◆
町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。今、答弁にありました
資金調達、先ほども申し上げたとおり、
スタートアップは成功の鍵は
資金調達だと思っております。一般的な選択肢としては、金融機関からの融資、補助金、助成金の制度を利用するということになると思うのですけれども、
スタートアップ企業というのは、やはり革新的なアイデアでビジネスを展開していくという、そういう強みから
ベンチャーキャピタル、
エンジェル投資家と呼ばれる投資家から出資してもらえる可能性というのもあるのですが、そこで出てくるのが
マッチングの部分、それを行政の形の部分で何かサポートというか、
Startup Lab
Lagoonの今いる優秀な方たちを活用するのか、手法は様々だと思うのですけれども、そこは行政の部分でも意識していただいて、また、
資金調達に必要な額とか、そういうものは目的、そして段階によっても確実に異なるので、創業期、成長期、安定期、そういう成長段階を捉えてしっかりサポートしていくということも非常に大切でありますので、そこの助言等も含め、サポートしやすい体制というものを行政の部分で整理をしていただくということも必要だと認識しておりますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 質問の要旨(1)④県との連携はありますでしょうか。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、沖縄県との連携といたしましては、よろず支援拠点、
一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)と連携し、創業支援をはじめ、リゾテックや
スタートアップフェスタ等の
イベント運営において連携を図っております。今年度、沖縄県は新たに
スタートアップエコシステム構築事業を実施しており、本市としましても、情報交換をしながら連携体制の強化に取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 県と連携ということで、よろず支援拠点は大変有効な、いろんな専門家がいて、それぞれの経営の形に沿ったような形を自ら選択してやっていくという部分を
Startup Lab
Lagoonと連携しているのですが、非常にいいなと思います。ただ県と同じことを、例えば今、新しく
スタートアップエコシステム構築事業を県が進めているのですが、ここの部分は地方とどれだけ連携を取っていくかという部分に主眼を置いているような形で
エコシステムを作っているのですけれども、
Startup Lab
Lagoonの部分も県と同じことをやっても全く意味がないと思うので、そこは県のやっている
エコシステムの事業の内容もしっかり確認して、連携の意識を
指定管理者の方たちとも当局は意見交換をして、事業を展開していただきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは質問の要旨(1)⑤今後の取組についてお答えください。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 令和4年6月7日に閣議決定されました国の新しい資本主義の
グランドデザイン及び実行計画によりますと、新しい資本主義の実現に向け、人への投資、科学技術・
イノベーションへの投資、
スタートアップへの投資、GX及びEXへの投資の4本柱を重点化するとしております。その中でも
スタートアップへの投資としましては、地域創業を重視する視点への転換を図り、新たな付加価値を創造するため、
スタートアップの起業を加速させるとして、
スタートアップ育成5か年計画を今年末に策定するとしております。その内容も踏まえながら、アジアに近い
地理的優位性を生かし、引き続き商店街内に設置しました
Startup Lab
Lagoonを核とした
スタートアップ支援に取り組んでまいります。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。今後の取組として、
Startup Lab
Lagoonを核と捉えているのであれば、
Startup Lab
Lagoonをどのように活用しようとしているのか、行政の役割は何なのかをより具体的に明示をしていただきたいし、本来の目的である
スタートアップに関して何件の成功事例があって、それが本市にとってどのような効果があったか、そういうものについてもしっかり分析をしていただきたいと思っております。何件企業が来ましたとか、そういう御答弁が先ほどありましたけれども、それがもたらす本市に対する効果みたいなものもしっかり検証していただきたいと思っております。できれば創業・起業して、そこをちゃんと追って、それが今も継続しているのかとか、どういう会社として発展していっているのかとか、そういうものも分析をしてデータを持っていていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。また、先ほどからある
Startup Lab
Lagoonですが、そこに求めることはもう少し敷居が下がればいいと思っています。すばらしい人材が集まっているというのも理解はしていますけれども、行政の施設のような感じがして、一定の距離感があると感じる人というのも、そういう話も聞きますので、どうにか工夫していただいて、行政が運営している感をなくしていただけたらと思っておりますので、そこは
指定管理者ともうまく意見交換をしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 質問の要旨(2)P7「
デジタル田園都市国家構想の推進」についてお伺いいたします。この質問も
SDGs附帯番号8番、9番、11番、17番に該当します。本年6月、内閣官房から
デジタル田園都市国家構想基本方針が閣議決定をされました。構想の実現に向けた取組方針として、具体的に多くの目標値、KPIが設定されておりますが、その中で
地方公共団体に対するものも多くございました。
地方公共団体、2024年度末までに1,000団体がデジタルの実装に取り組むと。そして同じく2024年度末までに
サテライトオフィス等を、
地方公共団体1,000団体に設置するというKPIが設定されております。それらを踏まえて、①本市としてどのような取組を行っているか、お答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 おはようございます。町田議員の一般質問にお答えいたします。
デジタル田園都市国家構想につきましては、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指すとされており、取組の方針といたしましては、地方に仕事をつくる。人の流れをつくる。結婚、出産、子育ての希望をかなえる。魅力的な地域をつくるなど、デジタルの力を活用した地方の社会課題解決を掲げております。本市におきましては、今年度サテライトオフィスの開設及びワーケーションの促進に向けた施設整備に取り組むとともに、母子健康手帳アプリサービスを活用したオンライン相談等を進めてまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。構想の中にも掲げられた
地方公共団体に求められる一つの取組の目標値の中のサテライトオフィスを設置していくという部分で、本市もサテライトオフィスの開設、そしてワーケーションの促進に向けた施設整備の取組のお話がありましたが、後ほど企業誘致の推進のところでここは議論させてもらいますので、ここが難しいと思われるのが、あと一つの2024年度末までにデジタルの実装に取り組むというところの部分ですけれども、デジタルを実装するということは、必然的に委託料も上がっていくでしょうし、今、地方の財政で沖縄市の財政状況でどれだけデジタルシフトしていけばいいのかというのが、今後の本市の財政状況と合わせて検討のポイントになってくるのかと思っているのです。どこの部分をデジタルにシフトして、そこをDX化していくという部分というのは、そこは全て取り組むではなくて、ポイント、ポイントで必要なところ、必要な部分をデジタルシフトしていくという観点というのは持っていただきたいと思っております。 質問の要旨(2)②今後の展開についてお答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 お答えいたします。 国のほうでは年内をめどに構想の中長期的な基本方向を定めた(仮称)
デジタル田園都市国家構想総合戦略を策定するとともに、構想に関する施策のロードマップを示すとしております。本市におきましても、国の動向を注視しつつ、引き続き
スタートアップに関する創業支援に取り組むとともに、スマート農業の普及促進や
ICTを活用した教育の推進など、各分野においてデジタルの力を活用した
まちづくりを全庁的に進めてまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。再質問をさせてもらいます。国は
デジタル田園都市国家構想の実現に向けた取組の一環として、デジタルの構想に向けて地域の取組というものを広く募集して、今年の夏に
地方公共団体を対象とする夏のDigi田甲子園というものを開催しておりますが、ここでDigi田甲子園についての本市の取組についてお答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 お答えいたします。 国は
デジタル田園都市国家構想の推進のため、同構想の実現に向けた地域の取組を広く募集し、特に優れたものを内閣総理大臣が表彰する夏のDigi田甲子園を開催しております。沖縄県代表として、
スタートアップエコシステムの形成等に取り組む本市の
Startup Lab
Lagoonの事業が選定されており、今後、内閣府官房の専用サイトにおいて、国によるインターネット投票が7月12日から8月15日まで実施される予定となっております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 沖縄県の代表として、本市の
スタートアップエコシステムの形成に取り組んでいるということで、
Startup Lab
Lagoonが選ばれたということで、これは何か聞くところによると、甲子園みたいな試合形式みたいな形でどんどん運営が進んでいって、最終的に決勝とか、優勝みたいな形になっていくと聞いているのですが、沖縄県の代表として、本市の取組が選ばれているということで、せっかくなので、これはこんな形で本市の取組として、Digi田甲子園に選ばれているよみたいな形のPRとか、そういうものもやっていくべきかと今、そういう取組という話があったので思ったのですけれども、ちなみに今の段階でPRとか、そういうことを考えているのか、もしお考えがあればお答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 お答えいたします。 今、議員がおっしゃるように、今回沖縄県代表として
スタートアップエコシステム形成等に取り組むということで、
Startup Lab
Lagoonのほうが選定されております。今回甲子園のような取組ということで、インターネットによって投票が実施されるということでございますので、こちらのほうも沖縄市としても広く周知してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。せっかく県代表という形で選ばれた取組でありますので、しっかりPRのほうをよろしくお願いしたいと思います。 質問の要旨(3)企業誘致の推進についてお伺いをいたします。この質問は
