宮古島市議会 2021-03-25
03月25日-10号
令和 3年 3月 定例会(第2回) 令和3年第2回
宮古島市議会定例会(3月)議事日程第10号 令和3年3月25日(木)午前10時開議 日程第 1 議案第 23 号 宮古島市職員等
の旅費に関する条例
の一部改正について(
委員長報告) 〃 第 2 〃 第 24 号 宮古島市
総合型防災情報システム設置条例の制定について ( 〃 ) 〃 第 3 〃 第 25 号 宮古島市子ども・
子育て会議設置条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第 4 〃 第 26 号 宮古島市
国民健康保険税条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第 5 〃 第 27 号 宮古島市
勤労者体育センター条例の廃止について ( 〃 ) 〃 第 6 〃 第 28 号 宮古島市
スポーツ観光交流拠点施設設置及び
管理に関する条例
の一部改 正について ( 〃 ) 〃 第 7 〃 第 29 号 宮古島市
伊良部屋外運動施設の設置及び
管理に関する条例
の制定につい て ( 〃 ) 〃 第 8 〃 第 30 号 宮古島市
都市公園条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第 9 〃 第 31 号
宮古都市計画事業土地区画整理事業施行条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第10 〃 第 32 号 宮古島市景観条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第11 〃 第 33 号 宮古島市港湾施設
管理条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第12 〃 第 34 号
宮古島市立体育施設の設置及び
管理に関する条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第13 〃 第 35 号 宮古島市公民館設置及び
管理に関する条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第14 〃 第 36 号 宮古島市水道事業
の設置等に関する条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第15 〃 第 37 号 宮古島市
火災予防条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第16 〃 第 42 号 宮古島市長
の給料
の特例に関する条例
の制定について ( 〃 ) 〃 第17 〃 第 43 号 宮古島市
介護保険条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第18 〃 第 45 号 宮古島市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する 基準を定める条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第19 〃 第 46 号 宮古島市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営 並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的 な支援
の方法に関する基準を定める条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第20 〃 第 47 号 宮古島市
指定介護予防支援等の事業
の人員及び運営並びに
指定介護予防 支援等に係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準を定め る条例
の一部改正について (
委員長報告)日程第21 議案第 48 号 宮古島市
指定居宅介護支援等の事業
の人員及び運営に関する基準を定め る条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第22 〃 第 12 号 令和3年度宮古島市
一般会計予算 ( 〃 ) 〃 第23 〃 第 13 号 令和3年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第24 〃 第 14 号 令和3年度宮古島市
港湾事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第25 〃 第 15 号 令和3年度宮古島市
介護保険特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第26 〃 第 16 号 令和3年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第27 〃 第 17 号 令和3年度宮古島市
再生可能エネルギー運営事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第28 〃 第 18 号 令和3年度宮古島市
土地区画整理事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第29 〃 第 19 号 令和3年度宮古島市
水道事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第30 〃 第 20 号 令和3年度宮古島市
公共下水道事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第31 〃 第 21 号 令和3年度宮古島市
農業集落排水事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第32 〃 第 22 号 令和3年度宮古島市
漁業集落排水事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第33 〃 第153号
宮古島海宝館指定管理者
の指定について ( 〃 ) 〃 第34 〃 第 38 号 財産
の無償譲渡について ( 〃 ) 〃 第35 〃 第 39 号 市道路線
の認定について ( 〃 ) 〃 第36 〃 第 40 号
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)
上地中部地区の施行について ( 〃 ) 〃 第37 〃 第 41 号
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)上原北地区
の施行について ( 〃 ) 〃 第38 請願書第 1 号
運転代行支援について
の請願書 ( 〃 ) 〃 第39 陳情書第 1 号 腰原12号線整備要請書 ( 〃 ) 〃 第40 〃 第 3 号
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助 ・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書 ( 〃 ) 〃 第41 〃 第 4 号 安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の陳情 書 ( 〃 ) 〃 第42 〃 第 5 号
国民健康保険税(料)
の特例減免等の継続を求める陳情( 〃 ) 〃 第43 〃 第 2 号
後期高齢者医療制度窓口負担2割化
の中止を求める意見書提出に関する 陳情書 ( 〃 ) 〃 第44 諮問第 1 号 人権擁護
委員の推薦につき意見を求めることについて (市長提出) 〃 第45 同意案第 2 号
固定資産評価審査委員会
委員の選任について ( 〃 ) 〃 第46 〃 第 3 号
固定資産評価審査委員会
委員の選任について ( 〃 ) 〃 第47 〃 第 4 号
固定資産評価審査委員会
委員の選任について ( 〃 )日程第48 同意案第 5 号 副市長
の選任について (市長提出) 〃 第49 意見書案第 2 号 安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の意見 書 (文教社会
委員会提出) 〃 第50 〃 第 3 号
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
国民健康保険税(料)
の特例減免等 の継続を求める意見書 ( 〃 ) 〃 第51 発議第 1 号
宮古島市議会会議規則の一部改正について (議会運営
委員会提出) ◎会議に付した事件日程第 1 議案第 23 号 宮古島市職員等
の旅費に関する条例
の一部改正について(
委員長報告) 〃 第 2 〃 第 24 号 宮古島市
総合型防災情報システム設置条例の制定について ( 〃 ) 〃 第 3 〃 第 25 号 宮古島市子ども・
子育て会議設置条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第 4 〃 第 26 号 宮古島市
国民健康保険税条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第 5 〃 第 27 号 宮古島市
勤労者体育センター条例の廃止について ( 〃 ) 〃 第 6 〃 第 28 号 宮古島市
スポーツ観光交流拠点施設設置及び
管理に関する条例
の一部改 正について ( 〃 ) 〃 第 7 〃 第 29 号 宮古島市
伊良部屋外運動施設の設置及び
管理に関する条例
の制定につい て ( 〃 ) 〃 第 8 〃 第 30 号 宮古島市
都市公園条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第 9 〃 第 31 号
宮古都市計画事業土地区画整理事業施行条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第10 〃 第 32 号 宮古島市景観条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第11 〃 第 33 号 宮古島市港湾施設
管理条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第12 〃 第 34 号
宮古島市立体育施設の設置及び
管理に関する条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第13 〃 第 35 号 宮古島市公民館設置及び
管理に関する条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第14 〃 第 36 号 宮古島市水道事業
の設置等に関する条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第15 〃 第 37 号 宮古島市
火災予防条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第16 〃 第 42 号 宮古島市長
の給料
の特例に関する条例
の制定について ( 〃 ) 〃 第17 〃 第 43 号 宮古島市
介護保険条例の一部改正について ( 〃 ) 〃 第18 〃 第 45 号 宮古島市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する 基準を定める条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第19 〃 第 46 号 宮古島市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営 並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的 な支援
の方法に関する基準を定める条例
の一部改正について (
委員長報告)日程第20 議案第 47 号 宮古島市
指定介護予防支援等の事業
の人員及び運営並びに
指定介護予防 支援等に係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準を定め る条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第21 〃 第 48 号 宮古島市
指定居宅介護支援等の事業
の人員及び運営に関する基準を定め る条例
の一部改正について ( 〃 ) 〃 第22 〃 第 12 号 令和3年度宮古島市
一般会計予算 ( 〃 ) 〃 第23 〃 第 13 号 令和3年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第24 〃 第 14 号 令和3年度宮古島市
港湾事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第25 〃 第 15 号 令和3年度宮古島市
介護保険特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第26 〃 第 16 号 令和3年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第27 〃 第 17 号 令和3年度宮古島市
再生可能エネルギー運営事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第28 〃 第 18 号 令和3年度宮古島市
土地区画整理事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第29 〃 第 19 号 令和3年度宮古島市
水道事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第30 〃 第 20 号 令和3年度宮古島市
公共下水道事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第31 〃 第 21 号 令和3年度宮古島市
農業集落排水事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第32 〃 第 22 号 令和3年度宮古島市
漁業集落排水事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第33 〃 第153号
宮古島海宝館指定管理者
の指定について ( 〃 ) 〃 第34 〃 第 38 号 財産
の無償譲渡について ( 〃 ) 〃 第35 〃 第 39 号 市道路線
の認定について ( 〃 ) 〃 第36 〃 第 40 号
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)
上地中部地区の施行について ( 〃 ) 〃 第37 〃 第 41 号
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)上原北地区
の施行について ( 〃 ) 〃 第38 請願書第 1 号
運転代行支援について
の請願書 ( 〃 ) 〃 第39 陳情書第 1 号 腰原12号線整備要請書 ( 〃 ) 〃 第40 〃 第 3 号
