令和2年12月第145回定例会 第145回うるま市議会(定例会)会議録 (5日目) 令和2年12月11日(金) (10時05分 開議)出席議員(30名) 1番 仲 本 辰 雄 議員 16番 国 吉 亮 議員 2番 真栄城 隆 議員 17番 仲 程 孝 議員 3番 藏 根 武 議員 18番 又 吉 法 尚 議員 4番 伊 盛 サチ子 議員 19番 下 門 勝 議員 5番 金 城 加奈栄 議員 20番 喜屋武 力 議員 6番 荻 堂 盛 仁 議員 21番 大 屋 政 善 議員 7番 兼 本 光 治 議員 22番 幸 地 政 和 議員 8番 佐久田 悟 議員 23番 中 村 正 人 議員 9番 平 良 榮 順 議員 24番 大 城 直 議員 10番 伊 波 良 明 議員 25番 松 田 久 男 議員 11番 天 願 久 史 議員 26番 德 田 政 信 議員 12番 國 場 正 剛 議員 27番 名嘉眞 宜 德 議員 13番 幸 喜 勇 議員 28番 宮 城 一 寿 議員 14番 比 嘉 直 人 議員 29番 東 浜 光 雄 議員 15番 伊 波 洋 議員 30番 宮 里 朝 盛 議員欠席議員(なし)説明のための出席者 市長職務代理者 上 間 秀 二 経済部長 佐久川 篤 副市長 教育長 嘉手苅 弘 美 都市建設部長 目取真 康 史 企画部長 金 城 和 明 都市建設部参事 浜 田 宗 賢 総務部長 宮 城 為 治 教育部長 赤 嶺 勝 市民部長 平 良 一 雄 指導部長 盛小根 完事務局出席者 議会事務局長 長 嶺 斉 副主幹兼 兼 城 智 治 議事係長 議事課長 新 垣 哲 調査広報係主事 長 嶺 由 樹 副主幹兼 金 城 彰 悟 議事係主任主事 伊 波 信 也
調査広報係長議事日程第5号 第1.会議録署名議員の指名 第2.議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号) 第3.議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 第4.議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号) 第5.議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について 第6.議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号) 第7.議案第129号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第10号) 第8.一般質問会議に付した事件 議事日程に同じ
○議長(幸地政和) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告を行います。 令和2年12月11日付、市長職務代理者から追加議案の送付がありました。 なお、この追加議案の取扱いについては、昨日、議会運営委員会を開き、協議しておりますので協議結果について議会運営委員長の報告を求めます。
大屋政善議会運営委員長。
◎議会運営委員長(大屋政善) おはようございます。議会運営委員会の協議結果について御報告します。 昨日、議会終了後に議会運営委員会を開き、追加議案の日程取扱い等について協議をいたしました。追加議案の取扱いにつきましては、本日、先議の処理の後、提案説明を行い、質疑通告期限は本日午後1時30分とし、質疑は14日月曜日の一般質問の前に行う。委員会付託は省略することとし、質疑は委員会の所属に関係なく本会議で質疑できることとする。なお、当該給付金は年内支給のため、先議の申出がありますので、14日の質疑終了後に議会運営委員会を開き、各議員の議事対応等を確認後、本会議を再開し討論・採決まで行うこと。ただし、質疑通告がない場合は、本日一般質問終了後に当該議案の討論・採決まで行うことで合意を得ております。以上、報告します。
○議長(幸地政和) ただいま議会運営委員長の報告が終わりました。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第5号のとおりです。
△日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、松田久男議員、名嘉眞宜德議員を指名します。
△日程第2.議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)、日程第3.議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の2件を一括して議題とします。 企画総務委員長へ委員会審査の報告を求めます。
中村正人企画総務委員長。
◎企画総務委員長(中村正人) おはようございます。┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月11日││うるま市議会議長 幸 地 政 和 様
││ ││ 企画総務委員会 ││ 委員長 中村正人││ ││ 委員会審査報告書 ││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、うるま市議会会議規則第110 ││条の規定により報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件名 │審査結果│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第89号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)
│原案可決│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第100号 │うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する
条│原案可決│ ││ │ │例 │ │ ││ └──────┴────────────────────────────┴────
┘ ││ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)の企画部関連について、委員から「うるま
市AIチャットボット運用事業の実証実験の成果について」質疑があり、当局から「実証実験は、今年4月から9月までの間、住民票、印鑑証明、戸籍など市民課関連について実施した。1,322件の利用があり、92%が「便利だと感じた」、97%が「今後も継続して利用したい」との回答があった」との答弁があり、さらに委員から「本格運用は、いつを予定しているか」との質疑があり、当局から「今年度中を予定している。3月・4月の繁忙期に間に合うようにしたい」との答弁がありました。 次に、総務部関連について、委員から「土地貸付収入の一時賃貸料の説明を」との質疑があり、当局から「民間事業者等のヤード利用など、市有地の一時貸付けによる収入で、
石川社会福祉協議会跡地や沖縄市池原の市有地などに係る増額である」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案は、原案のとおり可決するべきものと決しております。 なお、他の常任委員会に分割付託されました予算につきましても、原案のとおり可決したとの報告を各常任委員長から受けております。 次に、議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例について、当局から「今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、主に救急搬送等の危険を伴う消防職員等の手当を従来の1,000円から3,000円に、状況に応じて4,000円に引き上げ、今年の4月1日から遡及して適用する内容である」との説明がありました。 委員から「4月1日まで遡及するとのことだが、具体的にこの間に対象となるのは何人いるのか」との質疑があり、当局から「消防本部から11月末までで、45件の搬送があり、延べ151人が対象となるとの報告を受けている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、原案のとおり可決するべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま企画総務委員長の報告が終わりました。 その中で、議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)については、それぞれ分割付託となっております。これより各常任委員長へ委員会審査の報告を求めます。初めに、下門勝建設委員長。
◎建設委員長(下門勝) おはようございます。
建設委員会委員長報告を行います。 議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)のうち、建設委員会へ分割付託されました関係分について、審査の経過と結果を御報告いたします。 初めに、水道部関連について、委員より「
