豊見城市議会 > 2020-09-18 >
09月18日-05号

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  1. 豊見城市議会 2020-09-18
    09月18日-05号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和2年第4回豊見城市議会定例会会議録 ┌───────── 令和2年第4回 ─────────┐  │    豊見城市議会(定例会)会議録(第5号)    │  │    令和2年9月18日(金曜日)午前10時開議    │  └───────────────────────────┘ 出席議員 21人 (1番)新 垣 龍 治 議員   (13番)徳 元 次 人 議員 (2番)瀬 長 恒 雄 議員   (14番)新 垣 亜矢子 議員 (3番)真栄里   保 議員   (15番)川 満 玄 治 議員 (4番)伊 敷 光 寿 議員   (16番)宜 保 安 孝 議員 (5番)宜 保 龍 平 議員   (17番)大 城 吉 徳 議員 (6番)新 垣 繁 人 議員   (18番)仲 田 政 美 議員 (7番)楚 南 留 美 議員   (19番)大 田 正 樹 議員 (9番)瀬 長   宏 議員   (20番)外 間   剛 議員 (10番)儀 間 盛 昭 議員   (21番)赤 嶺 吉 信 議員 (11番)要   正 悟 議員   (22番)比 嘉   彰 議員 (12番)波 平 邦 孝 議員欠席議員 1人 (8番)大 田 善 裕 議員職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長  大 城   肇   主査    瀨 長 さゆり 次長    比 嘉   豊   主任主事  嘉 数 信 仰 班長    前大舛 之 信地方自治法第121条による出席者 市長       山 川   仁   副市長       小 川 和 美 教育長      照 屋 堅 二   総務企画部長    久手堅   勝 市民部長     大 城 辰 也   福祉健康部長    嘉 数 久美子 都市計画部長   新 里 秀 樹   経済建設部長    金 城 道 夫 上下水道部長   當 銘 純 治   消防長       平 田 真 一 教育部長     原 國 政 也   総務課長      森 山 真由美 秘書広報課長   大 城 直 人   人事課長      前 泊   中 財政課長     奥 濱 真 一   企画調整課参事   比 嘉 徹 夫 IT管財課長   運 天 俊 郎   産業振興課長    喜久里 則 子 協働のまち    宮 城 盛 秀   生活環境課長    赤 嶺   健 推進課長 納税課長     仲 地 恒 雄   障がい・長寿    大 城   武                    課長 こども応援課長  大 城   智   保育こども園課長  上 原 元 樹 健康推進課長   屋 宜 圭 太   都市計画課長    嘉 川 聡 子 市街地整備課長  大 城 英 貴   道路課長      城 間 保 光 公園緑地課長   大 城   堅   教育総務課長    赤 嶺 太 一 学校教育課参事  伊 敷 尚 也   教育施設課長    国 吉 有 貴 (指導主事) 生涯学習     宮 里 卓 道 振興課長本日の会議に付した事件 日程第1.      会議録署名議員の指名 日程第2.      一般質問   令和2年第4回豊見城市議会定例会議事日程(第5号)   令和2年9月18日(金) 午前10時 開 議┌──┬────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│  議案番号  │            件名            │  備考  ││番号│        │                         │      │├──┼────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 1 │        │会議録署名議員の指名               │      ││ 2 │        │一般質問                     │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      ││  │        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議事日程の報告であります。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。   ────── ◇ 日程第1 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員仲田政美議員大田正樹議員を指名いたします。   ────── ◇ 日程第2 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第2、一般質問を行います。  通告順により順次質問を許します。   ── 通告番号17(12番)波平邦孝議員 ── ○議長(大城吉徳)  はじめに、波平邦孝議員の質問を許します。 ◆12番(波平邦孝議員) -登壇- 皆様、おはようございます。会派ZEROの波平邦孝です。一般質問の最終日でございます。元気よくトップバッターを務めてまいりたいのですが、その前に連日、先輩方からありました件でございますが、私自身も濃厚接触者の一人でございました。議会事務局、そして市役所職員の皆様、市民の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことをこの場をおかりし、謝罪させていただきます。大変申し訳ございませんでした。いま一度、気を引き締めまして、頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 それでは通告に従い、私の一般質問をさせていただきます。 (2)からいきます。道路行政について。 ①県道256号線豊見城中央病院前交差点、ローソン我那覇店前交差点の信号機には右折矢印がなく、大変危険であり、特に朝夕の混雑時には右折が困難な場合があると市民の方々からの声が多くありますが、右折信号機の設置について当局の見解を伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 県道256号線豊見城中央病院前交差点とローソン我那覇店前交差点の右折信号機の設置について、豊見城警察署に確認をしましたところ、現時点において県道が未整備のため、県道完成後に常時一定以上の交通量があることで、交差点の処理能力の改善を図る必要性が求められた場合に、その設置を検討したいとの見解でございました。本市といたしましては、引き続き豊見城警察署と意見交換を重ね、交通量の状況がさらに増加する場合には、豊見城警察署右折信号機の設置要請を検討したいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 ②県道東風平豊見城線エコシティとはしな入口交差点スピード超過の自動車も多く見受けられる大変危険な交差点であるため、信号機の設置、もしくは一灯式信号の設置を求める市民の方々からの声が多くありますが、当局の見解を伺います。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 県道東風平・豊見城線エコシティとはしな入口交差点の信号機の設置につきましては、これまでも地域住民の要望等を踏まえ、豊見城警察署へ要請してきたところでございます。また県道と交差する市道20号線、市道26号線側には交差点進入の注意看板を設置し、注意喚起をしております。当該交差点について豊見城警察署に信号機の設置と一灯式信号機の設置を再確認したところ、県道が未整備であること、交通事故の発生状況、交差点の形状等をしばらく調査し、検討したいとの見解でございました。本市といたしましては、市道側での安全対策に努めるとともに、引き続き豊見城警察署に対する信号機の設置を要請したいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 市民部長、ありがとうございます。 今回①②と市民の方々からの声が多くありまして、私はそのままダイレクトに議場へ届けてまいりましたが、先ほどの答弁のとおり、道路行政、特に信号機の設置については、今日、明日で解決する問題ではないと理解はしています。ですが市民の皆様が日々の生活の中で危険を感じているのであれば、その不安を解消して、解決に向けて動いていくのが我々の仕事かと思っていますので、しっかりと優先順位を判断していただき、少しでも前に進めていけるようによろしくお願いします。 (1)豊崎中学校建設について。 ①基本計画策定業務の進捗状況を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 (仮称)豊崎中学校基本計画策定委託業務につきましては、令和2年7月20日に完了しております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 基本計画策定業務に当たり、先進地視察には行かれたのかどうかを伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 まず民活活用についての検討の中でということで理解して、お答えしてよろしいでしょうか。これにつきましては、基本計画策定業務の中で、実施できる可能性が低いということで、視察はしておりません。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 今、教育部長の口からでた民活のPFI、PPPは、どういう内容で検討して、中身を具体的に知りたいので、お伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 (仮称)豊崎中学校につきましては、早期開校が望まれているため、開校時に必要な校舎、体育館、グラウンドは通常事業にて整備することとし、プール、武道場のみの附帯施設について民間事業を活用した事業の事業実施可能について、基本計画策定業務の中で検討をしてまいりました。検討内容としましては、学校施設改築等に関連する民活の全国の事例を調査したり、それから直接民間企業から話を聞くサウンディング、それから市場調査を行いました。その結果、民間企業からはプール、武道場のみでは事業規模が小さく、また周辺の同種民間施設があることから、PFI事業での事業化は厳しいという意見がございました。この結果を庁内の検討委員会、これは民間活用、PPP、PFIの検討委員会なのですが、8月25日に従来方式でやっていきたいという提案をしまして、通常事業で実施する場合においても、事業費の削減について検討すること、またプールの整備については将来的な市内学校のプールの拠点化も含めて検討することと、2つの条件が付されて、承諾をいただいたというところでございます。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 津波避難機能を有した中学校建設、市長の公約でもうたっていますが、どういう形で考えているのかを具体的に伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 まず豊崎地域、海抜の低いところでございます。基本的には高いところの内陸部に避難していくというのが基本的な考え方だと認識しております。ただ、緊急的な避難場所、一時避難場所としての機能を有する施設の検討は行っております。その中で想定される津波の高さが10.8メートルぐらいということで想定されていて、校舎の3階部分の床が11メートル50センチぐらいありますので、あとは校舎が津波に耐え得る構造にすることによって、3階以上のフロア及び屋上を一時的な避難箇所として位置づけることが可能だと考えております。
    ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 次に移ります。 ②各学年に対する学級数や運動場、体育館など想定される規模について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 (仮称)豊崎中学校の基本計画では、まず豊崎小学校区と同じ区域を想定して、現段階の生徒数から算出した学級数は、普通教室は各学年で4教室、3年ありますから、三四で十二教室ですか、12教室になっておりますが、校舎の整備に関しては、マンション開発などによる生徒数増加を見込んだピーク時の最大学級数を想定して、普通教室16学級、特別支援教室を3学級の整備を予定していこうと考えております。また運動場や体育館につきましては、直近で整備している豊見城中学校と同等規模を想定しておりますが、具体的な内容については、今後の基本設計、実施設計の中で明らかにしていきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 ③豊崎中学校開校へ向けた今後の整備スケジュール等を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 令和2年、令和3年度にかけて設計業務を行う予定としており、これは基本設計と実施設計でございます。設計業務完了後、補助金交付申請等の各種の手続を経て、工事に着手していくという考えでございます。全ての工程が、全て順調に進めば、令和4年7月に着工をして、工事も順調に行けば、令和6年4月の開校を目指したいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 建設工事に係る総事業費としまして、どれぐらいの総額を想定しているのかを伺います。 ◎教育部長(原國政也)  昨日の沖縄タイムスでしたか、30億円程度ということで、記事が載っておりましたが、30億円は下らないだろうと考えておりますが、先ほど言いましたように、これから基本設計、実施設計をやっていきますので、その中でですね、正しい数字、事業費が出てくるのかと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 教育部長、ありがとうございます。 確認にもなるのですが、建設工事に係る総事業費に対して、国庫補助、起債を除いて、市単費として5億円から7億円ぐらいは必要ではないかと思いますが、実際はどうなのか、伺います。 ◎教育部長(原國政也)  これについても基本設計、実施設計の中で明らかになってくると考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- PFI、PPPは厳しいので、早めに先進地視察に行ってほしいと、判断してほしいと、昨年3月から会派を挙げて訴えてまいりました。本来なら、もっと早く基本計画の策定、そして基本設計、実施設計、工事着手とできていたはずです。だからこそお聞きしますが、令和4年度の工事着手が遅れないように、しっかりとした財源確保をしていくために、来年度予算から3年計画を立てまして、教育関連施設整備基金に毎年度約2億円を積み立てていく必要があると思うのですが、次年度の予算編成で要求していく考えはないか、伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 これにつきましては、関係部署とまた相談していきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 教育部長、ありがとうございます。 PFI、PPPの判断で整備が遅れた分、今後の整備スケジュールを遅らせるわけにはいきません。基本設計、実施設計、工事着手と、そして開校が遅れることのないように、取り組んでいただきたいと思いますが、改めていかがでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  しっかりと目標の工程が達成できるように取り組んでいきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 力強い答弁、ありがとうございます。 ④豊崎中学校開校に向けて、市内中学校区の見直しも行うのか、見解を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 現時点では市内中学校区全体の見直しを行う予定はなく、(仮称)豊崎中学校区の校区については、豊崎小学校区と同じ区域を指定する予定で進めておりますが、校区見直しについては、豊見城市立学校区域審議会の意見も重要になってきますので、そこに諮問をして、答申を受けて、意見の内容も確認しながら、今後決定していきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 校区緩和についてはどのように考えているのかを伺います。お願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時15分)          再  開(10時15分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  失礼しました。生徒数の多い学校から生徒数の少ない学校への自由に通える校区の緩和などについても、対応を検討していきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 豊崎中学校の開校に向けましては、我々としては、ずっと政治判断ですと。早めに先進地視察に行ってくださいと、山川市長に対しても言い続けてきました。今まで大分遅くなった分、ピッチを上げて取り組んでいただき、実現に向けて基金への積み立て、そして先ほど言った校区緩和や、校区見直しについても前に進めていただけると助かります。よろしくお願いします。 (3)市内の公園について。 市内には、子どもたちを遊ばせる公園が少なく、他市町村へ出向くという現状があります。安心して市内の公園で遊ばせたいとの声が子育て世代の方々から多くありますが、市内公園設備について、本市の未来展望を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 現在、本市の市民1人当たりの都市公園面積については、7.5平方メートルとなっており、那覇広域都市計画区域における1人当たりの都市公園面積の平均値は、7.16平方メートルとなっていることから、本市においては平均を上回っている現状でございます。しかし、都市公園法及び市の公園条例においても住民1人当たりの公園の敷地面積の標準は10平方メートル以上と明記されていることから、今後は長嶺城址総合公園整備を行い、市民が早期に利用できるよう標準面積の確保を目指して、市民に親しまれる公園づくりを進めていきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 経済建設部長、ありがとうございます。 おとといの比嘉彰議員の長嶺城址総合公園の質問に関する答弁の中で、令和9年度完成予定との答弁がありましたが、多目的広場など、どういったゾーンを計画されているのか、改めて伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 平成29年度に長嶺城址総合公園基本計画等策定委託業務におきまして、歴史文化資源を生かして、観光・交流活動の活性化を担う場、また自然や運動が楽しめる5つの施設ゾーンで計画しております。