豊見城市議会 > 2019-12-10 >
12月10日-02号

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  1. 豊見城市議会 2019-12-10
    12月10日-02号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和元年第6回豊見城市議会定例会会議録 ┌───────── 令和元年第6回 ─────────┐  │    豊見城市議会(定例会)会議録(第2号)    │  │    令和元年12月10日(火曜日)午前10時開議    │  └───────────────────────────┘ 出席議員 22人(1番)新 垣 龍 治 議員   (12番)波 平 邦 孝 議員(2番)瀬 長 恒 雄 議員   (13番)徳 元 次 人 議員(3番)真栄里   保 議員   (14番)新 垣 亜矢子 議員(4番)伊 敷 光 寿 議員   (15番)川 満 玄 治 議員(5番)宜 保 龍 平 議員   (16番)宜 保 安 孝 議員(6番)新 垣 繁 人 議員   (17番)大 城 吉 徳 議員(7番)楚 南 留 美 議員   (18番)仲 田 政 美 議員(8番)大 田 善 裕 議員   (19番)大 田 正 樹 議員(9番)瀬 長   宏 議員   (20番)外 間   剛 議員(10番)儀 間 盛 昭 議員   (21番)赤 嶺 吉 信 議員(11番)要   正 悟 議員   (22番)比 嘉   彰 議員欠席議員 なし職務のため出席した事務局職員の職氏名 事務局長  大 城   肇   主査     瀨 長 さゆり 次長    宮 城 盛 秀   主任主事   嘉 数 信 仰 班長    前大舛 之 信地方自治法第121条による出席者 市長       山 川   仁   副市長       小 川 和 美 教育長      照 屋 堅 二   市民部長      内 原 英 洋 福祉健康部長   嘉 数 久美子   都市計画部長    赤 嶺 隆 志 経済建設部長   金 城 道 夫   上下水道部長    當 銘 純 治 消防長      平 田 真 一   教育部長      原 國 政 也 総務課長     森 山 真由美   秘書広報課長    大 城 直 人 人事課長     前 泊   中   財政課長      奥 濱 真 一 IT管財課長   運 天 俊 郎   商工観光課長    喜久里 則 子 協働のまち    高 安 哲 也   生活環境課長    赤 嶺   健 推進課長 障がい・長寿   仲 地 恒 雄   子育て支援課長   大 城   智 課長 保育こども園課長 比 嘉   豊   都市計画課長    新 里 秀 樹 都市計画課参事  福 地 友 博   道路課長      城 間 保 光 公園緑地課長   大 城   堅   農林水産課長兼   浜 本   亨                    農業委員会事務局長 学校教育課長   赤 嶺 太 一   学校教育課参事   島 袋 成 良                    (指導主事) 学校施設課長   国 吉 有 貴   生涯学習      上 地 五十八                    振興課長 選管兼監査委員  久手堅   勝 事務局長本日の会議に付した事件 日程第1.      会議録署名議員の指名 日程第2.      一般質問   令和元年第6回豊見城市議会定例会議事日程(第2号)   令和元年12月10日(火) 午前10時 開 議┌──┬─────────┬─────────────────────────┬──────┐│日程│   議案番号   │            件名            │  備考  ││番号│         │                         │      │├──┼─────────┼─────────────────────────┼──────┤│ 1 │         │会議録署名議員の指名               │      ││ 2 │         │一般質問                     │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                         │      ││  │         │                        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議(10時00分) 議事日程の報告であります。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。   ────── ◇ 日程第1 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。  会議規則第81条の規定により、本日の会議録署名議員に川満玄治議員、宜保安孝議員を指名いたします。   ────── ◇ 日程第2 ◇ ────── ○議長(大城吉徳) △日程第2、一般質問を行います。  通告順により順次質問を許します。   ── 通告番号1(2番)瀬長恒雄議員 ── ○議長(大城吉徳)  はじめに、瀬長恒雄議員の質問を許します。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -登壇- おはようございます。日本共産党の瀬長恒雄です。よろしくお願いします。 私たち経済建設常任委員会では、今回三重県と愛知県に行政視察に行かせていただきました。三重県桑名市では防災対策の取り組みについて、愛知県豊橋市では公契約条例について、岡崎市ではPFI・PPP事業について視察してまいりました。先進的な取り組みで、非常に勉強になりました。豊見城市でも、参考にできるところは取り入れていければと考えております。まず最初に、桑名市の防災対策の取り組みについて、桑名市では昭和19年にマグニチュード8の東南海地震があり、昭和34年には伊勢湾台風の被災経験があるというお話でした。伊勢湾台風では、和歌山、奈良、三重、愛知、岐阜県の中心に死者4,697名、行方不明401名、負傷者3万8,921名の被害を受け、後に国の災害対策基本法が制定されたきっかけとなりました。2011年の東日本大震災、1995年の阪神・淡路大震災に次ぐ規模の被災者を出した伊勢湾台風の教訓に学び、桑名市の防災対策がとられています。1つ目に風水害・高潮対策として、高さ8メートルのスーパー堤防の整備、海抜0メートル地帯の対策として堤防内排水設備、排水ポンプの整備、河川洪水対策としてハザードマップの作成・全戸配布、危機管理型水位計の設置、地震・津波対策として木造住宅耐震補助、家具固定補助、耐震シェルター設置補助、津波避難施設の整備、そのほか同報系デジタル防災行政無線の整備が行われているそうであります。また、長島防災コミュニティセンターを視察いたしましたが、日ごろはコミュニティセンターとしての利用がなされ、災害時には周辺地域の避難場所として、食料や被災時の資器材が備蓄され、日ごろから避難訓練等も行われ、いざというときの備えがなされておりました。担当者の方からは、最悪の事態を想定して、平時からの備えが大事だということが強調されておりました。今年は台風15号や19号で、本土では洪水、浸水の甚大な被害が起こっています。また、いつ起こるかわからない地震や津波の対策も重要だと思います。 そこで、(1)豊見城市の防災・減災対策について考えていきたいと思います。 ①防災・減災の計画とその啓発活動について、どのような取り組みが行われているのかお伺いいたします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 本市と沖縄県及び防災関係機関や公共団体、その他市民が有する機能を十分に発揮し、市の地域おける防災に関し、災害予防対策、災害応急対策、災害復旧、また復興対策に至る一連の防災活動を適切に実施することにより、市民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的に、災害対策基本法第42条及び豊見城市防災会議条例第2条の規定に基づき、平成8年3月に豊見城市地域防災計画を策定しています。本計画は、被害を最小化する減災の考え方に立ち減災目標を策定することとして、減災に比重を置いた取り組み方針となっております。 次に、防災・減災への啓発活動といたしましては、防災マップを作成し、市内全世帯へ配布をしております。自助・共助を推進する取り組みとして、自治会長会で自主防災組織の結成の促進の周知を行いながら、自主防災組織で構成する連絡会を通して、防災関連情報の共有や勉強会の開催、他市で行われる訓練の視察を行っております。 自主防災組織未結成の自治会においては、説明会を開催し、結成促進に向けた取り組みも行っております。ほかには、市民の防災力や防災知識を高める取り組みとして、小学生を対象とした夏休み宿泊防災教室、沖縄気象台との連携による親と子の防災お天気教室を開催する取り組みなどを行っております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- ありがとうございます。 先ほど紹介がありました防災マップ、非常によく考えられてつくられていると思います。このハザード防災マップには、平常時の備え、津波・高潮の危険地域、洪水・土砂災害危険地域の表示や避難場所の表示、そこへの避難経路の表示、災害への対処の仕方等も詳しく書かれていて、非常に役に立つ防災マップになっております。それを全戸配布したというお話でしたが、非常にいい取り組みだと思います。 そこで、このマップの内容を活用して、地域住民や観光客への防災意識の啓発に役立てるため、各自治会の公民館、公共施設、観光施設への掲示板の設置等ができないかお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 今年度、観光の防災力強化支援事業交付金を活用し、多言語表記の避難誘導看板を新規で21カ所設置いたします。また、令和2年度においても同事業交付金を活用し、多言語対応の防災マップの作成を行うと同時に、既存の避難誘導看板の蓄光型への変更を行い、災害時の避難誘導に対応していきたいと考えております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 次に進みます。 ②避難訓練の実施状況についてお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 避難訓練につきましては、毎年11月初旬に県下全域で行われる市民参加型の広域地震・津波避難訓練の実施をしております。また、令和2年2月には、市の総合防災訓練の実施も予定をしております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- この避難訓練は、自主防災組織を中心に行われていると思いますが、豊見城市の自主防災組織の数、組織率をお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  今年度の広域地震・津波避難訓練の参加団体は31団体、参加者数が約2,100名でした。 申しわけございません。追加答弁をいたしたいと思います。 本市は48自治会のうち、自主防災組織を結成している自治会は11自治会になりますが、組織率は23%となっております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- この自主防災組織には、豊見城市のほうから自主防災組織補助金が交付されておりますが、この補助金はどのような補助が行われているのかお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 自主防災組織の活動育成を図ることを目的に資機材等の整備、防災訓練の実施及び防災士の養成に要する費用について補助金が交付されております。資機材の整備に関しましては、災害発生時に自主防災組織が応急対策として使用する資機材として、ハンドマイクや発電機、あと投光器などが対象となっております。資機材等購入補助金の交付を受けた場合は、同一会計年度内に防災訓練を行う必要があるほか、補助金交付を最後に受けた日の属する会計年度の翌年度以後10年間は交付を受けられないものとされておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 防災訓練の実施に関する補助金につきましては、市の指導を受けて行う防災訓練に要する費用に対し、予算の範囲内で一会計年度におき一度に限り交付を行っております。また、防災士養成に係る補助金については、自主防災組織から推薦された者が、特定非営利活動法人日本防災士機構による防災士認証を取得した場合に交付をされ、予算の範囲内で一会計年度につき、各自主防災組織より2名までが対象となっております。それぞれの補助金の額については、資機材等購入費用は上限50万円、防災訓練補助金は上限5万円、防災士養成補助金補助対象経費総額の2分の1位内とし、上限は1名につき3万円となっております。※(16番)宜保安孝議員 離席(10時11分) ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- ありがとうございます。 今、お伺いしましたように、自主防災組織の補助金も非常に充実しております。現在の自主防災組織の組織率が11自治会23%ということでありますが、この自主防災組織補助金も活用しながら、ぜひとも自主防災組織の拡大を図っていただきたい。そのことをお願いしたいと思います。 次に、③災害時の食料備蓄、資機材の備蓄計画とその達成率をお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 本市の災害時における食料等の備蓄は、豊見城市地域防災計画、備蓄計画に基づき、食料の備蓄計画を6万8,320食としており、11月時点では2万816食で、達成率は30.5%となっております。資機材については、簡易トイレや発電機等を302個備蓄する計画となっており、11月時点で134個が備蓄済みで、達成率は44.4%となっています。資機材の備蓄につきましては、今年度観光防災力強化支援事業を活用し、自動式簡易トイレ71台とハイブリッド発電機28台の整備を進めており、年内には完備される予定となっており、それを含めますと達成率が77.2%となる見込みでございます。
    ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 食料や資機材の備蓄の場所は本庁が中心だとは思うのですが、その本庁以外に備蓄の場所は何箇所か設定されているのかお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  備蓄食料は、基本的には避難所に指定されている学校内に設置しております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 次に、④避難場所の安全確保についてであります。避難場所としては小中学校が指定されておりますが、普段は小中学生が授業や部活動など、学校生活を送る場所であることから、安全が確保されることが重要であると考えますが、防災マップでは長嶺小学校の北西側の斜面、長嶺中学校の北側斜面、豊見城小学校の東側斜面、とよみ小学校の北側斜面が崖崩れ、土石流、地滑り危険地域となっており、子どもたちの安全面の確保が危惧されます。 そこで、(ア)長嶺、豊見城、とよみ小学校、長嶺中学校が崖崩れ、土石流・地滑り危険地域に隣接しているが、対策はとられているのかお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 本市の指定避難所は、土砂災害警戒区域外の公共・公益施設を指定していることから、避難所の安全確保は図られていると考えております。また、市内の土砂災害危険区域に対する対策としましては、防災マップへ指定区域を表記し、大雨等による災害の発生が予想される場合は、防災情報システムを活用して、市民に対して警戒レベル等の防災情報を発信し、避難を促す対策をとっております。地滑り等への具体的な対応については、地域住民からの相談や問い合わせに対して、道路課と連携して沖縄県へ情報を提供するなど対応しております。※(16番)宜保安孝議員 復席(10時15分) ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 次、(イ)豊崎小学校が高潮、津波危険地域となっているが、対策はとられているのかお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 豊崎地域は津波災害警戒区域高潮浸水予想区域となっていることから、地域内に指定避難所はございません。豊崎小学校の避難先としましては、豊見城南高等学校や座安小学校など、内陸部の指定避難所に避難していただくこととしております。また、諸事情により非難するいとまがない場合を想定して、豊崎地域内及び付近に津波避難ビルを11カ所指定しております。豊崎小学校の避難訓練については、全校生徒及び先生方に加え、豊崎幼稚園、こども園も参加して、ライフジャケットを着用して約1,000人が学校屋上への避難訓練に参加していることを確認しています。今後も内陸部への避難を含めた訓練や津波避難ビルへの追加指定など、地域の安全安心を図っていくための対策、対応を推進してまいります。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 今、小学校の対応はお聞きしましたが、今回豊崎中学校が建設予定であります。この豊崎中学校を地域の避難場所としても活用できるような津波・高潮避難場所として使える構造にすべきではないかと考えますが、当局の見解をお伺いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現在の防災マップの中では、豊崎小学校は高潮とか津波には対応できないということになっております。今後、基本計画を現在策定して進めておりますので、その中でどういうことができるかという部分については、検討していきたいと考えております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- (2)公契約条例の制定についてお伺いしたいと思います。 公契約条例は、自治体などが発注する業務で、働く労働者が低賃金しか支払われない官製ワーキングプアの解消を目指し、自治体と契約する事業者に一定額以上の賃金の支払いを求める条例などが公契約条例とされています。2009年に千葉県野田市が制定して以来、全国で条例制定の動きが広がっております。 そこで、①全国の公契約条例制定の取り組みの現状について、どれくらいの自治体で公契約条例が制定されているのかお伺いいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  お答えいたします。 公契約条例を制定している自治体につきましては、国会図書館の資料によりますと、平成30年7月末現在において、全国で47自治体が制定をしている状況でございます。そのうち市町村につきましては、35自治体となっております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 47の自治体で公契約条例が制定されているということでしたが、その条例の中でうたわれている、②公契約条例の目的、内容はどのようなものがあるのかお伺いいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  お答えいたします。 公契約条例は自治体ごとにいろいろ異なっておりまして、定型化したものではございません。平成21年に全国で初めて公契約条例を制定しております千葉県野田市では、公契約に係る業務に従事する労働者の適正な労働条件を確保することにより、業務の質の確保、市民が安心して暮らせる地域社会の実現というのを目的としております。その他の自治体についても、おおむね自治体が発注する業務に従事する労働者の適正な労働条件の確保、労働者の生活の安定、地域社会の活性化等を目的に掲げております。 