宮古島市議会 > 2001-12-12 >
12月12日-02号

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  1. 宮古島市議会 2001-12-12
    12月12日-02号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
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    平成13年 12月 定例会(第9回)(旧平良市)   平成13年第9回平良市議会(12月定例会)議事日程第2号                          平成13年12月12日(水)午前10時開議 日程第1 意見書案第11号 牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見書         (議員提出) 〃第2    〃第12号 米中枢同時テロによる危機的経済状況に対する損失補償及び国の支援策を求め             る意見書                          (  〃  ) 〃第3    〃第13号 女性の年金制度の改善促進を求める意見書          (  〃  ) 〃第4   議案第50号 平成13年度平良市一般会計補正予算(第3号)       (市長提出) 〃第5     〃第51号 平成13年度平良市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)(  〃  ) 〃第6     〃第52号 平成13年度平良市港湾事業特別会計補正予算(第2号)   (  〃  ) 〃第7     〃第53号 平成13年度平良市農漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)                                               (  〃  ) 〃第8    〃第54号 平成13年度平良市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)(  〃  ) 〃第9    〃第55号 平成13年度平良市介護保険特別会計補正予算(第1号)   (  〃  ) 〃第10    〃第56号 平良市情報公開条例                    (  〃  ) 〃第11    〃第57号 平良市電子計算組織に係る個人情報の保護に関する条例    (  〃  ) 〃第12    〃第58号 平良市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例     (  〃  ) 〃第13    〃第59号 平良市現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例                                            (  〃  ) 〃第14    〃第60号 平良市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例の一部を改正する条例                                              (  〃  ) 〃第15    〃第61号 平良市手数料徴収条例の一部を改正する条例         (  〃  ) 〃第16    〃第62号 公の施設の長期かつ独占的な利用について          (  〃  ) 〃第17    〃第63号 土地改良事業の計画の概要について             (  〃  ) 〃第18    〃第64号 土地改良事業の計画の概要について              (  〃  ) 〃第19    〃第65号 議決事項の変更について                  (  〃  ) 〃第20    〃第66号 議決事項の変更について                  (  〃  ) 〃第21    〃第67号 議決事項の変更について                  (  〃  ) 〃第22    〃第68号 公有水面埋立について                   (  〃  ) 〃第23    〃第69号 新たに生じた土地の確認について              (  〃  ) 〃第24    〃第70号 字の区域への編入について                 (  〃  ) 〃第25    〃第71号 市営北団地建設工事(B棟・建築)及び平良市立北保育所改築工事請負契約に             ついて                          (  〃  ) 〃第26   認定第1号 平成12年度平良市一般会計歳入歳出決算認定について    (  〃  ) 〃第27    〃第2号 平成12年度平良市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について                                            (市長提出)日程第28   認定第3号 平成12年度平良市港湾事業特別会計歳入歳出決算認定について(  〃  ) 〃第29    〃第4号 平成12年度平良市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について(  〃  ) 〃第30    〃第5号 平成12年度平良市農漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について                                           (  〃  ) 〃第31    〃第6号 平成12年度平良市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について                                             (  〃  ) 〃第32    〃第7号 平成12年度平良市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について(  〃  )〇会議に付した事件    議事日程に同じ             平成13年第9回平良市議会(定例会)会議録 平成13年12月12日                                       (開議=午前10時32分)〇出席議員(24名)                            (散会=午後零時07分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(1 番)  池 間 青 昌 君   議   員(12番)  友 利 恵 一 君┃┃ 副 議 長(20〃)  富 浜   浩 〃     〃  (13〃)  宮 城 英 文 〃┃┃ 議   員(2 〃)  前 川 尚 誼 〃     〃  (14〃)  池 間   豊 〃┃┃   〃  (3 〃)  與那嶺 誓 雄 〃     〃  (15〃)  楚 南   隆 〃┃┃   〃  (4 〃)  平 良 恵 慈 〃     〃  (16〃)  与那覇 昭 雄 〃┃┃   〃  (5 〃)  棚 原 芳 樹 〃     〃  (17〃)  前 里 光 恵 〃┃┃   〃  (6 〃)  嵩 原   弘 〃     〃  (18〃)  奥 平 一 夫 〃┃┃   〃  (7 〃)  眞榮城 徳 彦 〃     〃  (19〃)  富 永 元 順 〃┃┃   〃  (8 〃)  新 城 啓 世 〃     〃  (21〃)  松 原 信 勝 〃┃┃   〃  (9 〃)  亀 浜 玲 子 〃     〃  (22〃)  下 地 秀 一 〃┃┃   〃  (10〃)  上 里   樹 〃     〃  (23〃)  垣 花 健 志 〃┃┃   〃  (11〃)  与那覇 タズ子 〃     〃  (24〃)  川 満 俊 夫 〃┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 〇欠席議員(0名) 〇説 