかがなものかと思いますが、私はこの公約を撤回しても市長を支持した方々は理解をしていただけると思いますが。 今後の南城市を左右する重大なことだと考えますが、市長の決意を伺いまして、私の一般質問を終わります。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  安全面とか、いろんなセキュリティーとか考慮してということでございますので、いろんなことをお考えになっていると思います。 ただ、プリウス自体も非常にいい車だと思いますし、事故対策とかそういうのも整っていると思います。私自身は割と体は丈夫なほうで、クラウンじゃなくてもプリウスでも十分体を休めながらもいけると考えておりますので、御心配していただいてありがとうございます。 市民のためにしっかりとプリウスでも頑張っていきたいと思っております。 ○議長(大城悟)  次の質問者、照喜名智議員。 ◆19番(照喜名智議員)  一般質問を行います。 今回は大きく3点。 特に瑞慶覧市政についてを中心にやりたいと思います。 まず1点目、南部東道路についてであります。 南部東道路につきましては市の交通網の骨格をなすものであり、地域活性化、企業誘致、観光振興など、総合的に様々な分野に影響を及ぼす重要プロジェクトであります。既に4工区を中心に工事が始まっており、進捗が目に見えるようになってきました。 同時に、問題点として指摘をされておりました那覇空港自動車道への直接乗り入れにつきましては、古謝前市長のもとで、県、国との調整で数字の話も具体的に出て一定の合意は取り付けられたと理解しております。 知念地区までの延伸についても、基本的には進めていくとの政府方針は示されたものと理解をします。しかしながら、これはあくまでも前市長との調整の中での話であって、市長が代わった今、改めて瑞慶覧市長の見解を伺います。 ①進捗状況について。 ②直接乗り入れ、延伸について政府要請の現状と見込み。 ③供用開始見込み時期について。 次に2点目、瑞慶覧市政についてであります。 先般の市長選挙において、瑞慶覧市政が誕生しました。 選挙期間中たくさんのビラを介して瑞慶覧長敏氏の政策が示されました。間違いなく、市民は政策を見て判断し投票行動を行ったわけであり、当選後、一定の期待もあるものと推察をされます。 しかしながら、財政根拠、目標年度など具体的に示されておらず、具現性には疑問が残ります。政策を示して選挙に当選した以上、少なくとも議会には提示をして政策論争に臨むのが、私は新市長の責務だと思います。 平成30年度の市政方針、今議会提案の第2次南城市総合計画、あるいは新年度予算を見ましても、これまでの古謝市政を踏襲している感があり、トーンダウンの感は否めません。 以下に伺います。 ①これまでの古謝市政の評価と瑞慶覧市政の今後の展望。 ②施政方針における瑞慶覧市長の選挙公約の具現性について。 公立保育所は1カ所は必要とした件、なんじぃバス無償化の件、玉城・大里庁舎跡利用の見直しについて言及がない理由。 ③先般、地域公共交通再編の締結式が行われました。今後の公共交通網について市長の見解を伺います。 ④地域を分断する選挙手法について。 合併後の知念、佐敷、玉城、大里、4地区別の投資的経費(普通建設事業費)を示してください。 人口の少ない知念地区に予算が偏重したとする件について、根拠と市長の真意を伺いたい。 旧町村間の人事の偏りがあったのか確認したい。 職員採用の透明性を確保したいとする件について市長の見解を伺いたい。 ⑤合併後の課題とされている市東側の人口減少と均衡ある発展について、見解と対策を伺いたい。 3、地域課題について。 避難施設として指定をされている公民館、あるいは観光防災拠点であるムラヤーへのAED設置状況と今後の計画について伺います。 ◎土木建築部長(森山紹司)  照喜名智議員の南部東道路についての御質問にお答えします。 御承知のとおり、南部東道路は事業主体が沖縄県であり、確認したところ、1点目の進捗状況については、平成29年11月時点では事業費ベースで約18%の進捗となっております。 2点目の直接乗り入れ、延伸について政府要請の現状と見込みについてですが、政府要請はこれまで南城市と商工会で幾度となく国へ要請を行っております。 昨年は平成29年8月に要請しており、国より理解をしめしたことになっております。見込みについては沖縄県の公共事業評価監視委員会において、直接乗り入れを含む事業計画変更について妥当であるとの意見をいただいたところであり、国の補助事業として実施するため、補助金交付等に必要な調整を進めているとのことです。 また、延伸においては、事業区間の整備を推進しながら調査検討を進めることになっております。 3点目の供用開始時期については、暫定供用開始は平成38年度を目指し事業進捗中でございます。また、一部区間供用開始を大城インターチェンジから佐敷玉城インターチェンジまで平成34年度を予定しております。 以上です。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  照喜名智議員の瑞慶覧市政について、これまでのまちづくりについての評価と、古謝市政の評価と今後の展望についてお答えいたします。 平成30年度は町村合併により13年目を迎えることになります。