豊見城市議会 > 2021-06-11 >
06月11日-03号

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  1. 豊見城市議会 2021-06-11
    06月11日-03号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和3年第3回豊見城市議会定例会会議録 ┌───────── 令和3年第3回 ─────────┐  │    豊見城市議会(定例会)会議録(第3号)    │  │    令和3年6月11日(金曜日)午前10時開議    │  └───────────────────────────┘ 出席議員 21人 (1番)新 垣 龍 治 議員   (12番)波 平 邦 孝 議員 (2番)瀬 長 恒 雄 議員   (14番)新 垣 亜矢子 議員 (3番)真栄里   保 議員   (15番)川 満 玄 治 議員 (4番)伊 敷 光 寿 議員   (16番)宜 保 安 孝 議員 (5番)宜 保 龍 平 議員   (17番)大 城 吉 徳 議員 (6番)新 垣 繁 人 議員   (18番)仲 田 政 美 議員 (7番)楚 南 留 美 議員   (19番)大 田 正 樹 議員 (8番)大 田 善 裕 議員   (20番)外 間   剛 議員 (9番)瀬 長   宏 議員   (21番)赤 嶺 吉 信 議員 (10番)儀 間 盛 昭 議員   (22番)比 嘉   彰 議員 (11番)要   正 悟 議員欠席議員 1人 (13番)徳 元 次 人 議員職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名  事務局長  大 城   肇   主査    大 城 利 枝 次長    比 嘉   豊   主任主事  嘉 数 信 仰 班長    比 嘉   剛地方自治法第121条による出席者 市長        山 川   仁   副市長       小 川 和 美 教育長       照 屋 堅 二   総務企画部長    奥 濱 真 一 市民部長      大 城 辰 也   福祉健康部長    嘉 数 久美子 都市計画部長    新 里 秀 樹   経済建設部長    比 嘉   操 上下水道部長    金 城 道 夫   消防長       平 田 真 一 教育部長      久手堅   勝   総務課長      森 山 真由美 人事課長      高 良   忍   財政課長      大 城 直 人 防災管財課長    大 城   武   企画調整課長    東上里   豊 産業振興課長    喜久里 則 子   生活環境課長    赤 嶺   健 社会福祉課長    金 城   悟   障がい長寿     比 嘉 徹 夫                     課長 こども応援課長   大 城 史 貴   保育こども園課長  上 原 元 樹 都市計画課参事   豊見山 直 樹   市街地整備課長   大 城 英 貴 道路課長      城 間 保 光   公園緑地課長    大 城   堅 農林水産課長    国 吉 有 貴   上下水道部     新 垣   栄                     施設課長 警防課長      高 良   寛   予防課長      宮 平 一 史 学校教育課参事   平 良 真 也   学校施設課長    嘉 川 聡 子 (指導主事) 生涯学習      宮 里 卓 道 振興課長本日の会議に付した事件 日程第1.       会議録署名議員の指名 日程第2.       一般質問   令和3年第3回豊見城市議会定例会議事日程(第3号)   令和3年6月11日(金) 午前10時 開 議┌──┬────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│  議案番号  │            件名            │  備考  ││番号│        │                         │      │├──┼────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 1 │        │会議録署名議員の指名               │      ││ 2 │        │一般質問                     │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │    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議(10時00分) 議事日程の報告であります。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。   ────── ◇ 日程第1 ◇ ────── ○議長(外間剛) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員波平邦孝議員新垣亜矢子議員を指名いたします。   ────── ◇ 日程第2 ◇ ────── ○議長(外間剛) △日程第2、一般質問を行います。  通告順により順次質問を許します。   ── 通告番号6(14番)新垣亜矢子議員 ── ○議長(外間剛)  はじめに、新垣亜矢子議員の質問を許します。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -登壇- 皆さん、おはようございます。本日1番目の質問でございますが、私今日、もう今の時点で時間がないのではないかとひやひやしておりますので、できるだけ簡潔な答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。順番を入れ替えて進んでまいります。すみません、保和会、新垣亜矢子でございます。よろしくお願いいたします。 (3)からまいります。消防行政についてです。 現在コロナ禍で病院受診を控える方が増えている現状があります。体調不良で不安を感じている方への対策として「すぐに病院に行った方がよいか」や「救急車を呼ぶべきか」「体調が悪いけれど、どこの病院に行ったらいいか」といった相談に対しても、受診可能な医療機関を紹介してもらえ、また、昨今問題となっている救急車の適正利用の観点からも、救急安心センター事業(#7119)の導入を県と連携し、早急に行うべきと考えるが状況を伺います。 ○議長(外間剛)  当局の答弁を許します。 ◎消防長(平田真一)  おはようございます。お答えいたします。 救急安心センター事業(#7119)の導入については、救急車の適正利用をはじめ、救急医療機関の受診の適正化や住民への安全・安心にもつながることから、県内においても平成28年度末から各種会議において、事業説明や各消防本部と意見交換等が行われてきました。しかしながら、どこが実施主体となるか。あるいは主導するのかが決まらず、今日まで事業導入ができていない状況にあります。これは県外においても同様な傾向があり、全国的にも#7119の取組が進まない状況にあります。このことを鑑み、総務省、消防庁は令和3年3月に各都道府県消防防災主幹部長に対し、#7119の早期実施に向け、関係者と連携した検討に着手するなど積極的に取り組むよう、助言として通知文を発出しております。これを受けて、今後は沖縄県が実施主体、あるいは実施を主導し、取組が進められていくものと考えております。その際は本市も連携して、導入の検討を行ってまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- ありがとうございます。 この#7119がやはり全国的にもまだまだ普及していないということで、もちろん沖縄県でもまだなのですけれども、これをなぜ私がこうやって取り上げたかと言うと、やはりコロナで病院になかなか行かない人たちが増えているのと、それと体調不良がどの病気なのか、コロナなのか分からないという人が増えていると思っているのです。生命保険のサービス、個人で入っているものには24時間、夜中でも相談ができるサービスはあるのですけれども、この#7119は先に電話をすると、状態を確認していただいて、明日まで待っていいのか。救急車を呼ぶべきなのか。これが即座に相談で分かりますよね。普通は、生命保険サービスの場合は一旦電話を切って救急車を呼ぶ。またかけ直すのですけれども、これはそのままつないでくれる。救急車を呼んでくれるという、本当に素早く対応してくれて、自分の説明を二度言わなくていいというのがありますので、私はぜひこれを沖縄県も取り組んでいただきたいと思うのですけれども、今、沖縄県がまだやっていないということですが、沖縄県が実施主体となって円滑に実施していくのが一番なのですけれども、市民の安心にもつながるものですから、県の動向を待たずに市単独で事業を始めるということは可能なことなのか。聞かせていただきます。 ◎消防長(平田真一)  総務省のほうは都道府県単位で事業を進めることを推奨しております。沖縄県のように比較的狭い範囲で、市町村単位で事業を実施するというのは電話の回線の問題とか、費用負担の問題とか、そういったものもありまして、豊見城市単独の事業は厳しいものがあるというふうに考えております。※(16番)宜保安孝議員 遅参(10時06分) ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- #7119が早く取り組んでいただけるように願うばかりですけれども、私からも県に対して、県議を通じて働きかけていきたいと思いますが、消防からもよろしくお願いいたします。 (4)に行きます。保育行政についてです。 公私連携型の認定こども園を運営する各法人との賃貸借契約について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  おはようございます。お答えします。 本市においては公立幼稚園8園全てを平成30年度と平成31年度に認定こども園へ移行し、うち7園を公私連携幼保連携型認定こども園として市内法人園が指定を受け、運営を行っているところでございます。公私連携幼保連携型認定こども園の賃貸借契約については期間を5年とし、賃借料については運営状況を次のとおり定めております。用地については協定有効期間中の貸付額は施設ごとに設定し、有償。園舎については協定有効期間中2年間無償とし、3年目以降、貸付額の設定を行った上、本市と公私連携法人にて再度協議するものとなっております。しかしながら、コロナ禍の中、協議が進んでいないところでございます。今後、令和2年度策定しました長寿命化計画を踏まえ、運営法人と協議を進めてまいります。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- これは本来であれば、もう協議が済んでいる時期だということなのですよね。コロナを言い訳にする場面が最近増えているのですけれども、ちょっとそれはやめていただきたいと思うのですけれども。この業者との協議、賃借料が発生するということなのですけれども、私はこの賃借料の協議がまだならば、ぜひこのタイミングでちょっと提案をさせていただきたいのですけれども、もともと公私連携型の認定こども園は公立幼稚園ですから、家賃はもともと発生していない場所だったということ、市の土地ですよね。その場所を認定こども園としているのに地価も、その土地の価格も、修繕の頻度も各園で差があると思います。場所が違いますから。それを事業者負担の見直しをしてはどうかと私は考えております。土地、建物の賃借料を地価の変動で年ごとに算定して、その地価を調べるために予算を組むようなことをするのではなくて、全ての園で賃借料を全額補助。あるいは一律の賃借料を決めて、地価との差額を市が補助するという形で、協議に入る前に議論をしていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 建物の老朽化等を検査し、保育施設等の改築や長寿命化改修等の優先順位を定め、長寿命化計画の結果を踏まえますと、長寿命化に向けた施設整備を行うには多くの改修費用を見込んでおります。公私連携型の認定こども園の運営状況を把握した上で、運営法人と協議を進めてまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- この入った場所というのがもともとあった建物ですから、自分たちが建てて法人の皆さんが入ったわけではないので、私としてはここら辺を補助していただいたほうが、保育現場を支えている事業者の皆さんのためにもなるし、市民のためにもなると思っていますので、ぜひこの部分を検討していただきたいと思います。答弁は結構です。 次に行きます。(1)教育行政についてです。 ①令和3年度施政方針にある市が目指すグローバルな人材について、私は3月定例会でも質問しているが、改めて下記を伺います。 (ア)事業計画は目標を明確にすべきと考えるが、具体的な計画を伺います。※(15番)川満玄治議員 遅参(10時10分) ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 (ア)につきまして、日本一の人材プログラム地方創生応援税、いわゆる企業版ふるさと納税制度を活用した事業と位置づけております。具体的な事業内容は、地域再生計画5-2-②事業内容より抜粋しておりますが、世代ごとに未就学児向け人材育成小学生向け人材育成、中学生から高校生にかけての人材育成に向けて実施することを想定しており、次世代を担う子どもたちに対し、講座、ワークショップ等を行うほか、所定の施設、事業所などでの実地経験などを通して、グローバルに活躍できるスキルを身につける人材育成を目指すものでございます。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 次に行きます。 (イ)情報収集はどのように行っているのか、伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 企業版ふるさと納税に取り組んでいる先進地事例等についての調査や、人材育成に取り組んでいる民間事業所等の視察や、内閣府地方創生推進事務局と本市の取組についての意見交換等を行っております。
    ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- これはせっかくの地域再生計画ですから、企業から寄附をもらうということなので絵に描いた餅にならないようにするには、市民会議などで広く意見を聞くということを皆さんは常々おっしゃっていたりしますけれども、それも大事なのですが、実施する現場がやる気になることで事業運営がスムーズになる。じかに子どもたちと接する先生方との意見交換で、今何が足りないのか。どこを強化するべきなのかが見えてくると思っているのです。 なので、(ウ)グローバル人材について、教職員と意見交換、議論等行うべきと考えますが、現状を伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 現時点においては、こども改革推進委員会等で関連部署との意見交換を行っております。今後、教育委員会の取組状況の確認や情報共有を図っていきたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- これは本当に保育から教育まで、保育園、幼稚園、小学校、中学校と多岐にわたると思うのですけれども、もしこれが意見交換、議論ができるということであれば、今後教職員との意見交換会をセッティングするということはできるのか。これは調整していないのですけれども、答えられますか。教育委員会のほうはどうでしょう。 ◎教育長(照屋堅二)  ただいまの提案につきましては、こちらも推進したい。グローバルな人材というのは当然教育行政にとっては大変大切なことですので、推進したいと思います。その上では、学校現場との意見交換は当然だと思っていますので、ぜひそういう方向で取り組んでいきたいと思います。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- ぜひよろしくお願いいたします。 ②に行きます。基地内交流事業をすべきと考えるが見解を伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 豊見城市地域再生計画、豊見城市ワク・ドキこども未来プロジェクトのプラグラムを次年度から実施するため、令和3年度は人材育成プログラムの策定業務を推進しております。人材育成プログラムの策定については、先進地の事例や業者との意見交換を踏まえ、こども改革推進委員会等において総合調整を行い、判断してまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 全体的に(1)の質問なのですけれども、この令和3年度実施方針、実施計画、ここ手元に冊子がありますけれども、これは16ページにもあるのですが、3月も今回もどんどん答弁に出てくるのですが、事業名が豊見城市ワク・ドキこども未来プロジェクト、これに令和3年度の予算が167万8,000円、これが実行プログラムの策定。実行プログラムに基づく人材育成事業の実施に、令和4年度が1億840万円、令和5年度が6億2,490万円、予算化されております。事業費合計が今の時点で7億3,497万8,000円。令和7年度までの継続事業というふうになっていまして、私は3月にもこれを質問して、この事業内容を聞いたのですけれども、全然ワクワク・ドキドキしないのです。もうトップダウンで、担当課は企業から寄附をもらうために動かなければならないわけです。7億円もどうやって集めるんだというのが、私はとてもハラハラ・ドキドキですよ、本当に。私のように、この事業目的に違和感があったりとか、お金をどうやって集めるんだという心配があるのも、この事業の実態だと思うのですけれども、これは何でこども応援課なのかとちょっと不思議だったのです。グローバルに活躍できる人材を育てるというふうに聞くと、普通の方なら小中学生に外国語教育や社会で活躍するための人材育成だと想像する方が多いと思うのです。だけど、こども未来プロジェクトの事業目的としてグローバルに活躍できる人材を育てるというのであれば、これはこども応援課ではなくて学校教育課、教育委員会の担当にするべきではないかとずっと思っていたのです。そして、このグローバルの目的を明確に、外国語教育を強化してくと強調するべきではないのかと私はずっと、前回の3月定例会からも考えておりました。さらに、教育委員会の既存事業を強化することのほうが必要ではないのかと思っています。このコロナ禍でハワイへの国際交流事業、派遣は厳しいのが現実ですから事業を見直す必要がありますよね。ですから、私が今回②で質問をしているのですけれども、基地内交流事業を行うべきだと、議員1期目のときからずっと言っているのですけれども、このことについていかがかと思うのですが、これは福祉健康部長ではなくて、教育委員会に答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時17分)          再  開(10時18分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 今般の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、交流事業の渡航先であるアメリカでは、令和3年5月24日に米国疾病予防管理センターが、新型コロナウイルスに関する日本の旅行健康情報を最高レベルのレベル4、渡航中止に引き上げたこと。沖縄県が新型コロナウイルスまん延防止等重点措置の適用対象として指定の検討に入ったことから、事業の実施について検討いたしました。基地内における交流事業も検討材料の一つではありましたが、基地内においても一定のコロナ感染状況が見られること及び、これまでハワイ州豊見城村人会との継続した交流を第一義的に考慮し、今後の国際交流事業を継続していくためにもハワイ州には渡航はせずに、オンラインを活用するなどの方法で国際交流ができないものか検討いたしましたが、最終的には予算との兼ね合いもございますので、苦渋の決断ではございましたが、今年度の国際交流事業を中止としております。議員ご質問の基地内交流事業につきましても、教育委員会としまして、これまでの国際交流事業を今後も継続していくために現状としては考えておりませんので、ご理解をお願いしたいと思います。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 今、基地内交流事業も突然言っているというか、私の考えなので無理なのは分かりますけれども、国際交流事業が中止というふうに今お答えいただいたと思うのですけれども、今年度はコロナ禍で事業の在り方を変えなければいけないと思っているのはみんな同じだと思うのですけれども、質問を私が入れていたのは、今この国際交流事業ができないならば、基地内交流をやったほうがいいのではないかという思いもあったので入れていたのです。だから、この国際交流事業が中止と今答弁されていたので、そこは大問題だと思うのですけれども、それを聞く前に先に、このハワイとのオンラインでの交流はどのような内容で行おうとしていたのかというところを聞かせていただけますか。 ◎教育長(照屋堅二)  お答えします。 ハワイ村人会とオンラインで結んで、その中で交流をするという、外形的にはですね。ただ、その前段としまして英語教育の充実を、要するに子どもたちが一定の語学力をつくらないと直接喋ることができないので、そういった研修事業と併せて、最終的にはオンラインで結んで、子どもたちと村人会の皆さんとの交流をする事業を予定しておりました。しかしながらも6月でしたか、補正予算に変更の事業認可及び……、すみません。訂正します。一括交付金事業ですので、変更の認可申請をする必要がありましたので、予算ヒアリングの中では変更する内容で計画を説明しましたが、最終的にこの予算がゼロとなったことを受けまして、この事業は一括交付金の申請を取り下げたというのが現状です。これについては、ハワイの交流を何とかできる方法はないものかということを職員が考えてきた結果でしたので、私としては大変残念でした。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- これは何でゼロになるのですか。できますよね、オンライン。一括交付金事業ということは、今まさにGIGAスクールで1人1台のパソコンがありますから、オンラインの事業をやれるじゃないですか。だから外国とオンラインでつないで、国際交流事業はできますよ。