宮古島市議会 > 2021-03-04 >
03月04日-03号

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  1. 宮古島市議会 2021-03-04
    03月04日-03号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年  3月 定例会(第2回)          令和3年第2回宮古島市議会定例会(3月)議事日程第3号                           令和3年3月4日(木)午前10時開議 日程第 1    議案第23号 宮古島市職員等の旅費に関する条例の一部改正について  (市長提出) 〃 第 2     〃 第24号 宮古島市総合型防災情報システム設置条例の制定について (  〃  ) 〃 第 3     〃 第25号 宮古島市子ども・子育て会議設置条例の一部改正について (  〃  ) 〃 第 4     〃 第26号 宮古島市国民健康保険税条例の一部改正について     (  〃  ) 〃 第 5     〃 第27号 宮古島市勤労者体育センター条例の廃止について     (  〃  ) 〃 第 6     〃 第28号 宮古島市スポーツ観光交流拠点施設設置及び管理に関する条例の一部改正               について                       (  〃  ) 〃 第 7     〃 第29号 宮古島市伊良部屋外運動施設の設置及び管理に関する条例の制定について                                          (  〃  ) 〃 第 8     〃 第30号 宮古島市都市公園条例の一部改正について        (  〃  ) 〃 第 9     〃 第31号 宮古都市計画事業土地区画整理事業施行条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第10    〃 第32号 宮古島市景観条例の一部改正について          (  〃  ) 〃 第11    〃 第33号 宮古島市港湾施設管理条例の一部改正について      (  〃  ) 〃 第12    〃 第34号 宮古島市立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第13    〃 第35号 宮古島市公民館設置及び管理に関する条例の一部改正について                                          (  〃  ) 〃 第14    〃 第36号 宮古島市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について(  〃  ) 〃 第15    〃 第37号 宮古島市火災予防条例の一部改正について        (  〃  ) 〃 第16    〃 第38号 財産の無償譲渡について                (  〃  ) 〃 第17    〃 第39号 市道路線の認定について                (  〃  ) 〃 第18    〃 第40号 市営土地改良事業農業用用排水施設上地中部地区の施行について                                          (  〃  ) 〃 第19    〃 第41号 市営土地改良事業農業用用排水施設上原北地区の施行について                                          (  〃  ) 〃 第20    〃 第42号 宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定について   (  〃  ) 〃 第21    〃 第43号 宮古島市介護保険条例の一部改正について        (  〃  ) 〃 第22   報告第 2 号 専決処分の報告について                (  〃  ) 〃 第23    〃 第 3 号 専決処分の報告について                (  〃  ) 〃 第24   諮問第 1 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (  〃  ) 〃 第25  同意案第 2 号 固定資産評価審査委員会委員の選任について       (  〃  )日程第26  同意案第 3 号 固定資産評価審査委員会委員の選任について       (市長提出) 〃 第27   〃 第 4 号 固定資産評価審査委員会委員の選任について       (  〃  ) 〃 第28   〃 第 5 号 副市長の選任について                 (  〃  ) ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和3年第2回宮古島市議会定例会(3月)会議録 令和3年3月4日(木)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(24名)                          (散会=午後3時03分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(10番)  山 里 雅 彦 君  議   員(13番)  前 里 光 健 君 ┃┃ 副 議 長(12〃)  高 吉 幸 光 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  下 地   茜 〃    〃  (15〃)  砂 川 辰 夫 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  仲 里 タカ子 〃    〃  (16〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  島 尻   誠 〃    〃  (17〃)  下 地 勇 徳 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  友 利 光 徳 〃    〃  (18〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  狩 俣 勝 紀 〃    〃  (19〃)  上 地 廣 敏 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  平   百合香 〃    〃  (21〃)  佐久本 洋 介 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  平 良 和 彦 〃    〃  (22〃)  棚 原 芳 樹 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  上 里   樹 〃    〃  (23〃)  濱 元 雅 浩 〃 ┃┃   〃  (11〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (24〃)  眞榮城 徳 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 上 地 成 人 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 高 宣 〃 │ 消   防   長 │ 来 間   克 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 宮 国 泰 誠 〃┃┃           │           │ 兼 総 務 課 長 │          ┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 上 地 俊 暢 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 砂 川   朗 〃┃┃           │           │ 兼 財 政 課 長 │          ┃┃ 振  興 開  発 │ 下 地 秀 樹 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ プジェクト局長 │           │           │          ┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 教  育 部  長 │ 上 地 昭 人 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 松 原 清 光 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 下 地   明 〃┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  友 利 毅 彦 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  与那覇 弘 樹 〃   議  事 係  長  川 満 里 美 〃 ○議長(山里雅彦君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は24名で、全員出席であります。  農林水産部長から昨日の島尻誠議員についての答弁の申出がありますので、農林水産部長。 ◎農林水産部長松原清光君)   昨日の議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の島尻誠議員の質疑の中で少し答弁できなかったものがありましたので、答弁いたしたいと思います。  7ページの繰越明許費補正の中の6款農林水産業費不発弾等事前探査事業の2億400万4,000円の繰越しの中で面積の質疑がありました。報告いたします。全体面積44.4ヘクタールのうち、繰越し面積は36.3ヘクタールであります。 ○議長(山里雅彦君)   本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第3号のとおりであります。  この際、日程第1、議案第23号から、日程第28、同意案第5号までの計28件を一括議題とし、質疑に入ります。  それでは、質疑の発言を許します。 ◆我如古三雄君   日程第28、同意案第5号、副市長の選任についての質疑をしたいと思います。  副市長の早急な就任については、宮古島市にとりましても非常に大事なことであります。また、このことは我々保守系議員団としても早急な就任を要請したところであり、市民の共通した願いでもあります。新型コロナ対策をはじめとして、行政当局の課題が山積していることは百も承知しております。副市長は、市長を支える大きな力がなければ大変厳しいのは明白であります。そこで、市長が提案している今回の副市長の選任案件について、伊川さん本人が宮古島市にほとんど居住しておりません。宮古島市全体の実情をどのぐらい把握して理解しておられるのか疑問であります。本市の状況というものを熟知していなければ、大変厳しいのではないかというふうに疑問をしております。  それとあと1点、ああいった島外から呼ぶよりも、むしろ適任者は島内にもたくさんいると思っております。そのことについて、市長の見解を聞きたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   我如古三雄議員の質疑にお答えします。  大変浅学非才な座喜味でございます。私は、市民の負託を受けてしっかりと市の振興、発展に頑張る、こういう決意を持って負託を受けたわけであります。したがいまして、今回の副市長人事、私にないいろんな知識、知見を持った人材を選ぶ、これ私の使命でございました。先ほど質疑のありました伊川秀樹さんでございます。彼は、平良市島尻で生を受け、宮古高等学校を卒業し、琉球大学に進んでおります。そして、彼は農家のせがれでありまして、実家にも来るたびに通っているというような話も聞いております。  さて、彼は沖縄県の生活福祉部宮古福祉事務所に採用となっております。数々の経歴を見ますときに、このトータルとして沖縄県の企画部に所属の際も県全体の離島振興局市町村課の理財係長をはじめとして、福祉関係等々にも赴任して実績を積んでおります。平成21年には宮古島市へ県からの出向ということで、宮古島市総務部財政課長を歴任しております。そして、数々のこの履歴を通しまして、大変に多くの福祉から子育て、福祉等々、教育等々の部署にも所属して、県全体の中からも少なくとも宮古島全体の行政というものを見てこられたというふうに思っております。本人と私お会いしまして、宮古島の現状というのを意見交換したときに、財政を含め宮古島の将来というものをしっかり把握されて、彼の考え方というものをよく理解いたしました。彼は、この宮古島市に行政の経験、自分のできることを恩返ししたいという熱い思い、こういうことを吐露してくれました。私は、したがいまして、まだ実家は島尻にありまして、たびあるごとにふるさとに帰り、宮古島を愛してきたというふうに思っております。行政の経験においても宮古島市を十分に熟知しながら、また県で経験した大所高所からの離島のありようというものを、しっかりと力を発揮してくれるというふうに思っております。どうぞご理解ください。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆上地廣敏君   1点だけ質疑をしたいと思います。  議案第40号、市営土地改良事業農業用用排水施設上地中部地区の施行についてであります。この上地中部地区はですね、非常に地下水位の高い地域であります。地下ダムの水を利用してスプリンクラーで農地に水を散水するというふうな事業をやりたいということですが、事業そのものには大賛成であります。ただ、この地区の実態というものは、水位が高いためにですね、その農作物に逆に悪影響を及ぼす場合もあります。それはなぜかといいますと、周辺の排水路が整備はされているものの、水の水はけが非常に悪い。この基幹排水路は、咲田排水につながっていますけれども、その咲田排水の清掃がうまくいっていないために水が滞留して水位がどんどん上がってくる。そういった影響で昨年非常に降水量の多い11月、12月、夏場から降水量が非常に昨年多かったんですけれども、周辺のマンゴー農家が大変な被害を受けております。一つの農家の施設ではですね、およそ1ヘクタールの鉄骨ハウスマンゴー栽培施設がありますけれども、昨年はほとんど開花して実をつけ始め、完熟時期になりますと、水がどんどん、降雨が多いためにハウス内に水が滞留して、全く商品化にならなかったと。したがって、この農家の方々はおよそ8割から9割のマンゴーをいろんな福祉施設だとか学校給食に無償で提供するとかですね、そういった形で処分をして、商品化されたのは1割ないし2割程度ということで非常に大きな打撃を受けております。したがって、この用排水施設の事業を進めていく上ではですね、併せて排水路の整備をしっかりとやっていかないと、せっかくスプリンクラーで農地に散水したもののですね、その水はけが悪くて逆に農作物に被害を与えるというふうな状況にもなりかねない。そういったことで、その排水路の整備をどのように考えて今回の事業に着手しようとしているのかですね、その辺の見解を伺いたいと思います。 ◎農林水産部長松原清光君)   上地中部地区区画整理の事業については、今のところ平成29年から令和9年の期間で沖縄県のほうで施工しております。去年の水害についてもいろいろ確認をしておりまして、それについては県に申合せをしているところであります。やはり議員がおっしゃっていた咲田排水路の取組がちょっとまずいんじゃないかなという形でありましたので、申入れをして令和4年度までの工事期間中にその処理をするような形でですね、今調整をしているところであります。それに併せて来年度から農業用用排水の整備を進めていきたいというふうに考えております。 ◆上地廣敏君   この咲田排水路はですね、末端は沖縄製糖株式会社の敷地内を通って与那覇湾に流れ、大雨のときは本当に赤水、赤土がですね、与那覇湾に流れてきてしまうと。したがって、この排水路を再整備する際はですね、沖縄製糖株式会社と十分に調整を図らなければならんというふうに思っております。というのは、咲田排水路与那覇湾に落ちるその末端には沖縄製糖株式会社の貯水池があるわけです。その貯水池には水門がちゃんとついておりますけれども、製糖期間中、工場の機械設備の冷却水として使用するために水門を閉めているわけですね。したがって、はけ口がないその排水路の天端、両壁の天端を越えないと、オーバーフローしないと与那覇湾に流れていかないというふうな仕組みになっております。ですから、実態を十分調査されてですね、これは赤土、赤水がラムサール条約に登録された与那覇湾に流れ込まないためにもですね、その排水路の整備は早急にしなければならんというふうに思っておりますので、ぜひその用排水施設の事業に着手する、同時にですね、排水路の整備を進めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。その件についてもう一度お聞かせください。 ◎農林水産部長松原清光君)   昨年の大雨のときの状況といたしまして議員おっしゃっているようなことがありました。それをすぐに沖縄製糖株式会社の担当にも申し合わせて、どういった形で取り組んだらいいのかという話をしております。ですから、やはりその一帯を整備するに当たっては、この農業用用排水施設上地中部地区とは別事業でもって取り組まないとできないのかなと考えておりますので、踏まえて、その地域の咲田川排水路の整備と別事業でですね、取り組んでいきたいなと思っております。それについては、沖縄製糖株式会社のほうも同意しておりますので、併せて取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆上里樹君   私も質疑をさせていただきます。ただいまの議案第40号、市営土地改良事業農業用用排水施設上地中部地区の施工についてですけども、昨年の大雨の際に私も現地を視察しましたけども、赤土の流出が大変なもんでした。その原因を私なりに考えましたけども、その排水路を造る際に、この議会でも提案がありましたけども、三面張りコンクリートは設計変えてほしいんですよね。それが水の勢いを増し、赤土を海に流す、もう誘導排水になっているというところが問題だなと考えました。かなり大きな排水路がありますけども、加治道、比嘉、それから大野山林のイーヌブーのほうからの排水路、宮原排水路、向こうは赤土対策も含めて環境保全の立場から三面張りを私提案しまして石に変えました、コンクリートではなくて。全て石積みです。ですから、草が生えるんですけども、逆にそれが水を地下に戻してくれる、そういう役割も果たすし、海の汚染もそうそう向こうでは発生していないと理解しています。ですから、せっかく圃場整備したものの、その圃場から流れ出した排水路を通して、宮古島には川がない、そういう中で地下に流入した水が海に流れ出すということでろ過機能を果たしてきたものが、逆に人工の水路によって海が汚染されるという結果になっていると思うんですね。ですから、小さな水路も含めて全面的な見直しが必要かと思います。というのは、降った雨はできるだけ地下に返す、戻す、そういうことを徹底して、今後の土地改良事業、これは上地地区だけではなくて、全面的に見直しが必要かと思いますので、1点だけ、その水路の設計はこれまでと変わっているのかどうか。三面、またコンクリート張りなのかお伺いします。 ◎農林水産部長松原清光君)   まず、排水路の整備の手法についてであります。議員おっしゃるようにですね、以前については三面張りコンクリートの排水路が結構あります。その後、赤土問題等も踏まえてですね、施工方法を変えてあります。今、議員おっしゃっているような三面の石積み工法、そういった形で環境に負荷を与えないような取組をしているところであります。近年の土地改良事業、全てそういった形で整備をしております。ですが、以前整備した三面張りの排水路、それを今後自然に、環境に負荷を与えないような石積み施工的なものでの再整備を今後やっていきたいなと考えております。ちなみに、上地中部地区の整備についても全て石積み関係でやっておりますので、報告いたします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆佐久本洋介君   市長にお伺いしたいと思います。議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定について、これはこの前も出ました、感染症拡大の中での不適切な行為に対して市長としての責任を取るということですけど、そのときまだ市長に就任していないです。こういう遡って責任を取るというやり方は、どこまで遡ればいいんですか。 ◎市長(座喜味一幸君)   佐久本洋介議員にお答えします。  就任以前の件でどこまで責任取るんだというようなことだと思います。まさに今回の市長選挙コロナ禍の中での選挙戦でありました。双方ともにいろいろと気を遣いながらの、対策を講じての選挙戦だったというふうに思っております。たまたまこの感染が拡大さなかにあった中で、我々の選挙戦の中において、少なくともこの濃厚状態、濃密の状態での選挙戦がなかったのか、あるいはこの当落の判明の日に飲食等がなかったのか、その状況が適当ではなかったというようなご指摘と、これ大変重く受け止めました。少なくとも私は25日の日の就任ではございますけれども、その選挙戦を通して、少なくとも選挙戦が影響があったということを受け止めますときに、これからコロナ対策をしっかりとやっていく、あるいは市民の皆様にしっかりと信頼を得てコロナ対策を講じていくという意味においては、私は政治家は以前にあったことであろうが、襟を正してしっかりと市民に向き合い、新たな協力をいただいていく、そういう立場が大事じゃないかというような思いを持ちまして決断を、こういう提案をしているところでございます。 ◆佐久本洋介君   私は、どこまで遡れるかということをお伺いしたんですけど、市長としての責任を取るというその気持ちは分かりますけど、これ市長になる前のことをこうしてやっていると、あまりいい例にはならないと思うんですね。それから、減額の幅も増やしてきました。この減額の幅を増やせばいいというもんじゃないと思うんです。もしこの時点で市長になっているんであれば、これは減額だけでは済まないですよ。もっと大きな問題になります。25%から40%ですか、この減額の幅を増やした真意を聞かせてください。 ◎市長(座喜味一幸君)   就任してコロナ対策の現場にも行かせてもらいましたし、また多くの団体等からの要請、陳情等も受けさせてもらいました。たまたまこのいろんなお話を聞きますときに介護現場で頑張っている従業員の皆さん、そして現場で手作りで小さなお店をやっているところ等々を考えますときに、この国、県の対応だけで本当に十分なのか。少なくとも市民の皆さん方に影響の起きているこの大きさというものを肌身として実感いたしました。そういうことを踏まえまして、市長就任後の多くの団体からの要請、意見、現場の影響の大きさとを考えますときに、やはり身を切って、少なくともお応えできるというようなことを考え、今回40%ということに至りました。ご理解のほどよろしくお願いします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。
    ◆下地信広君   議案第29号、宮古島市伊良部屋外運動施設の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。議案書のページでいいますと、23ページのこの別表見ていただきたいと思っております。その別表の中の区分、この練習の場、上のこの文言が横書きになっております。下がまた縦書きになっておりますので、ちょっとこれ事務が雑じゃないかなと思っておりますので、統一して縦にやるのか横にやるのか、これ訂正できるかどうか、答弁お願いします。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時26分)  再開します。                                     (再開=午前10時27分) ◎建設部長(大嶺弘明君)   確かに縦と横の部分というのがございますけども、これについてもこの条例を定める際にいろいろ議論、協議したわけでありますけれども、この区分の中の部分でですね、字の字数とか、そういうことも含めてですね、このような形になっておりますので、ご理解いただきたいなと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地茜君   日程第10号、議案第32号、宮古島市景観条例の一部改正についてお伺いしたいんですが、新旧対照表のほうのですね、24ページ、ここに現行と改正後のそれぞれ記述があると思います。ここに変更になっている箇所、場所と規模があるんですけれども、場所のほうちょっとお聞きしたいんですが、変更になっているところが幹線軸という字が消えているというところとですね、宮古島を印象付ける景観拠点の区域、それから歴史・文化を印象付ける拠点景観の区域、ここが新しいほうでは削除になるというような感じですけれども、言葉が差し替えになっているんですけれども、ここはそれぞれどういうところを指して宮古島を印象づける景観区域なのかなど、ちょっと説明をいただけるとありがたいというのと、あともう一点ありまして、日程第16、議案第38号、財産の無償譲渡について、こちらは議案書の55ページのほうなんですが、智睛学園のほうに旧宮古島市中央公民館を無償譲渡するということなんですけれども、財産の無償譲渡ということなので、これを無償で譲渡する、その理由のところをちょっとお聞かせいただければと思います。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時29分)  再開します。                                     (再開=午前10時31分) ◎企画政策部長(友利克君)   議案第38号、財産の無償譲渡について、無償譲渡する理由についてのお尋ねにお答えをいたします。  旧中央公民館の建物を無償譲渡する理由についてでございます。本市は、専門学校や大学などの高等教育機関が存在しないことから、高校卒業後の進学は島外に出ざるを得ないということになっております。したがいまして、経済的負担も大きい。そしてまた、このような経済的な理由などから進学を諦めるというような学生もいるという構造的な課題がございます。これらの課題を解決するため、平成28年度から本市に高等教育機関を誘致することになったという経緯がございます。学校法人の立場で考えますと、本市のような離島に高等教育機関を設置することは、学生の確保や教職員の採用など学校を運営する上でのリスクを抱える中での設置というふうになります。設置に興味を示す学校法人においては、設置に対する地元自治体の協力は不可欠との意向が示されておりました。この取組は、市の課題解決のための誘致でありますことから、学校法人の高等教育機関設置のリスクを低減し、長期的な安定経営、安定運営に資するため、校舎となる建物、つまりは中央公民館建物を無償譲渡することで誘致を進めてきたところでございます。また、市の空き施設となる建物を無償譲渡することによりまして、施設の管理と管理に伴う市の財政負担を抑制することができるという利点がございます。建物は、無償譲渡後に沖縄離島活性化推進事業費補助金を活用し、学校法人側で校舎として改修をした上で開校することになります。開校に係る経費も極力抑えられたものとなりますので、長期にわたる運営の中で施設の維持管理に様々な費用が発生すると思われますが、所有者である学校法人の負担となりますので、本市としましては維持管理に係る負担など、学校の整備に係る負担なども極力回避できるものと考えております。また、学校にとりましても、校舎となる建物の無償譲渡を受けることで学校設置の初期投資を抑えられることにより、離島である本市に事業展開がしやすい条件が整う。そのことで長期にわたる学校の安定経営が実現できるということでございます。これらを理由に建物を無償譲渡することが将来設置された専門学校で学ぶ子供たち、ひいては宮古島の市民の利益につながるものと考えております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   農住地景観、それから集落地景観、農地景観がどの地区であるかということでございますね。農地景観とか、そういうところにつきましては、各上野、下地、城辺地域の一帯の農地、集落を指してございます。それから、池間島・来間島景観ですけども、池間島、来間島については、こちらで示したとおり、従来の状況に合わせた高さを7メートルから5メートル以下の建築物で対応していくということでございます。 ◆下地茜君   この景観条例もう少しお聞きしたいんですけれども、もともとの現行のほうの場所が宮古島を印象付ける景観拠点の区域、ここなどは実際私も宮古島市景観ガイドラインちょっと確認したんですけれども、空港の周りとかになると思うんですね。それから、歴史文化を印象付ける拠点景観の区域というのはそれぞれの集落などになると思うんですけれども、今回ここを新しいところでは変更されているんですけれども、そこの今回の変更、なぜ変更する必要があったのかというところをお聞かせいただきたいなと思います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   なぜ条例を改正するのかということでございますけれども、これは宮古島市景観計画の改定に伴い条例を改正する必要があります。そして、なぜ景観計画を改定するのか、この時期にですね、といいますと、今日宮古島市の美しい景観は世界中からも注目を浴びていると認識しております。具体的な例としましては、平成24年に与那覇湾ラムサール条約湿地に登録されました。それから、民間旅行業者が選ぶ日本の人気の水辺ランキングにおいても与那覇ビーチは第1位に選ばれております。それから、佐和田の浜、八重干瀬ともに宮古島市の海岸線の魅力として、日本は言うにも及ばず世界中にも発信されております。そのようなことからですね、島の自然を守り育て、景観もですね、景観を守り育て、創造していくということではこの条例を改正し、さらに住みよい島の景観づくりに努めていきたいという観点から条例を変更するということでございます。 ◆下地茜君   ありがとうございます。初めに質疑した議案第38号、財産の無償譲渡についてももう少々お聞きしたいんですが、宮古島の振興のために大切な施設だと思いますが、利活用をぜひしっかりできるかというところですね、もう少し確認できればと思うんですけれども、高等教育機関ですので、県外からの生徒も想定されていると思うんですね、宮古島、今家賃が高いというハードルなどもありますので、その辺を例えば利用者を呼び込めるような施策などがあるかどうかというところとですね、あと無償譲渡をして短期間で例えば撤退などあった場合にですね、その建物がどのような扱いになるのか、その辺りもお聞かせいただければと思います。 ◎企画政策部長(友利克君)   まずですね、校舎の整備については今年度、令和2年度ですね、設計に係る予算をこれ内閣関連の補助事業の活用も含めてですね、設計に係る予算を確保いたしました。現在設計作業をしているところです。来年度は、同じく内閣関連の振興予算、離島活性化補助金ですけども、これを活用して校舎の整備、つまりは中央公民館の改修をするという流れになっておりまして、令和4年度の4月には開校と。その開校に向けて今年の3月に、今月の末には県のほうにその設置の申請をするという手続を今進めているところでございます。これは、申請はもちろん学校法人側がやることになります。  それから、学生を島外から確保する必要があるのではないかということでありますけども、もちろんそれも念頭にございますけども、内閣のこの補助事業を活用するに当たっては、いわゆる定員のですね、8割ほどは島内の住民といいますか、高校生も含めた学生は島内の8割の確保を目指してくださいと。