うるま市議会 2015-09-25
09月25日-05号
平成27年9月第98回定例会第98回うるま市議会(定例会)会議録(5日目) 平成27年9月25日(金) (午前10時00分 開議)出席議員(30名) 1番 仲 本 辰 雄 議員 16番 宮 城 一 寿 議員 2番 比 嘉 敦 子 議員 17番 高江洲 賢 治 議員 3番 大 城 直 議員 18番 宮 里 朝 盛 議員 4番 又 吉 法 尚 議員 19番 中 村 正 人 議員 5番 仲 程 孝 議員 20番 德 田 政 信 議員 6番 荻 堂 盛 仁 議員 21番 松 田 久 男 議員 7番 平 良 榮 順 議員 22番 喜屋武 正 伸 議員 8番 玉 榮 登 次 議員 23番 下 門 勝 議員 9番 伊 波 良 明 議員 24番 奥 田 修 議員 10番 喜屋武 力 議員 25番 西 野 一 男 議員 11番 佐久田 悟 議員 26番 大 屋 政 善 議員 12番 幸 地 政 和 議員 27番 永玉栄 靖 議員 13番 伊 盛 サチ子 議員 28番 名嘉眞 宜 德 議員 14番 金 城 加奈栄 議員 29番 東 浜 光 雄 議員 15番 伊 波 洋 議員 30番 金 城 勝 正 議員欠席議員(なし)説明のための出席者 市 長 島 袋 俊 夫 市民部長 上 門 はるみ 副 市 長 榮野川 盛 治 経済部長 上 間 秀 二 教 育 長 栄 門 忠 光 建設部長 宮 城 吉 和 企画部長 喜 納 修 都市計画部長 島 袋 房 善 総務部長 天 願 雅 也 会計管理者 船 越 一 夫 福祉部長 山 城 弘 教育部長 赤 嶺 悦 三 指導部長 嘉手苅 弘 美 教育部総務課長 祝 嶺 則 子 消 防 長 照 屋 賢 正 施設課長 知 念 直 樹 水道部長 三 浦 正 生涯スポーツ 真栄城 玄 俊 課 長 基地対策課長 照 屋 徹 指導課長 伊 波 良 治 総務課長 德 山 利 明 警防課長 新 垣 隆 環境課長 宇 座 德 之 施設課技幹 佐次田 秀 樹 維持管理課長 仲 村 光 男 生涯スポーツ課 神 谷 秀 正 主 幹 兼 係 長 検査課長 許 田 健 一事務局出席者 議会事務局長 沢 紙 孝 盛 調査係長 新 屋 一 志 議事課長 長 嶺 斉 書 記 長 濱 一 史 議事係長 与那嶺 昇 書 記 森 根 元 気議事日程第5号 第1.会議録署名議員の指名 第2.議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号) 第3.議案第82号 うるま市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例 第4.議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例 第5.議案第69号 平成27年度うるま
市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第6.議案第67号 平成27年度うるま
市介護保険特別会計補正予算(第2号) 第7.議案第65号 平成27年度うるま
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第8.議案第66号 平成27年度うるま
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第9.議案第68号 平成27年度うるま
市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第10.議案第84号 うるま市手数料条例の一部を改正する条例 第11.一般質問会議に付した事件 議事日程に同じ
○議長(大屋政善) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第5号のとおりです。
△日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、西野一男議員、永玉栄靖議員を指名します。
△日程第2.議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)から、日程第4.議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例までの3件を一括して議題とします。
企画総務委員長へ委員会審査の報告を求めます。
企画総務委員長。
◎
企画総務委員長(松田久男) ┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 平成27年9月25日││うるま市議会議長 大 屋 政 善 様
││ ││ 企画総務委員会 ││ 委員長 松 田 久
男││ ││ 委 員 会 審 査 報 告 書
││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定によ ││り報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件 名
│ 審査結果 │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第64号 │平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号) │ 原案可決
│ ││ │ │ │ │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第82号 │うるま市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例 │ 原案可決
│ ││ │ │ │ │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第83号 │うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例 │ 原案可決 │ ││ │
│ │ │ ││ └──────┴────────────────────────────┴─────┘ │
│ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)について、消防関連の予算について、委員から「消防施設費、車両購入費の内訳についての説明を」との質疑に対し、当局から「今回の増額補正は与勝消防署の老朽化した資機材搬送車を更新するものである。当該車両の
ボート牽引用フック、ウインチなどの特殊な資機材の艤装価格の上昇に伴うものである」との答弁がありました。 総務部関連について、委員より「防災対策費の主なものは備蓄食の購入だと思うが、その内容は」との質疑があり、当局より「主なものは飲料水が約2万3,000本、カレーライスなどの食糧が約2万3,000食。またタオルや毛布がそれぞれ3,000枚である」との答弁がありました。委員より「食糧や飲料水の賞味期限が切れた場合はどのようにするのか」との質疑があり、当局より「賞味期限が迫った食糧等については、各自主防災会の炊き出し訓練等に提供したりして、期限前に有効活用している」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 なお、他の常任委員会に分割付託されました予算につきましても、原案のとおり可決したとの報告を各常任委員長より受けております。 続きまして、議案第82号 うるま市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について、当局より「消防職員の規定を定めている
地方公務員等共済組合法の一部が削除され、それを新たに厚生年金保険法で定めたため、当該条例を改正する必要があり提案した」との説明がありました。 慎重に審査した結果、特段問題とするところなく本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、委員より「年金問題が大きな問題になったが、今回のマイナンバーに関して、市町村として情報をどう管理していくのか」との質疑があり、当局より「情報の管理については、情報課の方でセキュリティ的な部分を含め、関係部署と連携しながら対応している」との答弁がありました。委員より「特定個人情報が悪用された場合、賠償の対象になるのか」との質疑があり、当局より「個人情報が漏れ、市民が損害を受けた場合、番号法や行政法では定められていないが、国家賠償法等での対応になる」との答弁がありました。委員より「行政もこのようなことはあり得るということを真剣に考え、上層機関と協議の際には言ってほしい。また情報管理についても慎重にしてほしい」との意見もありました。 慎重に審査した結果、委員の退席や議案に異議があるとのことで、採決に委ねたところ賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(大屋政善) ただいま
企画総務委員長の報告が終わりました。 その中で議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)は、分割付託となっております。 これより議案第64号について各常任委員長へ審査の報告を求めます。初めに、建設委員長。
◎建設委員長(金城勝正) おはようございます。
建設委員会委員長報告を行います。 建設委員会に分割付託されました議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)について、審査の概要と結果について報告いたします。 都市計画部関連について、委員から「
都市計画見直し事業の内容は」との質疑があり、当局から「本事業は、都市計画や用途地域について、現状の検討、見直しを図るものです。今回、補正予算として計上しているものに関しては、県道33号線沿いの地域について、用途地域の設定を検討するための調査業務となっております」との答弁がありました。 次に委員から「
下原地区スポーツ広場整備事業について、その場所と進捗状況は」との質疑があり、当局から「県道36号線の高架橋下の広場となっております。現在、県管理の土地でありますが、市が公園として整備することで、県から移管を受け、市が管理いたします。実施設計は平成26年度で終えており、今年度は工事を予定しておりますが、工事に係る単価の高騰等があり、今回補正予算を計上しております」との答弁がありました。 次に建設部関連について、委員から「
道路排水路維持補修事業の工事請負費について、工事の予定はどうなっているか」との質疑があり、当局から「江洲から前原線の滑りどめ舗装修繕工事を含む13件を予定しております」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(大屋政善) 次に教育福祉委員長。
◎教育福祉委員長(佐久田悟) 議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育福祉委員会に分割付託されました関係分について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 初めに、教育委員会関連について、委員から「生涯
学習センター新築事業のその他の謝礼金の説明を」との質疑があり、当局から「生涯学習センターの愛称とシンボルマークを募集する計画で、採用された方への謝礼金として8万円を予算計上した。内訳は愛称が3万円、シンボルマークが5万円となっている」との答弁がありました。 また、委員から「学校給食管理費の嘱託員報酬を臨時職員賃金に組みかえた理由は」との質疑があり、当局から「調理師資格を有する調理員3人が退職したことにより、急遽、同等の資格を持つ調理員を雇用しようとしたが、雇用が困難だったため、臨時職員を雇用し対応することとなった。現在も臨時職員での対応となっているため、予算を組み替えた」との答弁がありました。 次に、福祉部関連について、委員から「
保育対策等促進事業補助金の補正減の理由は」との質疑があり、当局から「子ども・子育て支援法の施行に伴い、子ども・
子育て支援交付金に予算を組み替えたことによる補正減である」との答弁がありました。 また、委員から「こどもゆめ基金積立金の補正増の説明を」との質疑があり、当局から「今後、保育施設の整備が急務となることから、それに対応するための補正増とした」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本委員会に分割付託された関係分については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上です。
○議長(大屋政善) 次に、
市民経済委員長。
◎
市民経済委員長(平良榮順)
市民経済委員長報告。 市民経済委員会に分割付託されました議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)について審査の概要と結果について、御報告申し上げます。 まず、市民部関連について、委員から「
公共施設間連絡バス購入事業について、ワンボックスカーを2台新たに購入するとのことだが、何人乗車できるのか」との質疑に対し、当局から「14から15人」との答弁がありました。 また、委員から「
自動交付機委託料の減額理由について」との質疑に対し、当局から「当初は、現在使用している自動交付機を
マイナンバーシステムに対応できるよう改修する費用として、予算計上していましたが、
マイナンバーシステムに対応している安価な機種がことし発売されたため、その機種と5年リースでの契約を予定しております。その差額による減額措置です」との答弁がありました。 次に、経済部関連について、委員から「
まつり運営補助金の説明にバスの借用とありましたが、今回のエイサー祭りにも使用されているのか」との質疑に対し、当局から「今回のエイサー祭りにも使用しております」との答弁がありました。 次に、農業委員会関連について、委員から「農業委員報酬費の減額は一人分ですか」との質疑に対し、当局から「一人分です」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、当委員会に分割付託された補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(大屋政善) ただいま各委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。ただいまのところ、質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。議案第83号について、討論の申し出がありますので、順次発言を許します。初めに、伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 皆さん、おはようございます。 それでは、議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論を行います。 今回の条例改正案は、行政手続における特定の個人を識別するための、いわゆる
マイナンバー制度導入に伴って、整備されるものであります。日本国内に住民票を持ち、赤ちゃんから高齢者まで全員に生涯変わらない12桁の個人番号をつけ、社会保障(年金、雇用保険、介護、国保)や、税、災害対策分野への情報を国と自治体が一元化に把握をし、活用しようとするものです。「行政手続上の利便性の向上のため」と利点が強調されております。しかし、これまでの分散していた個人情報がマイナンバーの各情報を一本に結びつけることが可能となり、個人情報の提供、照会ができる仕組みとなります。 情報を役所間などやりとりする途中にある「中間サーバー」には、他機関から照会を受けた際、提供できるように常時、個人情報のコピーが保存され、全国2カ所に集約化が図られることになります。 そこに、不正に侵入され攻撃を受けたときに、大量の情報が漏れだし、不正利用の危険性が高まることへの懸念は避けられません。 日本年金機構の不正のアクセスを受け、125万件の個人情報が流出する事件も発生し、政府の情報管理への不安が高まる中、国民の不安を払拭するような公的機関などで、万全な
セキュリティ対策が構築されている状況とはまだ言えないのではないでしょうか。 よって、うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例については、反対の立場で討論をいたします。 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 次に、仲本 辰雄議員。
