豊見城市議会 > 2003-06-17 >
06月17日-01号

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  1. 豊見城市議会 2003-06-17
    06月17日-01号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    平成15年第3回豊見城市議会定例会会議録  ┌─────────── 平 成 1 5 年 第 3 回 ───────────┐   │  豊見城市議会(定例会)会議録(第1号)              │   │        平成15年6月17日(火曜日)午前10時開会        │   └──────────────────────────────────┘ 出席議員 24人 (1番)大 城 英 和 議員          (13番)大 城 盛 夫 議員 (2番)玉 城 文 子 議員          (14番)仲 田 政 美 議員 (3番)高 良 正 信 議員          (15番)當 間 邦 憲 議員 (4番)知 念 善 信 議員          (16番)赤 嶺 勝 正 議員 (5番)島 袋   大 議員          (17番)瀬 長 美佐雄 議員 (6番)照 屋 真 勝 議員          (18番)照 屋 つぎ子 議員 (7番)大 城 吉 徳 議員          (19番)上 原 幸 吉 議員 (8番)山 川 泰 博 議員          (20番)大 城 隆 宏 議員 (9番)宮 平 眞 造 議員          (21番)宮 城 盛 次 議員 (10番)大 城 勝 永 議員          (22番)宜 保 安 一 議員 (11番)新 田 宜 明 議員          (23番)儀 間 盛 昭 議員 (12番)佐 事 安 夫 議員          (24番)瀬 長   宏 議員欠席議員 なし人職務のため出席した事務局職員の職氏名  事務局長  金 城   豊          主  査  仲 俣 弘 行  次  長  新 城 秀 雄          主  査  宮 里 卓 道  係  長  比 嘉 盛 仁地方自治法第121条による出席者 市     長  金 城 豊 明      助     役  赤 嶺 要 善 収  入  役  安谷屋 敏 昭      教  育  長  志 田 安 徳 総 務 部 長  大 城 重 光      企 画 部 長  座 安 正 勝 市 民 部 長  比 嘉 健 夫      健康福祉部長   喜 瀬 恒 正 健 康 福 祉 部 参  事  監  国 吉 倖 明      経 済 部 長  国 吉 正 弘 建 設 部 長  天 久 勝 廣      水 道 部 長  宜 保 光 明 消  防  長  座 安 豊 昭      学校教育部長   大 城 健 次                       生 涯 学 習 部 生涯学習部長   金 城 盛 三      参  事  監  仲 本 政 浩 総 務 課 長  外 間 健 正      人 事 課 長  上 原 直 英 財 政 課 長  瀬 長   満      税 務 課 長  宜 保   剛 納 税 課 長  上 原   壽      企画調整課長   照 屋 堅 二 振興開発室長   新 垣 栄 喜      市民生活課長   赤 嶺   豊 市 民 課 長  大 城 光 明      生活環境課長   長 嶺 清 光 社会福祉課長   赤 嶺 光 治      社会福祉課参事  稲 嶺 安 子                       国 民 健 康 児童家庭課長   上 原 武 弘      保 険 課 長  砂 川 洋 一 国 民 健 康 保 険 課 参 事  當 銘 健 一      健康推進課長   米 倉 達 夫 建設総務課長   比 嘉 保 信      道 路 課 長  大 城 清 正 都市計画課長   當 銘 清 弘      区画整理課長   仲 村 善 隆 下 水 道 課 長  宮 良 一 高      農林水産課長   安谷屋 孝 雄 商工労政課長   宜 保   勇      水道総務課長   外 間 賢 勇 水道業務課長   大 城 チエ子      水道施設課長   當 間   均 消防総務課長   国 吉 真 武      消防警防課長   外 間 成 喜 消防予防課長   赤 嶺   浩      消 防 署 長  當 銘 神 栄 教育総務課長   又 吉 康 喜      学校教育課長   町 田 宗 義 生 涯 学 習 振 興 課 長  上 原 政 輝      社会体育課長   阿慶田 長 鷲 文 化 課 長  天 久 光 宏      図 書 館 長  金 城 玲 子 給食センター 所     長  松 田 カツ子      会 計 課 長  比 嘉 弘 勇 選挙管理委員会 事務局長兼監査  仲 座 寛 輝      代表監査委員   東 若   實 委員事務局長本日の会議に付した事件 日程第1.       会議録署名議員の指名 日程第2.       会期の決定 日程第3.       議長諸般の報告 日程第4.       市長の市政一般報告 日程第5. 意見書案第3号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める              意見書 日程第6. 議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号) 日程第7. 議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正について 日程第8. 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて      承認第3号 専決処分の承認を求めることについて      承認第4号 専決処分の承認を求めることについて                △以上3件一括上程 日程第9.  承認第2号 専決処分の承認を求めることについて       承認第5号 専決処分の承認を求めることについて                △以上2件一括上程 日程第10. 議案第36号 公有水面埋立に関する意見について 日程第11. 報告第2号 平成14年度豊見城市一般会計繰越明許費繰越計算書に             ついて 日程第12. 報告第3号 平成14年度豊見城市下水道事業特別会計繰越明許費繰越             計算書について 日程第13. 陳情第8号 消費税の大増税に反対し、くらし・営業を守ることを求             める要請       陳情第11号 ゲートボール場整備に関する陳情                △以上2件一括上程 日程第14. 陳情第4号 母子及び父子家庭等医療費助成の給付方法を償還払いか             ら現物給付へ変更することについての要請       陳情第5号 寡婦の医療費助成制度化についての要請        陳情第6号 乳幼児医療費助成事業に対する陳情        陳情第7号 教育基本法「見直し」に反対をもとめる陳情                △以上4件一括上程 日程第15. 陳情第9号 市道1号線擁壁の修復についての陳情        陳情第10号 要請書                △以上2件一括上程            平成15年第3回豊見城市議会定例会議事日程┌──┬───────┬──────────────────────┬────┐│日程│ 議案番号  │      件        名      │備  考││番号│       │                      │    │├──┼───────┼──────────────────────┼────┤│ 1 │       │会議録署名議員の指名            │    ││  │       │                      │    │││       │会期の決定                 │    ││  │       │                      │    │││       │議長諸般の報告               │    ││  │       │                      │    │││       │市長の市政一般報告             │    ││  │       │                      │    ││ 5 │意見書案第3号│税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を│即  決││  │       │求める意見書                │    ││  │       │                      │    ││ 6 │議案第35号  │平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)│即  決││  │       │                      │    ││ 7 │議案第37号  │豊見城市手数料条例の一部改正について    │即  決││  │       │                      │    ││ 8 │承認第1号  │専決処分の承認を求めることについて     │即  決││  │承認第3号  │専決処分の承認を求めることについて     │即  決││  │承認第4号  │専決処分の承認を求めることについて     │即  決││  │       │                      │    ││  │       │    △以上3件一括上程          │    ││  │       │                      │    ││ 9 │承認第2号  │専決処分の承認を求めることについて     │即  決││  │承認第5号  │専決処分の承認を求めることについて     │即  決││  │       │                      │    ││  │       │    △以上2件一括上程          │    ││  │       │                      │    ││ 10 │議案第36号  │公有水面埋立に関する意見について      │    ││  │       │                      │    ││ 11 │報告第2号  │平成14年度豊見城市一般会計繰越明許費繰越計算│報  告││  │       │書について                 │    ││  │       │                      │    ││ 12 │報告第3号  │平成14年度豊見城市下水道事業特別会計    │報  告││  │       │繰越明許費繰越計算書について        │    ││  │       │                      │    ││ 13 │陳情第8号  │消費税の大増税に反対し、くらし・営業を守るこ│    ││  │       │とを求める要請               │    ││  │       │                      │    ││  │陳情第11号  │ゲートボール場整備に関する陳情       │  〃  ││  │       │                      │    ││  │       │    △以上2件一括上程          │    ││  │       │                      │    ││ 14 │陳情第4号  │母子及び父子家庭等医療費助成の給付方法を償還│    ││  │       │払いから現物給付へ変更することについての要請│    ││  │       │                      │    ││  │陳情第5号  │寡婦の医療費助成制度化についての要請    │  〃  ││  │       │                      │    ││  │陳情第6号  │乳幼児医療費助成事業に対する陳情      │    ││  │       │                      │    ││  │陳情第7号  │教育基本法「見直し」に反対をもとめる陳情  │  〃  ││  │       │                      │    ││  │       │    △以上4件一括上程          │    ││  │       │                      │    ││ 15 │陳情第9号  │市道1号線擁壁の修復についての陳情     │    ││  │       │                      │    ││  │陳情第10号  │要請書                   │  〃  ││  │       │                      │    ││  │       │    △以上2件一括上程          │    │└──┴───────┴──────────────────────┴────┘ 本会議の次第 ○議長(大城英和)  ただ今から平成15年豊見城市議会第3回定例会を開会いたします。 ただ今から本日の会議を開きます。     開  議(10時00分) 議事日程の報告であります。