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助 ・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書 ( 〃 ) 〃 第41 〃 第 4 号 安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の陳情 書 ( 〃 ) 〃 第42 〃 第 5 号
国民健康保険税(料)
の特例減免等の継続を求める陳情( 〃 ) 〃 第43 〃 第 2 号
後期高齢者医療制度窓口負担2割化
の中止を求める意見書提出に関する 陳情書 ( 〃 )日程第44 諮問第 1 号 人権擁護
委員の推薦につき意見を求めることについて (市長提出) 〃 第45 同意案第 2 号
固定資産評価審査委員会
委員の選任について ( 〃 ) 〃 第46 〃 第 3 号
固定資産評価審査委員会
委員の選任について ( 〃 ) 〃 第47 〃 第 4 号
固定資産評価審査委員会
委員の選任について ( 〃 ) 〃 第48 〃 第 5 号 副市長
の選任について ( 〃 ) 〃 第49 意見書案第 2 号 安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の意見 書 (文教社会
委員会提出) 〃 第50 〃 第 3 号
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
国民健康保険税(料)
の特例減免等 の継続を求める意見書 ( 〃 ) 〃 第51 発議第 1 号
宮古島市議会会議規則の一部改正について (議会運営
委員会提出)追加日程第1 意見書案第 4 号
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助 ・救急搬送に対応する
救難ヘリ配備要望に関する意見書 (総務財政
委員会提出) 令和3年第2回
宮古島市議会定例会(3月)会議録 令和3年3月25日(木) (開議=午後1時30分) ◎出席議員(24名) (閉会=午後5時15分)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議 長(10番) 山 里 雅 彦 君 議 員(13番) 前 里 光 健 君 ┃┃ 副 議 長(12〃) 高 吉 幸 光 〃 〃 (14〃) 下 地 信 広
〃 ┃┃ 議 員(1 〃) 下 地 茜 〃 〃 (15〃) 砂 川 辰
夫 〃 ┃┃ 〃 (2 〃) 仲 里 タカ子 〃 〃 (16〃) 我如古 三 雄
〃 ┃┃ 〃 (3 〃) 島 尻 誠 〃 〃 (17〃) 下 地 勇
徳 〃 ┃┃ 〃 (4 〃) 友 利 光 徳 〃 〃 (18〃) 粟 国 恒 広
〃 ┃┃ 〃 (5 〃) 狩 俣 勝 紀 〃 〃 (19〃) 上 地 廣 敏
〃 ┃┃ 〃 (6 〃) 新 里 匠 〃 〃 (20〃) 平 良 敏
夫 〃 ┃┃ 〃 (7 〃) 平 百合香 〃 〃 (21〃) 佐久本 洋
介 〃 ┃┃ 〃 (8 〃) 平 良 和 彦 〃 〃 (22〃) 棚 原 芳
樹 〃 ┃┃ 〃 (9 〃) 上 里 樹 〃 〃 (23〃) 濱 元 雅 浩
〃 ┃┃ 〃 (11〃) 狩 俣 政 作 〃 〃 (24〃) 眞榮城 徳
彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明
員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市 長
│ 座喜味 一 幸 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 友 利 克 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 上 地 成
人 〃┃┃ 総 務 部 長 │ 宮 国 高
宣 〃 │ 消 防 長 │ 来 間 克 〃┃┃ 福 祉 部 長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 宮 国 泰
誠 〃┃┃ │ │ 兼 総 務 課 長
│ ┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 垣 花 和
彦 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 上 地 俊 暢 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 楚 南 幸
哉 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 砂 川
朗 〃┃┃ │ │ 兼 財 政 課 長 │ ┃┃ 振 興 開 発 │ 下 地 秀
樹 〃 │ 教 育 長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ プ ロ ジェクト局長 │ │ │ ┃┃ 建 設 部 長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 教 育 部 長 │ 上 地 昭
人 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 松 原 清 光 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 下 地 明 〃┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者 事 務 局 長 友 利 毅 彦 君 次 長 補 佐 砂 川 晃 徳 君 次 長 与那覇 弘 樹 〃 議 事 係 長 川 満 里 美 〃
○議長(山里雅彦君) これより本日
の会議を開きます。 (開議=午後1時30分) 本日
の出席議員は24名で、全員出席であります。 本日
の日程は、お手元にお配りした議事日程第10号
のとおりであります。 この際、日程第1、議案第23号から日程第42、陳情書第5号まで
の計42件を一括議題とし、各所管
委員長から審査結果報告を求めます。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君)
委員会審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。総務財政
委員会
委員長、上地廣敏。 本
委員会は、付託された事件を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第109条
の規定により報告します。 議案第153号、
宮古島海宝館指定管理者
の指定について、原案可決。 議案第17号、令和3年度宮古島市
再生可能エネルギー運営事業特別会計予算、原案可決。 議案第23号、宮古島市職員等
の旅費に関する条例
の一部改正について、原案可決。 議案第24号、宮古島市
総合型防災情報システム設置条例の制定について、原案可決。 議案第27号、宮古島市
勤労者体育センター条例の廃止について、原案可決。 議案第28号、宮古島市
スポーツ観光交流拠点施設設置及び
管理に関する条例
の一部改正について、原案可決。 議案第37号、宮古島市
火災予防条例の一部改正について、原案可決。 議案第38号、財産
の無償譲渡について、原案可決。 議案第42号、宮古島市長
の給料
の特例に関する条例
の制定について、否決。 議案第153号、令和2年第7回
宮古島市議会定例会(12月)から
の継続審査事件。 議案第42号については、「感染拡大
の時期は市長就任前
の出来事で、全国的にもこのような事例は存在しないこと、また就任前
の出来事を遡って責任を取ることには法的根拠もない」、「経済的な影響を受け困窮する市民
の声を耳にし、自らを律すべきということを市民に示すことが大事、給料を減額する
のはパフォーマンス的」と
の反対意見と、「コロナ禍で市長自身
の思いで給料減額案を提案、市長自ら判断し市民に理解してもらいたいという思い、模範を見せるそれが市政を引っ張っていくリーダーだと思う」、「市民に寄り添った政治をしたいと
の思い、コロナ
の緊急対応を市独自で打ち出していて両方ともやろうという姿勢が見られる」と
の賛成意見があった。採決
の結果、賛成少数で否決された。 請願・陳情書審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。総務財政
委員会
委員長、上地廣敏。 本
委員会は、付託された請願・陳情書を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第142条
の規定により報告します。 請願書第1号、
運転代行支援について
の請願書、採択すべきもの。 陳情書第3号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書、採択すべきもの。 採択
の理由。請願書第1号については、請願書
の趣旨を了とし、全員異議なく採択すべきものと決した。 陳情書第3号については、「緊急
の治療と高度な医療は、沖縄県と県立宮古病院、自衛隊とは輸送体制はきちんと連携ができている、飛行に耐えられる方しかヘリには乗れない、緊急な対応が必要な方は基本的には宮古病院で対応する」と
の反対意見と「沖縄本島まで
の患者輸送に当たる時間
の短縮ができ、救難ヘリ
の配備は離島ではぜひ必要不可欠である」、「陸自、空自も含めて緊急搬送は9,000回を数え感謝状も贈られている、この陳情書は離島医療に関してしっかり取り組んでくれということなので、離島住民にとっては非常にありがたい」と
の賛成意見があった。採決
の結果、賛成多数で採択すべきものと決した。
◎文教社会
委員会
委員長(下地信広君)
委員会審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。文教社会
委員会
委員長、下地信広。 本
委員会は、付託された事件を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第109条
の規定により報告します。 議案第13号、令和3年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計予算、原案可決。 議案第15号、令和3年度宮古島市
介護保険特別会計予算、原案可決。 議案第16号、令和3年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計予算、原案可決。 議案第25号、宮古島市子ども・
子育て会議設置条例の一部改正について、原案可決。 議案第26号、宮古島市
国民健康保険税条例の一部改正について、原案可決。 議案第34号、
宮古島市立体育施設の設置及び
管理に関する条例
の一部改正について、原案可決。 議案第35号、宮古島市公民館設置及び
管理に関する条例
の一部改正について、原案可決。 議案第43号、宮古島市
介護保険条例の一部改正について、原案可決。 議案第45号、宮古島市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正について、原案可決。 議案第46号、宮古島市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準を定める条例
の一部改正について、原案可決。 議案第47号、宮古島市
指定介護予防支援等の事業
の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準を定める条例
の一部改正について、原案可決。 議案第48号、宮古島市
指定居宅介護支援等の事業
の人員及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正について、原案可決。 陳情書審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。文教社会
委員会
委員長、下地信広。 本
委員会は、付託された陳情書を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第142条
の規定により報告します。 陳情書第4号、安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の陳情書、一部採択すべきもの。 陳情書第5号、
国民健康保険税(料)
の特例減免等の継続を求める陳情、採択すべきもの。 採択
の理由。陳情書第5号については、陳情書
の趣旨を了とし、全員異議なく採択すべきものと決した。 一部採択
の理由。陳情書第4号については、陳情項目として5つある項目
のうち、「社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。」と
の陳情項目については、「内容が漠然としており不明確である」、「感染症に関する陳情書において、それに触れていない」、「具体的な中身を示さなくても社会保障に関わる国民負担
の軽減は全て
の国民が求めていることであり、コロナ禍で緊急にすべきことは国
のほうで考えればよい」、「陳情趣旨に『社会保障費
の抑制策や、公衆衛生施策
の縮減』とあり、それを踏まえて
のものと考える」という意見があり、採決
の結果、全員異議なく同陳情項目を除く部分は採択となり、一部採択すべきものと決した。 閉会中、継続審査
の申し出について。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。文教社会
委員会
委員長、下地信広。 本
委員会は、下記
の事件について、閉会中もなお審査を要するものと決定したので、会議規則第110条
の規定により申し出ます。 陳情書第2号、
後期高齢者医療制度窓口負担2割化
の中止を求める意見書提出に関する陳情書。 理由。陳情書第2号については、閉会中も慎重審査を要する。
◎経済工務
委員会
委員長(我如古三雄君)
委員会審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。経済工務
委員会
委員長、我如古三雄。 本
委員会は、付託された事件を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第109条
の規定により報告します。 議案第14号、令和3年度宮古島市
港湾事業特別会計予算、原案可決。 議案第18号、令和3年度宮古島市
土地区画整理事業特別会計予算、原案可決。 議案第19号、令和3年度宮古島市
水道事業会計予算、原案可決。 議案第20号、令和3年度宮古島市
公共下水道事業会計予算、原案可決。 議案第21号、令和3年度宮古島市
農業集落排水事業会計予算、原案可決。 議案第22号、令和3年度宮古島市
漁業集落排水事業会計予算、原案可決。 議案第29号、宮古島市
伊良部屋外運動施設の設置及び
管理に関する条例
の制定について、原案可決。 議案第30号、宮古島市
都市公園条例の一部改正について、原案可決。 議案第31号、
宮古都市計画事業土地区画整理事業施行条例の一部改正について、原案可決。 議案第32号、宮古島市景観条例
の一部改正について、原案可決。 議案第33号、宮古島市港湾施設
管理条例
の一部改正について、原案可決。 議案第36号、宮古島市水道事業
の設置等に関する条例
の一部改正について、原案可決。 議案第39号、市道路線
の認定について、原案可決。 議案第40号、
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)
上地中部地区の施行について、原案可決。 議案第41号、