SDGs附帯番号8番、9番、11番に該当します。①P24「企業誘致基本方針」はどのような方向性で改定する計画なのかお答えください。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市の企業誘致は平成11年度の沖縄市テレワークセンター整備を契機に展開し、四次にわたり企業誘致方針を策定し取り組んでまいりました。課題でございました完全失業率は国勢調査において、平成22年度の14.5%から平成27年度には7.2%と改善し、直近の令和2年度におきましては、6%と着実に改善しているものの、依然として県平均5.5%を上回っており、1人当たりの市民所得についても県内他市と比べ低い状況にございます。課題といたしましては、企業が求める人材と求職者が求める職種にミスマッチが発生していることや、若年者の失業率、離職率が高いことが課題であると認識しており、その要因の一部といたしまして、県外に比べ付加価値額が高い製造業の割合が低いことによる影響だと考えております。こうした産業構造や雇用環境を変化させることを目的として、これまで取り組んでまいりました情報通信関連産業と観光関連産業の誘致に取り組みながら、改めて地域資源や企業ニーズ、立地環境等を整理し、低未利用地を有効活用して市民所得が向上できるよう取り組んでまいります。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 情報関連企業の誘致というところの御答弁があったのですが、少し本員も心配しているのが、過去に沖縄市がコールセンターを誘致しました。BCコザの中にもありますし、USENの会社法人ですか、そこの部分も今、誘致して多くの雇用を生んでおりますが、今も市内の各所にあるここで働いている方というのがシングルマザーの方が多い中で、そういう人たちの雇用を生み出したということは本当にすばらしいと思います。しかし、この業種というか、業態、コールセンターという業態自体が将来的にはAI、チャットボット、もう自動化して、そういう人が行うという業務がどんどんなくなっていく産業であるということは認識されていると思うのですけれども、今後この業態が、コールセンターという業態がAIとかチャットボットに変えたときに、この人たちの雇用というものをまたサポートできるような行政として環境が整えてあげられるようなサポートができるということであれば、ぜひ人材育成の部分で、また次新しい業態になったときに、うまくシフトしていけるような形というところも検討をしていかないといけないと思っていますので、そこはぜひ検討もしていただきたいと思っております。そしてまた企業誘致基本方針の中にもあるのですが、いろいろ施設のお話とか、整備の話とかもあるのですが、本員が感じたのが沖縄市には企業誘致課という名前がついている課があるではないですか。企業誘致課、これは県内でも珍しくて、企業の誘致、名護にも誘致という名前がつくところがあるのですけれども、具体的に企業誘致課という名前がついているところは本市だけでありますので、施設整備に何か人員のパフォーマンスが取られてしまっていて、何か本来の企業誘致という観点が薄れているのではないかと思っていて、せっかく企業誘致という名前があるのだから、飛び道具ですから、本当に企業に飛び込んでいって、いろんな企業の誘致に、本来の意味での企業誘致というのが実際になされていないのかと思っていて、施設整備、もう本当にハードの整備だけ、手に取られているような感じもしますので、せっかく企業誘致という名前があるのだから、もっと飛び込んでいって、本市の雇用も含めて何かためになるような形の飛び込み方をもっとやっていただきたい。もっと機動的にやってほしい。人員の体制の部分もあると思うのですが、そこはぜひ検討、考えていただきたいと思っております。 質問の要旨(3)②サテライトオフィスの開設及びワーケーションの促進に向けた施設整備の具体策についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 サテライトオフィスの開設及びワーケーションの促進に向けた施設整備の具体策といたしましては、地方への新たな人の流れを創出することを目的とした
デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、沖縄市ITワークプラザと、コザしんきんスタジアムの一部について、サテライトオフィスとして快適に利用できるようWi-Fi環境や什器などの公共インフラの整備を行います。施設の整備後には、施設の利用促進に向けたモニターツアーの実施を予定しており、ドローン親子体験イベントや、eスポーツイベントを実施するほか、ワーケーション専用のウェブサイトを構築するなど、ワーケーションが促進される仕組みを構築することにより、市内における宿泊や飲食を促すなど地域資源の活用を図るとともに、地域のコミュニティを創出してまいります。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。
デジタル田園都市国家構想の推進交付金を活用してITワークプラザとコザしんきんスタジアムの一部がサテライトオフィスとして整備していくということであるのですが、最初なぜコザしんきんスタジアムかと思ったのです、正直。コザしんきんスタジアムのスポーツ施設の中に整備して、サテライトオフィスをつくるという話もあったのですが、サテライトオフィスとはいろんな場所を、利用者が選択するのが結構楽しみだったりするということで、本員の妻がIT会社にいて、今はもう完全にリモートなのです。在宅で、IT企業というのは今、会社を全部取っ払って、基本的には自宅でリモートで、全国の職員と会議をするみたいな形だから働く場所を選ばない。なので、サテライトオフィスの利用料金などは会社から出るから、今日はどこで仕事をしようかなみたいな、例えばカフェでやろうかとか、おしゃれなサテライトオフィスがあったら、そこへ行こうかなとか、そういう選択をして仕事をするという話も聞いているので、そこでまたITの方たちと話をしたときに感じたのが、サテライトオフィスを選ぶポイントとして、一番は空間、ちょっとおしゃれな空間と言ったら何なのですが、座りやすい椅子があって、ちょっとおしゃれなカフェみたいな空間があって、例えば場所でいえばライカムとか、ライカムの中にhowliveさんという会社が運営しているワーキングスペース、サテライトオフィスなどは本当にカフェの一室をそのまま自分のワークスペースとして使って、そこでも女性の方たちはテンションが上がるらしくて、そこを選択していこうかとかなったりするという話もありますので、せっかくサテライトオフィスを整備していくのだったら、
デジタル田園都市国家構想推進交付金でどこまで整備できるかというのもしっかり検討をしていただいて、研究していただいて、中の部分も整備していただきたいと思っています。一番大事なのはWi-Fiです。Wi-Fiの通信環境が、例えば一度利用してみて、リモートワーク中にちょっと止まってしまったと。利用者がこのときだけ何といいますか、会場というのか、利用者が多くて、Wi-Fiが止まってしまったということが一度あったらしいのですが、二度と行かないと言われました。だから最初の整備の段階で、そこの部分だけはしっかり注視していただきたい。Wi-Fiの環境整備、そこだけはしっかりとした整備をお願いします。大手の会社にお願いしているからWi-Fiの環境は大丈夫だろうではなくて、しっかりと検証した形で、せっかくのサテライトオフィスなので、そういう形の開設に向けての整備を整えていただきたいと思っております。 質問の要旨(4)P30「空き家等の適正管理」「所有者の特定に向けた調査」についてお伺いいたします。この質問は
SDGs附帯番号11番、「住み続けられる
まちづくり」に該当いたします。①本市の現状についてお答えください。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 おはようございます。町田議員の一般質問にお答えいたします。 本市における空き家の現状についてでございますが、令和元年度の実態調査において、約500戸の空き家を確認しており、その多くはコザ十字路から山里交差点にかけての国道330号周辺の地域に多い傾向がございます。また、空き家の放置により地域に様々な問題が起こっており、その中でも特に多いものとして、樹木や雑草が生い茂り、隣地や道路にはみ出し、通行の邪魔になっていることや、老朽化による倒壊や部材が飛散し、台風などによる近隣に被害を与える可能性があること。そしてごみが投棄されることで、衛生的な問題が生じております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 本市の状況について御答弁いただきました。 質問の要旨(4)②具体的な取組についてお答えください。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 空き家の管理は、基本的に所有者等の責任により、適正に管理することが前提となっていることから、所有者や相続人を対象に、適切な管理を促しているところです。また、所有者が特定されていない空き家につきましては、所有者を特定する調査も行っているところです。一方、空き家の所有者等からは相続や適切な修繕及び管理の方法、また、財産の活用や処分などの相談があり、どのように取り組めばいいのか分からない方も多くいることから、問題解決に向けた第一歩を踏み出していただけるよう、専門的な知識を要する各団体との連携によるきめ細かな対応等により、空き家問題の解決へ向け取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。 質問の要旨(4)③中の町地区土地区画整理事業との連携についてお答えください。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 中の町土地区画整理区域内の空き家においても放置され、ごみの投棄による衛生的問題や、台風などにより近隣に被害を与える可能性がある空き家を確認しており、事業所管課と情報を共有するとともに、連携して所有者に対し引き続き適切な管理を促してまいります。また、台風等による被害を及ぼす可能性が高い空き家については、飛散対策のネットを設置するなど、緊急安全措置の対応も連携して行い、周辺の生活環境の保全に努めてまいります。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。今の答弁からすると、中の町地区土地区画整理地内の空き家に関しても通常の空き家の形の手法と同じということでありましたけれども、中には土地区画整理の認可の網掛けがかかっているから、全く違う手法ではないかということで心配される地域の方の声もあって、また、土地区画整理事業内の空き家のところで、本当に消防車も救急車も入らないような道が多いので、できれば空き家対策というものの優先順位がどういう形であるのか分かりませんが、そこの部分も注視していただいて、早期の解決、この空き家対策の部分に少し目を向けていただけたらと思っております。 続いて、質問事項2.財政状況について。質問の要旨(1)桑江市長3期目がスタートするにあたり、本市の財務状況についてお伺いいたします。①本市の財政状況についての見解(財政力指数、経常収支比率、実質収支比率等)についてお答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 町田議員の一般質問にお答えいたします。 本市の財政状況につきましては、令和2年度の数値を基にお答えさせていただきます。まず財政力指数は、自治体を運営するのに必要な経費に対する税収などの割合で、0.59となっております。 次に実質収支比率につきましては、経常的な一般財源の規模を示す標準財政規模に対する実質収支の割合で10.2%となっており、県内他市と比べ、いずれの数値も現時点で懸念するような状況ではございません。