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03月02日-01号

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  1. 豊見城市議会 2020-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和2年第1回豊見城市議会定例会会議録 ┌───────── 令和2年第1回 ─────────┐  │    豊見城市議会(定例会)会議録(第1号)    │  │    令和2年3月2日(月曜日)午前10時開会    │  └───────────────────────────┘ 出席議員 22人(1番)新 垣 龍 治 議員   (12番)波 平 邦 孝 議員(2番)瀬 長 恒 雄 議員   (13番)徳 元 次 人 議員(3番)真栄里   保 議員   (14番)新 垣 亜矢子 議員(4番)伊 敷 光 寿 議員   (15番)川 満 玄 治 議員(5番)宜 保 龍 平 議員   (16番)宜 保 安 孝 議員(6番)新 垣 繁 人 議員   (17番)大 城 吉 徳 議員(7番)楚 南 留 美 議員   (18番)仲 田 政 美 議員(8番)大 田 善 裕 議員   (19番)大 田 正 樹 議員(9番)瀬 長   宏 議員   (20番)外 間   剛 議員(10番)儀 間 盛 昭 議員   (21番)赤 嶺 吉 信 議員(11番)要   正 悟 議員   (22番)比 嘉   彰 議員欠席議員 なし職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長  大 城   肇   主査    瀨 長 さゆり 次長    宮 城 盛 秀   主任主事  嘉 数 信 仰 班長    前大舛 之 信地方自治法第121条による出席者 市長       山 川   仁   副市長       小 川 和 美 教育長      照 屋 堅 二   総務企画部長    久手堅   勝 福祉健康部長   嘉 数 久美子   都市計画部長    赤 嶺 隆 志 兼市民部長 経済建設部長   金 城 道 夫   上下水道部長    當 銘 純 治 消防長      平 田 真 一   教育部長      原 國 政 也 総務課長     森 山 真由美   人事課長      前 泊   中 財政課長     奥 濱 真 一   IT管財課長    運 天 俊 郎 商工観光課長   喜久里 則 子   市民課長      仲 座 ひろみ 国保年金課長   金 城 博 文   生活環境課長    赤 嶺   健 税務課長     渡 口 貴 盛   障がい・長寿    仲 地 恒 雄                    課長 子育て支援課長  大 城   智   保育こども園課長  比 嘉   豊 健康推進課長   屋 宜 圭 太   都市計画課長    新 里 秀 樹 市街地整備課長  比 嘉   操   農林水産課長兼   浜 本   亨                    農業委員会事務局長 上下水道部    大 城 達 宏   上下水道部     大 城 英 貴 総務課長               施設課長 警防課長     当 間 英 文   学校教育課長    赤 嶺 太 一 生涯学習     上 地 五十八   選管兼監査委員   久手堅   勝 振興課長               事務局長 会計管理者    安谷屋   元 兼会計課長本日の会議に付した事件 日程第1.       会議録署名議員の指名 日程第2.       会期の決定 日程第3.       議長諸般の報告 日程第4.       市長の市政一般報告並びに施政方針 日程第5.議案第9号  令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第6.議案第10号  令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第7.議案第11号  令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号) 日程第8.議案第12号  令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号) 日程第9.議案第13号  令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号) 日程第10.議案第16号  豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第11.議案第17号  豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第12.議案第19号  豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について 日程第13.議案第21号  豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について 日程第14.議案第22号  那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広             域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正             について 日程第15.議案第23号  豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正につい             て 日程第16.議案第24号  豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について 日程第17.議案第25号  豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正             について 日程第18.議案第26号  豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止につ             いて 日程第19.議案第27号  土地及び建物の処分について 日程第20.議案第28号  土地の処分について 日程第21.議案第1号  令和2年度豊見城市一般会計予算 日程第22.議案第2号  令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算 日程第23.議案第3号  令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算 日程第24.議案第4号  令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算 日程第25.議案第5号  令和2年度豊見城市育英会特別会計予算 日程第26.議案第6号  令和2年度豊見城市水道事業会計予算 日程第27.議案第7号  令和2年度豊見城市下水道事業会計予算 日程第28.議案第8号  令和元年度豊見城市一般会計補正予算(第5号) 日程第29.議案第14号  豊見城市部設置条例等の一部改正について 日程第30.議案第15号  豊見城市職員定数条例の一部改正について 日程第31.議案第18号  豊見城市市有施設等整備基金条例の制定について 日程第32.議案第20号  豊見城市こども未来基金条例の制定について 日程第33.諮問第1号  人権擁護委員候補者の推薦について 日程第34.同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第35.同意案第2号 教育委員会委員の任命について 日程第36.報告第1号  専決処分の報告について      報告第2号  専決処分の報告について                以上2件一括上程 日程第37.報告第3号  専決処分の報告について 日程第38.請願第1号  本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求める請願書 日程第39.陳情第1号  公営住宅の入居に保証人を不要とする条例改正等を求める陳情書   令和2年第1回豊見城市議会定例会議事日程(第1号)   令和2年3月2日(月) 午前10時 開 会┌──┬────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│  議案番号  │            件名            │  備考  ││番号│        │                         │      │├──┼────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 1 │        │会議録署名議員の指名               │      ││ 2 │        │会期の決定                    │      ││ 3 │        │議長諸般の報告                  │      ││ 4 │        │市長の市政一般報告並びに施政方針         │      ││ 5 │議案第9号   │令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第│  即決  ││  │        │3号)                      │      ││ 6 │議案第10号   │令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算 │   〃   ││  │        │(第2号)                    │      ││ 7 │議案第11号   │令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第│   〃   ││  │        │2号)                      │      ││ 8 │議案第12号   │令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)│   〃   ││ 9 │議案第13号   │令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)│   〃   ││ 10 │議案第16号   │豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正につい│   〃   ││  │        │て                        │      ││ 11 │議案第17号   │豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正につい│   〃   ││  │        │て                        │      ││ 12 │議案第19号   │豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正に│   〃   ││  │        │ついて                      │      ││ 13 │議案第21号   │豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す│   〃   ││  │        │る基準を定める条例の一部改正について       │      ││ 14 │議案第22号   │那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及│   〃   ││  │        │び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施│      ││  │        │行条例の一部改正について             │      ││ 15 │議案第23号   │豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改│   〃   ││  │        │正について                    │      ││ 16 │議案第24号   │豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正に│   〃   ││  │        │ついて                      │      ││  │        │                         │      │└──┴────────┴─────────────────────────┴──────┘┌──┬────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│  議案番号  │            件名            │  備考  ││番号│        │                         │      │├──┼────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 17 │議案第25号   │豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の│  即決  ││  │        │一部改正について                 │      ││ 18 │議案第26号   │豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の│   〃   ││  │        │廃止について                   │      ││ 19 │議案第27号   │土地及び建物の処分について            │   〃   ││ 20 │議案第28号   │土地の処分について                │   〃   ││ 21 │議案第1号   │令和2年度豊見城市一般会計予算          │ 総務財政  ││  │        │                         │ 委員会付託 ││ 22 │議案第2号   │令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算    │ 教育民生  ││  │        │                         │ 委員会付託 ││ 23 │議案第3号   │令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算   │   〃   ││ 24 │議案第4号   │令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算    │   〃   ││ 25 │議案第5号   │令和2年度豊見城市育英会特別会計予算       │   〃   ││ 26 │議案第6号   │令和2年度豊見城市水道事業会計予算        │ 経済建設  ││  │        │                         │ 委員会付託 ││ 27 │議案第7号   │令和2年度豊見城市下水道事業会計予算       │   〃   ││ 28 │議案第8号   │令和元年度豊見城市一般会計補正予算(第5号)   │ 総務財政  ││  │        │                         │ 委員会付託 ││ 29 │議案第14号   │豊見城市部設置条例等の一部改正について      │   〃   ││ 30 │議案第15号   │豊見城市職員定数条例の一部改正について      │   〃   ││ 31 │議案第18号   │豊見城市市有施設等整備基金条例の制定について   │   〃   ││ 32 │議案第20号   │豊見城市こども未来基金条例の制定について     │ 教育民生  ││  │        │                         │ 委員会付託 ││ 33 │諮問第1号   │人権擁護委員候補者の推薦について         │  即決  ││ 34 │同意案第1号  │固定資産評価審査委員会委員の選任について     │   〃   ││ 35 │同意案第2号  │教育委員会委員の任命について           │   〃   ││ 36 │報告第1号   │専決処分の報告について              │  報告  ││  │報告第2号   │専決処分の報告について              │   〃   ││  │        │   以上2件一括上程              │      ││ 37 │報告第3号   │専決処分の報告について              │   〃   ││ 38 │請願第1号   │本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求│ 教育民生  ││  │        │める請願書                    │ 委員会付託 ││ 39 │陳情第1号   │公営住宅の入居に保証人を不要とする条例改正等を求め│ 経済建設  ││  │        │る陳情書                     │ 委員会付託 ││  │        │                         │      ││  │        │                         │      │└──┴────────┴─────────────────────────┴──────┘ 本会議の次第 ○議長(大城吉徳)  ただいまから令和2年第1回豊見城市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。          開  会(10時00分) 議事日程の報告であります。本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりでございます。   ────── ◇ 日程第1 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。  会議規則第81条の規定により、本日の会議録署名議員に伊敷光寿議員、宜保龍平議員を指名いたします。   ────── ◇ 日程第2 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月30日までの29日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から3月30日までの29日間と決しました。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時01分)          再  開(10時19分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ────── ◇ 日程第3 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第3、議長諸般の報告であります。  あらかじめお手元に配付してあります報告書をもって、前回の議会より今回までの間における議長諸般の報告にかえさせていただきたいと思います。   ────── ◇ 日程第4 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第4、市長の市政一般報告並びに施政方針の説明であります。  市長の発言を許します。 ◎市長(山川仁)  各議員の皆様、おはようございます。令和2年第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご出席を賜り、誠にありがとうございます。本3月定例会もよろしくお願いをいたします。 市長の市政一般報告につきましては、お手元に配付してございます報告書をもって、前回の議会から今回までの間における報告にかえさせていただきたいと思います。 それでは、議員各位には既に配付をしております令和2年度施政方針につきまして、ごらんになっていただきたいと思います。          令和2年度施政方針           は じ め に はいさい ぐすーよー ちゅううがなびら 令和2年第1回豊見城市議会定例会の開会にあたり、私の市政運営に対する所信を申し述べ、市民の皆様をはじめ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 それでは、令和2年度の施政方針と主要事業、予算案を合わせてご説明を申し上げます。 市政運営に取り組む決意について 私は一昨年の11月、第6代豊見城市長として市政の舵取り役を託されました。以来、「真改革」をモットーに、各自治会等で開催した「市民と市長のワクドキ懇談会」など、多くの力をつなぎ合わせながら、豊見城市の発展に向けた課題に一つひとつ正面から向き合ってまいりました。あらためて市民の皆様の期待の大きさ、責任の重さを実感しているところであります。 さて、昨年は「平成」から「令和」となり、新たな時代の幕開けとなりました。日本国内においては、ラグビーワールドカップが開催され、日本中に感動と希望をもたらす一方で、各地で地震・集中豪雨、台風などによる自然災害が相次ぎ、甚大な被害が発生しました。県内においては、琉球・沖縄の歴史と文化の象徴である世界文化遺産「首里城」が焼失するなど、衝撃的な出来事もありました。 本年は、東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピックが開催されます。本市は沖縄県内の聖火リレー2日目のスタート地点として選定されました。本市では、聖火フェスティバルを開催し、東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピックを盛り上げてまいります。 さて、本市においては、令和2年度は「第5次総合計画」及び「第2次総合戦略」の策定をはじめ、那覇空港第二滑走路の供用開始など本市をとりまく環境の変化を踏まえたまちづくりや産業振興など多くの課題に取り組む重要な年度となります。 このため、行政組織を見直して、新たに「企画振興部」及び「こども未来部」を設置するとともに、職員定数を増やし、会計年度任用職員制度の運用と併せて執行体制の強化を図ってまいります。 