農業集落排水事業特別会計操出金について」質疑があり、当局から「農業集落排水施設と下水道施設の維持管理の効率化を図るため、農業集落排水施設の業務量相当分の人件費を算出し、下水道事業への負担金として予算計上を行った」との答弁がございました。 次に、都市建設部関連について、委員より「平良川2区線廃止に伴う代替機能整備事業の設計等業務委託料の増額補正について」質疑があり、当局から「高低差のある箇所への、擁壁工事の検討に係る地質調査の増額補正となっている」との答弁がありました。 次に、委員より「
勝連城跡公園整備事業の
調査設計等業務委託料の減額補正について」質疑があり、当局から「今年度予定していた、物件調査を次年度に見直し、公有財産購入費へ予算組替えを行ったことによる減額補正となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本委員会に分割付託された関係分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) 次に、
大城直教育福祉委員長。
◎教育福祉委員長(大城直) おはようございます。
教育福祉委員会委員長報告を行います。 議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)について、教育福祉委員会に分割付託されました関係分の審査の経過及び結果を御報告いたします。 初めに、指導部関連について、委員から「与勝調理場整備事業の設計業務委託料について」質疑があり、当局から「与勝調理場本体工事は特殊な工事であるため、工事管理委託業務が発生する。競争入札により、実施設計の受注業者以外の業者が工事施工管理業務を受注した場合、引継ぎ料として、意図伝達業務が発生するため、予算を計上した」との答弁がありました。 次に、教育部関連について、委員から「社会教育費補助金のうち、
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の減額について」質疑があり、当局から「うるま市民芸術劇場の冷凍機の交換に係る経費で、環境省の補助金を予定していたが、二酸化炭素の排出抑制を50%達成しなければならず、また、太陽光発電設備や照明のLED化など、今後の負担も多額となる。そのようなことから、減額補正を行い、文化庁の
文化芸術振興費補助金に切り替えた」との答弁がありました。 また、委員から「文化庁の補助金、1,000万円で実施できるのか」との質疑があり、当局から「今年度実施するのは、3機のうち1機を交換し、残り2機は次年度以降の対応となっている」との答弁がありました。 委員から「小学校施設修繕費、1,620万4,000円の内容について」質疑があり、当局から「主に落雷による機器の修繕となっている。内容は、勝連小学校の放送設備、自動火災報知設備等に係る修繕費である」との答弁がありました。 また、委員から「勝連小学校には、避雷針は設置されていないのか」との質疑があり、当局から「避雷設備の設置基準は、GLから高さ20メートルを超える建築物となっているため、勝連小学校には設置されていない」との答弁がありました。 次に、こども部関連について、委員から「母子及び
父子家庭等医療費助成事業について」質疑があり、当局から「児童扶養手当を受給されている世帯を対象にしており、小学生以上は当該事業を活用し、未就学児は現物給付が利用できる
こども医療費助成制度を活用している」との答弁がありました。 次に、福祉部関連について、委員から「老人保護措置費、高齢者等緊急一時保護事業委託料の増額補正に係る虐待件数について」質疑があり、当局から「平成30年度は相談実件数が33件、虐待と認知した件数が20件。令和元年度は相談実件数が60件、虐待と認知した件数が32件となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本委員会に分割付託されました関係分については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) 次に、
佐久田悟市民経済委員長。
◎市民経済委員長(佐久田悟) おはようございます。
市民経済委員会委員長報告を行います。 議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)のうち、市民経済委員会に分割付託されました関係分について、審査の経過と結果を、御報告申し上げます。 初めに、農業委員会関連について、委員から「農地集積・
集約化対策事業タブレット使用料の減額補正の理由について」質疑があり、当局から「農地の利用状況調査などで活用するためタブレットを2台導入したが、導入にあたって機種の選定等に時間を要し、当初計画より使用料契約に遅れが生じ契約締結時における残額分を減額するものである」との答弁がありました。 次に、経済部関連について、委員から「体育施設維持管理費、修繕費の増額補正の理由について」質疑があり、当局から「具志川総合体育館のアリーナランプ、具志川庭球場の照明、与那城多目的広場の照明や与那城総合公園外灯など、市内体育施設の全体的な修繕を行うための増額である」との答弁がありました。 また、委員から「人・
農地問題解決加速化支援事業、地図作成業務委託料の予算全額を減額補正する理由について」質疑があり、当局から「これまで外部委託により地図を作成していたが、うるま市のシステムを活用し、独自で作成できるようになったため、予算全額を減額するものである」との答弁がありました。 次に、市民部関連について、委員から「墓地埋葬取扱費用(過年度分)の内容について」質疑があり、当局から「昨年度、身寄りのない方が亡くなられ、市が火葬費用等を負担していたが、その後御遺族から申出があったため、遺骨をお渡しし、市が負担していた費用分を御遺族よりいただいたものである」との答弁がありました。 また、委員から「宮城島
コミュニティ防災センター太陽光設備売電料の内容について」質疑があり、当局から「太陽光発電により得た電力を廊下やトイレなどで使用し、余った電力925キロワットアワーを単価21円で売電したものとなっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、当委員会に分割付託された補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま各委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申出がありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり、決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第4.議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。 建設委員長へ委員会審査の報告を求めます。下門勝建設委員長。
◎建設委員長(下門勝) ┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月11日││うるま市議会議長 幸 地 政 和 様
││ ││ 建設委員会 ││ 委員長 下門
勝││ ││ 委員会審査報告書 ││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、うるま市議会会議規則第110 ││条の規定により報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件名 │審査結果│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第90号 │令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)
│原案可決│ ││ └──────┴────────────────────────────┴────
┘ ││ │└─────────────────────────────────────────────┘ 引き続き、審査の経過と結果を御報告いたします。 議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)について、委員より「処理場電気料金及びポンプ場電気料金の減額補正について」質疑があり、当局から「燃料費調整額のマイナス調整に伴う電力料金の減額補正となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま建設委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第5.議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約についてから日程第6.議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)の2件を一括して議題とします。 教育福祉委員長へ委員会審査の報告を求めます。