また歴史・眺望ゾーン、自然学習ゾーン、冒険・遊び場ゾーンパークゴルフゾーンスポーツレクリエーションゾーンを計画しており、スポーツレクリエーションゾーン多目的広場としての整備を計画しております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 長嶺城址総合公園の整備として、次年度に用地買収を行うとのことですが、ゾーンで言えばどの辺りなのか伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  用地買収ということですけれども、場所は南側のパークゴルフゾーン付近を予定しております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 今議会、パークゴルフ場の早期建設を担う陳情書が上がっておりますが、整備状況によっては、ゾーンの一部開放なども考える必要があると思いますが、見解を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 整備状況に応じて、公園の一部を段階的に供用開始することで、事業効果の早期発現が見込まれることから、一部供用開始については、利用者の安全性なども考慮しながら検討していきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 長嶺城址総合公園整備計画の中に、多目的広場、先ほど出ていましたが、与根サッカー場の代替施設ではないとの答弁が今議会でありました。与根サッカー場の代替施設だと勘違いされている方々が案外多くいらっしゃるかと思います。私もその一人でありました。勘違いをしておりましたし、サッカーをされている方々の中にも勘違いされている方々が案外いらっしゃると思いますので、再度確認させてください。私は公園整備を今回質問していますので、その角度から質問をさせていただきます。多目的広場は赤ちゃんから高齢者の方々まで、年齢層を問わず幅広く利用ができる多目的広場と見ていいですか、いかがでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 長嶺城址総合公園の整備事業につきましては、与根サッカー場に限定した代替施設としての広場整備の考えではなく、あくまでもサッカー利用が可能な広場の確保を行い、今後、多目的広場の整備を行う予定としております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 経済建設部長、ありがとうございます。 5つのゾーン計画があると思うのですが、ゾーンごと整備スケジュールがありますか、伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時21分)          再  開(10時21分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  現時点におきまして、具体的にゾーンごとに、いつ、どのゾーンを整備するという計画はございません。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 ②に移ります。現在使用停止になっている市内公園遊具の再整備について、現在の進捗状況を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 現時点において使用禁止状態にある公園の遊具は、3公園の6つの遊具で使用禁止措置を行っており、今年度は2公園の遊具更新整備を進めている状況でございます。現在は宜保にこにこ公園の工事に取り組んでいます。またわんぱく広場についても工事発注の準備を進めている状況でございます。次年度以降につきましても使用禁止措置を行っている遊具の更新工事に取り組んでまいりたいと思っております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 改めて確認させていただきますが、現在、使用禁止状態にある公園遊具について、3つの公園とありましたが、市内のどの公園を指しているのか伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  遊具使用禁止状態にある公園の遊具ですけれども、しおさい公園、わんぱく広場、高嶺児童公園の3公園となっております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 宜保にこにこ公園は今年度内で完了だと思うのですが、豊崎わんぱく広場については、工事発注の準備を進めているとのことですが、今年度完了となるのでしょうか、伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 今年度完了予定でございます。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 ぜひよろしくお願いします。 ③に移ります。令和元年9月議会において、豊見城総合公園内にあるウオーキングコースの再整備について一般質問を行いました。ゴムチップ舗装への施工や園路の改築工事について、現在の進捗状況を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 この事業につきましては、沖縄振興公共投資交付金事業にて取り組んでおり、ウオーキングコースについては、令和2年度に整備を行う予定としておりましたが、要望額に対して、内示額が29%と低額となっていることから、内部で検討した結果、今年度の整備優先順位として、にこにこ公園とわんぱく広場の遊具更新工事を実施することにしております。ウオーキングコースの整備につきましては、次年度以降に取り組んでいきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 経済建設部長、ありがとうございます。 ちなみに要望額は幾らだったのでしょうか、伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  令和2年度の要望額としましては、1億850万円を要望し、交付決定額としましては3,200万円となっております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 先ほども話の流れで出たかもしれませんが、次年度に向けてしっかり予算要求をして、ゴムチップの予算要求をしていただきたいのですが、どうでしょうか、伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時25分)          再  開(10時25分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 次年度以降もしっかりと予算要望をしていきたいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 経済建設部長、ありがとうございます。 豊見城総合公園につきましては、12月定例会でもやりますが、子育て世代の方々の声や思い、そして当地域の方々の思いですとか、希望ですとかがたくさん詰まった長嶺城址総合公園整備事業については、今後も私もしっかりチェックしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 (4)公共施設へのネーミングライツについて。 ①進捗状況を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 ネーミングライツについては、豊見城市民体育館において、平成26年度より契約希望年額500万円以上で募集を行いましたが、企業からの応募はありませんでした。その結果を踏まえ、今年度より契約希望年額及び対象施設、契約期間の見直しを行い募集しております。見直した内容については、豊見城市民体育館を年額250万円以上に変更しております。また新たに2つの施設を追加し、豊崎美らSUNビーチを年額300万円以上及び豊崎海浜公園テニスコートを年額100万円以上として、契約期間を3年間に変更しております。現在、募集期間として、7月31日から9月14日にて募集を行っている状況でございます。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 契約期間を3年間に変更した理由を具体的に伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 期間を3年間に変更した理由でございますけれども、3年間で募集している理由としまして、まず契約金額を下げたことに伴いまして、期間についても短縮しております。今後、各施設のネーミングライツの知名度や広告価値が高まれば、当初の契約金額より増額して契約することにつながることから、契約期間を3年としております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ②公募金額を引き下げた理由を具体的に伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  公営施設ネーミングライツパートナー募集については、募集により各企業からその価値に対する契約金額を示してもらうことになります。市としては、豊見城市民体育館に年額500万円以上の価値があると考えておりますが、今まで募集しても申込みがなかった現状及び企業より500万円では厳しいとの意見もあったこと。また新型コロナウイルス感染症の影響により、企業各社の経営に影響が出ていることが懸念されることから、企業側の申込みを促進するため、年額250万円以上に希望金額としております。 ◆12番(波平邦孝議員) -質問- 経済建設部長、ありがとうございます。 平成26年から募集を行ったと聞いていますが、今日に至るまで何件の応募があったのか、伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時29分)          再  開(10時29分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  平成26年度から今回の募集前まで応募はありませんでした。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 話の流れで、経済建設部長の答弁にもありましたが、豊見城市民体育館や他施設においても入口が、来なかったから私はハードルを下げるべきだと、さきに9月定例会で提言しましたが、今回の公募金額の倍以上の価値があると当然、私も思っています。それを踏まえて質問をしますが、財政的に将来負担比率が11市の中で、最下位と出ている本市において、将来的には契約年額を引き上げていく必要があると思いますが、当局の見解を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 将来的にネーミングライツの知名度や広告価値が高まれば、契約年額を上げることも考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 ③に移ります。市長のトップセールスが本市のさらなる発展に向けて一番重要であると常々議会で訴えてきました。これまで行ったトップセールスの内容と成果を伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えします。 ネーミングライツにつきましては、新たな財源確保として有効であると考えられますから、本市のさらなる発展のために様々な会合において企業へ声かけを行っております。担当課へは企業へのアプローチを積極的に行うために指示を出しておりますが、担当課より、県内の47社、そしてまた県外は28社というところで、資料も郵送にて案内をさせていただいております。職員においても数社に企業訪問を行ったと報告を受けております。また企業への周知につきましては、市のホームページを活用したり、広報とみぐすく、あと沖縄建設新聞への掲載及びポスター掲示等についても豊見城市観光協会、また市の商工会、沖縄産業センター等にて行ったと報告も受けております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 市長、ちょっと違います、私が聞きたいのは。先ほどから担当課とか、担当課よりとか、私は聞いていないのです、今。担当課任せはやめていただきたいのです。市長、ネーミングライツに限らず、担当課は職員も企業訪問をしました。その後どうなっていますか、今、報告を受けていますと答弁されていましたが、そこから先を聞いています。お願いします。 ◎市長(山川仁)  お答えします。 担当課任せではなくて、担当課にしっかりと私の思いを伝えて、みんなで市のことを協力してネーミングライツ、これまで応募がありませんでしたので、少しでも興味、そしてまた豊見城市の環境を知ってもらうための力を分散しながら、みんなで協力をして、我々は行っておりますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- トップセールスという認識の違いが、私と市長ではあるようなので、次に行きます。 市長が我が市のトップセールスマンであると自負していますと答弁をいただいたこともあります。SNSはもちろん、マンゴーのかりゆしウエアを着けてPRしていますとかではなくて、市長、市長が就任されて、今日に至るまで何社程度企業訪問をされたのか、企業訪問に行ったのか、伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 これは担当課のほうで約5社程度企業訪問を行っておりまして、また県内47社、また県外28社に資料を郵送にて案内しております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- これは市長が行かれたということでよろしいですか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  担当課でございます。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ちょっとかみ合っていないですね。分かりました。 先ほどの答弁で、担当課で企業へのアプローチを積極的に行う旨の指示をしておりますとありましたが、市長、私はそれをそのまま市長にお願いしているのです。市長は我が市のトップなのです。トップセールスという言葉があるように、私、通告にも出しています。本市のさらなる発展に向けて、本当に市長のトップセールスが大事ですと常々ここで訴えていますから、我々議会共々一緒に汗をかいてまいりましょう。市長、よろしくお願いします。 ④公募の状況を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 募集の状況につきましては、募集期間中に企業からの申込みがございました。現時点においては、ネーミングライツパートナーが決定していないことから、企業名や申込み額などの情報を公開しては審査に影響することから差し控えさせていただきたいと思います。決定した時点で、市ホームページ等を活用し、情報を発信したいと考えております。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 今回の公共施設へのネーミングライツについてということで、先輩議員からも助言いただきまして、私も企業と直接お会いしまして、先ほどから言っている本市のさらなる発展ですとか、今後商品開発、地域タイアップについてもいろいろと意見交換させていただきました。市長のほうでもいろいろとお会いされたとか、いろいろ聞いていますが、おとといでしたか、宜保安孝議員がおっしゃっていたような、いいものはいい、悪いものは悪いとしっかり判断していただき、前に進めていってもらいますよう、よろしくお願いします。 (5)豊見城市観光計画について。 ①令和元年12月定例会において、新しい商品の開発について一般質問を行いましたが、市内の事業者、各専門分野との意見交換や調整など現在の進捗状況を伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 新しい商品開発につきましては、今年度より市観光協会に派遣しております参事を中心として、市の特産品を活用したお土産品の開発等を進めております。現在、試作品を検証している段階で、今後、原材料の安定的な調達や販売に向けての関係機関との調整などを進めてまいります。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- 新たな商品開発、大変期待しております。何度も言いますが、観光振興計画から見ますと、今年度から商品のブランド化となっています。常々、ここ議会でも訴えておりますが、農業、漁業、そして畜産業を中心とした6次産業にもつなげていけますよう、よろしくお願いします。 ②「ツーリズムEXPOジャパン沖縄」の開催について、本市の取り組み状況を伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 年に一度の世界最大級の旅の総合イベント、「ツーリズムEXPOジャパン」が10月29日木曜日から11月1日日曜日にかけて、沖縄にて開催されます。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から制約がある部分もございますが、本市もPR用のスペースにて、市観光協会や市商工会と連携し、豊見城の魅力を存分に伝えることができるよう努めてまいります。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 昨年12月定例会ですか、私、同じEXPOの質問をしていまして、本市特有の魅力を掘り起こしながら、新たな観光メニューを提供していく必要があるのではないかと提言させていただきました。今回のツーリズムEXPOジャパン沖縄ではどうなったのか伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時38分)          再  開(10時39分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 今回、観光メニューというものはございませんが、市をPRするため、オリジナルデザインのトートバックと缶バッジを来場者へお配りする予定でございます。その中に本市の地図や観光施設紹介を行うパンフレットを同封いたします。地図の中にQRコードの観光情報を読み込めるようにしておりますので、ご自宅などでログインいただき、本市の魅力を紹介していく予定でございます。 ◆12番(波平邦孝議員) -再質問- ありがとうございます。 新型コロナの影響で規模縮小になるとは聞いております。先ほど総務企画部長もおっしゃるとおり、せっかくのチャンスですので、課長をはじめとして、思う存分、豊見城市をPRしていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。観光振興におきましては、豊崎や瀬長島などのリゾート地から本市の農業、漁業、または歴史や文化に観光範囲を幅広く誘導していく必要があると昨年、同じ12月定例会でも提言しました。本市のポテンシャルの高さを十分発揮できるよう、議会と行政共に、知恵を絞り合っていけたらと思いますので、よろしくお願いします。少し早いですが、国難な状況は続きますが、市民の皆様、そして職員の皆様、共に前を向いて頑張ってまいりましょう。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。   ── 通告番号18(15番)川満玄治議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、川満玄治議員の質問を許します。 ◆15番(川満玄治議員) -登壇- 皆様、おはようございます。