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12月07日-02号

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  1. うるま市議会 2020-12-07
    12月07日-02号


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    令和2年12月第145回定例会          第145回うるま市議会(定例会)会議録                (2日目) 令和2年12月7日(月)                  (午前10時06分 開議)出席議員(30名) 1番 仲 本 辰 雄 議員    16番 国 吉   亮 議員 2番 真栄城   隆 議員    17番 仲 程   孝 議員 3番 藏 根   武 議員    18番 又 吉 法 尚 議員 4番 伊 盛 サチ子 議員    19番 下 門   勝 議員 5番 金 城 加奈栄 議員    20番 喜屋武   力 議員 6番 荻 堂 盛 仁 議員    21番 大 屋 政 善 議員 7番 兼 本 光 治 議員    22番 幸 地 政 和 議員 8番 佐久田   悟 議員    23番 中 村 正 人 議員 9番 平 良 榮 順 議員    24番 大 城   直 議員 10番 伊 波 良 明 議員    25番 松 田 久 男 議員 11番 天 願 久 史 議員    26番 德 田 政 信 議員 12番 國 場 正 剛 議員    27番 名嘉眞 宜 德 議員 13番 幸 喜   勇 議員    28番 宮 城 一 寿 議員 14番 比 嘉 直 人 議員    29番 東 浜 光 雄 議員 15番 伊 波   洋 議員    30番 宮 里 朝 盛 議員欠席議員(なし)説明のための出席者 市長職務代理者 上 間 秀 二    こども部長   金 城 妙 子 副市長 教育長     嘉手苅 弘 美    市民部長    平 良 一 雄 企画部長    金 城 和 明    経済部長    佐久川   篤 総務部長    宮 城 為 治    都市建設部長  目取真 康 史 福祉部長    当 間 重 俊    指導部長    盛小根   完事務局出席者 議会事務局長  長 嶺   斉    副主幹兼    兼 城 智 治                    議事係長 議事課長    新 垣   哲    調査広報係主事 長 嶺 由 樹 副主幹兼    金 城 彰 悟    議事係主任主事 伊 波 信 也 調査広報係長議事日程第2号 第1.会議録署名議員の指名 第2.議案の訂正について 第3.議案第127号  うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について 第4.議案第128号  令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号) 第5.報告第28号  専決処分の報告について(勝連城跡周辺整備事業歴史文化施設展示制作業務) 第6.報告第29号  専決処分の報告について(勝連城跡周辺整備事業歴史文化施設建設工事(建           築)) 第7.報告第30号  専決処分の報告について(車両事故) 第8.報告第31号  専決処分の報告について(車両事故) 第9.議案第89号  令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号) 第10.議案第98号  うるま市浜比嘉島地域交流拠点施設条例 第11.議案第99号  地方税法等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例 第12.議案第100号  うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 第13.議案第101号  うるま市火災予防条例の一部を改正する条例 第14.議案第102号  うるま市勝連城跡文化観光拠点施設条例 第15.議案第103号  うるま市建築確認申請等手数料条例等の一部を改正する条例 第16.議案第122号  与勝調理場新増改築工事(建築)請負契約について 第17.議案第123号  与勝調理場新増改築工事(電気)請負契約について 第18.議案第124号  与勝調理場新増改築工事(給排水・厨房)請負契約について 第19.議案第125号  与勝調理場新増改築工事(空調・換気)請負契約について 第20.議案第126号  城前小学校校舎解体撤去工事請負契約について 第21.議案第90号  令和2年度うるま市下水道事業会計補正予算(第2号) 第22.議案第91号  令和2年度うるま市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 第23.議案第92号  令和2年度うるま市水道事業会計補正予算(第3号) 第24.議案第106号  うるま市立中原小学校図書整備基金条例 第25.議案第93号  令和2年度うるま市介護保険特別会計補正予算(第4号) 第26.議案第96号  指定管理者の指定について(うるま市津堅島介護保険地域密着型サービス施           設) 第27.議案第104号  うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例 第28.議案第97号  指定管理者の指定について(シビックセンター学童クラブ) 第29.議案第105号  うるま市立認定こども園設置条例 第30.議案第94号  令和2年度うるま市国民健康保険特会計補正予算(第3号) 第31.議案第95号  令和2年度うるま市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第32.議案第107号  うるま市手数料条例の一部を改正する条例会議に付した事件 議事日程に同じ ○議長(幸地政和) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告を行います。 令和2年12月7日付、市長職務代理者から追加議案の送付がありました。 令和2年12月7日付、市長職務代理者から議案の訂正について申出がありました。 なお、この追加議案の取扱いについては、先ほど議会運営委員会を開き、協議しておりますので、その協議結果について、議会運営委員長の報告を求めます。大屋政善議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(大屋政善) おはようございます。議会運営委員会の協議結果について、御報告いたします。 本日、午前9時半から議会運営委員会を開き、追加議案及び議案の訂正についての日程取扱い等について協議をいたしました。 まず本日、本会議の冒頭に議案の訂正についてを議題とし、説明を受け、次に今回追加される議案第127号及び議案第128号の提案説明、追加議案に対する質疑は、開会日に提案された議案の質疑終了後に行うこととし、追加議案に対する質疑通告締切りは本日午後1時までとする。また、両議案とも先議の申出がありますので、12月11日に処理することで合意を得ております。なお、議案の付託につきましては、追加議案付託一覧表のとおり、所管の委員会へ付託することで合意を得ております。以上、報告とします。 ○議長(幸地政和) ただいま議会運営委員長の報告が終わりました。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第2号のとおりです。 △日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、喜屋武力議員、大城直議員を指名します。 休憩します。  休 憩(10時09分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(10時10分) ○議長(幸地政和) 再開します。 △日程第2.議案の訂正についてを議題とします。  12月1日に提案説明を受けた議案第106号について、市長職務代理者より訂正したいとの申出がありますので、説明を求めます。指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) 議案第106号 うるま市立中原小学校図書整備基金条例の訂正について、御説明いたします。 同条例につきましては、本年1月に他界されました元中原小学校教頭先生の御遺言により、御寄附いただいた1,000万円をうるま市立中原小学校図書整備基金条例として、同校の図書整備の充実を図るための基金となっております。しかし、当初提案した条文では、この基金が寄附によるものであることの表記がなく、本条例の根拠説明として不十分であると判断し、今回の訂正に至っております。訂正した部分につきましては、第1条を「故人である元中原小学校教頭先生から寄附された寄附金を基金として、児童の図書の充実及び教育の振興を図ることを目的とし、うるま市立中原小学校図書整備による図書購入に充てるため、うるま市立中原小学校図書整備基金(以下「基金」という。)を設置する。」に訂正いたします。本来でしたら、当初で内容を十分に精査した上で提案すべきでしたが、訂正が必要になりましたことをおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 ○議長(幸地政和) お諮りします。ただいま議題となっております議案の訂正については、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、議案の訂正についてはこれを承認することに決定しました。 △日程第3.議案第127号 うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について、日程第4.議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)の2件を一括して議題とします。 提案者の説明を求めます。指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) 議案第127号について、御説明いたします。 議案第127号 うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について。 次のように業務請負契約を締結することについて、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求める。 1契約の目的 GIGAスクール構想に係るうるま市立小中学校校内情報通信ネットワーク環境の整備。2契約の方法 随意契約。3契約金額 2億2,990万円。4契約の相手方 住所 那覇市久茂地二丁目2番2号、商号 NECネッツエスアイ株式会社沖縄営業所、代表 営業所長 藤田吉一。 令和2年12月7日提出、うるま市長職務代理者 うるま市副市長 上間秀二。 提案理由 うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約の締結については、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を必要とするため提案する。 次のページにうるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託仮契約書を添付してございます。 事業の概要について御説明いたします。この事業は、うるま市立全ての小・中学校の情報通信ネットワーク環境を整備するものとなっておりまして、この整備事業により、各小・中学校において児童・生徒の端末が高速大容量の無線通信技術により、校内ネットワーク及びインターネットへの接続が可能となり、GIGAスクール構想の実現を図るものとなっております。事業者の選定につきましては、令和2年11月27日に公募提案型プロポーザル方式により、3事業者からの企画提案を審査し、選定委員会による審査の結果、NECネッツエスアイ株式会社沖縄営業所優先交渉権者として選定されており、委託期間は議会議決日の翌日から令和3年3月19日までを予定しております。なお、提案額につきましては、3者中、最も低い金額の提案が選定されております。説明は以上でございます。御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(幸地政和) 企画部長。 ◎企画部長(金城和明) 議案第128号について、御説明いたします。 1ページをお願いいたします。議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)。 令和2年度うるま市の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正)第1条第1項 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,161万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ807億1,079万1,000円とする。第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和2年12月7日提出、うるま市長職務代理者 うるま市副市長 上間秀二。 2ページをお願いいたします。第1表 歳入歳出予算補正。1歳入、16款国庫支出金1,500万円の補正増は、高齢者等へのPCR等検査助成事業補助金。 20款繰入金1,661万円の補正増は、財政調整基金繰入金によるものであります。 3ページをお願いいたします。2歳出、4款衛生費3,161万円の補正増は、感染症予防事業における中部地区コロナ対策ポータルサイト負担金、高齢者等へのPCR等検査事業の増額によるものであります。 なお、5ページ以降に予算説明書として、事項別明細書等を添付してございますので、御参照の上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(幸地政和) 以上で提案者の説明が終わりました。 休憩します。  休 憩(10時19分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(10時22分) ○議長(幸地政和) 再開します。 △日程第5.報告第28号 専決処分の報告について(勝連城跡周辺整備事業歴史文化施設展示制作業務)から日程第8.報告第31号 専決処分の報告について(車両事故)までの4件を一括して議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 ただいま議題となっております案件は、地方自治法第180条第1項に基づく議会の委任による専決処分の報告でありますので、報告どまりとなります。 △日程第9.議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次発言を許します。仲本 辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) おはようございます。議長の許可が下りましたので、質疑をしていきたいと思います。 議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)についてであります。4点ございますので、よろしくお願いいたします。 歳出47ページ、3款2項3目、説明欄2.宮城児童館解体事業が270万円減額されておりますけれども、その事業内容と解体後の跡利用について伺います。 2点目、59ページ、7款1項3目、説明欄5.うるま感動プロジェクト事業1,320万円の事業内容を伺います。 3点目、同ページ、7款1項8目、説明欄1.産業基盤整備推進事業266万2,000円の事業内容を伺います。 4点目、61ページ、説明欄2.IT事業支援センター管理費指定管理委託料380万2,000円を年度末が近づいているこの時期に計上した理由を伺います。以上、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) おはようございます。それでは歳出47ページ、3款2項3目、説明欄2.宮城児童館解体事業270万円の減額について、その事業内容と解体後の跡利用についてお答えいたします。 宮城児童館につきましては、当初解体をする方向で予算を計上しておりましたが、今年度に改めて有効活用を図る観点から再検討を行ってまいりました。その内容といたしましては、島しょ地域の振興を主な目的とし、島しょ地域へ移住定住の促進を図るため、現在島しょ地域で活動している移住コーディネーター地域おこし協力隊を含めた事業運営の活動拠点施設として、引き続き宮城児童館を活用するため、宮城児童館解体事業の270万円を減額しております。具体的な主な事業といたしましては、移住相談や移住コーディネート業務、空き家の掘り起こしやマッチングの調整、また各種イベントの企画、起業家や参入企業の支援などを想定しております。