また、新たに「こども未来基金」を設置し、全国市区の中で年少人口の割合が最も高い本市における子育て環境の充実を図るための安定的な財源を確保するとともに、財産収入の一部を積み立てる「市有施設等整備基金」を設置し、将来の市有財産の形成に備えてまいります。 協働のまちづくりについては、昨年度に引き続き「市民と市長のワクドキ懇談会」を実施するとともに、市観光協会等関係機関に対する支援を強化し、連携した取り組みを推進してまいります。 特に、第5次総合計画の策定にあたっては、「誰一人取り残さない」SDGs(エスディージーズ)の取り組みの推進とデジタルファースト宣言の具体化を図ってまいります。夢と希望あふれる豊見城づくりに皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、令和2年度における主要事業の展開につきまして、第4次総合計画で掲げた7つの施策体系に基づき、ご説明申し上げます。 第1部 協働と交流によるまちづくりはじめに、「協働と交流によるまちづくり」について、ご説明いたします。 各地域の課題解決のため、昨年度に引き続き「市民と市長のワクドキ懇談会」を開催し、市民と膝を交え、市民の意見、提言等を幅広く拝聴してまいります。 また、各自治会活動を推進するため、市ホームページにおいて自治会活動について掲載を行い、加入促進に努めるとともに、老朽化した嘉数公民館の建て替えを行うなど、自治会活動の活性化に努めてまいります。 市民相互の交流促進につきましては、「とみぐすく祭り」を引き続き開催することにより、市民交流の拡大を図ってまいります。 今年度は、姉妹都市である宮崎県高千穂町が町制100周年を迎えることから、記念式典へ出席し、交流の推進に取り組んでまいります。 国際交流の推進につきましては、世界のトミグスクンチュとの友情と交流の絆を継承発展させていくため、「豊見城市海外移住者子弟研修生受入事業」を実施してまいります。 また、グローバル化が進む国際社会で活躍できる青少年の育成のため、市内中学生をアメリカ合衆国ハワイ州へ派遣し、語学力の向上を図りながら異文化交流を推進してまいります。 安全・安心な消費生活の実現につきましては、消費者問題を解決・救済していくため消費生活相談を実施してまいります。 また、沖縄県消費生活センターの関係機関と連携を密にし、広報・啓発活動の充実強化に努めてまいります。 人権擁護活動の推進につきましては、性別に関わりなく、誰もが生きやすい男女共同参画社会の実現を目指すとともに、LGBTを含む性の多様性に関する理解が得られるよう、講座等の啓発活動を実施してまいります。 今年度は、終戦75年目を迎えます。戦争の悲惨さなどを風化させないためにも、6月に沖縄戦の写真パネル展、8月に写真ポスター展示による原爆展を引き続き開催し、平和の普及啓発を図ってまいります。 第2部 子どもが活きる学びと文化のまちづくり 次に、「子どもが活きる学びと文化のまちづくり」について、ご説明いたします。 就学前児童における教育・保育につきましては、幼稚園教育要領をはじめ保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が改定されたことに伴い「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を保育者と教員で共有するなど小学校を結集点としたスムーズな接続を図る目的で「保幼こ小連携」をさらに推進してまいります。 義務教育の充実につきましては、児童生徒に確かな学力を身に付けさせるため、沖縄県の学力向上主要施策「学力向上推進プランプロジェクト」と連携した諸施策に取り組んでまいります。 特に、学習を支える生活リズムの確立が重要になることから、「早寝・早起き・朝ご飯」と「てくてく登校」の推進に努めてまいります。 また、豊見城市学力向上推進要項に基づき、実践的な学習指導方法の工夫・改善等に取り組むとともに、さらなる教員の資質向上を図るため研修等の充実に努めてまいります。 情報教育の推進につきましては、これまでと同様、電子黒板・デジタル教科書を活用し、児童生徒の学習への興味、関心を高めながら学力の定着及び向上を図るとともに、今年度に更新するパソコン教室においては、アダプティブ・ラーニング機能を搭載したデジタル教材を整備することで、個に応じた学習機会の場を提供し、より一層の学力の定着及び向上を図ってまいります。 外国語教育につきましては、小学校に日本人英語講師、中学校に3名のALTを継続して派遣し、充実した授業の展開と中学生イングリッシュ・サマースクール等の各イベントを有機的に連携させ、外国語力向上を図ってまいります。 学校現場の業務改善の一環といたしまして、教員の業務支援を行うスクールサポートスタッフを新たに配置し、教員が児童生徒への指導や教材研究を十分に行うことのできる体制を支援してまいります。 教育施設につきましては、「(仮称)豊崎中学校」の整備に向け取り組んでまいります。 学校給食につきましては、食育の推進を図るため地元豊見城で生産された葉野菜類を最大限に取り入れ、地産地消の強化を目指すとともに、沖縄の郷土食や行事食も取り入れた、安全・安心でおいしい学校給食の提供に努めてまいります。 また、栄養素の充足率の向上を図るとともに、子育て世帯の負担軽減のため、現行の給食費との差額分の支援を行う「学校給食費保護者支援事業」を新たに実施してまいります。 昨年度に引き続き、沖縄県子どもの貧困対策推進交付金の活用により、生活保護世帯に準ずる程度に経済的に困窮している世帯で、就学が困難と認められる保護者に対し、学用品費等の就学上必要な経費を支援してまいります。 また、経済的に困窮している世帯に対し、同交付金の活用による給食費の支援拡充を引き続き行ってまいります。 さらに、小学校及び中学校に入学する児童生徒への入学準備金につきましても、早期支給を実施してまいります。 待機児童対策といたしましては、女性の就業意識の高まりや無償化制度の開始に伴い、保育ニーズが増えることが見込まれることより、新たに保育所を整備し待機児童の解消に努めてまいります。 また、認可保育所等のAI入所選考システムを本格稼働し、利用希望者への迅速な選考結果の通知を行うことにより、市民サービスの一層の向上に努めてまいります。 子育てにやさしいまちづくりを進めるため、新たに「こども未来基金」を設置し、「子ども改革」を推進してまいります。 また、市民の参画と協働により多様化・高度化する子育て施策に適切に対応するため「豊見城市こども未来市民会議」を開催してまいります。 こども医療費助成事業につきましては、外来受診の対象年齢の引上げについて、沖縄県が検討している中学校卒業までを対象とする実施時期の早期実現を求めながら、高等学校卒業までの段階的な拡充に向けて検討してまいります。 放課後における児童の居場所づくりにつきましては、児童の安全性を考慮しながら、公設民営による放課後児童クラブの新たな設置に向け取り組んでまいります。 子育てに関する不安や疑問など多様化するニーズに対応するため、子育て支援センターを中学校区3箇所に拡充し、地域の中で子育てをしやすい環境づくりに取り組んでまいります。 ひとり親家庭等の生活の安定と社会的な自立のため、放課後児童クラブを利用するひとり親家庭等への利用料減免措置を今年度より新たに行い、負担軽減を図ってまいります。 子どもの貧困対策につきましては、全ての子どもたちが健やかに夢と希望を持って成長していける社会の実現に向け、子どもが安心して過ごせる居場所づくりや関係機関と連携した支援体制づくりに取り組んでまいります。 また、生活保護世帯の学生に対し、修学上必要な経費を返還不要の学資として給与するとともに、他団体の奨学金制度を踏まえ育英会事業の在り方について検討してまいります。 歴史的・文化的資源の保全・継承につきましては、本市の歴史・文化に関する資料収集及びデジタル化を行い、郷土学習や平和教育の質的向上、歴史・文化に関する観光分野への寄与、さらには災害時の資料復旧・復元へ備えるデジタル博物館事業を今年度より実施してまいります。 また、次代を担う子どもたちに沖縄の伝統文化の集大成とも言うべき「組踊」に接する機会を設け、児童生徒の郷土文化への関心の醸成に努めてまいります。 市史編集事業につきましては、本市の戦前から続く教育・文化等の歴史や終戦直後から本土復帰前後の社会のあゆみと、急速な都市化等を経験した本市の歴史を調査、把握することにより多角的な視点から「社会と文化・教育編」の編集に取り組んでまいります。 生涯学習の推進を図るため、市民のニーズを的確に把握し、対象年齢や時期、時間帯等を考慮した受講しやすい公民館講座を開催するとともに、自治会との連携を図り、地域のニーズに応えた「移動公民館講座」を自治会集会所で開講するなど、プログラムの充実を図ってまいります。 また、昨年度に引き続き、全沖縄子どもエイサーまつりを開催することにより、郷土の伝統芸能の継承と県内子ども会の広域交流及び青少年の健全育成を図り、相互の交流や連帯感を高め、地域活動の充実発展につながるよう取り組んでまいります。 豊見城市立中央図書館の運営に関しましては、昨年度より図書館基本計画の策定に着手しており、市民の多種多様な学習情報の拠点として、図書資料の充実を図るとともに、利用者ニーズへの対応に努めてまいります。 子どもたちが安全・安心かつ健やかに育まれる環境づくりにつきましては、あらゆる習い事を助成対象とした「習い事助成事業」の制度設計に鋭意取り組み、早期実現に向けて努めてまいります。 第3部 共助でつくる健康文化と福祉のまちづくり 次に、「共助でつくる健康文化と福祉のまちづくり」について、ご説明いたします。 母子保健事業につきましては、子育てしやすい環境づくりを目指し、妊娠期から子育て期にわたり必要な支援を切れ目なく提供するため、令和2年10月に「子育て世代包括支援センター」を新たに開設いたします。あわせて、産婦健康診査事業及び産後ケア事業を新たに実施し、更なる支援体制の構築に努めてまいります。 国民健康保険事業につきましては、これまで課題となっておりました累積赤字解消の見通しが立ったところです。今後は、国保財政の安定的な運営及び事務の標準化・効率化を図り、市民の皆様への福祉の向上を図ってまいります。 スポーツコンベンションの推進につきましては、豊見城総合公園陸上競技場スタンドをパラアスリートを含むトップアスリートや市民誰にでも使いやすい施設づくりを目指し、利便性向上に向けた検討を引き続き行ってまいります。 プロサッカーチームのキャンプ受入につきましては、プロチーム仕様の芝生の管理整備や継続的なキャンプ受入が可能な体制づくりを行うとともに、子ども達との交流やサッカー教室の開催等をとおして、市民の皆様がプロサッカーチームの選手やプレーを身近に感じていただけるよう取り組んでまいります。 オリンピック・パラリンピック強化合宿推進事業につきましては、東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピック出場選手の事前合宿を受け入れ、広く本市をPRしてまいります。 地域福祉の人材と組織の育成を図るため、「第3次豊見城市地域福祉計画・地域福祉活動計画」に基づき、誰もが住み慣れた地域で安心して自立した生活が送れるまちづくりを推進してまいります。 高齢者福祉につきましては、高齢者が尊厳を保ちながら住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう本市に適した「地域包括ケアシステム」の構築を推進するため、新たに地域包括支援センターを2事業所に業務委託し、高齢者の支援体制の強化を図ってまいります。 高齢者の就業機会の確保と社会参加による生きがいづくりのため、豊見城市シルバー人材センターの支援に努めるとともに、自立した組織運営が行えるよう人的支援を行ってまいります。 生活保護と自立支援につきましては、他の社会福祉制度や社会保障制度を活用してもなお困窮状態から脱することができない方に保護の手が届くよう適切に支援してまいります。 就労が可能である受給者に対しましては、個々の状況に応じ就労に向けた相談支援を行い、経済的・社会的自立を促進してまいります。 複合的な課題を抱える生活困窮者に対しましては、その状況に応じた社会福祉・社会保障制度を組み合わせた包括的な支援プランを作成し、自立の促進を図る支援を行ってまいります。 第4部 持続可能な環境と安心・安全のまちづくり 次に、「持続可能な環境と安心・安全のまちづくり」について、ご説明いたします。 自然環境の保全と活用につきましては、都市化の進展が著しい本市において、自然環境の保全と調和を図るとともに、快適で住みよいまちづくりを目指し、環境行政を一層推進してまいります。 航空機騒音対策につきましては、既存滑走路及び新たに供用開始される那覇空港第二滑走路の影響を注視するため、本市にて設置した航空機騒音測定装置を活用し監視を行ってまいります。 ごみ対策につきましては、南部広域行政組合で進める南部地区6市町のごみ焼却施設の一元化に向けて、将来のごみ処理の効率的かつ円滑な推進を図ってまいります。 環境美化活動の推進につきましては、不法投棄防止のため看板設置や監視カメラの増設を行うとともに、不法投棄巡回パトロール員、警察や関係団体等の連携による合同パトロールを実施し、不法投棄の抑止に努め、快適で住みよいまちづくりに取り組んでまいります。 墓地行政につきましては、個人墓地の散在化による景観の悪化や土地利用の弊害、少子高齢化による無縁墓地の増加等に対応するために、将来の墓地需要を見据えた公営墓地の整備に向けて取り組んでまいります。 防災に関しましては、総合防災訓練や各種防災訓練を関係機関と連携を強化し実施してまいります。 また、多くの地域において自主防災組織が設置できるよう防災資機材の整備、防災訓練の実施を支援する補助を行うとともに、防災士養成講座を実施してまいります。 防災に関する啓発活動につきましては、防災関係機関と連携を行い、小学生を対象とした宿泊防災訓練を引き続き開催いたします。 観光客に対する防災力強化につきましては、昨年度に引き続き「沖縄観光防災力強化支援事業」を活用し、大規模災害時の観光避難民を安全に受け入れできるよう防災力の強化に取り組んでまいります。 消防体制につきましては、隊員を増員することにより体制強化を図ってまいります。 また、消火活動をより安全なものにするため、消防隊員の個人防火装備の更新を行い、あらゆる火災対応力の強化と市民の安全・安心の確保に努めてまいります。 市民の生命、身体及び財産を保護するため、資機材搬送車の更新整備を行い、人口の増加及び都市化に伴い複雑多様化する各種災害への対応能力の強化を図ってまいります。 救命救急体制につきましては、消防指令センター及びドクターヘリ、ドクターカーなどの関係機関との連携強化を図るとともに、新たに派遣型救急ワークステーションの運用を開始することにより初動体制の強化、救急救命士及び救急隊員の質を高め救命率の向上を図ってまいります。 第5部 地域特性を活かした産業創造のまちづくり 次に、「地域特性を活かした産業創造のまちづくり」について、ご説明いたします。 地域で生産された農林水産物を地域で消費する「地産地消」を推進するとともに、学校給食で使用する野菜等の利用促進を図るため、市内で栽培される機会の少ない野菜等について、栽培技術の確立を図る実証事業をJAおきなわ豊見城支店とともに行ってまいります。 特産品を活かした農業振興につきましては、拠点産地であるマンゴーやトマト、県内有数の産地である葉野菜類の生産基盤整備による安定生産、とみぐすくブランドの定着化による販路拡大、優良母牛導入支援事業等による畜産農家への支援策を推進し、農業振興を図ってまいります。 また、農産物を利用した6次産業化の可能性について調査・研究に取り組んでまいります。 多面的な水産資源活用につきましては、地域主催による与根漁港祭りに対する支援を引き続き行い、与根地区及び瀬長地区の活性化を図るとともに、新たに与根漁港地内への遊漁船待合所等の施設整備に取り組んでまいります。 商業の振興につきましては、平成30年度に策定した創業支援計画の周知を図り、行政、企業、市民その他関係団体が連携・協働する環境づくりを推進して地域経済の活性化や市民生活の向上に繋げてまいります。 また、昨年度に引き続き「とみぐすく産業フェスタ」を開催し、産業の振興、地域活性化を図ってまいります。 企業誘致につきましては、魅力ある観光地づくりを念頭に、豊崎や瀬長島の観光関連等企業と連携を図り、ウェルネス産業等の高付加価値型の産業誘致を図ってまいります。 物流関連企業の誘致・集積につきましては、臨空・臨港という地理的優位性や国際物流拠点集積地域指定の税制優遇措置等を活用し、与根西部地区及びシーサイド地区について、施行者と連携して土地区画整理事業を推進し、物流関連産業の集積化を図ってまいります。 また、県が計画する再生医療拠点施設が本市与根地区において令和4年度に供用開始される予定となっておりますので、県と連携を図り関連産業の誘致に向けて取り組んでまいります。 雇用の安定につきましては、「ふるさとハローワーク」等の関係機関と連携し、就業相談や就業訓練等の就労支援に取り組むとともに、市内事業者が求める人材の把握に努めることにより市内従事者数の雇用拡大を図ってまいります。 就業に対する意識啓発を図るため、児童生徒が職業体験できる「お仕事体験事業」を引き続き実施してまいります。 本県における昨年の入域観光客数につきましては、1,000万人を超え7年連続で過去最高を更新しております。本市におきましても、これまで以上の観光客の受け入れを図るために、多彩な観光プログラムの提供等が必要と考えておりますので、豊見城市観光協会等と連携し、スポーツツーリズム等のプログラム構築に努め、さらなる観光振興を図ってまいります。 また、観光振興体制の充実につきましては、豊見城市観光協会の支援に努めるとともに、自立した組織運営が行えるよう人的支援を行い、併せて関係機関との連携により組織強化を図ってまいります。 観光拠点の整備につきましては、旧豊見城城址公園地内におきまして、県施設の「沖縄空手会館」や、新たに建設される「おきなわ工芸の杜」に接続する園路等の整備を促進するとともに、文化観光拠点の施設整備に引き続き取り組んでまいります。 第6部 都市とみどりが調和するまちづくり 次に、「都市とみどりが調和するまちづくり」について、ご説明いたします。 土地利用の規制・誘導につきましては、昨年度に市街化区域に編入されました与根西部地区において、適切な土地利用を誘導するため、地区計画の変更に取り組んでいくとともに、県道豊見城糸満線沿線の市街化区域背後地を農業振興地域整備計画と連携した計画的な土地利用を推進してまいります。 豊崎地区に隣接する県道東風平豊見城線沿線地区につきましては、引き続き土地区画整理組合設立準備会と連携を図りながら権利者の合意形成を踏まえ、計画的な土地利用を推進してまいります。 中心市街地の形成につきましては、旧豊見城市IT産業振興センターの跡地について民間活力を導入するなど、「まちの顔」の形成に取り組んでまいります。 景観まちづくりの推進につきましては、景観形成重点地区に指定した「字豊見城地区」を対象に、建物等の修景に係る助成を今年度から新たに行い、地区の特性に応じた景観づくりに取り組んでまいります。 快適な住環境づくりにつきましては、豊見城市住生活基本計画に基づく豊見城市住宅リフォーム支援事業を新たに導入し、安全・安心で潤いのある住生活・住環境の向上に取り組んでまいります。 市内交差点渋滞対策につきましては、渋滞緩和を図り円滑な交通を確保するため、「豊見城団地入口交差点」及び「豊崎交差点」の改良工事を実施してまいります。 市内の交通につきましては、将来の本市にふさわしい交通体系を実現するため、モノレール、LRT等の軌道系公共交通の導入可能性について、引き続き検討してまいります。 また、本市の交通に関する基本方針の策定に向けて取り組んでまいります。 都市公園の整備につきましては、長嶺グスク一帯の歴史や文化観光資源を活かした観光、交流活動の拠点整備に向け、必要な用地取得を行っていくとともに、社会情勢の変化も踏まえながら計画の見直しを検討してまいります。 公園施設の改築・更新につきましては、宜保にこにこ公園の遊具更新を実施し、安全で安心して利用できる公園づくりに努めてまいります。あわせて、年次的な更新に必要な公園長寿命化計画の策定に取り組んでまいります。 水道事業につきましては、与根地内の配水管布設工事を行うとともに、引き続き災害時対策として、八重瀬町にある企業局伊覇調整池から受水するための送水管布設工事を実施してまいります。 公共下水道につきましては、我那覇地区の汚水増補管整備工事を実施するとともに、下水道接続率向上と適切な維持管理に努めてまいります。 また、雨水事業につきましては、浸水対策として、高嶺地区の雨水施設整備工事を実施してまいります。 農業集落排水事業につきましては、老朽化が著しい保栄茂地区汚水処理施設の機能更新等を実施するとともに、適切な維持管理に努め処理水の有効利用を図ってまいります。 第7部 計画の推進のために 最後に、「計画の推進のために」ついて、ご説明いたします。 行政事務の電子化の推進につきましては、「市民サービス」、「行政運営」、「シティプロモーション」のデジタルファーストを戦略として掲げたデジタルファースト宣言をしたところですので、さらなるデジタル化に向け積極的に取り組んでまいります。 今年度につきましては、行政サービスのデジタル化及び教育分野におけるICT活用に加え、本庁舎に市民向けWi-Fiサービスの整備等を行ってまいります。 組織改革につきましては、新たに「企画振興部」、「こども未来部」を設置し、市民ニーズに柔軟な対応、安定した行政サービスが提供できるよう効率的な組織体制の整備に取り組んでまいります。 また、職員定数を増員することにより職場環境の改善に努めるとともに、行政サービスの向上に努めてまいります。 さらに、今年度より「会計年度任用職員制度」が開始されますので、適切な制度運用を行ってまいります。 人事評価につきましては、運用方法を見直し、職員の勤労意欲の高揚及び職務能力の向上に繋がるよう努めてまいります。 ふるさと納税につきましては、新たな返礼品開発、充実したポータルサイトの運営を行うことにより寄附の増額を図るとともに、多くの寄附者からの思いを施策に反映できるよう取り組んでまいります。 今後予想される公共施設の大規模修繕、新たな施設の整備等に備えるため、「豊見城市市有施設等整備基金」を新たに設置いたします。 行政評価の充実につきましては、事業評価を引き続き実施することにより事務事業の見直しを行うとともに、研修をとおしたPDCAサイクルの確立を図ってまいります。 昨年度より本市の将来像及び各施策を掲げる「第5次総合計画」及び「第2次総合戦略」の策定に着手しており、第4次総合計画の評価を実施してまいりました。 