◆1番(仲本辰雄議員) 議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論を行います。 この議案は、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」いわゆる番号法の施行に伴い、個人番号を含む個人情報の取り扱いについて定めるため、当該条例を改正する必要があり提案されたもので、特定個人情報などの用語の定義づけや、取り扱いについて定めるものであります。 この特定個人情報は、行政機関の間で、システムを使って、共通の番号で照会・確認ができるというもので、社会保障の分野においては、申請手続の簡素化やきめ細かい給付に、税の分野においては、公正・適正な課税に、災害対策分野においては、災害時の本人確認や被災者への迅速な給付などに活用され、市民の利便性の向上が期待できるものであります。 個人情報が特定個人情報である場合の取り扱いについては、従前よりも、より厳密な取り扱いが求められており、この条例は、番号法第31条に基づき、特定個人情報の利用や提供を社会保障や税、災害対策の限られた分野に制限することや、みずからの特定個人情報がこれらの制限に違反して利用・提供された場合に、利用停止等を請求することが定められており、
個人情報保護条例の目的である、個人の尊厳の維持と市民生活の安定を図り、もって市民の基本的人権を擁護するために、必要不可欠な改正であると認識しております。 特定個人情報に係る管理体制につきましては、さきの6月定例会における私が行った一般質問への答弁によりますと、特定個人情報は各行政機関で分散管理し、情報のやりとりは役所ごとに異なるコードを用いるなど情報漏えい防止のための仕組みをとっております。 うるま市の
セキュリティ対策としては、個人情報を取り扱うパソコンとインターネットに接続するパソコンとは完全に分離しているとの答弁もあったことから、充分な管理体制がとられていて情報漏えいが起きる可能性はないものと理解しております。 よって、議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例に賛成するものであります。 議員諸賢の御賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(大屋政善) 以上で討論を終結します。 これより採決に入ります。初めに、議案第64号 平成27年度うるま
市一般会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号 うるま市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休 憩(10時20分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時21分)
○議長(大屋政善) 再開します。 次に、議案第83号 うるま
市個人情報保護条例の一部を改正する条例を採決します。 採決は起立により行います。 本案は委員長報告のとおり決定することに、賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数です。よって、本案は可決されました。 休憩します。 休 憩(10時21分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時22分)
○議長(大屋政善) 再開します。
△日程第5.議案第69号 平成27年度うるま
市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 建設委員長へ委員会審査の報告を求めます。建設委員長。
◎建設委員長(金城勝正) ┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 平成27年9月25日││うるま市議会議長 大 屋 政 善 様
││ ││ 建 設 委 員
会││ 委員長 金 城 勝 正
││ ││ 委 員 会 審 査 報 告 書
││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定によ ││り報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件 名
│ 審査結果 │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第69号 │平成27年度うるま
市公共下水道事業特別会計補正予算(第1 │ 原案可決
│ ││ │ │号)
│ │ ││ └──────┴────────────────────────────┴─────┘ │
│ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の概要と結果を御報告申し上げます。 議案第69号 平成27年度うるま
市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、委員より「処理場・ポンプ場維持管理費管理委託料が1,270万8,000円の補正減となっているが、その理由は」との質疑があり、当局から「石川終末処理場及び中継ポンプ場維持管理業務委託の入札による執行残です」との答弁がありました。 次に委員から、「下水道施設設置改修工事の内容について」との質疑があり、当局から「個人が家を新築する際に、下水道本管につなぐため必要な公共ますの設置費用となっております。公共ますとは、各家から排出される全ての排水が合流する最終ますのことで、市のほうで設置し維持管理をすることになっております」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(大屋政善) ただいま建設委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ、質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申し出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決に入ります。議案第69号 平成27年度うるま
市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第6.議案第67号 平成27年度うるま
市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 教育福祉委員長へ委員会審査の報告を求めます。教育福祉委員長。
◎教育福祉委員長(佐久田悟) ┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 平成27年7月13日││うるま市議会議長 大 屋 政 善 様
││ ││ 教育福祉委員会
││ 委員長 佐久田 悟
││ ││ 委 員 会 審 査 報 告 書
││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定によ ││り報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件 名
│ 審査結果 │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第67号 │平成27年度うるま
市介護保険特別会計補正予算(第2号) │ 原案可決 │ ││ │
│ │ │ ││ └──────┴────────────────────────────┴─────┘ │
│ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。 議案第67号 平成27年度うるま
市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、委員から「介護保険給付費等準備基金積立金の残額は」との質疑があり、当局から「基金積立金として、1億2,025万円を補正増しているが、今回の補正で309万2,000円を繰り出すことから、基金の残額は1億1,718万円となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上です。
○議長(大屋政善) ただいま教育福祉委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ、質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申し出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第67号 平成27年度うるま
市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第7.議案第65号 平成27年度うるま
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、日程第10.議案第84号 うるま市手数料条例の一部を改正する条例までの4件を一括して議題とします。
市民経済委員長へ委員会審査の報告を求めます。
市民経済委員長。
◎
市民経済委員長(平良榮順) ┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 平成27年9月25日││うるま市議会議長 大 屋 政 善 様
││ ││ 市民経済委員会
││ 委員長 平 良 榮 順
││ ││ 委 員 会 審 査 報 告 書
││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定によ ││り報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号
│ 件 名
│ 審査結果 │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第65号 │平成27年度うるま
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)│ 原案可決
│ ││ │ │ │ │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第66号 │平成27年度うるま
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2 │ 原案可決
│ ││ │ │号)
│ │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第68号 │平成27年度うるま
市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1│ 原案可決
│ ││ │ │号)
│ │ ││ ├──────┼────────────────────────────┼─────
┤ ││ │議案第84号 │うるま市手数料条例の一部を改正する条例 │ 原案可決 │ ││ │
│ │ │ ││ └──────┴────────────────────────────┴─────┘ │
│ │└─────────────────────────────────────────────┘ 引き続き、審査の概要と結果について、御報告いたします。 議案第65号 平成27年度うるま
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、委員から「一般管理費の住居手当が約255万円と高額ですが、その理由は」との質疑があり、当局から「住宅手当を支給されていなかった職員が異動となり、住居手当が支給されている職員が異動してきたことによるもの」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、特段問題とするところなく、原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第66号 平成27年度うるま
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、委員から「保険料還付金62万8,000円の内容について」との質疑があり、当局から「平成20年度から平成26年度の還付未済額が232万8,085円、7月現在還付済額が99万3,017円、7月現在還付未済額が133万5,068円、今後の還付見込み額は、例年還付未済額の65%ぐらいの決算でしたので、133万5,068円の65%を見込んで、86万7,794円、予算残高が23万9,983円で、その不足分を今回の補正で計上いたしました」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第68号 平成27年度うるま
市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、委員から「工事請負費の補修工事内容について」との質疑があり、当局から「汚水処理場の機器の老朽化に伴う補修工事で、スクリーンユニットと制御盤インバーター取りかえ工事、その他汚水処理場周辺の石積みの補修工事も含まれています」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、特段問題とするところなく、原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第84号 うるま市手数料条例の一部を改正する条例について、当局より「今回の改正は、社会保障・税番号制度における通知カード及び個人番号カードの再発行に伴う手数料の追加です。手数料の種類、金額欄がございまして、新たに通知カードの再交付1件につき500円を追加する内容と、住民基本台帳カードの交付の項を個人番号カードの再交付1件につき800円に改める内容です」との説明がありました。 慎重に審査した結果、採決の際に委員2人の退席もありましたが、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(大屋政善) ただいま
市民経済委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ、質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申し出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決に入ります。初めに、議案第65号 平成27年度うるま
市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号 平成27年度うるま
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号 平成27年度うるま
市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休 憩(10時36分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時37分)
○議長(大屋政善) 再開します。 次に、議案第84号 うるま市手数料条例の一部を改正する条例を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議あり」と言う者あり) 異議がありますので、採決は起立により行います。 本案は委員長報告のとおり決定することに、賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数です。よって、本案は可決されました。 休憩します。 休 憩(10時37分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時39分)
○議長(大屋政善) 再開します。