この間、前古謝市長は大変な苦労をしながら南城市の基礎づくりに励んでまいりました。その結果、市民生活は着実に向上してまいりました。 しかしながら、目を向けられなかった課題や、あるいは早急に解決しなければいけない課題がいまだに多く残されております。 私は南城市の魅力を生かし、若者が仕事を持ってからも住み続け、市民が南城市に住むことに誇りと生きがいを感じられるよう、市の経済の発展や市民生活の充実を図ってまいります。 次に、②市政方針について。 公立保育所の必要性、なんじぃバスの無料化、玉城・大里庁舎跡利用の再検討についての言及がない理由についてお答えいたします。 公立保育所の果たす役割については、認定こども園で担えるものと考えており、公立の認定こども園の整備について、幼児教育や保育などに関する動向や市民のニーズを把握し、整備について検討してまいります。 なんじぃバスの無料化につきましては、南城市地域公共交通会議において検討していきたいと考えております。 大里・玉城庁舎跡地利用については、優先交渉事業者決定までの取り組み経緯等について説明を受けました。それを踏まえ、今後は両庁舎の貸し出しに向けた手続を進めてまいります。 ③先般、地域公共交通再編の締結式が行われました。今後の公共交通網体制についての見解についてお答えいたします。 本市においては、合併後、市民の流れが大きく変化しており、高齢者などの交通弱者においては、市内の移動にも不便な状況となっております。 現在、建設中の新庁舎や南部東道路の整備により、新たなまちづくりが展開され、人の流れが大きく変わることが予測されます。 今回の協定では、平成28年度に策定された地域公共交通網形成計画に基づき、地域公共交通の再編に向け、バス事業者3社と協力して進めていくことを約束しました。 今後は、地域公共交通会議を初め、関係機関との連携を強化し、市民や観光客の移動を支え、促すことで、本市の活性化を図り、新しいまちづくりを先導する自立・持続可能な公共交通体系を構築していくために、市としても全力で取り組んでまいります。 大きな2番、最初の部分については、総務部長に数字のことを述べさせて、私の見解はその後にさせていただきます。 とりあえずこれでお願いいたします。 ◎総務部長(玉城勉)  私のほうからは、照喜名智議員の④地域を分断する選挙手法についての御質問のうち、1点目の合併後の知念、佐敷、玉城、大里、4地域別の投資的経費(普通建設事業)についてお答えいたします。 まず、これまで事業費については地区別に決算集計を行っていないため、集計にあたっては主要事業の成果説明の事業費をベースに、合併以降の平成18年度から28年度までの間で算出しております。 また、集計に際しては、複数の地区にまたがって実施された事業、例えば道路とか、あとは農業排水兼道路の複数地区にまたがって実施された事業、それと地区別に区分しにくい事業、それと、住民の生活インフラではない地域物産館とか、文化センター機能強化事業等の施設整備を除いた上で、決算額を抜粋し集計いたしました。 その結果、佐敷地区においては45億7,300万円、知念地区においては46億3,600万円、玉城地区においては59億3,600万円、大里地区につきましては81億9,700万円であります。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  照喜名智議員の④地域を分断する選挙手法についての御質問のうちの2点目の予算の偏重について再度、私のほうからもお答えいたします。 ただいま総務部長が示した、合併後から平成28年度までの事業費の総計においては、基本的に4地域を区別せずに一つのまちづくりを目的として施策の展開が行われたものと考えております。 次に、3点目の旧町村間での人事の偏りがあったのか確認したい件については、これまで述べたとおり、人事の偏りはないものと思われます。 4点目の職員採用の透明性を確保したいとする件についてですが、選挙期間中、私の周りから、職員採用試験において市長の裁量で採用が決められているということを聞きましたが、就任後、担当課職員からの聞き取り並びに書類等を確認した結果、そのようなことはないと確認をいたしました。 続きまして、照喜名議員の⑤市の東側の人口減少と均衡ある発展についての見解と対策についてお答えいたします。 知念地域のみならず、佐敷の東地域、玉城の東地域など、市の東側の地域で人口減少、高齢化が進展している状況であります。 その理由としましては、市外への通勤、通学の不便さと買い物などの不便さが要因として考えられます。 これらの課題を解決すべく、地域公共交通の再編、南部東道路の供用開始と那覇空港自動車道への直接乗り入れと延伸が整備されることにより、通勤、通学の利便性が向上するものと思われます。 また、新庁舎周辺からつきしろインターチェンジ周辺を都市拠点として整備することにより、若者の就労や購買が可能となり、知念地域を含めた市の東側地域の人口増加対策に寄与できるものと考えております。 具体的な施策としましては、平成31年10月に公共交通の再編、つきしろインターチェンジ周辺においては、地権者との意見交換も行いながら企業誘致等を含めた土地区画整理事業の導入を検討してまいります。 以上です。 ◎総務部長(玉城勉)  照喜名智議員の3点目の地域課題についての御質問についてお答えいたします。 