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10月12日-06号

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  1. 沖縄市議会 2022-10-12
    10月12日-06号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第422回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和4年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第422回                                 ││                                      ││           令和4年10月12日(水)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 6 号                 令和4年10月12日(水)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 町 田 裕 介 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 瑞慶山 良一郎 議員    17 番 稲 嶺 隆 之 議員  3 番 新 屋   勝 議員    18 番 桑 江 直 哉 議員  4 番 新 里 和 也 議員    19 番 知 花   圭 議員  5 番 大 城   隼 議員    20 番 喜友名 秀 樹 議員  6 番 仲 吉 信 勝 議員    21 番 新 里 治 利 議員  7 番 桑 江   研 議員    22 番 栄野比 和 光 議員  8 番 伊 佐   強 議員    23 番 伊 禮   悟 議員  9 番 千 葉 綾 子 議員    24 番 仲宗根   誠 議員 10 番 前 宮 美津子 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 小 谷 良 博 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 屋富祖   功 議員 13 番 當 山 全 克 議員    28 番 宮 城   浩 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 諸見里 宏 美 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 眞榮城 健 二 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部次長      森 山 雅 人 副市長      平 田 嗣 巳    企画部長兼      山 内   強                     プロジェクト推進室長 総務部長     我 謝 勝 俊    市民部長       平 安   栄 健康福祉部長兼  仲宗根   勲    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち   與那嶺 智 才    消防長        知 念 順 一 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長     比 嘉 直 樹    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事    川 満 輝 繁    指導部長       多和田   勝 上下水道局長   仲 本 兼 章    教育総務課長     内 間 三千代     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     仲宗根   剛    議事課長       金 城 優 一 事務局次長兼   島 袋 勝 博    議事課長補佐     喜屋武 千鶴子 庶務課長                兼調査係長 ○瑞慶山良一郎議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名でございます。町田裕介議員から遅刻の届出が出ております。 本日は、議事日程第6号によって議事を進めます。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時02分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 △日程第1 これより一般質問を行います。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは沖縄市民の皆様、桑江市長をはじめ市当局の皆様、おはようございます。会派公明党の藤山勇一でございます。冒頭、所見を述べさせていただきます。 去る9月に執行されました沖縄市議会議員選挙におきまして、市民の皆様から多くの御支援をいただき、また、絶大なる激励を賜りまして3期目の当選をさせていただきまして、この議場にまた戻ってくることができました。三度と議場の場へと押し上げていただきました、そして支えていただきました多くの皆様に深く感謝を申し上げます。誠に、ありがとうございます。重ねまして、このたび沖縄市議会の副議長の大任を拝命しまして、改めて身の引き締まる思いでいっぱいでございます。瑞慶山議長を中心に、また、議員諸賢の皆様と共に、議会運営に全力で務めてまいる決意でございますので、御指導のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。 また、市当局の皆様におかれましても、議会の立場から様々な御提案や要望を訴えていきますが、地方自治の基本でございます住民の福祉の増進を図るということは、お互いの大きな目的でございますので、沖縄市のまちづくり、地域福祉の向上のために共に邁進してまいります。何とぞよろしくお願い申し上げます。引き続き本員の原点でもございます「大衆とともに」との我が党の立党精神をしっかりと身に染めて、市民の御期待に何としても応えるために全身全霊で今任期も務めてまいる決意でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。議長からもしっかり一般質問をさせていただくということで受けましたので、早速通告に従いまして、質問を進めてまいります。よろしくお願いいたします。 質問事項1.FIBAワールドカップ2023についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)FIBAバスケットワールドカップの開催についてお伺いしたいと思います。 今月、10月の広報おきなわでも大きく紹介をされております。開催まで1年を切りまして、いよいよバスケットボールの世界大会が本市で開催されます。市民のみならず、多くの方々が大変期待をし、楽しみにしております。この大会の成功に大きな期待を込めまして、以下質問をさせていただきます。 ①本市開催の経緯について、改めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 おはようございます。それでは藤山議員の一般質問にお答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップにつきましては、平成28年に当時、Bリーグチェアマンの川淵三郎氏から直接市長のほうに御連絡があり、まだ計画段階ではございましたが、市長公約の1万人規模の多目的アリーナでワールドカップに手を挙げたいとの話がございました。その後、沖縄県との協議を経て、平成29年1月に県よりJBAに対して受け入れの回答が行われ、JBAの理事会を経てFIBAに立候補の表明が行われたところでございます。また、同年6月にFIBAの役員が来沖しワークショップが開催され、11月にはエバリュエーションが行われ、市長のほうからもプレゼンテーションを行い、12月に日本開催が決定したところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、御答弁ありがとうございました。これまで様々な御尽力をいただきまして、ようやく1年を切るというところになっております。 質問の要旨(1)②開催に向けた取組についてお伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 開催に向けた取組につきましては、1年前イベントの開催を皮切りに、去る8月にはワールドカップアジア地区予選Window4が沖縄アリーナで開催され、入場者は5,337人と発表されております。また、市内各所でのシティドレッシングをはじめ、コースターやステッカー等のノベルティーを制作し、市内飲食店で配布を行うなど、機運醸成に努めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 イベント等、いろいろな形で周知も含めてですけれども、ちょっと確認なのですが、1年前イベントなどをされたとお伺いしたのですけれども、具体的にどういう形で取組をしたのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 本市におきましては、FIBAバスケットボールワールドカップ2023を来年の8月に控え、本大会を広く周知するとともに、機運醸成を図ることを目的に、去る令和4年8月27日に1年前イベントを開催いたしました。イベント内容につきましては、コロナ感染症拡大状況も踏まえまして、FIBA関係者と協議して決定しております。内容といたしましては式典のほか、県出身の元プロバスケットボール選手琉球ゴールデンキングスにも所属しておりました与那嶺 翼さん、澤岻安史さん、山城吉超さんの3人によるトークショー、共同開催国であるインドネシアの芸能披露やエイサー演舞、小学生から一般まで参加できるスキルチャレンジなどを行いました。また、FIBA紹介ブースやトリックアートパネルの設置、公式マスコット「JIP(ジップ)」との記念撮影会などを行っております。 コロナ禍での開催に当たりましては、感染対策を講じながら市内外から約350人余りの方々に御参加いただくとともに、メディアでも取り上げていただいております。今後はFIBA日本組織委員会や沖縄県、関係市町村などで構成される開催地支援協議会、市内関係機関などと連携しながら、来年8月に開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023に向けて準備を進めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 経済文化部長、ありがとうございました。 様々な取組をしながらということなのですが、ただ、FIBAバスケットボールワールドカップの主催というか、委員会というのはFIBAの関係者ということを捉えて以下お伺いしたいのですが、③開催地、沖縄市としての環境整備について順次お伺いしたいと思います。 まず、ア.道路整備について、どういう状況になるのかお伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 周辺道路の状況といたしましては、沖縄南IC交差点付近の車線増設や周辺市道の拡張工事が一部完了しているほか、コザ運動公園正面入り口の移設工事などが進められているところでございます。また、アリーナ周辺の県道部分につきましては、県のほうにも必要に応じた整備要請を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。
    ◆藤山勇一議員 続いて、イ.駐車場整備についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在女子学園跡地において約1,400台の駐車場整備を進めており、FIBAの開催には間に合うよう進めているところでございます。アリーナでのイベントをはじめ、コザ運動公園の利便性向上に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 続いて、ウ.交通機関などについてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在、大会組織委員会において交通輸送計画の策定を進めていると伺っており、本市の役割が決まり次第、協力してまいりたいと考えております。 また、アリーナ周辺地域の御理解も必要と考えており、大会組織委員会と引き続き協議を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 続いて、エ.宿泊先などについてもお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 宿泊先につきましては、出場選手及び審判団などにつきましては大会組織委員会において北谷町、宜野湾市、沖縄市のホテルを候補として検討を始めていると伺っているところでございます。現在大会関係者のみならず、観客やマスコミ関係者の方々など市内に滞在していただき、本市の魅力に触れていただけるよう、大会組織委員会に対し情報を提供させていただいているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 続いて、オ.デジタル化の推進についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 ワールドカップの開催に当たり、国内のみならず海外からも多くの来場があることから、沖縄アリーナのデジタルサイネージやWi-Fi等の設備を活用し、質の高いサービスを提供するとともに、市の情報発信を効果的に行っていきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 続いて、カ.大会スタッフなどについてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 大会組織委員会によりますと、大会運営、競技スタッフ、医療や警備、通訳など大会運営を中心に行うスタッフをはじめ、大会運営や参加者を支えるボランティアスタッフが必要であると伺っており、ボランティアの役割は非常に重要であると認識しております。また、ボランティアの募集につきましては、全県的な取組となることから沖縄県において検討しており、多くの市民の皆様が大会に参画していただき、大会の成功に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、様々整備についてお伺いさせていただきました。ありがとうございます。細かくお伺いさせていたいだたのですが、やはり開催地という自治体の一つとして、FIBAを盛り上げる中での役割というのが多分あると思います。実行委員会もあるし、バスケットボール協会とか、また、沖縄県と私たち沖縄市という形もありますけれども、一つ一つお伺いしたところ、どこができて、どこを沖縄市がやるのかというのはしっかり明確にしながら、成功に向けた整備というのは一つ一つ細かく洗い出しも必要なのかと思いまして、質問で確認をさせていただきました。特に機運醸成とか、様々な環境整備、難しいところもございますけれども、ぜひいろいろな形を設けて、丁寧に進めていただきたいと思っております。 そこで様々、まだまだあると思うのですが、④課題などについてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 課題につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により世界各地で予選ラウンドの開催や大会プロモーションに遅れが生じるなど、大会の認知度に対する課題がございます。こうした状況の中、本市といたしましてはワールドカップアジア地区予選の開催をはじめ、シティードレッシングなど各種取組を実施しているところでございます。世界大会が沖縄市で開催されることで、地域活性化、人材育成など様々な分野に波及していく可能性を秘めた非常に貴重な機会であると認識しておりますので、市全体で盛り上げていきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、今の御答弁で課題ということでは多くあるのかなと思っていて、周知というところと機運の醸成をどうしていくのかと思っております。先ほどからお伺いさせていただいた整備のところでも、例えば交通の部分とかインフラのことがございます。また、デジタル化の中でしっかり今回の開催をきっかけに、沖縄市のインフラ整備、デジタルインフラとかしっかりできるのもこれがチャンスになるのではないかと思っておりまして、Wi-Fiの設置であったり、また、道路の整備を丁寧にしていただきたいと思いました。 また、周知の部分でも、1年前イベントも先ほど経済文化部のほうからありましたけれども、コロナ禍とかぶったというところもございましたけれども、しっかり市民にFIBAがあるということを視覚的にも、沖縄市が盛り上がっていくというふうにできれば、アリーナ中心に市全体で、例えばのぼりとかをもっともっと上げて、まちをつくっていくというのを早めにどんどん手を打っていただけないのかと思っておりまして、本員としても地域としても、もっともっとみんなで盛り上げる機運があると思っています。 ただ、部長の答弁でありましたように、地域の活性化と人材育成ということで、まちの活性化。特にもうなかなかないであろう貴重な機会を、ぜひ地域一体となって、そして市民、そして子供たちにもどういう形で接していただけるのか、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 この成功に向けてですけれども、⑤ワールドカップ成功への市長の意気込みをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。藤山勇一議員の御質問にお答えをいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップ2023の開催まで1年を切り、本日で残り317日となります。ワールドカップという世界的なビックイベントが開催されることは、本市はもちろんのこと、沖縄県を全世界にアピールできるチャンスであり、そして沖縄県の振興と発展に寄与できる大きなイベントだと感じておりますし、そして新たな価値の創出にもつながるものでもあると私は確信しております。さらに、この沖縄市に世界のトッププレーヤーが集うことは、またとないチャンスであります。長く記憶に残る大会とするべく、選手には最高のパフォーマンスを発揮できる最高の舞台を、観客には感動と驚きを、子供たちをはじめ市民の皆様には夢や活力、そして沖縄市を誇りに感じてもらえる機会を創出することが私の使命であり、覚悟を持って取り組んでまいりたいと考えております。御協力をどうぞよろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、ありがとうございました。議会も、また地域、市民としてもしっかりFIBAを盛り上げて大成功させていただきたいと思います。本員たちもまた共に頑張りたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 続いて、質問事項2に移ります。政策企画行政についてお伺いします。 質問の要旨(1)物価高騰などによる影響についてお伺いしたいと思います。 現在、社会情勢の中でコロナ禍に加えながら、ロシアによるウクライナの侵略に伴う原油高や電気料金、ガス料金の高騰、さらに急激な円安も重なりまして、本員たち市民の生活、また事業者、様々な幅広い分野に深刻な影響をもたらしております。感染症の対策と社会的経済活動の両立をどのように図って、また、傷んだ経済を復興させていくのかが今後は重要だと考えております。昨今、臨時国会等で国においても総合対策や、さらなる物価高騰の対策がしっかりと進んでいるという議論が今進められている中でございますけれども、自治体の判断で地方の交付金などもしっかりと活用できると思いますので、①本市における現状についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 県経済の状況からお答えいたしたいと思います。沖縄県におきましては、沖縄県経済の動向を四半期ごとに取りまとめておりまして、その中でも住民生活に関連する項目といたしまして、個人消費、雇用情勢、物価が挙げられます。令和4年4月から令和4年6月までの経済の動向は、個人消費におきましては百貨店、スーパーの販売額は前年同期を約5%上回っております。雇用情勢におきましては、完全失業率は前年同期より改善し、有効求人倍率におきましても前期を上回っております。また、物価におきましては、消費者物価指数は前年同期を上回っており、レギュラーガソリン小売価格も前年同期を上回っているとの結果が示されております。 県経済は新型コロナの影響が続き、各指標においてコロナ禍前と比較すると依然として下回っているものの、観光関連や個人消費の一部、雇用情勢において持ち直しの動きが継続して見られ、景気は新型コロナウイルスの影響が長く続くものの、緩やかに持ち直しているところでございます。 また、ウクライナ情勢及び新型コロナウイルス長期化等が懸念される中、原材料価格の上昇や供給面での制約等に加え、金融市場の急激な変動などに注視する必要があると発表されております。