次に、公契約条例の内容につきましては、一般的には公契約に係る受注者に、一定額以上の賃金の支払いを義務づけるものや、受注者に対して労働環境が確保されているかを確認するための手法を定めたもの、あるいは、公契約における公共性、透明性の確保などについて定めたものがございます。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 今、ご説明がありましたように、公契約条例は自治体の契約、調達を担う事業者の経営の改善、契約調達案件を、現実に従事する労働者、就業者の賃金、労働条件の向上、よりよい質を持った地域社会経済の実現、最終的には国民の福祉、地域福祉への波及効果を生む行政手段として活用する。こうしたさまざまな狙いを持った公契約条例が多くの自治体で制定をされてきております。 そこで、③豊見城市は公契約条例を制定すべきだと考えるが、当局の見解をお伺いいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  お答えいたします。 公契約条例を制定している自治体は先ほども申し上げましたが、全国でも47自治体ということで、県内においては沖縄県が平成30年に制定をして、同年4月1日から施行をしているところでございます。公契約条例の制定につきましては、全国においてもまだ少数ということで、今後も調査研究を行い、必要となれば具体的な取り組みを検討していきたいと考えております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- ありがとうございます。ぜひとも豊見城市での実現のために検討を重ねていただきたい。そのように思います。 次に、(3)子ども改革についてお伺いをしたいと思います。 ①「子ども改革推進検討委員会設置の目的をお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 子ども改革推進検討委員会は、豊見城市子どもの街宣言に掲げられた「子どもが活きる街・豊見城」の実現を目指して、子ども・子育て・教育に係る諸課題を検討するための庁内の検討組織として設置をしており、副市長を委員長として総務企画部長、福祉健康部長、教育部長及び関係課長等で構成をされております。また、検討委員会のもとに3つのワーキングチームを設置し、課題に応じた具体的な検討を行っております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -質問- ②「子ども改革推進検討委員会の検討状況について以下の点をお伺いします。 (ア)基金の設置のワーキングチームの検討状況についてお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えします。 子ども未来基金ワーキングチームでは、基金設置・運営などの制度設計、事業計画、基金設置条例などの検討を進めており、去る10月29日には有識者等との意見交換会を、「子ども未来ミーティング」と位置づけて行ったところです。現在、基金規模及び事業計画の具体的な詰めの作業に取り組んでいるところです。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 財源の検討とか、使い道とか、具体的な進展はあったでしょうか、お伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  基金の規模、あるいは財源等につきましては、現在、事業計画の具体化とあわせて検討を行っているところです。現時点で具体的な基金規模を示すまでには至っておりませんが、今後の予算調整の過程で具体化を図っていくこととしております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 次、(イ)学校給食に関するワーキングチームの検討状況についてお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えします。 学校給食ワーキングチームでは、主に学校給食の段階的無償化、学校給食における地産地消の仕組みづくり、学校給食費の公会計化の3つの課題の検討を進めており、現在、無償化に至るステップの検討、地産地消に係るJAとの意見交換等に取り組んでいるところでございます。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 地産地消の推進の点で、JAとどのような具体的な話し合いがなされているのか、もしあればお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、給食で使う各野菜の種目とか、これが1年間提供できるかとか、一括購入、それぞれありますが、そういうことについてJAのほうとは協議をさせていただいております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- (ウ)推進体制に関するワーキングチームの検討状況についてお伺いいたします。 ◎副市長(小川和美)  お答えします。 子ども改革推進体制ワーキングチームでは、子ども改革を次年度に向けた組織改革のテーマの一つとして位置づけ、組織改革検討委員会の中で新たな部の設置を含め、体制強化に向けた検討を行っております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 今、組織改革の中で新たな部の設置を検討しているということでしたが、具体的にはどのような方向で考えていらっしゃるのかお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 子ども改革関連の施策展開を進めていくために、子ども未来部の設置や産業振興の強化に取り組むために、企画振興部の設置について検討を進めています。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- (4)高齢者支援について。近年高齢者ドライバーによる悲惨な交通事故が多発をしております。事故の原因としては、安全不確認やブレーキとアクセルペダルの踏み間違いによる急発進が多数を占めております。東京都では7月から、70歳以上の高齢者の踏み間違い防止装置の補助事業を開始しています。多くの高齢者から歓迎されているということですが、豊見城市でも高齢者の安全運転支援装置(踏み間違い防止装置)の設置補助ができないかお伺いいたします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 高齢者の安全運転支援装置の設置補助につきましては、国が今補助を検討しているという報道等がされております。本市におきましても、国や県などの補助制度の動向を注視しているところでありますが、高齢者を初め運転者全体に向けて、過失事故がなくなるよう安全運転支援装置の普及促進に向けて呼びかけをしていきたいと考えております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 政府は2019年度補正予算、新年度補正予算に高齢者の交通事故防止対策として、安全装置の購入補助を検討しているという報道であります。その予算が実現した場合、豊見城市としてはどのような取り組みでその実現を図っていくのか、お伺いいたします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 国のほうで検討しているという話でありますので、国の制度設計ができれば、それを参考にしながら、他市町村で導入している自治体もありますので、その辺を見ながら検討していきたいと考えております。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- 高齢者の交通安全に寄与する制度だと思いますので、その周知徹底で高齢者の支援ができるように取り組んでほしいということを要望いたします。 (5)産業振興についてであります。沖縄県では、住宅リフォームの補助を実施する市町村に対する支援を行っております。沖縄県の既存住宅のストックは、高齢者のための設備を有していないものや、快適な環境で暮らすための断熱、省エネ性能を有してないものが多く、これらの住宅を長期にわたって利用していくためには、適正な管理、修繕とともに、居住世帯のライフステージに対応した高齢者対応工事、耐久性を向上させる工事、さらには省エネルギー対策のための工事等、安全、快適な住生活のために住宅性能を向上させる必要があります。沖縄県では、これらの住宅のリフォーム工事を行う皆さんへの補助を実施している市町村に対し、補助費用の一部を支援することで事業をサポートしているということであります。今年、令和元年8月時点では、宜野湾市、名護市、伊江村、沖縄市、北谷町、読谷村、糸満市、与那原町、南風原町、宮古島市、八重瀬町等が県の住宅リフォーム市町村助成事業を行っております。現在、県下10市町村で行われている住宅リフォーム助成制度を、豊見城市でも来年度の導入に向け取り組みを進めているということでしたが、現在の取り組み状況をお伺いいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  お答えいたします。 住宅リフォーム助成制度につきましては、来年度の事業導入に向けて取り組んでいるところでございまして、現在の状況としましては、支援する対象工事や補助率、上限額などについて県の補助金交付要綱、それから他市町村の事例等、それらを参考にしながら制度設計を進めているところでございます。 ◆2番(瀬長恒雄議員) -再質問- ありがとうございます。 来年度の実施が確実に行われるよう希望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。   ── 通告番号2(16番)宜保安孝議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、宜保安孝議員の質問を許します。 ◆16番(宜保安孝議員) -登壇- 保和会、宜保安孝でございます。一般質問初日でございます。 先ほど瀬長恒雄議員より、経済建設常任委員会の視察について詳しく説明がありました。本当に委員会メンバーは与党、野党に分かれておりまして、党派とかも別ではありますけれども、この視察を通して皆さんの意外な一面が見れたりとか、また寝食をともにすることによって、協力できるところは一緒になって頑張ろうという決意もいろいろ交わしながら、本当にいい視察研修となりました。豊見城市にとって足りない部分も、また逆にいえば、話をする中で豊見城の優れている部分も、県外に出ることによって見ることもできたので、いい研修になったと思います。その中で一つ、おもしろい出来事がありまして、視察の前に食事に行こうということでインターチェンジをおりまして、名古屋ですからいろいろな名物があって、いろいろなおいしいものがあって、何を食べるかという話をしたら、みんなできしめんと味噌かつのセットを食べようと言って、みんながそれで納得したかなと思ったら、最後に新垣繁人議員がかつ丼って言い出して、ここまで来てかつ丼かと思って、まだ味噌かつ丼とかにするんだったらまた別ですけれども、普通のかつ丼を食べている新垣繁人議員の図太い神経がちょっとおもしろくて、2日目も3日目も、また食事をとるたびに繁人議員が、予想だにしないメニューをとったりする、こういうかわいい一面も見れて、とても楽しい、また実りある研修となりました。 また、今の時期、忘年会ということで飲みの席もある中で、いろいろ一年の計を振り返る中で反省も、また来年に対する期待もあると思いますが、残念ながら昨日、市長より報告がありまして、今日の新聞でも飲酒について、部長が二度目の検挙ということがありました。我々ももちろん気を引き締めないといけませんし、執行部も職員の皆さんもしっかりと気を引き締めていってほしいと思います。しかしながら、やったことはやったこととしてしっかりと反省もしながら、ただ、これから処分も決まると思いますが、処分が決まって、もちろん反省も大事ですけれども、豊見城市の市役所というのも一つのチームだと思いますので、戻ってきたときには叱咤激励もしながら一緒にまた頑張っていこうという形でやっていければ、豊見城市もまた一つにまとまるのではないかなと思っておりますので、その辺を議会でもひとつ、心の中に置きながらやっていきたいと思っております。 それでは一般質問に入りたいと思います。 (1)豊見城中学校の改築工事についてであります。 ①工期よりも早く完成させてあげる必要があると思うが、工期内に終わらせることが可能なのか伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 特別教室棟の建築工事につきましては、現在行っているC棟の解体工事の完了後に造成工事を行い、着手する予定となっておりましたが、解体工事において遅れが生じており、建築工事に着手することができず、約3カ月程度遅れる見込みとなっております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ②現在、工事がとまっているようにも見受けられるが、どうなのか。その原因と対策について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現在行っているC棟の解体工事において、有害物質であるアスベスト処理の際に行う飛散防止対策の方法について、アスベスト処理を管轄する沖縄県南部保健所のご指導に基づき請負業者と協議した結果、飛散防止対策の方法に大幅な変更が生じたこと、また解体作業に伴って生じる振動や騒音によって、隣接するB棟の特別支援教室の生徒への健康被害が懸念されることから、別の場所へ移動できないか学校と調整をしてまいりました。現在、校舎内で場所を確保するための調整及び引っ越しの作業準備に時間を要したということが、主な原因となっております。なるべく早い時期に完了できるよう努めているところでございますが、学校を運営している校内での工事になりますので、安全確保や学校運営に支障をきたさないよう配慮しながら、工事を進めてまいりたいと考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- アスベストの処理が思わぬ大きなものになったとか、いろいろ話も聞きました。豊見城中学校に関しましては、上田小学校の子どもたちが半分以上来ていますけれども、小学校の時代から学校の改築工事において、いろいろな面でご協力いただいている部分もあると思います。本当にすばらしい学校になると思いますが、やはり早めに完成させてあげたいと思うのと同時に、上田小学校、豊見城中学校、両方を見ましても、もう少し余裕を持って工期を設定してもいいのかなと逆に思って、やはり工期が決まっていると、それに向けて保護者だったり、先生方は動きますけれども、今回のように思わぬ事態など、工事が延びてきているような印象がありますので、少し緩めな工期設定というのもありなのかなと思っておりますけれども、この辺はまた今後、私も勉強しながら情報交換していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、(2)道路行政についてであります。市役所が翁長よりこちらに移転してきまして、市民の方より、やはり市の真ん中に役所が移ったことですごく便利になったという声が多く聞こえます。私も地元ですので、本当に喜ばしい限りではありますが、役所が移ったことに対する交通量の増加、そして市道25号線については、現在改良工事中ということで、夕方等はまだ渋滞が続き、地域の方々も早く子どもたちの安全面を確保してほしいのと同時に、いつ完成するのかなというような期待と、また、地域説明会がしばらくあいていますので、その辺を安孝議員、聞いてくれないかという地域の声もありましたので、今回質問させていただきます。 ①市道25号線(上田北地区)整備工事の進捗状況について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道25号線の道路整備事業につきましては、県道256号線と接道している交差点から南向けに延長約360メートルの区間で、場所でいいますと字上田130番地付近までの区間を上田北地区として事業を実施しており、平成30年度末時点の進捗率は事業費ベースで70.2%となっており、令和元年度末時点の予定進捗率は事業費ベースで約91%を見込んでおります。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 進捗率90%を見込んでいるということで、残り10%。今回、一般質問を提出した後に担当課を訪ねまして、地図を広げてもらいまして現状を確認しましたけれども、あと2カ所ですか、しっかりと工事ができれば北地区が完了と。その中でまた中地区に入りますけれども、次の質問ですね。②市道25号線(中地区)の計画について伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道25号線の中地区は、上田北地区の終点である字上田130番地付近から字上田417番地の1付近の延長約360メートルの区間で事業採択されております。進捗につきましては、令和元年6月26日に道路の詳細設計委託業務を契約し、履行期間は令和2年2月末に設定し、業務に取り組んでおります。今後のスケジュールにつきましては、道路設計案ができましたので、令和2年1月には地域自治会との意見交換を行い、2月ごろには関係権利者等を対象に事業説明会を開催したいと考えております。また、令和2年度以降については、道路詳細設計をもとに地積測量図作成や補償算定業務を行い、先行して用地補償交渉に取り組み、工事につきましては令和4年度からの着手を予定し、令和7年度の事業完了を目指して事業に取り組んでまいります。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 年明けて、地域説明会を開催してくれるということで、ありがとうございます。そのときには、417番地の1といいますと、多分高速の高架橋の下あたりまでになるかと思いますが、特に大城商店といいまして、上田公民館のあたりですね。あの辺は大きなカーブになっていたりということで、地域の方々からは、できれば真っすぐにしてほしいというような声もよく聞こえますけれども、ある程度図面はできていて、1月の地域説明会には公表ができる予定なのか伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 年明け1月に、まず自治会役員のほうに、進め方につきまして意見交換をしまして、図面案を公開したいと考えております。それから2月ごろには関係地権者等を対象に、事業説明会を行う予定でございます。この中地区の線形につきましては、どうしても利害関係が発生いたしますので、地域住民の関心が高いことから慎重に進めていきたいと考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ありがとうございます。 北地区に関しては、市との用地交渉のときに、やはり用地交渉の場合は市のほうからお願いに行くわけですから丁寧な説明がもちろん必要だと思いますけれども、一度来てしばらく何年もその後説明に来ないというような現状が聞こえてきましたので、やはりお願いをするときにはしっかりと足を運んで、今の進捗状況というのをしっかり説明しないと、ほったらかされているというような声が聞こえたのが現実でありますので、その辺はしっかりとやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 続きまして、(3)安心・安全なまちづくりについて。 ①伊良波小学校裏(市道13号線付近、伊良波階段)の交差点において、保護者や地域の方々より、個人の土地と市道が重なり、安全性に疑問の声があるが、地主との話し合いは行われてきたのか伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 ご指摘の箇所につきましては、市道13号線に里道が取りついている箇所で、伊良波15番地付近と認識し、答弁いたします。当該箇所の現状として、里道上にコンクリートブロックが設置されているように見えますが、地主への聞き取りと現地確認を行ったところ、コンクリートブロックは個人の敷地内に設置されていることを確認しております。