各公民館のAED設置については全てを把握できておりませんが、ほとんどの公民館で設置してないものと認識しております。 ただ、一括交付金を活用した観光交流・防災拠点施設へのAED設置については、平成30年度に安座真、前川、知名、の3カ所へAED設置を予定しております。 ◆19番(照喜名智議員)  今の最後のAEDの件から伺います。 一括交付金を活用したこのムラヤー3カ所については設置をしていきたいと。これは今年度の予算に措置をされているというふうに理解をしております。 ただ、ほとんどの公民館が防災拠点、あるいは避難施設に指定をされていると思うんですよ。特に避難施設。そういったところもやはりAEDは必要でしょうと。避難施設でありながらAEDがないというのは、なかなか通らないでしょうということがあります。 今後、計画はありますか。 ◎総務部長(玉城勉)  照喜名智議員の再質問にお答えします。 その3カ所以外にやる予定があるかということです。 今現在ではこのAEDを導入するにあたっての補助事業が一括交付金の観光関連施設、防災施設以外には見当たりません。今いろんな部分で制度が変わってきています。 補助事業等々ないかという部分を探しながら、今後の経緯を含めながら、そういったものを活用しながら導入を図っていきたいというふうに考えております。 ◆19番(照喜名智議員)  私はこれは導入するべきだと。これは行政側の責務だと思っております。避難施設等々にも指定されておりますので、ぜひとも頑張ってもらいたい。 それと、このAEDについて、パット、バッテリー、そういった維持関係については、今、設置を予定しているムラヤー関係について、この維持費についてはどのように考えていますか。 ◎総務部長(玉城勉)  AEDの維持管理費につきましては、今、考えられるものとしてバッテリーの交換があります。このバッテリーの交換も、やっぱり機種によって、3年とか、4年とか、5年とかいろいろありますので、各機種に応じた維持管理費が出てくるものというふうに考えております。 どこが持つかということなんですけれども、平成30年度に整備いたします安座真、前川、知名の部分については、市の施設ということで、観光防災拠点施設ということで、区に指定管理をしていただいております。 取り決めの中では、このAEDの維持管理の部分については市側が負担をするということになっております。 ◆19番(照喜名智議員)  南部東道路に行きます。 必要性、あるいは波及効果等々、これについては答弁の中でしっかりとうたわれていると思っております。 国は理解をしているということであります。県でも、ある意味、直接乗り入れを含んだ計画変更、これが必要ですけれども、妥当であるという結果が出ております。当然、これは進めるべきことだろうというふうに私は理解をしております。 供用開始についても平成38年、一部供用開始34年ということで理解をいたします。 延伸について瑞慶覧市長の見解。私は知念地区について今回いろいろ、次の質問の中で触れておりますので、知念地域までの延伸についてどういうふうにお考えでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  延伸についても引き続き、これは国と主になると思うんですけれども。費用対効果、あるいは環境面とか、そういうのも、事業も影響してくると思いますので、引き続き協議をしていく姿勢でございます。 ◆19番(照喜名智議員)  それでですね、当然のことながらこれは進めるべきでしょう。 そして、これについてはこれまで古謝前市長、あるいは商工会、そして商工会主催での総決起大会、そういった市民ぐるみ、南城市の市ぐるみでこれまで頑張ってきました。そして、政府要請にも何度か行っております。 その中で、直接国の、政府の中枢の方とお会いして、そして、予算の目途づけもある程度行ってきたと。特に、直接乗り入れについては100億ぐらい予算がかかるでしょうと。これを県がやると厳しいので国の予算でやるように調整をしましょうと。そういったところまでは御存じですよね。そういったところまで調整をされております。 それで、今後の要請活動でありますが、国に要請するでしょうという答弁もありました。これまで古謝市長、そして、西銘恒三郎代議士等々が一生懸命頑張ってきたことについての、この頑張りの評価と今後の要請活動については、どのように政府と向かっていくのかお伺いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  これまでの前市長の取り組みに関しては、あるいは御努力に関しては評価をいたしますし、今後も私自身としても、あらゆる国とのパイプも探りながら前進していきたいと思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  探りながらといってもなかなか難しいんで、探りながらも、やはりこれまでの政府与党と向き合わないと、この事業は私は進まないと思っているんですよ。 そういったところを具体的に、例えば西銘さんと一緒に国に行って、今、副大臣ですから、経産省ですよね、それで一緒に要請行動もする必要があるんじゃないかと私は思うんですよ。商工会等々のこともあります。 そういったところをやはり、先ほどから総合的な視野を持つという答弁も多々ありますんで、やはりそういった行動は必要でしょうと思っております。