うるま市議会 > 2013-10-01 >
10月01日-09号

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  1. うるま市議会 2013-10-01
    10月01日-09号


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    平成25年9月第80回定例会第80回うるま市議会(定例会)会議録(9日目) 平成25年10月1日(火)                       (午前10時00分 開議)出席議員(33名) 1番 仲 本 辰 雄 議員    18番 名嘉眞 宜 德 議員 2番 比 嘉 敦 子 議員    19番 田 中 直 次 議員 3番 田 仲 康 和 議員    20番 伊 盛 サチ子 議員 4番 兼 本 光 治 議員    21番 高江洲 賢 治 議員 5番 喜屋武   力 議員    22番 宮 里 朝 盛 議員 6番 佐久田   悟 議員    23番 德 田 政 信 議員 7番 幸 地 政 和 議員    24番 中 村 正 人 議員 8番 又 吉 法 尚 議員    25番 大 屋 政 善 議員 9番 仲 程   孝 議員    26番 久 高 唯 昭 議員 10番 平   正 盛 議員    27番 奥 田   修 議員 11番 松 田 久 男 議員    28番 伊 波 良 紀 議員 12番 照 屋 義 正 議員    29番 永玉栄   靖 議員 13番 名嘉山   隆 議員    30番 宮 城   茂 議員 14番 平 良 榮 順 議員    32番 東 浜 光 雄 議員 15番 喜屋武 正 伸 議員    33番 金 城 勝 正 議員 16番 下 門   勝 議員    34番 西 野 一 男 議員 17番 島 袋 行 正 議員欠席議員(1名) 31番 石 川 眞 永 議員説明のための出席者 市    長     島 袋 俊 夫    福祉部長        根路銘 安 則 副 市 長      榮野川 盛 治    市民部長        島 袋 義 則 教 育 長      謝 敷 久 武    経済部長        島 袋 宗 康 企画部長       当 間 重 春    建設部長        久 田 友 三 総務部長       喜 納   修    都市計画部長      瀬 嵩 政 宏 会計管理者      徳 田   敏    総務課長        天 願 雅 也 教育部長       藏 根 勝 秀    国民健康        新 垣 健 一                       保険課長 指導部長       仲 田   丘    環境課長        宇 座 德 之 消 防 長      照 屋 賢 正    農業委員会       新 膳 泉 雄                       事務局長 水道部長       三 浦   正    施設課長        宮 城 吉 和 総務部参事      山 口   清    生涯スポーツ      真栄城 玄 俊                       課    長 経済部参事      上 間 秀 二    施設課技幹       知 念 直 樹 指導部参事      船 越 一 夫事務局出席者 議会事務局長     安 田   健    調査係長        与那嶺   昇 参事兼議事課長    沢 紙 孝 盛    書  記        新 屋 一 志 議事係長       知 念 義 浩議事日程第9号 第1.会議録署名議員の指名 第2.一般質問会議に付した事件 議事日程に同じ ○議長(西野一男) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第9号のとおりです。 △日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、名嘉眞宜德議員、田中直次議員を指名します。 休憩いたします。  休 憩(10時00分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(10時02分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 △日程第2.これより一般質問を行います。  発言時間は、当局答弁を含まず30分以内です。通告がありますので、順次発言を許します。高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) おはようございます。第80回うるま市議会定例会、本日の一般質問6日目の1番目でございますので、よろしくお願いいたします。議長の許可を得ましたので、通告してあります2点ほど一般質問をいたしますので、執行部の誠意ある答弁をよろしくお願いいたします。 1点目について、歩道整備について。県道224号線うるま市と沖縄市との境界道路、ルミネ側からサンエーメインシティ間の歩道整備について。この件につきましては、平成21年12月議会の一般質問の中で、県道224号線の歩道整備について、この道路を利用して、サンエーメインシティシティプラザへの買い物客が多くなっていることから、車の交通量や歩行者が多くなっており、交通事故もたびたび発生していることから、早急に歩道整備が必要ではとの質問に、当時の建設部長は「この道路はメインシティ方面への通路で、通行量も多々あるというのは認識しております。この辺についても県のほうに申し上げているところであります。沖縄市側については区画整理がなされている部分もあって、その部分の一部に歩道があり、うるま市側は路側帯の路側線が引かれているだけというのは、指摘があったとおりであり、この道路の整備方については、継続的に県のほうに要請していきたい」と答弁をしておりましたが、その後の進捗状況について伺います。よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長久田友三) おはようございます。それでは歩道整備についてお答えをいたします。 議員ご指摘のとおり当該区間のうるま市側には歩道がなく、交通量が多い中で、歩行者の交通安全上、歩道の整備は必要であると思っております。この件に関しまして、県中部土木事務所へお聞きしたところ、この区間は具志川環状線が全線整備されますと、管理が沖縄市へ引き継がれるとのことでございました。そのことから既に平成21年度、平成22年度の県中部土木事務所との意見交換会におきまして、沖縄市から歩道整備要望が出されておりますが、今後の整備計画について県に確認をいたしましたところ、県からは現在のところは整備計画はないということでございました。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) 県道224号線の歩道整備については、現在のところ道路沿いに特にうるま市側には民家やアパート、マンション等が建設されて歩道整備計画が必要だと思われます。この道路を一方通行にして、うるま市側に歩道整備はできないか、もう一度お願いをいたします。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長久田友三) お答えをいたします。 市としましても、歩行者の安全・安心に通行できるよう歩道の整備につきましては、先ほど答弁いたしましたように、ぜひ必要だということで思っておりますが、今議員からご要望もあります一方通行にすることにつきましては、交通形態が大幅に変わることになりますので、地域住民大型商業施設メインシティでございますが、利用する方々のコンセンサスが必要であると思っており、現状では大変厳しいものがあると考えております。ただ引き続き、毎年行われております意見交換会、これも次年度もありますので、平成26年度の県中部土木事務所との意見交換会におきまして、地元自治会やそれから沖縄市とも連携を図りながら歩道整備歩道拡張整備の要望をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) 県道224号線の歩道整備については、沖縄市に引き継いだということで、この道路は歩行者が安全・安心で通行できるように、うるま市交通安全担当課、沖縄市、県中部土木事務所との連携を図り、早期の歩道整備ができますように、ぜひよろしくお願いいたします。この件については終わりたいと思います。 続きまして、2点目に入る前に、去る日曜日のうるま市内小学校の運動会に島袋市長はじめ教育長、教育委員会の方々が各小学校の運動会に出席をし、職員や児童生徒、父母等を激励していただきまして、ありがとうございました。私も中原小学校からの案内で、運動会に出席をしました。中原小学校は、前夜の通り雨で運動場が良い状態で粉じんが飛散をせずに最高の運動会日和になっていたことを報告しておきます。 2.運動場の粉じん対策について。(1)うるま市内各小・中学校の運動場の粉じん(砂ぼこり)対策について、現在、うるま市内の小・中学校の運動場の粉じん対策はどういうふうに行っているのか、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) ご質問にお答えいたします。 市内小・中学校の運動場は児童・生徒やスポーツ少年団屋外活動、部活動、地域の諸行事及び市民の体力・健康増進を図る学校施設開放事業など、多岐に利活用されております。運動場の表層は土で施工されており、長期間の風雨や屋外活動等により細かい砂がたまり、飛散、流出の現状があります。現在、運動場の粉じん対策につきましては、良質な土と砂を適切な混合比により入れ替えや補充を施し、学校へは散水指導を行い、また砂ぼこり飛散被害が深刻な場合は、グラウンド用防塵剤を散布し、その特性によりほこりを吸着し、飛散させにくくして対策を講じております。なお、グラウンド用防塵剤とは、塩化マグネシウムにがり成分となっております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) 再質問いたします。 これまで市内小・中学校運動場の粉じんについて、付近住民からの対策について、苦情や要請等があったのか、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) 再質問にお答えいたします。 これまで付近住民から対策についての苦情や要請等につきましては、小学校3件、中学校3件を把握しております。苦情等につきましては、ほこりが住宅内部に至るところに入り込んで窓が開けられない、洗濯物が干せない、庭木、草花へ赤土が付着し生育に影響があるなどが主な内容となっております。
    ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) 今後の小・中学校粉じん対策はどういう方法で行うか、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 小・中学校の運動場の大部分が土で施工されている状況から、砂ぼこりを完全に防ぐことは困難でありますが、現在対策を講じている散水指導、流出した土の入れ替え及びグラウンド用防塵剤散布により、砂ぼこり飛散軽減に努めてまいりたいと考えております。なお、散水設備の不具合、未設置校につきましては、調査に基づき年次的に整備する計画であります。今年度小学校2校、中学校1校へグラウンド用防塵剤を散布してあり、未実施校につきましても、現在の状況を確認後、予算の範囲内ではありますが、実施する計画であります。またこれまで対策を講じております現状・効果等を検証するとともに、今後は他市の対応状況も調査し、喫緊の課題として屋外環境整備を図っていきたいと思っております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。 未整備校につきましても、現状を確認の後、早期の対策をお願いいたしまして、この件については終わりたいと思います。 (2)中原小学校運動場粉じん対策について。中原小学校運動場粉じん対策については、中原小学校増改築工事完了後、運動場の整備を粉じん対策工法として、水はけや粉じん飛散防止策として、スギ、ヒノキの樹皮を特殊加工し、添加剤等で配合した天然資材のリサイクル、多目的環境保全型工法で運動場を整備してありますが、その後の粉じん飛散防止策の効果について、お伺いいたします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 中原小学校校舎増改築時に行いました運動場整備は、平成21年度に循環型有機質土壌改良資材を活用した、JGS-CCクレイグラウンド工法及びケミカルバインダーで全面改良となっております。本工法の特徴は、乾燥時には表層土が飛散しにくく、降雨時では水はけがよく、流出を少なくすることができます。これは水はけがよいためで、降雨後に速やかにグラウンドが使用可能になり、雑草もはえにくくする効果があります。また長期間使用しても表層土、中層土の入れ替えも不要になり、施工後のメンテナンスも減らすことができ、雑菌も少なく衛生的であることから、採用しております。 議員ご指摘の粉じん飛散防止策の効果につきましては、学校や使用団体からも以前と比べると砂ぼこりが少なくなり、屋外活動が活発になったと一定の評価をいただいております。反面、表層に散布してあります防塵剤の持続性は長時間のグラウンド使用、散布量、大気の状況により差異がでることから、年に数回程度散布が必要と思われます。今後、効果の検証を学校と連携して、粉じん対策を講じてまいりたいと考えております。ご理解をお願いいたします。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。再質問をいたします。 先日、宮里自治会長より中原小学校運動場からの粉じん対策について、地域住民からの要請について、地域住民や行政側との現場視察を実施し、話し合いをしたと思いますが、その経過を教えていただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 宮里自治会の会長から、要請により7月10日に中原小学校と隣接している住民宅で砂ぼこり被害実態調査を実施いたしました。その内容といたしましては、住宅の至るところまで赤土が入り込んで窓が開けられない。外壁やアルミ窓等、赤土が付着。庭木や植物に赤土が吸着し生育に影響がある。洗濯物が屋外へ干せないなど、状況を確認し、今後の対策について意見交換を行いました。対策につきましては、散水の徹底、グラウンド用防塵剤散布防塵ネットの設置やスポーツ少年団グラウンド使用内容などの話し合い、早急に対策可能なグラウンド用防塵剤を8月27日に散布し、現在その効果を検証しております。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) 粉じん対策として、散水の徹底、グラウンド用防塵剤散布につきましては、予算の範囲内で散布をする。そして散水の徹底につきましては、学校やスポーツ少年団等による散水と思います。この広い運動場に散水するのは大変な労働な仕事とは思います。そこで伺います。 各学校の運動場には、散水設備が整備されていると思われますので、そこにスプリンクラーの設置はできないか、お伺いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) 再質問にお答えいたします。 現在、散水指導につきましては、設置されている設備の能力等から、散水に要する時間や強風等の対策などの課題も多いため、短時間で散水効果が出る設備の導入について、他市の設置状況等も調査したいと思っております。 また、総合的な粉じん対策として、議員ご提言の散水、スプリンクラー設置について、調査・検討してまいりたいと思います。ご提言ありがとうございました。 ○議長(西野一男) 高江洲 賢治議員。 ◆21番(高江洲賢治議員) ありがとうございます。 運動場の粉じん対策については、これからも市内各運動場の粉じんについては、大変な努力が必要だと思いますけれども、今後ともこのスプリンクラーの設置、そして防塵剤散布については、ちょっと予算の範囲内だということでございますので、ぜひスプリンクラー防塵剤散布についても、ひとつ粉じんが出ないような方向性をもって考えていただけますよう、お願いをいたしまして、私の一般質問にかえたいと思います。どうもありがとうございます。 ○議長(西野一男) 次の質問者、大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) おはようございます。ただいま議長の許可を得ましたので、早速、一般質問を始めていきたいと思います。 まず1点目に、環境行政についてであります。宮城島桃原区内の農地に山積みに放置されている冷蔵庫などの不法投棄について伺います。本件については、桃原自治会からの撤去の要請が出ていると思いますが、その現状について、当局のご意見をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) 大屋議員の1点目の質問、環境行政についてお答えいたします。 現在、桃原自治会から廃家電の撤去要請につきましては、平成25年9月12日付具志川自治会との連名で提出されているところでございます。桃原区に放置されている廃家電の処理対策につきましては、これまで何度も関係機関と協議を行ってきたところでございますが、法律的な問題での土地の所有者、相続関係また作業員などの処理責任の有無について、諸問題の一つ一つを解決していかなければならないことがございます。しかしながら必ずや解決していかなければならない問題と認識しているところであります。このほど、平成25年9月4日に廃家電の処理対策について、地元自治会及び審議委員、沖縄県中部保健所、うるま警察署、うるま市関連部署の構成において、ワーキングチームを立ち上げまして、今後の対策について、第1回目の会議を開催しております。内容につきましては、具志川、与那城、桃原地区の放置されております廃家電についての経過説明、処理の方法、それからワーキングチームのメンバーの再確認など、話し合いを行っております。今後は会議での助言や意見をもとに、放置されている廃家電の処理が1日でも早く解決できるよう努めてまいりたいと思っております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) 再質問を行います。 この場所については、確か土地改良圃場整備のど真ん中、農地だと思いますが、その件について農地法との関連ですね。農地法との違反はないか、お答え願いたいと思います。 ○議長(西野一男) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(新膳泉雄) 農地に冷蔵庫などの不法投棄についてということで、農業委員会のこれまでの対応について、お答えいたします。 今回の答弁は、会長から私、事務局長に一任されておりますので、ご了解のほどよろしくお願いいたします。 不法投棄されている農地についての経緯については、石川議員への答弁のとおりでございます。農地法第5条第2項第1号のイ(農用地区域内にある農地または採草放牧地は原則として許可することができない。)に該当し、資材置き場等への転用許可ができない地域となっているため、廃冷蔵庫等の廃棄物を置くことは、農地法第51条第1項第1号(第4条第1項若しくは第5条第1項の規定に違反した者又はその一般承継人)に該当し、農地法違反となっている状況にあります。そこで農業委員会では、農地法違反である旨の文書を土地所有者、また土地の利用者等へ文書の発送をしてございます。その後は自宅訪問、電話等で農振農用地では、農地以外の利用はできない旨、至急片付けるよう指導を行っております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) 答弁ありがとうございます。 確か農地法違反になるということでありました。この土地の持ち主で不法投棄をした人とは兄弟ということで聞いておりますが、確か持ち主のご本人は内地、東京と。兄貴に当たるわけですが、兄貴がそういう農地法違反ということであります。この兄貴は前の説明でもありましたように、亡くなってもう1年ぐらいになるということでありますが、この責任といいますか。確か自分の土地であっても、こういう廃棄物を置くこともできないということであります。確かに農地法違反、これ皆さん方の最初で何らかの形で、対応できなかったのか、今考えると非常に不思議でならないわけです。もう四、五年も前から捨てはじめておりますよね。置きはじめて。捨てているのか、置いてあるのか全くわからないような状況でありますが、とにかく台風時、非常に周辺にも迷惑がかかっております。特に去年の台風16号、17号では、上の土地改良まで飛んできている。また、漁港あたりまでも海に流れて飛んで、非常に漁民にも迷惑をかけているという状態の中で、今後、先ほど市民部長からワーキングチームの話がありましたが、ぜひこのワーキングチームで何とか解決できるような方法、ぜひ見い出してもらいたいというお願いをしておきます。 この農地法違反の対策がとれなかった理由ですね、今まで。それをお答えを願いたいと思います。 ○議長(西野一男) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(新膳泉雄) その農地法違反の対策はとれなかったかについて、お答えいたします。 再三の指導を行いましたが、「はい、わかった、片付けます」という返事がありましたので、片付けるものと思い、今日に至ってしまっております。そして処理費用がいろいろ見積もりもとりながら、処理費用が余りにも高額なため、環境課と一緒にその対策を模索中、その利用者が亡くなられたというところでございます。その後も、環境課と協議を行い、今後の対策を検討するため、関係機関廃家電処理対策会議が行われたところでございます。農業委員会といたしましては、違反事案が発生の際には、農地法違反者への口頭または文書による中止、または復元方の勧告、その違反者が応じない場合は、農業委員会会長より農地法違反事案を県知事へ報告ということになります。今後とも関係課、関係機関と連携し、県の助言をいただきながら対応してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) はい、ありがとうございます。 この問題については、先ほどもありましたように、ぜひ早い時期にワーキングチーム、せっかく立ち上げてありますから、早い片付けができるようお願いをしておきます。とにかく宮城島においては非常に不法投棄が多いと。せんだっても新聞、テレビでありましたように、皆さんも大体おわかりかと思いますが、桃原の海岸で不発弾の不法投棄がありました。