現場はコンクリートブロックのほか、電柱等も設置されていることから、道幅も狭くなり、市道へ進入する車両と集落内へ入る車両の通行に支障をきたしている状況でありました。改善策としまして電柱の移設を考えており、現在NTTへ移設依頼を行っておりますが、時間を要している状況でございます。当面は追突を防止する注意喚起の看板設置にて、安全性の確保を図ってまいりたいと考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- NTTと地主さんとの交渉もあると思いますが、聞くところによりますと、なかなか連絡がつかないということを聞いております。先ほどの話とも重なりますけれども、何度も足を運んでいただいて、ぜひ前向きに話を進めるように、努力のほうをよろしくお願いします。 続きまして、②伊良波階段に防犯灯をつけてほしいとの声が先生方や保護者より上がっています。先日は、不審者情報もあり、ハブの目撃情報もあったと聞いております。市の予算で対応できないか伺います。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えします。 現場を確認したところ、伊良波小学校の裏側から伊良波集落内への階段に4カ所の防犯灯が設置されておりますが、1カ所しか防犯灯が点灯していなかったことを確認し、既に防犯灯の修繕を発注しているところであります。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 早急な対応、ありがとうございました。 続きまして、最後ですね。今日は早く終わりそうですかね。(4)市長の台湾出張についてでありますが、これまで(1)から(3)番までの質問については、各担当職員より、どういう内容の質問でしょうかとか、私が質問している意図であったりとか、聞き取りがしっかりとありましたので、すんなりと(1)(2)(3)と来ることができましたけれども、4につきましては、市長にそういう問題を投げかけておりますが、質問の中身についての問い合わせもない状態でありますので、もしかしたらかみ合わない答弁になるかもしれませんが、わかりやすくお答えをしていただきたいと思います。 市長の台湾出張についてであります。私たちが11月11日から13日に経済建設常任委員会で県外視察に行きまして、帰る日に「市長は台湾出張らしいけれども、何かみんな聞いている?」とかという話をしたら、誰一人「知らないよ」ということでありました。その後も市長から、何かの重要な出張があったとかという報告も議員に対して全くないものですから、今回一般質問をさせていただいておりますけれども、①台湾出張の目的について伺います。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 去る11月13日から15日の3日間、本市と台湾との経済、また文化交流の可能性を探るため、台湾を訪問してまいりました。台湾出張においては、本市豊崎で2023年開業予定の大型リゾートホテルの建設を進めている嘉新セメント企業グループとの意見交換、また台湾澎湖県馬公市の伝統的な漁法である魚垣を設置した水産業等の視察。また、ほかにはハーリーを通した本市と台湾自治体との交流や、豊見城ブランドの台湾発信などについて沖縄県台北事務所との意見交換を行いました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ありがとうございます。 ②当初予算にも計上されていない台湾出張だと思いますが、どのような緊急性があったのか、いつ決まったのかお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 今回の台湾出張につきましては、沖縄県台北事務所を通した日程調整の結果、11月13日からの訪問となりました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ちょっと質問とかみ合わないですね。いつ決まったのかということをお伺いしておりますけれども。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時51分)          再  開(10時51分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  先ほども答弁しましたとおり、台湾の台北事務所との調整が済んだ中で、この11月13日が決まったという運びになっております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- やはり事前調整というのは必要ですね。市長、台湾の台北事務所との調整はもちろんあると思いますけれども台湾の嘉新セメントさんに挨拶をしに行ったりとか、ハーリーの視察だったりとか、そういうものをやろうという話がいつごろ出てきて、誰から提案があってどうなったからいつごろそういう話が出てきたとか、その経緯を聞いていますけれども、それについてお答えください。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 どなたからということではなくて、私のほうに台湾の文化人、また政治家の皆様方が市長表敬をしていただいた経緯がございます。その中で随時、台湾のほうにもぜひ足を運んでいただきたいというお願いありましたので、そこは日程が空き次第、訪問したいなということで数箇月かけて日程調整をした結果、今回の日程になったというところでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 台北事務所と市長側とでいつ、この日にしましょうというのは決まったんですか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 今市長からも答弁がありましたように、今回の台湾出張の目的は、幾つかの目的を持っていたわけですけれども、それぞれに相手がございますので、そうした相手の都合やこちら側の日程などを現地と直接こちらのほうでやりとりをするのは大変ですので、沖縄県台北事務所を通していろいろ情報を収集しながら、あるいはこちらの都合なども伝えながら連絡調整をしていった結果、11月13日からの訪問になったと。そのように日程が決まったということでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 市長、台湾出張が決まった日は…、私の聞き方はおかしいですかね。台湾出張は、台北の事務所と調整を図ってきたと思うんですね。いつごろ計画が決まって、例えばいつごろ旅費の申請をしたとか、2日前に決まったとか、1週間前に決まったとか、1カ月ぐらい前に決まったとか、さかのぼって予定を入れたりとか、飛行機のチケットの手配とかいろいろあると思いますけれども。私たちは11月13日の行った日に市長の台湾出張って何だろうと思ったから今質問しているわけであって、例えば3日前に決まりました。どうしても3日前だけど行かないといけないという中身だったのか、1カ月前から決まっていたものなのか、大体わかりませんか。 ◎副市長(小川和美)  市長の出張がいつ決まったのかという、その決まったということについては、何をもって決まったというかということもよく承知しませんけれども、先ほど繰り返しましたように、幾つかの目的の中でそれぞれの日程調整を進めながら、11月13日からの訪問となったということでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ちょっと続けますね。③予算はどこから使ったのか。または、どこから流用されたのか伺います。 ◎副市長(小川和美)  予算につきましては、第10節の交際費から第9節の旅費へ流用を行っております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 提案されたのは、11月13日に行く何日前ぐらいですか。 ◎副市長(小川和美)  流用の月日をお聞きしているということでしょうか。それでよろしいでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(10時56分)          再  開(11時05分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  宜保安孝議員の質問にお答えいたします。 流用を請求した日は11月8日となっております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 11月13日に出発するわずか5日前の11月8日に流用が決まった。その日に決まったわけですか、それともその前から出していて、その日に決まったのか。それをお答えください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時06分)          再  開(11時06分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  お答えいたします。 流用決定日も、同日の11月8日となっております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 11月8日、市長、ものすごく緊急的な出張になるように見えますけれども、11月8日に願いを申し出て、11月13日に行かれた。逆に11月8日に流用をお願いされるというのは、スケジュール的に余りにも早過ぎますけれども、これは急に決まった出張なんでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  繰り返しの答弁になりますが、幾つかの目的を持った台湾出張でありましたので、それぞれについて日程調整を進めておりまして、11月13日からの出張となったわけであります。したがいまして既決予算で対応することになりますので、3日間の訪問日程がほぼほぼ確定した段階で、予算の流用措置をしたというふうなことでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 市長の旅費、また同行された方々の旅費、いずれも流用ということなんでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  今回の台湾出張の3人の旅費は約36万8,000円でございます。そのうちの22万円を流用で補填をしたと。予算措置をしたということでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 引くと14万円ぐらいが多分、市長のものはもともとあって、随行職員のものが22万円、急に決まったのかなというふうに見えますけれども、それでよろしいでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えします。 旅費について、その旅費の金額が一つひとつ、誰がどこに行くというような積算で、この旅費は誰の分、どの課の分ということではございません。その節流用の中で運用していくということになりますので、市長の旅費が措置されていて、残り随行分が措置されていなかったので、その分の流用というような形ではないと承知しております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 市長と課長と班長、多分泊まる部屋の金額も多少の規定があって差をつけるべきだと思いますし、そういう面を含めてそれが明らかにならない。じゃあ今の答えは、みんなまとめてというようなことで構わないんですか。 ◎副市長(小川和美)  出張者、それから出張日程が決まったときに、それぞれ市長分、課長分というふうにして旅費の積算が行われていきます。したがって今回の場合も、3人のそれぞれの旅費の積算をし、不足額を流用対応したということでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 日程表も行程表も旅費の内訳も、何も手元にないのでわからないので聞きますけれども、市長は1日目は何をされて、2日目に何をされて、3日目に何をされたのか、それを明らかにしていただきたい。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時09分)          再  開(11時10分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 11月13日の水曜日につきましては、嘉新セメント企業グループを訪問し、2023年に豊崎地区へ開業する予定の大型リゾートホテル周辺の環境整備について意見交換を行いました。また、沖縄県の産業振興公社である台北事務所も訪問をさせていただきまして、本市と台湾の国際交流及び経済交流の中で、豊見城産のブランドを台湾に発信できる仕組みづくりのテーマで意見交換もさせていただきました。2日目の11月14日木曜日につきましては、台湾の澎湖県馬公市というところ、離島でありますけれども、そこに飛んで現地の視察。先ほど申し上げた魚垣の視察等をさせていただいております。次に11月15日金曜日につきましては、同じく台北事務所と意見交換を行いながら、台北市内の文化創意産業産業基盤拠点エリアというところを視察しながら3日間の公務を終えて帰任をしております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 1日目と2日目は何となく前もって予定を入れて、何となく理解できますけれども、3日目をもう少し詳しくお聞かせいただきたいのですが、3日目の視察に関してはもともと決まっていた視察だけだったのでしょうか。 ◎市長(山川仁)  3日間、全てスケジュールが決まっている行動でございました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 流用が決まった11月8日には、決まっているということでよろしいんですね。 ◎市長(山川仁)  そのとおりでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 多分、手元に日程表とか、旅費の内訳とかがあると思うので、これは今出せませんか。 ◎副市長(小川和美)  今、手元に準備をしておりません。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 休憩していいですので、取りに行ってもらってよろしいですか。休憩して取りに行くことはできませんか。 ◎副市長(小川和美)  資料提出を予定して、今日参加をしているということではございません。ご理解をお願いしたいと思います。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- もう一度、沖縄県台北事務所の方とは初日にも会っていますけれども、3日目は何時ごろから何時ごろまで、どのような視察をされたんですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時13分)          再  開(11時14分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  お答えいたします。 11月15日は最終日なのですが、朝10時より台北事務所長と同行を行いまして、台湾にございます文化創意産業の基盤拠点としている先進地視察を行っております。
    ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- メモをしながら聞きますので、どこに行かれたのか、もう一度お願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時15分)          再  開(11時15分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  11月15日につきましては、台北市内の文化創意産業基盤拠点エリアの視察を行いました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- こんな質問はしなくていいんですけれども、文化何とか、はっきり、ゆっくり言ってもらえませんか。 ◎秘書広報課長(大城直人)  文化創意産業基盤拠点エリアでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 市長、そちらには誰と行かれたんですか。 ◎秘書広報課長(大城直人)  お答えいたします。 市長、秘書広報課長、商工観光課班長、また沖縄県台北事務所長と通訳を交えての同行となっております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ありがとうございます。 この緊急とも見える何かわかりづらい二泊三日の出張ですけれども、この出張の成果についてお答えしてください。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 先ほど来、申し上げているとおり、嘉新セメントグループとの意見交換会の中では、人や地域に優しくするという嘉新セメントの企業理念が、本市の目指すまちづくりと合致するなど、今後の事業を進める上で大変に参考になった次第でございます。また、先日県の台北事務所より、台湾の自治体とハーリーに関する交流を行わないかという自治体からの打診があるなど、これまで台湾の出張によってネットワークが広がったのかなというふうに感じている次第でございますので、成果はある一定、あったものと考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 3日目の感想というか、成果はいかがでしたか。 ◎市長(山川仁)  文化創意産業拠点エリアにつきましては、さまざまなデザイン関係の、世界中から美術家のみならず、デザインに関する方々が出店をされているエリアの一つでありましたけれども、そういういろいろなイメージが沸くようなお話も聞かせてもらいました。なかなかおもしろい物品もありましたので、豊見城市にもこういう若者が何かを手にとってわかるようなエリアをつくれるように、今後の課題としていろいろな勉強をさせてもらったなというふうに、そのエリアでは感じております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 公費を使って市長と商工観光課班長と秘書広報課長が行くような視察ですか。これは観光じゃないですか。10時から視察して何時に終わられて、何時の飛行機で帰られたんですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時19分)          再  開(11時19分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  お答えいたします 10時から視察を行いまして、約2時間程度視察を行っております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 私の質問に答えていないですね。12時に視察を終わられた。何時の飛行機で帰られたんですか。 ◎秘書広報課長(大城直人)  お答えいたします。 視察を終えまして、14時台の飛行機で沖縄へ帰国しております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 14時台ですか。ちゃんと確認。じゃあ何時に着かれていますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時20分)          再  開(11時20分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人)  14時台の飛行機に乗りまして、17時前には沖縄へ到着しております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- この日程表とか旅費の内訳というのは、今回は出していただいていませんけれども、どのようにしたらいただけますか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時21分)          再  開(11時21分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 後で日程等、詳しく教えてください。 