あくまでも努力義務規定ではありますけども、8割ほどはなるべく島内の方を確保してくださいという一応内閣からの指導がございます。当然残り2割はということになりますけども、これはもちろん先生方の島内における滞在宿泊先ですね、そういったものについては学校法人側で整備なり、また確保することになっているということでございます。これについても市は関わらないということですね。あくまでも学校校舎整備とか、そういったものに市の関わりはあるということでございます。  それから、短期で引き揚げた場合というようなお尋ねですけども、短期でそれを撤退といいますかね、しないということで、させないということで、やはり学校法人側にもですね、これはやはり何らかの設置に係る負担ですね、それを求めることによって、表示することによって、やはり宮古島市に設置した上は長期的に運営をする、設置をする、運用するですね、することになるだろうということで、学校法人側にもですね、総事業費でいいますと20%以上の負担をさせる。これは、1億円余りになりますけども、1億円余りの負担をすることによって、長期的な宮古島市における学校運営の責務を負わせるといいますかね、そういうことで、そういう一応負担の割合となっているところです。また、無償譲渡するに当たってもですね、いわゆる無償譲渡して、当然権利は事業者側に渡るわけですけども、ただあくまでもこれは教育施設としての活用を目的として譲渡するわけですので、そういった契約に反するようなですね、使用は認めないと。また、権利の移動をするに当たってもですね、これも簡単には認めないというような内容の契約書となって、今定例会に上程をしているということでございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆平良敏夫君   同意案第5号、副市長の選任についてですけど、副市長の案件は宮古島市にとってね、重要なことだとは思いますけど、伊川さんが現在県の会計管理者をしているということで、優秀な方だとはマスコミ等でね、分かっておりますけど、また先ほどの市長の話、そういう中でその人の人となりというのが分かるわけよね。そういうことで、現在私がこの人のことを知っているのは以上のことでしかないし、それと履歴書、その中でしか分かりません。そういうことで、もしできるのであれば、今先ほど言ったように市長の話を聞くとよく分かるということを言いましたけど、同じように伊川さんがですね、宮古島市に対して、また副市長に対してですね、どういう思いを持っているのか、そういうことを議会の場でスピーチしてもらうということはできるのかできないのか。ぜひやってほしいなと思っておりますけど、答弁よろしくお願いします。 ○議長(山里雅彦君)   今、平良敏夫議員は議会の場という話をしましたので、議会の場ではできないということになっております。ただ、それ以外で調整してやるのは可能だと思いますが。  休憩します。                                     (休憩=午前10時45分)  再開します。                                     (再開=午前10時47分) ◆平良敏夫君   その思いはですね、やっぱりその人となりを知るためには、さっきも言ったんだけど、今のところは書類でしか分からないわけ。その人となりを知るためには話を聞くというのが一番だと思っておりますので、そういう場を例えば全員協議会でもいいし、つくってほしいなと思いますけど、市長どうですか、そういう思い。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時48分)  再開します。                                     (再開=午前10時48分) ◎市長(座喜味一幸君)   宮古島市、下地敏彦市長の時代に、宮古島市に赴任されていたということ等がありまして、先輩方、古い方等からもいろいろとお話を聞きますと、非常に温厚で誠実で、極めて仕事に関しては馬力を持っているし、非常に行政の能力は高いというようなお話等いろいろと聞かせてもらっておりますから、私は必ずしっかりとしたこれまでの経験を生かして宮古島のために頑張っていただけるというように期待しております。なお、極めて本人の同意以前に来ていろんな意見交換というようなこと等は、議会の成り行き等もあって、同意を得た後にしかできないのではないかというふうに思います。 ◆平良敏夫君   私が言っているのは、その人を判断するためには話を聞くのが一番だと思っているわけですよ。そういうこと言っているわけですので、同意案を判断するためにそういうことをお願いしているわけであって、同意案の後でしかできないよということ自体は、ちょっとこっちに対する思いやりがないように市長ね、聞こえますよ。だから、もし議会の場でもできない、そういう場で呼ぶことができないというんであれば、もしかしたらこれから何かそういう場をつくってほしいなと要望することがあると思いますけど、ぜひ受け入れてですね、やっぱり市長が話ししているのも、初めて農家の出だとか、そういうことも分かるわけですから、本人が話すことが一番いいことだと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思っております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆友利光徳君   私も議案第38号、財産の無償譲渡についてですね、関連して質疑させてもらいますけども、まず学校の生徒の数ですね、職員の数、そしてどのような教科を教えるのか、そして経済効果があろうと思うんだけども、どれぐらいのメリットを予想されるのかですね。  そして、補助金の活用というふうな話を聞いているんだけれども、補助金で縛った場合にですね、何年ぐらいのその縛りをするのか。いわゆる長期的という文言が使われるんだけども、80%補助を活用した場合に何年の縛りがあるかというのをですね、契約書で決まっているのであれば、その説明を求めます。そして、最悪の場合に補助金の返還というのがあり得るのか。  もう一つ、あと1点はですね、その契約期間というのがまずあるのかなというのですね、契約期間。  もう一つは、これ建物は1985年ぐらいに建てたような記憶をしておるんだけども、耐用年数がですね、築36年になっておりますので、耐用年数があとどのぐらい残っているのか。要するに残簿価格というのかな、残存価格というのかな、それがどれぐらい残っているのか、説明を求めます。 ◎企画政策部長(友利克君)   ちょっと質疑多過ぎて全部答えられるかどうか、漏れがありましたらご指摘ください。まず、定員につきましては1学年40名、2学年ですので、80名ということになります。  それから、補助金の割合の質疑がございました。補助金はですね、離島活性化補助金というものは基本的には8割ではございます。ただ、その8割のうちですね、宮古島市も負担すべきであるというようなこともございまして、実質的には学校法人側の負担としては24.8%の負担というふうになります。8割のうち、ちょっとこれについてはまた後ほど詳しく説明いたしますが、総事業費は5億5,000万円を予定しております。失礼しました。総事業費は5億500万円となります。それから、正式な現在の負担割合が届きましたので、改めて説明いたしますけども、国の負担が60.16%、そして学校法人が24.8%、そして市の負担が15.04%、事業費でいいますと国の補助金が3億100万円ほど、学校法人の負担が1億2,400万円ほど、市の負担が7,500万円ほどということになります。  それから、経済効果の質疑がございました。経済効果につきましては、あくまでもいわゆる保護者の負担が島内で学校を出ることによって大きく負担が減るというところですね。つまりは毎年学生として島を出る方が多いわけですけども、この方々恐らく年間200万円ほど授業料も含めますと、生活費も含めますと最低でもですよ、1人当たり200万円ほどのお金が島から出ているという現状、そういったことを考え合わせますと、80名、あるいは、ほどではありますけども、こういった島に残るお金が、要するに島で循環するお金が発生をするということは、非常にまた大きな経済的効果があるのではないかというふうに思っておりますし、当然この学生方はアルバイトもするでしょう。今はコロナで少し経済状況落ち込んでいますけども、やはり観光がまた盛り上がってくる、復活をして盛り上がると。それによる波及でもって様々な業種でもって人が足らないという状況がありますので、そういった方々がアルバイトもする、また島に残ってくれるという形で雇用の大きな改善にもつながっていくもの。そして、定住人口も増えるというふうなメリットというものがあるというふうに思っているところでございます。  耐用年数というお尋ねございましたけども、耐用年数については特に把握をしておりませんが、現在の鑑定評価を入れました。鑑定評価額は1億3,297万2,000円という形で得ておるところでございます。 ◆友利光徳君   企画政策部長、ここはこの補助金を活用する事業なので、悪い事態が出た場合に、いわゆるその補助金の返還というのはあり得るのかということと、それとですね、契約期間、それと耐用年数とね、こういう補助事業というのは耐用年数と補助金の返還等が一致するんですよね。耐用年数がある間は補助金の返還をする可能性があるんですよね。ということで、これ別の事業にも関連を持つんだけども、そういう可能性あるかなということと、もう一つはこの職員の数はどのぐらいなのか説明を求めます。 ◎企画政策部長(友利克君)   先ほど耐用年数のお話がございました。耐用年数は、残り10年ということになっております。  それから、補助金との兼ね合いでございますけど、これについては特に内閣からどうのというような指摘はございません。あくまでも学校としての改修に係る補助金という形で国からの補助額は3億円であるという調整を続けているところでございます。  職員数については現在確認中でございます。 ◆友利光徳君   企画政策部長、これは学校で学ぶというのは非常に大事なことじゃないのかなというふうに一応私も理解をしておりますということはですね、やはり人材育成というのは島にとって大事な財産になりますので、必ず成功するようにお願いをしてですね、1つだけ確認しておきますけども、最悪の場合にですね、この補助金の返還というのがあり得るかということをですね、一応確認をしておいてください。 ◎企画政策部長(友利克君)   補助金の返還といいますのは、やはり補助金の目的に沿ったものであるかどうかが、これは学校、現在の高等教育に限らずですね、補助金の目的に沿って合致したものとしてちゃんと活用されているかどうか、それによってそういうことがあるものというふうに思いますけども、あくまでも現在、我々は補助金の目的にしっかり沿うような形で事業を進めているということでございます。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時00分)  再開します。                                     (再開=午前11時02分)  ほかに質疑はありませんか。 ◆高吉幸光君   私のほうはですね、議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてということであります。前回否決してから40%になりました。大体一月当たり約30万円ぐらいの減額になるかなというふうに思っております。これ3か月ということで約90万円ぐらいですけれども、例えばこの減額分、ここの理由の中にもね、困窮する市民の声を耳にしとありますけれども、例えばこの減額分をそういったほかの部分で活用するという考えはあるのかどうかという点についてお答えください。  それと、同意案第5号、副市長の選任についてでございます。私は3期目ですけれども、ちょうど私が1期目のときに伊川さんは来られておりまして、そのときの印象もやっぱりすごく優秀な人だなというふうなものはございます。先ほどのお話の中で、市長自身が私に足りない部分というふうに言っておりましたけれども、この伊川氏に一番期待する部分はどこなのか、これについてお聞かせください。 ◎市長(座喜味一幸君)   高吉幸光議員の質疑にお答えいたします。  給与の報酬の減額については、思いはありました。例えば子供の貧困だとか、子ども食堂の問題だとか、子育ての皆さんとかというような個人的な思いはありましたが、報酬の減額が用途を明確化できないというようなことを総務部と協議をいたしまして、トータルとしてそういうコロナでの大きな課題を、影響を受けている皆さんにトータルとしてお役に立てればという思いが1点であります。  先ほど2点目の伊川さんとの議会でのお付き合いがあるということで、多分に私よりも伊川さんをよく理解されているかなと思っております。私は、どちらかというとハードを中心とした部門が中心ではありましたし、トータルとして考えますときにやはり財政、それから選択と集中の事業の執行、それからこの財産をいかにして有効活用していくか等々の管財の問題等々考えますときに、福祉も含めましてね、やはり少なくとも宮古島市で予算を預かった方でありますし、また県全体の会計責任者としての立場、その辺については多くの来年の沖縄振興特別措置法の見直しというような大事な時期、それから我々が抱えるこの地域の総務的なことをトータルとして考えますときに、大変多くの知見を持っている方だなと思って、その辺を期待しているところです。 ◆高吉幸光君   コロナ対策のものというのはまだまだ今進行中でありますから、これからも補正も含めて全部またやっていくんだろうというふうに思っております。もうワクチンとか、そういった部分もいろいろと出てきておりますから、コロナとの闘いの最終な部分がやっぱりあると思います。その給与の部分は、一回ちゃんと戻した上で別の予算に振り替えるというような形、直接的なことではないけれども、やるということでよろしいかと思います。  伊川さんについてでありますけれども、やっぱり財政的な部分、あとはやはり沖縄振興特別措置法の改正がありますから、それに向けての県のパイプという部分で非常に必要かなというふうに理解をする部分でありますので、しっかり参考にして判断したいというふうに思います。ありがとうございました。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆仲里タカ子君   では、私も2点質疑させていただきます。  議案第28号、宮古島市スポーツ観光交流拠点施設設置及び管理に関する条例の一部改正についてですけど、これの新旧対照表、9ページを見ているんですけれども、この条例を改正する理由と目的をご説明お願いします。  それと、今話題になっている議案第38号、財産の無償譲渡についてですけれども、これは建物を無償譲渡する、土地は譲渡しないということでよろしいでしょうかということと、それから先ほど契約書があるというふうにお話をされていたと思うんですが、契約書の開示は可能ですかということをお願いします。 ◎企画政策部長(友利克君)   すみません。仲里タカ子議員の質疑にお答えする前にですね、先ほどの友利光徳議員の質疑についてお答えします。  まず、職員は何名ぐらいかというようなご質疑でございました。まだ確定的なものではございませんけども、教員は10名程度、事務職員が5名程度と。将来的には20名ぐらいになることも考えているということのようでございます。  それから訂正です。先ほどの1学年40名、1クラスと申し上げましたけども、1学年40名の2クラスですので、2学年になりますと160名ほどの学生ということになります。  それから、補助金の返還についてでございます。耐用年数と絡めてのご質疑でございました。10年といういわゆる耐用年数が残っているわけですけども、これにつきましてはいわゆる公民館としての用途を終わる、そして次の用途に変更するという段階で教育委員会から用途変更の手続といいますかね、そういったものをなされていると思います。