平成26年2月第84回定例会第84回うるま市議会(定例会)会議録(9日目) 平成26年3月14日(金) (午前10時01分 開議)出席議員(33名) 1番 仲 本 辰 雄 議員 18番 名嘉眞 宜 德 議員 2番 比 嘉 敦 子 議員 19番 田 中 直 次 議員 3番 田 仲 康 和 議員 20番 伊 盛 サチ子 議員 4番 兼 本 光 治 議員 21番 高江洲 賢 治 議員 5番 喜屋武 力 議員 22番 宮 里 朝 盛 議員 6番 佐久田 悟 議員 23番 德 田 政 信 議員 7番 幸 地 政 和 議員 24番 中 村 正 人 議員 8番 又 吉 法 尚 議員 25番 大 屋 政 善 議員 9番 仲 程 孝 議員 26番 久 高 唯 昭 議員 10番 平 正 盛 議員 28番 伊 波 良 紀 議員 11番 松 田 久 男 議員 29番 永玉栄 靖 議員 12番 照 屋 義 正 議員 30番 宮 城 茂 議員 13番 名嘉山 隆 議員 31番 石 川 眞 永 議員 14番 平 良 榮 順 議員 32番 東 浜 光 雄 議員 15番 喜屋武 正 伸 議員 33番 金 城 勝 正 議員 16番 下 門 勝 議員 34番 西 野 一 男 議員 17番 島 袋 行 正
議員欠席議員(1名) 27番 奥 田 修 議員説明のための出席者 市 長 島 袋 俊 夫 福祉部長 根路銘 安 則 副 市 長 榮野川 盛 治 市民部長 島 袋 義 則 教 育 長 謝 敷 久 武 経済部長 島 袋 宗 康 企画部長 当 間 重 春 建設部長 久 田 友 三 総務部長 喜 納 修
都市計画部長 瀬 嵩 政 宏 会計管理者 徳 田 敏 総務課長 天 願 雅 也 教育部長 藏 根 勝 秀 管財課長 伊 波 忠 指導部長 仲 田 丘 土木課長 山 田 達 也 消 防 長 照 屋 賢 正
都市計画課長 幸 地 長 宏 水道部長 三 浦 正 施設課長 宮 城 吉 和 総務部参事 山 口 清 文化課長 大 城 剛 経済部参事 上 間 秀 二 指導課長 伊 波 良 治 指導部参事 船 越 一 夫 消防本部 諸見里 朝 弘 総務課長 企画課長 宮 城 為 治
区画整理課技幹 許 田 健 一
事務局出席者 議会事務局長 安 田 健 調査係長 与那嶺 昇 参事兼議事課長 沢 紙 孝 盛 書 記 新 屋 一 志 議事係長 知 念 義 浩 書 記 長 濱 一 史議事日程第9号 第1.
会議録署名議員の指名 第2.
一般質問会議に付した事件 議事日程に同じ
○議長(西野一男) おはようございます。ただいまから、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第9号のとおりです。
△日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、兼本光治議員、
喜屋武力議員を指名します。
○議長(西野一男) 休憩いたします。 休 憩(10時01分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時03分)
○議長(西野一男) 再開いたします。
△日程第2.これより一般質問を行います。 発言時間は、当局答弁を含まず30分以内です。通告がありますので、順次発言を許します。永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) おはようございます。すがすがしい気持ちで、ただいまから一般質問を行います。 まず、1点目に
東海岸開発基本計画について。(1)
藪地洞穴遺跡ジャネーガマは藪地島の南東にあり、6000年から7000年前の藪地式土器が出土した場所であり、地元では祖先発祥の地として信仰を集め、地域から参拝者も多い場所である。そこで、お伺いします。9件の
埋蔵文化財の表面調査や試掘状況はどの程度進展をしているのか、お伺いします。 なお、熊本大学のほうに資料が保管されていると、前回の答弁がありましたが、その出土資料の再確認などはなされたか、対応をお伺いしたいと思います。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) おはようございます。ご質問にお答えいたします。 平成24年度
筆界未定地の調査が済んでいる第1ブロックと第2ブロックより踏査を行っております。9件の
埋蔵文化財につきましては、
タカヤブチ遺物散布地、藪地貝塚、
中藪地遺跡散布地、藪地遺跡、
藪地東方丘陵遺跡の5遺跡につきましては、表面調査を行っていましたが、遺物の散布が見られる場所を確定できておりませんが、引き続き調査を実施しております。
ヘーガニクカイクン遺物散布地につきましては、試掘調査を行い、地表下160センチメートル下の層に約1500年前の
沖縄貝塚時代後期の土器が出土しております。引き続き周辺部の畑地等の表面調査を継続しております。 ナチジングスクにつきましては、岩が露出している箇所が見られ、過去に採石されている可能性がうかがえる地点が確認されております。地域においての聞き取りでは、「戦前は高さ約2メートル程度の石垣があり、階段のようなものもあったが、昭和の初めと戦後の採石により石積みはほとんどなくなった」との情報を得ております。引き続き周辺部の畑地等の表面調査を継続しております。
藪地南方洞穴古墓群につきましては、地域においての聞き取りで「ウーエーガマ」というガマに戦時中、屋慶名の人々が避難したときの情報を得ております。その場所につきましては、詳細な位置確認等を含めまして、地域からの聞き取り調査を含め、現在その場所を確認しております。 藪地洞穴(
