宮古島市議会 > 2022-09-08 >
09月08日-02号

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  1. 宮古島市議会 2022-09-08
    09月08日-02号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年  9月 定例会(第6回)          令和4年第6回宮古島市議会定例会(9月)議事日程第2号                           令和4年9月8日(木)午前10時開議 日程第 1    議案第68号 令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)     (市長提出) 〃 第 2     〃 第69号 令和4年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)                                          (  〃  ) 〃 第 3     〃 第70号 令和4年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第2号) (  〃  ) 〃 第 4     〃 第71号 令和4年度宮古島市介護保険特別会計補正予算(第2号) (  〃  ) 〃 第 5     〃 第72号 令和4年度宮古島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)                                          (  〃  ) 〃 第 6     〃 第73号 令和4年度宮古島市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第 7     〃 第74号 令和4年度宮古島市水道事業会計補正予算(第2号)   (  〃  ) 〃 第 8     〃 第75号 令和4年度宮古島市公共下水道事業会計補正予算(第2号)(  〃  ) 〃 第 9     〃 第76号 令和4年度宮古島市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第10    〃 第77号 令和4年度宮古島市漁業集落排水事業会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第11    〃 第78号 宮古島市ふるさとまちづくり応援寄附金条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第12    〃 第79号 宮古島市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について(  〃  ) 〃 第13    〃 第80号 宮古島市児童館条例の一部改正について         (  〃  ) 〃 第14    〃 第81号 宮古島市附属機関設置条例の一部改正について      (  〃  ) 〃 第15    〃 第82号 宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定について                                          (  〃  ) 〃 第16    〃 第83号 辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画(総合整備計               画)の変更について                  (  〃  ) 〃 第17    〃 第84号 財産の取得について                  (  〃  ) 〃 第18    〃 第85号 市道路線の認定について                (  〃  ) 〃 第19    〃 第86号 字の区域の変更について                (  〃  ) 〃 第20    〃 第87号 字の区域の変更について                (  〃  ) 〃 第21    〃 第88号 字の区域の変更について                (  〃  ) 〃 第22    〃 第89号 字の区域の変更について                (  〃  ) 〃 第23    〃 第90号 令和3年度宮古島市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について                                          (  〃  )日程第24   議案第91号 令和3年度宮古島市公共下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について                                          (市長提出) 〃 第25    〃 第92号 令和3年度宮古島市農業集落排水事業会計未処分利益剰余金の処分につい               て                          (  〃  ) 〃 第26   報告第12号 令和3年度宮古島市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について                                          (  〃  ) 〃 第27   諮問第 2 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (  〃  ) 〃 第28  同意案第 2 号 教育委員会委員の任命について             (  〃  ) 〃 第29   認定第 1 号 令和3年度宮古島市一般会計歳入歳出決算認定について  (  〃  ) 〃 第30    〃 第 2 号 令和3年度宮古島市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第31    〃 第 3 号 令和3年度宮古島市港湾事業特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第32    〃 第 4 号 令和3年度宮古島市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第33    〃 第 5 号 令和3年度宮古島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第34    〃 第 6 号 令和3年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計歳入歳出決算認               定について                      (  〃  ) 〃 第35    〃 第 7 号 令和3年度宮古島市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について                                          (  〃  ) 〃 第36    〃 第 8 号 令和3年度宮古島市水道事業会計決算認定について    (  〃  ) 〃 第37    〃 第 9 号 令和3年度宮古島市公共下水道事業会計決算認定について (  〃  ) 〃 第38    〃 第10号 令和3年度宮古島市農業集落排水事業会計決算認定について(  〃  ) 〃 第39    〃 第11号 令和3年度宮古島市漁業集落排水事業会計決算認定について(  〃  ) ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和4年第6回宮古島市議会定例会(9月)会議録 令和4年9月8日(木)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(24名)                          (散会=午後3時48分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(22番)  上 地 廣 敏 君  議   員(11番)  上 地 堅 司 君 ┃┃ 副 議 長(18〃)  長 崎 富 夫 〃    〃  (12〃)  仲 間 誉 人 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  久 貝 美奈子 〃    〃  (13〃)  平 良 和 彦 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  下 地   茜 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  砂 川 和 也 〃    〃  (15〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  狩 俣 勝 成 〃    〃  (16〃)  前 里 光 健 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  富 浜 靖 雄 〃    〃  (17〃)  西 里 芳 明 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  下 地 信 男 〃    〃  (19〃)  友 利 光 徳 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  上 里   樹 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (21〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  山 下   誠 〃    〃  (23〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (10〃)  池 城   健 〃    〃  (24〃)  山 里 雅 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 環 境 衛 生 局 長 │ 下 地 睦 子 君┃┃ 副   市   長 │ 伊 川 秀 樹 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 天 久 珠 江 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 消   防   長 │ 宮 國 和 幸 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 與那覇 勝 重 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 石 川 博 幸 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 仲宗根 美佐子 〃 │ 総  務 課  長 │ 豊見山   徹 〃┃┃ 市 民 生 活 部 長 │ 友 利 毅 彦 〃 │ 財  政 課  長 │ 国 仲 英 樹 〃┃┃ 観 光 商工スポーツ │ 上 地 成 人 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ 部       長 │           │           │          ┃┃ 産 業 振 興 局 長 │ 宮 國 範 夫 〃 │ 教  育 部  長 │ 砂 川   勤 〃┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 友 利   克 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 砂 川   朗 〃 │ 宮 古 島市監査委員 │ 渡真利 健 次 〃┃┃ 水  道 部  長 │ 兼 島 方 昭 〃 │ 監 査 委員事務局長 │ 新 里 恵 吉 〃┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  下 地 貴 之 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  仲 間 清 人 〃   議  事 係  長  国 吉 たかよ 〃 ○議長(上地廣敏君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は24名で、全員出席であります。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第2号のとおりであります。  この際、諸般の報告をします。  事務局長から報告させます。 ◎事務局長(下地貴之君)   議長の命により、諸般の報告をいたします。  9月7日、座喜味一幸市長から、議案第83号、辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画(総合整備計画)の変更についての訂正及び本訂正に係る市長の発言の訂正について申出がありました。  本日の本会議前に議会運営委員会が開催され、市長から申出のあった議案第83号の訂正及び本訂正に係る市長発言の訂正の処理方法について諮問したところ、正誤表により処理することと決しました。  この決定を受けまして、正誤表と通知をお手元に配付しております。  また、同委員会では、台風、現在熱帯低気圧でありますけども、その接近に伴い暴風警報が発令され、9月12日が閉庁となる場合の会期及び日程について諮問したところ、9月12日開催の予算決算委員会は1日繰り下げ、翌9月13日に開催すること、委員会の日は新たに設けないこと、会期は延長することなく、当初のとおり9月29日までとすることと決しております。  諸般の報告は以上です。 ○議長(上地廣敏君)   この際、日程第1、議案第68号から日程第39、認定第11号までの計39件を一括議題とし、質疑に入ります。  まず、日程第1、議案第68号から日程第28、同意案第2号までの計28件について、質疑の発言を許します。 ◆我如古三雄君   五、六点ばかり質問をしたいと思います。  まず、同意案第2号、教育委員会委員の任命について、議案書の67ページ、教育委員委員会委員の任命がありますが、任期満了の委員は誰なのか、説明をお願いしたいと思います。  それから、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、19ページ、総務費の財産管理、10節の需用費で、修繕費が564万4,000円計上されておりますが、主な施設といいますか、どこの施設なのか説明をお願いします。  それから、40ページ、土木費の道路新設改良費、工事請負費がありますが、どの路線なのかを説明を願います。  49ページ、教育費、文化ホール運営費があります。これ委託料が400万円余り計上されておりますが、どこに当たるのか、説明をお願いします。  恐れ入りますが、それと戻りまして10ページ、国庫支出金で、6目の沖縄離島活性化推進事業費補助金、節のほうで1億4,396万1,000円マイナスになっておりますが、この1億4,396万1,000円減額の理由と、歳出ではどこの科目に当たるのか、説明をお願いいたします。  以上、お願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   まず、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)に係るご質問についてでございます。10ページ、歳入の沖縄離島活性化推進事業費補助金、これの減額補正1億4,396万1,000円の内容でございますが、この事業、減額につきましては、まず1つ目に複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業、金額にいたしますと5,840万円でございますが、一括交付金の活用を予定しておりましたけど……失礼しました。この沖縄離島活性化推進事業費補助金の活用を予定しておりましたけれども、国との調整の中で、現状でなかなか事業採択が厳しいということがございましたので、今回補正減ということで調整をさせて、計上させていただいております。  それからもう一件、観光循環バス自走化実証事業、俗に言いますループバスの事業でございますが、こちらのほうも9,700万1,000円を予定として計上しておりましたけれども、こちらも国のほうと調整をする中で、一括交付金での事業のほうがいいというような指導を受けまして、そちらのほうに変更して、沖縄離島活性化推進事業費補助金としては減額をしております。  それから、電子図書館の整備事業、こちらのほうを新規の事業として1,144万円、補正で計上しております。2つの事業の減額、それから電子図書館の整備事業の増額と、合わせましてトータルで1億4,396万1,000円の減額補正というふうになっております。  それから、この事業につきましては、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の歳出の21ページに沖縄離島活性化推進事業費補助金という目が設けられております。