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03月14日-09号

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  1. うるま市議会 2014-03-14
    03月14日-09号


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    平成26年2月第84回定例会第84回うるま市議会(定例会)会議録(9日目) 平成26年3月14日(金)                       (午前10時01分 開議)出席議員(33名)     1番 仲 本 辰 雄 議員          18番 名嘉眞 宜 德 議員     2番 比 嘉 敦 子 議員          19番 田 中 直 次 議員     3番 田 仲 康 和 議員          20番 伊 盛 サチ子 議員     4番 兼 本 光 治 議員          21番 高江洲 賢 治 議員     5番 喜屋武   力 議員          22番 宮 里 朝 盛 議員     6番 佐久田   悟 議員          23番 德 田 政 信 議員     7番 幸 地 政 和 議員          24番 中 村 正 人 議員     8番 又 吉 法 尚 議員          25番 大 屋 政 善 議員     9番 仲 程   孝 議員          26番 久 高 唯 昭 議員     10番 平   正 盛 議員          28番 伊 波 良 紀 議員     11番 松 田 久 男 議員          29番 永玉栄   靖 議員     12番 照 屋 義 正 議員          30番 宮 城   茂 議員     13番 名嘉山   隆 議員          31番 石 川 眞 永 議員     14番 平 良 榮 順 議員          32番 東 浜 光 雄 議員     15番 喜屋武 正 伸 議員          33番 金 城 勝 正 議員     16番 下 門   勝 議員          34番 西 野 一 男 議員     17番 島 袋 行 正 議員欠席議員(1名) 27番 奥 田   修 議員説明のための出席者 市    長     島 袋 俊 夫    福祉部長        根路銘 安 則 副 市 長      榮野川 盛 治    市民部長        島 袋 義 則 教 育 長      謝 敷 久 武    経済部長        島 袋 宗 康 企画部長       当 間 重 春    建設部長        久 田 友 三 総務部長       喜 納   修    都市計画部長      瀬 嵩 政 宏 会計管理者      徳 田   敏    総務課長        天 願 雅 也 教育部長       藏 根 勝 秀    管財課長        伊 波   忠 指導部長       仲 田   丘    土木課長        山 田 達 也 消 防 長      照 屋 賢 正    都市計画課長      幸 地 長 宏 水道部長       三 浦   正    施設課長        宮 城 吉 和 総務部参事      山 口   清    文化課長        大 城   剛 経済部参事      上 間 秀 二    指導課長        伊 波 良 治 指導部参事      船 越 一 夫    消防本部        諸見里 朝 弘                       総務課長 企画課長       宮 城 為 治    区画整理課技幹     許 田 健 一事務局出席者 議会事務局長     安 田   健    調査係長        与那嶺   昇 参事兼議事課長    沢 紙 孝 盛    書  記        新 屋 一 志 議事係長       知 念 義 浩    書  記        長 濱 一 史議事日程第9号 第1.会議録署名議員の指名 第2.一般質問会議に付した事件 議事日程に同じ ○議長(西野一男) おはようございます。ただいまから、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第9号のとおりです。 △日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、兼本光治議員、喜屋武力議員を指名します。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(10時01分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(10時03分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 △日程第2.これより一般質問を行います。  発言時間は、当局答弁を含まず30分以内です。通告がありますので、順次発言を許します。永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) おはようございます。すがすがしい気持ちで、ただいまから一般質問を行います。 まず、1点目に東海岸開発基本計画について。(1)藪地洞穴遺跡ジャネーガマは藪地島の南東にあり、6000年から7000年前の藪地式土器が出土した場所であり、地元では祖先発祥の地として信仰を集め、地域から参拝者も多い場所である。そこで、お伺いします。9件の埋蔵文化財の表面調査や試掘状況はどの程度進展をしているのか、お伺いします。 なお、熊本大学のほうに資料が保管されていると、前回の答弁がありましたが、その出土資料の再確認などはなされたか、対応をお伺いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) おはようございます。ご質問にお答えいたします。 平成24年度筆界未定地の調査が済んでいる第1ブロックと第2ブロックより踏査を行っております。9件の埋蔵文化財につきましては、タカヤブチ遺物散布地、藪地貝塚、中藪地遺跡散布地、藪地遺跡、藪地東方丘陵遺跡の5遺跡につきましては、表面調査を行っていましたが、遺物の散布が見られる場所を確定できておりませんが、引き続き調査を実施しております。 ヘーガニクカイクン遺物散布地につきましては、試掘調査を行い、地表下160センチメートル下の層に約1500年前の沖縄貝塚時代後期の土器が出土しております。引き続き周辺部の畑地等の表面調査を継続しております。 ナチジングスクにつきましては、岩が露出している箇所が見られ、過去に採石されている可能性がうかがえる地点が確認されております。地域においての聞き取りでは、「戦前は高さ約2メートル程度の石垣があり、階段のようなものもあったが、昭和の初めと戦後の採石により石積みはほとんどなくなった」との情報を得ております。引き続き周辺部の畑地等の表面調査を継続しております。 藪地南方洞穴古墓群につきましては、地域においての聞き取りで「ウーエーガマ」というガマに戦時中、屋慶名の人々が避難したときの情報を得ております。その場所につきましては、詳細な位置確認等を含めまして、地域からの聞き取り調査を含め、現在その場所を確認しております。 藪地洞穴(ジャネーガマ)につきましては、洞穴の入り口前と洞穴内の階段下の部分に黒褐色の土に砂などが混在している箇所を確認しております。この層に埋蔵文化財があると思われます。筆界が確定し、所有者との同意が得られ次第、試掘調査を行っていく予定であります。 熊本大学の資料調査につきましては、1960年、昭和35年に考古学者であります国分直一氏によって発掘調査が行われ、現在、熊本大学に保管されておりますヤブチ式土器等の調査資料につきましては、まだ未実施ではございますが、しかし現在の担当教授は、たびたび沖縄を訪れておりまして、機会がある際には意見交換を行っております。 大学としましても、将来的には出土地であります本市へ資料の返還を行ってもいい旨の感触は得てございます。 資料確認調査等の費用につきましては、関係部局と調整してまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 一通りの答弁をいただきました。 熊本大学の資料調査についてですが、現在の担当教授が本市への資料の返還を行ってもいいということの感触を受けているということです。そういうことについては、やはり現在の担当教授がいるうちにヤブチ式土器の資料なども払い下げをお願いすべきではないかと、そう思います。 その予算についても行政と協議をしてやっていただきたいと思いますが、その方向性は、やっていくのかどうか、その点について一応確認をとっておきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 熊本大学のほうにある資料につきましては、現在の担当教授のほうとは意見交換の中で、そういう将来、出土地である本市に資料の返還等も行ってもよいという感触を受けてはいるんですが、まずその前に藪地洞穴遺跡ジャネーガマ)につきましては、まず筆界を確定して所有者の同意等が得られ次第、試掘調査を行って、文化財としての指定をきちんと整理して、その重要性等を確認してから、そういう形の作業的には進めていくべきだというふうに考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 一応関連がありますので、再質問をしてから、またやっていきたいと思います。 教育委員会文化財指定に向けて、文化財保護審議委員会藪地洞窟遺跡ジャネーガマ)を調査、審議、諮問の手続、また土地所有者からの指定に係る同意書の取りつけなどはどのようになっているのか、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 教育委員会市文化財保護審議会におきましても、藪地洞穴遺跡につきましては沖縄県及びうるま市における歴史的な位置づけ、考古学における学術的な価値などから判断しましても、「国・県・市指定文化財」としての価値は十分備わっているものと判断はしております。 現在、指定に至ってない最大の問題としては、藪地洞穴遺跡一帯の土地の所有につきましては、筆界未定地であるため、所有者からの文化財指定についての同意手続を行えないことが、指定の申請に至っていない大きい理由であります。 しかし、先ほども申し上げましたが、教育委員会としましては、同遺跡の文化財指定につきましては、その価値は十分備わっている文化財であると認識していることから、筆界が確定し、所有者からの同意が得られ次第、試掘調査を行って文化財指定ができるよう、取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 現在、筆界未定地があるということで、文化財指定の同意手続がとりきれないという答弁をいただきましたけれども、やはり筆界未定地確定業務の委託料の予算措置などはされていますか。その1点と、やはり筆界未定地であっても、この区域内の所有者の同意を取りつけて、相続人の同意を取りつけて、文化財指定に方向づけをして、同意を取りつけてやる方法もあるんですが、それを早目にできるような方向から取り組んでもらいたいと思いますが、それについてどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(西野一男) 教育部長。
    ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 1点目の委託料、予算につきましては、先ほども答弁しておりますが、筆界が確定して所有者の同意が得られる形で、同意が得られ次第、試掘調査に向けての委託等云々については計上していきたいと。 だから今はまだ筆界が未定ということで確定しない段階では、そういうものは難しいということであります。 それと相続者との同意ということですが、筆界がまだ未定である中で同意とか、そういうものは作業的には難しいということをご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 藪地洞窟遺跡ジャネーガマ)は、観光資源分布図の中にも史跡・名勝として記載されております。 また、各種関連計画における保存及び整備の方針の中に、藪地式洞窟遺跡は公園緑地の整備区域として本でも紹介されております。駐車場の確保や周辺整備も必要と考えます。 教育委員会と市当局が協議をして、早目に対応していくべきではないか、教育委員会と市の当局の対応の取り組みについてもお伺いをしておきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 藪地洞窟遺跡ジャネーガマ文化財指定に向けて、必要となります同意取りつけのための地籍明確化事業等も含め、関係部局とも連携しながら努力していきたいと考えております。 それから、先ほどの質問で9件の埋蔵文化財の中で、私、「中藪地遺跡散布地」ということで答弁してございますが、「中藪地遺物散布地」の間違いでございましたので、訂正させていただきます。どうも申しわけございません。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 皆さん方は、藪地洞窟遺跡は文化財の価値があるということでありますけれども、実際、県の文化財指定をしていくのか、市の文化財指定をしていくのか、その方向づけを何の目標を立ててやっているのか、そこら辺についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えいたします。 教育委員会としては、国・県等の指定も十分可能性はあると考えております。 それには試掘をして、その試掘をした中で結果を見ながら、その指定に向けては取り組んでいきたいという形で思っておりますので、ご理解よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) その問題については、東海岸開発基本計画の中で文化財を生かしたまちづくり、文化財の教育学習の場、藪地洞窟周辺ですね、など、やはり道路網も今回、市道17号線が整備されます。