この件については、先ほど触れてはおりませんでしたが、関連しますので不法投棄については関連しますので、質問をさせていただきたいと思います。 確か不発弾不法投棄ですね。この一帯は県営一般農道でありまして、毎年のようにNPO団体がボランティアで草刈り作業、この一部100メートルぐらいですか、やっている状況であります。しかし去年まではこういう不発弾というのはなかった。たまたま今年の7月20日ごろですか。オカガニ観察の関係で、NPO団体が草刈りをする中、見つけたということであります。確か当初、私も立ち会いをしましたが、3個か4個でありましたが、磁気探査を入れる中で、この100メートル周辺に、またあと5個が出てきたということでありました。そういうことで、恐らくはこの一帯はひょっとしたら、もっとあるのではないかと、捨てられているのではないかという気がしますので、この磁気探査ですか。幅を広げてもっとこの一帯を広げて、できれば、ぬちまーす入り口あたりまでも広げてできないものか。それをお願いしたいと思います。それでできるかできないかの答弁をお願いしたいと思います。1点目。 あと1点は、この一帯の海岸ですね。海岸は車の乗り入れ、車の乗り入れが自由に中まで入れるような状況となっておるため、毎年のように不法投棄、廃家電とか、あるいは車のタイヤ、いろんな不法投棄が毎年のように捨てられているということで、この海岸の入り口を何とか、封鎖といったらあれですが、車が入れない状況をつくれないかどうか。これも含めてご答弁をいただきたいと思います。お願いします。 ○議長(西野一男) 経済部長。 ◎経済部長(島袋宗康) ただいまのご質問につきましては、農道3038号線ののり面工事と関連がございますので、経済部のほうからお答えをさせていただきます。 1点目の磁気探査範囲をさらに拡大して調査する計画もあるのかについてでございますが、県へ確認を行ったところ、不発弾探査業務は申請業務でございまして、年間を通じて申請ができ、事業実施が可能であるということでございます。今回行った磁気探査につきましては、県との協議を踏まえて、範囲を決めております。今後さらに不発弾が発見された場合には、県へ事業申請をしてまいりたいと考えております。 それから2点目の、車両の乗り入れ規制についてでございますが、関係部署と調整を行いまして、ポール等の設置による車両の乗り入れ規制が可能か検討を行ってまいりたいと思います。 また、立て看板等での注意・勧告等を行い、定期的に監視をしてまいりたいと思います。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) ぜひ、そういう形でお願いします。 次、2番目にいきます。農業振興について(渇水対策)ですね。今年はこの農業渇水対策については、干ばつ被害については、多くの同僚議員の皆さんからありました。大体答えは出尽くしていると思うのですが、せっかく通告してありますので、私も質問させていただきます。 今年は、例年より極端に雨が少なく、サトウキビの生育に大きな被害が出ており、各生産農家の個別の対応ではどうしようもない状況になっております。このサトウキビの現状について、また今後の渇水対策について、農業振興の立場から当局のご意見をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(西野一男) 経済部長。 ◎経済部長(島袋宗康) はい、お答えをいたします。 サトウキビの現状についてでございますが、具志川、石川地区においてはたびたびにわか雨が降っているということもあり、それから勝連半島地区においては与勝地下ダムの活用等によりまして、特に大きな被害は見られません。 しかしながら宮城島のかんがい施設のない一部地域や伊計島においては、多大な被害が発生し、かなり深刻な状況となっております。伊計島におきましては、7月下旬から市や関係団体等で散水作業を実施してきておりまして、現在はやや回復の兆しが見えてきておると考えております。また、引き続きJAおきなわでは、さとうきび増産基金事業を活用して、10月下旬まで散水作業を行うということでございます。 次に今後の渇水対策についてでございますが、さとうきび生産振興対策協議会において、今回の干ばつで行った対策方法を検証しまして、散水作業が効率的かつ効果的に実施できるよう、機材の確保も含めた組織体制を構築してまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) ただいま経済部長から答弁がありましたように、特に伊計島のほうがひどいということであります。確かに私も何回か伊計のほう回っていきましたが、とにかく話にならないぐらいひどいですね。その原因は恐らくは宮城島においては貯水池があるだけで100%とは言わないが、被害は最小限に食い止められていると。しかし、伊計においては貯水池があるのだが、利用できない状況であるがために、こういう状況に被害が大きくなっていると思われますが、せんだってもこの貯水池の再整備の質問、何名かからありました。その中で伊計島の農家の皆さんからも自治会、農家の皆さんからも恐らく貯水池の再整備の要望、要請が出ていると思いますが、特に向こうからの要望・要請を聞いてみますと、貯水池の要するに修理ですか。修理といいましょうか。修理要請が出ていると。しかし、私は貯水池の整備をするだけでは農家の逆に、農家の皆さんがちょっと何といいますか、いろんな設備のあれ、金がかかりすぎる。いろんなポンプが必要となってきますよね、貯水池だから。それよりは今地元と相談しまして、できれば3型給水を。コイン式の3型給水が望ましいのではないかと思っておりますが、その点について、自治会あるいは農家の皆さんと再度、お話をしながら調整をする必要があると思うのですが、その点について、ご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 経済部長。 ◎経済部長(島袋宗康) 議員おっしゃるとおり、地元自治会から貯水池整備の要請がございました。そういうことで、伊計公民館において、県や市と地元農家で協議を行い、地元の要望を確認したところでございます。今後は、できるだけ地元の要望に沿った維持管理費があまりかからない貯水池整備の事業採択に向け、関係機関とも調整しながら進めていきたいと考えております。 また、ご提言の3型給水所の設置につきましても、その中でその事業の中でできないか、検討してまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) はい、ありがとうございます。 ぜひ地元の皆さんともう一度お話をして、いい方向で利用できるような形でお願いしたいと思います。 再質問をします。今年は先ほども申し上げたように、非常に干ばつでひどい状況になっていると。特に今から干ばつはあれですが、今から心配されるのが、特に放置キビの問題。刈り取りできるような状況にないキビが、恐らくはうるま市全体でたくさんあるかと思います。この放置キビがあるがゆえに、刈り取りできない。刈り取りしても採算がとれない、ハーべスターを入れても採算がとれない。そういうことがたくさんあると思います。これが多くなると、農家の皆さんはほったらかしにして、放置キビになる関係で、恐らく耕作放棄地ですか。耕作放棄地が今後増えると思います。今、耕作放棄地は、経済部、農業委員会一緒に耕作放棄地の解消ということで、農業委員会も一緒に取り組んで今大きな実績、勝連のほうでも大きな実績を上げておりますが、今後この耕作放棄地の心配があるものですから、製糖が終わらない前にこの耕作放棄地ではなくて、サトウキビの刈り取りできる状況をつくってもらいたいと。それをすることによって、耕作放棄地が少なくなるということで、放置キビの問題をできれば製糖前に解決策を見出してもらいたいというお願いであります。そのことについては、恐らく皆さんももちろんでありますが、製糖工場、農協も含めて一緒に考えていかないと、恐らく解決できない問題だと思っておりますので、その件について協議会を立ち上げてやるか、行政だけで解決できるかどうか、ご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 経済部長。 ◎経済部長(島袋宗康) 放置キビについてでございますが、耕作放棄地になる前にこの協議会等を立ち上げて対策することができないかということでございますが、今のところ協議会等の設置というのは考えてございませんが、市にはうるま市さとうきび生産振興対策協議会がありますので、当該協議会を中心としまして、JAおきなわ、中部地区さとうきび対策室、それから球陽製糖、それから地元自治会などと連携をしながら対応を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) この問題については、非常に大事なことでありますので、今部長から答弁がありましたように、早い時期に協議会を立ち上げて検討してもらいたいとお願いをしておきます。 次、3点目にいきます。3.学校跡地利用の現状についてでございます。 学校統廃合により閉校となった学校の跡利用については、各地域の要望なども踏まえて、活用方法を決めていくものと考えておりますが、その後、公共施設等あり方検討委員会ができて、学校の跡利用はどの部署が責任をもって対応をしていくのか。非常にわかりにくくなってきているという感じがします。今後この学校の跡利用について、どのように対応していこうとしているのか。その考え方について、ご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 現在の取り組みということでお答えをさせていただきたいと思います。 閉校となった学校跡利用につきましては、現在うるま市公共施設等あり方検討委員会において、他の公共施設等と同様に公共施設のあり方基本方針の策定作業を進めている段階でございます。 同委員会において、公共施設のあり方基本方針等が決定された段階で、市長へ答申がなされる予定でございます。答申後に各部署においては方針を尊重し、取り組みを進めていくことになると考えております。なお、答申がなされるまでに具体的な学校跡施設を利用したいとのご提案、要請等についての正式に申し出がある場合は、総務課のほうで文書受理をなされたあとに、担当部署へ回付され、その対応について検討していくものと考えております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) はい、ありがとうございます。 この件については、私はあり方検討委員会とは切り離して考えてもらいたいというのがお願いであります。と申しますのは、確か統合してもう2年目に入っておりますが、統合する前のことを考えてもらいたいと思います。地元は反対する中で確かに押し切られるような形で統合はされました。地元が反対の理由は最初から、今現在子どもたちのためには、非常によかったと、私もそう思っております。大衆と一緒に勉強をしてやることは非常によかったと思っておりますが、統合前あれだけの地元の皆さんが、島しょ地域地元の皆さんが反対をしました。その大きな理由はやはりこの地域から学校がなくなるということは、さびれていくのではないかと。過疎化が一挙に進んでいくのではないかということで反対はしましたが、今自治会、4島しょ地域の自治会からも、早い時期に島のこの活性化のため、過疎化が進まないようにということで、早目にこの跡利用を何らかの形で事業を入れてくれといろんな形で自治会からも要請が出ていると思います。