しかしながら、市税等の経常的な収入である一般財源が人件費や扶助費等の経常的な支出にどの程度充てられるかを示す経常収支比率につきましては、90.8%と増加傾向となっており、財政構造の硬直化が進んでいることが示されております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。財政力指数等は基本的にいずれの数値も現時点で懸念するような状況にないということの御答弁でありましたけれども、気になるのがどうしても人件費等、扶助費です。人件費の中には委託料の中の人件費とか、また、燃料とか価格が高騰しているので、これがもっと増えていって、特に沖縄市は財政構造の硬直化の部分のみ11市中8位というところで、本当に硬直化が進んでいる状況というのが懸念されるというのがあります。 質問の要旨(1)②体力以上の借金負担割合と将来負担すべき実質的な負債についての見解をお答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 お答えいたします。 実質公債費比率につきましては、公債費による財政負担の度合いを判断する指標で、6.2%となっており、公債費負担適正化計画の策定を求められる基準の18%を下回っており、健全な状況となっております。将来負担比率につきましては、一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で31.5%となっており、財政健全化計画の策定が義務付けられている基準の350%を下回っており、健全な状況となっております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。 沖縄市の特徴といえば、もともと借金が少ない、起債が少ないというところ、これは当局の努力によって、高率補助をしっかり充てて事業を推進しているというところが大きな特徴というか、ポイントかと思っているところであります。 それらを踏まえて、質問の要旨(1)③本市の財政状況に関して将来の見通しについての見解をお答えください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎
山内強企画部長兼
プロジェクト推進室長 お答えいたします。 本市の財政状況につきましては、児童福祉費や生活保護費、社会福祉費などの扶助費や物件費などが増加傾向にあるほか、公共施設の整備、建て替え等の関連経費なども重なり、これらに伴う収支不足について、財政調整基金からの繰入れで対応している状況でございます。今後も経済状況の悪化による税収減や災害の発生による支出増への対応等に備え、必要な基金残高を確保するとともに、継続して安定的な財政運営が図れるよう努めていく必要があると考えているところです。一方、国の示す健全化判断比率において、現時点では健全な状況となっております。具体的には各事業会計ともに黒字決算となっており、実質公債費比率や将来負担比率についても健全な範囲内となっております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。本市は健全な財政状況ということの認識はありますけれども、今のところ扶助費、物件費と言われる委託料とか、システムの保守、そういうものがどんどん増えているという認識があって、デジタルシフト、先ほど話をしたときに、デジタル化を進めていく中でどうしても委託料、人件費等が増えていくという状況にあるということ、ここもやはり意識しながら、そして財調も、今はしかるべきときに、しかるべき支出を行っているから減っていくのは当たり前で、ただ令和8年までにはある一定程度目減りするので、どこかで、当局としてはいろんな形で検討しないといけないかと思うのですけれども、今はしっかり経済を回していくというところの観点で、高率補助も活用しながら、財調もしっかり回しながら運営していくということは大切だと思うのと、あと市債が発行されていないという特徴を、もう少し検討というか、活用というか、していただいて、例えば桑江市長のプロジェクトKにもあった火葬場建設の部分も、そういうハード面の部分で、火葬場建設の補助メニューがどうしても見つからないということであれば、ここは市債をしっかり起債して、将来の負担の平準化を図るということが目的ということであれば理解いただけると思うので、市債をしっかり起債してやっていくということも一つの手法なのではないかと思っていますので、そこも検討していただけたらと思います。よろしくお願いします。 質問事項3.文化行政について。質問の要旨(1)本市における文化事業についてお伺いをいたします。①どのような支援の制度があるかお答えください。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 支援の制度、文化団体への支援につながる事業につきましては3つございまして、文化による地域づくり活動支援事業、若者文化芸術育成支援事業、音楽による
まちづくり推進事業となっております。文化による地域づくり活動支援事業につきましては、市内で実施する文化芸能分野における実演家の育成や、舞台芸術鑑賞の機会確保及び地域における文化振興の推進を目的としております。若者文化芸術育成支援事業につきましては、児童が主体となって参加して実施する文化芸術育成活動に要する経費に対し、補助金を交付し、地域の文化芸術を担う人材の育成を図ることを目的としております。音楽による
まちづくり推進事業につきましては、音楽による
まちづくり推進のため、音楽を活用したイベントを実施し、地域のにぎわいを創出することを目的としております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。3つの支援制度があるということです。②、③は割愛しますけれども、本員が話したかったのが今言った3つの支援制度の部分の採択の観点を、3回までしか取れないというところの部分は、この運用の部分で決まっていると聞いているのですが、最初にまず補助金を採択してやった事業が、しっかり自分たちの力で自走していけるかとか、そういう観点でしっかり採択していただきたいという思いがあって、補助金頼みになってしまう事業というのではなくて、一発花火で経済効果もあってというのは、それはそれでいいですけれども、継続していくのであれば、しっかり自走に向けた形をこの事業計画の中で示されているか、そういうポイントとして採択していただきたいということでお願いしたいと思います。 それでは質問の要旨(2)(仮称)沖縄市文化振興条例についてお伺いいたします。①県内において、文化振興に関する条例が制定されていると聞いておりますけれども、県内他市の状況についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 文化振興に関する条例につきましては、沖縄県において、沖縄の歴史的・文化的背景を踏まえた独自性のある内容とすること。文化芸術の振興に当たって、県民主体を明確にすること。県の施策の実効性を確保することなどを念頭に置いた沖縄県文化芸術振興条例が平成25年10月29日に制定されております。また、県内市町村では那覇市において、文化芸術に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって市民が心豊かに暮らせる文化芸術の香り高い
まちづくりに寄与することを目的とした那覇市文化芸術基本条例が令和2年4月1日に制定されております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 ありがとうございます。 質問の要旨(2)②文化に関する条例を制定するメリットは何かありますでしょうか。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 条例制定のメリットといたしましては、本市の特色ある文化資源を保存、継承していくに当たり、一つの方向性を示していくための指標になるものであると考えております。具体的には市内で実施する文化芸能分野における実演家の育成や、地域の文化芸術を担う人材の育成を図ることで、文化芸術を将来にわたり継承・発展させ、新たに創造することを通して、市民が心豊かに過ごせるような
環境づくりにつながるのではないかと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 質問の要旨(2)③今のメリットを踏まえた本市の見解についてお答えください。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、市内の文化団体や関係者からも厳しい状況にある旨を伝え聞いております。市民にとりましても、文化振興につきしては、豊かな市民生活に大きく寄与するものであると改めて認識しているところでございまして、文化振興に係る施策を推し進めてまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 分かりました。 質問の要旨(2)④(仮称)沖縄市文化振興条例の制定に向け検討できますでしょうか、お答えください。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 現在、文化振興条例の制定に向けて調査研究を行っているところでございまして、引き続き研究を進めてまいりたいと思います。
○
小浜守勝議長 町田裕介議員。
◆
町田裕介議員 本市がこれまでいろいろ、文化というか、民謡、ジャズ、ロック、そういうものから発展してきたまちということで、認識がもしあるのであれば、文化振興条例という形で大枠の形をつくって、ただ、本員が思うのが文化芸能課が教育の観点ではなくて、経済文化部にあるということが非常にポイントがあって、この経済文化部の中にある文化芸能課ですから、しっかりまちの経済のことも考えた形の文化のつくり方というのはなかなか他市にない形なので、文化芸能課が経済文化部にあるというのは、文化のところというのは教育の中に通常あるところが今、沖縄市の場合はこういう形になっているので、そこは経済というものをしっかり捉えながらの文化というものを沖縄市がつくっていただけたらと思っております。以上です。よろしくお願いします。 質問事項4.沖縄アリーナについては割愛させていただきます。代表質問にて副議長からもいろいろありました。市民向けのイベント、そういうものをしっかり検討していただきたいと思っておりますので、そこはよろしくお願いしたいと思っております。 質問事項5.自衛官募集事務についても割愛をさせていただきますが、メッセージとして伝えたいのは、自衛隊の地方協力本部との連携というのは非常に大切です。何か有事の際にはしっかり連携が取れる体制というのを整えていただきたい。それはやはり自衛官募集事務を通して、人間関係というか、連携構築を図っていただきたいという思いでの質問でありましたので、そこのメッセージだけ残させてもらいます。それでは本員の一般質問はこれで終了となりますけれども、また、この議場に戻ってこれるように、鋭意市民のため頑張ってまいりますので、引き続きよろしくお願いします。本日も御丁寧な答弁ありがとうございました。以上で質問を終了します。
○
小浜守勝議長 以上で