大型バスの運行もできるのではないかなと期待をしております。 また、車の方向転換場所です。大型車両の車の方向転換場所も必要となってくると思います。駐車場の確保などについて、今後、教育委員会、市当局が協議をして、実施計画に組み入れてもらいたいと思いますが、教育委員会、市当局、今後の対応について、お伺いをしたいと思います。それについては、教育委員会と企画部長のほうにもお願いをしたいと思います。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 藪地のジャネーガマ等を含めて観光としての可能性は非常にあると考えております。 地籍等の明確化ができれば、その遺跡の指定に向けて担当部署、企画部等と調整しながら取り組んでいきますので、ご理解をよろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 企画部長。 ◎企画部長(当間重春) ジャネーガマ周辺整備の企画関連でお答えします。 東海岸開発基本計画では自然保全型の整備を基本としており、恵まれた自然環境をできるだけ残した整備を考えております。 計画では、市道17号線の道路幅員を7メートルとし、道路部分が4メートル、歩道及び自転車道路として3メートルの整備を予定し、訪問者が徒歩や自転車を利用してジャネーガマを訪れることも想定しております。 また、道路の途中に車寄せを数カ所設置することも検討しておりますので、ご質問のバスの乗り入れも可能な整備も進めたいと考えております。 なお、東海岸開発基本計画ではジャネーガマ周辺整備として駐車場、トイレ、観光案内板、駐輪場、それからジャネーガマに至るまでの散策路等の整備のほうも計画として組み込んでいるところでございます。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) はい、わかりました。今後この東海岸開発基本計画については、計画を立てて実施に向けて大いに取り組んで頑張っていただきたいと、こう求めて、その件は終わりたいと思います。 次、2点目に移っていきたいと思います。東海岸開発基本計画について、市道17号線の整備についてです。市道17号線の整備に向けて、今年度、設計業務委託料が110万円の計上をされていますが、設計業務の期間、何カ月を想定しているか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えをいたします。 市道与那城17号線の整備につきましては、平成26年度の事業予定としまして、計画延長1,100メートルの概略設計を行う予定であり、業務期間としては6月から11月末までの5カ月間の予定をしております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 測量、分筆登記、用地買収の実施設計を並行して進めたほうがスムーズにいくと考えますが、市当局の手順についてはどのように考えているのか、お伺いをいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 今後の事業の進める手順でございますが、平成26年度は概略設計を行い、道路用地に潰れる土地や工作物の調査及び概算事業費を算定することで事業期間を計画した後、平成26年度中には関係地権者を対象とした事業説明会を予定しております。 その後、平成27年度では概略設計を元に実施設計を行い、分筆測量及び物件調査を経て一部用地買収や物件補償契約を予定しております。 それから平成28年度以降は、引き続き用地買収、それから物件補償の契約を進め、その進捗状況にもよりますが、平成29年度までには工事着手を行いたいと考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 平成26年度は概略設計を行うということで理解をしておりますけれども、やはりこの藪地の土地は概略設計をして、設計をしたら、概略設計に変更がなければ実施設計にすぐ移せるわけです。そうなった場合は、測量、分筆登記をして買い上げができるわけです。皆さん方は今まで、平成27年度で実施設計、これはいいとしても、一部用地を買収して物件補償するということ、これは理解しております。 ただ、平成28年度以降、引き続き用地買収をするということですが、また工事については平成29年度にやるという答弁です。こうなった場合は、実際上は、皆さん方の計画は一般質問をするたびに毎年毎年1年ずつこれが延びているような状況であるわけです。だからやはりこの合併の、東海岸開発構想も10年目で、ちゃんと平成27年度で事業を、工事費も取得してやるように頑張っていただきたいということを求めて、その方向でできるかどうか確認をとっておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、平成26年度に概略設計を入れます。その概略設計を元に概算事業費を算定いたしますので、その事業費の規模を見ての計画ということになりますので、現段階では総事業費が確定しておりませんので、今、議員ご要望の平成27年度までに工事を終わらすような手順というのは非常に厳しいと考えております。 その状況を見ながら、また企画部のほうと調整しながら、できるだけ要望に応えるような方向も検討はしてみたいと思います。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) その件についても、一応終わりたいと思います。 続いて、同じく東海岸開発基本計画についての3点目です。屋慶名地区、照間地区の土地区画整理事業に向けての取り組み状況と今後の実施計画について、お伺いをいたします。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 まず、屋慶名地区で予定されております土地区画整理事業につきましては、平成24年度に屋慶名土地区画整理設立準備委員会が結成され、組合設立に向けた取り組みが行われているところであります。現在、当準備委員会におきましては、事業計画案について地権者の本同意が得られるよう、道路等の公共施設の配置や資金計画、減歩率等を見直しながら検討を重ねているところでございます。 今後は、関係機関との調整、協議を行い、平成26年8月ごろには認可申請を行う予定であると伺っております。 市としましても、円滑に組合設立が図られるよう、指導や技術的支援を行っていきたいと考えております。 また、照間地区につきましては、旧与那城町において策定した構想を踏まえながら、今年度に土地区画整理事業の調査を実施しております。その中で地区の現況や課題、権利関係を把握するとともに去る2月25日に関係地権者説明会を開催し、事業の仕組みの説明や土地利用に関するアンケートを実施しております。 今後につきましては、今回の検討結果や関係地権者の意向等を踏まえ、組合設立のための準備委員会の立ち上げを支援するなど、事業化に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) ありがとうございます。平成26年の8月に認可申請をするということについては、評価をしたいと思います。 今回、組合設立が図られるよう指導、技術的支援を行っていくということですが、組合設立に向けて予算を、助成していく計画はないか、その点についてもお伺いをしておきたいと思います。 それと照間地区につきましては、やはり皆さん方、地主の、地権者への説明会です。この説明会で、どういう雰囲気であったか、地権者はどうしてもらいたいという希望だったのか、そこら辺と、アンケートについては調査をして、まだ回収していないと思いますけれども、やはり1点だけお伺いしておきたいと思います。 現在、農業振興地域になっています。5年に1回の見直しということだと思いますけれども、聞いておりますけれども、今回の見直し時期です、何年度であるのか、そこら辺の確認をとっておきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) 再質問にお答えいたします。 まず、1点目の屋慶名地区における組合設立に向けての予算措置についてお答えいたします。屋慶名地区区画整理事業につきましては、組合施行で行うということでございますので、基本的には組合のほうで予算措置をするということですので、市のほうでは現在のところ、予算措置は行っておりません。 次に、照間地区の説明会の中での地権者の意向ということでございますけれども、これにつきましては地権者の大多数の方が早目に区画整理事業を進めていただきたいということでございました。 それと3点目、農業振興地域の見直しにつきましては、今後の区画整理事業の進捗を見ながら農業振興地域の見直しについて、また検討していきたいと考えています。 ◆29番(永玉栄靖議員) 現在の農業振興地域の見直し時期の年月日などは、年などはわかりますか。 ◎建設部長(久田友三) これにつきましては、また担当部局が別にありますので、また後ほど資料で提供いたします。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 屋慶名地区については、前進をしているということで評価をしております。それは一生懸命頑張っていただきたいと思います。 照間地区については、もう少し時間はかかると思いますけれども、やはり地主説明会で地権者の意向がそうであれば、皆さん方も本腰を入れて頑張っていただきたいということを求めて、その件についても終わっていきたいと思います。 続きまして2点目の市道与那城99号線について、お伺いをいたします。平成25年度補正予算で市道与那城99号線道路整備事業費4,085万2,000円が減になった内訳説明と、予算減になった理由をお聞きいたします。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えをいたします。 減額となった金額でございますが、4,852万円でございます。議員のほうで、4,085万2,000円ということでございましたが、予算では4,852万円でございまして、その内訳でございますが、工事請負費が1,040万円、公有財産購入費が791万円、それから補償、補填及び賠償金が3,210万円となっております。 予算減の理由としましては、市道与那城99号線、この事業は石油備蓄交付金事業を活用しての事業でございまして、その事業採択基準で県の見解として継続事業であっても、年度ごとに用地買収及び物件補償を行い、その箇所の工事を行うことが前提となっており、その工事が完了するまで事業を先に進めることができないということでございました。 平成24年度で一部地権者と用地買収及び物件補償契約ができず、その箇所の整備が完了していないことから、平成25年度の事業採択に至らず、事業費の減額となったものでございます。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 市民や所有者の方から土地建物の査定は終えているのに、市のほうから何の連絡もなく、地主や建物所有者の方から不満が聞かれます。査定を終えた地主の方にも遅れた理由の説明が必要ではないか。また、二世帯の土地建物の査定、分筆登記については用地買収をし、工事を早目に進めるべきではないか、先行取得ができないか、お伺いをいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 道路整備事業においては、用地買収及び物件補償契約に先立ち、その調査を先行して行い、用地費や補償額の算定を行っているところで、この市道与那城99号線につきましても未調査の2件の建物について、平成25年11月に調査を行っております。 この調査につきましては、先ほど答弁いたしましたように平成25年度は補助事業採択には至っておりませんが、今後、事業がスムーズに執行できるように考慮し、建物調査は先行して調査を行っております。 事業が中断している件につきましては、関係地権者への説明不足でありまして、今後、事業の進捗及び内容について十分説明してまいりたいと考えております。 また、用地や建物を先行取得して工事を早目に進めるべきではないかという件でございますが、市としましても年度当初、平成25年度の事業採択に向け、県と調整を行ってきたところでありますが、先行取得につきましては関係課との調整がなされなかったことから、事業の先送りとなっております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 再質問を行います。 終点までの土地・建物の査定、分筆登記、買い上げはいつまでに予定をしているのか、なぜ今年度の当初予算に計上されていないのか、今後、補正で予算措置をしていくのか、実施していくのか、お伺いをいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 終点までの土地・建物の調査につきましては、平成25年度で全て完了しております。分筆測量、それから物件調査及び用地買い上げにつきましては、現在のところ補助事業として平成27年度を予定しております。 また、平成26年度当初予算に計上されていないことにつきましては、先ほどご説明いたしましたとおり県の見解としては石油備蓄交付金事業の事業採択の基準に至らなかったことから、事業を先送りしたところでございます。今後、補正予算での対応の件につきましては、現在、平成26年度で事業再開をすべく県と事業のあり方や、それから繰り越しでの執行の可能性など調整を重ねており、事業採択のめどが立ちましたら、関係課と調整をしながら補正予算での対応も検討していきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 前回の一般質問の答弁でも、平成25年度から平成27年度までに実施計画に事業再開の計画書の提出をされております。今の裁判が結審をし、解決したら、補助事業を進めていきたいとありましたが、平成27年度までに終点までの一括工事が実施できるのか、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 所有権の民事裁判が結審しましたのが、平成24年11月であったことから、市としては平成25年度予算で市道与那城99号線の整備事業費の4,852万円を予算計上し、事業再開を予定したところでございます。 