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09月28日-07号

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  1. 糸満市議会 2022-09-28
    09月28日-07号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年第6回糸満市議会定例会会議録令和4年9月28日出席議員 21人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美    8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩    10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人    12番 金 城   悟13番 金 城   寛    14番 山 城   渉15番 西 平 賀 雄    16番 大 田   守17番 金 城   敦    18番 金 城   敏19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 徳 元 敏 之欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長       神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長      福 元 信 美   企画部長   金 城   満    市民健康部長    新 垣 政 喜   福祉部長   島 根 辰 也    こども未来部長   国 吉   丘   経済部長   大 城   司    建設部長      上 原   斉   水道部長   伊 敷   勝    消防長       平 田 徳 明   教育委員会  金 城   秀    教育委員会     有 銘 真一郎   教育部長              教育指導監本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第3 認定第2号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第4 議案第63号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第71号 糸満市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第6 議案第74号 財産の取得について(糸満市立小中学校電子黒板整備業務) 日程第7 認定第3号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第8 認定第4号 令和3年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 認定第7号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい            て 日程第10 議案第64号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第68号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第72号 糸満市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について 日程第13 認定第5号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて 日程第14 認定第6号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第15 認定第8号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第16 議案第60号 令和3年度糸満市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 日程第17 議案第61号 令和3年度糸満市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につい            て 日程第18 議案第66号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第67号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第70号 令和4年度糸満市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第73号 糸満市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について 日程第22 議案第75号 字の区域の変更について 日程第23 認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第24 議員提出  児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書の提出について      議案第15号 日程第25 議員提出  高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置      議案第16号 に関する決議について 日程第26 県産品奨励月間に伴う「地元産品奨励及び地元企業優先使用」の要請について(依      頼) 日程第27 県産品奨励月間に伴う「地元企業優先活用」(要請) 日程第28 県産品の優先使用について(要請) 日程第29 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する陳情 日程第30 議員提出  「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書の      議案第14号 提出について 日程第31 議員派遣の件 日程第32 沖縄を再びいくさば(戦場)にさせないための陳情 日程第33 園児・小学生・中学生・今を生きる子供時代のマスク着用についての陳情書 日程第34 パートナーシップ・ファミリーシップ制度に関する陳情書 日程第35 選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書の提出を要望する陳情書 日程第36 沖縄本島南部土砂採取計画の撤回を国に要請することを求める陳情   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) この際「諸般の報告」を行います。 △9月28日付、金城敦議員から議員提出議案1件の提出がありました。  以上で諸般の報告を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、本件については異議なしと決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件については、異議なしとすることに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第2号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計補正予算(第1号)、議案第71号 糸満市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第74号 財産の取得について(糸満市立小中学校電子黒板整備業務)、以上4案件を一括して議題といたします。 4案件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆8番(金城一文議員) 本委員会に付託のありました認定第2号並びに議案第63号、議案第71号及び議案第74号、以上4案件について委員長報告を行います。 認定第2号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が3,141万9,758円、歳出総額が1,744万207円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は共に1,397万9,551円であります。歳出2款1項3目奨学金給付費、岩崎奨学金給付事業において、委員より、貸付けだと返済が厳しい場合もあるので、給付型奨学金を拡充しないといけないのではないかとの質疑があり、当局より、利息運用でやっているが、以前より利息が入ってこないため対応が厳しい。国において給付制度の拡充を打ち出しているので、それと全体的な予算を見ながらの検討になるとの回答がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △議案第63号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ1,397万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,545万2,000円とするものであります。歳出3款1項1目積立金及び4款1項1目予備費において、それぞれ999万9,000円、398万円が追加計上されております。当局より、令和3年度人材育成事業特別会計の決算余剰金の繰越金を積立金及び予備費に充当するものであるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第71号 糸満市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律等の改正を踏まえ、育児休業の取得回数制限を緩和するほか、所要の改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。当局より、常勤職員及び非常勤職員について育児休業を分割して2回取得可能となる。また育児休業とは別に子の出生日から57日以内に産後パパ育休を2回取得可能になるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第74号 財産の取得について(糸満市立小中学校電子黒板整備業務)。本案は、糸満市立小中学校電子黒板整備業務において財産を取得するに当たり、その予定価格が2,000万円以上となることから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求められたものであります。当局より、学級数が増えたことによる不足分である。台数は64台であるとの説明がありました。委員より、耐用年数が経過し更新することになった場合、他市ではリース方式を導入しているところもあるのでいろいろ調査してほしいとの意見がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 認定第2号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第2号 令和3年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第63号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第63号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第71号 糸満市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第71号 糸満市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
    ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第74号 財産の取得について(糸満市立小中学校電子黒板整備業務)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第74号 財産の取得について(糸満市立小中学校電子黒板整備業務)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第3号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 令和3年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第68号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第72号 糸満市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、以上6案件を一括して議題といたします。 6案件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) 皆さんおはようございます。本委員会に付託のありました認定第3号、認定第4号、認定第7号並びに議案第64号、議案第68号及び議案第72号、以上6案件について委員長報告を行います。 認定第3号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が80億5,192万7,552円、歳出総額が78億233万7,089円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は共に2億4,959万463円であります。歳出5款1項1目疾病予防費、はり・きゅう等助成事業において、はり・きゅう等助成金47万4,400円が執行されております。執行率が49.42%となっていることについて、当局より、利用券を配布したが使用実績が少なかったためとの説明がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 認定第4号 令和3年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が49億2,771万1,015円、歳出総額が48億2,619万9,357円で、歳入歳出差引額が1億151万1,658円であります。繰越明許費繰越額は26万円となっており、実質収支額は1億125万1,658円であります。歳出4款3項5目生活支援体制整備事業費生活支援体制整備事業において景品代21万5,000円が未執行となっております。未執行となった理由について、当局より、新型コロナウイルス感染症流行のため事業の実施を見合わせたためとの説明がありました。委員より、事業の内容はどういうものかとの質疑があり、当局より、介護人材の負担軽減や地域人材確保のためボランティアポイント制度を設け、介護ボランティア活動に伴い付与されるポイントに応じて商品券等を支給する事業であるとの回答がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △認定第7号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が4億4,444万1,199円、歳出総額が4億4,404万8,789円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は共に39万2,410円であります。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 議案第64号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ2億4,161万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ82億5,328万6,000円とするものであります。歳出6款1項1目国民健康保険基金積立金において、国民健康保険基金積立金5,036万円が追加計上されております。これは歳入歳出の予算調整により差額を基金に積立てするものであります。委員より、県の赤字解消の時期はいつまでかとの質疑があり、当局より、本市においては赤字解消しているが、県全体としては令和5年度までの計画であるとの回答がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第68号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ87万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,801万6,000円とするものであります。歳出2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金において、後期高齢者医療広域連合納付金11万7,000円が追加計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第72号 糸満市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について。本案は、摩文仁児童体育施設について、地域住民から世代間交流や集会の場としての有効活用が求められており、当該施設を摩文仁コミュニティセンターへ財産転用するため、条例の一部を改正するものであります。