その考えはありますか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市政運営にあたって、やはり市民の期待に応えていく、あるいは市民の要望にいかなる努力もしながら応えていくというのが市長のあるべき姿だと思っております。 ですから、今、具体的な名前も挙がっていますが、西銘恒三郎衆議院議員も私もよく存じ上げておりますし、それから、こういうことに関しては超党派を超えてやるべきものだと思っておりますので、ですから先ほども申し上げました、あらゆるパイプをつなぎながら、あるいは探りながら、協力できる方には協力を要請していくという考えでございます。 ◆19番(照喜名智議員)  あらゆるパイプを駆使するということは、私が言っていることをある意味、否定しているというふうにも捉えられます。そういったこともありますんで、やはりどうしてもこの事業は政府の中枢に行くわけですから、政府の与党の方と一緒に行く、そしてこれまでの経緯も踏まえながら進めていかないと進まないと私は思っております。 100億の予算を国の直轄事業でやろうというふうなところまでこぎ着けてあるんですよ、古謝前市長が。そういったところは、やはり評価をして、これを継続して要請行動していくということについてはいかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先ほどの私の答弁は、まさにそういうことでございますので御理解ください。 ◆19番(照喜名智議員)  次に移ります。 瑞慶覧市政について。 これはこれまでの古謝市長のこの市政をどう評価しているかということを投げかけました。 大変な苦労をしながら南城市の基礎づくりに励んできたと。ある意味、一定の理解を、評価をしているということでよろしいですよね。 しかしながら、目を向けられなかった課題や早期に解決しなければいけない課題がいまだに多く残されていますということが、それが何を意味するのか。そして、この残された課題をじゃあどう解決していくのかということについてはいかがでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  具体的なことに関しましては、例えば教育現場の声を皆さんから聞いておりますので、教育支援員、あるいは特別支援員、あるいは様々なそういう現場の声をこれまでなかなか上がってはいても、コミュニケーションがうまくとれていなくて、これ聞いてなかったよとか、そういうのも多々あったみたいですので。一番、やはりコミュニケーションをとれるような仕組みづくりを作っていくことも肝心かと思っております。 先ほど申し上げたとおり、ゼロのスタートで12年間、ここまで作り上げてきているわけですから、これは高く評価されるべきですし、あるいは市民の方々もそこは理解はしていると思います。 ただ、私が市長選挙にあたるにあたって、先ほど申し上げましたが、実績も余りない私に票を入れた方々がたくさんいるわけです。その背景には、市民の声を聞いてくださいと、もっと丁寧に聞いてくださいということだったと思いますので、そこを含めて、今度、課題として残っていると思いますので、その課題を見ながら進めていきたいと思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  公立保育園について、認定こども園でやると。その方向性を持って、あるいは市民のニーズを把握しながら整備については検討してまいりますというのは、委員会でも議論をしました。 だけれども、これがこの言及されていないわけですよ。公立保育所。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 17時20分)     (再開 17時20分) 再開します。 ◆19番(照喜名智議員)  今回、質問をしました。新聞報道のインタビューで公立保育所は一つはないといけないということを言われています。これ再検討すると言っております。これについては、再検討はしないんでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  たしか、そうですね、新聞社のインタビューでそういうふうに答えております。市長選が終わって直後だったと思います。 公立保育園に関しても、非常に大きな議論が前市長のときからあったと思います。一つの、選挙の行われるきっかけになったことでもあると思います。 ですから、非常に公立保育所に関しては、必要なものだなとは思っておりました。しかし、再検討するといっても、実際にこの市の中で各部署、特に教育部、あるいは福祉部等からの勉強もさせていただきながら、そう簡単に、これ新しい事業をするわけですから、それは非常に難しいと。 しかし、そうではあっても公立の何か保育所みたいなものは残すべきだという議論の中で、認定こども園という話もあるわけですから。 何が一番問題かというと、やっぱり一つ公立のものというのはなければ、意思疎通も含めて民間と、あるいは市役所の係との意思疎通も非常に、民間だけだと非常にやりにくいという声も聞いておりましたので、そういう意味で認定こども園がその役割を果たしていけるのであればいいかなとは思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  ある意味、方向転換というふうにも捉えられるのかなというふうに思っております。 この公立保育所が1カ所は必要だと言ったのは恐らく公立保育所の民営化に、全部民営化にされてしまったと、あれを受けての、恐らく1カ所は必要だというふうな、私は発言だと思っているんですけれども、その認識でいいですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  その流れの中での認識だったということでございます。