    ○議長(幸地政和) 経済部長。 ◎経済部長(佐久川篤) 2点目の59ページ、7款1項3目、説明欄5.うるま感動プロジェクト事業1,320万円の事業内容について、説明いたします。 事業目的は、本市においても新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの自粛が続く中、活力あるうるま市を市内外に示すことにより、市民の融和とうるま市の発展に向けた機運の醸成を図るとともに、コロナ収束後の観光客回帰に向けたプロモーション事業を実施することとしております。本事業は、うるま感動プロジェクト事業実行委員会において実施していくこととしており、予算につきましても本市からの補助金に加え、民間事業者及び団体の皆様からの協賛金等で賄う予定となっております。具体的な取組といたしまして、多くの視聴登録数を有するインターネット動画配信サイト市内FMラジオ放送において、うるま市特別番組を制作し、うるま市の誇るエンターテインメントでありますエイサー、龍神伝説、肝高の阿麻和利等の動画に加え、様々な方々から市民に向けたメッセージを発信することで、コロナ禍においてイベントの中止や活動の自粛、経済活動の停滞により、沈んだ空気を吹き飛ばし、活力あるうるま市を市内外に発信し、うるま市のプロモーションにつなげることとしております。番組の終盤には、うるま市民が心ときめき、感動していただけるような仕掛けを施し、本市全体の機運を高められるよう取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、3点目、59ページ、7款1項8目、説明欄1.産業基盤整備推進事業266万2,000円につきましては、現在実施している仲嶺地区の産業基盤整備計画実施計画の策定において、事業費算出の参考にするため、3か所の不動産鑑定手数料として49万5,000円を計上しております。また、喜屋武交差点をはじめ、仲嶺地区の隣接交差点等、2か所の2日間、朝夕交通量調査を実施し、仲嶺地区を産業用地として整備する際の交通渋滞を防ぐ対策を含め、検討するために必要な調査として実施予定でございます。金額といたしましては、1日当たり調査員26人の調査実施及び収集データ分析も含め、216万7,000円となっております。 続きまして、4点目、61ページ、説明欄2.IT事業支援センター指定管理委託料380万2,000円の増額について、御説明いたします。現在、うるま市IT事業支援センターの1号館、3階2室は天井修繕工事を令和2年7月3日から11月30日までの工期で行っておりましたが、工期を令和3年3月末まで延長したことに伴う指定管理者への家賃収入の補填となっております。具体的には、9月に同施設の天井修繕工事の請負業者が柱15か所の石膏ボードを剥がしたところ、コンクリート躯体の柱に大きな亀裂を発見いたしました。その後、専門業者や技師等により、現場確認し、亀裂の原因及び工法等について検討いたしました。亀裂の原因は近年の地震の影響によるものと推測しております。その後、一旦工事を止め、新たに発生した柱15か所の亀裂部分の補強工事の工法検討などに時間を要したため、工期を今年度末まで延長いたしました。このようなことから市はIT事業支援センター指定管理者に対し、入居企業の公募を行わないよう指示し、基本協定書別紙3、リスク分担表により、市からの指示による減収は市が補填をすることとなっているため、12月から3月までの4か月の指定管理料380万2,000円の補正予算を計上しております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 一通り答弁をいただきましたので、再質疑をさせていただきます。 まず、宮城児童館の解体事業についてなんですが、答弁を聞いて宮城児童館を解体しないで、今後は島しょ地域の移住定住の促進を図るための活動拠点になるということでありますけれども、では、これまで地域の児童健全育成事業に寄与してきました児童館の機能はどのようになるのか伺いたいと思います。 2点目、うるま感動プロジェクト事業についてですけれども、経済部長の答弁を聞いて、実にすばらしい事業だと、こういうふうに感じました。コロナ禍によって沈んだうるま市の空気を吹き飛ばして、元気が出るようなこの事業を、うるま市民の誰もが待っていたのではないかなと、このように思っておりますが、そこで2点、続けて伺いたいと思います。このプロジェクト事業なんですけれども、これの開催時期がいつになるのか。2点目に元気が出るこの事業を、個人としても宣伝していきたいのですけれども、個人でできる方法を御教示いただきたいと思います。 3点目の産業基盤整備推進事業なんですけれども、これについて仲嶺地区であるということを伺いました。そこで2点伺います。1点目に数か所宅地、農地があろうかと思いますけれども、わざわざ3か所だけを不動産鑑定をする理由を伺いたいと思います。それから2点目に交通量調査の目的を、交通渋滞を防ぐ対策を含め検討をすると、このようにありましたけれども、一般的に交通渋滞対策の具体的な方法として何が挙げられるか、そこを伺いたいと思います。 4点目のIT事業支援センター関連についてなんですけれども、これについては地震のことが部長からお話がありましたけれども、私が持っている資料の中で確かに地震というのが、今年の6月14日に震度3の地震があり、そしてまた9月8日には震度2の地震がありましたので、そういったのがやはり影響をしたのかなというふうなことで、私も答弁を聞いて感じたところであります。そこでIT事業支援センターの管理について、2点伺いたいと思います。まず1点目にIT事業支援センターは築何年なのか、そこをお願いしたいと思います。それから2点目に施設の安全面を担保するために、IT事業支援センターの1号館から5号館、それから体育館の点検を行ったことがあるか、そこを伺いたいと思います。以上、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) お答えいたします。 これまで宮城児童館が果たしてきました役割につきましては、関係部署や地域とも協議を重ねており、令和3年4月より新たに整備されました宮城島コミュニティ防災センターにおいて、児童館機能を維持し、児童の健全育成を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 経済部長。 ◎経済部長(佐久川篤) 再質疑にお答えいたします。 2目のうるま感動プロジェクト開催時期でございますけれども、令和3年1月の中旬を予定しているところでございます。2点目の告知につきましては、コロナ禍におけるイベントの開催となることから、様々なマイナス要因を考慮しながら進めていく必要があると考えております。本議会におきまして、補正予算の御判断をいただいた後、告知のタイミング、その方法につきまして改めて情報を御提供させていただき、多くの市民への周知に向け、御協力を賜りたいと考えているところでございます。 3点目、産業基盤整備推進事業でございますけれども、3か所の不動産鑑定でございますが、道路沿いや袋地、住宅地近隣と評価額が異なることになりますので、事業費算出の参考にするために実施するものでございます。2点目の交通渋滞対策でございますが、一般的に交差点を起因として発生する場合が多く、その場合の渋滞対策方法といたしましては、右折レーンや左折レーンの設置、同レーンの延長による交差点改良整備または信号サイクルの変更による交通制御が考えられているところでございます。 4点目のIT事業支援センターでございますけれども、築何年かという御質問でございますが、1号館が築51年、2号館が築12年、3号館が築51年、4号館が築28年、5号館が築13年、体育館が築27年が経過しております。2点目の御質疑のIT事業支援センターの1号館から5号館、体育館の点検に関しましては、指定管理者が毎年点検を行っているところでございます。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 答弁がございましたので、続けて質疑をさせていただきます。 まず1点目の宮城児童館の解体事業についてですが、児童館機能を防災センターのほうに移動すると聞いて、この地域の子供たちのために今後も続けられていくんだなということを聞いて安心をしたところであります。しかし、うるま市児童館条例による宮城児童館の位置、いわゆる住所ですね、これを改正する必要があると思うんですけれども、来年の2月議会に提案する予定かどうか、そこを伺いたいと思います。 次にIT事業支援センター管理費について伺いたいと思います。1号館と3号館が答弁によって、築51年と聞いてちょっとびっくりしたところなんですけれども、そういう答弁がございました。そこで今後の施設の管理計画は長寿命化を取り入れるのか、それとも改築とするのか、そのことについて伺いたいと思います。以上、お願いいたします。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) お答えいたします。 うるま市児童館条例の改正につきましては、2月議会において、うるま市宮城児童館を削る条例の提案を予定しております。宮城島コミュニティ防災センターは、児童福祉法に基づく児童館の設備要件等を全ては満たしていないため、新たな条例の制定ではなく、当初予算において児童館機能を実施する事業費並びに学童クラブ事業の予算の計上を行い、引き続き、同防災センターにおいて児童館機能を維持し、児童の健全育成を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 経済部長。 ◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 IT事業支援センターの1号館、3号館、4号館は、平成18年度に大規模改修工事を行っており、30年の長寿命化を図っております。その他各施設の管理計画について、長寿命化も含めて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、金城加奈栄議員。 ◆5番(金城加奈栄議員) 皆さん、おはようございます。議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)について、質疑させていただきます。 52ページから53ページをお願いいたします。4款衛生費、2項2目、説明欄2.津堅島小型焼却炉周辺整備事業、工事請負費766万8,000円減額した理由についてお聞きいたします。 58ページから59ページをお願いいたします。7款商工費、1項3目観光振興費、説明欄5.うるま感動プロジェクト事業、補助金については、説明がありましたので割愛させていただきます。 66ページから67ページをお願いいたします。8款土木費、4項6目公園事業費、説明欄2.勝連城跡公園整備事業、公有財産購入費1,900万円、物件移転等補償金160万円の内容説明をお聞きいたします。 同ページ、説明欄5.宮里公園整備事業4,400万円の公有財産購入費の事業説明をお聞きいたします。 次に68ページから69ページをお願いいたします。8款土木費、5項1目、説明欄1.市営住宅維持管理費、市営住宅等修繕及び保守管理委託料1,288万1,000円について、どのような修繕なのかお聞かせください。以上です。 ○議長(幸地政和) 市民部長。 ◎市民部長(平良一雄) 歳出、52ページから53ページ、4款2項2目、説明欄2.津堅島小型焼却炉周辺整備事業、工事請負費766万8,000円の減額した理由について、お答えいたします。 津堅島小型焼却炉周辺整備事業につきましては、去る9月補正予算において設計委託料及び手数料の増額補正を行い、その後入札、契約を行い、業務を進めておりましたが、その過程で設計、建築確認が今年度いっぱい時間を要することが判明したため、工事については今補正で全額を補正減し、令和3年度に改めて予算を計上することといたしております。 ○議長(幸地政和) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(目取真康史) 歳出、66ページから67ページ、8款4項6目公園事業費、説明欄2.勝連城跡公園整備事業、公有財産購入費と物件移転等補償金の増額補正について、説明いたします。 まず、公有財産購入費の1,900万円の増額は、早期買取り要望のある地権者2人の用地購入に対応するため、現予算額で不足している分について増額補正をするものであります。次に物件移転等補償金の160万円の増額は、本年度執行予定であります物件移転補償3件及び営業補償1件について、現予算額では不足が生じているため、増額補正を行うものであります。 次に説明欄5.宮里公園整備事業、公有財産購入費4,400万円の増額補正について、説明いたします。同事業は、防衛省所管の嘉手納飛行場等周辺整備統合事業により実施をしており、令和元年度に実施設計、今年度は用地測量を完了しております。令和3年度から用地買収を行う予定でしたが、ほかの公園事業からの予算組替えが可能となったことから、今年度前倒しをして実施したいと考えております。内訳としましては、地権者1人、2筆、面積1,435平方メートルとなっております。 続きまして、68ページから69ページ、8款5項1目住宅管理費、説明欄1.市営住宅維持管理費、市営住宅等修繕及び保守管理委託料1,288万1,000円の増額補正について、説明いたします。主な内容といたしましては、空き家修繕を11戸予定しており約470万円、東山団地の階段部分の補修と12戸の玄関ドア取替えが約640万円、石川中央団地屋上駐車場の照明器具等修繕が約50万円、高架水槽の配管が老朽化により腐食し、取替えを実施する団地が石川中央団地、石川前原団地、東山第二団地、豊原団地、与勝団地、平安座団地の6団地で約130万円となっております。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、荻堂盛仁議員。 ◆6番(荻堂盛仁議員) おはようございます。議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)について、質疑を行います。 まず、予算書の21ページ、18款1項1目、説明欄(1).軍用地料について伺いますが、軍用地の場所と面積についてお聞かせください。また、軍用地料の坪単価についてもお願いします。 29ページ、2款1項2目、説明欄1.うるま市AIチャットボット運用事業の説明を求めます。 ○議長(幸地政和) 総務部長。 ◎総務部長(宮城為治) お答えいたします。 まず、軍用地の場所と面積についてですが、石川地区楚南、山城地内の嘉手納弾薬庫地区に78万7,209平米。勝連地区平敷屋地内の海上自衛隊沖縄基地隊に10平米、内間地内のホワイト・ビーチ地区に807平米。それから具志川地区栄野比地内の嘉手納弾薬庫地区に22万2,782平米、昆布地内のキャンプ・コートニーに978平米、川崎地内のキャンプ・マクトリアスに181平米、天願地内のキャンプ瑞慶覧関連施設に38平米、昆布地内の陸軍貯油施設に19万172平米。