本市におきましても、令和4年度も引き続き事業者と家計の支援という観点からエイサー商品券の発行をさせていただいているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 経済文化部長、御答弁ありがとうございました。 様々な状況を踏まえてなのですが、先ほどもお伝えしました交付金をいかに沖縄市の今の状況に即して対応するのかお伺いしたいと思いますが、②今後の支援や対策についてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 それでは藤山議員の御質問にお答えいたします。 国においては、物価上昇の大半を食料品とエネルギーが占めている物価動向を踏まえ、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金が創設され、推奨事業メニューが提示されているところでございます。本市におきましては、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策第10弾として、食料品、エネルギーの価格高騰の影響を受けている生活者と事業者に対し、幅広い支援を検討しているところでございます。また、介護、障がい者施設等への支援や関係機関等と連携を図りつつ、子育て支援施設、農水産業事業者への支援等についても検討を進めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、ありがとうございました。様々な国の交付金を使いながら、効果的と考えらえる支援策をと。いよいよ本市の緊急経済対策も第10弾まで行って、幅広い支援をしながら、今回は介護、障がい者等施設への支援とか、また、子育て支援の施設、また、農水産業の方への支援をしっかりと進めていくということで、しっかり細かな丁寧な支援策を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(2)公共政策の立案や効果の検証についてお伺いをしたいと思います。 先ほど本市の様々な緊急、喫緊の課題への支援策などもお伺いしましたけれども、①こういう公共の支援策を取っていく中、また、効果の検証、本市の現状についてお伺いします。どのようにやっているのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 行政計画の最上位計画として、これまで5次にわたる総合計画を策定し、本市の将来像を描くため、時代の潮流や多様な市民ニーズを把握するため、これまでの現状や課題を整理するとともに、各施策の目的に応じ適正な成果の検証が行えるよう、アウトカム指標を中心とした成果指標を設定しているところでございます。また、成果指標に基づき事業の効果や効率性等を検証しながら、より効果的な推進に努めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、御答弁ありがとうございます。しっかり様々な計画をもって、この現状を整理しながら進めているとお伺いさせていただきました。 昨今、様々な公共施策の検証の在り方として、こういう指標があるそうでございます。客観的なデータを根拠に、公共施策の効果をしっかり検証すると。質問の要旨(2)②でございますけれども、政策の目的を明確化しながら、合理的根拠に基づき政策を進めるEBPM、これは英語でエビデンス・ベースト・ポリシー・メイキングの略で、証拠に基づく政策立案と訳されているそうでございます。施策の有効性をしっかりと高めて、行政のいわゆる無駄遣いを削減する等期待されているということで、様々国においても過去、各自治体においてもそういう観点を取り入れているとお伺いしましたので、それについて本市の見解をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 ただいま議員のほうから御紹介のございましたEBPMにつきましては、国において政府全体で推進するとされているものの、EBPMの推進の取組は一部の政策に限られる上、実際の政策の質の向上を通じた政策効果を上げることの追求は限定的であるとし、今後はこれまでの課題の解決や個別のデータ取得、利活用等のボトルネック解消に向けた検討を進めるとされているところでございます。本市といたしましても、EBPMは政策効果を上げる上で有効な視点であると考えており、国の動向を注視しつつ、調査研究してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひよろしくお願いいたします。 客観的に、様々コロナのときも第10弾までいよいよ来ましたけれども、第1弾から様々緊急的な対策で、今沖縄市にとって何が必要なのか。これは実質的にどういう形で効果があったのか検証しながらというところで、予算もすごく膨大なものでありましたので、そういう行政の無駄をどのように省いていくのか。そして、今本当に必要としている支援にどう手を差し伸べていくのか。こういう客観的なことも必要かと思っております。経済文化部の中では、本市の経済的な動向というところは、やはり民間とのいろいろな連携はもちろんですけれども、本市独自でのそういうアンテナを張りながら、どういう事業所の困り感があるのか。すぐ手に取って分かるような体制も今後は必要なのかなと本員は実感しましたので、ぜひこういう観点でも進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 続いて、質問事項3に移ります。子育て支援についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)子育て世帯の負担軽減についてお伺いします。 今回、議会選挙の中でも多くの議員も様々なお声を聞かせていただいたと思っております。本員も子育て世代ということで様々な声を聞かせていただきましたので、①こども医療費助成制度の対象年齢の拡充についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 本市では、こども医療費助成の通院対象年齢を令和3年10月より、県に先がけ中学校卒業まで拡充し、現物給付を導入しております。18歳までの対象年齢拡充については、扶助費の増加や現物給付の導入に伴い発生する国民健康保険の国庫負担金の減額調整等が課題となっております。現在の取組としましては、拡充した場合における増加する扶助費の見込み額の検証作業に加え、九州市長会に対し18歳までの医療費無料制度を国の制度として実施することを要望しております。本市における拡充の実施時期につきましては、財源の継続的な確保など、国や県の動向も踏まえながら多角的に検証を行い、決定してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。本市は令和3年10月からは、どこよりも早い段階から中学校卒業まで拡充しました。そういう意味合いもありますので、ぜひ桑江市長の下、なるべく早めに対象拡充ができるように鋭意検証を行っていただきたいと思います。よろしくお願いたします。 続いて、②保育料無償化の拡充検討についてお伺いします。国においても3歳、4歳、5歳の無償化が進んだり、0歳、1歳、2歳は所得の対象範囲がありますけれども、どういう形で全体的に無償化に取り組んでいけるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 御質問の保育料無償化の拡充につきましては大きな財政負担を伴うことから、市独自に無償化を実施することは大変厳しく、国レベルでのきちんとした議論が必要であると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひ地域、地方からも国、県にもしっかりと訴えていただきたいと思っております。 続いて、③給食費の無償化に向けた本市の見解についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 幼児教育・保育における給食費の無償化につきましては財源の確保が課題となることから、市独自に無償化を実施することは大変厳しいものと考えております。今後、国や県の動向を注視しつつ、動きがあった際には柔軟に対応していきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 おはようございます。藤山勇一議員の御質問にお答えします。 給食費の無償化につきましては、国や県の支援を含め、必要となる財源の確保が課題であると考えています。本市では現在就学援助や第3子助成により、経済的困窮世帯や多子世帯への給食費の助成を行っております。また、沖縄県においては、給食費無償化に向けた調査研究を進めていくと聞いております。今後は関係部との調整はもとより、国や県の動向を注視しつつ、他自治体の取組も参考にしながら調査研究をしてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 こどものまち推進部長、また、指導部長ありがとうございました。 給食費の無償化は、各自治体様々な状況があって、いよいよ沖縄県も今の答弁からすると、無償化に向けて実際にやってくれると本員は大きく期待しておりますので、その動向をしっかり注視しながら、また給食費、教育委員会の部分は進めていただきたいと思っております。幼稚園等は様々な状況もあるとお伺いしましたけれども、やはり段階的に多子世帯にしっかりやるとか、その拡充を少しでも伸ばしていけるのかというところの議論とか検証というのは必要なのかと思っております。経済的に厳しい世帯への支援も本市は独自でしっかり丁寧にやっておりますので、その辺も少しずつ拡充できるのかというのも見極めながら進めていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(2)に移ります。保育園や学校等におけるバスの管理についてお伺いしたいと思います。 県外の認定こども園で起きました、通園バスに置き去りにされまして、この事件の報道に誰もが胸を痛めたと思っております。それで、改めて本市の状況もお伺いしたいと思います。 ①本市の現状についてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市の保育施設における送迎バスの運用状況について調査を行ったところ、バスによる送迎を行っている認可保育施設はございませんが、認可外保育施設では3施設において、バスによる送迎を実施していることを確認しております。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 市内小中学校でのバスの所有はございません。中学校においては、乗用車両のワンボックスカー等がございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは②でございますが、県外で起きた事案を受けた後の対応はどうしたのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市の取組につきましては、国から発出された通知を各施設に送付するとともに、国と県からの依頼に基づき、保育施設等の現状を確認するための調査を行ったところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 静岡県の事案を受け、令和4年9月に県教育庁保健体育課より、学校生活におけるバス利用に当たっての児童生徒の安全管理の徹底についての文書を市内小中学校に通知し、各学校においてバスを利用する機会を振り返り、人数確認の在り方などについて点検を行うことに注意するなど、改めて安全管理を徹底するよう周知を行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。様々通知したり、再度確認をしながら徹底したとお伺いさせていただきました。 この事案を受けまして、国においても幼稚園や保育園、また、認定こども園など、児童生徒、お子さんたちがバスに関わることで様々安全装置の設置とか、今進んでおりますので、しっかりと国の流れに沿いながらも、本市でこういう事故は絶対に起こさないという思いで今後もやっていただきたいと思いますので、③今後の安全管理対策についてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在認可外保育施設を中心に保育の質の向上のため、保育士による巡回指導を実施しておりますが、その際に送迎バスの運用状況についても確認を行うとともに、県とも連携しながら安全管理に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学校生活においては、通学や修学旅行、校外学習など児童生徒がバスを利用する様々な機会があることから、校長会、教頭会において今回の事案を踏まえ、事故の概要を再確認し、いま一度学校環境や学校生活における児童生徒の安全指導、安全確保に努めるよう周知を図ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひ安全管理の徹底、また、ハード的な部分は今後整備が進むと思いますし、ソフト的な支援でもしっかり大人の目でどうミスを減らしていくのか。本当にこういう事故、本員もこういう話を聞くと、実際に子供たちが今日バスで行くんじゃないかとか、保護者としても不安ですから、こういうことは絶対に起こさないという思いで、徹底した管理運営をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは次のページに移りまして、質問事項4でございます。福祉行政についてお伺いします。 質問の要旨(1)障がい者福祉支援について、以下伺います。 ①障がい者の相談支援の現状と課題等についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 おはようございます。藤山勇一議員の御質問にお答えしたいと思います。 障がい者相談支援の現状といたしまして、関係機関との連携により相談支援体制の構築を担う基幹相談支援センターと、相談者やその家族の悩みなどに対して相談支援を行う委託相談事業所4か所で相談支援を実施しているところでございます。課題としましては、相談員の定着がなかなか難しいところがございます。16人の定員で相談支援を進めているところですが、現在欠員が生じている状況で、人材確保に苦慮している状況でございます。その要因といたしまして、相談対象者との関係が困難なケースがあるなど相談支援の専門性の高さが求められることや、相談対象者が積み重なることにより業務量の増大、相談事業所や相談員の入れ替わりの際の引き継ぎに困難が見られることなどが挙げられると認識しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 健康福祉部長、御答弁ありがとうございました。 様々な今の現状をお伺いしている中で、この課題のほうが若干強いと思って本員は質問させていただきました。課題として相談員の定着が厳しい状況とか、また、事業所・相談員の入れ替えの際というのは通常からいろいろお声があると思いますので、もっと丁寧に行政部局としてお話を常に聞き取りしながら、これが一般市民の中の障がい者の福祉支援につながって、これが一つ一つ細かな支援が遅れることにつながるのではないかと本員はちょっと心配をしておりますので、こういう課題等にどういう対応をしていくのか、再度お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 これらの課題の対応策といたしまして、自立支援協議会において相談支援ワーキンググループがございます。そこで委託相談員の現状と課題を踏まえた定着支援や環境整備などの改善策について、協議を進めてまいります。また、令和5年度の導入に向けて取り組んでおります相談支援システムを活用することで、相談員の引き継ぎ等の円滑な引き継ぎができるような取組も進めており、業務の軽減や相談支援の質の向上により、相談支援員が業務遂行しやすい環境の構築にも努めていくところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。令和5年度からはこういうシステムの運用とかを活用しながらも、しっかりと丁寧に対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、②障がい者の医療費助成についてお伺いします。 ア.制度の概要についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 制度の概要についてお答えいたします。 本市における障がい者の医療費助成につきましては、重度心身障がい者(児)医療費助成制度がございます。概要につきましては、重度の障がいがある方の医療費を助成する制度で、健康保険適用後の一部負担額や入院時の食事療養費の2分の1を助成しております。対象となる方は、身体障害者手帳を所持しており、障がいの程度が1級または2級の方、また、療育手帳を所持し、障がいの程度がA1、A2の方、さらに身体障害者手帳と療育手帳両方を所持しており、障がいの程度が3級かつB1の方となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 この障がい者の医療費助成の制度ですが、基本的には都道府県に沿っての制度だとお伺いをさせていただきました。先ほど障がい者の相談の現状とかもお伺いさせていただいたところなのですけれども、例えば沖縄県以外の方が沖縄県に転入されたり沖縄市に来たときに、これまで住まれていた都道府県市町村自治体では、障がい者の医療費助成で結構な差があるとお伺いをさせていただきました。身体障がい者の方でも1級、2級が対象、3級まで対象の地域から移ってくると、なかなか厳しい状況があるとお伺いをしましたし、県外では3級まで対象であったり、所得の制限がなかったり、また、現物給付を障がい者の医療費助成制度でもされているところがありまして、沖縄県の中では所得制限もありまして、1級、2級しか対象ではない。支払いも償還払いということで、なかなか県内では障がい者の支援というのが進んでいない現状をお伺いさせていただきました。その中で本市は、若干本市独自の対象ということをお伺いさせていただきまして、障がいの程度、3級かつB1の方とか、その療育と身体の部分を持ち合わせているとお伺いしたので、イ.本市独自の対象拡充などを今後検討できないかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 まず、重度心身障がい者(児)医療費助成制度については沖縄県が基準を定めており、県と市で2分の1ずつ費用を負担しているところでございます。本市につきましては、県の基準に加え身体障害者手帳3級かつ、療育手帳B1を所持している方を独自に対象を拡大しております。さらに、入院時の食事療養費の2分の1を助成することについても、本市の独自の助成となっているところでございます。医療費助成の対象者の拡充につきましては、県外の先進地等の事例も参考にしながら、今後検討してまいりたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 健康福祉部長、ぜひいろいろ調査をしながら進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。沖縄県はなかなか厳しい状況があるという話も聞かせていただきましたので、よろしくお願いいたします。 続いて、質問事項5に移りたいと思います。市民サービスについてお伺いをいたします。 今、一般社団法人日本トイレ協会が実施したアンケートを読ませていただく機会がありました。サニタリーボックスというのを皆さんは御存じでしょうか。直訳すれば「衛生的な箱」ということで、女性用のトイレの個室にはもともと設置されているとお伺いしましたが、今は男性トイレにも設置する動きが各地域で広がっているそうでございます。男性特有のがんであったり、様々な状況の術後を受けて頻尿や尿漏れなどが起きやすくて、そういうパッドが欠かせない方でも男性トイレの個室にはそういうものがないということで、捨てる場所がなくて困っているということも日本トイレ協会のアンケートの中にあったとお伺いしました。そこで以下、お伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)市役所など公共施設の男性用個室トイレ内にサニタリーボックスの設置を検討することは可能かお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えさせていただきます。 市役所庁舎の状況についてお答えさせていただきます。サニタリーボックスの必要性に関して庁舎清掃員にヒアリングをかけたところ、過去に大人用のおむつがトイレの中のごみ箱に捨てられていたことが複数回あったと報告を受けております。昨今では、疾患によりおむつや尿漏れパッドを利用することが一般的となっております。そのようなことから市民の利用が多いトイレについては、導入の検討を進めてまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 総務部長、前向きな御答弁ありがとうございました。細かいところだと思いますけれども、しっかり市民への配慮、また、こういう状況にもしっかりと丁寧にやっていただきたいと思います。ありがとうございます。 続いて、質問の要旨(2)でございます。生理用品支援事業についてお伺いします。 ①事業概要などについてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 ただいまの御質問にお答えいたします。 こどものまち推進部では、コロナ禍における経済的理由等により生理用品を用意することが難しい、主に10代の若者に対し生理用品の配布を行っております。配布場所はこども相談・健康課窓口のほか、市内の公共施設や児童館、高等学校などとなっております。また、事業の周知カードには相談窓口を記載し、適切な支援へとつなげていく取組を行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。