ジャネーガマ)につきましては、洞穴の入り口前と洞穴内の階段下の部分に黒褐色の土に砂などが混在している箇所を確認しております。この層に
埋蔵文化財があると思われます。筆界が確定し、所有者との同意が得られ次第、試掘調査を行っていく予定であります。 熊本大学の資料調査につきましては、1960年、昭和35年に考古学者であります国分直一氏によって発掘調査が行われ、現在、熊本大学に保管されております
ヤブチ式土器等の調査資料につきましては、まだ未実施ではございますが、しかし現在の担当教授は、たびたび沖縄を訪れておりまして、機会がある際には意見交換を行っております。 大学としましても、将来的には出土地であります本市へ資料の返還を行ってもいい旨の感触は得てございます。
資料確認調査等の費用につきましては、関係部局と調整してまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 一通りの答弁をいただきました。 熊本大学の資料調査についてですが、現在の担当教授が本市への資料の返還を行ってもいいということの感触を受けているということです。そういうことについては、やはり現在の担当教授がいるうちに
ヤブチ式土器の資料なども払い下げをお願いすべきではないかと、そう思います。 その予算についても行政と協議をしてやっていただきたいと思いますが、その方向性は、やっていくのかどうか、その点について一応確認をとっておきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 熊本大学のほうにある資料につきましては、現在の担当教授のほうとは意見交換の中で、そういう将来、出土地である本市に資料の返還等も行ってもよいという感触を受けてはいるんですが、まずその前に
藪地洞穴遺跡(
ジャネーガマ)につきましては、まず筆界を確定して所有者の同意等が得られ次第、試掘調査を行って、文化財としての指定をきちんと整理して、その重要性等を確認してから、そういう形の作業的には進めていくべきだというふうに考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 一応関連がありますので、再質問をしてから、またやっていきたいと思います。
教育委員会は
文化財指定に向けて、
文化財保護審議委員会に
藪地洞窟遺跡(
ジャネーガマ)を調査、審議、諮問の手続、また土地所有者からの指定に係る同意書の取りつけなどはどのようになっているのか、お伺いをしておきたいと思います。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。
教育委員会と
市文化財保護審議会におきましても、
藪地洞穴遺跡につきましては沖縄県及びうるま市における歴史的な位置づけ、考古学における学術的な価値などから判断しましても、「国・県・
市指定文化財」としての価値は十分備わっているものと判断はしております。 現在、指定に至ってない最大の問題としては、
藪地洞穴遺跡一帯の土地の所有につきましては、
筆界未定地であるため、所有者からの
文化財指定についての同意手続を行えないことが、指定の申請に至っていない大きい理由であります。 しかし、先ほども申し上げましたが、
教育委員会としましては、同遺跡の
文化財指定につきましては、その価値は十分備わっている文化財であると認識していることから、筆界が確定し、所有者からの同意が得られ次第、試掘調査を行って
文化財指定ができるよう、取り組んでいきたいと考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 現在、
筆界未定地があるということで、
文化財指定の同意手続がとりきれないという答弁をいただきましたけれども、やはり
筆界未定地確定業務の委託料の予算措置などはされていますか。その1点と、やはり
筆界未定地であっても、この区域内の所有者の同意を取りつけて、相続人の同意を取りつけて、
文化財指定に方向づけをして、同意を取りつけてやる方法もあるんですが、それを早目にできるような方向から取り組んでもらいたいと思いますが、それについてどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 1点目の委託料、予算につきましては、先ほども答弁しておりますが、筆界が確定して所有者の同意が得られる形で、同意が得られ次第、試掘調査に向けての委託等云々については計上していきたいと。 だから今はまだ筆界が未定ということで確定しない段階では、そういうものは難しいということであります。 それと相続者との同意ということですが、筆界がまだ未定である中で同意とか、そういうものは作業的には難しいということをご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員)
藪地洞窟遺跡(
ジャネーガマ)は、
観光資源分布図の中にも史跡・名勝として記載されております。 また、
各種関連計画における保存及び整備の方針の中に、
藪地式洞窟遺跡は公園緑地の整備区域として本でも紹介されております。駐車場の確保や周辺整備も必要と考えます。
教育委員会と市当局が協議をして、早目に対応していくべきではないか、
教育委員会と市の当局の対応の取り組みについてもお伺いをしておきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。