本日の議事日程は予めお手元に配布したとおりであります。 ―◇日程第1◇― ○議長(大城英和) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。会議規則第81条の規定により、本日の会議録署名議員に瀬長美佐雄議員、儀間盛昭議員を指名いたします。  ―◇日程第2◇― ○議長(大城英和) △日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月27日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から6月27日までの11日間と決しました。 暫時休憩いたします。     休  憩(10時01分)     再  開(10時29分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 ―◇日程第3◇― ○議長(大城英和) △日程第3、議長諸般の報告であります。  前回の議会より今回の間における主な事項について報告をいたします。 予めお手元に議長諸般の報告書を配布してあります。後で目を通して下さい。 以上をもって議長諸般の報告を終了いたします。 ―◇日程第4◇― ○議長(大城英和) △日程第4、市長の市政一般報告であります。市長の発言を許します。 ◎市長(金城豊明)  平成15年度第3回豊見城市議会定例会を招集いたしましたところご出席を賜り、心から感謝を申し上げます。 また、先ほどは議会開堂の門出が盛大に開催できました。大変ありがとうございました。 では、3月から5月までの市政一般報告につきましては、議員の皆さんのお手元に配布してございますが、その中から主なものを報告させていただきます。 3月3日、旧庁舎プレハブ2階に市精神療養者小規模作業所「ゆたか作業所」が開所しました。その開所式にあたり会員の皆さんが積極的に作業所を活用する中で、多くの仲間をつくり、社会参加に向け頑張って下さいと激励をいたしました。 3月9日、文化庁の認定を受け、市内の小・中学生を対象に、「ゆりてぃ遊ばな十五夜体験」というテーマで、伝統行事体験、伝統芸能体験、文化財めぐり体験、演劇体験等、文化体験プログラム支援事業が総合グラウンドいっぱいに盛大に開催され、私も参加をいたし挨拶をしております。 4月1日、定期の人事異動に伴う辞令交付式を行っております。行財政が大変厳しい中にあって、全職員が英知を結集し市民サービスの更なる向上に努めようと訓示をいたしました。 4月11日、第5回市豊寿大学の入学式に参加いたしました。豊寿大学は高齢者の自らの生きがいを更に充実させ、地域における老人の指導者を養成することを目的としております。今回23名の皆さんが入学され、その中で祝辞を述べてまいりました。 4月14日、5月1日から開始されるごみ減量化の目的で、指定袋によるごみの5種類分別収集に向けて、全職員及びクリーン指導員によるごみ分別の広報活動、全世帯個別訪問の出発式を開催し、挨拶を行っております。 4月22日、児童福祉週間にちなみ、子ども達の健やかな成長を願い、市立上田保育所の園児の皆さんとこいのぼり掲揚を行っております。 4月26日、那覇空港自動車道豊見城東道路の開通式に出席し、国・県及び関係者の皆さんにお礼を述べるとともに、その開通を祝いました。 5月1日、庁舎の統合を期に、全職員が一体となって活気あふれるフレッシュな市民サービスの向上に取り組み、以て市民満足度の向上と職員の意識改革を含めた前向きな姿勢を市内外へアピールするため、「いきいきフレッシュアップ運動」と銘打ち、次の運動を展開いたしております。1番目に毎月1回市長によるメッセージ及び職場内巡回。2.全管理職による朝の挨拶運動、3.来庁舎に対しての一声運動。4.全ての行動に対する5分前行動。5.職員の名札佩用の徹底。この運動は今直ぐにできる金の掛からない行政改革見直しの中で取り組んでまいりたいと考えております。 同じく5月1日、郵便局職員が外交業務の中で不法投棄や市道等の破損を発見した場合、その状況等について通報してもらい、以て道路上の事故の未然防止と市民の生活向上を図ることを目的に、豊見城郵便局と市が廃棄物等の不法投棄に関する情報提供及び道路情報サービスに関する業務委託契約を締結しております。 5月16日、漫湖水鳥湿地センターの開所式及び祝賀会に参加をし挨拶を行いました。このセンターは、自然に関する本や図鑑などの図書コーナーや観察展望台等も設置され、子どもから大人まで誰もが学習できる施設となっており、市民皆さんに大いに活用していただけるものと期待をしております。 5月20日、市政の講ずる諸施策を広く紹介し、理解を深めるとともに、事業者や市民の意見や要望等を直接対話により拝聴し、以て今後の行政運営に反映させることを目的に、市内の事業者8団体と行政懇談会を開催いたしました。 以上、3月から5月までの市政の一般報告とさせていただきます。 ○議長(大城英和)  以上、日程第4、市長の市政一般報告を終了いたします。 ―◇日程第5◇― ○議長(大城英和) △日程第5、意見書案第3号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書についてを議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎10番(大城勝永議員)  意見書案第3号            平成15年6月17日豊見城市議会議長  大 城 英 和 殿提出者 豊見城市議会議員 大 城 勝 永賛成者    〃     山 川 泰 博 〃     〃     上 原 幸 吉 〃     〃     大 城 吉 徳 〃     〃     宮 城 盛 次 〃     〃     赤 嶺 勝 正 〃     〃     瀬 長   宏 〃     〃     宜 保 安 一 〃     〃     照 屋 真 勝  税源移譲を基本とする三位一体改革  の早期実現を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出いたします。提案理由 税源移譲を基本とする三位一体の改革に当たっては、地方分権の基本理念を踏まえ、地方分権改革の残された最大の課題である、国と地方の役割分担を踏まえた税源移譲等による地方税財源の充実強化が必要不可欠である。 よって、これら税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を強く要望するため本案を提出いたします。  税源移譲を基本とする三位一体改革  の早期実現を求める意見書(案) 現下の地方財政は、バブル経済崩壊後の税の大幅な減収に加え、国が経済対策の一環として実施してきた国税・地方税を併せた政策減税景気対策による公共事業の追加等の経済財政運営により、財源不足が拡大し、危機的な状況にある。 各都市においては、徹底した行財政改革を積極的に取り組んでいるが、個性豊かな地域社会の形成、少子・高齢化への対応、地域経済の活性化等の新たな行政課題に直面しており、真の分権型社会を実現するためには、自己決定、事故責任に基づく地方税財政基盤の確立が喫緊の課題となっている。 政府においては、平成14年6月25日に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」(骨太方針第2弾)に基づき、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲等を含む税源配分のあり方を三位一体で改革し、6月末までに改革工程表をとりまとめることとされている。 この三位一体の改革に当たっては、地方分権の基本理念を踏まえ、地方分権改革の残された最大の課題である、国と地方の役割分担を踏まえた税源移譲等による地方税財源の充実強化が必要不可欠である。 よって、①基幹税の再配分を基本とする税源移譲等の 地方財源の充実強化②地方交付税を通じた財源保障機能と財源調 整機能は不可欠であり、これの堅持③国庫補助負担金の廃止・縮減は、国民の基 本的権利を保障する国の責任の後退や単な る地方への財政負担の転嫁とせず、税源移 譲等との一体的実施 これら税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。           平成15年6月17日            沖縄県豊見城市議会宛て先:衆議院議長    参議院議長    内閣総理大臣    内閣官房長官    経済財政政策担当大臣    総務大臣    財務大臣    経済産業大臣 ○議長(大城英和)  本案に対し質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただ今議題となっております意見書案第3号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書については、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第3号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。 ◆24番(瀬長宏議員) ―賛成討論― 意見書案第3号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書について、賛成の立場で討論いたします。 文字通り、小泉内閣が第二次の骨太の方針の中でこの内容が出てまいりました。今いろいろ議論がされている最中ですが、現状の国会の論戦は地方財源はなるべく縮減しようと、そして国の財政の立て直しを、そういう方向でやろうという動きが一部見えます。特に顕著に出てきているのが、言わば税源の移譲については先送りをするという、こういうことが具体的に来年辺りから出てくる状況です。国の基幹税である消費税や、あるいは所得税など、この税源がなかなか確保できないという現状で、こんなことをやられたらまずいというこんな話が出てきておりますが、地方からは大変な反発が出てくるのも当然です。結局は政府としては地方への、言わばお金の支出を押さえたいというのが本音としてあるのではないかと地方からは危惧の念が出てくるわけです。そういう中において、言わば国庫補助のカットや縮減、あるいは交付税の見直しなど、こういうことを先行していこうとなれば、当然地方財政は大変な事態に至ります。三位一体というのは文字通り税源の移譲がセットとして行われなければ地方の財政確保は困難となりますので、ここは今どのレベルで、どの内容で税源移譲をしていこうかということがあまり見えない状況にもあり、地方からどんどん声を上げていって、つまりは安上がりの公共工事も実施できる、一つ例を取りますと道路工事をするにしても国庫補助の対象となると、必要のない大変大きな道路を造らざるを得ない、そうしなければ補助対象にならないなど矛盾がいっぱい出ておりますので、こういうところを地方に任せる、地方の皆さんの要求に沿った公共工事が地方の考えのもとで実施できるような方向に当然財源の移譲も確保していかなければならない、こういうことにおいては、今回の意見書を上げて、更に引き続き国の動きを監視をし、そして地方がもっともっと財源が確保できて、住民の福祉向上に寄与できる、こういう税制のあり方に改革を求められている現状でありますので、この意見書については、今後も積極的に議会として関与をし、見定めながら必要な時に行動を起こしていく、こういう姿勢で賛成の討論といたします。 ○議長(大城英和)  反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。      (賛成討論なし) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。意見書案第3号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書については、これを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は原案可決と決しました。 暫時休憩いたします。     休  憩(10時45分)     再  開(10時46分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 ―◇日程第6◇―
