宮古島市議会 > 2021-03-03 >
03月03日-02号

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  1. 宮古島市議会 2021-03-03
    03月03日-02号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年  3月 定例会(第2回)          令和3年第2回宮古島市議会定例会(3月)議事日程第2号                           令和3年3月3日(水)午前10時開議 日程第 1    議案第42号 宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定について   (市長提出) 〃 第 2     〃 第43号 宮古島市介護保険条例の一部改正について        (  〃  ) 〃 第 3   同意案第 5 号 副市長の選任について                 (  〃  ) 〃 第 4    議案第 3 号 令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)     (  〃  ) 〃 第 5     〃 第 4 号 令和2年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)                                          (  〃  ) 〃 第 6     〃 第 5 号 令和2年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第4号) (  〃  ) 〃 第 7     〃 第 6 号 令和2年度宮古島市介護保険特別会計補正予算(第4号) (  〃  ) 〃 第 8     〃 第 7 号 令和2年度宮古島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)                                          (  〃  ) 〃 第 9     〃 第 8 号 令和2年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計補正予算(第1               号)                         (  〃  ) 〃 第10    〃 第 9 号 令和2年度宮古島市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)                                          (  〃  ) 〃 第11    〃 第10号 令和2年度宮古島市水道事業会計補正予算(第3号)   (  〃  ) 〃 第12    〃 第11号 令和2年度宮古島市漁業集落排水事業会計補正予算(第2号)                                          (  〃  ) 〃 第13    〃 第12号 令和3年度宮古島市一般会計予算            (  〃  ) 〃 第14    〃 第13号 令和3年度宮古島市国民健康保険事業特別会計予算    (  〃  ) 〃 第15    〃 第14号 令和3年度宮古島市港湾事業特別会計予算        (  〃  ) 〃 第16    〃 第15号 令和3年度宮古島市介護保険特別会計予算        (  〃  ) 〃 第17    〃 第16号 令和3年度宮古島市後期高齢者医療特別会計予算     (  〃  ) 〃 第18    〃 第17号 令和3年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算                                          (  〃  ) 〃 第19    〃 第18号 令和3年度宮古島市土地区画整理事業特別会計予算    (  〃  ) 〃 第20    〃 第19号 令和3年度宮古島市水道事業会計予算          (  〃  ) 〃 第21    〃 第20号 令和3年度宮古島市公共下水道事業会計予算       (  〃  ) 〃 第22    〃 第21号 令和3年度宮古島市農業集落排水事業会計予算      (  〃  ) 〃 第23    〃 第22号 令和3年度宮古島市漁業集落排水事業会計予算      (  〃  ) ◎会議に付した事件    議事日程に同じ            令和3年第2回宮古島市議会定例会(3月)会議録 令和3年3月3日(水)                                     (開議=午前10時00分) ◎出席議員(23名)                          (散会=午後2時40分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(10番)  山 里 雅 彦 君  議   員(13番)  前 里 光 健 君 ┃┃ 副 議 長(12〃)  高 吉 幸 光 〃    〃  (14〃)  下 地 信 広 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  下 地   茜 〃                        ┃┃   〃  (2 〃)  仲 里 タカ子 〃    〃  (16〃)  我如古 三 雄 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  島 尻   誠 〃    〃  (17〃)  下 地 勇 徳 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  友 利 光 徳 〃    〃  (18〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  狩 俣 勝 紀 〃    〃  (19〃)  上 地 廣 敏 〃 ┃┃   〃  (6 〃)  新 里   匠 〃    〃  (20〃)  平 良 敏 夫 〃 ┃┃   〃  (7 〃)  平   百合香 〃    〃  (21〃)  佐久本 洋 介 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  平 良 和 彦 〃    〃  (22〃)  棚 原 芳 樹 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  上 里   樹 〃    〃  (23〃)  濱 元 雅 浩 〃 ┃┃   〃  (11〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (24〃)  眞榮城 徳 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(1名)  議   員(15番)  砂 川 辰 夫 君 ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 座喜味 一 幸 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 兼 島 方 昭 君┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 上 地 成 人 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 高 宣 〃 │ 消   防   長 │ 来 間   克 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 宮 国 泰 誠 〃┃┃           │           │ 兼 総 務 課 長 │          ┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 上 地 俊 暢 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 砂 川   朗 〃┃┃           │           │ 兼 財 政 課 長 │          ┃┃ 振  興 開  発 │ 下 地 秀 樹 〃 │ 教   育   長 │ 大 城 裕 子 〃┃┃ プジェクト局長 │           │           │          ┃┃ 建  設 部  長 │ 大 嶺 弘 明 〃 │ 教  育 部  長 │ 上 地 昭 人 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 松 原 清 光 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 下 地   明 〃┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  友 利 毅 彦 君   次  長 補  佐  砂 川 晃 徳 君  次       長  与那覇 弘 樹 〃   議  事 係  長  川 満 里 美 〃 ○議長(山里雅彦君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時00分)  本日の出席議員は23名で、定足数に達しております。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第2号のとおりであります。  この際、諸般の報告をします。  事務局長から報告させます。 ◎事務局長(友利毅彦君)   議長の命により、諸般の報告をいたします。  3月2日、座喜味一幸市長から今定例会に付議すべき追加議案、議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定について、議案第43号、宮古島市介護保険条例の一部改正について、同意案第5号、副市長の選任についての送付がありました。  本日、会議前に議会運営委員会が開催され、追加議案の取扱いについて諮問したところ、本日の日程第1、議案第42号から日程第3、同意案第5号までの計3件を一括議題とし、提案者から提案理由の説明を求めることと決しました。  そのほかの諸報告につきましては、お手元に配付の報告書によりご了承願います。  諸般の報告は以上です。 ○議長(山里雅彦君)   この際、日程第1、議案第42号から日程第3、同意案第5号までの計3件を一括議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(座喜味一幸君)   令和3年第2回宮古島市議会定例会追加提出議案説明を行います。  令和3年第2回宮古島市議会定例会に追加提出しました議案についてご説明申し上げます。今回提出しました議案は、条例議案2件、同意案1件の合計3件でございます。  それでは、条例議案からご説明申し上げます。議案第42号、宮古島市長の給料の特例に関する条例の制定についてです。新型コロナウイルス感染症拡大の中での不適切な行為に対する市長としての責任を果たすとともに、経済的な影響を受け、困窮する市民の声を耳にし、自らを律すべく条例を制定する必要があるため、本案を提出します。  議案第43号、宮古島市介護保険条例の一部改正についてです。介護保険法第117条第1項の規定に基づき、第8期介護保険事業計画の策定に当たり、介護保険料の見直しを行うには条例を改正する必要があるため、本案を提出します。  続きまして、同意案についてご説明申し上げます。同意案第5号、副市長の選任についてです。宮古島市副市長を選任したいので、地方自治法第162条の規定により本案を提出します。  なお、就任日は令和3年4月1日付でお願いをいたします。  以上、ご説明申し上げました。慎重なるご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(山里雅彦君)   これで提案理由の説明は終わりました。  なお、本日提案された追加議案の質疑については、明日の本会議で行いますので、ご留意願います。  次に、日程第4、議案第3号から日程第23、議案第22号までの計20件を一括議題とし、質疑を行いますが、議会運営に関する申合せ事項により、3月定例会における一般会計当初予算に対する質疑は本会議では行わないこととなっておりますので、日程第13、議案第12号、令和3年度宮古島市一般会計予算に対する質疑は行わないようご留意願います。  それでは、質疑の発言を許します。ありませんか。 ◆新里匠君   補正予算についてです。議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)について質疑をいたします。  まず、6ページの繰越明許費補正の3款民生費、2項児童福祉費、その中で保育所等整備助成事業4,401万9,000円というのがあるんですけれども、これの説明をお願いいたします。  