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)19ページの5目財産管理費の修繕費564万4,000円についてお答えをいたします。  場所ですが、上野庁舎になります。上野庁舎の発電機の部品の取替えとなっておりまして、内容としましては、上野庁舎高圧機中開閉器、高圧ケーブル取替えになりますけど、これが227万1,000円、上野庁舎キュービクル内トランス取替えが337万3,000円となってございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の40ページの、3目、道路新設改良費の14節で、工事請負費が277万2,000円、場所はどこをやるかということでございますが、これ上野地区のリゾート地区内の上野海岸線、歩道の舗装工事です。ここで無電柱化電線地中化の工事を進めておりまして、埋設した後の歩道がまだ未舗装部分がございますので、この歩道の舗装を行う工事でございます。 ◎教育部長(砂川勤君)   教育委員の任期満了は、渡久山ひろみ委員になります。 ◎生涯学習部長(友利克君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)49ページの文化ホール運営費、委託料についてでございます。文化ホールについては、8月の臨時会において、舞台機能の強化を図る工事契約の議決をいただいたところでございます。工事の執行に当たり、現場の適切な管理、円滑な工事の進捗管理、また調整などを行うためには、高い知識と経験を有する技術者を確保する必要があります。そのため、今回委託料441万7,000円を計上しているところでございます。現場管理費に係る委託でございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地信男君   それでは、私のほうからも何点か質問させていただきたいと思いますが、まず議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の中から19ページ、総務費の一般管理費の中に宮古島市政策参与報酬201万円が計上されております。これは、なぜ予算が不足するのか、その原因はどういう原因があるので、事情があるのでこういう補正に至っているのかをまずは説明してください。  20ページの総務管理費の中の企画費の中に12節委託料の中に地域賑わい創出事業901万4,000円、それから新たな公共交通検討事業990万円が入っておりますが、これどういった事業なのか。これ当初予算には見えなかった事業なので、この説明をお願いします。  次に、21ページです。沖縄離島活性化推進事業費補助金、これは企画政策部長のほうから、歳入の減も含めて話がありましたけども、複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業、これ総合体育館の話だと思いますけど、7,300万円が減になっています。この説明を改めてお願いしたいと思いますが。  50ページの、教育費の中の体育施設管理費の中に体育施設管理事務費の委託料3,825万8,000円が、これ増額補正になっています。新聞報道では体育館の基本計画の基本設計なんですか、こういう費用の委託費だと聞いておりますけども、7,300万円の減に対して、3,825万円という、これ額に開きがあるので、これ本当に同じ事業なのかなという疑問が出てきます。その辺の説明をお願いします。  次、29ページです。児童福祉費の中の負担金、補助金及び交付金の放課後児童健全育成事業359万5,000円。これ当初予算では9,900万円余の予算が計上されていたと見ています。今回の補正で1億円を超えますけども、この補助金は民間の学童クラブへの補助金だと思いますけども、現場ではどういう予算の使い方をされているのか、少し説明をお願いします。  次、35ページ、農業費の中の農業振興費の中に、農林水産物流通条件不利性解消事業、これ沖縄振興コールドチェーン事業だと、この委託料が1,400万円ほどありますけども、これは市が今年度から農林水産物流通条件不利性解消事業の補助金、生産農家への補助金が減額あるいは増額、いろいろ改正がありました。それに伴う事業だと思いますけども、こういう委託の内容、どういうことを目指してこの事業を実施するのかをお願いします。  すみません、ちょっと多いですけども、次、令和4年第6回宮古島市議会提出議案の中から、議案第80号、宮古島市児童館条例の一部改正についてが提案されています。ここで疑問点が二、三点ありますので、これ確認させてください。この改正は児童館条例の中に、放課後児童クラブに関すること、いわゆる放課後児童クラブを児童館の中で実施していきますよという改正になっています。あわせて、子育て支援センターの事業もやっていくという話ですけども、児童館条例でこの学童クラブの事業をするという話になっていますけども、放課後児童クラブの設置管理条例というのは別にあるんですよね。久松、鏡原、平一、3つの放課後児童クラブに関する設置及び管理に関する条例というのがあります。今回児童館の中にこの放課後児童クラブの事業を実施するという話ですけども、既存の放課後児童クラブの管理条例と今回改正する条例とはどういう関係があるのか。同じ放課後児童クラブを実施するのに、特化した管理条例がある。今回は児童館の中でそれをやっていくという2の条例が存在しますけども、それはこういうことがあって、条例の制定のテクニックとしてこれは少し違うんではないかという疑問があります。この辺を少し説明してください。  それから、指定管理の相手方となる者について、第11条に児童館の管理を行わせるに最適な社会福祉法人等という記載があります。いわゆる地方自治法上では法人その他の団体となっていますし、今回提案されているみやこサンセットビーチの指定管理の対象者も、法人その他の団体というふうになっています。宮古島市の条例は、ほとんどそういう地方自治法に照らし合わせて、法人その他の団体となっていますけど、この児童館条例だけは最適な社会福祉法人等と、かなり絞られた形になっていますけども、この辺の説明も併せてお願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   まず、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)に関するご質問でございます。企画費の中で委託料、この中に地域賑わい創出事業、それから新たな公共交通検討事業、2つの事業が補正計上されていることについてご質問であるというふうに思いますが、まず地域賑わい創出事業、これは従来施政方針の中でも述べておりました道の駅構想、これを今回地域賑わい創出事業と命名しまして、補正を計上させていただいております。これ道の駅構想の具体的に、宮古島の中でどういうところにどういう道の駅構想でどういう施設をつくっていくかということで調査、そういうものを行って取組を進めていきたいということで、今回は委託料を計上させていただいております。  それから、委員報酬というのもございますけれども、こちらのほうは、例えば農協、あるいは商工会議所、その他の経済団体、あるいは地域の代表者、そういう方々を交えて、委員として任命をいたしまして、こういう委員会で審議も深めていきたいということで、委員報酬も含めて委託料という形で計上をさせていただいております。  それから、新たな公共交通検討事業でございますが、これは乗合タクシーの運行を、ITなどを活用した専用システムで行うデマンド交通の実証を今回スタートさせていきたいというふうに思っております。ご存じのとおり二次交通が今宮古島の中で大きな課題となっております。ループバスとかいろんな取組を行っている中ではございますが、今回は伊良部島と市街地、それから下地地区と市街地、これを結ぶ2つの区域でこういう新しい手法の乗合タクシーのデマンド交通、こういう実証を行っていきたいということで、990万円の予算を計上させていただいております。  それから、沖縄離島活性化推進事業費補助金の減額でございますが、複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業の減額補正、7,300万円についてでございますが、これは国のほうと調整を行う中で、まだまだ計画の熟度が十分ではないということで今回事業採択には至りませんでした。この中身については、基本設計、実施設計ということで国のほうにはお願いをして、調整をしてきたところでございます。新たな補正計上については生涯学習部のほうから説明があるかと思います。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)19ページ、1目の一般管理費の1節の報酬の中の宮古島市政策参与報酬201万円についてお答えをいたします。  当初予算におきましては、政策参与報酬を1名分、216万円になりますが、予算措置してございます。市長の政策実現及び市政全般の重要課題解決のためには2名体制が望ましいとの判断から、令和4年度は2名体制で業務に当たっていただいているところでございます。今回の補正は、2名体制で週3日程度、通年で勤務していただくために、不足している額を増額するものでございます。 ◎福祉部長(仲宗根美佐子君)   まず、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)29ページの児童福祉費の放課後児童健全育成事業の補正の理由ですが、今回、国の補助金要綱が変わりまして、歳入にもありますが、国の補助金と県の補助金の歳入も入れてございます。  主に何に補助金が使われているかということでございますが、これ放課後児童クラブの、主に運営に係る事業になっておりますので、主に関わる人件費とか、光熱費とか、運営そのもの全般に係る補助金となっております。それを各クラブの運営に合わせて、国の分、県の分、市の負担分というふうに補助金が今回は補正されているところです。  続きまして、児童館条例の中に放課後児童クラブに関する内容もあるということでございますが、この放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例は、この3か所の放課後児童クラブの事業を行うことを目的とした建物の設置条例となっております。今回児童館条例に組み入れたのは、もともと児童館の中でやっている事業ですが、児童館の設置をする事業の条例として組み入れているものでございます。建物を建てたときの目的が、放課後児童クラブだけをする事業として建てた建物なのか、児童館の中にそれぞれの事業がありますので、児童館全体の条例となっているため、今回新しく指定管理をするには児童館条例の中に入れているところでございます。  今回、指定管理を行うに当たっての指定管理者が社会福祉法人と明記されていることでございますが、通常の建物だけの指定管理ということではございませんので、やはり児童館を指定管理するには、これまでも社会福祉法人とかやっておりますけども、特定の専門職ですとか、ちゃんと研修を受けた支援員とかの配置ということがございますので、そういうことを兼ね備えた適正な社会福祉法人として明記されているところです。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)でございます。35ページ、農林水産物流通条件不利性解消事業のコールドチェーンの部分についてでございます。  本事業は、地域コールドチェーン実証的検証支援として県のほうの補助事業でございます。この事業ですが、現在、冷凍コンテナを活用して船舶輸送を行っている品目は主にモズクであるということで、その他の鮮魚や農作物については鮮度保持技術が確立していないため、航空輸送で行っているのが現状でございます。空輸による輸送費は高額になることから、空輸から船舶輸送に移行することで、輸送費の軽減や不利性の改善を図る上でも、宮古島に合った鮮度保持技術の考案、それに見合った輸送の改善等を調査し、輸送体制の構築を図ることが基本であると考えております。  それらを踏まえまして、本年度、今回の補正予算に上げました地域コールドチェーン実証的検証支援事業を活用しまして、品目選定、急速冷凍庫の導入、保存冷蔵庫の整備、漁船冷蔵庫設置、真空パック機導入等の評価検証、投資計画を実施して、CAS等の技術導入実証事業計画の作成、輸送体系の確立、長期保存技術の確立を目指して取り組んでいきたいという事業でございます。輸送体系だけではなく、保存技術の確立もしっかり調査してまいりたいと思っております。 ◎生涯学習部長(友利克君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)21ページの15目沖縄離島活性化推進事業費補助金の中での複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業の減額についてでございます。  これ先ほど企画政策部長からもありましたように、まだ事業の熟度が足らないのではないかというような内閣府からの指摘があったと。内閣府からは、中長期的な見通しについてもう少し具体性を持たせた上でというようなご指摘があったというふうに聞いておるところでございます。  そのため、これまでの経緯も含めて、50ページの委託料について説明をしていきたいと思います。複合型スポーツ振興・人材育成拠点施設整備については、内閣府の沖縄離島活性化推進事業費補助金を活用し、基本構想を策定し、今年度においては同補助金を活用して基本計画の作成を目指してまいりましたが、採択に至っておりません。そのため、他の補助事業の導入を検討しまして、調整を始めたところでございます。その調整の中で、昨今の急激な資材費等の高騰を受け、概算要求時の事業費より大きくなる事例が多く見られるようになっていると。そのことから、要求時と実施時の事業費の乖離を極力なくすようにとの指摘がございました。その指摘を受け、令和6年度の補助金活用に向けた来年5月の概算要求の資料には、より精度の高い事業費を示していきたいというふうに考えているところです。そのため、50ページの委託料、3,825万8,000円を計上し、単独予算でもって計上をしたというころでございます。  なぜ7,300万円から3,800万余円かということについては、やはり一般財源を活用するということになりますので、できるだけ極力縮小を図ると、縮減を図るというところを強く意識をしまして、精査をしながらやってきたところ、3,825万8,000円という見積りができたというところでございます。  なお、具体的にはまた実施設計というところになりますので、予算規模的、事業費的な規模を、今後基本設計で精度を高める形の設計を実施していきたい。その後、補助金を活用して、実施設計でより詳細な設計をしていきたいというところで、一つのつなぎでございます。  今回この一般財源で基本設計を実施する意味は、やはり先ほど企画政策部長からもありますように、もう少し事業の熟度を高めてほしいというところもありますので、その辺を市としても単独予算でもって基本設計を作成し、誠意を示すというようなところを、強く補助金の担当省庁に示していくということも一つの意味合いでございます。 ◆下地信男君   今の総合体育館の複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業の話を少し確認をさせてください。  これは、いわゆる沖縄離島活性化推進事業費補助金を活用して基本計画を策定していきたいということをお願いしたら、内閣府のほうからちょっと熟度が足りないという指摘を受けて、熟度を高めて、あるいは市のやる気のようなものを内閣府に示すために、この単独予算で、いわゆる体育施設管理費に計上されている3,800万余円で、基本何らかの準備をするという話ですか。それとも、沖縄離島活性化推進事業費補助金でやろうとしていたことを、今回は内閣府からちょっと駄目だということだったので、単独で基本計画策定していくということでよろしいですかということがまず、それをお願いしたいところです。  議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)19ページの宮古島市政策参与報酬ですけども、これは総務部長の答弁では、当初予算では1人分216万円という額を要求しましたと。ところが、当初予算が通って、新年度始まりました。2名必要ですと。2名になりましたということで、216万円の範囲の中で2名というのは、何らかの議会に関与する必要もないので、これいろいろ調整やっていけばできると思いますけども、これがなかなかいかないので、日額1万5,000円で2人を任命していると。そうすると、当然1年間の所要額というのは足らないとなってくるのはもう当然です。それは予算が不足する、当然そうなるということを知りながら、予算措置をすることなく、1名を増員、任命したと。これは申し訳ありませんが、市の予算編成方針の中には、予算というのは1年間の所要額を見込んで、それに基づいて見積もって計上するというのがありますよね。3月定例会に出した当初予算では、1名でいきますと議会に説明して、新年度入ったらすぐ2名を任命したという話は、とても無計画な財政運営、行政運営ではないですか。そういう無計画な財政運営を、議会に認めろという話になるんですか、これ。こういうやり方をすると、市が何でもかんでもやって、後で予算が足りないからやってくれといったら、分かりましたと。議会は市の追認機関ではありません。これ正当なやり方は、任命する前にしっかりと所要額を計上して、議会の承認を得た後に新たに任命という手続になるべきではないですか。あまりにも議会を軽視した、議会が追認機関というふうにみなした予算の提案だと私は思います。