次に、④この出張に同行したのは、商工観光課班長と秘書広報課長と聞いているが、間違いないか。 ◎副市長(小川和美)  そのとおりでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 職員の旅費規程や財政の支出規程、予算編成方針等では、旅費は最小の人数で組むようにというようなルールがありますけれども、適切な人数だったのかどうか。 ◎副市長(小川和美)  適切に人選され、執行されていると考えております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 商工観光課長ではなく班長が行かれたと。班長が行かれた理由と、それと秘書広報課長が行く理由、この2つについてお伺いします。 ◎副市長(小川和美)  まず、秘書広報課長につきましては、現地においてもいろいろな連絡調整が必要ですので、そういう役割でもって秘書広報課長を同行させております。また商工観光課につきましては、課長、班長、それぞれどちらが行くかということになりますけれども、その当時の商工観光課の業務や日程の都合等によって、班長というふうになったと聞いております。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 多分急な出張だったので、課長がもともと予定が入っていたというだけの話だと思いますけれども、3人行く必要はありますか。例えば通訳が必要というのであれば現地でお願いするのも必要だと思いますけれども、例えば秘書広報課長が行かれて通訳されたとか、そういったことはありましたか。 ◎副市長(小川和美)  3人行く必要があったかということにつきましては、先ほど来申し上げておりますように、幾つかの目的を持っていっておりますので、そういう出張目的に照らして3人で出張したということでございます。秘書広報課長が通訳をしたかどうかについては、秘書広報課長から答弁させたいと思います。 ◎秘書広報課長(大城直人)  通訳についてですが、片言で通訳することが可能でございました。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- ありがとうございます。 この1日目、2日目、3日目の視察でありますが、市の36万円の税金を使って行かれております。3日間、実りある視察研修だったのか。本当に緊急性があるものだったのかというのが、この短い質問の中ではなかなかわかりづらい部分もありました。ただ、聞こえてくる話によりますと、何か姉妹都市を結ぶとか、そういう意向もあるとか、また多分、2日ということは馬公市ですか。馬公市の市長から手紙があったりとか、何かお願いがあったというのは、沖縄県41市町村ある中の豊見城市長にわざわざ、あなたに会いたいというふうな手紙とか何かが来られたんですか。直接ダイレクトに来られたんですか。 ◎市長(山川仁)  馬公市の市長からお手紙が届いたのは、ぜひ我々の場所、馬公市を見に来てもらえませんかというお話でした。姉妹都市に関しましては、特に今どうこうという動きはありませんが、さまざまなアジア圏のところから姉妹友好都市の交流を結びませんかといういろいろな打診が届いているのは確かでございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- なかなか調整できなくて聞けなかったので、また3月定例会にもしかしたら聞くかと思いますが、現地へ3人以外の豊見城市民も一緒に行かれましたか。 ◎市長(山川仁)  現地でお会いしたのは、豊見城市民、沖縄県民がいます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 豊見城市民、沖縄県民の方とそこで待ち合わせをされていたのでしょうか。何か重要なミッションがあったのでしょうか。 ◎市長(山川仁)  今回はぎりぎりの旅費の中で行っておりますので、台湾の馬公市のパイプ役というんですか、ご案内役で、豊見城市の中で活動、活躍をしている方がその手続も踏まえて、案内もさまざまな形で踏んだ経緯がございます。 ◆16番(宜保安孝議員) -再質問- 3月にも聞きますけれども、市長、姉妹都市とかを結ぶんだったら、議員、そして職員、皆さんと調整を図って、ドゥーチュイバイしないようにやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。   ── 通告番号3(18番)仲田政美議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、仲田政美議員の質問を許します。 ◆18番(仲田政美議員) -登壇- おはようございます。それでは通告に従いまして、一般質問を行います。 (1)福祉行政について。 ①ひとり親(母子)家庭生活支援事業について、以下の点をお伺いいたします。 (ア)母子生活支援施設の設置について。平成23年12月議会において一般質問させていただいておりますが、沖縄県は母子家庭の出現率が全国の2倍、離婚率、児童扶養手当受給率は全国で最も高いと言われております。また、平均収入も全国で下位、そして仕事をかけ持ちでやっても生活が苦しいなど、ひとり親を取り巻く状況は厳しい環境にあります。中でも、なお極めて厳しい状況にあるひとり親の家庭に対してアパートを借り上げるなどして、ひとり親(母子)家庭生活支援モデル事業を行う考えはないか見解をお伺いします。 (イ)経費削減の観点から、近隣市、例えば糸満市と広域での事業展開を行う事は可能か、見解をお伺いします。 ②障がい者等、日常生活用具給付事業について。 (ア)ストマ用装具(蓄便袋・蓄尿袋)についてですが、県内11市での入院中の患者、及び施設における入所者に対するストマ装具の給付状況についてお伺いします。 (イ)ストマ用装具は、他の市町村の入院、または、施設入所でも給付の対象となっているが、本市においても給付対象に改める考えはないか、見解をお伺いします。 (2)放課後子ども教室について。 ①これまで、放課後子ども教室の開催は月4回であったが、現在は月3回となっています。子どもたちの健全育成のためには、月4回の開催をして欲しい、との声がありますが、見解をお伺いします。 ②「座安小学校放課後子ども教室」の開催を望む声があるが、見解をお伺いします。 (3)教育行政について。 ①就学援助金について。新小学1年生の入学準備金の入学前支給については、これまでも一般質問させていただいていますが、小学校に上の兄弟が在学していない新1年生については、いまだ入学前支給には至っていません。令和2年の新入学1年生から支給できないか、見解をお伺いします。 ②豊見城中学校区の児童館設置について、その進捗状況をお伺いします。 (4)道路行政について。 ①豊見城交差点中央付近路面半分が未整備の状態であり、高安方面から走行するバイクなどが右折する際、路面がデコボコなため、時折、バウンドして危険である、との声があります。当該交差点の整備改修に向け、県へ要請する考えはないか、見解をお伺いします。 ②翁長高層住宅方面から右折して、旧国道331号に進入する際、信号機の位置(豊崎向けのT字路に設置)の関係から、糸満方面から走行してきた車両で防がれており、スムーズに旧国道に入れない状態が頻繁に発生する、との声があります。スムーズに通行できるよう、関係機関へ改善を求めることはできないか、当局の見解をお伺いします。 ③翁長、豊崎方面から与根地域を通って、小禄バイパス旧国道331号、瀬長方面へ向う車の抜け道となっている与根地域の各道路は、日常的に交通渋滞があり、地域の皆様の生活に支障をきたしているとの声があるが、その解消対策、安全対策をどのようにお考えか、当局の見解をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 まず、(1)②(ア)(イ)について、あわせてお答えをしたいと思います。 障害者総合支援法に基づき実施をする地域生活支援事業のうち、市町村必須事業である日常生活用具給付事業において、身体障害者手帳を所持している障がい者のうちストマ、いわゆる人工肛門、人工膀胱の造設者に対し、蓄便袋や蓄尿袋などのストマ装具を給付しております。現時点における県内11市の給付状況につきましては、本市を除く10市において、在宅及び施設入所、入院中の方を給付対象としております。本市では、入院中の方は給付対象外としているところでございますが、次年度から在宅、施設入所に加え、入院中の方に対しても給付を行ってまいりたいと考えております。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  仲田政美議員の(1)①及び(3)②について、順次お答えいたします。 (1)①(ア)のひとり親家庭生活支援モデル事業については、ひとり親家庭の支援策としまして有効なものと認識しているところでございます。本市における事業実施については、事業の実施場所や本事業を担える事業者、委託先の有無、支援のニーズや、それに合わせた制度設計を踏まえ、実現の可能性についても検討してまいりたいと考えております。 次に、(1)①(イ)近隣市との広域事業実施につきましては、経費削減の観点からは有効な手段と考えられますが、今後実現の可能性を検討する中で調査研究してまいりたいと考えております。 続きまして、(3)②についてお答えします。現在、市有地を活用した設置ができないか調査研究をしており、今後実現に向け、関係部署と調整を行っていきたいと考えております。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 (2)①と②になります。放課後子ども教室は、平成21年度から文部科学省の補助事業として実施しており、小学校の余裕教室を活用し、地域の方々の参画を得て、地域住民との交流活動などの機会を提供し、子どもたちが地域社会の中で心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進しております。 まず①でございますが、子ども教室の開催日数については、例年月4回程度としておりましたが、今年度の開催については補助金の減額により、各教室の開催回数を月3回程度に減らして実施をしております。 補助金の減額理由は、国庫補助金の内定予定額が沖縄県の要望額を下回っており、県としても各市町村の要望額を減額査定せざるを得なかったことが、その理由となっております。議員のご質問にあるように、子どもたちの健全育成及び地域住民との交流の機会を提供するという観点から、開催回数を確保することは重要であると考えておりますので、引き続き事業費の予算確保に努めていきたいと考えております。 次に②でございます。放課後子ども教室の開催につきましては、前年度は5小学校7教室でした。現在、全小学校区で設置・開催することを目標に取り組んでおり、今年度は7小学校区で8教室開催しております。これまで実施のなかった伊良波小学校区については、児童数の増加に伴い余裕教室がなく、小学校内での開催が困難であったため、今年度においては市立中央図書館1階の大集会室で子ども教室を実施しております。また、議員のご質問にあります座安小学校についても、伊良波小学校と同様に余裕教室などがなく、開催が困難な状況で今年度は実施しておりませんが、引き続き全小学校で子ども教室を開催できるよう、活動場所の確保に努めていきたいと考えております。 続きまして、(3)①でございます。入学準備金の支給につきましては、現在は兄弟児が就学援助の認定を受けている児童を対象に、既に実施をしているところでございます。議員ご質問の入学準備金の入学前支給の完全実施につきましては、就学援助の趣旨と入学準備金の意義を踏まえ、所得状況などの把握方法の見直しや就学援助の要件緩和、十分な周知期間の確保などの就学援助事務全般の見直しを進め、令和3年度の新入学生より令和2年度末の2月ごろまでに支給が可能になるように取り組んでまいりたいと考えております。 ◎経済建設部長(金城道夫)  仲田政美議員ご質問の(4)①と③についてお答えいたします。 ①豊見城交差点中央付近路面の整備につきまして、管理を行っている県南部土木事務所に問い合わせたところ、当該箇所の路面状態を把握しておらず、整備改修の予定はないとのことでありましたが、今回現状を電話連絡にて伝えたところ、現場確認を行い必要に応じて対応を行うとのことでありました。 次に③について、翁長、豊崎方面から与根地域を通って、国道331号方面へ向かう道路の渋滞が生じている主な箇所は、市道7号線、市道191号線、市道286号線が該当すると思われます。渋滞の要因についてですが、市道7号線及び市道191号線については、市道側から国道331号への右折交通が滞留し、車線閉塞及び走行阻害が渋滞の要因となっております。短期的な対策として、市道側の青信号表示時間を長くできないかなど、県警と調整しているところでありますが、市道側の青信号表示時間を長くすることにより、逆に国道331号の渋滞が懸念されることから総合的に判断した場合、信号表示時間の調整は厳しいと伺っておりますが、引き続き関係機関との調整を行ってまいります。 市道286号線との交差点については、現在実施している道路改良工事が今年度末の完成予定となっており、改良工事にて与根方面から国道331号取りつけ部に右折帯を設置することから、交差点部の渋滞解消が期待されます。また、安全対策につきましては、現場状況に応じ、対策を行ってまいりたいと考えております。 ◎市民部長(内原英洋)  (4)の②についてお答えします。 翁長高層住宅方面から旧国道331号でありました県道256号線へ右折する場合、豊崎方面からの三差路交差点の信号機の関係で合流が困難な状況であります。豊見城警察署交通課のほうに確認したところ、何らかの規制を行う場合、現況の調査や警察本部との調整が必要なために対応に時間を要することや、交通量などの状況を考えると、停車禁止区域の設置などで規制することは難しいとのことでありました。本市としてはどのような対策ができるのか、豊見城警察署及び道路管理者と協議をしていきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- (1)福祉行政について、再質問を行いたいと思います。 ひとり親(母子)家庭生活支援モデル事業ですが、沖縄県においては、現在3カ所で実施されています。豊見城市民からの相談件数等は、把握していらっしゃいますでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  今年10月の沖縄県子ども生活福祉部資料では、県南部管轄で175件のうち11件が豊見城市在住の方からと聞いております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 11件相談があったということですが、相談をして、いざ県の施設を利用したいと思っても、それは市からはできないわけですよね。ご存じだと思いますが。本市にこのような需要がある中で、豊見城市として本事業を早期に導入することを検討できないかお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  本市のひとり親世帯の現状把握及び必要な支援項目などを含め、財源等を勘案し検討してまいりたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 児童福祉法第23条第1項には、福祉事務所の所管区域内における保護者が、配偶者のいない女子または、これに準ずる事情にある女子であっても、その者の看護すべき児童の福祉に欠けるところがある場合において、その保護者から申し込みがあった場合は、その保護者及び児童を母子生活支援施設において保護しなければならないとあります。そううたわれていますので、ぜひ実施していただきたいと思いますが、実施する場合の財源はどのようになるか。国庫補助等はあるかお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  本事業を実施している他自治体、例えば沖縄県や糸満市においては、沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金を活用して事業を実施しております。本市においても、基本的には市一括交付金配分枠の中で、他の一括交付金事業との優先度等、市全体で検討していくものになると考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- その枠内でという答弁でございましたが、沖縄振興特別推進交付金は令和3年までですが、沖縄県に対して一括交付金以外での補助金制度の拡充を要望していただけますか。その要望についての考えをお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  ひとり親(母子)家庭生活支援モデル事業は、ひとり親家庭支援策としましては有効なものと認識しておりますので、本事業を安定的に持続可能な制度として実施していくためにも、沖縄県独自の補助メニューとして創設するなど、補助制度の拡充に向けた取り組みを、あらゆる機会を通じて沖縄県に対し働きかけてまいりたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 本市においても相談窓口が設置されて、さまざまな相談が寄せられて、それに向けて頑張っていらっしゃることは重々承知しておりますが、就労支援、あるいは家計相談、養育の相談、DVや児童虐待、さまざまな相談が寄せられていると思います。その中で相談業務を行っていることは承知しているわけですが、その課題を解決するにも、制度や社会資源を本当に活用して丁寧にコーディネートしていただいて、母子が自立していっていただきたいと思うわけです。そして何よりも、子どもの貧困問題が社会問題となっている中で、子どもに対しての学習支援、また生活習慣などの支援事業があって、世帯全体を見ることができるわけです。私も視察させていただいた中で、本当にすばらしい事業だと。こういう事業をぜひ本市でも取り入れていただきたいと。そういう思いでずっと追いかけていたけれども、財源的なさまざまなことがあって厳しく思っているところだったんですが、一括交付金も終わりに近づいておりますので立ち上げていただいて、また事業の継続をぜひやっていただきたく、県に働きかけていただきたいと思います。先月、沖縄県母子寡婦福祉連合会の50周年の記念大会が大学院大学で行われておりました。知事を初め、本市から山川市長、また福祉健康部長もご出席なさっていらっしゃいまして、未来を担う子どもたちの本当に大事な施策であるし、また関心も持っていらっしゃることだと思います。ぜひ開所をしていただきたいと思いますが、市長はどのように考えか、ご見解を求めたいと思います。 ◎市長(山川仁)  さまざまな課題がありますが、しっかりと担当部局とも検討、調整を図っていきながら、できる限り市民の声に寄り添って進めていきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ぜひ市長が先頭に立って、子どもの未来を切り開くための大事な施策ですので頑張っていただきたいと思います。要望いたします。 続きまして、障がい者等の日常生活用具給付事業についてですが、先ほどの答弁で11市中、本市だけがやっていないということであります。先ほど、次年度からやっていただけるという市長の答弁でしたので、前向きに捉えていらっしゃるんだなということはわかりますが、入院患者は入院費を工面するだけで大変なんです。どうすればいいんだろうと。病気と経済面の負担が大変あるわけですね。そういうことで、きちんと次年度からできるように環境を変えないといけないと思います。それは理解しますので、ぜひ新年度から予定どおりできるように頑張っていただきたいと、これを要望いたします。 ところが、先ほどおっしゃった10市はもう既にやっているわけです。本市だけがやっていなくて、また、これは制度できちんとうたわれているんですけれども、そういう制度を知らずに給付を受けていない市民が実際にいらっしゃるわけです。