町田裕介議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。 休 憩 (午前10時54分) ~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午前11時05分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 おはようございます。よろしくお願いします。本日一般質問最後ということで、いろいろ基地特別委員会があるから早く終われとか、写真撮影があるから早く終われと言われていますので、早速所見をたくさんお話ししたいと思います。去る6月29日から7月2日、フランスのバレーボール男子代表が沖縄市に事前合宿として来ております。フランスが来るのは2回目なのです。東京オリンピックの前に沖縄市で合宿をして、オリンピック大会で金メダルを取りました。金メダルを取って、ここ沖縄市にフランスの国の代表が改めてまた、東京、大阪ではなくて、沖縄市に来たのです。その思いというのは、やはり私たち沖縄市民もしっかり沖縄市に来たということで歓迎をして、応援したいという思いでした。26日日曜日、体育館で準備なのです。本員も行って少し手伝ってきたのですが、その手伝う中で、体育館に行ったときにフランスの歓迎が何もないのです。入り口に横断幕とか。フランスの国の金メダルの代表が来るのに寂しいなと思って、本来であれば、金メダルを取った国の代表がここ沖縄市に来てバレーボールの合宿をして、子供たちに2日、最終日は紅白試合をしながら、バレーボールの沖縄市のチーム、そして県内のチームが来て、プロのワールドランキング1位のフランスの選手を見て、本当に夢と希望で、とても感動していたのを本員も一緒になって感じたのですが、ただ、どこがやるのか分かりませんよ、本市がやるのか、どこがやるか、歓迎の横断幕と、選手の歓迎のフランス語、そういうのも何らかの形で必要かと。そして今月30日には全日本が来るのです。沖縄アリーナで壮行試合をやります。沖縄市は今スポーツが大分盛んです。そしていろんなことが急に起こったりしますので、副市長、予備費とか、そういう対応でもできるような
環境づくりもいいかと思いました。バレーボールの話は終わります。 嵩元直萌議員の確かな情報によりますと、
與那嶺克枝副市長が今日で終わるということで、本員も與那嶺副市長とのエピソードはたくさんあるのですが、その中から一つだけお話したいと思いますけれども、教育長、ここだけの話です。本員が職員時代、旧庁舎で市民課だったのです。市民課で住所異動とか、転入転出の異動とか、そういうのをやっているときに、克枝議員が本員のところに来て、あのときは克枝議員です。副市長が来て、「課長、いらっしゃいますか」と声をかけられたのです。後ろに行かないで、本員は当時、議員というのが分からなくて、「どちらさまですか」と聞いてしまったのです。そうしたら市議会議員の與那嶺さんと。デージなったと思って、これは大変なったと思って、当時36人いらっしゃったので、その顔写真を市民課のテーブルに貼って、二度とこんなことがないようにということで貼って、確認しながらやった思い出がございます。あれは当時二十二か、三ぐらい、つい最近ですが、そういうこともありましたので、報告です。後ろからまたいろいろやじが飛んでいるので、早速一般質問に入りたいと思います。 質問事項1.公園整備について。質問の要旨(1)西森公園の整備についてでありますが、この西森公園が皆さんどこにあるか分かりますか。越来公民館の近くにあります。当時から高台で、子供たちが遊んでいる様子も見られなくて、怖くて安全ではないので、なかなか行こうともしないのです。そういうことを地域の皆さんからどうにかしてほしいということで、本員も何回か一般質問で取り上げていたのですが、平成20年度に台風等で木が生い茂って、落石等もあったのです。その対策で平成28年度まで整備工事があったのです。整備工事のその後は工事がストップしているのです。見晴らしがいい高さにしてくれとか、そういうのをやったのですが、一部工事があったのですけれども、そこは工事が今ストップしている状況なのです。部長、もう3年ぐらいかな。3、4年ぐらいストップしていて、地域からは何でこんなに遅いのかという声がよく聞こえるものですから、今回また上げてみました。①西森公園の現在の整備、進捗状況について、どうなっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 新屋議員の一般質問にお答えいたします。 西森公園につきましては、これまで落石等への応急的な対策工事を実施してきたところですが、地形が丘陵地で利活用できる場所も限られていたため、斜面地の改善による災害防止及び見通しの確保による防犯対策や広場の拡充など、抜本的な再整備へ向け基本設計を実施しております。基本設計を進める中で、公園南側の斜面地において複数の掘り墓や骨壺、遺骨が確認されたことから、その埋設箇所の調査や墓の移設、保全方法等の検討が必要となり、令和4年度は掘り墓の詳細な位置や内部空間などの調査を実施してまいります。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 後ろ側に掘り墓があるのですよね、令和4年度では調査ということです。 次に行きます。質問の要旨(1)②今後の整備スケジュールについてお伺いします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 西森公園につきましては、令和4年度に実施する掘り墓の調査を基に、骨壺等の移設、保全作業等に取り組むとともに、引き続き地域の皆様方との意見交換を行い、公園区域拡大等に関する都市計画の手続の検討や、財源確保に努め、地域の皆様が安全で利用しやすい公園整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 公民館には西森公園はこのような形になるのだと。あれは模型ですか、そういうものも公民館の真ん中にきれいに置かれているのです。先ほど話をしましたように、道の高さ、道路と同じ高さにしっかり持っていくという計画もあると思います。地域からもそういう声が多いので、早急に整備をしていただくよう、またお願いいたします。 次に行きます。質問の要旨(2)土地区画整理地内の公園整備についてでありますが、土地区画整理地内に公園用地として、恐らくここは公園になるのだということで置かれてあるのですが、市民からそういう公園用地として分かる方もいるし、ここは何でずっとそのままの状態が続いているのかという声があります。①土地区画整理地内の未整備公園の数をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 土地区画整理地内の未整備の公園数は、泡瀬土地区画整理事業地内に、さざえ公園、なぎさ公園、さんご公園の3か所と、美里第二土地区画整理事業地内にある美里第四公園の1か所が未整備公園となっております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 質問の要旨(2)②未整備公園の現状についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 未整備公園のうち泡瀬2丁目のさざえ公園につきましては、地域の子供たちの稲作体験の場として利用しているところでございますが、ほか3か所につきましては、不法投棄の抑制や放置車両の発生を防止するためフェンスで囲っており、雑草やごみ拾いという管理は市や愛護団体が行っているところでございます。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 今1か所は地域の子供たちが利用しているということ。そのほかはフェンスで囲って、ごみ等が不法投棄されないように市、愛護団体が行っているということなのですが、この公園というのが、公園の用地ということで確保されているのです。もう20年以上、30年余りそういう状況なのか。地域としては区画整理をして、ここに公園ができるのだということで、恐らく小さい子供たちもここに公園ができるからということで楽しみにしていたと思うのです。それが20年たっても、30年たってもできていない。そういうのでいいのかという気がするのです。いつまでこういう状態にしておくのか、どうにか対策がないのか、あまりにも長過ぎるのではないかと思います。区画整理をして二、三年だったらまだ分かるのですが、20年以上、恐らく30年になるところもあると思います。そのあたりをしっかりできるのか。 質問の要旨(2)③未整備公園の整備時期についてどういうふうに考えていますか、お伺いします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 現在、市内の公園整備につきましては安全を優先し、老朽化した遊具等の更新や池武当地域などのように、公園空白地域の解消を最優先に整備を進めていることから、区画整理地内の未整備公園の整備時期につきましては予定が立たない状況でございます。整備までの間、限られた予算等を勘案しつつ、暫定的な利用の可能性について、今後検討してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 沖縄市は自治会によっては公園がないところ、そこから優先して公園を整備していくということも分かりますけれども、こちらもしっかりもう確保されているわけですから、どうにか市民が利用できる対策をいろいろ考えて、早急に市民に向けて利用させていただくようにお願いいたします。 次に行きます。質問事項2.施政方針よりです。質問の要旨(1)P11.国指定名勝「アマミクヌムイ」に追加指定された越来グスクの保全に関する計画を策定します、とあるが具体的にお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明教育部長 こんにちは。新屋 勝議員の一般質問にお答えいたします。 越来グスクは戦後破壊され、現在グスクの姿を見ることはできません。しかし、城前公園内に越来グスクの拝所が所在し、越来地域の方々が守り伝え、聖地として大切にされております。令和元年度には議員からもありましたように、名勝「アマミクヌムイ」に指定され、国指定の文化財として保存と活用を図っていく必要があると考えております。越来グスクの保全につきましては、琉球国の歴史、文化を示す貴重な文化財として保存・管理を計画的に進めるとともに、名勝としての価値の理解が深まるよう、指定地の保全整備を行います。令和4年度は指定地の整備を進めるに当たり、遺構保存や植栽、説明板等について整備基本計画としてまとめてまいります。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。地域として、越来グスクは国指定名勝「アマミクヌムイ」の一つとして指定されたことで、地域としては大いに喜び、そして期待しているところでもあります。また、越来グスクに関する資料が少ないのです。少ないということで、恐らく委員会としても整備保全計画も大変だと思いますけれども、しっかり関係機関と調整を図りながら、目に見える形で整備ができるように取り組んでいただきたいと思います。本員はこれからがスタートだと思いますので、それを整備してくことで、本市の観光にもつながっていくと思いますので、しっかり取り組んでいただきたいと期待いたします。 質問事項3.循環バスについてであります。質問の要旨(1)循環バス運行について。循環バスも4ルートとなりました。①令和4年度の運行でルートの変更などがあるか、お伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 お答えいたします。 本市循環バスは市内を4ルートで運行しておりますが、令和4年度の運行ルート等の変更点につきましては、まず、北部ルートにおきましては、他ルートへの乗り継ぎ機会を増やすため、バス発着点を従来のかりゆし園前から沖縄市役所前へ変更し、また沖縄市民会館前バス停を登川方面向けに新規追加しております。中部ルートにおきましては、バス停オーナーの変更に伴うバス停名称の変更を1か所しております。なお、西部ルート及び東部ルートについては変更はございません。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。2ルートについては若干変更があるということなのですが、このルートは当初2台から4台になったというのは本当にすばらしく、利用者の方々からは便利になったと思います。 市役所前を発着点とする循環バスなのですが、質問の要旨(1)②市役所前が発着点となっていることから、利用者の方々も多い気がいたします。雨天や暑さ対策など屋根付きバス停が必要だと本員は思いますが、早急な屋根付バス停の設置ができないか。これは全部は厳しいと思いますので、役所前の発着点のバス停の屋根付きができないかということなのですが、お伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 現在、市役所前バス停には、寄贈によりベンチが設置されておりますが、バス利用者の利便性向上には快適な待合い
