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03月19日-03号

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  1. 豊見城市議会 2021-03-19
    03月19日-03号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和3年第1回豊見城市議会定例会会議録 ┌───────── 令和3年第1回 ─────────┐  │    豊見城市議会(定例会)会議録(第3号)    │  │    令和3年3月19日(金曜日)午前10時開議    │  └───────────────────────────┘ 出席議員 22人 (1番)新 垣 龍 治 議員   (12番)波 平 邦 孝 議員 (2番)瀬 長 恒 雄 議員   (13番)徳 元 次 人 議員 (3番)真栄里   保 議員   (14番)新 垣 亜矢子 議員 (4番)伊 敷 光 寿 議員   (15番)川 満 玄 治 議員 (5番)宜 保 龍 平 議員   (16番)宜 保 安 孝 議員 (6番)新 垣 繁 人 議員   (17番)大 城 吉 徳 議員 (7番)楚 南 留 美 議員   (18番)仲 田 政 美 議員 (8番)大 田 善 裕 議員   (19番)大 田 正 樹 議員 (9番)瀬 長   宏 議員   (20番)外 間   剛 議員 (10番)儀 間 盛 昭 議員   (21番)赤 嶺 吉 信 議員 (11番)要   正 悟 議員   (22番)比 嘉   彰 議員欠席議員 なし職務ため議場に出席した事務局職員職、氏名 事務局長  大 城   肇   主査    瀨 長 さゆり 次長    比 嘉   豊   主任主事  嘉 数 信 仰 班長    前大舛 之 信地方自治法第121条による出席者 市長        山 川   仁   副市長      小 川 和 美 教育長       照 屋 堅 二   総務企画部長   久手堅   勝 市民部長      大 城 辰 也   福祉健康部長   嘉 数 久美子 都市計画部長    新 里 秀 樹   経済建設部長   金 城 道 夫 上下水道部長    當 銘 純 治   消防長      平 田 真 一 教育部長      原 國 政 也   総務課長     森 山 真由美 秘書広報課長    大 城 直 人   人事課長     前 泊   中 財政課長      奥 濱 真 一   企画調整課長   比 嘉   操 IT管財課長    運 天 俊 郎   産業振興課長   喜久里 則 子 国保健康保険課長  金 城 博 文   生活環境課長   赤 嶺   健 社会福祉課長    金 城   悟   障がい・長寿   大 城   武                     課長 こども応援課長   大 城   智   子育て支援課長  仲 座 ひろみ 保育こども園課長  上 原 元 樹   健康推進課長   屋 宜 圭 太 都市計画課長    嘉 川 聡 子   都市計画課参事  福 地 友 博 市街地整備課長   大 城 英 貴   道路課長     城 間 保 光 公園緑地課長    大 城   堅   学校教育課長   高 良   忍 学校教育課参事   伊 敷 尚 也   生涯学習     宮 里 卓 道 (指導主事)              振興課長本日会議に付した事件 日程第1.       会議録署名議員指名 日程第2.       一般質問   令和3年第1回豊見城市議会定例会議事日程(第3号)   令和3年3月19日(金) 午前10時 開 議┌──┬────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│  議案番号  │            件名            │  備考  ││番号│        │                         │      │├──┼────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 1 │        │会議録署名議員指名               │      ││ 2 │        │一般質問                     │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                 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議事日程報告であります。本日議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。   ────── ◇ 日程第1 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第1、会議録署名議員指名であります。  会議規則第88条規定により、本日会議録署名議員仲田政美議員大田正樹議員を指名いたします。   ────── ◇ 日程第2 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第2、一般質問を行います。  通告順により順次質問を許します。   ── 通告番号6(5番)宜保龍平議員 ── ○議長(大城吉徳)  はじめに、宜保龍平議員質問を許します。 ◆5番(宜保龍平議員) -登壇- おはようございます。会派ZERO宜保龍平でございます。初めてトップバッターということで、少し緊張しておりますが、元気いっぱい質問をしていきたいと思いますので、執行部皆さん、よろしくお願いいたします。 早速ではございますが、一般質問に入りたいと思います。その前に、画面ほうに今から質問するヘルプマークを映してもらっておりますので、これを見ながら質問を聞いていただければと思います。 (1)ヘルプマークについて。 本市ヘルプマークについて以下を伺う。 ①ヘルプマーク内容説明を改めて伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局答弁を許します。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  おはようございます。お答えします。 ヘルプマークとは、心臓、腎臓機能障害など内部障害や難病方、妊娠初期方など、外見からは分かりづらい障がいや症状がある方が配慮を必要としていることを知らせることができる全国共通マークでございます。ヘルプマークをかばんなどにつけることにより、バスで席を譲ってもらう、困っているときに声かけしてもらうなど、周囲方から援助を受けられやすくなります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 こちらに実物があるですが、見たら支援内容が書けるということで、そういったところもあるというところで非常に大切なことだと思います。 次に移ります。②本市ヘルプマーク配布枚数を伺います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 ヘルプマーク配布は、平成30年10月から開始しており、平成30年度においては22個、令和元年度においては50個、令和2年度においては現時点で11個配布しております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 私が思っていたより結構配布されているなと感じました。市内でこういったヘルプマークを利用されているという方々がいるということは事実です。そこで次質問に移りたいと思います。 ③ヘルプマーク普及啓発ため取組として、市民に対してどのような周知を行っているか状況を伺います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 ヘルプマークについては本市ホームページで用途説明や、現物写真掲載を行っており、沖縄県ホームページにおいても各市町村窓口にて配布を行っていることが周知されております。平成31年度に障がい者理解啓発事業一環として、パンフレット、「広げよう心バリアフリー」を市内小学校4年生を対象に配布し、その中で障がいに関わるマークとしてヘルプマークを紹介しているほか、市職員に対してもヘルプマークに関するお知らせ文書を回覧し、周知を行っております。また、社会福祉協議会など、関係施設にポスター掲示を依頼し、多く方にヘルプマークについて知っていただけるよう努めております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 内部事情を抱えている人がヘルプマークを身に着けていても周り方が気づかない。もしくはそのマーク自体存在も分からないとなると、つけている意味がなくなってしまうので、そうならないためにもしっかりとこれからも普及に向けて周知をするべきだと思いますが、ここで提案なですが、ポスター等があれば役所内、もしくは公共施設、自治会公民館等に貼り出すことは可能でしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 現在、市内公共施設においては、図書館、社会福祉協議会にてポスター掲示をしております。今後は豊見城市立中央公民館をはじめ、公共施設ポスター掲示、同時に、各自治会へポスター掲示について協力をお願いし、各種団体にも周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ぜひよろしくお願いします。これはとても大切なことだと思いますので、今、提案したことは早めに実現していただきたいと思います。そして今回質問したは、やはり周知というところで質問を行っております。ここで私からお願いでありますが、職員皆様、そして議員各位、先輩方におかれましても、ヘルプマークを利用している方がもしいらっしゃいましたら配慮お願いと、あと必要とされる方が身近におられましたら一声かけていただければ幸いでございます。みんなでヘルプマークを広げていければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に移ります。(2)豊見城市鳥(市鳥)制定について。 世界で約3,000羽しか生息していない絶滅危惧種に指定されているクロツラヘラサギを観光につなげる等観点から本市鳥として制定すべきと考えるが見解を伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 クロツラヘラサギは、東アジアのみ生息する世界的に絶滅危惧種で、環境省レッドリストでは絶滅危惧種ⅠB類に指定されています。全国野鳥世界一斉個体調査2020年を見ますと、日本全体で544羽、うち沖縄県は22羽が飛来しております。貴重なクロツラヘラサギが継続して確認されるよう、湿地環境状況把握や清掃活動等を引き続き行いながら、関係団体とも意見交換を行っていきたいと考えております。 また、制定に当たりましては、観光観点のみならず、クロツラヘラサギ保全に対する考えについても議論する必要があると考えておりますので、慎重な検討を要するとともに、制定に対する市民等機運が高まることも重要な観点でありますので、今後状況も見ながら検討をしていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- この質問に関しましては、令和元年度12月議会にて、新垣繁人議員が一般質問を行い、そして請願も上がって、議会議決としては全会一致で可決されておりました。そこからこの期間間、どういった検討をされたかというところを具体的に伺いたいと思います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 令和元年12月議会におきまして、新垣繁人議員からも同様質問がされた際に、今後議論積み重ねや制定機運等も踏まえ、今後検討課題とさせていただきたいと回答したところでございます。現時点におきましては、制定に対する進捗状況について、新型コロナウイルス感染症影響等により、制定に対する市民機運等高まりが以前から状況に変わりがないと認識しているところでございます。そのため庁内における制定に向けた議論等についても、同様に進められていない状況でございます。
    ◆5番(宜保龍平議員) -質問- コロナ禍という中で、現状進め切れていないというふうに答弁をされたと認識しておりますが、この大変な時期というは分かります。だからこそクロツラヘラサギを市鳥として制定して、今後、収束に向けたときに豊見城市活性化というか、盛り上げたいという強い思いで、私は今回クロツラヘラサギを市鳥に制定すべきではないかと質問をしております。 このクロツラヘラサギですが、子どもたち総合学習、豊見城ごみ袋だとか、広報とみぐすく等にも出てくるですけれども、あたかも市シンボル鳥的存在として活用しているにもかかわらず、なぜ市鳥に制定しないかというところが不思議でありますが、そこはなぜ制定しないですか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  制定につきましては、深い検討が必要だと思います。この制定により、保全を中心にやるか、また制定により環境が悪くなるか、観光面にするとまた悪くなったりするという考えもありますので、やはり検討を重ねて、制定するかしないかにつきましては、考えていかないといけないと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 観光をメインで話をされていると思うですけれども、たしかに自然環境だとかというところも大事だと思います。実際、豊崎小学校は総合学習中で環境をテーマに学習しており、水鳥と生物やごみ問題について、クロツラヘラサギ保護について学びを行っていると。もし、これが市鳥であれば絶滅させるわけにはいかない。そういった思いで、みんなで保護していこうということにもつながると思いますし、観光面で言えば、こういった、これはたまたまネットで拾い上げてきたですけれども、「マングローブ森が広がる漫湖で、自然観察、豊見城市歴史に触れる旅はいかがですか」というふうに、実際観光マップもあるです。これを見て、意見をください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時12分)          再  開(10時12分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  制定に当たりましては、やはり今後議論積み重ねや、制定市民等機運等高まりも踏まえながら、今後、制定するかどうかということにつきましては、検討課題とさせていただきたいと考えています。 ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 前回一般質問から検討課題というその答弁はもらっているです。では選定委員会を立ち上げてくれますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時12分)          再  開(10時14分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本市におきましては、これまでもクロツラヘラサギを広報紙やごみ袋等へイラストで用いるなど、市民に対し、貴重な鳥であることを周知しております。昨年度、市長へ対し、クロツラヘラサギを豊見城市鳥制定要望書が出されたこと、また議会に対して提出された請願書が採択されたことは、クロツラヘラサギが市民等へ認知され、親しみ持てる鳥になってきていることと十分に理解しているところでございます。今後、市鳥として制定を望むが、市民等からさらに高まること、併せて市鳥として制定する必要があるかについて、市民等を中心として議論されることが大きな判断材料になるかと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 選定委員会を立ち上げて、市民機運をあげるという、そこはできないですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時15分)          再  開(10時15分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 今後議論積み重ねや、制定機運等も踏まえまして、選定委員会につきましても今後検討課題とさせていただきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ずっと検討、検討という形で。私は市鳥に制定することによってメリットしかないと思っているです。だから本当にお願いという強い気持ちで今、質問をしているです。だから検討するということで終わらせるではなくて、その先を聞いているです。どうにか前向きな答弁もらえないですか。お願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時16分)          再  開(10時17分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 今後、議論積み重ねや、制定機運等も高めたところで、制定選定委員会についても検討課題とさせていただきたいと考えます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これは実際大阪府泉佐野市というところが市制施行70周年という節目年に、市鳥を制定しています。そこで最終決定者市長にお伺いしたいですが、豊見城市は令和4年度には市制施行20周年という節目年を迎えます。これを機に、クロツラヘラサギを市鳥に制定して、豊見城市ために制定をしてくれませんか、答弁をお願いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 宜保龍平議員お気持ちも十分承知していますが、請願書も市民方々から出されていますので、我々としてもそこをしっかり受け止めながら、どういう対応ができるか、今、庁議でしっかりと……、庁内で検討しているところでございます。今回クロツラヘラサギを含め、様々な珍しい鳥が豊見城市、また、県内に野鳥が飛来するところが多くありますので、そういったところといろいろな、何と言いますか、我々豊見城市にメリットが多くあるような状況、また市民機運等もしっかりと醸成させながら対応していきたいと考えておりますので、当然、令和4年度に向けて20周年市制施行についていろいろな様々なポイントとなるところには、それなり企画等が多く寄せられることを考えて頑張っていきたいと思っております。 ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 市長先ほど庁議中で検討していると答弁していましたが、いつされたですか。 ◎市長(山川仁)  庁議と申し上げた後に、庁内でと、部内でというふうに発言を変更させていただきましたので、ご理解いただきたいと思います。※(21番)赤嶺吉信議員 離席(10時20分) ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 庁内で話合いをしたということですか。 ◎市長(山川仁)  当然、12月から議論も踏まえて、その都度、我々はコロナ禍中でも様々なところで、クロツラヘラサギ……、当然請願書もありましたので、会話は庁内でさせていただいております。その中でもまだまだ調整されていないだろうという今現時点で対応中で、総務企画部長が龍平議員に答弁をした次第でございます。※(21番)赤嶺吉信議員 復席(10時23分) ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 市民声としては、よく耳にするが豊見城市シンボル鳥、クロツラヘラサギというふうに、結構市民方もクロツラヘラサギと認識されているです。だから市鳥として制定する動きをやっていただきたいという思いで、今回質問をしております。そして全国的に見ても、沖縄県内でも14市町村が市鳥を制定していますし、宮古島も国際保護されているサシバという鳥を制定していて、それもしっかり自然環境だとか、自然保護、そういったところで観光にもつなげているという実績が実際にあるです。だから令和3年度は準備期間として、令和4年度に市鳥として、この20周年という節目年に制定して、豊見城市を盛り上げたいですけれども再度、見解をお聞かせください。 ◎副市長(小川和美)  庁内検討状況なども含めまして、私ほうで答弁を申し上げたいと思います。市鳥を制定するとき担当課は総務企画部企画調整課となります。また、クロツラヘラサギなど保護という観点からは市民部生活環境課が担当しております。この両課においてクロツラヘラサギ保全と、それから市鳥として制定などについて、現状どのように対応すべきかという意見交換などを通して、先ほど総務企画部長から答弁申し上げましたように、今後議論積み重ねや、制定機運等も踏まえて、今後検討課題として位置づけていく必要があるという、整理をしているところでございます。令和4年度、20周年という節目に向かっていきますけれども、20周年記念として、どういうことに取り組むかについては、これから検討になりますので、市長からもありましたように、いろいろな企画が寄せられてくると思います。そういう中で検討していきたいと思っております。 ◆5番(宜保龍平議員) -質問- 前回議会、真栄里保議員質問中で、市花ブーゲンビリアを活用すべきではないかという、とてもいい案だと私は思って大賛成でございます。総務企画部長が答えたが、本市魅力、地域イメージアップだとか、観光パンフレット等へ記載もしているというふうに答弁されているです。クロツラヘラサギも同じように活用すべきだと私は思っておりますが、令和3年度検討していくという中で、しっかりと協議をしてくれませんか、いかがですか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  今後議論積み重ねだとか、制定機運等高まりを見ながら、検討していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 6月定例会にももう一度やりますので、最後に提案ですが、漫湖水鳥湿地センターが豊見城市にあります。そのセンターと協力し合いながら、機運を高めるなり、アンケートを行っていただいて、最終的には市民投票が必要になってくるかと思います。先ほど言った大阪府泉佐野市はインターネット投票を行っているです。だからインターネット投票をやることによって、職員負担だとかというところも軽減しながら、市制定に向けてできるかと思いますので、そこは検討してください。お願いします。 次に移ります。(5)民間活力(PPP・PFI)導入について。 民間活力導入について以下を伺う。 ①今後、本市発展ために官民一体となって、PPP・PFIを推進していくべきだと考えるが、本市見解を伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 PPP・PFIにつきましては、公共施設等設計、建設、維持管理、運営等において民間事業者資金や経営能力及び技術的能力を活用することにより、市民サービス向上や費用対効果が期待できることから、PPP・PFI導入について積極的に推進していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 現在、本市においてPPP・PFIを活用した事業があるか伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  現在ところPPP・PFI検討は行っておりますが、活用した事例はございません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 次に移ります。