私、今回皆様にいろいろな面でご迷惑をおかけして、本当に申し訳なく思っております。私、新聞報道でもあったように、今回コロナウイルスに感染してしまい、実名報道されたのですが、そのことについて一言述べさせていただきたいと思います。少々長いのですが、よろしくお願いします。私がコロナウイルスに感染しまして、市民の皆様にご迷惑をおかけしまして、申し訳ございません。また関係者各位にも様々な方にご迷惑をおかけしました。また市長をはじめ、執行部の皆様にもいろいろな面でご苦労をおかけしまして、本当に申し訳ございません。また職員の皆様にも消毒作業等、また私に関わり濃厚接触者に数人なったとお聞きしているのですが、そういうことでお仕事を休まれた方、たくさんいたとお聞きしております。またそれにより、ただでさえコロナウイルスの影響で仕事等が職員の皆様に増えている中、今日の一般質問でもさせていただきますが、執行部が報告義務をまたさらに強化して、必ず報告しないと、ということをお聞きし、私も本当に心を痛めている次第でございます。そしてまた議会事務局の皆様におきましても様々な感染対策をご尽力いただきまして、本当に忙しい中ありがとうございます。そして私に関わることになり濃厚接触者になり10日間程度自宅待機をされまして、私が豊見城の議員の足を止めたことに対しても本当に申し訳なく思います。申し訳ございませんでした。 今回、私がコロナウイルスに感染したことで、一言述べさせていただきたいと思います。私、今回7月29日にコロナウイルスの症状が出て、感染いたしました。陽性と判明されました。そして現在も2,310人の方がコロナウイルスに感染し、今現在154人の方が治療中ということをお聞きしております。一日も早いご回復をお祈り申し上げております。私、今回感染し、入院をしたのですが、医療従事者の皆様におかれましては、自らの感染リスクを抱えながらの医療行為に、本当にどれだけ感謝をしても足りないぐらいでございます。また南部保健所の職員もホテル等の受け入れ先や濃厚接触者や、またその家族のPCR検査の調整を土日問わず、また夜中までやっているのを知り、見えないところで職員の努力に頭が下がる思いです。心からお礼を申し上げます。また豊見城市内の同級生をはじめ、地域の皆様、PTAの方々からの温かい励ましの言葉、私の折れそうな心をつないでもらいました。心から感謝申し上げます。私は最初は濃厚接触者とはされなかったのですが、家内が濃厚接触者ということで一緒にいたのですが、なぜか私が感染してしまいました。この感染をして、PCR検査を受けて2日間、結果が出るまでですが、様々なことを考えました。もし陽性だったら80歳になる義理の母に感染させていないか、臨時議会で市民や職員や議員を感染させていたらどうしたらよいか、琉球新報に実名報道をされてしまい、家族はどうなるのだろうか、子どもたちはいじめに遭わないか、大学受験を控えている長男、高校生になったばかりの次男、思春期で多忙な三男、特に一番下の長女はまだ8歳で、好奇な目にさらされないか、もし仲間の議員が感染したら私はどう責任を持つべきかと、議員辞職も踏まえ、様々なことが頭をよぎりました。まさか琉球新報で実名報道がありましたが、妻が「私たち悪いことをしたの」と泣き崩れたときには、私も言葉を失いました。医者からは安静にしてくださいと言われましたが、心の安静はひとときもありませんでした。 感染して感じたことが幾つもあります。コロナウイルス自体も怖い存在ではございますが、さらに怖いことがあることが分かりました。それはやはり見えない声でございます。コロナウイルスに感染すると、SNSなどを使い、犯人探しをするかのごとく、個人を特定しようとします。また対策が不十分だから、感染したとか、危険なところに行ったから悪いなど、感染者が犯罪者のような言い方をされます。感染した私が言うのもどうかと思いますが、私も自分が感染者になるとは、感染するまで対岸の火事のような思いでした。まさか自分がという思いでした。感染者になり、自分が悪いと心の中で何度も自問自答の時間を過ごしていました。心が折れそうにもなりました。感染したくて感染する方は一人もいません。どんなに感染対策をしても人間のすることなので、100%の対策は難しいと思います。最近、感染者をSNS等で個人を特定する行為を多く見かけます。今後もこれが続いていきますと、コロナに感染した方が声を上げることができなくなり、PCR検査を受けない人が増加しないか心配です。症状が出ているが隠す人がたくさん増え、さらに感染が拡大することが一番懸念していることでございます。コロナウイルスに感染した人が声を上げやすい世の中になることを切に願ってなりません。コロナウイルス感染者イコール犯罪者のような風潮があることが、さらなる悲劇を生む世の中に警鐘を鳴らしたいです。全ての皆様にお願いがあります。私はSNSで個人を特定することだけはやめていただきたいです。感染した方の子どもたちのいじめや偏見の助長につながります。よろしくお願いします。真の敵はコロナウイルスでございます。早く治療薬ができ、コロナウイルスに打ち勝つ日が来ることを祈念して、心からお願いとさせていただきます。 また完治しました今は、これまで以上に皆様の期待に応えられるように努力することを誓います。申し訳ありません。今回は本当にコロナウイルスに感染し、いろいろなことを学びました。些細な一言が感染者にとっては苦痛になること。感染した恐怖、誰かに感染させていないか、また医療現場は皆様が思っているよりもかなりストレスがたまっていることです。そして何より私たちはマスコミ等が連日様々なことを言いますが、正しい情報を把握し、何でも国や、県や、市町村に頼るのではなく、自分に何ができるのかを考え、行動することがコロナウイルスを退治していける第一歩だと思います。家庭状況や仕事状況によってもいろいろな考えがあります。皆様が思った答えに私は間違いはないと思っております。自粛を優先しても、経済を優先しても必ず批判はあります。やはりバランスが大事かと思われます。毎日の感染者数に一喜一憂せず、正しくしっかり怖がり、個人を誹謗中傷せずに進んでいくことが、日本がコロナウイルスに対抗できる手段だと私は思います。どんな病気でも後遺症や重症化のリスクはございます。それをしっかり理解し、しっかり怖がることがコロナウイルス対策だと思います。また怖がりすぎていて前に進むこともできなくなります。偏った情報だけを信じるのではなく、様々な情報を得て、正しく理解した上で怖がっていくことが大事かと思います。今回コロナウイルスに感染して、様々な方から様々なご意見をいただきました。ただ、中には情報を正しく理解しないで、心ない言葉もたくさんありました。しかし、電話やLINE等、またうわさ話もありましたが、ほとんどが私にとって励ましの電話やLINEでした。本当に救われました。様々な言葉やご意見ありがとうございます。 まだ胸、肺の痛みと、だるさ等の後遺症があり、万全ではないのですが、心をゼロからしっかりまた再スタートのつもりで、これからも豊見城市のために頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。 では気持ちを切替えて、これから通告に従い、一般質問をしていきたいと思います。よろしくお願いします。 (1)新型コロナウイルスについて。 ①コロナ関連予算措置について伺いたいと思います。 その中でサーモグラフィーの予算がついていますが、これはなぜやっていらっしゃいますか、伺いたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 サーモグラフィーカメラの導入目的といたしましては、新型コロナウイルスの県内感染拡大が懸念される中、8月1日には沖縄県独自の緊急事態宣言が発令されるなど、予断が許されない状況にありました。市内公共施設においては、新型コロナウイルス感染者の兆候である体温異常者を発見し、施設内へ入れないことで、施設単位での感染拡大防止を図ることを目的に、サーモグラフィーカメラを施設入口に設置しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 先ほど言っていたように、体温を測って異常があればという話なのですが、そこに職員等の配置等はされていらっしゃいますか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 導入した商品は音声及び表示案内で人手を要さない製品となっておりますが、導入当初は人員を配置し、丁寧に案内していくということになっております。少なくとも年内は人員を配置し、感染状況等を見極め、必要に応じて更新も検討していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 配置しているということでよろしいですか。何箇所やっているかまでお答えいただけますか。前に私が行ったときに1回目はいたのですが、いなかったときがあったものですから、お答えしてほしいです。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時54分)          再  開(10時55分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 職員配置につきましては、今4人募集しているところでございますが、2人しか応募されていない状況で、人手が多い正面玄関と駐車場入り口のほうを巡回しながら、配置しているという形になります。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 分かりました。そういう中途半端なやり方をすると、1か所はいないということで、もしそのまますり抜けて入っていかれたら、これだと何のためにやっているのかちょっと分からないので、やるのであればしっかり3か所やっていただければと思います。 ちなみに、もし体温異常があった方への対応はどのようにされる予定ですか。私からすると、すぐ来て、体温異常だったら帰すというのはちょっとどうかと思うのですが、いかがでございましょうか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 体温が37.5度以上の方がいらしたときの対応でございますが、他市でも同様な対応となっているようでございますが、熱のない日に改めて来庁していただけないかのお願いをいたします。どうしても急を要するという方につきましては、どの課の用事なのかを確認し、当該課において、1階交流スペースの臨時応対室で応対いただきます。応対する場合においては、双方とも必ずマスクを着用し、アクリル板を挟んで対応することを考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 他市も同じことをやっているというのですが、それは他市のことであり、豊見城市は豊見城市のことということで、できれば熱があったら、今言ったように、大体役所に来るということは何かしら緊急だから来ているとは思いますので、できればしっかり全員に対応していただければと思います。よろしくお願いします。 ②医療従事者に対しての予算措置がないように思いますが、市長の考えを伺いたいと思います。 すみません。ちょっとつけ加えます。コロナ関連予算措置、今回は第3弾となっておりますが、私、今回コロナウイルスに罹患しまして思ったことがありまして、県立病院等は例えばマスクと着替えと、上にあるフェイスシールド等、これは使い捨てで実はやっていまして、毎回病室に入る、病室です。棟ではなくて、感染予防のために部屋に1回入ると全部捨てるのです。どれだけあっても足りない状況でございます。今回医療従事者に対しての予算措置等がなかったので、医療従事者に対して、例えば薬剤師とか、病院だけではなく、そういったことが第3弾ではなかったのですが、ぜひ予算措置をやってほしいのですが、市長の考えを伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 医療従事者に対する支援につきましては、国において医療従事者の処遇改善の経費に活用できる「新型コロナウイルス感染症医療機関協力金交付事業」のほか、「新型コロナウイルス感染症対策対応従事者慰労金交付事業」として、医療従事者に対し、5万円から20万円が支給されております。沖縄県におきましても「新型コロナウイルス感染症医療従事者向け宿泊施設確保事業」として、医療従事者の宿泊費補助を行っており、市内協力医療機関となる友愛医療センターでは、現在も県の補助を活用しているとのことであります。今後も友愛医療センターと情報交換を図り、市として支援可能な項目がある際には、積極的に実施してまいります。また医療機関の経営支援については、一義的には国の責任において対応すべきと考えており、国の今後の取組においても感染症患者を受け入れる医療機関の経営確保に対する支援、地域の医療体制を維持、確保するための取組、支援の推進が示されておりますので、今後の動向に注視してまいりたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ありがとうございます。 県がやっているとかというのは分かります。例えば3日前、2日前の新聞でしたか、私もコロナウイルスにかかりまして、その病棟の方々は、家族も含め、様々なリスクを背負いながら医療に従事しております。新聞報道でもなされていましたが、そういった危険地帯に行くときには手当等も、市としても、県だけではなくて、市にも中央病院等、様々な病院がありますので、そういった困っているところへの支援等のことも考えて第4弾につなげていってもらえればと思います。よろしくお願いします。 では(2)(3)は飛ばして、(4)に行きたいと思います。(4)について、まず質問の前に一つ読ませていただきたい文があるので、よろしくお願いします。この子は、名前は言いませんが、まだ11歳の子で、右ムンプス難聴という子がいる家族のお話でございます。お聞きいただいて、質問に移りたいと思います。「この春に5年生になりました。難聴により友達から話しかけられても無視していると勘違いされがちなことがあり、友達づくりをあきらめてしまいました。それだけにはとどまらず、最近では会話が通じないといじめに発展することも見られます。上級生ともなると、いじめは陰湿性を高めてきました。最近のコロナ禍の影響で図書館も利用できなくなった今、休み時間は彼にとって最もつらい時間となってしまいました。去る7月21日のクラス担任との面談では、集団生活において特別扱いすることは難しく、また常に前の席を確保するのも難しいことであるとのお話でした。積極的に人とコミュニケーションをとらなくなってしまった彼ですが、本人に補聴器を試したいか、意思を確認したところ、やってみたいと彼なりに期待と希望を持っていたような表情で答えました。それは悲しい思いをした過去があったことを悟らせる表情でもありました。とにかく助成金制度の目的である言語の習得、教育における健全な発達を支援するためとするならば、対象児の条件を個々のニーズに合わせて、最大限かつ柔軟に考慮していただきたい。息子のようなケースの子どもたちを一人でも多く助けていただきたいと考えます」。市長、この文書は読まれましたか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時03分)          再  開(11時03分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- (4)市の軽度・中等度難聴児補聴器購入費等助成事業についてお伺いいたします。 身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度の難聴児童に対して、補聴器の購入・修理に要した費用の一部が助成する事業で、ある市民から相談を受けたのですが、片耳の難聴児童のケースですが、その児童は片耳のみの理由等により交付対象から却下されたそうですが、市の見解を伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 難聴児の補聴器購入費助成につきましては、「豊見城市軽度・中等度難聴児補聴器購入費等助成金交付要綱」の規定に基づき、事業を実施しております。当要綱においては、対象者は市内に住所を有する18歳未満の児童で、両耳の聴力レベルが30デシベル以上のものと規定されております。そのほかにも世帯の所得状況等要件はございますが、ご質問のケースに関しましては、医師の作成した意見書の内容を審査したところ、両耳の聴力レベルが支給要件に該当しないことが確認できたため、非該当として却下通知を行ったものでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- これからは市長の意見が聞きたいので、率直な市長の思い、感想等をお聞かせ願えればと思います。すみません、市長。先ほどの文書は読まれましたか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時04分)          再  開(11時05分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 起案で確認しております。