とてもこのような行政運営を議会が認めるということはなかなかできない。そういう状況であるというふうに考えています。その辺を、少し市長なり副市長なり、提案者としての所見を伺いたいと思います。  次に、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)29ページの放課後児童健全育成事業費等補助金359万5,000円。これは放課後児童クラブの運営費が主だという話でした。この放課後児童クラブには、利用者の負担はないですか。市の補助金のみで運営しているという形になっていますか。その辺を少しお答えください。  議案第80号、宮古島市児童館条例の一部改正について、これよく分かりません。放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例があるのに、児童館条例の中に放課後児童クラブの事業ができるように改正していくというのは、もう条例あるいは規則、要綱にはある一定のルールがあると思います。2つの条例にまたがって同じ事業が記載されているというと、これ条例を後で検索して、放課後児童クラブがどういう状況になっているかと調べたときに、条例では3つの施設しかないですと。いや、別のところは児童館条例の中にちゃんとありますよという話になっていくんです。これ条例でいう統一整序の方針というのがありますけども、既存の条例等々のそういう整合性とかちゃんと図られているかということの視点で条例はつくることになっているんです。いろんな項目あります。他の条例とどういう関係があるかということがはっきり答えられない限り、これは条例、とてもアウト、後々これは大変なことになると思います。  もう一つ申し上げれば、設置の部分で児童館条例に、これ放課後児童クラブをやるんだったら、ちゃんと設置目的の中にもきちっと放課後児童クラブをするということを明記しないと、条例の形が不足した部分が出てきます。  さらに言うと、申し訳ありませんが、指定管理の手続も、これには入っていませんよね。他の指定管理条例と見比べたらはっきりすると思いますけども。これなかなか条例として体を成していないという感じがします。この辺ももう少し、また当局の考えがあるんであれば、お答えをお願いしたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   基本的には、行政は計画性を持ってやること、かつまたいろんな臨機応変に迅速的に効果を出していくということが大事かと思っております。詳細については、もうあまりこの質疑の中で、一般質問と重複大分しておりますんで、その辺については一般質問でまた質問をいただいて議論が深まればと思います。                 (何事か声あり) ◎生涯学習部長(友利克君)   体育館関係のどういった補助金を活用するのかというところだと思います。これまでは内閣府の沖縄離島活性化推進事業費補助金、この補助金を活用して、基本設計までは活用したいというところでした。本体の工事については、当初からなかなか難しいということは言われておりましたので、他の省の補助金の活用というものを念頭に、これまでも進めてまいりました。  今回基本設計を沖縄離島活性化推進事業費補助金でというところで申請をしてきたところですけども、それが採択に至らなかったというところでございます。理由については、先ほどから申し上げているような、なかなか熟度が低いというところで採択に至っていないと。そういうことを受けまして、これ防衛省ですけども、防衛省の補助金の活用ができないかというところを沖縄防衛局と調整といいますか、現段階は意見交換といいますか、そういった段階かというふうに思いますけども、お互いの意見交換をする中で、非常に最近の実例として、概算の要求時と実際の事業実施時と事業費に乖離が大きくなる傾向が見受けられると。その理由としては、資材の高騰であったり、そういったところが影響しているというところで、今後はそういう概算の要求をするに当たっても、より具体的なといいますか、精度の高い事業費をもって概算要求に臨んでいただきたいというような指摘がありましたので、その指摘を受け、今回単独の予算でもって基本設計を実施するということになっております。                 (「議長、休憩お願い」の声あり)
    ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時49分)  再開します。                                     (再開=午前10時51分)  議長から当局の皆さんに申し伝えますけれども、議員から質疑が出された場合は、丁寧に質疑に対しての答弁をしていただくようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。これは、市長以下、部長の皆さんも当然そのように、丁寧な説明、議員に理解できるような説明を尽くしていただきたいと思います。 ◎福祉部長(仲宗根美佐子君)   再質問にお答えしたいと思います。  放課後児童クラブの運営についてですが、確かに利用者の個人負担も5,000円程度ございます。今回歳入のほうにも入れてありますが、今回この利用料金についても、ひとり親家庭に対する利用料金に対する補助金が、今回補正増となっているところでございます。  あと、条例改正により放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例と児童館条例の2つになるところに対しての再質問でございますが、放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例は放課後児童クラブだけをする、単体の施設、建物として整備された施設の設置条例となっております。児童館条例は、児童館の設置条例となっておりますので、もともとの児童館という業務の中に支援センターとか放課後児童クラブをできるような建物になっているんです、児童館の中に。ということで、放課後児童クラブ単体での建物ではないので、今回いろんな複合的な事業をしている児童館条例の中に組み入れるのが最適だと考えているところです。 ○議長(上地廣敏君)   答弁漏れがあれば指摘をしてください。  休憩します。                                     (休憩=午前10時54分)  再開します。                                     (再開=午前10時57分) ◆下地信男君   これ、市の例規審査会の中にも提案して認められているという話を聞いていますけども、これ審査会ではそういった指摘はなかったのか、総務部長にお答えをお願いしたいと思います。  すみません、議長、休憩お願いします。 ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時57分)  再開します。                                     (再開=午前10時58分) ◎総務部長(與那覇勝重君)   例規審査会のほうで、放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例と児童館条例、そのすみ分けというか、そういう話は出なかったのかという質問です。  まず、条例を例規審査会に上げるとき、まず事務担当者レベルでいろんな調整を行います。その中では話が出たというふうには聞いております。ただ、設置目的が違うということで、別個で考えていいだろうという判断で例規審査会のほうには上がっております。例規審査会の中では、特に別で放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例があると。あるので、その中に入れ込むべきではないかという議論は出ておりません。 ○議長(上地廣敏君)   答弁漏れがあれば、指摘をしてください。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   政策参与報酬の部分について。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   政策参与報酬の再質問についてお答えをいたします。  宮古島市政策参与は、宮古島市の市政全般重要課題の解決を促進することを目的にしまして、平成28年に設置をしてございます。議員ご指摘の、まず予算措置してから任命するべきでなかったかということにつきましては、まず本来であれば補正予算等で予算措置をした後に、政策参与として登用すべきだというふうに考えておりますが、上野庁舎の利活用を含めた六次産業化の推進等、重要課題がございますので、早急に対応していく必要があるため、4月1日での就任をお願いしたところでございます。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時00分)  再開します。                                     (再開=午前11時00分) ◎市長(座喜味一幸君)   やはり予算そのものというものは、確かにしっかりと計画性、効果性を持って進めるべきこと、これは当然でありますし、また議会の承認、説明等を丁寧にしながら承認を受けていくべきものというふうに思っておりますが、片や、先ほど総務部長からもありました状況のいろんな変化、課題の解決等につきましては、迅速性、効果性を早めに出していくという意味において、そういうスタッフの整備等も併せてやっていくというのがあるかなと、また大変いろんな変化があるかなと思いますが、その辺はしっかりと、今後の反省点も確かに、計画性がなかったことは認めながらも、やはり効果を出さなければならない六次産業に向けての体制整備ということでお願いしているわけでございますので、その辺はご理解をいただきたいなと思っております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地茜君   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、31ページになります。4款衛生費の1項保健衛生費の3目環境衛生費の中に、地下水保全対策事業の187万余円ついております。これについて少し、どういう内容かというのをお聞きしたいのと。  それから、35ページ、6款農林水産業費、1項農業費、3目の中にある農林水産物流通条件不利性解消事業のほうのコールドチェーンの1,500万余円、委託料はどこに委託をするのかということ。  あともう一つ、これは、議案第74号、令和4年度宮古島市水道事業会計補正予算(第2号)の11ページになります。ここにも地下水保全調査事業がありますので、先ほどの環境衛生費の中のものと違うものなのか、各部署で似たような調査をするのか、ここも内容を教えていただけたらと思います。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、農林水産物流通条件不利性解消事業のコールドチェーン体制でございます。委託先ということでご質問いただいておりますが、先ほど下地信男議員の質問にもお答えしたとおり、宮古島市としましては、地域コールドチェーン実証的検証支援を活用して品目選定、急速冷凍庫導入、保存冷蔵庫整備、漁船冷蔵装置、真空パック機導入等の評価検証の委託業務を考えている中で、県、また関係機関との意見調整を踏まえながら、どういった事業者選定がよろしいのかということで、今後公募を図っていく予定をしております。業者はまだ決まっておりません。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)31ページの委託料、地下水保全対策事業のほうですけれども、宮古島地下水研究会から発表された、化学農薬が検出された水道水長期飲用による健康影響の懸念等の緊急提案を受けまして、市民の不安を解消するために緊急的に実施するものでございます。公表の値といたしましては、国が登録している水質機関の数値ではなかったため、市としては登録検査機関で検査を実施して、市として値を検証しておきたいというか、確認をしておきたいというための委託料です。  もう一つ、地下水分析費としてもう一つ、有機フッ素加工物に関してです。これまで度々要望がございましたが、使用実績がないとのことで、調査は行っておりませんでした。指標となる資料等がないことから、基地周辺の井戸4地点の調査を行い、現状を把握する目的でおります。採水箇所といたしましては、野原地区の航空自衛隊基地周辺のムカワノカー、陸上自衛隊基地周辺の千代田駐屯地北側井戸及び北ウナトウ井戸と保良弾薬庫周辺のワーヤツガーを予定しております。  地下水の対策事業の委託料として、水道事業で行っているのは水道水源地の13か所に関しては水道事業で行っておりまして、それ以外の地下水モニタリングに関しましては衛生費で行っているという状況です。 ○議長(上地廣敏君)   答弁漏れがありますか。                 (「議案第74号、令和4年度宮古島市水道事業会計補正                  予算(第2号)の中の、地下水保全調査事業」の声                  あり) ◎水道部長(兼島方昭君)   議案第74号、令和4年度宮古島市水道事業会計補正予算(第2号)の地下水保全調査事業ということでの331万9,000円の増額ということですけども、これは現在、一括交付金を活用した地下水調査事業を行っておりまして、これに追加費用ということで331万9,000円をお願いしているところでございます。現在調査しているのは、航空自衛隊のところにボーリングをしながら、不透水性地盤の高さを測っていると。東添道水源と上野流域の境目をはっきりさせようということです。 ◆下地茜君   コールドチェーン事業に関しては、県の要綱のほうでは、この1,500万余円を使って3か月間の試験運用まで本年度で少しできるようにということで書いてあるので、残りの半年くらい中で時間が大丈夫なのかなというような心配もあるんですけれども、まずはどこに委託するのかというところを選定、公募をして、その中で指定物流業者、4業者、宮古島でも指定されると思うんですけれども、そこの中から選ばれるのか。それと指定物流業者のほうがメインとなって、このコールドチェーンを使っていくと思うんですけれども、その辺りの関連性と、全くもう中立で立てるようなところを公募の条件にするのか、その辺り少しお聞きできればなと思います。  それから、先ほど環境衛生費のほうでお話しいただいた地下水調査事業のほう、スケジュールのほうだけ少しお聞かせいただければと思います。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   指定物流事業者の中からかということでございますが、当然輸送体系に関しては市の指定物流事業者ということではございませんが、そういった物流事業者の中にも協力していただくことはございますが、どういった内容でというところで、協力していただく機関は結構あると思いますので、事業内容によって公募要領を作成して取り組んでいきたいと思っております。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   スケジュールということでございますが、調査時期につきましては9月中に1度、地下水審議会専門部会を通して調査項目、内容の確認を行う予定となっております。その際に大きな変更がなければ、9月補正予算案を可決いただいた後、速やかに契約の手続を済ませて調査を行う予定となっておりまして、10月頃の調査予定です。結果が判明する時期につきましては、調査後の約3週間から1か月を見込んでおりまして、大体11月から12月頃には結果が判明するものと考えております。公表の時期としては12月頃になるかと思いますが、水道部と調整を行いまして、ホームページや新聞等を活用して公表することを検討しております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良敏夫君   令和4年第6回宮古島市議会提出議案の29ページ、議案第84号、財産の取得についてですけど、まず何で今そのデータを購入するのかという理由と、八重干瀬及び周辺地域地形図データというのがどういうものか、説明お願いできますか。まずそれからよろしくお願いします。 ◎生涯学習部長(友利克君)   令和4年第6回宮古島市議会提出議案の29ページ、議案第84号、財産の取得についてでございます。八重干瀬の活用促進事業については、八重干瀬とその周辺地域の国定公園の指定を目指して、自然環境調査と地形図の整備を行っているところでございます。  今回上程をしてあります議案第84号、財産の取得についてでございますけども、これは地形図を購入をするという内容となっておりますけども、当初はこれは委託調査をした上でこの地形図を作成するという予定でおりましたけども、現に南静園の北方の海岸から、八重干瀬方面にかけての地形図というものを作成していると、あるということが分かりまして、実際に調査をするよりはこの地形図を購入したほうが、全体のスケジュールに関しても非常によいと。あと、事業費の縮減も図れるというところで、今回データを購入するというところで事業の内容の変更を行っているということでございます。ただ、もう既に調査の委託はしておりまして、その中にはもう含まれておりませんでしたので、別途この地形図を購入するということで捉えていただきたいというふうに思います。  