    ◎多和田勝指導部長 お答えします。 コロナ禍において経済的な理由等で衛生用品の確保ができず、日常生活に支障を来す小中学生に対し、学校において必要な用品を提供することにより安心して過ごすことができるように支援するもので、学校のトイレ内に衛生用品を置いて配布する方法のほか、保健室で必要な児童生徒に提供するなど、児童生徒の状況に応じて配布、支援できるように取り組んでおります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。両部長から事業概要をお伺いさせていただきまして、コロナ禍の中ということもありましたけれども、本員たちの会派としても申し入れをさせていただきまして、いち早く取り組んでいただいたことに改めて感謝を申し上げます。 これは令和4年度までの見通しの事業になっているということもお伺いしておりますので、今後も事業をぜひ続けてほしいという思いも含めまして、②学校などにおける支援の状況についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 支援の状況としましては、必要な若者に行き届くよう、トイレに設置するなどの各配布場所での工夫を行っているところでございます。また、同事業につきましては、今後も継続的に支援していく必要があるものと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 各学校、衛生用品を必要している児童生徒が気兼ねなく利用できるように配慮に努めております。思春期の子供たちのとてもデリケートな課題であることから、直接利用者の声は伺いにくいのですが、学校からは困っている児童生徒に配布、支援できるようになって安心している。児童生徒の表情が少し和らいだ感じがするなど、子供たちが安心して教育を受ける機会の確保につながっているものと認識していることから、今後も引き続き支援していく必要があると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。特に指導部の今の御答弁にありましたように、子供たちの表情が和らいだ感じがするとか、安心して、そういう場所があるということは一番いいことなのかなと本員も感じましたので、ぜひ継続に向けて鋭意頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時55分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは続けさせていただきます。 質問事項6.教育行政についてお伺いします。 質問の要旨(1)不登校児童についてお伺いします。 ①本市の不登校児童の現状についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えをいたします。 本市の不登校児童生徒は近年増加傾向にあり、重要な課題として認識をしているところでございます。学校教育では、児童生徒の年齢によって享受できる機会には限りがあり、不登校により貴重な時間が失われることで、学業の遅れや進路選択上の不利益、社会的自立へのリスクが存在することに留意する必要がございます。教育委員会では、教育研究所、青少年センター及び指導課において不登校に関する児童生徒の対応に当たっており、それをさらに前に進めるため、現在(仮称)沖縄市教育支援センター基本計画を策定しているところでございます。現状の整理と連携する関係機関等との意見交換や、不登校に関する窓口の統合とノウハウの集約を図り、不登校の改善に向け、当事者である児童生徒や保護者、学校、教職員等の適切な教育支援ができるよう努めてまいります。なお、議員御質問の現状等につきましては、担当部長からお答えをさせていただきます。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 不登校児童についてお答えします。 市内小中学校の不登校児童生徒数は、小学校が平成30年度89人、令和元年度131人、令和2年度196人、令和3年度205人となっております。中学校が平成30年度210人、令和元年度232人、令和2年度195人、令和3年度256人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。教育長も御答弁ありがとうございました。 それでは、②コロナ禍の影響などについて、どういう状況なのかお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 コロナ禍による生活環境の変化により、生活リズムが乱れやすい状況であったこと。また、学校生活においてコロナウイルス感染症の影響によって様々な制限がある中、感染や濃厚接触者、感染不安等による欠席をきっかけに、学校へ行くことの意欲や価値観の変化などの影響が考えられます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 先ほどの現状、実績等を聞かせていただいても、コロナの影響が大きく出ているのかと感じておりますが、その中で、③オンライン授業などを活用した取組についてお伺いしたいと思います。不登校の中にも様々な状況があるということは本員もお伺いさせていただきましたけれども、こういうものを活用しながら、一つでも何か支援ができないのかお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 市内小中学校においては、日常的に1人1台のタブレットを活用した授業を実施できるよう、児童生徒、教職員の支援体制の充実を図っております。ICTを活用した不登校児童生徒への支援としましては、タブレットで家庭と学級をつなぎ、朝の会や帰りの会への参加やメール機能を活用した情報発信、タブレットドリルでの自学自習、ハイブリット型での授業への参加など、段階的なICT活用による支援策の検討に努めながら、不登校児童生徒への支援に取り組んでおります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。オンラインを活用しながらということも、しっかり研究しながら進めていただきたいと思います。 ④でございますが、不登校特例校というものが様々あるとお伺いしました。子供たちの学習の機会の確保、学習環境の在り方ということで、児童生徒に即した環境を提供する学習機会が必要なのかと本員は思いましたので、この不登校特例校についての見解をお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 不登校特例校は、教育課程の基準によらずに特別の教育課程を編成して教育を実施することができ、全国での特例校設置校は、10都道府県で私立学校12校、公立の市立学校9校が設置されております。特例校では、不登校児童生徒に合わせた特色ある教育課程をくんだ運営を行っている例があり、要件を満たせば公立のみらず学校法人として設置できることから、学校法人による設置も期待しているところです。教育委員会としましては、不登校特例校と同じく、不登校児童生徒に対する多様な学びの重要性に鑑み、教育研究所による巡回支援や適応指導教室「すだち」の設置、ホップステップクラブやフリースペース「ゆめさき」による不登校児童生徒の受け入れを行っております。 また、先ほどの教育長答弁でもありましたように、現在(仮称)沖縄市教育支援センター設置の計画を進めているところです。不登校については、その要因や背景が多様で複雑であることから、学校、家庭、地域、関係機関が連携し、将来の可能性や選択肢を広げるための働きかけが重要だと考えており、今後も不登校児童生徒の支援に取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 続けて、この不登校特例校とも関連するのですが、(2)夜間中学校の設置について、①設置に向けた本市の取組をお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 夜間中学校の設置に当たっては、その効果や課題については確認作業をしております。効果としましては、学び直しが必要な大人の方や外国籍で学習を希望する方々への要望に応じることができ、不登校だった方の学び直し等、今後の進路についての支援になるということがあります。課題としましては、適切な施設の選定、市町村単位での人数の少なさ、教育課程の編成、授業を行う教職員の人事等があり、これらの点を確認しております。また、今年度も5月に夜間中学校に関する県の説明訪問を受けて、県内の状況を把握しております。県内では6市町村が検討している状況と聞いていますが、設置に当たって、市町村単独での設置の難しさ等、本市と同様の課題を抱えていると理解しております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 それでは、②今後の取組をお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 本市の今後の取組としましては、近隣市町村の情報収集や県の動向を見ながら、夜間中学の設置目的である義務教育を終了しないまま学齢を過ぎた方や、不登校等の事情で十分な教育を受けられないまま卒業した方、外国籍の方の義務教育を受ける機会を保障することで望ましい支援の在り方に向けて、効果性や持続性、費用対効果を含めた視点等、県と意見交換を行ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。しっかり不登校の部分、また、学び直しの部分、県の動向をしっかり調査しながらなのですけれども、沖縄市もしっかりこの取組をもっともっと強めていただきたいと思っております。 最後の質問の要旨に移ります。(3)小学校の通学カバンについて、①本市の通学カバンに指定はあるかお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 本市では通学カバンの指定はありませんが、ほとんどの児童がランドセルを使用しております。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。県外とかほかの自治体を見たら、リュックサック型のランドセル等を活用しているとお伺いもしましたけれども、そういう状況を本市で取り入れることは可能かどうかも踏まえまして、また、このリュックサック型のランドセルを入学の1年生に提供をしているという自治体もあるそうなのですけれども、そういう見解についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 ランドセルの種類やタブレットの持ち帰りなど、子供たちの学校への携行品について、保護者への周知や提供も含めて、今後調査研究をしていきます。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 指導部長、ぜひよろしくお願いします。 最後、②ですが、教科書とか教材の一部を教室に置く「置き勉」についての見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 授業で使用する教科書等の教材を学校に置いたままにする「置き勉」について、平成30年9月の文部科学省からの事務連絡「児童生徒の携行品に係る配慮について」を受けて、家庭学習で使用する予定のない教材等について学校に置いたままにするなどの配慮を講じるよう、各学校に周知しております。現在、自立した学習者の育成を目指して、自分で計画して取り組む家庭学習を推奨しており、自分に必要な学習をするために、例えば国語、算数、社会の教科書を持ち帰るなど、日によって持ち帰る教材を変えるように指導しております。低学年では音読の宿題を毎日実施しているため、国語の教科書は毎日持ち帰っている学校もあります。今後も児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担等、学校や地域の実態に応じてどの教材等を持ち帰るのか、あるいは置いたままにするのか適切に判断できるよう周知してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。 子供たち、特に低学年はランドセルが重たいという話もよくお伺いさせていただきました。体の背骨の成長に影響してしまうとか、様々な身体的配慮も必要だとお伺いしました。前段でお伺いしましたリュックサック型のランドセル等も、ランドセルは夏が商戦の山場とお伺いさせていただきましていろいろ調べていたら、平均4、5万円ですか。就学援助としても入学用品費が4万円ぐらいしかない中で、経済的に厳しくなるときにランドセルというのは子供たちの憧れのかばんかもしれないのですが、こういうリュックサック型を他市では活用しながら、子供の体の負担もないような児童目線のこういうことも必要なのかと思いまして質問をさせていただきましたので、様々研究調査のほうも進めていただきたいと思います。ありがとうございました。 以上をもちまして、本員の今定例会の一般質問を終了させていただきたいと思います。これからもしっかりと市民のために頑張ってまいる決意でございます。何とぞよろしくお願いいたします。以上です。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で藤山勇一議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時09分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時20分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 おはようございます。去る9月11日の市議会議員選挙で多くの市民の皆様から御支援をいただき、3期目の当選をいたしました議席番号8番、会派群星の伊佐 強です。安心安全なまちづくりを目指すために子供を慈しみ、若者に夢、高齢者に安心、LGBTに理解の公約を果たせるよう、3期目4年間を取り組んでまいります。市民の皆様、桑江市長をはじめ行政の皆様、また、議員諸氏、よろしくお願いいたします。 それでは通告書に従いまして、3期目初めての一般質問に移りたいと思います。 通告書3ページ、質問事項1.発達が気になる子について。 質問の要旨(1)乳幼児健康診査について以下で伺う。 ①乳幼児健康診査で、乳児一般健診・1歳6か月健診・3歳児健診のそれぞれの目標率と受診率を平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 それでは、伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 乳幼児健診受診率の目標値につきましては、第2期沖縄市子ども・子育て支援事業計画において、令和6年度最終評価目標を乳児一般健診が97%、1歳6か月児健診が96%、3歳児健診が94%としております。 受診率につきましては、平成30年度から令和4年度9月末までの分についてお答えさせていただきます。乳児一般健診の受診率は、平成30年度91.1%、令和元年度87.9%、令和2年度85%、令和3年度82.9%、令和4年度9月末現在84.1%となっております。1歳6か月児健診の受診率は、平成30年度90.2%、令和元年度91%、令和2年度87%、令和3年度82.9%、令和4年度9月末現在84.3%となっております。3歳児健診の受診率は、平成30年度85.7%、令和元年度89.7%、令和2年度83.9%、令和3年度82.9%、令和4年度9月末現在78.4%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②①の乳幼児健康診査で、乳児一般健診・1歳6カ月健診・3歳児健診での発達が気になる子の数と割合を平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 発達が気になる子の数につきましては、現在1歳6か月児健診と3歳児健診で実施している問診等の発達確認等で再度確認が必要となった件数でお答えいたします。この件数には、健診の場で発達課題ができなかった場合のほか、人見知りや緊張して普段の力を発揮できなかった、または眠ったままで確認ができなかった、あるいは課題はできたが、保護者との相談の中で希望があった場合も含んでいます。 件数と割合でございます。1歳6か月児健診では、平成30年度697件で48.1%、令和元年度617件で46.4%、令和2年度481件で33.7%、令和3年度604件で48.9%、令和4年度9月末現在301件で46.6%となっております。3歳児健診では、平成30年度350件で24.5%、令和元年度436件で31.3%、令和2年度367件で25.2%、令和3年度397件で29.8%、令和4年度9月末現在180件で29.6%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③健診未受診者への保健師や保育士による訪問支援、相談支援や健診の受診勧奨後の受診数を平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 勧奨後の受診状況につきましては、システム管理のあった令和元年度以前の数値でお答えいたします。乳児一般健診では平成30年度507件、令和元年度422件。1歳6か月児健診では、平成30年度299件、令和元年度246件。3歳児健診では平成30年度280件、令和元年度234件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 受診勧奨後の受診数の中で、発達が気になる子の割合を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 受診勧奨後の受診者数の中での発達が気になる子の割合につきましては集計が困難なため、数が把握できておりません。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 すみません、再々質問を行います。 今、再質問のときには数が把握できないということだったのですが、この発達が気になる子を早めに知る、対応する。早期発見、早期対応というのですか、そういうのが必要だと思われます。今聞くと把握できていないということなのですが、100%に行かないのかと思っているのです。その中で、今やっている発達が気になる子に対する相談支援とかいろいろあると思いますが、その辺の再検討が必要ではないかと本員は思っているのですが、その辺の見解を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 健診未受診児への支援方法につきましては、令和元年度までは母子保健推進員の未受診児訪問等を行っておりましたが、新型コロナ感染症の影響により未受診児訪問の自粛や、健診受診による感染を懸念する保護者からの問い合せも殺到していたことから、積極的な勧奨を控えておりました。今後はコロナの状況を見ながらにもなりますが、未受診児訪問等を再開し、再通知や電話等による状況確認などの受診勧奨を強化してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、(2)公立保育所・私立認可保育園について以下を伺いたいと思います。 ①公立保育所・私立認可保育園での発達支援が必要な児童受入施設数と受け入れ人数を、平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 各年度4月1日の状況でお答えいたします。公立保育所の発達支援児の受入状況は、平成30年度は7施設で41人、平成31年度は7施設で34人、令和2年度は3施設で37人、令和3年度は5施設で32人、令和4年度は5施設で37人となっております。また、私立認可保育園の発達支援児の受入状況につきましては、平成30年度は27施設で65人、平成31年度は36施設で82人、令和2年度は44施設で114人、令和3年度は42施設で124人、令和4年度は44施設で123人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②公立保育所・私立認可保育園での発達支援が必要な児童への保育士数を、平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 発達支援児のための加配職員の人数については、確認の取れる令和2年度以降の4月1日時点の短時間勤務の職員を常勤の職員数に換算した人数でお答えいたします。公立保育所における加配職員数は、令和2年度は9人、令和3年度は17.8人、令和4年度は15.7人となっております。