    ○議長(大城英和) △日程第6、議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)についてを議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)につきましては、予算の総額から5,060万4,000円を減額し、歳入歳出それぞれ157億2,631万1,000円とするための提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、総務部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎総務部長(大城重光)  議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 主なものをご説明申し上げます。事項別明細書の3ページをお開きいただきたいと思います。まず、歳入でございますけれども、1款市税の4項市たばこ税、1目の市たばこ税1,683万7,000円の補正でございますけれども、これは後で出てきます専決処分地方税法の改正に伴ってのたばこ税の引き上げに伴う補正でございます。なお、施行は7月1日からの8カ月分の補正増でございます。それから同じく1款市税の1目特別土地保有税、これにつきましても専決処分で地方税法の改正に伴っての今回特別土地保有税の課税停止に伴っての減額補正でございます。642万円でございます。 次の4ページ、11款使用料及び手数料の1目総務手数料65万円、ICカードの交付手数料1,300枚の500円を予定しております。 それから12款国庫支出金の1目土木費国庫補助金につきましては、道路関係の国の内示通知に伴っての減額補正でございます。1億1,510万円。それと5目の民生費国庫補助金、与根共同利用施設の整備に伴っての補助金で、国土交通省の定額補助でございます。約4,980万円でございます。 それから5ページ、13款の県支出金、4目農林水産業の水産業費県補助金の110万円でございますけれども、土砂流出の防止管理事業補助金として第一遊水池の浚渫に伴う県の補助金でございます。 それから同じく14款の財産収入、1目の不動産売払収入の284万5,000円につきましては、字瀬長のアカサチムイ近く、いわゆる豊見城署の北側でアカサチムイの東側の土地を整備しているその近辺でございますけれども、その買い主の土地が道路に面していないためにどうしても市有財産を譲渡してくれという要望もございましたので、それに伴ってこの66㎡、4万3,100円で売払いをしてございます。 それから6ページ、寄附金でございますけれども3目の指定寄附金100万円でございます。5月末に事業者よりの寄附がございました。人材育成への基金として積み立てていきたいと考えております。これは歳出の方でまた出てきます。 それから16款の繰入金、2目の老人保健特別会計への繰入金、これは平成14年度の決算の確定に伴っての繰入金の303万5,000円でございます。 それから7ページの18款の諸収入の1目雑入4,175万1,000円、これは豊崎地内の国の補助事業の内示の確定に伴っての補正減で、県の土地開発公社の負担金としての補正減で4,175万1,000円でございます。 それから市債につきましては、2目の土木債、9目の民生債各々道路事業の確定に伴っての起債の増分でございます。それから民生債につきましては、与根共同利用施設の起債充当分の3,320万円でございます。 以上が歳入でございます。 歳出についてご説明申し上げます。8ページ、2款の総務費の5目財産管理費の1,200万円の補正でございますけれども、本庁舎の下水道の設計委託料でございますけれども150万円、それから旧庁舎の耐力度調査の委託100万円を予定しています。それから15節の工事請負費でございますけれども、庁舎の下水道これは渡橋名県営から市の渡橋名汚水幹線に接続されている区間に今回延長にして約200m、管径200㎜の接続を予定しております。そのための工事費でございます。それから11目の開発費1億4,450万円の補正でございますけれども、歳入でもご説明申し上げましたように与根の共同利用施設の施工管理委託料は施工管理、それから工事請負費につきましては1億3,500万円の施設整備、それから23節の償還金利子及び割引料につきましては、現与根の共同利用施設の残存確保分の601万9,000円の返還分でございます。 それから9ページ、2款総務費の1目税務総務費、特別土地保有税の審議会の補正減でございますけれども、これは先ほどもご説明申し上げましたように地方税法の改正に伴っての審議会の廃止に伴って3名の審議会の報酬の補正減でございます。 同じく9ページの2款総務費の1目戸籍住民基本台帳費の182万2,000円、これは人口5万2,000人の約2.5%、1,400円のICカードの購入費でございます。 それから次のページの10ページ、3款の民生費の10目介護保険事業費1,702万1,000円、これは広域連合の共通経費等の見直しに伴っての減額補正でございます。 それから12ページ、6款農林水産業費の10目の農道維持費220万円、これは歳入で申し上げましたように第一遊水池の浚渫に伴っての重機使用料でございます。 それから13ページの8款土木費の3目道路新設改良費1億9,555万6,000円の補正減でございますけれども、先ほども歳入でご説明申し上げましたように、国庫補助事業の内示の額の確定に伴っての各々14路線の減額、あるいは組み替え等の補正でございます。 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城英和)  本案に対し質疑を許します。 ◆24番(瀬長宏議員)  議案第35号の一般会計の1号補正について何点か伺います。 まず、事項別明細の3ページなんですが、642万円の特別土地保有税、これは説明が一部ありましたが地方税の改正によっていわば課税停止になるということになっているようですが、この課税の根拠となる数字、どういう内容の土地が課税になって、今度はこれがどういうふうにいわば法改正によって課税をできなくなったのか。もう少し詳しく説明をいただきたい。 あと4ページの総務手数料の中のICカードの交付手数料の問題なんですが、8月から第二次稼働が住基ネットワークで行われますが、これについては今大変心配の声が上がっております。いわば個人情報の漏洩がいろんな形で表面化してまいりました。それに対しては裁判に訴える住民の動きもあるし、あるいはこの住基ネットの第二次稼働については先送りをすべきだといういろんな運動、地域での反対の姿勢が明確に出てきておりますし、文字どおり今十分に住民の情報がプライバシーが確保される、要するに保護されるという保障がどう豊見城市で構築されているのか、これはきちんと市民に説明できて納得のできる対応となっているのか。あるいは情報の漏洩などが発覚した場合には、その皆さんの取り組みを一時ストップして運用停止をするというここまできちんとした対応が考えられているのか伺います。 あと6ページの寄附金、指定寄附金で100万円が増額補正ですが、これについては育英会で利活用をしていくということも伺っておりますが、人材育成で活用するとなっているかと思うんですが、具体的にどう対応していくのか。そしてこの間、こういう寄附行為についてはどう実績を上げてきているのか、その辺ももう少し説明していただきたい。 あと8ページについては財産管理費の中で委託料の予算が組まれております。特に耐力度調査委託料、これついては旧庁舎となっているようですが、保健センターとして活用していくために私たちも大変古い建物であってきちんとした耐力度調査、耐久度調査を入れるべきだということを強く求めてまいりましたが、それについては十分に受け止めていただけない状況もありましたが、今回はどういう目的で、どういう位置づけでこの調査を入れることになったのか。 そしてその下の工事請負費、庁舎下水道の工事費、この本庁舎については大変大きな金額を掛けて土地を500万円以上の予算を掛けて浄化槽の改修も行ったと聞いておりますし、そしてそれについては当然、以前の建物の使用形態から大変多くの人達が使用するといういわば用途のいろんな変更もあって浄化槽が十分に機能するのかどうか、いろいろ心配の声も上げてまいりましたし、現実問題として今この浄化槽が機能を果たしていないと私たちは見ざるおえません。いわば農協の店舗の方でいろいろ用事をしようとすると大変ひどい臭いがしますし、そして外のオートバイの駐機場辺りでも大変悪臭が漂っております。これは文字通り浄化槽が機能を果たしていないという現実だと思うんです。こういうことがどうなっているのか。あれだけお金を掛けて改修をしたということなんですが、機能していない。そうであれば河川にいわば汚い水、違法な数値でもって河川に垂れ流しをしているという実態があるとすればこれは大変な問題ですが、こういうことはどうなっているのか。そういう緊急対応でこういう200mの接続工事をするというふうに至ったのか。現状はどういう状況にあるのか伺いたいと思います。 あと開発費の中での工事請負費、与根の共同施設整備これはいわば国土交通省辺りの補助事業かと思うんですが、いわばその下に残存の国庫負担分の返還をセットでやっているということは、いわば同じ省庁からの補助事業の施設が同じ地域に2つあってはまずいということで、ここは残存、国庫分の返還を並行して行うという説明も聞いたように覚えておりますが、この今現在ある施設についてはどういうふうな対応を考えておられるのか。取り壊し、撤去をするということになっているのか。 更に11ページなんですが、清掃費の中の2目の塵芥処理費の中で職員手当、時間外手当ということで50万円、追加で予算計上しておりますが、この間5月からの5分別のスタート、ごみ処理の新たな手法によって職員については大変いろんな市民の苦情などにも対応せざるを得ないということで私たち当初予算の中でも残業手当、時間外手当などいろいろ必要ではないかということでお話もしたんですが、当初予算では組まれてなかったんですが、今回組むに至った会計根拠はどういうことなのか。 あと12ページの農道維持費、ここは第一遊水池の浚渫が主な事業内容だと伺っておりますが、そこについては今私たちも大変強い関心を持っておりまして、水鳥が大変多く飛来をしていると、特に漫湖周辺のラムサール条約の湿地、そういう場所からだいぶ移動しているのではないかと。与根の埋立などによってこの漫湖周辺の水鳥の飛来が大変減少していて、そういう関心のある皆さんからは心配の声も聞こえてきます。そういう中で第一遊水池、ここは三角池と称して今水鳥・湿地センターでも大変重要な位置づけをして、向こうの施設の中でも三角池にどういう鳥が飛来をしているとマップできちんと表示をするぐらい大変貴重な場所だと、特にそこにはクロツラヘラサギ、これは専門家の話を聞きますと世界に数百羽しかいないのに、この三角池には20羽前後が飛来をする大変貴重な場所であって、更にはセイタカシギなどは群をなして飛来をする、こういう貴重な鳥が飛来をする場所であって、ここについては私たちも予算説明を受けた後に水鳥・湿地センターに伺っていろんな専門家の意見も聞いてみたいということで伺ったら、こういう事業については専門家の意見を聞いた上で取り組むというのが今の世の中の流れ、環境をどう保全していくのか、特にこういう希少水鳥の保全をどう図っていくのかが問われているということなんですが、そこは十分な対応をするということになっている工事なのか、併せて伺います。 ◎総務部長(大城重光)  瀬長宏議員の質疑にお答えいたします。 まず、1点目の3ページの特別土地保有税の減額補正でございますけれども、これは地方税法の改正に伴っての課税停止ということでございます。場所につきましては3カ所、翁長と保栄茂、それから根差部の場所でございます。特別土地保有税につきましては、土地登記の抑制をして、併せて土地の供給促進に資することを目的としてきた保有税でございますけれども、今の厳しい状況の中においてはそういうことも敢えてやる必要もないということでの課税停止でございます。 それから歳出の8ページ、13節の委託料の施設管理耐力度調査の委託料についてでございますけれども、旧庁舎は築45年、ちょっと詳しい数字ははっきりしていませんけれども45年ということでだいぶひび等も目に見えてありましたし、それともう1つは平成15年度の保健センターの位置づけもしてございました。その中で改修ということも冒頭に入っておりましたので、それとの改修に伴ってもしいろいろ問題が出てきたら困るということで今回の耐力度調査の補正をした状況でございます。 それから15節の工事請負費の庁舎の下水道工事請負費についてでございますけれども、先ほども議員もおっしゃっていましたように、確かに処理についてはいろいろと問題はあります。ただ水質につきましては適正基準値内で放流をされております。これは事業所とも調整をしながら、これまで悪臭対策につきましてもいろいろEM菌等、またあるいは浄化槽の室内の強制排気、それから換気ファンの設置・増設等でいろいろやっていたわけでございますけれども、まだ臭いについては多少の改善はされておりますけれども、臭気も少しまだ残っていると。それと下水道工事を今回予定していますのは、いわゆる国道331号東風平-豊見城線のいわゆる交差点改良事業の一環として現在、県の方で工事を発注しております。そういうことでこの工事がもう契約をされて工期も8月いっぱいということで県の方からも来ておりますので、また国・県との調整によって今の段階で工事をしなければならないのは、いわゆる掘り起こし規定が5年間という年数がございます。そのためにもし今回工事をしなければまた5年後を待たないといけないということで、早めに措置した方がいいということでの下水道工事の今回の補正でございます。 ◎市民部長(比嘉健夫)  瀬長宏議員の4ページ、総務手数料の65万円のICカードの交付手数料の件についてお答えをいたします。 住基ネット個人情報保護対策ということでお聞きしておりますけれども、これにつきましては昨年8月5日に第一稼働いたしました。その時点でも個人情報保護対策等については十分に踏まえた上で対策は取られているということでありまして、今回の二次稼働につきましても、当然保存する情報や利用目的等でも法律で限定されておりますし、また住民票コードは利用も限定されております。また外部からの侵入と内部の不正利用を防止しております。そういうことでこの住基基本台帳カードにおいても、個人情報を守るためのICカードということで十分な措置がされているということでございます。 次に11ページの衛生費、4款2項2目の3節時間外勤務手当の件でございますけれども、50万円の件でございますけれども、これにつきましては当初確かに時間外の計上が漏れておりました。そのためにこの件につきましては当初表記した段階で他の項目で差し替えがありまして、その時に私たちの時間外も漏れていたということでの今回の予算計上でございます。なおかつ50万円については、時間外として、当然予算措置されておりませんので、時間外勤務命令というものはやっておりません。しかしながら3分別から5分別という重要なごみの対策事業でございますので、当然市民からのいろんな苦情等、あるいはまた対応、説明、そういったのを考えた時には職員が自発的にこのような時間外をしながら今対応をこれまでやってきたことでございまして、今回この50万円の金額が議会で承認をいただきましたら、追認という形で時間外支払いをしていきたいとこのように思っています。 ◎生涯学習部長(金城盛三)  瀬長宏議員の質疑の中の人材育成基金の方についてお答えいたします。 人材育成基金の具体的な活用方法とそれから寄附行為の活用についてということでございますが、現在、基金の活用については内部の方で人材育成につながる内容の案として今部内で検討をしている部分として、国内・海外のスポーツや文化活動、それから交流事業等の派遣費、それから他の事業において補助を受けていない部分ということで今その案として内容を検討しているところでございます。 助成の対象としては、市内に居住する個人又は団体ということで、そういうふうな内容で今検討を進めているところであります。 今回のこの寄附についても、やはり先方さんの方からはぜひ人材育成の方に活用してほしいということでありましたので、そういうことでこの人材育成基金の方に積み立てをしまして、この方を活用していきたいと考えております。 ◎企画部長(座安正勝)  8ページの開発費の中で与根共同利用施設の新築を計上をしてありますが、現在の施設の取り扱いについてのご質疑にお答えいたします。 新築の理由、要望といたしましては、コンクリートの剥離による老朽化と、世帯数、あるいは人口の増加に伴う狭隘化という2つの理由で国土交通省には補助事業の申請をしてきております。こうしたことを踏まえて現在ある施設を取り壊しをするのか、あるいはまたその支障のないような形で他の利用ができるのかということにつきましては、これから地域の皆さんと話し合いをして決めていきたいと考えております。 ◎経済部長(国吉正弘)  補正予算書の12ページ、6款1項10目農道維持費の中の220万円、このことについてご説明をいたします。 これは今回、県の土砂等流出防止管理事業、これは県の2分の1補助事業でありますけれども、これを受けて第一遊水池、国体馬術場にした入口の真向かいの遊水池でございますけれども、この池の面積が約3,000坪ありますけれども、約半分の1,500坪がもう議員の皆さんも通りがかりご覧になったかと思いますけれども葦が生えています。草がですね。水草が生えて約1m50㎝から2mぐらい生い茂っておりまして、この遊水池の機能が十分果たされていないということがございまして、西部排水、上流部の排水整備は完了しておりますけれども、ちょうどこの排水の流入する入口の向かいにも土砂が堆積をしまして葦が生えているということで、これを除去しないとこの遊水池の機能が損なわれているということがございまして、今回この葦を取りたいと、除去したいという事業でございます。 議員がご指摘をしておられます水鳥の件でございますが、確かに飛来する水鳥、特にクロツラヘラサギも飛来しております。この工法につきましては県の自然保護課等々とも協議をして、機械をこの池の方には入れない等の考慮等もして十分に対策をしてこの除去をしたいと思っております。 ◆24番(瀬長宏議員) ―再質疑― 再度伺いますが、ICカードの交付について個人情報の保護対策をいろいろと対応をされているとの説明ですが、そういう中でも今全国で様々な事件が発生しているし、福島県は去年12月で住基ネットデータを含む個人データの盗難事件これが報道されたのはご承知だと思うんですが、そういう中でいろいろ対策を打っても個人情報が流出する、盗難に遭う、あるいは漏洩をする。それはいろんな手法によってなされるわけですが、こういう現実があるわけです。そういう中では長野県などは知事の諮問機関の中で当分先送りをすべきだというようないわばいろんな動きがあるということはご承知だと思うんですが、なぜ豊見城市でこれが漏洩しないということを保障できるのか、文字通り今大変心配をしている皆さんが市民の中にも多くいらっしゃるし、そういう中においては個人情報の保護法案などいろんな条件整備、先送りをされているこういうことをきちんと整備し、そして十分な保障とあとは市民の理解が得られる時期に対応しても構わないのではないか。いわばこれを一部ごく僅かな一部の皆さんの利便性を求めて大変危険な業務を遂行するということにならないのかということが心配されるわけです。そういう危険をはらんだ個人の情報漏洩というあってはならない事態を招くこういうことが心配される中、一律に全国と歩調を合わせて第二稼働を推進するということは、今市長として要するにこういうことを何がなんでもやらなければいけないということでは別にないと思うんですね。いわば一部の人達が引っ越しをしたり、遠方からいろいろとカードを使って住民票のいろんなデータを取ったり、ごく僅かな一部の人の利便性のために全体の情報を危険にさらすようなことは、一時今ストップしてもいいのではないかと私は強く思うんですが、市長としてはその辺も個人の情報をどう保護して行政をきちんと信頼持てるような遂行をできるのか。ここは基本的に市長の考え方も伺いたいと思います。 あと耐久度調査委託料、改修に当たっていろいろ問題があると困るという話、これは当然だと思うんですね。3月議会では私たちは市民の皆さんが多数来るようなこういう保健センターという施設を活用するのであれば、当然古い施設、誰が見ても築何十年も経った先ほど45年という説明がありましたが、危険な建物については大丈夫なのかという安全対策をきちんと図った上で、保障された上でこういう保健センターという施設整備は進めるというのが初歩的な行政の仕事でありますが、これが3月議会ではまともに受け止められなかった実態で大変心配しておりましたが、こういう形で耐久度調査を入れる。これは一部にはいわばできないという根拠を取るために耐久度調査をもう入れるということになったのではないかと、こういう市民からの声も出てくるんです。いわば設計士に相談をしたら大変これは厳しいよと、そういうことになったので正式に耐久度調査を入れる、これは基本的に行政の仕事としては逆さまです。市民の安全をまず確保する保障を得て、そして施設整備を進めていって、大丈夫な施設を市民に活用していくというのが当然行政の仕事としては手順を踏むべきですが、市民のいわば安全は十分考えないけれども、いざ使えなくなると使えない根拠を求めるための調査になっているのではないかというふうにこういう声も出てくるわけです。ですから、やはり市民が使う公共施設については、常に安全管理上十分な対応をすべきであって、今回はそういう姿勢なのか。そして耐久度調査を入れて補強を入れたら保健センターとして活用できるというのであれば、補強を入れてきちんと保健センターの機能を果たすような施設にもっていくつもりなのか。その先までどう考えておられるか伺います。 あと庁舎の下水道工事費の中で、いわばこの本庁舎の浄化槽について説明をされておりましたが、気になるのは適正な基準内で処理されているのであれば、なぜそんなに悪臭が出てくるのか。ここは大変なお金を掛けて改修をしたわけですから、この悪臭の原因を皆さんつかんで対応しているのか。未だに悪臭の現因がつかめないで次のことを進めようとしているのか。これはいわば適正基準内で処理されているということが何を根拠になっているのか。まあ基準内の水であればいいんですが、それが汚れた水を垂れ流しをしているということになればもう大変なことですから、ここはもう少しきちんと納得できる私たちが議員が理解できる範囲できちんと説明をしていただきたいと思うんです。 あと先ほど塵芥処理のところの時間外勤務手当、ここは気になる答弁ですが、命令はいわば勤務命令はされてない。それで今回追認で予算を認めていただきたいというのであれば、この間の残業のこれまで行われた残業については一部支払いをするということなのか、自発的に時間外をやっていただいたというのは、サービス残業をやってもらったということなのか、やはり必要な業務については必要な手当を出すのが当たり前であって、この間の対応がどうなっていたのか、もう少し明らかにしていただきたい。 あと第一遊水池の浚渫、これについては県との調整と言われますが、県の方は専門家が入っての意見交換をして協議をしているのか。いわばあの葦についてはもう大変な勢いで広がっていますので、現状回復をするというのは当然必要ですし、また与根地域からはこの排水の機能を果たしてほしいという要望が出てくるのもまたこれは当然だと思うんです。これは同時に今の環境についてどう市民の理解を得てこの事業を進めていくのかについては、もっと専門的な皆さんの意見も聞いて、いわば少しでも環境が違えば大事な水鳥が飛来しなくなって、そのことによって絶滅の危機に瀕するということが連鎖反応で出てくるわけです。ですからいわばラムサール条約というのは、国際的な湿地の保全をいわば一国だけの責任にしない、世界の共同責任として必要な湿地を守っていくというのがラムサール条約の趣旨ですから、その意味ではこの三角池の今果たしている役割が大変貴重になっているということも行政もよくご承知だと思います。そういう意味での専門的な意見も交えて、この貴重な鳥が絶滅に瀕しないような対応がきちんと今後の対応として考えられているのか改めて伺います。 ◎市長(金城豊明)  瀬長宏議員の再質疑にお答えをいたします。 先ほどの住民基本台帳のネットワークシステムにつきましては、市民部長からも答えさせているわけでありますけれども、ご承知のように住所・氏名・生年月日・性別、この4つにつきましてはこれまで年金を受けておられる皆さん方等々、国へのいろんな申請手続がこの住基ネットによって国の方で全部手続ができるというような省力化もあるわけであります。それでまた、これから二次施行がまた予定をされているわけでありますけれども、個人情報の保護設置については、私ども豊見城市においては現在、万全に取られていると理解をしております。 そういうことで、プライバシーの保護とかそういう関係については、十分また今後も守っていきたいと思っております。 ◎総務部長(大城重光)  瀬長宏議員の再質疑にお答えいたします。 まず1点目の旧庁舎の耐力度調査の委託料の件でございますけれども、冒頭にもご説明申し上げましたように、だいぶ年数も経っているということで平成15年度に保健センターとしての活用ということで当初計画をしていましたけれども、どうしても改修をしないといけないとそういうこともあって設計士とも相談をした中において、やはり耐力度調査をする必要があるだろうということの結論で今回の補正になっております。ですから今後は、耐力度調査の結果を踏まえて、保健センターの位置づけ等についても検討をしてまいりたいと考えております。 それから庁舎の下水道工事の件での浄化槽の質疑でございますけれども、先ほども答弁しましたように、いわゆる現浄化槽につきましては皆さんもご存じのように、4階への上りの下の方、いわゆる建物内に浄化槽が設置されているために、どうしてもその中から臭気が出てきているということで、先ほども説明しましたようにいわゆる換気ファンの増設、あるいは換気口の設置、あるいはEM菌等も投入しながらいろいろとこれまで対策も講じてきております。それから浄化槽の室内の強制排気についても業者の助言もいただきながらこれまで改善策を講じてきましたけれども、ある程度の多少の改善は図られていると思っています。 なお、適正基準と基準値内で放流されているということにつきましては、あくまでも水質基準が適正基準値内で放流されているということであって、臭気についてはまだ少し残っているということでございますので、早めに下水道を接続をして、その対策を講じていきたいと考えております。 ◎市民部長(比嘉健夫)  瀬長宏議員の再質疑にお答えをいたします。 衛生費の塵芥処理の職員手当における時間外勤務手当の件でございますけれども、命令はしていないけれども一部支払いをしていくかということでございますけれども、先ほどもお答えいたしましたように、予算計上がされていない中で職務命令はできないというのが原則でございます。その中でしかしながら、これは予算漏れということでのことでありますので、当然我々が果たすべき義務というのは、当然こんな大きなごみ分別の総合事業でございましたので、当然職員は自覚を持ってそれをやり遂げなければならないという自覚があってこのような5分別が達成できたことでありますので、それに基づいて職員は自発的に確かに自分たちの時間外勤務というのは記録しております。その中で時間外をしているわけでありますけれども、当然それなりに相当の時間をやっておりますけれども、振替休日をしたりしてその適応をやっておりますのでご理解をいただきたいと、一部支払いをしていきたいと思っています。 ◎経済部長(国吉正弘)  瀬長宏議員の再質疑にお答えいたします。 農道維持費の220万円の第一遊水池の葦の除去でございますけれども、これは議員がご指摘しているこの水鳥の件でございますが、このいわゆる現在水鳥が採餌場としている場所、あるいは休憩している場所、この部分は触りません。あの葦が生えている部分のこの葦を草の部分を取るということでございますけれども、確かに池も狭いですので工事についてはご指摘のとおり十分配慮する必要があると思いますので、県の自然保護課にも水鳥の専門官もおりますから、その皆さんとも十分協議をして工事をしたいと思っております。 ◆23番(儀間盛昭議員)  平成15年度の豊見城市一般会計補正予算(第1号)で何点か更に確認する意味で伺いたいと思います。 市長に答えていただきましたが、住基ネットの今回のスタート、カードの交付などについては、市長も豊見城市は対策を万全に取っているということをおっしゃっていました。先ほどの質疑でもいろいろありましたが、全国のいろいろな情報を見てみますと、自治体によって、また県によっていろいろな不安の声、住民の声を受けて、自分たちの自治体ではどうするのかと、いろんな対策も検討もされているようです。