環境づくりは大事なことだと認識しており、日除けや雨除けを望む声があることも承知しております。バス停上屋の設置につきましては、新設及び維持管理にかかる財源の捻出等の課題もあることから、今後関係部署と協議し、検討してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 梅雨も明けたのですが、梅雨のときは大雨、当然のことながら雨もすごくて、梅雨が明けて、今は熱中症に気をつけましょうということなのです。36度前後。全国でも熱中症で運ばれている方もいらっしゃいます。市民の皆さんにバス停で待つかと言ったら、暑い中、役所の玄関先で待って、バスが来たら行くという感じなのです。多くは高齢者の皆さんが利用していますので、かなりバス停で待つというのは非常に厳しい。役所の玄関先で座って、バスが来たら乗りに行く。または中部興産の前で待っている。そういう状況なのです。今、部長のほうからは財源とか、いろいろ関係機関との調整も必要かと思いますけれども、このやり方というのは、企業とか、スポンサーとか、屋富祖工業もいますので、そのあたりにも話をしてみて、後で終わったらすぐ話をしてください。やはり発着点の1か所だけでもいいので、屋根付きのバス停ができないかということです。ですからやり方、方法はしっかりスポンサーなどを募るかどうするかして、早めに、できるならばしっかりと取り付けていただきたいと思います。次に行きます。 質問の要旨(1)③市役所前にバスが集中する時間帯はバスが離れて待機しており、利用者からは分かりづらいという声があります。庁舎前の中央部の広場を整備して、4台一緒になるとか整備して、そういう対策ができないかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎比嘉直樹建設部長 市役所前バス停には4ルートが乗り入れ、時間帯によってはバスが4台重なることもあるため、当該バス停や近くの場所で待機するなど、臨機応変に対応しているところでございます。安全安心で利用しやすい循環バスの運行には待合い環境の整備も必要と認識しており、議員御提案の市庁舎前線の中央部などを活用した循環バス停留施設整備の可能性について、関係部署等と協議し検討してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。 2台が今のバス停で、あと2台分は後ろとか、そういう感じもありますので、広場をどうにかバス停にして、安心安全でまた4ルートが一緒にどうにか発着点のところにできればいいのかと思いますので、その辺もしっかり検討して頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に行きます。質問事項4.第2次沖縄市観光振興基本計画についてお伺いいたします。質問の要旨(1)第2次沖縄市観光振興基本計画についてお伺いいたします。沖縄県においては、リーディング産業として観光リゾート産業が位置づけられ、沖縄21世紀ビジョン基本計画沖縄ブランドの確立を目指している中、平成30年度には入域観光客数が1,000万人を超え、県内の観光産業は成長していることだと実感しているところであります。しかしながら、令和2年から世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により、入域観光客数が減少し、令和2年度は258万人となっております。観光産業において、新型コロナウイルス感染症の影響を最も大きく受けた分野の一つだと認識しておりますが、少しずつではありますが、回復の兆しが見え始めてきたと期待しているところです。ここ沖縄市におきましては、来年には沖縄アリーナにおいて、FIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催されます。国内はもとより、国外から多くの方が来訪されることが期待され、沖縄市を世界中にPRできることを楽しみにしております。桑江市政も3期目を迎え、より一層観光振興に取り組んでいかれると思いますが、観光振興は国や県の関係機関との連携のほか、地域の関係者の協力を得ながら進めていく必要があると本員は思います。今後の観光振興の施策展開へ向け、第2次沖縄市観光振興基本計画を作成していると思いますが、十分に地域との連携の下、作成されたものと確認させていただきたいと思います。こういうものを経済文化部で作ってあるのです。第2次沖縄市観光振興基本計画というのをつくってありますので、それについて確認をしていきたいと思います。①どのような手順で策定されたかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 新屋 勝議員の一般質問、第2次沖縄市観光振興基本計画の策定手順についてお答えいたします。 第2次沖縄市観光振興基本計画の策定に当たりましては、本市の観光振興に御尽力いただいている関係事業者や関係団体などの地域の意見を十分に反映させることが重要であると考えております。当該計画の策定に当たりましては、
沖縄商工会議所や沖縄商店街連合会、沖縄市料理飲食業組合、東南植物楽園などの地域の観光関連事業者等で構成されるワーキンググループを3回開催し、関係課所属長へのヒアリングを実施し、副市長が委員長、関係部署部長級が委員となる庁内策定委員会により素案について審議を重ねてまいりました。その後沖縄大学特別研究員、名桜大学教授、沖縄市観光物産振興協会会長、グランメールリゾートホテル総支配人などの外部有識者で構成される沖縄市観光振興委員会において諮問・答申を行い、市民意見反映のためパブリックコメントを実施して、令和4年3月に策定をしております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 ありがとうございました。多くの地域の関係者、そして関係団体、また有識者と協議を重ねて策定されたものと感じています。しっかり行政と地域、そして民間事業者の共同の下、この計画をしっかり前へ進めていただきたいと思います。 質問の要旨(2)計画の内容についてお伺いいたします。①目的・計画期間をお伺いします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 お答えいたします。 第2次沖縄市観光振興基本計画につきましては、令和4年度から令和8年度までの5か年計画となっており、計画的かつ効率的に観光振興を図ることを目的に策定をしております。また、本市の恵まれたスポーツ環境や特徴的な歴史文化などの観光資源を存分に生かし、滞在型観光を推進し、市内宿泊者数や観光消費額などの増加を図ることを目指しております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。今、部長のほうから市内の宿泊者数と観光消費というのがありましたけれども、本員が気になるのは、本市での宿泊日数なのです。本市の延べ宿泊者数は、平成30年度までには増加傾向なのですが、令和元年から減少、そして令和2年度はコロナとなって大きく減少となっています。宿泊日数については、令和2年度調査で県内からの来訪者についてはゼロ泊が60%と最も多く、次いで1泊する方が31%、県外からの来訪者は1泊が最も多く27%、次いでゼロ泊が26%となっている状況なのです。ですから本市への宿泊日数を増やす取組が課題かと思いますので、来訪者数の増加を図ることはもちろんなのですが、しっかり一人一人の滞在時間を延ばし、宿泊日数の増加を図り、市内の延べ宿泊数を増加させていくことが重要だと本員は考えますけれども、観光振興を進めるに当たって、どのような方向性を持っているのか、また、目標値等を掲げ、しっかり効果検証の下、取り組んでいただきたいと思います。 質問の要旨(2)②方針及び目標値をお伺いします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 観光振興基本計画の方針及び目標値についてお答えいたします。 第2次沖縄市観光振興基本計画において、世界にひらき活力あふれる国際文化観光都市を観光が目指すビジョンに掲げております。ビジョンの実現に向け、3つの観光振興のあり方を定めており、1つ目に魅力的な観光資源を生かした観光振興、2つ目に社会情勢の変化に対応した観光振興、3つ目に戦略的な地域マネジメントによる観光振興を掲げております。目標の主要ホテル延べ宿泊者数につきましては、現状値約11万人を38万8,000人にまで増加させることを目標とし、観光客1人当たりの消費額につきましては、現状値2万8,000円を3万5,000円まで増加させることを目標値として設定をしております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 第2次沖縄市観光振興基本計画においては、目標値がしっかり設定されているということです。前向きな計画になっていると思いますので、しっかり目標の達成を目指してまた検証を行いながら、効果的な観光振興に取り組んでいただきたいと思います。 質問の要旨(2)③今後の施策展開をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
花城博文経済文化部長 今後の施策展開についてお答えいたします。 沖縄市観光振興基本計画に位置づけた3つの観光振興のあり方に基づき、施策を展開してまいります。具体的には1つ目の魅力的な観光資源を生かした観光振興に基づき、勇壮華麗な演舞で人々を魅了するエイサー文化をはじめ、アメリカ文化と融合した個性的な音楽文化や国際色豊かな街並みなど、本市の特徴的な歴史を背景に培われた文化や風土を磨き上げ、その価値を内外に発信すること。また、エンターテインメントの拠点施設となる沖縄アリーナ等の新たに創出された観光資源、恵まれたスポーツ環境や沖縄こどもの国等の県内有数の集客施設、地域における商工業や農水産業など、それぞれの資源を横断的に活用することにより、内外から選ばれる観光地づくりを推進することとしております。2つ目の社会情勢の変化に対応した観光振興につきましては、持続可能な開発目標(SDGs)を取り入れた施策展開、新型コロナウイルス感染症等の流行による新たな生活様式への対応やICT技術の活用による効果的な観光誘客に取り組むこととしております。また、安全・安心・快適な観光地づくりに向け、観光関連団体、事業者等との連携により、災害や感染症等の観光危機に対応できる体制構築に向け取り組むこととしております。3つ目に戦略的な地域マネジメントによる観光振興につきましては、観光統計に基づくマーケティングや効果的な観光プロモーションをおこなうなど、戦略的な施策展開および効果検証に取り組むとともに、観光関連産業における人材育成や近隣市町村との連携した新たな魅力創出などを推進することとしております。また、観光客の受け入れ環境の整備に向け、国や関係機関等と連携し、市内観光関連施設等の観光バリアフリーの導入促進・普及啓発に取り組むとともに、観光来訪者の周遊性向上を図るため、空港や港湾、県内の周辺観光拠点から本市までのアクセス性の向上や市内各拠点を結ぶ交通の充実を図ることとしております。
○
小浜守勝議長 新屋 勝議員。