明 員                                         ┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 伊志嶺   亮 君 │ 農政課長      │ 長 浜 博 文 君 ┃┃ 助       役 │ 赤 嶺 一 成 〃 │ みどり推進課長   │ 荷川取   進 〃 ┃┃ 収   入   役 │ 新 里 武 満 〃 │ むらづくり課長   │ 池 村 恵 慈 〃 ┃┃ 総務部長      │ 下 地 洋 一 〃 │ 水産課長      │ 久 貝 勝 一 〃 ┃┃ 福祉部長      │ 伊志嶺   守 〃 │ 商工観光課長    │ 狩 俣 博 三 〃 ┃┃ 経済部長      │ 長 浜 幸 男 〃 │ 道路建設課長    │ 狩 俣 照 雄 〃 ┃┃ 建設部長      │ 宮 国 恵 昇 〃 │ 都市計画課長    │ 宮 国 泰 男 〃 ┃┃ 企画室長      │ 宮 川 耕 次 〃 │ 下水道課長     │ 上 里 豊 一 〃 ┃┃ 総務課長      │ 下 地 嘉 春 〃 │ 港湾課長      │ 与那嶺   大 〃 ┃┃           │          │ 平良埋立地活性  │          ┃┃ 財政課長      │ 平 良 富 男 〃 │           │ 下 地 貞 彦 〃 ┃┃           │          │ 推進特別対策室長  │          ┃┃ 税務課長      │ 下 地   実 〃 │ 空港課長      │ 奥 平 良太郎 〃 ┃┃ 市民課長      │ 平 良 光 善 〃 │ 会計課長      │ 友 利 秀 男 〃 ┃┃ 国保年金課長    │ 砂 川   章 〃 │ 教育長       │ 宮 川   弘 〃 ┃┃ 児童家庭課長    │ 二 木   哲 〃 │ 教育次長      │ 砂 川   栄 〃 ┃┃ 保健予防課長    │ 砂 川 恵 栄 〃 │ 教育総務課長    │ 久 貝 智 子 〃 ┃┃ 環境保全室長    │ 平 良 嘉 久 〃 │ 学校教育課長    │ 与那覇 正 博 〃 ┃┃ 生活福祉課長    │ 狩 俣 公 一 〃 │ 社会教育課長    │ 池 村 広 光 〃 ┃┃ 介護長寿課長    │ 与那覇   清 〃 │ 保健体育課長    │ 武 富   清 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛〇議会事務局職員出席者  事  務  局  長   平 良   保 君   議   事   係   下 地 浩 幸 君  次       長   荷川取 辰 美 〃       〃       粟 国 忠 則 〃  議  事  係  長   本 永 健 一 〃 ○議長(池間青昌君)  これより本日の会議を開きます。                   (開議=午前10時32分) 本日の出席議員は24名で定足数に達しております。 本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第2号のとおりであります。 この際、日程第1、意見書案第11号から日程第3、意見書案第13号までの3件を一括議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◆富永元順 君 意見書案第11号、牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見書。標記のことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条の規定により本案を提出します。平良市議会議長、池間青昌殿。提出者、議員、富永元順。賛成者、川満俊夫議員友利恵一議員与那覇昭雄議員楚南隆議員下地秀一議員、前里光恵議員、與那嶺誓雄議員、垣花健志議員池間豊議員嵩原弘議員。 文案を読み上げて提案理由にかえさせていただきます。              牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見書 本年9月に千葉県において確認された牛海綿状脳症及びその後の同症疑惑牛等の発生から、牛肉に対する消費者の不安と混乱が広がり、生産者、畜産関連業者、流通業者及び焼肉店等に広範かつ深刻な影響を与えている。また、11月21日に北海道で国内2頭目の牛海綿状脳症が確認されたのに引き続き11月30日には、埼玉県に於いて3頭目(群馬県産)が確認される等不安感がさらに拡大している。 沖縄県の肉用牛は全国的な減少傾向の中、第三次沖縄振興開発計画の目標頭数を既に達成していて増加傾向を示し、我が国の肉用牛の供給基地として評価を得て、主要産業としての地位を占めている。そのような中にあって、本市での肉用牛は、BSEの風評被害をうけ牛肉消費の落ち込みにより屠畜が自粛され、出荷待機牛が産地畜舎に溢れているという実態の影響を受けて、セリ市場での子牛の取引価格が暴落している。このことは、本市の第一次産業の根幹である畜産業に大きな影響を与える一方、宮古圏域経済の浮沈にかかわる深刻かつ重大な問題である。よって、本市議会はこの問題解決のため国において消費者の不安解消と牛肉及び関連製品の安全確保をはかるとともに下記の事項について、実効性ある対策を講ずるよう強く要請する。記 1.感染原因及び感染ルートの徹底究明と再発防止に万全を期すこと。 2.牛海綿状脳症スクリーニング検査及びサーベランス検査が円滑に実施できるよう検査要員の確保及び検査機器の整備等について十分な支援措置を講ずること。 3.国の責任において飼料等の安全に対する施策を厳重に行うとともに、今後同様の問題が発生しないよう十分な措置や取り組みを行うこと。 4.安全な牛肉を供給し消費者の不安を解消するために行う産地食肉処理場の新たな対応に伴う施設整備等要する経費については全額国が負担すること。 5.国産牛肉の安全性のPR等風評被害の防止に万全の措置を講ずること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                                                                              P.24                                     平成13年12月12日                                       沖縄県平良市議会   宛先、厚生労働大臣農林水産大臣経済産業大臣、沖縄・北方対策担当大臣。 意見書案第12号、米中枢同時テロによる危機的経済状況に対する損失補償及び国の支援策を求める意見書。標記のことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条の規定により本案を提出します。平良市議会議長、池間青昌殿。提出者、議員、富永元順。賛成者、川満俊夫議員友利恵一議員与那覇昭雄議員楚南隆議員下地秀一議員、前里光恵議員、與那嶺誓雄議員、垣花健志議員池間豊議員嵩原弘議員。 文案を読み上げて提案理由にかえさせていただきます。    米中枢同時テロによる危機的経済状況に対する損失補償及び国の支援策を求める意見書 当県の観光リゾート産業は、県経済を牽引する基幹産業であり、農林水産業、製造業等、他の産業への波及効果が大きいことから、さらなる振興発展が求められているところである。 にもかかわらず、去る9月11日に発生した米中枢同時テロは、県内の観光産業、関連業界に多大な悪影響をもたらしている。他県からの修学旅行、一般団体を中心に予約キャンセルが相次ぎ、関連業界の経営・雇用環境に打撃を与え、県経済全般が危機的な状況に陥っている。 県ホテル旅館生活衛生同業組合によると、11月12日現在のキャンセルは、団体客だけで45万人を超え、約41億円の被害額が報告されている。 なかでも「スポーツアイランド構想」の下、健康・保養地形成による観光振興を目指している宮古圏域にとっては観光入客数の激減は著しく、極めて深刻な状況が続いている。 このようなテロ発生後の余波は、在日米軍基地の75%が集中する沖縄県の実情に起因しており、当市議会は、基地の整理縮小を強く求めるとともに国の責任において、中小・零細を含む関連業界への損失補償や支援策を緊急に講じるよう、強く要請する。 