しかし今のこの便利だという見方ですが、今のこのIT化社会の中では防ぎようがないんだというのもやはり専門家の声としてまた一方あるわけです。ですからいろんな情報を見てみますと、仮にそういう足並みでスタートするにしても、いざ事故が起きると自分たちの自治体はストップしますということを取っているそういう対策を取るんだというところも見聞きしています。今豊見城市は万全の体制を取っているということでありましたが、この間見聞きしているところで県内のよその市町村以上に豊見城市はここに力を入れているんだ、対策を取っているんだというふうなことは私はまだ認識していません。県内並の対応ではないのかということだと思うので、もし事故あれば私たちはストップします、離脱しますという考え方を持っていらっしゃるのか、そこまで検討されているのか再度伺いたいと思います。 そして遊水池の浚渫については、部長の答弁で考え方が分かりました。私たちもこの補正予算書の説明を受けた際に、どなたでしょうか「遊水池を深くします。水がちゃんと機能を果たすような池を深くします」というふうな説明ぐらいしか受けなかったものですから、その後自前でもいろいろな調査も行ってきました。いま深くするのではなくて、流れを塞き止めている葦を取るんだということが分かりましたが、私たちも専門家の声を聞いてみますと、それだといいのかなと私も思っていたんですが、やはりそういう環境問題に取り組んでいらっしゃる専門家の皆さんは、それでも大変な問題だと。ですからこの葦を取る、取ったらどうなのかというところからやはり専門家の意見を聞いてほしいということもありましたので、私も改めてやはり自然、水鳥などに対する対応、大変慎重にしなければいけないと私も反省もしました。今の答弁では県の専門家とも十分対応するとおっしゃっていましたが、再度この通常の我々のまた豊見城市の行政で河川の浚渫をしている流れを良くするために作業をこの間やってきました。こういうこれまでの思いだけではいけないという観点で県との協議もぜひしていただきたいと思うんですが、再度この立場どうなのか答えていただきたい。 そしてあと1点ですが、私は予算の説明のところでも聞いておきましたが、今日答えていません。人材育成、社会教育費の指定寄附金のところなんですが、これは人材育成基金積立金に積み立てるんだと、100万円の寄附はそうしますということでありました。私は事前の説明会では寄附するご本人は豊見城市の人材育成にぜひためになるように使ってほしいという思いで寄附していただきましたという説明も聞きました。人材育成基金に積むというんですが、それでは人材育成基金このもう何年も作って何年もなると思うんですが、どういう人材育成の役割を果たしている基金であるのか、この間の成果、実績をあげてほしいと、本会議にはぜひ答弁してくれということを以前に言っておりますので、今日まだそれも出ていません。これまでこの人材育成基金がどういう仕事、成果をあげてきたものなのか、成果があがっているものだからそこに今回の100万円は寄附をして人材育成に役立ててほしいと、そういうご本人の意に応えることになると思うので、ぜひどういう成果があがっているのか明らかにしてください。 ◎市長(金城豊明)  住民基本台帳のネットワークシステムにつきまして基本的な考え方は瀬長宏議員の質疑にお答えしましたけれども、個人情報の保護につきましては、まだ私ども豊見城市においても十二分に措置をしているということで答弁させていただきましたが、やはり儀間議員も指摘のとおり、この個人情報についてはいろいろマスコミでも取り上げられているわけでありますけれども、やはりこのシステムで問題がある時には私ども豊見城市においても一時停止をしてでも個人情報は守っていきたいという考えでございます。 ◎経済部長(国吉正弘)  儀間盛昭議員のご質疑にお答えいたします。 第一遊水池の葦の除去の件でございますが、確かに議員おっしゃるようにこの環境に配慮した諸々のこの公共工事はじめ行政の施策というのは大変重要でございます。市はラムサール条約の漫湖の登録もございまして、水鳥・湿地センターの開設もしたところでございまして、いわゆるこの遊水池も議員がおっしゃっているようにこの水鳥の飛来もございますので、十分にこの専門家の意見も聞きながら環境に配慮した事業を進めていきたいと思います。 ◎生涯学習部長(金城盛三)  儀間議員の質疑にお答えいたします。 人材育成の件でございますけれども、先方さんの方から人材育成の方に活用してほしいということでございましたので、現在、平成4年3月に人材育成基金条例が設置されています。そういうことでその基金条例に基づきまして基金を設置してこれまで積み立てをしてきております。成果についてどうなっているかということでありますけれども、現在のところ積み立てをしているところでその成果についてはこれからでございます。先ほども瀬長宏議員の方から質疑がありましたように、部内の方で検討をしていると、これからこの寄附金についてもぜひこの人材育成の方で活用するための内容の検討を今やっているところでございますので、これからまたちゃんとした活用方法を進めていきたいと考えております。 ◆23番(儀間盛昭議員) ―再質疑― 教育委員会にもう一度伺います。 説明のところでもう1週間も前ですから私はその時も実際、人材育成基金現在いくら積まれているのかということは承知していなかったので今日改めて聞きますが、平成4年からスタートしていると、もう10年になるわけですね。スタートした時、当時の村長は今あなたがおっしゃっていたような助成を受けられないそういう分野の援助をするんだと、これまでに既にあった育英会などとはそこから出せないようなそういうところに助成をするために新たに基金を作るんだということを私は覚えています。今部長の答弁もそういう内容の事業、基金の事業だというふうに答えていたんですが、まず今現在いくら積まれているのか答えてほしいんですが、この寄附をしたご本人、人材育成にプラスになるようにということであれば、既に豊見城市でなかなか勉強したくても厳しいそういう子ども達に高校・大学これは県内・県外も含めて援助をする育英資金もあります。私はストレートに考えるとそこを充実強化してそういう要望に応える、これが人材育成になるのかと寄附した方もそうなのかなと、その思いと一致するのではないかと思っていましたが、この間平成4年にできて表現は悪いかも知れませんが実際は何もしていないわけです。お金を積んだまま、そして一方では実際長年運用している育英資金は資金がいつも厳しいと、この資金確保をどうするのかと、同じく教育委員会の中で大きな課題としてあるそういう分野の問題なんですね。ですから私はそこにこの組んでいけば、そういう寄附をする方の思いに応えることになるのではないかと思います。まさか人材育成にということだったから人材育成基金があるからそこにだと、こんな安易な考え方で積んだのか、そこを私は理解できないんですよね。ですからご本人も平成4年にできてまだ運用していない基金だと分かるが、そこに積んでくれという思いなのかね。せっかく多額の寄附をしていただくわけですから、寄附する方の思いに応える、そのことが必要だと思うんです。もっと私たちが理解しやすいように説明をしていただきたいと思います。 ◎生涯学習部長(金城盛三)  儀間議員の再質疑にお答えいたします。 現在、基金がいくら積み立てられているかということのご質疑でございますが、現在のところ1,441万8,992円が積み立てられております。 育英会の育英資金の方に活用してはどうかと、寄付された方は人材育成といっても育英会、あるいは外の人材育成ということではどうかという質疑でございますけれども、こちらとしては、育英会は育英会で現在事業を進めておりますし、生涯学習部としては、その人材育成条例に基づいて基金を積み立てをして、そして現在部内の方で、この内容について寄付をなさったご本人も十分この活用内容が理解できるように、我々もいま内部で検討しておりますので、それがきちんとできた時には、またこの活用の方法をひとつ目に見えるようにやっていきたいと考えております。 ◆7番(大城吉徳議員)  議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)について何点か伺いたいと思います。 ちょっと細かい部分にはなりますけれども、特別土地保有税審議会、これは先ほど説明がありまして、法の改正によって、この特別土地保有税の課税の当分の間は停止ということなんですけれども、単純に考えまして、この審議会も当分の間解散ということになるのかどうか伺いたいと思います。 次に、クリーン指導員なんですけれども、ごみ収集も当初はステーション方式で、現在は門口収集、今年の5月からは5分別も実施されるということなんですけれども、このクリーン指導員の役割も当初とだいぶ変わったんじゃないかと推測されますけれども、現在どういった具体的な活動を展開されているのか伺いたいと思います。 ◎総務部長(大城重光)  大城吉徳議員の質疑にお答えいたします。 特別土地保有税の課税停止に伴って、土地保有税審議会条例、審議会の委員の報酬の補正減でございますけれども、これは今回の専決処分で特別土地保有税の審議会条例は廃止をすると、これは先ほども申し上げましたように特別土地保有税の課税停止に伴っての今後付議案件が廃止されることになりますので、条例も廃止をするということで今回の報酬の補正減でございます。 ◎市民部長(比嘉健夫)  大城吉徳議員の質疑にお答えいたします。 クリーン指導員の役割等について、現在の活動はどうしているかということでございますけれども、クリーン指導員は当初12人でございました。そして3種類分別から5種類分別の重要な役割の中で、是非とも増やしていかないといけないということで今回の補正予算にも入れておりますけれども、各地域に各自治会に1人ずつのクリーン指導員を配置したいということで47名の予算を計上しております。当然当初は30名の予算を計上しておりましたので、大体47名の配置はできるであろうと思っております。現在40名既にクリーン指導員を委嘱しております。その中で各地域において、いわゆる5分別収集の指導徹底を図っていきたいと、これが大きな目標でございます。当然役所職員も含めて、あるいはボランティアも含めて、これからまだまだ5分別収集がされていないという状況にありますので、いろんな苦情が入ってきておりますので、それを徹底してやっていきたいなと。それでいろんな研修を行いたい。既にクリーン指導員にこのまえ委嘱された方たちにおいては糸・豊の美化センターの研修等を受けております。そういうことでこれからできるだけ多くのクリーン指導員の徹底に努めていきたいということでご了解願いたいと思います。 ◆13番(大城盛夫議員)  私も一般会計補正予算(第1号)について1点ほど質疑をしたいと思います。 先ほどから質疑が出てはいるんですが、その中で特に土砂流出防止のための管理事業のことなんですが、このことにつきましては、下原地域の第一遊水池の浚渫のことなんですが、先ほどの質疑はほとんど野鳥あるいはまた水鳥のことについての通しての質疑でありました。しかしながら、この浚渫につきましては、同地域いわゆる与根地域の低地帯であるものですから、その低地帯であるが故に排水の流れが悪くて、地域住民に大変な迷惑をかけている。どういった迷惑かと言うと、もちろん流れも悪いですし、その排水路からの立ち上ぼる臭いと言いますか、物凄くプンプンしてですね、周辺住民にもかなり迷惑を掛けているということで、地域住民からの強い要望でこういった事業が今執行されると思っているわけですけれども、そういったことで同地域はあまりにも低地帯で、この流れが悪いために、しかしもその排水溝がこの第一遊水池に向いて、この第一遊水池が、いま言っているように葦が茂っていて、ほとんど排水溝が詰まっているというような状況が今あるわけですね。そういう中で今回浚渫ということになっているわけですけれども、しかしながら、今言われているように、この地域は野鳥の集まる所と言いますか、また渡り鳥が生息する所、時々寄って、それだけ野鳥の観察場にもなっているわけなんです。そういった面で野鳥の水鳥の観察地としての自然の保護という観点と、しかしながら又一方では地域住民の生活環境を守っていく、そういった観点からの整備がなされなければならないということになっているわけですけれども、そういったことで同地域においては、そういった意味で何とかこの排水溝を広げて深くして、茂っている葦の雑草を取り除いてもらいたいというのが声なんです。そういった意味から、ぜひともこの地域の声にも十分に答えられるようにですね、そういった整備が成されなければならないと思うんですね。同時にまた今言われているように、いま野鳥や水鳥の生息地になっていますから、渡り鳥の中継基地になっていますから、そういった面での配慮した取り組みというのがまた求められていると思います。そういったことを考えての対策をぜひ求めたいと思うんですが、どうなのか再度お伺いしたいと思います。 ◎経済部長(国吉正弘)  大城盛夫議員のご質疑にお答えいたします。 確かにこの西部排水事業が管理をしまして、もう排水路等については、きれいに今管理をしております。肝心のこの西部排水路の遊水池に入る流入口、この部分が2つありますけれども、この部分にいわゆる今議員がご指摘しております土砂が堆積をして、この部分に葦が生えてしまって上流の水が流れないと、そして排水路にこの雨水、あるいは生活廃水が滞留しているという環境的にも今いい状況ではございませんので、これを除去して水の流れを良くすると。反面また水鳥の飛来もございますので、いわゆる現在のこの川底をそれ以上深くはしないで、葦の部分、生えている部分の除去をして、いわゆる自然環境にも配慮した、あるいはその上流部の地域住民の生活環境にも配慮した事業ということで、この辺はもうこれ以上深くしますと、またいろいろ環境の面にも影響をしますので、その部分を十分考慮して、この事業をやっていきたいと思っています。 ◆13番(大城盛夫議員) ―再質疑― 私が申し上げたいのは、同地域は遊水池、僅かな面積ではありますけれども、葦の草がかなり繁茂していて、確かに流れが悪くなっているわけです。ただそれだけではないわけです。というのは、その排水溝の流れそのもを疎外しているのは雑草だけではなく、やはりそれから流れてきているいろんな土砂と言うんですかね、そういったものがかなり堆積をしていて流れを相当悪くしている。ですからある程度はこの遊水池の部分を、この排水路に沿って、海の流れるその排水路に沿って一部浚渫をする。敢えてこの深みをもった浚渫のやり方でもってやらないと、この下原地域の広大な低地帯である、この流れというものはスムーズに流すことはできないと思うんです。そういった意味から、ある程度草だけきちんと刈り取ればいいとかいうものではないと思います。従って、この排水口が今2つ向いていますけれども、この排水口の部分、1mだったら1m、3mだったら3mぐらいに広げて、この部分においてはかなり掘り下げたような形で海に向けてやっていくことでかなり問題解決ができるのではないかと思ったりするわけですけれども、ただその部分の草だけを除草するというようなやり方の事業であってはいけないと思います。と言うのは、この地域はもうかなり、1回浚渫をされてもう十数年、恐らく15~16年なるかも知れません。そういった意味から、かなりの量の堆積物がありますから、そういったものをある程度除去するというような形で、同時にまた今いうように漫湖の水鳥センターの方々の声も聞きながら、ぜひ進めていただきたいと思いますがどうですか。 ◎経済部長(国吉正弘)  大城盛夫議員の再質疑にお答えいたします。 池全体のこれは川底の問題がありますので、こういう技術面については、また専門の方とも相談しながらやりますので、よろしくご理解のほどをお願いしたいと思います。 ○議長(大城英和)  以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただ今議題となっております議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 暫時休憩いたします。     休  憩(12時05分)     再  開(12時06分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 暫時休憩いたします。     休  憩(12時09分)     再  開(13時30分) ○議長(大城英和)  午前に引き続き再開いたします。 暫時休憩いたします。     休  憩(13時30分)     再  開(13時44分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 お諮りいたします。審議の途中ではありますが、この際日程の順序を変更し、日程第8、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、承認第4号 専決処分の承認を求めることについて、以上3件を一括して先議したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よってこの際日程の順序を変更し、日程第8、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、承認第4号 専決処分の承認を求めることについて、以上3件について一括して先議することを決定いたしました。 ―◇日程第8◇― ○議長(大城英和) △日程第8、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、承認第4号専決処分の承認を求めることについて、以上3件を一括して議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  承認第1号 専決処分の承認を求めることについてでございますが、平成14年度豊見城市一般会計補正予算(専決第1号)を地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして専決処分をいたしました。更に承認第3号及び承認第4号につきましても、豊見城市税条例を地方税法の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い一部改正し、関連する豊見城市特別土地保有税審議会条例を廃止する必要があり、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し承認を求めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては総務部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎総務部長(大城重光)  専決処分の承認を求めることについての承認第1号から承認第3号、承認第4号についてご説明申し上げます。 まず1点目の承認第1号についてでございますけれども、県の財源対策債の枠が確定をしております。そのために充当率の引き上げに伴って市も起債のその分の記載が許可になりましたので、その分の補正をしての専決処分でございます。 なお、詳しいことにつきましては、まず2ページの歳入歳出の予算補正第1表の歳入についてでございますけれども、16款の繰入金、当初予算では繰り入れをするということで予定していましたけれども、今回の起債が充当になりましたので、その分を再度繰り入れを返済を返すということでの補正減でございます。それと市債につきましては7,090万円の起債が充当になりましたので、その差額分の2,090万円については予備費に充当をするということでございます。 なお、事項別明細書の4ページから各々農林事業、それから土木事業、それから公債費等の各充当、いわゆる起債に充当したい一般財源の減に伴っての各起債の補正を各事業ごとに提示をしてございます。 それから、4ページの第2表の債務負担行為補正、これにつきましては、平成15年(ネ)第40号事件、これは糸・豊の清掃施設組合に伴う糸満市からの控訴で、まだ係争中でございますので、債務負担行為で補正をしていくということでございます。 それと、平成15年(ワ)第289号事件、これはグリーンハイツ内の公園の大建が所有している土地でございますけれども、それもまだ係争中でございますので、それの債務負担行為でございます。 それから、承認第3号でございますけれども、同じく専決処分で地方税の改正に伴っての税条例の改正でございます。 まず、主なものを説明していきたいと思います。まず1枚目の33条関係につきましては、これは住民税の関係でございます。上場株式の配当、あるいは株式の譲渡益に係る課税方式でございますけれども、配当割り及び県民税の株式譲渡益割が新たに創出されることになりまして、平成16年1月1日から特別徴収方式が実施されます。そのための特にそのために申告を必要としないということの条例改正でございます。 それから、2枚目の87条、89条関係の軽自動車税につきましては、これは各市町村の条例で定められていた申告様式、これを平成16年4月1日から全国統一されるということに伴っての改正の内容でございます。 それから、3枚目の95条たばこ税については、平成15年7月1日から税率が引き上げられることになっております。95条につきましては1,000本につき2,434円から2,743円、309円の引上げ額となっております。ただしたばこ税につきましては、実際に課税する場合においては附則16条の2関係でございます。5枚目になっております。1,000本につき2,668円から2,977円、309円の引き上げ。それから旧3級品が1,000本につき1,266円から1,412円、146円の引き上げになっております。それに伴っての改正でございます。 それから、戻りまして4枚目の固定資産税関係、附則11条の2ですけれども、これにつきましては、固定資産税の評価額につきましては、今年度(平成15年度)に評価替えになっております。通常は3年間据え置きということになっておりますけれども、平成16年度、17年度において、なおかつ地価に関する諸指標から下落傾向が見られる場合については、土地の評価額に修正を加える特例措置を引続き講じるということの改正でございます。 それから、4枚目の附則の12条関係につきましても、土地の負担調整措置についても引続きその制度を維持するということになっております。 それから、5枚目の附則13条の2関係、これも市街化区域の農地につきましては、本則の課税標準額の上限を評価額の3分の1としたという上に一般農地と同様の負担調節値が講じられているところでございます。それに伴っての改正でございます。 それから、5枚目の附則14条、これは一般会計の歳入でもございましたように、土地の特別土地保有税の平成15年度以降の課税の停止、新たに課税を行わないということの改正でございます。 なお、6枚目以降につきましては条文の整備、あるいは施行記述の改正、そこに平成16年の1月1日とか平成16年の4月1日ということで、すこしずつの改正もございます。それと経過措置になっております。 以上でございます。 それから、承認の第4号 豊見城市特別土地保有税の審議会条例の廃止をする条例についてでございますけれども、先ほどもご説明申し上げましたように、特別土地保有税の課税停止に伴って、今後審議会への付議要件が廃止されることになっために、特別土地保有税の審議会条例を廃止するものでございます。 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城英和)  暫時休憩いたします。※(21番)宮城盛次議員 遅参(13時57分)     休  憩(13時57分)     再  開(14時27分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 本3件に対し質疑を許します。 ◆24番(瀬長宏議員)  承認第3号について、多岐にわたりますので何点か明らかにしていただきたいと思いますが、地方税法の改正ということが今回の市税条例の一部改正ということになるわけですが、皆さんからいろいろ資料も出されておりますが、大変分かりにくいところがありますので、できるだけ理解できるように内容についてを明らかにしていただきたいと思いますが、まず何点かあるんですが、不動産取得税のまず税率を引き下げたというのが地方税法の改正の1つの柱、これが豊見城市ではどうなってくるのか。それだけ税収の減とどう結び付くという内容になってくるのか。あるいは特別土地保有税の課税の停止ということでなっているわけですが、一般会計でも600万円余りの歳入減の補正ということで豊見城市の財政については大変な痛手になるわけで文字どおりこれは大企業の土地の流通を促進をして、そして優遇しようということでその跳ね返りが地方財政に負担として出てくるわけですが、これがどういうふうな内容になっているのか。 そして先ほど説明もあったんですが、これは34条あたりになるかと思うんですが、株式等の譲渡所得に係る課税方式の見直し、これが豊見城市ではどういう実態となってくるのか。 あるいは配偶者特別控除の上乗せ分の廃止が地方税法の改正でなされておりまして、これも市条例の中ではどのような改正になっているのか。 以上についてはもう少し分かりやすい内容の説明をしていただきたい。 ○議長(大城英和)  暫時休憩いたします。     休  憩(14時28分)     再  開(14時31分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 ◎総務部長(大城重光)  瀬長宏議員の質疑にお答えいたします。 まず不動産取得税でございますけれども、これは県税になっておりますのでご理解いただきたいと思います。 それから特別土地保有税の減に伴って市の財政はどうなるのかということにつきましては、地方税の減収分につきましては減収補填債で補填をすることになっております。 それから配偶者控除の特別申告につきましては、平成17年度改正になりますので現段階では条例改正はしておりません。 それから上場株式の配当につきましては、税務署の申告になっておりますので、こちらの方では把握をしておりません。 ○議長(大城英和)  これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただ今議題となっております承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、承認第4号 専決処分の承認を求めることについて、以上3件については会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、承認第4号 専決処分の承認を求めることについて、以上3件については委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 まず承認第1号 専決処分の承認を求めることについてに対し、反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認第1号 専決処分の承認を求めることについてについては、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は承認と決しました。 ○議長(大城英和)  次に承認第3号 専決処分の承認を求めることについてに対し討論を行います。 はじめに反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認第3号 専決処分の承認を求めることについては、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は承認と決しました。 ○議長(大城英和)  次に承認第4号 専決処分の承認を求めることについてに対し討論を行います。 はじめに反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認第4号 専決処分の承認を求めることについては、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は承認と決しました。 暫時休憩いたします。     休  憩(14時35分)     再  開(14時38分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 △日程第7 ○議長(大城英和)   お諮りいたします。議会の途中ではありますが、この際、日程第7、議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正について先議いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって日程第7、議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正について先議することに決しました。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正についてでありますが、住民基本台帳ネットワークシステムの二次施行に伴い、証明手数料の変更及び住民基本台帳カードの交付に係る手数料新設の提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、市民部長に説明させますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎市民部長(比嘉健夫)  議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正についてを説明いたします。 ご承知のとおり、昨年8月5日から住基ネット第1次サービスが稼働いたしまして、各市町村ごとに保有している住民情報の内の本人確認情報、いわゆる4情報と住民票コードを各市民へ通知をしたところであります。 今回、来る8月25日から住基ネットの第二次サービスが稼働いたします。住基台帳事務の効率化を図るわけですけれども、住民票の写しの交付が全国どこからでも受けられることと、また引っ越しの場合の手続きが簡素化されまして、窓口で手続きに行く場合においては転入時1回だけで済むようになるなど、住民基本台帳カードの交付を受けることによって、当然これは希望者のみでございますけれども、受けることによって確実な本人確認ができるわけでございます。このように住基カードの交付をするための手数料を新たに設けるなど、所要の条例改正が必要なため本案を提出するのでございます。 議案第37号について議案の説明をいたします。 別表中の13の項を次のように改める。13と14四角いカッコでやっておりますけれども、別表13の項を次のように改める。「13 住民登録に関する証明。1人につき300円。ただし、世帯全員の住民票の写しについては、1人増すごとに50円加える。」ということにつきましては、現条例と金額は変更ありません。ただ表現を分かりやすくするため一部の文言を変えるのみでございます。 別表中34の項を35項といたしまして、14の項から33の項までを1項ずつ繰り下げて13の項を次の1項を加えるということで、14項の追加という、この14項につきましては住基ネットワークシステムの第二次稼働によって住基カードが交付されることによる新たな追加事項でございます。14項、住民基本台帳法第30条の44第1項に規定する住民基本台帳のカードの交付ということで、1枚について500円を設定しております。よろしくご審議をお願いします。 ○議長(大城英和)  本案に対し質疑を許します。 ◆4番(知念善信議員)  議案第37号について質疑いたします。 住基ネットの一環としてこれはICカードを交付するということなんですけど、このICカードを発行するによってどういったメリットがあるのか。多分皆さんも市民も分からないままで今これここまできていると思うんですけれども、これは確か1人500円出してこのカードを使いますと、このカードで住民票も取れるのか、それともこのカードは一生これを持っていれば転勤とかそういう時にもどんどん使えるふうな感じになると思うんですけれども、これを持たない人達ですね、例えば転出した時には従来どおりのやり方なのか、とにかくこのICカード、ICカードと言われているんですけれどもまだ十分納得していないと思うので、もう少し分かり安く説明していただきたいと思います。 ◎市民部長(比嘉健夫)  知念議員の質疑にお答えいたします。 どういうメリットがあるかということでございますが、先ほど申し上げましたとおり、まず全国のこのICカードの交付を受けている人については、全国のどこの市町村でも住民票の本人の住民票の写しをもらうことができるということが第1点ですね。 それからもう1点は、引っ越しの場合、いわゆる転出の場合に今までは転出する場合は各市町村の窓口で転出届を出して、そして転出証明をもらって、それで他の市町村に行きまして、そして転入届を出すという方法をやっておりますけれども、これが引っ越し先の場所1回で窓口で済みますよということでございます。 それと後はですね、この住基カードの将来像といたしまして、これからいろんなこの住民ネットワークを利用しまして公的認証サービスの秘密の鍵としていわゆるいろんな証明書ですか、いわゆる例えば施設の予約カードとか、図書館の利用とか、これからいろんな公的な証明書としてもこれからできますと、しかしこれは独自のサービスですからそれなりに条例で規定をいたしまして設定するようになっております。 (「休憩して下さい。」と呼ぶ者あり) ○議長(大城英和)  暫時休憩いたします。     休  憩(14時47分)     再  開(14時49分) ○議長(大城英和)  休憩前に引き続き再開いたします。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただ今議題となっております議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに反対討論の発言を許します。 ◆24番(瀬長宏議員) ―反対討論― 議案第37号の手数料条例の一部改正については、反対の立場で討論いたします。 この条例に基づいて一般会計の補正予算も計上されておりますが、このことについては市長から問題があれば停止をすると、こういう住基ネットについての考え方も示されておりますが、それ以前の問題として国民から市民から大変心配をする、自分の情報が漏れないかどうかというそういう心配の声が引き続き起こっておりますし、去年の8月の第一稼働においても国民の76%という大変高い数字で実施延期を求める声が朝日新聞のアンケートにも出ておりました。そういう中においては国、政府としては個人情報の保護に万全を期すための速やかに所要の措置を講ずる。これは住基法のそのものに法律がそういうふうに附則で書いてありますので、つまりは個人情報の保護をきちんと法的に確保するということが言われているわけですが、残念ながら未だこの法律が制定もされないでますます国民としては、市民としては個人の情報がどう保障され、データが漏れないのか、プライバシーが守られるのかという点で心配するし、この間もいろんな所で情報漏れ、漏洩事件、あるいはこういう行政の対応について差止めを求める裁判を起こすなど、住民の反対運動というのは各地で起こっているわけです。そういう中で、どうもこの間の11桁の個人情報、個人コードの扱いについては、郵便ポストに投函をするなど、本当に個人一人一人の11桁の番号がきちんと保障されて、保護されて行政が対応してきたかというと、そこには大変私たちからみれば心配する行政対応があります。そういうこの間の対応をみても、今後の国がいろいろと今国民総背番号制、あるいは国民監視体制をつくるのではないかといういろんな専門家の皆さんの心配をする声があるし、文字どおり利便性のために個人の情報が危険にさらされるということがあってはならないということもあるわけで、こういうことについてはもっともっと個人のデータを保護するという姿勢が行政に貫かれるこれが大変大事でありますが、今までの説明を聞いておりますとまだまだ不十分で、そしてこのIT社会の中でこんなにも進んだいろんな情報操作ができる社会の中で何を根拠にきちんと保護ができるということになるのか、やはりここはいろんな先行きを見ながら、回りの状況も見ながら、とりわけ個人の情報が漏洩しない、漏れない、そして保護されるという観点で行政が対応すべきであって、今回のこの条例の提案については賛同しかねる状況にあるということを申し上げて反対討論といたします。 ○議長(大城英和)  次に賛成討論の発言を許します。      (賛成討論なし) 次に反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。      (賛成討論なし) 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第37号 豊見城市手数料条例の一部改正については、これを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は原案可決と決しました。 ○議長(大城英和)  お諮りいたします。ただ今議題となっております議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。      (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第35号 平成15年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)については、これを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。       (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は原案可決と決しました。 ―◇日程第9◇― ○議長(大城英和) △日程第9、承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、承認第5号 専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括して議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  承認第2号及び承認第5号の専決処分の承認を求めることについてでありますが、平成15年度豊見城市老人保健特別会計補正予算(専決第1号)を地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして専決処分をいたしました。 また、豊見城市国民健康保険税条例を地方税法の一部を改正する法律等の公布に伴い、一部改正する必要があり、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、担当参事監に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎健康福祉部参事監(国吉倖明)  承認第2号 専決処分の承認を求めることにつきましてご説明いたします。 今回の専決処分につきましては、平成14年度老人保健特別会計の歳入が歳出に不足するため、平成15年度の歳入を繰り上げてこれに充てる必要があるため、専決処分を行ったものであります。 また同時に併せて平成14年度の歳入の歳入超過額、歳入不足額とも平成15年度において精算されるものでございますので、この部分につきましても補正を行っております。 では補正予算(専決第1号)についてご説明いたします。 今回の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,222万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ27億6,719万1,000円とする補正となっております。 では事項別明細書2ページ目、歳入の方からご説明いたします。 歳入、第1款支払基金交付金1項1目医療費支払基金交付金につきましては820万4,000円の増額補正となっております。 第2款の国庫支出金につきましては3,004万4,000円の増額でございます。 次に3ページ目、3款県支出金でございますが397万6,000円の増額でございます。 次に4ページ歳出でございますが、2款諸支出金1項1目償還金、審査手数料に係る償還金でございますが37万6,000円の増額でございます。2款の諸支出金2項1目一般会計繰出金、平成14年度における超過分につきまして303万5,000円を増額して一般会計に繰り出すことになっております。 5ページ、第4款前年度繰上充用金1項1目前年度繰上充用金、この方が平成14年度における歳入不足分として3,881万3,000円を計上してございます。以上でございます。 次に承認第5号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。 承認第5号につきましては、地方税法の一部を改正する法律等が平成15年3月31日にそれぞれ公布されたことにより、豊見城市国民健康保険税条例についてもこれらの法律等の改正に伴い、平成15年4月1日施行に向けて所要の改正の必要があるため専決処分をしたものでございます。 