それから市外、沖縄市池原地内の陸軍貯油施設に2,843平米となってございます。 それから2点目の軍用地料の坪単価につきましては、土地の状況や場所によって異なりますが、石川地区楚南地内の616円から具志川地区天願地内の4,925円までの幅がございます。地区及び施設ごとの平均でお答えいたしますと、石川地区の嘉手納弾薬庫地区が616円、勝連地区の海上自衛隊沖縄基地隊が3,003円、ホワイト・ビーチ地区が2,717円、具志川地区の嘉手納弾薬庫地区が616円、キャンプ・コートニーとキャンプ・マクトリアスが3,834円、キャンプ瑞慶覧関連施設が4,925円、陸軍貯油施設が2,840円。それから市外、沖縄市地内の陸軍貯油施設が679円となっております。 ○議長(幸地政和) 企画部長。 ◎企画部長(金城和明) 歳出、29ページ、2款1項2目文書広報費、説明欄1.うるま市AIチャットボット運用事業について、御説明いたします。 AIチャットボットは、AI人工知能を活用した自動対話プログラムのことでございます。本事業は、スマートフォンやパソコン、タブレットから24時間、365日、いつでも利用可能で、質問に対して人工知能が自動で応答を行うものであります。特に来庁者の多い市民課窓口関連業務、問合せの多いごみ関連業務及び新型コロナウイルス感染症関連に対応したAIチャットボットを導入することで、市民の利便性の向上と窓口などの人的負担軽減を図ることを目的としております。また、市民の皆様が来庁せずに、いつでも問合せができることや事前に手続窓口や必要資料を確認することにより、来庁した際に手続がスムーズになり、滞在時間が短くなるなど、新型コロナウイルス感染症対策にも有効であることから、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、早期に導入を行うものでございます。 ○議長(幸地政和) 荻堂盛仁議員。 ◆6番(荻堂盛仁議員) 21ページの軍用地料について、再質疑させていただきます。 軍用地料と一般の民有地、市有地と言いますか、土地賃貸料との比較についてお伺いします。 ○議長(幸地政和) 総務部長。 ◎総務部長(宮城為治) それでは軍用地関係の再質疑にお答えいたします。 市有地の貸付料と軍用地料等では試算の方法が異なりますので、その単価には差がございます。軍用地と近隣の市有地の取引き事例や試算額とで単価を比較して御紹介いたしますと、石川地区の嘉手納弾薬庫地区の軍用地料単価616円に対しまして、近隣市有地の貸付単価は139円になります。それから具志川地区のキャンプ・コートニーの軍用地料単価3,834円に対しまして、近隣市有地の貸付単価は1,398円というふうな金額になります。 ○議長(幸地政和) 暫時休憩します。  休 憩(11時01分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(11時15分) ○議長(幸地政和) 再開します。 総務部長。 ◎総務部長(宮城為治) 先ほど市有地の貸付単価と軍用地料との単価の比較について、御答弁申し上げましたが、その際の金額につきましては坪単価での比較の数字でございますので、その旨、御理解いただきたいというふうに思っております。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、仲程孝議員。 ◆17番(仲程孝議員) 皆さん、こんにちは。議長の許可を得ましたので、議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)について、質疑を行います。歳出のみ4点でありますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、44ページから45ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄2.保育施設整備事業、補助金9億1,922万5,000円の補正減について、内容をお聞かせいただきたいと思います。 同ページであります。説明欄12.認定こども園施設整備事業、補助金7億6,080万9,000円、これも補正減されておりますので、その内容についてお聞かせいただきたいと思います。 続きまして、58ページから59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄5.市内事業者を活用した宅配・買物等支援事業、補助金620万円の補正減について、お聞かせいただきたいと思います。 最後です。同ページの説明欄9.インフルエンサー等による市内経済活動広報事業520万円の補正減について、その内容をお聞かせいただきたいと思います。以上、4点よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) お答えいたします。 歳出、45ページ、3款2項1目、説明欄2.保育施設整備事業、補助金9億1,922万5,000円の減額について、内容等を説明いたします。当初、令和3年4月の開所を目標に129人規模の保育所3か所を整備する計画で予算を計上しておりましたが、1回目と2回目の募集時では応募がなく、3回目の募集で2か所の応募があり、事業者が決定しております。当該補助金は、当該年度に執行する分のみが基本、対象となりますので、今年度の2か所の執行予定分を除いて減額補正を計上しております。なお、2か所の保育所の開所時期は、令和4年4月を予定しており、次年度執行分につきましては、改めて当初予算で計上してまいりたいと考えております。 続きまして、同ページ、説明欄12.認定こども園施設整備事業、補助金7億6,080万9,000円の減額について、お答えいたします。当該整備事業は、旧川崎幼稚園、旧中原幼稚園、旧石川保育所、旧豊原保育所及び兼原幼稚園から移行する5か所の認定こども園の整備事業補助金でございます。整備を行うに当たり、うるま市農家高齢者創作館を含む、現在の園舎等の取壊しの際の調査において、全ての建物の塗料等でアスベストが発見されたため、取壊しに時間を要し、整備が遅れたことに伴う減額補正を計上しております。当該補助金も当該年度に執行する分のみ基本、対象となりますので、次年度執行分につきましては、改めて当初予算で計上してまいりたいと考えております。なお、開所時期につきましては遅れが生じますが、令和4年3月までに事業は完了予定であり、児童の受入れ等には問題はないと考えております。 ○議長(幸地政和) 経済部長。 ◎経済部長(佐久川篤) 3点目、58ページから59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄5.市内事業者を活用した宅配・買物等支援事業は、市内タクシー事業者を利用した出前タクシーや買物弱者への支援として介護タクシーを活用した買物代行サービスを新型コロナウイルス感染症対策事業として実施をしてまいりました。出前タクシーにつきましては、市内タクシー事業者の陸運局へ申請許可が6月までとなっておりましたので、期間の終了をもって、事業を終了しております。実績は551件、53万5,360円となっております。また、買物支援事業につきましては、継続して行っておりますが、10月末時点の実績で114件、28万5,000円となっており、これまでの実績と残りの事業期間を考慮した減額補正となっております。 続きまして、4点目、58ページから59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄9.インフルエンサー等による市内経済活動広報事業は、補助希望事業者とユーチューブ作成者のインフルエンサーとの協議が当初の想定期間より期間を要するため、実施期間内のスケジュール確認を行った結果、当初予定の16本から8本と実施件数が少なくなりました。また、ユーチューバー以外の活用取組として、広く市内事業者を支援するため、県内ラジオ局放送を活用する市内事業者支援を追加で実施いたします。今回の補正は事業内容を整理したことによる減額補正となっております。 ○議長(幸地政和) 仲程孝議員。 ◆17番(仲程孝議員) それでは1点につき、再質疑を行いたいと思います。 歳出、45ページ、説明欄2.保育施設整備事業、補助金9億1,922万5,000円についてですが、先ほどの答弁によりますと、補助金が当該年度に執行する分のみが基本ということでありました。応募が1回目と2回目では、募集したが集まらなかったということで確認をいたしましたが、2回目までの募集で応募がなかったその要因について、どのように考えているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) 応募がなかった要因についてお答えいたします。 保育所の整備につきましては、特に待機児童の多い小学校区で募集を行っており、法人が約400坪の土地を確保し、応募することを条件に募集を行っております。関係機関とも連携し、土地の確保に努めておりましたが、土地の確保が進まなかったことが応募に至らなかった大きな要因と考えております。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、東浜光雄議員。 ◆29番(東浜光雄議員) 皆さん、こんにちは。それでは議案第89号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)について、質疑を申し上げます。 まず歳出、45ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄2.保育施設整備事業補助金9億1,922万5,000円の減額補正については、同僚議員への答弁で理解をしましたので割愛をいたします。 次に歳出、同ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄7.保育幼稚園課管理費、償還金が新たに1億3,191万7,000円の予算の計上となっていますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄9.病児保育事業、補助金、当初予算額が833万2,000円、今回の8号補正で333万8,000円の増額補正となっていますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄10.保育士正規雇用化促進事業、補助金として当初予算額が453万6,000円、今回の8号補正で1,394万4,000円の増額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄12.認定こども園施設整備事業、補助金7億6,080万9,000円の減額補正についても、同僚議員への答弁で理解をいたしましたので割愛をさせていただきます。 次に歳出、47ページ、3款2項3目児童福祉施設費、説明欄1.放課後児童健全育成事業、補助金、当初予算額が6億982万2,000円、6号補正で1,241万円の増額補正、今回の8号補正で570万円の増額補正となっていますが、その説明を求めます。 次に歳出、49ページ、3款3項1目生活保護総務費、説明欄1.生活保護適正実施推進事業、償還金が新たに372万2,000円の予算計上となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、51ページ、4款1項1目保健衛生総務費、説明欄3.津堅島新型コロナウイルス感染症拡大予防事業、検温業務委託料が新たに175万5,000円の予算計上となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、4款1項5目母子保健費、説明欄6.若年妊産婦の居場所づくり事業、運営委託料、当初予算額が2,667万9,000円、今回の8号補正で1,163万9,000円の減額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、53ページ、4款2項2目塵芥処理費、説明欄2.津堅島小型焼却炉周辺整備事業、工事請負費の766万8,000円の減額補正についても、同僚議員への答弁で理解をいたしましたので割愛をいたします。 次に歳出、55ページ、6款1項3目農業振興費、説明欄5.津堅島農業活性化事業、業務委託料、3号補正で700万円の予算計上、今回の8号補正で700万円の増額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄2.新商品開発及びブランド化促進事業、当初予算が101万2,000円、今回の8号補正で101万2,000円の全額が減額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄5.市内事業者を活用した宅配・買物等支援事業、補助金、1号補正で1,800万円の予算計上をされております。5号補正で1,000万円の減額補正、今回の8号補正で620万円の減額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄8.地域ものづくり事業所等支援事業、補助金、当初予算額1,270万円、今回の8号補正で462万7,000円の減額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄9.インフルエンサー等による市内経済活動広報事業、補助金、5号補正で1,760万円の予算計上、今回8号補正で520万円の減額補正となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、7款1項3目観光振興費、説明欄3.めんそーれうるま!キャンプ・合宿事業、設計業務委託料として新たに461万5,000円の予算計上となっておりますが、その説明を求めます。 次に歳出、同ページ、7款1項3目観光振興費、説明欄5.うるま感動プロジェクト事業、補助金が新たに1,320万円の予算計上となっておりますが、同僚議員への答弁で理解をいたしましたので割愛をさせていただきます。以上です。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) お答えいたします。 歳出、45ページ、3款2項1目、説明欄7.償還金1億3,191万7,000円については、実績に伴う交付金の償還金となっております。平成31年度子どものための教育・保育給付交付金は、法人保育所等運営費に係る交付金であり、給付基準額から保護者が負担する保育料を差し引いて給付されるものでございます。年間給付実績額が交付申請時の額を下回ったことにより、実績減額分1億1,383万8,000円の償還金となっております。また、平成31年度子ども・子育て支援交付金につきましては、一時預かり事業812万8,000円、延長保育事業653万6,000円、地域子育て支援拠点事業281万5,000円の事業実績減額分となっております。また、実費徴収に係る補足給付事業50万円、病児保育事業10万円は当初見込み人数より利用者が少なく、償還金が発生しており、合計1億3,191万7,000円となっております。 続きまして、同ページ、説明欄9.病児保育事業333万8,000円についてお答えいたします。当該事業は、病気の回復期であるが集団生活が困難な時期において、一時的に保育する事業となっております。令和3年1月から新たに実施する事業所内保育所1園分を予算計上しております。 続きまして、同ページ、説明欄10.保育士正規雇用化促進事業1,394万4,000円についてお答えいたします。当該事業は、非正規雇用の保育士及び新規保育士を正規雇用した保育所等の人件費を補助することで、保育士の正規雇用化を支援する事業となっております。当初予算で非正規雇用からの正規雇用9人分453万6,000円を計上しておりましたが、申請者の増があり、非正規雇用からの正規雇用11人分554万4,000円、新規雇用28人分840万円を増額補正しております。 続きまして、歳出、47ページ、3款2項3目児童福祉施設費、説明欄1.放課後児童健全育成事業、補助金570万円の増額補正についてお答えいたします。当該補助金は、学童クラブに対する補助金であり、1点目に家賃補助の増額に伴う補正増が30万円。