その時点で建物に関する耐用年数が残っていることに対するいわゆる補助金の返還というものは求められておりませんので、これについての補助金返還はないものというふうに考えております。ただ、議員ご指摘のように、また新しく補助金を活用しますので、その補助金の返還というものについては、先ほども申し上げました、やはり目的に沿ったまず補助金の活用ができているのか、これがより大事。この場合ですと、やはり観光人材のための高等教育機関という設置目的がございますので、その目的を達成するということがまず一番大事なこと。そして、年数を例に挙げて質疑されておりました。10年が9年になったらというようなことでございますけども、これについてはですね、少なからず目的に沿った使用がされていて、またそれがやはり運営が厳しくなったということでちょっとやめざるを得ないとなった場合の際はですね、改めてこれはまた補助金の主管庁であります内閣と協議をすることになろうかというふうに考えております。  仲里タカ子議員の質疑にお答えいたします。建物についてはですね、無償譲渡という今手続を進めております。土地についてはですね、無償でこれは貸付けをするという契約の内容になっています。ただ、契約書の開示という話がありました。これは、もちろんこれから委員会などもございますので、委員会のほうではですね、契約書の、これはまだあくまでも仮の契約書ということになりますけども、契約書の案を提示しながらですね、委員会などでの審査をお願いしたい。また、前もって頂きたいというようなまた議員の方々がおられればですね、提供していきたいというふうに考えております。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   新旧対照表の9ページでございます。宮古島市スポーツ観光交流拠点施設の条例の改正ということであります。第9条の第3項のほうで使用料は使用許可を受けた際に納付しなければならないということになっておりまして、あといろいろ続くんですけど、これを変える理由は宮古島市スポーツ観光交流拠点施設の利用者にとって、事情等によってですね、変更があった場合、使用料の納付を後納でも可能にするなど施設利用者に柔軟な対応をするために今回の条例を提出しました。このやむを得ないものということがですね、JTAドームのアリーナには現在週3日間、地元の少年サッカーチームの練習が組まれており、そのチームの申請者は半年前から月単位で予約した状況でございます。予約した練習日が学校行事などで変更があったことが多い。現在のドームの条例では使用許可と同時に使用料の納付になることから、変更申請、場合によっては使用料の還付などの一連の手続に手間がかかる。そのため、変更が多い申請に対しては月単位に使用実績で使用料を後納することにより手続が簡素化される、また効率がよいということで今回の条例を提出しております。 ◆仲里タカ子君   すみません、観光商工部長、今の説明はですね、後納ですけども、これ9ページの新旧対照表の改正後は前納とするとありますけど、これは記載ミスですか。これ改正前、現行ですね、現行は利用許可を受けた際に納付しなければならない。利用許可の際に納付するから、別に前納ではなくて、許可があれば、許可を受けて、使う前であってもこれをする。そして、使ったときにそこの施設の利用の実績に応じて、それは後で納めてもいいというふうに書いてあるようにお見受けするんですね。でも、改正後はこれ使用料前納するとありますから、その設備等についてはこれも前納するのかというのがちょっとよく分からないということ、ちょっと今の説明では少し分かりにくいので、もう一度お願いしますということと、この議案第38号、財産の無償譲渡についてですけれども、これも私は宮古島市民がとっても待ち望んだ、本当にこれがうまくいってほしいという専門学校の誘致だと思っておりますので、ぜひとも本当に市民にとって、宮古島の子供たちにとって専門教育を受けられる、もしくはもしも過年度卒業としても、ここで専門教育を受けられる機会が得られるとすごく、すばらしくよいことというふうに思っているので、頑張ってもらいたいと思うんですけれども、ただ、本当に友利光徳議員が言うようにもしも何かあったときどうしようかという不安もあってですね、この契約の内容についてはぜひとも精査をして、うまくいくように頑張っていただきたいというふうには思います。観光商工部長、お願いします。 ◎企画政策部長(友利克君)   契約のことについては慎重に、また適切にやるべきだというご質疑でございます。まさにそのとおりだと思います。やはり先ほどもありましたように、評価額としては1億円を超える建物です。やはりそれを無償で譲渡するということについてはですね、やはり多くの方々が懸念もしているかというふうに思っているところです。ここはやはり、ただ我々も教育振興施設であるという位置づけでもってですね、無償譲渡ということを今回提案をしておりますので、やはり宮古島市の子供たちだけじゃなくて、今仲里タカ子議員からも指摘がありましたように、一つの学び直しという意味でもですね、幅広い学生の確保ということも十分に可能でございますので、新しい、要するに宮古島になかった高等教育機関のですね、設置というものについて、ぜひぜひ皆様方にはご理解をいただきたいというふうに思っているところでございます。  それから、先ほどの契約書の案というふうに申し上げましたけども、案ではなくて、仮契約を現在締結をしていると、建物についてですね、仮契約を締結している。そして、土地についてはですね、条項的にはこれは仮契約ではありませんけども、まだ案の段階ですが、失礼しました。仮契約の段階でございますけども、土地については建物の無償譲渡は議会議決を得た後に正式な契約となるというふうな条項を立てているところでございます。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   現行でですね、使用料は利用許可を受けた際に納付しなければならない。ただし、附属設備及びその他の設備の使用料については、使用後に納付することができるとあります。改正後ですね、使用料は前納する、基本的には前納するということでありまして、ただし市長が特別の事由があると認めた場合にはこの限りではないと。だから、先ほど説明したように基本的には前納してもらうんですけど、変更などがあった場合に、またあった場合もありますので、使用後にも納付できるよという形で変更しているということでございます。基本的には前納してもらうんですけど、こういった事由があった場合には事情等によって後でもいいよと、払ってもいいよということで改正したいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   仲里タカ子君、ちょっと聞き取りにくかったので、指摘しながら質疑をしてください。 ◆仲里タカ子君   今のスポーツ観光交流拠点施設の条例の改正ですけれども、この改正案はですね、これ読んだだけでは今の観光商工部長の説明は全然分からない。例えば少年サッカーの皆さんは、計画を立てて計画的にそこを利用している。それが変更になったりすることもあるので、使った後で利用料を払ってもいいですよというようなことを想定しているということであれば、これは継続的な利用に関する取決めというか、ルールをつくればいいのであって、市長が特別の事由があると認める場合はこの限りではないというこの条例はですね、市長が認めれば利用料は支払わなくてもよいというふうに読み取れる内容かなと、解釈されたりするのかなというふうに思うので、もうちょっと考えたほうがよいのではないかというふうに思います。  それと、11ページにですね、会議室の変更がありまして、仕切りによる半室利用は半額と書いたところが削除されている。これは、仕切りによる半額利用というのはもう認めませんよというふうな内容の改正になっていますかという2点お願いします、要望と2点。 ◎総務部長(宮国高宣君)   今の宮古島市スポーツ観光交流拠点施設、この条例について、ちょっと私ですね、法令審査会の委員長もしておるもんですから、私の立場から申し上げたいと思っております。いろんな条例等、規則等々ですね、今言いました市長が特別の事情があると認める場合と、こういうのがあります。ただし、これは緊急的な措置を考えた場合のただし書であって、今回は後納から前納という主語的な部分がですね、あります。これをですね、今ただし書を担当部長は述べたんですけど、これはあくまでも緊急の部分としてそういう形で措置ができるような形を文言として記載してあるということでございますので、この辺はご理解のほど、市長がですね、何でも権限でですね、できるということじゃございませんので、この辺はご理解のほどお願いしたいと思っております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆前里光健君   何点か質疑させていただきます。  同意案第5号、副市長の選任についてお伺いします。こちら、今回定例会の途中で追加議案として提出をされております。なぜこのタイミングでの提出になったのかお聞きします。  あと、私も伊川さんという方お会いしたことはありませんし、履歴書でしか確認することができません。その中で市長は伊川さん、いつからのお付き合いあったのか、あるのかないのか、そして仕事上で、個人的でもいいので、そういった中であるのかどうか、その人柄が分かるのであればお伝えいただきたい。  そして、市長は伊川さんがですね、これは踏み込んだお話ししますけれども、政治的、政党色、または政治色というものがあると考えられているのかについてお尋ねいたします。  次に、議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてであります。今回ですね、またこれ新たな議案として出されておりますが、中身はかなり文章書いておりますけれども、またこれもなぜこのタイミングでの議案の追加議案になったのかということと、文章の中でですね、経済的な影響を受け困窮する市民の声を耳にしということがあるんですが、これは具体的に誰のことなのか、これはいつ聞いたのか、それでどういう判断をされたのか。文章が変わっているのでですね、その点をお聞かせいただきたい。また、その40%減の算出根拠、この点についてお聞かせください。 ◎市長(座喜味一幸君)   前里光健議員の質疑にお答えいたします。  先ほどから副市長の同意の案件ですが、願わくば急ぐべしという議員の皆さんからもありました。しっかりと市政に、市民に福利向上のために頑張るというような思いを持って、副市長人事いろいろと努めてまいりました。そして、今回でありますが、大変優秀で有能だと思っております。沖縄県の会計責任者であります伊川さんであります。私は、できましたらば速やかに副市長にというような思いで早めに、早くから本人との意思確認をしながら、最終的にはといいますか、知事、副知事との了解も取っていた次第であります。しかしながら、沖縄県議会との関連におきまして、お辞めになっていただく時期というのが大変微妙な部分がありましてですね、調整に調整をできたのが今でありまして、今回の提案になったということでございます。  伊川さんとのつながりあるのかという話であります。合併協議会等々の頃からちょっと間接的にいろんな意見交換等させていただいておりました。そして、沖縄県議会の中でしっかりと議会の答弁、質疑と答弁と、委員会等々での機会がありましたこと、会計管理責任者として本会議での答弁、問題点の把握の仕方、そして要約整理した答弁の仕方等を見たときに、よく行政を熟知しているなというような思いで評価をいたしておりました。さらには、私は沖縄県の監査委員をやらせてもらっておりまして、大変に監査の中でも監査委員会の仕事の取り方、あるいは報告等の取り方は、課題解決等の考え方を見ましたときに、やはり行政に卓越した手腕を持っているなという思いを持って、行政力においては秀でたものを持っているということ、非常に人格的にも穏やかに丁寧に答弁をしていた姿等を見て誠実さを感じたといったところであります。  私は、今回の3番目の質疑の政治色はあるのかということでありますが、市民に寄り添い市民本位というようなことでしっかり負託を受けたわけであります。もちろんいろんな中でのいろんな他薦、推薦も含めての話はありましたが、私は政治色のない、そして公僕として務めた行政で、公正中立で行政を担ってきた方であって、政治色は全くないということで、政治色についてはないというように確信をいたしております。  次に報酬の削減の件についてでありますが、やはりこのコロナ禍の問題、私自分自身が本当に一市民としていろんなところに影響があるなと。第1次産業から3次産業までわたる大きな影響が出ているなという思い。昨年の暮れあたりからは、一時期Go To イート等で、トラベル等で景気は高まったときもありましたけれども、相当な各部門において、各市民層において影響が出ているという実感をいたしておりまして、また市長になって各経済団体、それからいろんな組織、団体等からの要請、陳情を受けましたときに、この影響の大きさというものをまさに肌で感じたところであります。40%の理由、これについてはできるだけの、私の報酬のできる限りの部分での40%の削減ということで成案をした次第でございます。どうぞご理解ください。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時31分)  再開します。                                     (再開=午前11時31分) ◆前里光健君   再質疑をさせていただきます。  同意案第5号、副市長の選任について、この伊川さんは政治色はないというふうに断言をしていただきました。そして、その中でですね、かなり前から知り合いであったと、合併協議会のときから知っていたということで、また県議会でもいろいろ仕事を通す中でしっかりとした行政に対しての知見があると、見識があるということでやはり信頼もあるということでの提案だというふうに思います。こちらについてはですね、今後とも皆さんいろいろ確認をするとは思いますけれども、あとはタイミングの問題なんですけど、これは県議会との調整でということだったと思いますが、以前からですね、この副市長案に対してはいろいろと早めの対応が必要ではないかというような流れがあったと思いますが、私は最初から出す方向がよかったのではないかと、もし出すのであればですね、という考えもあったのではないかということを伝えておきます。  そしてですね、この議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてなんですけれども、これ私も調べたんですけど、市長は先ほど佐久本洋介議員の質疑に、これは選挙期間中の1月17日の出来事だったということをお認めになりました。また、不適切な行為に対するというものもお示しいただきました。自らを律するべくということはですね、この期間中でない特別職が、期間中でない市長、今現在市長ですよ。しかし、市長でないときの期間を遡って身を律する、自らを律するというものを私調べたんですけど、前例がないんですよ。前例があるのか、これ何に基づいて私たちは審議をすればいいのかということだと思います。間違った情報が発信されないかなという懸念がありますが、その点について、ぜひお答えをいただきたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   基本的に政治家は、その就任以前も責任を問われるものと私は思っておりますし、政治家、こういう過去の案件も含めてしっかりと受け止めなければならないという政治信条を持っております。そして、今回私は就任直後、コロナ感染の拡大のさなかでの、マスコミも含め、大きな衝撃が走りました。この多くの選挙戦での課題が全国に放映されていく中で、やはり不適切と思われる部分に関しては謙虚に市民におわびを申し上げる。そして、万全の姿勢でコロナを、市民の信頼を得てからコロナの感染拡大の防止に当たる。それが政治家として、私の政治信条としてやるべきだという結論に至った次第であります。全国的に事例があるのか存じませんが、その件に関してはちょっとコメントはできませんので、答弁は以上にします。 ◆前里光健君   ありがとうございます。市長、その政治的な考え、個人的な自らを律するという今回の議案なんですけれども、また改めて再質疑しますけれども、この条例ですね、これは誰のために必要な条例だとお考えか、これは市長のために必要なものなのか、これは市民の皆様のために必要な条例なのかという確認を取りたいと思います。  また、本来ネガティブなこのような情報がね、全国に発信された。それで、身を処するというのは重要だと思いますが、それよりはですね、今現在、別のポジティブな情報発信に努めるべきではないかと私は思うんですけれども、その間に別にこの議会ではなくて、記者会見なりで謝罪をされて、また新たに進めるべきことがあると思ってはいますが、その辺に関してお答えをいただきたいというふうに思います。これからコロナウイルスワクチンの到着もありますし、そういったものに対しての注力を注いで、情報発信についてはですね、ポジティブな、光を与えるような情報発信に努めるべきだと思っておりますが、しかしながら今回の件に関してはとてもネガティブな過去の、しかも自らの身を処すというようなネガティブな、これはいかがなものかと思いますが、その点に関して最後お答えください。 ◎市長(座喜味一幸君)   1点目の案件なんですが、全国的にも事例がないというようなことでのお話もありました。私が非常に政治家として学んだ点が1点あります。これは、身を切る覚悟で教育に取り組むという大阪府大阪市の件であります。そういう報酬を削減してまでも教育改革をしていくんだというような、取組等々を見ましたときに、非常に今回の件もやはり政治家としてしっかりとした信条、信念を持って市民に寄り添い、市民の痛みを分かち合うというような思い、これが大きな私の動機であったことをご理解いただきたいと思います。  ネガティブな情報が日本中を駆け回りました。今、こうして多くの県、国ももちろんそうでしたね、宮古病院、そして保健所、そして宮古島市も一生懸命頑張りました。最も感謝すべきであります。また、市民の協力であります。こういう協力の下にようやくにして感染拡大が収まりまして、途中県外からの陽性者はおりましたが、ゼロが続いておりますことに本当に市民に対しても協力を感謝申し上げたいなと思います。これからは、ぜひともにこのコロナゼロ宮古島ということ、医療界の皆さん、そして市民の皆さん、そして行政と一体となってですね、安心、安全な島である、そしてできるだけ感染を持ち込まない、広げないというようなこと等に万全を期しながら、安心して訪れられる宮古島に向かって発信を含めて頑張っていきたい、このように思っております。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時40分)  再開します。                                     (再開=午前11時40分) ◎市長(座喜味一幸君)   先ほど、市民に寄り添い市民の痛みを共有するということでありますから、あくまでも私の政治信条でありまして、選挙戦でも訴えてきました市民のためでございます。そうご理解いただきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆濱元雅浩君   それでは、質疑を行います。  議案第38号、財産の無償譲渡についてであります。私、この案件自体に否定的であるということではないんですが、これから多くのいわゆる高等教育を目指す事業者が宮古島で学校を開校したいという話がたくさん来ていると思います、現在においてね。将来においてもこれが増えることを島全体としても願っているわけでありまして、そのスタートを切る案件だというふうに理解をして少し質疑させていただきますけれども、だからこそですね、この無償譲渡というのは非常に明快な方向性を持ってやっていただきたいというふうに思っているんですよ。これが学校法人であるから無償譲渡の対象となったのか、それであればこれから宮古島で学校を開校したいという方々もその対象として市と協議をすることが可能であるという理解でよろしいかどうか、まずはこの点をお聞かせください。  続きまして、議案第42号のただいまありました宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてでございます。これ前回、臨時会のほうで出ておりました。この提案理由の中でですね、前回は宮古島市長選の期間中の不適切な行為に関してというふうな文言でありました。今回は、その文言はありません。新型コロナウイルス拡大の中での不適切なということを書かれていたので、私はてっきり選挙期間中のことは前回否決されたことにおいて終了し、新たに出してくるこの議案は別の理由で出してきているのだと考えておりましたが、冒頭の佐久本洋介議員への答弁の中では、また今るる討論されている中では、結局同じ理由なのかというふうに思っております。例えばですね、先日ありました緊急質問等々で施設でのクラスター、そこで死亡者が出た。それの情報の共有がうまくいっていないことは市長もお認めになりました。そのような案件が踏まえられての提出だと感じていましたが、答弁の中ではやはり前回出したような選挙期間中の不適切な行為ということであるということでしょうか。まずはご説明いただきたいと思います。 ◎企画政策部長(友利克君)   学校法人だから無償なのかというお尋ねでございます。やはり今回のいわゆる専門学校、高等教育機関の設置というものは、やはり宮古島市における長年の懸案事項であると。その課題を解決するために平成28年から課題解決、また可能性ですね、可能性というものを調査してきたわけです。調査をする中で、いわゆる宮古島市における学校の設置、高等教育機関の設置というものに興味は示すも、全国的な調査でしたので、学校関係は幾つかの法人はありました。しかし、やはり初期投資にかかる費用というものは、またそれから学生を確保するということについては、結局なかなかクリアできないというところがありまして、関心、興味は示すものの、具体的に設置までにこぎ着けるというような法人は、正直言いまして、ございませんでした。ただ、現在話を進めているといいますかね、計画を進めている琉球リハビリテーションを運営する智睛学園につきましては、やはり関心を示しつつ、また協議を続けましょうということで、協議を打ち切らずにですね、いろいろと調整、協議を進めてきました。そういう中で、やはりまた社会的な状況ですね、宮古島市の観光が一気に盛り上がって、いわゆる島の可能性というものが非常に高まったという中でですね、これなら宮古島市において高等教育機関、専門学校を設置しても大丈夫だろうというようなですね、一つの決断を琉球リハビリテーション学園、智睛学園が出したということで今回に至っているわけでございます。その財産の無償譲渡ということについてはですね、戻りますけども、やはり初期投資を抑えることによって長期的な運営がしやすくなるということ、そしてその初期投資を抑えるということについてはですね、宮古島市が無償財産を譲渡するということだけでなくて、やはり補助金なりの活用が可能であればチャレンジすべきだということで内閣の離島活性化補助金というものを活用しているということでございます。  教育施設だからなのかというお尋ねでございますけども、やはりそれは大きな要因だというふうに思っています。公益性の高い、公共的とまで言わなくても、公益性の高いやはり教育施設の誘致だということでですね、そこについては市としても支援をしていかなければならんということでもって無償譲渡ということにしているところでございます。今後、他の専門学校なり大学が進出の希望があった場合にということでございますけども、そこについてはですね、明確にそれをそういうことになるだろうというような答弁はなかなか今の段階ではできない。やはりそこはそれぞれ所管もありますし、またいろいろと考えもあろうかというふうに思います。ただ、一つの先例にはなるのではないか。当然その先例というのは、市の負担というものを極力抑えながら、やはり市にとっても、また市民にとっても有益なものであるかどうかということがですね、大きな判断材料にはなろうかというふうに考えております。今の段階で明確に今進めていることを踏襲していくというようなことは、今後の例に対してですね、なかなか申し上げられないということでございます。 ◎総務部長(宮国高宣君)   議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についての提案理由でございます。細かい文言のですね、質疑がございました。前回、先月の臨時会において、2月12日の、その中の提案理由の中には選挙期間中という文言が入っていた、ただ今回入っていないということでございます。まず、読み上げます。新型コロナウイルス感染症拡大の中での不適切な行為に対する市長としての責任を果たすとともに、経済的な影響を受け困窮する市民の声を耳にし、自らを律すべく、そのために条例を制定するという形での提案でございます。提案理由につきましては、事務方としてですね、いろいろ精査をしております。ただ、この選挙期間中という文言がですね、意図的に外したとか、そうじゃなくて、同じ提案理由では出せない部分がございますので、それをですね、感染症の拡大の中での不適切な行為という形で表現をさせていただいております。また、追加をして経済的な影響と困窮する市民の声という形で自らを律すという形でございます。これにつきましては、その後の経済界とのいろんな意見交換会の中でそういう声を聞いたという形で、その状況ですね、宮古島の経済の状況に身を置いて、それに応じた行動を取ると、共に分かち合いたいというような形の表現でございますので、それに応じた行動を共に市長は行いたいという形の言葉がございましたので、そういう形の文言を整理したということでございますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   総務部長、もう一点、施設でのクラスター共有の件も少しあったと思いますが、施設でのクラスター共有に関する県との状況に関する件で関連質疑があったと思うんですが、それは。 ◎市長(座喜味一幸君)   介護施設等におけるクラスターの件に対する、この発信等に関することかということに関しては、私はその件については配慮はしておりません。 ◆濱元雅浩君   まず、議案第38号、財産の無償譲渡についての件でありますけれども、今のご答弁の流れを少し確認をしたいんですけれども、これはもう四、五年ぐらいでしょうかね、高等教育機関の誘致という流れに基づいてやった一つの一連の流れの中での最終段階での譲渡であるから今回はそれで行っていて、今後例えば誘致ということではなくて、自ら手を挙げたこととの線引きは一旦しますという理解でいいのかなと。運営リスクのために当初の費用を少なくすれば学校は来れる、たくさん参入できるというお話は、それは妥当だと思いますので、しかしながら今回の案件は誘致からつながる案件として、この無償譲渡も含めた対応を最終的に検討しているのであって、これから手を挙げるところ、その学校とは新たな視点での交渉に基づいてできる限りのサポートをしていくというような現段階のお考えということでいいか、これ確認をしたいと思います。  議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてですね、私は別に意図的に選挙期間というものを外したということではなくて、外したということは前向きに、もっと総体的にいろいろな案件を含めた上での市長としての責任を負いたいということだったと思ったんですが、今、先日行われた、それこそ情報共有ができていないこと、それは市役所内での共有すらできていなかったということをお認めになった上で、このコロナ感染症拡大の中での不適切な行為という文言であってほしかったなというふうに思いましたが、それは関係ないようであります。その上でお伺いしますけれども、これ令和3年4月1日から令和3年6月30日に限り、各月49万8,000円ですので、約150万円ぐらいの減額。この数字の根拠も、定かではないですが、私が気になるのはですね、この中で経済的な影響を受け困窮する市民の声に耳を貸し、コロナ禍においてという文言であればですね、例えば10%の減給をコロナの終息宣言が出るまで行う。何でこの3か月なんですか。3か月で何も変わっていなくて、また再拡大が起こっていたとした場合、どう責任取るんですかね。それであれば、終息見込みがつく、また先ほど言ったコロナゼロの島になった、それを見届けた上でこの措置を解除する、そういうお考えになってしかるべきだと思いますが、なぜそういう考えで改めて前向きな提案をなされてこなかったのか、ぜひとも市長にお伺いしたい。 ◎企画政策部長(友利克君)   これまでの流れの中での結果として無償ということなのかというお尋ねかというふうに思います。もちろん市の取組として5年ほどやってまいりました。そういう中で、ようやく宮古島市に学校を設置したいという法人が現れたと。追って協定を交わしております。協定の中にはやはり公共施設の利用などについても盛り込まれているところです。先ほどから申し上げておりますように、やはり宮古島市が長年待ち望んでいたといいますかね、待望する教育施設というものの設置、公益性の高い教育施設というものの設置がかなうということ、その一つの支援をするという意味合いでもって空くことが確定している施設を利用させると、使用させると、使用するということでございます。やはりそこは、先ほどから申し上げていますように、専門学校というと経営ですから、やっぱり経営が成り立つかどうかというものを非常に重要視されるわけです。そこには初期投資というものが重くのしかかってくる。先ほどから申し上げていますように5億円ほどのですね、事業費がそこにはかかると、整備をするに当たってですよ。整備をするに当たって5億円ほどの費用、つまり初期投資がかかる。それをやはり抑制すると、事業者側の負担も少し減らすということでもって支援をするということは、市のまた役割としてもあったと。そこには市も丸々それをまた負担するということは難しいことですので、やはり国の補助事業があればそれを有効に活用する。その結果として内閣の予算が、補助事業が活用できたと、極力市の負担も抑制されたということでございます。無償で提供することについてはですね、やはりもちろん指摘のあるように、市の事業の一環として進めてきたということもあります。もう一つはやはり教育施設であると、教育振興施設であるということですね、大きな理由でございます。今後については、やはり補助金の活用ができるかどうかということをですね、ゼロベースで考えていかなきゃいけませんし、また市の負担というものも当然考慮していかなければいけませんので、これ一つの先例にはなるかと思います。参考にはなると思いますけども、全くもってこの同様の手法が取れるかどうかというのはですね、ちょっと明確には答えられないという状況でございます。 ○議長(山里雅彦君)   市長の答弁の前に、ほかに質疑のある方ありますか。  濱元雅浩議員、午後からにしましょうか。市長答弁聞いてから午後にしますか。                 (「午後からお願いします」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   残りは午後からでいいですか。市長、午後からにしましょうね。  午前の会議はこれで休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午後零時01分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き質疑を行います。  濱元雅浩君の質疑に対する市長の答弁からであります。 ◎総務部長(宮国高宣君)   議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についての午前中の質疑がございました。なぜ選挙期間中というのを外したかという点と、あとコロナ終息まで10%でやったほうがいいんじゃないかという質疑だったと思いますけど、それでよろしいでしょうか。                 (議員の声あり) ◎総務部長(宮国高宣君)   それはいい。分かりました。  それではですね、まず今回のですね、提案の中で市長の給料が3か月、この額が99万6,000円となります。期末手当で38万3,709円となりまして、額的には3か月の合計で137万9,709円の減額となります。この3か月につきましては、今回の議会にですね、補正予算、新年度予算を含めてですね、経済的な影響を受けているという文言も提案理由に入っております。家賃等々のですね、部分を約2か月分ですね、そういう形の中でやっております。これは、もろもろのですね、そういったものを鑑みて3か月という、またそれとですね、給料の特例に関する条例ですね、これまでの事例も含めて、そういう形で判断をして期間をですね、3か月という形で設定をしております。パーセントについては、市長自らですね、前回のコロナ感染拡大の中での部分と合わせて、これまで、市長就任して以来いろんなことがございました。緊急動議もございました。そういったもろもろを含めての総括的な意味合いをこの中では感染症拡大の中でという形の中に含まれていると思っておりますので、それを加味して市長自らが40%という形を提案しているということでございます。10%というのは、これは議案を提出する部分でございますので、その辺は議員におきましてですね、議会において判断するものと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後1時33分)  再開します。                                     (再開=午後1時34分) ◎総務部長(宮国高宣君)   午前中にですね、市長が答弁したことに対しての質疑でございますけど、緊急動議が先日ありまして、その中で、今県に対してもですね、報告書をまとめるという形はなったと思っております。そのことについては、今回の部分については加味していないという内容の発言だったと理解しております。私が今さっき答弁した部分はですね、感染症拡大の中でのこれまでのですね、いろんな行為、不手際、いろんな形も含めて、就任前のこともありますし、それがトータル的にそういった方の表現になったということでございますので、ご理解のほどをお願いしたいと思います。緊急動議の部分は、また別の部分であるという発言という形でありますので、その辺はよろしくお願いします。 ◆濱元雅浩君   再度質疑になるかどうかですが、議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてに関してでありますけれども、やはりね、午前中に私が提案したというか、発言をした内容、市民に寄り添ってコロナを共に乗り越えていくという市長としての政治的判断であるならば、これをね、今総務部長がお答えになったということは、設計自体は市長がなされていないのかなというふうに捉えてしまうんですけれども、40%というのは市長がおっしゃった、前例等に合わせて総務部のほうで3か月という設計でありますというような流れですけれども、市長ね、先日来というか、今日もそうですし、前回もそうですけれども、本当に市民に寄り添う形でというのであればね、その設計全体をね、先ほど言ったようにね、市民が安心できる、いわゆるコロナの終息宣言が国なりどこかなりから発せられる、または宮古島においてコロナ感染症がゼロ、発生じゃないですよ、入院も含めて全部がゼロになって何か月がたったということにおいて、市民生活が回復したということをもって市長のこの減給の策というのを解除する、そのようにでも内容設計を変えてですね、それで市民に対してそういう形で私は市民とともにこのコロナを乗り越えていくんだという新たな提案でない限り、前回と同じ、率を上げたということでしかないように思うんですよ。例えばそうであったとした場合に、それも事務方が主導してそれをやっているということであれば、市長が先ほど来言っている市民に寄り添う形で責任を取りたいという言葉と今の行動が不一致に感じられますが、その辺の思いを市長にはぜひご答弁いただきたいと思います。設計全体を変更してでも市長の思いをこの場で決裁していただきたいんだというふうな考えであったかどうかということですね。  続きまして、同意案第5号、副市長の選任について、これも1点だけ。副市長というのは、私は非常に政治的な立場の特別職である。これは国や県、またあらゆる政党と折衝しながら補助金獲得していく、市長とともにその先頭に立って働く、そういう特別職であると理解をしております。そういう中でですね、先ほどの議員への答弁の中で政治色全くありません、これでこの宮古島5万5,000人、観光客200万人を目指す島のトップの代理としては非常に弱いような気がします。少なからずですね、市長と同じ政治思想で一致をしていて共に交渉に乗り出していける、そういうことぐらいは示していただかないと、どちらに向かうか分からない副市長では理解ができない。  それともう一点、これも今回2月の臨時会にも提出をできなかった、3月の当初でも提出をされていない、そして追加議案として提出をした。これになぜですかという質疑に対して、県との調整においてこのタイミングになった。それは、この推薦者が現在においても県の職員として働かれている、その上での調整と理解します。宮古島市の副市長ですよ。今のお話だと県と宮古島市を両方から交渉して県を優先したようにも聞こえますよ。それであればですよ、3月定例会で出せないのであれば、それがご本人との調整の中でやはり退職後にしてくれという話であれば、3月定例会を過ぎて、しっかり退職をされて宮古島に移ってこられて、その上で4月にでも臨時会を開いてしっかりと提出をしていく、そういう考えがあってもおかしくないと思うんですよね。3月26日までどうせ空白なんですから。これが誠意だと私は思いますけれども、この3点についてご答弁お願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   まず、党利党略というイメージに私はあってはならない。市民目線、市民優先、市民ファーストというのが原則である。少なくとも行政を預かる副市長としては、私の公約を受け止めながらしっかりと実現をしてもらうというのが基本的なスタンスだというふうに思っております。もちろんその中に予算要求をはじめ制度要求等々、かかる宮古島のいろんな振興に係る課題、これは行政のネットワークを含め、政治力を含め、国、県との連携、それから政党等との連携をもって実現していくべきものだというふうに思っておりますから、少なくとも行政であります。行政にたけた伊川君に関しては、立場に就けばそれなりの政治力もしっかりと発揮しながら宮古島振興に尽くすものというふうに思っております。  次に、スケジュール等についてのタイミングの問題であります。おっしゃる非常に重要な課題を抱えた宮古島市政であります。したがいまして、多くの課題山積の中での副市長、早急にという思いは当然ありましたし、また議員各位からもいろいろな提言あったことをしっかりと受け止めております。そういうものを含めまして、私はしっかりとこの人材、適材適所、それからそういうこれまでの実績等を見ながら選任をしてきたわけです。本人含め当初は早いうちに、できれば本会議の先議案件として選任をお願いしたい方向で進めておりました。しかしながら、やはり沖縄県においてもそれなりの責任のある立場にいること、そういう調整をしていく中で今回の提案になったこと、大変遅いではないかというようなご指摘ありますが、今回の提案でぜひ同意をいただいて、4月1日からしっかりと業務に当たっていただくということで進めてまいりたいので、ご理解、同意方よろしくお願いします。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後1時45分)  再開します。                                     (再開=午後1時46分) ◎市長(座喜味一幸君)   まさにこの問題、私の政治家としての信念、信条を含めて現実をしっかり見たときにやはり市民に寄り添う、まさに市民と寄り添い、そして市民の協力を得ながら、信頼を得ながらその事案に向かっていくという意味で、私はこういう方向でコロナの解決に向けては市民の力を得たい。そして、給与の減をもって市民に寄り添う形を取りたい。この形として市民の力を得ていく、市民の信頼を得ていく、そして市民の力を得てコロナを封じ込めていくというこの市長としての表現の仕方、意思の伝え方、これ大変いろいろと悩んだ部分もありますけれども、私は給与の削減ということで、事務方にお願いしたのはできれば私の特定したほうに予算削減が振り向けられないか、またこれまでの事例等を含めてぜひともにこういう方向でお願いしたい。また、改めて提案しました今回の件に関しても40%ということで私の思いというものを伝えながら、制度上のこれまでの整合を合わせながらやってきたと思っておりますんで、これはしっかりと私の意向が反映されている提案だというふうにご理解いただきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆砂川辰夫君   ちょっと二、三お伺いをいたします。副市長の同意案件についてでございます。  座喜味一幸市長におかれましてはですね、宮古島市長選挙においても基地容認、自衛隊賛成を訴えてきております。先ほどの答弁、回答において、過去の行動においても政治信条を守り、政治家として責任を取ると話したとおり、これまでも自衛隊の活動に対し、深い理解と推進活動を行ってきております。副市長というのは、市長とともに基本的な政治信条を一つにして行動や運営をしていかなくてはならないと私は考えます。そこで、副市長提案の伊川氏についてお尋ねしますが、自衛隊基地容認、自衛隊賛成という信条を持っていると考えてよいかお答えください。 ◎市長(座喜味一幸君)   砂川辰夫議員の質疑にお答えいたします。  伊川さんとは電話も何度かさせてもらいました。また、本人とも直接会う機会もさせてもらいました。私の今回における選挙公約、しっかりと読んできておいていただきました。そういう宮古島を新たな時代に向かって何とかしていこうという私の思いと共感いただいて、私の行政経験のありとあらゆる力をこのふるさと宮古島にしっかりと貢献していきたい、恩返しをしていきたいという話をさせてもらいました。もちろん自衛隊の扱いについてもしっかりと公約に書いてあるとおりご理解をいただいているというふうに認識しております。 ◆砂川辰夫君   政治的な偏りがないような話を先ほどもされておりましたが、これからの宮古島市政をしていく上でですね、自衛隊の問題については避けては通れないこれは問題かと思います。その上で市長と同じ自衛隊賛成でなければならない考えだと思いますが、これと同じじゃなければ市政、それから行動、方針がぶれると私は思います。結果的に市民にこの違いというのは不利益が生じる可能性があるんじゃないかというふうに懸念いたします。その上でもう一回、もう一度お伺いしますが、これでは伊川氏については自衛隊問題についてはしっかりと市長と同じ考えだということでよろしいですか。 ◎市長(座喜味一幸君)   大変選挙前にもこの問題、我々ワンチームの中でもいろいろと議論して曲折したところでありますが、自衛隊は容認する、ただし地元の理解を得ない強行配備等には反対する。知事と思いを共有する、考えを共有する、そういうことでございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆新里匠君   幾つか質疑をしていきたいと思っております。  議案書の15ページ、議案第29号、宮古島市伊良部屋外運動施設の設置及び管理に関する条例の制定について、21ページを開いていただきたいんですけれども、その中でですね、(指定管理者の選定及び指定)というものがあります。その中において(3)事業計画書に沿った施設の管理を安定して行う物的能力及び人的能力を有している者であること。(4)市民スポーツの普及奨励を通し心身共に健康な市民育成を図ることができる法人又は団体で、かつ、市内に住所を有し、市内のスポーツ団体の発展に寄与することを目的としている者であることという文言があります。これについてですね、指定管理はいつから行いますか。そして、選定方法についてはどうするのか。私がこれ質疑するのはですね、やはり多くの施設がですね、これ座喜味一幸市長が、去る宮古島市長選挙においても、公共施設のランニングコストについての言及があったんですよ。それで、この屋外運動施設についてもですね、やはりランニングコストがかかる、そう思います。そこにおいてですね、このBバイCというものが相当大きな要素になってくると思われるので、市内に住所を置いた、先ほど申したような条件のところのみをですね、本当にそこだけでそういう誘客とかですね、そういう部分ができるのかどうかというのが疑問であります。そこにおいてはJV方式とかも利用しながらですね、この収益性を上げる体制を強くするべきだと思っているからでございます。その点を加味してこの指定管理はいつから行うか、そして選定方法は、そしてこの3と4という項目に誘客に利するというかですね、そういう団体を付け加えることはできないかお伺いをいたします。  次にですけれども、議案第32号、宮古島市景観条例の一部改正についてでありますけれども、先ほど世界から宮古島は注目されているというところで条例を変えますよということをおっしゃっておりました。今回のですね、この変更においてどこが、どういう点が変わってですね、世界に発信するもととなるのかというところをお聞きしたいと思っております。これに書いてあるのがですね、この投影面という部分の追加文言がありましたよね。それについてどういう効果につながるかというところを教えていただきたいと思っております。  次にですね、議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてでありますけれども、これ先ほどから各議員への答弁聞いているんですけれども、中身はほぼこの2月臨時会の宮古島市長選挙についての市民に対する市長としての責任を処するためという部分であるんじゃないかなと思っていますけれども、これ減額したい、ただそれだけなのかなと思っています。減額してですね、市民に寄り添うと言っていますけれども、これは単なる減額をすることによってパフォーマンスをしているようにしか私は思えないんですけども、その点お答えいただきたい。  そして、この提案理由なんですけれども、新型コロナウイルス感染症拡大の中で不適切な行為に対する市長としての責任を果たすとしています。1つ区切ります。これはですね、どういった不適切な行為だったのかというのを教えていただきたいのと、これ減額することによってですね、責任を果たしているということなのですか。これお答えいただきたい。  そして次、経済的な影響を受け困窮する市民の声を耳にしたと書いてあります。これは、先ほど宮国高宣総務部長が各団体のというところ言っていたんですけれども、どういう声があったのかというところですね。そして、私はですね、このことをするために減額をするというよりもですね、この経済的な影響を受け困窮している市民に対してですね、どうやったらその困窮から抜け出せるのかという政策をですね、市長は立てて、これを実行していくべきではありませんか。そして、このことはですね、やはり給料を減額をすれば市民にですね、寄り添うことになるという違うようなメッセージに伝わればですね、これは相当な大問題だと思っております。これは、安易で無責任な姿勢であると考えますけれども、市長はどうお考えになられますか。  続いてですね、同意案件、これ確認をしますけれども、副市長に対しての先ほどの砂川辰夫議員への答弁でございますけれども、やはり市長と一緒になって行政運営をするというところにおいてはですね、やはりどの自治体でも同じ政治信条、政治思想、それを一つにする方と行政運営をしていくのがやはり妥当だと思っております。先ほどの市長の答弁においては、伊川氏もこの自衛隊については容認、推進、そして基地についても容認ということをですね、明言したと思っております。