大城直教育福祉委員長。
◎教育福祉委員長(大城直) おはようございます。┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月11日││うるま市議会議長 幸 地 政 和 様
││ ││ 教育福祉委員会 ││ 委員長 大城 直
││ ││ 委員会審査報告書 ││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、うるま市議会会議規則第110 ││条の規定により報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件名 │審査結果│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第127号 │うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約│原案可決│ ││ │ │について │ │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第128号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)
│原案可決│ ││ └──────┴────────────────────────────┴────
┘ ││ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の経過と結果について、御報告いたします。 初めに、議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について、委員から「ネットワーク障害が発生した場合の対応について」質疑があり、当局から「ネットワーク障害が発生した場合には、各学校から教育委員会に連絡していただくことを想定している。ただし、ネットワークの監視システムで、異常を検知した場合は、管理者が先に把握することもある」との答弁がありました。 また、委員から「NECネッツエスアイ株式会社沖縄営業所の受注状況について」質疑があり、当局から「公募型プロポーザルの審査の際、当該事業者に確認した時は、県内ではうるま市だけに提案していることを確認した」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案については、原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)について、初めに、こども部関連について、委員から「中部地区コロナ対策ポータルサイトは、既に開設されているのか」との質疑があり、当局から「中部地区医師会が構築する沖縄県中部地区コロナ対策ポータルサイトが稼働するのは、令和3年2月を予定している」との答弁がありました。 また、委員から「沖縄県の情報提供サイトとの違いについて」質疑があり、当局から「当該ポータルサイトは、8月に立ち上がった中部地区
新型コロナウイルス感染症対策本部の中で、中部地区医師会から提案があり、中部市町村会で費用負担を決定したものである。これは、医師会の監修による感染症情報提供アプリであり、中部地区医師会が構築しているPCR検査のインターネット問診や発熱外来などの医療機関を把握することができる」との答弁がありました。 また、委員から「高齢者が利用できる情報収集手段はないか」との質疑があり、当局から「スマートフォンの利用に抵抗のある方に対しては、沖縄県のコールセンターに直接問い合わせるか、最寄りの医療機関やかかりつけ医に直接相談する方が良い」との答弁がありました。 次に、福祉部関連について、委員から「高齢者等へのPCR等検査事業について」質疑があり、当局から「通所系サービス事業所を利用する高齢者のうち希望者を確認し、唾液検査を実施する事業である」との答弁がありました。 また、委員から「通所系サービスを受けずに、在宅介護を行っている高齢者の発熱などへの対応はどうなるか」との質疑があり、当局から「高齢者に発熱等の症状があれば、通常の行政検査を受けることになる。当該事業は通所系サービスを利用する元気な高齢者を対象としている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま教育福祉委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決に入ります。初めに、議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休 憩(10時39分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時40分)
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 市道与那城13号線は延長280メートル、幅員5メートルの道路でありますが、整備事業において一部地権者の同意が得られず、延長28メートルの未施工区間を残したまま事業が完了し、その後、地権者が変わったことから平成27年12月に改めて用地を取得したものの既に事業が完了していたことから、未整備のまま現在に至っております。令和元年6月定例会においても答弁をさせていただきましたが、今後の整備につきましては、うるま市単独費での対応となることからほかの道路事業やうるま市の財政状況なども勘案しながら、引き続き関係部署と事業化について調整を図る必要があるものと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) この件は土地購入も行われていることから、令和3年度に工事の実施をお願いをしたいんですけれども、当局の考えについて伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 繰り返しになりますが、引き続き関係部署と事業化について調整を図る必要がありますので、次年度以降に対応してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) うるま市の次年度というのは、先ほど同僚議員からもありましたけれども、5年後なのか、10年後なのか、次年度なのか。大体どのくらいになると地域の皆さんに説明しておけばよろしいか。次年度(令和3年度)でよろしいでしょうか。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 次年度以降も取り組んでいくということでございますが、事業化については現在のところ未定でございます。何年後というお約束はこちらではできないということで、申しわけありませんが御理解をお願いいたします。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 地域の人は28メートルは早めにということで、ずっとずっと待っているんですが、また令和3年度もちょっと約束はできないということですけれども、令和4年度は期待してよろしいでしょうか。その方向でお願いしたいんですけれども、よろしくお願いします。期待しておりますので、早めの対応をお願いします。 次に移ります。道路行政の(3)県道36号線バイパス渋滞解消の取組みについて伺います。質問①中城湾港から沖縄北インターチェンジ高速道路向け及び市民芸術劇場から具志川高校向け交通渋滞解消について伺います。この問題は平成31年2月及び令和元年6月定例会での一般質問に取り上げてまいりました。現状は、中城湾港新港地区内でのバイオマス発電所建設、総合物流会社の機能強化で交通量も増え、渋滞で近隣住民への日常生活に影響が出ております。令和元年6月定例会で本市の県道36号線バイパス渋滞解消に向け特別調査委員会を設置して対応をお願い提言いたしましたが、当局は道路管理者である沖縄県の中部地域渋滞対策ワーキンググループが対応する問題と答弁をいただきました。交通渋滞で日常生活に被害を受けるのはうるま市民です。本市で交通渋滞解消に向けた取組が必要です。いまだ交通渋滞解消が進まない現状打開について、本市の取組について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 県道36号線と県道具志川環状線が交差する喜屋武交差点の渋滞解消の取組につきましては、国や沖縄県、警察や関係市町村で構成する中部地域渋滞対策ワーキンググループにおける検討の結果、道路管理者である沖縄県により渋滞対策工事が実施され、左折車線の設置や右折車線の延長を行い、渋滞対策工事は完了しております。