2点目に新型コロナウイルスの影響で、今後小学校が休校になった場合の学童クラブの午前中からの開所に対する人件補助を想定しております。人件費分につきましては、去る4月と5月の休校時の実績額から2分の1を見込み540万円を計上しており、合計570万円を増額補正として計上しております。なお、当該補助金につきましては、国・県・市がそれぞれ3分の1の負担割合となっております。 続きまして、歳出、51ページ、4款1項5目母子保健費、説明欄6.若年妊産婦の居場所づくり事業、運営委託料1,163万9,000円の減額補正についてお答えいたします。今回の減額補正は、内閣府沖縄子供の貧困緊急対策事業、若年妊産婦の居場所づくり事業、負担金割合は10分の10となりますが、交付運営委託料2,667万9,000円のうち、事業の開設が遅れたことにより生じました差額1,163万9,000円の減額補正でございます。当初、令和2年4月開所予定の新規事業でございましたが、新型コロナウイルス流行により、事業者選定のためのプロポーザル等の準備に遅れが生じたため、10月に開設しております。現在の実績といたしましては、4組の若年妊産婦が利用をしております。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) 歳出、49ページ、3款3項1目、説明欄1.生活保護適正実施推進事業、償還金372万2,000円についてお答えいたします。 生活保護適正実施推進事業は、国の補助対象事業となっておりますが、補助金は事業費の見込額に基づき、国へ申請を行い、国において交付額が決定され、交付を受けております。交付済みの補助金については実績額に基づき、翌年度に精算することになっており、この精算において、平成元年度の補助金に超過交付があり、償還する必要があることから補正にて計上させていただいております。 ○議長(幸地政和) 市民部長。 ◎市民部長(平良一雄) 歳出、51ページ、4款1項1目保健衛生総務費、説明欄3.津堅島新型コロナウイルス感染症拡大予防事業について、検温業務委託料が新たに175万5,000円の予算計上となっている理由についてお答えいたします。 津堅島内へ新型コロナウイルス感染症を持ち込ませないための水際対策として、県立中部病院からの指導に基づき、平敷屋地区旅客待合所において乗船客へ対し、検温と健康状態や氏名、連絡先などを記入する確認シートの徴取へ協力をいただいております。本委託業務は、うるま市観光物産協会へ委託し、今年8月29日から開始しておりますが、12月31日までの委託料、約252万円は予備費にて対応をしており、令和3年1月から3月分の委託料175万5,000円を今議会にて、補正計上するものであります。 ○議長(幸地政和) 経済部長。 ◎経済部長(佐久川篤) 歳出、55ページ、6款1項3目農業振興費、説明欄5.津堅島農業活性化事業700万円の増額補正について、御説明いたします。 津堅島では、生産農家の高齢化やかんがい施設の未整備などから散水作業が困難なため、雨待ち農業を余儀なくされ、生産力、収穫量が低下しているため、雨待ち農業を解消するための支援を行い、津堅島農業の活性化を図ることを目的に、沖縄振興特別推進市町村交付金を活用して実施する事業でございます。事業内容は、生産農家から依頼を受け、貯水池より給水し、各圃場への散水作業を行うもので、本事業の実施に当たり、本年8月に津堅島にて農家向けの事業説明会を実施し、散水作業の支援に関する要望調査を行ったところ、当初計画の6ヘクタールに対して12ヘクタールの要望があり、今回需要に対する不足分の業務委託料700万円を増額補正するものでございます。 続きまして、歳出、59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄2.新商品開発及びブランド化促進事業101万2,000円の減額補正について、御説明いたします。新商品開発及びブランド化促進事業については、市内中小企業が行う新商品開発及びブランド化等の開発研究意欲の高揚を図るため、新商品や新技術の開発、商品高級化等に関する技術研究もしくは試行を行うものに対し、補助金を交付する事業となっております。事業の公募につきましては、市のホームページ、広報紙及び観光物産協会を通し、会員の方々への周知なども行い、公募期間を令和2年7月1日から8月14日までの約1か月半行いましたが、応募者はありませんでした。そのようなことから今回事業応募者もなく、また新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からも事業の中止を決定したことによる101万2,000円全額が減額補正となっております。 続きまして、歳出、59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄5.市内事業者を活用した宅配・買物等支援事業の減額でございますけれども、先ほど答弁いたしましたとおり、市内事業者を活用した出前タクシーにつきましては、陸運局への申請許可が6月までとなっておりましたので、期間の終了をもって事業を終了しております。実績につきましては551件、53万5,360円となっております。また、買物支援事業につきましては、現在も継続して行っておりますけれども、10月時点での実績で114件、28万5,000円となっております。実績と今後の利用額を考慮して減額補正をさせていただいております。 続きまして、歳出、59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄8.地域ものづくり事業所等支援事業462万7,000円の減額補正の御説明をいたします。新型コロナウイルス感染症対策事業として、市内ものづくり企業へ補助金を出すことにより、緊急対策への支援を求めた事業であり、マスク7社で4,527枚、フェイスシールド1社で3,451個、消毒用アルコール2社で1万3,365本、防護服1社で4,500枚の作成に必要な経費分の補助を完了しており、減額につきましては執行残分を減額しているところでございます。 続きまして、歳出、59ページ、7款1項2目商工振興費、説明欄9.インフルエンサー等による市内経済活動広報事業、520万円の減額について御説明いたします。補助希望事業者とユーチューブ作成者のインフルエンサーとの協議が、当初の想定より期間を要するため、実施期間内のスケジュール確認を行った結果、当初予定の16本から8本と実施件数の減を行いました。また、県内ラジオ局放送を活用する市内事業者支援の追加実施に必要となる予算を整理したための減額補正となっております。 続きまして、歳出、59ページ、7款1項3目観光振興費、説明欄3.めんそーれ!うるまキャンプ・合宿事業について、御説明いたします。本事業は、沖縄振興特別推進市町村交付金を活用し、うるま市スポーツコンベンション誘致戦略に基づく具体的な実行施策といたしまして、野球、サッカーのプロスポーツを中心としたキャンプ誘致を行い、市内への大きな経済波及効果を上げているところでございます。その中でJリーグのプロサッカーチームを受入れる上で、チームからの多種目球技場における設備面の課題や要望等をいただいており、キャンプに必要となる用具室、トイレ、シャワー室に加え、ミーティング室等となっております。昨年度設置いたしました用具室の整備に加え、来年度に各種設備を備えたクラブハウスの建設に向けた設計委託料として予算計上を行っております。また、本施設はプロスポーツなどのキャンプのみならず、市及び県大会等の多くのサッカー大会が行われており、利用者の皆様の利便性の向上が期待できるものと考えているところでございます。 ○議長(幸地政和) 東浜光雄議員。 ◆29番(東浜光雄議員) 再質疑をさせていただきます。 まず、生活保護適正実施推進事業、償還金の372万2,000円ですが、補助金が超過交付となり、償還する必要があったとしていますが、その要因についてお伺いいたします。 次に津堅島新型コロナウイルス感染症拡大予防事業、検温業務委託料についてです。津堅島へ新型コロナウイルス感染症を持ち込ませないための水際対策として、平敷屋地区旅客待合所において乗船客の検温、健康状態のチェックをする確認シートの徴取をしていくということになっていますが、乗船客に37.5℃以上の発熱者を検知したときの対応はどのようになるのか。また、検温など確認シート徴取は津堅島へ渡る乗船客だけなのか、津堅島から本島へ渡る乗船客の検温、確認シートの徴取はしないのか、お伺いいたします。 次に若年妊産婦の居場所づくり事業ですが、本市は10代の妊産婦の割合が高く、出生率は全国の3倍で推移している現状にあるとしています。その背景において、家庭に居場所がない場合や妊娠を機に学校へ行かなくなるなど、安心できる居場所を失い、孤立し、子育てや生活そのものに困難を抱える状況が見られるとして、若年妊産婦に特化した居場所を設置し、子育てや生活の自立に向けた丁寧な支援を行う目的で事業が実施されているところであります。運営委託料が当初予算で2,667万9,000円に対し、今回の8号補正によって1,163万9,000円、約44%の減額補正となっております。今後の事業に支障は出てこないのか。また、居場所の設置状況、利用者はどのように把握していくのか。今後、利用者が増えた際の対応についてお伺いいたします。 それから市内業者を活用した宅配・買物等支援事業、補助金ですが、1号補正で1,800万円の予算計上、5号補正で1,000万円の減額補正、今回の8号補正で620万円の減額補正で予算現額が180万円となっているんです。新型コロナウイルス感染拡大で経済が落ち込み、疲弊している中で、市内事業者への支援は願ってもないことだと考えます。なぜ、ここまで予算の執行ができなかったのか、その要因について具体的な説明をお伺いいたします。 次にインフルエンサー等による市内経済活動広報事業ですが、5号補正で1,760万円の予算計上をしております。今回8号補正で520万円の減額補正で、当初予定の16本から8本と実施件数の減を行った結果としています。予算減額の要因として、補助希望事業者とユーチューブ作成者のインフルエンサーとの協議が当初の想定より時間を要したためとしていますが、その協議の時間について、当局は当初で把握できなかったのか。また、時間を要した協議とはどのような内容の協議だったのか、お伺いいたします。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) 生活保護適正実施推進事業、償還金についてお答えします。 生活保護適正実施推進事業は、国庫補助金等を活用し、各種専門嘱託員等を配置することで、生活保護制度の適正な運営を確保するための事業でございますが、昨年度はこの事業に16人の嘱託職員を配置しております。事業経費の9割近くをこの専門嘱託員の人件費が占めておりますが、昨年度は補助金の申請時に見込んでいた人件費と実績額とに差額が出たことが主な補助金の超過交付の理由となっております。 ○議長(幸地政和) 市民部長。 ◎市民部長(平良一雄) 東浜光雄議員の再質疑、乗船客に37.5℃以上の発熱者を検知したときの対応並びに津堅島から本島へ渡る乗船客の検温はないのかという質疑にお答えいたします。 委託をしておりますうるま市観光物産協会へ確認しましたところ、本委託業務開始から発熱症状のある乗船客は確認されてないとのことでありますが、検温において万が一、発熱症状などのある乗船客が確認された場合には、津堅島への渡航自粛を強くお願いしてまいります。また、本業務は津堅島の外から新型コロナウイルスを持ち込ませないという観点を重視し、平敷屋地区旅客待合所のみで実施しております。その他、津堅島への渡航者へ対し、感染防止対策としてマスク着用や手指消毒、島民との接触をできるだけ控えるなどをお願いしている状況でございます。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) 再質疑にお答えいたします。 若年妊産婦の居場所づくり事業の設置状況としましては、安慶名地域の住宅1棟を賃借し運営しており、対象者がおおむね18歳以下の妊産婦と乳児のため、市内全域への送迎を行っております。利用者の把握方法につきましては、母子健康手帳交付時のこども健康課窓口での相談のほか、産科医療機関や学校、地域等からの連絡等による把握となっております。また、1回当たりの受入れ人数は5組程度としております。利用に当たりましては、若年妊産婦本人や家族、医療機関、地区担当保健師、学校等及びその他関係機関と連携しながらケアプランを作成し、支援を行いますが、その際に週当たりの利用回数や曜日、時間を調整することで利用者増に対応してまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 経済部長。 ◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 市内事業者を活用した宅配・買物等支援事業の減額でございますけれども、市内タクシー事業者側から6月頃には本業である旅客分野の回復や出前を行うことによる新型コロナウイルス感染への不安が従業員側からもあるとのお話があり、出前タクシーの申請延長を行わない旨の回答をいただいたため、事業終了を決定しているところでございます。 続きまして、インフルエンサー等による市内経済活動広報事業でございますけれども、本事業は市内事業者とインフルエンサーのマッチングを行う新しい事業であり、実施していく中で調整・協議にかなりの時間がかかることが判明をしており、予測は難しかったものと考えているところでございます。時間を要した協議内容でございますけれども、各事業者によって状況は違いますが、例えば事業者とインフルエンサー側のスケジュール調整などが挙げられます。同事業につきましては、事業者の単なるCMでは視聴者が満足しないということで、インフルエンサーの番組編成とかプログラム、ストーリー、そういった構成が各事業者によって違うということで、我々が想定したよりも時間がかかるということでございますので、御理解のほど、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 東浜光雄議員。 ◆29番(東浜光雄議員) それでは再質疑を行います。 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためには、乗船客に37.5℃以上の発熱者を検知した場合に、確認シートを基に市当局を通じて、保健所と連絡を取り、連携していくことが重要と考えますが、その対応はできるのか、お伺いいたします。 ○議長(幸地政和) 市民部長。 ◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 神谷観光定期船利用者から新型コロナ感染症患者が確認された場合には、確認シートを保健所や関係機関へ提供し、感染拡大防止に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 以上で質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により企画総務委員会へ付託し、そのうち他の委員会が関係する予算につきましては、お手元に配付しました議案付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ分割して付託します。 午前の日程をこの程度にとどめ、午後1時30分より会議を開きます。 暫時休憩します。  休 憩(12時06分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(13時30分) ○議長(幸地政和) 再開します。 △日程第10.議案第98号 うるま市浜比嘉地域交流拠点施設条例から日程第13.議案第101号 うるま市火災予防条例の一部を改正する条例までの4件を一括して議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により企画総務委員会へ付託します。 △日程第14.