藪地洞窟遺跡ジャネーガマの
文化財指定に向けて、必要となります
同意取りつけのための
地籍明確化事業等も含め、関係部局とも連携しながら努力していきたいと考えております。 それから、先ほどの質問で9件の
埋蔵文化財の中で、私、「
中藪地遺跡散布地」ということで答弁してございますが、「
中藪地遺物散布地」の間違いでございましたので、訂正させていただきます。どうも申しわけございません。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 皆さん方は、
藪地洞窟遺跡は文化財の価値があるということでありますけれども、実際、県の
文化財指定をしていくのか、市の
文化財指定をしていくのか、その方向づけを何の目標を立ててやっているのか、そこら辺についてお伺いをしたいと思います。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えいたします。
教育委員会としては、国・県等の指定も十分可能性はあると考えております。 それには試掘をして、その試掘をした中で結果を見ながら、その指定に向けては取り組んでいきたいという形で思っておりますので、ご理解よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) その問題については、
東海岸開発基本計画の中で文化財を生かしたまちづくり、文化財の教育学習の場、
藪地洞窟周辺ですね、など、やはり道路網も今回、市道17号線が整備されます。大型バスの運行もできるのではないかなと期待をしております。 また、車の
方向転換場所です。大型車両の車の
方向転換場所も必要となってくると思います。駐車場の確保などについて、今後、
教育委員会、市当局が協議をして、実施計画に組み入れてもらいたいと思いますが、
教育委員会、市当局、今後の対応について、お伺いをしたいと思います。それについては、
教育委員会と企画部長のほうにもお願いをしたいと思います。
○議長(西野一男) 教育部長。
◎教育部長(藏根勝秀) 藪地の
ジャネーガマ等を含めて観光としての可能性は非常にあると考えております。 地籍等の明確化ができれば、その遺跡の指定に向けて担当部署、企画部等と調整しながら取り組んでいきますので、ご理解をよろしくお願いします。
○議長(西野一男) 企画部長。
◎企画部長(当間重春)
ジャネーガマ周辺整備の企画関連でお答えします。
東海岸開発基本計画では自然保全型の整備を基本としており、恵まれた自然環境をできるだけ残した整備を考えております。 計画では、市道17号線の道路幅員を7メートルとし、道路部分が4メートル、歩道及び自転車道路として3メートルの整備を予定し、訪問者が徒歩や自転車を利用して
ジャネーガマを訪れることも想定しております。 また、道路の途中に車寄せを数カ所設置することも検討しておりますので、ご質問のバスの乗り入れも可能な整備も進めたいと考えております。 なお、
東海岸開発基本計画では
ジャネーガマ周辺整備として駐車場、トイレ、観光案内板、駐輪場、それから
ジャネーガマに至るまでの散策路等の整備のほうも計画として組み込んでいるところでございます。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) はい、わかりました。今後この
東海岸開発基本計画については、計画を立てて実施に向けて大いに取り組んで頑張っていただきたいと、こう求めて、その件は終わりたいと思います。 次、2点目に移っていきたいと思います。
東海岸開発基本計画について、市道17号線の整備についてです。市道17号線の整備に向けて、今年度、
設計業務委託料が110万円の計上をされていますが、設計業務の期間、何カ月を想定しているか、お伺いをしたいと思います。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えをいたします。 市道与那城17号線の整備につきましては、平成26年度の事業予定としまして、計画延長1,100メートルの概略設計を行う予定であり、業務期間としては6月から11月末までの5カ月間の予定をしております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 測量、分筆登記、用地買収の実施設計を並行して進めたほうがスムーズにいくと考えますが、市当局の手順についてはどのように考えているのか、お伺いをいたします。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 今後の事業の進める手順でございますが、平成26年度は概略設計を行い、道路用地に潰れる土地や工作物の調査及び概算事業費を算定することで事業期間を計画した後、平成26年度中には
関係地権者を対象とした事業説明会を予定しております。 その後、平成27年度では概略設計を元に実施設計を行い、分筆測量及び物件調査を経て一部用地買収や
物件補償契約を予定しております。 それから平成28年度以降は、引き続き用地買収、それから物件補償の契約を進め、その進捗状況にもよりますが、平成29年度までには工事着手を行いたいと考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 平成26年度は概略設計を行うということで理解をしておりますけれども、やはりこの藪地の土地は概略設計をして、設計をしたら、概略設計に変更がなければ実施設計にすぐ移せるわけです。そうなった場合は、測量、分筆登記をして買い上げができるわけです。皆さん方は今まで、平成27年度で実施設計、これはいいとしても、一部用地を買収して物件補償するということ、これは理解しております。 ただ、平成28年度以降、引き続き用地買収をするということですが、また工事については平成29年度にやるという答弁です。こうなった場合は、実際上は、皆さん方の計画は一般質問をするたびに毎年毎年1年ずつこれが延びているような状況であるわけです。だからやはりこの合併の、