現在は客観的数値分析として速度データを用いたモニタリングを実施しており、整備効果の検証を行っているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 具志川高校向け交通渋滞解消については、本市産業基盤整備計画で仲嶺地区約20ヘクタール、臨海型産業振興ゾーンの住民説明会においても住民から市民芸術劇場から具志川高校向け交通渋滞解消が先決だという御意見も出ました。本市産業基盤整備計画における交通渋滞解消に向けた考え方について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 現在、経済部において産業基盤整備実施計画を策定しているところで計画策定においては仲嶺地区を産業用地として整備する際の発生集中交通量や現況の交通量を勘案した渋滞対策も含め、総合的に検討しているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 検討を早めて対応をよろしくお願いいたします。 では次に移ります。2番目の島しょ地域振興について。(1)島しょ地域でのうるま市プレミアム商品券・e街ギフト使用について伺います。島しょ地域でのプレミアム商品券及びe街ギフト電子プレミアム商品券について。プレミアム商品券使用は地域差があってはなりません。島しょ地域の皆さんが有効に活用できているかに関して質問いたします。①プレミアム商品券に関する本市の予算について伺います。②プレミアム商品券の目的について伺います。プレミアム商品券とe街ギフトに関して。③本市のプレミアム商品券換金率について伺います。④島しょ地域5島の商品券換金率について伺います。⑤島しょ地域における商品券・e街ギフト取扱店頭件数について伺います。津堅島、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島の取扱いについて伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 1番目のプレミアム商品券に関する本市の予算は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しており、予算額は3億円となっております。内訳は50%のプレミアム分2億5,650万円、業務分4,350万円となっております。 2番目のプレミアム商品券の目的は、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため、市内店舗等で消費活動を促し、使用可能な事業者を想定した50%のプレミアム分を付加して販売することにより、購買意欲を促し、市内事業者への来客、売上向上を図る事業となっております。 3番目の本市のプレミアム商品券換金率は、令和2年12月7日時点で販売されたプレミアム商品券の額が7億3,385万2,500円、換金額が3億2,596万3,500円、換金率が44.42%となっております。 4番目の島しょ地域5島の商品券換金率は、令和2年12月7日時点で販売されたプレミアム商品券の額が7億3,385万2,500円、換金額が17万5,000円、換金率0.024%となっております。 5点目の島しょ地域における商品券・e街ギフト取扱店頭件数についてですが、取扱店募集については商工会にて島しょ地域の事業者の店舗を直接訪問し、事業内容の説明及び取扱店となるよう働きかけを行って、取扱店舗数を増やしていったところでございます。プレミアム商品券の取扱店舗件数については、令和2年12月7日時点で405店舗となっており、そのうち島しょ地域が14店舗となっております。内訳といたしまして浜比嘉島4店舗、平安座島5店舗、宮城島3店舗、伊計島1店舗、与那城屋平1店舗。電子プレミアム商品券e街ギフトの取扱店舗件数については、12月7日時点で143店舗となっており、そのうち島しょ地域が11店舗となっております。内訳といたしまして、浜比嘉島1店舗、平安座島3店舗、宮城島3店舗、伊計島2店舗、与那城屋平が2店舗となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問していきます。 島しょ地域5島の商品券換金率は本市全体のプレミアム商品券額7億3,385万2,500円に対し、換金額が17万5,000円で、換金率が0.024%ですが、島しょ地域5島での換金率、利用率が悪い原因は何だと思いますか、御答弁お願いします。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 今回のプレミアム商品券発行事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため行っている事業となっていることから、うるま市全体の換金率を注視していく必要があると認識をしているところでございます。今回の換金率についてですが、本市全体の換金額に対し島しょ地域5島の換金額の率として算出していることから、島しょ地域5島の換金率が悪いという認識ではないと考えております。また、換金率については、令和2年12月7日時点の換金率であり、今後、伸びることが予想されます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問します。 当局は島しょ地域5島での換金率は悪くないと答弁しておりますが、島しょ地域での取扱店を増やす働きかけで個人商店(マチヤグヮー)の取扱店舗は何店舗でしたか。また、個人商店で商品券を取り扱う条件があったか、なかったか伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 島しょ地域の商品券の取扱いが可能な個人商店につきましては、3店舗となっております。また、商品券を取り扱う条件につきましては、個人商店に限らず取扱店登録申請書をうるま市商工会に提出していただくことで登録が可能となっております。費用については、商工会会員は無料、非会員につきましては、個人事業者3万円、法人事業者5万円となっております。今回のプレミアム商品券発行事業は、地域経済団体である商工会がうるま市補助金を活用して実施している事業であり、この事業に参画する場合は、商工会会員と同等の負担を非会員にお願いをしていると伺っております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 島しょ地域5島でのプレミアム商品券販売、換金は島民が手軽に換金でき、5島の個人商店(マチヤグヮー)で買い物が手軽にできる構築が必要です。例えば、プレミアム商品券販売を5島の自治会へ商工会が訪問し、5島の自治会でのマイク放送でPRを促すとか、5島の島民が気軽に買えるために商工会は出向いていく必要があったんではないかと思っております。個人商店(マチヤグヮー)の販売向上を図るための、今後の島しょ地域5島での商品券販売について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 今回のプレミアム商品券発行事業については、現在、プレミアム商品券の3次販売に向けて調整を進めているところであり、18歳以上の市民を対象とし、応募抽選方式で販売を予定しているところでございます。また、今回の事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため行っている事業となっていることから、島しょ地域の事業者に特化するような形で事業を行うことは厳しい状況となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問します。 島しょ地域5島の島民は、商品券換金に行く交通手立てがないため、換金率が全体の0.024%で低いです。再度伺います。3次販売に向け島しょ地域5島への販売優先はできないか伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 繰り返しになりますが、今回の事業については、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため行っている事業となっていることから、島しょ地域の事業者に特化するような形で事業を行うことは厳しい状況でございます。議員から御案内にあります3次販売については、現在、うるま市商工会と18歳以上の市民を対象とし、応募抽選方式での販売ということで調整を進めているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 先ほどプレミアム商品券の目的について答弁いただきました。島しょ地域と本島との活用及び使用に差があってはなりません。プレミアム商品券使用について、島しょ地域振興推進委員会を開催して島しょ地域振興につながる会合がなされたか伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 島しょ地域振興推進委員会において、プレミアム商品券使用について話し合われた経緯はございません。