市民への周知はどのようにお考えか、見解をお伺いします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 対象者に対しましては、窓口での案内はもちろんのこと、市のホームページ、また広報紙等を活用して広く周知していって、できる限り取りこぼさないように、この事業を知っていただきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 周知を頑張っていただいて、活用をしていただきたいと思いますので、頑張ってください。 続きまして、(2)放課後子ども教室についてですが、この事業は4回やっていたものが3回に減ったということで、元に戻す、1回増やすのにかかる費用はお幾らでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 放課後子ども教室全体で227万円ぐらい、実際事業費がかかります。今回、補正減になった部分なのですが、91万8,000円ありまして、戻すとなると91万8,000円程度かかるものと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 91万8,000円というご答弁でしたが、子どもたちの健全育成のためには本当に必要な事業だと強く認識しておりますが、そういう意味で、子どもたちが毎週何曜日に子ども教室があるということで、そういう習慣、また生活リズムを整える上で大変重要な事業であるわけです。子どもの貧困とか、児童クラブとか、放課後のいろいろな事業があるけれども、そこに通えない子どもたち、地域の子どもの居場所づくりはとても大切な事業なのですが、ぜひ早目に対応できないか、見解をお伺いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、放課後子ども教室は国が3分の1、沖縄県が3分の1、市町村が3分の1、これをもって財源として運営しているんですね。これは補助基本額というのですが、まずは補助基本額の中でしっかりできるようにやると。現場のニーズがありますから、国も県も、それに対応できるような財源措置をしていただきたいというお願いをしていこうと思っております。今回、減らされて一回減になったということが現実としてあります。ただ今後は、減らされた予算の中でそういうものが工夫してできないかというところの検討も必要かなというふうに考えておりますので、それもあわせて検討をしていきたいと思っております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 予算措置の苦しい中で今、前向きな答弁をいただいてほっとしているところですが、ぜひ早目に予算措置を、市単独の予算になりますが頑張っていただいて、ぜひ元に戻して健全育成につなげていただきたいと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。これの決意をお願いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  しっかり頑張っていきます。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ぜひ頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、②座安小学校放課後子ども教室の開催、地域において地域の資源を生かしながらやっていただきたいと思いますが、先ほどの空き教室が不足しているという課題があるわけですが、次年度から開催できるように場所の確保とかを積極的に取り組む考えはないかお伺いします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 基本的には学校の余裕教室ということになるのですが、座安小学校はご存じのとおり、市内では一番小さな敷地面積の中にある学校で、今余裕教室がないということがございます。先ほどの答弁の中で伊良波小学校の例を紹介いたしましたが、近くにある図書館を利用したというのが一点。6年ぐらい前ですか、とよみ小学校でしたか、根差部の自治会の集会所を使わせていただいてやった事例等がございますので、そういうところも先ほどの事例にも倣いながら、何ができるかというのは検討していきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 座安公民館などがありますので、そういう地域の資源を生かして、ぜひ次年度から積極的に開催する考えがおありかどうか、もう一度決意のほうをお願いします。 ◎教育部長(原國政也)  全小学校区で開催できるように取り組んでおりますので、次年度、しっかり今後もできるように進めてまいりたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ご答弁ありがとうございました。 続きまして、(3)の教育行政について、就学援助金についてですが、令和2年度、新入学児童生徒に入学準備金の支給はできないか。なぜそう言うかというと、他の市町村はそれぞれ所得の面とかをクリアしながら独自でやっている市町村が多いわけです。そういう面から令和2年度の新入学児童生徒への支給を入学前にできないかということをお伺いいたします。 ◎教育部長(原國政也)  入学準備金の入学前支給については、これまでの手続方法を見直して、入学前に支給ができるようにということで今、作業を進めております。そういう中で周知の期間、募集をかける時間、審査をする時間、そこから支給に持っていくと。この時間的な余裕が現時点ではございませんので、先ほど答弁したように、令和3年度の新入学生に対して、令和2年末の2月ごろまでに支給ができるように取り組んでいきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 他の市町村は既に入学前支給の完全実施を行っているところです。私もこのことをずっとこれまで一般質問させていただいておりまして、これまでの答弁でネックとなっているもの、特に所得の把握、また見直しの方法はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時58分)          再  開(11時58分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まずは実務に関するところからなのですが、具体的な改善策としては、就学援助システムを活用した判定事務の効率化を検討しております。それから独自認定要件の緩和でございますが、これは児童生徒の父母名義の持ち家とか、アパートなどの家賃が市内の平均的な額を大きく上回らないとか、身内からの援助を受けることができない状況にある。また、未就学児童の家庭保育や看護などの特段の理由がある場合を除くほか、健康である保護者のいずれも就労していることを審査要件として…。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(11時59分)          再  開(11時59分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  独自の認定要件の緩和でございます。これまで本市では、審査要件については所得額に加え、児童生徒の父母名義の持ち家ではないこと。アパートなどの家賃が市内の平均的な額を大きく上回らないこと。身内からの援助を受けることができない状況にあること。未就学児童の家庭保育や看護等の特段の理由がある場合を除くほか、健康である保護者のいずれもが就労していることを審査要件として設定しておりました。これにより所得要件に加え、独自認定要件の確認作業に申請者聞き取りや固定資産情報などの確認に時間を費やしておりましたが、これらの要件緩和については令和2年度の就学援助事務の判定作業より適用させていただくということで、現在調整をしているということでございます。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 就学援助の要件緩和は、令和2年度からやっていただくという答弁でございました。就学援助の事務全般の見直しをしっかりとやっていただき、ぜひ令和3年度から頑張っていただきたいと強く要望いたします。ぜひ頑張っていただきたいと思います。待っている子どもたちに、必要な時期に必要な手を差し伸べなければいけませんので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 続きまして、②の豊見城中学校区の児童館設置について、その進捗状況を伺うということでしたが、先ほどの答弁で市有地を活用するということでしたが、市有地はどこを検討されていらっしゃるのでしょうか。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  市有地ということですが、現在IT産業振興センター跡地を初め、字上田にあります大城医院跡地と数箇所について調査研究を行っているところでございます。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 子どもたちの居場所づくりに、本当に一日も早い解消を願っているところですが、実際、開所はいつごろを予定しているのかお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  まずは幾つかの候補地を選定した上で、児童館単体でなく複合施設も視野に入れ、施設規模や用途に応じた適切な場所を選定する必要があります。今後、関係部署との調整を行い、用途、規模、場所について検討に入りたいと考えておりますので、現段階では未定となっております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 豊見城中学校区の児童館設置を、これまでもずっと取り上げてきているところでありますが、なかなか遅々として進んでいない状況があります。それで、今おっしゃっていた複合施設の重要性、また必要性は強く認識しているところです。そういう面で複合施設に設置していただければと思いますが、また完成までに時間がかかるんです。その完成までの間、これまでも提案しておりました既存の一部の施設を借りる。公民館とか、先ほど大城医院跡地とか、そういう民間の空き家を活用してということもこれまで言っていましたが、こういう一部の施設を借りるなどして、その間で複合施設とか、しっかりとしたものをやるまでの間、一部の民間施設を活用して開所して、子どもの居場所づくり、そういうことをやっていただきたいと強く思いますが、それについてのご見解をお伺いします。 ◎福祉健康部長(嘉数久美子)  本市としましても、人口が集中し需要が高い豊見城中学校区内への児童館は、早期に開所すべき事案だと認識しているところです。公的施設、または民間施設の一部を利用するなど、早期開所に向け調査を行っていきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- ぜひ積極的に調査を行っていただきたいと要望いたします。 続きまして、(4)の道路行政の②についてでございます。翁長高層住宅から出てくるのは、生活のためにいろいろと支障をきたし、また交通安全対策の面からも、ぜひ改善に向けて積極的に関係機関に働きかけてもらえないか、もう一度答弁をお願いいたします。 ◎市民部長(内原英洋)  お答えいたします。 先ほども答弁しましたが、豊見城警察署、道路管理者と協議を進めていきたいと考えております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 改善に向けてよろしくお願いいたします。 それでは、③与根地域の各道路は、日常的に生活に支障をきたしているという声があります。今後、市道286号線の交差点の道路改良工事での渋滞解消を期待したいと思いますが、これからの西部の発展を考えた上で、これで全てが解消されるというものではないかと思いますので、次なる政策としてさらに解消策を図る観点から、市道191号線などの水路暗渠などで道路幅員の拡幅などができないか、見解をお伺いします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道191号線の拡幅でございますが、市道191号線につきましては旧国道331号の西側にありまして、これまで糸満市から与根を通過し、那覇方面への通過交通交通量が多い路線ではありましたが、しかしながら西海岸の国道331号豊見城道路、それから市道7号線の整備によりかなり交通量は減少しているところでございます。今後、県道256号線が4車線に拡幅されます。それと、市道286号線が整備されますので、交通量が減少するのかなと考えられます。今後、道路状況を注視して検討していきたいと思っております。 ◆18番(仲田政美議員) -再質問- 与根地域はいろいろと道路網整備もやっていただいて、今後期待するところですが、一方でかなり企業とか、また観光客とかが増加しますので、そういうことを見ながら調査をしながら、今の提案もぜひ念頭に置きながら整備に努めていただきたいと、これは要望いたします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(12時08分)          再  開(13時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎秘書広報課長(大城直人) -訂正- 先ほど宜保安孝議員の再質問の中で飛行機の出発時間の質問に対し、出発が14時台、到着が16時台と答弁いたしましたが、空港での搭乗手続等を踏まえ、出発2時間前に空港へ到着し、台湾からの出発時刻が16時50分、那覇空港到着時刻が19時10分に訂正いたします。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただ今の訂正は、議長にて許可いたします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(13時30分)          再  開(13時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。   ── 通告番号4(15番)川満玄治議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、川満玄治議員の質問を許します。 ◆15番(川満玄治議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。通告に従い、一般質問をしたいと思います。 まず初めに、(1)市政の諮問機関(委員会等)について。 ①市長が就任後設置された諮問機関(職員のみの委員会、附属機関、審議会、懇話会を含む)について伺う。まず、その名称、目的、それぞれの専門委員の氏名及びその職業や専門分野を明らかにされたい。※資料(紙ベース)も求める。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。
    ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 山川市長の市長就任後に設置した附属機関としては、「豊見城市住生活基本計画検討委員会」があります。この附属機関は、豊見城市住生活基本計画の策定に関することを検討するため設置し、その構成員は学識経験者3名、地域関係団体4名の計7名となっております。なお、氏名につきましては、別途配付いたしました資料をご参照いただきたいと思います。 次に懇話会としては、「第5次豊見城市総合計画及び第2次豊見城市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に係る市民会議」となります。この懇話会は、総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するに当たり、多くの市民等の意見を計画に反映させるため設置しております。その構成員は、一般公募委員18名、職員5名の計23名となっております。 次に、職員のみをメンバーとする委員会を2つ設置しております。1つ目は「子ども改革検討推進委員会」、2つ目が「観光税(仮称)創設検討ワーキングチーム」となります。まず、子ども改革検討推進委員会につきましては、子ども、子育て、教育に係る諸課題に取り組む子ども改革を推進するため、副市長、総務企画部長、福祉健康部長、教育部長、財政課長及び関係各課の職員で構成しております。 2つ目の観光税(仮称)創設検討ワーキングチームは、観光税による新たな財源の確保を庁内で検討するため設置し、その構成員は商工観光課長、商工観光課職員1名、企画政策課長、企画政策課職員2名、税務課長、税務課職員1名の計7名となっております。 そのほかに、去る10月29日に市内各種団体の子育て世帯の有識者にお集まりいただき、子ども未来ミーティングとして意見交換会を実施しております。参加者は、学識経験者1名、地域関係団体7名、行政機関1名、市職員1名の計10名となっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- では、再質問をしたいと思います。 まず、豊見城市子ども未来ミーティングという有識者による意見交換会なのですが、これを行って子ども改革検討推進委員会に何か生かされたことというのはございますか。 ◎副市長(小川和美)  豊見城市子ども未来ミーティングですが、これは現在検討している子ども改革を推進するための事業計画案に対し、市内各種団体の子育て世代と市民目線で活発に意見交換を行うことで、参考意見として各種子ども関連施策の事業展開につなげていこうという趣旨であります。したがいまして、第1回目を実施しておりますが、それらの意見については、現在検討しています子ども改革の事業計画に今後反映をさせていきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 副市長、生かされた具体的内容とか、何かないですか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 子ども未来ミーティングは、去る10月29日に開催したばかりですので、それらの提案されました意見や要望については、今後の検討の中で生かしていきたいと思っています。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ありがとうございます。 市長、副市長が思っている子どもというのは誰を指しておりますか。例えば幼稚園とか、小学校、中学校とか、そういう子どもという定義はどこまで見ているのですか。教えてもらえますか。 ◎副市長(小川和美)  明確な子どもという定義を設定して事業計画をいろいろ検討しているわけではありませんが、現在、子ども改革の検討の対象としておりますのは、高校卒業以前というふうな大くくりの中で検討しているところであります。したがいまして、高校を卒業いたしましたら、現在検討しています子ども改革の対象の外というふうに位置づけております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 乳幼児から含めて、それぞれ課題が全く違うものですから、そこら辺も人選的に重要な課題があると思いますので、それぞれにスペシャリストを置くというのも人選の中で考えていってほしいと思いました。その豊見城市子ども改革検討推進委員会のメンバーを確認したのですが、委員ができていないとか、そういうことではないのですが、せっかく財政課が入っているので総務企画部もリンクすると思うので、気になるのは総務企画部も強化すべきだと思いますが、それに対してどう思いますか。 ◎副市長(小川和美)  子ども改革検討推進委員会の委員としては財政課長が入っているわけですが、この委員会を開催していくに当たっては、その下にワーキングチームも設置しておりますので、庁内の幅広い意見を集約して進めているということでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- わかりました。では、今度は(2)に行きたいと思います。 瀬長議員が質問していたのですが、3つのワーキングチームがあるということでお聞きしておりまして、すみません、市長、私が何のことで質問するか何となくわかりますよね。もちろん給食のことで聞きたいと思います。 