なお、この八重干瀬については、ヤエビシなのかヤエベセなのかというようなご指摘もあるところですけども、国土地理院は、これはヤビジということで公用語ということで統一をしているということでございます。ヤビジは池間島の方言というところで、池間島の方言を尊重するというところでヤビジを公用語とするということで統一をしているということでございます。  ただ、なお、地元でこれヤエビセあるいはヤエビシというふうに使うことについて何ら問題はないということでございます。 ◆平良敏夫君   まず、データ購入する理由が国定公園に向けての調査だということなのか。  それと、八重干瀬周辺地図データというのが、私が聞いているのは、何か地形図なのか、海図なのか、何かよく分からないから、どういうものなのかなということを聞いたんですけど。  それともう一つ言うと、やはり調査するよりあるものを買ったほうが安いんではないかと、そういうことも言っておりましたけど、それにしてはこの3,500万円という金額が妥当なのかどうかというのも何か私としては少し高くないかという話もありますけど、その妥当性を述べてください。  それと、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)ですけど、20ページ、14目の沖縄振興特別推進費、何か質問あったのかな、ここ聞き逃したかも分からないんですけど、全部が減額になっているんですけど、生鮮水産物流通条件不利性解消事業も農産物流通条件不利性解消事業も。何で必要なお金だけど、何で減額になっているかということをもう一回説明していただけますか。  もう一つ、19ページ、財産管理事務費です。そこでの修繕費が、上野庁舎の発電機の部品取替えという話でしたけど、この発電機は緊急用の発電機なのか。  それと、この部品というのは、故障したから部品を交換するのか、それとも定期的な部品交換なのか、そこら辺も含めて説明よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、20ページです。沖縄振興特別推進費の減額等がございます。まず、生鮮水産物流通条件不利性解消事業、これ水産課の事業でございます。その21ページに同様に、農産物流通条件不利性解消事業、579万円の減額がございます。この事業に関しましては理由が同じになるかということで、併せてお答えさせていただきます。  農産物流通条件不利性解消事業につきましては、令和3年度まで、県外に向けては県が主体となった事業でありました。市のほうとしましては、単独事業で農産物に関しては令和3年度に実施したところでございます。これは、宮古島、本島間の事業でございます。水産物に関しましては同様に、宮古島―沖縄本島間は県の一括交付金事業を活用して実施してまいりました。ただ今回、令和4年度から、この農産物流通条件不利性解消事業が県の事業ということになりまして、県のほうが宮古島―沖縄本島間も含めた事業になったということですので、市が一括交付金を活用してこの事業を実施することができませんので、この部分に関しては減額ということになっております。  20ページの宮古島市家畜伝染病対策事業のほうで458万8,000円の減がございますが、こちらに関しても令和4年度当初予算におきまして一括交付金を活用して空港ターミナル、消毒マットの設置ということで置いていたんですが、こちらに関しては別の国庫補助事業で対応できるということでございまして、一括交付金の対象外になるというご指摘がございましたので、こちらについても一括交付金での事業は取り下げるという形になっております。ちなみに、事業としましては、本年度は単独事業で実施しているところでございます。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、19ページの5目財産管理費、10節の需用費の修繕費、上野庁舎の発電機の部品取替えについてです。  議員から緊急なものか通常の点検によるものかという質問だったと思います。上野庁舎の発電機につきましては、電気保安協会が毎月点検を行っております。その中で、老朽化による修繕が必要ということでご指摘を受けております。上野庁舎につきましては災害時の避難所となっておりますので、停電時に自家発電を要するために早急な修繕が必要ということを判断しまして、今回の補正に上げさせていただきました。 ◎生涯学習部長(友利克君)   八重干瀬の質問についてお答えいたします。  地形図とはどのようなものかということですが、もう既に出来上がっているのが、これが地形図でございまして、狩俣から池間島方面に向けての、これが陸地です。これが周辺の海域です。さらに八重干瀬辺りまでの地形図が既にできていると。それを購入するということでございます。  なお、これが陸地なんですが、ところどころ見えるのが、これ水深20メートルまでの海底の地形図も全部製作されているというようなものを購入をするということでございます。  それから、額の妥当性についてでございますけども、これはもう既にこの業者は調査をし、製作をし、それぐらいの費用がかかるというところもありますし、また今回この著作権も併せて購入をするということになっておりますので、それも合わせますと3,187万円ほどになるかというふうに思いますが、実際に測量を委託をするよりは、予算書にもありますように800万円ほどの減になるということで、業務の進捗の効率性、それから予算の縮減といった面からも非常にいいかというところで今回補正を計上しているところでございます。 ◆平良敏夫君   まず、議案第84号、財産の取得についてなんですけど、何か今見せてもらったその1枚の資料、1枚ではないかも分かんないけど、この八重干瀬のほうはまだ、一応実際はあるんですけど、まだ手元に届いていないという状況なんですか。いいんですけど、そのちょっと見せてもらったのが3,500万円どうのこうのということが、すごく違和感あるなということでありますけど、国定公園をこれから目指すというんだったらいいんですけど。地形図なのか、海図なのか、それ全部まとめての資料だということは分かりました。  生涯学習部長、こういう資料というのは、これいつできたんですか。  それと、まず、いつ頃できたのかということと、ちょっと分からないから教えてほしいんですけど、上野庁舎、これは停電用の発電機、そういう避難用の発電機に使うことになっているらしいんですけど、こういう緊急用の発電機も電気保安協会の検査対象なんですか、あんまり分からないんだけど。それを答えてください。  電気保安協会からの指示によって部品交換しないといけないよという話だったんですけど、普通の緊急用の発電機を電気保安協会が点検しているというのはあんまり聞いた覚えないもんですから、そこのところを明確にしてほしいと思います。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   非常用の発電機を電気保安協会に委託をして管理をしていただいているということです。 ◎生涯学習部長(友利克君)   この狩俣、池間島の陸地、それから周辺の海域についての地形図は、3年前にできているということで、今回サンプルとして提供があったということでございます。また、八重干瀬周辺については、1月から3月にかけても調査をしてあるというところで、実際購入の契約後にこのような地形図のデータというのは提供するということになっております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆砂川和也君   議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定について、何点か質問させていただきます。  条例のこの場所なんですが、今トイレとシャワーがあって、丸い駐車場があると思うんですが、ヒルトン側のほうにもビーチがもう一個あって、トイレ、駐車場があります。そこが含まれるのか。  あと、この利用期間と利用時間、遊泳時間いうのはどのような基準で決められたのか。7月1日から8月31日まで、9月1日から10月31日までの利用期間と遊泳時間があるんですけども、以前一般質問でも何回かさせていただいたんですが、もうこの4か月だけで何なんですかということがまず知りたいです。  あと、この指定管理することで、今も委託のような形を取っていると思うんですけども、何が変わってどういうメリットが出るのか。どのように変わるのか、どのような指定管理をすることで当局はこのトゥリバーサンセットビーチをどのような形に持っていきたいのかということをお聞かせください。お願いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   3点ほど質疑ありましたので、順を追ってお答えいたします。  まず、公園がどの一体かということでございますけども、橋を渡ってホテル側行きます。そうすると、そういったいわゆるトゥリバー地区というところ全体の管理を、この管理条例では予定をしております。  海浜の利用期間を7月から9月までとやっておりますが、これ県のそういった海浜のビーチに関する管理条例に基づいて、そういったビーチは何月から何月までありますよとか、そういうのがきちんとうたわれておりますので、県の条例に基づいてビーチとして管理する期間は設けております。  それから、どのような方向性で、この条例を設置し、管理をする方向であるかということですけども、現在トゥリバー地区には世界的、国際的にも有名といいますか、ヒルトンホテルが来春にはオープンしますので、それに伴って、やはりそれに見合うだけの公園管理、トゥリバー地区の管理というのも必要だろうと。よりよい質を高めながら、市民サービスにも、あるいは観光客のニーズにも応えていくということが重要だろうと考えておりますので、そういったいろいろ整備をしながら、きちんと条例も整備し、提供していきたいと考えております。 ◆砂川和也君   では、もうヒルトンの前のビーチとか、そこの遊歩道とか、橋を渡ってきたマリーナ以外のところも全部この海浜公園一体ということで、ヒルトンは除く全てを指定管理にしていくということですよね。  以前も一般質問で、県の条例があって、期間が難しいという話聞いているんですけど、本当建設部長がおっしゃるとおり、世界的に有名なホテルが来るということは、利用者が増える。利用者が増えるということは、この期間内だけで対応できるのかという問題は逆に出てくるんではないかなと思いますので、その辺また一般質問でもやらせていただきたいと思うんですが。ちょっと教えていただきたいですけど、これを一年中やるにはどうしたらいいですか。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   ビーチとして一年中利用できないかということでございます。県の条例がありまして、これに基づいて市でも期間を定めておりますけれども、やはりこの条例は利用者の安全性、危険防止を確保するということが目的等でもありますので、年中開放できるということが可能かどうか、それは調査研究してみたいと思います。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地信広君   私も2点ほどお伺いしたいと思います。  まず、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の19ページ、一般管理費の中の1億6,720万余円の減額の補正額が出ておりますけど、これは人事院勧告が影響しているのかどうか。みんな見たら、報酬以外は給与、手当、ほとんど減になっておりますので、その説明お願いしたいと思います。  そして、先ほどから下地信男議員が指摘している政策参与の報酬の件でございますけど、予算がないまま職員を採用したということで、ちょっとおかしいんではないかなと。これは私も6月の定例会で言いました。そこで私は、優秀な副市長がいるので、政策参与は1人でいいんではないかなとは思っておりますが、いつ頃からこの政策参与の必要性を市長は感じていたのか、その時期だけ答弁をお願いしたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   宮古島市の刷新ということで、できるだけ市民目線で行政を推進していくというようなことで進めてまいりました。その中で、全体として人員の削減、行政改革という中での人員削減というのは進められておりまして、しかしながら、片や行政の多様化ということは大変な状況があって、その辺は行政の改革と市民サービスをもっと充実するという意味での常にジレンマといいますか、そういう問題は常に抱えているところでございます。特に10%所得のアップをはじめとするいろんな施策展開をしていくために、どうしても行政で手が足らない部分というのは、例えば地元の連携を取っていく、あるいは技術的なことを情報を収集していく等々の部分については、やはり常に、ある意味では大胆に動けるような業務というのが大変重要。そういう意味では、いろんな課題解決にフレキシブルに対応していくというような政策参与というものが私の政策遂行にとっては大変重要だというふうに思っておりましたけれどもが、たまたま今回そういう議論をしている中で予算が計上されていなかったという部分においては、少し内部での連携が不足していたなというのは大変反省はしておりますけれども、この政策参与の果たすべき業務というのは大変大きなものがあるというふうに思っておりますので、トータルの人件費の中で泳げるのかなと思ったんですが、款項目の整理等もありまして今回の補正になっているということでございます。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の19ページ、1目の一般管理費の中で一般財源がマイナス1億6,720万2,000円減額となっているのが人事院勧告によるものかというご質問だったかと思います。この減額の主なものは人件費の補正というふうになってございます。内容としましては、まず一般職給及び期末手当、共済費につきましては、当初予算では便宜上総務費の人件費に計上していました新規職員採用分、あとは再任用職員分の予算を当初では総務費で計上しておりましたが、この予算を現在の配置状況に合わせて各課で補正をしているということで、各課に振り分けるということで総務費のほうが減額になっているということでございます。 ◆下地信広君   政策参与の件ですけど、今の市長の答弁で、非常に政策参与の重要性はよく分かりました。ただ、私が質疑したのは、いつ頃からその必要性を感じたのかなと。つまりは、年度途中というか、4月からやっていますので、いつ頃からそういうふうに政策参与を2人制に考えたのか、もう一度答弁お願いしたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   ぜひ政策遂行するためにどういう体制がいいかということはもう就任する前というか、就任のときから考えておりましたけれども、組織には組織のルールがありますし、予算の件もありますし、そういう面では、前市政の中でも政策参与はおられたと思いますし、やはり私も政策参与含めて、行政の体制、行政のさらなる大きな政策遂行という意味では大変重要かなというような部分もありますし。少し余談になりますが、大変宮古島市も大きな行政体制でございますんで、副市長体制というものはできないものかとか、そういうこともいろいろとシミュレーションをして、何らかの形で公約を実行したいということにおいては当初からいろんな考えとしては自分では模索しておりました。 ◆下地信広君   最初から政策参与の必要性は感じていたということであれば、私は当初予算で出してほしかったなと思っております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良和彦君   私からも少し質問をしたいと思います。  議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、4ページ、債務負担行為補正の件なんですけども、これの公金収納業務効率化推進事業があります。これの説明をお願いしたいと思います。  あと、先ほどから出ておりますように、19ページの宮古島市政策参与の報酬の件なんですけども、今の市長の話によると、就任前から考えていたというふうに話しております。だったら、先ほど下地信男議員が言っているように、最初から当初予算で載せるべきだと私は思っております。もう一度理由をお聞かせください。  それと、前回の新里匠議員がこの報酬の話をされたときにも、しっかりと結果を出す、政策参与の仕事で出すというふうに話しておりました。先ほども言っておりますように、人件費のほうもトータルとして考えて、収まればそれで精査して考えるというふうに言っておりました。実際精査はしているのか、それをお聞かせください。  あと、続きまして33ページの塵芥処理事務費なんですけど、ここの光熱水費が2,566万7,000円上がっております。これの内容を説明をお願いしたいと思います。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   政策参与の件についてお答えをいたします。  先ほども答弁した内容とちょっと重複しますが、宮古島市政策参与につきましては、宮古島市の市政全般重要課題の解決の促進に資するために諸課題に向けて取り組んでいただいているところでございます。  また、成果としましては、具体的に上げるのは少し難しいんですが、今取り組んでいる業務内容ということで少しお話をしたいと思います。まず、池間政策参与につきましては、伊良部地区の都市計画区域編入においての調整、あとは伊良部地区の公共施設の跡地利用についての調整等を行っていただいております。