宮古島市議会 > 2022-06-20 >
06月20日-05号

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  1. 宮古島市議会 2022-06-20
    06月20日-05号


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    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年  6月 定例会(第4回)          令和4年第4回宮古島市議会定例会(6月)議事日程第5号                           令和4年6月20日(月)午前10時開議 日程第 1  一般質問 ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和4年第4回宮古島市議会定例会(6月)会議録 令和4年6月20日(月)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(24名)                          (延会=午後3時28分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(22番)  上 地 廣 敏 君  議   員(11番)  上 地 堅 司 君 ┃┃ 副 議 長(18〃)  長 崎 富 夫 〃    〃  (12〃)  仲 間 誉 人 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  久 貝 美奈子 〃    〃  (13〃)  平 良 和 彦 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  下 地   茜 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  砂 川 和 也 〃    〃  (15〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  狩 俣 勝 成 〃    〃  (16〃)  前 里 光 健 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  富 浜 靖 雄 〃    〃  (17〃)  西 里 芳 明 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  下 地 信 男 〃    〃  (19〃)  友 利 光 徳 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  上 里   樹 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (21〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  山 下   誠 〃    〃  (23〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (10〃)  池 城   健 〃    〃  (24〃)  山 里 雅 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 水  道 部  長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 副   市   長 │ 伊 川 秀 樹 〃 │ 環 境 衛 生 局 長 │ 下 地 睦 子 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 天 久 珠 江 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 與那覇 勝 重 〃 │ 消   防   長 │ 宮 國 和 幸 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 仲宗根 美佐子 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 石 川 博 幸 〃┃┃ 市 民 生 活 部 長 │ 友 利 毅 彦 〃 │ 総  務 課  長 │ 豊見山   徹 〃┃┃ 観商工スポーツ │ 上 地 成 人 〃 │ 財  政 課  長 │ 国 仲 英 樹 〃┃┃ 部       長 │           │           │          ┃┃ 産 業 振 興 局 長 │ 宮 國 範 夫 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 教  育 部  長 │ 砂 川   勤 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 砂 川   朗 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 友 利   克 〃┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  下 地 貴 之 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  仲 間 清 人 〃   議  事 係  長  国 吉 たかよ 〃 ○議長(上地廣敏君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は24名で、全員出席であります。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第5号のとおりであります。  この際、日程第1、一般質問について、先日に引き続き質問を行います。  本日は狩俣政作君からであります。  これより順次質問の発言を許します。 ◆狩俣政作君   議員番号8番、公明党の狩俣政作です。よろしくお願いします。  質問に入る前に一言申し上げます。これまで様々当局に対して要望してまいりました。今回、北中学校南側道路北市営住宅を通って東小学校に抜ける道路に新たに街灯が設置されております。また、宮古高校の通学路の側溝の蓋が5か所割れておりました。そこも新しく蓋が改修されております。さらに、荷川取の市営住宅、手すりが新たに設置されています。尽力された地区の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございます。  それでは、質問に入ります。まず、1番目、教育行政、宮古島市の独自のヤングケアラー実態調査ですけども、これは3月定例会において大城教育長の答弁で、生徒児童を対象としたアンケート調査を行い、市として早急に実態把握を行うとありました。その後、調査の結果を伺います。 ◎教育部長(砂川勤君)   本調査は、ヤングケアラーと思われる子供を把握し、関係機関と連携した支援策を講じるための資料とする目的で、小学校5、6年生、中学校1年生から3年生を対象に厚生労働省の資料を参考にした市独自のアンケートを実施いたしました。アンケート実施に際しては、教師がアンケートの目的やヤングケアラーについての説明も行っております。回答率は80.7%でございました。  主な調査項目といたしまして、性別、学年等の基本項目、ふだんの生活のこと、家庭や家族のこと、ヤングケアラーについてなど、自由記述を含む24問となっております。その中から一部、幾つかご紹介させていただきます。  まず初めに、「家族の中にあなたがお世話をしている人はいますか」の質問で、「いる」と回答したのは8.3%。「お世話を必要としている方はだれですか」の質問で、「きょうだい」と回答したのが最も多く53.1%。「お世話の内容を教えてください」の問いについて、「家事(食事の準備や掃除)」が最も多く47.6%、次いで「見守り」が41.8%。「お世話をしている頻度を教えてください」については、「ほぼ毎日」が44.3%、「週に3日~5日」が22.8%、「週に1日~2日」が13.2%、「一月に数回」が6.6%となっております。次に、「お世話することにきつさを感じていますか」の問いについて、「身体的にきつい」が5.3%、「精神的にきつい」が9.1%、「時間的に余裕がない」が7.0%、「特にきつさは感じていない」が84.5%となっております。次に、「あなた自身はヤングケアラーにあてはまると思いますか」の問いについて、「あてはまる」が2.5%、「あてはまらない」が79.8%、「わからない」が17.8%という調査結果が得られております。 ◆狩俣政作君   教育部長、このアンケート調査の中に例えば、今家族の世話だったんですけど、親の介護とか、祖父母の介護とか、そういった項目もありましたか。 ◎教育部長(砂川勤君)   「お世話を必要としている方はだれですか」の問いに、母親、父親、おじいさん、おばあさん、兄弟、その他という項目を設けております。「お世話を必要としている方の状況を教えてください」という問いもございまして、65歳以上の高齢、要介護、介護が必要な状況、あとは認知症、あとは障害者等の項目がございます。 ◆狩俣政作君   教育部長、その65歳以上の方の介護とか、その辺の数字、パーセンテージは出ていないんですか。 ◎教育部長(砂川勤君)   高齢者、65歳以上のお世話を必要としている方の率、14.5%となってございます。 ◆狩俣政作君   このヤングケアラーの問題は、子供たち以前に教職員の方々がそのヤングケアラーということを理解していないとなかなか伝えづらいと思うんですが、その辺に関しては、教育委員会は教職員に対してヤングケアラーの周知というか、その研修とかはやっておりますか。 ◎教育部長(砂川勤君)   アンケート調査を実施する前に説明会を開いてございます。また、教職員におきましては、沖縄県のほうで調査を進めておりますので、内容については知っているものと思っております。 ◆狩俣政作君   先ほどの家族のお世話で毎日という方が44.3%、65歳以上の方の介護も14.5%という数字に関しては、ちょっと驚きを覚えます。それに関して今後、国もこの問題に対してはもういろんな支援を考えておりますけども、市独自として早急に、神戸市は国より先に独自の支援体制をつくっております。今後、宮古島市も独自の支援体制を構築するような考えはありますか。お伺いします。 ◎教育長(大城裕子君)   今回のアンケート調査を踏まえて、それらを専門家の方にデータを分析、考察してもらうことになっております。その後助言もいただくことになっておりますので、それらを含めて今後の支援体制に生かしていきたいと思っているところです。そして、関係部局と情報共有、連携しながら、支援策について具体的な検討を進めてまいります。 ◆狩俣政作君   教育長、本当に学びの保障もそうですけども、部活ができないとか、友達と遊べないという、時間が本当にない子がいると思いますので、早めの対策の構築をよろしくお願いします。  次に行きます。2番、長引くコロナ禍においての子供たちの心身への影響ですけども、このような心身への影響とか学力低下に対する実態調査とかは行っておりますか。お伺いします。 ◎教育部長(砂川勤君)   実態調査についてお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症への対応が長期化する中で、子供たちの心身への影響が懸念されるところです。宮古島市教育委員会では、新型コロナウイルス感染症における児童生徒への影響に限定した実態調査については、これまで実施しておりません。しかし、各学校においては、月ごと、あるいは学期ごとに生活実態調査等を実施しており、児童生徒の心身の状態について把握するとともに、必要に応じて教育相談を実施したり、関係機関へつなぐなど、心身のケアを行っております。また、学力への影響についてですが、4月に令和4年度全国学力・学習状況調査、これは最終結果は7月21日予定でございますが、調査が実施されました。まだ結果が公表されておりませんけども、結果が公表され次第、これまでの調査結果と比較検討を行うなど、分析を進めてまいりたいと思います。 ◆狩俣政作君   まず、教育委員会はその調査を行っていない、学校に任せているということですけども、学校が上げてきた調査結果を教育委員会は確認はしていますか。お伺いします。 ◎教育部長(砂川勤君)   調査、いじめとか、あとは今気になることはありますかということで、学校によってフォーマットは異なっておりますけども、それを報告を受けて、スクールソーシャルワーカー、あとは場合によっては関係部局、福祉部とかそういったところにつないでいっているという状況でございます。 ◆狩俣政作君   私がお聞きしたいのは、もちろんそういういじめの問題もそうですけども、コロナ禍においていろんな、休みが多いとか、マスクの弊害とかあると思うんです。昨年、私はある中学校の吹奏楽部のお手伝いをしました、引率で。中学生の中ではそんな違和感は感じなかったんですけども、今年4月からある小学校のマーチングバンドを指導していますけども、明らかに何かそういう影響というか、違和感を感じます。それは何かというと、息を吸うこと、これ楽器でブレスというんですけど、ブレスが浅い。弱い。ということは、楽器を吹いても音が伸びない。音が小さい。もう顕著に出ております。中学生は体が大きいので、ある程度体力もあると思うんですけど、ちっちゃい小学生に関して、特にちっちゃい子たちはもうほとんど息が吸えない。楽器を吹く方は、ほぼ口で息を吸います。それが鼻で息を吸っているんです。びっくりします。でも、これマスクをやっているからかなという気もしますし、そういったことが今後健康状態に影響するのではないかなということを考えているので、もしやっていなければ早急にそういったことも鑑みて子供たちの管理、これからもやってほしいと思いますけども、先ほど学力調査の結果がまだ出ていないと言っていましたが、コロナ前と、コロナ禍でもう3年になっていますので、コロナ前の学力の結果、コロナ禍の3年目の中での結果の差はまだ出ていませんか。お伺いします。 ◎教育部長(砂川勤君)   先ほど述べましたとおり、今年度の実態調査は7月下旬に公表されることになっておりますので、その後で比較検討していきたいと考えております。 ◆狩俣政作君   昨年度の結果は出ていると思うんですけど、昨年度、一昨年度、その結果とコロナ前の話をしているんです。その結果の差はありますかということです。 ◎教育長(大城裕子君)   2年前は、コロナ禍により調査が実施されませんでした。それで、昨年度の調査の結果では、その前々年の結果よりかなりポイント数は下がっておりました。これの分析も行いながら各学校で今授業改善に努めているところではございますが、その理由の一つとして、宮古島市においてはほかの地域よりもコロナの感染拡大を受けた休校が多かったと。一斉臨時休業にした日数もほかの地域と比べてかなり多い結果となりましたので、その辺りのことも少なからず影響しているというふうに捉えています。また、新学習指導要領への移行時期であったということ、去年は中学校が全面実施、その前に小学校というふうになったわけですが、それへの対応も課題となったところではございますが、先ほど申し上げたようにコロナの影響もかなり受けていると感じています。
    狩俣政作君   教育長、ぜひともよろしくお願いします。  次の質問に参ります。3番、学校周辺の通学路です。スクールゾーンが設定されていない学校があるのかということですけども、ないと思うんですけど、私、市内の交通量が比較的多い小学校を見てきました。スクールゾーンですよという看板がしっかりある学校、それがない学校、ちゃんと道路標識もある学校、独自で注意喚起する看板を設置している学校もありましたけども、その辺に住んでいる方たちはそこがスクールゾーンということは知っていると思うんですけども、そこに初めて来る観光客などはまず分からないと思います。それに関して、今回スクールゾーンのことを調べていて疑問に思うことがありました。このスクールゾーンの定義には、文部科学省主導の下、学校や教育委員会への働きかけを行われて、平成14年度文部科学省交通安全業務計画により、横断歩道、カーブミラーの新設、歩道の拡張、さらには路面標示の増強などが実施されました。スクールゾーンの範囲は学校から半径500メートルとあります。そこでです。以前私がとても交通量が多いA―1号線、北中学校から南方面に進んで、元のマルケンミートがあった場所で、あさひっ子保育園の手前の交差点です。この道路はとても交通量が多くて、7時40分、要するに子供が通学する時間帯、7時40分から8時15分は35分間で631台の車が通ります。8時5分からの5分間だけで112台通りました。大体3秒に1台通ります。子供たちは渡れないので、わざわざ200メートルほど戻っていって、ファミリーマートがある交差点から学校に通学をしております。そこで、再三私はそこに押しボタン式の信号機もしくはカラーの横断歩道ができませんかと要請してきましたけども、この交差点、実は東小学校から500メートルです。スクールゾーンに入っております。さらに、北市営住宅から東小学校に向かうはなぞのこどもえんのいびつな交差点があります。あそこもとても交通量が朝多いんですが、あそこにも横断歩道はありません。そこは東小学校から300メートルです。これスクールゾーンの定義に照らしても横断歩道を設置するのは当然と思うんですけど、その辺の見解をお伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   スクールゾーンの設定に関しましては、議員が説明しておられますとおり、学校及び教育委員会からの働きかけによりまして学校の半径500メートル以内の範囲で設定することが可能でございまして、市としまして公安委員会に市内学校がスクールゾーンとして申請をしてスクールゾーンの設定をしたというような資料が現在のところ確認できておりませんので、それは後でまた調べまして報告させていただきたいと思います。  それから、議員がおっしゃっておりますあさひっ子保育園あるいは北小学校付近東小学校付近について、半径500メートルにおいて横断歩道などが施されていないということについても、従来より議員からも指摘を受けておりまして、公安委員会とも調整を行っているところでありますけれども、現在のところ設置されておりませんので、早急に整備できるように努めていきたいと思います。 ◆狩俣政作君   スクールゾーン、子供たちの安全、安心を守るためのものですから、今後各学校の周辺の標識なり路面なりを確認していただき、早急の設置をよろしくお願いいたします。  次に行きます。②、通学路ガードパイプ及びガードレールが設置されていない学校ですけども、よく最近ニュースで聞きます。通学中の児童生徒が交通事故、その加害者に高齢者が多いという話もよく聞きますけども、高齢化が進んでいる本市において他人事ではないと思いますが、特に交通量が多い小学校に関して、もう早急に設置するべきだと思いますけど、当局の見解を伺います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   通学路、それから周辺におけるガードパイプ、それからガードレールなどの点検につきましては、定期的に沖縄県、それから沖縄県警察、それから教育委員会合同で点検をしておりまして、直近では昨年の10月に実施しております。その中で新規で設置したほうがいいというような箇所の指摘はありませんでしたが、整備不良の箇所が何か所かございましたので、その箇所については修繕するなど対応している状況でありますが、今後とも学校側からの要望とか、周辺住民からの要望があれば調査し、検討していきます。また、市でも日頃から道路パトロールや、ガードレールなどについては、必要な箇所については把握に努めておりますので、これからも通学路におけるガードパイプ及びガードレールの設置状況についてはしっかりと対応していきたいと考えております。 ◆狩俣政作君   建設部長、新しく設置する場所はなかったとおっしゃっておりましたけども、私が見る中で東小学校周辺は様々な市営住宅から登校する子供がおります。北県営団地東市営住宅上原市営住宅北市営住宅北県営団地も市営もありますけども、その中で先ほどおっしゃったとおり横断歩道もない。特に市陸上競技場のところは信号機もない。なので、PTAの方々がその市陸上競技場はなぞのこどもえん、幼稚園の校門前、学びの森前等にそれぞれ立って子供を誘導しておりますが、子供を渡らすために止めている車をわざわざ追い越していく車がいるんですよ。とても危険なんです。道路幅も狭い、校門前。特に東小学校は。それを鑑みると、私は早急にガードパイプでもガードレールでもいいので、子供の安全を守るための設置はやったほうがいいと思いますが。多分言っても答えは一緒なので、その辺を鑑みて早急に設置をよろしくお願いします。  次に行きます。道路行政について。今おっしゃった市の陸上競技場前の交差点に信号機はできないかということについての見解を伺います。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   市陸上競技場前の交差点に信号機が設置できないかとのご質問です。お答えいたします。  市陸上競技場前の交差点につきましては、交差点周辺東小学校宮古工業高校、東保育所があり、交通量が増加していることから、地域住民の方などから信号機設置の要請を受け、宮古島警察署信号機設置の要請を行っております。宮古島警察署からの回答では、陸上競技場ゲート前交差点の交通量は特段に多いということはなく、一時停止の標識が設置されており、見通しもよいことから、現在信号機設置の予定はないとの回答をいただいているところです。 ◆狩俣政作君   とても残念です。見通しがよくて、その時間帯だけ交通量が多ければ要らないと考えればそれでいいんですけど、でしたら注意喚起するようなポール、ポールポスト、何かそういうのありましたよね。そういうのとか設置するとか、もしくはその辺からずっとガードパイプするとか、本当にやり方はあると思うんですけど。事故が起きてからでは本当に遅いので、その辺も含めて今後とも検討をお願いします。  ②はちょっと飛ばします。  3番の生活行政に行きます。1、庁舎窓口を利用する市民が書類のコピーを必要な際の対応についてですけども、これはある方からの相談があったんですけども、庁舎に来て窓口で申請をした際に、職員のほうからコピーをお願いしますと言われたんですけど、庁舎にコピー機がない。すごい大雨が降っている中、子供を抱っこしてコンビニまで行ってコピーを1枚取ってきたという話を聞きました。そういったコピーを取るような業務というか、ことがあるかないか分からないんですけど、これが多くあるんであれば庁舎内に10円を入れてコピーできるようなコピー機があってもいいのかなと思いますし、もしそれほどそういった要望がなければ、1枚ぐらいはコピーしてあげてもいいのかなと思うんですが、その辺の見解をお願いします。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   コピー機の設置についてお答えをいたします。  議員のおっしゃるとおり、現在庁舎内には市民が自由に使用することができるコイン式の有料コピー機は設置をされておりません。有料コピー機を設置してほしいという市民の声があることは、1階各フロアの各課長に聞き取りをして確認をしてございます。今後、窓口対応の部署へ設置の必要性について照会しまして、設置に向けて検討してまいりたいと思います。 ◆狩俣政作君   では、2番の質問に行きます。これもあるお母さんからの相談でした。赤ちゃんを連れたお母さんなんですけど、本人は多分10分ぐらいで用が済むと思ったらしいんですが、すごく混んでいて1時間以上待たされた際に、赤ちゃんを抱っこしていてすごく疲れた経緯があって、椅子に座りたいんですけど、コロナ禍も怖いので座れなかった。そういう際に庁舎にベビーカーが利用できるものがあればいいのかなと思うんですけど、その辺の見解を伺います。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   ベビーカーの設置についてお答えをいたします。  現在、庁舎には貸出し用のベビーカーはございません。広い庁舎内で複数の部署での窓口申請等の際にベビーカーが利用できれば親の負担が大幅に軽くなるというご意見があることから、ベビーカーの設置に関しても検討してまいりたいと思います。 ◆狩俣政作君   次、3番、マイナンバーカードについてですけども、①、庁舎にマイナポイントを付与できるような窓口が設置できないかということですけども、これ確認したところ、何かマイナンバーカードをやる窓口でいろんな付与の手続を行っているという話を聞きました。とても親切丁寧に教えてくれていて、健康保険証を申請する際にもマイナポイントを付与できるような説明もしているという話を聞きました。とてもいいことだと思います。ただ、この案内とか、やっているよみたいな広報があまりできていないのかなと。私見た限りそういうアナウンスもなければポスターもないんですけど、その辺をしっかりやっていただけるような今後の検討はございますか。お伺いします。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   狩俣政作議員からのご指摘のとおり、これまでは広報等がちょっと足りなかったなという部分もありますので、ホームページ、広報誌、マスコミ等によりマイナポイント付与手続の方法やサポート窓口についても広く周知を図りながら、今後もマイナポイント付与サポートを行っていきたいと考えております。 ◆狩俣政作君   このマイナポイント、6月30日からポイントが加算されますけども、マイナンバーカードを作れば5,000円、健康保険証で7,500円、口座振替にすると7,500円、トータル2万円、4人世帯で8万円も入るんです。8万ポイントですけど。本当に家庭によっては貴重な財源なので、ぜひともよろしくお願いいたします。  次に行きます。4番、宮古島市に住みたくなる支援体制の構築ですけども、①、新生活支援事業、これ仮称でございます。結婚新生活応援支援事業などの支援体制なんですけど、これは12月定例会でも私も富浜靖雄議員も質問いたしました。今回も再度富浜靖雄議員が質問した中で、早めに実施できるように検討作業を進めていると答弁がありましたけども、今若い方が、島外にいる方たちが宮古島に戻ってこれない状況になっているという話をよく聞きます。それは、宮古島より沖縄本島や東京のほうが物価も安い、家賃も安定している、所得も高い。わざわざ家賃が高い、物価が高い、所得の低い宮古島に帰る理由がないという話をよく聞きます。本当はこの5年、10年後、もしくは20年後こうやって、私の子供も今東京にいますけども、東京で学んで宮古島で本当働きたいと言っていますが、やはり今後結婚とか新生活を考えたときに宮古島では住みづらいという話になります。そういった部分で、市独自で新しく生活をする宮古島の方が戻ってきたい、また結婚して戻ってくる方に対しての独自の支援体制ができないかお伺いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   若い皆さんの生活支援に向けての市独自の取組ということでございますが、昨年の12月定例会での質疑を受けまして、議員からありましたとおり、結婚新生活の支援事業については、できるだけ早いうちに取り組むということで報告をさせていただきました。そのほか、宮古島市においては人口ビジョン、宮古島市のまち・ひと・しごと創生総合戦略というのを定めてございます。この中で5つの基本目標に沿っていろんな事業を展開することにしております。基本目標の3番目なんですけども、これが妊娠、出産、子育ての希望を実現し、安心して子育てができる環境を整備するということで、これに関連する事業ということで合計37の事業を今掲載をさせていただいております。既に実施している事業がたくさんありますけれども、子育て、若い方々の支援についての事業の周知というんですかね、そういうものを総合的にやはり関係する課を網羅してPRして、アピールして、こういういろんな支援事業がありますということを体系的に総合的に紹介する取組も強化が必要かなというふうに思っております。これらの事業を展開する中で、さらに不足している事業、そういう事業があれば積極的に取り組んでいきたいと思っております。ただ、確かに給与とか家賃、そういう部分を見るとなかなか宮古島は厳しい現状にありますけれども、隣近所の付き合いとか、いろんな子育ての上の支援体制、サポート、そういうものはやはり宮古島市独自の取組というのもありますので、その辺の周知も図っていきたいというふうに思っております。 ◆狩俣政作君   先ほどの結婚新生活応援事業などを実施している自治体のホームページを見ますと、とても上手に広報しております。分かりやすくてですね。そういったのを参考にしながら、早急な対応をよろしくお願いします。  次に参ります。4番、環境行政についてです。1、し尿処理施設についてですけども、①、し尿処理施設整備事業の進捗状況を伺います。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   し尿処理施設の整備事業に関しましては、現在基本設計を行っており、履行期限は今年度、令和4年の11月末までとなっております。 ◆狩俣政作君   それでは、今後のスケジュールをお聞きします。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   今後のスケジュールといたしましては、基本設計が完了しました後に、今年度中に実施設計を発注し、令和5年度から工事着工、令和6年度に完成しまして、令和7年4月に供用開始をする予定でおります。 ◆狩俣政作君   令和7年に供用開始と今おっしゃっていましたけども、これまで特別委員会で、今ある防衛省の補助金をスライドさせることで供用開始には遅れないと答弁をしておりました。このような予算のスライドが可能か、これはできないんではないかという話の中で、委員の質問に対して防衛省と調整中という回答をいただきましたが、その後、新聞報道で防衛省予算がスライドできたという市長のコメントもありました。しかし、当初予算にも、これまでの補正予算にも防衛省予算がスライドされた形跡がないと私は思うんですけども、これ本当に予算が担保されていますか、伺います。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   補助に関してということですけれども、防衛省との調整に関しましては、基本設計を令和3年9月30日に概算要求を行いまして、令和4年2月14日に内定通知をいただいております。令和4年2月21日に決定通知が届いております。実施設計に関しましては、令和4年1月6日に概算要求を行いまして、令和4年4月7日に内定通知が届いております。また、実施設計に関しましては基本設計完了後となっております。し尿処理施設事業としての補助は認められております。 ◆狩俣政作君   認められているので予算が確保されているという認識でよろしいですか。なぜ、では供用開始が令和6年4月から1年以上も遅れるのかという部分の説明をお願いします。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   今年度、基本設計を行います。11月頃に完了予定です。その後実施設計を発注する予定ですが、実施設計が来年度の令和5年度の大体6月頃までかかる見込みです。工事と申しましても、工事が開始できるのが令和5年8月頃になるかと思います。事業が、工事自体が令和6年4月に供用開始できるまでの間に工事が終わるのが少し厳しいかなと思っておりますので、令和6年まで工事を行って、令和7年ということに今の予定ではなっております。 ◆狩俣政作君   これ当初の計画案では場所の変更はないという話を再三しておりましたけども、最近新聞報道で場所も変更となりました。港湾用地を示していますけども、この港湾用地、軟弱地盤でありますけども、この軟弱地盤に対する土工費用の積算とかは行っておりますか。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   施設整備についての事業費に関することですが、概算の事業費でも現在基本設計を進めているところです。基本設計案がある程度固まったところで概算事業費を算定することになりますので、基礎工事であったり、その辺りの工事費も現時点ではお答えすることができないところです。基本設計案ができた時点で算定してまいります。 ◆狩俣政作君   環境衛生局長、では今20億円でできるという概算ですけども、今後この軟弱地盤の土工に関しても基本設計を通した後に策定してということは、20億円より増えるという話もありますよね。何よりもここは災害時に対して、津波の場合、高さがゼロメートルから5メートルしかない。なので、想定浸水深といってかなり水に埋もれるという判断がされていますけども、その災害に対する防潮堤の工事とかは考えておりますか。 ◎環境衛生局長(下地睦子君)   今の時点では、施設に関する設計案が固まるまでは何も検討はしておりません。 ◆狩俣政作君   では、設計案が固まった後に、この土工の軟弱地盤のこととか、災害に対することとかも含めると、もっともっと予算がかさんで、なおかつ供用開始が遅れるんではないかなと思うのが自然だと思いますけども、これまで議場においても、今後は議会に対しても丁寧な説明を行っていくと答弁して、おっしゃっていました。なのに何の説明もないままに変更計画が進んでいることに関して、先に新聞報道が流したことに関してどういった見解をお持ちですか。お伺いします。 ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時46分)  再開します。                                     (再開=午前10時47分) ◎市長(座喜味一幸君)   基本的には耐震を中心に進めていくことになります。沖縄県全体としても、我々当初においては下水道等の処理というのはどうしても海側に、底部に設置するというのが全県的でございまして、今のところ全県的に見ますと防潮ということに関して、設置もしくはこういう議論が進められていないというのは県全体の課題だと思っておりますが、我がほうも既存のOD槽を含めた下水道の計画、そことの一体的な整備というものが極めて効率的だし、経費的にも安いし、市民のコスト低減にもつながるものと思っております。片や、そういうこの防潮等についての課題に関しては、今後県全体としての動きも見ながら検討していきたいと思います。 ◆狩俣政作君   市長、県の話をしているのではありません。宮古島市の下水の設備も、し尿も海抜ゼロメートルにあるんですよ。もしここで災害、津波があった場合に、下水も、し尿も機能しません。それを考えると、万が一を考えると、まずそういった防潮堤のことをやらないといけないと私は思っていますが、県の動向がどうではなくて、それを市独自として早急に守らないと市民の生活は守れないんではないんですかね。私はそう思いますけども。基本設計をつくるに当たって、そういう部分を先にやらないといけないと私は思っております。その辺の見解を聞くと長いので、これで終わります。  次に、5、福祉行政についてですけども、1番、集団検診及び学校検診で再検査になった方が島外へ受診する際の渡航費です。これ集団検診というのはマンモ、乳がん検診です。この乳がん検診を受けた検査結果が出るのが大体一月、二月後だそうです。そのときに異常なしでしたと言われればいいんですが、再検査を要するという方がいて、それで再検査をするのが宮古病院しかないんです。そこに行くと、2か月待ちですと。ざらにあるそうです。では、検査を受けて、早くて二、三か月後に再検査をしたときに、この方の不安、もしかしたら乳がんかもしれない、日々日々がんが進行するかもしれないという不安を持つので、嫌だから沖縄本島の病院に受診をしておりますという話をしておりました。その際、航空チケットもかかりますし、ホテル代もかかるし、もちろん治療費もかかるので、仕事も休む、とてもすごく負担が大きいとお話ししておりました。その部分と、それ一回置いておいて、学校検診、校内検診で胸部レントゲンを撮った生徒がちょっとこの胸部に腫瘍の影が見られることで再検査を求められて、やはり再検査をするんですが、その再検査をする際の病院です。この指定があります。名簿があるんです。沖縄県がん検診精密検査協力医療機関名簿。これに宮古病院は載っておりません。