平成25年 3月 定例会(第2回) 平成25年第2回
南城市議会(定例会)会議録1.開議 3月19日 10時00分 宣告2.散会 3月19日 15時39分 宣告3.出席議員 1番
大城竜男議員 11番
比嘉直明議員 2番 前
里輝明議員 12番
瀬底正真議員 3番
親川孝雄議員 13番
大城憲幸議員 4番 玉城 健議員 14番
島袋賢栄議員 5番 松田兼弘議員 15番
国吉昌実議員 6番
城間松安議員 7番 座波 一議員 17番
屋冝宣勇議員 8番 吉田 潤議員 18番
仲村和則議員 9番
伊禮清則議員 19番 大城 悟議員 10番
中村直哉議員 20番 照喜名 智議員4.欠席議員 16番
長嶺勝盛議員5.本会議に職務のため出席した
事務局職員の職、氏名 事務局長 普天間官一 係長 大城竹康 主事 嶺井良太6.
地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため出席した者 市長 古謝景春 副市長
與那嶺紘也 教育部長 嶺井 忍
総務企画部長 山城 馨
上下水道部長 港川 猛
政策調整監 新屋 勉
産業建設部長 山内昌茂 市民福祉部長 高江洲順達 市民福祉部参事 新垣 勝7.
議事日程----------------------------------- 平成25年第2回
南城市議会定例会 議事日程[第5号] 平成25年3月19日(火)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2
一般質問(6人) (1)
城間松安 (2)国吉昌実 (3)吉田 潤 (4)瀬底正真 (5)大城 悟 (6)
大城憲幸-----------------------------------8.会議に付した事件
議事日程の事件と同じ9.会議の通過 次のとおり
○議長(
照喜名智) これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。
長嶺勝盛議員より、本日は欠席する旨の届け出がありました。 本日の
議事日程は、お手元に配布したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、1番
大城竜男議員及び2番前
里輝明議員を指名します。 日程第2.これより
一般質問を行います。 なお、本日の質問者は、お手元に配布してあります
議事日程のとおりであります。順次、発言を許します。 最初の質問者、
城間松安議員。
◆6番(
城間松安議員) シミソーラナ、チャーガンジュウ、アッチミセービーガヤー。1分以内に収めますので、よろしくお願いします。 最終日の
トップバッターでございます。質問に入る前に、今期で退職される
山内産業建設部長、
高江洲市民福祉部長、
新垣市民福祉部参事、
嶺井教育部長、そして
普天間局長、皆さんは長年にわたり行政に携わり、市発展のためにご尽力いただいたことに対し、心から敬意を表するものでございます。 今後は、1市民としてさらなる市の発展のために、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 そこで琉歌を一句、いかな人のみち、アガサトゥーサーアティン、ヒャクハタチナカバ、フクティアユマ。大変お疲れさまでございました。 それでは、通告に従い、
一般質問に入りたいと思います。2点ほど通告してありますので、よろしくお願いいたします。 まず、南城市桜祭りについて伺います。沖縄では、1月から2月にかけて桜のシーズンを迎えます。本土の桜は、ソメイヨシノという品種で4月頃が花見のシーズンを迎えます。桜前線が南から北へ北上していくのに対し、沖縄の桜は
カンヒザクラと呼ばれ、北から南へ南下して行きます。この
カンヒザクラは、旧正月頃に咲くことから、ヒカンザクラとも呼ばれ、彼岸桜と混同されることから、和名は
カンヒザクラと呼ばれております。分布が中国の南部から台湾にかけて分布しており、英国名では、
台湾チェリーとも呼ばれております。 この時期は、日本列島が冬の真っ只中となりますが、沖縄は一足早く日本一早い桜祭りが開催され、多くの観光客や地元の方々が花見に訪れ、賑わいをみせております。 そこで、南城市においても桜祭りを開催したらどうかという提案でありますが、
大里城址公園の麓の
内原公園入口から
城址公園入口まで、約1.2キロ間の道路の両側に桜を植栽し、
城址公園内入口から展望台までの道路の両脇、公園の周囲にも植栽する。考えただけで、素晴らしい景観が目に浮かびますけれども、いかがでしょうか。見解を伺います。 続きまして、2点目でございます。排水路の設置について伺います。南城市
大里字仲間伊野堂原238番地と239番地、新垣繁男氏の畑地と237番地のほ場の間に側溝がなく、当該農地は傾斜になっており、大雨のときは雨水が集中し、土砂の流出や生産意欲の低下、所得の減少が懸念されます。 この農地は、昭和61年に当間区
土地改良事業で整備された農地で、数カ所は整備されておりますが、整備されていない排水路がその他に10カ所ぐらいあります。間隔は100メートルあり、換地された土地は50メートルで、ほ場間に側溝がなく、地主が簡易的に素掘り側溝で対応している状況であります。 地主にとりましては、30年近くも我慢をしてきた経緯がありますので、早急な整備ができないか伺います。よろしくお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) おはようございます。
城間松安議員のご質問にお答えします。 まず1点目の南城市桜祭りについてであります。
内原公園入口から
大里城址公園の入口の間、約1.2キロの市道の両側に桜を植栽するということでございますが、現在、この市道については、歩道が設置されておりません。 この市道沿いに植栽することになると、新たな歩道の設置、あるいは土地確保をしなければなりません。植栽のためだけに新たな土地を購入することは厳しいかと思います。 また、
公園入口から公園の展望台までの整備においても植栽するための用地確保が厳しいことから、現時点では、この
大里城址公園周辺の市道沿いに植栽することは予定されておりません。 しかしながら、いま
城間議員から提言のありました本当に素晴らしいことでありますので、今後、その公園内の余剰地に何らかの形で、これは予算面もありますが、そういうことが講じられれば、本当に素晴らしい、いまある公園もさらに素晴らしい公園となりますので、その辺もまた後々に検討したいと考えております。 次に排水路の設置についてであります。ご指摘の箇所に関わらず、市内の
ほ場整備完了地区においては、ほ場勾配などの経年変化により、雨水処理がうまくいかず、大雨時の土砂流出や冠水被害を防ぐために、各ほ場間や自身のほ場内で素掘排水を施すなど、排水処理の自助努力がなされている箇所が多数見受けられます。農家の方々には、協働の
まちづくりを掲げる市として、有り難いことだと感じております。 このような
事業完了地区における新たな
排水路整備につきましては、現状において、
補助メニューがないことから、各地区からの同様な整備要請に苦慮している状況でございます。 今後、
ほ場整備完了地区等における同様な事例の把握に努めることとし、
農業基盤整備促進事業等の活用が可能かどうか、検討してまいりたいと考えております。以上であります。
◆6番(
城間松安議員) 市道への植栽はスペースがなく厳しいということであります。そうであれば
城址公園内だけでもだだっ広い広っぱですので、いくらでも植栽は可能だと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 現在、その広場等においての樹木について。
○議長(
照喜名智) 休憩します。 (休憩 10時10分) (再開 10時10分) 再開します。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) いま計画されているのは北風、それから台風等に強いクルチを主に計画しております。桜になると、これまでもいろんな公園、道路沿いに植栽してまいりましたが、土壌が合わないのか、ほとんどが枯れてしまっております。 そういうこともありますので、専門家の方々にも相談して、検討していく必要があろうかと思います。
◆6番(
城間松安議員) クルチを植えるということでありますけれども、この桜祭り、県内外から多くの観光団が来るんですね、パックツアー組んで。相当、魅力的じゃないかなということで、今回取り上げたんですが、
城址公園内だけでも、本当に
メイン会場として活用すれば、十分に
桜祭り会場として活用できると思います。 そういうことでございますので、県内の桜祭りが北部を中心に3カ所ですか、北部は。南部が2カ所展開されております。 その内容をちょっとご紹介したいと思います。県内の桜祭りが北部を中心に開催されますけれども、まず日本一早い桜祭りは、第28回になります本部八重
岳桜まつりがあります。標高453.3メートルの八重岳で開催される
桜まつりは、麓から山頂までの間、約7,000本の
カンヒザクラが4キロに渡り植えられ、鮮やかに彩る桜を楽しむことができます。 期間中は
イベントもあり、桜の
写真コンテストの表彰、
ミスさくらの発表、
沖縄民謡の石くびり大会など、
ショーステージが2日間開催されます。
桜まつり期間中に県内外から訪れる人数は、約15万人、大変な賑わいを見せております。 続いて、第6回
今帰仁城跡の
桜まつりも同時期に開催されます。
琉球三山時代に北山王の居城だったと言われ、世界遺産に登録された
今帰仁城跡で開催される
桜まつりには、城内に233本、城外に387本、合わせて620本の
カンヒザクラが植えられております。 本丸へと続く石段の両脇に桜が密集しており、夜になると、石段から城内まで、ライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出しております。
イベントも2日間開催され、訪れる人数は約4万人だそうです。 続いて、今年で51回目となる名護の
桜まつり、これが大変古いんですが、もう本当に圧巻です。2日間開催されておりまして、
名護城址を中心に約2キロの遊歩道が整備された
名護中央公園のなだらかな丘に約5,000本の
カンヒザクラがきれいに並び植えられております。園内、丘の上には展望台があり、
エメラルドグリーンに輝く東シナ海と色鮮やかな桜とのコントラストを楽しむことができます。 市街地では、
名護十字路を中心にトランジットモールを行い、市民の皆さんが自ら参画し、
ストリートダンス、
路上ライブなどが行われ、
桜まつりを盛り上げております。
特設ステージでは、
イベントが2日間行われ、
沖縄民謡の
二見情話大会やキッズダンス、地元の
伝統芸能、琉舞、
民謡ショー、ライブ等が繰り広げられます。祭り期間中には、県内外から2日間で約16万人が訪れて、大変な賑わいを見せております。 南部の方では、お隣の八重瀬町が第7回やえせ
桜まつりを開催しております。
八重瀬城址跡で行われる
桜まつりは、当初500本の桜が植えられたそうですが、昨年の相次ぐ台風の襲来で400本になったということであります。その台風の影響で、今年はあまり花が咲かなかったそうであります。 しかしながら、南部の桜の名所として定着しております。
イベントは1日行われて、
沖縄民謡の
汗水節大会や地域の
伝統芸能、エイ
サーまつりも開催され、地元産の農産物や
加工物産展も催され、期間中約4,000人が訪れ、賑わいを見せております。 那覇市では、
与儀公園、
那覇さくら祭りが行われ、また漫湖公園で
漫湖桜まつりが開催されております。以上、各地域の
桜まつりをご紹介しましたけれども、どこの
桜まつりも県内外から多くの観光客や地元の方が花見に訪れて、大変な賑わいを見せており、
地域活性化に大きく貢献するものと思います。 ぜひ、南城市にも
桜まつりを開催してほしいと思うわけでありますが、各地域の
桜まつりをお聞きして、どういった感想をもたれたのか。
観光振興の観点から調整監に伺いたいと思います。
◎
総務企画部政策調整監(新屋勉) おはようございます。
城間松安議員の再質問にお答えします。
桜まつりについてなんですが、いま
城間議員が言っている各地の
桜まつりの効果というのは、
観光振興の面では、非常に大きな効果があると思います。 特に、本土の桜と違って、沖縄の桜は2週間程度咲きます。そういう意味では、咲く期間が長いということでも観光客の集客にも効果はあると思います。
産業建設部長が答弁したように、過去に
大里城址公園のところで植えられたことがあると。だけど、現時点では、ほとんど立ち枯れてないというような状況も聞いております。 そういう意味で、この地に合った桜がなぜいまないのか。そういうのも含めて検討する必要があると思います。 それから秋には、
全国ハーブサミットが行われます。ハーブにはいろんなものがありまして、例えば花の咲くハーブもあります。そういう意味で、南城市らしいそういうような
イベントができないかというのも含めて検討はすべきじゃないかと思っています。 それから南城市独自の取り組みとしては、
オープンガーデン、春と秋に開催しています。これは年間、約1万人程度が南城市を訪れております。そういう意味では、南城市らしい、南城市に合った、そういう祭りの開催も必要じゃないかと考えています。 この桜については、関係課含めて、その時期に咲くが花がないかどうかも含めて、検討していきたいと思っております。以上です。
◆6番(
城間松安議員) かつては、
大里城址公園に植えられていたということでありますけれども、立ち枯れをしたと。これは本当に管理不足ではないかと、私は思います。ちゃんと管理をしていれば八重瀬町でも育っております。
与儀公園でもやっています。漫湖公園でもやっています。十分いけると思いますので、ひとつご検討をお願いしたいと思います。
大里城址公園には、
屋外ステージも完成しており、
城址公園内を
桜まつり会場として利用すれば、ステージでの
イベント、民謡部会が開催しているかいさーれー大会、地元の
伝統芸能、そして
桜まつりコンテスト、
民謡ショー、琉舞等多彩なショーが繰り広げられ、観光客の誘客にも繋がると思います。事業するにあたっては、観光に資するという観点から
一括交付金の活用は十分可能だと私は思っております。
地域活性化に繋がる南城市
桜まつりをぜひご一考いただきたいと思いますが、最後に市長の見解を伺います。
◎市長(古謝景春)
城間議員の質問にお答えいたします。大変いいことだと思っております。地域のボランティアとしても、佐敷の上に上る手登根の道路についても、自分たちでやりたいということで、その申し入れがあって、どうぞご活用下さいという話もしたことがございます。 そういった
地域ぐるみで、花いっぱい運動を取り組むというのは大事なことでありまして、できれば、来年の植樹祭、まだ決まっておりませんから、場所が。この
大里公園で植樹祭をまたやって、桜を植えるというのもいいんじゃないかなと。これは命の森づくりも含めての話ですから、今回、今年も仲村渠区でやったようなことを植樹祭を公園にもっていって、桜を選定してやるということもまた一つの方法じゃないかと思っております。検討させていただきたいと思います。
◆6番(
城間松安議員) よろしくお願いいたします。本当に短期間で、これだけの15~16万人が訪れるということでありますので、相当魅力があると思います。ひとつよろしくお願いいたします。 続きまして、2点目の排水路の設置でありますが、この地主の方は、大変農業に対し、熱心な方でありまして、換地するときに排水路をつけてくれと要望したそうです。予算がないから、できないということで、予算が出たらやりますよという返事だったそうであります。 あれから30年近く経過しているわけで、本人にとりましては、大変思い悩んだそうであります。あまりにも雨水が集中するものですから、一時はターウムを植えたらどうかなということで植えたそうですが、あまりうまくいかず、今度は畑の下の方に溜め池を自分で掘って、雨水が集中しないように、あれこれ試したそうです。 溜め池の周りには、網で安全柵を施してあったんですが、それでも
子どもたちが池に落ちはしないかと心配で、結局、溜め池は今年埋めたんですね、そういった状況であります。 この方は、本来、
野菜づくりが本業でありますが、この農地では野菜が作れないということで、仕方なくさ