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 今回の問題にしても、島しょ地域は何か私は置き去りにしておるような気がいたします。島しょ地域の問題点及び提言等を受け入れる島しょ地域課・振興課の設置の考えはないか伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 島しょ地域振興推進委員会は、地域活性化及び雇用の場の創出、定住促進及び移住者の受入れ、子育て環境の充実、生活環境基盤の充実、地域福祉・医療福祉の充実など、各分野を横断した総合的・戦略的な取組みを推進するための体制であり、次年度以降も引き続き島しょ地域振興推進委員会において各部署と連携を図りながら島しょ地域の振興を推進していきたいと考えており、現在のところ島しょ地域に特化した課の設置は考えておりません。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) プレミアム商品券は、本島の住民は利用しやすい環境だと思いますが、島しょ地域振興推進委員会は島しょ地域のことを考えて対応すべきと私は思います。本年度の島しょ地域振興推進委員会は1回の開催だと伺っております。うるま市の財産である島しょ地域を置き去りにしてはいけません。島しょ地域に特化した課は必要ではないか、再度お願いいたします。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 島しょ地域の振興を推進していくために各分野を横断した総合的かつ戦略的な取組みを行うことを目的として、島しょ地域振興推進委員会を設置しております。次年度以降も引き続き同委員会において島しょ地域の課題把握やその解決策等について関係部署と協議を行い、連携を図りながら島しょ地域の振興を推進してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 島しょ地域振興推進委員会を今年は1回ということで回数を増やして島しょ地域のことを対応していただきたいと思います。 では次に移ります。e街ギフト商品券使用について伺います。①事業概要について。②販売方法について。③販売状況について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 1点目、事業概要は
新型コロナウイルス感染症対策として、現金を介さない会計時の接触機会を減少するキャッシュレス化、電子決済システムの推進を図るため、25%還元したうるま市電子プレミアム商品券を販売し、消費者の購買欲を促し、市内事業者の売上向上を図る事業となっております。 2点目の販売方法は、携帯電話でQRコードを読み取り、e街ギフトの専用ウェブサイトにアクセスし、必要情報を入力し、株式会社沖縄銀行が発行する電子プレミアム商品券e街ギフトを購入し、市内の登録加盟店において、利用いただけることになっております。 3点目、販売状況につきましては、12月7日時点での販売額は6,398万7,500円となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 質問します。 e街ギフト商品券の販売苦戦状況について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 e街ギフトは、10月1日から販売開始を行い、当初は加盟店舗の加入が少なく、販売額も伸び悩んでおりましたが、日を追うごとに加盟店が増え、現在は143店舗が登録をしております。販売額につきましても10月末の販売額は928万1,250円、11月末で5,082万5,000円、12月7日時点では6,398万7,500円となっており、日を追うごとに販売額が伸びている状況でございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問します。 e街ギフト商品券販売利用は若者が多いと私は見ておりますが、中高年層へのPRも必要だと思っております。その対応について当局の考え方について伺います。中高年層は携帯電話のQRコードの読み取り方を知らない、めんどくささもあると思いますが、その対応についても伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 e街ギフトのPR活動として、12月8日から1月18日まで県内主要ラジオ3社を活用したラジオCMを1日15本放送しております。ラジオの視聴者は中高年層も多いと思われますので、今後、利用者が増えると想定をしております。キャッシュレス化の目的がございますので、利用に躊躇される方もいらっしゃると思いますが、周囲の方のアドバイスも受けながらキャッシュレスの便利さを感じていただく機会になると考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) では次に移ります。 島しょ地域振興について。(2)津堅島について伺います。アギ浜港・ヤジリ浜整備取組みについて伺います。この件に関して、平成29年12月第119回定例会において一般質問し、4年が経過いたしました。アギ浜港・ヤジリ浜整備進捗状況について伺います。 初めに、アギ浜港施設について御答弁お願いいたします。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 アギ浜港施設につきましては、台風などの高潮により船揚げ場や埠頭、港湾内道路などが侵食されている状況となっています。令和元年度には、沖縄県港湾課に現場を視察してもらい、現状把握を行った上で、埠頭用地のコンクリート舗装や防波堤のかさ上げなど高潮対策が講じられるよう要望しておりますが、現時点まで整備には至っておりません。今後も現場状況の確認や利用状況の詳細把握、地域関係者等の意見を参考にしながら引き続き港湾整備に係る市町村ヒアリングにおいて、整備要請を行ってまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 津堅島の漁業従事者の方々が安心して使用できる早急な対応ができないか伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 うるま市としましても、漁業従事者の方々が安心して使用できるために必要な施設整備であると認識をしております。先ほども答弁いたしましたが、令和元年度には現場視察を実施するなど沖縄県港湾課担当者に対して現状を把握していただいたところであり、次年度も地域関係者の意見を参考にしながら早期整備について、要請を行っていきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 次年度、令和3年度前向きな答弁ありがとうございます。 次に、ヤジリ浜整備取組について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 ヤジリ浜護岸北側先端の侵食被害につきましては、平成29年12月第119回定例会後に沖縄県中部農林土木事務所に速やかな対応を講ずるよう要請をしております。その後、速やかに復旧がなされており、現地を確認しております。また、今月8日に現地確認を行いましたところ、付近の状況は岩肌が露出した当時の状況と比較して、一部の岩肌は見られますが、自然植生による被覆状態が見られ、特段の問題はないと考えているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) この場所、明日私確認してまいりたいと思っております。再質問いたします。 島民、観光客が利用しているヤジリ浜ビーチの出入口です。今後の整備の状況対応について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 現地を再確認の上、関係機関に照会し、対応を図ってまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 対応のほうをよろしくお願いします。 次に移ります。津堅島向けフェリー乗り場案内について伺います。今年の6月第139回定例会において、津堅島向けフェリー乗り場案内版設置について前向きな答弁をいただきましたが、その後の対応について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 津堅島向けフェリー乗り場につきましては、公共交通の案内標識となることからこれまで