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)上原北地区
の施行について、原案可決。 陳情書審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。経済工務
委員会
委員長、我如古三雄。 本
委員会は、付託された陳情書を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第142条
の規定により報告します。 陳情書第1号、腰原12号線整備要請書、採択すべきもの。 採択
の理由。陳情書第1号については、陳情書
の趣旨を了とし、全員異議なく採択すべきものと決した。
◎予算決算
委員会
委員長(上地廣敏君)
委員会審査結果報告書。 宮古島市議会議長、山里雅彦殿。予算決算
委員会
委員長、上地廣敏。 本
委員会は、付託された事件を審査
の結果、下記
のとおり決定したので、会議規則第109条
の規定により報告します。 議案第12号、令和3年度宮古島市
一般会計予算、原案可決。
○議長(山里雅彦君) これで
委員長報告は終わりました。 なお、予算決算
委員長から報告
のあった議案第12号、令和3年度宮古島市
一般会計予算については、眞榮城徳彦君外3名
の連名により修正案が提出されております。 この際、議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算に対する修正案について、提案者から提案理由
の説明を求めます。
◆眞榮城徳彦君 それでは、議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算の修正案を提出を行います。 上記
の修正案を別紙
のとおり、地方自治法第115条
の3及び会議規則第17条
の規定により提出します。令和3年3月25日、宮古島市議会議長、山里雅彦殿。提出者議員、眞榮城徳彦、砂川辰夫、粟国恒広、濱元雅浩。 次に、説明を申し上げます。 議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算に対する修正案。 議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算を次
のとおり修正する。 第1条「378億9,400万円」を「377億4,100万円」に改める。 第1表、歳入歳出予算中、次
のとおり改める。20款繰入金、「24億3,866万2,000円」を「22億8,566万2,000円」とする。歳入合計を「377億4,100万円」とする。 次に、歳出。第6款農林水産業費「42億8,332万7,000円」を「41億3,032万7,000円」に改める。 1、1項農業費「38億2,261万5,000円」を「36億6,961万5,000円」に改める。歳出合計「378億9,400万円」を「377億4,100万円」とする。 修正
の理由を申し上げます。この修正は、さとうきび収穫
管理支援事業1億5,300万円を減額したいと
の案であります。歳入歳出総額を378億9,400万円を377億4,100万円に減額するものであります。歳入は、20款繰入金
の基金繰入金
のうち、合併振興基金繰入金を1億5,300万円減額するものとします。歳出は、第6款農林水産業費、1項農業費
のうち、3目農業振興費、18節
のさとうきび収穫
管理支援事業1億5,300万円を減額したいと
の案であります。
○議長(山里雅彦君) これで提案理由
の説明は終わりました。 これより
委員長報告及び議案第12号
の修正案に対する質疑に入りますが、議会運営に関する申合せ事項により、3月定例会及び9月定例会
の最終本会議における予算決算
委員会
委員長報告に対する質疑は行わないこととなっておりますので、ご了承願います。 それでは、質疑あれば発言を許します。
◆友利光徳君 修正案に対し、反対
の立場で…… (「質疑、質疑」
の声あり)
◆友利光徳君 質疑で。質疑を申し上げます。農業は、島と人々を守るとよく言われます。生産意識向上、農業振興は、一体性を保ちます。今、宮古島
の農業という
のは、高齢化、若年層
の農業離れにより、農業人口が減少しております。生産量
の減に直面します。支援事業という
のは生産意識に結びつき、両製糖工場
の安定経営にも直接影響があると思います。したがいまして、これは公約実現になりますので、修正案に反対します。 (「質疑、質疑」
の声あり)
◆友利光徳君 質疑します。
○議長(山里雅彦君) 友利光徳君、今回は
委員長に対する質疑でありますので、今
のご意見は討論
のほうになっておりますので、ご了承願います。
◆島尻誠君 議案第12号ですね。これ提案者は連名で4名になっています。どなたが、眞榮城徳彦議員お答えになりますか。 それでは、まずですね、この修正案を上げた理由をお聞かせください。
◆眞榮城徳彦君 なぜこの修正案を出したか。そもそもですね、市長
の考えである農業に対する考え方なんですけども、まずサトウキビは宮古島
の基幹作物であることはみんな十分承知しております。1億5,300万円
の歳出
の中身なんですけれども、単なる市長
のパフォーマンス、あるいは政策としては、何とも情けない理由でもって、この1億5,300万円は計上したと我々野党議員ほとんど
の人は思っています。持続可能社会、あるいは中長期的な農業
の生産額を目指すんであれば、あるいは所得アップを目指すんであれば、こういう小手先
のですね、政策じゃなくて、ほか
の同僚議員が鋭く指摘しましたように、もっと持続的な地力アップとかですね、本当
の意味で
の費用対効果、これを考えたときにですね、これじゃ何とも心もとない。農業
のプロと自負している座喜味一幸市長に関してはですね、この政策はあまりにも貧弱過ぎる。もっと腰
の据わった農業政策をするべきじゃないか。一時的な農家に対する、サトウキビ生産農家に対してだけ
の500円という
のは、全く
のパフォーマンスであり、ばらまきであると強く批判を込めて、この修正案を提出いたしました。
◆島尻誠君 今
の説明聞いていますと、パフォーマンスという言葉が出ました。1月17日に市長は当選しました。政策である公約
の実現、このサトウキビ
の支援事業500円
の農家
の支援、今ですね、令和2年度末
のサトウキビ生産農家、6,475戸、世帯ですね、いらっしゃいます。要するに単純計算でこの人たち
の家族、平均で3を掛けますと、約2万人に達します。市長は、この公約、第一次産業
の軸とした政策を立てて当選しました。これは事実です。この約2万人
の支援
のために、人口5万4,000人、3分の2に近いですよ。これは、島民にとってばらまきでも何でもなく、当然
の支援
の在り方だと思います。 (何事か声あり)
◆島尻誠君 いやいや、それは違います。だから、結果が出たんですよね。要するに6,475世帯……
○議長(山里雅彦君) 簡潔にお願いします。
◆島尻誠君 掛ける3
の2万人
の方
の支援と我々は捉えております。その方に対して、どういうふうな見解を持ちますか。
◆眞榮城徳彦君 島尻誠議員ね、
選挙はですね、いろんな方がいろんな思惑で投票します。もちろん座喜味一幸新市長を支持した方々、農家
の方々も大変多かったと聞いております。しかしですよ、政治という
のは、あるいは我々議会
の責任という
のは、こういった形
のばらまきを本当にやっていい
のかどうか、私はばらまきと思っているんですよ。ですから、これはもっと考えていただいて、農家
の方々が最終的には本当にこの政策をよかったと思われるような政策を立てて、しっかりと出してきてもらいたい、座喜味一幸市長には。私たち、この議会でも皆さんが言っているように、本当にこの1億5,300万円
の中身ですね、あまりにも貧弱過ぎるじゃないかと指摘をしていますよ。それは、私も聞いていて当然だと思っております。ですから、怒りを込めてですね、こういった無策、農業政策に対する、この無策的な提案に対してはですね、これからも私たちは費用対効果を考えて、本当
の意味で
の農家
の方々
の幸せに結びつくようなですね、あるいは充実した生活に結びつくような提案を出してきてもらいたいという思いでこの修正案を出しました。
◆島尻誠君 眞榮城徳彦君議員、私が聞いた
のは、6,475世帯
の平均
の家族構成があって、約2万人弱
のこの支援を受ける方たちがいるということをどういうふうに思っているかと聞いているんですよ。いいでしょう。 この政策は、市長が掲げた公約
の一つ、それで市民が選んだんですよ。これは事実です、皆さんも。だから、ばらまきという
のはそれぞれ見解があります。皆さん
の見解です。市民はどう思っているか分かりません。これが、市長
のこれから
の政策、1年もしくは2年、3年、4年、効果が出るかもしれませんよ、もっと増えるかもしれません。それは、ばらまきとも何とも言えません。 (何事か声あり)
◆島尻誠君 議長、静めてください。制してください。
○議長(山里雅彦君) 静粛にお願いします。
◆島尻誠君 それは違います。はっきり言います。今、去年から、堆肥
の、皆さんも
委員会等で、要するに資力増強、話をしています。昨年からですよ、この肥料
の堆肥が出た
のは。以前からあるべきじゃないですか、それでしたら。違いますか。去年からですよ、この堆肥が……
○議長(山里雅彦君) 島尻誠君、質疑をしてください。
◆島尻誠君 1,200万円。去年からしか出ていませんよ。市長が替わって、じゃこれやりなさい。とんでもないですよ。そんな
のは違います。私は、この提案を、やはりこの2万人
の農家
の皆さんが待っている、これは事実です。先ほど眞榮城徳彦議員に尋ねた、2万人
の方がいる、そのことに関して
の見解をお願いします。
◆眞榮城徳彦君 島尻誠議員は2万人と強調しておりますけれども、確かにこういう農家
の方々いらっしゃるでしょう。このお金を待っている農家
の方も確かにいるとは思います。我々議会とか議員とか政治家がやるべきことは、本当
の意味で
の血
の通った政策、あるいは有効的な政策、こういったものを我々はもっと見据えていかなければならないと思っているんです。ですから、堆肥
の問題にしても、確かにやらなければならない。市長が替わったからやるんですかという批判じゃなくて、市長が替われば政策そのものも変わっていくと、私はそういうふうに思っているんですよ。だから、一々議会でもって市長
の政策をチェックしているんです。チェックした結果、この費用は何
の費用対効果も生み出さないと。私は、宮古島
の農業にとって、これが本当に血
の通った政策だとは思っていません。ですから、いろんなことを考えたときにですね、座喜味一幸市長が農業
のプロとおっしゃるんだったら、本当にいい案を農家
の方々にとって、全て農家
の方々にとっていい政策をもっともっと出してくるべきだと私は思っているんですよ。こんな小手先
のお金でもって、農家
の方々が本当に納得する
のか、私は全然そうは思っていません。だから、こういったお金
の使い方を一つ
の例として今是正しておけば、これから農業政策
のことにも私はいい方向につながっていくんじゃないかと思って、これからもこういった小手先
の政策が出てきたときには、私ども議会は許しませんよという態度をですね、一貫して持っていたいと思っています。
○議長(山里雅彦君) ほかに質疑はありませんか。
◆仲里タカ子君 眞榮城徳彦議員
のすばらしい、議会は許しませんよという叫びを聞いて、さらに質疑いたします。 実は私はですね、この議会に当選して以来、農家
の方にお願いされていたことがあります。機械化でハーベスターによる刈取りがもう90%を超えているんですよね。確かに刈取りは楽になっていいけれども、手取り額が全くない。あのハーベスター料金何とかしてくれと、ずっとずっとお願いをされてきました。そして、この質問をずっとし続けてきた
のは、この提出者
の一人である粟国恒広議員です。私は、毎回議会が終わるたびに、粟国恒広議員も質問していたんだけどね、なかなか予算がつけられないから、実現できないんだよということを言ってきました。ハーベスター料金を500円でいいから値下げしてほしいという
のが農家
の真実
の声だと私は思っています。
○議長(山里雅彦君) 仲里タカ子君、今はハーベスター料金について議論ではありませんので、500円
のトン当たり1億5,300万に対する……
◆仲里タカ子君 議長、今から質問するので。議長答えなくていいですよ。
○議長(山里雅彦君) 的確にお願いします。
◆仲里タカ子君 いやいや。そのハーベスターに見合う500円を農家に支援をして元気を出したいという
のがこの議案だと思って、私は大歓迎をしていたところでしたから、このことに関して、ではハーベスター料金
の値下げに見合う500円をですね、これを農家
の人たちに出して全農家に元気を出してもらいたい、このことに関して、この提出した皆さんがどういうご見解をお持ちか、お伺いしたいと思います。
○議長(山里雅彦君) 今回
の件は、ハーベスター料金に特化した提案ではありませんので。これ違いますよ、趣旨が。そういう誤解を招くような発言すると、ハーベスター料金を引き下げるというためにこれをしたということにつながるんですよ。誤解を招くような発言駄目ですよ。市長は一言もハーベスター料金に特化して、それがあるからやるとは言っていないんですよ、市長
の提案理由に関しては。ですから、今
の質疑は、眞榮城徳彦議員に何を聞くんですか。 休憩します。 (休憩=午後2時11分) 再開します。 (再開=午後2時15分)
◆眞榮城徳彦君 仲里タカ子議員
の質問
の趣旨は分かりますよ。けれどもね、ハーベスター云々
のような論理
のすり替えはやめてもらえますか。これは、サトウキビ
の生産農家に支出するお金ですからね。これを農家
の皆さんが喜んで、そして座喜味一幸市長
の政策はすばらしいと評価する人がいるかとも思います。また、この500円をですね、有効に活用して、じゃせっかく500円いただいたんだから、これは私としてはハーベスター
のあれに回そうかなと、これはね、それぞれ
の事情であって、議会
の論議という
のは、1つ
の政策、1つ
の予算に対してですね、論じる以外にないんですよ。ですから、あなた
の今おっしゃっているような論理
のすり替えは、私は全く
のナンセンスだと思います。
◆仲里タカ子君 今2回目ですよね。ハーベスターで随分大騒ぎになりましたけれども、私が言いたかった
のはですね、農家
の手取り額が機械化によってかなり減少していて、元気をなくしているから、これに関して、ハーベスター料金に見合う、値下げしてほしいという農家
の願いに見合うものだということを言いたかったということです。 続いてですね、続いて総務財政
委員長にお伺いします。議案第40号、陳情書第3号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書についてお伺いします。この陳情については要望先が、宛先がありませんが、どこ宛てに出されるかという、そういう質疑、討論はありましたか。 そして、これ
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書となっておりますけれども、別紙要望書案によると、航空自衛隊救難隊宮古分遣隊(仮称)を新設していただきたいとあります。この航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)は、新たな自衛隊基地
の誘致ではないかというような討議はありましたかということをお伺いします。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 陳情書第3号について