議案第102号 うるま市勝連城跡文化観光拠点施設条例を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次発言を許します。仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) こんにちは。また午後の開始ということでありますので、よろしくお願いします。議案第102号 うるま市勝連城跡文化観光拠点施設条例について、質疑をいたします。6点ほどありますので、よろしくお願いします。 まず1点目、観光拠点施設を整備した後に、所管課を変更する予定はありますか。 2点目、公園部分をPPP/PFI事業で整備した場合、拠点施設との一体的な管理が必要になってくると思いますが、そのときは条例を改正するのですか。 3点目、第7条第5項で駐車場の使用料は1日500円を超えない範囲としていますが、高くないですか。 4点目、第27条の原状回復期間は「速やかに」と期限を曖昧にしていますが、きちんと定めるべきではありませんか。 5点目、第28条に個人情報が漏れた場合に、損害賠償の責めを誰が負うかについて定める必要はありませんか。 6点目、別表第1の基準額のモデルはどこですか。以上、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 1点目の所管課の変更につきましては、今後市の取組が整備から運営へとシフトしてまいりますので、経済部観光振興課への所管換えを予定しております。 2点目の公園部分と本条例との関連につきましては、拠点施設と隣接する都市公園部分を一括してPFI事業者による指定管理とする予定であることから、議員御指摘のとおり、一体的な管理運営が必要不可欠となってまいります。当該公園部分におきましては、既存のうるま市都市公園条例に基づき、指定管理者による管理運営を考えておりますので、各条例での運用を想定はしておりますが、一方でPFI事業者の事業提案や運営面を踏まえ、条例改正または他の都市公園とは区別した別条例の制定などにつきましては、今後検討をする必要があるものと考えております。 3点目の使用料につきましては、指定管理者から駐車場使用料を徴収する事業提案があった場合を想定し、1日につき徴収することができる使用料の上限額を定めたものでありますので、実施に当たりましては、この上限額の範囲内で時間単位に細分化した使用料の設定などを検討したいと考えております。 4点目の原状回復期間につきましては、指定管理者による原状変更として、物販飲食施設における厨房機器類の設置や事務用什器等の添え付け、軽微な模様替えなどを想定しておりますが、原状回復の期限は、次の施設運営者による機器類入替えのタイミングなどと連動するため、あらかじめ予測することが困難であることから、可能な限り早く回復するよう「速やかに」との表現を用いております。スムーズに営業が引き継がれることも含め、双方協議の上、期限を定めるなどの運用で対応したいと考えております。 5点目の個人情報の取扱いに関しましては、市と指定管理者で締結する基本協定書の中で詳細について規定することとなります。また、個人情報の漏えいを含め、指定管理業務全般として、指定管理者の責めに帰すべき事由により、第三者に損害が生じた場合の損害補償については、指定管理者が負うものと規定する考えであります。 6点目の基準額につきましては、観覧料基準額の設定として、斎場御嶽の入場料300円、今帰仁城跡、中城城跡及び識名園の入場料400円、首里城の入場料820円を参考に大人料金の基準額を600円としております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 一通り答弁がございましたので、再質疑をしたいと思います。 駐車場の使用料が1日500円を超えない範囲というふうにしているんですけれども、それからすると駐車場は夜間も開放するのかなというふうな気がするんですけれども、それはいかがでしょうか。 2点目、入場料の設定は悩ましい、ちょっと問題だなというふうに思っております。今帰仁城跡と中城城跡及び識名園の入場料が400円であるということと比較しますと、やっぱり高いような気がするんですけれども、なぜ600円なんでしょうか、その検討の内容そのものをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(幸地政和) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 1点目の駐車場の開放時間につきましては、第5条において、午後6時までを開場時間としておりますが、指定管理者の事業提案や営業計画等に基づき、市長が管理運営上特に必要があると認めた場合は開場時間の変更は可能としております。 2点目の入場料の設定につきましては、観覧料が施設運営における主な収入源であることから、提供するサービス価値や客足への作用なども考慮をする必要があり、利用料金を規定している第18条第2項において、指定管理者は基準額の上下5割の範囲内で実施料金を定めることができることとしております。大人料金を例にしますと、600円を基準に300円から900円の範囲内で、指定管理者の価格戦略に対応できる規定となっております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 駐車場のところはちょっと離れている場所だということもあって、夜間も開放するということについては、事業者の事業提案によるというふうなことになろうかと思いますけれども、そうなってくると駐車料金の徴収というのは、無人徴収機で対応する予定であるのかどうかというふうなことをお聞きしたいと思います。 2点目、勝連城跡の来場者が近年かなり多くなってきているんですけれども、これについては「無料だから」との声がある一方で、有料でも勝連城跡に来たくなるコンテンツ、この内容ですね、それを充実させないと見限られてしまうとの市民の声に対してどのように考えるか、御見解を伺いたいと思います。 ○議長(幸地政和) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(目取真康史) お答えします。 1点目の駐車料金の徴収につきましては、指定管理者から事業提案があった場合を想定していることから、徴収方法についても当該提案によるものと考えておりますので、料金徴収に関する機械設備等が必要となった場合は、指定管理者の自主事業として設置していただくものと考えております。 2点目のコンテンツの充実につきましては、現状の県内西海岸における画一的な観光と差異化した沖縄観光モデルを創造し、選ばれる観光地となることが重要であると考えており、その上で魅力的で集客力のあるソフトコンテンツの造成と充実化は、当該事業の成功を握る鍵であるものと認識をしております。歴史的価値の高い世界文化遺産勝連城跡と現代版組踊「肝高の阿麻和利」や伝統的な文化・芸能などのソフトパワーを生かした事業展開を図るため、うるま市観光物産協会や肝高の阿麻和利関係者などと連携した取組を進めているところであります。また、今後予定しておりますPFI事業者公募においても、魅力的で付加価値の高いソフトコンテンツの企画運営を要求するなど、地域や公民連携によるソフトコンテンツの充実化を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、伊盛サチ子議員。 ◆4番(伊盛サチ子議員) 皆さん、こんにちは。それでは議案第102号 うるま市勝連城跡文化観光拠点施設条例について、質疑をいたします。 1点目、うるま市勝連城跡文化観光拠点施設の、ここに名称ということがあるんですけれども、それに代わる愛称的なネームがついているのかどうか、お聞きいたします。 それと3条におきまして、管理範囲ということで(1)勝連城跡、(2)歴史文化施設、(3)物販飲食施設、(4)観光ターミナル、(5)勝連城跡休憩所、(6)入口ゲート、(7)駐車場というふうなことがうたわれておりますけれども、それぞれの開始年度についてはどのような形になっているのか、お願いをいたします。 3点目、これは第5条です。ここは開場時間ということであります。ここにおきましては午前9時から午後6時までとなっているというふうなことがうたわれておりますけれども、夏場、冬場の状況を含めて、そして入口ゲートが閉まる時間帯はどのような状況になっているのか、お聞かせください。 そして第16条につきましては、指定管理者による考え方ということであります。指定管理者の指定までのスケジュールと、指定されるまでの施設運営について、当局としての考えをお聞かせください。 次の点につきましては、観覧料ということと使用料ということでありました。これは先ほど同僚議員への説明で理解をしておりますので、これについては割愛をさせていただきます。 そして別表第2表の中におきまして、歴史文化施設ということで2つの区分に分かれております。企画展示室、そして多目的室というふうに分かれておりますので、それについての用途の概要等について、そして客席数がどのような状況になっているかについてもお願いをいたします。 ○議長(幸地政和) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(目取真康史) お答えします。 1点目の施設の愛称につきましては、勝連城跡文化観光拠点施設と隣接する勝連城跡公園を包括した愛称を公募した結果、「あまわりパーク」と決定されております。 2点目の開始年度につきましては、第1号勝連城跡と第5号勝連城跡休憩所及び第6号入口ゲートは既に供用されている施設であり、第2号歴史文化施設と第4号観光ターミナル及び第7号駐車場は令和3年度内に供用開始をする予定であります。第3号の物販飲食施設は、令和6年度の供用開始を予定しております。 3点目の入口ゲートの閉まる時間につきましては、第5条に規定しておりますように、午後6時の閉場となります。ただし、指定管理者の事業提案や営業計画等に基づき、市長が管理運営上特に必要があると認めた場合は、開場時間の変更が可能であります。 4点目のスケジュール等につきましては、現在のところ令和3年4月にPFI事業者を公募、同年12月においてPFI事業者と指定管理者を一括して選定し、令和4年4月から指定管理者による管理運営を開始する計画でありますので、令和3年度内においては物販飲食施設を除く、全ての施設の管理・運営を市直営で行う予定であります。 6点目の企画展示室と多目的室につきましては、市や指定管理者、利用者による多彩な催事等に活用されるものと考えており、具体例を申し上げますと、企画展示室ではうるま市の史跡や伝統工芸など、文化財を紹介する企画展から個人展覧会などの催事利用、多目的室は歴史や文化・芸能等の学習体験から修学旅行などの団体の利用も想定しております。なお、多目的室の収容人数はおおむね100人となっております。 ○議長(幸地政和) 以上で質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により建設委員会へ付託します。 △日程第15.議案第103号 うるま市建築確認申請等手数料条例等の一部を改正する条例から日程第23.議案第92号 令和2年度うるま市水道事業会計補正予算(第3号)までの9件を一括して議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により建設委員会へ付託します。 △日程第24.議案第106号 うるま市立中原小学校図書整備基金条例を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次発言を許します。仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) それでは議案第106号 うるま市立中原小学校図書整備基金条例について、質疑をいたします。3点、質疑を通告しておりますので、よろしくお願いします。 まず1点目に、この条例を上程するまでの経緯についてお願いします。 2点目、寄附者の名前を冠する条例にすることを検討したか、そこを伺いたいと思います。 3点目、第2条の基金の額は1,000万円としています。しかしながら、令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)の歳出、75ページ、10款1項2目、説明欄8では基金の額は900万円となっていて条例と相違がありますので、その説明を求めたいと思います。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) 議案第106号 うるま市立中原小学校図書整備基金条例についての御質疑にお答えいたします。 まず、条例上程までの経緯につきましては、故人で元中原小学校教頭先生の遺言により、中原小学校児童のために図書購入代としていただいた寄附金1,000万円を基に制定した基金条例となっております。 2点目の寄附者のお名前を冠することにつきましては、条例制定に関する広報等も含め、個人情報の観点から、故人に対する影響も懸念されることから、市としましても難しい判断ではございましたが、他自治体の条例も参考にしながら本条例の制定に至っております。 3点目につきましては、寄附金1,000万円のうち、900万円を中原小学校図書整備基金として積立て、100万円を中原小学校図書整備事業として計上、学校においては執行計画を基に図書を選定し、納品後、寄附者の方へのお披露目並びに児童に有効活用していただく予定となっております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) それでは続けて質疑をいたします。2点ございますので、お願いいたします。 まず、基金条例の第5条に基金の処分が規定をされております。表現を変えますと基金を取り崩して、図書整備に充てるということでありますけれども、この図書整備をする際の手順を伺いたいと思います。 それから先ほど条例上の基金の額では1,000万円となっているが、予算では900万円になっているということでの質疑に対する答弁がございましたけれども、予算の原則というのは、総計予算主義ではないですか、それについてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) お答えいたします。 まず図書整備の手順につきましては、次年度以降、約10年以内での事業執行を予定しております。また、整備事業につきましては教育委員会内で要綱を整理し、学校と情報共有を図り、執行していきたいと考えております。 次に、総計予算主義の原則につきましては、「一会計年度における一切の収入及び支出は、すべてこれを歳入歳出予算に編入されなければならない」と地方自治法に規定されております。今回の指定寄附金につきましては、その全額を算出予算で積立金として計上し、その後、年次的に基金から繰入れを行い、図書購入費に充てて整備していくという流れが基本的な予算と図書整備の在り方であるものと考えておりますが、寄附者の子供たちに対する思いを受け止め、寄附のあった本年度から図書の整備を行い、学習環境の充実を図るため、指定寄附金の1,000万円のうち、100万円は図書整備事業費に直接充当しているものでございます。御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) この条例に寄附者の名前を冠することができないかなと、こういうことで質疑をしたわけですけれども、それでは最後に伺いますけれども、学校図書館の中で寄附者の名前を冠した、例えば姓を冠して、「○○文庫」の設置であるとか、あるいは寄附者を紹介するパネルの設置等をするのかどうか、そこを確認させていただきたいと思います。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) お答えいたします。 学校図書館内におきましては、基金により購入した図書を特別に配架し、児童への有効活用を図りながら、今回の寄附に対する寄附者の思いを伝えていくこととしております。