その中で、地域住民が納得していない部分に対してはですね、やはりそれだったら受け入れないという部分もおっしゃっていましたけれども、これは国に対してですね、基地の反対をしている方々のですね、思いというものを伝えたんでしょうか。これまずそのことが一番大事なんじゃないかなと思っております。私の記憶によるとですね、1月25日ぐらいでしたかね、私らが市長のところに行ってですね、申入れ書を渡しに行ったときに、その団体の方が2名いてですね、そういう多分要請をしに来たのかなと思っておりますけれども、そういった部分に対する対処はできているんですかという部分をお聞きしたいと思っております。  続いてですね、報告案件、報告第3号、専決処分の報告についてでございます。工事名がですね、伊良部屋外運動場整備工事(外構)工事の変更概要についてなんですけれども、これのまず変更の概要を教えていただきたい。これ資料ももらっていますけれども、建設部長、これについてそのままでもいいので、これが正しいのであれば、これについての説明をいただきたいと思っております。 ◎市長(座喜味一幸君)   新里匠議員にお答えします。  私に問われたのは議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定について、まず報酬の減額についてであります。先ほどからも述べておりますように市民の信頼を得て、市民の力を得て、しっかりと協力を得ながら、また信頼関係をつくりながらコロナ感染防止、もしくは経済の回復というような大きな課題、これはやはり政治家、市長としての大変大事なことだと思っております。これを先ほど申したようにパフォーマンスと捉えられたら大変迷惑だなというような思いであります。現場を歩きますと大変いろんな声がありますよ。我々政治家として、私は市長として心の痛い思いもありまして、何をもって市民に寄り添えるのか日夜考えておりましたし、コロナの日々の報告を聞いても、大変毎日のように4時頃にはそわそわしておりました。こういう思いでありまして、この減額というものはこの条例の範囲内で、実績の範囲内で思いのほどをしっかりと表したいということでありまして、決してパフォーマンスではないということだけはご理解をいただきたいと思います。  また、経済対策について、経済対策をもって応えるべきではないのかというようなお話でありますが、まさにそのとおりであります。感染拡大の防止、そして今後しっかりと感染防止をしていくというようなこと、それからもう一つは今大変現場で困窮している現場に手を差し伸べる、支援をしていく、融資をしていくというようなこと、これは当然であります。したがいまして、できるだけの手を打ちながら、多くの提案を受けている部分もありますから、しっかりと予算のほうも対応したいというふうに思います。  また、先ほど、同意の案件の同意案第5号、副市長の選任についてでございますが、副市長の政治姿勢、先ほど自衛隊の話を含めて市長と思いを一緒にしなければならない、これは当然でありまして、確認をいたしておりますし、しっかりとスクラムを組んで市民に約束した公約、これはしっかりと守り、実現をしてまいりたいと思っております。先ほど自衛官が、いろいろとこの辺の少し疑いがあるような話が出たんですが、自衛官の募集業務で多分見えていた、新任の挨拶等、自衛官の募集でおいでいただいていたことなのか、その辺は定かではありませんが、いずれにしましても自衛隊に係る問題も副市長としっかりと意思疎通を十分に図りながら、公約のとおり実行、実現してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時08分)  再開します。                                     (再開=午後2時09分) ◎市長(座喜味一幸君)   今、具体的な話あったんで、よく理解できました。いろんな今おっしゃったような陳情等が上がっていることは承知しております。したがいまして、国、県、市、あるいは地元を含めて連絡協議会等を持って、いろんなこういう課題に対しては対処していくというようなことで、できればここの共通の課題に関してもトータルとして整理しながらそういう話合い、あるいは説明会等を持っていけるように考えております。                 (「議長、休憩。今の答弁になっていない」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時10分)  再開します。                                     (再開=午後2時11分) ◎市長(座喜味一幸君)   この要請については、私のほうにも来ましたし、防衛局のほうにも行ったというふうに聞いておりますから、その辺の情報共有はしておりますから、その辺に対する対処策等についてはコロナ禍以降という話には基本的になっておりましたけれども、今後どういう組織をつくっていくかという、今その連絡協議会というのか、その辺のですね、今ちょっとこれから作業に入ったところでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   それでは、順を追ってお答えいたします。  まず、議案第29号、宮古島市伊良部屋外運動施設の設置及び管理に関する条例の制定についてでございます。その中で指定管理者の選定及び指定について、まずいつから行うかということでございますが、当面は市のほうで直営で行いまして、施設全体が完了した後に指定管理者制度は導入する考えでございます。  それから、選定方法ですけども、これは現在のところは確定はしておりませんが、案としてはプロポーザルという方法も検討しております。  それから、収益性をどう見るかということでございますが、これについても大変重要なことでありますので、いろいろやはり多くの市民、それからこの施設はプロ仕様であるということでもって建設しておりますので、どうしてもプロ野球球団のキャンプ誘致に努めていくということを踏まえてですね、収益を高めていきたい。これが宮古島全体の経済効果につながるものだろうと考えております。  それから、市内に住所を有する者だけで指定管理の応募、募集を受けるのかということでありますけれども、現在そのようにうたっておりますけれども、やはり強力なですね、こういう施設をしっかりと管理できる組織について広く募っていきたいと考えておりまして、もしそういう団体については、いち早くですね、宮古島市内にも住所を移していただけるようなですね、そういう働きかけも行っていきたいなと考えております。  次に、景観条例についてであります。議案第32号、宮古島市景観条例の一部改正についてですが、これは今回どういった条例の特徴があるかということでございますけども、今回の条例においてはこの景観条例に基づいて届けなくてもいい基準のものについて基準を明確化してあるということでございます。  それから、景観行政についてどういった効果があるかということでございますけども、景観条例に伴う届出は年間およそ150件ほどございます。そこでいろいろ審査をしまして、中にはやはり審議会にかけなければいけない案件などございますので、その審議会にかけて設計などについても変更もする場合もございます。そして、そのようなことでもって景観行政の効果の具体的な例といたしましては市民あるいは観光客ですね、道路からの景観も圧迫感がないような建物を建てたということで好評をいただいたりですね、それから道路から景観に配慮した樹木の本数などが増やされたということなどがございます。  次に、報告第3号、専決処分の報告についてですが、専決処分の減額になった主な理由ですね、昨年の12月定例会では伊良部屋外運動場整備工事は追加工事によりまして3,674万1,384円の増額補正をいたしましたが、今回の補正の減は生産設計に伴い現場の設計数量の増減などによりマイナス164万7,800円の減額となっております。主な変更理由といたしましては、既に説明資料として提出してありますけれども、読み上げます。主な変更理由としましては、1つに建設機械運搬費等の条件変更による請負金額の減額、それから単価、代価の修正による増額、それから施設整備、園路広場整備工の増額、それからその他設備などの増額によるものが主な理由でございます。 ◆新里匠君   今のですね、建設部長の件からまず話します。議案第29号、宮古島市伊良部屋外運動施設の設置及び管理に関する条例の制定について、指定管理の件なんですけれども、これ施設の整備後に指定管理は行っていくということでございます。ですが、これはやはりこの条例が決まるとですね、この枠の中でしかできなくなるわけです。宮古島にですね、住所を移せばいいんじゃないかということをおっしゃっていましたけれども、これは営業所としてでも可ということになってきますかね。そこら辺も、これが決まるとですね、これがしっかりしていないと、終わった後からでもですね、これ条例を変えないとできないことになるんじゃないかなと思っているんですよ。ネーミングライツとかの話もありますよね。そういったところでですね、地元の企業とこの誘客ができる企業をですね、ジョイントさせてやっていくというのも手であるかなと思っておりますから、市長、ぜひそこら辺一緒に考えていただきたいと思っております。  続いてなんですけれども、景観条例の件ですけれどもね、景観条例の件はですね、小さいものについては届出不要という部分になっていくということなんですけれども、年間150件の申請があるので、これがやらなくてもいいということになっていくということでありますけれども、これですね、景観が圧迫感がないというところにつながってと、評価が得られているという答弁でありましたけれども、例えば伊良部島なんかとですね、9メートルでしたか、の部分の景観条例の枠の中で高さの制限があったりしました。13メートルですか、あったんですけれども、その屋上部に例えば囲いをしてですね、津波が来るときなどにですね、退避できるようなものについてもですね、これ届出しなくてもいいようにしてもらえませんかね。もちろん景観を阻害しない感じでですね、やらないと、あそこは海抜が低いわけですよ。なので、津波の際にはやはり少しでも高いところに逃げたいんですけれども、そんな時間的余裕がないときにですね、上がるというのも考えていただきたいんですよ。景観も大事ですけれども、人の命はもっと大事ですからね、建設部長、ぜひお願いをしたいと思っております。  報告第3号、専決処分の報告についてですね、まず最初にこの説明資料は、さっき4点変更の理由をおっしゃったんですけれども、この資料の中身正しいですか。この数字をですね、足し算していくと合わないんですよね。それをまず確認していただきたいのと、あと①の運搬費の減額がありますけれども、これ運搬費、防球ネットくい打ち機材回送費、陸上及び海上運搬費でですね、それだけで1,685万円って書いているんですけれども、これはこれだけですか。運搬費とか海上輸送費だけで1,685万円なのかという確認をいただきたい。これがですね、なぜ12月定例会でですね、これ3,600万円ぐらいの追加をしているんですよ。それに出てこないものがですね、このくい打ちというのは一番工事の最初のほうなんですよね。そういった部分がですね、今回こうやって出てきた。これは、対応が遅かっただけなんですかね。これもちょっと教えていただきたい。  これ2番目の手すり工の増額の件もそうです。824万円の増額、手すりが824万円というのは相当な距離の変更があったとしか理由としてはもう考えられないので、これあったのかどうかだけですね。  あと、3番目の防火水槽の設置に伴う路盤舗装工の増で表面の張り芝工の増額があった319万8,000円というところがあるんですけれども、これ防火水槽というのは消防法との絡みが多分あって、これというのは最初にですね、設計の中に入っているんじゃないですか。3月のこの時点でこれを出してきた。何かあるんですかね、これ。この報告はですね、この質疑でしかこれ確認できないわけですよ、議員には。なので、今言った質疑事項確認をしていただきたい、この金額の確認も含めて。これちょっと後からまたやりますから、これ確認をお願いします。  市長のほうに戻ります。先ほどの給料の問題の中でですね、連絡協議会をやって、これで取り合っていきますよと言いましたけれども、保良の施設もですね、もう3月で出来上がります。なので、これは聞いても止まらない。コロナが終わってからこれをやるということにおいてはですね、やはり今の時点では対応できない。すなわち、この施設ができるまでは何も今は対応できないよということをですね、伝えてあげたほうがいいと私は思います。  さっきコロナの減額の話の中でいろいろやっていきますよということだったんですけれども、経済対策についてですね、いつまでにこれをやっていくか。市長はせんだって各団体と意見交換をしたというのを前々からおっしゃっているし、新聞にも載っていました。それでですね、これを受けてこれから本当にどうやっていくのか、そしてこの団体というのはやはり企業相手だと思うんですよね。それで、個人ですね、事業所に働いている従業員も含め、そして市民も含めて困窮しているという部分に、どうやって支援の手をまたやっていくのかというところを教えていただきたい。これ働きたくてもですね、働けないという状況があります。それで、いろんな国の支援も、県の支援も、市の支援もありますけれども、3か月に1回5万円とかですね、10万円、そういう中では生活できない人がいっぱいいるわけですよ、市長。市長もこの前悩んでいるよというのをおっしゃっていましたし、この答弁の中でもいろいろ心を痛めているという話もさっきありましたね。そういう中でどういったことができるかというところをですね、私1つ思うのがですね、生活保護費という部分を活用できないのかなと。これずっとずっとやるという意味ではないですよ。コロナ禍の中で、これが国でもいろいろありますよ、ありますけれども、市もですね、そういうところにちょっとアプローチをして、市長自らですね、これやれたらいいなと思っているんですけれども、それも含めて答弁をいただきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時27分)  再開します。                                     (再開=午後2時29分) ◎総務部長(宮国高宣君)   私のほうからですね、今新里匠議員からの質疑の中で、議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についての中で経済的な影響で困窮するという部分について私のほうから答弁したいと思っております。  議員も質疑の中にございました、先月経済団体との意見交換を行いました。議員がおっしゃっているとおり、企業のですね、部分と、あと従業員のですね、部分、個人ですね、そういったもろもろの意見もございました。ですから、そういう中でですね、先日も上地廣敏議員のほうからもありましたけど、タクシー業界にですね、そういう形でやるのと、また乗務員ですね、こういったもろもろの意見をですね、今後総括してですね、どういった対応ができるかと。国の制度、県、いろいろございます。緊急事態宣言中のことでもございましたので、その辺を踏まえてですね、今回補正予算並びに3月、新年度のですね、当初予算、そういった形で予備費等々をですね、現在そういった形で予算措置をお願いしているところでございますので、議員の質疑も踏まえてですね、今後そういった部分で、手厚くできるかどうかを役所内で、検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(下地律子君)   先ほどのご質疑の中で生活に困窮している方への生活保護制度の中でというお話がございましたが、生活保護は国の制度に基づいて実施をしておりますので、その中で実施していくということはちょっとできないものだと考えております。別で、どういった形で、生活保護制度ではなくて、別の形で市としての独自の制度がつくれるかどうかはちょっと今後の課題だとは思うんですが、今現在実施をしている生活保護制度の中ではできないと考えております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   報告第3号、専決処分の報告についてでございます。