とうきび栽培を余儀なくされております。 長年にわたり、気苦労されたことは察しがつくかと思います。農業振興の観点からも、早急な排水の整備をお願いしたいと思います。
農業基盤整備促進事業の活用が可能かどうか、検討するとありましたけれども、ひとつ検討なされて、早急な対策をお願いしたいと思います。その点について、もう一回よろしくお願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。いま
城間議員からありましたとおり、現場は
土地改良区内ではあるんですけど、傾斜地になっておりまして、ご指摘のとおり、雨降りのたびに浸食され、自ら側溝を設置してあるので、その周辺はおっしゃるように洗掘されまして、畑するのに少し生産意欲が欠ける、そういう場所でありますので、何らかの形で、冒頭にもお話したとおり、市内のそういうほ場を全体的に、昨日も長嶺議員からお話がありましたとおり、ああいう箇所がたくさんあります。 そういうことで、そういう現場も把握しながら、そういう緊急的に施す必要のあるところから、何らかの予算を講じてやっていかなきゃならないと考えておりますので、とにかく新しい補助の事業があるかどうか、その辺を模索して、今後の対策を練っていきたいと思いますので、ご理解のほど、お願いいたします。
◆6番(
城間松安議員) よろしくお願いをいたします。その他に整備されていない箇所があと10カ所ぐらいあるんですよ。その方も、全長1キロぐらいになりますかね、よろしくお願いしたいと思います。以上で、
一般質問を終わります。
○議長(
照喜名智) 次の質問者、
国吉昌実議員。
◆15番(
国吉昌実議員) 皆さん、おはようございます。合併8年目を迎え、いよいよ合併10年を一区切りとすると、既に最終章に入ったわけであります。一つ一つの施策をしっかりと仕上げながら、次の10年に向けての助走となっていかなくてはなりません。 先だっての
玉城中学校2年生、城間さんの件でございますが、私もいろいろと感じた点がありましたので、申し上げたいと思います。結論から申し上げますと、私は南城市だからこそ、最悪の事態になる前に発見ができたのではないかと思っております。 もちろんそれは捜索に加わった皆さんの執念がなし得たものでありますが、その執念と粘りは、ある一面から言うと、まちの結束力、地域力、さらにはまちに対する誇りが生み出したものであると思っております。 発見されたとき、そこに居合わせた皆さんは、我が事のように涙されたと聞いております。それは発見のお知らせを聞いた方々も同じではなかったかと思うのであります。
まちづくりに対する自信と誇りは、確かなものとなって、市民の心に宿り、輝きを増しているものと思われます。 今回の一件が
まちづくりの方向性としては、間違いないとの答えを市民が出してくれたのではないかと強く感じた次第であります。 いずれにいたしましても、今回の件でご尽力いただいた皆様、本当にご苦労さまでございました。特に、
玉城中学校の
PTA会長で、議員であります比嘉直明さん、本当にご苦労さまでございました。私たち仲間の誇りであります。 それでは質問に入ります。大きな1点目として、
親子通園事業についてであります。この事業については、11月からの事業で、一歩を記したという面では、大変評価をしております。そこで事業の現状と、そして今後の取り組みについて、お伺いをしたいと思います。 大きな2点目、
観光振興の充実についてでございます。文化財としても観光の面からも根強い人気の全国名水百選に選ばれている
垣花ヒージャー周辺の整備の必要性を強く感じるが、それに対する当局の見解と、今後の方針を伺います。 (2)
観光振興を考える上で、
観光客誘致の施策を進める段階から、同時に
リピート観光地のナンバー1を目指し、そのための仕掛けを作っていくことは、大変重要なことと考えるが、当局の見解をお伺いいたします。 次に、大きな3番目でございます。
交通安全対策についてであります。(1)
稲嶺交差点の信号を時差式に変更できないか伺います。(2)ユインチホテル前の市道から県道137号線へと出る丁字路において、市道側の方に本来あるべき停止線や一時停止の標識もありません。本土からの宿泊客も多く、いろんな
イベントにも活用されており、早めの対応が必要と思いますが、見解をお伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。
◎
市民福祉部参事(新垣勝) おはようございます。では、
国吉議員の
親子通園事業について、お答えをいたします。
親子通園事業は、昨年11月に
大里農村環境改善センター内にて開園し、週に3日を原則として、指導員2人体制のもと、午前10時から12時まで行っています。対象者は、心身の発達の遅れがあると認められる児童と、その保護者であります。 事業の内容として、日常生活における基本動作や自由遊びなどを通して、集団生活への
適用訓練等を行っております。 今後は、
近隣市町村親子通園事業との連携を密にして、運営の充実化と段階的に施設の充実化も図ってまいりたいと思っております。以上です。
◎
総務企画部政策調整監(新屋勉)
国吉昌実議員の
観光振興の充実についての中で、1点目、
垣花ヒージャー周辺の整備の必要性についての見解と今後の方針についてお答えします。
垣花ヒージャーは、昔から地元の生活とともにある湧水ということで、近年まで飲料水、生活用水、農業用水として活用され、また
子どもたちの遊び場として、いまでも親しまれております。 天然の美しい川や泉を保全して、後世に伝えるという目的で推薦され、昭和60年に環境庁の全国名水百選にも選ばれております。 眼下には、遠くに久高島、コマカ島、アージ島、百名ビーチ等が広がり、海の眺めも絶景となっておりまして、市民をはじめ、多くの観光客が訪れております。
垣花ヒージャー周辺整備につきましては、平成14年から16年にかけて田園
空間整備事業により、遊歩道等の整備が行われており、
美化清掃等におきましては、垣花区が行っております。 今後の
垣花ヒージャー周辺の整備につきましては、観光を所管する立場としましては、観光客の
誘導案内標識の整備などが考えられますが、その他、どのような整備が可能か、関係課とも調整しながら、検討していきたいと考えております。 2点目に、
リピート観光地のナンバー1を目指すための
仕掛けづくりを作っていくことについて、お答えします。
リピート観光地を目指すための
仕掛けづくりにつきましては、南城市にある豊富な
観光資源をフルに活用し、南城市を訪れる多くの来訪者が南城市にある未知のものや、そこでしか味わえない料理をいただき、ワクワクする体験や地元の方々との交流によって、温かなおもてなしができる
仕組みづくりが大事ではないかと考えております。 今年、秋には
全国ハーブサミットが南城市で開催されます。南城市の豊富な
観光資源や魅力的な
観光体験プログラム、クレソンなどのハーブを活用した南城市の特産品等の開発などにより、魅力溢れる南城市を発信することでリピーターが増えていくものと考えております。以上です。
◎
市民福祉部長(
高江洲順達) 3番目の
交通安全対策について、お答えします。
稲嶺交差点の信号を時差式に変更できないかにつきましては、
与那原警察署の方へ確認を取りましたところ、平成24年9月に県警本部へ要請済みであり、現在、設置について検討しているところです。 2番目のユインチ前の市道の件でありますが、平成22年12月議会でも
国吉議員から質問があり、平成23年2月22日付けで、
与那原警察署に要請してありますが、現在、まだ対応されておりません。早急な設置が必要ですので、再度、要請してまいります。以上です。
◆15番(
国吉昌実議員) それでは、一つ一つ確認と、それから再質問をさせていただきたいと思います。 まず、はじめに
親子通園事業であります。まず、利用者の声からお届けをしたいと思いますが、知念から来ている方であります。この
親子通園事業に来るようになってから、自分の子どもがこの一日と、それから一週間の区別ができるようになってきたと。そして、先をみての行動も少しずつではあるが、できるようになってきたと。 それから何よりも仲間を大切にする仲間意識と言うんですかね、そういったものもかなり出てきたというふうなことで、大変感謝しておりました。 現在、先程もあったわけでありますけれども、利用組数が4組だと思うんです。そして月、水、金の10時から12時まで、指導員二人と。そういうふうな状況でやっているわけでありますが、改善センターの一画なんです。図書館のちょうど入口、向かいということで、私も行ってまいりました。 お母さんたちを含めると、
子どもたちも含め、それから指導員も含めると、10名になるんです。だから、思ったよりも相当狭いなというふうな印象がありました。かなりまたきつそうだったんです。その辺について、どういうふうにまず認識をされておられるか。先程の答弁で、常時、関係機関とも、関係町村ともまたいろいろと連携を取りながらやっていきたいというふうなお話でございましたけれども、そういった部分については、具体的に触れられておりませんでしたので、その点については、どういうふうな認識があるか、まずお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
◎
市民福祉部参事(新垣勝) お答えをいたします。
国吉議員のご指摘どおり、いま4組でもちょっと狭い、手狭かなという感じでは思ってはおります。 でも、施設的には近くに駐車場と手洗いがあって、内容的にはいまのところ支障はありません。 これから公共施設の空きがあれば、その情報を入手しまして、場所や内容を検討しまして、移転も検討していきたいと考えております。
◆15番(
国吉昌実議員) 非常に前向きな形で、空き公共施設が出てくれば、より広いところへ移転も検討していきたいということでありますので、これはぜひそういう機会を逃さないようにアンテナを張って、そういった形で進めていっていただきたいと思います。 それから、現在、利用されている方々は、大里から2組、知念から1組、玉城から1組ということで、現在、佐敷の方からはまだ入っておりません。 そういったことから考えると、やはり地域的に大里は端っこというふうな形になっておりますので、来にくいのかなと。距離的にも遠いのかなというふうにもちょっと感じたこともあります。 そういった面で、他のところにも、例えば佐敷辺りとか、知念辺りとか、その辺に開園していこうとか、そういったふうな考えがあるのかなと、その辺についてもお答えいただければ、お答えしていただきたいと思います。
◎
市民福祉部参事(新垣勝) お答えをいたします。
親子通園事業では、1園が大体10組を限度としておりますので、その10組を超えるようになれば、また他のところに2園とか、そういうニーズがあれば、そこの方も検討してまいりたいと思います。
◆15番(
国吉昌実議員) 1園で10組というふうなことで、それも聞いておりますけれども、ところがいまの場所だと、到底10組というのは、かなり厳しいかなと思っておりますので、そういった面も含めて、やはり受け入れるというふうな状況からすれば、そういう備えにはなっていないんです。 ですから、先程、答弁をいただきましたので、より広いところへ移るというふうなことも聞いておりますので、その辺は進めていっていただきたいと思いますが、もう一つは、きちっと周知をされているのかなと。
親子通園事業が始まっていますよというふうなことで通知をされているのか。 こういった気になる
子どもたちをどこで拾っているのか。その辺もちょっとお答えをいただきたいなと思っております。
子どもたちの約5%はいるというふうな、統計比較上というか、そういう形で出ているんですが、そういったことから考えれば、クラスに一人か、二人というふうな状況だと思うんですね、小学校においても。そういったことから考えると、あとで教育委員会の方にも少し部長にもお答えいただきたいと思いますが、早めにこういった子を
親子通園事業で支援して、こういった形で生活の訓練とか、そういったことをやっていくと、教育現場に小学校にあがっていって、この教育現場においてもかなりいいプラスになるのではないかなというふうに思っております。 その辺については、教育委員会の方としてもあとで答弁をちょっといただきたいと思いますが、先程の件から、まず周知の件、その辺に
市民福祉部参事、どうぞよろしくお願いいたします。
◎
市民福祉部参事(新垣勝) お答えをいたします。周知については、広報誌とかでやってはおります。そして、どういうふうに拾っているかと申しますと、こちらの方で、特に手を差し伸べているわけではありません。探しているわけではありません。というのも、発達障害というのは、やはり人に知られたくない障害なものですから、やはり親の方で気づいていると思いますので、そこら辺はそんなにこちらの方から積極的にはやってはおりません。
◆15番(
国吉昌実議員) 利用者の皆さんに聞きましたら、どこでその
親子通園事業がわかったかというのを聞いたら、キッズランドを利用しているときに、そういうふうなことが始まるらしいよと、こういうことがあるよというふうなことで聞いてきたというふうな状況だったんです。 その聞くところによると、このキッズランドがもう事業としては廃止されるというふうに何かちょっと伺ったんですけれども、そういった面で、この拾えるところは拾うこの機会、その辺の機会を作るということをぜひ検討していただきたいなという、これは一応要望しておきます。 先程の件で、教育委員会の方、ちょっとご答弁をいただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
◎教育部長(嶺井忍) おはようございます。それでは、
国吉議員の再々質問にお答えします。 まず、
親子通園事業がいま実施されていますけれども、それは気になる子と言いますと、発達障害の可能性がある子をいまやっているということですけれども、それについては、健康課、保育所等の保健師、また、あるいは児童家庭課、また幼稚園、小学校等でそういう共通認識して、またスムーズに幼稚園、あるいは小中学校に行くように、その対策等も考えたいと思います。以上です。
○議長(
照喜名智) 休憩します。 (休憩 10時44分) (再開 10時45分) 再開します。
◎教育部長(嶺井忍) お答えします。この通園事業は、これまでの実績等も踏まえて、学校現場でも十分効果があると思います。以上です。
◆15番(
国吉昌実議員) 何となくわかりましたので、よしとします。そういうふうに学校現場においても、この
親子通園事業の成果が本当にあがってくると、それは大変なプラスになっていくと思います。 そこで参事の方からも答弁をいただいておりますけれども、運営の充実というふうなことで、先程、答弁をいただきました。そういう中で、いろいろと運営ということについては様々な要素があるんですが、その中でも利用者の人たちの話を聞き、そしてこの指導員の話を聞くと、やはり専門家の派遣を月に1回、もしくは週にいっぺんでもいいです。そういう中でできないかと。これはどういう専門家がいいかというと、順番的にいうと、一番必要なのは言語聴覚士だそうです。そして、その次に心理士、そしてその次に作業療法士というふうな順番でできれば、この派遣をしていただけたら大変有り難いと、そういうふうなことを言っておりました。 その辺で、ぜひ検討をしていただきたいと思いますが、その辺についてご答弁いただけたら、よろしくお願いします。
◎
市民福祉部参事(新垣勝) お答えします。内容の充実化の方にもこれから力を入れていく予定をしておりまして、まずは指導員のスキルアップ、研修等を行ってスキルアップを目指していきたいと思います。 それから
国吉議員も言われたように、心理士、作業療法士との情報交換、そして指導方法があれば、その助言を受けていくとか、そういう方法も取らせていただきたいと考えています。 それから沖縄県発達障害者支援センターというのがありますので、そこからの指導助言、そして指導方法等の相談も受けていく考えをしております。以上です。
◆15番(
国吉昌実議員) その点は非常に大事なところだと思いますので、ぜひいろいろと話を聞き、それから発達障害者支援センター、そことも連携を取っていただいて、より中身の充実したものにもっていけるよう、ご検討をよろしくお願いしたいと思います。 そこで、市長の方にお伺いをしますが、施政方針の中でも、この