なので、必然的に島外に行きます。そこでがんと分かれば多分難病患者指定になっていくと思うんですが、がんではなかった、大丈夫でしたといった場合には、難病にならないので自己負担になりますね。そういった場合に、子供なので親御さんも一緒に行く。旅費もかかるし、ホテル代もかかるし、仕事も休まなきゃいけない。そういった部分については、宮古島市の渡航費の要綱を一度見直してもらって、そういった方々のためにも渡航費が助成できないか、見解をお伺いします。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   狩俣政作議員の健康診断等を受診し、再検査になった方への渡航費の助成が市としてできないかとのご質問にお答えします。  現在、離島である本市における医療については、島内での治療や検査等に限りがあるため、島外の医療機関を受診しているのが現状です。狩俣政作議員ご指摘のとおりでございます。渡航費には、離島住民等交通コスト負担軽減等による助成、また治療を必要としている難病患者への渡航費助成を行っておりますが、回数に制限があります。そのため、島内で必要とする医療体制を確立するには専門医の常駐、施設等の医療環境整備が必要と考えております。さきに下地茜議員のほうにもお答えしたんですが、医療費に係る渡航費は宮古・八重山圏域住民の共通の課題であると考えることから、現在、先島地区の5市町村で構成する美ぎ島美しゃ市町村会と要望書の調整をしているところです。今狩俣政作議員からありました要綱の見直しについては、やはり慎重な調整が必要だと思っておりますので、現段階ではちょっとお答えすることは難しいかなというふうに考えております。 ◆狩俣政作君   現段階では厳しいと思いますけども、本当いろんな産業があって、仕事があって市民は生活をしておりますが、やはり病気になったりすると家族は不安です。そういった部分の払拭も行政は積極的にやっていただきたいと私は思っております。前から言っているような難治性てんかんの患者もいまだに渡航費が認められないから、なかなか専門の医療に行けない。宮古島に専門の医者がいないから、医者が意見書を出しているのに、行けない。これ昨年度の年間の費用700万円、その前500万円でした。そんなに大きい額とは私は思えませんけど、これが1,000万円になった、1,000万円になったらどれだけ市に負担がかかるのか分かりませんが、早急に市民が毎日明るい笑顔で生活できるように強く要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上地廣敏君)   これで狩俣政作君の質問は終了しました。 ◆友利光徳君   質問に入る前に私見を述べさせてください。まず、宮古総合実業高校の環境班が「第4回アジア・太平洋水サミット」に日本代表で発表を行ったことにおめでとうございますと申し上げます。生徒たちを指導する前里和洋先生に対して、存在に対して誇りと感謝を申し上げます。というのは、地下水保全ですからです。  それから、4月1日付で採用された33名の職員の皆さん、おめでとうございます。皆さんは、宣誓書に目を通しております。この宣誓書は、これから10年、20年、30年と生きていきます。常に高みに挑戦をして職務に励んでください。それから、部長に昇任された方々もまず職務のほうに邁進するようにお願いしておきます。幸いに、市長は敷居を市民の目線にまで今下げています。参考に申し上げますけども、城辺辺りでは、麦の穂は実れば実るほど上を向く。そして、米の穂は実れば実るほど下を向くと。どちらを選ぶかは、それは個人の違いでありますので、ご自由にどうぞと思っております。これまでの部長答弁で理解しやすいのは福祉部、理解しづらい答弁は千代田と保良の答弁でありました。そして、総合庁舎関係、それと竹原1号線の法線変更に関して、変更したから線上に物件があったという答弁もどうかなというふうな思いをしております。部長の皆さんは、議会を乗り越えればいいという立場ではなくして課題解決に徹するように。そうしなければ、市民から批判を受けるのは私たち議員であります。常に考えることです。答弁者は私にとっては先生のような立場だよということは常に思っております。正しいことだけ教えて、質問要旨だけ上向いて答弁をするよう強く要望し、質問しますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、島の変貌についてでありますけども、復帰前の島の姿のさま変わり、これは千代田カントリー、保良弾薬庫があります。辺野古に新基地要らない、座込みを続ける島袋文子さんという方がいらっしゃるんですけども、その方は、区民は誰一人基地建設をお願いせず、強制的に土地を接収し、ブルドーザーで敷きならしをしたと語気を強めていました。島袋さんと申しますと、地上戦で負傷し、自身の血を飲んで生き延びた方と言われています。復帰50周年、5月15日の沖縄タイムスの記事で、辺野古では新基地建設が進み、戦争の足音が聞こえてくると。16歳のときに沖縄戦を体験しているので、戦争は二度とあってはならないと。どうしたら平和の島になるか若い人たちは考えてほしいと言っております。申し上げたいことは、前政権は防衛省による説明会には一度も出席をしませんでした。その中に中央公民館、下地公民館、保良地区農村総合管理施設などで説明会がありましたけども、一度も出席しておりませんでした。一度基地を容認すると、縮小ではなく拡充するとよく表現されます。市長が自衛隊を容認するという立場は理解をしております。しかしながら、施設建設の報道があった場合に、6月16日の沖縄タイムス、先島で訓練に意欲を持っていると、そういう新聞記事を読みました。そういう事態が発生した場合に、出席して向き合うことは可能なのか、市長の見解を。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   自衛隊基地と防衛関係施設の整備の変更、それから訓練等について、今防衛省のほうから新しい説明がございません。説明会の開催についても確認をしましたけれども、これも予定はしていないということでございます。予定をされていないことについて、予断を持って市長が説明会に参加するかどうかということについては回答を差し控えさせていただきたいと思っております。 ◆友利光徳君   ですから、沖縄タイムスで先島での訓練に意欲というふうな、沖縄タイムスに載っていました。これに対して、自衛隊が日本政府や地元自治体との接点をすることだよというふうに載っているんですよ。このことについて見解はないですか、市長。簡単でもいいですよ。 ◎市長(座喜味一幸君)   今のところ企画政策部長が答えたとおりなんですが、私は、自衛隊を容認しながらも、できるだけの情報共有、それから市民への不安を取り除くことが大事だということでこれまで進めてきた。全くそのスタンスには変わりません。今営々と作業を進めておるのが地元と沖縄防衛局、市が入っての協議会なるもの、そういうものの準備会がいよいよ立ち上がってきます。その中では、できるだけ住民の不安を払拭するためにどういう協議会が好ましいのか、そういうものを含めて、できるだけ不安を取り除くための協議会であるべきだと思っておりますから、そういう市のスタンスというものはしっかりわきまえながら、この協議会を進めていきたい。そういうことによって、対立ではなくして客観的な正確な情報等の共有をしていくこと、それが大変大事だと思っております。 ◆友利光徳君   次は、大神島離島振興コミュニティーセンターの耐震度調査についてですけども、これは昭和63年に建設されているので、耐震度は大丈夫だろうなというふうには一応理解はしていますけども、島民が台風のときに毎年3人ないし4人ぐらい避難をするらしいです。雨が漏れたり、いろいろしています。聞き取りを十分しているので大丈夫と思うんだけども、ぜひ大神島民の台風における避難施設として安心できますように皆さんの力をお借りしたいと思っております。答弁は結構です。  それから、東京農業大学との連携についてでありますけども、これは昭和63年に城辺の森田政権(元町長)で融資をしておりますけども、約10ヘクタールですね、1ヘクタールぐらいちょっと荒廃というのかな、ちょっとそういう施設がありまして、それを農政課の事業を導入しまして整備をしまして新規農業者に貸出ししてもいいんではないかという話をちょっと聞いたもんですから、皆さんはどのように考えているのか見解を賜ります。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   東京農業大学との連携ということでございます。議員ご指摘の宮古亜熱帯農場のほうでは、ご指摘のとおり約1ヘクタールほどの遊休農地が存在しているというふうに伺っております。意見交換をした中におきまして、本来東京農業大学として活用したいということでございますが、人員不足によって遊休化しているという状況があると伺っております。遊休化している農地も農政課の職員で拝見させていただきましたが、10年ほど手をつけられていない状況にあり、農地の利用には整地作業に多くの費用が必要であるというふうに感じているところでございます。この農地に関しては、本来であれば東京農業大学として活用したいという意向もございますが、遊休化している農地の今後の利用について意見交換を続けながら、また農地の場所や現状における新規就農者の意向等を踏まえながら検討したいと考えております。 ◆友利光徳君   ヤムイモを市内中学校生の給食として使えないか答弁を求めます。 ◎教育部長(砂川勤君)   ヤムイモの給食食材についての使用については、ヤムイモ自体が一般に食材としてあまり活用されていないことや、生産量等が把握できていないことなどから、一定量を必要とする給食の食材としては現在のところ考えておりません。 ◆友利光徳君   次は出張についてでありますけども、私が読み上げますので、それに追加する点があれば追加をしてください。出張等でこれ辞書を見ました。用務のためよそへ出かけていくこと。辞典でありますが、これでよろしいですか。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   出張に対する見解についてお答えをいたします。  出張につきましては、宮古島市職員等の旅費に関する条例第2条第1項において定義されておりまして、その内容は、「職員が公務のため一時その在勤地を離れて旅行し、又は職員以外の者が公務のため一時その住所又は居所を離れて旅行する」となっております。議員のおっしゃるとおり、おおむね相違はないと思われます。 ◆友利光徳君   それでは、用務名のない出張は出張と取り扱われますか。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   出張は、原則、公務のために任命権者より命令を受けて行うものとなっておりますので、公務のない出張は原則認められないということになります。 ◆友利光徳君   5月24日の前市長の出張なんですけども、市長日程あり、14時30分、18時30分ありますけども、日程だけですね、これは。用務名がありません。これは出張に値しますか。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   旅費の計算につきましてお答えをいたします。  宮古島市職員等の旅費に関する条例第7条に基づきまして、最も経済的な通常の経路及び方法により旅行した場合の旅費により計算することとなっております。また、公務上の必要性であるとか、天災、例えば台風のとき、そういうことが起きた場合は、経済的な通常の経路または方法によって旅行し難い場合にはということに該当しますので、その現によった経路及び方法によって計算するということになってございます。 ◆友利光徳君   もう一回お尋ねします。何度でも聞きます。用務名のない出張は出張ですか。私は、会計課の答弁求めていませんよ。用務名のない出張は出張と認められますかと聞いています。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   当時の5月23日から5月26日にかけての出張の件になるかと思います。島外出張の用件というのは、まず5月23日に函館市において港湾関係の会議等が幾つか行われております。5月24日に東京のほうに移動しまして、東京で宿泊をしております。さらに、5月25日に那覇市のほうで琉球新報社の新社屋ビルの落成記念式典及び祝賀会、これは祝賀会は夕方ですけれども、に参加しております。引き続いて沖縄県の建設業協会の建設懇話会に参加したということになっております。5月23日と5月25日の2つの出張の用件がございまして、その間東京に1泊ということでございますが、これについては移動日あるいは時間調整日ということで、出張の行程上適当であると、適切であるというふうに考えております。 ◆友利光徳君   親が子供を守るというのはよく聞きますが、子供が親を守るというのはあまり聞きません。もう一度お尋ねします。5月24日に、企画政策部長、いいですか。公務名のない日程がありますよ。14時30分、18時。これは出張に値しますかということを聞いています。値する、値しないだけでいいんではないですか。質問要旨にだけ答えてください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   先ほどお答えしたとおり、2つの、2日間の出張用件がございまして、これ出張が終わって一旦宮古島に帰ってさらに出張に行くということになりますと、出張の費用、そういう面から考えて、そのまま移動日に充てるということで、適正であったというふうに考えております。 ◆友利光徳君   企画政策部長、もう一回お尋ねします。用務名のない出張は出張ですか。値しますか、値しませんか。それだけで結構です。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   一般論として、出張用件のない出張は適正ではないというふうに考えております。 ◆友利光徳君   5月24日には前市長は手を汚しているんです。東京に泊まるのと那覇に泊まるのとはホテル賃が差があると思うんですよ。市は、これに対して、これ差額に対しては損害届をするべきではないですか。どうですか。答弁よろしいです。  次に移ります。会計課の……ちょっとごめんなさいね。会計課の業務に関して私が読み上げますか、部長が読み上げますか。支出負担行為についての説明が、よろしければこっちで。それでは、城辺町議会で当時の松川収入役が答えたのがあって、城辺の場合は財務規則となっていますね。財務規則第145条第1項では、予算の執行者は契約を締結して契約書を作成すると。したがいまして、支出負担行為決議票に契約書等を、関係書類を添付させて、その後支払い命令について添付する、つまり請求書を確認してから支払いをしているとありますけれども、このとおりでよろしいですか。そのとおりでよろしいなら。                 (「はい」の声あり) ◆友利光徳君   よろしいです。時間がもったいないので。  道路行政についてお尋ねをしますけども、これは冠水による道路の汚水対策なんですけども、私も城辺の市道13号線、これ上里樹議員も一緒でしたけども、それから15号線、それから新城地区、加治道地区を一応見てまいりました。加治道地区については、何回か対策しているけども、効き目ありませんと。ただ、インギャーから、元島の身内から電話がかかりまして、インギャーのほうに汚水が流れて汚れているという連絡を受けました。翌日行って確認しましたら、確かに砂がみんな流されています。これは答弁はちょっといいかなと思うんだけども、17日に現場を確認しましたら、そのまま砂がみんな流されて何もありませんけども、友利地区では10月頃なりやまあやぐ大会を計画しているということで、ちょうど舞台の下辺りになっていますので、現場を確認して、砂を入れるようにお願いをしておきます。宮古島の砂と性質が合うのは伊平屋村の砂だそうです。  次に移ります。農業振興についてですけども、これはサトウキビ、宮古地区製糖工場の制度活用についてでありますけども、これ私なりに一応考えていますけども、去年の3月にも質問しました。補助率が、国が6、残りの4は県、市、会社が負担をするらしいですけども、たしか5月に来島していたかなと思うんだけども、伊波洋一参議院議員もこの事業についてはお話をしておりましたね。それがどうのこうのではないんだけども、資料からすると、宮古の製糖工場というのは、沖縄製糖が1952年、宮古製糖が1959年、多良間工場が1960年、伊良部工場が1961年に建設されています。返還期かなというふうなことを自分なりに考えていますけども、このことについて、市は何らかの形で関係者と話合いをする予定がないのかどうか。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   製糖工場の再整備といいますか、こういったかなり経過しているということに対する市としてどうやっていくのかというご質問の趣旨だと思っております。まず、工場の設備、施設等の更新に関しては、これは各工場、製糖工場のほうで経営的な問題もございますので、そこの判断は各工場のほうでしていただくことになると思うのですが、市のサトウキビの生産量、今後の生産見込み、こういったものでどういった影響を与えていくのかということで、工場のほうとの話合いは今後必要だと考えておりますので、両製糖工場、3製糖工場ですね、こちらのほうと話合いをしながら、方向性を話し合っていきたいと思っております。 ◆友利光徳君   次に、ハーベスター収穫による課題についてでありますけども、これは1月頃、平良地区盛加越の農家から電話がありまして、現場を確認しました。刈り取りしたキビに30センチから40センチくらいは残りがあると、そういうことでありましたので、確認をしまして、前農林水産部長のほうに一応現場は見せてあります。いろいろそれに問題があろうかと思いますけども、オペレーターの問題やら品種の問題ですね、機械の能力以上にキビが豊作だったとか、いろいろありますけども、いろいろある中から、ハーベスターの農家からの相談なんですけども、免税申請事務の簡素化ができないかということでありましたので、この部分にだけでもいいから答弁を求めます。