②本市PPP・PFI検討委員会などにおいて、現在どのような協議がされているか伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 令和元年7月より、豊見城市PPP・PFI検討委員会を設置し、導入検討を行っております。令和元年度は検討委員会にて検討を行った結果、8件対象施設導入について、優先度を決定しております。令和2年度につきましては、7月に本市教育委員会より検討委員開催依頼を受け、(仮称)豊崎中学校建設に伴うプール及び武道場等付帯設備について、教育委員報告を基に、導入検討を行いましたが、民間活用による効果が期待できないと判断に至り、従来方式にて建設を行うことを決定しております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- この検討委員構成メンバーに有識者はいますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時28分)          再  開(10時28分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 検討委員メンバーにつきましては、内部委員となっております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そこは有識者方々、専門知識を持った方を構成メンバーに入れて、前向きな議論をしていく必要があると思いますが、再度聞きます。構成メンバーに有識者も入れる考えはないか伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時28分)          再  開(10時29分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎副市長(小川和美)  内部で設置しています豊見城市PPP・PFI検討委員の委員長をしておりますので、その立場からお答えしたいと思います。 現在は候補となる市プロジェクトを列挙しまして、それについてそれぞれ優先順位や、どの方向で検討するかという内部評価をしている段階でございます。それぞれに課題もあれば、いろいろな検討項目もありますので、検討委員ほうで具体化を進めていきたいと思います。それぞれで具体化を進めていく中で、この事業については早急に取り組もうと、あるいは具体的に年次計画を立てて取り組もうという段階で、専門家知見なども活用していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 改めて伺いますが、ソフト面とハード面両方を対象として協議というはされているですか。 ◎副市長(小川和美)  現在、この検討委員会では主にハード面検討をしているところでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- サッカー専用的施設整備も検討していくに当たって、整備手法としてPPP・PFIも視野に入れて協議をしていく必要があるではないかと考えますが、見解を伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  スポーツ拠点エリア構想等中においても、PPP・PFIが活用できないかということも含めて検討させていただきます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 次、③沖縄振興特定事業推進費を活用したPPP・PFI導入について本市見解を伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 沖縄振興特定事業推進費につきましては、沖縄振興特別推進交付金、一括交付金を補完し、県を介さずに直接市町村へ交付することで、事業を機能的に推進し、迅速、柔軟に対応することを目的としておりますが、一定要件を満たすことで、市町村と密接に連携して取り組む民間業者に対して補助金交付が可能となっております。また、ほか補助金等についても交付要件に合致するものがあれば、市PPP・PFI検討委員会において導入検討を行っていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 豊見城市はこの補助金活用というはされたことはあるですか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  現在においては、まだ活用はされておりません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 有識者をメンバーに入れて、こういった補助金もあるんだというところも含めて、議論をしてほしいです。実際、活用されている地域、八重瀬町で言えば、八重瀬町スポーツ観光交流施設整備事業というところで、サッカーを通じた地域間交流や県内外ファンとプロサッカー選手観光交流機能とJリーグ企画を満たす練習拠点機能を有するサッカーグラウンド等を整備するというふうに、2億6,000万円余り補助金が下りているです。豊見城市も今、とても芝はきれい。でも付帯設備がまだ工事にも至っていない。ただ、話を聞くと、一括交付金には該当していたという話は聞いていますので、こういった補助金も私は該当するではないかと思うですけれども、見解を伺います。 ◎副市長(小川和美)  PPP・PFI推進に当たりましては、今、議員からご指摘ありました沖縄振興特定事業推進費活用なども視野に入れながら検討を進めていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そこはぜひ検討をしていただいて、ただ、沖縄振興特別措置法に規定する事業なので、令和4年度からはどのようになるか分かりませんが、だからと言って諦めるではなく、令和3年度もこれからですし、今後継続された際に、PPP・PFIも含め、豊見城市発展ためにも調査研究していく必要があると考えますが、再度お伺いします。有識者を入れて協議だとかというをお願いできますか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 現段階は庁内で設置をしております検討委員会で、それぞれ課題整理などをしているところでございます。その上で、今後具体的な方向性などが固まってきた段階で、次期振興計画における制度活用なども含めて、検討をしていくことになりますが、その具体的な段階に来た際には、専門家知見なども活用していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 この補助事業は結構いろいろなメニューでやっているです。沖縄アリーナ整備事業だとかも特に19億円余り補助金が下りていますので、そこはしっかりと専門家を入れて協議をしていただいて、そこはお願いをしたいと思います。 次に(3)饒波川環境整備について。 饒波川を含めた周辺環境整備について県南部土木事務所と現在どのような協議がされているか以下を伺う。 ①雑草雑木伐採など今後維持管理について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 饒波川を含めた周辺雑草雑木伐採や浚渫など、これまでも何度か一般質問にも取り上げられており、本市から沖縄県南部土木事務所に対し、維持管理をお願いしてきたところでございます。今後維持管理につきまして、管理者である沖縄県南部土木事務所に問い合わせたところ、雑草等が饒波川流れを阻害している場合は、速やかに対応するとことであります。また、饒波川周辺の管理用通路等除草・伐採につきましては、他河川状況及び予算等を踏まえ、次年度以降順次対応するとことであります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 ②高入端橋から上流側浚渫工事について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 高入端橋から上流側浚渫工事につきましては、管理者である沖縄県南部土木事務所に問い合わせたところ、現在、浚渫工事予定はないとことでありますが、現場状況等も確認しながら対応していくとことでありました。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- こちらほうは県判断としては、川流れを阻害していないので、浚渫工事はまだ行わないということでしたが、過去には饒波川は氾濫しているという話も聞いたことがあります。ここは大雨、もしくは台風時に川水が氾濫する可能性というものはないでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  基本的には県河川管理になりますので、河川には通水断面といいまして、これだけ流量がそこ河川を流れていくという通水断面決定というをやって、造っていくものでございますので、その通水断面を今、土砂が阻害しているかどうかというは、市ほうでは把握しておりません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 把握していないにしても、起きてからでは遅いので、今言ったことも含めながら、今後、県とはしっかりと連携して、できれば早めに工事だとかというところまで要望をしていただければと思いますので、そこはよろしくお願いいたします。 次に移ります。(6)AED整備について。 令和3年度施政方針において、市内小中学校体育館等に追加整備を行うとことであるが、以下を伺う。 ①追加整備(設置箇所)など内容を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 現在、市内小中学校には各1台ずつAEDが設置されておりますが、設置箇所が職員室など、校舎内へ設置となっており、校舎外で緊急時対応には持ち運び移動する必要がありました。そのため令和3年度における追加整備では、市内小中学校11校体育館へ、新たに追加整備をし、児童・生徒体育授業時における緊急時へ対応を速やかに行うとともに、夜間における体育館一般開放時にも対応できるよう整備を進めてまいりたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 体育館教官室等に設置する予定ですか。 ◎教育部長(原國政也)  体育館設置になりますけれども、これは学校とも相談しながら、教官室になるかとは考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- これは学校関係者のみならず、一般方々も使用する可能性があるということで、設置箇所について周知方法を伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  まず学校においては、学校どこに設置をしているというは児童・生徒、それから教職員皆さんがマーク等でこれを把握していただいて、外から出入りするPTA等方々もいらっしゃるので、そういうところ周知を学校ほうから可能だろうと考えております。それから夜間一般開放については、手続を取るわけですから、その中でこういうところにAEDが設置されていますということを主管課ほうからお知らせをすると。そういう手法で周知をしていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ぜひお願いしたいところでございます。というは、AEDを入れたとしても、結局置いている場所が分からない。緊急事態が起きたときにAEDを持ってきてくださいとなったときに、AEDはどこにあるかとなると困るです。人命、もう本当に1秒世界ですから、そこはしっかりAEDはここにありますという周知をお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。②使用方法など講習会について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 現在、購入を検討している機種については、AED本体に液晶画面を搭載し、使用方法がアナウンスとともに、画面表示される機能を備えておりますので、アナウンス指示に従い、誰でも簡単に操作ができるようになっております。しかしながら、緊急時になると誰でも冷静な判断がとれなくなることが考えられます。現在、学校現場ではプール授業到来前に、心肺蘇生法を含む操作研修会を行い、教職員誰もが緊急時において冷静な対応ができるよう体制を整えておりますが、学校現場における緊急時において、必ずしも教職員だけが操作をするということではなく、児童・生徒による操作も想定した対応が必要であると考えております。そのため今回AED追加整備に併せて、学校現場に対して操作講習会等実施について、協力をお願いしていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ということは、児童・生徒を対象に、こういった講習を行うという認識でよろしかったですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 やはり誰もが使えるというところが一番大切なかと考えております。そういうところを学校ほうでできないかというお願いをしていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そこはぜひお願いをしたいと思います。先ほど言った一般方々も使用する可能性があるという中で、AED本体ないし、その近くでもいいですが、簡単なマニュアルを貼るべきだと思うです。それについてはいかがですか。 ◎教育部長(原國政也)  万全な対策になるかというは、実際やってみないと分かりませんけれども、そういう対応ができるものについては、全てやっていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ぜひお願いしたいと思います。最後に1点だけちょっと気になったので、AEDを設置している箇所を示す日本救急財団検索一覧というものがあるです。これは本庁舎もそうなですが、市内ところどころ小学校、AEDが設置されているにもかかわらず登録されていないところがあったですが、これは統一という観点から登録すべきだと思いますが、どうですか。 ◎教育部長(原國政也)  今ご質問内容はちょっと把握していないところがありますので、確認をして、必要な対応はしていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 確認していただいて、早急な対応をお願いいたします。 最後に(4)教育行政について。 本市通級指導教室状況について以下を伺います。 ①設置状況など現状と課題について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 本市通級指導教室設置状況についてでございますが、令和2年度は小学校で5校、中学校で2校に設置されており、児童・生徒117人が本人苦手解消ため、1週間当たり1時間から2時間授業を受けております。課題としましては、通級指導教室設置申請を行っても、国予算であり、地域、それから校種等、この校種というは学校種別です。等条件を判断して設置されるため、申請すれば全て設置されるとは限らないということでございます。また、自校、自分通う学校に通級指導教室が設置されていない学校は、他校通級指導教室に通うことになり、そのとき送迎は保護者義務になっております。そのため保護者負担となり、通級指導を受けたいが送迎ができないので、諦める保護者もいる等が挙げられております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ②長嶺中学校へ設置状況を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  令和3年度から教室開始が認められました。これで豊見城市は3中学校全てに通級指導教室が設置されるということになります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 早急な対応、ありがとうございました。 これで私一般質問を終了させていただきたいと思いますが、今年度で退職される職員皆様、本当にお疲れさまでした。そしてコロナ禍が続いている中、職員皆様も大変だと思いますが、共に頑張っていきましょう。ありがとうございました。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時46分)          再  開(10時47分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号7(8番)大田善裕議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、大田善裕議員質問を許します。 ◆8番(大田善裕議員) -登壇- おはようございます。会派ZERO大田善裕でございます。市長、住民皆さんへワクチン接種で日々腐心されていることだと思います。報道では、今日、今朝新聞で43人コロナ感染者が出ておりましたが、実効再生産数も1を超えているということで、緊急事態宣言は解除されましたが、依然、予断を許さない状況になっていると思います。コロナに明るい方からお聞きしたわけですが、このままだと4月下旬頃にはピークを迎えて、それでゴールデンウィークにまた観光客が沖縄に来れないような、もしくは県民も自粛生活を余儀なくされるような形になるではないかという形で、今から少し心配がなされております。そういった中で、先般、もちろんワクチン接種も同時に進めながらでありますが、PCR検査を市民皆さんに安くで、早く提供できるという提案があったと思います。そういったことも想定しながら、ぜひ市長には、そのことについて対応していただきたいと思っております。このコロナ件で、若年層失業率について、沖縄労働局ほうが1月期で3%上がったということで、この沖縄コロナ禍状況中で、これだけ若い人がこういう形であおりを食らって失業するに当たっては、要因としては、非正規雇用がこの観光業をはじめとして、沖縄県民雇用形態が非常に脆弱であるという分析が報道等で載っておりました。そういった中で、これは以前からも、この間議会からも私、申し上げていたですが、前は県レポートをもってお示ししましたが、今回はちょっと日本銀行那覇支店長をしていた桑原さんという方レポートを幾つか読ませていただいたですが、やはり産業構造が沖縄経済に深刻な影響を与えていると、この若年層失業に当たっては。市長も市長選挙の際には、この若年層失業率改善ということを強く打ち出しておりました。桑原さん文を読ませていただきますけれども、沖縄県産業構造は製造業ウェートが小さいことが特徴です。これは47都道府県中で最下位です。結果として、様々な財、原材料や製商品を県外から調達する度合いが高くなります。結果として、県内で発生した売上げや利益がざる網目ようにこぼれるように県外に流出して、地元企業に還元されない、県民所得に還元されない、そういう指摘がなされています。それでこの沖縄県産業構造中で、第3次産業ウェートが84%、第3次産業は労働集約的ため、製造業に比べて生産性や付加価値が低くなりがちな傾向がある。第3次産業ウェートが全国第2位である沖縄県において、1人当たり県民所得が相対的に低くなるは、ある程度不可避だと言えるだろうということが示されています。製造業ウェート大きな県が1人当たり県民所得上位を占めている。東京都が1位、愛知県が2位、三重県が3位、4位が栃木県、5位が富山県ということで、やはり産業構造が、市長もこども改革中で、いろいろ子育て世帯を支援していく、そういうような形で子育て負担を取っていくという形で、いえば一旦集めた税金を子育て世帯皆さんに還元するという政策を大きく打ち出しておりますが、それと同時に、やはり子育てをする世帯方々がしっかりとした安定した収入で、自ら足で生活をしていけるような、そういう雇用形態、産業構造を作っていくが同時に必要ではないかという観点から、質問に移ります。 この間、うるま市の選挙に応援に行きましたら、うるま市は20年前、若年層失業率が15%ということでしたが、今は特別自由貿易地域、もしくは州崎産業誘致をやる中で、7%まで下がったという成果があったとお聞きしましたので、これはやはり本市にも同じことが言えると思いますから、その観点からご質問をさせていただきたいと思っております。 (1)那覇広域都市計画についてであります。 アフターコロナを見据えた経済構造転換と今後土地利用について、以下をお伺いします。 本市はこれまで堅調な沖縄観光需要に基づき、豊崎地区や瀬長島などへ戦略的に重点投資を行いました。しかし、今後は臨空型農業区域や大胆な準工業・工業地域設置による土地利用見直しを図り、第1次産業、第2次産業振興で均衡取れた雇用・経済構造を創出する必要があると考えますが、市見解をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  当局答弁を許します。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本市産業構造は、従業員ベースで卸売業や小売業、医療、福祉関連従業者を多く含む第3次産業が8割を超えている現状があり、観光需要や物流企業等進出ニーズが高く、今後も人口増加が見込まれている各分野で高いポテンシャルを有している成長段階都市でございます。 土地利用状況としましては、国道や県道など幹線道路沿線に商業系や住居系といった住・商共存土地利用が多く、その背後地に住居系土地利用が図られております。工業系土地利用につきましては、豊崎や与根西部といった埋立地及び市街化調整区域で土地利用が図られている状況でございます。本市全体産業振興ためには、1次産業、2次産業、3次産業がそれぞれ産業連関を高めた均衡取れた産業構造を作っていく必要があると考えており、いわゆる6次産業化についても取組を強化してまいりたいと考えております。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 本市産業別構成比率ですけれども、第1次産業が3.7%、第2次産業が13.1%、第3次産業が83.2%なです。先ほど紹介しました沖縄県とまさに重なるような雇用形態、産業構造分布というものがあるですけれども、それは恐らく先ほど日銀桑原さんという方お話をご披歴しましたが、似たような状態中で、本市、ある意味で沖縄県縮図として本市市民皆さん雇用形態、そういうものがあるではないかというご指摘をまずさせていただきます。それで国勢調査中から少し読み上げますけれども、平成27年国勢調査中で、年齢別従業地就業者数について、ちょっと総数で言いますけれども、本市で従業、いわば本市に住民票を置いて、本市で仕事に就いている方、もちろんこれは国勢調査ですから、少しカウントにはブレがありますけれども、7,849名で、他市町村に豊見城市民が働きに行っているが、1万5,284名、倍なです。これは糸満市にも二、三年前に少し聞いてみたですが、大体、今、変わらない形だったです。糸満市は糸満市民で、糸満市中で働けている人が豊見城市よりも5,000人多かったです。1万2,000人ほどいました。だから何かというと、豊見城市では地元で生活をしながら、地元で働いて、地元で子育てをするという地域で一つ循環みたいなものが成立していないではないかと思っております。