の質問だと思いますが、仲里タカ子議員が話しているような質疑はありませんでした。
◆仲里タカ子君 議案第40号、陳情書第3号について、重ねてお伺いいたします。これ最近
の新聞報道によりますと、米軍や自衛隊、海上保安庁など
の施設敷地
の周囲1キロと国境離島などに個別に注視区域を指定、所有者や個人情報や利用実態を政府が調査し、必要に応じて所有者に報告を求めたり利用中止を命令できる、司令部機能がある基地や重要性
の高い国境離島は特別注視区域とし、土地
の売買時には双方に個人情報や利用目的など事前届出を義務づける、利用中止命令に応じなければ2年以下懲役または200万円以下
の罰金を処するとするという法案が今国会に提出
の見込みです。宮古島は、今、新たな基地
の配備が千代田、そして保良弾薬庫、それから海上保安庁も強化されております。新たにこの航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)、これがもし配備されることになると、宮古島
の人たちは大変窮屈な思いするんじゃないかというふうな懸念がありますが、これについて
の討議ありましたかということをお伺いします。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 仲里タカ子議員にお答えをいたしますけれども、仲里タカ子議員が言っている議案第40号はですよ、
市営土地改良事業、
上地中部地区の施行について
の議案ですよ。何を見て。 (議員
の声あり)
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 議案第40号は、ですから
市営土地改良事業の上地中部地区の施行について
の議案ですよ。
○議長(山里雅彦君) もう3回になりましたので、申し訳ないが。ほかに質疑はありませんか。
◆上里樹君 ただいま
の修正案、議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算に対する修正案ですけども、これが全く
のその市長が目指す農家支援に該当しないという根拠は何でしょうか。
◆眞榮城徳彦君 要するに上里樹議員、市長
の目指す政策に該当しないという我々
の判断
の根拠を聞きたいわけですか。がっかりしていますよ。座喜味一幸市長がですね、3期12年間
の県議生活、あるいはその前
の土地改良区
の事務局長、こういった実績がある人がですよ、こんな安直なですね、これ
選挙公約か政策か分からないですけど、こういうことを出してくる。私は、政治家として
のセンスを疑いますよ。この500円
の意味をどのように捉えるかと。私たち野党議員
の総意としてですね、こんなみっともない政策を議会で通すわけにはいかないと、強い決意でもってこの修正案を出しております。 じゃ、上里樹議員に、これはここでお聞きするわけにいかないんですけども、あなたが言う座喜味一幸市長
の農業政策、あるいはその他政策、最大限に評価しているということなんですか。上里樹議員ともあろうものが、こんな500円
のばらまき政策をですね…… (議員
の声あり)
○議長(山里雅彦君) 眞榮城徳彦議員……
◆眞榮城徳彦君 私は、おかしいと思いますよ。
◆上里樹君 私
の質疑に対して、安直、意味がない、みっともない、おかしい。私は根拠を聞いているんです。お答えください。 それから、陳情書第3号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書ですけども、これが陳情書
の中に説明
の中にありますけども、航空自衛隊
の訓練場、北西約1キロ、130掛ける100、市より訓練場として借用、臨時駐機場案という
のがありますけども、これは具体的に場所はどこな
のか、議論はありましたか。 それから、自衛隊
の新たな組織
の配備も要求されていますけども、その具体的な
委員会で
の議論はなされたんでしょうか。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 陳情書第3号について、訓練
の場所とかですね、もう一つ
のお尋ねについては、特に
委員会では議論は出ておりません。
◆眞榮城徳彦君 市長
の政策として評価できないということなんですよ、根拠は。これは本当に農家
の皆様方に諸手を挙げて喜ばれて、受け入れられる政策な
のかと。私たちは、野党議員
の総意として、そうじゃないと。本当に手をつけるべきものはほかにもたくさんある。単なる500円
の支出、1人当たり500円
の支出だったらばらまきにしかすぎないと。そこにはね、このサトウキビ生産農家はどうするとか、宮古島
の農業をどうするとか、座喜味一幸市長
のポリシーが全く感じられないから、こんな安易な政策では困るということを言って我々は提出しているんです。ぜひご理解いただきたいと思います。
◆上里樹君 この宮古島における宮古島徳洲会病院や沖縄県立宮古病院
の医療体制、それから機能について、設備が不十分だと。それで、将来これを整備する見込みも見込めないようなことを陳情者は書いていますけど、それに対する議論はありませんでしたか。 さき
の修正案についてですけども、全くこの中身がないということでおっしゃっているんですけども、座喜味一幸市長は
選挙期間中その説明はきちんとやってきていますし、それが支持されて、公約が支持されて、市民
の支持を得たわけです。だから、それが全く無駄だ、パフォーマンスだ、そう言っている意味が分からないんです。だから、もう一度根拠をきちんと示してください。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) まず、宮古島徳洲会病院、あるいは沖縄県立宮古病院
の設備、医療体制が十分でないというふうな議論については出ておりません。
◆眞榮城徳彦君 座喜味一幸市長
の公約
の一つだということは私も承知をしております。確かに座喜味一幸市長が当選なさった要因
の一つだとは思っております。ただ、その公約とか政策を評価するとか評価しないとかいう
のは、これは個人
の見解であって、我々としては全くこの公約を評価しないという、そういった意味です。ですから、修正案を出しております。農家
の方々がおおむね賛成しているというんでしたら、それでもいいでしょう。しかし、我々議会人としては、この政策を検証する、そして評価するしない
の結論を出す義務があると私は思っています。ですから、これを残念ながら今回は、この座喜味一幸市長
の政策には、いろんな角度から検討した結果、評価できない、これは一旦修正案を出して削除すべきだというふうな結論に至りました。これが根拠と言えるかどうか分かりませんけども、納得していただきたいと思っております。
○議長(山里雅彦君) ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 まず、日程第1、議案第23号、宮古島市職員等
の旅費に関する条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第23号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第23号は可決されました。 次に、日程第2、議案第24号、宮古島市
総合型防災情報システム設置条例の制定についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第24号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第24号は可決されました。 次に、日程第3、議案第25号、宮古島市子ども・
子育て会議設置条例の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号は可決されました。 次に、日程第4、議案第26号、宮古島市
国民健康保険税条例の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第26号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号は可決されました。 次に、日程第5、議案第27号、宮古島市
勤労者体育センター条例の廃止についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第27号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第27号は可決されました。 次に、日程第6、議案第28号、宮古島市
スポーツ観光交流拠点施設設置及び
管理に関する条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第28号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第28号は可決されました。 次に、日程第7、議案第29号、宮古島市
伊良部屋外運動施設の設置及び
管理に関する条例
の制定についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第29号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第29号は可決されました。 次に、日程第8、議案第30号、宮古島市
都市公園条例の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第30号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第30号は可決されました。 次に、日程第9、議案第31号、
宮古都市計画事業土地区画整理事業施行条例の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第31号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第31号は可決されました。 次に、日程第10、議案第32号、宮古島市景観条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第32号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第32号は可決されました。 次に、日程第11、議案第33号、宮古島市港湾施設
管理条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第33号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第33号は可決されました。 次に、日程第12、議案第34号、
宮古島市立体育施設の設置及び
管理に関する条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第34号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第34号は可決されました。 次に、日程第13、議案第35号、宮古島市公民館設置及び
管理に関する条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第35号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号は可決されました。 次に、日程第14、議案第36号、宮古島市水道事業
の設置等に関する条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第36号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第36号は可決されました。 次に、日程第15、議案第37号、宮古島市
火災予防条例の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第37号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第37号は可決されました。 次に、日程第16、議案第42号、宮古島市長
の給料
の特例に関する条例
の制定についてに対する討論
の発言を許します。
◆前里光健君 議案第42号、宮古島市長
の給料
の特例に関する条例
の制定について、反対
の立場で討論いたします。 提案理由、読み上げます。「新型コロナウイルス感染症拡大
の中で
の不適切な行為に対する市長として
の責任を果たすとともに、経済的な影響を受け困窮する市民
の声を耳にし、自らを律すべく条例を制定する必要があるため、本案を提出します」と
の提案理由であります。文
の中で「新型コロナウイルス感染症拡大
の中」とは、質疑
の中で「
選挙期間中」と市長は答弁しております。
選挙期間中とは、今年
の1月10日から1月17日までとなっております。ということは、市長就任前
の事件であります。責任
の問えない市長就任前
の出来事を市長就任後に解決しようとする、全国的に前例
のない条例であります。そして、法的な根拠もありません。さらに言えば、コロナウイルス感染症
の感染者が、本市においても市長就任後に急増いたしました。そして、マスクなしで
の選挙活動及び打ち上げ
の飲み会が感染症拡大につながったと医療関係者から指摘を受けたと
のことでした。 しかし、その中で私が強く伝えたいことは、誰一人としてコロナウイルス感染症に感染したいとも、感染させたいとも考える人はおりません。その上で、今回
の条例において、提案理由
の中に「市長として
の責任を果たす」とあります。ということは、感染者には責任があると言うに等しい内容であります。感染者
の方々に責任などはありませんし、責任などあってはならない。責任を市長が代わりに取る、果たすことなどあり得ない。よって、認めるわけにはいきません。強く反対いたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆仲里タカ子君 それでは、この議案第42号、宮古島市長
の給料
の特例に関する条例
の制定について、賛成
の立場から討論させていただきます。 この給与削減案は、市長就任前
の責任を解決しようというよりも、就任直後にコロナ感染者が拡大したことを受けて、新任
の市長として市民に寄り添う姿勢を、その覚悟を示すため
の提案と考えます。コロナ禍で市長が感染対策を目的に給与をカットした事例は、静岡県内で富士宮市、伊東市、御殿場市など、そして泉大津市
のほうもありますね。事例が報道されています。この件に関して、静岡大学
の日詰一幸教授がこう述べています。給与削減は、財源確保として
の効果は限定的だが、政治家が地域に寄り添う象徴的な意味が一定程度ある。その上で、身を粉にして働き、厳しい状況を打開して成果を示すことが最も重要である。このコメントは、この間
の市長
の質疑に対する答弁
のまさにそのとおりであると考えます。多く
の市民から市長
の姿勢を評価する声も上がっており、市長として
の覚悟を示すものと受け止め、共にこのコロナ禍を一丸となって乗り切ることが大切と考えて、この提案に賛成いたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第42号を採決します。 本案に対する
委員長報告は否決でありますので、会議規則第69条
の賛成者先諮
の原則に基づき、本案は挙手により採決いたします。なお、挙手
のない者は否とみなします。 議案第42号は原案
のとおり可決することに賛成
の諸君
の挙手を求めます。 (挙手少数)