△日程第11.これより一般質問を行います。 発言時間は、当局答弁を含まず30分以内です。通告がありますので、順次発言を許します。伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 執行部の皆さん、おはようございます。きょうのトップバッターとして、一般質問を行いますので、最後までよろしくお願いをいたします。 1点目の市民行政についてであります。まず初めにこの更生保護について、少し概要を述べていきたいと思っております。更生保護とは犯罪や非行をした人が地域社会で立ち直れるように支援するとともに、犯罪や非行のない社会をつくるための国の事業であります。 また、今回一般質問に出しております更生保護女性会のルーツについては、明治16年に大阪の一人の女性が行くあてもない子供たちを自宅に預かり、母親のように養ったことがきっかけと言われ、その後非行のある子供たちの母親と慈しみを持って救おうと、全国各地で更生保護女性会の団体が結成をされ、60年以上にわたる活動が続けられ、全国各地で約1,300地区、会員が19万人活動しているということであります。 本市でも具志川更生保護女性会として、6年前から会を立ち上げ、地域での登下校指導や犯罪予防活動、更生支援活動等を関係機関と連携をして、更生保護事業に協力をし、犯罪や非行のない地域社会づくりにボランティア団体として、その活動に取り組んできているところであります。 平成27年6月には、うるま市更生保護女性会に名称を変更し、うるま市内の4地区のさらなる会員を呼びかけるとともに、組織の拡大を図って活動をしております。保護司との連携を密にし、青少年の更生を助けるとともに、犯罪予防のため、世論への啓発、地域社会の浄化に努め、会員相互、協力をして、健全な青少年育成を図ることを目的としているものであります。 そこで、うるま市更生保護女性会の結成をしたことに伴って、その助成金要請の要件について、お聞かせください。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) おはようございます。お答えいたします。 うるま市更生保護女性会につきましては、これまで地区単位の活動から、4地区がまとまり、去る6月にうるま市更生保護女性会として設立されましたことは、本市の安全・安心なまちづくりに貢献されるものと理解しております。議員御質問の団体設立に伴う助成金の要件ということでございますが、助成金の要件を補助金の要件ということでお答えいたします。 補助金の要件は、「うるま市補助金交付基準」に基づくもので、事業の公共性、効果性及び団体等の適格性等を審査し、交付の適否を決定していきます。まず事業の公共性とは、補助金の交付が客観的に公益上必要であると認められること。具体的には住民自治の向上につながるもの、少子高齢化社会への対策に寄与するもの、市民の福祉、健康の増進が図られるものなどがあります。また事業の効果性とは、補助金の交付に対して効果が認められること、事業活動の発想や着眼点に先見性、発展性などが見られ、将来においても必要とされる可能性があることなどがあります。補助金交付の要請がありましたら、先ほどの要件を審査し、交付の適否を決定していくことになります。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) はい、ありがとうございました。 それでは、先ほども述べましたこの更生保護女性会、6年前から地道に活動をしてきております。そしてこのたび4地区一緒になって、さらなる社会貢献に努めていこうということで、今その活動がスタートしているところでありますが、新たな団体として、申請することになるかもしれません。その申請時期についての具体的な内容について、お聞かせください。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) 補助金申請の時期について、特に指定はございません。必要とする団体より補助金の要請があった場合を申請の時期と考えております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) それでは年度初めに、その申請要請をするとかという時期的なものは、その団体が申請をしようとする時期をもって、そこからスタートするということになろうかと思います。それでは例えば、その申請後のこの交付決定の時期は大体、いつごろになるかということについても、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 事業団体に対する補助金の要請がありましたら、先ほど申し上げましたように、「うるま市補助金交付基準」に基づき、事業の公共性、効果性、団体等の適格性などの審査後に交付の適否について、検討され、またその補助金の交付を行う際の補助の目的、補助率、補助単価等を定めたその団体に交付するための補助金交付要綱を作成することになります。その後関係機関との協議がなされ、決定となります。 なお、交付手続は、「うるま市補助金等交付規則」に基づき、申請が行われることになります。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 新たな団体がその補助金を申請しようとすると、今市民部長がおっしゃったような流れの中で申請をしていくということになっていきます。 うるま市でこの補助金を申請するという団体が、多々あろうかと思いますけれども、ぜひともその申請をしていこうという団体を含めて、慎重なる審議をしていただいて、また補助金の交付の決定の有無については、適切な判断のもとでなされると思っておりますので、ぜひ市民の皆さんの御協力を一緒にやっていただきたいと、これをお願いをいたしまして、この件については終わりたいと思っております。 それでは2点目の道路行政について、この勝連2-52号線は、合併前の平成12年度より事業着手をしたものの、当初の計画を変更せざるを得なくなり、現在の土地改良区内への道路路線の変更、それに伴い新たな地権者への説明、さらには工事に着工した後も、地下ダム関連、県道の埋設物との関連で県との調整を図るために、工事の進捗状況がおくれるなど、着手から10年近くの月日を経て、今年度中で完成を目指し、現在工事が最終地点、工区内で進められているところであります。完成したのちには、市民の生活道路の交通手段に利用されることにもなります。しかしその一方で、車の交通量も今より往来が激しく増してくることが予想されます。地元の皆さんはこの開通を喜んで待ちわびているところでありますけれども、工事の完了前に、何とか安全対策ができないかという要望も寄せられているところであります。 そこで勝連2-52号線道路改築事業と関連して、案内板標識、そしてカーブミラー、照明灯設置などの安全対策ができないか。次のことについて、お伺いをしたいと思っております。 まず初めに、そこは県道沿いと合流するような状況になっておりますので、この県道8号線との取りつけ箇所に道路案内板標識の設置ができないか。ここの案内板については、この勝連2-52号線は、与勝中学校の正門に一直線になるような形での、そういうところも出てきますので、やはりそういった案内板等の表示も含めて、それができないかどうかということの質問ですので、よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) はい、お答えいたします。 勝連2-52号線道路改築事業は、勝連城跡に接する県道16号線を起点とし、県道8号線勝連平安名地内を終点とする延長1,770メートル、道路幅員12メートルで、今年度事業完了予定であります。議員御提案の道路案内板の設置につきましては、多額の費用を要することや、県道8号線には、市の上水道管や企業局管、NTTケーブル、米軍ケーブルなど、多くの埋設占用物件があり、これらに支障を及ぼさない場所へ設置した場合、道路案内板が信号機や道路照明灯などの陰になり、見えづらくなるなど、道路案内板の設置は、厳しいものになると考えておりますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) この県道沿いには、メーンの交差点、与勝中学校付近ですね。そして与那城3差路に向かって、その手前付近には大型の看板が設置をされているようなところではありますけれども、この大型看板は、私は今の場所においては、そういう大型のものではなくて、市民の皆さんが見てもわかるような形で、サイズ的にはコンパクトな形でもよろしいのかなと思っておりますので、やはり大型看板となってまいりますと、どうしても多額のこの予算が伴うということでありますので、何らかの方法で、そこの表示板として設置が検討できないものか、もう一度お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁しましたとおり、当該事業は今年度で事業完了予定で、繰越予算での工事となっており、道路案内板の設置につきましては、予定はしておりませんが、当該工事の沿線には、与勝中学校や世界遺産勝連城跡などがあり、県道に設置されている道路案内板を参考にし、サイズを縮小するなどして、設置ができないか検討してまいりたいと思います。御理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) ぜひともこの件については、よろしくお願いをいたします。 それでは2点目であります。ここも県道8号線との取りつけ箇所及びその与勝中学校向けの200メートルを行ったところにはS字カーブという状況となっております。そこに照明灯の設置ができないかということであります。今現在は、その県道8号線沿いから今、工事をしている勝連2-52号線の一帯のあたりは、一基も照明灯がないため、夜は暗く、本当に危険を伴っているような状況もありますので、そのS字カーブの箇所の照明灯について、お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 再質問にお答えいたします。 当該道路と県道8号線の取りつけ箇所への道路照明灯の設置につきましては、道路交差部の安全確保のため、6基の道路照明灯の設置を予定しております。 また、議員御提案の県道8号線から与勝中学校向け200メートル先のS字カーブ箇所への道路照明灯設置につきましては、道路照明灯の設置基準や工事費等を考慮し、検討してまいりたいと考えております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) その工事に伴って、道路交差部については、6基の照明灯が設置されるというふうなことにはなっておりますが、そのS字カーブのところには、夜、車が走っても暗い箇所は、やはり危険が伴ってくるということでありますので、ぜひこの検討をさらにしていただきたいと思っております。 それでは3点目、同じく与勝中学校向け200メートル先のS字カーブの付近については、見通しの悪い箇所として、カーブミラーがどうしても必要と考えております。この件について、お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 再質問にお答えいたします。 議員御提案のS字カーブ付近へのカーブミラーの設置につきましては、道路供用開始後の交通量や当該道路に取りつく農道などの利用状況を注視しながら、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 先ほどの照明灯と同様に、このS字カーブ付近のカーブミラーの設置は早急だと考えております。見通しが悪く、車の事故が発生しないか心配される箇所だと考えております。供用開始で、交通量は当然増加することは、予想されることでありますので、この箇所については、地元からも要望があり、4月には職員の皆さんと一緒に現場検証もして、確認をしているところであります。照明灯を含め、S字カーブのところのカーブミラーについても、ぜひ工事完了とともに設置できるように、お願いをして、この道路行政については終わりたいと思っております。 続きまして、大きい3.官製談合についてということであります。私はこれまで2月議会からずっとこの官製談合について、質問をしてまいりました。その都度質問をして、去る6月議会には判決も下されて、大まかな状況を皆さん把握していたかと思いますけれども、しかしその時点ではこの判決文を入手していないということがありまして、今回またこのような形で、一般質問を出しておりますので、その判決文を入手をして、さらにはまた今後の再発防止に向けて改善をどのように図っていくのか。そのことを含めて、御案内いただきたいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 暫時休憩します。 休 憩(11時01分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時11分)
○議長(大屋政善) 再開します。 教育部長。
◎教育部長(赤嶺悦三) おはようございます。 それでは判決文の内容について、お答えします。 職員の「入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律」、いわゆる官製談合防止法違反、公契約関係競売入札妨害被告事件について、那覇地方裁判所において、平成27年6月8日判決が下り、平成27年6月23日に確定いたしました。その概要については、主文では、両被告に対し懲役1年6月、裁判確定した日から3年間の刑の執行を猶予するとなっております。事実関係として平成24年8月22日執行の「伊波小学校校舎増改築工事(建築1工区)」及び平成26年8月6日執行の「高江洲幼稚園増改築工事(建築)」の2件の指名競争入札に際し、会社役員と本市教育委員会職員の両被告が共謀し、いずれもその前日に予定価格及び3つの最低制限価格候補を教示し落札させ、官製談合防止法違反の罪及び公契約関係競売入札妨害罪に問われたものであります。量刑の理由の中で、職員は公の入札の公正に関する認識の甘さから、安易な飲酒接待を受け続けており、平成21年ごろ以降に、十数件の公共工事について、予定価格や最低制限価格、またはその候補を教示していたことが述べられており、本件はいずれも常習としてされたものと認められるとして、職員に対し公の入札の公正に関する認識の甘さがあり、厳しい非難を免れないとしての判決となっております。 次に、(2)再発防止に向けた改善策について、お答えをいたします。 市民に対する信頼の回復に向けた今後の再発防止の改善策については、管理監督者及び契約事務に従事する職員を対象にした、「官製談合防止法等職員研修」に取り組んでまいります。また、うるま市倫理規程の遵守、服務規律の確保及び綱紀の保持等のさらなる徹底を図るため、服務管理者会議を定期的に開催してまいります。 次に、同一部署に長期に在籍する契約事務等に従事する職員の適正配置に努めてまいります。また教育委員会においては、部課長会議を通し、各課間の事業内容の共通理解を深め、職員相互の業務内容の共有化を図り、不正を起こさせない職場づくりに取り組んでまいります。市民の皆様を初め、議員の皆様に多大な御迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) ただいま判決文を受けて、この再発防止に向けた改善策ということで、全庁的な取り組みで再発防止をしていくということが、今改善策として述べられております。私はやはりこの信頼を回復するのが、こういったいろんな改善策をやったとしても、それはしっかりと職員を含め、そして全体的にやっていかないと、改善策は出したけれども、それが結果として現れなかったということもやはり出てくると思います。これからが市民の皆さんからどう職員の皆さんが信頼をされるかということのスタート地点だと思っておりますので、しっかりと頑張っていただきたいと思っております。これについては、終わりたいと思います。 そしてもうあと1点目の、この再発防止に向けてということについては、このことについては、いろんな入札制度関係においても、やはりこの改善がなされてきているということだと思いますので、この点についても、お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答えします。 入札制度における改善策につきましては、事後公表としておりました予定価格を全ての工事について、事前公表するものとしております。 また最低制限価格の設定につきましても、11通りの方法へ変更するとともに、その計算式を定めたうるま市建設工事の最低制限価格設定要綱をホームページへ掲載することや、入札会場において、入札者が抽選し、最低制限価格を決定することなどにより、官製談合を防止する上での改善策を行っております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 今の答弁からして、11通りの方法ということで、会場でこの開示をしていくということも今、おっしゃっておりましたけれども、次のものと関連をいたしますので、その点については、次の入札制度の見直しも含めて、そこのほうで聞きたいと思っております。よろしくお願いをいたします。 それでは(3)指名のあり方と、入札制度の見直しについてであります。どのような形で改善をなされてきたか、見直しをされてきたかということですね。この件について、よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) まず指名のあり方について、お答え申し上げます。 今回の事件を契機といたしまして、市政に対する信頼を回復し、議会においても議員から御提言がありましたが、より公平、公正、自由な競争を確保するため、本市における業者の指名につきましては、本市の公共工事の発注において、市内業者を優先としつつも、市外業者も活用することと定めております。その中でおおむね市外業者を指名する場合は、JV等の大型工事や特殊工事などの場合、入札で不調不落となった場合、業種により市内業者が少ない場合、国、県、他市町村の工事において優良であった場合と方針を定めております。 入札制度につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 入札制度のあり方ですね。