また、新里政策参与につきましては六次産業化の推進のための農家視察や意見交換、旧平良庁舎や旧中央公民館の利活用についての調整も行っていただいているところでございます。  今後も引き続き現在の特命事項に取り組んでいただきながら、もちろん説明会や会合への参加などをしていただいて、これまで以上に積極的に重要課題に取り組んでいただきたいというふうに考えております。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)33ページの塵芥処理事務費、光熱水費の補正についてですけれども、これはクリーンセンターの焼却炉とプラザ棟、あとリサイクル棟、その電気料金に関するものです。電気料金の高騰により予算不足になる見込みですので、年度内の分を今回補正に上げているところです。これは、今年度の実績値の4月から7月分までの平均値で積算しまして、それを12か月分にて不足分が生じることから補正増で対応をお願いしたいと思っています。 ◎会計管理者(天久珠江君)   公金収納業務効率化推進事業についてご説明申し上げます。公金収納業務効率化推進事業とは、税金や各種保険料等の納付方法をコンビニ納付、ペイジー等での納付等、拡充することにより、納付者の利便性を高め、徴収率の向上につなげることを目的とした事業のことです。本市ではこの事業の効率化を図るため、公金総合収納システムを活用しており、このシステムの改修に係る費用について債務負担行為を設定するものです。 ◆平良和彦君   塵芥処理事務費の光熱水費、電気料が上がっているというふうに言っております。今のご時世、本当に大変かなと思っておりますが、なるべく節約できればなと思っております。  今、答弁がありました公金収納業務効率化推進事業なんですけども、これは令和4年度から令和5年度までの2年間ということですか。ちょっと私も調べたんですけど、これ業務の効率化と住民サービスの向上、先ほど言っているようにコンビニでの収納とかいろいろあると思いますが、何か本土のほうではこれ7種類ぐらい、結構幅広い住民サービスにつながる業務があるというふうに聞いております。宮古島もどれぐらいのサービスの幅があるのか、内容を教えてもらえればなと思っております。  19ページの先ほど来の政策参与の報酬なんですけども、総務部長は今、新里政策参与の業務内容なんですけど、六次産業については分かるんですけれども、これ庁舎の利用、これは旧平良庁舎も入っているんですか。それとも上野庁舎のみなのかを教えていただきたいと思います。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   政策参与の業務内容についてご説明いたします。  まず、新里政策参与についてでよろしいでしょうか。新里政策参与につきましては、まず1つ目が六次産業化の推進に向けてのネットワークの構築が1つ。あとは城辺、上野、下地地区の地域振興に関することが1つ。あとは公共施設の跡地利用に関することが1つ。この中に平良庁舎は入っています。上野庁舎も入ってございます。  池間政策参与につきましては、伊良部地区の庁舎に関することをお願いしているところでありまして、それ以外の庁舎に関しては池間政策参与にいろいろ提言をいただいているというところでございます。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時55分)  再開します。                                     (再開=午前11時56分) ◎総務部長(與那覇勝重君)   収納業務の種類についてお答えいたします。  まず、通常は窓口納付がございます。あとは窓口納付の中に金融機関納付であるとか、直接納税課に納めていただくとかというのがございます。あとは口座振替の納付、あとは議員おっしゃったコンビニ納付がございます。あとはATMの納付、あとパソコンを使った納付、あとは携帯を使った納付がございます。  今、検討しているのが、ペイペイ等を使った納付ができないかというものを今考えているところでありまして、今のところクレジットカードにつきましては導入してございませんけど、そのほうも今後検討していければというふうに考えております。 ○議長(上地廣敏君)   あと何名ぐらい質疑を予定している議員がいるか。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   では、午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開いたします。  休憩します。                                     (休憩=午前11時57分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き、日程第1、議案第68号から日程第28、同意案第2号までの計28件について質疑を行います。  質疑の発言を許します。 ◆前里光健君   議案第81号、宮古島市附属機関設置条例の一部改正についてでございます。こちらは、私も以前に一般質問で取上げをさせていただいた中で、このような設置条例が出てきたということでありますが、この条例をもし仮に設置した後の話にはなってしまうんですが、この委嘱メンバーというものもある程度設計に入れているのか、その点に関してお答えください。  あと、議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。先ほど建設部長答弁の中では、こちらは港湾課の管理になると思います。来年、年明けに、国際的な企業でありますが、ヒルトンホテルの開業に合わせてこの管理条例をこのタイミングでやっていくということで答えていますが、こちらは港湾課の管理ということもありまして、まちづくりというか、みなとまちづくりの中の構想でリーディング産業である観光を引っ張っていくというような流れの位置づけで、このタイミングでやっていくということなのか。その点と、あと併せてその管理の中で、指定管理という部分になっていくと、かなり範囲が広いと思うんですが、こちらは指定管理を1者というか複数に考えているのか、それとも1者という形で考えているのかという点と。                 (議員の声あり) ◆前里光健君   すみません、あと1点なんですが、こちら海水浴場というところの管理、監視員の制度も導入するお考えなのか、こちら3点お願いします。 ○議長(上地廣敏君)   前里光健君、ちょっと聞こえにくいという声がありますから、できればマスク取って、大きい声で発言をしていただきたいと思います。 ◆前里光健君   すみません。では、今ここまでは大丈夫ですか。  続けます。議案第84号、財産の取得について。先ほど生涯学習部長のほうが答弁されていた内容なんですが、このデータは国定公園の世界登録遺産に向けた必要なデータということで、自然環境調査を行っているということであります。その中で、これはどのタイミングで必要なデータなのか、それはどこに出す用のデータなのかというのが分かれば教えてください。  予算にすると3,564万円と、規模的には大きいと考えております。著作権も入っているということでありますが、データとして出す、国定公園に向けた資料として出すデータ、そしてまた一般公開の可能性、その予定、例えば3D化されたような特殊な表現ができるデータとしての扱いができるものなのか、その点に関してお答えください。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定についてでございます。  まず、目的が現在市が進めているまちづくり構想と関係はあるかということでございますけども、もちろん市のまちづくりを進めていく中でトゥリバー地区も重要なポイント、位置づけとなります。こうした中で、来年にもヒルトンホテルが開業するということでございますので、全くまちづくりと関連がないというわけではございませんので、この宮古島のまちづくりと観光振興を進めていくということにおいては、トゥリバー地区の管理をしっかりとすることも大変重要なことだと考えております。ということで、まちづくりと関連はあるものだと認識しております。  それから、指定管理は何者ぐらいを想定しているかということでございますけども、現在のところは1者のほうが望ましいのではないかということで検討しているところでございます。  それから、ビーチの監視制度を導入するかということでありますけども、ビーチの監視員については、ビーチ期間を設ける夏場のみにおいて、業者において監視員を置いてもらっておりますので、今後このビーチの開始時期をどれぐらいで設けるかとか、そういったことによってビーチの監視員をどの期間置くということになると思いますので、当初からも、もちろんビーチ監視を置かなければいけません。制度そのものをどうするかということについては、これからのビーチ開始時の条例と併せて、これは議論していきたいと考えています。 ◎生涯学習部長(友利克君)   八重干瀬の国定公園に向けてについてです。国定公園に指定をしてもらうのに市から申請があるかというようなことかと思いますけども、特に申請をするということではなくて、要請をすると。国定公園に向けての指定を要請するということはあるということでございます。ただ、何の裏づけもなくといいますか、そういう中で要請もできませんので、今回は宮古島のこの北海岸から、それから八重干瀬に向けての調査を入れて、データを集積をするという作業を今年度は実施するということでございます。  そういう中で、折しもと言うべきですか、6月14日に環境省から宮古島沿岸域を国定公園の候補地とするというような発表がなされているところでございますので、国定公園に向けては、宮古島沿岸域全般を環境省は国定公園としたいというようなことだというふうに考えております。そういう環境省の動きの中で、今実施をしているデータなどの提供をして、より国定公園の指定に向けた具体的な資料を提供して、確固たるものにしたいというところでございます。  それから、3D化についてですが、3D化の予定はございませんと。  それから、一般への公開については可能ですというところです。身近なところでいいますと、漁業者の皆さんにはぜひ提供して、安全な漁に生かしていただきたいというところでございます。                 (「議長、休憩」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後1時40分)  再開します。                                     (再開=午後1時41分) ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第81号、宮古島市附属機関設置条例の一部改正についての件について、この中では市役所を核とした新しいまちづくり検討委員会も入ってきますので、これで委員は決まっていますかというご質疑ですよね。現在のところ、委員は……そういう質疑ではない。すみません。 ◎教育部長(砂川勤君)   議案第81号、宮古島市附属機関設置条例の一部改正についての学校におけるいじめ防止等のための対策を実効的に行うための調査委員会、宮古島市立学校重大事態に関する調査委員会のメンバーでございます。この設置要綱は、規則を定めて、さきの定例教育委員会で一応案としては了解を得ております。本定例会において、予算を計上しておりますので、議会で承認を得られた後に規則を公布したいと考えております。  ご質問の委員としては5人以内を予定しておりまして、学識経験者、例えば心理福祉に関する専門家、あと医師、そして弁護士などを想定してございます。 ◆前里光健君   議案第81号、宮古島市附属機関設置条例の一部改正についてに関してなんですが、今回規則も定めて、その中で人数は5人以内と、弁護士や心理士であったりと、学識経験者ということでありますが、近年この議会もタブレットの導入ということでデジタル化の進んでいる中では、ネット環境の中でのトラブル等も起こっているわけであります。メールでのそういういじめであったり、SNSを使ったという部分で様々な可能性が教育上広がっていますが、こういったところにも影響が出てくる可能性もありますので、そういった識者の方を、見識のある方も含めた設置を進めていただきたいというふうに考えておりますので、その点に関して教育長から何かあれば。  次です。議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定について、15ページです。こちらの件なんですが、先ほど建設部長は位置づけとしてはやはり観光を伸ばしていく、リーディング産業と関連するという中で、やはり海浜公園の整備、また指定管理を進めていくことになると。まちづくり、これ今、みなとまちづくりも進んでいる中で、この条例で見ると、1つの観光事業者であるヒルトンホテルのオープンに合わせたのみのような表現になってしまうので、みなとまちづくりの中の位置づけで、まずこの部分をしっかりと管理をしていくという表現をするのであれば、本来であればそのまちづくりの中でつながっているパイナガマビーチも併せた条例も出せたんではないか。1つだけに偏っているというところなので、そこはなぜ一緒に併せた提案ができなかったのかという部分で少し答弁をいただきたいというふうに思います。  これは多分もう沖縄県に対しても海浜公園の資料というのは出していると思う、条例をつくっていく上では出していると思うんですが、砂川和也議員もおっしゃっておりましたが、場所がどこまでの範囲かというのが分かりづらいので、もし資料があれば提供いただきたいというふうに思っております。ほかの資料に関しては地図とかもありますので、ぜひ、どの場所が指定管理といいますか、公園の位置づけ、全体ということではないと思いますので、その点をもし可能であれば出していただきたいというふうに思います。  議案第84号、財産の取得について、29ページでございます。このデータが3Dではないということで、別に国定公園に向けて必要だというデータではないということでありますが、これを市でつくって、それを後々は出していくということでありますが、もう一度スケジュール感、この後、どういうふうなスケジュールでこのデータを出して活用していこうと思っているのかというところをお示しいただきたいというふうに思います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定の件について、まちづくりと関連するので、その文言等も入れたほうがいいんではないかということでございますけれども、確かに設置の中でまちづくり云々というのは入っていませんけれども、内容、趣旨といたしましては、以前からまちづくり構想というのを掲げていまして、トゥリバー地区もまちづくり構想の中の像の中に入っております。そういうことで、来年ヒルトンホテルが提供開業するということもありますので、内容といいますか文言的にはトゥリバー地区のみが入っていますけれども、趣旨といたしましては、目的といたしましてはみなとまちづくりの全体に関わることだと思っておりますので、質の高いサービスを提供する上で、今回の設置及び管理に関する条例を提案しているということでございます。  それから、ビーチの期間ですけれども、これは県の条例がございまして、これを市のほうでこの条例に基づいて公安委員会のほうに期間とかそういうものを申請して、公安委員会のほうから許可をもらって、ビーチの開設をしているということです。ビーチは監視員とかいろんな条件がございますので、そういったものを併せて期間を制定しているということでございますので、この期間について先ほども質疑がありましたけど、どれくらいの期間の幅ができるのかどうか、これについては検討させていただきたいと思います。  それから管理する場所ですけれども、資料のほうありまして、後で提供したいと思いますが、場所としましてはトゥリバー地区に入る橋から、地区の中のほうの一部ヒルトンホテルが造られている場所は三菱地所の民有地でございますので、民有地を除いた緑地部分、その部分を管理する条例となります。その緑地部分について指定管理を行っていきたいと考えております。面積的には、緑地部分でおよそ9.3ヘクタールでございます。 ◎教育長(大城裕子君)   宮古島市立学校重大事態に関する調査委員会設置規則の案を8月末の教育委員会定例会に提案して、承認していただいたところです。その中で、調査委員会は、先ほど教育部長からもありましたように、委員5人以内で組織し、第3条の2項に、委員は次に掲げる者のうちから教育長が委嘱するとありまして、学識経験者、医師、弁護士、そしてその4番目に、その他教育長が必要と認める者というふうに定めてあります。前里光健議員おっしゃるように、いじめも多様化しております。SNS等でのいじめも問題視されているところでございます。しっかりSNS等に関する知識を持った方も含めて構成して、いじめの防止、いじめの早期発見、いじめの早期解決につなげていけるように努めてまいりたいと考えています。 ◎生涯学習部長(友利克君)   国定公園の指定についていつ頃を目指して、それに向けての動きに関する質問かと思います。先ほども申し上げましたように、国は宮古島沿岸域を国定公園の候補地とするという発表をしております。これは、国の方針として、生物多様性国家戦略の一環として、30by30(サーティ・バイ・サーティ)、つまり国土と領海の30%を2030年までに保護区にするという方針の中で、この宮古島の沿岸域も候補地に上がっているというところでございます。