すみません、(2)学校給食について、①ワーキングチームのこれまでの作業等を伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(13時38分)          再  開(13時38分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- すみません、改めます。 ②各機関の報償や費用弁償の内容、有無について伺います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 附属機関であります「豊見城市住生活基本計画検討委員会」の委員報酬は、日額5,000円としております。また、懇話会であります「第5次豊見城市総合計画及び第2次豊見城市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に係る市民会議」及び意見交換会であります「とみぐすく子ども未来ミーティング」においては、パブリックコメントなどと同様に、市民ニーズを把握するための一つとして設けているため、報償費等の対象としておりません。さらに、職員のみの委員会につきましては業務の一環となりますので、報償費等はございません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- では、③開催頻度と1回当たりの開催時間を伺います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 「豊見城市住生活基本計画検討委員会」は、これまで3回開催しており、会議時間は1時間半から2時間程度となっております。「第5次豊見城市総合計画及び第2次豊見城市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に係る市民会議」は、これまで2回開催しており、会議時間は約2時間となります。「子ども改革検討推進委員会」は、これまで3回開催しており、会議時間は1時間半から2時間程度となります。また、「観光税(仮称)創設検討ワーキングチーム」は、これまで3回開催しており、会議時間は約2時間です。「とみぐすく子ども未来ミーティング」意見交換会は1回開催しており、会議時間は約2時間となっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 私、次に給食の話をするんですが、特に市長は公約にも結構上げているんですけれども、子ども改革検討推進委員会は多分すぐの話なので、ぜひ開催時間を長くというか、どんどん頻繁にやってもらって、どんどん前に進めるようにお願いしたいと思います。 では、(2)学校給食について。 ①ワーキングチームのこれまでの作業等を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 ワーキングチームの所掌となっている事項は、主に学校給食の段階的無償化への取り組み、地産地消の推進に係る新たな仕組みづくり、そして学校給食費の公会計化についての3つでございます。学校給食の段階的無償化につきましては、学校給食の質の確保や、新たな保護者の負担を求めないなどの方向性を踏まえ、現時点では無償化のステップを3段階として、第1段階で学校給食の栄養充足を図り、第2段階でごはん、牛乳などの主食費相当額について助成を行い、第3段階で全額無償化に取り組むというような内容で検討をしております。 地産地消の推進に係る新たな仕組みづくりにつきましては、市内農家が生産した農産物の全量買い取りを中心とした仕組みづくりについて、現在地元JAと意見交換を行っているところでございます。今後は品目の拡充方策や購入単価などについて、さらに具体的な調整を進めていく予定となっております。 学校給食費の公会計化につきましては、新たな会計管理システムの導入が公会計化に当たっての前提となり、作業工程上も最も時間を要するものとなっていることから、現在、鋭意、同システムの導入に向けて、必要経費の見積もりやシステム要件などの検討を行っているところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ありがとうございます。 やっとワーキングチームが動き出したということなのですが、来年度は値上げ分のことに対して無償化にしていくということでよろしいでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  来年度の学校給食の方針、考え方でございますが、まず保護者負担については求めていかない方向ですね。ただし、学校給食の質の確保を図っていきたいということを考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 市長、質の確保を考えてということは、栄養価を100%に持っていくということを多分考えていると思いますが、約5,000万円から6,000万円かかると思います。でも本当に時間はないので、ぜひ市長、考えていただければと思います。ただ、今言った保護者に負担をさせないということであると、どちらからかお金を用意しないといけないということがあります。その上で私、市長公約の段階的な給食の無償化というのは、一番まずしい世帯と次に貧しい世帯のグループではなく、やはり一般家庭として給食費を払っている家庭を無償化にする公約でございます。確かに、その中にはお金に困っている世帯もあります。しかし反対に裕福な世帯も含まれているので、それら全てを無償化にするというのは財政的にかなり問題があると思います。確かに無料になる世帯はうれしいと思いますが、このお金は間違いなく私たち豊見城市民からいただいた税金です。だからしっかり考えて使わないと、市民も納得しないと思います。最近は名古屋市のほうも、本当に豊見城市と似た事例なんですけれども、11年間値上げができなかったという事実がありまして、それで最近、先週のことですが値上げをして、実は名古屋市の給食のある日の献立を見たときに、私が前に写した写真に似ているなと思いました。あれは名古屋の方もみんな質素と言っていました。私は豊見城市のものを見ても質素と思いました。ですから今、答弁があったように負担をさせないと言ったのですが、やはり税金なので、もし一般会計から投入するのであれば、そこら辺をしっかり考えて、限られた税金ですから、ぜひお願いします。そうしないと納得しないと思います。所得が低い方々はどんどんというか、生活保護や就学援助を利用すべきだと私も思っています。そのための社会保障制度であるため、やはりみんなで税金を納め支え合っていると思うので。限られた税金ですから、所得に関係なく給食費を無償にしてしまうと、生活が苦しい人たちに収めていただいた税金を、裕福でお金に困っていない世帯に回すことになってしまう。税金や行政の機能としては所得の再配分という役割が期待されているので、豊見城市の財政状況を見たとき、私は給食費の無償化には反対でございます。やはり受益者負担の方向で考えていきたいと思います。市長は基金や寄附という、まだ目の前にないお金を探し出して無償化にしようとしていますが、現在あるお金の中で無償化にできないとなると、市長の言っている公約というのは絵に描いた餅と同じです。財政が健全であれば、私も給食費無償化に大賛成です。その辺、逆に南城市がやったと思うんですけれども、準要保護とか、就学援助の所得制限の見直しから始めることが貧困世帯を救うことになると思いますが、市長はどう思いますか。 ◎市長(山川仁)  先ほど教育部長から少し答弁させていただきましたが、さまざまな角度から検討させていただいていますので、来年度には進捗できる状況に持っていけるのかなというふうに考えております。今の川満玄治議員のご提案もしっかりと踏まえ、ワーキングチームでもまたいろいろな議論をさせてもらいたいと思っております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 今言ったワーキングチーム、基金のことで少しお聞きしたいのですが、来年度の値上げ分の負担はどのような感じで補填しようと思っていますか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 学校給食費に係る栄養状態を改善するということと、それから保護者負担を増額しないという2つのテーマで検討しているわけですけれども、来年度、学校給食費についてどのような段階を踏むべきかということについて、先ほど川満議員からもありましたような視点も加えて、今ワーキングチームで検討しておりますので、今の時点で来年度、どのようなステップで幾らという金額を提示することはできませんが、いずれにいたしましても、検討しています子ども基金を財源として次年度予算に反映できるように取り組んでいるところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 副市長、先ほども言ったんですけれども、まだお金も何もないのに、来年度すぐなんですよ。4か月後、間に合うんですか。 ◎副市長(小川和美)  仮称になりますが、子ども未来基金について、現在、その基金規模、財源について詰めの検討をしているところでございます。来年4月1日に基金が設置できるよう、そのようなスケジュールで取り組んでおります。したがいまして、給食費を含む子ども改革の関連事業につきましても、この基金を財源とする事業につきましては、来年度の当初予算に反映できるように取り組んでいきたいと思っています。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 来年度予算に取り組むということで考えているとは思うんですが、先ほどから言っているように、しっかり財政状況も見ながら、南城市の市長もそうだったのですが、時にはできないことはできないと、前にも何度も言っているんですけれども、それも一つの英断でございます。ぜひ市長、豊見城市の10年、20年先も見据えて、しっかりと財政を見ながら、公約の実現に向かって行ってほしいです。今、給食費の段階的無償化ですが、平成30年度時点で試算したんですけれども、平成30年度の決算を含めて実際、給食関係費、簡単にいうと人件費、光熱費、委託費等も全て入れてどれくらい試算されているのかなというのを調べたんですが、私の試算ですと、仮に平成30年度、100%給食の栄養価を充実させた場合に、約5億7,200万円かかります。ちなみに、もう既に公的負担といって、委託費、光熱費、人件費で1億8,500万円。今言った準要保護、生活保護の方の負担分が6,000万円、もう既に2億4,500万円負担することになっているんです。市というのは既に。それが市の総額の約5億2,000万円からすると、現在、47%は市が負担している状況なんです。それが今、約6,031人支払っている。どうしても人数のばらつきはあるんですけれども、その6,031人が負担しているのが約2億7,600万円ほどで、これが大体53%になっております。ですから市長、今でも給食費無償化というのは、100%に栄養価を充実させるのが一番の目的だと私は思います。無償化とは別で、まず100%栄養価を充実させて、その上の無償化を考えてほしいです。ぜひ来年度、私は前から言っているのですが、一日も早くと言っているのは、今いる子どもたちというのは、今81%、85%と前にも言ったんですけれども、給食が足りていないのです。15%から20%も。今の子どもたちが影響を受けているんです。私は遅いぐらいだと思います。次年度予算には反映、私は賛成できるかはまだ悩みどころなんですけれども、ぜひ保護者負担も含めて、そうではないと決めつけるのではなくて、それを含めた上で考えてはいただけないでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(13時52分)          再  開(13時53分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 先ほど教育部長が答弁したとおりでございますが、保護者負担を求めずに、まず第一段階として、栄養をしっかりと確保できるような手順を踏んで、次なる検討を進めていきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 保護者負担を求めない方向ですか、それとも求めないんですか。今、決めきれますか。求めないと言えますか。 ◎副市長(小川和美)  今、段階的に求めるとか求めないとかというのはなかなか言いづらいわけですが、この間、検討委員会及びワーキングチームで検討してきました基本方針は、学校給食の栄養状態を改善する。当時に、これについては保護者の負担増につながらないような方向でと。一言でいいますと、段階的な無償化を目指して栄養状態を改善していくという方向で検討してきております。その文脈の中で、ご理解をいただきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ずっと一年間、この話をやってきて、給食議員と言われないかと思うんですけれども、親の立場でいろいろ聞くと、私の周りでは値上げはやむなしという声も多々聞こえるんです。ですから市長、いこじにならずに柔軟性も持ちながら、必ずこうするのではなくて、今言ったように財政状況を一番知っているのは市長です。ですから、そこも含めて考えていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 そのまま次、②は飛ばしていきたいと思います。 (3)市の保有財産について。 ①公共施設として利用されている行政財産を除いて市が保有している普通財産の筆数、総面積を伺いたいと思います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 市の保有する普通財産につきましては149筆で、合計面積は17万1,282.45平方メートルとなっております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ありがとうございます。 ②財産の利活用について、今後売却を予定している財産はございますか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 今後売却を予定している市の普通財産ですが、沖縄医療生活協同組合に貸し付けている字真玉橋の41筆、合計8,897平方メートルについて、年度内売却に向けて調整をしております。また、旧翁長庁舎は土地5,067平方メートルと建物1万1,820.84平方メートルを合わせて、7億3,900万円を最低売却価格とする条件付一般競争入札による売却に向けて公募をしているところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 聞いている話なのですが、旧庁舎は国保の赤字補填に充てると聞いております。ちなみに、協同病院の売却益はどのような活用を考えていますか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 協同病院及び旧庁舎を含めての売却収入についてですが、これは特定財源として国保特会の赤字とか、あるいは特定財源として何かに特定して充当するというものではございません。一般財源として市の一般会計に受け入れて、それらも市の財源として国保の赤字を埋めていくというふうに考えておりますので、医療生活協同組合の売却についても、そのような観点から一般会計、一般財源として受け入れていきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ありがとうございます。 まさか市長、公約に充てるつもりではないですよね。財政が厳しいので、一応念のために確認させてください。いかがですか。 ◎副市長(小川和美)  一般会計、一般財源として受け入れていきますので、その充当先については、先ほど言いました国保特会の赤字も含めて、重要性、緊急性を勘案しながら歳出財源として充当していくというふうになります。したがいまして公約というお話でしたが、公約もいろいろな歳出事業の一部として構成されますので、公約だけに充当するとか、あるいは公約には充当しないとかというような整理はできないものだと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 公約にも充当する可能性はあるということですか。 ◎副市長(小川和美)  先ほど来の繰り返しになりますが、財産処分に係る収入については、一般会計の一般財源として受け入れますので、この一般財源は公約、公約でないにかかわらず必要な歳出事業に充当されると、そのように認識をしています。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- わかりました。ありがとうございます。 まさに市長の公約に充てるというのはどの公約とか、いろいろあるのでそれは一概に言えないと思いますが、やはり議会とは両輪だと思っていますので、そのときは事前に議会にも相談してほしいのですが、いかがでしょうか。使い方に対して。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時00分)          再  開(14時00分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 今後はしっかりと議会の意向も踏まえて精査していきたいと思います。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 最近よく強制提案的なところもあるものですから、ぜひ議会にも一言相談していただければ、両輪だと思いますので、そこら辺はよろしくお願いします。 今言った売却で得られる収入の一部を次の資産活用に向けて、簡単に時の市長、時の政権で使うのではなくて、そういうときには新たな基金条例等を設置する予定はないですか。お伺いします。 ◎副市長(小川和美)  市が保有する財産処分による収入について、これは先ほど言いましたように、一般会計の一般財源として受け入れることになりますが、議員ご指摘のように次の資産形成にも充当していく、非常に大事な視点だと思いますので、そういうことも含めて検討をしているところでございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 検討しているというのは、基金条例等を設置することも検討するということですか。 ◎副市長(小川和美)  そういうことも含めて検討中でございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ありがとうございます。 旧庁舎も、また協同病院のほうに貸し付けている不動産などは、これまで豊見城市が本当に持続可能な豊見城市の未来を見据えた財産として、懸命に節約と倹約を重ねて取得した財産です。これは先人たちを含め、市民の財産でありますので、それを踏まえて計画的な利用を求めることが基本であると思います。当然、当議会も厳正に監視する必要がありますので、その他の物件も含めてなのですが、ぜひ売却も含めて基本条例を設置して、着実な利用が基本だと思いますので、そこのほうはぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、(4)真玉橋の市道465号線について。 ①完成して6、7年程度経過しているがいまだに開通されないが、市の対応を伺う。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道427号線は、民間宅地開発業者による開発行為によって整備された道路となっており、平成22年に工事が完了しております。しかしながら宅地開発地区内において、宅地開発によって整備された道路や公園等が、市に帰属手続が完了しておらず、開発業者によってコンクリートブロックが設置され、供用開始がなされていない状況であります。開発行為によって整備された道路の帰属については、土地の所有権移転及び道路台帳の整備をもって市へ帰属されますが、当該道路においては道路台帳の整備が完了していないため、帰属には至っていない状況でございます。開発業者に聞き取りを行ったところ、当時、道路台帳を作成していた業者が今現在は連絡がとれない状況となり、道路台帳の提出ができない状況とのことでした。また、帰属については道路台帳の提出のほか、公園等全ての帰属手続が完了した時点において、コンクリートブロックを撤去したいとの意向がございますので、引き続き早期帰属に向けて協議を行っていきます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 真玉橋、根差部、嘉数の皆様は、あちらが開通すると交通の便もよくなります。