親子通園事業については、充実強化ということでの決意が述べられております。 ただいまのいろいろのやり取りを聞いて、今後の方針、それからまた決意等がありましたら、ぜひお伺いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎市長(古謝景春)
国吉議員の質問にお答えをいたします。こういう障害を抱えた家庭というのは、大変な難儀を強いられるような状況でありますが、これはしっかり行政でサポートをしながら、親子、一緒になって、その子どもを自立できるような
仕組みづくりを作っていくということが大事だと思っております。いろんな専門家とも連携をしながら、育てやすい環境を作ってまいりたいと思っております。
◆15番(
国吉昌実議員) どうも有難うございます。次に、
観光振興の充実という大きな項目にいきたいと思いますが、名水百選の
垣花ヒージャーの件であります。その件については、整備の必要性というふうなことで、私お伺いしたところ、必要性は感じているというふうなことでいただきましたので、よろしくお願いをしたいと思います。 今後の方針については、若干、どういう整備が必要なのかというところが、まだ明確になっていないなというふうな気がしました。そこで、もちろんこの事業をもし始めるとした場合には、地元区の合意形成が必要だなというふうに思っております。 ですけど、個人的にいろんな人たちから要望等を聞いていると、ぱーっと言いますと、1点目に看板の立て直しです。垣花の上の部落の方から下りていくとき、看板の立て直し、それから駐車場がまず必要だと。そしてトイレが必要です。いま民間のお宅を利用させていただいているようです。これはトイレがまず必要だと。 それから4点目には、手摺りの設置、下るときに特に雨降りの時期は滑りやすくなっております。ここは大変危険だと思っております。地元の高齢者の方々ももう下りられないというふうな状況でありますので、この手摺りの設置が必要ではないかなというふうに思っております。 それから5点目に、簡易水道の送水管が、このちょうど石畳の上からも通っているんです。その辺のちょっと収め方というか、整頓と言いますか、その辺がまず必要かなと思っております。 それからウマアミシガー、ちょっと広いところがありますが、この下の方からウマアミシガーの下方の石畳がなくなっております。この辺の修繕です。それからイキガンガー、この上の方からウマアミシガーへ、ちょっとうかうかすると落下してしまうんじゃないかなというのがありますので、その落下を防止するための何か施策が必要かなと思っております。 それから8点目には、国道から上がる道の整備です。ここは水が全部削って、とても歩けるような状況にはなっておりません。この辺の整備が必要かなと。 ところが、この国道の入口の方には、看板は
垣花ヒージャーということで、ものすごい立派なものが掲げられているんです。バスで
子どもたちも幼稚園とか、この保育園の
子どもたちも、ここまで来て、そこからあがっていって、そしてまたバスは上の方に回っていって、迎えているというふうな状況なので、そういう意味では、もう鬱蒼としていますし、大変危険なところでもあるのかなというふうに思っております。 それから国道側にせっかくセメントで作ったトイが、水の出てくるところがあるんですが、それから水が出てないんです。これはやはり国道から上がる側のこの道の通路の整備をすると共に、この水の流れをどこかで遮断されておりますので、この辺をきちっとやれば、水が出てくるのかなというふうに思っております。 そして、仲村渠側の方から入るということを想定した場合に側溝があるんですが、それがグレーチングというか、この蓋がないために、車のすれ違いがなかなか厳しいというふうなことで、その辺もぜひご検討をいただきたいなというふうに思っております。 その件について、教育委員会に関連するところもありますし、それから産業建設部に関係するところもありますし、それぞれいまの聞いた中で出来そうだ、こういう事業が使えるのではないかというふうなのがありましたら、ぜひ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◎教育部長(嶺井忍) お答えします。
垣花ヒージャーの一応案内板とか、説明板についてでございます。教育委員会文化課の方で、今年度から
一括交付金を活用しまして、集落文化遺産サイン整備事業というのを導入します。 今年度は委託して、全字のそういう拝所、あるいはカー、井戸等、文化遺産の実態調査等、また案内板等を調査しまして、そしてまた必要に応じて誘導案内板、あるいは説明板等を整備していこうと考えられます。以上です。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 私の方からは、農林関係の事業について答弁します。
垣花ヒージャー周辺に関連する施設整備については、平成16年から平成17年度にかけて農林省所管である田園
空間整備事業によりまして、約138メートルの歩行者専用遊歩道が整備されております。
垣花ヒージャーの石畳進入路の現状につきましては、いまご指摘がありましたように、勾配もきつく滑りやすく、危険な状況であります。滑り対策として手摺り等の必要性を感じております。 しかしながら、過去に田園
空間整備事業として採択、完了している地区であることから、今後の農林関係事業における同地区での補助事業の採択については厳しいものもあります。 いま
国吉議員からありましたように、相当の課題があります。それについては、地元の区長さんと調整しながら、何らかの形でその補助事業がないかどうか、その辺もまた模索していきたいと思っております。
◆15番(
国吉昌実議員) 具体的に通告に書けばよかったんでしょうけれども、そういったふうな課題があるというふうなことを先程、私、述べさせていただきましたので、それを見ながら、あとで区の方とも合意形成、いろんな形で話し合いを持っていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 いずれにしても大変根強い人気のあるところであります。夏になりますと、夏というか、5月、6月になりますと、ホタルが夜はものすごい飛び交うんです。非常に幻想的な風景にもなりますし、そういった意味では大事にしたいところかなと。何と言っても全国名水百選ということでございますので、観光客もいっぱい来ておりますので、あえて
上下水道部長にはお聞きしませんけれども、そういった中で、ぜひしっかりと進めていっていただきたいなというふうに思います。 それから次に進みます。先程の文化遺産サイン整備事業、教育委員会の方の
一括交付金の件でありますけれども、文化課の方、これはぜひ活用されて、整備をしていただきたい。 それから観光交流サイン事業ということで、観光課がありますので、その辺ももしこういった形で使えるのがあれば使っていただきたいなというふうに思っております。 すみません、次にいきます。
リピート観光地のナンバー1を目指してというふうなことで、先程、縷々答弁をいただきました。大変ワクワクする体験や、それから地元の方々との濃密な人的交流によってというふうなことで、温かなおもてなしができる仕組みを作ることが、ある意味、リピーターになってくるというふうな話だと思います。 それから豊富な
観光資源や魅力的な
観光体験プログラム、ハーブを活用した南城市の特産品の開発などにより、魅力溢れる南城市を発信することでリピーターが増えていくものと考えているというふうな、確かにそのとおりなんです。 観光の質を上げる、観光のおもてなしのホスピタリティーをしっかりやっていく、そのことが南城市を忘れられないというふうな状況になってくるわけですから、また次回も行きたいなと、訪れてみたいなと、そういうふうに気になるのも当然でありますが、私の言うのは、この仕掛けというのはあれです。直接的に訴える方法、そのことがないかなというふうに考えているわけであります。 大変、勿体ないんですね、こういう短期間の中で、地域資源を開発したのは、他に類はないんじゃないかなというふうに思っております。言ってみれば、1点目に南城市はがんじゅう駅を中心とした体験交流観光があります。2点目には、ユインチを中心とした癒し、統合医療などで集約されるウェルネス事業があります。3点目には、玉泉洞、ガンガラーの谷、世界遺産セーファを中心としたメジャーな観光があります。4点目には、音楽、文化を中心とした半島in芸術祭、そして各種の文化、音楽
イベントがあります。5番目に、文化財を中心としたグスク巡りがあります。それから市のあちらこちらに点在するカフェ巡り、7点目に花、緑を意識した
オープンガーデン、若者の輝きが爆発するハイサイ、青年フェスタ、南城まつり、9点目に南城市全体の魅力を発信する民泊事業、10点目にスポーツを中心とした尚巴志マラソン、エコスピリットライドエンドウォーク、そして各種のウォーキング大会、11、いままでのすべてに魂を吹き込むように、なんじぃをリーダーに進めるハートプロジェクト事業ということで、実に他市というか、再々いろんな網羅されている観光の地域資源があるわけです。これだけ短期間のうちに開発されたというのは、もうほとんどないんじゃないかなというふうに思っております。 そういったものがあるからこそ、直接的に何かこのリピーターとして、また行きたいというふうに思わせるような、そういったものがないかなというふうなことを思っているわけでありますが、その辺について何か、今後こういうふうにやってみたいなというのがありましたら、ぜひご答弁いただきたいなというふうに思っております。
◎
総務企画部政策調整監(新屋勉)
国吉議員の再質問にお答えします。リピート観光の
仕掛けづくりということなんですが、
国吉議員からもありました、先程の各種
イベント、それからハートプロジェクトとか、いろんなことをやっております。 そのようなものをうまく組み合わせて、リピーターに繋がるようなものを取り組んでいきたいと考えているんですが、今年度は
一括交付金を活用して、元気を取り戻す旅ということで、南城ツーリズム事業があります。 これについては、各大きな職場で、メンタルヘルスと言うんですかね、そういうような企業の職員を元気にするようなものがいま課題になっております。そういうものを南城市で取り組むということが、今回、
一括交付金で事業を実施するんですが、そのようなものは南城市でしかできないというのがあると思います。 そういうような南城市らしい取り組みをして、リピート観光に繋がるような取り組みを進めていきたいと考えております。以上です。
○議長(
照喜名智) 残り1分です。
◆15番(
国吉昌実議員) 有難うございます。私もないジンブンを捻り出して一応考えてまいりました。聞いて下さい。1点目に、先程も桜の話がありましたけれども、記念の植樹ができないかと。観光客がそれを植えることによって、次のまた成長を楽しみにしているわけですから、来れるんじゃないかと。 それから銘板の貼り付け、自分の思い出の言葉を書いて貼り付けていく、そして古酒づくり、これができないかどうか。そして南城市の観光を終えて、1年後、もしくは2年後の誕生日に届く記念写真付きのハガキをこの人に送る、この仕組みを作ることによって、南城市に行かんといけんなという、そういうふうな思いが出てくるのではないかなというふうに思っております。 いまからこの仕掛けをしっかり作っていくということが大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
照喜名智) 休憩します。 (休憩 11時04分) (再開 11時20分) 再開します。 引き続き、
一般質問を行います。次の質問者、吉田潤議員。
◆8番(吉田潤議員) ハイサイ、チューヤ、チヌートゥカワティ、イー、ウヮーチチナトーイビーシガ、グスーヨー、チャーガンジュウシ、アッチミセーガヤー。ゆまぢり会派の吉田潤でございます。 今回、3月議会を最後に定年なされる部長の皆さん、そして職員の皆さん、長い間ご苦労さまでした。特に、合併時におかれましては、大変なご苦労があったかと思いますが、公務員職の使命感のもと、南城市発展にご尽力なされたことに対し、敬意を表したいと思います。今後とも南城市発展のためにご尽力を期待申し上げます。 さて、25年度の施政方針でありますが、3つの基本理念のもと、7つの政策において南城市の
まちづくりの施策や思いが感じられます。新規事業や継続事業においての予算に関しても評価できる内容だと思っています。 各種団体の活動支援において、老人会の文言がなかったのには、配慮がほしかったと。特に、今回は助成金に対し、議会に陳情がある故に感じました。そして8月10日の南城市民平和の日、平和祈念事業の内容を示して良かったかなと思いました。 それでは、通告してありました
一般質問を行いたいと思います。まず、1点目でございますが、都市公園の管理体制について、お伺いいたします。1点目、公園に設置されている遊具等の業務点検について伺います。2点目、今後、遊具等の修繕や改修などを行う計画があるか伺います。 3つ目に、今回、都市公園の条例の改正がありますが、既存の公園で合致している箇所は何カ所あるか、お伺いいたします。4つ目に、特定公園施設の条例に合致しているのは、何カ所か伺います。 大きい2点目に、観光の振興策について伺います。
一括交付金事業で
観光振興策に重点を置くべき課題だと考えるが、今後の計画について2点ほど伺います。 1点目に整備計画において、推進協議会の設置の考えがあるかお伺いいたします。2点目に具志堅ウージ洞穴及び参道の整備計画があるかお伺いいたします。 最後の3点目でございますが、電波障害について伺います。1点目、FMなんじょうが開局いたしましたが、難視聴地域があると思われますが、把握しているのであれば、お伺いいたします。2点目に、今後の難視地域対策について伺います。あとは、自席で行います。よろしくお願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 私の方から1点目の都市公園の管理体制について、お答えします。まず、1番目の公園遊具の点検については毎年、点検調査業務を委託し、安全点検を行っております。 2点目に、遊具の改修については、現時点では計画はありませんが、保守可能な遊具は予算の範囲内において補修を行い、公園の安全確保に努めております。 3点目、4点目は関連しますので、一括でお答えします。南城市で整備した都市公園につきましては、11カ所ありまして、そのうち9カ所が今回の条例に関連いたします。 公園名は、新開公園、そして冨祖崎公園、屋比久児童公園、つきしろ児童公園、大里内原公園、それから新開児童公園、津波古児童公園、馬天児童公園、
大里城址公園であります。また、新開の都市緑地公園、冨祖崎緑地公園については、対象外であります。 他の公園についても改修が必要となった場合は、その基準に準じて整備が必要と思います。また、国の整備基準は、平成18年に法律化されたことから、南城市の都市公園はそれ以前の整備、それ以前に整備された施設で、一部基準に適合していない箇所もございますが、しかしこの整備基準は今後、新たに都市公園を整備する際の基準となります。以上でございます。
◎教育部長(嶺井忍) それでは、2番目の
一括交付金絡み観光施設について、お答えします。 1点目の整備計画の推進協議会の設置の考えがあるかについてでありますけれども、文化行政の立場からは、糸数城跡、玉城城跡、知念城跡など、個別の城跡の整備委員会がありますので、それに基づいていま整備は進められております。 ただし、それ以外の推進協議会の設置については、特に考えておりません。 次の2点目、具志堅ウージ洞穴及び参道の整備計画についてでありますけれども、旧知念村時代の知念城跡周辺整備基本構想では、参道の整備等が記されておりますが、史跡指定地域外ということもあり、その後の具体的な整備計画はございません。しかし、今後学術的な調査も含めて検討してまいりたいと思います。以上です。
◎