委員より、コミュニティセンターとなった後は施設整備もしていく予定かとの質疑があり、当局より、整備予定はないが指定管理者において必要に応じ備品等は整備されるものと考えているとの回答がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 認定第3号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第3号 令和3年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第4号 令和3年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 認定第4号 令和3年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第7号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第7号 令和3年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第64号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第64号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第68号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第68号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第72号 糸満市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 ◆2番(玉城哲郎議員) 議案第72号 糸満市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。 これまで摩文仁児童体育施設は地域住民のレクリエーション等の活動の場としておりました。私も近くを通ったときに中を見てみましたら、高齢者の方が体操をしていたり会議をしているような感じの光景も見えました。 今回の改正理由としましては、地域人口の減少で当初の目的での使用頻度が減少している状況で、地域住民からは世代間交流や集会を行える場が求められており、既存施設を有効的に活用し地域活性化を図るため当該施設をコミュニティセンター施設として活用するものと当局から説明がありました。 私は、地域の自治会にこれまで以上に活用していただき、ほかの自治会とも交流を深めていただきたいと思っております。また、摩文仁は沖縄地上戦の最終決戦地の激戦の地でもあります。摩文仁コミュニティセンターからも平和の大事さを発信してほしいものです。今から6年前の2016年6月26日に、摩文仁児童体育施設で「戦世ぬ映像とぅ芝居」が催されておりました。今後もコミュニティセンターで定期的に平和の尊さを発信してほしいものであります。また自治会があるもののコミュニティセンターがない自治会がほかにもありますので、そこにも目を向けてほしいものであります。 以上で私の討論を終わります。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。議案第72号 糸満市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第5号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第60号 令和3年度糸満市水道事業会計余剰金の処分及び決算の認定について、議案第61号 令和3年度糸満市下水道事業会計余剰金の処分及び決算の認定について、議案第66号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)、議案第67号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第70号 令和4年度糸満市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第73号 糸満市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について、議案第75号 字の区域の変更について、以上10案件を一括して議題といたします。 10案件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 皆さんおはようございます。本委員会に付託のありました認定第5号、認定第6号、認定第8号並びに議案第60号、議案第61号、議案第66号、議案第67号、議案第70号、議案第73号及び議案第75号、以上10案件について委員長報告を行います。 △認定第5号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が3,246万8,080円、歳出総額が2,849万8,220円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は共に396万9,860円であります。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 認定第6号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が6,186万1,471円、歳出総額が5,777万6,159円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は共に408万5,312円であります。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 認定第8号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が7億7,348万6,292円、歳出総額が7億4,797万2,653円で、歳入歳出差引額は2,551万3,639円であります。繰越明許費繰越額は32万3,000円となっており、実質収支額は2,519万639円であります。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 議案第60号 令和3年度糸満市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。 本案は、公営企業の剰余金の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき提案するとともに、決算の認定について同法第30条第4項の規定に基づき、監査委員の意見をつけて議会の認定に付されたものであります。剰余金の処分については未処分利益剰余金1億8,760万2,552円のうち減債積立金へ60万2,552円、建設改良積立金に1億8,700万円を積み立てるものであります。本決算の概要は、収益的収支について水道事業収益が14億9,133万8,330円、水道事業費用が13億373万5,778円で、収支差引額1億8,760万2,552円の純利益となっております。また資本的収入が3億6,907万1,675円、資本的支出が4億1,502万8,813円で、収支不足額が4,595万7,138円となっております。収支不足額については減債積立金等で補填したとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しております。 △議案第61号 令和3年度糸満市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。本案は、公営企業の剰余金の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき提案するとともに、決算の認定について同法第30条第4項の規定に基づき、監査委員の意見をつけて議会の認定に付されたものであります。剰余金の処分については未処分利益剰余金6,030万3,983円を減債積立金に全額積み立てるものであります。本決算の概要は、収益的収支について下水道事業収益が10億6,209万4,228円、下水道事業費用が10億179万245円で、収支差引額6,030万3,983円の純利益となっております。また資本的収入が11億5,512万2,847円、資本的支出が17億4,638万6,786円で、収支不足額5億9,126万3,939円となっております。収支不足額については損益勘定留保資金等で補填したとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しております。 議案第66号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ396万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,696万4,000円とするものであります。歳出2款1項2目、フィッシャリーナ施設管理費において、工事請負費91万円が計上されております。当局より防波堤で釣りをされる方がおり、その危険性排除のためと、またその釣り糸がフィッシャリーナの船の航行に影響を与えるおそれがあるため、防波堤への進入禁止の看板とフェンスを設置する工事を行うとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第67号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ245万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,099万2,000円とするものであります。補正の主な内容は、前年度繰越金の確定に伴うものとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第70号 令和4年度糸満市水道事業会計補正予算(第2号)。本案は、収益的支出予定額について、1款水道事業費用の1項営業費用に492万7,000円を追加し、総額を15億7,566万8,000円とするものであります。補正の主な内容は、人事異動に伴うものとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第73号 糸満市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について。本案は、市営住宅の入居に際し必須要件としていた連帯保証人について、連帯保証人の確保が困難な入居希望者からの申込みに対応するなど、連帯保証人に関する規定等の改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第75号 字の区域の変更について。本案は、字喜屋武の一部において水利施設等保全高度化事業による喜屋武第3地区の完了に伴い、字の区域を変更する必要が生じたため、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求められたものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 以上です。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時41分)                              (再開宣告午前10時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 議案第60号の「余剰金」と読み上げた部分を「剰余金」に訂正いたします。それから議案第61号もそうです。「余剰金」と読み上げた部分を「剰余金」に訂正であります。 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 △認定第5号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 認定第5号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第6号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第6号 令和3年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第8号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 認定第8号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第60号 令和3年度糸満市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第60号 令和3年度糸満市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案可決及び認定であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決及び認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第61号 令和3年度糸満市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第61号 令和3年度糸満市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案可決及び認定であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決及び認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第66号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第66号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第67号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第67号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第70号 令和4年度糸満市水道事業会計補正予算(第2号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第70号 令和4年度糸満市水道事業会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第73号 糸満市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第73号 糸満市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第75号 字の区域の変更について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第75号 字の区域の変更について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本件については、その審査を予算・決算特別委員会に付託してありましたので委員長の報告を求めます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 本予算・決算特別委員会に付託のありました認定第1号について、各分科会の報告を受け委員長報告を行います。 認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が328億4,823万8,889円、歳出総額が319億2,865万7,709円で、歳入歳出差引額は9億1,958万1,180円であります。 また繰越明許費繰越額は1億1,379万1,000円、実質収支額は8億579万180円で、実質収支額のうち基金繰入額は4億5,000万円であります。 それでは各分科会で審査されました主な内容について、総務分科会所管から申し上げます。歳出10款1項3目教育振興費、弁護士費用において弁護士委託料67万7,600円が執行されており、執行率が99.94%となっております。委員より、和解の内容や経緯について質疑があり、当局より、内容についてはお答えできないとの回答がありました。10款2項3目学校建設費、高嶺小学校移転改築事業において、工事請負費1億9,830万4,000円が未執行となっております。当局より、当初は令和4年度開始予定だったが、歳入予算の補助金額の拡充及び事業の早期執行・完了を目指すため、令和3年度に前倒しして事業執行を試みたが、建築確認申請等に日数を要したことにより未契約繰越しとなったとの説明がありました。委員より、令和3年度に前倒ししたにもかかわらず未契約繰越しとなり、本年度入札不調になったことについて原因を調査し責任の所在をはっきりさせることや仮校舎の費用等について質疑があり、当局より、こういった結果になったことについて非常に申し訳ないと思っている。仮校舎については、現在見積り等を徴取している段階である。まずは仮校舎を造って安全を確保したいとの回答がありました。 次に民生分科会所管であります。歳出3款1項4目障害福祉費、軽度・中等度難聴児補聴器購入費等助成事業において、軽度中等度難聴児補聴器購入費等補助金25万7,000円が未執行となっております。未執行となった理由について、当局より、購入及び修理の申請がなかったためとの説明がありました。委員より、補助金の上限額はあるかとの質疑があり、当局より、器具や部品ごとに上限額が決まっているとの回答がありました。3款2項2目児童福祉振興費、ひとり親家庭認可外保育施設利用料補助事業において、ひとり親家庭認可外保育施設利用料補助金5万4,500円が執行されております。執行率が4.5%となっていることについて、当局より、想定より補助対象者が少なかったためとの説明がありました。4款1項1目保健衛生総務費、健康推進課管理事務費において、食育・地産地消推進協議会委員報償費2万7,000円が未執行となっております。未執行となった理由について、当局より、コロナの影響により協議会の開催がなかったためとの説明がありました。委員より、Zoomなどでの開催はできなかったかとの質疑があり、当局より、昨年度はそこまでの環境が整っていなかったため開催することができなかったとの回答がありました。 次に経済建設分科会所管であります。歳出7款1項2目商工振興費、地場産品販路拡大支援事業において、物産交流事業委託として予算額511万9,000円に対し、執行額が97万5,736円、執行率19%となっております。当局より、コロナの緊急事態宣言発出により物産交流事業が中止となったためとの説明がありました。8款2項2目道路新設改良費、与那堀線整備事業において、与那堀線整備工事として予算額5,100万9,000円に対し未執行となっております。当局より、県道との協議に時間を要したため全額を翌年度に繰り越した。今年度10月には完了するめどとなっているとの説明がありました。