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12月11日-03号

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  1. 豊見城市議会 2019-12-11
    12月11日-03号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和元年第6回豊見城市議会定例会会議録 ┌───────── 令和元年第6回 ─────────┐  │    豊見城市議会(定例会)会議録(第3号)    │  │    令和元年12月11日(水曜日)午前10時開議    │  └───────────────────────────┘ 出席議員 22人(1番)新 垣 龍 治 議員  (12番)波 平 邦 孝 議員(2番)瀬 長 恒 雄 議員  (13番)徳 元 次 人 議員(3番)真栄里   保 議員  (14番)新 垣 亜矢子 議員(4番)伊 敷 光 寿 議員  (15番)川 満 玄 治 議員(5番)宜 保 龍 平 議員  (16番)宜 保 安 孝 議員(6番)新 垣 繁 人 議員  (17番)大 城 吉 徳 議員(7番)楚 南 留 美 議員  (18番)仲 田 政 美 議員(8番)大 田 善 裕 議員  (19番)大 田 正 樹 議員(9番)瀬 長   宏 議員  (20番)外 間   剛 議員(10番)儀 間 盛 昭 議員  (21番)赤 嶺 吉 信 議員(11番)要   正 悟 議員  (22番)比 嘉   彰 議員欠席議員 なし職務のため出席した事務局職員の職氏名 事務局長  大 城   肇   主査    瀨 長 さゆり 次長    宮 城 盛 秀   主任主事  嘉 数 信 仰 班長    前大舛 之 信地方自治法第121条による出席者 市長       山 川   仁   副市長      小 川 和 美 教育長      照 屋 堅 二   市民部長     内 原 英 洋 福祉健康部長   嘉 数 久美子   都市計画部長   赤 嶺 隆 志 経済建設部長   金 城 道 夫   上下水道部長   當 銘 純 治 消防長      平 田 真 一   教育部長     原 國 政 也 総務課長     森 山 真由美   秘書広報課長   大 城 直 人 人事課長     前 泊   中   財政課長     奥 濱 真 一 企画政策課長   翁 長 卓 司   IT管財課長   運 天 俊 郎 商工観光課長   喜久里 則 子   協働のまち    高 安 哲 也                    推進課長 生活環境課長   赤 嶺   健   障がい・長寿   仲 地 恒 雄                    課長 保育こども園課長 比 嘉   豊   健康推進課長   屋 宜 圭 太 都市計画課長   新 里 秀 樹   都市計画課参事  福 地 友 博 道路課長     城 間 保 光   公園緑地課長   大 城   堅 上下水道部    大 城 達 宏   上下水道部    大 城 英 貴 総務課長               施設課長 学校教育課長   赤 嶺 太 一   学校教育課参事  島 袋 成 良                    (指導主事) 学校施設課長   国 吉 有 貴   生涯学習     上 地 五十八                    振興課長 選管兼監査委員  久手堅   勝 事務局長本日の会議に付した事件 日程第1.      会議録署名議員の指名 日程第2.      一般質問   令和元年第6回豊見城市議会定例会議事日程(第3号)   令和元年12月11日(水) 午前10時 開 議┌──┬─────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│   議案番号   │            件名            │  備考  ││番号│         │                         │      │├──┼─────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 1 │         │会議録署名議員の指名               │      ││ 2 │         │一般質問                     │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │    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○議長(大城吉徳)  ただいまから本日の会議を開きます。          開  議(10時00分) 議事日程の報告であります。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。   ────── ◇ 日程第1 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。  会議規則第81条の規定により、本日の会議録署名議員仲田政美議員大田正樹議員を指名いたします。   ────── ◇ 日程第2 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第2、一般質問を行います。  通告順により順次質問を許します。   ── 通告番号6(14番)新垣亜矢子議員 ── ○議長(大城吉徳)  はじめに、新垣亜矢子議員の質問を許します。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -登壇- おはようございます。保和会、新垣亜矢子でございます。12月の一般質問、早速ではございますが始めさせていただきます。 現在、教育のICT化は目まぐるしいスピードで進んでおります。子どもたちが大人になるころには、パソコンやタブレット端末を使いこなせることは当たり前の時代になっているかと思います。本議会も昨年9月からタブレット端末で議案などの資料を受け取って、議事録検索で過去の資料も簡単に見ることができ、持ち歩く資料も要らなくなったので、本当に便利になりました。本市の保育園入所選考がAI化され、役所内のICT化もさらに加速させなければと思うところであります。 これまで私も含め、何人かの議員が一般質問にて教育現場へのタブレット導入を提案してきましたが、予算を確保することができませんでした。時代に合った教育環境整備としてICT化は避けては通れないもの、早急にやらなければならないものでございます。しかし、政府が目指す教育環境のICT化には莫大な予算がかかります。平成30年度から始まった環境整備5カ年計画は、教育用コンピュータ等の整備に単年度1,805億円、学校教材等の整備に毎年800億円、10年間で総額8,000億円の地方財政措置が講じられると聞いております。本市も2025年に向け整備計画を立てて、国に予算申請をしなければならない、そういう時期でございます。予算申請するにしても、全てを国庫支出金でということにはならないし、市の負担の割合もまだ決まっておりませんが、豊見城市の一般財源にどれくらいの負担がかかるのか想定し、予算確保のために取りにいかなければいけないと考えております。 そこで、(1)教育行政について。2020年度から始まる新学習指導要領実施に向けて、情報教育、外国語教育の充実や、教育の情報化を支える基盤整備及び公務の情報化の推進を目指すなどICTへの取り組みが急がれている。本市の教育現場で後れをとらないよう整備していくことが必要と考える。そこで以下の点を伺う。 ①文部科学省は2025年度までに児童生徒1人1台、教育用パソコンタブレットパソコンを利用できる環境整備を目指しているが、本市の導入予算計画を伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 今年6月25日に文部科学省が発表した「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」(最終まとめ)では、2025年までにICT環境整備を行い、世界最先端の教育環境の実現を目指すとされております。その中においては、ICTに必要な機器の整備コストが高いことや、学校ではどのような整備を行うべきか判断がつかないことで、学校のICT環境整備が進んでいないとの問題意識のもと、文科省としてそのロードマップを作成すると示されております。議員ご質問のパソコンやタブレットの1人1台体制の整備につきましては、今後安価な環境整備に向けた具体的モデルの提示がなされることとなっておりますが、現段階においては具体的な標準仕様や、整備に係る財源などについて示されていないことから、教育委員会としましても具体的な導入計画を含めた予算調整は行っておりません。仮に今年度導入した電子黒板操作用タブレットと同型機で整備することを想定した場合においては、タブレット1台当たり、見積もり単価で約10万円となっておりましたので、これに2025年の児童生徒数の予測値で算出された児童生徒数約7,800人で算出すると、7億8,000万円程度がタブレット購入経費となります。これにタブレットの通信環境整備費用や電子黒板との連携にかかる費用のほか、現在無償で付与されている教科書のデジタル版の購入費について、別途発生することが想定されております。今後、文科省の施策の動向を注視しつつ、学校のICT化の推進に努めてまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 2025年に向けて、タブレットを買うだけでも7億8,000万円ということですから、その他、例えば次の質問にあるのですが、無線LANとかの整備、教室の電源とかいろいろ整備が必要になってくると思います。今の豊見城市の予算からすると、国からの補正とか補助がどれぐらいあるのかが問題になりますけれども、ちょっと金額が大きいので不安なところですけれども。次に行きます。 ②校内無線LAN整備等、今後のICT教育に対応する環境整備の計画について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 教育委員会としましては、これまでの電子黒板の整備実績や、先ほどの2025年の1人1台整備計画などを踏まえますと、新たに通信環境の整備を進める必要があると同時に、整備済みの電子黒板やパソコン教室などのICT機器の更新についても対応する必要があると考えております。しかしながら、ICT機器購入を含めた環境整備には多額の費用が生じることから、補助メニューなどの活用や整備計画の策定などについて検討を進める必要があるものと考えております。現時点では、ICT環境整備計画などは未策定でありますが、教育委員会として電子機器の耐用年数をもとに、5年前に更新作業を行うことを考えております。今後は、現在稼働中の電子黒板やパソコン教室の更新に加え、2025年に向けた通信環境の整備について、一括交付金を含めた補助メニューなど、あらゆる財源を活用し整備できないか検討を進めてまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 今、これまで整備した電子黒板の更新というふうにおっしゃっていましたけれども、この部分に関しては幾らぐらい予算がかかることになるんですか。数字はありますか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えします。 更新についての予算の資料を手元に持っていないのですが、今年度、電子黒板の整備事業としては700万円余り、PCタブレットの整備事業については5,000万円余り、予算措置をしております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 全体的に予算のかかる事業になってくると思いますが、教育のICT化に向けて、予算の確保を頑張っていただきたいと思いますが、ICT化に対応するためには一番重要なものは、教員の指導力を強化しなければいけないという問題もあると思いますので、その研修計画もしっかりとやっていただいて、2025年に備えていただきたいと思います。こちらのほうは答弁は結構です。ありがとうございます。次に行きます。 (2)道路行政についてです。市内の主要道路で企業や団体が、道路の除草作業のボランティアを数多くやっていただいてあおります。美化サポーターとして環境美化に貢献していただいておりますし、また地域の方々が街路樹を植えている根元や植樹桝に花の栽培をされていて、一年中きれいな花が咲き乱れていまして、手入れが行き届いて雑草が生えることがないという場所もございます。会社単位やお住まいの市民が各地域の道路にある植樹桝をミニ花壇として利用できることを広めていただいて、お手入れをお願いすることで楽しく市内道路の美化につなげていけると思うのですが、市内道路の植樹桝にて植栽整備を行っているボランティアの取り組みをさらに活性化し、市内全域で地域の緑化を促進すべきと考えるが見解を伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 現在40余りの企業、団体、個人と、豊見城市の環境美化ボランティアの合意を締結し、植樹桝の維持管理や除草作業等を行っておりますが、まだまだ維持管理が追いついていない状況にあります。地域懇談会においても多くのご意見やご要望をいただいておりますが、ボランティアについては現在、市のホームページで広く募集を行っております。今後、さらに広報紙への掲載、また市内企業等への積極的な呼びかけなどを行いながら、地域の緑化推進に努めてまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- ありがとうございます。 現在は40団体の登録ということです。ボランティアとして美化サポーターをやるには登録が必要だと思うのですが、実際、道路の除草・清掃にかかる予算、委託料ですけれども、平成30年度の決算では年間約650万円、前年度、平成29年度の決算では900万円を超えてかかっております。美化サポーターを強化することで、少しでも予算削減につながればという思いもあるんですけれども、既に活動している方の植樹桝や除草活動の様子を市のホームページ、広報とみぐすくに発信してもらえば、街をきれいにしてくれている美化サポーターのことを気にかけてもらって、花壇を気にして見てもらえる。私もやりたいと思う方が増えてくれれば、街全体に美化サポーターが広がってくれるのではないかと思っております。これは行政的で少し堅い登録手続をしなければなりませんので、ちょっと個人の方が気軽にサポーター登録できるような簡素化できる手続をしていただけないかと思っておりますがいかがでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  現在、環境美化ボランティアの制度は、除草や清掃等も想定しているため、現在の様式は複雑といいますか、そのようになっていますけれども、これとは別に植樹桝等の緑化及び維持管理に限定した、簡易的に申し込みができるボランティア制度の設立を、今後前向きに検討していきたいと思っております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 気軽にできるボランティアを増やしていただいて、街全体をきれいに花で覆われるようにしていただきたいと思います。次にまいります。 このところ、高齢者の交通事故が増加している状況であります。自分の運転に不安を感じて免許を返納する高齢者が増えているそうです。しかし、免許返納を考える高齢者が躊躇する一番の理由は、特に沖縄においては交通手段がなくなるということであります。県外でコミュニティバスを利用すると、短い区間で1時間に2、3本運行して、大型バスが入れない狭い道路の地域を対象に路線が組まれていることが多いので、市民の移動手段として利便性を高くすることができているということです。私たちの豊見城市では、車で縦断するのに端からは端まで20分程度しかかかりませんから、コミュニティバスなら本数を増やすことも容易にできると思っております。現在、南城市や石垣市など多くの自治体で自動運転のバスが試験運用されておりますけれども、この目的の一つに人件費を削減すること、人材確保、運転手の確保が難しいバス業界では画期的なことだと言われているようです。これまで議会としても、コミュニティバスの視察を委員会などで繰り返しておりまして、取り組みを提案している議員も多いのですが、なかなか実現しておりません。 (3)福祉行政について。免許返納者への生活、交通環境整備として、コミュニティバスデマンドバスを運行し、市民の生活の足を確保する必要があると考えるが、見解を伺います。 ◎都市計画課参事(福地友博)  お答えいたします。 本市においては、市内一周線バス105番が国、県、市が補助金を出し運行を維持するとともに、運行ルートについても市が主体的に計画にかかわり、市内の拠点施設と他の路線バスが運行していない交通不便地域を結ぶ形で運行しており、実質的にコミュニティバスの役割を担っているところでございます。 デマンドバスの導入については、新たな車両の購入や配車システムの構築などの費用が必要となるとともに、導入後も運行のための費用が継続して必要となるため、市としても多額の財政負担が想定され、実際にデマンドバスを導入している近隣自治体では採算性が厳しい状況にあると伺っています。よって、現時点でのデマンドバスの導入については慎重に検討を行う必要があると考えています。しかしながら、本市としても高齢者の移動手段の確保は重要な課題であると考えており、軌道系公共交通を含めた公共交通ネットワークの検討を進める中で、本市にふさわしい高齢者の移動手段についても検討したいと考えているところであります。
    ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- ありがとうございます。 今、高齢者の交通手段、移動手段が問題になってくる時期だと思います。市内一周バスは、週末ですと一日に8本ですか。ちょっと少な過ぎるという声もありますし、平日も通勤・通学の時間だというのに乗ったら遅刻とか、ちょっとバランスの悪い場所もあるということで問題になっておりますけれども、今後高齢者が免許返納後に利用できる、高齢者の移動支援としての問題に真剣に取り組まなければいけない時期になっているかと思います。今、市内一周バスコミュニティバスの様相というか、その役割をしているという感じでおっしゃってしましたけれども、もっと細かなサービスができるように考えていかなければいけない時期かと思っておりますが、この高齢者の移動支援としての問題をどのように考えているかお伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 全国的にも高齢化が急速に進展しており、また高齢者による事故が相次いでいることから、高齢者の移動手段の確保は喫緊の課題であると認識しております。本市といたしましては、現在市が行っている介護予防事業と、民間事業者が独自で行っている買い物支援に関するサービスの一体化など、既存の地域資源の活用や、関係機関及び民間事業者と連携しながら新たな取り組みを行うことが可能かどうか検討を行っているところです。また、高齢者を対象にした生活整備体制事業における協議体においても、高齢者の移動支援をテーマに意見交換を行っております。今後も引き続き協議体での意見を考慮しながら、移動支援について調査研究をしてまいりたいと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- ありがとうございます。 豊見城市に住んでいる高齢者だけではなくて、全ての方に優しいまちづくり、その移動手段がしっかりと構築できるように今後ともよろしくお願いいたします。次に行きます。 昨今、給付型奨学金が充実し、貧困家庭で育つ子どもたちにより多くの進学チャンスを与えてくれております。しかしながら、豊見城市の育英会奨学金は貸与型の奨学金ですから、返済が始まれば、その負担が発生するのは当然のことでございます。現在、毎年3、4人の新規奨学生を募集して、継続も合わせて年間1,000万円ほどが貸与額ということだと思いますけれども、その育英会奨学金制度を活用して、市の保育士不足を解消するための一つの選択肢、方法として、この奨学金を貸与した学生がもし保育士の免許を取ったときに、地元に帰ってきて就職したら返済を免除するなど、保育士の就職先として豊見城市を選んでもらえるような制度を考えてみてはいかがと思っております。 (4)奨学金制度について、現在行われている豊見城市育英会奨学金制度を活用し、市内で保育士として就労した場合、返還金免除を行うなど、保育士確保のための取り組みを行う考えはないか伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 ご質問の保育士確保のための取り組みとしては、既に沖縄県社会福祉協議会において、5年間継続従事することで返還不要となる奨学金制度を実施しているところでございます。一方、豊見城市育英会では、大学や専門学校などへ進学を希望する学生に対し、入学前に必要な資金として入学準備金の貸与や、通常の学費として年間の貸与、生計者が生活保護の場合に給付型の奨学金事業を実施しているところでございます。本市育英会では、経済的な困窮世帯で向学心に燃える若者の可能性を支援するため、限られた財源の中実施しているため、保育士のみの返還を免除する措置をとることは、減免額相当の他の財源補填の制度がない限りにおいて難しいものだと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- もちろん返還してもらったお金を活用して、また次の新しい奨学金を配付していくということですから、これは返納しなくていいよとなったら財源は厳しくなるとは思うのですが、せっかく奨学金を使って豊見城市から進学して、就職先は豊見城市ではないというのもちょっと残念な形だと思っておりますので、全額免除とはいかなくても半額なり、勤務年数が増えたら少し免除額が増えていくというような形で、取り組みを見直す時期に来ているのではないかと思っております。給付型が増えているという今の時代ですから、ずっと貸与型を続けていくのも学生の借金を増やすようなものですから、改めて見直す時期に来ていると思いますので、今後検討をお願いいたします。答弁は結構です。 次にまいります。(5)市政運営についてです。山川仁市長就任1周年が経過し、市長は公務として外出する場合、随行の職員を伴っておりますが、その基準はあるのか伺います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 市長の公務による外出は定型的な業務とは異なり、会議、懇談会、式典など、幅広く多岐にわたることから、職員の随行についても公務の内容に応じ、適宜担当部署や秘書広報課の職員が対応することとしております。このようなことから、職員の随行に関して、あらかじめ定型的な基準等は設けておりません。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 私がなぜ、このような質問をしているのか、まず説明をさせていただきます。 これまで私は9年間議員活動をしてまいりました。その間、さまざまな会合において各地の市町村長と会う機会もありますし、前市長、他市の市長、ご一緒する機会が多くございました。その立ち振る舞いを見てきましたので、その際、首長の皆さんがお一人で会場に入ってくるのは当たり前ですし、しかし、山川市長はいつも随行を伴っているような感じで、私は見かけるたびにいつも疑問というか、違和感を感じることが多かったんですね。市長が公用車で出先に行くときは運転手が日程を把握して、運転手が随行としても対応している。これは前市長も同じだったと思います。