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   免税軽油の申請の方法の簡素化についてということでございます。宮古島市としましては、令和3年12月10日で沖縄県、玉城知事のほうへ要望書を提出いたしております。 ◆友利光徳君   それでは、下地島残地の件なんですけども、令和6年4月に土地を取り上げるというふうな表現はちょっとまずいかな。山城工場長にちょっと話を聞くと、耕地面積は、伊良部島残地には100ヘクタールあるらしいです。予想される収穫が、サトウキビですけど、6,000トンから8,000トンぐらいあるんではないかなという話をしておりました。製糖工場を維持するためにも、やはりサトウキビ植付け面積は現状維持でいかないといけないのかなと思ったりしているんだけども、その辺についての話合いとかそういったのはまだですか。まだならまだで結構ですけど。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   下地島残地の現在の農耕している畑地のこれから減になるというところの話合いでございますが、特に製糖工場とその後の対策とか、そういった対策について話合いはしておりません。 ◆友利光徳君   次は、教育行政についてお尋ねをしますけども、旧城辺中学校の医療大学が観光部を設置をするということに非常に違和感があるんだけども、その目的について。発端について。 ◎教育部長(砂川勤君)   観光設置の発端についてお答えいたします。  宝塚医療大学によりますと、我が国におきまして、かねてから観光従事者が医学、医療の基礎知識を身につけることの重要性が叫ばれており、メディカルツーリズムやヘルスツーリズムといったような医療と観光を結びつけた健康の増進及びストレスの解消などを目的とした長期的滞在型の観光が増加してきております。そのことから、宝塚医療大学では、医療技術者の育成に取り組んできた大学のノウハウを生かし、人材の育成を目的とした観光学部を設置したいとのことでございます。 ◆友利光徳君   覚書に至るまでの協議書の実在について説明を求めます。 ◎教育部長(砂川勤君)   覚書に至るまでの双方の協議書はございません。 ◆友利光徳君   不動産鑑定額が約3億円あるのに、これも協議をしないで、どのような感じでそういうことになったのか非常に疑問になっています。  次に、就任予定の教員の確保というのは担保はされていますか。 ◎教育部長(砂川勤君)   確認いたしましたところ、就任予定の教員について、総人数で43人となり、そのうち宮古島在住の教員は9名を予定しているとのことでございます。 ◆友利光徳君   では、飛ばして10番目の覚書の第2条の信義誠実の義務についてお尋ねをします。 ◎教育部長(砂川勤君)   覚書は、宝塚医療大学が宮古島で観光学部を設置するに当たり、宮古島市が所有する城辺中学校跡地の有効な利活用としての宮古島キャンパスの開設に向けて、相互に協力し、それぞれの役割及び負担について基本的な事項を定めることを目的としております。第2条で、甲及び乙は信義を重んじ、誠実にこの覚書を遵守しなければならないと定められております。今回1年延期という事態になりましたが、土地の貸付料が先月末に入金されていること、あと城辺図書館が宝塚医療大学図書館宮古島分館として活用されていることなど、大学の誠実さは伝わっているところです。これからも信義誠実の義務をお互いに遵守するよう努めてまいります。 ◆友利光徳君   時間の都合があるので、次の福嶺小学校についてお尋ねをしますけども、福嶺小学校は、昭和の初め頃は799名生徒がいたんですけど、今は7名になっていますね。これ自分なりに考える場合に、保育所や幼稚園、中学校に影響があるんではないかなというふうに私は自分勝手に考えていますけども、その児童数を増やすために皆さんはどのように努力していますか。努力していないですか。しているのなら中身を。 ◎教育部長(砂川勤君)   教育委員会としましては、全ての学校において保護者、地域と連携した学校教育を推進しております。福嶺小学校においても、児童の教育に保護者や地域と連携して一体となって取り組んでいるところでございます。学校の状況については、学校ホームページ等で配信し、広く周知するなど、学校の課題について情報共有を図っているところでございます。学校と地域がコミュニケーションを取り、課題を共有して取組を行うことは大切であり、教育委員会として全ての小中学校との公平性を保ちながら、地域と共にある学校づくりを目指した教育について支援してまいります。 ◆友利光徳君   これは、次の質問は意地悪な質問かもしれないけど、小学校のプールとか中学校のプールの深さを教えてください。 ◎教育部長(砂川勤君)   学校プール水深基準によりますと、プールの水深は、小学校で0.8メートルから1.2メートル程度、中学校では0.9メートルから1.4メートル程度とされております。中学生が小学校のプールを使用して水泳学習を実施しても、この範囲内であれば特に問題はございません。 ◆友利光徳君   私は、前の議会で城東中学校が城辺中学校のプールを使用しているのを質問しました。そしたらまたある方から、今、西城小学校のプールを使っていると、そういうまた情報が入りました。申し上げたいことは、城辺地区の学校統廃合のときに城辺中学校のプールを採点評価に入れなかったんです。それを申し上げたいんです。そういう手法が誤ったんではないかなと。そういうことですよ。ちゃんとしておけば、そういうプールのことであっち行ったり、こっち行ったりしなくても済んだんではないかなと思いますよ、私は。  次は、平和行政についてお尋ねします。これは答弁よろしいです。私の勝手の感想ですので。復帰50年について、立場によって多少変化は感じると思いますけれども、先人たちの強い思いと行動に対し、静かに収めるわけにはいかない思いから、新基地建設について、これは辺野古です。平和学習の一環として捉え、2015年8月13日に辺野古座込み403日に、中学2年と小学5年と小学3年の3人の孫を連れて、島ぐるみ会のバスで辺野古に行きました。往路のバスの中では3人ともスピーチをしたんだけども、復路のバスの中では3人ともスピーチは遠慮していました。やはりこれは平和と基地に対する思いが本島の子供と離島の子供たちに温度差があるのではないかなと思い続けていました。復帰50年に対して特別な思いを持っていました。幸いにしまして、宮古島では、北中学校の久高三彦校長が職員一丸となって取り組んだ成果が将来に大きく結びつくと期待をしております。この発想は、久高校長の発想は、沖縄県の離島、また離島に限られた区域で幼少の頃を過ごした、たくましく成長した先生の知恵ではないかなと理解しております。復帰前は豊かでもないし、裕福でもなかったけれども、幸せだったということです。ですから、子供たちに復帰とは、平和とは、基地とはと教えなかった私たち親にもこれは責任はあるんではないかなと、そういう思いもあります。北中学校の題名は、「沖縄の日本復帰50年を学び、考え、感じ取ろう 北中生徒会」とあります。  続きまして、これは答弁よろしいです。財産管理についてお尋ねをします。サシバリンクス伊良部内の個人所有地についてどのようになっているか、答弁をお願いします。 ◎観光商工スポーツ部長(上地成人君)   当該個人所有地は、サシバリンクス内に位置しております。現在、所有権の移転に向けまして交渉中であります。本市といたしましては、買い取るという方針でお話をさせていただいております。 ◆友利光徳君   この土地に対して固定資産税を賦課したことがあるんではないかなと思うんだけども、それはありますか。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   当然、敷地内の固定資産税については課税をしております。ただ、免税点未満というものもございますので、固定資産税が発生していないということもございます。 ◆友利光徳君   では、私のメモが間違っていたかな。私は、賦課されて領収書金額も書いてきたんだけどね、総務部長。それはいいです。  では、使用料を払ったことというのはありますか。 ◎観光商工スポーツ部長(上地成人君)   この土地につきましての使用料につきましては、支払ったことはございません。 ◆友利光徳君   地権者からの皆さんに対する希望というのはありますか。 ◎観光商工スポーツ部長(上地成人君)   地権者からの希望というもの、確かにございますけども、内容につきましては、相手方に不利益となることも考えられます。答弁は差し控えさせていただきます。 ◆友利光徳君   用地交渉する場合に、人様の財産について話をするわけだから、やはり言葉遣いというのかな、丁寧に言葉遣いをしてほしいなということを一応要望しておきます。この職員は、以前にも竹原1号線に用地交渉に入って、地権者に失礼なことを言って憤慨されているんではないかなという気がしますので、人様の財産について用地交渉する場合は言葉を丁寧に選んでするように一応要望しておきます。  次、大神海運についてでありますけども、合名会社大神海運のことについてちょっと余談を。大神海運は、1958年は、学校の実習船を買って黒潮丸といってエンジンつきの12馬力でした。昭和38年ぐらいかな、城辺小学校の旅行のコースで狩俣遠見台組まれてました。そのときの先生の説明で、大神島に帰る方が遠見台で薪を燃やして船を要請したと。その時代は定期船がなくて、狩俣海岸で船を呼んだということです。それが正解かどうか分からないもんだから、狩俣出身の旧平良市の上原議員、先輩に尋ねると、そのようなことだったようなことを申していました。定期船がなく不便をかこっていたが、島で30年余り漁師していた伊佐善昌さんが私財を投じ、いわゆる自分のお金でかりゆす1号4.5トンを建造したのが1977年4月1日でありました。それから約40年間、合名会社大神海運というふうにして島の人たちを守ってきたんだけども、株式会社に移行した発端についてお尋ねをします。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   当時の合名会社大神海運が株式会社に組織変更した経緯については、市に文書等が存在していませんので、現在市としては把握しておりません。 ◆友利光徳君   では、2番目の市と沖縄県離島海運振興株式会社との協議は何回されましたか。令和2年3月定例会で当時の与党議員が質問したら、意見交換を重ねてとあるんです、議事録に。何回やったのか答弁をお願いします。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   今、友利光徳議員のほうから以前の話が出されたんですが、当時の合名会社大神海運の組織変更等に関して、市と沖縄県離島海運振興株式会社が協議等を行った際の文書等が存在しておりませんので、この件につきましても市としては把握しておりません。 ◆友利光徳君   では、3番目の協議書の内容というのはどうなるんですかね。ありますかね。ありませんかね、市民生活部長。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   これも似たようなお答えになるんですが、当時の合名会社大神海運の組織変更等に関して、市と沖縄県離島海運振興株式会社との協議書等の文書は存在しておりません。また、沖縄県離島海運振興株式会社へ聞き取りも行っておりますが、大神海運の組織変更に関して市と協議等を行った文書は存在しないという回答をいただいております。 ◆友利光徳君   それでは、4番目の地元6企業の融資額は幾らになっているのかお尋ねします。これは、同じく令和2年3月定例会でちゃんと会社名を前副市長が述べていますので、どれぐらいずつ融資したのか。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   当該企業6社が当時行った融資については、各企業の情報でありますので、市では詳細を把握しておりません。 ◆友利光徳君   また、議事録によると月々のリース代が払えなくなるんではないかというふうにあるんだけども、5番目の月々のリース料は幾らですか。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   月々のリース料についてのご質問にお答えします。  旅客船「スマヌかりゆす」は、平成22年4月から本年3月まで大神航路において就航していた船舶であります。沖縄県離島海運振興株式会社が保有し、株式会社大神海運が用船契約により定期航路事業に用いておりました。当該船舶の用船料については、株式会社大神海運並びに沖縄県離島海運振興株式会社の内部情報でありますので、お答えいたしかねます。 ◆友利光徳君   スマヌかりゆすの進退後の取扱いについて、老朽化という、またこれも議事録に載っていますけども、老朽化というのがありますので、この取扱いはどうなるのか。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   本年3月に就航を終えたスマヌかりゆすの船体は、現在大神港内に停泊しております。株式会社大神海運に聞き取りを行ったところ、現在就航しているウカンかりゆすが機関トラブル等により出航できなくなった場合等の緊急時に代用船として使用できるように、保管、整備を行っているということです。 ◆友利光徳君   9番目の合名会社大神海運の役員が一掃されていますけども、その理由について。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   株式会社大神海運における役員の選任等に関しては、当該企業の情報であり、市としては現在把握しておりません。 ◆友利光徳君   それでは、令和2年1月24日に前の役員が辞任をしているんだけども、その承諾書の詳細というのはありますか。なければないで結構です。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   先ほどと同じ答弁になりますが、市としては把握しておりません。 ◆友利光徳君   なぜそういう質問をしているかというと、4月4日に大神に行って、6月2日に大神に行ったら、知らない方が船長をしていました。だから、そういうのは、いわゆるこれまで大神海運を40年余り、大神島を支えてきた方なんかがみんな大神海運から姿を消すのかなと、そういう心配をしているので、そういう質問をしています。  それでは、12番目の損失料、2018年12月10日付の欠損額がありますよね。これの新しい年のものまで一応入れてお願いします。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   欠損額という発言がございましたが、市に提出されている当該期間中の航路損益計算書のうち、各項目の詳細な金額について伺うということでお答えしたいと思います。  ご質問のうち、平成26年10月1日から平成27年9月30日までの航路損益計算書については、所定の文書保存期間を満了し、廃棄されているため、存在しておりません。また、平成27年10月1日以降の航路損益計算書における各収支項目の詳細な金額については、企業の具体的な経営状況等に関する情報であり、これを公にすることによって当該企業の権利、利益等を害するおそれがあるため、答弁は控えさせていただきたいと思います。 ◆友利光徳君   今までの議事録でその欠損額が出ているんです。令和2年10月1日から令和3年6月30日までの欠損額が2,573万4,000円余り出ているんです。これ今までの中で2番目です。ですから、そういうふうにして人が運営しているのを取ってこういう欠損額を出すというのはいかがなものかなと思っているもんだから、そういう質問をしていますので、これはまた次に続けます。スルーしてください。  次、庁舎建設についてのお尋ねをしますけども、1番目は先ほど読み上げをしましたので、いいかなと思っています。  地域外労働者の予算の執行についてお尋ねします。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   地域外労働者の件についてお答えをいたします。  地域外労働者の費用につきましては、総合庁舎建設工事費の中の現場管理費、共通仮設費に含まれて契約されております。地域外労働者の計画と実績の差額2億2,142万8,000円が他の工事に充てることができた根拠でございますが、宮古島市建設工事設計変更要領第3条第4項ウに示されている「重要な設計変更により変更契約した後、工期末の現地取り合わせによる数量の増減のみによる設計変更、又は、設計図書で実施数量により精算変更することが示されている設計変更に該当するもの」との規定を適用し、工事の進捗における各工種の設計図書の変更に伴う数量の増に充てたということでございます。