今後の事業再開の予定としましては、石油備蓄交付金事業以外の防衛事業などの活用も検討しながら、早急に事業再開ができるよう、国・県と調整をし、平成27年度までには分筆、用地買収及び物件補償契約を行い、その進捗状況に応じて工事を実施してまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 今回は、事業については石油備蓄交付金事業と防衛省、防衛事業などを活用してという検討を行うということですが、それが早目にできるものを先行して、ぜひやって、所期の目的、この道路の開通をぜひ…、避難道路、また小学生の交通安全の面からも、保護者の通行がスムーズに行くような方向で、体制で頑張っていただきたいということを求めて、その件についても終わりたいと思います。 3点目に移っていきたいと思います。江洲第2公園について、市実施計画に江洲第2公園事業の業務委託料が予算計上されていますが、継続事業であるのか、お伺いをいたします。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 江洲第2公園整備事業につきましては、第10回実施計画に平成26年度からの事業として組み入れられましたので、次年度以降、事業完了に向けて鋭意取り組んでまいります。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 江洲第2公園整備事業の事業化に向けた業務委託料350万円の予算計上されたことについては、評価をいたします。 3年間の実施計画、予算に関連する事項について、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) 再質問にお答えいたします。 今後3年間のスケジュールといたしましては、平成26年度は概略設計を行い、用地取得費、物件補償費、整備費等の概略事業費を算出いたします。平成27年度は、概略設計に基づき補助事業化を検討し、関係機関との調整を行います。平成28年度に実施設計を行い、事業を進めてまいります。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 事業をもう少し早く進められないか、平成28年度からの工事施工はできないか、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 事業の執行に当たっては、地域住民の合意形成、補助メニュー採択についての関係機関との協議、用地取得や物件補償に関する国税庁との調整など多くの手続があり、所定の期間を要します。 事業を進める中で、関係機関との調整を密にして前倒しでできるところは取り入れていき、早期の事業完了に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) この公園事業については、平成10年に位置及び面積の変更に伴って、市が公園予定地として地権者の同意をとって、網をかぶせてあります。市は責任があり、公園としての整備を早急にすべきであると思います。 そこで、今回、設計業務委託料が予算措置をされております。設計業務委託料の変更がなければ、実施計画は早目になると私は思っております。 その方向で、一応今後取り組んでいただきたいということを求めて、その件については終わりたいと思います。 次、4点目に移っていきたいと思います。うるま市の財産について、地上権に関する事項から、市のほうでは地上権設定がされている財産は何筆であるか、その面積、根抵当権設定されている財産は何筆で面積、または地上権設定契約を満了している財産については、地上権設定、根抵当権設定が外されているのか、確認をしたい。 その件については、前回の答弁でも調査をするということでありましたので、その調査結果もお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 4点目、うるま市の財産についてお答えいたします。 地上権に関する事項でありますが、登記簿上において設定されているものは、地上権について122筆、面積にして130万1,353平方メートル、根抵当権につきましては115筆、面積にして129万8,830平方メートルでございます。 また、地上権設定契約の期日が満了している財産、コースで申し上げますと、平山コースについての地上権及び根抵当権については、現状が保たれたままとなっております。 この件に関しましては、議員からもお話がございましたように、去る平成24年12月定例会において、契約期間を満了した地上権者の債務に関する残高等の確認、根抵当権の抹消を市は要請すべきと議員から提案が示されましたが、このことを、要請することについては、法令上、制限する規定はないという顧問弁護士の指導・助言のもとに文書による要請を行ってまいりました。 地上権者からの回答は、引き続き三山コースの地上権設定契約更新時に平山コースの地上権設定契約も改めて更新したい意向でありました。 また、借入金(債務)については社外公表できないという内容でございました。この借入金の、債務の社外公表できないことについては、これも顧問弁護士によりますと、市は強制することはできないということでありました。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 実際上は、やはり地上権の契約期間が切れております。契約期間の終了している市の財産は、地上権設定や根抵当権設定から外すような取り組みが必要と考えます。市当局としての取り組み、対応は、調査結果について、やはり極度額が92億円ということでありますけれども、地上権をした場合は自動的に根抵当権が設定されます。 そういうことで、やはり透明性を図るためにも、この根抵当権の額は企業、銀行とも調整して、それはどういう額であるのか、そこら辺は明らかにやるべきではないかと思います。 これは市民の財産ですので、知る権利があると思いますが、そこら辺、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 議員ご提言の極度額92億円の根抵当権の現在債権額の調査はすべきということにつきましては、本市が担保提供者として本市所有の土地を担保として提供したのであれば、担保提供者として債務残高を確認することができるものと理解をしております。 しかし、本件の極度額の根抵当権は、本市所有の土地に根抵当が設定されているのではなく、本市所有の土地に設定された相手方の地上権に根抵当権が設定されていることにご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 所有権に関する事項について登記の目的、それと権利者その他の事項についてのご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 当該の事案につきましては、根抵当権は不動産登記制度に基づく不動産登記簿、甲と乙の中で乙区欄、地上権の付記登記として根抵当権が設定されていることから、当該根抵当権の目的は市の所有する土地に設定された地上権であって、土地の所有権ではないことについてご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 答弁をいただきましたけれども、やはり所有権に関する事項では登記の目的が所有権の保存です、保存。そして権利者は当時の石川市、現在は合併をしておりますのでうるま市になっていると思います。 所有権以外の権利に関する事項について、登記の目的、権利者その他の事項についてのご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(10時57分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(10時58分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁申し上げましたが、甲・乙という欄がございまして、甲区欄については所有権が記されると、乙区欄はその他地上権などが記されるということで、私どもが今、当該案件のものについては、権利部の乙区欄、1番地上権の根抵当権の設定ということで先ほど答弁申し上げましたが、土地の所有権ではないと、そこに侵害するものではないということでご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) どうもそこら辺が、ちょっと私にも理解できないわけです。 やはり所有権に関する事項で保存登記をされて、うるま市の所有権だというのははっきりしているわけです。はっきりしています。それで、その他の事項で地上権の根抵当権を設定しているわけです。設定しています。やはり地上権が、契約を交わされた場合は、自動的に根抵当権設定はされるわけです。これは私も理解しています。理解しております。 ただ、要はこの根抵当権設定をされた額が、本当は知りたいわけです、どのぐらいの額であるのか。いわば極度額が92億円の借り入れをするんですけれども、実際上は80%の借り入れができるという規定があるようですが、そうした場合は72億円の借り入れができるわけです、実際。現在は、どのぐらいの借り入れですか。当初は幾らで、現在は幾らですか、それは減っているのか、上限です。そこら辺もやはり議員としてでも、また市民としてでも、うるま市の財産ですから、所有権ですから、そこら辺は明らかにやってもらいたいということです。これ、大体わかりますか、お伺いします。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、その根抵当権は本市所有の土地に根抵当権が設定されているのではないということと、本市所有の土地に設定された相手方の地上権に根抵当権が設定されているということで、顧問弁護士にもご相談申し上げたら、私どものほうから調査するということはできないということで、私どもは理解をしております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) かみ合いませんけれども。 決算書の財産に関する調書は、普通財産、土地です。地上権については、地方自治法施行規則第16条の2で財産に関する調書様式で、(4)の物権、区分、地上権様式に基づいて財産に関する調書を作成すべきではないですか。市当局は、様式に基づいて記載をしていくべきではないですか。 やはり地上権が、面積が皆さん方の決算面積と、皆さん方が答弁した資料面積とは一致しない。いわば決算では平成24年度から米印で財産に関する普通財産の土地について、米印で一部地上権の設定ありということで、原野・山林・雑種地を含めて231万8,230平方メートルになっているわけです。これは答弁では地上権設定が130万1,353平方メートルになっているわけです。やはりそこら辺は明らかに、地上権設定は決算書と答弁と一致するような方向でやっておかないと、誤解を招くおそれがあると思うわけです。 だからそこら辺は、ちゃんと様式に基づいて、これは特殊なものだと私は見ているわけです。だから財産の管理は、きちっとそこら辺は、担当課はやったほうがベターではないかと思いますが、今後、決算について、決算の財産調書について、そこら辺はどのようにやっていくのか、それをお伺いしておきたいと思います。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) お答えいたします。 まず初めに、決算書の財産に関する調書についてお答えします。この調書は、地方自治法施行規則第16条の2に倣い作成してございます。同規則の様式(4)の物権、地上権に関する様式に基づいて議員のほうからは作成すべきということについては、当該地上権が本市の有する財産権ではないことから、当該財産に関する調書には記載してございません。 なお、当該物権については、賃借人である地上権者の財産権であります。賃借人が有する物権であることに、ご理解をお願いしたいと思います。 それと財産台帳といいましょうか、調書の管理の件で数字の不具合が、不一致があるのではないかということについて、お答えをさせていただきたいと思います。当該調書は、合併時に旧2市2町の公有財産台帳等から集計したものをベースに作成されております。毎年度ごとに公有財産、行政財産、普通財産の面積の増減等について報告するものとなってございます。同様に面積の誤り等が発覚すれば、適宜修正を行っているところでございます。 しかしながら、当該普通財産の面積につきましては、各字、地目ごとの総面積が記載されており、それは合併前の2市2町の時代から積み上げられたものでもあることから、その詳細内容、所在地番、筆数、地目等の分析が困難な状況にあることも事実でございます。 適宜修正等を行っているところではございますが、いまだに完璧な整備状況には至っていないことをご理解いただき、今後とも台帳整備に努めていきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) やはりこの地上権は、金にはならないわけです。金は入りません、地上権は。そして賃貸契約は金になります。そこら辺からして、行政側からしたら賃貸契約で、そこら辺は結んでいったほうが、将来的にはいいわけです。地上権は、根抵当権設定をされた場合は非常に危険であるわけです。そこら辺をわきまえて、やはり私もそれは、地上権を外すということは相手側もあることだから、これは厳しいということは判断しております。ただ、行政は努力をして、そこら辺を、地上権、根抵当権の額を減らしていくのが行政の財産をあずかる者としての使命だと、こう思ってるわけです。それを、ちゃんと明らかにして、やっていただきたい。そういうことを求めておきたいと思います。 この問題については、最終的には、これはもう市長です。市長は、公有財産に関する総合調整権があります。今までの質問、答弁を総合して、どういう方向でやっていくか、やはり銀行と企業とも相談をして、少しずつでも減らしていくような努力をしてもらいたい。そういうのが私の希望でございますので、市長のご答弁をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 市長。 ◎市長(島袋俊夫) 当該ゴルフ場施設につきましては、合併前の旧石川市におきまして広大な遊休地の解消及び雇用の促進と財源の確保を目的に、政策的に誘致をされたものでございます。 その後、合併後の現在に至るまで関連する賃貸料収入及び固定資産税、法人市民税などの税収が本市の財政基盤の構築に大きく貢献しておりますことは、議会の皆様方もご承知のことと思います。 ご提議のとおり、本市といたしましては、今後も引き続き賃貸借契約によります本市財産の運用を図っていくべきという考えでございます。 永玉栄靖議員の市有財産に対する強い思いにつきましては、いつも感謝を申し上げているところでありますが、今後とも市の所有する財産の管理のあり方等々につきましては、顧問弁護士、その他関係機関のご指導等も受けながら、適正かつ安定的な財産の運用・管理に努めてまいりたいと思っておりますので、今後ともご指導賜りますように、お願い申し上げたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(西野一男) 永玉栄 靖議員。 ◆29番(永玉栄靖議員) 市長の答弁、ありがとうございました。 やはりうるま市の財産は、合併協議事項でも財産の管理については52項目にもありますので、やはりその財産については公図に色塗りをして、ちゃんと財産がどこにあるかということは職員も十分に把握をして、今後、財産管理については前向きに頑張っていただきたいと、こう思います。 それをもちまして、私の一般質問を終わります。いろいろ勉強させていただきました。ありがとうございます。 ○議長(西野一男) 暫時休憩いたします。  休 憩(11時11分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(11時24分) ○議長(西野一男) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 次の質問者、宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 議長、休憩お願いします。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(11時25分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(11時26分)
    ○議長(西野一男) 再開いたします。 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 皆さん、こんにちは。私も今定例会に通告してあります5点について、一般質問を行います。 まず最初に、校舎の老朽化対策についてお伺いをするわけでございますけれども、この件につきましては先日、幸地政和議員からもご質問がございました。ある程度理解はしているわけでございますけれども、私もせっかく通告してありますので、確認の意味で質問をしたいと思いますので、ご答弁のほど、よろしくお願いします。 文部科学省は、古くなった公立小・中学校の校舎を全面的に建てかえるのではなく、部分的な改修によりまして耐久性を高めるよう地方自治体に促しているわけでございます。現状では築40年程度で建てかえるケースが多いようですが、適切な改修で建物の寿命を70年から80年に延ばすことが可能であると言われております。そして、建てかえ時期を遅らせることによって、今後30年で8兆円程度の老朽化対策費を削減できると指摘をしているのであります。 このようなことから、国は自治体が学校施設の寿命を延ばすために改修する場合、建てかえ並みに手厚く補助する制度を2013年度から導入をしておりまして、その活用を呼びかけているわけでございます。 そこでお伺いをするわけでございますけれども、今後、本市はこの老朽化した校舎の改修について、耐震改修か、そして増改築で対応をするのか、お伺いをいたします。 次に通告2点目の子供の犯罪被害防止、これは小学生、中学生の犯罪被害防止対策について、お尋ねをいたします。昨今、子供や女性への声かけやつきまといなどの脅威事犯が多発しておりまして、県内でも昨年で251件もあり、7歳から15歳の女子中学生の被害相談が101件で、全体の約4割に上がることが県警のまとめでわかっているわけでございます。このようなことがエスカレートすれば、誘拐や性犯罪につながる可能性があり、やはり緊急に子供を事件・事故から守る対策を講じるべきだと思うわけであります。 そこで次の2点について、お伺いをいたします。(1)本市の通学路の危険度調査について、お伺いをいたします。(2)児童・生徒たちの危険回避能力を高めることが不可欠だと思いますが、本市の学校、そして教育委員会の取り組み等について、お伺いをいたします。 次に通告3点目の福祉行政について、お伺いをいたします。ことしの1月28日の新聞紙上におきまして、2013年1月から10月末までに那覇市内で孤立死した人が93人にも上ることが大きく報道されておりました。 我が国は今、超高齢化社会を迎え、高齢者の生きがいづくりが課題となる中で、孤立死が後を絶たないというのは非常にゆゆしき事態だと思うのであります。孤立死に占める高齢者比率や沖縄の高齢化加速を踏まえれば、孤立死対策は県内の自治体において喫緊の課題ではないかと思うのであります。 そこでお尋ねをするわけですが、本市の孤立死防止対策について、現在、そして今後の取り組み等について、お聞かせを願います。 次に通告4点目、就学援助についてでございますけれども、この件につきましては今定例会におきまして多くの議員からの質問等もありまして、重複する点もあると思います。特に又吉議員が私の聞きたいことを全部聞いてしまって、もう何を聞いていいのかさっぱりわかりませんけれども、一応私も通告してありますので、ぜひご回答のほど、ご答弁のほど、よろしくお願いしたいと思います。 まず、(1)本市の就学援助の受給者数、そして受給率、実績額について、お聞かせください。そして(2)本市の「就学援助制度」の周知の方法について、お伺いをいたします。 最後、5点目に消防救急デジタル無線整備事業及び沖縄県消防共同指令センター整備事業について、お伺いをいたします。2点ほどお伺いします。 まず、(1)同事業に参加する本市のメリットについて、お聞かせください。そして(2)同事業への本市の負担金等についてもお伺いをいたします。 以上、5点について当局の明解なるご答弁を、よろしくお願いいたします。再質問はまた、一問一答方式でお願いいたします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) ご質問にお答えいたします。 昨日、幸地政和議員にも答弁してございますが、本市の校舎等の建築年が昭和40年代後半から昭和50年前半の老朽化した危険校舎等を優先的に施設整備してまいりました。現在も引き続き老朽化校舎等の施設整備に努めている状況であります。 校舎等の耐震化につきましては、またこれまで取り組んでおります増改築、いわゆる新築工事と既設校舎等を耐震改修する工法として耐震補強工事がありますが、うるま市はこれまで耐震補強工事の実績はありません。これまでは文部科学省の承認のもとで危険校舎等を増改築事業として実施してまいりました。 ご質問の耐震改修か増改築で対応するかにつきましては、学校施設は児童・生徒が1日の大半を過ごす活動の場であるとともに非常災害時には地域住民の応急避難場所ともなることから、その安全性の確保は極めて重要であり、早急な耐震化を推進する必要があることから、耐震診断の結果を踏まえまして、今後は増改築事業と耐震補強事業の両方の検討が必要になると考えております。 ○議長(西野一男) 指導部長。 ◎指導部長(仲田丘) 4点まとめて、ご質問にお答えいたします。 まず、本市の通学路の危険度調査についてお答えします。通学路の安全対策については、これまでも各学校やPTAなどを中心に安全指導や安全マップなどを作成し、児童・生徒の安全確保を実施しております。 文部科学省でも「通学路の交通安全の確保の徹底」について、各県を通し指示しており、それを受け、本市においても各学校、県及び市の道路担当者、警察、教育委員会等による合同点検を実施し、点検した結果を県教育委員会及び各関係機関へ報告しております。 2点目の子供たちの危機回避能力を高める取り組みについて。危機回避能力を高める取り組みの中で、特に不審者についてはたびたび地域から情報が寄せられることから、学校内外における不審者への対応として、「イカのおすし」や「おかしもち」を合い言葉に、学校、PTA、地域、警察などと協力しながら、危機回避能力の向上に取り組んでおります。 また、学校内では不審者対策の全体訓練も行っております。教育委員会では各学校や地域などから危機回避に関する情報を、近隣学校等へ電話やファクス、メールで周知を図り、早期対応・早期解決に努めているところです。 3点目、就学援助に関してです。本市の就学援助の受給者数、受給率、実績額についてお答えいたします。平成25年度準要保護認定数は、小学校で1,420人、中学校で850人、準要保護受給率は小学校16.9%、中学校で20.4%、実績額については小学校の支給総額7,905万6,000円、中学校で7,566万6,000円であります。 2点目、本市の就学援助制度の周知についてお答えいたします。周知については、市のホームページ、広報紙の毎年12月、1月号で案内を記載。また、各小・中学校の全児童生徒に対し、文書案内を配布しております。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) うるま市の孤立死防止対策の取り組みについて、お答えいたします。 地域において社会的に孤立し、周囲に気づかれないまま亡くなり、長時間経過しているという孤立死の定義から、孤立している独居高齢者及び高齢者世帯の現状把握は重要なことだと考えております。 孤立死防止対策という取り組みはやっておりませんが、関連する活動として認知症を含む高齢者の見守り体制の連携を図るため、地域包括支援センターと地域の民生委員、社協のコミュニティソーシャルワーカーと情報交換会を行っております。 また、本市の日常生活圏域に設置しています5カ所の高齢者相談センターが要援護者高齢者把握のための訪問活動を実施しており、見守り支援が必要な高齢者を把握し、必要なサービスへつなぐための支援を行っております。 また、さらに自治会においては地域見守り隊が育成されていますので、今後、自治会を含め、民生委員、地域見守り隊、社会福祉協議会、高齢者相談センターなどと連携をすることにより、見守り体制のネットワークを強化していきたいと考えております。以上です。 ○議長(西野一男) 消防長。 ◎消防長(照屋賢正) 大きい項目5点目の、ご質問1点目の同事業に参加することによる本市のメリットにつきまして、お答えいたします。 初めに消防救急デジタル無線整備事業につきましては、平成15年10月に電波法関係審査基準の一部改正により、平成28年5月31日までに消防救急無線は、現行のアナログ無線からデジタル無線へ移行することが義務づけられております。 各関係団体で共同整備することにより、基地局、いわゆるアンテナ塔等でございますが、27の基地局から17基地局へと効率化が図られ、費用の低廉化が実現いたします。また、無線エリアを県内全域とすることで大規模災害時に強いネットワークが構築されることになります。 次に、沖縄県消防共同指令センター整備事業のメリットにつきましては、2月7日の新聞報道にもございましたが、嘉手納町ニライ消防本部内に高機能な消防通信指令システムを導入することにより、非常備消防町村を含めたシステムを築くことで、沖縄県全体としての防災力を向上させるとともに、災害地点の確定及び出動の迅速化が実現でき、住民サービスの向上につながります。 また、情報管理を一元化することで大規模災害時における応援体制の効率化が可能となり、さらには共同運用による人員の効率化及び費用の低廉化が図られます。 続きまして2点目の同事業への本市の負担金につきまして、お答えいたします。 初めに、消防救急デジタル無線整備事業につきましては28の関係団体で実施し、全体の概算総額が約32億6,800万円で、うるま市の負担金は約2億4,800万円となります。 次に、沖縄県消防共同指令センター整備事業につきましては26団体で実施し、全体の概算総額が約23億7,200万円でございまして、うるま市の負担金は約2億7,300万円となります。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 一通りご答弁いただきました。ありがとうございました。 まず、1点目の校舎の老朽化対策についてでございますけれども、部長は今のご答弁で、本市の校舎の老朽化対策については、今後、この校舎の施設整備については増改築事業と耐震補強事業の両方を検討していくということで理解してよろしいですね。そういうことで、ぜひこの耐震化をメーンにして今後の老朽化対策を、校舎の改修事業をやっていただきたいと思います。 そこで再質問をするわけですが、この老朽化した校舎等は何校ぐらい残っているのか、お伺いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 老朽化した校舎等の学校数につきましては、昭和56年6月以前の旧耐震基準で設計・施工された校舎等と平成25年度において耐震診断を行っている校舎を含め老朽化して、今後、耐震化が必要と思われる学校数でお答えします。 小学校については18校中9校です。中学校については10校中1校であります。幼稚園については17園中9園でございます。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 部長、学校名も。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 小学校は、宮森小学校、城前小学校、天願小学校、具志川小学校、兼原小学校、高江洲小学校、赤道小学校、与那城小学校、勝連小学校の9校でございます。 中学校は、具志川東中学校、1校でございます。 幼稚園は、城前幼稚園、天願幼稚園、あげな幼稚園、兼原幼稚園、高江洲幼稚園、中原幼稚園、赤道幼稚園、勝連幼稚園、平敷屋幼稚園の9園でございます。