さらに、所管の職員も同行するような現場、会場であれば、その対応は十分にできているはずだと思っております。市内庁舎内など、市長が一人でも対応できる場にもかかわらず、なぜ秘書広報課長が随行しているのか、私にはちょっと理解ができていなくて、4月から何度も課長には直接注意をしてまいりまいた。過去に配属されていた課長が今のように随行している様子を私は見たことがありませんのでお聞きしたいんですけれども、秘書広報課長の事務分担として、市長随行についてはどのようになっているのか、もう一度お伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 秘書広報課長及び秘書課の業務分担の中には、市長及び副市長の秘書業務というのが入っておりますので、必要に応じて、そのような対応を行っているというふうに承知しております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- そうだと思うのですが、現在4年に一度発行される要覧の遅れ、発刊の遅れですね。あと、広報とみぐすくの刷り直しなどもありました。秘書広報課がやるべき仕事として支障をきたしているのではないかということも私たちは感じているので、見直すというよりも考えていただかないといけないのかなと思うのですが、山川市長は既に就任1周年が経過しておりますので、他市の市長のように職員に負担をかけずに行動できるところ、一人で中に入って行けるところには随行をつけないという選択も必要ではないかと思いますけれども、いかがですか。 ◎副市長(小川和美)  繰り返しの答弁になるかと思いますけれども、市長の公務も多岐にわたりますので、それぞれ個別具体的に市長が一人で参加する場合もありますし、また担当部署をつける場合もあると。それは、その公務の性格を個別具体的に検討して対応するということになろうかと思います。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- ですから、私が外部で見るほかの市の首長さんたちは、あまり随行がついていないことが多いという認識なんです。ただ、山川市長の場合、随行がいつもいるような感覚があって、違和感というか、いつ堂々と一人で行くのかなというふうに考えますけれども、そこが疑問点のところなんですけれども、もう山川市長は既に1周年過ぎたということで、他市の市長のように職員に負担をかけないように行動するということが必要だと思っているんですね。昨日も宜保安孝議員が質問していましたけれども、先日の台湾出張には、やはり秘書広報課長と所管の商工観光課班長が随行しておりました。通常、職員の出張旅費は最少人数、できる限り短い期間で、最終便で帰路につけるならそれを選択するよう条例で決まっておりますよね。今回、公費で二泊三日、随行2人を連れて台湾へ行くような内容だったのかというのもちょっと疑問ですし、昨日宜保安孝議員が3日間の日程を質問していましたけれども、もう一度確認をしたいと思います。台湾出張のスケジュールを聞かせてください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時37分)          再  開(10時37分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  質問にお答えいたします。 台湾出張につきまして、11月13日については嘉新セメント企業グループを訪問し、2023年に豊崎地区へ開業する大型リゾートホテル建設についての意見交換を行いました。また、沖縄県台北事務所を訪問し、本市と台湾自治体とのハーリーを通した交流、豊見城ブランドを台湾へ発信する仕組みづくりをテーマに意見交換を行いました。11月14日につきましては、台湾澎湖県馬公市を訪問し、伝統的な漁法である魚垣を設置した水産業等の視察を行っております。11月15日につきましては、沖縄県台北事務所との意見交換を行い、台北市内の文化創意産業基盤拠点エリアの視察を行い、3日間の公務を終え帰任いたしました。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 昨日も聞いていて疑問点が幾つかあったのですが、1日目に嘉新セメントグループとの意見交換の後、台北沖縄事務所での意見交換、2日目に馬公市へ移動して、伝統漁法の水産業の視察、3日目にもう一度、台北沖縄事務所の方とともに先進地視察をしたということだと思うのですが、嘉新さんは沖縄事務所がございますので、もう以前から豊見城市とのかかわりはすごくあります。豊崎につくりますから、県内で意見交換というのはできたのではないかと思っているのと、今回わざわざ台湾まで出向いて豊崎の環境整備について意見交換をするのもよくわからないと思っております。さらに、台北沖縄事務所と初日、3日の2回に分けて意見交換と視察を入れているんですが、1日目にまとめて入れることが出来れば、一泊二日で沖縄に帰ることができたのではないかと考えてしまうんですね。急なスケジュールだからなのかとか、いろいろ勘ぐってしまうところなんですが、市長の台湾出張が何かおかしいと感じるのは、二泊三日もかけて、随行を二人もつけていくからだと私は思っております。秘書広報課長がこの出張に随行しているのもなぜなのか、私はまだよくわからないし、流用してまで随行を増やす意味があるのかもわからないんですけれども、市長が掲げている行財政改革の視点からも、市長はみずから率先して経費削減を意識して行動すべき立場だと私は思っております。ほかの市の首長は、市の政策としてまだ議論にも形にもなっていないようなリサーチ、勉強のための視察出張については、行く先々で相手先の行政職員が案内、説明していても、私費の視察として行くようにしている市長もいらっしゃいます。これはしっかりと公務、政務の区別をし、こんなことで追及されないようにしているわけです。今回、相手先から案内があったからといって、市長が職員を二人も随行して、予算を流用してまで公費で行くことは適当ではなかったし、私費で行くべきだったと思いますが、いかがでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 他市の状況についてはよく承知しておりませんので、今後参考にするためにいろいろな情報があればと思いますが、今回の台湾出張につきましては、その目的を昨日もお伝えしたところですけれども、幾つかの目的を持って、それぞれの日程調整をしながら二泊三日、そして目的に応じて随行職員をつけたということですので、適切に行われているというふうに認識をしております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 私は随行をつけるのがだめだと言っているのではないんですが、そもそも今回の視察の中身が、2日目は馬公市の水産業の視察をされたということですから、随行させるのであれば農林水産課の担当職員が適当だと思うんですけれども、こういうところはいかがでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  3日間の日程、それぞれ視察箇所、視察内容、意見交換などいろいろありますけれども、それぞれに関係する部署を同行させるということになりますと、さらに人間が増えるということもありますので、今回の視察の大きな目的であります台湾との経済交流という観点から、商工観光課を同行させたということになります。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 普通に職員は一生懸命旅費を削減するために考えてやっていますし、適切な配置で出張に随行をつけていただきたいというのがありますので、このように質問させていただいていますけれども、このように追及されるのもおかしな話だと私は思っているので、追及されないようにちゃんとしていただきたいなと思います。 あと、これはネット上にある動画なのですが、元豊見城市議会議員の方が馬公市の会合でマイクを通じてさまざまな発言をしておりまして、その中の一つに、瀬長島にて台湾市を行いたいとか、台湾の方々のパワーで沖縄、豊見城市を支えてほしいとか、その馬公市の会合で発言をしていて、その中で「市長は、私の帰りを待っている」という発言をしております。これは今年5月のユーチューブの映像ですね。市長、それはどういう意図があってのことなのか。どのようなつながりがあって、市長がその方の帰りを待っているということなのか、お聞かせください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時43分)          再  開(10時44分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 今回の台湾出張に不信感を抱いているということで、この情報もあったのでお聞きしたのですけれども通告外ということですから戻りますが、元市議会議員の彼が台湾とのビジネスをやっている方ですので、過去に何のつながりもない馬公市から文書が届いて出張をした。随行を二人もつけて行ったと。ただ、彼との関係性があってのことだと、私は推測ができるんですけれども、市長の出張が公務か政務かを判断するのは難しいことはわかっておりますが、先ほども申し上げましたけれども、このような追及をされることのないように出張など、随行をつけるなどやるべきだと思っておりますが、どのような認識なのか、市長、お答えください。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 誤解のないように今後も取り組みたいと思いますが、随行につきましても、私、当初就任してさまざまなところから、「いつも市長は一人なんですか」というお話もありました。今回随行が多く見られるという感覚を新垣亜矢子議員はお持ちだと思いますけれども、その中では私たちの今後目指すべき豊見城市の市政運営をしっかりと随行職員にも見ていただきたいと。そういう中でいろいろな感覚を身につけていただいて、またいろいろな職員の方々とも連携をしていただきたい。市長会においても、私はできる限り一人で行くようにしておりますが、ほかの11市の市長の方々は何らかの形で随行職員がいて、そこでその中でやりとりされたものをメモをしたりしながら職員間の交流を深めているという状況もありますので、私たちも適時、そういう対応が必要なときには、随行職員は可能な限りもちろん随行をしていただく。また、働き方改革の観点もありますので、お休みができるときにはみんなで負担を軽くするように取り組んでいきたいなと考えております。 ◆14番(新垣亜矢子議員) -再質問- 今おっしゃっていた市長会は、逆に連れて行っていただきたいんですね。ほかの市はみんな随行者を連れていっております。私が言っているのは、そういう当たり前に随行をつけるところではなくて、例えば市内のいろいろな行事というか、団体とかの集まりとか、市長が挨拶にいらっしゃるときに、やはり随行がついているんですよ。庁舎内でも同じでした。所管の担当の職員がいるにもかかわらず、秘書広報課がついてくるのも何か違うのかなと思うので、私は今回質問をしております。市内は逆に運転手が連れて行ってくれて、市長が自分で入っていくという、それで十分だと思うんですけれども、ちょっとそこを見直していただきたいということです。市長として堂々と振る舞っていただいて、お一人でどんどんいろんなところにいって挨拶をしていただきたいと思いますので提案しております。 職員の皆様にもお伝えしておきたいのですが、私たち議員は市民に負託を受けて、この豊見城市のために、街のために、市民のためを一番に考えて市政運営をチェックして、さまざまな提案をし議会から支えていきます。職員の皆様には、市民サービスを充実させて、市民生活、街を支えるために頑張っていただいているわけですけれども、何よりも皆さん、それぞれの生活をしっかりと充実させるためには、この豊見城市の財政が安定しなければなりません。豊見城市は20年前以上前の革新村政時代、平成11年に財政非常事態宣言が発動されました。そのことを知らない職員もいると思います。そのときの基金の額、家庭でいう貯金ですけれども、500万円ぐらいしかなかった時代があったということを若い職員は知らないかもしれませんけれども、その名残りで今、豊見城市の職員が他市より少ない、そして給与が低かったことも、その時代の影響です。その後20年もかけて立て直して、現在の都市成長力ランキング1位の街になっております。苦しい時代を乗り越えてきた豊見城市をこれからも守っていきたいという思いは、職員も議員も市民も同じ思いだと思っております。今、私が不安なのは、保守市政が守りであるならば、今の山川市長の革新市政は、文字どおり改革をしようとしていると感じております。市政運営の経験もないところで市長、副市長は長年、この街を支えてきた三役の一人である教育長や部課長、職員との連携ができているのか。ここ最近疑問を感じるところもありますし、職員の助言をしっかりと聞いていただいているのかということも疑問です。新しいことをするには改革が必要ですし、やはりいろいろな意見があると思いますけれども、山川仁市長の、豊見城市はあなたの個人経営の会社ではありませんので、自分の公約実現のためにと、これまでの安定した市政運営を、20年続いた保守市政を崩壊させることがないようにしていただきたいと思っております。そして職員の皆さんも、市長から言われたから従うしかないというような公務員的な気持ちを持つのも当然ではありますけれども、この街の未来が財政破綻を招くようなことにならないように、常識的な判断をしていただきたいと思っております。4年の任期だから、間違っていると思いながら黙って言われたとおりやり過ごしてしまったら、取り返しがつかないことになります。私たちは、昨年の市長選挙で三つ巴になってしまったことで今の状況が生まれてしまったことは、現在の野党議員にとっても痛恨の極みであり、どれだけおわびしても足りませんが、この豊見城市のためにしっかりと厳しい目で市政をチェックしていくことが、我々議会議員の役目と思っております。今後も職員の皆様と一緒に、ともに街を支えていければと思っております。山川市長には、誠実にしっかりと市政運営をしていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。以上です。ありがとうございました。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時51分)          再  開(10時51分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号7(11番)要 正悟議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、要正悟議員の質問を許します。 ◆11番(要正悟議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。真新会の要正悟です。よろしくお願いいたします。それでは早速ですが、通告に従いまして一般質問に入らせていただきます。 (1)地域懇談会及び各種団体懇談会についてお伺いします。23の自治会及び各種団体との懇談会において、私も何箇所か参加させていただきましたが、多くの方からとても有意義な時間だった、すばらしい取り組みだなどの声を聞きますが、とりあえずは一発目、第一回目は成功だったと私は思っております。 そこで、①実施状況(参加人数等)についてお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 自治会を対象に行う市民と市長のワクドキ懇談会につきましては、令和元年7月17日の嘉数自治会を皮切りに、10月31日のとよみ自治会を最後に、23自治会と懇談会を実施し、総参加人数は476名、1自治会当たり約21名の参加でありました。質問及び要望件数は総合計で448件、1自治会当たりの平均件数は約19件となっております。ほか各種団体とのワクドキ懇談会の中では、5月29日にゆたか保育園での参加者は約50名、5月30日に子育て支援センター「ぐっぴー」での参加者は親子15組と保育士4名、あと8月27日に市社会福祉協議会ほかの福祉関係団体、母子寡婦福祉会や老人クラブ連合会、ボランティア推進協議会、民生児童委員連合会では参加者が15名、9月12日の法人立認可保育園園長及び家庭的保育事業園長等の参加者としては27名、9月25日の認可外保育園長等の参加者の中では約25名となっております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 448件の要望が出ているとのことですが、現実的にどれぐらいの予算があれば全ての要望に応えきれるのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  多くの要望をいただいております。それにつきましては、現在、その緊急性など整理をしておりますので、また、その検討の中ですぐに既決予算で対応できるものもありますし、次年度以降の予算措置を必要とするものもあります。そういうことについては、現在検討して、精査をしているところですので、数字についてお答えできる状況ではございません。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 ②要望等への今後の対応についてお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 現在、今後の対応方針を検討しておりますが、必要性や緊急性などを考慮の上、今後の事業実施に係る実施年度、また予算額等の調整を行っている状況でございます。今後も市民と市が課題を共有し、課題が早めに解決できるように取り組んでまいりたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 今回の懇談会を一通り終えて、市長の手ごたえとしてはどうだったのか。また、気づいたことや新たな考え、取り組みなどがあればお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 今回の地域懇談会につきましては、自治会だけではなく、自治会の非会員にも参加をいただけるよう実施をしております。自治会の活動を、この非会員の皆様にもご理解いただき、加入促進につなげてほしいという目的と、各種団体との懇談会は、この団体の悩み及び課題を関係者や自治会、非会員である市民の皆様との地域の課題の共有を図ることを目的として実施をしております。実施した中では、インフラ整備や生活に直接かかわる地域の課題や要望、各種団体の悩みや課題等も多くありましたが、これらの課題を市と自治会並びに市民が共有し、解決することが協働のまちづくりの実現につながるものと考えております。今、この課題解決に向けて取り組んで、今後も進みたいと考えておりますが、次年度も市民との協働のまちづくりを実現するため、市民の意見や提言等を幅広く聞きながら、より一層、開かれた市政の実現及び市民参画によるまちづくりの推進を図るため、引き続き自治会や各種団体との地域懇談会を実施してまいりたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 市長、ありがとうございます。 今回の懇談会の話は、いろいろな方面から市民の耳に入ると思いますので、また新たに手を挙げてくれる自治会、各種団体等も出てくるかと思います。引き続き地域懇談会を続けていただいて、地域、市民の生の声を直接聞いて、またその要望にしっかりと応えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次の質問に移ります。 (2)豊崎中学校建設について。毎回一般質問で取り上げておりますが、市民にとって非常に関心の高い問題だと思いますし、豊見城市の今後の発展にも大きく関係してくると思いますので質問させていただきます。 ①現在の進捗状況をお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 (仮称)豊崎中学校の建設に向けた取り組み状況としましては、令和元年6月から令和元年10月にかけて、豊見城市立小中学校適正規模調査時点修正業務を行い、現在完了しております。その後、令和元年11月に、(仮称)豊崎中学校基本計画策定業務を発注しており、現在その業務を進めているところでございます。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ②民間活力PPP/PFIの活用についてお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 校舎棟については、通常事業の補助率が沖縄県の場合は他県に比べ高いことや、本市の負担分の9割は低金利の起債が充てられることから、財源面において有利になるということが想定されるため、通常事業で整備をしていきたいと考えております。しかし、プールなどについては、学校が利用しない期間や時間帯は一般市民に有料で利用させることにより、民間企業が建設し、管理運営することも考えられますので、現在行っている(仮称)豊崎中学校基本計画策定業務の中で検討していきたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 基本設計に入っていますが、そもそも本市は、豊崎中学校建設において民間活力の導入を進めるための前向きな検討を行っているのでしょうか、お伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現在は基本設計である基本計画を策定しているのですが、これにつきましては策定業務の前に全国の事例、PFIとかPPPの全国の事例26カ所ですか、そういうところもアンケート調査などもやって、そういう制度が導入できるのかできないのかというところの検証はしておりますし、そういう取り組み、先ほど言いましたが、プールなどについては、ひとつ基本計画の中で検討をしていきたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 校舎、体育館、プールと、全体を含めてのPPP/PFI事業は厳しいとのことでしょうか、お伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  先ほどお答えしたように、やはり校舎のほうは財源的にも文科省の通常補助事業でやったほうが有利に働くのではないかと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- プールとのことでしたが、昼間は学生たちが授業で使用して、夜は温水のスイミングスクールなど、民間の施設として一般市民が利用できるような考えでしょうか。再度お伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、学校の敷地だけを考えるわけではなくて、まちづくりの一つの一環として、向こうの住環境は一種低層住居専用地域ということで閑静な住宅街になっております。そういうところの影響も考慮しないといけないだろうということで、いっぱい課題があるんですね。そういうところも含めて、基本計画の中で検討していきたいということでございます。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 行政と民間が連携して、それぞれお互いの強みを生かすことによって、最適なまちづくりにつながり、地域の価値や住民満足度も上がると思います。ぜひPPP/PFIの導入は進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (3)市の補助金対象としている各種団体についてお伺いします。市から補助金を交付されている団体は多数ありますが、①年間の補助金1千万以上の各種団体と金額についてお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 平成30年度決算において、補助金額が1,000万円以上の各種団体は4団体となります。