東海岸開発構想も10年目で、ちゃんと平成27年度で事業を、工事費も取得してやるように頑張っていただきたいということを求めて、その方向でできるかどうか確認をとっておきたいと思います。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、平成26年度に概略設計を入れます。その概略設計を元に概算事業費を算定いたしますので、その事業費の規模を見ての計画ということになりますので、現段階では総事業費が確定しておりませんので、今、議員ご要望の平成27年度までに工事を終わらすような手順というのは非常に厳しいと考えております。 その状況を見ながら、また企画部のほうと調整しながら、できるだけ要望に応えるような方向も検討はしてみたいと思います。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) その件についても、一応終わりたいと思います。 続いて、同じく
東海岸開発基本計画についての3点目です。
屋慶名地区、照間地区の
土地区画整理事業に向けての
取り組み状況と今後の実施計画について、お伺いをいたします。
○議長(西野一男)
都市計画部長。
◎
都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 まず、
屋慶名地区で予定されております
土地区画整理事業につきましては、平成24年度に
屋慶名土地区画整理設立準備委員会が結成され、組合設立に向けた取り組みが行われているところであります。現在、当
準備委員会におきましては、事業計画案について地権者の本同意が得られるよう、道路等の公共施設の配置や資金計画、減歩率等を見直しながら検討を重ねているところでございます。 今後は、関係機関との調整、協議を行い、平成26年8月ごろには認可申請を行う予定であると伺っております。 市としましても、円滑に組合設立が図られるよう、指導や技術的支援を行っていきたいと考えております。 また、照間地区につきましては、旧与那城町において策定した構想を踏まえながら、今年度に
土地区画整理事業の調査を実施しております。その中で地区の現況や課題、権利関係を把握するとともに去る2月25日に
関係地権者説明会を開催し、事業の仕組みの説明や土地利用に関するアンケートを実施しております。 今後につきましては、今回の検討結果や
関係地権者の意向等を踏まえ、組合設立のための
準備委員会の立ち上げを支援するなど、事業化に向けて取り組んでいきたいと考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) ありがとうございます。平成26年の8月に認可申請をするということについては、評価をしたいと思います。 今回、組合設立が図られるよう指導、技術的支援を行っていくということですが、組合設立に向けて予算を、助成していく計画はないか、その点についてもお伺いをしておきたいと思います。 それと照間地区につきましては、やはり皆さん方、地主の、地権者への説明会です。この説明会で、どういう雰囲気であったか、地権者はどうしてもらいたいという希望だったのか、そこら辺と、アンケートについては調査をして、まだ回収していないと思いますけれども、やはり1点だけお伺いしておきたいと思います。 現在、
農業振興地域になっています。5年に1回の見直しということだと思いますけれども、聞いておりますけれども、今回の見直し時期です、何年度であるのか、そこら辺の確認をとっておきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(西野一男)
都市計画部長。
◎
都市計画部長(瀬嵩政宏) 再質問にお答えいたします。 まず、1点目の
屋慶名地区における組合設立に向けての予算措置についてお答えいたします。
屋慶名地区の
区画整理事業につきましては、組合施行で行うということでございますので、基本的には組合のほうで予算措置をするということですので、市のほうでは現在のところ、予算措置は行っておりません。 次に、照間地区の説明会の中での地権者の意向ということでございますけれども、これにつきましては地権者の大多数の方が早目に
区画整理事業を進めていただきたいということでございました。 それと3点目、
農業振興地域の見直しにつきましては、今後の
区画整理事業の進捗を見ながら
農業振興地域の見直しについて、また検討していきたいと考えています。
◆29番(
永玉栄靖議員) 現在の
農業振興地域の見直し時期の年月日などは、年などはわかりますか。
◎建設部長(久田友三) これにつきましては、また担当部局が別にありますので、また後ほど資料で提供いたします。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員)