今年度につきましては、将来像の実現を図る各施策の検討とともに、持続可能な開発目標であるSDGs(エスディージーズ)に掲げる17の指標との関連づけを行い「第5次総合計画」及び「第2次総合戦略」を策定いたします。           お わ り に 令和2年度の市政運営に関する所信の一端と諸施策について申し述べてまいりました。 続きまして、予算について申し上げます。 令和2年度予算につきましては、市税収入の堅調な伸びやふるさと納税の増加など歳入増が見込まれる一方、歳出においては、切れ目のない子育て支援の推進、文化観光創出事業や長嶺城址公園整備事業、与根漁港複合施設整備事業など旺盛な財政需要が見込まれております。このため、沖縄振興特別推進交付金をはじめ各種補助金等を活用した効果的な事業展開に努めてまいることとしております。 その結果、一般会計におきましては271億6,700万円、特別会計におきましては74億6,921万9千円、企業会計におきましては42億756万6千円の予算規模となっております。 私は、市長就任1年余の中で多くの市民とワクドキ懇談会などを通して様々な課題が山積していることを痛感しております。多種多様な市民ニーズに一つひとつ迅速に対応しながら、イデオロギーよりアイデンティティーの精神と不退転の決意をもって市政の舵取りに取り組んでまいります。 市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げて私の施政方針といたします。 いっぺーにふぇーでーびる                            令和2年3月2日                            豊見城市長 山川 仁※(15番)川満玄治議員 離席(10時26分)※(15番)川満玄治議員 復席(10時32分)※(21番)赤嶺吉信議員 離席(10時40分)※(21番)赤嶺吉信議員 復席(10時45分) ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時53分)          再  開(11時05分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 以上、市長の市政一般報告並びに施政方針の説明を終了いたしました。   ────── ◇ 日程第5 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第5、議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億7,976万8,000円を増額し、予算総額を83億81万3,000円とする補正を行う提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、福祉健康部長兼市民部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。まず歳入の3ページをお開きください。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税87万円の増につきましては、国保特会内の財政調整を行うための補正となっております。 3款1項1目督促手数料23万円の減につきましては、国保被保険者数減少に伴う減額の補正となっております。 4ページをお開きください。7款1項1目一般会計繰入金12億850万円の増につきましては、3節の職員給与費等繰入金で399万8,000円、産休職員1名分の減、4節の出産育児一時金等繰入金400万6,000円、実績見込みに伴う増となっております。また、6節のその他一般会計繰入金12億849万2,000円の増となっておりますが、平成30年度保険給付費等負担金精算金繰入金1億849万2,000円、累積赤字解消繰入金11億円の増額補正となっております。 9款3項5目歳入欠陥補填収入7億2,654万3,000円の減につきましては、累積赤字の減額補正となっております。 続きまして、歳出のご説明をいたします。7ページをお開きください。2款4項1目出産育児諸費400万6,000円の増につきましては、実績見込みに伴う増額補正となっております。 9ページをお開きください。7款1項1目基金積立金3億7,345万7,000円の増につきましては、累積赤字解消のため一般会計より繰り入れた11億円のうち、赤字解消後の残額を国保財源の健全運営を目的として設置されております国民健康保険基金に積み立てを行うための増額補正となっております。 10ページをお開きください。10款1項1目繰上充用金につきましては、前年度の赤字を当該年度に繰り上げて赤字補填を行う科目となっており、今回累積赤字の解消のため、一般会計より繰り入れた財源を、同科目に7億2,654万3,000円を充当することにより財源組み替えを行い、累積赤字の解消を行う補正となっております。 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。
    ◆6番(新垣繁人議員)  先ほど市長から令和2年度施政方針ということで報告がありました。その中でも国民健康保険事業について、これまで課題となっている累積赤字の解消を図っていくと。そして、国保財政の安定的な運営、事務の標準化、効率化を図って市民の皆様への福祉の向上を図ってまいりますと、先ほど報告がありました。国保財政の安定を図っていくということでありますが、今回の補正がその第一歩といいますか、第一手になってくるのかと思っておりますので、先ほど説明も伺ったんですけれども、改めて再確認も含めて3点ほど質疑をさせてください。 1点目は、事項別明細書の4ページの7款1項1目の中でその他一般会計繰入金ということで今回12億849万2,000円となっているんですが、これは今回さらに内訳としましては、保険給付費等負担金精算金繰入金でまず1億849万2,000円、累積赤字の解消繰入金として11億円と。そのトータルが先ほど言った12億円ぐらいになるんですけれども、今回これから議案でまた出てくるんですが、累積赤字の解消として旧翁長庁舎を売り払って、プラスとよみ生協病院を売り払って、その分を累積赤字に充てるという話をこれまでもしてきたんですけれども、前市政のときを含めて、その分がその他会計繰入金となっているのかという確認と、先ほど説明もあったんですが、再度お聞かせください。同じく9款3項5目、これまで単年度赤字も迫ってきたんですが、その額が約7億円あると。今回減額されていますので、先ほど言いました繰入金がありますね。繰入金からそのまま充てているから減額になっていると思いますので、その確認をもう一点と、あとは今回、先ほど説明もあったんですけれども、事項別明細書の9ページのほうで3億7,345万7,000円を基金に積み立てるんですが、今回健全化に向けて初めての基金なのではないかと思っているんですけれども、ご存じのように国保も広域化されている中で税率とか、そういうものの統一化が求められていて、赤字解消をしてくださいということがあります。累積赤字は解消するにしても、今年度もそうですし、やはり単年度の赤字というのは今後も出てきます。その分の健全化対策として約3億円を積み立てられるのか。その3点をお聞かせください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時14分)          再  開(11時14分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  新垣繁人議員からご質疑のありました12億円余りの繰入金でございますが、財源のほうはおっしゃっていたように、両方の処分した土地、建物、そちらのほうから財源を繰り入れております。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  新垣繁人議員ご質疑の歳入の4ページ、雑入、歳入欠陥補填収入は繰り入れたものから充てられているのかということにつきましては、そのとおりでございます。 さらに、歳出の7款基金積立金につきましては、おっしゃるとおり単年度赤字の健全化に向けた積立金となっております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時15分)          再  開(11時16分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 先ほどの12億円余りのうち累積赤字解消繰入金が11億円、保険給付費等負担金精算金繰入金1億849万2,000円のほうも、先ほど財産処分した分を充てております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質疑- 今回から補正をして基金を積み立てて、令和6年度に向けて健全化を図っていくという答弁であるんですが、今後の話にもつなげないといけないものですから、実際、基金を積み立てて、令和6年度に向けてどのような計画で健全化をしていくのかお聞かせください。単年度で終わるものではないと思っていますので、ここからどうつながっていくのか、説明できればお願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時17分)          再  開(11時17分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  今後の計画につきましてですが、先ほど説明させていただきました7款の積立金3億円をまず積み立てます。これまでの国保特会の単年度の赤字につきましては約4,000万円程度ですので、それで一般会計からこれまで赤字補填をしていた部分を、国保特会内の基金を運用しながら運営をしていくということで、赤字を出さないような方向で今後は推進をしていきたいと考えております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再々質疑- 今回基金を約3億円積み立てて、この3億円でもって令和6年度につなげるということですよね。もう一度、確認だけお願いします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  そのとおりでございます。 ◆9番(瀬長宏議員)  議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてですが、一般会計から繰り入れをして一定、額を確保して今後、単年度収支で赤字が出ても赤字決算にならないということですが、もう一つ、県のほうで国保の財政健全化推進事業ということで法定外繰り入れの額プラス、繰上充用の額を合算した額の10%は県から交付しましょうと。インセンティブ交付の趣旨だと思うんですが、このことについては今回の4ページの累積赤字解消繰入金の11億円プラス、9款3項5目歳入欠陥補填収入7億2,654万3,000円との合算が県の交付の対象の額として見ていいのか。そうであれば、その1割、1億8,260万円が県から交付されるとして見ていいのか。一点ですね。 当然、今後単年度収支の赤字だけではなくて医療費が予想以上に伸びた場合、今回も1億円を市有財産を処分して一般会計から充てるのですが、それはどこに行くかというと、歳出の県支出金の精算金。そういうことで医療費が伸びた分、急にお金が出ていくわけですから、そういうことも想定して、一定の額を確保して基金を持っていないと、単年度収支に赤字になることがあり得るので、一定の額を確保するために、当初は10億円ぐらい一般会計から法定外繰り入れを予定していたと聞いたんですが、これを11億円に増やして、こういう対策ということで予算の計上の仕方をやっていると見ていいんでしょうか。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  まず1点目のご質疑ですが、累積赤字解消繰入金の11億円と雑入の7億2,654万3,000円、こちらのほうが県から交付金の対象であるかということですが、それにつきましては、そのとおりでございます。ですので、それの1割が交付金として返ってくる予定となっております。 今後医療費が伸びた場合、1億円程度、県の支出金が出るんですけれども、それに対応し得るために今回11億円の繰り入れをしまして、3億円の基金を増設するということで、先ほど説明しましたとおり、単年度の累積赤字が約4,000万円程度、大きく医療費が伸びたとしましても、今回もありますように約1億円ぐらいということで、それを毎年度埋めていけることを想定して3億円の積み立てをしているというところでございます。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆15番(川満玄治議員) -賛成討論- 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、賛成討論を行います。 今定例会に提案の一般会計補正予算(第3号)において、とよみ生協病院の敷地、旧庁舎(翁長庁舎)跡地の市有財産の売却による財産を活用して、国民健康保険特別会計へ赤字補填繰り入れにより7億2,600万円余りの累積赤字の解消が図られたことは、市長を初め職員の皆様が本市の課題を共有し、日ごろから業務に専念した賜物であると感じており、職員の皆様への感謝の思いでいっぱいであります。ありがとうございます。 とよみ生協病院の敷地については、旧借地借家法において昭和49年度から約45年間、当時の又吉村政のころに沖縄協同病院に市有財産の貸し付けを行っておりますが、当時の借地借家法は地主よりも貸主のほうに権利が強かったことから、あの立地と広大な面積でありながらも賃料が年間約1,300万円程度で、賃料の引き上げも厳しい状況であったと聞いています。また、明け渡し移転等を要求すると、その膨大な費用は地主が負担しなければならないもので、今では考えられないほど本市にとって大変不利な条件でありましたが、今回売買の方向で双方が合意したとのことで、市有地売却に至ったことは大変よかったと感じております。 また、旧庁舎の跡地についてですが、少し歴史を話したいと思います。その当時、役所は上田に本庁舎、そして水道庁舎、また公民館に教育委員会、ゆたかショッピングセンターの2階に経済建設部が置かれておりました。またその当時、ゆたかショッピングセンターの賃料が年間1,000万円ほどかかっていたということでございます。そういう感じで4カ所に庁舎が分散され、業務が行われておりました。このような中、市制施行に伴う福祉事務所の設置など、さらなる課題も抱えていたりし、市民サービスとはほど遠い現実がありました。また、その解決策として、当時の金城豊明市長が、当時売りに出ていた大型家具店を5億円で買収するという計画があり、また2億円で改修することとなっておりました。財源につきましては、町村土地開発公社の先行取得事業を活用することで、資金のめどや支払いにおいて分割して行うことができるという利点があったとのことです。この売却により、その当時、所有権移転につきましては、ある団体からの訴えもあり、不実記載で検察庁にも訴えられることにもなりましたが不起訴処分となり、旧庁舎は2億円をかけて改善し、また市制施行を迎えることができ、その後、15年余りの間、本市の行政機関が一つの場所で行うことができたことは、本当に市民のサービス向上を大きく図られたことは間違いありません。その後、宜保晴毅市政において現庁舎建設が計画され、順調に工事が施工され、完成後には旧庁舎の売却収入を国民健康保険事業の赤字に充てることが話されておりました。また、この旧庁舎売却に当たっては、当時、総務部長であった赤嶺要善氏と、また隣にいます教育部長のご尽力があったこともお聞きしました。本当にありがとうございました。 今回、市有財産を売却した財源を活用し、国保特会に赤字補填繰り入れを行い累積赤字の解消が図られたこと、そして毎年の医療費増加に対応するための財源についても確保していただいたことで国保特会の安定した運営が行えるものと思いますので、今まで市政運営にかかわってきた市長を初め多くの職員の皆様のおかげで、今年度は累積赤字を解消することができたものと思います。 山川市長、市長は議員出身ですからおわかりだと思いますが、行政運営が安定してこそ、このような財源を生み出し、計画的に行政運営、財政運営ができるのだと思います。今まで苦しい財政状況の中でも市政運営をしてきた元市長、金城豊明市長、前市長の宜保晴毅市長を初め、職員の皆様の成果であることをわかっていただきたいと思います。以上で私の賛成討論といたします。 ○議長(大城吉徳)  次に、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第9号 令和元年度豊見城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第6 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第6、議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,563万5,000円を追加し、予算総額を4億8,036万円とする補正を行う提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、福祉健康部長兼市民部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。歳入の2ページをお開きください。1款後期高齢者医療保険料の1項1目特別徴収保険料1,008万3,000円及び2目普通徴収保険料1,126万2,000円の増につきましては、実績見込みの増に伴う増額補正となっております。 3款1項2目保険基盤安定繰入金45万3,000円の増につきましては、市町村保険者の財政基盤強化を目的とした基盤安定負担金の確定に伴う増額補正となっております。 続きまして、歳出のご説明をいたします。4ページをお開きください。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金2,587万9,000円の増につきましては、保険料等負担金実績見込みの増及び保険基盤安定負担金の確定に伴う増額補正となっております。 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子) -訂正- すみません、訂正をさせていただきます。 先ほど歳入の3款1項2目保険基盤安定繰入金「45万3,000円」と説明したようですが、「453万4,000円」へ訂正をお願いいたします。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいまの訂正は、議長により許可いたします。 本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第10号 令和元年度豊見城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第7 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第7、議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ440万円を追加し、予算総額を3,473万2,000円とするとともに、繰越明許費の設定及び地方債の補正を行う提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、福祉健康部長兼市民部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 公営墓地事業につきましては、公営墓地事業単独での進入路整備を見据えて検討を進めてきたところでありますが、事業範囲が拡大するため、それに伴う委託費等を増額補正し、次年度において引き続き事業を進める必要があることから、市債の増及び繰り越しができるようにするための補正となっております。 まず4ページをお開きください。先ほど市長からもご説明がありました繰越明許費としまして、3,443万2,000円を計上しております。 5ページをお開きください。第3表 地方債補正ですが、限度額を2,960万円から3,400万円とする補正となっております。 次に主な内容につきまして、事項別明細書でご説明いたします。歳入の3ページをお開きください。2款1項1目公営墓地事業債440万円を増額し、計3,400万円とする補正となっております。 続きまして、歳出のご説明をいたします。4ページをお開きください。1款1項1目墓地整備費として、不動産鑑定料及び補償算定委託料、地積測量図作成費委託料として474万2,000円を増額し、計3,443万2,000円とする補正となっております。 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第11号 令和元年度豊見城市公営墓地事業特別会計補正予算(第2号)については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第8 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第8、議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ21万8,000円を減額し、予算総額を988万1,000円とする補正を行う提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、教育部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎教育部長(原國政也)  議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)でございます。 補正予算書の一番最後のページ、事項別明細書の3ページになります。これは今年度の実績等を踏まえた補正になっております。まず歳入のほうでございますが、一般寄附金104万円1,000円ございました。それに伴いまして、基金からの繰入金を136万1,000円減額しております。それから前年度の繰越金の予算が確定しましたので、これが10万2,000円ということになっております。 最後の4ページに歳出がございます。まず扶助費、給付奨学金でございますが、これは2名の方に給付されまして、残りの30万円は応募がございませんので減ということでございます。それから県外大学につきましては2名、県内大学につきましては1名分の減でございます。ただし、入学準備金、現在3名の方に給付を行っているんですが、問い合わせ等がありまして2名分は増額したいということで60万円の増となっております。 積立金については、寄附金の104万1,000円がプラスになっているということでございます。