8款4項1目都市計画総務費、特殊地下壕可能性調査事業(繰越)において、特殊地下壕対策工事として予算額6,517万5,000円に対し、未執行となっております。当局より、入札不調となったためとの説明がありました。委員より、入札不調となっているケースが多くなっているように感じる。近年の資材高騰などの影響だけではないように思えるため、不調となった原因を突き止めてほしいとの意見がありました。 以上が各分科会での審査概要でございます。審査の結果、採決の前に7名の委員が退席され、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり全会一致で認定すべきものと決しました。なお、質疑に対しては分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時02分)                              (再開宣告午前11時03分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 皆さん、今日で9月定例会が最終日になりますけれども、今回の私が今討論する中で、皆さんにもよろしくお願い申し上げて、反対の立場で討論します。 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論します。教育委員会は、令和6年開校予定の高嶺小中一貫校入札において、2回とも不調となり計画の変更となった。その結果1億3,000万円を無駄にし、国からの補助金2億7,687万円を返還する事態となっている。高嶺小中一貫校教育校の開校予定は2028年度となる予定となっています。今定例会の中で不調となった原因はどこにあるのか。責任は誰が取るのかに対する質問にも明確な答弁は得られず、教育長へ原因究明の調査を要求しても調査をしないと答弁しています。また設計、積算の根拠となる総務委員会の資料要求にも応じず審査ができない状態となっています。大変残念なことで、もう一ついじめ事件の審査に対しても重要な問題だからと教育委員の先生方に大田守議員によって出席を求めたが賛否同数、金城一文委員長の委員会、先生方の出席反対の裁決で真相解明の場がなくなっています。慎重審議を行うべき総務委員会において教育委員の先生方に意見を聞く場を設けない委員会の在り方にも疑問を呈します。 しかし、教育委員の先生方の意見も聞かない教育委員報酬の歳出は無駄ということでしょうか。教育長の真意をはかりかねます。令和3年度3月定例会においても、指導部、教育一本化機構改革の教育委員会総務部の2部制度から1部制度になることも教育委員の先生方に1回の説明では教育委員制度の軽減化になり、歳出が無駄ではないでしょうか。前市政から引き継いだ給食センター基本計画策定費817万3,000円、現市政の給食センター等整備事業のPFI活用可能性調査委託費999万9,000円の無駄ではないでしょうか。 去る9月27日の新聞に、9月22日の給食の魚のクリームスープに小さな虫が混入したことも報道されました。子供たちの安心安全のためにも、だからこそ前市政のD案の早期実現へ向けて取り組むべきではないでしょうか。入札不調となった原因究明の調査をしないとは、到底市民にどう説明したらいいのか。入札不調となった原因究明の調査をしてからでも遅くはなく、12月定例会までに調査結果を公開し上程すべきと思うが、議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時08分)                              (再開宣告午前11時11分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 先ほど私が述べた、国からの補助金2億7,687万円を返還する事態となっていることに対して、「返還する」を「減額」という訂正にしたいと思いますのでお願いします。予算の減額です。 ◆8番(金城一文議員) ただいま金城悟議員からも御指摘がありましたが、決算に関する最終質疑があり、質疑での疑念事項を含めて決算認定を承認すべきとの見解で討論を行います。 そもそも議会に提出された決算認定にあっては、一会計年度の歳入歳出決算の執行の実績である決算について、その内容を審査した上で歳入歳出が適法かつ正当に行われたかどうかを確認することとされています。また、決算審査の結果、法令等の違反など重大な問題が発見されたような場合には議会としてこれを不認定とすることもあり得るとされています。もし重大な問題点があれば、税理士を含む監査委員から同様な指摘があるものと考えますが、最終質疑にあった教育委員会の損害賠償等請求事件に関する予備費充用や高嶺小学校移転改築関連の2点について御指摘はありませんでした。改めて最終質疑にある予備費充用等に関する財務処理、支出に係る会計処理について確認すると、学校教育課において損害賠償等請求事件があり、訴訟代理人委託契約が急務となったため67万8,000円の予備費充用をしています。予備費にあっては本事案のように予算編成時に予測できない経費の必要に迫られたり、あるいは予算金額に不足が生じたりする場合には臨時に議会を招集して、予算の補正を行うことは当然ですが、臨時会を招集するまでもない軽微な事件については、あらかじめ予算中にその使途を特定せずに一定の金額を予備費として計上することとしており、当市の当初予算においても議会の承認を得ています。その予備費から弁護士委託料として予備費の充用手続がなされ請求により支払いがなされているとのことなので、適法な処理がなされているものと理解します。また現に監査の指摘はありませんので問題はないことになります。 また、高嶺小中移転改築関連についても、会計処理について監査委員の丁寧な審査がなされ指摘はありません。冒頭でもお話ししましたが、そもそも議会に提出された決算認定にあっては、一会計年度の歳入歳出予算の執行の実績である決算について、その内容を審査した上で歳入歳出が適法かつ正当に行われたかどうかを確認することとされております。監査委員の先生方により適法かつ正当に行われている状況の報告があり、私自身同様な考えであることから決算認定をすべきとの見解であります。議員の皆様の御賛同をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時16分)                              (再開宣告午前11時17分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、この認定については、高嶺小学校校舎移転改築事業における補助金予算の減額及び入札不調に対し、教育委員会の説明では明確な答弁が得られず再度調査する必要があり、今定例会での認定ではなく12月定例会まで調査をする必要があり、認定することはできませんので反対の立場で討論をいたします。 高嶺小学校の移転改築事業については、新聞報道で設計費の1億円以上の無駄、開校に4年遅れと報道があり、市民から大きな怒りの声があります。入札の不調でこれまでの計画を無駄にするとは前代未聞のことだ。許せない。期待していた小中一貫校が4年も延びるのはけしからん。我々の税金を1億3,000万円もどぶに捨てるようなことに市長は責任を持って返してくれるのかとたくさんの市民の声がある。教育長は入札の不調は市に何の瑕疵もなく、原因は物価の高騰、資材高騰であり、責任はホームページで謝罪をしているのでこれ以上の責任を取ることはないという答弁にとどめました。入札に参加した建設業者からも怒りの声がある。市の設計金額と見積金額の差が4億円以上もあるのは適正な設計金額ではない。建設業法違反である。また技術者が配置できないので入札に参加できないと入札辞退をしているのに、2回目も指名するのは何事だと、我々をばかにしているのかとの声がある。教育長はこれ以上の原因究明や責任の所在を解明することはできないとのことであるので、議会で再調査をした後に認定すべきである。 また令和3年度に学校給食センターPFI導入可能性調査は修正案を出して否決されたが、やはり無駄な調査ではなかったか。これまでの一般質問において可能性調査報告書の結果での質問が幾つかありました。筋違いの答弁でした。2か所の地質調査で確認したところ、N値50以上の支持層が1か所しか確認できないので建設費が増大すると答弁している。しかし、2か所の調査で建設費が増大するという報告書は信用できるものか。また周辺が農地のため、虫や砂の侵入、農地からの悪臭等の対策が必要とあるが、専門家が本当にやったのか疑問である。この場所を否定するための報告書にしか見えない。今議会で学校給食センター建設候補地策定業務の修正案を否決されましたが、令和2年の検討委員会で場所選定から除外された真栄里屋外運動場を再調査するようですが、当時は物流団地整備地区で除外されたが、今回は企画部で南部病院跡地利用で福祉ゾーンとして計画されているので、調査する必要はない。無駄な経費と時間の先延ばしである。老朽化した給食センター建設を令和2年の計画で進めるのが最善の方法である。9月22日にも異物混入があったようです。子供たちの安全のためにも、また給食センターの職員のストレスも大きいものがあるようです。教育委員会は強く責任を感じて進めていくべきです。 今議会で高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について提案する予定であります。行政のチェック機能を市民から負託された議会の権能を行使するには調査特別委員会の設置が必要である。議員の権利でもあり義務でもある行政のチェックを果たすためにも各議員にお願いしたい。市民からの要望でもあります。 以上、令和3年度一般会計決算の認定については反対であります。議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時22分)                              (再開宣告午前11時26分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 先ほど私が建設業者からの怒りの声の中で、適正な設計金額ではない。「建設業法違反である」と言いましたが、それを「建設業法違反の疑いがある」に変更いたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時27分)                              (再開宣告午前11時29分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦議員) 認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。 先ほどですね、予算・決算特別委員長から御報告を頂いたように、この予算・決算特別委員会での報告としましては、令和3年度に執行された歳入歳出を審査するのであって、その支出内容等についてどのような形でなったかどうかとか、また先ほど反対の立場で討論された方々からは、この内容、つまり弁護士費用、それから高嶺小中学校の校舎改築云々等の支出関係についてまで言及をされておりますが、実際的にこの予算・決算特別委員会での認定については、その執行状況がどういうものであったかどうかを認定するものであって、最終質疑をする云々ではないというふうに私は思っております。 ですので、予算執行部から提案をされた認定第1号に対して、先ほど金城悟議員、それから金城敦議員から発言された内容等については、この決算審査上の趣旨から大きく逸脱したものだと指摘せざるを得ないというのが私の見解でございます。 つまり予算審査の結果については、法令等条例等に著しく違反、または重大な問題が発生した場合に限り、その審査が検討されるわけです。その中におきまして、税理士を含め、そして監査委員が2名おります。その監査報告を受けた上で何も問題がなかったという報告がなされた上での審査になっておりますので、このような問題提起については私は当たらないものというふうに認識をしております。 よって、今回提出されております認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定については、適法に処理はされ、そしてそれが委員会でも退席者はいたかもしれませんけれども、本会議場で全会一致で可決されたものと認識をしております。よって議員各位の賛同を得て、私の賛成討論に代えます。以上です。 ◆16番(大田守議員) 皆さんこんにちは。認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、本案は、令和3年度糸満市一般会計の歳入歳出決算の認定ですが、常任委員会での質疑や一般質問での質疑の中で、市長や教育長からの明快な答弁、そして資料が提出されていない状況が見られております。このままでは、市民からの行政の監視を負託された議員としての責務が私は果たせないと考えております。そのため短くても12月定例会までの問題の調査研究が必要であり、認定の賛否をこの9月定例会ではなく、12月定例会まで延期すべきだと判断し、今9月定例会での認定には反対の立場で討論いたします。 さて、市職員は「私は、国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚し、日本国憲法を遵守し、並びに法令及び上司の職務上の命令に従い、不偏不党かつ公正に職務の遂行に当たることをかたく誓います。」と宣誓し、日夜職務に精勤しております。市長にお願いしたいことは、市発展のために市職員が使命感を持って精勤できる政策をぜひともつくっていただきたい。お願いいたします。 それとともに、先ほどからこの議会の中で、監査委員が監査してオーケーを出しているからいいんじゃないか。そんな簡単な討論もございました。私はそうではないと思います。昨年度、今年の3月いっぱいで令和3年度の予算が締まって、監査委員が監査を終了するのはいつでしょうか。新年度に入ってからです。この高嶺小中学校の設計費等は令和3年度です。そして、これができないと。無駄遣いだと。新聞報道にもされたのはこの定例会のちょっと前です。そういったことを考えると、監査委員でもなかなか見ることができない。しかし、私たち議員はやはり行政の監視機能、チェック機能としてしっかりとこれを果たさないといけない。私はそう思っております。だからこそ、本議会に出席できる議員は地方自治法上、地方議会は、次の5つの権限があると認識していると私は確信しておりますが、大変残念なことです。5つの権限とは、1つ、議決権、条例の制定・改廃、予算の議決、決算の認定です。地方税の賦課徴収、分担金・使用料・加入金・手数料の徴収、財産の取得・処分などを議決する権限です。これを市民に代わってやるのが私たち議会です。1つ、選挙権、議長や副議長や選挙管理委員などを選挙する権限です。これも私たちはしっかりとやってほしいという気持ちで市民から負託されております。1つ、監視的権限、これが今問題になっております。執行機関が行う行政執行を監視する権限で、検査権、監査請求など、調査権、100条に定める出頭請求や記録提出請求などを含めた権限です。1つ、意見表明権、国会や関係行政庁に意見書を提出したり、陳情や請願を受理したりする権限。1つ、自律権、これも大きなものです。会議規則の制定権など、この議会内部のことについては自主的に決定できる権限です。以上5つの権限を私たち議会は市民から負託されています。これに応える義務と責任と、そして使命感が議員には必要であります。 認定第1号の中で、なぜ今定例会でなく、せめて12月定例会に延期を願うのか。主なものを指摘し討論をいたします。経済部商工水産課の7款1項2目、糸満市地域経済とくらしを支える商品券事業委託業務費が執行されております。しかし、これも監査委員ではその後のことが来年にしか分からないんです。しかし、今9月定例会の中で、補正予算の中で2,036万円、これを国に返還することを補正で決定しております。これは、国からもらったお金を返すときに、私たちの納税者が、糸満市が自由に使える、ほかのものに使える大切な一般財源から抜き出して返さないといけないんです。この状況になるんですよ。これはコロナ対策費の一部で事業遂行に当たり予測が甘く返還となっております。コロナ禍で多くの市民や事業者が経済的な苦境に陥っています。的確な事業遂行ができていれば、そういった市民や事業者のコロナ禍においての経済的な助けになったと私は推察しております。今後このようなことがないよう猛省を促します。この件に関しましてはきちんとした部長のほうからの答弁を私は聞いております。だからこそ猛省を促すぐらいやります。 企画部政策推進課、2款1項6目、新しい土地利用対策事業費1,377万円です。市が所有する土地でもない、県有地に対する土地利用対策のための費用です。明確な目的がなく、結果的には執行率でゼロ%、繰越しとなっております。令和3年度の予算審議時、つまり令和3年3月定例会で真栄里物流特区事業に注力すべきで、目的もなく他人の土地に利用策定をすることは予算の無駄であるとしたが、予算は成立した経緯があります。問題はその後に出てきております。基本構想もないまま価値のない旧南部病院施設を1億253万円で買い取る約束をし、これから5億円以上かけて壊すだけの価値しかない建物を取得するために、令和4年度に入ってから土地利用策定をしたように思えるその予算となっております。年度を超えた事業費の執行で、将来の糸満市の財政悪化を招く結果になるのではないかと危惧されるこの構想の基になっております。この旧南部病院施設は今年度6月定例会や9月定例会においても将来の市財政に大きな負担を与えるのではないかとの危機感で一般質問も多くの議員の対象となっております。しかし、土地優先交渉権などを得るためなどと県の条例にもない権利があたかもあるような不明瞭な答弁に窮しております。これは市、そして市民に対する背信行為になるのではないかと危惧いたします。 同じく、企画部政策推進課、2款1項6目、学校給食センターPFI導入等可能性調査事業費1,000万円です。既存の老朽化した給食センターが停止すると、児童生徒や保護者に大きな負担がかかることになるため、稼働している間に建て替えることで、糸満市の7,000食余りの給食を止めることなく児童生徒に安心と安全な給食の提供を目的として、令和2年に制定された糸満市立学校給食センター基本計画に基づいて、令和3年度基本設計、令和4年度実施設計、令和6年度供用開始予定の900万円近い費用をかけてしっかりとした計画を策定されております。