そういった中で、やはり先ほどうるま市例もそうですけれども、昨日、市長も答弁でお示ししておりましたが、今後都市計画見直し中で、世界に誇る文化何とかとか、あと東ほうでは子育てがしやすい何とかとか、そういう抽象的なものではなくて、こういうデータに基づいて、土地利用をどうやって見直していくか、そして市民生活、所得向上、いろいろな観点で土地利用今後計画というものは立てていかなければならないではないかと思っております。よく沖縄県場合は、例えば製造業が来るに当たって、昔は松下電器が糸満市に来るとか何とかというときには、水が足りないとか、電力が高いとか、いろいろありましたが、今は電力も自由化されていますし、また、1,000万人観光客、あれだけホテルができても断水することもなくなりました。いまや住宅上に水タンクを建てて、前もって建築するような時代でもなくなりました。そういういろいろな要素も研究をしていけばいいではないかと思います。やはりチャイナリスクといって、こういういろいろな政治情勢中で、製造業生産拠点が国内回帰にあるような状況がある中で、沖縄所得が一番安い、所得が低いというは、ある意味では逆手に取って、国内中で労働市場があって、安い賃金で製造業が成り立つではないかという逆転発想で、今うちに研究をしながら、まだ3割しか市街化区域はないですから、この多く土地がある中で、早めにそういう視点で土地利用を見直すということをぜひ市長にも考えていただきたいと思っております。今まで本市は、まちがこれだけ旺盛に発展をしてきましたから、昨日答弁でもありましたけれども、やはり住居区域を整備していくということと、商業地域を整備していくというようなものが主眼として、土地利用具体的な話があったかと思います。しかし、住民税や固定資産税、また商業施設などから得られる法人税で、どちらかといえば税収をアップさせる。行政として財政を立て直して税収をアップさせるためには、どうやって土地利用を図ったほうが豊見城市財政が潤うか、そういう視点なかというふうに私は従前から感じていたわけですが、今、言ったように、本当に大切なは、ここに住んでいる豊見城市民が自分地域でお仕事ができて、そしていい給料がもらえて、なおかつその給料でもって、家族が養えて、そして近場にあれば、今まで浦添市に行って、通勤時間が2時間かかっていたり、1時間かかっていたりというようなものがあれば、10分で着くところで働いたらガソリン代はかからない、通勤時間はかからない。そうしたら夕方に子どもと遊ぶ時間ができる。地域活動ができる時間がある。ここに住んでいる人たちが豊かになれるような、そういう土地利用視点というものが私は大事ではないかと思っております。そこで質問しますが、第1次産業、第2次産業振興に向けて、どういった産業が本市を立地とするならばふさわしいか、また、本市であれば産業立地としてどこがふさわしいか、企業などへサウンディング調査を行って、今後中長期的な土地利用計画見直しを含めてやっていく必要があるではないかというふうに考えておりますが、市見解をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時02分)          再  開(11時12分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 お互い産業連関を高め、お互い産業振興に資する構造を作り出すためには、多く観点から検討が必要となります。市民が生活している場で仕事ができる。市民が豊かになる産業構造を作るためにはどういった産業が必要なか、どこに必要なかという部分に関しましては、各種統計調査データ等収集分析、各課産業振興施策取組状況把握、分析、市内事業者へニーズ調査などを取組、推進していきたいと考えております。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 非常に重要だと思います。先日も少し時間がありましたので、うるま市特別自由貿易地域、州崎、与那原町と西原町間ですか、東崎、西崎、いろいろ回って、今度糸満市でも南部病院近くにそういう形で製造業を含めた誘致をするという旨お話を、こういう区画整理をするということを聞いております。失礼、先ほど私質問中で、市街化区域が3割と言いましたが、実際は4割でしたので、訂正しておわびします。失礼いたしました。そういう中で、やはり近隣市町村や、そういうところを見渡してみると、豊見城市ほどこれだけポテンシャルがありながら、空港に接していて、なおかつ那覇港、那覇新港、また西海岸主要な流通インフラが身近にある中で、第2次産業を含めて、第1次産業もそうですけれども、そういう産業集積がなされていない。そういう中でサウンディングをすることによって、絶対食いついてきますから、それでこの産業立地、工業区域集積とか、そういう工業団地をどんとやるとか、そういうイメージでもいいです。そういうことをやらなければ、何年か前一般質問でも言ったですが、今から嘉手納以南土地が返還されていく中で、豊見城市ポテンシャルがいつまでも高いものではないということも、ある意味では想定しながら、そのことについて取り組んでいただきたいと思っております。1万5,000人もほか市町村に労働力がいっている。高いガソリン代を毎月払って、長い通勤時間をかけて、本当はあと20分、朝子どもたちと長くいたいのに、通勤時間がかかるから、勤務地が遠いから朝早くからばたばたして保育園に預けに行って、帰りはあの渋滞に巻き込まれて、本当は子どもと午後5時から遊びたいのに、午後6時、7時に、暗くなってから子どもを迎えに行って、ご飯を食べさせて寝ると。そういう市民が多くいるです。それを身近で働ければ、時間も稼げるし、そして可処分所得も上がります。そういう無駄な家計お金がかからなくなることによって、もしかしたら市長が考えているように、こども改革でいろいろ支援をしなくても、本当は地元で働くことによって、やっていけるかもしれないです。そういうことも将来的に、いわば支援策、助成をしていくということで、私は財政がもつと思っていませんので、それを仮に始めるとしても、早くそこから行政として、そういうものから支援策が脱却していくには、やはり市民皆さんがそういう形でお金がかからなくて、しっかりと稼げるような市民生活を送っていけるようなインフラ整備が必要だと思っていますので、ぜひこの辺はご留意していただいて、そういう形で次那覇広域都市計画見直しは取り組んでいただきたいというお願いでございます。脱ベッドタウンということです。いつまでもベッドタウンと呼ばれるではなく、しっかりと6万市民が働ける脱ベッドタウンでぜひやってください。 次質問に行きます。(3)与根体育施設に関する条例廃止について。 1月25日教育委員会と勉強会で配布された資料中で、市法律顧問見解「なお、条例を廃止せずにサッカー場を継続することを前提として、一時的に上物を除却し、後に機能回復する場合は条例が廃止されないままで、土地区画整理法に基づく直接施工により上物を除却することは可能である」と明記された文書を教育委員の皆さんに配布をしております。そのことについて見解をお伺いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 与根西部地区におきましては、本市産業振興を牽引する産業拠点として、良好なまちづくりを形成、誘導するため、平成29年12月に市街化調整区域における地区計画を定めております。当該地区計画においては、与根体育施設、野球場及びサッカー場位置する新産業拠点地区は、既存施設等操業環境向上とともに、交通利便性を生かした新たな産業振興ため、工業、流通、業務施設等立地を図る地区と位置づけ、この方針に基づき土地利用を誘導することとしております。令和元年6月には、市街化区域に編入したことに伴い、令和2年9月に議会議決を経て、地区計画変更も行っており、地区計画変更に伴う法的な手続中においても、土地利用方針に変更はなく、これまで体育施設として位置づけはございません。したがいまして、同地区につきましては、新しい土地利用を進めていくこととしていることから、市として、サッカー場を継続していくと方針はございません。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 質問に答えないは、特別調査委員会でも慣れておりますので、大丈夫です。この条例廃止に当たっては、再生医療が前提にあるということ。市長も施政方針中にもそういうことを明確に明記されていると思います。与党中では、それは全くもってないという発言、認識もありましたが、施政方針に書かれているものが、なぜ与党がそれを否定するかということで、私は少し首をかしげましたけれども、県ものづくり振興課担当者に先日問い合わせましたら、昨年8月11日を最後に、豊見城市とは、そのことについては昨年臨時議会で三度目否決がされた後ですけれども、再生医療について豊見城市と具体的な協議、もしくは話合いをもった記憶がないと。そういう中で、今は完全な白紙状態であって、ある意味では私たちがまだ再生医療ということでもって、あの土地はこれからまた条例案が、条例否決について議会で上がってきますということを聞いたら驚いていました。まだ、そういう話をしているかということで、そういう中で再生医療について、やはり市長、この条例廃止というものが再生医療を実現するためには、今回議会でやはり廃止するほうが望ましいという認識で、今回上程に至っているか、お聞きします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 私、昨年8月に県ほうに訪問いたしまして、7月臨時議会審議状況や、結果などを報告いたしました。その際に申し上げたわけですが、豊見城市としては、次期振興計画においても再び豊見城市が細胞バイオ加工施設誘致として選定されるように取り組んでいきたいと。現在、策定していますグランドデザインアクションプランについても県協力を得ながら進めていきたいということを申し上げております。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- ということは、これが今回条例部分先にはそういうことがある、その布石だということで、認識をしたいと思います。 ②に移ります。市法律顧問見解ですが、先ほど①番で質問しましたが、その資料見解に基づけば、市がこれまで主張してきた提案根拠は崩れており、今後、当区画整理事業が遅延することになれば、市長に責任があるではないかと考えておりますが、見解をお伺いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 与根体育施設設置における土地区画整理法上手続としましては、諸物件権利者に対して工作物等除却についてに基づく照会による手続を経て、施行者自ら建築物等移転等を行使できる直接施行を行うことができるとされております。先に廃止された野球場上物は、土地区画整理事業進展に伴いまして、この手続を経て除却されたものであります。ただし、野球場場合は条例を改正して、野球場を廃止した後にこの手続がとられたものであり、サッカー場においても同様に設置条例を廃止し、土地区画整理事業として新たな土地利用を進めていくこととしております。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 5回目否決まで含めてそうですけれども、議会はサッカー専用施設を機能回復するということで求めて、反対討論でもそれを述べている議員もいますし、議会議決でもって意思決定がなされたという認識であります。それで先日参考人招致で区画整理組合は市道218号線早期完成、もしくはその周り造成を早く進めていきたいということで、ある意味では、組合はそのときは条例を廃止しなければ、ただそういう作業ができない、やるべきではない、困難であるという認識も示されていましたけれども、ただ、幾つか質問をする中で、やはり市が事業計画を見直してやれば、協議移転はできるだという認識もありました。市長は区画整理事業指導監督者であるということからしても、区画整理に遅延を含めて、経費がいろいろかかりますから、支障をきたすわけにはいかない大きな立場であると思います。そういう中で、ここは一旦議会もこういう意思を示しているので、行政長として、議会意思も尊重して、サッカー場機能回復を含む事業計画に変更して、改めて組合と協議移転話合いをするがいいではないかと。再生医療話は一旦区画整理を進めた後に、令和4年度からありますので、それでまた議会と議論を進めながら理解を求めるというやり方ほうがいいではないかと、そういう政治的な判断が賢明だと私は考えていますけれども、どうお考えになりますか。 ◎市長(山川仁)  お答えしたいと思います。 当該土地区画整理事業につきまして、この218と言われている新設される道路、交通利便性を生かした新たな産業振興を図ることを目的として、これまで進められてきているところでありますので、引き続き組合皆さん方とも連携を取りながら、土地利用方針に基づく新たな産業振興が図られるよう土地区画整理事業推進を図っていきたいという考えでございます。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 議会も大事ですし、監督者として区画整理をしっかりと損害ない形で進めていかないといけないという立場で、いわゆるよく政治世界でアウフヘーベンという言葉があります。両方を足して、それで前に進めていくというやり方が私は今、市長がそういう決断をする時期に来ていると思いますので、そのことはお伝えをしておきたいと思います。 (4)市長基本的な政治姿勢についてお伺いをいたします。 12月議会でもやりましたが、市長那覇軍港に対する見解についてお伺いします。知事は2月浦添市長選挙において、那覇軍港浦添移設計画に対し、容認立場であるにもかかわらず、計画に「新軍港」と定義した移設反対派候補者を支援しました。この行為は三者合意による港湾内区域施設移動と先般議会で理解を示し、知事を擁護した山川市長は、亡くなられた翁長前市長を欺く行為だったではないかと思いますけれども、そのことについて市長ご見解をお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 去る2月に行われました浦添市長選挙において、玉城知事が特定候補者を支援したことは承知しております。支援した理由につきましては、浦添市長選挙はこれまで県民民意でもあります建白書実現など、オール沖縄枠組み中で共に取り組んでいただける方を支援してきたものだと理解しています。翁長前知事考え方と変わらないと報道されており、そのような認識で考えております。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 建白書というは、オスプレイ配備撤回と普天間基地県内移設断念を求める建白書だったと思います。いわゆるオール沖縄精神で、腹八分、腹六分というは、この2つ建白書理念を実現するために、ある意味では主義、主張、イデオロギー、政党、そういうものが違ってもこの2つを基にして、この旗もとでやろうというものだと思うですけれども、浦添市軍港移設については、建白書中に入っていないから、翁長知事も、城間幹子市長も、玉城デニー知事も、山川市長もこれは区域内移動に、それからその認識から超えないということで、前回議事録にもありますけれども、これは新基地ではないという認識を示されていますが、この建白書理念をするためだったら、そういう政策が違っても、ある意味で私から見れば選挙互助会というか、屋号だと思うですが、まさか山川市長、浦添市でそういう候補者応援に入ったということはないですよね。
    ◎市長(山川仁)  玉城知事同様に、私も数回応援に入っております。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- それは玉城知事と同様な理由ですか。 ◎市長(山川仁)  はい、そのような理解でよろしいかと思います。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- これがイデオロギーよりアイデンティティーということですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時31分)          再  開(11時31分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  大田議員ご意見として受け止めておきたいと思います。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- 市長意見が聞きたかったですが、私意見を聞く場になってしまいました。 次に移ります。(2)保育行政について。 認可外保育施設へ処遇改善を求める観点から、以下を伺います。 ①かねてより市議会において認可外保育施設と定期連絡会設置必要性を説いてまいりました。過去議会では、宜野湾市そういう要項を設けた形で月1回行政がオフィシャルで、認可外保育園皆さんと逐次、そういうような調整ができる場を用意しているということでしたが、本市も検討していただけるという旨内容だったと思うですが、その後どうなりましたでしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 認可外保育施設連絡会につきましては、令和元年度12月議会において、連絡会を開催する必要性や時期について施設側と協議を踏まえながら、適時、実施してまいりたいと答弁したところでございます。しかしながら、令和2年2月業務連絡会議開催以降、令和2年度においては新型コロナウイルス感染症による影響により、連絡会開催について各施設と協議を行う時間的ゆとりがなかったため、まだ連絡会開催には至っておりません。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- コロナということも昨日来からいろいろな会議とか、そういう検討をする場において、コロナということで、なかなかうまくできていないという答弁が続いておりますけれども、そういう会議などでも、要議員が言われていたリモート会議もそうなですが、私たちも議案説明会とか、いろいろな計画説明会にお招きをいただいたときに、間隔を開けて、大きなテーブルに1人だけ座らせて、それで周りを調整しながら、そういう対策で、いろいろ会議をやっていると思うですけれども、これについてそういう対応というものは考えてこなかったか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  先ほども答弁させていただきましたとおり、令和2年度においては、コロナ対策を優先的に行った結果、どうしてもそういう時間的ゆとりがなかったということでございます。 ◆8番(大田善裕議員) -再質問- ②③については、6月議会に陳情書が認可外皆さんから上がってきていますので、その陳情審議に譲りたいと思います。それで割愛をしたいと思います。しかし、ここ通告になっているべきものは、ゆゆしき実態だと思っております。なので、こうやって議員に質問をしてもらう。もしくは議会に陳情書で上げてもらうというは、ある意味では伝家宝刀というか、最終手段だと思うです。それを私が今、提案した形で、常にコミュニケーションがとれていたら、そこで様々な問題が解消できているだろうし、わざわざ議会でいろいろな視点から、議員ご指摘を受けるようなこともなかっただろうに、本当に惜しいことをしたということを見ておりますけれども、このことはせっかく陳情書が上がってきましたので、議会中でしっかり審議をしてまいりたいと思います。これで私一般質問を終わります。   ── 通告番号8(3番)真栄里 保議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、真栄里保議員質問を許します。 ◆3番(真栄里保議員) -登壇- 日本共産党真栄里保です。質問通告に従って質問を行いたいと思います。 まず、(1)市長政治姿勢について。 核兵器禁止条約は昨年10月24日、50国と地域批准という格好条件を満たし、今年1月22日に正式に発効いたしました。核兵器は、これまで被爆者をはじめ、社会多く人々から究極な悪と厳しく批判されてきました。禁止条約発効によって、核兵器は道義的に許されないだけでなく、史上初めて違法化されることになります。核兵器を保有し、使用を振りかざす国は、無法者とみなされ、核傘に依存する国は、共犯者となります。禁止条約国際的支持が広がり続けています。20年国連総会では、多く国が発効確定を歓迎する演説を行いました。各国に条約へ参加を訴えた国連総会決議は、130か国賛成で採択され、2017年に条約採択に賛成した122か国から前進をしています。現在、54か国が批准をしています。この流れを押しとどめることはできません。核兵器に固執する勢力は一層追い詰められています。核兵器禁止条約が国際法として発効したこと意義について、市長見解を伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 本市では核兵器廃絶に向けて、平成元年10月に「非核平和都市」宣言を行うとともに、市議会におかれましても同日、「核兵器廃絶平和宣言」決議が行われております。また、平成21年3月に平和首長会議に加盟しており、令和元年6月には広島、長崎被爆者が訴える「核兵器廃絶国際署名」に署名をしております。核兵器禁止条例発効については、国連や平和関係国際組織、平和首長会議など、市民社会諸団体、そして原爆投下被害と非人道性を訴えてきた被爆者やご遺族皆様活動が国際的世論を動かし、条例発効に至ったことは大変意義深く、核兵器廃絶に向けた新たな一歩を踏み出したものと受け止めております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時38分)          再  開(11時38分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁) -訂正- すみません。先ほど中段あたりで「核兵器禁止条例」と答弁をしましたので、「核兵器禁止条約」に訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいま訂正は、議長にて許可いたします。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 今、全国1,741自治体中で、532自治体で日本政府に対して批准を求めるよう決議が採択をされています。日本政府が核兵器禁止条約を批准するよう市長会に働きかける必要があるではないかと思いますが、市長考えを伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 今後も核兵器ない世界実現ために核兵器廃絶を求める諸団体とともに、核兵器廃絶を求めてまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 次に(2)長嶺城址公園整備について伺います。 ①進捗状況について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 長嶺城址総合公園整備事業は、平成30年度から国庫補助事業である社会資本整備総合交付金を活用し、現在取り組んでおります。