続きまして、歳出のほうで、62ページの6款農林水産事業費、1項農業費の中の2目農業総務費の中で報償費の中でですね、人・農地プラン事業というのがあるんですけれども、その報償費のマイナス5万4,000円というのの説明をお願いいたします。  続いて、68ページ、8款土木費、1項土木管理費、1目の土木総務費の中で12節委託料の中の伊良部屋外運動場整備事業委託料マイナス2,949万3,000円がありますけれども、これの説明をお願いいたします。 ◎福祉部長(下地律子君)   それでは、議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の6ページの繰越明許費でございます。3款民生費の保育所等整備助成事業の繰越しでございますが、こちらのほうは法人保育所への整備の補助金でございますが、当初仮設工事ですね、仮設園舎のほうで、プレハブのほうで実施を予定していたんですが、これが既存の建物を使っての仮設園舎を整備するということで変更になったことで、協議とか調整に日数を要したということで繰越しとなっております。 ◎農林水産部長(松原清光君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、62ページの農業総務費の7節報償費の人・農地プラン、報償費の5万4,000円の減額の説明をいたします。  この事業は、地域農業の在り方について議論を進めながら、地域の中心となる経営体の確保や農地集約に必要な取組を支援し、持続可能な農業の実現を図るために取り組んでいる事業であります。今回新型コロナウイルス感染症の影響により地域での話合いが不可能になり、検討会議も減少したことから、今回減額することになっております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、68ページの12節委託料、伊良部屋外運動場整備事業のマイナス2,949万3,000円の補正減でありますが、これは伊良部屋外運動場整備事業実施設計委託業務並びに工事管理業務において入出残が発生したために、今回2,949万3,000円の補正減をしているところでございます。 ◆新里匠君   この保育所等整備助成事業なんですけれども、これ既設のもので一応対応できるというところで、こういう案件は前にもあったような気もするんですけれども、ちょっと勘違いかなと思ったりもしますけれども、これは全部補助になりますか。国からの保育所の建設のための補助ということでよろしいかという質疑とですね、続いて人・農地プラン事業なんですけれども、62ページ、この5万4,000円というのは今年度ですね、地域の話合いが全くできなくての5万4,000円の減かという部分と今年もまだ新型コロナウイルスが感染終息していない中で、今年の話合いはどうするのかという部分をですね、教えていただきたいと思っております。やはり持続可能な農地の活用をですね、進めていくためにはですね、加えて農地を集約化、集積化をしてですね、いろんな事業をやっていくと、市長がおっしゃっているICT、IoTの部分の活用のためにもですね、これは早急にやらないといけない部分かなと思っておりますので、来年度はどうするのかという部分も含めてですね、お聞かせいただきたいと思っております。  68ページの伊良部屋外運動場整備事業なんですけれども、確認なんですけれども、これ来年度分の工事の管理の部分の委託費の入札残が2,949万3,000円ということでよろしいでしょうか。 ◎福祉部長(下地律子君)   保育所等整備助成金の件でございますが、国の補助金、国のほうで基準額が定められておりますが、その基準額の8分の6が国の補助金となっておりまして、8分の1が市、8分の1が事業者の負担となっております。今ですね、市の負担分の8分の1につきましては、そのうちのまた4分の3を県の待機児童解消交付金ということで充てられる予定となっております。 ◎農林水産部長(松原清光君)   まず、人・農地プラン事業、この事業については、先ほども説明しましたように、地域の農業の在り方についての地域での検討会ということで、これまで各集落での説明会なども含めてやっているところであります。先ほども述べたように、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響でこういった形になっているんですけども、やはり地域の農業の在り方というのは、地域でいろいろ検討しながら、聞きながら取り組むのは非常に重要だと思っております。新年度新たにまたこの事業でですね、各集落を回り、どういった形で取り組むかしっかり検討していただきたいと思っております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   伊良部屋外運動場整備事業における管理の繰越しの分や補正減について予算残が次年度分における事業に関するものなのかということですけども、現在進めている工事の契約に関わるものでございます。 ◆新里匠君   福祉部の保育園等整備助成事業のほうは分かりました。精査をちゃんとできて、予算を、持ち出し分も含めて減らしているなと思います。  この人・農地プラン事業なんですけれども、農林水産部長、これ今年やるかどうかも含めて地域を回ると言っているんですけれども、地域を回れない場合はどうするかというのを、要はウェブ会議とか、そういうものもできるのかという部分を含めて、これ私早急にやらないといけないということで12月定例会でもやっています。なので、しっかりとこれ早めにですね、やらないと、後継者とかですね、そういった部分でもできなくなってきますから、荒廃農地が増えるというところになってきますから、ぜひそこら辺も検討していただきたいと思っております。  議長、以上です。 ○議長(山里雅彦君)   これに関して答弁要りますか。いいですか。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆我如古三雄君   私も議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、16ページ、歳入、2款の地方譲与税、1目の航空機燃料譲与税が2,282万7,000円減になっておりますが、これは新型コロナウイルス感染症の影響での飛行機の減便によるものなのか伺いたいと思います。 ◎総務部次長兼財政課長(砂川朗君)   航空機燃料譲与税でございます。補正額は、2,282万7,000円の減となっております。この減額についてでございますが、これが県からのですね、3月期に支払われる見込額に基づいて、その差額を補正減しているところでございます。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響からですね、航空機の減便により減収が見込まれているということで、補正前の額、3,998万9,000円から譲与見込額が1,716万2,000円となっていることからの差額の補正減となっております。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。
    ◆上地廣敏君   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)についてでありますけれども、まず繰越明許費、7ページをお開きください。この中で、6款農林水産業費の中で明許繰越しが5億9,184万4,000円、これは農業基盤整備促進事業の明許繰越しでありますけれども、この内容の説明。  それから、歳出についてですね、40ページ、2款の総務費、総務管理費の中の一般管理費の3節職員手当等の中でですね、総合事務組合への負担金が1億2,508万7,000円補正減となっておりますけれども、この説明。  それとですね、47ページ、地方創生臨時交付金事業の中で、18節負担金、補助及び交付金で公共交通確保奨励金、これタクシーの分ですけれども、800万円の補正増の説明。  最後に、67ページの商工振興費の中で、18節の負担金、補助及び交付金で宮古島市中小・零細企業者助成金給付事業7,120万円の補正減、それとその次の宮古島市事業者経営支援助成金給付事業の1,620万円の補正減について説明を求めたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎農林水産部長(松原清光君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の7ページ、繰越明許費補正の6款農林水産業費の中の農業基盤整備促進事業の説明であります。農業基盤整備事業は、土地改良事業、それから畑地かんがい整備事業等の整備を行っている事業でありまして、今回6地区、伊良部の火山地区、城辺の中原西地区、後前竹地区、砂川第2地区、大牧南地区、それから下地の竹原地区の6地区の整備をしているところであります。やはり整備するに当たっては作付調整等進めて整備をしているところでありますけども、この作付調整がなかなかうまくいかないのがありまして、それについて今回の繰越しとなったことであります。 ◎企画政策部長(友利克君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の47ページの公共交通確保奨励金800万円についてでございます。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、タクシー業者の業績が大きく落ち込んでいるということで支援をいただきたいというような要請がございました。それを受けてですね、市としましては1月19日を基準として1台当たり4万円を奨励金として交付をするという事業でございます。事業を実施するに当たっては、沖縄県が同様の支援事業を行っておりますので、市としましてもですね、それを参考に今回事業化をしているということでございます。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)のですね、67ページの7款商工費、2目の商工振興費の中の18節負担金、補助金及び交付金のですね、説明のところで、1002、宮古島市中小・零細企業者補助金給付事業のマイナス7,120万円の説明をいたします。  同事業は、新型コロナウイルス感染症により業績が悪化した金融機関関係からコロナ関連の融資を受けた市内の中小零細企業に対して一律10万円の助成金を支給するものであります。令和2年5月11日から実施しており、期間は令和2年12月28日までとなっております。交付件数は288件、交付金額は2,880万円となっております。7,120万円の減でございますが、事業開始に当たり金融公庫や市内金融機関に金融希望者、想定業者を聞き取りいたしました。申請件数を話し合った結果は、1,000件程度と見込んでおりました。1業者10万円の交付で1億円を想定しておりましたが、同時期に並行して行っていた宿泊、飲食、マリン事業を対象とした宮古島市事業者経営支援助成金との重複受給を不可としたこともあり、想定を下回った交付実績となっております。  続きまして、下の宮古島市事業者経営支援助成金でございます。この宮古島市事業者経営支援助成金給付事業はですね、宿泊業、飲食業、マリン事業に対して助成金交付を行った事業です。経済対策第一弾の宮古島市事業者経営支援助成金は、5月11日から6月12日まで実施し、交付件数及び交付金額は、宿泊業が180件で1,800万円、飲食業が545件で5,450万円、マリン関係が113件で1,130万円で、合計838件で8,380万円の実績となっております。当たって、マイナス1,620万円ですけど、対象を1,000業者と見込み、1業者10万円交付で1億円の事業費としておりました。申請件数は929件であり、そのうち税金や滞納で不交付となった件数は91件となっております。交付件数838件で、交付費が先ほど言ったとおりで8,380万円となっており、1,620万円のマイナスとなっております。 ◎総務部長(宮国高宣君)   それでは、議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の40ページの総務費の一般管理費でございます。その中の3節の職員手当等の総合事務組合負担金の1億2,508万7,000円の減の理由でございます。この負担金についてはですね、普通負担金と特別負担金の2種類がございます。普通負担金は、基礎となる全職員の給料額に負担率を掛けて算定をしております。昨年まで2.3%だった負担率が1.9%に下がっており、それが減額となっております。もう一つの特別負担金が25年以上の在職職員、期間がある職員が勧奨及び定年退職した際の負担金となっております。その負担減となったための減額となっております。 ◆上地廣敏君   順を追って再質疑をしたいと思います。  まず、明許繰越しの7ページのですね、農業基盤整備促進事業費の件でありますけれども、先ほどの部長答弁では宮古島市で6地区入っていると。作付調整だとか、事業に入る前にいろいろやるべき事務事業などがあって、そういったものがうまくいかなかったために事業費を繰り越さなければならないというふうなことになったというふうに答弁しておりますけれども、例えばこの6地区の中には下地地区の竹原地区も入っております。