しかし、この計画は年が明けるとともに唐突に、本当に唐突感が拭えない形で広域化が望ましいと、教育委員会からこの計画の中止となっております。私は不思議でなりません。そしてまた、広域化を想定した各自治体の了解が難しくなったと、これもまた唐突感が拭えませんが、PFI方式を検討するとして、教育委員会の所管事務である給食センター業務を行政部局の企画部に移管し予算化された事業です。これに対し、私は教育長が何の対策もせず、市長の言われるまま教育委員会の職務を放棄したのでないかと思うほどの衝撃でした。そのため老朽化した給食センターの建て替えは急務であり、そのまま令和2年の基本計画どおり教育委員会で事業遂行を望む予算の修正案まで提出をしております。その後多くの市民の早期のアレルギー対応型給食センター整備の声に後押しされ、毎回の定例会でなぜPFI方式なのか。老朽化したセンターの早期整備について一般質問や質疑が繰り返されております。これも明確な答弁がなされない中、スケジュールだけは一、二年でPFI事業者を選定し、令和10年供用開始、それを目標と言っております。本当にできるのかどうか不明瞭です。これは当初の早期整備で一刻も早い児童生徒の安心安全の給食提供の目標から大幅に後退をしております。これを表す事件が先週、この議会開催中の先週9月22日に起こりました。老朽化した給食センターのこの施設内で異物の混入が起こっております。そして子供たちに給食の提供がその日はなされておりません。だからこそ最初の計画どおり早期整備を私はこれからも求めてまいります。この学校給食センターPFI導入等可能性調査事業費1,000万円と、今9月定例会で補正されました給食センター土地選定事業費558万円と、令和2年に策定された糸満市立学校給食センター基本計画費817万円を合計すると、何と2,375万円の一般財源の血税が調査費用として使われております。なぜそのような無駄な調査を繰り返すのか私は不思議でなりません。 教育委員会教育総務課、10款1項1目、教育委員会委員報酬264万円です。その前に教育委員会の在り方を私はもう一度話したいと思っております。教育委員会は、都道府県や市町村など地方公共団体に置かれる行政委員会、教育に関する行政事務を担当する組織です。行政委員会とは、都道府県知事や市町村長など地方公共団体の首長から独立して自らの権限に属する事務を執り行う執行機関です。地方公共団体の担う教育とは学校教育のみならず、生涯教育や文化・スポーツの分野まで及びます。つまり教育委員会とは独自の権限を持って幅広い分野にわたり地域の教育を担当する重要な組織です。このように教育委員会制度は大変重要な制度であります。そのため次の3つの基本理念の下につくられております。1つ、政治的中立性の確保。教育は受ける人の精神的な在り方や価値観を形成する重要なものです。その内容が誰か1人の価値判断や特定の集団によって左右されてはいけない。だからこそ教育行政を執行する教育委員会は中立性を確保することが極めて大事である。1つ、継続性、安定性の確保。教育は子供の健全な成長のため学習期間を通して一貫した方針の下、安定的に行うことが必要です。また結果が出るまで時間がかかり簡単に把握できるものではないため、学校運営の方針変更など改革・改善は順を追って徐々に進めることが大事。1つ、地域住民の意向の反映。教育は、私たちみんなが受ける権利を持つ身近で直接的に関わる分野です。専門家とされる人たちがその専権事項として決めるのではなく、広く住民の意見を取り入れ、意向を取り入れ、それを反映する必要が大事であります。そして、この基本理念を支える3つの特性で次のことが言えると思っております。1つ、これは首長からの独立です。教育委員会は行政委員会の1つ、都道府県知事や市町村など、首長から独立した機関です。首長への権限集中を防ぎ、中立的かつ専門的な教育行政の運営を担保します。首長に権限が集中することは、その政治的価値感に教育が左右されて、首長が変わることによって方針が大きく変わったりする危険性があるためです。1つ、合議制。教育委員会の決議は様々な属性を持つ複数の委員の話合いによる合議制が採用されています。委員には様々な意見や立場を集約し、中立的に意思決定することが求められております。1つ、住民による意思決定です。住民が専門的な行政官で構成される事務局を指揮監督する。そのコントロールの仕組みを採用しています。教育委員会は決議したことを事務局に実行させる立場です。教育委員は議会の議員と同様、住民の意向を行政に反映させる役割を担っております。このような重要な制度を無視したようにしか考えられない結果が、この令和3年度に策定され、4年度から実施された教育委員会総務部、指導部の2部長制度を廃止し教育部長の下に一元化した。私にとっては改悪としか思えない教育委員会制度です。この詳細は令和4年の3月定例会の討論の中でもしっかりとうたっております。この島尻教育管内でも好評だった2部長制度を1部長制度に変えるときに、教育委員の先生方の意見を十分聴かず、また現場の校長会や教頭会へ十分な説明をせず強行しております。これでは何のための教育委員会なのか。そしてこの委員会報酬264万円の報酬は何なのか。私はいまだに疑問に思っております。教育委員の先生方が何のために、そして給食センターを教育委員会、この所管からなぜ行政部局の企画部に移されたのか。私はいまだに疑問が払拭されておりません。 同じことが教育委員会学校教育課、10款1項3目、68万円の弁護士費用にも言えます。先ほどの討論の中でこれは100%執行されている。そして何でもないことだというような討論がございました。私は本気でそれをこの議会の議場の中の議員が考えているのであれば大変なことだと思っております。これは重要ないじめに関わる事件の和解に係る費用です。この事件は糸満市が訴えられた事案です。1審では原告棄却になりながらも、福岡高裁那覇支部に上告されました。糸満市や教育委員会は、当初客観的判断を待つとして、令和3年1月の判決を待っている状態でしたが、突如12月に入って和解に至っています。あとしばらく待てば客観的判断が出るものを突如和解に至っています。なぜ和解に至ったのか。その内容を質疑してもいまだ明確な答弁が得られておりません。これだけでも私は大変なことだと思っております。だがしかし、もっと重要なことは、いじめ事件のこの最終決定を教育長は市長部局と会議をしながらも、教育委員会の委員の先生方とは話をされていない。話をせずに決定しているんです。教育委員の先生方は義務教育の中でのいじめの事件に関して、会議に入らなくてもいい、そのようなことになっているのか。私はこれには憤りを感じざるを得ません。そして12月6日の和解日から2週間以上たった23日に教育委員の先生方に事後報告したということです。いじめ問題は、教育委員会の重要な解決する役目を担っております。その中での教育委員の先生方の意見を聞かず、市長部局との話合いだけで決着する。そういった問題でしょうか。もし、教育長や市長がそのように考えているなら、教育委員会の3つの基本理念に係る首長からの独立、そして合議制、地域住民の意思決定を無視することになります。また学校でのいじめ問題、ひいては教育委員の報酬もこのままのやり方であれば、必要なのか不必要なのか問いただして考えるべき問題だと思っております。 同じく教育委員会総務課、10款2項3目の高嶺小学校整備事業です。これはマスコミにも1億1,500万円の無駄遣いとして報道されております。この事業に関しては、令和3年度でも毎定例会で質疑が繰り返されております。今回の疑問は2回の入札不調で、1億3,000万円の大切な税金を無駄に使ったということです。これは補助金でも何でもありません。私たちの市民の納税した血税の中の1億3,000万円です。大きな大きな金額です。令和3年度にこの予算が組まれて、令和3年度締めた後、4月、5月で監査委員が見てこのような結果になるとは思わないでしょう。ある議員がこっちでおっしゃっていました。監査委員が見ているから何でもない。本当にそれで済ますんだったら、私たちこの議会は要りません。はっきり申し上げます。要りません。しかし、私たち21名は市民からそういったことのないようにあらゆる権限を負託されております、5つの権限を負託されております。そのためにもしっかりとした討論、そして議論が必要でございます。その原因と責任はどこにあるのかとの質問に対し、明確な答弁となっていません。さらに同様なことが起きないようにするためには原因の究明、責任所在の明確化が必要です。教育長にその調査をすべきではないかと質問したところ、不思議なことにこれだけに対してはやる必要はないと明確に答弁していることです。額に汗して納税した血税、市民に対する軽視と私は思ってしまいます。納税者や市民に対する大切な血税を無駄にしたことに対する説明責任の放棄を感じてしまうのは私1人ではないと思っております。 以上のことから、さらなる議員、また議会での調査が必要と確信し、今9月定例会の認定には私は反対し、そして12月定例会までの認定賛否を目指し、期間を延長すべきであると考えるため、今日の9月認定には反対をいたします。各議員の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時56分)                              (再開宣告午前11時57分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 私の先ほどの討論の中で、「給食が提供されていない」という表現があったということですが、私は「給食が一部提供されていない」という表現に直します。しかし、給食センターで作ったものは提供されておりません。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時58分)                              (再開宣告午後0時02分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) 給食センターの給食が「提供されていない」という表現を、「一部を提供されていない」に変えます。 ◆5番(浦崎暁議員) 皆さんこんにちは。認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成する立場で討論を行います。 反対する討論の方々が数名立って、各立場で反対の立場を述べられておりますが、今度の決算もそうなんですけれども、通年の決算というのは、やはり市行政がこの1年間、市民に対してどういう仕事をしてきたのか。どういう市民サービスを提供したのかというのがまず大きな基本ですよね。これで私たち議員の役目というものは、果たしてこの予算の執行状況をきちんと見て、適切に執行されてきたのか。そういうことを審議していきます。約1か月間かかって審議してきました。私は民生委員長です。そして糸満市の常任委員会が3つありまして、総務委員会、そして経済建設委員会ということで委員会方式にのっとって慎重審議をしてきたと思います。この反対討論の方々のお話を聞くと、数点に絞ることができると思うんですけれども、今問題となってるのが高嶺小中学校の移転問題とか、あとは南部病院の跡地利用、そして給食センターの改築というふうなことの3つに絞ることができるのではないかと思っています。この3つの事業というのは非常に大きな予算もかかるし、年月もかかるし、慎重審議をしていかなければならないと思っています。この3つの事業の1つの共通する特徴というものが、前市政から引き継がれたものですね。つまり行政というものは継続だというふうなことがよく言われています。それは当然ですよね。新しい政権になって大幅に政策が変更されるとなると、やはり市民にとっても大きな不利益があるかもしれませんし、やはりこの3つの事業というものは市民の暮らし、そして教育に直接関わる重大なものですので、きちんと継続して実現していかなければならないというふうなものであります。 やはりこの間、一番大きな問題となっているのが、コロナの出現というふうなことでありますね。それとウクライナの問題。今非常に経済が厳しくて円安がどんどん進行していって、国も介入したけどなかなか焼け石に水だというようなことで、これはアベノミクスの大失敗だと私は思いますけれども。そういう状況がですね、當銘真栄市政も前市政から引き継いだ中でこのような現象があるということは言えると思います。やはり、このコロナの問題というのは本当に世界を揺るがす、私たちの暮らしも大きく揺るがしてきて日常生活にも本当に私たちの細部に至ってもコロナの問題というのは深く関わってきています。ウクライナの戦争もそうですよね。皆さんもガソリンを入れたり、日用品を買って、生鮮食品も買って買物をするわけでしょう。もう行くと本当に値段が上がっていますよね。これは客観的な状況もあるけれども、繰り返すようですがアベノミクスの大失敗だというふうなことが言えると思います。 そういう中でですよ、やはり行政運営についても大きな影響があるんですよ、当然にも。高嶺小中学校の入札不調という問題で、当局の答弁によると物価高騰、資材が高騰してると。鉄とかね。これが非常に高騰していると、これは事実ですよ。非常に高騰しているというのは本当に聞こえてきますし、ガソリンの値上げが本当に上がってきていて、これも連動している中で、やはり原油とか原材料というのが異常なほど高騰していると。これと行政の入札とかは関係ないというのはあり得ません。必ず連動してきます。これが大きな原因だというようなことも述べています。だからそういう状況があるよというふうなことをきちんと我々認識しないで、行政をただ単にね、私からするとただ単に攻撃している材料に使われているんじゃないかなというような私は印象を受けています。これあまりにもね、行政に対しては非常に私は苛酷な攻撃ではないかなと思います。確かに、議会、そして議員はきちんと行政当局を正す責任はありますよ。ただ、そこの私たちは持ちつつ、コロナの問題、ウクライナによる物価高の問題。そして円安が進行する中での価格高騰という客観的な事実というのを、私たちはきちんと見ないとですね、単なる批判のための批判、単なる反対のための反対になると思います。これは幾ら議員にも権能があったというようなことをおっしゃいますが、それも全ての権限が私たちに付されているわけではないんですよ。ですよね。私たちはまず市民の代表であるということと、やはり市民の立場に立ってきちんと質疑、そして行政を正していくというふうなことが大前提。ただ、事実に基づいてこれを、市を正していくということが私は必要だと思っています。 議員の権限というふうなことを私たち改めて振り返らないといけないなと思っています。議員必携というふうなことがありますけれども、議員の権限と義務というのがあるんです。その権限というようなことをちょっと私は触れていきたいなと思います。議員の権限、1、議会招集請求権というのがあります。それと開議請求権というのもあります。議案提出権、あと動議提出権、発言権、表決権、侮辱に対する処分要求権、請願紹介権というふうなことが列記されております。議員というのも万能ではないですよ。そういう権限の中できちんと当局を正していって市政運営を監視していくというふうなことが私たちに課せられた責務なんですよ。だから私この高嶺小中学校の問題を聞いてて、総務委員会どうしているのかなと非常に不安になりましたよ。総務委員会はきちんと審議しているのかな。ちゃんと議員の意見に対して、当局、教育委員会はどういうふうに答えてるのかなと。私たちも同僚の議員から、総務委員会の質疑状況を聞きました。それに基づいて私たちも表決に加わっているんですけれども、やはりきちんと審議はしているんですね。そうですよね。議員はそれが仕事なんです。審議されていないと言ったら総務委員会は何をしているのという話ですよ。総務委員会の議員たちは何をしているんですかという話になりますよ。それでこの問題というものは、私はね、もし疑義があるんだったら大いに議論していいです。しましょうよ。閉会中審査というのは可能なんですよ。なぜかというと、総務委員会というのはこれまで1か月間、この問題について審議してきたわけでしょう。つまり審議した蓄積があるわけですよね。それとまた閉会中審査というのもあるわけです。何でこれが議員の務めなのに。それでやってきたわけでしょう。それを否定することというのは私は非常に総務委員会の委員に対して失礼なことじゃないかなと私は思います。当局も、私は答弁していないというふうなことではないと思います。答弁してきていると私は思っています。ただ、それを納得するか納得しないかというのは議員によっても、立場によっても違いはあるんですよね。そこで総務委員長から先ほど報告があったんだけども、これはもう多数決ですか。賛成者が多かったというふうな認識で本会議に上程されているわけですよね。これこそまさに議会のルールにのっとった、正当なルールにのっとって今本会議に提出されてるわけでしょう。私は今度のね、何ていうんですかね。反対するから悪いとか賛成するからいいという話じゃないですよ。反対する理由がね、私からすると。どうも……何ていうのか、腑に落ちないというか釈然としないというかね。果たして本当に市民の立場に立ったものなのかという疑義があります。 確かに高嶺小学校については、市民の、あるいは地域の期待を損ねたということもあると思います。だからこそね、やはりそれを市当局は、市長、教育長は受け止めて、やはりきちんとしたものを造っていくんだというふうな決意表明をされているわけじゃないですか。それを私たちは信用しなければいけないと思いますよ。ただ単に議会というのは当局と対立する存在ではないんですよ。やっぱり政策については、お尻をたたいていってもっときちんとしたものを造っていけと。でも、非常に反市民的なものについてはストップをかけていくということが私たち議員の役割であって議会の務めです。ただ、きちんとした給食センターを造っていくんだ、あるいは子供たちにとって非常によい環境になる高嶺小中学校を造っていくんだというふうなことはどんどんどんどん積極的、建設的な提言をしていくべきなんですよ。これが今私たちに求められてるんじゃないですか。ですよね。そうだと私も思います。インターネットで見ている方々もですね、私は本当に議会の役割、議員の役割というのは、やはり建設的にきちんと政策を提言して、市民のためにいかに力を尽くしていくかというふうな立場に立つべきだと思っています。繰り返すようですけれども、反対のための反対とかね、もうそういうのは本当に私はどうなのかなと思っていますよ。これがもし、いやもう高嶺小中学校は造りませんと言うんだったらこれは大反対しますよ。これはとんでもない話です。だけども、きちんとしていくんだと、よりよいものを造っていくんだと。今度のことを教訓にして本当にすばらしい学校を造っていくんだというふうなことを言っているわけです。表明してるわけですね、市長も教育長も。 そのことを私たちも受け止めて議論を進めていかないといけないなと改めて思いますので、認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成していただくよう心を込めて議員の皆様にお願い申し上げまして、私の討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時16分)                              (再開宣告午後0時17分)
    ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆5番(浦崎暁議員) 訂正いたします。 先ほど私が述べた総務委員会での「多数決による採決」というところを、「可否同数で委員長裁決」というふうなことで改めていきますのでよろしくお願いします。 ◆10番(新垣勇太議員) 先ほどの浦崎暁議員の賛成討論を聞いてですね、反対討論をやりたくなりましたのでよろしくお願いします。令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をしたいと思います。 この件に関しては、歳入歳出とかではなくて関わる予算がありまして、高嶺小学校校舎移転改築事業における補助金予算の減額及び入札不調に対して、今各委員から問題提起があったと思います。この問題に関しては、今自分たちも特別委員会を設置するよう働きかけておりますが、反対のための反対では間違いなくありません。1億3,000万円という税金がどのようにしてこれが無駄遣いになってしまったのかというのを調査するために自分が必要ではないかというふうに思っています。それは各部署における入札工事がある中で、糸満市の入札工事がある程度不調になるという機会がかなり多くなってるなというふうに感じます。これは予算の問題もあるんですけど、適材適所の人材が設置されていない、配置されていないというのが私は1つの要因ではないかなというふうに自分の中では思っています。その中で様々な入札における専門家、専門家というか技術職を持った人の配置が本当にできているのかも含めてしっかり議論する必要があると思います。 例えば今回の高嶺小中学校の校舎の移転については、12億円ほどの予算をつくっていて、その12億円の予算をそのまま12億円でやってくれと設計士にお願いしたのか。それとも様々な、12億円で造ってくれといった予算を、来たものを行政側がそれをチェックできなかったんじゃないか。そういった問題にもつながってくるのかなというふうに思います。例えば12億円でやってくれと言ったら、設計士は12億円のものをつくってやる。その中で単価をですね、ある意味鉄鋼を鉄骨をたたいて見積りをして、それを12億円でまとめたものと本当の金額をまとめたものとでは入札のところで差が出るというのは当たり前だと思います。そういったことが行われていたんじゃないかなという疑義もありますし、それは今の教育委員会の答弁、物価高騰、資材高騰というのは4億円という数字が本当に物価高騰で資材が高騰するとは私は思えません。それは豊見城の今の校舎建築、同じ時期にありましたが、そこは入札できてるのに、なぜ糸満市ができなかったのかというのが問題じゃないかなというふうに思います。これは教育委員会のこの高嶺小中学校の問題だけではなくて、今後の糸満市の入札における工事に関わってくることでありますから、私も以前からこの入札に関して入札不調になった場合、ちゃんとした技術職の職員がいないんじゃないかということを議会でも提案してきました。しかし、今回1億3,000万円という予算が使われたにもかかわらず入札不調になってしまって、またさらにもう一回基本設計、実施設計……基本設計はそのまま使うにしても実施設計をしていく。また予算を1億円余り使っていくんじゃないかなというふうにも思いますし、そういったことが今後ないようにするためにもしっかりとした議論をする、調査をしていく。これはただ単に行政を追及することではなくて、今後の糸満市の事業を効率よく進めていくためにも私は必要ではないかなというふうに思っております。こういった中で、決算の認定の中でしっかりもっと議論をしてですね、今の教育委員会の答弁では物価、資材高騰したことが原因だとしか言わないものですから、今後しっかりそういったことも細かいところまで調査していくことが今必要だと思います。 また、先議案件でありました給食センターの候補地の調査の予算でありますけど、それも本来令和2年に作成した給食センターの基本計画どおり進めていれば、今進めているので、工事をしているのでやってくださいということも言えたと思うし、ましてや26日ですか、22日に起きた異物混入、昆虫が入ってたということも起こったとしても、今改善に向けてやっているからどうにか保護者にも説明ができたのかなというふうに思います。その中で、先ほど浦崎議員からあったように行政は継続なんです。継続の中で物事が進んでいく。その中でウクライナ、物価高騰があるにしろ、この計画をバージョンアップさせると言って変えたのは當銘市長なんですよ。當銘市長がこの基本計画をバージョンアップさせると言って一度立ち止まって、PFIから、また広域からということを考え始めて、今こうやって現状が起きてるというのは認識していただきたいなというふうには思います。ですから、これはこういった異物混入が起きないように修繕費をかけていく。それでも起きてしまうんですよ。そういうふうに起こらないでやってくれと言っても起きてしまう現状があるからこそ、早めにですね、早期整備を求めて反対の討論といたします。どうか議員の賛同を求めて反対の討論といたします。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時24分)                              (再開宣告午後0時24分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 これより採決を行います。 △認定第1号 令和3年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時25分)                              (再開宣告午後2時40分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ただいま金城幸盛議員外7名から議員提出議案第15号 児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書の提出について、金城敦議員外6名から議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議についてが提出されました。 お諮りいたします。 両議案については、これを日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって両議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議員提出議案第15号「児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書の提出について」を議題といたします。 本案については、提出者金城幸盛議員外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆19番(金城幸盛議員) 議員提出議案第15号 児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、少子化対策担当大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出する。 意見書を読み上げて、提案理由の説明に代えさせていただきます。   児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書 令和元年10月より、3歳から5歳までの全ての子供及び住民税非課税世帯のゼロ歳から2歳までの子供を対象とした幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料を無償とする幼児教育・保育の無償化の実施がされてきました。 しかしながら3歳未満の児童については住民税非課税世帯以外は無償化の対象となっておりません。そこで児童福祉における公平性の観点から国及び政府に対し、幼児教育・保育の無償化を持続可能なものとするために、幼児教育・保育の無償化を国費で全額負担とする制度を強く求めます。 急速な少子化が進む中、児童福祉としての保育事業の質の向上と安心して子供を産み育てることができる社会の実現が強く求められており、子供の健やかな成長を支えるためには、質の高い保育サービスの提供と保育の担い手の確保が重要です。 子供の安心・安全な保育を保障すると同時に子育て家庭の支援を強力に行い、保育士の配置基準を見直し、実態に見合った給与の実現、保育士・調理員の配置基準の抜本的改善が急務です。また、公立保育所や認可保育園へ入所できない児童は認可外保育園に頼らざるを得ない状況が続いているが、行政による援助が著しく少ないため施設の整備拡充が極めて困難な状況であり早急な対策が求められます。 よって、国において児童福祉の安心・安全のため、下記の事項を実施するよう強く求めます。                     記 1 少子化対策推進のため3歳未満の児童について保育費完全無償化の実現。 2 保育所等の早急な職員配置基準の見直しや公定価格の引上げなど、保育士等職員の処遇を改善するための必要な支援のさらなる周知を行うこと。 3 認可外保育園に対する支援について、特別措置として具体的な支援策や財政措置の取組を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年9月28日                                糸 満 市 議 会 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。 △議員提出議案第15号 児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書の提出について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議員提出議案第16号「高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について」を議題といたします。 本案については、提出者金城敦議員外6名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について。上記に関し、別紙のとおり決議するものとする。   高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議1 特別委員会の設置   令和6年開校予定の高嶺小中一貫教育校開校に向けた高嶺小学校移転改築事業工事入札において、2回とも不調となり開校予定の計画が見直されることになった。そのようなことから入札不調の原因を調査し、今後の業務の改善を図るため委員会条例第6条の規定により特別委員会を設置するものとする。2 付託事件  (1)高嶺小学校移転改築事業における入札不調となった調査について    ア 入札不調となった原因究明について    イ 責任所在の究明について    ウ 入札不調となった設計書の取り扱いについて3 調査期限   本特別委員会は、2に掲げる事件の調査及び審査が終了するまで閉会中もなお継続審査することができる。4 委員定数   本特別委員会の委員は12人とする。  令和4年9月28日 以上です。 ○議長(金城寛) 本案に対する質疑を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時49分)                              (再開宣告午後2時50分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時50分)                              (再開宣告午後3時50分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 本案に対する質疑を許します。 ◆3番(山内竜二議員) 質疑させてください。 市には、監査という事務のチェック機能が存在し、今まで監査委員の方々の審査がなされその機能を発揮してきました。そのような機関がある中で別立てで調査特別委員会を設置する必要があると判断した理由をお聞かせください。 ◆17番(金城敦議員) 質疑に答えます。 私の聞いているところでは、監査委員は3月ぐらいまでにやるということで、今回すぐということはできないのではないかと思いまして、これまでも調査特別委員会は議会で決めることですので、それまで監査委員の調査は待たなくてもいいというふうに思っております。 ◆3番(山内竜二議員) ありがとうございます。次に市では直近3年間の2度の入札不調の事案を確認すると複数あることが分かりました。今までの2度の入札不調がある中で、なぜ今年度の教育委員会での事案を特別に取り上げ、調査特別委員会の設置が必要と判断したのか。以前の事例の入札不調を取り上げる必要がないと判断した違いを含めて理由をお聞かせください。 ◆17番(金城敦議員) 以前のことは分かりませんが、今回のこの入札の不調は大変大きなものがあります。4億円もの差があり、そしてこの不調のために計画をやり直す、とても大きな問題が出ています。ただ物価高騰だけでこれが本当に4億円の差がついているのか。今までそんなことはなかったと思います。そのためにどうしても調査する必要があって、やらなければいけないというふうに思っております。 ◆5番(浦崎暁議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、金城敦議員から出されております。質疑をしたいと思います。 この高嶺小学校の移転事業というのは、起点となったのは上原昭前市政だと思いますが、特別委員会を設置するとなると、やはり前市政の関与というか、起点となっているわけですからね、その前市政のいわゆる市長を含めて、それと関係者も含めて、全てお呼びになってお話を伺うことも想定しているのかという点と、付託事件の中にア、イ、ウと列記されておりますが、ア、入札不調となった原因究明について、イ、責任所在の究明についてということと、最後にウ、入札不調となった設計書の取り扱いについてという3つの点が列記されてこの問題について究明していくというふうなことを述べておりますが、この3つの点というのは総務委員会でも議論されて、審議されてきたことなのか。それとも審議されているのであれば、どういう審議の内容で、どういう答弁が出てきているのか。あるいは審議が全くされていないのかというのを明確に答えてほしいと思います。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時55分)                              (再開宣告午後3時55分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 浦崎暁議員の質疑にお答えします。 1番目の前市政の問題もあるということで呼ぶのかということですが、それに関しては必要があれば呼んでいいんじゃないかなと思っております。 総務委員会の中で究明したのかということですが、私は総務委員会ではないので分かりませんが、何回か見たことはありますが、その中でも、また委員から聞いた話でも原因究明はこれ以上やらない、そういうふうなことを言っているようです。責任の所在もインターネットで謝ったからそれでいい。ということは責任にはなっていないと思っていますので、今回も調査する必要があるということであります。設計書の取扱いも、やっぱり設計書を見ないとそれが本当に物価の高騰だけの問題なのかというような、資材の高騰だけの問題なのか、その設計書も見ないと分からないと思います。しかし、それも教育委員会は出さないと言っているようですので、やっぱり調査特別委員会であれば出してもらうことができるので、ぜひそれも議会の特権であります調査特別委員会でやる必要があると思ってそういうふうに提案をしているところであります。以上です。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時57分)                              (再開宣告午後3時58分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 浦崎暁議員の質疑にお答えします。 審議されたのかされなかったのかということであれば、審議されたと思います。しかし、私から見ればしっかりとした審議がされていない。そういうことがあってもう一度、調査特別委員会で審議しなければならないという思いで提案書を出しました。 ◆5番(浦崎暁議員) 私ね、非常に今びっくりしましたよ。総務委員会が1か月近くかけて、議会も開催して、この問題について、この間一般質問もありましたよね。審議しているのに、私はちょっと委員会に対して、本当にこういう答弁でいいのかなと思いますよ。審議していないというふうなことの報告を受けているんだったら、じゃあ皆さんね、この7名の議員がですよ、このうち3人の方は総務委員会に属しているわけです。何を審議したのということですよね。この間、何を審議したのかという話になってきますよ。そこで、ちょっとこれも討論で明らかにしていきますけれども、最後の質疑になるんですが、特別委員会というふうなことになると相当な根拠が必要になってくると思います。やはり私たちが政策とか、いろいろ議論する一番大事なところというのは、やはり法令違反がないか、法律的に、あるいは条例的にどういうことになっているのかというのがやはり大事だと思うのですが、今回特別委員会を求めているわけですから、この問題について法令違反があったのか、あるいは条例に違反しているのか、さもなくば規則に違反しているのか。