    ◆15番(川満玄治議員) -再質問- それを見て、今、私が読んだのを聞いて、市長はどう思いますか、感想を聞かせていただきたい。 ◎市長(山川仁)  子どもにとっても大変な環境の中で学校生活を送っているものだと感じました。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- そうですね、私も同じように思いました。いじめの助長につながっているのかと思います。市長、これは国の法律を変えるとかではなく、ぜひ市の条例で今、両耳となっているものを片耳でも、例えば医師の処方があれば大丈夫とか、そういう感じで条例を改正するだけでもできると思いますが、市長、この件に関して前向きな答弁をいただければと思いますが、よろしくお願いします。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 先ほど福祉健康部長から答弁を申し上げましたが、本事業といたしまして、県の補助事業として助成金交付要項の規定に基づきながら、今回は却下の通知を行ったものでございます。そういった中で、県内全域において、同一の基準で実施しているところでございますが、助成対象者の見直し等につきましても、引き続き沖縄県とも調整を図りながら、検討させていただきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、私は思うのですが、政治とは何なのか、やはり困っている人を救うことが政治だと思います。先ほども言ったのですが、他の市町村とか、県ではなく、沖縄県で豊見城市が初の片耳難聴児の方でも助成ができる、沖縄県で初めて、こういった方々に助成できるという条例を改正していただければと切に願います。片足、片手であれば障害手帳も出る今、世の中でございます。また片耳だと出ない。さらに障害手帳どころか、そういった補助もない。ちなみに市長は片耳難聴の症状はご存じでしょうか。 ◎市長(山川仁)  お答えします。 大変失礼ながら私は両耳ともしっかりと正常に機能しておりますので、その難聴となる方々の心情というのは心底大変な思いをしているものだと理解はしますが、心痛等のものに関しては、該当する方々しか知り得ないものがたくさんあるかと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- もし私であれば、こういった方がこういった意見を言っているのであれば、どういうものなのかと調べてほしかったのですが、では私から症状についてお知らせしたいと思います。まず平衡感覚がなく転びやすい、高所などが上れない。また頭痛や吐き気、臨場感がなく音の方向がつかめない。これは何を言っているかと言いますと、例えば右側で携帯電話が鳴ってもこの方にとって、もし左側であれば左側で聞くので、全部を見回してみないと携帯電話の位置が分からない。そういうのが臨場感がないということでございます。人が多い場面では音をとることが困難で、呼ばれても気づきにくい、その他コロナ禍によりマスク着用により、相手の口の動きが読めず、会話がより困難になったという症状がございます。やはりこういった片耳難聴の会というのも今ありまして、全国的に動きがどんどん大きくなってきております。市長、沖縄県の条例にとらわれるのではなく、豊見城市として、こういった今現在いじめに遭遇している子の未来のためにもぜひ豊見城市長として、こういった少ない人数かもしれません。予算もそんなに大きな予算ではございません。豊見城市長の思いとして、こういう困った方を助けていただきたいと思いますが、そういった条例改正も含めて、前向きに検討していただけないか、市長の考えを伺いたいと思います。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 先ほど難聴の方々への思いを私なりに表現をさせていただきましたが、状況としては今、川満議員が説明したとおり、そこは承知しているところでございます。その中で我々として、当然豊見城市独自のという思いもありますが、まず県との調整もしっかり図りながら、そういったところの見通しがつくのか、つかないのか、そういったところも庁内をはじめ、県との調整を図りながら、できるだけ弱い立場の方々に寄り添うような政治を私は心がけておりますので、検討していきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、お願いなのですが、前向きに捉えたいのです。今これを聞いているこの子のご両親も、これを今しっかりネットで見ております。全国の片耳難聴の会の方もこれをしっかり見ております。県内でもまた役所においてもそういった方も数名いらっしゃるとお聞きしております。その子や、またその方々の未来のためにも、県の対応を伺うのではなくて、市独自でもぜひ考えていただけないか、例えば市独自で新たに出すなりできないか、前向きな意見を求めたいのですが、市長いかがでしょうか。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 当然ながら、先ほど来申し上げたとおり、いろいろな角度から調整が必要となるものだと思っております。川満玄治議員がおっしゃるように、市独自という思いも持ちながら、様々な角度からの調整をさせていただければと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 分かりました。今後、市長にはお願いも含めて、またいきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (5)介護予防普及啓発事業について。 市が実施する水中トレーニング教室において、人身事故が発生したと聞きましたが、その内容について伺いたいのですが、先日、外間剛議員が内容等は聞いていたので、それは省いていきたいと思います。 それで再質問なのですが、新聞報道では契約内容に齟齬があり、本年度、市とスポーツクラブでは書面で契約をしてなかったと。内容については伺ったので、先日、外間剛議員への答弁でいただいています。それでその報告を聞いた上で再質問したいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時12分)          再  開(11時13分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 先日、外間剛議員が言っていた答えと一緒であれば、回答は控えたいと思いますが。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時13分)          再  開(11時14分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- すみません、経過を簡潔によろしくお願いします。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 本年7月28日に80代の女性が、本市の一般介護予防事業、介護予防普及啓発事業の水中トレーニング教室において、事故によりお亡くなりになりました。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の方々へ心よりお悔やみ申し上げ、深くおわびを申し上げたいと思います。今回の事故を真摯に受け止め、今後同様な事故が起きないようしっかりとした安全管理体制の在り方、再発防止の構築に向けて取り組んでまいりたいと思います。事故の経緯及び報告につきましては、担当部長より答弁をさせたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 先日お話をした外間剛議員と同じ内容であれば、同じ内容ということで答弁をいただきたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時15分)          再  開(11時16分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  水中トレーニングにおける死亡事故の経緯の内容につきましては、先日、外間剛議員に答弁させていただいた内容と同じでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 新聞報道では契約内容に齟齬があり、市とスポーツクラブは書面を契約してなかったとあるが、事実を伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 水中トレーニング教室は、平成25年度より事業を開始しており、平成30年度より当該事業所を増やしております。当該スポーツクラブとは信頼関係を築きながら、現在事業を実施しております。契約書については、事業開始前にスポーツクラブへ送付しておりますが、しかしながら、今年度においては契約書内容の一部に解釈の誤りがあることから、現在まで未契約となっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 契約内容の解釈の違いとは何かを伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 利用者への事業保険についてですが、契約書第4条第2項に掲げている利用者への事業保険について、利用者個々人が加入するものと誤った解釈をしておりました。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- これは実際始まったのが7月1日からで、この件で6月中に   のほうは2人の方で役所に行った経緯がありまして、そのときに担当課の方が上司に報告して、また回答したいと思うということであったのですが、それ以来、開始まで全く返答がなかったというのですが、いかがでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時18分)          再  開(11時20分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -訂正- 先ほど言った業者名は取り消したいと思います。委託業者に訂正したいと思います。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいまの訂正については議長にて許可したいと思います。 休憩いたします。          休  憩(11時20分)          再  開(11時20分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -発言取消- 先ほどの業者名は取り消したいと思います。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいま川満玄治議員から発言を取り消したいとの申し出がありました。 お諮りいたします。 これを許可することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって川満玄治議員の発言取り消しの申し出を許可することに決しました。 当局の答弁をお願いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  先ほど議員からご質問がありました6月中に事業所のほうから問い合わせがあったということに対して、執行部の担当者の取扱いはどうだったかということだと解釈をして、答弁をさせていただきます。 この件につきましては、議員のおっしゃるとおり、7月からの事業開始となっておりました。本市としましては、新年度当初予算編成の段階で契約書の内容について説明をし、その説明の段階で、仕様書や要領を踏まえた形で、次年度以降について、この事業を受けていただけますかというお話をさせていただいております。その段階で了解をいただいたということを踏まえて、今回疑問に思われている点については、その段階では要望がなかったということでした。ただ今回6月にそういうお話があったということを受けまして、執行部としてもその事実を今、再確認をさせていただいているところです。現在この事業を含めて、今回の死亡事故については、警察で、うちのほうも調書を取られているところでございますので、詳細については控えさせていただきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 要は7月1日から事業を開始しているのでございます。なぜ7月中に、私が聞いている話では、合意には至っていないと。そういった契約書の中身の問題で、業者としては納得がいかないので契約していない。それなのに事業はスタートさせたという、市はそれに対してどう考えておりますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時23分)          再  開(11時23分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  ご指摘のとおり、今年度におきましては、契約書が成立をしておりません。先ほども説明しましたとおり、この事業につきましては、例年予算編成時において事業の説明を行い、事業所と信頼関係を保ちながら進めてきた事業でございます。そういった中で、7月スタート前に契約書の案をお渡しして、スタートと同時に、契約書をいただくという段取りをさせていただいていたところ、今回こういうことになりまして、スタートに合わせて利用者の皆さんは事業利用に来ますので、6月、5月から利用者を募集するという段取りを取らせていただいている中で、利用者が決定していましたので、事業はスタートさせていただいたという経緯がございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- やはり契約書がない場合、こういった事故が起きた場合、責任の所在はどこにあるかとか分からなくなります。それは大きな問題だと思います。これに対して、今まで訴訟になった場合、どちらに責任があるとなりますので、市長、その面に対して責任のほうはどう考えておりますか、市長としてお答えください。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  責任の所在につきましては、あくまでも契約書があるなしにかかわらず、市民の命をなくしたという事実は変わりませんので、それについては真摯に受け止めて、弁護士とも相談しながら、しかるべき措置は取っていきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 先ほど仕様書等の話をしていましたが、そもそも事業者のほうは過去2年に関しても仕様書、要領書等はもらっていないとお聞きしましたが、事実でございましょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  先ほどから答弁させていただいておりますように、この事業については実施されて3年、4年が経過しております。当初からそうだったのかという事実確認を今、まさに行っている最中でございますので、現時点ではお答えできません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 事業所のほうはもらっていないと。去年に関しては仕様書の案はもらったということでございます。 すみません、契約書の中身についてお聞きしたいのですが、水中トレーニング事業というのはあくまでも一般の65歳以上の健康な方が利用されていると聞きますが、この契約書の中身を拝見しますと、介護保険等の法律を入れたり、また何かあったときは各ケアマネージャーに報告すると書いてありますが、一般の65歳以上の方であれば、ケアマネージャー等はいないのですが、この契約書自体がおかしいということはないのでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 一般介護予防事業というものは、介護保険法に基づく介護予防事業となっております。ですので、字のごとく介護状態に陥らないための予防をするという事業になっておりまして、対象者は要支援者、それから1号被保険者、要支援者というのは要介護者ではないのです。ということで、要支援者も含まれると。ただし、要支援者がこの事業を受けるに当たっては、医師の診断を受けて、運動は大丈夫だということの確認を取れている状況において、この事業を受けることになっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 要支援、要介護等もこの事業ができるということですか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  要介護者は入りません。一般の健康な方においても基本的には基本チェックリストでチェックを受けた方になります。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- この件に関してはまだ契約書等の不備が多々見受けられるので、次回にも引き続きやっていきたいと思います。 今、実際この水中トレーニング等を中止にしていると思いますが、市としては、事故の究明をしっかり解明して、事故防止策を整えた上で、しっかりと今後も市の高齢者のためにこの事業を前向きに開催していただきたいと思いますが、市としての見解を伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  議員がおっしゃるように、高齢者の健康増進のために必要な事業であると認識しております。併せて命の重さを踏まえ、万全の再発防止策を講じてまいります。また市民の皆様に信頼回復ができるよう十分な体制が整い次第、事業を再開してまいりたいと考えております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時28分)          再  開(11時40分)※(16番)宜保安孝議員 遅参(11時40分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号19(9番)瀬長 宏議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、瀬長宏議員の質問を許します。 ◆9番(瀬長宏議員) -登壇- 通告に従いまして、一般質問を行います。 まず(1)教育行政についてです。 ①学校教育の特別支援教育支援員の採用状況について伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 令和2年8月末時点における市内小中学校へ配置済み特別支援教育支援員の人数は、採用枠30人に対し、小学校において16人、中学校においては6人の合計22人となっております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 大体7割ぐらいかと思うのですが、適切な対応ができるための効果的な研修などは実施されているのでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 昨年度の実績になりますが、教育委員会では年4回の研修を実施しております。まず年度初めの4月には、特別支援教育に対する基本的な考え方のほか、特別支援教育支援員の業務内容や心構え、さらには活動報告用の業務日誌など、支援員としての基礎研修を行っております。残りの3回については、支援員間における共通理解の場として活用しており、実際の懸案事例に対する支援内容の検証と、その対応策に関する研究などを行うことで、支援員間の情報共有とスキルアップにつなげております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 児童・生徒の障害が多様化して、以前は障害と見ない部分をASD、あるいはLDとか、ADHD、様々な障害を認定する中で、今コロナ対策で、先生方も大変対応としては苦労していらっしゃいます。当然、生活リズムが崩れて、学習の態度がなかなか元に戻らない。いわば落ち着きがない。先生も朝早く、これまで以上に早くきて消毒をしたり、これまでにない様々な作業が求められています。そういう中で、今7割しか採用に至っていない、この先生方のサポートをしていただける支援員、もっと増やす具体的な取組は皆さんとしてはどうされているのでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  支援員につきましては、これまで採用の基準的には教職の免許を持った方々等を優先にしていくという考え方を持っていたのですが、あくまでも優先です。やはりこういう時期でございますので、しっかり学校現場をサポートできるように、学校からの推薦とか、免許があるなしに関係なしに、そういった方々の採用もしていっているということでございます。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 2年前に文科省が示した特別支援員、学校及び、普通学校の支援員の配置状況を公表していますが、特別支援学校の教員の中で、免許を保有している方は79.8%、学校は免許を有する要件が求められるのですが、特別支援学級の教員については、免許を持たないといけないという要件は特にないのですが、これまで免許を持っている方をということでやってきて、なかなか予算どおりに採用に至っていなくて、文科省の2年前の実態としては、特別支援学級の教員をやっている方で免許を持っている方は30.8%、全国の平均です。今年度あたりからは免許を持っていなくても採用に至っているというふうに改善がされているとは聞いたのですが、今始まっているスクールサポートスタッフ、これは本市は大体週35時間で頑張っていらっしゃるのですが、要件としては、国としては36時間45分、基準に時給960円で、全額補助をしましょうと。これは今、こういうご時世で、こういう時期、短期間でもいいのですが、先生方が大変な事態に至っているときに、このSSSの皆さんを市独自で国庫補助が、時間を延長してもすぐつくという話はないかもしれないのですが、単独で出しても1日当たり20分、この作業の延長をすれば、先生方のサポートとしても何らかの援助ができるのではないかと思うのですが、様々な視点で、こういう方々の活用を今後具体的に広げる取組を検討していただきたいと思うのですけれども、どうでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 スクールサポートスタッフについては、会計年度任用職員として配置を行っておりまして、豊見城市では全ての会計年度任用職員の勤務時間を上限7時間までと定めておりますので、他の職種との均衡を踏まえますと、スクールサポートスタッフに限り勤務時間を延長するというのは厳しいと考えております。