以上地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。                                     平成13年12月12日                                       沖縄県平良市議会   宛先、内閣総理大臣、沖縄・北方対策担当大臣、外務大臣、国土交通大臣文部科学大臣厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長。 意見書案第13号、女性の年金制度の改善促進を求める意見書。標記のことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条の規定により本案を提出します。平良市議会議長、池間青昌殿。提出者、議員、富永元順。賛成者、川満俊夫議員友利恵一議員与那覇昭雄議員楚南隆議員下地秀一議員、前里光恵議員、與那嶺誓雄君、垣花健志議員池間豊議員嵩原弘議員。 文案を読み上げて提案理由にかえさせていただきます。女性の年金制度の改善促進を求める意見書  少子高齢社会の到来は、年金・医療・福祉等のすべての社会保障制度についての全面的な改革を迫っている。社会保障の支え手である現役労働者が減少していく一方で、制度の受益者である高齢者が急速に増大していく少子高齢社会においては、社会保障制度の安定化を図るためには、社会保障制度の抜本的な改革は避けて通れない。そうした観点から、昨年の3月に年金制度の改正が行われたが、いまだやり残した課題も少なくない。その代表例が「女性に関わる年金制度」の改革である。 雇用・就業及び教育等における女性の社会進出は近年、目覚ましいものがある。一方で、晩婚化、単身者の増加、共働き世帯の増加、さらには離婚等の増加など、特に女性のライフスタイルが多様化するなど大きく変わりつつある。しかしながら、現行の年金制度は、「片稼ぎ世帯(専業主婦世帯)」をモデルとしたものであり、ライフスタイルの多様化が著しい今後の少子高齢社会に対応することが困難となっている。 例えば、本人自身が保険料を納付することなく厚生年金全体で負担し共稼ぎ夫婦等の間に不公平が指摘されている第3号被保険者(専業主婦等)問題、また専業主婦が離婚し単身世帯になると夫の報酬比例年金は受けることができず基礎年金のみとなってしまうという問題、あるいは遺族年金においては、専業主婦に比べ働く女性に不利な仕組みになっていることや、妻の納めた保険料を掛け捨てにせざるを得ない場合もあるなど、様々な問題が指摘されている。 また、基本的な問題点として、女性の年金給付水準が低く、長い老後を送るには十分でなく、その相対的な底上げが要求されている。さらには女性が避けて通れない育児・介護期間中の就業と収入の中断に対して、わが国の年金制度が対応していないことなども女性の年金水準の低下をもたらしている。 現在、政府においては「女性と年金検討会」を設置し、こうした女性と年金問題について、全般的な検討を行っているところであるが、広範な国民の意見を聴きつつ、こうした諸問題の解消をめざすとともに、ライフスタイルが多様化した時代にふさわしい年金制度を確立し、女性の自立した生活と人権が確立されるよう図るべきである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                     平成13年12月12日                                       沖縄県平良市議会   宛先、内閣総理大臣厚生労働大臣。 以上であります。 ○議長(池間青昌君)  これで提案理由の説明は終わりました。 これよりただいま議題となっております3件について質疑に入ります。 質疑があれば発言を許します。 ◆奥平一夫 君 三つの意見書の文案については、おおむね賛成いたしますが、文言について少しだけお聞かせいただきたいことがあります。 「米中枢同時テロによる危機的経済状況に対する損失補償及び国の支援策を求める意見書」、その文言のやや下の方でございますが、「宮古圏域にとっては観光入客数の激減は著しく、極めて深刻な状況が続いている」という文言がありますが、具体的にどれぐらい観光入客数が減少しているか、そういうデータをお持ちなのか。そして、具体的にどういう深刻の状況が続いているかというデータをお持ちでしたらお示しいただきたいと思います。 ◆富永元順 君 お答えいたします。 今の質疑の内容については、議運の間では出されておりませんでした。 ◆奥平一夫 君 非常に理解しにくい答弁になっていますが、話されていないということなんですが、じゃどういう理由でこういう文言ができ上がったかということをご説明いただきたいと思います。 ◆富永元順 君 この文案に関しては、県議会でも採択されているということで、意見書が。それに倣って宮古の状況もやはり深刻であるという、そして全員の意見の一致を見てこの文案で意見書を提出することに決しました。 ◆奥平一夫 君 例えばですね、確かに県議会で決議をされた意見書、それを例にとって作成するのももちろん結構だと思いますが、事やっぱり宮古圏域についてというくだりのあるその文書についてはですね、議運の皆さんはしっかりとどういうことで激減しているのか、どういうデータに基づいて激減をしているのか、どういうところに深刻な被害があるのかということをですね、きちんきちんと調査をしてこういう意見書の文言を作成するべきだという意見を沿えて僕の質疑を終わります。 ◆上里樹 君 ただいまの意見書、三つ上程されていますけども、ただいま質疑のあった米中枢テロに対する意見書なんですけども、この中でですね、下から5段目、「このようなテロ発生後の余波は、在日米軍基地の75%が集中する沖縄県の実情に起因しており、当市議会は、基地の整理縮小を強く求めるとともに国の責任において」というくだりがあるんですけども、当市議会ではですね、議会運営委員会から上がってきた意見書の中に基地の整理縮小とあわせてですね、米海兵隊の撤去を求めているんですよね。ですから、整合性を持たせる上では、基地があることに起因しているというのであれば、基地撤去ないしはその当市議会が意見書として上げた海兵隊の撤去も求めるべきだと思いますけども、それについての見解をお伺いします。 ◆富永元順 君 ただいまの上里樹議員の質疑に関連しての問題についての議題はありませんでした。 ○議長(池間青昌君)  ほかにありませんか。         (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております3件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略し、本日の会議において処理したいと思います。これにご異議ありませんか。         (「異議なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決しました。 これより討論に入ります。 まず、日程第1、意見書案第11号に対する討論の発言を許します。         (「討論なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  これにて討論を終結いたします。 これより意見書案第11号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。         (「異議なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第11号、牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見書は可決されました。 次に、日程第2、意見書案第12号に対する討論の発言を許します。         (「討論なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  これにて討論を終結いたします。 これより意見書案第12号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。         (「異議なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第12号、米中枢同時テロによる危機的経済状況に対する損失補償及び国の支援策を求める意見書は可決されました。         (「議長、休憩お願いします」の声あり) ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午前10時52分) 再開します。                   (再開=午前10時53分) 日程第3、意見書案第13号に対する討論の発言を許します。         (「討論なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  これにて討論を終結いたします。 これより意見書案第13号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。         (「異議なし」の声多数あり)