総務企画部政策調整監(新屋勉) 吉田潤議員の電波障害についての中で、FMなんじょうの難視聴地域の把握について、お答えします。FMなんじょうの難視聴地域の把握については、一昨年実施した伝搬調査により、市内の東南部地域において聴取困難地域が発生することはある程度予測をしておりました。 しかしながら、開局にあたっては、総務省より送信アンテナの方向等について細かな指示があり、一昨年の伝搬調査を行った条件とは異なることから、2月28日の開局から公用車備え付けのラジオを使い、市内70自治会公民館を中心に調査を実施いたしました。 その結果、予測していた市の東南部地区(志喜屋、具志堅、山里、知念、吉富、久手堅、安座真、知名、新原)において聴取困難であることを確認しております。 また、当初予測をしていなかった大里グリーンタウン周辺につきましては、聴取困難地域であることが判明しております。 2点目、今後の聴取困難地域の対策について、お答えします。今後の聴取困難地域対策については、市民への公正・公平な電波受信環境の提供はもちろんのこと、特に東南部地域に関しましては、海岸線に面しており、津波等の避難情報提供や停電時の情報提供ツールであることから、聴取困難地域対策は早急に取り組む必要があると認識をしております。 対策にあたっては、専門業者による聴取困難地域の特定を行い、補完方法について早急に検討し、より多くの市民に電波をお届けできるよう、早期の整備を行っていきたいと考えております。 しかしながら、コミュニティFMは送信出力が弱いため、聴取可能地域においても住居の高層化や地形等の理由で場所によっては聴取できない場合があります。そのため、災害時情報格差が生ずるため、地域に密着した情報を放送することを使命とするコミュニティFM局にとっては致命傷となりますので、その解消を目的にFMなんじょうでは、近々サイマルラジオへの参加を予定しておりますので、聴取できない地域においては、サイマルラジオによる聴取をお願いしたいと考えております。 なお、サイマルラジオというのは、コミュニティFMの自主制作番組をネット配信するサイトであります。パソコンやスマートフォン等でラジオを聴くことができると、これをサイマルラジオと呼んでおります。以上です。
◆8番(吉田潤議員) 再質問を行っていきたいと思っています。再質問は、順を追ってまいりますので、よろしくお願いいたします。これは平成22年度に国土交通省が都市公園について調査した報告書でありますので、それに準じながら再質問をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 国土交通省の都市公園における遊具の安全管理に関する調査、平成22年度の集計概要によると、都市公園及びその他の公園において設置されている遊具の総数は、45万8,832基で、前回、平成19年度よりは5%増となった。 調査でもわかるように、遊具は年々増加傾向にあると思われます。公園管理者が実施する遊具の点検状況については、日常点検は平均で月に3.8回、定期点検は平均で年2.1回であるが、南城市においての点検状況を把握しているのであれば、お伺いいたします。 また、平成22年の1年間に公園管理者が実施した遊具の点検の結果、修理、撤去等の安全確保措置が必要となった道具は、全遊具の8.6%にあたる3万9,720基であったと報告されています。この件に関して把握しているのであれば、お伺いいたします。 そして遊具の設置経過年数は、設置後、20年以上経過している遊具が21万3,295基あり、遊具全体の46.5%を占めている。南城市において20年以上の遊具の把握があれば、伺います。 今後の対応として、国土交通省においては、遊具の老朽化対策や安全点検への対応に係る強化を図る目的として、平成20年8月に都市公園における遊具の安全確保に関する指針を改定し、公園管理者である地方公共団体に通知すると、都市公園における遊び場の安全性を高めるための取り組みを進めているところです。 また、平成21年度より都市公園安心対策緊急総合支援事業を創出し、各地方公共団体で実施される老朽化した遊具の更新等を促進し、安全対策の一層の促進を図っています。 今後も各公園管理者が、公園の遊具を適切に設置、管理することにより、都市公園が子どもにとって楽しく安全に遊べる場として利用されるよう、引き続き指針の周知徹底と各公園管理者が行う遊具の安全、安心対策に対する支援に努めてまいりますとありますが、これに関して所見があれば、お伺いいたします。以上、3点ご答弁お願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。定時の点検については、年一度程度しかやっておりません。改修箇所については、いま資料を持ち合わせておりませんので、あとでまたなんらかの機会に報告したいと思います。 3点目の20年経年になった遊具等の把握についても、これもいま資料を持ち合わせておりませんので、その辺でまた20年経過したかどうか、その辺の調査もやっているかどうかも、いまそういう資料を持ち合わせておりませんので、ご理解をお願いしたいと思います。 それでいま都市公園が先程言いました9カ所、それ以外の農村公園とか、その港湾緑地等を含めると、市内に56カ所、計、約、小さな公園を含めると60、70になると思います。それで、遊具についても社会福祉協議会の民生児童委員の皆さんが年一度、そういう遊具の点検も実施して、それで市当局に改善要望もございます。 ただしかし、4町村でこれまで相当数の遊具が整備されておりまして、それで現状を申しますと、大多数がそういう塩害で劣化したり、そういう損傷状況、とにかく使用に対しても著しい遊具が結構あります。 そういうことで、財源的なそういう理由もございまして、使用されてない危険な遊具についてはトラロープ等で、そういう対策も講じておりますが、今後においては、市でもやはり適正なそういう管理体制、整っていくふしはございますので、適正管理計画と言いましょうか、年次そういう計画書を立てて、年次的に改修補修する必要があると考えております。以上です。
◆8番(吉田潤議員) 国土交通省によりますと、平成21年度より都市公園安全安心対策緊急総合支援事業を創設というのがあるんですが、そういうことに関しては市としては把握をなさっていますか。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。その事業に合致するかどうか、また後で検討したいと思います。ほとんどこれまで各地区の使えない遊具については、
子どもたちに危険を及ぼすからということで、あまり使っていない遊具については、撤去をお願いしたりしております。 それで今回の国土交通省関係にほとんど軽微な錆びとか、そういう腐食のあれですから、その事業に該当するかどうかは、またあとでその補助事業のメニューを確認したいと思います。
◆8番(吉田潤議員) その点は、よろしくお願いいたします。それと先程、部長は点検業務は年に1回か、2回というお話がありましたが、この報告書によると、月に2~3回程度、年に1~2回はやっているという報告があるんですが、今後、南城市において、前向きに検討するということのご答弁をお願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 係による日常のパトロールはやってございます。それにきちんとしたいま国土庁が示されている、そういう詳細なそういうことはやってないということで、日常は係が適時パトロールで確認しております。
◆8番(吉田潤議員) 日常は、職員が巡回しながら点検しているということで理解をしています。そういう中で、南城市において公園の条例等は設けてありますか。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。先程の国土交通省関係で予算に整備されたものについては、南城市都市公園条例が制定されております。 それで、その他のありました農林省関係での農村広場についても条例があります。そのまた農村公園等の管理等については、この南城市都市公園条例、それを管理、準ずるということで謳われております。
◆8番(吉田潤議員) この条例の中で管理業務とか、そういう維持管理等の条例も謳われているのか。再度、お願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) いまその都市公園条例の条文の本文は、いま手元に持っておりませんが、管理について詳細に規定されていると思います。
◆8番(吉田潤議員) あとで資料を提出できれば、部長お願いいたします。
○議長(
照喜名智) 休憩します。 (休憩 11時45分) (再開 11時46分) 再開します。
◆8番(吉田潤議員) 確かに、こういう公園というのは、あるがゆえに
子どもたちが公園に遊びに来ます。そういう中で、どうしても安全で安心であるということが最低条件でございますので、できるのであれば、今後、予算等が確保できるのであれば、南城市一帯、管理させる、そういう指定管理等も僕は今後検討する余地があると思いますが、それに関して市長の所見があれば、お伺いいたします。 今後、こういう公園を指定管理させる余地があると思うんですが、検討する、そういう所見。
◎市長(古謝景春) お答えをいたします。指定管理制度というのは、管理によって果実を生み出すようなことがなければ、なかなか難しいんです。いわゆる公の施設というのは、やはり不特定多数の市民が無料で利用する施設については収入がないものですから、結局、指定管理というのはなかなか難しいというような状況になろうかと思っております。 いまも無料ですから、草刈りしたり、それくらいの管理運営費しかかかってないものですから、それをまた委託するというのは、また他に財源を講じなければいけないということになるわけでありますから、使用料とか、そういうものが生み出すような、いわゆる大里城跡のいまのパークゴルフ、ああいったものがあれば、そういう収益に見合って委託をするというようなことで考えておりますが、全体的にはそういう地域というのはないわけでありますから、いまのところは検討はしていないということでございます。
◆8番(吉田潤議員) 将来の
子どもたちのためでありますので、どうか良い方法でご検討をお願いしたいと思っています。 次に観光の施策について、再度質問いたします。今後、南城市において
観光振興策を考えた場合、
一括交付金事業が導入されている間に、各地域の史跡や名所等を整備し、観光客を誘致する必要があるが、諮問機関を置き、検討する価値はあると思うが、再度お伺いいたします。 また、具志堅ウージ洞穴は鹿の骨が発掘された場所として考古学的にも評価されているとお聞きしております。整備をして、観光名所にする価値はあると思いますが、再度お伺いいたします。 また、参道に関しては、旧知念村時代からの要望でもあり、要請等も行ってきたとお伺いいたしております。検討する余地はあると思いますが、再度お伺いいたします。3つの点にご答弁よろしくお願いいたします。
◎市長(古謝景春) お答えをいたします。史跡、観光地としての活用については、今後、その魅力を発信するために掘り起こしていかなければいけないと思っております。 久手堅の当真川から斎場御嶽の参道もいま整備するということで計画しておりますが、そういう形で各地域の参道の復元とか、それを保全しながら人が通れるようなことをするというのは、今後、むしろ南城市の魅力ある文化資源を掘り起こすためには、大変貴重な行為ではなかろうかと思っております。 よくいろんなカミンチュが言うんですが、南城市はハダカユーの生活の跡があるんだよと言う方がいらっしゃいます。それは洞窟、もう少し考古学的にも発掘をして、その生活形態を調べていくことによって、昔の活動状況がわかってくるんじゃないかという大変考古学的にも価値がある洞窟ではなかろうかと思っております。 そういったものも
観光資源として活用していくということは大事な視点でありますし、またウージ洞穴のこれまでの住んだ、食事後の部分も発見されておりますから、そういったことも含めて、参道の整備については、一体的にこれから考えていかなければいけない課題だと思っております。 ただ、地権者が結構おりますので、その部分の了解も得なければいけないし、地域としてのまた裏口グヮーでございますから、向こうは。人があまり入らない場所での参道というのも、またどういう形でやるかということも含めて、地域の理解も得ながら議論をしていくことというのは、やはり必要ではあると思っております。 教育委員会の中で、また各自治体の区長さん方も含めて、どう今後、検討するかというのは話し合いが必要だと思っております。
○議長(
照喜名智) 先程の質問の推進協議会というのは、観光関連全体の推進協議会という意味ですか。再質問でやりますか。
◆8番(吉田潤議員) 市長、そういう方向でぜひとももっていってほしいと思っています。私がこういう観光推進協議会等を諮問機関として置いてほしいという希望は、いま南城市において
一括交付金事業で、あと9年ですか、今年度含めて、その間に南城市に眠っている
観光資源を整備してもらって、そういう中でいま各いろんな部局に跨ると思うんですが、そういう中でできるのであれば、こういう諮問機関を置いて、どこどこの地域を整備してほしいというふうに取り上げていって、そういったこういう諮問機関を置いてほしいということなんですよ。それに対して調整監、答弁をお願いします。市長でもいいですよ。
◎市長(古謝景春) お答えをいたします。皆様ご承知のように、南城市はいまやるべきことが相当あるんです。それさえ皆さんの満足を得るようなことができないときに、また諮問機関作って仕事を増やして、また、それもできないということになると迷惑をかけますから、そういうことではなくて、いま計画している分をしっかり一つずつこなしながら、そして地域からあがってきたことを、また我々、教育委員会、そして文化課もございますから、そういった中で意見を取り入れながら、どこを優先にやっていくかということを振り分けはやっていきたいと思っております。 いますぐ
観光振興の委員会を作っても、いまの部分でも対応できないぐらいの大きな事業がございますから、ぜひその点は議会議員の提言なり、そして地域の実情を踏まえながら、それを優先するかというのをしっかり内部で議論をしながらやっていきたいと思いますので、その点はひとつご理解をしていただきたいと思っております。
◆8番(吉田潤議員) そういうことであれば、今後またお互いの地域と連携しながら、こういうご意見があるということをまた行政側に提言するなりやっていきたいと思います。 次に、電波障害についての再質問をいたします。地域情報の伝達手段の多様化、
地域活性化、災害、防災情報の情報発信を目的に平成24年度多額の公金を使い、コミュニティFM放送の設備を行い、2月にFMなんじょうが開局しましたが、予想以上に難視聴地域があり、多くの市民の公正公平から見ても不平等が生じていると思われますが、早急な対策が必要と思われますが、今後の対策についてお伺いをいたします。
◎
総務企画部政策調整監(新屋勉) 吉田潤議員の再質問にお答えします。東南部地域における整備方法としましては、久高島から東南部地区向けに電波を送信することで、概ね解消されると考えております。整備にあたっては、糸数送信所の電波と緩衝しないよう慎重な調整が必要となります。 大里グリーンタウンの周辺の整備方法につきましては、アンテナの向きの調整や送信出力を上げるなどの方法が考えられますが、総務省の許認可の問題や向きを変えることで、他地域への影響が出ないかなどの調整が必要となりますので、他の補完方法も含め、検討してまいりたいと思っております。以上です。
◆8番(吉田潤議員) それに関しては、ぜひとも早急に、こういう調査等を行い、できれば6月補正にでも計上して、早急に整備をしてもらいたいと思いますが、再度答弁をお願いします。
◎
総務企画部政策調整監(新屋勉) 再々質問にお答えします。これの実施の時期なんですが、予算要求につきましては、早めに調査を行いまして、6月に向けて調査を進めて、間に合わすように努力をしていきたいと考えております。以上です。
◆8番(吉田潤議員) 市民のこういう情報源でありますので、ぜひとも前向きの検討をお願いいたします。これで私の
一般質問を終わります。
○議長(
照喜名智) 休憩します。 (休憩 11時59分) (再開 13時30分) 再開します。 午前に引き続き、
一般質問を続けます。次の質問者、
瀬底正真議員。
◆12番(
瀬底正真議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。瀬底正真です。