    ○議長(幸地政和) 次の質疑者、仲程孝議員。 ◆17番(仲程孝議員) それでは議案第106号 うるま市立中原小学校図書整備基金条例について、質疑を行います。 条例制定に至る経緯につきましては、先ほどの同僚議員への答弁で理解をしておりますので、寄附金の管理について聞きたいところがあるんですけれども、中原小学校の児童のための図書代としてという基金条例でありますけれども、中原小学校が独自に寄附金を管理することとしなかった、その根拠についてをちょっと確認したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) お答えいたします。 寄附金の管理につきましては、今回通常の寄附とは異なり、多額の寄附金のため、学校においての管理及び執行について、かなりの過重負担になることが想定されることから学校側の強い要望により、基金条例を制定し、中原小学校図書整備基金として積み立て、中原小学校からの計画を基に図書購入費として年度内の予算限度額を設定し、中原小学校図書整備事業として執行していくこととしております。 ○議長(幸地政和) 仲程孝議員。 ◆17番(仲程孝議員) 分かりました。それでは先ほどの同僚議員への答弁にもございましたが、今回補正予算第8号で100万円を先に執行したいという提案が出されておりますが、次年度からの執行していく計画というのを詳細にお答えいただきたいなと思います。分かるのであれば、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) お答えいたします。 次年度以降につきましては、約10年以内での事業執行を予定してございます。 ○議長(幸地政和) 以上で質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。 △日程第25.議案第93号 令和2年度うるま市介護保険特別会計補正予算(第4号)、日程第26.議案第96号 指定管理者の指定について(うるま市津堅島介護保険地域密着型サービス施設)の2件を一括して議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。 △日程第27.議案第104号 うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次発言を許します。仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 議案第104号 うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例について、質疑をいたします。4点ありますので、よろしくお願いします。 1点目、第3条で5事業を行うとしておりますけれども、うるま市津堅島介護保険地域密着型サービス施設条例にある介護保険法第8条第19項に規定する小規模多機能型居宅介護と介護保険法第8条の2第14項に規定する介護予防小規模多機能型居宅介護がありませんが、その理由を伺います。 2点目、第7条第4号中にある「介護保険の運営を目的として設立された法人」は、必ずしも社会福祉法人でなくてもよいか、確認します。 3点目、第12条第2項の「前項の限りではない」とすると規定しておりますけれども、うるま市津堅島介護保険地域密着型サービス施設条例には、この規定はございませんが、何が違うのか伺います。 4点目、第15条第1項で、この施設を利用することができる者は、「要介護者又は要支援者として認定された者で、かつ、主治の医師の診断書等により認知症と診断された者とする」とありますが、認知症に特化した施設なのか、確認をしたいと思います。以上、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) 議案第104号 うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例について、お答えいたします。 1点目の小規模多機能型居宅介護につきましては、第7期介護保険事業計画において、認知症対応型共同生活介護と認知症対応型通所介護を併せて、与那城地区に1か所整備することとなっており、議員から御質問のうるま市津堅島介護保険地域密着型サービス施設条例にある小規模多機能型居宅介護と介護予防小規模多機能型居宅介護につきましては、第7期介護保険事業計画において整備計画がないため、今回の条例には規定しておりません。 2点目の第7条につきましては、指定管理者の指定の条文となっておりますが、第7条第4号中にある介護保険の運営を目的として設立された法人につきましては、その法人の目的、理念、地域貢献等などを審査していきますので、必ずしも社会福祉法人でなくてもよいものとなっております。 3点目の第12条につきましては、当該施設へ提供する介護サービスの提供時間を規定する条文となっております。第1項では認知症対応型通所介護、介護予防認知症対応型通所介護のサービス利用時間を規定しておりますが、第2項では認知症対応型共同生活介護及び介護予防認知症対応型共同生活介護についての規定としております。当該サービスは施設へ入居し、共同で生活していくものとなっておりますので、前項の限りではないと規定しております。 4点目の第15条につきましては、利用者の資格を規定する条項となっておりますが、議員から御案内のとおり、第1項では、この施設を利用することができる者は、介護保険法第7条第3項に定義する要介護者又は第4項に定義する要支援者として認定された者で、かつ、主治の医師の診断書等により認知症と診断された者とするとしておりますので、当該施設は認知症に特化した施設となっております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 津堅島介護保険地域密着型サービス施設条例と比較した質疑に対して、津堅島にある小規模多機能型の2事業は規定をしていないというのは、第7期介護保険事業計画に整備計画がないからという説明でありましたけれども、そうすると津堅島介護保険施設でも小規模多機能型の事業は実施していないのかどうか、そこを確認したいと思います。 それから2点目ですが、指定管理者の法人はNPO法人や一般社団法人、それから商業法人でもよろしいのかどうか、そこを確認したいと思います。 3点目、認知症の方しか利用できないということであるんですけれども、宮城島のほうで通所介護等を利用したい場合はどうなりますか、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) お答えいたします。 1点目の津堅島介護保険施設につきましては、認知症対応型共同生活介護と小規模多機能型居宅介護の機能を併せ持つ施設として、平成20年度に整備されており、事業開始から現在まで両事業を実施しております。 2点目の指定管理者の法人につきましては、議員から御質問のとおり、NPO法人や一般社団法人、商業法人でよいものとしております。 3点目の宮城島で通所介護等を利用したい場合につきましては、今回整備する宮城島介護保険地域密着型サービス施設では、認知症対応型通所介護となっており、条例第15条第1項で認知症と診断された方が通所サービスを利用できることになっておりますが、それ以外の方が通所サービスを利用する場合につきましては、これまでどおり近隣の通所介護施設を利用するものと考えております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) あと1点だけ伺います。 通所介護の件なんですが、認知症の方しか利用できないということであるんですけれども、住み慣れた地域での通所介護というのは知り合いが多いことから、認知症の予防にも効果があると言われております。第3条にある事業に通所介護の事業を追加するということはあるのかどうか、そこを今後のことですけれども、伺っておきたいと思います。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) お答えいたします。 現在、宮城島で通所介護等の施設整備についての計画はございませんが、今回整備する宮城島介護保険地域密着型サービス施設が介護予防等の拠点となることで、地域に貢献できるものと考えており、今後、当該施設を運営する介護サービス事業者と連携していきたいと思います。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、伊盛サチ子議員。 ◆4番(伊盛サチ子議員) こんにちは。それでは引き続き、議案第104号 うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例について、質疑をいたします。 第1条のほうにつきまして、うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設が開設をされるということでの予定になっておりますので、その概要について、どのようになっているのかお聞かせください。 第3条におきまして、施設で実施される事業概要と人数の配置体制についての説明をお願いいたします。 そして第4条におきましては、施設の管理に対する考え方です。指定管理を行う際の選定方法なども含めて、御案内ください。 第14条につきまして、定員のことがあります。(1)については利用定員を3人以下にする。(2)については利用定員を9人以下にする。(3)については第3条第5項に掲げる事業については若干名とする。というようなことがありますので、この基準を定めたということの御説明をお願いいたします。 第19条におきましては、利用料金の件でありますので、この利用料金についての説明を求めます。以上です。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) 議案第104号 うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例について、お答えいたします。 第1条、宮城島介護保険地域密着型サービス施設の概要につきましては、うるま市旧宮城幼稚園、旧宮城小学校跡地に建設中で、延床面積341.83平方メートルの1階平屋で、居間兼食堂、キッチン、居室10部屋、浴室、トイレ4か所、事務室、相談室、スタッフルーム、備品庫を備えた施設となっております。 第3条、施設で実施される事業概要につきましては、介護保険法に規定される認知症対応型通所介護定員3人、認知症対応型共同生活介護定員9人となっており、認知症対応型通所介護は認知症の高齢者がデイサービスに通い、入浴や食事などの介護や機能訓練のサービスが受けられます。認知症対応型共同生活介護は、認知症の高齢者が少人数で共同生活をしながら、家庭的な雰囲気の中で介護や機能訓練のサービスが受けられる施設となっております。次に人員体制につきましては、うるま市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める規則の規定により、代表者が1人、管理者が1人、計画作成担当者が1人、介護従業者は利用者3人に対して1人の配置が必要となっております。 第4条、施設の管理に対する考え方、指定管理を行う際の選定方法などにつきましては、条例第7条及び第8条による指定の方法がありますが、今年度整備する宮城島介護保険地域密着型サービス施設につきましては、条例第8条第1号、施設の設置目的、特性、規模等から特定の法人に管理させることが適切な管理運営に資すると認められるときによる選定を検討しております。 第14条、定員の定めの基準、第1号及び第2号につきましては、うるま市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める規則第61条及び第107条の規定で定めております。第1号は認知症対応型通所介護となっており、定員は1日当たり3人以下、第2号は認知症対応型共同生活介護となっており、定員は9人以下となっております。第3号につきましては、事業者の自主事業、認知症カフェを想定し若干名としております。 第19条の利用料金につきましては、当該施設の利用者は介護保険サービスの利用者となりますので、介護保険の算定基準に基づいて、介護サービス費の1割を自己負担として、指定管理者に支払うことになります。また、それ以外の施設の居住費及び食材料費につきましても、利用者が負担いたしますが、市長の承認を得た上で、指定管理者が定め、または変更することができるものとなっております。 ○議長(幸地政和) 伊盛サチ子議員。 ◆4番(伊盛サチ子議員) ここの施設におきましては、旧宮城幼稚園、そして小学校の跡地に施設を建てる状況でありますけれども、通所できる区域の範囲内についてはどのような形になっているのか。 それと2点目は準備行為から開設するまでの今後のスケジュールについて、お聞かせください。 ○議長(幸地政和) 福祉部長。 ◎福祉部長(当間重俊) 通所できる区域の範囲について、お答えいたします。 当該施設で実施する認知症対応型通所介護のサービス提供の範囲につきましては、地域密着型サービスとなっていることから、うるま市内全域がサービスの利用範囲となっておりますが、今後運営する法人から申請される指定地域密着型サービス事業所等指定申請書に基づき設定されることになります。 また、準備行為から開所するまでの今後のスケジュールなどについて、お答えいたします。準備行為から開所するまでの今後のスケジュールといたしましては、12月定例会を経た後、令和3年2月定例会において、指定管理者の指定について議案を提出、4月には指定管理候補者との協定書の締結、6月には事業所の開設予定となっております。 ○議長(幸地政和) 以上で質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。 △日程第28.議案第97号 指定管理者の指定について(シビックセンター学童クラブ)を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。 △日程第29.議案第105号 うるま市立認定こども園設置条例を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次発言を許します。伊盛サチ子議員。 ◆4番(伊盛サチ子議員) 議案第105号 うるま市立認定こども園設置条例について、質疑をいたします。 1点目、うるま市立あげなこども園、あげなこども園分園の定員についてはどのようになっておりますか。 2点目、職員体制の配置について、伺います。 3点目、認定こども園の本園はあげな幼稚園、分園は安慶名保育所と位置づけた経緯について、お聞かせください。 4点目、利用者負担額の算定の方法及び減額、免除の考え方について。 5点目、認定こども園に移行した場合と現行との利用者負担額について。 6点目、両園に対する給食提供の体制について、お聞かせください。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) 1点目のうるま市立認定こども園設置条例に伴ううるま市立あげなこども園、あげなこども園分園の定員についてお答えいたします。 あげな幼稚園、安慶名保育所を現在利用している児童で、次年度にあげなこども園、またはあげなこども園分園の利用を希望した場合には、在園児が優先的に入所できるように利用定員の設定を計画しております。内訳といたしましては、あげなこども園は3歳児1クラス、4歳児1クラス、5歳児2クラスで110人程度、またあげなこども園分園はゼロ歳児3人、1歳児と2歳児を各18人で、合計39人程度、本園、分園の合計として150人程度の定員を予定しております。 続きまして、2点目のあげなこども園及び分園の職員体制についてお答えいたします。あげなこども園の職員体制といたしましては、本園に園長1人、副園長1人、主幹教諭1人、保育教諭13人、用務員1人の計17人。分園には主幹教諭1人、保育教諭14人、調理員4人、また一時預かり事業担当として主幹教諭1人、保育教諭2人、地域子育て支援センター事業担当として主幹教諭1人、保育教諭2人の計25人で、本園、分園合わせて42人の職員の配置を予定しております。本園の園長、分園の主幹教諭が中心となり、本園と分園との連携を取っていく予定でございます。