今答弁をしてもらいましたけれども、先ほどこの11通りの方法に変更されたということについてなのですけれども、これは昨日も同僚議員から指摘があったと思っております。私たちもこれまでの皆さんたちの答弁で、前回は3つのうち1つだけを開示をして、あとの2つは破棄をしたということがあって、そこに市民の皆さん含め、何かちゃんと開示をすべきではないかということで、いろんなその部分については指摘をされてきたことだと思います。 しかし、今回も11通りのうち、くじを引いて最低制限価格のみだけを口頭で、その場で伝えるということで、あとのものについてはそれはまた決裁の手順があるので、そこでは開示できないということでありましたけれども、その件について、もう一度、どうしてもう既に受注するところは決まっているのに、その全てのものがその会場で開示できないかということについて、ちょっとそこら辺について、もう一度、お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答えを申し上げます。 最低制限価格の具体的な設定方法については、先ほど申し上げましたうるま市建設工事の最低制限価格設定要綱に基づき、最低制限基準価格を0.1%刻みで減じた10通りの価格と、最低制限基準価格を合わせた11通りを、最低制限価格の候補としております。 先日お配りいたしましたこちらのほうの予定価格調書のほうですけれども、この予定価格調書の中で工事名称、予定価格、入札書比較価格、最低制限基準価格の税抜、下の11通りの価格でございますけれども、この下の11通りの設定方法の計算式につきましては、既に先ほど申し上げたとおり、ホームページ上で公開をしておりまして、予定価格、最低制限価格がわかれば、おのずと計算をして求められることになります。 先日も申し上げましたが、決裁をいただいたあとに、都市計画部検査課のほうで公表することにしております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) それはきのうの答弁で聞いてはおりますけれども、ですからその場でどうして全部、きのうは「コピーをしたらどうですか」とか「差し上げたらどうですか」ということもありましたけれども、開示されているわけですから、その分について、業者の皆さん含めて、その場で開示できないというのは、何か手続上、こういうことでこのときにおいては開示できませんよという大きな理由があるのでしょうか。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(11時24分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時24分)
○議長(大屋政善) 再開します。 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答え申し上げます。 入札後は、契約書やその他関連書類などを速やかに作成する必要があることなど、入札事務に支障を来すことになりますので、会場での閲覧は控えております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) まずは、これまでいろんな透明性をどう確保していくかということで、皆さんは今のまた11通りのこの入札制度の見直しも行って、より市民に開かれた入札制度にしていこうかということで、今回この11通りの入札制度の見直しができたと思っております。ですからそこら辺については、きのうの指摘も含めて、またこの部分についてはまだ解明できないという部分がやはり多々まだあると思いますので、今回の議会でどういったことが指摘を受けたのかということを、しっかりとまた持ち帰っていただいて、よりよい入札制度をどうつくりあげていくかということもまた課題だと思っておりますので、この件については、ぜひよろしくお願いをいたします。 それでは続きまして、この(4)公正、公平に工事発注するための指名業者選定のあり方について、お伺いをいたします。この件についても、私6月議会においても、この企業の皆さん、業者の皆さんの工事発注のためには、いろんな書類を作成をしてやるべきではないのかということを申し上げたところでありますけれども、この件について、全体的にどのようなことになっているのか、お聞かせください。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答えします。 指名業者選定委員会において、指名選定を行う場合は、「うるま市建設工事競争入札参加資格及び指名基準等に関する規程」に基づいて審議を行いますが、その際は工事の種類や規模などに応じて格付名簿より、経営審査の点数、当該工事に必要とされる技術者、指名停止の有無、本市発注工事の指名や受注の状況などを委員に示し、公正、公平に選定を行っているところであります。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) なかなかこの工事の指名、工事を発注するために、どういった業者の指名選定をしていくか。これも公正、公平にという形でやっていかなくてはいけないと考えております。 先ほどいろんな工事を指名するに当たっては、委員の皆さんでそこでは資料作成をしながらやっていくということではあると思います。そういったものが、しっかりと市民の皆さんにもわかるような形での公表とか、そういうことはなされていくのかですね。この件について、ちょっとお聞かせください。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答えします。 指名業者選定委員会において、指名選定を行う場合については、先ほど申し上げたとおりでございます。委員会の審議内容につきましては、「うるま市建設工事等指名業者選定委員会規程」において、公表しないものと定めておりまして、審議に用いた資料につきましては、審議内容の一部であることから、公表あるいは提供できないものでありますので、御理解のほどをお願いいたします。 現在、沖縄県や他市におきましても、審議に使用した資料は、審議後に回収し、事務局にて破棄しており、委員会の審議内容につきましては、資料の公表を行っていないと聞いております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 公表はしていないということであります。それでも皆さんのところは、例えば公平、公正に受注をさせるために一覧表という形をもって、そういった資料も含めて、この委員に提示するときは、そういう一覧表のようなものも、お持ちでしょうか。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) 先ほど申し上げましたように、指名業者選定委員会の資料につきましては、審議内容の一部であることから、公表は、資料提供はできないものであると考えておりますので、御理解のほどをお願いいたします。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) この工事発注、指名をするに当たっても、多くの業者の皆さんがうるま市にはいらっしゃいます。ぜひそういった業者の指名の回数とか、受注額とか、もろもろのことを含めて、多くの業者の皆さんに仕事が行き渡るような形での選定をしていただきたいと思っております。 それでは次、(5)「談合等の不正行為の排除も徹底していく」との副市長の答弁である。実態に応じた対応とはにつきましては、去る6月議会におきまして、副市長がこの官製談合を受けまして、市民に信頼される市政の確立のために、このたびこの談合等の不正行為の排除、これも徹底をしていくということの答弁をしております。やはりこれは非常に大事なことだと思っております。その実態に即した対応とか、どういったことになるのか。この件について、お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 副市長。
◎副市長(榮野川盛治) それでは(5)について、お答えいたします。 市といたしましては、今後のこの談合防止につきまして、大きく3点の改善を行ってまいりたいと考えております。 まず1点目は、職員の意識改革の徹底であります。それから2点目につきましては、入札制度の見直しであります。3点目については、指名選定のあり方の見直しでございます。詳細につきましては、先ほど教育部長、それから都市計画部長が答弁したとおりでございます。市といたしましては、市民に信頼される市政の確立のために、談合等の不正行為の排除を徹底するとともに、公正な競争が確保されるよう、より公平、公正で透明性の高い入札制度の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) それでは、副市長ちょっと確認をしたいと思っております。 先ほど3つの改善ということをおっしゃっておりました。市長のほうから、うるま市議会議長のほうに、官製談合の再発防止と職員の綱紀粛正を求める決議についてということでの報告が出てきております。そのことについて、この3つ書いてあるんです。1点目は、「予定価格については、すべての工事で事前公表します。」2点目には、「建設工事の最低制限価格については、最低制限基準価格から11通りの最低制限価格を設定し、くじにより決定します。」そして3点目に、「最低制限基準価格の計算式は、公表し、最低制限基準価格及び最低制限価格は入札後、すみやかに公表します。」また、指名選定については、より公正、公平、自由な競争を確保するために、市内業者の保護、育成を図りながら、市内業者以外も活用する方針のもとに、対応をしていきますということが報告をされておりますけれども、このとおりで確認してよろしいでしょうか。
○議長(大屋政善) 副市長。
◎副市長(榮野川盛治) お答えいたします。 議員のただいま述べられたとおりでございます。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) それではその中の3点目に、今回「市内業者以外も活用する方針のもと」ということで、これは先ほど都市計画部長のほうが、そのことについては触れられていたかと思っております。この方針に至った経緯といいますか、それはどのような形でこういう方針にかえてきたのかについて、お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(11時36分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時37分)
○議長(大屋政善) 再開します。 副市長。
◎副市長(榮野川盛治) それではお答えいたします。 このことについては、これまで2月議会、6月議会におきましても、議員の皆様方からも、御提言をいただいてまいりました。 それからまた、これまできのうもお答えをいたしましたけれども、合併以来これまで27件の談合情報が寄せられてまいりました。その都度、公正入札調査委員会において、調査を行ってまいりました。その内容の多くが、業者間の談合の情報でございました。幸いにしてこれまで特に談合の事実が認められるというケースはございませんでした。このことについては、今後ともやはりこういう談合が起こらないように、万全の対策を講じていかなければいけないという考え方がございます。ですから私どもは、今回起きました官製談合のみならず、業者間の談合、全ての不正行為をうるま市から排除していくという考え方でございます。 そういう考え方のもとに、このような市外業者も一定の条件のもとに、市内業者を優先しつつも、一定の条件の中で市外業者も含めていくような方法をとってまいりたいと考えております。以上です。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 先ほど、都市計画部長が市外業者を指名する場合には、大型工事、特殊工事を含めてのそういった観点もある。そして入札の不調不落、市内業者が少ない場合とか、あとは国、県の優良企業とされるものということで、これが一定の条件だということで、ちょっと確認をしたいということがあります。そしてもう1点、こういう条件がつけられました。それに基準としてこの市外業者を指名する場合の基準というのが設けられているのか。お願いをいたします。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(11時40分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時40分)
○議長(大屋政善) 再開します。 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答え申し上げます。 今回新たに設定いたしました「うるま市業者指名選定の方針」につきましては、まずは指名の優先順位は次のとおりでございます。順位といたしましては、市内に本社を有する者、代表権者が市内在住の者、市内に支店・営業所を有する者、県内で市外に本社または営業所を有する者、県内に本社及び営業所を設置していない者という順位になっております。 次に、指名に当たっては、市民の雇用拡大を図るため、本市在住従業員数等本市への貢献度を考慮するものといたします。 次に、先ほど申し上げましたこの市外業者を指名する場合につきましては、大型工事や特殊工事などの場合、入札で不調不落になった場合、業種により市内業者が少ない場合、工事内容により国、県、他市町村の優良賞受賞歴を考慮する必要がある場合などとしております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 済みません。あと1点だけこの件について、お願いをいたします。それでは今市外業者の場合は、このような4点のことが答弁がなされました。そしたらその中に、第1は大型工事、特殊工事ということを定めているということがありますので、そうなってきますと、必然的にその工事、市外業者が今、指名をするに当たっては、この金額的な設定、例えばそこからここまでは市外業者を入れるけど、ここから下は市内業者優先にするとかということもありますか。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答え申し上げます。 工事内容、工事の難易度等によりますが、おおむね3億円以上を大型工事としております。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(11時44分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時44分)
○議長(大屋政善) 再開します。 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) それでは、ありがとうございました。 次に移ります。4.教育行政について。高江洲小学校屋内運動場増改築工事(建築)について、伺います。この件につきましては6点ほど投げかけておりますので、随時その旨、答弁を願いたいと思っております。 まずは1点目は、これは2015年、平成27年の8月26日付の日刊建設ニュースによると、同工事は8月17日に入札が執行され、仲本建設株式会社、有限会社殖伸建設JVが4億7,000万円で落札をしている高江洲小学校屋内運動場増改築工事(建築)のものであります。確認をしていく部分がありますので、お願いをいたします。 まず初めに、2012年度から2014年度までに執行された5,000万円以上の契約工事で、最低制限価格の平均は何パーセントでしょうか。そして2点目ですね。同じく2012年度から2014年度において、落札価格は予定価格に対して、平均何パーセントでしょうか。3点目です。同じく同工事については、7JVが入札に応じ、そして落札者以外の6JVは無効ということになっております。そしてそのJVの入札額を最低制限価格にすると、その割合は何パーセントになるのか。そして4点目、同工事の予定価格が公表されているのかどうか。5点目ですね、この2012年度から2014年度について、5,000万円以上の契約で最高の落札額と落札率はどのようになっているのか。そして最低落札額と、落札率については、どのようになっているのか。そして次に、予定価格が公表されているような状況がありますけれども、今回私、前回の質疑でもそのことについては、質問をしてきたところですけれども、無効が6社も出ているということがありますので、この件も含めて御答弁をお願いしたいと思っております。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) まず過去に執行された5,000万円以上の契約工事で最低制限価格の平均何パーセントかについて、お答え申し上げます。 平成24年度から平成26年度までに執行された5,000万円以上の契約工事は67件ございますが、最低制限価格の平均につきましては89.56%となっております。 次に、予定価格に対して何パーセントかということでございますけれども、予定価格に対する落札価格につきましては、平均92.18%となっております。ちなみに工事ランク別では、土木工事一式Aランクで90.38%、建築一式工事ではAランクで91.43%、Bランクにおいては93.33%となっております。なお、新聞に掲載されております沖縄県土木建築部発注の工事に関しましては、平成24年度で93%、平成25年度で92.8%、平成26年度で92.9%となっております。 次に工事の予定価格の公表につきましては、このたびの入札制度の改正により、予定価格につきましては、平成23年6月より一部の工事において、非公表としておりましたが、今回の改正により、予定価格は全ての建設工事において事前公表するものとしております。本工事につきましても、事前公表されております。 5番目の、落札額と落札率について、お答え申し上げます。5,000万円以上の契約で、最高の落札額につきましては9億円であり、最高の落札率は99.95%となっております。また、最低の落札額につきましては、5,032万円であり、最低の落札率は89.29%となっております。