○議長(山里雅彦君) 挙手少数であります。 よって、議案第42号は否決されました。 次に、日程第17、議案第43号、宮古島市
介護保険条例の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第43号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号は可決されました。 次に、日程第18、議案第45号、宮古島市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第45号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第45号は可決されました。 次に、日程第19、議案第46号、宮古島市
指定地域密着型介護予防サービスの事業
の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準を定める条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第46号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号は可決されました。 次に、日程第20、議案第47号、宮古島市
指定介護予防支援等の事業
の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防
のため
の効果的な支援
の方法に関する基準を定める条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第47号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号は可決されました。 次に、日程第21、議案第48号、宮古島市
指定居宅介護支援等の事業
の人員及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第48号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第48号は可決されました。 次に、日程第22、議案第12号、令和3年度宮古島市
一般会計予算及び修正案に対する討論
の発言を許します。
◆砂川辰夫君 この
一般会計予算についてですが、修正案に賛成ということでやりますが、サトウキビ
の農家へ
の支援、それから助成金に反対しているというわけではないです。農家
の皆さんに手厚い助成、生産者
の所得
の向上につながるような、最小で最大
の効果を生むため
の予算
の使い方、つまり費用対効果を考えて
の生産者に対する最大限
の効果をもたらす生産率
の向上、所得向上を目指す予算
の使い方が望ましいというふうなことであります。 私が思うに、この予算については、先日多く
の議員からもご指摘がありました。例えば土つくり、それから地力
の回復
のため
の堆肥へ
の補助増額など、サトウキビ生産農家にとって予算拡大は農家
の生産増加につながり、所得収益
の向上が見込まれるものであれば、生産意欲が向上するため
の予算計上はやぶさかではないということを私はずっと思っております。 今後について
の農業振興会
の会長は、市長が就任されて、会長は市長であります。その中で、農家
の声やサトウキビ生産技術
委員会という
のがありますので、これら等
の意見を聞きながら、この使い方
の意見を聞かれて、もう一度提案していただきたい、そういうふうに私は思っております。根切りプラウというふうな機械等もございます。それは、株出し等
の機械でありますけれども、そういうもの等
の機械などに使ったらどうかと、1億5,300万円、私はそういうふうに思います。ただ、先ほど眞榮城徳彦議員が話したとおり、ばらまきみたいなそういう使い方じゃなくて、増産へつながるような使い方をしてほしいということで私は修正案に賛成します。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆友利光徳君 私は、反対
の立場で討論します。 共済組合がですね、まとめた2020年、2021年産
のサトウキビ生産組合
の登録者……
○議長(山里雅彦君) 友利光徳君、原案にな
のか、修正案にな
のか、どっちか言わないと、原案に反対という討論もありますので。
◆友利光徳君 修正案
のですね。さとうきび収穫
管理支援事業1億5,000万円余り
の修正案に対して、反対
の立場で意見を申し上げます。 2020年、2021年産
のサトウキビ生産
のですね、共済組合がまとめたサトウキビ生産組合
の登録者数は6,475戸と、これは共済に入っていない方を加えた場合はさらに伸びるんじゃないかなと思っております。そういうことで、農家
の支援にですね、よりね、農家間
の生産意識を立てること、その効果が世帯間により一次産業全体へ
の大きな波及効果が現れることが考えられます。つまり、島全体がですね、農家が、農業
の島であるということで、一次産業なくして二次産業、三次産業、六次産業は転換はないというふうに考えておりますと言っても過言ではありません。したがいまして、生産意識
の向上、農業振興
の立場から、やはり反対します。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆高吉幸光君 議案第12号、令和3年度宮古島市
一般会計予算、修正案に賛成
の立場から討論させていただきます。 この今問題になっているものは、あくまでも一時的な金額
の増加でしかならず、農家
の所得向上にはつながりにくいというふうに考えます。それよりも地力を上げて、継続的に反収が上がるほうが、特に反収を上げる、みんな地力を上げるということは、ほか
の作物、野菜も含めてですけれども、こちら
のほうにもつながることになり、そのほうが農家
のほう
の収入、所得向上につながるというふうな立場から修正案に賛成といたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆島尻誠君 原案には賛成、修正案には反対
の立場で討論します。 先ほども質疑
の中で話しました。友利光徳議員もおっしゃっていた共済、これは共済に入っている人ではなくてですね、全体
の数字が6,000余。先ほど申し上げました、家族構成を含めて、約2万人
の方
の支援になる。それが公約
の一つでありました。それは、やはり一次産業、要
の軸としている政策
の一つであります。まさに友利光徳議員がおっしゃった一次産業なくして二次、三次はない。これは、島
の基幹産業であるサトウキビを発展させる大きな礎です。しかも、要するにこのサトウキビ
の堆肥、去年からしかありません。これを分かっているんでしたら、ずっと以前にされているべきです。それが今分かったということは、大きな間違い。以前からやるべきことであります。なので、この修正案には反対します。 (何事か声あり)
○議長(山里雅彦君) 静粛に願います。 ほかに討論はありませんか。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第12号を採決します。 まず、議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算修正案について、挙手により採決します。 なお、挙手
のない者は否とみなします。 議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算修正案は、これを可決することに賛成
の諸君
の挙手を求めます。 (挙手多数)
○議長(山里雅彦君) 挙手多数であります。 よって、議案第12号令和3年度宮古島市
一般会計予算修正案は可決されました。 次に、修正可決された部分を除く原案について、挙手により採決します。 なお、挙手
のない者は否とみなします。 修正可決された部分を除く原案は、これを可決することに賛成
の諸君
の挙手を求めます。 (挙手多数)
○議長(山里雅彦君) 挙手多数であります。 よって、修正可決された部分を除く原案は可決されました。 よって、議案第12号は修正可決されました。 次に、日程第23、議案第13号、令和3年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第13号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号は可決されました。 次に、日程第24、議案第14号、令和3年度宮古島市
港湾事業特別会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第14号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号は可決されました。 次に、日程第25、議案第15号、令和3年度宮古島市
介護保険特別会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第15号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号は可決されました。 次に、日程第26、議案第16号、令和3年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第16号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号は可決されました。 次に、日程第27、議案第17号、令和3年度宮古島市
再生可能エネルギー運営事業特別会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第17号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号は可決されました。 次に、日程第28、議案第18号、令和3年度宮古島市
土地区画整理事業特別会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第18号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号は可決されました。 次に、日程第29、議案第19号、令和3年度宮古島市
水道事業会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第19号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号は可決されました。 次に、日程第30、議案第20号、令和3年度宮古島市
公共下水道事業会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第20号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号は可決されました。 次に、日程第31、議案第21号、令和3年度宮古島市
農業集落排水事業会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第21号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号は可決されました。 次に、日程第32、議案第22号、令和3年度宮古島市
漁業集落排水事業会計予算に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第22号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号は可決されました。 次に、日程第33、議案第153号、
宮古島海宝館指定管理者
の指定についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第153号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第153号は可決されました。 次に、日程第34、議案第38号、財産
の無償譲渡についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第38号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第38号は可決されました。 次に、日程第35、議案第39号、市道路線
の認定についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第39号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号は可決されました。 次に、日程第36、議案第40号、
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)
上地中部地区の施行についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第40号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第40号は可決されました。 次に、日程第37、議案第41号、
市営土地改良事業(
農業用用排水施設)上原北地区
の施行についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより議案第41号を採決します。 本案に対する
委員長報告は可決であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号は可決されました。 次に、日程第38、請願書第1号、
運転代行支援について
の請願書に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより請願書第1号を採決します。 本案に対する
委員長報告は採択であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、請願書第1号は採択されました。 次に、日程第39、陳情書第1号、腰原12号線整備要請書に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより陳情書第1号を採決します。 本案に対する
委員長報告は採択であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情書第1号は採択されました。 次に、日程第40、陳情書第3号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書に対する討論
の発言を許します。
◆下地茜君 反対
の立場から討論いたします。 急患空輸に関して県
の担当課に確認しますと、そもそも一分一秒を争う容体
の患者は搬送リスクが大きいため、ヘリには乗せられない。そして、県から出動要請が自衛隊に出てですね、救難ヘリを宮古空港に準備するまで
の間、患者を預かるしっかりした体制が沖縄県立宮古病院にはあると。今
の体制で十分に対応できているということでした。さらに、資料内でですね、検討されている下地島空港なんですけれども、もしここをヘリ
の待機場所にした場合ですね、沖縄県立宮古病院から逆に45分ほどかかってしまい、むしろ搬送リスクが高まると思われるんですね。また、宮古空港にした場合には、今、国会で審議予定
のですね、基地周辺
の土地
の売買を、もし基地
の機能を阻害する場合は、国がこの土地
の利用に制限をかけることができるという法案が審議される予定ですけれども、これが宮古空港