ですので、具体的にいつまでというようなことは申し上げられる状況ではありませんけども、2030年までに宮古島沿岸域を国定公園に向けて、市としても働きかけもしていきますし、また今回のような調査事業なども実施をして、より具体的な詳細な沿岸域のデータを提供していくというふうに考えているところでございます。  先ほど一般への公開、それから漁業者等への配布の予定があるということで説明しましたけども、漁業者だけでなくて、やはりマリンレジャーの皆様方も含めて、海洋資源を活用しながら、経済活動されている方々にも提供していきたいというふうに思っておりますし、また1つの国定公園化に向けた取組、また国定公園が宮古島市の経済の活性化につながればということも期待をしながら、今回の事業、それから国定公園化に向けた取組を現在行っているところでございます。 ◆前里光健君   そうすると、2030年までに目指すということで、今回その調査を始めているということで、このタイミングが今回でなくてもよかったのではないかと思うような、また必要なデータという認識で出されていると思うんですが、その中で今先ほど生涯学習部長答弁ありましたけども、漁業者とか、マリンレジャー関係者とか、そういうことではなくて、この予算を活用しているわけですから、一般の全体的な情報を見れるようなものではないのかということなんです。一般公開というのは、データの取得に3,564万円かけているのにもかかわらず、一部の事業者にしか提供しないというように聞こえてしまうので、その点に関してもう一度答弁をお願いします。  議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。先ほど、建設部長は1者に限定していくというお話でありましたが、今範囲は広いんです。広範囲にも及びますし、物すごく収益性のあるものになると思います。それを1者に限定してやるというのはある程度の規模感とか制限されてしまうので。今、マリン関係のレジャーというものは多様化していますし、管理体制もそれなりのものを求められると思いますので、それのクオリティーが、その1者でそれ全部網羅できるとは考えにくいんです。そこを1者に限定するというのはいかがなものかと思いますので、その点に関してだけもう一度見解をいただきたい。  あと1点。こちらの指定管理は収益性のものと、また市が委託というか予算をかけてやるようなものに分けてやるということだと思うんですが、収益性ということでやるのか、その点もお答えください。  教育長、ありがとうございます。また引き続き、この件に関してはお取組いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定についての件でご質問ですが、指定管理を1者に限定するのかということでございますけども、1者のほうが望ましいのではないかということで現在検討していまして、これが必ずしも1者とは限定していません。今後の指定管理を進めていく中で、1者だけでなく2者のほうが望ましいという結論に達するならば、複数のほうでも指定管理は検討したいと、こう考えます。  それから、収益性のある指定管理になるのかということですけども、これからもちろん指定管理の際には公募をしますので、企業が応募する際にどういった運営体制をしていくかということについては、これはその企業の計画によるものでございますので、そういったものを見ながら、市にとってどういった企業が望ましいのか、指定管理が望ましいかということについて、これ応募状況見ながら決めて、収益性のあるものについては、ほかの指定管理においては、収益の例えば2分の1とか何割かについては市のほうに還元してもらうと、そういうような方法も取っていますので、収益については状況を見ながら、企業の状況を見ながら検討していきたいと考えています。 ◎生涯学習部長(友利克君)   公開の対象が漁業者もしくはマリンレジャー関係者に限るように聞こえるということでございました。大変説明が不足しております。申し訳ございません。  冒頭申し上げましたとおり、一般に広く公開をする予定でおります。ホームページなどを通じて、広く活用、利用できるようなシステムといいますか、これを構築していきたいというふうに考えているところです。  それから、2030年までということであれば、そんなに早くやる必要ないんではないかという質疑でございますけども、これまでの例でいいますと、要請をしてから年数が結構たつというのが通常だそうです。10年ぐらいたっても全然、おかしくないというような状況ですので、市としては早めに周辺の、八重干瀬を中心とした考え方ではあったんですけど、このたび国が全域をというような候補地指定でありますので、それも加えて2030年までということでありますので、これまでのように年数がかかるというようなことはないかというふうに思いますし、2030年より前に、早めに国定公園指定ができればというふうに思っていますし、そのような取組をしていくということでございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆久貝美奈子君   2つお願いします。  議案第78号、宮古島市ふるさとまちづくり応援寄附金条例の一部改正についてお尋ねします。この中で、条例の第2条に次の1号を加えるということで、まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税に関する事業)とありますが、このまち・ひと・しごと創生寄附活用事業について教えてください。  次に、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)について、4ページの債務負担行為補正について伺います。4ページです。この中の、沖縄子供の貧困緊急対策事業(拠点型子供の居場所運営事業業務委託)に、2,334万9,000円ついておりますが、この計画について教えてください。よろしくお願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   議案第78号、宮古島市ふるさとまちづくり応援寄附金条例の一部改正についてのご質問にお答えいたします。  宮古島市企業版ふるさと納税で募った寄附金ということでございますが、これまで宮古島市では、ふるさと納税という仕組みを活用いたしまして、寄附を募って、その寄附金でたくさんの事業を行ってまいりました。今般、企業版のふるさと納税という制度ができてございまして、ただこの企業版のふるさと納税を活用するには、宮古島市の総合戦略の中で記載をしております各種事業、これを活用するために、さらに計画を策定して、その中で事業を明示して、その事業に活用するということで、具体的な事業の活用について、企業のほうからこの寄附金でその事業を応援したいというような形で企業版のふるさと納税という形で応援をいただくという制度になってございます。これ例えば宮古島市で具体的に今補正予算のほうでも計上させていただいておりますけれども、SDGsの推進のためのプラットフォーム、こういう宮古島市の取組を推進したいという事業者、企業のほうから寄附金をいただくという、今、計画も出ております。こうした具体的な事業について、寄附金を企業のほうからいただいて活用していくということで、今この条例の改正案を提案をしているところでございます。  具体的には、今回の議会の提出の中の資料の新旧対照表がございますが、この中にございますとおり、これまで宮古島市ふるさとまちづくり応援基金条例、寄附金条例の中では、1番から7番まで、個人のふるさと納税に対応する項目が記載されてございました。エコに関する取組とか、市長にお任せコースとか、7種類のコースが定められてございました。今回、この企業版ふるさと納税に対応する項目として、新たに8番目の項目、まち・ひと・しごと創生寄附金活用事業、企業版ふるさと納税に関する事業、これを新たに設けるということにしているところでございます。これについては国のほうから指導として、個人版のふるさと納税、それから企業版のふるさと納税についてはしっかりと区分けをして活用していくということが示されておりますので、そのためにも今回新しく項目を設けまして、条例についても一部改正をいたしまして、これまで個人の寄附金でいただいた寄附については全て一旦基金のほうに積み立てて、翌年度以降、各種事業に活用していくということでございましたけれども、この企業版ふるさと納税につきましては、寄附いただいた年度において、事業項目の中にある、ある特定の事業について活用して、さらに、もしこの寄附金が余れば、企業版ふるさと納税の基金に積み立てて、翌年度以降に活用していくというような形になりますので、今回条例の改正案を提出させていただいているところでございます。 ◎福祉部長(仲宗根美佐子君)   債務負担行為補正、沖縄子供の貧困緊急対策事業(拠点型子供の居場所運営事業業務委託)についてお答えしたいと思います。  宮古島市においては、子供の貧困対策事業として、現在、子供の居場所事業を運営しているところですが、近年増加している不登校やひきこもり、発達障害や非行の子供など、現在運営している既存の施設では対応が困難な子供と、及び保護者に対応する支援が必要であるとの声が多く寄せられて、今まで調整をしてきたところでございます。本市としましては、やはりぜひ必要な事業でありますので、来年4月の委託に向けてスケジュールを組んでいるところです。今回の議会で可決されました後に、10月頃には要綱とか細かい規則等の整備を進めていきたいと思っております。その後、11月に募集要項等を作成し、年末12月には募集要項を公表して、1月上旬頃に委託業者に向けたプロポーザルを実施していく予定となっております。その間に、補助金等に向けて事前協議を国、県と進めていく予定となっております。4月1日、来年の年度当初に向けて委託業者を選定し、開所していく予定としております。 ◆久貝美奈子君   この拠点型子供の居場所運営事業なんですが、沖縄県の貧困対策事業の補助メニューに入っていると思うんですが、この補助金の活用は、実際に委託業者が決まって、来年度の予算からということになりますか。流れを少し教えてもらっていいですか。 ◎福祉部長(仲宗根美佐子君)   補助金は9割補助となっておりますが、事業実施開始からになりますので、来年4月開始からになります。ただ、4月から開始するために、今回債務負担行為で予算を確保しておいて、その間に事業者の選定とかをしなければなりませんので、今年度、議会の債務負担行為補正で上げているところです。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆粟国恒広君   私のほうからも何点か質問していきたいと思います。  まず、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の件です。午前中の答弁であった総務費の中で、5目財産管理費についてですが、今回修繕費が上野庁舎の非常用発電機と、光熱水費に関しても、ここはどこの光熱水費なのか、そこの辺もお聞かせください。  続いて、20ページから21ページにかけてですけど、この地産地消による地域内経済循環システム構築事業、この原材料についても説明をお願いいたします。  それと、16目の地方創生臨時交付金事業、宮古島市次世代教育ICT整備事業、この備品購入費417万2,000円、それの説明もお願いいたします。  続いて、農林水産業費で、農業総務費。その農業総務費の中での職員等々手当が、給与を含めてかなり減額になっているんですけど、その辺の説明もお願いします。  そして、農業振興費、35ページ、農林水産物流通条件不利性解消事業について、コールドチェーンです。これまでも、これ多分冷凍コンテナ、リーファー、それでの輸送事業だと思うんですけど、これコンテナ数にしてどれぐらいのコンテナを用意しているのか。多分これ、私が思うには、宮古島にないのを沖縄本島あるいは内地からこういう感じで輸送すると思うんです。来るときにはほとんど空なんです、今の現状で見ると。空のコンテナを持ってきて、そこで宮古島で取れたいろんな特産物、いろんな農業生産物をはじめ、詰めて輸送すると思うんですけど、やはり空で持ってくるんではなくて、何か必要なもの等も含めてこういう検討があるのか、そこら辺も。なかったらなかったでいいです。コンテナ数がどれくらいなのか、出荷量をどれくらい見込んでいるのか、その辺もお聞かせください。  それとあと、議案第84号、財産の取得についてですが、これまで国定公園を目指すと。私がお聞きしたいのは、これ市から要請があったんですか。市から国に対して要請するものですか。これまでの答弁を聞くと、2030年までに指定を目指してやるということですけど、この間に関して、これ一括交付金事業だと思うんですけど、市の持ち出し分はどれくらいなのか。あるのか、ないのか、その辺も含めてお答えください。  そして、議案第85号、市道路線の認定についてですが、これはサンエー宮古島シティの道路、今オープンされた道路だと思います。この道路に関しては、私は地元の久松自治会の土地だということで、今回サンエー宮古島シティのオープンに関して道路を造って、やりました。しかし、サンエー宮古島シティと私たち30年の契約を結んでいるんです。契約解除になった場合の、その辺の認定についてはどうなるのか、その辺もお聞かせください。答弁聞いて、また質問したいと思います。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   財産管理費の光熱水費についてお答えいたします。  議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の19ページお願いいたします。5目財産管理費で、10節需用費の説明の中に光熱水費960万8,000円がございます。説明をいたします。主な増額の要因についてですが、総合庁舎においての光熱水費の増となります。当初予算では年間で約4,167万円と見込んでおりましたが、電気料金において4月分から7月分の請求額と前年度を比較し、伸び率を反映させた令和4年度の光熱水費を試算したところ、約5,000万円となり、その差額の約833万円を補正増しております。また、平良第二庁舎、伊良部庁舎におきましては、令和3年度中に解体完了を予定して、当初予算に計上しておりませんでしたが、繰越事業となったため、4月から解体着工までの期間は光熱水費が発生し、平良第二庁舎で約49万円、伊良部庁舎で約46万円となってございます。また、下地庁舎、大神離島センター等で財政課が管理する施設につきまして、前年度と比較して、伸び率を乗じて試算し、不足分につきましても補正増としており、合計で960万8,000円となっております。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、34ページ、農業総務費における人件費の減についてでございます。農業総務費の人件費は、農林水産部のうち農政課、農村整備課、畜産課の人件費を計上しているところでございまして、そのうち農政課のほうと農村整備課のほうで人員の減がございました。農政課のほうで参事1名の減、主幹1名の減がございました。農村整備課のほうでは主幹1名の減ということがありまして、これによって人件費の減という補正を提示させていただいております。  次に、35ページ、農林水産物流通条件不利性解消事業、コールドチェーンの実証事業でございますが、リーファーコンテナの数はということでご質問ですが、リーファーコンテナを当初から見込んでいるわけではございません。まずは保冷冷蔵施設、保管体制の整備の構築、強化等を図るということもしながら、今後リーファーコンテナを要する必要性があるのかというところも踏まえて、全体的な輸送体制と宮古島市での市内での保管体制を確立させていくということでやっておりますので、リーファーコンテナは必要になるかもしれませんが、現時点で幾つ必要だというふうなめどは立てておりません。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第85号、市道路線の認定についてご質問ございました。今回提案しているのは、サンエー宮古島シティのほうへ通じる道路の件でございますが、この道路について契約が30年であるということで、30年後に契約解除云々という話が出たらどうするかということでございますけども、今回出しているのはあくまで市道路線の認定でございまして、この30年後にそういったようなお話が出てくるという、現在においてはあくまで仮定の話でございますが、その時点においてそのようなお話等が出てくれば、それはもちろん適正な対応を取っていくということになろうかと思います。 ◎産業振興局長(宮國範夫君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)、20ページの15節原材料費の地産地消による地域内経済循環システム構築事業についての原材料費は、960万円の減額となっております。この件については、当初、学校給食における地産食材の利用効率向上に向けて、1年間で使用する加工食材の調達を年度当初に一括して発注することにより、計画的な加工、提供を実現できるか、その場合のコスト効果などを検証することを計画しておりました。今年度、一括交付金の新規事業として内閣府に申請していたものの、学校給食の食材費に該当するため、通常行政経費であることから、一括交付金の経費として認められなかったため、補正減としております。 ◎教育部長(砂川勤君)   議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の21ページ、総務費、総務管理費の16目地方創生臨時交付金事業費についてでございます。