屋慶名地区については、前進をしているということで評価をしております。それは一生懸命頑張っていただきたいと思います。 照間地区については、もう少し時間はかかると思いますけれども、やはり地主説明会で地権者の意向がそうであれば、皆さん方も本腰を入れて頑張っていただきたいということを求めて、その件についても終わっていきたいと思います。 続きまして2点目の市道与那城99号線について、お伺いをいたします。平成25年度補正予算で市道与那城99号線
道路整備事業費4,085万2,000円が減になった内訳説明と、予算減になった理由をお聞きいたします。よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えをいたします。 減額となった金額でございますが、4,852万円でございます。議員のほうで、4,085万2,000円ということでございましたが、予算では4,852万円でございまして、その内訳でございますが、工事請負費が1,040万円、
公有財産購入費が791万円、それから補償、補填及び賠償金が3,210万円となっております。 予算減の理由としましては、市道与那城99号線、この事業は石油備蓄交付金事業を活用しての事業でございまして、その事業採択基準で県の見解として継続事業であっても、年度ごとに用地買収及び物件補償を行い、その箇所の工事を行うことが前提となっており、その工事が完了するまで事業を先に進めることができないということでございました。 平成24年度で一部地権者と用地買収及び
物件補償契約ができず、その箇所の整備が完了していないことから、平成25年度の事業採択に至らず、事業費の減額となったものでございます。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 市民や所有者の方から土地建物の査定は終えているのに、市のほうから何の連絡もなく、地主や建物所有者の方から不満が聞かれます。査定を終えた地主の方にも遅れた理由の説明が必要ではないか。また、二世帯の土地建物の査定、分筆登記については用地買収をし、工事を早目に進めるべきではないか、先行取得ができないか、お伺いをいたします。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 道路整備事業においては、用地買収及び
物件補償契約に先立ち、その調査を先行して行い、用地費や補償額の算定を行っているところで、この市道与那城99号線につきましても未調査の2件の建物について、平成25年11月に調査を行っております。 この調査につきましては、先ほど答弁いたしましたように平成25年度は補助事業採択には至っておりませんが、今後、事業がスムーズに執行できるように考慮し、建物調査は先行して調査を行っております。 事業が中断している件につきましては、
関係地権者への説明不足でありまして、今後、事業の進捗及び内容について十分説明してまいりたいと考えております。 また、用地や建物を先行取得して工事を早目に進めるべきではないかという件でございますが、市としましても年度当初、平成25年度の事業採択に向け、県と調整を行ってきたところでありますが、先行取得につきましては関係課との調整がなされなかったことから、事業の先送りとなっております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 再質問を行います。 終点までの土地・建物の査定、分筆登記、買い上げはいつまでに予定をしているのか、なぜ今年度の当初予算に計上されていないのか、今後、補正で予算措置をしていくのか、実施していくのか、お伺いをいたします。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 終点までの土地・建物の調査につきましては、平成25年度で全て完了しております。分筆測量、それから物件調査及び用地買い上げにつきましては、現在のところ補助事業として平成27年度を予定しております。 また、平成26年度当初予算に計上されていないことにつきましては、先ほどご説明いたしましたとおり県の見解としては石油備蓄交付金事業の事業採択の基準に至らなかったことから、事業を先送りしたところでございます。今後、補正予算での対応の件につきましては、現在、平成26年度で事業再開をすべく県と事業のあり方や、それから繰り越しでの執行の可能性など調整を重ねており、事業採択のめどが立ちましたら、関係課と調整をしながら補正予算での対応も検討していきたいと考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 前回の一般質問の答弁でも、平成25年度から平成27年度までに実施計画に事業再開の計画書の提出をされております。今の裁判が結審をし、解決したら、補助事業を進めていきたいとありましたが、平成27年度までに終点までの一括工事が実施できるのか、お伺いをしておきたいと思います。
○議長(西野一男) 建設部長。
◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 所有権の民事裁判が結審しましたのが、平成24年11月であったことから、市としては平成25年度予算で市道与那城99号線の整備事業費の4,852万円を予算計上し、事業再開を予定したところでございます。 今後の事業再開の予定としましては、石油備蓄交付金事業以外の防衛事業などの活用も検討しながら、早急に事業再開ができるよう、国・県と調整をし、平成27年度までには分筆、用地買収及び