そういうことで、島の皆さんは島しょ地域の皆さんは、1日も早くこの学校跡地事業、何らかの事業を入れてくれということで、非常に今焦っております。本島在住の多くの島出身の皆さんから、島の人もそうですが、学校跡は何ができるのですか。何をつくるのですかという、各自治会、私のほうにもいろんな形で聞いてきます。だからこれが今、目に見えないものですから、どう答えていいか。非常に戸惑っているという感じで、とにかく1日も早く事業計画をしてもらいたいというのが、島しょ地域の皆さんのお願いでありますので、それに答えるためには、やはり今の先ほども申し上げましたけれども、あり方検討委員会ですか。あれとは切り離して、今地元から出ている要請、要請の各部署にあれしてもらって、できるものとできないものがあろうかと思います。各部署でだからそれを検討してもらいたいというのがお願いであります。それが検討委員会とは切り離して、これはこれ、あれはあれという形で考えて、早くできるのではないかという考え方でありますので、その点について、いま一度答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) 再質問にお答えいたします。 学校統廃合によって、閉校となった島しょ地域の皆様からもさまざまなご意見、ご要望等がなされた段階で、行政が対応できていない点など、せんだって中村正人議員からのご意見に対しても答弁をいたしました。地域との連携ということに関しまして地域からの申し入れもございまして、近々島しょ地域の自治会長と、市長はじめ関係部長も同席し、意見交換を行う場を設ける予定になってございますので、ご理解をお願いしたいと思います。 また、島しょ地域からのご意見ご要望に対し、各担当部署で検討できるもの、または内部検討委員会を設置し、取り組むべき事業など、それぞれ対応、解決に向けて検討を行っていく必要もあると考えております。 ○議長(西野一男) 大屋 政善議員。 ◆25番(大屋政善議員) はい、ぜひそういう形でお願いしたいと思います。恐らく島しょ地域の自治会長の皆さんから、市長申し入れがあるかと思います。面談があろうかと思います。ぜひご意見を聞いてもらって、いい形でいい方向で島しょ地域が活性化できるような形をとってもらいたいとお願いをしまして、答弁はよろしいですけれども、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(西野一男) 暫時休憩いたします。  休 憩(11時01分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(11時16分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を行います。 次の質問者、幸地 政和議員。 休憩いたします。  休 憩(11時16分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(11時17分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、執行部の皆さんおはようございます。 大分、予定が進行いたしまして、私が今大変困っておりますが、淡々と落ち着いてやりますので、よろしくお願いいたします。 まず1番目の国保行政について(1)ジェネリック医薬品について。①ジェネリック医薬品の取り扱いについて、質問をいたします。 このジェネリック医薬品については、仲本辰雄議員が、平成19年9月定例会の一般質問において、初めて取り上げ、これまで4回一般質問をしております。この質問のお陰で国保行政が動き、ジェネリック医薬品が市民に理解をされ、医療費の負担軽減につながっていることは、事実でございます。このジェネリック医薬品のこれまでの動向を確認し、さらなる使用促進を図るために、質問をいたします。 ジェネリック医薬品は、我が国だけではなく、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、その他世界各国の国々で使用促進され、安心して使用できる後発医薬品として普及拡大が進んでおるようです。しかし、我が国は国際社会と比較すると使用割合においては、まだまだ大きな差があるようです。そこで次の3点について伺いたいと思います。 まず1点目に、ジェネリック医薬品の基本的事項について。2点目に、その医薬品の特徴、品質、信頼性などについて、3点目に本市の普及啓発について、説明をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) 幸地政和議員の一般質問にお答えいたします。 まず、①ジェネリック医薬品の使用促進について、厚生労働省は、医療行政の一端を担うとともに高齢化による医療費の増加が見込まれる医療費の適正化が重要な課題となっている国民健康保険においても、その普及促進に積極的な取り組みが求められているところであるとして、平成21年1月に国民健康保険におけるジェネリック医薬品の普及促進について、各保険者へ周知を図っているところでございます。 1点目のジェネリック医薬品の基本的事項については、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果を持つ医薬品のことです。 2点目に、その医薬品の特徴、品質、信頼性については、先発医薬品より安価で経済的で、効き目や安全性は先発医薬品と同等です。欧米では幅広く使用されております。 3点目の、普及啓発については、平成20年度から窓口でチラシ配布、ポスター掲示により周知を始めております。平成21年度には、保険税納付書発送時にジェネリック医薬品の希望カードを同封し、全世帯に配布しております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、再質問させてください。 ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分で同じ効果を持ち、そして先発医薬品より安価で経済的である。と述べておりましたが、このジェネリック医薬品の取り扱いは全国の地方自治体及び病院、薬局、医師、薬剤師そして被保険者のご理解とご協力で使用促進されておりますが、沖縄県の使用状況及び県内各地の使用状況について、お伺いしたいと思います。 まず1点目に、ジェネリック医薬品の使用割合について、沖縄県は全国比でどの位置にありますか。また使用割合の数値について伺いたいと思います。 2点目に県内11市の使用状況の新しい直近の数値について、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) 再質問にお答えいたします。 まず1点目のジェネリック医薬品の使用割合は、厚生労働省が公表しております最近の調剤医療費の動向、平成25年4月号によりますと、平成24年度実績で、沖縄県では41.7%で1位であります。2位は鹿児島県の35.6%、全国平均は28.7%となっております。 2点目の県内11市での使用状況については、国保連合会の新計算式で作成されたデータの平成25年8月の利用率状況は、糸満市が61.40%、豊見城市が61.31%、宮古島市60.54%、浦添市59.96%、那覇市59.93%、南城市59.80%、うるま市58.73%、宜野湾市58.24%、石垣市57.03%、名護市56.66%、沖縄市56.16%となっております。うるま市は11市中7位、県内では21位の位置にあります。県平均としては、58.54%となっております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 沖縄県はジェネリック医薬品の使用割合は全国比で41.7%、全国で1位と述べておりました。またうるま市は58.7%の中で、市で7位と。これだけ各地とも普及啓発に対して一生懸命取り組んでいることがよくわかりました。再質問を続けます。 ジェネリック医薬品の本市の使用件数と、国保財源に資する医療費効果額と目標について、お伺いしたいと思います。 まず1点目に、平成21年度から平成25年度までの本市の使用本数と医療費効果額について。 2点目に、ジェネリック医薬品の使用状況の本市の目標設定率の考え方について伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) はい、お答えいたします。 まず使用件数と効果についてでございます。平成21年度は、平成21年12月から平成22年3月までの4カ月間ですけれども、6万610件で2,519万2,480円。平成22年度は、22万3,376件で9,598万3,070円。平成23年度は、23万4,972件で1億843万6,540円。平成24年度は、25万7,242件、1億3,399万5,260円、平成25年度は8月末までの5カ月分ですけれども、11万3,479件で5,977万4,190円で、合計しますと4億2,338万1,540円となっております。 次に2点目の目標設定については、特に設定はしておりませんが、医療費抑制に多額な効果があることから、県内トップの北大東村の76%を目標に、さらなる普及促進に取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 今、すごい数値が公表されましたが、平成21年度から始まったジェネリック医薬品の使用取り扱いは、年々向上をいたしまして、医療費効果額は4億2,338万円になったと、答弁がございましたが、これが5年後になると11億円以上の効果額になるものと、私は私なりに推計しております。そこで担当課におきましては、国保財政の赤字解消を図るため、さまざまな施策を展開し、国保税の収納率向上や医療費の抑制に日々日々ご奮闘をしておりますが、効果額がはっきりしているこのジェネリック医薬品の幅広い普及啓発について、国保税の収納対策と同様なシステム対策を強化いたしますと、先ほど部長が申し上げていました76%の目標率は、私は十分達成できると期待をしております。そこでお聞きいたしますが、今後のジェネリック医薬品の普及啓発の強化と、ジェネリック医薬品希望カードの徹底した配付の方法の考え方について、伺いたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) はい、お答えいたします。 普及啓発の強化と希望カードの配付については、広報誌、チラシなどで、これまでのジェネリック医薬品の利用による効果額を公表し、医療機関、薬局での個々のジェネリック利用の意思表示がさらなる医療費の抑制、国保財政の安定につながってくることなどの周知を行っていきます。 また窓口での声掛け及び個々の保健指導時、各種健康教育での普及促進の取り組みを強化していきます。さらに、県に対して、マスコミ等を通じて効果額の公表、普及促進について提起していきたいと考えております。希望カードについては、平成21年度に全世帯へ配付しておりますが、新規の国保加入者への配付及び紛失した方々など、すべての被保険者に行きわたるよう早急に準備していきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) いまの考え方でしっかりと強化と徹底した方策を定めて、このジェネリック医薬品の効果に寄与していただきますように、あるいは取り扱いをしっかりやっていただきますようお願いを申し上げ、この件については、これで終わりたいと思います。 