私立認可保育園の加配職員数は、令和2年度50人、令和3年度65.4人、令和4年度67.8人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ③公立保育所・私立認可保育園での発達支援が必要な児童の待機児童数を、平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 各年度4月1日時点でお答えさせていただきます。令和2年度までは発達支援児の待機児童はおりませんでした。令和3年度には6人、令和4年度1人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をさせていただきます。 先ほど施設数、保育士数も確認したのですが、増えているのですが、なぜ発達支援が必要な児童の待機数がゼロにならないのか。令和4年度が1人ですか、令和2年度がゼロ、令和3年度が6人と。待機児童はなぜゼロにならないのか、その辺を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市では、発達支援が必要な子供について早期の支援を行うため、診断や障害者手帳の交付がなくとも発達の遅れや発達の偏りがあり、頻繁に保育士の介助や支援が必要と見込まれる児童を保育所等において支援の対象児童としており、年々対象児童が増えております。また、認可保育園へ入所調整を行う際には、保護者が入所を希望する園へ児童の特徴を伝え、加配職員の調整などをお願いしながら入所調整を行っているため、保育士が採用できた際に入所を受け入れたいなどといった理由から待機となっている状況でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、④保育所・保育園等を巡回する心理士の現状(人数・心理士一人当たりの受持ち園の数・月の巡回数)を令和3年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育所等へ巡回相談を行う心理士の人数は4人で、1人当たりの受け持ち園数は約32施設、1人当たり一月の巡回回数は約13回となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 令和3年度12月定例会一般質問答弁で「支援の充実に取り組む」とありましたが、本員は今の支援方法では限界ではと思われるんですが、当局の見解を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和3年度については、心理士4人の定員に対し2人の欠員があり、保育現場のニーズに十分対応できていない状況もございましたが、令和4年度は心理士4人と保育士3人の体制で巡回相談を行うとともに、必要に応じて発達相談窓口「こねくと」とこども発達支援センターの心理士2人も巡回の相談のサポートに当たり、支援の充実に努めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、(3)家庭保育児世帯へ訪問を行う子育て家庭支援訪問事業について以下で伺う。 ①家庭支援訪問事業の課題と成果を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 子育て家庭支援訪問事業の課題につきましては、潜在的な子育ての悩み、不安を抱えた世帯の把握方法や、コロナ禍での感染対策として訪問以外のアプローチの工夫、そして人員体制などが挙げられます。成果としましては、相談に応じた窓口案内や子育て施設の同行支援により、子育て支援センターや地域の子育て交流の場などの利用につながっております。また、保健師等の専門職と連携を図ることで保護者の相談に応じ、適切な支援提供につながっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。
    ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 家庭や訪問支援の目標値と訪問率を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、保育士1人で訪問を行っているため、訪問目標値は家庭保育世帯のうちイヤイヤ期など、より子育ての悩みを抱えやすい年齢児世帯を中心に年間360件としております。そのうち訪問や電話による対応ができた件数は287件で、割合は79.7%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問事項2.放課後児童健全育成事業(学童)について伺いたいと思います。 質問の要旨(1)放課後児童クラブについて以下を伺う。 ①放課後児童クラブの公設公営・公設民営・民設民営の数と受入児童数を小学校区で伺います。これは児童総数と上位3校でよろしいですので、お願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和4年度の放課後児童クラブ54か所のうち公設公営は2か所、公設民営は5か所、民設民営は47か所となっており、受入児童総数2,059人のうち多い順に、宮里小学校区244人、高原小学校区230人、美東小学校区196人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 放課後児童クラブの受入施設が54施設だと。この54施設の受入数はたしか2,059人とおっしゃっていましたか。施設数が妥当かどうか伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 各クラブの受入数でございますが、面積により定員が決められており、定員を超える希望者がいるクラブもあれば、定員割れのクラブもございます。例年5月頃に確認する待機児童数等を基にニーズを把握し、民設民営のクラブを増やすなど、受入数が適正となるように努めています。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②放課後児童クラブの発達障がい児・発達が気になる子の受入数を、平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 御質問の受入人数は、平成30年度は52人、令和元年度78人、令和2年度98人、令和3年度116人、令和4年度121人でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続いて、③放課後児童クラブの発達障がい児・発達が気になる子に対する支援員数を、平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 発達支援員につきましては、障がい児担当職員配置に係る補助金を活用し配置されており、市が主催する障がい児担当者向けの研修を受講した方がその対象になります。平成30年度は71人、令和元年度87人、令和2年度111人、令和3年度117人、令和4年度は122人でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、再質問いたします。 平成30年度から令和4年度で発達が気になる子の待機児童数(キャンセル数も含む)を伺いたいのですが、市民の方から学童に入れたいと。ところが待機ですということを受けたが、「待機であれば待てば入れるんですか」と聞いたら、「いや、もう待機になると入れない確率が高いです」ということを言われたと。そこで「待機はせず、キャンセルをしました」という声がありましたので、実際待機児童のキャンセルが把握できているかどうかは分からないのですが、その辺を教えてください。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 毎年5月頃に調査しているものではございますが、平成30年度は2人、令和元年度はいらっしゃらなくて、令和2年度1人、令和3年度もなし、令和4年度6人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再度確認なのですが、この中にはキャンセルも含まれているわけですよね。キャンセル数は把握できずに、実際の数の答弁ということですね。分かりました。 では、再々質問をいたします。先ほどあった支援以外の支援方法を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 放課後児童支援センター(ASSC)の作業療法士2人により児童クラブを巡回訪問し、発達支援相談などの支援を行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして通告書4ページ、質問事項3.若年妊産婦について伺いたいと思います。 質問の要旨(1)若年妊産婦について以下を伺います。 ①若年妊産婦の推移を平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 それではお答えいたします。 若年妊産婦の推移についてですが、人口動態統計が公表されている令和2年までの数値でお答えさせていただきます。沖縄市の若年出産の推移は、平成30年は出生数38人、割合2.3%。令和元年は出生数38人、割合2.7%。令和2年は出生数26人、割合は1.7%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②若年妊産婦の居場所「ゆくるん」の利用状況を、利用者・利用者の子で平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 御質問の利用状況については、平成30年から令和3年度の実績でお答えいたします。平成30年度は利用者15人、利用者の子9人、令和元年度は利用者27人、利用者の子28人、令和2年度は利用者34人、利用者の子39人、令和3年度は利用者42人、利用者の子43人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③若年妊産婦への資格取得支援を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 若年妊産婦への資格取得支援につきましては、地域若者サポートステーションなどの就労支援機関を活用し、職業訓練や資格取得講座、パソコン講座などの情報提供やつなぎを行うほか、子供の預け先の相談も行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、④若年妊産婦への就学・就労支援数を、平成30年度から令和4年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 御質問につきましては、平成30年度から令和3年度の実績でお答えさせていただきます。 まず、就学状況は、平成30年度は通信・定時制・全日制高校通学中7人、高校卒業2人。令和元年度は通信・定時制高校通学中7人、高校卒業9人。令和2年度は通信・定時制高校通学中6人、高校卒業10人、通信の専門学校通学中2人、専門学校卒業1人。令和3年度は通信・定時制高校通学中13人、高校卒業6人、全日制・通信の専門学校通学中2人、専門学校卒業1人、夜間の大学通学中1人となっております。 次に、就労状況についてですが、平成30年度はアルバイト3人、令和元年度はアルバイト6人、令和2年度は正職員3人、アルバイト12人、令和3年度は正職員3人、アルバイト19人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 令和2年、令和3年と正職員が増えてきていると。お母さん方が本当に正職について子供たちを育てていければと思っています。アルバイトではなくて正職について、自立して子供たちを育てていければと思いますので、これからまた御支援をよろしくお願いいたします。 続きまして、再質問をいたします。 就学、就労先は利用者の希望確認をされているかを伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 就学、就労先につきましては、利用者の希望を確認することから始めますが、具体的な就労先や希望職種を持っていないことが多い状況にあります。就学先としては、居場所の職員が調べた通信高校などの資料を基に、通学のしやすさや学費、家族の支援の状況等を確認しながら相談に応じております。また、希望職種については、ジョブカフェやグッジョブセンターおきなわなどの就労支援機関でどんな仕事があるのか、自分に合った仕事は何なのかを探すところから始めております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再々質問をいたします。 この若年妊産婦の利用者の就労希望先には民間企業の協力が必須と思われるが、現状を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 現状では、利用者が就労を希望した場合、グッジョブセンターおきなわなどの就労支援機関に同伴し、就労支援機関への利用者登録、仕事探し、履歴書作成等の支援を行っており、民間企業からの協力も仰ぎたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 こどものまち推進部長、ぜひとも民間企業の協力を得られるよう、また就労につながるよう、ぜひお願いいたします。 続きまして、⑤若年妊産婦の居場所「ゆくるん」の利用期間後の支援を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 若年妊産婦の居場所は、利用者の子供が3歳を超えると卒所となります。居場所では利用期間後のことも考え、困ったときに相談ができる力をつけたり、様々な手続書類の作成などもできるように支援しております。また、利用期間終了後の困ったときなど、いつでも連絡をするように声かけを行っており、実際に居場所を訪ね、相談している様子も見られます。居場所のほかに利用期間後の支援先としては、子育て世帯包括支援センター「結ぽ~と」などがございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、⑥性的虐待による若年妊産婦への対応を伺いたいと思います。 実は市民の方から、大分前の話なのですが、30年以上とはおっしゃっていたのですが、母親のパートナーから子供が性的虐待を受けていたと。その方はそのパートナーに対して、「お前は叩かれるぞ」と。ウチナーグチでもっと強く本人は言ったらしいのですが、その後、その方々は引っ越ししてどうなったか分からないと。市民の方がおっしゃるには、現状、今沖縄市ではどうなっているか確認してもらえないかという声がありましたので、「若年妊産婦の件も含めてそれを確認してくれないか」ということだったので今回取り上げてみました。性的虐待による若年妊産婦への対応を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在本市において、性的虐待による若年妊産婦への対応を行っている事例はございません。児童の性的虐待につきましては、県の児童相談所が第一義的な対応を行うこととなっておりますので、該当する事案を確認した際には、コザ児童相談所に速やかに通告し、関係機関の連携により支援することとなっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 子供が性的虐待を受けていても、パートナーから母親もDVを受けている可能性があると。また、DVを受けてこのパートナーの支配下に置かれていて、母親もどこにも何も話ができないと。そういうことがあった場合、母親への対応も伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 性的虐待を受けた児童の母親がDVを受けているという複合的な事案を確認した際には、こども相談・健康課の女性相談員が対応することになっております。一人で悩まず相談するよう、母親に電話や来所での相談を促し、母親自身の自己決定権を尊重しつつ、そのニーズに応じ、関係機関などと連携の上、相談支援を行うこととなっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 行政の方が母親と連絡を取っているとパートナーの方に分かってしまうと、もっとDVなり、虐待なりがエキサイトしてしまうということも考えられることもあると思います。この関係機関の中に自治会長なり、周囲の人たちの目が、やはり子供たちを一番近くで、間近で見られるのはその方々かと思いますので、その辺の方々も交えて話ができるのであれば、そこも考えてもらえればと思っています。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項4.障がい者雇用について伺いたいと思います。 この質問事項は、障がいを持った若者が現在就職をするために資格取得に頑張っております。本人が言うには、「沖縄市内に働ける会社があるかな」と、本人はとても悩んでおります。そこで下記の質問をいたします。 質問の要旨(1)障がい者雇用について以下を伺う。 ①市内民間企業で、障がい者を1人以上雇用しなければならない企業数を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 障害者雇用促進法では、民間企業において従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障がい者を1人以上雇用しなければならない規定がございます。市内民間企業における障がい者雇用状況につきましては、市ではデータを保有しておりませんので、ハローワーク沖縄が集約しております沖縄県中部管内11市町村の過去3年分の数値によりお答えいたします。障害者雇用促進法の規定に基づき、従業員を43.5人以上雇用している対象企業数は、令和元年が234企業、令和2年が241企業、令和3年が257企業となっております。また、障がい者数は、令和元年が1,188.5人、令和2年が1,269.5人、令和3年が1,309人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②市内民間企業の雇用状況の推移を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 市内民間企業における障がい者雇用状況につきましては、市でデータを保有しておりませんので、厚生労働省沖縄労働局が公表しております障がい者雇用状況の過去3年分の集計結果によりお答えいたします。 障害者雇用促進法の規定に基づき、沖縄県内において従業員を43.5人以上雇用している対象企業数は、令和元年が1,013企業、令和2年が1,014企業、令和3年が1,084企業となっております。また、雇用障がい者数は、令和元年が4,715人、令和2年が4,891人、令和3年が5,167人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 すみません、経済文化部長、①の答弁ではハローワーク沖縄が集約の沖縄県中部管内、②の答弁では厚生労働省沖縄労働局が公表の沖縄県内と。本員は、①では中部管内、②では沖縄県内と、とても市内の現状が分かりづらいわけです。何かしら市内の障がいを持った方々の現状が把握できる方法をもう少し検討していただけないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ③本市市長部局・教育委員会・上下水道局雇用状況の推移を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 伊佐 強議員の一般質問にお答えさせていただきます。 私のほうからは市長部局における雇用状況の推移について、令和元年度から令和3年度の雇用状況についてお答えさせていただきます。令和元年度の法定雇用数22人に対し19人、令和2年度32人に対し24人、令和3年度33人に対し27人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 伊佐議員の御質問にお答えいたします。 教育委員会における障がい者の雇用状況についてお答えいたします。令和2年度は4人、令和3年度は9人、令和4年度は7人を任用しております。 ○瑞慶山良一郎議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 こんにちは。それでは伊佐議員の一般質問にお答えをいたします。 障がい者雇用状況の推移について、過去3年間の雇用者数でお答えをいたします。上下水道局における障がい者雇用につきましては、令和元年度の法定雇用数1人に対し、実際の雇用数が1人。令和2年度の法定雇用数2人に対し、雇用数2人。令和3年度の法定雇用数2人に対し、実際の雇用数が2人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 すみません、少し本員の聞き方が、雇用が2.6%ということがあったと思うのですが、そこら辺の答弁までいただけるのかと思っていたのですが、人数での答弁だったので何%になっているかちょっと分からないところがあって、それが分かれば他市との比較を伺おうと思ったのですが、人数しかなかったので、次に行きたいと思います。 本員からすると2.6%にはまだ達していない状況かと思われます。この雇用した職員をいかに定着させていくかも課題かと思いますので、ぜひ再度職場環境を見直し、障がい者の雇用を2.6%まで持っていけるように、法定雇用率ですか、そこに持っていけるように、よろしくお願いいたします。 