一般質問に入る前に、皆さんご承知の女性寿命が1位から転落、誠に残念なことです。健康で長寿を伸ばすためには、ストレスを溜めない、運動をする、食事に気をつける、検診チェックとなってくるのではないでしょうか。 ストレスレス、いまの時代、難しいかもしれませんが、趣味を見つけ、楽しい時間を作る。気の合う仲間と模合をする。そして運動は手軽なウォーキングがおすすめです。一日の歩数ベースラインは、男性が8,202歩、女性が7,282歩と言われております。この歩数を目安に背筋を伸ばし、腕を振って歩きましょう。 食事は、野菜を多く摂り、高カロリー食をなるべく避け、ゆっくりとよく噛んで、腹八分目に抑え、穏やかな気持ちで食しましょう。 そして検診の結果を見て、一喜一憂するだけではなく、医師の指導のもと、改善すべきは早めに対処するということを意識し、実行すれば、自ずから健康になると思います。まずは、我々から実行しましょう。いつするか、いまでしょうということで、最終回の健康一口メモでございました。皆さん、これまでお付き合い、本当に有難うございました。 それでは、先に通告をいたしました1点目です。津波古区国道331号に花壇とコミュニティ広場を設置する要請についてです。 去る1月10日、津波古区において国道331号の歩道拡幅整備工事に伴い、花壇(植栽帯)並びにコミュニティ広場の設置の要請をし、津波古区の
まちづくりのシンボルとして位置付けることを評議員会で決定しました。 そこで、津波古区より市当局に対し、要請があったかと思いますが、以下の点を伺います。まず1つ目、津波古区から市当局に要請があったか。そして、市は関係機関、南部国道事務所へ要請したのか。その際の回答はどうだったか。 次に、津波古区公民館入口から琉銀前交差点については、交渉が難航していると去る12月議会で同僚議員への答弁だったが、現段階での状況はどうなのか。 次に、花壇・コミュニティ広場の設置に対し、市として支援策もあるのか伺います。 そして次です。新開田原線の道路整備についてです。大里へ繋がる新開田原線は、補助幹線道路重点整備箇所に位置付けされているようです。馬天小学校への通学路として、また津波等の自然災害時の高台避難ルートとして、早急な整備が望まれていますが、以下の点について伺います。1つ目、国道331号道路整備と同時に実施するのか。2つ目、大雨のたびに氾濫しているカイヤン前からほっともっと前までのボックス横断側溝の改良工事も実施するのか、伺います。 3つ目、この幹線は現在、新開第一団地前までの道路なのですが、さらに兼久、築島、シュガーホール、仲伊保方面へ繋げることで、より利用価値のある道路になると思いますが、市としてどのように考えますか、伺います。よろしくお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) こんにちは。
瀬底正真議員の1番目、津波古国道331号に花壇とコミュニティ広場を設置する要請についてでございます。 津波古区から要請については、1月にございました。そして市から南部国道事務所へ事前に協議を行った上、正式な公文書でもって要請を行っております。その際の回答については、道路の整備に伴う用地内においての設置は不可能ということであります。 道路の拡張整備に伴い、道路線形が変わることにより、箇所において旧道の残地部分が生じてきます。その残地部分についてのみ津波古区との管理協議等により、花壇の設置や植樹桝の設置については、可能であるとの回答でありました。 また、歩道部分の用地、歩道、幅3.5メートル整備については、あくまでも歩道専用であり、施設を設置することは、花壇等を設置することはできないとのことであります。 たぶんこの件については、歩道、自転車等も走れるように、そういう歩道と兼用という話は聞いております。 2点目の津波古交差点改良事業については、12月議会の答弁において用地交渉の難航により、当初24年度の完了から25年度への繰越を行うとのことでしが、その後、南部国道事務所との調整を行ったところ、琉銀の隣にあるアパートの屋上に携帯電話のアンテナが設置されているため、移設の調整を行ったところ、移設に要する期間が2年程度、要するとのことで、さらに工期が延びて平成27年度の完了予定とのことを受けております。 3点目の市の支援策として考えられるのは、現在、
まちづくり推進課で進めております各自治体やボランティアなどをはじめとする市民活動団体から提案事業を応募する上がり太陽プランという事業の活用も考えられます。 その事業の補助金については、花木の苗の購入や維持管理用の機具の購入などに充てることができますので、ぜひ津波古区も応募いただき、地域の植栽ボランティアの拡大や地域の活性化が図られ良い
まちづくりができるものだと思います。 次に新開田原線の道路整備についてでございます。まず1点目、国道331号道路整備と同時に実施するのかについてでございますが、新開田原線については、平成25年度新規採択に向け、県道路管理課とヒアリングを重ねてまいりました。採択された場合、25年度において測量設計及び用地測量を予定しております。 25年度に道路法線を決定いたしますので、26年度以降に同時着手を行えるよう、国道事務所と調整を図ってまいります。 2点目に、大雨のたびに氾濫するカイヤン前からほっかほっか亭までの、これは国道の横断ボックスでございますが、国道事務所の工程表では津波古南交差点付近に用地買収を平成25年度執行予定となっており、平成26年度以降にボックスの改良工事を予定しております。 3点目に、新開からシュガーホール、仲伊保に繋がる道路についてでありますが、佐敷から知念にかけての幹線道路は、国道331号1本しかないという状況があるため、防災面においても必要性があると感じております。 しかし、道路建設については、字佐敷から字新里の護岸の背後に潮害防備保安林があり、その保安林を解除して道路建設するというのは、非常に厳しい状況でございます。 また、護岸全面を埋め立てるというのも一つの方法でありますが、護岸全面には干潟があり、クリアすべき課題を整理した上、建設位置付けに向けて取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。
◆12番(
瀬底正真議員) 一つ一つ、まず津波古国道331号から花壇の件からいきたいと思います。いま部長の答弁ですと、その歩道には、花壇は厳しいということですよね。花壇は厳しいということで、そのまま引っ込むのもなんですけども、何とかこれは市から再度、要望しまして、ここは入口になっていますし、南城市のハーフマラソンのときもそうですけれども、やはり花いっぱいで、皆さんを迎えるというか、そういうふうに津波古区民は、みんな盛り上がっているんです。南城市の玄関でもあるし、花いっぱいにして、お客さんを迎えようということですので、これはそういう事情を話してぜひ、国道事務所さんにすれば可能じゃないかなと思うんですけれども、この辺を部長、また再度、答弁をお願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 例えば、車道の沿線上、全体的に区間の延長の、そういう植栽帯と言うんですか、それは考えていないようです。そこはご承知のように子どものそういう事故がありまして、現在でも本当に狭い歩道でございます。 それで自転車による中高生の
子どもたちがいっぱいいますので、そこは自転車も走行できるような、そういう歩道の体制を作るということで、花壇を設置すると、それだけ狭くなりますから、そこには花壇は設置しないということであります。 そして部分的に、先程も答弁しましたが、法線、線形によって、例えばバクナー入口の部分については、薬局のあおいさんとか、それから焼肉屋、最近建っていますよね。その部分は、琉銀側、海岸側に法線が変更されます。 そういうことで、あおい、それからその焼肉店の前辺りは、だいぶ残地が残ると思います。残地が生じてまいります。 そして、次は兼浜商店、その部分についても線形がだいぶ変更をされますので、それ以外についても場合によっては、残地が残りますので、その部分については、津波古が有効に利用できるというお話でございます。
◆12番(
瀬底正真議員) わかりました。とにかく歩道には、1年草に限定しまして、木じゃなくて、本当にカラフルな四季折々の花を津波古区民は、みんなで咲かせて、とにかくお客さんを気持ちよく迎えたいということですので、いま部長がおっしゃる法線変更に伴い、残地が生じるので、そこに花園が設置できるということですので、非常にその分を期待して、私たち津波古区民もこの花で潤いと安らぎのある景観を作り、道行く人からも喜ばれるような美しい南城市を目指して、また取り組んでいきたいなと思います。 それと、またそういう活動が市全体に広がって、花いっぱい運動になれば、非常にいいなと、そういう気運になれば、また嬉しいなと思っております。 次、2点目は、部長もおっしゃっているとおり、屋上への携帯電話のアンテナの設置のためにちょっと2年ほど遅れるということで、別にそれは反対をするという部分じゃなくて、その計画は計画どおり進むということですよね。一時期、このアンテナの移動のために時間を要するということですよね。その辺いいですかね、お答え。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) この部分についても、当初は難色を示しておりましたが、その後、国道事務所の努力によりまして、理解を示しているようです。 それで、屋上の方に携帯の、大型なアンテナではないんですが、そのアンテナについては、電波いろんなそういうのがありまして、場所の選定、そういう諸々に何か時間がかかるようでございます。
◆12番(
瀬底正真議員) わかりました。有難うございます。津波古区の懸案事項であったこの国道拡幅整備が、とにかく早めに実現することを、津波古区民はみんな望んでいるわけなんですよね。 ですから、ぜひ市当局もまた今後とも実現に向けて、いろいろと手を尽くしていただきたいと思います。 支援策なんですけれども、上がり太陽プラン、これも一つの手ですけれども、今年度、25年度に市域景観形成強化事業というのがありますけれども、これも部長のところの管轄なんですけれども、魅力的な観光地、市内、市地域内の道路、歩道カラー舗装とか、コンクリート等、そういう工事を用いて、市道の景観、形成を行う、また周辺の空きスペース等には、地域住民による色とりどり豊かな花の植栽等の緑化活動を実施するということなんですが、この事業自体はもう決められているんですか、どこという場所、まだ。 まだであれば、十分いま僕が言っていることにも使えるということですね。であれば、それも使えるのかどうか、ご答弁をお願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 景観条例についてはいま進めているところでありまして、昨年から取り組んで、内部検討委員会、これから条例制定に向けては、地域説明会等開催していくことになっています。 その辺で条例に沿って、そういういま瀨底議員の提言にあるような、そういう要綱等の整理ができれば、なおまた南城市のそういう景観にも貢献する形になると思いますので、その辺はまたあとで検討したいと思います。
◆12番(
瀬底正真議員) 部長、有難うございます。ぜひ、これは部長もいま答弁の中にありましたけれども、玄関ですから、ひとつ花いっぱいで迎えたいなと思っていますので、ぜひお計らいをよろしくお願いいたしまして、次の新開田原線道路整備についてです。 これは26年、今年は調査測量設計委託料2,160万円予算計上されていますので、やはり早くて26年度以降に着手ということへの答弁でした。これは理解できました。 次の大雨のたびに氾濫しているカイヤン前から、現在はほっともっとと言っていますけれども、その前までのボックス横断側溝の改良工事、これも26年という答弁なんですけれども、26年に完了できるかどうか、いま一度、ご答弁をお願いできますか。これは地域住民から、本当に大雨のたびに氾濫して、非常に苦情があるものですから、よろしくお願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。この箇所については、合併前から佐敷地区の懸案事項で、これまでも佐敷町時代、国道に対して、何度か要請はしたようです。それがなかなか改善されなくて、今回の大幅な331号の改良事業で、国道事務所の担当課長はじめ一生懸命で、再度、そういう事業について協議した結果、何とか簡単に、そのただ広げる容量が足りないから広げるとか、そういうことではできなくて、国道さんの配慮により、この橋の老朽化、そういう話でもって中央の方と話をして、採択されたようでございます。 それについては、いまうちの市長も国道事務所の沖縄県の会長でありまして、市長においてもその辺の方面からいろいろ頑張ってもらいました。
◆12番(
瀬底正真議員) わかりました。ひとつまたぜひ実現に向けてご尽力をお願いいたします。 次に3点目ですけれども、この幹線は現在、新開団地前までで止まって、海になっているわけなんですけれども、将来を見据えたときに、そこから築島、橋でもいいんですけれども、宮古にもあれだけ長い橋ができるぐらいですから、そこは希少動物が、いわゆるトントンミーですか、それの逆にトントンミーパークみたいな感じで、この橋を渡りながら、そこはそういう位置付けで、何か観光客なりを楽しませる。 左手は、釣りをできるとか、そういうふうな将来を考えると、非常にいい道ができるなと私は思っていますし、知念方面からのまた大里に抜ける道とか、仲伊保、そこで部長、冨祖崎仲伊保線が地主の反対でストップしています。仲伊保冨祖崎線ですか、あれは法線変更する予定が結構またそれも何かいろいろ難しくて中断しているということなんですが、あれは将来的にそれに繋げるような夢をもった、そういう部分での繋げられるかどうかですね。築島には、将来、駐車場なり、多目的なこういう広場ができて、シュガーホールにも行けますし、そういう将来的な部分でのこの道はどうなのか。そういう部分で答弁をお願いをいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) この道路についても、中城湾広域の従来からの計画がございますよね、それがまだ生きているんですよね。それでその辺の築島辺りの、我々も実は2年前から検討してまいりました。その計画の大幅な変更が必要だということで、それについても中央審議会等のそういうお話になりますので、これについても相当時間がかかりますので、とにかく何らかの形で、そういうのが実現できれば、その尚巴志マラソンの駐車場とか、それから防災面での道路について、本当に仲伊保、あの辺一帯の懸案事項でございますから、とにかく時間は相当かかります。 そういうことで、市としても何らかの形で取り組んでいくということでありますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
◆12番(
瀬底正真議員) 理解できました。では、やはり市長に最後は所見を伺って、この花いっぱいで迎えるという、津波古区の思いと、いま新開田原線を将来的にこの仲伊保、知念方面まで繋ぐという部分に対しての市長の見解をお伺いいたします。よろしくお願いします。
◎市長(古謝景春) 瀨底議員の質問にお答えいたします。国道、また市道等の美化運動については、大変敬意を表しております。ちょっとしたエピソードですか、海野、久原はずっと継続的に独自で女性会、PTAの皆さんがやっておりますが、それも苗は国道から支給があるということでいっております。こういう年次的な計画があれば、国道さんも美化の部分は予算があるということを聞いております。 それと、自転車でずっと通っている人が堆肥を担いで全部置いてあったというボランティアもいるんですね。常にきれいだということで感謝をして、自分で堆肥を買って置いて使って下さいという方もいらっしゃるようであります。そういう善意の方々もあるということで、大変喜んでおります。 それと築島も含めて、向こうの部分については、もう埋立はやらないということで結論を出して、港湾計画の見直しということで、それをちょうどその時期にもう差し掛かっております。我々が向こうのむしろ親水性の護岸を含めて、体験できるいわゆるイノーと接せれるような場の確保という点からすると、むしろすごい環境の場になるんじゃないかなと思っております。 そういうことも含めて、いま絵形を作って、また自然保護団体も含めて、理解を求めるような形で有効に活用していく、そういうことをまた議論してみたいと思っております。