次に2.環境行政について。(1)不法投棄について、①不法投棄の対策について、質問をいたします。 不法投棄は人目につきにくい農道、私道または草木の生い茂った山林、農地、遊休地等によく捨てられております。私もこれまで何度か環境課に連絡をしておりますが、不法投棄やごみを捨てる方の心情が理解できません。 また、私自身、道路沿いに牧草地を所有していますが、そこにはいつも空き缶や可燃ごみ等がポイ捨てされ、片付けてもまた捨てられるという繰り返しでございます。 先ほど大屋政善議員から、危険な不法投棄、また社会問題となるであろう不法投棄の質問がございました。法に抵触する問題が発生いたしましたので担当課は大変苦慮するでしょう。そこでお聞き申し上げますが、本市の不法投棄の直近、5年分の処理状況と、品目別不法投棄の直近1年分の発生件数と、主たる不法投棄の発生場所、また現在問題になっている不法投棄等について、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) 不法投棄問題対策について、お答えいたします。まず本市における不法投棄の処理状況につきましては、ボランティア清掃回収も含めて、平成21年度546件、平成22年度338件、平成23年度314件、平成24年度478件、平成25年度8月末現在で199件を回収しております。 不法投棄された主な品目といたしまして、直近1年分の実績で、タイヤ304本、テレビ217台、冷蔵庫60台、洗濯機11台、可燃ごみ44トン、不燃ごみ7トン、粗大ごみ18トンとなっております。 次に、不法投棄が多く発生する場所としては、主に人目につかない山林、原野、遊休地、農道、水路、海岸などとなっております。担当課としましても、対応に苦慮しているところでございます。また特に問題となっている不法投棄の内容といたしましては、回収が非常に厳しい崖下の投棄や中部北環境施設組合で処理ができないテレビ、冷蔵庫、洗濯機、タイヤなどを処理する費用などの問題がございます。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、今不法投棄の5年分の答弁がございました。平成21年度に546件、平成24年度に478件、その不法投棄の減少率と申し上げましょうか。これは約13%前後と思いますが、また品目別不法投棄では、タイヤが304件、テレビで217件、冷蔵庫60台、洗濯機11台、家電関係で288台ですか。タイヤを含めた件数は592件となっているようです。この不法投棄の減少率と、品目別の件数の多さを見て、不法投棄は残念ながらこれまで改善解消されていないことがわかります。さらに可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみで合計69トンですか。1年間に不法投棄した方がいかにこのうるま市に多いか、ある程度予測ができます。しかし、不法投棄のごみの中には、表に出ない隠れた未回収の不法投棄は相当あることは間違いないと思います。市長、副市長、執行部の皆さん、この不法投棄の数値をごらんになってどう思いますか。私は環境行政の盲点、隙間、弱点をつかれた感じがいたします。 では、本市の不法投棄はなぜ解消されず、どうしてこのような膨大な件数が発生するのか。その要因について、もう一度お答えをいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) お答えいたします。 不法投棄はなぜ発生するかということでございますが、その理由につきましては、いくつか要因が考えられます。一般的に主にごみ処理のルールに従うのが面倒くさい。廃棄物処理に係る費用が惜しい。処理基準の存在を知らなかったなどといった主に3つの理由が考えられます。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、今3つの理由が述べられました。では、本市は不法投棄対策を行っていると思いますが、その中で防止対策、事後対策、その他の対策状況について伺います。 また、不法投棄対策の課題についてもお答えいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) はい、お答えいたします。 不法投棄防止対策の取り組みとしては、まず防止対策といたしまして、不法投棄巡回パトロール及び不法投棄抑止看板の設置などを行っております。 次に投棄された場合の事後対策として、クリーン指導員による不法投棄物の調査を行い、調査の結果、投棄者が特定できた場合は、投棄者へ指導を行っているところでございます。 また、不法投棄ごみを確認した場合は、即日回収を行うのではなく、警告文を貼りつけ1週間程度様子を伺い、投棄に対する啓発を行っているところであります。その他の対策として、沖縄県中部保健所を中心に構成される廃棄物不法処理防止ネットワーク会議において、毎年不法投棄に対する課題や、その対策について、各市町村、警察署、関係機関と連携、強化を図っているところでございます。しかしながら、依然として不法投棄は後を絶たない状況であることから、沖縄県中部保健所、警察署、地域自治会、市民及び行政との協働による地域の目を大切にした監視パトロール体制の強化に取り組んでいく必要があるものと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、今の答弁を聞いてみると、一生懸命その対策をしておるのですが、私は本市の不法投棄対策において、残念ながら核となる施策が十分ではない感じがいたします。 不法投棄の未然防止を図るためには、夜間パトロールの強化を含め、24時間体制の監視カメラの設置、または民間部分の傾斜地や谷間には、不法投棄をさせないためのフェンス設置補助金等の創設をし、市民が協力できる積極的な不法投棄対策の策を考案することも、防止対策の一例だと思います。 不法投棄の周知を減じることは、現状のやり方では不法投棄の対象、または減少を図ることは厳しいと思います。新しい施策を検討し、その施策に予算をつけて、不法投棄対策を図ることが、防止対策につながる道筋だと思います。 特にフェンス設置については、安価で設置され、かつ耐用年数も長期間維持できるため、最小の費用で最大の効果が発揮できると思います。ご検討の余地について、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) お答えいたします。 不法投棄の未然防止を図るため、監視カメラの設置やフェンス設置補助金などの創設につきましては、現在うるま市におきましては、どちらの事業も行っておりません。不法投棄が常態化している場所などへの設置に向けた取り組みを検討していく考えでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 最後の再質問をさせてください。 私は不法投棄対策の解消と環境美化及び地域の景観を図るためには、個別な不法投棄対策条例を定め、そして毎年、不法投棄防止対策事業計画を定めて、確実に効果が上がる実績が出る厳しい条例と、戦略的計画を作成すべきだと考えておりますが、ご見解を伺いたいと思います。 ○議長(西野一男) 市民部長。 ◎市民部長(島袋義則) はい、お答えいたします。 現在、本市において不法投棄対策条例に類似する条例としまして、地域の環境美化の促進と、清潔で美しいまちづくりを目指すことを目的として、うるま市環境美化推進条例が制定されておりますが、多様化する不法投棄に対応すべく内容として、現条例の内容を再吟味し、条例改正を含めた不法投棄対策の強化及び不法投棄対策に関する事業計画などの内容を条例に盛り込むなど、今後の検討課題として取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、今部長のほうで、うるま市の環境美化推進条例ということが述べられましたけれども、これについては私も調べてそして今、個別な不法投棄対策条例が新たに必要ではないかと思って質問をいたしましたけれども、このように一部改正を含めた検討を、再吟味をするということですので、まずやっていただきたいと思います。 あと1点、申し上げておきましょう。石川川沿いは昨年まで、こまめに雑草の刈り取りを行っておりましたが、最近は雑草が伸び、不法投棄されるようになっております。草の中に不法投棄されたら、草は日に日に成長し、あとはわからなくなりますので、管理者はその対策もしっかりと行う必要があります。今後石川川について、ご検討していただきたいと思います。 市民部長、本市の不法投棄は私たち議員も含めて、市民もゼロになるように願っておりますので、今後強い意気込みで対策を構築していただきたいと思います。これでこの件については終わりたいと思います。 はい、次に3.まちづくりについて質問をさせてください。(1)うるま市合併10周年記念事業(仮称)について。①うるま市合併10周年記念事業(仮称)の計画について、質問をいたします。 うるま市は平成17年4月1日に合併してから、早8年余を経過し、平成27年4月1日には記念すべき市制10周年を迎えます。合併後、本市は教育施設の整備をはじめ、都市計画事業や公共施設などの整備を行い、さらに市民福祉の向上と充実に努められ、うるま市が発展的に建設されつつございます。これもひとえに合併にかかわってまいりました有識者の皆さん、そして合併後、うるま市の建設にご理解とご尽力を賜りました市民や関係各位のたまものでございます。その合併に伴って、平成17年に生まれた子供が、平成27年には10歳になり、10歳であった児童が20歳となり、20歳であった方が現在親となり、そして社会に貢献する市民になります。このように人も成長し、うるま市も発展的変貌する中、本市のさらなる発展と市民間の交流、融和を図り、かつ本市が県内外に発信するため、合併10周年記念事業は、まちおこしまちづくりの重要なひとつの事業であると考えております。あと1年5カ月で市制10周年になりますが、うるま市合併10周年記念事業の基本方針について、伺いたいと思います。 ○議長(西野一男) 企画部長。 ◎企画部長(当間重春) うるま市合併10周年記念事業(仮称)について、お答えいたします。 本市におきましては、平成20年1月9日にうるま市合併記念式典を開催し、合併に功労のあった皆様の表彰を行っております。 また、平成22年7月1日には、市制施行5周年の記念式典と祝賀会を開催し、市政功労者の表彰や市民音頭のお披露目を行っております。全国の合併市町村では、合併10周年を記念して、さまざまなイベントを実施しているようでございますが、本市におきましては、市制施行10周年記念式典を平成27年度に予定しているところでありますが、議員ご質問のうるま市合併10周年記念事業(仮称)の基本方針等につきましては、今後早い時期に関係部署による内部検討委員会を立ち上げて、検討をしてまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 今、内部検討委員会を立ち上げをして、検討してまいりたいということでございますが、早目にこの立ち上げは私はやるべきだと考えております。と言いますのは、この合併記念の記念事業は、やはり市民と一緒に全市民が祝賀をするという大きな観点に立った、今回事業計画に私はやったらどうかなと考えておりますので、それで本市の各団体や市民から、この皆さんが計画をいたします計画に、私たちもアイデア募集をしたいという要請がございましたら、このアイデア募集について募る考えがあるかどうか伺いたいと思います。