その疑いがあるのかどうかというのを明確に答えてくれませんか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時00分)                              (再開宣告午後4時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 法令違反なのか、規則に従っていないのかという質疑でございますが、私が思うには品確法違反ではないかと思っております。私が思うには品確法の違反、品確法違反というのは建設業法違反になります。それはですね、品確法の中で適正な入札価格で入札をさせるというのがあります。それに絶対違反しているのではないかと思います。だからそれを調べたいためにこの調査特別委員会だと思います。よろしいでしょうか。 ◆20番(新垣安彦議員) それでは私のほうからも質疑をさせていただきたいと思います。 まず、設置決議書に見られる付託事件について、責任所在の究明とありますが、今回の調査において、委員会条例第6条の規定のほか法律のどの条項を適用して実施されるか、それについてお答え願います。 それと調査の根拠法となる条例、法律、責任を明らかにする行為、これは憲法第38条第1項に抵触するおそれがあります。併せて抵触しないという考えを支持するのであれば、その逐条説明や判例などどの部分にあるのか、それも併せてお示し頂きたい。 それと先ほども質疑がありましたけれども、皆さん方は監査委員の監査報告を待たずにしてこの調査を行うという説明がありましたが、そうすると監査委員の役割を、皆さん方は監査委員の役割を無視してもこれを調査するという趣旨でやっているのか、それについて御答弁をお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時03分)                              (再開宣告午後5時04分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 新垣安彦議員の質疑にお答えいたします。 質疑は、責任所在の究明とあるが、委員会条例第6条の規定のほか、法律のどの条項に適用しているかという質疑でありますが、今回の特別委員会は糸満市議会委員会条例第6条の特別委員会の設置等の条項に基づいて設置としているので、他の法律等は考えておりません。 2番目の質疑ですが、私も趣旨がちょっと分からないんですけど、質疑でありますのでお答えします。調査の根拠となる条例を明らかにするには憲法第38条第1項に抵触していないか。判例はあるのか。そして逐条解説はどうなっているのかという質疑であります。憲法第38条第1項をお答えいたします。何人も、自己に不利益な供述を強要されない。2、強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。3、何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。次に逐条解説についての答弁をいたします。刑事手続における被疑者や被告人に限らず、証人も刑事責任を問われる可能性のある供述を強要されることはありません。この供述拒否権は、刑事裁判のみならず民事裁判や議院における証言の場においても、また行政手続においても保障されます。2項は、強制された自白など任意性のない自白を証拠として使うことを禁じます。強制や利益誘導されて得られた自白は虚偽である危険が大きいですし、捜査機関に黙秘権侵害をさせないようにするには証拠として使えないとすることが効果的だからです。2項に列挙された事由はあくまで例示であり、例えば長時間にわたる取調べによって得られた自白も、その任意性に疑いを生じさせるようなものであれば証拠として使うことはできません。3項は、自白を唯一の証拠とする場合にも有罪とできるとすると自白強要のおそれや誤判の危険が高まるので、その自白だけでは有罪とできないとしました。以上が38条と逐条解説であります。 あと判例であります。その38条の判例についてまとめてあるのがありますので、それを答弁をいたします。判例のまとめとして、昭和31年12月26日に不法入国者の外国人登録義務に関して、昭和35年8月4日、法人税の申告義務、昭和37年5月2日に自動車運転者の交通事故報告義務、昭和37年5月4日に古物営業法記帳義務、ほかにも昭和47年11月22日に川崎民商事件、昭和51年11月26日、不法入国者の外国人登録義務に関してというのがあります。昭和54年5月10日に覚醒剤の密輸入と輸入申告義務というのがあります。昭和59年3月27日には国税犯則嫌疑者に対する質問調査手続があります。またその他の判例として昭和29年7月16日、麻薬取扱者の記帳義務、平成9年1月30日に道交法の規定による運転手の呼気検査、まだありますが、今日のところはこれまでにいたしたいと思います。以上が先ほど質疑のありました38条の判例であります。よろしいでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時09分)                              (再開宣告午後5時09分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) すみません、もう一つありました。監査委員の意見は聞かないのかとありました。監査委員の意見は聞いております。監査委員のやったことを全て承認するのであれば、議会は必要ないのではないかと思っております。またそれと監査委員は3月の最後に決算のためにやりますので、今すぐということは動かないと思いますので、監査委員の業務を待つことができないということでありますが、意見は聞きます。 ◆20番(新垣安彦議員) 私の質疑に対して、誠意ある答弁を頂きましたことをありがとうございます。それでは2回目の質疑をさせていただきたいと思います。 皆さんのほうからこの調査特別委員会設置に関する決議、その中の2番目にある付託事件、高嶺小学校移転改築事業における入札不調となった調査についてという中で、イに責任所在の究明についてという文言がございます。この責任追及ということは、この特別委員会に対して100条を付す設置を考えているのか。そして設置するかしないかの答弁をしていただいた上で、もし100条の条文をつけないで設置するというのであれば、単純な特別委員会なのか。それであるならば総務委員会でこれまで議論が尽くされてきているはずです。先ほどの質疑にもありました。総務委員会で質疑された延長線上での特別委員会を設置するというふうに理解していいか御答弁お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時12分)                              (再開宣告午後5時12分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 新垣安彦議員の質疑にお答えいたします。 今ですね、我々は調査特別委員会で責任を明らかにするために調査をするつもりでございます。その中でまだまだ強く調べないといけないようなことがあれば、100条委員会を設置する可能性もあると思っております。また総務委員会でやったことが無駄じゃないかというような質疑だと思いますが、総務委員会の中ではっきりした答弁ができていなかったので調査をする。そういうことでこの調査をする予定でありますので、その延長だと思えばよろしいかと思います。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時14分)                              (再開宣告午後5時15分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆4番(前田潤議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、反対の討論をします。 校舎の設計は、前市長の任期中にほぼできていて今に引き継いだ形になっています。高嶺小学校の移転に関して、元の小学校の近くに造ってほしいとの要望があって小中一貫校が提案され受け入れられたと認識しています。屋上プールとピロティーをするだけで3億円との説明がありました。グラウンドの拡張の強い要望が以前の議会の一般質問でもありました。 建設が結果として遅れること、設計費用が全額とは言わないまでも無駄になったことは大きな問題です。しかし私は、設計をする前にもっと議論をすべきだったのではという思いをしています。1つの小学校を中学校の敷地に押し込んで使えるプールを壊し、広さがあれば造らなくてもいいピロティーを造る無駄をすることになっていたからです。 過ぎた時間は戻りませんが、敷地を拡張し、今からでもよかったと言える学校を造っていくべきことを申し上げ、討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後5時17分)                              (再開宣告午後5時17分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 皆さんこんばんは。実は先ほど議会運営委員会でこの議論もあったんですけれども、しかしながら私ら議員は、やっぱりこの問題を大きく取り上げることで、この特別委員会を発することで、今回議員の発案で議員提案になっていますけれども、それに対して討論します。賛成の立場です。 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について賛成の立場で討論します。 皆さんも御存じだと思いますけれども、この高嶺小中一貫校に対しては新報、タイムスの両紙から取り上げられました。先ほど私も討論いたしましたけれども、認定について反対の立場で討論しましたけれども、そのとおりだと思います。教育委員会は、令和6年開校予定の高嶺小中一貫校入札について、新聞等で2回とも不調となり計画の変更となったんです。その結果、1億3,000万円を無駄にし、国からの補助金2億7,687万円を減額する事態となっています。高嶺小中一貫教育校の開校予定は、2024年予定が2028年、4年間遅くなるんですよ。今定例会の中で入札不調となる原因はどこにあるのか。責任は誰が取るのかに対する質疑にも明確な答弁が得られず、私も総務委員会を視聴しました。しかしながらですね、本当に議論がかみ合っていないんですよ。要は答弁をしていない。教育長へ原因究明の調査を要求しても、調査をしないと答弁しているんですよ。これおかしくないですか。答弁しても調査をしない答弁。また設計、積算の根拠となる総務委員会の資料要求にも応じず審査ができない状態となっているんです。それを特別委員会を設置することで、皆さんも考えてください。これは教育委員会の問題ですよ。それと先ほど議会運営委員会でも皆さん、給食センター問題で原因追究をいっぱいしたんじゃないですか。これこそが原因追究、調査をするのが筋道ではないでしょうか。議員の賛同よろしくお願い申し上げます。 ◆3番(山内竜二議員) 議員提出議案第16号、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置について、反対の立場で討論します。 高嶺小学校移転改築事業に係る入札辞退の理由の1つに、設計額と見積額が合わないことが示されました。この件については、今議会の一般質問の答弁で昨今の建設資材の高騰による市場単価と公共単価の乖離等が原因であると想定されること。さらに設計書の作成については適正に作成していると当局から説明がありました。 また、新聞報道にあった設計費1億円以上無駄との報道については、当局の答弁から、これからの見直し業務の中で既存のプールの活用を含め、教室の配置や資材等、今回作成された設計資料を活用しながら期間短縮に努めながら実施していく方針が示されています。 なお、事業の見直しについては、市長及び教育長からおわび並びに児童の安全の確保、グラウンドの拡張を含め事業を推進していくとの答弁がありました。 以上のことから高嶺小学校の入札は適正に行われたと考えており、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会の設置に反対します。 ◆11番(平田健人議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、賛成の立場で討論いたします。 まず私、総務委員会委員としてですね、教育委員会に説明を求めていましたが、答弁がお答えできないという答弁が多かったので、総務委員会の委員として知る機会は得られなかったという認識です。委員会の中で、豊見城が入札できていて糸満市がなぜできないのか。本当に資材高騰だけが原因なのか。そういった質疑に対してしっかりとした答弁が得られていないという認識なので、議論するための情報がない。議論できない状態だったのでこのような調査特別委員会の設置を求めております。しっかりこの問題にですね、そうっと蓋をするのではなく、それだけでは何の問題解決にもなりませんので、原因をしっかり調査すべきです。 市民からも関心が高い問題ですので、調査特別委員会設置を求めます。議員各位の賛同をお願いします。 ◆9番(長嶺安浩議員) 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会の設置について、反対の立場で討論します。 高嶺小学校校舎の改築工事に係る設計作成については、さきの一般質問の答弁にあったように、設計書の作成については公共建築積算基準などに基づき作成されていること。工事の入札結果は、1回目、2回目とも業者の辞退により入札不調となり、2回目の入札に当たっては1億5,000万円の予算の増額を行う予定で行ったが入札不調となったこと。入札辞退の理由としては、1、見積金額が設計金額を上回った。2、技術者の配置不足、配置困難。3、下請業者の確保が困難など複数の理由があることが分かりました。また、今回の設計費など約1億3,000万円の無駄との指摘については、今後の見直し計画において基本設計と実施設計を一緒に行うことで、今回行った設計資料を活用可能な部分は活用する。その旨の説明がありました。 以上、さきの一般質問において、設計については適正に行っていることや、今後の見直しにおいて重要なこととして児童の安全の確保が挙げられるが、これについては仮設校舎の建設で対応していくこととありますので、今回の高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会の設置に反対いたします。 ◆18番(金城敏議員) 皆さんこんばんは。高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、賛同する立場で討論を行います。 私は、この新校舎入札に関しては、今年の6月と今回の定例会でも質問いたしました。入札に際して、発注側も受注側も適正な価格で行わなければならないという法律が、品確法という法律があります。これに合致しているか当局に聞きましたところ、合致しているということでありました。しかしながら、発注側と受注者側の差は1回目4億円、2回目3億円と大きな差があります。1回目はまだ理解できます。といいますのも、1回目は昨年の10月から今年の4月までが資材の調査期間でありますので、その間に資材高騰というのは想像できますし、理解もできます。しかし2回目は、1回目の5月26日の入札から1か月半後の7月13日であり、まず、当然その資材高騰という部分を加味して発注しなければなりませんが、この1か月半という期間というのは調査したりしますと、恐らく決定まで2週間もないと思います。その間に3億円もの資材が高騰したのか、これ常識では考えられないことであります。議会運営委員会でも述べましたが、30億円、40億円の工事ではありません。僅か11億円の工事で3億円もの差があるということも考えられないことであります。私は、総務委員会において、1回目、2回目の設計見積額の情報開示が必要ですということで求めたところ、今後に支障を来すということで断られました。我々は何を根拠に調べていいのかこれでは分かりません。1億3,000万円もの損失があるにもかかわらず、資材高騰というだけを理由に言われても市民に説明がつきません。 今回の不調に至った糧を生かす意味においても、原因を明らかにして今後に生かすべきだと思っております。議員の皆様の賛同をお願いいたします。 ◆19番(金城幸盛議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、反対の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、この提出者への質疑の中で、総務委員会の延長線上である旨のお話がございました。私は常任委員会である総務委員会で、私も総務委員でございます。議論は尽くされてきているものだというふうに理解をしております。提案者の中には本質疑までされている方が見受けられます。その上で、その上でですよ、この総務委員会の延長線上であると言うのであれば、総務委員会で十分と考えるわけでございます。常任委員会である総務委員会を否定し、そして新たに調査特別委員会を設置するということは、我々議員としていかがなものかと考えざるを得ません。議員自らがこの糸満市議会の常任委員会である総務委員会を否定するような、そのような行為であると私は思います。常任委員会である、この総務委員会の存在を議会が否定することはあってはならない。議員としてあってはならない。このことは明確にお伝えしたいと思います。 そのほうで延長線と言われている調査特別委員会設置というのは、もし賛成するのであれば、総務常任委員会を否定するものであると言わざるを得ない。このことを申し述べて私の反対討論といたします。 ◆10番(新垣勇太議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、賛成の立場で討論をいたしたいと思います。 今、幸盛議員から総務委員会の軽視ではないかというようなニュアンスの討論がありましたが、総務委員会を軽視しているわけではないということを御理解していただきたいと思います。 まず初めに、1億3,000万円余りの予算が執行されて、それがある意味もう無駄になっているような状況であります。それを再発防止をしないといけないということで、特別委員会の設置をしてですね、今後の糸満市に関わる、先ほども申したとおり入札の見直しをするべきだと私は思っております。 