物件補償契約を行い、その進捗状況に応じて工事を実施してまいりたいと考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 今回は、事業については石油備蓄交付金事業と防衛省、防衛事業などを活用してという検討を行うということですが、それが早目にできるものを先行して、ぜひやって、所期の目的、この道路の開通をぜひ…、避難道路、また小学生の交通安全の面からも、保護者の通行がスムーズに行くような方向で、体制で頑張っていただきたいということを求めて、その件についても終わりたいと思います。 3点目に移っていきたいと思います。江洲第2公園について、市実施計画に江洲第2公園事業の業務委託料が予算計上されていますが、継続事業であるのか、お伺いをいたします。
○議長(西野一男)
都市計画部長。
◎
都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 江洲第2公園整備事業につきましては、第10回実施計画に平成26年度からの事業として組み入れられましたので、次年度以降、事業完了に向けて鋭意取り組んでまいります。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 江洲第2公園整備事業の事業化に向けた業務委託料350万円の予算計上されたことについては、評価をいたします。 3年間の実施計画、予算に関連する事項について、お伺いをしておきたいと思います。
○議長(西野一男)
都市計画部長。
◎
都市計画部長(瀬嵩政宏) 再質問にお答えいたします。 今後3年間のスケジュールといたしましては、平成26年度は概略設計を行い、用地取得費、物件補償費、整備費等の概略事業費を算出いたします。平成27年度は、概略設計に基づき補助事業化を検討し、関係機関との調整を行います。平成28年度に実施設計を行い、事業を進めてまいります。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 事業をもう少し早く進められないか、平成28年度からの工事施工はできないか、お伺いをしておきたいと思います。
○議長(西野一男)
都市計画部長。
◎
都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 事業の執行に当たっては、地域住民の合意形成、補助メニュー採択についての関係機関との協議、用地取得や物件補償に関する国税庁との調整など多くの手続があり、所定の期間を要します。 事業を進める中で、関係機関との調整を密にして前倒しでできるところは取り入れていき、早期の事業完了に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) この公園事業については、平成10年に位置及び面積の変更に伴って、市が公園予定地として地権者の同意をとって、網をかぶせてあります。市は責任があり、公園としての整備を早急にすべきであると思います。 そこで、今回、
設計業務委託料が予算措置をされております。
設計業務委託料の変更がなければ、実施計画は早目になると私は思っております。 その方向で、一応今後取り組んでいただきたいということを求めて、その件については終わりたいと思います。 次、4点目に移っていきたいと思います。うるま市の財産について、地上権に関する事項から、市のほうでは地上権設定がされている財産は何筆であるか、その面積、根抵当権設定されている財産は何筆で面積、または地上権設定契約を満了している財産については、地上権設定、根抵当権設定が外されているのか、確認をしたい。 その件については、前回の答弁でも調査をするということでありましたので、その調査結果もお願いしたいと思います。
○議長(西野一男) 総務部長。
◎総務部長(喜納修) 4点目、うるま市の財産についてお答えいたします。 地上権に関する事項でありますが、登記簿上において設定されているものは、地上権について122筆、面積にして130万1,353平方メートル、根抵当権につきましては115筆、面積にして129万8,830平方メートルでございます。 また、地上権設定契約の期日が満了している財産、コースで申し上げますと、平山コースについての地上権及び根抵当権については、現状が保たれたままとなっております。 この件に関しましては、議員からもお話がございましたように、去る平成24年12月定例会において、契約期間を満了した地上権者の債務に関する残高等の確認、根抵当権の抹消を市は要請すべきと議員から提案が示されましたが、このことを、要請することについては、法令上、制限する規定はないという顧問弁護士の指導・助言のもとに文書による要請を行ってまいりました。 地上権者からの回答は、引き続き三山コースの地上権設定契約更新時に平山コースの地上権設定契約も改めて更新したい意向でありました。 また、借入金(債務)については社外公表できないという内容でございました。この借入金の、債務の社外公表できないことについては、これも顧問弁護士によりますと、市は強制することはできないということでありました。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 実際上は、やはり地上権の契約期間が切れております。契約期間の終了している市の財産は、地上権設定や根抵当権設定から外すような取り組みが必要と考えます。市当局としての取り組み、対応は、調査結果について、やはり極度額が92億円ということでありますけれども、地上権をした場合は自動的に根抵当権が設定されます。 そういうことで、やはり透明性を図るためにも、この根抵当権の額は企業、銀行とも調整して、それはどういう額であるのか、そこら辺は明らかにやるべきではないかと思います。 これは市民の財産ですので、知る権利があると思いますが、そこら辺、お伺いをしておきたいと思います。