まず、1つ目のご質疑としまして、今回の減額分164万7,800円に対して理由の積み上げの差額があるということです。60万円の差額があります。これについては、変更理由④のですね、その他設備等の増額で、その他諸経費などによる増額で対応できるのではないかと見ております。  それから、①の主な変更理由の一つに建設機械運搬費等の条件変更により請負金額を減額とありますけども、主な理由ですね。これに書いてありますとおり、当初から共通仮設費の運搬費で積算すべきでありましたが、当初は直接工事費にその運搬費を計上していたために、精算設計において精査したところ、減額が生じているということになります。これらについては発注者、それから受注者、それから設計業者ともにですね、いろいろ協議しまして、変更協議をし、減額について合意をしているという状況でございます。  それから、②の変更理由、単価、代価の修正による手すりの減額分でございますけども、当初の手すり工の代価表の単価設定が10メートル当たりで単価設定をすべきだったところ、当初は1メートル当たりで設定していたということでのこういったものの確認ができておりますので、その辺について減額が生じているということでございます。すみません、824万円の増額が生じたということでございます。 ◎福祉部長(下地律子君)   先ほどの答弁の補足でございますが、生活保護の制度の条件や基準とか満たしている場合はもちろん生活保護の実施が可能とはなります。今現在ですね、先日もちょっとお答えしたんですが、生活困窮者の方の例えばコロナで収入が減った方とかでですね、住居確保給付金の活用をされている方も大勢いらっしゃいます。そういったのも含めてですね、その際にご相談があった場合は緊急小口資金だとか、そういった総合生活資金貸付け等、社会福祉協議会が実施をしている貸付け等がありまして、そちらのほうも併せて案内をさせていただいております。 ○議長(山里雅彦君)   ちょっと休憩します。                                     (休憩=午後2時36分)  再開します。                                     (再開=午後2時39分) ◎建設部長(大嶺弘明君)   まず、景観条例に関わる件の中で伊良部島の避難施設において景観条例に届け出ないことに関してこれまでいろいろ指導を受けているような部分があるということで、これについて配慮できないかということでございますけれども、これについて議員ご要望のとおりですね、対応できるかどうかについては検討させていただきたいなと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。  それから、報告第3号、専決処分の報告についての中で変更理由の③の施設整備、園路広場整備工の増額の理由でございますけども、これに表記されていますとおり、防火水槽の設置に伴い路盤舗装工の増、それから浄化槽処理施設の蒸発散施設範囲面積の増によりまして表面の張り芝工の増額が、精査の結果、増額となったということでございまして、金額にしまして319万8,000円の増ということに精査されているという状況でございます。 ◆新里匠君   建設部長、いろいろ細くなってですね、これこの場では多分解決をしないのではないかと思っております。それで、ですけれども、ここで終わらなければこの報告は私たちの見るという権限というかですね、そういうのがないわけですよ。ぜひ議長、この件に関してですね、端的な部分ではなくて、これ分かる形で出すなりですね、私たちが行ったら話ができるように建設部長にお願いをしていただきたい。そうしないとですね、この報告という部分はですね、もう私たちの手から離れるんですよね。金額もさっき諸経費の部分と言いましたけれども、それはその諸経費の分まで足して600円ですけれども、計算合わないので、ぜひそこら辺は話してほしいと思います。  そしてですね、もう一点、この件についてなんですけれども、昨日の案件ではありますけれども、繰越明許費の中にですね、10億円余り入っております。この報告第3号、専決処分の報告についての案件の工事費もこれに入っているんではないかと思われます。私、現場行ってみたんですけども、大体90%から95%ぐらいは終わっているんですよ、これ。なのに、これ繰越しということはですね、額があまりにも大き過ぎるので、起債ができれば起債部分で対応してですね、業者のほうに支出をしていただきたい。これは、この業者3社ぐらいいたんですけど、業者3社、三和、大政、新幸というところがありますけれども、資金の回し方もあるでしょうから、起債の部分をやっていただいて負担のないようにしてもらえませんか、建設部長。  あとですね、福祉部長のお話がありましたけれども、最初は生活保護の部分ではできないよと。確かに生活保護の条件に入っていなければそれはできないというところでよかったんですけれども、入っていたらできるのかという指摘をしようと思ったんですけれども、その枠の中に入っていればできるというところですから、生活保護の案件減っていますけれども、やりたい人はいっぱいいます、正直。だけれども、生活保護を受けることに対して抵抗がある方はもっといるんですよ。なので、市長、窓口をつくっていただけませんか。そうすると、生活保護の部分ではなくて、やはり困窮の部分でこの窓口を臨時的にその係につくってもいいので、それをやってですね、安心な暮らしにつないで、市民に寄り添う形をまずつくっていただきたいと思っております。市長、答弁お願いします。 ◎市長(座喜味一幸君)   おっしゃること、しっかりと受け止めております。どういう形でやれるのか、最も簡便な方法は何なのか、確実な方法は何なのか、利用のしやすい方法は何なのか、しっかりと検討してまいります。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆島尻誠君   一、二点、ちょっと確認しながら質疑したいと思います。  まずですね、議案書50ページ、議案第36号、宮古島市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてということなんですが、提案理由として水道法第10条の規定により給水人口及び給水量の増加に伴う厚生労働省の許可を得たいという内容だと思うんですね。次のページ見てみますと、第2条第3項中の5万5,000人から5万6,000人に変更の申請を出すと、改めると。そのほか立方の改正があります。大まかに宮古島の人口というと、簡単にですね、5万4,000人弱から、この間マスコミ報道にも減少の傾向が載っていました。具体的にこの給水人口の理由の表現になりますけども、定義をちょっと教えていただきたいなと思います。  それとですね、今先ほど来からお話があります議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定について、そして同意案のですね、副市長人事案、これ宮古島市の去年の、2019年度決算においても18億円の黒字決算がされております。しかしながら、決算書をよく見ると、やはり財政調整基金だったり、それなりの調整が見えた数字があったかなというふうな思いがあります。今回の給与もそうなんですが、宮古島市が抱えるこの市債、500億円を超えるような市債に対して、今後副市長人事も、12年前の伊川氏の平成21年の出向もございました。その辺を踏まえて判断されたんだろうなというふうな個人的な思いはあるんですけども、市長の給料の削減に関しても先ほど来から議員の同僚の皆さんのご意見も多数あります。今後もやはり市民の、我々のですね、負託を受けた以上はちゃんとした議会運営、そして行政の皆さんも市政運営を図っていかなければ示しがつかない。その辺は一致しているとこだと思います。この市政運営に関して、今人事案件も給料もやはり市長の思い、それをですね、しっかりと反映している、それが表れた案件だというふうに認識していますので、市長のほうの新年度を迎えるに当たり、この両提案に対して思いをですね、お聞きしたい。  それと、ちょっとこの議案書の無償譲渡の件、図面がこれちょっと見えないんですが、56ページ、議案第38号、財産の無償譲渡についてに関して、内容は皆さんも聞いていましたので、ちょっとお願いですね、これはね。図面をちょっと確認したいというのもあって、今年度繰越しで3,700万円程度の設計の予算が繰越しされていますけども、見ようにちょっと見れないので、この図面ですね。次回からはもう少し分かるような図面を添付してほしい。それをお願いしておきたいと思います。 ◎市長(座喜味一幸君)   島尻誠議員の質疑にお答えします。  新年度に向けて、市長の給与の減額について思いをということであります。やはりこの沖縄県、離島でありますし、その離島の中の離島、これは大きな潮流の中で振り回されるという宿命を持っております。まさに今回のコロナ禍においても、このコロナ感染というものがいかにすさまじいものであったのか。そして、経済を変え、社会の仕組みを変えようとしている。我々離島においても大変な大きな影響をもたらしているということは、みんなが認めるところだというふうに思っております。ぜひともに私たちは宮古島、宮古島に私今回非常に市民に感銘しておりますのがいざというときの危機を乗り越えていくという昔からの共生と思いやり、そういう団結力というものを非常に感じております。市民の思い、協力をいただきながらもしっかりとコロナ感染防止については真剣に、なお一層知恵をいただきながら取り組みたい。さらにはコロナゼロアイランド、これこそアフターコロナ、すなわち経済を大きく動かす基本中の基本であると思っておりますから、今いろんな事業所等もあるかと思いますけれども、まずはこのコロナゼロというものをしっかりとキープしていく。そして、しっかりと経済的にも県、国との連携事業を生かしながらも、市としてやれることを一生懸命やっていきたいというふうに思っております。  副市長の件についてですが、今質疑をいただいた、出身地、同じ島尻でございます。非常に農家の生まれでご苦労もいただいたというふうに思っておりますけれども、新たな振興計画が本格的にもう始まっております。そういう国によって、県によって、今大きな振興計画の見直しの真っただ中におられることを、ぜひともにそういう県の立場から見てきた次年度への振興計画の見直し、これに関しても大いに力を借りてまいりたいし、また財政の問題、これからいろんな行政の選択、集中の問題、施設等の跡利用の問題等々しっかりと力をお貸しいただいて、宮古島の振興、発展に存分の働きをし、ふるさとに恩返しをしていただけるものという期待を込めておきます。ありがとうございました。 ◎企画政策部長(友利克君)   旧中央公民館の図面の件ですけども、何分35年ほどたっているということで図面そのものが大分薄れていると。あわせて、これかなり縮小してありますので、なかなか見づらくなっているということでございます。最善を尽くしたいと思います。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   議案第36号、宮古島市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてということで、給水人口の算出の定義というご質疑ですね。定義というか、算出方法のほうを説明したいと思います。水道計画の給水には、1日最大給水量を1人1日最大給水量で除して算出することとなります。近年の使用水量が増加する中において、1日最大給水量が増加すれば必然的に給水人口も増加することになります。それらを踏まえて、この人口動態のことに関してなんですが、まずほかの人口推計として令和2年3月に公表された宮古島市人口ビジョンでは、令和12年度に総人口5万4,122人の推計となっております。また、平成29年度に公表された第2次宮古島市総合計画では将来の人口は5万人としており、加えて国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計値は著しい減少傾向を示すなど、各推計値の乖離が見られる結果となっております。このような中において、給水人口の推計については宮古島市人口ビジョンと同様にコーホート要因法で推計され、同様な人口推計となりますが、近年のリゾート開発の急増や新空港ターミナルの建設等により営業用水量が急増しており、特に平成27年度以降は年間100万人を超える観光客が来島し、給水量の増加が顕著となっております。このような状況を踏まえると、宮古島市水道ビジョンに基づき給水量の将来見立てを立てることは過少に見積もる可能性があるため、給水人口は独自の推計方法として、今後建設予定のリゾートホテルやアパート等の給水量を上乗せして将来の給水量の推計を行う必要があります。そのため、それらの加算分を組み入れた給水人口は、令和13年度における宮古島市水道ビジョンよりも多く推計されることとなります。加えて、給水人口は、さっきも言いましたけど、1日最大給水量と1人1日最大給水量との相関関係であることが必定ですので、1日最大給水量が増加すると給水人口も増加することになります。つまり1日最大給水量を今回3万4,500トンとしており、1人1日最大給水量は608リットルで算定しておりますので、これで除しますと目標年度の給水人口は5万6,790人となります。 ◆島尻誠君   上下水道部長、ありがとうございます。給水人口、増えゆく水需要に対してですね、観光客は一昨年も100万人を超えるような状況の中で、やはり水道事業もそうですし、地下水問題もそうなんですが、大切なこのライフラインも含めて守っていかなきゃいけない課題だと思います。非常に注視しておりますので、今後ともぜひご尽力をお願いしたいというふうに思います。  それと、企画政策部長、今ですね、これ多分恐らくここにいらしている議員の皆さん、何を書いているかが分からないと思うんですね、この図面見る限り。設計ですよね、設計の図書、恐らくね。それは今の時代、要するにCADデータとかいろいろ残している分野があるので、添付して、説明資料ですので、できればお願いしたいのは、やはり昔の図面をそのまま載っけるんではなくて、今データとして残しているものを分かりやすく説明してほしいということでありますので、できれば、公民館の中のものだと思うんですが、分かりよい配置図をね、載せたり、そのほうが説明しやすいんじゃないかなというふうに思います。なければないでCADで今作れますので、それをぜひやっていただきたい。  そして、市長、やはり給料の問題も条例もですね、副市長人事も、やはり今後二人三脚、あるいはここにいらっしゃる職員の皆さんのサポートがあって議会運営も市政運営も図られているものだと思っております。ぜひとも4月以降の新年度も連携を取ってお願いしたいなと思います。 ◎企画政策部長(友利克君)   さすがに青焼き図面ではですね、確かに不明瞭な部分があろうかと思います。ですから、原本、青図面に代わって分かりやすいような図面など、平面図など、またパンフレットなどがあればですね、それを併せて添付したいというふうに思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております28件のうち、日程第1、議案第23号から日程第21、議案第43号までの計21件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託します。  お諮りします。日程第24、諮問第1号から日程第28、同意案第5号までの計5件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、最終本会議において処理したいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり)
    ○議長(山里雅彦君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  これで本日の日程は全部終了しました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後3時03分)...