説明は以上でございます。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆16番(宜保安孝議員)  質疑をさせてください。 育英費に関しましては、一般の市民であったり、企業の方からの寄附金というのがものすごく大事なもので、私も教育民生常任委員会に8年間在籍しておりましたので、その大事さは重々わかっているつもりなんですけれども、これまでより寄附金が減ってきていると。その内容、中身としまして人材育成基金とかに流れていっているというか、例えば香典返しとか、これまでは社協に寄附をしたりとか、いろいろな形で寄附があったんですが、今は香典を返すときにどういう寄附の仕方がありますかという、一般の方や企業の方からもし問い合わせがあったときに、例えば社協に寄附をする方法がありますとか、人材育成基金に寄附方法がありますとか、また育英会に寄附する方法がありますという中で、今回、こども未来基金とかが出てくる中で、そこに関しては表彰制度も出てくるという話の中で、一般の市民の関心がそこにばかり向いてしまって、寄附がそこにばかり流れて、もし育英会に基金が集まらないということになってしまうと、少しおかしな状況にならないのかなと思いますけれども、その辺の危惧はないでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 今、育英会でやっている制度なんですが、日本学生支援機構が最近手厚くなっておりまして、そこに申し込むという案件がかなり多くなってきて、うちの育英会のほうが少しずつ減っているのかなというふうには感じております。そういう中で新たな基金をこれから創設していくということもあるんですが、施政方針の中にもあったように、今後教育委員会としても人材育成基金、それぞれの寄附のあり方、それから活用の仕方、制度設計を少し検討していきたいと考えております。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第12号 令和元年度豊見城市育英会特別会計補正予算(第1号)については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第9 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第9、議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)につきましては、収益的収入及び支出の予定額にそれぞれ1億3,776万4,000円及び1,895万9,000円を追加し、予算総額をそれぞれ9億4,917万4,000円及び9億8,418万5,000円とするとともに、当年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額をそれぞれ1億7,200万6,000円及び1億7,037万6,000円に改める提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、上下水道部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎上下水道部長(當銘純治)  議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 3ページの実施計画明細書をお開きください。収益的収入及び支出、収入、第1款下水道事業収益、第1項営業収益、第2目他会計負担金につきまして4,489万2,000円を増額し、一般会計繰出金として雨水処理負担金として増額する予定でございます。 次に、第2項営業外収益、第1目他会計補助金9,287万2,000円を増額し、一般会計からの繰出金として増額補正をするということでございます。これにつきましては、総務省が示す繰り出し基準に基づく、今回の補正となっております。 次に4ページをお願いいたします。収益的収入及び支出についてですが、第1款下水道事業費用、第1項営業費用、第8目減価償却費の212万8,000円につきましては、有形固定資産減価償却費として3万2,000円、無形固定資産減価償却費として209万6,000円でございます。それぞれ構造物減価償却費、ソフトウェア、その他無形固定資産減価償却費ということでございます。 次に、第3項特別損失費については1,683万1,000円でございますが、これにつきましては第2目過年度損益修正損として計上しております。これにつきましては、流域下水道処理負担金の前年2月分を過年度損益修正損として今回計上しております。あわせて、減価償却費のほうが変わったために、5ページ、6ページですが、平成31年度豊見城市下水道事業開始貸借対照表を平成31年4月1日時点で今回修正しております。お目通しをお願いします。説明は以上です。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第13号 令和元年度豊見城市下水道事業会計補正予算(第4号)については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第10 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第10、議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、一般職員の給与に関し、職務の分類を規定する等級別基準職務表において、追加となる職務が生じたため、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務企画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 説明は、2ページの新旧対照表のほうでご説明申し上げます。まず別表2中、下線部の「保育所長、認定こども園長又は子育て支援センター所長の職務」を、「保育所長、認定こども園長、子育て支援センター所長、公民館長又は図書館長の職務」に改めます。 附則といたしまして、令和2年4月1日から施行することとなっております。 説明は以上になります。審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第16号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第11 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第11、議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、人事院及び沖縄県人事委員会の給与勧告並びに他市町村の給与改定状況等を考慮し、本市職員の住居手当を改定する必要があるため、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務企画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 説明は2ページのほうの同じく新旧対照表でご説明申し上げます。 まず第13条第1項中、下線部の「1万2,000円」を「1万6,000円」に、第2項中「各号に掲げる額」を「各号に定める額」に改め、同項第1号中「2万3,000円」を「2万7,000円」に、「1万2,000円」を「1万6,000円」に改め、同項第2号中「2万3,000円」を「2万7,000円」に、「1万6,000円」を「1万7,000円」に改めます。 附則としまして、この条例は、令和2年4月1日から施行することとなっております。また、経過措置としまして、令和2年3月31日に住居手当を支給された職員で、令和2年4月1日以降、住居手当に伴う手当額が500円を超える減額となる職員に対しましては、激変緩和を図るため、住居手当額を段階的に引き下げる経過措置を3年間講ずることとしております。 以上で説明を終わります。審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第17号 豊見城市一般職員の給与に関する条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時57分)          再  開(13時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ────── ◇ 日程第12 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第12、議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正につきましては、住民基本台帳法施行令の一部改正及び成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、福祉健康部長兼市民部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてご説明いたします。 今回は、印鑑登録証明書に旧氏を明記することを可能とするための改正が主な内容となっております。 2ページの新旧対照表をお開きください。まず、印鑑の登録資格第2条中、「本市の」を「本市が備える」に、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改めます。 次に、印鑑の登録第5条第2項第4号を、「氏名(氏に変更があった者に係る住民票に旧氏(住民基本台帳法施行令(昭和42年政令第292号。以下「令」という。)第30条の13に規定する旧氏をいう。以下同じ。)の記載(法第6条第3項の規定により磁気ディスク(これに準ずる方法により、一定の事項を確実に記録しておくことができる物を含む。以下同じ。)をもって、調製する住民票にあっては、記録。以下同じ。)がされている場合にあっては氏名及び当該旧氏、外国人住民(法第30条の45に規定する外国人住民をいう。以下同じ。)に係る住民票に通称(令第30条の16第1項に規定する通称をいう。以下同じ。)の記載されている場合にあっては、氏名及び当該通称)」に改めます。 新たに第3号「前項各号に掲げる事項を登録した印鑑登録原票については、磁気ディスクをもって調製することができる。」を追加する改正となっております。 次に、印鑑登録第6条第2項第1号中、「氏、名」の次に「、旧氏」を、「又は氏名」の次に「、旧氏」を加え、同項第2号中「氏名」の次に「、旧氏」を加え、「あらわしている」を漢字表記の「表している」。同項第5号中「あらわしにくい」を同じく漢字表記の「表しにくい」へ改めます。 次に、印鑑登録原票の抹消第13条第1項第6号中「氏名、氏」の次に「(氏に変更があった者にあっては、住民票に記載されている旧氏を含む。)」を加える改正となっております。 1ページに戻っていただき、附則としまして、施行期日につきましては公布の日からとし、ただし、第5条、第6条及び第13条の改正規定は、公布の日から令和2年9月30日までの間において、規則で定める日から施行する。準備行為として、改正後の第5条、第6条及び第13条に規定するシステム改修の手続、その他、この規定の施行に必要な準備行為は、当該規定の施行日前においても行うことができるとする改正となっております。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第19号 豊見城市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第13 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第13、議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、福祉健康部長兼市民部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。 改正内容としましては、放課後児童健全育成事業、学童クラブにおける職員(放課後児童支援員)の配置に関する経過措置期日を変更するものであります。 新旧対照表をごらんください。平成32年3月31日と打たれている期日を、令和5年3月31日までとする改正となっております。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行するものとします。 説明は以上となります。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第21号 豊見城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第14 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第14、議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正につきましては、土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、都市計画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正について説明いたします。 今回の改正は、清算金を分割徴収する場合の利率の上限及び分割交付する場合の利率について、これまで年6%としていたものを法定利率に改めるものとなっております。 それでは2ページの宜保地区の新旧対照表で説明をいたします。2ページをお願いいたします。 2ページの第24条第2項第1号の分割徴収する清算金につきましての、最後のほうの括弧内ですね。改正前の「(当該利率が年6%を超えるときは、年6%とする。)」を、改正後「(当該利率が法第103条第4項の規定による公告があった日の翌日における法定利率を超えるときは、当該法定利率とする。)」に改めます。第2号の分割交付する清算金につきましては、改正前「年6パーセント」を、改正後「法第103条第4項の規定による公告があった日の翌日における法定利率」へ改めるものとなっております。 次のページは中心市街地の新旧対照表となっておりますが、内容は今の宜保地区と全く同じでございます。 施行期日につきましては、令和2年4月1日を予定しております。以上でございます。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第22号 那覇広域都市計画事業宜保土地区画整理事業施行条例及び那覇広域都市計画事業中心市街地土地区画整理事業施行条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第15 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第15、議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、公営住宅法施行規則の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、都市計画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について説明いたします。 2ページの新旧対照表をお願いいたします。第2条の用語の定義中、改正前の第4号の下線部分、「。以下「公住法政令」という。」を、同じく第5号の「。以下「公住法」という。」については、これ以降に当該法令の引用がないことから削除をいたします。 次に、第6条の公募の例外、第3号については、引用法令の改正に伴う項ずれでございます。また、第4号については、改正前の特定公共事業の「施行」を、改正後特定公共事業の「執行」に改めます。 続いて、第7条の一般入居者の資格中、第2項の改正前「公住法政令第6条第1項ただし書」を、改正後「前項第1号ただし書」に改めます。 次のページをお願いいたします。第13条の同居の承認から第15条の収入の申告等までにつきましては、引用する省令の改正に伴う条ずれでございます。 次に、第22条修繕費用の負担の第2項につきましては、改正前「第1項」を、改正後「前項」に改めます。 改正内容は以上でございますが、施行については、公布の日から施行することとしております。以上でございます。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第23号 豊見城市改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第16 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第16、議案第24号 豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第24号 豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、上下水道部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎上下水道部長(當銘純治)  議案第24号についてご説明いたします。 まず1ページをお願いいたします。豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についてご説明します。この条例は、3本の条例を引用している地方自治法の条項の変更が生じたために、3本の条例を1本にまとめて改正する条例でございます。それでは説明いたします。 第1条 豊見城市水道事業の設置等に関する条例の一部を次のように改正する。第5条中「第243条の2第4項」を、「第243条の2の2第8項」に改める。 第2条 豊見城市下水道事業の設置等に関する条例の一部を次のように改正する。第6条中「第243条の2第8項」を、「第243条の2の2第8項」に改める。 第3条 豊見城市監査委員条例の一部を次のように改正する。第5条中「第243条の2第3項」を、「第243条の2の2第3項」に改める。 附則として、この条例は、令和2年4月1日から施行するという内容で、2ページ以降は新旧対照表となっております。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第24号 豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第24号 豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第24号 豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第24号 豊見城市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第17 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第17、議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正につきましては、消防団員の処遇の改善を図り、消防団への入団促進及び活性化へつなげ、地域防災力の充実強化に資するため、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、消防長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎消防長(平田真一)  議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正についてご説明いたします。 新旧対照表をごらんいただきたいと思います。本条例の改正内容につきましては、消防団員の月報酬と費用弁償の額を改正するものとなっております。 まず、別表第1をごらんください。月報酬が階級ごとに定められておりますが、団長が改正後は5,900円への増額となります。副団長が4,750円で750円の増額、分団長が3,900円で400円の増額、副分団長が3,200円で200円の増額、班長が2,700円で200円の増額、その他の団員が2,250円で250円の増額となります。 続きまして、別表第2 費用弁償につきましては、従事する職務ごとに定められております。まず、水火災の場合ということで、これまでは1回につき3時間未満2,000円、3時間以上3,000円というふうな区分がございましたが、4月以降は1回につき3,500円というふうな改正を考えております。警戒の場合が3,500円で2,500円の増、訓練及び式典の場合が1回につき3,000円で1,500円の増、救急の場合が1回につき3,500円で1,500円の増を予定しております。 なお、別表第1及び別表第2の改正後の額については、県内消防本部の額を参考にしながら提案するものであります。 附則としまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するというふうになっております。説明は以上です。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆9番(瀬長宏議員)  ただいまの件について伺いますが、費用弁償については妥当な見直しかなと思います。ただ、月報酬についてはもっと増額しないと団員がなかなか集まらないのではないかということで指摘もしてきました。今回、団長であれば大体18%ぐらい引き上げとなるんですが、一団員については12%の引き上げで、実はうるま市であれば団員が111名、豊見城市であれば条例定数でいうと52名に対して今、47名か48名ぐらいだと思うんですが、なかなか条例も満たしきれないという課題があります。名護市であれば175名ぐらいの団員がいるんですが、これからの大規模災害を考えた場合には、やはり地域に一定の団員を確保しておかないといけないだろうなというのは、皆さんも十分承知だと思うんですが、団員がなかなか思うように集まらない場合、今回の改正をした後、今後引き続き引き上げの可能性はあるのかどうか。といいますのも、うるま市であれば一団員当たり年額3万6,000円、豊見城市であれば今回引き上げて年額2万7,000円になると思いますが、交付税措置は、消防団員1人当たり3万6,000円の交付税措置がされていると思います。それからすると、まだまだ不十分かなと。今後団員がなかなか集まらなければ、さらに見直しもあり得るのかどうか、その一点だけ伺います。 ◎消防長(平田真一)  団員の増員につきましては、まずは今回の報酬改定、そして費用弁償の改正をして、あわせてPR等をやって、その状況を踏まえて今後改正もあり得るかなというふうに考えております。