○議長(西野一男) 総務部長。
◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 議員ご提言の極度額92億円の根抵当権の現在債権額の調査はすべきということにつきましては、本市が担保提供者として本市所有の土地を担保として提供したのであれば、担保提供者として債務残高を確認することができるものと理解をしております。 しかし、本件の極度額の根抵当権は、本市所有の土地に根抵当が設定されているのではなく、本市所有の土地に設定された相手方の地上権に根抵当権が設定されていることにご理解をお願いしたいと思います。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 所有権に関する事項について登記の目的、それと権利者その他の事項についてのご答弁をいただきたいと思います。
○議長(西野一男) 総務部長。
◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 当該の事案につきましては、根抵当権は不動産登記制度に基づく不動産登記簿、甲と乙の中で乙区欄、地上権の付記登記として根抵当権が設定されていることから、当該根抵当権の目的は市の所有する土地に設定された地上権であって、土地の所有権ではないことについてご理解をお願いしたいと思います。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 答弁をいただきましたけれども、やはり所有権に関する事項では登記の目的が所有権の保存です、保存。そして権利者は当時の石川市、現在は合併をしておりますのでうるま市になっていると思います。 所有権以外の権利に関する事項について、登記の目的、権利者その他の事項についてのご答弁をいただきたいと思います。
○議長(西野一男) 休憩いたします。 休 憩(10時57分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時58分)
○議長(西野一男) 再開いたします。 総務部長。
◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁申し上げましたが、甲・乙という欄がございまして、甲区欄については所有権が記されると、乙区欄はその他地上権などが記されるということで、私どもが今、当該案件のものについては、権利部の乙区欄、1番地上権の根抵当権の設定ということで先ほど答弁申し上げましたが、土地の所有権ではないと、そこに侵害するものではないということでご理解をお願いしたいと思います。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) どうもそこら辺が、ちょっと私にも理解できないわけです。 やはり所有権に関する事項で保存登記をされて、うるま市の所有権だというのははっきりしているわけです。はっきりしています。それで、その他の事項で地上権の根抵当権を設定しているわけです。設定しています。やはり地上権が、契約を交わされた場合は、自動的に根抵当権設定はされるわけです。これは私も理解しています。理解しております。 ただ、要はこの根抵当権設定をされた額が、本当は知りたいわけです、どのぐらいの額であるのか。いわば極度額が92億円の借り入れをするんですけれども、実際上は80%の借り入れができるという規定があるようですが、そうした場合は72億円の借り入れができるわけです、実際。現在は、どのぐらいの借り入れですか。当初は幾らで、現在は幾らですか、それは減っているのか、上限です。そこら辺もやはり議員としてでも、また市民としてでも、うるま市の財産ですから、所有権ですから、そこら辺は明らかにやってもらいたいということです。これ、大体わかりますか、お伺いします。
○議長(西野一男) 総務部長。
◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、その根抵当権は本市所有の土地に根抵当権が設定されているのではないということと、本市所有の土地に設定された相手方の地上権に根抵当権が設定されているということで、顧問弁護士にもご相談申し上げたら、私どものほうから調査するということはできないということで、私どもは理解をしております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) かみ合いませんけれども。 決算書の財産に関する調書は、普通財産、土地です。地上権については、地方自治法施行規則第16条の2で財産に関する調書様式で、(4)の物権、区分、地上権様式に基づいて財産に関する調書を作成すべきではないですか。市当局は、様式に基づいて記載をしていくべきではないですか。 やはり地上権が、面積が皆さん方の決算面積と、皆さん方が答弁した資料面積とは一致しない。いわば決算では平成24年度から米印で財産に関する普通財産の土地について、米印で一部地上権の設定ありということで、原野・山林・雑種地を含めて231万8,230平方メートルになっているわけです。これは答弁では地上権設定が130万1,353平方メートルになっているわけです。やはりそこら辺は明らかに、地上権設定は決算書と答弁と一致するような方向でやっておかないと、誤解を招くおそれがあると思うわけです。 だからそこら辺は、ちゃんと様式に基づいて、これは特殊なものだと私は見ているわけです。だから財産の管理は、きちっとそこら辺は、担当課はやったほうがベターではないかと思いますが、今後、決算について、決算の財産調書について、そこら辺はどのようにやっていくのか、それをお伺いしておきたいと思います。