    ◆友利光徳君   これは、開示請求すると、請求書もない、領収書もないというふうに言われていますけども、これを支払いした年月日はいつですか。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   建築1工区の請負業者への最終的な支出は、令和2年12月23日となってございます。 ◆友利光徳君   それでは、時間がないので、ちょっと飛ばして聞くんだけども、これ受領した会社、いろいろありますよね、工種が。仕上げユニットの4社です。これの内訳、お金が行っているところ、これを説明してください。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   まず、工事契約は宮古島市と請負業者との間で締結されておりますので、工事代金は請負業者から宮古島市に対して請求されますので、工種ごとの下請業者からの請求はございませんので、業種ごとの把握はしてございません。 ◆友利光徳君   それでは、仲裁合意書というのがあるらしいですね、業者と当局と。あるんだけども、これの理由を説明してください。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   仲裁合意書についてご説明をいたします。  仲裁合意とは、紛争の解決を第三者の仲裁に委ね、裁判所への訴訟提起はしないことを約する当事者間の契約でございます。宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)の請負契約においては、契約書約款第53条において、発注者及び受注者は審査会のあっせんまたは調停により紛争を解決する見込みがないと認めたときは、仲裁合意書に基づき審査会の仲裁に付し、その仲裁判断に服するものとされてございます。 ◆友利光徳君   2工区の電気工事が1工区に追加されたのは、これ妥当ですか。正解ですか。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   総合庁舎建設工事の電気・機械設備工事については、1回目の入札(平成31年2月15日)及び2回目入札(平成31年3月22日)を行いましたが、技術者不足や手持ち工事があるなどの理由で全社辞退により入札不調になってございます。1回目は島内業者を指名しましたが、全社から辞退届が提出されました。2回目は、沖縄本島の大手企業並びに本土の大手企業で沖縄本島に支店、営業所を置いている企業を指名しましたが、その際も全社辞退届が提出されてございます。市としましては、これ以上再度入札を試みることは、期間及び労働力等、総合的に考えまして、宮古島市建設工事設計変更要領に基づき設計変更を行い、変更契約を締結してございます。 ◆友利光徳君   答弁をする方にお願いしておきます。答弁要旨にだけ向き合ってください。市長には、5月24日の出張が正しいか、これちょっと部内で調査してください。  終わります。 ○議長(上地廣敏君)   これで友利光徳君の質問は終了いたしました。  午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午前11時56分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き一般質問を行います。  順次、質問の発言を許します。 ◆粟国恒広君   一般質問4日目、お昼からの質問ということで、4日目になると類似するような質問事項もかなり多くありますので、割愛と、また角度を変えてちょっと質問していきたいと思います。  質問の前に、ちょっと私見を一言だけ。去る17日、サンエー宮古島シティがグランドオープンされました。週末にも多くの買物客でにぎわったという報道がありました。同施設は、JTAドーム宮古島に隣接し、空港からも近いということから、今後とも利用客の増加が見込まれ、特に周辺道路に関しては渋滞等が予想されます。それを見越した上で、周辺道路の渋滞緩和と、施設の利用者、そして利便性を高める用途、私たち、久貝、松原両自治会におかれましては、自治会の土地を迂回路として提供し、これによってそのサンエー宮古島ターミナルがJTAドーム宮古島と隣接する駐車場等含めて、イベントやその集客が多く見込まれるこの迂回道路の設置に自治会の共有地を提供したというのは、やはり今後の宮古島市の空港東方面における利活用において重要な課題と思います。そこで、私がこの場を借りて、この自治会の土地を無償提供するに当たり、市長、そして総務部長に、副市長はじめ、減免の措置をお願いするというようなことを両自治会長を含めて何度か副市長室にお訪ねしたところ、いまだ何も返答もないです。ぜひ早めのご検討をください。よろしくお願いします。  それでは、通告に従って質問していきたいと思います。通告の順序がちょっと異なりますけど、まず放置船について質問していきたいと思います。6月といえば、宮古島各地区で海人祭が行われ、私はこの6月定例会のたびに放置船についての課題を、この議場を通してもう7回、8回質問してきました。一向にこの放置船の処理ができていません。聞くならば、今回、条例改正等も含めて抜本的な対策をもってこの放置船処理には対策するということでしたが、その辺についてご見解をお願いします。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   放置船対策についてお答えいたします。  放置船につきましては、全国的な問題となっており、宮古島市管理漁港におきましても多数の放置船が確認されていることから、その対応について沖縄県の関係部署と意見を重ねてまいりました。現在実施している対策については、放置船が漁港の利活用に支障を及ぼしている状況を踏まえて、沖縄県全体で取り組む沖縄振興拡大会議の中で放置艇、廃船などの処分費用に係る財政支援制度の創設を要望しております。また、宮古島市独自の取組といたしましては、令和3年5月28日に宮古島市管理漁港放置艇等除去処理要綱を制定しており、その要綱に基づき、管理漁港内の放置船に対する撤去指導、勧告、警告などの段階的な放置船対策を実施し、適正な漁港管理に努めてまいりたいと考えております。 ◆粟国恒広君   農林水産部長、要綱を制定したということであれば、やはりこれきちっと目標を持たなきゃいけないんです。その要綱に合わせて、今放置されている放置船と言われている放置船が何隻ぐらいあるのか、そしてどういった漁港の利活用に弊害を与えているのか、それを順序にどこからきちっと進めていくのかという目標数値はありますか。その辺についてお答えください。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   放置船の撤去目標ということでございますが、特に市のほうで撤去していくという、何隻を撤去していくというようなものはございません。やはり持ち主がおりますので、宮古島市としましては、要綱に従った形で撤去、本人確認ができるなど、そういったものについては本人に対して通知するなど、そういった取組をしてまいりたいと考えております。  ちなみに、令和4年度の宮古島市管内の放置船隻数でございます。市管理漁港、こちらのほうで放置船として確認されているのが、狩俣漁港4隻、島尻漁港5隻、真謝漁港2隻、浦底14隻、保良12隻、棚根1隻、川満5隻、久松11隻の計54隻でございます。そのほか、県管理漁港におきましては、博愛5隻、荷川取48隻、佐良浜71隻、佐和田13隻、池間49隻、合計186隻というふうに把握しておりますので、要綱に従った形で適正に処理していきたいと考えております。 ◆粟国恒広君   農林水産部長、数まできちっと把握してもらって。去年より増えているんです、この数。年々増えているんです。増えているということは、その対策が行っていないということなんですよ。この放置船、FRPです。この資源、自然界には帰りません。人間が手を入れないと自然界には帰りません。ですから、これ年々増えているものを行政がそのまま、今回要綱を設置したということで、私が言った目標というのはそこなんです。しっかりこの要綱に照らし合わせて本人確認、財産か、あるいは財産放棄なのか、その辺も含めてしっかり対処していかないと減りませんよ、これ。年々増えていくのはもう確実です。ぜひその対応をしてほしいと思っています。  次に、消防人員増員計画についてですが、3月定例会でもちょっと質問事項にしたんだけど、3月時点で3名の補欠がいるということを答弁されたと思うんですけど、答弁というか、総務財政委員会でですね。今後、この職員の規定で定数で言われている職員数がいると思うんですけど、その計画についてお答えください。 ◎消防長(宮國和幸君)   先週金曜日にも山下誠議員へのご質問に対する答えの繰り返しとなりますが、宮古島市職員定数条例で定められている消防職員の定数は93名で、現在の職員数81名となっております。今後の計画といたしましては、台風時の災害が発生した際に伊良部地区において現場の人数が足りない状況等が発生していることから、令和4年度は、消防職員の定年退職者5人に対し、3人増となる8人の採用を要求しておりましたが、受験者の都合により辞退等もあり、5人の新規採用となりました。加えて、1名の勧奨退職により、結果的に令和3年度と比較して1人減の状態となっております。今後も地域の実情を踏まえつつ必要な職員数が確保できるよう、増員の要求をしていきたいと考えております。その上で、令和5年度の新規採用者の募集につきましては、昨年度に引き続き救急救命士所有枠を外した募集となっております。 ◆粟国恒広君   やはりまだ定数に足りていないというか、現場の状況に合わせてまた新規採用で、再任用で雇用しているという感じですけど、市長、消防の役目というのは本当非常に大事だと思いますよ。いざというときに市民の生命、財産を守るべき消防職員がいまだに定数に達していない。これ、市長、どう思いますか。 ◎市長(座喜味一幸君)   コロナの対策、それから伊良部島での去る台風のときに消防隊員がちょっと対応できなかった等々を配慮しまして、消防の人員につきましてはできるだけ充足しようということで、前倒しということで試験採用枠を増やしました。採用枠を増やしました。しかしながら、合格後の辞退等々がありまして、結果として、増やしたはずが、実質1名減となっておりますけれども、この宮古島における消防体制というのはやはり充実していくべきだということで、積極的に消防車、救急車購入含め、上野支所等の整備も含めて消防体制だけは充実したいということで、消防署長とも相談しながら進めておりますので、人員の件についてもしっかりとまた新たな対応をしていきたい。 ◆粟国恒広君   ぜひ、市長、やはり先ほど言ったように市民の生命、財産を守る意味ではしっかりした対応してほしいなと思っています。  次に、市長の市政運営に関して質問していきたいと思います。新型コロナウイルス感染症に係る応援派遣事業、これ私は、5月のゴールデンウイーク突入前にかなりの感染者が増えた中で、我々自民会派としても市長に対策を講じるようにと要請したと思っています。その中で派遣事業ということで感染対策。ところが、予算を見ると43万3,000円。内訳を聞くと、保健師、看護師が宮古保健所に疫学、その調査の応援と。言うならば、感染者の濃厚接触者の把握をするために2人の職員が派遣されたということですが、感染症がこれだけ、いまだにワーストなんです。10万人比率当たり。ですから、質問の趣旨がちょっと違うと思うんですけど、感染を抑えるために県の保健所へ市の職員が派遣されて、そこで濃厚接触者の後を追うというんですか、そういった応援派遣って、本当にこういう対策で感染収まると思うんですか。お答えください。 ◎市民生活部長(友利毅彦君)   大変手厳しいご質問になっておりますが、やはり感染を抑えるには、変異株の出現など、様々なケースが考えられますことから、感染拡大を完全に抑えることは現在困難な状況が続いているというふうに考えております。そこで、これ以上感染拡大を防ぐためにも、引き続き市民の皆様には感染防止対策のご協力をお願いしていきたいと考えているところでございます。 ◆粟国恒広君   これ感染対策というのは、もう市長は、市長に就任したとき陰性証明書も発行する、これも駄目でした。感染者が増えるというのは人流なんですよ。人の流れが多くなれば必ず増えるんですよ。それを考えると、宮古島は東京、大阪、福岡とは違うんですよ。島の入り口は空港なんですよ。空港で無料PCRあるいは抗原検査、それを徹底的になぜやらないんですか。もう今感染が収まるのは自然に収まる。感染が始まって昨日、全体で9,500人。死亡者もいます。感染対策は県がやっていますではなくて、これは市も積極的にやるべきなんですよ。これから夏休み期間に増えて、梅雨が明けると宮古島には大勢の観光客が来るのはもう間違いありません。そういう意味で感染対策をしっかりしてもらいたいなと思っております。この派遣事業費というのは、私が考える意味では、こうやって保健所に派遣するというのは、もうそれは分かりました。しかし、感染対策としては今言った空港監視体制をしっかりするということが大事だと思いますので、しっかりやってほしいなと思っています。  次に、都市計画マスタープランの重点推進プロジェクトと位置づけた、役所を中心とした、核とした新しいまちづくり。私、昨日新聞を、地元紙を見て、これなぜ私が質問したかというと、1年前の令和3年7月14日にその計画書、これマスコミで出ているんですよ。昨日たまたま、これまた同じだけど、同じようなものがここにまた、役所を核とした。というのは、この協議会は行われていないということですか。その辺についてちょっと説明お願いします。1年過ぎたのに、また同じ。                 (「休憩」の声あり) ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後1時48分)  再開します。                                     (再開=午後1時49分) ◎建設部長(大嶺弘明君)   議員がご質問しております市役所を核としましたまちづくりの推進につきましては、昨年改定しました市の都市計画マスタープランにおいて重点推進プロジェクトと位置づけ、市民サービス施設の集積や利便性の高い快適な住環境を創出するため、用途地域の指定など計画的な土地利用による市民交流拠点の形成について早期の実績を目指しているところでございます。  協議会はやっているかということでございますけれども、令和3年度において当該地区のまちづくりにおける課題の整理及び現状把握を行うために市役所周辺まちづくり基本調査業務を実施しておりまして、その中で数度にわたって議論を行ってきております。それを令和3年度受けまして、令和4年度においても、今年度ですね、令和3年度業務において整理しました地区の現況と課題等について、さらに今年度もまちづくり基本調査の業務を行うこととしておりまして、6月末にも受託業者を公募し、7月からは選定委員会を行い、そしてその後まちづくりの基本構想の業務を進めていくとしております。 ◆粟国恒広君   ということは、まだまちづくりの基本調査を実施中という理解でいいですか。これ2年間かけてやるということですか。これ新聞では今年度で策定してやりますよと書かれていたんで、ですから私はこの質問をしたんです。では、2年度にわたってこの調査をして、最終的にその利活用を含めた案をまとめるという理解でいいですか。分かりました。  次に、平良庁舎の件について質問していきたいと思います。平良庁舎におかれましては、検討委員会が開かれて、売却か譲渡かは、検討委員会が1回やってまだ結論は見いだせないという答弁でした。先日の新聞で年間維持費が1,668万円。これ、総務部長、あの土地の横には駐車場があるんですよ。国有地が。多分私の知る限りでは140万円か150万円ぐらいの借地料があると思うんです。ということは、1,680万円にプラスあと140万円、150万円、計1,800万円余りが年間維持費という感じで捉えていいですか。その辺お答えください。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   今粟国議員からご指摘があったとおり、まず平良庁舎の維持管理費ですが、年間で、令和3年度ですけど、1,668万円となっております。議員ご指摘の国からの賃貸している土地ですが、以前は平良庁舎、東側の駐車場になりますけど、駐車場用地と、あとはポケットパークといいまして旧平良図書館の土地を合わせて国から賃貸しておりました。その金額が136万353円となります。 ◆粟国恒広君   市長、このことは分かっていましたか。隣に国有地があって、駐車場で使っていたのは。これ市長分かっていましたか。 ◎市長(座喜味一幸君)   ただいまの詳細についてはちょっと把握はしておりませんでしたけれども、トータルとして、新しい庁舎ができたのに古い庁舎の利活用の方向性がはっきりしないということと、維持管理、電気料、清掃、ガードマンかな、そういうもの等含めて2,000万円近い金が出ている、それに関しては速やかに利活用計画を、方針を決めないといけない。これは旧庁舎のみならず、公共施設については速やかな対応というのが必要だと。教育委員会の財産についても、統合等されたのに後利用が見えていない施設等がいっぱいありますので、それについてはもう速やかに、かつ市民の目線、市民の意見を聞きながら方向性を決めていくことが大変重要と思っております。 ◆粟国恒広君   総務部長、あの辺はやはり利用価値があるんですよ。あの駐車場をなぜ民間に貸したり、隣には大きなホテルがあります。税金の本当の無駄遣いですよ、これ。136万円。民間に貸したら、これ200万円で借りますよ。年間。あれだけの駐車スペースがあれば。隣にはコインパーキングもあります。それだけ利用価値の多い敷地なんですよ。それをなぜ何年も対策しない。非常に残念でなりません。延びるんであれば、近隣のホテルをやっている方々とも相談し、自ら行き、借りてくださいと、国に払っている借地料でいいですよと、ぜひそういう交渉をしてほしいと思います。よろしくお願いします。  次に、サトウキビ生産振興についてですが、この質問に対してももういろんな議員が質問しております。やはり伊良部地区における収穫時期の大幅遅れ、市長、これ私、市長の政治力、判断力だと思うんですよ。橋が架かりました。伊良部島の製糖、1日圧搾500トン。なぜ宮古製糖、沖縄製糖と話をし、100日操業という品質取引の中で、100日操業は好ましいという中で、なぜ橋を利用して沖縄製糖あるいは宮古製糖と市長自ら先頭に立ってそういった対策を取らないんですか。話を聞けば、夏植が遅れるので、サトウキビ振興会に話をして、助成金をあげて、すき込んだり、サイドをかけたり、そういう補助をする。伊良部島の農家が求めているのはやはり100日なんですよ。その操業によって夏植の間の間作でも、例えばカボチャ、あるいはソバ、そういった作物ができるんですよ。そのことができて市長が言っている農家所得10%につながると思いますよ。なぜそこを市長自ら先頭切ってやらないんですか。市長、その辺についてお答えください。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   伊良部地区におきますサトウキビの収穫が遅れているということで、様々な課題がある中で、現在、操業開始時期、またこの対策としまして、操業開始時期やハーベスターの割り振り計画、あと手刈り作業の時期など、工場と話合いを少し持っております。その中にも3工場間の搬入計画を考えられないかというような内容も今後盛り込んでいって、課題解決に向けたいい方法がないか、工場、市、あとJA、糖業振興会、こういった関係機関と協議しながら、対策について検討してまいりたいと考えております。 ◆粟国恒広君   ぜひ今の答弁を市長にやってほしかったです。市長、あなたは市長選挙の公約に10%アップとしているんですよ。