進捗状況としましては、国庫補助事業費ベースで、令和2年度末時点予定では約4%となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 南側パークゴルフ場計画予定地用地取得状況について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 南側パークゴルフ場計画予定地用地取得につきましては、約5億1,000万円余り事業費を見込んでおりまして、令和2年度から令和4年度にかけて購入する計画となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ②南側パークゴルフ場供用開始時期、予定について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 現時点において計画では、令和7年度に南側パークゴルフ場18ホール供用開始を行う予定でございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 令和6年度まで計画について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 令和2年度から令和4年度におきましては、主に用地取得及び補償、令和4年度に南側パークゴルフ場実施設計、令和5年度から令和6年度にかけて工事を行う予定となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 次に③多目的広場設置目的について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 平成29年度に策定を行った長嶺城址総合公園基本計画において、サッカー等スポーツや遊具で遊びなど、市東部地区スポーツ拠点施設として活用、また、地域イベント開催場所として活用及び災害時一時的な避難場所として、多目的な利用が可能な広場空間として計画となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 令和2年度第14回定例教育委員会で教育長は、「長嶺城址にサッカー場をつくるということで認識でした。私も担当部長でしたので、そういう調整をしながらやってきました。ところが今議会で明らかになったは、サッカー専用施設でない」と答弁をしています。さらには12月11日連合審査では、「私認識としては、サッカー専用施設を長嶺城址公園につくるだという認識がありました」と答弁をしているですが、サッカー専用施設という考え方は、当初からなかったですね。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 長嶺城址総合公園整備事業におきまして、サッカー専用施設として整備計画考えはございません。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- サッカー専用施設ではないけれども、サッカー試合などはできますか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 サッカー試合が可能な広場空間として計画となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 多く市民皆さんがパークゴルフ場建設を心待ちにしています。しっかり取り組んでいただきたいと思います。 次に(3)新型コロナに伴う対策について伺います。 新型コロナウイルスは県民生活を直撃しています。琉球新報社と沖縄みらいランチサポートが行った県民アンケート結果が、1月24日付けに掲載されました。それによると手取り所得がコロナ以前と同じは48.5%で、半分以下に減った世帯が28.9%、ゼロか1割世帯になった世帯が13.4%に上っています。現在困っていることとして、複数回答ですが、「家賃や住宅ローンが払えない」25.7%、「公共料金や学費支払いができない」25.7%、「食料や必要な生活物資が買えない」19.9%となっています。同じ傾向は、2月16日付沖縄タイムスとQAB県民調査にも表れています。コロナ禍下で仕事も収入も激減し、県民暮らしを直撃しています。コロナ禍中で、市民をどう支援するか、国はもちろん自治体役割も問われているではないでしょうか。そこで伺います。 ①国、市独自対策として、どのような生活支援対策があるか、改めて伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 令和2年度における国、市独自生活支援対策として、給付型・貸付・猶予・減免等対策を幅広く講じておりますが、その中でも給付型事業を中心に紹介いたします。国生活支援対策として、一律1人当たり10万円を給付する特別定額給付金、子ども1人当たり1万円を給付する子育て世帯へ臨時特別給付金、生活が苦しいひとり親世帯に対して5万円、第2子以降はプラス3万円を給付するひとり親世帯へ臨時特別給付金、休業による収入減で住居を失うおそれある方に対して、家賃相当額を最長9か月支援する住宅確保給付金等がございます。 次に、市独自対策としまして、子ども1人当たり1万円を給付する子育て応援一時給付金、ひとり親世帯に対して子ども1人当たり1万円を給付するひとり親世帯子育て応援給付金、国特別定額給付金対象とならない令和2年4月28日から令和3年3月31日までに出生した新生児に対して1人当たり5万円を支給する新生児子育て応援特別定額給付金、全市民、事業所を対象に上下水道基本料金5割減免を行う水道基本料金減免や、就学援助、新型コロナウイルス対策事業等生活支援対策事業を実施してまいりました。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 市としてもしっかりと市民暮らしを守るために懸命に努力をされているこの姿に本当に感激をいたします。 ②新型コロナ影響で収入が減少した世帯に対する国民健康保険税減免制度、国保税減免について以下伺います。 (ア)減免申請件数についてお伺いいたします。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 直近1月末現在状況といたしまして、申請件数、申請受付件数215件、減免決定件数151件となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- そうすると、この全員が減免決定に至らないはなぜですか。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 昨年7月より減免申請受付を開始しておりますが、通常業務に加え、減免に係る申請書類等審査確認を行っていることから時間を要しております。現在、減免決定作業を行う賦課班全員体制で審査確認を行い、急ぎ決定作業を進めているところです。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 国保加入者に占める減免割合について伺います。 ◎市民部長(大城辰也)  1月末現在国保加入世帯数9,548世帯に対し、減免決定を行った世帯は151世帯となっており、割合といたしますと1.58%となっています。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 制度活用はまだまだ低いと言わなければなりません。そこで伺います。 (イ)減免申請周知啓発についてお伺いいたします。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 減免申請周知啓発につきましては、昨年7月から市ホームページ及び広報紙に毎月掲載しております。また、国保加入世帯へ送付する国民健康保険税納付通知書にコロナ減免についてチラシを同封し、国保加入全世帯へ配布するとともに、毎年12月に国民健康保険課で発行しております国保だよりにもコロナ減免案内を掲載し、市内全世帯へ配布することで周知を図ってまいりました。さらにコロナ減免申請期限が今年3月31日から令和4年3月31日まで期限が延長されておりますので、引き続き周知啓発に努めてまいります。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 担当課におかれましては、本当に市民相談に乗って取り組んでいるとお伺いをいたしました。ぜひとも延長された減免制度についてもぜひ市民へ周知を図っていただいて、可能な限り多く皆さんがこの制度を活用していただけるように取り組んでいただきたいと思います。答弁ありがとうございます。 続きまして、③家賃補助についてお伺いいたします。 (ア)豊見城改良住宅家賃補助状況についてお伺いいたします。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 豊見城市改良住宅入居者において失業、あるいは収入減等により、家計が急変した世帯については、豊見城市改良住宅設置及び管理に関する条例に基づき、必要であると認められる場合には、家賃減免及び徴収猶予制度を適用しております。なお、令和2年度状況につきましては、令和3年2月末現在になりますが、17世帯が家賃減免制度を活用しており、そのうち2世帯が新型コロナウイルスに伴う失業及び低収入を理由に、家賃減免を行っております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 住宅確保給付金も支給されていると思いますけれども、この支給状況について伺います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 本市におきましては、就労や生活支援等相談窓口として、社会福祉課内に就職生活支援パーソナルサポートセンターを設置し、生活が困窮している方から相談に対応しており、住居確保給付金制度による家賃支援案内をしております。住宅確保給付金につきましては、支給上限額以内支給額を3か月間支給することができますが、一定要件を満たす場合には3か月ごとに支給期間を延長することができ、当初9か月が改正され、最長12か月間支給が可能となっております。また、新型コロナウイルス感染症影響を踏まえた特例措置として、令和3年2月1日に規則一部改正があり、従来再支給要件が変更となり、住宅確保給付金支給が終了した方で、一定要件を満たす場合、令和3年3月31日申請受付分まで3か月間支給が可能となりました。前年度支給件数が9件、今年度支給件数は2月末時点では、323件となっており、うち新規支給件数139件、延長件数が98件、再延長件数が62件、再々延長件数が20件、再支給件数が4件となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 日本共産党国会議員団は、政府に対して住宅確保給付金について、生涯に一度しか申請できないという規定を見直すことを求めておりました。菅総理大臣は、第58回新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、生活に困った人家賃を公費で補助する住宅確保給付金について、一度利用したことがある人にも再支給を行うことを表明しました。住宅確保給付金再支給について、本当に困っている方々へ支援制度について周知がなされているか。また、市として、どういった周知努力が行われているか、お伺いいたします。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えいたします。 本市では、ホームページにて住宅確保給付金相談窓口である豊見城市就職生活支援パーソナルサポートセンターリーフレットを掲載しており、同リーフレットにて、住居確保給付金内容を確認することができるようになっております。また、社会福祉協議会や沖縄住宅供給公社等関係機関と連携を図り、制度について案内を促しているところでございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ぜひとも必要な方々に支援手が行き届き、ともに力を合わせてコロナを乗り越えられるように、引き続き支援強化をお願いしたいと思います。 ④家計急変就学援助について。 文科省は、新型コロナウイルス感染症に伴う就学援助取扱い及び周知について、事務連絡を出し、通常は前年収入により判断している所得基準について、申請時収入状況で判断するなど、柔軟な対応を行っているとして、新型コロナウイルス感染症影響により家計が急変したものに対しても同様対応を求めています。そこで伺います。 (ア)申請件数について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、実施をしております就学援助、新型コロナウイルス対策事業につきましては、認定条件が通常就学援助認定要件である申請前年収入状況による判定ではなく、新型コロナウイルス感染症に伴い離職を余儀なくされた方、市税等減免、徴収猶予を受けられた方、住居確保給付金や小口資金特例貸付けなど、公的資金支援を受けられた方などを対象としており、7月から申請受付時より、申請者全て方に必要書類提出をいただき、支援を行っております。なお、令和3年1月1日時点における認定状況としましては、小学校で30件、中学校で18件合計48件となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 文科省事務連絡には、保護者へ情報提供に努めるようお願いしますという文書もついています。 (イ)どういった方法で周知を図っておられるでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 周知方法としましては、令和2年6月議会において、本事業に係る補正予算成立後、6月25日には市内小中学校に対し、家計急変世帯に対する就学援助事業案内文書を配布し、全保護者に対し、周知を行うとともに、市広報にて情報提供を行ってきたところでございます。また、教育委員会窓口においても、就学援助申請に訪れた保護者に対しても、従前就学援助制度説明に加え、コロナ対策事業就学援助制度説明を併せて行い、新型コロナウイルス影響を受けられた世帯に対しては、より実態に即した制度活用が図られるよう対応してきている状況でございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ぜひとも引き続き丁寧な取組をよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時59分)          再  開(13時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 午前に引き継いで質問を行います。 ⑤PCR検査に対する支援について。 沖縄県はPCR検査体制を強化する方針を打ち出しました。医療、介護、障がい者、保育施設で働くいわゆるエッセンシャルワーカーに対するPCR検査を県責任で行おうとしています。加えて沖縄県が県民1人当たりPCR検査に当たり、8,000円助成を行うことを決めました。約1万円かかるPCR検査に対して、県補助は8,000円であります。この差額自己負担に対して、市が支援を行う考えはないか、伺います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 沖縄県事業として実施している新型コロナウイルスPCR検査につきましては県が8,000円を補助し、沖縄県民PCR検査機構が希望する住民を対象に自己負担分2,500円でPCR検査を受けられるものとなっておりますが、詳細な事業内容について確認できておりません。県制度構成を確認すると同時に、他市町村動向を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 別PCR検査専門沖縄臨床検査センターによると、補助金を受ければ1人当たり2,000円で、ドライブスルー方式で全て自己完結型で検査が行えるとしています。障がい者福祉施設や保育施設、教職員や市民と絶えず接する市職員など、優先して検査を受けるべきだと思います。現状として、新型コロナウイルスワクチン接種が急がれている中、財政的に厳しい対応だと思いますけれども、ぜひご検討をお願いしたいと思います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  体制も踏まえて、今後、検討してまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 昨日1都2県緊急事態宣言解除際、菅総理大臣はPCR検査についても国責任で行う旨を表明いたしました。ぜひとも国に働きかけて、国責任でPCR検査が受けられるように取り組んでいただきたいと思います。 次に⑥新型コロナウイルスワクチン接種について伺います。 現時点で取組状況について伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 令和3年2月16日付、厚生労働大臣通知によると、新型コロナウイルスワクチン接種対象が16歳以上方、接種期間については令和4年2月28日までとなっております。接種スケジュールにつきまして、住民接種優先順位といたしまして、1番目に高齢者、2番目に基礎疾患を有する者及び高齢者施設等従事者、ここにワクチン供給量により60歳から64歳方が加わります。3番目といたしまして、それ以外方となっております。接種開始時期につきましては、現時点では高齢者接種開始が4月12日以降とされております。本市においては、市内医療機関で行う個別接種と市役所2階保健センターで行う集団接種併用型で実施をすることとしております。個別接種実施医療機関につきましては、南部地区医師会に取りまとめをお願いしているところで、現時点で18か所が実施予定されていると伺っております。集団接種につきましては、土曜、日曜、そして祝祭日をメインとしつつ、平日実施についても想定しておりますが、医師や看護師確保が必須となることから、実施日や実施体制も含め、南部地区医師会豊見城班と調整を進めております。ワクチン接種まで流れとしまして、まずは接種対象者に対して、市から接種券及び予診票を事前に送付いたします。その後、各自で個別接種、または集団接種を選択していただき、予約を行っていただきます。接種当日には、接種券、予診票及び本人確認書類を持参していただいて、予約を行った医療機関、または集団接種会場にて接種を行うことになります。ワクチン供給量を踏まえつつ、感染防止対策も行った上で接種を実施するため、1日接種人数もある程度、制限が必要と考えておりますので、事前予約制を市民にもしっかりご理解いただいて対応していきたいと思っております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 何せ初めてことであり、様々な困難も予想されますけれども、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 次に⑦コロナ禍下でこども未来基金果たす役割について伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 コロナ禍においては、子育て環境、心理的、そしてまた経済的に厳しい状況が想定される中、特にひとり親子育て世帯においては、子育てに対する負担増加や、収入減少が危惧されるなど、生活安定が脅かされている状況にあります。このような状況下においても、こども未来基金を活用することで、切れ目ない子育て支援策を展開でき、親と子が健やかに暮らす環境を維持することができるものと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 基金財源について考え方について伺います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 基金財源については、本市自主財源であり、安定した収入が見込める市税普通交付税算定基礎となった留保財源範囲内一部と、ふるさと納税における特定財源である子どもに関する項目範囲内一部を充当することとし、その他一般寄附金を想定しております。ふるさと納税としては、本市歳入項目で最大限安定性と慎重性を兼ね備えたもので、それらを組み合わせることで基金全体安定的かつ継続性を保持し、基金事業を推進していきたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 沖縄県はつながりみんなで育もう。こうしたチラシを各公共施設に置いて、県民へ啓蒙活動を取り組んでいます。ここでは子どもたち未来を考える寄附、サポーター会員募集、これがうたわれています。先日教育民生常任委員会でこども未来基金が全員一致で採択されました。本議会でも制定されると確信をしております。このこども未来基金を制定していこう。こうした広く市民、県民に啓発活動も取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  条例制定をされて基金が設置された暁には、周知活動を徹底して行っていきたいと思っております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 先日、市こども未来サポート応援団取組がありました。多く市民皆さんに応援団に入っていただいて、これを側面からバックアップしていこうという取組だと思います。私も参加させていただきまして、子ども応援団に参加させていただくことになりました。こうしたバッチが会員になると配られるわけです。市会議員皆さんにおかれましても、子育てをみんなで応援していく。こういう気持ちでぜひサポーターに入っていただきたいと思っています。次に行きます。 東京五輪パラリンピック森喜朗元東京五輪パラリンピック組織委員会長女性がたくさん入っている理事会は時間がかかりすぎる。この発言は様々な意思決定場で、女性が積極的に活躍することを否定するあからさまな差別発言にほかなりません。会議で女性活発な議論を敵視する姿勢は、多様な意見表明を保障する民主主義否定につながる重大な発言であります。森氏は、辞任しましたが、これは日本社会に深く残るジェンダー不平等問題であります。 (4)ジェンダー平等について伺います。 ①職員男女割合について伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本市における正規職員男女比率につきましては、定数外である派遣職員等を除き、令和2年4月1日現在、男性68.7%、女性31.2%となっております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 豊見城市は女性の管理職へ登用率は、11市中で10位、9.6%と、県内11市町村平均14%を下回っています。新聞報道で相次いで報道され、大変残念な思いをされた市民もいらっしゃいます。総務企画部長は、私12月議会で質問に答えて、第3次豊見城市男女共同参画プランについて、見直しを図っていきたいと答弁しました。 ②次年度女性の管理職登用計画について伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 管理女性登用につきましては、平成31年2月に策定しました第3次豊見城市男女共同参画プランにおいて、2028年度目標値として設定した登用率10%をおおむね達成できている状況となっております。よって、登用率につきましては、国や県、他市町村状況を確認しつつ、見直しを図ってまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 10%というは、余りにもお粗末な数値目標で、国は2020年30%目標ができなかった。このことを今、反省的にいろいろ言われているわけです。女性積極的登用は、ジェンダー平等社会づくりへ本気度が問われていると思いませんか、いかがでしょうか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  はい、そのとおりでございます。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 女性が働きやすい職場づくりは、逆に男性も働きやすい職場となります。