○議長(大屋政善) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺悦三) それでは3点目の7JVが入札に参加、6JVは全て無効、全JVの入札額と最低制限価格の割合について、お答えをいたします。 御質問にあります最低制限価格の割合については、通常使っております予定価格に対する割合でお答えをいたします。 予定価格については、4億7,640万円で事前公表をしております。最低制限価格については、抽選の結果、4億2,876万円、これは率にして90%となっており、結果、仲本建設株式会社JVが4億7,000万円で落札しております。落札率は98.66%となっております。以下の予定価格の割合は、平安座総合開発JVが4億2,532万9,920円で89.28%、上門工業株式会社JVが4億2,650万円で、89.53%、有限会社桑江工業JVが4億2,790万2,480円で89.82%、有限会社大洋建設JVが4億2,661万6,000円で89.55%、株式会社丸善組JVが4億2,747万3,720円で89.73%、有限会社マルユウ土建JVが4億2,734万円で89.70%となっております。 次に6点目の予定価格が公表されている7JVのうち、6JVが無効というのはどういうことですか。ということにお答えをいたします。入札制度において、最低制限価格を設定した場合、入札額がそれを下回った場合は無効となります。うるま市においても、うるま市契約規則第31条第7号の規定により、同様に無効となります。今回の場合は、11通りの最低制限価格の中から、あらかじめ入札参加者より選ばれた抽選者が引いた番号で、最低制限価格が決定され、その結果、6建設工事共同企業体が最低制限価格を下回ったため、無効となっております。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) はい、ありがとうございました。 今回11通りになったということで、こういうふうな入札の結果が出てきたということだと理解をしております。 それでは、あと2点ほどお尋ねをしたいんですけれども、この7JVは、施設課の指名推選業者と一緒でしょうか。 そしてもう1点目は、この指名業者選定委員会で、今回のこの業者について、削除をした。または追加した業者があるのかどうかをお尋ねします。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) お答えいたします。 本工事につきましては、新たな指名選定の方針に基づいて、指名業者選定委員会で決定をしております。 次に、削除したかということでございますけれども、新たな指名業者選定の方針に基づいて審議し適正に選定した結果でございます。ちなみに削除した業者はございません。
○議長(大屋政善) 伊盛 サチ子議員。
◆13番(伊盛サチ子議員) 私の一般質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(大屋政善) 午前の日程をこの程度にとどめ、午後1時30分より会議を開きます。 暫時休憩します。 休 憩(11時56分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(13時30分)
○議長(大屋政善) 再開します。午前に引き続き、会議を開きます。 次の質問者、荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 皆さん、こんにちは。年に一度の御先祖様の霊を迎えて供養するお盆も終わり、先祖の霊をお送りしたことと思いますが、さてその御先祖様の霊は、無事にお帰りになられたでしょうか。また帰る場所はあったでしょうか。 最初の質問は(1)無縁墓、空き墓について伺います。先祖の霊を祭ってあるのがお墓であります。本土の墓と違って、沖縄の墓は亀甲墓、破風墓と現世の家のような形状が多く見られるわけですが、近年世話をする人や受け継ぐ人がいない墓など管理者がわからない無縁墓や空き墓が見受けられます。行政側として、無縁墓、空き墓等の実態を把握されているか、お伺いします。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 無縁墓、空き墓の疑いのある墓が実際に管理者、または承継者のある状況か否かの判断は大変難しく、実数としては把握しておりませんが、平成20年度に実施した墓地実態調査における墓地の管理状況において、草刈り清掃が行われていない墓地は、全体の2.9%でございました。しかしながら、この全ての墓地が無縁墓、空き墓とは考えにくく、実際の無縁墓、空き墓の割合としては、さらに低いものと考えております。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) そうですね。確かに無縁墓、空き墓の判断は難しいものと思いますが、その上に調査も大変だっただろうと思います。その中で2.9%の数字が出てきたのは、無縁墓、空き墓の実態が少しながら見えてきたということだと思います。一定の成果だと評価したいと思います。 以前は、住宅地から離れた場所に墓は大体あったわけですが、人口の増加によってだと思うんですが、宅地が広がり、そのため住宅の近くに墓があるのも最近はめずらしくないわけです。この住宅地に近いせいなのか、墓を移動すると。墓というより、遺骨ですね、そういったものを移して、そのまま墓が残っている状態もあるし、何といいますか。空き墓になっているような状態があるわけですが、その墓の中に、犬や猫などがこう住みついて、繁殖をしているというような状況もあるようです。 それが付近住民のほうに迷惑をかけているというのもありますが、この犬や猫などは捕獲することで対処できるということもあるんですが、墓に関しては、この個人の財産であるわけですから、なかなか対応が難しいところではあります。去る9月16日の沖縄タイムス紙上にも、この「無縁墓自治体が苦慮」という見出しで、本土の墓のことを出しておったわけですが、この本土と沖縄では、墓の形態や管理状況でも違うところもありますが、無縁墓の対応に対しては、やはりどこの自治体でも苦慮しているということが伺えるわけですが、この無縁墓、空き墓の問題は、また今後も出てくるようなものではないかと想定されますが、その対応策について、何らかの策があるのか。お伺いをしたいと思います。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、現状において無縁墓、空き墓かどうかの判断は、大変難しいものがございます。しかしながら当該墓地の管理状況において、公衆衛生上、周辺環境に支障を来している場合は、土地所有者等を調査し、適正管理を指導したいと考えております。 また、少子化が進む中、今後は墓の無縁化が進むことも否めません。無縁化が進むと、雑草などにより、荒れた雰囲気をもたらすとともに、老朽化に伴う墓石倒壊の可能性が高まるなど、隣接周辺の墓地に迷惑をかけることになります。 特に、改葬や土地の再利用を行う際は、多くの時間、費用、労力を要し、将来的に都市計画上の大きな支障にもなり得ることから、今後墓地の管理意識の啓発など、無縁墓になりにくい仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 先ほど、新聞紙上のことを紹介したように、各都道府県が違いはしても、この無縁墓の対応には苦慮しているようですが、ただいまのこの部長の答弁を力強く受け取っております。ぜひ真摯に取り組んでいっていただきたいと思います。 (3)墓周辺の環境整備についてとしてありますが、今回ある特定地域を取り上げての質問であります。この地域の住民から話を伺ってみますと、無縁墓や空き墓があり、先ほど申し上げたとおり、野良犬や猫の繁殖場所ともなり、ことしに入って5匹のハブも捕獲。そのうちの1匹は隣りの家の中で捕獲するなど、ハブもかなり多く出没しておるようであります。また墓の周囲は雑木や雑草が茂っており、ボランティアでその周囲を掃除している住民の方がおりますが、とにかく時間の許す限り、ここの周辺を掃除したりしているようですけれども、なかなか一人では、手が回らないということで、墓地の持ち主で墓地周辺の環境整備を考えてもらえるよう、行政のほうから指導・助言は行えないのか。お伺いします。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 先ほど議員御案内のとおり、宅地の広域化により墓地が集積する区域に住宅が近接する状況がありますが、議員御指摘の墓地につきましては、現地を確認し、周辺住宅の公衆衛生に著しく支障を来す状況であれば、土地所有者等を調査し、墓地の適正管理を指導するなどの必要な対策を講じてまいります。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 今、まさにこう部長の答弁にもありましたように、周辺環境に支障を来す場合が今後もあると思いますので、ぜひ地域住民の声を拾い上げて、対応していただきたいと思います。これについては、終わります。 次に、2.住居表示であります。住居表示は、通常その地域の名称、つまり自治会の名称がその地域に住む人の住所となっているのが一般的であります。しかしながら、この石川前原地区は現在、石川伊波、石川山城、石川東恩納、石川曙と4つの住所が混在した行政区となっているわけですが、これはこの石川前原地区が石川伊波区と石川東恩納地区の間に、新しく行政区としてできたことにより、現在のような状況下にありますが、このように現存する行政区が分かれて、新しい行政区になることは、通常「ヤードゥイ」とも言われています。 新行政区となっても、この住居表示は以前のままになっている地域がありますが、本市の住居表示の整備状況はどうなっているか、お伺いいたします。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) 住居表示の実施状況について、お答えします。 本市における住居表示実施済み地区といたしまして、みどり町地区、喜仲地区、白浜地区、東山本町地区、赤崎地区、曙地区、石川地区の7地区がございます。また安慶名土地区画整備事業区域を中心とした
安慶名地区につきましては、平成25年度より住居表示の実施に向けた検討を行い、平成26年度、法に基づく手続を経て、今年度11月の実施に向けて事業を進めているところでありますので、合わせて8地区となる予定でございます。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) この住居表示について、旧石川市においても、私この当局のほうにお聞きしたことがありまして、そのときも旧石川市のほうでも整備を進めていたわけであります。合併前に、この前原地区について伺ったところ、その時宮森校区、城前校区と整備が終わって、次の段階で伊波校区に移るところであるという答弁をいただいておりましたが、その後、合併に至る中で、現在まで全然、進展がないような状況だと私は見ているんですよ。この伊波校区の住居表示の整備は、どのようになっているのか、教えてもらえますか。
○議長(大屋政善) 都市計画部長。
◎都市計画部長(島袋房善) 伊波校区における住居表示について、お答えいたします。 市におきましては、
安慶名地区以降、住居表示の実施予定はございません。御質問の伊波中学校校区につきましては、平成25年7月に石川前原自治会から、住居表示に関する説明の要望がありまして、担当課により自治会の皆さまに説明をさせていただいた経緯がございます。 また、今後の取り組みにつきましては、地域の意向などを踏まえながら、実施の可能性を調査していきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 今、部長の答弁から察しますと、伊波校区については、後回しというか、後ろ向きな感じがしますけれども、これは合併前から10年余り前から住居表示を望んでいるわけですが、なかなか今まで進んでいないということであります。10年もたった段階ですから、もう一度地域住民への説明とか、あるいは話し合いを持って、ぜひこの住居表示を整備していただけるようお願いしたいと思います。これで質問は終わりたいと思います。 あと、3.市長の市政運営上の基地問題に対する基本姿勢についてという、長ったらしい題目がありますが、平成27年8月30日の沖縄タイムスの報道で、那覇市、名護市を除いた9市の市長が、「沖縄の振興を考える保守系市長の会」(チーム沖縄)を結成したそうですが、その入会に至る経緯をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) 荻堂議員の質問にお答えしたいと思います。 「沖縄の振興を考える保守系市長の会」と、これも長ったらしいわけでありまして、それで仲間の市長の皆さん方から略称して、「チーム沖縄」がいいのではないかということになったようでございます。その入会に至る経緯ということでありますけれども、昨年の11月に翁長知事の就任以後、沖縄の基地問題をめぐって、政府と沖縄県の関係にあつれきが生じまして、さらに冷え込むことが想定をされたことから、今後の各地の行政運営、それから振興事業等々に対する影響が出るのではないかと、危惧する声が上がりまして、その不安解消のためには、直接国と意見交換をする場が必要だということで、呼びかけがありまして結成をされた、あくまでも私的な会合でございます。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) チーム沖縄のこの運営状況についても、聞かせていただきたいと思いますが、事務局体制とか分担金などは、どのようになっているのか、聞かせてもらえますか。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) 私どもが先ほど申し上げました各種の行政運営、あるいはまたこれまで取り組まれております振興事業等々に対する悪影響等が出ないかという危惧することから、お互いが、三々五々集まってその意見交換をする場ということであります。この中におきましては、呼びかけ人の世話人代表として、宮古島市長が当たっておりまして、連絡関係も全て宮古島市が受け持つということになっております。 当然、私的な会合でありますので、各自自費でもっての参加でございます。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 今の市長の答弁で私的な会合だということですが、しかしこの新聞紙上を見ると、「市長会」と。「市長会」というよりは、市長が集まってやっているというのですか、そういう市長という肩書で出ているものですから、現在ある「県の市長会」と、この「チーム沖縄」との違いも説明していただけるでしょうか。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) どこの首長であれども、それなりにまず地域の行政課題、あるいはまた振興策等々については、それなりに政府との要請のためのルートを持っているわけであります。これは政治の常套手段でありまして、それぞれの立場でそれぞれの人脈を通して、さまざまなことを要請に伺ったりいたします。 「チーム沖縄」につきましては、慣例によりまして年長の宮古島の市長が務めるという非公式な会合でありますけれども、同会が各首長が各市で抱える課題等について、自由闊達に意見を述べる場ということで捉えていただければと思っております。 「現市長会」と「チーム沖縄」との違いについてということでありますけれども、あくまでも沖縄県市長会は県内の11市で構成をされておりまして、一般行政を含めて各県、各市共通の行政課題を解決するための公的組織でございます。