まず、社会福祉協議会に対し5,235万9,000円、観光協会に対し1,937万円、体育協会に対し1,610万4,000円、シルバー人材センターに対し1,160万円となっております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- この中で現在、職員の派遣を行っている団体はあるのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  体育協会に派遣をしております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 それぞれいつから補助金を受けているのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 社会福祉協議会に対し昭和52年度から、観光協会に対し平成24年度から、体育協会に対し昭和57年度から、シルバー人材センターに対しては平成17年度からそれぞれ補助を開始しております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 合計すると、これまでに20億円以上になる団体もありますが、豊見城市各種団体補助金交付規定によりますと、本市の産業、経済、文化等の発展のために交付するものと書かれています。現在の豊見城市の発展を見ますと、まさしく、文字どおりその目的は実行されており、間違いなくその各種団体が大きく貢献しているのは明らかですが、その補助金は市民から徴収された税金とその他貴重な財源で賄われているということを改めて考えたときに、最小の経費で最大の効果を上げることが求められると思います。市の財政が厳しいというのなら、現在の支援のあり方を一度見直して、自立を促す方向へかじを切るべきではないかと思いますが、②自立に向けた計画を立てている団体についてお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  市の各種団体補助金につきましては、ただいまご指摘がありましたように、本市の産業、経済、文化等の発展に寄与することを趣旨として補助しております。団体の中には、収入減が市補助金のみで福祉活動を目的としている団体など、独自で収益を上げることが困難な団体もございます。現在のところ、自立に向けた特別の計画を立てている団体は把握しておりませんが、各団体の自立に向けた取り組みの促進を含めた補助のあり方について、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 自立に向けた明確な計画はないとのことですが、それは大きな問題だと思います。 ③今後のあり方についてお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  これまで市の補助金においては、役員手当や親睦会への支出の一部を補助の対象としておりましたが、義務的な補助金以外の、いわゆる奨励的補助金については、会費収入等の自主財源において運営していくことが期待されることから、市補助金のあり方についても、このような観点から検討を行っていく必要があります。このため、令和2年度の予算編成におきましては、原則として事業本体に係る経費を補助対象とするよう、要求基準を見直したところであります。各団体の自立につながるような見直しを、今後も引き続き検討していきたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 副市長、ありがとうございます。 各団体運営における自主財源確保も大事だとは思いますが、自立への近道として、しっかりとした計画立案から実行、そして自立に向けて行えるそれなりの知見と知識、経験を持った職員を派遣するべきではないかと私は思いますが、そのような考えも踏まえて、ぜひ管理職以上の方を派遣し、外郭団体も市も、お互いがウィン・ウィンの関係にある真の協働の関係に発展していくことが最も望ましいと思います。 再質問ですが、今後のあり方として、人材の派遣をどう考えるかお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 市の外郭団体においては、市の関連業務を担っていただいておりますが、各種団体の強化は重要な課題だと認識をしております。市においては、行政ニーズが多様化する中でさまざまな施策展開が求められており、各種団体に対しても自立に向けた計画策定など、経営改善に向けた取り組みを促していくことが求められております。これらのことを踏まえ、今後市としては各種団体に対し、人材派遣を含めた支援を検討したいと考えております。市からの派遣を行う場合には、行政経験が豊富でさまざまな知見を有し、組織を統率できるような人材の派遣に向けて、関係団体と調整を行ってまいりたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 役所は人事異動というものがありますが、そこは役所の人事管理の面から必要なところであるので、そのような取り扱いになっているかと思います。しかし、この団体への派遣という取り組みは、とても重要な取り組みになろうかと思いますので、そのようなルールには乗せずに、計画の策定から団体の自立までを一貫した職員で行うことが、効率の面や行政の継続からいっても必要になると考えますが、いかがですか。お伺いします。 ◎副市長(小川和美)  仮に派遣をする場合の期間というふうになるかと思いますが、自立に向けた計画策定から、それの実行までを考えますと、3年間程度は一つの目安になろうかと考えています。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- どの団体への派遣を想定しているのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  派遣する場合には、その関係団体との調整が必要になりますので、具体的な時期について、現時点でいつからということは申し上げられませんが、自立に向けた取り組みを急ぐ必要がありますので、可能な限り速やかに調整が進めば、早ければ次年度からでも行いたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- いつから派遣を予定しているのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  現在、関係団体との調整が住んでおりませんのではっきりとは言えませんが、その自立に向けた取り組みを急ぐという課題もありますから、可能な限り速やかに、早ければ次年度からでも行いたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 自立までの期間はどれぐらいを考えているのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  自立までどれぐらいの期間がかかるかということは、なかなか簡単には言えないわけですが、職員派遣との関係でいいますと、自立計画を策定し、それを実行して軌道に乗せるのに、3年程度は一つの目安となろうかと思っています。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 ぜひ前向きにお願いします。長期的に見た場合、補助金の削減につながる可能性があるので、市長の掲げる補助金の見直しや行財政改革の一つとなるので、速やかに取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次の質問に行きます。 (4)命の授業について。①捨て猫、飼い主のいない猫に関する市の取り組みについてお伺いします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 捨て猫、飼い主のいない猫によるふん尿被害や殺傷ゼロを目指す動物愛護の観点から、公益社団法人動物基金の無料不妊手術事業(TNR)を活用し、10月下旬と12月8日にボランティア団体と協力して、豊崎の護岸沿いで合計15匹の野良猫に対し、TNR事業を実施しております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 市民部長、ありがとうございます。 以前に仲田政美議員、楚南留美議員も質問されておりましたが、今の答弁にもありましたTNRをされた同じ猫が何度も捕獲されないように、去勢手術中に獣医さんによって耳先を桜の花びらの形に少し切ります。これをさくら耳といいまして、さくら耳の猫を「さくらねこ」と言っております。この耳先のカットは命の尊重であり、この猫の後ろには世話をする優しい人がいるとの大切な印になるというすばらしい取り組みであります。私も何度か同行させていただき、TNRに立ち会ったことがあるのですが、とにかく一匹一匹に対する作業なのでとても時間がかかり、大勢の人の協力が不可欠となります。先ほどの答弁でおっしゃっていましたが、動物愛護活動の観点からボランティア団体と行政とでうまく連携しながら、TNR事業をさらに進めていただきたいと思います。 それで再質問ですが、年間の殺処分件数をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時13分)          再  開(11時25分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 豊見城市内での殺処分数については把握はしておりませんが、沖縄県内、那覇市を除く県内では平成27年度に1,968頭、平成28年度803頭、平成29年度に1,105頭となっております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 殺処分は子どもたちの心への影響もあり、大きな社会問題でもありますが、②小中学校での犬猫殺処分問題等の特別授業についてお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 各小中学校によりますと、例えば小学6年生の道徳科では、捨てられた動物たちの殺処分から命の尊さについて考える教材があります。また、朝の会や帰りの会などで、動物愛護に関する新聞記事やポスターなどから、自分たちの周りにいる動物たちの命について考える機会を持つことがあると聞いております。犬、猫の殺処分に特に特化して取り上げて、授業を実際にしている例はこれまでないということでございました。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 最近、新聞でも取り上げられていまして、ご存じの方も多いかと思いますが、主にうるま市付近を中心に活動されているようですけれども、アニメのドラえもんに似た衣装を着て「やなえもん」と名乗り、犬、猫殺処分に関することから子どもたちのいじめ問題、虐待問題などまで、命にかかわるさまざまな問題を、笑いも交えながら丁寧に講話されている方がいます。私も先日、うるま市の中原小学校で校長先生の許可をいただきまして拝見させていただきましたが、本当にすばらしい講話でした。中には涙ぐむ生徒もいまして、生徒全員が真剣に講話を聞いており、子どもたちはいろいろなことを考えさせられ、とてもよい学びになったと思います。ぜひ本市の小中学校でも、このやなえもんさんの講話を検討していただきたいと思います。これに関しては答弁は結構ですので、よろしくお願いいたします。次の質問に行きます。 (5)部活動などの外部指導員について。①外部指導員制度についてお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 部活動指導員制度についてのご質問だということで理解して、お答えをさせていただきます。 平成29年に教育の働き方改革の一環として制度化されております。これまでの外部指導者と違い、部活動指導員は学校職員としての身分を有し、教員にかわり部活動の顧問ができ、校外の引率も可能となっております。県内でも、今年度から部活動指導員制度を活用し、指導員を配置している市町村もございます。本市においては、まだ部活動指導員は配置しておりませんが、既に制度を活用している市町村の情報を得ながら、どのような運用により市内中学校教職員の業務改善ができるのか、調査研究していきたいと考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 県内で部活動指導員制度を幾つかの市町村が導入しているとのことですが、どれぐらいの市町村が導入しているのかお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 固有の市の名称はわかりませんが、たしか2市だったというふうに記憶しております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- 部活動指導員に必要な資格などはあるのかお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時29分)          再  開(11時29分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 スポーツ庁によると、部活動指導員制度は、学校の設置者や学校が任用する指導員に対して、部活動運動部活動での指導のガイドラインなどを踏まえ、事前研修を初め、定期的な研修を実施するなど義務づけがされているということでございます。ただ、具体的にどのような資格が必要かということについては、現在持っている資料ではお答えできませんので、これでご了承願いたいと思います。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 その制度を導入した場合に予想されるメリット・デメリットについて、もし現時点でわかればお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 先ほども答弁したとおり、先生にかわって部活動の顧問ができるとか、校外の引率が可能になっていくというところからすると、先生方の業務改善にもつながるのかなと。こういうところがメリットというふうに考えております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- その制度を導入して実際に指導員を採用した場合、大事な子どもたちを預かるわけですから、技術的な指導を行うだけでなく、事故が起きた場合のしっかりとした対応も求められると思います。例えばAEDの使い方、心肺蘇生法やけがの手当て、そういうことに関する専門的な研修があるのかをお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 先ほどもガイドラインなどによって研修等があるということでお答えさせていただいたのですが、やはり緊急の場合の保護者への対応とか、学校側への対応とか、具体的にはAEDの使用方法とか、これについても、そういう研修もあるものだというふうに理解をしております。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 日本体育協会による学校運動部活指導者の実態に関する調査、平成26年のデータですけれども、それによりますと、中学校の運動部活動担当教員のうち、担当教科が保健体育ではなく、かつ担当部活動の競技経験のない教員の割合が46%ということでした。子どもたちに適切な練習法が導入されないだけでなく、教員にとっても心理的負担になることが考えられますので、そういう意味でも部活動指導員の導入は報酬の問題など、課題はありますが必要だと思います。また、全国的に教員志願者が減少しているとのことですが、②外部指導員制度を含めた、教職員の働き方改革に関して市の取り組みをお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 部活動指導員制度につきましては、先ほどお答えしたとおりでございますが、本市では教職員の働き方改革として、昨年度に豊見城市立学校教職員業務改善検討委員会を設置し、取り組みを検討してまいりました。その取り組みとしまして、教育委員会では市内全学校にICカードを活用した出退勤システムの導入による勤務時間の把握、島尻地区で統一した校務支援システムの導入、超過勤務者への産業医面談の実施、全学校へ留守番電話の設置の取り組みを行ってまいりました。また、学校現場では学校閉庁日の実施、毎週水曜日のノー残業デー及びノー部活動デーの実施、学校事務の共同実施の推進、それから職員会議などの学校での会議の見直しなどに取り組んでいるところでございます。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 部活動指導員を含め、さまざまな場面で学校外の人材を活用していく動きがこれから進んでいくと思いますし、教職員の負担軽減にも大きくかかわってくると思いますので、ぜひ部活動指導員制度の導入を進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。次の質問に行きます。 (6)教育行政について。ブラック企業とのフレーズをよく耳にしますが、ブラック企業のアルバイト版のような位置づけで、アルバイトの就業環境が劣悪、給料の未払い等、アルバイトという弱い立場を利用され、正社員並みの業務や責任を求められながら働く職場を、最近ではブラックバイトと呼ばれております。高校によってはアルバイトを禁止している学校もありますが、現実的にはアルバイトをしている高校生はたくさんいると思います。実際にアルバイトをしないと生活が成り立たない。両親世代の不景気、学費の高騰などの理由で、ブラックだとわかっていてもアルバイトをやめることができないという現状があるようです。その原因として労働に関する知識、常識といったことを知らずに安易にアルバイトを始めるケースが少なからずあると思います。そこで、実際にアルバイトができる年齢になる前に労働に関する最低限のことを学ばせるべきだと私は思いますが、中学生などに労働条件等の学習講座を行う考えはないかお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 アルバイトができる年齢の前にそういう教育が必要ではないかというところで、まず中学生まではアルバイトは全面禁止ということでお答えさせていただきます。 アルバイトを含め、労働についての学習は中学3年生の社会科(公民)の授業で、働くことの意義や労働者を保護するための法律、また働く人の権利について行うことになっております。また、キャリア教育の重要性が近年叫ばれております。義務教育段階において、キャリア教育は望ましい勤労観や職業観、職業に関する正しい知識、技能を身につけさせるとともに、自己の個性の伸長や適性を理解し、主体的に進路を選択できる能力、態度を育てることを目的としております。その一部分ではありますが、職業体験学習や職場見学があるということでございます。 ◆11番(要正悟議員) -再質問- ありがとうございます。 昨日もニュースで、コンビニ大手のセブン-イレブンでアルバイトの残業代の一部が未払いだったとの報道もありましたが、今後そういうブラックバイトから子どもたちを守る意味でも、連合沖縄などの労働組合に学校側がお願いして、特別授業等を検討していただきたいとお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。   ── 通告番号8(1番)新垣龍治議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、新垣龍治議員の質問を許します。 ◆1番(新垣龍治議員) -登壇- 皆さん、おはようございます。日本共産党の新垣龍治でございます。それでは通告に従いまして、質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、(1)教育行政についてです。学校給食での異物混入について質問したいと思います。異物混入については、この間、県内各地で事故が新聞報道でもされています。沖縄市では8月から9月にかけての2週間で、金属線やビニール片など3件発生。あと、国頭村ではねじの部品、北谷町では錆片、お隣の糸満市ではコバエやプラスチック片など、今学校給食への不安が広がっています。本市においても、子どもたちを学校に通わせる保護者の不安の声が上がっています。実際、本市の実態がどうなっているのか、お聞きしていきたいと思います。 ①本市学校給食での異物混入事故の発生件数とその内容をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 学校給食における今年度の異物報告の件数は、11月30日の時点で15件となっており、健康被害が生じるおそれのある金属類、プラスチックなどの危険物の混入はございませんが、健康被害が生じるおそれのないビニールや毛髪、繊維片、虫などの非危険物の混入が15件となっております。この非危険物の15件の内訳は、虫や幼虫などが6件、毛髪などの混入が3件、焦げた食材が3件、糸のようなものが1件、ビニール片が1件、植物片が1件となっております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 健康被害のない非危険物の混入だったということですが、この原因についてはどのようなことが考えられますでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 混入の過程としては、食材そのものに起因する場合、食品加工業者などでの製造過程が起因する場合、それから調理作業中が起因する場合、学校で起こる場合が考えられるということでございます。15件のうち、パン及びごはんの4件は業者が起因となっております。11件のうち給食センターが起因となっているものが6件で、混入過程が不明なものが5件でございます。給食センターの6件は、乾物や野菜などの洗浄不足によるものでございます。幼虫以外の虫については、給食センターや学校など、あらゆる箇所で確認ができるため、混入過程の特定が難しいということでございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- こういう異物混入が起きた場合の対応マニュアルについてお伺いしたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 給食センターでは異物混入マニュアルを作成しており、そのマニュアルに基づいて対応を実施しております。マニュアルは調理の委託業者にも配付しており、給食センターの調理に携わる調理員全員が、異物混入の未然防止に取り組んでいるところでございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- このマニュアルにしっかり基づいて、起きた事故に対してはしっかり検証もしていただいて、衛生管理の徹底と再発防止について、今後も取り組んでいただきますようお願いしたいと思います。 続いて、②学校給食センターの調理可能食数をお伺いしたいと思います。
    ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 給食センターでは、毎日約8,000食を提供しております。昨年度までは幼稚園への提供を含め、約8,600食を提供していたことから、調理可能食数については最大で8,600食が一つの目安かと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 次の③市内小中学校児童数は今後、どのように推移していくと考えているかお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 小中学校の生徒数の今後の推移についてでございますが、令和2年度は7,590名、5年後の令和7年度に多分ピークになるだろうということで7,834名、その後、3年後の令和10年度には7,738名になるだろうということで推計を出しております。それから、おおむね500名弱の教職員の皆様にも給食を提供しておりますが、その数についても今後、児童生徒の伸びや少人数学級の拡大などで増えることが予想されるということでございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。 今後も児童生徒数が増えていく。現在においても、かなり限界の食数に近づいているということをおっしゃっていただきました。 それで、④現在、約8,000食を一つのセンターで調理していますが、そのことでどのような制限があるかをお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現在、給食センターで毎日約8,000食を提供している大型給食センターとなっており、また施設の老朽化もあることから、大きく分けますと時間的な制約と施設の制約がございます。まず時間的な制約として、小中学校へ配送する時間を考えると、午前10時30分ごろまでに調理を終える必要があり、その時間にかかる制限が一番大きなものとなっております。例えば納品された葉野菜などの食材を検収したとき、除去することができないぐらいの数の幼虫や虫などが見つかった場合は全て返品となりますが、使用する量が多いため、かわりの食材がすぐに確保できない場合もあります。そのときは、その日の献立からその食材を省いて給食をつくるようなことがございます。ほかには、毎日使用する量が多いため、野菜の下処理や洗浄作業にも時間を要することから、カボチャやキノコ類など、使用する食材によってはあらかじめカットした状態で納品してもらうため、食材費に食材のカット代分のコストがかかっているということでございます。 また、施設の制約として、提供できる献立の幅が限られております。例えば子どもたちに人気のあるメニューの一つである揚げパンは、毎回センターでパンを揚げていますが、施設的な制約として8,000食分を一度につくることが難しい。全ての学校に毎月提供が難しく、揚げパンの提供日を分けて対応しているところでございます。同じく人気のあるメニューの麺類についても大量に調理することができないため、陸上競技大会などの給食の欠食数が多いときにしか提供できないようなこともございます。このような制約もありますが、献立の工夫を凝らすために調理委託事業者と協力しながら、安全安心なよりよい学校給食の提供に今後とも努めてまいりたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 今のご報告で麺類とか揚げパンなど、子どもたちの好きなメニューの提供もなかなか難しいという報告でした。私たち与党議員団でもセンターのほうを8月22日に視察して、意見交換もさせていただきました。実際、視察して、釜などの調理器具が所狭しと並んでいて、人の動線もかなり狭いと感じました。また衛生管理という面からも、よいとはなかなか言えないなということも感じました。また、調理場内の温度については25度以下、そして湿度を80%以下に保つことが望ましいということは県の手引きでも示されていると思います。それに対応するような空調設備もまだまだ不十分で、現在はスポットクーラーで対応しているというお話もお聞きしています。調理を行う皆さんの健康状態も心配されるところで、こういう環境で異物混入とか、そういうのも懸念されるなということも感じました。今後、また施設も老朽化していくということで、これらの課題の解決を図っていくためにも、そして子どもたちにこれまで以上に喜ばれる給食を提供していくためにも、⑤センターの分離が必要と考えますが、教育委員会の見解をお伺いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 昭和60年11月に完成した共同調理場方式の給食センターでございますが、このセンターの一施設で市内小中学校計11校へ毎日約8,000食の学校給食を提供しているところでございます。しかし、施設の老朽化や提供食数の増などの課題があることから、今後学校施設とあわせて実施される施設長寿命化計画の策定の中で、議員ご提案のセンターの分離も視野に入れた検討を進めていきたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ぜひ前向きに検討をお願いしたいと思います。 もう一つ、給食の地産地消を推進していく観点から、また地元産の葉野菜などをサラダで提供することも十分検討していく必要があるのかと思いますが、例えば提供していく場合には、どのような方法が必要になってきますでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現在、学校給食のワーキングチームなどでも地産地消について検討をしておりまして、その中で提供できるお野菜とか時期とか、量とか値段とか、そういうことをそのワーキンググループの中で検討していきたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- この件についても、ぜひ前向きに取り組んでいただきますようお願いします。 続きまして、⑥アレルギーを持っている児童生徒の把握についてお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 アレルギーを持っている児童生徒の把握については、各学校に配置されている養護教員を通じて報告を受けております。各学校の養護教員が、学校で保護者や担任を通じて学校全体の状況を把握し、給食センターへ報告する流れとなっております。今年の10月末時点になりますが、何らかのアレルギーを持っている児童生徒の数は小学校8校の合計で266名、中学校3校の合計で132名、全体で398名となっております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- パーセントにしますと出せますでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 小学校の8校で266名、これは小学校全体の約5.1%でございます。それから中学校3校の132名、これは中学校全体で約6%でございます。小中学校全部合わせると5.4%になるということでございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。 再質問で、学校給食における食物アレルギーについては1から4の対応レベルがあると思いますが、それぞれどのような対応になりますか。お伺いしたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時52分)          再  開(11時52分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 給食センターの対応ですが、給食センターでは何らかの食物アレルギーを有する児童生徒や保護者の方へ情報提供として、毎月の予定献立表とは別に、給食で使用する全ての食材について詳しく書いた詳細献立表を作成し、各学校に配布をしております。学校ではその詳細献立表を、食物アレルギーを有する児童生徒や保護者に配布しまして、毎月の予定献立表の中にも給食の食材として使用することがあるアレルギーのうち23品目についてはアレルギー表示を入れて、こういうことを各学校にお知らせをしているというところでございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 事前調査のときにも献立表を見させていただいて、かなり細かいところまで示していただいているなということは感じました。 次に、例えば食物アレルギー除去食とか、そういうものを市でも実施するといった場合、どのような施設や体制が必要になってきますか、伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 調理そのものでアレルギー対策をしていこうという話になりますと、やはりハード的な改善、要するに給食センターそのものを、そういうものに対応できるような改善が必要になってくるものと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 答弁いただいたように小学生で5.1%、中学生で6%、4%の方がアレルギーを持っているということです。今後、ぜひ本市においてもアレルギーの対応については、よりよく向上させるように今後、施設も含めて検討していただきたいと思います。それでは次の質問に移らせていただきたいと思います。 (2)保育行政について。①10月1日現在の待機児童数をお伺いいたします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えいたします。 令和元年10月1日現在の待機児童数は156名でございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 再質問いたします。 先日、保育士確保について、市園長会とも情報交換会がありました。実際、市の園長会などからは、市のほうにどのような要望が上がっていますでしょうか。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 保育士確保は、皆様方もご承知のとおり、各園、喫緊の課題でありまして、さまざまな要請を受けております。希望する園においては、今回、園長さんや保護者にお集まりいただき開催をした5月のワクドキ懇談会になりますが、それと9月に開催した法人立認可保育園長さんや、家庭的保育事業園長さんとの協議の中で、私と副市長が直接意見交換をさせていただきました。その中では、保育士確保については、特に保育士の宿舎借り上げの支援事業の拡充、そして保育の補助者雇い上げ強化事業の継続、また保育体制の強化事業の復活など、多くの要望を受けております。この中では予算確保に向けて可能限り、現在調整を行っているところでございますが、そのほか保育担当課を通じて、沖縄県や他市が取り組んでいる潜在保育士の就職応援給付事業や就職準備金貸付制度などの新たな取り組みの要請や、保育士養成学校へ通う学生への積極的な案内など、さまざまなご意見をいただいております。有効や可能と思われる案件については、積極的に今後取り組んでいきたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。 先日、議会と市内園長会との情報交換会でも、保育体制強化事業の復活という声が多く上がっておりました。また、宿舎借り上げ事業についても、補正予算等で追加で柔軟に対応ができるようにしてほしいという、このような要望も出ていました。保育士確保に向けては、やはり市と現場の皆さんの協力と意見交換が不可欠だと思います。今後、その件に関しての取り組みをお伺いしたいと思います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 私と副市長と、先ほどお話をさせていただきましたワクドキ懇談会の意見交換はもとより、保育担当課においても法人園長会等の定例会に毎月参加をし、活発な意見交換の場を設けてきておりますが、ご質問の保育体制強化事業の復活、または各種事業等に対する補正予算等の対応の要望が上がっているということは把握しているところでございます。なお、各種事業の中でも特に要望の高い保育の補助者雇い上げの事業は23の施設から要望があると伺っております。また、正規雇用化の促進事業は19施設からの要望、続いて宿舎借り上げ支援事業につきましては、次年度の要望は16施設まで増えており、今のところ合計48名の雇用実績を見込んでいるところでございます。このように事業効果の高い事業を優先に、さらに調整をしっかりと重ねていきながら、ご質問のあるような保育体制の強化事業の復活、宿舎借り上げ支援事業の補正予算対応に関する要望も踏まえ、保育士確保に有効な事業については柔軟に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。ぜひ進めていただきますようお願いいたします。 続いて、②市内子ども園等での異物混入事故について実態を伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 今年8月7日、豊見城市立上田こども園において、ケータリング形式により提供されたスープに乾燥した植物の種子のようなものが含まれているということに保育教師が食事中に気づき、調査したところ、杉の葉の一部が混入していたという事案が1件発生しております。混入元は県内小売業者を介して仕入れた九州産冷凍カットほうれん草にあり、そのホウレンソウの圃場に飛来した植物片でありました。なお、健康被害はございませんが、既に保護者へ報告を行い、受託業者や原材料の仕入れ先を含めた委託先に再発防止を求めるとともに、調理施設への立ち入りを行うなど、信頼回復に努めているところでございます。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 那覇市においても、業者の事故が多発したということで、この件についても市内の保護者がとても心配しているところであります。ぜひ市のほうも十分指導をしていただいて、こういうことのないように取り組んでいただきたいと思います。 続いて、③保育無償化の影響について。(ア)これまで保育料は所得で区分されてきましたが、無償化による各所得階層の保育料軽減額を伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 特定教育・保育施設の保育料につきましては、市町村民税額を基礎とする所得階層に応じ、国基準額の範囲内において、各市町村で定めております。本市においては、第1階層から第8階層までの19の細区分において、3歳以上児については最小で第3の1階層の月額5,250円、最高で第8階層の月額4万3,000円と定めておりましたので、軽減額は最小で月額5,250円、年額6万3,000円、最大で月額4万3,000円、年額51万6,000円が軽減されることとなります。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 今、答弁していただいたように、軽減額でもかなりの差があることがわかっています。しかしながら消費税増税が財源になっていますが、消費税で負担が大きいのも、所得の低い方がかなり影響を受けることになります。できるだけ低所得者への負担軽減につながるような主食費や副食費の助成を行う考えはないか、お伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 生活保護世帯や非課税世帯、ひとり親世帯等の低所得世帯の保育料につきましては、元来より公費負担による保育料軽減が行われてきました。さらに平成26年度からは、毎年低所得階層から年収360万未満相当世帯まで範囲を広げ、段階的に無償化を行う国主導の取り組みが行われてきております。そして、いよいよ今般の幼児教育・保育無償化においては、消費税増税収入を財源として低所得世帯も高所得世帯も等しく無償で幼児教育を受けられるようになったわけでございます。これは内閣府が示しているとおり、少子高齢化という我が国最大の課題に取り組むこと、さらに、子どもたちの人格形成の基礎を培う幼児教育の機会を広く保障することを主眼とした制度であると認識しているところでございます。なお、今般の幼児教育・保育の無償化において、給食に係る主食費及び副食費については実費負担となっておりますが、年収360万円未満相当の低所得世帯及び第3子の副食費については免除となり、これも消費税増税財源による公費負担となっております。したがいまして、高所得世帯も低所得世帯も関係なく、今般の無償化の恩恵を受けているものと認識しておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。 他自治体でもこのような主食費、副食費を助成する動きが広がっておりますので、今後も継続して検討していただければと思います。 続いて、今度の無償化で保育の需要が高まって、現場での対応が心配されるという声もありましたが、本市ではどのような変化が出ているのかお聞きしたいと思います。 (イ)保育の必要性の認定を受けた実績をお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 認可外保育施設の無償化に係る保育の必要性の認定を受けた児童数は、無償化開始10月時点において、通常の申請に基づく認定者が200名、認可保育園等の入所待ち児童で市町村が職権で認定するみなし認定者が100名、合計300名となっております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 現場で特に混乱とか、そういう報告はありますでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  現時点においてございません。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。 続いて、無償化を契機に、認可外保育施設で根拠のない便乗値上げが問題になってきています。それで、(ウ)保育料の便乗値上げについて、本市の考えを伺いたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 無償化に伴って、施設等利用給付上限額まで便乗値上げを行う認可外保育施設の報道がございますが、本市では認可外保育施設における保育料の設定に当たっては、夏ごろから綿密なヒアリングを行い、保育の質の向上を伴わない値上げや、無償化対象児のみの値上げ、いわゆる二重料金設定、保護者の同意がない値上げが行われないよう指導を行ってきたところでございます。その甲斐もございまして、本市では今のところ、便乗値上げと見受けられる施設は認識しておりません。一方で保育士有資格者の採用を増やすことや、提供する保育サービスの内容を充実させることなど、子どもたちの保育の質の向上を担保するための保育料の設定については、むしろ歓迎する要素もございますので、今後も引き続き注視してまいりたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 市内認可外保育施設で、この無償化を契機に値上げした施設はあるのでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  市内認可外保育施設は20施設ございますが、7施設が保育料改定により値上げを行っております。その内容は先ほども答弁しましたとおり、保育士有資格者の採用を増やすなど、保育の質の向上に資する理由でございました。また、施設から保護者の同意を得られているとの回答もいただいております。いずれにしましても、今後も引き続き注視が必要と考えておりますので、次年度以降は認可外保育施設に対する既存の県の立ち入り調査に加え、無償化に伴い市町村が認可外保育施設の指導監査を行うことが定められておりますので、指導監査を行う職員体制を整えた上で、引き続き指導してまいりたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ありがとうございます。 私は9月定例会でも、無償化については認可保育所と認可外施設との質の公平性が求められているということをお伝えしました。今回の値上げが保育の質の向上のためにされたということであれば、よりよい保育を提供できる機会にもなりますので、ぜひとも市が率先して、質の向上のために頑張っていただきたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(12時09分)          再  開(13時30分)※(8番)大田善裕議員 離席(12時09分)※(18番)仲田政美議員 離席(12時09分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- それでは引き続き、質問を続けたいと思います。 (3)健康づくりについて。私は以前、沖縄医療生活協同組合というところで働いていまして、今でも組合員でもあります。この組織というのは、組合員一人ひとりの出資で病院や診療所、介護施設等を運営しています。そして組合員が病気になったときには、自分たちの病院として利用し、病気を治しています。しかし、病院を利用するだけではなくて、組合員は地域で病気にならないための予防活動も行っています。具体的には、定期的に血圧測定や体脂肪測定などで健康チェックを行うことで、自身の健康状態を把握します。それと、生活習慣病の予防に必要な食の学習や、筋力低下を防ぐための筋トレ教室、またウオーキングやグラウンドゴルフなどの健康づくりにも取り組んでいる団体です。私が言いたいのは、病気の予防というのはしっかりと正しい知識を理解し、実践することが大切だと考えています。皆さんご承知のとおり、生活習慣病の原因は日ごろの食生活が主な要因となっています。また、この改善が大きな課題ともなっています。豊見城市においても、こういう情報紙や健康とみぐすく21でもしっかりと分析し、課題を挙げて取り組んでいるところだと思います。そこで今回は食の面から、健康づくりという点で質問をさせていただきたいと思います。 ①食生活の改善について。(ア)市の取り組みをお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 健康づくりのためには日ごろから規則正しい食生活を実践することも重要となるため、市では子どもから大人まで各世代の食生活の改善に取り組んでおります。まず妊娠期においては、妊娠をきっかけに食生活を見直しやすい時期となるため、母子手帳交付時に全ての妊婦に対し栄養指導を実施しております。乳幼児に対しては、乳幼児健診を受診した全ての保護者を対象に栄養指導を実施し、子どものころから健康的な食生活を実践し、定着できるよう支援しております。あわせて、離乳食教室を毎月開催し、将来の健康につながる離乳食の進め方について、実技を含めて指導しております。大人に対しては集団健康診断の場を活用し、ご本人の普段の食事の栄養バランスを適正か判断する「さっとお食事診断」を実施し、意識改善に努めており、そのほかでも広報紙などを活用した食育情報の発信を行っております。また、健康づくりボランティアとして活動している食生活改善推進委員の養成や育成も行っております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 私の教育民生常任委員会の中でも細かい国保の生活習慣病に係るデータとかを出していただいて、かなり分析も頑張っているなというところであります。 次の質問ですが、(イ)食生活改善推進協議会の活動についてお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 豊見城市食生活改善推進員協議会は、現在37名の方が在籍しており、食を通した地域の健康づくりボランティアとして、子どもから高齢者まで幅広い年齢層を対象に健全な食生活を実践できるよう、食育活動に取り組んでいただいております。具体的には市の事業への参画として、「とみぐすく祭り」や「生涯学習フェスティバル」などのイベント会場における啓発活動、また沖縄県食生活改善推進員連絡協議会からの受託事業として、「おやこ食育教室」や「シニアカフェ」、「生涯骨太クッキング」の実施、ほかにも自主事業として料理勉強会や、他市町村の食生活改善推進員との交流会、勉強会を行うなど、食育推進の地域の担い手としてさまざまな活動を行っていただいております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- この協議会の皆さんの活動は、本当にすごいなと実感しております。