こうした職場環境は、市民にとっても開かれた市民サービスが行き届いた役所づくりにつながります。 ③働きやすい職場改善へ取組について伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本市におきましては、平成29年7月に豊見城市働き方改革基本方針を制定し、職場環境改善に取り組んでいるところでございます。基本方針では、「ワークライフバランス推進、ダイバーシティ構築2本柱を掲げ、最終的な目標をエンゲージメントを高め、生産性高い豊見城市に」と定めており、外部委託検討や、ICT活用、定数見直しや時間外勤務縮減、男性育児等へ参画や育児介護休暇等取得促進など方策に取り組んでおります。引き続き職場環境改善ため、基本方針に沿った取組を進めてまいります。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 可能な限り残業が少ない職場づくりです。そのために適正な人員配置を引き続き求めていきたいと思います。 最後に(5)道路行政についてです。 ①市道32号線と30号線合流地点安全対策について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市道32号線と市道30号線合流地点を確認したところ、「止まれ」など路面標示が消えかけて見づらい状況でありましたので、新年度早い時期に路面標示等引き直しを行い、優先道路を明確にし、安全対策に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ②市道39号線歩道ひび割れ補修進捗状況について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市道39号線歩道ひび割れにつきましては、以前にもご指摘がありましたので、現在、雨水による浸食等を防ぐため、応急処置として舗装亀裂に補修材を注入しております。現在、舗装に大きな変状はありませんが、歩行者通行に支障をきたしていることから、専門業者立会い下、亀裂発生した原因調査と対策に取り組んでまいります。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ③字根差部260番地付近崩壊危険ある里道補修進捗状況について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 字根差部260番地前里道補修につきましては、現在、擁壁とアスファルト舗装隙間にコンクリートを流し込み、雨水浸入を防ぐ対策を行っております。また、令和元年12月から毎月1回パトロール点検と観測を行っておりますが、現在、擁壁や路面に大きな変状はありません。今後も現場状況変化に注視しながら、随時対応していきたいと考えており、市道認定後には補助事業を活用し、事業に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆3番(真栄里保議員) -再質問- ④上田交差点から消防本部に向かう市道226号線補修進捗状況について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市道226号線は豊見城交差点を起点とし、県道7号線沿いウィングシティ付近へ連結する道路であり、当該道路路面には多数亀裂や沈下が確認されたことから、これまで修繕等にて対応を行ってまいりました。本路線沿線においては、ガードレールや擁壁等が傾いていることから、社会資本整備総合交付金を活用し、平成30年度より事業を着手しております。事業進捗につきましては、令和2年度は用地買収を先行し、令和3年度につきましては、沖縄県に対し7,600万円を要望しており、令和4年度事業完了を目指し取り組んでまいります。※(13番)徳元次人議員 離席(13時47分) ◆3番(真栄里保議員) -再質問- 最後に、今年度で退職をされる教育部長、水道部長をはじめ、職員皆さん、本当にご苦労さまでした。私は2年間でしたけれども、多く皆さんからたくさんことを学ばせていただきました。退職された皆さんが第二人生を新しいところで始められるよう祈念申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。   ── 通告番号9(18番)仲田政美議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、仲田政美議員質問を許します。 ◆18番(仲田政美議員) -登壇- 通告に従いまして一般質問を行います。 (1)健康福祉行政について。 ①我が国で不妊治療を受けているご夫婦は、5.5組に1組と言われています。公明党は20年以上にわたり一貫して不妊治療へ保険適用を推進してきました。04年には当時坂口厚労相下で、助成制度が創設され、その後も助成額などを段階的に拡充してきました。そして、いよいよ2022年度より不妊治療保険適用が実施されます。実施まで暫定的な治療支援拡充策として、今年1月1日以降に終了した不妊治療が対象となりますが、これまで15万円まで助成(初回のみ30万円)1回30万円までに、また回数についてですが、生涯で最大6回までから、子ども1人ごとに最大6回までとなります。所得制限についてですが、これまで夫婦合計730万円未満からでしたが、これが撤廃されます。また、法律婚夫婦だけでなく、事実婚夫婦も対象になります。私は平成17年と24年に不妊治療へ助成を市独自でと一般質問させていただいていますが、いまだ実現には至っていません。県内多く自治体が不妊治療助成を行っていることから、市民方々から助成に対する問合せが多く寄せられています。特に今回支援拡充は、不妊で悩まれておられるご夫婦にとりまして大きな希望となります。そこで不妊治療について情報提供や相談窓口設置についてお伺いします。 ②不育症治療費費用助成ができないか見解を伺う。 妊娠しても流産等を2回以上繰り返す不育症は、早い段階で適切な診断・治療を受けると80%以上治療効果が得られ、出産できると言われています。公明党は長年にわたり当事者声を受け止め、治療法一つとされる「ヘパリン注射」保険適用を実現してきました。また国は新年度予算で、不育症検査へ助成を行っている自治体に対し、上限5万円を助成するとしています。安心して子どもを産み育てられるよう、本市として、不育症治療費費用助成ができないか見解をお伺いします。 ③コロナワクチン接種へ取組について。 (ア)市民がスムーズに接種できるよう体制づくりについて見解をお伺いします。 (イ)高齢者から、かかりつけ病院で接種できないかと要望があるが見解をお伺いします。 ④交通弱者対策について、高齢者や障がいをお持ち方、あるいは妊産婦「地域足」確保に、乗り合いタクシーを導入できないか、見解をお伺いします。 (2)子育て支援について。 ①県は子ども医療費通院分を2022年度4月から現行「就学前まで」から「中学卒業まで」に拡充するとしています。私はこれまでも子ども医療費助成拡充を求め一般質問してきました。多く子育て中方々から、経済的不安もあり実施が待たれています。コロナ禍中で、職員皆様におかれましては、様々な業務が増大する中、大変だとは思いますが、確実な実施に向けて準備は必至です。本市として取組計画をお伺いします。 ②「子育て世代包括支援センター」取組状況をお伺います。 ③待機児童解消について。 (ア)令和3年度待機児童数予測をお伺いします。 (イ)その解消を図る上で取組計画をお伺いします。 ④紙おむつ自動販売機設置についてですが、2018年、国土交通省から「子育て応援取り組み方針」発表を受け、県外では高速道路サービスエリア「道駅」等に、赤ちゃん用紙おむつを備えた飲料用自動販売機を地元行政等協力で設置され、大変喜ばれているとことです。本市においても導入する考えはないか、見解をお伺いします。 (3)男女共同参画について。 本市職員女性幹部登用方針をお伺いします。 (4)SDGs取組について。 ①市民を挙げてSDGs機運を高めるため、全庁的にSDGsマークを掲示する考えはないか、見解をお伺いします。 ②パートナーシップ制度導入について、これまでも幾度か一般質問で取り上げてきましたが、昨日3月18日新聞報道によると、「同性婚を認めていない民法など規定が憲法に違反する」として北海道同性カップルが提起した訴訟で、札幌地裁は「不合理な差別で法平等に反する」と判断を示した、と報道がありました。このような現状を踏まえて当局見解をお伺いします。 (5)教育行政について。 ①就学援助(医療券)改善・拡充について。 (ア)例えば慢性的な疾病を持つ児童・生徒が4月に申請すると7月から8月頃認定になるようですが、その間病院を受診した場合、4月から対象になるはずですが、病院によってはその対応がまちまちであるとことです。医療券に申請日から適用を表示することでその適用が明確にでき、改善につながることになると思いますが、見解をお伺いします。 (イ)申請から決定まで日にちを要するので、申請日から使用できるようにするかわりに、万一、不認定になった場合対策として、誓約書等をもらって自己負担を確認しておくことができないか、見解をお伺いします。 ②本市少人数学級取組についてお伺いします。 ③制服選択制採用について、県内公立中学校では、2019年度9校から2020年度には30校へと急増していると最近新聞報道がありました。心と体性が一致しないLGBT生徒へ配慮が制度導入主なきっかけであるが、ズボンは温かく動きやすいので、気候や体調によってスカートと使い分けることで、学校生活が過ごしやすくなるがその理由ようです。そこで、本市として制服選択制について見解をお伺いします。 (6)饒波川整備について。 ①現在「尚敬橋」から「かわさき橋」遊歩道及び川護岸は、コンクリートで整備されているが「高入端橋」から「尚敬橋」までは雑木や雑草が中州から護岸まで覆い隠しています。上記同様に整備を県へ要請できないか、見解をお伺いします。 ②饒波川雑木で覆われた現状は景観もよくない上に、防災・減災観点からも市内を流れる河川にふさわしくないではないでしょうか。雑木伐採や雑草除去を定期的に行うよう県へ要請できないか、見解をお伺いします。 ③「高入端橋」から「尚敬橋」までうち、サンエーウイングシティ下側付近は木が生い茂り、暗く、遊歩道も利用される市民方々から防犯観点からも遊歩道を覆う雑木等処理を望む声があります。当局見解をお伺いします。 (7)豊見城市新名所づくりについて。 現在、饒波川「高入端橋」から「かわさき橋」川沿いには、桜木が植栽されていて、今年も見応えある開花風景でありました。その饒波川資源を生かし、春は桜まつり、5月はこいのぼりまつり、夏はほたるまつり、冬はイルミネーション等イベント企画を催し、豊見城市新たな名所として饒波川まちづくりについて、当局見解をお伺いします。 (8)道路行政について。 防災・減災、国土強靭化ため5か年加速化対策について、令和2年度第3次補正予算「沖縄331号維持管理」として、豊見城市に関する以下具体的な事業内容についてお伺いします。 ①沖縄331号維持管理1億2,500万円。 (ア)高台避難6,000万円。 (イ)デジタル化6,500万円。 ②国道506号小禄道路1億6,000万円が計上されておりますが、内容をお伺いします。※(19番)大田正樹議員 離席(13時49分)※(19番)大田正樹議員 復席(13時52分) ○議長(大城吉徳)  当局答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  仲田政美議員(3)男女共同参画について、本市職員女性幹部登用方針を伺うということにお答えしたいと思います。 管理女性登用については、第3次豊見城市男女共同参画プランにおいて、基本目標として定めた「誰もが個性と能力を生かした住みよいまちづくり」指標として掲げた市役所管理職、課長級以上女性登用率10%実現に向け取り組んでいるところでございますが、さらなる推進に向けて、第5次豊見城市総合計画中では、管理女性登用率目標値を令和7年度14.6%としているところです。※(13番)徳元次人議員 離席(14時00分) ◎福祉健康部長嘉数久美子)  仲田政美議員ご質問(1)①から③及び(2)①から④について順次お答えいたします。 まず(1)①不妊治療費用助成と相談窓口設置については、現在、沖縄県において、健康保険適用外となっている特定不妊治療費へ一部助成が行われております。本市では、子育て支援課窓口に沖縄県作成不妊治療に関するリーフレットを設置しており、市民からお問い合わせ際に、リーフレット配布に併せて、県担当窓口をご案内しております。また、本市ホームページ不妊に関する相談、支援制度についてページから、沖縄県ホームページ関連ページへリンクできるようになっております。不妊治療に関する相談に対しましては、引き続き県窓口をご案内してまいりたいと思っております。 ②不育症治療費費用助成については、国は令和3年度予算案において、不育症検査へ助成や不育症に対する相談支援等拡充を掲げております。市としましては、今後国、県動向を注視してまいりたいと考えております。 ③(ア)新型コロナウイルスワクチン接種体制につきまして、本市においては、市内医療機関で行う個別接種と市役所2階保健センターで行う集団接種併用型で実施することとしております。個別接種実施医療機関につきましては、南部地区医師会にて取りまとめることになりますが、現時点で18か所で実施が予定されております。集団接種につきましては、土曜、日曜、祝祭日をメインとしつつ、平日実施についても想定しておりますが、医師や看護師確保が必須となることから、実施日や実施体制も含め、南部地区医師会豊見城班と調整を進めております。 (イ)かかりつけ病院による接種についてですが、新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、原則として住民登録ある市町村内実施医療機関、もしくは集団接種会場にて行うこととなっておりますが、その例外として基礎疾患をお持ちで、通院されている方については、住所地を問わず、かかりつけ医で接種を受けることができるようになっております。ただし、かかりつけ病院がワクチン接種実施機関であることが前提となりますので、そうでない場合には一般方と同様に、住民登録ある市町村内実施医療機関、もしくは集団接種会場で接種となりますので、ご理解をお願いいたします。 次に(2)①本市子ども医療費助成制度へ取組についてですが、本市はこれまで子育て世帯に対する医療費負担軽減と本県将来を担う子どもたち健やかな成長を支援するため、通院対象年齢拡大早期導入を行うよう、市長会等に呼びかけを行ってまいりました。本市強い呼びかけもあって、市長会皆様から賛同を得られ、昨年9月に市長会からも子ども医療費助成制度拡充について要請書を提出することができました。また、南部市町村会に対しても同様に、本市から呼びかけを行った結果、昨年10月16日定期総会で要請書提出賛同が得られたところでございます。その後、令和2年11月27日付、沖縄県保健医療部より、令和4年4月より現在就学前までから中学校卒業までに拡充する通知が県内市町村に発せられ、対象年齢が統一された医療助成制度がいよいよ実現される見通しとなりました。今後本市取組としては、令和4年4月診療分より拡充することに向けて、条例改正、住民へ周知、システム改修など、諸準備に取り組んでまいります。また、全て子どもが等しく医療を受診することができるよう窓口無料化、いわゆる現物給付方式導入も併せて実施いたします。これらことは沖縄県全体子どもたちへ平等に実施されるべきと考えていることから、県下統一した制度導入について、市長会を通して県へ要請してまいりたいと考えております。 ②子育て世代包括支援センター取組状況については、本市では令和2年10月に子育て世代包括支援センター開設を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症対応ため、令和3年4月に開設を延期しております。しかし、令和2年4月から同センター準備職員として、保健師2名を配置し、新型コロナウイルス感染症発症以降、増加した妊産婦健康相談に対応するなど、相談支援体制は強化されております。また、関連する事業である産後ケア事業と産婦健康診査事業については、当初予定どおり令和2年10月から実施してきております。 ③(ア)につきまして、国が実施する待機児童数調査は、4月1日現在と10月1日現在年2回となっておりますので、その時点待機児童数をお答えいたします。令和2年4月1日現在待機児童数は139名でございます。令和2年10月1日現在待機児童数は150名でございます。次年度予測としては、例年4月以降に調査要領が示されて、調べに数週間かかることから、現時点待機児童数をお示しすることができませんので、ご理解ください。 (イ)につきまして、待機児童解消に向けた取組として、受け皿整備と保育士確保両面を行う必要があると認識しており、市が実施している事業について、ご説明いたします。まず、ハード面についてですが、令和2年9月に保育所等設置運営事業所を選定し、令和4年4月開園に向けて、新園3園、分園1園が整備され、328名園児を新たに受け入れる体制が整う予定であります。次にソフト面についてですが、保育士確保策及び処遇改善策として、新規採用保育士家賃代を補助する保育士宿舎借り上げ支援事業、②保育士正規雇用化を図るために必要な給料と経費を補助する保育士正規雇用化促進事業、③保育士を目指す方受験対策講座を実施することで、保育士合格者を増やし、保育士新規確保を図る保育士試験受験者支援事業、④特別な支援を必要とする児童保育を積極的に実施する法人立認可保育園に対して、加配保育士人件費を補助する障がい児保育事業、⑤保育士負担軽減を図るため、労働環境改善に積極的に取り組んでいる保育事業者に対し、保育補助者配置に必要な費用を支援する保育補助者雇上強化事業を行っております。また、法人園長会から要望を踏まえて、令和3年度から保育士就職準備金支援事業と保育体制強化事業2事業を新たに予算化しており、保育士働く環境を整え、処遇改善につながるものと考えております。今後も市内保育施設と意見交換を踏まえながら、待機児童解消に向けた取組を行ってまいります。 ④赤ちゃん用紙おむつを備えた飲料用自動販売機設置については、現在、市庁舎に設置しております飲料用自動販売機設置許可期間が5年となっておりますので、次回設置許可更新際に検討してまいりたいと考えております。※(16番)宜保安孝議員 離席(14時02分)※(15番)川満玄治議員 離席(14時04分)※(6番)新垣繁人議員 離席(14時04分)※(12番)波平邦孝議員 離席(14時04分)※(15番)川満玄治議員 復席(14時06分) ◎都市計画課参事(福地友博)  仲田政美議員(1)④についてお答えいたします。 高齢者をはじめとする交通弱者移動手段確保については、市として取り組むべき重要な課題であると認識しております。一方で、交通弱者移動手段として導入する交通システムについては、利用者利便性に加え、本市地域特性、財政的な負担、人材確保等を踏まえた継続的な運行が可能なシステムとする必要がありますので、今後、策定する総合交通戦略等において、学識経験者、行政関係者、交通事業者、市民代表等とご意見等を伺いながら、乗り合いタクシーも含め、様々な交通システムについて、慎重に検討を行ってまいりたいと考えております。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  仲田政美議員(4)①及び(7)についてお答えいたします。 持続可能な開発目標SDGsは、誰一人取り残さない社会実現を目指して、経済、社会、環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むことを理念に、2015年9月に国連サミットにおいて採択されたものであり、国においてもSDGs実施に最大限取り組む旨が表明されております。また、国が設置するSDGs推進本部において、各地方自治体は各種計画や戦略、方針策定や改定に当たっては、SDGs要素を最大限反映することを奨励しており、本市においても新たに策定した第5次豊見城市総合計画基本構想政策展開基軸一つに、誰もが安心して暮らせるまち豊見城を掲げ、豊見城市らしいSDGs実現に向け、誰一人取り残さないやさしいまちづくりに取り組むこととしております。SDGsマークについては、同基本構想政策5分野において、関連するマークを掲載しております。同様に、基本計画及び実施計画においてもマークを掲載し、各計画等策定後には、市広報紙や市ホームページ等を活用し、SDGsも含め、広く市民へ周知を図っていきたいと考えております。 次に(7)饒波川沿い桜並木は、「饒波川をきれいにする会」と「饒波川に桜を植える会」によって美化作業と桜植樹活動が重ねられました。本市からも豊見城市市民団体活動支援事業として、桜植樹助成をしており、平成25年からは饒波自治会が主体となって、関係団体と連携しながら、饒波川を元きれいな川に戻し、市民憩い場、散策道として活用できるようにしたいと活動を続けられております。今後、この地につきましては、花を生かした本市新たな名所として、市民が散策を楽しんだり、休憩をする場所として活用について、地元や活動団体意見を聞きながら検討していければと考えております。 ◎市民部長(大城辰也)  仲田政美議員ご質問(4)②についてお答えいたします。 パートナーシップ制度導入については、令和3年度から新たな総合計画、前期基本計画において、性別や固定的な性別役割、分担意識にとらわれず、誰もが自分らしく生きられる社会実現を目指すとし、性多様性理解増進を図り、パートナーシップ制度検討を含め当事者方々様々な課題解決に向けて取り組むものとしております。また、沖縄県では全て県民尊厳を等しく守り、個々違いを認め合い、お互いに尊重し合う共生社会づくりを目指し、沖縄県性多様性尊重宣言、美ら島虹色宣言に向けて取り組んでいるところでありますので、本市といたしましても、同宣言案趣旨について、市内全体で共有していきたいと考えております。市民に対する性多様性に関する啓発活動を行いながら、パートナーシップ制度導入についても併せて検討していきたいと考えております。 ◎教育部長(原國政也)  仲田政美議員ご質問(5)①から③について順次お答えをいたします。 まず、①(ア)でございますが、4月申請に係る認定は8月になるため、認定まで医療費については、これまで受診実績あった医療機関に対し、協力依頼として文書を送付し、かかる医療費について保護者自費負担か医療機関立て替えにて対応をお願いしている状況でございます。ご質問にあります申請日から適用を表示することについてですが、以前より就学援助適用時期が分かりづらいとご指摘があったことを受けまして、令和2年度就学援助認定者より医療券上段へ認定月が分かるようスタンプにて表示を行い、医療機関に対し、認定月が一目で分かるよう対応をしております。 次に(イ)でございますが、議員ご提案誓約書等による認定まで対応については、他自治体で実施実績もあり、保護者や医療機関ご負担を考えると有効な手段であると推察されます。しかしながら、非認定となった世帯に対して行った医療費公費負担分収納に関する一連業務負担発生も懸念されます。つきましては、本件について、他自治体取組状況を調査するとともに、本市における就学援助事務実施体制を踏まえ、より有効な手段について、今後検討を行ってまいりたいと考えております。 次②でございます。国は令和3年2月2日、義務教育法標準改正案を閣議決定し、5年をかけて小学校2年生から6年生までを35人学級に引き下げる予定でございます。豊見城市では、沖縄県公立小中学校編制基準に基づき、小学校1年生、2年生は30人以下学級、小学校3年生から中学校1年生までは35人以下学級を実施しております。また、新聞報道であるように、沖縄県は令和3年度から中学校2年生、3年生も35人以下学級を拡大する方針を決定しております。