一括交付金事業はおっしゃっているように組替えができますから、私も去年、財政課に組み替えたらと言ったら拒否されましたけれども、ちゃんとこのオンライン活用で、コロナのことを乗り越えてハワイとの交流ができるのであれば、ぜひやるべき事業だと思うのです。予算は多分750万円ぐらいありますよね。それを一括交付金の変更申請をして、事業の組替えをすることで実施する。担当課はハワイに行けないからということでこのオンラインの交流事業を計画したのに、これは財政課が予算を切ったということなのですか。財政課長、そういうことですか。部長がお答えできますか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時23分)          再  開(10時23分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えいたします。 生涯学習振興課が所管する市青少年国際交流事業につきましては、当初予算において14名がハワイ州へ渡航し、交流を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により本年度も渡航を中止し、40名がオンラインにて交流する事業内容へ変更し、VR、バーチャルリアリティー撮影経費等を含め899万円余りの予算要求がございました。新たな生活様式に対応するために予算をかけてVR映像を制作するのであれば、次年度以降も有効活用ができればいいのですが、VRを活用したオンライン国際交流事業につきましては今年度のみの実施で、次年度以降はハワイ州へ渡航し、交流を予定しているとの説明でございました。よって、オンライン交流による予算要求につきましては、費用対効果や現地でのホームステイと同様の事業効果を上げられる確証がないこと等を含め、総合的な判断として事業実施を見送ることと判断いたしております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 何ですか。800万円近く、750万円以上の予算がもともとついているもので、今899万円の予算の要求があったとおっしゃっていましたけれども、そんなに差額はないですよね。多くの子どもたちが、この豊見城市、学校にいて交流事業ができるのに、それを切るというのは何ですか。コロナだからこそできる交流事業をやろうとしているのに、これは予算がもともとついているのを全部なくしてゼロにするって何ですか。ではもうちょっと予算を落として、ちゃんと交流事業をしてくださいにできなかったのですか。何でゼロなのですか。教えてください。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 もともとの一括交付金事業としましては755万円でしたので、これが899万円に大幅に増える見込みでございました。この事業につきましてはそもそも、先ほど議員がおっしゃっているように一括交付金を活用しております。今回、ハワイ州への渡航による交流からオンライン交流へ事業内容を変更することは新規事業の取扱いとなることから、沖縄県や国との協議調整に時間を要することから、事業実施時期、8月には間に合わないことが判明しております。よって、一括交付金を活用した本事業としましては中止することと判断いたしました。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 8月には間に合わないと、これは予算組替えの、政府に対して提出して、申請してやらなくてはなけないと思うのですけれども、やっていなかったのですか。予算要求のヒアリングのときには、それは全くしないままやっていたということですか。分かりますか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時26分)          再  開(10時27分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育長(照屋堅二)  先ほどの私の答弁がちょっと誤解を招くような発言がありましたので、訂正をさせてください。 まず、予算が現時点でゼロになったということではありません。これは確定ではありませんので、これは訂正いたします。そして、一括交付金の申請につきましては事前に申請をして、それなりの対応で処理、申請はしておりました。金額についても、変更前が969万7,000円、変更後が883万4,000円と、多少ではありますが経費節減にはなっているというふうに考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 予算要求をしてもゼロになったということだから、この事業は止まったということですよね。財政課が予算をつけなかったということですよね。教育委員会としては子どもたちのためにやりたかったのに、子どもたちの学びを止めたのは予算だということで、そういう認識でよろしいですか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時28分)          再  開(10時28分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  予算の調整等がございますので、また今回新規事業の取扱いとなることから、沖縄県や国との協議や調整に時間を要するということから、また事業実施時期、8月に間に合わないこと等も判明しておりますので、今回の一括交付金を活用した本事業としましては中止することと判断しております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 間に合わないわけはないではないですか。4月には交流事業でハワイに行けないのは分かっているのだから、だから変更を考えたのが学校教育課でしょう。一括交付金は新規事業に組替えもできるのです。私はこれ去年、財政課長の奥濱さんに言いましたよね。そんなことができるのは分かっているのに、今この予算が切られること自体が私はおかしいと思っています。8月ではなくてもいいではないですか。どうせ沖縄県にいるのだから、子どもたちは。交流事業をちゃんとしっかり継続することに意味があると思っているのですけれども、今からでも変更申請して、年内に交流事業を開催できるのではないかと思っているのですけれども、一括交付金の組替えはまだ先にもありますよね。これを組み替えて事業実施をできるのではないかと思うのですけれども、財政課はどうですか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  まず今年度の生涯学習振興課が所管する市青少年国際交流事業につきましては、これまで沖縄県と調整の上で一括交付金を活用していくという予定でありましたけれども、今般、その事業そのものが中止したことに伴いまして、また、あとオンライン交流事業への内容を変更することにつきましては、県との調整の中でもこれは新規事業の取扱いになるということから、やはり調整は必要というふうに思っております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- やろうと思っていないのですか。できるよ、これ。絶対に。やろうと思えば。何で予算を切ることばかり考えているのですか。誰がこれは指示を出しているのですか。聞かせてください。あり得ないですよ。子どもたちの交流事業を止めるなんて。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時31分)          再  開(10時31分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 これまでの事業内容と変わるということで、新規事業扱いということで、また今後の調整が必要かと思っています。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 何を言っているんだかよく分からないのですけれども、私。新規事業とは何のことですか。事業の変更ですよ。今ある交流事業を変更するのですよ。何だかこれはよく分からない答弁をしているなと思うのですけれども、もう一回質問しますので、先に進みます。 教育長として、この国際交流事業の今後の継続についての見解を伺いたいのですけれども、長い間行政経験もありますし、この交流事業を見守ってきた教育長の立場で、ご答弁をお願いします。 ◎教育長(照屋堅二)  国際交流事業につきましては、私の前任者でありました上原武弘教育長が、それ以前に1回途切れたことがありましたので、直接上原武弘教育長が行って謝罪をして、村人会の皆さん方に「今後、二度とこのようなことがないように市としても取り組むので、協力をお願いします」ということで、再開をした経緯があります。私も上原武弘教育長からそういうことを聞いておりますので、私の思いとしましては、引き続きハワイ交流につきましては実施していきたい。そして何よりも子どもたちの成果が非常に大きい。この子どもたちは、毎年行われているスピーチコンテストに出場する子どもたち。そして夏休みの英語授業、英語のレベルアップを図るためにやっている授業。そして最終的な目標として、このハワイ交流という、これまでの流れが定着しています。ですから、私としては今後ともハワイ交流をしっかり続けていきたいというふうに考えています。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 教育長、本当に熱い思い、ありがとうございます。本当長い交流事業を止めることがどういう意味を持つのかというのを、もうちょっと市長部局は考えていただきたいのですけれども、これはハワイ豊見城村人会との交流の歴史も知らないあなたたちが、簡単に切るのですか。こうも簡単に予算が切れるって物すごいことですよ。市長、これは切っていいのですか。答えてください。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時34分)          再  開(10時34分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  これまでの状況も踏まえて、また新規事業扱いですので、県との調整を行いたいと思います。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- これを新規事業だと思っているのは市長部局だけですかね。これは笑い話なのですか。何で子どもたちの交流事業を止めるという、そんな決断ができるのか不思議でたまらないのです。市長は日頃からグローバル人材、それをつくると言って、この予算もつくったのではないのですか。寄附も集めると言ったのではないですか。何でこの国際交流事業をやるのに、あるのに、この事業は1年間コロナだからゼロにしますとか、おかしくないですか。この事業はそもそも、私は先ほども言いましたけれども、こども応援課なんかではないですよ。教育でやるべき、そういうものだと私は思っているのです。わざわざこども応援課をつくって、新設して、本当に不思議で腑に落ちなかったのですけれども、私。今、理解しました。これは教育委員会への嫌がらせですか。予算はあるのに切るとはどういうことですか。新規事業ではないでしょう。事業変更ですよ。教育委員会は市長と市長部局からパワハラを受けているという認識でいいですか。答えてください。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時35分)          再  開(10時35分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  今回のこの事業につきましては一括交付金を活用しておりますので、県との協議が必要になっております。今回、このオンラインでの交流という事業内容を県と協議した結果、県のほうから新規事業扱いというふうに言われておりますので、今後も引き続き調整が必要と考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- だから一括交付金事業は組替えができます。新規事業だろうができるのです。私去年、政府の担当者と議論をしたのです。何をふざけたことを言っているのですか。国際交流事業を止める理由が新規事業だからとか、もうこんなばかばかしい答弁はおかしいですよ。市長、答弁してくださいよ。国際交流事業を何で止めるのですか。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 国際交流事業を止めているのではなくて、先ほど来、総務企画部長が説明をしたとおり、単年度で行っていく内容ではなかったという判断を伺っておりますので、様々なこのコロナの状況もありますので、次なる観点からは教育委員会の皆様方と、またしっかり連携を取りながら対応していきたいと思います。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- そういうことなのですね。市長が先日からフェイスブックで教育委員会と教育長の批判を何度も投稿されています。自分の街の組織ですよ。市長の個人のフェイスブックかもしれないけれども、あなたは公の人なのですよ。公人。それをフェイスブックで自分の街の組織を批判する、どういうことかと私に何人も電話がありましたよ。「あなたたちの街、大丈夫ですか。どうなっているんですか」と。市長、何やっているのですかということです。公平な立場で行政運営をする市長が、何を血迷って世論に助けを求めるような振りをしているのですか。おかしくないですか。与党も昨日、よくも教育委員会の人事を批判できたなと私は思っています。何が適正な人事をお願いしますとか、人事課に今、私たちのこの豊見城で起こっていることを質問するのが筋ではないのですか。20年も野党だった皆さんが与党として市長の守りに入ったら、守り方が間違っているのではないですか。間違いは間違いと指摘してくださいよ。何のために誰と議会で戦っているのか、ちゃんと考えていただきたいと思います。市長に目の敵にされた教育委員会、そして教育長の事業が予算を削られて、市民である児童・生徒、国際交流事業がなくなる。これは市民が置いてけぼりになるというふうに感じるのですけれども、どうなのですか。市長、答えてください。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  今回のこの国際交流事業につきましては、県のほうでも新規事業として考えておりますので、また調整をしていきたいと思います。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 何を言っても始まらないので、もういいのですけれども、市長はもう自分本位で、自分のことしか考えていないということですよね。市長部局も市長ファーストで、市民は最後。市民ラーストみたいな、本当に残念ですけれども、やっと腑に落ちました。教育委員会に対する態度、やっと分かりました。残念です。 次に行きます。(2)行政運営についてです。 ①山川仁市長就任後、市職員数はこの2年で大きく増員されたが、採用理由に市長が訴えていた職員の疲弊は改善され、行政運営や市民サービスは向上し、組織力が強化されたのか、現在の状況を伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 職員新規採用人数につきましては、令和2年度におきまして29名採用し、定年及び普通退職者9名、消防力整備計画3名を除く17名が増員となり、うち行政職が11名の増、保健師等専門職が6名の増となっております。令和3年度におきましては19名採用し、定年及び普通退職者10名。消防力整備計画3名を除く6名が増員となり、うち行政職が5名の増、保健師等専門職が1名の増となっております。職員数は増員するに当たりまして、旺盛な市民ニーズや新型コロナウイルス感染症対策といった新たな業務への対応など、現時点におきましても職員の疲弊や業務過多等につきましては、解消に向けて取り組むべき課題と考えております。今後とも、職員一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、人生の各ステージに応じて多様な働き方が選択、実現できるワークライフバランスの推進などを考慮した組織づくりを推奨してまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- きれいごとの答弁、ありがとうございます。 今、豊見城市の職員は疲弊していますよね。私は何人も職員から、本当に相談を受けています。間違いなく疲弊しています。人事異動もやりまくって、何人の職員を潰すのか。本当に不安で仕方がないです。職員が潰れたら、市民サービスが止まるのですよ。人事課は何をやっているのかと思っています。3月の議会でもちょっと聞いて、聞き漏れているのかと思っているのですけれども、病休、産休、育休の職員と面談、休んでいる皆さんと面談を実施して、面談もせずに区分が下げられたような職員がいると聞いていたのですけれども、ここの部分で今4月になって、休んでいる人たちともちゃんとした面談をやっているのか。一言でいいので、面談をやっているかどうか、聞かせてもらっていいですか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時42分)          再  開(10時43分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 現在、人事課のほうに保健師も配置されておりますので、定期的に状況のほうを確認しているということです。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- このことに関しては、もういいです。次に行きます。 今回のコロナワクチン対策室、昨日からいろいろ言われているのですけれども、大田善裕議員の表現だと、玉突きのように人事異動が行われたと言っていました。この人事異動で、このコロナ対策室に誰を異動させるべきか。これは部課長に相談もなかったようなことを聞いていますし、本人にも直前、または通達もなく、寝耳に水だというようなことも、うわさが入っているのですけれども、この該当する職員は引っこ抜かれて、人員の配置替えがあった課や班において、今年度施政方針からなる事業計画を振興させなくてもいいから異動しろとの考えなのか。それとも、マイナス人事でも無理して仕事をしろということなのか。どういう考えなのか、伺います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時44分)          再  開(10時46分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 今回のコロナワクチン接種対策に係る人事につきましては、迅速な対応が求められていることから、適切に対応したものと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 答えになっていないような気がするのですけれども、ほかに聞きたいことがあと一つあるのですが、地域防災マネジャーの古堅さん、コロナ対策室へ行きましたけれども、この方、私はすばらしい方だと思っているのですが、人事課の思いつきで人事異動したのかと思っているのです。これは任用制限があると思うのです。特例交付金で事業費が組まれています。兼務した場合、その特例交付金の扱いはどうなるのですか。一般会計で支払うのですか、どうなのですか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時46分)          再  開(10時47分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎人事課長(高良忍)  お答えします。 今回の古堅さんの人事異動に関しましては、専任での異動ではなくて兼務での異動で、現在の職務も継続しながらコロナ対策の業務も継続していくということから、問題ないというふうに認識しております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- これは任用制限があると思います。同じような2点の職種ならいいけれども、違う職種にはできないとなっているはずですよ。これはきっと違いますよね。もう時間がありませんけれども、ちゃんと調べてくださいよ。おかしいと思いますよ。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(10時48分)          再  開(11時00分) ○議長(外間剛)  再開いたします。   ── 通告番号7(5番)宜保龍平議員 ── ○議長(外間剛)  次に、宜保龍平議員の質問を許します。 ◆5番(宜保龍平議員) -登壇- 皆さん、おはようございます。会派ZEROの宜保龍平でございます。早速ではございますが、通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。 まず、(2)市の鳥(市鳥)制定について。 令和3年3月定例会でも質問をしましたが、これまでの調整等の内容を伺います。 ○議長(外間剛)  当局の答弁を許します。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 市の鳥、市鳥の制定につきましては、令和3年3月定例会でも答弁しておりますとおり様々な観点からの検討が必要であり、特に制定の意義につきましては慎重に議論をする必要があると考えております。その点も含め、鳥獣保護に関する事務を所管する担当部署と調整を進めているところですので、今後について引き続き議論を重ねてまいりたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これは20周年に向けた、何か推進本部だとかというふうに立ち上げを聞いておりますが、その辺についてはいかがですか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 市制20周年における実施事業への取組につきましては、現在、豊見城市市制施行20周年記念事業推進本部を設置し、本部の下部組織である幹事会を実施しております。また、庁内において市制施行20周年における記念事業等の募集を行っており、今後幹事会での実施事業案の選定を行い、推進本部において実施事業の決定を行うこととしております。 