例を挙げて説明していただきたいと思いますけれども、竹原地区においてどういったことがうまく進捗しないで繰越しの原因になったのか、その詳細についてもし分かっておれば説明をお願いしたいと思います。  この竹原地区はですね、当初予定は多分に、私が知る限り平成29年頃から採択に向けて動いて、平成31年頃に採択がされて、その後測量設計調査事業が入って、基盤整備に入るというふうなこれまでの流れであったと思っておりますけれども、今現在全く手がつけられていない状況であります。その上、さらに繰越しをしていくということの説明でありますけれども、何が原因で事業進捗がされていないのかですね、詳しく説明をお願いしたいと。  それから、これ確認ですけれども、総務部長にですね、総合事務組合への負担金、これ共済費とか職員互助会の費用とか、あるいは退職手当組合への負担金などが入っていると思いますけれども、これは全て退職手当組合への負担金への2.3%から1.9%に負担率が引き下げられた、それに伴う1億2,508万7,000円の減というふうなことで理解してよろしいのか、分かりましたら。  次に、47ページの公共交通確保奨励事業、タクシーの事業者への支援、いわゆる新型コロナウイルス感染症の影響によってタクシーを利用するお客さんが相当減少したということで、1台当たり4万円の支給をすると。基準日が1月19日を基準日として1台当たり4万円。多分第1次といいますかな、前もタクシー事業者への支援金が新型コロナウイルス感染症関係で出たと思っておりますけれども、いろいろ話を聞いていますとですね、これ事業者への支援金ということで、そこで就業している運転手の皆さんへの支援金もその中に入っているのかどうかですね、運転手への支援は全く入らなくて、1社当たりのですね、事業主への支援金であるのかですね。  それと、67ページの宮古島市中小・零細企業者助成金給付事業、これは説明によるとコロナの影響で事業が悪化した分について金融機関から借入れをした事業者へ一律10万円の支給をするということでありますけれども、これ事業悪化をしているけれども、金融機関からいわゆる資金を借り入れなかった事業者も中には入っていると、あると思いますけれども、そういった事業者への給付はないのかどうかですね、あくまでも金融機関から借入れをした事業者にのみを対象として10万円を支給すべきなのかですね、これについて。  それから、その次の1,620万円は、宿泊業、飲食業、マリン事業、トータルでマリン事業が113件、飲食業が545件、宿泊業が180件というふうなことであります。申請はしたものの、市への租税公課などに滞納があったために91件の未支給事業者が出たということでありますけれども、中にはですね、税金を納めたいと思っていても、昨年から出ているコロナの影響でなかなか税金の完納ができない事業者もいるというふうに聞いております。その上、国からせっかく支援金が出ているにもかかわらず、あなたは租税公課が未納になっておりますから、国からの支援金は支給できませんよというふうに制限するのはいかがなものかというふうに思っております。これについての市としての考え方ですね、これは昨年も水産業の支援金の部分で、例えば漁業組合への借入金があって、その期限切れているけれども、なかなか借入金が全額の償還になっていないというふうなことで、償還計画を立てて、あるいは水産課と窓口と漁業組合とですね、話合いなどをして、その償還計画が確実に守れるというふうなことが認められれば支給しますよというふうな経緯が昨年ありました。ですから、そういった前例も踏まえてですね、今の中小事業者への支援金、これも検討すべきではなかったのかというふうに思っておりますけれども、これについての見解も伺いたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ◎企画政策部長(友利克君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の47ページの公共交通確保奨励金について、考え方でございます。この事業は、要するにタクシー利用者が極端に減り、運行がままならないと。そういうことでタクシーの運行そのものが極端に減っていると。減らさざるを得ないと。その結果、いわゆる交通弱者と言われる高齢の方々、免許返納の方々、そういった方々が影響を受けるということで、最低限の交通を確保しよう、タクシーの運行台数を確保しようということで、まずこの事業の目的がございます。運行するに当たっては、やはり新型コロナウイルス対策が必要であろうということで、そういう最低限の運行台数の確保と、それから新型コロナウイルスの対策に係る費用についてはやはり奨励金という形で支援をしたほうがよいということで事業を展開したいということでございますので、タクシー運転手個人を支援するというものではありません。あくまでも事業者に対して最低限のタクシーの運行台数を確保していただきたい。そのための、新型コロナウイルス対策のための支援をするということでありますので、基本的には事業者に対する奨励金であるというふうにご理解いただきたいと思います。 ◎総務部長(宮国高宣君)   再質疑についてお答えします。  議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の40ページの2款の総務費、一般管理費の部分でございますが、その職員手当。現在、退職手当等々共済費という話でございますけど、今回の部分については、総合事務組合負担金、これは退職手当の支給率の減のみとなっておりますので、共済費は別でございます。 ◎農林水産部長(松原清光君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の7ページの6款農林水産業費農業基盤整備促進事業の繰越明許費の再質疑でありました。全体的には作付調整等からの繰越しという形になっていますけども、地区的にですね、竹原地区の話をしていました。この地区については、当初同意していた農家が地元説明会を行ったときに負担金の納付を理由に事業に反対したということから、この農地が抜けた場合に圃場の成形化の問題、それから排水等の問題、そういった部分の設計に時間を要したという形で今回は繰越ししております。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   まず、宮古島市中小・零細企業者助成金についてでございます。赤字になった事業者、借り入れた事業者だけかということであります。はい、おっしゃるとおり、今金融機関、金融公庫のほうからですね、借入れをした業者にだけ一律10万円ということでございます。金融機関から借入れしていない業者には交付しないということでございます。  それから、事業者、経営支援事業に関して、宿泊業、マリン事業、飲食業に関してですね、不交付のほうで滞納者の方、事業者には不交付ということでありまして、なぜ国の事業のものをあげられないかということでございますけど、流れとしては今まで宮古島市のほうが交付金に関してはそういう形を取って、税金の滞納者にはこういった交付金は行わないということをちょっとしていたもので、事業をしていた部分もあったもので、我々もそういう形を取ったということでございます。 ◆上地廣敏君   まず、タクシーの件についてであります。事業者が対象である、1台当たり4万円の支給ということでありますけれども、1回目の支援金の支給のとき以降ですね、タクシードライバーの皆さんから不満の声が相当ありました。というのは、事業者へは1台当たり確かに補正で4万円上がっておりますけれども、以前も台数当たり何万円というふうな形で交付されていたと思っておりますが、例えばこの業界の中で運転手に対して手当てみたいな感じで、市から交付された金の中から運転手に対して幾らか支援金みたいなですね、手当てみたいな形でやった事業所もあるようでですね、また中には全く、事業主が全部受給して、運転手には何ら、一円も配当というか、手当てみたいな感じでの支給がなかったというふうな形で、運転手から相当その件については不満が出て、聞こえてきておりました。ですから、これはあくまでも事業主に対する支援金ですよという形での交付であるということでありますが、もし可能であれば、そこで勤めている運転手の皆さんにも何らかの形でそういった支援ができないのかですね。例えば事業主の皆さんは国のほうから直接、持続化給付金100万円あるいは法人だったら200万円という感じで、別枠で給付も受けているわけですね。しかし、働いている運転手の皆さんは事業主でもないし、雇われの運転手であるというふうなことから、営業成績が下がっても何ら手当てがもらえないというふうな形で不満が出たということでありますから、もしそういったことも含めて検討することができればですね、運転手の皆さんにも何らかの手当ての支給を検討していただきたいというふうに思います。これは、業界で一つの会社の名前でやっていますけれども、そこに10台タクシーがあるとすると、そのタクシーの名義が個人名義になっている人たちがいて、その人たちは持続化給付金ももらった上にこの4万円の掛けるの台数分のものも会社に入ってくるから、その分からももらえるというふうな、そういった何か仕組みが取れるというふうな話もありますからですね、その辺については十分検討していただきたいというふうに思います。  それと、この宮古島市事業者経営支援助成金給付事業、先ほどの部長答弁では、これまで宮古島市としては租税公課、市に対する税金の未納などがあった場合は支給していないということでありますが、これはですね、市単独事業で、ビニール補助だとか、あるいは施設園芸のパイプハウス設置への補助金だとか、あるいは畜産関係の補助金、そういった市単独の補助事業について、従来は適用してきたと私は思っております。去年の例を言いますと、これは漁業者の件でありましたけれども、市から経営資金を借り入れたというふうな流れになっていて、それが滞納金が発生しているので、駄目ですよと。一度は市から支給できませんという通知をもらった。その後にいろいろ漁業協同組合から指導を受けて、水産課のほうといろいろ調整した結果、分割納付の約束をして、何回かに分けて支払いをしますというふうな念書みたいなものを入れて給付を受けたというふうな事例もあるわけです。ですから、新型コロナウイルス感染症についてはですね、交付要綱をつくるときに市の統一した交付要綱をつくらないから、一方ではそういった要綱上制限をされない部分、部所もあるし、一方では制限をされるというふうなところが出てきたもんですから、当時議会で質問したときに当局は今後については統一した交付要綱をつくって、それに基づいて事業を実施いたしますというふうな答弁を私はもらったと覚えております。ですから、それからすると当然に今観光商工部長が言っているように、租税公課、税金が未納になっているのが91件ありましたから、それは不交付にいたしましたというふうなのは、答弁は当たらない。内部での調整が前回の議会以降全くされていないと私は思っております。それについてはもう一度答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎企画政策部長(友利克君)   タクシー運転手個人へのいわゆる支援はできないかということだというふうに理解します。やはり新型コロナウイルスに関連してのですね、支援といいますのは、いわゆる個人支援というのはなかなか難しい。個人支援といえば10万円の特別定額給付金、これがあろうかというふうに思っておりますけども、そのほかのやはり支援あるいは助成、補助金というふうな事業はですね、個人、いわゆる雇用者ですね、労働者を対象とするような支援というのはなかなか難しいということで、国の制度もあるいは沖縄県の制度も、市の制度もそういうふうに、やはり事業者、経営支援というような制度、仕組みになっているというふうに思っております。ですが、タクシー事業者もそれぞれありますけれども、市からの助成金であったり、奨励金であったり、それを人件費に充ててはいけないということではありません。あくまでも市としましては、最低限のタクシーの台数の確保、それから新型コロナウイルス対策をしてくださいという、要するに補助金、助成金でありますので、これは理解をしていただきたいというふうに思っております。先ほど上地廣敏議員からありましたように、タクシー事業者によってばらつきがあるということでありますけども、そこは市としましては、最低限の運行台数の確保、それから新型コロナウイルス対策ができているかどうか、やっているかどうか、そこら辺をですね、やはり市としましては交付の目的としておりますので、運転手への支援あるいは手当てというものは各事業者でもってですね、適切に判断、対応をしていただきたいというふうに思っています。 ◎総務部長(宮国高宣君)   今観光商工部長が議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の67ページの宮古島市中小・零細企業者助成金給付事業を含め、下の経営支援助成金等々のですね、税金等の話がございました。確かにこの事業はですね、既に実施して、これ予算の残という形の補正減になっております。今後の話をしておりますので、これについてはですね、上地廣敏議員がおっしゃっているとおりでございます、現実ですね。