教育委員会としましては、中学校2年生、3年生35人以下学級につきましては、令和3年度から実施に向けて準備を進めているところであり、30人以下学級に向けてもできるところから段階的な導入について検討してまいりたいと考えております。 次に③でございます。今年度において制服選択制を導入している学校は、個別案件になりますが、ございます。どの中学校においてもLGBT等、性に関する悩みを抱えている生徒については、教育相談活動等を通して、本人困り感について把握に努めており、本人希望や意思を尊重し、制服などご相談があれば個別に対応していくこととしています。教育委員会としましては、現状を踏まえながら、制服選択制について検討が必要であるという認識でございます。※(16番)宜保安孝議員 復席(14時16分) ◎経済建設部長(金城道夫)  仲田政美議員ご質問(6)と(8)について順次お答えします。 (6)①について、議員ご指摘とおり、高入端橋から尚敬橋まで中州及び護岸が雑草等で繁茂している状況を確認しております。饒波川整備につきまして、河川管理者である沖縄県南部土木事務所に問い合わせたところ、高入端橋から尚敬橋間遊歩道舗装については、現在ところ計画はないとことです。また、護岸整備については、既に完了しているとことでありました。高入端橋から尚敬橋間中州から護岸までを覆い隠している雑木や雑草については伐採していただくよう県へ要請してまいります。 ②について、饒波川整備につきまして、河川管理者である沖縄県南部土木事務所に問い合わせたところ、雑草等が饒波川流れを阻害している場合は、速やかに対応するとことです。また、饒波川周辺の管理用通路等につきましては、他河川状況及び予算等を踏まえ、次年度以降、順次対応するとことであります。本市としては、定期的な維持管理をするよう求めていきたいと考えております。 ③について、饒波川整備につきまして、河川管理者である沖縄県南部土木事務所に問い合わせたところ、他河川状況及び予算等を踏まえ次年度以降、順次対応するとことであり、今後、早期に対応していただくよう県へ要請してまいります。 (8)①(ア)について、事業内容ですが、南部国道事務所に確認したところ、国は令和2年度第3次補正予算において、沖縄総合事務局開発建設部所管補正予算に防災・減災、国道強靭化ため5か年加速化対策事業を活用し、県内初となる国道331号豊見城市豊崎地区に津波や洪水から緊急避難場所を確保するため、高架区間等を活用した一時避難場所へ行けるよう高台へ避難階段整備費として、6,000万円補正を計上しているとことでありました。 (イ)につきまして、南部国道事務所に確認したところ、デジタル化予算内容については、道路管理用車両にレーザースキャナや、カメラなど機器を搭載し、走行しながら車道及び車道周辺地物位置データを容易に取得することができることから、データを利用し、許可審査等手続が迅速になるといった内容となっておりますが、本市に関連する内容は特にないとことでありました。 ②につきましては、国道506号小禄道路において、那覇市具志付近へ橋脚1基を施工する予定とことでありました。※(12番)波平邦孝議員 復席(14時22分)※(22番)比嘉 彰議員 離席(14時22分) ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 時間も押しておりますので、再質問は先ほど答弁いただきました(8)道路行政についてから始めたいと思います。 今年は東日本大震災から10年がたちました。いまなお被災者皆様は多く苦難を抱えていらっしゃいます。決して負けることなく、心復興を含め、真復興施策が真に加速されるよう願っております。私は東日本大震災教訓を生かして、本市防災・減災強化を推進してきました。これまで低地豊崎、与根地域と、高台避難対策について避難ビル、あるいは避難タワーという施策を求めているところですが、今回高台避難として6,000万円はとても大事なことであると、先ほど豊見城市は県内初という感じでしたけれども、具体的にどのような計画がなされるか、その具体的な内容をお伺いします。※(21番)赤嶺吉信議員 離席(14時23分) ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時23分)          再  開(14時24分)
    ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 具体的な内容としましては、西海岸道路、豊見城道路に市民体育館側ほうから階段をつけて避難できるような階段を設置するということでございます。※(22番)比嘉 彰議員 復席(14時25分) ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 津波ときには遠くへ避難するよりは近く高台と言われていますので、とても大事なことだと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 続きまして、(1)健康福祉行政についてですが、最近、ホームページ不妊治療に関する情報が「不妊に関する相談支援体制について」と見出しがつき、沖縄県ホームページ関連ページへリンクしやすいように改善されています。このたび一般質問通告後、いち早く情報提供を工夫されて発信されています。市民サービス向上につながっているではないかと思います。ありがとうございます。でも実態としては、情報がなかなか得られない方もいらっしゃいます。国制度も大きく改正されて、経済的負担不安解消は不妊で悩む夫婦希望となります。市民へ周知として、市広報紙へも掲載ができないか見解をお伺いします。※(21番)赤嶺吉信議員 復席(14時26分) ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 不妊治療に関する情報提供については、現在周知方法に加え、市広報紙へ掲載も検討したいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ご答弁ありがとうございます。 ぜひとも市民に寄り添った対応をこれからもお願いいたします。 続きまして、②不育症治療費用助成ですけれども、県内自治体では独自に検査、治療費助成を実施しているところもあるですが、保険適用となる間、助成できないか、見解をお伺いします。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 市独自で助成については、現在ところ国や県補助金等もないことから、今後国、県、近隣自治体動向も踏まえた上で、検討してまいりたいと考えております。※(6番)新垣繁人議員 復席(14時27分) ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ぜひご検討をお願いいたします。 続きまして、(3)コロナウイルスワクチン接種取組についてですけれども、先ほどご答弁で、市内医療機関で行う個別接種と、庁舎、保健センターで行う集団接種併用型で実施するとご答弁で、市民各自が選択し、安心して接種に臨めると思います。今後、医療機関皆様、関係者皆様確保や、コロナウイルスワクチン接種記録システム導入など、接種計画策定どおり進められるよう、初めて大掛かりな接種となります。ぜひ力を合わせて頑張っていただきたいと思います。これは答弁は結構です。 ④交通弱者対策についてでございます。運転免許証を自主返納なさった方、交通不便地域高齢者方々から、デマンドバス導入等要望が多くありまして、そういったことからこれまで一般質問で取り上げさせていただいておりました。でもなかなか厳しく、交通弱者対策が進展していないように思います。県内では多く自治体がデマンドバスを導入、近隣市町村におきましては南城市、糸満市、与那原町と導入しています。交通不便地域高齢者新たな交通手段を考えたとき、少ない予算で効果的に期待が持てるものだと思いまして、乗り合いタクシーを地域足、生活足として導入できないかと考えているところですが、再度ご答弁をお願いいたします。 ◎都市計画課参事(福地友博)  お答えいたします。 乗り合いタクシーを含むタクシーについては、市民足として重要な役割を果たしているとともに、重要な地域資源であると認識しております。交通弱者移動手段を検討する上では、タクシー事業者を含めた交通事業者皆さんと、ご意見等を踏まえた上で、本市にふさわしい持続可能な移動手段について、引き続き検討していきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 答弁ありがとうございます。しかし、なかなか遅々として進まないが現状でございます。市内にはタクシー会社が何社かありますので、無線で配車が行き届いていますので、ぜひ導入に向けて、これから計画するは本当に大事なことですが、活用について意見交換などなさるお考えはないか、見解をお伺いします。 ◎都市計画課参事(福地友博)  市内タクシー事業者につきましては、今後策定する交通戦略会議などを通しながら、意見交換をしていきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 時間です。本年3月31日をもって退職なさる部長、課長、そして消防課長もおいでと聞いております。昨年、今年と、本当に誰もが想像もしなかった、経験したことない新型コロナウイルス感染防止対策に、現場では大変ご苦労をなさったことだと思います。本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございます。感謝申し上げます。これをもちまして、私一般質問を終わります。※(6番)新垣繁人議員 離席(14時31分) ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時31分)          再  開(14時41分)※(6番)新垣繁人議員 復席(14時39分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号10(16番)宜保安孝議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、宜保安孝議員質問を許します。 ◆16番(宜保安孝議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。保和会宜保安孝です。昨日は儀間盛昭議員質問際に、議会運営に関して少し疑義がありましたので、退席させていただきました。せっかく準備をしていた儀間議員には大変申し訳なく思っております。しかしながら、今回、私たちがとった行動は、これから豊見城市をもっとよくするため行動でありましたので、ご理解ほどよろしくお願いします。 それでは一般質問に入ります。 (1)新型コロナ経済対策等について。 ①緊急事態宣言に入る前対応について以下を伺います。 (ア)沖縄県とどのような協議を行ってきたか伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局答弁を許します。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 新型コロナ経済対策等について沖縄県と協議につきましては、水道事業において沖縄県公営企業管理者に対し、受水費減額措置要請を行っております。また、市内事業所から新型コロナウイルス感染に対する不安声を伝えるなど、沖縄県と調整や情報共有を行っております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 今回この質問を投げかけましたところ、あまり具体的な質問内容になっていないかもしれないので、答弁調整が来るかと思っていましたら、一度も来なかったので、もしかしたらかみ合わない質問と、やり取りになるかもしれませんが、なるべくかみ合うようにやっていきたいと思っております。 市長2月11日、これは緊急事態宣言に入って、ある程度落ち着いた頃ですけれども、市長SNSにて、人口比で東京に次いで沖縄県は感染被害があるということを前提におきながら、こう述べております。「政府が沖縄県も緊急事態宣言指定を一日も早く行っていただき、県内中小企業、飲食店、全て県民に寄り添う措置を取ってほしいです」とアピールをしておりました。具体的な動きではなく、抽象的にSNS上で述べても何も成果を得られないと思っております。それも緊急事態に入って、ある程度落ち着いたとき動きとしては、豊見城市、沖縄県コロナ対策においてどのように動いてきたかというが見えないので、ちょっと不安に思いました。 その中で(イ)ですけれども、他市町村長、また商工会方々であったり、飲食業組合等が県に対して、時短要請を我が市、我が村も行ってほしいということで、一生懸命申請しておりました。しかし、豊見城市ではそれがなかったように思います。そこで質問します。 他市町村長が行っていたと同様に、飲食店に対する補償を県に求めたか、お伺いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 沖縄県に対し、市内事業所から声をお伝えし、営業時間短縮要請指定地域要件を確認したところ、市中感染を防ぐことを目的に、飲食関係を感染源とする事例が集中している地域としているため、本市は対象となっていないが、今後状況によっては検討していくと回答でございました。指定地域に該当するかということにつきましては、沖縄県が日々感染状況による客観的データを踏まえた有識者見識を活用した上で、慎重に判断するものと認識しております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 年末12月25日に、我が保和会、そして会派ZERO、公明党、各会派長名で市長に対し、「新型コロナウイルス感染症対策に関わる営業時間短縮地域指定に対する要請について」ということで、要請文を出しました。当日は、年末忙しい時期ではありましたが、金曜日、12月28日月曜日は仕事納めということもありましたので、私と新垣亜矢子議員、川満玄治議員、3人で市長室、そして産業振興課にお伺いしまして、概要説明をさせていただこうと思って行きましたが、忙しいということで、市長に面会することができませんでした。ずっと待っておきますので、1分だけでも時間をください。そうでないと間に合いませんということでやりましたが、市長室におられるにもかかわらず、お会いしてくれない。月曜日だったらいいと言いますけれども、月曜日になると時短要請要請どころか、仕事納め日です。ですからどうしてもその日に時間をとってください、待ちますからと言っても、できない一点張りでございました。すごく残念に思いますが、先ほど総務企画部長ほうから県回答というふうに言っていましたけれども、それはどのような形で確認をしたか。例えば市長、副市長に報告をして、県と要請になったか、その辺を時系列的に教えてください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時48分)          再  開(14時49分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎産業振興課長(喜久里則子)  ただいま質問にお答えいたします。 3会派から要請書が25日に提出される以前におきまして、商工会やほか市議皆さんから市内事業所状況をお聞きしておりました。それを踏まえて、25日午前中になりますが、県支援助成金担当窓口になります中小企業支援課とコロナ対策本部、2課に電話で問合せをしております。その中で時短要請を行う地区基準等をお聞きし、その時点で豊見城市状況が指定されていたほか5市と比べて、とても数値として低かったものですから、今後状況を見ながら指定については考えていきたいという声をいただいております。そして午後になりまして、今、議員がおっしゃったように、宜保安孝議員ほか3名議員が窓口にいらして、同様説明を私、説明させていただいたですが、その時点ではまだ市長には報告はしておりませんでした。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 私たちが出した要請書というは、我々野党であっても、各3会派から連名で出ている大事なものだと思いますけれども、沖縄県には電話で確認しただけですか。本来であれば行政対行政でやると、文書でもって要請をし、それで文書をもって回答してもらうような形が通常だと思いますが、これは電話だけでしょうか。 ◎産業振興課長(喜久里則子)  はい、電話で問い合わせたのみでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 12月25日午前中に電話で問合せをしたところ、私たちがいっても、結局、県がこうでしたからできませんでした。そういう答弁にしか聞こえませんが、我々が市長にお会いして話をしたかったは、今豊見城市内その当時各飲食店状況を見たときに、やはり他市町村、特に那覇市が10時にお店が閉まりますから、8時半ぐらいになると、特に那覇市に近い豊見城市居酒屋とか、カラオケ店などにはものすごいお客さんが押し寄せてくるような状況がありました。その辺を伝えた上で、あの当時はまだ5市しか指定がされていませんでしたので、どの市町村がその枠にはまるか分からないので、この特殊事情というを市長として、トップとして、県知事なり、その担当課に現状を、何と言いますか、クラスターが発生していないとか、人数ではなくて、全体的に言うと、その当時は沖縄県で豊見城市は3番目に感染者が多い地域でありましたので、今後、確実に増えていく予測ができますから、今でやりましょうということでやりましたが、ああいうことさえできずに、結局、要請文も電話で問い合わせただけで終わっている。結果、石垣市だったり、宮古島市であったり、ほか市町村は追加されましたが、豊見城市はもちろん追加はされておりません。その後、県一斉に時短要請になったときにたまたま飲食店等におきましては、補償が受けられる状態になりましたけれども、あの当時、どこ居酒屋に行っても、もう他市町村はどんどん自粛要請になっていますから、市民はやはり外でご飯を食べるが大変だということで、本当に外で食事される方がいない状況で、お店を開けても赤字状況で、大変な思いをされていたです。そういったことが見えたものですから、1分でもいいから時間をとってくださいという我々要望に対し、どれほど忙しい用事があったか知らないですが、目市長室にいる市長が会ってくれないということに対して、我々はすごく落胆したわけでございます。先ほど言いました2月11日市長フェイスブックで、国に対して沖縄県も早く緊急事態宣言を入れるべきだ、地域対象をするべきだというであれば、その当時、一緒になって訴えていけば状況も変わっていたではないかと思っておりますので、今後、第4波、第5波と、なければいいですが、そういったことが起きそうになったときには、市長もぜひ私どもともしっかりと向き合っていただいて、市民ために、共に動いていただけたらという要望を込めて、次に移りたいと思います。 ②テレワーク事業について、以下を伺います。 (ア)事業概要について伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 テレワーク人材育成事業は、市民を対象に、本人スキルや到達度に合わせた研修を行うなどして、自宅にいながら企業等から仕事を請け負うテレワーク事業に従事する人材育成を行うとともに、新型コロナウイルス影響下においても、一定収入を確保することができるよう、研修修了者を対象にテレワーク業務あっせん等を行う事業となっております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 予算と実際に受講された方々人数を教えてください。※(15番)川満玄治議員 離席(14時55分) ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時55分)          再  開(14時55分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 予算につきましては、692万9,000円でございます。また、受講者数につきましては、67名に事業説明を行いまして、50名が事業参加者として受講に至っております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 募集仕方について、広報紙だったり、SNSを使ったとか、いろいろあると思いますが、募集仕方についてお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時56分)          再  開(14時56分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎産業振興課長(喜久里則子)  お答えいたします。 募集際には、広報紙やホームページ等で周知を行いました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ありがとうございます。実はこの事業を公募に出して、3社がプレゼンをして、1社に決まったということで、事業がスタートした後に、たまたま私が知り合いに会いましたら、その方が実は安孝議員、このテレワーク事業は私たちがやっているだという話を聞きまして、そのときまでは私はそこまでこの事業に対して、あまり詳しい中身を知らなかったので、どういったものなだろうぐらい感じだったですが、中身を聞いたらすばらしい事業だということを感じまして、コロナ禍において、自宅でもワープロ打ちであったり、文書を作成する仕事だったり、議会で議事録を作成する仕事であったり、また中には受け付け業務といいまして、自宅にはいますけれども、専門電話にかかってきたものは、実際は転送電話でいろいろな会社受け付け業務をその方が5社も6社も扱って、1番ボタンが鳴れば「株式会社何々です」ととって、「誰々さんいますか」という対応に対して、折り返しかけますとか、多少受け答えをした上でつなげるという仕事を、家にいながらできるということで、時給も800円から1,000円いただける。いい事業を学ぶ、スキルを学べるということで、すごくいい事業だと感じましたので、今回この質問をさせていただいております。 (イ)事業をやってみて成果について伺います。※(9番)瀬長 宏議員 離席(14時58分) ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本事業履行期間は令和2年10月28日から令和3年3月5日となっており、現在、報告書提出と完了検査前でございますが、2月10日時点報告では、50名募集に対して、実地で説明会参加者34名、オンラインで説明参加者33名、計67名に対し事業説明を行い、その後選考を経て、50名を事業参加者として登録を行いました。研修進捗状況につきましては、当該登録者を対象に、オフライン、オンラインを交えた研修を行うとともに、オンラインで個別面談等を実施しております。あっせん状況につきましては、既に29名があっせんを受け、テレワーク業務に従事しております。※(15番)川満玄治議員 復席(14時59分) ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 新たに600万円予算をかけて、29名が現時点で仕事をされているということで、これから残り方々もそういった形になるかと思います。まだしばらく続くコロナ禍において、テレワーク事業については692万円、大きな財源ではありますが、ぜひともまた次年度も続けてほしいという思いがありますが、特に市役所1階には豊見城市ハローワークもありますし、そこに訪れている方にどれだけこういった情報が行くか、また、新垣亜矢子議員がこれまでも一般質問をやっておりましたが、自宅で家庭保育をする方々に支援手をという中で、そういった方々に仕事をあっせんするような形がいけば、保育園に預けたいけれども、預けきれない。