ぜひ早目に対応のほうをお願いしたいのと、帰属の手続なのですが、必ず公園とか、全部を入れての帰属手続ではなくて、道路だけを先に帰属手続というのはできないんでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 道路の名義というのは、名義変更は終わっております。台帳だけ提出がなされていないということですね。あと、公園のほうは名義変更がされていないわけです。ですから、開発業者としましては、公園の帰属も含めて、全て完了してからトンブロックを撤去したいという開発業者の意向を聞いております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- すみません、ちょっと聞き間違えていますね。 道路だけ先にということで、道路だけというのはできないんですか。公園も含めてではなくて。 ◎経済建設部長(金城道夫)  道路管理者としては、これは可能かと思っておりますけれども、開発業者のほうが、公園もまだ残っていると。それで向こうの意向としましては、両方きちんと完了してから、そのトンブロックを撤去したいというふうな意向がございますので、開発業者とその辺はまた協議していきたいと考えております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- もう一度、できれば道路のみでも先にできればと思います。よろしくお願いします。 では、②市道465号線は根差部入口と接道する考えがないか伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道427号線と市道253号線の現状の線形は、県道を挟んだ両市道の位置関係が食い違い交差点となっております。両市道が直角、またはそれに近い角度で交差する交差点にするためには、用地買収を含む大規模な交差点改良が必要となります。また、仮に市道427号線を市道257号線と直角に交差するように線形を変更するとした場合、道路構造令の縦断勾配に合致しないことから、直進可能な交差点とするのは厳しい状況でございます。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- わかりました。難しい、了解しました。 では、(5)市長の政治倫理について。就任1周年激励会のあり方について伺いたいです。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 市長1周年激励会は、山川ひとし後援会が主催となって開催されたものであります。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 後援会がやったということですね。先ほどからも出ているのですが、昨日のこともそうですが、9月に部長が酒気帯び運転で捕まって、今回、昨日のこともあり、本当に職員も相当落ち込んでいらっしゃることだと思います。昨日のことはちょっと置いておくのですが、本当であれば職員のスポレク懇親会、バーベキューとか、9月定例会終了後の各部での慰労会等もなくなりました。また、職員も一年の労をねぎらうということで、忘年会を非常に楽しみにしていたと思うんです。いろいろなことがあればあるほど、忘年会というのはコミュニケーションもできるし、いろいろ市長と話したい人もたくさんいるだろうし、それは大事だろうと思いました。それも実際、取りやめになりましたよね。これは市長の判断ではないと思うのですが、そういう職員の恒例行事、スポレクとか、議会終了後の慰労会、また忘年会等は全部キャンセルしたにもかかわらず、市長の1周年激励会の開催を取りやめるとか、そういう考えはなかったんですか。 ◎市長(山川仁)  後援会のほうから確認がとれていませんので、お答えができません。すみません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 違います、市長。言っている意味がわかりますか。要は、全ての行事を自粛したわけです。なのに、自分の就任1周年激励会をやるというのは、今言う倫理的にどうなのかなというのをお聞きしているんですよ。市長、どう思いますか。 ◎市長(山川仁)  さまざまな要素があると思いますが、1周年激励会の中で多くの市民の方々に感謝をお伝えしたいという運びで今回も開催が進んでいきましたので、さまざまな方々がかかわっている中で計画も進んでいったものだと思っております。なので、中止という報告もなければ、そういう案件の連絡事項もありませんでしたので、当初予定していたとおりの激励会が開催されたと認識しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 私もかみ合っていないのかな。 今言っているのは、後援会から中止というのではなくて、市長側から、今回こういうことがあったから、忘年会とかスポレクとかも、懇親会等も自粛傾向にあるものだから、市長側から今回はもう少し先延ばししようとか、そういう考えはなかったのかということを聞いているんです。市長。 ◎市長(山川仁)  私のほうからは、そのような考えはなかったです。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- そこが私が言った倫理観なんですけれども、職員のものは全部中止になっていて、自分の就任1周年だけはやるというのは、私からするとちょっとどうかなと思いました。 ちなみに、就任1周年激励会なのですが、職員のお手伝い、参加等はございましたか。 ◎市長(山川仁)  そのような内容は聞いておりませんので、なかったものだと確認しております。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- ちなみに、職員は参加されましたか。されたのであれば人数等、もしわかるのであればお願いします。 ◎市長(山川仁)  職員が参加されたのは一部目視で確認しておりますが、参加人数等の把握はしておりません。 ◆15番(川満玄治議員) -再質問- 職員は何人か参加したというわけですね。わかりました。 今回、昨日のことも含めて部長が連続で検挙されたんですが、例えば夜の9時、10時に捕まったというのであれば、それは本当に故意かなというのもあると思うんですが、次の日、それも朝、昼過ぎに捕まったというのは、本当にいたたまれない思いで聞きました。先ほど安孝議員も言っていたのですが、処分もしっかりしないといけないとは思いますが、またチャンスを与えて、市がそれをもとに、これがあったからこそ、今後飲酒運転はもうなくなったと言うためにも、この方たちの再生への道も、しっかり市長として考えていただければと思います。 これで私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。   ── 通告番号5(10番)儀間盛昭議員 ── ○議長(大城吉徳)  次に、儀間盛昭議員の質問を許します。 ◆10番(儀間盛昭議員) -登壇- それでは、一般質問を通告のとおり進めていきたいと思います。今回、一問一答で行いますので、よろしくお願いいたします。 (1)教育振興について伺います。 ①学校教育施設整備についての(ア)豊崎の学校建設基本計画策定、実施設計等が、次年度予算にどう反映されるのか伺いたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 (仮称)豊崎中学校基本計画策定業務については、去る9月定例会において補正予算が可決され、令和元年11月8日に請負契約を締結しており、現在、業務を進めているところでございます。 実施設計に係る予算の確保につきましては令和2年度以降となりますが、できるだけ早い時期に予算化できるように取り組んでまいりたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。それでは再質問します。 豊崎の学校計画づくりに市民の思いが生かされるようにしてほしいとの声がありますが、どう対応されるか伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 新しい街の豊崎でございます。今、五千数百名ですか、住んでいる方々がいらっしゃる地域でございますので、しっかりまちづくりに寄与できるような学校づくりをしていくためには、やはり地域の方々に対しての説明会とか、意見交換会は必要だと思っていますので、そういう方向で進めていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- そうすると、そういう取り組みが実施されるということであれば、どのような時期に行われることになりますでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、基本的に学校施設の配置とか、そういうのがわからないといけない時期になると思っておりますので、これは基本設計の時期ですから、令和2年度以降ということになると考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ぜひ地域の皆さんの思いを受けて、すばらしい学校づくりをしてほしいなと思います。 それでは、(イ)豊崎の中学校建設で「緊急防災減災事業債」を活用した体育館へのクーラー設置を提案しました。その後、どう検討されたか伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 当事業は時限立法であり、令和2年度までの事業となっていることから、管轄する総務省の消防予防課へ確認したところ、現在期限の延長はされていないとのことでありました。また、事業採択の要件として指定避難所であることが条件となりますが、隣接する豊崎小学校の体育館が指定避難所ではないことから、(仮称)豊崎中学校についても低地にあることから、避難所として指定される可能性は低く、事業採択に当たっても厳しいのではないかと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 豊崎小学校のグラウンドは、災害時の避難場所と指定されています。全国各地で災害時に体育館が解放されて、被災住民の避難生活の場になっている映像を目にします。そこで伺いますが、同じような状況の際、豊崎小学校の体育館は避難所に使用されないのか伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 これにつきましては、防災担当のほうから確認させていただいた内容でお答えをしたいと思います。 豊崎小学校は津波被害警戒区域内に位置しておりますので、二次災害を避けるためにも内陸部への避難を呼びかけることになるだろうということで、体育館の避難所の使用については、今のところ考えていないということでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- わかりました。次に移ります。 (ウ)市内各学校体育館へのクーラー設置を検討する考えはないのか伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 体育館へのクーラー設置については、市内の小中学校の整備計画とか方針、これから先に定めないといけないだろうというふうに考えておりますが、現在、市内小中学校の全教室にクーラーを設置したことから、電気料金が大幅に増大をしているということがございまして、さらに体育館へのクーラー設置については今後の電気料金の推移を見ながらということになっていくのかなというふうに考えておりますので、現在の電気料金がどのような伸びをしていくのかというところを考慮しながらでないと、検討には入れないのかなというふうに考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 先ほども答弁がありましたが、制度上、豊崎の地域に減災基金でのクーラー設置は難しい。条件も合わないと。時限立法で間に合わないということもありましたが、それ以外にも学校の体育館にクーラー設置をするという補助事業があると思うんですが、それらの検討はできないんでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 文科省の通常事業で3分の1の補助事業というのがございますが、先ほど答えたように、まず電気料金の推移を見ていかないと、この次からどれだけの予算がかかるかというところが読めませんので、そういう推移を見ながら、その後に検討できるものであれば検討したいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ぜひ引き続き、その実現を求めて取り組んでほしいなと思います。それでは次に移ります。 ②いじめ問題対応の専任配置については「配置できていない。県に要請している」とのことでありましたが、次年度の見通しについて伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 いじめ問題対応の専任教員の配置につきましては、島尻地区市町村教育委員会協議会及び沖縄県市町村教育委員会連合会を通じて、沖縄県教育委員会へ要請を行っております。沖縄県教育委員会では、国の加配定数である児童生徒支援加配を活用し、いじめ、不登校などの問題行動に対応するための教員を配置しております。令和2年度のいじめ問題対応の専任教員の配置につきましては、沖縄県教育委員会から「国の動向などを踏まえ、検討してまいりたい」と考えているとの回答を得ているところでございます。今後とも、いじめ問題対応の専任職員の配置を強く要請していきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 大変重要なポジションだと思うので、ぜひとも正職の先生たちの配置が必要だと思います。実現するまで市独自でそういう身分の方を配置するという検討をしてほしいのですが、いかがでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  議員がおっしゃるように、やはり専門の先生が必要でございます。これにつきましては沖縄県教育委員会が、そういう方々を選任する権限がございます。そういう立派なリーダーになるような先生方の配置ができるように、今後とも沖縄県のほうには要請をしていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- その実現を求めて、私たちもまた頑張っていきたいなと思います。それでは次に移ります。 ③不登校児に対応する取り組みについてですが、(ア)支援員は、各学校に一人の配置が必要だと思います。現場が求める人員配置を検討していくとしましたが、どう対応されたのか伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 本市では不登校児童生徒の対応のため、小学校では登校支援員を、中学校に心の教室相談員、そして中学校区にスクールソーシャルワーカーを配置しております。心の教室相談員は各中学校に1名ずつ、スクールソーシャルワーカーは各中学校区に1名ずつ配置できていますが、登校支援員については小学校2校に1名の配置となり、各小学校に1名ずつの配置ができておりません。教育委員会としましては、今後も引き続き各小学校に1名、登校支援員を配置できるよう、粘り強く継続的に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ぜひその実現を求めていきたいと思いますが、これまでの支援員配置はどういう身分の方を入れていたのか。そして、今後の予算対応なども含めてお答えしていただきたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 支援員の募集に当たって、しっかりした要項を持っているのですが、積極的に取り組む熱意のある方を登校支援員として任用しております。これにつきましては、朝から一日大体5時間ぐらいの業務になっておりまして、臨時職員という扱いになるのですが、内容的には教職を退職した方々が過半ぐらいを占めているのかなと。あと社会教育を経験していたとか、そういう方々が登校支援員というふうになっております。ただし、教員資格を持っていないといけないという条件はつけておりません。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- そういう身分の方が頑張っていると思いますが、現状、どういう対応を現場ではなされているんでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 一つの例なのですが、登校支援員ですので、学校に来ない子がいたら、まず朝早く、7時半とか学校のほうに行って、担任の先生、相談員の先生などと打ち合わせをして、家庭訪問をしながら、子どもが学校に来れるようなそういう対応をしているということでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 現場はそれで大変苦労もしているようです。周りで見ていて、いろいろな形でのバックアップも必要だなと思っています。そのためには十分な体制、先生方を配置するためには財源確保も必要だと思うのですが、(ウ)実現するまでの間、市独自の配置ができないかということで通告をしていますが、これまで市の予算で単独でやっているということで以前、打ち合わせもしましたので、支援員配置のための予算対応を今後どう考えているのかというふうに置きかえて伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 先ほどと繰り返しの答弁になるかと思うのですが、やはり各小学校に1名ずつ配置ができるように粘り強く関係部署との協議調整等を図っていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ぜひ実現してほしいのですが、その実現する方も正規職員の教員の配置が原則だと思うのですが、どのような待遇の配置が望ましいと考えていらっしゃるでしょうか。