しかしながら、学校現場の負担を取り除き、学校運営の安定を図る観点から、学校現場に配置されている支援員を最大限に活用できるよう、それからまた支援員の配置ができていない学校への支援員の早期配置に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 次に移りますが、②総合教育会議における協議・調整できる対象事項について伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 総合教育会議における協議及び調整事項につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の4第1項及び豊見城市総合教育会議に関する要綱第2条の規定により、「大綱の策定に関する協議」、「教育を行うための諸条件の整備、その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため、重点的に講ずべき施策についての協議」、「児童・生徒等の生命又は身体に現に被害が生じ、又はまさに被害が生ずるおそれがあると見込まれる場合等の緊急の場合に講ずるべき措置についての協議」並びに「これらに関する構成員の事務の調整」とされております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- そこで伺いますが、教科書採択の方針、あるいは教職員の人事の基準について、これは調整は対象にならないと考えますが、協議することは可能なのか、伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 平成26年7月17日付、文部科学省初等中等教育局長発出の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律についてによりますと、総合教育会議において教科書採択の方針、教員の人事の基準については、予算等の地方公共団体の長の権限にかかわらない事項であり、調整の対象にならないものの、協議することは考えられるものであることと記されていることから、協議を行うことは可能であると認識しております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 採択についての協議ができない。しかし、その採択の方針については協議は可能だと。あるいは人事の考え方の基準についても調整はできないけれども、協議は可能だというふうに示されていて、市の総合教育会議の規定、第2条の2項にのっとった場合には、与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止に関する協議はできると私は考えますが、どうでしょうか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律及び豊見城市総合教育会議に関する要綱において、総合教育会議にて協議及び調整を行う事項として、教育を行うための諸条件の整備、その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため、重点的に講ずべき施策についての協議が規定されていること。及び総合教育会議における協議とは、調整を要しない場合を含め、自由な意見交換として幅広く行われるものとされていることから、与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止については、総合教育会議において協議が可能であると認識しております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 教育長に伺いたいのですが、8月に市の総合教育会議が開催され、市長から与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止に関する協議をやろうとしたら、それは協議に教育長がなじまないのではないかという発言があったというふうに承知しておりますが、事実でしょうか。 ◎教育長(照屋堅二)  去る8月20日に総合会議が開かれました。その内容は沖縄県が計画する再生医療施設の誘致に関することだと記憶をしております。また、その中での私の疑問点としまして、総合会議においては、まず1点目になりますが、文科省通知によって、いかに総合会議が幅広く協議、調整する場であったとしても、まず再生医療施設の誘致に伴う教育機関の廃止と、総合教育会議の議題の基本にある教育大綱及び教育振興とどのように整合するのか、結びついていないことにあります。2点目ですが、総合会議においてどのような事項を議題とするかは、一義的には市長が定める総合教育会議の要綱の定めによるということになりますが、同要綱に掲げられたいずれに該当するのか、明確ではなかったことから議題とすることに疑問を呈したものであります。3点目、再生医療施設の誘致を伴う教育機関の廃止に係る問題であり、協議調整とは言っても施設を廃止するのか否かしか議論がなく、むしろ地教行法に定める業務への指揮官特権の行使と捉えられかねないことがあります。以上の3つの観点から私は疑問を呈しました。 そして先ほど質問のありました与根総合体育施設条例の廃止についてですが、地方教育行政組織及び運営に関する法律第1条の4で、総合教育会議について規定されています。豊見城市総合会議に関する要綱は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の4に規定した事項を忠実に要項として定めています。 豊見城市総合教育会議に定める要綱について、私のほうから改めて説明します。いえ、いえ、説明させてください。市長が定めた豊見城市総合教育会議に関する要綱については、協議・調整事項が定められています。まず第2条のほうですが、第2条の1号、大綱に関する協議、2号で教育を行うための主条件の整備、その他の地域の実情に応じた教育・学術及び文化の振興に図るため、重点的に講ずるべき施策についての協議、3点目、児童・生徒と生命・身体に現に被害を生じ、または様々な被害が生じるおそれがあることと見込まれる場合の緊急の場合に講ずるべき措置の協議、前3号に関する事項について定める事項の調整、以上のとおり、市長が定めた豊見城市総合教育会議に関する要綱のどの項目にも当たらないということは、具体的に上記の項目が示されている以上、一定の範囲にとどまると考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 教育長としては、認識があまりにひどすぎます。どの項目にも当てはまらないと。協議事項には該当しないという認識なのですか。とんでもないです。 ③教育委員会の協議における可否の決し方について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 教育委員会の会議につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条で、会議について定められており、同法第16条において、その議事運営について同法の定めのほか、教育委員会規則で必要な事項を定めることとなっております。本市の教育委員会の会議においては、おおむね同法第14条の規定及び豊見城市教育委員会会議規則に定めるところにより、議事運営しているところでございます。教育委員会の会議は、法第14条の規定により、教育長が招集し、原則として教育長を含めて、委員の半数以上の出席が必要となります。また教育委員の総数の3分の1以上の教育委員から会議の招集の要求があった場合には、教育長が会議を招集することになります。また教育委員会の会議の議事は、出席者の過半数で決しますが、可否同数の場合は教育長が決することとなります。議事の具体的な採決に当たっては、豊見城市教育委員会会議規則第17条第1項に基づき、議案ごとに会議において論旨が尽きていることを教育長が教育委員に確認し、教育長が異議の有無を教育委員に諮って、採決を行っております。また論旨が尽きていないと認める場合においては教育委員に確認後、継続して論旨が尽きるまで審議を行い採決を行っております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 異議ないですかということで、できるだけ合議を持って事を進めるという、全会一致の対応が大体原則で、これまでやってきたとは思うのですが、ただ法律の趣旨からすると、議事についての議決の仕方は過半数で決するというふうになっているので、これを具体的に過半数で決めるというやり方を取り入れたのはいつから実施されたのでしょうか。 ◎教育長(照屋堅二)  まず、合議制について私のほうから一言述べさせていただきます。 合議制については、議決の結果に対し、教育長及び教育委員、全員が責任を分かち合うことだと考えております。ですから一人の委員から疑義に対しても丁寧に説明をし、理解を得た上で、全員が賛成できるように努めてきました。また一方では教育委員会会議規則の中で、採決は教育長が異議の有無を会議に諮って行ってきました。今回、9月3日に採決が初めて、私の記憶することでは初めてだと思います。それはこれまでの教育委員会の中では、全員が一致できるように協議・調整、あるいは話し合いを進める中で、全員理解ができたということで、全会一致となっておりました。今回の9月3日の会議においては、意見が分かれましたので、会議規則に基づいて採決を行っております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 教育長が今2期目ですか、初めて就任したときには、2015年4月から新しい法律の下、具体的に教育委員会の議決事項については、過半数で決めなさいと。そういうことを本来、教育長として、教育委員に周知徹底を図って、いわば意見が合わない場合においても過半数で決着することができるという認識に教育委員は立ってもらうという努力をすべきだったのですが、そういうことではなくて、できるだけ合意形成を図ろうという形で、法にそぐわない、要するに教育委員会の決し方をこれまでずっとやってきたということなのですね。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(12時01分)          再  開(13時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- (2)与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について。 まず①今議会に提案しない理由というふうに、あの当時は質問を出すときにはそういうことだったのですが、答弁としては、当初で提案できなかった理由という形で答えると思うのですが、提案しない理由について、まず伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止についての議案の提案につきましては、8月20日に開催されました定例教育委員会において継続審査となったとのことです。その後9月3日に臨時の教育委員会が開催され、改めて審議が行われ、多数決にて条例廃止の議案が可決されたとのことです。教育委員会における決定を受け、9月10日の臨時庁議を経て、9月25日に議案の提案を行う予定となっております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 今、教育委員会の多数決で、ということだったのですが、教育長に伺いますが、教育委員会は条例廃止に合意をしての提案だというふうに確認してもいいですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 9月3日に与根体育施設設置及び管理に関する条例の廃止について、議案を上程するということが可決されました。今定例会でも条例廃止に向けて議案を上程していきたいと考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 教育長に伺いますが、教育長は条例廃止に合意をしていらっしゃるのですか。 ◎教育長(照屋堅二)  教育委員会の多数決で決まったことですので、当然、組織の長として、それに従っていくというのが当たり前だと考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- この間、教育長とはいろいろ意見でばちばちもあって、私、以前にもやめたらどうですかという提言もしたことがあるのですが、教育長と教育委員の任命ということは、地方教育行政法の第4条で、地方公共団体の長が議会の同意を得て、教育長を任命するというふうにうたわれています。つまり任命というのは教育長の役目を担うことを命ずると、市長から。そういうのが任命の考え方ですから。そうした関係からいうと、教育長は市長が上司に当たるという関係になるわけです。今回もいろいろ侃々諤々あって、与根体育施設の件でもいろいろもめたようですが、教育委員会の会議の在り方、あるいは総合教育会議の当初は事務局は教育委員会でやっていて、これはおかしいと、改善しなさいと。教育委員会の会議録も速やかに公開しなさいといろいろ提言をして、改善をしてきたのですが、なかなか法に沿った適切な運営になっていないし、長の方針に背を向けることが数々あることを考えた場合に、もうそろそろやめたらどうですかと再度教育長には申し上げておきたいと思います。 ②当該地区の区画整理事業への支障について伺います。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 与根西部土地区画整理組合による事業計画書では、新産業拠点地区の実現に向け、土地利用計画に沿った適正な土地利用を誘導するとともに、調和の取れた市街地形成を図ることとなっております。当組合においては、土地の形質変更や工事等を行うため、令和元年9月に仮換地指定が行われております。仮換地指定とは、従前の宅地に係る権利に基づく、主要収益権が停止され、その代わりに仮換地上において同等の主要収益権が与えられるものです。物件撤去については、基本施工者から権利者へ補償費として支払い、権利者自ら物件撤去を行うこととなっております。その観点からこれまでこの管理している主管課と組合のほうで話し合いが持たれまして、組合のほうで除去工事を行うことになっております。それを前提に当組合に確認しました。当組合に今後の計画を確認したところ、事業地区内全域の造成工事等を今月発注し、その工事に伴う建築物等の移転及び除去のための補償工事等を行う計画となっております。事業に支障がないよう計画的に進めていきたいと聞いております。与根体育施設の設置及び管理に関する条例が廃止されない場合は、補償工事等の工期が延長となり、造成工事等にも支障を来すなど、事業計画に大きく影響を与えることが考えられます。施工者である当組合は、責務を履行するための一つの手段として、諸物件の権利者に対して、工作物等除去について照会による移転手続を経て、土地区画整理法第77条の第7項の規定に基づき、施工者自ら建築物等の移転等を行使できる直接施工を行うことはできます。しかしながら、強行的な手段になり得る直接施工は、決して望ましい在り方とは言えません。また当組合としてもそのような行為は避けるため、昨年廃止しました野球場と同様に、更地にした上で事業を進めていきたいとのことであります。本市といたしましても民間となる組合施工に少しでも影響を与えることがないように対応することが市の責務であると考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 土地区画整理法では、仮換地後の対応として、先ほどの土地区画整理法第77条の第7項、これで建築物の移転除去の規定があって、作業としては可能だという答弁でした。私は言わばこれまでの野党の対応も今定例会で与根整備地区の地区計画の変更を認めました。条例の土地を新産業拠点地区とすることに野党も合意をしていますが、そのための条例廃止を認めないということで、法の規定を阻害する事態を作っているというふうに認識します。地方自治法第14条で法令に違反しない限りにおいて条例を制定する。法令の執行を妨げるとき条例による規制はできないというふうに解釈をされております。その法の解釈の中で、ある事項について法令にこれを規律することの規定がない場合でも法令段階の趣旨から、これがいかなる規制も制することなく、放置する趣旨と解されるときは、これについて規律を設ける条例の規定は、法令に反することとなる。そういうふうに言われております。そこで伺いますが、今、違法な状態ではないかと。要するに土地区画整理法の位置づけからすると、教育委員会に伺いますが、条例を残した状況で整備することは問題ないというふうに考えるのか、今、施工者としては法にのっとって、工事はできることはできるという答弁でありましたので、そこはどうなのでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 先ほど答弁いたしたとおり、9月3日に条例は廃止するということで、議案として上程をいたしました。そのときに併せて区画整理事業の事業計画に即したその流れをくみながら、使える間は使っていこうという協議を、与根西部土地区画整理組合とやっていいという了承をもらっておりますので、教育委員会としては、条例廃止後も使える間は使っていけるような協議をしていきたいと考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 今、伺いたいのは、土地区画整理法第77条に基づいて、施工者が工事が実際できるというふうになり得るのですが、今、条例を残したまま整備するようなことは問題ないというふうに教育委員会としては考えますかというのを聞いています。 ◎教育部長(原國政也)  執行機関である教育委員会で条例廃止を上程するということが決まりましたので、しっかり手続は取っていきたいと考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 一般の土地であれば、要するに工作物、そこにある建築物などを撤去するためには条例の廃止を議会の議決を経てというふうになってくると思うのですが、今回の場合に、仮換地をこの土地はやっている、仮換地された土地の工作物の除去について、これは区画整理法で撤去は可能と、先ほどの説明でありました。ただ仮換地していなければ条例廃止が必要となるのですが、仮換地をした時点で、先ほど私がいろいろ説明しました法令の趣旨からすると、解釈からすると、この条例そのものが効力を失効しているというふうに私は見るのです。そうした場合には、こういう手続を取らないで、作業ができるのではないかと。これは答弁を求めるものではなくて、県や、あるいは顧問弁護士と相談していただいて、これはいろいろと想定した、法律は建築物移転や除去を議会が認めないことを想定していないとか、あるいは条例は仮換地を想定して作られているものではないので、いろいろと課題はあると思うのですが、どういうふうに今後問題解決の方向で可能性があるのかということを研究していただきたい。これは答弁は要りません。 ③再生医療の産業拠点としての整備が頓挫したことによって、日本やアジアの医療発展を大きく阻害したとの声があるが、当局の見解を伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 再生医療とは病気や事故などの理由により、失われた人体組織と、その機能を細胞治療等により回復させる治療方法で、手術、投薬など、従来の手法では治療困難とされる疾患の根本治療につながるものと期待をされております。