事業費予算額が417万2,000円、この事業はリモート教育のための情報機器整備事業、電子黒板、そして行動追跡カメラ、マイク等を機械器具費として購入する予定でございます。現在の環境のリモート授業については、パソコン内蔵のカメラを使用していることもあり、先生の行動を追跡することができません。固定しておりますので。また、プロジェクト型電子黒板を活用しているため、光源によってカメラ映りが変化し、黒板の字が見えづらいといった状況が度々発生しております。そのため、問題点を改善するため、教師の追跡カメラ、そして液晶タイプの電子黒板を購入したいということでございます。  財源内訳でございます。国の文部科学省補助で2分の1、残りの一般財源のうちの8割分をコロナ臨時交付金を充当予定してございます。 ◎生涯学習部長(友利克君)   国定公園化に向けて、市から要請はしたかというお尋ねでございます。市からは、八重干瀬とその周辺地域について、国に対して要請というところではなくて、相談あるいは情報交換ということを実施をしております。その市からの相談、情報交換を基に、先ほど申し上げましたように、国は2030年までに国土、それから領海の30%を保護区にするという方針を立てておりますので、市の相談が今回の国が示した宮古島沿岸域の国定公園の候補地ということにつながっているものというふうに考えております。  それから、一括交付金を活用してのこの事業でございます。今年度の市の負担額は、事業費が、補正後になりますけど、6,751万8,000円になりますので、その2割程度を市が負担をするということになりますので、1,351万円ほどを市の負担ということになるというふうに考えております。 ◆粟国恒広君   まず、この補正予算の中で、農業総務費、これは職員が農政課2名、農村整備課1名、計3名ですね。3名減。これは、ある意味、座喜味一幸市長が今この公約で掲げた農業所得を伸ばしていくという中で、農業関係の職員が、それも参事、主幹クラスが3名も減になるということは、これはちょっと理解しづらいところがあるのかなと思っています。その3名、退職されたと。ではなくて、3名ともこの参事、主幹クラスが農政課から、農村整備課を含めて、いなくなったということは、これは農業行政に関しては何か差し支えないですか。その辺のお答えをお願いしたいと思います。  これかなり座喜味一幸市長は農業関係に力入れているかなというふうに私は捉えていますので、そこで職員が減になったというのが、農業行政に対する衰退かなというふうに感じております。その辺のお答えしてください。  そして、コールドチェーン、リーファーコンテナではなくて冷凍施設を確保するんだと。しかし、この保冷冷蔵施設を確保するには、輸送するためにはやはり必ずこのリーファーコンテナ必要だと思うんです。ですから、この予算措置というのは大体1,500万円を今回予算措置していますけど、この施設から、コールドチェーンですから一括輸送なんです。そういう意味では、そこのするコンテナというのは必ず何本という感じで表れてくるかなと思うんです。そういう中での予算措置かなと思っていました。ぜひその辺も、この今回1,500万円という中での、今コンテナではないよという答弁だったと私は理解しているんですけど、やはり物を詰めて送る、それがどれくらいなのかというのもやはりしっかり検討して、やらないと、これ送る量も査定できません。その辺について、もう一度答弁をお願いします。  それと、生涯学習部長、2030年を目指していると答弁がありました。これ、公園というのは、本来市民がいつでも気軽に、誰でも行けるのが公園なんです。これを八重干瀬のところを公園にする。船で渡らないと、これ行けないです。公園指定をする。国の一括交付金で8割ぐらいで、市負担が1,300万円。本当にこれ必要ですか。それよりは、保護区域として、いろんな感じで縛りを取るようなことできないですか。国の一括交付金と言いつつ、本市の一般財源から、今回6,700万円うちの2割、1,340万円。これどう見ても理解できないです。そもそも公園とは何ぞやということを考えてほしいんです。海の上に公園造って、市民がいつでも気軽に行けるかということをしっかり考えて、この事業を進めてほしいなと思っています。その辺に対して答弁をお願いします。  それと、電子黒板。教育長、電子黒板を購入するということですけど、例えば中学校に何台か、あるいは小学校に何台か、この配置する学校名等もお答えください。答弁お願いします。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   再質問にお答えいたします。  職員減になったということで、業務に支障がないかという再質問でございました。減ったという先ほどの3名、管理職です。参事が1名、主幹が2名ということで、特定業務にも当たっている部分でありますので、通常の事務事業、事務作業に関しては職員のほうでしっかり当たっておりますので、職員の減、影響はある部分は出ていると思うんですが、現状の職員でしっかり対応できているものと考えております。また、若干そういった部分で、職員が足りない部分が見られた場合は、総務課のほうと相談して、会計年度任用職員のほうの配置をお願いして対応しているところでございます。  それと、実証事業についてですが、コンテナを導入しないということではなくて、まず保管冷蔵技術、鮮度保持技術、こちらの確立を目指しながら、現在のリーファーコンテナの数が絶対的に不足するという状況になれば、当然コンテナの導入も考えていかなければならないと思っておりますので、そういった課題などの洗い出しも含めた検証事業でございますので、検証事業の中で様々な課題を洗い出して、そういったものに対応していくということを進めてまいりたいと思っておりますので、リーファーコンテナの導入も一つの検証事業には当たるのかなというふうには考えております。 ◎教育部長(砂川勤君)   本予算で417万2,000円、城東中学校と伊良部小中学校を予定しております。令和5年度以降に予算措置も考えながらやっていきたいと。ただ、令和2年度の一括交付金でプロジェクトタイプの電子黒板が設置されておりますので、耐用年数5年経過後の令和6年度以降に順次整備していきたいと、そのように考えております。 ◎生涯学習部長(友利克君)   自然公園は何かしらの構築物なりを造って公園化するということではございません。今目指している国定公園の指定といいますのは、自然公園法の目的に沿う、つまりは自然の保護と利用の両方の推進ということを念頭に国定公園化を目指しているわけでございます。また、国定公園は、いろいろ公園の中にも、指定の中でもいろいろ区域がございます。陸域、海域、それぞれございますけども、海域でいいますと、海中公園地区でありましたり、また普通地域でありましたり、またさらに利用を調整する区域というような形で、いろいろと区域分けがされているところでございます。  規制をすべきではないか、強めるべきではないかということでありますけど、この目的にもありますように、保護をしっかり行いながら利用も促進をする、推進をするということでありますので、市もその方向で、宮古島の自然環境の保全と経済振興、それから地域振興の両方に寄与するような公園というものを、国定公園指定というものを目指し、またそれに取り組んでいくというところでございます。  また、海域を含めての公園は、沖縄本島の北部、慶良間、八重山で既に指定をされているところでございます。これらは、観光の拡大に大いに役立っているというふうに聞いているところでございます。 ◆粟国恒広君   農林水産部長、やはりこの農業行政、これ座喜味一幸市長が掲げる一丁目一番地の政策かなと私は思っています。そういう中で職員の減。何か農業行政の進め方は、これをうたいながら、職員をさらに投入して、これをさらに進めるのかなと思ったら、ちょっと後退かなという感じでおります。それに関してやはり、これまでいた職員がいなくなるということは、それだけ今残っている職員に対しても負担がかかるわけです。その辺はやはり職員の負担も考えながら、この減になった職員の補填というのはしっかり考えていくべきかなと思っています。専門職ということで、なかなかすぐ補填できないですけど、ぜひ本市の抱える、特に第1次産業、それを座喜味一幸市長はずっと推進していますので、それをしっかりやってほしいなと思っています。  前後になるんですけど、総務費の中で、先ほど午前中の中で平良敏夫議員が質疑しました修繕費、上野庁舎の発電機の点検業務という感じでしたけど、これまでも上野庁舎は年間大体1,300万円維持管理費にかかっているという中で、六次産業化に向けてこの庁舎を利活用しようと、当初の取壊しを変更して利活用しようという決めた中で、今後本当に六次産業化に向けたものをどういうふうに進めていくのか。先ほども、地産地消のものも食材の関係で減額になり、これだけの予算を投資してもなかなか事業が見え出してこないのが現状かなと思うんです。これどういうふうにしていくのか、その辺の説明もお願いします。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   暫時休憩します。                                     (休憩=午後2時40分)  再開します。                                     (再開=午後2時41分) ◎産業振興局長(宮國範夫君)   上野庁舎の利活用については、これまでサウンディング調査で10事業者の皆さん方からいろいろなご提案をいただいております。その中で、10事業者の皆さん方を一堂に会合を持ちまして、お互いの意見交換等もしているのが今までの流れでございます。そして、学校給食においても、地元の食材を学校給食に提供できるかなど、いろいろ試行錯誤しながら作業を進めてきておりまして、今回上野庁舎をどういうふうに利活用していくかということも、そのサウンディング調査を基にして、いろんな事業者の皆さん方のご提案を今整理しているところでございます。その中で、一括で上野庁舎を利活用するのか、あるいは部分的にいろんな事業を導入しながらスタートしていくのか、その辺も含めて、今、新里政策参与を含めていろいろ議論しているところでございます。 ○議長(上地廣敏君)   答弁漏れはございませんか。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時43分)  再開します。                                     (再開=午後2時47分)  ほかに質疑はありませんか。 ◆新里匠君   まず、議案第78号、宮古島市ふるさとまちづくり応援寄附金条例の一部改正についてでございます。先ほど説明ありましたけれども、企業版のふるさと納税を始めるに当たって、従来のふるさと納税については、その寄附額が基金に積まれていることが許されたけれども、今回のこの企業版ふるさと納税については、総合戦略に示されていることの計画について詳細を明示して、それを応援する企業が寄附をしてくれると、言わばあらかた事業使途が決められているような事業だという理解をしたんでありますけれども、そこでもう一個言っていたのは、国から個人分と企業分を分けてくれという話があったんですけれども、まず1つ目に、その分けるということについては、例えば、ではこの事業をお金の管理を分けるというだけなのか、あとその分けるという意味では管理者、今宮古島観光協会がやっていると思うんですけれども、この企業版ふるさと納税も宮古島観光協会がやるのかというのが1つ。  この総合戦略に記載の計画の明示がなければ、この議案書にありますけれども、本年度より受入れを開始すると書いているので、その計画が明示されていないと、企業が魅力ある事業として応援したくならないのかなというふうに思っています。なので、その明示するような計画があるのか、なければいつぐらいまでにそれをつくるのかということを教えてください。  あともう一点、この事業に使ったものの余りは積み立てていいということでありますけれども、この残りの積み立てたものに関しては引き続きその応援をする事業に充てられるのか、またはもう普通に一般の財源に入れて自由に使うことができるのかということを教えていただきたいと思います。  次に、議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。これについては指定管理者制度を行うということでありますけれども、指定管理者制度を行うということは、指定管理者がこの責任を負うという部分が管理については出てくると思っております。そういう中で、16ページの第3条に、海浜公園の施設は次のとおりにするということで、5つ書いてあります。トイレ・シャワー室、遊歩道、駐車場、あずまや、その他の附属施設とあります。これは、責任を負ってもらうわけですから、その前の責任は市で取っておかないといけないわけであります。なので、例えば2つ3つぐらいトゥリバーの当該施設にはトイレがあります。ただ、そこは故障して使えないところもあります。また、あずまやも十分な管理をされているかというところについては、これも多分されていないんだろうと思っております。外灯についても、いろいろ曲がったり、ついていないという部分がありますけれども、それについて、これいつまで修繕をして、指定管理につなげていくかということを教えていただきたいと思います。  2点目に、この施設の第3条の(5)のその他の附属施設とありますけれども、管理してもらう範囲について明確になっているかという部分を教えていただきたいと思います。  続きまして、議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)についてでございます。15ページなんですけれども、繰入金についてであります。2億4,487万2,000円とあります。これは、財政調整基金繰入金、これが2億4,000万円余りあります。今回の補正が全体で2億9,634万3,000円ありますけれども、その中のほぼ80%を財政調整基金で賄うという状況になっていますけれども、これ今年の当初予算では11億円の繰入金があるというのが当初予算のほうに載っているかなと思っております。それを合わせると、幾つか議会を経てきていますから、財政調整基金の繰入金が14億8,339万9,000円となっております。何が言いたいかといいますと、この財政調整基金、使うときは使っていいと思いますけれども、今年度末までにはどれぐらい残っているかという中で、ちゃんと計画どおりいっているのかという部分がやはり心配になってくるわけです。なので、それを教えていただきたいと思います。  この財政調整基金、3年ぐらい前までは1億円切り崩しても、もう相当な問題になっていたわけです。なのに、最近は当たり前のように財政調整基金を切り崩しているということでありますから、今の残高、そして今年度末の残高、しっかり把握されているかという部分を教えていただきたいと思います。  次に、21ページなんですけれども、複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業が7,300万円減になって、教育費のほうで3,861万4,000円増になっているという部分で、午前中も下地信男議員も質疑しておりましたけれども、その中で言っていたのが、計画の熟度が低いという答弁がありました。当初から、その後の計画を立てた後の実施については、一括交付金ではなくて防衛省の予算でやっていくというような心積もりがあるという話がありましたけれども、ただ私が思うには、去年のし尿処理施設のときにはある程度大まかな計画で事業費下りてきていたのではないかなと思っています。なのに、こういう大切な体育館、複合施設ですね、それについてはもっと熟度を上げてこいというような、茶々というか、指摘が入るようになったのはなぜだろうと思うわけであります。昨年3月に決まった予算を切った影響なのかなとも思いますけれども、そこら辺はさておいて、今までこういう、熟度を当初から計画費から求められていたかという部分を端的に教えていただければいいかなと思っております。  次に、19ページなんですけれども、政策参与の報酬費201万円がありますけれども、市長は政策参与を自らのやっていくべき事業に対して必要な人材だということをおっしゃっておりますけれども、それならばやはり予算をしっかり揺るぎないものにしておいて、その身分を保障してあげて、やはり事業遂行をするべきだったんではないかなと思っております。6月定例会にも、これ通らなかったらどうするんですかということを指摘したんですけれども、トータルでできるんではないかというような話があったし、今日の答弁もそういう話がありました。けれども、就任当初から政策参与については考えていたけれども予算を上げなかったよと。内部に指示をしたけれども、内部がそれをちゃんとしなかったんだという答弁がありましたけれども、これは、ではその指示された人がやらなかったからこういう状態が起きているんでしょうか。それだったらもう大問題です。なので、これに至った経緯について再度お答えをいただきたいんですけれども、この政策参与の報酬、これについて再度、今回いつ指示したのかというところを教えていただきたいと思います。取りあえず以上で答弁お願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   まず、議案第78号、宮古島市ふるさとまちづくり応援寄附金条例の一部改正についてに関するご質疑でございます。3点ほど質疑があるかと思います。  まず、個人版のふるさと納税と区別するためにということですけれども、これは個人版と一緒で、宮古島観光協会のほうにという話がありましたけれども、やはり区別をすることが必要ですので、この企業版のふるさと納税につきましては市のほうで直接管理をしていきます。