だけど、今後のですね、新しい形でですね、そういった給付金事業を行う場合にはですね、市全体でですね、そういった部分をですね、通した形で予算のですね、組み方をしていきたいなと思っております。  ちなみに、去年全国民に一律10万円特別定額給付金を支給した場合も税金等々もですね、関係なく給付しておりますので、そういった関係でですね、基本的な考えに基づいて今後は全庁体制でですね、取り組んでいきたいと思っておりますので、今後の事業についてはそういった取扱いをやっていきたいなと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思っております。  先ほど企画政策部長も言っておりますけど、今回事業所の部分でですね、手当てしておりますけど、運転手等々ですね、いろいろございますけど、それについてもですね、漁民の皆さんには、正組合員、准組合員のですね、そういう形で支給しておりますので、そういったタクシー業界含めてですね、そういった方々に、また内部でですね、そういった形も今後検討するような形でですね、予算については、財政もですね、含めて、そういう形で前向きに検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆狩俣政作君   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の8ページお願いします。10款教育費、1項の教育総務費、感染症対策等の学校教育活動継続支援事業の内容を教えてください。  2項、小学校費、南小学校エレベータ取替工事の内容もお願いします。  次に、43ページお願いします。9目防災諸費の12節委託料の次期防災情報システム構築事業の2億5,000万円余の減の理由を教えてください。  その次ですけど、27ページお願いします。17節の備品購入費の宮古島斎苑遺体保冷庫導入事業の内容を教えてください。  続きまして、52ページお願いします。4目障害者福祉費の中の19節扶助費、障害児通所給付事業の内容を教えてください。                 (議員の声あり) ○議長(山里雅彦君)   43ページでしたか。                 (議員の声あり) ◆狩俣政作君   間違っている。                 (「47ページ」の声あり) ◆狩俣政作君   47ページの17節の備品購入費の宮古島斎苑遺体保冷庫導入事業の内容ですね。その次が52ページの4目の障害者福祉費の19節扶助費の障害児通所給付事業の内容を教えてください。その前は43ページですね、43ページの9目防災諸費の12節委託料、次期防災情報システム構築事業のマイナス2億5,000万円減の理由をお願いします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)に関するご質疑にお答えいたします。  47ページでございます。地方創生臨時交付金事業費の中の備品購入費で宮古島斎苑遺体保冷庫導入事業で397万1,000円を補正を計上させていただいております。これは、新型コロナウイルスの感染拡大によって葬斎場の火葬能力を超える死亡者が発生した場合を想定いたしまして、そういう状況に備えて遺体を保冷庫で保存するというような対応を行うために葬斎場に新たに保冷庫を導入するという事業でございます。これについては、国の第三次の新型コロナウイルス対策用の地方創生臨時交付金を歳入として活用させていただくことにしております。6ページのほうにも繰越明許費の中に補正で計上させていただいております。 ◎総務部長(宮国高宣君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の43ページの9目の防災諸費の中の12節委託料の中の次期防災情報システム構築事業費委託料の2億5,366万円の減の理由でございます。この事業につきましては、プロポーザル方式で業者を選定しております。3業者エントリーをしております。その中で、選定の結果、これについては当初予算の予定価格により契約したことが予算額と契約額の差額となっております。ちなみに、この部分につきましては、令和元年12月におきまして6億500万円の債務負担をやっております。この契約額がですね、4億3,780万円となっておりまして、その差額が2億5,366万円という結果となっております。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の52ページでございます。障害者福祉費の扶助費の中の障害児通所給付費の補正額3,949万9,000円となっております。こちらの内容でございますが、事業の中で児童発達支援だとか、あと放課後児童デイ、あと障害児の相談支援ということになっておりまして、一番大きなのが放課後児童デイということになっております。こちらの利用件数が増となっておりまして、実人員もですね、増えてきておりまして、給付費の増加が見込まれるということで補正をお願いしております。 ◎教育部長(上地昭人君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、8ページ、10款教育費の中の教育総務費、感染症対策等の学校教育活動継続支援事業2,361万円の明許繰越しでございます。本事業は、学校の感染症対策等を徹底しながら、コロナ禍に対応するための教職員の資質向上を図りつつ、学校教育活動を円滑に継続するために必要な事業、校長の判断で迅速かつ柔軟に対応することができるよう、国が緊急的な措置として支援する感染症対策等の学校教育活動継続支援事業費が令和2年度第三次補正予算案に計上され、可決をしております。そのことを踏まえ、本市におきましては、令和3年2月3日付をもちまして本事業の交付申請を完了しております。したがいまして、本事業は国の予算等々が次年度へ繰り越されることから、それに伴いまして、令和3年度におきまして、各学校最低で80万円、大きい学校では160万円の予算措置をしまして、校長裁量を優先しながら、新型コロナウイルス感染症対策に関連する備品の購入、調達とか、先生方の研修会とか、そういったものに役立てていただくよう今回繰越明許費に計上させていただいております。  ちなみに、歳出の75ページの学校保健特別対策補助金事業費(コロナ対策)の中の8節旅費から17節の備品購入費までがそのトータルの事業費です。これが各学校ごとに分配されているということでご理解願いたいと思います。  続きまして、8ページ、10款教育費、2項小学校費の南小学校エレベータ取替工事の1,088万4,000円の繰越しでございますが、本工事は見積り段階で完成に6か月、製品の作成に6か月、工事に2週間程度ということでございましたけども、メーカーとの問合せによりますと、新型コロナウイルス感染症の影響で交通機関とか工場の稼働が思わしくなく、年度内に工期を完了することが見込めないということで繰越しをいただきまして、新年度におきまして南小学校の、これは給食を搬入するためのエレベーターでございますので、これの改修を行いたいという旨の繰越しのお願いでございます。 ○議長(山里雅彦君)   狩俣政作君、みんな終わりました。 ◆狩俣政作君   再質お願いします。  議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の47ページ、備品購入費の宮古島市斎苑の遺体保冷庫なんですけども、これ使用例はありますかということをお聞きしたいです。  それとですね、52ページ、福祉部長への、放課後児童デイの利用が件数が増えたということですけども、コロナ禍で休業とかあったんですけども、この件数が増えた理由というのは障害児が増えたということなのかという部分もお聞きしたいです。  8ページの南小学校エレベータ取替工事なんですけども、南小学校、多分創立して33年ぐらいたつと思うんですが、この校舎の躯体の老朽化とかは考慮して新しいエレベーターを取り替えるということでよろしいですか。確認をお願いします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   遺体保冷庫についての使用例があるかというご質疑であったかと思うんですけども、これまで遺体保冷庫は整備されておりませんので、宮古島市斎苑においてそういう事例はございません。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の52ページの障害児通所給付費でございます。障害児が増えたのかというご質疑だったかと思いますが、現在の利用している実人員が120名となっておりまして、昨年度のちょっと数値を今手元に持ってはいないんですが、数人増えていたかと記憶しております。相談件数はですね、児童発達支援で20件、放課後児童デイで51件、相談支援で152件の増となっておりまして、新型コロナウイルス感染症の影響によって休業もあったかということもお話があったんですが、こちらのほうの件数は人員の増も少しあってですね、利用の件数も増えているということになっております。 ◎教育部長(上地昭人君)   南小学校エレベータ取替工事の件についてお答えいたします。  学校の老朽化とかにつきましては、令和2年度におきまして学校長寿命化計画を今策定し、もうほぼ完了を見ております。その老朽化の度合い、危険度等々を勘案しながら、年次的に順を追って建て替え及び大規模改修等々を進める計画でございます。ただ、今回は給食運搬エレベーターですけど、ブレーキや戸の開閉装置、受電盤、制御盤の経年劣化等々が進んでいることから、当面これは業者の点検結果に基づいて継続して使えるようにするということの修繕の工事でございますので、もともとからあるエレベーターということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地信広君   私も2点ほどお伺いしたいと思っております。  議案3号、宮古島市令和2年度一般会計補正予算(第8号)、57ページですね、19節の扶助費1億473万1,000円減になっておりますが、この理由をですね、お伺いしたいと思っております。  あと1点は、確認でございますが、68ページ、8款の土木費、12節、新里匠議員が質疑しておりましたけど、この2,949万3,000円、これは入札残という答弁をしておりますが、その計画どおりいっているのか、設計どおりいっているのか、それともやりたい工事をストップしたのかどうか、その確認をお願いしたいと思います。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の57ページ、生活保護扶助費の補正減でございます。令和2年度の被保護世帯数の見込みをですね、平均世帯数ですが、797世帯ということで想定して扶助費を予算計上していたところでございますが、令和3年1月末現在ですね、778世帯と当初予想して予算計上した世帯よりも下回っているということが一番大きな要因かと考えております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の中で、68ページの12節伊良部屋外運動場整備事業の補正減、契約残がございますが、それに関連して工事は順調に進んでいるかということでございますけども、この補正で提案しているようにですね、7ページの繰越明許費補正で土木管理費で伊良部屋外運動場整備事業の繰越明許費を出しておりまして、年度内に終わる工事での予定でございましたけれども、工事は、いろんなですね、繰越明許費の理由としましては、伊良部屋外運動場整備工事は当初の段階にですね、工事着工した段階で計画時の地下水位の影響などもありまして、これに関連して工事が延びているという状況であります。しかし、大幅な延長とか、そういうことではございませんので、5月、6月には完了する予定でございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。                 (何事か声あり) ○議長(山里雅彦君)   訂正。ちょっと答弁に訂正があります。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   大変申し訳ございません。先ほどの遺体保冷庫に関するご質疑でございますけれども、使用したことがあるかということでご質疑がありましたが、宮古島市斎苑のほうに既に遺体保冷庫が1基設置されておりまして、新型コロナウイルス感染症でですね、実際に亡くなられた方3名の方の葬儀を行う際にこの1基の保冷庫を活用しているという事例がございます。大変申し訳ございませんでした。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆仲里タカ子君   何点かよろしくお願いします。  議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)のですね、47ページ、2款総務費、総務管理費、1項総務管理費の中のですね、17節備品購入費、この中にですね、説明のところに救急活動における感染症対応力強化事業、機械器具費375万5,000円の補正があります。この説明をお願いします。  それから、同じく48ページ、これ歳出、2款総務費、2項徴税費のですね、税務総務費の中にですね、22節償還金、利子及び割引料375万円の補正があります。