    ◆19番(照喜名智議員)  なんじぃバスの無料化についても言及がありません。 これについては、なかなか難しいでしょうという話と、地域公共交通再編会議の中でこれを議論していくというふうな話がありますけれども。 実は先ほど私が言った公立保育所、あれを公立でやってしまいますと3億6,000万のお金がかかるわけですよね。そして、なんじぃバスが4,000万ぐらいかかります。学校給食も無料化すると言っております。これは2億3,380万かかります。スクールバスもかかります。トータルしてもかなりな額になるんですよ。6億、7億、8億ぐらいのお金になってしまいます。 そういったところの選挙公約等々に入りますが、これについては、私は事実上破綻していると思っているんですよ。各無料化という話からいいますと、学校給食、スクールバス等々、あるいはなんじぃバス。 そうしますと、全て公約違反になるでしょうということがあります。撤回という話も何回も出ていて、なかなか撤回という言葉を使いますと大変なことになりますから、これはわかります。やはりこれは事実上できないものはやはり撤回をする。そして、市民に丁寧に説明をする。これについては、何度も何度も言われていますから、そうすれば市民はわかってくれる。 そういった、やはり敷居を低くして説明をするという行動は私は必要かなと思っておりますが、改めて見解をお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙のときに言ったことと、それから、現実に関しては非常に厳しいものがあるだろうという問いかけだと思っております。それはそのとおりでございます。 しかし、だからといって、スタートしたばかりでございますので、この段階で、まだ予算も成立していない中で、公約破綻だろうとか、あるいはそういうことにはならないと思います。 今後、その4年間をかけて市長として、市役所の職員、優秀な方々たくさんおられますから、その方々とも知恵を絞りながら、そして議会の議員の皆様方にも理解を示しながら、あるいは外郭団体もこれまで12年間、その方々の意見を、諮問を受けて、それは答申をして受けてきているわけですから、そういった方々の知恵ももらいながら、総合的な判断で一つ一つ公約に向けて、粘り強くやっていきたいと思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  実は破綻しているのはこれだけではないんですよね。 御存じのように、玉城、ここの庁舎の跡利用、そして大里庁舎の跡利用、これについても、これは完全に公約撤回ですよね。そして、撤回を表明して、さきの一般質問の中で、じゃあ撤回したことについては市民説明会を改めて開く予定はないという答弁がありました。これは新聞にも載っております。大里庁舎について載っております。 ところが、新聞報道、タイムスに跡利用に関する説明会予定はないと言いながらも、説明会の予定があるというふうに発言をしているんですよ。説明会をしていくという方針が新聞記者の方に示されております。これ4月中にやりたいということがあります。 おかしいですよね。議会軽視ではないですか。 説明会やらないというふうに答弁したんですよ。これをじゃあ訂正をして、今答弁しますか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  少し整理をしながら冷静に聞いていただきたいんですけれども。 その新聞報道というのは、私が言った100%を網羅しているわけではございません。 大里庁舎跡地利用に関して、あるいは玉城庁舎跡地利用に関して、跡地をどうやって使うかということに関しての説明会というのは、今後、時間的なこともありますのでやらないということでございます。 しかし、なぜそういうふうに決定したのか、大里も含めて玉城も含めて。その過程においては、やはり説明責任というのは果たしていかないといけないと思っています。住民の方に関してですね。賛成にしても、反対にしても。 そういう意味での丁寧な説明会というのは果たしていくということでございます。 ◆19番(照喜名智議員)  これは議員が言ったことなんですよ。丁寧に説明をすると言っているわけですから、説明会を開きますかという質問があったんですよ。説明会をする予定はありませんと言いました。これは、さきの委員会の連合審査でも言っております。 ところが、新聞報道で説明会を4月中にやるというふうに書かれているわけですから、その質問をしているわけですよ。議会軽視じゃないですかと。議会中に、舌の根も乾かないうちに、わずか何日かしかたっていないですよ。 