◆12番(
瀬底正真議員) 市長、有難うございます。津波古区もボランティアのグループが名乗りをあげていますし、そういう意味では、とにかく玄関ですので、市の花いっぱい運動を盛り上げて、市全体に広げていけたらなと思っております。 また、トントンミーが棲んでいるところは、非常に将来的には価値の高い場所になると思いますので、市長もいまおっしゃるように、生態研究と言うんですかね、
子どもたちのそういうのができる場になればな、それはそれで非常にいいなと思っております。以上で、私の質問を終わります。どうも有難うございました。
○議長(
照喜名智) 次の質問者、大城悟議員。
◆19番(大城悟議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ、チャーガンジュウ、ヤビセーガーヤー。方言ヌ、チャーチュカヤイビーシガ、やはりこういうところでは難しいです。
一般質問に入る前に、今定例会で退職される
普天間局長、それから高江洲部長、山内部長、嶺井部長、新垣参事、それから職員の皆さん、これまで南城市発展のためにご尽力を下さり感謝を申し上げます。これからは、また1市民として南城市の発展にご尽力いただければ、幸いかと思います。皆様の今後のさらなるご活躍をご期待申し上げます。 では、通告してありました2点の質問をいたします。1点目の大里地区の浸水・冠水対策計画について、お伺いいたします。 大里地区では、平成19年12月21日の集中豪雨がここ10年間の中で、一番被害が出た集中豪雨災害だと思っております。平成19年は異常気象で、大雨集中豪雨、それから台風等、幾度となく災害が重なり、職員の皆さんも台風で倒壊した街路樹、それから大雨集中豪雨で流出した土砂等の片付けに大変だっただろうと思います。ご苦労さんでありました。 それから法面の崩壊、河川の擁壁の倒壊、畜舎、農産物等の被害、舗装されていない市道、農道の路盤材の流出被害が多々ありました。それから道路、畑の冠水、住宅の床上、床下浸水被害が多く出ております。 特に住宅の床上浸水は、深刻であります。家財道具、それから畳、電化製品、家具、生活必需品等がダメになり、深刻な状態でありました。特に大里地域の床上浸水被害が多く、住民が大変困っております。市民の皆さんが安心安全で快適な市民生活をおくれるようにするためには、住環境整備は義務だと思っております。大雨集中豪雨災害は、いつあるかわかりません。早めの対策が必要であります。 それでは、1点目の大里地区浸水・冠水対策計画について伺います。①大里地区の床上、床下浸水対策計画について伺います。②平成24年度までに床上、床下浸水被害箇所の区名と件数についてであります。③県道、市道の冠水場所の路線名と冠水場所についてであります。④浸水被害対策済みの箇所の区名と件数について伺います。 2点目のハブ被害対策についてお伺いします。私たちの南城市は、ハブの多いところと言われております。冬は、冬眠すると言われておりますが、私は沖縄のハブは冬眠はしないと思っております。冬の特に気温の低いときだけ活動が鈍くなるだけだと思っております。ですから、私たちは一年中、ハブには気をつけなければいけないと思っております。 私は、沖縄のハブは世界一、たちの悪い猛毒をもつハブだと思っております。タイに生息しているコブラも猛毒をもつヘビと有名でありますが、コブラの毒は神経を麻痺させる、神経毒で血清治療すれば、後遺症は残らないと言われております。 しかし、沖縄のハブの毒は細胞を壊死させる。特に筋肉細胞を壊死させる猛毒で、血清治療して命は助かっても後遺症が残り、日常生活や仕事にも一生支障を来たす、たちの悪い猛毒を持つハブであります。 私の住んでいる集落は、40年ぐらい前までは、集落内でも畑でも、ハブを見た人はおりませんでした。そのせいで、ハブに対する知識がなくて、畑で仕事中に何人かが被害にあっております。夜、家に帰ってきたら、玄関先にハブがとぐろを巻いていたという話も聞いております。集落内、屋敷内、畑等、全般に生息している状況であり、増えている状況であります。ハブ被害をなくすためにも、ハブ被害対策は必要であります。 2点目の①平成18年度から平成24年度までの4地区別の被害者の人数について、データがあるのでしたら、お願いをいたします。②市としての被害対策の取り組み方について伺います。③ハブ対策の一環として市内で捕獲されたハブを市で買い取る事業ができないか伺います。 ちなみに、県内では伊是名村、伊江村、恩納村が買い取りをしているようであります。それから鹿児島県の奄美大島、向こうの方も買い取りをしているようであります。 昔、40~50年ぐらい前になりますか、米を作っている頃にネズミの対策として、私、大里村の方でもネズミの尻尾を持っていけば、1匹5セントか、10セントでしたか、買い上げて被害対策の一環として行われておりました。それの再現と言いますか、よろしくお願いしたいと思います。再質問は、自席で行います。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 私からは、大里地区の浸水、冠水対策計画についてお答えします。 まず、はじめに1点目の大里地区の床上、床下浸水対策計画についてでございます。平成25年度に南城市西部地区雨水流域調査委託業務を予定しております。その西部地区雨水流域調査に基づいて、排水路の改善等の浸水対策計画を進めてまいりたいと考えております。 2点目に、平成24年度までに床上、床下浸水被害箇所の区名と件数についてでございます。南風原地区他11区で床上、床下浸水被害が合計で51件ございます。 3点目の県道、市道の冠水場所の路線名と冠水場所についてでありますが、県道86号線の銭又バス停付近、それから食肉センター付近、そして大城バス停付近、それから県道77号線は仲程十字路、仲程のホットスパー前、それから大里グリーンタウンのほっかほっか亭付近でございます。 また、市道は南風原田原線の県道77号線から嶺井団地前、沖縄バヤリース付近、次に市道目取真~前原線の字稲嶺2711番地から2723番地付近、そして目取真土地改良1号線の字稲嶺1851番地、これは城間さん宅付近、そして大当線の字稲嶺1906番-2付近でございます。市道南風原田原線については、平成26年度から平成27年度にかけ道路整備を予定しております。その他市道についても西部地区雨水流域調査により、対策を検討していきたいと考えております。 県道につきましては、排水路等の改善要請をしていきたいと考えております。 4点目の水被害対策済み箇所の区名と件数についてでございますが、これは大規模に現在やっている手登根川の改修とか、それ以下に多くの側溝等の改良もやってございますので、件数については整理されておりません。 これまで各自治会より整備要請がある箇所について、排水路等の嵩上げを随時行っております。今後も先程言いました西部地区雨水流域調査を踏まえて、今後、計画的に改善していきたいと思っております。以上でございます。 農林関係での取り組みについてでございます。大里地区における農林土木関連事業による浸水被害軽減については、農業用の用
排水路整備拡充を実施することで、農地及び住宅地への浸水被害軽減が図られるものとして、村づくり交付金や農村漁村
地域活性化プロジェクト交付金を活用して事業推進に取り組んでいるところでございます。 被害対策済みの箇所の区名と件数の部分では、先程も申しましたように多岐に渡っておりますので、整理しがたいところであります。農業用用排水路につきましては、上流側の住宅地等も流域に含まれることから複数の自治会に及んで宅地側における浸水被害の軽減も図られているものと考えております。 これまで大里地区におきましては、湧稲国地区、それからいま実施されている福原地区、稲嶺土地改良区の
排水路整備を実施しております。 また、浸水被害対策にかかる維持管理におきましては、饒波川の浚渫等に随時努めているところでございます。
◎
市民福祉部長(
高江洲順達) 大城悟議員のハブ被害対策について、お答えいたします。 まず1点目が平成18年度から平成24年度までの4地区別の被害数についてですが、各地区ごとの被害件数については、把握できておりません。全市内域でのハブ咬傷事件は、平成18年度8件、平成19年度10件、平成20年度4件、平成21年度9件、平成22年度5件、平成23年度2件、平成24年度1件となっております。 市としての被害対策の取り組み方についてということですが、市民の要望に応じてハブ出没頻度の高い箇所や目撃例の多い箇所については、ハブ捕獲器材を無料で貸出しております。また、ハブの棲家や餌場となる住宅地域内の廃屋、原野化した空き地の適正管理を地権者へ指導しております。 3番目のハブ対策の一環として、ハブを買い取る事業ができないのかということですが、現在のところ、市で買い取る事業は考えておりません。
一括交付金の利用の件ですが、該当するかは別といたしまして、南城市だけの問題ではなく、沖縄県全体で取り組むべきかと考えます。 今後、関係機関連携し、要請を検討してまいります。以上であります。
◆19番(大城悟議員) 浸水、冠水対策ですけれども、ここ20年以降ですかね、私たち大里の方では集中豪雨がなくて、被害もないと思っております。ただ、市内では知念辺り、佐敷辺りが非常に被害出ていると思いますけれども、今度、西部地区雨水流域調査の予算がついておりますことは、非常に喜んでおります。 毎回、この浸水被害が起きた後に
一般質問で何名かの同僚議員の皆さんが、この対策に関して
一般質問をやっておりますけれども、その都度、対策を講じるという答弁ではありますけれども、大きい方は湧稲国地区の河川の改修、それから手登根川の改修、いま今年度で終わるかもしれませんけれども、されています。 しかし、この住宅地の集落内の小さいところは小さいですけれども、そういう対策がされていないと思っています。例えば、喉下通れば、熱さ忘れると言葉がありますね。この被害が出たときにはやらなくちゃいかんと思うんですよ。それがしばらくすると忘れてしまって、また被害が出たときに思い出すような感じじゃないかなと思っておりました。しかし、今回、流域調査の予算が計上されておりますので、これから細かいところまで進んでいくのかなという気がしております。 そこで、私、自分の集落の方ですけれども、合併前からずっと要請をしているところであります。何年か前に実施調査ですか、これをやっていると思います。この後、どうなっているか、まずお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。目取真区の集落内の農地周辺でございますが、大雨のたびに冠水被害を被っております。そのために平成22年度に農水省の補助事業による村づくり交付金事業、これは地区名が南城市西部地区ということで目取真1号集落排水路として採択されております。平成23年度に実施設計を行っております。排水断面が大きくなったことと、ボックスカルバート等の延長増により、当初計画事業から大幅な増額となったため、計画変更の対象箇所ということでございます。 事業計画では、排水路等を最優先に取り組んでいく予定でありましたが、この県の村交の審議会で了解を得られなければ執行できないとの回答があったため、平成25年度、これは12月審議会に計画変更を行い、了解を得た後、平成26年度から用地買収、それから工事の実施へと、そういう計画でいま進めているところでございます。
◆19番(大城悟議員) この場所ですけれども、実際、いま排水用地がなくて、民有地から、昔の畑からそのまま流れていますけれども、いま流れている箇所に排水を設置する計画だと思うんですが、途中で牛舎があります。この牛舎、下を潜っております。その分をどう考えているか。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) いまお話のとおり、この排水路の流末では、個人財産の牛舎の真ん中を通っていますよね。そういうことで、今回については法線を変更して、ちょうど玉城寄りと言うんですか、道路の農道ございますよね。それに寄せて迂回する形で、この大きな排水に繋ぐ計画となっております。
◆19番(大城悟議員) 部長の説明でわかりました。その牛舎の手前に里道があります。その里道を利用すれば、いまの土地改良の幹線排水路に繋げます。そうすれば、この床上浸水の対策にもなるだろうと思っております。 この地域は、昔、市道から、要するに東側、全部田んぼだったんです。田んぼだったがために、水は大事ですから、田んぼから田んぼにしか水は流れていなくて、排水用地が全くなかったんです。要するに、水は田んぼに溜めておくと年がら年中、それがあって、排水用地がなくて、それからあと米作りからさとうきびが高くなって、さとうきびに変えてからも自分の畑の中からは水は通さないというふうに頑張っている皆さんおりましたけれども、やはり水というのは、流れるところにしか流れない。自分の畑の真ん中から流れたところがあるわけです。それで自然にはかなわなくて、自然任せに流れている河川であります。ですから、いままでは部落としても対策に非常に困っていたわけなんですよね。 今回、これが解消すれば、いろんな面で生活環境の整備になるのかなと思っております。よろしくお願いをしたいと思います。 それから古堅地区ですけれども、手登根川のいま上流と言いますか、そこの方も床上浸水、この19年に2件ほどやっております。 今回の手登根川の改修で、これが改修になるかどうか。ちょっと疑問ではあるんですね。上流からの流れ込むのによって、床上浸水しているんじゃないかなと、僕は思うんですよ。部長、どう思うか。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。これまでも箇所については、
島袋賢栄議員からもいろいろ質問ございましたが、上流側も25年度中に整備する予定となっております。
◆19番(大城悟議員) 床上浸水箇所は、大きな被害から言わせれば小さい被害なのかなという気がしますけれども、やはり住んでいる皆さんからすれば一番大事なことであります。今回の調査を完璧にして、この対策ができるように頑張ってもらいたいと思います。 次、3点目の県道、市道の冠水場所の方にいきたいと思います。資料にはないんですが、県道17号線、例の湧稲国の橋がまだ未完成の場所ですね、そこの手前にあります信和苑の入口ですけれども、そこの方も県道にありました横断溝がちょっとした雨でも冠水するという状況になっております。 それを何で言うかと申しますと、通勤している皆さんが朝来たら要するに、通ったらまず車が水没すると。それで、大回りしていって遅刻したとか、そういうのがあって、顔見かけたら対策しろ等々よく言われておるんですよ。それがあって質問しておりますけれども、その方は市の方からは、県の方には対策の依頼をやったかどうか、まず部長お願いします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。この場所についても、玉城健議員もいろいろ県と協議、支援していただいている箇所でありまして、今回のそこの場所の県道改良の際、このボックスについても改良予定されておりました。県も24年度か、25年度にかけて予算も準備されておりました。ご承知のように、地権者とのちょっとした調整が何と言いましょうか、そういう誤解を招きまして、まだ実施に至っておりませんが、それについてはまた今後とも市としても、県の方に強く要請したいと思います。
◆19番(大城悟議員) 県道は直接は触れないと、市の方から要請で直してもらう以外ないと思っていますけれども、やはり身近で、この大雨のときに冠水していると、通っている皆さんが特に朝の通勤時、大変困ると思うんですよね。大城の方も対策的なことはやっているのを見ております。 それから稲嶺十字路から48号線、稲嶺十字路からの南風原向けに行きますと、平川の入口になります。そこもだいぶ冠水しておりましたけれども、そこも去年ですか、対策はやっておりました。その結果、良くなったかどうかはまだわかりませんけれども、この浸水する箇所に対しては、ぜひ県の方にも要請をして、対策をさせてもらいたいと思います。 2点目、ハブ被害対策についていきたいと思います。被害者から見ますと、毎年、被害にあっている方はいらっしゃいますね。おそらく実際にはもっと増えると思います。病院に行っても届け出しない皆さんもいると思います。 ですから、やはり被害対策については取り組んでほしいと思っております。この捕獲器の貸し出しですけれども、この貸し出しする場合、捕獲器だけを貸しているのか、餌になるハツカネズミまで貸しているのか。