    ○議長(西野一男) 企画部長。 ◎企画部長(当間重春) 再質問にお答えいたします。 市民及び団体から合併10周年記念事業のアイデアを募集して、その中からうるま市にふさわしいイベントが開催され、合併10周年を全市民で祝うことができれば、市民の一体感の醸成や本市の活性化に大きな効果があると考えますので、幸地議員のご提言や先進地の事例等も参考に、その実施に向けて検討をさせていただきたいと思います。ご提言ありがとうございます。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 実はこの合併10周年記念事業という、この用語につきましても、私は大変迷ったわけです。と言いますのは、この「合併」という言葉を、今回でこの使い方を終わりまして、次からは「市制」という言葉を使って市制15周年、20周年というようなやり方をした方が、今はいいのではないかと思いながら、今回この合併という言葉を使ったのは、合併特例債が終わるまでは、この用語でいいかなという考え方で、それに今、仮称とつけましたので、ご理解をお願いしたいと思います。今後のこの名称のつけ方については、皆さんのほうでご検討をいただきたいと思います。 もうひとつ、加えますと、私なりにこの10周年記念事業につきましては、やはり全国からこのうるま市が注目されるような考え方でできないかと、あるいはまたひとつの観光の一環としてとらえたらどうかなということも想定しておりますので、それで先ほどのアイデア募集ということも申し上げました。じゃあ再質問させてください。 うるま市は、全国闘牛サミット協議会に加入しておりますが、合併10周年記念事業計画として、全国闘牛サミット協議会を招致し、全国闘牛サミット沖縄うるま大会を開催することについて、お伺いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 経済部参事。 ◎経済部参事(上間秀二) お答えします。 全国闘牛サミット協議会は、岩手県久慈市、新潟県長岡市など、9つの自治体と闘牛関係団体からなる全国組織でございます。本協議会は闘牛という貴重な伝統文化を有する地域が一堂に会し、闘牛文化の保存・伝承とその担い手の相互交流・親睦を深めるとともに、伝統的資源を生かした個性豊かなまちづくりを図ることを目的として活動をしております。 協議会を構成する各団体の持ち回りにより、毎年開催される闘牛の全国大会が、全国闘牛サミットでございまして、全国闘牛サミットは、平成10年に本協議会の設立に合わせて島根県隠岐の島町から開始されました。これまでうるま市においても、平成15年11月に旧具志川市で開催し、また平成19年11月には石川多目的ドームのオープン記念大会として開催されております。合併10周年記念事業計画として、全国闘牛サミット協議会沖縄うるま大会を開催することにつきましては、所管課や関係団体との協議を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。 また、全国闘牛サミット協議会においての決定が必要になりますので、来る10月の5日、6日に開催されます全国闘牛サミット協議会の幹事会で、平成27年度開催に向けた調整をしてまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) あと1回再質問をさせてください。 合併10周年記念事業計画の主要公共施設建設事業として、サッカースポーツ振興を推進する上から、市営サッカー競技場建設事業計画が、私は最もふさわしい事業だと思っております。 この件については、以前の一般質問でもお聞きいたしましたが、その後の動向について、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) 再質問にお答えいたします。 ご承知のように、本市は合併後類似の社会体育施設が多く、今後各施設の整備計画を作成していく必要があると考えております。現在、本市では、具志川多種目球技場を中心に、具志川総合グラウンド、与那城総合公園陸上競技場、与那城総合公園多種目球技場、石川運動広場をサッカー競技場として活用しております。特に、具志川多種目球技場は、県内で唯一、同時にサッカーコートが2面とれる施設となっており、市の大会はもとより、県大会等が開催されております。こうした中、新たな市営サッカー競技場の建設は厳しいものがあると考えております。ご理解のほど、よろしくお願いします。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい。今、市営サッカー競技場は厳しいという回答がございました。しかし、将来、うるま市に市営サッカー競技場が建設されることを私たちは念頭において、今回この件については、質問を終わります。 ○議長(西野一男) 午前の日程をこの程度にとどめ、午後1時30分より一般質問を開きます。 暫時休憩いたします。  休 憩(12時00分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(13時30分) ○議長(西野一男) 午前に引き続き、一般質問を行います。 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 続けてまいりましょう。 次に4.公共施設について。(1)公共施設のバリアフリー化について。①既存公共施設のバリアフリー化整備について、質問をいたします。 バリアフリーという用語は、今日一般用語として理解されておりますが、このたびバリアフリー施策を総合的、かつ計画的に推進するため、国は基本方針を作成しております。高齢者、すべての障がい者、妊婦、けが人の利便性や安全性の向上を促進するため、建築物や建造物等において、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」が施行されましたが、その法律の制度化の背景と趣旨について、説明をしてください。 また、この法律の中で適用される特定建築物、または特別特定建築物について、説明をお願いしたいと思います。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) お答えいたします。 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」は、これまで施設ごとにばらばらにバリアフリー化が進められたため、連続的なバリアフリー化が図られていないという課題があったことにより、従来のいわゆる「ハートビル法」と、「交通バリアフリー法」を統合し、連続的で一体的なバリアフリー化を推進する法律であると認識しております。高齢者、障害者等の移動や施設を利用する上での利便性及び安全性の向上の促進を図ることにより、公共福祉の増進に資することを目的としており、高齢者、障害者等の自立した日常生活及び社会生活を確保するためには、大変重要なものだと認識をいたしております。 また、この法律で適用されています特定建築物については、法律の条項にありますように、学校、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場等、多数の人が利用する政令で定める建築物、またはその部分を言い、これらに付属する建築物特定施設を含むものとなっております。 特別特定建築物については、不特定かつ多数のものが利用し、または主として高齢者、障害者等が利用する2,000平方メートル以上の特定建築物であって、移動等円滑化が特に必要なものとして、政令で定めたものとなっております。以上です。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 説明ありがとうございます。 次に、再質問させてください。ただいま、特定建築物、特別特定建築物の中で説明がありましたとおり、これらの既存建築物を増改築する場合、当該法律の対象となり、その中にある利用円滑化基準と、利用円滑化誘導基準に基づいて、高齢者、すべての障がい者、そして妊婦、けが人の利便性と安全性を確保しなければなりません。 現在、統合庁舎建設において、本庁舎は同基準の適用を受けると私は思っておりますが、その調査状況について、説明をしてください。 ○議長(西野一男) 総務部長。 ◎総務部長(喜納修) お答えいたします。 既存の本庁舎は、法第2条第1項第17号の特別特定建築物に規定する政令第5条に定められた建築物であり、法第5条において、地方公共団体は国の施策に準じて移動等円滑化を促進するために必要な措置を講ずるよう努めなければならないとあります。 さらに、法第14条において規定する政令第9条に定める床面積の合計2,000平方メートル以上の規模となるため、特別特定建築物となります。 一方では、政令第22条においては、増築等に関する適用範囲が示されており、建築物の増築、または改築をする場合は、同条第1項第1号で当該増築等に係る部分に限り、適用されるようになっておりまして、現時点において同法に基づく調査は行っておりません。しかしながら、既存の本庁舎につきましても、同法に定められております高齢者や障がい者等の移動上及び施設の利用上の利便性、および安全性について、配慮する必要があるものと考えております。 現在、既存本庁舎の改修につきましては、調査中でございますが、今後バリアフリー化も含め、市民サービスの向上が図れるよう具体的な改修工事の内容や方法等について、関係部署と調整を行いながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 総務部長、ありがとうございます。続けて再質問いたします。 まず、執行部の皆さん、それから議員の皆さん、この議場をちょっと見ていただけますか。執行部席もそれから議員席も段差がございます。それでこの法律の適用の基準を私は受けると思っております。それでこの庁舎は、基準適用の義務化が課せられるでしょうということでございまして、質問をしております。 それでこの本庁舎は、意外と私は厳しい法律の適用を受けるものと考えておりますので、資格を有する方とよく相談をして、対応方をお願いしたいと思います。 この法律は高齢者、障がい者等の弱者を区別せず、すべての人が利用するユニバーサルデザイン社会の施設を求めております。よって平成18年12月20日以降の新しい建築物、公共施設等は当該法律に基づく適用義務が課されるため、ユニバーサルデザインによる施設が建設されているでしょう。それに伴って現在、使用されている既設の庁舎、学校、図書館、それから体育館、プール、野球場、運動場、保育所、市民劇場、市民会館、公営住宅、多目的ドーム、公園、道路、公衆トイレ、歩道、駐車場施設、その他公共施設等における利用円滑化基準、バリアフリー化基準の促進については、今後どのように対応していきますか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) お答えいたします。 議員のご見解のとおり、この法律により高齢者、障がい者等の弱者を区別せず、すべての人が利用するユニバーサルデザインの施設が求められることになり、すべての方が容易に社会参加できる福祉のまちづくりが推進されるものと考えます。 現在、公共建築物等多くの方が利用する新しい建築物につきましては、「沖縄県福祉のまちづくり条例」に基づき、障がい者等に配慮したまちづくりを推進しているところであり、既存公共施設についても、高齢者、障がい者等が円滑に利用できるよう、段差の解消、スロープ、障がい者用トイレなど、適宜対応しているところでございます。