なので、沖縄県、九州、全国市長会とそれぞれが事務局を持っておりまして、これは議会ともまさに同じ組織の形態でございます。運営経理等々につきましても、それぞれの各市の議会の承認を得て、公費で執行されているところでございます。 また市長会の意思決定は合議制であります。私どもの会はそれぞれの立場で意見を言い合える場ということであります。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 今、市長がわざわざ丁寧に質問に答えていただきまして、ありがとうございます。 今度は、市長は安倍総理大臣宛ての建白書に署名捺印をしておりますが、前回の議会でも同僚議員に「建白書の趣旨の堅持は変わらない」とおっしゃっているのもわかっているわけですが、今もその建白書の趣旨を堅持する気持ちは変わらないでしょうか。もう一度、お聞かせいただきます。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) これまで過去に議会で10回、延べ人数にして約13人の皆様方から関連質問をいただいておりますけれども、前議会でも東浜光雄議員にもお答えさせていただきましたが、市長として東京行動に参加した目的は、平成24年9月9日の「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」に集約をされました県民の思いを、直接政府に届けるという県民会議の行動方針に沿ったものでございました。それは平成25年1月28日、ときの政権は変わりまして、新政権当時の安倍総理への直接手交を持って、県民大会の願意は達成をされたものと。これまでも同様の認識を示してきたところでございます。当時の建白書にしたためました、私の思いは現在に至るまで変わることはございません。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 市長のこの建白書の趣旨を堅持する意思は変わらないということは、よくわかりましたけれども、菅氏とチーム沖縄での会談で、「普天間飛行場の危険性除去」としてありますが、建白書では「普天間基地を閉鎖撤去し、県内移設を断念すること」になっているというが、それとの整合性も伺っていいでしょうか。チーム沖縄は、この個人的な私的なものだということではありますが、新聞紙上であれだけ出た中では、やはり市長という名前で出ているものですから、どうしてもそこら辺我々、市民側としては受け取る側としては、市長の意思が入っているということを考えますので、この整合性をどう捉えているのか。お聞かせ願いますか。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) 先ほど申し上げましたとおり、沖縄県市長会の意思決定は合議制でございます。1人でも異を唱える場合には、その議は終了しないといけないということになります。全体の理解を得て意見をまとめるというのが合議制の意味でございますが、先ほど申し上げましたとおり、チーム沖縄の協議のあり方は、それぞれの立場から各自の地域の市の課題等々を取り上げて、それを自由闊達に意見交換をする場でございます。私的の場でございます。 そういう意味からすると、この件につきましては、県内9市の首長がそれぞれ各地の実態に即した立場から、熟議を尽くした中で沖縄振興を考えるということで、その視点に立ったときに、基地の問題がどうしても避けては通れない大きな課題であるという共通の認識をしたことから、県内の米軍基地の整理縮小、統合、そしてまた普天間飛行場の危険性の除去、沖縄振興予算の確保等々について、それぞれの首長の立場から要請を行ったものでございます。 普天間飛行場の危険性の除去につきましても、長年基地の過重負担を強いられてきた住民の願いを届けるという願意を、建白書と同じ願意は、建白書と同じ方向性を持った内容であると認識をしておりますし、その当事者の首長からその旨、意見が出されたところであります。 また、私はその会談8月29日の日でありましたけれども、うるま市としては、8月20日午前に米軍が津堅島訓練水域で実施をしたパラシュート降下訓練について、伊江島の補助飛行場以外での訓練が許されているのかどうか、沖縄県と政府との考え方が違う、米軍との考え方が違うということで、その見解を明確化するよう要請をしたところでございます。以上でございます。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 新聞紙上でこの市長が津堅島沖に墜落したことに対しても、私も読んでおりますが、これで建白書とチーム沖縄の整合性は保たれるということなのですが、チーム沖縄の結成報道が8月30日にありましたが、この時期は政府と沖縄県の辺野古新基地建設についての協議期間があって、その終わりに近づいているときで、非常にこの微妙な時期といいますか。微妙な時期に報道されたことに、恐らく報道を見た県民市民は、大きな関心を持ったことだと思うのです。 それでこのチーム沖縄の報道と建白書の趣旨を堅持することの整合性が、私にはなかなか感じられなかった。むしろ辺野古新基地を推進する方向に向かっているように思うわけですが、建白書を堅持したいという思いがあるというのであれば、辺野古新基地建設については、はっきりとした態度を示してもらうべきではないかと思って質問をしています。この点について、市長答弁をお願いできますか。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) 私もその日、8月29日ですか。確かそうだったと思いますが、菅官房長官がお見えになるということで、緊急に連絡がありまして駆けつけたところでございます。 お互い9市の首長が集まってこの会を結成されたのが、それよりも3カ月ぐらい前のことでありまして、今回は二度目の招集というか、会合でございましたが、私も現場に駆けつけて、物々しい警備にびっくりしたところでありまして、そういった誤解をされかねないタイムといいますか、日時が重なったということも、皆さんのそういった心配をかけるもとになったのではないかと思っております。 辺野古の新基地建設云々についてもということでありますが、私はこれまで述べてきましたとおり、うるま市の市長としてのスタンスでありますので、うるま市の行政を代表する立場として、うるま市から物を見るというスタンスをこれまで述べてきております。 議会初め、あらゆる機会におきましても、同様の発言をさせていただいているところでありますけれども、私の米軍基地に対する基本的なスタンスは基地の整理縮小であります。新たな基地の建設につきましても、基本的には容認はできないという立場を堅持してきているところでありまして、何度も議会でもお答えしたところであります。平成21年に勝連沖に代替基地として、候補地に挙がったときにも、住民意思を代表して反対をしてきた経緯も踏まえまして、本市で容認できないものを、他市に容認することはできないと。認めるわけにはいかないということを常々申し上げているところでありまして、私流のうるま市の市長流の表現をもって、このことについては、再度お答えさせていただきます。いささかも、その気持ちに変わることはございません。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) この基地問題については、前回の6月議会においても私、市長の施政方針の中での基地問題に対する方針の中での、基地問題に対する方針は、高く評価いたしました。 しかし、ことこの辺野古新基地問題に関しては、建白書に署名されておりながら、チーム沖縄との行動などで、市長の基本姿勢が私には全くわかりません。そのために、何人かの同僚議員からも同じ質問が出てくるのは、このせいではないかと思うのですが、その都度、市長は今も答弁なされたように、「自分のところにつくらせたくないのは、ほかの地域においても同じだ」と、答弁することで、辺野古問題に対して市長自身は、はっきりした態度を示しているんだということを考えておられるかも知れませんが、この辺野古新基地建設反対の名護市、那覇市も含め、この2市を除いて、チーム沖縄と行動をともにしたことや、あるいは9月20日の琉球新報の辺野古取り消し首長アンケートにも「無回答」となされているなど、市長の基地問題に対する基本姿勢が、ますます見えてこないような気がするのですよ。いま一度この辺野古新基地建設問題に対して、市長はもうちょっとはっきりとした態度を示すべきではないかと、もう一度お伺いします。
○議長(大屋政善) 市長。
◎市長(島袋俊夫) それぞれの首長の皆様方は、それぞれの思いでその地域の住民の選択を受けて、行政を預からせていただいております。その意味で、その地域を代表して、答弁あるいは日ごろの長としての活動をさせていただいております。 私どもの市長会におきましても、それぞれ普天間基地を縮小あるいは廃止撤回、閉鎖撤回を主張する首長がおられます。そしてまた代替案に挙がりました、荻堂議員がおっしゃるように、名護市のように新たな候補地として挙がって、それに反対をされている方々もおられます。それぞれが地域住民のために頑張っている市長でありまして、これはそれぞれに勝連沖の経験を持っている私からすると、その気持ちは十分理解できます。 そういう悩み抜いた中で、それぞれの地域のことを、地域の方々が自主決定をしていただくということがまず大事であろうと思っております。そういう中で私どもは、行政課題を共通するものにつきましては、共通の課題として取り組んでまいります。それと独自の課題につきましては、独自の取り組みでそれぞれの解決を図っていくという努力もまた必要かと思います。それぞれの立場を尊重しながら、うるま市の市長として、これからも個人としての主張を貫いてまいりたいと思っているところでございます。御理解をお願いしたいと思います。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 何度もこう市長の答弁を聞いてはおりますが、私にはちょっと理解しがたいところがありまして、今後もこの基地問題に対しては勉強させていただきたいと思います。これで、この件については質問を終わります。 次の石川公園の護岸について伺うわけですが、石川公園のほうは、同公園の北側ですね。石川多目的運動場側になるんですが、擁壁によって、砂浜のほうから沖のほうへ向かって伸びているわけです。この基礎の部分のところから、岩というんですか、石が置かれているのですが、あるいはテトラポットなどが沈められております。この岩が大きく揺り動かせられた状態であり、基礎の下部の部分が削り取られてきております。その状況を当局のほうは把握しているのか、お伺いしたいと思います。
○議長(大屋政善) 総務部長。
◎総務部長(天願雅也) 石川公園の護岸の状況把握について、お答えいたします。 当該護岸は公有水面を埋め立てて設置した護岸となっており、石積みやテトラポット及び擁壁が設置されております。その擁壁の土台となる石積みが石川多目的運動場側から石川野球場側にかけて、高波等による影響を受け、石積みなどが崩れ擁壁の基礎部分がむき出しの状態になっている箇所が数カ所あることを現場で確認をしております。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 今すぐどうこうなるような状態ではないとは思いますが、毎日、波に打たれている状況なので、この状態をほうっておくと、擁壁が崩れてしまうという可能性が高くなると思いますが、その前に対処しておいたほうが得策だと思って、早急の対処ということを言ったのです。この状態は早急にやるべきものか。あるいはそうではないかは、私も専門ではなくあまりわからないので、ただこの対処は早目にやったほうがいいのではないかということで質問をしています。これについて、お答えいただきます。
○議長(大屋政善) 総務部長。
◎総務部長(天願雅也) お答えいたします。 当該護岸は、石川公園及び石川多目的運動場や石川野球場の運動施設を保護する重要な護岸となっていることから、その対処法については、石川公園及び石川多目的運動場等を管理しています関係部署と協議を行い、早目の対応を検討してまいりたいと考えております。
○議長(大屋政善) 荻堂 盛仁議員。
◆6番(荻堂盛仁議員) 護岸工事には、予算が伴うもので、早目の対応というのは、先ほども申し上げたとおり、護岸が崩れるような事態になってからやるよりは、今でやっていたほうが予算的に安くつくのではないかと思って、この質問をしたわけです。私も専門ではないので、専門知識を持っていらっしゃる当局の判断に委ねたいと思います。 これで私の一般質問は終わります。
○議長(大屋政善) 次の質問者。大城 直議員。
◆3番(大城直議員) 皆さん、こんにちは。2日目第3番手の質問を行いたいと思います。 まず1.島嶼地域の防災についてなのですが、島嶼地域で暮らしている方々は、台風が直撃するたびに、海中道路あるいは浜比嘉大橋の通行どめなどで、大分不便な生活を強いられているというのは、皆さん御存じだと思いますが、そこで台風時の海中道路、浜比嘉大橋の通行どめは、いつ、誰が、どういう状況で決定するのか、それを伺いたいと思います。お願いします。
○議長(大屋政善) 総務部長。
◎総務部長(天願雅也) お答えいたします。 台風時の海中道路及び浜比嘉大橋の通行どめは、沖縄県中部土木事務所が浜比嘉大橋に設置した風速計で、風速25メートルを計測したときに通行どめを判断しております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) 風速25メートルで県が判断をするということですが、そこで暮らしている方々ですね。これぐらいの風だったら大丈夫だろうということで、会社に出勤しようと思ったら、海中道路のほうで封鎖されていたと。それが原因で出勤できなかったということも聞いています。そこでですが、そこで暮らしている住民に対しての周知方法、連絡方法はどのような方法をとっているのか、お聞かせください。
○議長(大屋政善) 総務部長。
◎総務部長(天願雅也) お答えいたします。 初めに海中道路と浜比嘉大橋の全面通行どめに係る事前周知としまして、平成23年8月ごろ、島嶼地域の自治会の協力を得て、全線通行どめに係るチラシを、島嶼地域全戸に配布をしております。今年度は6月号と7月号の「広報うるま」において、台風及び風水害に係る注意喚起を行っております。また8月号の「広報うるま」では、防災一口メモの中で、海中道路と浜比嘉大橋の全線通行どめに係る周知も行いました。ことし7月の台風第9号からはフェイスブックも活用し、ホームページと併せて台風情報や自主避難場所の案内、海中道路の通行どめに係る情報提供を始めております。 また台風の接近が予想される場合は、毎回、災害警戒対策本部の事前対策会議を開催し、その中で関係部署と観光客等への事前対応についても、確認をしております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) では、この島嶼地域の防災なのですが、台風時に道路封鎖されたときに、けが人あるいは病人等の急患が出たとき、この救急搬送、これをどうやって行っているのか。確認をお願いします。
○議長(大屋政善) 消防長。
◎消防長(照屋賢正) お答えいたします。 台風時に海中道路が封鎖された場合の急患搬送につきましては、関係法令に基づき、原則、救急自動車での搬送を行いますが、強風により救急自動車の揺れが大きいと判断された場合には、大型消防車両を風よけにした並走や、直接患者搬送を行い、海中道路本島側で大型消防車両から救急自動車へ患者を収容し、病院へと搬送しております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) 大型車両も動かしての搬送、大変なことだと思います。 島嶼地域で暮らす方々は、やはり病院もなく、医師がいない状況で閉じ込められますので、それに少しでも対応するには、やはり消防の救急救命士を増員するとか、台風時には当番制で多めに配置をするとか、どういうふうに行っているのか、お聞きします。
○議長(大屋政善) 消防長。
◎消防長(照屋賢正) 再質問にお答えいたします。 台風が襲来すると予測され、暴風域に入る恐れが高まった場合には、台風の規模に応じ、各消防署所に救急救命士を含む職員を増員して、警戒配備体制を整えております。 なお、平安座出張所につきましては、海中道路が強風域により、封鎖される前に各消防署よりも早く、警戒配備体制を整えているところでございます。以上でございます。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) はい、ありがとうございました。消防職員もやはり大変ですね。お疲れさまです。 次に、(3)観光や仕事で島を訪れた方、あるいは島から出られた方が帰れなかったり、あるいは戻れなかったりした場合、その場合の対応策はどうなっているのか、お聞きします。
○議長(大屋政善) 総務部長。