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) ありがとうございました。老朽化した校舎が小学校で18校中9校、そして中学校で10校中1校、幼稚園については17園中9園ということで、小・中学校、幼稚園を合わせて合計が45校のうち19校がまだ老朽化した校舎が残っているということでありますけれども、ぜひこういう国の改修事業についての、老朽化対策の改修事業についての補助もあるわけですから、計画的にぜひこの改修をやっていただきたいと思います。 あと一点質問するんですが、この老朽化した校舎を改修するときに、耐震補強改修だと不便で時代遅れの校舎のままにならないかどうか、教育部長の答弁をお願いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問にお答えします。 うるま市の学校施設整備の基本的な考えとしまして、老朽校舎などの整備・改築を進め、子供たちが安全に学べる環境整備に努めるとともに、多目的スペースや新世代学習空間、少人数教室の設置は今日までの一斉画一授業の形態から学習の個別化・個性化を重視したものであります。そのことからも改築の場合は、従来型の整備計画ではなく、学年ユニット型の教室を計画・整備しております。 今後において既存校舎の耐震補強改修になった場合でも、教室の内部をリニューアルするなどの改修が必要になると考えております。また、児童・生徒が移動するにも不便にならないように、教室などの内部空間の入れかえ等の配置計画を行う必要があると考えております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) はい、よくわかりました。 あと一点だけ、お聞きいたします。この耐震補強改修による費用面のメリットについて、お伺いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問の校舎等の耐震補強改修による費用面について、お答えします。 メリットとして考えられますことは、1点目に工事工期の短縮、2点目に事業費の削減、3点目に改築に比べて解体現場から発生する産業廃棄物等の削減など、また安心・安全面から校舎等の早期に耐震化が図られることが考えられます。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) たくさんのメリットがあるようでございますので、ぜひこの事業を大いに活用していただきたいと思います。 最後に、この事業を県内自治体で耐震補強改修の事例があるかどうか、お伺いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問の県内市町村での校舎耐震補強改修の事例について、お答えします。 県内では2町村で校舎耐震補強改修事例があります。北谷町で北谷中学校校舎、これは平成24年度設計で平成25年度の工事の事例でございます。読谷村で古堅小学校校舎、古堅南小学校校舎、渡慶次小学校校舎、読谷小学校校舎で、これも平成24年度設計で平成25年度の工事実施の事例があります。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) あと一点だけお聞きいたしたいと思います。 この校舎の耐震補強改修費用に対する国の支援策について、お伺いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長(藏根勝秀) 再質問の公立学校施設の耐震化事業に係る国庫補助について、お答えします。 校舎の耐震補強改修に対する補助率は3分の1補助となっております。 大変申しわけございません。3分の2でございます。訂正して、おわびします。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(11時57分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(11時57分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 午前の日程をこの程度にとどめ、午後1時30分より一般質問を行います。 暫時休憩いたします。  休 憩(11時57分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(13時31分) ○議長(西野一男) 午前に引き続き一般質問を行います。 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) それでは、2点目の通学路の危険度調査について、そして再質問をしたいと思います。 まず、通学路の危険箇所への看板の設置状況について、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 指導部長。 ◎指導部長(仲田丘) 通学路危険箇所への看板の設置については、小学校2校が通学路の危険箇所として看板を11カ所に設置しております。 他の小学校についても安全マップを作成し、学校の掲示板や教室内に掲示し、児童が常に確認できるよう取り組んでいます。 また、各家庭にも安全マップを配布し、危険箇所の周知を図っております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 指導部長、これの11カ所というのは、少ないのではないのか。うるま市全体で11カ所に、どういう意味ですか。 ○議長(西野一男) 指導部長。 ◎指導部長(仲田丘) 18校のうち2校が看板を設置しておりまして、その2校が11カ所を設置しているということです。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 私としては、指導部長、やはりその小学校2校だけではなくて、やはり学校はたくさんあります。そういうところも危険箇所というのがたくさんあると思うんです。 この2校だけの危険箇所として11カ所というのは、ちょっとその辺の設置の何ていいますか、状況というのが余り理解できないのですが、安全マップなどを各家庭にも配布しているということですけれども、もっとうるま市の地域にはたくさんの危険箇所があると思うんです。その辺をもう少し調べて、調査して、ぜひこの看板、もうちょっと設置するように、これも要望としておきましょう。 そして、もう一点あるんですが、児童・生徒たちの危険回避に不可欠だということですけれども、学校に防犯カメラの、この設置状況についてお聞かせください。 ○議長(西野一男) 指導部長。 ◎指導部長(仲田丘) 市内の防犯カメラを設置している学校は、小学校で中原小学校、南原小学校、田場小学校、伊波小学校、津堅小・中学校の5校となっております。 また、中学校においては石川中学校、与勝中学校の2校となっております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 指導部長、防犯カメラの設置については、今、いろんな最近新しい学校とか、そういう学校をつくっているわけですが、そのときに、この防犯カメラというのはつけるわけですか。新しい学校を改築するとき、改築というよりは新築するときに、そういうときに防犯カメラも一緒に設置するということですか。 ○議長(西野一男) 指導部長。 ◎指導部長(仲田丘) お答えします。 防犯カメラは必置の条件ではございません。校舎改築等の際に保護者、地域の意見を尊重しながら防犯カメラを設置する方向では検討しておりますが、必置ではなくて、その設置する要望があった場合、それから条件に合わせて検討しながら設置しております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 子供の犯罪被害防止対策については、実は私の知人で、友達で現職の警察官がいまして、この方とよくお話しするんですが、この非常時というんですか、そういう不審者と遭遇した場合に、この子供たちが危険能力といいますか、そういういろんな行動、逃げるとか、そういうものが非常に何ていいますか、余りわかっていないといいますか、そういう状況にあると。 これを、やはり日ごろから学校でこういう何ていいますか、指導とか、訓練とか、やっているとは言っていましたけれども、やはりそういうことを常に日ごろから、その辺の訓練をさせておかないと、やはり車で連れ去られているとか、また道を教えてくれとか、そういうことに、この子供たちがついていく要素が多いと。そういうことを言っておりましたので、やはり学校で先生方がそういう子供たちに対しての指導といいますか、その辺を徹底してやっていただきたいと、これもまた要望しておきます。これについては、終わりたいと思います。 そして3点目のうるま市においての孤立死防止対策の取り組みについてでございますけれども、先ほど福祉部長の答弁の中で孤立死防止対策等の取り組みは、まだうるま市ではやっていないということですけれども、それにかわるいろんな取り組みはやっているということを言っておりましたけれども、1つ非常に気になることがあるんですが、うるま市で孤立死の、何人がこういう孤立死したのかという、こういう実態の把握を実際にやっているのかどうか、この辺をお聞かせください。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) 再質問にお答えいたします。 これまでの孤立死に関する把握のため、中部福祉保健所、うるま市社会福祉協議会、うるま市消防本部からも情報確認をいたしましたが、把握されてない状況になっております。 ただ、孤立死を未然に防ぐことはとても大事なことだと考えていることから、現在の取り組みとして地域の高齢者が数日見かけず、家は鍵が閉まっているという地域包括支援センターへ連絡があった場合、家族状況を把握すると同時に消防署へ通報し、連携をとりながら状況確認に努めております。 今後、関係機関との情報交換において、孤立死と思われる高齢者の確認を行い、発生事案があった場合、防止対策の協議を行っていきたいと考えています。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) ぜひ福祉部長、こういう孤立死というのは、こういう実態を把握しておかないと、那覇市でも毎年やっているんです、この孤立死が何人いるとかです。そういうことですので、やはり那覇市はそういう面では先進地だと思いますので、こういう聞き取り調査とか聞いて、今後の対策をしていただきたいと思います。 再質問ですが、まず孤立死防止対策に対してのうるま市でシンポジウムとか、こういう開催をする予定があるのかどうか、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) お答えいたします。 孤立死防止対策についてのシンポジウム等の開催ということでありますが、今年度は計画しておりませんが、地域見守り隊や民生委員、社会福祉協議会、高齢者相談センターとの連携を図り、高齢者の見守り活動を強化することは重要だと考えております。 そこで、うるま市地域福祉活動報告会にて地域見守り隊の活動状況の情報の集約を行いながら、民生委員の定例会やコミュニティソーシャルワーカーとの情報交換会で地域の気になる高齢者を把握いたしまして、そこから地域の関係者がそれぞれの役割を持って対応を行っていけるよう、見守り体制のネットワークの構築を進めることが孤立死防止対策につながると考えております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) ぜひこのシンポジウムの開催もやっていただきたいと思います。 あと一点だけです。うるま市において高齢者の実態把握については、どのようにやっているのか、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) 再質問にお答えいたします。 先ほど述べました高齢者相談センターとは、高齢者の生活や介護・予防に関すること、並びに各種サービスの情報提供や訪問を行い、高齢者が在宅で安心した生活が送れるよう支援するもので、要援護高齢者の実態把握は行っておりますが、当センターを通して地域の民生委員と情報を共有しながら、さらなる高齢者の実態把握に務め、孤立死防止に取り組んでまいります。 そのため、孤立死防止対策の取り組みとしては、他県や他市の見守り活動等を実施する際の手法、手段等を参考に、本市としても取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) よくわかりました。ありがとうございました。この点については、これで終わりたいと思います。 次に、就学援助制度についてでございますけれども、先ほど指導部長から説明がありまして、小学校、中学校で援助の支給総額が1億5,472万3,000円ということでございます。理解しました。 この事業を聞きますと、市の単独事業ということもありまして、非常に市が負担する財政上の負担が大きいわけでございます。私なりの、これについては、質問はしないのですが、所見と要望を述べて、この件についても終わりたいと思います。 就学援助制度は、各自治体の単独事業のため、財政上の負担は非常に大きいと思うわけですが、我が日本国憲法第26条第1項には「全国民が等しく教育を受ける権利を保障する」と、こううたわれているわけでございます。子供に豊かな教育を受けさせて学力をつけることは、将来の沖縄を担う人材を育成し、貧困の連鎖を断ち切ることにつながるわけでございます。 ぜひ県も市も挙げて、制度の周知徹底に取り組むことが、私は必要ではないかと思うわけでございます。うるま市においても、今後とも積極的に就学援助をしていただきますよう、期待いたします。そして要望をしておきたいと思います。これは、これで終わりたいと思います。 次に通告5点目の消防行政についてでございますけれども、その中で消防救急デジタル無線整備事業及び沖縄県消防共同指令センター事業についての中で、同事業に参加する本市のメリットということでございますけれども、両事業について、うるま市が単独で整備した場合と共同で整備した場合で幾らの費用の低廉化が図られるのか、また、その負担割合についてもお聞かせください。 ○議長(西野一男) 消防長。 ◎消防長(照屋賢正) 再質問にお答えいたします。 まず、消防救急デジタル無線整備事業を共同で整備することにより約1億3,300万円が低廉化されます。 次に沖縄県消防共同指令センター整備事業では、約1億300万円が低廉化され、当初は両整備事業で約2億3,300万円の費用の圧縮が図られます。 負担金割合につきましては、共同整備に係る消防救急デジタル無線整備事業については、単独整備費割100%でうるま市負担は7.05%でございます。 また、同様に共同整備に係る沖縄県消防共同指令センター整備事業につきましては、人口割100%でうるま市負担は14.39%でございます。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) ありがとうございました。両事業は非常に低廉化されるということで理解をいたしました。 そこで再質問したいのですが、この両事業の財源の内訳をお聞かせください。 ○議長(西野一男) 消防長。 ◎消防長(照屋賢正) 再質問にお答えいたします。 消防救急デジタル無線整備事業につきましては、起債充当率100%、交付税参入率70%の緊急防災・減災事業債と一般財源でございます。 次に沖縄県消防共同指令センター整備事業につきましても、起債充当率100%、交付税算入率70%の緊急防災・減災事業債と一般財源でございますが、共用機器整備分に係る市の起債償還分30%につきましては、3分の2を県が補助することになっております。 また、沖縄県消防共同指令センター増改築事業負担金につきましても、3分の2を県が補助することになっております。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) よくわかりました。明解なご答弁をいただきまして、ありがとうございました。 あと一点だけです。あと二点ぐらいあります。沖縄県消防共同指令センター運用によるうるま市の人員の、この効率化について、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 消防長。 ◎消防長(照屋賢正) お答えします。 沖縄県消防共同指令センターの組織体制につきましては、日勤者が5人、交代勤務者24人の合計29人体制で決定されております。 なお、現在のうるま市消防本部通信指令係は、4人配置の三部制12人で通信業務を行っておりますが、沖縄県消防共同指令センターの共同運用に伴ううるま市の派遣人員は、現行の3分の1である4人となりますので、残り8人の人員が本部や署に配置され、うるま市として消防力の強化による人的メリットが図られます。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) よくわかりました。そういううるま市としても人的メリットというのが大変大きいようでございまして、非常に喜んでいるわけでございます。 最後に、今後の両事業の整備スケジュール等について、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 消防長。 ◎消防長(照屋賢正) お答えいたします。 現在、両事業の整備スケジュール案といたしましては、両事業とも平成26年5月ごろに入札を行いまして、整備主体でありますニライ消防本部の臨時議会後に契約締結し、7月ごろから事業着手を行います。 以降、平成27年の8月ごろから順次接続を行い、部分運用を開始しまして、平成28年4月から運用開始の予定でございます。以上でございます。 ○議長(西野一男) 宮城 茂議員。 ◆30番(宮城茂議員) 消防長、大変明解な、そして丁寧にご答弁をいただきまして、ありがとうございました。 今回、5点ほど通告いたしましたけれども、一般質問をやりましたけれども、いろいろ重複する部分もあって執行部の皆さんにはご迷惑をかけたのではないかなと思いますけれども、これで私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(西野一男) 次の質問者、兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) 議長、休憩お願いします。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(13時58分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(13時58分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) こんにちは。議長の許可がおりましたので、これより一般質問を行いたいと思います。 一問一答方式でお願いしたいと思います。今回の質問は5項目ありますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、1点目に防災行政について。防災道路の進捗状況について伺います。平成26年3月3日午前5時11分ごろ、沖縄本島で震度4、マグニチュード6.6の地震が発生しております。2011年以来の大きな地震で、沖縄本島中部一帯でかなり大きな揺れを観測し、うるま市石川赤崎地域で震度4を観測しております。幸いにも、この地震による津波の心配はありませんでしたが、金武湾と中城湾に面した本市の低地帯には多くの市民が居住しており、地震・津波に対し注意しなければならないと思います。 また、市民に対しても日ごろから災害に対する意識を強く持たせ、災害に対応できる知識と習慣を身につけてもらい、新年度改訂する防災マップ等を広く市民に活用していただきたいと思います。 それでは、防災行政について当局にお伺いいたします。平成24年度から防災避難通路整備事業が始まり、勝連浜地域に1カ所、同じく比嘉地域に1カ所、与那城屋慶名地域で2カ所の事業が進んでおりますが、また新年度におきましても勝連南風原地域に2カ所、具志川塩屋地域に1カ所、今後新たに6カ所の防災避難通路の整備が予定されております。今回は、沿岸に最も近い勝連南風原地域で進められている2カ所についてを伺います。よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 1点目、防災行政についてお答えいたします。 勝連南風原地域で進めております防災避難通路整備事業は、浜屋地域に1カ所、田佐原地域に1カ所の整備計画であります。 事業概要は、幅員2メートルを基本としており、勾配のきつい場所は階段工とし、手すりなどを設置する計画であります。 浜屋地域から勝連城跡方面に上がる避難通路の延長は約170メートルとなっており、田佐原地域からサンエーや与勝シティ方面に上がる避難通路の延長は約250メートルとなっております。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございました。この概要につきましては、幅員が2メートル、田佐原地域と浜屋地域でいずれも傾斜のきついところであるということで、田佐原地域の全長が250メートル、浜屋地域が全長170メートルということでありますが、特に勝連城跡真下にある勝連浜屋地域は、現在のところ県道16号線に抜ける生活道路1カ所しかなく、日ごろの生活にも支障を来しているところであります。 防災行政から見て、市当局の防災道路計画は必要不可欠だと考えております。今後とも工程に従って進めていただきたいと思います。 進めたいと思います。防災避難道路の整備をするための計画について、お聞かせください。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 ご質問の事業計画につきましては、平成25年度完了しました基本設計業務を受けて、平成26年度、新年度は測量・設計業務、物件調査業務、分筆業務、不動産鑑定業務及び用地購入を予定しております。 平成27年度には避難通路の本体工事を行い、平成28年度の供用開始を目指しております。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございました。計画に従って進めていただきたいと思います。 平成28年度には供用開始ということであります。地震・津波の避難については、常に高台に逃げるのが鉄則であります。当局が計画している残り6カ所についても、早急に取り組んでいただきたいと思います。 3.11以降、全国的に防災意識が高まっていることによって、さまざまな施策を展開しておりますが、当局におきましても新年度予算、新年度で防災マップが改訂された際には、市民意識を高めるためにうるま市全域に完全配布ができるよう、お願いしたいと思います。 また、勝連南風原浜屋地域は最も低地帯の地域であることから協力体制を構築し、自主防災を早急に立ち上げてくれるよう、お願いをしておきます。よろしくお願いしたいと思います。その件については、終わります。 2点目でございます。うるま市合併前の歴代市町村長・議長・教育長の功績について、写真の掲載についてでございますが、この件は市長室にある油絵の大きな人物画でございます。よろしくお願いしたいと思います。 その前に当間重春企画部長、企画部長におきましては今議会が最後の議会となります。30年有余の市役所生活、お疲れさまでございます。私事でございますが、平成21年から平成22年にかけて私の上司として指導いただき、大変ありがとうございました。今後は市民の立場からとなりますが、ご指導のほど、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、2点目の合併10年目を迎え、旧具志川市、旧石川市、旧勝連町、旧与那城町の歴代首長・議長・教育長の写真、人物掲載について、お伺いいたします。 当局におきましては、昨年11月新庁舎安全祈願祭が行われ、現在工事が着々と進み、平成27年に完成、供用開始の予定でありますが、うるま市もことし4月1日で合併10年を迎え、人口も12万人を超え、県内で3番目に大きな市となっております。 合併10年を迎えるに当たり、うるま市市民の多くの方々が今、昔を思いしのぶ節目の年ではないかと思います。当局におきましても機構改革等々、事務体制の中、行政関係資料の保管は最も重要だと思います。 それでは、合併10年の節目を迎え、当局にお聞きいたします。歴代市町村長・議長・教育長の功績、人物掲載について、当局におきましては現在どのように取り扱われておりますか、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 企画部長。 ◎企画部長(当間重春) 兼本議員には激励の言葉をいただき、感謝申し上げます。 それでは、一般質問にお答えします。現存する合併前の歴代市町村長・議長・教育長の額入りの顔写真につきましては、関係部署から文化課に引き継がれ、合併当初は石川歴史民俗資料館において常設展示されておりましたが、現在は同館の収蔵庫で保管をしてございます。 なお、それにかわるものとして4市町ごとにコンパクトにまとめられた写真を市町村長につきましては本庁3階の応接室に、議長につきましては議会棟の全員協議室入り口近くに掲示をしてございます。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございます。引き継ぎが文化課に引き継ぎされ、現在は石川の歴史民俗資料館で保存をされているとのことであります。 合併当時は、ちゃんと展示をしているということでありましたが、現在は収蔵庫に保管されてしまっているとのことであります。現在は、またコンパクトで応接室と全協室の前で掲示をしているということであります。 この写真については、私の記憶では額入りの写真、ほとんどが油絵だったかと記憶しておりますので、傷まないように歴代の長の功績をたたえ、広く市民に紹介して、しっかりと管理していただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 続きます。平成27年新庁舎完成後には、ワンストップ市民総合窓口において行政部局、教育部局と配置がされると思いますが、関係部局で歴代首長・議長・教育長の人物掲載を工夫して掲示等に検討していただきたいと思いますが、当局はどのように考えますか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 企画部長。