市の鳥、市鳥の制定についてですが、今後市制施行20周年を迎えるに当たり、記念事業の一つとして実施できないか、検討を進めることとなります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ということは、この推進本部の中で、この20周年に向けて全体的な調整ということで私は認識をしました。ただ、今年度、20周年はもう来年、すぐに来ますので、私もこれから前向きに取組状況というものを追っていきたいと思いますが、改めて市長の前向きな答弁をいただければと思います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 先ほど20周年記念事業の推進本部の話が出ましたが、幹事会で今調整検討を様々な角度から行っております。その一つで、この市の鳥の制定についても議論をされておりますので、しっかりとその議論も、どういった意義があるのかとか、あとその鳥について、何か特定する鳥があるのかとか、いろいろな角度から検証させていただいて、慎重に議論を進めながら、20周年に向けて対応していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 分かりました。 私はちょっと湿地センターのほうに行っていろいろお話も伺いまして、こういったパンフレットもあって、聞くと世界で一番クロツラヘラサギに近い場所が豊見城市にはあるということで、これはかなり私はメリットだと思っております。そういった中で、今市長がおっしゃったいろいろこれから検討という中で、改めて湿地センターの職員の方々をお呼びして、様々な角度と言ったので、そういった方々と一緒に議論を進めていく。その他の湿地センターの職員の方々の都合だとかというのもあるかもしれませんが、その辺については。意見をください。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  そうですね。市の鳥を制定する意義も含めて、今後幹事会等で検討していくことになります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ではそこは検討していただいて、ぜひ前進していただければと思います。 先ほどから世界で一番クロツラヘラサギを近くで見られる場所が豊見城市にはあると。そして、この20周年という節目の年に制定されることを私は期待し、そして推進本部の中でこれから議論する中で、市の鳥の制定に向けた前向きな動きに感謝して、次の質問に移りたいと思います。 次です。(6)自衛隊配備について。 沖縄復帰から50年を迎える中で、各市町村首長に自衛隊に対する必要性があるかとのアンケートが取られている中で、市長はどのように回答したのか、伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 令和3年5月に沖縄タイムスのほうで実施された自衛隊に関するアンケートにおける「自衛隊は沖縄の日本復帰前後に大きな議論を呼び、移駐して50年が経過しました。こうした経緯を踏まえ、自衛隊は沖縄にとって必要な存在だとお考えですか」という問いに対して、やむを得ないと回答をしております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、このやむを得ないという言葉の意味を理解して、そういった回答をしたということですか。 ◎市長(山川仁)  アンケートの内容は、必要、やむを得ない、かえって危険、その他等の項目がございましたので、当然理解をしてやむを得ないという回答を出しております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これはやむを得ないという、仕方がないこと。問題に対してどうすることもできず、残念ながら諦めるしかないという状態の言葉というふうに、私は調べました。市長、自衛隊配備については必要な部分とやむを得ない部分があるという中で、市長が必要と思っている部分をまずお聞かせください。 ◎市長(山川仁)  国民のためにも大規模災害等の支援をしっかりと行っていただいたりとか、沖縄県内であれば不発弾処理等の作業を行っていただいたりとか、そういった意味合いではしっかりと協力体制が必要だと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- では、どの部分がやむを得ないか。先ほど私は言葉の意味も言いました。どの部分がやむを得ないのか、具体的に教えてください。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時07分)          再  開(11時07分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 先ほど冒頭でお話をしましたが、このアンケートの内容にも、沖縄の日本復帰前後に大きな議論を呼んだと言われている自衛隊が移駐して、今50年経過しております。様々な県民感情もあるかと思っておりますので、やむを得ないというアンケートの項目の中の一つを選ばせていただきました。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これまで自衛隊の方々、先ほど市長も言っておりました不発弾処理等ございましたが、このやむを得ないという言葉に対して、私はもうこの自衛隊の方々に大変失礼ではないかというふうに思っております。3.11のときもかなり活躍されたということも聞いております。豊見城市にも国民保護計画というのがありますよね。その中でも有事の際だとか、災害も含め、自衛隊の方々と市長は連携をしていかないといけないというふうになっている中で、私は何を申し上げたいかと言いますと、市のトップとして市民を守る観点からも、これからも強力な体制を築いてほしいという思いでありますが、改めて見解をお聞かせください。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 当然、豊見城市行政の中で必要な協力体制は率先して行っていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 分かりました。 自衛隊の方々は日々県民の、市民の暮らし、生命を守るために頑張っております。そこで、豊見城市の国民保護計画も平成19年8月から更新されていないので、この部分に関しては再度見直しを含めて強化をしていただきたいと思います。ぜひこれからも協力体制の構築をお願いします。 次に移りたいと思います。(4)与根体育施設についてでございます。こちらは現在緊急事態宣言ということで、施設は閉鎖という状態ではありますが、実際5月13日から23日、緊急事態が発動される前に、市の都合により利用制限されました。予約をされていた利用者などから、かなり不満もあったそうです。そして今後緊急事態宣言が解除された際には、元のサッカー場としてしっかり利用できるよう求めるために、質問をしたいと思います。 ①利用制限になった理由を伺います。※(14番)新垣亜矢子議員 離席(11時10分) ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 与根体育施設の利用制限につきましては与根体育施設の設置条例が存続されており、教育委員会としては管理義務が発生していることになりますが、令和3年度予算には与根体育施設の管理費が予算化されておりませんので、教育委員会の管理方針を確定するため、4月26日の臨時教育委員会及び4月28日の定例教育委員会にて議論いただきましたが、いずれにおいても結論が出ず、継続審査の状況でございます。しかしながら4月28日の定例教育委員会におきましては、担当課の職員が直接現場に行って貸出業務や除草、清掃作業などを行っていることについて、限られた人員でふだんの業務を行いながら管理運営の業務を継続することは、職員の負担が増大するなど非常に困難な状況がございましたので、教育委員会に了解を得た上で、やむなく5月13日からは与根体育施設の利用を制限したところでございます。担当部署としましては、条例に基づいた適切な市民サービスを提供するために、1年間分の管理費を予算化するための要求をすることについて、教育委員会の議決を得ることにより、市長部局と管理費の予算化について調整をしてまいりたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これまで与根体育施設設置条例が6度否決されている状況の中で、令和3年度予算において維持管理費が予算化されていないのはなぜか。これまでの議会の動向を踏まえ、予測できなかったというのであれば、嘘になります。なぜ予算化されていないのか、答弁を求めます。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時12分)          再  開(11時12分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  令和3年度当初予算におきましては廃止条例のほうが提案されておりましたので、それに合わせる形での計上はされていないという状況でございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 生涯学習振興課に伺いますが、令和3年度当初予算要求課として、担当課として維持管理費の予算要求、復活要求も含め、求めなかったのですか。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 令和3年度予算につきましては予算化要求をいたしまして、財政部局には復活要求もしております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- では改めて生涯学習振興課に聞きますが、私は特別委員会も傍聴しておりました。あえて確認をしますが、1回は要求した。また内示で切られています。だけれども諦めずに復活要求でも上げたが、それも切られました。では、そのときに当時の財政課長とどういう内々の調整がなされていたのか。特別委員会でも言われているので、はっきり議場でも、もう一度同じ答弁をしてください。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時14分)          再  開(11時14分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 与根体育施設の管理費につきましては令和3年度の当初予算には計上されておりませんので、担当課としましては与根体育施設の廃止条例を3月市議会に提案はしているものの、これまでの市議会での状況も踏まえ、仮に廃止条例が否決された場合の対応策として、条例が存続していることになれば、4月1日以降分について、令和3年度の既決予算から流用する方法で対応することについて、3月の早い段階、さらには3月26日の議決の後にも財政課と調整をしてまいりました。財政課とは、令和3年度予算の予備費から流用できないかも含め調整したところでございますが、当時の財政課長からは、予備費からではなく移設費用からの流用が適切だとのことで、流用については財政課長として了解していることを確認しております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- では総務企画部長、当時財政課長ですよね。そのような調整があったにもかかわらず、なぜ現在においても予算をつけていないのですか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えいたします。 令和3年度当初予算編成時におきましては、与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止案を提出することとしておりましたので、予算措置をしておりませんでした。しかし同条例廃止案が否決された場合には、先ほど教育部長がおっしゃったように、その時点で教育委員会等の状況も踏まえて検討することとしていたところです。しかしながら、令和3年3月定例会において旧野球場残地を体育施設に追加し、体育施設の面積を拡大する条例が可決されたことにより、新たな状況となっていることから、今後は慎重な検討が必要と考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここでまた生涯学習振興課に聞きたいのですけれども、当時のやり取りの中で予算理由まで、先ほど答弁の中でありましたが、今教育委員会、意思決定云々言っていますよね。その当時、教育委員会のしっかりとした意思決定を確認してから流用等で対応しようという話でしたか。
    ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時17分)          再  開(11時17分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育長(照屋堅二)  当時は、そういう話ではなかったというふうに記憶しております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ではなぜ当時は、その話ではないのにもかかわらず、今、総務企画部長、当時は財政課長、なぜ今このような「教育委員の意思を確認しないと」という発言に変えたのか、答えきれますか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  先ほど答弁しましたけれども、3月定例会において旧野球場残地を新たに加える条例が可決されたことに伴い、新たな状況となっていることから、慎重な検討が今後必要というふうになったと思っております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ではここで市長に伺いたいと思いますが、これは予算流用等も含め、これは市長が判断して、この予算だとか、流用だとかというのはできると私は思っているのですけれども、これはなぜ市長は判断しないのですか。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 この件に関しては、去る5月25日でしたか、特別委員会のほうでも少し触れさせていただきましたが、今回この条例を所管している教育委員会の一定の意思決定というのですか、いろいろな意見を確認するところが必要でありますので、しっかりそれは慎重に、今確認作業を進めているところでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- この教育委員会の意思決定、ちょっと話が戻りますが、当時のやり取りの中では教育委員会の意思決定を見てから判断するという内々のやり取りはなかったと私は認識しております。なぜ教育委員会の意思決定が必要というのが出てきたのかというのを、私は聞いております。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 先ほど来、答弁しておりますが、3月定例会において旧野球場残地を新たに追加する条例となっておりますので、その新たな状況を確認する意味からも、今後は慎重な検討が必要と考えております。※(14番)新垣亜矢子議員 復席(11時20分) ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- では市長に伺いますが、地方自治法の第238条の2において、これは公有財産における長の総合調整権をうたっておりますが、これまで市長も含め副市長も、そして与党もですが、それを訴えてきております。そこで聞きますが、これは結局教育委員会がもめている財産に関して、この調整権というものは最終的に市長が必要な措置を講ずべきことを求めることができる。だからこそ、この議会の今の情勢が、背景がある中で、それを市長は議会の最終的判断としてそこを、本来教育委員会に対して必要な措置を講ずべきことを言わないといけないのが調整権だと思っているのです。市長、その調整権を使っていますか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時21分)          再  開(11時21分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 先ほども申し上げましたが、まずは今回この件に関しましては、教育委員会のほうで条例所管をしておりますので、しっかりとその確認をした上で、次なるところに進んでいくというふうな観点から、今事務作業をお願いしているところです。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ではそこで教育委員会に伺いますが、総合教育会議、地教行法にあります長に対し会議を求めることができるとありますが、5月6日に文書をもって要請したと思いますが、その後アクションがあったのか、教えてください。 ◎教育長(照屋堅二)  総合教育会議の申出はしましたが、これは委員が市長と話がしたいという申出があったので、私のほうは総合教育会議を開くべきだという判断をしまして、申出をしております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、なぜ総合教育会議を求められているにもかかわらず、しかも委員の方々は市長と議論をしたいと言っているのです。なぜ総合教育会議を開かないのか、そこを聞いています。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 この件に関しましては、先日、4月28日ですか、定例教育会議でしたか、臨時でしたか、少し名称を忘れましたが、その中での議事録が届いて確認をさせていただきましたが、委員の皆さん方からは市長に会って意見を聞きたいというような表現がありましたので、総合教育会議を開いてほしいという旨の内容ではなかったと理解をしております。当然いろいろな意見交換は必要になってきますので、その判断として総合教育会議をいつ行うのか、今調整中でございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 私は4月28日に傍聴しておりました。1人の委員は、「市長と話がしたい。本来なら市長が判断するのではないのか」というふうな言葉も言っておりましたが、本当に教育委員会に聞きたいのですけれども、総合教育会議を求めてなかったのですか。委員の1人は。 ◎教育長(照屋堅二)  先ほども答弁しましたようにそういう要求がありましたので、当然その会議は開かれるべきだというふうに私自身は思いましたので、文書で要請したところです。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- だから市長、しっかりと委員の方は求めているのです。市長との、この対応を。だから、市長にも総合調整権があるので、そこをしっかりと行使してほしいと私は思っております。 ここで、教育委員会は4月26日の臨時教育委員会、4月28日定例会、そして5月25日、いずれにおいても結論が出ない。教育委員会の判断がない中、市長、再度聞きますが、ここは市長の判断で解決できる案件なのです。だから何度も聞きますが、その総合調整権を使ってくれませんか。お願いします。 ◎市長(山川仁)  この件につきましては、1年以上も長く教育委員会のほうで議論をされております。6度の否決という重要異例な案件だと考えておりますので、しっかりと教育委員会サイドでも議論を深めていただき、またこちら側で行わないといけないものもしっかりと調整を図りながら、今、前に進んでいるかと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- もうこれは先ほどから市長や担当部長等に質問をしておりますが、一番振り回されているのは利用者なのです。 そこで市長、利用制限がなされてからの利用者の声を聞いたことはありますか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時26分)          再  開(11時27分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育長(照屋堅二)  お答えします。 カーサ、中学生70人、小学生30人のグループ、女子20名の合計120名の選手が在籍しているところにおいては、これまで平日週4回使用していましたが、利用制限がかかると使用ができなくなり、市外で活動場所を確保しなければならない。保護者の送迎や負担、市外料金となるので会費も上げざるを得ない。また、土日の長嶺小学校グラウンドは使用できるのかと問合せがあり、空いている日程を案内したところ、実際に現場に行くと使用しづらいとのことで、実際は使用されなかった事案がありました。また、「利用制限前日に支払い、許可を受けたにもかかわらず、その翌日に制限をかけることについて不満がある」という内容でした。さらに、「利用が再開された後に利用料金を振り替えてほしい。相手チームもあるので、迷惑がかかる」。そのほか、中学生のサッカー部からは「メンバーも増えているので学校では手狭で、サッカー場を利用したい」、高校生からは「利用したいが、いつからできるのか」というふうな内容がありました。以上が我々のほうに寄せられた内容です。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、この利用者の声、今日初めて聞いたのですか。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 この件に関しては、この場で初めて聞きました。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- この場ではなくて、以前も聞いているはずなのです。本当に、この場ではなくて聞いていますよね。そこを聞いています。 ◎市長(山川仁)  今、宜保龍平議員がおっしゃっているのは5月25日でしたか、特別委員会のほうでの説明の内容と受け止めて、その部分であれば確認をしております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そうなのです。特別委員会で聞いていますよね。だからこそ市長、この利用者の思いを聞いて、率直な意見をください。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 この件も踏まえて、今しっかりと教育委員会の中で議論がされているものだと思っております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 教育委員会ももう判断できないのですよ、市長。