また、主に現在の保育所及び幼稚園の職員を配置することで、園児の環境の変化による負担軽減を図ってまいりたいと考えております。 3点目の本園と分園を位置づけた経緯についてお答えいたします。うるま市立幼稚園・保育所の認定こども園移行等基本計画では、限られた職員や施設、財源の中で幼児教育の充実とともに、保育ニーズへの対応、また現在の子育て家庭が求める機能の強化、充実を目的といたしております。あげな幼稚園と安慶名保育所の認定こども園移行に向けた沖縄県との事前協議において、分園の定員は最大で39人を限度として設置するよう助言がございました。また、保育所や認定こども園にて、ゼロ歳児から2歳児までの保育を実施するためには、自園調理が義務づけられ、乳児用トイレや調乳室も運営上必要となります。安慶名保育所では既にゼロ歳児から2歳児の受入れを実施しているため、調理室などの既存施設があり、あげな幼稚園では3歳児受入れのため、令和元年度にトイレなどの改修を行い、今年度より3歳児からの受入れを実施しております。これらのことから現在あげな幼稚園や安慶名保育所を利用する児童を受け入れながら、既存施設を利活用して認定こども園へ移行手続を進めるに当たり、あげな幼稚園を本園とし、安慶名保育所を分園とした計画としております。 続きまして、4点目の利用者負担額の算定の方法及び減額、免除の考え方及び5点目の認定こども園に移行した場合と現行との利用者負担額について、お答えいたします。利用者負担の保育料につきましては、保育所と認定こども園は同じ算定方法となっております。世帯の階層区分による保育料の算定や3歳児から5歳児及び市町村民税非課税世帯のゼロ歳児から2歳児の保育料無償化、また年収360万円未満世帯の副食費免除も同様の取扱いとなります。 また、認定こども園に移行した場合においても教材費及び行事費等の実費徴収は現在と同等の徴収額を予定しております。なお、給食費につきましては教育のみを希望する1号認定児童は、週5日の給食の提供が実施されることから、実費徴収額が増額となりますが、食育及び保護者への支援充実の観点から理解は得られるものと考えております。 6点目の給食の提供体制についてお答えいたします。認定こども園にて、就労等で保育を必要とする児童を受け入れる場合、月曜日から金曜日のほか、土曜日や夏休みなどにも給食提供が必要となります。そのことから分園では、現在の安慶名保育所の調理場を活用し、自園調理を予定しておりますが、幼稚園の本園には調理室がなく、また既存の安慶名保育所の調理室の規模では、本園と分園の児童や職員に必要な給食数の確保ができないことから、ケータリングを検討しております。現在あげな幼稚園へは、給食センターから当日に調理された給食が温かい状態で子供たちへ配膳される環境がございますので、その現状を考慮しながらケータリング事業者と協議してまいりたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 次の質疑者、荻堂盛仁議員。 ◆6番(荻堂盛仁議員) 議案第105号 うるま市立認定こども園設置条例について、質疑を行います。 1点目、うるま市立認定こども園設置条例の入園承諾の保留についてですが、第6条の(2)、入園させることが不適当と認めるときの具体的な事例を求めます。 2点目、入園承諾の取消し等についてですが、これも第7条の(3)、その他市長がこども園に入園させることが不適当と認めるときの、これも具体的な事例をお願いします。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) お答えいたします。 1点目の入園承諾の保留についての第6条(2)その他市長が不適当と認めるときの具体的な事例につきましては、身体の虚弱、疾病、その他の事由により、こども園の利用が困難であると認められる場合など、医療的整備や職員配置等の体制が整えられない場合は、入園させることが不適当と認められ、承諾を保留する場合などがございます。 続きまして、2点目の入園承諾の取消し等についての第7条(3)その他市長がこども園に入園させることが不適当と認めるときの具体的事例について、お答えいたします。福祉施設等への児童の一時保護など、関係機関と協議し、集団保育が不適当と認められる場合など、入園の取消し等を命ずることができる場合がございます。 ○議長(幸地政和) 荻堂盛仁議員。 ◆6番(荻堂盛仁議員) 再質疑であります。 設置条例第6条の(2)、第7条の(3)で、その他市長がこども園に入園させることが不適当と認めるときとあるのですが、これは市長の裁量で入園の可否を判定するのか伺います。 ○議長(幸地政和) こども部長。 ◎こども部長(金城妙子) お答えいたします。 その他市長がこども園へ入園させることが不適当と認めるときに該当する事例が発生した場合は、関係法令や根拠資料に基づき、必要に応じて関連施設等を含めて協議し、うるま市事務決裁規程に準じた決裁を経て、判定することとなっております。 ○議長(幸地政和) 以上で質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。 暫時休憩します。  休 憩(14時37分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(15時24分) ○議長(幸地政和) 再開します。 △日程第30.議案第94号 令和2年度うるま市国民健康保険特会計補正予算(第3号)から日程第32.議案第107号 うるま市手数料条例の一部を改正する条例までの3件を一括して議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により市民経済委員会へ付託をします。 日程第3.議案第127号 うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約についてを議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) それでは議長の許可が出ましたので、議案第127号 うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について、質疑をいたします。6点、質疑を通告してありますので、お願いいたします。 まず、1点目に事業の内容。 2点目、随意契約とした理由。 3点目、予定価格の額はどうなっておりますか。 4点目、契約の相手方にネットワーク整備の実績があるか。 5点目、履行期間が令和3年3月19日となっているが、整備スケジュールはどうなっていますか。 6点目、予算は充電保管庫購入事業に流用されていますが、足りますか。以上、お願いいたします。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) 議案第127号 うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約についての質疑にお答えいたします。 まず、事業の内容につきましては、今回の事業は、各小・中学校から個別にインターネットに接続する方式とし、校内ネットワーク構築についての設計及び施工を委託するものとなっております。数年先の学びの環境においてもアクセスが集中して接続できない状態を生じさせないことを念頭に設計し、実現するためのネットワーク設計及び施工を含む全ての業務を委託するものとなっております。また、障害発生時等についても一元窓口を設け、サポート体制の充実及び迅速かつ的確に対応できる体制を整え、ネットワークシステム全体が安定稼働及び一体的に運用・保守管理できる仕組みを構築するものとなっております。 2点目の随意契約とした理由につきましては、本件はGIGAスクール構想を実現するための校内情報通信ネットワークの環境整備であり、授業等において支障が出ないことを前提とした低遅延でストレスのない通信環境を構築する必要があります。事業者選定に当たっては、企画提案内容や事業遂行能力等に重点を置くため、通信ネットワーク等に対する高度な知識や技術、創造性などの優れた企画提案を審査する必要があることから、公募型プロポーザル方式により、事業者選定を行い、随意契約により仮契約を締結したものとなっております。 3点目の予定価格につきましては、公募型プロポーザルを行った際、プロポーザル実施要領において、本市が示した提案上限額は2億9,503万6,500円となっております。 4点目の契約相手方のネットワーク整備の実績につきましては、平成27年度から平成28年度に沖縄県及び県内41市町村並びに消防本部を結ぶ沖縄県総合行政情報通信ネットワーク構築事業のほか、令和元年度には琉球大学において、無線アクセスポイント等の設置事業の実績がございます。また、契約相手方は、全国規模で事業を展開しており、現在滋賀県彦根市をはじめ、福島県須賀川市など、複数のGIGAスクールネットワーク整備を受注しており、十分な業務遂行能力があるものと判断しております。 5点目の整備の具体的なスケジュールにつきましては、本委託契約が議決をいただいた後、受託事業者が個別に学校と調整を行う予定となっております。受託事業者においては、複数の作業チームを編成し、1つの学校につき、1週間程度を見込んでいるとのことであります。 6点目につきましては、本議会で提案している契約額につきましては、情報通信ネットワーク環境施設整備事業予算の範囲内となっており、問題はないものと考えております。 ○議長(幸地政和) 仲本辰雄議員。 ◆1番(仲本辰雄議員) 一通り答弁がありましたので、再質疑をいたします。 まず、事業の内容での答弁の中で、障害発生時とあったんですけれども、その障害の内容について伺いたいと思います。 次に、ネットワークシステム全体が安定稼働及び一体的に運用・保守管理できる仕組みを構築と、このように答弁がありましたけれども、その具体的な内容を伺いたいと思います。 次、随意契約の理由の中で、ストレスのない環境を整備するために低遅延と、こういうふうな表現がございましたけれども、通信の高速化と理解していいのかどうか、そこをお願いします。 次、選定に当たって、企画提案の内容を、そこを御案内いただきたいと思います。 次に、プロポーザルの業者を選定する際には、採点をしていくことになるわけですけれども、採点項目と採点の内容について、これをお聞きします。 次、プロポーザルをやって、この業者に決定した理由を伺います。 次、選定委員会の委員構成についても伺います。 作業については、複数の作業チームを編成するとありましたけれども、1チームの人数とチームの数、これは何で聞くかと言いますと、非常にスケジュールがタイトだなというふうに感じているものですから、そこら辺の部分をお聞きしたいと思います。 次に、無線を発信する基地局の設置場所を伺います。 次に、セキュリティーに関する提案について、どのような提案がされたのか、それを伺います。 次、仮契約書締結の決裁年月日、これはなぜ聞くかと言いますと、今議会に提案・上程するのが遅れた理由を確認するためであります。 次に、業務完了後の検収ですね、いわゆる商品からすると検品ですね、注文した品物がちゃんとこちらが要求したものが届いているかどうかということを納められるかどうかということを検品と言いますけれども、行政においては検収ということになっておりますけれども、仕様書で定める性能を満たしているか否かを誰が確認するのか、そこをお願いしたいと思います。 次に、落札額は分かったんですけれども、次点の提案額についてお願いしたいと思います。 次、選定委員会についてなんですけれども、このような大きな事業ですので、もしも障害等、トラブル等々があって、なかなか運用する期限に間に合わないとか、様々な場面が想定をされることもあろうかと思いますけれども、その際のこの業者を選んだ選定委員会の責任はどうなるのか、そこをお願いしたいと思います。 それから一元窓口ということの答弁もありますけれども、それについてもお願いします。 次、評価点についてなんですけれども、点数ですね、3者が応募をしたわけですけれども、この3者の点数をお聞きしたいと思います。 最後に保証期間についてお聞きしますので、よろしくお願いします。 ○議長(幸地政和) 指導部長。 ◎指導部長(盛小根完) 再質疑にお答えいたします。 まず、障害の内容についてお答えいたします。教育委員会としましては、想定する障害としまして、端末は起動できるが接続できない、ネットワーク機器は正常だが、インターネットに接続できない等、児童・生徒が通常の使用の中で、何らかの理由でネットワークに接続できない状態を考えております。 2点目につきましては、今回構築するネットワークシステムでは、ウイルス対策、不適切なサイトを制限するフィルタリング等を行うファイアウォール、不正端末の制限を行う認証機器、ネットワークを構成するスイッチングハブ、端末を接続する無線アクセスポイントが一体的にネットワークシステムとして構築されます。トラブル発生時にどこで問題が発生しているか、一体的に運用管理できる仕組みとなっております。機器の正常稼働等がクラウド管理できる機器が導入されますので、保守業者及びうるま市で正常稼働等が確認でき、障害発生時に即時対応できるものとなっております。 3点目につきましては、授業等において複数の端末が一斉に通信を行うことにより、通信速度が遅くなることが想定されます。そのようなことから通信速度が遅くならない仕組みを構築する必要があり、低遅延で通信が切れない、ストレスのない環境の整備を行うものとなっております。 4点目の企画提案の内容につきましては、今回選定した事業者の提案では、本市が示した仕様書に基づき、どの事業者よりも本市が求めた項目に対する具体的、的確な回答及び提案がございました。その提案の中で、当該事業者からはクラウド型統合管理サービスとしまして、クラウド上で遠隔によりシステムを監視し、異常を検知した場合、管理者に通知することができるNetMeister(ネットマイスター)の提案がございました。また、当該事業者からは作業に関しては安全を最優先に実施するとともに、期限内に作業を終了させるという具体的な実施体制の提案もございました。 次に5点目の採点項目と採点の内容につきましては、3つの項目で構成してございます。1点目に業務実施体制、2点目に企画提案内容、3点目に提案価格及び保守見積価格で、合計300点満点で評価してございます。次に採点の内容でございますが、1点目の業務実施体制では、事業者の実績、人員の配置、業務内容の理解について、満点を30点として審査してございます。続いて、2点目、企画提案内容では校内通信ネットワークのシステム構成、システムの拡張性や将来性、端末接続認証の方法、管理者の運用負担軽減などについて、満点を170点として審査してございます。最後に提案価格及び保守見積価格について、満点を100点として審査してございます。 6点目の事業者の選定につきましては、うるま市GIGAスクール構想に関する業務委託等選定委員会において、令和2年11月27日に審査を行っております。審査会におきましては、業務実施体制では、事業者の実績、人員の配置、業務内容の理解について審査をしております。続いて、企画提案内容につきましては、校内通信ネットワークのシステム構成、システムの拡張性や将来性、端末接続認証の方法、管理者の運用負担軽減などについて審査いたしました。最後に提案価格及び保守見積価格について、満点を100点として審査してございます。この3つの評価項目を総合的に評価し、その結果、当該事業者を最優先交渉権者と選定し、仮契約の締結に至ったものとなっております。 次に、業務委託等選定委員会の委員につきましては、委員長に指導部長、副委員長に教育支援センター所長とし、委員には指導課長、指導課主幹、学校施設課長、財政課長、企画政策課長、情報課長の8人で構成されており、ICTに関する視点をはじめ、教育の視点や市長部局からの視点も含め、総合的な評価が可能となるよう配慮して構成してございます。 次に、作業チームの編成につきましては、NECネッツエスアイ株式会社の担当者に確認しましたところ、1チームは基本的に5人とし、作業の進捗により人員を増やすことも考えているとのことでございます。