それとじゃあ今、説明会を開く予定はっきり決まっていますか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  住民説明会に関して、もう一度言います。 大里庁舎、あるいは玉城庁舎の跡利用について検討しますということで選挙をやっているわけです。検討するという。そのためには住民の方の意見をもう一回聞きましょうということでやっているわけです。 しかし、再検討した結果、その大里庁舎に関しても、玉城庁舎に関しても、今までのとおり賃貸をするというふうに決定をしていったわけです。その決定した過程については説明してあげないといけないんです。そういうことです。 ですから、跡地利用をどうするかという住民を通しての意見交換、これはもうできない、もうやらないということなんです。 だけど、なぜそうなったかということに関しての説明はやるということです。御理解ください。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 17時31分)     (再開 17時33分) 再開します。 ◆19番(照喜名智議員)  これについては、我々としては答弁が変わったというふうに理解します。 これはお互いに理解というのは恐らく、私はこういうふうに説明しましたよというふうなことかもしれませんけれども、私の理解としてはちょっと理解に苦しむ、議会軽視だろうというふうに思っております。 実際この公約については、市民の方からも市長のフェイスブックを通して、かなり指摘もされておりますよね。そういったことも受けての、恐らく説明会なのかなというふうに私は理解をしております。 次に移ります。 知念地区に予算が偏重したのかということについては、市長、確認しますが、みんなが主役・南城市民の会と瑞慶覧長敏後援会事務所のビラについては責任を持つということで確認していいですよね。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙においては、私たちが作ったチラシに関しては、みんなが主役・南城市民の会という名称で出しております。選挙が始まったら、選挙本部という名称、瑞慶覧長敏選挙本部という形で出しております。 ◆19番(照喜名智議員)  先ほども確認をされているんですけど、再度、確認します。 このチラシの中にあった、施設、人事の偏りがあったことについては、あれは間違いでしたと、人事の偏り、そして施設の偏りはなかったということで理解していいですよね。先ほどの数字の根拠もありますし。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙のチラシの中で数字は出していないはずです。ただ、そういった声がたくさんあったということで。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 17時35分)     (再開 17時35分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  このチラシの中に載っているのが佐敷、知念、玉城、大里、旧町村間の施設実施事業、人事の(かたより)を改善し市民が心を一つにしたみんなの南城市づくりに努めますというふうに書いています。その人事に関しては、先ほども答弁したように偏りはなかったということでございます。 施設の偏りとか、そういったことに関しての数字的なものに関して出していただきましたので、単純に人数で割るのか、あるいは総工費で割るのか、そこら辺によって変わってきますので、施設等に関してはいろんな見方があるかとは思います。 ただ、意図的にそういうことをやったとか、偏りをやったとか、そういうことは数字からは見てとれないとは思います。 ◆19番(照喜名智議員)  あのチラシが間違っていましたと。そして、選挙のこの手法として、人口1人当たりの数字を出してきたり、ああいうものについては恐らく間違いでしたと今、答弁したというふうに理解をしております。 知念地区に予算が偏重したのかということはですね、かなり大変なことなんですよ。 これは、地域分断選挙。私はこれは断じますけれども、今回の選挙の瑞慶覧長敏陣営の手法だと思いますが、地域を分断しようとしている。大里地域と知念地域を分けて、そして市民同士をいさかいを起こさせて選挙をしようとしている。 そういうふうにしか捉えられない選挙戦だったということで、私はこれをずっと前から議会で指摘をしようかなと思っていたんですけれども。 その地域分断選挙についてはいかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  まず、この施設が地域に偏ったことをやっていると、予算のこととか、あの数字に関しては、先ほど申し上げましたように、私たちの、みんなが主役・南城市民の会では出しておりません。あれは恐らく別のところが出した数字を混同しているかと思います。 そして、分断に関して言いますと、私が市長選に要請を受けたとき、もう既にその段階で地域は分断されていたと私は理解をしております。 なぜか、当初、私は2012年に衆議院で失職をして、その後もう政治はしないという公言をしながら実際に政治活動はしておりませんでした。しかし、市長選の直前になって要請を受けたんです。相手は前市長の古謝さんでありました。 私に要請をしていただいた方々、あるいは周りの方々の声は、市政を変えてくれと。