この説明をお願いします。  それとですね、70ページ、土木費ですけれども、3項都市計画費、4目土地区画整理費です。この14節工事請負費が124万8,000円の補正減になっていますけれども、これ関連して竹原地区の土地区画整理事業は、特別会計もありましてですね、特別会計の中は、この特別会計、宮古島市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の3ページに行くと、1,201万6,000円の繰越明許ですね、この竹原地区の区画整理事業について少し説明をお願いします。  以上、お願いします。 ◎総務部長(宮国高宣君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の48ページ、1目の税務総務費でございます。22節の償還金、利子及び割引料の補正増の部分でございます。償還金、利子及び割引料は過年度分の市税過誤納金の還付を行うものでございます。個人住民税は、所得税の確定申告などによる過大納付、法人市民税は前年度予定納付額に対して確定納付額が減少した場合、固定資産税、軽自動車税は二重納付等となった場合においてその超過納付分等について還付金及び還付加算金を返還するものでございます。今回の375万円につきましては、個人住民税、市県民税について寄附金税額控除適用漏れがあり、平成28年度から令和元年度分の過誤納金となっております。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の70ページ、14節の工事請負費の124万8,000円の減でございます。この説明ですが、これ竹原地区内で整備しています公園整備事業のですね、平良中学校前の公園整備の入札残でございます。  それから、竹原地区土地区画整理事業の事業概要についての説明ということでありますので、説明いたします。竹原地区は、土地区画整理事業によりまして公共施設の整備、改善を行い、低未利用地の有効利用及びスプロール化を抑制し、宅地の利用増進を図る目的で平成17年度に事業が開始しております。面積は23.6ヘクタール、総事業費は約72億円、施工期間は平成17年度から令和4年度までを見込んでおります。令和元年度末の進捗率は約88.8%となっております。 ◎消防長(来間克君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の47ページ、第17節備品購入費でございます。その中の救急活動における感染症対応力強化事業375万5,000円についてでございます。内容については、救急活動において感染症疑いの患者を搬送した場合、その後除染作業が必要になります。その除染作業については、隊員はもちろん、救急車内の車両の内部、そして資機材の除染を迅速に行い、次に備える必要がありますので、それについて除染システムの機器を購入いたします。主な内容については、CT計搭載オゾンガス機器を3機、オゾンガスに対応するマスクを15個、オゾンガスを吸収する缶、隊員を守るんですけども、それが15個整備いたします。このオゾンガス機器については、消防署、上野出張所、伊良部出張所、各1機を配備して除染作業を迅速に行うということでございます。 ◆仲里タカ子君   じゃ、もう一度ですね、議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の48ページの税務総務費ですけれども、寄附金の納付があって、これ新聞に報道されていたものかなというふうに思ったんですけども、寄附金の控除の適用漏れが平成20年からあったことが発見されたので、これを遡ってカウントするということなんですよね。なぜ寄附金の控除を10年間も見逃して、個人住民税の納付を過誤納付が続いたのかという理由とですね、それが分かった経緯についてもう一度お願いします。  竹原地区の土地区画整理事業、現在88.8%ということですけれども、これは令和4年末までに工事の完了はできる見込みですかというのをもう一回お願いします。  それと、追加であと2つ聞きたい。議案第10号、令和2年度宮古島市水道事業会計補正予算(第3号)ですね、3ページ、これ地下水保全調査業務124万6,000円補正減になっていますけれども、この理由をお聞かせください。 ◎総務部長(宮国高宣君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の48ページの税務総務費の中の償還金、利子及び割引料の補正の部分で、なぜこのようなことが起きたかということでございます。ご説明申し上げます。  平成23年度から令和2年度までの10年分の個人住民税の課税について、市税務課においては、自ら運営する社会福祉法人への寄附金は沖縄県個人県民税における寄附金控除額の対象外であることと解釈をしてきたところであり、確定申告書に県税、条例文への寄附金申告が認められる場合であっても寄附金控除額を控除を適用せずに課税をしてきたところでございます。しかし、令和2年8月に同課において慣例法令等の見直し等を行ったところ、現行の取扱いは相違しているのではないかという疑義が生じたところでございます。そのため、同年9月に宮古事務所を通じて県税課の方針や具体的な事務手続等々を行ってきたところで、そういったことが発覚したということでございますので、この部分については県の県税条例の部分の適用という形でございますので、市にはそういった条例はないんですけど、県条例文の解釈はこれまで違ってきたと、この相違によるものだということでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   竹原地区土地区画整理事業についてご質疑がありましたので、お答えいたします。  竹原地区土地区画整理事業につきましては、令和3年度に第5回変更する計画でありまして、施工期間を令和7年度、それからこれまた事業期間というのがあるんですけど、施工期間を令和6年度、事業期間を3年間の延長で令和6年度、そして最終的にですね、本換地、それから清算金の徴収での終了事業の期間を令和10年度と見込んでおります。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   ちょっとすみません、聞こえなかったもんで、確認をします。議案第10号、令和2年度宮古島市水道事業会計補正予算(第3号)の支出の部の124万6,000円の減の説明ですよね。  議案第10号、令和2年度宮古島市水道事業会計補正予算(第3号)の1ページ、支出の部ですね、これの124万6,000円の減の要因はですね、これは地下水保全事業に対する設計額と受注額、契約額の差の124万6,000円の減ということです。 ◆仲里タカ子君   総務部長にもう一度ちょっと確認をしますね。この税務総務費の還付金ですけれども、これは自ら運営する団体に寄附したということがあって、この寄附分の控除をするということは宮古島市税条例にはないけれども、沖縄県の条例では認められている、そのことを市としては控除というふうに考えていなかったのが10年間続いたのだけれども、ここにきて発見をして、そして調整をした結果、これは控除が認められるということなので、過誤納付ということで、これを還付するという、そういうことなんですよね。この市が持っている条例、市の条例と県の条例が違うというのではなくて……                 (「違います」の声あり) ◆仲里タカ子君   違う。そう。市はない。 ○議長(山里雅彦君)   議長を通してください。 ◆仲里タカ子君   市は条例があるけれども、県の条例と違うかどうか。そして、それは合わせないと今後こういうことが起きないかなということを考えるんですけれども、全くないから、解釈ができなかったのか、それともあるけど、違うのかというのがちょっと分からない。もう一回教えてください。 ◎総務部長(宮国高宣君)   自らが運営する社会福祉法人への寄附金、この控除につきましては、沖縄県独自のですね、税条例、県条例でございます。市は、市県民税という県民税をですね、徴収します。委託されておりますので。その中において控除すべきものがそういった解釈があって、それがずっと約10年間続いてきたということでございますので、市がこれを同じようにですね、やるということは現在考えておりません。 ○議長(山里雅彦君)   議員の皆さんに、コロナ禍ということでマスク着用しております。ページ数と質疑の内容をもう少しめり張りをつけてくださるようお願いします。  ほかに質疑はありませんか。 ◆高吉幸光君   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の繰越明許費ですね、6ページ、観光人材育成のための高等教育機関設置支援事業ということで3,722万4,000円が繰越明許費になっております。これは、宝塚医療大学の観光部のことだというふうに思うんですけれども、これが遅れている理由というか、繰越しされた理由について教えてください。  続きまして、57ページ、3款民生費、生活保護費ですね、2目の扶助費が1億473万1,000円の減額となっております。これの理由について教えていただければと思います。                 (議員の声あり) ◆高吉幸光君   言った。それはちょっと聞いていないな。ごめんなさい、じゃ。これの件数について、じゃ前年度と比べて支給件数が減ったかどうか、こちらを教えていただきたいなというふうに思っております。                 (議員の声あり) ◆高吉幸光君   これも言った。ごめんなさい。了解です。じゃ、そこは抜きまして、80ページですね、10款教育費、社会教育費の4目文化財保護費、ちょっと小さい金額ですけれども、16節の公有財産購入費、大和井の土地買上げ事業ですけれども、88万4,000円の減額となっております。こちらは、計画的に購入をされていたかと思うんですけれども、これは土地の評価が変わったということでの減額なのか、これについて教えてください。 ◎企画政策部長(友利克君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の6ページの観光人材育成のための高等教育機関設置支援事業の繰越しについてでございます。これは、中央公民館を活用して専門学校の誘致を進めているところです。琉球リハビリテーション学院を運営をする学校法人智晴学園がその設置に向けて今取組をしているところでございます。この支援事業は、離島活性化補助金を活用して事業を進めているわけでございますけども、この3,722万4,000円は設計費ですね、校舎を整備するに当たって中央公民館を教室などに改修をする設計をする必要があると。その設計費を繰り越すわけでございますけども、その理由としましてはこの事業の補助事業が昨年10月頃に決定をしまして、それから着手していったわけですけども、何分新型コロナウイルスがまた感染が拡大し始めて、現地の調査でありますとか、そういった詳細な現状の把握というものが非常に遅れてしまったということで、現在設計中ではありますけども、年度内での事業の完了というものが困難ということで繰越しをするものでございます。 ◎生涯学習部長(下地明君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、80ページの4目文化財保護費の中で16節公有財産購入費、大和井土地買上げ事業についてでございます。これは、国指定、大和井の指定範囲の土地1筆の買上げを予定しており、当初予算で買上げ予定地の隣接地であり、前年度購入した筆の購入平均額510万円を計上していましたが、今年度実施した土地鑑定業務にて買上げ予定地の平方メートル単価が平方メートル当たり1万2,400円と査定されたため、土地購入額が421万6,000円となったため、88万4,000円の不要が発生したということでの減額となります。 ○議長(山里雅彦君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の57ページは、下地信広君の質疑で説明があったということでよろしいですか。生活保護扶助費は。                 (何事か声あり) ◆高吉幸光君   この大和井のほうなんですけれども、そろそろ買上げが終了だというふうには思うんですけれども、終了年度はいつ頃になるのか、また教えてください。 ◎生涯学習部長(下地明君)   取りあえず今年度で一旦中止といたしますが、残り2筆残っております。その2筆については、今年、来年とすぐできるような土地ではありませんので、またスケジュールを組み直して取り組んでいきたいと考えております。 ◆粟国恒広君   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の47ページでですね、節で負担金、補助及び交付金という中で、宮古島市事業者家賃支援助成金の説明、これ1,000件の事業者を対象に助成金をするという説明がありましたんですけど、もう少し詳しい説明をお願いします。  それと、54ページ、扶助費の中でこども医療費助成事業の減額の理由、4,300万円ですね。そして、新型コロナウイルス感染症対策事業の中で子育て支援給付金の310万円の説明も…… ○議長(山里雅彦君)   粟国恒広君、マイクが少し遠くなっておりますんで、マイクを。 ◆粟国恒広君   すみません、お願いします。  それと、62ページ、農業振興費の中で野そ防除事業の減額理由、447万8,000円のですね。  以上、よろしくお願いします。                 (何事か声あり) ◆粟国恒広君   宮古島市事業者の家賃ですね。支援助成金について。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の54ページ、こども医療費助成事業の扶助費の4,300万円の補正減でございます。医療費助成につきましては、現物給付導入後、事業費が毎年増加傾向であったということから、当初予算の額につきましては前年度を上回る見込みということでですね、平成30年度実績の1.3倍ということで予算を計上したところでございます。しかしながら、令和2年度、今年度ですね、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあるかと思いますが、病院受診が減少しているということが、件数が減少になっていることで、それを読み取っているわけですが、そういうこともありまして、今回4,300万円の補正減となっております。件数にいたしまして、見込みのときに4,418件を見込んでいたんですが、実績の見込みとして今現在3万5,269件の助成を見込んでおりまして、4,300万円の補正減となっております。  続きまして、その下のですね、子育て支援給付金、こちらのほうは地方創生臨時交付金を使いまして、各子育て世帯に1万円を給付するという事業でございました。10月31日で申請期間を終了しておりますが、今回見込みをですね、9,249名を見込んで予算計上したところでございますが、給付実績といたしまして8,939人となっておりまして、その差額分を補正減とさせていただいております。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、47ページですね、18節の負担金、補助及び交付金の宮古島市事業者家賃支援助成金、お答えします。  新型コロナウイルス感染症により影響を受けた市内の事業者、業種を問わないということであります。うちですね、店舗の家賃料を払っている、賃貸料を払っている事業者に対し家賃3か月分、上限20万円を支給するという事業でございます。これは、最高限度額が20万円掛ける1,000件の事業者ということで2億円の補正を組んでいるということでございます。 ◎農林水産部長(松原清光君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、62ページをお願いします。3目農業振興費の中の事業費で、野そ防除事業の447万8,000円の減額の理由であります。この事業は、サトウキビを中心に農作物に被害を与えている野そを駆除して、被害の減少を図るために事業を行っており、今年度から航空防除から地上防除に取り組んでいる事業であります。減額の理由といたしましては、当初の見込みより薬剤を購入する農家の野そ防除用薬剤受け取り量が減少したために、今回減額補正をいたします。 ◆粟国恒広君   家賃支援助成金ですけど、これは要するに賃貸者と賃借人がいますよね。要するに大家がいて、この事業者がいる。その事業者に対しての給付ですけど、この家賃支援というのはあくまでも大家を目的に支給しないと、事業者に支給して、じゃ家賃の支給という中で、果たして賃貸人まで行っているか、それはどういうふうに当局は、今後しっかり支援、20万円給付されました。それが要するに家主に行けると、どういう感じで管理していくのか、その辺に関してちょっとお答えください。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   粟国恒広議員がおっしゃる大家に対して家賃が支払われるということでありますけど、我々としては事業者に支払って家賃を支払ってもらうという形のほうであります。大家にじゃなくて、家賃を支払っている事業者に支払うという形ですね、支給するという形でございます。 ◆粟国恒広君   ですから、観光商工部長、国のほうでも家賃給付金やっているんですよね。しかし、国はきちっと大家まで、3か月分の支払明細書等をつけてですね、事業者に給付した家賃が大家までちゃんと家賃として払われている。行政から支援金もらいました。しかし、経営が苦しい中で、事業を行う中で別に使う例があるんですよ。それをきちっと、さっき言ったように、大家まで家賃が給付されましたよと、そういう仕組みじゃないとやっぱり家賃支援助成金の支援がそこまで行っているのか確かめることができないんじゃないかなと思います。それについて再度答弁お願いします。  そして、農林水産部長、野そ防除事業が前年までは航空防除でしたけど、今回から地上防除ということで購入者が少ないと。これは、野そ防除に関してはこれまでも何回か地上防除とですね、航空防除という感じで繰り返してきたんですよ。やっぱり市民が、農家が求めているのは航空防除なんですよ。地上でやるとこれをどこまで散布しているのか分からなくて、非常に労働が厳しいということで、これまでも航空防除に切り替えてきたんですけど、今回予算減額ということで、今後やはり地上のね、散布じゃなくて、航空防除を取り入れると、これは要望ですけど、そういう考えはないか、この2点だけお答えください。 ◎農林水産部長(松原清光君)   野そ防除の航空防除できないかどうかの質疑がありました。今年度から地上防除ということで取り組んでいるところであります。結果として、それほど野その被害は今のところ出ておりません。ですから、野その被害の状況、それからどういうふうになっていくか見ながらですね、もしどうしても航空防除でやらなければいけないというのが出た場合には、そこら辺は検討してみたいと思っております。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   家賃支援助成金の件で大家に行き渡るかということで、多分質疑だと思います。これについては、家賃支援をしてもらう業者は3か月分の領収書、納めた領収書を添付してもらってからに支給ということになりますので、多分支払っているという考えで我々支給するということでございます。 ○議長(山里雅彦君)   3回終わりましたよ。                 (「休憩お願いします」の声あり)  休憩します。                                     (休憩=午前11時52分)  再開します。                                     (再開=午前11時53分) ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   今粟国恒広議員がおっしゃったように…… ○議長(山里雅彦君)   登壇しないと。                 (「休憩をお願いします」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時53分)  再開します。                                     (再開=午前11時54分)  午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午前11時54分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き質疑を行いますが、議員の皆さん、あさって常任委員会で補正予算に関する委員会がありますので、なるべくはそれに対する委員会の質疑はあさってよろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  質疑があれば発言を許します。 ◆平良敏夫君   私も1つ、2つ、2つぐらいかね。議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の、58ページの4款衛生費の3目の環境衛生費、14節のですね、環境衛生費事務費、工事請負費2,230万円ほど計上されていますけど、これ説明をよろしくお願いします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)に関するご質疑でございます。ページが58ページです。4款の衛生費の3目環境衛生費の中で、工事請負費2,230万8,000円を計上させていただいております。この中身でございますが、宮古島市斎苑の空調機器の修繕工事に伴うものでございます。これについては、繰越明許費の中でも計上させていただいておりますが、6ページの4款の衛生費の保健衛生費の中の環境衛生事務費の中に宮古島市斎苑の空調取替え工事2,230万8,000円を計上させていただいております。宮古島市斎苑につきましては、供用開始後10年を迎えますが、空調機の室外機が屋上に設置してございます。設置場所が海岸に近いということで、塩害などによりまして室外機を中心に劣化が進み、機器が機能が低下しております。そのため、室外機の取替えを含む修繕工事を行うことにしております。その金額が2,230万8,000円ということでございます。繰越しで計上させていただいておりますのは、予算決定後に工事を発注しますと年度内に終了しないということで、同時に繰越しのほうでも計上させていただいております。 ◆平良敏夫君   宮古島市斎苑の空調機器の室外機の取替えですね、全部取り替えるのか、もしかしたら塩害で10年ももたなかったということになっているわけですけど、この設置場所の変更とか考えていないですか。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   室外機の設置場所については、今のところ変更するということは聞いておりませんが、ただ塩害対策を行うということで、壁といいますか、囲ったりですね、あとは防錆、さびの対策を行うとか、そういうことをやはりする必要があるというふうなことで、その対策を行うというふうに聞いております。 ◆平良敏夫君   室外機の塩害対策として壁を造ると。多分北風がどこかの方向に、周りみんな囲うのかな。みんな囲ったら室外機の何か性能的な意味合いも問題になってくるかなと思うんですけど、これまでやっていなかったというのは、やっぱりこれからもまた室外機10年しかもたないという可能性もあるわけですから、ぜひしっかりと精査して進めてほしいと思っております。  もう一つだけ。同じところですけど、環境衛生費の下にですね、4目で母子衛生費がありますけど、それの報酬でこんにちは赤ちゃん訪問事業というのがありますけど、それの説明をお願いできますか。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の58ページでございますが、こんにちは赤ちゃん訪問事業といいますのは、生後4か月までの乳児のいる家庭を訪問して、育児の悩み相談、子育ての支援に関する情報等の提供を行うということで、これについては担当者として会計年度の任用職員を配置をしております。今回この会計年度任用職員の報酬が不足をしていますので、今回9万4,000円を予算を計上して報酬に充てるということでございます。会計年度任用職員につきましては、経験年数によって給与の俸給がありますので、それによっても変わってきますし、また今回はですね、期末手当の部分について、予算が不足しておりましたので、その辺でまず報酬から流用して対応しまして、後に今回のような形で報酬を増額補正をするというような形なども行っておりますので、その辺で会計年度任用職員の報酬が不足したので、その分を補正を計上させていただいているということでございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆下地茜君   手短に3点お聞かせいただきたいんですが、議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)のほうのですね、52ページ、歳出の民生費、社会福祉費のほう、障害者福祉費、扶助費が特別障害者手当給付扶助費が、こちら209万2,000円減となっているところと、あと次めくっていただいて、55ページ、同じく母子福祉費、扶助費の児童扶養手当扶助費、こちらが2,042万円減になっている理由をそれぞれお聞かせいただきたいと思います。申請が少なかったということなのかなとも思いますが、お聞かせいただきたいです。  あとそれから、議案第11号、令和2年度宮古島市漁業集落排水事業会計補正予算(第2号)、こちらの3ページ、収益的支出のほうに営業費用、処理場費の委託料が372万円、機能保全計画策定事業が372万円減となっていまして、こちらもどういう事業かという内容と理由をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の52ページでございます。扶助費、特別障害者手当等給付扶助費の209万2,000円の補正減でございます。こちらのほうは支給対象者の減ということになりまして、支給延べ人数でお答えしたいと思います。障害者のほうが令和元年度106人、今年度見込みで105人、障害児手当のほうが令和元年度が27人、令和2年度が29人ということで、延べ人員の減による補正減となっております。  