また、作業チームにつきましては、5つの作業チームから作業を始め、作業の進捗により作業チームを増やすことも考えているとのことでございます。 次に、無線の基地局の設置場所につきましては、GIGAスクール構想では児童・生徒の端末は無線通信での利用を前提としております。無線の発信ポイントといたしましては、各教室に設置する無線機器となってございます。 次に、セキュリティーに関しましては、今回のネットワークシステムについてはあらかじめ登録した端末のみ接続できることとしており、この認証については20万件まで追加可能な機器の提案がございました。また、セキュリティー対策で重要となるファイアウォールにつきましては、パロアルトネットワークス株式会社製の製品の提案がございました。また、LTEで接続する津堅小・中学校に関しましては、クラウド型フィルタリングを採用することにしており、これに関してはi-Filter@クラウドの提案がございました。 次に、仮契約締結の決裁日につきましては、令和2年12月2日となっております。 次に、提案内容の履行に関する確認につきましては、提案があった内容については契約前に契約予定者と協議の上、仕様書にその内容を明記しておりまして、打合せ時や納品時の検査等において、情報系業務に精通し、これまで多くの業務を経験した職員を会計年度任用職員として採用しておりますので、教育支援センターでしっかりと確認し、また関連する部署の協力を得ていきたいと考えております。 続きまして、次点となった事業者の提案額につきましては、2億5,058万円となっております。 次に、選定委員会につきましてでございます。うるま市GIGAスクール構想環境整備に関する業務委託等選定委員会につきましては、業務委託等に関し、応募事業者の事業提案を審査し、契約候補者を選定するために設置した委員会となっております。したがいまして、契約を締結した後の事業の執行、事業終了後の検収、そして運用開始に当たっての保守管理等については、事業を執行する部署がその責任を果たすべきと考えております。教育委員会におきましては、今回の重要な事業の執行に当たり、細心の注意を払いつつ、慎重に進めていきたいと考えております。 次に、一元窓口とはという質疑につきまして、お答えいたします。一元窓口につきましては、今回ネットワーク機器を一体的に整備している事業となっております。障害があったときに個々の機器、装置ごとに対応の窓口があるのではなく、障害に関して総合的に対応する窓口として一元窓口としてございます。 次に3者の評価点につきましてお答えいたします。NECネッツエスアイ株式会社沖縄営業所の評価得点――これは選定委員の平均になりますが、評価得点は222.3点、次点の事業者の評価得点は203.8点、3位の事業者の評価得点は120.7点となっております。 次に、保証期間につきましてお答えいたします。民法の債権関係の規定が改正され、請負の契約につきましては、「瑕疵」から契約の内容に適合しない、いわゆる「契約不適合」に用語が変更されております。契約不適合があった場合、発注者が行使できる権利として、修補請求や損害賠償請求のほか、代金減額請求が規定されております。ただし、発注者は契約不適合を知ったときから1年以内にその旨を請負人に通知しなければ修補請求等の権利行使ができなくなることから、契約不適合を確認した場合には適切な対応を行っていきたいと考えております。 ○議長(幸地政和) 以上で質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。 日程第4.議案第128号 令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結します。 議案を付託します。ただいま議題となっております案件は、会議規則第37条第1項の規定により教育福祉委員会へ付託します。┌──────────────────────────────────────────────┐│                 議 案 付 託 一 覧 表                 ││                                              ││◎ 企画総務委員会                                     ││ ┌──────┬──────────────────────────────┬────┐ ││ │ 議案番号 │           案   件   名           │ 備 考 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第89号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)        │分割付託│ ││ │      │                              │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第98号 │うるま市浜比嘉島地域交流拠点施設条例            │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第99号 │地方税法等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例      │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第100号 │うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第101号 │うるま市火災予防条例の一部を改正する条例          │    │ ││ └──────┴──────────────────────────────┴────┘ ││                                              │├──────────────────────────────────────────────┤│◎ 建設委員会                                       ││ ┌──────┬──────────────────────────────┬────┐ ││ │ 議案番号 │           案   件   名           │ 備 考 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第89号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)        │分割付託│ ││ │      │                              │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第90号 │令和2年度うるま市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第91号 │令和2年度うるま市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)│    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第92号 │令和2年度うるま市水道事業会計補正予算(第3号)      │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第102号 │うるま市勝連城跡文化観光拠点施設条例            │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第103号 │うるま市建築確認申請等手数料条例等の一部を改正する条例   │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第122号 │与勝調理場新増改築工事(建築)請負契約について       │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第123号 │与勝調理場新増改築工事(電気)請負契約について       │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第124号 │与勝調理場新増改築工事(給排水・厨房)請負契約について   │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第125号 │与勝調理場新増改築工事(空調・換気)請負契約について    │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第126号 │城前小学校校舎解体撤去工事請負契約について         │    │ ││ └──────┴──────────────────────────────┴────┘ ││                                              │├──────────────────────────────────────────────┤│◎ 教育福祉委員会                                     ││ ┌──────┬──────────────────────────────┬────┐ ││ │ 議案番号 │           案   件   名           │ 備 考 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第89号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)        │分割付託│ ││ │      │                              │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第93号 │令和2年度うるま市介護保険特別会計補正予算(第4号)    │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第96号 │指定管理者の指定について(うるま市津堅島介護保険地域密着型 │    │ ││ │      │サービス施設)                       │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第97号 │指定管理者の指定について(シビックセンター学童クラブ)   │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第104号 │うるま市宮城島介護保険地域密着型サービス施設条例      │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第105号 │うるま市立認定こども園設置条例               │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第106号 │うるま市立中原小学校図書整備基金条例            │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第127号 │うるま市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約につ│ 先議 │ ││ │      │いて                            │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第128号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第9号)        │ 先議 │ ││ └──────┴──────────────────────────────┴────┘ ││                                              │├──────────────────────────────────────────────┤│◎ 市民経済委員会                                     ││ ┌──────┬──────────────────────────────┬────┐ ││ │ 議案番号 │           案   件   名           │ 備 考 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第89号 │令和2年度うるま市一般会計補正予算(第8号)        │分割付託│ ││ │      │                              │ 先議 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第94号 │令和2年度うるま市国民健康保険特会計補正予算(第3号)  │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第95号 │令和2年度うるま市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │議案第107号 │うるま市手数料条例の一部を改正する条例           │    │ ││ └──────┴──────────────────────────────┴────┘ ││                                              │├──────────────────────────────────────────────┤│◎ 付託省略                                        ││ ┌──────┬──────────────────────────────┬────┐ ││ │ 議案番号 │           案   件   名           │ 備 考 │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │報告第28号 │専決処分の報告について(勝連城跡周辺整備事業歴史文化施設展示│    │ ││ │      │制作業務)                         │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │報告第29号 │専決処分の報告について(勝連城跡周辺整備事業歴史文化施設建設│    │ ││ │      │工事(建築))                       │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │報告第30号 │専決処分の報告について(車両事故)             │    │ ││ ├──────┼──────────────────────────────┼────┤ ││ │報告第31号 │専決処分の報告について(車両事故)             │    │ ││ └──────┴──────────────────────────────┴────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 以上で通告のありました質疑は全て終了しました。 明日12月8日火曜日は、委員会審査の日となっております。次回は12月9日水曜日、午前10時から会議を開きます。 本日は、これで散会します。  散 会(15時48分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    うるま市議会     議   長  幸 地 政 和     20番議員  喜屋武   力     24番議員  大 城   直...