そこで今、これだけ議論があって賛成者、反対者の意見を聞いていますと、反対者の方は何かこの特別委員会をすることによって悪いことがばれてしまうんじゃないかなと、そういうようなニュアンスにしか捉えられません。糸満市として正しいことは正しい、悪いことは悪いと。そういったことをしっかりと明確にしていくことが大事ではないかなと思います。 今言ったように物価高騰が問題だと教育委員会は一点張りで言っていますが、豊崎中学校の建設66億円の建設費を豊見城市は可決しているんです。それを見た感じで、なぜ糸満市はその10何億円という予算がですね、その予算を執行できなかったのかというのは、物価高騰、資材高騰だけが問題ではないと私は思っております。 先ほど述べたとおり人員の配置、技術職の配置がまだおろそかな部分があると私は思っていて、様々な入札に関してこれは今後も課題として課せられることではないかなと思います。それを幾ら私たちが議会で言っても職員が配置されない現状がありますから、しっかりとした特別委員会で物価高騰をしかり、職員配置もできてなかった。そういったこともしっかり調べていくことが今重要ではないかなというふうに思います。ましてや10何億円でこの校舎を造ってくれと、もし、糸満市側が設計側に要望していたら大変な問題であります。今起こってる現状として、それが今現状に近づいているような気がしてなりません。 しかし、それを追及することではなくて、今後の糸満市に関わる公共工事の入札の不調を防ぐためにもこの特別委員会の設置は私は必要だと思いますので、議員の皆様も市民の代表であります。この特別委員会を設置しなかったということで市民からいろいろ言われないように、御賛同を頂いて、私の討論とさせていただきます。 ◆1番(大城むつみ議員) こんばんは。議員提出議案第16号、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置について、反対の立場で討論いたします。 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会の設置に反対です。高嶺小学校施設整備の計画案は平成30年に開催された高嶺小学校移転先検討委員会で、用地拡張を行わず現在の敷地内で整備しようとする考えが示され、屋上にプール、1階はピロティー、構造を鉄骨造にするなど、教育委員会としても設計に相当苦労したものと思います。平成の時代に造ったプールが2つもあるのに、校舎の屋上にさらにもう一つ造らないといけなくなったのは、その最たる例であります。最初から敷地内を拡張すべきだったと議員からの指摘もあるように、既存の学校用地の中に収める前市長の方針に沿った対応がこの混乱の根本だと考えます。 今回の補正予算においても、学校用地の拡張も視野に入れた配置計画の再検討は、修正案も提案されず全会一致で承認されており、なぜそれを今さら特別委員会を設置しようというのが理解できません。確かに入札不調による手戻りや時間的なロスはあります。ただ、長い目で見れば、子供たちにとって理想的な学校を造るチャンスだと考えます。誰の責任かなどと後ろ向きにならず、すばらしい学校整備を行ってもらいたいと強く願うものであります。 また、既に一般質問に対し、当局はしっかりと答弁をしており、原因は明らかであり、今回の提案の必要はないものと考えます。 以上のことから、高嶺小学校移転改築事業の入札不調に関する原因究明を目的とする調査特別委員会の設置について反対です。議員各位の御賛同をお願いいたします。 ◆21番(徳元敏之議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、賛成の立場で討論いたします。 高嶺小学校の移転改築事業については、新聞報道で設計費の1億円以上の無駄、開校の4年遅れとの報道があり、市民から大きな怒りの声があります。入札の不調でこれまでの計画を無駄にするとは前代未聞のことだと思います。許せないことだと思います。期待していた小中一貫校が4年も延びるとはけしからんことだと思います。教育委員会は、強く責任を感じて進めていくべきです。 今議会で、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議については、議員各位の賛同をお願いをいたします。以上で私の討論を終わります。 ◆6番(伊敷郁子議員) 市民の皆様こんばんは。高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、反対の立場で討論をいたします。 私も総務委員の1人です。私はこの総務委員会の中でこの高嶺小学校の問題については十分な審議がなされたと思っています。理解の仕方は人それぞれ違うので何とも言えませんけれども、委員の中には2回も正式質疑を行っておりますし、十分にこれは審議されたと認識できるのではないでしょうか。はっきりした答弁がなかったというのはその人の本当に見解の相違でありまして、私たちはちゃんと理解できているのに、なぜ理解できないのかということが逆に私は理解ができません。それに他市町村のことをどうのこうのというのは、同じ学校施設かもしれませんが、全然違うものであるのでこれは比べることもできないことだと思います。 また、何ていうんですか、これをさせないことは何か悪いことを隠してるようなことをおっしゃっている。これは本当に私たち議員を侮辱していると思います。これについては絶対訂正をしていただきたいと思います。そもそもですね、既存の学校用地の中に収めさせようとした前市政の方針がもともと無理があったのではないかと私は思っています。まだ使えるプールが2つもあるのに、さらに校舎の屋上にもう一つ造るということは本当に適切であったのかなとちょっと思うところがあります。 また私たちは、教育委員会から不調に至った原因につきましても教育委員会からちゃんと答弁を受けましたし、そもそもですね、糸満市で起こったこと、どんなことでも、どんな小さなことでも責任は市長ですよ。それにもう一つ、私たちにも責任はありますよ。高嶺小学校関係経費については工事費を落とし、基本計画を再計上する補正予算は全会一致で賛成したんです。責任といえば議会にも責任はあるのかなと私は思っています。 ですが、これをきっかけにですね、本当に子供たちが安心して通える学校、議員によっては敷地面積はもっと広げたほうがいいんじゃないかという案もありましたけれども、子供たちにとって最適な学校が造れればよいのかなと思っています。 以上、この議案に反対し、議員の皆様の賛同を求めて終わります。 ◆16番(大田守議員) 皆さんこんばんは。今回ですね、議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、賛成の立場より討論いたします。 この議案は、私たち総務委員会のほうでしっかりともんでほしいということで渡されております。私たち議員は、議員が持てる力をしっかりと果たしてやってきたと思っております。ただし、答弁するしないは当局のほうです。また今回の9月定例会でもこの件に関して一言も質疑しない委員もおりました。一番の大きな問題は、再質疑、正式質疑の中で今回のこの状況に至った原因、これを調査するのかしないのか。これだけは明確に教育長が答えております。やりません。調査しません。正式質疑をしてこれ以上教育委員会が調査をしない。これははっきり申し上げているんですよ。 そういった中では、あとは議会全体として特別委員会を立ち上げてやる以外、その原因をしっかりとつかむことはできない。この9月定例会の議場の中で唐突にこの件に関して教育長が謝りました。謝罪をしました。しかし原因も、そして責任もどこにあるのか分かんない。そういった中で謝るということは、これは謝罪になっているでしょうか。その根本をしっかりとやっていかないと。幾ら再度見直しても高嶺小中学校の今の入札問題、これはなかなか解決できないと思っております。資材高騰だけであれば金額を上げればいいんですよ。本当に教育をやるのであれば、補助金で足りなければ一般財源、もしくは起債を起こしてもやるのが、それをするのが教育委員会です。 そして反対討論の中に、前の市長が決めていたから、それをそのままやってるからこの結果になっているという討論もございました。それは基本計画、設計までです。この金額と実施設計を誰がやって、この実施設計を基に入札をやったのはどなたでしょうか。そういったものも分からずに本当にやっているんでしょうか。今おっしゃったように、じゃあ教育委員会はなぜ給食センターに限ってはすぐ計画変更をしたのでしょうか。私は、あれができるのになぜこれできなかったのか。そこが不思議でたまりません。だからこそ反対のための反対という討論も先ほどございました。反対のための反対討論、これはやっちゃいけないと思っております。しっかりとした議論でもってやっていかないといけないと思っております。 また、これは給食センター、本当に設計ミスなのか。それとも入札業者の見積りミスなのか。また検査ミスなのか。この原因が分からない限りは前に進むことができません。こういった中ではしっかりとした原因をやっていく。そして、先ほど敏議員の討論の中にもございました。5月の段階で4億円の差。そして価格高騰を見据えてこれを少し造る部分を変えて、見直して1億5,000万円ぐらいはアップになっているはずだという答弁がございましたが、それでも3億円の差。しかし、率から行くと一番最初の4億円とそんなに差はないんですよね。12億円余りの4億円、11億円の3億円ですから、実質的には行って来いなんですよ。こういったこともしっかりと説明ができない。それが今の執行部の、そして教育委員会の姿なんです。私は、これでは糸満市の教育はどこに行くのか。これでは本当に危惧をいたしております。 さて、ここまで来て、そして総務委員会をないがしろにしているんじゃないかというお話もございました。現状の総務委員会は、教育委員の先生方を呼ぶべきだと、呼べばすぐ解明する議案に関しても多数決を取ります。本当に疑惑を解明したいという気持ちがあるのかどうか。それが今回のこの高嶺小中学校の件においても如実に現れております。だからこそ私たちは、調査をして何でもなければ何もない。それでいいんじゃないですか。調査して悪いものが出てくればそれを議会として正していく。ただし、今の状況であれば悪いものも、そして何でもないものも分からないままなんですよ。不明瞭のまま。本当に何か隠したいものがあって特別委員会を立ち上げを阻止しようとしているのか。私はそのように疑問が生じてまいります。 以上のことをしっかりと明確に打ち出すためにも、ぜひとも議員の皆様方の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 ◆5番(浦崎暁議員) 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、反対する立場から討論を行います。 この委員会設置というのは、1つの問題に対して議論する場を設けてほしいというふうなことですよね。ですからこの議案が出てきたわけです。実はこの議案、この問題が議論されてきたのは先ほど来いろいろ各議員が御指摘されているように、総務委員会が所管として議論されてきました。 この付託事件の中でですね、入札不調となった原因究明について、そして責任所在の究明について、入札不調となった設計書の取り扱いについてというふうな3項目が列記されております。この問題というか、これまで1か月余、今日が最終本会議なんですけれども、基本的な事柄について当然審議されてきたんじゃないかと私は先ほど質疑しました、提案者に対して。質疑されてきましたというようなお話でしたね。私非常に不思議だなと思うんですよ。総務委員会という常任委員会できちんと審議されていて、しかも、この3項目については審議されてきましたというんですね。総務委員会の方々もこの演壇で討論を行っていますが、つまり審議されていて、自分の質疑について答弁が納得できないものだというふうなことが大きな原因なんでしょうね。しかし、納得している議員については、きちんと審議をして、質疑もして答弁も得られたというふうな見解を持っています。私はですね、これ思うのはせっかくですよ、こういう重大な案件が総務委員会という公式な場で議論されてきて、しかも2回も正式質疑があるわけですよね。一般質問でもこの問題は議論されてきました。にもかかわらず納得いかないというのはですね、私この納得いかない議員の質問のやり方とか質疑のやり方について問題があるんじゃないかなと私は思っています。そういうふうになってくると、自分の期待していた答弁が得られなかった、永遠にですよ、自分が質問した、あるいは想定される答弁を得るために永久に議会を開かないといけないというふうなことになってきますよね。市民はそれを期待していませんよ。 もう一つ、私も確認しました。教育長は、こういう問題についてはですね、議会、あるいは議員から疑義があればきちんと説明しますかと。そうしますと。これからもしてきましたというようなことをおっしゃっています。議会というものは閉会中審査というのもあるんですよ。この問題というのは本当に疑義があるのであれば、きちんと閉会中審査をして、当局も呼んで該当する方もお呼びになって、御足労願って話を聞いていけばいいんじゃないですか。私は本当に残念だなと、先ほども総務委員会の委員が、本来ならば出たくなかったような、もう言わざるを得ないというふうな立場で訴えておりましたけれども、この賛成者の中にはですね、もう名前言いますよ、公式に出されているわけだから。平田健人議員ですね、大田守議員、金城敏議員、3名の議員というのはまさに総務委員会のメンバーじゃないでしょうか。議論を尽くされているんじゃないでしょうか。まだまだと言うんでしょう。つまりこのまだまだというものは、この間私も質疑、あるいは討論を聞いてきたんですが、納得いかないと言うんですよね。じゃあ納得いくためにどうすればいいんですかということ。納得いく答弁というのはどういうものなんですか。調査というのは実は総務委員会できちんと調査されているわけでしょう。だからそれはもう見解の相違というふうになってくるんですよ、そうなってくるとね。あのね、ここは言葉遊びをするところじゃないんですよ。ですからね、私は公式な場で、総務委員会の場でこれまできちんとした議論を経てきて本会議に上げられてきているわけです。 この中で私もちょっとびっくりしたんですが、この問題というのは、先ほど私もこれに関連して討論しましたけれども、コロナの問題とか、ウクライナの紛争、あるいは円安の物価高というふうな、あるいは経済状況、社会状況というものをきちんとね私たち捉えないと、考慮しないといけないということですよ。前市政が悪いとか今の市政がいいんだという話ではないですよ。市民からとってみればそんなの関係ないです。ただ事実として、この高嶺小中学校の起点となるのは前市政なんですよ。これは事実です。その事実が間違っていたと私は言いません。ただね、ここで私たちが考えないといけないのは、先ほどの大きく言って3つの社会状況、あるいは経済状況というのが、今、上原市政から當銘真栄市政に移る間に起こったということを、私たちは考慮しないといけないということですよね。そこでは物価高でもあるし、コロナというのは本当に私たちの生活に計り知れないような影響を及ぼしてきました。糸満市でも入札不調というのが過去にもあったというようなことをお聞きしましたよ。そういう中でですよ。私たちはいかに市民のニーズを実現していくのか。いかに地域の子供たち、よりよい環境、そしてきちんとした学校を造るというのは相当長い歴史存在していくわけでしょう。早ければいいという話では私はないと思います。この問題をきちんと教訓にして、きちんとした学校を造っていく。歴史に耐え得るような学校を造っていくという議論を、前向きの議論をここで活発にしてほしかったなと思っています。 悪いところがあるのに隠そうとするとか、そういう短絡的な私は議論ではないなということなんですよね。これ本当に私たち基本的な議会議員活動としてのやり方が問われてきますよ。本当に。だって質疑してきたんでしょう、総務委員会でも活発な議論をされてきたわけでしょう。それをだから、もう繰り返しますけど、本当にそこは議会の委員会で行われた議論というものをきちんと私たちは踏まえてね、そこは私たちは評価していって、議論が尽くされてないんだという話じゃなくて、これはもう委員会方式なんですから議会の仕組みとして。そういうことをきちんと踏まえないといけないと思っています。 もう一つは、この問題というものは終わったわけじゃないんですよね。つまり、市民に不利益を与えたとか、経済的損失を被ったとかというふうなことではないです、今のところ。なぜかというと、これは政策形成過程のプロセスなんですよ。私はそう解釈していますのでね。つまりね、この高嶺小中学校がこれによって造られることはもうなくなりましたよという時点で非常にこれは大問題だなと私は思っています。ただ、これは現在進行形なんですよね。あくまでも政策形成過程のプロセスなんですよ。まだゴールには達していません。ただ、ゴールというのは先ほど言ったように、コロナもあるでしょう、ウクライナ問題もありましたね、資材高騰もありますよ。そういうこれまで予想されていることがないような社会状況がある中で、行政というのも運用しているわけですよ。だからそこは私たちも考慮しないとね。行政は継続だと言いますけれども、ただね、私は思っていますよ、本当に今度のコロナのショックというのは、もう本当にこれまで人生生きた中でもこんなことないんじゃないかなと思うぐらいの、まさか3年近くもこんなマスクをするとは思いませんでした。そういう状況の中で政策を今実現しようとするというのはやはり想定外のことも起こり得るんですよ。だからこういうプロセスの中で政策を実現していくというふうなことを客観的事実として私たちは受け止めないといけないし、これはまだ終着点じゃなくて、ゴールにはまだ、ゴールというのはきちんとした学校を造るというのがゴールです。今プロセスの中にいます。そういうところをかいつまんで評価していくというのは、私はまだ適切ではないなと思っています。 本当に、私が一番最後に述べたいのは、政争の具にしていけないということですよ。例えば先ほど給食センターの問題とか、学校給食の問題とかがありました。これについても行政は継続という流れの中で今の當銘真栄市政が引き継いでいるものなんですね。だからあの問題についてもですよ、学校給食の問題について、先ほど答弁者が触れているので私も言いますよ。この学校給食センターの問題というのも、結局適地ではないというふうなことを専門家の人たちが明らかにしたわけでしょう。客観的な事実として。