再生医療にも様々な分野がありますが、沖縄県は脂肪幹細胞活用臨床研究の分野で国内トップレベルでありまして、本市では豊見城中央病院、現友愛医療センターとなりますが、世界初となる早期食道がんESD治療後の食道狭窄症に対する細胞シート移植を実施するなどの実績を上げているようです。細胞培養加工施設を核とした再生医療産業拠点を整備することは、沖縄県の21世紀ビジョン基本計画や沖縄県アジア経済戦略構想推進計画の中でも位置づけられております。沖縄県のみならず、日本やアジアの医療発展に大きく貢献することが期待をされているところです。今回、沖縄21世紀ビジョン基本計画の中で、本事業の整備計画については、令和2年度に用地取得と設計、令和3年度に建設工事と運用開始とし、次期振興計画においては細胞培養加工施設を核とした再生医療産業拠点形成に向けた取組を行うとされておりました。しかしながら、県と本市で計画をしておりましたが、与根西部地区での再生医療産業拠点形成の核となる細胞培養加工施設建設のための用地売却を予定していた市有地は現在、与根体育施設として使用されていることから、その条例を廃止する必要がございました。ご承知のとおり、3月定例会、6月定例会、また7月の臨時会において、議案は三度の否決となっております。市としては、本事業が沖縄県のみならず、日本やアジアの医療発展に大きく貢献するものと認識しております。今回本市に誘致できなかったことで、与根西部地区における新産業の拠点となる再生医療産業の拠点形成にブレーキをかけることになったものと考えております。県は令和4年度にスタートする新たな振興計画に向けて、継続して沖縄の地理的優位性を生かした新たな産業の集積を重要事項としておりますことから、本市といたしましても今後、策定をいたしました「与根西部地区新産業拠点地区誘致方針」と、そしてまた「豊見城市与根西部地区新産業拠点地区における再生医療産業拠点形成に関する基本的な考え方、グランドデザイン」を具体化する実施計画を策定を通して、県と連携した企業誘致など、再生医療産業の拠点形成に向けた具体的な検討を進めてまいりたいと思います。次期振興計画においても与根西部地区の環境が再生医療産業の拠点として再度、選定されるように汗を流していきたいと考えております。 ◆9番(瀬長宏議員) -再質問- 議会のほうでこういう違法な状況、法の執行を妨げるような条例があること自体を解消するために、早急に良識を発揮するときだと考えます。この地域についてのグランドデザインを具体化するためにはアクションプランなど、具体化のためのいろいろな策定が求められますときにつくっていただきたいし、質問は終わりますが、ネーミングライツなどは私ずっとこの間、もっと下げたらどうかと。200万円にしても、この5年間200万円で実施していれば、1,000万円お金が入っていたことになります。もう5年が経過しました。言わば市内の業者、まあオリオンビールも本社が移転してきていますので、美らSUNビーチなどの指定管理などをさせると、ここでビアフェスタなどを長期的に、安定的に、固定的に開催するなど、豊見城市の知名度を上げるいろいろなことも考えられますので、ネーミングライツの活用の仕方を検討、研究していただきたいと思いまして、私の質問を終わります。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(13時48分)          再  開(13時48分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号20(7番)楚南留美議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、楚南留美議員の質問を許します。 ◆7番(楚南留美議員) -登壇- こんにちは。会派ZERO、楚南留美でございます。去る6月定例会におきましては、新型コロナウイルス感染防止対策のため、職員が隔日勤務となり、勤務人数が半減した中、市民対応、給付金の準備等に追われる状況を鑑み、議会では質問時間の短縮や、会派の判断により、質問者人数を削減したため、私は3月定例会以来の一般質問になります。いまだ終息の見通しは不透明でございますが、日々市民サービスにご尽力くださっております市職員におかれましては、心より感謝申し上げます。 それでは通告に従いまして、一般質問を行います。 (1)市民が安心して暮らせる消防体制の強化について。 ①令和3年度消防職員増員計画について、当局の見解をお伺いいたします。 ②退職者を見据えた定数外採用について、当局の見解をお伺いいたします。 (2)教育行政について。 コロナ禍における学校運営について以下をお伺いいたします。 ①コロナ禍での臨時休校による授業の遅れを心配する保護者からの相談が寄せられております。現状と課題についてお伺いいたします。 ②受験生が新型コロナウイルスに感染した場合や濃厚接触者となった場合、学習の遅れが懸念されますが、学習支援等、対応について当局の見解をお伺いいたします。 ③オンライン授業に向けたGIGAスクール構想への取り組みについてお伺いいたします。 (3)安全・安心なまちづくりについて。 ①通学路の安全対策について。 (ア)市道13号線(伊良波高架橋下)横断歩道脇にあるグレーチングにより雨天時、歩行者横断のために停止した車両がスリップし、危険であるとの相談が寄せられております。通学路でもあることから早急に対策すべきと考えますが見解をお伺いいたします。 (イ)市道13号線(伊良波高架橋下)から16号線につきあたる道路は、通学路であることから押しボタン式信号機設置を求める声がございます。設置要望ができないか当局の見解をお伺いいたします。 ②県道7号線(さくもと泌尿器科前)に右折帯及び右折信号の設置を求める声がございますが、設置要望ができないか当局の見解をお伺いいたします。 ③市道239号線ダイレックス前の路面に右折矢印標示はありますが、右折信号がありません。右折信号の設置を求める声がありますが、設置要望ができないか当局の見解をお伺いいたします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  楚南留美議員の(1)①②について順次お答えいたします。 ①令和3年度に向けた消防職員採用については、豊見城市消防力整備計画を考慮しつつ、行政職や専門職などを含めた全体のバランスを見ながら、体制強化の取組を行っていく必要があるものと考えております。 ②消防体制の強化につきましては、豊見城市消防力整備計画に沿って、計画的に取り組むこととしており、併せて行政職や他の専門職を含めた全体的な職員数のバランスについても考えていく必要がありますので、定数外採用の取組については、定数条例に基づき検討していきたいと考えております。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 楚南議員の(2)①から③についてお答えをいたします。 まず①でございます。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月5日の全国一斉休校時に27日間の休校を行っております。授業時数の確保のために夏休みを短縮し、9日間の登校を行っております。当初予定からは18日休みが多くなっております。各学校では授業時数の確保のために、週時程、1週間の行程の工夫をし、計画的に授業増の設定や、朝やお昼の時間を活用した15分単位の学習を積み重ねるモジュール等を行っております。また夏休みの短縮を行い、秋休みをカットすることで、時数確保に努めております。現状の対策を行うことで、中学3年生以外の授業時数は例年どおりを確保できる見通しでございます。しかし、高校進学を控えた中学3年生に関しては、授業時数が足りないことが想定されているため、文部科学省発出の「学習の重点化」を行うことで、時数にとらわれることなく学習内容を終えるよう、指導計画の見直しを行って対策をしております。課題としましては、冬にかけての感染症による学級、学校閉鎖による授業時数の減少が考えられております。 次に②でございます。豊見城市小中学校感染症予防ガイドラインにおいては、感染症が治癒するまで濃厚接触者は保健所の指示に従って出席停止となっております。これまでの感染者、濃厚接触者への学習の保障につきましては、学習内容や課題を家庭に届け、自宅で学習できるよう行い、また学校復帰後は担任などの朝の自習時間や放課後の時間を見つけて、個別に補習などを行っております。今後も児童・生徒に寄り添いながら指導を進めていきたいと考えております。 ③でございます。GIGAスクール構想に向けた取組につきましては、小中学校の無線ネットワークの整備、端末の充電保管庫整備及び児童・生徒用端末の整備を現在進めております。小中学校の無線ネットワークは、今年11月末までの整備、これは中学校は10月末までには終わらせたいと考えております。この整備、充電保管庫は令和3年2月までの整備をめどに進めております。また児童・生徒用端末整備は今定例会において端末の買入れについての議案を提案することとなっており、中学校への優先に段階的に配置を行うこととなっておりまして、令和3年2月までに全小中学生に1台ずつ端末を配布する見込みとなっております。これらの整備に伴い、オンライン授業に向けた学校ICTの基盤が一定程度整うこととなります。今後は活用に係る研修を実施するとともに、情報教育支援員の巡回配置などにより、教育現場への支援を行い教育現場での端末などの積極的な活用を促してまいります。現在は端末配置に先立ち、教員対象にオンラインでの使用ソフトなどの研修を実施しております。議員ご質問のオンライン授業の実施に当たっては、家庭でのWi-Fi環境の状況や教育現場でのICT機器活用のスキル向上などの課題もございますので、児童・生徒用端末の配置を進めていく中で、実際にどのようなオンライン授業の形態が適当なのか、各学校の実情のうち、その実施方法を検討してまいりたいと考えております。 ◎経済建設部長(金城道夫)  楚南留美議員ご質問の(3)①(ア)及び③についてお答えします。 ①の(ア)について、市道13号線と市道16号線の交差点付近にある横断歩道脇のグレーチングにつきましては、雨天時における道路表面水の排水処理を行う上で、重要な施設だと考えております。現場を確認したところ、グレーチング蓋が経年劣化により一部すり減りがあるのを確認しましたので、今後対策について優先度を見極めながら、調査、検討し、通学路として安全、安心して利用できるよう適切な道路管理に努めてまいります。 ③について、市道239号線ダイレックス通りの交差点につきましては、令和元年度市内交差点渋滞対策事業として、車線の改良を行っており、左折専用レーンの設置や、直進とみなし右折のレーンの整備をしており、整備後においては、交通渋滞の緩和が図られたものと考えております。議員ご質問の信号機設置につきましては、沖縄県警察本部の管轄となりますので、現在調整を行っている左折矢印信号と併せて設置が可能かどうか調整を行ってまいりたいと考えております。 ◎市民部長(大城辰也)  楚南留美議員ご質問の(3)①(イ)についてお答えします。 市道13号線と市道16号線の交差点への押しボタン式信号機の設置について、豊見城警察署に確認したところ、交差点で大きな事故もなく、視認性も悪くないことから、信号機設置の優先度は低いとの見解でございましたが、本市といたしましては、交差点付近への注意喚起、豊見城警察署、その他関係機関と連携を図りながら、交差点の安全性向上に努めてまいります。 次に②についてお答えします。県道7号線から宜保入り口の右折帯及び右折信号の設置について、豊見城警察署へ確認したところ、県道7号線管理者の意見も踏まえ、交通の円滑を検討したいとの見解でございましたので、引き続き豊見城警察署、その他関係機関と意見交換を重ねてまいります。
    ◆7番(楚南留美議員) -再質問- ご答弁ありがとうございました。 それでは(1)市民が安心して暮らせる消防体制の強化についてでございますが、平成27年6月定例会より今議会までの5年間、計7回、そして市西部地区への消防出張所の整備や、友愛医療センター内への救急ワークステーション設置につきましても取上げてまいりましたが、令和2年度において、市長をはじめ、関係部署のご理解を賜り、3人の消防職員人員増を実現していただきましたことと、今年8月に開院いたしました友愛医療センター内への救急ワークステーションの設置も実現したことにより、傷病者である市民の救命率の向上に大きく寄与することも期待され、また同時に、市内西部地区への迅速な対応も可能となり、救命率向上につながる出張所の役割も期待できることを心より感謝申し上げます。しかしながら、これまでの調査に基づきますと、1日2人余りの消防職員が非番週休でありながら、人手不足により呼び出されている現状があることから、あと6人の人員増の体制強化は必須でございます。今年度3人の人員増を行って、現員数61人となりましたが、消防整備計画実態調査の結果に基づきますと、算定数は112人となっておりますので、充足率54.5%、3人の人員増があっても現員数58人だった前年度までの調査結果より低い充足率となっており、県内18消防中16番目という大変厳しい状況でございます。消防職員の労働環境の改善が市民の安心、安全に直結することからあと6人の人員増員を図り、67人体制にそろってこそ、市民が安心して暮らせる消防体制が構築されると考えますが、次年度の消防職員増員につきまして、市長の具体的なご見解をお伺いいたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 消防職員のみならず、行政職や専門職など、全体のバランスを考慮しながら、体制強化が図れるように取り組んでまいりたいと考えております。 ◆7番(楚南留美議員) -再質問- 行政職のことももちろん重要だと思うのですけれども、前にも申し上げましたが、消防は臨時職員では対応できないのです。その辺もしっかり考えて、次年度につなげていただきたいと思います。 次に(1)②の退職者を見据えた定数外採用についてでございますが、定数外採用の必要性につきましても、これまでも幾度も取上げてまいりました。消防職員を採用し、現場での活動が可能になるまで、約1年もの時間を要します。市民が安心して暮らせる消防体制の強化を図る上で、毎日が非常招集という現状を鑑み、1年もの空白を生むことは避けるべきで、定数増と並行して早急に実行すべきと、これまでも提言してまいりましたが、そのことにつきましても市長の具体的なご見解をお伺いしたいと思います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、全体的なバランスを見ながら、消防職員の強化につきましても取り組んでまいりたいと考えております。 ◆7番(楚南留美議員) -再質問- ありがとうございます。 消防体制計画に基づきまして、令和4年度までにあと6人、定数は達したとしても定数外採用を実現しなければ、1年の空白を生むことは避けられません。定数増と並行してぜひご検討くださいますようお願いいたします。 次の質問に移りたいと思います。(2)教育行政についてでございますが、昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全市一斉に公立学校が臨時休校を余儀なくされました。小中学校ともに、これまでの空白を短期間で取り戻さなければなりません。特に最終学年では受験を控え、不安な日々を過ごしていることと推測されますが、学校現場での対応策について知り得ることができました。それらの対応策につきましては、児童・生徒、保護者に対し、しっかりと周知していただき、不安解消につなげていただきたいと思いますが、現在、学習支援を希望する相談等が寄せられていますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時06分)          再  開(14時07分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  保護者の方から学校のほうに直接そういう相談があるというのはないということでございます。 ◆7番(楚南留美議員) -再質問- ありがとうございます。 先ほど課題について教育部長の答弁にございましたけれども、これからまた冬場に向けて、感染症拡大の懸念があるということでしたけれども、那覇市におかれましては、児童・生徒の学びを保障するための土曜授業が実施されております。新型コロナウイルス感染症対策については、長期的な対応、また冬場に向けてのさらなる感染拡大を想定し、今のうちから対策を講じるべきだと考えますが、本市でも土曜授業を検討されているのか、お伺いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 現時点では土曜日の授業については検討しておりません。ただ、今後いろいろな状況の変化が出てくると思いますので、そのときにしっかり一つの手法として検討していきたいと考えております。 ◆7番(楚南留美議員) -再質問- コロナ禍における休校を見据えた対策の一つとして、土曜授業も有効かと考えますので、またその辺の議論をしっかりしていただきたいと思います。 ③の質問に移りたいと思います。来年2月までには生徒一人ひとりに端末が行き届くよう取り組んでいる最中だと思います。また校内のLAN整備につきましては、計画的に進められていると認識いたしましたが、次に気になるのは、自宅でのネット環境でございます。25%の児童・生徒の自宅でネット環境が整っていない現状が示されておりますが、GIGAスクール構想では、1人1台の端末を活用し、自宅での学習支援、オンライン授業を行うことは想定されていないのでしょうか。GIGAスクール構想とは誰一人取り残すことのない個別最適化された学びの実現に向け、いつでも、どこでも学べる環境の整備、まだまだ先の不透明なコロナ禍において、臨時休校を余儀なくされても学習の進捗に影響が出ないように整備するものだと認識しておりますが、その認識に相違があるのか、お伺いいたします。 ◎教育総務課長(赤嶺太一)  お答えいたします。 ご質問のところでございます。GIGAスクール構想につきましては、文科省の補助事業といたしまして、先ほど教育部長からも少し答弁がありましたように、学校でのネットワークの整備、児童・生徒の端末、その端末を補完するための充電庫ということ。あともう一つ、文科省の補助事業といたしまして、Wi-Fiルーター等の購入に係る補助事業がございます。そこのところについてはまだ予算計上していないところでございますが、これは若干課題がございまして、当初の購入については補助が出るわけでありますけれども、その維持費につきましては、自治体の単費の持ち出しになってくるという課題がございます。そこも踏まえて、昨今の新聞報道でもありますように、多くの自治体で今、家庭でWi-Fi環境のない世帯について、どのような支援をしていくかということについては、各自治体が正直なところ強く検討しているところだと理解をしているところであります。 さて、本市におきましては、今後コロナ禍が再び起こった場合、臨時休業になる場合が想定されます。その際3密の回避等、配慮を行った上で、学校のWi-Fi環境を利用していただくことを検討しているところでございます。ご指摘のとおり25%程度だろうと予想しております。その中で、その児童・生徒に関しては学校に来ていただいて、Wi-Fi環境を使って授業を受けていただくということを考えているところでございます。 ◆7番(楚南留美議員) -再質問- ご答弁ありがとうございます。 認識は間違いではないようなので、安心いたしました。また25%のネット環境のない児童・生徒に対しても密を避けるということで、学校に登校してもらうということをご検討されているということでした。一人ひとり取り残さない学びの実現に取り組んでもらえるのかと認識しました。