◎総務部長(天願雅也) お答えいたします。 初めに、仕事などで本島に出ている方々が海中道路等の通行どめで、島嶼地域に帰れないときは、与那城庁舎を初め、各避難所において自主避難者として受け入れを行っております。 次に、海中道路と浜比嘉大橋の全線通行どめで、島嶼地域に取り残された観光客等への対応については、猛烈な台風の接近が予想される場合は、平安座地区コミュニティ防災センターに災害対策要員を配置し、受け入れ態勢を強化しております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) はい、ありがとうございました。これで少し安心しました。 次に、2.勝連半島南岸線(農道)の不法投棄についてなのですが、これは以前、東浜光雄議員が一般質問で取り上げ、指摘したこともありましたが、それに続きまして、最近また平敷屋から南風原に抜ける農道、そこへは雑木が繁茂し、不法投棄しやすい状況である。そして車もふたのない側溝とか、ふたのない集水ます、それを覆っている状態なのです。車の通行にも不便を来している状況でありますので、早目の対応ができるかお伺いします。
○議長(大屋政善) 経済部長。
◎経済部長(上間秀二) お答えいたします。 農道につきましては、維持管理作業員により定期的に除草作業を実施しておりますが、前年度及び本年度におきましては、台風被害箇所がかなり多発しまして、後処理に労力を費やしたこともございまして、農道等の除草作業におくれが生じ、御迷惑をおかけしている状況がございます。 今後の対応としまして、草刈り作業の日程調整を行いまして、早目に対応したいと考えております。 また、不法投棄対策につきましては、関連部署と協議を行いながら、また連携をとりながら対処してまいりたいと考えております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) この農道に関しては、実は9月11日金曜日の午前中、朝通ったときには何もなかった場所に、9月13日日曜日、昼には粗大ごみが捨てられていたと。それに関しては、環境課で早急に対応していただきました。ありがとうございます。 この地域ですね。平敷屋から南風原に抜ける農道に関しては、前回の2月議会でしたか。その答弁では、看板を設置し対応するという答弁がありました。そして監視カメラによる対応も考えていますという話でしたが、それ以降はどうなっているのか。ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) 再質問にお答えいたします。 議員御提言があります不法投棄の場所につきましては、現在環境課において、クリーン指導員などによる不法投棄巡回パトロールや、不法投棄の回収に努めている現状であります。しかし、不法投棄される場所は人目につきにくい場所に多発しており、再度現場を確認し不法投棄に対する看板の設置をしていきます。 また不法投棄監視カメラ設置につきましては、平成28年度から平成30年度までのうるま市実施計画へ事業の計上をしております。事業採択後に設置場所、設置基数については、検討していきたいと考えております。御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) 早目の対応、よろしくお願いします。 現場のほうなんですが、私よく通るものですから、看板の件も確認したのですが、確かに看板はありました。2つほどしか見えなかったのです。そのうちの1つは何か、すまなそうな感じで目立たないところにあって、看板の役割を果たしていないというのが現状でした。やはり、ふやすのであれば、目立つところに看板も取りつけしてほしいと思います。 それと監視カメラの件ですが、そんなに多くは必要ないと思います。向こうは南風原から入ってくるのが1カ所、平安名側から入るのが1カ所で、与勝高等学校側から1カ所、平敷屋側から1カ所、4カ所に設置すれば、監視カメラの役を果たすと思っていますので、いろいろ検討されて早目の対応をお願いしたいと思います。 ちなみに平敷屋のホワイトビーチのほうですが、向こうはこの農道沿いにありますが、監視カメラが2つ設置されています。向こうは定期的に草刈りもされていますが、こういう不法投棄がないのです。状況としては捨てやすい状況なのです。道路よりも下がっていて、だけど監視カメラがあるから、やはり捨てる人はいないんです。そういう状況もありますので、早目の検討をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、3.小中学校のクラブ活動についてですが、今うるま市内では、小中学校のクラブ活動が盛んに行われております。それのクラブ数と、その監督、コーチ、顧問、あるいは外部コーチについて、教育委員会側として把握しているかどうか、確認したいと思います。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(14時27分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時27分)
○議長(大屋政善) 再開します。 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) お答えいたします。 うるま市立小中学校の部活動における指導者の現状把握につきまして、小学校と中学校に分けてお答えいたします。 まず小学校の健全育成を目的に行われる、いわゆる部活動につきましては、学校の教育課程外の地域主導の任意団体による活動であるため、指導者も地域人材を活用している団体がほとんどとなっております。指導者の内訳につきましては、地域人材が95人、学校の教員が13人となっており、地域人材を活用した指導者は全体の88%となっております。 続きまして、中学校の部活動につきまして、お答えいたします。中学校の部活動は、中学校学習指導要領で学校教育の一環としての位置づけが明示されており、学校長の監督責任のもと、全ての部活動において、顧問及び監督は学校の教員となっております。そして全部活動とも中学校体育連盟等に登録しております。また、学校の実態に応じて、学校長が任命し、顧問及び監督の指示のもと、生徒に直接指導をする外部コーチの活用が行われております。 平成27年9月現在、8校の中学校で44人の外部コーチが登録されており、全体の22%となっております。教育委員会といたしましては、中学校における部活動は生徒にとって重要な教育活動であると考えております。外部指導者の活用等を充実させるなどして、教職員の負担をできるだけ軽減させることも考慮しながら、より効果的な部活動指導が推進できるように努めてまいりたいと考えております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) 小学校も含めていろいろと聞きたかったのですが、小学校あるいは中学校のクラブ活動、それに対して最近、やはりうるま市では成績もよく、県内だけではなくて県外に派遣される団体も多く、派遣費の捻出に父母も苦労しているということがよく聞こえます。 そこで、指導者に関する研修会、そういうのを行っているかどうか。お聞きします。
○議長(大屋政善) 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) お答えいたします。 小学校における地域主導の部活動の指導者対象の研修会として、市教育委員会主催による少年スポーツ団の指導者や保護者対象の研修会を、年1回開催をしております。また県教育委員会主催による運動部の指導者及び外部指導者の希望者を対象とした研修会も実施されております。 さらに部活動を設置している全ての小中学校で、部活動連絡会を毎年開催しております。指導者、保護者会代表、学校の職員で望ましい部活動のあり方について、確認をしております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) この子供たちが活躍している中、一方ではクラブの維持に苦慮している話も聞こえてきます。そういう悩み事や団体を維持、育成していくために、子供たちが指導者ともめたり、あるいは父母が指導者と少しもめていたり、そういう話もよく聞こえます。そういう実態は把握できていますか。
○議長(大屋政善) 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) お答えいたします。 部活動のさまざまな問題等につきましては、学校からの報告等があり、市教育委員会でも把握をしており、必要に応じて対応をしております。中学校における部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により、スポーツや文化活動に親しむことを通して、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等を目的としております。また小学校、中学校、部活動を通して、仲間や指導者と目標を共有し、ともに努力する体験を得ることで、その競技等の技術向上だけでなく、社会性や責任感、そして将来に向けての夢や希望を育んでいくことができる部活動を目指しております。 学校では、その目的を達成するために、保護者や地域の協力を得ながら情報を共有しつつ、部活動を実施しております。部活動は単に勝つこと、優勝することを目的にはしていないと認識しております。教育委員会といたしましても、学校、保護者、地域が連携をして、児童生徒がスポーツや文化活動等に親しむことができるよう、支援していきたいと考えております。 また、学校教職員の人事異動に関しましては、学校長の要請を受け、部活の指導者、特に特色のある指導者等が必要のある部活動については、それも考慮に入れながら、県の公立学校教職員人事異動方針に従って調整を行っております。
○議長(大屋政善) 大城 直議員。
◆3番(大城直議員) スポーツにかかわらず、こういう活動に関しては、継続は力なりというふうに言われています。指導者が変わったら、やはり弱くなったとか。そういうのも聞こえますので、なるべくいい先生を要望をして、招聘できるように努力をお願いしたいと思います。 子供たちのために、あるいは保護者、学校、地域がですね、サポートする環境づくりが必要になると思います。それを例えば平敷屋小学校には、「あけぼの会」というのが4年ぐらい前でしたか、立ち上がりまして、学校長、職員を初め、スポーツの監督、コーチ、父母会長、区長、駐在、地域の方々をひっくるめて、この情報を共有しようということで取り組んでいます。そこで各団体、サッカーあるいは野球、バレー、バスケットといろいろとありますけれども、そこの指導者が年に3回ほど集まって協議する場というのを設けています。それをほかの学校でも取り入れて、クラブ活動に役立てていただければと思っています。子供たちのために、学校、地域、父母、監督、コーチが一緒になって環境づくりをするのが大事かと思われますので、それに向けて教育委員会のほうでも協力をしていただいて、うるま市の学校でのクラブ活動がうまくいきますように願って、私の一般質問を終わりたいと思います。以上です。
○議長(大屋政善) 暫時休憩します。 休 憩(14時37分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時49分)
○議長(大屋政善) 再開します。 次の質問者。金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) これより私の一般質問を行います。当局の皆さん、よろしくお願いいたします。 1.建設行政について。前回の一般質問で取り上げました津堅島への市営団地建設について、①住民との懇談会開催について伺いましたが、答弁では「住民の意見を伺うことは重要であると考え、今後自治会と調整、検討していきたいと考える」と答弁をいただきました。その件について、自治会と調整は行ったのですか。また、行うのであれば、いつごろの予定なのか、伺います。御答弁をお願いいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) はい、お答えいたします。 津堅島への市営団地建設については、住民の市営団地に入居希望する意見や空き家の状況及び団地の必要性などについて、十分検討する必要があると思っております。そのためにも懇談会を開催することは重要だと考えております。本市では現在、企画担当部署で、「うるま市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定に向け、各種調査及び検討を行っております。その一環として、津堅島住民との懇談会が予定されておりますので、その中で団地建設についても、住民の皆様の意見を聴取することが可能だと考えております。なお、実施時期については、ことしの10月中旬ごろを予定しております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では、再質問させていただきます。 前回の一般質問の中で、再度アンケート調査を実施できるかとの質問に、「津堅島自治会や関係者からアンケート調査を実施できないか、検討していきたい」との答弁がありましたが、その件もどのようになっているのか、伺います。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 再質問にお答えいたします。 現在、企画担当部署において、懇談会を開催する前に、結婚・出産・定住・移住に関する意識調査のアンケート調査及び空き家実態調査を実施していることから、住民の負担や経費増にならないように、同様なアンケート調査ですので、再度調査するのではなく、今回の調査結果を有効活用したいと考えております。 また今回のアンケート調査の中には、島嶼地域の住民に関係するアンケートや住民意見を記入する箇所もありますので、津堅島住民の意見も十分反映されるものだと考えておりますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 御答弁ありがとうございました。 では、2番に移りたいと思います。2.港湾、維持管理について、質問させていただきます。 こちらも前回の一般質問で取り上げました(1)中城湾港津堅区旅客待合所のシャッターボックス、高窓の修繕要請への進捗状況について、県への要請、回答はどのようになっているのか伺います。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 県への進達の進捗状況について、お答えいたします。 第96回うるま市議会において、金城加奈栄議員より御指摘のありましたことについては、7月31日付で、県中部土木事務所へ要請書を提出しております。そのことについて、県中部土木事務所へ確認したところ、現在、津堅島において、県中部土木事務所の発注案件であり、その中で待合所のシャッターボックス、高窓の修繕に向けた事務手続の作業を行っている状況でありますので、御理解いただきたいとのことでありました。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では(2)管理契約業務内容について、質問させていただきます。前回の答弁の中で、「市と地元、津堅自治会と中城湾港津堅区旅客待合所管理委託契約を結んでいる」と答弁がありましたが、委託内容について伺います。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 管理契約業務内容について、お答えいたします。 市と津堅区自治会で中城湾港津堅区旅客待合所管理委託契約を平成27年4月1日で締結しております。委託内容でありますが、1つ、施設の管理及び利用に関すること。1つ、施設の清掃及び警備に関すること。1つ、施設の維持に関すること。1つ、前各号に掲げるもののほか、甲が必要と認めること。1つ、乙は毎月の業務報告書に港湾清掃及び共有施設の状況写真、業務日誌等を翌月15日までに甲に提出することとなっています。 その中で、議員御指摘の待合所のシャッターボックス、高窓の腐食の状況について、しっかり報告されているかについては、市でも地元自治会の報告や職員による現地調査も行い、その状況は把握しており、その状況を県中部土木事務所へ報告しております。そのことで、現在では高潮や台風飛来時の塩害等で修繕補修の行き届かない状況になっておりますが、先ほど御答弁しました県中部土木事務所の発注案件があり、その中で待合所のシャッターボックス、高窓の修繕に向けた事務手続作業を行っている状況でありますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 再度、質問させていただきます。 翌月15日までに報告及び添付するとありましたが、では待合所のシャッターボックス、高窓の腐食状態が、毎月報告していれば、そういうことが起きなかったのではないかと思っていますが、しっかりと報告されているのでしょうか。お伺いいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 先ほども申し上げたとおり、毎月15日に甲のほうに、報告は来ておりますので、県のほうにも進達して報告しております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) ありがとうございました。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(15時00分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(15時00分)