    ◎教育部長(原國政也)  お答えします。 現時点では、現在の従前で使っている要項を適用していこうと。先ほど言いました情熱があって、真剣に取り組んでいる方を採用していきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- しっかり支援をして、公平に子どもたちの学習の場をつくっていただきたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時27分)          再  開(14時27分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- (エ)本市でも、遊び非行系不登校児童生徒に対する、自立支援教室などに取り組むべきだと考えるが見解を伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 文部科学省の問題行動、不登校などの調査では、不登校の分類を学校生活の「人間関係の課題によるもの」、「遊び・非行の傾向」、「不安の傾向」、「無気力の傾向」、「その他」と5つに分かれております。「遊び・非行の傾向」とは、遊ぶことや非行グループに入っているために登校しない状態としております。本市の「遊び・非行」の傾向の不登校児童生徒は、平成27年度から減少傾向にあり、昨年度は全不登校児童生徒の4%でした。また、今年度は10月までの各学校からの不登校調査では、「遊び・非行」傾向の不登校児童生徒はゼロ人との報告を受けております。現在のところ、「遊び・非行」傾向の不登校児童を対象とした自立支援教室の設置については考えておりませんが、今後支援を必要とする児童生徒がいる場合は、学校と相談しながら対応をしていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 今、定義をお答えいただきました。この間聞いているのは、年間30日休む子がそうだというふうなことを伺っています。 それでは、先ほどの答弁で平成27年度から、市の頑張りもあってか減少してきて、今年度はそういう基準でいう報告はゼロという答弁だと理解しますが、これは非常にすばらしい取り組みの成果だと思います。年間30日、その数には満たないけれども休みがち、そういう子はいないのかと、気になるところなのですが、そういう30日、基準以下の少ない日数であっても休みがちだという子たち、病気とか以外の遊び系でのそういう子がいる際にはどういう対応をするのか伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 まず、30日の規定は遊び非行系だけではなくて、30日休めば不登校の定義の中に入っていくかと思うのですが、先ほどからお答えしているのは遊び非行に関しての不登校はいないということなんですね。今後、そういう子が出てきたらというところのご質問だと理解しているのですが、これについてはまず、学校の生徒指導の先生とクラス担任とが一緒になって、この子どもたちを支えていく。最終的には学習支援員、これは伊良波中学校に1名配置されている先生がいらっしゃるんですけれども、そういう先生方も活用しながらやっていくということになります。それから、たまたま無届で学校を休んだ場合、学校のほうは必ず連絡をする。家庭訪問をして、その確認をするという作業をやっております。月に1回は各学校から、そういう問題行動については報告を受けて、整理整頓をしながら学校のほうと対応をしているということでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- そういうときには学校と家庭とも連携をきちんと連携をとりながら対応するということで理解したいと思います。 それでは次、④学校現場の働き方改革について、(ア)超過勤務の現状の報告を受けましたが、どう分析されたのか、その要因について伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 教職員の超過勤務の要因につきましては、国及び県、市独自のアンケート調査を実施し、その結果、部活動の指導や授業準備、事務報告書作成が主な要因になっているものと理解をしております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- これは全国、同じ内容の要因だというふうに思います。 それでは、これらに対し、市がどう減らしていくのかということが課題だと思いますが、次の(イ)超過勤務を減らす市独自の対応や、学校現場で取り組みを伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 本市では昨年度に、豊見城市立学校教職員業務改善検討委員会を設置し、超過勤務を減らす対応を検討してまいりました。その対応策として、市内全学校にICカードを活用した出退勤システムの導入による勤務時間の把握、島尻地区で統一した校務支援システムの導入、超過勤務者への産業医面談の実施、全学校へ留守番電話の設置の取り組みを行ってまいりました。また、学校現場では、学校閉庁日の実施、毎週水曜日のノー残業デー及びノー部活動デーの実施、学校事務の共同実施の推進、職員会議などの学校での会議の見直しに取り組んでいるところでございます。特に過労死ラインと言われる月80時間以上を超える超過勤務者の人数などを把握し、状況によっては産業医の面談につなげ、長時間労働による健康障害を防止する対応をとっているところでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 大変重要な取り組みなので、ぜひ頑張ってほしいなと思います。次に移ります。 (ウ)少人数学級の拡大で、ゆとりある学校現場を求める当局の対応を伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 少人数学級の拡大については、島尻地区市町村教育委員会協議会及び沖縄県市町村教育委員会連合会を通じて沖縄県教育委員会へ要請を行っております。現在、きめ細やかな指導により、児童生徒一人ひとりが基本的な生活習慣や社会的規範を身につけ、基礎基本の学力の定着を図ることなどから、小学校1、2年生で30人学級、小学校3年生から6年生まで及び中学校1年生で35人学級を実施しております。要請に伴い沖縄県教育委員会からは、「小中学校の設置者である市町村教育委員会の意向、国の動向や全国の実施状況などを踏まえ、検討してまいりたいと考えております」との回答を得ております。今後とも、県へ強く要望をしていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- そういう頑張りをしていますが、豊見城市の学校現場で取り組む改善策はないでしょうか、伺います。 ◎教育部長(原國政也)  お答えいたします。 現在、国の決まりでは1学級40人というふうにはなっているのですが、小学校の1、2年生では30人学級を実施しておりまして、中学校1年生から3年生までは35人以下の学級ということでございます。今後、少人数学級、そういう体制の中ではやはり教員の確保とか、教室の確保とか、いろいろなものが考えられますので、こういうものを含めて、将来においても要望を沖縄県のほうにしっかりやっていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- さらに外に向けての行動もありましたが、学校それぞれの単位で工夫できないのか。職員会議を減らすとか、そういう現場での努力は考えられないのでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時37分)          再  開(14時37分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  まさに働き方改革につながるという趣旨の中でのご質問だと思っています。 職員会議や校内研修につきましては、時間を短縮するとか、回数を減らすとか、夕方にやっていたものを午前中にやるとか、そういう工夫は必要かなと。そういうことを校長会などでしっかり話し合いをしていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- そして、中学でよくある部活対応で先生たちの時間がとられるということもありますので、外部からの協力をもらう部活対応など、豊見城市はやっているということを聞いていますが、どういう実績があるのでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時38分)          再  開(14時38分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(原國政也)  お答えします。 今年度の豊見城市内の3中学校における部活動の外部指導者につきましては、11競技49名が学校長から委嘱されております。部活動については、積極的に外部指導者の活用を図っているということでございます。それから中学校につきましては、部活動の活動の仕方という指針を設けて、毎週水曜日の休みとか、土日はどちらか休みとか、大会のときはどうするかという、そういう方針も決めまして、今回公表をしているところでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- よく先生方から聞かれるのが、なかなか報告書などの作成が大変だということがあります。さまざまな研究課題が出てきて、それをやるのを頑張るのですが、またペーパーでの報告が大変だということもありますので、そこら辺の改善策も考えられるのでしょうか。 ◎教育部長(原國政也)  学校ではいろいろな校内研修とか、外部の研修がたくさんあります。当然、報告書は、後で振り返るときに非常に重要なものになるのではないかと考えておりまして、報告書をつくらないというわけにはいかないのかなと思っております。ただ、国とか県とか市町村とか、全く同じようなものを幾つもつくるというのは、これはどうなのかなというのもありますので、その辺のところの改善ができないかというのは、現場、学校のほうとも話し合いをしていけるのかなというふうに思っております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 それでは、(エ)学校用務員の配置を検討する考えはないか伺いたいと思います。 ◎教育部長(原國政也)  教育委員会では、用務員とは多少異なりますが、沖縄県の事業を活用し、市内小中学校全校へスクールサポートスタッフの配置を現在検討しております。スクールサポートスタッフは、プリントなどの印刷を初め、教材の整理・保管やテストの採点などを、教員にかわって行うことで教員の負担を軽減し、教員が児童生徒と向き合う時間や教材研究に充てる時間をとれるようにする制度となっております。本制度は業務改善に大きく寄与するものでありますので、市内全小中学校において導入できるよう調整していきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 学校用務員の役割は大変重要だったので、補充する役割も、ぜひ用務員の復活も引き続き求めていきますが、働き方改革で現場の負担を改善していくと。こういう取り組みを、ぜひ引き続き現場では頑張ってほしいなというふうに思います。それでは次の質問に移ります。 (2)産業振興についてです。 ①まちの顔づくり事業、JA敷地と旧ITセンター跡地利用について、その後の取り組み状況について伺いたいと思います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 旧IT産業振興センターの活用については、民間市場調査であるサウンディングの第1回目を9月27日に終え、民間企業の進出の可能性を調査研究しております。また、JAおきなわ豊見城支店の職員も一緒に、10月1日から3日まで先進地視察を実施し、本市における複合施設の可能性を調査研究しております。今後はJAおきなわと本市の課題等を整理し、民間企業からの質疑に答えながら、年度内に開催予定の第2回目のサウンディングでは、より具体的な市場調査を図ってまいりたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 その複合施設を目指すところの中身なのですが、子どもから青年、お年寄りまで幅広い年代が昼間から夜まで集えるような複合施設が望まれているものと思います。屋内でのふわふわ遊具やコンビネーション遊具などを整備した遊園地なども必要と思いますが、いかがでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 施設の具体的な内容の検討にはまだ至っておりませんが、子どもからお年寄りまで、多くの方が利用できる複合施設を基本として検討していくこととしております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 先月、私たち教育民生委員会の所管事務調査の中でも、図書館が併設された複合施設も見せてもらいました。豊見城市でも、この図書館というのも可能なのでしょうか。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 全国でも図書館を絡めた魅力ある複合施設があると聞いておりますので、市立中央図書館としっかり調整していきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。これまで以上の取り組みを期待するところです。次に移ります。 ②市観光協会から要請されている「ハーリー舟の舟上場実現」の対応について伺いたいと思います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 去る5月31日に、豊見城市観光協会と豊見城龍船協会の連名で要請されました「豊見城市西海岸地域への観光拠点づくり」につきましては、本市といたしましても重要な課題と認識しており、両団体とも十分な意見交換を行っていく必要があると考えております。要請を受けた後、観光、文化資源としての龍船の位置づけや船おろし場の設置の必要性、現状と課題等について、両団体と意見交換を行っております。今後の取り組みとして、龍船体験事業を軸に、施設整備や人材育成、運営体制の整備などの課題を整理しながら、龍船体験プランの具体化を図るよう、一歩掘り下げた検討をお願いしているところでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 議会からも大変関心を持って見ているテーマですので、観光協会の皆さん、また龍船協会の皆さんが取り組んでいるこのテーマは、豊見城の市内経済の活性化に大きくつながる分野だと思っていますので、ぜひこれを大きく取り組んで、そして成功もしていけるような市の頑張りを期待するところです。それでは次に移ります。 ③瀬長自治会から、瀬長島に観光客対応のマリーナ整備が求められているが、地元の声にどう対応されるのか伺います。 ◎副市長(小川和美)  お答えいたします。 瀬長島は年間288万人の来島者があり、それらを取り込める観光メニューがあれば、より一層魅力ある観光地として県内外へ発信していけるものと考えております。議員ご質問のマリーナとは、漁港ではなくて、瀬長自治会からお話のあった船だまり場のことであると認識してお答えいたします。 地元の皆様が求めている船だまり場を整備するためには、まず地元の皆様のニーズをお伺いして、どのような観光メニュー事業を実施するのか。それにふさわしい施設の機能、整備するための手法などの課題を整理していく必要がございます。今後は瀬長島を観光と漁業で結びつけられるかという観点で、地元の皆様のご意見を伺っていきたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ぜひ地域の皆さんの声を聞いて、取り組みを強化してほしいなと思います。それでは次に移ります。 ④与根漁港整備について、次年度の取り組みを伺いたいと思います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 与根漁港の複合施設整備につきましては、一括交付金を活用し整備を進める予定でありますが、交付金額が減少していることや、施設利用者のニーズに応じた規模で整備すべきとの考えから、今、与根支部と協議を行っているところであります。与根支部との協議について、施設の規模縮小については了解を得ておりますが、今後具体的に複合施設の用途や面積等の調整を行い、事業費のめどづけを行っていきたいと考えております。令和2年度の取り組みについては、複合施設の規模縮小の委託設計業務を行う予定となっております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 地元の与根支部との皆さんとの協議が何よりも重要なので、ぜひ頑張ってほしいのですが、この間求められている与根の港への、お魚センターを早くつくってくれという市民から大変大きな声がありますので、これは頑張って与根漁港まつりを何回開いても、その声は大きくなっているので、ぜひ一日も早くお魚センター、直売所なども実現するように取り組みを強化してほしいと思います。 次に、(3)排水路管理について伺います。 下原地域の排水路浚渫、管理事業について、次年度の取り組みについて伺いたいと思います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 令和2年度の下原地域の排水路浚渫事業の事業費は1,000万円の予定となっており、市道206号線沿い幹線4号排水路の上流側の浚渫を予定しております。また、地域からの要望も踏まえて、冠水被害等の解消につながる箇所を優先し、維持管理に努めてまいりたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- この間、求めてきましたが、下原地域にはたくさんの排水路で維持管理すべき箇所があります。どの政権でも、予算を伴うことなのでなかなか難しいということで二の足を踏んでいるところもありますが、これはどれだけの費用がかかるという計算をして対応していくということが重要だと思うので、浚渫管理をするための計画策定の考えはないのか伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 下原地域は土地改良等が行われており、排水路が約15キロメートルに及びます。下原地域はご存じのように低地帯で、排水路自体の勾配が緩い状況でございます。よって、管理浚渫などを行っても数年後には、また同様な作業を繰り返す状況となっており、また維持管理に関する補助事業もございません。今後は排水路の閉塞状況等の状況調査も実施し、維持管理計画を策定し、優先順位を決めて維持管理に努めてまいりたいと考えております。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- 外部発注でどれだけ経費がかかるのか、そういうプランをつくるだけではなくて、役所で頑張っている皆さんが力を発揮して、どれぐらいの費用がかかるという、せめてそれぐらいのプランづくりはすべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  先ほども答弁いたしましたが、委託業務となりますとお金も必要でございますので、まず職員ができることとして現況調査をしまして、どこどこを浚渫していくという計画をつくって、予算配分をして、優先順位を決めてやっていくということでございます。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ぜひ取り組みを強化してください。 最後の質問です。(4)公園管理についての①しおさい公園の東屋工事の取り組み状況を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 しおさい公園の東屋については、今年度2基の更新工事を行っています。令和元年11月に契約を行い、令和2年2月末までに完了する予定で取り組んでいます。現在、現場着手に向けた準備段階となっており、今後は現場の安全管理を徹底しながら、工期内の完成に向けて取り組んでまいります。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 それでは、②市内公園のコンビネーション遊具の建て替え事業について、その後の対応を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えします。 市内の公園における遊具の更新については、7カ所ある公園の11基の遊具を計画しております。今年度は、しおさい公園と豊崎にじ公園の遊具の更新工事を実施予定として取り組んでおりましたが、市民の要望などを踏まえ、内部において改めて優先順位の検討を行いました。また、沖縄県とも協議をした結果、今年度取り組み予定としていたしおさい公園の遊具の更新工事については次年度以降の取り組みとし、次年度に予定しておりました宜保にこにこ公園複合遊具の更新工事を今年度から実施を行い、令和2年度末完成する予定です。 ◆10番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 コンビネーション遊具も、子どもたちが大変期待をしているところなので、宜保にこにこ公園に今年度、対応するということですので、ぜひ成立させて、残されたところにも一日も早く整備していただくようお願いしまして、私の質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。          休  憩(14時55分)          再  開(15時04分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ○議長(大城吉徳)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は12月11日午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。          散  会(15時04分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   豊見城市議会議長  大 城 吉 徳   署名議員(15番)  川 満 玄 治   署名議員(16番)  宜 保 安 孝...