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはございませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第25号 豊見城市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正については、賛成多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。   ────── ◇ 日程第18 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第18、議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止につきましては、与根体育施設設置地において、与根西部土地区画整理組合より土地区画整理法第98条の規定による仮換地指定がなされたことに伴い、条例の廃止を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、教育部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎教育部長(原國政也)  議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止についてでございます。 これは条例第3条に規定するサッカー場でございます。与根西部の土地区画整理事業の進捗に伴い、その事業計画の中で土地利用の高度化を図るというふうに規定されておりますので、それに支障がないように、この条例を廃止する内容となっております。以上でございます。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆19番(大田正樹議員)  何点か質疑を行いたいと思います。 現在の与根体育施設の使用状況、並びに施設利用者の代替施設をどのように考えているかお聞かせください。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 使用状況については、今手元にないので細かい話はできませんが、市内の登録団体は7団体、それからスポーツ少年団と学生ですか、団体は11団体登録されているというふうに理解しております。 それから代替施設でしたね。代替施設については、まず1点目に、2月6日の新聞報道によると、2020年度、沖縄県は基本的には実施設計を入れたいと書かれておりましたので、もしかしたら使用できる期間がまだ続くのではないかということがありますので、それについては沖縄県と協議をしていきたいと考えております。ただし、それ以降、当然名義等が変更になったら新しい施設を考えていかないといけないんですが、これにつきましては陸上競技場も含めて、3月末ぐらいまでには検討していきたいと思っております。 ◆19番(大田正樹議員) -再質疑- 沖縄県の話はよくわからないので飛ばしますけれども。 庁舎に伴う建設工事で、豊見城中学校のグラウンドがまず縮小されていき、中学校の建て替えが始まり、与根体育施設のサッカー場と野球場が代替施設として機能してきました。今、この施設がなくなると非常に困るという思いがあります。このあたりは教育委員会はどのように考えているのかお聞かせください。 あと、中学校建設が昨年の時点で半年以上遅れが生じている。その可能性が高いという判断になっているかと思います。ただでさえ、学校の工事が延びていて、最後にグラウンド整備ですから、生徒の皆さんは最後の最後までグラウンドが使えない状態なんですね。学校の建設が延びているにもかかわらず、ここは使わせないという形に見えるんですが、そこはどのようにお考えなのか、お聞かせください。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、豊見城中学校の部活動に関する内容かなというふうに理解をしてお答えをさせていただきます。 まず、野球部につきましては、確かに与根の野球場は廃止して、今瀬長島野球場のほうを利用していただいております。それからサッカーにつきましても、先ほどちょっとお答えしたんですが、使える間は相手先と協議をして使っていこうという考えは一つございます。それから、その後も当然代替地を探さないといけないわけですから、それは陸上競技場も含めて検討はしていきたいと考えております。 ◆19番(大田正樹議員) -再々質疑- 豊見城中学校からもサッカー場の件で要請があったと思います。それは、この施設を使いながらも、総合グラウンドを使いたいという要請だったと思いますが、あそこはサッカー場ではないので、週末を含め優先的に使わせてもらえない以上、この施設がなくなるというのは非常に問題になると思うんですが、その辺を最後にお聞かせください。 ◎教育部長(原國政也)  繰り返しの答弁になりますが、代替地についてはしっかり探していきたいということと、それから豊見城中学校のサッカー部からの依頼につきましては、確かに陸上競技場ですから陸上をされる方もいらっしゃる。今、芝もしっかり整備をしているところでございますので、そこにも支障を与えないように空いている時間で使っていただける方向で検討をしているということでございます。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。
    ◆14番(新垣亜矢子議員)  質疑をさせていただきます。 先ほどの答弁の中で、使える間は与根体育施設を使うということをおっしゃっていましたが、一体、この使える間というのはどれぐらいの期間なのか、お答えをお願いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  1月の末までに相手先のほうと事前の協議をやっているんですね。新聞報道からすると、2020年度は実施設計ということですから、現場は入らないのかなと今、予測をしております。そういう中で本協議を3月末までにやっていく中で、そこは明らかになっていくのかなというふうに考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質疑- もう一つ、先ほどサッカーの部活を陸上競技場が使えるかどうかというのを検討をするような話もしていたんですが、今年度、プロチームの合宿、ドイツの陸上だったり、J2のサッカーの合宿が行われている間は貸し切り状態で、部活動はおろか、ほかの一般の方も使えない状態だと思うんですけれども、今年度もオリパラも含めて合宿誘致をやっていくと思うんですが、陸上競技場が使えなくなるのが春先、5月、6月ぐらいにもあって、今年度、サッカーは1月、2月ぐらいだったと思うんですけれども、そういうことを考えると、陸上競技場を部活動で使うというのは厳しいのかなと思っているんですが、2020年度は使える間は使うというふうな判断でおっしゃっていましたけれども、あえてこんなに急にというか、急いでやる必要があるのか。きちんと豊見城中学校の建て替えが終わってから、しっかりと部活動に支障がないように判断ができないのか。少しお聞かせください。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、与根の西部土地区画整理事業につきましては、確かに野球場とサッカー場の体育施設がございました。しかし、市の発展に資するということで区画整理事業には同意をしております。土地利用が今後進んでいくということでございますから、そこに支障がないように条例は廃止していくという考え方でございます。 それから陸上競技場については、まず陸上競技場ですから陸上もやらないといけない。イベントはいっぱいあります。芝の管理もしていかないといけない。また、サッカーは使う。この辺の日程的なバランスも全部加味しながら、できれば空いている日には使える方向での検討をしていくべきだろうと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再々質疑- 今の答弁だと、やはり行政の判断が優先されているということで、中学校の部活動は庁舎の建設があって運動場が使えなくなって、自分たちの学校の建て替えでまたさらに運動場が使えない。ずっと影響を受けているのが生徒の皆さんだということで、これが何年も続いている状態で、さらに今、野球場も使えなくなってたらい回し。サッカー部も、もしかしたら場所が変わると。こういう状況を保護者の立場で、うちの子もサッカー部でしたから、子どもたちのためにあまりよくないなと思っているんですけれども、生徒の部活動にする期間として、1年、2年は短くて、優先順位を上げてもらってもいいのかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◎教育部長(原國政也)  ご意見、参考にさせていただきます。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。 ◆6番(新垣繁人議員)  何点かお聞かせください。 今回、与根体育施設を廃止するという条例なんですが、ちょっと気になりますのが、これから上がってきます令和2年度の一般会計当初予算の中で、今回新規で創設する基金がありますよね。市有施設整備基金。説明資料を見ると、16款2項1目不動産売払収入4,100万円とあるんです。16款2項1目とは教育委員会とは全く違います。もう既に売り払う前提で当初予算が組まれているのかなと。勘違いかもしれませんが、それがもし…。 この市有施設整備基金の当初予算の説明では、16款2項1目不動産売払収入で4,100万円を基金に充てるという案がこれから上がってくるんですけれども、これは新年度で土地を売り払うからその収入が出てくると思うんです。それが今言う施設であれば、どういうところに売る予定の話があるのかとか、ストレートにお聞きしたいなというところです。その一点です。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時13分)          再  開(14時14分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  新垣繁人議員の質疑にお答えします。 新年度予算の中でということなんですが、相手先は沖縄県となっております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時14分)          再  開(14時14分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 沖縄県が考えているのは再生医療の施設ですね。そういう施設を建てるための土地を沖縄県が購入するという形になります。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質疑- 全く説明も受けていないですし、豊見城市民の皆さんの財産でありますよね。これを私たちがそういう前提で聞かされているという事態が、ちょっと理解に苦しみますし、今それを目の前で審議してくれというのもおかしな話といいますか、私が戸惑っているのは当たり前だと思うんです。そこら辺の話し合いはどういう感じで進めてこられたのか、説明をお願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時16分)          再  開(14時25分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 こちらの土地の有効活用につきましては、内部委員会であります市有地利用対策委員会を昨年11月25日に行いまして、その後、市有財産有効利用審議会へ12月16日に諮問をしまして、その答申が12月23日に出ているんですけれども、こちらの本件の土地は隣接する健康増進地区や物流拠点とも連携した活用が見込める内容となっていることから、県の豊見城市与根西部土地区画整理事業の市有地利用活用方針の中で沖縄県への市有地の売却候補について一番適正であるという答申を行っております。新年度予算におきましては、16款の財産収入として不動産売払収入2億8,390万1,000円ということで新年度予算にも記入されております。 ◆6番(新垣繁人議員) -再々質疑- 話が大分おかしくなってきていると思うんです。今、上がっているこの議案、与根体育施設の廃止は、今言った市有財産有効利用審議会を通して諮問、答申を既に終えていて、今言う沖縄県のほうが買う予定と。その内容は、再生医療拠点施設を誘致するというところで話が内々で進んでいるという答弁だと思うんです。これは重要案件だと思うんです。議案説明会でそのような説明はなかったですよね。ありましたか。 もう一度言いますが、そもそも教育施設ですよね。今回廃止することによって普通財産になると。市民の財産でもあるわけなんです。みんなが愛してきた与根の体育施設なんです。そこを豊見城中学校のこういう状況もある中で、もう再生医療センターありきで予算が組まれている。この状況が理解に苦しむんですけれども、そこら辺を議会に、もっと慎重審議といいますか、説明をしてこなかったのはなぜなんですか。例えば法的に問題ないとか、そういうレベルの話ではないと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時28分)          再  開(14時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えします。 今回議会に対して、そういう話が出なかったというのは、こちらの土地は3,000平方メートルなんですけれども、議会の議決を必要とするものが5,000平方メートルだったものですから、こういう形で話は出てこなかったと思うんです。議会にもある程度、前もって話をすべきことではあったかという感はいたしますが、今回話が出ていなかったのは、議決案件ではなかったということが大きな要因です。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。 ◆15番(川満玄治議員)  まず今言った、議決に当たらないから相談がなかったというのは、議会軽視というか、私からしたら議会無視なのかなと思うぐらいです。 もう一回聞きたいんですが、県に売るという約束が交わされているのか。例えば今、県に売るとなった場合、多分価格的に言うと評価価格になるんですかね。そうなるよりは民間に売ったほうが間違いなく高くなるだろうという予測も立てられると思います。また、民間に売ってしまえば、税収も固定資産税という形で入ってくると思います。そういうのまで考えた上でやったのか。県に売った場合は、例えば税収がどうなるか、それも考えた上でやったんですか。それをお聞かせ願えますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時32分)          再  開(14時33分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 こちらの土地に関しましては、不動産鑑定評価を入れまして、適正な価格で売却する予定でございます。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時33分)          再  開(14時36分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 こちらの土地の売却につきましては、当初から県のほうからの要望がありまして、この土地を県に使わせたらどうかということを審議会なりで諮った。それで県に売却したほうが一番ふさわしいということになったんですけれども、民間との比較は行っておりません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質疑- すみません、先ほども言ったんですが、そこは市民の財産なんです。それを有効活用する。例えば先ほどの話です。旧庁舎の件も入札にかけて売ったわけです。先ほども言ったんですが、あれは先輩方が本当に汗水流して、教育長、あの当時は課長でしたが、部長が一生懸命、あの土地を5億円で買って、2億円で改修して、あの当時大変だったのを一つにまとめて、家賃もなくなって7億5,000万円で売ったと。ということは、16年間家賃がなくなったわけです。そういう先輩方が築いた財産をもっと大事に扱えば、そう考えるのであれば、この施設も本当であれば高いところに売って、さらにその後、税収もしっかり来るように考えるというのは、一般市民であればやることだと思います。それは公務員的思想なんですか。そうなります。何で勝手に県に売ると一辺倒に決めるんですか。そうであれば逆に議会にも、こう思っているけれどもどうかと一言持ってきて、だったら民間も考えたらどうかという意見が出たときに、じゃあ民間もやりましょうねというのが本当の意味で市民の財産を有効活用する手段ではないですか。先輩方がこうやって財産を築いてきたのを、こんなに簡単に県ありきで決めるというのは納得がいきません。 これは多分、教育的財産ですよね。そのお金をどこに充てようとしているんですか。私であれば、教育財産で培ったものは教育財産に移すべきだと思います。そのお金は。それはどこに行こうとしているんですか。それも教えてもらえますか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  教育財産に移すべきだという指摘はそうだと思いますが、今回は健康増進地区に隣接している土地ということで、再生医療関係の分野に移行するということになります。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時39分)          再  開(14時39分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 休憩いたします。          休  憩(14時39分)          再  開(14時40分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎副市長(小川和美)  簡単に整理をさせてもらいたいと思いますが、教育財産として現在活用されているわけですけれども、その条例を廃止し普通財産に移行した後に、普通財産としての処分をしようとしているわけです。普通財産を処分した財産売払収入2億円余りだったわけですが、それの使途について、普通財産を処分した財産売払収入は一般財源ですので、一般財源は税などと一体となって運用されていくものです。なので、この財産収入のうちの幾らが教育に、幾らが福祉にという説明はできませんけれども、2億円余りの財産売払い収入として令和2年度の当初予算で一般財源に入ってきますので、そのうちの4,100万円については将来の市有施設の形成につなげていくという意味で、市有施設等整備基金の財源として4,100万円は積み立てようとしています。そのほかについては、一般財源として広く活用しているというふうになります。 ◆15番(川満玄治議員) -再々質疑- 副市長、お答えいただきありがとうございます。やっと聞けたのでよかったんですけれども、副市長、だから私が言ったように、教育財産であれば教育財産に移すことが大事だと思います。2億8,000万円で売ったのであれば、その2億8,000万円は教育的な財産の何かで使っていかないと、これを一般財源の中に入れてごちゃ混ぜにされて、「はい、あっち、はい、あっち」ってやられてしまったら、学校はいろいろな意味で予算がないですよ。そうであれば、そのままそっくり出すのが教育財産の先じゃないですか。その当時頑張ってきて来た方にも悪いと思います。ここはよく考えないと。こうやって一般財源に混ぜてしまってわからなくする。シャッフルしてしまったら、じゃあ使いたいように使えるというのは、私はどうやっても納得できないです。そこら辺は、今言ったように議会ともしっかり相談しながら。 今言うように5,000平方メートル以下だから相談しないでいい。でも条例を廃止する。そうであれば、やはり一言議会にも相談するべきです。完全に軽視のレベルじゃないですか。議会を完全に無視しています。副市長、それでは豊見城市は前に進んでいかないですよ。何のために議会があるか考えてください。副市長、私たちも豊見城市の未来を、ずっと10年も20年も考えています。ですから、財産はしっかり財産に充てて、それをまたお金を生み出す財源に充てていかないと、豊見城市の未来はなくなります。ぜひ副市長、10年後も20年後も豊見城市のためを考えて、お願いします。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はありませんか。 ◆8番(大田善裕議員)  シンプルな質疑ですが、議案説明会でも当案件については県との協議、もしくは、このような形で土地の売却について説明がなかったというふうに私は記憶していますけれども、ただ別の場において、例えば与党議員に事前に、このような内容だから条例の整備があるんだというような協議というものがなされていたのか。それとも、ここにいる22名の全員が知らなかったものだと認識しているのか、教えてください。 ◎副市長(小川和美)  先ほど総務企画部長からも答弁がありましたが、本件土地の処分については議会の議決要件を満たしておりません。ということで、議案としての提案は必要ないということでありますので、議案の説明については、これまで行っていないところであります。 しかしながら、本件土地の処分に関連をして影響を受けて出てくる、先ほどの与根体育施設の廃止条例とか、あるいは令和2年度当初予算の財産収入の歳入としての受け入れ、そういうものについては当然議案として、一方の予算として計上しておりますので、説明の機会があれば、あるいはご質問などがあれば当然、説明をしていったものだと思いますが、我々のほうから議案としての説明は、その要件を満たしていないということでしたので説明はしておりません。 ◆8番(大田善裕議員) -再質疑- 副市長、答弁になっていないです。 与党議員に別の場でそういう説明をしたことがありましたか。それとも、そういうことがなくて、ここにいる全員が今この場でお知らせしてもらったのかということを聞いているんです。 ◎副市長(小川和美)  与党議員の皆さんとは、市政のいろいろな課題について幅広く意見交換をしておりますので、その意見交換の個別の案件についてのお答えは差し控えたいと思いますが、幅広い意見交換をしております。 ◆8番(大田善裕議員) -再々質疑- 違う、この案件についてです。幅広いとか、いろいろな意見交換ではなくて、この案件について与党議員の皆さんとの意見交換の中に含まれていましたかということを聞いているんです。 ◎副市長(小川和美)  与党議員との意見交換は非公式な形で行っておりますので、その一つひとつの個別案件についての言及は避けたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。 ◆6番(新垣繁人議員) -反対討論- 議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について、本当は反対討論とかは何も準備しておりませんけれども、この議論を見てもご存じのように、まず教育施設が今回普通財産に変わることによって、県の再生医療拠点施設の誘致に、もう内々で話ができていると。5,000平方メートル未満のものは議会に上げることはないと。ただ、条例としてはつながっているわけなんです。令和2年度予算としましても。機会があればやっていたと。そういうのが本当にまかり通るかといったら通らないんです。私たちは小さいころから豊見城市で育って、与根の体育施設に大分お世話になりました。これがまさか今後、財源も厳しい中で、それにつながっていかないというのも含めて、今、説明もしていないのに審議してくださいと言われてもできないんです。今日審議をしたら、逆にアウトだと思います。そこも含めまして、常識から考えて反対討論とさせていただきます。 ○議長(大城吉徳)  次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆19番(大田正樹議員) -反対討論- 議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について。 現在、豊見城中学校改築工事に伴い、グアラウンドを使用する生徒の部活動に大きな支障が生じています。豊見城中学校改築事業計画が持ち上がった際、学校、PTA、保護者、議会からも生徒の部活動や体育の授業に支障が出ないよう、代替施設の確保や整備、送迎等、市並びに市教育委員会へ対応策(要請)をお願いしてきたところであります。この間、ふるじま公園、与根体育施設、瀬長島野球場、市総合公園並びに周辺小中学校等の施設を利用させていただき、市並びに市教育委員会には、生徒のために最大限努力してきたことに冒頭、感謝を申し上げます。 今回、議案第26号に関しては廃止が提案され、提案理由として、与根西部土地区画整理組合より仮換地指定をされたことを述べられておりました。豊見城中学校改築工事の完了が予定より半年以上遅れが生じている現状で、与根西部土地区画整理事業の仮換地指定を理由に体育施設廃止は困難を招くおそれがあります。与根体育施設は、今日はっきりわかりましたが、県への売却ですね。道路整備計画があることは存じていますが、与根の主要となる道路整備も、予算がつかず遅れている状況を鑑みると、今回慌てて条例を廃止し、生徒が利用している代替施設を奪うのは、議会として好ましくないと考えます。 実際、先行して使用できなくなった与根野球場から瀬長島野球場へ豊見城中学校野球部は部活動の場所を移動しましたが、瀬長島野球場は指定管理者の制度であり、指定管理者の理解と協力をいただいているものの、土日祝祭日の使用の制限、市民球場の観点から生徒専用にならず、使い勝手が不便と聞いています。私も一豊見城中学校の保護者として、瀬長島野球場の使用に当たり、幾度となく関係各位と調整を行いましたが、野球部関係者からはいまだ不満の声を聞き、先行して野球場の廃止を認めたのは議会として、判断ミスだったと考えています。 今日明らかになりましたが、これ以上行政の都合で子どもたちの活動の場を奪ってはならない。追いやってはならない。このような状況でさらにサッカー場も使用できなくなるとすれば、生徒の利用に不便が生じるのは明らかであり、跡地利用に関しても緊急性がない観点から、今回は条例廃止に反対し、討論とします。 以上、議員各位の賛同を求めたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -反対討論- 議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について、反対の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、この土地を県に対して2億8,000万円というふうに答弁しておりました。再生医療施設として売却することを目的にしていたとおっしゃっておりました。私は、昨年度の段階で断ったというふうに以前聞いておりました。いつの間にか復活していたのか、議員に説明もなく県に売却しようとしていたのかということですが、与党議員の皆さんには説明があったということだと思います。このようなことを私たち、議案説明の中でも説明がなく、本当に議会軽視ということを感じざるを得ません。 庁舎は豊見城中学校の隣ですけれども、庁舎建設によって豊見城中学校の運動場が使えなくなりました。平成28年だったと思いますが、庁舎建設のために運動場が使用できなくなって、当時、庁舎建設の説明会が学校でありました。私も保護者の一人として参加しておりましたが、なぜ学校の敷地を削ってまで市役所をつくるのか。中学校の建て替えを先にしてほしい。体育の授業もできなくなる。運動場を使う部活動はどう対応するのか。多くの疑問と不満が出ておりました。怒っている部活動の保護者に理解してもらって、現在、与根体育施設の利用とマイクロバスの送迎がサッカー部と野球部で行われていたわけですけれども、これまでずっと不便をかけ、窮屈な思いをさせた在校生の中には、上田小学校の建て替えもありましたので、運動場がその当時から使えなくて、中学校の3年間も運動場が使えないまま卒業する学年もあるわけです。現状として、校舎建替工事の完成が遅れ、不便をかけ続けているにもかかわらず、さらに与根体育施設までも利用できなくなることは、先ほど質疑でも言いましたが、行政の判断が優先され、これからもなお部活動の場所がたらい回しになると言っても過言ではないかと思っております。 市有地を売却するにせよ、何をそんなに急いでいるのか。せめて、中学校運動場の完成まで与根体育施設を十分に継続使用できるようにすべきと考えております。 また、朝、市長の施政方針の発表でオリパラ強化合宿推進事業もございました。サッカーキャンプ誘致活動の成果で、今年度はドイツ陸上連盟やサッカーJ2チームが2チーム合宿をしております。今後も継続して来てくれることを想定した場合、先ほどもおっしゃっておりましたが、芝の管理、合宿の貸し切り期間、この間は使用できなくなります。陸上競技場をサッカー部の活動で使用することは適さないということもあります。与根体育施設以外に部活動での継続使用ができる場所は、この豊見城市にはございません。 以上のことから、議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について、時期尚早だと考え、反対といたします。豊見城中学校部活動へのご理解をいただき、多くの議員のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆15番(川満玄治議員) -反対討論- 議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について、反対の意見で討論させていただきます。 先ほども話したように、皆さんが言っているように時期尚早だと思います。先ほど言った民間に売るということも選択肢の中に入れて、もう一度、市のほうでも幅広い意見を取り入れて、先ほど言ったように議会にも情報を流しながら、県ありきではなく、例えば豊見城市はいろいろな業者の方たちが土地を探しております。それはなぜというと、土地の価格は高騰傾向にあるものですから、やはり高いところに売っていくことが財産を増やすことにもなり、ひいては建物を建てたときには、その固定資産税も入ってきます。土地建物にも入ってきます。そういう意味で考えると、やはり10年、20年先の豊見城市を見た場合には、確かに5,000平方メートル以下ではありますが、ぜひ議会のほうにも相談していただきながら、県ありきではなく、今、豊見城市の土地を探している企業もたくさんいますので、そちらのほうも含めて、もう一度、売り先については検討していただけばと思います。 私は、議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について、反対の討論とさせていただきます。ぜひ多数の議員の皆様、ご理解のほうよろしくお願いします。これで終わります。 ○議長(大城吉徳)  次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 次に、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止について、これを原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成少数) 議案第26号 豊見城市立与根体育施設の設置及び管理に関する条例の廃止については、賛成少数であります。よって、本案は否決と決しました。   ────── ◇ 日程第19 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第19、議案第27号 土地及び建物の処分について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第27号 土地及び建物の処分につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務企画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  議案第27号 土地及び建物の処分について。 豊見城市市有地一般競争入札による売却に伴い、次のとおり土地及び建物を処分することについて、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるということになっております。 まず、1 物件の所在地としまして、土地が豊見城市字翁長854番地1ほか2筆。建物が、家屋番号、豊見城市字翁長854番地3、鉄骨造、陸屋根7階建てとなっております。次に処分面積としまして、土地が5,067平方メートル、建物が1万1,820.84平方メートル。3 処分予定価格が7億4,934万6,000円。うち建物が1億1,380万6,000円。処分の相手方としまして、東京都目黒区青葉台二丁目19番10号、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス。代表取締役 吉田直樹となっております。 2枚目のほうをごらんください。こちらは予定価格、最低売却価格、落札決定額とも同額の7億4,934万6,000円となっており、入札者は1社となっております。 以上が説明になります。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆20番(外間剛議員)  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時02分)          再  開(15時03分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆20番(外間剛議員) -発言取消- 先ほどの議案第27号については、議会運営委員会でも決まっていて、自分もメンバーですけれども、そのときに言えばよかったんですが、ここはもう議会運営委員会でも決めたということで、この質疑については取り消していただきたいと思います。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいま外間剛議員から、先ほどの議案第27号に対しての質疑を全部取り消したいという発言がございましたが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのとおりにしたいと思います。 ほかに質疑はありませんか。 ◆16番(宜保安孝議員)  今回7億5,000万円で売却となっておりますが、坪当たりの単価と、今後予測される固定資産税額がわかるのであれば教えてください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時05分)          再  開(15時07分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 坪単価につきましては、41万4,300円が坪単価になります。あと、固定資産税については、今のところ数字が手元にありませんので、また後でお答えいたします。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質疑- 議案説明会のときに問い合わせをしたときと答えが全く一緒で、後で答えますと言って、あれから何日たっているんですか。今計算して答えてください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時07分)          再  開(15時10分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  固定資産税につきましては、現在市の所有となっておりますので非課税となっており、新しく売った後の額は、来年1月1日現在で課税されるものですから、これからの計算となります。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時11分)          再  開(15時22分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎税務課長(渡口貴盛)  質疑にお答えいたします。 旧翁長庁舎の土地につきましては、3筆で構成されております。まず、翁長の854番地1、面積が758平方メートル、近傍宅地ですね。単価が6万2,790円。758平方メートル掛ける6万2,790円、4,759万4,820円。これが1点目ですね。 2点目が、同じく翁長の854番地3、面積3,614平方メートル。同じく近傍宅地の単価が6万2,790円。合計で2億2,692万3,060円。 もう1筆が駐車場の部分でございまして、854番地5、面積695平方メートル。これは近傍雑種地ですね。1万6,380円、1,138万4,100円。3つを足し込むと合計で2億8,590万1,980円という評価額となります。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第27号 土地及び建物の処分については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第27号 土地及び建物の処分については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第27号 土地及び建物の処分について、これを可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第27号 土地及び建物の処分については、賛成多数であります。よって、本案は可決と決しました。   ────── ◇ 日程第20 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第20、議案第28号 土地の処分について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第28号 土地の処分につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務企画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  議案第28号 土地の処分について。 豊見城市市有地の売却に伴い、次のとおり土地を処分することについて、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるとなっております。 1 物件の所在地が、土地 豊見城市字真玉橋593番地1ほか41筆。2 処分面積が、土地8,897.65平方メートル、処分予定価格が7億800万円。処分の相手方が、豊見城市字真玉橋593番地1、沖縄医療生活協同組合、理事長 上原昌義となっております。 なお、本件土地の処分予定価格は、沖縄医療生活協同組合の借地権割合分を控除した価格となっております。 説明は以上となります。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆16番(宜保安孝議員)  先ほどの議案第27号と少しかぶりますが、議案第28号の土地に関しても坪単価の価格と固定資産税額を教えてください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時27分)          再  開(15時28分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 こちらの坪単価につきましては、26万3,000円となっております。また、固定資産税につきましては、医療生活協同組合は非課税団体であることから、今のところ税金はかかっていないということになります。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号 土地の処分については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第28号 土地の処分については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 議案第28号 土地の処分について、これを可決することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 議案第28号 土地の処分については、賛成多数であります。よって、本案は可決と決しました。   ────── ◇ 日程第21 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第21、議案第1号 令和2年度豊見城市一般会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第1号 令和2年度豊見城市一般会計予算につきましては、施政方針として申し述べました諸施策の実施に向けた予算案となっております。 それでは予算書をごらんいただきたいと思います。          令和2年度豊見城市一般会計予算 令和2年度豊見城市の一般会計の予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ271億6,700万円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 (債務負担行為)第2条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 (地方債)第3条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 (一時借入金)第4条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、60億円と定める。 (歳出予算の流用)第5条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1) 各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用 以上が議案第1号 令和2年度豊見城市一般会計予算の主な内容となっております。なお、詳しい内容等につきましては、総務財政常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第1号 令和2年度豊見城市一般会計予算については、総務財政常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第22 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第22、議案第2号 令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第2号 令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算につきまして説明いたします。 それでは予算書をお願いいたします。          令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算 令和2年度豊見城市の国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ68億3,884万円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 (一時借入金)第2条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、20億円と定める。 (歳出予算の流用)第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1) 2款各項に計上した療養諸費、高額療養費、移送費、出産育児諸費、葬祭諸費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用 以上が議案第2号 令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、教育民生常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第2号 令和2年度豊見城市国民健康保険特別会計予算については、教育民生常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第23 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第23、議案第3号 令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第3号 令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算につきまして説明をいたします。 それでは予算書をごらんいただきたいと思います。          