実際に施行する場合は、特定の事業を所管する課のほうで事業の進行、進捗、そういうものと一緒に併せて管理をいたします。  また、基金に積み立てる場合も、これは直接市のほうで管理をしていきます。  それから、基金に積み上げた後、別の事業に活用できるかということでしたけれども、これ例えば今年度1,000万円、特定の事業に寄附していただいて、そのうち500万円しか使わない、残りの部分については基金のほうに積み上げるという形になるわけですけれども、この積み上げた500万円についても、最初にこの特定の事業に関してということですので、後年度以降もその特定の事業に活用していくということになります。  それから、活用のための計画ということですけれども、宮古島市では総合戦略を策定しておりますが、企業版のふるさと納税を受けるためには、この総合戦略をベースにした宮古島市まち・ひと・しごと創生推進計画、俗に地域再生計画というふうに呼んでおりますけれども、これを策定して国の認定を受けるという必要がございます。これを今年度、3月31日に認定を受けております。ですので、宮古島市もこの認定以降、企業版のふるさと納税が活用できるという形になっております。一部修正をその後いたしまして、さらに事業が追加できるような形になっております。ですから、この地域再生計画に組み入れてある多くの事業について、企業の皆さんにこれからもいろいろホームページを通してアピールしながら、特定の事業を紹介して、この事業についての寄附をお願いしていくという形で活用していきたいというふうに考えております。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   まず最初に、政策参与の件についてお答えをいたします。まず、先ほども申しましたが、本来であれば補正予算で計上した後に政策参与として登用するべきだったというふうに考えておりますが、当初予算におきまして、先ほど市長が述べたように、しっかりとした連携が不十分であったというふうに思いますので、今後はこのようなことがないように、計画的に予算措置を行ってまいりたいというふうに考えております。  次に、財政調整基金についてでございます。現在の基金残高と今年度末の基金残高の見込みということでございます。現在の財政調整基金の残高でございますが、9月補正前までの基金残高は72億4,806万7,000円となってございます。9月補正を反映させますと70億319万5,000円となります。今年度の見込みでございますが、長期財政ビジョンで示されておる数字が令和4年度で66億3,800万円余りとなっておりますので、今後の予算編成におきましてもこの数字をめどとして、これ割り込まないような予算編成に努めていきたいと思っております。 ◎生涯学習部長(友利克君)   複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業の補助金の概算要求時において高い熟度を求められた例があるかということでありますけども、まず内閣府関係の指摘からしますと、要するに用地の選定もまだです。それから下地信男議員にもお答えをしましたけども、建物本体の工事は他の省庁の補助金を活用するわけですと。そのめどがついているんですかといったところの、企画政策部長がおっしゃっているような熟度というのができていないという指摘を、中長期的な整理ができていないというような表現でもって採択に至っていないというふうに考えております。そういったこともありますので、内閣府の補助金を活用するのはなかなか困難だというふうな認識の下で、今回基本設計については市の単独予算でやりましょうということで計上しているところでございます。  沖縄防衛局との意見交換の中では、新里匠議員が指摘するように、概算時の事業費というものは概算ですからねというようなことも確かにあったと、これまであったというふうに聞いております。ただ、その概算時に提示をした事業費と大きく乖離があるというようなことは、これまでなかったんでしょうね。ただ、これも先ほど申し上げましたように、資材の急激な高騰という、まさにご時世の中で、概算要求時と実際の実施時における事業費の乖離が非常に大きくなっている、なりつつあるというところで、ぜひ体育館の概算要求をするに当たっては精度の高い事業費を提出してくださいというようなご指摘がございましたので、それも、内閣府の指摘、また沖縄防衛局の指摘も併せてこちらとしては受け止めをして、単独でもって実施設計をし、精度の高い事業費を算出していこうということでの今回の補正措置でございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第82号、宮古島市トゥリバー海浜公園の設置及び管理に関する条例の制定についての件で、このトゥリバー地区には公園施設などいろいろ施設がございますが、この施設はいつまで修繕するかということでございます、まず1点目が。確かに議員ご指摘のとおり、トゥリバー地区の施設は老朽化、あるいは塩害等がありまして、施設が破損したりしているのが見受けられます。また、市民からも修繕の声なども届いておりますので、したがいまして市としましては、その修繕すべき施設についてはリストアップして、適宜対応しているところでございます。今年度もハード交付金を活用しましてトイレの修繕を行うほか、それから外灯等についても随時修繕を進めていくこととしております。  次に、この指定管理する範囲を明確にできるかということでございますが、範囲については海側沿いの、マリーナ施設を除く、およそ9.3ヘクタールでございまして、詳しい資料は後でお手元に届けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆新里匠君   政策参与の予算についてでありますけれども、連携が密ではなかったということなので、ぜひ連携を密にしてから再度出していただいたらいかがかなと思っております。  次に、複合型スポーツ振興・人材育成拠点施設、今は体育館の体育施設管理事務費についてでありますけれども、これについてはやはりこれまでコロナ禍の影響とか、人材不足による島外からの作業員の調達とか、いろいろなものがあって、当初予算からの乖離があったということは皆様分かるところだと思っておりますけれども、その中においても、やはり市民が、何で島外の人ばかり賃金が上がるんだと、そればかり見るんだというようなところもありますので、そういった実質的に直さなければいけないところはあるんだろうなとは理解をします。その上で、ちゃんと精査をして出すというところについて、7,300万円から3,800万円に減額をしているというところでありますけれども、当初の予算が結構これも必要だろう、あれも必要だろうというところでその額に積み増しされたというのは理解しますけれども、ぜひ精査された計画になるように、3,800万円で本当に足りるのかという部分もまた精査しながら、なるべく早く体育館、よろしくお願いしたいと思っております。  繰入金の話でありますけれども、9月で70億319万5,000円、残が。今回の議会終われば70億319万円。今年の末では長期ビジョン計画の中で66億3,800万円と、これが計画にあるからこれを割り込まないようにしたいというような答弁がありましたけれども、窮屈だなと。あと4億円しか財政調整基金からは入れられないということであります。当初が11億円でしたから、4億円ぐらい、もう既に9月まで5か月間で繰り入れているわけです。そういう中で、ではこの66億円が計画にあるから、これを割り込まないようにするといっても、これは本当に果たして守れるのかという危惧があります。昨年の12月定例会でありましたか、前の総務部長が、大体どれぐらい割れば、これは危険なのかという質問に対して、50億円ぐらいだろうという話があって、60億円を切らないようにしたいというような、うろ覚えですけれども、そういったような答弁があったと覚えております。  ここで言いたいのは、今新しい事業もない。今言ったように、今の減額の予算を見ても、事業が取れない。そういう中で、ではどうやってこれからこの財政調整基金を減らさないように行政運営を進めていくかということはやはり再度、考えているとは思いますけれども、私が言う前に。再度連携して、事業を取ってこれるようにお願いをしたいと思っております。  次にですけれども、議案第78号、宮古島市ふるさとまちづくり応援寄附金条例の一部改正についての答弁なんですけれども、この事業は第1期計画から、総合戦略かなとも思っておりますけれども、総合戦略という計画の趣旨は、やはりこのまちを残していくということだと思っております。このまちを残していくためには、やはり人口を保つ、そしてそのために仕事をつくるというところであります。それを含めてまちをつくっていくということになっていくということでありまして、国がこの実質化をいよいよ、この企業版ふるさと納税によって実質化を進めようというような意思が見えますので、ぜひ魅力ある事業をつくっていただいて、あらゆる企業から宮古島に投資が来るようにお願いをしたいと思っております。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑を予定している議員はおりますか。                 (議員の声あり) ○議長(上地廣敏君)   3時17分、現在の時刻は。ですが、休憩を挟んでやりますか。                 (議員の声あり)
    ○議長(上地廣敏君)   では、ただいま時刻、15時18分ですから、15時35分から再開をしたいと思います。  休憩します。                                     (休憩=午後3時18分)  再開します。                                     (再開=午後3時35分)  本日の会議時間は、議事の都合により、これを延長します。  ほかに質疑のある方は。 ◆山里雅彦君   1点だけお願いしましょう。議案第68号、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第4号)の21ページお願いします。2款総務費の中で、先ほどから新里匠議員も取り上げておりました。午前中は下地信男議員も取り上げておりました。12節の委託料、複合型スポーツ振興人材育成拠点施設整備事業7,300万円なんですが、休憩直前に生涯学習部長から、内閣府の補助金では今回のこの事業は難しいということで、単独事業、単費になったという答弁でありました。  そこで、この50ページ、教育費の中で、2目体育施設管理費の中で、12節委託料、体育施設管理事務費委託料3,800万円ということで対応ということでありました。この予算が7,300万円から、同じ事業をするのに3,800万円でできるようになったという、この中身ですか、もう少し分かりやすく。何がどう、この事業の、例えば何かのプログラム、施設整備の変化なのか、もう少し分かりやすく説明をお願いします。よろしくお願いします。 ◎生涯学習部長(友利克君)   分かりやすくという質問ではございますけども、7,300万円といいますのは内閣府の沖縄離島活性化推進事業費補助金を活用して基本設計ができないかというところでチャレンジをしたということです。チャレンジをいたしました。しかし、先ほど来多くの議員の皆様から指摘があるように、その答弁にあるように、なかなか現在の事業のということからいいますと、活用が難しいというようなことでもって、内閣府の予算を活用しての基本設計の実施というものは断念をしているわけでございます。  一方で、防衛省の予算を活用して、また事業の実施ができないかということを沖縄防衛局と調整をしている中で、先ほどから指摘のあるような、答弁しているような、非常に概算要求時と実施の時期の段階での事業費の乖離が大きいというところで、そこをより現状、実態も把握をした上で、事業費の算定、算出というものをしていただきたいというようなご指摘もありましたので、それでは基本設計については市で単費で単独予算でやりましょうというところで、内閣府にチャレンジした際の7,300万円の実施する項目、業務の項目などを見直しながら縮減を図ってきたわけでございます。ご指摘のとおり、約半分ぐらいになるわけですけども、そこは基本設計で予定をしていた業務については実施設計に移行といいますか、回しながら、事業費の縮減を図ったということでございます。  どのようなものを見直したか縮減したかについては、まだこれから、これ業務を出す、発注をするというような段階でありますので、そこで詳細なことを申し上げるのは控えていたいというふうに思っております。いずれにしましても施設の規模や機能を現在の計画より縮小するということではありませんし、業務を省くというようなことではありません。基本設計でやらなかった分については実施設計で実施をしていくと、業務を行っていくということでありますので、設計に係る業務の何かを削るということではありません。あくまでも縮減を図りながら、図った結果が現在の3,800万円余りの補正予算の計上ということになっているということでございます。 ◆山里雅彦君   いつもは歯切れのいい生涯学習部長なんですが、基本的に基本設計までは内閣府の予算でチャレンジという話がありました。私もチャレンジという言葉は大好きな言葉の一つでありますので、それに対しては敬意を表したいと思いますが。その次なんです。我々は、皆さんが提案する予算に関しては、この議会で、皆さんがしっかりそういったものも実態把握も含めて精査して提案してきた、そういったものを我々はこの議会の中でしっかり議論して審議して認めて予算を通してきたわけなんです。それを今この段階で予算が蹴られました、7,300万円、内閣府から。だから単独事業でやります。単費というのは、これまでも様々な事業、我々も見てきましたが、必要最小限の持ち出しで各種事業はこれまで整備してきたんです。単独事業というのは全てが持ち出しですから、そういう意味ではこの予算、本当に大丈夫なのかと。農水関係の事業であれば、約4,000万円あれば、3億円や4億円の事業すぐできます。ですから、そういう意味では、この今回の生涯学習部長はどのような形で予算を削るかどうのこうのということは今申し上げることは厳しい話をしておりましたが、まさに我々議会が聞きたいのはそこら辺なんです。3,800万円になって、予算を我々は議論するわけですから、ここはもう聞かんでくれみたいなのは、この予算の提案に関しては、座喜味一幸市長、いかがなものかと思うんですが、そういったところは座喜味一幸市長はどう考えておられるのか。一言で短めに、座喜味一幸市長、大丈夫ですか。生涯学習部長が答弁しますか。 ◎生涯学習部長(友利克君)   これは、つまり体育館の予算措置の一つのタイミングということになります。これは体育館に限らず、やはり当初予算で措置をする際は、内示、内定、内諾なり、やはり次年度での事業の実施、補助金の確保のめどがついた上で予算措置をすべきではなかったかというふうに思っているところです。今回7,300万円の補正の減ということになりました。今後は、しっかり事業の熟度を高めた上で予算措置ということはしていかなければいけませんし、そのように努めていきたいというふうに考えております。 ◆山里雅彦君   やはりこの総合体育館等の複合型施設については、これまで我々議員も必要ということで提案してきているところであります。本当に早急な整備が必要だと思っておるので、座喜味一幸市長、この複合型施設の全体像については、政策参与の件も含めて、しっかり一般質問で市長と議論したいと思いますので、よろしくお願いしまして、終わります。ありがとうございます。 ○議長(上地廣敏君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   質疑なしのようでありますので、これで質疑を終結します。  これで日程第1、議案第68号から日程第28、同意案第2号までの計28件についての質疑を終了します。  次に、日程第29、認定第1号から日程第39、認定第11号までの計11件について質疑を行いますが、議会運営に関する申合せ事項により、認定第1号、令和3年度宮古島市一般会計歳入歳出決算認定についてに対する質疑は本会議では行わないこととなっておりますので、ご了承願います。  それでは、質疑の発言を許します。質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   質疑なしのようであります。  これで日程第29、認定第1号から日程第39、認定第11号までの計11件についての質疑を終了します。  以上で全議案の質疑を終結します。  ただいま議題となっております39件のうち、日程第1、議案第68号から日程第25、議案第92号までの計25件及び日程第29、認定第1号から日程第39、認定第11号までの11件の計36件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託します。  なお、議案第68号の歳出については、歳出款項別審査委員会表により、所管委員会のご審査をお願いします。  お諮りします。日程第27、諮問第2号及び日程第28、同意案第2号の計2件については委員会付託を省略し、最終本会議において処理したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  これで本日の日程は全部終了しました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後3時48分)...