その主な内容でございますが、市の国民健康保険税条例の一部を改正する条例として、第2条第3項及び第12条1項中の「7万円」を「8万円」に改めるものでございます。これは第2号保険者の介護分の保険税上限額を1万円引き上げるものでございます。なお、附則第8項につきましては「商品先物取引」を「先物取引」に改め、さらに附則第9項を附則第10項とし、附則第8項の次に(先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除に係る国民健康保険税の課税の特例)を新たに加えることになっております。 なお、附則において施行期日を平成15年4月1日としております。 ○議長(大城英和)  本2件に対し質疑を許します。 ◆18番(照屋つぎ子議員)  承認第5号 専決処分の承認を求めることについて質疑をしたいと思います。 今回の国民健康保険税条例の一部を改正する条例ということで、第2条第3項及び第12条第1項中の「7万円」を「8万円」に改めるということになるわけですが、この場合、最高限度額が8万円になるということになりますと、これまでも介護保険料をなかなか払うのに大変だというこういう市民の声が相次いでいるわけですが、これがさらに1万円引き上がるということになりますと、相当また負担になるということになるわけですが、その8万円になるとした場合に、これに該当する市民の数、世帯の数はどれだけになっているのか。 それからこの場合、8万円に改めるということになりますと、その適用については平成15年4月1日から施行するとなっているわけですけれども、そうなりますと国保の当初予算では確か7万円の予算の計上であったと思いますが、8万円になるとするならば、これについての国保に関わる予算についてはどのように対応することになるのか。今議会ではそのことが見えてこないわけですが、どういう扱いになるのか2点お答えしていただきたいと思います。 ◎健康福祉部参事監(国吉倖明)  照屋つぎ子議員のご質疑にお答えいたします。 第2号保険者の介護分の最高限度額を1万円引き上げた場合の世帯数でございますが、126世帯を見込んでおります。ただし、平成15年度、今年度の本賦課につきましてはこれからの作業になりますので、若干の変動はあろうかと思います。この126世帯の引き上げた場合の見込額は140万9,000円を見込んでいるわけでございますが、この額につきましては特に補正を伴わなくても本賦課、あるいは予算執行状況をみながら十分対応できる範囲内のものだと考えておりますので、今回特に補正は予定しておりません。 ○議長(大城英和)  以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただ今議題となっております承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、承認第5号 専決処分の承認を求めることについて、以上2件については会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、承認第5号 専決処分の承認を求めることについて、以上2件については委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 まず承認第2号 専決処分の承認を求めることについてに対し、反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。      (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認第2号 専決処分の承認を求めることについてについては、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は承認と決しました。 ○議長(大城英和)  次に承認第5号 専決処分の承認を求めることについてに対し討論を行います。 はじめに反対討論の発言を許します。      (反対討論なし) 次に賛成討論の発言を許します。      (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認第5号 専決処分の承認を求めることについては、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立多数であります。よって本案は、承認と決しました。 ―◇日程第10◇― ○議長(大城英和) △日程第10、議案第36号 公有水面埋立に関する意見についてを議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  議案第36号 公有水面埋立に関する意見についてでありますが、内閣府沖縄総合事務局が県に提出しました本市字瀬長に接する地先公有水面の埋立承認願書に関し、沖縄県知事から市長の意見を求められているものであります。この埋立が豊崎地区を経由する豊見城道路整備事業の一環であることから、異議のない旨、沖縄県知事に答申したいので、公有水面埋立法第3条第4項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、建設部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ◎建設部長(天久勝廣)  議案第36号について説明をいたします。 瀬長島から市道6号線、国道331号バイパスに交差する部分の近くに市道6号線の交差点部分を工事することに伴って、埋立することに計画されております。埋立面積を必要最小限に止めるということと、それから河川の河口部分のクリアランスの確保、それと交差点、現在の国道331号バイパスと新しく交差する市道との交差点との位置の部分で右折滞留帯の確保など、道路構造令の基準等を検討して基準をクリアするために検討した結果、埋立面積を必要とするためこの議案を提出するものであります。よろしくご審議をお願いします。 ○議長(大城英和)  本案に対し質疑を許します。 ◆13番(大城盛夫議員)  議案第36号について質疑いたします。 この部分については下原第2排水路の河口の方になっているわけですけれども、もし仮にこの河口の所でこの部分が埋立されることによって、この排水路の水流の流れが悪くなるというようなことはないかと懸念されるわけですけれども、例えばこの水位についてはかなり埋まっているようなそういった感じを受けるわけですけれども、そういう中でさらにこう埋立をして河口の方が狭くなると、その流れが悪くなるようなことにはならないのかどうか。 それとこの際、この埋立を契機にこの河口の方の水路を浚渫をさせると、国に対して要請をすべきではないかと思うんですけれども、その点についてはどのように考えておられるか伺います。 ◎建設部長(天久勝廣)  質疑にお答えいたします。 この埋立計画につきましては、今議員が心配されるような環境が悪くなるとか、流れが悪くなるというようなことはないようでございます。南部国道調査第1課の方にこういった問題等について懸念されることはないかと照会をいたしましたところ、こういったことについても大丈夫だということで聞いております。もし今後、工事することによって懸念される問題があるようでございましたら、必要に応じて話し合いをしてまいりたいと思います。 ◆24番(瀬長宏議員)  いまの部長の答弁、大変気になるところで、南部国道が懸念されることはないと、ここはこの間議会でも何度も浚渫をすべきではないかと、ましてやこういう埋立、あるいはこの道路の足桁4本柱が立つということになれば、当然水の流れについては何らかの影響は出てくるし、そして一番大事な担当の地元の行政の皆さんがここについてはこの際、浚渫をすべきではないかということで理論構築をして、この長い間の懸案でありました事項を地域の人々、あるいは漁民の皆さんの要望でもあるわけですから、きちんと論立てをして国・県でいろんな事業を取り組んでいくように仕向けていくのが皆さんの仕事であって、南部国道が懸念されることはないというこの相手の話をそのままで何ら手を打たないということは、これは行政マンとしてはいかがなものかと強く今の説明については再度きちんとした考え方を示していただきたい。 特にこの道路の形態については2つの交差点ができるということで今後、交通渋滞については大変心配されます。この間の図面は私たちが見てきたのは、いわば331の湾岸道路のバイパスが小禄バイパスにつながるそれが本線になって、そしてそこに現在の忠孝辺りからくる小禄バイパスが接続をされ、そして市道6号線もそこに接続をされる。交差点1つで対応できるというふうにみていたわけで、図面もそういう概略的な簡単な図面ではありますがこうなっていました。いつこんなふうに2つの交差点ということになったのか、そしてそのことについては担当としては今後の豊見城市のためにどうなっていくのか、プラスになるのか、マイナスになるのか、デメリットはどういうことでこういう構造で構わないとなったのか。市長はこの埋立の内容については何の問題もないという姿勢で回答しようということですが、どれだけこの道路の構造について議論をして、豊見城市に問題がないというふうになったのか。ここは一番大事な観点であって、この辺はきちんと説明していただきたい。 ◎建設部長(天久勝廣)  瀬長宏議員の質疑にお答えいたします。 今度の埋立計画に基づいて河口側の浚渫が必要ではないかと、関連してさせるべきではないかということについては、これから国道の方と話し合いをして必要であればやっていただくように協議をしていきたいと思います。 それからもう1つ、交差点が新たにできるんだがこれのメリットはないのかということについてでございますが、南部国道との話し合いの中で交差点の交通解析の結果、従来と変わりはないと、デメリットということはないんだということで説明をしております。資料もいただいております。 ○議長(大城英和)  質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第36号公有水面埋立に関する意見については、経済建設常任委員会へ付託いたしました。 ―◇日程第11◇― ○議長(大城英和) △日程第11、報告第2号 平成14年度豊見城市一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  報告第2号 平成14年度豊見城市一般会計繰越明許費繰越計算書についてでありますが、平成14年度予算において、地方自治法施行令第146条第1項の規定により、繰り越しした予算につきまして同条第2項の規定により、計算書を調整いたしましたので、同項の規定により報告するものであります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(大城英和)  本案に対し質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 本案は報告案件のため討論、表決は要しませんので以上をもって報告第2号 平成14年度豊見城市一般会計繰越明許費繰越計算書についてを終了いたします。 ―◇日程第12◇― ○議長(大城英和) △日程第12、報告第3号 平成14年度豊見城市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてを議題に供します。提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(金城豊明)  報告第3号 平成14年度豊見城市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてでありますが、平成14年度予算において地方自治法施行令第146条第1項の規定により、繰り越しした予算につきまして同条第2項の規定により計算書を調整いたしましたので、同項の規定により報告するものであります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(大城英和)  本案に対し質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 本案は報告案件のため討論、表決は要しませんので以上をもって報告第3号 平成14年度豊見城市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてを終了いたします。 ―◇日程第13◇― ○議長(大城英和) △日程第13、陳情第8号 消費税の大増税に反対し、くらし・営業を守ることを求める要請、陳情第11号 ゲートボール場整備に関する陳情、以上2件については、総務財政常任委員会へ付託しましたので報告いたします。 ―◇日程第14◇― ○議長(大城英和) △日程第14、陳情第4号 母子及び父子家庭等医療費助成の給付方法を償還払いから現物給付へ変更することについての要請、陳情第5号 寡婦の医療費助成制度化についての要請、陳情第6号 乳幼児医療費助成事業に対する陳情、陳情第7号 教育基本法「見直し」に反対をもとめる陳情、以上4件については、教育民生常任委員会へ付託しましたので報告いたします。 ―◇日程第15◇― ○議長(大城英和) △日程第15、陳情第9号 市道1号線擁壁の修復についての陳情、陳情第10号 要請書、以上2件については、経済建設常任委員会へ付託しましたので報告いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は6月24日午前10時開議といたします。大変ご苦労様でした。     散  会(15時22分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    豊見城市議会議長 大 城 英 和    署名議員(17番) 瀬 長 美佐雄    署名議員(23番) 儀 間 盛 昭...