しかし、もし自宅で子どもたちを育て切れるであればやりたい。しかし、収入的に厳しいとかという方でも、自宅において、そういった仕事ができるであれば、待機児童解消一助にもなる可能性もありますので、ぜひ広報、PR活動仕方として、ぜひそういった方々に届くようなことを工夫してほしいと思っております。 この前、相談しましたら、特定方にこんながありますと、なかなか市民公平に広報しないといけないというふうになって、特定方々が先にというはちょっとやりづらいという話がありましたが、なるべく、そういった実際、今、事情ある方々に目が届くような案内をしていただきたいと思います。それで次年度、これが継続してほしいと思うですが、今、現状で見解についてお伺いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 令和2年度事業完了が3月5日でしたので、これから行われる実績報告と完了検査、また受託事業所から聞き取り等を踏まえて、抽出される課題と、それに対する対応を含めた事業展開を進めてまいりたいと考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ありがとうございます。継続できればいいなと思っております。 続きまして、③キッチンカーを国からコロナ対策費を使い購入し、商工会等を通して、事業者に貸し出し、業態変更へチャレンジとして後押しできないか、お伺いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症拡大により、感染リスクが高まる5つ場面を避ける新しい生活様式が求められていることや、厳しい経営状況からキッチンカーなど新分野へ業態変更や電子決済によるテイクアウトやデリバリーシステム導入を検討する事業所も増えているものと思われます。新たなチャレンジをする事業者を幅広く応援できるような支援策について、関係団体から意見等も求め、検討してまいります。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- お隣八重瀬町でも実際、実績もありますし、そういった情報収集をしながら進めていただいて、そういった方々を役所広場を活用して、夕方、お昼とか、市民が訪れる時間帯に出店をさせてみるとか、1か月ごとにその車貸し出しを変えてみるとか、そういったことをするによって、自信が、ある程度実績ができたら自分たちで新規事業に取り組むというようなことも可能性がありますので、ぜひ検討をよろしくお願いします。 続きまして、(2)公民連携(PPP・PFI)についてであります。 12月定例会でも提案しましたPPP・PFI事業を展開する上で、アドバイザリー契約必要性を訴えますが、検討はされたか、お伺いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 現在、本市におけるPPP・PFIマニュアル素案作成に向け取り組んでおります。マニュアルでは対象事業検討、事業方式検討、簡易的なバリュー・フォー・マネー検討等を市内部で行うこととしており、その後、詳細な検討を行う際に、専門的な外部コンサルタント等意見をお伺いする流れとなっております。よって、対象事業が確定し、市内部で必要な検討が行われた後、外部コンサルタント等を活用していく必要があると考えております。※(9番)瀬長 宏議員 復席(15時04分) ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 先ほど宜保龍平議員も提案しておりましたが、有識者であったり、専門家、そういった方々ももちろん必要ですが、アドバイザリー契約をされる方々意見というもしっかりと聞かれて、豊見城市において何が対象になるかということをしっかり検討する意味では、このアドバイザリー契約必要性は重要だと思っております。私は副市長がリーダーとなって頑張ると思うですが、またよろしくお願いします。 続きまして、(3)教育行政について。 受験対策講座について以下を伺います。12月1日より3月3日まで、中学3年生を対象に、放課後、学校空き教室を利用して、対策講座が行われたと思っております。すばらしい取組ということで、校長先生方からもとてもいい評価をいただいていると思いますが、①今回取組と成果についてお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 12月1日よりスタートしました受験対策講座につきましては、各校約30名ずつ生徒を対象に、週5日、放課後毎日1時間ずつ対策講座を実施し、3月3日、受験2日目科目対策を行い、予定していた全コマ講座を終了しております。受験対策講座開講に伴い実施した受講生学力測定時から12月9日県内統一プレ入試では、英語と数学に重点を置いた指導結果、短期間ながら10ポイントも加点することができました。さらに受験本番まで間、全体的な学力底上げを行うとともに、プレ入試結果を受け、個に応じた指導を徹底することで、得点アップを目指して進めてまいりました。その結果として、受験対策講座を受講した生徒、これは一次試験発表数字なですが、うち94%生徒が見事志望校へ合格することができました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 今、一次試験において94%方が合格されたと。本来であると、その方々はもしかしたら塾に行かなかったかもしれない。家庭学習中でやっていたかもしれない中で、もしかしたら当初予定していた、私が校長先生に聞いたは、当初はこの高校を予定していただけれども、やるにつれて自信がついてきて、やはり友達と、あの学校に行きたいからという形で調整しているような子とかがいて、本当に子どもたちが前向きになっているということで、すごくいい声を聞いています。そういった意味でもすごくよかったと思うです。ただ、一つ気になったが、放課後行いますので、学校から塾、塾というか、受験対策をやって、帰る時間も限られているということで、1時間授業をやっても、最初10分だったり、15分は出席確認だったりに時間がとられてしまって、授業時間が短いので、放課後時間をずらすとか、どうにかして一日当たり授業をもう少し時間がとれなかったかというふうな声が聞こえましたが、これは何か対応できなかったでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  ①範囲でお答えをさせていただきます。 今回は受験前、シーズン的に夜は暗くなるが早いです。下校時間も考えて、今回は1時間ということで設定をさせていただきました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 次に行きます。②受験対策講座、今中学2年生が中学3年生になりますが、その中においても塾に行かれる方と、行きたくても厳しい方もいらっしゃると思います。そういった中において、この事業を継続してほしいという声があるですが、現時点で予定についてお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 本事業に係る予算は令和2年度豊見城市新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として実施した事業となっており、財源は国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が充てられております。事業継続については、3中学校から強い継続実施要望もあり、教育委員会としても事業継続実施は必要であると考えております。しかしながら、本事業が新型コロナウイルス感染症影響による休校処置によって生じた学習遅れに伴う受験不安解消ため、コロナ臨時交付金を活用し、実施できた事業であることから、現時点において、令和3年度における事業継続に必要な予算措置を行っておりません。今後、令和2年度事業における課題等整理を行って、令和3年度においても継続して実施できるよう、関係部署と連携を図りながら、財源確保に向けても取り組んで努力していきたいと考えております。 それから先ほど①ほうでお答えさせていただいたですが、時間時数についてももし実施が可能であれば、延ばせる方向で検討はしていきたいと考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- この受験対策法にかかった予算について、もう一度。今、おっしゃっていないですよね。受験対策法にかかりました予算、額について教えてください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時10分)          再  開(15時12分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  今年度受験対策事業にかかった契約予算額は、625万円でございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 625万円。今回は令和2年度新型コロナウイルス感染症緊急経済対策中で、地方創生臨時交付金ということで、690万円でしたか、625万円が計上されているわけでございまして、その中で、現在は予算化はされていないが、教育委員会としてはすごくいい事業だったので、ぜひ継続したいというが念頭にある中で、各関係部署と調整を図りたいという答弁でありました。市長も今回この件、コロナ禍における緊急的なすばらしい内容事業だと思うですが、新年度中において継続してできるように取組をお願いしたいですが、市長現時点で、今回この事業について市長感想とかがありましたら、感想とともに、次年度予算について考え方についてお伺いします。 ◎市長(山川仁)  次年度に向けましては、教育員会としっかり相談をしながら、連携を図っていきたいと思います。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ぜひよろしくお願いします。 今日は早く終わりますが、先日、日曜日、3月7日ですか、私が所属しています市商工会青年部主催で、市も協力していただいて、「とみスポ2021」という企画を行いました。市体育館を借りまして、当初は豊崎美らSUNビーチで開催する予定が、悪天候ため、急遽体育館で行いましたが、生涯学習振興課皆様サポートもあって、160名近い子どもたちが集まって、コロナ禍において中体連等、また体育祭とかできなかった最後うっぷんを、うっぷんというか、若いエネルギーを発散できる機会を作らせていただきました。新聞、マスコミ、様々なところで取り上げられまして、豊見城市子どもたちはすごく幸せだというふうに高い評価を受けております。今回、今年も様々な場面で、様々な判断があると思いますが、なるべく子どもたち将来思い出づくりが今後もしっかりできるように、また市協力もお願いしまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。   ── 通告番号11(15番)川満玄治議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、川満玄治議員質問を許します。 ◆15番(川満玄治議員) -登壇- 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所見を述べさせていただきたいと思います。3月1日付で、本市におきまして、豊見城市職員ハラスメント防止等に関する規定が制定されたようです。皆さんもご存じように、ハラスメントについては今、大きな社会問題となっています。特にパワハラは職位や職能が高い人が立場上、逆らえない部下や同僚、つまり優越的な関係に対して、仕事範囲を超えたいじめや、嫌がらせを行うことを言うそうです。私はこのようなことが市役所で行われている可能性があると感じており、もし市長、副市長が行っているであれば、かなり問題だと思います。今朝沖縄タイムス記事にもありましたが、市長は「法令に基づいてルールでやっている」とコメントしていました。その中で、パワハラが行われている可能性が私はあると思いました。市長、副市長、社会的な責任はどのように考えているでしょうか。また、議会ルールとか、議会軽視もいい加減にしてもらいたいと私は思っております。議員出身市長とは思えないコメントに私は驚いております。市長、副市長、役所職員声、市民声は聞こえているでしょうか。しっかりと市民意見、また職員意見に耳を傾け、嫌なことでもしっかり聞いていける姿勢を私は望みます。また、法律を守れば何でもよいでしょうか。私が問題にしているは、市長、副市長倫理観問題でございます。トップ役割は働きやすい職場づくりをしてあげて、また部下が上司に様々な意見を言える活発な環境をつくることが私はトップとして大事な責務だと思っております。また、それが豊見城市まち発展につながると思います。 通告に従いまして、一般質問をしたいと思います。 (3)ほうから進めていきたいと思います。令和3年度予算案において、減額及び廃止した補助金中でですが、資料提出ありがとうございました。その中でなですが、1つ、デンタルフェア豊見城負担金減額について伺いたいと思います。 今回、毎年20万円デンタルフェア豊見城負担金ですが、次年度0円になったと聞いたですが、その件で伺いたいと思います。南部医師会方から負担金に対する回答を見せてもらいました。その回答を見て思いました。まず虫歯予防、歯科検診、フッ化物応用普及啓発は達成されていると考えていると言ったそうですが、皆さんは啓蒙活動、また普及活動はもうパンクということで、フェアは要らないと言っているか、また、第2理由で、イベント入場者減少による費用対効果が低いと言っております。この2つ回答で間違いないでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時40分)          再  開(15時42分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 通告に従って一般質問をしたいと思います。 (3)補助金と負担金について。 ①令和3年度予算案において、減額及び廃止した補助金及び負担金について伺う。資料提供を求めます。 ○議長(大城吉徳)  当局答弁を許します。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 せんだって議員へ提供しました令和3年度一般会計当初予算と令和2年度当初予算比較、18節負担金、補助金及び交付金リストに基づきお答えいたします。減額及び廃止となっている補助金が36件あり、内訳は減額33件、廃止3件となっております。また、減額となっている負担金は57件、廃止は0件となっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- その中で、デンタルクリニックについて伺いたいと思います。今回、毎年20万円デンタルフェア豊見城負担金ですが、次年度0円になったと聞いたですが、その件で伺いたいと思います。 歯科医師会ほうから負担金に対する回答を見せてもらいました。すると、回答理由で2つあったですが、まず虫歯予防、歯科検診、フッ化物応用普及啓発は達成されていると考えていると書いておりました。また、第2にイベント入場者減少による費用対効果が低いという2つ回答でしたが、間違いないでしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 目的が達成されているものという理由につきましては、少し補足をさせていただきたいと思います。本事業につきましては、平成11年以来、開催されているものでありまして、負担金交付初年度が平成16年度となっております。その時点目的が達成されているという解釈でございます。イベント入場者数につきましても、当初は2,000人余り方々が参加をされておりましたが、ここ直近では300名余りと、人数が減少しているという実態を踏まえて、費用対効果は低いと考えるという回答をさせていただいたところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ちょっと教育委員会に聞きたいですが、市内小学校虫歯状況について伺ってもよろしいでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時45分)          再  開(15時45分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 通告内容から、教育委員会が所管する数字については読み取れないし、かつ調整もされておりませんので、この場でお答えすることはできません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 分かりました。ではイベント減少による費用対効果が低いということですが、その答えについてですが、私は2年前に中央公民館ほうでやっているということを聞きました。その人数が少ないということは、私も思いましたが、例えばこれを今でいうイーアスとかでやれば、そういった人数、また費用対効果は上がると思いますが、市として、どう思いますか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  場所を変えればということでございますけれども、まず令和2年度開催状況につきましては、コロナ影響で会場で集客開催にはなってございません。たしかデジタルで放送という形で、豊見城市内のみならず、全県民に向けて発信されたと聞いております。そういう状況中で、改めて会場を変えてということになりますが、これにつきましては、費用対効果についてまだ開催しておりませんので、検証ができないと認識しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 先ほど言った虫歯予防とかに関してなですが、私はこの豊見城市虫歯予防に対してはまだ100%ではないと思っております。それに対して、実際20万円あった補助金がゼロにいきなりなったということに対して、大変驚いています。ちなみに、那覇市、南城市、糸満市は補助金はゼロではなく、減額はあったそうなですが、豊見城市はすぐゼロにしたということでございますが、そのことに対してどう思いますか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 今回、先ほど来説明させていただいておりますように、平成16年当初目的を達成されたということで、ゼロということにさせていただいております。その代わりということではないですが、本市としましても、歯科、口腔衛生に関しましては、現在、事業費用ベースでも増額をして、強化しておりますので、今後も口腔ケアについては重要性を鑑みまして、充実していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 少し減額とかであれば、私も分かるですが、豊見城市のみいきなり0円にしているということは、私は大変な問題だと思っております。実際、フッ化物洗口はかなり効果を上げていると聞いております。実際、歯科医師会ほうからも予算をまた再度要求していると思いますので、もう一度、再考ほうをお願いできないでしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  再考につきましては、令和3年度当初予算につきましては、基本的に現段階でも確定しておりますので、令和3年度当初予算については厳しいかと思います。ただ、今後、令和4年度以降につきましては、事業内容等見直しを図りながら、一緒に検討してまいりたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 私はぜひ令和4年度ではなくて、補正予算等でも考えてもらえないでしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  予算のみ検討するではなく、事業内容について検討した上で、費用対効果も含めて審査をしてまいりたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- そういった内容も含め、ぜひ補正予算等でも検討していただければと思います。 次(3)②軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業補助金について伺いたいと思います。 (ア)その後流れについて伺います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 当該事業は、沖縄県から補助を受けて実施している事業であることから、令和2年10月27日火曜日に沖縄県障害福祉課において、補助対象者範囲を片耳難聴児まで拡充することができないか、担当者と意見交換を行いました。また、令和2年11月17日付で、沖縄県知事宛てに補助対象者拡充要望書を提出したところでございます。沖縄県では全市町村を対象に、片耳難聴児に対する補聴器購入助成に係るニーズ調査実施について検討していくとことでありました。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- すみません、10月27日内容をもう一度伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 沖縄県障害福祉課と意見交換ですが、本市における片耳難聴児現状、沖縄県へ要望等、対象者拡充について意見交換をしたところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- (イ)今後対応について伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 当該事業が県補助に基づき、県内全域で統一的な運用が行われていることから、助成対象者見直しについて、県へ要請を行っております。沖縄県に対し、引き続き片耳難聴児へ支援について理解を求めていくとともに、対応状況を含めて慎重に検討してまいります。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 片耳難聴児補聴器ニーズはそう多くないと確かに思われます。しかし、県要項改正にかかわらず、豊見城市でも単独でも要項を改正して、困っている人を支援していく考え等はございませんか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 現在、県に対し、補助対象者拡充について要望書を提出しておりますので、引き続き県に対し、対象者拡充を求めていきながら、現行基準に該当しない方に対する支援在り方についても他市町村等状況について調査、研究してまいりたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ぜひ調査研究をしていただいて、県要項から外れたり、要項から外れて補助が取れない方々もたくさんいるので、ぜひ調査研究をよろしくお願いいたします。 続きまして、(4)新型コロナウイルス施策について。 ①ワクチン接種についてですが、豊見城市組織体制について伺いたいと思います。 ◎市長(山川仁)  それでは組織体制についてお答えしたいと思います。 新型コロナウイルスワクチン接種につきまして、職員体制については3月1日付、健康推進課内にワクチン接種対策室を設置し、3名体制として対応に当たっております。また、急な応援が必要な場合に対応できるよう、4名職員を併任しているところでございます。また、令和3年度につきましては、ワクチン接種対策室に参事を配置し、会計年度任用職員1名を含め、5名専任体制で対応していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、ちょっとお聞きしますが、このワクチン接種について、市長としてどれくらい重要度があるとお思いですか。 ◎市長(山川仁)  市民健康、安全を守るため、最優先で取り組まないといけないと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 本当に今、全市民、ワクチンを……、こんな世の中で感染者が増えている状況で、何よりも優先すべきかと思います。また、市民健康を一番に、命に直結するものだと思います。それで併任か、専任かということをお聞きしたいですが、もう一度聞かせてください。今現在、併任なですか、専任なですか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  現在は2名専任、それから4名併任体制で、会計年度任用職員1名を配属して対応しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 私この併任というにちょっと理解ができないですが、今、3月ときに、ワクチン接種はこれからやるです。4月1日からはどのようになっているですか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  4月1日に向けましては、先ほど市長答弁にもございましたとおり、4名専任、1名会計年度任用職員ということで、5名体制で臨んでいくことになります。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時56分)          再  開(15時57分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。