の周辺に係る可能性があります。そうすると、宮古空港
の周辺
の開発抑制につながる可能性がある。こういったもろもろ考えてですね、もし搬送リスクを下げることを考える
のなら、沖縄県立八重山病院でやっているように、新設
の部隊を配備するよりですね、沖縄県立宮古病院
の近くにヘリ
の離着陸ができるように整備を検討するなど、効率的な方向はほかにあると思うんですね。どのようなリスクがあって、それに対してどのような方法がいいか、そして民間空港を自衛隊が利用するということ
の影響など考えてみるとですね、この見積りが不足している印象がありますので、安易に市議会
の要請として出せるものでは到底ないと、私としてはこの陳情書には反対いたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆上里樹君 ただいま
の陳情書第3号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書、反対
の立場から討論いたします。 救急搬送は必要であり、これまでどおり否定するものではありません。新型コロナ危機は、日本
の医療体制
の脆弱さを浮き彫りにしています。その教訓に学ぶなら、国民が安心して医療を受けられる体制
の強化こそ求められます。医療体制、設備
の強化ができないのに、なぜ自衛隊組織
の救援ヘリ
の2機と運用要員
の増員は可能な
のでしょうか。陳情書は、その医療体制、設備
の強化が必要としながら、現状維持も困難という前提に立って、救難ヘリ2機と航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)
の新設を求めています。新たな組織
の配備とヘリ2機
の配備を求めながら、戦う部隊ではないため、市民感情からも誘致効果が極めて大としています。それは、救急搬送に名を借りた新たな自衛隊組織
の配備
の要請ではありませんか。救難ヘリは、本来
の任務を遂行すべき事態が起きたとき、救急搬送を要請しても、それに応えられないことが想定されます。そのような組織
の配備ではなく、住民が安心して医療を受けられる医療体制、設備
の強化こそ求められます。 以上
の立場から、本陳情書に反対いたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆前里光健君 日程第40、陳情書第3号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対する
救難ヘリ配備要望に関する陳情書に賛成
の立場から討論いたします。 こちらはですね、やはりコロナ禍というものも予想できなかった、予測できなかった、そういった中で、例えば救急
の患者が、例えば1人という場合ではなく、多く重なる状況も想定されます。例えば地震が起きて、伊良部大橋とかが通れなくなったり、こういった予測できない状況が生まれる。そういった中で、やはりこの配備ですね、があることによって、これまで以上に今よりも手厚く、今後
のそういう対応ですね、対応ができるということが求められているという状況でありますので、やはりこういった準備というものは、備えというものは重要であると私は考えますので、この陳情書に賛成といたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより陳情書第3号を挙手により採決します。 なお、挙手
のない者は否とみなします。 陳情書第3号は採択することに賛成
の諸君
の挙手を求めます。 (挙手多数)
○議長(山里雅彦君) 挙手多数であります。 よって、陳情書第3号は採択されました。 次に、日程第41、陳情書第4号、安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の陳情書に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより陳情書第4号を採決します。 本案に対する
委員長報告は一部採択であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情書第4号は一部採択されました。 次に、日程第42、陳情書第5号、
国民健康保険税(料)
の特例減免等の継続を求める陳情に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより陳情書第5号を採決します。 本案に対する
委員長報告は採択であります。
委員長
の報告
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情書第5号は採択されました。 次に、日程第43、陳情書第2号、
後期高齢者医療制度窓口負担2割化
の中止を求める意見書提出に関する陳情書については、文教社会
委員長から会議規則第110条
の規定により、お手元に配付した申出書
のとおり、閉会中
の継続審査
の申出がなされております。 お諮りします。日程第43、陳情書第2号については、文教社会
委員長から
の申出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情書第2号は文教社会
委員会に閉会中
の継続審査に付することと決しました。 次に、日程第44、諮問第1号、人権擁護
委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とし、討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより諮問第1号を採決します。 本件はこれを適任とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は適任と決しました。 次に、日程第45、同意案第2号、
固定資産評価審査委員会
委員の選任についてを議題とし、討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより同意案第2号を採決します。 本案は同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、同意案第2号は同意されました。 次に、日程第46、同意案第3号、
固定資産評価審査委員会
委員の選任についてを議題とし、討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより同意案第3号を採決します。 本案は同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、同意案第3号は同意されました。 次に、日程第47、同意案第4号、
固定資産評価審査委員会
委員の選任についてを議題とし、討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより同意案第4号を採決します。 本案は同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、同意案第4号は同意されました。 次に、日程第48、同意案第5号、副市長
の選任についてを議題とし、討論
の発言を許します。
◆我如古三雄君 同意案第5号、副市長
の選任について、反対
の立場から意見を申し上げます。 私は、市長が提案理由
のあった際も申し上げました。今回
の副市長
の選任案件について、伊川さん本人が宮古島市にほとんど居住しておりません。宮古島市全体
の実情をどのぐらい把握している
のか。また、理解している
のかどうか。本市
の状況というものを熟知していなければ、大変厳しい
のは言うまでもありません。副市長は市長を支える大きな力がなければ、大変厳しい
のは明確であります。加えて、あえて島外から呼ぶよりも、むしろ適任者は地元にも結構いると思います。机上論では了かもしれませんが、世間性、社会性を考慮すると疑問であります。よって、本案に反対します。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆友利光徳君 地方自治法第167条にですね、副市長
の職務という
のがあります。副市長は、地方公共団体
の長、いわゆる市長を補佐する
のはもちろん、普通公共団体
の長
の命を受けて政策及び企画をつかさどり、その補助機関である職員
の担当する、いわゆる職務
管理ですね、事務を監督します。別に定めるところにより、地方公共団体
の長
の職務を代理するとあります。つまり、行政運営に支障が生じる事態を招き、このことが5万5,000人も
の市民サービスに大きな影響を及ぼすことになりかねない。そのことを申し上げ、同意案第5号、副市長
の選任については賛成討論とします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆粟国恒広君 私も、副市長人事に関する反対意見を申し上げたいと思います。 市長から提案された伊川氏
の副市長人事
の件ですが、提案理由にありましたが、伊川氏は以前、県から宮古島へ出向いて財政課長として
の経験もありますが、その他
の行政経験については、我々議員は現段階で詳細を把握することができません。就任へ
の結論を急ぐ姿勢にしか、疑問にしか捉えられません。これまで
の伊川氏
の行政経験は私も認めるところですが、伊川氏は宮古島市出身ということで、高校卒業以来島内に住んだ経験は短く、この10年間に関しては仕事中
の関わりも少なかったと思います。その点についても不安材料
の一つと言えます。さらに、コロナ禍で大きなダメージを受けた島内経済を立て直し、沖縄県立宮古病院を中心とした医療体制
の充実など、喫緊
の課題として取り組むべき案が多い中、伊川氏がどのような手腕を発揮できる
のか、より丁寧な説明が求められます。ぜひこれは1つ要望ですけど、今後座喜味一幸市長だけでなく、伊川氏本人を交え、伊川氏本人から意見を聞く場を設け、改めて我々議会としても本人
の意思を確認する意味でも、今定例会に対する副市長案には反対いたします。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆島尻誠君 私は、この同意案に対して賛成
の立場で討論いたします。 様々なご意見がこの副市長同意案にはあるかと思います。この不在期間が延びれば延びるほど、市民サービス
の低下を招きます。先ほど友利光徳議員がおっしゃった地方自治法第167条、副市長
の職務、この不在がどれだけ5万5,000人
の市民に影響するか。それを考えたときに、野党
の皆さんも早々と副市長
の人事をというふうなお話をしていました。そのとおりであります。やはりこの副市長同意案は、市民サービス
のため
の、市長と二人三脚としてやっていく行政マン
の採用、私は賛成
の立場で申し上げます。
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより同意案第5号を挙手により採決します。 なお、挙手
のない者は否とみなします。 本案は同意することに賛成
の諸君
の挙手を求めます。 (挙手少数)
○議長(山里雅彦君) 挙手少数であります。 よって、同意案第5号は不同意されました。 これで市長提出
の議案
の審査は終了しましたので、当局
の皆さんは退席してください。 休憩します。 (休憩=午後3時27分) (当局退席)
○議長(山里雅彦君) 再開します。 (再開=午後3時30分) 本日
の会議時間は、議事
の都合によりこれを延長します。 しばらく休憩し、3時45分から再開します。 休憩します。 (休憩=午後3時30分) 再開します。 (再開=午後4時12分) この際、意見書案第4号
の件を議題とします。 お諮りします。意見書案第4号を本日
の日程に追加し、追加日程第1として処理したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認め、追加日程第1として議題とすることに決しました。 次に、日程第49、意見書案第2号及び日程第50、意見書案第3号
の計2件を一括議題とし、提案者から提案理由
の説明を求めます。
◎文教社会
委員会
委員長(下地信広君) 意見書案第2号、安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の意見書。みだし
のことについて、別紙
のとおり議会
の議決を得たいので、会議規則第14条第2項
の規定により本案を提出します。令和3年3月25日、宮古島市議会議長、山里雅彦殿。文教社会
委員会
委員長、下地信広。 本文を読み上げて提案理由
の説明に代えさせていただきたいと思います。 安全・安心
の医療・介護
の実現と 国民
のいのちと健康を守るため
の意見書 2020年
の新型コロナウイルスによるパンデミック(感染爆発)は、日本国内でも大きな影響を広げました。経済活動や国民生活にも深刻な影響を及ぼすと共に、「医療崩壊」などが取りざたされ、国民
のいのちと健康が脅かされる事態が広がりました。この感染症対応
の経験から明らかになったことは、感染症病床や集中治療室
の大幅な不足や、それらを中心的に担っている公立・公的病院
の重要性、医師・看護師・介護職員
の人員不足、保健所
の不足問題などです。これら
の諸問題
の背景には、90年代後半から続いてきた医療・介護・福祉など社会保障費
の抑制策や、公衆衛生施策
の縮減があります。 21世紀に入り、わずか20年
の間に、SARS、新型インフルエンザ、MERS、そして今回
の新型コロナウイルスと、新たなウイルス感染と
のたたかいは短い間隔で求められ、今後も新たなウイルス感染へ
の対応が必要になることは明らかです。 新型コロナウイルス感染対策
の教訓を経て、国民
のいのちと健康、暮らしを守るためにも、そして新たなウイルス感染や自然災害など
の事態
の際に経済活動へ
の影響を最小限に抑え込むためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策
の拡充は喫緊
の課題です。 私たちは、国民が安心して暮らせる社会実現
のために、下記
の事項を要請します。 記 1.今後も発生が予想される新たな感染症拡大など
の事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分 な財源確保を行うこと。 2.公立・公的病院
の統合再編や地域医療構想を見直し、地域
の声を踏まえた医療体制
の充実を図ること。 3.安全・安心
の医療・介護提供体制を確保するため、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増 員すること。 4.保健所
の増設・保健師等
の増員など公衆衛生行政
の拡充を図ること。ウイルス研究、検査・検疫体制 などを強化・拡充すること。 以上、地方自治法第99条
の規定により、意見書を提出する。 令和3年(2021)年年3月25日 沖縄県宮古島市議会 宛先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣。 続きまして、意見書案第3号、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
国民健康保険税(料)
の特例減免等の継続を求める意見書。みだし
のことについて、別紙
のとおり議会
の議決を得たいので、会議規則第14条第2項
の規定により本案を提出します。令和3年3月25日、宮古島市議会議長、山里雅彦殿。文教社会
委員会
委員長、下地信広。 本文を読み上げて提案理由
の説明に代えさせていただきます。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