    ◎企画部長(当間重春) 再質問にお答えします。 歴代市町村長・議長・教育長の額入りの写真につきましては、現存する写真で138枚ございまして、その内訳としては市町村長が73枚、議長が48枚、教育長が17枚となっております。 このように保管数も多いことから、ご質問の庁舎での写真の掲示につきましては、そのスペースの確保や掲示方法なども含め、議会事務局、並びに教育委員会の関係部署と協議をしながら、今後検討をさせていただきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございます。138枚と、かなり大きな数でございますが、庁舎が完成した後には各部局で工夫して掲示をしっかりとやってもらいたいと思います。 進めます。新政クラブの政務活動の中で、姉妹都市である岩手県盛岡市に政務活動で盛岡市先人記念館を視察しました。設立が昭和62年、盛岡ゆかりの先人130人を紹介し、多くの人材を輩出した盛岡市を広く紹介するための先人記念館で功績をたたえておりました。 また、うるま市彩橋小・中学校でも旧各学校の功績をたたえた資料展示が設置されております。当局におきましても130人のうるま市の偉大な大先輩方々を各部局に掲示等、工夫をして、歴代各長の功績をたたえ、広く市民に紹介していただきたいと思います。この件についても、終わりたいと思います。 次、3点目でございます。海の駅あやはし館について。管理状況について、伺います。施政方針の中でもありました全国の口コミサイトで行ってよかった工場見学において宮城島にある塩工場ぬちうなーが2位にランクインされております。また、行ってよかった日本の城で勝連城跡が9位にランクする高い評価を受けております。 うるま市観光行政の中で充実した観光施設が必要不可欠だと考えます。うるま市の観光地の中で勝連城跡、海中道路、島しょ地域は県内外から多くの観光客が訪れる観光地で、県内でもすばらしい景観がドライブコースとして知られております。 中でも海の駅あやはし館は、最も観光客が立ち寄る観光施設で海洋レジャー等々、年中にぎわいを見せております。その海の駅あやはし館も平成14年12月完成からことしで12年目を迎え、現在では年間推計43万人余、買い物レシート客数の枚数での数字でありますが、うるま市の観光施設として安定しております。 周囲が海に囲まれ、塩害にさらされる中、12年の年月がたち、施設内の設備機器等や厨房機器等のふぐあいや建物本体のコンクリート剥離・ひび割れが見られるあやはし館は、本体の塗料も以前の状態ではありません。完成から12年が経過した海の駅あやはし館は、島しょ地域の中心施設として広く利用されていることは言うまでもございませんが、施設内の施設機器等や厨房機器等のふぐあいや建物本体のコンクリート剥離・ひび割れについて、当局のご見解をお聞かせください。 ○議長(西野一男) 経済部参事。 ◎経済部参事(上間秀二) あやはし館に関するご質問にお答えします。 現在、海の駅あやはし館は、「株式会社あやはし」において指定管理されており、民間の能力を活用しつつ、地域住民などに対するサービス向上、雇用拡大及び地域活性化を図る取り組みを行っていただいております。 議員ご質問の施設内の設備機器や厨房機器などのふぐあいにつきましては、「指定管理基本協定書」を定めておりまして、管理施設の修繕等につきましては1件当たりの修繕に要する経費が30万円以下のものに関しては指定管理者の負担とし、30万円を超えるものについては市の負担とすることとなっております。 また、備品など経年劣化等により本業務実施の用に供することができなくなった場合は、市と指定管理者との協議により、必要に応じて当該備品等を購入、または調達するものとなっております。 建物本体のコンクリート剥離など、ひび割れのような大規模改修、もしくは修繕等に要する費用につきましては市が負担すべきものと考えておりまして、実態を調査した上で計画的に進めていきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございます。施設内の設備機器とか厨房については、金額によってですけれど指定管理の協定書で運営をされているということで理解しました。 また、コンクリート剥離・ひび割れについては規模が大きくなるということになると、実態を調査して、計画によって早急に進めていくということであります。よろしくお願いしたいと思います。 このあやはし館は、前上門元町長からも再三にわたってマストな話があります。最近は、私、前上門元町長の顔を見ると、トイレに向かって入っていくようになっております。というのは、再三にわたって言われて、いまだに当局が計画していないということに大変心苦しく今、思っておりますので、前上門元町長のご意見等もまた聞いてもらいたいなと思っております。これ、答弁はよろしいです。その件についても、よろしくお願いしたいと思います。この件については、今回はこれで終わりたいと思います。ありがとうございます。 4点目でございますが、島しょ地域の振興について。平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島の有償バス、コミュニティバス等のバス停留所が設置できないかについてでございます。 平成26年から島しょ地域の振興を図るため、うるま市コミュニティバス及びデマンドバス交通サービスの実証実験事業が予定されております。 島しょ地域の振興を図る観点から交通行政を見てみると、教育行政で彩橋小・中学校のスクールバスが運行されております。 また、本島と伊計島までの間は有償バスで、地域の公共交通として島しょ地域の市民の生活の足として運行している状況であります。有償バスの各停留所には、各地域のバス停が設置されておりますが、支柱型のバス停となっており、利用者の安全を確保することや、雨天時や炎天下のもと、利用者の利便性を確保するため、さらには島しょ地域の観光を生かすためには、沖縄らしい赤瓦屋根のバス停を整備してはどうかと思いますが、当局のご見解をお聞かせください。 ○議長(西野一男) 企画部長。 ◎企画部長(当間重春) 島しょ地域のバス停留所の設置というご質問でございますが、企画部のほうで進めております公共交通の観点から答弁をさせていただきます。 本市では島しょ地域を含むうるま市の現状における公共交通の課題や市民の公共交通に対する地域ニーズを把握することなどを目的に、本年度、公共交通システム導入調査事業を実施しております。 その調査業務において島しょ地域の公共交通につきましては、路線バスは現状運行しておりますが、運行本数が少なく、交通軸としての機能が弱いことが課題としてあり、現行の伊計島から屋慶名までの路線バスを地域ニーズに対応する形で改善を検討することが必要ではないかと考えております。 また、島しょ地域の高齢化率は他の地域に比べて高く、高齢化が進む中でバス停まで行くことが困難となることも課題として想定されますが、今後は現在運行している事業者とも連携を図りながら、これまでどおり島しょ地域の公共交通を確保しつつ、デマンド型交通などの新たな公共交通システムの検討も進めてまいりたいと思います。 なお、議員ご提言の島しょ地域の公共停留所の設置につきましては、現状においては費用対効果等の面で厳しいものがあると考えておりますが、先ほどご説明申し上げました本市の全体の公共交通、または島しょ地域の今後の公共交通等々、さらに地域のニーズ等も踏まえて検討がなされていくものと考えております。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございます。答弁の中には、高齢化が進んでいる島しょ地域の厳しい状態があるということであり、また、今後はデマンドバス交通や新たな交通を検討していきたいということであります。 3つ目が費用対効果ということでありますが、島しょ地域は、まず与勝一帯もそうではあるんですが、費用対効果と言われてしまえば、ほとんどが人口的にも過疎現象を起こしている地域でありますので、費用対効果を言われたら、まず私たちは言うことが、返す言葉がなくなってしまうのです。島しょ地域においては、物をつくって人を呼ぶという考えを基本に持っていただかないと、今後はこの島しょ地域の解消というのができないのではないかと私は思っております。 私たちの場合には、島しょ地域の前に事業を誘致するときに地権者の同意がもらえないかという、怖いところがあるわけです。それは、最近ではまた、この費用対効果というハードルがあって、大変厳しいところがありますので、この費用対効果の前に、これをつくれば、費用対効果を打開できるという考えでもって計画していただきたいなと思います。よろしくお願いしたいと思います。この件については、終わりたいと思います。 5点目でございます。屋慶名地先悪臭問題について。(1)現在の悪臭に対する対策状況について。(2)悪臭に対する事業成果について。(3)今後の対策について、お伺いいたします。 悪臭問題については、一般質問の中で何度も同僚議員から取り上げられておりますが、地域住民と市当局の意見の違いがあります。(1)現在の悪臭に対する対策状況についてを、当局にお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) それでは、お答えをいたします。 市としても、これまで海中道路入り口右側、屋慶名地先の悪臭対策として、その悪臭の要因にもなっている排水溝の海側から上流の与那城庁舎敷地内にタンクを設置して、悪臭を抑えるためのEM活性液を2週間に1回、1トン投入し、悪臭対策に取り組んでおります。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) 前回と同じような答弁であります。現在のところ、EM活性液を2週に1回、1トンを排水溝に流して対策をしているということでありますが、私は新年度では新たな対策が講じられるのではないかと期待をしておりましたが、大変残念であります。 進めながら、いきたいと思います。悪臭対策による事業成果について、お聞きいたします。第67回うるま市議会一般質問の中で、当局の答弁は2月から5月にかけて悪臭が発生するとあります。また、その対策として2週1回、1トンのEM菌を投入し、悪臭対策を進めると答弁しております。 また、第82回うるま市市議会一般質問におきましても、私たち地域と市当局には大きな違いがあります。当局の答弁は、金武湾側の周辺海域は良好な漁場となっており、モズクや潮干狩り等、海洋レジャーのウインドサーフィンなど、多くの方々が利用している箇所であると答弁しております。同時に現在においてもEM活性液の投入を継続していくとの答弁でありました。 それでは、屋慶名地先の悪臭について、私の見解と当局の悪臭に対する見解の違いを申し上げたいと思います。まず、屋慶名地先の悪臭は年中悪臭が発生しております。風向きが影響いたします。当局の見解では2月から5月が悪臭の発生との見解でありますが、この地域は、2月は西風が吹く冬の季節で風下の屋慶名地域に悪臭が流れ込み、逆に夏は屋慶名地域から悪臭が沿岸部分、ヤンバル方面に流れます。 5月の悪臭は、梅雨時期で風が止まり、湿気が高くなり悪臭が発生しております。また、市当局の見解は、金武湾側の周辺海域は良好な漁場で、モズク、潮干狩り等、海洋レジャーのウインドサーフィンなど、多くの方々が利用する箇所でもあるとご見解をしております。屋慶名地先から平安座向け海中道路右側は、ヘドロが沈殿してモズク、海藻、潮干狩りは全くできません。モズクも潮干狩りは照間海岸から平安座に向かい、1キロメートルから2キロメートル先でしかモズクはとれません。ウインドサーフィンも地先の海から入り、照間付近や平安座海中大橋付近でしかやっておりません。 このような状況から、再度質問いたします。これまで行ってきた事業で悪臭対策による事業成果について、お伺いいたします。当局は2週1回、1トンのEM活性液を投入して悪臭対策を進めているとのことでありますが、潮は満潮、干潮、大潮、中潮、小潮がある中、EM活性液の効果・検証の成果をお聞かせください。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 悪臭の発生箇所は海中道路と湾岸道路とに狭められた潮の流れが悪い場所で、その箇所に生活排水等が流れ込む排水溝があり、平成22年度よりその上流の排水溝にEM活性液を投入した対策を行い、EM活性液の効果による悪臭が軽減されているものと認識はしております。 EM活性液の効果の事例といたしましては、畜産農家において豚舎内ふん尿処理施設等にEM活性液を常時投入したところ、豚舎内悪臭が軽減されたとのことで、畜産農家からEM活性液を投入したことでの成果が出ているということのお話がございました。 そのようなことから、生活排水等が流れ込む排水溝にEM活性液を投入することで、幾らかでも悪臭を抑える対策を講じているということでございます。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) 成果についてですけれども、EM菌は畜産農家の悪臭効果の事例でやったものであると。屋慶名地先の悪臭効果については、成果を出すことは難しいと私は今ここで判断しております。 悪臭問題については、今、判断しておりますが、地域の苦情も相当あります。その問題は、もはや建設土木だけでは解決が不可能だと思います。早急に当局の関係機関・部局と検討会議を開いていただき、悪臭対策について考えていただきたいと思います。 うるま市の観光地の出入り口でもあります。また、観光地でにぎわう地先でもあります。付近は住宅、学校も病院も老人施設もあります。今後は真剣に当局を挙げて悪臭について取り組んでいただきたいと思います。 3つ目の質問も同じだと思いますけれども、伺います。今後の対策について、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) 再質問にお答えいたします。 市としましても、先ほど来答弁しておりますようにEM活性液での対策を継続していきたと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。 それから、兼本議員よりお話がございます関係部署と連携を強化しながら、ぜひ対策を話し合ってほしいというご要望もございますので、その点は企画部署、それから環境部署、そして農水産関連の経済部署も含めて話し合いをしてみたいと考えています。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) 進めます。これまで当局が行った悪臭事業は、航路しゅんせつ、EM活性液投入事業を行っております。 また、うるま市諸団体や地域住民の清掃活動が行われましたが、悪臭解消には至っておりません。 また、私の一般質問後、屋慶名地域では、地域住民が集まる諸行事の中でも悪臭問題を議論し、多くの意見がありました。幾つか取り上げたいと思います。 桟橋の新設工事、ヘドロの回収、中でも多く意見があったのは屋慶名地先を埋立計画して、地先の埋め立てをしてもらい、観光用地を生み出し、観光事業としてプロ野球、プロサッカー等のキャンプ地誘致の意見が多くありました。 その意見を踏まえ、屋慶名地先埋立事業について、当局のご見解をお聞きいたします。 ○議長(西野一男) 企画部長。 ◎企画部長(当間重春) 再質問にお答えします。 この屋慶名地先の悪臭対策につきましては、議員ご指摘のように本市の観光の目玉である海中道路や島しょ地域への入り口であるほか、現在、市のほうで進めている海中道路ライトアップ事業や東海岸開発基本計画を進める上でも解決すべき課題であると認識をしております。 埋め立ての件でございますが、昨年12月議会で建設部長が答弁したように、その解決を目的とした埋め立てにつきましては厳しい状況であり、海中道路周辺や藪地島につきましては、自然保全型の整備を進めていく必要があると考えております。 なお、悪臭対策につきましては、地域の生活環境の改善はもとより、本市の地域振興や観光振興を推進する上で今後解決すべき重要な課題として位置づけ、関係部署で協議をしてまいりたいと考えており、さらに地域、地元の理解と協力も得ながら、その課題解決に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 兼本 光治議員。 ◆4番(兼本光治議員) ありがとうございます。その諸行事というのが、ちょうど2月、1月、旧暦です。沖縄県内でもプロ野球が盛んにキャンプをしたという、その時期だったかもしれませんが、どうにか藪地、屋慶名の地先にプロ野球が誘致できないかという話がやはり大きく持ち上がっているところであります。 進めたいと思います。その一帯は、東海岸開発基本計画の中心にあり、新年度、海中道路ライトアップ事業が実施される予定でありますが、今後は悪臭問題を市当局の大きな課題に取り上げ、屋慶名地先悪臭問題について、今後は市当局の関係機関、地域住民との調整を図り、屋慶名地先の実態を見直していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上をもちまして、私の一般質問を終わりますが、5点中3点、皮肉なことに企画部長でありました。ありがとうございます。それでは、私の一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(西野一男) 暫時休憩いたします。  休 憩(14時39分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(14時53分) ○議長(西野一男) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 次の質問者、高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) こんにちは。本日、一般質問最後でございますので、ちょっとお疲れかと思いますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。 それでは、議長の許可を得ましたので、一般質問を行います。今回は大きい項目3点ほどを通告してありますので、一問一答にてお願いをいたします。よろしくお願いいたします。 まず最初に、排水路整備について。(1)うるまシティプラザ裏側の排水路のふた設置について。この件につきましては、平成25年10月中旬に江洲自治会長と赤道自治会長の連名でふた設置要請が出されていると思います。 うるまシティプラザ裏側排水路は、途中までコンクリートでふたがされており、その途中からふたがされておらず、大雨時には排水路が増水をすると、子供たちがその辺で遊ぶと大変危険な状態になりますので、排水路にふたをする必要があると思いますけれども、伺います。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えをいたします。 うるまシティプラザ裏側の排水路につきましては、下水道課が管理する赤道第3雨水幹線であります。 議員ご質問の排水路へのふたの設置についてでございますが、現状はうるまシティプラザの駐車場裏で駐車場と畑との間を通っており、この排水路に多額の費用を投資してのふた設置につきましては、現在、大変厳しいものと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) それでは、再質問をいたします。 この排水路は、畑と畑の間の排水路ということで、多額の費用を投資してのふた設置については大変厳しいとおっしゃっていますけれども、この排水路の畑には、うるまシティプラザ駐車場裏から子供でも簡単に畑から排水路に出入りができますので、大雨時には大変危険な状態になりますので、排水路にふた設置ができなければ排水路の両端にフェンス設置、あるいは安全対策等はできないか、伺います。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) 再質問にお答えをいたします。 うるまシティプラザ駐車場裏からは容易に子供たちが排水路に近づくことができ、議員ご指摘のとおり危険な状態であることは確認をいたしております。 今後、この対応につきましては、特に危険と思われるうるまシティプラザ駐車場裏側の排水路の片側について、次年度以降、フェンスの設置を検討していきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。うるまシティプラザ裏の排水路については、子供たちが簡単に排水路に出入りができる状態でありますので、早急に安全対策をしていただきますようにお願いをいたしまして、この件については終わりたいと思います。 (2)県道85号線メイクマン十字路から前原向け擁壁の地滑り補修と側溝補修について。この件につきましても、江洲自治会長から平成26年2月中旬に補修要請が出ていると思います。 県道85号線、沖縄環状線のメイクマン十字路から前原向け、両側の擁壁が地すべりの影響で排水溝が潰れ、側溝が詰まっている状態であります。特にメイクマンから前原向け300メートル付近で擁壁が地すべりをして排水溝が壊れ、一時的に応急処置として大きな土のう袋で30袋ぐらい置かれている状態でありますので、早急に擁壁の補修工事と排水溝整備が必要と思われますが、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) お答えいたします。 当該崩落箇所の補修要請につきましては、平成26年3月3日付で江洲自治会より要請文が提出されており、地すべりや側溝が押されてのひび割れ、土砂の詰まり状況は、確認をいたしております。 市としても、のり面崩落の危険性を認識しており、管理者であります県中部土木事務所へのり面の復旧や側溝の補修について確認をしたところ、この地すべりは昨年5月の雨期に発生し、現在、大型土のうで応急処置を講じて経過観察をしながら調査設計を行っているとのことでございまして、平成26年度には対策工事を予定しているということで報告は受けております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。 再質問をいたします。県道85号線、メイクマンから前原向けの両側の側溝については、側溝が何カ所か潰れ、ごみや土砂、枯れ葉等が詰まっている状態であり、側溝にふたをすることによって地すべりの予防とごみや土砂、枯れ葉等が側溝に詰まらないと思いますけれども、側溝のふた設置はできないのか、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長(久田友三) 再質問にお答えをいたします。 現在、県中部土木事務所におきまして、平成26年度にのり面崩壊対策工事を予定しているということでございまして、ご質問の側溝の現状も、その際に見てもらうとともに、市としましてもふた設置について要請をしていきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。この県道85号線、メイクマンから前原向けはウオーキングコースや、そしてジャスコへの買い物客が、中学生、高校生が、こっちを歩いていくようでございますので、ぜひ擁壁の補修、あるいは側溝のふた等が早急にできるように県中部土木事務所への要請をお願いいたします。 次に移りたいと思います。2番目に、うるま市防犯灯設置補助事業について伺います。 施政方針の中で防犯協会を中心に市民と行政と3者連携による防犯活動の強化に努め、地域の安全確保のため防犯灯の設置拡充と既設防犯灯のLED化を支援するということで、うるま市防犯灯設置事業について伺います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) お答えいたします。 先日の島袋行正議員、そして喜屋武正伸議員にもお答えいたしましたけれども、安全・安心な市民生活を確保するために、これまでも防犯灯の設置については自治会への補助事業として取り組んでまいりましたが、さらなる防犯協力体制の強化を初め、引き続き「ちゅらさん運動」を推進し、防犯灯の拡充などによる犯罪の起こりにくい環境を整備するため、平成26年度においては地域振興基金を活用して、各自治会の要望などに基づき、防犯灯の設置拡充により、地域の安全・安心な環境を図りたいと考えております。 また、既設の防犯灯についても5カ年計画でLED化へ変更していきたいと考えております。 なお、平成26年度予算に防犯灯設置事業補助金としまして防犯灯設置拡充分945基分、約4,725万円、そして既設防犯灯のLED化への変更分として1,180基分、4,720万円、合計で9,450万円を計上させていただいております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。 再質問いたします。平成26年度予算に防犯灯設置事業補助金として防犯灯設置拡充分、945基分の4,725万円と、既設防犯灯のLED化への変更分として約1,180基分、4,720万円、合計で9,450万円を計上していただきまして、まことにありがとうございます。 防犯灯設置につきましては、これまで何度か一般質問をやってまいりましたが、特に江洲、石川地区の区画整理地域、そして現在進行中であります安慶名再開発地域は、区画整理等で防犯灯の数が一挙に多く必要になると思いますけれども、防犯灯設置が必要と思われますが、この点について、よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) 再質問にお答えいたします。 江洲、石川区画整理地域及び安慶名再開発地域の防犯灯設置についても、自治会からの要望を受け、自治会長連絡協議会において調整を図り、予算の範囲内での設置になりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) どうもありがとうございます。防犯灯設置につきましては、江洲、石川区画整理地域、安慶名再開発地域も平成26年度の防犯灯設置事業に含まれているということで喜んでいるところでございます。 今後とも安心・安全な市民生活を確保するために、自治会長連絡協議会と調整をしながら、この防犯灯設置をよろしくお願いいたします。 次に移りたいと思います。3番目に公園整備について。(1)うまんちゅ健康文化交流広場整備事業について。うまんちゅ健康文化交流広場の現在の進捗率を伺います。 そして同公園は、主な整備内容としてエイサーや獅子舞などが演じられる多目的広場や交流ステージ、ウオーキングコース、健康遊具、コンビネーション遊具など設置し、平成25年度事業完了、平成26年度4月供用開始を予定していたと思いますけれども、4月の供用開始が遅れている要因を教えてください。また、供用開始時期についても伺います。よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 当該事業の平成26年1月末の進捗率は、約70%となっております。 供用開始が遅れた要因は、本年度発注した造成工事や遊具施設等の工事着手後に現場から土ぼこりが発生したため、施工方法の検討や対応策について周辺住民との話し合いに不測の日数を要したことに加え、雨天時の水はけが悪く、工事全体の工期に影響が生じたことにより、繰越事業となっております。 残工事の園路のゴムチップ舗装、野外ステージ設備、多目的広場の張り芝工事を早期に発注していきたいと思います。 なお、供用開始は本年7月を予定しております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。 再質問をいたします。同公園の公園管理については、どう考えていますか、教えてください。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) 再質問にお答えいたします。 整備後の公園管理については、地域住民や地元自治会と話し合いを行い、公園里親制度を活用した管理をお願いしていきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。うまんちゅ健康文化交流広場整備事業につきましては、中原小学校改築後に交流広場整備事業に取り組んでいただき、平成26年度7月供用開始ということで、付近住民をはじめ区民はすばらしい公園ができるということで喜んでいるところでございます。まことにありがとうございました。今後とも公園整備事業について、よろしくお願いいたします。この件につきましては、これで終わります。 続いて、(2)江洲第2公園整備について。江洲第2公園整備につきましては、これまで何度か一般質問をしてまいりましたが、同公園は平成25年度の実施計画に取り入れ、平成26年度の一般会計予算に業務委託として350万円を計上してもらい、ありがとうございます。 本日、1番目の永玉栄議員への答弁で、ある程度の理解をしておりますが、いま一度、江洲第2公園整備について、お伺いをいたします。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 江洲第2公園整備事業については、第10回実施計画に盛り込まれており、平成26年度は概略設計を予定しております。 概略設計の内容といたしましては、住民意見を取り入れながら公園の位置、面積等を確定し、用地購入費、物件補償費及び整備費等の概算事業費を算出する予定となっております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。概略設計の内容として、住民意見を取り入れながら公園の位置、面積等を確定し、用地購入費及び物件補償費、整備費等の概算事業費を算出する予定ということで、今後、自治会と付近住民の意見を反映してもらい、すばらしい公園ができますようにお願いをいたしまして、私の本日最後の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございます。 ○議長(西野一男) 以上で本日の日程は終了しました。次回は、3月17日月曜日午前10時から会議を開きます。 本日は、これにて散会します。  散 会(15時17分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成26年3月14日    うるま市議会     議   長  西 野 一 男     4番議員   兼 本 光 治     5番議員   喜屋武   力...