    ○議長(池間青昌君)  ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第13号、女性の年金制度の改善促進を求める意見書は可決されました。 ただいま議決されました意見書の3件について、会議規則第43条の規定による条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、これを議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。         (「異議なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決しました。 次に、日程第4、議案第50号から日程第25、議案第71号までの22件、日程第26、認定第1号から日程第23、認定第7号までの7件、計29件を一括議題とし、質疑に入ります。 質疑があれば発言を許します。 ◆川満俊夫 君 それでは、議案第50号の13年度の一般会計補正予算についてを、それと議案第52号、54号、62号について順を追って質問したいと思います。 まず最初に、議案第50号の平成13年度の平良市一般会計補正予算の方ですけども、この中で第4款衛生費の中で宮古清掃施設組合の負担金が2,759万9,000円減になっております。それについての説明をお願いをいたします。 それと、8款の土木費でありますが、61ページになります。荷川取公園整備事業がマイナスの8,000万になっております。大変申しわけないんですが、議案の説明に出ていないもんですから、その辺ちょっと詳しくお聞かせ願いたい、こう思います。 それから、次のページですね、パイナガマの公園事業費が1,000万計上されている。これは、たしか当初予算で5,000万あったと思うんですが、それと同じなのかどうかですね、その辺もお聞かせ願いたい。 それから、63ページにあります工事請負費が6,820万、これはどこの工事でそれだけのマイナスになったのかですね、お聞かせ願いたい。 そして、17節の公有財産購入費945万、これ場所はどこなのかですね、それもあわせてお伺いをさせていただきます。 それから、10款の教育費の中で施設管理費が小学校の方で1,900万計上されていますが、中学校の方が200万になっている。学校数の違いなのかですね、それでなぜこれだけ出ているのか、その辺もお伺いをさせていただきたいと思います。 次に、議案第54号、平良市公共下水道特会事業でありますが、この中で下水道使用料が414万4,000円補正増になっておりますけども、これはその加入件数が増えたのかどうかですね、増えたんでしたらどれくらいの件数が増えたから、こういう補正になったのか、その辺もお聞かせ願いたいと思います。 それに、議案第52号、平良市の港湾特会があります。その中で、港湾管理費の中でですね、埋立地売却企業誘致活動費が160万マイナスになっている。これからやろうとしている事業の、これから展開しなければならない事業が、なぜ誘致活動費がマイナスなのか。むしろ私は、それは増えていいと、こういうふうに思いますけれども、なぜマイナスなのかですね。どの企業を誘致しようとして行かなかった経緯があるのか、それとも事業の展開がなかったのかどうかですね、お聞かせ願いたいと、こういうふうに思います。 それと、議案の第62号、公の施設の長期かつ独占的な利用について。これは、その議案の62号を見ると、ただ面積を660平方メートル東仲宗根添の所在地を借りたいと、そこに施設をつくりたいということなんですが、箱物はどういうものか、コンクリートでつくるのか、それとも木材でつくるのかですね、どれだけの面積が必要なのかですね、設備としてですね。植物園内と書いてあるんですけども、この図面で見ると場所が余りはっきりしないんです。この目的がですね、見ると南国美術館、宮古島トライアスロンの記念館の設立をするということで、この施設の経済的自立ということで1ページの方に書いてあるんですけども、民間の情熱と才能を活用し、民営化する他はありません。そして、それをバックアップするのが官、公の立場であり仕事だと、そう書いてあるんですね。平良市へのお願いの中で、熱帯植物園は美術館、記念館と一体となって運営していきます。管理、運営を100%委託してください。上では、民間の活用をしてくれと、そういう書き方をしているんですね、そして施設の建設資金提供または援助融資をお願いします。ですから、平良市と一緒になってこのそういう美術館を今設立しようという、立ち上げようとしているのかどうかですね、その辺もあわせてお伺いをしておきます。 ◎財政課長(平良富男君)  宮古清掃施設組合負担金の減について答弁いたします。 当初はですね、負担金の中に人件費を計上しておりました。その後、平良市の方で3名派遣していますので、市が人件費は支出していますので、その分を減にした部分です。当初は、清掃施設組合の負担金を1億4,000万予算計上して、9月にまた補正して、それから伊良部が加入することによってトータル的な清掃施設組合への予算が確定しましたので、その確定した数字による減でございます。 ◎経済部長(長浜幸男君)  熱帯植物園における美術館とトライアスロン記念館についてのお尋ねがございました。箱物について、コンクリーなのかどうなのかというご質問についてお答えをいたします。これについては、プレハブで考えております。どれだけの面積かということですが、今場所の件もありましたが、場所については入り口の横に管理事務所がありますが、その裏手の方に、議案の方にもお示ししてありますように、200坪でございます。 それから、先方の方からお願いの2件の内容についてご質問がございましたが、これは美術館とトライアスロン記念館につきましては、その周辺の、植物園の周辺の修景緑化もしながら、この美術館も維持管理するということでございますので、これまでも清掃管理、あるいは植栽なども委託管理をやっておりますので、これを延長するような形に周辺の管理についてはなるというように思います。いわゆる従来からやっている方式をこの美術館やトライアスロン記念館をつくっている方と契約をして、一体的に運営させていただくということでございます。ただ、施設そのものについては民間企業が入りますので、これについては賃貸契約を結んで200坪の土地をお貸しして、ここで美術館とトライアスロン記念館をつくっていただくということでございます。そのことによって、公園としての中身が大変よくなるということを期待をしております。 それから、資金面についてのお願いがあったことについてのお尋ねがございましたが、これについてはあくまでも民間の方でやっていただくということですから、市の方で資金を提供するとか、あるいは融資にどうこうということはございません。あくまでもこれは、民間の方で銀行から借り入れをしてやっていただくということでございます。 ◎建設部長(宮国恵昇君)  1点目の下水道の増の分ですが、実は加入件数が484件、加入率にして24%ということで、増になって使用量が増えましたので、その辺の増加分でございます。 それから、港湾の費用の点については委託費でございますので、発注終わりまして、その残金ということでの処理の仕方をしてあります。そのための減でございます。 ◎都市計画課長(宮国泰男君)  公園事業費の8,000万の減のことだと思います。