先日、我那覇のほうでミニデイが行われて、その中で食生活改善推進員の皆さんが講話や、実際に食事をつくって一緒に食事をするという取り組みを行っていました。私も参加させていただいたのですが、生活習慣の予防に必要な野菜の量とか、減塩についての実践をわかりやすく説明もされて、こういう活動を地域でやっていくことが本当に市の健康増進に必要だということも感じました。それで、この活動の運営についてどのような形でやっているかということをお聞きしたところ、各推進員からの年会費1,500円と、あとは先ほどおっしゃった沖縄県の食生活改善推進員連絡協議会の補助のみということで、かなり厳しい中でも頑張っているというようなことをお聞きしています。ほかの自治体では、こういう協議会に対してどのような支援をされているのかをお聞きしたいと思います。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 他自治体でどのような支援が行われているかということにつきましては、県内11市のうち7市で助成を行っていると聞いております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 本市でも、この協議会の活動をもっともっと推進していく必要があると思いますが、協議会の補助金なども含めた市の支援が必要と思いますが、どうでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  市としましても、健康づくりボランティアの活動支援は重要だと考えておりますが、助成、補助につきましては他団体との整合性を図る必要もありますので、調査研究の上、検討してまいりたいと考えております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- ぜひ実現に向けて頑張っていただきたいと思います。 続いて、②インフルエンザワクチンの接種についての助成ができないかをお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 予防接種法では、行政が費用の一部または全部を負担し、積極的に接種を勧奨する定期接種と、法によらず接種者の意思により行う任意接種がございます。インフルエンザにおいては65歳以上の者及び60歳以上65歳未満の者で、心臓の機能障害等がある者については定期接種に位置づけられておりますが、これ以外の者については任意接種となっております。仮にインフルエンザの大流行などが生じた場合には、予防接種法の規定に基づき、臨時の予防接種として時限的に助成を行うことは想定されますが、平時においてはあくまでも任意接種となっており、接種を行うかどうかは接種者または保護者の意思にゆだねられるものとなります。また、インフルエンザの予防策につきましてはワクチン接種も有効ではありますが、日ごろからの手洗いや咳エチケットの実施など、その他の方法もあることから、現時点では市独自の助成を行うことは考えておりませんので、ご理解をお願いいたします。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 子どもを対象にした助成が各地で広がっていますので、今回は時間がないので次回以降、また質問したいと思います。次の質問に移っていきたいと思います。 (4)投票環境の整備について。①市内投票所において、階段(段差)がある投票所をお伺いします。 ◎選管兼監査委員事務局長(久手堅勝)  お答えいたします。 市内投票所8カ所のうち、階段(段差)がある投票所は6カ所となっており、その内訳は伊良波小学校、市役所、とよみ小学校、中央公民館、豊崎小学校、ゆたか小学校となっております。また、これらの投票所の階段のうち手すりの設置がないところは、伊良波小学校、市役所正面玄関、とよみ小学校の3カ所となっております。 ◆1番(新垣龍治議員) -再質問- 次回、引き続き質問したいと思います。今回の質問はこれで終わりたいと思います。   ── 通告番号9(5番)宜保龍平議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、宜保龍平議員の質問を許します。 ◆5番(宜保龍平議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。会派ZEROの宜保龍平です。早速ではございますが、通告に従いまして一般質問を行いたいと思います。 その前に、順番を変更させていただきまして、(5)のとみぐすく祭りについてから始めさせていただきたいと思います。 (5)とみぐすく祭りについて。①市長は市政方針の中で、とみぐすく祭りに産業フェスタを盛り込み新たな「とみぐすく祭り」として、市民交流の拡大や市内商工業の活性化を図るとともに、県内外より多くの来場者を呼び込み本市の活気と魅力を発信していくとうたっておりましたが、今回の会場来場者数を伺いたいと思います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 先月、豊崎海浜公園にて開催いたしました祭り会場への来場者数は、9日の土曜日が約1万3,000人、10日の日曜日が約4万4,000人の合計5万7,000人でございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 去年、平成30年度のとみぐすく祭りと産業フェスタの来場者数をお伺いしてもよろしいですか。 ◎副市長(小川和美)  昨年度は約7万8,000人ということでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 産業フェスタはどれぐらいの来場者数でありましたか。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  お答えいたします。 平成30年度の産業まつりの参加人数は、来場者数2万8,254人でございました。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 今回の祭りで何かカウントをとっての数字なのかをお伺いしてもよろしいですか。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  お答えいたします。 こちらは受託事業者によって、1時間ごとに来場者をカウントしての合計の数となっております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 今回の祭りに関しても、屋台や司会者、出演者、商工業のブースにおいて、申し分なく最高のお祭りでありましたが、しかし今回は日程を11月にと変更しており、なおかつ産業フェスタと同時開催と進めておりましたので、今年は去年より広報すべきだと思いますが、去年と比べて広報活動をどのように行ったのかお伺いしてもよろしいですか。※(8番)大田善裕議員 復席(13時43分)※(18番)仲田政美議員 復席(13時43分) ◎商工観光課長(喜久里則子)  お答えいたします。 今年の祭りは、議員のおっしゃるように開催時期が変更となったことから、広報に力を入れておりました。まず市の広報紙7月号に開催時期が変更になった旨をお伝えし、10月号では裏表紙全面を祭りのチラシに見立て、市民の目を引くようにしております。ポスターやチラシの配布は例年どおりですが、去年も好評であったホームページやフェイスブック、インスタの活用は、会場アンケートによる祭りを知った理由一位でしたので、大変効果的であったと考えております。さらに事業者提案で、今年は祭り当日の新聞に公告を出すとともに、新聞社を訪問して祭りをPRし、コンビニエンスストアの液晶画面でもPRいたしました。そして本市の中心地である豊見城交差点での電光掲示板による告知は、ごらんいただいた市民の皆様も多かったのではないのかと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 今年の同時開催の祭りの、沖縄振興特別推進交付金での目標数は何人でしたか。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  8万人を目標としておりました。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 8万人ですよね。今年は5万7,000人、去年のとみぐすく祭りが7万8,151人、産業フェスタに関しては2万8,252人であります。合計で10万6,404人、約半分減っているという今回のその祭りでありました。私は何が言いたいかと申し上げますと、市長、PR不足ではないかと思っております。自身の1周年記念の横断幕は各地域で見かけましたが、市長、それ以上に祭りのPRにも力を注ぐべきではないのですか。どうですか、市長。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  お答えいたします。 PRの方法につきましては、受託事業者とも相談の中で行っておりますが、今回、横断幕についての提案はございませんでしたので、電光掲示板でその場所については、広報を生かせたと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 以前は横断幕の周知ということはやったことがないのですか。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  以前、祭りの広報を横断幕でした年はございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そうであれば、今回時期的にも変わっていますから、横断幕を市長の1周年記念以上にやるべきではなかったのではないかというところを私は伺いたいのですが、それについてはいかがですか。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  先ほど申し上げたのですが、祭りを知った理由の一位、上位に入っていましたのがホームページやフェイスブック等でしたので、こういう情報提供の方法を優先して広報の方法を決めたという流れがございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- わかりました。 では、②とみぐすく祭りの活性化へ向けて、今後の本市の取組みなど改善点をお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 現在、事業者において意見集約を行っているところでありまして、実行委員会における総括的な検討を行っていませんので、改善に向けた具体的な取り組みを申し上げることはできませんが、とみぐすく祭りがより多くの市民に参加していただくとともに、魅力的な観光資源の一つとなるよう、関係団体と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長、ありがとうございます。 今回、祭りについて、広報車などを回しましたか。 ◎商工観光課長(喜久里則子)  市の祭りにつきましては、スピーカーをつけた車での広報という形の手法はとっておりません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 ぜひ来年はさらに活性化した祭りになるよう、私も含め、今答弁いただいたことも含めてやっていただきたいと思います。 今回の祭りにて自衛隊のブースがありましたが、前年度まではありませんでしたが、あのブースに関しては市民から、国民を守っている自衛隊の皆様を間近で見れてよかったということと、子どもたちが自衛隊の制服を着用して写真を撮ったり、現在の取り組みなどの説明があったりと、非常によかったと思います。ぜひ来年以降も続けていただきますようお願いを申し上げます。 次に、(1)旧庁舎跡地利用について。旧庁舎(旧翁長庁舎)の一般競争入札について以下の点を伺う。 ①公募状況について伺いたいと思います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 公募につきましては、令和元年9月24日から12月6日までの74日間の期間で募集を行いました。募集方法については、市のホームページやダイレクトメールなどによって周知を行っております。また、応募状況については、令和2年1月31日までの入札日までは競争入札の期間となっておりますので、非公開としております。ご理解をお願いしたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 何社かは言えないとしても、公募状況としては厳しい状況ですか。 ◎副市長(小川和美)  現在、競争入札の期間となっておりますので、コメントを控えさせてもらいたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここで、②公募に当たっての条件内容を伺いたいと思います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 公募条件につきましては、翁長地区周辺の核となれるよう、「商業施設の延べ床面積が3,000平方メートル以上の店舗、かつ生活拠点となるような施設を含めること」としております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 今年の3月定例会の答弁で、「市有地利用対策委員会の中で解体を含めた売却方針として進めていく」との答弁であったが、解体つき条件が含まれていないのはなぜか伺ってもよろしいですか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 売却に向けて不動産鑑定を入れた結果、建物にも資産価値があることが判明いたしました。鑑定結果を受けて、土地と建物を一体として売却する方針としております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 当初、解体を含めた方針で審議されていたのは、老朽化がひどいと判断されているからではないのでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  売却に当たり不動産鑑定を入れたところ、建物にも資産価値があるという鑑定結果でしたので、建物、土地一体として売却するという方針としたところでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 建物をリフォームしなくてもそのまま使えますか。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  リフォームの必要につきましては、購入した業者が決めることでありますのでお答えできませんが、恐らく購入したところはリフォームするかと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そうでしょうね。外壁パネルが飛んだり、雨漏りもひどく、雨漏りの原因も特定できないと聞きますが、現状もそうですか。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  現状のほうですが、大雨の後何度か行っているのですが、雨漏りのほうはまだある現状です。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- それを老朽化というのではないですか。この建物に1億円の価値があるとのことでしたが、ここで聞きます。建物にどういった価値があるのか、評価内容を伺いたいと思います。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  建物の不動産鑑定の評価ですが、その額のほとんどが構造部分ということになっておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 物件調書では構造躯体のみの価格とありましたが、先ほど答弁されたように、構造躯体とは何ですか。詳しくお願いします。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  お答えします。 鉄骨の部分ということになります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここは多くのプレゼンをもって、多くの夢を持って企業の方々に入札参加をしてもらうには、建物に価値をつけるのではなく、当初の解体つき条件での方針のほうが幅広く公募しやすい環境になると考えるが、市長の見解をお伺いしてもよろしいですか。 ◎副市長(小川和美)  不動産鑑定の結果により、その建物に約1億円の価値があるというふうな鑑定結果が出ておりますので、建物を解体して土地のみで売却するということは難しいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここで、解体費用をお伺いしてもよろしいですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(13時53分)          再  開(13時54分)
    ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  今回の入札は建物つきとなっていますので、入札への影響を考慮して、答弁を控えさせていただきたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここで、解体して新しく建てたいと思う企業がほとんどだと思いますが、今の状況だと新しく建てたいと思う企業は1億円の価値、構造躯体を買って、その価値を解体するということになるのですか。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  入札した業者が判断するかと思いますが、解体して新しい建物を建てる場合と完全リフォームと、両方考えられるかと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- それともう一つ、ここでお伺いします。 旧庁舎売却に関しては、商業施設の店舗と生活拠点となるような施設を誘致するとなっておりますが、万が一別の用途で使用するとなった場合には、買い戻し特約事項などはあるのかお伺いします。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  買い戻し特約をつけておりますので、買い戻すことが可能となっております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市有地売却条件付き一般競争入札実施要領を見ますと、商業施設の延べ床面積が3,000平米以上の店舗、かつ生活拠点をなるような施設を含めることが利用条件とされていますが、この利用条件に反したときは買い戻し特約の対象となるということでよろしいですか。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  そのとおりでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- そうであれば、豊見城市有地土地建物売買契約書案の第12条の買い戻し特約の中で第2条の売買物件だけを対象とするのではなく、第11条の条件を盛り込むべきだと考えるが、いかがでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(13時56分)          再  開(13時57分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  第11条のほうも条件に入っておりますので。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここの買い戻し特約まで入るのか。第2条しか入っていないのですが。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  前2条という形になっておりますので。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 具体的に教えてください。 ◎IT管財課長(運天俊郎)  前2条ですので、11条及び10条ということになります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- わかりました。ありがとうございます。 ③公募状況によっては条件変更を検討すべきと考えるが見解をお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 現在、入札期間中となっておりますので、現時点での条件変更は考えておりません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 今回の私の質問の思いを酌みとってもらいたいです。これからすてきなまちづくりと、多くの企業が入札参加できることをもって、質問を終わりたいと思います。 次に、(2)フッ化物洗口について。①市長施政方針において、1歳6カ月検診でのフッ化物塗布を継続実施するとともに、新たに3歳児検診でも実施していくとうたっていたが実施状況等をお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  お答えします。 以前より実施しております1歳6カ月健診でのフッ化物塗布は、継続して実施しております。また、これに加えまして、今年度から3歳児健診におけるフッ化物塗布も開始しております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 フッ化物塗布の効果としまして、虫歯予防効果は30%から70%と言われておりますので、ぜひ引き続き行うようお願いを申し上げます。 ②フッ化物洗口について進捗状況を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 フッ化物洗口は座安小学校、とよみ小学校の1年生を対象に、今年9月より実施しております。実施方法は、各校時間などの違いはありますが、週に1回、朝の活動時間を活用して実施をしております。実施に当たり、事前に保護者から同意書を取り実施しており、座安小学校におきましては84人中84人、とよみ小学校におきましては119人中110人の同意を得て実施をしております。実施校合計で95.6%、現在実施をしているという状況になっております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 実際のところ、効果のほうはどうですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 9月に始めたばかりなので、これからしっかり内容を確認しながら検証をしていきたいということでお願いいたします。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここで、このフッ化物洗口を教員目線として、何か意見などは出ておりますか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 新たな取り組みということ、それから洗口液を使うという、これが新たな取り組みになるのですが、そういうところでは負担を感じられているのかなという部分もありますが、これは歯科医の先生のほうできちんと液を準備していただいて、学校まで持っていくというようなこともやって負担軽減を図っているところでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 次、③フッ化物洗口の全体導入に向けての取り組みなど、本市の見解を伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 次年度は、現在実施している座安小学校及びとよみ小学校の両校で実施学年を1学年増やし、1年生と2年生を対象に実施をしたいと考えております。