それから、55ページの母子福祉費の扶助費、児童扶養手当等の2,042万円の補正減でございます。こちらのほうもですね、見込み人数、延べになるんですけれども、こちらのほうが大分減っておりまして、当初見込んだときにですね、これ全部支給と一部支給、第2子加算、第3子加算というふうに項目があるんですが、全部支給のほうがですね、見込みが6,707人、延べで予算を計上したところですが、実際に令和2年度の見込み人数が6,289人減となっておりまして、こちらのほうが大きな要因の一つになっております。 ◎上下水道部長(兼島方昭君)   議案第11号、令和2年度宮古島市漁業集落排水事業会計補正予算(第2号)の1ページ、372万円の減ということなんですが、この予算書の3ページのほうお願いできますか。支出の部で、これは漁業集落排水施設処理維持管理委託業務というのが372万円減となっておりますが、これは久松地区漁業集落排水処理施設における機能保全計画策定事業で、同施設の健全度を把握するための機能診断を行い、劣化要因及び劣化予測を踏まえた適切な機能保全計画により最適整備構想の策定を行うことを目的としております。当初県との協議により事業費が800万円確保できるとしておりましたが、令和2年度の当初予算に計上しておりましたが、その後において、県は、県の持分の確保が困難であることにより、協議の結果、昨年11月に428万円での交付決定通知を受けたため、372万円の減額補正が必要となった次第です。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆狩俣勝紀君   初質疑ですので、よろしくお願いします。  議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の中でですね、55ページ、保育所費、かなりの減が出ておりますけども、その採用に伴う減だと思うんですけども、その内容をですね、説明していただきたいなと。また、次年度に向けての状況もちょっとお願いいたします。  それともう一点、56ページ、ちょっと勉強のためにですね、地域子ども・子育て支援事業の事業内容をちょっと教えていただきたいと思いますが。  以上、2点です。 ◎福祉部長(下地律子君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の55ページですね、保育所費の報酬と職員手当の補正減ということでございますが、こちらのほうは保育士等の会計年度任用職員の当初予定していた人数がですね、ちょっと確保ができなくて、その分の補正減となっております。  56ページの地域子ども・子育て支援事業費の病児・病後児保育事業の事業内容ということですが、病児保育はですね、病気の回復に至らない時期に当たる児童ですね、または病気の回復期にある児童、これ病後児保育になるんですが、こちらのほうで集団保育などが困難な時期においてその児童の一時預かりを行う事業となっております。宮古島市において今委託で病児保育1か所委託しておりまして、病後児保育のほうは公立保育園のほうで実施をしております。 ◆狩俣勝紀君   保育所費の現況はちょっと人員が達していないということでの減になっていると思うんですけども、次年度に向けての状況はどうでしょう。 ◎福祉部長(下地律子君)   次年度に向けてですね、同様の人数で調整をしているところでございまして、今延長しながら募集もしている状況ではございます。これまで保育士の確保に向けてはですね、保育士試験対策講座の実施をここ数年継続してやってまいりました。そのほかに、島外からの保育士を確保するために、渡航費助成事業、県外から、県内からということでの渡航費助成を給付する事業とかですね、あとは保育士になるための学校、専門学校だとか、大学に通っている子供たちの沖縄本島からの見学ツアーの実施とかをやってきた次第です。今年度初めて移住体験ツアーのほうも実施をしまして、確保に向けて取り組んでいるところではございますが、来年度もこの事業、移住体験ツアーにつきましては、来年度はちょっとまだ検討中ではあるんですが、そのほかの試験対策講座だったり、体験ツアーだったり、渡航費助成については引き続き来年度も事業を実施して保育士の確保に努めていきたいと考えております。 ◆狩俣勝紀君   保育所関係はですね、子育ての最初の段階だと思いますので、ぜひまた頑張って採用に取り組んでもらいたいと思います。それで、いろんな新しい事業も含めてですね、保育士の養成等にもぜひまた力を入れてもらいたいと思いますので、質疑は以上です。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆前里光健君   2点ほどお願いします。  議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の57ページ、すみません、先ほども質疑あったんですけど、生活保護総務費の、下のほうですね、2目の扶助費、こちら、先ほど797世帯計上したんですが、3月1日に778世帯ということで減となっているんですが、その内容ですね、内容のご説明をお願いします。なぜこのような見込みという形になるのかというのと、次に議案第5号、令和2年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第4号)の3ページ、2款の港湾建設費、こちら繰越明許費となっておりますが、5億1,784万1,000円、平良港総合物流センター整備事業になりますが、繰り越した次年度に関してはどこまでの整備を行うのか、ご説明をお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   生活保護の扶助費についてお答えいたします。  先ほど797世帯の予定であった、見込みであった世帯数が778世帯というふうに下回っていることが最大の要因だということで答弁をいたしました。その要因といたしまして、廃止件数がですね、開始件数を上回っていることが大きな要因となっております。ちなみに、今年度はですね、1月末現在ではございますが、開始件数が66件、廃止件数が88件となっております。廃止理由の主なものといたしまして、毎年ですが、お亡くなりになって、死亡廃止ということが一番多くその廃止の理由の半数を占めているところでございます。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   議案第5号、令和2年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第4号)ですね、この中で3ページの繰越明許費が2款の港湾建設費、1項港湾建設費の平良港総合物流センター整備事業5億1,784万1,000円ですが、この繰越明許費の理由としましては、工事に入った際のくい工事において、当初予想されなかった地盤改良等の工事が新たに発生してきましたので、それに不測の日数を要したことによって繰越明許費となりましたが、この工事は次年度も進めていきまして、令和4年4月の供用開始を目指しているところでございます。 ◆前里光健君   再質疑をさせていただきます。  議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の57ページのほうなんですけれども、1月末で66件の開始で88件の廃止ということで、自然減といいますかね、そういった形での廃止となっていますが、残り半分の状況というのがどうなっているのかということを再質疑させていただきます。  そして、議案第5号、令和2年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第4号)の港湾建設費の3ページのほうなんですけれども、繰越明許費、これは不測の事態で、予想されない地盤の改良ということで、これは予算的には規模が増えるということなんでしょうか。増加することになるのか、その点に関してお答えをお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   死亡の廃止のほかの理由ということでございますが、申し訳ありません、ただちょっと今手元に持っているのが平成30年度の実績に伴う廃止の理由の内訳でお答えさせていただきますが、まずやはり死亡による廃止のほかですね、働き手の収入の増による廃止とかですね、次に多いのが転出もあったりだとか、あと傷病の治癒ですね、あとは仕送り等、働きによらない収入の増、例えば年金のほうが収入が増えたとかですね、そういった理由とかでの廃止とかが出てくると思います。 ◎建設部長(大嶺弘明君)   平良港総合物流センター整備事業についてですけども、5億1,784万1,000円を繰り越したことによって事業費が増えるのかということでございますけども、増えるのではなくて、この5億1,000万円余を次年度に繰り越して、その事業費の中で、この工期についてはこの工事の範囲で収めるということでございます。 ◆前里光健君   最後、この57ページの生活保護扶助費、こちら働き手の部分もあるということなんですが、年々それで生活保護扶助費ですね、こちらを受けないような形の流れになっているのかどうか。この過去の流れはどうなっているのか、それだけお答えいただければと思っています。 ◎福祉部長(下地律子君)   流れといいますか、今生活保護の相談の中でですね、相談内容によっては例えば福祉政策課のほうで実施をしている住居確保給付金の支援だとか、あと就労支援ですね、そういった形での支援を行いながら、生活保護に至る前の支援のほうも充実してきているかなと考えているところでございます。今後来年度以降の見込みといいますか、減るのか、今当初予算のほうで計上しているのは毎年実績見込みの、5年間の延べ率の平均で予算を計上しているところですが、来年度の予算も令和2年度に比較しますと減る見込みとはなっております。今後もしその状況が変わってですね、世帯が増えたりとかということになりますと、やはり補正とかで対応していくことになるとは思いますが、今の状況ではそんなに増えるという感じは受けていないところでございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆上里樹君   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)のページが5ページですね、第2表の繰越明許費についてお伺いします。  2款総務費の1項総務管理費で、事業名が、上から3番目、超高速ブロードバンド環境整備促進事業(県沖縄振興)がありますけども、繰越しの理由をお聞かせください。  それから、7ページ、第2表の6款農林水産業費、1項の農業費の農業基盤整備促進事業、上地廣敏議員に説明がありましたけども、この執行率何%になっているのかお伺いします。  それから、24ページ、歳入で12款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税のこの補正計上されていますけども、前年度比で増減の見込みについてお聞かせください。  それから、議案第17号、令和3年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算の488ページ、前年度との比較で減少が生じていますけども、その理由についてお聞かせください。