だから市長の判断を求めているのです。この利用者の声も聞いている中で市長は、今何ですか。重要異例な案件だから慎重に対応しなければならないという、本当に市民に対して納得が行く説明ができると言い切れますか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時31分)          再  開(11時31分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 大変市民の皆さん方には、ご不便をおかけしているかと思います。そういった中でも、教育委員会のほうで所管をしておりますので、しっかりと委員会の中で議論が深まり、その対応をまた我々のほうに受け継がれるものだと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 教育委員の方々、5月25日以降ですか、日程が厳しいからということで、なかなか臨時教育委員会も開かれていないというふうに、正直教育委員の方々は苦しんでいるのではないかと私は思います。だから市長がしっかりした判断を持って対応すべきと言っているのです。そこは長として総合調整権を発動して、これは特別委員会でも言われています。特別委員会がこれまで何回も行われて、何日もたった今でも調整権をいまだに行っていないというのが不思議でなりません。 そこで市長、あえて聞きますが、会派長会の中で利用制限に関して、与野党関係なく全会一致で、早めに利用制限を解除して市民にサービスを提供すべきだという要請を口頭にしても受けていますよね。あれから何日たっていますか。これは与野党含めて全会一致案件なのです。それについては市長、意見をください。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 この件に関しましては、議長を含め副議長、そして会派長の皆さん方が参加をされた内容だと思っております。その当日に、すぐに総務企画部長にも指示を出し、教育委員会サイドとも、その思いを調整するようにという指示を出しているところでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 総務企画部長、そういった指示を受けたというふうに言っておりますが、その後どういった調整をされていますか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  利用制限について、委員からのお話があったと市長からも伺っておりましたので、また教育委員会の進捗も含めて、新たな期待への対応をどのように協議していくのかについて、また検討が必要というふうに思っております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これですね、4月から今までですよ。ただ、ちょっと別の角度から質問をさせてください。 5月の半ばに庁舎外で教育委員会数名とお会いしていますよね。これは議案説明会、定例教育委員会でも明らかになっているので聞きますのが、まずそこは事実ですか。 ◎市長(山川仁)  はい、事前説明会にお伝えしたとおりでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 会ったときに教育委員会からは、この利用制限の話を求められていると私は思うのです。確かに教育長人事がメインだったかは分かりませんが、だけれどもその中で利用制限をどうしたほうがいいだとか、あったのではないですか。委員の1人は市長の話を聞きたいと言っていたのです。だからそれに対して意見を聞いているにもかかわらず、市長はなぜ判断しないのか。伺います。 ◎市長(山川仁)  先ほど来、お伝えをしているとおり、今回のこの件に関しましては、まずは所管をする教育委員会のほうでしっかりと議論を深めていただいて、その後に、また我々市長部局との調整を図るものだと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- いやいや、市長が教育委員会を市外にわざわざ呼び出して、この利用制限に関して話をしていますよね。いや、絶対しているはずなのです。教育委員が判断できないのは、そもそもそのときに市長は話をして、判断させるべきだと思います。それでも、いまだに教育委員会は判断できない。これが本当に不思議なのですけれども、そのときに市長は教育委員に対してどういったことを伝えたのかというところも甚だ疑問ではありますが、ましてや1人の委員は委員会のときに条例に瑕疵がある云々の発言もされていたので、本当に市長はどういった形で教育委員の方々と、この利用制限に関して話をしたのか。そこを教えてください。 ◎市長(山川仁)  特別委員会のほうでも少し発言をさせていただきましたが、非公式の場でありましたので、内容についてはお答えできませんと。瑕疵の発言がありましたが、委員の方がなぜそのような発言をしたのか、私も承知はしておりません。その内容は当時、25日の特別委員会の中で大田善裕議員のほうにしっかりと、そういった意味合いがあったんだろうという内容をるる、説明をさせていただいた内容でございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- この瑕疵についてですが、これは教育委員会としてはどのように思っているのか。見解を伺ってもよろしいですか。 ◎教育長(照屋堅二)  条例の制定については議会の意志として決定されたというふうに私自身は、長年行政に携わる者としては、それが適切だと思います。また、前回特別委員会でも説明をしましたけれども、条例が可決された以上、義務的経費として必要な予算を組むのは当然だということで、疑義照会の中でも私自身は答弁いたしましたので、その考えについては今も変わっておりません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、これですね、そもそもこの議論をしている時点で私はおかしいと思うのです。利用者の思いは先ほども聞いたと思います。だから緊急事態宣言が解除されたときには、また元のサッカー場として、利用者のためにしっかりと使ってほしいという思いで今回質問をしているので、市長、最後に聞きますが、この緊急事態宣言の中でしっかりと予算の話、議論をして、明けた暁にはサッカー場が利用できるようにしてくれませんか。伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 今そのような現状も踏まえ、教育委員会の皆様方と意見交換をしながら進めてまいりたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- すみません、最後に一点だけ。今現時点で教育委員会として、どのような話がされているのかというところを伺ってもよろしいですか。 ◎教育長(照屋堅二)  私としましては臨時の教育委員会を開きたいということで、これまで何度も調整をしてきました。6月7日、6月8日、6月9日、都合がつかず、日程調整はできませんでした。そして6月21日、6月22日、6月24日、6月25日、調整をしましたが、日程調整はつきませんでした。ですから、今のところ定例教育委員会以外に開催の予定はありません。ですから非常に残念なことではありますが、現時点では私の対応としてはこれ以上の対応ができないので、身動きが取れない状況にあり、私としては非常に残念だという思いです。教育委員会は本来、内部の議論をしっかりすべきだという認識がありますので、私の思いとしては非常に残念な状況です。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、今の聞きましたか。だからこそ、この市長の総合調整権というものを発動してほしいのですけれども、私は利用者の思いを訴えているので。ごめんなさい、最後に聞かせてください。 市長、総合調整権を行使してくれませんか。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 先ほど来も同じようにお話しさせていただいておりますが、教育委員の皆さん方、そしてまた教育委員会でいろいろな議論を踏まえて、最終的には当然総合教育会議につながるものだと感じております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- もう今回質問を終わりますが、やはりサッカー愛好家の人たちだとか、子どもたちのために、早期に維持管理予算がつくことを私は期待して質問を終わります。 次、②今後サッカー専用施設の目途がたつまでは与根体育施設を残すべきだと考えるが、与根土地区画整理組合との補償協議がされているのか、状況等を伺います。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 土地区画整理法における建築物等の移転除却については、施行者が権利者と補償協議を行い、契約後に補償費を支払うなど、権利者自ら移転除却を行うことを基本としております。ご質問の与根西部土地区画整理組合との補償協議については重要かつ異例な案件と捉え、補償協議を行う部署につきましては土地区画整理事業認可指導監督部署の市街地整備課、公有財産統括部署の防災管財課及び条例所管部署の生涯学習振興課にて、連携して行うことが適切であると考えております。また、当組合から本市における窓口を一本化してほしいとのご要望もあることから、市街地整備課を連絡の窓口として、補償協議の進め方について関係課と慎重に検討しているところでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、4月28日付のサッカー協会からの文書を確認しておりますよね。そこで聞きたいのですが、この議会の意思決定を含めて、このサッカー協会の文書に対しての市長の見解をお聞かせください。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 サッカー協会の4月28日付ですか、文書を確認しております。その中にも、今、宜保龍平議員がおっしゃるようなサッカー専用施設のめどが立つまでという表現も項目の中に入っていたのは認識しております。そのこともしっかり重く受け止め、いろいろな角度から慎重に検討がされるものだと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- では、(3)ホームタウン宣言について。 沖縄SVは本市に本社を構えている中で、今後双方が一体となり豊見城を活性化すべきだと考えるが、当局の見解を伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えいたします。 沖縄SVのホームタウン宣言につきましては、幾つかの要件、課題をクリアする必要があると考えているところでございます。現在、本市ではスポーツ拠点エリア構想の策定を行うため、豊見城市スポーツ拠点エリア等に関する施設整備検討委員会を設置しており、沖縄SVのホームタウン宣言についても併せて検討することとしております。ホームタウン宣言につきましては慎重に議論、検討を行う必要があると考えておりますので、沖縄SVとの意見交換会も引き続き行い、スポーツ拠点エリア構想が本市の活性化に寄与するものとなるよう取り組んでまいります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 私も沖縄SVの担当の方とお会いして話を伺いましたが、かなり熱い方で、本気で豊見城とやっていきたいという思いが伝わりましたので、今後もしっかりと議論を尽くしていただければと思います。やはりノウハウもある方なので、サッカー専用施設の件に関してもアドバイス等もいただけるのではないかと思いますので、こちらは引き続き対応のほど、よろしくお願いします。 もう最後になるのですけれども、市長、先ほどの利用制限の件をしっかりと考えて、本当に利用者は困っているという声がありますので、そこは真剣に取り組んでいただければと思いますので、お願いいたします。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(11時45分)          再  開(13時30分) ○議長(外間剛)  再開いたします。   ── 通告番号8(18番)仲田政美議員 ── ○議長(外間剛)  次に、仲田政美議員の質問を許します。 ◆18番(仲田政美議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。質問に入る前に、一言所見を述べさせていただきたいと思います。 一昨年より、新型コロナウイルスの世界的な蔓延によって多くの人々が命を失うという、極めて深刻な情勢が生じる事態となっています。世界の国々、それぞれにワクチンを開発し、接種する対策を講じているものの、変異ウイルスが多種発生するなど、その情勢はいまだ終息の見通しがない状況にあります。そのような中で、お亡くなりになられた方々に対して、心よりご冥福をお祈り申し上げます。また、重症化や入院治療中の皆様へは早期の回復を願うとともに、その治療に当たっておられる医療従事者の皆様、そして救急搬送に当たっておられる消防職員の皆様、その他の関係各位の皆様へ、心より感謝を申し上げます。それでは通告に従いまして、一般質問を行います。 (1)奨学金返済「肩代わり」制度について。 若者の日々の生活に奨学金の返済が重くのしかかっている人は少なくないと言われています。経済的な負担を減らして、精神的な不安感の解消を求める声が多く寄せられています。私のほうにも若い方々から、決して高くない給与より、奨学金の返済やアパート家賃、車のローン返済、その他生活費を充てていると金銭的な余裕がないとの切実な声が届けられています。そのような若者の支援に、奨学金返済「肩代わり」制度があります。地元で活躍する若者を応援したいとの趣旨で、平成28年度より自治体や企業などが要件を満たす者に対して、奨学金返済の全額、または一部を負担し、肩代わりする制度です。令和2年6月には制度がさらに拡充され、現在では約700市町村で実施されています。県内では、例えば糸満市で令和3年度より、市独自の保育士奨学金支援制度を創設しています。そのほかにも幾つかの自治体で実施しているようです。①本市においても奨学金返済「肩代わり」制度の創設について、当局の見解をお伺いします。 ②豊見城市育英会についてですが、本市育英会に奨学金返済「肩代わり」制度を取り入れた場合、これまでの対象要件の見直しで、1つには基金の設置を不要とし、特別交付税対象経費の範囲を全負担の10分の5から、市町村負担額の10分の10に拡充されています。また、特別交付税措置の拡充に大学生から高校生等を支援対象に追加し、制度の広報経費も追加されました。この制度は、まち・ひと・しごと創生枠を活用し、日本学生支援機構の奨学金以外の市町村独自の奨学金等でも可能としています。そこで、本市育英会でも活用してほしいとの観点から、次の点についてお伺いします。 (ア)利用実績をお伺いします。 (イ)年間返済額をお伺いします。 (ウ)1人当たりの平均額をお伺いします。 (エ)延滞件数及び金額をお伺いします。 ③企業等がそこで働く社員の奨学金返済支援を実施した場合、その金額がこれまでと違って経理上損金算入されることとなっています。また、本人には住民税負担がない上に、社会保険料負担も増加しないため、本人・企業ともにメリットがあるようです。これらのことを本市内の企業等へ周知・促進を図る考えはないか、当局の見解をお伺いします。 (2)「生理の貧困」の解消について。 任意団体「#みんなの生理」によるインターネット調査で、5人に1人が生理用品の購入に苦労しているとの実績が浮き彫りになっています。厚労省が定めた「女性の健康習慣」、毎年3月1日から8日を捉え、公明党は2021年3月2日、党青年会と女性委員会が連携して、若い世代の声を直接聞く「ユース&ウイメンズトークミーティング」をオンラインで開催しました。20代から30代の女性から生理を巡る悩みを聞き、また「#みんなの生理」の谷口歩実共同代表に講演をお願いしました。3月4日には、参議院予算委員会で公明党の佐々木さやか議員によって、生理の貧困についての質問が日本の国会で初めて取り上げられることとなったのです。新型コロナウイルスの影響で、主に保護者の経済的理由等から生理用品が買えない「生理の貧困」が、今まさに社会問題化していることです。本市の小・中学校、あるいは子どもの居場所などで生理用品を配布する考えはないか、当局の見解をお伺いします。 (3)新型コロナワクチン接種について。 ①本市におけるワクチン接種の進捗状況をお伺いします。 ②集団・個別接種の会場等を、紙面でもお知らせすべきと考えるが、見解をお伺いします。 (4)福祉行政について。 ①日常生活用具給付についてですが、現在肢体障がい重度者へ給付されている紙おむつを、重度知的障がい者にも給付することができないか、見解をお伺いします。 ②新型コロナ感染拡大を防ぐマスクを、個人的な事情でやむを得ず着用できない人々がいらっしゃるようです。そのような人々への無理解や偏見による誹謗中傷を防ぐ目的に、マスクの着用が困難なことを意思表示するカードと、バッジを配布する考えはないか、見解をお伺いします。 ③救急医療情報キットについて。 (ア)直近3年間の配布状況をお伺いします。 (イ)配布はどのように行われているか、その状況について、お伺いします。 ④令和2年12月定例会におきまして、重層的支援体制整備事業について、一般質問をさせていただきました。答弁から、当該事業は現在のところ市町村の任意事業ということからか、厳しいものがあるのかと思った次第です。しかし今、社会はコロナ禍による生活困窮者の増加と相まって、介護と育児のダブルケア、高齢者の虐待、また「8050問題」等と問題が複雑化し、市民が相談に訪れても各担当課でたらい回しに遭うなど、適切な支援につながらないケースが散見されます。その意味でも、的確・迅速な支援につながるよう、複合的な諸課題を含む福祉に関わる相談に対応できる人材として、「福祉相談コーディネーター」を配置する考えはないか、見解をお伺いします。 (5)薬物乱用防止について。 マスコミ報道等によると、最近高校生等を含む少年などが大麻取締事件で摘発されています。この問題について、市民からも若者の間で薬物が広がることへの不安の声があります。本市の学校における、薬物乱用防止についての取組の状況をお伺いします。 ○議長(外間剛)  当局の答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  仲田政美議員の(3)①、②についてお答えをいたします。 (3)①ワクチン接種の進捗状況についてですが、まず4月に65歳以上の高齢者1万3,420人に対しクーポン券を送付し、5月分の受付を開始したところ、多くの方から予約が取れなかったことやコールセンターに電話が殺到し、つながらないなど、声が寄せられました。そのことを踏まえ、現在は86歳以上の高齢者を対象に集団接種を実施しているところでございます。5月末時点の1回目接種した人数が943名、2回目接種が272名で、延べ1,215人の接種を実施しているところです。介護施設等の巡回接種は5月17日から開始をしており、5月末時点で11施設を巡回し、施設従事者も含め520名の接種を実施しております。個別接種については、一部ではございますが昨日、6月9日より受付を開始しました。今後も個別接種対応可能な医療機関等とも連携調整を深めながら、条件を整え次第、順次開始をしていきたいと考えております。 次に、②の集団個別接種の会場等のものを紙面でお知らせすることにつきましては、市広報紙等の掲載を検討してまいりたいと思います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  仲田政美議員ご質問の(1)①と③についてお答えいたします。 まず①について、奨学金返済肩代わり制度についてですが、地方への新しい人の流れをつくることを目的とした地方大学の進学や地方における雇用創出、若者の地元就業等による地方定着の課題への取組である奨学金返還支援事業として、お答えいたします。本事業につきましては、昨年度、全国実態調査が行われ、令和2年6月時点において、都道府県での実施が32府県、市町村においては423の自治体が実施しており、国の制度に沿って奨学金の返還支援を行っているのは21県、市町村では95自治体となっております。沖縄県内においては、伊江村、南大東村及び多良間村の3村が自治体独自の制度として実施しており、地域に定着する人材を確保、または若者の地域定着の促進を図るため、村内において特定な人材確保が難しいためを実施の理由としております。本市における本事業の創設につきましては、これまで十分な議論がなされていない状況でありますので、今後事業の実施目的、制度設計等も含め、調査研究を進めていく必要があると考えております。また、本市において地方への新しい人の流れをつくるためには、仕事の創出、産業の活性化も併せて行い、若者の移住定住の促進、地域産業の担い手となる若者の人材確保に努める必要があると考えております。 続いて③です。議員ご質問の企業の奨学金返済支援につきましては、これは日本学生支援機構が実施する企業の奨学金返還支援、代理返還ということですが、そういったこととして理解しております。本制度につきましては、企業が社員に対して実施している貸与奨学金の返還を支援する取組について、これまでは各企業から社員の方に、給与に上乗せする形で直接支援する方法のみでしたが、今年の4月から、企業から日本学生支援機構への直接送金を可能とする制度が創設されました。この新たに導入された制度により、企業においては奨学金返還給付額を給与として損金算入することができ、社員においてはこれまで支援金が給与へ上乗せされることで、所得税等の税金や社会保険料が高く算定されていたことがなくなり、両者にとってのメリットが生まれることになります。本制度の活用は、企業による奨学金返還支援のメリットになるのみならず、採用において優秀な人材の獲得ができるという企業の人材確保策として有用であると考えられ、本市における雇用の創出にも寄与する制度であることから、市のホームページ等を活用した周知に向け、制度の実施主体である日本学生支援機構と調整を図ってまいります。 ◎教育部長(久手堅勝)  仲田政美議員の(1)の②の(ア)から(エ)、(2)及び(5)について順次お答えいたします。 まず(1)の②の(ア)利用実績につきましては、新規、継続を合わせた過去5年間の実績を答弁いたします。平成28年度、貸与19件。平成29年度、貸与21件。平成30年度、貸与17件、給付1件、合計18件。令和元年度、貸与14件、給付1件、計15件。