道路標識の管理窓口となります沖縄県中部土木事務所と設置に向け、要請等を行ってきておりますが、沖縄県負担による設置は大変厳しいものがあるとの回答を得ております。うるま市といたしましても本案内標識の設置は必要と判断しておりますことから、設置場所、設置本数、標識の形状等を検討し、次年度への予算化に向け準備を行っているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 前向きな答弁ありがとうございます。津堅島の標識、よろしくお願いいたします。 では次に移ります。(3)の浜比嘉島について伺います。比嘉区から兼久向け生活道路拡幅工事の取組について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 比嘉区から兼久向け市道勝連7-2号線・7-7号線の道路整備につきましては、令和元年12月定例会において、議員からの一般質問の答弁でも触れておりますが、比嘉自治会とのヒアリングの結果を基に全体計画を再検討する必要があることから概略設計を行っております。現在、国庫補助等の財源確保による事業化について、庁内関係部局、関係機関との調整を行っており、早期の事業実施に向けて取り組んでいるところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 早期事業の実現に向けて取り組んでいるということの答弁ですけれども、いつ頃になるか伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 現在、令和4年度の事業化を目指し、国庫補助等の財源確保について、庁内関係部局、関係機関との調整を行っているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 前回の答弁では、令和3年度の事業化を目指しているということで、私は認識しておりましたけれども、今回の答弁では令和4年度の事業化ということで、これ以上、変更のないように一つよろしくお願いいたします。 次に、浜中学校跡地活用について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 本事業の目的は、島しょ地域の文化に深く触れてもらうために滞在時間を延ばす取組として未利用になっております旧浜中学校校舎2階・3階をコワーキングスペース、レンタルオフィス、シェアオフィス及び利用者向けの宿泊機能を備え、地域の交流拠点として位置付けることで、関係人口創出を目指すことを目的としております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 浜比嘉島地域交流拠点施設整備期間と予算及び運用開始の日時について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 旧浜中学校跡地活用事業の予算につきましては、工事請負費が1億6,075万2,000円、工事管理委託料が1,144万円、備品購入費が2,780万8,000円、総事業費が2億円となっております。改修工事期間ですが、令和3年3月から令和4年2月までの11か月の工期を予定しております。運用開始の時期でございますが、令和4年4月を予定としております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 浜比嘉島地域交流拠点施設運用開始に向け、浜・比嘉自治会及び区民の雇用対応について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 同施設を安定的に継続させていくには、地域との連携が重要だと考えております。地域の交流拠点として、関係人口創出により施設周辺地域への消費拡大や地域の方々の雇用による効果を期待しております。業務の具体的な例としましては、ベットメイク、館内清掃及び草刈りなどの清掃業務を想定しているところでございます。今後、地域の方々の雇用については、指定管理者となります事業者と協議を進めてまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 雇用については、行政からも指定管理者へ働きかけ、よろしくお願いいたします。 では次に、平安座島について伺います。わくわく共和国IN平安座島・ウフバンタ構想策定事業支援について伺います。平安座自治会では、島おこし、地域活性化の一環でわくわく共和国IN平安座島・ウフバンタ構想事業の実現に向け取り組んでおります。実現に向け平安座自治会より事業の一環として行政への構想策定事業支援要請が12月4日にあったと思いますが、行政の支援対応について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 12月4日に平安座自治会長をはじめとする関係者から平安座自治会を中心に進められております、わくわく共和国IN平安座島・ウフバンタ構想策定事業に対し、行政支援の要請を受けております。現在、要請書の内容について精査していく段階であります。今後、事業支援などさまざまな角度から検討してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 平安座区民は石油企業を誘致し、海中道路ができ、浜比嘉島、宮城島、伊計島への道路整備がなされ、4島の離島苦解消が図られました。4島の生活も変わりました。わくわく共和国IN平安座島・ウフバンタ構想事業の実現に向け行政の支援が必要です。地域活性化資金及び石油備蓄交付金を活用して、わくわく共和国IN平安座島・ウフバンタ構想策定事業の支援ができないか、行政の対応について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 今後は要請書の内容を精査し、わくわく共和国IN平安座島・ウフバンタ構想策定事業へどのような支援が可能か。また事業の財源として石油備蓄交付金やその他の財源の活用が可能か、総合的に整理し、対応してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 要請書に対し、今後の内容の精査を行うということでありますが、具体的にどのような対応をするのか伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 まず要請書の事業概要や予算規模、実施時期などを確認し、事業内容により所管・担当する部署を決め、平安座自治会や実行委員会とヒアリングを行いながら事業の制度設計など総合的に検討していくことになると考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 検討をよろしくお願いします。私の提言といたしまして、平成30年度に策定されたうるま市産業基盤整備計画基本構想に含まれています、島しょ環境活用型産業振興ゾーンの中で、令和3年度以降に調査事業等として取り組んでいただくことを要請します。また、当自治会としても本事業計画の中で、国・沖縄県及び関係団体からの補助金メニュー等の研究も行いますが、体制的な限界もあり、うるま市の関係部署との研究御対応をお願いし、私の提案といたします。よろしくお願いいたします。 次に、(5)宮城島について伺います。①宮城自治会から道路・排水路等の補修要請について伺います。②与那城上原603番地・604番地の隣接道路整備取組について伺います。この2点、よろしくお願いいたします。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 御質問の要請につきましては、令和2年8月14日付、宮城自治会から提出されており、要請内容は市道与那城29号線の道路表装が風雨や工事車両の通行で破損が激しく、歩行者や車両等に危険性を与えると非常に危惧しており、危険性除去のため、早急な補修をお願いするものでございました。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 宮城自治会から早急な対応支援、提言を受けての質問ですが、道路・排水路の補修要請取組について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 要請の道路について、現場を確認したところアスファルト舗装面にわだちやくぼみが多く見られました。これまでにも何回か補修を行っておりますが、アスファルトの経年劣化がひどいことから当区間のうち約70メートルについては次年度に全面舗装工事を行いたいと考えております。また、工事までの間、くぼみ等は補修してまいります。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) ②の上原603番地・604番地の隣接道路整備取組について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 御質問の箇所につきましては、里道と個人所有地を含む延長22メートルの生活用通路であり、現在、2メートルの里道幅員を3メートルに拡張するため、間知ブロック積み擁壁や舗装止め、アスファルト舗装やガードレールの設置などを予定しておりましたが、隣接する私有地の所有者が既に亡くなっており、相続等について調査いたしましたが、相続人等が不明で確認が得られないため、整備を見送ったものであります。