続きまして、④民間企業への障がい者雇用の働きかけを伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 障がい者雇用促進につきましては、本市の就労支援事業、通称ジョブカフェにおける相談支援業務や職場体験を通じて、障がい者雇用に対する企業の理解を深め就業支援につなげていけるよう、引き続き支援してまいります。また、ハローワークにおいて各種助成金の給付や専門相談員による定着支援も行っていることから、民間事業主に検討、活用していただけるよう周知に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 障がい者の雇用で経済文化部、教育委員会、上下水道部の部長の皆さんから答弁をいただいたのですが、障がい者のことですので健康福祉部も交えて、実際障がい者の方々がどうすればいいのかというか、仕事をしたい方々がいるのかどうかも含めて、この辺も健康福祉部と連携を取って、ぜひ達成していただきたいと思います。連携を取ってやっていってください。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時59分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 午前に引き続き、午後もよろしくお願いいたします。 それでは、質問事項5.認知症について。 質問の要旨(1)認知症について以下で伺う。 ①高齢者で要介護または要支援を受けている方のうち、認知症高齢者の日常生活自立度がⅡ以上の数を、平成30年度から令和3年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 65歳以上の高齢者で要介護または要支援を受けている介護被保険者のうち、認知症高齢者自立度がⅡ以上の人数につきましては、各年度3月末時点の実人数でお答えいたします。平成30年度3,664人、令和元年度3,713人、令和2年度3,721人、令和3年度3,677人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②各地域型地域包括支援センターに配置された認知症地域支援推進員への相談延べ件数を、高齢者人口と相談件数の多い上位2圏域について令和元年度から令和3年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 認知症地域支援推進員の相談延べ件数について、高齢者人口と相談件数の多い地域包括支援センター東部南と中部北の実績でお答えいたします。地域包括支援センター東部南の相談延べ件数は、令和元年度328件、令和2年度356件、令和3年度424件となっております。 続きまして、地域包括支援センター中部北の相談延べ件数につきましては、令和元年度163件、令和2年度190件、令和3年度560件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ちゅいしぃじぃプラン、第6次沖縄市地域保健福祉(活動)計画の資料編、90ページの圏域別人口構成によると、答弁の東部南と中部北の2圏域に関しては、令和7年度、令和12年度とも高齢者は増加傾向にあると。答弁の過去3か年でも認知症地域支援推進員への相談件数は増加していると。本員は、高齢者の人口が増えるということは相談件数も増えると推測するので、この2圏域に関しては認知症地域支援推進員の増員も検討していただきたいと思います。 続きまして、③認知症サポーター養成数を、平成30年度から令和3年度で伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 認知症サポーター養成講座における認知症サポーター養成数についてお答えいたします。 平成30年度694人、令和元年度1,120人、令和2年度320人、令和3年度310人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 認知症サポーター養成は、毎年1,000人を養成していくような感じだったのですが、令和2年度、令和3年度はコロナの関係で少なくなっているのかと。ぜひ認知症サポーターの数を、これからもまた当初の目標数に向けて取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、④認知症対応型共同生活介護施設の利用者数を、平成30年度から令和3年度で伺いたいと思います。
    瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 認知症対応型共同生活介護施設の平成30年度から令和3年度までの利用人数につきましては、各年度における利用延べ人数でお答えいたします。 平成30年度591人、令和元年度589人、令和2年度586人、令和3年度569人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 認知症対応型共同生活介護施設は、地域包括支援センターのように7圏域内に配置されているか伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 認知症対応型共同生活介護施設の設置につきましては、日常生活圏域として市内7圏域で設定しております。現在7圏域のうち、中部南地域を除く6圏域に各1か所の認知症対応型共同生活介護施設が整備されております。未整備となっていました中部南地域につきましては、現在令和4年度中の開設予定を目指して整備を進めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。以前この質問をしたときには令和5年度内にということだったのですが、令和4年度、少し進んでいるのかなと思います。ぜひ7圏域に一つずつ配置できるよう、また、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項6.健康寿命について。 質問の要旨(1)健康寿命について以下で伺う。 ①市内の男女別平均寿命の推移を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 本市の男女別平均寿命の推移につきまして、厚生労働省における市区町村別生命表によりお答えいたします。 2005年、男性78.2歳、女性85.6歳。2010年、男性78.9歳、女性86.5歳。2015年、男性80.4歳、女性87.2歳となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②市内の男女別健康寿命の推移を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 まず、健康寿命とは日常的、継続的な医療・介護に依存しないで自立した生活ができる生存期間のこととなっております。本市の男女別健康寿命の推移につきまして沖縄県保健医療部、沖縄県市町村別健康指標によりますと、2010年、男性76.53歳、女性81.82歳。2015年、男性78.64歳、女性83.39歳となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時13分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時13分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 健康寿命の県内類似市との比較を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 沖縄市と類似市の健康寿命についてお答えいたします。 沖縄市と類似の健康寿命につきまして、2015年で比較しますと、男性は沖縄市78.64歳に対しまして、うるま市77.48歳、浦添市79.01歳となります。女性につきましては、沖縄市83.39歳に対し、うるま市82.96歳、浦添市84.26歳となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③健康寿命を延ばす対策を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 本市におきましては、健康寿命の延伸を目標とした健康づくり計画「ヘルシーおきなわシティ21」に基づき、様々な取組を行っております。主な施策として、健診受診や保健指導等を柱とした生活習慣病の発症予防、重症化予防、また、子供から高齢者まで各世代ごとで行う食育推進、運動習慣、介護予防などの生涯を通じた健康づくりなどが挙げられます。本市では、今後も健康的な生活習慣の確立に向けた情報提供、講座、健康相談などの支援を行うとともに、地域と連携し、市民一人ひとりが御自身の健康を守るための取組を支える社会環境の整備を図ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。沖縄市も平均寿命も延び、また健康寿命も延びていると先ほどの答弁でありましたが、さらに平均寿命も健康寿命も延びるよう、よろしくお願いいたします。 続きまして通告書5ページ、質問事項7.沖縄こどもの国の機能拡充について。 質問の要旨(1)ライトアップ(夜間開園)について以下で伺う。 ①ライトアップ整備工事費の沖縄市負担総額を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 それでは、伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 今年度発注するライトアップ整備に係る事業費は、約12億円となっております。そのうち8割の9億6,000万円が沖縄振興特定事業推進費の補助をいただいております。また、補助金を除いた残り2億4,000万円につきましては全て起債対象となっており、起債につきましては約50%が交付税措置の対象となっており、市の負担は約1割と見込んでいるところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②ライトアップ整備工事内容(期間・工事内容等)を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 今年度実施するライトアップ整備に係る工事につきましては、メインゲートの演出照明をはじめ、既存区域を安全かつ、誰にでも分かりやすい動線を示す演出照明を予定しているところでございます。また、水辺を生かした演出として、水中園路を中心とした照明演出のほか、ライオン舎やヤクシマサル舎など、夜の動物園としての演出をさせていただいております。工事期間につきましては、照明制御盤が令和5年3月完成を予定しており、1工区から3工区は令和5年7月の完成を予定しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③ライトアップによる夜間開園の開園日を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の夜間開園につきましては、今年度に策定を予定しております「沖縄こどもの国ソフト計画」において、開園時間や開園日数、夜のコンテンツ、運営体制及び集客手法などについて総合的に勘案しながら、来園者のニーズに応えていけるよう検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、④ライトアップによる夜間開園に至った、一か月の来園者見込数を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 夜間開園につきましては、現在夏休みに開園しているサタZOOナイトで約2,000人から3,000人の来園者がございます。そのことから、新たな夜間開園につきましても同等程度の来園者数が見込まれると想定しているところで、新たな夜の開園では、新規コンテンツや飲食、物販といったサービスを提供することによるさらなる誘客を図ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ⑤ライトアップによる夜間開園時の、職員業務形態を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 夜間開園時の運営体制につきましては、来園者サービスの提供や施設の安全安心な管理運営が図られるよう、効率的かつ効果的な体制を検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、最後です。質問事項8.沖縄アリーナについて。 質問の要旨(1)沖縄アリーナの運営状況を以下で伺う。 ①令和3年度から令和4年度の稼働実績を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 それでは、沖縄アリーナについて御答弁をさせていただきます。 令和3年3月に供用開始をされてから、利用状況といたしましては、スポーツ興行として琉球ゴールデンキングスの公式戦のほか、FIBAバスケットボールワールドカップの予選、格闘技の「RIZIN」等が開催されております。イベントにつきましては、B'zなどのコンサートツアーのほか様々な職業体験ができるキッザニア、そのほかにも試験会場、企業の式典、パーティー、乳幼児健診、コロナワクチンの接種会場としても活用されております。令和3年度の実績といたしましては、イベント開催件数が75件、延べ来場者数が16万9,252人となっております。また、令和4年度の4月から9月までの実績といたしましては、イベント開催件数が46件、延べ来場者数が17万2,402人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②令和3年度から令和4年度の稼働率を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、新型コロナウイルスの影響を受けながらの運用ではございますが、令和3年度の稼働率は約27%でございました。また、令和4年4月から9月までの稼働率は約41%との報告を受けております。今後につきましてもコンサートやイベント等、様々な興行が予定されており、多くの皆様方に沖縄アリーナを楽しんでもらえるよう、新型コロナウイルスへの対応に注視しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)沖縄市観光振興基本計画のP64に記載されている「観光客等が市内の中心市街地等で宿泊・飲食・回遊できるしくみの整備」について以下を伺いたいと思います。 ①平成29年から令和3年までの5年計画の整備状況を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市の地域資源を生かした観光振興に向け、平成29年度から令和3年度までの5か年計画として、沖縄市観光振興基本計画を策定しております。当該計画において施策の方向性の一つに沖縄アリーナの活用を位置づけ、アリーナを訪れる観光客等が市内の中心市街地等で宿泊、飲食、回遊できる仕組みの整備に取り組むこととしておりました。当該計画に基づき、令和3年度までに市内回遊を図るためのツアー造成や地域関係者とのネットワーク形成、回遊に向けた検討会の実施、沖縄アリーナと合わせた市内の観光情報発信等に取り組んでまいりました。具体的にはスポーツツーリズム実証業務として、沖縄アリーナと本市の文化体験を連動したツアー造成に向けた取組のほか、コロナ禍の影響により中止になってしまいましたが、令和4年1月に予定されておりました「Bリーグオールスターゲームパブリックビューイング」など、沖縄アリーナと連動したまちなかへの誘客イベントについて、周辺地域や商店街の皆様と連携して取り組むとともに、沖縄アリーナからの回遊性を図る勉強会を実施し、市内の飲食や宿泊事業者、沖縄こどもの国や東南植物楽園などの観光関連事業者、商店街やプロスポーツチームスタッフなど、幅広い分野から御参加いただいており、協議を重ねるなどしてまいりました。 今後につきましても地域関連機関と連携し、沖縄アリーナから地域経済の活性化を図る取組を進めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 経済文化部長、過去5年間の沖縄市観光基本計画は今、第2次沖縄市観光基本計画だと思うのですが、沖縄アリーナももうできているので、地域の経済が活性化できるよう、ぜひ御尽力願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)沖縄アリーナ運用後の周辺地域への影響を以下で伺う。 ①周辺地域への成果を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 周辺地域への成果といたしましては、令和3年11月にはミュージックホテルコザが開業し、その翌月12月には沖縄アリーナの徒歩圏内に、ホテルグランアリーナが開業しております。さらに、令和5年の開業を予定としているコザ運動公園サッカー場跡地への新たな宿泊施設の建設が進められている状況でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②周辺地域への課題を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現状、イベント開催日に周辺地域において、路上駐車や迷惑駐車が多いとの声が届いているところでございます。現在、女子学園跡地において、駐車場整備に向けた取組を進めているところであり、整備完了後は路上駐車や迷惑駐車が一定程度緩和できるものと考えております。しかし、その間におきましても、イベント主催者にはシャトルバスの運用などソフト対策を要請するとともに指定管理者など関係機関と連携しながら、どのような対応が可能か意見交換をするなど、周辺地域に御理解いただける対応が必要だと考えているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 先ほどの答弁で、令和3年度稼働率が27%、イベントが75件、延べ来場者数が16万9,252人ですか、女子学園が駐車場は1,400台でしたか、造られるということなのですが、現状、今沖縄アリーナから北谷側、山内、南桃原ですが、その辺の企業の皆さんは自分たちで看板を造って、ここは沖縄アリーナの駐車場ではありませんとか、警備員をたてるとか、本員はこれは沖縄市の経済活性化がされているのかと疑問なのです。この企業の皆さんは自分たちでお金を払って看板をつくるなり、警備員を雇ってそこに配置しているわけです。もしかしたら諸見の中でも違法駐車があるのかと、先ほどの答弁でも路上駐車が多いとの声があると、路上駐車や迷惑駐車が改善できるようにということだったのですが、ぜひ本当に沖縄アリーナができる前から全島のときでも諸見周辺には迷惑駐車があるという声が多々あって、それを何度も本員も沖縄アリーナが出来たら、また迷惑駐車が増えるのではないかという改善を望むということを申し伝えていたのですが、ぜひ本当にこの企業の駐車場も使わない、皆さんが本当にシャトルバスなり自分たちで駐車場を使うなりしてやってもらって、沖縄アリーナが本当に出来てよかったと市民の皆さんが、そこでまた会社経営している皆さんが本当によかったという声が上がるようにしていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 最後に質問の要旨(4)エイサーin沖縄アリーナについて以下で伺う。 ①来場者数を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 10月8日土曜日及び10月9日日曜日に開催されましたエイサーin沖縄アリーナにつきましては、準備期間が大変短い中、議員の皆様をはじめ多くの方々の御尽力の下、土曜日に7団体、日曜日に8団体の計15団体、総勢約600人の方々に演舞していただき、御来場の皆様をはじめ多くの皆様に御好評をいただきました。入場チケットにつきましては沖縄市民等の招待席では土日合わせまして、1万786席を配布しております。また販売席につきましては、土日合わせまして1,835席分のチケットを購入していただきました。実際に御入場いただいた観客数につきましては、現在集計中ではございますが、速報値として8日土曜日が4,112人、9日日曜日には4,750人、2日間で合計8,862人の方々に御来場いただいております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②シャトルバスの運行状況を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 シャトルバスの運行状況についてお答えいたします。 エイサーin沖縄アリーナのシャトルバスの運行状況につきましては、イオンモール沖縄ライカム、泡瀬漁港、美原にございます沖縄県中部合同庁舎、沖縄アリーナの4か所に発着所を設置し、14時から21時半まで約20分間隔で、合計10台のバスを運行し、延べ5,267人の方に御利用いただいております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③周辺駐車場の利用状況を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 エイサーin沖縄アリーナ開催時の周辺駐車場の利用状況につきましては、コザ運動公園内の駐車場を関係者駐車場及び出店屋台の会場として使用いたしました。