橋の恩恵を受けるのは皆さん、伊良部島に関わっている人、また宮古島本島に、全員が本当は恩恵を受けなきゃいけないんですよ。これ私は政治力だと思いますよ。今農林水産部長がおっしゃったことを市長自ら先頭に立って、製糖工場、そして関係各所、伊良部島のこの部分は、では沖縄製糖でやりましょう、沖縄製糖が圧搾しているこの部分は宮古製糖にしましょうと。1日200トン持っていけば100日で全部終わりますよ。多良間を除いて。なぜそこを市長が自らこうやって先頭切ってやらないのか。サトウキビ対策補助500円やります、税金を使ってやります、その前に市長はそういうことをやるべきだと私は思うんですよ。市長、もう一回答弁お願いします。できなかったらいいです。 ◎市長(座喜味一幸君)   粟国恒広議員のご意見、ごもっともでございます。そもそも私は宮古島におけるサトウキビの抜本的な検討もしなければならない時期に来ている、高齢化も含めてそういうふうな時代に来ているというような問題意識を持っておりまして、そういう意味で生産意欲の向上を含めて、地力増産含めてもろもろの課題に取り組んでいるところであります。今回の伊良部島の製糖工場の延期の件、これはある意味では伊良部島だけの問題ではなくして宮古島全体としてどうするのという話があると思っております。1つは、伊良部島の架橋後の今の伊良部島の分蜜糖工場500トンをどうするんですかという話があります。これには今まで、従来からの言い訳としては、この地域のサトウキビをほかの地域で処理することはまかりならんみたいな話がありました。こういう議論も多分これまで皆さんやってきたと思うんですが、こういう壁を乗り越えること。それから、製糖工場として伊良部島の分蜜糖工場と城辺工場をどう合理化して、効率化して経営改善していくかという、これは製糖工場の立場もあります。それから、ハーベスターにおいても、できるだけ農家の所得協力をしながら、合理的な配分をしながら連携を取っていくという、地域割りに固定するというようなことは独占禁止法でも指摘を受けているところでありますから、そういうハーベスター組合も弾力的にどのように効果的な連携をしていくかという課題があるかと思います。おっしゃるとおり、創業100日、分けつ時期を越えないような形でいかにして伊良部島の収益を上げていくか、また年内操業含めて早く操業することによって複合経営をどう進めて農家の所得を上げていくか、これは多くの課題があります。そういうことで、今、農業振興会、糖業振興会を含めて、宮古島の高齢化、それから集団化の話を含めて抜本的な話合いをしようとしておりますから、まず当面は製糖工場の考え方も聞きながら、行政でやれること、製糖工場でやるべきこと、JAあるいはハーベスター組合とやれること、この辺を整理していく必要があると思っています。 ◆粟国恒広君   市長が今答弁しているのは、もう私もずっと聞いていてそのとおりだと。ですから、この宮古島にはサトウキビ生産組合、糖業組合、いろんな関係団体があります。そこを市長がリーダーシップを取って、今おっしゃったことを一日も早く、どうすればサトウキビ生産農家が生産意欲を持ちながら、そして所得をアップするかということを念頭に入れて話を進めれば、私はそんなにハードル高いことではないと思っています。市長の政治力だと思います。ぜひ市長、今言ったことをしっかり早い時期にまとめてください。市長はこのサトウキビ生産に対する熱意というのは、今のトラッシュ、あるいはバカスと糖蜜を混ぜた地力アップというのは、農家の皆さんは重々知っています。理解しています。しかしながら、製糖期に入ってこれだけ製糖期が延びるということは、サトウキビ生産農家にしても品質取引の中で100日というのはやはり基本だということですので、しっかりその対策を取ってほしいと思います。  次に、サトウキビ収穫時期におけるハーベスター燃料の軽油の免税措置についてですが、今市長がおっしゃっているように、機械化が進む中で今世界中燃料が高騰しています。物価が高騰しています。その中で宮古島の軽油に係る免税措置が宮古島は2,700万円ぐらい、石垣島が1億3,000万円ぐらいですか、そういうある議員の発表がありました。県議の。私もJAのサトウキビ対策に行ってお伺いしました。また、県の県税課にも聞いた。宮古島と石垣島と大東島、全然、税の構成上やはりみんな一律なんですけど、地域、地域におけるのが盛り込まれていないんです。例えば宮古島の場合は、サトウキビ農家のハーベスターを運営している法人、個人の人、今年は何トンその土地面積を収穫しますよと。OCRといって事前に政府から補助金をもらうための調査に行っている。しかし、免税を受けるためには1個1個の土地の面積、地番、それを出せと言っているんですよ。宮古島は5,000世帯あります。これJAが言うのも無理ですよ。そこを行政の力で、地域に合った軽油の減税、それは必要だと思います。市長、その辺に関してもちょっとお答えください。 ◎農林水産部長(砂川朗君)   沖縄県の免税軽油の取扱いについてでございますが、本市のハーベスターにおける免税軽油の申請が思わしくないということで、ほとんど恩恵を受けていない状況にございます。市としましては、この免税軽油の制度を活用していただきたいというふうに考えておりまして、ハーベスター協議会のほうからもハーベスターに係る燃料費の助成という要請が出ている中で、市としましても昨年12月に沖縄県に対して要望書を提出しております。この免税軽油の利用が進んでいないというところには、やはり利用者の申請の煩雑さというのが課題となっておりますので、その申請に対して簡素化できないかというような要望を出しているところでございますので、今後もハーベスター協議会と、また糖業振興会、こういった関係機関と話合いをしながら、ぜひともある制度を使って負担軽減に努めていただきたいというふうに考えております。 ◆粟国恒広君   減税に関わるこの申請は、県の条例ですから、みんな一律だと思うんですよ。しかし、先ほど私が言ったように宮古島は違うんですよね、このハーベスターの運営自体が。これだけの面積を140台のハーベスターで。面積も全然違うんですよ。ですから、その申請の簡素化をやはりしっかりやって、これハーベスター組合からも要請が来ていると思いますよ、市長宛てに。何とかしてくれと。減免に対する要請ではなくても、私は同じだと思うんですよ。燃料高騰に係る燃料費の助成を何とかしてくれと。まずやれるべきことは、市長が県に行ってその減免に対する申請を簡素化にすることは、私は大事だと思うんですよ。ですから、市長に答えてほしいというのはそこなんです。市長はこれまでも機械化に頼る労働、そういう意味では燃料というのはもう切って切り離せないんですよ。ですから、市長は県に行って宮古島の状況を説明し、法律上一律ですけど、その地域には地域特性があるんだよと、それを述べれば県だって簡素化に向けては進むと私は思いますよ。市長、もう一度聞きます。その辺についてお答えください。 ◎市長(座喜味一幸君)   軽油免税の話は、これも前からの話でございましたんで、私はこの利用率の低い宮古島を何とかしなければならないという、県議会にいるときもそれは取り組ませてもらいました。今回もハーベスター組合が燃油高騰も含めて何とか対応してくれという要請が直接ありましたんで、その前にまず使える免税措置を活用しようではないかということで、県のほうにも話をしてもらい、宮古事務所のほうにも話をしてもらいまして、どうもこれまでとあまり進展していないんで、私直接に沖縄県税事務所の所長まで行きました。手続等の複雑なものを、JAステーション、JAの給油所等々には農業用機械等についての台帳もあるだろうから、そういう組織化して、ひとつ一括承認をして、入れる実績もJAにはあるはずなんで、その辺の合理化を何とかしてくれというような要請をお願いしました。それから後二、三回にわたって宮古事務所は地元説明会をしてあるというふうに聞いておりますが、いずれにしましても手続の簡素化と併せてやはり農家の皆さんも個人でできないものはグループで、グループでもできないものはJAの給油組織を通してその辺をやっていくことも大変重要かなというふうに思っております。確かに石垣島に比べてあんまり使っていないもんだから大変悔しくて、2億円近い差がありますんで、その辺は漁船はちょっといいようですけれども、農業機械等においては、ハーベスターのみならず道路を通らない機械等は免税の対象となりますので、その辺は活用していかない手はないと思っておりますので、再度ご指摘を受けて、手続等がどこまで進んでいるのか、少し前に進めるようにしておきます。 ◆粟国恒広君   ぜひ市長、そのことからやはり早めに取り組んでください。市長は500円を補助する、やはり行政が今やっているようなことを、減免というこの措置をいかに有効利用して、これハーベスター、1日で大体100リットル以上使うらしいんです。小型ハーベスター。100リットルで1日30トンぐらいしか収穫できないというんです。減免は1リットル38円と言っています。1日3,800円ですよ。これかなり大きな数字ですよ、市長。ぜひ市長には頑張ってもらいたいなと思っています。それをやった上での刈り取りの500円だったら我々は考えますよ。私は、考えると断言してもいいと思います。それもやらないで500円の補助だと言うから、私たちは反対もするわけですよ。行政がやることをやってしっかり応えて、それでできなかったらそれは致し方ないという感じで思っていますので、ぜひ市長、これ責任持って早めにやってください。よろしくお願いします。  次に、サトウキビ基軸に関する全農家の支援という制度についてですが、これも新聞であったので、どういったものかなと思っているんですけど、これはまた次回に質問していきたいと思います。  次の航空自衛隊のブルーインパルス、宮古島上空での曲技飛行についてですが、この質問に対しても私はもう何度か質問しています。まず最初にそのブルーインパルスを思い出したのは、我々、久松五勇士の偉人が愛国心の名に基づいて「敵艦見ユ」の打診をしたときに、久松五勇士110周年という感じで、ぜひ航空自衛隊に久松五勇士孝行で何か桜の花びらを描くようなことをできないかというのが私の最初のきっかけでした。次に、伊良部大橋が開通したときに、ぜひまた伊良部大橋を通行止めして、この橋の上空でさっき言ったように桜の花びらを描けないのかなというのも2回目の質問でした。今回、航空自衛隊50周年、観光商工スポーツ部長、このブルーインパルスが来ると5万人とか8万人というんですけど、私実際3万人から4万人と思うんですよ。なぜかというと、飛行機の空路しかないんですよね、宮古島に来るのに。2日やって約3万人から4万人かなと思うんですよ。しかし、3万人、4万人の人間が来る、それを12月にやる。市長、市長が言っている宮古島の農産物をアピールする、全部買いに来ますよ、これ。3万人の人が来るんですよ。トライアスロンに来ても1万5,000人来るか来ないかですよ、これ。2日間で。そこで宮古島の農産物、水産物をアピールして販売する。ですから、今この時期から動いて、12月11日に予定されて、それに合わせて農家の皆さんにもみんな周知して、水産業の方にも、島外からこれだけの観光客が来るんだよと、宮古島の特産物を売ろうよというような呼びかけをやらなきゃ、飛行機が来て、はい、終わりましたでは何の意味もないんですよ。そこまでしっかり踏み込んで考えて、そのブルーインパルスの曲技飛行を宮古島の上空で実施しようというのは、今回の航空自衛隊のブルーインパルス誘致です。この件に関して答弁をよろしくお願いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   航空自衛隊の宮古島分屯基地開庁50周年を記念したブルーインパルスの展示飛行につきましては、6月13日に防衛省航空自衛隊の関係者が来島しまして、市長のほうに直接その概要を説明してございます。ただ、今回の来庁説明では概要、先ほど議員からもございましたとおり12月11日に宮古島の空域で展示飛行を実施したいということでの説明でございました。詳しい内容、展示飛行も幾つかの種類に分かれているそうですけれども、そのうちどの展示飛行にするか、また宮古島の空域の中でどこで行うのか、集客が図られるような場所をどこを想定するのか、そういう詳しい内容についてはこれから航空自衛隊のほうで詳細を検討していきたいということでしたので、そういう詳細の中身を確認をしながら、宮古島市として何ができるのかを検討していきたいというふうに考えております。 ◆粟国恒広君   企画政策部長、この答弁はもう初日の我如古三雄議員の答弁と一緒で、私が言っているのは、やはりこの12月11日に向けて市長がぜひ来てくださいと、ウエルカムですよというようなことがあれば、これに向けて本市としても今言っている農産物、宮古島の特産物を、これ3万人から4万人来る、島外から来る方々に宮古島の特産物をPRするいい時期ではないですかということを私は言っているんですよ。何も実施時期を言っているんではないですよ。やると決めた以上はそこまで目標を持ってしっかり取り組んでいく、それがこの宮古島のいろんなPRになると思うんですよ。これ世界的にこのブルーインパルスの曲技飛行というのは本当に航空マニアが来ます。宿泊も1万5,000しかないですけど、彼らは野宿しますよ。キャンプ地にいますよ。キャンプ施設にテントを張りながら見ます。それだけ熱いファンなんですよ。そういう方々にしっかり宮古島をPRするためには、今市長が言っている農業あるいは宮古島の特産物を島外に、島の人以外に売る、PRしていく、これは本当絶好のチャンスだと思うんですよ。そこをしっかり考えて、企画政策部長、観光商工スポーツ部長、しっかり取り組んでほしいと思います。  次に、南西諸島周辺における今後の巨大地震発生に関する想定した防災訓練、そして自主防災組織についてですが、昨日も皆さんご存じのとおり能登半島、マグニチュード5.2、6弱の地震が起こりました。地震っていつどこで起こるか分からないんです。西暦1771年4月24日ですか、明和の津波が八重山諸島を襲ったと。石垣島では9,000名余りの方が亡くなっているんです。宮古島でも2,800名の方々が亡くなっている。そのことを考慮して今この質問をしているんですけど、やはり津波、地震、いつ来るか分かりません。私がこれをなぜ質問したかというと、津波、地震が起きて72時間、生命の72時間ですけど、やはり食料、今回陸上自衛隊が全面的に、本当に地震が起こったときに炊き出し、そして医療、いろんな感じで自衛隊の設備を最大限に利用して訓練をやっていました。そういう意味では、本市でも9月に防災訓練があると企画政策部長は初日の答弁もあったんですけど、市全体でこの備えをやる、防災訓練をやる、いざというときの訓練をやる。この訓練をする計画はないですか。これから実施する、来年度、いろんな感じでもいいですから、その辺についてお答えください。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   防災訓練関係についてお答えをいたします。防災関係の質問につきましては、我如古三雄議員、あと狩俣勝成議員への答弁と一部重なりますが、お答えをいたします。  巨大地震を想定しました防災訓練につきましては、平成31年度に沖縄県が主催した沖縄県総合防災訓練をトゥリバー地区で実施しており、本市に最大の影響を及ぼすとされております八重山諸島南方沖3連動、マグニチュード9、最大震度6弱の揺れを想定し、実施されております。本訓練は県内で持ち回り開催されていることから、今後は主催者の沖縄県と連携しながら実施してまいります。  また、市独自の訓練についてでございますが、毎年6月に実施している佐良浜地区の土砂災害に対応した訓練で消防や警察署にも参加していただき、実施をしております。今年度につきましては、参加予定の地域住民からコロナ禍での実施に対し懸念の声があったことから中止としましたが、状況を見ながら取り組んでまいりたいと考えております。また、自衛隊との訓練につきましては、沖縄県と陸上自衛隊第15旅団が主催し、美ら島レスキュー2022を9月に実施することで調整を進めております。  自主防災組織の取組については、日常の活動として、防災知識の普及や啓発、防災訓練、防災安全点検、防災資機材の備蓄や点検といった活動に取り組みます。災害が起こったときは、初期消火、住民の避難誘導、負傷者の救出や救護、情報の収集や伝達、給食や給水活動などを行っております。  市独自の訓練としまして、自衛隊のほうから今年度初めに口頭にて打診がございました。訓練規模や実施内容など、市民や関係機関とも意見を交換しながら調整してまいりたいと考えております。 ◆粟国恒広君   総務部長、何も佐良浜地区だけ訓練すればいいということではなく、私が言っているのは島全体の訓練なんですよ。いざ災害が起きると、この庁舎も災害拠点地域になると思うんですよ。そこに島民が全部避難してくる可能性もあります。ですから、もう佐良浜地区でやるんではなくて島内全体的な訓練を実施したほうがいいんではないかということなんですよ。幸いにも第15旅団(陸上自衛隊)の今回打診があったという話ですので、やはりこれは県の11市でやっている持ち回りではなくて、やはり3年に1度はしっかりした防災に対する周知を市民にやられても、いざとなればもちろん消防、警察署、自衛隊なんですよ。特に離島は。その方々としっかり連携しながら備えをしていく、それが私は大事だと思いますので、ぜひ前向きに検討してください。よろしくお願いします。  次に、不利性解消事業ですけど、時間がないので、もう。この質問に対してもいろんな議員がやっています。やはりそれだけ島の農産物を島外に送って、そしてそこでやはり島の農業生産、水産所得を上げる。やはり離島という感じでは市長も県議時代からそのことには本当にすごく力を入れてきたかなと思っています。そういう中で沖縄振興策、第5次が終わりましたけど、今回第6次。市長は、第5次のときから、県議時代から法律で縛るべきでしたというふうな感じで主張してきたと思います。今回、航空運賃が140円から60円、代わりに船舶が15円から30円と。何か得しているのか、損しているのか、今はっきり分からない。それなので市長も今回の措置はそぐわないというような答弁がありました。まさしくそぐわないと私たちも思うんですよ。離島の振興というのはやはり輸送コストなんです。地産地消も大事ですけど。そういう意味では、市長、これ沖縄振興策、マックスで3,600億円ありました、稲嶺県政時代に。辺野古に承認すれば3,600億円ありました。