◆新屋勝議員 1つ、2つ、3つといろいろな施策が取り組まれていると感じます。今回、第2次沖縄市観光振興基本計画というすばらしい冊子ができています。それに基づいてしっかり取り組んでいただきたいと思います。経済文化部の職員の皆さん、大変お疲れさまでした。本当にすばらしいものができていると本員は感じます。また、本市は平成8年にスポーツコンベンションシティ宣言をし、これまで活気と共感に満ちたスポーツ交流の
まちづくりを推進してきたと思います。今回の本員の質問で本市が掲げる世界に開き、活力あふれる国際文化観光都市の実現に向けて、目的、計画、方針、目標値、今後の施策展開を確認することができました。第2次沖縄市観光振興基本計画の方向性を基に、本市に有する観光資源を十分に生かして、滞在型観光を推進し、市内宿泊施設への延べ宿泊者数や観光消費額を向上させることにより、地域経済の活性化、地域社会のさらなる発展を目指して、経済文化部だけではなく、これは全庁的に取り組んでいく必要があると本員は考えます。本員たち議会も一緒になって協力していきますので、しっかり経済文化部を中心に頑張っていただきたいと思います。以上で新屋 勝、一般質問を終わります。ありがとうございました。
○
小浜守勝議長 以上で新屋 勝議員の一般質問を終わります。 これをもちまして、日程第1 一般質問を終結いたします。 休憩いたします。 休 憩 (午前11時43分) ~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時00分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 休憩いたします。 休 憩 (午後 2時00分) ~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時01分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
△日程第2 議案第372号
沖縄市議会議員及び沖縄市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、日程第3 議案第377号
こどもの国公園東ゲート周辺エリア整備工事の請負契約について、日程第4 議案第378号 財産の購入についての3件を一括して議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。 金城由美
総務委員長。
◎金城由美
総務委員長 こんにちは。総務委員会委員長報告をさせていただきます。 去る6月27日、総務委員会に付託になりました議案第372号
沖縄市議会議員及び沖縄市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、議案第377号
こどもの国公園東ゲート周辺エリア整備工事の請負契約について、議案第378号 財産の購入について、審査の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 本委員会は6月28日に開催し、市当局から総務部長、企画部長、消防長、選挙管理委員会委員長、関係次長、関係課長等の出席を求め、説明を聴取したのち質疑を行い、慎重に審査いたしました。 議案第372号
沖縄市議会議員及び沖縄市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についての主な質疑内容として、選挙運動用ビラの1枚当たりの作成単価について、改正案は7円73銭となっているが、これは印刷業者等に対して作成単価についての調査をした結果、この金額となっているのかとの質疑に対し、今回の条例改正については、公職選挙法施行令の一部改正に伴うものであり、同施行令と同額ということで改正案として上程しているとの答弁がありました。 議案第378号 財産の購入についての主な質疑内容として、契約金額は5,764万円だが、財源は市の単費となるのかとの質疑に対し、防衛局の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用しており、補助額としては4,439万7,000円となっており、残りが市の負担となるとの答弁がありました。 次に、現有車両についてはシャーシ等に腐食があるが、腐食防止のための塗装などがされていないように見える。購入する車両についてはできるだけ経年劣化を遅らせるように、腐食防止について仕様書に盛り込んだ契約となっているかとの質疑に対し、購入する車両については腐食防止を仕様書に盛り込んだ契約となっている。また、シャーシ等の腐食を防ぐため、車検や定期点検時において腐食が発見された場合には、修復を含めた処置が可能かどうか、調整しながら対処していきたいとの答弁がありました。 以上が議案第372号、議案第378号についての主な審査経過ですが、議案第377号についても慎重に審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○
小浜守勝議長 以上で
総務委員長の報告を終わります。 ただいまの
総務委員長の報告に対し、一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第372号、議案第377号、議案第378号について一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第372号
沖縄市議会議員及び沖縄市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、議案第377号
こどもの国公園東ゲート周辺エリア整備工事の請負契約について、議案第378号 財産の購入についてを一括して採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第372号、議案第377号、議案第378号については、委員長の報告のとおり原案可決されました。
△日程第5 議案第373号
沖縄市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条例、日程第6 議案第374号 沖縄市
国民健康保険条例の一部を改正する条例、日程第7 議案第375号 沖縄市
介護保険条例の一部を改正する条例の3件を一括して議題といたします。
教育福祉委員長の報告を求めます。 阿多利 修
教育福祉委員長。
◎阿多利修
教育福祉委員長 教育福祉委員会委員長報告。 去る6月27日、教育福祉委員会に付託になりました議案第373号
沖縄市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条例、議案第374号 沖縄市
国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第375号 沖縄市
介護保険条例の一部を改正する条例について、審査の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 本委員会は6月28日に開催し、市当局から指導部長、
健康福祉部長、指導部次長、健康福祉部次長、関係課長等の出席を求め、説明を聴取したのち質疑を行い、慎重に審査いたしました。 議案第374号 沖縄市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の主な質疑内容として、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した場合の減免について、保険料の減免対象者へ、しっかり周知しているか。また、保険料の減免による本市の財政への影響についての質疑に対し、国民健康保険料は納めていただくことが基本で、収入の減少等により保険料をお支払いできない場合に、保険料の減免について相談していただくことになる。保険料納付書送付の際に減免に関するチラシを同封しており、また国保だより、市ホームページやフェイスブック等を活用して周知を図っているが、今後も、あらゆる手立てを講じて周知を行っていきたいとの答弁がありました。 また、令和3年度は全国市長会から、国へ国民健康保険制度等に関する提言において、全額国費による支援を継続するよう要請したことで、財政調整交付金から4割、災害特例補助金から6割の財政支援で、減免総額の全額を国が負担している。市の財政における影響については、沖縄市国民健康保険財政調整積立基金の年度末残高が約14億1,600万円となっており、現時点で大きく影響することはないが、令和4年度においても全国市長会を通じて、国のさらなる財政支援を要請していくことから、今後も国の動向を注視していきたいとの答弁がありました。 次に、減免申請における収入の減少見込みが、結果的に、収入が多かった場合の返還義務についての質疑に対し、国は、減免の要件である収入の減少について、被保険者に対する迅速な支援の観点から、「見込み」で判断することは差し支えないとしており、収入が3割以上減少していなかった場合でも、不正などにより、収入を過小に見込み申告をしたと認められる場合を除いて、再判定の必要はないとしていることから、基本的には再判定は行っていないとの答弁がありました。 議案第375号 沖縄市
介護保険条例の一部を改正する条例の主な質疑内容として、介護保険料の減免の対象者であれば、国民健康保険料も同様に、減免の対象になる可能性もあると思うが、お互いに連携は取れているのかとの質疑に対し、介護保険課においても、保険料の減免についての周知方法は、国民健康保険課と同様、納付書送付の際に減免に関するチラシの同封や、ホームページ等を活用して周知をしており、コロナに関する同様の減免であることから、部内で連携して、窓口での対応に努めているとの答弁がありました。 以上が議案第374号、議案第375号についての主な審査経過ですが、議案第373号についても慎重に審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○
小浜守勝議長 以上で
教育福祉委員長の報告を終わります。 ただいまの
教育福祉委員長の報告に対し、一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第373号、議案第374号、議案第375号について一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第373号
沖縄市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条例、議案第374号 沖縄市
国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第375号 沖縄市
介護保険条例の一部を改正する条例についてを一括して採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第373号、議案第374号、議案第375号については、委員長の報告のとおり原案可決されました。
△日程第8 請願第4号 「
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に虐待発見時の行政への
通報義務対象に「医療機関における
障害者虐待」を加える法律改正を求める意見書の採択に関する請願を議題といたします。
教育福祉委員長の報告を求めます。 阿多利 修
教育福祉委員長。
◎阿多利修
教育福祉委員長 教育福祉委員会委員長報告。 去る6月27日、教育福祉委員会に付託になりした請願第4号 「
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に虐待発見時の行政への
通報義務対象に「医療機関における
障害者虐待」を加える法律改正を求める意見書の採択に関する請願について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会は6月28日に開催し、市当局から