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 今後の工事までの計画について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 当該工事につきましては、隣接地の同意を要しますので、相続等の問題が整理され、工事施工に伴う同意が得られるのであれば工事が可能になるものと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 里道を利用している近隣のSさんは、6年前から日常生活に支障を来している状況です。今現在に関して今後の計画をSさんに説明が可能かどうか伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 当該里道を利用している近隣住民の方へは、現在の状況及び今後の方針について説明をしたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 6年前から期待しておりましたので近隣住民や地域の方々に丁重な御説明よろしくお願いいたします。 次に移ります。宮城島の③番について伺います。与那城町漁業協同組合から宮城島赤土流出防止に関する要請取組について伺います。与那城町漁業協同組合及び上原支部、宮城支部、池味支部の漁業者から赤土流出防止要請があったか伺います。また、赤土流出の現状についても伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 議員から御質問の宮城島の赤土流出防止につきましては、与那城町漁業協同組合から令和2年10月31日付で要請書が提出されております。また、赤土流出の現状につきましては、池味漁港及び阿茂地洞門(アムジトンネル)の周辺海域において、特に豪雨時にその発生を確認しております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) この問題は昨年から定例会において質問をしておりますが、一向に赤土流出対策の兆しが見えず、与那城町漁業協同組合及び関係者からの要請内容について伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 与那城町漁業協同組合から提出された要請の内容につきましては、①雨天時及び大雨でのうるま市宮城・伊計島への赤土流出防止対策を講じること。②うるま市の与那城町漁業協同組合と勝連漁業協同組合は全国で消費されるモズクの一大産地であり、海域への赤土流出防止対策について沖縄県への働きかけを強く求めること。以上、2点がその趣旨となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 次の質問に移ります。与那城町漁業協同組合及び池味支部、宮城支部、上原支部からの宮城島採石場及び阿茂地洞門(アムジトンネル)周辺開発工事による赤土流出防止対策の具体的な要請は何だったのか伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 この度の与那城町漁業協同組合の要請事項につきましては、1.宮城島の赤土流出防止を強く求める。2.赤土防止条例に基づく採石業者及び阿茂地洞門(アムジトンネル)周辺開発者に対する防止対策確認。3.沖縄県と共同による大雨時の宮城島赤土流出調査。4.赤土防止対策の確認・調査について与那城町漁業協同組合への報告書の提出を求める。以上、4点となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) では次の質問に移ります。 沖縄県への働きかけ及び沖縄県との連携対応について伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 与那城町漁業協同組合からの要請を受け、うるま市では令和2年11月12日に与那城町漁業協同組合の皆様と赤土流出防止を所管する沖縄県中部保健所職員を交えた意見交換を実施いたしました。その中でうるま市及び中部保健所は再度、現場の確認を行うとともに、その結果に応じ開発者に対する赤土流出防止に向けた技術的指導等を実施していくこととなっております。うるま市といたしましては、今後とも中部保健所との連携を密にし、漁業関係者や地域の皆様にも御意見をお聞きしながら、宮城島の赤土流出問題に取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 対応をよろしくお願いいたします。 次に、島しょ地域振興の(6)伊計島について伺います。①与那城伊計202番地付近の道路拡幅工事取組について伺います。この問題に関しては、いまだに道路拡幅工事が進まず、工事は放置状態で伊計島の景観ダメージになっております。対応について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 与那城伊計202番地付近で工事を行っています与那城39号線道路整備事業につきましては、排水の放流先変更に伴う関係機関との調整及び設計変更に時間を要し、工事が遅れておりましたが、令和3年1月に工事発注を予定しております。住民の方々には御不便、御迷惑をおかけしておりますが、御理解と御協力をお願いいたします。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 前向きな答弁ありがとうございます。令和3年1月に工事発注を予定しておりますということで期日を明記してくださいまして、まことにありがとうございます。 では次に移ります。②与那城伊計189・190番地道路整備について伺います。この場所は海岸線の防風林と隣接した家があります。防風林の根が広がり、隣接した道路及び塀に被害が出ております。行政は現状の把握をしていると思いますけれども、今後の対応について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 御質問の箇所は里道を含む生活用通路であり、コンクリートで舗装されているものの数か所にわだちやくぼみがあることを確認しております。また、道路沿いに防風林のものと思われる根が張り、凹凸ができている状況も確認しておりますので、補修により対応したいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 補修のほうよろしくお願いいたします。 では次に3番目の行政全般について伺います。与那城17号線道路整備事業について伺います。合併前の与那城町時代に作成された東海岸開発基本計画が平成23年3月に見直しされ、藪地島ジャネーガマ、キャンプ場、屋慶名港周辺、屋慶名展望台整備は平成28年4月20日の住民説明会で説明を受けましたが、与那城17号線道路整備を優先して推進していく答弁の説明を受けました。令和元年6月定例会でいただきましたが、その後の現状と整備対応について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部参事。
◎都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 与那城17号線道路整備事業は、整備延長が1,400メートル、片側歩道の2車線道路、幅員が9メートルの道路計画で平成27年度から着手しており、現時点での進捗状況としましては、物件等補償が4件の44.4%、用地買収は96筆の55.8%、全体の執行率は21%となっております。今後は相続手続や筆界未定地の確定後、分筆が完了し、購入可能となった土地から買収を進め、一団の土地が確保できた箇所から工事も進めていきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問してまいります。 与那城17号線道路整備事業は、平成27年度から着手しておりますが、全体の進捗状況が21%という状況ではいつ事業が完了するか分かりません。そこで道路整備事業の進捗状況やその他の整備計画の達成が厳しい状況であれば、東海岸開発基本計画の見直しの変更について、当局の所見を伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 道路整備事業の推進は相続問題や筆界未定地の確定作業など、事業の進捗は非常に厳しい状況であります。今後、東海岸開発基本計画や事業計画の見直しについては整備に向けた状況等を鑑み、必要に応じ、総合的に判断していかなければならないと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 提言として、与那城17号線整備事業遅れにより、東海岸開発基本計画見直し答弁をいただきましたが、視点を変えて与那城17号線整備を進めながら藪地海岸道路整備をし、浜比嘉島、平安座島を結ぶ湾岸道路を整備すれば開通道路大橋の夜景イルミネーションが見え、本市の観光につながります。海岸道路整備を提言して、私の今後の観光支援事業の取組の活動といたします。 では次に移ります。捨て猫対策について伺います。