民間の駐車場とコザ運動公園以外の駐車場の利用状況につきましては、把握をしておりません。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 周辺への迷惑行為、迷惑駐車などの苦情の有無を伺いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 会場周辺への迷惑行為、迷惑駐車場につきましては、イベント中の対策といたしまして、沖縄市の広報車を使用し、1日3回15時30分、16時30分、18時に運動公園周辺の巡回及び迷惑駐車防止のアナウンスを行うとともに自転車による巡回を1時間ごとに1回実施して対策を行ってまいりました。苦情の有無につきましては、沖縄全島エイサーまつり実行委員会事務局及び沖縄市観光物産振興協会ともにイベント当時の苦情はなかったとの報告を受けております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 8日、9日と本員も沖縄アリーナに行かせていただいたのですが、来賓の方々が南桃原、山内のほうに歩いていくわけです。シャトルバスはだるまそばのほうに向かって止まっていたと思うのですが、この方々が一体どこに車を止めているのか、徒歩で来られたのかというのと、もう向こう側に渡っていく人の姿を見ると、お願いだから迷惑駐車はしていないでくれよとか、そういうことを思っていまして、今苦情の連絡はないということなのですが、ぜひできれば周辺地域の皆さんの声も聞くように、何かしらアンケートか何かできればと思っていましたので、ぜひよろしくお願いいたします。それと私事なのですが、日曜日に参加させていただいて、クーラーがついているところでやるとさすがに涼しくて、いつもは衣装が汗でびちゃびちゃになるのですが、今回は涼しくさせてもらい、また、一緒に出た後輩たちも笑顔でやっていたので、とても楽しくさせていただきました。本当にありがとうございました。また、今回もありがとうございました。お疲れさまです。これで伊佐 強終わりたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で伊佐 強議員の一般質問を終わります。 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 皆さん、こんにちは。9月11日、沖縄市議選で初当選しました仲吉信勝です。みんなと仲良しです。よろしくお願いをします。過去2回落選しました。今度は3回目で無事当選を果たすことができました。本員は子供たちと関わる機会も多くて、子供たちに諦めないということも教えてあげられたのではないかと思っております。やはり議員になると市民の声を質問していきたいと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。まだ1年生ですので、先輩議員とも仲良くしながら友達も100人作るぐらいの気持ちで頑張りますので、4年間よろしくお願いします。では早速、質問に入ってよろしいでしょうか。 6ページ、では質問事項に入ります。質問事項1.建設行政について。 質問の要旨(1)側溝の土砂除去について。 ①古謝のGenテニススクール沖縄校前、沖縄市古謝1丁目4-30から北へ200メートルの区間、歩道の側溝に土砂が大量にたまり、排水が流れず歩道に土砂が上がって歩行者や地域住民が迷惑をしている。雨が降るたびに古くから歩道に張っているのりの上を歩くと転倒の恐れもあり、歩行者は車道に降りて歩行する。それを回避する状態です。しかし車道に下りて歩くということは大変危険だと思われますが、当局の見解をお伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 こんにちは。よろしくお願いいたします。仲吉信勝議員の一般質問にお答えします。 議員御指摘の箇所につきましては、市道大里古謝沿線沿いに隣接する民有地から道路側溝への土砂流入により道路側溝から溢れ出した土砂が歩道へと流れ込み、歩行者が歩きにくい状況となっております。現場の状況を踏まえまして、歩行者などの安全確保と合わせ、道路側溝の機能改善に向け、市道に隣接する土地所有者の方々に対し、土砂が市道へ流出しないよう対策についての助言、指導を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。続きまして、②早期に土砂の除去を求めます。当該箇所は土砂が流れてくるたびに住民の方が土砂の片付けをしているようです。この住民の方は、家の前の歩道に土砂が流れてこないようにコンクリートでこの流れを変えようかという話しもしていますが、早めの土砂の除去が可能かどうかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 市道に隣接している民有地から流出した土砂の撤去につきましては、歩道への土砂流出の対策に向け、まずは土地所有者の方々への助言、指導を行いながら歩行者の安全確保に向け、取り組んでまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。質問の要旨(2)側溝の大きさが雨水の排水に適しているか。 ①土砂が流れ込んだ側溝は、当該箇所の前で直角に曲がっています。この車道の下に埋設された本管の排水管につながっていると思われます。 しかし側溝から本管には、小さな塩ビパイプで繋げてあり、目視でも確認できます。側溝の拡張、排水管の拡張工事などを計画しているかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 通常、雨水排水路の設計につきましては、その周辺に降る雨量に応じて側溝の断面が決められておりますが、当該路線については排水路の断面不足による側溝からの雨水の流出が確認されていないことから拡張工事などの計画はございません。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。質問の要旨(3)斜面からの土砂の流出について。 ①側溝の土砂は、Genテニススクールからの北向け左手の斜面から流れてきたと判断されます。斜面には墓地が幾つかあり、その墓地と墓地の間から雨水が流れて土砂が側溝にたまっていると考えますが、当局の見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 市道の側溝に堆積した土砂につきましては、雨水時において、隣接する民有地から流出したものと考えております。先ほども御答弁申し上げましたとおり、市道に隣接する土地所有者の方々に対して、土砂が市道へ流出しないよう対策についての助言、指導を行ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。続きまして、質問の要旨(4)土砂流出の対策について。 ①斜面には草木も多く生い茂っており、最近は墓地建設業者が重機を使い草木の除去をしているようですが、重機を使うことにより土もむき出しになっています。その土の流出防止の対策を役所が出来ているのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。
    ◎比嘉直樹建設部長 こんにちは。仲吉議員の一般質問にお答えいたします。 赤土等の流出防止対策につきましては、沖縄県赤土等流出防止条例に基づき、事業行為を行う者が必要な措置を講じることとされておりますが、赤土等の流出が確認されれば、県からは事業行為を行う者へ対し、種子吹付等による強度保全などの流出防止の指導を行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。続きまして、質問の要旨(5)土砂崩れの可能性についてお伺いします。 ①同斜面には、墓地も増えてきており、その墓地の重みで土砂が沈んで土砂崩れを引き起こす可能性がないか、調査などをしているのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 土砂災害のおそれがある区域については、県において地形、地質、土地利用の状況等を調査し、土砂災害警戒区域等の指定を行っております。また、斜面地への墓地などの設置による土砂崩れ等の対策につきましては、基本的には墓地管理者等によって、適切に行う必要がございますが、地域の方などから土砂崩れの危険性などの通報があれば、本市でも関係部署で現地を確認し、基地管理者等へ安全性の確保の指導や助言などを行っているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。今度は別の場所なのですけれども、質問の要旨(6)斜面からの土砂の流出その2です。 ①古謝公民館から北へ500メートルの左斜面から土砂が流れて、歩行者も車道を歩かないと進めない状態です。歩道には草も生い茂って一部は完全に塞がって、歩行者が通れない状態になっています。役所の対応をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 古謝公民館付近からうるま市方面へ向かう古謝公民館線の歩道の一部区間において、雑草が繁茂し、歩きにくい状況となっておりました。去る9月には除草作業を実施しており、現在は歩行に支障がない状態となっております。今後、民有地の土砂が市道へ流出した状況が確認できた場合には、土地所有者への対策の助言、指導を行ってまいりたいと考えており、引き続き、適切な道路の維持管理に向け取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。本員も車でよく学校などの周りを回りながらこういう道路関係をよく見て回るのですけれども、今回この場所が本当に生い茂った草も刈られてきれいになっていると確認しました。やはり定期的に草を刈るということになると、やはりこの草が影になった部分の水が乾かない状態で、そこにのりが発生するということがありますので、定期的にまたこの草の除去作業もお願いしたいと思います。 続きまして、質問の要旨(7)道路側溝の蓋の音が鳴ることについて。 ①泡瀬5丁目18-32前の側溝のフタについて、そこを通行する車両が側溝の上を通過するたびにカタカタと大きな音が響き渡り、地域住民から夜も眠れないと相談がありました。当局の見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 泡瀬5丁目18-32付近の住民の方から、市道泡瀬第三9号線に設置された側溝の蓋が、車両が追加するたびに音鳴りがすると相談がございました。そのため側溝の蓋の上にポストコーンを設置し、車両の通行を制限することにより、音鳴りの軽減策を実施したところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。②役所が側溝の蓋に8本のポールを立ててあります。この車がその上を通らないように設置をしたようですが、それによって、車の対面通行ができなくなりました。当局の見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 ポストコーンの設置につきましては、交通への影響を配慮して、車両が走行するアスファルト部分を避けて、道路側溝の蓋にポストコーンを設置しております。地域住民の意向を優先した音鳴りの軽減策を実施しております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。続きましての質問に入ります。③音をなくすための役所の対応をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 通常、通行車両は車道でありますアスファルト部分を走行いたしますが、道路幅員が狭い箇所や対面通行などによりやむを得なく側溝の蓋の上を車両が通行する場合がございます。通行に際して、音鳴りが生じることがございますが、完全に音鳴りを解消することは難しいと考えております。改めて現地を確認いたしまして、地域の意見も伺いながら対応を検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。やはり音が鳴る箇所というのは、住民からの苦情があったところだけではなくほかの住宅もそうだと思っておりますので、ぜひ早めの対処をお願いしたいところです。 ④8本のポールのうち、その1本は通学中の男子中学生が故意に足で蹴って壊したようです。子供の道徳心の欠如と思われますが、今後の教育の在り方についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 こんにちは。仲吉信勝議員の一般質問にお答えします。 現在、特別の教科、道徳の授業を要に学校教育全体を通して学校施設などの公共物を大切にする心も含めた道徳心を育成しています。また、このような事案が起こった場合は、学年集会や学校集会などを通して子供たちに公共物を大切にすることの指導も行っており、今後も学校教育全体を通して子供たちの道徳心を育成していきます。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。この場所の中学生、校長のほうとも少しお話をさせていただきました。この犯人捜しをするということではなくて、そういう子供たちに道徳心を教えてあげるというのは教育にも大切な事だろうと思います。よろしくお願いします。 続けます。質問の要旨(8)公園の外壁の剥がれについて。 ①さざなみ公園から泡瀬交番の間にある泡瀬海中道路跡緑地で、その歩道横の壁が高さ約60センチメートル、幅70センチメートルが数か所剥がれているのを確認しました。中には、これから剥がれるところもあります。当局の見解をお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 議員御指摘の泡瀬海中道路跡緑地の外壁は、さざなみ公園から泡瀬第三自治会までの道路沿い約300メートルの区間に設置された高さ約90センチメートルの擁壁でございます。擁壁は琉球石灰岩調の石積み風のモルタル表面仕上げを施しておりますが、これまで6か所のモルタルの剥離と一部に浮き上がる状況を確認しておりますが、原因につきましては現在調査中でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。この公園は本員もよく通るところであるのですけれども、まだ数年しかたっていないと思います。 ②側溝の音にしろ、外壁の剥がれにしろ、工事の施工に問題があったのではないかと考えますが、役所の今後の対応をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 外壁の剥離につきましては、今後、施工業者や設計業者と情報を共有しながら原因及びその対応策を検討してまいりますが、当面は景観に配慮し、同色のペンキを塗るなどの応急的な補修を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲吉信勝議員。 ◆仲吉信勝議員 ありがとうございます。今回、再質問のほうはちょっと遠慮させていただきますが、また、ちょっと本員のほうも勉強をしながら、今度の一般質問のときにこういうことをまた確認しながら、道路の異常などを発見できたら、また協力をよろしくお願いします。 また公園に関しては、この間、このさざなみ公園で水道の飲み水場の水漏れがあったということで、地域の住民から連絡があって、すぐに公園みどり課のほうが対応してくれて直してありました。大変ありがとうございます。今日の本員の一般質問はこれで終わります。今日は初日の一般質問で、新人の仲吉信勝を割当てしてくれて、ありがとうございます。これで本員の質問は以上です。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で仲吉信勝議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時04分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 日本共産党、前宮美津子です。9月11日に行われました知事選挙・市会議員選挙で玉城デニー知事の再選、そして本員、5期目の関門を突破することができました。市民の皆さんをはじめ、本員を支えてくれた皆さんに本当に心から感謝を申し上げます。事務局の皆さん、当局の皆さん、また4年間よろしくお願いいたします。では、一般質問に入る前に、所見を述べたいと思います。 北朝鮮が4日、弾道ミサイルの発射を強行いたしました。ミサイルは青森県の上空を通過した後、太平洋上に落下いたしました。弾道ミサイルを含め、北朝鮮による核兵器関連のあらゆる活動を禁じた一連の国連安全保障理事会決議に違反する暴挙です。事前の通告もなしに日本を越える弾頭ミサイルを発射したことは、航空機や船舶、地域住民を危険にさらすもので、国際社会の常識を逸した行為です。日本とアジア、世界の平和と安全を脅かす北朝鮮の軍事的挑発のエスカレートを厳しく批判し、断固抗議します。核兵器廃絶を求める国際社会の流れに逆行する核ミサイル開発とそれに関連する活動は断じて認められません。今回の北朝鮮の暴挙は日米韓3か国の軍事演習などに合わせたものと見られております。米韓両軍は8月、約4年ぶりの野外機動訓練を含む合同軍事演習を実施いたしました。9月には5年ぶりに日本海で米空母が参加した共同訓練も行っています。日米韓も日本海で5年ぶりに対潜水艦訓練をいたしましました。岸田政権が狙う「敵基地攻撃能力(反撃能力)」の保有をはじめ、軍事対応の強化が核ミサイル問題の解決につながらないことは明らかです。国際社会が協調して外交的対応を強めることが何よりも重要となっております。 世論調査では国民の6割以上が「反対」の声を上げるもとで、9月27日、岸田政権はあろうことか安倍晋三元総理の「国葬」を日本武道館で強行しました。岸田首相は、「国葬」は「故人に対する敬意と弔意を国全体として表す儀式」と言明しました。これは安倍氏に対する「敬意と弔意」を「国民全体で表す」ということになり、「敬意と弔意」を事実上強制するものであります。国の主人公は国民であり、法の下の平等を定めた憲法14条、思想・良心の自由を保障した憲法19条に違反することは明らかです。一片の「閣議決定」で憲法を覆す国にしてはなりません。岸田首相は安倍政治8年8か月を国葬の理由にあげました。憲法違反の「安保法制」を強行し、「アベノミクス」で格差と貧困をひどくし、消費税を10%へと二度も大増税したのは誰か。「森友・加計・桜を見る会」など、国政私物化にまみれ、反社会的カルト集団・統一教会とずぶずぶの癒着関係をつくり、最大の広告塔となったのは誰か。安倍政権こそ戦後最悪の政権だったことは誰の目にも明らかであります。「理不尽なことは理不尽」だと正義の声を上げ続けること。「民意」と「憲法」を無視する戦後最悪の安倍政治を国民に押し付ける岸田政権を退場させ、民主主義を国民の手に取り戻し、今こそ新しい政治の流れをつくるときであります。 それでは通告に従って、一般質問を行いたいと思います。9ページ、質問事項1.新型コロナ感染症市民影響について。 質問の要旨(1)新型コロナのワクチン・検査・支援体制についてお伺いをいたします。コロナ新規感染者は、ピークの第7波以降、減少してきておりますが、沖縄市でも1日に今現在5人、6人前後の陽性者が発生をしております。まだ収束には至っておりません。若い世代への3回目のワクチン接種率が思うように上がらない中、高齢者には4回目の追加接種券が発送され、ワクチン接種が開始をされました。そこでお伺いをいたします。 質問の要旨(1)①新型コロナ感染症の2022年1月以降の対応についてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 前宮美津子議員の御質問にお答えいたします。 2022年1月以降、新型コロナウイルス感染症変異株オミクロン株の感染拡大により、市内で実施可能なPCR検査の設置に関する市民の要望が増えておりました。それを受けまして、本市においては1月11日から31日の間、すこやか薬局を窓口とした沖縄市PCR検査業務を実施。また1月23日からは沖縄市保健相談センターにおいて、沖縄市指定PCR検査場を設置したところでございます。新型コロナウイルス感染症の感染者数については、それ以降、増加及び高止まりの傾向がずっと続いておりました。ピーク時の8月には、市民の新規感染者数は1日600人、月1万人を超える今までにない感染拡大となっております。本市としては、感染拡大時、新型コロナウイルスに関する市民からの相談及び自宅療養者支援、ホテル宿泊事業など、新型コロナに関する支援業務に対応する職員を増員し、平日及び土日祝日についても丁寧に対応をしたところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございました。専用の電話相談窓口は人数を増やして対応に当たったということですが、この問合せ状況はどのようなものかお伺いをさせていただきます。今までは本員たちのほうにもたくさん相談がありました。民間病院の発熱外来相談センター、そこの電話をよく紙に貼ったりして、何かあったときにはここに電話をしてくださいと相談者には紹介をしておりました。今回の専用電話相談窓口というのは、市民のほうにはどういう形で周知をされたのか、お伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 7月から8月にかけて、新型コロナウイルス感染症がこれまでにない感染拡大となり、沖縄県新型コロナウイルス感染症コールセンター、沖縄県中部保健所、市内医療機関などに電話が殺到し、非常につながりにくい状況が続いておりました。