当初2億5,000万で予算要求してございました。その後、国の配分額がですね、8,000万減じた形で来ております。そういうことで、今回8,000万の減額になりますけども、その理由はですね、多分新聞とかテレビでもご存じかと思うんですが、海洋博公園の中の水族館、ここをどうしても今年度で完成させたいというようなことがありましてですね、軒並み市町村の事業費を幾らか減にしてですね、そこに回したというような事情がございまして、減になってございます。 それで、2億5,000万にしたということはですね、荷川取の公園のですね、橋梁が今年度の予算として約2億2,000万から3,000万程度必要でございましたけれども、それが今回できなくなったということで8,000万の減にいたしております。 それで、工事請負費の6,820万というものは、8,000万に伴う工事費を減にしたということでございます。 それで、公有財産購入費を945万円一応パイナガマの方に回したいということでございますけども、今ある工事の中ではですね、どうしても工事費が余ってしまいます。そういうことで、さきにパイナガマの方を少し多目にですね、買っておきたいというようなことでパイナガマの方に一応回してはございますが、この公園事業の中の事業費の移動はですね、ある程度、これは総合補助金制度ということになっていまして、一つの枠の中にやっていかれるものは少し増減してもいいというようなことがありましてですね、県の認定を受ければ大丈夫でございますので、そのように処理してございます。 ◎教育総務課長(久貝智子君)  小中学校の施設維持管理費についてのお尋ねでございますが、これは小学校、中学校とも光熱水費の補正増でございます。内容的に申し上げますとですね、まず小学校なんですが、当初予算4,500万円の予算計上でございました。9月末現在の執行済みがですね、3,400万ほどあります。10月から3月までの所要見込みを出しますと2,600万と見込まれましたので、その当初予算と執行済みとの差額1,500万を補正増してあります。中学校につきましては、当初で3,000万予算計上ありましたが、9月末現在1,850万の予算執行であります。10月以降の執行見込みが1,350万ありますので、その差額の2,000万ほどを補正増してあります。 ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午前11時11分) 再開します。                   (再開=午前11時12分) ◎平良港埋立地活性推進特別対策室長(下地貞彦君)  部長がお答えいたしましたが、補足をいたします。 委託費が160万減になっていまして、当初予算は私たちは1,100万8,000円予算を持っています。それは、アドバイザーの費用だとか、あるいはそのほかの委託事業の費用の合計で1,100万余り持っています。そこで、アドバイザーの費用だとか、そのほかの委託費について、その委託費が1,000万予定していたものが840万で済みましたので、160万残ったということで、それを減にしてあります。したがって、すべて当初私たちが予定をしていた仕事の内容が変わったということではございません。 ◎都市計画課長(宮国泰男君)  先程パイナガマの方にお使いしたいということで答弁したつもりでございまして、公有財産の945万につきましては、パイナガマの方に少し多目に買っておきたいということでございます。 ◆川満俊夫 君 埋立地の売却企業誘致というのは、単純なんです。この文言からすると、企業誘致するのが160万減ったよと、こうしかとれないわけですよ。ですから、なぜこれからいろんな形で誘致していくべきものがマイナスになってあるのかということと、その辺が余りわからないですね。コンサルタントどうのこうのと言っているんですけども、その辺がピンとこない。 それともう一点、パイナガマ公園整備事業に1,000万、これは公園事業の中で流用できるよという話なんですが、パイナガマ公園というのは動いていますか。何か毎年5,000万ずつ当初予算で計上されてやっているんですけども、パイナガマ公園は今どういう状態ですか。どういう状態だから、そこに1,000万の補正をやらなきゃならないかということなんです。まず、パイナガマ公園事業を立ち上げました。それが動いておって、毎年3月の当初予算に5,000万ずつ計上しますよと。そして、今またさらに同じ公園費だから、これを流用しますよと、荷川取公園からそこに流用しますよと、こういう形で1,000万出ている。だけど、そのパイナガマ公園の進捗状況どうなっているかと。どうなっているから、荷川取公園の方からパイナガマの公園に費用として1,000万補正しなければならないのかということなんですよ。補正というのは、事業を展開して、それがね、不足するかもしれないから、それを補正するんであって、今1,000万計上してあってもそれなりの事業を展開していると思いますので、どれだけの進捗状況になっているか、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと、こういうふうに思います。 それともう一点、農林水産業費の中で、第6款にありますけども、農業総務費の中でパパイヤハウスが8,000万とか、マンゴーハウスが1億の計上がされておりますが、これはどこで、どういう事業を今展開しているのかですね、その辺お聞かせを願いたいと、こういうふうに思っております。 以上よろしくお願いいたします。 ◎平良港埋立地活性推進特別対策室長(下地貞彦君)  補正減をするから、対策室の仕事が何か後退しているような感じになるかもしれませんけど、決してそうではありません。私たちは、当初予算を2,900万余り全体の対策室の予算を持っていまして、2,900万余りの中で私たちは動いているわけでございます。たまたま委託費を発注してみると、1,000万準備していたものが840万で済んだために、その余った分を委託費の項目を減して処理するというだけのことでございますので、決して当初の予定の動きが停滞したというようなことでは決してございませんで、その減された残りの範囲内で十分間に合っているということでございます。 ◎経済部長(長浜幸男君)  川満俊夫議員にお答えをいたします。 農林水産業費の中で、今度経営構造対策事業としてパパイヤハウス、これは8,000万余でございますが、これを補正をお願いをいたします。それから、経営構造対策事業でマンゴーハウス、1億余を補正をお願いをしてございますが、ご質問のこの事業はどこで、どういう形の展開なのかということについてお答えをいたします。 まず、パパイヤハウスにつきましては、これは添道の農業生産法人万寿農園パパイヤ生産組合、代表が根間佐敏さんでございまして、9,000平米のパパイヤハウスをつくる事業でございます。 次に、マンゴーハウスにつきましては、これは西原の農業生産法人宮古島まてぃだ農園という農業生産法人、代表者は大浜義弘さんでございます。この方が6,000平米のマンゴーハウスをつくることになっておりまして、今回補正をお願いした次第でございます。         (「議長、ちょっと休憩お願いします」の声あり) ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午前11時20分) 再開します。                   (再開=午前11時20分) ◎建設部長(宮国恵昇君)  1,000万のパイナガマの件でお答えします。 実は、パイナガマ公園も用地買収で毎年、予算書にあるとおり執行しておりますが、そういう公園間の移動でパイナガマ公園の用地を増加したいということでの変更でございますので、よろしくお願いします。 進捗率については、今ちょっと計算をしておりませんので、時間かかります。         (「議長、休憩」の声あり) ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午前11時21分) 再開します。                   (再開=午前11時22分) ◎建設部長(宮国恵昇君)  失礼しました。 毎年ですね、用地買収を今執行中で、毎年予算処理はされております。それで、今年度も1,000万補正しても用地を買い上げて執行していきたいと思っております。 ◆川満俊夫 君 役所がですね、行政がちょうど今、毎年きれいに予算消化をしていると、用地買収していると。