令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算 令和2年度豊見城市の後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億9,174万3,000円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 以上が議案第3号 令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、教育民生常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議をよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第3号 令和2年度豊見城市後期高齢者医療特別会計予算については、教育民生常任委員会へ付託いたします。   ────── ◇ 日程第24 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第24、議案第4号 令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第4号 令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算につきまして説明をいたします。 それでは予算書をごらんいただきたいと思います。          令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算 令和2年度豊見城市の公営墓地事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億3,063万9,000円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 (地方債)第2条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。 以上が議案第4号 令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、教育民生常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第4号 令和2年度豊見城市公営墓地事業特別会計予算については、教育民生常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第25 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第25、議案第5号 令和2年度豊見城市育英会特別会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第5号 令和2年度豊見城市育英会特別会計予算につきまして説明をいたします。 予算書をごらんいただきたいと思います。          令和2年度豊見城市育英会特別会計予算 令和2年度豊見城市の育英会特別会計の予算は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算)第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ799万7,000円と定める。2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 以上が議案第5号 令和2年度豊見城市育英会特別会計予算の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、教育民生常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第5号 令和2年度豊見城市育英会特別会計予算については、教育民生常任委員会へ付託いたします。   ────── ◇ 日程第26 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第26、議案第6号 令和2年度豊見城市水道事業会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第6号 令和2年度豊見城市水道事業会計予算について説明をいたします。 予算書をごらんいただきたいと思います。          令和2年度豊見城市水道事業会計予算 (総則)第1条 令和2年度豊見城市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 (業務の予定量)第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。 (1)給水戸数               27,500戸 (2)年間総給水量           6,815,000m3 (3)1日平均給水量            18,671m3 (4)主要な建設改良事業 2点分岐送水管布設工事 (収益的収入及び支出)第3条 収益的収入及び支出の予定額は、収入の第1款 水道事業収益17億5,127万円。支出の第1款 水道事業費用15億2,529万円と定める。 (資本的収入及び支出)第4条 資本的収入及び支出の予定額は、収入の第1款 資本的収入1億2,991万4,000円。支出の第1款 資本的支出5億7,051万円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億4,059万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,358万3,000円、減債積立金1億213万2,000円、過年度分損益勘定留保資金3億2,488万1,000円で補てんするものとする。 (債務負担行為)第5条 債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、事項 パソコン賃借料、期間 令和2年度から令和4年度、限度額 105万円と定める。 (予定支出の各項の経費の金額の流用)第6条 予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、(1)営業費用、営業外費用及び特別損失と定める。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)第7条 次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費 1億5,151万9,000円 (たな卸資産購入限度額)第8条 たな卸資産の購入限度額は、525万1,000円と定める。 以上が議案第6号 令和2年度豊見城市水道事業会計予算の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、経済建設常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第6号 令和2年度豊見城市水道事業会計予算については、経済建設常任委員会へ付託いたします。 ○議長(大城吉徳)  時間内に終わりそうもないので時間を延長いたします。          時間延長(15時44分)   ────── ◇ 日程第27 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第27、議案第7号 令和2年度豊見城市下水道事業会計予算について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第7号 令和2年度豊見城市下水道事業会計予算につきまして説明をいたします。 予算書をごらんいただきたいと思います。          令和2年度豊見城市下水道事業会計予算 (総則)第1条 令和2年度豊見城市下水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 (業務の予定量)第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。 (1)汚水処理戸数             15,530戸 (2)年間総汚水処理水量        4,081,348m3 (3)1日平均汚水処理水量         11,182m3 (4)主要な建設改良事業 我那覇地内汚水圧送管布設工事 (収益的収入及び支出)第3条 収益的収入及び支出の予定額は、収入の第1款 下水道事業収益8億9,582万5,000円。支出の第1款 下水道事業費用9億6,671万6,000円と定め、営業運転資金に充てるため、長期借入金7,089万1,000円を借り入れる。 (資本的収入及び支出)第4条 資本的収入及び支出の予定額は、収入の第1款 資本的収入9億7,408万円。支出の第1款 資本的支出11億4,505万円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億7,097万円は、当年度分損益勘定留保資金1億7,097万円で補てんするものとする。 (企業債)第5条 起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、以下の表のとおりと定める。 (一時借入金)第6条 一時借入金の限度額は、3億円とする。 (予定支出の各項の経費の金額の流用)第7条 予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、(1)営業費用、営業外費用及び特別損失と定める。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)第8条 次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費            3,581万6,000円 以上が議案第7号 令和2年度豊見城市下水道事業会計予算の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、経済建設常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第7号 令和2年度豊見城市下水道事業会計予算については、経済建設常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第28 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第28、議案第8号 令和元年度豊見城市一般会計補正予算(第5号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第8号 令和元年度豊見城市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億3,431万7,000円を追加し、予算総額を273億966万9,000円とするとともに、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正を行う提案となっております。 それでは、主な内容を説明してまいります。2ページ目の第1表 歳入歳出予算補正をごらんください。制度改正、緊急かつ、やむを得ない場合、やむを得ないものまたは予算の組み替えに係る補正となっております。 続きまして、8ページの第2表 繰越明許費補正をごらんいただきたいと思います。地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費の追加となっております。 続きまして、11ページの第3表 債務負担行為補正をごらんください。地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項に係る限度額の変更となっております。 最後に、12ページ目の第4表 地方債補正をごらんください。地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の追加及び変更となっております。 以上が議案第8号 令和元年度豊見城市一般会計補正予算(第5号)の主な内容となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、総務財政常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆6番(新垣繁人議員)  議案第1号を質疑し損ねましたので、この議案第8号なんですが、令和元年度、今年度の一般会計補正予算の事項別明細書の13ページのほうで、先ほどから議論されています財産収入ということで不動産売払収入の総額が約14億円と。そのうちの12億円は先ほども議論しました。国保の累積赤字に補填すると。ただ、14億円から国保に行くというのは明確にわかったんですけれども、残りの約2億5,000万円が、本来この補正で出てくると思うんです。その2億5,000万円が今どのような感じで充当されているのか、具体的な説明をよろしくお願いします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 14億5,799万9,000円から国保に赤字補填した残りの分は、財政調整基金へ繰り戻しする予定でございます。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質疑- 次の14ページで出てくるんですが、財政調整基金の繰入金ということで本来、補正前の額として8億4,700万円ぐらいを予定していたもののうちから4億2,000万円は繰り入れしませんと。その繰り入れをしない減額分は財産を売り払った分からの補填だと思うんです。そうなってくると、今日配布されました予算資料の(1)の2ページ、こちらの中段のほうで収支不足への対応ということで書かれております。令和2年度の予算編成をするに当たって、補正も影響が出てくるかとは思うんですけれども、令和2年度の収支不足額として、当初は、まず8億8,000万円ありましたと。財政調整基金とか、減災基金を取り崩してそれに充てて対応されたということなんですが、この8億8,000万円の見方なんですけれども、本来、財産を売り払った残りの約2億5,000万円を、その相殺に充てているということは、この8億8,000万円にプラスされるべきなのかと。考え方ですよ。また、市有財産の、先ほど否決しましたけれども、再生医療拠点施設のためにもし売った場合、これも4,100万円は基金に充てると。ただ、その残りの2億4,000万円というのが見えてこないものですから、本来、それも足した金額が当初の収支不足額だったと思うんですが、その考えは間違っていないか。どうですか。 ◎副市長(小川和美)  今日お配りしました資料の収支不足8億8,000万円というのは、当初予算を編成していく過程で財政調整基金を取り崩さないという前提で歳入歳出を計算すると、8億8,000万円の差がありますということで、その分についてはこの収支差を埋めるために、財政調整基金を繰り入れて収支を均衡させるというような意味でございます。この8億8,000万円という収支不足額に財産売払収入の余剰分とか、あるいは与根の区画整理地区の売却の基金積み立て以外の余剰分とかが8億8,000万円に含まれているというわけではございません。 財産売払収入の余剰分は、この8億8,000万円には含まれておりません。 ◆6番(新垣繁人議員) -再々質疑- そうであれば、今おっしゃるように本来、不足額が8億8,000万円ではなくて、この分プラスして約10億円ぐらいだったのではないかと。先ほど話が逸れてしまったんですけれども、再生医療拠点施設の2億8,000万円、そのうち4,100万円は充てる予定だったと。残りの2億4,000万円も見えないですよね。本来、そこも足すと14、5億円ぐらいの不足だったのではないかと思うんです。そこは考え方は間違いないですよね。 ◎副市長(小川和美)  当初予算の歳入で2億8,000万円のうちの4,100万円は市有地施設整備基金に積み立てるとした場合に、残りのお金については、先ほども答弁しましたが一般財源となりますので、その2億4,000万円ぐらいの一般財源を含んだ歳入ということで計算をしておりますので、これがない場合は当然、歳入歳出の収支差は拡大するというふうになります。 ○議長(大城吉徳)  以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第8号 令和元年度豊見城市一般会計補正予算(第5号)については、総務財政常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第29 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第29、議案第14号 豊見城市部設置条例等の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第14号 豊見城市部設置条例等の一部改正につきましては、豊見城市組織機構改革に伴い、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務財政常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆6番(新垣繁人議員)  これも付託案件ということで本来、質疑をする予定はありませんでした。ただ、先ほど財産の話をすると、ちょっと水面下的なところがあるものですから、ここもそういう類いのものかなというところも含めて、確認も含めて何点か質疑をさせてください。 議案第14号 豊見城市部設置条例等の一部改正についてというのは、もちろん市長、副市長もご存じのように、豊見城市の組織改革検討委員会というのがありますよね。本来その規定に沿ってやられるものだと私は思っているんですが、これもある意味、市長、副市長の判断で今回部設置がされているのか。どういう手順で、今回議案に上がってきたという経緯になっているのか、少し教えてください。 ◎副市長(小川和美)  詳細な検討の経緯につきましては、総務企画部長から答弁させたいと思いますが、組織改革検討委員会を繰り返し開催しまして、その都度の案については部局に投げまして意見を求めて、それを繰り返しながら組織の改正案をつくったところでございます。 ◆6番(新垣繁人議員) -再質疑- ありがとうございます。副市長、ちょっと教えてください。 この部設置の規定がありますよね。もちろん設置があって、第1条があって、行政の組織機構を見直すときには設置をしていくというのも含めてなんですが、その中で所掌事務としても行政機構の見直しと。また、会議として第5条のほうでも、委員会の会議は委員長が集めて、議長となると。その委員長が副市長だと思うんです。副市長が委員長として招集をかけて、実際、議長としてみんなをまとめていかれると思うんです。そこで、いろいろな委員会があって、また下に幹事会とかもあって、そこでいろいろ調査もやられると思います。いろいろな意見があったと思うんですよね。そういう意味で議長として、最終的にいろいろな意見があるという中で、どのような形で今回決定されたのか。その流れを教えてください。 ◎副市長(小川和美)  組織改革検討委員会を数度開くわけですが、その過程におきましては、もちろんいろいろな意見や提言も含めてありました。それらを組織改革検討委員会で決定ということはちょっと違うわけですけれども、組織改革検討委員会の総意として取りまとめをしまして、市長決裁で決定をしていくという段取りでございます。市長が決裁をするというふうになります。決定というよりは決裁だろうと思いますが、決裁に上げる検討委員会での取りまとめを私が委員長として行ったというふうになります。 ◆6番(新垣繁人議員) -再々質疑- 今のお話は、もちろん副市長が委員長として取りまとめていく中で、市長決裁で決定するというお話なんですが、そこで第9条がありますよね。報告等。委員長は、委員会終了後、速やかにその結果を市長に報告しなければならないということで、先ほどの答弁からすると市長決裁でという話なんですが、委員会終了後ということは一回、終了のアクションがないといけないじゃないですか。その終了後、速やかに委員長として市長に報告するんだという意味も含めて、どういう形で委員長として、委員会はこの案でいこうと一回終了して、その後、速やかに報告されたのか。今回は付託案件になりますので、もちろん大事な審議になってくると思うんです。やはり物事を動かしていくには人事だと思うんです。組織が機能しないと何も機能しないというところで、人事は大事だと思っています。また委員会に付託されていますので、そこは慎重審議をされる中で、市長、もしくは委員長の出席を求めるときがあると思います。そのときはぜひ出席をして、そのやりとりを委員会でやっていただきたいという、これは要望であります。 先ほどの件、すみません、答弁をお願いします。 ◎副市長(小川和美)  組織改革検討委員会を開催しまして、その都度の報告は、当然、市長にもしております。市長からは、その検討委員会での審議経過を尋ねられたり、あるいは、こういうところはどうだろうかという意見もいただきながら検討委員会での審議を深めていったわけですけれども、最終的には決裁という形で取りまとめをしまして、検討委員会の検討結果はこのようになりました。これで決定していいでしょうかという手続を踏んで、決裁をいただいたという経過になります。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時02分)          再  開(16時02分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員)  ちょっと業務分担について聞きたいんですが、各部の業務分担は均等になされているのかということを確認したいんですけれども、どうでしょうか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 組織改革検討委員会の中でいろいろ議論いたしまして、バランスよく配置、事務分掌をやっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質疑- 私が聞いたところによると、ちょっと差があるのではないかということを聞いたものですから、そこはまた総務財政常任委員会のほうでしっかり議論してください。よろしくお願いします。 ◆14番(新垣亜矢子議員)  こちらで聞きたいことが一件あるのですが、通常このような議案に議場で質疑をしたことは過去ないんですけれども、山川市長になってから人事にしても、部長、課長等が短期間で変わっている現状があります。業務に支障が出ているのではないかと再三、一般質問でもやっておりますけれども、このような人事異動と同時に部の設置等、名称変更、事務分掌を変更して業務分担を変えていくというふうになっておりますが、部署名が変わるということは表示、封筒とかも全部変更されていきます。班を増やすなり、事務分掌の変更のみでもよかったのではないかと、私これを見ながら思っているんですけれども、このタイミングでやる必要性について聞かせてください。 ◎副市長(小川和美)  今回の部設置条例の提案につきましては、市長が施政方針でも述べましたように、産業振興を強化していくとか、あるいは子ども改革を推進していく、体制整備をする。同時に、その執行体制を強化していくというような観点で行っているところでございます。 ○議長(大城吉徳)  以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号 豊見城市部設置条例等の一部改正については、総務財政常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第30 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第30、議案第15号 豊見城市職員定数条例の一部改正について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁) 議案第15号 豊見城市職員定数条例の一部改正につきましては、行政需要の増大に伴い、本市に勤務する一般職の職員の定数に関し、所要の改正を行うものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務財政常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 休憩いたします。          休  憩(16時06分)          再  開(16時06分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆13番(徳元次人議員)  すみません、私も総務財政常任委員会委員でありながらの質疑で申しわけないんですが、一点だけ確認させていただきたいと思います。 職員定数条例に関しては、議案説明でも多くの議員からいろいろな説明を求められるようなことがあったと思うんですけれども、その内容は理解しています。ただ、今わからないのは、内定者が今回は多くいますね。それと今回、もう内定は12月に出しているわけですよね。合格されている方々にはもう発表しています。だけど今になって職員定数条例が上ってくるわけです。その整合性といいますか、本来であれば12月定例会で上がっていくなり、先ほどもそうなんですが、このように考えているということを先まで読んで、我々にこういう方針です。どうかご賛同いただけませんかみたいな相談といいますか、そういうのがあってもよかったのかと思うんですけれども、これだとどうも事後報告のような思いがあるので、深みに入る審議の前に、この本会議場で聞きたいと思いまして聞いているんですが、その辺の整合性を説明できますか。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  おっしゃるように、職員定数条例改正につきましては、試験採用、合格発表の前に行うべきだということではないかということなんですが、職員定数条例の改正時期については、職員採用試験の合格発表前に実施するのが、事務手続を行う上で適当であると思われるので、他団体の状況を参考にしながら見直してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時08分)          再  開(16時08分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎副市長(小川和美)  少しわかりにくかったかもしれませんので補足いたしますが、職員定数条例というのは採用、配置の上限を決めるものですので、職員採用の数と上限をオーバーするかどうかというのは、直ちに採用の数が増えたので職員定数条例で定めた配置の上限を超えるというわけではありませんので、必ずしも試験採用の前に定数条例の改正が必要とは考えておりません。今回の場合には、一部の職種について条例改正をしないと配置できない。オーバーするということがあります。例えば消防とかがありますので、私たちの事務手続上、スムーズに進んでいれば12月定例会ということもあったかもしれませんけれども、今回の場合には職員の配置だけではなくて、会計年度任用職員とのバランスもとりながらということで考えてきたものですから、遅れたというふうになっております。なるべくなら、そういうところに支障がないように12月定例会ということ。今後必要があれば、目指してやっていきたいと思います。 ◆13番(徳元次人議員) -再質疑- わかりました。最後に一点だけ。 この中身については、議案説明でも副市長が職員の現場のお話もされていましたので、重々把握されていると思うんです。最終決定は市長だし。なので、我々委員会で深く追及して議論していきたいと思っているんですけれども、そちらに出席をしていただいて、真意はこうだということを説明いただきたいと思うんですが、この一点だけお願いします。 ◎副市長(小川和美)  議会の求めに応じて対応させていただきたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時10分)          再  開(16時10分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆19番(大田正樹議員)  一点だけ確認させてください。 今回、形がいろいろ変わって、皆様方が、行政改革アクションプラン等に載っている職員採用の計画を変えてまで多くの方々を補充した。それは皆さんの都合というか、役所にすごく必要だという認識のもとでやったんだと思います。だから、そこに対しては私がどうのこうの言える立場ではないけれども、そこは執行権のほうを尊重します。 確認なんですが、29名今回採用されていますよね。この29名の採用された方々は、多分4月1日をもって採用通知、要するに合格となると思うんですけれども、今29名のリストにあるメンバーというのは、恐らく合格内定者という形でリスト上載っていて、このリストはどの期間までに採用ができるかというのを一点、教えてください。これは4月1日じゃなくても採用できるのか、できないかということですね。この辺を確認で一点、教えてください。みんながいる前で、すみません。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(16時12分)          再  開(16時24分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 採用候補者名簿の有効期間としまして、名簿登載の日というのは最終合格者発表の日なんですが、それから1年間が有効期間となっております。 ◆19番(大田正樹議員) -再質疑- それは採用決定の日からという、今日付を言ってほしかったんですが、そこから1年というのを教えてほしいというのと、あと確認ですけれども、例えば今回は付託なので、委員会に付託されて皆さんがどのように議論されるのかよくわからないが、例えばこれが否決になったとしても、彼らはすぐ内定取り消しではなくて、1年間保留のままの状態、採用の状態であることは間違いないわけですね。 ◎総務企画部長(久手堅勝)  お答えいたします。 名簿登載の日が12月6日から1年です。その期間は一応、搭載された状態にあるということです。 ○議長(大城吉徳)  以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第15号 豊見城市職員定数条例の一部改正については、総務財政常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第31 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第31、議案第18号 豊見城市市有施設等整備基金条例の制定について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第18号 豊見城市市有施設等整備基金条例の制定につきましては、市有施設等の整備資金を確保し、その費用を将来世代に過大に負担させないことを目的に、地方自治法第241条第1項の規定に基づき、本条例を定めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、総務財政常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第18号 豊見城市市有施設等整備基金条例の制定については、総務財政常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第32 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第32、議案第20号 豊見城市こども未来基金条例の制定について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  議案第20号 豊見城市こども未来基金条例の制定につきましては、親と子が健やかに暮らすことができる切れ目のない子育て支援施策の充実を図ることを目的に、地方自治法第241条第1項の規定に基づき、本条例を定めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、教育民生常任委員会にて担当部署に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆8番(大田善裕議員)  経済建設常任委員会の大田です。 この基金については、議案説明の際に新垣亜矢子議員から、これだけ巨額の1億円の基金を創設するに当たっては資料の提出と、その内容、何を使ってこの基金を充てるのかというもの、使途についても質疑がありましたが、その際に副市長からは一般質問で受け付けますというようなことでしたが、今朝の沖縄タイムスにその内容が事細かく載っておりました。内容が、基金を使って学校給食費の助成や地産地消推進の実証実験、子どもと保護者の実態調査を新規に実施し、障がいを持つ子を受け入れる保育所への人件費補助を拡充する。今後、習い事助成、ひとり親世帯などへの助成なども計画しているということ。これがまず事実なのかということと、山川市長は今後、公約に掲げる給食費の段階的無償化に、この基金から充てるという考えだということがマスコミの報道でなされています。私は昨年6月に基金の創設については提案をしたという立場から、この基金については肯定的な考えを持っていますが、ただ、市長の考えの、今後、段階的に給食費の無償化に充てるということであれば、この辺については反対をしていますので、私の肯定的な考え方の根幹が崩れます。これは大変重要な問題なので、これについて正しい記事なのかということをぜひ答弁ください。 ◎副市長(小川和美)  今朝の沖縄タイムスの記事は、おおむね私たちの考え方に沿った記事だと認識しております。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。          (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第20号 豊見城市こども未来基金条例の制定については、教育民生常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第33 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第33、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につきましては、人権擁護委員法第6条の規定により、議会の意見を求め、法務大臣に推薦する必要があることから、金城正光氏を推薦することについて議会の意見を求めるものであります。 よろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号 人権擁護委員候補の推薦については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、これを適任とすることに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦については、賛成多数であります。よって、本案は適任と決しました。   ────── ◇ 日程第34 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第34、同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、地方税法第423条第3項の規定により、伴清敬氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものであります。 ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、これを同意することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはありませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 同意案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、賛成多数であります。よって、本案は同意と決しました。   ────── ◇ 日程第35 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第35、同意案第2号 教育委員会委員の任命についてを議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  同意案第2号 教育委員会委員の任命につきましては、教育委員会委員の任期満了に伴い、その後任を任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、宮城伸子氏を任命することにつきまして、議会の同意を求めるものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆16番(宜保安孝議員)  今回の教育委員会の任命についてですが、副市長人事、また教育委員の人事、これまでも何度ももう少し議員に対する配慮だったり、根回しが必要ではなかったかということを、議員より多く注文があったと思います。今回この方を推薦するに当たって、何かその反省を踏まえた中での行動を市長は何か起こしたのか。それがあれば教えてください。 ◎市長(山川仁)  宜保安孝議員の質疑にお答えしたいと思います。 前回、前々回と、いろいろと各議員の皆様方からご指摘もありましたので、その指摘も踏まえて、事前に少し時間の調整等もありましたので、今回は会派長のみの説明に至りましたが、その中で教育委員に推薦する方、また市長部局から推薦をされた方という中でお話をさせていただきまして、最終的に今回の宮城伸子さんという形になったところは、その後の教育部長からのお話等も含めて、皆様方の耳にも届いているかなと思っております。これからもそういう案件等がありましたら、しっかりと事前に、できる限り皆様方にご報告もさせていただきながら、可能な限り全会一致の同意を求めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質疑- 今回の流れを市長から説明いただきましたが、各会派長に、今こういう方々を推薦しようと思っていますという丁寧な説明がありました。それを受けて、我々もどういう方なのかなという中で、今回その宮城さんが上がってこられました。いろいろな教育にたけた方でもございますし、また年齢的にもこれからもバリバリ活躍できる方だと思います。そして、何よりも担当の部長も各会派に「この方で行きたいんですけれども」という提案がしっかりありましたので、今回は本当にいい形での提案ができて、今後、いい形につなげればというふうに感じました。これは与野党関係なく、今後ともそういう人事案件、大事に、また丁寧にやっていただけたらいいなと思っております。 ○議長(大城吉徳) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第2号 教育委員会委員の任命については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって同意案第2号 教育委員会委員の任命については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。          (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。          (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。この採決は、電子表決システムで行います。 同意案第2号 教育委員会委員の任命について、これを同意することに賛成の議員は賛成ボタンを押し、反対の議員は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違い、押し忘れはございませんか。以上で電子表決システムの受け付けを終了いたします。          (賛成多数) 同意案第2号 教育委員会委員の任命については、賛成多数であります。よって、本案は同意と決しました。   ────── ◇ 日程第36 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第36、報告第1号 専決処分の報告について、報告第2号 専決処分の報告について、以上2件を一括して議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  報告第1号及び報告第2号の専決処分の報告につきましては、事故に対する損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、福祉健康部長兼市民部長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎福祉健康部長兼市民部長(嘉数久美子)  報告第1号及び報告第2号についてご説明いたします。 報告第1号の専決処分書をごらんください。事故発生日時 令和元年12月6日(金)午後2時40分頃。事故発生場所 豊見城市字真玉橋419の2付近。事故の概要ですが、国道329号上でパンクしている車両がありまして、高齢者が一人で直そうとしていたため、それを手伝おうとして停車した際に、前方で停車していた車に気づかず追突したものでございます。車両に対する損害賠償額については、29万5,565円。和解の内容としまして、豊見城市は相手方に損害賠償金として29万5,565円を支払い、相手方はその余の請求を放棄することで和解しております。 また、報告第2号の専決処分につきましては、報告第1号の事故に伴い、相手方に対し外傷性頚部症候群の傷病を負わせたことに対する損害賠償となっております。相手方に対する損害賠償額5万2,444円。和解の内容 豊見城市は損害賠償金として5万2,444円を支払い、相手方はその余の請求を放棄することで和解しております。 報告は以上となります。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 本案は報告案件のため、討論、表決は要しませんので、以上をもって報告第1号 専決処分の報告について、報告第2号 専決処分の報告についてを終了いたします。   ────── ◇ 日程第37 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第37、報告第3号 専決処分の報告について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  報告第3号 専決処分の報告につきましては、事故に対する損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、経済建設部長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  報告第3号 専決処分の報告について。報告の理由につきましては、市長が述べたとおりでございます。 専決処分書をお開きください。専決処分書。車両事故に対する損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分するとなっております。 事故発生日時 令和元年12月6日(金)午後1時30分頃。事故発生場所 豊見城市字与根47-8 ヤード敷地内。事故の概要 ヤード敷地内で倉庫から道具を取り、バックで旋回して出ようとした際、距離感を見誤り、駐車していた相手車両にぶつかり、右後方テールランプを破損させた。損害賠償額 1万4,740円。和解の内容 豊見城市は相手方に損害賠償金として1万4,740円を支払い、相手方はその余の請求を放棄するとなっております。
    ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。          (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 本案は報告案件のため、討論、表決は要しませんので、以上をもって報告第3号 専決処分の報告についてを終了いたします。   ────── ◇ 日程第38 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第38、請願の委員会付託について議題に供します。  本定例会において受理した請願第1号 本土と沖縄の医療格差の是正を求める意見書の採択を求める請願書については、教育民生常任委員会へ付託をいたします。   ────── ◇ 日程第39 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第39、陳情の委員会付託について議題に供します。  本定例会において受理した陳情第1号 公営住宅の入居に保証人を不要とする条例改正等を求める陳情書については、経済建設常任委員会へ付託をいたします。 ○議長(大城吉徳)  以上で本日の日程は、全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 なお、次の本会議は3月23日、午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。          散  会(16時43分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   豊見城市議会議長  大 城 吉 徳   署名議員(4番)  伊 敷 光 寿   署名議員(5番)  宜 保 龍 平...