今後においても「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」を踏まえ、適宜利用者の声も反映しながら、関係部署における施設等のバリアフリー化への対応促進を図っていきたいと考えています。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) 再質問を続けます。 先ほどの既存施設の中で、一例を申し上げますと、多目的ドームがございまして、このドームについて、実は5年前からドーム内の階段手すりを設置するように、関係者から要請をされていると思いますが、一部設置後、未完成の状態が3年間続いております。私は高齢者の利便性、安全性を考慮する上から、さらには事故の未然防止を図る上から、手すりのバリアフリー化整備は当然必要であると認識しておりますが、これについてお答えをいただきたいと思います。 また、ユニバーサルデザイン社会の実現を目指すために、本市は当該法律に基づく基本構想を作成する必要があります。その基本構想の作成の方針について伺います。お願いします。 ○議長(西野一男) 経済部参事。 ◎経済部参事(上間秀二) お答えいたします。 石川多目的ドームは、年間20回余開催されております闘牛大会をはじめ、音楽や芸能イベントに活用をされております。他のイベントも含め、特に闘牛の全島大会時においては、多くの高齢者、女性、子供さんの来場も多く、施設の安全性の確保については、早急な対応が必要であると考えております。そのような対応を含めて、手すりの設置工事と和式トイレを一部洋式へ取り替える工事を今年度中に実施する予定をしております。 また、現在進めております「石川イベント公園機能強化事業」により、施設機能を最大限に発揮するための強化策を検討しておりまして、バリアフリー化も含め、施設の改善を計画的に進めてまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 福祉部長。 ◎福祉部長(根路銘安則) お答えいたします。 当該法律のもと、市町村ではバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、地区内におけるバリアフリー化のための方針や実施する事業等を盛り込んだ基本構想を作成することができるとなっております。 本市においては、後期基本計画の基本目標4の「誰もが健康でお互いに助け合える地域を育てます」の中の「地域福祉・互助」の施策分野で、ユニバーサルデザインのまちづくりとして、「道路・公園などの公共空間、店舗や集客施設など、人の集まる空間において、優先的にユニバーサルデザインに基づく環境整備を進めます」と掲げており、その方針に基づき、各部署において施設整備を進めているところでございます。基本構想の策定につきましては、法律の趣旨を踏まえ、本市の現状を調査研究し、今後基本構想の策定に努めていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(西野一男) 幸地 政和議員。 ◆7番(幸地政和議員) はい、これで私の4点の一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(西野一男) 次の質問者、喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 皆さん、こんにちは。あまりにも早い4番手です。私が最後です。これからちょっと睡魔に襲われる時間かもしれませんが、頑張って質問したいと思いますので、よろしくお願いします。 私の義務教育学習の中では、方言禁止令がありまして、学校で方言を使うことは許されなかったということで、方言のあいさつはできませんが、沖縄文化の中の方言の見直しということで、これから勉強をして、今後後輩に伝え、受け継ぐことをここで約束をし、議長の許しを得ましたので、通告に従い、一般質問を行います。今回は6点ほど上げておりますので、執行部の方々、簡明な答弁をよろしくお願いします。ユタシク、お願いサビラ。あたっていますかね。一問一答方式でお願いいたします。 1.彩橋小・中学校の運営状況について。学校が統廃合し、開校2年目を迎え、特色ある教育活動を掲げ、小学校からの補習指導の充実、ネイティブを生かした外国語活用の充実。非常勤講師の加配による学習指導の充実、それに加え、放課後子供教室の充実、自然環境と地域資源を生かした教育活動の推進、地域行事を取り入れた教育課程の編成、小・中全職員、共通理解による指導の充実を図るなど、学校評価も上々で、校長はじめ先生方の努力には敬意を表します。 そこで質問いたします。今年の彩橋小・中学校への小規模特認制度による入学生は、島しょ外から何人いますか。また来年度は島しょ外からの入学は何人見込まれていますか。現在、何名の生徒が島しょ地域外から通っていますか。お聞かせください。 ○議長(西野一男) 指導部参事。 ◎指導部参事(船越一夫) はい、お答えをいたします。 平成25年度の彩橋小・中学校の小規模特認校制度による入学者は、小学校6人、中学校7人、計13人でございます。また来年度の入学見込みにつきましては、来年の2月の受付状況を確認しませんと人数が把握できないことから、現時点で見込み人数を示すことは大変厳しいものがございますので、ご理解をいただきたいと思います。 また、彩橋小学校へ島しょ地域外から通学をしております児童生徒は、小規模特認校制度及び指定学校変更許可制度で20人の児童生徒が通学しております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 再質問させていただきます。 今後、彩橋小・中学校への小規模特認校制度の入学者が増えることになりますと、学校の児童の定数も限りがあると思いますが、どのように対応し、定数も何名までなのか。お聞かせください。 ○議長(西野一男) 指導部参事。 ◎指導部参事(船越一夫) お答えをいたします。 彩橋小・中学校における小規模特認校制度の児童の定数につきましては、小規模特認校児童生徒募集要領で定めておりますとおり、各学年の30人定員の空き人数を定数として今後募集してまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 現状況で約90人定員と、各学年ごとに10人近い制度の入学ができると見てよろしいですね。答弁は要りません。 再質問いたします。小規模特認校制度による島しょ地域外からの送迎について伺います。 現在は、学校まで関係者が送迎ができる方と聞いていますが、スクールバスを屋慶名海中道路入り口まで走らせば、入学者や保護者としてとても助かると思いますが、教育委員会の考えをお聞かせください。時間にして往復20分から24分かかり、朝の時間の節約にもなると思いますが、お願いいたします。 ○議長(西野一男) 指導部長。 ◎指導部長(仲田丘) お答えいたします。 小規模特認校制度での島しょ地域外からの送迎については、うるま市立小学校及び中学校小規模特認校設置要綱第4条第2号で、保護者は自らの責任と負担において、児童生徒を通学させることということで、募集をしておりますので、ただいま議員から案内があります屋慶名海中道路入り口までの送迎については、安全面の観点から課題もあり、今後の状況の変化に合わせての検討事項になるかと思います。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 私の聞くところでは、彩橋小・中学校は、学校評価も高く、人気も高く、うるま市内の学校の中では、子供を通わせたい学校上位になることと思われますので、検討の余地ありと私は思っています。努力してくださることを願います。 また、うるま市内の全校に対しても、彩橋小学校に引けを取らないよう、教育委員会もこれから頑張ってくださることをお願いし、次に進みます。 2.中原小学校幼稚園の改築について。前回の私の一般質問の中でも取り上げ、小学校は新しい校舎に建てかわり、生徒たちは新しい校舎で伸び伸びと学習しているが、幼稚園は小学校と比較しますと、保護者より建てかえの意見が多く聞かれているとの質問に、前部長の答弁は、耐震度検査を行い、その結果次第とのことでしたが、建物の耐震度検査の結果はどのような結果だったのか、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 中原幼稚園は、昭和55年3月に、旧耐震基準で設計・施工された建物であります。 今年度予定しております耐震診断調査に同幼稚園も含まれております。なお、耐震診断委託発注及び契約を10月に予定しており、診断結果はまだ出ておりませんので、よろしくお願いします。 小学校ということで答弁をしておりますが、幼稚園の間違いでございます。訂正をお願いします。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 再質問させていただきます。 築34年が過ぎていると思いますが、改築計画は今後あるのか、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 中原幼稚園は、昭和55年3月完成で、築34年が経過しており、中原幼稚園については、耐震度診断結果により、耐震化を必要とするならば、耐震化を目的とする整備計画を立てていきますが、児童生徒の安全・安心を優先に施設整備を行う必要がありますので、耐震化の必要な他の幼稚園や校舎等も含め、整備手法を検討する必要があります。耐震化のため、全面改築または耐震化のため、耐震補強等を含め、耐震診断の結果を踏まえて整備計画を進めていきたいと考えております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 耐震補強はもちろんのこと、幼稚園の内装の改装工事も検討し努力していただきますよう、お願いいたします。 次に進みます。高江洲小学校校舎改築について。高江洲小学校校舎改築については、半改築計画から、全面改築計画に変わり、学校関係者、住民は教育委員会と島袋市長には心より感謝申し上げます。では進捗状況についての内容について、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 高江洲小学校は老朽化した校舎、体育館、水泳プール、幼稚園の全面改築を予定しておりまして、今年度において基本設計・実施設計を進めている状況でございます。なお、実施設計の完了は、平成26年2月28日を予定しております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 再質問させていただきます。 学校の敷地面積が狭いため、用地の買収も行うと聞いておりますが、何平方メートルの土地が確保できるのか。それにより他の学校との敷地面積の比較はどのようになっていくのか、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 高江洲小学校の既設校舎建築時には、12学級で計画し設計しましたが、現在は中城湾の埋め立て開発や校区内の大型店舗の進出により、急激な開発が顕著になり、アパートが立ち並んでおり、校区内の児童数は年々増加傾向にあります。現在では、学級数が16学級に増加し、教室を仮設プレハブで対応している状況であります。