○議長(西野一男) 総務部長。
◎総務部長(喜納修) お答えいたします。 まず初めに、決算書の財産に関する調書についてお答えします。この調書は、地方自治法施行規則第16条の2に倣い作成してございます。同規則の様式(4)の物権、地上権に関する様式に基づいて議員のほうからは作成すべきということについては、当該地上権が本市の有する財産権ではないことから、当該財産に関する調書には記載してございません。 なお、当該物権については、賃借人である地上権者の財産権であります。賃借人が有する物権であることに、ご理解をお願いしたいと思います。 それと財産台帳といいましょうか、調書の管理の件で数字の不具合が、不一致があるのではないかということについて、お答えをさせていただきたいと思います。当該調書は、合併時に旧2市2町の公有財産台帳等から集計したものをベースに作成されております。毎年度ごとに公有財産、行政財産、普通財産の面積の増減等について報告するものとなってございます。同様に面積の誤り等が発覚すれば、適宜修正を行っているところでございます。 しかしながら、当該普通財産の面積につきましては、各字、地目ごとの総面積が記載されており、それは合併前の2市2町の時代から積み上げられたものでもあることから、その詳細内容、所在地番、筆数、地目等の分析が困難な状況にあることも事実でございます。 適宜修正等を行っているところではございますが、いまだに完璧な整備状況には至っていないことをご理解いただき、今後とも台帳整備に努めていきたいと考えております。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) やはりこの地上権は、金にはならないわけです。金は入りません、地上権は。そして賃貸契約は金になります。そこら辺からして、行政側からしたら賃貸契約で、そこら辺は結んでいったほうが、将来的にはいいわけです。地上権は、根抵当権設定をされた場合は非常に危険であるわけです。そこら辺をわきまえて、やはり私もそれは、地上権を外すということは相手側もあることだから、これは厳しいということは判断しております。ただ、行政は努力をして、そこら辺を、地上権、根抵当権の額を減らしていくのが行政の財産をあずかる者としての使命だと、こう思ってるわけです。それを、ちゃんと明らかにして、やっていただきたい。そういうことを求めておきたいと思います。 この問題については、最終的には、これはもう市長です。市長は、公有財産に関する総合調整権があります。今までの質問、答弁を総合して、どういう方向でやっていくか、やはり銀行と企業とも相談をして、少しずつでも減らしていくような努力をしてもらいたい。そういうのが私の希望でございますので、市長のご答弁をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(西野一男) 市長。
◎市長(島袋俊夫) 当該ゴルフ場施設につきましては、合併前の旧石川市におきまして広大な遊休地の解消及び雇用の促進と財源の確保を目的に、政策的に誘致をされたものでございます。 その後、合併後の現在に至るまで関連する賃貸料収入及び固定資産税、法人市民税などの税収が本市の財政基盤の構築に大きく貢献しておりますことは、議会の皆様方もご承知のことと思います。 ご提議のとおり、本市といたしましては、今後も引き続き賃貸借契約によります本市財産の運用を図っていくべきという考えでございます。
永玉栄靖議員の市有財産に対する強い思いにつきましては、いつも感謝を申し上げているところでありますが、今後とも市の所有する財産の管理のあり方等々につきましては、顧問弁護士、その他関係機関のご指導等も受けながら、適正かつ安定的な財産の運用・管理に努めてまいりたいと思っておりますので、今後ともご指導賜りますように、お願い申し上げたいと思います。ありがとうございました。
○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。
◆29番(
永玉栄靖議員) 市長の答弁、ありがとうございました。 やはりうるま市の財産は、合併協議事項でも財産の管理については52項目にもありますので、やはりその財産については公図に色塗りをして、ちゃんと財産がどこにあるかということは職員も十分に把握をして、今後、財産管理については前向きに頑張っていただきたいと、こう思います。 それをもちまして、私の一般質問を終わります。いろいろ勉強させていただきました。ありがとうございます。
○議長(西野一男) 暫時休憩いたします。 休 憩(11時11分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時24分)
○議長(西野一男) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 次の質問者、宮城 茂議員。
◆30番(宮城茂議員) 議長、休憩お願いします。
○議長(西野一男) 休憩いたします。 休 憩(11時25分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時26分)