しかし、25%の児童・生徒に関しても、今後ぜひ検討していただきたいと思いますので、その辺もよろしくお願いいたします。 最後に学校現場の教職員におかれましてもコロナ禍による想定外の事態で、教育課程の組み替え等により大変なご苦労をされているとお察しいたします。学習の遅れを懸念する児童・生徒、保護者の不安解消はもちろんのこと、教職員の負担軽減についても同時に考えていかなければならないと思いますので、今後はICTを活用した学習支援アプリの導入も検討していただき、学力向上と先生方の負担軽減も考えながら、市長の掲げるデジタルファーストを学習支援でも実現されてはいかがでしょうか。この件につきましても今後も注視してまいりたいと思いますので、ご検討のほうをよろしくお願いいたします。 最後に(3)①についてですが、早速現場確認も行っていただき、グレーチングの経年劣化、一部すり減りが確認できたので、優先度を見極めながら、調査検討を行うとのことでしたが、仮にグレーチングの取替えが行われたとしても、あそこの現場というのは横断歩道に並行にグレーチングが敷かれているものですから、雨降りに停車した車両がスリップする状況が改善されるのか不安がございます。そのことから暗渠化の整備も検討できないか、ご見解をお伺いいたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 現場を再確認して、暗渠化について検討したいと思っております。 ◆7番(楚南留美議員) -再質問- ぜひ検討していただきたいと思います。またこちらの路線は(2)で質問しました市道13号線から市道16号線突き当りへの押しボタン式信号機の設置要望があった同路線で、通学路でもあることから優先度は高いと思いますので、なるべく早い時期に調査、検討を進めていただきたいと要望いたします。 続きまして(3)④の市道239号線ダイレックス前の通りにつきましては、交差点改良による渋滞緩和、また歩行者の安全を確保するため、信号のない横断歩道にカラー舗装を施していただきましたことに感謝申し上げます。また今年度が事業完了予定の同路線につきましても引き続きよろしくお願いいたします。質問しましたダイレックス前交差点ですが、海軍壕側から直進してくる車両が増え、交差点に進入した車両が赤信号で右折せざる得ない状況に危険を感じるとのご相談が寄せられて、質問に至ったわけでございますが、左折矢印信号と併せて調整いただけるということですので、そちらについても引き続きよろしくお願いいたします。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時15分)          再  開(14時26分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号21(6番)新垣繁人議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、新垣繁人議員の質問を許します。 ◆6番(新垣繁人議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。会派ZERO、新垣繁人です。去る7月27日の臨時会の後の会食メンバーであります、そして濃厚接触者でありましたことを新聞報道でも取り上げられましたように、本当に市民の皆様にご迷惑、そしてご心配をおかけしましたことをこの場をお借りしておわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。 今議会、毎議会なのですけれども、いろいろな議員の方々がしっかりと議論をされている中で、やはり市民の方々が求めているものは、できない案件といいますか、できない、厳しい、難しいと言われているものほどお願いします。どうにかしてくださいというところが、実は市民が求めているところなのかというところで、法律の解釈にしましても、ただし書きにしましても、そのお願いごとの先に何があるのかというところをしっかり私たち議会と執行部は両輪を組んで、できる案件に少しでも可能性を持っていくことが必要なのかというところで、この豊見城市から無限の可能性をしっかり発信して、みんなで両輪を組んでやっていけたらという思いを含めまして、通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。 まず(1)廃棄物の適正な処理について。 ①廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、国民の責務、そして事業者の責務、国及び地方公共団体の責務がうたわれておりますが、責務に対します本市の現状を伺います。よろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第4条の市町村の責務につきまして、本市としましては、一般廃棄物の排出抑制に関し、市ごみ出しルールや広報紙等を通して、市民の自主的な活動の促進を図り、適正な分別を行うことで、ごみの減量化や資源化を図るよう努めております。一般廃棄物の適正な処理につきましては、南部広域行政組合にて、管理運営している糸豊環境美化センター及び廃棄物最終処分場において適正な処理を行っております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- ありがとうございます。 朝起きて、そしてまた仕事に出て、学校に行って、お家に帰ってきて寝るまでに、この一日の間でごみというのは必ず生じてきますし、なかなかクローズアップされないところも政治として今後またクローズアップすべき時期にも来ているのかというところで、やはり責務としましては、まずは家庭といいますか、そこは分別もしっかりされているとは思うのですけれども、事業所というところがまだまだ全国的にというか、課題があるのかというところで、実際、今事業所の責務としまして、そこら辺の事業所から排出される分別自体は今のところしっかりそこはできていると考えられていますか、どうですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時30分)          再  開(14時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 事業所につきましても、市民と同じように分別のルールを配布しておりますので、同じようにやるように指導はしております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- ありがとうございます。 引き続き指導していただきますようお願い申し上げまして、②のほうに行きたいと思います。本市の家庭系・事業系一般廃棄物から生じる資源ごみの処理等について以下を伺います。まず(ア)毎年度、資源ごみの分別保管の委託契約を行っておりますが、改めて契約内容を教えてください。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 資源ごみ分別保管業務委託につきましては、市が指定する家庭系・事業系ごみ収集業者へ搬入されたビン類、ペットボトル類等、資源ごみの分別作業及び適正な保管を行い、再商品化事業者へ引き渡す内容となっております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- この契約内容なのですが、ちょっと聞き漏れていたら申し訳ないです。家庭から出るごみも対象ですし、事業から出る、事業系も含めたごみも対象なのか、この契約は。再度お聞かせください。 ◎市民部長(大城辰也)  契約内容としましては、市から委託された事業者が収集し、搬入してくるものが分別をきちんとされていれば受け取るようになっています。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 続きまして、(イ)中間処理(再生)受け入れの現状と課題を伺います。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 資源ごみ分別保管業務の令和元年度の搬入実績としまして、缶類69トン、ビン類287トン、プラスチック類203トン、紙類1,021トン、合計1,580トンの搬入実績となっております。課題としましては、資源ごみと一緒にライターや電池が混入したり、ビン類やペットボトル類の容器に異物が混入しているケースがあると伺っております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 例えば先ほどの分別、保管、委託契約、受けているところが今言う中間再生の受入れの場所になるかと思うのですけれども、実際現状としまして、例えば人員が足りないとか、そうでなければキャパがオーバーで、実は受入れ状況がいっぱいなのだという状況があったりしますか。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 資源ごみの分別及びルールが守られずに、搬入されるものについては、制限されることはありますが、保管スペースや分別作業に係る人員不足等には特に問題はなく、そのような理由で受入れの制限はしていないと伺っております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 基本的にはしっかり分別されて、それを受入れたものに関しては、例えば週に何回持ってきてほしいとか、今日はやめてくださいとか、そういう指定を、今の答弁でいけば、本来指定してはいけない状況だと私も思うのですけれども、実際そのような実態といいますか、現状は確認あったりしますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時34分)          再  開(14時34分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市民部長(大城辰也)  そのような現状は確認しておりません。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- もし今後確認とれた場合といいますか、もしそのようなことの確認が取れた場合は、市としてはどのような対応をされますでしょうか。 ◎市民部長(大城辰也)  契約上、きちんと分別されているのであれば、その事業所が営業時間内であれば受け取らないといけない。指導をしないといけないと思っています。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 実はしっかり分別もされて、今回の分別保管委託は、対象がペットボトルとビンだと思うのですけれども、しっかり分別しても週に何回にしてほしいとか、基本、ペットボトルに関しては特にどんなにきれいにしてももう持ってきてほしくないという声も実際あったりするのです。その理由としては、やはり今、ペットボトルがこれまではリサイクルとしてできたものが、今、世界的に見て、そのリサイクルがなかなか厳しい状況になってきているというところも話があったりします。そういう意味では、そういう受入れをするリサイクルの業者といいますか、受入れたところでも実際処理として、実際本人たちも厳しいという状況が実はあるのかと思うのですけれども、そこら辺を一度確認していただけないでしょうか。 ◎市民部長(大城辰也)  現状がそういう議員がおっしゃるような形のことがあるのか、再度うちの担当課のほうで確認をしていきたいと思っています。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- この分別保管委託料というのは、毎年、人口も増えていますし、事業者の状況もいろいろ、利益も含めて変わってきている中で、若干毎年上がってきていると思うのです。前年の受入れのキログラムは実績に、毎年固定額ではなくて、前年度の状況に合わせた分別契約だと思うのですけれども、もしその先に確認されたときに、もしかしたら受入れ先のほうが場合によっては人員が足りないですとか、キャパ的にいっぱいになっているのだという状況がもしかしたらあるかもしれないのです。もし万が一、人員的な問題ということであれば、そういう意味では増額も含めた分別保管の委託の見直しも場合によっては必要なのかと。そうでなければ新たなキャパを確保しないといけないというところも、今後また検討していただきたいのですけれども、いかがでしょうか。それはもちろん現状を確認した上でです。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時37分)          再  開(14時38分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 今おっしゃっているように、キャパだったりとか、それから人員が足りないとか、そういう話があって、受入れができない状況であれば、新たな事業所を探すとか、新たな人員の確保をするために、今年度これから作成する次年度に関する予算で検討をしていかなければいけないと思っています。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- よろしくお願いします。 続きまして(ウ)なのですが、事業所から生じるペットボトルに対して、那覇市は産業廃棄物の種類にあります廃プレスチック類として区分しまして、実は今年度より産業廃棄物として扱っております。ペットボトルに対します本市の考えといいますか、見解のほうをお聞かせください。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えいたします。 那覇市に確認したところ、今年度6月より事業所から生じるペットボトル等を産業廃棄物として扱っているとのことです。産業廃棄物と分類されたペットボトルは、容器包装リサイクル法の対象とならないため、廃棄処分されていると思われます。本市では、これまで事業所から生じるペットボトルについても資源ごみの再生資源化の推進を目的に、家庭系資源ごみと同様に分別されたものについては、指定保管施設へ搬入し、分別保管されております。その後、再生処理業者へ引き渡され、再資源化される流れとなっております。再資源化を通して、ごみの軽減にもつなげたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- すみません、ちょっと再質問をさせてください。 今、答弁の中で、那覇市は産業廃棄物として受け入れた中で、処理先は、再生処理されているということですか、那覇市のほうは。産業廃棄物には分類したけれども、実際処理先は焼却なのですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時40分)          再  開(14時40分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市民部長(大城辰也)  那覇市に確認したところ、産業廃棄物として処理されたプラスチックについては、どういう形で処理をされているかは、確認されていないそうです。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- (エ)事業所から生じるペットボトルを産業廃棄物とした場合、収集運搬を含めた許可業者との契約方法や、今言う中間処理方法など、本市は今後どのように考えているのか、見解を伺います。 ◎市民部長(大城辰也)  お答えします。 事業者から発生するペットボトルをはじめとする産業廃棄物として分類した場合、一般廃棄物集配業者は県に対して、産業廃棄物収集運搬の許可を得る必要があります。事業所との契約については、一般廃棄物と産業廃棄物に分けて収集しなければならないため、事業所は産業廃棄物収集運搬業者とも個々の契約をする必要があります。産業廃棄物は容器包装リサイクル法の対象とならないため、本市が委託する指定保管施設への受入れができなくなります。また産業廃棄物の処理及び清掃に関する法律上、事業所にその処理責任が課されるため、事業所の自主的な取組等によ再資源化、または廃棄物として処理されるものと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 糸満市のほうでもそういうリサイクル業は受入れ先がありまして、糸満市のほうでは全てではないのですが、ペットボトルもきれいに分別して持っていっても、逆に処理料金を取るような形になってきているのです。それは豊見城市にももちろん影響が今後出てくる可能性がありますし、那覇市が産業廃棄物に指定したというのも含めてです。この委託契約している受入れ先に、今後は実際の思いを、本音を聞いたほうが本当はいいのかと。今そういう中で、ペットボトルが大問題になっているわけでありまして、そういう業者、事業系を扱う許可業者の方々の悩みの一つになっていると思うのです。そういった場合は、併せ産業廃棄物とかいうのもありますし、糸豊清掃組合のほうは一般廃棄物処理場でありますけれども、これは県の判断も含めて相談いただければ、産業廃棄物は県が判断されていますので、その県との協議といいますか、場合によっては併せ産業廃棄物として処理をしてもいいというのがあるものですから、そういったものも含めて、参考にしていくために受入れ業者も含めた同業者、事業系も含めた話し合いといいますか、そういう情報交換をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◎市民部長(大城辰也)  議員提案のそういう業者との懇談会、あるいは意見交換会というのは、今後必要になってくるかと思いますので、できる限りその対応をしていきたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 世界的にはペットボトルをなくしていこうという動きもあるものですから、早急にそういった話し合いもやっていただければ助かります。よろしくお願いします。 続きまして、(2)新型コロナウイルス感染症に関します市の対応について。 ①本市独自の緊急経済対策第2弾におきまして、現在の申請状況と、そしてこれから来る申請の見込みのほうを伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 緊急経済対策第2弾では、市内事業者に対し、2つの支援事業を実施しております。まず感染予防対策推進事業では、新型コロナウイルス感染症の影響で、厳しい状況においても事業を継続するため、感染症予防対策を講じている事業所に対し、5万円の助成と感染防止対策実施済み認定ステッカーを進呈しております。申請状況につきましては、9月11日時点で612件の申請、3,060万円の支給がなされております。2つ目の豊見城事業所応援クーポン事業は、市内全世帯に対し、5,000円分のクーポン券を配布し、そのクーポンが使える事業所として、さきに説明しました感染予防対策を講じていて、利用登録をいただいた300以上の店舗で、安心してお買い物や飲食、各種サービスが受けられるようになっており、利用期間は11月末までとなっております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 利用期間が11月末ということでありますので、申請件数が612件で、約3,060万円ほど今、執行されていると。あと申請申込みといいますか、枠としてはあと何件ほど残られていますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時46分)          再  開(14時47分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 現在612件、3,060万円というのは、約61%ということでございます。残り40%で、約400件、2,000万円の予算がございます。