本市及び島しょ地域での捨て猫の現状について伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 うるま市では捨て猫の状況を把握する手段はなく、正確な数字として把握はできておりませんが、年間を通し、市民の皆様から飼い主のいない猫に関する多くの御相談が寄せられているところから、市内各所において、飼い主のいない猫に起因する被害等が発生しているものと認識しております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 捨て猫対策についていろいろ同僚議員からも質問が出ておりますけれども、私も再確認の意味で本市の捨て猫対策について伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 犬・猫を含む愛護動物の虐待・遺棄は犯罪であり、例えば愛護動物を遺棄した者には、動物の愛護及び管理に関する法律により1年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処せられることとなっております。うるま市では愛護動物の遺棄防止を含めた愛護動物の適正な飼育について広報紙やパネル展等を通した普及啓発を実施しているところとなっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 次の質問に移ります。 飼い主のいない猫に対する不妊・去勢手術実施の現状について伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 本市におきましては、動物基金の無料不妊手術チケットを活用し、動物愛護団体や地域の皆様との連携の下、飼い主のいない猫に対する不妊・去勢手術を実施しているところとなっており、個人または団体でTNR活動を希望している方につきましては動物基金の個人枠チケットを活用するよう御案内させていただいております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問に移ります。 猫の不妊手術補助について、本市の補助検討が必要だと思われますが、当局の考えについて伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 本市では現在、補助制度はございませんが、議員から御提案の不妊手術補助につきましては、周辺自治体の状況等も踏まえ、また、先進地における事例等も研究しつつ、適宜検討してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) これで私の12月定例会一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(幸地政和) 暫時休憩します。 休 憩(14時51分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(15時10分)
○議長(幸地政和) 再開します。 次の質問者、松田久男議員。
◆25番(松田久男議員) それでは一般質問を行います。まず最初は、災害復旧対策における非常用電源についてということであります。沖縄は台風はもちろん、昔から多いのでありますが、時々長時間に渡る停電という被害もあります。長いときには2日、3日あります。そういったときに非常用電源が有効ではなかろうかということから、今回、この質問に入っております。まず台風被害等による長時間停電時の特に今回は学校活動に絞って聞いていきたいと思います。影響について伺います。
○議長(幸地政和) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺勝) お答えいたします。 台風被害等による長時間停電時の学校活動における影響につきましては、まず照明設備の停止、チャイムの停止、揚水ポンプの停止による水のくみ上げができないことによる断水等により、学校活動において影響が出るものと想定しております。
○議長(幸地政和) 松田久男議員。
◆25番(松田久男議員) さまざまな影響があるかと思います。チャイムなんかはほかの手段もあるかと思いますが、照明はまずつきませんし、まずポンプが止まるということでトイレが使えなくなるということもあるらしいんですが、実際に2018年非常に大きな台風被害がありました。ちょうど我々は議員選挙の真っ最中でもありましたので、かなり強烈に覚えております。そのときに石川地域では4、5日停電しまして、日頃の行いが悪かったのか、私の事務所だけ1週間ぐらい停電ということもありました。非常に不便なことがたくさんあります。実際にそのときに2018年、学校給食センターとか、学校活動の影響が大きかったと思いますが、具体的な影響をお聞きしたいと思います。
○議長(幸地政和) 指導部長。
◎指導部長(盛小根完) 学校給食センターについてお答えいたします。 2018年の台風では、停電により照明設備の停止、ボイラー運転停止、調理釜使用不可、業務用冷凍冷蔵庫の停止など電気設備への影響があり、学校への給食提供ができない状況でありました。その後の対応につきましては、パン、ご飯、牛乳、ふりかけなどの直接学校配送食材を準備し、業者からの直接学校配達として簡易的な給食提供を実施しております。非常用電源等の設備整備につきましては、新与勝調理場改築時に設置の予定としておりますが、災害復旧後、いち早く給食提供が可能となるよう食材保管のための冷凍冷蔵庫への電力供給としております。停電時においては、学校への完全給食提供は想定してございません。御理解のほどお願いいたします。
○議長(幸地政和) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺勝) 学校活動への影響についてお答えいたします。 停電による具体的影響につきましては、照明が使用できないことによる授業への影響、水が出ないことによるトイレの使用について制限され、午前中で授業を切り上げる学校も見られました。その後の学校施設等への対策につきましては、特に検討はしておりません。
○議長(幸地政和) 松田久男議員。
◆25番(松田久男議員) 給食センターのほうは、停電のときには完全な給食はできないと、それは限界はあるだろうと思います。新しい与勝調理場には非常用電源が配備されるということで大変良いことだとは思っております。それ以外の水が出なくてトイレが使えない、授業を切り上げたということもあります。その後の対策については、今のところ特にないということではありますけれども、やはり対策は必要であります。そこで今回のこの質問の趣旨でもありますけれども、非常用電源について対策を講じたいということで、うるま市建設業者会からこれはもう2年近く前になりますけれども、提案があったようであります。すなわち非常用電源装置を取り付けて最低限の電力。例えばトイレが使えるように水を上げるとか、そういった最低限のものは何とか非常用電源でできるのではないかということで提案があったようであります。彼らが実際、そのような提案に至った理由は、常日頃からPTA活動、父兄活動として、子供たちのいろいろなスポーツ活動の指導とか、そういうのをしていたそうでありますけれども、体育館等々も使いづらくなって、この停電期間中に大変苦労したということから、自分たちで何かできることはないだろうかということで建設業者としての知識を生かして何かしら協力できないかというところからこの提案が始まったようであります。すなわち非常用電源装置というのは発電機です。これは工事現場では発電機はよく使います。電気のないところで工事するときにはでっかい発電機を持ってきてそれで工事をしているわけです。常日頃からそのような機械を使っているので、これを利用して一時的に必要な電力だけ供給できないだろうかということを考えて、当時、皆さんのほうとか沖縄県のほうにも行ったらしいですけれども、提案をしてきたということであります。最初はうるま市においては、防災基地渉外課のほうに話を持ち掛けたということであります。そのときの相談内容とか、その後の対応について伺いたいと思います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 昨年度に建設業者会から2018年の台風第24号、台風第25号の被害により多くの学校が停電し、断水やさまざまな影響を及ぼしたことから建設業者会として支援できるものは協力していきたいとの御提案がありました。そのときは外部電源を供給したいとのことでありましたので、学校施設課へ問い合わせたところ、外部からの受電はできないとのことでありましたので、その旨の回答をさせていただいております。その後、非常用外部電源切替盤のお話があり、そのことについて教育委員会へも説明を行ったとの連絡を受けております。今後は費用対効果や実際に外部電力の受電が可能か関係部署と連携し、検討していきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 松田久男議員。