国民健康保険税(料)
の 特例減免等の継続を求める意見書 新型コロナウイルス感染症
の拡大は収束せず、県民生活と中小業者
の経営に、深刻な影響を与えており、多く
の中小業者が倒産・廃業
の瀬戸際にたたされている。 コロナ被害から中小業者
の経営や従業員
の雇用を守るためには、ひきつづき公的な支援策
の継続と拡充が切実に求められている。 多く
の個人事業主が加入する
国民健康保険税(料)
のコロナ特例減免が、今年度3月末まで
の期限で実施されている。コロナ被害により売上が前年比30%以上減少した国保加入世帯に対し、
国民健康保険税(料)
の全額免除を含む、画期的な減免制度である。また、感染した国保加入
の被用者(労働者)に「傷病手当」を支給する特例も実施されており、「傷病手当」
の支給対象を自営業者とフリーランスにも広げることが、中小業者支援
の立場から重要となっている。 しかし、周知徹底
の弱さなどにより、減免申請世帯数は、国保加入世帯数
の1割程度にとどまり、減免対象でありながら救済されていない世帯が残されている。 県内経済は、観光産業
の落込みをはじめ、飲食業における時短営業とその取引業者へ
の影響、建設業における工事
の中断や遅延など、すべて
の業種が未だにコロナ以前
の売上を回復できていない。コロナ被害から県内中小業者
の経営と生活を支援するために、来年度(令和3年度)も
国民健康保険税(料)
のコロナ特例減免を継続実施する必要がある。 よって、政府においては、令和3年度も、
国民健康保険税(料)
のコロナ
特例減免等を継続実施し、国保における「傷病手当」
の支援対象を自営業者とフリーランスにも拡大するよう要請する。 以上、地方自治法第99条
の規定により、意見書を提出する。 令和3年(2021)年3月25日 沖縄県宮古島市議会 宛先、内閣総理大臣、厚生労働大臣。 以上でございます。
○議長(山里雅彦君) これで提案理由
の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑があれば発言を許します。 (「質疑なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて質疑を終結します。 ただいま議題となっております日程第49、意見書案第2号及び日程第50、意見書案第3号
の計2件については、
委員会提出
の案件でありますので、会議規則第37条第2項
の規定により
委員会付託を省略し、直ちに処理します。 これより討論に入ります。 まず、日程第49、意見書案第2号、安全・安心
の医療・介護
の実現と国民
のいのちと健康を守るため
の意見書に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより意見書案第2号を採決します。 本案は原案
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号は可決されました。 次に、日程第50、意見書案第3号、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う
国民健康保険税(料)
の特例減免等の継続を求める意見書に対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより意見書案第3号を採決します。 本案は原案
のとおり可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第3号は可決されました。 次に、日程第51、発議第1号、
宮古島市議会会議規則の一部改正についてを議題とし、提案者から提案理由
の説明を求めます。
◎議会運営
委員会
委員長(平良和彦君) 発議第1号、読み上げて説明に代えさせていただきます。
宮古島市議会会議規則の一部改正について。みだし
の議案を地方自治法第109条第6項及び
宮古島市議会会議規則第14条第2項
の規定により、別紙
のとおり提出いたします。令和3年3月25日、宮古島市議会議長、山里雅彦殿。議会運営
委員会
委員長、平良和彦。 提案理由。女性をはじめとする多様な人材
の市議会へ
の参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たって
の制約要因
の解消に資するため、本会議や
委員会へ
の欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定
の整備を図る。 また、行政手続において特段
の合理的な理由がある場合を除き、原則として押印を廃止する政府
の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名押印
の見直しを行うことを目的に、本案を提出する。
○議長(山里雅彦君) これで提案理由
の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑があれば発言を許します。 (「質疑なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて質疑を終結します。 ただいま議題となっております日程第51、発議第1号については
委員会提出案件でありますので、会議規則第37条第2項
の規定により
委員会付託を省略し、直ちに処理します。 これより討論に入ります。 日程第51、発議第1号、
宮古島市議会会議規則の一部改正についてに対する討論
の発言を許します。 (「討論なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより発議第1号を採決します。 本案は原案
のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第1号は可決されました。 次に、追加日程第1、意見書案第4号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対応する救難ヘリ配備に関する意見書を議題とし、提案者から提案理由
の説明を求めます。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 意見書案第4号、
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う重症患者
の救助・救急搬送に対応する救難ヘリ配備に関する意見書。みだし
のことについて、別紙
のとおり議会
の議決を得たいので、会議規則第14条第2項
の規定により本案を提出します。令和3年3月25日、宮古島市議会議長、山里雅彦殿。総務財政
委員会
委員長、上地廣敏。 本文を読み上げて提案理由
の説明に代えさせていただきます。
新型コロナ感染、台風・地震災害及び交通事故等に伴う 重症患者
の救助・救急搬送に対応する救難ヘリ配備に関する意見書 平素より、沖縄県並びに宮古島市
の振興発展
のため、多大なご尽力を賜り、感謝申し上げます。昨年度は宮古島市上野千代田に陸上自衛隊宮古島駐屯地
の開設並びに陸上自衛隊第15旅団宮古警備隊が配備されたことにより、今般
の新型コロナ感染に伴う看護師
の派遣関連
の支援はじめ、今後、大規模災害や各種事態が生起した際
の初動対応や迅速な展開が強化され、宮古島市民
の安心・安全を一層守って頂けるものと期待しています。 一方で宮古島市
の入域観光客数は、平成30年度には約111万4,000人と過去最高を記録し、昨年度は約106万1,000人と2年連続100万人を超えております。令和2年1月以降は新型コロナウイルス
の影響で入域観光客数が一時的に減少しているものの、終息後は更なる増加が見込まれ、在島人口
の大幅増に伴う交通事故
の増加が想定されるほか、台風・地震等
の災害発生に伴う重症患者
の同時発生
の可能性が懸念されます。 しかしながら、宮古島市
の医療
の現状は、対応可能な総合病院が県立宮古病院、宮古徳洲会病院があるものの、両病院とも脳神経外科、心臓血管外科等
の専門医は1、2名
のため、医師・看護団として組織的対応が必要な高度救急医療態勢・設備は不十分であると思料します。 このような現状から、本市において重大事故が生起した場合
の重篤患者対応等
の遅延は、市民
の島離れ、観光離れ、ひいては宮古島へ
の将来性へ
の不安に繋がりかねない重大な問題であり、喫緊
の対応が求められます。 つきましては、災害に強い、安全・安心な社会
の実現、伝染病、災害、事故等に伴う重症・高度医療救急患者
の迅速な救助・救急搬送に向けて、「航空自衛隊救難隊宮古分遣隊(仮称)」新設及び「救難ヘリ」配備について、特段
のご配慮をいただきますよう意見書を提出します。 記 一、航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)を新設していただきたい。 一、航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)に救難ヘリ(UH―60J)を2機配備(運用機、予備機) していただきたい。 以上、地方自治法第99条
の規定により、意見書を提出する。 令和3年(2021年)3月25日 沖縄県宮古島市議会 宛先、防衛大臣。
○議長(山里雅彦君) これで提案理由
の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑があれば発言を許します。
◆下地茜君 この提案理由、意見書
の内容を読みますと、令和2年1月以降は新型コロナウイルス
の影響で入域観光客が一時的に減少しているものの、収束後はさらなる増加が見込まれ、交通事故
の増加が想定されるほかと書いてあります。このような交通事故で何か大きなけがをしたという場合には、沖縄県立宮古病院で基本的には対応するものかと思うんですね。その先に書いてある両病院とも脳神経外科、心臓血管外科等
の専門医はということで書いてありまして、高度医療が必要な患者に関しては確かに空輸が必要かもしれないんですけれども、救急でやる分に関しては通常は沖縄県立宮古病院になるかと思うんですね。聞き取り
の中でも出てきたですね、飛行に耐えられる患者は基本的には空輸するという内容からいってもですね、基本的には高度な医療に対して空輸をする。そして、救急
の患者に関しては基本的には沖縄県立宮古病院で対応するということでありますので、この内容は、この意見書
の内容はその辺りを少し混乱しながら書いているようなところがありますので、この辺りは情報
の整備が必要かと思いますが、市議会として出す内容としてはですね、少し状況
の整理が不足しているかなと思いますが、いかがでしょうか。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) これ総務財政
委員会で採択をしたわけでありますけれども、
委員会でもいろいろ議論は出ておりました。当然反対意見もあれば、ぜひ必要だという賛成意見もあってですね、その
委員会で配付した資料
の中にも、この意見書案が添付されておりまして、この中身、今下地茜議員が話している、基本的には救急医療については沖縄県立宮古病院が対応するというふうなことも分かります。これに書いてある
のは、高度救急医療体制が沖縄県立宮古病院あるいは宮古島徳洲会病院などでも、まさに十分とは言えない状況であるというふうなことがあって、このような救難ヘリ、あるいは航空自衛隊那覇救難隊
の宮古分遣隊を設置していただきたいというふうな要望を含めた、そういった意見になっておりますので、特に宮古島市議会としてこういった意見書を出すということは適当ではないということではないと。むしろ理にかなったものであるというふうに考えております。
◆下地茜君 ちょっと文章
の内容が稚拙かなという
のを思っていまして、市議会として出すにはもう少し情報を整理したほうがいいかなという思いがあるんですけれども。あと、この中でですね、周辺離島及び尖閣方面
の人命救助とありまして、表題では市民
のためにというような形ですけれども、結局これは尖閣諸島方面
の国防としても動くということで、単純に自衛隊
の機能
の強化、配備
の拡大と言えると思うんですけれども、それもまたその表題では市民
のためにと言っていますが、内容としては違う
のではないか。これはまた市議会
の名前で出すということ
の重みを少し考えたほうがいいかなと思いますが、これに関してもいかがでしょうか。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 私もあまりこういったことについては詳しくありませんので、知り得る限りで答弁をいたしたいと思います。 たしか2月1日から中国
の海警法が施行されて、尖閣周辺
の沖縄県、日本
の漁船が非常に中華人民共和国海警法
の施行により危うい操業をせざるを得ないというふうな形になっております。もちろん海上保安庁が巡視船によって警備をして安全な操業は守られているものの、いつ武器使用で脅かされるか、そういった危険な状況にあります。また、尖閣方面
のですね、もちろん書いてありますけれども、宮古島周辺離島及び尖閣周辺における災害において
の人命救助、あるいは救難、救急患者
の空輸というふうなこと、当然配備されればそういったものも想定して、活動範囲に入りますよというふうなことでありますから、宮古島市
の市民
の、あるいは漁民
の安心安全な操業を守る、あるいはもし万一急患が出た場合に、書いてありますように、3分の1以上
の時間が短縮されて対応が可能であるというふうなことから、ぜひ必要であるというふうに考えております。
◆下地茜君 ということは、やはり機能拡張というところも認めながら市として要請を出すということな
のかなと思うんですけれども、それに伴ってですね、民間空港を使うということも想定に入れているわけですね。それを市議会としても拒否しない形で出すということですから、例えば下地島空港であれば屋良覚書などがあって、市民
の議論もあると思うんですね。そういうところ
の民間
の空港を使いながらという可能性があることを、またこれも市民
の議論があるところでですね、こういった意見書を出す。そのことについてもお聞かせください。妥当性がある
のかというところを疑問に思っています。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 最初も申し上げましたようにですね、
委員会
のときでも今
のような議論は当然出ておりました。また、陳情書
の採択においてもですね、賛成意見、反対意見、それぞれ出ておりましたし、今日
の先ほど
の陳情書を報告したとき
の意見でも、民間
の空港を使う
のは適当ではないというふうな発言、意見がありましたけれども、これは人命に関わる事態が発生した場合にする行動でありますから、特に民間
の空港であっても、あるいは下地島空港
の場合は屋良覚書などがあって、民間機以外は使用させないというふうなものがありますけれども、あくまでも人道上やむを得ない、人
の命を救うというふうなことについては特段問題は発生しないでしょうというふうな考えでありまして、宮古空港あるいは下地島空港についても人道上やむを得ない、人命を救うというふうな立場からすれば特に問題はなかろうというふうに考えております。したがって、この意見書を防衛大臣に提出するということについては何ら、議会として提出することには何
のためらいもないというふうに私は思っております。
○議長(山里雅彦君) ほかに質疑はありませんか。
◆仲里タカ子君 基本的には本当に、これ要望と出されたものが意見書として出てきているわけですけれども、この意見書
の2行目からですね、「昨年度は宮古島市上野千代田に陸上自衛隊宮古島駐屯地