令和2年度、貸与9件、給付5件、計14件となっております。 次に(イ)年間返済額につきましては、県外・県内大学と高等学校を合わせた過去5年間の平均で、約791万円の償還金となっております。 (ウ)1人当たりの平均額につきましては、返済額を返済対象者で割ったところ、年間11万8,000円、月当たり9,800円となります。 次に(エ)延滞件数及び金額につきましては、令和3年5月31日現在で38件、1,019万8,600円の滞納となっております。内訳としまして、高等学校7件、136万8,400円。県外大学11件、241万3,500円。県内大学641万6,700円となっております。 続きまして(2)にお答えいたします。生理の貧困につきましては、コロナ禍における貧困問題として大きな社会問題となっており、多くの女子児童・生徒を預かる教育委員会としましても、この問題への対応が必要であると考えております。現在の状況としましては、学校側の生理の貧困に関する支援の要請等はございませんが、各校の状況把握を行うためアンケート調査を行っており、回答を取りまとめ次第、必要な支援へとつなげられるよう準備を進めてまいります。また、必要な財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が活用できないか、関係課との調整を併せて行ってまいります。なお、支援方法としましては、学校保健室において生理用品の配布を考えており、生理用品など必要な種類、数量については、学校現場と調整を行いながら対応をしてまいります。 次に(5)薬物乱用防止についてお答えいたします。本市では学習指導要領に基づき、小学校6年次、中学校3年次の保健体育の授業内で薬物乱用についての恐ろしさ、薬物乱用犯罪に巻き込まれないための正しい知識の習得、薬物乱用が心身に与える影響、家族や友人に与える影響、社会的な影響について指導を行っています。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  仲田政美議員ご質問の(4)について順次お答えします。 まず①ついて、当該事業は地域生活支援事業の一環として、国・県の補助を受けて実施している事業であり、地域の特性や実情に応じて計画的に実施することが求められていることから、重度知的障がい者に対する紙おむつの給付については、既に給付を行っている自治体の状況等について調査研究を行うほか、担当者事務研究会等において他市町村と議論を重ねながら、統一的に実施してまいりたいと考えております。 次に②について、マスクの着用が困難なことを意思表示するカードとバッジを配布する考えはないかというご質問でありますが、カードとバッジがセットになっているものを、沖縄県発達障害者センター「がじゅま~る」から提供を受け、障がい長寿課窓口において、マスク着用が困難な方向けに配布を実施しておりますが、教育委員会とも連携を図りながら、学校現場においても周知や配布について検討してまいります。 次に③について、救急医療情報キットは万一の救急事態に本人等が症状などを説明することができない場合、適切で迅速な救急医療を行うために、①救急医療情報シート、②健康保険証、③かかりつけ医療機関の診察券、④薬剤情報提供書、または薬の説明書の4つの必要な情報を筒状のキットに入れ、冷蔵庫の内側に保管するものです。 (ア)直近3年間の配布状況ですが、平成30年度27件、令和元年度23件、令和2年度8件です。 (イ)配布については、障がい長寿課の窓口にて申請用紙に必要事項を記載していただき、同時に救急キットをお渡ししております。救急キットについては、市のホームページ及び3か月ごとに広報とみぐすくにて周知を行っております。 次に④福祉相談コーディネーターとは、高齢者、障がいのある方、生活に困っている方、子育てに悩んでいる方など、年齢や内容問わずに相談できる福祉相談窓口の担い手のことと解して、お答えをいたします。市民の方から、役所のどの課に行けばいいのか分からないという声に対し、本市としましても、これまでパーソナルサポートセンター、生活支援コーディネーターや基幹相談支援センター、子育て世代包括支援センター「とみココ」等、相談窓口を設置し、年々体制強化に努めてきているところでございます。しかし社会情勢や環境の変化により、市民の抱える問題が複雑化、複合化し、市民からの悩み相談は年々増加しているのが現状でございます。そのような市民を、どの福祉サービスにつなげれば敏速に問題解決が図られるのかを判断できるコーディネーターとしての人材配置は必要であると考えております。まずは関係課、関係機関との連携を強化して、コーディネーターを担える人材となるよう、職員育成や体制づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(13時53分)          再  開(13時54分)※(15番)川満玄治議員 遅参(13時54分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育部長(久手堅勝) -訂正- 先ほど薬物乱用防止についての取組状況の中で、「学習指導要領に基づき、小学校6年次、中学校3年次の保健体育の授業内で行っている」と申し上げましたが、「中学3年次」ではなく「中学2年次」の間違いでしたので、訂正いたします。よろしくお願いします。 ○議長(外間剛) -許可- ただいまの訂正については、議長にて許可いたします。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 奨学金返済肩代わり制度についてですが、再質問は特に育英会の奨学金返済、それを含めて創設を願っているものですから、まずこの豊見城市育英会でも導入する考えはないか、見解をお伺いします。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 奨学金の肩代わり制度は、奨学金を活用した若者の地方定着促進を活用した事業となっておりますので、育英会事業としての実施は難しいものと理解しております。なお、償還でお困りの方につきましては、随時償還方法などの相談を電話、または窓口にて行っております。今後も償還方法などの相談につきましては、個々の状況に応じて対応してまいりたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 先ほどのご答弁で年間返還額の平均額、年間平均791万円、そして1人当たりの平均額は年間11万8,000円ということでした。また、延滞金の件数が38件で、金額にして約1,020万円、そういうことで答弁をいただきました。この数字の中にも、若者にこの奨学金の返済が重くのしかかっていることが如実に表れていると思います。それで、奨学金の返済負担が減れば若者の結婚、先ほど言った年間の平均額、約11万8,000円。結婚や買い物など、生活に潤いが生まれてくるものと思います。希望を持って明るい未来が描けて、地方定着にもなります。対象の内容ですけれども、これは金額とか様々なそういう制度設計は必要だと思うのです。この制度設計は各自治体が抱えている人材不足、また保育士、看護師、介護、農業など、担い手の人材確保の課題解決に向けて、制度設計を全国の自治体では行っております。実際にお隣の糸満市では保育士確保に向けて活用されておりますが、他の自治体の要綱等も取り寄せて、積極的に情報を収集して創設していただきたいと思いますが、これはなかなか難しいという答弁でございましたが、市長、こういうことで申し上げているように各先進事例、全国で今現在は、先ほどの答弁は423自治体ということで、これは令和2年6月時点の実施している状況で、現在では700余りも広がっているということなのです。そういったことから、本市でもこういう調査研究をしたり、要綱の資料を取り寄せたり、そういうことをやる必要があるのではないかと。本市の育英会の抱えている方々の負担軽減になり、先ほど申し上げましたように希望を持って明るく、また潤いのある生活を営んでほしいと思うのですけれども、それについて市長のご見解をお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 今、仲田政美議員からも貴重なご提案がございましたので、しっかりと内部のほうで前向きな検討をしていきながら、また教育委員会とも連携を図っていきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 市長、大変前向きな答弁ありがとうございました。 この事業は総務省、まち・ひと・しごと創生本部によって特別交付金、これまで10分の5だったのが10分の10に措置されて、現在は先ほど申し上げましたように約700自治体、どんどんこれから増えていくと思われるのです。その事業に対して、創設についてニーズやメリットがあるから、各自治体へ広がりを見せていると思うのです。本市に導入した場合、このメリットはどういうふうにお考えか、見解をお伺いします。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(14時00分)          再  開(14時00分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 先ほど来、答弁いたしましたけれども、また国のほうでも全国的にも検討されていますように、地方への新しい人の流れをつくるという、そして仕事の創出、産業の活性化も併せて、若者の移住定住の促進等、メリットがあるかと考えております。もし今後検討するに当たっても、特別交付税の対象となる事業展開を行うに当たっては、国の制度にのっとった内容とする必要がありまして、現在奨学金を貸与している方々、または貸与予定者で卒業後に対象自治体に居住、就職することを要件とすることになりますので、この内容にのっとった制度の運用が本市において若者の移住定住の促進、地域産業の担い手となるかどうか、若者の人材確保に寄与するのか、調査研究を進めていく必要があるかと思います。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ですから、先ほど申し上げましたように10分の10、こういう持ち出しのこととか、本当にすごく改善されていますので。しかも各自治体によって課題とするもの、先ほど申し上げましたように職種とか、農業にしてもそうです。どうしたら人材確保ができるかということで、いろいろなケースがあるわけです。こういうことを早めに要綱等を取り入れて、前向きに創設していただきたいと思いますが、市長もう一度、いかがでしょうか。 ◎市長(山川仁)  しっかりと国の制度も検証しながら、10分の10というお話でしたので、いいものはしっかり取り入れながら、前向きに検討させていただきたいと思います。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ありがとうございます。もう本当にいいもの、全国で拡大をされている制度ですので、ぜひ早めに創設できるよう願っております。 ③は、先ほど言ったように企業にとっても奨学金返済、双方にとってすばらしい返済でメリットがありますので、これは積極的に商工会とかに通知をして、広げていただきたいと、これは切に願います。 あと、(2)生理の貧困でございます。前向きなご答弁ありがとうございました。支援の方法は、学校の保健室において生理用品の配布を考えているとのことでございましたが、保健室に置くのも大事ですが、保健室にはなかなか生理用品を取りに行かない子どももいるのではないかと私、推察いたします。そこで提案ですが、トイレの個室へ備えるのはいかがでしょうか。どこのトイレにもトイレットペーパーは常備されています。それと同じように、困ったときはすぐに手を伸ばして使えるように、ぜひトイレの個室へ常備していただきたいと思うのですが、見解をお伺いします。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 ただいまの生理用品の貧困ということに関しましては、学校にアンケートを行っている途中でございまして、トイレに置くとか保健室に置くとか、学校と調整をしながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 本当にトイレにトイレットペーパーが常備しているように、特に小学校のお子さんたちは準備もしてなくて突然始まったり、いろいろなことが考えられるわけです。そういった面で、すぐ手の届くような範囲であれば心配することなく、また保健室に取りに行くという心理的負担も軽減されるし、ぜひそこはトイレの常備ということで考えていただきたいと思います。 それと併せてですが、これからですので私はいろいろ制度設計とかをやるのに手間暇をかけるのであれば、本当に予算とかの兼ね合いが出てきますので、今、糸満市も今朝の新聞に生理用品のことが載っておりましたけれども、配布されているという様子が載っておりましたが、防災備蓄用品を活用しているのです。そういった面も活用したり、準備する間、できるだけ早めに、緊急事態宣言が解除されて、学校に登校したらすぐ使えるような、そういう迅速な対応も必要ではないかと考えます。 また、併せて役所なり、先ほど保健室のことがありましたが、小袋に詰めた様々な、夜用とか昼用とかいろいろあるのですよね。それを小袋に詰めて必要な人に渡せるように、できれば小さな紙で、口で一々「ください」と言わなくてももらえるような、そういうものを窓口に置いといて、見せればさっと渡せるような、そういう工夫も必要ではないかと思いますので、ぜひこういうことに関して改めて答弁を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎教育長(照屋堅二)  仲田政美議員の提案を受けまして、私のほうも学校側と校内の調整をして、その思いにつきましては、できるだけ早めに対応するということが求められているということについては私も承知しておりますので、現場のほうと早めに調整をして、一日でも早い対応ができるように努力をしていきたいと思います。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ご答弁、大変ありがとうございます。もう本当に迅速に対応していただきたいと思います。この問題は貧困で購入できないだけではなく、ネグレクトによって親から生理用品を買ってもらえない子どもたちがいるという現実があるわけです。そういった面で、早めの対応をどうぞよろしくお願いします。大変ありがとうございます。 続きまして、新型コロナワクチン接種についてあります。先ほどの答弁で65歳以上、高齢者が1万3,420人に対し、5月末まででは国が示す7月までの希望者全員が2回接種の完了を、ぜひまた円滑かつ迅速に進めなければならないと思うわけです。そういったことで、ぜひこういう見通し、進めていこうというお考えはあるのか、見解をお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 集団接種を保健センターと中央公民館の2会場、介護施設等の巡回接種、さらに各医療機関における個別接種を複合的充足しながら、まずは65歳以上の高齢者に対する7月末完了を目指してまいります。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ②の集団接種、個別接種の会場等の候補についてでございますが、ネットを使えない、そういう環境にない方もたくさんいらっしゃいます。集団や個別の会場や、また接種当日の流れ、また個別接種に対応していただける医療機関名、また接種できる人の条件、医療機関で接種をできる条件。医療機関によっては通院者のみという条件、限定があると……、那覇市のことですが、聞いております。そのようなこともあって、市民に分かりやすい情報提供、それはとても重要なことだと思います。接種をする前の心の準備とか、自分なりのシミュレーションとか、様々なことが考えられますが、それはどのようにお考えか、見解をお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 現在はホームページや市広報紙を活用し、周知しているところでございます。今後につきましては、市民に分かりやすくリアルタイムで情報を共有するため、広報紙の専用コーナーやチラシ折り込み、役所敷地内の電光掲示板、FMとよみや各自治会の放送、ITを活用したLINE等の活用についても検討し、ワクチン接種について周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- これは要望でございますが、集団接種会場や個別……、個別はもう自分で行っているところだと思うのですが、そういうところに出かける車がないとか、様々な方がいらっしゃるかと思うのです。そういうことは、今後訪問の接種や、あるいはそこに足を運ぶまでにタクシーを利用したら利用料金はどうするか。負担するとか、そういうことはタクシー会社の、また企業の支援にもなると思いますので、そういうことも細かく計画をしていただいて、ぜひご検討をお願い申し上げます。 次に移ります。(4)の①についてですが、なかなかすぐにはできそうではないような答弁でございました。このコロナ禍だからこそ、経済的負担も重くのしかかってくると思いますので、ぜひこのほうも給付できるように、再度答弁をお願いできませんでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  ①についてお答えします。 先ほども答弁をさせていただきましたとおり、他市町村と議論を重ねながら統一的に実施してまいりたいと考えておりますが、早急にそういう会議を持ちながら、前向きに検討をしてまいりたいと思います。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 時間があまりないので先に進みたいのですが、マスクの着用が困難な子の周知ですけれども、実際はこのバッジのことです。可愛いバッジですね。ここに保護者が何らかの理由でということで、私この質問をするに当たって担当課のほうに行ったら、担当課のほうからこのほうが届きましたと、最新の情報を知ったものですから、私はこのほうだと思っての質問だったのですが、本当にありがたく、私も頂戴しました。ありがとうございます。答弁は結構ですが、学校に必要としている子どもたちもいると思うのです。そういったことにもしっかりと対応できるように保健室とかに配布して、数に限りがあると思うのですが、トラブルのないように、負担にならないように、配慮をお願いしたいと思います。 続きまして④複合的な配置についてですが、本当に現在は複雑多様化しているのです。そのケースワーカーを、これまでの実務経験者などを生かして、早期にコーディネーターを配置できることは考えてないか、見解をお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  議員のおっしゃるとおりケースワーカーを経験すると、福祉行政に関する知識について視野が広がることは確かであります。市民への福祉サービス推進につながるように、ケースワーカー等の福祉行政経験者を福祉相談コーディネーターとして配置する組織体制につきましても、関係部署と調整を図っていきたいと思っております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 以前に重層的支援について質問したときにはなかなか厳しい状況でしたが、このように前向きな答弁をいただきまして、心から感謝申し上げます。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(14時14分)          再  開(14時25分) ○議長(外間剛)  再開いたします。   ── 通告番号9(3番)真栄里 保議員 ── ○議長(外間剛)  次に、真栄里保議員の質問を許します。 ◆3番(真栄里保議員) -登壇- 日本共産党の真栄里保です。質問の前に、所見を述べたいと思います。 自衛隊基地や原発など、米軍基地を含む安全保障上、重要な施設と定めれば、周辺の土地利用を規制することができる法案が、今、国会で審議をされています。この法案は、安全保障を理由に主権を著しく制限し、思想調査を行うことを配慮せず、国民への監視を強める内容となっています。国民の主権を制限し監視する法案は、直ちに廃案にすべきであります。 また、コロナ禍の中、昼夜新型コロナウイルスと闘っておられる医療関係者の皆さんに心から感謝を申し上げます。また、不覚にもコロナに感染し、治療、療養されている同僚議員の――――――をはじめ、市民の皆さんの一日も早い回復を願うものであります。 質問(1)市長の政治姿勢について。 沖縄防衛局は不可能と言われる辺野古大浦湾の軟弱地盤改良のために、昨年4月21日の設計変更申請を沖縄県に提出をしました。その中で、埋立て用の土砂の全量を沖縄県内で調達すると追加して、総量4,500万立方メートルの7割、3,160万立方メートルが糸満市、八重瀬町など、沖縄本島南部だと明確に記しています。そこで伺います。 沖縄本島南部の戦没者の遺骨等を含む土砂を米軍辺野古基地建設に使うことについて伺います。
    ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(14時27分)          再  開(14時30分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◆3番(真栄里保議員) -訂正- ただいま発言した名前の部分について、取消しをお願いしたいと思います。 ○議長(外間剛) -許可- ただいま真栄里保議員から発言を取り消したいとの申出があります。 お諮りいたします。これを許可することにご異議ありませんか。          (「異議あり」と呼ぶ者あり) 休憩いたします。          休  憩(14時30分)          再  開(14時31分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ご異議がありますので、挙手により採決いたします。 真栄里保議員からの発言取消しの申出を許可することに賛成の諸君の挙手を求めます。 休憩いたします。          休  憩(14時31分)          再  開(14時42分) ○議長(外間剛)  再開いたします。          (賛成者多数) 挙手多数であります。よって、真栄里保議員からの発言取消しの申出を許可することに決しました。 休憩いたします。          休  憩(14時42分)          再  開(14時46分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◆3番(真栄里保議員) -登壇- 先ほどの私の発言で、個人の名前を出してしまったことは大変反省しております。大変申し訳ございませんでした。 質問を続けたいと思います。答弁をお願いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 沖縄本島南部の戦没者の遺骨等を含む土砂を米軍辺野古新基地建設の埋立てに使うことにつきましては、沖縄県民の平和への願いや不戦への誓い、また人道上、許されるものではないと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- (2)長嶺城址公園整備について。 ①進捗状況について伺います。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。 長嶺城址総合公園は平成30年度から国庫補助事業である社会資本整備総合交付金を活用し、都市公園整備事業を実施しております。事業全体の進捗状況としましては、国庫補助事業ベースで、令和2年度末時点で0.7%、令和3年度末予定では7.3%となっております。用地取得の進捗状況につきましては、令和2年度繰越予算及び令和3年度予算にて用地取得等を予定しており、現時点において用地取得までは至っておりませんけれども、早期取得に向けて、用地交渉に努めてまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 城址公園整備事業の中で、農産物直売所ができないかとの声が出されています。 ②農産物直売所を設置することについて伺います。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。 公園管理者以外の者の公園施設の設置等について、都市公園法第5条第2項第2号に、公園の機能推進に資すると認められるものと規定されております。また、ガイドラインなどによる具体例としまして、地場産品の販売所などの設置、管理、運営と記載されておりますので、農産物直売所は該当されるものと考えます。なお、農産物直売所は地元の野菜販売等による地域の活性化、農業振興になるなど期待されますが、都市公園法運用指針に施設を設置、または管理するのに十分な能力や財産的基礎を有するものであるかなどの明記がされていることから、指針等にのっとり進めていくことになります。また、平成29年度に実施を行った長嶺城址総合公園基本計画策定の中において、このような施設計画がなかったことから、今後は補助事業との整合性及び配置、規模などの確認も行いながら、設置については調査研究をしてまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 農林水産課としても農産物直売所の設置について検討できないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。 長嶺城址総合公園の整備には期間を要することから、農産物直売所については長嶺城址以外のところで、設置等についてJAや農家等と調整を図りながら検討してまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- よろしくお願いします。 (3)新型コロナワクチン接種について。 ①接種状況について伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 ワクチン接種の進捗状況についてですが、4月に65歳以上の高齢者1万3,420名に対してクーポン券を送付し、5月の受付を開始したところ、多くの方から予約が取れなかったことやコールセンターに電話が殺到し、つながらないなど、声が寄せられました。そのことを踏まえ、現在は86歳以上の高齢者を対象に集団接種を実施しているところでございます。5月末時点の1回目接種した人数が943名、2回目接種が272名、延べ1,215名の接種を実施しております。介護施設等の巡回接種は5月17日から開始をしており、5月末時点で11施設を巡回し、施設従事者も含め520名の接種を実施しているところです。個別接種については、一部ではございますが昨日、6月9日より受付を開始しました。今後も個別接種対応可能な医療機関等と調整を進め、条件を整え次第、順次開始をしていきたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 沖縄県によると、市町村ごとの接種率を公表するということは自治体間の競争をあおることになって、あまりよくないということで、公表しないという見解であります。我が豊見城市があたかも遅れているとやゆする意見は、職員の頑張りに水を差すものであります。 次に、スマホがない方、スマホを十分に操作できない方への③申込み支援について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 IT弱者の方々に対する予約受付対応については、市役所内に受付サポートブースを設置し、スマホを持っているけれども操作ができない方には操作の仕方を指導し、スマホを持っていない、家にパソコンがない方々には事業者が設置するパソコンを活用し、予約のサポートを行ってまいります。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ④接種する上での支援について伺います。 (ア)交通手段確保支援について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 一般の交通機関の利用が困難な在宅の要介護、高齢者については、ワクチン接種会場を医療機関として同じ扱いをし、豊見城市外出支援サービス事業として福祉タクシーの利用が可能となっております。事業利用者に対しても、ご案内を行っております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 現在、対象者は何人いらっしゃいますか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  現時点における対象者は26人となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 外出支援サービス以外の交通弱者に対する支援策は、クーポン券の発行なども含めて検討をする必要があると考えますけれども、見解を伺います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(14時54分)          再  開(14時54分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  今後のワクチン接種につきましてはスピード感を持って推進する必要があることから、集団接種に加え、自宅により近い医療機関での個別接種についても順次充足をしてまいります。外出支援サービス対象者以外の交通弱者に対する支援策については、地方創生臨時交付金等の活用ができないかも含め、検討してまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- (イ)相談体制についてですけれども、市のコールセンターへの問合せに、基礎疾患を持っている方や受験生などから優先的に接種できないかなどの相談は来ていないでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 市コールセンターには、インターネットでの予約のやり方が分からない。予約が殺到して、コールセンターの電話がつながらない。年齢の高い順から接種したほうがよいのではないかなどの苦情とともに、基礎疾患による優先的接種の問合せ等もあると聞いております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 私のところにも基礎疾患を持っている方や受験生などから優先して接種ができないか、こうした相談も多く寄せられています。こうした方々への優先接種について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  6月9日より、一部医療機関により個別接種の受付がスタートしました。その医療機関においては透析を受けている方が多く、諸事情から早めの対応が必要なため、調整を進め、スタートすることができました。今後は個別接種を担う医療機関を増やすとともに、家族内感染防止の観点から、通院の際、付添いが必要。または同居家族がいる場合は、その付添いや同居家族についても対応していただけるよう、進めてまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ありがとうございました。本当に担当課が休みを返上して、今懸命に頑張っておられます。こうした職員の頑張りが、やがてコロナを封じ込め、安心安全な豊見城をつくっていくものだと思っています。 次に、(4)コロナに伴う生活支援について。 ①支援金の貸付状況について、お伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 豊見城市社会福祉協議会が窓口となっております生活福祉資金特例貸付制度につきましては、社会福祉協議会に確認したところ、令和3年3月31日現在において、緊急小口資金1,381件、総合支援資金1,052件、総合支援資金延長447件、再貸付件数132件、合計で延べ3,012件の貸付けがあり、金額としましては11億4,607万1,000円であることを確認しております。なお、国からの追加支援としまして、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を踏まえ、緊急小口資金や総合支援資金の初回貸付及び再貸付の特例貸付については、令和3年6月末までとしていた申請の受付期間を、令和3年8月末まで延長することとしております。社会福祉協議会によれば、同貸付の利用者については、今後もかなり増えることが見込まれるとのことでございました。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 今コロナ禍の中、多くの方が仕事を失ったり、収入が激減して困っています。私も市民の相談の中で緊急小口資金、総合支援資金の借入れの援助を行いましたが、「スムーズに借り入れることができた」、こうした感謝の声がたくさん上がっています。コロナ禍の中で、市民の暮らしを支える大きな役割を果たしていると思います。 次に②生活保護について、お伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 議員のおっしゃるとおり一部の福祉事務所におかれましては、新型コロナウイルスの関連により、生活保護の申請件数が数倍に増加していることは新聞等の報道により認識しております。本市におきましては、令和3年3月31日現在の新規相談件数263件のうち、新型コロナウイルスの関係での相談は25件で、実際に申請受理したのは12件となっております。本市としては、生活保護の相談があれば、生活福祉資金貸付制度や失業手当の受給等、その他の支援制度の活用についても情報提供を行い、生活保護法及び国からの新型コロナウイルスに関連する対応等に基づき、申請者の意向を丁寧に聞き取りし、迅速に対応できるよう担当者は意識を持ち、業務を行っております。今後も新型コロナウイルスの関連で相談者が増えることも想定し、申請者の相談に適切、丁寧に対応するとともに、可能な限り2週間以内の生活保護の決定が行えるよう努め、生活が不安になられる申請者を支援していきたいと思います。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 全国的には生活保護申請件数が伸びています。生活保護を受ける上で幾つかの点でのハードルがあり、その一つに扶養照会があります。扶養照会のため、家族に知られたくないと、生活保護の申請をためらう人が多く、こうした制度に批判が出ていました。厚生労働省は、申請者の意向を尊重するように求める通知を実際に出しています。豊見城市の対応はどうなっているか、伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  扶養照会につきましても、ご本人の意向を丁寧に確認しながら対応をさせていただいております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ③豊見城市が始めたフードドライブの取組について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 フードドライブとは、沖縄県において子どもの貧困率が全国に比べ非常に高い状況にあり、沖縄県の基本理念である「世界の一番の宝である子どもたちの将来が、その生まれ育った環境によって左右されることなく、夢や希望を持って成長していける社会の実現を目指す」の一助として、日本郵便株式会社沖縄支社が取り組んでいる事業で、家庭で余っている食べ物を持ち寄り、それをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄附をする活動のことであります。本市においても、子どもの貧困対策事業に取り組んでいますので、同事業に賛同し、令和3年4月13日より、日本郵便株式会社沖縄支社と豊見城市社会福祉協議会の三者で子どもの貧困対策に関する協定を締結し、事業をスタートしました。現在、豊見城市内4郵便局に食べ物等を入れるフードボックスを設置し、そのボックスに地域の皆様から家庭で余っている食品などを持ち寄っていただき、週に1度、本市と社会福祉協議会が交互に回収し、豊見城市内の子どもの居場所に配付しているところでございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 無料低額診療制度は、病気やけがにより生計困難をきたすおそれのある方、経済的理由により必要な医療を受けることができない方を対象に、医療費の一部、または全てを免除して、安心して医療を受けていただくための事業であります。 そこで④無料低額診療制度について、お伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 真栄里議員のおっしゃるとおり無料低額診療制度につきましては、低収入で生活に困っているときに病気になり、経済的な理由で必要な医療を受ける機会が制限されることのないよう、一定の期間、医療費の自己負担額が無料、または低額な料金で医療が受けられる制度になっております。社会福祉課では、同制度のポスターの掲示や窓口カウンターにしおりを置いて、生活費に困っている医療機関の受診をためらっているなどの相談があれば、しおりを活用して制度の説明を行い、医療機関の受診をするよう促しております。また、多くの市民に無料、低額診療、この制度の啓発のため、自治会長会で説明等ができるよう関係部署と調整を行っており、市の広報紙等でも掲載が可能なのか、調整を図ってまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ありがとうございます。ぜひ市民に周知を徹底して、安心して誰もが医療を受けられる、そうした豊見城をつくっていただきたいと思います。 (5)カーボンニュートラルについて、お伺いいたします。富の飽くなき増大を絶えず目指す強欲資本主義は自然環境を破壊し、森林を伐採し、産業の急激な変化は世界の気候変動、今や全ての大陸の国に影響を及ぼしてきました。海水の上昇、自然災害の増大など、人間活動による温室効果ガスの排出は、今や史上最高のレベルにあると言われています。地球の温度を摂氏2度以上上昇すると取り返しがつかない。ポイント・オブ・ノーリターンに近づいていると言われています。2015年9月、国連持続可能な開発サミットで、持続可能な開発目標「SDGs」が採択され、2015年12月のいわゆるパリ協定で、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みがつくられました。昨年、菅総理大臣は2050年、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すと宣言をいたしました。 ①カーボンニュートラルの受け止めについて伺います。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 令和2年10月、国において2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言されております。そのことからも、市役所及び公共施設等は率先して地球温暖化防止対策に取り組んでいく必要があると考えています。また、各家庭や事業所から排出される温室効果ガスの削減に向けて、市民と協働で取り組みたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 今、全国でCO2の実質排出ゼロを目指す取組が始まっています。全国の自治体で2050年、CO2の実質排出ゼロを目指すことを目標に、6月10日現在404自治体、総人口の86.3%。沖縄県では、沖縄県と久米島町、竹富町が2050年ゼロカーボンシティの表明がなされています。 ②本市が2050年ゼロカーボンシティの表明を行うことについて、お伺いいたします。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 CO2排出については、第3次豊見城市地球温暖化防止実行計画の中で、2030年度までに市の事務事業より排出される温室効果ガスを2019年度比で23%削減するという目標を掲げております。このような中、他自治体の動向を見てみると、令和3年5月28日時点で、2050年CO2実質排出ゼロを宣言している自治体は全国で391自治体となっています。このようなことから、当市においても県内各市町村の動向を参考にしつつ、検討したいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 2030年ではなくて、全国は2050年ゼロを目指して動き出しているわけです。しかも昨日現在で404自治体なのです。環境庁のデータによると。だから早急に見直しを図っていただきたい。検討を始めていただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。 ③市公共施設の太陽光発電について、お伺いいたします。 (ア)発電状況について。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 まず庁舎の太陽光発電状況につきましては、令和元年度は年間2万2,060キロワットアワー、令和2年度は2万6,658キロワットアワー、発電しております。令和元年度の庁舎の総電力使用量が95万1,460キロワットアワーとなっており、そのうちの2.3%、料金相当額56万5,168円を太陽光発電で賄っております。令和2年度の庁舎の総電力使用量は88万7,772キロワットアワーとなっており、そのうちの3.0%、料金相当額66万2,279円を太陽光発電で賄っております。 次に豊見城市民体育館の太陽光発電状況ですが、令和元年度は年間9,897キロワットアワー、令和2年度は年間9,418キロワットアワーを発電しております。令和元年度の総電力使用量が26万9,852キロワットアワーとなっており、そのうち3.6%、料金相当額38万7,362円を太陽光発電で賄っております。令和2年度の総電力使用量は18万151キロワットアワーとなっており、そのうち5.2%、料金相当額41万7,209円を太陽光発電で儲っております。 次に本市の学校におきましては、太陽光発電設備を設置しているのが座安小学校のみでありまして、電気容量は20キロワットであります。発電状況としましては、令和2年度実績で申し上げますと発電量は年間1,465キロワットアワーで、発電した全てを売電しております。売電額はキロワットアワー当たり単価が7.7円となっており、年間1万1,281円でございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 長嶺中学校は風力発電を行っていますよね。これは学習用でね。それはいいです。 自前の建屋の屋根などに第三者が設置した太陽光発電設備から電力を購入するような、太陽光発電の導入形式をオンサイトPPAと呼びます。この方式の利点は、①太陽光発電設備が第三者の所有となることから、設置者自身が設備投資をする必要がなく、初期投資の費用がゼロである。②電力会社から購入するよりも安価でクリーンな電力を購入することができることであります。設置場所を提供することで、クリーン電力の調達及び初期投資なく電気代の削減につながり、すなわち企業の社会的責任と利益の拡大に寄与することができます。しかも、このオンサイトPPAの取組は多くの企業が今取組を始めているところであります。しかも環境省からオンサイトPPAの実施に関して、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の対象になっているわけです。 (イ)市の公共施設に、オンサイトPPAの導入することについて伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 オンサイトPPAにつきましては、電気の利用者であります豊見城市が事業者に庁舎の屋上などのスペースを提供し、発電設備の設置と運用、保守を実施し、現地オンサイトで発電した電力を豊見城市に供給するものと理解しております。庁舎の二酸化炭素排出抑制と電気料金の削減を見込みまして、オンサイトPPAの導入に向けて実現できるよう、努めてまいります。 次に市民体育館についてですが、新たな太陽光発電設備のオンサイトPPAの導入につきましては、設置スペースが限られておりまして非常に厳しいと考えておりますが、配置の検討、また事業内容などの調査研究をしていきたいと考えております。 次に学校におけるオンサイトPPAの導入につきましては、設置する建物に対して構造に負荷がかかることから、改めて構造的な計算を行う必要があること。また、小学校などでは教育学習として屋上を利用した授業を行うこともあり、設置可能な範囲が限られることが想定されます。議員ご質問におきまして、二酸化炭素排出抑制など環境に対しても有効であるとの認識はございますが、学校施設への導入につきましては他の自治体の動向を見ながら、慎重に判断する必要があると考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 学校施設について、改めて構造計算を行う必要はないのです。