そのことからも現在の敷地では、運動場も含め十分な配置計画ができない状況のため、用地を拡張する必要があります。現在の敷地面積は1万5,462平方メートルに対し、約1,800平方メートルの拡張を予定しており、拡張後の面積は1万7,267平方メートルでございます。 次に拡張することにより、他の学校との敷地面積比較については、各学校の学級数が異なることから一概に比較できませんが、13学級から16学級程度の市内類似小学校と比較しますと、16学級の高江洲小学校1万7,267平方メートルに対し、類似の16学級の城前小学校が1万5,131平方メートル、14学級の勝連小学校が1万2,257平方メートル、13学級のあげな小学校が1万7,542平方メートル、13学級の宮森小学校が1万4,192平方メートルでございます。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 敷地面積の拡大により、設計計画の中で変更もあると思いますが、学校関係者への内容説明、話し合いは行われたのか。また発注時期と後期供用開始予定をお聞かせください。 ○議長(西野一男) 教育部長。 ◎教育部長藏根勝秀) お答えいたします。 現在進めております用地交渉については、順調に進んでおり、大半の地主の理解が得られておりまして、拡張を前提とした全体配置計画の基本設計を進めているところでございます。 学校関係者への説明につきましては、用地拡張を踏まえた全体配置計画の説明や各教室や管理室など、平面計画の説明も行っております。また、学校関係者からの要望事項も受け取っておりまして、現在、学校関係者から要望事項も計画に組み入れながら、基本設計に反映させております。 次に、工事発注時期と供用開始予定につきましては、校舎、体育館、水泳プール、幼稚園の全面改築の工事を進めていく予定であり、学校側と十分に打ち合わせを行った後に、工程等を進めていく考えでございます。現在のところ、発注時期は平成26年8月ごろになるものと考えております。また、完成後の供用開始予定は、これからの発注計画によってもかわりますが、いずれにしても現在、仮設のプレハブ校舎で対応している状況ですので、校舎を先に完成する予定で考えております。校舎の供用開始は平成27年12月ごろと考えております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 校舎の供用開始は平成27年12月ごろと言っておりますが、今年は来年度の消費税引き上げに際して、住宅、マンションの建築ラッシュで人材、資材の確保が難しいと予想が立てられますが、工期のおくれのないようお願いいたします。私も高江洲小学校の卒業生の一人として、校舎早期完成を待ち望む一人であります。今回の全面改築となった経緯には、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 次に進みます。4.江洲第2土地区画整理組合の解散とうまんちゅ文化健康広場の新築状況について。江洲第2土地区画整理組合の解散は去年から延び延びになっていますが、延期になっている理由と、今後の解散の時期について、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 江洲第2土地区画整理組合につきましては、昨年8月に換地処分を終え、すべての保留地の処分や公共施設の引き継ぎ等が完了していることから、現在解散認可申請に向けて県と協議を進めているところでございます。解散認可の時期としましては、今月中を見込んでおります。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 今月中に申請も終えて解散認可をするということで、本当にうれしく思っております。ありがとうございます。これも部長たちの努力のたまものだと思います。ありがとうございます。 それでは、うまんちゅ文化健康広場についてですが、現在着手している工事の進捗状況と、来年の5月には供用開始できるのか、お聞かせください。 またこの広場の件では、宮里公民館でワークショップや説明会を開き、地域の皆さんのいろいろな声を生かした公園にすることで着工にこぎつけましたが、どのような形の広場になるのか。多くの市民が関心を寄せていて、私のほうにも問い合わせが多く来ております。広場の完成パネルが設置されていれば、市民も一目で理解できると思いますが、予算外であると思いますので、部長よりうまんちゅ広場の完成予想案内を詳しく説明していただけますか。お願いいたします。 ○議長(西野一男) 都市計画部長。 ◎都市計画部長(瀬嵩政宏) お答えいたします。 うまんちゅ健康文化交流広場につきましては、今年度は土木工事、電気工事及び造園工事を予定しております。去る7月9日に土木工事を発注したところでございます。残りの工事につきましても、進捗を見ながら随時発注してまいりたいと考えております。 それから施設の整備内容でございますが、多目的緑地広場、野外ステージ、ウオーキングコース、大型遊具、健康遊具及びトイレの設置を予定しております。なお、供用開始につきましては、平成26年4月を見込んでおります。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(14時09分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(14時09分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) はい、ありがとうございました。 供用開始が、4月以降ということで、その後は宮里区民で大切に扱い、利用させていただきます。 次に進みます。5.宮里区内側溝整備事業の内容と進捗状況について。私は市議に初当選をし、初の一般質問が宮里区内の側溝整備工事でありました。私の要求した宮里区内の側溝整備工事を全面開通するには、多額の費用がかかるということと、個人有地からの素掘りの溝のことを指摘いたしました。多額の費用がかかるのであれば、年次的に予算を立て、メーンとなるところの工事を進め、それに毎年、1本1本引いていくと、当時の部長の意見、答弁をいただきました。今年の6月ごろから工事が行われ、何カ所か施工されていますが、今後年次的な計画があれば、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長久田友三) お答えいたします。 平成25年度の宮里区内の排水路整備状況としましては、先ほど議員からご案内がありましたように、宮里自治会より整備要請がございました箇所の排水路下流部の2カ所をU型側溝で合計延長としまして60メートルを整備済みでございます。今後の整備につきましては、年次的に下流部より整備をしてまいりたいと考えております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) 宮里区内の側溝が完成しなければ、区内の生活道路の舗装工事は完成せず、また側溝工事を行うことで、側溝にふたがかぶることで、道路幅も広がり、区民の暮らしにとても利便性と活性化が図られると思います。毎年少しでも多くの予算を立て、早期完成をお願いしたいと思います。そのことについて、お聞かせください。 ○議長(西野一男) 建設部長。 ◎建設部長久田友三) お答えをいたします。 次年度以降につきましては、市としましても、限られた維持管理予算では、宮里区内の側溝を一度に整備するということは、非常に厳しいと考えられますので、先ほどもご答弁いたしましたけれども、排水路の下流部から年次的に整備を行っていきたいと考えております。 なお、次年度、平成26年度はその上流部の約70メートルを予定しているところでございます。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) はい、ありがとうございます。 維持管理予算では、一度に整備をするのは厳しいとのことですが、もう少し維持管理費をふやしてもらうことはできないものか。また早期、全面工事が完了するよう努力し、頑張ることに期待し、この件に対しては終わります。 次に進みます。6番目の勝連南風原遊水池について。元気な地域づくり交付金事業で、基盤整備促進事業で施工された長さ1,200メートル、幅6メートルの遊水池でありますが、機能としては遊水池の排水機能低下による冠水被害対策及び防潮水門の老朽化による農地への潮害被害防止のための施設ですが、ヘドロが約40センチから50センチ堆積し、メタンガスなどが発生しております。悪臭の原因になっており、ここに写真をとってきてありますが、これが全景で、こういうふうな感じでほとんどがもうヘドロがたまって堆積状況の深さ。それとこの泡がたっているのは、これメタンガスが発生していると私は見ております。こういう状況でありますので、世界遺産勝連城跡の近くで、観光客の近道としても使用されているところで、近隣の市民からの苦情もあります。堆積したヘドロや雑木の除去作業ができないものか。お聞かせください。 ○議長(西野一男) 経済部長。 ◎経済部長(島袋宗康) お答えをいたします。 ご質問の遊水池につきましては、平成24年2月に南風原自治会から要請がございまして、同年4月に改良区内の排水路及び遊水池の周辺を中心に雑草及びヘドロの除去作業を行っております。その後、大雨や台風等の影響もあり、土地改良区内農地からの耕土や、生活雑排水等が流入し、さらには防風林の倒壊木によって、通水が悪くなり、再びヘドロが堆積しているという状況でございます。農道や排水路など、農業施設の維持管理につきましては、各自治会、土地改良区等から多くの改善、改修の要請を受けております。 これらの要請につきましては、維持管理費予算内で緊急性の高いところから対処することになりますが、当該遊水池につきましては、悪臭もあるとのことでございますので、できるだけ早い時期に対処をしたいと考えております。 ○議長(西野一男) 喜屋武 力議員。 ◆5番(喜屋武力議員) ヘドロを取り除くことで、水の流れが改善され、清流が取り戻せたら、悪臭も改善され、だれが見てもすばらしいと思う気持ちになることは間違いないと思います。世界遺産勝連城跡の近くでもあり、観光客が今の状況を目にすることで、どんな印象を感じるのか。やはり世界遺産勝連城跡とともに、きれいにして、次世代に引き継ぐことが私たちの役目だと思います。私たちが先頭に立ち、市民一体となって、うるま市の自然並びに環境整備には力を入れ、住みよいうるま市をみんなでつくりましょう。私も努力をいたしますので、市長、予算の努力をしてください。 これで私の一般質問を終わります。執行部の方々、ありがとうございました。 ○議長(西野一男) 休憩いたします。  休 憩(14時19分)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  再 開(14時19分) ○議長(西野一男) 再開いたします。 以上で、本日の日程は終了しました。次回は明日10月2日水曜日、午前10時から本会議を開きます。 本日は、これにて散会します。大変ご苦労さまでした。  散 会(14時19分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成25年10月1日   うるま市議会    議   長  西 野 一 男    18番議員  名嘉眞 宜 德    19番議員  田 中 直 次...