健康福祉部長、健康福祉部次長、関係課長等の出席を求め、見解を聴取したのち質疑を行い、6月29日に紹介議員から説明を聴取したのち質疑を行い、慎重に審査いたしました。 本請願における市当局の見解として、虐待発見時の行政への
通報義務対象者に医療機関を加えることについて、国においても議論されており、
障害者虐待防止法または精神保健福祉法のいずれに含めるべきか、現在検討されていることから、国の動向を注視している状況である。いずれにせよ、虐待行為の早期発見再発防止に資するような方策は必要と考えているとの見解を聴取したのち、質疑を行いました。 市当局への主な質疑内容として、虐待の定義とは何かとの質疑に対し、障がい者虐待における虐待行為は5種類あり、例えば、医学的判断に基づかない痛みを伴うようなリハビリの強要や、正当な理由もなく長時間部屋に閉じ込めるなどの「身体的虐待」、必要な治療を行わない、またおむつを取り替えないなどの「放棄・放置」、施設等において、職員等が利用者のお金を使ってしまうなどの「経済的虐待」、また「心理的虐待」や「性的虐待」などが虐待になるとの答弁がありました。 次に、現状として、虐待発見時の通報はあるのかとの質疑に対し、障害者施設は通報義務があることから、令和3年度は、通報7件のうち、最終的に虐待と認定したものは「性的虐待」1件であるが、年間を通じてある程度の数は通報されているとの答弁がありました。 次に、まだ国でも議論されている状況だが、本請願に対して市の考えについての質疑に対し、
障害者虐待防止法または精神保健福祉法のいずれにしても、虐待発見時の行政への通報義務を制度化することは非常に必要であるとの答弁がありました。 次に、紹介議員への質疑内容として、国ではどの法に加えるか議論している中、本請願では
障害者虐待防止法に加えるとしている理由についての質疑に対し、国では両方議論されているが、どちらということではなく、現場の声が聞こえたものから取り組んでおり、しっかりと議論していただくことが目標で、地方から声を上げることによって、国はスピード感を持って法改正をしていただきたいとの答弁がありました。 以上が請願第4号についての主な審査経過ですが、慎重に審査した結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○
小浜守勝議長 以上で
教育福祉委員長の報告を終わります。 ただいまの
教育福祉委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより請願第4号について討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより請願第4号 「
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に虐待発見時の行政への
通報義務対象に「医療機関における
障害者虐待」を加える法律改正を求める意見書の採択に関する請願について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、採択であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって請願第4号は、委員長の報告のとおり採択されました。
△日程第9 意見書第17号
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書を議題といたします。 本件については提出者 阿多利 修議員、賛成者 新屋 勝議員、伊佐 強議員、屋富祖 功議員、
町田裕介議員、喜友名秀樹議員、嵩元直萌議員、以上7名から提出されております。 提出者の説明を求めます。 阿多利 修議員。
◆阿多利修議員 意見書第17号
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書 「
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(
障害者虐待防止法)」は、平成24年10月1日に施行から9年が経過した。 障がい者に対する虐待は障がい者の尊厳を損なうものであり、いかなる時いかなる場所であっても断じて許すことはできない。 法律の施行により、障がい者虐待の防止に関する理解は着実に進み、相談・通報件数は年々増加傾向にある。しかし一昨年には、神戸市内の精神科病院において、看護師らによる患者への卑劣な集団虐待事件が発覚した。その後の同病院内に設置された第三者委員会の調査では、過去10年間に少なくとも84件の虐待があったことが判明している。 同病院のみならず、とりわけ精神科病院などに見られる閉鎖性の高い環境において看過することのできない痛ましい障がい者虐待事件が続発している。これらを防止するためには、虐待発見時における市区町村への通報義務が欠かせないが、現行の対象は「養護者」、「障害者福祉施設従事者等」、「使用者」となっており、医療機関内での虐待はその対象となっていない。これによって病院内での虐待事件の発覚を困難なものとならしめ、障がい者を苦しめる一因となっている。 よって、沖縄市議会は政府及び国に対し、虐待発見時の市区町村への通報義務の対象に「医療機関における
障害者虐待」を加え、障がい者への虐待を早期にかつ確実に把握できるよう
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 令和4年7月8日 沖縄市議会宛 先 内閣総理大臣 厚生労働大臣 衆議院議長 参議院議長 よろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書第17号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって意見書第17号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより意見書第17号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより意見書第17号
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書について、採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 全員起立であります。よって意見書第17号は、原案のとおり可決されました。
△日程第10 議案第376号 沖縄市
建築基準法施行手数料徴収条例の一部を改正する条例、日程第11 議案第383号 沖縄市
循環バス車内転倒事故に関する和解等についての2件を一括して議題といたします。
建設委員長の報告を求めます。 藤山勇一
建設委員長。
◎藤山勇一
建設委員長 それでは建設委員会委員長報告を申し上げます。 去る6月27日、建設委員会に付託になりました議案第376号 沖縄市
建築基準法施行手数料徴収条例の一部を改正する条例について、議案第383号 沖縄市
循環バス車内転倒事故に関する和解等について、審査の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 本委員会は6月28日に開催し、市当局から、建設部長、建設部次長、関係課長等の出席を求め、説明を聴取したのち質疑を行い、慎重に審査いたしました。 議案第376号 沖縄市
建築基準法施行手数料徴収条例の一部を改正する条例についての主な質疑内容として、災害時の応急的な建築物の存続期間の延長を可能とする見直しとあるが、これはどういう建築物のことかとの質疑に対し、災害が生じた場合に官公署や病院、住宅、学校など公益性のあるものを建てる際に現行では最長2年3カ月しか建築物を存続することができないところを、法改正により、1年ごとに許可を受けていただくことで存続期間の延長を可能とする見直しが図られるとの答弁がありました。 次に、本市において該当した建築物はあるのかという質疑に対し、本市では、幸いにも災害が生じていないこともあり、災害時で仮設の許可を受けて設置した建築物はないとの答弁がありました。 議案第383号 沖縄市
循環バス車内転倒事故に関する和解等について、当局から今回の転倒事故により負傷された方に心よりおわび申し上げるとともに、市民並びに議員の皆様へ大変な御迷惑をおかけしました。再発防止に向けては循環バス運行委託業者2社に対して安全運行の徹底を指導しており、今後とも、循環バスを安心してご利用いただけるよう、安全運行に努めて参りますとのおわびがあり、質疑に入りました。 主な質疑内容として、被害に遭われた方は後遺症などはなく、完治されたのかとの質疑に対し、和解内容につきましては、損害賠償額の支払いをもって一切解決ということで、相手方の医師の診断の下に完治となり、和解に至っていますので、今後、後遺症などについては支払い義務が発生しないこととなっているとの答弁がありました。 次に、事故の原因は、急ぎ発進が要因なのかとの質疑に対し、バス運転手の不注意になるが、運転手としては一度ミラーを確認し、相手方が座るような動作をするところまでは確認しており、運転手は座ったものと思い込んで発車したということを伺っているとの答弁がありました。 以上が議案第376号、議案第383号についての主な審査経過ですが、慎重に審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定 いたしましたので、御報告いたします。
○
小浜守勝議長 以上で
建設委員長の報告を終わります。 ただいまの
建設委員長の報告に対し、一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第376号、議案第383号について一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第376号 沖縄市
建築基準法施行手数料徴収条例の一部を改正する条例、議案第383号 沖縄市
循環バス車内転倒事故に関する和解等についてを一括して採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第376号、議案第383号については、委員長の報告のとおり原案可決されました。 休憩いたします。 休 憩 (午後 2時34分) ~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時51分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
△日程第12 議案第384号 沖縄市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。 総務部長。
◎我謝勝俊総務部長 こんにちは。午後もよろしくお願いいたします。それでは議案第384号について御説明申し上げます。 沖縄市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 沖縄市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。 令和4年7月8日 沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、条例を改正する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお願いいたします。 沖縄市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 沖縄市職員の