本市におきましても、新型コロナウイルス感染症の各種相談、PCR検査受検、医療機関受診の相談を受けるとともに、県や保健所、医療機関等に連絡ができない等の電話も数多くございました。市民への周知につきましては、広報紙また市公式ホームページ、LINE、Facebook等におきまして、新型コロナウイルスと疑われるときの対応、家庭内に陽性者が出たときの対応等、自宅療養者支援、宿泊事業などの支援事業等の情報を毎日掲載しております。また電話対応においては、感染拡大により混乱している市民の皆さんに対し、落ち着いていただけるようどこにつなげるのがいいのか、寄り添いながら対応をしたところでございます。しかし、実際、感染拡大のときにつきましては、市が案内した関係機関に連絡が取れなかったりするなど、なかなか大変な状況でございました。今後、新型コロナウイルス感染症の対応については、ピーク時の検証等を行い、次の感染対策につなげてまいりたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ②3回目のワクチン接種状況と4回目ワクチン接種の対象者の考え方についてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 こんにちは。前宮美津子議員の一般質問にお答えいたします。 本市の新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種状況については、9月27日現在、対象の12歳以上のうち6万2,772人が接種しており、接種率は50.66%となっております。また、4回目の接種対象者につきましては、4回目接種が始まった当初は、3回目接種完了から5か月経過した60歳以上の方と18歳から59歳で基礎疾患等を有する方が対象となっておりましたが、その後、18歳以上の医療従事者や高齢者施設従事者などが対象に追加されております。また、9月末より開始されておりますオミクロン株対応2価ワクチンの接種につきましては、初回接種完了から5か月経過した12歳以上の方が対象となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございました。今回、3回目のワクチン接種は若い方の接種率が低かったと、30%台というお話を聞いております。3回目は接種券は届いているけれども、なかなか平日仕事を休んでまで行きづらいという声もありました。今度4回目の高齢者に対する接種も始まりましたので、3回目がまだの若い人たち、若年層の接種率を上げるための市の取組はどういうものなのかお聞かせください。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 接種率が低調となっていることから、本市では広報車による街頭広報、接種勧奨はがきの送付、沖縄市青年団協議会や沖縄市事務委託者連絡会議での呼びかけ、あとは市民課の待合の椅子の背もたれの接種案内の掲示、その他、循環バスのラッピングやLINE、広報紙などを活用して周知してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ③介護施設、学校、保育所等の職員に対する定期的検査の実施状況についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 介護施設の職員に対する定期的なPCR検査の実施状況につきましては、県の事業として新型コロナウイルス感染症に感染した際、重症化が懸念される高齢者が利用する施設であることから、早期に感染拡大防止を図ることを目的に検査を希望する施設に対して、二週間に1回の定期的なPCR検査に加え、PCR検査を行わない週においては2回の抗原検査を実施しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 前宮議員の質問にお答えいたします。 学校の教職員に関しましては、定期的検査は実施しておりませんが、出勤前の健康状態の確認、検温、校舎内に入る際のアルコールでの手指消毒を行うなど、各学校は新型コロナウイルス感染対策の徹底に努めております。また、本人に発熱や風邪症状がある場合や、家族に陽性者がおり濃厚接触者となった場合は、出勤停止の措置を取っており、国や県の方針に従い、状況に応じた自宅待機期間の設定、PCR検査、抗原検査キットの活用などの規定を定めております。例えば陽性となった場合、無症状の場合、検査キットによる検査で陰性を確認した場合など、状況に応じた自宅待機期間の早見表などを配布するなどの周知を行っております。さらに自宅待機期間などに教師と学校とをICT機器でつなぎ、リモートでの朝の会、帰りの会、そして授業を行うなどの取組も始まっており、教師が安心して自宅待機できる環境整備を進めております。今後も学びを止めないという視点を持ちつつ、感染対策に取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 保育所職員に対する新型コロナウイルス感染症の定期的検査につきましては、沖縄県の事業として保育園、幼稚園など職員に向けてのPCR検査が実施されております。コロナの流行状況によって、期間の変更はございますが、職員1人当たり2週から3週に1回程度を目安に行っていると伺っております。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございました。細かい御報告ありがとうございました。 続きまして、④県が実施する市内の無料検査センター等の対応はどうかお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 県が実施している市内の無料PCR検査場については9月末現在で11か所ございます。なお、9月以降、新規陽性者の数が減少傾向にあることから沖縄市保健相談センターにあります指定のPCR検査場につきましては、かなり利用の回数も減っている状況でございます。さらに市中での抗原検査キットの購入も容易になっていることから、同検査場については10月末にて休止する方向で調整をしているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございました。無料検査センターは、今どうなってしまったのかは分からないような状況にありましたが、9月末現在で11か所設置されたと。そして沖縄市保健相談センターにありますPCR検査所につきましては、現在は当初の状況と比べ民間PCR検査及び医療機関の検査受入れ状況の改善が見られたということであります。抗原検査キットの購入も容易になったという答弁でありました。ぜひ、市民からのお問合せには現在の情報を的確にお伝えいただきたいと思います。部長のほうからは、停止ではなくて休止だという報告がありました。ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。 では続きまして、質問事項2.中小・零細業者支援対策について。 質問の要旨(1)消費税のインボイス制度についてお伺いをいたします。2019年10月から消費税が10%に引上げられ、それに伴い4年後の2023年10月にはインボイス適格請求書が導入されることになり、国税庁は昨年10月からこのインボイスを発行するための事業者登録を開始するなど、導入に向けた準備を始めております。これまで年間売上が1,000万円以下の小規模な事業者については、消費税の納税が免除されておりましたが、インボイスが導入されれば、本則課税の取引からインボイスの発行を求められれば、取引から排除されないためにも登録事業者になっておかざるを得ないという声があります。また、フリーランスと言われる働き方をしている方たちは個人タクシー、芸能関係者、ヤクルトの配達員、電気・ガスの検針員、あるいは全国に70万人いると言われるシルバー人材センターの会員も消費税法の事業者です。10%の増税の直後にコロナ禍が発生し、日本経済は深刻な打撃を受けております。インボイス導入の認知も免税事業者ほど周知が必要とされております。廃業の増加や地域経済の衰退に拍車をかけるおそれがあるインボイス制度について、沖縄市はどのようなお考えをお持ちでしょうか。 ①インボイス制度に対する市の認識をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 前宮美津子議員の一般質問にお答えいたします。 消費税10%への引上げに伴い、消費に課税されている消費税率、消費税額を請求書内で明記する適格請求書インボイス方式が令和5年10月1日から採用されることになりました。インボイス制度は仕入税額控除を受けるための新たな制度で、正式名称は適格請求書等保存様式となります。インボイス制度は、この記載義務を満たした請求書によって消費税を計算し納付する制度でございます。導入後は、制度が変わりますので、消費税を納める必要のある企業や個人事業主、また免税事業者にも影響があると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ②免税業者、フリーランス、シルバー人材センターなどにどのような影響があると考えるか。また市の対応をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 インボイス制度の対象となるのは、消費税の課税事業者となっております。消費税制度では年間課税売上高1,000万円以下の個人事業主、シルバー人材センター会員などの小規模事業者につきましては、免税措置が設けられております。制度が導入されますと、例えば免税事業者であるフリーランスやシルバー人材センターの会員は、インボイスを発行できないため、シルバー人材センターとして配分金にも係る仕入税控除を行うことができなくなるといった影響が出てくることも考えられます。そのため、本市内におきましては、インボイス制度の勉強会を沖縄市商業活性化推進協議会主催で1回、銀天街で2回、沖縄商工会議所主催でも1回開催しております。また、今後も商工会議所主催で11月に1回、税務署主催で11月に2回の勉強会を予定しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 免税事業者が課税事業者に変わるために市内の事業者にも大きな影響があると。個人事業者のうち、国の統計ではおよそ8割が免税事業者ということであります。沖縄市でもほぼ同じような割合でいけば、多くの免税事業者の方たちが影響を受けるだろうという認識であります。一般論で構わないのですけれども、免除事業者もいろいろあると思います。どういう御商売をしている方がインボイスの対象になっていくのか、御説明をしていただきたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 インボイス制度の対象となりますのは、商売の種類ではございませんで、消費税の課税事業者となります。消費税制度では年間課税売上高1,000万円以上の個人事業者、シルバー人材センターの会員などの小規模事業者につきましては、免税措置が設けられております。また、免税事業者であっても課税事業者を選択することで、インボイス(適格請求書)を発行できる適格請求書発行事業者の登録を受けることが可能となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時32分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時33分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 失礼いたしました。では次に進んでまいります。 ③インボイス制度の導入中止を国に働きかけるべきだと思うがどうか。お答え願いたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市といたしましては、令和5年10月に始まるインボイス制度に市内業者の皆様がスムーズに移行できるよう制度の勉強会を開催するなど、税務署、商工会議所とも連携を図りながら周知に努めてまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 今、役所のほうでもチラシを発行していると思います。チラシなども置いてある窓口で直接、御相談される方もいらっしゃるかと思います。市民に寄り添うということで、しっかり対応を取っていただきたい。インボイス制度によって困ってしまうような市民の方、事業者の方がないように的確な情報を、来年の3月までには個人で商売をしている人が判断しなければいけないことになりますので、情報提供は沖縄市のほうでもきちんとやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 では次にまいります。質問事項3.補聴器購入費助成について。 質問の要旨(1)高齢者への補聴器購入費助成制度の創設を求めてお伺いいたします。難聴は高齢者にとって、最も一般的な身体機能の低下の一つです。難聴者は日本では65歳以上で約1,500万人と推定をされており、日常生活に支障を来す程度とされる難聴者は70歳の男性で5人、6人に1人、女性では10人に1人程度との調査結果が報告をされております。2017年に開かれた認知症予防の国際会議、アルツハイマー病協会国際会議では認知症の修正可能な9つのリスク要因の一つに難聴が上げられ、難聴により脳に入ってくる情報が少なくなることが脳の機能低下につながり、鬱病や認知症につながるとも指摘をされております。加齢性の難聴を年のせいだと片づけるのではなく、介護予防の観点からも必要な対策を取るべきではないでしょうか。そこでお伺いをいたします。 ①県内の実施状況と加齢性難聴に対する市の認識をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 高齢者への補聴器購入費助成制度の県内での実施状況でございますが、那覇市において実施しているところでございます。その内容につきましては、補聴器本体1台分の購入費として1人2万5,000円を上限として実施していると聞いております。 次に加齢性難聴についての認識につきましては、耳の老化による生理的な変化によって、耳の聞こえが悪くなった状態であり、聞こえづらさを感じたときには耳鼻科へ受診し、専門医に相談することが大切なことだと認識しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ②加齢性難聴に対する相談窓口の設置と無料聴力チェックを求めるがどうかお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 高齢者の総合相談窓口として、地域包括支援センターを本市では設置しており、その中で聞こえに関する相談を受けた場合は耳鼻科への受診を促しております。令和3年度において、生きがいデイサービス利用者223人に聞こえのアンケートを実施し、聞こえが悪くなったと感じても耳鼻科受診の必要性を感じていない人が6割と高いことが確認できております。そのことを踏まえ、聞こえのチェックリストによる早期発見と早めの病院受診の必要性について、地域包括支援センターパンフレットに掲載し、普及啓発をしているところでございます。今後は生きデイ等の高齢者の通いの場において、聞こえのチェックリストを活用し、聞こえが悪くなったと感じた方が、必要なケアにつながるよう取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ③医師会と連携した「ヒアリングフレイル」(聴き取る機能の衰え)を原因とした外出や交流の減少による心身機能の低下予防についての普及啓発について、お伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 本市におきましては、介護予防の普及啓発といたしまして、介護予防出前講座を実施しており、この中で耳の聞こえをテーマとした講座を設定しております。高齢者の通いの場などへの提案を行い、言語聴覚士による普及啓発に努めてまいります。今後はさらなる高齢者の介護予防の推進に向けて、中部地区医師会と情報交換を行うなど連携に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 本員はこの間、難聴支援とか補聴器の購入費補助制度を何度か質問で求めてまいりましたが、市のほうからの御答弁というのは3年に一度の高齢者の調査、暮らしの調査でも項目には入っていますけれども、難聴に対する意識啓発とか、具体的な沖縄市の施策などには何も反映されていないということが実感です。他府県では医師会などと連携をした制度の実施に向けた動きというのがいろいろ始まってきております。どこの自治体でも高齢者の難聴支援が生活の質の向上とか、フレイル予防にもつながるという考えで、この間どんどん広がってきております。改めて多くの自治体に広がっている高齢者への難聴器購入費助成制度、沖縄市では必要でないと。あるいは必要とお考えでしょうかお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 補聴器購入費助成制度の必要性につきましては、購入時の助成制度が全国的に徐々に増えてはいますが、まだまだ少ない状況であると認識しているところです。制度の在り方や助成事業の効果等を含め、先進地自治体の事例について調査研究し、それから判断する必要があるものと考えています。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ④県の包括補助を活用した補聴器購入費助成制度の創設についてお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。
    ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 この件につきまして、沖縄県に問合せたところ、現在のところ補聴器購入費助成に係る補助事業については確認できませんでした。今後も高齢者の聞こえに関する知識の啓発や聞こえにくさのある高齢者の現状把握及び県の補助事業等に関する情報収集をするなど、調査に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございます。県内では那覇市がこの制度事業を進めておりますが、他府県で神奈川県相模原市の例を申し上げますと、2022年度の予算案には介護予防モデル事業として住民税の非課税世帯で上限2万円ですけれども、予算は723万円計上されております。そんなに多くはない予算なのです。事業費なのです。政令指定都市の相模原市でこの金額ですから、そんなに対象が多くないとは思いますが、一人でも耳が聞こえなくなって生活に不自由を感じている人たちのためにぜひ難聴支援というのも事業の中に沖縄市、しっかり入れ込んでいただきたい。よろしくお願いいたします。この質問はこれで終わります。 次にまいります。質問事項4.子ども医療費無償化拡充について。 質問の要旨(1)18歳までの子どもの医療費助成について。家庭の経済状況に関係なく子供が病気になったときにお金の心配なく医療が受けられるようにと始まった沖縄市の乳幼児医療費助成制度は対象年齢を1歳ずつ徐々に引上げる努力を重ねながら、現在では県の補助も活用して中学3年までの義務教育就学児医療費助成制度へと拡充をされております。今、コロナ禍の下で子どもの貧困はさらに深刻さを増し、子供の健康と子育て支援に資するという目的に照らせば、児童福祉法で定められた18歳以下の子供全てを対象にした医療費助成制度へとさらなる拡充が求められます。 ①乳幼児医療費助成制度・義務教育就学児医療費助成制度の現状についてお聞かせください。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市の子ども医療費助成につきましては、これまで段階的に拡充しております。通院の対象年齢を平成27年に4歳児から就学前までに。平成28年10月には小学校3年生まで。平成30年には小学校卒業までに拡充し、令和3年10月からは県に先駆け中学校卒業までを対象としております。また、受給者の人数につきましては、令和4年9月末時点において、未就学児9,035人、中学校までの就学児1万6,126人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 この制度は子育て世代のお父さん、お母さん方から本当に喜ばれております。県に先駆けて昨年の10月にしっかりと中学校卒業まで医療費を無料化にした。本当にこれは沖縄市の皆さんが手をたたいて喜んだということだと思います。市長、本当にありがとうございました。それで今後もぜひとも、18歳までが児童福祉法では子供だそうです。しっかりやはりニートの方たちもおります。支えていくという立場からぜひお考え願いたいと思います。 ②県の新たな補助制度を活用し、18歳までの医療費助成制度に踏み出すべきだがどうでしょうかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和4年4月からは現物給付の対象年齢拡充に伴う国民健康保険事業の負担金、減額調整措置分とゼロ歳から中学校卒業までの扶助費について2分の1を県が負担しております。本市に係る拡充の実施時期につきましては、財源の継続的な確保など国や県の動向を踏まえながら多角的に検証を行い決定してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ぜひ実施の方向で頑張っていただきたいと思います。