建物を造るときに構造計算は既に行われているわけですから、これを見れば設置可能かどうか分かるわけですから、その点で学校の構造計算書を取り寄せて、見て検討できないですか。改めて計算する必要なんか全くないです。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時14分)          再  開(15時15分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 学校の屋上への設置につきましては、古い校舎等はもともと太陽光を乗せるという構造計算はされておりませんので、多分無理だと思うのですけれども、新しい学校に関しまして、それも含めて構造計算がされているかどうかも確認しまして、オンサイトPPAの導入につきましては検討をしていきたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ぜひ建物で構造計算がされていない建物は建築基準法に違反しておりますので、そういうことはないと思います。ぜひ検討をお願いしたいと思います。 それと豊崎中学校は温水プールを検討しているという答弁がありましたけれども、そこのいわば熱源について、まだ具体的な検討をされていないと思うのですけれども、それについてオンサイトPPAの導入が可能かどうか、検討していただけませんか。 ◎教育部長(久手堅勝)  お答えいたします。 (仮称)豊崎中学校においては、クーラーや温水プールの動力となる燃料の種類につきましては、基本設計業務の中において検討はしておりますが、オンサイトPPAの導入については具体的な検討は行っておりませんので、実施設計業務において、活用の可能性について調査研究を行ってまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- よろしくお願いします。2006年に改正された容器包装リサイクル法と容器包装リサイクル制度は、排出抑制のリデュース、再利用のリユース、リサイクルの3R推進の基本原則を打ち出し、社会全体の効率化、国・自治体・事業者・国民の協働をうたっています。ペットボトルの回収率は全国で現在90%と言われており、ペットボトル等の回収はプラスチックごみ削減やCO2の削減になります。ところが本市におけるこのペットボトルの回収は、資源ごみの日に風で飛散して、袋ごと車に巻き込まれ、あわやという事態に幾度となく遭遇しました。 ④ペットボトルの回収について伺います。※(21番)赤嶺吉信議員 離席(15時18分) ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 家庭系ペットボトルの回収実績は、平成27年度122トン、平成28年度134トン、平成29年度144トン、平成30年度156トン、令和元年度167トンと年々増加しておりますが、中には異物が入った状態でリサイクルできなくなることから、ごみ出しルールの周知徹底や資源化に対する市民の意識の向上を図りたいと考えております。また、清涼飲料メーカーでつくる業界団体においては、温室効果ガスの排出量削減など環境対策を進めるために、使用済みのペットボトルを再ペットボトルとしてリサイクルする割合を2030年までに50%に引き上げるという目標が発表されています。温室効果ガスの排出削減の観点からも、今後もペットボトルリサイクル率の向上を図りたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 順番を入れ替えて、(8)から行きます。(8)冠水対策について。 昨年5月の集中豪雨で、とよみ小学校前の高安交差点が冠水し、一時大変危険な状況が生まれました。昨年6月定例会で私の質問に、改善に取り組むと答弁をしていただきましたが、同時に私は県南部土木事務所にも申入れをいたしました。その後、どう改善されたか。高安交差点の冠水問題での対策についての進捗状況について、お伺いいたします。 ◎上下水道部長(金城道夫)  お答えします。 高安北交差点の冠水対策につきましては、現在、沖縄県南部土木事務所が県道11号線の拡幅工事と併せて、雨水幹線の既存ボックス部分の上流側と下流側において排水量が改善されるように、ボックスの新設工事を行っております。また、高安北交差点の雨水の分散を図るため、既存ボックスと並行して路面表面水の排水管を設け下流側へ導く工事を行っており、工事の完了予定は令和3年7月末と聞いております。※(21番)赤嶺吉信議員 復席(15時21分)※(22番)比嘉 彰議員 離席(15時21分) ◆3番(真栄里保議員) -再質問- その結果、流水量は以前と比べてどう具体的に改善されたか、伺います。 ◎上下水道部長(金城道夫)  お答えします。 今回の県道の工事箇所では、現況の通水断面の流量は毎秒当たり12.15立米でありましたが、計画排水量の毎秒当たり16.3立米に改善されております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- そうすると、1時間当たりどのぐらいの雨量、降水量まで対応できることになりますか。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時21分)          再  開(15時21分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎上下水道部長(金城道夫)  お答えします。 1時間当たり88ミリでございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 担当部としては抜本的改善へ、今後どうした問題意識をお持ちか、お伺いします。 ◎上下水道部長(金城道夫)  お答えします。 高安北交差点につきましては、既存ボックスカルバートの改修が一部残っておりますので、抜本的な対策には至っていないところもあります。今後、根差部雨水幹線の全体的な整備と併せて検討する考えであります。また、令和2年5月の大雨時に発生した高安北交差点の冠水については、記録的な大雨と満潮が重なり饒波川の水位が上昇し、雨水が吐けないことが原因と思われることから、今後、原因究明と対策について調査検討をしていきたいと思っております。※(22番)比嘉 彰議員 復席(15時23分) ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ありがとうございます。 (6)障害者福祉・難聴の補聴器購入助成制度について。 ①片耳難聴への助成について、お伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 本市では現在、聴覚障害により身体障害者手帳の交付を受けている方に対し、補聴器購入及び修理に係る費用の給付を行っております。片耳難聴者については身体障害者手帳交付の対象とならないことから、現時点においては助成の対象外となっております。今後、片耳難聴者への助成については、障害者施策も含めた各分野の視点から、国・県及び他市町村の動向を注視しながら調査研究をしてまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ②老人性難聴への助成についてもお伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 加齢に伴う聴力の低下により身体障害者手帳が交付された方に対し、補聴器購入費の助成を行っております。身体障害者手帳の取得に際しては、沖縄県が指定する医師の診断が必要となりますので、詳細については障がい長寿課にご相談ください。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- (7)屋根つきバス停の設置について。 市内一周線のバス停に計画的に屋根つきバス停を整備することについて、お伺いいたします。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 本市では総合計画等の上位計画を踏まえ、まちづくりと連携した交通施策推進を目的として、豊見城市交通基本計画を策定しております。その基本計画の中で、路線バスの利用環境の拡充を図っていくこととしております。また、今年度策定します豊見城市総合交通戦略において、屋根つきバス停など、バス停環境の充実等について検討していく予定でございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 利便性が高まるように、ぜひ計画的に取り組んでいただきたいと思います。以上で質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時25分)          再  開(15時35分) ○議長(外間剛)  再開いたします。   ── 通告番号10(22番)比嘉 彰議員 ── ○議長(外間剛)  次に、比嘉 彰議員の質問を許します。 ◆22番(比嘉彰議員) -登壇- ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。保和会ヌ比嘉彰ディ イチョーイビーン。ユタシク ウニゲーサビラ。ワンガ ンマリテ10歳までウチナー世ヤイビタシガ、ジノーB円ディンチ チカトーイビータン。10歳から23歳までアメリカ世、ウヌトチヌジノードルヤイビータン。23歳からナママディ、ヤマトゥヌ世。ウレー、円カイ変ワヤビタン。ウチナー世からアメリカ世ンカイ変ワタルトチ、ワンガ ワラビソータルジブン、共通語励行ディーヌ クトゥバガアイビータン。ウレー、方言ヌチカテーナランドー ディーチ、ナラーシグトゥヤイビータン。ワンネー、メーナチ方言札、首ンカイカキラッティ、先生カイ ヌラットービタン。ユヌナカ変ワレー、カンゲーカタン、変ワイビーサヤー、グスーヨー。それでは通告に従いまして、やまとぅぐちで一般質問をいたします。 (1)道路行政についてでありますが、その前に金良区民の希望していた公民館の前の庭園の設置、ありがとうございます。区民に代わってお礼を申し上げます。道路課の皆さんの市民に寄り添う姿勢を痛感いたしました。 市道41号線の進捗についてでございますが、市道41号線については地域住民から「まだなの」、「いつできるの」という言葉をかけられています。だから工事が完了するまで見届けていきたいと思っております。①市道41号線の進捗について、以下伺います。 (ア)地権者との交渉について伺います。よろしくお願いします。 ○議長(外間剛)  当局の答弁を許します。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。 市道41号線工事における用地及び補償の対象件数については、全体で32筆、補償で25件となっております。用地については32筆中28筆、補償については25件中24件が既に完了しております。残りの用地4筆のうち2筆の地権者からは、おおむね了解を得ております。しかしながら、用地2筆、補償1件については引き続き交渉を行っている状況でございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- これは前にも質問しましたが、まだ何か進展していないような感じが今の答弁から伺えるのですが、私が余計なことを言ってしまって、市長と副市長もその場に行って頭を下げられたらどうかという話をしたこともあるのですが、この辺ちょっとどうですか。進んでいないような状況があるので、いい方法を考えていらっしゃいますか。お答えください。 ◎経済建設部長(比嘉操)  用地交渉については、担当者及び課も挙げて頑張っているところでございますが、今年の2月には課長、部長も含めて交渉に伺ったことはあります。またその後、私が代わってまた行きたいというふうには思っていまして、その辺については用地交渉の進捗状況を見ながら、必要に応じて対応していきたいと考えています。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ありがとうございました。よろしくお願いします。 (イ)工事の進捗について伺います。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。市道41号線の進捗状況につきましては、令和2年度末現在で、事業費ベースで84.7%の進捗率となっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (ウ)次回の工事の時期について伺います。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。 令和3年度は主に用地及び物件補償の業務を進めていく予定となっております。次回の工事時期につきましては、用地及び補償契約のめどが立った箇所において、順次工事発注に向けて進めてまいりたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 実際工事するというのは、では令和3年度はないということですか。 ◎経済建設部長(比嘉操)  令和3年度においては用地交渉を主に進めるということで、工事の予算についてはついておりません。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- これは完成はいつですか。 ◎経済建設部長(比嘉操)  現在の計画においては、令和4年度を完成としています。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (エ)次回の工事場所を自治会と相談する考えはあるか、伺います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時41分)          再  開(15時41分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎経済建設部長(比嘉操)  お答えいたします。 市道41号線につきましては令和4年度が事業最終年度であることから、事業完了に向けて取り組んでおります。これまでも工事を行う際には金良自治会へ出向き、工事のお知らせや協力依頼をするなど、自治会の協力を得ながら工事を行ってきたところでございます。次回の工事場所など自治会からの相談や要望などがございましたら、対応させていただきたいと考えています。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 (2)都市計画について。 那覇広域都市計画の進捗について伺います。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 本市におきましては、全域が都市計画法に基づきます那覇広域都市計画区域に含まれており、市街化を促進する市街化区域と市街化を抑制する市街化調整区域の区域区分が定められております。区域区分に関する都市計画につきましては、本市が作成した市街化区域編入要望地区(案)を基に沖縄県と本市で調整を行い、都市計画変更(案)を作成します。なお、区域区分の都市計画決定につきましては、都市計画法第15条に基づき沖縄県が定めることになっております。現在の進捗状況につきましては、第7回区域区分の定期見直しに向けて、沖縄県との協議に必要な書類整理を行っているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私がこの質問を出したのは、どうも周辺に住宅があるのに、しかも道路に面している場所なのに、なぜこんな条件のいいところが都市計画の見直しのときに外されたのかというところでちょっと気になって、この質問をしました。このような場所が長堂にもありますが、ほかの自治会にもあるのかと思ったりして質問します。どうでしょうか。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  今の質問は前回、第6回になりますが、第6回の編入区域を拡大したにもかかわらず、これが区域に入っていないということのご質問だと認識してお答えしたいと思います。 第6回区域区分定期見直しでは、都市計画法第34条の開発許可基準で定めております11号区域について転入可能となる要件の見直しが行われました。この11号区域とは、市街化区域に隣接し、または近接し、市街化区域と一体的な日常生活圏を構成していると認められる地域であって、おおむね50以上の建築物が連担し、一定の集落を形成しており、主要な道路や排水施設がおおむね整備され、沖縄県が指定する区域で一戸建て住宅や小規模店舗などが立地可能な区域となっております。第6回区域区分定期見直しにおいては、主にこの11号区域で住宅地として利用されている区域が編入されているものでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (3)に移ります。①翔南製糖跡地利用の進捗について伺います。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 当開発予定地は琉球海運株式会社が事業主体となって、大規模総合物流センターを開設するものでございます。現在の進捗状況について、開発許可の許可権者であります沖縄県に確認したところ、開発許可申請書を現在審査していると聞いております。
    ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 地域住民は敏感なもので、大きなテントがあって、もうそろそろ工事が始まるのかなと思った矢先にテントがなくなってしまうということは何だろうと言って、これは私のほうで株式会社りゅうとうに直接聞きましたら、今汚物を片づけている状況だと。あのテントは株式会社毎日急行に貸していたんだというふうな返事をいただきまして、安心しました。 それでは②に移ります。②現在工事中の進捗について。これは株式会社毎日急行のことです。よろしくお願いします。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 議員ご質問の建設場所につきましては、事業主であります株式会社毎日急行が物流業を行うため、開発許可に基づき詰めているところでございます。現在の進捗状況について、開発許可の許可権者であります沖縄県に確認しましたところ、詳細な進捗状況については把握しないということでございましたので、市の担当課において現地を確認しましたところ、擁壁などの外構工事を行っているところでございました。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 県が分からないというところを市のほうで出向いて調査をしたということで、感謝申し上げます。 ③に移ります。最近また新たに開墾というのですか、開発されそうなところが2か所出てきたので、ちょっと心配があるけれども、そこはどうなっているでしょうか。伺います。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 議員ご質問の箇所については、JA虹のホール付近の市道42号線から西側の土地だと思いますが、地権者に確認したところ、この土地については畑として利用するとのことでございました。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 畑ということになると農業委員会が関連してくるのではないかということがありますが、私や市民がやはり心配するのは、長嶺城址公園跡地の麓です。これが開発、開拓されて、将来的には土砂崩れもあり得るのではないかということを聞いたりしたものですから、こういう質問をしたわけです。 それでは次に移ります。(4)は時間があるときにやるといたしまして、(5)に行きたいと思います。これは前回もしつこく質問したのですが、(5)市政運営について。 ①人事異動について以下を伺う。人事異動は普通3月に内示されて、4月に異動するのが通常であると私は思っています。本市の人事異動は異常なところがあると、それは大田善裕議員や亜矢子議員からもあったように、私も実際そう思います。どうしてこんな人事異動があるのか、不思議でなりません。ちなみに、私が前に質問したときの問題になった参事監の人事異動はどうなりましたかということを後で言いますので、答えを準備してください。 (ア)失態をした人の人事異動について伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 職員におきましては市服務規程に基づき、「市民全体の奉仕者としての職責を自覚し、誠実、公正に、かつ能率的に職務を遂行しなければならない。職務を遂行するに当たっては、法令、条例、規則、規程を遵守し、その職務につき、上司の命令に従わなければならない」が求められております。しかしながら、業務に携わる際には、少なからずミスは発生することが想定されます。ミスが発生した際には組織として情報共有を行い、影響を最小限にとどめることや状況分析、再発防止に努めることとしております。一方、人事異動につきましては、職員の能力開発や職場の活性化、行政課題への対応等を目的に、適材適所に行っております。 ○議長(外間剛)  時間内に終わりそうにありませんので、会議時間を延長いたします。時間延長(15時51分) ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 先ほど言っていました、ちなみに私が以前に一般質問をして、ちょっと問題にした参事監の人事異動はどうなりましたか。気になります。お願いします。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時51分)          再  開(15時52分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎人事課長(高良忍)  お答えします。 上下水道部の参事監につきましては、4月1日付で沖縄県介護保険広域連合のほうに人事異動なされております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 前、ずっと以前は、あのときは総務企画部長の地位にあった人が参事監へ異動するというのは、これは降格ということでしょうか。伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 参事監と部長は同格でございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- それからもう一つ、人事異動を一つの罰則として使っているようにも思えるが、それはどうですか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  人事異動につきましては、行政課題について的確に対応できるよう、適材適所に配置していくものでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- よく「適材適所」という言葉を使いますが、今の豊見城市の人事異動は最悪と私は思っています。