    企画政策部長(友利克君)   超高速ブロードバンド環境整備促進事業(県沖縄振興)の繰越しについてでございます。超高速ブロードバンド環境の整備につきましては、線を引き込むといった基本的なインフラの整備というのは平成31年度で終了をしております。平成32年度は、いわゆる加入を促進する事業というものを県と共に実施をすることになっておりました。しかしながら、基本的には説明会を開く、そして家庭を訪問して、導入といいますか、活動を展開するというものであるんですが、新型コロナウイルス感染症の関係でもってですね、そういう活動が展開できなかったということで予算が消化できていないと。これ沖縄県と共に実施する事業でありますので、また県との協議の結果ですね、次年度に繰越しをして令和3年度でしっかり取り組んで加入を促進しようということで次年度への繰越しということになっております。  それから、議案第17号、令和3年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算についてです。486ページでよかったですかね。前年度の予算と比較をして、170万7,000円ほどの減額となっているがということでありますが、基本的には過去3年間の平均を取って予算措置をしているところです。したがいまして、前年度に措置した3年間と、今年度措置をした、計上している3年間とですね、ちょっと売電、発電ですね、売電、発電が低かったということで低い見積りでもって予算を計上しているということでございます。 ◎農林水産部長(松原清光君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の7ページ、繰越明許費の農林水産業費の中の基盤整備促進事業の質疑がありました。5億9,184万4,000円の繰越しをしておりますが、6地区の土地改良事業、それから畑地かんがい整備事業をしておりまして、執行率にいたしましては34.6%となっております。 ◎総務部次長兼財政課長(砂川朗君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)でございます。24ページ、地方交付税、その中の説明欄、普通交付税でございます。今回の補正は、補正前の予算額と交付決定額との差額を増額するものとなっております。当初予算におきましては、資産によって見込額を算出しておりまして、交付決定後において予算割れが生じないよう大体3%程度減額して計上しているところでございます。普通交付税の交付決定につきましては、令和2年7月末に決定をされておりますが、歳出予算を伴わないため、今回最終の補正予算での計上となっております。 ◆上里樹君   確認ですけども、議案第17号、令和3年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算についてですが、これ老朽化が云々かんぬんということが前年度あったように思いますけども、それとの関係は売電に影響出ていませんか。 ◎企画政策部長(友利克君)   老朽化の影響はやはり多少ございます。また、小さい島でありますので、塩害などの被害も受けやすいという状況はございます。ただ、今のところ売電、発電にですね、やはり影響があるのは気候ですね、天候ですね、天候がやはり安定しているかいないかによって売電力、発電力の差が生じているということでございます。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆濱元雅浩君   1点だけ質疑をさせていただきます。  詳細については委員会のほうでやるんですけれども、その委員会に市長は出席されないと思われますので、申し訳ないですけれども、議案第12号、令和3年度宮古島市一般会計予算について1点だけ質疑させていただきます。  座喜味一幸市長、選挙期間中から…… ○議長(山里雅彦君)   濱元雅浩議員、令和3年度の一般…… ◆濱元雅浩君   市長にお伺いしたいので、市長を委員会のほうに招集しなくていいように今聞きたいんですけれども。 ○議長(山里雅彦君)   いや、これはもう今日は一般会計当初予算のほうではできないことになっておりますので。 ◆濱元雅浩君   市長を委員会のほうに招集、1点だけ聞くために招集するということになりますか。 ○議長(山里雅彦君)   これは、もう申合せ事項により一般会計当初予算に関する事項については…… ◆濱元雅浩君   だから、それを聞きたければ委員会のほうに出ていただくような要請をかけてくださいということですか。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時08分)  再開します。                                     (再開=午後2時20分)  ほかに質疑はありませんか。 ◆島尻誠君   じゃ、関連する質疑をします。議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の、午前中も教育委員会のほうでご答弁、教育部長からお話、答弁がありましたけども、75ページの三次補正で出てきた学校保健特別対策補助金事業(コロナ対策)2,361万のお話がありました。内訳のほうで細かく書いてあるんですが、需用費のですね、ちょっと大きいものだけ、750万円余と、下のほう、17節、備品購入費、それぞれ学校の現場から上がっている案件だと思いますが、内容を少しお知らせください。  関連して、ちょっと戻りますが、28ページの5目教育費国庫補助金の中の、補正は470万円余という形で載っていますが、右の説明に行くとですね、700万円余の減額あって、下のほうに同じようなタイトルで学校保健特別対策事業費補助金1,100万円余、下のほうにですね、29ページ、上のほうの700万円余の減は、右の説明のほうで説明1、理科教育設備整備費等補助金、これもちょっと大きいものだけですね。5番目の高度へき地児童生徒援助費補助金、減額になっていますけども、この説明をちょっとお願いしたい。  あと、ごめんなさいね、ちょっと飛びますが、58ページの衛生費、保健衛生総務費ですね、1目の、節のほうに行きますと、12節委託料、救急医療業務費で1,700万円余の減額があります。この説明をお願いします。  それと最後に、農林水産業費、63ページ、農業振興費の中の負担金、補助及び交付金の中で、右の説明の中の中段ぐらいになります。園芸作物生産振興対策補助金3,700万円余の減と、その下のほうに農地費とありますが、これも繰越明許で出されている案件、不発弾等事前探査事業、この説明をちょっとお願いしたいと思います。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の件でございます。58ページでございます。衛生費の1目の保健衛生総務費の中の委託料の補正減についてのご質疑にお答えいたします。  これは、救急診療所を現在沖縄県立宮古病院のほうにコロナ対策のための発熱外来ということで貸出しをしております。したがって、救急診療業務は行っておりません。今回減額するのは救急診療所での医療を引き受けていただいております医師、それからその医師が休んだ場合の応援医師への委託料、それを減額補正をするということでございます。医師への報酬につきましては、医師に委託をするという形で委託料という形で契約を結んでおりますので、形としては委託料が1,714万6,000円減額になるということでございます。 ◎農林水産部長(松原清光君)   議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)の63ページ、農業振興費の中の18節負担金、補助及び交付金の園芸作物生産振興対策補助金の3,728万円の減額の理由であります。この事業は、台風などの自然災害に対応した強化型のパイプハウスを導入するJAのリース事業であります。今年度の当初予定面積は、ゴーヤで7,500平方メートル、トウガンで2,000平方メートル、サヤインゲンで2,500平方メートルを予定して、農家の申請を受け付けましたが、申請農家はゴーヤ農家で5件、4,284平方メートル、トウガン農家が3件で1,548平方メートル、サヤインゲンはゼロとなっております。その結果、3,728万円を減額していきたいと考えております。  それと、すみません、最後の質疑が聞き取れなかったんですけども、不発弾探査ですか。  続きまして、5目農地費の中の委託料、不発弾等事前探査事業の1,320万3,000円の減であります。この事業は、土地改良事業を行うに当たって不発弾の事前探査をする事業でありまして、今回城辺の与並武地区、伊良部の火山地区、城辺の仲原西地区、後前竹地区の4地区を調査している事業であります。今回減額の理由といたしましては、城辺の与並武地区で事業認可後に受益農家の要望により一部地区除外が発生したことによって磁気探査面積が減少したことから、事業費を減額することになっております。 ◎教育部長(上地昭人君)   まず、議案第3号、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)、75ページ、目で学校保健特別対策補助金事業費(コロナ対策)でございます。これは、各学校からの要望をまとめて、旅費から備品購入費までを合計した額でございますけども、大きいので10節の需用費752万7,000円は、主にですね、サーキュレーター、こういうパーティションですね、そういう備品といいますか、需用費の中にこれが含まれております。主にサーキュレーターとですね、パーティションが多かったということでございます。これ各学校様々ですので、明細は後で書面でもって提出できますけども、主にそういったものだということでございます。17節の備品購入費ですけども、これは、マスク、消毒液、これが主だったということでございます。これも各学校ごとに最大で160万円、通常で80万円分の明細をですね、出していただいて、集計をした後補助申請をしているということでございます。  28ページ。まず、5目の教育費国庫補助金の中の細節で1、理科教育設備整備費等補助金104万2,000円の減になっております。これは、国の補助枠ですね、補助枠が減額になったことによりましての減ということでございます。細節の2なんですけども、特別支援教育就学奨励費補助金57万1,000円の増ですけども、これは実績に基づいての申請ですので、57万1,000円の増ということでございます。細節の5、高度へき地児童生徒援助費補助金591万6,000円の減でございますけども、国からの補助金が減ったということは、宮古島市で起こした事業費が減ったということでございますので、これは修学旅行が中学校だと沖縄本島あるいは本土、小学校でも沖縄本島ということでございます。これが新型コロナウイルス感染症で島内観光になったり、学校によっては九州まで行った学校もありますけども、総体的に減ったということでの減額でございます。  29ページ、7節、これが先ほど説明しました学校保健特別対策事業費補助金、各学校から要望してきたものの国からの補助額、これが1,180万5,000円、残りは第三次補正のコロナ対策補助金で裏負担を出しまして対処しているということでございます。 ◆島尻誠君   今の学校保健特別対策事業補助金、交付決定額が1,100万円余ということなんですが、例えばこのもろもろ学校現場からいろいろ声が届いて三次補正で上げて、2分の1の申請によっての交付額だと思うんですね。これは、宮古島全体の小中高含めて、特別支援学校を含めて、全体から要望があったということの解釈でいいのか。これ急ぎの中だったと思うんですね。それも一次、二次含めて、先ほど申し上げた、おっしゃった修学旅行関係の、例えば旅行先が前もって予定、予約するじゃないですか。その辺のキャンセル料なんかも恐らくこれで充てられるというふうに説明の中では見ているんですが、その辺も発生したのかどうかですね。  あと、先ほどちょっと農林水産部長1つ答弁をいただけなかったんですけど、繰越しがありますよね。不発弾等事前探査事業、繰越明許の、あの説明をちょっといただきたいなと思います。 ◎教育部長(上地昭人君)   修学旅行につきましては、当初から違約金が発生するという懸念もございましたけども、これが発生しないような状況で島内に変更したりですね、しましたので、実際に違約金は発生はいたしておりませんので、補助事業でも対処しなかったということでございます。 ○議長(山里雅彦君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時36分)  再開します。                                     (再開=午後2時37分) ◎農林水産部長(松原清光君)   どうもすみません。7ページ目の繰越明許費、農林水産業費の不発弾等事前探査事業2億400万4,000円あります。これについてもやはり不発弾探査というのは土地改良事業、圃場整備をする前の探査であります。ですから、圃場整備するに当たっては農家との作物調整ですね、そこら辺をしてから不発弾探査にも入るということで、それが少し遅れたということで今回の繰越しという形で捉えております。 ◆島尻誠君   先ほど学校保健特別対策事業費補助金ですね、三次まで出ている補正ですので、ぜひ学校環境現場において必要な新型コロナウイルス感染症対策に資する物品とか、人的支援もあるような事業なので、ぜひ活用していただきたいというふうに思っております。  不発弾等事前探査事業は、今お話しした繰越事業の中でどれぐらいの面積を予定していますか。 ◎農林水産部長(松原清光君)   すみません、面積までは少し資料ありませんので、後で報告したいと思います。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「訂正お願いします」の声あり) ○議長(山里雅彦君)   訂正。教育部長、訂正をお願いします。 ◎教育部長(上地昭人君)   先ほど島尻誠議員に答弁したのがちょっと逆になっておりましたので、訂正をさせていただきます。学校保健特別対策事業費補助金の中のですね、需用費をサーキュレーターとかパーティションと言いましたけども、需用費は消毒液とマスク、備品購入がパーティションとサーキュレーター等ということで、逆に答弁しておりますので、訂正をお願いします。 ○議長(山里雅彦君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(山里雅彦君)   これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております計20件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託します。  なお、議案第3号の歳出については、歳出款項別審査委員会表により所管委員会のご審査をお願いします。  これで本日の日程は全部終了しました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後2時40分)...