学校で行うには、学校側の理解と学校歯科医の協力が不可欠となります。現在、学校歯科医が薬液を毎回学校に届けるなど、学校現場の負担軽減への取り組みをしておりますが、今後実施校の意見を参考に改善点などを検討し、教職員や学校歯科医の負担が少ない方法を模索しながら、双方の理解を得た上で事業の拡大を進めていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 現在、お試し期間はとよみ小学校、座安小学校の2校ですが、期間というのはどれくらい予定していますか。 ◎教育部長(原國政也)  9月から始めたばかりですので、実際やっていることの検証も必要でしょう。実際にやるとしたら、5年ぐらいは最低でもやらないと効果は出ないのかなという部分もありますので、そういうのも含めて今後検討していくということで、ご理解いただきたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- この1年生の子どもたちが5年生になるまで見たときに、実際効果があるとなった場合、全体導入というのは可能ということでよろしいですよね。 ◎教育部長(原國政也)  先ほどもお答えしましたが、やはり学校の先生や歯科医の先生の負担も軽減できるという、そういうシステムがしっかりと確立されたら、それは広げていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 現在、2校のお試し期間でありますが、もし市内のほかの小学校がお試ししたいと手を上げたら、これは可能ですか。 ◎教育部長(原國政也)  これについてはしっかり検討していきます。先ほどの課題がありますので検討はしていきますが、やりたいということであれば拒む必要はないのかなと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ここで改めて先進地として、全国でもう既に導入されているところがあると思いますが、実際効果が見受けられなかったところというのはありますか。 ◎教育部長(原國政也)  現在、教育委員会で確認している範囲ではございません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ということは、効果があるのがほとんどというところですよね。私は6月にもフッ化物の質問を行いましたが、ここ豊見城市における子どもたちの虫歯率が全国平均を大きく上回っております。そして、虫歯から来る病気などもあると聞いております。医療費抑制の観点、そして子どもたちを病気から守るためにも、そして貧困対策の観点からしましても、どうかお願いですので、全校導入のご対応を切にお願いしたいと思います。 そこで、④虫歯予防対策としてフッ化物の塗布、フッ化物洗口は効果的だと考えるが改めて市長の見解をお伺いしたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 フッ化物の活用は、歯の耐酸性を高める再石灰化の促進、虫歯菌による酸の抑制といった働きにより、虫歯予防に大きな効果があるものと理解をしております。近年では口腔崩壊や健康格差といった課題も指摘され、沖縄県の「健康おきなわ21」におきましても、フッ化物洗口を実施している施設の増加が目標として掲げられております。しかし、事業実施に伴う学校現場の負担などについての課題や安全性についてのご懸念を感じていらっしゃる方もあることから、これらの課題について関係者の理解を得つつ進めていくことが、事業の確実な実施に当たって肝要ではないかというふうに考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 市長と同じ考えということでよろしいですか。 ◎教育部長(原國政也)  そのとおりでございます。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ぜひ子どもたちの歯の健康を守ってください。費用対効果からしましても、虫歯予防として明らかに結果として出ておりますので、市長、子どもたちの歯をぜひ守ってください。質問を終わります。 (3)市長の公約について。新財源の確保として外郭団体や指定管理及び委託業務、補助金のあり方を見直すと市長公約に掲げていますが以下の点を伺う。 ①外郭団体の見直しをどのように考えているのか現時点の検討内容をお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 本市が補助しております外部団体の見直しにつきましては、設立当初の趣旨、目的が社会情勢の変化に適切に対応しているかどうか、また補助の効果はどうかなどの観点から、補助金の見直しを検討したいと考えております。なお、具体的な補助金や団体等については、予算調整の中で検討していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 次、②指定管理の見直しをどのように考えているのか、現時点での検討内容をお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 指定管理の見直しにつきましては、各事業担当部署において契約内容の精査を行い、例えば人数や回数といった人員体制、それから単価などが適正に行われているかと言った視点から見直しを行っていくということになります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 次に、③各種団体等への補助金も見直すのか、現時点での検討内容をお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 各種団体等への補助金につきましては、令和2年度予算編成方針において、補助金に係る運営費用を原則として、事業本体に係る経費を対象とするよう、要求基準を見直しております。具体的には、これまで役員手当の4分の1までと、親睦会の経費の2分の1までを補助対象としておりましたが、補助基準を見直しました。各種団体においても、改めて運営方法等の見直しに取り組んでいただきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 ④委託業務や補助金が全額カットまたは、減額される団体があるのかお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 委託業務におきましては、契約内容を精査の上、見直すべき事項があれば相手方と協議していくことになります。また、補助金につきましても、補助目的を達成したものや補助効果の乏しい事業については、廃止も含めて見直ししていくことになります。具体的には、令和2年度予算編成過程において検討していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 丁寧な説明、ありがとうございました。次、移りたいと思います。 (4)マンホールの有効活用について。瀬長島や豊崎等の観光地に一部でも本市をアピールできるようなカラーマンホールを設置すべきと考えるが本市の見解をお伺いします。 ◎上下水道部長(當銘純治)  お答えします。 マンホールは上下水道、電気、電話、消火栓など、さまざまな公共インフラで使用されておりますが、ここでは公共下水道のマンホールを前提にお答えいたします。 下水道のカラーマンホールぶたは、下水道事業の普及啓発を目的として取り組まれたもので、現在では全国の一部都市において、ご当地の自然文化や名所、特産品などをデザインしたさまざまなマンホールぶたが設置されております。こうしたデザイン性の高いカラーマンホールぶたが下水道への興味や関心の入り口として、さらにはマンホールの先にある下水道の役割や仕組みなどを深く理解していただくツールとして採用されているほか、最近では地域の観光のPRにも一役担うようになっているものと認識しております。現在、本市の下水道のマンホールぶたは昭和60年の供用開始以来、下水道の目的を意識させる意味合いから、きれいな水質に生息するトンボをデザインしたもの、さらに美らSUNビーチにクジラ、ヨットなどのデザインをした豊崎地区に限定したものなど、いずれも本市独自のカラーではないデザインマンホールぶたを採用しているところであります。下水道事業については、本年4月から独立採算を基本とした公営会計企業へ移行し、厳しい財政状況の中、増大する下水道の整備需要への対応、老朽化対策など、喫緊の課題解決のため優先順位をつけて事業を進めているところでもあります。そのような状況の中で、カラーマンホールぶたについては通常のマンホールぶたに比べ、設置コスト面でかなり高額であることなどから、機能や費用対効果の面で勘案しながら、今後下水道会計が好転していく中で機会を捉えて取り組みを検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 確かに市の単費では厳しいということは重々承知しておりますが、ここで一括交付金並びに観光税といった何かしらの補助で設置が可能なのか、お伺いいたします。 ◎上下水道部長(當銘純治)  お答えします。 今、一括交付金などの活用についての質問がございましたのでお答えします。 一括交付金などを活用して整備に取り組んでいる事例があれば、それらも参考にして今後検討してまいりたいと思いますし、観光税の活用が可能のであれば、その辺についても検討していきたいというふうに思っております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。ぜひ豊見城市をバンバンPRできればと思いますので、よろしくお願いいたします。 次、ちょっと飛ばしまして、(7)に行きたいと思います。安心・安全なまちづくりについて。①防犯灯や街灯の設置基準についてお伺いします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 防犯灯や街灯の設置については、市独自の設置基準は設けておりませんが、設置については原則として自治会と対応を協議した上で、市が対応するものと自治会で対応していただくものとを分けて、今判断しているところであります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 では、②のほうに移りたいと思います。地域の方から防犯灯や街灯の設置要望があった場合、本市の対応としてどのような取り組みがなされているのか状況を伺います。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 学校周辺の防犯灯については市のほうで設置をし、学校周辺以外につきましては自治会に防犯灯の設置をお願いしているところであります。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 実は先日市民のほうから、県道7号線のウィングシティから総合グラウンドまでの間に一つも街灯がないということから今回、私、この質問をしたのですが、向うは非常に暗く歩きづらいのと、この時期は夜、暗くなるのが早くて、帰宅する小中学生の安全や足元が見えづらいということで、高齢者の転倒防止の観点からも早目の対応が必要だと思いました。向こうは県道なので、県との調整というふうにはなるかもしれませんが、そこもお互いで調整して対応していただければと思います。これは要望なので、答弁は大丈夫です。 次に、③防犯灯、防犯カメラに対する補助があれば内容をお伺いします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 防犯灯、防犯カメラを市が設置する場合、国、県からの補助は、現在のところございません。防犯灯、防犯カメラを自治会が設置する場合、本市のまちづくり支援補助金の中の特別支援補助金を活用することができますが、防犯カメラの事例はまだありません。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 報道によりますと、年度内に補助が国から来る可能性が高いというふうに聞いております。そこで、しっかりと補助が出てきたときに対応できるように、豊見城市のあらゆる危険箇所の特定が必要だと思いますが、現時点で危険箇所等を把握されているのかお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時16分)          再  開(14時16分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 地域懇談会におきまして、自治会等からの要望等が出てきますので、そのときには、その補助の制度が国のほうで予算化されましたら、その辺を検討していきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- 繰り返しになりますが、年度内に来るという可能性が高いので情報を収集していただいて、いつでも対応できるように環境を整えてもらえればと思いますので、お願いします。そして、安全安心な街だといえるような環境にしていただければと思います。 最後に、(6)信号機設置について。6月議会にて翁長北交差点の左折信号設置について豊見城警察署と意見交換等を行っていくとの答弁でありましたが、その後の進捗状況をお伺いします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 翁長北交差点の左折信号の設置について豊見城警察署交通課に確認したところ、渡橋名三差路の信号機との距離が短く、時間帯によっては県道256号線渡橋名三差路から北向けの渋滞にも影響されることから、信号を設置する以前に県道の渋滞緩和に向けた取り組みが必要ではないかとのことでした。このことにつきましては、拡幅工事により片側2車線にならないと渋滞の解消は厳しいため、拡幅工事の進捗状況を確認しながら、対応について検討をしていきたいとのことでありました。本市としましても、今後も豊見城警察署と意見交換を行いながら、渋滞緩和に向けた取り組みを行っていきたいと考えております。 ◆5番(宜保龍平議員) -再質問- ありがとうございます。 そろそろ豊崎にも大型商業施設が完成するということで、交通渋滞は喫緊の課題だと思いますので、今回はそういう理由から設置は厳しいとのことでありましたが、今後もお互い議論をしながら、どうすれば交通渋滞緩和につながるかを考えていければと思いますので、よろしくお願いいたします。 時間が残りましたが、以上で私の質問を終わります。   ── 通告番号10(22番)比嘉 彰議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、比嘉彰議員の質問を許します。 休憩いたします。          休  憩(14時19分)          再  開(14時19分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆22番(比嘉彰議員) -登壇- これから私が一般質問をするのは、ほとんど市民からの苦情でございますので、そのつもりで執行部の皆さんはお聞きください。 私たち議員の平均年齢が、計算しましたら49歳、私が71歳ですので、かなり私が平均年齢を上げている。でも若くていいですねと言われることもありますが、トゥシノクーヤカーミノクーということもありますので、そういう意味で聞いてあげてください。 それでは、(1)道路行政について。①市道41号線の進捗状況について伺います。お願いします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市道41号線の進捗につきましては、令和元年度末時点の予定進捗率は事業費ベース76.5%を見込んでおります。次年度以降においても、引き続き工事及び磁気探査、用地買収、物件補償を行っていく予定であり、令和4年度の事業完了に向けて取り組んでまいります。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 今回の工事は10月31日までに終了するということでございましたが、11月いっぱいかかっている理由は何でしょうか、伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 変更追加工事を行っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- よく意味がわかりませんが、わかりやすくお願いします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 工事費を増やしまして、変更契約をしまして増となっておりますので、その分の工期変更でございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- これについて、住民に遅れる旨の周知はなさったでしょうか、伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  工期の延長につきましては、看板等で行っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 看板だけでやったわけですね。自治会長にも連絡はしなかったということですか、確認します。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 自治会長に連絡したかどうか、今確認がとれませんけれども、先ほどの看板と、また付近住民へビラで周知を図っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 市道41号線は工事が結構長いのですが、これはいつから始まって、先ほど令和4年に終了するということでございましたが、トータルでは何年ぐらいですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時23分)          再  開(14時23分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 工事につきましては、平成28年度より着手しております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 少し話は変わるのですが、私のところに自治会の皆さんから、「上等な道をつくって、私たちが日ごろ使っている生活道路が1.6メートルほど幅が狭くなった」と。それは課長に聞いたら、「集水桝をつくったおかげで、日ごろ6.6メートルの道が出入り口だけ5メートルの道になってしまった」と。この辺はどうにかできなかったのですか、よろしくお願いします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道41号線の道路計画につきましては、基本的には本路線へ取りつく各生活道路ですね。その辺をスムーズにできるように設計しているところでございますが、ご質問の箇所だけ50センチの段差が生じておりまして、その桝につきましてですが、歩道の高さを抑えるため、それからのり面の保護のために、そのような現状の桝の高さになっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 周辺の住民から言わせると、この程度のことはどうにかできるのではないかと。要するに反対側の桜ヶ丘ハイツのところに行くものもありますよね。そこはきれいに通れるようになっているのに、何で我々の生活道路は1.6メートルも短くするのかと。私は3回ぐらい呼ばれて「議員だろう」と言われて、それで今日出しているんですよ。そこら辺、今後どうにかなりませんか。これはずっとですよね。近くの人は車のUターンなども相当邪魔みたいなんですよ。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 先ほど答弁いたしましたが、桝が出ているということで、若干幅員が縮小になっているということなんですけれども、まず高低差が50センチ発生しまして、この50センチを抑えるために桝を上げたということでございまして、今後現場状況も再確認いたしまして、対処方法につきまして検討していきたいと思っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- あれはどう見たって不自然ですよ。あそこはつくった当初、自転車が落っこちてかすり傷で済んだんだけれども、その話をしたら、柵をつくって落ちないようにしているんですが、見た感じも不自然ですよね。実際、技術的にそれができないかといったら、上のほうではきちんとやっているものだから、これはどこでどういうふうにミスったのか、設計ミスなのかどうかお答えください。設計ミスなんですか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 設計ミスではございません。ですから、市道41号線の高低差が発生したために、それを抑えるための擁壁がわりに桝で抑えたということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- でも経済建設部長も現場を見て、これはおかしいなと思うはずですから、どうにかしてください。私はずっと言われています。 それでは、今地権者はどうなっているのか。もう全部オーケーなんですか、伺います。地権者との交渉。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 用地買収につきましては、あと3筆ほど残っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- これは結構長い期間かかって説得できていませんよね。今後どのように対応していくんですか、伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  交渉につきましては進捗しておりまして、まだ契約には至っていないんですけれども、以前よりは進捗しているということでございますので、もう少し粘り強く交渉していきたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 何か難しい説明ですね。 この際どうでしょう、経済建設部長。市長、副市長のトップの顔を出してお願いしに行ったらどうでしょうか。市長、どうですか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  交渉は今、進捗している状況でございまして、私も部長としてまだ交渉に行っていませんので、まず私のほうから先に行きたいと考えております。先に部長のほうから行くべきだと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- こんな長くかかっているものですから、何か言いにくいのですが、前の市長だったらだめだったかもしれないけれども、今の市長だったらオーケーするかもしれませんよという意味も含めて言っているわけですよ。善処してくださいね。よろしくお願いします。 それから次、②に移ります。②市道(通学路)の管理について以下の点を伺います。 相当ひどいです。東のほうはどうでもいいという感じになっていますよ。見たことがありますか、市長。 (ア)市道32号線の管理(路面整備・除草など)について伺います。これは通学路になっています。よろしくお願いします。※(21番)赤嶺吉信議員 離席(14時30分) ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市道32号線については、年数回の除草作業を行っており、つい先日も除草作業を終えております。市道及び里道の維持管理につきましては対象箇所も多く、維持管理が追い付かないのが現状でございますが、急を要する箇所については迅速に対応したいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 対応していないから、この前2回も私が草刈りしましたよ。これはよくないんじゃないですか。要するに、もう膝丈ぐらいまで来ているものだから、生徒が渡れないわけです。特に雨降りなどは。だから私は自分で行って、自分で草を刈りました。草刈りは得意だから。だけど、それってそんなによくないよね。やはり市の職員が手配してやるべきではないでしょうか。それでたくさんの方を出しているんですよ。 では、(イ)市道41号線の管理(路面整備・除草など)について伺います。金良から南部農林高校に向かっての左側ですね。ここもすごいです。ススキも咲いています。この状況でいいのでしょうか。私は住民に言われました。「どうなっているのか、今の市役所は」と。だから「私が追求します」と張り切ってきましたけれども、どうなっていますか。市道41号線の管理。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市道41号線については、字長堂160番地1地先付近において、車道に水がたまるとのことですが、雨天時に現場を再確認し、対策方法を検討したいと考えています。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 除草の件も大丈夫でしょうか。今、路面の件でしたか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 路面の件もありますが、除草に関しましても再度現場確認をして、適切に対処したいと考えております。
    ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (ウ)に行きます。市道283号線の管理(路面整備・除草など)についてですが、特に路面管理のところで長堂1番地から3番地あたりがでこぼこ過ぎて、水がたまっておりました。そんなに悪い道ではなかったはずなのに、急にこうしてでこぼこになって、多分20センチぐらいへこんでいるのではないかと思っておりますが、ここら辺、ちゃんと大丈夫でしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道283号線につきましては、字長堂1番地地先から3番地地先にかけて、道路の陥没を確認しております。修繕につきましては、路盤の入れかえや舗装の打ちかえ等、やや大規模な工事になることから、次年度に対応したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (エ)の市道40号線の除草については、金良自治会の地域懇談会でも出ましたけれども、もう恐ろしいですよ。ハブが出るのではないかというぐらい生えている場所がありますよ。これをどうにかしてくださいよ。大丈夫でしょうか、よろしくお願いします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道40号線についても年数回の除草を行っており、今年度は9月にシルバー人材センターによる大規模な除草清掃を終え、その後もところどころにおいて草の伸びた状態が確認されましたので、職員による除草作業を行っております。現在、シルバー人材センターへ除草作業を発注しておりますので、年度内にもう一度、大規模な除草作業が入る予定となっております。市道の維持管理につきましては、今後も可能な限り、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 除草とか路面とか、こんなにたくさん質問をしているわけです。なぜかといいますと、やはり市長、副市長、まず回って見てくださいよ。一月に一遍でいいですから。とにかく恐ろしいような状況になっています。進めていきたいと思います。 (2)、(3)は少し置いておきまして、(4)をお願いします。首里城再建支援金についてですが、びっくりしたのは、皆さんもご承知のように10月31日午前2時40分ごろ通報があって、首里城で火災が発生したということでございますが、ポイントは、10月31日に火災が発生して翌日の1日にもう豊見城市は、ふるさと納税による資金募集というふうな形で出しているわけですね。その気持ちは私もわかります。私も今、ポケットの財布のお金を全部あげてもいいなと思うぐらいの気持ちはありますが、やはり状況を把握した上でいま一度立ちどまって、市長、副市長にはもう少し判断をしてからでも遅くなかったのではないかというふうな気がしまして、これを出したわけです。みんな言葉で言い表すことができないぐらい、沖縄の方言でいうとチルダイしています。もうショックでした。気持ちはわかりますが、なぜあんなに早く。国や県、しかも那覇市の動向を見ながらでも遅くはなかったのではないかと思いますが、この辺をお答えください、市長。※(21番)赤嶺吉信議員 復席(14時37分) ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 これは①の質問としてお答えいたします。本市におけるふるさと納税による支援金としては、首里城火災が発生した翌日の11月1日より開始をしております。現時点では、今年度末の令和2年3月31日までの募集期間として予定を考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 募金の方法はいろいろあるということで、ふるさと納税で募金をした結果、新聞によると11月1日から17日までで5,265万円でしたか。そのぐらい集まったようでびっくりしましたが、現時点でどれぐらい集まっていますか。よろしくお願いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたしたいと思います。 首里城再建に係るふるさと納税に関しましては、令和元年12月9日までに1万4,289件、金額としては寄附が8,760万2,000円となっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- とみぐすく祭りでの寄附金の集め方は、もちろん市長を初めとする何名かでやったかと思いますが、その集め方については誰が発案したんですか、質問します。誰がこういうことをしようと発案したんですか。 ◎副市長(小川和美)  ふるさと納税を含めて、市としてどのような首里城再建に向けた取り組みができるかということについて市長を中心に検討したわけですが、その中で幾つかの取り組みが出されました。その中の一つが、募金をしようということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 一番のポイントは、ふるさと納税をお願いするときに決済手数料というのが出るわけですが、これは市のほうが払うんですか、企業が払うんですか。あるいは、出した個人が払うんですか、伺います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 今回の首里城再建に係る支援につきましては、ふるさと納税制度に沿った運用を行っているため、通常、各種委託料や決済手数料等が発生することになりますが、今回のふるさと納税については首里城再建に係る支援を目的としているため、現在、各種委託料や決済手数料等の軽減、圧縮が図れないか、委託業者と協議調整をしているところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- どのような手数料が発生するでしょうか。 ◎企画政策課長(翁長卓司)  お答えします。 委託関係、もしくは手数料といたしましては、カード会社等の決済手数料、もしくは一括代行業者に係る委託金ということになっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- この手数料に関して、議案説明会のときに手数料は寄附した側からというふうな話があったので、「それをどこで周知しているか」と聞いたら、「市のホームページに掲載している」ということを答弁しておりましたが、これは間違いないでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 議員のご指摘がありましたように、議案説明会の際の説明と異なることになっておりました。掲載サイト等において、手数料については記載がございませんでした。したがいまして、議案説明会において、実際の内容とは異なる説明をしたことになります。訂正して、おわびを申し上げたいと思います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- その後、ホームページに出したということでよろしいでしょうか。 ◎企画政策課長(翁長卓司)  お答えします。 現在のところ、寄附に係る手数料についてのホームページの公表はございません。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 説明会ではこうこうしかじかで、これはちゃんとやっているなと思って理解しておりましたが、気づいた時点でやるべきではないのですか。 ◎企画政策課長(翁長卓司)  先ほどの答弁の繰り返しになるのですが、現在、各種委託料や決済手数料の負担軽減、もしくは圧縮を図れないか、委託業者と調整をしている最中ですので、金額等についてはあらわすことができないということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 最中だから今は申し上げられないということですね。わかりました。 それでは(5)に行きたいと思います。ここで私が言いたいのは、決して野党だから市長、副市長いびりではなくて、市民に何か見えるような、透明性のあるような政治をしてもらいたいという気持ちを込めて質問しますので、よろしくお願いします。 (5)市政運営について。首長、市長、副市長と考えてもよろしいです。首長と議会は「車の両輪」とよく言われています。現在、私は野党という立場で非常に戸惑っているところでございます。どうも「現市政」が見えてこない。話だけ聞くと、「いいね、いいね」という部分もありますけれども、実際、自分の周囲を見渡すと、あまりよくないんじゃないかというところが見えてきますので質問します。①市長は今後私たち議会、特に野党ですね。ねじれていますので、そこをやり損ねると大変なことになると思うので質問しますが、どのようなスタンスで対応するか伺います。市長。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 まず執行部と議会は、彰議員がおっしゃるように「車の両輪」として、それぞれの役割に基づいて、市民の負託に応えていく必要があると考えております。議会に対してはこれまで同様、私は誠意をもって対応してまいりますので、議員各位のご理解とご協力もお願いしたいと思います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私は野党だから情報が入りにくいかもしれませんが、でも与党の議員と相談をしたりして、特別なときですけれども、大事なところは相談をしておりますでしょうか、伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 適宜、しっかりと対応をしていきたいと思いますが、議案の事前説明会なども含めて、これまで同様、誠意をもって対応していきたいと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- よろしくお願いします。 ②に行きます。現在一般質問の答弁はほとんど部長が行っているが、そのメリットについて伺います。 ◎副市長(小川和美)  部長答弁のメリットというご質問ですが、その前に若干経過としてお答えをしたいと思います。 一般質問に係る答弁につきましては、平成30年8月22日付、市長から議長宛ての「一般質問に係る対応と要望について」という文書におきまして、一般質問の答弁については、原則部長以上が対応し、例外的な事務的な見解の再質問については課長等が答弁することもあることを要望しております。その後、議会運営委員会において協議した結果として、平成30年9月5日付、議長から市長宛ての文書によって、「一般質問の答弁については、原則部長以上が対応するものとし、事務的な見解の内容等については課長等が対応することが好ましいと考える」との回答をいただいており、一般質問の答弁については、原則部長以上の対応としているところでございます。お尋ねの部長の答弁するメリットということですが、このような経過を踏まえて部長答弁としているところでありますが、部長答弁をすることによって日常的な業務管理や業務執行がしっかり行われているというところがメリットの一つかと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私が今そこで言いたいのは、やはりコミュニケーションですね。コミュニケーションを大事にして、我が役所は今どうなっているのかと。今般、飲酒運転の件もありますし、また個人情報、ハードディスクの紛失とかもありますし、市長就任1年でこんな不祥事が起こっていいのでしょうかという気持ちで私は言っていますので、この辺をお酌み取りになってください。 コミュニケーション、要するに部長というのはたくさんのものを抱えているので、やはり課長とも話をしないといけないし、班長とも話をしないといけないでしょうし、責任ある立場だと思うので、できるだけ部長が答えるのがいいんですけれども、「あれはどうなの、どうなの」と班長とか課長まで行くと、こいつらはうまくいっていないなというふうにしか見られませんよね。例えば責任のもとで、市長が答えるべきものは市長に答えてほしいと思います。市長が答えにくいところは副市長で構わないと思いますけれども、できるだけ責任ある見地から答弁をしてもらいたいと思って、ここに挙げています。私からするとメリットは、部長が答弁することによってコミュニケーションが深まって、一つのいいチームになる。そういえば、流行語でワンチームとありましたね。そういうチームになれば、いろいろな事件も起こりにくいのではないかということでありますから、ひとつ。 次、③部長答弁のデメリットはありますでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  部長が答弁を行うことについてのデメリットについては、特段思いつかないというところでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- では、メリットだけということですね。 次、④ここが一番のポイントだと思います。市長、副市長と部課長とのコミュニケーションはどんな場合に行っているか。例えば課長以上が集合して飲み会をするとか、庁議とかいろいろありますよね。少しお聞かせください。 ◎副市長(小川和美)  市長、副市長と部課長とのコミュニケーションについてですが、庁議あるいは業務報告といった定例的な報告の機会があります。それに加えて必要に応じて業務調整を日常的に行いますので、そういう意味ではコミュニケーションは図られていると思いますけれども、どういう場合に十分かということになりますが、必ずしも十分過ぎるということはないと思いますので、引き続きコミュニケーションについては留意していきながら図っていきたいと思います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 私も酒は嫌いではないのですが、コミュニケーションドリンクという言葉がありますよね。それも特に部長あたりとは、しっかり市長、副市長にやっていただきたいなと。そして、その中で酒を飲んだら車を絶対持つなとかという話も出てくると思うし、そういうワンチームの方向に持っていけたらいいなというふうに私は思っております。 戻りまして、(2)に行きます。聖火リレーについて。オリンピックの聖火は、国際オリンピック委員会の権限のもと、ギリシャのオリンピアで灯される。アテネオリンピック女子マラソンの金メダリスト野口みずき氏が来年3月12日にギリシャで採火式後、ギリシャ人の第1走者に続いて走ります。その聖火が本市にも来るわけですよね。そこで、以下の点を伺う。 ①本市が聖火コースに選ばれた根拠について、どうして豊見城市だったのかな。知りたいです。お願いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、国の組織委員会において沖縄県に対して、現時点で公表する内容については制約があるようなので、市のほうでお答えできる範囲でお答えをさせていただきたいと思います。 本市が聖火コースに選ばれた理由については、通過市町村の基本的なポイントして、1つ目に人口や交通量を視点として、できるだけ多くの人が観覧できるか。2つ目に、道路環境などを視点とした安全安心な環境が確保できるか。3つ目には、観光拠点や平和の発信、世界遺産といった沖縄県の資源を活用し、魅力を発信できるかという3つを基本的なポイントとしているとのことでございます。本市においては2日目(5月3日)のスタート地点として選定されております。沖縄発祥の空手を象徴する沖縄空手会館が所在している点が、沖縄文化を世界に発信する上で大きなポイントになったのではないかと考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ②予算について伺います。国、県、市の負担をよろしくお願いします。 ◎教育部長(原國政也)  これについても最終的な決定ではございませんが、今定例会へ補正予算の債務負担行為を要求させていただいているところでございますが、聖火リレー関連の運営事業費として500万円の予算要望をしております。その主な内訳としましては、交通規制に必要なカラーコーンなどの資器材の費用や走行路や迂回路の交通警備などに当たる職員等のスタッフシャツ、また聖火関連イベントの開催費用を考えております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 我が市だけで持つんですか。それとも県とか国からの補助があるんですか。お願いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現時点で、国や沖縄県からの補助はないと伺っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- それでは、③走者の選出についてはどうやって行っていますか、伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 聖火ランナーの最終決定については、国の組織委員会が決定することになっております。沖縄県からはおおむね2日間で170名程度の聖火ランナーが選出されるとのことで、そのうち沖縄県実行委員会が選定するランナーの人数は44名となります。それから他の126名については、国の組織委員会とスポンサー企業で選定されることとなり、聖火ランナーの発表につきましては12月の後半ごろにランナーに対し、通知を行う予定だということで伺っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 選定は終わっているわけですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 終わっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- もう決まって、通知をするだけということでよろしいでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  先ほどお答えしたように、12月の後半ごろにご本人に通知が行くということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 本市から44名走るということでしたか。この44名は何でしたか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 沖縄県の実行委員会が選定するランナー、ですから沖縄県全体で人数は44名となっているということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 肝心な、本市は何名でしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時56分)          再  開(14時56分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 先ほどの答弁を少し訂正させてください。沖縄県から選出されるのは170名ですね。すみません、44名ではございません。170名でございます。 本市のランナーについては、現時点では公表できないということになっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 名前ではなくて数を聞きたいのですが、数は何名ということも公表できないのか。 ◎教育部長(原國政也)  申しわけございません。これについても公表できないということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- みんな知りたがっているのにどうしたのか。何名ぐらい走るのかということぐらいは言っていいのではないのか。誰が禁止しているのか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 冒頭で国の組織委員会から沖縄県に対して、現時点で公表できるものについては制約があると。そういう中で、現時点では公表できないということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 沖縄県は170名という数字を出しながら、我が市はその中で何名なのかと言ったら、答え切れませんと言ったら、これは納得いきませんね。誰がとめているのか、国がとめているのか。豊見城市は公表したらだめよと。そうですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 繰り返しになりますが、国の組織委員会が沖縄県に対して、このようにしてくださいねとお願いをしております。ですから、市町村個々にこういうふうにやれということではございませんので、ひとつご理解のほどをお願いしたいと思います。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- それでは、④聖火コースについて伺います。沖縄県、本市、両方お願いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 聖火リレーのコースについては、本市は2日目のスタート地点として沖縄空手会館となっており、それ以外の走行ルートについては、現在非公表となっております。今後、沖縄県実行委員会にて決定した詳細ルートを、国の組織委員会の検証を踏まえて最終的に決定され、12月下旬ごろに最終的なルートが公表される見込みとなっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- ⑤交通規制についてはどのようになっているんですか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 ルートが今、明確に公表はできません。ただし、規制はかけないといけないわけですから、その下準備を関係機関とやっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- なかなかズバッとする回答がないから、次に行きましょうね。 (3)教育行政について。今、小学校の運動会、中学校の体育祭が気になっているところであります。