みんなが主役になるような、市民が主役になるような市政にしてほしいと。市民の声を丁寧に聞いてほしいと。そういう声だったんです。ですから既にそういう形では非常に分断が始まっている選挙ではあったんですね。だからこそ私も手を挙げたわけですけれども。 その中で始まった選挙ですから、当然、いわゆる普通ではない選挙だったかもしれない。地域が分断されるという。そういう結果にはなったかもしれないです。 しかし、だからといって、その選挙が終わった後、それが尾を引くようなことはしてはいけないと私は思っています。ですから、皆さんのこの質問にも私は一つ一つ丁寧に答えようと努力はしております。どんな質問に対しても、あるいは同じような質問が何回も何回もきたとしても、私はそれに対して一つ一つ答えを出そうと思っています。 なぜなら、その向こうには市民がいるわけでございます。その市民に対して誠実な姿を見せることが、今後の市政運営では最も大事なこと。そして、それがチェンジという言葉につながったわけですから、そういう意味での私は市政運営をやっていきたい。そういうふうに思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  大変重要なことを言いました。地域は既に分断をされていたと。そして、誰から要請を受けたということは話をしておりませんでしたけれども、その話の中から地域分断したということはなかなか読み取りにくい。 要請をされたときから地域分断されているというふうに感じたとするんであれば、じゃあ大里地域の方が要請に来たのか。知念のことを何か言っていたから出てくれという話になったのかというようなことになるんですよ。 ですから、これを選挙後に引っ張ってはいけないというふうに言いますけれども、選挙後にこの話をしないとおさまりません。相当、知念のことをいろいろ言われていたし、予算が多く投入されているというようなことも話もありましたし。そして、今になってこれを施設、人事の偏りはありませんでしたと簡単に言われても、これは納得はいくものではありません。 改めて言ってください。知念地区には予算が偏重したという事実はないと。再度お答えください。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  誤解をされてはまずいですので、地域というような方からの要請というよりも、それはその地域ではない、市民からの要請というふうに訂正させてください。大里の人から要請を受けたとか、そういうことではありません。 地域間の偏りがあったか、なかったか。それに関しては、数字を通して見ても、人口割りでやった場合と、あるいはそうじゃない場合とは出てくるわけですから、その人口割りでやった方々のチラシが知念のほうに偏っているということであるわけですから。私のほうはそういう認識でやったことではありません。 ◆19番(照喜名智議員)  人口割りの話はナンセンスですから、しないでください。 そうしますと、じゃあ久高島は予算投入しないんですかと。人口の分しか投入しないんですかという議論になってしまいますんで、その時点であなたがこれを出した方々を説得すべきなんですよ。こういうのやらないでくれと。私の方針じゃないからやらないでくれよと言うべきなんですよ。 今になって、私がやっていませんよ、これは関係ないですよと言われても、これはそういうふうにはならないということを指摘をしておきます。 それで、知念地区には予算を投入されていないということですけれども、多くは。 実は翁長知事が、石垣市長選挙で古謝市長の出身の地域に予算を多く投入した、それが選挙に負けた要因であるというようなことを、これはユーチューブで動画も出ております。これは事実じゃないことを翁長知事が言っているわけですから、まずこれについて御存じですかということと、翁長知事に抗議するべきだと私は思うんですけれども。 これ南城市の市政のあり方について間違った解釈をしている。抗議をするか、指摘をするか、いずれかやってもらいたいんですが、いかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  翁長知事のその発言に関しては存じ上げておりません。 もしそういうことであれば、お会いしたときに事実確認をして、それから適切な助言なりをしていきたいと思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  事実ですので、私はこれは抗議をするべき事例だというふうに思っておりますが、いかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  まずは、きちんと事実確認をしていきたいと思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  選挙期間中に、瑞慶覧長敏、まだ候補じゃないんで、12月23日のことです。瑞慶覧長敏氏が、知念地区で戸別訪問をしました。そのときのフェイスブックの投稿が、知念地区に訪問した際、大里出身の私にとっては完全アウエーだと。 それこそ地域蔑視だと私は思っているんですが、このアウエーと感じたのはなぜですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  例えばサッカーとか、あるいはスポーツとかでホーム、あるいはアウエーという使い方がありますよね。