の開設並びに陸上自衛隊第15旅団宮古警備隊が配備されたことにより、今般
の新型コロナ感染に伴う看護師
の派遣関連
の支援はじめ、今後、大規模災害や各種事態が生起した際
の初動対応や迅速な展開が強化され、宮古島市民
の安心・安全を一層守って頂けるもの」というふうに書いていますけれども、今般コロナが急激に宮古島市で発生したこのときに、これは沖縄県
の要望に、沖縄県
の派遣要請に自衛隊へ
の派遣要請があって、看護師を含む支援隊が、支援
の方が来られたというふうに考えているんですが、これは千代田に陸上自衛隊駐屯地が開設されたこととは何ら関係ないと思います。もし、そこがあってもなくても、災害で支援をお願いを県がすれば自衛隊が派遣されてくるという
のが筋だろうし、これが配備されてありがとう、そのために来たという、この書き方も少し気になるところがありますし、それからこの「各種事態が生起した際」
の各種事態という
のは何を想定したものな
のかということも、もし説明できる
のであればお願いしたいと思います。気になる言葉です。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) この文面にある各種事態が生起した際という
のは、例えば地震、台風あるいは交通事故、大規模災害。大規模災害と言われている
のは、例えば台風でいえば平成15年
の台風14号みたいなですね、そういった大きな災害が発生する、あるいはそのほかに地震や津波、あるいは交通事故等、そういったもろもろ
の災害が発生した場合を想定して各種事態と表現をしているというふうに思います。
◆仲里タカ子君 このもろもろ
の大災害ですね、台風で電柱が本当に倒れたという災害も私たち目にしていますし、それから大昔にもコラ台風で災害救援隊がたくさん宮古島を助けてきてくれた。ありがたいこと、私たちは何度も経験しております。何も自衛隊
の初動対応、これをわざわざ陳情で呼ばなくても、これまででも災害で随分災害支援隊にお世話になってきている宮古島です。今回
のコロナに関しても、これは別に千代田とか、そこに第15旅団警備隊が災害支援をしたわけではないわけだから、これはちゃんと県を通して自衛隊に災害派遣をしてできるものだと考えるので、わざわざこれをこの意見書を、本当に航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)、これを新設することを宮古島市が意見書を出して求める必要がある
のかどうかということをもう一度お願いします。 (何事か声あり)
○議長(山里雅彦君) 休憩します。 (休憩=午後4時49分) 再開します。 (再開=午後4時53分)
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 第15旅団宮古警備隊が配備されたことにより、あるいは陸上自衛隊宮古島駐屯地が開設され、その中に、実際隊員として今宮古島に駐屯している隊員
の中には看護師
の資格を持った方もいるようでですね、今回
の新型コロナ
の支援
のために那覇
のほうから自衛隊
の医療団が来ましたけれども、そういった人たちに加わって支援活動を行ったというふうなこともあるようであります。したがって、このことについては何ら不適当というふうなことは言えない
のではないかというふうに思っております。
◆仲里タカ子君 そうあるようである。ないかもしれないですよね。これは、こんなあやふやな、先ほどね、もちろん今
委員長がこれを代弁して答弁する
のは本当に大変だなというふうに私も考えます。この内容はあまりにも専門的過ぎて、そしてこれは本当に住民
のためな
のか、それともこの航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)を新設する
のが目的な
のかという
のが非常に曖昧な感じがするし、それとこれはですね、資料は要望で出されているんですね。要望書です。この案は要望書で出されているのに、なぜこれが意見書として出されるということ、防衛大臣宛てに出されるということになる
のかということも教えてください。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 防衛大臣に出す
のはおかしいということでありますけれども、これはあくまでも航空自衛隊那覇救難隊宮古分遣隊(仮称)を配備してほしい、新設してほしいということ、それから航空自衛隊
の救難隊、宮古分遣隊に配備した新設した分遣隊に救難ヘリを2機配備していただきたいということですから、当然陸上自衛隊
の管轄する省庁は防衛省ということになると思いますので、防衛大臣宛てに意見書を出すということになるというふうに思っております。
○議長(山里雅彦君) ほかに質疑はありませんか。
◆上里樹君 ただいま
の意見書案について質疑をさせていただきます。 この意見書
の中に「台風・地震等
の災害発生に伴う重症患者
の同時発生
の可能性が懸念されます」と、こういう同時発生
の災害、これは地元にいる自衛隊も例外じゃないと思うんですよ。これをどのように考えますか。 (何事か声あり)
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) 市民がですね、市民が台風、地震等によって、台風、地震等
の災害が発生した場合に市民が被害を受けて重症になるというふうなこと、それは当然自衛隊は安心ですかということですけれども、当然自衛隊員も同じように災害を受ける可能性はあります。しかし、そういった専門的なといいますか、そういった日頃訓練を受けて、災害が発生した場合に救難隊として活動するというふうな方々は、そういった災害が発生し得る、それを想定していろいろ訓練を受けていると思いますので、一般市民に比較をすると、そういった方々は災害から身を守るというふうなことにおいては、市民と比較をして大丈夫ではないかというふうに思います。
◆上里樹君 この同時に災害が起きるわけですから、自衛隊
の隊員
の皆さんだって同時に被災すると思うんです。ですから、それで初動が早くなるという
のはつながらないと思うし、もう一つお聞きします。 一番下から5行目、救援隊は専ら人命救助、搬送等
の専門部隊であり、戦う部隊ではないため、市民感情からも誘致効果は極めて大と、これどういう意味ですか。
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) いわゆる上段
のほうにいろいろ書いてあります。そういったことから、誘致することは市民にとっても効果は大きいものがあると、そういうことであります。
◆上里樹君 市民感情からも誘致効果が極めて大という
のは、そういう説明では理解できませんけれども、要するに人命救助
の搬送等
の専門部隊だと、戦う部隊ではないんですけども、戦いは後方支援なしには成り立たないんですよ。これは戦闘を行うに当たって、戦うに当たって同じ、後方支援も前方も同じです。だから、宮古島に移り住みたいという人が、また移り住んでいる方々が、自衛隊が配備されたことによって宮古島を離れた人間もいます。また、移住を予定していたけども、やめた人もいます。だから、この意味が。戦う部隊ではないため、市民感情からもという
のはどういうことでしょうかね。
○議長(山里雅彦君) 休憩します。 (休憩=午後5時02分) 再開します。 (再開=午後5時03分)
◎総務財政
委員会
委員長(上地廣敏君) いわゆる配置配備される方々は戦地に行って戦闘要員としてやるということではなくて、あくまでも、ここに書いてありますように、救急搬送等、そういった業務を専門とする隊員でありますから、当然戦地で戦うとか、そういった部隊ではありませんよということであります。
○議長(山里雅彦君) ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) これで質疑を終結します。 ただいま議題となっております追加日程第1、意見書案第4号は
委員会提出
の案件でありますので、会議規則第37条第2項
の規定により
委員会付託を省略し、直ちに処理します。 これより討論に入ります。 討論があれば発言を許します。
◆下地茜君 反対
の立場から討論いたします。 そもそも一分一秒を争う容体
の患者は搬送リスクが大きいため、ヘリには乗せれない、県
の要請が出てから救難ヘリを準備するまで
の間、患者を預かる体制も沖縄県立宮古病院にはあるということで、現在
の体制で十分に対応できているということがまず1点です。 そして、先ほど上里樹議員
の質疑
の中にもあったように、例えば地震等があったときに、宮古島に救難隊がいるよりも、那覇にいたほうが合理的だと思うんですね。そういった細かい点からいっても、この要請書
の内容がですね、この必要性
の見積りが甘いと言わざるを得ない内容になっていると思います。 そして、宮古空港や下地島空港に自衛隊が常駐するということは、これは実質機能拡張と言わざるを得ないですから、この自衛隊配備については市民
の間に賛否
の声も根強い中で、市民
の意見を無視する結果になるようなものを市議会として提出することになるということで、到底この意見書には賛成することができません。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆棚原芳樹君 私は、賛成
の立場から討論をします。 コロナ禍でですね、つい最近あったばかりでありますけど、沖縄県立宮古病院で重症化して、沖縄県立宮古病院ではもう手に負えないということで、自衛隊
のヘリで運ばれて、やっと生きて宮古島に戻ってきている方が、私
の先輩がいらっしゃるんですよ。行っていろいろ聞いたら、もう自分はヘリで運ばれた時点で、帰りは死んで亡くなってから宮古島には戻るだろうなという思いで自衛隊
のヘリで運ばれていって、沖縄本島で本当に死ぬ思いだったと言って、帰ってきて会ったら、自衛隊
のヘリで運ばれなかったら、自分
の命はなかったと。自衛隊
のヘリが自分
の命を救ってくれたと、自分は自衛隊に反対している方々
の気持ちが分からないよというようなこと私におっしゃっておりました。我々は、一人
の命は地球より重いと言われているし、我々
の身内をヘリで運んで、自分
の親兄弟、子や孫が運ばれて、生きて帰ってきた。やはり一人
の命は地球より重いと言われているわけだから、私はこの自衛隊配備には大々々賛成です。どうぞ皆様方、自分
の身内が運ばれて、命が助かってきたと、子や孫が、考えたら、必要ではありませんか。市民1人でも2人でも運んで、こうやって助けてくれる自衛隊、大賛成です。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆上里樹君 ただいま
の意見書案に反対
の立場から討論いたします。 ただいま
の自衛隊
のヘリで救われた、何もコロナ禍
の中で今
の話だけではありません。私もたくさん救われた人を知っています。そういった救援活動については…… (何事か声あり)
○議長(山里雅彦君) 静粛に願います。
◆上里樹君 これまでどおり、そういう急患輸送は必要であります。それを否定するものではありません。そういった活動に対して自衛隊
の皆さんが頑張ってくれる、災害時は全て
の組織を活用する、それは人道上も必要です。何も否定するものではありません。ですから、そういう中で、この重症化してヘリで運ばれて助かった、それは大変よかったと思います。大変よかったんですけども、この意見書は、いわゆる宮古島に新たな組織
の配備を求めていますよね、新たなヘリ
の2機も含めて。そういう要求をしていますけども、裏を返せば、現状でもそういった助かった命がある。そういう中で、ヘリを宮古島に基地を置けば初動が早まるといいますけども、私はこの地震時に同時災害が起きたときに、被災する
のは自衛隊も同じだと思うんです。それと、それによって初動が、宮古島にいるから早まるとは結びつかないと思います。 さらに、そういった常駐体制を取るという
のであれば、ドクターヘリ
の配備をむしろ求めるべきです、しっかりとした。ですから、そういった自衛隊
の組織やヘリ2機を配備する、そういうものに対しては金は出すけれども、ドクターヘリ
の配備には金を出さないということはありませんよね。ですから、もしも
のことというか、本来
の自衛隊
の任務からして必要な任務を遂行する、そういった際にはそういった急患輸送に応えられない場合だって起きますよ。ですから、いつでもそれに専念できるという点では、ドクターヘリ
の配備こそ求められると思います。 それから、初動体制が強化された
の、迅速な体制が強化された
のっておっしゃいますけども、この自衛隊
の配備されたばかり
の自衛隊
の皆さんに聞きました。皆様方は何
のために来たんですかと。そうしたら、宮古島
の住民
の命を守るため、安全を守るためと言いました。何から守りますかといったら、台風から守ると言いました。ですから、そのときに、台風あなたたち経験しましたかと。経験はありませんと答えました。ですから、熟練した災害
のそういった避難も、救援も、部隊ではないんですね、宮古島に配備されている自衛隊は。ですから、そういったこの意見書
の中に、質疑に対しても不十分な回答しか得られない、そういう中で、このような意見書案に賛同はできません。
○議長(山里雅彦君) ほかに討論はありませんか。
◆新里匠君 意見書案に賛成
の立場で討論します。 この意見書はですね、そもそも人命救助
のため
のですね、この組織を宮古島に配備するというものだと私は理解しております。そして、先ほどからですね、自衛隊配備
の、新しい組織
の配備について反対だというように聞こえるんですけれども、今定例会であったようにですね、宮古島
のここ
の少なくともいる市議は自衛隊については容認というところでありますので、それを議論するところではなくてですね、やはり私はこの部隊はですね、先ほど今は専門的な救助
の部隊ではないという話がありました。だったら、なおさらですね、ここに書いてあります。救難隊は専ら人命救助、搬送等
の専門部隊でありと書いてあります、戦う部隊ではないと。そういう意味からも、この部隊を配備するべきだと思います。 そして、もう一つ加えて言えば、先ほど
委員長からもありました。尖閣
の問題、ありました。私たち
の宮古島からもですね、この尖閣
のほうに漁業者が行って漁をしております。そういうときにですね、この中国
の海警局
の方々とですね、ぶつかったり何したりという部分で、救難
の要請が出る環境になっています。ですから、先ほど人
の命は地球よりも重いという話がありましたけれども、宮古島市民がその危険を回避できるようなですね、命が助かるような配備につながるという意見書であれば、私はこの意見書に賛成をいたします。
○議長(山里雅彦君) これにて討論を終結します。 これより意見書案第4号を挙手により採決します。 なお、挙手
のないもの否とみなします。 本案は原案
のとおり可決することに賛成
の諸君
の挙手を求めます。 (挙手多数)
○議長(山里雅彦君) 挙手多数であります。 よって、意見書案第4号は可決されました。 これで今定例会に付議された案件
の審議は全部終了しました。 お諮りします。今定例会において議決された各議案について、会議規則第43条
の規定による条項、字句、数字、その他
の整理を要するものについては、これを議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」
の声多数あり)
○議長(山里雅彦君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決しました。 これをもちまして令和3年第2回
宮古島市議会定例会を閉会します。 (閉会=午後5時15分)...