適材適所ではありません。悩みの多い人たちを増やしている状況がとても感じられます。 (イ)人事異動は本人の納得、了解しての異動か、伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 人事異動につきましては、人事評価をはじめ経験年数や職務遂行能力、マネジメント能力などを総合的に勘案し、諸課題に対応できる総括的な能力を踏まえた上で適材適所の人事異動を行っております。なお、本人の希望や状況につきましては、自己申告書等を通して把握しているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- もう一つ抜けていないですか。市長、副市長の言うことを聞かないのはどこか飛ばすとかということは入っていないのか。伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 先ほど答弁しましたが人事異動につきましては、人事評価をはじめ経験年数や職務遂行能力、マネジメント能力等を総合的に勘案して、適材適所の人事異動を行っているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 極端な人事異動ですよね、6月に人事異動があるというのは。2月にもあったし。極端な人事異動に失望して退職したり、休んだりしている人はいませんか。伺います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時56分)          再  開(15時56分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  個別の事案についてはお答えすることはできませんが、現行、それぞれの役職なりに従事しているものと思っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 今言っている答弁はあまり意味が分からないのですが、人事異動に失望して退職したり、休んだりしている人が……、でははっきり言いましょう。何名ぐらいいらっしゃいますか。伺います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時56分)          再  開(15時57分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  申し訳ありません。通告を受けておりませんので、お答えをすることはできません。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- またそういうことが出てくるのではないかと思って、私は人事異動について伺うということで出したわけですよ。それでは通りませんよ、通告外というのは。再質問ですよ、これは。実際あるわけでしょう。極端な人事異動が。それで悩んでいる人もいるわけでしょう。そういうことを答弁してくださいよ。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(15時57分)          再  開(15時58分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  人事異動を基にした退職とか、そういったのは把握してございません。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私が言っているのは休んだりも入っていますよ。今、実際いるわけでしょう。無理やりな人事異動をさせて、いるんじゃないの。これを答えなさいよ。いるよ。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  それぞれお休みに入ったりとか、そういった際には個別のケースではございますが、それはその原因が人事異動かどうかというのは把握してございません。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私的には全く人事異動を使ったいじめです。上司の言うことを聞かなければ飛ばすよということなのです。嫌なところに。こんなことがあっていいのか、現代社会で。どうのこうの言っているけれども、本当にこれは正しいことなのか。使っちゃ駄目でしょう、こういうこと。実際悩んで、休職している人がいるわけだから。しかも6月1日の人事異動でしょう。4月だったらまだ話、聞けるさ。おかしいんじゃないの。この名前は出せません。誰かは分かります。あんた方も分かっているはずよ。動いているよね、時計は。 ここでもう一つ、昨日、要正悟議員の一般質問において、新しい教育長になった7月以降に教育委員会文化課の人事について、考え直すようとの政治的介入と受け止められる質問がありましたが、市長は何と答えたか。再確認を求めたいのですけれども、いかがでしょう、市長。覚えていらっしゃいますか。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 はっきりは覚えていませんので、議事録で確認をさせていただきたいと思います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- よく逃げますね。教育長もまだ決まったわけでもないのに、あの段階でそういう質問をする人も質問をする人だなというふうに思います。 ところでもう一点、部内異動については人事異動と言うのですか。例えば教育部から教育部に移るときに、これも人事異動ですか。伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  はい、人事異動と言います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ありがとうございます。 (ウ)本市職員の人事異動の満足度について伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 職員の人事異動につきましても、様々な知識や経験を培うことで人材育成、能力向上が図られるよう、適切に行っております。職員数は増員されておりますが、旺盛な市民ニーズや新型コロナウイルス感染症対策という新たな業務への対応により、現時点においても職員の疲弊、業務過多等、解消にはさらに改善が必要な状況でございます。今後とも職員一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、人生の各ステージに応じて多様な働き方が選択、実現できるワークライフバランスの推進などを通して、職員全体の満足度向上を図ってまいりたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 言葉では何とでも言えますからね。本人無視の人事異動は、私は本当にモチベーションを低下させて、本役所の弱体化につながると思いますが、いかがですか。そう思いませんか。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 人事異動につきましては、人事評価をはじめとして経験年数や職務遂行能力、マネジメント能力などを総合的に勘案して、適材適所の人事異動を行っているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 同じ答弁が返ってくるので、次に進みます。 ②本市職員のコンプライアンスについて伺います。 ◎総務企画部長(奥濱真一)  お答えします。 公務員の本質としまして、全ての公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではないと憲法や地方公務員法に規定されております。このため、職員全員には法令遵守はもとより、公務員にふさわしい高い倫理観を身につけ、モラルやマナーの向上に努めると同時に、組織としても全庁挙げて不祥事等防止、併せてさらなる市民サービスの向上が求められているものと考えております。さらに今般においては、新型コロナ感染予防策にて外出制限などの制約を市民などに強く求めている等も踏まえ、勤務時間の内外を問わず、常に公務員としての自覚を持ち、その職にふさわしい品位、信用を保持するよう、節度ある行動を心がける必要があるものと常々周知徹底しているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 周知徹底していると思えませんね。というのは、これはなるべく市長が答えてほしいのですけれども、山川市政になって2年8か月ぐらいが過ぎましたが、この2年8か月で酒気帯び運転や酒酔い運転が起こってしまったのはなぜか。これはチームワークができていないんじゃない。ワンチームじゃないからこんなことが起こるんじゃないの。見解を伺います。 ○議長(外間剛)  休憩いたします。          休  憩(16時05分)          再  開(16時05分) ○議長(外間剛)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 任期、この4年間のうちに、今3名の酒気帯び運転の事案が発生して、大変市民の皆さん方には不信を抱くような、不安を抱かせてしまって、大変反省をするところです。二度とこのようなことが起こらないように、交通安全等の講習会等も開きながら、随時職員にもしっかりと徹底、周知を図りながら、連携を取っていきたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ③職員の不祥事の罰則について伺います。 市長になってから、先ほど言いましたように酒気帯び2件、酒酔い1件という形でありましたが、酒気帯びについては市長、副市長は100分の10の1か月の給与カットということでございました。その根拠について伺います。なぜそう決まったのか。 ◎副市長(小川和美)  今議会に提案もしました市長、副市長の減給の件につきましては、その10%を一月の減給ということで提案をさせてもらいました。その根拠につきましては、いろいろ他市町村の勤務時間外における職員のこのような酒気帯び運転等について、市長、副市長がどのような減給をしてきたのかという先行事例も調べたところでありますが、そうした先行事例がありませんでしたので、市長と相談をした上で10%という提案をさせていただいたというところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 今回は100分の10ということでありましたが、前々回と前回の2人の部長が酒気帯び運転を起こしたときの職長の上司として、どのような責任を取ったか伺います。 ◎副市長(小川和美)  前回2人の部長級職員の際には、これが時間外に発生した事案であるということと、それから先行した参考事例がないかどうかも調べておりましたが、そのような適当な我々が参考とすべき事例がなかったために、特に減給といったような提案はいたしませんでした。しかしながら、今回3人目となりました。これ以上の職員の酒気帯び運転を徹底的に防止する必要があるという観点から、規則の改正をいたしまして、これまでは6か月、1年間の停職処分というのが最大でしたが、改正をいたしまして、酒気帯び運転については即懲戒免職という厳しい規則改正をいたしました。そういうことも含めて市長、副市長として、一点、管理監督の責任もありますし、今後に向けた決意を示すということもありまして、このような提案をしたということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 要するに前回と前々回は、上司としては責任を取らなかったということでよろしいですか。 ◎副市長(小川和美)  減給といったような議会に議案を提出する形での責任の取り方はいたしませんでした。当然内部においては、市長、副市長を含めていろいろな、そうした酒気帯び運転に対する改めての意識改革や職員にもそれを求めてきたということで、管理監督の責任を果たしてきたというふうに考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- こういうふうにして頻繁に起こるということはチームワークの欠如と、私から見たらですね。市長は看板ですから、市長の顔を汚したくないとかというのであれば、やはりこういうのも自重するのが、職員としての普通の姿ではないでしょうか。なぜそういう歪みが起こっているのでしょうか。見解を伺います。 ◎副市長(小川和美)  3件のこのような事案について、それぞれに状況と言いますか、酒気帯び運転に至った原因、理由がそれぞれにあるわけですけれども、しかもそれは時間外ということではあったわけですけれども、私たちとしては日頃から、そうしたことに対するきちんとした意識の啓発も必要でありましょうし、また議員ご指摘のように酒気帯び運転に至らなくても、職員が常に風通しのいい環境で仕事ができるような環境づくりにはさらに取り組んでいきたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ④今後、またこんなことが起こった場合の責任の取り方について伺います。 ◎副市長(小川和美)  厳しい指針の改定もいたしたところでありますし、市長、副市長含めてなのですが、職員全体でこうしたことが再び起こらないように取り組んでいくと、今決意をしているところであります。今後そのようなことがもし起こった場合には、またその状況に応じて、適切な対応をしていきたいと思います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 起こらないことをお祈りしつつ、(6)に移りたいと思います。(6)本市における新型コロナウイルスについて。 ①コロナ対策について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 新型コロナウイルス感染症に対する市町村の役割は、市民への情報提供及び感染予防対策の周知となります。本市では市ホームページにおいて、市民の感染状況について随時更新しております。また、3密の回避や消毒の実施など、感染予防対策関連情報も掲載しております。併せて市広報紙や電光掲示板を活用した周知を行っており、引き続き沖縄県と情報共有を図りながら、連携した対応を行ってまいりたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ②重傷者数について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  重傷者数について県に確認しましたところ、病院単位での集計となっており、市町村別集計は行われていないとのことでございます。県より確認できる市内の感染状況については、確定陽性者の性別、年代、職業となっており、市ホームページにおいて随時情報を掲載しております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ③死亡者数について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  市内の新型コロナウイルス感染症による死亡例については、令和2年2月以降、累計9例で、60代男性1名、70代男性2名、80代男性3名、80代女性2名、90歳以上男性1名となっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 男性のほうが大分多いですね。気になりますね。続けます。 ④自宅療養者数について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  県内コロナウイルス感染症陽性者の状況より把握できる市内の感染状況については、確定陽性者の性別、年代、職業となっており、市ホームページにおいて随時情報を更新して掲載しております。 ご質問の自宅療養者数については、市町村別の情報は現在公表されておりません。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ⑤実効再生産数について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  県に確認したところ、実行再生産数については厚労省による検体の分析となっており、市町村別の分析は行われていないとのことでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ⑦、一番気になりますね。変異株の感染状況について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 変異株感染者数について県に確認しましたところ、保健所単位による割合として確認されており、市町村別の分析は行っていないとのことでした。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ⑧に移ります。ワクチン接種について以下伺います。 (ア)接種の計画について伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 本市といたしましては、現在65歳以上の高齢者に対し、7月末までに2回接種完了を目指して取り組んでいるところでございます。65歳以上の高齢者に対する摂取状況を踏まえながら、60歳以上の方及び基礎疾患をお持ちの方を先にご案内し、そのほかの市民についても、6月中にはスケジュールを今決めているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私も大分70歳を過ぎてしまいましたけれども、65歳以上の高齢者に対し、7月までに2回接種完了。その後、市民に対するワクチン接種を進めるに当たって、我が市から予算は出るのですか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  新型コロナウイルスワクチン対策費として、国より10分の10の交付がございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (イ)接種の進捗について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  ワクチン接種の進捗状況についてですが、まず4月に65歳以上の高齢者1万3,420人に対しクーポン券を送付し、5月分の受付を開始したところ、多くの方から予約が取れなかったことやコールセンターに電話が殺到し、つながらないなどの声が寄せられました。そのことを踏まえ、現在は86歳以上の高齢者を対象に集団接種を実施しているところでございます。5月末時点の1回目接種した人数が943人、2回目接種が272人、延べ1,215人の接種を実施しております。介護施設の巡回接種は5月17日から開始しており、5月末時点で11施設を巡回し、施設従事者も含め、520人の接種を実施しております。個別接種については、一部ではありますが6月9日より受付を開始しました。今後も個別接種対応可能な医療機関等と調整を進め、条件が整い次第、順次開始してまいりたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私もそうですが、高齢者はほとんど通院しており、かかりつけ医があると思います。そこで受けることができればより安心だと思うが、個別接種のできる医療機関を6月いっぱいにより多く進められないか、伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  南部地区医師会豊見城班の施設39のうち18施設が、2月時点で個別接種対応が可能との回答をいただいております。この個別接種に加え、新たに意向調査を行い、できる限り多くの医療機関において個別接種を実施してまいります。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (ウ)を飛ばして、(エ)キャンセル対応について伺います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 ワクチン接種の予約で当日キャンセルになった場合のワクチンの取扱いについては、キャンセル分を活用して、ワクチン接種に従事する医療従事者をはじめ、保健師及びスタッフ職員に接種しております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 1回平均どれぐらいのキャンセルが出ていますか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  現時点において、集団接種においては1日平均2、3名の状況でございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ワクチン接種に従事する保健師及びスタッフ職員等、全員が接種終了した後、キャンセル分の対応はどのように考えていますか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  本市としましては、現在65歳以上の高齢者に対して7月末までに2回接種完了を目指し、取り組んでいるところでございます。キャンセル分による余剰については、1日最大4回分となりますので、当面は保健師及びスタッフ職員で対応し、とにかく一日も早く65歳以上の高齢者に対し7月末まで2回接種完了を目指し、取り組んでまいります。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- またうちなーぐちンカイ ムドゥイビーシガ、コロナンカイ負ケランヨー、皆力合ワチ、頑張リイカヤーサイ。ニヘーデービル。 ○議長(外間剛)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は6月14日午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。          散  会(16時20分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   豊見城市議会議長  外 間   剛   署名議員(12番)  波 平 邦 孝   署名議員(14番)  新 垣 亜矢子...