ですから、大里出身の私が知念地区、つまり前市長の出身地であることですから、そこに行くことは事実上、ホームじゃなくてアウエーということなんです。 ○議長(大城悟)  休憩します。     (休憩 17時46分)     (再開 17時47分) 再開します。 ◆19番(照喜名智議員)  この話は認識の違いで何とも言いようがないんですが。このアウエーだと言ったことと、もう一つ指摘をしておきます。 大里地域から市長をという横断幕を幾度となく見ました。これも確認をしていると思います。 先ほどから言うように、こういったものについては御本人が指摘をするべき、やらないでくれと、恥ずかしくないですかと、私は指摘したいんですよ。 この方は本当に、大里地域から市長をというその横断幕の前でいろいろ話をすることができるなと思ったんですよ。いかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  選挙をやる上での住民の感情のこととか、いろんなことを考えたときに、そこは一生懸命やろうとしている方々の姿勢ではあります。ただ、しかし、それが選挙かなとも思ったりもします。 今後、選挙のあり方も含めてそれは非常に悩みの種、でも、私自身もそれは思っております。改善できるように私も努力はしていきたいとは思っております。 ◆19番(照喜名智議員)  これからでも遅くはありません。この方々にも指摘をしていただきたい。それだけは要望しておきます。 次、人事の話に行きます。 実は、国吉議員から質問があった、職員人事のことについてしっくりきません。それで、いろいろなやりとりがあって、これについては市長の専権事項、そしてルールにのっとったということもわかりますけれども、議員が介入した、後援会が介入したということについては、大変なことをしています。これについては。 内部の事情を、この庁舎の中で消化するではなくして、外に出しているわけですよ。ある意味、職員の、部長さん方の個人情報をここでやりとりしているんじゃないかというふうな臆測も浮かびます。そういったことはやってはいけない。個人評価をしながらここで人事を決めるということですから、これはやってはいけないことだと思っております。 そして、今回、福祉部の参事を新設をしました。 ○議長(大城悟)  残り1分です。 ◆19番(照喜名智議員)  部長級職が1人増えました。 福祉部長、聞いていいですか。 福祉部にあと一人、参事職というのは必要なんですか。それほど福祉部というのは仕事できないんですか。どうですか。 ◎福祉部長(仲里康治)  質問にお答えします。 人事権につきましては、市長特権でございまして、自分のほうからどうこう言えるものではございませんが、これまで合併以降、福祉部において部長級が2人配置されたということはございませんし、これはあくまで自分の考えではございますが、大方の仕事をやるのは職員で、部長というのはその総括をする意味合いからして、これはっきり申し上げていいかどうかわかりませんが、1人であれば、1人で対応はできるというふうに考えてはおります。 以上でございます。 ◆19番(照喜名智議員)  必要ないということなんですよ。 実は参事というのは決裁権ありません。ですから、ある意味、私は格下げ人事だと思っております。 これ報復人事、といっても先ほど話もありましたけれども、選挙の報復人事だろうというふうにも、私は思っておりますが、何かあれば。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先ほど答弁申し上げたとおりでございます。 報復人事というのは全くございませんし、今後、市民が一つになってやっていかないといけない。私はそういうふうに思っておりますし、今後もそういうふうにやっていくつもりでございます。 ◆19番(照喜名智議員)  答弁変わらないというのは重々承知をしております。 今回の人事についてもそうであります。そして、政策参与という方が入った。あの方についても委員会で確認をしましたけれども、選挙でいろいろ頑張ってきた、これについては御褒美人事だろうと、論功行賞だろうというふうにも私は理解をしています。 笑いごとではないんですよ。そういったのはやはり選挙を引きずってはいけない、引きずっています。そういうことで、よく考えてこれから政治をしないと勘違いを生む、そういうことがあるということを指摘をしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(大城悟)  これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。事務整理のため3月23日を休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、3月23日を休会とすることに決定しました。 次回は3月26日月曜日、午前10時から本会議を開きます。 本日はこれで散会します。     (散会 17時52分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長    大城 悟署名議員  吉田 潤署名議員  城間松安...