    福祉健康部長嘉数久美子) -訂正- 大変失礼しました。現行体制数字について訂正をさせていただきたいと思います。現在、専任が1名、兼任が2名、併任職員が4名、会計年度任用職員1名、合計8名体制となっております。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいま訂正は議長にて許可いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 私は4月から専任5人というは当たっていると思うですが、私が先ほどから言っているように、今が一番大事なときで、もう始まってしまえば、スタートなので、走っているですが、今準備段階が一番大事だと私は考えています。なぜかといえば、まず対象者把握をしたり、また接種フロートを作成したり、またアナフィラキシーショック等が起きたとき対応とか、また連絡体制、病院とやり取り、そういうを考えたときには、やはり準備今が大事であって、3月1日から専任するべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ◎福祉健康部長嘉数久美子)  お答えします。 現行体制につきましては、年度末ということもありまして、どうしてもこの体制で推進しなければならない状況でございます。ご理解いただきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- だから市長、先ほど私聞きました。どれだけ大事なですかと、重要度をと。市長、このことに対してどう思いますか。 ◎市長(山川仁)  今、福祉健康部長が答弁したとおりでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、これは本当に重要なです。命がかかわった。これは多分どこ市も一番最重要に置いているです。それを3月忙しいときだから兼任でいい。4月からやればいい。こんなに準備をおろそかにする豊見城市は問題だと思います。もう千歩譲って、本当に千歩譲ります。4月から専任にするは、いいとしても、今後業務量変化で、もし場合によって年度途中にあまりに忙しいとなったときに、人員増員をする考えはないでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 4月1日スタートは、先ほど答弁したとおりでございますが、その後業務量などについては、適宜把握をしながら、支障ないような職員体制を組んでいくこととしております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 副市長、ちょっと聞きたいですが、本当に忙しくなった場合、増員は考えているですかということです。 ◎副市長(小川和美)  最重要な課題と位置づけておりますので、その業務執行に支障ない職員体制を構築していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 増員したいか、したくないかということも聞いているですけれども、増員可能性は考えていますか。 ◎副市長(小川和美)  失礼しました。業務執行に支障ない体制を構築しますので、それに増員が必要であれば増員も含めて、当然検討していくというふうになります。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- かなりこれは大変な事業だと私は思っておりますので、対策室仕事量を見て増員も考えていただければと思います。 続きまして、②市内配布クーポン券について伺いたいと思います。 (ア)クーポン券利用率について伺いたいと思います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症拡大により影響を受けた事業者下支えと地域経済注意喚起を目的とした全世帯に5,000円分クーポン券を二度配布しております。また、医療従事者へ感謝意を込めて5,000円クーポン券を配布いたしました。事業者及び市民方に好評をいただき、8割以上利用率となっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 8割ですね。かなり私も成功だと思います。 次に行きたいと思います。(イ)医療従事者利用率について伺いたいと思います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本市緊急経済対策第4弾中で、市民が安全に安心して暮らせるように頑張っていただいている市内事業所で就労している皆様へ感謝気持ちを込めて、「アゴマゴちゃんDEありがとうクーポン」を配布いたしました。こちらクーポンにつきましては、市内全世帯に配布しているものと同じデザインですので、換金際に区別することはできず、利用率を出すことはいたしておりません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ということは、調べていないということなですね。これは市民税金を使ってクーポンを作っていると思うです。よく言うPDCAサイクルに基づいてやらないと、そういった管理や業務を継続的に改善することにならないと思うです。もし、このクーポンが使われていないとか、分からないままこうやって同じことを繰り返すおそれがあるので、結果、検証ためにも必要ではなかったかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時03分)          再  開(16時03分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 本事業が通常事業であれば、今後事業展開ために必要となりますので、分析を行ってまいりますが、今回ような事業でシリアルナンバー等による区別を行った場合、予期せぬ差別が発生することがあり得ること等を含めて、検討した結果、クーポンに区別を設ける必要はないと判断いたしました。結果としまして、全体利用率が8割を超えた要因一つとして、これら皆様が市内飲食店や小売店など事業所を利用してくださったからであろうと推測しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 8割利用したというは分かります。ただ、今回は利用率が8割だったからよかったものの、これが利用率が5割とか、結果がもし違っていた場合、今8割でも実際医療従事者にどれだけ使われたか、これは実際「アゴマゴちゃんDEありがとうクーポン」というは、4,013万5,000円お金を使っているわけです。これ事業効果を測定しない。これはやはり公金を使用する立場からしたら、説明責任を果たしていると言えるでしょうか。 ◎産業振興課長(喜久里則子)  お答えいたします。 今回クーポン事業は2回配布を行っております。一度目配布時点で60%以上経済効果を出しておりました。引き続き市民視野全世帯に配布するに当たり、「アゴマゴちゃんDEありがとうクーポン」ということで、医療従事者等にお配りしているですが、今回事業は、感謝気持ちを伝える手法としてクーポン事業を利用しております。このクーポン事業は市民全体で市内事業者を下支えし、地域経済環境を目的とした事業となりますので、その事業効果を図るため結果として、先ほど申し上げた8割以上結果を出していますことから、どの区分による利用率が何割という把握はしておりません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 先ほどから言っているですが、公金を使っているので、次に向かってやはり結果検証はするべきだと私は思うです。この経済対策というは、豊見城市民のみならず、他市住民へ支給対象として含まれているものですから、そしてまた実際に医療従事者範囲が不明確でした。例えばですが、医療従事者としては、医師、看護師、医療事務方々が想定されます。しかし、その病院に関係する清掃人、また調理人、警備員、運転手など、様々な職種方が複合的に成り立っているが医療機関だと思っております。その事業効果が当然に示されてくるものだと私は思っていました。行政指標すらないですか。すみません、山川市政深みない、単なる人気取り施策象徴になっているではないかと私は思いますが、本当に検証は行わないでしょうか。また、アンケート等は考えていないでしょうか。 ◎産業振興課長(喜久里則子)  今回クーポン事業全体に対してアンケート調査等は行っておりませんが、私ども市ほうと、またこちら業務を請け負いました事務局ほうへは、市内事業者や実際にクーポンを受け取った市民方から声等をいただいて、取りまとめてはございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- もし次あれば、例えばシリアルナンバーではなくても色分けをするとかやらないと、こういう検証をして次に生かすということは絶対に大事なことだと思います、公金を使っているので。単純に配るだけではなく、それだとばらまきになります。そうではなくて、その結果検証をして、次につなげることをしっかりやっていただきたいと思います。 次に行きたいと思います。(2)市長政策や市政について伺いたいと思います。 ①市勢要覧現在作成状況について伺いたいと思います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 市勢要覧につきましては、令和元年12月に業務委託による発注を行い、令和3年3月発行に向け取り組んでいるところであります。当初、令和2年3月まで履行期間としておりましたが、第5次総合計画など最新情報掲載や、新型コロナウイルス感染拡大に伴う取材遅れが生じたこと等理由により、令和2年度で繰越し、その後契約変更により令和3年3月末まで履行期間となっております。2月末には取りまとめ作業を終えており、年度内、令和3年3月末には発行できる予定でございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- これはたしか最初平成31年でしたか、市長も言っていたですが、その年で市勢要覧を出すと言っていたにもかかわらず、あれから2年月日が流れております。平成31年定例会においても、市長は市勢要覧にて述べていました。あれから2年月日が流れています。私はこれは一体どうなかと。それを今、コロナだとか、そうやって言っていること自体、市勢要覧大切さが分からないですが、担当課は秘書広報課だと思いますが、秘書広報課課長、この遅れたことに対してどう思いますか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  先ほど述べた理由に遅れてございますが、本来はもっと早く発行したいという考えはございましたが、先ほど述べた理由により遅れております。ご了承ください。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- だからそれはコロナとか、第5次話は、今年度話です。実際1年目で普通は出されるが大体慣例だと聞いております。逆にちょっと聞きたいですが、今回出します。すると、また2年後に新しい市政が誕生するかしないかちょっと分からないですが、例えば2年後にもまた市勢要覧を出すですか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 市勢要覧につきましては、おおむね4年に1回発行となっており、次回は令和5年度を予定しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- だからこうやって遅れるから、こうやってなっていくです。ですからちゃんと市政が始まったときに、新しい市政なか、今市政が続いていくか分からないですが、最初に出すがそういうものだと思います。そこら辺ちょっと理解ができないですが、やはり遅れた責任というは大きいことだと思います。 次に行きたいと思います。③給食費段階的無償化について伺いたいと思います。 (ア)事業費獲得に向けて取組について伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 学校給食費段階的無償化については、令和2年度に栄養充足率向上を目的に、学校給食費保護者支援事業を第一段階として実施しております。併せて保護者を対象にした学校給食アンケートを実施したところ、学校給食費保護者支援事業は、豊見城市財政面を考慮しながら事業を実施するべきと意見が過半数を超えていたことを確認しております。教育委員会ではその結果を踏まえ、令和3年度予算編成として、就学援助認定基準拡大に関する予算要求を行っておりましたが、コロナ禍における厳しい財政状況もあり、令和3年度予算措置は見送られることとなりました。なお、令和3年度学校給食費に関する予算については、継続して栄養充足率向上を目的とする学校給食費保護者支援事業ほか、会計透明性確保や、振込手数料など保護者負担軽減を目指す公会計化に伴う会計システム構築費を賄い材料費効率的運用を図る食材購入システムや、地産地消推進、給食センター活用方法を検討する学校給食コーディネート業務に関する予算案を計上しているところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ちょっと聞きたいですが、予算に反映されていないと、予算要求はしたということで、コロナでということで厳しい財政下でカットしたというですが、それでもこれは市長一丁目1番地です。復活要求はしなかったですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 事業執行側としては、最後まで予算確保に向けて努力はしております。ただ、財政は全体中でバランス感覚もございますので、結果として、今回案として上がっている内容となっているということでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 私はまた何回も言うですが、大きな問題かと思います。今、第一段階で止まってる状況です。市長、市長が思う第二段階とは何ですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 先ほどもお答えさせていただいたですが、アンケート結果からすると、やはり食材も一括購入、年間を通して安く購入できれば、その辺も負担軽減になるではないかという部分もございましたので、コーディネーター業務等も入れております。今後、教育委員会としても就学援助拡充分が拡大できるであれば、そういうところをまた関係部署と協議していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- そこなです。実は就学援助拡充というを前回にも言ったですが、今1.4だと思うですけれども、これを1.5、1.6とかに上げたらどうかと提案しましたが、その件について、これは予算を今見た感じ、反映されていないですが、これ予算要求はされましたか。 ◎教育部長(原國政也)  先ほどもお答えしたとおり、予算要求は事業執行側としては最後まで努力は怠ってはおりません。現在1.4という数字で予算は案として計上されております。また、生徒も増える分、人数が増になる分についても、これは予算計上されております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 今回施政方針にも書かれているですが、沖縄県貧困対策基金を活用しながら、給食費支援拡充を引き続き行ってまいるということで、そうであればこの1.4から1.5、1.6に上げていくが私は大事だと思うですけれども、これもしないということは、これは一段階でストップとなっております。ちなみに市長、2年前に任期中に給食費無償化をやると言ったですが、任期中はあと1年半、さらに予算はあと1回しか、今回はもう上げているので、予算を組み立てるはあと1回しかございませんが、今言った任期内に給食費無償化というは今、実現可能かどうか、お聞かせ願えますか。市長、できないならできないと言ったほうがいいです。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時16分)          再  開(16時17分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 学校給食費段階的無償化ということにつきましては、この間議会で繰り返し、財政状況を踏まえながら、かつ学校給食ワーキングチーム検討状況を踏まえつつ、段階的無償化を進めていくという趣旨答弁をしてきております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長に答えてほしいですが、市長、段階的無償化最終的ゴールは、負担ゼロということでよろしいですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時17分)          再  開(16時17分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えしたいと思います。 川満玄治議員がおっしゃるように、しっかりと財政安定化を図りながら、段階的に無償化に向けて取り組んでまいると。しっかりと努めていきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、答えになっていません。最後は給食費保護者負担はゼロになるですか、ゼロではないか、お答え願えますか。 ◎副市長(小川和美)  この間、学校給食段階的無償化については、先ほども答弁申し上げましたように、財政状況やワーキングチームで検討状況を踏まえながら、段階的な無償化を進めていくという答弁をしてきました。その段階的な無償化を進めていくに当たっては、国、県制度創設や支援制度なども、今後、注視しながら進めていくという考えでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長に聞きます。2年前も財政を鑑みてということを言っておりました。2年前から今に向けて、財政状況は厳しくなっていますか。よくなっていますか。市長お答えを聞かせてください。 ◎市長(山川仁)  行政は継続ですので、大変厳しい財政状況中でも今議会で提案をさせていただいていますこども未来基金制定もまた加味しながら、しっかりと財源確保に向けては鋭意、いろいろな県内外を問わず、寄附も集めながら努力していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- だからこのこども未来基金も今年度は運用をせずにためていって、来年度から使うということです。ということは、来年度で無償化ゼロ、保護者負担ゼロにすることは、現実的にできるですか、市長。それを教えてください。 ◎副市長(小川和美)  次年度学校給食費段階的無償化ステップをどう踏むかということにつきましては、財政状況や学校給食ワーキングチーム検討結果を踏まえて、来年度予算編成中で検討されていくものと考えます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 今びっくりしたは、後ろからやるつもりはないという言葉が聞こえたですが、与党議員、気をつけたほうがいいよ。私はいいと思います。やるつもりはないということはちょっと間違っていると思います。私は本当に思います。現実的にこの財政状況でできないと思います。私は2年前にも同じことを言いました。早くできないものはできないと言ったほうが後々、選挙のときも楽ですと私はしっかり言いました。早くできないはできないと言わないと、職員が大変なです。このことでずっと動いていかないといけない。コロナ禍で大変。コロナを言い訳にしてもかまいませんから、できないはできないと早く言わないと、あと半年、1年がたったとき、私は市長に多分同じことを言います。ほら、できないでしょうと言います。ですからぜひ一日も早く、どうですか、今日でも、ちょっと難しいなと思うとかないですか。 ◎市長(山川仁)  川満玄治議員質問に答えたいと思います。 大変厳しい財政状況です。なので、我々はその財政が厳しい状況を打破するために、こども未来基金制定を職員一丸となって今、取り組んでいるところです。その制定がなされた場合には、しっかりと市民アンケート等、ニーズを含めた対応が幅広く拡充されるものだと確信しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、私は絶対無理だと思います。なぜか、まず実施計画にも無理だと言っている証拠が載っているわけです。令和4年度6,200万円、令和5年度7,100万円、給食費を無償化にするには4億円かかるです。これで明らかにもうできないと言っているです、市長。段階的と言ったは任期中と言ったです、市長は。任期中にできると思いますか、市長。私は正直ちょっと厳しいと思います。ですから市長、できないものはできないと言って、さらにコロナ対策と、またその他事業に、職員にほか仕事をさせたほうがいいと思います。以上で私質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大城吉徳)  以上で本日日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次本会議は3月22日午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。          散  会(16時23分) 地方自治法第123条第2項規定により署名する。   豊見城市議会議長  大 城 吉 徳   署名議員(18番)  仲 田 政 美   署名議員(19番)  大 田 正 樹...