これ当然考慮しないといけないわけですよ。そういう問題もあるわけですよ。ですからそういう政策実現のプロセスの中でいろんな問題もあったりしますけれども、やはり究極的に言うとまだゴールには達してない、政策実現するための今のプロセスなんだと。南部病院だってそうですよ。だってね南部病院の跡地利用の問題もそうでしょう。私はそう思いますよ。なぜかというと、なぜああいうふうに南部病院の跡地だけドーナツみたいに残しておいて、何で前の市政がここを解決しなかったかというふうなことを私は思ってます。だから結局、今の市政で非常に厳しい状況、要するにやりにくいようななかなか大変なものが引き継がれているわけです。だからこれはやはり市民のためにやらざるを得ないんですよ。あのですね、本当に私はこの議会の議論というのは、先ほど前向きな議論に期待していますと。前向きな討論、あるいは意見を本当に議員は述べていただきたいと。これこそ私たちに課せられている責務です。政争の具にしてただ単に反対のための反対をする。足を引っ張る。それはね、私は非常に市民的には許されるものではないと思っています。 だから今度の件についても、当局については教育委員会もそうなんだけれども、今度のことをきちんと正面から受け止めて、教訓にしてよりよい学校を造っていくというのがやっぱり最終的な責任の取り方だと思います。入札不調になった原因究明について、責任所在の究明について、入札不調となった設計書の取り扱いについてということについては、もう以前から総務委員会でも議論されてきているし、答弁は得られてるというふうなことを私は思っていますので、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議については、反対を表明して、議員の各位の御賛同を心からお願い申し上げまして、私の討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時08分)                              (再開宣告午後6時08分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆7番(賀数郁美議員) こんばんは。議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議に賛成の立場で討論いたします。 現在の糸満市民の多くの方が注目をしている問題は、旧南部病院跡地利用問題と高嶺小中一貫校の入札不調問題であります。市から市民への説明はあったものの、参加人数も少なく、また説明内容に納得をしている市民はどれほどいるのでしょうか。大きな要因として、物価高騰が挙げられていますが、ほかの議員も指摘がありますが、他市町村でも大きな事業は問題なく入札されていることを見ますと、物価高騰だけが要因ではないと考えております。 明確な原因が分からないまま次の計画に向けて動き出そうとするのではなく、原因を解明してこそ二度と同じ失敗がないようにすることが、市民から税金を預かる行政の責務ではないでしょうか。私も市長を応援している議員の1人ですが、市民にとっていいものはいい。駄目なものは駄目と指摘できることがよりよい糸満市の発展につながると考えております。 そして私の思いは、本来であれば、議員提案の調査特別委員会の設置ではなく、市長が率先して問題を解決する行動を取っていれば、市民、そして議員への信頼はより増していたのではないかと考えています。市長の政治スタンスでもあります市民派の市長として、しっかり市民の声に耳を傾け、この問題と向き合っていただきたいと願いまして、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議に賛成の立場で討論いたしました。以上です。 ◆8番(金城一文議員) 議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、反対の立場で討論を行います。 まず、本定例会に議案第62号 令和4年度糸満市一般会計補正予算(第4号)が計上され、その中に高嶺小中一貫校の事業計画見直しに伴う当初予算額の全額補正減並びに基本計画策定業務委託料の追加補正が含まれております。この予算については、修正案が示されることなく、9月13日に全会一致で議決されました。議場にいる全議員が適当と判断した予算が2週間後には調査特別委員会の設置が必要との提案です。提案者並びに賛同者の方々は2週間前の我々の判断を否定し、その審査の経緯や議決の結果と反する提案をなぜ行うのか理解が及びません。議案第62号 令和4年度糸満市一般会計補正予算(第4号)を全会一致で採決した重みを踏まえ、高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に反対いたします。2週間前の御自分を否定しないよう、全議員の反対をお願いいたします。 最後に総務委員長としてお話をさせていただきたいと思いますが、令和3年度の決算審査であるにもかかわらず、本年度の入札不調について本質疑まで行ってまいりました。それは総務委員の皆様の質疑をしたいという思いを尊重したからであります。また、教育委員をお招きしなかったとの点に指摘がありましたが、教育委員の先生方を総務委員会にお招きした前例が確認できなかったこと。そして教育委員の先生方に政治的な圧力をかけられたと取られかねないことなどを考慮した結果であることも付け加えたいと思います。議員の皆様の反対への御理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時14分)                              (再開宣告午後6時16分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時17分)                              (再開宣告午後6時17分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 これより採決を行います。 △議員提出議案第16号 高嶺小学校移転改築事業の入札不調解明のための調査特別委員会設置に関する決議について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立少数であります。 よって本案は、否決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 県産品奨励月間に伴う「地元産品奨励及び地元企業優先使用」の要請について(依頼)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時18分)                              (再開宣告午後6時19分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 経済建設委員会委員長報告をいたます。県産品奨励月間に伴う「地元産品奨励及び地元企業優先使用」の要請について(依頼)の委員長報告を行います。 本件は、糸満市商工会から提出されたものであります。 内容としましては、コロナウイルス感染拡大の影響に加え、ウクライナ情勢や円安進行などの影響もあり、原油・原材料の価格高騰が浮き彫りとなっており、経済は予断を許さない状況が続いている。この危機的状況を少しでも回避するため、糸満市で使用する物品等については地元産品を優先使用し、公共工事には地元企業を優先すると同時に、市職員並びに市議会にも地元産品優先使用の意識の高揚を図ること、市内企業への優先発注及び市特産品の優先使用基本方針(仮称)の策定に取り組むことを求めるものであります。 本委員会では、9月14日に陳情願者を参考人として意見を伺いました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時20分)                              (再開宣告午後6時21分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △県産品奨励月間に伴う「地元産品奨励及び地元企業優先使用」の要請について(依頼)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 県産品奨励月間に伴う「地元企業優先活用」(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 本件は、糸満工業団地協同組合から提出されたものであります。 内容としましては、原油原材料の価格高騰により……。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後6時23分)                              (再開宣告午後6時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 県産品奨励月間に伴う「地元企業優先活用」(要請)についての委員長報告を行います。 本件は、糸満工業団地協同組合から提出されたものであります。 内容としましては、原油・原材料の価格高騰により危機的状況下にある地元企業の活性化につながるよう公共事業の地元企業優先活用、学校給食の食材における水産加工食品、その他食品についても団地内企業、製造業製品の優先活用、また印刷物に関しても団地内企業に優先発注するなど、安定した発注に努めるよう求めるものであります。 本委員会では、9月14日に陳情願者を参考人として意見を伺いました。陳情願者より、団地には各種業者がいるためぜひ活用してほしい。コロナで厳しいところもあるので、補填というよりは活用していただきたい。どういったものであれば市の発注を受けられるか、相談も合わせてお願いしたいという要望がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △県産品奨励月間に伴う「地元企業優先活用」(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 県産品の優先使用について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 県産品の優先使用について(要請)についての委員長報告を行います。 本件は、公益社団法人沖縄県工業連合会、沖縄県JIS協会、沖縄県酒造組合、沖縄県商工会連合会、沖縄県商工会議所連合会から連名で提出されたものであります。 内容としましては、県経済は、長引くコロナ禍、資源やエネルギーの高騰などにより、経済や暮らしを回復軌道に乗せるには時間を要することが見込まれるが、県経済の回復を図るには、県民自ら県産品の愛用や地元企業・店舗等を利用する取組が必要であることから、今まで以上の県内企業への優先発注や県産品の優先使用について特段の配慮を求めるものであります。 本委員会では、9月14日に陳情願者を参考人として意見を伺いました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。
    △県産品の優先使用について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する陳情を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたが、同委員会では本件を採択し、議員提出議案第14号「「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書」を提出してありますので、本案を含めて委員長の報告並びに説明を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する陳情の委員長報告を行います。 本件は、全駐留軍労働組合沖縄地区本部から提出されたものであります。 内容としましては、2023年5月16日に有効期限を迎える駐留軍関係離職者等臨時措置法について、在日米軍再編に伴う雇用問題が懸念される中、駐留軍等労働者の離職者対策はこれまで以上に同法による対策が不可欠な状況であるため、同法の有効期限延長に関して関係省庁に対して意見書を提出するよう求めるものであります。 △本委員会では、9月22日に陳情願者を参考人として意見を伺いました。陳情願者により、駐留軍等労働者における唯一の離職対策法であり、過去には本法により起業し成功している事例もある。直接雇用でない労働者も対象となるケースもあるため、多くの労働者が対象となる可能性があるとの説明がありました。  審査の結果、本件を全会一致で採択し、議員提出議案第14号 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書を関係機関へ送付すべきものと決しております。 それでは意見書を読み上げて、本案の提案理由の説明といたします。 「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により厚生労働大臣、防衛大臣に対して、別紙のとおり意見書を提出する。   「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する意見書 貴職におかれましては、平素から駐留軍関係の雇用・離職者対策に特段の御尽力を賜り、深く感謝申し上げます。 さて、「駐留軍関係離職者等臨時措置法」は、2023年5月16日で有効期限を迎えます。 御承知のとおり、駐留軍雇用は米国の軍事政策や国際情勢等に影響を受ける特殊な職場環境下にあり、本質的には不安定な状況に置かれています。 日米両政府は本県に関し「在沖海兵隊のグアム移転及び嘉手納以南の基地返還と北部基地への統合」などを含む在日米軍再編に関する合意をしており、「沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画」も発表されています。 海兵隊施設には4,857人(令和4年3月)、嘉手納以南の対象施設には3,622人(令和4年3月)の日本人従業員が勤務しており、状況いかんによっては駐留軍等労働者としての雇用継続が困難となる事態も懸念され、これまで以上に「駐留軍関係離職者等臨時措置法」に基づく雇用対策が不可欠であります。 昨今の全国的な雇用情勢は、新型コロナウイルスの影響もあり完全失業率2%台後半で高止まりし、県内の失業率は全国よりも高い水準で推移しています。 また、駐留軍等労働者は中途採用者が多いことから平均年齢も48.24歳と高い状況にあります。こうした状況の中、万が一、大規模な人員整理等が発生すれば、駐留軍関係離職者の再就職・自活の道は容易ではなく、地域的な雇用情勢はパニック状態に陥ることは必定であります。 よって、貴職におかれましては、駐留軍労働への御理解と駐留軍関係離職者等臨時措置法の必要性を御賢察の上、同法の再延長実現に御尽力を賜りますようお願い申し上げます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年9月28日                                糸 満 市 議 会 ○議長(金城寛) 委員長報告及び本案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する質疑を終了いたします。 委員長報告及び本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告及び本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △「駐留軍関係離職者等臨時措置法」の有効期限延長に関する陳情、本件についてはこれを採択し、議員提出議案第14号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件についてはこれを採択し、議員提出議案第14号については、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 「議員派遣の件」を議題といたします。 本件については、市議会議員・事務局職員研修会出席のため、議員派遣承認要求書が提出されております。 お諮りいたします。 本件については、お手元に配布してあります議員派遣承認要求書のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件については、議員派遣承認要求書のとおり決しました。 お諮りいたします。 ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に一任することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 「沖縄を再びいくさば(戦場)にさせないための陳情」、「園児・小学生・中学生・今を生きる子供時代のマスク着用についての陳情書」、「パートナーシップ・ファミリーシップ制度に関する陳情書」、「選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書の提出を要望する陳情書」、「沖縄本島南部土砂採取計画の撤回を国に要請することを求める陳情」、以上5件を一括して議題といたします。 5件については、総務委員長及び経済建設委員長から閉会中継続審査申出書が提出されております。 お諮りいたします。 5件については、総務委員長及び経済建設委員長からの申出のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって5件については、そのように決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) お諮りいたします。 今期定例会において議決されました議案、意見書等について、その条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上をもちまして令和4年第6回糸満市議会定例会を閉会いたします。                              (閉会宣告午後6時41分) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。        糸 満 市 議 会            議   長  金 城   寛            14   番  山 城   渉            15   番  西 平 賀 雄...