しかし、今、辺野古反対。1,000億円減りました。2,600億円ですよ。その中で、不利性解消事業。振興策の予算によってこれいろんな変動があっていく。それでは離島の農民たちがやはり力を入れて農作業、水産業に力入らないと思うんですよ。そこは法律で縛る。市長がかねてから言っていた法律で縛る、そういう仕組みをぜひ構築してもらいたい。市長、その件に関して何かありますか。答弁あったらよろしくお願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   法制化までは至らなかったというような部分であります。ただ、今度の制度設計、まだ私も十分に見えていないなというふうに思っておりますけれども、コールドチェーンを含めていろんな沖縄振興に係る港湾等々のコールドチェーン体制の支援事業とか、そういうものも少し合わさって動いております。そういう意味で、もう少し全体として基本的な冷凍冷蔵庫等の整備が10分の8でできるような内容等も見受けられますので、それらを含めてどういう形で事業が成り立っているか、であればそれを早急に整備するのに何ぼかかるのか、整備されるまでの間の暫定的な輸送費補助をどうするのか等々の課題があるというふうに思っております。その辺をトータルとしてまだ見えない部分がありますんで、私もちょっと、農林水産部が中心になりますけれども、大変注視しながら、空港、港湾の整備とも併せ、農協組織の活用も含めて、その辺をトータルとして評価、判断して、離島で足らない部分を速やかに対応しなければならないなというふうに思っております。 ◆粟国恒広君   もう時間がないので6月定例会に当たり、ちょっと私見を述べたいと思います。  座喜味一幸市長が誕生し、来月で1年半が過ぎようとしています。その間、座喜味一幸市長の市政運営を見ますと、一言で申し上げるなら、課題山積する中で各種の対応が遅く、課題解決へ積極性が感じられないということです。例えば、今定例会で他の議員が質問されたように、平良庁舎の利活用計画が大幅に遅れ、行き先が見通せないことや、さらに市民からの数々の要請、陳情に関する対応の積極性が感じられません。旧平良庁舎におきましては、年間管理費が約1,800万円も上がって、與那覇勝重総務部長の答弁によりますと、委員からの意見を受け方向修正する必要があったと言っていますが、1回しか開催されていない委員会の中で正式な答申にも至っていない段階において方針修正という大きな決断をしたのであれば、少なくとも市長はこの議会、市民に対して報告するべきではなかったでしょうか。また、市民からの要請、陳情につきましては、市長、宮古島市のどのような対応を取ったのか、またどのような対応を取る予定なのかは把握すらできません。市民の間からは、市民の声を真剣に受け止めてくれているだろうかという疑問の声さえ寄せられています。これらの事案については、新型コロナウイルス感染症とともに様々な行政業務が増加していることを勘案してみても、市長として行政運営全般へスピード感の欠如は、改善に向けた意欲が見られず、その結果として前述した平良庁舎の利活用問題の足踏み状態になっていると、私はそういうふうに思っています。市民からの陳情、要請等に対する遅さにもその姿が表れているのかなと、私はそんなふうに思っています。コロナ対策の新局面を迎えている中、これまで約2年間停滞してきた経済活動も復活するであろうという状況において、行政運営におけるスピード感、責任感、そして緊張感は、なお一層求められるものです。行政運営の責任者である座喜味一幸市長、ぜひその姿勢を体現し、市民の声にお応えするよう、私の私見として切に訴えたいと思います。  これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上地廣敏君)   これで粟国恒広君の質問は終了しました。 ◆長崎富夫君   通告に従い、一般質問を行います。当局のご答弁よろしくお願いいたします。  まず、市長の政治姿勢についてお伺いいたします。去る5月15日、沖縄が日本に復帰して50年の節目を迎えました。日本復帰50年に合わせて各種マスコミの沖縄県民に対する意識調査がされております。それによりますと、「復帰してよかった」が85%。全ての年齢層で8割を超えているとしております。特に30代が最も多かったと報じております。しかし、本土は沖縄のことを理解しているかという問いに関しましては、8割が本土への不信感を持っているということが浮き彫りになっております。宮古島市民も8割が復帰してよかった、どちらかといえばよかったと答える理由としては、本土との交流、教育の向上、道路の整備、医療の充実等々など。一方で、沖縄との格差につきましては、約9割が格差があるという回答が出ております。理由としては、農産物の輸送費や配送料の負担が大きい、物価や燃料費などの生活コストが高いなどを挙げております。日常的な生活の中での格差を感じているようであります。将来に向けては、人材育成、自然保護、子育て環境の充実、農業、水産業の発展などを課題として挙げております。そこで、復帰50年、半世紀を振り返って市長のご見解をお伺いします。あわせて、次の復帰100周年に向けて、宮古島市のリーダーとしてどのような市政運営を目指すのかお伺いいたします。 ○議長(上地廣敏君)   長崎富夫君、一問一答ですから、1問ずつ答弁をすることになりますので、了解してください。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   日本復帰50周年に関するご質問についてお答えいたします。  沖縄県が日本へ復帰し50年の節目を迎えましたが、復帰当初の社会、経済状況は、医療や教育、生活、産業基盤など多くの分野で本土と著しい格差がございました。本土との格差解消を目指し、5次にわたる沖縄振興計画に基づく取組が展開された結果、道路など生活インフラの整備が進み、観光産業の振興等により沖縄県は大きく発展を遂げてまいりました。本市におきましても、伊良部大橋など3つの架橋を含む道路整備や、地下ダム整備、宮古空港、平良港の整備など、定住や産業振興に資する様々な社会基盤の整備が進められてきました。また、近年、観光需要増加に伴うホテル開発や、みやこ下地島空港ターミナルの供用開始など、観光産業において民間力を生かした取組も進められております。地元新聞のアンケート調査で市民の8割が「復帰してよかった」と回答していることについては、復帰後50年の取組に関して、一定の評価が表れているものと考えております。  その一方で、開発による自然環境への影響、人口減少に伴う少子高齢化の進展、子供の貧困の解消、全国最下位の市民所得の向上、依然として残る離島の不利性解消、新型コロナ対応への脆弱性等、社会情勢、国際情勢から生じる課題は多様化、複雑化し、より一層対応が必要な時代となっているというふうに捉えております。 ◆長崎富夫君   次の復帰、100周年に向けて、宮古島市のリーダーとしてどのような市政運営を目指すのか、市長にお伺いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   本土復帰から50年、本市の社会、経済基盤は確実に整備され、発展してきましたが、一方で豊かな自然や優しい社会の仕組み、文化等が失われてきたものもあり、先人たちが大切につないできたものを次世代へも残していくことが重要だというふうに思います。復帰100年に向けて、持続的に発展する資源循環型の島嶼社会の構築を目指して、美しい海や自然環境の保全、文化、風習、言葉の継承、人と人とが支え合い、助け合う温かさなど、本市が有する宮古島らしさの魅力を守り、生かした取組を進めていきたいと考えております。  また、具体的には、輸送費や移動費の高コストの構造や医療体制の脆弱性など離島が持つ不利性の解消、基幹産業である農畜水産業とリーディング産業である観光産業を結びつける六次産業化の推進などにより、市民の暮らしやすさと所得の向上を図り、今後も市民の皆様が宮古島に住み続けたいと思う、持続可能で豊かな島づくりを目指したいと考えております。来るべきデジタル社会、その中で優秀な人材を育成すること、それから文化こそ地域の大きな財産であること等、具体的に進めてまいりたいというふうに思っております。 ◆長崎富夫君   次に、観光行政についてお伺いします。観光行政とコロナ関連についてお伺いします。長引くコロナ禍の影響で、宮古島市でも観光関連産業は大打撃を受けております。この中で国内クルーズ船の県内への寄港が再開される見通しで、情報によれば2020年2月から寄港ゼロとなっているクルーズ船が今月29日に平良港に寄港する予定ということであり、宮古島の観光産業界にも明るい兆しが見えてきたと期待しているところであります。しかし、宮古島市ではコロナ新規感染者が増減を繰り返しながら依然として高止まりの状態が続いている。本市における5月のコロナ新規感染者は、市のまとめで3,076人と過去最多となり、10万人当たりでも全国ワーストになっております。このような状況下で手放しで歓迎できるのか、クルーズ船受入れに際してや、迎え入れる地域等、住民にとっても安心、安全で万全な体制が求められます。市当局、港湾、医療、観光関連機関との連携、それは万全に取られているのかお伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議員ご質問のとおり数年ぶりにクルーズ船が寄港しますが、この6月29日に寄港予定の国内クルーズ船、ぱしふぃっくびいなすは、船内に医師が常駐し、それからPCR検査機、サーモグラフィーカメラなどを搭載しております。これによりまして乗船前のPCR検査や航行中のPCR検査を実施するほか、また乗船、下船時は体温チェックなどを行うこととしております。また、船内設備につきましても定期的な消毒を行うなどの感染症対策を行っているとのことで、今回の受入れについても、前日に船内PCR検査を実施し、万が一陽性者が発生した場合はクルーズを中止し、沖縄本島で陽性者を下船させ、最終港へそのまま帰港する計画となっております。  また、受入れ態勢の構築につきましては、沖縄全体で医療、搬送、観光などの関係者で受入れ時の感染拡大防止対策について事前調整を行うことを目的とした沖縄県クルーズ船受入協議会や、その下部組織の沖縄県クルーズ船受入宮古地域協議会においても関係者から意見を伺うなど、クルーズ船受入れに当たっては関係機関と連携しながら万全に準備を進めているところでございます。 ◆長崎富夫君   県内で初めてコロナ感染者が確認されたのは2020年2月であります。那覇港に寄港したクルーズ船の乗客を観光地まで乗せたタクシーの運転手であります。仮に平良港に寄港したときのクルーズ船で、医師が常駐しているというんですが、例えば陸上隔離が必要な患者が出た場合、医療体制の脆弱な離島に影響が出ないのか、入院や隔離する必要の感染者が出た場合の搬送方法などは万全なのか、対応をお伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議員がご心配されております万が一コロナ感染者が出た場合の対応ですが、仮に島内において感染者が発生した場合は、沖縄県クルーズ船受入協議会の方針に基づきまして、保健所の指示の下に感染者の隔離などの措置を行うこととなっております。ちなみに、沖縄県の調査によりますと、国内クルーズが再開した令和2年11月から令和4年3月までの期間で、クルーズ船利用者約2万8,000人のうち、感染者発生は1名となっており、発生率は0.0035%となっておりまして、感染者の発生確率は非常に小さいものとの報告がございます。 ◆長崎富夫君   分かりました。  次に、観光行政の取組についてお伺いします。宮古島観光協会及び多くの自治体が今、観光転換として量から質への取組を進めているとしております。本市も観光客の増加のみを目指すのではなく、滞在期間の延長と1人当たりの観光消費額アップなど、量から質への転換を図ろうとしております。  そこでお伺いします。観光客が宮古島市で消費した過去5年間の空路及び海路、クルーズ船を含めてです。消費額、個々の一人一人のデータについてお示しいただきたいと思います。 ◎観光商工スポーツ部長(上地成人君)   ご質問の観光客1人当たりの5年間の空路及び海路の消費額についてお答えをいたします。  まず、平成28年度、空路が7万8,332円、海路が1万8,090円。平成29年度、空路が7万3,380円、海路が1万5,000円。平成30年度、空路7万3,139円、海路2万1,487円。令和元年度、空路が8万1,320円、海路が1万2,182円。令和2年度、空路9万5,081円、海路は、クルーズ船寄港がありませんでしたので、ゼロでございます。この消費額は、空路につきましては県が実施した観光統計実態調査、海路につきましては、同じく県が実施した外国人観光客実態調査により算出をしております。 ◆長崎富夫君   観光につきましては、3年前はオーバーツーリズムが言われる中で水の使用量や環境問題等々が懸念されましたが、量も質も大事です。コロナ収束後の観光の受入れについて、関係機関としっかり協議し、質の高い観光行政を進めていただきたい。お答えいただいた空路、海路の消費についてどのように分析しているのか、簡単にご見解をお伺いします。 ◎観光商工スポーツ部長(上地成人君)   議員ご質問の量から質へというお考えですが、沖縄県も量から質へという方向に展開をしようと考えているところでございます。まず、空路ですけども、令和元年、それから令和2年、若干消費額が伸びております。これも量から質へと関連しまして滞在日数が増えているということで、そういうところが影響しているということで考えられます。 ◆長崎富夫君   次に、防災行政についてお伺いします。南西諸島周辺で想定される地震対策についてお伺いします。南西諸島で今後マグニチュード8級の巨大地震が起きる可能性がある。与那国島周辺では、30年以内に90%の確率でマグニチュード7級の地震が起きると見られる。これは、政府の地震調査委員会が長期評価を公表したものであります。それと、与那国周辺の30年以内に90%というのは、すぐ起きてもおかしくない高確率だそうであります。明和の大津波に見られるとおり、最大、大津波は約30メートルだと言われております。地震調査委員会によれば、明和の大津波級の地震が宮古島に来ますと1万2,000人ぐらいの犠牲者が出るのではないかという、大変衝撃的な報告であります。大規模地震はいつ起きるか分からない。必要に応じて避難訓練や防災機器などの点検をし、意識を高めてほしい、そしてきめ細かな対応をしてほしい、個人や地域、行政、それぞれのレベルで危機意識を持って万全に対策してほしいと提言しております。本市においても現在の備えは十分か、本市が策定してある防災マップ、市民に十分に理解されているのか。絶えず点検し、必要に応じて見直しや市民への周知を徹底していただきたい。防災に関する本市の取組をお伺いいたします。 ◎総務部長(與那覇勝重君)   南西諸島周辺で想定される地震対策についてお答えをいたします。  自然災害への備えは多岐にわたり、限りがあるものではないことから、防災の基本となる、自分の命は自分で守る自助、地域が連携して助け合う共助、行政、関係機関が行う公助が連携することで防災、減災につながり、平時からの備えが大変重要であることを様々な場面で発信してまいりました。  防災マップに関しましては、宮古島市地域防災計画を令和元年度に修正したのに合わせまして更新し、全世帯への配布を行っております。現在は、総合庁舎総合案内窓口や防災危機管理課窓口にて直接お渡しすることや、市のホームページ上でも確認することができます。議員ご指摘の見直しにつきましては、適当な時期を判断しながら行い、周知徹底についても引き続き努めてまいりたいと考えております。  また、宮古島市が災害時用として備蓄している備蓄品につきましては、カママ嶺公園、盛加越公園、宮古島市未来創造センター、与那覇地区防災センター、伊良部地区津波避難施設、池間地区防災センター内倉庫に保管され、飲食料品、乳幼児用品、高齢者用品、寝具、調理器具類、医療衛生用品等を備蓄しております。さらに、市内に展開する大手スーパーマーケットとの災害時協定を締結し、優先的に食料や生活物資等を提供していただけるようになっております。災害時に必要とされる資機材につきましても、レンタル事業者や建設業協会宮古支部との協定が締結されており、早期対応に当たれるよう努めております。 ◆長崎富夫君   私は、平成23年に起きた東日本大震災の被災地、岩手県宮古市をその年に山里雅彦議員と一緒に視察いたしました。まさに現実と思えない悲惨なまちの状況が今でも忘れられません。そこで、宮古市の観光名所、浄土ヶ浜というところがあります。そこの観光施設は全滅でありましたが、その浄土ヶ浜の隣に40世帯、約110人が暮らす角力浜地区というところがあります。津波は海岸から300メートルまで入り込み、町内の大半は住宅が全滅しておりました。全半壊ですね、しておりました。住民は高台に逃げて全員無事であったということであります。そこで、これは全国の地域防災に関する参考になる事例だとして、当時NHKのドキュメンタリー番組でも放送されたところであります。そこで、私は平成23年6月定例会で、この教訓を生かすために、防災計画を策定し、災害時に迅速に対応できる専門的な知識を有する職員を配置し、防災危機管理課を設置してほしいと要望いたしましたが、そのとき当局は防災危機管理課の設置は予定しておりませんと素っ気なく答え、あれだけの災害を目の当たりにしても本市の防災意識の低さにがっかりしたことであります。ところが、今、機構改革で設置されて、何年に設置されたか私分かりませんが、防災マップも立派なものができております。宮古島市の防災、減災に対するしっかりした取組をお願いするものであります。  1つお伺いします。防災危機管理課に専門的な知識を有する職員は配置されているかどうかお伺いいたします。 ○議長(上地廣敏君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時57分)  再開します。                                     (再開=午後2時58分) ◎総務部長(與那覇勝重君)   専門的知識を持っている職員はおりませんが、日頃から防災無線の研修であるとか、必要最低限の研修につきましては、職員に研修を行っているところでございます。 ◆長崎富夫君   昨日も石川県で震度6弱の地震が起きております。神社の鳥居の崩壊や、けが人などの被害が報道されております。被災された方々にお見舞い申し上げます。  次に、都市計画行政についてお伺いします。宮古広域圏の整備についてであります。沖縄県土木建築部都市計画・モノレール課が作成した宮古圏域観光拠点21世紀ビジョン基本計画の上位計画では、宮古圏域での観光資源の創出による観光リゾート産業の振興、また広域的レクリエーション事業に対する広域公園の整備を図ることが、上位計画で示されております。その中で8項目の問題点、課題の整理がまとめられておりますが、どの項目におきましても、県営公園は、観光面から、海、海岸線、自然の活用を重要視しております。県は、宮古広域公園の配置方針として、海をテーマに、観光交流と地域振興に資する拠点公園の規模を50ヘクタール以上を適所に配置するとしており、当初本市が要請した上野地区、下地地区は1つの地区としては基準を満たさないため、私は2地区合算で50ヘクタール以上あれば基準を満たすのか当時お伺いいたしました。当局は、いわゆる平成25年度、宮古広域公園基本構想策定に向けた調査費800万円を委託発注を予定しているということで、宮古島市の提案の内容を基本構想には可能な限り反映するということで、今後とも宮古島市の協力を得ながら進めていくということでありました。公園の規模につきまして、本市として、上野地区24.6ヘクタール、下地地区は46.4ヘクタール、2地区合算で基準面積50ヘクタール以上であれば事業可能ということで要請したとそのとき当局はご答弁されました。しかし、上野地区にはもう自衛隊の施設ができております。下地地区のみで公園整備は今進めておりますが、最終的な公園敷地面積、これは幾らかお伺いいたします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   敷地面積について、事業主体であります沖縄県の事業計画書によれば、敷地面積は約50.2ヘクタールでございまして、都市計画公園としまして令和2年4月に都市計画決定されております。 ◆長崎富夫君   市町村合併で市管理の公園が増えました。宮古島市の人口1人当たりの公園緑地面積は、沖縄県の2倍に相当します。管理面で手入れが行き届いていない、市民や観光客が利用していない現状を県は指摘しておりました。本市が要請している県営公園、市民が望む公園になり得るのかお伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   宮古圏域は県内唯一県営公園がないことから、地域振興及び観光振興の観点からも広域公園の整備が求められております。また、事業主体であります沖縄県では、新・沖縄21世紀ビジョン基本計画におきまして広域的なレクリエーション需要に対応した広域公園の整備を推進することとしております。本市としましては、当該公園整備事業によります市民及び国内外の観光客などの幅広い利用者のレクリエーション活動や憩いの場の形成及び観光振興の拠点として整備することになるものと思っておりまして、宮古島市民が望む公園整備につながり、ひいては地域活性化に寄与するものと考えております。 ◆長崎富夫君   4つ目に、基本構想8項目の中で、先ほど申し上げましたように、海、海岸線、自然の活用を重視しております。その中で防災計画については重点的に触れておりません。東日本大震災以降、防災拠点の取組が重要と思われますが、災害時の避難拠点としての機能はその公園に含まれているのかお伺いいたします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   事業主体であります沖縄県へ確認しましたところ、宮古広域公園施設の中で公園利用者の安全確保のために一時的な避難を目的とした施設について、現在検討を行っているとのことでございます。 ◆長崎富夫君   それでは、現在の進捗状況をお伺いします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   現在、沖縄県では用地取得業務に取り組んでおりまして、令和4年3月末時点における用地取得率は1.5%との回答を得ております。 ◆長崎富夫君   この基本構想では県も宮古島市の提案を可能な限り取り入れるということでありますので、宮古島市にふさわしい公園整備を県にも提言していただきたいと思っております。  次に、地球温暖化についてお伺いします。二酸化炭素、CO2排出量の削減の取組についてお伺いします。地球温暖化は年々深刻化し、沖縄も例外ではありません。地球温暖化は台風の発生にも影響する。発生数は少なくなるものの、勢力が強まり、猛烈な台風が増えるといいます。このまま温暖化の進行が続くと、数年に1度と言われる異常気象が多発し、今までの暮らしが維持できなくなるかもしれない、立て続けに災害に見舞われ、農作物も不作となるなど人々の暮らしに大きな影響を及ぼす可能性があると専門家が警鐘を鳴らしております。そして、温暖化、いわゆる気温上昇を食い止めるには、何よりも二酸化炭素排出量を減らすことが喫緊の課題と強調しております。本市もその取組については十分なさっていると思っておりますが、その本市の取組状況をお伺いします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   宮古島市における二酸化炭素の排出量削減についてお答えいたします。  宮古島市は、平成21年に国から認定された環境モデル都市として、省エネルギー建築技術の普及を目的としたエコハウスの普及促進事業、それから電気自動車の普及を見据えた充電施設の整備と維持管理、太陽光発電の普及拡大と効率的利用に向けたエネルギーマネジメントシステムの構築といった再生可能エネルギー関連事業など、二酸化炭素排出量削減に向けた取組を積極的に行ってきました。また、近年、台風の大型化や豪雨災害、サンゴの白化現象など、我が国でも地球温暖化の影響が深刻さを増す中、国が2050年までの脱炭素社会の実現を我が国の成長戦略として重点政策に位置づけていることから、エコアイランド宮古島を看板に掲げる本市としても、さきの3月定例会における市長の施政方針の中で、2050年の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティを目指すことを表明したところでございます。その達成に向けては、これまでの取組をより一層強化する必要があると考えており、そのため現在、本市に再生可能エネルギーを最大限導入するための計画づくりの取組を進めております。この計画によって再生可能エネルギーのさらなる普及を図るとともに、再生可能エネルギーを活用した地域課題の解決や、エネルギーの地産地消による地域経済循環の仕組みの構築など、地球温暖化と地域振興を併せた施策を展開していきたいというふうに考えております。 ◆長崎富夫君   次に、海洋深層水についてお伺いします。平成24年9月定例会で海洋深層水総合利用整備事業についてお伺いいたしました。当時の下地敏彦市長がご答弁し、海洋深層水総合利用施設は、下地島空港周辺残地を活用し、海藻類、いわゆるノリなどの養殖、野菜類や花卉、果樹等を栽培し、下地島において先導的な農水産業を実践するというものであります。海洋深層水を活用したかん水事業も実証されており、かんがい用水の確保が課題となっている下地島においてこの技術が導入されれば、栽培技術に加え、先導的かつ生産性の高い農業ができるということで、下地島空港周辺の利活用を促進するよう県に要望したとお答えしております。この事業については、当時並々ならぬ市長の決意がありましたんですが、事業計画からもう9年たちました。その後の経緯をお伺いいたします。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   海洋深層水の利活用計画についてお答えいたします。  平成24年8月に開催されました沖縄21世紀ビジョン基本計画に関する宮古圏域市村との意見交換会において、下地島空港周辺残地に海洋深層水総合利用施設を整備し、利活用を促進していただきたいとの要望を県のほうに行っております。その内容は、下地島空港周辺残地に海洋深層水総合利用施設を整備し、クルマエビやウミブドウなどの海藻類の養殖、ホウレンソウなど野菜類や花卉類、花弁類、果樹類等を栽培し、下地島において先導的な農林水産業の実践や、かんがい技術の導入に向けて利活用を促進していただきたいという内容でございます。この要望に対して沖縄県からは、研究所だけではなく、総合利用できるような施設が可能性としてあり得ると考える。実態調査、現状がどうなっているかということを踏まえた上で今後議論をさせていただければと思っているという回答をいただいております。また、平成25年8月には担当職員らが県内の先進地であります久米島の沖縄県海洋深層水研究所を視察し、調査及び資料の収集等を行っております。ただ、しかし、その後、海洋深層水の活用に当たりましては、伊良部島の残地を利用するために、伊良部地区から海洋深層水の要件を満たす取水地点までの距離が長く、地形的に向いていないこと、また取水施設につきましては建設費を含めてその維持管理費等に膨大な費用がかかることなどがあることから、予算的な部分がなかなかクリアが難しく、その後計画が進展していないというのが現状でございます。 ◆長崎富夫君   では、この海洋深層水につきましては今後……断念したということではありませんね。断念したということではなくて、今後検討していくという形になりますか。 ◎企画政策部長(垣花和彦君)   海洋深層水の利用施設の整備に当たっては、先ほど言いましたように膨大な整備費用、そういうのがかかるとともに、この海洋深層水を利用するにはやはり海洋深層水が海底の地形を利用して海底から浮き上がってくる、これ湧昇というらしいんですけども、こういう現象が起こる地点が近くにあるというのが非常に有望だということです。宮古島の近海にはなかなかそういう地点がないというのが現状としてあるようでございまして、そういう意味からなかなかその後具体的な取組は進められていないと。正式に断念ということも判断はしておりませんけれども、なかなか具体的な取組を進めるということでもないというふうに難しい状況になっているのが現状でございます。 ◆長崎富夫君   分かりました。ありがとうございます。  次に、道路行政についてお伺いします。市道A―40―2号線についてお伺いします。この道路は、旧中央公民館から県営団地、宮古総合実業高校の裏側というんですか、向こうを通りまして大原線に接続し、通称ヤマガマ部落を通り、ミナミ金物店に接続する市道の拡幅整備事業であります。この道路の整備が大原線に接続したままで十数年間止まっております。確かに過去においていろいろいきさつがあったことは承知しておりますが、下里公設市場や市街地へのアクセス道路としては、県営団地住民や市民の利便性から考えた場合、整備を進めていくべきだと思いますが、どうでしょうか。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   市道A―40―2号線についてお答えいたします。  本路線のまず未開通のままになっているという状況について説明いたしますと、本路線は、昭和60年度に延長約1キロほどの道路拡幅工事として工事に着手しておりますが、終点近くにおきまして墓地移転補償交渉が難航、決裂し、やむを得ず約15メートルほど残したまま、未開通のまま、昭和60年度頃に事業を一旦完了しております。ですが、その後も再三にわたり所有者と交渉を続け、一旦所有者も歩み寄りを見せておりましたが、残念ながら最終的に事業同意には至っておらず、また所有者が亡くなったこともあって事業進展がなく現在に至っているのが実情でございます。市としましては、残された道路区間が15メートルでもあること等も考え、またこの道路の開通した際の利便性なども考えた場合には、本路線の整備計画は継続して実施していくことが望ましいと考えておりますので、権利者を特定しながら、関係機関との調整を踏まえ、事業再開を目指したいと考えております。 ◆長崎富夫君   この区間については、ちょっと私も関わった経緯がありまして、大変難しい事案でありまして、確かに今墓地の所有者は亡くなられているということで、難しい交渉ではありますが、ぜひ何とか実現していただきたいということを要望しておきます。  次に、西里通りの整備についてお伺いします。この件につきましては、これまで多くの議員から質問があったと思います。しかし、十数年、一向に進展が見られておりません。私も平成22年に初めて質問させていただきました。整備方針として、沖縄県宮古支庁土木建築課は西里通り整備の道路整備可能性調査結果を西里大通り商店街振興組合にご説明いたしました。私も同席しましたので、よく分かっておりますが、4つの整備方針案を示したが、その結果、A案、現道幅員の歩行者専用道路、B案、1車線歩車共存道路、いわゆるコミュニティー道路での整備方法が補助採択基準であるBバイC、いわゆる費用対効果の基準を満たしているとの報告結果でありました。そこで、本市の見解をお伺いしたところ、本市としては同通りの電線の地中化及び下水道の整備も含めてコミュニティー道路の整備が望ましいと考えているとご答弁がありました。しかし、唐突に、平成23年1月、西里大通り商店街振興組合の地権者会議で幅員10メートル拡幅整備推進へ動き出す方針を確認したとマスコミ報道がありました。私は、宮古島市もこれについては了承したのかと、了解なのかという見解をお伺いしましたんですが、本市は、西里通り商店街の現状を踏まえて、活性化を早期に実現するためにはコミュニティー道路で整備するとお答えし、その後も本市の方針は一貫してコミュニティー道路整備方針に変わりませんとお答えしております。西里通りは宮古島市でも一番にぎわいのある地域であり、これから夏場にかけては排水路の悪臭などがあります。早急な道路整備及び下水道整備が必要と考えます。この事業は、県が整備方針を示してからもう12年になります。西里大通り商店街振興組合との協議はどうなっているのか、なぜそんなに時間がかかっているのか、早急な合意形成を図り、整備を進めていただきたい。これまでの経緯をお伺いいたします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   西里通りは、議員ご承知のとおり県道平良城辺線の一部となっておりまして、平成25年3月28日に交わした宮古圏域道路網の道路移管計画に関する覚書によりまして、琉銀前交差点からサンエーターミナル店東交差点の1,163メートルの区間を県道から市道へ移管をすることの覚書を交わしております。そこで、移管時期につきましては現在も沖縄県と調整を進めている状況にありまして、いまだ実現には至っておりません。この西里通りの整備計画については、県としてもまだ具体的な計画については示しておりませんので、市としましては、今後とも早急に県と調整しながら、さらには西里大通り商店街振興組合との意見交換も重ねながら事業の早期実現を目指していきたいと考えております。 ◆長崎富夫君   いずれにしてもこの西里通りは宮古島で一番活気のある地区だと私は思っておりますので、ぜひこの辺スピード感を持って県とも調整して、早めの整備をしていただきたい。観光客にも優しい道路を造っていただきたいと思っております。  次に、梅雨前線の影響で5月の降水量は815ミリと、観測史上最多となっております。5月28日には猛烈な雨が雷を伴って宮古島を襲い、宮古島市の各地で道路が冠水し、車の立ち往生などの被害が出ました。特に通称城辺線狩俣砕石交差点からメイクマン宮古店までの道路は冠水により車が通れず途中で迂回するという本当にひどい状況であります。大型商業施設が隣接する重要な生活道路でありますので、早期の改善が必要と思いますが、当局のご見解をお伺いいたします。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議員ご指摘の箇所については、大雨の際に再三冠水が発生しまして、市としましても浸透ますを数度にわたって設置するなど、対応しているところでございますけれども、やはり記録的な大雨あるいは長雨などに対しましては、まだその冠水の解消をするというまでに至っておりませんので、今後とも対応に万全を期していきたいと思います。改善策としましては、また県道線からも流入してきている面もありますので、その件については沖縄県とも、県道の雨水対策については県とも調整していき、少しでも冠水について和らげられるよう対策を講じていきたいと思います。 ◆長崎富夫君   ぜひ改善をよろしくお願いしたいと思っております。  次の農業振興につきましては、さとうきび収穫管理支援事業については、同僚の山下誠議員に9月をめどにしっかりと制度設計をしていきたいという回答がございましたので、これは割愛させていただきたいと思います。  通告した質問は終わりですが、少しばかり私見を述べさせていただきたいと思っております。ようやく梅雨明けも間近と言われておりますが、これまでの長雨による農作物への被害や、ゲリラ的な集中豪雨、竜巻など、これからの市民生活への影響が懸念されます。近年にないこのような状況は、私が質問で申しましたように地球温暖化が影響しているのかもしれません。これから台風シーズンに入ります。災害への取組が最重要となります。  去る6月2日、自主防災組織移行団体に宮古島市から認定書が交付されたという新聞報道がありました。質問の中でも岩手県宮古市の角力浜地区の防災の取組も一応述べましたんですが、自分たちの地域は自分たちで守る、本当にすばらしい取組であります。本市では、防災組織の育成と指導を強化することを目的に、宮古島市自主防災組織育成指導要綱を定めているとしております。防災、減災の意識を高めるためにも、防災危機管理課が主導し、宮古島全域の自治会で組織づくりを進めていただくことを要望して、私の一般質問を終わります。大変ありがとうございました。 ○議長(上地廣敏君)   これで長崎富夫君の質問は終了いたしました。  お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(上地廣敏君)   ご異議なしと認めます。  よって、本日の会議はこれにて延会します。                                     (延会=午後3時28分)...