もう切りがないです、切りが。あれ、だれが植えているんですか。要するにこういうじゃんじゃん年次ごとに買っていくんであれば、そこはそういうふうな無公認耕作地帯になっているんですか。本当に買っているのかどうかですよ。そして、今現在ね、幾らでじゃこれだけの面積を今買収していますか。そして、年度内にあとどれだけ購入しなきゃならないという青図面もあるはずなんですよ。その1,000万では、あとどれくらいやらなきゃだめだということ。全体的にですよ、2億ぐらいは向こう計上されていると思うんですよ。その2億に対してはどのくらい、大まかでいいですが、買ってあるよと、今部長の答弁でそういうふうに言いましたけども、じゃ今年度であとどれくらい追加して買うから、そういうふうに1,000万のそこに計上してあるし、それから900万余りの公有財産のも計上してあるかと。簡単に消化しています、消化しています、全然動いていないのに、なぜ消化しているのかということなんですよ。その辺ですね、もう少しきちんとやっていただきたい。要するに購入でもですね、進捗状況がどうなっているかというのはどれだけ動いているかということですから、それがわからないで消化されていますというのは、どういうふうに理解すればよろしいですかね。もう一度きちんと。 ◎助役(赤嶺一成君)  パイナガマ公園のことについてのお尋ねでございますけども、予算は議会でもって承認をいただいておるわけですよね。ご承認いただいた予算の範囲内でこれをきちっと用地買収を執行しておるということなんです。だから、ただいまの1,000万も具体的な面積、単価等は私も今答弁できませんけども、その1,000万の補正増の枠内でこれもきちっと消化をしていくということになります。         (「休憩してください」の声あり) ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午前11時26分) 再開します。                   (再開=午前11時27分) ◎都市計画課長(宮国泰男君)  大変失礼いたしました。申しわけありません。 パイナガマ公園でございますけども、12年度末でですね、進捗率ですか、用地費のベースですけども、約26%程度ということでございまして、全体の事業費の中のですね、約8割ぐらいが用地費が占めております。そういうことで、非常に進捗率が悪い状況でございますので、決して荷川取の工事が余ったというわけじゃありませんが、今の執行上の中でこれぐらいであれば回せるだろうということで、非常に執行率の低いパイナガマを少し執行率を上げたいということで、その1,000万をパイナガマの方に回したということでございます。現在、これを含めて約5,000万ぐらいになると思うんですが、用地の買い上げをしてもですね、30%にも満たないという状況にありますので、できるだけパイナガマの方も執行率を上げたいという、事業の効果を上げたいということでですね、やってございます。パイナガマについては、今用地の購入のみを行っておりまして、工事については全く行われておりません。そういうことで、やはり用地をどうしても先にしないと工事に入れませんので、そのようなことで1,000万をですね、全体の事業のバランスというんですかね、荷川取の必要額を今回とった後で1,000万を回したということでございます。 荷川取でございますけども、橋梁は全体で、取りつけまでですね、約2億1,000万ないし2億2,000万ぐらいということになりますけども、事業費が減になった関係で橋梁取りつけができません。そういうことで、園内の公園整備等の部分を残してですね、残りについてはパイナガマの方に回したということでございます。橋梁については、来年一応設置できるだけのですね、予算を確保したいということでありますので、ご理解をお願いしたいというふうに思ってございます。 ◆富永元順 君 議案第62号、公の施設の長期かつ独占的な利用について、植物園のそういう民間に公的な施設、植物園をこの内容では何か10年間を限度として貸すということですけども、ちょっとわかんない点はですね、議案の説明の中でもそれを有償にするのか、無料で貸すのか、こういったのがはっきりしなかったんですよ。これ聞いていないんですけども、その点と、今ある植物園をね、もっと内容を濃くして観光客にもいろいろと楽しんでもらうというのは大変すばらしいことだと思っておりますし、それでその中でこの南国美術館、宮古島トライアスロン記念館の設立と熱帯植物園の活性化についてのこの運営形態によると、参考資料でありますけれども、その中で何か入場料、大人500円、子供300円、ここに入場料と書いてあるもんですから、この植物園内に入る場合の入場料なのか、それともただ記念館とか美術館に入るものの入場料なのかはっきりしていないんですよね。これから見ると、植物園の今の入り口の辺に何かアーチですか、屋根を設けてちゃんとした形をやっていくような図面が載っておりますけれども、この運営形態についてどういうふうに市としてかかわっていくのか、これちょっと見えないもんですから、これからのそういう審議内容をこれから話し合いをしていくのか、ひとつ中身についてですね、ちょっとお聞きしたいと思います。 それと、議案第50号、平成13年の一般会計補正予算の7款の商工費の中の観光費、その中にですね、今回120万の補正がありますけれども、この観光地の維持管理費となっておりますけれども、その内容についてお聞きしたいと思います。その中にこの植物園の維持管理費も入っているのか。これまで何人かの方々が植物園の清掃とかですね、植栽とかやっていると思うんですけども、そういった方々がもし民間に長期的に貸与するとなると、これまで向こうで仕事をなされていた方々はどうなるのか、こういったこともお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎経済部長(長浜幸男君)  富永議員にお答えをいたします。 まず、南国美術館及びトライアスロン記念館をつくる200坪の土地についてでありますが、これについては平良市の都市公園条例がありまして、公園をお貸しする場合、これこれこれの料金を取りなさいという条例がございますから、これに基づいてその他の占有の部分で平米当たり一月40円ということで徴したいということでございます。これは、条例に基づく形でお金をいただきたいということでございます。 それから、運営形態についてでございますが、植物園への入場につきましては、これは当然これまで同様、無料でございまして、美術館と記念館に入る場合に入場料をお支払いいただくということになります。 それから、補正予算の観光費の中で120万の観光維持管理費を提案申し上げておりますが、これは砂山、それからパイナガマ、それから五勇士、それから西平安名崎の橋詰広場のトイレのくみ取り料の補正でございます。そういうことでございますので、植物園の維持管理に関することではなくて、くみ取り料の補正ということでお願いをしてございます。 これまでも植物園の維持管理については民間委託をしてございますが、当然今後もこういったこれまで実績のある方々でございますから、新しく美術館つくりましてもこういった技術者との業務提携については積極的に協力体制をとっていきたいということで取り組んでまいりたいと考えております。 ◆富永元順 君 プレハブで建てるということですけども、これ借りるのが来年というか、すぐですよね、来月。このプレハブさえできればそれをすぐそういうふうにオープンするということですか。いつごろ完成して、いつからそういったものが見られるのかですね。いつごろ、すぐ来月から、1日からできるとは思いませんので、多分市民も大分これに関しては関心があると思いますので、いつごろからこれが、美術館、それからトライアスロン記念館がね、開園できるのか、それどうなっているのか、お聞きしたいと思います。 ◎経済部長(長浜幸男君)  プレハブでやりますのは、都市公園法に基づいて建物などについてもいろんな規制がございます。それから、お貸しいただく期限についても10年未満にしなさいとかという公園法、母法の中でもそういうことがございますので、10年を限度としてお貸しするわけですが、プレハブで、そして第18回のトライアスロン大会が始まるころまでには一部供用開始できればというのが企業側の考えでございますので、できれば今回18回のトライアスロン大会前までにですね、供用開始できるように私どもも協力していきたいと考えております。 ◆眞榮城徳彦 君 議案第62号についてお伺いしたいんですけども、こういう事業計画書といいますか、これをいただき読ませていただきました。そして、事業を始める場合に、やっぱりそういったことをやる場合にはですね、こういったコンセプトといいますか、そういった設立趣意書、あるいは事業計画、こういったのは当たり前だと思うんですけども、その中身がですね、どうもはっきりしない。いわゆる民間の会社の場合ですと、事業計画書というのを作成しましてですね、これは行政も一緒だと思うんですけども、これをきちっとやってからこういう議案として上程すると思うんですよ、手順としてはですね。ところが、コンセプトはわかるんですけども、中身が伴っていないと。ましてや10年間平良市からお借りしたいという独占的な利用方法ですから、慎重にその中身を検討していかなくちゃならないんじゃないかと思うんですね。 よくわからないのはですね、熱帯植物園は美術館、記念館と一体化して運営していきますと。管理、運営を100%委託してくださいと。施設の建設資金提供または援助融資をお願いしますと明記されていますよ。ということは、有限会社南国美術館の代表である久留米玲子さんが美術館とトライアスロン記念館だけじゃなくて、この平良市熱帯植物園そのものを我々が管理、運営していくんだとはっきりうたっているわけですね。1次計画、2次計画、3次計画まで策定しているわけですよね。2次計画、3次計画はまだ出ておりませんけど、1次計画はこの中身を見ればすぐわかりますよ。結構お金もかかると思うんですよ、もしそうなれば。ましてや経済部長がおっしゃったように、この人たちが考えている美術館の中身とですね、トライアスロン記念館、あるいは美術館の中身とがですね、合致しているのかどうか。プレハブとおっしゃいましたけども、本当に久留米玲子さん、有限会社南国美術館がプレハブでオーケーしているのかと。そのプレハブのまんまで10年間行こうとしているのか。それとここに広域圏事務組合の仲間克代表理事と平良事務局長、了承をとってあるという説明がありました。平良市に対してはですね、その久留米さんあたりから何らかのプレゼンテーションがあったのか。いつあったのか、応対した担当の方はどなただったか、どの程度の話を進めてこれが議案として上程されてきたのか、その辺のことをね、もう少し具体的にお伺いしたいんですけど、お願いします。 ◎経済部長(長浜幸男君)  眞榮城議員にお答えをいたします。 まず、これまでの経緯について大まかなことを申し上げます。久留米さんは、宮古島トライアスロン大会から、私どももそのときの事務局長をしておりましたんで、おつき合いをしておるわけでございますが、この方のだんなさんであります久留米裕さんは琉球新報のデザインもいろいろ企画されている方でございまして、沖縄、あるいは宮古とは非常に深いかかわりを持っております。この方は、沖縄本島、それから石垣などを回りまして、この南国美術館をどこにつくろうかということでいろいろ物色をしておりまして、そしたら宮古におきましてはある大手のホテル会社が、土地を提供しますから、ぜひ自分の近くでつくってほしいというお誘いなども受けておりました。でも、そういう話は私ども受けとめまして、何としてもこういった美術館につきましては熱帯植物園とのつながりの中でとっても波及効果を高められるんじゃないかということで、今年の7月から話をいたしまして、そしてこの提案につきまして7月10日の部長会議で話を持ちまして、そして9月になりましたら先方からこの構想を出していただきまして、このことを助役、それから総務部長にもお伝え申し上げて、庁内での財産を貸し付けることについての検討を進めてまいりまして、公共施設について民間、あるいは個人にお貸しするという場合はいろんな制約がございますから、そういったことでの問題整理をいたしまして、そして10月になりましてからおおよそ平良市の都市公園条例に基づく方法で貸した方がいいのではないかと方向づけができまして、それで11月の8日に庁議において正式決定をして今回の議案提案になった次第でございます。 それから、この建物などにつきましても十分先方から話を聞いておりますので、決して私どもがプレハブがいいという考えではなくて、先方がそういう形をしたいということで話をしております。 それから、そういう考え方、コンセプトについてはよくわかるけれども、経営の中身がなかなかわからないというようなご意見もございますが、これについてはやはり民活利用の問題で、いい材料などをお持ちでございますから、500円の入場料、これを取ることによって経営的には維持できるという先方側のそういう経営的な計画についてもお話を伺っておりますから、私どもも十分お貸しして大丈夫だというように考えております。 それから、100%委託の話と資金援助の話、これは先方からのお願いが第1回の段階でありましたけれども、資金援助については私ども役所としてはその美術館、トライアスロン記念館をつくることについての資金援助はいたしません。ご本人でやっていただきたいということで、これについては十分話し合いをして、先方も了解をしております。 それから、委託につきましては、これはあくまでも美術館とトライアスロン記念館を先方はつくってそれを管理するわけですが、周辺の植物園については、これは市の責任において運営をしていくわけですから、清掃とか美化とかということを一部委託するという考えからですから、だからそういう意味ではいわゆる植物園全体のそういう進め方、運営のあり方については、これはあくまでも市の責任において進めていきたいと。ただ、その中の部分的な修景緑化、そういったことについては、これは今も進めておりますけれども、そういう形で委託はしたいというように考えております。ですから周辺については委託でやります。そして、建物については土地をお貸ししてつくって管理していただくということでございます。 ◆前里光恵 君 議案第63号、土地改良事業の計画の概要についてをお伺いいたします。 34ページでございますけれども、地区の所在の中でですね、市街地、宮原地域は除くとございますが、市街地については理解できますけども、なぜ宮原地域が除かれているのか、具体的にその理由をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎経済部長(長浜幸男君)  議案第63号では、宮原と市街地を除く地域の土地改良事業を議会の同意を得て、地権者の同意とあわせて県知事に協議し、同意を得たいというための議案でございますが、64号では宮原の地域の事業について、次の議案の中で宮原を取り上げておりますので、そういうことで宮原もちゃんとこの中で事業として取り上げて、議会の同意を得て県知事と協議をし、同意を得たいということでございます。 ◆前里光恵 君 今の部長の答弁で理解できましたけども、64号で佐和地地区にかかわる土地改良事業というふうにありますが、この部分でですね、できたら宮原地域内の佐和地地区と、あるいはまた宮原地域というふうにですね、具体的にすれば宮原地域の皆さんは理解できると思っておりますので、よろしくお願いします。 ありがとうございました。 ◆新城啓世 君 議案第50号の補正予算の件ですけれども、緊急地域雇用創出特別事業交付金とあります。これの委託対象はどうなっているでしょうか。 もう一つは、国がこういった制度を設けまして、交付金の中で市が先程のパイナガマの1,000万土地購入事業をしておりますけれども、この土地を購入するかわりに何らかの方法で雇用対策はできなかったかどうかをお聞きしたいと思います。 もう一つは、愛鳥家にとっては非常に切実な問題ですけれども、議案第61号、平良市手数料徴収条例の一部を改正する条例ですけれども、この条例が発効する前に保有していたメジロについてはいかがいたしますか。また、1羽しか飼養できないと聞いておりますが、複数保有しておった場合、特につがいを保有していた場合はいかがいたしますか。よろしくお願いします。 ◎都市計画課長(宮国泰男君)  緊急雇用創出特別事業はですね、各課にまたがっておりまして、都市計画の中の公園の部分もありますので、その公園部分についての委託先についてお答えをいたします。 470万9,000円入っていますけども、公園の部分についてはですね、公園に大きな樹木ありますね。