育児休業等に関する条例の一部を次のように改正する。 改正内容につきましては、概要で御説明させていただきます。改正本文中、上から1行目の「第2条第3号中」から5行目の「同号イを次のように改める。」までの改正につきましては、産後8週間の間で会計年度任用職員が産後パパ育休を取得する際、子が1歳6か月に達する日までの間、その任期が満了でない場合、同一任命権者で引き続いて任用がある場合の要件から、子の出生日から起算して8週間と6か月を経過する日までの間で取得要件を緩和するものでございます。また、6行目の「イ 次のいずれかに該当する非常勤職員」から19行目の「第2条第3号ウを削る。」までの改正につきましては、1歳以降も保育所に入れなかったなど、特別の事情により育児休業を継続する場合に、再度の取得要件の確認を要しないものとする内容に改めるものでございます。 次に20行目の「第2条の3第3号中」から次のページの24行目の「育児休業をしたことがない場合」までの改正につきましては、会計年度任用職員が1歳以降最大2歳までに保育所に入所できないなどの理由により、1歳から1歳6か月の間で再度の育児休業を取得する場合の育児休業の開始時期を1歳に限定する要件に改めるものでございます。 次に25行目の「第2条の4」から次のページの9行目の「育児休業をしたことがない場合」までの改正につきましては、会計年度任用職員が1歳以降最大2歳までに保育所に入所できないなどの理由により、1歳6か月から2歳の間で再度の育児休業を取得する場合の育児休業の開始時期を1歳6か月に限定する要件を改めるものでございます。 次に10行目の「第2条の5を削る。」につきましては、子の出生の日から起算して8週間を経過する日の翌日までの期間を定める規定を第3条の2へ新たに規定し、第2条の5を削除するものでございます。 次に11行目の「第3条中」からその次の行の「同条第7号を同条第6号とし」までの改正につきましては、再度の育児休業の取得に係る
育児休業等計画書の提出の規定を削除するものでございます。 次に12行目の最後から13行目の初め、「同条第8号中」から19行目の「(育児休業法第2条第1項第1号の条例で定める期間)」までの改正につきましては、条文中の字句の整理を行うものでございます。 次に21行目の「第10条第6号」から「に改める。」につきましては、再度の育児短時間勤務の取得に係る計画書の提出は存置されることから、「
育児休業等計画書」を「育児短時間勤務計画書」に改めるものでございます。 附則でございます。附則第1項、この条例は、令和4年10月1日から施行する。附則第2項は、改正前に
育児休業等計画書を提出した職員については、改正後も従前の取扱いとする経過措置を附則に規定するものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第384号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第384号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第384号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第384号 沖縄市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第384号は、原案のとおり可決されました。
△日程第13 議案第385号
コザ運動公園隣接駐車場建設工事(その3)の請負契約についてを議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。 総務部長。
◎我謝勝俊総務部長 引き続きよろしくお願いいたします。議案第385号
コザ運動公園隣接駐車場建設工事(その3)の請負契約について このことについて、別紙のとおり工事請負契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求める。 令和4年7月8日 沖縄市長 桑江朝千夫 次のページをお願いいたします。1 契約の目的 コザ運動公園隣接駐車場建設 工事(その3)2 契約の方法 指名競争入札3 契約金額 金719,950,000円4 契約の相手方 有限会社内盛産業・有限会社 丸喜産業・株式会社富建特定 建設工事共同企業体代表者 住 所 沖縄市知花四丁目14番21号 商号又は名称 有限会社内盛産業 代表者氏名 代表取締役 内 間 安 盛構成員 住 所 沖縄市安慶田三丁目7番15号 商号又は名称 有限会社丸喜産業 代表者氏名 代表取締役 上江洲 学構成員 住 所 沖縄市諸見里二丁目18番18号 商号又は名称 株式会社富建 代表者氏名 代表取締役 金 城 進 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第385号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第385号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第385号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第385号
コザ運動公園隣接駐車場建設工事(その3)の請負契約について、採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第385号は、原案のとおり可決されました。
△日程第14から日程第22までは
例月出納検査報告書及び定期監査の結果に関する報告についてであります。 本件については、配付の資料をもって報告にかえます。
△日程第23 諸般の報告であります。 本件についても配付の資料をもって報告にかえます。 日程追加についてお諮りいたします。この際、日程第24として、
米海兵隊員による
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する抗議決議、日程第25として、
米海兵隊員に対する
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する意見書を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
△日程第24 決議第17号
米海兵隊員による
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する抗議決議を議題といたします。 本件については、提出者 栄野比和光議員、賛成者 桑江直哉議員、嵩元直萌議員、金城由美議員、伊禮 悟議員、上地 崇議員、稲嶺隆之議員、
町田裕介議員、前宮美津子議員、喜友名秀樹議員、以上10名から提出されております。 提出者の説明を求めます。 栄野比和光議員。
◆栄野比和光議員 では読み上げます。
米海兵隊員による
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する抗議決議 令和4年7月2日、午前4時54分頃、普天間基地所属在沖米海兵隊伍長(22歳)が、沖縄市中央二丁目所在の路上にて、沖縄市飲食店従業員(20代)の背後から両腕で、首を絞める暴行を加えたとして、同日午前5時22分に現行犯逮捕されたとの報告が沖縄防衛局よりあった。 今回の
暴行被疑事件においては、未だ検察庁の取り調べの段階にあることは承知しているが、市民から沖縄署へ通報があったこと、
暴行被疑事件として現行犯逮捕されている事実から、市民への暴力行為は絶対に許されないものと考えており、大きな憤りを感じている。 また、令和4年5月28日には、キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊曹長(45歳)が、沖縄市中央一丁目14番7号付近道路において、酒気を帯び、呼気1リットルにつき0.15ミリグラム以上のアルコール(基準値の約5倍)を身体に保有する状態で、普通乗用車を運転したとして、現行犯逮捕されたばかりであり、海兵隊員による事件・事故が立て続けに発生していることについて、綱紀粛正及び教育の徹底がされていないと言わざるをえない。 よって、沖縄市議会は、
米海兵隊員による飲酒絡みの事案が続いていることに対し強く抗議するとともに、今後、悲惨な事件・事故を二度と繰り返さないためにも、実効性のある再発防止策を講ずるよう要請する。 以上決議する。 令和4年7月8日 沖縄市議会宛 先 沖縄米国総領事館 第三海兵遠征軍 以上であります。
○
小浜守勝議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております決議第17号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって決議第17号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより決議第17号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより決議第17号
米海兵隊員による
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する抗議決議について、採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 全員起立であります。よって決議第17号は、原案のとおり可決されました。
△日程第25 意見書第18号
米海兵隊員による
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する意見書を議題といたします。 本件については、提出者 栄野比和光議員、賛成者 桑江直哉議員、嵩元直萌議員、金城由美議員、伊禮 悟議員、上地 崇議員、稲嶺隆之議員、
町田裕介議員、前宮美津子議員、喜友名秀樹議員、以上10名から提出されております。 お諮りいたします。意見書第18号につきましては、先ほど可決されました決議第17号と同趣旨であります。宛先等の違いでありますので、説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって本件については、説明を省略することに決定いたしました。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書第18号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって意見書第18号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより決議第18号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより意見書第18号
米海兵隊員による
暴行被疑事件及び酒気帯び運転に対する意見書について、採決いたします。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 全員起立であります。よって意見書第18号は、原案のとおり可決されました。 休憩いたします。 休 憩 (午後 3時13分) ~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 3時16分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本定例会において議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他整理は、議長に委任することに決定いたしました。 お諮りいたします。今定例会の会議に付議された事件は、全て終了いたしました。 よって会議規則第7条の規定により、本日をもちまして閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって令和4年6月第421回沖縄市議会定例会は、本日をもちまして閉会といたします。 大変お疲れさまでございました。 閉 会 (午後 3時17分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和4年 月 日 議 長 小 浜 守 勝 会議録署名議員 眞榮城 健 二 会議録署名議員 新 屋 勝...