○議長(大屋政善) 再開します。 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では(3)一般質問事項の県への要請方法について、質問させていただきます。 一般質問事項の県への要請をする場合は、ファクス等で行うのか。あるいは郵送での要請なのかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) 議会での一般質問事項の県への要請方法のやり方について、お答えいたします。 6月議会での各議員からの一般質問の指摘事項等において、沖縄県中部土木事務所所管の要請内容をとりまとめ、位置図や写真等を添付し、市長名で正式文書として、7月31日付で直接県中部土木事務所へ、要請書を提出しております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では、再質問させていただきます。 答弁の中で要請内容については、市長か副市長、担当部長が直接出向いて説明を行いながら行っているのか、お伺いいたします。議長(大屋 政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) はい、お答えいたします。 沖縄県中部土木事務所への要請については、特に市長、副市長が要請に行くのではなくて、担当部署で文書を持って行って要請をしております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) ありがとうございました。 では(4)津堅港防波堤の基礎決壊の補修について、質問をさせていただきます。津堅島浮桟橋近くにある防波堤基礎の石積みが決壊しています。こちらのほうに写真があります。このように決壊しています。早急に補修をしないと、強い台風などで決壊が進み、防波堤本体までが倒壊する危険性があります。早急な対策をお願いいたします。
○議長(大屋政善) 建設部長。
◎建設部長(宮城吉和) はい、お答えいたします。 津堅港防波堤の基礎決壊への補修について、お答えいたします。議員御指摘のとおり、津堅港防波堤の基礎部分である被覆石は、ことし7月の台風9号による高波によって決壊しているのを確認しております。今後の台風による高波により、被害が拡大する恐れがあることから、港湾管理者である県中部土木事務所へ早急な復旧工事の要請をしてまいりたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 御答弁ありがとうございました。 では3.環境行政について。9月3日に石川東恩納西原に建設予定の、管理型産業廃棄物最終処分場整備事業に関する住民説明会が行われました。(1)管理型産業廃棄物最終処分場整備事業に関する、平成7年8月「公害防止協定書」が締結されていますが、その内容を具体的に説明してください。よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 最終処分場は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によって、処分場の形態が分類されており、埋め立て処分できる産業廃棄物と最終処分場の構造基準、維持管理基準が定められております。議員御質問の石川東恩納のコーラル採掘跡は、現在、産業廃棄物処理事業者が、安定型産業廃棄物最終処分場として使用しておりますが、処分する廃棄物のほとんどをリサイクルし、処分場の埋め立てが進まない状況であるため、管理型産業廃棄物最終処分場の設置事業を計画しており、現在は沖縄県と廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく事前協議中とのことでございます。 また、「沖縄県産業廃棄物処理施設等の設置に関する指導要綱」では、事業者による住民説明会の開催義務が規定されることから、去る9月3日に、石川東恩納公民館において、管理型産業廃棄物最終処分場整備事業に関する住民説明会が行われ、環境課職員とともに事業に関する説明を聴聞いたしました。 説明会で示された今後の事業計画として、沖縄県との事前協議を来月10月までに終えた後、今年度内で設置許可申請書を提出し、許可後に整備工事に着手する工程とのことです。 議員御質問の「公害防止協定書」の内容ということですが、うるま市公害防止条例第7条では、「公害を発生する施設を設置している者又は設置しようとする者との間に公害の防止に関し協定を締結し、当該協定に従い特別の措置を講ずることができる。」と規定をしており、施設の性質上、協定締結の対象ではありますが、現段階はその時期ではないため、県との協議や設置許可申請審査の過程など、同事業計画の動向に注視していきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では(2)に移ります。 (2)平成21年12月「環境保全協定書」が締結され、管理型処分場に変更された内容を具体的に説明してください。よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、現在は管理型産業廃棄物最終処分場の設置に係る県との事前協議中で、設置許可申請書の提出時期も未定であることから、管理型処分場に対する環境保全協定を締結するタイミングではございませんので、現時点では事業計画の動向に注視していきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では、(3)に移ります。 (3)管理型処分場にした場合、人間や動植物に悪影響を与える「有害物質等」についてお伺いいたします。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 市民部長。
◎市民部長(上門はるみ) お答えいたします。 管理型処分場設置が沖縄県から許可された場合は、現在の安定型5品目の廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、がれき類、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずに加え、燃えがらや汚泥、紙くず、木くず、繊維くずなど多岐にわたり、埋立処理されるようになります。事業者の説明によると、主な埋立物は、ほかの焼却溶融施設から排出される溶融スラグを埋め立てる計画とのことでございます。 溶融スラグとは、廃棄物を約1,300度以上の高温で焼却溶融し、これを空気中や水中で冷却固化して得られる生成物のことで、表面をガラス質に変え、有害物質を封じ込めることにより、リサイクル製品として活用できる物質でございます。これらを埋め立てる処分場の構造としては、ゴムシート等による遮水と、処分場内に降った雨水等を処理する水処理施設等が設置され、管理されることになります。 市としましては、今後管理型処分場の設置申請書が正式に提出された場合、県や専門機関の助言を仰ぎながら、公害防止協定または環境保全協定の締結に取り組むとともに、東恩納、曙、両自治会と連携し、処分場設置許可後の工事はもとより、処分場稼働後においても、市民の健康並びに周辺の環境保全に不安が生じないように、取り組むとともに、また県に対しては、事業者への必要かつ十分な指導監督を強く求めていきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 御答弁ありがとうございました。 では、4.教育行政についてに移ります。 市内の小学校保護者から特別支援ヘルパーで、海外からの子供に対し、日本語が話せなく、言葉の壁で、一人の支援ヘルパーがつきっきりの状態にあると伺っています。 (1)特別支援ヘルパーで、海外からの子供に対し日本語指導での対応、支援について、お伺いいたします。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) お答えいたします。 特別支援ヘルパーは身体に障がいがある子や発達障がい児に限定をした、特別に支援を要する児童生徒が自立した生活を送れるようにすることを目標にして、学校の要請に応じて配置をしております。 特別に支援を要する児童生徒に教育的支援を行うのが、特別支援ヘルパーの役割になっており、個別の支援計画や個別の指導計画に基づいて、児童生徒の日常の困り感を、場面に応じて一つ一つ解決していく支援を行っております。日本語指導を要する海外からの入学、編入の児童生徒も、特別に支援を要する子供たちではありますが、特別支援ヘルパーの配置対象にはなっておりません。 ですから、特別支援ヘルパーによる日本語指導は行っておりません。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では(2)に移ります。 (2)市内での各小中学校で日本語指導支援が必要とされている児童生徒は何人ですか、お伺いいたします。また、学校ではどのように対応をしているのかもお伺いいたします。よろしくお願いします。
○議長(大屋政善) 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) 市内、各小中学校の日本語指導が必要とされる児童生徒の数について、お答えいたします。 平成27年9月現在、日本語指導が必要な児童生徒数は、小学校で19人、中学校で5人となっております。合計24人となっております。日本語指導が必要とされる児童生徒に対して、各小中学校では、担任やその他の教諭、管理職等も含め、学校全体で支援している状況です。学校の支援で、小学校6年生の4月に、全く日本語が話せない状態で編入してきた児童が、うるま市の公立の中学校に進み、高校受験を経て、現在県立の高校に進学をし、多くの級友と楽しく学校生活を送っている事例がございます。 市教育委員会では、日本語が必要な児童生徒のため、日本語通級指導教室の設置に向け、県へ設置要望をしております。実現に向けて対応をしていきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では、(3)に移ります。 (3)うるま市広報に記載されている特別支援ヘルパー募集状況での配置状況は、どのようになっているのか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(大屋政善) 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) お答えいたします。 特別支援ヘルパーの募集につきましては、各学校長への推薦依頼、広報うるま、就活サポートセンター、中頭教育事務所等を活用し、人材確保に努めております。特別支援ヘルパーの配置状況につきましては、年度当初から予定しておりました小学校に32人、中学校に11人、合計43人の特別支援ヘルパーを配置いたしました。今後におきましても、学校と連携をしながら特別に支援を要する児童生徒の教育的支援に努めていきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 再度、御質問させていただきます。 もしこの特別支援ヘルパーの方が、一身上の都合により、もし間隔があいた場合には、そのときにはどういった対応をされますか。お伺いいたします。
○議長(大屋政善) 指導部長。
◎指導部長(嘉手苅弘美) お答えいたします。 特別支援ヘルパーが緊急、一身上の都合で辞められた場合には、すぐにこちらとしては、特別支援ヘルパーの募集をかけて、学校に配置をするようにしております。特に中頭教育事務所のほうには、教員を目指している先生方がいらっしゃいますので、試験が終わって補充にはつきたいけれども、補充につけないという先生方を特別支援ヘルパーとして、配置できないかどうかということを調整しながら、人材確保に努めております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 御答弁ありがとうございました。 では、5.施設管理行政について伺います。(1)喜屋武マーブ庭球場(テニスコート)の管理について、お伺いいたします。
○議長(大屋政善) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺悦三) 喜屋武マーブ庭球場(テニスコート)の管理について、お答えをいたします。 喜屋武マーブ庭球場は、台風等の影響により、コートの人工芝が剥離し、業者の方々に御迷惑をおかけしていましたが、平成26年度に特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用して整備をし、平成27年4月から供用開始をして、近くの中学校を中心に市民の皆さんに活用していただいております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では、再質問させていただきます。 市内中学校保護者からテニスコートを利用する場合に、保護者が具志川総合体育館に鍵を受け取りに行き、鍵の開け閉めをすると伺っておりますが、利用者の利便を考え、利用しやすくできないか、お伺いします。
○議長(大屋政善) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺悦三) 再質問にお答えをいたします。 以前は、利用頻度が多い中学校に鍵を預けていたようですが、現在は利用者への公平性など、公共施設の適正管理の面から、現在の管理方法にした経緯があります。社会体育施設としての活用状況の把握、安全管理、利用者の公平性を考慮しながら、利用者の利便性を図っていきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) では、再質問させていただきます。 今、具志川体育館から離れた位置にあり、職員が現場に行くことは…。ちょっと休憩お願いします。
○議長(大屋政善) 休憩します。 休 憩(15時23分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(15時23分)
○議長(大屋政善) 再開します。 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) 再質問させていただきます。 今現在、地域の中学校の子供たちが40人以上もテニスを練習する場所がなくて、学校内でのコートも足りない状態となっていますので、また検討のほど、ぜひともやってもらいたいということなのです。維持管理のほうをやってもらいたいということがありますので、どうぞよろしくお願いします。答弁お願いします。
○議長(大屋政善) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺悦三) 先ほどもお答えをいたしましたけれども、この喜屋武マーブ庭球場は、社会体育施設としての活用を市民の皆様に提供しておりますので、市民の公平性でありますとか、安全管理等ですね、含めて今後検討していきたいと考えております。
○議長(大屋政善) 金城 加奈栄議員。
◆14番(金城加奈栄議員) ではこれで、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(大屋政善) 以上で、本日の一般質問は終了しました。 休憩します。 休 憩(15時25分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(15時27分)
○議長(大屋政善) 再開します。 お諮りします。台風21号の接近により、うるま市役所が閉庁となった場合には、閉庁が解除されるまでの間、市議会を休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、そのように決定しました。なお、休会となった場合、その後の議会運営については、市役所の閉庁が解除され次第、議会運営委員会で協議することといたしますので、そのように御了承願います。 以上で本日の日程は終了しました。次回は、9月28日月曜日、午前10時から会議を開きます。 本日は、これにて散会します。 散 会(15時27分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成27年9月25日 うるま市議会 議 長 大 屋 政 善 25番議員 西 野 一 男 27番議員 永玉栄 靖...