公園の剪定を行う予定をしておりまして、ただこれは委託先に関しましてはシルバーを使うとか、あるいは造園協会を使うとかですね、まだ決定はしておりませんけども、その両方でもって一応検討していきたいというふうに考えております。 それと、1,000万の土地の購入費で雇用対策はできないかということでございますけども、ただいまのところ、これは事業と全く別の公園事業でございますので、そのようなことはできないだろうというふうに思っています。 ◎総務部長(下地洋一君)  緊急雇用対策について総括的なことをお答えします。 今都計課長の方から公園の関係でご答弁ございましたけど、国の方では緊急雇用対策、今年度からやってございます。そして、今回補正で上げておるのは、これから向こう3年間ぐらいのものでございまして、中身はですね、委託先というのは決定しているわけじゃございません。その事業として人件費が大体75パー以上、要するに以前でいえば失業対策事業に当たると思うんですが、例えばパイナガマの前にあったのは環境整備とかですね、あるいは側溝の整備とか、要するにシルバーを活用したこともございますが、あくまで雇用対策ですから、今回はハローワークですか、前の職業安定所、その辺とタイアップしてですね、検討なされております。 ◎みどり推進課長(荷川取進君)  鳥獣捕獲飼養許可事務の取り扱い要領の中身ですが、現在飼われているメジロ、ホオジロはどうかということですが、これはあくまでも市に業務移譲される前に県で許可を受けた形で使用されていると思いますので、そのまま継続できます。 それから、つがいではどうかということですが、つがいということは認められません。あくまでも1家庭で1羽というふうに決められております。 ◆垣花健志 君 議案第62号の公の施設の長期かつ独占的な利用についてお伺いしますけれども、先程から何名かの方が質問しておりますが、まずお聞きしたいのは、これはどの程度の予算で考えているのかということとですね、できるとしたらその計画書としては、私はこれは余り言いたくないんですが、もうちょっと要するに予算的なことも含めてですね、この計画書が出されるべきだというふうに考えております。有限会社の役員なども全部出されておりませんし、その辺のことはどうなっているのか。 それともう一つですが、これはなぜ植物園でなければならないのか。私は、別のところでもいいと思っているんですよ。このことに、全体的なこの企画に関して反対をしているわけではありませんが、植物園でなくてもよかったんではないかと思います。その辺の話はなかったのかどうか。 それともう一つですが、実はこの植物園に関しては私は民間委託を何度も訴えてきました。その中で、これまで民間委託の話がなかったわけじゃないと思うんですけれども、このような形で民間委託の方に進んでいくのが私としては、いいことなのか悪いことなのか別として、前にもそういう話があったときには立ち消えになった。そして、今何も熱帯植物園じゃなくてもこの美術館、トライアスロン記念館は別のところでもいいものが植物園の民間委託という形で入ってくる、このようなところについてお伺いをしたいと思います。 次に、議案第50号の補正予算についてお伺いしますけれども、パイナガマ公園の事業費についてでありますが、これについてはですね、関連しますんで、パイナガマ公園の総事業費の予算をお聞かせ願いたいと思います。 次に、これまでのこの公園整備に要した総額、そしてこれまでの用地買収のですね、平米の単価をお教え願いたいと思います。 この1,000万円も大体どの程度の規模の用地を買収する予定なのか、お伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎経済部長(長浜幸男君)  この事業について、その企業の方はどれくらいの予算を、必要経費を考えておられるのかということでございますが、今企画書の中で私どもに提案されておりますのは、建物が5,000万円、それから内装、それから周辺作品の展示関係のもの含めてですね、今総額で1億2,500万が提示されております。 それから、役員につきましては久留米玲子さんがその代表で、デザイナーの久留米裕さん、それに法人登記を宮古の方に事務所を建てておりますので、地元の方々も構成要員として今入れてございますので、近くその登記簿などを取り寄せたいと思っております。 それから、植物園でなければなぜならないかということでございますが、この久留米裕さんの作品そのものが亜熱帯植物園のテーマにふさわしい内容になっておりまして、お手元にもお配りしてありますように、この南国美術館の作品などといいますのは、亜熱帯地域における森の中をイメージした作品がたくさんあります。そういうことありますもんですから、先程申し上げたように海の近くにあります大手のホテルなどが、ぜひ近くで土地も提供したいので、そこで美術館つくってほしいというお誘いあったにもかかわらず、やはり森の中ということを大変こだわっておりまして、そのことから植物園が一番望ましいということで先方も望んでいるところでございます。 ◎都市計画課長(宮国泰男君)  まず、総事業費でございますけども、28億円でございます。 用地の方でございますけども、全体で37筆ありまして、約でございますが、8万7,000平米でございます。現在まで買われているのはですね、10筆で、ちょっと詳しい資料持っていませんので、約でお答えしますが、1万2,000平米程度でございます。用地の面積においてはですね、非常にまだまだ執行率が低くて約15%、用地面積でですね。そういうふうな形になろうかと思っております。単価でございますけども、字有地とかですね、もありまして、これ非常に単価が安うございますので、今単価の詳しい資料を持っておりません。ちょっとしばらくお待ちいただけますか、済みません。 ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午後零時01分) 再開します。                   (再開=午後零時02分) ◎経済部長(長浜幸男君)  会社そのものはトライという株式会社でございますから、従来からこの会社あります。この事務所を平良市に置くために今手続をやっているということを話し聞いておりまして、その手続が終えたかどうかはまだ担当課の方には連絡ありませんが、その準備を進めていることは先方から絶えず連絡を受けておりますので、間違いなく事務所をここにつくるための手続が進められております。         (「議長、休憩をお願いします」の声あり) ○議長(池間青昌君)  休憩します。                   (休憩=午後零時03分) 再開します。                   (再開=午後零時04分) ◎都市計画課長(宮国泰男君)  12年までの投下費用がですね、5億5,000万です。今回の分も含めますと、13年度分を含めますと約6億1,000万ということになろうかと思います。単価につきましてですけども、37筆あると言いましたけども、字有地の原野部分ですか、あの方が約4筆だったと覚えているんですが、詳しい資料を持っておりませんので、約ということでお答えしますけども、約4筆ございます。そのほかの土地もですね、残りの三十二、三筆ございますけども、おのおの場所によって単価が違います。そういうことで、詳しい資料をお持ちしておりませんので、できれば委員会あたりでお答えできれば大変ありがたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(池間青昌君)  質疑ありませんか。         (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(池間青昌君)  これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第50号から認定第7号までの29件については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各所管委員会に付託いたします。 なお、議案第50号の歳出については、款項別審査委員会表により、所管委員会のご審査をお願いいたします。 これで本日の日程は全部終了いたしました。 よって、本日の会議はこれにて散会いたします。                   (散会=午後零時07分)...