◎
市民福祉部長(
高江洲順達) ただいまの質問にお答えしたいと思います。捕獲器と同時にハツカネズミも準備して出しております。以上です。
◆19番(大城悟議員) 対策する人も広範囲でありますし、大変難しいと思います。共存しないといけないのかなと思いはしますけれども、例えば屋敷の周囲の空き地が荒れ放題で雑草が、草木雑草が繁茂しているときに市民から要請があれば、この地主への指導はしているということですけれども、ぜひちゃんとやってくれるようにしてもらいたいと思います。 3点目のハブ対策の一環として、私が提案しているハブの買い取り、1匹1,000円か、2,000円でいま買い取りしているところもありますけれども、これは何で出したかと言いますと、私のこの部落にいままでずっとハブを捕って売っている方がいたんですよ。これがいなくなってしまって、売れなくなってしまったものだから増え始めているんです。それでそれをお願いしているんですよ。市長、ちょっとお考えをお聞かせ下さい。
◎市長(古謝景春) この買い上げの件は、たぶん玉泉洞が対決をさせなくなったという保護団体からの申し入れがあって、それをやめたということを聞いております。そういったことで、ハブがそのまま死ぬハブがいまいないわけでありますから、それで買い上げがなくなったということを聞いております。 前に憲幸議員にも申し上げましたように、ハブには名前を書いてございませんので、南城市だけやるというのはなかなか難しい状況であるということをご理解をしていただきたいと思います。
◆19番(大城悟議員) ハブには名前は書けませんから、これをどうにか検討してもらいたいと思います。以上、私の質問を終わります。
○議長(
照喜名智) 休憩します。 (休憩 14時37分) (再開 14時55分) 再開します。 次の質問者、
大城憲幸議員。
◆13番(
大城憲幸議員) 平成25年3月定例会19番目の
一般質問、最後でございます。退職、あるいは退任なされる職員の皆さん、そして議場におられる職員幹部の皆さんには、同僚議員から数々あったとおりでございます。あと数日残っておりますけれども、もう日々が本当に最後の業務をこなすカウントダウンなのかなと思っております。 しかし、あと数日間は終わり良ければすべて良しという言葉もありますし、飛ぶ鳥後を濁さずという言葉もあります。仕事のやり残しがないように、最後までの業務への集中した緊張感のある取り組みをよろしくお願いをいたします。 特に
産業建設部長におきましては、これから
一般質問になりますけれども、本当にこの1年間を象徴するような、今日一日を見ても、ずっと立ったり、座ったりをいたしておりまして、私も少し遠慮しようかとも思ったんですが、これはもう最後ですので、遠慮なく2件すべて山内部長への質問になると思いますけれども、最後までよろしくお願いをいたして
一般質問に入ります。最大の尊敬と敬意を払いながら、質問を行いたいと思います。よろしくお願いします。 まず1点目、グリーンエコセンターの運営状況についてでございます。シルバー人材センターの運営をいたします同施設ですけれども、これは6月議会にも議論をいたしました。その中で、新たに生ごみの回収を含めた製品化をするとか、いくつかの機器の購入の議論が6月議会でもありました。 この施設については、そのときにも議論をしましたけれども、やはりもっともっと活発に事業を進めていただきたい、シルバーの皆さんの元気な皆さんの地域貢献も含めた充実した施設にしたい、そういう思いで議論を進めさせていただきたいと思いますので、まず4点についてお願いをいたします。 1点目、機械・車輌の設置、購入状況と今後の計画について。2点目、年次ごとの草木等の搬入実績とその内訳。3点目、搬出・販売の形態とその実績。そして最後に、今後の方針についてであります。 大きな2点目につきましては、土づくり奨励補助金についてであります。農産物の増産と地力増強を目的に実施されている同制度でございます。これについては、平成20年から約252万の補助金がありまして、今年度については、若干、減額はされましたけれども、246万9,000円の補助金が予定されておりますけれども、その制度のさらなる充実と活用に向けて、以下の点を伺います。 1点目、年次ごとの申請者数と数量。2点目、地域別、JA、個人等の申請者の内訳、そして今後の方針についてであります。よろしくお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂)
大城憲幸議員の、まずグリーンエコセンターの運営状況について、お答えします。 1点目の現在、当施設に設置してある機械・車輌の状況についてでございます。機械類では小型・大型自走式チッパー3台、そして車輌においては2トン車2台に他に3台の車輌があります。また、ホイールローダーと自動計量機付き袋詰機は、都合によりまして少し納品遅れておりますが、3月いっぱいの納品の予定となっているようです。 今後の機械等の購入計画については、環境浄化型エコセンターの事業展開を視野に入れ、事業の内容及び必要性を加味しながら機械・車輌等の購入を検討したいと思います。 2点目に、年次ごとの草木等の搬入実績とその内訳についてでありますが、これは免除と有料に分けて答弁したいと思います。免除というのは、免除対象は公共施設、そして学校、自治会、それから市道、農道等のボランティア清掃活動による草木になっております。 直近、平成22年度からお答えします。平成22年度においては、総数量1,542トン、そのうち免除が1,055トン、有料においては民間からの、主に民間からでございますが、これは487トン、次に23年度、総数量1,570トン、免除が1,320トン、有料が250トン、続きまして平成24年度、総数量1,775トン、免除1,428トン、有料327トンということで、その免除の公共施設等からのものが多くございます。 3点目、搬出・販売の形態についてでございます。以前はチップをバケット売りしており、平成25年2月より腐葉土を袋詰め、これは20リッターでございますが、販売を行っております。 なお、チップについては、従来どおりエコセンター内においてバケット売りを実施しております。 今後についてでございますが、環境浄化の観点からグリーンエコセンター事業の果たす役割が重要になっていくと考えます。本市は、
観光資源が豊富で祖先が残してくれた素晴らしい環境に囲まれて、我々は生活しております。 このような環境、市民一人一人が守っていくことが重要であることから、当該施設が環境循環型社会形成の一翼を担えるよう、市としてもさらに支援をしていきたいと考えております。 次に、2点目の土づくり奨励補助金についてでございます。まず1点目、土づくり奨励補助金の年次ごとの申請者数と数量についてでございます。これについても21年度から3カ年分を回答したいと思います。21年は市全体で96件の申請がありまして、数量が487トンとなっております。平成22年度は92件の申請があり、数量が528トン、平成23年度は106件の申請で数量が501トンとなっております。 2点目の地域別のJA、個人等の申請の内訳でありますが、これについては都合上、平成23年度分の実績により説明したいと思います。 まず地区ごとに、玉城地区は44件で、うちJAでの購入申請が34件、個人等の申請が10件、大里地区は29件で、うちJAでの購入申請が4件、残りは個人等の申請が25件、次に佐敷地区は12件で、うちJAでの購入申請が10件、個人等の申請が2件、知念地区においては21件で、うちJAでの購入申請が19件で、個人などの申請が2件となっております。 3点目の今後の方針といたしましては、農薬や化学肥料の使用を抑制し、有機肥料の活用を奨励することで、農耕地の地力増強を推進し、安全で栄養価の高い農産物の産地形成と農産物の増産を図るため、本補助金のさらなる周知及び有効活用を推進してまいりたいと考えております。以上でございます。
◆13番(
大城憲幸議員) まず、グリーンエコセンターでありますけれども、いま実績等の説明がございました。まず最初に機械の導入ですけれども、23年度事業でも市が当初予算だったか、6月補正だったかわかりませんけれども、2,000万円以上の予算を組んで機械は決まったのに、実際に現場に行くと、なかなか入らなくて、最終的に機械が入ったのは、年を明けたということがあったんです。 それを踏まえて、今回も予定しているホイールローダーなんかはいまあるものがいつ止まってもおかしくないからというようなことで6月あたりに議論をしたら、もう計画していますという議論だったんですけれども、未だ入っていないというようなことですので、ちょっと部長は、まだ1年ですけれども、ちょっと前回からちょっと続いてしまったものですから、やはりこれは事情があるにしても反省すべき点になるだろうなと思っております。 その遅れた事情を把握していなければいいんですけれども、把握していないでいいんですけれども、ちょっとこれは少し反省してもらわんといけないのかなと思いますけれども、一言まずお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) 確か前回の大型チッパーについては、お詫びしますが、その担当課で発注が遅れまして、確か市が発注したときでの東北の震災でしたかね、そういう機械等が全国の機械が、その震災地に機械が行きまして、市が発注するときには、その在庫がなかったということ、確かそういうあれでのことだったと思います。 今回についても、いまなぜ遅れたかについては、私の方までは聞いておりませんが、また後程聞いて、その理由等を聞いて報告したいと思います。
◆13番(
大城憲幸議員) 現場からは様々な声がありますので、ちょっとまた現場になぜ遅れたのか。何で半年以上もかかるのかというようなものもなかったらしくて、前回もこういうのは現場に導入は決まっているけれども、こういうことで何月頃になるよというようなものは、現場との確認が不十分な感じが前回も、今回もしましたので、その取り組みについては、しっかり現場との意思疎通をもって、よろしくお願いをします。その辺は取り組みをしっかりやってくれればいいと思いますけれども、いま草木の搬入実態の報告がありました。非常に予想はしていましたけれども、いい数字だなと思っています。22年度から年々増えてきていると。その中でも免除の部分がどんどん増えているというのは、やはりいま市長を中心に進めているボランティア活動、地域のものを、地域のボランティアなんかが集めて、それをシルバーに入れているということで、この3年ほどで400トン、3割ぐらい増えているというのは、非常にいいなと思っております。 そういう意味でも今日の少し今後の取り組みに繋げていきたいんですけれども、そしていま販売の方が腐葉土を袋詰をして、20リッターで販売していますよということが1点ありました。それからこのホイールローダーのバケット1杯当たり、いま150円だったかな、それを少し値上げしたという話もありましたけれども、そういう話がありました。 この辺について、前回も議論しましたけれども、やはりこのシルバー人材の位置付けというのは、我々は50キロ平方メートルの広大な南城市、面積を抱えていて、その管理だけでも非常に行政コストがかかるわけです。 それをやはりさっき言ったボランティアなんか担ってもらう。そしてその活動を支援するためにシルバーも一役担うという流れは、非常に素晴らしい仕組みだと思うんです。 ただ、前回も申し上げたんですけど、もう一息なんですよ。もうひと工夫すれば、もっともっと集まるんじゃないかとか、もっともっと農業振興にも貢献できるんじゃないのかなというのを、よく私も活用させてもらっているものですから感じているところがあるものですから、少しご意見も、所見も伺いたいと思うんですけれども、まずこの販売については、前回、生ごみも回収をして、それを商品化をして売るという話がありました。それがいま言う腐葉土を袋詰にして販売をするということだと思うんですけれども、ちょっと生ごみの処理については、非常にいまの状況では難しい、現場の声も聞いていますけれども、なかなか改修するときに、特に夏場なんかは、一度腐敗してしまうと、それをまた腐葉土の中に入れてもなかなかいい発酵をしにくいものですから、それを安定した堆肥にするというのは、非常に技術的にも、手間も難しいというふうに聞いていますし、なかなか民家はないとはいえ、あの地域で、だから民家はないにしても、生ごみを集めてくるとなると、作業員のストレスも大きいのかなというふうに聞いておりますけれども、生ごみの処理について、商品化について、現状どのように認識しているか、いま一度お願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。いまおっしゃるように、生ごみについても、これまで回収して、いろんな乾燥機等のその機器がなくてうまくいっていなかったようです。それでシルバーにおいては自前で攪拌機、それもこれまでなかったんですよね。自前で攪拌機も買っていま動いているようです。そういうことで、徐々に改善されつつあるのかなという感じをしています。 それでシルバー人材センター、次年度、25年度の採択でしょうか、企画提案型方式事業、これは所管が厚生労働省でございますが、そこにまた今年度も環境エコサイクル事業、環境分野に対して、そういう活動をやっていこうということで申請の準備中でございます。 その事業の中で、いま憲幸議員からありました食物残渣ですか、おっしゃるとおり腐れて、その施設でも少し取り扱いが不自由なんでしょうが、今回、この間、シルバーさんにお話を聞いたら、大型の乾燥機械、それが本土の方で開発されたということで、私もその機械、まだ見たことはございませんが、北部あたりで何かそういう形でいま動いているようです。私もそれ時間があれば、あとで視察に行きたいと思います。うまく何かいっているようです。 その機械も含めて、他の何種類かも、うまくそこで食物残渣等をうまく堆肥化できるような、そういう
仕組みづくりということで、その申請をいま予定しているところらしいです。
◆13番(
大城憲幸議員) 生ごみのぼかし化、あるいは製品化については、去年6月でも市長からも強い思いがありまして、取り組みとしてはいいと思います。 ただ、先程言ったようになかなか難しい、安定した商品は、また、これを機械で強制的に乾燥するとなると、機械も高価なものになるでしょうし、たぶん維持コストもだいぶかかると思いますので、その辺は成功している事例があればいいと思いますけれども、しっかりまた担当課の方でもチェックをしながら、現実的であるかどうかというのは、申し訳ないけど、業者に振り回されることのないようにチェックをしながらやっていただきたい、それはいいと思います。 ここでもう一つ確認というか、お願いをしたいのは、あとはチップの部分なんです。いま農家が前から言っていますけれども、南城市の土というのは、非常にいい土なんだけれども、内地みたいにいなわらとか、そういうような混ぜものとかが少ないものですから、いま製糖工場のトラッシュが農家が奪い合いになってしまって、あれは100キロちょっとぐらいで1,500円ぐらいらしいですけれども、それがなかなか足りないという状況です。 そういう中で、このシルバー人材で上等チッパーを入れましたので、これから出る木くずというのは、非常にいいという評判高いわけです。 ただ、残念ながら、いまみんな慣れている人はよく行くんですけれども、課題になっているのは、ここのシルバーの事務所でお金を払って、また工場に取りに行かないといけないとか、2台買う予定が、あとまた1台ほしいなと思ったら、またここに払いに来ないといけないとかということで、何とかあの工場で手続きが済む方法が取れないかというのが一つです。 もう一つは、このバケット売りしているんですけれども、なかなかこれでは小さい軽トラしか持ってない人たちは、なかなか買いに来るのが大変で、買いますけれども、なかなか何回も歩かないといけないということがあるんです。 だから、例えば餌を入れるようなフレコン袋が1立米のやつがありますけれども、あれに入れて、例えば1,000円とかということでやれば、いまよりも単価的には、いまバケット一つ150円ぐらいで売っていますので、単価的にも充実した単価で出せるんじゃないかなと思っています。 だから、その辺が農家からの課題は出るんですけれども、少しそういう仕組みを作る助言があれば、もっともっと農家からも喜ばれる、どんどん物が出ていく仕組みにいくんじゃないかなというふうに思っていますので、その辺ちょっと出し方について、ぜひ検討をしていただきたいと思うんですけれども、所見をお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。いま