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- やはり周知のほうも含めて、まだまだやる必要があるのかと思いまして、もちろん豊見城市内企業全て該当しますでしょうし、豊見城団地の通りのほうからもそういうお話がルートから流れてきまして、また、そういったものがあるのかとか、実際そういう申請をして、先ほどステッカーの話もあったと思うのですけれども、実際ステッカーは店に張らないと、その対象にならないではないですか、そこも含めて、まだ周知も伝わっていないところがあるかと思うのです。そこに率先して、どんどん団地の通り会の方々にもそうですし、商工会のほうにも改めて、実はまだ周知ができていないので、ここは早めに皆さん申請をお願いしますということで、お願いしたいと思います。 また今回この第2弾というのは、特に条件とかではなくて、対策しているところはしっかり5万円はというところだと思いますので、何というのですか、売上げが落ちているとかは関係なく、そこら辺も含めて、早めに周知をされていただきたいということで、お願いしたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして(6)基金について。 ①市有施設整備基金に対する今後の基金の積み方など、本市の考えを伺います。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 豊見城市市有施設整備基金は、公共施設等の持続可能な事業運営に努めるために、必要な整備資金に充てる目的として、市有の土地建物等の売払い代金の全部、または一部の額、市有の土地建物の貸付料の全部または一部の額等を基金として積み立てるものであり、積立額につきましては、市の総合的な財政状況に応じて、一般会計予算で定めるものであります。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 基金を今回3月に、今年の4月から新設という形なのですが、教育関連にしてもこれまでは基金なのですが、やはり基金を、特に市有財産にしましても、本市の財産を売って、その売り払った収入を基金に積むというのが原点でありますので、基本は全額積む必要があるのかという考えが私はあるのですけれども、今後、本市の財産を売った場合は、全額基金に基本積んでいただきたいのですけれども、どうでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 市有財産等を処分した場合の市有施設整備基金の積み立てなのですが、可能な限り積み立てていきたいという基本、方向は持っているわけですけれども、毎年、毎年の財政状況を見ながらというふうに、現実的にはなろうかと思っております。方向性としては、基金の積み立てを積極的に行っていきたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 全額といっても、確かにそのとき、そのときの財政によって、状況によって、厳しいのはあると思います。ただ、基本は全額というところで思っていただきたいのですけれども、全額が厳しいにしても、何らかやはり市民の方々にも今後誤解のないように取り決めといいますか、そういったところを含めて、この議会で少しでも話し合いができたらというところで、全額が厳しいにしても最低これぐらいは絶対、売ったものについては積むということをどうにか議論したいのですが、実際、市としては今、どのように考えているか、伺います。 ◎副市長(小川和美)  実際に幾ら積んでいくかという基準と言いますか、目安と言いますか、そういうことを考えていく必要があると思っています。それにつきましては、次年度の予算編成の中で一定の目安を示すことができないかと考えているところでございます。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 基本は全額というところで今、お願いはしているところなのですが、そういう基準を決めていく中で、最低でも半分というところは検討材料としていただきたいのですけれども、よろしくお願いします。 続きまして、②の教育関連施設整備基金に対する今後の基金の積み方など、本市の考えを伺うというところで、今回、波平邦孝議員もそれに関連した質問をされていました。豊崎中学校の建設に向けて毎年最低でも2億円と。また今回徳元次人議員の質問の中でも給食費の無償、そしてまた給食センターの新設ですか、増設も含めた議論がありました。そういったのを学校施設長寿命化計画も今、さされているという話でありましたので、ここは何のための基金かと言ったら、やはりそういった目標があって、それを実現するための基金でありますので、そこも含めてしっかり検討していただいて、教育委員会からしっかり議論された、できるだけ予算要求されたものについては、できるだけ適切な基金に分けていただいて、その実現に向けてできるような形でまたよろしくお願いします。 続きまして、(5)与根体育施設廃止条例について。 ①今後の展開等、廃止を含めた整備計画を伺います。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 与根西部土地区画整理組合に確認しましたところ、今年度においては造成工事及び補償工事を行う計画となっており、次年度以降においても引き続き造成工事などを進め、その後出来形管理するための測量や、換地計画、換地処分に伴う登記など、事業完了に向けて支障がないよう計画的に進めていきたいと聞いております。また当該事業における今後の展開としては、与根西部土地区画整理組合による事業計画書に基づき、新産業拠点地区の実現、土地利用計画に沿った適正な土地利用を誘導するとともに、調和の取れた市街地形成を図ってまいりたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- そこはまとめて再質問させてください。 ②サッカー場代替え施設について、本市の見解を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 与根体育施設につきましては、豊見城中学校男女サッカー部の活動の場を確保するため、与根西部区画整理組合と協議をし、使用できる期間をできるだけ長く設けられるように調整をしていきたいと考えております。また一般の利用につきましては、豊見城小学校と長嶺小学校のグラウンドにサッカーゴールを設置し、夜間の一般開放の中で、利用していただくと同時に、豊見城総合公園陸上競技場についても、市やサッカー協会などの主催による大会等で使用できるよう運用をしているところでございます。長期的には長嶺城址総合公園でサッカー競技のできる広場の確保や、中長期的な市内の都市公園の中で整備できないかというところも今後についても関係部署と協議をしていきたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 今回この議論がいろいろ出ていますけれども、今回廃止条例がこれから上がってくるかと思います。区画整理をしていくというところで、その廃止案が今から上がってくるのですが、実際、今定例会をずっと見ていましたら、実は与根体育施設がもうなくなるわけなのです。そこも本当に皆さんどこまで今、気づかれているのかというところで、確かに豊見城小学校の運動場、長嶺小学校の運動場は今、確かに一般開放ということでやられていますけれども、専用施設ではないのです。今、実際目の前にまだ専用施設があります、サッカー場は。それが今、廃止してなくなっていくということなのですが、そのサッカー代替場、長嶺城址公園にもないということがはっきりと分かったわけでありますし、今、代替え施設として都市公園とか、そういったところを検討されているという話なのですが、今時点でめどはありますか。 ◎教育部長(原國政也)  現時点では具体的に、ここですというところのめどはついておりませんが、しっかり取組をしていきたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- もちろんしっかり取り組んでいかれると私も信じていますし、ただ、なかなかめどを出すのは難しい案件なのではないかと思っていまして、これまでみんな気を抜いていたのではないかと思うのです。実は長嶺城址の多目的広場がそこなのだという思いも含めて。そうではなくて、体育施設が今、目の前でなくなるわけなのです。本来その補償がないといけないのです。その補償もないですよね。本来、区画整理が入って補償、本来ですと代替する補償があるわけなのです。だけどその補償がないから今、問題でありまして。補償がない中で、サッカー場もなくなるわけであります。もっと目の前としては、豊見城中学校のほうが建設が遅れているのがあって、今、陸上競技場をお借りしています。その陸上競技場ができないときは、与根体育施設をというところなのですけれども、工事が遅れる、実際、予定より工事が遅れているものですから、何と言いますか、陸上競技場が使える時期というのは、多分11月ぐらいには養生というのですか、入ってくると思うのです。だから11月からは使えないと思うのです。豊見城中学校のグラウンドも多分12月末ぐらいまで延びると思うのです。1か月間部活動ができないという現実が実は起きていまして、そもそも与根体育施設の原点の問題はそこだったと思うのです、まず原点の一つとして。そこら辺の対応は、今どのように考えられていますか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 これにつきましては、7月、8月、9月と学校のほうを訪れて、学校長、先生を含む、保護者の方々も含めて、お話をさせていただいているところでございます。これにつきまして、10月以降の与根体育施設の利用、条例が廃止された後も区画整理組合と協議をしながら、使える期間、年内、できたら来年の1月、2月とか、できるのであれば、そういう調整をやらせてくださいということで、話をしているところでございます。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 今回の議論は2つだと思うのです。与根体育施設を一回外して、その場を確保してやっていくのか、それとも今、網をかけたままその期間をつくるのか、ただ答えはどちらにしても土地区画整理組合の施工事業がありますよね、除去工事ですか、これがどうしても6か月かかるのです。そういう話をされていますよね。だから6か月かかるわけなのです。だから結局、廃止を外しても6か月かかると。網がかかっていても6か月かかるのです。そういうところではなくて、工事自体を道路工事に影響が出ない形で、そういう調整をしないといけないのかと、本来は。もう10月には工事しますということであるのですが、そういうことではなくて、道路工事は実際、組合がよく言うのは、道路事業には支障を起こしたくないということをおっしゃっています。道路事業を遅らせるわけにはいかないと。そういうところで、実際道路事業として、来年市道218号線の整備が始まると思うのですけれども、来年度に入って、発注されて、工事着工なのか、そのスケジュール等を教えてください。 ◎経済建設部長(金城道夫)  市道の整備ですけれども、体育施設を横断する市道218号と捉えて答弁してよろしいでしょうか。まず市道整備につきましては、令和元年4月10日に組合のほうから市道の早期完了、早期整備についての要望が出されました。それで市からは令和3年度には完了するという回答をしております。それで具体的に整備の時期でございますけれども、6月に発注しまして、7月着手、2月完了という工程を考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 道路事業として、与根体育施設の条例を廃止しないと支障はあったりしますか。与根体育施設の条例が廃止されなくても、されていても、廃止されない状態で、今定例会、道路事業に、今言った事業に影響は出ますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時02分)          再  開(15時22分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎都市計画部長(新里秀樹)  お答えいたします。 条例が残っていても道路整備に支障はないかということの質問だと思いますが、まず道路整備に入る前に、今いろいろ答弁していますが、まず除却工事が必要となります。この除却工事は、先ほども答弁したところでありますが、土地区画整理法第77条第1項では、建築物等の移転及び除去を行う場合は、次の3つの要件となっております。1つ目は仮換地指定をした場合、これは既に仮換地は昨年されていますので、これはクリアしております。2つ目が従前のときの使用収益を停止した場合、これは仮換地と同時に使用を停止しております。これは法第100条の第1項となっております。3つ目が公共施設の変更、または廃止に関する工事の施工の場合とありますが、これは道路工事が計画されている場合については、除却工事ができますということになっています。基本的には計画も持っていますので、この3つをクリアしているということで、除却工事についてはできます。その次に市道の道路整備のみではならず、組合のほうでは造成工事、それから組合で道路整備、公園整備の工事を予定しております。まずは除却工事をした上で造成工事をして、それから道路に入ってくるわけですから、この工期というのは限られた工期の中でやる必要がありますので、やはり支障が生じると考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 答弁、最後のほうがちょっとおかしいのかと思うのですけれども、3つクリアしていたら条例を廃止しなくても除却工事ができると。道路整備もできるという答弁だと思うのです。違うのですか。そのまま条例を廃止しなくても今、除却工事はできるというではないですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時24分)          再  開(15時26分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えをいたします。 教育委員会におきましては、9月3日に臨時の教育委員会を開いて、与根体育施設の条例については廃止するということで、議案を上程するということが決まりました。そのときに併せて、区画整理事業の事業計画に沿って、与根体育施設が使える間は使っていけるように、土地区画整理組合としっかり協議をしなさい、またしてもいいという了承も併せて得ておりますので、教育委員会としては、それにしっかり取り組んでいきたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 今、支障がないかというところも含めてなのですが、そこら辺ちょっと答弁が漏れていたのかと思います。 施工に入るにしても、教育委員会として、施工承認といいますか、そういったことも含めた協議ができれば可能なのではないかと思うのですが、どうですか。 ◎教育部長(原國政也)  先ほども答弁したとおり、執行機関である教育委員会の中で、こういう方向でいこうということが決まっておりますので、事務局としては、それを粛々と手続をとっていくという考えでございます。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- ありがとうございます。 やはり今、答弁を聞いていますと、最終的には教育委員会の協議も必要だというところだと思うのです。そういうことですよね、今話をしているのは。私はそう認識と捉えているのですけれども、どうですか、もう一度聞きます。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時27分)          再  開(15時27分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 教育委員会として、廃止協議で今回上げてはいるのですが、委員としても与根体育施設はできる限り使ってほしいという今、協議がされているではないですか。なので、今、中学校の工事が遅れている。最低でも12月にできるにしても、運動場が3分の1なのです。そこでまた男子と女子のサッカーの話し合いも必要ですし、また野球との絡みの話も必要なので、3分の1できたから、全てがサッカーではないのです、12月。その代替施設がないではないですか、そもそも。教育委員会というのは、子どもたちの委員の立場としてまず議論しないといけないと思うのです、基本。そういうときに今、撤去、除却作業があると。そこを教育委員会が施工をすることに承認すれば、話し合いをすれば、いけるのではないかと私は思うのですけれども、その前にもっとお願いがあります。 執行部と教育委員会は仲良くしてください。お願いします。本当にこの機会に仲良くできませんか。そういう意味で、協議をしていただきたいのですが、よろしくお願いします。どうですか。 ◎教育部長(原國政也)  今、ご質問の最後、仲良く協議するようにということで、受け止めております。日頃から仲はいいと思ってはいるのですが、これからもしっかり協議していきたいと思っております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 今回、最終本会議が25日にあります。ここは争うところではないと思うのです。みんなで考えて寄りそうところだと思いますけれども、何のためにするのですか。子どもたちのサッカー場を確保する話なのです。そこはしっかり話し合って、私は言いました。できるだけ、できる案件に持っていくのが、みんなが求めていることなのだと。それが好ましくない云々とかではないのです。できるかできないか、みんな考えがあわないといけないというところで、ぜひここは議論していただきたい。議論ではないですね、一回話し合ってください。よろしくお願いします。 時間はないのですけれども、(3)市政運営について。 ②令和2年2月1日の国保参事監人事について以下伺います。 私はやはりまだ当時の人事の中身の流れも含めて納得できていませんので、再度聞きます。報復人事等、「等」というのはパワハラも含むのですけれども、そういったものはあってはいけない権力だと私は思っておりますが、実際、市長と副市長の見解をお聞かせください。 ◎市長(山川仁)  お答えをいたします。 職員の人事異動につきましては、適材適所の観点から、適切に行っております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質問- 全く適材適所ではないので、今定例会でこの質問を終わろうと思ったのですけれども、12月定例会までは続けたいと思います。 最後に、今回質問時間はないのですが、今回コロナに感染したということで、実名が新聞でも取り上げられました。市長、誤解を招かない意味でも誹謗中傷を広げない意味でもそういった実名が載った記事を貼りつけて、SNSでどの思いで発信されたかは分かりませんけれども、今後誰もが感染してしまう可能性があるという中で、今後は与党だろうが、野党だろうが、そういう感染リスクはある中で、そういう発信は控えてください。よろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は9月25日、午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。          散  会(15時32分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   豊見城市議会議長  大 城 吉 徳   署名議員(18番)  仲 田 政 美   署名議員(19番)  大 田 正 樹...