18歳までの子どもの医療費制度、それに向けて全力で頑張っていただきたいと、ぜひ2023年には実現できるように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。これで本員、前宮美津子の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で前宮美津子議員の一般質問を終わります。 暫時会議時間の延長を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時49分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時02分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 金城由美議員。 ◆金城由美議員 市長をはじめ、当局の皆様、改めまして、こんにちは。会派一志会、議席番号12番、自由民主党、金城由美でございます。安倍晋三前総理を日本の誇りとする一人でございます。よろしくお願いいたします。あとは幾ら民主主義国家とはいえ、発言の自由とはいえ、本員は亡くなった方の批判、批評はしたくございません。以上でございます。 市民の皆様、このたび、9月11日の市議会議員選挙において、3期目当選させていただきました。ありがとうございました。3期目も沖縄市議会議員として、責務をしっかり果たしていけるよう日々精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。 では、一般質問に入らせていただきます。質問事項1.東部海浜開発地区「潮乃森」について。9月24日、25日に開催したビーチフェスタについてお聞きしたいと思います。 質問の要旨(1)2022年ビーチフェスタについて。 ①何回目の開催か伺います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 こんにちは。金城由美議員の一般質問にお答えします。 潮乃森で開催されておりますビーチフェスタは広く市民、県民等に対し、東部海浜開発事業に関する情報を発信するとともに、人工ビーチの活用を通して潮乃森の魅力を伝えながら認知度を高め、完成後の期待感の向上を目的として、平成28年度から開催しております。新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止した令和2年度と令和3年度を除き、今年で5回目の開催となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございました。本員も2日間参加させてもらったのですけれども、非常に、孫も連れて、本員は乗らなかったのですけれども、バナナボートも乗って非常に満喫してまいりました。ありがとうございました。たくさんの入場者が来て、皆さん喜んでいらっしゃったのですけれども、当局の方々も本当にお疲れさまでございました。2日間、これだけ潮乃森の認知のために皆さんの頑張っている姿を見たら、議員の本員たちも頑張らないといけないという気持ちになって帰ってきましたので、またよろしくお願いいたします。 ②2日間の来場者数を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 潮乃森ビーチフェスタ2022の来場者数は2日間の合計来場者数が約1,500人となっております。開催日の内訳といたしましては、1日目となる9月24日土曜日の来場者数が約500人、2日目となる9月25日日曜日の来場者数が約1,000人となっております。また、運営に携わった関係者を含めますと、全体の参加者数は約2,000人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。1,500人です。関係者を合わせますと2,000人。すごいです。どんどん年々来場者数が増えてきて、あと感じたことなのですが、キッチンカーの出店が少なくて、10分ぐらい立って待っていたのですけれども、もっと飲食を増やしたほうがいいかと思ったのですけれども、次回、またよろしくお願いいたします。お疲れさまでございます。 ③前回との来場者数の比較を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 過去2か年間は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止しておりますが、前回、令和元年度の来場者数が約1,400人となっております。令和元年度と比較いたしますと、潮乃森ビーチフェスタ2022来場者数は約100人程度増加しております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 思ったよりも増えています。あのコロナの関係で、認知度が薄れてきたのかと思ったのですけれども、関係者合わせて2,000人も来ておりますので、非常にすばらしいかと思います。 ④令和5年度ビーチ部分使用開始後のビーチフェスタはどうなるか伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 部分使用につきましては、市が主体的に国及び県と調整し、県施工の橋梁や人工道路など一部完成を目指しながら、令和5年度末に向け取り組んでおり、実際に市民、県民の皆様方が人工ビーチを使用することになるのは、令和6年の夏頃を見込んでおります。人工ビーチの使用頻度がこれまで年1回だった段階から、部分使用開始以降は一定期間ではございますが、毎週週末の使用を予定しております。そのため潮乃森をPRするビーチフェスタの実施につきましては、人工ビーチの管理運営費などの予算面を考慮する必要があると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 令和5年度末にビーチが供用開始になるということだったのですけれども、令和6年からは週末は利用できるような形になるのですか。これまで以上に回数が増えて非常にすばらしい、認知度が高くなると思います。なかなか埋立て事業が前に進まないせいでもあるのかと思いますけれども、工事の進捗が遅いので。県にもどんどん要請をしていかないといけないかと思うのですけれども、それもまたぜひよろしくお願いいたします。 質問の要旨(2)企業誘致について。 ①誘致が確定している企業はあるか伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 企業誘致につきましては、平成29年度から昨年令和3年度までに延べ約180社への企業へ、計約280回のヒアリングを実施しております。人工島の視察を行った企業からは、人工ビーチから宿泊施設までの一体的な開発や多目的広場と健康医療施設用地などとの連携など開発区域のパターンに応じた様々な提案がなされ、企業進出に向けて高い評価をいただいていると感じております。現時点では企業誘致に確定する段階に至っておりませんが、本市といたしましては、企業を誘致しやすい環境を整えるため、道路、電気、上下水道などの社会インフラ整備に着工するためにも早期埋立て完了について、国や県に対して要請し早期実現に向け取り組んでいるところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 180社の企業にいろいろ営業をかけていらっしゃるということなのですけれども、これがなかなか実現しないのは、まだ確定しないのは、埋立てがまだ完了せずにインフラ整備が全くできない状況が大きな要因だと思うのですけれども、何度か県へ要請に本員も行かせてもらったのですけれども、玉城デニー知事が一度も要請に顔を出したことがない。本員は見たことがないのです。なぜ同じ沖縄市の出身の知事がどうして積極的に東部海浜開発事業に力を注がないのか、これは不思議でならないのです。4年間一度も見たことがないのです。忙しいのですか。議長に聞いても分からないと思います。もっと積極的に取り組む事業ではないかと思うのですけれども、沖縄市に対してはあまり思い入れがないのか、それとも力がないのか。4年間の任期が終わって2期目に入っていますので、そろそろ本腰を入れて東部海浜開発事業に取り組んでいただきたいと思っております。あとはまた議員連盟も積極的に取り組んで行動、要請をしていきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。キーポイントは玉城知事です。よろしくお願いします。 ②今後どのような企業誘致を検討しているか伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 東部海浜開発地区「潮乃森」の土地利用計画では、スポーツコンベンション拠点を創出し、民間用地としては宿泊施設用地、複合施設用地、健康医療施設用地の約35ヘクタールについて企業誘致に向け取組を進めております。中でも全長900メートルの人工ビーチと一体的に展開される海浜緑地、宿泊施設については、潮乃森の魅力を最大限に高め、本市はもとより沖縄本島東海岸地域を牽引するビーチフロント観光地の形成に向け、地域活性化が図れるような企業誘致に取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 沖縄一大きな人工ビーチで、後は複合施設用地、健康医療施設用地、そういう計画で企業誘致に取り組んでいるのですけれども、それが前に進まないのは再三言うようですけれども、県の9ヘクタールの埋め立てが全く進まないのが大きな要因だと思いますので、ぜひ市長、よろしくお願いいたします。市長の力で県に要請してやっていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。95ヘクタールで86ヘクタールが国です。9ヘクタールが県、全く手をつけずの状態でいるのが現状だそうです。ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、③民間分譲予定地は全体の何割か伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 東部海浜開発地区潮乃森の埋立て面積約95ヘクタールのうち、宿泊施設用地、複合施設用地、健康医療施設用地として計画している民間分譲予定地は約35ヘクタールとなっており、潮乃森全体の約4割となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 約4割が民間分譲予定地ということで、その民間分譲予定地が確保できた暁には施設も建ちますし、それが出来上がった暁にはいろいろな意味で経済効果もどんどん出てきますし、雇用効果もどんどん出てきますし、さらにすばらしい沖縄一の、日本一の東部海浜開発になると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。900メートルの沖縄県で一番大きなビーチ、アリーナは沖縄県で一番大きなアリーナ。こどもの国の拡充事業、いろいろな事業を沖縄市は進めているのですから、今回の東部海浜開発事業に徹底的に力を注いで、ぜひ早期実現に向けて頑張っていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。 待ちに待った東部まつりでございます。④東部まつりでの大花火実施の最大の目的を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 東部11自治会主催の東部まつりと連携した沖縄市潮乃森大花火は来場される多くの市民、県民、企業の方々に潮乃森をウェブ等の活用と合わせて周知することにより、東部海浜開発事業の関心度を高め、市内はもとより県内外の企業による潮乃森への進出や投資意欲を促進することを目的としております。今週末の16日日曜日、沖縄県総合運動公園内において、東部地域11自治会の交流イベントとして開催される東部まつりのフィナーレで沖縄市潮乃森大花火を実施いたしますので、多くの市民の方々、そして企業の方々に御覧いただきたいと思っております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。大花火は1,000発の花火の景色を見ながら、市長、あの景色はどこに似ているのでしたか。あの景色を見たら入ってこない企業はないと思いますけれども、絶対この現場に建てたら企業はどんどん入ってくると思うのですけれども、そのためには早く埋立て事業を終わらさないといけないと思います。花火ってどこからも見えるのではないですか。知事も見ているのですか。ぜひ見ていただきたいです。どれだけのすばらしい場所なのか。ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.低未利用地有効活用について。 質問の要旨(1)古謝・大里の農振農用地について。何回質問したか分からないのですけれども、とうとうここまで来たのかと非常にうれしいです。 ①低未利用地の有効活用が検討されている重点的な地域に指定されているが、どのような活用か伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 金城由美議員の一般質問にお答えいたします。 古謝・大里の農振農用地につきましては、用途地域の指定のない区域で、無秩序な市街地化が進行しております。令和2年3月に改訂されました沖縄市国土利用計画及び都市計画マスタープランの中では特定用途制限地域の指定などによる規制誘導を行い、基盤整備を検討するとされているところでございます。現在、企業誘致基本方針の改定作業を進めているところでございまして、地域住民、地権者、有識者、周辺企業の意見もお伺いしながら有効な利用方法について、検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。あの地域、特に大里の地域は11階建てのマンションもありますし、戸建もありますし、学校もあります。360度みんな全て建物に囲まれている地域なのです。そこに立ったらすぐ分かると思いますけれども、この土地活用をいかにやるか、するか。本当にこの状況でいいのかというのをもう農林水産課の方がよく御存じと思います。それでこのマスタープランが進んで出てきたかと思います。ぜひぜひ地域のために生活環境をしっかりと整えるためにも、ぜひ早めの見直しをよろしくお願いいたします。期待しております。ありがとうございます。 それでは続きまして、質問事項3.施政方針について。 質問の要旨(1)若年妊産婦の支援について。この若年妊産婦、本員は最初の頃からいろいろとまた質問させてもらったのですけれども、本当にシビアな事業でよくここまでやってこれたと職員の方々、本当に心から事業をしているなというのがよく見えました。昨日、おとといもですか、ちょっと講演会に行ったら、その方が生理の貧困の話から若年妊産婦の話から、生理の貧困の事業も沖縄市が沖縄県で一番に取り入れた事業なのです。当たり前、貧困対策事業もそうです。非常に高い評価をいただきました。沖縄市はすばらしいと。ハード的な事業もそうですし、ソフト面でも充実しているということで、桑江朝千夫市長はすばらしいというお言葉をいただきましたので、市長またよろしくお願いいたします。 ①これまで相談・支援を行った数を年度別に伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 金城由美議員の一般質問にお答えいたします。 年度別の相談支援数につきましては、平成30年度15人、令和元年度27人、令和2年度34人、令和3年度は42人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。この支援を受けた若いお母様方がどれだけ助けられたか、本当に路頭に迷って、おむつの替え方も分からない。ミルクの与え方も分からない。住むところもない。そういう子たちが沖縄市の子供たちがこれだけ助けられたのです。それでコロナ禍で、この事業がなかったら大変だっただろうなと、本当にこの事業というのはすばらしい事業で、その裏には、職員の方々が本当に親身になってやってきた成果だと思っております。ぜひこれからも切れ目のない事業にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ②その中で自立した数を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 若年妊産婦の居場所では、経済的な自立を目指し、就労支援を行っております。そのため自立した数につきましては、就労の状況でお答えいたします。平成30年度はアルバイト3人、令和元年度はアルバイト6人、令和2年度は正職員3人、アルバイト12人、令和3年度は正職員3人、アルバイト19人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 分かりました。自立するって本当にこの環境から抜け出て、本当にしっかり自分で子供を育てる。それが自立だと思うのです。そういう自立した子がこれだけ数で上がってきて、その自立した母親の姿を見た子供たちがまたまた自分もこのようにしていかないといけないと思うときが必ず来るはずなのです。その後ろ姿をしっかり見せる母親になってきたというのが本員は大きな成果だと思うのです。沖縄市の若年妊産婦事業はすばらしい成果をどんどん生み出してきております。もしこの子たちが何の支援も受けなくて、そのまま路頭に迷ったらまた同じように貧困の中に入っていって、同じような生活を繰り返す。そうではなくて若年妊産婦事業のおかげで、それから這い上がってきたというのはすばらしいことだと思いますので、何度も言うのですけれども、切れ目のない事業として沖縄市の事業としてやっていただきたいと思っております。 すみません、③は割愛させていただきます。 ④若年妊産婦の方で、相談・支援を受けていない数が分かりましたらよろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 相談・支援を受けていない数につきましては、18歳以下で母子健康手帳を交付した方のうち居場所を利用していない方の数でお答えいたします。平成30年度は15人、令和元年度は12人、令和2年度は5人、令和3年度は7人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 相談・支援を受けていないからちゃんと生活をしているのだろう。相談・支援を受けていないから大丈夫だろうというわけではなくて、本当に沖縄市の行政、そういう子たちをしっかり温かい目で見守って、自立できるような導きを、体制を整えていけたらいいかと思っております。よろしくお願いいたします。 続きまして、⑤今後の若年妊産婦事業の取組について伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 今後の取組についてですが、若年妊産婦の居場所では資格取得が就労へつながりやすいことから利用者の希望に応じた資格取得を支援していきたいと考えております。また、新型コロナウイルスの感染拡大で控えていた就労支援機関との連携した支援や女性起業家など民間企業へも協力を求め、就労支援の充実を図っていきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。沖縄市は若年妊産婦事業もそうですし、生理の貧困対策事業もそうですし、この事業を通して生きる力の根っこの部分にしていただきたい。生きる力があって、その社会を生きる力をつくり上げる行政、社会にして沖縄市から全国に発信できるのではないかと本員は思います。昨日も大阪の知り合いから沖縄市の若年妊産婦事業のこの施設を視察したいという依頼もありましたので、それだけ県内外で非常に沖縄市は評価されているのです。その辺でもっと自信をもって、どんどんソフト的な事業にも取り組んでいただけたらますます私たちの沖縄市のかわいい子供たちのために、またひとり親世帯の方々のためにも、大きな力となるはずですのでよろしくお願いいたします。 最後になるのですが、去る10月7日の教育福祉の委員会で、教育研究所を視察をさせてもらいました。本当にありがとうございました。まだまだ本員たちは勉強しないといけないという気持ちになりまして、難しい言葉がどんどん出てきて、なかなか理解できなかったのですけれども、職員の方々、教育委員会の方々も本当に一生懸命だなということで、感動してまいりました。これからまた子供たちのためにしっかりまた沖縄市の教育の環境を整えて、また福祉もそうですけれども、環境を整えてやっていただきたいと思います。先日はどうもありがとうございました。 以上をもちまして、自由民主党、金城由美の一般質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で金城由美議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時31分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時32分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○瑞慶山良一郎議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は明日10月13日木曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 4時32分)...