大城憲幸議員からありましたように、これまで物を取って支払い方法、おっしゃるように袋詰めの肥料については、そういうことで改善されているようです。ということは、そこのシルバーの事務所で何袋か、ストックしておいて、ここで販売して、お金を徴収するそういう体系を取っているようです。 ただ、チップについては、シルバーさんの職員のあれにもありますが、未だにおっしゃるように、現場で詰め込んで、それを農場にまた持ち帰って、それから金について、またそこに支払いするということでありますので、その辺の少しシステム、ただご承知のように現場ではコーディネーター等ほか数名で、その業務をこなしておりますが、そこに事務所があって、職員一人つけることができれば、これはまたスムーズにいくと思うんですが、そういうことで単価についても去った、これは12月の理事会でしたか、それで単価を設定しております。 ちなみに、袋詰の価格が生と完熟、その二つに分けられて、生で1立方600円、完熟の資料をいま持ち合わせておりませんが、チップについても少しこれまでの単価より若干上げて、そこの将来の運営管理、そういうまた将来の機械の劣化等のそういう対応にということで、若干上げております。 その中でも議論ありましたけど、あまりにもまた市場、結構いまでも安いんですよね。そういうことで、安いんじゃないかと、そういう議論もありましたが、やはり基本理念として南城市のそういう農家、あるいは環境に寄与する意味で抑えられております。その辺のまた将来の運営費については、今回の価格設定、それを見ながら、それからまた販売する販売量等も含めて、また今後ともそういう課題については検討してまいります。
◆13番(
大城憲幸議員) 立米600円とか、私も800円とかって聞いていますけれども、1立米、それぐらいであれば安いと、高くはないと思います。 ただ、さっき言った出し方、あっち行ったり、こっち行ったりしないように、例えば何かどうしても向こうに金を集めるのが難しければ、何か回数券的なものでもいいと思うんですよね、買っておいて、必要なときにこれで買うとかというようなものでもいいし、少しその辺は手続きの部分と、あとは出す形態、これをぜひ前向きに検討していただきたいと思います。 あとは集める仕組みです。これも去年6月議会のときに、もうボランティアもどんどん充実してきましたと。学校の掃除もみんなやりますと。ただ、これを持っていくのが大変ですよという話はしました。それは部長も共感していただいたと思っております。 ですから、いまはシルバーでは、この大きなトラックは、搬送のトラックはなくて、市のものを借りてやったりはしているようですけれども、私はこれをできれば専用車ですけれども、そのグリーンエコセンターに1台置いて、嵩上げされた2トン車ぐらいを置いて、そして学校で掃除した分を学校のここに置いといたら、1台当たり2,000円でもいいと思います。シルバーの人件費と燃料代が出るぐらいのもので回収をする。そういうような取り組みをすれば、私はいまある1,400トンがさらに2,000トン、さらに増えていくと思います。 そして、さっき言ったいまはもう農業の方も混ぜ物はもう足りないわけですから、そこに安定的に供給をしていくと。そういうような仕組みを作れば、本当にボランティア活動の皆さんにも、農家にも喜ばれるような施設にどんどんどんどんいい循環になっていくのかなというふうに感じております。 ちなみに、2月の末に大里中学校でPTA作業がされていますけれども、そのときにはPTA会員の2トン車2台、軽トラ3台を借りて、この草を運んでいるんです。したらやっぱり、ただというわけにはいきませんから、ガソリン代を1台当たり2,000円ぐらいとかと出すわけですよ。そして、その車で2トン車の5台分、軽トラの7~8台分を運んだというようなことがあります。 そして、私がいろいろ地域活動をしているときにも、通常はグリーンエコセンターは人いませんので、日曜日は前以て連絡をしてやるわけですけれども、何度かやはり予約はしたんだけれども、当番の人がいなかったとか、あるいは一生懸命作業しているんだけれども、12時までに来ないと、もう搬入しませんよとか、そういうようなことが作業に制限がかけられてしまうものですから、やはり私は前も言ったように、有料でも構いませんので、回収する仕組みを作っていただきたいと。これを重ねてお願いしたいし、先程言った予算が絡むところについては、でき得れば専門の専用の搬送車トラックを設置できればなと思っているんですけれども、その件に関して再度答弁をお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。この専用の車輌の問題については、以前の議会でお話しましたが、知念でもそういうことがありました。知念においては、若い青年がボランティア活動で河川等、沈砂池等を清掃した際に、彼らは土木に携わる人間も多く、ダンプも自前で準備して、シルバーさんとそういう事前に何時頃、搬入するよということで話はしてあったようですが、ちょこっとしたあれで時間が合わなくて、そのボランティア、青年の方々も入口の方で待っていたようです。 そういうことで、いまトラックについては、市の都市建設課と、あとは企画財政ですかね、そこの4トン車輌を使ってやっているようですが、そういうおっしゃるように、前は市のそういう行事とも重なったりして、スムーズにそういう搬入活動ができないと思います。 今回、先程言った企画型のその事業でまたダンプ等も購入できるかどうか、それもまた確認したいと思います。 そういうことができなければ、また大変財政的に厳しいと思うんですが、その辺については、次の港川部長からお願いしたいと思います。
◆13番(
大城憲幸議員) この場で港川部長にもしっかりと引き継ぎはできていると思いますけれども、市長の所見をここでお伺いをいたします。 いまこのシルバーで回収した木のチップの出し方とか、あるいは特に財政、これから予算が絡むものについては、専用のできれば、トラック等を準備できればという提言も含めて、やはり市長とも認識一緒だと思うんですけれども、このシルバーって素晴らしい可能性を今後秘めていると思います。 特に、本当に南城市の50キロ平方メートルというのは与那原の10倍ですし、南風原町に至ってはたぶん5倍ぐらいになるのかな。そういうような広大な面積がありますので、そこから出てくる自然の恵みをやはりただ廃棄するのではなくて、農業振興に使っていく、あるいはぼかし等にして、きれいな花を咲かせる、素晴らしい野菜をつくる、そういうのを繋げる拠点となり得る施設ですので、やはりいま言った予算措置、あるいはもう一息ですから、何か職員の関わり方も含めて、もう少し積極的に関わって、素晴らしい仕組みにすべきかなというふうに感じておりますけれども、この議論を踏まえた市長の所見をお願いいたします。
◎市長(古謝景春) お答えをいたします。私もずっと情報を取りながら、発展途上の段階で、そっと見守って議論をさせたいなということで、職員の力量、そしていまシルバー人材の皆さんが相当知恵を絞りながら、いろんな形で議論をしております。それをしっかり見守りながら、足りない部分はしっかり予算をサポートするというような体制を取っております。 それと、もう1点、皆さん誤解しているのがあるんですが、トラッシュ、さとうきびのトラッシュ、あれは足りないんじゃなくて余っております。これは何が問題かと言うと、各JAの置き場がないということで、そして農家が取るのが、もしできれば、すぐ捌くことができれば、いくらでもいまできると私は思っています。 なぜかと言うと、いまヤンバルにまだいっているんですね、このトラッシュは。そういう理由を私は向こうで、さとうきび振興組合の中で聞いております。しっかりJAさんにこの課題を突きつけて、本当に足りないのかということで、ヤンバルにいま持って行ってないかということも含めて、問わせて下さい。 そして、意見があがったら僕は理事ですから、向こうでそういうことが起こっているよということは言えますから、いまそういう問題じゃないと。置き場がないから、農家がその時期に取りに来ないということで、ヤードに積めないから、ヤンバルに持っていっているんだという話がありますから、ぜひその点をご理解していただきたい。各JAで調整をしながら、再度要請をしていただければ、大変有り難いと思っております。 シルバーさんの取り組みについては、私も見守りながら、このサポートする体制も含めて、循環型社会を目指す、そして一人一人がメタボを解消しながら、元気で頑張っておりますから、そういったものもサポートしながら、あらゆる効果と言いますか、そういうものを我が南城市で、全部確立をするようなシステムを作っていきたいと思っております。
◆13番(
大城憲幸議員) トラッシュの件については、私もヤンバルではたくさん積まれているのをこの前見たところなんですね。この南城市では、朝の6時から並んで待っていたという話も聞いたりするし、こういうところだけれども、ヤンバルではまだ余っているというのは、いま言うように、そのJA組織の課題もあると思います。 ただ、やはり全体的にはヤンバルの場合はいろんな牧草とか、そういうような敷き草なんかがたくさんあるという状況もある中では、南部はそういう敷き量が少し足りない部分がありますので、そういうのもありますので、それもトータル的にトラッシュの問題はトラッシュの問題として、また組織同士の調整も必要なのかなと思っております。 あとはこのシルバーの部分については、いまあったようにしっかりと可能性のある部分ですからやっていきたいし、雇用としてもいま5名から6名ぐらい配置されていると聞きますけれども、なかなかいまこれだけの施設量がありながら、週に2~3回しか出ないとかということで、なかなかフルには動いていないんですね。 だから、いまあるようなもっともっとたくさんの原料をボランティアにも頑張ってもらって、集めてきて、もっともっとたくさん物が回るようにすれば、いい仕組みが動き出せば、またいい循環になっていくと思いますので、取り組みの強化をお願いを申し上げます。 次に、進まさせていただきます。土づくり奨励補助金ですけれども、今回、補助金適正化委員会の指摘もあって、5%ほど減額になりますけれども、19年から始まったんでしたかね、20年から現在の252万円の額になって、今回、若干の減というような事業であります。 そして、ちょっと気になったのは、いまの答弁の中にもありましたけれども、やはり地域でばらつきがあるんです。JAなんかにしても玉城では34件の申請があるけれども、大里では4件しかないとか、これはそんなに農家が極端に変わるわけではないんです。 だから、やはり私は先程の話とも絡みますけれども、JAの窓口の対応の仕方がばらつきがあるのかなというふうに感じておりますし、具体的に、例えば玉城では窓口の方が、この堆肥の内容の仕分けまでやって整理してくれるけれども、大里では、自分でしっかり領収証を持っていかんと受付してくれないよとか、そういうような対応の差があるようですので、私はせっかくこれだけの250万円の予算を投じているわけですから、やはりもっともっと皆さんに活用していただける仕組みにしないといけないというふうに思っていますし、ちょっと量的にも21年から23年の実績を先程、報告してもらいましたけれども、あまり申請数量が伸びていないというのは、やはりちょっと仕組みをはじめて5年目、6年目になる中で、ちょっとここに来て、もうちょっと仕組みのあり方、周知の仕方、あるいは窓口のやり方を検討しないといけないのかなというふうに感じております。 そして、いまその課題となるのは、2点、私は気になったのは、いまこの4支店のJAの窓口の取り組みが違うんじゃないかという点と、もう一つはJAはまとめて市に申請ができます。 ただ、民間の堆肥業者が市内でたぶん7~8カ所ぐらいあると思いますけれども、民間はまとめての申請を受け付けていないようなんですね。民間から買っている皆さんは、個人個人で申請しなさいという仕組みになっているんです。そうすることによって、JAから買ったら補助があるけれども、民間から買ったらないよなんて勘違いしている農家もいるものですから、私はその辺の受付の窓口を民間からも可能にするとか、さっき言ったJAさんへの窓口の徹底を統一するとか、そういうような仕組みがいま必要じゃないかというふうに考えておりますけれども、いまこの数字を改めて、内訳を見て、再度、部長の見解をお願いいたします。
◎
産業建設部長(
山内昌茂) お答えします。データから見ても、大里の方がJAさん活用しているのは少ないと、私は大里に民間の販売店が多いのかなと思ったら、そういうのは原因ではないんですか。 JAにも、そういうまた問題があれば、JAの方にもそういうまたお話をしてまいります。 それでいま役所からは土づくり奨励金のチラシが、これは各家庭にも配られていると思いますが、特にまたJAさんの方に、そういう窓口に置いていると思います。それでまだ確認はしていませんが、民間の方でもそういう制度の説明、そのチラシが置かれれば、周知徹底できると思います。 それで、これまではJAのみを何と言いましょうか、JAで購入した方については、JAの方がまとめて市の方にいま申請あげる、そういうシステムになっておりますが、担当にお話聞けば、その民間の業者さんについてどうかということで、その辺についても課で少し検討して、たぶん問題はないと思います。民間の販売店もしっかりそういうことを踏まえていけば、私は別に問題はないと思いますので、その辺も担当課で少し検討させて下さい。
◆13番(
大城憲幸議員) ぜひ、これは前向きに検討いただきたい。ただ、やはりたぶん入った経過は私も詳しくは聞いていませんけれども、堆肥業者さんも民間とはいっても個人でやっている皆さんもいるわけです。やはりそういう意味で、そこがどれぐらい信憑性をもった数値を出せるのかというのは、これはやはりきちっと管理監督する必要があるとは思います。万が一にも嵩上げして申告するようなことはないと思いますけれども、その辺はチェックする機能を備えた上で、農協はまとめてできるよう、民間は農家さん自分で処理しなさいよではよくありませんので、その辺はチェックを並行してお願いをいたします。 市長、今回5%減らされましたけれども、TPP導入も含めて、やはり堆肥の部分も今後、単なる補助金ではなくて、政策的な部分として、今後、新たな仕組みも我々提案していきたいと思いますので、こういう農家への直接の補助金、あるいは土づくり奨励金等の充実も必要だと思いますが、見解を簡単に一言でよろしいですので、お願いいたします。
◎市長(古謝景春) お答えをいたします。この土づくりについては、私も当初、合併すると同時に農薬の補助金するというのは、奨励をする形になるからおかしいんじゃないかと。むしろ土づくりにやった方がいいんじゃないかということで方針転換いたしましたけれども、これはいま私は削られているというのを初めて聞いておりますが、全体たくさんありますから、その中でのいわゆる公正公平な立場での第三者の機関からの答申ですから、それを受け入れたということでありますから、それは当然、実績に応じて、それが全部消化されておれば、そんなことはないと思っておりますので、いま言った農家さんの周知徹底というのをしっかりやって、全部その補助金を消化するというような仕組みができればと思っております。 ぜひ、皆さん方におかれましても、こういう助成金があるということを農家に言って、どんどん使って地力増強を図っていく、そして生産量を上げていくということをやれば、自ずとまた増えてくるんじゃないかと思っております。