①小中学校の運動会、体育祭について以下の点を伺う。 (ア)の時期の決定については省きまして、(イ)練習期間について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 小中学校の運動会、体育祭等の練習期間については、約2週間程度というふうになっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (ウ)練習のための授業時間カットはありますでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 運動会に関しましては、体育の時間を活用して授業カットをしない方向で取り組んでいるということでございます。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- (エ)危険種目の取り扱いについて伺います。どの種目が危険種目とみなされているでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 事故防止については、文部科学省からもスポーツ庁からも文書が出されております。運動会における危険種目としましては、組体操、騎馬戦と想定されますが、本市の組体操は高さを競う内容ではありません。段を2段ないし3段、それも上にいる子が落ちないような動き、また補助をつけるなど対策を行っております。騎馬戦でも補助員を配置し、相手を傷つけない、危険につながる行為は行わない指導を徹底しております。また、ダンスなどのような表現運動も演技、競技の中に取り入れることも行っております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 時間がありませんから、②は読むだけにしましょうね。県立学校教職員の2018年度勤務実態調査で残業時間が月80時間の「過労死ライン」を超えた人が延べ3,078人に達することがわかりました。多くの教職員が過労死ラインを超えて働いているというふうに認識しております。間に合いますね。 (ア)本市の小中学校の勤務の実態調査はいつ行いますか。 ◎教育部長(原國政也)  平成31年4月から令和元年9月までの勤務状況について調査をしたところ、月60時間以上が延べ385名、全体の14.87%、80時間以上が117名、4.52%、月100時間以上が延べ25名、0.97%となっております。 ◆22番(比嘉彰議員) -再質問- 時間ですので、終わります。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時02分)          再  開(15時03分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆22番(比嘉彰議員) -訂正- 謝りながら訂正いたします。すみませんでした。 こいつらと言ったつもりではないんですけれども、愛を込めて言ったつもりですけれども、皆さんはというのに訂正いたします。失礼しました。ご指摘、ありがとうございました。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいまの訂正は、議長にて許可いたします。 休憩いたします。          休  憩(15時03分)          再  開(15時15分)※(15番)川満玄治議員 離席(15時03分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号11(21番)赤嶺吉信議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、赤嶺吉信議員の質問を許します。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。保和会、赤嶺吉信でございます。令和元年もあっという間に残り少ない12月ではありますが、気を抜くことなく頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 私の所見ではありますが、さきの9月定例会で世界陸上出場決定を受けた津波響樹選手の応援に対して、市のほうから横断幕、掲示板等で宣伝をしていただきましたことについては、本当に感謝を申し上げます。ありがとうございました。また、今大会の響樹選手の順位は、上位に食い込むことはできなかったという結果は出ておりますけれども、今後の彼の活躍に期待をするものであります。また今回、本市において秋の叙勲受章を受けられた方については、皆さんも承知をしていると思いますけれども、我が市の元議長でありました大城英和氏が旭日小綬章、また消防において赤嶺勲氏が瑞宝単光章、添盛敏伸氏は警察官として長年功績があったということで瑞宝双光章、お三方が章をいただいたということは、大変喜ばしいことでありまして、市民の誇りだと痛感をしております。皆さんがまた三氏にお会いになられる際は、ぜひ激励のほうをお願いいたしまして、一般質問に入りたいと思います。 (1)公園施設の維持管理について。①公園施設の維持管理は、指定管理者で行っていると思いますが、東屋やトイレなどの建物の点検整備は、どのような取り組みになっているのかを伺います。 ②豊見城総合公園やせせらぎ公園の東屋は、修繕が必要と思いますが、東屋の状況を把握しているか伺います。 ③その東屋の修繕予定はあるのか。また、修繕費はどの程度の予算になるのかを伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時19分)          再  開(15時20分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- (2)市陸上競技大会の運営について。①9月22日に開催予定であった陸上競技の日程はどのように進められ、決定したのかを伺います。 ②過去に陸上競技大会の延期はあっても中止はなかったと思いますが、今回、中止にした理由を伺います。 ③毎年行う市陸上競技大会の趣旨の一つには県民大会への選手派遣を選考するためのものだと思われるが、今回の中止に伴う選手選考をどのような基準で行ったのかを伺います。 (3)美らSUNビーチの管理についてであります。 ①台風の影響によりビーチに打ち上げられる大量の砂の除去については、調査を行い、除去すると聞いておりますが、12月補正で調査委託料が減額となっている理由について伺います。 ②砂除去に伴う年間予算はどのようになっているかを伺います。 ③以前、ビーチ沖合に防波堤設置の計画があったと記憶しておりますが、その計画はどうなっているかを伺います。 (4)市道66号線の修繕工事について伺います。過去にも何度か質問をしておりますが、今回の質問にも取り上げております。 ①市道66号線の修繕工事については、設計も完了しており、工事を早急に行う必要があるが、工事費用について伺います。 ②工事予定について伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎経済建設部長(金城道夫)  赤嶺吉信議員の(1)、(3)、(4)について順次お答えします。 (1)の①について、市内の都市公園にある東屋やトイレを含めた施設の管理については、指定管理者が日常的な点検や定期点検を行い、公園施設の劣化や健全度の状況の状態の把握に努めております。また、市と指定管理者にて管理運営実施状況を確認するため、月次の報告や適宜の連絡調整会議を行いながら公園の管理に努めております。修繕が必要な施設については、規模や金額応じて、市及び指定管理者が実施いたします。 ②議員ご指摘の豊見城総合公園とせせらぎ公園の東屋等について、改めて現場調査の確認を行いました。その結果、両公園の東屋について、化粧梁や柱及び屋根瓦の一部において修繕の必要があることを確認いたしましたので、指定管理者に対して適切な管理を行うよう指導しております。また、他の公園についても同様な修繕の必要性について、緊急点検を行っております。改めて公園の施設の管理の重要性について、指定管理者と共有を図りながら、適切な公園管理に努めてまいりたいと思います。 ③現時点において使用禁止に至るまでの東屋は見受けられませんが、屋根瓦の一部について応急処置を行っております。また、修繕が必要な箇所についても今後、対応してまいります。修繕費については、現在、専門業者に見積もり依頼をしているところです。 次、(3)の①議員ご指摘の調査委託料については、沖縄振興特別推進市町村交付金事業を活用し、豊崎美らSUNビーチ観光整備事業の堆積した漂砂の浚渫整備に必要な調査測量に係る委託料のことだと思われます。公園利用者の総合的な利用に供することと、観光推進及び地域の活性化につながることを目的として、豊崎美らSUNビーチ海水浴場周辺の堆積した漂砂を、次年度に浚渫の工事を行う上で必要な設計と調査を今年度実施する予定としておりましたが、調査委託を行う前に現地踏査や確認作業及び指定管理者との調整を行った結果、日常管理にて養浜部の砂を整地するほうが効果的であるとの判断に至り、12月定例会において現額補正の対応としております。今後の取り組みとしては、堆積した砂を重機でならしながら、石や流木などの撤去を行う予定であります。 ②豊崎美らSUNビーチについては基本的に指定管理者が維持管理を実施しておりますが、台風を含めた自然災害等によっては、市の維持管理費等で砂の除去を実施している状況もあります。市では、市内の開発公園を含む公園の維持管理に係る予算として、約1,250万円を計上しておりますので、その中から支出することとなります。 ③防波堤の設置については約6億円余りの費用が必要になり、また設置することにより、慶良間諸島への眺望やサンセットの妨げ、漁業への影響など、さまざまな問題が発生することが予想されることから、具体的な計画策定には至っておりませんでした。 (4)①市道66号線については、市道において唯一、アスファルト舗装が施されていない路盤仕上げの道路となっております。そのため市道66号線の延長約329メートルのアスファルト舗装を行うための実施設計を平成28年度に完了しており、維持修繕工事費は約1,800万円となっております。 ②工事につきましては、実施設計を完了した箇所から順次工事を行っている状況であり、当初予算額に合わせて、他路線の維持修繕工事と優先順位等を勘案しながら整備箇所を決定しております。現時点において市道66号線の整備時期は、令和2年度以降を予定しております。※(15番)川満玄治議員 復席(15時23分) ◎教育部長(原國政也)  赤嶺吉信議員の(2)の①から③について順次お答えをいたします。 まず①についてでございますが、豊見城市陸上競技専門部と協議調整を行う中で、県民体育大会陸上競技種目の申し込み日程や、県内各種イベントの日程を確認する中で、選手が陸上競技大会に参加しやすい日程を検討し、9月22日の日曜日に第72回市陸上競技大会を開催することが決定しております。 次に②でございます。9月20日金曜日に四役会(体育協会の会長、副会長2名、理事長)を開き、第72回市陸上競技大会時の天候について、沖縄気象台の予報を確認したところ、台風17号が接近し、9月21日の土曜日の朝方より沖縄本島も暴風域に入り、大会当日の22日の日曜日も大きな強風域を伴い、強い風雨が予想されたことから、選手や役員などの安全を考慮し、中止としております。なお、参加チームに対しては、中止するに当たって9月29日日曜日の予備日に延期する案を確認したところ、自治会の行事などが入り、参加するチームや選手が極端に少なくなることや、10月へ開催を延期する案も検討しましたが、既に他の事業の予約が入っているなど、やむなく中止を決定しております。 最後に、③でございます。参加を予定しておりました各チーム監督宛てに、よい選手がいれば推薦してもらうことや、市陸上専門部を中心に、これまで県民体育大会へ出場経験のある選手へ大会参加を打診するなどの対応、また月例の陸上記録会の中で選手の選考会を行うなどして、県民体育大会の陸上の派遣選手の選考を行ったとの報告を受けております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- では、再質問に入ります。 まず、(1)①の公園施設の維持管理についてです。私も各地域にある東屋を点検してまいりました。瓦が割れているところとか、柱の劣化、ひび割れ等がたくさんあるなというふうに感じて今回質問をしておりますけれども、昨日、儀間盛昭議員が質問をされておりました、与根地域にありますしおさい公園の東屋については、耐久性が30年ぐらいある東屋が倒壊したということで、大変な費用がかかって3、4年、東屋が使えない状態で、市民の皆さんに多大な迷惑をかけている状況がございまして、こういうことが起こらないように事前に東屋というものを点検し、年に一度は整備をすることで、余計な予算を使わずに削減につながるものと思って質問をいたしました。 ①、②で経済建設部長のほうから、適切な管理をして点検し、見積もりをしている状況と聞いて、少し安心しているところではあるのですが、(1)の中で一つだけ質問をしたいと思います。東屋の応急処置を行ったと答弁してもらいましたが、経済建設部長、いつごろ修繕をするのかという予定についてお伺いいたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 先ほど見積もり依頼中ということで答弁いたしましたが、見積もりを確認しまして予算内であれば、今年度中に実施する予定でございます。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 市民の使う東屋でありますので、ぜひとも早急に対応していただくようお願いをいたします。 続いて、(2)に移ります。9月22日に予定していたわけですが、台風の影響があって中止をしたということなのですが、予備日も設けているわけですよね。9月に29日に予備日を持ったけれども、開催に当たって地域の自治会の参加が少なかったということですよね。そうであれば9月の開催は諦めて、10月に時期を外してやるというお考えはなかったんですか。 ◎教育部長(原國政也)  再質問にお答えいたします。 先ほども少し触れましたが、10月へ開催を延期する案も検討したが、既に他の事業が入っているというようなことで、10月についてもできなかったと。県民体育大会は11月ということで、その間のインターバル関係も多分あるのかなというのもありますし、そういう状況下の中で延期ではなくて中止にしたということでございます。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 日程的に調整が厳しかったということは理解しますが、この市陸上競技大会というのは、各自治会に予算を組んで選手を派遣して、スパイク購入とか、ユニフォームの購入とか、結団式とか、内地のほうに進学して大学に行っている選手とかもいるわけなんですよ。その選手などは、その陸上競技の日に合わせて帰省するわけです。そういう費用もいろいろ考えてみますと、これを中止にするのは大変酷だなというふうに思うわけなんですよ。だから、予備日に充てた日にちが9月29日だと聞いておりますけれども、これをどうにか10月の前半か中盤に持ってきてやるという、この考えはなかったんでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  繰り返しになりますが、先ほど言ったように、29日についても打診はしております。競技団体は、市陸上競技大会は13団体になるのかなというふうに承知しておりますが、ほとんどの自治会で次の日程があるとか、選手が集められないという回答を得ている。基本的に選手がいないと大会は進められない。10月についても先ほど言いましたように、次の行事等が入っているということがございます。陸上競技大会につきましては、ほかに数多くの市の職員とか、中学校のボランティアとか、そういうところで258名ぐらいの人員を確保してでないと動けないという部分もありまして、そういうことを総合的に判断してできなかったというふうに考えております。ただ、吉信議員が市の陸上競技大会を思う熱い心を受けとめて、次年度はこのようにならないように、しっかり専門部と協議調整を図っていきたいと思っております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 教育部長、ありがとうございました。 私も再質問で、延期にならないことを考えて対策を立ててちょうだいという質問を考えていたのですが、今しっかりとやると。では、次年度は絶対延期はないわけですよね。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(15時38分)          再  開(15時38分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 中止はございませんよね。 ◎教育部長(原國政也)  努力していきたいと考えております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- あと一点だけ。県民体育大会に当たって、大会を中止したために選手の選考に影響はなかったんですか、お伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 先ほど市の陸上競技大会がない中での選考は、いろいろなところに打診したとか、経験者とかという答弁をさせてもらったんですが、ひとつ成績からお話をさせていただきます。 今回の県民体育大会の総合成績なのですが、まず男子が10位、女子が12位ですね。これは陸上だけに特化しますと、一般男子が6位、女子が7位、壮年が13位ということで、男子のほうは昨年よりも順位が上がっております。女子のほうは若干下がっておりますが、壮年のほうも若干上がっているということで、影響はなかったのかなというふうに考えております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 次に移ります。 美らSUNビーチの管理についてでありますが、市内公園全体の維持管理費が1,250万円。その除去する費用もそれに含まれているとの答弁でありますが、その除去した実績の工事費は幾らになりますか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 砂を除去した実績の工事費ですが、これは平成30年度に砂を除去をしておりまして、そのときの工事費は約38万円でございました。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 経済建設部長、今回の予算が削減された理由として、重機でならして搬出をしないということで補正が減額になっておりますよね。この砂については、重機でならす。毎年砂が打ち上げられてくるわけですから、砂の量というのは増えることはあっても減ることはないわけですよね。こういうことがいつまで続くかといったときに、積もり積もってどうしようもないときに、どのくらいの費用がかかりますかといったときには莫大な費用がかかると思うんですよ。今後また台風が来るたびに砂が打ち上げられるわけなんですよ。そうなるとイタチごっこなんですね。そうならないように対策を打って、しっかりとやっていただきたいと思っております。 ③に移ります。ビーチの沖合に防波堤の計画がありましたけれども、部長からはサンセットが見えなくなる状況もあって、この事業ができなくなったというお話だったと思うんですが、私が言うのは、この防波堤計画は以前、軽量型漁礁の質問もして、与根漁港3キロ沖合に消波ブロックを設置した経緯があるんですよ。そういう水中に設置をする防波堤の計画のことを言っておりますので、景観が損なわれる、サンセットが見えなくなるということには何ら問題はないのではないかと思っております。 そこで質問します。水中に設置することで景観を損なわない軽量型漁礁の設置について、再度検討するお考えはないのかお伺いします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 軽量型の漁礁での防波堤設置ということでございますが、ビーチに堆積する漂砂対策に、この軽量型漁礁というのが有効であるか。あるいは、その設置に関する補助事業があるかどうか、その辺を検討したいと思っております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 今後、美らSUNビーチの観光客等も大分増えてくるだろうということを考えますと、この事業も重要性があるのではないかと思っておりますので、ぜひ検討をしていただきたいというふうに要望をしておきます。 (4)の市道66号線の改修については先ほど答弁していただきましたが、経済建設部長、優先順位と言っておりますけれども、この市道66号線は一度も舗装がされていないわけなんです。優先順位といいますと市道66号線のほうが私は高いのではないかと思いますが、この優先順位の考え方についてお伺いいたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道の修繕工事の優先順位につきましては、まず路線の交通量とか、また通学路等を勘案した路線の重要性ですね。それから危険性、整備した場合の整備効果等を判断基準としております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 市道66号線については何度か質問を投げておりまして、一向に整備が進んでいかない。市民にとっては、大変嫌な思いをしながら道を通るわけなんですよ。危険性、あるいは交通の多さ、費用対効果とか、そういうことも鑑みて道路整備をしているという気持ちはわかるんですが、我々与根地域に住んでいる方々もきちんと税金を納めているわけですから、市道66号線については平等に整備をしていただきたい。そのように思って、最後の質問をいたします。 先ほど工事費は1,800万円と言っておりましたが、市道66号線だけが舗装されていないわけですから、与根地域の方々は非常に不満を持っているところであります。そこで市長にお伺いいたしますが、この1,800万円は何とかならないんでしょうか。市長、お答えください。
    経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道66号線の整備につきましては、予算は市の単費になるわけですね。現在、令和2年度の整備に向けまして予算の協議を行っている状況でございますので、ご理解いただきたいと思っております。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- 経済建設部長、今、令和2年度には検討するという意味ですか。実施できるということですか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 令和2年度に整備するという考えで、今予算協議を行っているというところでございます。 ◆21番(赤嶺吉信議員) -再質問- もし令和2年度に整備が着工できないようでありましたら、また次年度に一般質問をいたします。ぜひ市民のために頑張ってもらいたいと思いますので、よろしくお願いをして、令和元年の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大城吉徳)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は12月12日午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。          散  会(15時48分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   豊見城市議会議長  大 城 吉 徳   署名議員(18番)  仲 田 政 美   署名議員(19番)  大 田 正 樹...